公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括
2月。
今月も仕事が忙しく、なかなか思うようにプライベートな時間が確保できていません。
その一方で、今月は釧路・米沢・仙台に仕事で訪問しました。その際、合間を縫って旅の気分を味わうことができました。

仕事をしながら、旅をするノウハウが少しずつ私の中に溜まりつつあります。
ですが、それで満足はしません。私にとって、行きたい場所とやりたい事は無限にあるのですから。

どのようにすれば、仕事とやりたいことを両立させ、豊かな人生を送れるのか。公私でより一層の努力が必要です。今の感じでは仕事に偏った人生になってしまう。
今月も先月に続いて本のレビューは一冊のみしか書けていません。アクアビット航海記は四ヶ月続けて書けていません。

何かをやると別の事ができなくなる。当たり前ですが、人に与えられた時間の少なさに身もだえします。残された時間を少しでも有意義にしなければ、あっという間に死ぬ時を迎えてしまうでしょう。
ただでさえ、国際関係のリスクや未知のパンデミックに襲われるかわからないのに、さらにいつやってくるか分からぬ天災のリスクが私たちの生活を脅かします。

生きていること、生かされていることのありがたみ。それを常に忘れぬようにしながら、充実した日々を送りたい。
皆さんと私の思いは同じです。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちの事をフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

今月は家族とは一回お出かけしました。妻とは一回、妻と長女とは三回、妻と次女とはゼロ回、長女と次女とはゼロ回。長女とは三回、次女とはゼロ回。


§  月表

・二月お出かけ

安全寺、鶴川郵便局、春日神社、新横浜駅バスターミナル、第1ターミナル 北ウイング、搭乗口34、たんちょう釧路空港 (KUH)、オリックスレンタカー 釧路空港店、釧路フィッシャーマンズワーフ MOO、大喜湯 春採店、大喜湯 昭和店、炉ばた 八、BUKU BUKU あわ家、from thirty、大喜湯 春採店、釧路フィッシャーマンズワーフ MOO、946banya、泉屋 本店、946banya、スグレイス、大喜湯 春採店、春採湖、めん処剛味屋、武佐駅、コーチャンフォー 釧路店、鮨処 なごやか亭 春採店、大喜湯 春採店、ハルトルチャランケチャシ跡、春採湖、久寿里橋、インデアン あさひ町店、くしろフィス、釧路駅前バスターミナル、たんちょう釧路空港バス停、たんちょう釧路空港 (KUH)、搭乗口A、東京国際空港 (羽田空港) (HND)、羽田空港第1・第2ターミナル駅 (KK17)、元祖油堂、CAF? de CRI?、大宮駅、米沢駅、上杉城史苑、べに花庵、東横イン米沢駅前、炭火焼 てんま、米沢駅、福島駅、東北新幹線 仙台駅、Starbucks、サイボウズ東北支社、中国料理 燕来香、秋保神社、秋保大滝、不動庵、ホテルきよ水 別館「せせらぎ」、やまびこの湯、三枡三蔵、仙台駅、らあめん花月嵐、壱角家、Starbucks、チャントーヤ ココナッツカリー、新宿武蔵野館、VIETNAMESE CYCLOミスタードーナツ、リカーズハセガワ、株式会社ジョイゾー、ラーメン 岡村屋、和泉多摩川河川敷、豊山派稲荷山光明院、生田明王公園、サンドラッグ 町田野津田店代々木PA、新宿御苑、沖田総司逝去の地、まいまい亭多摩境天然温泉 森乃彩スシローふれあい貸し会議室 登戸トーシン、ヒッコリーファーム、鎌倉パスタ、国鉄鶴見事故遭難者供養之塔、浅野駅、海芝浦駅、海芝公園、新芝浦駅、浅野駅、ビッグボーイ、Tokyo Whisky Library丸亀製麺ガスト、カフェ マウカメドウズ、ゼロワンカフェ

・二月ツイート
https://togetter.com/li/2090714

§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かけたのは、今月は一回です。

次女が体調を悪くしたという知らせを聞き、妻と長女が次女の家に向かうというので、私は運転手役でついていきました。

しばらく次女の家でのんびりと。
忙しい日々の中の休息でした(2/19)。


§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で一度でかけました。

表参道にあるTokyo Whisky Libraryで友人の小島さんご夫妻と私たち夫妻で飲みました(2/24)。このメンバーで飲むのは4、5年ぶりでしょうか。
妻は今月の半ばまで宝塚の代表で縛られていましたが、ようやくそれも終わり、多少は羽を伸ばせるようになりました。

下でも書きますが、この日はウイスキーをかなり飲みました。楽しかった。

§  妻と長女とのお出かけ 妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は三回ありました。

スナックジョイゾーに三人で参加しました(2/17)。この日はもう一人、弊社に四月から参画するメンバーも誘いました。妻と長女が私のコミュニティの場に来るのは初めて。弊社のこれからを担ってもらうにはコミュニティや社内の風を通りよくしなければなりません。

また、別の日には次女に家に向かう途中、代々木PAで休憩し、遅いご飯を。さらに次女の家に寄った後は、「多摩境天然温泉 森乃彩」へ(2/19)。帰りはスシローでお寿司をほおばりました。

別の日には家の近くにある丸亀製麺でうどんを(2/25)。


§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女との三人で出かける機会は一回もありませんでした。

次女は昨年末で就職したお店を辞め、今はアルバイトで飲食の仕事を続けています。
弊社へ参画することも検討したのですが、私の判断でやめました。まだ若い。さらにいろいろな経験を積んでほしいのですが、私の基準からするとスマホと家に閉じこもりすぎです。が、それは本人の気付きを待ちます。


§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。

長女は今年の春に弊社で正式に雇用する予定です。そのため、今のうちから仕事のことをいろいろと手伝ってもらっています。

その一環で築地にある社労士の先生の下へ二人で(2/16)。その帰りには銀座のヴァーチャルオフィスをご紹介いただいたので歩いて向かいました。
さらにその後は二人で日比谷ミッドタウンにある「VIETNAMESE CYCLO」でベトナム料理に舌鼓をうち、帰宅してからは最寄り駅そばにあるミスタードーナツで。

また、別の日には弊社の週次定例打合せをリアルでも復活させたことで、長女にも参加してもらいました(2/20)(2/27)。
コミュニケーションが苦手かと思いきや、スナック・ジョイゾーでもリアルの打ち合わせの場でも発言するなど、このところ急速に大人びてきていることに安心しています。

次女もお金を稼ぐために築地のボン・マルシェさんでアルバイトでキッチンやホールに立っているようです。
が、まだ昨年に無理をして体を壊した後遺症は残っているようで、親から見ても社会の厳しさを知り、学生時代の溌溂さを失ったように見えるのが気がかりです。
ユーモアや快活なコミュニケーションは失われていないので、いずれ本人の進む道を見つけてくれると信じていますが。

また、次女は私の判断でもう少し社会で仕事をしてもらうことが必要と思いました。本人もその意をも汲んでくれたのか、アルバイト先で一生懸命働いているようです。
彼氏が海外にいるので、その彼氏とのこれからを夢見ているようですが、どういう人生を選ぼうと、後悔はしないでほしいと願っているのですが。

昨年末をもって私の中では子育ては終わったと思っています。娘たちにはそれぞれを一人の大人として対し、手助けができるところは私から手を差し伸べていこうと思います。

●私自身の二月(交友関係)

§  関西の交流関係 今月は、関西に行く時間はありませんでした。それと、正月にも帰れなかったので、来月帰省をする予定で予定を調整しています。

今月は、ひとつ関西に関するトピックがありました。

私がスナックジョイゾーに妻と長女を連れて参加した事は上にも書きました(2/17)。
その場で、kintone界隈でもメジャープレイヤーとして知られる方が、実は同じ鳴尾高校出身だったことに驚きました。

今まで上京して23年以上たっている私。東京でも西宮出身だったり、甲子園に住んでいたと言う方には何回か会ったことがあります。が、同じ高校の出身者には初めて会えました。

しかもそれが同じkintoneプレイヤーだった事が、とても意外で嬉しかった。


§  今月の交流 今月は何といっても、釧路で参加したCLS道東です。全国からコミュニティーを主催する方、関わっている方が集まるコミュニティ・リーダーズ・サミット。
皆でコミュニティーを学び、楽しいお酒と会話を楽しみました。

私もコミュニティー主催者の端くれとして参加し、様々な学びを得ました。

釧路にいながらにして兵庫や東京や神奈川や高知の方と知り合える。まさに「コミュニティーは地域を超える」の良い例です。

本当は日程に余裕があれば、事前に道東でワーケーションを楽しみたかったのです。が、仕事の都合で私が釧路空港に降り立ったのは、CLS道東の前日の朝。

ところが、機内でジョイゾー社のMr.kintoneこと四宮さんをお見かけし。釧路空港で到着したら、ジョイゾー社の皆さんが。
そこで、釧路市内までの道中、そして、夜の前夜祭までの行程の大半を私はジョイゾー社の皆さんと一緒に行動させてもらいました。
宿やお風呂、夕日の鑑賞など。
一緒にお風呂につかることで、交流も進みます。月末の忙しなさが癒されました。

ジョイゾー社の皆さんからは、釧路を訪れた2週間ほど後にスナックジョイゾーにお招きいただきまし。私の妻や長女も連れて行きました。コミュニティーの力を感じてもらうためです。
どのような仕事のやり方が自分に向いているのか。どの手段で自分の長所を生かせば、世の中に還元できるのか。今も日々、試行錯誤しています。
コミュニティーへの尽力は、私の中でも大きな可能性となっています。そうした手応えが持てたのが今月の最大の喜びです。

釧路から戻って一日を挟み、向かった山形の米沢でもよい交流の機会を頂きました。お客様や弊社側のメンバーの皆さんと米沢牛を囲んだ会食はとても美味しく、実のある会話ができました。

翌日の早朝の新幹線で向かった仙台でも、サイボウズ東北支社にお邪魔した後、秋保神社や秋保大滝、そしてやまびこの湯にお連れいただきました。
夜は仙台の名物であるせり鍋や牛タンを。日本酒と料理、そして仙台の名所もめぐっておいしい一日となりました。
仙台でもお風呂にお連れ頂き、これからの話に花を咲かせました。これもまた交流の素晴らしさです。

そして、上にも書きましたが、Tokyo Whisky Libraryでの妻と友人ご夫婦との銘酒を呑んでの一夜。素晴らしい交流でした。
ご縁のあった皆さん、ありがとうございました。

●私自身の二月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、主に2020年に読んだ1冊分となりました。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、このところ、書く時間があまり取れていません。今月はかろうじて一冊だけレビューを書くことができたものの、私にとってこれは到底満足のいく冊数ではありません。読んでから原稿をアップするまでの時間も二年を超えてしまいました。
仕事でバタバタしている今、本当に物を書く時間がとれていません。このところプライベートの時間がほぼ仕事の時間になっています。
レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は、私にとってワークライフバランスのバロメーターです。ワークに傾いてしまっている今の状況を早く取り戻さねば、とかなりの危機感を持っています。

「アクアビット 航海記」の続きは今月もかけませんでした。もう四ヶ月間書く暇が取れていません。

今月、書いた本のレビューは1本(
森の宿

今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本(
ヒトラーのための虐殺会議

)。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは1本(
CLS道東 2023 (極寒編)に参加しました

) 。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

1月30日 1月30日 経営者がやるべき仕事とは
1月31日 1月31日 車輪の再発明だけは避ける
2月1日 2月1日 組織とマニュアルと個人と
2月2日 2月2日 やるべき事やるべきでない事
2月3日 2月3日 検索エンジンとAIが拮抗する
2月6日 2月6日 世代間分断をどう解決するか
2月7日 2月7日 CLS道東の現地の熱を味わう
2月8日 2月8日 暮らしの中から改善点を探す
2月9日 2月9日 地方がより進み始めている
2月10日 2月10日 肌感覚を信じ、仕事に邁進
2月13日 2月13日 経営者としての陥穽と責任
2月14日 2月14日 情報共有は信頼と信用から
2月15日 2月15日 苦難に遭った方にできる事
2月16日 2月16日 情報の取捨選択リテラシー
2月17日 2月17日 ヘルス・ケアもしなければ。
2月20日 2月20日 技術は交流して育っていく
2月21日 2月21日 若者も年配者も共に学ぼう
2月22日 2月22日 失敗を恐れず工夫を続ける
2月24日 2月24日 AIと無縁でいる事は可能?

§  今月の読書 今月は5.5冊の本を読みました。内訳は、ビジネス書一冊、技術啓蒙書一冊。純文学一冊。ミステリ一冊。エッセイ集一冊。宗教0.5冊。

今月も本を読む時間が取れず、無理やり本を読む機会を増やしたような月でした。本を読む間があれば連絡や調べ物をしている状態でした。

私が一昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、まったくそれが進んでいません。
仕事にかまけてしまっています。このことにもとても強い危機感を抱いています。このまま何も生み出さずに老いてしまうのでは、と。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞は1本です。

「ヒトラーのための虐殺会議」を見てきました。ホロコーストに拍車がかかった会議として悪名高いヴァンゼー会議。
議事録が残されているこの会議を映画として復活させています。
恐るべきホラーでした。感想は以下のリンク先に書いています。
ヒトラーのための虐殺会議

今年の大河ドラマ「どうする家康」も今のところ遅れずに見ることができています。


§  今月の舞台 舞台については、今月は見ていません。

今、いくつか見たい舞台があります。
が、なかなか行く余裕がなさそうです。



§  今月の音楽 コロナが始まってから’70’sから活躍したアーチストの全曲を聞く活動を続けています。今月はBruce Springsteenの全アルバムを順に聴いています。
デビュー二作目のアルバムは今回初めて聞きました。「Born in the USA」や「The River」といった有名なアルバムよりもよいとの印象を持ちました。


§  今月の美術 今月は美術に触れる機会はありませんでした。


§  今月のスポーツ 今月はスポーツについて特筆すべきことはありませんでした。

プロスポーツでは春の訪れを感じるキャンプやオープン戦やリーグ開幕の話題に盛り上がっています。
私もそろそろ身体を動かしたいとの欲が頭をもたげてきました。


§  今月の滝 秋保大滝は私にとって四十四カ所目となった日本の滝百選に選ばれた滝です。
寒い日に連れて行っていただきました。まさかの氷瀑初体験の期待すらできそうな日でしたが、豊かな水量を持つこちらの滝を凍らせるまでには至らず。

手がかじかむどころか、凍りつきそうな寒気の中。雪の積もる山道を越え、滝壺のすぐ近くまで行きました。凛と冷えた空気の中で見る滝は神聖ですらありました。

滝の上には不動尊が鎮座していて、ここで頂いた甘酒の味や、お店にいらっしゃった若いお姉さんの美しさも思い出します。そのあたりの新雪に飛び込んでいったM氏の雄姿も。


§  今月の駅鉄 今月は四駅を訪れました。「武佐駅(2/5)」「海芝浦駅(2/23)」「新芝浦駅(2/23)」「浅野駅(2/23)」

まずは、釧路に滞在している間、大喜湯春採店から歩いて街を歩き、訪れた武佐駅。
あたり一面、雪に埋もれた大地。そこに延びる一筋の鉄路は私のさらなる旅情を誘いました。
駅のホームから通過する快速を動画で撮ったら警笛を鳴らされました。一両編成がかっ飛ばしていく姿はいじらしい。しばらくして反対側から来た各停が駅にとまり、根室へと去っていく姿は応援したくなります。武佐駅はローカル線の風情を私に堪能させてくれました。仕事の合間に訪れた私に、釧路に来た旅の手ごたえを与えてくれました。

海芝浦駅は二度目の訪問です。前回来たのは10年以上前のはずです。
今回は春の訪れを感じさせる暖かい一日に訪問しました。仕事を抱えた私がワーケーションを充実させるため、浅野駅まで車でやって来て、二駅乗って訪れたのが海芝浦駅です。
前回訪れたときは、ホームの横に設えられた海芝公園でゆっくりせず、折り返す電車に乗って帰ったような記憶があります。
今回は、一本電車を見送り、2時間近くを海芝公園のベンチで運河や鶴見つばさ橋をみながら仕事をしていました。

この駅は関東の駅百選に選ばれています。その銘板も塩に錆びていて、それが最果ての駅の味として一役買っていました。
今回も駅の外には出られず。

さて、新芝浦駅です。海芝浦駅からの帰りに一駅だけ乗って降り立ちました。
この駅も二度目の訪問です。数年前に太田ふ頭のお客様の下に立ち寄った帰り、夕方に寄った記憶があります。
今回は、晴れ渡った空と駅に沿って流れる運河の水を愛でながらの駅鉄。隣の東芝の係員の方の目は気にならず、祝日ゆえの呑気さで駅をくまなく巡りました。

改札口付近の閑散とした様子と、木造の朽ちつつある壁の様子は、大阪の木津川駅のそれを思い出させました。
この駅も駅舎が味わい深く、東芝のゲートの立派さの落差が印象に残る駅です。

浅野駅も以前に立ち寄った事があります。多分、今回で三回目の訪問。
分岐駅ですが、閑散としているようで、案外人がいます。10人ほど。電車を待つ人もいれば、時間を潰している人も。ちょうどよいひなたぼっこの場所とでもいうかのように幼子をつれた父親がのんびりと座っている光景も。

海芝浦駅支線の3駅は、首都圏にあるとは思えないほど、独特の雰囲気を放っています。どの駅も風情があって好きです。
また、ふらりと立ち寄りに来ると思います。


§  今月の酒楽 今月はお酒体験については申し分なかったと思います。貴重な経験ができました。

釧路で参加したCLS道東では、前夜祭も当日もたくさんのお酒をいただきました。
前夜祭の「炉ばた 八」でも美味しい北海道の地酒をたくさんいただきました(2/3)。二次会の「from thirty」も釧路の夜を楽しませてくれました。

その日の夜は大喜湯 春採店でも美味しくお酒をいただきました。セイコーマートで買って帰ったビールを北海道で飲む醍醐味。よいですね。ちなみにアイスも食べました。冬の北海道では室内でアイスを食す。まずは初心者レベルはクリアできました。

当日のCLS道東の中でも鶴居村のクラフトビールBrasserie Knotさんがタップを用意してくださいました。ぶどうを使った山幸が美味しく、ビールを3杯ほど飲みました。

さらにCLS道東では日本酒も豊富でした。懇親会ではsakejoの佐藤さんが私に山椒と生酒を合わせると美味しい事を教えてくださりました。
そこにご用意いただいたのは釧路の酒蔵、福司酒造の3種類のお酒。
これが衝撃のマリアージュ。驚いて何杯も飲んでしまいました。その場にいたジョイゾー社の方から聞いたところ、私だけで8杯の日本酒を飲んだとか。

また、四宮琴絵さんが持ってきてくださったハスカップのジンをソフトクリームの上に掛けたのも美味しかった!

二次会のスグレイスも釧路の夜の一面を教えてくれ、とても良い時間になりました。

さて、お酒については、釧路から帰った後に四人で訪れた山形の米沢でいただいたお酒も外すわけにはいきません(2/8)。
「炭火焼てんま」でいただいた米沢肉とお酒の取り合わせも美味しく、大満足でした。その晩、出羽桜のワンカップも買って帰りました。東京に帰ってから飲んだこの味もとても美味しかった。
その翌日には、仙台にてさまざまな場所に連れて行ってもらいました(2/9)。そして、夜は「三枡三蔵」で仙台や東北の銘酒をいただき、セリ鍋のおいしさとともに上機嫌に。

東北はやはり日本酒が美味しい。
ただ、次に仙台に来たらニッカウヰスキーの宮城経蒸留所には必ず訪れたいと思います。

あと、釧路でお世話になったジョイゾー社の皆さんが主催するスナックジョイゾーでは、今までの参加で皆さん差し入れを持ってこられていたので、私もアクアビットを購入し、日本酒と合わせて持ち込みました。
ここでは他の皆さんからの差し入れも豊富で、色々なお酒を頂きました。

今月の最後はTokyo Whisky Libraryです。友人の小島さんご夫妻と妻と四人で、相当のウイスキーをいただきました(2/24)。
私が飲んだのはArdBeg のウーガダール、KAVALANのTRIPLE SHERRY CASK、タリスカーの18年、SMOKEHEAD。どれも美味しい。小島さんもOCTOMOREとかBALVENIEとか、たくさん飲んでおられました。ここ一年でもウイスキーの量では筆頭に挙がるぐらい呑みました。

今月はそんなわけでお酒の経験は存分に楽しめました。
仙台で持たせて頂いた一白水成も今月の思い出です!


§  今月の旅行 今月は、思い切って訪れた釧路の旅が筆頭に挙げられます。旅行とはいえ、仕事の一環として伺いました。もっとも、釧路そのものでは案件があったわけではありません。CLS道東に参加するぐらい。そこで知己を増やすことが目的です。何か案件があったわけではありません。

にもかかわらず、この時期の私はお客様のシステムリリースを控えていました。本来ならば旅している場合ではありません。
が、すでにCLS道東への参加を表明してしまっていた私は、迷った挙句、北海道への旅を決断しました。
そのため、釧路にいる間も少しの時間があれば仕事を行っていました。CLS道東が終わった翌日も翌々日も釧路にいて籠って作業していました。
それによってワーケーションの極意を理解したような気がします。

厳しい寒さの釧路の冬を体験でき、しかも厳粛な雪景色の中の仕事は格別です。釧路川の川面が凍っていく様子を見ながらの仕事は東京ではまず経験できません。
おかげで、仕事が主だった釧路滞在がストレスにならなかったことがよかった。これがワーケーションなのだ、という悟りを得た気になれました。

大喜湯 春採店に二泊する間、仕事の合間に二度ほど街を一人で歩きました。春採湖や武佐駅など。
そこでは、寒さの厳しい冬ならではの生活の工夫と、極寒の地で長年暮らしてきた人々の知恵の結晶も味わうことができました。私にとって初めての冬の北海道は、思い出に満ちた旅となりました。
もちろんCLS道東そのものも学びになりました。コミュニケーションや世代間のギャップの問題など。
それら、私が感じた感想については、CLS道東 2023 (極寒編)に参加しましたをご覧いただければ。

釧路から帰る日も、大喜湯 春採店からトランクを引きずってハルトルチャランケチャシや春採湖を眺め、インデアンのカレーやコワーキングスペースなど、釧路の日常も味わうことができました。

釧路から東京に戻った私は、一日を挟んですぐに山形の米沢に向かいました。仕事です。
が、夜はお客様とおいしい米沢牛やお酒をいただきました。
晴れ渡っていた釧路と違い、夜から朝にかけては吹雪に襲われた米沢。雪国の厳しさを垣間見た思いです。

ところが翌日、山形新幹線で福島まで出るとからりと晴れるのです。
さらに、そこから仙台に向かったら、仙台はからりと晴れているにもかかわらず、釧路よりも寒さを感じました。

同じ北国でも釧路と山形と仙台の気候の差を肌で感じることができたのは、私の生涯でも記憶に残るでしょう。

仙台は私とMさんFさんとで伺いました。そこで現地の案内を買って出てくださったのがMさん。
私の嗜好を知っていらっしゃるためか、秋保神社や秋保大滝に連れて行っていただきました。雪景色の中の滝は見事。
そしてお風呂での語らいまた、旅の良さです。夜の「三枡三蔵」でも語らいも忘れられません。素晴らしい旅でした。


§  今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。
今、心身が動くうちに仕事もプライベートも全力で。その考えには揺るぎがありません。

・公園は二カ所。「生田明王公園(2/18)」「海芝公園(2/23)」

・美術館はゼロカ所。
・駅は四駅。「武佐駅(2/5)」「海芝浦駅(2/23)」「新芝浦駅(2/23)」「浅野駅(2/23)」

・滝は一カ所。「秋保大滝(2/9)」

・温泉は四カ所。「大喜湯 昭和店(2/3)」「大喜湯 春採店(2/4)(2/5)」「やまびこの湯(2/9)」「多摩境天然温泉 森乃彩(2/19)」

・山はゼロ山。
・酒蔵はゼロカ所。
・神社は二カ所。「春日神社(2/2)」「秋保神社(2/9)」

・寺は二カ所。「安全寺(2/2)」「豊山派稲荷山光明院(2/18)」

・教会はゼロカ所。
・史跡は三カ所。「ハルトルチャランケチャシ跡(2/6)」「沖田総司逝去の地(2/19)」「国鉄鶴見事故遭難者供養塔(2/23)」

・博物館はゼロカ所。
・遺跡はゼロカ所。
・城は一城。「ハルトルチャランケチャシ跡(2/6)」

・灯台はゼロカ所。
・動物園はゼロか所。
・水族館はゼロか所。
・土木遺産はゼロか所。
・マンホールカードはゼロ枚。
・ダムはゼロカ所。
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。

私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月は釧路、米沢、仙台と、ふだんなかなか行かない場所を訪れました。この地球にはまだまだ無限にこうした場所があります。
少しでもこうした場所を訪れたい。私の人生の残り時間のなかで。

加齢によって日々、気力は減退していきます。人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選びます。私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。一昨年の秋にはハイキングのつもりが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。

死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。

今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す。だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもらず、一人でも旅を敢行したいと思います。
もちろん、一昨年の秋に遭難した経験は忘れてはなりません。命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もせず命を枯らすよりはましです。
家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。

そう思い、訪れた場所で心の赴くままに俳句を詠んでいます。今月は俳句を18句。いずれもツイートまとめに載せています。

一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月もコロナと共存しつつ、自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。


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