今年から、毎月ごとに個人と法人を分けてまとめを書きます。

総括すると、2019年3月は法人化設立後だけでなく、個人事業主時代も含めても最高の売り上げをあげることができました。3月は同時に弊社の第四期の締めを飾る月。第四期も売上額は過去最高です。一方で、四月からの継続的な大きな案件がすでに受注できており、その準備にも手を割かねばならず、3月の中旬は稼働が高く、体力的にかなり苦しい日々でした。達成度6割。達成感6割。満足感7割というのが自己採点です。技術者を雇用する話も結果的にはうまく進みませんでした。千載一遇のチャンスを逃してしまったことに少々気落ちしています。私自身の進め方もまずかったと反省しています。案件が世に満ちる一方で、営業よりも案件をこなす技術者が圧倒的に足りないのが弊社の今です。来月、再度雇用に向けてチャレンジしたいと思います。弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

公私の「公」

●弊社の業績

§ 総括 3月度の売上は、今までで最高の売り上げを出すことができました。同時に3月度は第四期である今期の締めでもあります。今期も売上高としては個人事業主の頃から含めて最高の売り上げを出しました。 といっても、ともにそのことは分かっていました。1月から作業していた案件の検収が今月だったからです。1,2月にこの案件に費やす作業量が他の案件の負担になり、それが1,2月の売上減につながっていました。3月の中旬以降はこの案件の売り上げをたてるため、作業に没頭する日々が続きました。朝まで仕事をすることも珍しくないほどに。ただ、売上額だけを取り上げて一喜一憂しても仕方ないと思っています。来期に向け、私の瞬間的な負担を減らす努力をしないと。

§ 業務パートナー 今年に入ってから、パートナー企業との協業はあまり行っていません。ところが実は協業の申し出も来ています。業界が技術者不足という昨今の事情もあり、あいまいな業務提携ではなく具体的な話に進みそうな感じです。弊社としてどう動くべきか、慎重に考えたいと思います。

それに応じて弊社から発注するパートナーさんも増やさねばなりません。3月は一名の方に実際の作業をお願いしていました。それに加え、複数名の方にお会いしました。実際に協業できるレベルにある方、まだスキルが追いついていないと思われる方。リモートワークは、過去の失敗から慎重になっています。なので信頼できる関係を作るべく、目黒のAWS Loft Tokyoで何度か顔を合わせました。雇用の状況も考えながら検討を進めたいと思います。

§ 開発案件 kintoneがシステムのプラットホームとして認知されつつあります。また、弊社がkintoneの専業を目指していることも認知されつつあります。今月は作業のかなりをkintoneに費やしました。先月、代表がkintoneエバンジェリストの任期を更新しました。

今年は1月からkintoneの案件の引き合いが好調です。プラグイン開発のご依頼も増えています。一方で、技術者目線にとらわれることなく、ユーザー目線を維持するためにも、ノンコーディングでkintoneを使いこなす工夫が必要だと考えています。3月1日にkintone Café 広島 Vol.12で登壇した際も、その手ごたえを感じました。kintoneの魅力は疑いのないところですが、開発に携わっているとできるところもまだあります。エバンジェリスト有志から運営元であるサイボウズ社に機能を追加する要望をあげる、というタスクがあり、私も十項目ほど挙げさせてもらいました。

また、開発案件を絞った一方で、AWS BatchやECS、ECRなどDockerに関する技術、ロードバランサー、Route53、SSL化も学ぶ必要がありました。IBM社のクラウドについても知見を得ました。クラウドがこれからの技術者に不可欠であることは間違いありません。これらへの学びは引き続き進めたいと思います。

§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。三月の売上を一定額達成できたことで、売り上げの目途はたっているとはいえ、家計との混合がまだ残っています。これをはやく脱却しないと。一番の悩みがこれです。代表自身の確定申告は今月済ませましたので、あとは税理士の先生と弊社の決算も進めたいと思います。

§ 社内体制 こちらはまだ道半ばです。自社で動けるリソースを増やすのは当然。今月は代表が作業に手を取られてしまい、あらためてその重要性を思い知らされました。経営者は作業に没頭してはならないという戒めが常に代表の中で鳴り響いていました。経営計画上では来期、一人雇える状態にあります。ただ、雇う人は慎重に見極めないと。それも私の中に考えるべき悩みとして常にあります。技術者でありたいとする心に鞭打って、経営のことを考える癖をつけなければならない。それに向けてどうすべきか。経営への考察(業務計画、SWOT分析、経営計画、就業規則、財務計画など)を深めなければ。来月の末には新たな拠点も増える予定ですし。

§ 人脈の構築 今月もさまざまな場所で新たなご縁ができました。下の対外活動にも記載していますが、それらの場所では貴いつながりができました。引き続きよろしくお願い致します。

§  対外活動 1日に広島県の福山でkintone Café 広島 Vol.12@福山が開催されました。私はそこで自治会でkintoneが使えないか、というタイトルで話をしました。先月、kintoneエバンジェリストとしての今年度の更新を行ったことで、kintone Caféの多摩地区の開催に向け、作業を進めています。あと、kintone Café 神奈川についても開催の調整を始めています。また、今月はDevRelCon Tokyo 2019で英語だけの一日に没入し、強烈な刺激を受けました。その印象はブログにアップし、一定の賛同をいただきました。その結果はEBISU Tech Nightで登壇した際に語らせて頂きました。先月、関西大学東京経済人クラブへの入会が認められたこともあり、セミナーに出席したのも今月です。そこからまた、次なる話につながるかもしれません。今月も週一のペースでさまざまな集まりに参加し、ご縁をつないだり深めたりさせていただきました。皆様、ありがとうございました。今月参加したイベントは以下の通りです。「kintone Café 広島 Vol.12@福山(3/1)」「関西大学東京経済人倶楽部 第四回カイザーオープンセミナー(3/7)」「フォルケ・ホイ・スコーレキックオフ(3/7)」「DevRelCon Tokyo 2019(3/9)」「EBISU Tech Night Vol.7(3/22)」「お客様の秘密基地開設パーティー(3/26)」

§ 執筆活動 昨年の春まで連載していたCarry Meさんの運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」ですが、今月は3本アップしました。(「アクアビット航海記 vol.2〜起業のメリットを考える その1」 「アクアビット航海記 vol.3〜起業のメリットを考える その2」「アクアビット航海記 vol.4〜起業のメリットを考える その3」)。2年の空白期間を経た今、読み直してみて代表の人生観にブレがないことを確認しました。

今月書いた本のレビューは8本(「犯罪」「知の巨人 荻生徂徠伝」「東京オリンピック 文学者の見た世紀の祭典」「ポール・マッカートニー ビートルズ神話の光と影」「列島縦断 「幻の名城」を訪ねて」)。
今月書いたブログは5本( 「kintone Café 広島 vol.12 @福山に登壇しました」「東北地方太平洋沖地震(発生日編)」「東北地方太平洋沖地震(3/12-18編)」「東北地方太平洋沖地震(3/19-26編)」「DevRelConに参加して思った技術者のこれから」 )

§ 年表 

 ・3月お仕事

  猪原歯科(kintone Café 広島 Vol.12@福山)、FOREVER CAFE & OYSTER、町田図書館で作業、みなとみらいにて商談×2、野毛で商談×2、関西大学東京センター、選書する書店フォルケ、コワーキングスペース八王子8Beatで作業、サイボウズ社(DevRelCon Tokyo 2019)、和泉多摩川で商談×3、神泉で商談と作業、Mass×Massで商談、日本橋で商談、AWS Loft Tokyoにて作業×3、EBISU Tech Night、台東区の秘密基地にてパーティー、技術者さんと飲み(経堂)、パートナー企業で打ち合わせと作業

 ・3月ツイート

https://togetter.com/li/1333361


One thought on “2019年3月のまとめ(法人)

  1. Pingback: 2019年のまとめ(法人) | Case Of Akvabit

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