3/11にkintone Café 帯広に登壇してきました。
告知サイト

昨年九月のCLS道東の参加をきっかけに開催へ向けて動き出した成果の日。私は当初、kintone Café 帯広のためだけに北海道に行く予定でした。

が、今回は登壇だけでなく、他にも仕事の成果を加えたいと考え、いろいろな工夫と調整を凝らしました。

結果、今回の旅では登壇だけでなく、多様な成果を得ることができました。その意味でもエポックとなる登壇だったと思います。

私が地方でイベントに登壇するのは、昨年の6月のkintone Café 高知 & SORACOM UG SHIKOKU以来。
登壇をきっかけに夜の懇親会を通して地域の方々とご縁を結び、私の登壇実績や認知度を増やす。それだけでももちろん成果としては十分です。

が、私はさらに上を目指したいと思いました。訪問地で先に案件の引き合いを得ておき、案件のヒアリングや商談ができるのが望ましい。さらに具体的な案件の話のご縁が頂ければなおありがたい。今回の旅では、それらの点でも成果が挙げられました。それどころか、帯広に行く前に、新千歳空港に立ち寄り、札幌にいる弊社メンバーと千歳市内で対面フォローまで果たせました。

本稿では、イベントそのものについてお伝えしたいと思います。

ツイートまとめ

当初、kintone Café 帯広はSORACOM UGの皆さんと共催の方向でした。が、紆余曲折をへて、帯広に在住のkintone エバンジェリスト今野さんに企画を委ねました。

ところご開催の数日前に、今野さんがインフルエンザにかかってしまうと言うアクシデントが起こりました。そこで急遽、MOVEDの松永さんに司会と進行を担っていただきました。
そうしたこともありつつ、kintone Café 帯広はつつがなく終わり、帯広や十勝の中でも新たなご縁が結べました。

まずはご参加の皆様や登壇者の皆様に御礼を申し上げたいと思います。


まずは松永さんによる「kintone Caféとは!」でスタート。


続いて、サイボウズのかんちゃんによる「サイボウズ社内のkintoneの日常〜もうすぐ春編🌸〜」
この時期、kintoneで社内のシステムを運営していらっしゃる方は、組織変更や人事異動や新学期の準備に忙しいはず。
サイボウズさんもそれは同じ。と言うことで、かんちゃんのお話しされた内容は、とても参考になりました。

実は今度の4/1にkintone Café 神奈川を開催するのですが、そのテーマが決まったのが帯広滞在中。
神奈川のスタッフである藤村さんからの提案が、この時のかんちゃんの登壇内容に結びつき、即決で「新学期」に決まりました。4月1日も楽しみにしておいてください。

続いては、私の登壇「kintoneエコシステムで人生を好転させた人、を連れてきた」です。
スライド

このネタは、今野さんと事前に打ち合わせをする中で、話してほしいとご依頼いただいたものです。

私がなぜ十年以上、kintoneに肩入れしているのか。それを全てこの内容に盛り込んだつもりです。

今回のkintone Café 帯広には、kintone Café 自体に初参加の方が10名弱いらっしゃいました。そもそもkintone自体もあまり知らない方もいらっしゃいました。
そうした方々にとって、私の話した内容が少しでも刺さってもらえたのなら本望です。

続いては、SEED PLUSの前嶋さんと大崎農園の大崎さんによる「雪の多い帯広と雪のない埼玉でIoTデバイスを開発してみた」です。

前島さんも昨年の9月以降、私によってkintoneの世界に巻き込まれた人です。帯広が属する十勝は、道東の中でも特に農業が盛んなわが国有数の農業大国です。

これからの農業にIoTの出番は頻繁に求められるはず。そこから得たデータは、kintoneで簡単に見える化することで、より一層の価値が高まります。
そうしたシステム構築を実践してらっしゃる前嶋さんの登壇内容は実践的でした。
私も今後もさまざまな農業案件の実践に励みたいと思いました。


続いての大崎さんは、農家の立場から独力でプログラムを学び、本まで出したすごい方。
私も負けてられないと刺激を受けました。いつかは農園にも伺える日が来ることを願っています。


続いてはMOVEDの松永さんによる「インボイス制度開始まであと半年だよ」です。

弊社はすでに適格請求書発行事業者の登録番号も取得しています。お客様にも順次番号の通知を行いはじめています。

ただ、弊社はそれに加えて、お客様のシステム実装の中でインボイス制度の対応も進める立場です。
その意味でも、松永さんの登壇内容は、とてもタイムリーでした。私も弊社も準備をさらに進めないと。


>続いては、山忠ホールディングスの生田目さんによる「kintone x 基幹システム 業務改善大妄想」です。
生田目さんは昨年11月のCybozu Days 2022でも弊社ブースに来てくださいました。その時、弊社のブーステーマが農業とIoTとkintoneに設定したこともあって。
そこで伺いきれなかった生田目さんの取り組みやこれからの課題など、とても興味深くお伺いしました。

生田目さんの話した内容は、決して妄想ではありません。今のわが国の農業関係者が真摯に考えていかなければならない課題です。

弊社もぜひこうした取り組みの力になりたいと思いました。


トリを務めてくださるのは、斎藤栄システムデザイン工房の匠こと斎藤さん。「kintoneでも“データ設計”マジ大事!~後で困らないようにするために~」このタイトルで話していただいた内容は、kintoneに関わるシステム管理者はもちろんですが、ユーザー様にとっても大切なことでした。

ここがうまく考慮できていないために、kintoneによるシステム構築に挫折し、kintoneが使えないとか、kintoneから別のシステムに乗り換えるとかのお客様の事例を時折耳にします。
とても残念なことです。

kintoneにこれから挑戦しようとする方には、ぜひ聴いてもらいたいセッションでした。

夜の懇親会でも、帯広や十勝の方同士で意気投合する姿や、新たなご縁ができるの目の当たりにし、やって良かったなと思った次第です。




後日談ですが、私の帯広滞在の最終日、kintone Café 帯広にご参加が叶わなかった今野さんとお会いすることができました。
今回会場としてお借りした相互電業の社長さまともお話が出来、また次のkintone Café 帯広の開催に向けての話も進められました。
今野さん、今回はいろいろとありがとうございました!

次回、帯広で開催する際は、私も参加できるように時間をやりくりしたいです。
また、皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。

今回ご参加の皆様や、登壇された皆様、誠にありがとうございました


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