6/21に甲府市のWOODSHEDにて「よっちゃばれっ kintone 無尽 Vol.4」が開催され、参加してきました。

この場所で開催するのはVol.2以来です。
実は、今回のVol.4はもっと早く、4/26に開催する予定でした。

ところが、その日はkintone Café 山梨 Vol.2の前日でした。
前日ということもあって、少々意気込みが削がれたのでしょう。人数も思うように集まらず、延期の決断を下しました。

満を持して仕切り直した今回、9名の山梨のkintoneプレイヤーが集まりました。
今回の「よっちゃばれっ kintone 無尽 Vol.4」は、大きく2つの内容からなっていました。
kintone SIGNPOSTの読み合わせと、kintone導入にあたっての課題がSIGNPOSTのどの章かを考えるセッションです。

1つは、kintone SIGNPOSTの読み合わせです。STEP 4の4項目を皆で読み合わせ、意見を交換しました。

私にとって貴重なのは、kintone SIGNPOSTを読み合わせる会が、この「よっちゃばれっ kintone 無尽」だけということです。
kintone SIGNPOSTはkintoneを用いた業務改善のフレームワークです。ただし、kintoneだけでなく、むしろ、kintone以外の業務改善にも役立ちます。
kintone SIGNPOSTサイト

ということは、kintone SIGNPOSTとは座右の書として毎日読んでもよいくらいです。般若心経を読むように。
ですが、なかなか日常の忙しさにかまけて読めていません。今回も皆さんとSTEP 4を読み合わせましたが、私自身の記憶から薄れていました。こんなことでは、残されているカイゼンマネジメントエキスパート試験に受かりません。反省しました。

ただし、kintone SIGNPOSTを読みさえすれば、業務改善ができるわけはありません。それぞれの会社が抱える案件によってkintone SIGNPOSTの活用の仕方は違います。あくまでkintone SIGNPOSTはフレームワークであり、kintone SIGNPOSTをべ―スに、アレンジしていくべきです。
今回も9名の皆さんで導入の方法や考えの違いがあり、kintone SIGNPOSTの解釈もさまざまでした。とても興味深かったです。

私自身、4-33「現場代表」は案件の提案の際にも実践しておらず、忸怩たる思いを感じました。
kintone SIGNPOSTサイト4-33「現場代表」
4-33「現場代表」で言っているのは、導入の説明会にあたり、開発社側やお客様側のプロジェクトマネージャーや推進役が説明するのではなく、現場のオペレーションの代表者にその説明をしてもらうアプローチです。

実践しないと書きましたが、導入の説明会では、私が説明するか、もしくはお客様側のプロジェクトリーダーに行ってもらうことが多かったです。
案件に日々追われているとどうしても癖が発生してしまいます。お客様の現場のオペレーションの責任者に説明してもらう可能性を抜かしてしまうというか。違うやり方が抜け落ちてしまうのです。
もちろん、既存のやり方でもうまくはまる場合もあるでしょう。ですが、はまらない場合もあります。その際、違うやり方として現場のオペレーションの責任者にお願いするやり方を思いつかないと、導入に苦労する可能性があります。

もう一つは、kintone Café 山梨 Vol.2でどりぃさんがセッションで予定していたものの、時間切れでできなかったお題を行いました。
そのお題とは「ある部署はkintone導入が進んだ。それを全社に広めるために何を取り組むべきか。それが示されたkintone SIGNPOSTの項目はどれか」です。
kintone Café 山梨でできなかった分、9名で考えました。

この2つをやってみて、私がカイゼンマネジメントエキスパートに3回も落ちた理由が分かった気がします。要は、きちんとkintone SIGNPOSTを読み込めていないということです。
今年の頭のカイゼンマネジメントエキスパート試験は北海道出張で受けませんでした。次回はきちんと勉強しようと思いました。


最後に皆さんで集合写真を。


そして近くの居酒屋「ぽんぽこ」で懇親会をしつつ、よっちゃばれっの続きを。
楽しくて去りがたく、私は甲府に急遽泊まることにしたほどです。

次もまたよっちゃばれっ kintone 無尽は行われることでしょう。
ちいクラ(地域クラウド交流会)も無事に成功するならば、山梨でのkintone 界隈のプレーヤーも増えるかもしれません。
kintone Caféではない新たなコミュニティの育成にむけ、やれることはしたいと考えます。

まずはご参加の皆さん、ありがとうございました。


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