11月8日と9日に幕張メッセでCybozu Days 2023が催されました。
弊社は今年、Cybozu Days 2023に4年連続4回目のブースを出展しました。

パンダスポンサー

今回の出展にあたって、弊社はまた新たな試みに挑みました。具体的には、パンダスポンサーとしての出展を行いました。

ここ数年、Cybozu Daysにスポンサーとしてブースを出展する際には「シマウマ」「パンダ」「マンドリル」という三つのプランから選択する必要があります。
これまでの三年間、弊社は出展料が最も安価なマンドリルスポンサーとして出展してきました。


今年は一つレベルを上げパンダスポンサーでエントリーしました。
さらに、スポンサーとしては弊社だけでなく株式会社ギボンズさんと共催しました。
株式会社ギボンズを経営する藤村さんとは、kintone Café 神奈川を一緒に運営しています。

藤村さんからは二月頃に共催の話をいただきました。
Slackチャネルも二月に開設し、四月頃から出展内容やテーマの打ち合わせを始めました。六月にはブースのテーマも大体決まり、七月の出展申し込みも無事に果たしました。これを受けて、7月からは本格的な出展準備に取り組みました。

今年は、Cybozu Days 2023のテーマが「マジカルDXツアー ーDXへの魔法を学ぶ2日間」だったので、
建設および農業をIoTにからめ、ブースのテーマを「マジカル建設・農業ツアー」に決めました。
前々回のCybozu Daysから、多くのブースの中でも異色を放っているとご評価いただいた弊社ブースに、今年もさらなる存在感をもたらすことと期待して。

また、今回のブースは出展物よりも「人」を表に出そうというコンセプトも決めていました。
kintoneエコシステムの特徴は「人」による個性やつながりにあります。私自身も、kintoneエコシステムにおいて「人」として頻繁に表に出る機会があります。
それを活かした展示にしよう、とのコンセンサスも定めていました。


ブースの場所も当日の成否を左右します。今年もブースの場所は意中の場所を確保できました。
毎年、弊社ブースはサイボウズさんのGaroon、Office、Mailwise、NPO展示などの近くです。小間位置選定会の時点から、この辺りを確保することを目標にしています。
それは代表がNPOに力を入れているということもありますが、やはりそれらのブースには人が集まります。自然と弊社ブースにも人が集まります。

出展準備と反省

上に書いた通り、突貫で出展に漕ぎ着けた昨年と違い、今年は早めに準備を進めていました。五月からは皆さんに集まってもらい、十月末までに11回の打ち合わせを行いました。
それにもかかわらず、当日までの道のりは紆余曲折に満ちていました。
理由としては、スタッフの皆さんの御身内の慶弔があったこと。弊社にも案件の引き合いが多数来て、その対応に追われてブース準備に時間が割けなかったこと。
ほかにもここには書きませんが、Cybozu Daysの翌々日に総括をしたところ、数多くの反省点が挙がりました。


出展物については、ギボンズさん側が建設系を、アクアビット側が農業系を、という二本立てでした。
建設系についてはギボンズさんが積極的に進めていたため、ほぼ当日まで問題なく進みました。
問題は農業系です。上に書いたような事情もあって、なかなか思うような進捗が出せませんでした。

とはいえ、私は農業系についてはギリギリでもなんとかできる目算をつけていました。
・事前にIoT系の展示が少ないという情報を得ていたこと
・昨年も手伝ってもらったSEEDPLUS社の前嶋さんが今年も出展物に関わってくださっていたこと
IoT展示に関しては、これを出展するだけで人々の注目を集めることは確信していました。
kintoneがますます世の中に広がる中、IoTとkintoneを組み合わせた事例は必ず求められるはずです。
「kintoneに入るデータを最初に打ちこむのはだれか?」
それにもかかわらず、kintoneとIoTの珍しい組み合わせにより、前年の展示物でも新規客を惹きつけることが可能だと確信していました。

実際の展示では、昨年や一昨年からは一新したIoTの各種デバイスとkintoneの連携を披露することができました。そのうちの一つは前々日の夜中まで連携を私と前嶋さんとで実装していました。
それにより、新たなお客様を引き寄せることができました。前嶋さん、ありがとうございました。


飾りつけに関して、弊社メンバーの水沢さんが素晴らしい動画コンテンツを制作し、かのってぃさんが料理の鉄人をテーマにした魅力的なコスチュームをデザインしました。それらは間違いなく会場の目を惹きました。
加えて、ブースのパネルは来場者に意外性を提供し、大きな注目を集めました。一切の出展内容を書かず、料理の鉄人をあしらったカラフルな衣装に身を包んだ四名の上半身の写真だけのパネル。そのパネルだけ弊社ブースに引き寄せられた方も実際にいらっしゃいました。
ギボンズさんからは昨年に続いてデジタルサイネージのコンテンツをご用意してくださいました。さらに、デジタルサイネージは通路沿いに設置され、会場で目立っていました。
本当にスタッフの皆さん、ありがとうございました。

準備段階では多くの反省点がありましたが、最終的にはブースの初期目標を達成できたと考えています。
まずはスタッフとしてかかわってくださったみなさん、本当にありがとうございました。


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