●Cybozu Daysに行ってみた
イベントでどこのブースでも使っているkintone、まずkintoneとは何なのかインターネットで調べてみると。
「kintoneとはサイボウズ株式会社が提供している、webデータベース型の業務アプリ構築クラウドサービスです。」と書かれています。
ITに疎い型ならこの文章で理解するのは難しいですよね(^_^;)
この一文ではよくわからないので、簡単に言うと「インターネットさえ繋がっていれば、パソコン一台でデータ管理ができるツール」
サーバーを見える化して、自由に配置できるので、プログラミングの知識がなくても、操作ができるところが魅力です。
まずはこの認識をしておけば良いと思います。
このkintoneですが、様々な企業で利用されていて、あのアメリカ航空宇宙局(NASA)も利用しています。
Cybozu Daysで実際にkintoneを使った感想を聞くことができました。
kintoneには2つのコースがあります。
ライトコース 月額780円 / 1ユーザー
スタンダードコース 月額1500円 /1ユーザ
※最低5ユーザーからの購入になります。
この二つのプランのうちほどんどの企業はスタンダードコースを選択しています。
なぜならスタンダードコースの方が、使える機能が多く便利だからです。
しかし、ライトコースをずっと使い続けている企業の意見を聞くことができました。
その企業は営業マン同士のやりとりを紙で行っていました。
お客さんから電話があり担当者不在の場合は、机の上にメモを置いて伝えていて、忙しい時はそのメモも殴り書きになってしまい、相手に伝わらないなどの問題が発生していました。
典型的なアナログ企業ですね(^_^;)
しかも社内には明確なルールもなく、会社は一緒だけど、営業マン一人一人の個人商店のような状態になっていました。
●解決すべき問題
・紙を使った作業を減らす。
・連絡手段の一本化。
・個人商店をやめ、ある程度同じルールで働く。
・紙を使った作業を減らす。
・連絡手段の一本化。
この2つの問題はすぐに解決、kintoneはユーザー同士で連絡を取れる機能があるので、数週間使っているうちに解決したそうです。
しかし、ただでさえ忙しい毎日の作業に、慣れないツールを使うことによって一時的に業務効率が下がるので、ここは許容する必要がありそうですね(^_^;)
・個人商店をやめ、ある程度同じルールで働く。
この問題を解決するために、社内では何度も会議が行われたそうです。
一人一人ルールが違うものを一本化するのは容易ではありませんよね。
当然話し合いで、ルールを決めることは難航したそうです。
そこで、ライトコースの機能では難しいと考え、スタンダードコースを検討したそうです。
しかし、機能を多くすることによって発生するデメリット、機能が多すぎると何を使って良いかわからない問題が予想されました。
そこで、逆転の発想、少数の機能をみんなで使い、kintoneにルールを決めてもらうことです。
全員が同じkintoneのルールの中で作業するので、自ずとルールは決まっていき、見えてくる問題も理解しやすくなったそうです。
複数人数で違う環境で仕事をすると、どうしても認識のズレが発生してしまうので、使うツールを一本化するのはとても大事なことですね。
Pingback: Cybozu Days 2021の弊社関連ブログまとめ | Case Of Akvabit
Pingback: 2021年11月のまとめ(法人) | Case Of Akvabit