公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括 コロナウイルスの第七波が日本を覆っています。日本が世界で最も感染者を出しているという話も聞きます。私はなるべく外ではマスクを外すようにしていますが、人々もコロナを恐れずに共存の道を歩みつつあるようです。

ウクライナへ侵攻したロシアは相変わらず攻撃を続けて、わが国も円安が海外との競争力を弱めています。安倍首相の銃撃事件に端を発した国葬の是非や統一教会問題は人々の格好の論争のタネになっています。

そんな中、おかげさまで仕事は順調です。今月は作業や打ち合わせの合間を縫って、2,3日ほど飛び飛びではありますが夏休みを取りました。

まだ土日に仕事をせねば案件が回らない状況です。まだ、私が求める理想まで遠いです。が、少しずつ前に進んでいると信じます。
早く行けるうちに行きたい場所に行っておかないと、そろそろ体力と気力、知力にわずかずつですが衰えが生じてしまいます。実際、衰え始めています。この先の短い余生の間にできることが限られてしまいます。

私は仕事以外にもやりたいことをたくさん持っています。自分に残された時間の中で、それらがどれぐらいできるのだろうと考える日々です。
一昨年の九月に読んだ「DEATH」には、死を受け入れるためのヒントが書かれていました。私自身にとって切実な生と死は何か。

人生は有限であり、残された時間はわずかです。無数の生がそれぞれの運命のもと、懸命に毎日を生きようとしています。私も仕事に一日の大半の時間をとられています。
私の人生もいつどこで突然の幕引きを迎えるかもしれません。今、生きていることのありがたみを公私ともに忘れぬようにしながら充実した日々を送ろうと思います。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちの事をフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

今月は家族とは二回お出かけしました。妻とは二回、妻と長女とは九回、妻と次女とはゼロ回、長女とは一回、次女とは一回。

§  月表

・八月お出かけ

薬師池公園 蓮園、薬師池公園 梅園、グランベリーパーク郵便局THE CITY BAKERY NEW YORK GRILLSizzler、味噌ノ頂、桐生市役所、織姫神社、桐生市観光情報センター「シルクル桐生」、西桐生駅、光明寺、桐生が丘公園、桐生西宮神社、桐生が岡公園水族館、桐生が岡動物園、みどり市役所 大間々庁舎、日本一醤油 岡直三郎商店、道の駅 くろほね・やまびこ、水沼駅、水沼駅温泉センター、名もなき滝、小中大滝、けさかけ橋、道の駅 富弘美術館、足尾駅、間藤駅、足尾銅山観光、古河橋、銅親水公園、立松和平顕彰碑、足尾砂防堰堤、間藤水力発電所跡、通洞駅、水沼駅温泉センター、水沼駅、はやぶさ食堂、ミライ 南インド料理諏訪湖SA (下り)道の駅 美ヶ原高原美ヶ原高原展望テラス カフェくものうえ、美しの塔、美ヶ原高原、王ヶ頭、王ヶ頭ホテル、道の駅 美ヶ原高原おおぎやラーメン 丸子店道の駅 美ヶ原高原鬼太郎茶屋深大寺元祖 嶋田家東伏見稲荷神社大國魂神社モナムール清風堂 本店ヤオコー、JINS、ランチパックショップ、QBハウス、グランサイファーキッチン、大和市文化創造拠点シリウス、吉み乃製麺所 大和店、ヤマダ電機 テックランドNew八王子別所店スシロー御殿場プレミアム・アウトレットさわやか、Tully’s Coffee、ITADAKI TERRACE、麺屋ま石、木の花の湯ファミリーマート 御殿場東山店ボン・マルシェMonmouth Tea、蒙古タンメン中本、ぎょうざの満州アリオ橋本角上魚類、薬師池公園 蓮園、民権の森、猪方小川塚古墳、餃子の王将、発酵ビストロsake-ya kitami、とりバックス沖縄宝島モニカ&アドリアーノABC-MART 町田店モニカ&アドリアーノBOOKOFF SUPER BAZAAR 町田中央通り (本・ソフト館)Dog Salon Mint、六郷、相模原市立博物館、当麻山公園、時宗 当麻山 無量光寺、一遍上人像、上磯部の土塁、三段の滝展望公園、新三段の滝橋、磯部頭首工公園、磯部堰、能徳寺、能徳寺、下磯部御嶽神社

・八月ツイート
https://togetter.com/li/1938012

§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かけたのは、今月は二回です。

次女の職場が夏休みだったため、家族で出かけることができました。
次女の希望は「都心以外でのんびりできるところ」「アウトレットモールに行きたい」でした。そこで、御殿場プレミアムアウトレットまで行ってきました(8/18)。家族が買い物を楽しんでいる間、私はタリーズで仕事に勤しんでいました。
ITADAKI TERRACEというフードコートで食事をとった後、私はそこで作業の続きを。富士山がよく映えており、ワーケーションの気分で仕事ができました。

夜は日帰り温泉の「木の花の湯」に浸かってきました。2時間ほどのんびり。


その翌日は、夜家族で築地の「ボン・マルシェ」で夕食を(8/19)。妻のいとこの薄さんが差配しているこのお店で美味しい料理と会話を楽しみました。

さらに、妻と長女と買い物に行った日の夜、次女から今から家に行っていいかと連絡があり、家族そろって家で夕食を楽しみました(8/21)。角上魚類でたくさん魚を買ってきたばかりだったので、家族で揃っての食事が美味しかった。

実はもう一日、一緒に花火を見に行く予定もありました。が、私が町田でテストを受けており、それが伸びたので叶いませんでした(8/20)。


§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で二回出かけました。

妻が東伏見稲荷に行きたいと希望し、西東京市の東伏見稲荷まで詣でてきました(8/12)。京都の伏見稲荷は有名ですが、それを東京に勧請したのが東伏見稲荷です。
行く途中、深大寺の横を通ったので急遽そばの気分になり、境内に参拝した後、おいしいおそばを嶋田家で頂きました。
東伏見稲荷に詣でた後は、帰り道だったので府中の大國魂神社へ。近くのYAOKOでいろいろと食材を買い込み、さらに神社脇にあるモナムールでケーキを買って帰りました。

あとは別の日に長女と三人で過ごしている日に、うちのワンちゃんたちをペットのトリミングショップさんに(8/27)。二人で行きました。


§  妻と長女とのお出かけ 妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は九回ありました。

まずは、南町田グランベリーパークへ。食事だけ一緒にTHE CITY BAKERYで摂り、二人が買い物を楽しんでいる間、私はタリーズでずっと仕事していました(8/3)。
弊社の暑気払い飲み会を府中のSizzlerで開いた際は、妻と長女の二人が参加し、場を盛り上げてくれました(8/5)。長女も普段話さない人と会話し、少しずつ初めて会った人と会話するコツをつかんでいる様子。メンバーのお子さんに絵をかいてあげたり、まんざらでもなかった様子です。

また、別の日にはカレーが食べたいと妻が言い出したので、三人でミライさんへ(8/8)。こちら、南インドのなかなか珍しい料理を出してくれるお店で、と手も美味しかったです。


この夏は、三人で訪れた長野の美ヶ原高原を抜きにして語れません(8/11)。美ヶ原高原美術館からの見事な眺望には感動しました。また、牛伏山の斜面に点在する無数の彫刻は見事でした。美術が私たちの感性を引き込む力。それを私に認識させてくれました。上田市の丸子まで降り、食べた「おおぎやラーメン」もとてもおいしく、再び山に登って夜空を楽しもうと思ったのですが、夏とは思えないほどの寒さと風と次々に吹き寄せる雲との戦いでした。雲の流れが速く、この日のスーパームーンを見るために雲間から除く月を待ち望んだ経験も思い出です。

合間には美ヶ原の最高峰である王ケ頭に野乃花と二人で登ってきました。往復5キロほどでしたが。これも私の夏のかけがえのない思い出です。

また、長女が行きたい場所に行こうと、秋葉原のGrand cypher Cafeに行ってきました(8/14)。ここはオンラインゲームのGrand Blue Fantasyの世界を再現したCaféです。私もゲームをやっていないので知らないのですが、長女がネット番組をよく見ているので盛り上がっている事は知っています。

私の日常にはない経験で、印象に残っています。秋葉原にいる間は私は散髪にいったり、メガネを調整しに行ったりして、秋葉原のサブカル系のお店には行っていません。が、秋葉原にも人が戻ってきていることは実感しました。

別の日には電子レンジを買ったのですが、その下取りを出すために荷物持ちとしてついていきました(8/17)。シュレッダーも併せて下取りにだしました。ぐりーんうぉーく多摩のヤマダ電機に行ったのですが、帰りはスシローで三人でお寿司を。

また別の日には、ぎょうざが食べたい。ぎょうざの萬州に行きたいという妻の希望を叶えるため、橋本にあるお店に行ってきました(8/21)。アリオ橋本では買い物を。私はいつもの通りフードコートで作業していましたが。
ただ、私が一つだけ希望したこと。それは角上魚類に行ってみたいということでした。橋本には角上魚類の店舗があり、ぎょうざの満州やショッピングモールが合わせて行けることも調べました。訪れた角上魚類は確かに種類が豊富なことがよかったです。たくさんお魚を買って帰ったら、その後に次女が連絡を入れてきたので、家族で魚介尽くしを楽しめました。

また、これまた妻の希望で美味しい焼き鳥が食べたいということで、夜、函南まで行ってきました(8/26)。かつてよく訪れていた函南の南箱根ダイヤランドにあった別荘は、10年ほど前に手放しました。山の家に行っていたころ、町中にある「鳥バックス」をよく利用していました。わざわざ2時間半ほどかけて向かったお店(行きは私は助手席で仕事の連絡をしていました)は、相変わらず美味しかったです。
その帰りには私の運転で箱根峠経由で帰ったのですが、見事な星空を堪能しました。美ヶ原ではわずかしか見えなかった夏の星々が星空に散らばっており、これだけでも行った甲斐がありました。

その翌日は三人で町田の街中へ。買い物がメインの目的でした。モニカ&アドリアーノというお店に初めて行き、なかなかのボリュームの料理やサラダに満足しました。沖縄宝島でも色々と買って帰った一日でした(8/27)。


§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女の三人で出かける機会はありませんでした。

次女は過酷な仕事を頑張っています。今月は夏休みの合間に家に帰ってきてくれました。それだけで十分です。


§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。

長女とは今月は良く会話を交わしました。妻と三人で町田に出かけた日、二人でブックオフに入って色々と眺めました(8/27)。
イラストレーターの仕事で将来食っていけるのかなど、試行錯誤の日々だと思います。本人もいろいろと外に出て世間と触れるようにし始めており、今の試行錯誤がきっと実ると信じています。

次女とは、家族で築地のボン・マルシェで美味しい食事を楽しんだ後、帰りに千駄ヶ谷駅近くにあるmonmouth Teaに行きました。次女がお気に入りのミルクティーのお店だそうですが、確かに美味しかった。

次女はとにかく、理不尽で過酷な毎日を過ごしています。怒られ、怒鳴られ。
ですが、今のうちに怒られなれておくと、後の人生がグッと楽になります。
なんとか耐え忍び、人生を生き抜く強さと耐性を備えてほしい。親からはそれだけです。

コロナウイルス。ウクライナ。元首相の銃撃。宗教の問題。成人年齢の引き下げ。娘たちは変化の時代に生まれついてしまいました。
気の毒とは思いますが、そこで何をするかで人生は変わってきます。そもそも安定など、幻想でしかありません。
不満だらけの日々だと思いますが、そこから歯を食いしばって生きていってほしいと思います。

●私自身の八月(交友関係)

§  関西の交流関係 先月末は関西に帰って高校時代の同級生たちと同窓会をしていたはずでした。が、コロナでなくなりました。

今月は結局帰っていません。
が、来月の早々に帰る予定です。

高校時代の同級生からボランティアの件でいろいろと相談を受けていたので、ご縁はいろいろとあった月でした。


§  今月の交流 今月は、コロナの流行が再復活したこともあって、リアルでの交流は控えめでした。夏休みもありましたし。

飲み会は一度切り。
弊社のメンバーやパートナー企業さん、メンバーの家族や私の家族も併せて10人で府中のSizzlerにて懇親会を行いました(8/5)。とにかく楽しい飲み会でした。


●私自身の八月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、主に2020年に読んだ4冊分となりました。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、このところ、書く時間があまり取れていません。読んでから原稿をアップするまでの時間も一年十カ月以上になろうとしています。今は本当に物を書く時間がとれていません。
はやく遅れを取り戻したいと危機感を持っています。質を落とさずにこの期間を縮めたい。それが去年に引き続いての課題です。書く行為への熱意は衰えていませんので、引き続き続けたいです。このところプライベートの時間が仕事によって犠牲になっています。レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は私の中のワークライフバランスのバロメーターです。

以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」を弊社サイトにアップし直す作業ですが、今月は1本アップしました。
(「アクアビット航海記 vol.46〜航海記 その30」)
私の人生でももっとも苦しみ、もっとも鉄火場の力を発揮したのが家の売却交渉。その交渉が始まる前年を描いています。

今月、書いた本のレビューは4本(
住友銀行秘史
選別主義を超えて―「個の時代」への組織革命
全一冊 小説 立花宗茂
図解・首都高速の科学

今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは1本(
kintoneアソシエイト試験合格ロードマップ
) 。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、先月から毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

7月28日 7月28日 現実と仮想の情報のあり方
7月29日 7月29日 データ入力のあり方が変わる
8月1日  8月1日 弊社の理念は世の平和のために
8月2日  8月2日 組織・団体の恐いところとは何か
8月3日  8月3日 環境変動に危機感を持たないと
8月4日  8月4日 kintoneのデザイン更改に備え
8月5日  8月5日 組織の指標を資格に託す試み
8月8日  8月8日 DevRelの活動をお勧めします
8月9日  8月9日 過去の教訓から学べる事は多い
8月10日 8月10日 汚された地球もまだ救える筈
8月12日 8月12日 技術への盲信は自戒したい
8月15日 8月15日 二度目の復興はきっとできる!
8月16日 8月16日 ユーザー体験と顧客の満足度
8月17日 8月17日 オンラインイベントを肯定
8月18日 8月18日 kintoneも適材適所に提案
8月19日 8月19日 常識への批判心を常に持つ
8月22日 8月22日 読解力と文章力こそが助け
8月23日 8月23日 リーダーシップは常に進行形で
8月24日 8月24日 正確な指示と伝え方の奥深さ
8月25日 8月25日 デモ行進の熱意の使い道とは
8月26日 8月26日 自主の学びを放棄するなかれ
8月29日 8月29日 担う役割は変転・進化する

§  今月の読書 今月は6冊の本を読みました。内訳は、歴史本一冊、純文学二冊、音楽論一冊、伝記一冊。ビジネス書一冊。

今月はあまり移動をしておらず、読める本が減ってしまいました。運転する機会も多かったし。

私が昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、一昨年の11月に一緒に飲んだ方がそうした伝や知識を持っている方であり、必ず本を出版するとの思いは増すばかりです。

今月はブックオフに行く機会があったので、10冊以上本を購入してしまいました。あとはいつ読むのか、という問題があるのみです。

あと、家族で立ち寄った御殿場の木の花の湯に浸かった後、休憩スペースに大量の本が置いてありました。
そこで読んだ「チ。」は地動説を迫害に負けず信じた人々の物語であり、読みふけってしまいました。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞は0本です。

今年は大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を全て見ようと決意しています。今のところ第三十三回まで全て見ることができています。何とか録画を駆使しながら。面白いですし、俳優さんの演技が素晴らしいです。
映画も観に行きたいものがいくつかあるのですが、なかなか行く暇が取れません。


§  今月の舞台 舞台については、今月は0本です。

§  今月の音楽 今月も生演奏を聴く機会がありませんでした。
今月はPaul McCartneyの全アルバムを聞き終え、Diana Rossの全てのアルバムを聴き直しています。シュープリームスからソロへ。アルバムを聴く中でいくつもの名盤を知り、名曲を再発見しました。
今月はオリビア・ニュートン=ジョンの死去のニュースも飛び込んできました(8/8)。コロナになってから70’sの洋楽を聞いており、オリビア・ニュートン=ジョンもいづれ聞き直そうと思っていました。次は彼女の作品を聴き直すつもりです。その魅力を再確認するために。

今月は少し違う側面の音楽もよく聞いていました。
例えばKhaki、Polyphia、Chon、fox capture plan、といったプログレッシブ・ジャズロックバンドの曲です。マスロックともいいますが。

§  今月の美術 今月は妻と長女と訪れた美ヶ原高原美術館で多数の彫刻に触れました(8/11)。

素晴らしい作品が牛伏山の斜面に多数置かれ、それが周囲の山々の見事な眺望の背景に溶け込む様は、とても印象に残りました。彫刻の具象の持つ力。ビジネスに追われ、普段動くことのなかった私の心のある部分をざわつかせ、かき回してくれる作品がいくつもありました。これこそが美術の力です。ここはまた来たい場所ですね。



§  今月のスポーツ 今月は美ヶ原の最高峰である王ケ頭への登頂が思い出に残ります。妻と長女の三人で訪れた美ヶ原高原の見事な彫刻や眺望に癒された後、私と野乃花だけ片道2.9キロの道を往復して訪れました。正直にいうと、和田峠濃の駅から山頂への路はほぼ平坦
であり、登ったはいえません。ですが、高原美術館で歩いて疲れた野乃花を何度も抱えあげ、迫りくる雲や日没に追い立てられながらの早歩きは、運動に含めても良いと思います。
美ヶ原は私にとって四カ所目(大菩薩嶺、至仏山、筑波山、美ヶ原)の日本百名山です。この夏の印象に残る場所の一つです。

この夏は大リーグの大谷選手がベーブ・ルース以来104年ぶりの二桁勝利・二桁本塁打を達成し、二刀流としての一つの達成をみました(8/10)。
他にもヤクルトの村上選手の本塁打ペースや、一時はどうなるかと思った阪神タイガースの躍進など、プロスポーツも見逃せない夏でした。

そういえば夏といえば甲子園。私の故郷では熱戦が繰り広げられています。この夏は会話の中で二回も甲子園の高校野球に触れられました。
一つは弊社の飲み会を府中のSizzlerで開いた際。弊社メンバーの旦那さんが参加してくださいったのですが、この方が高校野球好き。東日本の方なのに兵庫の強豪校も知っておられたので、私の母校はどこでしょう?ヒント:準優勝し、甲子園球場に阪神パークの象を連れて行った、と出しました。
別の日にはTwiiterでしもまゆさんにメンションされ、なかえりさんをご紹介いただきました。私の実家となかえりさんの実家がどうも近いそうで、甲子園の話題で盛り上がりました。


§  今月の滝 今月は二つの滝を見ることが出来ました。「名もなき滝(8/7)」「小中大滝(8/7)」

二つとも群馬県のみどり市にあります。

小中大滝へ向かう道にあった名もなき滝はその後に控える滝の素晴らしさを予感させてくれました。
そして訪れた小中大滝。

まず、観瀑へのルートに架かっている「けさかけ橋」がとてもユニーク。「けさかけ橋」は吊り橋です。が、その両端の高低差が数十メートルあり、吊り橋自体が坂道になっているのです。


小中大滝は「けさかけ橋」から見ることもできますし、渡った先にも小さな観瀑台が設けられており、そこからも眺めることができます。
森の中にたたずむ滝の姿は秘境そのもの。滝つぼにも降りられず、少し遠めから拝む滝姿ですが、それでも樹々の合間に滔々と落ちる水音を前に、しばしたたずみました。


§  今月の駅鉄  趣味の駅訪問は五駅です。「西桐生駅(8/7)」「水沼駅(8/7)」「足尾駅(8/7)」「間藤駅(8/7)」「通洞駅(8/7)」


西桐生駅は十九年ほど前に友人と桐生を散策した際、少しだけ訪れた事があります。それ以来の訪問ですが、すっかり忘れてしまっていました。
関東の駅百選に選ばれた駅にふさわしく、かつての桐生の織都としての繁栄を思わせるような気品に満ちた駅でした。それでいて、建物の中は天井が高いためか人がいるのにガランとした印象を受けました。
一方、駅のホームものどかな感じで、猫が一匹横切って行ったのも印象に残ります。また、ここから上毛電鉄にのっていきたくなりました。

続いての水沼駅です。十九年前に来た際は、桐生駅から大間々駅までわたらせ渓谷鉄道に乗りました。
が、水沼駅はさらにその先にあります。
何と言ってもこの駅は、水沼駅温泉センターが隣接する駅です。温泉センターの大きな長さの建物が駅舎よりも目立っています。温泉センター以外はほぼフリーでは入れるような駅の入り口になっています。
広々とした駅の様子は、わたらせ渓谷鉄道の中心駅としての存在感を誇っているようです。この駅も関東の駅百選に選ばれています。


続いて訪れた足尾駅は、足尾銅山の中心地として間違えそうになりますが、実は隣の通洞駅が中心部の最寄り駅です。
この駅はまずかつての貨物ヤードが広く残っていて、しかもほぼそれが苔むした廃虚のように広がっている様が風情を出していました。
かつての国鉄時代の車両が安置され、貨車もいくつか。その様子は銅山でにぎわったかつての栄華を思わせてくれました。

間藤駅は、わたらせ渓谷鉄道の終点として知られています。かもしかが見られる駅という異名もあるらしいです。実は足尾銅山の雰囲気を一番感じたければ、この駅がよいはずです。駅前には古河財閥の関連会社が今も稼働しており、近代的な工場の合間にかつての最盛期には現役だったと思わせる煉瓦造りの工場が見えます。
この駅で折り返していく気動車が発射を待ってたたずむ様は、フォトジェニックでした。とんぼも列車を惜しんでいるかのような仕草をしたのが印象に残りました。

かつて、足尾銅山の精錬所が稼働している頃は、さらに貨物専用線がこの先に伸びていました。私はその駅にも訪れてみましたが、駅に立ち入ることはできませんでした。でも、わずかに覗き見た駅にはまだ線路がそのまま残っていて、稼働を停止した工場の廃虚の様子と共に私に強く刻まれました。


さて、最後に訪れたのは通洞駅です。足尾銅山資料館の最寄り駅であり、かつての街並みの中心にもっとも近かったのもこの通洞駅だったそうです。今は静かにたたずむ駅でしたが、駅舎の土台の石垣に足尾をたたえる歌の歌詞がレリーフとして埋め込まれていて、かつての中心駅の面影をしのばせてくれました。


§  今月の酒楽 今月はリアルの会合がほぼなく、あまりお酒は飲んでいません。


上にも書いた通り、府中のSizzlerにて弊社の懇親会を行いました(8/5)。そこで飲んだのはハイネケンのみです。


また、私がサテライトオフィスに行った日、帰りに喜多見駅の近くにある「発酵ビストロsake-ya kitami」でクラフトビールを二杯飲み干しました(8/25)。


もちろん、家には良くいましたし、妻や娘たちと出かける事が多かったので、あちこちで多少はのみました。


§  今月の旅行 今月は、泊まりの旅は一度もしていません。が、弾丸で日帰り旅を何度かしています。

・8/7
まずは日帰りで旅した桐生・みどり市です。
おそらく19年ぶりに訪問する桐生市。そして、その時は桐生駅⇔大間々駅だけしか乗らなかった「わたらせ渓谷鉄道」に車でとはいえ、全線を並走しました。
前回の訪問時には気づかなかった桐生市の魅力を知りました。まず、西桐生駅を訪れたのは上に書いた通りです。そこで前日に敗れてしまったとはいえ甲子園に出場した樹徳高校の寄せ書きが駅舎に飾ってあったのもご縁を感じました。
その後に訪れたのが桐生西宮神社です。この神社、実は関東で唯一のわが故郷の西宮神社の直系分社なのです。私は今まで知らずにいました。訪れて、そのことを知り感動しました。この日が私の母の誕生日だったこともあり。
桐生西宮神社に行く際、車を止める場所が見つからず、近くの光明寺に止めさせてもらいました。このお寺もなかなか良い感じのがけのふもとに広々と境内を擁していて、また訪れたいと思いました。
もう一つ、桐生西宮神社の傍にある桐生が岡動物園が素晴らしかった。なんと無料なのにいろんな動物がいるのです。ミニ水族館まで。私もわずかな時間しかいませんでしたが、しばし童心に帰ることができました。
桐生は西宮出身の私とご縁があるばかりでなく、街としても魅力的な様子です。かつての目抜き通りの本町通りや観光センターである「シルクル桐生」の方々も親切に観光情報を教えてくださり、とても気に入ってしまいました。
また、ワーケーションや、BCP対策として桐生を選ぶのも良いなと思いました。

桐生から次に向かった大間々でもご縁を感じる出来事が。実は町田にある岡直三郎商店の工場がこの地にあったのです。通りがかって思わず車を止め、お店に入ってしまいました。しかもしょうゆソフトを注文し、それが美味しかったのでショウユスコまで買ってしまうという。時間が合わず、工場見学は出来ませんでしたが、次回再訪したいと思いました。

さらにそこからわたらせ渓谷鉄道に沿って水沼駅、足尾駅、間藤駅、足尾本山駅跡、通洞駅へ。小中大滝やけさかけ橋も良かったです。


足尾銅山の坑道見学には間に合いませんでした。が、旧精錬所の煙突や古河財閥の富の源泉であっただろう工場の跡地、町中のあちこちに掲げられているかつての街並みの写真。今はずいぶんと復活した緑の山々。廃屋に寄り付いていた猫たちなど。

足尾砂防堰堤から見る山々を見ると、かつての荒涼とした景色は想像も出来ませんが、それは戦後になってから人々や自治体が懸命に努力した結果であることも知りました。

帰りに水沼駅の温泉センターでゆっくりとお湯につかった後は、駅前のハヤブサ食堂へ。ここのカツカレーの量が半端でなく、相当お腹いっぱいになりました。

そこから品川駅までドライブして、大阪から戻ってきた妻と長女を拾ったのですが、無事に時間に間に合いました。それほど車では近いことも知りました。

・8/11
妻と長女と三人で向かった美ヶ原高原は、妻が死ぬ前に行きたいという希望でした。
途中諏訪湖サービスエリアに立ち寄った以外は、ほぼ休まず。


到着した美ヶ原高原美術館は景色と彫刻がとても素晴らしかった。
そして私のたっての希望でその近くにある王ケ頭へは、車の中に妻と長女と凛を残し、野乃花と二人で行ってきました。往復5キロの道のりは野乃花にはつらかったのか、抱っこしながらの登頂でした。なだらかな高原ですが、牛が何頭も草を食んでおり、都会の喧騒が心底ばからしくなるほどの絶景でした。
ここの王ケ頭ホテルはまた来て泊まりたいです。
帰りは少し雲行きが怪しくなってきたので、速足で車に戻りました。闇が落ち始めたころに何とか帰り着きましたが、稲妻が落ちるのではないかとひやひやでした。

そこから上田の街まで一度降り、丸子のおおぎやラーメンを妻と長女が痛く気に入っていました。
この日はスーパームーンで、妻が美ヶ原からスーパームーンを撮りたいというので、もう一度美ヶ原までもどりました。が、残念ながら雲がすごく、なかなか撮れなかったのは残念です。夏とは思えないほどの風と寒さでした。
この時、駐車場には多数のキャンピングカーが止まっていましたが、かわうそを二匹もまとわせた方や見事なフクロウを連れた方を見かけました。そういえば、丸子と美ヶ原の往復の山道ではシカを二頭、たぬきを一匹見かけました。車の前を横切ったので私よりも妻や長女が驚いていました。
そこからビーナスラインをたどって諏訪に向かう途中でも一頭の鹿を見かけました。この辺りはとにかく自然の宝庫です。来られてよかった。

・8/12
東伏見神社と深大寺と大國魂神社を妻と参拝したことは上に書いたので割愛します。

・8/18
家族で向かった御殿場アウトレットですが、その帰りに寄った木の花の湯はとても良かった。

・8/26

焼き鳥が食べたいという理由だけで向かった函南の鳥バックスですが、帰りに熱函道路と熱海箱根峠線を通って帰りました。山の家があったころは熱函道路は良く通りましたが、色々と変わっていたのが印象的でした。
そして、やはり見事な星空です。素晴らしかった。

・8/28
ふらっと相模原市内を巡りました。市立博物館から無量光寺、そして磯部城跡などを。まだ訪れていなかった場所だったので良かったです。


§  今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。
今、心身が動くうちに仕事もプライベートも全力で。その考えには揺るぎがありません。

・公園は六カ所。「薬師池公園(8/2)(8/22)」「桐生が丘公園(8/7)」「銅親水公園(8/7)」「当麻山公園(8/28)」「三段の滝展望公園(8/28)」「磯部頭首工公園(8/28)」
・美術館は一カ所。「美ヶ原高原美術館(8/11)」
・駅は五駅。「西桐生駅(8/7)」「水沼駅(8/7)」「足尾駅(8/7)」「間藤駅(8/7)」「通洞駅(8/7)」
・滝は二カ所。「名もなき滝(8/7)」「小中大滝(8/7)」
・温泉は二カ所。「水沼駅温泉センター(8/7)」「木の花の湯(8/18)」
・山は一山。「美ヶ原 王ケ頭(8/11)」
・酒蔵はゼロカ所。
・神社は五カ所。「織姫神社(8/7)」「桐生西宮神社(8/7)」「東伏見稲荷神社(8/12)」「大國魂神社(8/12)」「下磯部御嶽神社(8/28)」
・寺は四カ所。「光明寺(8/7)」「深大寺(8/12)」「時宗 当麻山 無量光寺(8/28)」「能徳寺(8/28)」
・教会はゼロカ所。
・史跡は五カ所。「立松和平顕彰碑(8/7)」「間藤水力発電所跡(8/7)」「美しの塔(8/11)」「一遍上人像(8/28)」「上磯部の土塁(8/28)」
・博物館は一カ所。「相模原市立博物館(8/28)」
・遺跡は一カ所。「猪方小川塚古墳(8/25)」
・城は一城。「磯部城跡(8/28)」
・灯台はゼロカ所。
・動物園は一か所。「桐生が岡動物園(8/7)」
・水族館は一か所。「桐生が岡公園水族館(8/7)」
・土木遺産はゼロか所。
・マンホールカードは三枚。「群馬県桐生市(8/7)(8/7)」「群馬県みどり市(8/7)」「神奈川県相模原市(8/28)」
・ダムは一カ所。「足尾砂防堰堤(8/7)」
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。

私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月もある程度訪れることはできたとはいえ、高知ですらまだ百カ所以上は行きたい場所があります。
加齢によって日々、気力は減退していきます。月末の熱暑はお出かけの気力を奪います。そのまま、あきらめを自らの自然な感情と勘違いしたまま、かつての欲求を忘れ老いてゆく。これだけは防ぎたいと思っています。

人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選び、私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。ハイキングが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。


死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。


今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す
だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもっている場合ではないのです。
コロナに人生を台無しにされるぐらいなら、一人でも旅を敢行したいと思います。会話は控え、マスクに口と鼻を隠した黙旅を。
咋秋に遭難したように、命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もしないままなら命は枯れてしまいます。

家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。
人はいつか死ぬ。コロナウィルスの蔓延はそのことを教えてくれました。何をしても最後には死にます。一昨年の九月に読んだ「「死」とは何か」という本には死生観を持つことの大切さが書かれていました。昨年の九月にはそれに加えて沢庵和尚の生涯から権力にこびず、わが道を行く生き方を学びました。

一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。

それぞれの場所で俳句も読みました。今月は俳句を33句、川柳を1句。いずれもツイートまとめに載せています。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月もコロナと共存しつつ、自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。


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