今年から、毎月ごとに個人と法人を分けてまとめを書きます。

総括すると、2019年10月は作業と技術者へのスキルトランスファーに力を注ぎました。複数の案件を並行して進められるようになりつつありますが、スキルトランスファーの完結にはまだまだ時間がかかります。売上高では先月と先々月を上回る額を得られましたが、目標額にはわずかに届きませんでした。達成度5割。達成感4割。満足感5割というのが自己採点です。

パートナーさんへの発注も進めつつ、自社の案件を増やす。外注率は抑えつつ、代表の作業は生産性を高く維持し、売上につなげる。そんなビジョンで業務をこなしてゆきたいと思います。弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 10月度の売上は、目標額にわずかに届きませんでした。そして、代表の稼働時間は少し落ち着きました。先月から教えるミッションを増やし、作業の負担を分散しようとしていますが、チェックやフォローなどの負担がまだ減りそうにありません。代表の求めるワークライフバランスの実現まで道は遠いです。将来に向けての布石は次々と打っているので、それの準備も含めて今月は評価したいと思います。

§ 業務パートナー 今年度に入ってから、パートナー企業との協業をもう一度見直しています。外注先と共存しつつ、外注比率を抑えるにはどうすればよいか。そもそもの案件ごとの見積額を上げ、なおかつ、教え、フォローする時間だけ生産性が落ちることを踏まえた額を出さねばなりません。案件によって難易度も内容も千差万別なのがシステム開発。効率的な外注はどうすれば可能なのか。お互いが不公平にならず、必要な利益を得るにはどうすればよいのか。効率的な仕様とスキルの伝達をどうやればよいのか。試行錯誤の毎日です。

サテライトオフィスの開設を機に、スキルの伝達についてはやりやすくなっていますが、まだ難しい。ありがたいことに、お仕事のご依頼は尽きてはいません。案件が来ている好況のうちに今後の業務を見越し、パートナー技術者さんとの協業に相当労力を割かなければ、と覚悟しています。売上も下がるし、利益も落ちるでしょうが。

§ 開発案件 今月は六割の開発案件がkintoneがらみでした。kintoneとAWSやGoogle Apps Script、boxとの連動を行いながら、kintoneを基幹システムの一角として提案し、活用することが受注につながっています。ユーザー様には、引き続きインターフェースのわかりやすさがkintoneの魅力として訴求したいと思います。今月もまた新規に複数のkintone案件が開始しました。

同時に、他のサービスについても視野は広く持たねばなりません。RPAの勉強会(10/15)、AIの勉強会に出ました(10/15)。幕張メッセで開催されたAI・自動認識総合展でそれらの盛り上がりとRPAの本質を探りました(10/24)。引き続き情報収集は抜かりないよう勧めます。旧来のシステム開発の考えでは将来は厳しくなるから。kintoneを軸にさまざまなサービスを連携させられれば、引き続き弊社の武器になるはずです。先月、kintoneのアソシエイト試験には受かり、kintoneアプリカスタマイズスペシャリストは落ちました。今月はkintoneアプリデザインスペシャリストに受かりました(10/18)。あらゆる局面で対応できるよう、たえざる精進が必要です。来月はkintoneアプリカスタマイズスペシャリストに再チャレンジする予定です。

§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。いつになればこの状態が落ち着くのか。財務基盤の弱さをいかにして克服するか。課題は山積みです。

§ 社内体制 こちらはまだ道半ばです。サテライトオフィスの開設はなりましたが、今、そこでは外注先の技術者に対しての活用しかできていません。雇用自体は、懇意にしている社労士さんや税理士さんからも後押しをいただいています。ただ、そのためにも遅れている経営への考察(業務計画、SWOT分析、経営計画、就業規則、財務計画など)を深める作業を進めなければなりますまい。ここはまだ手付かずです。

§ 人脈の構築 今月もさまざまな場所で新たなご縁ができました。下の対外活動にも記載していますが、それらの場所では貴いつながりができました。こうした活動が今後の業績を左右します。引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月は以下のイベントに参加しました。RPAセミナー(10/15)、AI勉強会(10/15)、AI・自動認識総合展(10/24)。また、サイボウズ社で映画の試写会に出て、社会貢献への意識も養いました(10/17)。大雨や台風など、天変地異が起こった月であるがゆえに考えさせられました。そうした方面でも新たなお話が始まりましたし。来月はkintone Café東京を主催します。また、鎌倉で働き方についてのセミナーに登壇します。12月にもfreee社で登壇もします。そうしたご縁は対外活動から生まれています。今月は対外活動は抑えめでした。代表自身による新たな交流を発信することは絶対に怠ってはならないと肝に銘じています。皆様、ありがとうございました。

§ 執筆活動 昨年の春まで連載していたCarry Meさんの運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」ですが、今月は1本アップしました。(「アクアビット航海記 vol.13〜航海記 その2」)2年の空白期間を挟み、内容を読み返してみても代表の人生観・仕事観にブレがないことを確認する意味では、意義がある連載再開になっています。なお、本音採用サイトでは元記事が削除されたため、転載ではなく弊社サイトのみの連載扱いとさせていただきます。

今月書いた本のレビューは6本(「なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか 不景気も吹き飛ばすタカラヅカの魅力
真田信繁 幸村と呼ばれた男の真実
宇宙衞生博覽會
ベーシック・インカム入門 無条件給付の基本所得を考える
我、六道を懼れず[立国篇] 真田昌幸 連戦記
時をかける少女」。
今月書いた映画のレビューは1本(「少女は夜明けに夢をみる」。
今月書いた旅日記は2本(「台湾の旅 2018/10/28
台湾の旅 2018/10/29」。

§ 年表 

 ・10月お仕事

  恵比寿で作業、町田市中央図書館で作業、登戸で技術者さんと飲み、みなとみらいでお客様とランチ飲み、関内Mass×Massで作業、関内Mass×MassでRPAセミナー、五反田選書する書店フォルケでAI勉強会、神楽坂で商談、サイボウズ社で作業、サイボウズ社で映画試写会、町田BUSO AGORAで作業、町田ITテストセンターでテスト受験、町田市民フォーラムで商談、新宿御苑で商談×2、幕張メッセでJAPAN IT Week、太田ふ頭で作業と打ち合わせ×2、サテライトオフィス×11

 ・10月ツイート

https://togetter.com/li/1424050


One thought on “2019年10月のまとめ(法人)

  1. Pingback: 2019年のまとめ(法人) | Case Of Akvabit

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