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よっちゃばれっ kintone 無尽 vol.3に参加しました


ドットワーク富士吉田で開催された「よっちゃばれっ kintone 無尽 vol.3」に参加しました。

前回は甲府市内での開催でしたが、今回は再び富士吉田で開催されました。
今のところ「よっちゃばれっ kintone 無尽」は甲府と富士吉田を交互に開催しています。
そして、山梨県内に在住・勤務している方のみが参加対象です。
「よっちゃばれっ kintone 無尽」は、kintoneコミュニティとして老舗の「kintone Café」とはポリシーも別にして運営しています。

ただし、運営メンバーは両方とも同じなので、現時点では同じページで両イベントの告知ページを兼ねています。
告知ページはhttps://kintonecafe-yamanashi.qloba.comです。

今回は、ドットワーク富士吉田の会議室スペースをお借りしました。前回はオープンスペースで開催しましたが、今回は趣向を変えてみました。

会議室スペースを使ったことに具体的な目的はありません。あえていえば、コミュニティとしての一体感の醸成でしょうか。
さらに言えば、その中ではお互い踏み込んだkintoneの利用・開発・広報・告知の事例を積極的に意見交換しあっているため、オープンなスペースよりも閉じたほうが開示しやすいという事情も考慮しています。

「よっちゃばれっ kintone 無尽」はまだ立ち上がったばかりのコミュニティでおり、「kintone Café」とどの点で差別化するかは、運営メンバーの間でも試行錯誤の段階です。
実際のコンテンツもまだ流動的であり、まずは今の時点では山梨県内のkintoneプレーヤーの間の交流が深められれば良いと考えています。

今回の内容は、kintone SIGNPOSTのSTEP2「プロジェクト企画」の読み合わせと意見交換のみに終始しましたが、深く意義のある意見交換ができたように思います。
kintone SIGNPOSTのサイトはhttps://kintone.cybozu.co.jp/kintone-signpost/です。

kintoneとは使い方が固定されたシステムではありません。お客様の業種、職種、部署によって違う使い方をされるのが当たり前です。
kintone SIGNPOSTはその認識を合わせるためのガイドであり、まさにサインポストです。つまり、kintone SIGNPOSTを使っても正解はなく、参加したそれぞれの方が自社の状況に合わせて読み替えることが必要です。
kintone SIGNPOSTを用いて意見交換をするためにはうってつけのツールであり、この読み合わせだけでもkintoneの交流は十分に図れるはずです。
また、交流の中ではユーザーごとの事例を開示する必要があります。山梨という共通の属性で括ることにより、安心感を提供するのが「よっちゃばれっ kintone 無尽」のコンセプトの一つです。

実際、kintoneを介した山梨県のプレーヤー間の交流は「よっちゃばれっ kintone 無尽」を通してより深まりつつあります。
今後はさらに山梨県のkintoneプレーヤーを巻き込んで続いていくことでしょう。

kintoneエコシステムは、生態系の考えをビジネスの繋がりに置き換えた言葉です。つまり、kintoneを軸にしたビジネスやユーザー相互のつながりによってビジネスを活性化させようという思想のもと、この言葉は名付けられています。

ここで大切なのは、ビジネスというキーワードが入っていることです。
kintoneエコシステムとはビジネスを抜きにして成り立ちません。
その一方、コミュニティとは強制や義務からは無縁のものであるべきです。

コミュニティにおいて、強制や義務感を覚えるタイミングとはどこでしょうか。
それは、ある特定のサービスや商品を押し売られたように感じる際に生まれます。

kintoneはサービスです。そのため、kintoneをメインに推していないコミュニティにおいてkintoneを過度に勧めてしまうと、強制や義務感を感じさせてしまいます。
ただし、「よっちゃばれっ kintone 無尽」も「kintone Café」もkintoneユーザーを対象にしています。kintoneを使っていることが前提なので、もし全くkintoneを使ったことがない方が来られたとしても、私たち主催者や参加者がkintoneを勧めることはなく、不快な思いをさせません。

問題は、kintoneの周辺のプラグインやサービスを扱う場合です。
kintone周辺のプラグインやサービスは各社さんから多く出ています。そのため、ユーザーにも多くの選択肢が与えられています。
そのどれを使ってもらうかは、サービスベンダー側にとって重要な問題です。そのため、善意であってもコミュニティの中で特定のサービスを勧める行為が押し売りと受け取られないか、常に気を遣う必要があります。

この問題は、kintoneコミュニティーにおいて気を遣う点だと思っています。私自身もkintoneを用いたビジネスをしている以上、コミュニティー運営においては気を付けています。
逆に、コミュニティ運営においてリスクがあるからこそ、私は弊社からあまりサービスを出さなかったのかもしれません。無意識のうちに。

その点を考えると、私は「kintone Café」はサービスに関しては中立の立場を保った運営、つまり理念を掲げた今の形でこれからも運営するのがよいと考えます。
サービス提供者は基本的には自社サービスをあまり取り上げず、参加する場合も一定の距離を置いていただく。
その一方で、「kintone Café」で何かのサービスを取り上げる際はユーザー側の選択に委ね、自由にやってもらえばよいと思います。

むしろ、kintoneの有力なプラグインやサービスは、kintoneを使う際に避けては通れません。かえって避けるのは不自然です。
「kintone Café」であっても運営するユーザーがそのサービスをテーマに取り上げるのもよいのではないでしょうか。

「kintone Café」はkintoneの中で最も有名なコミュニティです。であるなら、それをベンチマークにしてしまえばどうでしょうか。
つまり、「kintone Café」を他のコミュニティの物差しとして、中立かつオープンなコミュニティとしての品格を保ってもらうのです。

それに対して各サービスやプラグインの提供者は、自社の製品を薦めることも許容したコミュニティ自由に催せばよいのです。これで両立ができるはずです。
もちろん、各地のユーザーがそれぞれ「kintone Café」とは違うコミュニティを立ち上げることも自由。ここは多様性を重んじるkintoneの良さを生かしてほしいですね。
それも、「kintone Café」がある意味で規範となっているからこそ可能だと思います。

正直にいって、今の時点でもそうしたコミュニティの使い分けは各kintoneプレーヤーがすでに行っています。
あとはそれを明文化し、うたってしまうだけです。わざわざ明文化する意義が分からない、という方もいることでしょう。ですが、明文化してもそれほど影響はないはずです。であれば、明文化しておけば、今後も参入するであろうkintoneプレーヤーやプラグイン開発業者にとっての指針となるのではないでしょうか?

少なくとも、私にとっては「kintone Café」「よっちゃばれっ kintone 無尽」はそういう使い分けとして両立できています。そして、これはあながち間違っていないと思います。
おそらく私も弊社も「kintone Café」とは違う視点やポリシーのコミュニティを立ち上げることも今後はあるかもしれません。

その姿勢のもと、今後とも「kintone Café」「よっちゃばれっ kintone 無尽」はそれぞれパラレルに開催していくと思います。
なお、最後になりましたが、上に書いた内容は私自身が思ったことであり、運営メンバーの総意ではありません。


ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。


kintone Café 帯広 Vol.4に参加・登壇しました。


2024年2月10日に開催された「kintone Café 帯広 Vol.4」に参加・登壇しました。
告知サイトはこちらです。

参加に当たって

一週間前、私は釧路でのCLS道東(コミュニティ・リーダーズ・サミット in 道東 2024 極寒編)に参加し、翌日の大人の遠足編にも参加してから、帯広へ移動しました。
CLS道東の参加ブログはこちらです。
大人の遠足編の参加ブログはこちらです。
そこから一週間、私の毎日は十勝平野の中にありました。

一週間もの間、十勝に滞在していたのは、kintone Café 帯広に参加する予定があったからです。
そのため、CLS道東が終わった後、どうやってkintone Café 帯広までの一週間を過ごすかを考える必要がありました。
以下では、十勝での活動にも触れつつ、なぜ私がkintone Caféにリアルで参加しようとするかの理由も語りたいと思います。

幸いなことに、同じ時期に丸正田中様への納品タイミングが重なっていました。丸正田中さんは弊社の十勝のお客様です。
CLS道東からkintone Café 帯広までの間に納品も済ませてしまう。
これもタイミングが全てうまく合ったからです。全てが天の配剤と言うべきタイミングでした。
十勝ではほぼ全日程をSEEDPLUS社を経営されている前嶋さんと過ごしました。

前日と当日、十勝でのご縁が強まりました

特に前日には、十勝での様々なご縁がありました。以下に軽く触れます。

開拓村
前日の2/9の午前には道の駅 ピア21しほろを切り回している堀田さんと懇談しました。CLS道東でお会いした堀田さんからは、道の駅の運営についての貴重なお話が伺えました。わが国でも筆頭に挙げられるじゃがいも産地の士幌で存分に腕を奮われておられる堀田さんの取り組みからは、十勝の底知れぬ可能性を体感しました。十勝でのご縁がまたひとつ増えました。
その後、帯広空港で丸正田中の社長様を迎えに行き、夜には社長様からのご要望をその場で全て実装しました。これで、CLS道東とkintone Café 帯広までの十勝滞在の最大の目的を達しました。
そして2/10。kintone Café 帯広 Vol.4の当日。丸正田中の社長様と前嶋さんとで中札内村の焼肉 開拓村で美味しいお肉をいただきました。このお店は前日にお会いした堀田さんのご実家であり、こうやって十勝でのご縁が次々とつながっていくことに手応えだけを感じました。

LAND内
社長様に帯広まで送っていただいた後、私と前嶋さんは帯広駅前にあるLANDで小田さんと懇談しました。とかち財団の小田さんもCLS道東でご縁をいただいた方です。

さて、なぜここまで十勝での様々なご縁を紹介したか。
それは、今回のkintone Café 帯広に参加した目的にもつながります。
kintone Café 帯広の参加にあたっては、十勝での弊社の認知度や皆さんとのご縁を広げることが主な目的でした。

というのも、今回のkintone Café 帯広で、私は当初、登壇する予定がなかったのです。
普段ならkintoneエバンジェリストとして何らかの登壇を行いますが、今回は、登壇者の晩成温泉の高田さんの登壇を応援できればそれで目的は達せられました。

急な登壇のご依頼

ところが、登壇予定の方が来られなくなったらしく、私に登壇依頼の白羽の矢が立ちました。それが前日の夕方のこと。

丸正田中の社長様に作業の成果とご要望のヒアリングをする前の30分ほどで登壇内容を考え、資料を作り始めました。その日の夜中と翌朝(登壇当日)に資料の作成を続け、さらにLANDにおいて資料の残りを作り上げました。

kintone Café 帯広 Vol.4

相互電業近くの雪道
時間が近づいてきたので、kintone Café 帯広の会場の相互電業さんへ向かいました。
相互電業さんに伺うのはこの一年で四回目です。
前年の3月にkintone Café 帯広 Vol.2でお伺いした際にも雪が残っていました。が、今回はその時よりも雪が積もっています。路面は凍っていて気を付けて歩かないと剣呑です。
それまで滞在していた中札内村や大紀町の雪も大変でしたが、街の中に大量の雪が残る様は、まさに雪国の現実を思わされました。

茶々丸
会議室に入ると、なんと茶々丸が辺りを徘徊しているではありませんか。
茶々丸こそは、愛するペットと暮らしながら仕事がしたいと言う今野さんの願いの象徴であり、働き方改革のツールとしてのkintoneの開発者・利用者の間でも広く知られたワンちゃんです。
全国のあちこちで開かれているkintone Caféの中でも茶々丸と帯広は著名な組み合わせです。

kintone Café 帯広 Vol.4
茶々丸を抱っこした今野さん
その茶々丸を抱きかかえた、今野さんからの開始挨拶でkintone Café 帯広 Vol.4は始まりました。

高田さん
そしてトップバッターとして話していただくのは、晩成温泉の高田さん。
私も前々日に晩成温泉に泊まらせてもらい、そのアイラモルトを思わせる豊かな泉質に疲れが癒されました。私の好きな温泉です。

高田さん
今回、私が丸正田中さんにおいてkintoneの実装を行う上で、高田さんの尽力は大きかったです。
高田さんの登壇のテーマは「楽をしたい」という潔いもの。高田さんの掲げるテーマは、まさにkintoneの存在意義そのものです。
私も詳しく業務の内容をヒアリングした晩成温泉の運用。
手動でExcelに手打ちで入力し、紙ベースでの回される運用。業務が人に属し、業務が変わらない限り楽にならない運用。そこからどうやって楽になるか。そこに焦点を合わせ、一貫した高田さんのお話はとても魅力的でした。

高田さん
私もしばしばkintone Caféで話します。ところが、弊社のお客様をお招きし、kintone Caféで話してもらう機会はそう多くありません。その意味で、今回のkintone Café 帯広 Vol.4で高田さんに話してもらったことはよい思い出になりました。

高田さん、ありがとうございました。

白石さん
次いで、株式会社ズコーシャの白石さんからです。
白石さんは、ご自身でkintoneやgusuku Customineを駆使して業務改善にまい進しておられます。

白石さん
現場の事をもっともよくわかっている方がkintoneを使いこなした方が、現場の業務改善には有効。

白石さんの取り組みは、まさにその証しです。
ボタンもさまざまに組み込み、kintoneとその可能性を試しておられる様は、印象を受けました。
カスタマイズをやりすぎているのではないか、というご自身への客観的な視点を語りながらも、自社のDX推進として現場の運用と矛盾が生じないようにさまざまな実装を試しておられる姿は、まさにkintoneとユーザーの幸せなマリアージュ。

白石さん、ありがとうございました。

和田さん
続いては、モノデジタル社の和田さんから。

和田さん
和田さんはなんと和歌山から駆けつけて下さったとのことです。kintone Caféの会場には娘さんを連れてこられていました。
茶々丸を追っかけまわしていた娘さんの姿がかわいらしかったです。

和田さん
さて、かわいらしい娘さんと対照的に、和田さんの登壇内容はDXとセキュリティという硬質でかつ、kintone Caféとしても知っておくべき内容でした。
和田さんはモノデジタル社の代表取締役と同時に、一般社団法人日本デジタルトランスフォーメーション推進協会の和歌山支部でも活動されておられます。
スライドは後者の立場からの啓蒙的な内容で、さまざまなセキュリティの脅威がありますよ、ランサムウェアは恐ろしいですよ、という内容でした。もちろん、kintoneは政府のISMAP(政府情報システムのためのセキュリティ評価制度)にも登録されていますが、その点でもきちんとお話をしてくださいました。

最近ではお客様へのkintoneの導入前にセキュリティが整っているかについても説明を求められることが増えています。そうした規模のお客様にkintoneを進めるにあたって、セキュリティ知識のアップデートは怠るべきでないことを痛感しました。

和田さん、ありがとうございました。

ここで休憩を挟み、SEEDPLUS社の前嶋さんは一足先に東京へとお帰りです。
月曜日の昼すぎから土曜日の夜まで、約六日間、ありがとうございました。

長井
さて、次は私の番。
前日の夕方に依頼を受けて作ったスライドをご披露しました。

長井
今回のkintone Café 帯広のテーマが【kintoneや連携サービスの好きな所を共有し合ってみよう!】だったので、連携サービスをテーマにしました。その時たまたま目に入ったのが、kintoneエバンジェリストの石際さんがカレンダーPlus+Stylesという拡張機能を出したXのPostでした。
そうや!カレンダーPlusで行こう!栄さんもkintone Café 帯広に来られると参加者名簿に載っていたし!

ということで、カレンダーPlusは拡張できる余地があるからよいよ、というスタンスで発表しました。
私のスライドはこちらです。

小野寺さん
トリは、ホーム創建の小野寺さんから。
「働きやすい環境をつくる」というテーマでした。まさに会社を良くするため、という目的のためのツールとしてkintoneを使っておられるよい発表です。

たまたま私が座っていた同じテーブルの島に同じホーム創建の濱村さんがおられ、会社としてkintoneを使って真摯に改善していこうという思いを強く感じました。
濱村さんからは私が発表したカレンダーPlusのカスタマイズについても質問をいただきました。
部下にとって働きやすい環境を作りたいという小野寺さんの思いも発表に加えて濱村さんとお話ししたことでよく伝わりました。

小野寺さん
工務店さんの業務の場合、顧客管理、案件管理、進捗管理、施工管理などが多岐にわたり、管理も大変になる。
私もそうした実装を何回もしてきたからよくわかります。
kintoneに着手して間もないけれど、ウェブ上の情報だけでは理解しきれないkintoneを使った業務改善。だからこそ、こうした場に実際に参加し、情報を収集し、一生懸命カイゼンしていこうという思い。これこそ、kintone Caféを開く意義です。運営側の冥利につきます。

小野寺さん、ありがとうございました。

わがままカード
さて、時間が余ったので、今野さんから秘密道具が登場しました。わがままカードです。
それぞれの持ちカードを基に、山から一枚引いたカードで自分の価値観に合致するものだけを手元に残し、あとは捨て札として開示していきます。

私も持っているのに、そういえば久しく使っていませんでした。これ、今度弊社でもまた使ってみようと思いました。

わがままカード
ちなみに私の価値観はこんな感じです。だいぶ経営者目線よりの選択になりましたが、個人としての思いと経営者の責任のバランスに悩む私にもよいきっかけでした。
ちなみに、私のいた島は上述の濱村さん、そしてラジカルブリッジの栄さん、さらにインセンブルの濱内さん。なんと経営者が3名も。

kintone Café 帯広 Vol.4の懇親会

さて、会場を出て私たちは懇親会へ。この日の懇親会は「居酒屋 とっくり」
居酒屋 とっくり
とてもおいしかったです。十勝といえば食の王国。
kintone Café 帯広の楽しみも懇親会のお酒と食。そして、会話。

居酒屋 とっくり
kintone Caféの場で聞けなかった皆さんからのお悩み相談。こうした酒席では、皆さんの緊張もほぐれ、生のお悩みを聞くことができます。それを私たちも飾らず気取らずにその場で応える。これこそがまさに懇親会の場の良さですね。
今回も皆さんからのさまざまなご相談を受けました。

二次会は「TOKIO」。こちらは前回も立ち寄り、楽しませてもらいました。
TOKIO
kintone Café 帯広の夜と言えばこちらが定番になりそうです。昭和歌謡をこよなく愛する栄さんがご一緒の限り。

続いての三次会は「COCKTAIL BAR PAL」さん。
PAL
ここでは、帯広の地元グルメについてディープな情報をかなりいただきました。
ラーメン屋さん情報や上士幌町が運営しているJALとの航空サブスクリプションプランなど、また来たくなる情報をたくさんもらいました。

kintone Caféにリアル参加する理由

こうした会話からその地の暮らしぶりを知ることができ、それがまた次の訪問にもつながる。商談の際の雑談のネタも増える。
業務改善とは、単に仕事のプロセスを改善するだけでなく、人や会社の社風や周りの環境も含めて理解することが欠かせないと思っています。こうやって地方にやってきてその地の皆さんと会話を楽しむ中で、それが未来へとつながる。

私がリアル訪問にこだわるゆえんでもあります。
kintone Caféは一時はコロナの影響でオンライン開催が増えました。が、私はこうした触れ合いや交流こそが大切だと思っています。
リアルで会って胸襟を開かなければ聞けないkintoneの悩みは、その場で応える。そして各地でkintoneのファンを拡げ、それをさらに次のご縁につなげていく。
このスパイラルを続けられるよう、私もリアルで御呼ばれするたびにお伺いしたいと思います。さらに、そのための切磋琢磨を続けたいと思います。

最後の締めは「らーめん酒場 三楽」さん。そして、私はチェックイン済みのNUPKAさんへ。宿に帰ったのはすでに夜中の二時ごろでしたが、とても楽しい夜を過ごすことができました。
翌日はほとんどの時間を帯広競馬場で過ごし、ばんえい競馬を楽しんで帰京しました。2/2(金)~2/11(日)まで、長い出張でしたが、本当に充実できました。

参加者の皆さん、登壇者の皆さん、そして毎回会場をご提供してくださる相互電業の皆さん、今野さん、ありがとうございました。
kintone Café 帯広 Vol.4のまとめサイトはこちらです。


2024年1月のまとめ(法人)


令和六年一月。

今月も苦しい状況が続いています。資金繰りですが。

経営の難しさ、厳しさを日々感じています。その一方で、その痛みを乗り越えようとする自分の成長もかみしめています。挫折や苦しみからしか人は学べない。そんな手あかのついた言葉にすがっています。
今の苦しみから得た教訓は、単価設定や人件費についての根本的な過ちです。安すぎたとの反省の胸に刻み、前に進もうとしている自分を感じています。

ただ、悪い話ばかりでもありません。

むしろ、ここで試練と苦しみを味わったことは、来年以降の弊社や私にとってよかったと思います。
一人親方ではわからない経営の難しさ。人を雇い雇用する事がどれほど大変なのか、心の底から理解しました。

好材料もいくつもあります。
先々月に受注した単価を大幅に上げた提案は先月から案件として始まっています。
他の単価を上げた案件もいくつか受注内示をいただいています。
苦しい中でも引き合いが途切れていません。ありがたいです。

経営状況に楽観はできないですが、弊社のこれからを悲観はしません。来期からは単価を変えた効果が出てくるはず。あと三ヶ月ほどを耐えて見せます。

達成度5割。達成感4割。満足感4割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 一月度の売上は目標を下回りました。

単価設定が低いままの案件が主である以上、まだ黒字化はできません。
が、何とか持ちこたえられているのも皆様のおかげです。感謝しています。

引き合いが続けていただけているのもありがたいです。
単価を大幅に上げても引き合いがきて、それが受注につながっていることもありがたいです。

それはまだ代表個人のネームバリュ―があるからです。
ただ、それに安住していては駄目で、代表のネームバリューに依存している間は大きな成長が難しい。
代表のネームバリューではなく、会社自身か会社が出すサービスにネームバリューを感じてもらわないと、代表のリソース次第になってしまいます。
そのためにもメンバーには、成長し、視野を広げてもらわないとだめてす。そこがまだうまくいかず、人件費だけが出て行ってしまったのが今年でした。

案件が増えても案件をこなすスピードが向上しない。代表のリソース次第になってしまう。
この状況を打開するため、考え方を切り替えてより効率的なプラグインやサービス使用を推進する方針に切り替えました。
業務の根本的な部分から今までのやり方をすべて切り替えつつあります。
その一方でメンバーの実装力は確実に上がっていて、私抜きでどんどん刺さめられようになりつつあります。来季は飛躍できそうな気がしています。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・弊社代表がスナックジョイゾー voll.23に参加しました(1/19)。
・弊社代表がkintone Café METAVERSE vol.6に参加しました(1/22)。
・弊社代表がdevkin MeetUp vol.2に参加しました(1/23)。
・代表が山梨DX推進支援コミュニティのDX悩み人の集いで講師・ハンズオン登壇を行いました(1/24)。
・弊社がやまなしDXエンジンに加入しました(1/24)。
・代表が真鶴で地元の複数事業者向けのkintone説明会に登壇しました(1/25)。
・弊社総務人事経理担当が「kintone × 20~23新卒 交流会」に参加しました(1/25)。
・代表がkintone Café HYOGO Vol.2の前夜祭と当日でそれぞれLT登壇をしました(1/27)(1/28)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

4月から多くのメンバーに加わってもらった弊社ですが、まだまだチームビルディングができていません。さまざまな課題が出た月でした。
残念ながら、いくつかの会社との関係をいったん解消するしかなくなりました。
パートナー企業の技術者さんにも複数の案件に携わってもらっていますが、こちらは数カ月前からすでに案件を絞って関わってもらってます。
もう一度業務の再設計を行い、パートナー関係の整理も行います。

外注費や人件費の負担も厳しいですが、なんとか乗り切りたいと思います。


§ 開発案件 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。
今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

先々月から今までの開発のやり方について、変える決断を下しました。

・代表が伴走担当としてお客様に入る。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

今まで安すぎた単価設定もさらに上げました。
上げた単価をベースに受注も取れるようになり、自信にもなっています。
引き合いも途切れていません。

既に先々月からはいくつかの案件で伴走型に切り替えています。代表が手を動かさないやり方で実装を進めるやり方も身を結びつつあります。
手ごたえを感じているので、それを引き続き推し進めていきたいと思います。

先々月はCybozu Days 2023の前日に二つのサービスをリリースしました。
GO! DO! with-Uとアビットリンクです。
また、先月もk-Report帳票統合サービスをリリースしました。
こうしたサービスをいくつか出していき、弊社の価値をより世間に訴えていく必要があると思っています。

うちのメンバーはよく頑張ってくれています。そしてこれを糧に成長してい欲しいと思います。
皆の頑張りに報いるためにも、これまでのやり方をあらため、持続可能な経営に変えていきます。

そのためにもまた、代表のトーク力も磨く必要があります。
すでにこの半年、代表は複数の場所で研修講師やグループワークの運営にもチャレンジしています。
また、日本各地のkintoneプレーヤーたちにもリアル/オンラインを問わず会いに行き、知見を交換し合っています。
今月もセッションを二回、LTを二回登壇しています。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

今月はついに今まだの溜まった膿を出し切る荒療治に踏み切りました。
それが功を奏せば、状況は改善に向かいつつあります。

その流れを加速するため、昨年の4月より代表の長女に弊社に正式に加わってもらい、人事・総務・経理の作業を任せています。
少なくとも、これらの作業に代表のリソースを割かれることがなくなったのは助かっています。

ただ、経営者としての未熟を痛感させられることも多く、財務への能力は引き続き磨いていく必要があると考えています。
弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 三年前の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
この正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。

企業理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念
「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、代表の考え方の軸はぶれていません。たた、顧客のためにと思い単価が安すぎただけで。

地域活動やNPOやkintoneエコシステムへの関与と営業活動の両立を組み込みつつ、メンバーに過度な負担をかけないように作り替えています。

今後ともなにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約8回です。オンライン商談はざっと数えたところ約32回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約30枚です。

今月もさまざまなご縁をいただきました。

スナックジョイゾー voll.23でも新たなお客様を二人お連れし、皆さんと交流を図ってもらいました。devkin MeetUp vol.2度もオンライン上ですが交流が図れました。その前日のkintone Café METAVERSEではアバターでも。


また、今月は山梨でのご縁がさらに強まりました。代表が山梨DX推進支援コミュニティのDX悩み人の集いで講師・ハンズオン登壇を行位、その後の懇親会にも参加した事で、より認知度も高められたと思っています。ちょうどその5日前には私が登壇した同じ場所でサイボウズ社と山梨中央銀行がDX推進にかかる業務提携をしたばかりだったのでそれも追い風になりました。

その一方で昨夏にいただいた真鶴でのご縁、そこから冬にいただいた山北でのご縁も育てる必要があります。真鶴で地元の複数事業者向けのkintone説明会に登壇しました。また、別の日には山北町でご縁のあった方と商談しました。いずれも将来に繋がっています。


年始にも昨夏から取り組んでいるお客様との伴走開発がひと段落着いたことで、酒席にお誘いいただきました。とてもおいしかったです。



今月は兵庫県の城崎に赴いてのkintone Café HYOGOを外すことはできません。現地で一泊しての濃密な2日間は、刺激を受けると共に交流やkintoneエコシステムの絆を強める良い機会となりました。

私だけではなく、役員の妻も山梨でご縁をいただき、6月末に予定している地域クラウド交流会に向けて着々と準備を進め、人脈を広げています。今月も重要なトピックとなるべき出来事がありました。
また、人事経理を担当している代表の長女もサイボウズ社で行われた「kintone × 20~23新卒 交流会」に参加し、知己を増やしたようです。
他にも面白い話が持ち上がっています。

皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

弊社が経営で苦戦していても次々と案件を頂けているのはこうした出会いがあるからです。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。スナックジョイゾー voll.23(1/19)。kintone Café METAVERSE vol.6(1/22)。devkin MeetUp vol.2(1/23)。DX悩み人の集い(1/24)地元の複数事業者向けのkintone説明会(1/25)。「kintone × 20~23新卒 交流会」(1/25)。kintone Café HYOGO Vol.2の前夜祭と当日(1/27)(1/28)。



来月もまたイベント登壇を控えています。記事のリリースなども複数あります。
こうした対外活動こそは経営者としてやるべきことであると同時に、弊社メンバーにこの方向性を理解してもらう必要があります。
今年の年始の抱負として、昨年は18回だった登壇回数を倍にすると決めています。実際、さまざまなルートからお話をいただけるようになっています。
もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向と違ってしまいます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうようにつとめなければ。

外の皆様と交流を深めたいと思っています。
今月に行った活動からそのことを強く感じました。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは4本(
2024年の抱負
DX悩み人の集いで講師・ハンズオン登壇を行いました
「真鶴でチャレンジの総量を真鶴で」イベントでkintoneを説明しました
kintone Café HYOGO Vol.2に参加・登壇しました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは1本(
RICOH kintone plusのRICOH 帳票作成プラグインの攻略ポイント
)。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

1月4日 1月4日 強くなって奉仕できるように
1月5日 1月5日 抱負は目に触れる場所に貼っておく
1月9日 1月9日 登壇回数を今年は増やします
1月10日 1月10日 初めての方とはなるべく直に会う
1月11日 1月11日 テキストによる発信内容や方法を改善します
1月12日 1月12日 動画や音声で発信する課題を考えた
1月15日 1月15日 自分の考え方などあらゆる面を見直す
1月16日 1月16日 社会インフラの変化に対応する
1月17日 1月17日 29年を振り返って思うこと
1月18日 1月18日 やるべき仕事が増えても個の人生は大切に
1月19日 1月19日 コミュニティとは派閥のことなのか?
1月22日 1月22日 マルシェで感じたDXの本質
1月23日 1月23日 メタバースの心を軽くする効果が見直されるかも
1月24日 1月24日 技術者としての研鑽が必要
1月25日 1月25日 開発・商談の際は確証バイアスに気を付けよう
1月26日 1月26日 kintoneと街づくりの試み
1月29日 1月29日 エゴに堕ちずエコに徹する

§ 年表

 ・一月お仕事

  BUSO AGORAで作業、二俣川で作業・うち合わせ×8、EKITERIA PRONTOでオンライン打ち合わせ×2、鶴川駅前図書館で作業×2、白金台で打ち合わせ、馳走 麹屋で会食、横浜関内で商談、ドトールコーヒーショップで作業、スナックジョイゾー、品川で商談×2、渋谷で商談、takeda street baseで登壇、うまい魚と酒の肴 まどかで会食、伊藤商店、真鶴町観光協会で登壇、スミマルシェで懇親会、青木商店 glideで懇親会、塩と檸檬で懇親会、お芋とカヌレ城崎足湯カフェで足湯、短編喫茶 Unで懇談、エルベで懇談、とみやで会食、きのいえで前夜祭、城崎国際アートセンターで登壇、おけしょう鮮魚の海中宛 駅前店で懇親会、鶴川郵便局で手続き、ドトールコーヒーショップでオンライン

§ ツイートまとめ
・一月ツイート
https://togetter.com/li/2301781


kintone Café HYOGO Vol.2に参加・登壇しました


2024年1月28日に『kintone Café HYOGO Vol.2』に参加・登壇しました。
詳細は告知サイトをご覧ください。

今回の開催場所は城崎温泉。志賀直哉の小説『城崎にて』の舞台として著名です。

西宮市出身の私は兵庫県をあちこち旅してきましたが、驚くことに、城崎温泉街を訪れるのは今回が初めてです。玄武洞や城崎マリンワールドには来たことがありますが、まだ城崎の真髄を知らずにいました。そのため、今回の訪問はとても楽しみにしていました。


イベントの前日、特急「こうのとり」に乗って到着しました。
城崎温泉駅に降り立つと、私の前には温泉情緒を湯けむりとともに存分に発散する街が広がっていました。
雪や湯煙、足湯、下駄、浴衣姿でそぞろ歩きする人々の光景。
人は第一印象から大きな影響を受けるとよく言われます。城崎は温泉地にある駅前として印象付けの成功事例ではないでしょうか。

私が投宿した「KINOSAKI KNOT」さん(https://booking.com/Share-doF3wf)も、街の情緒に溶け込んでおり、古民家を改装したと思われる佇まいは好印象です。
宿のオリエンテーションをしてくださった方に城崎に来た目的がkintone Caféのためだと伝えると、すでにkintoneをご存知でした。しかも参加してみたいとのことでした。
そのため、『よかったら来てください』とお声がけし、その場で名刺をお渡ししました。残念ながら、勤務シフトの関係でご参加は叶いませんでした。


宿を出た私が向かったのは「お芋とカヌレ 城崎足湯カフェ」(https://www.facebook.com/profile.php?id=100076437341500)です。
ここでkintone Caféの前日アクティビティに参加する皆さんと合流しました。
城崎は交通の便が良いとは言えません。それにもかかわらず、播磨、摂津、但馬、丹後、尾張、美濃、伊勢などから多くの人がkintone Caféに集まってきます。今回は東よりの使者は武蔵からやってきた私だけでした(そのあとはっしーさんがいることを指摘されました。はっしーさんもですね)。久々の方も初めての方も各地から集まってきた方々の間にすぐ会話が成立するのがkintoneエコシステムのありがたみ。



足湯に浸かりながらkintone談義に耽る。これこそが温泉地で開催するkintone Caféの喜びです。
城崎の街は、町全体が温泉街としての和の情緒を色濃く残しています。それでいながら、実はモダンなお店も並んでいます。モダンな店も道に面した外観は和の情緒に溶け込み、街ぐるみでの共存を図っています。
何箇所かある外湯の混雑状況はウェブサイトでビジュアル表示するような取り組みを行なっているにもかかわらず、街中にITがひけらかされていなかったことも好印象でした。


お店を出た私たちは続いて「un短編喫茶」へ(https://www.kinosaki-un.com/)。ここもまた素晴らしかった。
店内には本がたくさん並べられ、いくらでも読むことができます。しかも短編小説だけなので滞在期間中に何編も読めます。
作業するためのスペースも設けられ、ワーケーションにはもってこいの施設でした。

私たちはかに酒かかにスープのどちらかを買い求め、店頭に設られた酒燗器で温めた後、2階のスペースは期待を膨らませながら持ち込みました。カニのエキスが染み出したお酒は美味い。スープを混ぜるとさらに美味い。会話も蟹も咲き乱れるのが城崎。至福です。


その後、私たちは「エルベ」という喫茶店に向かいました。
今回のkintone Caféでは、街を巡る途中でも突発的にライトニングトーク(LT)が始まります。登壇慣れしたkintoneを好む強者が集っていればそうならない方がおかしい。
こちらの店では、ぜんざい争奪戦に盛り上がり、紅茶やコーヒーを味わいながら城崎時間に身を委ねました。突如始まるkintoneトークの合間に。


夕方になり、ようやく前夜祭の会場へとそれぞれ移動しました。私はその合間にめぼしい酒屋で地酒をチェック。実は但馬地方は日本酒も豊富ですが、ワインウイスキー、焼酎など酒ところでもあります。花兆庵さんと坂本屋酒店さんの品揃えがお見事でした。

私はさらに四所神社に参拝し、皆さんが集う「とみや」さん(https://tomiya-1038.com/)にはギリギリでした。「とみや」さんからも何人かの方が合流し、さらに賑やかにkintoneを介した豊かな時間が和んでいきます。


実はまだ前夜祭すら始まっていないというのに、もうすでにいくつものイベントをはしごしたような充実ぶりです。
城崎の街が擁する豊富なコンテンツを縦横に企画してくださったkintone Café HYOGOの運営スタッフの皆さんには感謝です。皆さんのリサーチのたまものだと思います。
それもそのはずで、スタッフのがっきーさんは西宮から遠く城崎まで下見でこられたとか。頭が下がる思いです。

そしていよいよkintone Café HYOGOの前夜祭本番です。「きのいえ」という(https://kinosaki-kinoie.com/index.html)一棟貸しの実家宿をお借りして、スーパーで各自が買い込んだ食べ物や酒を持ち込み、ディープなHYOGOの夜が始まりました。


この前夜祭もとてもディープでした。現地に行ったからこそ経験できる特典に満ちていました。
のりへーさんやちゃんえりさんやはっしーさんの登壇からも得るものが多かったです。ちゃんえりさんのステータス遷移についてのクイズなど、答えを間違ってしまった辛い、知見に満ちていました。


中でも昨年のkintone show+case unlimitedで栄冠を勝ち取ったTeam K.F.Cの皆さんからは、登壇までの発端やチーム作り、さらにコンテンツそのものの披露がありました。なんという貴重な機会か。
ファミコンで子供時代を過ごした私としては、ファミコンがkintoneでできるということや、発想次第でkintoneがより広がる可能性を見せてもらったことに感無量です。
しかも私のキャラをファミコン世界のドット絵で登場させてもらいました。子供の頃には想像すらしていない世界。それが、私の目の前で設定を画面からアップロードするだけで私の分身が王の間に登場し台詞を喋ってくれるのですから、もうたまりません。


なお、私は前夜祭でも一本のLTを披露しました。行きの「こうのとり」車内で作ったスライドの枚数が予定を超過したため、前夜祭用に急遽スライドを分離したのです。
前夜祭のLTの中で私はkintoneエコシステムってなんやろ?という問いかけをしました。エコとは英語のエコロジーですが、日本語の依怙(えこ)も同じ意味を含んでいます。それは「頼る」「頼り合う」という意味です。


私が語りたかったのも、頼り合い支え合うのがkintoneエコシステムですよ、というメッセージです。
私の問いも皆さんのLTも含めてとても深い話が前夜祭でできました。かなりお酒も入りましたが、醜態をさらす人は皆無。皆さん熱の入った議論ができたような気がします。
お開きになったのは夜中の一時半過ぎです。まさに楽しい時間はすぐに過ぎ去っていきます。


偶然一緒の宿に泊まっていたKIMIKOさんと宿に帰り着いたのは2時過ぎだった気がします。
そして翌朝。


頭がぼーっとしたままの私は、KIMIKOさんとモーニングをいただきました。前日のチェックイン時にオリエンテーションしてくださった@おかゆさんと会話を楽しみつつ、インバウンドの方が訪れる宿の交わりを体感します。
こうやって遠方の地で偶然会った方と交わす会話こそ旅のだいご味。各地のkintone Café はその機会を存分にもらえます。


「KINOSAKI KNOT」さんをチェックアウトし、KIMIKOさんと会場へと向かいました。
私は途中、御所の湯に寄りました。このままだと足湯以外に城崎の湯を味わえない可能性があると感じたからです。カラスの行水よりも刹那の風呂浴びを実践し、会場である城崎国際アートセンター(KIAC)へ急ぎました。
こちらの施設は、私が豊岡に来る前に予習として読んでいた『なぜ豊岡は世界に注目されるのか』でも取り上げられていました。
豊岡が小さな世界都市として注目を集めたきっかけの一つがこのKIACです。アーティスト・イン・レジデンス、つまり舞台芸術を中心とした芸術活動のための滞在制作を行うための施設として、国内外から多数の芸術家を集めている場所です。国内でも有数の施設が今回のkintone Café HYOGOの舞台であることを、私は城崎にやってきてから初めて気が付きました。


なんという素晴らしい場所での開催でしょう。


まずは、がっきーさんが開催の挨拶を行い、kintone Caféとは何かを語っていただきました。
ついで、いなさんがkintoneハッピートークで場を和ませました。私は西宮から来てくださった西森さん(昨晩のとみやでもご一緒)とお互いのkintoneでハッピーになった出来事を共有しました。
こういうの、よいですよね。いなざわイズムが感じられる瞬間です。そういえば、このkintone Caféではお菓子もふんだんに振舞われ、それもいなさんのおもてなし精神の表れと感銘を受けました。


それを皮切りに、はっしーさんによるセッションが始まりました。固定資産の棚卸管理をkintoneで行うにあたっての事例です。
減価償却などの専門的な機能は専用サービスに任せ、機能単位でkintoneの良さを生かす。その潔さがよかったです。私も学ぶところがありました。

今回のkintone Caféは各セッションの後にセッションの内容を共有し、議論し合う場が作られていました。
それによってお互いに考えを伝えあい、共有することで学びがより一層深くなる。私もイベントの中で常々やろうと思ってはいるものの、kintone Caféによっては交流の時間を確保できなかったりするので参考になります。

はっしーさんの登壇内容について皆さんで意見を深め合った後は、休憩をはさんで私のLTの出番です。


今回はディープなHYOGOということで、私の失敗例を披露してみました。
ちょっと引くかな、と思いましたが、思ったより皆さんに笑っていただけてよかったです。
少なくとも私のkintoneエコシステムへの思いは伝わったのかな、と思いました。
ただ、少しネガティブな余韻を残すのも申し訳ないと思ったので、その後の懇親会の場て挨拶した際は、kintoneに関わってからは人生は右肩上がりであること、これからもまだ上がっていけるから、皆さんと一緒に支え合い盛り上がっていきましょうとフォローしておきました。
なんといっても今回は私にとっては若い時に後にした兵庫に戻ってkintoneで登壇する初の機会だったのですから。



私のLTに続いては奈良からお越しの中尾さん。中尾和尚は今回はご家族で来られていて、夕べのとみやにもご家族でご参加されていました。kintone転職を無事に果たしたことも家族の絆になんの影響も与えていなかったようで本当に良かったです。
そんな和尚のLTの内容はサイボウズ商店の紹介でした。
実は私はあまりよくサイボウズ商店を知りません。そのため、とても興味深かったです。
和尚がサイボウズ商店のゴールドメンバーであることよりも前にサイボウズ商店にメンバー制度がある事すら知りませんでした。
簡単に各種フィールドを貼り付けられるシールの存在は知っていましたが、実演していただけると業務改善の良きツールであることを深く理解しました。


さて続いてはおのえメモリアル株式会社の森垣さん(もりさん)から葬祭業でのkintone活用例です。
私も弊社もまだ葬祭業のkintone実装の経験はありません。が、以前から葬祭業にはkintoneは必ず使えるはずだと考えていました。
登壇資料のいたるところに会社のおもてなしの心が表れていたことが印象に残りました。kintoneを使って業務改善を行うことは、お客様に対しシステマチックにビジネスライクに接することではありません。むしろkintoneを用いて浮いた時間で本来のお客様の心に寄り添う時間を増やすべき。もりさんのセッションはそう感じさせました。

その後のセッションの共有の場では、同じテーブルにもりさんがいらっしゃいました。それに加えて同じ稲沢門下(稲門会)のプリン姫こと宗政さんもテーブルにいらっしゃったこともあり、稲沢メソッドの効果について貴重なお話が聞けました。それらは私にとって非常に参考になる話でした。


さて、続いてのLTは森田さん。
kintone Café 名古屋で披露されたおみくじアプリとかきぞめアプリの悪魔合体について。
私は昨年1月のkintone Café 名古屋に参加しました。その際、ふくわらいアプリの素晴らしさに感銘を受けました。今回のおみくじとかきぞめアプリも見事なハックです。
恐るべきkintone Café 名古屋。その技術力には脱帽です。刺激されました。そしてかきぞめアプリを実際に使ってみるプリン姫の反応がまたよろしかった。プリンさんがみかんを描くのがkintone Café。


続いてのLT登壇者は、プリン姫にアプリの使い方を教えていた石際さんです。かきぞめアプリの裏側ばかりか、タイムラインを記入できてしまうアプリまでもご披露してくださいました。
本当に石際さんの技術巧者ぶりには毎回驚かされます。私も負けられないと思うのですが、それができない悲しみ。シャッポを脱ぐとはこのことでしょう。


さて、最後のセッションはpecoさんこと中谷さんです。これがまた全編スターウォーズ!
登壇内容の背景を説明する際に流れる動画がスターウオーズの壮大なテーマ音楽に乗せた画面手前から奥へと漂っていくテキスト。まさにスターウォーズのオープニングを地でいく演出です。そして切れ目ごとに鳴り渡るのはR2-D2の豊かな電子音。登壇するpecoさんは、いつの間にかオビ=ワン・ケノービが羽織っていたようなローブを身につけていました。pecoさんは真性のスターウォーズガチ勢です。
kintone界隈でここまでスターウォーズを再現した登壇は初めてみました。あまりにも感銘を受けすぎてセッションの内容がお留守になりかけましたが、社会福祉法人へのkintone活用事例としての見るべき内容に満ちていました。

特にありとあらゆるマニュアル化の取り組みや、gusuku Customineを活用した画面のカスタマイズはお見事。社会福祉法人の際立った導入事例として気付きが満載の登壇でした。

その後のセッション共有の場では、スターウォーズ好きな石際さんとその話で。

最後にkrewsheetを使った会費徴収の事例をのりへーさんから説明いただき、運用作業もkintone Caféのコンテンツ充実に使う効率性にまたもノックアウトです。


そのあとは集合写真を皆で撮り、KIACを後にしました。
雪景色に時折懐かしいキハの気動車の朱色が行き交う景色がとてもよかった。
ここはまた舞台を見るためだけでも来たいと思いました。


さて、雨が降りしきる中、歩いて懇親会会場へ。
「おけしょう鮮魚の海中苑 駅前店」。三十人近い参加者と共に味わうのはカニ。城崎の冬にカニは欠かせません。そしてそれ以上に会話も盛り上がりました。私もせっかくなので、前夜祭や本編で話す機会のなかった皆さんとkintoneトークを咲かせていました。

さて、楽しい時間はあっという間。わたしもそろそろ甲子園の実家に帰らなければ。夕食を一緒に食べてから、最終の新幹線で東京へ帰る。それが私の目論見でした。
ところが、私は帰りの城崎温泉発の列車をとっていませんでした。そこで列車をとろうと城崎温泉駅のみどりの窓口で聞いたところ、意中の列車はすでに満席だとか。行きの「こうのとり」では乗車してから車掌に声をかけて席を確保してもらったのですが、帰りはその技は使えなさそう。まずい。
その次の列車の席はあるのですが、それに乗ると最寄り駅に着くのが19時半。もはや一緒にご飯を食べている時間がなさそうです。

そこで、計画を変更し、実家を経由せずに直接東京へと向かうことにしました。「きのさき」にのって京都まで。そしてのぞみで東京へ。
最後になって予定が狂ってしまいましたが、金曜日の晩には両親とゆっくり話す時間を持てました。

しかし、また西宮を訪れる機会を見つけようと思っています。
次のkintone Café HYOGOへの参加はその後になるでしょうか。必ずや参加できるように調整します。

まとめサイト

今回、城崎でのkintone Café HYOGOでお会いしたみなさん、心からありがとうございました。


2023年12月のまとめ(法人)


令和五年十二月。

今月も苦しい状況が続いています。資金繰りですが。

経営の難しさ、厳しさを日々感じています。その一方で、その痛みを乗り越えようとする自分の成長もかみしめています。挫折や苦しみからしか人は学べない。そんな手あかのついた言葉を感じています。
今の苦しみから得た教訓は、私の中の単価設定や人件費についての根本的な過ちです。
一人親方であれば、これからもおそらく既存の単価設定でやっていけるでしょう。が、人を雇う立場ではその単価設定ではだめであることを痛感しました。雇用する事がどれほど大変なのかもあわせて心の底から理解した気がします。

その反省のもと、成長している自分を感じています。
むしろ、ここで試練と苦しみを味わったことで、来年以降の弊社や私にとってとても良いきっかけになると思っています。

すでに悪い話ばかりでもなく、好材料もすでにそろいつつあります。
単価を大幅に上げた提案が先月に受注し、今月から案件として始まりました。
他の同様の案件も先月に受注内示があり、他の案件も軒並み単価を上げても問題なさそうな感じです。
何よりも、苦しい中でも引き合いが途切れないことがありがたいです。

経営状況に楽観はできないですが、弊社のこれからを悲観はしません。来春になれば単価を変えた効果が出てくるはず。あと三ヶ月強、耐えて見せます。

達成度6割。達成感7割。満足感4割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 十二月度の売上は目標を下回りました。

単価設定が低いままの案件が主である以上、まだ黒字化はできません。
が、何とか持ちこたえられているのも皆様のおかげです。感謝しています。

引き合いが続けていただけているのもありがたいです。
単価を大幅に上げても引き合いがきて、さらに受注につながっていることもありがたいです。

それはまだ代表個人のネームバリュ―があるからです。
ただ、それに安住していては駄目で、代表のネームバリューに依存している間は大きな成長が難しい。
代表のネームバリューではなく、会社自身か会社が出すサービスにネームバリューを感じてもらわないと、代表のリソース次第になってしまいます。
そのためにもメンバーには、成長し、視野を広げてもらわないとだめなのです。そこがまだうまくいかず、人件費だけが出て行ってしまったのが今年でした。

案件が増えても案件をこなすスピードが向上しない。代表のリソース次第になってしまう。
この状況を打開するため、考え方を切り替えてより効率的なプラグインやサービス使用を推進する方針に切り替えました。
業務の根本的な部分から今までのやり方をすべて切り替えつつあります。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・山梨の甲府で「おいでなって! ビルド山梨」を弊社にて運営・企画し、開催しました(12/2)。
・弊社代表がkintone Advent Calendar 2023に記事をアップしました(12/5)。
・弊社代表がMOVED MeetUpに参加しました(12/7)。
・弊社代表Ship Vol.2に参加しました(12/8)。
・弊社代表がkintone Café JAPAN 2023に参加しました(12/9)。
・弊社メンバー二人がそれぞれCybozu Days 2023のレポートをアップしてくれました(12/10)。
・弊社より新サービス(k-Report帳票統合サービス)を発表しました(12/13)。
・弊社代表が「kintone エバンジェリストの忘年会に参加しました(12/14)。
・弊社代表が「よっちゃばれっ kintone 無尽 Vol.2」に参加しました(12/15)。
・弊社代表が「kintone Café 神奈川 Vol.16」に登壇・参加しました(12/16)。
・弊社メンバーがCybozu Days 2023のレポートをアップしてくれました(12/16)。
・弊社代表が「CHALLenGERS」に参加しました(12/18)。
・弊社代表がkintone Advent Calendar 2023に記事をアップしました(12/20)。
・弊社役員と総務人事経理担当が山梨活性化プロジェクトに参加しました(12/20)。
・弊社の事例記事「事例:株式会社アップルボックス様」をアップしました(12/26)。
・弊社の事例記事「事例:株式会社ファンドレックス様」をアップしました(12/29)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

4月から多くのメンバーに加わってもらった弊社ですが、まだまだチームビルディングができていません。さまざまな課題が出た月でした。
残念ながら、いくつかの会社との関係をいったん解消するしかなくなりました。
パートナー企業の技術者さんにも複数の案件に携わってもらっていますが、こちらは数カ月前からすでに案件を絞って関わってもらってます。
もう一度業務の再設計を行い、パートナー関係の整理も行います。

外注費や人件費の負担も厳しいですが、なんとか乗り切りたいと思います。


§ 開発案件 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。
今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

苦しい状況を打開するため、今までの開発のやり方について、ついに変える決断を下し、実際のその方向で進めています。

・代表が伴走担当としてお客様に入る。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

そのため、単価設定もさらに変更を加えました。
変更した単価をベースに受注も取れるようになり、自信になりました。

また、代表のトーク力も磨く必要があります。
すでにこの数カ月、代表は複数の場所で研修講師やグループワークの運営にもチャレンジしています。
また、日本各地のkintoneプレーヤーたちにもリアル/オンラインを問わず会いに行き、知見を交換し合っています。

既に先月からいくつかの案件で伴走型に切り替え、一切代表が手を動かさないやり方で実装を進めています。
手ごたえを感じているので、それを引き続き推し進めていきたいと思います。

さらに先月はCybozu Days 2023の前日に二つのサービスをリリースしました。
GO! DO! with-Uとアビットリンクです。前者は伴走開発サービスです。こちらは既にいくつかのお客様で実践している伴走開発サービスに名前を付けた形です。
また後者はkintoneとfreeeの連携カスタマイズをより訴求しやすくしました。実は来月早々にももう一つサービスをリリースする予定です。

今月もk-Report帳票統合サービスをリリースしました。
こうしたサービスもいくつか出していき、弊社の価値をより世間に訴えていく必要があると思っています。

うちのメンバーはよく頑張ってくれています。そしてこれを糧に成長してい欲しいと思います。
皆の頑張りに報いるためにも、これまでのやり方をあらため、持続可能な経営に変えていきます。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
そうした皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

少しずつ状況は改善に向かいつつあります。
その流れを加速するため、今年の4月より代表の長女に弊社に正式に加わってもらい、人事・総務・経理の作業を任せています。
少なくとも、これらの作業に代表のリソースを割かれることがなくなったのは助かっています。

ただ、経営者としての未熟を痛感させられることも多く、財務への能力は引き続き磨いていく必要があると考えています。
弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 一昨年(2021年)の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。それを以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、考え方の軸はぶれていません。

ただし、上記の各種理念の内容を変えようとしています。すでにメンバーには意図は伝えました。9月から策定作業を開始していますが、Cybozu Daysには間に合いませんでした。
この正月休みにビジョン・ミッション・バリューに当たる部分を経営理念・人事理念の形で見直し、再度今の状況に合わせた理念やビジョンに作り替えようと思います。

今後ともなにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約12回です。オンライン商談はざっと数えたところ約45回ほどです。
今月、頂戴した名刺は33枚です。

今月もさまざまなご縁をいただきました。
おいでなって!ビルド山梨では甲府や山梨の皆さんとのご縁をつなぎ、来年6月29日に予定してる地域クラウド交流会のキックオフを兼ねて。
また、Moved MeetUpやShip Vol.2ではサイボウズ社本社に伺って、まだお会いしていなかったkintoneプレーヤーの皆さんと交流すするとともに、MOVED社、メシウス社の社風や考えについても触れることができました。
よっちゃばれっ kintone 無尽 Vol.2(でも再び甲府や山梨との皆さんのご縁を強めた後は、神奈川の山北町に移動してkintone Café 神奈川 Vol.16で大いに山北町の皆さんとの交流を深めました。
年末のCHALLenGERSではkintoneによる業務改善を軸に交流を深めました。また、役員も山梨活性化プロジェクトに積極的に参加し、甲府や山梨の皆さんとのご縁や信頼感を強化しました。

他にも忘年会を横浜の野毛で行い、来年以降に有望な話を行いました。
他にも面白い話が持ち上がっています。

皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

弊社が案件の実装に苦戦していても、次々と案件を頂けるのも、こうした出会いがあるからです。

引き続きよろしくお願いいたします。








§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。おいでなって!ビルド山梨(12/2)。Moved MeetUp(12/7)。Ship Vol.2(12/8)。kintone Café JAPAN 2023(12/9)。kintoneエバンジェリスト忘年会(12/14)、よっちゃばれっ kintone 無尽 Vol.2(12/15)。kintone Café 神奈川 Vol.16(12/16)。CHALLenGERS(12/18)。山梨活性化プロジェクト(12/20)。

来月もまだイベント登壇を控えています。記事のリリースなども複数あります。
こうした対外活動こそは経営者としてやるべきことであると同時に、弊社メンバーにこの方向性を理解してもらう必要があります。
もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向と違ってしまいます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうようにつとめなければ。

外の皆様と交流を深めたいと思っています。
今月に行った活動からそのことを強く感じました。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。





§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは1本(
VOICARION ⅩⅦ 〜スプーンの盾〜
)。
今月、書いた映画のレビューは2本(
翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて
ウォンカとチョコレート工場のはじまり
)。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは12本(
cybozu days 2023に行ってきました。
Cybozu Days 2023 に行ってみた
弊社の新サービス(k-Report帳票統合サービス)を開始します
Cybozu Days 2023
おいでなって! ビルド山梨に運営・参加してきました
MOVED MeetUpに参加してきました
Ship Vol.2に参加してきました
事例:株式会社アップルボックス様
よっちゃばれっ kintone 無尽 Vol.2に参加してきました
kintone Café 神奈川 Vol.16に参加・登壇してきました
CHALLenGERSに参加してきました
事例:株式会社ファンドレックス様
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは2本(
ChatGPTにkintone アドベントカレンダーのネタを聞いてみた
kintoneで詰まった時の問題解決
)。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

11月29日 11月29日 devkin meetupに出て,
11月30日 11月30日 客観的な視点を持ちたい,
12月1日 12月1日 師走が始まっての目標です
12月4日 12月4日 本屋に行ってビジネス書を
12月5日 12月5日 後継者選びも考えなければ
12月6日 12月6日 アドベントカレンダー書く
12月7日 12月7日 ブロックチェーンとPaaSは
12月8日 12月8日 Moved MeetUpに参加!
12月11日 12月11日 エコシステムを活用する
12月12日 12月12日 何により憶えられたいか
12月13日 12月13日 新サービスを出しました
12月14日 12月14日 エフェクチュエーション
12月15日 12月15日 AIが芸術に与える影響は
12月18日 12月18日 思考フレームワーク駆使
12月19日 12月19日 常に新しく挑戦をしたい
12月20日 12月20日 育つ組織には標準化あり
12月21日 12月21日 年末は自分を大事に労る
12月22日 12月22日 やっぱりラッシュは嫌や
12月25日 12月25日 クリスマスに休むも良き。
12月26日 12月26日 NFTバブルの終焉に思う
12月27日 12月27日 来年、AIに劣らぬ価値を提供するため、技術者として学ぶべきこと

§ 年表

 ・十二月お仕事

  二俣川で打ち合わせ・作業×8、EKITERIA PRONTOでオンライン・作業×4、コットンクラブでビルド山梨、常夏East Blueバルで懇親会、大和市文化創造拠点シリウスで作業、白金台で打ち合わせ、サイボウズ 本社でMOVED MeetUp、サイボウズ 本社でShip、隠れ家 焼肉BULLSで忘年会、珈琲館 イオンスタイル新百合ヶ丘で作業、ドトールコーヒーショップで作業、フレッシュネスバーガーで作業・打ち合わせ・オンライン、餃子の王将で懇親会、鶴川駅前図書館で作業、サンマルクカフェで作業、品川で打ち合わせ×2、ガストでオンライン打ち合わせ、WOODSHEDでよっちゃばれっ kintone 無尽、魚河岸組合 魚の仕事人で懇親会、山北町立生涯学習センターでkintone Café 神奈川、YAMAKITAバルで懇親会、エン・ジャパン株式会社 本社/東京オフィスでCHALLenGERS、土風炉で懇親会、味八で三次会、Tully’s Coffeeでオンライン、神田で商談、鍛冶屋 文蔵で懇親会、鶴川駅前図書館で作業、新倉PAで作業、アクアビット サテライトオフィス×1

§ ツイートまとめ
・十二月ツイート
https://togetter.com/li/2285423


kintone Café 神奈川 Vol.16に参加・登壇してきました


2023年12月16日に『kintone Café 神奈川 Vol.16』に参加・登壇してきました。
詳細は告知サイトをご覧ください。

今回の開催場所は、神奈川と静岡の境にある山北町。

kintone Café 神奈川は、今まで神奈川のあちこちで開催してきました。
今回、山北町を開催場所として選んだのは、夏に真鶴町で『kintone Café 神奈川 Vol.15』を開催したことがきっかけです。ご参加いただいた山北町の町会議員である高橋さんと意気投合し、次回はぜひ山北町でやりましょうということで今回の開催が実現しました。

静岡県に境を接する山北町は、首都圏からはかなりの距離があります。皆さんも山北町に来る道行きだけでそれぞれのドラマがあったようです。
私もそうです。
私は前日の夜、甲府で『よっちゃばれっ kintone 無尽 Vol.2』に参加していました。
甲府からどのようにして山北町に移動したかと言うと、まず、富士吉田市の小俣さんに富士吉田まで送ってもらいました。


そこで日が変わる寸前にチェックインした「ホステル富士山・結」さんで一泊し、翌朝の御殿場行きの路線バスで移動し、そこから数駅を御殿場線で山北駅まで移動しました。

小俣さんのおかげで、甲府から山北までの距離が意外に近く感じました。感謝しています!


山北駅は御殿場線に属しています。ところが、かつて丹那トンネルが開通するまでの山北駅は東海道本線に属していました。交通の要衝として広大な駅構内を機関車が行き交い、往時の駅はかなり賑わっていたそうです。
私も山北駅についてすぐ、駅そばにある鉄道博物館を訪れ、過ぎ去りし日々の山北の街の賑わいをしのびました。


駅前には、ロケセットと見紛うような建物が今も立っていて、かつての賑わいを今に伝えています。

そのような山北町も、今は神奈川でも屈指の過疎率の高さに悩まされています。

前回のkintone Café 神奈川は、真鶴町の町おこしとkintoneの可能性を追求しました。
今回も山北町の町おこしとkintoneの組み合わせを志しました。

山北町議員である高橋さんに紹介していただいた、山北駅近くにある山北町生涯学習センターが今日の会場でした。

今までのkintone Café 神奈川は、私が企画から司会進行から登壇まで関わっていました。
が、昨今の私のリソースは限界に近づいており、今回はかなりの担当をスタッフの皆さんにお任せしました。

藤村さんには企画全般や会場確保。
原田さんには司会進行。
加藤さんには「kintone Caféとは」の登壇。
根崎さんには自己紹介セッションの進行。
私は今回は登壇だけでした。
本当にみなさんには感謝です。


原田さんから開会の挨拶があり、和やかにスタート。今回は原田さんから司会と進行役に立候補してくれました。


続いて「kintone Caféについて」のパートを加藤さんから。
加藤さんは言うまでもなく、kintone Café 神奈川を立ち上げた張本人であり、kintoneの界隈ではFacebookの「kintone活用研究会」を主催する方として重鎮の存在です。


続いては、根崎さんの進行により来場されている全員に自己紹介を行ってもらう時間。

この日、来てくださった皆さんは多士済々。kintone Café 神奈川のスタッフとして活動していただいている皆さん以外にも、以前のkintone Café 神奈川に来ていただいた方や、今回が初参加の方など豊かな顔ぶれが揃っています。
中でも長野の軽井沢から駆けつけてくださった山本さんは神奈川県庁でDX推進に関わられているご縁で来ていただきましたし、小俣さんは昨日の甲府からの帰りの車の中で、私からのラブコールに応えて富士吉田から来てくださいました。
そしてもちろん山北町の皆さんも。ご参加の皆さん、ありがとうございました。


続いて「チャレンジの総量をあげるワーク」を藤村さんから。

アメリカからこのタイミングで聞こえてきたのが大谷選手の巨額の契約金による移籍。
その大谷選手が高校時代から掲げ、夢の実現のためのツールとして使っていたのがマンダラチャート。
藤村さんによるマンダラチャートを使ったワークは、まさに時宜を得た内容でした。

数人からなる四つの班に分かれ、班ごとに皆で考えるチャレンジを決めます。続いてそのチャレンジのための要素を決めます。さらに、その要素を満たすたのための方法を考えます。
このような構成でワークは進みました。


私が属する班では、山北町の魅力を考えるチャレンジを考えました。四人で考えると色々と出てきます。
全国津々浦々。人のいるところに文化あり。どこが劣っていることはありません。優劣を比べるなど論外。山北町も同じ。
今日も山北町を憂い、希望を語る人々が集まっています。こう言う人がいる限り、街はまだ大丈夫なのです。

その思いを乗せて、高橋さんから山北町の魅力を語ってもらいました。
「山北のお峯入り」というユネスコの無形文化遺産に選ばれた山北町の民俗芸能について詳しく語っていただきました。
高橋さん、前回からのご縁もあわせてありがとうございました。

この「山北のお峯入り」について、私は今回山北町に来るまで、全くその存在を知らずにいました。
全国に残された風流踊りの一つとして、「山北のお峯入り」があるそうです。
この風流踊りにkintoneを絡めることで、どういう風に山北町の役にたつのかはまだ想像がつかないのが正直なところです。

私に何ができるのだろうと考え、それを頭に残したまま、休憩を挟んで私の登壇の番になりました。


今回の私の登壇資料は時間がなかったため、真鶴で使った資料の焼き直しでした。真鶴の文字を山北に変えただけ。
でしたが、この日の皆さんの自己紹介を受け、山北町の農業にkintoneがどう活用できるかについてワークの間と休憩時間を利用して内容を盛り込みました。

山北町から出席された方々は、kintoneのことをあまりご存じないようでした。そのため、kintoneについての説明に加え、来られた方の課題に合わせて農業とkintoneの可能性について様々な事例をお伝えしました。皆さんの心に響いてくださったのであればよかったです。
ただ、反省点もあります。「山北のお峯入り」をkintoneにどうつなげるかを話の中に盛り込めませんでした。これは、今後山北町とのつながりの中で模索してきたいと思っています。

私が話し始めた直後に、次の登壇者である一般社団法人かながわ地域振興会の瀬戸理事長が会場にお越しになり、入れ替わるように山本さんが軽井沢に帰られました。山本さん、遠くからありがとうございました。


私の登壇に続いては瀬戸理事長から。瀬戸理事長は、山北町にお住まいで地元のことにもさまざまに関わっておられます。

その思いと熱量は熱く、衰退する街をもう一度盛り上げたい、街のために力を尽くしたいとの気概を感じました。
山北町にも高橋さんだけでなく、瀬戸理事長のような街のためを思う志のある方がいらっしゃることが、本当に心強く思います。
懇親会でも瀬戸理事長とは様々なお話をしました。その中でもお話しされていましたが、山北町の残念なところは、行政側のご担当者がこうした場に出てこないところです。
だからこそ、民間で頑張るしかない。そんな瀬戸理事長の覚悟が垣間見えるセッションでした。
瀬戸理事長、ありがとうございました。


続いてのセッションは、ぴょんさんによる「kintoneリスキリングを進めるコツ5つ」です。
ぴょんさんは12月いっぱいをもって働いていた瀬戸理事長の下から退職し、新たな道に進まれるとか。
そのような状況で上司を前にして、組織への提言とも取れる内容を話すぴょんさんの大胆さは素晴らしい。そして、それ以上に瀬戸理事長とぴょんさんの間の信頼関係の深さが垣間見れる好セッションでした。

組織の中間にいる人たちにとって、ぴょんさんのような動きは煙たかったのでしょうか。折り合いが悪かったのでしょうか。私のような外野がぴょんさんの退職についてあれこれいうことは控えます。
が、ぴょんさんと瀬戸理事長の間には確かな信頼関係を感じました。そして、ぴょんさんのセッションを受け止める瀬戸理事長の器の大きさを感じるとともに、瀬戸理事長こそ、kintoneエコシステムの考えやダイバーシティ、多様な働き方へのご理解をお持ちで、かつ、とても柔軟な思考の持ち主だという確信を得ました。

今回印象に残ったことの一つが、この瀬戸理事長とぴょんさんの関係性と、ぴょんさんから瀬戸理事長へ託されたバトンの重さでした。

ぴょんさんによると、今回のkintone Caféで瀬戸理事長と私をお繋ぎしたかったそうです。
それはこの後の懇親会で存分に発揮されました。ぴょんさん本当にありがとうございました。


続いて最後を飾ってくださるのが山路さん。

山路さんは、夏に真鶴で行った『kintone Café 神奈川 Vol.15』で当日の朝にイベントの存在を知り、都心から真鶴まで駆けつけてくださったフットワークの軽さを持ってらっしゃいます。
今回、山北町だけでなく、全国に通じる地域活性化のためのkintoneを使ったビジネスプランについて語ってくださいました。大学を出てすぐと言うのに、早くもビジネスプランを考えられるその行動力と頭脳がとても頼もしい。

山路さんのこれからが楽しみですし、その行動力に惚れて、今回の『kintone Café 神奈川 Vol.16』をもって、山路さんにはスタッフに加わってもらうことになりました。山路さん、ありがとうございます。

今回をもってスタッフに加わってくださったのは山路さんに加えて中さんもです。中さんは小田原、真鶴そして山北と3回連続でkintone Café 神奈川に参加してくださっています。本当にありがとうございます。
次回から一緒に活動していきましょう!


皆さんの刺激的な登壇内容を受け、予定外であったにもかかわらず、急にLTをしたいと手を挙げたのが藤村さん。
「つながる、しょうなん」と言うタイトルで、今進めていらっしゃるビジネスモデルについて大いに語ってもらいました。
皆さん、本当にこういうビジネスプランの構築がお得意です。私はどうも頭脳が0→1のタイプではないようで、1→10のタイプです。なので、なおさらビジネスモデルを考えつき、その実行に向けて動ける皆さんがうらやましいです。藤村さん、今回はいろいろとありがとうございました。

さて、皆さんのセッションが盛り上がったため、最後に予定していたディスカッションは懇親会に持ち越すことに。


会場撤収の都合もあり、慌ただしく集合写真を撮り、無事に撤収も終えました。


続いては駅前の「ヤマキタバル」さんへ。先ほど駅前で風情のある建物と目を留めた場所こそが懇親会の会場でした。


kintone Caféといえば懇親会。いつも楽しいのですが、今日も楽しかった。
楽しいだけではなく、皆さんの熱い思いをたくさん聞けましたし、語り合えたのがよかった。
私も瀬戸理事長やぴょんさんとはかなり長く語らせていただきました。

普段はこうした場にはほぼ出ないという瀬戸理事長がかなり残ってくださったこと自体が、今回のkintone Caféの素晴らしさを物語ってくれます。
私も来年、経営に加えてこうした活動をよりしていきたいと強く感じました。山北町や真鶴町に対してどういう価値を提供できるか考えます。


今回、山北町でのkintone Café 神奈川に集ってくださったみなさん、心からありがとうございました。
次は相模原市を予定しています。今回の成功を受けて、全神奈川県市区町村でやる目標を公表しました

こちらからポストまとめをご覧ください。


SORACOM UG Explorer 2023にLT登壇しました



10/21に各地の会場及びオンラインで開かれた、SORACOM UG Explorer 2023にLT登壇しました。
公式サイト

この日は、実は全国規模のイベントが目白押しでした。
弊社ブログにも書いた通り、CLS高知が行われ、SORACOM UG Explorer 2023が行われ、さらに地域クラウド交流会全国グランプリが釧路で行われていました。
上のブログにも書いた通り、私はオーガナイザーとしての妻の応援と、弊社がちいクラ山梨を開催する準備も踏まえて釧路を選びました。

ただ、SORACOM UG Explorer 2023はオンライン会場もあるということで、藤田さん(なっちゃん)にはLTで登壇する旨をお伝えしていました。

上のブログにも書いた通り、朝の時点で釧路市観光国際交流センターのどこでつなげば、音声や画像共に問題なく接続できるかは確認し、昼前の接続テストにもきちんと参加して、SORACOM UG運営の皆さんへの心配は解消しておきました。

その後は、ちいクラ全国大会の終了時刻(16:30)から20分後(16:53)の登壇というタイムスケジュールに間に合うかどうかが問題でした。
ところが、ちいクラ全国大会の終了時刻が少し伸びてしまい、集合写真の撮影が始まったのが終了予定時刻でした。
ちいクラ全国大会の集合写真には必ず入りたかったので、私は皆さんと一緒にポーズを決めていましたが、にこやかに写真向きの笑顔をキメる私の内面はかなり焦っていました。

無事に写真撮影が終わったのが40分。そこから私の時間までは10分強。
前もって決めていた場所に走り、パソコンを設置し、接続音響マイクカメラもセットしました。
間に合った!

私が接続したちょうどその時、SORACOMのMaxによるSORACOM MVCの発表が行われていました。
私が入った時は、ちょうど大口さんが選ばれていました。SORACOM UG Explorer 2023も少しスケジュールが押していたとか。Maxの熱意がスケジュールをいつものように動かしてくれたようです。ありがたい。フォローに感謝です。

大口さんは、私が主催したkintone Café 神奈川とSORACOM UGのコラボイベントでも登壇してくださいました。

さらに、その前に選ばれた木村さんも、先日の六本木でのしらす2万匹のイベントで初めてお会いすることができました。

そして続いての片岡幸人さん。
先日までkintoneエバンジェリストとしてもご活躍いただいていた幸人さんには、高知、神奈川の両コラボイベントだけでなく、小田原で開催したkintone Café 神奈川でも多大なる貢献をしてもらいました。
今、私がいる釧路でもCLS道東でお会いするなど、全国をまたにかけた行動力は素晴らしい。
高知、神奈川の両イベントではSORACOMとkintoneの接続ハンズオンをオンラインとリアルで同時にやり遂げると言う偉業を成し遂げました。MVCに選ばれたのも納得ですね。

六月のkintone Café 高知の際に幸人さんから託されたkintoneエバンジェリストタグは、今回も釧路に持ってきています。

私が接続してすぐ見られたのが、kintone Caféにゆかりのある皆さんのMVCに選出された姿だったのは本当にすばらしいと思いました。また、私の登壇への弾みにもなりました。
MVC発表のスライド

続いては、SORACOM UGとコラボする各コミュニティーの紹介の第二部です。

私は、スケジュール上のご配慮で、トリを務めさせていただきました。

私の前に話された、
Nerves JPさん
公式サイト
Tech-onさん
公式サイト
の両コミュニティも、kintoneやkintone Café界隈とあまり接点がないだけに、かえって興味深かったです。
Tech-onをお話しいただいた須田さんとも、先日の六本木でのしらす二万匹でお会いできたので、また何か一緒にやれればと思います。

さて、私の出番です。
私の登壇資料は、結構ぎりぎりになって完成しました。

というのも、まずはkintone Café 事務局に登壇の連絡とお伺いを立てる必要があったからです。
SORACOM UGからの登壇のご要望があったからとはいえ、kintone Caféを盛り上げているのは私だけではありません。全国にいらっしゃるkintoneプレーヤーの皆さんの力によってkintone Caféは成り立っています。

私がお伺いを立てたのは、私が主催するkintone Café 神奈川や主催するイベントだけではなく、全体のkintone Caféについて私が紹介してよいか、ということです。
私がkintone CaféとSORACOM UGの三つのコラボイベントに関わったのは事実とは言え、私がkintone Caféを代表して登壇するにあたっての確認がしたかったのです。

事務局からのご回答をまって以下のスライドを作成しました。
スライド

私がスライドを作成したのは、釧路に来る前に一泊していた十勝の大樹町です。登壇まで猶予がなかったとはいえ、私の中に焦りはありませんでした。
というのも私が書く内容は明確だったからです。kintone CaféとSORACOM UGの間には間違いなく親和性があります。

kintoneのサービスを紹介し、kintone Caféのコミュニティを紹介し、さらにお互いのコラボ実績を書くだけで、SORACOM UG Explorer 2023に参加された皆さんにはその意図が伝わる。
そう思っていました。

もちろん、私もまだkintoneとSORACOMのコラボの可能性は探っているところです。
とくにSORACOM Lagoonとkintoneの使い分けについてはもう少し研究したいと思っています。

また、弊社のkintoneビジネスの中でどうすればSORACOMのIoTを活かせるのか。
それについては、昨年度のSORACOM MVCに選ばれたSEEDPLUSの前嶋さんと模索しています。Cybozu Daysにも出展のご協力をいただきましたし、その取り組みはもちろん案件にもつながっています。
SEEDPLUSさんの記事

まずは私もSORACOMのサービスを理解し、よりよい提案につなげられるようにすべきでしょう。
まずは今回、ほとんど参加できなかったSORACOM UG Explorer 2023の内容をおさらいするところから始めたいと思いました。

SORACOM UGおよびSOARCOM社の皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございました!


kintone Café 帯広 Vol.3に登壇・参加しました


10/19にkintone Café 帯広 Vol.3が開催されました。弊社の代表が登壇を兼ねて参加してきました。
https://kintonecafeobihiro.connpass.com/event/296630/

前回のkintone Café 帯広 Vol.2は、私からの働きかけが開催のきっかけになりました。
それに続いての今回。企画を一身にやっていただいたのは、相互電業の今野さんです。私も企画の段階から関わらせていただきましたが、ほぼ今野さんにお任せしました。

十勝は、私と弊社にとって大きな可能性のある場所の一つだと思っています。
kintone Café 帯広 Vol.3の前日には大樹町のお客様のところで作業や商談をしてきました。kintone Café 帯広 Vol.3の当日の昼は、中札内村でkintoneの説明や打ち合わせに勤しんでいました。
十勝には弊社のお客様がいらっしゃるのです。

今回も大樹町のお客様をお連れし、我々を含め総勢四人で参加しました。
お客様にkintoneの価値を感じてもらうには、kintoneのエコシステムのつながりと皆さんの思いを感じていただくのが早道です。

私一人が熱弁を振るうよりも、多様なkintoneプレイヤーが集まり、共にkintoneについて語り合い、盛り上がる様子こそが最大の説得力になると思います。


相互電業さんに伺うと、前回と同じようにウェルカムボードが!



今回は今野さんからのkintoneの軽い説明とkintone Caféの理念の説明から始まりました。


続いて、サイボウズの山本さんより、ご自身の経験を生かした実感のこもったお話がありました。
山本さんのお子様が保育園に入園する際に苦労された話です。その手続きは従来のアナログな手続きであり、これをkintoneの流れに変えるための必然性を丁寧に語っていただきました。
さすがサイボウズさん、実体験からくる実例を挙げてお話しされるのはとても良いと思います。


続いて、株式会社山忠ホールディングスの生田目さんです。
前回のkintone Café 帯広 Vol.2でも生田目さんとはいろんな話をさせていただきました。
今回も企画段階から一緒にやりとりをさせていただきました。

生田目さんはご自身でシステムエンジニアとしてkintoneを使った実装をされておられます。その改善する過程をわかりやすく説明してくださいました。
FAXや電話などの旧来の形からkintoneへ。さらにkintoneから次の連携へと。つまりRest APIの活用です。実際に会社の情報システムが進化していく様をみるのはうれしいですね。
各企業にこういう方が一人いるだけで、会社の情報環境は劇的に変わっていきます。
どの会社もそう願っているのでしょうが、今のわが国ではそれはなかなか贅沢な願いになっています。
まさにそのために弊社のような会社があるわけです。
生田目さんの登壇内容は、まさにこうすれば改善できる可能性を見せてくれたと同時に、それを開発する生田目さんのような人がいなければ、システム化は難しいと言う事例だったように思います。


続いて、登壇されたのは池田商店の川東さんです。

はじめての登壇と言うことで、とても緊張していらっしゃいました。が、その朴訥で素朴な語り口とともに、一生懸命自社の構築をしていた過程を説明していただきました。
まさにkintoneとはこうあるべき。初めてシステムを触った方でもここまで作れるのだと言う実例に溢れていました。
私にとっても初心に返る意味で、とても参考になる川東さんの登壇でした。


さて、次は私の登壇です。光栄にも最後のスピーカーとして登壇させていただくことになりました。
とはいえ、残り時間があまりありません。そこで私も巻いて喋ることにしました。
今回のテーマは、「すごくなくていい! 自社のkintone共有し合ってみよう!」だったので、弊社のkintone環境を、複数のサブドメインと連携しながらどのように使っているのかを事例としてお話ししました。
実はこのテーマは以前のkintone Café 神奈川でも取り上げたことがありますが、その時はオンラインだったことと、今回私が話すまでの数年の間に変わった点もありました。私が話した内容は、皆さんにとって良い参考になったのではないかと自負しています。

というわけで、コンパクトな時間設定の中、無事にすべての登壇が終わりました。
続いて、皆さんで次の場所へと移動しました。
kintone Caféといえば懇親会。
そして本日の懇親会は「旬菜 まさゆめ 駅前店」。こちらのお店は多人数でかつおいしい十勝の料理が食べられるとあって、私たちもとても盛り上がりました。

こういう場を通して、多様なご縁ができる喜び。そして。私にも弊社にも十勝での今後の展開について貴重な知見をいただきました。


一次会が終わったあとも、その熱は醒めず、有志だけで二次会、そして三次会へと繰り出しました。北海道の魅力を再認識できる一日でした。

参加された皆さん、登壇された皆さん、本当にありがとうございました。また会場をご提供してくださった相互電業の皆様にはいつも本当に感謝です。

次のkintone Café 帯広の開催の際は、私も企画段階から関わり、また皆さんと交流を深めたいと思います。

まとめサイト


kintone Café 埼玉 Vol.6に運営・参加しました


10/8にkintone Café 埼玉 Vol.6が開催されました。弊社の代表が運営も兼ねて参加してきました。
告知サイト

前回のvol.5の開催から4年9ヶ月弱の期間が空いてしまったkintone Café 埼玉。どうやれば再始動できるか。再始動にあたってはどういう内容にするか。この数年、頭の片隅にはいつもこの悩みがありました。

その状況が一気に打開できたのは、3ヶ月近く前のことです。
kintone Café 東京 Vol.13が行われ(7/22)、その日の懇親会の場でたまたま集った埼玉に近い人たちにその場で一気に募り、再始動に持っていきました。

今回の会場は、原田さんが個人用として使っておられる鶴ヶ島のオフィス。
鶴ヶ島開催の話は、今春(4/1)に小田原で開催したkintone Café 神奈川 Vol.14の懇親会で原田さんとお話しした際に生まれました。オフィスがあるから使っていいよと言う原田さんのご好意をどうやって活かせるか。その構想をずっとあたためていました。

その後、7/6に催されたkintone hive 2023 tokyoにおいて颯爽とデビューされたのが中嶋さん。なんと鶴ヶ島市の職員でいらっしゃる。
ここで中嶋さんと原田さんを繋げる構想が一本の線としてピーンとつながりました。

そして、上に書いたkintone Café 東京の懇親会。その場で中嶋さんと話す機会があったのですが、偶然その周りには埼玉に近い方々が集っていたこともあって、なかじさん、大野さん、野田さんといった面々に集ってもらうことになりました。その場で中嶋さんにはサウザーという称号が与えられました。

初回のオンライン打ち合わせの場では原田さんと皆さんをつなぎました。そしてその交流が温まるよりも先に、皆さんからユニークかつ型破りなアイデアがいくつも提案されました。
実際に餃子を焼きながら開催するkintone Café。おそらくどこのkintone Caféのみならず、IT系のイベントでも前例はない気がします。

そこで私も覚悟を決めました。もし当日に何かあっても、その場で軌道修正すれば良いと。
今回、私はあくまで再始動のきっかけを作る役割に徹しようと決めていました。当日までの準備や当日の仕切りに至るまで、主導権を握らず、あくまでも運営の皆さんの手助けにとどまろうとしていました。

kintone界隈でも、最近は伴走開発の手法が注目を集めています。
それにならうなら、伴走イベント運営とでも言いましょうか。
イベント運営の伴走者として私がどこまでやれるのか。それを試す意味もありました。

各種の準備の場だけ準備し、皆さんにはFacebook Messenger上で活発にやりとりをしていただきました。着々と準備を進んでいく様が頼もしい。

特に、野田さんがイメージを沸かせやすくするためのラフ案を次々と書いてくださったので、我々も準備に向けてのイメージが共有できました。

さて、当日。

実際の進行に関する詳しい打ち合わせはほとんどせぬまま当日に臨みました。そのため、司会進行やオープニングで話す方も始まる30分前の時点で決まっていませんでした。
そこで開始30分前に私が急遽kintone Caféとはの理念のスライドを準備し、登壇することになりました。司会進行は私と原田さんが状況に合わせて分担しながら。

今回は、そうした不慮の事態に対応するのが私の役割だろうと備えていたので、それも含めて臨機応変に対応できました。各地のkintone Caféやその他のイベントに参加していた経験が生きました。

そもそも、事前に会場の準備などは原田さんがとても頑張ってくれました。特に今回は同時配信のオンラインもピンマイクやその他の機器のご用意で動いてくださいました。
そして肝心の餃子は、サウザーさん、なかじさん、大野さんが頑張って大量に焼いてくれました。野田さんも背後でいろいろとフォローのために動いてくださいました。

まずは全員が自己紹介。そして早速餃子の調理開始。

餃子を焼く間の時間は、間が空きそうになりました。が、結局は無為な時間を過ごすこともありませんでした。というのも、もともとLTを買って出てくださっていたはっしーさんが、予定を超えて3本のLTをこなしてくださったお陰です。
何よりもよかったのは、皆さんの間にkintoneという大きな共通の話題があったことです。kintoneの話題があることによって、間が空くまでもなく、皆さんがそれぞれkintoneの話題を持ち出してくださっただけで場の雰囲気が失われずにすみました。


ぎょうざの満州鶴ヶ島駅前店で買ってきた大量の餃子も見事に平らげてくださいました。20名の出席の皆さんにも満足していただけたのではないかと思います。
さらに、kintoneの話題でもサウザーさんが自治体の運営上の苦労や、だからこそkintoneが有用であることの話題をたくさん提供してくれました。
私、投票用紙をイチゴパックに収納するとよい、という自治体ハックはこの時初めて知りました。


kintoneを使えばあらゆる組織の非効率な業務は変えていける。それを感じたサウザーさんのセッションでした。

その前に、3本連続でLTを語ってくださったはっしーさんのkintoneの使い方にも言及しなければ。趣味のデザート食べ歩記をkintoneに格納するってよいですね。外部公開もできそう。
あと、興味があったのはUiPathとkintoneの連携プラグインについての紹介です。私もRPAについては、業務の使い道として有効な提案ができていないので、とても参考になりました。

今回は私、なかじさんに加えて、奈良から中尾さんも駆けつけてくださったので、kintoneの情報のフォローなどもバッチリで、しかも同時配信していたオンラインでも石井さんまで入ってフォローしてくださっていたので、情報量としてはたくさん提供できたのではないかと思います。

さて、サウザーさんのお話が盛り上がったところで、本編の時間は既に超過していました。
そこで一度中締めし、懇親会の中であらためて懇親を深めることに。


続いての懇親会ではあらたな新星がkintone界隈へのデビューを果たしました。村上さんです。
既存のシステムとkintoneの違いや、そうした違いをどのように社内に展開するか、という貴重なセッションでした。kintoneをさわりはじめてからまだ間もないとのことですが、これまでの社会での豊富な経験をもとにkintoneの特徴や使い方をよくとらえられていて、とても参考になりました。

その後も3、4グループに分かれ、kintoneの話題は尽きません。
ポストサイト

今回のkintone Café 埼玉 Vol.6の学びは、締めるポイントさえ間違えなければ、イベントとしては自走できるという自信でした。
そもそも参加される皆さんはkintoneについて学びたいこと、知りたいこと、語りたいことをたくさんお持ちです。そのため、事前にカリキュラムを定め、それにきちんと沿った形でなくてもイベントとしては成り立ちます。

今後は私たちのようにkintoneで仕事をする人も、kintone案件が増えていくにつれ、忙しくなることが予想されます。
その際、こうした形であってもkintone Caféが成り立つ実証ができたのはよかったと思います。

まずは今回参加された皆さん、そしてスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。


2023年9月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括
9月。
今月も仕事が忙しく、旅はほぼどこかで仕事につながっています。
仕事が忙しいまま、あっというまに月が終わってしまった印象です。

もちろん、少しは出かけました。
今月は市川、真鶴、三浦、横須賀、八王子、甲府、川口を訪れました。

仕事をしながら、旅をする。そのノウハウをいかに実現するかが私のテーマです。
が、私の理想にはほど遠い毎日です。

今月は私個人の力の限界を感じさせる出来事が相次ぎました。
kintoneの認定資格であと一つだけ取れていないカイゼンマネジメントエキスパートに落ちたことも一つ。
経営者としても個の力を押したてるやり方に限界が見えたのもその一つ。それでいながら、同級生が個の力を発揮し、輝いている舞台に目を奪われたことも一つ。

もう、いつのまにか私も50の齢を迎え、少しずつ人生も下り坂になっていること。次代を導かなければならない年代になっていること。
それはわかっているのに、自分はいったい何を成し遂げたのか、という焦り。
ただし、先々月から私の周りの同年代から刺激を受けています。
先月と今月にはさらに仕事での打開策となりうるヒントを数回いただきました。
これがうまくいけば、経営と個人。そして仕事と旅の両立がこなせるようになるはずです。

まだ私の日常は仕事に偏っています。
その証しこそ、執筆活動や読書などの文化活動の低下です。顕著に現れています。

私に与えられた時間は有限で、ますます残り少なくなっています。
残された時間を少しでも有意義にしたいと思います。死を迎えるまでに。

生きていること、生かされていることのありがたみ。
それを常に忘れぬようにしながら、充実した日々を送りたい。
皆さんと私の思いは同じです。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちをフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

今月は家族とは一回お出かけしました。妻とは二回、妻と長女とは一回、妻と次女とはゼロ回、長女とはゼロ回、次女とはゼロ回。


§  月表

 ・九月お出かけ
EKITERIA PRONTO、ラーメン四季福、Starbucks、大和市立図書館、多摩境天然温泉 森乃彩、薬師池公園、らあめん花月嵐、Tully’s Coffee、ぎょうざの満洲、Tully’s Coffee、情熱のすためし どんどん、キッチンオリジン 鶴川店、鶴川駅前図書館、吉野家 鶴川駅店、アンコール・トム、麺屋こころ 町田店、籠屋たすく、えきまえ広場、だるまのめ 狛江店、メキシコ酒場、不知八幡森、現代産業科学館、ニッケ鎮守の杜、ニッケコルトンプラザ、治水とやすらぎ 碑、坪井玄道生誕の地、鬼越駅 (KS17)、マクドナルド、原木中山駅 (T22)、目黒 THE LIVE STATION、ラクシスフロント、Starbucks、山下公園、相州蕎麦、スナックジョイゾー、小田原城、海女食堂、真鶴町観光協会、小田原駅観光案内所、ミナカ小田原、小田原城、二の丸広場、下布田遺跡、羽毛下橋、三浦海岸セブンイレブン 三浦海岸店、三浦市観光インフォメーションセンター、うらりマルシェMILITARY SHOP YOKOSUKA 三笠本店、豊川稲荷横須賀別院(豊川山 徳寿院)、Tully’s Coffeeスカジャン発祥の地ヨコスカドブイタステーションspec☆01、EVER GREEN、Tully’s Coffee、善養院、相州蕎麦、フォルクス 大和店、大和市文化創造拠点シリウス、八王子城跡自然公園、金子丸、八王子城本丸址、八王子神社、八王子城跡、八王子城山頂上、御主殿跡、御主殿の滝、八王子城ガイダンス施設、北条氏照墓、宗関寺、船田石器時代遺跡、WOODSHED澤田屋 本店甲州夢小路café terroir山梨県護国神社 (山梨縣護國神社)セブンイレブン 甲府武田店インキュベーションセンターオギノ 朝日店かつ玄 石和店サイゼリヤ、新富座跡、救世軍渡来記念の地、異味香、BANGKOK STORE、食彩雲南 西川口店、生鮮市場ワンワン

・九月ツイート
https://togetter.com/li/2233045
§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かけたのは、今月は一回です。

ある日、次女が家に帰ってきたタイミングで家族で近所のファミレスに言って食事をしました。笑いました(9/25)。

§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で二度でかけました。

三浦半島で海が見たいという妻の希望で、三浦海岸から。まだ夏の気配が濃厚な渚でのんびりとたたずむ時間を過ごしました(9/18)。
さらにそこから三崎港のうらりでマグロやら野菜をたくさん買い込み。さらに長井のすかなごっそにも立ち寄って野菜やお肉をたくさん。

さらにそこから横須賀の市街地に移動し、三笠ビルのミリタリーショップで廃止海図を使ったファイルフォルダを購入し、ドブイタ通りのSPEC☆01では妻が念願のスカジャンを購入しました。

また別の日は、甲府へ(9/24)。
今月は妻が12月に予定していた地域クラウド交流会の日程を延期する発表をしたのですが、延期したその日に別のイベkinントを甲府で開けないか、という可能性をさぐるために。
まずは先日のよっちゃばれkintone無尽の懇親会で訪れたWOODSHEDさんを妻に紹介。結構気に入ってくれたようで何より。


そこから澤田屋さんに移動してくり玉をいただきました。いつもおいしい。さらに甲州夢小路のCafé Terroirさんへ。もう甲府に来るたびに訪れているこちらは6,7回目の訪問でしょうか。
今日は訪れたタイミングが少し客足が落ち着いた時間帯だったので、オーナーの飯島さんとお話しする時間もあり、また次へとつながる新たなご縁を紹介していただきました。

その後は山梨県護国神社で開かれていた龍華祭を見学。江戸一番隊、またの名を切腹ピストルズという和楽器パンクバンドが境内でにぎやかな演奏を繰り広げる中、最後は宮入の神輿が勇壮に掲題を練り歩くさまを堪能しました。
かつ玄という20号沿いのお店もとんかつがおいしく、とても満足しました。


§  妻と長女とのお出かけ 妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は一回ありました。

タカラヅカの代表の仕事で疲れ切った妻を連れて行ったのは多摩境天然温泉 森乃彩(9/3)。夕食もこちらでいただき、私も妻もそれぞれマッサージやエステを受けました。



§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女との三人で出かける機会は一回もありませんでした。

次女は昨年末で就職したお店を辞め、今はアルバイトで飲食の仕事を続けています。
ところが、そこも辞め、別の場所で働いています。

次女のことを本当に好いてくれている彼氏にも巡り合えたにもかかわらず、どこに向かうのか、何がしたいのかがわからず、悩んでいるようです。
22歳まではモラトリアムとして大目に見るつもりですが、、、

§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。

長女は4/1付けで雇用しました。
すでに2月から引継ぎもかねて打ち合わせにも同席してもらっていましたし、内部の定例会議にも出てもらっています。

昨年末をもって私の中では子育ては終わったと思っています。娘たちにはそれぞれを一人の大人として対し、手助けができるところは私から手を差し伸べていこうと思います。

●私自身の九月(交友関係)

§  関西の交流関係 今月は関西とのご縁はあまりありませんでした。

ただし、高校の同級生が目黒THE LIVE STAIONでやり遂げた見事なパフォーマンスは別です。
昨年の同じ日にも観に行き、DREAM THEATERのトリビュートバンドユーグレナのキーボードとして凄まじい難易度の曲を演奏していることに驚愕しました。
今年も。こうやって同級生が素晴らしいパフォーマンスを示していることが誇りであり、私も負けてられないと思いました。


§  今月の交流 今月は、仕事が忙しく、飲みの交流は比較的抑えめでした。

スナックジョイゾーの飲み会も楽しかったのですが(9/15)、それ以外は仕事に没頭していて飲み会がほぼない月でした。
スナックジョイゾーでは真鶴で知り合った方をお連れしまして、また新たなご縁のきっかけになれたのではと思います。

真鶴での交流もとても楽しいものでした。なかなかお店のオペレーションのシミュレーションのお手伝いをする機会もありません。

月末に秋のイベントの打ち合わせで集まったのですが、昼と夜に西川口のディープな中華料理を食べ歩き、さらにイベントの打ち合わせでもとても愉快なひと時が送れました。

今月も皆様ありがとうございました。

●私自身の九月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、一冊を書きました。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、今は書くための時間がありません。読んでからレビューをアップするまでの時間も二年を超えてしまいました。
今、私のプライベートの時間がほぼなくなってしまっています。仕事をからめた交流があるので精神的には困っていませんが、一人の時間がないことは見直さなければと考えています。
レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は、私にとってワークライフバランスのバロメーターです。ワークに偏っている今の状況を早く取り戻さねば、とかなりの危機感を持っています。

以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは1本(
「わがまま」がチームを強くする。
)。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは0本()。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

8月30日 8月30日 値決めこそが経営を痛感し
8月31日 8月31日 DX人材の育成が主になる
9月1日  9月1日 防災の日に弊社事業計画を
9月4日  9月4日 若いうちに出来ることをする。
9月5日  9月5日 一人ではなく皆で構築する。
9月6日  9月6日 ローコードツールはやり甲斐
9月7日  9月7日 Cybozu Days 2023出展。
9月8日  9月8日 会見や商談の場で演じきる力
9月11日 9月11日 数を揃えるだけではあかん
9月12日 9月12日 仕事以外に個を輝かせる技
9月13日 9月13日 個とチームのバランスとは。
9月14日 9月14日 試験に落ち、個の力不足を
9月15日 9月15日 役割を定め集中できる環境
9月19日 9月19日 組織化は即ちコストの増加
9月20日 9月20日 秋は働き方の変わる季節。
9月21日 9月21日 攻撃と守備の分担が経営に
9月22日 9月22日 伴走開発への理解を深める
9月25日 9月25日 店舗に学ぶ疲弊しない運用
9月26日 9月26日 祭りの発散はイベントに要
9月27日 9月27日 インボイス制への私的意見

§  今月の読書 今月は6冊の本を読みました。内訳は、ミステリ二冊、純文学一冊、SF二冊、歴史書一冊。

今月も本を読む時間が取れていません。が、無理やり本は読むようにしています。ところが読んでもそれをアウトプットできていないのは上に書いた通りです。
形式的にアウトプットするのなら、ChatGPTに頼るのもありですが、それは自分にとって衰退への道だと思っています。

私が一昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、まったくそれが進んでいません。
仕事にかまけてしまっています。このことにもとても強い危機感を抱いています。このまま何も生み出さずに老いてしまうのでは、と。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞は0本です。

なお、今年の大河ドラマ「どうする家康」も先々々々月に入ってからほとんど見られていません。録画も溜まってしまっています。とにかく見る暇がないのです。


§  今月の舞台 舞台については、今月は見ていません。



§  今月の音楽 コロナが始まってから’70’sから活躍したアーチストの全曲を聞く活動を続けています。今月はEARTH , WIND & FIREの全アルバムを順に聴いています。

もう一つの音楽のトピックは、上にも書いた通り、高校の同級生が目黒THE LIVE STAIONでやり遂げた見事なパフォーマンスにとどめを指します。
昨年の同じ日にも観に行き、DREAM THEATERのトリビュートバンドユーグレナのキーボードとしてあの名盤『IMAGES AND WORDS』の完全コピーを成し遂げた友人。
心の底から感動しました。

同じメンバーで今年は『NEW MILLENIUM』『THE BEST OF TIMES』『A Season Of Change』を見事に演じ切りました。

機材トラブルがあったにもかかわらず冷静にその場をしのいだばかりか、複雑な曲の合間から復帰させるすばらしさ。
部隊がはけた後にゆっくり話せたのですが、練習もSyncRoomを使ってオンラインでセッションを重ねたとか。
全てに圧倒された幸せなライブ体験でした。

あと、月末に甲府を訪れた際に山梨県護国神社で催されていた龍華祭では、江戸一番隊、またの名を切腹ピストルズという和楽器操りながらの音楽性はハードコアパンクのグループがまさに祭りの混沌とした本質を象徴していました。
それをバックに宮入りする神輿も勇壮でよかったです。


§  今月の美術 今月は、特に美術に関するトピックはありません。

上にも書いた龍華祭は書道家が出展していて、境内の野性味のあるアートワークが印象に残りました。


§  今月のスポーツ 今月は、スポーツをする余裕がありませんでした。
ただ、運動不足が心配なので思い立って八王子山城をてっぺんまで登りました(9/23)。
思った以上に疲れなかったのは収穫ですが、この時に腰を痛め、一週間たった今もまだ後遺症が残っています。

ただ、大リーグの大谷選手の打棒の凄まじさは欠場してだいぶたつのにまだホームラン王のトップをキープし続けていることです。

それとバスケットボールのワールドカップとラグビーのワールドカップも仕事の合間に少しだけ見ることができました。
スポーツ観戦はもう少ししたいところです。

とりあえず、阪神タイガースの優勝決定戦の最後の方だけかろうじてテレビで見届けることができました。18年ぶりのセ・リーグ優勝の瞬間を。


§  今月の滝 今月は一か所の滝を訪れられました。「御主殿の滝(9/23)」

この滝を訪れるのは二回目です。
約二年半ぶりの再訪となりました。
雨の降る中でしたが、かつて八王子城落城の折ら、多くの武将や婦女子がこの滝上で自刃し、三日間その血が下流を紅く染めていたという滝は、涼しげに白い滝身を見せてくれていました。


§  今月の駅鉄 今月は一駅を訪れました。「鬼越駅(9/10)」

鬼越駅は、近くにある千葉県立現代産業科学館の帰りに寄りました。隣が本八幡駅であり、タワーマンションもかすかに見えますが、この駅はまだ素朴な風情を残していました。構内踏切を渡ってホームのなだらかなスロープを登ると、上下線の狭間にある駅ホームです。ホームから見える家々の佇まいも昭和30年代の風情を色濃く出していました。

この駅は『鬼越トマホーク』長い名の由来だそうです。


§  今月の酒楽 今月は飲む機会も限られていました。四回だけです。

スナックジョイゾーも停電があって遅れる見込みだったため、差し入れを買わずに伺いました。

それに対してなかじさんがもってきてくれたお酒が美味しくて。
とくに江井ヶ島酒造が醸した日本魂という水酛仕込みのお酒は紹興酒を思わせる味わいでとてもユニークでした。


上の交流を除いては、お酒自体をあまり飲んでいません。

唯一なのが、サテライトオフィスで飲んだ際、狛江駅前の広場で「KOMAE BEER FESTA」が行われていることを知り。ギリギリに立ち寄ってFAR EAST さんのIPAを一杯いただいた程度です。

あとは、上にも書いたライブハウスでらラムトニックをいただいたくらいかな。

それと以前山梨に行った際に買って妻と飲んでいた七賢の王戎を飲み干しました。開けてだいぶ経つのに劣化せずに美味しかったのは流石です。

それと月末に西川口を訪れた際、昼はチンタオビールのSTOUT。夜はラガーを楽しみました。


§  今月の旅行 今月は上にも書いた通り、仕事をからめた出張も含め、あまり遠出できていません。
市川、真鶴、三浦、横須賀、八王子、甲府、川口を訪れたくらいでしょうか。
今月は完全に仕事が忙しく、旅ができませんでした。

市川に行ったのは、スーパーコンピューターの京の一部が展示されていたのを千葉県立現代産業科学館に観に行くためです(9/10)。
途中、メキシコ酒場というお店で美味しいタコスをいただき、さらに昔から気になっていた「八幡の藪知らず」を実際にみに行きました。想像以上に再開発の波に洗われていました。
京の実物を見て、自分の開発者としてのプライドや誇り、個としての力を取り戻したいと思いました。経営の難しさに翻弄される毎日ですが。

ここは面白くて、放電実験室では大音量の放電の実例を複数種類デモしてくれ、自然の力の偉大さを見せつけられました。それと同時に、この電気の力を飼い慣らそうとした先人たちの努力に感銘をうけました。
さらに、この近くに国立研究開発法人情報通信研究機構があり、標準時についての説明を興味深く見ました。
私も仕事上でUTCやJSTといった時刻を扱いますが、とても勉強になりました。

そのあとは鬼越駅により、マクドで仕事をしたあと、原木中山まで歩いてから目黒に向かい、友人の出演するライブを見ました。道中では「信長の野望 出陣」をやりながら。

今月から位置ゲーとしてリリースされたばかりの「信長の野望 出陣」をやりながら移動しています。
なかなか面白い。

その帰り、夜の小田原城にもたちよりました。4月にkintone Café 神奈川をやった後にも夜の小田原城を楽しみました。
夜に白壁が映える様子がとても風情があってよかったです。

あと、サテライトオフィスで作業する合間に時点はで調布の方まで行ってみました。多摩川からの夕陽がとてもきれいでした。

別の日に三浦半島を訪れたのは、上に書いた通りです(9/18)。
まだこの日の三浦海岸は完全に夏真っ盛りでした。三浦市のような自然にあふれた場所で海産物・農産物を買うのは素晴らしい体験です。

夜にドブイタ通りを訪れた際にSPEC☆01さんでスカジャンの奥深さなどをさまざまにお伺いできたのは、仕事の上でもよい経験でした。


別の日に訪れた八王子は、私自身の個としての行き詰まりを打開するためにいきました(9/23)。
雨が降る中ですが、八王子城の頂上まで登りました。2年半前には相当疲弊したはずが、拍子抜けするほど順調に登ることができました。
ところがそこから一週間ほど腰痛に悩まされました。
でも、私の体力はそれほど落ちていないことが分かったのは収穫です。気力がまだ本調子ではないのですが。

妻と訪れた甲府は、上に書いた通りです(9/24)。甲府はかならず成果を挙げて見せます。

あと、月末に訪れた西川口は、パスポート無しで中国旅行の経験ができる稀有な場所です。日本人向けの観光地になってしまった東西の中華街よりもかなり現地に近い雰囲気が町にあります。
昼と夜に訪れたそれぞれのお店もとても異国情緒にあふれていて、また行きたい場所です。

今月、足跡を残した地は以下の通り。
神奈川県
 横浜市、大和市、小田原市、真鶴町、三浦市、横須賀市、川崎市
千葉県
 市川市、船橋市
山梨県
 甲府市
東京都
 町田市、狛江市、中央区、目黒区、江東区、調布市、世田谷区、八王子市、中央区、
埼玉県
 川口市


§  今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。
今、心身が動くうちに仕事もプライベートも全力で。その考えには揺るぎがありません。

・公園は五カ所。「薬師池公園(9/5)」「山下公園(9/12)」「二の丸広場(9/16)」「三浦海岸(9/18)」「八王子城跡自然公園(9/23)」

・美術館はゼロカ所。
・駅は一駅。「鬼越駅(9/10)」

・滝は一カ所。「御主殿の滝(9/23)」
・温泉は一カ所。「多摩境天然温泉 森乃彩(9/3)」
・山は一山。「八王子城山(9/23)」
・酒蔵はゼロか所。
・神社は三カ所。「ニッケ鎮守の杜(9/10)」「八王子神社(9/23)」「山梨県護国神社 (山梨縣護國神社)(9/24)」

・寺は三寺。「豊川稲荷横須賀別院(豊川山 徳寿院)(9/18)」「善養院(9/19)」「宗関寺(9/23)」
・教会はゼロカ所。
・史跡は七カ所。「不知八幡森(9/10)」「治水とやすらぎ 碑(9/10)」「坪井玄道生誕の地(9/10)」「御主殿跡(9/23)」「北条氏照墓(9/23)」「新富座跡(9/29)」「救世軍渡来記念の地(9/29)」

・博物館は二か所。「現代産業科学館(9/10)」「八王子城ガイダンス施設(9/23)」
・遺跡は二カ所。「布田遺跡(9/17)」「船田石器時代遺跡(9/23)」
・城は二城。「小田原城(9/16)」「八王子城(9/23)」

・灯台はゼロカ所。

・動物園はゼロか所。
・水族館はゼロか所。
・土木遺産はゼロか所。
・マンホールカードは二枚。「神奈川県小田原市(9/16)」「神奈川県三浦市(9/18)」

・ダムはゼロカ所。
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。

私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月も仕事にからめてですが、バラエティ豊かな移動ができました。この地球にはまだまだ無限に行くべき場所があります。
少しでもこうした場所を訪れてから死にたい。私の人生の残り時間のなかでどこまでの旅ができるか。

加齢によって日々、気力は減退していきます。人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選びます。私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。一昨年の秋にはハイキングのつもりが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。

死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。そのためにもこうして書き残しておこうと思います。

今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す。だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもらず、一人でも旅を敢行したいと思います。
もちろん、一昨年の秋に遭難した経験は忘れてはなりません。命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もせず命を枯らすよりはましです。
家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。


そう思い、訪れた場所で心の赴くままに俳句を詠んでいます。今月は俳句を18句。いずれもツイートまとめに載せています。


一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月も自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。


2023年9月のまとめ(法人)


令和五年九月。

弊社は今月も前に進んでいます。前途には藪が茂り、坂道が続いていて向こう側はよく見えません。どのような素晴らしい未来が待っているのか。それとも期待と違った結末が待ち構えているのか。それはわかりません。
ただ、代表の経営に関する経験値だけは溜まっているのは実感しています。
経営者としての未熟と経営の難しさを感じながら、得難い経験と学びだけは得続けています。もがいて苦しみながらですが。

今月は、その苦しみの中で、小手先のやり方だけでなく、弊社の業務のやり方をがらりと変えねばならないという決意を固めました。
ただ、前向きにとらえるならば、もがいている分、成長できています。代表も今までのやり方を大いに反省しながら。
代表が個人でやっていた頃のやり方ではもうメンバーも代表も疲弊するばかりです。

業務スキルやスピードを向上する。そのための研修や教育を実施する。
以前はそう考えていました。
ですが、一人が同時に複数のお客様の案件をこなすことは、人間の処理能力を大きく疲弊させます。
代表自身も40ー50案件を同時にこなしていましたが、もう無理だと感じるようになりました。

今の弊社は案件の引き合いには全く困っていません。今月も新たな案件の引き合いをいくつもいただいています。
お客様からの口コミに加え、同業者からのご紹介も多々頂けるようになっています。

苦労はしていますが、弊社のこれからを悲観するにはまだ早い。むしろ、伸びしろしかないとみています。

達成度5割。達成感4割。満足感5割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 九月度の売上は目標を下回りました。

昨年までの体制では、十分に黒字の額です。ですが、今の体制ではまだ赤字です。
とはいえ、なんとか頑張って経営ができているのも皆様のおかげです。感謝しています。

弊社には継続的な売上が見込める案件が増え、引き合いは次々といただけている状態です。
が、まだそれらを次々とこなしていくには練度が足りていません。

案件をこなしながら、メンバーに過度な負担をかけず、なおかつ適切な案件数を維持するため、先月から改革を進めています。
今月も大きく改革への決断をしました。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・Cybozu Days 2023のサイトがオープンし、弊社が4年連続で出展することも公開されました。(9/4)
・弊社役員が第4回山梨県活性化フォーラムで登壇しました。人事・経理担当も参加しました。(9/6)
・弊社役員と人事・経理担当が第8回「札幌 地域クラウド交流会(ちいクラ)」に参加しました(9/7)。
・弊社代表が8月に受けたカイゼンマネジメントエキスパート試験に落ちました(9/14)。
・弊社代表がお客様先のIT研修会に登壇しました(9/15)。
・弊社代表がスナックジョイゾーに参加しました(9/15)。
・弊社代表が糸と魚と川 Vol.13に参加しました(9/20)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間で機密保持契約を締結しました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

4月から多くのメンバーに加わってもらった弊社ですが、まだまだチームビルディングができていません。さまざまな課題が出た月でした。
まず、メンバーが疲弊する状況をあらためます。
パートナー企業の技術者さんにも複数の案件に携わってもらっていますが、こちらは数カ月前からすでに案件を絞って関わってもらってます。

外注費や人件費の負担も厳しいですが、なんとか乗り切りたいと思います。


§ 開発案件 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。
今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

ただ、今月は今までの開発のやり方について、ついに変える決断を下した月です。

今までのやり方は、代表が何十年も培ってきたスキルに頼ったやり方に沿ったものでした。
つまり、弊社のメンバーにも代表の持つスキルに少しでも近づいてもらうことを主眼にしていました。
練度を上げるため、多くの案件を同時にこなしてもらい、なるべく幅広い経験を積んでもらうことで、スキルの上達を期待していました。
ところが、次々に始まる案件を並行してこなしてもらうことは、練度を上げるより前にメンバーの情報処理能力そのものを超えた過酷な要求だったようです。

ここに至り、やり方を変える決断を下しました。
単価を上げて案件の数を減らし、さまざまな業種、職種、案件と作業を同時にこなすのではなく、なるべく少ない案件と作業に絞る。
原則はこの手法です。

ただし、そのためには単価を上げることは必須です。おそらく今までの弊社の単価設定が安すぎたのでしょう。
ですが、単に案件を絞ってしまうやり方では、弊社の営業力は下がってしまいます。

そこで、決めたのは以下の方法です。
・代表が伴走担当としてお客様に入る。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

このためには単価設定も変えなければなりません。
すでにここ数カ月、毎月のように単価をあげてきました。今月でいったん単価の上昇はストップし、お客様には最終的に定まった単価でご案内を差し上げています。

また、代表のトーク力も磨く必要があります。
すでにこの数カ月、代表は複数の場所で研修講師やグループワークの運営にもチャレンジしています。
また、日本各地のkintoneプレーヤーたちにもリアル/オンラインを問わず会いに行き、知見を交換し合っています。

うちのメンバーはよく頑張ってくれています。そしてこれを糧に成長してい欲しいと思います。
皆の頑張りに報いるためにも、これまでのやり方をあらため、持続可能な経営に変えていきます。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
そうした皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

少しずつ状況は改善に向かいつつあります。
その流れを加速するため、先々月より代表の長女に弊社に正式に加わってもらい、人事・総務・経理の作業を任せています。
少なくとも、これらの作業に代表のリソースを割かれることがなくなったのは助かっています。

先々月末には衝撃の出来事がありました。今月も私が一人でやっていた時期の失念が発覚しました。
そうした出来事は代表から経営者としての自信を著しく奪いました。
それでも、弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 一昨年(2021年)の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。それを以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、考え方の軸はぶれていません。

ただし、上記の各種理念の内容を変えようとしています。すでにメンバーには意図は伝えました。9月から策定作業を開始し、11月のCybozu Daysにはお披露目できるようにします。
理由は弊社体制の増強や社会の変化などを踏まえていることと、開発体制の変更も踏まえてです。
そもそも理念は変わり続けなければなりません。常に同じ理念はありえません。

その反省も踏まえての理念の変更です。
今後ともなにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約14回です。オンライン商談はざっと数えたところ約48回ほどです。
今月、頂戴した名刺は31枚です。

今月もスナックジョイゾーにはkintone Café 神奈川で知り合った方をお連れしました。

また、甲府にも役員の妻を連れて訪問し、新たなご縁をいただきました。
役員の妻は山梨活性化フォーラムでライトニングトークの機会をもらって務めを果たし、また、その翌日は札幌に飛んで地域クラウド交流会にも参加して知見とご縁をためてきてくれました。

今月は私が作業などで追われていたため、なかなか外出ができていません。
仕事に没頭する毎日ですが、こうしたイベントがどれだけ癒やしになっているか。
皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。第4回山梨県活性化フォーラム(役員・人事担当参加)(9/6)。第8回「札幌 地域クラウド交流会(ちいクラ)」(役員・人事担当参加)(9/7)。スナックジョイゾー(9/15)。糸と魚と川 Vol.13(9/20)。

今月は作業などに忙しく、あまり多くのイベント参加はできませんでした。

が、その一方で今後の種まきはきちんとしました。3、4種類のイベント立ち上げの準備などをした月でした。
まだ詳細は明かせませんが、今から11、12月が楽しみです。もちろん、来月にも複数のイベントに登壇する予定です。

来月以降もいろいろな予定が控えています。
12月に開催を計画していた山梨県甲府市での地域クラウド交流会ですが、わけあって延期の決断を下しました。とはいえ、その日に別のイベントを甲府で計画し始めました。
そして、また皆様と交流を深めたいと思っています。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは1本(
「わがまま」がチームを強くする。
)。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは0本()。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

8月30日 8月30日 値決めこそが経営を痛感し
8月31日 8月31日 DX人材の育成が主になる
9月1日  9月1日 防災の日に弊社事業計画を
9月4日  9月4日 若いうちに出来ることをする。
9月5日  9月5日 一人ではなく皆で構築する。
9月6日  9月6日 ローコードツールはやり甲斐
9月7日  9月7日 Cybozu Days 2023出展。
9月8日  9月8日 会見や商談の場で演じきる力
9月11日 9月11日 数を揃えるだけではあかん
9月12日 9月12日 仕事以外に個を輝かせる技
9月13日 9月13日 個とチームのバランスとは。
9月14日 9月14日 試験に落ち、個の力不足を
9月15日 9月15日 役割を定め集中できる環境
9月19日 9月19日 組織化は即ちコストの増加
9月20日 9月20日 秋は働き方の変わる季節。
9月21日 9月21日 攻撃と守備の分担が経営に
9月22日 9月22日 伴走開発への理解を深める
9月25日 9月25日 店舗に学ぶ疲弊しない運用
9月26日 9月26日 祭りの発散はイベントに要
9月27日 9月27日 インボイス制への私的意見

§ 年表

・九月お仕事

二俣川で作業・商談×8、EKITERIA PRONTOで作業、Starbucksで作業、大和市立図書館で作業、Tully’s Coffeeで作業、Tully’s Coffeeで作業、新宿で商談、中野坂上で商談、キッチンオリジン 鶴川店で作業、Oasisコワーキングスペース町田で作業、アクアビット サテライトオフィスで作業×2、マクドナルドで作業、Starbucksで作業、横浜中区で商談、株式会社ジョイゾーでスナックジョイゾー、海女食堂で懇談打ち合わせ、真鶴町観光協会で商談、Tully’s Coffeeで作業、桜新町で商談、大和市文化創造拠点シリウスで作業、WOODSHEDで作業、京橋で手続き、西川口で商談

§ ツイートまとめ
・九月ツイート
https://togetter.com/li/2233032


2023年8月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括
8月。
今月も仕事が忙しく、旅は全て仕事やkintone仲間と会う際の移動手段のみです。
熱中症の危険を連日感じるほどの熱暑が外に出る気力を奪い、さらに妻がタカラヅカの公演期間で連日車を使っていたこともあって、滝や川などにあまり行けぬまま、八月が終わってしまいました。

とはいえ、仕事や出張を利用して方々へ出かけました。
今月は市川三郷、猿橋、甲府を二回、真鶴、多摩川、大阪市内、高砂、浅草を仕事やkintone仲間との交流で訪問しました。
山梨の一回は家族で甲府近辺のうまいもの巡りをしましたし、市川三郷では見事な神明の花火が夜空で華開くさまを堪能しました。真田丸に関する訪問したいと思っていた場所や裏天王寺という場所の存在とともに天王寺界隈の今を知ることもできました。
真鶴では街の人々とふれあい、高砂ではおいしい料理と仕事の気づきをいただきました。

仕事をしながら、旅をする。そのノウハウをいかに実現するかが私のテーマです。
私個人だけであれば、動き方についてはコツをつかめるようになりました。ですが、経営者と旅人を両立させるコツががまだ会得できていません。まだ努力が必要です。
私にとって、行きたい場所とやりたい事は無限にあるのですから。
ただ、今月はさらに仕事と旅を両立するための良いヒントを数回いただきました。これがうまくいけば、私はさらに旅をしながら仕事がこなせるようになるはずです。

まだ私の日常は仕事に偏っています。
その証しこそ、執筆活動や読書などの文化活動の低下です。顕著に現れています。

私に与えられた時間は有限で、ますます残り少なくなっています。
残された時間を少しでも有意義にしたいと思います。死を迎えるまでに。

生きていること、生かされていることのありがたみ。
それを常に忘れぬようにしながら、充実した日々を送りたい。
皆さんと私の思いは同じです。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちをフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

今月は家族とはゼロ回お出かけしました。妻とは一回、妻と長女とは一回、妻と次女とはゼロ回、長女とは一回、次女とは一回。


§  月表

 ・八月お出かけ
Cafe Impression、白髭食堂、大和市文化創造拠点シリウス、大和市立図書館、Tully’s Coffee、四川火鍋専門店みやま、QBハウス、一豚、大和市文化創造拠点シリウス、大和天満宮、釈迦堂PA (下り)市川三郷町役場三珠庁舎、歌舞伎文化公園、蹴裂神社(一条氏塁跡)、神明の花火 会場ローソン 市川三郷大塚店、Tully’s Coffee、下北沢駅、らぁ麺 貝屋の台所、Tully’s Coffee、ドトールコーヒーショップ、靖国神社、大戸屋、飛騰ラーメン、Starbucks、町田GIONスタジアムはま寿司、猿橋駅 (JC31)、三嶋大明神、猿橋、八ツ沢発電所施設 第1号水路橋、新猿橋、猿橋公園、大月市郷土資料館、澤田屋 本店café terroir甲州ワイン蔵TAIWAN TEA 台湾茶房、武田信玄公墓所、ベルマリンデイリーヤマザキ JA甲州勝沼店、薬師池公園 蓮園、野津田薬師堂、焼きあごラーメン 侍道、モスバーガームービルかにチャーハンの店、リカーズハセガワ、伊藤商店、真鶴町観光協会、スミマルシェ、草柳商店、真鶴駅、狛江市立 中央図書館、タイ料理 トムヤムクン、狛江エコルマホール、多摩川台公園、多摩川浅間神社、白糸の滝、Tully’s Coffee、CAFé de CRIE Plus、ローマ軒、Indueris様、The Tipplers Arms、新福菜館、くら寿司、大和市文化創造拠点シリウス、酒折駅、やみつきクレープヒロシ、ファミリーマート 甲府酒折店、かいてらす、WOODSHED、かごの屋甲子園店、マクドナルド、三光神社、真田幸村公之像、真田の抜穴跡、旧真田山陸軍墓地、お弓 おつる 銅像、どんどろ大師 石標、心眼寺、真田信繁之墓、興徳寺、真田山公園、生田花朝女生誕地碑、清水の舞台(大阪)、有栖山清光院 清水寺、玉出の滝、天神坂、安居神社、茶臼山、茶臼山古戦場(大坂夏の陣戦跡)、天王寺公園エントランスエリア てんしば、天王寺駅前停留場、姫松駅、秋吉 天王寺店、JR 天王寺駅、曽根駅、すし・かつめし 一平、パソコンのお医者さん、石焼地どり おじぎ屋 加古川本店、いわもとQ、浅草文化観光センター、二天門、浅草神社、池波正太郎記念文庫

・八月ツイート
https://togetter.com/li/2215137

§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かけたのは、今月はゼロ回です。

妻がずっとタカラヅカの代表の仕事で忙殺されており、家族ででかけることはありませんでした。

§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で一度でかけました。









お仕事でkintoneをともに、そして山梨でそれを盛り上げようとしているあかねさんにお招きいただき、神明の花火を特等席で観覧しました(8/7)。
目の前で次々と開いては落ちてゆく大輪の花。この見事な饗宴は、今月のクライマックスと呼べるかもしれません。
前月末に妻が私をとても失望させたため、出かけるときの車内は気まずい空気感でしたが、花火がそうしたわだかまりを溶かしてくれました。

§  妻と長女とのお出かけ 妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は一回ありました。





甲府にちいクラの準備で行かなければ、ということでCafé Terroirさんや澤田屋さんなどを訪問し、TAIWAN TEAを飲み、夜はベルマリンさんでおいしい甲州牛を堪能しました(8/14)。

§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女との三人で出かける機会は一回もありませんでした。

次女は昨年末で就職したお店を辞め、今はアルバイトで飲食の仕事を続けています。
ところが、そこも辞め、別の場所で働いています。

次女のことを本当に好いてくれている彼氏にも巡り合えたにもかかわらず、どこに向かうのか、何がしたいのかがわからず、悩んでいるようです。
22歳まではモラトリアムとして大目に見るつもりですが、、、

§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。

長女は4/1付けで雇用しました。
すでに2月から引継ぎもかねて打ち合わせにも同席してもらっていましたし、内部の定例会議にも出てもらっています。


ある日、地元の野津田競技場(町田GIONスタジアム)で町田ゼルビアとジュビロ磐田というJ2の1位と2位の戦いの地元優待チケットがあり、
長女を誘っていってきました(8/12)。
その帰りにもはま寿司に寄りました。最近長女とは仕事の話が多く、こうしたプライベートの交流ができていなかったので、とても貴重な一日となりました。

また、次女とはミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONEを横浜で待ち合わせて一緒に見にいきました。次女は見終わった後、都内の家に帰っていきました。
わざわざ横浜まで出てきてくれるのはありがたいです。

昨年末をもって私の中では子育ては終わったと思っています。娘たちにはそれぞれを一人の大人として対し、手助けができるところは私から手を差し伸べていこうと思います。

●私自身の八月(交友関係)

§  関西の交流関係 今月は実家に帰りました。

実は小学校からの親友二人からお盆に帰ってきてほしいといわれていたのですが、お盆は時間が取れず。

その前日にはこれまたkintone界隈でところが、月末に別の方から会えないか、というお誘いがありました。kintone界隈で教育研修の分野で知名度をメキメキと上げていらっしゃる方です。そこで最終の日曜日に高砂で会うことになりました。播州のおいしいものが食べられたのは無上の喜びでしたが、学びもすごかった。10時間ずっと仕事の話などをしていたのですから。
その前日にはこれまたkintone界隈で同じエバンジェリストとして盛り上げている方と大阪の天王寺でお会いしました。裏天王寺という新たな場所を知ったことが大きかったです。それにしても、天王寺界隈の変貌ぶりがすごかった。

なお、前月にもkintone界隈の方と三人がkintoneのイベントで同じ鳴尾高校を通じたご縁があって驚きました、
が、今月は真鶴のイベントでお会いした方が、幼少期を過ごしたマンションが私の実家から数百メートルしか離れていないことが発覚し、その場には鳴尾高校の後輩もkintoneイベントで来て下さっていて、またまたご縁を感じました。
その事をアップしたら、別の方からも甲子園口駅の写真を見て、住んでいる場所とご連絡が。すべてkintoneを通じて得たご縁というのがうれしいですね。
真鶴のイベントでお会いした方とはその後も別のイベントでばったりお会いしたり、そもそも弊社が拠点を構えようとしている山梨に今お住まいというのもご縁を感じます。

今回は小学校からの親友たちには会えず、別の友人たちにも声をかけずに帰りましたが、また関西には来たいです。

両親もだいぶん元気そうになっていたので、それも安心しました。

§  今月の交流 今月は、仕事が忙しく、飲みの交流は比較的抑えめでした。


特筆すべきは、数年ぶりに船橋の火鍋みやまの集まりにお招きいただいたことです(8/4)。
火鍋は相変わらず絶品でした。また新たなご縁ができたこともうれしかったです。

スナックジョイゾーの飲み会も楽しかったし(8/18)、kintone Café 神奈川に集ってくださった皆さんとの交流もとてもよいものでした。スミマルシェさんの離れをお借りしての一次会と地元の酒屋さんである草柳商店さんでの飲み会もとても充実していました。

今月は上にも書いた通り、関西での思わぬ交流があったことが大きいです。
他にも甲府でもいくつものご縁をいただきました。

今月も皆様ありがとうございました。

●私自身の八月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、四冊を書きました。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、今は書くための時間がありません。読んでからレビューをアップするまでの時間も二年を超えてしまいました。
今、私のプライベートの時間がほぼなくなってしまっています。仕事をからめた交流があるので精神的には困っていませんが、一人の時間がないことは見直さなければと考えています。
レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は、私にとってワークライフバランスのバロメーターです。ワークに偏っている今の状況を早く取り戻さねば、とかなりの危機感を持っています。

以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは4本(
経済成長は不可能なのか
神隠し
人魚の眠る家
焼跡の二十面相
)。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本(
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
)。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは2本(
事例:株式会社フラン様
kintone Café 神奈川 Vol.15を主催・登壇しました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

7月28日 7月28日 反面教師として襟を正そう
7月31日 7月31日 全政治家にIT知識を持って
8月1日 8月1日 今後の弊社には希望しかない
8月2日 8月2日 五年後に向けた各種の理念
8月3日 8月3日 引き合いを頂ける間は大丈夫
8月4日 8月4日 組織作りは道のプロも交えて
8月7日 8月7日 歴史だと長いが、人生は刹那
8月8日 8月8日 花火からも学べる事の多さよ
8月9日 8月9日 薬物頼りでは収支は赤字だよ
8月10日 8月10日 Excelとkintoneの共存法
8月14日 8月14日 暑さ対策は慣習の変更から
8月15日 8月15日 78年前に倣って復興する!
8月16日 8月16日 ご縁は急がず慌てずに育つ
8月17日 8月17日 イベント登壇and研修講師
8月18日 8月18日 kintone界隈で必要な技能
8月21日 8月21日 コミュニティで道を拓いて
8月22日 8月22日 続ければ何かにはなれます
8月23日 8月23日 同調圧力には負けない心で
8月24日 8月24日 基礎力は頭で考える訓練を
8月25日 8月25日 私コミュニティでこう転機
8月28日 8月28日 回る仕組み構築が必要です
8月29日 8月29日 技術者コミュニティに参加

§  今月の読書 今月は9冊の本を読みました。内訳は、ミステリ一冊、純文学三冊、歴史本一冊、ノンフィクション一冊、哲学書二冊。社会学一冊。

今月も本を読む時間が取れていません。が、無理やり本は読むようにしています。ところが読んでもそれをアウトプットできていないのは上に書いた通りです。
形式的にアウトプットするのなら、ChatGPTに頼るのもありですが、それは自分にとって衰退への道だと思っています。

私が一昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、まったくそれが進んでいません。
仕事にかまけてしまっています。このことにもとても強い危機感を抱いています。このまま何も生み出さずに老いてしまうのでは、と。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞は1本です。

次女とはここ数年、ミッション:インポッシブルの新作が封切られるたびに二人で見にいっています。
今回もトム・クルーズのスタントにしびれてきました。感想はミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONEに書いたとおりです。

なお、今年の大河ドラマ「どうする家康」も先々々月に入ってからほとんど見られていません。録画も溜まってしまっています。とにかく見る暇がないのです。


§  今月の舞台 舞台については、今月は見ていません。
妻が宝塚の公演が始まったことで、連日の猛暑の中、チケット出しで立番をし、疲弊しきっています。
歌劇団に、せめて屋内でのチケ出しをお願いしてみたそうですが、断られたそうです。
他にも劇団の代表制度には手痛いダメージを食らいまして、私の中では何度となく敵宣言をSNSで行いました。

もうだめです。
ただ、それではアンフェアなので、月末には戦争中のタカラジェンヌについての本を読みました。



§  今月の音楽 ココロナが始まってから’70’sから活躍したアーチストの全曲を聞く活動を続けています。今月はAlan Persons Projectの全アルバムを順に聴きおえ、好きな20曲にもまとめました。


§  今月の美術 

今月は、夜空に華開く大倫の花、つまり神明の花火を芸術として挙げてよいと思います。素晴らしかったです。

また、月末に台東区の池波正太郎記念文庫を少し観覧し、実は絵もよくしていた池波正太郎氏の画作も拝見しました。


§  今月のスポーツ 今月は、スポーツをする余裕がありませんでした。

ただ、大リーグの大谷選手の打棒の凄まじさは尊敬に値します。じん帯を損傷したということで少し心配です。



それと長女と二人で見にいった町田ゼルビアVSジュビロ磐田の試合は久々のJリーグの試合でした。
かつて長女も何度もチアを披露した場所がかなり豪華になっていて、しかも町田ゼルビアがJ2の1位を走っており、2位のジュビロ磐田を堂々と迎え撃ち、そして勝った試合という意味でも10数年の年月を感じました。
J1に上がれるように思います。


§  今月の滝 今月は二か所の滝を訪れられました。「白糸の滝(8/20)」「玉出の滝(8/26)」

白糸の滝は、多摩川浅間神社の境内にある小さな滝です。
場所的には人工滝に近いのではないだろうかと勘がが得ています。
ただ、このあたりは多摩川のかつての姿をとどめており、このような滝があってもおかしくないと思えました。


玉出の滝は、大阪にある清水寺の境内にあります。四天王寺の境内にある池からの水が流れてきているということで、水量はかなり控えめ。
でも、清水寺は鐘とあべのハルカスを共に収められたり、通天閣を眺められる清水の舞台があったりと良き場所でした。
ちょっとその滝で座っていた中年の方々の話す内容が後ろ向きの内容で、興を殺いだのが残念でした。


§  今月の駅鉄 今月は四駅を訪れました。「猿橋駅(8/13)」「酒折駅(8/24)」「天王寺駅前停留場(8/26)」「姫松停留所(8/26)」


猿橋駅は、ふとした休みの日に山梨の名所を少しでも見ておこうと思って訪れました。かつて長女が乳児の頃に家族できたことを覚えています。
ですが、駅自体は利用は初めてでした。
猿橋からは少し離れてはいるものの、秀麗富嶽十二景の山々の写真が掲示されていたり、観光客に向けたコンコースの掲示は流石に山梨の駅です。


酒折駅は、よっちゃばれkintone無尽 vol.0を行うにあたり、会場のかいてらすまでをあかねさんに送ってもらう際の待ち合わせ場所でした。
私も利用は初めて。
山梨学院大学を駅前に擁しているためか、学生がとにかくたくさんいました。駅前のロータリーや広場の設えや南北を地下で結ぶ通路の壁にも山梨学院大学の営業が濃く出ていました。おそらく助成もしているのでしょう。
駅の北口には葡萄園があり、収穫を迎えつつあるブドウが猛暑にも負けずタワワに実っていました。また、駅南口のロータリーの横には日星株式会社の社屋があり、接続されていると思しき線路や架線が構内に引かれていました。山梨県地盤の鉄道・電気工事会社のようです。
私が駅に着いた時、上り線路には長い編成の貨物列車が停車していました。全て石油。どうも海のない山梨の石油運送星全て貨物列車が担っているのでしょう。


天王寺駅前停留場は、kintone界隈の仲間と共に飲む前に寄りました。近畿の駅百選に選ばれており、阿部野橋駅や天王寺駅と言った大阪でも有数の大ターミナルに埋もれず、存在感を発揮していました。
面白いのは、ちょうど貸切電車がやってくる時刻であり、それを待っている団体客が二組、駅構内にいたる階段の途中でクーラーボックスを抱えて待っていました。
貸切列車を停めつつ、うまくもう一編成の到着と出発を捌いておられたのが印象的でした。
私もせっかくなので次に挙げる姫松駅まで乗り降りしてみました。


姫松停留所は、天王寺駅前から乗ってきて、適当に降りました。
簡素な形の盛り上がったブラットホームが道路の上にあり、そこにポールで駅名が書かれていました。
上りホーム脇の道路沿いにはバス停のそれを想像すれば良さそうな東屋のようなスペースがあり、単なる停留所としてだけではない存在感を醸していました。
この辺りは、帝塚山の北端にあたります。帝塚山といえば、関西の南側では名の知れた高級住宅街。並ぶお店も小綺麗なお店が目立ち、風格を出していました。
その一方で、この近くにはかつてこの辺りを震撼させた三菱銀行北畠支店の猟銃立てこもり事件の現場となった銀行が今も現役で営業していて、行けたら行きたかった。
残念ながら、急な雷鳴のその後の土砂降りのため、上り行きに乗って天王寺に戻りましたが。


§  今月の酒楽 今月も先月に続いてお酒体験については申し分なかったと思います。わずかな機会を生かしてお酒を楽しめました。

交流については上に書いた通りです。

上の交流を除いては、お酒自体をあまり飲んでいません。



ですが、白金台に行った帰り、麻布十番まで歩いて、そこで、The Tipplers Armsで志賀高原IPAとタリスカーのロックをいただきました。

スナックジョイゾーは毎回皆さんがおいしいお酒を持ち寄ってくださるので、私としても楽しみです。
この日の私は桜尾GINの新作をヤエチカのリカーハセガワで見つけたので、それを差し入れました。


§  今月の旅行 今月は上にも書いた通り、仕事をからめた出張の旅がほとんどでした。
市川三郷、猿橋、甲府を二回、真鶴、多摩川、大阪市内、高砂、浅草。
仕事とプライベートをうまく混ぜ込みながらの旅ができるようになってきました。

通常は夏休みなので遠方に行ってその地で長い間を過ごすのでしょうが、タカラヅカのため、それもできず。
とはいえ、細かくメリハリをつけた旅ができたように思います。今月は景色や風景を楽しむよりも人との交流に重点を置いた月となりました。


市川三郷では上に書いた通り妻と共に神明の花火を大いに楽しみました。早めに会場近くの駐車場に着いたのですが、シャトルバスに乗るまでの時間、トイレに行きたくなったのと、雨が少し止んだので近くの歌舞伎文化公園、蹴裂神社(一条氏塁跡)を散策しました。そこから車に戻る途中では、なかなか珍妙な光景にも出会いました。帰りの渋滞には閉口しましたが、甲府か山梨に住めばこれもなくなるはずです。

猿橋は、かつて長女が乳児の頃に来て以来。
橋自体はかつての記憶通りでしたが、猿に因んでの三皿のトーテムポールや、猿の像。さらに猿橋に並行してかかる古い橋が実は水力発電所の水路として今も供用されていることに気づきました。
この辺りの店々は閉まっていて、お目当てだったコワーキングスペースもしまっていましたが、近くの大月市郷土資料館では作業ができるのでは、とかつて家族で来た時の記憶を頼りに訪れたところ、無事に仕事ができました。

他にも二回甲府には行きました。甲府や山梨に訪れる度に、可能性を感じます。
真鶴ではkintone Café 神奈川としてもとても盛り上がりましたが、夜の懇親会も良かったです。二軒目の草柳商店さんでは、酒屋さんでのむ酒を楽しみました。何よりも真鶴町の皆さんと交流する感じがたまらなく素敵でした。


別のある日には、狛江のサテライトオフィスにいて、仕事が落ち着いてから、自転車で多摩川を下り、多摩川浅間神社まだ行きました。ここは鎌倉殿の13人の紀行にも登場した北条政子ゆかりの神社です。
多摩川の橋を渡る東急の各列車や沈みゆく夕陽にしばらく打たれました。


また、今月の旅としては、大阪に帰った翌日に玉造駅で下車し、そこから三光神社、真田山、安居神社、茶臼山と真田信繁ゆかりの地を巡ったことも忘れられません。
真田丸はとうとうすべてを見終わることなく今に至っていますが、あらためて見直したくなりました。

天王寺に着いてからも少しだけ駅鉄をからめて阪堺電車の旅を楽しみました。

その翌日に訪れた高砂ではほぼ仕事の話に終始し、観光はしていませんが、その替わりに美味しいカツメシや絶品の鳥料理のお店で播州のグルメを堪能しました。

今月、足跡を残した地は以下の通り。
神奈川県
 座間市、伊勢原市、秦野市、大和市、横浜市、川崎市、真鶴町
千葉県
 船橋市
山梨県
 笛吹市、市川三郷町、大月市、甲府市、甲州市、
東京都
 町田市、世田谷区、港区、千代田区、中央区、江東区、狛江市、大田区、台東区
兵庫県
 西宮市、高砂市、加古川市
大阪府
 大阪市天王寺区、大阪市阿倍野区


§  今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。
今、心身が動くうちに仕事もプライベートも充実させる。その考えには揺るぎがありません。

・公園は六カ所。「歌舞伎文化公園(8/7)」「猿橋公園(8/13)」「薬師池公園 蓮園(8/15)」「多摩川台公園(8/20)」「真田山公園(8/26)」「天王寺公園エントランスエリア てんしば(8/26)」

・美術館はゼロカ所。
・駅は四駅。
「猿橋駅(8/13)」「酒折駅(8/24)」「天王寺駅前停留場(8/26)」「姫松停留所(8/26)」

・滝は二カ所。「白糸の滝(8/20)」「玉出の滝(8/26)」
・温泉はゼロカ所。
・山は一山。「茶臼山(8/26)」
・酒蔵はゼロか所。
・神社は七カ所。
「大和天満宮(8/6)」「靖国神社(8/8)」「三嶋大明神(8/13)」「多摩川浅間神社(8/20)」「三光神社(8/26)」「安居神社(8/26)」「浅草神社(8/29)」

・寺は五寺。「野津田薬師堂(8/15)」「心眼寺(8/26)」「興徳寺(8/26)」「有栖山清光院 清水寺(8/26)」「二天門(8/29)」
・教会はゼロカ所。
・史跡は十三カ所。
「猿橋(8/13)」「八ツ沢発電所施設 第1号水路橋(8/13)」「武田信玄公墓所(8/14)」「真田幸村公之像(8/26)」「真田の抜穴跡(8/26)」「旧真田山陸軍墓地(8/26)」「お弓 おつる 銅像(8/26)」「どんどろ大師 石標(8/26)」「真田信繁之墓(8/26)」「生田花朝女生誕地碑(8/26)」「清水の舞台(大阪)(8/26)」「天神坂(8/26)」「茶臼山古戦場(大坂夏の陣戦跡)(8/26)」

・博物館は二か所。「大月市郷土資料館(8/13)」「池波正太郎記念文庫(8/29)」
・遺跡はゼロカ所。
・城は一城。「蹴裂神社(一条氏塁跡)(8/7)」
・灯台はゼロカ所。

・動物園はゼロか所。
・水族館はゼロか所。
・土木遺産はゼロか所。
・マンホールカードは二枚。「東京都狛江市(8/20)」「東京都台東区(8/29)」
・果物狩りはゼロか所。
・ダムはゼロカ所。
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。

私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月も仕事にからめてですが、バラエティ豊かな移動ができました。この地球にはまだまだ無限に行くべき場所があります。
少しでもこうした場所を訪れてから死にたい。私の人生の残り時間のなかでどこまでの旅ができるか。


加齢によって日々、気力は減退していきます。人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選びます。私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。一昨年の秋にはハイキングのつもりが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。


死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。そのためにもこうして書き残しておこうと思います。


今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す。だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもらず、一人でも旅を敢行したいと思います。
もちろん、一昨年の秋に遭難した経験は忘れてはなりません。命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もせず命を枯らすよりはましです。
家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。


そう思い、訪れた場所で心の赴くままに俳句を詠んでいます。今月は俳句を29句。いずれもツイートまとめに載せています。


一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月も自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。


2023年8月のまとめ(法人)


令和五年八月。

弊社は今月も前に進んでいます。
とはいうものの、苦戦の毎日です。私が望むスピードや品質にはまだ達していないにもかかわらず、案件の引き合いは次々に来ている状態。
経営者としての未熟と経営の難しさを感じながら毎日を過ごしています。もがきながら。

ただ、前向きにとらえるならば、もがいている分、成長できています。代表も今までのやり方を大いに反省しながら。

業務スキルやスピードの向上。そのための研修や教育。
今の弊社は案件の引き合いには全く困っていません。それについては自信が持てるような情報をいただきました。

苦労はしていますが、弊社のこれからを悲観するには早いとみています。
むしろ、可能性しかないと感じています。

達成度6割。達成感6割。満足感7割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 八月度の売上は目標を下回りました。

昨年までの体制では、十分に黒字の額ですが、今の体制ではまだ赤字です。
とはいえ、なんとか頑張って経営ができているのも皆様のおかげです。感謝しています。

弊社も継続的な売上が見込める案件は増え、引き合いは次々といただけている状態なのですが、まだそれらをスピーディにこなすには練度が足りていません。
とはいえ、私も営業や多くの打ち合わせに連日追われており、メンバーのフォローができていない状態です。
メンバー間では相互フォローする風土は醸成できているのですが、そこに私からのフォローができていないのが、弊社の課題です。つまりkintoneやJavaScript構築に関する知見がメンバーに浸透しきっていないと反省しています。

単価を上げて案件の数を減らし、さまざまな業種、職種、案件と作業を同時にこなすのではなく、なるべく少ない業種と案件と作業に絞ってほしい。
それがメンバーの意見であることはわかっています。人間の本能としてもそれが正しいこともわかっています。
が、単価をあげ、案件を絞ったとしても、業務をこなすスピードや、仕様の手戻りや障害を減らさないことには、結局のところ売り上げにつながりません。

さらに、案件を減らすことは経営上のリスクを増やすことにつながります。

そうした懸念を解消するため、弊社は少しずつ単価を上げています。また、単価を上げても問題ない案件やお客様が増えています。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・事例:株式会社フラン様をアップしました(8/10)(記事)。
・弊社代表がスナックジョイゾーに参加しました(8/18)。
・弊社代表がkintone Café 神奈川を真鶴で主催・登壇しました(8/19)。
・弊社代表がM-Solutions様のクローズドイベントに登壇しました(8/24)。
・弊社代表が山梨であらたなkintoneイベントのキックオフに参加しました(8/24)。
・弊社の紹介をオーサムジョブ様のk-Reportの記事内で掲載してただきました。https://www.k-report.work/
・弊社代表がkintone開発者コミュニティの立ち上げに参加し、コアメンバーとしてかかわることになりました(8/28)。
・末日をもって一名のメンバーが弊社を離任することになりました(8/31)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間で機密保持契約を締結しました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

4月から多くのメンバーに加わってもらった弊社ですが、まだまだチームビルディングができていません。さまざまな課題が出た月でした。
とはいえ、先月はkintone hive Tokyoの場に弊社メンバー八人が集結し、交流を深めました。
雇用と外注のバランスを取るのはとても難しいのですが、まず、弊社の仕組みを整えることが先決です。
外注費や人件費の負担も厳しいですが、なんとか乗り切りたいと思います。


§ 開発案件 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。
今月も今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

今月もまた新たな案件のキックオフがいくつもありました。体制を組み、作業を開始しています。

今、弊社が取り扱っているシステムはkintoneを中心とした無数のSaaS/PaaSです。それらをつなぎ、お客様に価値を提供しています。
今、動いている実装案件が50件弱。
経営リスクを抑えるため、かなりの数の案件を同時に進行させています。それらを遅れず品質を落とさずにどのようにこなしていくか。今の課題です。

ただ、なかなか私の思うようなスピードと品質が満たせていません。
障害対応、仕様変更対応などが入るたびに、それに追われているのが今の状態です。
メンバーに言わせると、弊社の体制に比較して案件が多すぎるため、負担を感じているようです。
実際、多すぎるのでしょう。そもそも、すべての案件を統括するべき私自身がオーバーフローしているので、無理もありません。
なんとかギリギリで作業を行っているのが実情です。

うちのメンバーはよく頑張ってくれています。そしてこれを糧に成長してい欲しいと思います。
まだうちのメンバーには伸びしろがあり、私も可能性を感じています。私がやっていた作業と同じレベルに達するまではまだ難しいでしょうが、少しずつ伸びて行きながら、案件のスピードを上げ、品質も上げてもらえれば、より高次の作業がこなせるようになるはずです。

難易度が高い案件、簡単な案件。それと常駐案件。
自社でサービスを作ることが早道なのか、メンバーのスキルの熟達を待つのが正しいのか。
経営の安定とリスク回避は、多案件を同時に進める今のやり方とは矛盾しているのではないか。

悩みは多いです。
今月はその悩みを解消するために、複数の研修講師やグループワークにもチャレンジしました。
また、在野で活躍するkintoneプレーヤーたちに会いに行き、オンラインでもお会いしました。

皆さんがどういう風にkintoneエコシステムの中で安定した経営を行っているか、または開発をこなしているか。
これからの弊社を導くためにも、学びが多かった今月の成果は取り入れていかなければ。

弊社に期待してくださっている方が多くいることも知ることができました。
そうした皆さんのご期待に応えるためにも、来月も、引き続き弊社メンバーの教育とスキルアップに注力していきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

少しずつ状況は改善に向かいつつあります。
その流れを加速するため、先々月より代表の長女に弊社に正式に加わってもらい、人事・総務・経理の作業を任せています。
少なくとも、これらの作業に代表のリソースを割かれることがなくなったのは助かっています。

先月末に起こった衝撃の出来事。それについて詳しくは語りませんが、絶望し経営を投げ出しかけました。それでも、弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 一昨年(2021年)の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。それを以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、考え方の軸はぶれていません。

ただし、上記の各種理念の内容を変えます。すでにメンバーには意図は伝えました。9月から策定作業を開始し、11月までにはお披露目できるようにします。
理由は弊社体制の増強や社会の変化などを踏まえてです。そもそも理念は変わり続けなければなりません。常に同じはありえません。

先月、今年の四月から新体制を組み始めてから初めて8人で集まりました。

ところが、今月末で一人が離任することになりました。これは経営の責任者である代表の力不足によるものです。
辞めていくメンバーの期待に応えられなかったことを大いに反省しつつ、それにも関わらず残って弊社の可能性を信じ続けているメンバーのため、引き続き努力したいと思います。

その反省も踏まえての理念の変更です。
今後ともなにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約14回です。オンライン商談はざっと数えたところ約32回ほどです。
今月、頂戴した名刺は31枚です。

今月もスナックジョイゾーにははCLS道東で知り合った方をお連れし、kintone Café 神奈川でも素敵なご縁に恵まれました。山梨でも新たな出会いに胸をときめかせました。
オンラインイベントでもkintoneの開発者コミュニティの立ち上げの場に立ち会うことができ、私の認知度を上げられたのではないかと思います。
kintone Café 神奈川に来てくださった現職の議員の方からは、議員に向いているといわれ、自分の気づかない新たな一面を教えてもらったように思います。

今回は月末になって大阪の天王寺では同じkintoneエバンジェリストとして活動する中尾さんとサシのみを敢行しました。

また、その翌日にはkintone研修・教育において知名度をメキメキと上げておられる高砂市の稲澤さんと交流を深めました。

仕事に没頭する毎日ですが、こうしたイベントがどれだけ癒やしになっているか。
皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

先月は甲子園に縁がある三人がトヨクモさんのイベントにおいてサイボウズ社で一堂に会する奇跡がありました。
今月は真鶴のkintone Café 神奈川の会場において、甲子園に縁がある三人が一堂に会する奇跡がありました。
こういうご縁がkintone界隈にいるとやってくるのがうれしいです。

引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。スナックジョイゾー(8/18)。kintone Café 神奈川 Vol.15(8/19)。M-Solutions様プラグインアップデート会(8/24)。よっちゃばれkintone無尽Vol.0(8/24)。kintone開発者コミュニティ(devkin meetup)(8/28)。。

今月は自分にとっての初めての活動がいくつかありました。kintone Café 神奈川ではグループワークを取り入れました。M-Solutions様のイベントでは錚々たる出席者を前にオンラインでお話をさせていただきました。また、kintone開発者コミュニティでも技術者としての新たなステップに挑戦しました。

今月はお客様の前で研修講師を務め、約90名弱の方々の前でkintoneを3時間ほどワークや事例紹介などを含めて語りました。
こうした対外活動を通し、人脈を増やすこととあわせ、弊社の認知度を広げられたように思います。
それによってさらに忙しくなったことも事実ですが、こうした活動を通した広がりが次に繋がるのも事実です。今後も続けていこうと思います。

来月以降もいろいろな予定が控えています。
今月も何度か弊社が山梨で開催を予定している地域クラウド交流会のため、何度か山梨県甲府市に伺いました。
このイベントを通して、弊社も次のステップに進めるのではないかと期待しています。
そして、また皆様と交流を深めたいと思っています。



まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは4本(
経済成長は不可能なのか
神隠し
人魚の眠る家
焼跡の二十面相
)。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本(
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
)。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは2本(
事例:株式会社フラン様
kintone Café 神奈川 Vol.15を主催・登壇しました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

7月28日 7月28日 反面教師として襟を正そう
7月31日 7月31日 全政治家にIT知識を持って
8月1日 8月1日 今後の弊社には希望しかない
8月2日 8月2日 五年後に向けた各種の理念
8月3日 8月3日 引き合いを頂ける間は大丈夫
8月4日 8月4日 組織作りは道のプロも交えて
8月7日 8月7日 歴史だと長いが、人生は刹那
8月8日 8月8日 花火からも学べる事の多さよ
8月9日 8月9日 薬物頼りでは収支は赤字だよ
8月10日 8月10日 Excelとkintoneの共存法
8月14日 8月14日 暑さ対策は慣習の変更から
8月15日 8月15日 78年前に倣って復興する!
8月16日 8月16日 ご縁は急がず慌てずに育つ
8月17日 8月17日 イベント登壇and研修講師
8月18日 8月18日 kintone界隈で必要な技能
8月21日 8月21日 コミュニティで道を拓いて
8月22日 8月22日 続ければ何かにはなれます
8月23日 8月23日 同調圧力には負けない心で
8月24日 8月24日 基礎力は頭で考える訓練を
8月25日 8月25日 私コミュニティでこう転機
8月28日 8月28日 回る仕組み構築が必要です
8月29日 8月29日 技術者コミュニティに参加

§ 年表

・八月お仕事

Cafe Impressionにて作業、鶴巻温泉にて立ち合い作業、二俣川で作業・打ち合わせ×8、大和市立図書館で作業、Tully’s Coffeeでオンライン打ち合わせ、大和市文化創造拠点シリウスで作業、Tully’s Coffeeでオンライン打ち合わせ、下北沢駅コンコースでオンライン打ち合わせ、Tully’s Coffeeでオンライン打ち合わせ、浜松町で商談、御茶ノ水で商談、ドトールコーヒーショップでオンライン打ち合わせ、Starbucksでオンライン打ち合わせ、大月市郷土資料館で作業、スナックジョイゾー、真鶴町観光協会でkintone Café 神奈川、スミマルシェで懇親会、草柳商店で懇親会、アクアビット サテライトオフィスで作業、Tully’s Coffeeでオンライン打ち合わせ、CAFé de CRIE Plusでオンライン打ち合わせ、浜松町で作業、白金台で商談、大和市文化創造拠点シリウスで作業、かいてらすでイベント、WOODSHEDで懇親会、マクドナルドで作業、秋吉 天王寺店で懇親会、すし・かつめし 一平で懇親会、パソコンのお医者さんで商談、石焼地どり おじぎ屋 加古川本店で懇親会、浅草で商談、九段下で商談

§ ツイートまとめ
・八月ツイート
https://togetter.com/li/2215134


kintone Café 神奈川 Vol.15を主催・登壇しました



8月19日にkintone Café 神奈川を真鶴で開催しました。
告知サイト

今回は株式会社あわえさんにもご協力いただき、現地での会場の確保や真鶴の皆さんへの声かけ等をお願いしました。

なぜ真鶴で開催することになったのか、その背景を説明します。
まず、今年の1月にさかのぼる必要があります。

私が自社でサテライトオフィスを開きたいと考え、その候補地の一つとして真鶴を訪れたのが発端です。その際に真鶴の街並みに惹かれ、また来たいなあと思っていました。

その後、5月にCLS高知があり、私も高知まで足を伸ばして参加しました。その中のセッションでとても心に刺さるキーワードが提示されました。
「公私混同」
この言葉を語った方こそ、登壇されておられた株式会社あわえの吉田代表です。
私はその言葉にとても印象を受け、あわえさんのページを訪れたところ、なんとあわえさんのサテライトオフィスの1つに真鶴があるではありませんか。
株式会社あわえ様


kintone Café 神奈川は、4月の頭に小田原で開催しました。小田原で会場として使わせてもらったコワーキングスペースも、一月に真鶴に訪れた後、小田原で使わせてもらった場所でした。
CLS高知で得た着想から、kintone Café 神奈川の次は真鶴で開催したいけどどうだろうか、kintone Café 神奈川を運営する皆さんに諮ったところ、いいねえ。という声をいただいたので、私からあわえさんにコンタクトを取り、今回のkintone Café 神奈川が実現しました。

まず最初のあわえさんとのオンラインミーティングでは、kintone Café 神奈川を一緒に進めてくださっている藤村さんとkintone Caféの理念やイベントの内容を説明し、協力し合える可能性をすり合わせました。
さらには私と藤村さんとで真鶴にお伺いし、あわえさんのスタッフとして現地で活動されている松木さんと会場の使い方や当日のテーマやスケジュールを打ち合わせました。

早い段階でテーマが地域創生と言う方向性は決めていました。あわえさんが手がけておられる地方創生の事業と、神奈川県唯一の過疎地である真鶴町の課題をkintoneで解決する。そのようなイベントスキームが早い段階から頭にあり、ブレることもありませんでした。

言うまでもなく、kintone Caféは企業セミナーではありません。理念でもそれは厳しく禁じています。
なので、私たちからもあわえさんとの最初のオンラインミーティングでそれは入念にお伝えし、ご理解いただきました。そして、あくまでもkintoneを使って真鶴町の課題の解決策を探る方針で臨みました。


8月19日。
真鶴町最大の祭りである貴船祭りも一段落し、真夏の海日和が続く真鶴町。
この日もとても暑く、駅から会場である真鶴町観光役場に向かうだけで一苦労でした。

でも、海を目の前にした会場はまさに開放的。
私はデビット伊東さんのいらっしゃる伊藤商店でラーメンを啜り、13時前に現地に着きました。すると、皆さんも開始時間である15時を待つのも惜しいかのように、14時過ぎにはかなりの人が集まってきました


今回は、ジョイゾーの根崎さんに司会進行を担ってもらうことにしました。

kintone Caféの理念や会場の諸注意など、ここでX(Twitter)でハッシュタグでつぶやいてもらうよう皆様にお願いせず、ホワイトボードに書いただけにしたのは失敗でした。おかげで今回のkintone Caféはつぶやきが控えめでした。

でも、その後の自己紹介は23、4人の全参加者に円滑に行ってもらい、根崎さんの進行も順調。目玉焼きをどのように食べるか、また、何をかけるかと言う質問を交えたことで、自己紹介の内容にバラエティが生まれたのは良かったです。
実際、皆さんの自己紹介を聞いていると、人によってそれぞれの目玉焼きがあるんだなぁと思いました。


さて、自己紹介の前にはあわえ社の三宅さんから真鶴について軽く触れていただきました。
その中では、皆さんに真鶴の置かれた状況や、今回の目的をインプットしてもらいました。

続いては、私からkintoneの紹介を行いました。
まず私から聞いたのは、皆さんの中にkintoneを初めて触る方がどれくらいいるか、ということです。すると10名ほどの方がkintoneを触ったことがないそうです。
実際、事前に聞いていた話でも、何人かはkintoneを初めて触ると聞いていました。そのため、私のスライドの内容もかなり初心者向けかつコンパクトにしました(ちなみに今回初めてcanvaをkintone Caféのスライドに使いました)。

今回の紹介では、kintoneの基本機能では、地域課題を解決するには足りないと判断し、外部との連携の可能性を理解してもらうことが地域創生の肝だと考えていたので、外からのさまざまな情報をkintoneに流入させる方法やkintoneから外の媒体に情報を出力させるやり方について話をしました。

まぁ皆さんうなずいてくださったり一生懸命聞いてくださっていたので、少しは役に立ったのかなと思います。
スライド(kintone Café 神奈川 Vol.15 (canva.com))

さて、私の登壇の次は、いよいよ今回のメインの一つである山口さんによるグループワークです。


実は、皆さんが参加者が入室される際、真鶴の良いところを付箋に書いてもらい、窓に貼って貰いました。

そして山口さんの登壇では、まず、アイスブレイクとして、改めて参加者の皆さんに個人のやりたいことや希望願望を付箋に書いてもらい、窓に貼り出してもらいました。

この猛暑の中、ダウンジャケットが欲しいとか、旅行したいとかマンホールカードを取得したいとかYSL展に行きたいとか、真面目な学術的なことや、技術的な目標を書いてくださる方もいたり、とてもバラエティー豊かな内容でした。
こうやってアイスブレイクを設けるだけで、研修とはよく回るっていうのは私も経験上知っています。まさにその生きた実例が見られました。

実は、こうした事は、全て山口さんの周到な準備の一つでした。
山口さんのグループワークの手法はワールドカフェを踏襲しておられましたが、その上に山口さん自身による準備や山口さん自身のファシリテーション能力によって、とても良い形で議論が進みました。

4人ずつ5テーブルに分かれた各グループではとても熱心に議論が進みました。私たち運営側でも議論が円滑に進められるように、真鶴の方や真鶴以外から参加した方をテーブルごとに分散させた形で分けました。
それもあって、本当に皆さんが真鶴のことをよく考え議論してくださったと思います。

私が山口さんにお会いするのは今回が初めてでしたが、その進め方にとても感銘を受けました。

実は私も先日研修講師を100人ほどの方の前で行いました。そのご縁で別の研修講師の方の手腕も拝見し、最近私の中では、研修講師と言うキーワードがとてもホットです。

今回の山口さんの手法も今後どこかで参考にさせてもらいたいと思いました。
ワールドカフェの手法自体は、
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ワールドカフェ
のリンクに書いてますので、ご参考にしていただければと思います。

このときの私の担当は、各テーブルから挙げられた解決策をホワイトボードに書き移す係。
それぞれが別々の課題と解決策を提示してくださっており、良い感じに散らばった結果となりました。真鶴の皆さんにも良いきっかけができたのではないでしょうか。

さて、ここで一度休憩をとり、水分補給や名刺交換等に時間を使ってもらいました。

続いては「真鶴の課題を語る」と題して、あわえ社の松木さんと、観光案内所の近くでhonohonoというお店を経営されておられる入江さんからそれぞれ10分ずつ真鶴の現状や課題を語ってもらいました。

今回のテーマは真鶴と言う神奈川県でも、唯一の過疎地域として認定されている町の課題をkintoneでどう解決するか、という事でした。
6700人を擁する街の人口も、年々減少しており、5000人を切る可能性も視野に入らなければならないそうです。
5000人といえば村から町になるための必要条件です。さすがに町になった後、再び村に格下げされることはあまりないそうですが、危機感も持たれている方が多いとの印象を受けました。
一方で、東京から見れば真鶴は熱海の手前であり、まだまだ可能性があるはず。今回も多くの真鶴の方が来ていただき、活発な議論が繰り広げられましたが、お二方の話も、まさにそうした議論をより裏付ける内容でした。

お二方の話の後は、藤村さんからkintoneを使った課題解決の提案と言うことで2つほど提案をしていただきました。

kintoneをよく存じ上げている藤村さんならではの提案は、これからの真鶴にとって参考になる情報のはずです。
その後、私も藤村さんとともにパネリストとして、皆さんの前に移動し、皆様からの質問やkintoneを使ってどのようにこの場で出た課題を実現していくかということをお答えしました。皆さんからも時間の許す限り、積極的に質問を行っていただき、私からもその場でお答えさせていただいたつもりです。

今回の反省点としては、ここをもう少しじっくりと掘り下げたかったところですが、ちょっと時間が足りなかったかなと言う感じです。

でも、私が皆さんからの質問に答える内容を真鶴町役場の中村さんが一生懸命ノートにメモしておられるのが印象的でした。きっとこの後、真鶴町でも地域課題の解決にあたっては、kintoneを使った仕組みを検討していただければ、私たちも本望です。期待したいと思います。

最後には恒例の全員写真。

さて、お楽しみの懇親会です。今回は観光案内所の目の前にあるお店の別部屋をお借りし、約七割ほどの方が残って歓談と懇親を楽しみました。

真鶴といえば魚です。真鶴の漁港で揚がったお魚のフライや刺身が美味しくて美味しくて。そこに真鶴みかんが添えられていたのが素晴らしい。

その他もきちんとお腹にたまるものもたくさんご用意していただき、我々も存分に食べて満足しました。

さて、一次会で何人かの方が帰られましたが、続いての二次会はなんと草柳商店と言うお酒屋さん。こちらはお店でお酒を買ってその辺で飲むことができます。このスタイルがとても新鮮で、かつ真鶴町に迎え入れられたと言う感触が得られました。それがとても嬉しかったです。
ここでも、皆さんの間では話が盛り上がりました。10人ほどの皆さんと楽しく会話ができました。もちろん、次のkintone Caféへのや仕事へのつながりもこの一次会と二次会で生まれました。
もちろん、そして真鶴の今後の事についても。

私としては、マンホールカードのことで盛り上がったり、私を指して現職の議員の方から議員に向いていると言われたことも印象に残りました。

そろそろ帰宅です。まだ夜の10時前だというのに暑い。汗が滝のように流れる中を駅まで歩きました。そして、おそらくはちゃんとそれぞれが家に帰れたはず。
真鶴も神奈川県の一部なのです。少し遠いけど。

それにしても今回は本当に楽しかったです。朝にお知らせを見てわざわざ遠くからきてくださった方もいれば、通り掛かって参加してくださった真鶴の方もいました。神奈川県の全域から様々な人が参加し、とても盛り上がりました。

毎回やる度にやって良かったと感動するkintone Caféですが、今回も100%以上の満足感が残りました。反省点もありましたが、kintone Caféの新しいあり方が作れたような手応えがありました。

まずは今回参加してくださった方、登壇してくださった方、ありがとうございました。また、企画段階から関わっていただき、場所を用意してくださったり、相談もしてくださった株式会社あわえのお二方や、素晴らしいグループワークを進めていただいた山口さん、お店の皆さんやその他真鶴の皆さん、本当にありがとうございました。

もう一度、いや、何度でも真鶴には来たいと思います。


2023年7月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括
7月。
今月も仕事が忙しく、旅をしても全て出張にかこつけています。
唯一のオフは、釧路でCLS道東に参加した夜、札幌まで戻り、翌朝の電車で9時に倶知安についてからレンタカーでニセコ、蘭越、黒松内町、島牧村を巡った旅です。
北海道の自然の魅力を存分に味わってきました。

今月も忙しかったですが、他にも出張を利用して方々へ出かけられました。
今月は山梨を三回、糸魚川、真鶴、田無を仕事で訪問しました。
山梨の一回は家族で甲府近辺のうまいもの巡りをしましたし、糸魚川ではMOVED社の皆さんや糸魚川の皆さんとウッドデッキ作りに汗を流し、良いリフレッシュになりました。

仕事をしながら、旅をする。そのノウハウをいかに実現するかが私のテーマです。
私個人だけであれば、動き方についてはコツをつかめるようになりました。ですが、経営者と旅人を両立させるコツががまだ会得できていません。まだ努力が必要です。
私にとって、行きたい場所とやりたい事は無限にあるのですから。

どうすれば仕事とやりたいことを両立させられるのか。
そうならないためのさらなる工夫が必要です。

まだ私の日常は仕事に偏っています。
その証しこそ、執筆活動や読書などの文化活動の低下です。顕著に現れています。

私に与えられた時間は有限で、ますます残り少なくなっています。
残された時間を少しでも有意義にしたいと思います。死を迎えるまでに。

生きていること、生かされていることのありがたみ。
それを常に忘れぬようにしながら、充実した日々を送りたい。
皆さんと私の思いは同じです。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちをフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

今月は家族とは一回お出かけしました。妻とは一回、妻と長女とは四回、妻と次女とはゼロ回、長女と次女とはゼロ回。長女とは一回、次女とはゼロ回。


§  月表

 ・七月お出かけ
まるひら、釧路埼灯台、厳島神社、米町公園、釧路フィッシャーマンズワーフ MOO、釧路駅、札幌駅、南北線 さっぽろ駅 (N06)、南北線 大通駅 (N07)、西11丁目駅 (T08)、GUESTHOUSE ON MY WAY、西18丁目駅 (T07)、地下鉄 琴似駅 (T03)、JR 琴似駅 (S03)、倶知安駅、トヨタレンタリース新札幌 ニセコ倶知安店、道の駅 ニセコビュープラザ、昆布駅、蘭越町交流促進センター 幽泉閣、道の駅 らんこし・ふるさとの丘、目名駅、セイコーマート 島牧店、道の駅 よってけ!島牧、賀老の滝、熱郛駅、道の駅 くろまつない、紅葉の滝、トリフィート ホテル&ポッド ニセコ、札幌らーめん大心 ニセコ店、レルヒ記念公園、グラウビュンデン、MOUNTAIN KIOSK coffee 倶知安店、2代目SAMURAI、トリフィート ホテル&ポッド ニセコ、hakko ginger、モリデアイ、マーキーカリー、SPROUT、倶知安駅、新千歳空港 (CTS)、成田国際空港 (NRT)、二俣川一丁目公園、鶴川駅前図書館、Zepp DiverCitySizzler、川崎駅、チャーハン王、麺屋 一楽、支那麺 はしご、北陸新幹線 糸魚川駅、星場荘、秋葉神社、セブンイレブン 糸魚川上刈店、美山キャンプ場、Kitchen Poco、Starbucks、TSUTAYA BOOKSTORE、大和市文化創造拠点シリウス、初狩PA (下り)甲州夢小路caf? terroir澤田屋 本店セブンイレブン 甲府伊勢1丁目店、甲府市立図書館、金手駅、来迎寺、誓願寺、オープンカフェ まるごとやまなし館炭・肉と旬野菜 kazanChami Sandwich甲府城石垣展示室コットンクラブモスバーガー 鶴川店4U、酒処 宵、真鶴港、真鶴町観光協会、月光堂、株式会社ジョイゾー、サイボウズ本社、炭とけむり、東京屋、籠屋たすく、サイゼリヤ、大和市文化創造拠点シリウス、大和市立図書館、奥藤本店、銀座 江戸屋

・七月ツイート
https://togetter.com/li/2197467
§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かけたのは、今月は一回です。

連休の真ん中の一日を使って山梨の甲府に行ってきました。




§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で一度でかけました。

家族で甲府に出かけた際、帰りにコットンクラブに二人であいさつにいきました(7/16)。今度の地域クラウド交流会はここで開こうと考えているのです。

§  妻と長女とのお出かけ 妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は四回ありました。

近所のモスバーガーに昼を食べに出かけ、私は二人が買い物に行った間も、引き続きそこで仕事をしていました(7/17)。
また、先に二人に行ってもらっていた甲府に私が後で合流し、山梨県活性化プロジェクトの交流会に参加しました(7/19)。
別の日にはスナックジョイゾーに三人で参加しました(7/21)。
また別の日には三人でサイゼリヤで食事をしました(7/22)。


§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女との三人で出かける機会は一回もありませんでした。

次女は昨年末で就職したお店を辞め、今はアルバイトで飲食の仕事を続けています。
次女のことを本当に好いてくれている彼氏にも巡り合え、今は未来のことで頭がいっぱいのようです。

先月のあまに今月は4月1日からずっと行っていた彼氏のいる韓国から10日に戻ってきました。
モラトリアムと考え、22歳までは大目にみるつもりです。
ただ、そこで彼氏に甘えてしまうのではなく、自分の力で何かを成し遂げてほしいと考えています。
家庭も大切にしつつ、何かに挑戦してほしいな、挑戦をやめないでほしいな、と思う父親です。

§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。

長女は4/1付けで雇用しました。
すでに2月から引継ぎもかねて打ち合わせにも同席してもらっていましたし、内部の定例会議にも出てもらっていました。

弊社メンバーが東京に集ったkintone hive Tokyoの際も、娘には来てもらいました(7/6)。

昨年末をもって私の中では子育ては終わったと思っています。娘たちにはそれぞれを一人の大人として対し、手助けができるところは私から手を差し伸べていこうと思います。

●私自身の七月(交友関係)

§  関西の交流関係 今月は実家に帰っていませんし、出張でも関西に行きませんでした。

ですが、今月も関西との思わぬご縁をいただきました。同じkintoneプレイヤーとして著名なトヨクモ社の中井さんは、私の高校の後輩にあたります。その中井さんも出られていたトヨクモkintoneユーザーフェス2023の後夜祭会場において、本編でも登壇されていた尼崎市役所の方と知己を得ることができました。

尼崎市役所は私の父が職員として全うした職場です。私にとっても外郭団体の就職を断った引け目のある場所。そのような尼崎市役所の方とまさかkintoneのイベントでお会いできるとは。
しかも、この方のお父様が西宮の学文殿町に住み、私と同じ中学、私や中井さんと同じ高校を卒業していたというから驚きです。そういうご縁にばったり出会えるから、コミュニティの参加はやめられません。
また、中高校大学のころの友人とは会いたいと考えています。

§  今月の交流 今月は、飲みの交流は充実していたように思います。


CLS道東は、月末の前夜祭(6/30)もとても楽しく過ごせましたが、本編の当日(7/1)も様々な方が私に声をかけてくださりました。コミュニティーに顔を出し続けることで何かが変わる意義を強く感じさせてくれた経験でした。
残念ながら、本編当日の夜の懇親会は、札幌に移動する必要があり出られなかったのですが、コミュニティや交流の本質が何か、少しだけつかめた釧路での滞在でした。
また、札幌から倶知安に移動したのは仕事でした。このご縁をいただいたのは、十年ほど前から横浜の方を通じてご縁のあった方です。この方からお仕事の引き合いをいただいたことが、今回の北海道行きの後押しになりました。
この方とのランチや夜の交流(7/3)もまた得るものの大きい体験でした。何しろ十年ほど前からご縁があったにもかかわらず、会うのは今回が初めて。実はすごい方だったということも交流することの喜びです。様々なお話やニセコのことなどで盛り上がりました。


北海道から戻った翌々日は、kintone hive Tokyoが催されました(7/6)。東京に弊社メンバーが集い、初めて会ったメンバー同士で相互に交流をしてくれました。もちろん私もなかなかお会いできない全国のkintoneプレイヤーとの交流を楽しみました。
その翌日も某所でのシークレットイベントで交流を楽しみました(7/7)し、そのまた翌日には、糸魚川を訪れ(7/8)、糸と魚と川 Vol.12(7/9)では、MOVEDの皆さんや糸魚川市の皆様と、とても充実した時間が過ごせました。ウッドデッキを作り、おいしい海と山の幸をほおばり、労働の後のビールに万感の満足を感じる。作る行為を共にすることのすばらしさと、それによって得られるご縁。素晴らしいものでした。

糸魚川から戻ったその夜も、トヨクモkintoneユーザーフェスでの皆さんとのご縁が嬉しかったです(7/10)。

また別の日には甲府で行われた交流会に参加し(7/19)、甲府に住む志のある皆さんとの交流を楽しみました。
真鶴に伺って打ち合わせをした際(7/20)も、真鶴の皆さんとの交流を楽しみました。
他にもkintone Café 東京への参加と夜の懇親会はめちゃめちゃ楽しかった(7/22)し、その前日のスナックジョイゾー(7/20)ではスペシャルゲストも来られ、とても贅沢な一夜が過ごせました。今月は交流についてはとても恵まれた月だったと思います。

今月も皆様ありがとうございました。

●私自身の七月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、一冊も書けませんでした。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、今は書くための時間がありません。読んでからレビューをアップするまでの時間も二年を超えてしまいました。
今、私のプライベートの時間がほぼなくなってしまっています。仕事をからめた交流があるので精神的には困っていませんが、一人の時間がないことは見直さなければと考えています。
レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は、私にとってワークライフバランスのバロメーターです。ワークに偏っている今の状況を早く取り戻さねば、とかなりの危機感を持っています。

以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは7本(
トヨクモkintoneユーザーフェス2023に登壇しました
コミュニティリーダーズサミット in 道東 2023 海霧編に参加しました
kintone hive Tokyoに会社で参加しました
糸と魚と川 Vol.12に参加しました。
2023 kintone hive TOKYO
kintone Café Tokyo Vol.13に参加しました
kintone Café Metaverse Vol.4に参加しました」)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

6月29日 6月29日 弊社をより良くするために
6月30日 6月30日 読み書き力は技術者に必須
7月3日 7月3日 継続は認知度に高く寄与する
7月4日 7月4日 のどかさから気づく業務改善
7月5日 7月5日 外への発信が観光客を呼ぶ
7月6日 7月6日 kintone hive観覧にあたり
7月7日 7月7日 kintone hive Tokyoの学び
7月10日 7月10日 MOVEDさんに学んだこと
7月11日 7月11日 地方は都会に劣らず魅力的
7月12日 7月12日 Threadsへの移行は待ち
7月13日 7月13日 体調管理にはお気をつけて
7月14日 7月14日 経営の奥深さと楽しさって
7月18日 7月18日 暑いからリモートワークを
7月19日 7月19日 ゲームにハマると後が怖い
7月20日 7月20日 願い叶えるには考え続ける
7月21日 7月21日 納期とノルマの違いを知る
7月24日 7月24日 コミュニティの新陳代謝を
7月25日 7月25日 Xにはもう少し付合います
7月26日 7月26日 iPaaS界にGoogleが進出
7月27日 7月27日 メタバースの今後の可能性

§  今月の読書 今月は8.5冊の本を読みました。内訳は、ミステリ2.5冊、純文学一冊、ビジネス本一冊、自伝二冊、スポーツ史一冊。社会学一冊。

今月も本を読む時間が取れていません。が、無理やり本は読むようにしています。ところが読んでもそれをアウトプットできていないのは上に書いた通りです。
形式的にアウトプットするのなら、ChatGPTに頼るのもありですが、それは自分にとって衰退への道だと思っています。

私が一昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、まったくそれが進んでいません。
仕事にかまけてしまっています。このことにもとても強い危機感を抱いています。このまま何も生み出さずに老いてしまうのでは、と。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞は0本です。

なお、今年の大河ドラマ「どうする家康」も先々月に入ってからほとんど見られていません。録画も溜まってしまっています。とにかく見る暇がないのです。


§  今月の舞台 舞台については、今月は見ていません。

妻が宝塚の公演が始まったことで、連日の猛暑の中、チケット出しで立番をし、疲弊しきっています。
歌劇団に、せめて屋内でのチケ出しをお願いしてみたそうですが、断られたそうです。
妻は数年前にもチケット出しで熱射病で倒れました。おそらく、次に倒れた時は生命の危機にも関わると思います。
あまりのことに、私もFacebookでいちど名指しで警告を出しました。改まらないようであれば、Twitterでもさんざん攻撃してやろうと思います。無償で働いている代表やスタッフなどのボランティアに対して、あまりにもやり方がひどい。



§  今月の音楽 コロナが始まってから’70’sから活躍したアーチストの全曲を聞く活動を続けています。今月はBostonの全アルバムを順に聴きおえ、好きな20曲にもまとめました。

また、先月に20曲にまとめたBruce Springsteenの自伝を図書館で借り、読破しました。本の中には私の知らないエピソードも多数載っており、生い立ちやさまざまな葛藤の中、彼のあの音楽が作られていった経緯が理解できます。改めて彼の音楽を聴きたくなりました。特に歌詞をじっくりと読みながら。


§  今月の美術 今月は、美術に触れる余裕がありませんでした。

真鶴を訪問した際、真鶴半島をご案内いただきましたが、その際に中川一政美術館の横を通りがかったぐらいです。

§  今月のスポーツ 今月は、スポーツをする余裕がありませんでした。

ただ、大リーグの大谷選手の打棒の凄まじさは尊敬に値します。
ダブルヘッダー第一試合で関東の完封を成し遂げ、その後すぐの試合で2打席連続のホームランなど普通はありえない。


§  今月の滝 今月は二か所の滝を訪れられました。「賀老の滝(7/2)」「紅葉の滝(7/2)」


賀老の滝は私にとって四十五か所目となった日本の滝百選に選ばれた滝です。
残念ながら、よく写真に取り上げられるアングルからは歩道が崩れて通行止めになっており、見られませんでした。その替わり第二展望台の少し上からのアングルで滝の全景を写真に収められました。歩道にはクマの糞と思しきものもところどころ見つかり、終始舌打ちと拍手をしながらでしたが、自然の中の歩行はやはりよいです。駐車場の近くではキタキツネも見かけましたし。
また、もう一度来たい滝です。


紅葉の滝は、かなりアクセスポイントまでの道で藪漕ぎを余儀なくされ、急いでいたこともあって、なんどか下に落ちそうになりました。
でも、苦労して訪れただけあって、なかなか良い滝でした。まさに秘境という感じの。
蘭越町もぜひこの滝の魅力を伝えるためにも、遊歩道整備はしてほしいと思いました。
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なお、私が訪れて数日後に、同じ蘭越町でくみ上げた地下水から高濃度のヒ素が検出されました。この紅葉の滝よりは下流で、別の水系だったため影響はないと思いますが、
この滝のためにも早く騒動が落ち着くことを願っています。


§  今月の駅鉄 今月は四駅を訪れました。「昆布駅(7/2)」「目名駅(7/2)」「熱郛駅(7/2)」「金手駅(7/16)」

昆布駅は、倶知安駅で降りた後、レンタカーを借りて賀老の滝へ向かう途中で寄りました。
北海道には昆布駅のほか、ユニークな名前の駅が残っています。アイヌ語起源のものも多く、本州にはない駅名が旅情を掻き立ててくれます。
ちょうどやってきた列車が花の咲く路線際からの光景を映えさせてくれました。
駅前には蘭越町交流促進センター 幽泉閣という大きな建物があり、温泉として営業しています。


目名駅も昆布駅の次に立ち寄りました。
駅前のロータリーには郵便局の建物がありますが、それ以外はひっそりとしています。
今、北海道新幹線が札幌まで開通したら、この付近の路線は廃止されるという報道もあります。
おそらくそうなれば目名駅も廃止されてしまうのかもしれません。近くの目名川のほとりからの景色もよく、また来たい光景です。


熱郛駅は、そもそも読めませんでした。「ねっぷ」と読みます。
難読駅として挙げてもよい駅です。
この駅もまた廃止されることが報道されています。駅前は完全に空虚であり、すでに輸送機関としては使命を終えたと判断しても仕方のない状態です。
熱郛駅から黒松内駅の間の風景も北海道を想起させてくれますし、そこから島牧村への道の景色も素晴らしかったです。


金手駅は甲府に家族で行った際、少しの合間を縫って訪れました。中央本線の線路に普通列車や優等列車が行き交う中、時折やってくる身延線の列車のために片ホームだけで運営されています。
近所には寺院が立ち並び、かつての甲州街道の要所でもあることから、この名前が付けられているそうです。
今後は甲府へ訪れる機会が増えそうなので、また立ち寄るかもしれません。


§  今月の酒楽 今月も先月に続いてお酒体験については申し分なかったと思います。わずかな機会を生かしてお酒を楽しめました。


交流については上に書いた通りです。釧路フィッシャーマンズワーフ MOOでは半年前の極寒編において私に日本酒と山椒のマリアージュを教えてくださった佐藤さんから二杯ほど福司をいただきました(7/1)。本当はもっとたくさん飲みたかったし、半年前は一番飲んだといわれるぐらい日本酒を飲んだのですが、作業が入っていたので残念でした。厚岸の牡蠣ともばっちり合いました。この前夜(6/30)も前夜祭の浜番屋さんでいただいた花咲ガニの甲羅になみなみと注いだ日本酒が絶品でした。


また、倶知安を訪れた二日目の夜(7/3)は私を倶知安にお招きいただいた方と、2代目SAMURAIにてお酒を酌み交わしました。ニセコには紅茶専門店で有名なルピシアさんがブルワリーを構えておられます。
そのO sole mioというItalian Pilsnerがおいしかったです。また、二世古という地元のお酒もいただきました。こちらのお店は540日間雪室貯蔵されたという五四〇ポテトフライが絶品でした。こんなにおいしくなるの?というぐらいおいしいポテトでした。ニセコでしか食べられないそうで、札幌にもわずかしかないそうです。

その際に教わったのですが、倶知安にはジンジャーを使った発酵酒を製造する会社があり、なんとそこではアクアビットとジンも作り始めたのだとか。
しかも私が賀老の滝に向かっている日にはフェスタを開いていたそうです。後にツイッターでも絡ませていただきました。


また、糸魚川を訪問した夜は星場荘にてMOVEDのお二人と夜中まで語っていました(7/8)が、その際にいただいたのが奴奈姫。これもとてもおいしかったし、もう一ついただいた蒸留酒もとても心を癒してくれました。


また、美山キャンプ場ではウッドデッキ作りに精を出しましたが、この時に飲んでいた私の顔が生涯でも出色の顔でした(7/9)。美味かった。

スナックジョイゾーは毎回皆さんがおいしいお酒を持ち寄ってくださるので、私としても楽しみですが、この日もおいしいお酒をたくさん飲ませてもらいました(7/21)。
今回は島根の銘菓を差し入れましたが、次はまたお酒を持っていこうかな。

炭とけむりや東京屋は、kintone Café 東京の懇親会です(7/22)。このお酒も会話が弾んだ会心のお酒でした。

その翌日は籠屋たすくで軽く一杯だけ一人のみを(7/23)。熱暑の中のビールはやはり格別です。出来立てのタップというだけでも。


§  今月の旅行 今月は上にも書いた通り、仕事をからめた出張の旅がほとんどでした。釧路と倶知安、後志地方。糸魚川、真鶴と甲府と高知。
ようやく仕事とプライベートをうまく混ぜ込みながらの旅ができるようになってきました。


釧路では、午前から前夜に清水さんに教わった夜は閉店しているラーメン「まるひら」さんで塩ラーメンを。まさに絶品の塩ラーメンは必ずまた食べたいと思わせる味でした。
釧路埼灯台や厳島神社、米町公園など昔ながらの石川啄木の時代からの釧路旧市街ともいうべきこのあたりの街並みに惹かれました。



CLS道東で作業しながら、学びも多かった後は19時発の特急おおぞらに乗るため、夜の懇親会は断念しました(7/1)。


札幌に着いてからの宿はおおぞらの車内で必死で探し、西14丁目にあるGUESTHOUSE ON MY WAYさんへ。翌朝は6時半に宿を出て、地下鉄琴似からJR琴似へと歩き、そこから小樽へ、さらに倶知安へと。車窓から見える利尻島の島影や日本海の広大さに惹かれ、余市から倶知安までの車窓に広がる緑萌える山々に目を奪われ続けました。




倶知安では事前に予約しておいたレンタカーで一路賀老の滝へ向かいました。道中、昆布駅や目名駅やいくつかの道の駅に寄りながら、羊蹄山の雄大な山容とニセコから蘭越町、黒松内町、島牧村へと。その道中、黒松内町のある場所で見た景色の美しさや、キタキツネの可愛さと危うさに惹かれ、島牧村のセイコーマートや海の眺めや道の駅に寄った後、賀老の滝へ。危うく迷いそうになりながら、熊の糞と思われるものをよけつつ、拍手とし舌打ちをしながら滝を探し、見つけた賀老の滝。

帰りにも熱郛駅やいくつかの道の駅、そして紅葉の滝によりつつ、ぎりぎりでレンタカーを返却し、歩いて倶知安の街をあるきながら、宿であるトリフィート ホテル&ポッド ニセコへ。味噌ラーメンもうまかった。

夜も役員と打ち合わせし、翌朝も弊社内で打ち合わせ。それが終わったら、今回私を倶知安へとお招きいただいた方が迎えに来て下さったので、車に乗せていただき、比羅夫のペンションエリアにあるグラウビュンデンでおいしいキッシュを頂きました、
さらに、車で倶知安市街へと戻り、お客様のもとで商談を。その後はMOUNTAIN KIOSK coffee 倶知安店で作業した後、夜は2代目SAMURAIで。おいしい酒と料理。倶知安でしか味わえないおいしさがありました。

翌日は当初は泊まらずに帰っている予定でしたが、Hafhを使ってもう一泊しました。そして、朝から倶知安の街をうろうろしながら、複数の場所で作業し、倶知安駅から列車に乗りました。ニセコスープカレーやパンがおいしかったですが、豪雪うどんが食べられなかったのが残念。
釧路の浜番屋で花咲ガニを家に送らなかったことを妻になじられたので、新千歳空港で花咲ガニを買って帰りました。

東京に戻って数日、お客様先常駐やkintone hive Tokyoを弊社メンバー八人で臨んだり、別のシークレットイベントや打ち合わせをこなした後は、対面開発を朝からやった後で最終の金沢行きはくたかにのって糸魚川へ。
糸魚川駅にはMOVEDの小林さんとコジロウさんがお迎えに来て下さり、そこから星場荘までの間を糸魚川の町並みを案内していただきました。
その日も3時まで酒を飲みながら様々な会話や議論などコミュニケーションをしました。
翌朝は美山キャンプ場においてウッドデッキ作りに参加。なれない作業ですが、とても楽しく、皆さんとの交流を深め、糸魚川の魅力をより知ることができました。
結局その日ももう一泊糸魚川にとまり。始発の北陸新幹線に乗って帰りました。道中にみた糸魚川の海に天使のはしごが落ちる様など、見どころのある旅でした。


また、別の日は真鶴へ。今度のkintone Café 神奈川の打ち合わせでしたが、神奈川県唯一の過疎地といわれる真鶴の街の魅力をいろいろと教わりました。

あと、今月は甲府に三回訪れました。どれも甲府駅近辺です。少しずつ、甲府の魅力を知ることができています。二回目は夜に交流会に参加するためだけに甲府に向かい、最後の一回はお招きいただいた河野デジタル大臣の講演会でした。

とにかく充実した旅ができた月だったと思います。

今月、足跡を残した地は以下の通り。
北海道
 釧路市、札幌市、小樽市、倶知安町、ニセコ町、蘭越町、黒松内町、島牧村、千歳市
千葉県
 成田市
東京都
 荒川区、町田市、江東区、港区、中央区、千代田区、多摩市、西東京市、昭島市、八王子市、新宿区、狛江市
神奈川県
 川崎市、横浜市、大和市、相模原市、藤沢市、真鶴町、小田原市
新潟県
 糸魚川市
山梨県
 大月市、甲府市


§  今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。
今、心身が動くうちに仕事もプライベートも全力で。その考えには揺るぎがありません。

・公園は五カ所。
「米町公園(7/1)」「レルヒ記念公園(7/2)」「二俣川一丁目公園(7/5)」「美山キャンプ場(7/9)」「薬師池公園(7/27)(7/29)」

・美術館はゼロカ所。
・駅は四駅。「昆布駅(7/2)」「目名駅(7/2)」「熱郛駅(7/2)」「金手駅(7/16)」

・滝は二カ所。「賀老の滝(7/2)」「紅葉の滝(7/2)」
・温泉はゼロカ所。
・山はゼロ山。
・酒蔵は一か所。「hakko ginger(7/4)」
・神社は二カ所。「厳島神社(7/1)」「秋葉神社(7/9)」

・寺は二寺。「来迎寺(7/16)」「誓願寺(7/16)」
・教会はゼロカ所。
・史跡は一カ所。「甲府城石垣展示室(7/16)」

・博物館はゼロカ所。
・遺跡はゼロカ所。
・城はゼロ城。
・灯台は一カ所。「釧路埼灯台(7/1)」

・動物園はゼロか所。
・水族館はゼロか所。
・土木遺産はゼロか所。
・マンホールカードは一枚。「山梨県甲府市(7/16)」
・果物狩りはゼロか所。
・ダムはゼロカ所。
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。

私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月も仕事にからめてですが、バラエティ豊かな移動ができました。この地球にはまだまだ無限に行くべき場所があります。
少しでもこうした場所を訪れてから死にたい。私の人生の残り時間のなかでどこまでの旅ができるか。


加齢によって日々、気力は減退していきます。人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選びます。私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。一昨年の秋にはハイキングのつもりが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。


死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。そのためにもこうして書き残しておこうと思います。


今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す。だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもらず、一人でも旅を敢行したいと思います。
もちろん、一昨年の秋に遭難した経験は忘れてはなりません。命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もせず命を枯らすよりはましです。
家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。


そう思い、訪れた場所で心の赴くままに俳句を詠んでいます。今月は俳句を27句。いずれもツイートまとめに載せています。

一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月も自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。


2023年7月のまとめ(法人)


令和五年七月。

弊社は今月も前に進んでいます。
とはいうものの、至るところに未熟さがあり、私が望むスピードや品質にはまだ達していません。前には進んでいますが、遅々としています。
これは経営者である代表の責任です。毎日、経営の難しさをこれでもかと痛感しながら、もがきながらも前に進んでいます。

どうすれば私と少しでも近しいような業務スキルやスピード出してもらえるのか。こればかりはChatGPTも教えてくれません。
営業は順調で新規引き合いも絶えないのに、なかなか業務がクローズしきれないため、それが複数の案件に波及し、滞っています。
そうした状況を強権的にやらせようとするのは下策です。それをやると巷の話題をかっさらっているビッグモーター社のような社風に堕ちてしまいます。
そうならないよう、メンバーのみんなを尊重し、それぞれのワークライフバランスに配慮しながらの経営が求められます。
私自身が、そういうものを強く重んずる人生観を持っています。そういうを大切に会社でありたいと思っています。ビッグモーター社のあり方を反面教師としなければなりません。
そう言うやり方をとっているため、弊社の基盤が固まるにはまだ時間がかかると覚悟しています。

そんな弊社には、今月も弊社は案件の引き合いをいくつもいただけました。ありがたいことです。
きちんとそれらの案件をこなしつつ、どうスピードをあげられるのか。
私の経営能力が問われ続けています。

継続的な案件が増えたのは良いのですが、経営が安定するには経営者の私に経験が不足しています。
経営を早く安定させつつ、特定のお客様に依存せず、しかも。多様な案件を少しでも速くこなしていけるよう、教育や研修の方法を模索したいと思います。

達成度5割。達成感5割。満足感7割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 七月度の売上は目標を下回りました。

昨年までの体制では、十分に黒字の額ですが、今の体制ではまだ赤字です。
とはいえ、なんとか頑張って経営ができているのも皆様のおかげです。感謝しています。

弊社も継続的な売上が見込める案件は増え、引き合いは次々といただけている状態なのですが、まだそれらをスピーディにこなすには練度が足りていません。
とはいえ、私も営業や多くの打ち合わせに連日追われており、なかなかフォローができていない状態です。

単価を上げて案件の数を減らし、さまざまな業種、職種、案件と作業を同時にこなすのではなく、なるべく少ない業種と案件と作業に絞ってほしい。
それがメンバーの意見であることはわかっています。人間の本能としてもそれが正しいこともわかっています。
が、単価をあげ、案件を絞ったとしても、業務をこなすスピードや、仕様の手戻りや障害を減らさないことには、結局のところ売り上げにつながりません。
案件を減らすことは、経営上のリスクを減らすことにつながりますから。

代表の思いをどうすれば、実装の速度や品質の向上やキャリアと未来へのモチベーションにつなげてもらうか。
人工知能やkintoneの様々なプラグインサービスを活用しつつ、自社としての存在価値を高めるにはどうすれば良いか。
悩み、考えた一カ月でした。

おかげさまで、営業的には安定して引き合いをいただけるようになりました。営業を安定させるためにも、様々な場所に伺い、認知度を高め、商談や交流を重ねました。
が、まだまだ技術、経営、組織、マーケティングなどやらなければならないことは山積みです。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・弊社代表がCLS道東に参加しました(7/1)。
・弊社メンバー8人がお台場に集結し、kintone hive Tokyo 2023を観覧し、懇親を深めました(7/6)。
・弊社代表がシークレットイベントに参加しました(7/7)。
・弊社代表が糸と魚と川 Vol.12に参加し、その前夜にはMOVEDさんとの交流を深めました(7/9)。
・この日をもって弊社役員からメンバーへの1 on 1ミーティングが全員終わりました(7/10)。
・弊社代表がトヨクモkintoneユーザーフェス 2023の後夜祭に参加しました(7/10)。
・弊社代表と役員の長井あづさと人事総務の担当者が山梨県活性化プロジェクトの55回目の月例会に出席し、地域クラウド交流会について語ってきました(7/19)。
・弊社代表と役員と総務人事担当がスナックジョイゾーに参加しました(7/21) 。
・弊社代表がkintone Café Tokyo Vol.13に参加しました(7/22)。
・弊社代表がkintone Café Metaverse Vol.4に参加しました(7/26)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間で機密保持契約を締結しました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

4月から多くのメンバーに加わってもらった弊社ですが、まだまだチームビルディングができていません。さまざまな課題が出た月でした。
とはいえ、今月はkintone hive Tokyoの場に弊社メンバー八人が集結し、交流を深めました。
雇用と外注のバランスを取るのはとても難しいのですが、まず、弊社の仕組みを整えることが先決です。

弊社だけではできない案件も増えている今、外注費の抑制にこだわるだけでは案件がこなせなくなっていることも事実です。
この点は引き続き、困難な経営のかじ取りを行っていきます。


§ 開発案件 今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。
今月も今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

今月もまた新たな案件のキックオフがいくつもありました。体制を組み、作業を開始しています。

今、弊社が取り扱っているシステムはkintoneを中心とした無数のSaaS/PaaSです。それらをつなぎ、お客様に価値を提供しています。
今、動いている実装案件が50件弱。
経営リスクを抑えるため、かなりの数の案件を同時に進行させています。それらを遅れず品質を落とさずにどのようにこなしていくか。今の課題です。

ただ、なかなか私の思うようなスピードと品質が満たせていません。
障害対応、仕様変更対応などが入るたびに、それに追われているのが今の状態です。
メンバーに言わせると、弊社の体制を考えると案件が多すぎ、負担を感じている。その声はすでに聴いていますし、実際多すぎるのでしょう。すべての案件に責任を持つ私自身もオーバーフローしているので。
なんとかギリギリで作業を行っているのが実情です。
うちのメンバーはよく頑張ってくれています。そしてこれを糧に成長してい欲しいと思います。まだうちのメンバーには伸びしろがあります。私がやっていた作業と同じレベルに達するまではまだ難しいでしょうが、少しずつ伸びて行ってくれれば、いずれは案件のスピードも上がるはず。皆がより速く確実に業務を担ってくれるはずと信じています。

難易度が高い案件、簡単な案件。それと常駐案件。
自社でサービスを作ることが早道なのか、メンバーのスキルの熟達を待つのが正しいのか。
経営の安定とリスク回避は、多案件を同時に進める今のやり方とは矛盾しているのではないか。

悩みは多いです。
まず、そのためには生産性の向上と開発のためのドキュメント・仕組み・体制の拡充が必要だと考えています。
さらには、開発ガイドラインの策定、教育体制の拡充、報告や仕様伝達の改善。
また、単価アップの交渉も同時に進めなければ。

まずは足元を固めます。

来月も、引き続き弊社メンバーの教育とスキルアップに注力していきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

少しずつ状況は改善に向かいつつあります。
その流れを加速するため、先々月より代表の長女に弊社に正式に加わってもらい、人事・総務・経理の作業を任せています。
少なくとも、これらの作業に代表のリソースを割かれることがなくなったのは助かっています。

と思っていたら、月末になって衝撃の出来事が。


§ 社内体制 一昨年(2021年)の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。それを以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、考え方の軸はぶれていません。

今月は、今年の四月から新体制を組み始めて、初めて8人で集まりました。
そして、皆でkintone hiveを観覧しながら、どうすればkintoneを使った業務改善がお客様に届けられるのかについて学びました。

各メンバーにはそれぞれの案件や役割を理解してもらい、案件で困った際は教え合い、助け合いながら実装を進められるような体制が少しは整えられたと考えています。

ただ、皆が案件をやり切るのに精いっぱいの状況は変わりません。

先月末から今月10日にかけ、会社設立時から役員として名を連ねている代表の妻が各メンバーとの1 on 1ミーティングを行ってもらいました。

そこでメンバーからの意見もヒアリングしました。
開発の効率化、リモートワークの効率化など、何かがまだうまく回っていないと感じています。まだまだやるべきことがあります。
メンバーからも弊社をよくしようとするさまざまな意見をもらいました。
それらをとりまとめ、より良くしていきたいと思います。

引き続き、よろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約9回です。オンライン商談はざっと数えたところ約28回ほどです。
今月、頂戴した名刺は71枚です。

今月はCLS道東の参加から始まりました(7/1)。会場でも作業しながらになってしまった私に皆さんから掛けていただいた暖かい言葉の数々。これこそがコミュニティに参加する意義なのだ、と感動しました。
その思いはブログにも書きました。https://www.akvabit.jp/%e3%82%b3%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%83%8b%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%80%e3%83%bc%e3%82%ba%e3%82%b5%e3%83%9f%e3%83%83%e3%83%88-in-%e9%81%93%e6%9d%b1-2023-%e6%b5%b7%e9%9c%a7%e7%b7%a8%e3%81%ab/
さらに、お台場で開催されたkintone hive Tokyoには弊社メンバー八人で参加し、弊社メンバーもさまざまなkintoneプレーヤーたちとの交流を深めました(7/6)。
その翌日もシークレットイベントに参加し、またまた交流を深めました(7/7)。
さらに新潟県糸魚川市に飛び、糸と魚と川に参加し、MOVEDの皆さんや糸魚川市の皆さんとの交流を深めました(7/8-10)。
糸魚川から戻ったその足で、6月末にオンラインで開催されたトヨクモkintoneユーザーフェスの後夜祭にも参加しました(7/10)。
山梨の有志との交流会に初参加し、山梨にも志をもったユニークな人々が大勢いることに山梨でのこれからを確信しました(7/19)。
スナックジョイゾーではプロレスナイトという異業種格闘に参加し、スペシャルゲストとの素晴らしい一夜を過ごすことができました(7/12)。
その翌日のkintone Café Tokyoには急遽参加し、とても楽しい時間と学びを得ました(7/22)。

仕事に没頭する毎日ですが、こうしたイベントがどれだけ癒やしになっているか。
皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。CLS道東(7/1)。kintone hive Tokyo 2023(7/6)。シークレットイベント(7/7)。糸と魚と川 Vol.12(7/9)。トヨクモkintoneユーザーフェス 2023(7/10)。山梨県活性化プロジェクト55回目月例会(7/19)。スナックジョイゾー(7/21)。kintone Café Tokyo Vol.13(7/22)。kintone Café Metaverse Vol.4(7/26)。

今月もこうした対外活動を通し、人脈を増やすこととあわせ、弊社の認知度を広げられたように思います。
それによってさらに忙しくなったことも事実ですが、こうした活動を通した広がりが次に繋がるのも事実です。今後も続けていこうと思います。

来月以降もいろいろな予定が控えています。



今月も何度か弊社が山梨で開催を予定している地域クラウド交流会のため、何度か山梨県甲府市に伺いました。
このイベントを通して、弊社も次のステップに進めるのではないかと期待しています。
そして、また皆様と交流を深めたいと思っています。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。

§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは7本(
トヨクモkintoneユーザーフェス2023に登壇しました
コミュニティリーダーズサミット in 道東 2023 海霧編に参加しました
kintone hive Tokyoに会社で参加しました
糸と魚と川 Vol.12に参加しました。
2023 kintone hive TOKYO
kintone Café Tokyo Vol.13に参加しました
kintone Café Metaverse Vol.4に参加しました」)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

6月29日 6月29日 弊社をより良くするために
6月30日 6月30日 読み書き力は技術者に必須
7月3日 7月3日 継続は認知度に高く寄与する
7月4日 7月4日 のどかさから気づく業務改善
7月5日 7月5日 外への発信が観光客を呼ぶ
7月6日 7月6日 kintone hive観覧にあたり
7月7日 7月7日 kintone hive Tokyoの学び
7月10日 7月10日 MOVEDさんに学んだこと
7月11日 7月11日 地方は都会に劣らず魅力的
7月12日 7月12日 Threadsへの移行は待ち
7月13日 7月13日 体調管理にはお気をつけて
7月14日 7月14日 経営の奥深さと楽しさって
7月18日 7月18日 暑いからリモートワークを
7月19日 7月19日 ゲームにハマると後が怖い
7月20日 7月20日 願い叶えるには考え続ける
7月21日 7月21日 納期とノルマの違いを知る
7月24日 7月24日 コミュニティの新陳代謝を
7月25日 7月25日 Xにはもう少し付合います
7月26日 7月26日 iPaaS界にGoogleが進出
7月27日 7月27日 メタバースの今後の可能性

§ 年表

・七月お仕事

釧路フィッシャーマンズワーフ MOO、946BANYA、ニセコでランチ、倶知安で商談、MOUNTAIN KIOSK coffee 倶知安店で作業、2代目SAMURAIで懇親会、モリデアイで作業、SPROUTで作業、二俣川一丁目公園で作業、二俣川で作業と打ち合わせ×9、Zepp DiverCityでkintone hive Tokyo、Sizzlerで弊社懇親会、川崎駅コンコースで打ち合わせ、銀座で商談×2、サイボウズ本社×3、星場荘、美山キャンプ場、田無で商談、EKITERIA PRONTOで作業と打ち合わせ×4、Starbucksで作業と打ち合わせ、大和市文化創造拠点シリウスで作業、モスバーガー 鶴川店で作業、4Uで交流会、酒処 宵、真鶴町観光協会で打ち合わせ、月光堂で作業、新宿で商談、株式会社ジョイゾーでスナックジョイゾー、炭とけむりで懇親会、東京屋で懇親会二次会、アクアビット サテライトオフィス、大和市立図書館で作業、甲府クロスビーで作業、ジットプラザ絆内で講演会拝聴

§ ツイートまとめ
・七月ツイート
https://togetter.com/li/2197441


kintone Café Metaverse Vol.4に参加しました


7/26に「kintone Café Metaverse Vol.4」に参加しました。
告知サイト

こちら、私も四回とも参加しています。
そのうちの二回はメタバース上で登壇も果たしています。皆勤です。

そんな私だから、日常でもVRゴーグルが欠かさず、しょっちゅうメタバース世界にのめり込んでいる?そう思われた方。答えは否、です。

日常で私はまったくVRゴーグルを使っていません。なんなら、私がVRゴーグルを掛けるのは、三カ月おきの「kintone Café Metaverse」だけかもしれません。

私がVRゴーグルを使わず、メタバースも利用しない理由は列挙できます。が、私の場合、デバイスの問題が大きいでしょう。メガネをかけ、コンタクトレンズをしない私は、裸眼でも使用可能な度付きのアタッチメントレンズを購入したのですが、それがいまいちしっくり来てません。頭のバンドが緩むため、しょっちゅう視界がぼやけるのです。

あと、もう一つの深刻な問題はキーボードと連携できないことです。

これは、若干の説明が必要でしょう。

私にとって、メタバースの可能性とは、自分の仕事環境を決定的に拡張してくれることです。目の前の広大な空間に無数のディスプレイを並べ、マルチタスクを文字通り実現する。これは現実世界ではまず無理です。

ところが、パソコンのモニターはいくらでも連動が可能だと思うのですが、肝心のキーボードが私のノートパソコンと連動しないため、仕事ができません。

となると、残るのはエンタメ系かコミュニティ系しかないのですが、これがまだ成熟に至っておらず、お粗末なのです。

今ここにあげた理由。おそらく私だけでなくメタバース経験者のうちかなりの方が感じていることだと思います。
だからこそ、あれほどもてはやされたメタバースがオワコンとして扱われているのです。

この辺りは以下の記事の中でも書いています。「kintone Café Metaverse Vol.1」と「kintone Café Metaverse Vol.3」の記事です。

kintone Café Metaverse Vol.1

kintone Café Metaverse Vol.3

私は上のVol.3の記事の中で書きました。
「新しい会社が発表する革新的な次世代のデバイス。

あと数年もすれば出てくると思うのです。いや、すでに出ています。

簡単にメガネのように装着するだけで、VRの世界が体験できるデバイスが。そのデバイスの値段をさらに下げ、人々が手に取りやすくする。」
と。

前回の「kintone Café Metaverse」のあと、革新的と称されるデバイスが発売されました。AppleのVision Proです。
製品サイト

私はまだ実際にそれを経験したことはなく、見たことすらありません。ただし、価格があまりにも高く、Oculus Quest、あらためMeta Questの見た目とあまり変わらないことから、重さや首の疲れ、そして近眼の方にとって同じ課題があるのではないかと考えました。また、キーボードの問題もあります。

ただ、こうしてApple社も出してきたということは、まだメタバース、つまり仮想空間の可能性はついえたわけではないのです。ただ、デバイスとコンテンツの問題だけです。
各社とも、革新的なデバイスが出たら、コンテンツを整備し、ユーザーを囲い込む。その機会を虎視眈々と狙っているように思います。

私が「kintone Café Metaverse」に関わり続けるのもその可能性を感じているためです。
インプットとアウトプットの可能性が根本的に変わるはず。その可能性がある限り、またメタバースをオワコンとするのは早いように思うのです。

今回の「kintone Café Metaverse」は、soracomugとの共催です。
soracomugの皆さんとは、昨年9月に鎌倉でkintone Café 神奈川 Vol.13を共催して以来です。IoTの雄として、kintoneとは親和性が高く、弊社も昨年秋のCybozu Daysのブースにおいて、kintoneと soracomと組み合わせでさまざまな展示を出しました。

今回はIoTとkintoneの組み合わせだけでなく、そこに仮想のメタバースが絡みます。私としても興味深い内容です。

今回の司会はなっちゃんこと、藤田なつみさん。soracomugではおなじみですし、最近はkintone界隈でも名を知られています。

そのなっちゃんから、kintone Caféやsoracomugのご紹介から。

続いては、藤村さんによる「IoTxkintone意外と相性が良い」です。
まずは、kinotneとsoracomの相性の良さをご紹介いただきました。
実際、昨年6月の高知から始まったkintone Caféとsoracomugのご縁は、鎌倉や福岡や広島、そしてこの夏に岡山でも開催を控えているそう。

私も引き続きsoracomさんとは関わりたいですし、そうなるでしょう。


続いては、古里さんによる「kintoneでIoTデータを収集してみた」です。
古里さんとはまだオフライン/オンラインも含めてお会いできていなかったように思います。とても活発に各種のコミュニティで活動しておられる様子。

めんツナかんかんエバンジェリストを名乗っておられるのもユニークだし、その個数をIoTと組み合わせておられるのも素晴らしい。
また、連携にあたってYoomを使っておられるところもポイントが高いです。また、Sens’itというデバイスも初めて教わったので、今度、試してみたいと思います。
8月末の「kintone Café 岡山」とsoracomugのコラボイベントにお誘いされたので、検討してみたいと思います。


続いてはなかじさんによる「ヒトとセカイをツナグもの」です。
視聴覚などの感覚とIoTやkintoneのデータを絡めた視点はとても興味深いです。

私の弱点は、感覚をシステム構築に持ち込まないことです。特に視覚効果はあまり重視していません。つまり見た目です。

ですが、メタバースを扱う際は、単なるデータだけで取り組むとその良さが生かせません。なかじさんの発表を聞いていて、私の弱点をあらためて感じました。


続いてはMaxによる「3D空間内にIoTデータをマッピングする方法」です。
ソラコム社は社内でニックネームで呼び合う文化があり、松下さんはMaxと名乗っておられます。以前、Maxさんはやめてほしいと言われたので、Maxと呼びますね。

さて、Maxの発表によるこれらの知見は私にはありません。3D空間のパースもモデリングも私にとっては未知の領域です。デジタルツインも最近よく聞くワードですが、私がそれを案件で実装したことはありません。
以前、リアルタイム3D制作ツールであるUnreal Engineもインストールしてみたことがありますが、私がマスターするには時間がなさすぎてモノになっていません。

ただ、IoTのデータを活かすには二次元ではだめです。最低でも奥行きを含めた三次元で確認できることが必要です。さらには時間も含めて四次元であればなおよいです。
kintoneは行列二次元による管理なので、IoTのデータを視覚的に確認するには限界があります。そこで、今回Maxが紹介してくれたAWS IoT TwinMakerやAzure Digital Twins、さらにはBabylon.jsやThree.jsのようなツールを習得しておくと、3Dバース上でIoTのデータを確認したいニーズも満たせるのです。

素晴らしい!

皆さんの発表の後は、ふりかえりセッションが挟まれていました。メタバースの良さである臨場感を感じながらの振り返りは、kintone Café メタバースの最大の魅力です。
Zoomで入ってくださったkintoneコミュニティ界では著名なはっしーさんや大野さんも。

コロナが落ち着いたことによって、リアルのkintone Caféは増えました。おそらくオンラインセミナ―は減っていくことでしょう。オンラインセミナーはどうしても没入度に劣りますし、そもそもその場で次の交流につながっていきません。

本稿の冒頭で触れたようなデバイスの問題が解消し、安価でかつメタバースに参加しやすい形になれば、遠方の方もオンラインで参加するしきいがぐっと減るはず。
今後もデバイスの進化には引き続き期待しつつ、私もkintoneの拡張できる余地について学びたいと思います。

今回登壇された皆様、ご参加してくださった皆様、ありがとうございました。


kintone Café Tokyo Vol.13に参加しました


7/22に、サイボウズ本社で開催されたkintone Café Tokyo Vol.13に参加しました。
告知ページ

今回のkintone Café、実は当初は参加の予定はありませんでした。だいぶ以前から登壇の話はいただいていたものの、具体的な登壇の話もないまま、私も相当な数の案件対応の作業がたまっていたので、もういいかと思っていました。

ところが前日にあったスナックジョイゾーにおいて、思わぬいただきもの(なかじさん、ありがとうございました。)と、預かっていただいていたケーブル(琴絵さん、ジョイゾーの皆さん、小渡さんありがとうございました)を受け取る必要が生じたため、急遽参加することになりました。

今回は、皆さんがkintoneの基本機能をベースにさまざまな工夫を披露してくださいました。それぞれの内容の紹介は、数も多いので割愛させていただきます。












皆さんの登壇からは、多くの気づきを受け取りました。私に欠けているのがデザイン目線や、顧客視点であることに改めて気づかされました。

もちろん私もお客様のために仕事しています。業務プロセスや業務フローを改善し、業務がきちんと動く事に力を注ぎます。
ですが、私の業務観点は、どうしてもデータのインプットとアウトプット、そしてデータ間の連携などの視点に偏りがちです。

弊社の場合、レイアウトに関してはお客様に全面的に委ねます。自由に変えて良いとお伝えしています。その分、弊社からの見積費用は安くしているのですが、それは逆に、細かい見た目の配慮に関するノウハウが弊社から欠けてしまうことを意味します。

私が経営者になってからは、その偏りがさらに著しくなってきているように思います。ますます時間がなくなり、細かいところまで目が届かなくなっていることを自覚しています。
また、私からのメンバーへの指導も、データの連携やインプットとアウトプットに偏っているのかもしれません。自分でも危機感を抱いています。

今回の皆さんの発表は、見た目や使いやすさの配慮が行き届いていて、とても勉強になりました。

自分もいろんな事例をやってきているつもりですが、まだまだkintoneには尽きぬ可能性があると改めて思いました。登壇者の皆様ありがとうございました。

また、今回のkintone Café、新たな方々の参加が嬉しいです。
初めて登壇された数人の方や、会場にも初めて参加された方が何人もいらっしゃいました。

どのコミュニティーにもある話だと思いますが、参加者が固定されていったり、新規参入者が入らずに年齢層があがるなどの課題はよく聞きます。

kintone Caféに関してはそれはかなり払拭されています。毎回、どのカフェでも初めて参加しましたとおっしゃる複数の方が必ずいます。また、社会人デビューして1、2年目の方が参加し、登壇する光景も最近は珍しくありません。

そうした方は、次々と新たな仲間を見つけ、お互いが切磋琢磨しあって、自分の会社や社会を良くしようとする。素晴らしいと思いました。

この、ノウハウの共有は、まさにkintoneと言う共通プラットフォームがあってこそ。

夜の交流会もとても楽しく飲めました。kintone Caféには、技術者もいますし、ユーザーも参加します。
技術者だけのコミュニティなら、オンライン、つまりネットワーク越しの会話で完結してしまう側面がままあります。ですが、ユーザーの皆さんはそうではありません。
そのため、リアルの懇親会がとても重要なのです。リアルで会うことでよりより一層の交流が深められます。これも他のIT系のコミュニティーにはないkintone Caféの魅力だと思います。

運営スタッフの皆さん、登壇者の皆さん、そして参加者の皆さんありがとうございました。またお会いしましょう。私もなるべく参加できるようにがんばります。
ツイートまとめ:https://togetter.com/li/2192148


2023年6月のまとめ(法人)


令和五年六月。

弊社は前に進んでいます。
その道は決して平坦ではありませんが。
経営の難しさを存分に感じながら、足掻きつつ前に進んでいます。

経営ばかりは、ChatGPTの導き出した答えを丸ごとコピーできません。
判断には人の経験が求められます。

今月も弊社は案件の引き合いをいくつもいただけました。ありがたいことです。
きちんとそれらの案件をこなしつつ、新体制をどう導いていくか。
私の経営能力が問われ続けています。

先々月から体制を増強し、常駐案件でも新体制が始まりました。
出てきた課題を解決するには身近な存在、つまり家族に頼るべき。
という事で、妻にも経営に関わってもらっています。

継続的な案件が増えたのは良いのですが、経営が安定するには経営者の私に経験が不足しています。
経営を早く安定させつつ、特定のお客様に依存せず、しかも。多様な案件を少しでも速くこなしていけるよう、教育や研修の方法を模索したいと思います。

達成度5割。達成感4割。満足感6割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 六月度の売上は目標を下回りました。

新体制では、多くの案件をこなさねばなりません。
弊社も継続的な売上が見込める案件は増えてきましたが、まだそれをスピーディにこなすには練度が足りません。
とはいえ、なんとか頑張って経営ができているのも皆様のおかげです。感謝しています。

先々月より新メンバーも加入し、総務や人事や経理作業が大幅に増えました。

その中でブレずにいようと考えていること。それは、常に変化する組織であることです。
その一方で、さまざまなお客様、業種、職種に対応するのは大変です。業務をマニュアルにする事はあまり好きではなく、常に変わる組織でありたいのですが、メンバーの立場からすると、それは負担になっているようです。

代表の思いをどうすれば実装の速度や品質、そしてキャリアへの向上心に繋げてもらうか。

人工知能やkintoneの様々なプラグインサービスを活用しつつ、自社としての存在価値を作り上げるにはどうすれば良いか。
まだまだ技術、経営、組織、マーケティングなどやらなければならないことは山積みです。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・サイボウズ社と「Cybozu for Challengers(サイチャレ)プログラムの参加企業に対する伴走支援」の契約を締結しました(6/1)。
・弊社役員の長井あづさがサイボウズ社において地域クラウド交流会の認定オーガナイザー養成研修の第一回目(6/1)、第二回目(6/9)を受けました。
・弊社代表がkintone Café 山梨 Vol.1の運営スタッフとして参加しました(6/3)。
・地域クラウド交流会のオーガナイザーを山梨で任命されたことを受け、甲府の街をいろいろと歩きました(6/4)。
・新たな外部の技術者パートナーに作業を依頼し、一回目の打ち合わせを行いました(6/6)。
・弊社代表がkintone Café 高知 vol.18に参加・登壇しました(6/10)。
・弊社代表がスナックジョイゾーに参加しました(6/16)。
・弊社役員の長井あづさが山梨県活性化プロジェクトの54回目の月例会に出席し、地域クラウド交流会について語ってきました(6/22)。
・弊社全員が「【kintoneセミナー】 システム開発ってこんなに楽しい!ジョイゾーでしか味わえないkintone対面開発の魅力をご紹介」を拝聴しました(6/26)。 https://www.joyzo.co.jp/seminar/230626/
・弊社代表が事前収録していた「トヨクモ kintone フェス 2023」のイベントが催され、1日目の最後のセッションで弊社代表が登場しました(6/27、6/28)。 https://www.kintoneapp.com/lp/fes2023
・弊社代表がSORACOM UG 非公式 二万匹支部に参加しました(6/27)。
・弊社代表にようやくポケットWi-Fiが届き、出先でWi-Fi切れになることがなくなりました(6/29)。
・弊社代表がCLS道東の前夜祭に参加しました(6/30)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間で機密保持契約を締結しました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、Cybozu DaysやCybozu Circusなどのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いが依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげる。

4月から多くのメンバーに加わってもらった弊社ですが、まだまだチームビルディングができていません。さまざまな課題が出た月でした。
雇用と外注のバランスを取るのはとても難しいと考えています。試行錯誤の毎日です。これからもバランスをとった経営を行いたいと思います。

弊社だけではできない案件も増えている今、外注費の抑制にこだわるだけでは案件がこなせなくなっていることも事実です。
この点は引き続き、困難な経営のかじ取りを行っていきます。

昨年末から契約を結んだ会社様のコンサルティングも得て、先月に締結を終えた新たな外注先の技術者の方には稼働を始めてもらっています。


§ 開発案件 今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。
今月も今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

今月もまた新たな案件のキックオフがいくつもありました。体制を組み、作業を開始しています。

今、弊社が取り扱っているシステムはkintoneを中心とした無数のSaaS/PaaSです。それらをつなぎ、お客様に価値を提供しています。
今、動いている実装案件が50件弱。
経営リスクを抑えるため、かなりの数の案件を同時に進行させています。それらを遅れず品質を落とさずにどのようにこなしていくか。今の課題です。

正直、弊社の体制を考えると案件が多すぎることは確かです。
弊社の中でもその状況に負担を感じる声があるのも事実です。
なんとかギリギリで作業を行っているのが実情です。

難易度が高い案件、簡単な案件。それと常駐案件。
自社でサービスを作ることが早道なのか、メンバーのスキルの熟達を待つのが正しいのか。
経営の安定とリスク回避は、多案件を同時に進める今のやり方とは矛盾しているのではないか。

悩みは多いです。
まず、そのためには生産性の向上と開発のためのドキュメント・仕組み・体制の拡充が必要だと考えています。
さらには、開発ガイドラインの策定、教育体制の拡充、報告や仕様伝達の改善。
また、単価アップの交渉も同時に進めなければ。

まずは足元を固めます。

来月も、引き続き弊社メンバーの教育とスキルアップに注力していきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

少しずつ状況は改善に向かいつつあります。
その流れを加速するため、先々月より代表の長女に弊社に正式に加わってもらい、人事・総務・経理の作業を任せています。
少なくとも、これらの作業に代表のリソースを割かれることがなくなったのは助かっています。

経費もほぼ毎月計算できる体制とこうした作業を代表から引きはがすことで、少しずつ弊社も基盤が整いつつあります。


§ 社内体制 一昨年(2021年)の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。それを以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、考え方の軸はぶれていません。

2021年の師走より、東京都中小企業振興公社の方に人財制度についてのアドバイスを受けています。
そのアドバイザーの方から作成するようにと指示された、5年後の弊社を見据えたビジョンや課題の解決策は、上記の各理念をより細かく詰めたものです。文章や財務上の数値、目標の形で具体的に表しています。

その課題に基づき、人事方針、評価制度や給与テーブル、各種規約など、この正月から四月にかけて集中的に組み立てました。

各メンバーにはそれぞれの案件や役割を理解してもらい、案件で困った際は教え合い、助け合いながら実装を進められるような体制。

ただ、その浸透がなかなか思うように言っていません。
理由は皆が案件をやり切るのに精いっぱいだから、です。

それはわかるのですが、案件をただこなすだけの会社になってはいけません。

そこで、会社設立時から役員として名を連ねている代表の妻に経営に本格的に入ってもらうことにしました。
3月ごろからジョイゾーさんのスナックジョイゾーに来てもらい、代表が目指す会社の一つのケースを見てもらいました。
さらに、そのご縁でサイボウズさんが運営する地域クラウド交流会(ちいクラ)のオーガナイザーとして妻が研修を受け、今度山梨で活動することにもつながりました。
業務としてはブランディングに関わる部分であり、弊社の本業とは少し筋が違っています。
が、妻の活動はやがて案件となって帰ってくるはずです。弊社の認知度向上にもつながるはずです。

また、オーガナイザーとしての業務も担ってもらいながら、弊社の会社の組織づくりに協力してもらいます。
代表の私とは違う視点から。
私も今月の頭にメンバーとの1on1ミーティングを行いました。
が、妻の視点からも今月から来月にかけて1on1ミーティングを行ってもらうようにします。

新メンバーも入った今だからこそ、組織づくりへの取り組みを欠かさずにやってこうと思います。
開発の効率化、リモートワークの効率化など、まだまだやるべきことがあります。

引き続き、よろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約11回です。オンライン商談はざっと数えたところ約61回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約43枚です。

今月はkintone Caféで高知と山梨に向かいました(6/3)(6/10)。
また、スナックジョイゾー(6/16)や山梨の人々との交流(6/4)、さらにはSORACOM UG 非公式二万匹支部(6/27)にも参加し、多くの方との交流を楽しみました。
月末の30日にはCLS道東の前夜祭にも参加し、交流をさらに深めました。

仕事に没頭する毎日ですが、こうしたきっかけがどれだけ癒やしになっているか。
皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。kintone Café 山梨 vol.1(6/3)。kintone Café 高知 vol.18(6/10)。スナックジョイゾー(6/16)。【kintoneセミナー】 システム開発ってこんなに楽しい!ジョイゾーでしか味わえないkintone対面開発の魅力をご紹介(6/26)。トヨクモ kintone フェス 2023(6/27-28)。SORACOM UG 非公式 二万匹支部(6/27)。CLS道東 前夜祭(6/30)。

今月もこうした対外活動を通し、人脈を増やすこととあわせ、弊社の認知度を広げられたように思います。
それによってさらに忙しくなったことも事実ですが、こうした活動を通した広がりが次に繋がるのも事実です。今後も続けていこうと思います。

来月以降もいろいろな予定が控えています。

今月は弊社がサイボウズさんの運営する地域クラウド交流会の山梨県甲府市のオーガナイザーとして活動を開始しました。
このイベントを通して、弊社も次のステップに進めるのではないかと期待しています。
そして、また皆様と交流を深めたいと思っています。
まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。

§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは2本(
kintone Café 山梨 Vol.1に運営参加しました
kintone Café 高知に参加・登壇しました
) 。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

5月30日 5月30日 商談では場作りを心がける
5月31日 5月31日 昨季は黒字決算。しかし、、、
6月1日 6月1日 決算を締めて新たな気分で!
6月2日 6月2日 禍福は糾える縄の如しの日々
6月5日 6月5日 違う考えに触れる為参加する
6月6日 6月6日 人生五十年。でも未熟な私。
6月7日 6月7日 給与の意味を教わりました。
6月8日 6月8日 記憶力は絶対ではない。メモ。
6月9日 6月9日 開発/デモ環境整備も急務
6月12日 6月12日 オンライン配信しない理由
6月13日 6月13日 旅で語らうと発想は広がる
6月14日 6月14日 仮想であれ、集う場は必要
6月15日 6月15日 打ち合わせの切替えに悩む
6月16日 6月16日 値上げには評価指標が要る
6月19日 6月19日 雑談力は必要だと思います
6月20日 6月20日 山梨をちいクラで盛んに!
6月21日 6月21日 見た目とデザインセンス。
6月22日 6月22日 山梨の人口減を防ぐには?
6月23日 6月23日 続けるには早めに始める事
6月26日 6月26日 一つの事に集中できる幸せ
6月27日 6月27日 目標にさせていただきます
5月26日 5月26日 公私混同がキーワードです
5月29日 5月29日 スクラム開発と定義するよ

§ 年表

・六月お仕事

二俣川で作業・商談×9、山梨県立図書館 かいぶらり、モニカ&アドリアーノ、ココデンタルクリニック、BUSO AGORA、ファミリーマート 田無町三丁目店、田無で商談、ok西東京で作業、東村山駅で作業、八丁堀で商談、松っちゃん、Cafe Nova、ひろめ市場、さくら亭、模型ミュージアムSNAP、チョンマゲ、高知城歴史博物館、ひろめ市場、PIER’S CAFE、BUSO AGORA、へぎそば清兵衛、ドトールコーヒーショップ、横浜山下町で商談、EXCELSIOR CAFF?、スナックジョイゾー、アクアビット サテライトオフィス、T.G.I. Friday’s、水道橋で商談・作業、銀座で作業・商談、立場で商談、竹の塚でデモ、富士通スタジアム川崎、マクドナルド、ヤマダ電機 テックランドNew八王子別所店、田原町で商談、DEAN & DELUCA Cafe、土佐しらす食堂二万匹、awabar、中野坂上で商談、中野坂上OASISで作業・打ち合わせ

§ ツイートまとめ
・六月ツイート

https://togetter.com/li/2177026


kintone Café 高知に参加・登壇しました


6/10にkintone Café 高知 vol.18が開催され、参加してきました。
告知ページ

今回のkintone Café 高知は、主催者のじゅんちゃんこと片岡さんからの登壇要請がなかったら参加していなかったかもしれません。
理由は、20日前に高知に来たばかりだったからです。CLS高知で。

私としても弊社としても抱えている案件が輻輳しています。
そのような状況で、いくら土日だからとはいえ、何度も高知に来ることにためらいがありました。
高知に行く以上はなんらかの成果を出さなければ。

しかし、結果として、とても来てよかったと思える時間になりました。
まずは主催者のカミノバ社の皆さん、参加者の皆さん、さらに翌日に桂浜などをご一緒したお二方。ありがとうございました。

私が高知に入ったのは前日の夜23時前。16時過ぎまで東京の八丁堀のお客様のもとで商談に臨んでいました。その終了時間が未定で、飛行機の時間も取れずにいたため、空路で高知に入る可能性が消えました。
商談が終わり、営業の方と東京駅まで歩き、のぞみが発車する三分前にぎりぎり乗り込むことができました。こののぞみを逃していたら、岡山での特急南風との乗り継ぎの関係で、高知着は日をまたぐところでした。
のぞみと南風の車内ではもちろん寝落ち。

高知についてすぐ、宿に直行しました。その際、kintone Café参加で先に高知に到着していたかのってぃさんから連絡があり、松っちゃんに向かいました。そこにいたのはじゅんちゃんと細谷さん。四人で数杯のビールとラーメンとそして餃子を堪能しました。
その席でたまたま横に座っていらしたお二人連れの方がkintoneユーザーだったのも幸先がよいスタートでした。
これで、かろうじて初日にも高知への足跡が残せました。

翌朝。
8時から弊社の仙台のメンバーとオンラインで打ち合わせです。苦しんでいる案件の落とし所を探るため、二時間みっちりと打ち合わせに使いました。

さて、kintone Café 高知の開始時刻は14時半から。
そこで少しだけでも観光できるのでは、と街に出ました。

20日前に高知に来た時、CLS高知の翌日に打ち合わせが入っていたため、高知の観光ができませんでした。
そこで今回はkintone Café 高知の翌日の日曜日に高知を観光するつもりでした。
ところが、月曜は弊社内の打ち合わせの後、町田のお客様を訪問する予定が入ってしまいました。

まだ高知ではいきたい観光地や滝が無数にあります。ところが、帰りの飛行機にふさわしい時間の便がありません。夕方の飛行機で帰るしかなさそうなのです。
そこで、kintone Café 高知が始まる前の数時間を生かし、街を観光しようと思いました。

その前に宿替えを。
今回は高知に二泊しました。二泊とも違う宿です。
仕事との調整に手間取っているうちに、連泊ができなくなってしまいました。一泊目はアベスト高知。二泊目はホテルタウンセンターに泊まりました。

朝、打ち合わせを終えた後、急いでチェックアウトし、次の宿であるホテルタウンセンターさんに移動しました。
すると、タウンセンターさんではレンタサイクルの貸出サービスをしているではありませんか。

そこでレンタサイクルの旅に出ました。
高知県立美術館でテオ・ヤンセン展をみてから、後免方面まで自転車で走り、スープカレーのおいしい店で昼をいただきました。
その旅については本ブログの主旨から外れますので割愛します。

さて、私が高知市内に戻ってきたのは14時15分ごろ。開場の時間にギリギリだったので、ホテルに立ち寄って夜まで自転車を借りたいとお願いしたいところ、快く貸していただきました。
そこで、kintone Café 高知の会場である帯屋町チャコットさんに向かい、入り口に自転車を停めさせてもらいました。

さて、kintone Caféのスタートです。会場は心なしか細長い構造になっていて、後ろの人はスライドが若干、見にくかったかもしれませんね。


まずはカミノバ社の森田レオ社長から、開会のあいさつなどを。続いてカミノバ社の片岡じゅんちゃんから理念などを述べてもらいます。

それに続いて行われた自己紹介は、少人数(といっても21人ですが)ならではのイベント。全員が1分ほど、自己紹介を行いました。こういうのって大切ですよね。


さて、本編です。
まず、サイボウズ社からゆっきーさんです。
kintone概要/事例紹介ということで、サイボウズさんの新入社員が日報などを書いているkintoneを共有してくださいました。

サイボウズさんが自社の製品を新入社員研修に使っている事例は、見るたびに生きた実例として有効だと思います。
なぜなら、新入社員さんの入社時に必須の作業としてkintoneを使うことで、サイボウズ社のやり方も理解できると同時に自社の製品にも触れられるからです。

弊社でもお客様にこの方法をお勧めしたいと考えています。


続いて、株式会社カミノバ 松本さん。
松本さんからは、ここ最近のkintoneアップデートの中で厳選したベスト3を挙げていただきました。

kintoneのアップデートは、ここ二年ほど、毎月のように行われています。
それらのアップデートの中には、細かな使い勝手の改善が行われています。どれも私のような古くからのkintoneユーザーを歓喜させるものです。

松本さんのアップデート紹介のように、弊社内でもこうしたアップデート紹介や私のベスト3のようなものを発表し合えるとよいなと思いました。


続いて、株式会社メディアミックス研究所 杉本さん。

杉本さんの発表は、ウェブ作成者がkintoneを使いこなす事例として、とても興味深いものでした。
主に開発の進行管理の観点からkintoneを使う事例はなるほどと思わされました。

ウェブサイト制作の現場は、情報機器が欠かせない点でkintoneを使うビジネスの現場と近いように思えます。が、往々にして無縁の場合が多いのではないでしょうか。
ただ、無縁だからといってウェブサイト制作会社にとってkintoneが不要か。そんなことはありません。
むしろ、本格的な進行管理ツールを導入するまでもない制作会社の場合、kintoneはお勧めできるツールなのだと気づかさせてくれました。


続いて、アールスリーインスティテュート どりぃさん。
どりぃさんとは、高知でご一緒する10日ほど前に、アールスリーさんのashibinaaでお会いしたばかりです。
ところが、どりぃさんと同じ場所で登壇するのはずいぶんと久しぶりのような気がします。

会社や有志やサービサーによるそれぞれのコミュニティのあり方。
それは私にとってとても興味深い内容でした。

なぜなら弊社でもコミュニティが作れないか模索しているからです。
私はまだコミュニティに関しては他の人や会社が作ったプラットホームの上で活動しています。
そろそろ自分で何かを作り出さなければ、と思っていたところでした。とても参考になりました。


続いて、kintoneエバンジェリスト 細谷さん
細谷さんとイベントで会うのはとても久々のような気がします。
先日のkintone Café OSAKAでご一緒し、前日にも松っちゃんでお会いしたばかりですが。

そんな細谷さんとお会いする機会はなかなか巡ってきませんでした。
ところが、細谷さんの作ったWordPressとkintoneをつなぐプラグイン(Form data to kintone)とのご縁は何度もありました。
私が登壇したセッションの中でもう一方が細谷さんのプラグインを取り上げてくださったり。
そもそも私自身がこの先月にお客様に対して細谷さんのプラグインをお勧めしたばかり。

細谷さんのお話ししてくださったのは、Form data to kintoneのさまざまな活用方法。
私の知らない別プラグインと組み合わせる事例など、とても興味深い内容でした。

懇親会の際にも軽く立ち話で、今のWordPressプラグインの現状を教わりました。
弊社もお客様がサブスクリプション・サービスにおよび腰の場合など、FormBridgeが使えない場合は引き続きWordPressを提案するはずです。
WordPressを採用する際は、細谷さんのForm data to kintoneを採用しようと思いました。


続いて、kintoneエバンジェリスト 森田さん

森田さんは4月のkintone Café 神奈川にも登壇していただきました。
森田さんはPMOの業務をkintone界隈で実践しておられる方です。私がかつてどっぷりつかっていたPMOの業界こそ、kintoneが活用できる場です。
私にとってもなじみが深い上、私が今、開発者からPMへのキャリアチェンジを行っている最中です。

小田原で語ってくれた森田さんの話も素晴らしいものでしたが、今回も森田さんのPMとしての経験がさく裂です。
kintoneだけに頼った要件定義やPM業には死角がある。
私もそれらは常に肝に銘じているつもりです。が、折に触れてこうやって伺わないと忘れてしまうのです。

森田さんとは翌日にもkintone Café番外編として、実のある話をしました。

続いては私。
私からはサイボウズNEXTへの期待を語りました。
特にNo Emailワークスタイルはどうなったという問題提起とともに。

サイボウズNEXTを通して、そろそろメールから脱却しなければ。
メール文化からは決してDXは成し遂げられないように思うのです。
メール以前に、情報伝達を改善しようという気のない古い会社がまだまだ多いことは悩みなのです。


続いて、kintoneエバンジェリスト 沖さん
最後を飾ってくださったのは、沖さん。
沖さんの登壇は、LTとはセッションとはこうあるべき、という固定観念を崩してくれるから好きです。

私も知らぬ間にkintoneエバンジェリストとはこういうことを話すべき、というステレオタイプの罠にはまっているのではないか。
沖さんの登壇からは、私の話す内容について自省させられ、やられたと思わされました。

関係ない話を展開しているようでいて、kintoneネタはきちんと放り込み、主催者の焦りを鎮めてくれる。たまりません。
笑いのセンスも含めて、スピーカーとして常に気になる存在です。

最後を締めてくださったのは、片岡幸人さん。
kintone Café が始まる直前、幸人さんから受け継いだkintone エバンジェリストのタグ。私はこれを持っていませんでした。
幸人さんから何か大切な思いを受け取ったように思います。大切にしたいと思います。

さて、その夜の懇親会は、高知の夜の魅力をたっぷりと味わえるものでした。
昨年のkintone Café 高知でも20日前のCLS高知でも存分に知っていたつもりの高知の夜の深み。

さくら亭
模型ミュージアム SNAP
チョンマゲ
三つのお店で楽しく飲みました。



まだまだ私の知らない深みは濃密で、さらに奥がありそうです。
今回も大いに楽しませてもらいました。

皆さんには感謝です。

翌朝は、高知県歴史博物館から。
かのってぃさんからの連絡でここにいるよ、と連絡をいただきました。
そこは高知城を目の前に見るロケーション。梅雨が降りしきる中、森田さんとかのってぃさんがkintoneを熱く語り合っている場に遭遇しました。
実に熱い。昨日の森田さんのセッションで提起された問題を語るにはまだまだ時間が足らないのです。

高知城の歴史を興味深く学んだ私たちは、ひろめ市場で鰹のタタキや田舎寿司を楽しみました。この三人であればkintoneという共通の話題もあり、旅をしながらkintoneを語れるのではないか。
そこでkintoneお遍路第一回として、レンタカーを借りて高知観光を楽しむことに決まりました。
レンタカー屋さんを四軒めぐり、最後に巡り合った軽自動車が残り一台という引きの強さ。
ぎりぎりで得た旅の移動手段は、kintoneが縦横に横溢する要件定義と改善の世界。
旅をともにすることで、kintoneに関するアイデアが出るわ出るわ。

旅ってよいですね。

私が桂浜を訪れるのは30数年ぶり。kintoneやこれからの話に盛り上がりながらの再訪は、とても記憶に残るものでした。
今回も高知を一日使っての観光はできませんでした。が、それを補うに十分なほどの充実が得られました。


空港でにレンタカーを返した私たち。この日のわかりやすい目標設定に置いた、龍馬パスポートをGETするミッションもしっかりと達成。
次の高知旅を必ず期しつつ、無事に高知を離れられました。

旅はよいもの。
ストレスを癒やせます。が、それだけではありません。仕事のアイデアが次々と湧き出すのです。
それこそが旅であり、kintone Caféをリアルで参加する意味があるのです。

まずは主催者ののじゅんちゃん、レオさん、そしてカミノバ社の皆さん、参加者の皆さん、さらに翌日に桂浜などをご一緒した森田さん、かのってぃさん、ありがとうございました。


kintone Café 山梨 Vol.1に運営参加しました


6/3にkintone Café 山梨が初めて開催されました。
告知ページ

今回、私はkintone Café 山梨の運営スタッフとして参加し、登壇はしない予定でした。
あくまでも立ち上げの準備段階を手伝うだけで、イベントの本番では話さず、ツイートなどの黒子役に徹するつもりでいました。

ところが、前日の6/2に本州を横断した台風に押された前線が猛烈な雨をもたらし、交通機関が混乱しました。

それによってkintone Café 山梨の発起人であるあかねさんが大阪から戻って来られない問題が発生しました。

そこであかねさんは、早朝に出発する高速バスで甲府に戻るという選択をしました。
朝、あかねさんから甲府に来られるのが早くても16時過ぎという連絡をいただきました。

したがって、15時の開始にあかねさんが間に合わないことが確実になったので、私が司会進行を務めることが決まりました。
qlobaや当日のプレゼンテーション資料に記載されていた登壇順を変更し、会場設営にあたってのいくつかの事前準備や受付も妻にお願いし、妻の友人の方にも一部の準備作業を手伝ってもらいました。

当日のセッションの様子は、
kintone Café 山梨 Vol.1 – Togetter
をご覧いただければと思います。

皆さんのセッションをリアルで聞いていて学びになるのは、自分のやり方が正しいとは限らない、という気づきです。
頭では思っているのです。「自分のやり方が正しいと思うなかれ」と。
ですが、人の思考回路とは弱いものです。
ついつい自分にとって心地よい方向に考えてしまいます。自分にとって心地よい方向とは、今までやってきてなんとなくうまくいってきた自分のやり方をなぞる方向です。

頭では現状維持はいけない、と思っているのです。でも、ついつい現状維持に逃げようとする自分の弱い心。

オンラインミーティングツールを使ったセッションはディスプレイ越しです。残念ながら、没入度はリアル会場のそれよりも落ちます。
目の前で視線を合わせた形で話す識者の話が、自分のやり方と違っていると、自分のやり方が正しいと無意識に感じていたことを痛感します。

トップバッターを務めてくださったテクネコの加藤さんの「ネ申キントン」も、自分の数年前のやり方が、誤っていたことを気づかせてくれました。
実際、やれていたのです。また、それで開発を回せていたのです。自分が万全の体調で時間にゆとりがあった間は。
ところが今の私は経営にかなりのリソースを割かざるを得なくなり、加齢は進んでいます。そして、数年前までの私がやっていたメソッドやノウハウが完全に伝えきれていない。いつの間にか、ネ申キントンを生み出していたことに気づく今です。
案件によっては「ネ申エクセル」や「ネ申アクセス」からkintoneに移管する仕事を手掛けているというのに。

自分のやり方の誤りを再度点検しなければ。

また「カスタマイズ地獄、プラグイン貧乏」も、私も常に気を付けているつもりでも、どちらかに偏っていないか、危うさを常に感じています。
このバランスをどこにとればよいのか。お客様のご予算や、案件の難易度、納期までの期間によって使い分けているつもりです。
しかし、自分のやり方が正しいと思ってはなりません。常に試行錯誤していかなければ。正しいと思った瞬間から、誤る確率は上昇します。

「OA化は費用を減らすことが目的
DXは売り上げを増やすことが目的」
も、はき違えていないか。または、自分のやり方が間違っているのではないか、との振り返りを促されました。

加藤さん、ありがとうございました。

松田さんのセッションも同じく、私のやり方の危うさを教えてくれました。

とくに、kintoneの導入当初はなるべくスペースを使ってもらうように心がけるくだりなど。
私も、お客様にkintone導入する際は、kintoneに慣れてもらうためにスペースを使ったコミュニケーションをお勧めしますが、まだ徹底できていません。
既存でChatWorkやSlackでやりとりしていたお客様の場合、どうしてもそちらでコミュニケーションを行ってしまう傾向にあります。
私自身、今のkintoneのスペースやスレッドの使い勝手に満足していません。そのため、積極的にスペースを使おうとすることに二の足を踏んでしまいます。だが、これではいけないのですよね。

あと「業務プロセスのkintone化のコツ」についても、深く反省しました。
私自身、細かくプロセスを書いてしまう傾向があります。これは詳細設計などの開発現場に長く入っていた弊害が残っているのかもしれません。
kintoneに適した構造でシンプルなプロセス図を書かなければいけません。
kintoneは簡単に手早くアプリが作れるようになっています。それなのに、仕様書の作成に時間がかかるケースが多いのです。

「kintone業務改善は総合格闘技」の言葉もまさにそう。
システム開発の経験が長いと、システム開発のスキルで何とかしようとしてしまいます。そして、局地戦に持ち込んでしまうのです。ですが、kintone業務改善は総合格闘技なのです。

松田さん、ありがとうございました。

続いては、小竹さん。
わが家は星野リゾートの施設が好きで、リゾナーレ八ヶ岳は何度も利用しています。
うちの妻に小竹さんをご紹介したかったので、今回のご縁はよかった。

小竹さんの発表は、いかにグループ内の皆さんに気持ちよく使ってもらうか、に注力されていました。
「ユーザー目線でkintone環境をご案内ツアー」と名付けられたスライドには、私の至らなさを感じる工夫が随所に。

私はデザインや見た目に無頓着です。例えばkintoneのログイン画面など、ほとんど初期状態のままにしてしまっています。
さすがにポータルの左上のロゴはお客様にあわせて切り替えますが、ログインページの画像を毎月切り替えるなど、やったことさえありません。

それ以外にもポータルやスペースのトップなど、カスタマイズをしやすく、それでいて導線を工夫していらっしゃいます。
ポータルからアプリへの導線はもちろん作成します。ですが、まだまだ改善の余地はあります。

そもそも、弊社には昔から使っているkintone環境がありますが、使いこなしているとは言えない状態です。
頻繁に書き込みがあるのはSlackやBacklog。kintoneは本当に弊社で使い込んでいるとはいえません。

特に危機感をかきたてられたのは、サイボウズさんが提供してくださっている各種資料へのリンクをきっちりスペースやポータルに貼っているところです。
うちもまだ、こうしたところができていません。

また、社内向けにkintone39の仕組みを作り、社内でユーザー部署のアプリ開発に伴走する取り組みも参考に使えます。
質問をたくさん何度もして、kintoneを作りたい背景を聞き出す取り組みも、私自身が本当に基本のヒアリングができているのかを自問するきっかけになりました。

小竹さん、ありがとうございました。

ここで、時間が少しだけ余ってしまったので、質問タイムを挟みました。
二河さんや中村さんが質問や発言を行ってくださったことで、皆さんの理解が深まったように思います。

続いては、奥田さんの発表です。

このkintone Café 山梨 Vol.1の中でも、奥田さんの発表は、kintone活用ノウハウが多めだった登壇者の中でも異質でした。
でも、新卒の奥田さんがここまでkintoneを使いこなす、という意味において、とても刺激的な登壇でした。

今回、弊社メンバーも一人(もう一人は家族の事情でアーカイブ視聴)が奥田さんの発表を聞いていましたが、相当刺激を受けたのではないでしょうか。

立ち居振る舞いなども堂々としていて、しかも登壇の中身も技術者魂のツボを押しまくるもの。
Raspberry PiやM5Stackをkintoneと組み合わせた温度検知の仕組みなど、弊社がCybozu Daysで出展した内容を連想させてくれます。
さらに、Google Visions APIを使った仕組みなど、穀物管理をkintoneで管理するにあたってのベスト・プラクティスというべき構成を次々と披露してくれました。

私がもっとも奥田さんの発表において私の至らなさを感じたのは、奥田さんを発表へと促した上司の山田さんの存在です。
もともと、山田さんがkintoneを導入した功労者ですが、それをきちんと奥田さんに引き継ぎ、自らは背後で控える。実に素晴らしい態度です。
私も先日のkintone Café 神奈川において、入社日当日だった二人の弊社メンバーをLTにいきなり登壇させました。それによってコミュニティを重視する弊社の意図は少しだけ発信できたかもしれません。
でも、二人が語った内容はしょせんLTに過ぎません。
奥田さんのように筋の通ったセッションを話せるようになってもらわなければ意味がありません。
弊社メンバーに充実の内容で登壇してもらうためには、技術力と発信力の両方を上げてもらわねばなりません。

これは、私にとっても大きな課題です。まだまだ至らないですし、指導力を上げねば、と思わされました。
素晴らしい登壇でした。

奥田さん、ありがとうございました。

次の登壇者はキンスキ松井さんです。
「kintone コミュニティって何だろう?」
というタイトルで、今までのkintoneのコミュニティの発展を語ってくださっています。

今回のkintone Café 山梨 Vol.1は山梨県で初開催です。半分近くはkintone Café自体にも初参加の人たちでした。
だからこそ、松井さんの登壇は時宜を得た内容だったと思います。

kintoneはシステムが簡単に作れ、他のシステムとの連携も簡単にできます。
しかし、それだけではなく、kintoneがここまで支持を集めた理由の一つとして、kintone コミュニティの存在が挙げられます。

私が唯一、自慢できることがあるとすれば、kintoneにβテストの頃から関わっていたことです。
そのころはkintone自体もまだまだでした。が、製品機能の充実と軌を同じくするようにコミュニティが発展し、ユーザーさんがたくさん参入してこられました。
それがさらに製品の改善となってkintoneを魅力的にしてゆく好循環が生まれました。

そうしたいきさつを初めの頃から見てきた私にとって、松井さんの発表は胸中にいろんな思いを湧き立てさせました。
私のキャリアが、どれだけkintoneとの出会いによって豊かになったかは計り知れません。
とても言葉では言い表せられません。
会場で松井さんの発表を聞いていた私の妻にもその理由のいったんが伝わったのではないかと思います。
その点も含めて、とても感慨深かったです。

松井さん、ありがとうございました。

さて、この時点で、時刻はすでに17時半。あかねさんからはまだ須玉ICのあたりにいるという情報が来ています。

そこで事前にやり取りしていた手はずに沿って、あかねさんの同僚である山本さんに私のPCを使ってもらい、あかねさんが発表するはずだった登壇を代わりに山本さんに担ってもらうことになりました。

山本さんもさすがです。業務を知っているだけに、いきなり手渡されたあかねさんのプレゼンテーション資料をよどみなく読み進めていきます。

私も産業廃棄物業界のシステム開発は何回かkintoneで手掛けたことがあります。だからこそ、あかねさんが現場で苦労しながら改善を進めた苦労がよく理解できるのです。

改善を成し遂げるにあたり、gusuku Customineに助けられたあかねさんは、その製品愛が高じてアールスリーインスティテュートに転職しました。
そして、あかねさんが大阪での研修から荒天によって帰れなかったタイミングが、まさにkintone Café 山梨 Vol.1の当日に重なったことも偶然です。
そこでピンチヒッターとして登壇してくださった山本さんが、あかねさん残した資料や改善への思いをしっかり受け止め、kintoneやgusuku Customineの成果として受け継ぐ姿も素晴らしいものでした。
全てが、壮大なあかねさんを巡るドラマのようで、私はとても感動しました。

あかねさんの新天地での活躍とともに、あかねさんが残した資産を皆さんがしっかりと引き継いでいくこと。それが確信できました。

山本さん、ありがとうございました。

そして、発起から準備までを含め、あかねさん、ありがとうございました。

さて、山本さんの発表が終わった時点で時計の針は18時を指していました。
私としては山本さんとあかねさんの見事なリレーを見た以上、あかねさんが到着するまで待とうと決意しました。むしろ、絶対に待たなければならないと。
そこで私は、皆さんにあかねさんがもう少しで来るから、あと少しだけ待ってほしいとお願いしました。
その一方、私の拙い話術ではどれぐらいの時間を持ちこたえられるのか、心もとない気持ちにもなりました。

そんな私の思いを察して手を挙げてくださったのが、中村さんです。

中村さんとはつい十日ほど前にもkintone Café 大阪の場でお会いしたばかり。kintoneの利用促進の上で欠かせない方です。

登壇した中村さんは、即興でkintone資格試験のアソシエイトの学び方を皆さんに教えてくれました。

私はkintone資格試験のサイトがいつの間にか変更されていることを知りませんでした。
中村さんからの情報は、サイボウズさんがどのようにkintoneを使った業務改善をしてほしいか、どのようにkintoneを活用してほしいかなどの学びに満ちていました。
私も司会者としてコメントしたとおり、一年前にこうした情報を知っていたら、弊社のメンバーももっと円滑にアソシエイトに合格していたはずです。

それとともに、弊社のメンバーは全員がアソシエイトを保持し、さらにスペシャリストにも挑戦してほしい。そう強く思いました。

kintoneエバンジェリストを続けるためにkintone資格を取った私ですが、今や経営者としてメンバーの成長を図るだけでなく、その背後にあるメソッドや思想を知るためにもkintone資格は必要であると感じています。

中村さん、急な登壇をありがとうございました。

さて、まだあかねさんは見えません。そこで手を挙げてくださったのは、松田さんです。再登板の骨折りを買って出てくださいました。感謝です。

これこそがkintone エバンジェリストと呼べる引き出しを、こうした突発事態の中ですぐに出せるところが素晴らしい。
私も見習わねばなりません。

kintoneを長年の間、使っていれば避けては通れない棚卸し。この重要性を教えてくれました。
私も松田さんが発信しておられるブックマークレットを改良して使っています。

私も松田さんの発表を聞きつつも、19時に完全撤収せねばならないため、小林さんとそのあたりの相談をしていました。
すると18時35分。あかねさんがギリギリ間に合いました。

本当は司会をしてもらうはずだったのに、私が全部その役割を奪ってしまったので、最後に話してもらいます。
さらに集合写真を。

1名の方がご家庭の事情で帰ってしまったり、写真撮影に私の妻と妻がお願いして手伝ってくださった落合さんが遠慮して入らなかったりしたので、21名の写真となりました。
そこから懇親会に行くメンバーも含めて、原状回復の作業をし、音響機材を小林さんが進めたり、各自がやるべきことをやって懇親会も17名で。
懇親会も楽しく過ごせました。

参加者の皆さん、登壇した藤さん、松田さん、小竹さん、奥田さん、松井さん、中村さん、ノベルティ作成や音響機材などの準備、会場撮影などをお願いした小林さん、発起人であり、kintone Caféにスペクタクルの風味をつけてくださったあかねさん、急遽受付をお願いした妻や落合さん。
皆様、本当にありがとうございました。


kintone Café OSAKA Vol.23に参加しました


5/24にashibinaaで開かれたkintone Café OSAKA Vol.23に参加してきました。

普段、私がこのブログで取り上げるのは、自分が登壇し、主宰したイベントのみです。

今回のkintone Café OSAKAにおいて、私は主宰も運営も登壇もしていません。

ですが、私にとって今回のkintone Café OSAKAはある感慨を呼び起こすものでした。

その感慨とは、おそらく個人的な感傷にすぎません。しかし、ここに記しておこうと思います。


一つ目は、ようやく故郷で開催されるkintone Caféに参加できたことです。

私は乳児期から20数年間、西宮の甲子園で育ちました。
25歳のころに東京に出てからは、東京で結婚し、家庭を持ち、kintoneに出会い、kintoneで起業しました。
やがてサイボウズさんからkintoneエバンジェリストに、とお声がかかった後も、東京を拠点に活動していました。
しかし、私のkintoneエバンジェリストの活動のはじまりは、とても厳しいものでした。その理由は、当時の常駐先が忙しかったからです。

東京のkintone Caféどころか、常駐先のすぐ近くで開催されたCybozu Conferenceにも参加が難しい状況でした。
東京のイベントにすら参加が覚束ないのに、関西のイベントに参加できるわけがありません。
せっかく何かをつかみかけたのに、みすみす逃してしまうのか。私にとってkintoneエバンジェリストとしての初期は苦しみのほうが多かったです。

そんな時期を乗り越えてのkintone Café OSAKAです。
ようやく地元のkintone Caféに参加できたこともさることながら、あの時期を乗り越えて自分の差配で出張ができるようになった感慨がありました。

二つ目は、ashibinaaという場です。

今回、kintone Café OSAKA Vol.23は、アールスリーインスティテュートさんのご厚意でこちらのスペースにて開催されました。


ashibinaaとは、うちなーぐちでいう遊び場の意味だそうです。


広々としたスペース。真ん中にはバーカウンターに各種の泡盛が。砂場と名付けられたYogiboの間もあります。とはいえ、気が散らないようにゴテゴテした飾り付けは取り除かれていました。
こういうスペースの存在のありがたみを感じました。

最近、ジョイゾーさん、トヨクモさんとkintone界隈の雄といえる企業さんを訪問する機会が増えています。

アールスリーさんもそうですし、みなさんkintoneエコシステムの中で売り上げも伸ばしました。
忘れてはならないのは、オフィスにコミュニティスペースを設け、それをしっかりコミュニティに還元しておられることです。

弊社もkintoneエコシステムの恩恵を受けて売り上げを伸ばしています。とはいえ、まだまだこうした企業さんの足元には及ばないことを感じました。

弊社はリモート主体で、事務所設置については今年の頭にも検討しましたが、結局は断念しました。
が、やがてはこうしたスペースを構え、kintoneやその他のPaaS/SaaSにもコミュニティスペースとして開放したいと思いました。
もちろん、地元のイベントにも活用してもらうことも含めて。

三つ目は、kintoneという共通言語のありがたみです。

今回もkintone Caféの場において初めてお会いした方が何人もいらっしゃいました。

そうした方とすぐに共通の話題が見つけられるのがありがたいことです。


私も間もなく50歳の壁を越えなければなりません。その先には引退の可能性もちらついています。
そうなった後にどのコミュニティに自分を置くのか。または生涯現役を貫くのか。ただ、仕事で現役を貫くには、自分の気力・体力・能力が若い人たちと互角であることが最低条件です。
果たして私がいつまで仕事を第一線でできるか。すでにコーディング能力の衰えを自覚している今の私であれば、なおさらその思いが深いです。


では、趣味を共通にすればよい。そう思うことはもちろんです。私も趣味で加わっている集まりがあります。それはそれでありがたいのですが、自分が今仕事が面白くなっていることもあって、なかなかその活動に本腰を入れる時間がありません。人一倍趣味を大切にする性格だし人生観を持っているにもかかわらず。

仕事と趣味の中間として、kintone Caféはとても得難い存在だと感じました。前日のkintone hive osakaの参加や普段のkintone活用だけで、初めて会った人たちの間で会話が成立し、ディスカッションの輪が成り立つ。
今回、故郷のkintone Caféに出てみて、自分の仕事をあまり考えずに、一ユーザーとしてkintoneを話す場に出られるありがたみを感じました。


今回、登壇してくださったきったんさんやトーヤマンさん、中村さんや司会進行を担ってくださったyamaさん、中尾さん、その他スタッフの皆様、アールスリーインスティテュートの金春さん、どりぃさん。または会場でお会いした皆さん。
ありがとうございました。

持ち帰った内容を関東のkintone Caféで生かしたいと思います。


kintone hive osakaに参加しました


5/23にZeppなんばにて行われたkintone hive Osakaに参加しました。

先日、kintone hive sendaiに参加しましたが、その記憶も新しいうちに、また貴重な経験ができました。

Zeppなんばは私も初めての訪問です。学生時代に何度となく訪れたこのあたりも年月に応じて一新されました。しかし、裏通りに行くとかつての雰囲気が残されていて、少し郷愁に浸る事ができました。

そばのタリーズでギリギリまで打ち合わせしていたため、私が会場に入った時は、始まってから5分近く経過していました。

壇上ではサイボウズ関西支社の松森さんがkintone hive Osakaを楽しむためのお話をされていました。
各地のhiveでサイボウズの社員さんが登壇し、会場の盛り上げに貢献しておられます。背景にはサイボウズの各社員さんの準備もあって、いろいろ大変なんだろうなぁと想像します。ロビーでも社員のみなさんとお会いする事ができました。


一人目の登壇者は認定NPO法人おてらおやつクラブ 桂 浄薫さんと茶円 春希さん。
桂さんは奈良天理にある善福寺の住職を務めておられます。袈裟を着ての登壇はなかなか新鮮。

おてらおやつクラブさんは、お寺にお供えされる檀家さんからの食料などを貧困に苦しむ家庭におすそ分けする活動をしておられます。
https://otera-oyatsu.club

今回の登壇では、そのあたりについての貴重なお話を伺う事ができました。

ポイントは大きく二つに分けられます。
一つは、困っていらっしゃる方にどのようにして匿名で届けるか。
もう一つは、多数のkintoneへのリクエストをどうやってさばくか。
この点が聴きどころでした。


WordPressを絡めてウェブからデータを取り込む事例は弊社でも多くを手掛けております。
おてらおやつクラブさんの事例が秀逸なのは、kintoneの一日一万リクエストの制限を間にWordPressに備わっているデータベースを挟んでのバッチ処理で行っている事です。

桂さんの思いをkintone未経験だった茶円さんが形にした。
まさに技術者として望ましい形だと思いました。

「たすけて」のハードルを下げられる。
「たすけたい」をごく自然にできる。

私も去年、kintone Café 神奈川を鎌倉の安国論寺さんで開催させてもらいました。kintoneとお寺は相性がよいことは実証済みです。

桂さん、茶円さん、ありがとうございました!


続いては、八代製薬株式会社 喜田 晃大さん。
なんときったんさんではないですか!
私、登壇を促す声を聞くまできったんさんが登壇することを知りませんでした。事前にhiveの資料を見ていなかったので。

言うまでもなく、きったんさんはkintone エバンジェリストとしてともに活動する仲間であります。

きったんさんはこの度の登壇で、エバンジェリストであってもkintone hiveに参加できる、と言う新たな可能性を見せてくれました。
私の中に巣食っていた「kintoneエバンジェリストはkintone hiveに出られない」という思い込みに対して、きったんさんはNOを突きつけてくれました。

きったんさんの成功ストーリーは明確です。
コロナを機に、在宅勤務の仕組みを進めるためにkintoneを導入し、規定も含めて水面下で調査しました。
まずは目的を明確にするステップです。
続いて、どの業務からkintoneに置き換えるかの洗い出しをしました。
これも目的を明確にするステップです。
そして、やりがいと楽しさを伴った形で、業務改善の成果を出しました。
目的が明確になった事で、経営層や上司への説明も容易になり、モチベーションにもつながります。

見事なkintone導入の成功事例です。
実は八代製薬さんの事例は、krewDataを駆使した在庫管理の好事例であることも見逃せません。

今後もきったんさんとは各地のkintoneイベントでご一緒できそうです。
一緒に盛り上げていきましょう!

きったんさん、ありがとうございました!


続いては、関西電力株式会社 藤井 伸弥さんと中野 一高さんです。

関西電力さんといえば、日本のインフラを担う大企業です。関西で育った私の体の何割かは、関電成分からできています。

これほどまでの大企業で、しかも、社会のインフラを担っていらっしゃる関西電力さんが万が一にも停電などの事態を招こうものなら、社会に与える影響は必至です。

つまり、基幹システムは必須です。ですが、基幹システムだけだと小回りが効きません。硬直した仕組みになってしまいます。


そこで関電さんはRPAをうまく活用し、基幹システムに影響を与えず、基幹システムのデータをうまくkintoneに取り入れる仕組みを構築されています。

こうした企業でも、顧客との関係は欠かせません。
外部のウェブサービスからどのようにしてデータを持ってくるか。その活用方法において、kintoneと基幹システムを組み合わせることはできるはず。
そのモデルケースと言える取り組みを見せてもらえました。

お二人の掛け合いで進む登壇は、台本を読んでいるようなぎこちなさもありました。でも、それがまたこ愛嬌です。
私はまだkintone hiveに登壇した事がなく、多くの観客の前にkintoneの事例を話す緊張を知りません。その決断と勇気に敬意を表します。

インフラを担う大企業がここまでkintoneを使っている事例を見せてくれたことに、日本の変化を感じました。

藤井さん、中野さんありがとうございました!

続いては、神戸市役所 小阪 真吾さんと小寺 有美香さんです。

神戸市の方がkintoneのイベントに出るのは二回目です。
かつて、神戸市の教育委員会でAccessのフォームにデータを入れるオペレーターをやっていた私にとっては、特に感慨深いです。

コロナによる自治体の取りまとめ対応が大変だったことは、私たちの記憶にも新しいです。
神戸市でも同じ悩みがありました。

神戸市が有利だったのは、kintoneをコロナ前から導入していたことです。
そして、小阪さんの立場が企画調整局のデジタル戦略部だったことも有利に働きました。
混乱の極みにある西区保健福祉部に対し、お手伝いしましょうか?と申し出たやり方も良かったのでしょう。

小阪さんの上から目線でもなく、押し付けがましくない接し方が現場の抵抗感を和らげたことは間違いありません。
コミュニケーションを頻繁に取ることで保健福祉部の現場の皆さんからの信頼を勝ち得たそうですが、最初の入り方もコミュニケーションとしてこういるべき形だったのでしょう。

私としては、小阪さんがおっしゃっていたスクラム開発が印象に残りました。
弊社もそれに近いことをやっているのですが、なんちゃってスクラムになっているため、結果としてスクラムの可能性を活かしきれていません。
スクラムを深く理解し、実践することも必要なのでは、と言う気づきを得ました。

小阪さん、小寺さん、ありがとうございました!


続いては、有限会社アートワークス 宗政 伊織さんです。

「家具工房がkintoneを入れてみたハナシ」というタイトルです。

スライドにも登場する稲沢さんが伴走支援で入られているそうです。稲沢さんがおっしゃるには、タイトルのハナシがカタカナになっていることもポイントだとか。

スライドを紹介する宗政さんは新卒二年目。初々しさが際立っていました。話す間合いも壇上の動作も独特の間合い。その立ち居振る舞いが会場を癒やし、かつ共感を集めていました。

この宗政さんの間合いは、伴走支援をされた稲沢さんの柔らかい印象と合っていました。相性が合うとはこのことでしょうか。
稲沢さんは対面の打ち合わせの際に大量のお菓子をお持ちするそうです。頭を使うから甘いものを持ち込む配慮が素晴らしい。
とても和やかな対面開発の雰囲気が想像できます。私も参考にしたいと思いました。

宗政さんの壇上の振る舞いも、単に癒やされるだけではありません。やるべきところはやる。作ったアプリは正義と言い張る強気。押すべきところは職人さんに入力を指示する芯の強さも感じさせました。
私たち観客は、宗政さんの壇上からの癒やしと、稲沢さんの和やかな対面開発の雰囲気。それに対照となる業務改善を進める信念の強さのコントラストに強い印象を受けたのでしょう。
多くの支持を集めたのもわかります。

宗政さん、ありがとうございました!


続いては株式会社神戸製鋼所 今井 健太さんと田淵 裕子さんです。

神戸製鋼所さんも大企業です。

私もかつての常駐先で神戸製鋼所出身の方と数年間一緒に仕事をしていたので、その社風は少しだけ知っていたつもりでした。
日本の高度成長期を担った企業であるがために、最近のクラウドやノーコードの流れとは対極にある企業だと勝手に考えていました。
しかし、その考えは改めなければなりません。

むしろ、kintoneで商売をしている弊社にとっては、神戸製鋼所さんの事例から学ぶべき点が多くありました。

昔話の花咲か爺さんをモチーフにストーリー仕立てにした内容もわかりやすかったし、
業務部門と導入部門の思惑の乖離から、一度は挫折し、そこから復活を遂げるストーリーもわかりやすく、共感を呼びました。

現場にフィットさせることは、製造ラインが確立している神戸製鋼所のような会社では最優先事項のはずです。


そのために企画部門とシステム部門、そして現場に納得してもらうために、さまざまな手法をメソッドとして確立しておられます。

それらは理にかなっていると思いましたし、現場の方に共感を呼ぶための心配りが至る所に見られました。

神戸製鋼所さんの場合、取り組みにも秀でた点がありました。例えば、社内で独自に設けたkintone資格の制度などはその筆頭に挙げられます。

私は神戸製鋼所さんの発表を聞きながら、非常に感銘を受けました。
今、弊社がご協力させていただいているお客様にこの内容を一刻も早く聞いてほしい。そして、7月に行われるkintone hive Tokyoを聞いていただきたいとも。

今井さん、田淵さん、ありがとうございました!


さて、投票結果の集計中は、サイボウズのゆっきーさん、ぽえみーさんが関西でkintone Café を主宰するyamaさん、がっきーさん、中尾さんの3名をパネリストに迎え、関西のkintone コミュニティの現状を紹介する「kintone Caféってなんなん?」です。

私自身、関西で20数年を育ちながら、関西のリアルkintone Caféに参加した経験はありません。このkintone hive Osakaの翌日にkintone Café Osakaに参加したのが初めて。
なので、まだまだこれから何度も参加しなければ、という決意が募るセッションでした。

夜は、私がAfter hive 交流会に申し込んでいなかったことと、そもそもトラブルが勃発してしまい、22時半ごろまでなんば近辺にいました。

でも、それも含めてもよい関西kintoneの夜を過ごせました。
出会った皆様、本当にありがとうございました!


kintone Café Metaverseに参加&登壇しました。


4/22に行われたkintone Café Metaverse Vol.3に参加と登壇を果たしました。
本稿ではそこで感じたことを書いています。

私はkintone Café Metaverseには準備の段階から参加しています。
Vol.1では登壇を、Vol.2にも参加しました。
告知サイト

今のメタバースは決して栄えてはいません。むしろ、一度もてはやされただけに、斜陽ワードに貶められてしまった感すらあります。
ですが、決してメタバースはオワコンではないと思うのです。

その理由は、私たちは仮想空間での活動にまだ慣れていないからです。そして、仮想空間内にあるはずの可能性のすべてに気づけていないからです。
まだ知らないものに対してオワコンのレッテルを貼り付けるのはいかがなものか。

可能性を知るためには、メタバースに没入する体験が必要です。ですが、そのためのゴーグル(Oculus Quest 2)が使いにくいのは確か。これは重大な課題です。
私はメガネを着用しています。そのため、別途購入したアタッチメントレンズをOculus Quest 2にはめた上で使用しています。ですが、このレンズの度が後頭部のバンドの調節となかなか合わず、それが私にストレスを与えています。
そのため、私は仕事でOculus Questを使う事がほぼありません。

私はそれでも、メタバースを始めとした仮想空間に今のうちに慣れておくべきと考えています。メタバースがその入門にふさわしいことも。

今回のkintone Café Metaverse Vol.3、私の登壇タイトルは「新入社員の提案ロープレ(仮」です。
ロープレ、つまりロールプレイングは提案や商談を事前に通して行っておく練習です。人と話す職種には欠かせません。
普通、ロープレは社内のどこかを使い、対面形式で実施します。メンターや上司を前にして。その際、関係性はあくまでも内輪にとどまります。実際の提案に即した形式をなぞったとしても、なれ 合いの感覚はどこかに残ってしまいます。
では、ZoomやGoogle meetやmeet-inなどのオンラインミーティングツールを使ったロープレはどうでしょう。それもしぐさや視点や振る舞いなどの言語にできない情報、しかもそれらの情報は商談の中で重要であるにもかかわらずオンラインツールでは取りこぼしてしまいます。つまり、ロープレの効果は失われます。
いうまでもありませんが、ただ台本を暗記して読むだけの営みはロープレではありません。

今回、kintone Café Metaverse Vol.3では、登壇席に移動し、そこから着席している皆さんに向けてkintoneの提案を行ってみました。そうやって話したことで、メタバース内でkintone提案を行う貴重な経験が私の中に蓄積されました。
そこでの学びとは、メタバースはリアルの場の内輪感を払拭し、なおかつ平板になりがちなオンラインミーティングツールの欠点を補うことができることです。
何よりも、臨場感こそがメタバースの最大の強みです。反応を受けつつ、その場で適した提案を行う練習ができました。

ただし、メタバースはアバターの表情がまだ未熟です。壇上からの距離があるように表現されるため、アバターの表情、つまり相手の反応がうまく見えません。
そうした欠点はありますが、それを踏まえても手ごたえはありました。それは私にメタバースの可能性を見せてくれました。

先日、今回の登壇を契機に「メタバースはまだ来るはず」というタイトルでnoteにも似たようなことを書きました。

今回は毛海さんに司会進行役を担っていただきました。

私の登壇の後は、
藤村さんによる「kintoneでマニュアルってどう実装する?」です。

kintoneのマニュアル実装は皆さん共通の悩みです。弊社でも同じ。
メタバースだからこその広々として空間を利用したマニュアルが作れれば、根本からの改善ができそうに思います。

ディスカッションの場でも、有意義なマニュアル作成のノウハウが出ていました。

渋屋さんの「左脳と右脳からの学び」は、まさに私の気性にあっていました。

なぜ私がkintoneにこれほどはまったか。
それは、設計をきっちりしてから実装する今までのシステム開発「知る→分かる→できる」に飽き足らないものを感じていたからです。
ですが、kintoneはまずアプリを作る「やる→できる」を実現できます。これに可能性を感じたのです。それを右脳と左脳の違いから語った渋屋さんの登壇は、まさにメタバースも考える前にやることを示しています。

続いての三浦さんの「どうやって進める?kintone開発!!」も、仕様書という意味で可能性を感じさせる内容でした。
藤村さんの登壇と同じく、メタバースの広々とした空間を使い、自在に仕様書を作成する。どれほど複雑なアプリ間の連携も、メタバースなら広く使えるはず。

ディスカッションの場でも、有意義な仕様書の作成ノウハウや統制・アプリ運用のノウハウが提案されていました。
私からもアプリ運用の実例をお伝えしました。

毛海さんの「メタバースはリモートワーク苦手マネージャを救えるか?」は、
Zoomなどの既存のリモートワークツールが抱える問題点がわかりやすく示され、
それを救う可能性としてのメタバースに触れておられました。

仕事とはコミュニケーションに尽きます。それをメタバースの臨場感が実現できれば、メタバースは広がるはずだと思います。

近い将来、仮想空間での商談やエンターテインメントは当たり前になるはずです。それは間違いないと思います。
それを担うのはあるいはメタ社のメタバースではないのかもしれません。新しい会社が発表する革新的な次世代のデバイス。
あと数年もすれば出てくると思うのです。いや、すでに出ています。
簡単にメガネのように装着するだけで、VRの世界が体験できるデバイスが。そのデバイスの値段をさらに下げ、人々が手に取りやすくする。
その時、メタバース内での商談や提案やセミナーはより一般的になるでしょう。まさに今回のkintone Café Metaverseのようなイベントも。

インターネットが世の中に広まり始めた当初、ブラウザーとはネットスケープ・ナビゲーターを指していました。が、今やそれは失われました。今やネットスケープ・ナビゲーターを追いやったインターネット・エクスプローラーでさえも消え去りました。
別の会社がより優れたブラウザーを出し、技術は進歩しました。そして今、インターネットは今や社会にとって当たり前のインフラに成長しました。

あるいはメタバースもネットスケープ・ナビゲーターと同じ道をたどるのかもしれません。
ですが、ネットスケープ・ナビゲーターの功績は否定されません。当時、ネットスケープ・ナビゲーターを通してインターネットの世界にいち早く触れた人々がインターネットを武器とし、商売として成功しました。私たちはその歴史をよく知っています。メタバースも同じ。仮にメタバースが廃れたとしても別の会社がより優れたデバイスと仮想空間のプラットフォームを作り上げるはずです。
ただ、そうなってもメタバースで培った経験は無駄にならないはずです。おそらくメタバースの世界データも引き継がれ、育っていくはずです。
今のOculus Quest 2から次のデバイスに変わった瞬間、何かとんでもないことが起きるような気がしてなりません。

私は仮想空間の入門としてメタバースは存在価値があるとみています。まだメタバースも捨てたものではないのです。
では、メタバースの可能性をもう一度世の中にアピールするためには何が必要なのでしょうか。

まず、今のメタバースはエンターテインメントに偏りすぎているように思えます。
確かにビデオデッキやパソコンやインターネットはアダルト業界から普及しました。メタバースでも同じ成功体験をなぞろうとしているのでしょう。
でも、もう世の中に似たような娯楽は掃いて捨てるほどあります。今はビデオやインターネットの黎明期ではありません。娯楽で訴求しようとしても無理だと思います。


それよりも仕事やビジネスユースに振った方が仮想空間はニーズがあるはず。
コロナをとおしてリモートワークの光と影、浸透と課題があらわになった今だからこそ。
あたかも、そこに人がいるかのような臨場感のもとで仕事ができる可能性。しかも、通勤の手間やストレスから皆が解放され、オンラインミーティングツールの平板な関係性で疎外感を覚えず仕事ができる環境。
その実現にはもう少しかかるでしょう。が、わざわざラッシュアワーに巻き込まれる必要がありません。しかも上司の承認欲求を満たしながら同じフロアで作業をする感覚をメタバースが与えてくれれば、いうことはありません。

その可能性を世の中の人々にあまねく広める。そのためにメタバースの体験の機会がもっとあればよいのに、と思います。
このままでは、メタバース勃興期のサービスの一つとして後世から振り返られるだけの存在になってしまいかねません。
私もkintone Café Metaverseにはなるべく出て、自分の中の可能性をより広めたいと思います。

そのためにはメタバース内で使えるキーボードや、メタバース内からツイートできるようなスキルを磨かなければ。
まずは今回ご参加してくださった皆様、ありがとうございました。


kintone Café 神奈川 Vol.14を開催・登壇しました


4/1にkintone Café 神奈川を小田原で開催・登壇してきました。
告知ページ

今回もいつにも増して楽しいkintone Caféになりました。毎回開催するたびに、今回のkintone Caféは良かったと思えます。今回もそう。
参加してくださった皆さん、登壇者やスタッフの皆さんに感謝です。

年四回の開催を目標に、一昨年から心機一転したkintone café 神奈川。
一昨年は四回の開催を達成したものの、昨年の開催は三回に留まりました。案件などが重なり、年末に開催する余力が捻出できなかったのです。痛恨の極みでした。
そのため、今回の開催は、昨年九月に鎌倉で開催したSORACOM UGとの共催以来となりました。その際に次回は小田原でと決めていたので、初志貫徹できてよかったです。

今年に入ってからも開催に向けて弾みをつけようとしていた私。ただ、その思いだけが空回りしていました。
スプリングボードとなったのは、2/17にお招きいただいたスナックジョイゾーでした。
その場で、今回もスタッフとして大活躍して下さった藤村さんや、ジョイゾーにジョインされた根崎さんとお話ししたことで、まっさらな気持ちになり、開催に向けて一気にねじが巻かれました。

会場は、旧三福ビルヂング5階のイベントスペース(旧三福ビルヂングサイト)。小田原にあります。
このコワーキングスペースの存在を私が知ったのは1/15のこと。
弊社のサテライトオフィスを探しに真鶴を訪れた私は、その帰りに小田原で作業しようと場所を探しました。あわよくばkintone Café 神奈川の開催場所が見つかればよいな、と考えながら。

こちらのコワーキングスペースでは快調に仕事ができました。さらに、kintone Café 神奈川で使いたいことも話した上で5階のイベントスペースも見学させてもらいました。使える、と直感しました。
ビルの名前からも察せられるレトロな内装と外観も含め、小田原城に近いロケーションも含め、来場者の皆さんに気に入ってもらえるのでは、と。
実際に藤村さんにも事前に利用してもらい、私以外からのセカンドオピニオンもばっちり。

今回のテーマは「新年度」。当初は「新学期」でした。4/1開催なので。
私が3/11にkintone Café 帯広に参加した際、サイボウズのかんちゃんの登壇内容が新年度の準備をkintoneで準備するというものでした。
そこで、帰りの飛行機が羽田についてすぐ、スタッフの皆さんにテーマを募りました。そこで藤村さんからいただいた提案が「新学期」。まさに我が意を得た、とばかりに即決しました。
そのあと、皆さんの登壇内容から「新年度」の方がふさわしいと判断し、切り替えたのが経緯です。

さて、4/1の当日、開催を寿いでくれるかのように小田原は春麗らかでした。城は満開の桜で飾り付けられ、華やいでいます。まさにkintone Café日和。
今回のkintone Café 神奈川のために高知や名古屋、岐阜からも小田原まで足を運んでくださる方がいました。皆さんに旬の小田原がご披露できたのでは、と思います。

今回のお申し込みは、来場者が23人。オンライン参加は21人でした。スタッフによれば、オンライン参加者は一時30人に迫ったそうです。

会場は多少縦長なので、すでに会場のキャパシティとしては23人は限界です。
会場の設営をして、少しでも見やすくなるように皆さんであれこれと工夫しました。スクリーンに投影したプロジェクタの画像がよく映るよう、ガラスにヨガマットを貼り付けるなど。スタッフの皆さんの機転が光ります。

まずは山田さんからの発声でスタート。今回、山田さんは久しぶりに司会進行と動画編集を担ってくださいました。司会ぶりもだんだんとこなれてきていて頼もしい。
まずは藤村さんから「開会のご挨拶」を行っていただきました。
続いて山田さんによる「kintone Café について」を担ってもらいました。感謝です。
山田さんのブログ
山田さんと藤村さんが交互に導入部を担当してもらう形は、今後もkintone Café 神奈川のデフォルトになりそうな予感。

さて、スタートを飾ってくださるのはアントベアクリエイツの森田さんによる「ノーコードでシステムはつくれても、ノーコミュニケーションで作れるシステムはないよ!」です。森田さんは岐阜から来てもらいました。
今年の一月、私は名古屋のコラボスペースで催されたkintone Café 名古屋に参加しました。私とパートナー技術者とそして名古屋のお客様お二人もお招きして。
その時に運営側で携わっておられた森田さんの印象や今までのkintone エバンジェリスト同士の交流から、森田さんには私と似た匂いを感じ取っていました。

まさにそんな私の期待を裏切らない実のある内容でした。

コミュニケーション能力こそがこれからの技術者のキャリアを左右する。それは断言できます。
もう、コーディングやプログラムなどはノーコードツールや人工知能が代替してくれます。が、お客様の思いや実現したいビジネスフローを理解し、システムに落とし込む作業は、私たち技術者がまだ担えるはず。
その要点を理解しておられる森田さんが、私の意図をくみ取ってくださって話してくださったことに感嘆しました。さすがです。

Quality・・品質
Cost・・コスト
Delivery・・納期
これを重視することがシステム開発の三原則であることはもちろんです。それには技術力ではなく、コミュニケーション力が肝要なのです。

今回、弊社の新メンバーも二人参加してもらったのですが、何度も会場のメンバーを見てちゃんと森田さんの話を聞いているか確認したぐらいです。「ここ、テストにでるからね。ちゃんと聞いてね」というアレです。

森田さんありがとうございました!

続いては、私の番です。「新入社員の手続をkintoneで完結できるか妄想」。
今回、新年度というテーマが決まり、準備も進んでいました。が、私自身の登壇セッションの準備がまったく進んでいませんでした。

正直に言うと、前日の夜とkintone Café 当日の朝、そして会場についてからスライドの残りを仕上げました。
が、着想としては今回のテーマに即していたこと。そして、私自身が新メンバーの受け入れ準備に追われてスライドが準備できなかった、つまり、スライドに書くべき内容で忙殺されていたので、書くべき内容は明快でした。

そんな風に開き直って臨んだのがよかったのか、いつもの私の登壇に比べれば皆さんからの反応も良かったように思います。
私のスライドはこちらからご覧ください。

続いてはジョイゾー根崎さんによる「『新入社員は・・64歳のkintoneおばちゃん』64歳。孫2人。再雇用期間残り数か月。崖っぷちのおばちゃんが、kintoneに出会っての一発逆転劇。」です。

昨年のkintone hiveの関東大会で見事優勝し、幕張メッセで行われた本戦にも登場した根崎さん。そのあと、ジョイゾーさんにジョインされたいきさつは、最近の人材交流が盛んなkintone界を象徴するようです。
私は本選の根崎さんの登壇はブース対応で見られませんでした。が、関東大会の様子はネット上で拝見しており、とても深い感銘を受けました。
その中で話されていた77歳でも登壇したいという目標に私の77歳の母が連想しました。そして母にもっとkintoneを教えねばと思わされました。
根崎さんの登壇内容は、まさに感動を呼ぶ内容。私の登壇で若干緩んだタガを見事に締めなおしてくださりました。
会場の皆さんも聞き入っておられました。お見事!

上にも書いた通り、ジョイゾーにジョインした根崎さんとスナックジョイゾーで会話したことが今回のkintone Café 神奈川のきっかけです。
根崎さんとは事前に登壇内容を二回ほど打ち合わせました。大阪の天保山の真下からオンラインでつないだその直前、WBCのメキシコ戦で劇的な逆転があったこともあり、とても印象に残っています。
こういう人とのつながりこそがこれからの技術者のキャリアは重要なんです。もうディスプレイとにらめっこしていても、仕事は得られません。根崎さんの大逆転は、まさにその生きた事例です。

根崎さんには今後、神奈川のスタッフとしてもご活躍をお願いし、さらなるkintoneライフを送っていただければと考えています。

根崎さんありがとうございました!

さて、続いてはサティライズの石際さんによる「君はお化けkintoneを知っているか 知っておきたいアプリカスタマイズとのつきあいかた」。
石際さんとも1月のkintone Café 名古屋でお会いしました。その際、見事なkintoneハックを披露してくださり、私の度肝を抜いてくれました。
kintoneエバンジェリストの中でも屈指の技術強者だと思い、私淑しております。

今回も名古屋育ちの見事なお化けアプリをご披露くださいました。ひえー!alaSQL使ってらっしゃるのかな。作るのが大変そうです。
弊社の新メンバーにもお見せできたはず。こういうkintone山脈が遠方にはそびえているんやで、と。

石際さんの登壇内容で学ぶべきは、自分たちでそういうお化けを生み出さないために何をすべきか、ということです。
また、前任者(社)からそういうお化けkintoneを引き継いでしまった場合、どういう態度で臨めばよいかが示されていました。
kintoneはビジネス要件が複雑であれば、どうしてもカスタマイズが必要となります。
もちろん、お客様の業務を改善し、カスタマイズを減らしていくことが本来は理想です。
ですが、お客様の規模が大きい場合、業務を改善するための労力がカスタマイズの労力の数倍から十数倍になってしまうことも現実にありえます。
その時にいかにしてお化けを生み出さずに済むかではなく、お化けを可愛いと愛でつつ、うまく飼いならすすべを知っていれば、複雑なカスタマイズでも運用は可能なのです。

石際さんありがとうございました!

さて、続いては高知からの片岡幸人さんによる「新年度は地図を活用!?- kintone で Google Map -」です。
前回の鎌倉にも来てくださった幸人さんは、その時から次回が小田原であれば来ると言ってくださいました。
歴史好きで社会科教員の免許も持っておられる幸人さんであれば、北条五代の栄華から大久保氏の治世を経て今に伝わる小田原を愛でてくださるはず。
実際、前日から小田原にとまり、朝から桜満開の小田原城を散策されたそうです。

その通り、幸人さんの登壇内容は、歴史を愛好する私のハートを打ち抜いてくれました。
小田原攻めのあらゆる陣立ての座標をkintoneに登録し、それをgoogle mapに表示するという優れもの。
これは小田原で開催するkintone Caféならではの喜びですね。

各地でkintone Caféを開催するたびにその地の合戦場の情報をプロットし、日本中の合戦情報をkintoneで作り上げていく夢が広がります。
国土地理院の地図であれば等高線も見えますし、google mapの地形モードでも楽しめそう。

歴史とkintoneという新たな組み合わせの可能性が見えた内容でした。石垣山に行きたくなりました。私もこうした取り組みをしないと!

幸人さんありがとうございました!

さて、続いてはkintone Café 神奈川の重鎮であり、FACEBOOKグループ「kintone活用研究会」を主宰されている加藤さんによる「21世紀が来ました…アプリの新しい作り方」です。
加藤さんの登壇内容も楽しみにしていました。
必ずやChatGPTが登場するはず。一体、今のkintoneはどこまでChatGPTで構築できるのか。合間に試行している私にとっては興味津々の内容でした。

テーブル定義から適宜の修正を加え、データ型の指定まで。
その可能性を次々と見せてくださった加藤さんの登壇内容は、まさに現時点での最良のまとめです。
私にとって大いなる学びとなりました。
アプリビルダー助っ人君は欲しい!

新年度からkintoneに触る方にとっても、加藤さんの登壇内容はこういう構築手法が今後のkintoneでの主流になるよ、という良い学びになったのではないかと思います。
これはkintoneに限りません。テーブル定義はスクラッチ開発であっても必要です。モバイルアプリであっても。
そして、だからこそ、コミュニケーションが重要なんだよ、という冒頭の森田さんのセッションへと帰っていくわけです。PDCAサイクルここに完結。kintone Caféの一つの形として美しい終了でした。

加藤さんありがとうございました!

さて、ここからはLTタイム。

まずは田中さん。

田中さんは実はこの日が入社日。田中さんにはLTでよいから小田原に来て登壇してほしいとお願いしていました。
我ながら無茶ぶりだと思うし、主催者の権限を大幅に乱用していないかという懸念もありました。

ただ、それを承知できて登壇してほしいと思ったのは、田中さんのやる気も買ったうえで。
上にも書いた2/17のスナックジョイゾーに田中さんには来てもらいました。これから関わってもらうkintone界隈とは、ただプログラミングをして設計をすればよいのではないことを知ってほしかったので。こうしたコミュニティへの参加こそがこれからの技術者人生で肝なんだよ、と。
すると田中さんはその期待に応えてくれました。次にどこかでコミュニティがあれば参加して話すといってくれたのです。その場でスナックジョイゾーに参加されていた某社長様にお誘いされ、サイボウズの某執行役員の方と翌日の昼のみにも参加したそうです。期待できます。

それもあっての登壇です。緊張していたと思うし、ぎこちないことも承知です。が、ちゃんとLTをやり切ってくれました。うれしい!

田中さんありがとうございました!

続いてのLTは長井さん。

私の長女であり、田中さんと同じく本日が入社日。経理や総務や人事担当なので、本来ならばkintone Café に参加する義理も必要も薄い立場です。
ですが、入る会社がどんなことをやっているのか知ってもらうためにはぜひ登壇してほしかった。
本人にとっては、親であり経営者である私からの無茶ぶりに内心は「ええー?!」という感じだったでしょう。実際、前の晩まで資料が必要と伝えておらず、なおさら無茶ぶりの極致でした。
でもイラストレイターとして作っていたポートフォリオにはCybozu Days で弊社ブースのパネルを作ってくれた実績も載っていたし、テーマからは外れていないだろうと、そのポートフォリオで話してみ、と指示しました。

当日、うまく機器がつながらない危機にも見舞われました。が、機転を利かして参加者の方々が持ってきてくださったお菓子を食べて待っていてくださいと会場に呼びかけるなど、私の期待を大きく上回る発表だったと思います。

長井さんありがとうございました!

ここで司会進行の山田さんからは「これにてアクアビットの入社式を終わります」というナイスな合いの手が入りました。
私も二人に登壇をおねがいしておきながら、入社式という発想は全くなかったので、山田さんの機転に驚かされるとともに、今回が二人にとって社会人人生の門出やったんや、という重みを改めてかみしめました。責任は重い。

山田さんありがとうございました!

続いてのLTは、かのってぃさん。

kintone界隈に二年前、彗星のように現れ、コミュニティ強者としての名を高めつつあるかのってぃさん。
意外なことにLT登壇は初めてなのだとか。

リアルkintone Caféの参加も初めてという意外な事実。

でもそんなことを微塵も感じさせない緩急織り交ぜ、笑いとシリアスをちりばめた内容のLTはさすがとうならされました。
そうなんです。LTってこういう感じでいいんです。私も改めて学ばせていただいた気分です。

「kintoneも定期的に聞く話す学ぶ!」

これは、かのってぃさんの当日のまとめnote。
https://note.com/kano_tty/n/nbea1506db483

余談ですが、kintone Café 神奈川の翌週。ひょんな偶然で板橋区の成増でかのってぃさんと二人で主食を共にする機会がありました。
その時、kintone Caféのことも話題にでました。これがきっかけで今後もコミュニティ界隈でのかのってぃさんの活躍が見られそうです。とても喜ばしいですね。

かのってぃさんありがとうございました!

続いてのLTはなかじさん。

ご実家での農作業のお手伝いが早めに終わったそうで駆け付けてくださったなかじさん。
本来ならばkintoneエバンジェリストとしてセッションでお話しいただきたい方です。
短い準備時間の中で簡潔にkintone界隈に新たにかかわり始めた方が心得ておくとよいことをまとめてくださりました。

新しい『出会い』は
新しい『気づき』の
ボーナスタイム!

まさにこれです。こういうコミュニティの参加を義務と感じるのではなく、むしろ与えられたチャンス、ボーナスタイムとして取り組む心が重要なのです。

なかじさんはインターネットの接続が不安定で途切れた場合にも当意即妙に場をつなぐ技さえも披露してくださいました。
いろんな意味で学びになります。

なかじさんありがとうございました!

さて、LTの最後のトリを締めてくださるのは西舘さん。
「ノーコードが変えるエンジニアとビジネスの世界」
神奈川を拠点に配信や学生へのコミュニティ作り、イベントファシリテートなど多彩な活動をされている西舘さん。
私と出会ったのは2月の釧路です。CLS道東に登壇されていた西舘さんが神奈川を拠点とされていることを知り、いつかは登壇をお願いしようと思っていました。
まさかこんな早くにご縁が実現できるとは。
釧路のご縁を神奈川で開かせる。まさにコミュニティがつなぎ、広げるご縁の力です。

学生さんに対してのメンタリング的な活動もされている西舘さんにとって、新年度はまさに始まりの季節のはず。
幾多ものイベントに登壇されてきた西舘さんの喋りは、まさに新年度をテーマとしたkintone Café 神奈川 Vol.14のトリにふさわしい内容でした。

システム開発の民主化

AIやノーコードツールが広まった今でも、技術者として生き延びるための道筋を示してくださいました。
西舘さんありがとうございました!

実は今回の会場の参加者は西舘さんのほかにも道東でのご縁から参加してくださった方がいます。
釧路で初めて出会った原田さんや帯広で初めて出会った、はっしーさんなど。

こういう出会いやご縁がつながって、皆さんが楽しむ。そうありたいし、これからもそうなってほしいですね。

懇親会は先日、私が旧三福ビルヂングを訪れた後に一人で飲んだ金時さんの二階のお座敷にて。
みなさんとても楽しんで交流を深めていました。もちろん私も。
うちの新メンバーもかのってぃさんがいろんな方に紹介してくださいまして、こういう雰囲気を楽しんだようです。

二次会は夜の小田原城を散策し、夜桜の美しさに酔いしれました。
お店が閉まる時刻だったので、路上飲みしましたが、それもまた思い出。

これは当日の夜に森田さんが神速でまとめてくださったツイートまとめ
あまりにも楽しかったので帰りの新幹線の中かな?で作ってくださったそうです。

森田さんありがとうございました!

そしてスタッフとして機器設置や撮影などでとてもお世話になった渋屋さんからも、
早速ブログのアップが。

さらに数日後には山田さんから当日のZoomでの配信内容を編集し、早速YouTubeにアップしてくださいました。
山田さんありがとうございました!

皆さんの力添えがあっての今回のkintone Caféの成功です。
会場をお貸しくださった旧三福不動産の皆さんにも大いなる感謝を!

また、皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。

今回ご参加の皆様や、登壇された皆様、誠にありがとうございました!

次は箱根でお会いしましょう!


2023年3月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括
3月。
今月も仕事が忙しい月でした。が、合間に方々へ出かけました。
仕事で訪れたその一方で、今月は日光・千歳・帯広・南富良野・大樹に仕事で訪問しました。また、妻子や次女の彼氏も連れて大阪や山梨を旅しました。

仕事をしながら、旅をするノウハウが少しずつ私の中に溜まりつつあります。
ですが、それで満足はしません。私にとって、行きたい場所とやりたい事は無限にあるのですから。

どのようにすれば、仕事とやりたいことを両立させ、豊かな人生を送れるのか。
公私でさらなる努力が必要です。今の感じでは仕事に偏った人生になってしまう。
そうならないためにも工夫が必要です。

今月は北海道出張の中でメンバーのフォローとイベントの登壇、そしてお客様への訪問・ヒアリング・調査、さらに地元の方とのご縁を多数いただきつつ、旅も楽しむことができました。

ただし、順調に見えますが、執筆活動は低調にならざるを得ませんでした。
今月も先月に続いて本のレビューは一冊のみしか書けていません。アクアビット航海記は五ヶ月続けて書けていません。

何かをやると別の事ができなくなる。当たり前ですが、人に与えられた時間の少なさに身もだえします。
残された時間を少しでも有意義にしなければ、あっという間に死ぬ時を迎えてしまうでしょう。

今月はついにコロナが終息を迎え、マスクの着用が個人の判断にゆだねられたため、私は飛行機や電車やお客様先でも外しています。
とはいえ、国際関係のリスクや未知のパンデミックに襲われるかどうは分かりません。さらに、いつやってくるか分からぬ天災のリスクが私たちの生活を脅かし続けています。

生きていること、生かされていることのありがたみ。それを常に忘れぬようにしながら、充実した日々を送りたい。
皆さんと私の思いは同じです。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちの事をフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

今月は家族とは五回お出かけしました。妻とは一回、妻と長女とは八回、妻と次女とはゼロ回、長女と次女とはゼロ回。長女とは六回、次女とは一回。


§  月表

 ・三月お出かけ
サイゼリヤ、マクドナルド、EXCELSIOR CAFFé Barista、モスバーガー 鶴川店社労士様北海道どさんこプラザミスタードーナツ飲茶TERRACE 桃菜 鶴川店座間神社八景の棚Outback SteakhouseビナウォークStandard Products ビナウォーク海老名店、三省堂書店、上島珈琲店表門 (仁王門)日光東照宮御本社眠り猫坂下門奥宮御宝塔奥宮薬師堂 (鳴龍)日光二荒山神社日光山輪王寺 大猷院大猷院 皇嘉門(竜宮門)夜叉門大猷院 唐門二荒山神社 本殿日光二荒山神社道の駅 日光 日光街道ニコニコ本陣日光観光情報館、渡邊佐平商店、セブンイレブン 今市中央店ウエルシア日光今市店 (調剤薬局)麺屋 ようすけ、田島駅、Pasar蓮田Starbucks、長秀龍、青山霊園、斎藤茂吉の墓、大久保利通公墓、中村太郎の墓 大久保家・馬の墓、MILES Honda Cafe、薬師池公園 蓮園、CoCo壱番屋、EKITERIA PRONTO、空港第2ビル駅 (成田第2・第3ターミナル)、成田国際空港 (NRT)、第3ターミナル、第3ターミナル フードコート、新千歳空港 (CTS)、新千歳空港駅 (AP15)、ガスト 千歳店、千歳市水道局、南千歳駅 (H14)、十勝帯広 炉端の一心、煙陣、HOTEL & CAFE NUPKA、とかち観光情報センター、落合駅、幾寅駅、南ふらの物産センター、十勝平原SA (下り)、道の駅 おとふけ なつぞらのふる里、HOTEL & CAFE NUPKA、まさゆめ 駅前店、cafe &bar elf、どーも、HOTEL & CAFE NUPKA、帯広駅北多目的広場、セイコーマート 稲田南店、JA中札内村直売所、ジンギスカン白樺 帯広本店、ばんえい牧場十勝、とかち帯広空港 (OBO)、小麦の奴隷、道の駅 コスモール大樹、晩成温泉、HOTEL & CAFE NUPKA、ぶたどんのかしわ、HOTEL & CAFE NUPKA、インデアン まちなか店、LAND、帯広駅バスターミナル、とかち帯広空港 (OBO)、六花亭、東京国際空港 (羽田空港) (HND)、第1ターミナル、羽田空港第1・第2ターミナル駅 (KK17)、社労士様赤の広場広島ブランドショップ TAUおいしい山形プラザまるごと高知BARA cafe飲茶TERRACE 桃菜 鶴川店ケンタッキーフライドチキン相鉄ローゼン 薬師台店、アクアビット サテライトオフィス、築地ボンマルシェNEOPASA清水NEOPASA岡崎パンのトラENEOS宝塚ホテル、ヘアーサロンホープ、鶴橋風月キムチギャラリーコリアンタウン (御幸通商店街)御幸森第2公園韓国漬物専門店 山田商店LEE MART 大阪コリアタウン本店かごの屋甲子園店北港マリーナ御堂筋線 新大阪駅 (M13)、Tully’s Coffee、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン (USJ)ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッターディスカバリー・レストランバンデホテル天保山東、西宮神社、天保山大観覧車湾岸長島PA (上り)豊川信用金庫 いなり支店豊川稲荷 総門豊川稲荷 (妙厳寺) 本殿奥の院おきつね本舗おみやげのもりしたうな膳ENEOS 豊川インターTS遠州豊田PA (上り)つるとんたん Udon Noodle Brasserie、焼きあごラーメン 侍道、EKITERIA PRONTO、上野原駅EXPASA談合坂 (下り)いちご狩り園藤田大法師公園ローソン 富士川増穂インター店道の駅 富士川七賢 山梨銘醸甲州台ヶ原金精軒 台ヶ原本店サントリー白州蒸溜所道の駅 はくしゅうシャルマンワイン 江井ヶ嶋酒造山高神代ザクラ実相寺ほうとう不動 東恋路店、日高屋、ファーストキッチン・ウェンディーズ、東京法務局 町田出張所ハローワーク町田ボンヌール洋菓子店ルミネ町田ヴィレッジヴァンガードブックファーストPLAZA、法政大学アメリカンフットボール部様、青山霊園、薬師池公園蓮園、カレー饂飩 アツマル、AWS Loft Tokyo

・三月ツイート
https://togetter.com/li/2114009

§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かけたのは、今月は五回です。


まずは築地のボン・マルシェへ。妻の従兄が采配を振るっているこちらのお店で次女の彼氏と初めて対面しました(3/17)。
彼氏は航海士として世界の海をまたにかける韓国人です。今回は長い航海が終わったので、長期休暇を取り、愛する次女に会いに日本にやって来ました。
ボン・マルシェではお酒をたくさん振る舞っていただき、良い気分で娘の彼氏との時間を過ごしました。
家族のことや趣味の話で盛り上がりました。日本の酒文化がとても好きだという彼氏とはその部分で意気投合で来たように思います。
韓国と日本の関係などにも触れつつ、今後、ひょっとしたら次女と一生を添い遂げてくれるかもしれないと思って接しました。
私からは避けず、拒まず、ウェルカムの精神で接したつもりです。怪しげな英語と日本語を操りながら。
まずは順調かつ楽しいファースト・コンタクトとなりました。


翌日(3/18)、妻と長女と野乃花と凛とで関西までドライブをした私。


その翌日に鶴橋の風月で再び家族と次女の彼氏と合流。次女と彼氏は新幹線で遅れてやってきました(3/19)。
時間が少なくなったので、鶴橋を提案したところ、韓国人として日本のコリアタウンに興味があったのか、快諾してくれました。

ところがなぜか妻が選んだのが風月。なぜお好み焼き?と思ったのですが、彼氏は日本の粉もんも好きだったらしく、またまた楽しい時間が過ごせました。
さらにその近くにある生野コリアタウンへ。私も訪れたことがなかったここで、新大久保よりも賑やかに見える韓国の文化や文物に振れることができました。雑貨のお店や食品店や、キムチのお店など。

その日の夜は、西宮の実家に向かい、私の両親と弟にもうちの家族と彼氏を引き合わせました。
私の両親が孫、つまり私の娘たちに会うのは3年半ぶり。コロナがあって全然会えていなかったのですが、ようやく会えたことで私の両親もとても幸せそうでした。

今回の関西の旅は、両親と娘たちを合わせることが一番の目的だったので、まずはそれが果たせてよかったです。
コロナが世界を席巻している間に、母は二回ほど手術をし、父も。妻も手術をし、私は遭難して二回もコロナにかかって。娘たちも専門学校や高校を卒業し。
そういう日々を乗り越え、存命のまま会えたことに感謝です。

その日は次女と彼氏は北港マリーナのコテージで。妻と長女は新大阪のホテルで泊まるので、送っていきました。


その翌日は、ユニバーサルスタジオジャパンです(3/20)。ところが、ほぼ終日次女と彼氏は別行動でした。ま、それも当然なのですが。
家族が揃ったのはそろそろ帰ろうかという夜になってからのこと。
ユニバーサルスタジオジャパンから天保山近くのホテルに皆が泊まるので送っていきました。

ちなみに実家にはネコが二匹いて、うちの家族は私以外全員ネコアレルギーなので泊まれないのです。

さらに皆が東京に戻ってきたある日。私は仕事で疲れていましたが、夜になって、家族と彼氏とので銀座のつるとんたんでうどんを食べようという話になりました(3/23)。
私は疲れてぐったりしていたので、運転は妻に任せて。

銀座のつるとんたんでは美味しくてつい三玉うどんを平らげてしまいました。
帰りも次女の家によって帰ったのですが、私はその後ずっと寝てました。疲れて。

締めは山梨の旅です(3/26)。
この日は朝からあいにくの大雨でした。私と妻と長女は車で。そして次女と彼氏は家から。八王子で待ち合わせる予定でしたが、次女たちの出発が遅れ、上野原駅で待ち合わせることに。
いちご狩りを楽しもうと思い、大雨の中訪れたのが甲府市の藤田いちご園さん。予約せずにン向かったので、残念ながらいちご狩りは出来ませんでした。ところが、妻が藤田さんに掛け合って、予約無しでいちご狩りができる場所を聞いたところ、藤田さんも最近オープンしたいちご園を教えてくださいました。


向かったのが、富士川町の大法師公園です。ここのイチゴが大粒で、しかもとてもきれいでした。私は113粒を平らげ、お腹いっぱい。
そこから道の駅富士川町に立ち寄った後は、甲州台ケ原宿の七賢へ。日本酒も好きな次女の彼氏に飲ませてあげようと。妻や長女も美味しいと飲んでいて、彼氏のお父さんも日本酒が好きとのことでお土産に購入。わが家にも。

目の前に金精軒にも立ち寄ったあとは、ウイスキーが好きな彼氏のために白州蒸留所へ。あいにく、今は長期休暇のさなかで、見学はできませんでしたが、入り口に立つポットスチルや樽を見せてあげられました。
さらに、道の駅白州にも立ち寄った後、すぐそばにあるシャルマンワインのワイナリーへ。閉店間際だったためか、蔵やタンクなどの見学施設が入り放題で、色々と見て回ることができました。彼氏も喜んでくれました。ワインももちろん試飲。お土産も購入。


存分に楽しんだ最後は、家族がみんな大好きなほうとうを。しかも河口湖近くにあるほうとう不動東恋路店。20号線と中央道と137号線を越えて、白いドーム状の店舗がインパクトあるお店で山梨の誇る郷土料理であるほうとうを彼氏に体験させてあげました。

その後は中央道を新宿まで。次女の家に送り届けました。この日はずっとハンドルキーパ―に徹した私。もちろん、お土産のお酒はあとで楽しみます。これを書いている時点ではワインしか飲めていませんが。

なんにせよ、今月は家族で存分に旅を楽しめました。


§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で一度でかけました。

とはいえ、家の近所にあるケンタッキー・フライド・チキンでツイスターをかぶりつき、その後に家の近くのスーパーに寄った程度です(3/16)。
今月は家族とあちこちに出かけたので、妻と二人で出かける機会は逆にありませんでした。


§  妻と長女とのお出かけ 妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は八回ありました。

長女と二人で、社労士の先生の所にお話を伺いに行く際、妻も含めてモスバーガーでお昼を食べました(3/3)。
夜に帰ってきてから、家の近くに新しくできたすかいらーくグループの「桃菜」で飲茶を楽しみました。


その翌日は私のソウルメイトのご母堂が鎌倉彫の職人さんなのですが、座間神社で開催されたひな祭りの会場に展示物を出していたので、妻と娘を連れて伺いました(3/4)。
多分妻娘がお母さんにお会いするのは十数年ぶりのはず。
老いてますます矍鑠とされておられることに安心した一方で、職人の世界を生き抜いてきた母の厳しさを垣間見たひと時でした。


そのあと、近くの八景の棚に連れていき、夜はビナウォークのOutback Stakeでお肉を。おいしいお肉が食べられました。


さらにその次の日は、1月に家族で栃木を訪れた際に日光東照宮にぎりぎり入れずに妻を失望させたので、再び日光東照宮に向かいました(3/5)。
今回は入れました。日光東照宮はここしばらく工事中で入れずにいたので、奥宮まで行ったのは久しぶりのことです。
特に、鳴龍でガイドを務めていた僧の流暢な英語とスペイン語による解説にはしびれました。観光大国日本の可能性を見せてもらったような。


ところが、日光で妻と長女が花粉症の発作に見舞われてしまいました。
日光といえば杉並木。そしてこの日、スギ花粉が最盛期で、杉並木の葉の先にはまがまがしくさえ見える花が実っています。

そのあと花粉症の激烈な発作に悩まされながら、太猶院にはいって家光公のことをしのび、二荒山神社で参拝。
二荒山神社には長居できず、花粉症に追い立てられるように退散し、街中のドラッグストアで花粉症のアレルギー緩和薬を買い求めました。
それから、今市の道の駅で物産を買い求める間、私はすぐ近くにある渡邊佐平商店を訪問。日光誉などの銘柄を擁するこちらの酒蔵は、古き良き佇まいを残していて好感度もあがります。もちろんお土産も購入。

今市を出た私たちは、続いて佐野へ向かいました。麵屋ようすけさんで佐野ラーメンです。ここ、おいしかった!

さらに別のある日。また家族で桃菜で飲茶をいただきました(3/15)。

さて、関西への旅です。
上にも書いた通り、次女と彼氏は新幹線で関西に向かいますが、私たちは車で(3/18)。
出発が遅くなってしまったため、ほとんど一日を車の中かPA/SAで過ごす事態になりかねません。しかも道中は清水PAあたりまで強い雨に見舞われまして。
私としては、移動だけで一日が終わることに耐えられないので、清水から岡崎までは妻に運転してもらい、その前の週に行っていたkintone Café 帯広のレポートを書いてアップしました。
夜は宝塚ホテルで妻子を下ろし、私は実家へ。

その翌日(3/19)は、次女と彼氏を新大阪で迎える日。私はこの日は長女が看板のイラストを担当した園田のヘアーサロン ホープさんで頭をツーブロックに整えてもらっていました。
鶴橋で合流した後の動きは上に書いた通りです。夜、次女と彼氏をホテルまで送った後は、妻と長女を新大阪のホテルまで送りました

さらに皆でユニバーサルスタジオジャパンを訪れたのですが(3/20)、先に次女と彼氏は中に入り、私は正面入り口近くのタリーズコーヒーで弊社定例会議に参加していました。妻と長女も疲れからやってきたのは昼前。
ここから次女と彼氏に合流することなく、日中は妻と長女と三人で園内をくまなくめぐりました。5年ぶりの訪問だったので、見るものすべてが新しく、飽きません。
十分に楽しめました。

その翌日(3/21)、ホテル近くの海遊館に迎えに行った後、そこから東京に向かってドライブ開始。
途中、妻のたっての希望で豊川稲荷に立ち寄りました。
豊川稲荷は私にとっても思い出深く、妻と二人で訪れた福井の旅の帰りにとまった豊川のホテルでこのまま死んでしまうという想念に縛られてしまい、苦しんだ翌日に詣でた豊川稲荷で啓示をえて、経営に本腰を入れ始めた地です。
それ以来の訪問となる今回、境内を巡って狐の神様にお礼とこれからの飛躍を願いいました。

月末にも、長女と二人で官公庁を巡った後、町田で合流してビレッジヴァンガードの経営するハンバーガー屋さんで昼を一緒に食べ、買い物をしました(3/28)。

今月は妻と長女とも長い時間を過ごすことができました。


§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女との三人で出かける機会は一回もありませんでした。

次女は昨年末で就職したお店を辞め、今はアルバイトで飲食の仕事を続けています。
次女のことを本当に好いてくれている彼氏にも巡り合え、今は未来のことで頭がいっぱいのようです。

が、次女が持っている人間的魅力や能力は家庭に入ってしまってはもったいないと思っています。
家庭も大切にしつつ、何かに挑戦してほしいな、挑戦をやめないでほしいな、と思う父親です。


§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。


長女は4/1付けで雇用する予定で雇用契約書も渡しました。すでに社労士さんとの打ち合わせに四回出てもらっていますし、定例会議にも出席してもらっています。
今月末の入金処理も長女に引き継ぎました。その他、4月1日に向けたさまざまな作業をお願いしています。
コミュニケーションが苦手かと思いきや、定例会議の場でも発言するし、社労士さんとの打ち合わせの場でも発言するし、このところ急速にしっかりしてきたことに安心しています。
作業面でも頼りになりそうで安心しています。

社労士さんとの打ち合わせの帰り、有楽町の駅で降りて北海道どさんこプラザでコロッケを買って一緒に食べました(3/3)。最寄り駅でもミスタードーナツを一緒に。

別の社労士さとの打ち合わせの帰りは、銀座まで歩いていきました(3/15)。途中いくつかのアンテナショップに寄り、茨城のBARA Cafeで二人でしばしお茶を。

また、家族で向かった生野コリアタウンでは途中、二人だけで行動したり(3/19)。

月末には弊社の手続き系の作業を引き継ぐため、町田法務局、労働基準監督署、ハローワークに二人で訪問(3/28)。

次女とは彼氏も一緒に生野コリアタウンでキムチのお店で買い物を楽しみました。

次女もお金稼ぐために築地のボン・マルシェさんでアルバイトでキッチンやホールに立っているようです。
が、まだ昨年に無理をして体を壊した後遺症は残っているようで、親から見ても社会の厳しさを知り、学生時代の溌溂さを失ったように見えるのが気がかりです。
ユーモアや快活なコミュニケーションは失われていないので、いずれ本人の進む道を見つけてくれると信じていますが。

また、次女は私の判断でもう少し社会で仕事をしてもらうことが必要と思いました。本人もその意をも汲んでくれたのか、アルバイト先で一生懸命働いているようです。
彼氏とも今回初めて顔を合わせ、今までの彼氏の中では一番親としてはしっくり来ました。
どういう人生を選ぼうと、後悔はしないでほしいと願っています。

昨年末をもって私の中では子育ては終わったと思っています。娘たちにはそれぞれを一人の大人として対し、手助けができるところは私から手を差し伸べていこうと思います。

●私自身の三月(交友関係)

§  関西の交流関係 今月は、家族で三年数カ月ぶりに関西に帰りました。

上にも書いた通り、家族と次女の彼氏との行動でした。私の両親に娘たちを合わせてやれたのが今月のクライマックスの一つです。

本当は昨年秋に親友とカラオケを楽しんだお店に家族で連れて行ってやれれば良かったのですが、センバツが始まっていることから、西宮近辺の宿が軒並み取れませんでした。しかも、実家にはネコアレルギーで泊まれず。
さらにその友人もちょうど入れ替わるようにディズニーランドに来ていたため、会えずじまい。

その親友からは高校の同窓会が4/1にあるから来ないか、と誘われたのですが、4/1は私が小田原でイベントを主宰するため断念しました。
なかなかタイミングが合わないですが、また伺いたいと思っています。

その一方、2月のスナックジョイゾーで偶然一緒になったkintoneプレーヤーで同じ鳴尾高校の後輩から、イベントの登壇を頼まれました。6月に予定されているイベントですが、そういうご縁に恵まれたのも今月のトピックでした。


§  今月の交流 

今月は何といっても、帯広と大阪でしょうか。
昨年の秋に参加したCLS道東をきっかけにkintone Café 帯広をやろうと始まった今回のご縁。
紆余曲折はありましたが、十勝の大地の可能性を知ることができたのはとても収穫でした。
十勝の可能性を信じ、ここで活動される方々との交流。大樹町の晩成温泉にも伺ったのですが、ここはかの堀江氏が宇宙産業に賭けるため住民票を移し、街にはその影響下にあるお店がいくつかありました。
また、帯広ではkintone Café 帯広や懇親会で知り合った皆さんや、その数日後にとかちビジネスチャレンジ補助金の説明会でもご縁をいただいたり。kintone Café 帯広の会場となった相互電業様にお伺いしたり。

十勝もまた、その広さから可能性を秘めた土地です。

なお、kintone Café 帯広の前日は前嶋さんと高知から駆けつけてくださった片岡じゅんちゃんと三人で帯広の夜を楽しみました。
翌日は花畑牧場やジンギスカン白樺を訪れ、ばんえい牧場も訪れました。おじさん三人で巡る十勝の大地は、とてもうれしいひとときでした。

ご縁のあった皆さん、ありがとうございました。


あと、尼崎の園田のヘアーサロンホープで私の頭を刈ってくださったしんちゃんは、妻のヅカ仲間であり、うちの長女のイラストを看板に採用してくださった方です。
私と年も同じ。今回は私にとって数十年ぶりとなる違うカット(ツーブロック)で決めてくださいました。これもまた交流!感謝です!

●私自身の三月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、主に2020年に読んだ1冊分となりました。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、このところ、書く時間があまり取れていません。今月はかろうじて一冊だけレビューを書くことができたものの、私にとってこれは到底満足のいく冊数ではありません。読んでから原稿をアップするまでの時間も二年を超えてしまいました。
仕事でバタバタしている今、本当に物を書く時間がとれていません。このところプライベートの時間がほぼ仕事の時間になっています。
レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は、私にとってワークライフバランスのバロメーターです。ワークに傾いてしまっている今の状況を早く取り戻さねば、とかなりの危機感を持っています。

以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは1本(
今飲むべき最高のクラフトビール100


今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは2本(
kintone Café 帯広に登壇しました
【IT導入補助金】IT導入支援事業者に採択されました!
) 。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

2月27日 2月27日 高賃金高収入には努力しか
2月28日 2月28日 売上はなるべく分散させる
3月1日 3月1日 月の初めから危機感を感じて
3月2日 3月2日 ジェネラリスト/エキスパート
3月3日 3月3日 身内を呼び捨てる習慣って?
3月6日 3月6日 マルチリンガルは求められる
3月7日 3月7日 対面とリモートワークの判断
3月8日 3月8日 AIと本気で付き合わなければ
3月9日 3月9日 アフターコロナのための総括
3月10日 3月10日 鉄道需要を復活させる為に
3月13日 3月13日 ワーケーションの効用とは
3月14日 3月14日 地方案件を弊社は積極的に
3月15日 3月15日 移住だってできる時代が今
3月16日 3月16日 人の営み vs 人工知能の技
3月17日 3月17日 顧客目線の精進が足りない
3月20日 3月20日 技術者がAIと共存する未来
3月22日 3月22日 多様性こそ成長をもたらす
3月23日 3月23日 注目を浴びる経験を何度も
3月24日 3月24日 違う文化や価値観に謙虚を
3月27日 3月27日 AIに頼らずその先を考える
3月28日 3月28日 継続することが認知と力に
3月29日 3月29日 少子化対策は生産性向上

§  今月の読書 今月は7冊の本を読みました。内訳は、ホラー二冊、純文学一冊。歴史小説三冊。歴史本一冊。

今月も本を読む時間が取れず、無理やり本を読む機会を増やしたような月でした。本を読む間があれば連絡や調べ物をしている状態でした。

私が一昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、まったくそれが進んでいません。
仕事にかまけてしまっています。このことにもとても強い危機感を抱いています。このまま何も生み出さずに老いてしまうのでは、と。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞は0本です。

ユニバーサルスタジオジャパンにも行きましたし、北海道の鉄道員(ぽっぽや)のロケ地となった幾寅駅を再訪し、映画セットの数々を見て回りました。
こういう経験をするとまた映画が見たくなります。

ましてや今は、WinnyやRRRやエブエブがスクリーンで上映中です。見たいので、来月頑張って時間を作ります。

なお、今年の大河ドラマ「どうする家康」も今のところ遅れずに見ることができています。


§  今月の舞台 舞台については、今月は見ていません。



§  今月の音楽 コロナが始まってから’70’sから活躍したアーチストの全曲を聞く活動を続けています。今月はBruce Springsteenの全アルバムを順に聴いています。
旅行が重なったので、なかなか音楽を聴く時間がとれていません。

ユニバーサルスタジオジャパンの中で80’sのポップスを舞台で歌い踊っていましたが、気分が上がります。
そういえば月末に地下鉄の駅でボブ・ディランの来日公演のポスターを見かけ、行きたくなりました。そろそろライブで発散もしたいし。


§  今月の美術 今月は美術に触れる機会はありませんでした。

美術とは違うかもしれませんが、ユニバーサルスタジオジャパンのアトラクションの美術はすごいと思いました。五年ぶりに再訪したハリーポッターのセットも。
周囲に高速道路やビルが見える園内でありながら、その空間を使った世界観にはひきこまれます。まさにプロの仕事です。


§  今月のスポーツ 今月はWBCが圧倒的です。ワールドベースボールクラシック。日本が三回目の優勝を飾り、皆が熱狂しました。
私は開催期間中、帯広出張や、大阪への帰省があったのでほとんど見られませんでした。
決勝戦も打ち合わせがずっと入っていて、八回の攻防を少しテレビで見た程度。

野球史が好きな私としては、わが国の野球がアメリカを凌駕した時代を見届けられて感無量です。
私もそろそろ身体を動かしたいとの欲が頭をもたげてきました。


§  今月の滝 今月は滝を訪れる機会はありませんでした。

そろそろ滝めぐりもしたいと思う最近です。


§  今月の駅鉄 今月は三駅を訪れました。「南千歳駅(3/10)」「落合駅(3/11)」「幾寅駅(3/11)」

千歳のガストで弊社スタッフと3時間以上面談していました。そのあと、千歳の町中を少し歩いてから、隣駅の南千歳駅から帯広に向かう特急「おおぞら」に乗ろうとしたら、1時間半待たねばならないことを知りました。
そこで折角なので駅の中や駅前をうろうろと歩き回りました。

新千歳空港の敷地に隣接したこの駅は、駅前にアウトレットモールがありますが、それ以外は幹線道路が走っているだけで、何もありません。
それがかえってこの駅の特徴を出していました。
しかもホームにたたずんでいると思った以上に頻繁に列車がやってきます。首都圏の駅にもおとらぬぐらいに。しかも貨物列車は来るわ、特急が行き交うわ、一両編成のディーゼルカーがやってくるわと飽きさせない景色でした。


落合駅は幾寅駅を目指す途中で立ち寄りました。休止中ということを知らずに訪れました。
私が帯広に来る数日前の報道で富良野⇔新得間の鉄道が来年春をもって廃止されるとか。
私が訪れた時も待合室には入れましたが、ホームへ至る扉は固く閉ざされており、とうとうホームには立ち入ることができませんでした。
数十センチも積もった雪がホームや線路を埋めていました。こうやって駅は捨てられていくのだという現実を見せられたようで、なんだかしんみりした気持ちになりました。


幾寅駅は鉄道員(ぽっぽや)のロケ地として映画のセットや制服などの豊富な備品が飾られています。
が、この駅も落合駅と同じく来年の春には廃止されてしまうようです。
この駅はプラットホームには立ち入ることができたのですが、鉄路は数十センチの雪の下に埋もれ、そこに列車が走っていた気配などみじんも感じさせない状態でした。
映画に関する資料館が廃止後にどうなってしまうのか、とても気になります。劇中では幌舞駅として登場したこの駅は、幾寅駅の看板は控えめ。幌舞駅のほうが圧倒的に目立っています。これもまた思い出です。
20年ほど前にも家族で北海道を一周した際に来たこの駅ですが、廃止のニュースを知ってこようと思いました。きてよかったと思いました。


§  今月の酒楽 今月も先月に続いてお酒体験については申し分なかったと思います。貴重な経験ができました。

次女の彼氏が日本酒やウイスキーなど日本のお酒が大好きで、サケ・ツーリズムをしたい希望も抱きつつ日本に来ていました。



はじめて彼に会った築地のボン・マルシェでは、酒好きの二人を配慮してAMAHAGANやイチローズモルトや日本酒の銘酒などたくさん飲ませてくれました(3/17)。
その数日後、家族と彼氏を交えて山梨に向かった際も、彼の希望を叶えるべく「七賢」の酒蔵を訪問したり、サントリー白州蒸留所の入り口だけ立ち寄り、シャルマンワインのワイン蔵などを訪れることができました(3/26)。

韓国のお酒といえばマッコリが有名ですが、韓国にもウイスキーはあるそうです。生野コリアタウンでもウイスキーを探したり(3/19)、彼とは酒文化の愛好家という点で意気投合できそうです。

今月は十勝・帯広でもお酒をいただきました。
おいしい料理や会話とお酒。お酒についてはサッポロやハスカップサワーなど、北海道ならではの味を楽しみました。

特に、同行の前島さんが運転してくださったことで、私とジュンちゃんが飲めたジンギスカン白樺でのビールはおいしかった!

個人的には帯広最終の夜に一人で訪問した豚丼のかしわさんでいただいた雪の茅舎も味わい深かった。


あとは家族で日光を訪れた際に酒蔵訪問した際に購入した日光誉や山梨で買って帰ったワインなど、家飲みのお供にも事欠きませんでした。


§  今月の旅行 
今月は上にも書いた通り、日光と十勝と大阪の旅が充実しました。
その中で日光と大阪の旅については上にたくさん書きました。

ここでは十勝についてまとめておきます。
朝、小田急と山手線を乗り継いで日暮里駅に行き、そこからスカイライナーにのって成田空港へ。
AirDoに乗って新千歳へ。羽田を使わなかったのは、飛行機代が成田への交通費を差し引いても7000円安く済んだからです。

新千歳ではすぐに千歳駅に向かいました。ここでうちのメンバーにあって対面。2月から参画してくださっていますが、リモートワークなので初めての顔合わせ。
1時間ぐらいを考えていたのですが、なかなか会う機会もないので3時間ほど話しました。おかげでより関係も密になったかと思います。

駅で別れた後、私は千歳の町中を散歩。まだ雪がたくさん積もったままになっていて、千歳川も土手は一面の雪に覆われていました。
私はトランクを引きずって水道局へ。マンホールカードをもらい、町中の様子を散策しました。かつて千歳は車で通ったことがありますが、ほとんど記憶に残っていません。
今回、改めて訪れられてよかったと思います。


ところが、千歳駅で帯広までの切符を買い、隣駅の南千歳駅で乗り換えようとしたのはよいのですが、1時間半ほど待たねば帯広行きの特急が来ないことを知り、駅前を歩き回ったのは上に書いた通りです。

結局、帯広着は20時になってしまいました。それにもかかわらず、前嶋さんは食事を待っていてくださっていました。
申し訳ないと謝る間もなく二人で向かったのは「十勝帯広 炉端の一心」。まずは乾杯でのどを潤してから十勝のうまい料理を。さらに、先に帯広についていたじゅんちゃんも合流し、三人で楽しく飲みました。
その次に向かったのは「煙陣」。屋台が集まった通りがあり、じゅんちゃんが行きたいと目星をつけていたのがこちらでした。ここもとてもおいしかった。
ここで相席となった登別と帯広の二人の若者ともお話に花を咲かせることができました。これもまた旅のだいご味。
初日からとても充実した一日を送ることができました(3/10)。

今回の宿はNUPKAさん。Hafhのチケットを使い、実質無料で三泊しました。

そして翌朝(3/11)、じゅんちゃんや前嶋さんとは別行動で私が向かったのは、南富良野。数日前に富良野⇔新得間の根室本線が廃止になるという情報を知り、来てみようと思ったのです。
前夜の煙陣ではナイタイ高原をお勧めされいて、士幌のタウシュベツ橋梁跡にもひかれていて迷ったのですが。


そこで駅前のレンタカーを借り、高速を使いました。音更町の広大な畑が雪に覆われ、そこから日高山脈を望む景色は素晴らしいの一言。
高速をトマムで降り、そこからは左右に広がる雪道を運転して落合駅、そして幾寅駅。もう休止されていて、廃線を待つだけの二つの駅を訪れ、北海道を襲う鉄道の廃止の波を感じました。
私はそのあと、道の駅南富良野でじゃがバターを食べ、あわただしく帰途につきました。

レンタカーを返した後、NUPKAに向かってすぐにオンラインミーティング。急いでシャワーを浴び、kintone Café 帯広の会場である相互電業さんへと向かいました。
おかげでわたしの登壇の時はまだ髪の毛が濡れていました。


夜も三次会まで懇親会を楽しみ、帯広の夜の賑わいを堪能しました。
「まさゆめ 駅前店」と「cafe &bar elf」と「どーも」で。




翌日(3/12)は駅前で前嶋さんとじゅんちゃんと合流し、南へ。当初は大樹町の宇宙施設を見学したかったのですが、残念ながらこの日はお休み。
そこで花畑牧場に向かったものの、こちらもお休み。そこで近くのジンギスカン白樺に向かい、ジンギスカンをおいしくいただきました。上にも書きましたがここで飲んだビールがおいしかった。
さらに空港近くのばんえい牧場へ。実は昨日、時間があればばんえい競馬も見たかったのです。ここでのびのび育った馬たちがあのきつい坂をそりを引いて上る練習をするのかと思うと新鮮です。

帯広空港でジュンちゃんとお別れしました。

そのまま私は前嶋さんと晩成温泉へ。


まずは国内どころか世界でも屈指のヨード成分が豊富な湯に入り、旅の疲れをいやしました。
そしてkintone導入の打ち合わせをしました。私からはkintoneのデモを行い、その可能性についてお伝えしました。
夜ご飯を食べた後は専務と将棋を二局。久々に将棋を指しましたが、見事に二連敗。完敗でした。

今回、コテージをご用意いただき、二人で広々としたコテージの空気を吸い込みました。私は夜中まで作業しつつ。


翌日(3/13)、私は弊社内の定例会議にリモートで参加し、そのあとは運用のヒアリングや調査などを進めました。
夕方になり、帯広に戻る時間が迫ってきました。専務がわざわざ帯広まで送ってくださるというので、前嶋さんとともに乗せていただきまして。

わざわざ70キロの道を運転していただき、帯広まで送ってもらえました。恐縮しきりです。感謝です。

私はNUPKAでもう一泊することに決め、前嶋さんは空港まで。


私はその日、まだ食べていなかった豚丼を食べるため、20分ほど歩いて豚丼かしわさんへ。ここでは雪の茅舎をいただきましたが、肝心の豚丼はおいしかったのですが、脂が濃厚でちょっと胸焼けが・・・・
夜の帯広の街を歩いてふらつき、様子を把握しました。
その日は夜中までNUPKAさんでお仕事をしていました。


そして翌朝(3/14)。10時にNUPKAさんの近くにあるLANDさんへ。REALIZE CAFEと名付けたLANDさんはとかち財団さんが運営されておられます。
ここで先日のkintone Café 帯広に来てくださった小田さんと雑談を。私はそのあと数件のオンライン打ち合わせが連続して入ってしまったので、午前から午後にかけてLANDさんにずっといました。で、夕方になって、とかちビジネスチャレンジ補助金の説明会にもそのまま参加させていただきまして。この補助金の説明会にお誘いいただいたので、私は延泊を決断したのです。晩成温泉さんからも補助金の活用をお願いされたので。

私にしては珍しくで質問などもさせていただきまして、まずは地元の盛り上がりに参加しました。


ひと段落ついた後、私はLANDを辞去しました。というのも、今朝、相互電業の今野さんと会う約束をしていたからです。LAND前までお迎えに来てくださるというので、車に乗せてもらい、相互電業さんへ。kintone Café 帯広の数日前にインフルエンザにかかってしまい、なくなく参加を断念した今野さん。この日から人と会えるようになったとかで、私が延泊したことで会えることになりました。相互電業さんではkintone界隈では有名な茶々丸をだっこさせてもらったり。社長様とお話しさせてもらったり。延泊した甲斐があったというもの。

その日のバスの時間までお邪魔させていただき、私はバスで空港まで。去りがたいですが、帯広や十勝の思い出を胸に、羽田へと帰りました。
とにかくこの度は仕事でも以下のような成果がありました。
 ・リモートメンバーのフォロー
 ・kintone Café のリアル登壇
 ・新規案件の商談・ヒアリング
 ・その地のキーマンとご縁繋ぎ
 ・ビジネスの生まれる場へ参加
 ・地域密着企業とのご縁の創出
それらを実現しながら、旅が楽しめたことが最もうれしい出来事だったように思います。こういう旅をこれからもできれば、私の可能性は広がります。


§  今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。
今、心身が動くうちに仕事もプライベートも全力で。その考えには揺るぎがありません。

・公園は三カ所。「薬師池公園 蓮園(3/8)」「御幸森第2公園(3/19)」「大法師公園(3/26)」
・美術館はゼロカ所。
・駅は三駅。「南千歳駅(3/10)」「落合駅(3/11)」「幾寅駅(3/11)」
・滝はゼロカ所。
・温泉は一カ所。「晩成温泉(3/12)(3/13)」
・山はゼロ山。
・酒蔵は四か所。「渡邊佐平商店(3/5)」「七賢 山梨銘醸(3/26)」「サントリー白州蒸溜所(3/26)」「シャルマンワイン 江井ヶ嶋酒造(3/26)」

・神社は四カ所。「座間神社(3/4)」「日光東照宮(3/5)」「日光二荒山神社(3/5)」「西宮神社(3/21)」

・寺は四カ所。「日光山輪王寺 大猷院(3/5)」「豊川稲荷 (妙厳寺) 本殿(3/21)」「奥の院(3/21)」「実相寺(3/26)」
・教会はゼロカ所。
・史跡は十カ所。「表門 (仁王門)(3/5)」「眠り猫(3/5)」「大猷院 皇嘉門(竜宮門)(3/5)」「夜叉門(3/5)」「大猷院 唐門(3/5)」「斎藤茂吉の墓(3/7)」「大久保利通公墓(3/7)」「中村太郎の墓 大久保家・馬の墓(3/7)」「豊川稲荷 総門(3/21)」「山高神代ザクラ(3/26)」

・博物館はゼロカ所。
・遺跡はゼロカ所。
・城はゼロ城。
・灯台はゼロカ所。
・動物園はゼロか所。
・水族館はゼロか所。
・土木遺産はゼロか所。
・マンホールカードは三枚。「栃木県日光市(3/5)」「北海道千歳市(3/10)」「北海道帯広市(3/10)」
・果物狩りは一か所。「大法師公園 de イチゴ狩り(3/26)」
・ダムはゼロカ所。
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。

私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月は日光、佐野、千歳、帯広、南富良野、大樹、大阪、西宮、豊川とバラエティ豊かな移動ができました。この地球にはまだまだ無限に行くべき場所があります。
少しでもこうした場所を訪れてから死にたい。私の人生の残り時間のなかでどこまでの旅ができるか。


加齢によって日々、気力は減退していきます。人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選びます。私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。一昨年の秋にはハイキングのつもりが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。


死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。

今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す。だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもらず、一人でも旅を敢行したいと思います。
もちろん、一昨年の秋に遭難した経験は忘れてはなりません。命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もせず命を枯らすよりはましです。
家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。


そう思い、訪れた場所で心の赴くままに俳句を詠んでいます。今月は俳句を27句。いずれもツイートまとめに載せています。

一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月もコロナと共存しつつ、自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。


2023年3月のまとめ(法人)


令和五年三月。

ChatGPTに代表される、人工知能が一気に広まったのが今月です。
弊社も早速有料で契約し、色々と試しています。
その能力は末恐ろしいと言うしかありません。
おそらく今後、ありとあらゆる業界が人工知能を使った業務に置き換わっていくことでしょう。
そのような中、どうすればこれからの世を生き残っていけるのか。

弊社はたまたまIT業界に属しています。社会の要請を受け、上げ潮に乗れているように思われるかもしれません。
が、安心してはいけません。むしろ逆です。IT業界こそ、AIによって真っ先に変えられてしまうのかも知れないのですから。

今月も弊社は案件をいくつもいただけています。ありがたいことです。
が、それがいつまで続くのか。油断は禁物です。

経営者として、今が正念場だと危機感を感じています。
今まで想像もしていなかった売上高を達成した今だからこそ。

今月は来月からの体制拡大の準備や諸作業に追われました。
一昨年・昨年の反省を真摯に踏まえ、少しでも会社としての形を整えられるよう、努力したいと思います。
継続的な案件が増え、経営が安定する方向は固まってきました。安定をさせつつ、特定のお客様に依存せず、多種の案件を少しでも速くこなしていけるような方法を模索したいと思います。

達成度7割。達成感8割。満足感7割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 三月度の売上は目標を上回りました。

今月は弊社にとって年度末の月でもあります。
今期、弊社は今までの売上高を大幅に超えることができました。これも皆様のおかげです。感謝しています。

今月は来期に向けての準備に力を尽くしました。
来期以降、メンバーが増えます。
弊社の仕組みや手続きも大幅に変わります。常に変化する組織に適した運営を追究していかないと。
今月から四月からにも定例会議に入ってもらい、打ち合わせを何度も積み重ねました。チームとしての一体感を醸成する為にも。

弊社メンバーも努力し、成長する姿を見せてくれています。メンバー間の関係性の質も少しずつあがっている実感はあります。
それぞれ自分なりのやり方で成長してくれていることに安堵を覚えます。

勤怠管理、案件管理、進捗管理、就業規則や賃金規則、リモートワーク規則や副業規則も策定しました。

ですが、今月は人工知能の可能性におののいた月でした。今のやり方で、今後の対応は問題ないのか。まだまだ考えるべき事はたくさんあります。

メンバーの開発スキルも確実に上がっています。が、それ以上に案件の量が急激に増えています。
人工知能やkintoneの様々なプラグインサービスを活用しつつ、自社としての存在価値も作っていかなければなりません。

今期は売り上げの面では過去最高に達しました。先々月の売上は新たな地平に達することもできました。が、その状況に甘えてはなりません。
弊社メンバーを必ずや独り立ちできるまでのレベルに引き上げたいと思います。
以前から進めている、代表から実装作業を引き剥がす作業。これもかなり進みました。まだ若干、作業が必要な案件が残っており、そこは早くメンバーに振って代表が実装に当たることがないようにします。代表の体力やリソースも考慮した上で。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・代表が千歳に行き、弊社リモートメンバーのフォローを行いました(3/10)。
・代表がkintone Café 帯広 vol.2に参加しました(3/11)。
・大紀町の、万世温泉さんに伺い案件のヒアリングなどを行いました(3/12)(3/13)。
・帯広で十勝ビジネスチャレンジ助成金の説明会に参加しました(3/14)。
・上記はすべて北海道で行いました。メンバーフォローとイベント登壇との人脈つなぎを1つの旅で完結することができました。(3/10-14)
・代表が二月に受けたkintone カイゼンマネジメントエキスパートに落ちました(3/17)。
・月曜日の定例会議を町田の某所でリアル(6名)とオンライン(3名)の並行で行いました(3/6)(3/27)。
・代表が帯広と大阪からリモートで入り、弊社の定例会がオンラインで開かれました(3/13)(3/20)。
・お客様のIT導入補助金の実績報告(2022の二次募集)が無事に確定内容承認済をいただきました(3/28)。
・お客様のIT導入補助金の実績報告(2022の五次募集)が無事に実績報告を完了しました(3/30)。
・代表のノートパソコンが新調されました(3/28)。
・某イベントの登壇依頼をいただきました(3/28)。
・某コミュニティーの運営担当としてお誘いいただきました(3/28)。
・就業規則・賃金規定を改定し、リモートワーク規定・副業規定を新規に作成しました(3/31)。


実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間で機密保持契約を締結しました。


そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、Cybozu Days 2022のブースを出したことで得たご縁であり、Cybozu Circus 2022 Osakaやその他のイベントに参加したことで得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いが依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげる。

昨夏、経理や財務諸表の見直しを行いました。そして五年間の売上や利益、人員にかかる長期計画を考えました。
その中で経費としての外注費をどう考えるかも検討しました。売上に対して、どこまでの外注比率に抑えるべきか。かつて外注費を払いすぎて失敗した同じ轍は踏まぬよう。
外注先に依存することはしません。が、弊社内だけでは案件がこなしきれない場合にはお願いしなければなりません。
このバランスはとても難しく、試行錯誤の毎日です。これからもバランスをとりながら経営を行います。


§ 開発案件 今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。
今月も今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。
今月もまた新たな案件のキックオフを行いました。作業を開始した案件もあれば、来月から開始する案件もあります。

今、弊社が取り扱っているシステムはkintoneを筆頭に無数のSaaS/PaaSです。それらをつなぎ、お客様に価値を提供しています。
今、動いている実装案件が40件強。
経営リスクを抑えるため、かなりの数の案件を分散させています。それらをどのようにこなしていくか。それが今の課題です。

正直、弊社の体制を考えると案件が多すぎることは認めなければなりません。なんとかギリギリでバランスを保ちながら作業を行っているのが実情です。
今月からは4月から入るメンバーに対しても研修の名目で幾つかのタスクをおねがいしました。そうすることで開発リソースを増やしています。
その甲斐があり、代表の手からコーディングなどの作業をだいぶ切り離すことができました。メンバーにやり方を教えながら、開発を回せるように。

開発体制もだいぶ整ってきましたが、引き続き開発速度を上げられるよう、社内の体制は引き続き構築を続けます。
再構築した後、一旦来期の一年間は、新たな技術に手を出すことは控え、人工知能のサービスを活用しつつ、弊社が扱っている範囲の実装の精度や速度を高めようと思います。
まずは足元を固めなければ。

来月も、引き続き弊社メンバーの教育とスキルアップに注力していきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

また、東京都中小企業振興公社の人財アドバイザーの方に昨年末よりアドバイスを受けています。
この方から五年後の弊社の目指すべき姿を作るように言われ、SWOT分析をはじめ、売上や経費の計画をきちんと作成しました。税理士の先生にも手伝っていただきながら。

経費もほぼ毎月計算しています。経理作業はすでに代表の長女に引継ぎを行いました。


§ 社内体制 一昨年の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。メンバーが離任した理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。そこで年始にあたり、三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、それらを練り直しました。以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、考え方の軸はぶれていません。

2021年の師走より、東京都中小企業振興公社の方に人財制度についてのアドバイスを受けています。
そのアドバイザーの方から作成するようにと指示された、5年後の弊社を見据えたビジョンや課題の解決策は、上記の各理念をより細かく詰めたものです。文章や財務上の数値、目標の形で具体的に表しています。

その課題に基づき、人事方針、評価制度や給与テーブルなどをこの正月に集中的に組み立てました。
1月末から3月にかけ、四回ほど社労士の先生の下を代表と代表の長女と二人で訪問し、今月になって就業規則・賃金規定を改定し、リモートワーク規定・副業規定が定まりました。

今年の春からは、メンバー各自にさまざまな業務の役割を持ってもらいます。


毎週の内部定例会議は、毎週行っています。3/6と3/27はリアルとオンラインの並行で行いました。オフライン6名、オンライン3名で。
その合間には代表が帯広と大阪からリモートで接続し、開催しています。

各メンバーにはそれぞれの役割を理解してもらう。そして、案件については教え合い、助け合いながら実装を進められるような体制を目指す。そして、Cybozu Daysのようなイベントでは役割を超えて協力するようなチームを目指します。

開発の効率化、リモートワークの効率化など、やるべきことは山のようにあります。が、なんとか乗り切りたいと思います。

§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約14回です。オンライン商談はざっと数えたところ約69回ほどです。
今月、頂戴した名刺は16です。


先月はCLS道東で釧路に訪れました。今月は帯広へ。kintone Café 帯広に参加しました。
kintone Caféでは懇親会も含め、十勝の広大な大地で多くの方と触れ合えた経験は、とてもよい価値を弊社に与えてくれました。
最終日には、一泊延ばして帯広に滞在しました。そこではとかちビジネスチャレンジ補助金の説明会に参加し、LANDさんにてとかち財団の方と語らい。
その日はkintone Café 帯広を開催した相互電業様にも再訪し、社長様ともお話しする機会を頂きました。


帯広の地で活動される農家の方や、十勝の可能性を感じた方々からの言葉は、弊社にも一つの可能性を授けてくれたように思います。
合間には大樹町の晩成温泉さんでの打合せや歓待もいただきました。弊社にとってどのような可能性があるのか。また十勝には伺いたいと考えています。

今月もさまざまなご縁とそこからの新たなつながりができました。
昨年に続き、そうした御縁から、弊社も私も成長させてもらっています。
皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。kintone Café 帯広(3/11)。とかちビジネスチャレンジ補助金説明会(3/14)。


今月もこうした対外活動を通し、人脈を増やすこととあわせ、弊社の認知度を広げられたように思います。
それによってさらに忙しくなったことも事実ですが、こうした活動を通して営業に繋がっていくため、今後も続けていこうと思います。

来月以降もいろいろな予定が控えています。
某イベントへの運営側への参画依頼も頂きましたし、別のイベントの登壇依頼も頂きました。
4月1日にはkintone Café 神奈川の開催も控え、さまざまな準備に余念がない月でした。

私も今月からマスクを外しています。コロナの脅威は去り、リアルのイベントも増えつつあります。
また皆様と交流を深めたいと思っています。
まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは1本(
今飲むべき最高のクラフトビール100


今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは2本(
kintone Café 帯広に登壇しました
【IT導入補助金】IT導入支援事業者に採択されました!
) 。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

2月27日 2月27日 高賃金高収入には努力しか
2月28日 2月28日 売上はなるべく分散させる
3月1日 3月1日 月の初めから危機感を感じて
3月2日 3月2日 ジェネラリスト/エキスパート
3月3日 3月3日 身内を呼び捨てる習慣って?
3月6日 3月6日 マルチリンガルは求められる
3月7日 3月7日 対面とリモートワークの判断
3月8日 3月8日 AIと本気で付き合わなければ
3月9日 3月9日 アフターコロナのための総括
3月10日 3月10日 鉄道需要を復活させる為に
3月13日 3月13日 ワーケーションの効用とは
3月14日 3月14日 地方案件を弊社は積極的に
3月15日 3月15日 移住だってできる時代が今
3月16日 3月16日 人の営み vs 人工知能の技
3月17日 3月17日 顧客目線の精進が足りない
3月20日 3月20日 技術者がAIと共存する未来
3月22日 3月22日 多様性こそ成長をもたらす
3月23日 3月23日 注目を浴びる経験を何度も
3月24日 3月24日 違う文化や価値観に謙虚を
3月27日 3月27日 AIに頼らずその先を考える
3月28日 3月28日 継続することが認知と力に
3月29日 3月29日 少子化対策は生産性向上

§ 年表

・三月お仕事

二俣川で作業と打ち合わせ×3、マクドナルド相模大野駅店で作業と打ち合わせ、EXCELSIOR CAFFé Barista相模大野駅店で作業と打ち合わせ、築地で打ち合わせ×2、青山で打ち合わせ×2、MILES Honda Cafeで作業、EKITERIA PRONTOで作業と打ち合わせ×2、成田空港第3ターミナル フードコートで作業、ガスト 千歳店で打ち合わせ、十勝帯広 炉端の一心で懇親会、HOTEL & CAFE NUPKAで作業と打ち合わせ、相互電業様でkintone Café 帯広、まさゆめ 駅前店で懇親会、晩成温泉で作業・ヒアリング・打ち合わせ、LANDで打ち合わせ・とかちビジネスチャレンジ補助金説明会、Tully’s Coffee、日高屋でメンバーねぎらい、ファーストキッチン・ウェンディーズで作業、東京法務局 町田出張所、労働基準監督署、ハローワーク町田、法政大学アメリカンフットボール部様で打ち合わせ、御茶ノ水で作業、AWS Loft Tokyoで作業、アクアビット サテライトオフィス

§ ツイートまとめ
・三月ツイート

https://togetter.com/li/2114007


kintone Café 帯広に登壇しました


3/11にkintone Café 帯広に登壇してきました。
告知サイト

昨年九月のCLS道東の参加をきっかけに開催へ向けて動き出した成果の日。私は当初、kintone Café 帯広のためだけに北海道に行く予定でした。

が、今回は登壇だけでなく、他にも仕事の成果を加えたいと考え、いろいろな工夫と調整を凝らしました。

結果、今回の旅では登壇だけでなく、多様な成果を得ることができました。その意味でもエポックとなる登壇だったと思います。

私が地方でイベントに登壇するのは、昨年の6月のkintone Café 高知 & SORACOM UG SHIKOKU以来。
登壇をきっかけに夜の懇親会を通して地域の方々とご縁を結び、私の登壇実績や認知度を増やす。それだけでももちろん成果としては十分です。

が、私はさらに上を目指したいと思いました。訪問地で先に案件の引き合いを得ておき、案件のヒアリングや商談ができるのが望ましい。さらに具体的な案件の話のご縁が頂ければなおありがたい。今回の旅では、それらの点でも成果が挙げられました。それどころか、帯広に行く前に、新千歳空港に立ち寄り、札幌にいる弊社メンバーと千歳市内で対面フォローまで果たせました。

本稿では、イベントそのものについてお伝えしたいと思います。

ツイートまとめ

当初、kintone Café 帯広はSORACOM UGの皆さんと共催の方向でした。が、紆余曲折をへて、帯広に在住のkintone エバンジェリスト今野さんに企画を委ねました。

ところご開催の数日前に、今野さんがインフルエンザにかかってしまうと言うアクシデントが起こりました。そこで急遽、MOVEDの松永さんに司会と進行を担っていただきました。
そうしたこともありつつ、kintone Café 帯広はつつがなく終わり、帯広や十勝の中でも新たなご縁が結べました。

まずはご参加の皆様や登壇者の皆様に御礼を申し上げたいと思います。


まずは松永さんによる「kintone Caféとは!」でスタート。


続いて、サイボウズのかんちゃんによる「サイボウズ社内のkintoneの日常〜もうすぐ春編🌸〜」
この時期、kintoneで社内のシステムを運営していらっしゃる方は、組織変更や人事異動や新学期の準備に忙しいはず。
サイボウズさんもそれは同じ。と言うことで、かんちゃんのお話しされた内容は、とても参考になりました。

実は今度の4/1にkintone Café 神奈川を開催するのですが、そのテーマが決まったのが帯広滞在中。
神奈川のスタッフである藤村さんからの提案が、この時のかんちゃんの登壇内容に結びつき、即決で「新学期」に決まりました。4月1日も楽しみにしておいてください。

続いては、私の登壇「kintoneエコシステムで人生を好転させた人、を連れてきた」です。
スライド

このネタは、今野さんと事前に打ち合わせをする中で、話してほしいとご依頼いただいたものです。

私がなぜ十年以上、kintoneに肩入れしているのか。それを全てこの内容に盛り込んだつもりです。

今回のkintone Café 帯広には、kintone Café 自体に初参加の方が10名弱いらっしゃいました。そもそもkintone自体もあまり知らない方もいらっしゃいました。
そうした方々にとって、私の話した内容が少しでも刺さってもらえたのなら本望です。

続いては、SEED PLUSの前嶋さんと大崎農園の大崎さんによる「雪の多い帯広と雪のない埼玉でIoTデバイスを開発してみた」です。

前島さんも昨年の9月以降、私によってkintoneの世界に巻き込まれた人です。帯広が属する十勝は、道東の中でも特に農業が盛んなわが国有数の農業大国です。

これからの農業にIoTの出番は頻繁に求められるはず。そこから得たデータは、kintoneで簡単に見える化することで、より一層の価値が高まります。
そうしたシステム構築を実践してらっしゃる前嶋さんの登壇内容は実践的でした。
私も今後もさまざまな農業案件の実践に励みたいと思いました。


続いての大崎さんは、農家の立場から独力でプログラムを学び、本まで出したすごい方。
私も負けてられないと刺激を受けました。いつかは農園にも伺える日が来ることを願っています。


続いてはMOVEDの松永さんによる「インボイス制度開始まであと半年だよ」です。

弊社はすでに適格請求書発行事業者の登録番号も取得しています。お客様にも順次番号の通知を行いはじめています。

ただ、弊社はそれに加えて、お客様のシステム実装の中でインボイス制度の対応も進める立場です。
その意味でも、松永さんの登壇内容は、とてもタイムリーでした。私も弊社も準備をさらに進めないと。


>続いては、山忠ホールディングスの生田目さんによる「kintone x 基幹システム 業務改善大妄想」です。
生田目さんは昨年11月のCybozu Days 2022でも弊社ブースに来てくださいました。その時、弊社のブーステーマが農業とIoTとkintoneに設定したこともあって。
そこで伺いきれなかった生田目さんの取り組みやこれからの課題など、とても興味深くお伺いしました。

生田目さんの話した内容は、決して妄想ではありません。今のわが国の農業関係者が真摯に考えていかなければならない課題です。

弊社もぜひこうした取り組みの力になりたいと思いました。


トリを務めてくださるのは、斎藤栄システムデザイン工房の匠こと斎藤さん。「kintoneでも“データ設計”マジ大事!~後で困らないようにするために~」このタイトルで話していただいた内容は、kintoneに関わるシステム管理者はもちろんですが、ユーザー様にとっても大切なことでした。

ここがうまく考慮できていないために、kintoneによるシステム構築に挫折し、kintoneが使えないとか、kintoneから別のシステムに乗り換えるとかのお客様の事例を時折耳にします。
とても残念なことです。

kintoneにこれから挑戦しようとする方には、ぜひ聴いてもらいたいセッションでした。

夜の懇親会でも、帯広や十勝の方同士で意気投合する姿や、新たなご縁ができるの目の当たりにし、やって良かったなと思った次第です。




後日談ですが、私の帯広滞在の最終日、kintone Café 帯広にご参加が叶わなかった今野さんとお会いすることができました。
今回会場としてお借りした相互電業の社長さまともお話が出来、また次のkintone Café 帯広の開催に向けての話も進められました。
今野さん、今回はいろいろとありがとうございました!

次回、帯広で開催する際は、私も参加できるように時間をやりくりしたいです。
また、皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。

今回ご参加の皆様や、登壇された皆様、誠にありがとうございました


2023年1月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括
1月。
今月も仕事が忙しく、なかなか思うようにプライベートな時間が確保できませんでした。
正月も弊社の人事制度や評価制度や給与テーブルの策定に時間を使ったので、あまりのんびりする暇がとれていません。

とはいえ、正月は弊社のこれからのために鎌倉を訪れました。また、家族で栃木に旅しました。出張で名古屋にも行きました。
合間を見つけて旅はできています。が、私にとって、行きたい場所とやりたい事は無限にあります。

どのようにすれば、仕事とやりたいことを両立させることができるのか。公私でより一層の努力が必要だと心の底から思っています。このままでは仕事だけの人生になってしまう。
今月も先月に続いて本のレビューは一冊のみしか書けず、アクアビット航海記は三ヶ月続けて書けていません。

人生は有限であり、残された時間はわずかであることを常に考えています。
国際関係や未知のパンデミック、天災がいつ私たちの生活を脅かすか。

生きていることのありがたみを公私ともに忘れぬようにしながら、充実した日々を送れるよう、今年も精一杯人生を生きたいと思います。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちの事をフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

今月は家族とは一回お出かけしました。妻とはゼロ回、妻と長女とは三回、妻と次女とはゼロ回、長女と次女とはゼロ回。長女とはゼロ回、次女とはゼロ回。


§  月表

・一月お出かけ

龍口寺、五重塔、仏舎利塔、日蓮宗 本龍寺、腰越駅 (EN07)、Tully’s Coffee、江乃華 JAPAN RAMEN、小動神社、船玉神社、稲村ヶ崎公園、稲村ヶ崎、和田塚、和田塚駅 (EN14)、石造宝篋印塔 (伝畠山重保墓塔)、鶴岡八幡宮 大鳥居 (一の鳥居)、比企能員一族之墓、妙本寺、日蓮上人辻説法跡、妙隆寺、土佐坊昌俊邸址、北條執権邸舊蹟、大蔵幕府舊蹟、法華堂跡 – 源頼朝墓・北条義時墓、白旗大明神、源頼朝墓、三浦泰村一族墓所、島津忠久墓、大江広元墓、毛利季光墓、荏柄天神社、覚園寺 地蔵堂、覚園寺、永福寺跡、Tully’s Coffee、鞍掛けの松、大宮八幡宮 表参道、大宮八幡宮、和田堀公園、ドトールコーヒーショップ 永福町店、佐野SA (上り)ベルテラシェ大谷天狗の投石平和観音大谷観音 (大谷寺)大谷ポケットテラス日光プリン亭ベルテラシェ大谷店大谷石採石場跡大谷資料館日光東照宮宇都宮みんみん来らっせ川口ハイウェイオアシス、アボットチョイス、Weekend Green&Cafe、真鶴駅、石工先祖の碑、謡坂(うたい坂)、源頼朝船出の浜、岩ビーチ、岩海岸、岩大橋、津島神社、真鶴町民俗資料館、品川台場礎石乃碑、しとどの窟、真鶴町観光協会、伊藤商店、真鶴港郵便局、コミュニティ真鶴、荒井城址公園、小田原宿なりわい交流館、小田原市観光交流センター、旧三福コワーキング、北条氏政・氏照の墓所、地酒とうまいもの 金時、丸亀製麺、しおらーめん進化2nd、大井海貨上屋第2号、土佐しらす食堂二万匹、アントンビー 龍土町店、アントンビー、うおみ 安城高棚店、JPタワー オフィスフロア、名鉄イン 刈谷、みかわ三水亭 西尾東店、西尾市歴史公園、旧近衛邸、西尾城址、西尾城 本丸丑寅櫓、晴月園、スパゲティハウス チャオ、慶元寺、世田谷区立 喜多見農業公園、喜多見 氷川神社、Starbucks、ビーフン東、漣橋、東京イーストサイド ホテル櫂会(カイエ)、麺屋 五常、Lad’s De Wine、01CAFE SURF DINER、自家製麺つけそば 九六、上海菜館、立場駅 (B03)、ハマッ子 直売所 みなみ店、Aeonliquor 新百合ヶ丘店

・一月ツイート
https://togetter.com/li/2065168

§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かけたのは、今月は一回です。

今月はずっと妻が宝塚の代表の仕事にしばられていました。正月も二日から公演だったらしく、ほとんど余裕がありません。

その合間、一日だけ空いた日があったので家族で栃木に行きました。
10カ月前に私が一週間ほど宇都宮に滞在している間、餃子や大谷資料館の素晴らしさに触れました。家族を連れてきたいと思っていたところ、この機会が巡ってきたので家族で。
特に地下に広がる広大な大谷資料館の雰囲気には家族も満足してくれたようです。大谷観音やその近くにある平和観音、さらにベルテラシェ大谷の雰囲気も家族にはよかったようです。
ただ、そこから妻のたっての希望で日光東照宮に向かったところ、時間を読み違えてしまい、数分の差で中に入れず、妻は打ちひしがれてしまいました。
そんな妻も家族がなだめて再び宇都宮の街に戻って来らっせで餃子を食べまくったことで、少しは持ち直してくれたようです。
ここでキャンペーンに応募したところ、34店舗のギョウザが当たってしまい、しばらく連日餃子を食べる日が続いたのも今月のトピックです。

今月は次女もアルバイト先で仕事に励んでいました。そのため、家族で顔を合わせることがこの日だけでした。正月ですらおせちを囲んで食べませんでした。


§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で出かけることはありませんでした。

妻が宝塚の代表に縛られていたためです。


§  妻と長女とのお出かけ 妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は三回ありました。

近所の丸亀製麺で食べたいものがあるとかで、三人で出かけました(1/16)。

別の日は、妻の友人からの紹介で弊社の新メンバーに名乗りを上げた方の面談があり、あとで長女も合流して和やかな面談ができました(1/23)。
ちなみに長女も今年の4月から弊社に入ってもらう予定です。

また別の日には、三人で近所のハワイアンCaféでのんびりと夕食をいただきました(1/25)。

§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女との三人で出かける機会は一回もありませんでした。


次女は昨年末で就職したお店を辞め、今はアルバイトで飲食の仕事を続けています。
弊社へ参画することも検討したのですが、私の判断でやめました。まだ若いし、もっといろいろした方がよいので。


§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。

長女は今年の春に弊社で正式に雇用し、いろいろと手伝ってもらいます。合間をみて作業は教えています。

これは珍しく長女と二人で家飲みしたワインです。

また、次女は私の判断でもう少し社会で仕事をしてもらうことが必要と思い、本人もその意をも汲んでくれたのか、アルバイト先で一生懸命働いているようです。

昨年末をもって私の中では子育ては終わったと思っています。娘たちにはそれぞれを一人の大人として対し、手助けができるところは私から手を差し伸べていこうと思います。


●私自身の一月(交友関係)

§  関西の交流関係 先月は関西の友人たちと充実した交流を楽しめました。今月はその余韻がありました。そのため、交流は行っていません。
年始には年賀状のやりとりを通し、懐かしい友との交流を温めました。今も交流が続く友人や、途切れてしまった友人。皆を偲ぶ余裕もないまま、仕事モードに突入した年始でした。

ただ、今月は関西大学の東京経済人俱楽部新春賀詞交換会がありました。かつて遊んだ大学時代の友人とは会えずにいますが、東京で知り合った方や、今回の会で知り合った方など、関西とのご縁が作れたのは良かったです。

それだとあまりにも寂しいので、2月か3月には関西に行って友人と交流するつもりです。その時は実家にも家族を連れて行くつもりです。


§  今月の交流 今月はリアルのイベントとしてkintone Café 名古屋に参加しました。また、その道中はお客様とご一緒でした。お客様とは二日間をご一緒しました。その度を経て、単なるビジネス上のお客様という関係ではない、違う絆が作れるのではないかと感じています。
こういう交流が欲しいと思います。

また、高知からのお客様たちを六本木でお迎えし、楽しい一夜を過ごしたのも今月の喜びです。
お互い、仕事の日々で息をつく暇もないはず。学生時代のように無限の時間を一緒に過ごす交流は望めないでしょう。が、多忙な中でもこうやって交流を深められることに感謝します。
今後もこうした交流を続けていきたいですね。

また、今月は関西大学東京経済人倶楽部の新春賀詞交歓会に参加しました。
大学を同じくする人々、そして大阪ではなく東京で仕事をする皆さんが一堂に集まり、交流を深める。これも交流の在り方です。同じ年で東京で社長をされている方とお知り合いになれたのは嬉しい出来事でした。

ご縁のあった皆さん、ありがとうございました。

●私自身の一月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、主に2020年に読んだ1冊分となりました。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、このところ、書く時間があまり取れていません。今月はかろうじて一冊だけレビューを書くことができたものの、私にとってこれは到底満足のいく冊数ではありません。読んでから原稿をアップするまでの時間も二年になろうとしています。
仕事でバタバタしている今は、本当に物を書く時間がとれていません。このところプライベートの時間がほぼ仕事によって犠牲になっています。レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は私にとって、ワークライフバランスのバロメーターです。ワークに傾いてしまっている今の状況を早く取り戻さねば。かなり危機感を持っています。

「アクアビット 航海記」の続きは今月もかけませんでした。もう三ヶ月間書く暇が取れていません。

今月、書いた本のレビューは1本(
軍神広瀬武夫の生涯

今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は1本(
2023年の抱負

) 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは0本() 。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、先月から毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

1月3日 1月3日 年纏めと今年の抱負を記します
1月4日 1月4日 今年の情報動向を学んでおく事
1月5日 1月5日 年初めは既存に依存しない誓い
1月6日 1月6日 職住近接をどう実現するかの旅
1月10日 1月10日 拠点には仲間・交流・絆が必要
1月11日 1月11日 また一つAIが情報処理業界を。
1月12日 1月12日 返事は即レスで楽になる。
1月13日 1月13日 Twitter Blueに加入する?
1月16日 1月16日 メタバースはリアルを超えるか
1月17日 1月17日 今を悔いなく生きるための一日
1月18日 1月18日 著名で生きる?無名で生きる?
1月19日 1月19日 お店のメニューは決まっている
1月20日 1月20日 街中で出会えるカイゼンの種
1月23日 1月23日 風土を変えると仕事が整う事
1月25日 1月25日 人前で話す機会を増やしたい
1月26日 1月26日 大規模運用設計の難しさを
1月27日 1月27日 儲からぬが動画発信は必要

§  今月の読書 今月は8.5冊の本を読みました。内訳は、ビジネス書三冊、ミステリ一冊。評伝二冊。旅本一冊。人生ライフハック本一冊。宗教0.5冊。

今月も本を読む時間が取れず、無理やり本を読む機会を増やしたような月でした。本を読む間があれば連絡や調べ物をしている状態でした。

私が一昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、まったくそれが進んでいません。
仕事にかまけてしまっています。

また、今月に読んだ多くの本がビジネス書でした。
こうした本はビジネスのスキルを高め、私の仕事に役立ってくれます。それは良いのですが、私と言う人間の深みが失われていくようで危機感を抱いています。哲学書や宗教、小説ももっと読まねばと感じています。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞は0本です。

今月も見たい映画があったにも関わらず、見ることができていません。

また、昨年に見通した大河ドラマ『鎌倉殿の13人』ですが、総集編も全て見終えました。私が全て見た初めての大河ドラマが「鎌倉殿の13人」です。総集編も含めて見られたことで、年始は鎌倉で史跡を探訪しました。鎌倉の近くに住んでいながら、今まで訪れられていなかった場所の多さに自分の不明を恥じながら。
今年の大河ドラマ「どうする家康」も第三話まで見られています。
ただ、岡崎の近くに出張で行っていたにもかかわらず、今回は松平家の史跡は訪れられていません。


§  今月の舞台 舞台については、今月は見ていません。

今、いくつか見たい舞台があります。
「12人のおかしな大阪人」
「笑の大学」
ただ、私に見に行く余裕があるかは微妙です。



§  今月の音楽 コロナが始まってから’70’sから活躍したアーチストの全曲を聞く活動を続けています。今月は浜田省吾さんの全アルバムを聴き、20曲にまとめました。
浜田省吾
自らの闇や弱さを客観視した詩の数々。浜田省吾さんの楽曲はメロディの良さや声や演奏も素晴らしいのですが、詩の世界で私を魅了してくれます。
私の心性と人格に影響を与えたシンガーソングライターとして、真っ先に挙げる尊敬する方です。


§  今月の美術 今月は美術に触れる機会はありませんでした。

ただ、西尾市の旧近衛邸の茶室でいただいたお茶は私を強く美の世界に誘ってくれました。
茶室のしつらえや、畳に映る庭の笹のゆれる影など。
自分の日々の余裕のなさを諭してくれるかのようでした。
連れて行ってくださったお客様には感謝です。


§  今月のスポーツ 今月は正月に江ノ電に沿って藤沢から鎌倉まで自転車で旅したことが唯一の運動と言えましょうか。

そういえば、車椅子テニスの国枝選手の引退発表のニュースもありました。
私も国枝選手のメンタルの上げ方など参考にし、これからの人生を乗り切ろうと思います。


§  今月の滝 今月は滝というほどの滝ではないですが、龍口寺の裏手にそそぐ水流の前で心を落ち着けて制度設計に集中しました。

寒い毎日だったので、少し足を伸ばして氷瀑など見たかったのですが、他の滝には行けずでした。


§  今月の駅鉄 今月は四駅を訪れました。「腰越駅(1/2)」「和田塚駅(1/3)」「真鶴駅(1/15)」「立場駅(1/27)」

まずは正月に二日続けて訪れた江ノ電沿線。初日は藤沢駅で借りたHello Cyclingの自転車で腰越駅を。腰越駅の近くは江ノ電の沿線でも併用軌道が最もよく見られる場所です。私もその光景を楽しみながら江ノ電の走る姿を写真に収めました。

翌日は同じく藤沢駅でHello Cyclingを借りて和田塚駅近くの駐輪所まで。和田塚駅も何度か江ノ電の車内から見ていましたが、ホームを利用するのは初めてです。ホーム脇のちょっとした入口に都会の駅にはないほほえましさがあって好きです。

別の日には真鶴駅へ。お隣の根府川駅には2年前に訪れましたが、この辺りは交通の難所であり、駅の立ち姿にもどこか覚悟が感じられます。真鶴駅もホームよりも駅前のたたずまいと、荒井城址近くからみた姿がとても印象的な駅です。

最後の立場駅はお客様と一緒に拠点訪問で打ち合わせをした帰りに訪れました。横浜市営地下鉄はかつてセンター北駅や中山駅を訪問しましたが、それ以来。ここも駅前に広がるバスターミナルが印象を残します。コンコースも広くとられているのが好印象。


§  今月の酒楽 今月は余裕がなかったとはいえ、何度か飲み会には参加出来ました。

まず、一人で訪れた町田のアボットチョイスではシングルモルトを軽く(1/11)。とある案件でめどがついたことの祝杯でした。

さらに、一人で真鶴と小田原で仕事とプライベートを兼ねての旅の最後に小田原の裏通りにある「地酒とうまいもの 金時」で地元の隆の緑ラベルを(1/15)。これもうまかった。

今月のお酒のクライマックスは高知からのお客様と一緒に呑んだ六本木の「土佐しらす食堂二万匹」での一夜です(1/19)。高知の産物が美味しかったのですが、しらす酒がまた’おつ’で美味しかった。しらすの新たな魅力を教わった気分です。

さらに、その中の一人とアントンビー 龍土町店でシードルを美味しくいただきました。私このお店初めてだったのですが、シードルが流行るのではないかと数年前から思っていたので、また来たいと思います。

さらに、アントンビーの本店へ。最初に間違えて龍土町店に行ってしまったのですが、本店では数名の方々と合流し、さらに美味しいお酒を。私、相当酔っぱらってしまいました。翌朝の新幹線で名古屋に移動する必要があったというのに。幸いにしてつつがなく移動できましたが。

最後は「東京イーストサイド ホテル櫂会(カイエ)」です(1/24)。お酒はビール二杯程度に抑えましたが、普段お会いしない方や始めましての方など、関西大学の校友と飲む機会が貴重です。


§  今月の旅行 まずは正月の2日と3日に訪れた江の島・鎌倉です(1/2)(1/3)。初日は藤沢からHello Cyclingで自転車を借りて龍口寺まで自転車を走らせました。腰越駅を訪れ、小動神社や近隣のお寺を巡った後は、腰越海岸を歩きながら、弊社のあり方を考えました。江ノ島駅前のタリーズで腰を落ち着け、夜まで人事・評価・給与制度の検討をしていました。

その翌日、再び藤沢駅前のHello Cyclingで自転車を借り、江ノ電に沿って和田塚駅まで走らせました。今まで車では何回か通ったことのある稲村ケ崎にようやく訪れる事が出来たのはよかった。正月とは思えぬ暖かい日で、しばしの休日気分を味わいました。和田塚の近くで自転車を降りた後は歩いて若宮大路の大鳥居から、比企一族が滅んだ妙本寺を参拝し、さらに千葉一族の邸宅があったとされる妙隆寺を。さらに大蔵御所の脇から源頼朝の墓を詣で、白幡神社を参拝し、さらに大江広元、毛利季光、島津忠久の墓や北条義時の法華堂跡や三浦一族が三浦合戦で最後に討死したやぐら跡を観ました。さらにそこから、荏柄天神社を参拝し、さらに覚園寺へ。この覚園寺がとても良かった。そこへの道すがらには道路をウロチョロするリスにも出会えました。覚園寺はまた来たいと思います。締めに永福寺跡を見学してから、鎌倉駅まで戻りました。


二日間、鎌倉に通った理由は、人事・評価・給与制度を策定するためだけではありません。弊社の事務所開設や住居を構える引っ越し先の下見も含めてでした。将来は鎌倉に居を定めたいと思っています。特に覚園寺に近い二階堂のあたりには。今回、初めて墓参した大江広元はひょっとしたら私の先祖かもしれないので。そのご縁も感じながら。


続いて、別の日は新宿経由で方南町へ(1/8)。東京メトロが昨年からデジタルスタンプラリーを実施しており、仕事であちこちを訪れるたびにパシャリと撮っていました。1/31の時点で144駅中、36駅を訪問しています。今回、休日を利用して中野坂上からまだ訪れたことがなかった方南町までを乗りとおしました。
終点の方南町は数年前に友人と昼からお酒を飲んだ場所です。この近くで大崎八幡宮があり、まだ未訪問だったので足を伸ばしてみました。新年の参拝を済ませ、近所の和田堀公園を巡った後は、永福町の駅前のドトールで夜まで人事制度の完成を目指して仕事をしました

栃木への旅は、上にも書いた通り、今月唯一の家族での旅です(1/9)。
妻にとっては日光東照宮に訪れられず、悲しかったかもしれませんが、私は大谷資料館や餃子を家族に薦められたのがよかったです。昨年にBCP計画の一環で宇都宮に長期間滞在したことは今もまだ記憶に鮮やかですし、何か天変地異が起こった際は、本気で宇都宮に会社を移転させようと考えています。


真鶴・小田原の旅は、これもまた、事務所設置の一環で訪れました(1/15)。駅前は車で何度か通ったことがありますが、駅に降り立つのは初めて。坂を下りて真鶴町役場から海辺の方角へ。石橋山の合戦に敗れた源頼朝が再起をかけて安房へ船出した船出の浜を訪れました。今は岩大橋が景観のかなりを占めています。この橋も車では何度も通っていますが、こうやって下から見ると、安房へ旅立った頼朝公の心細さを感じることができます。
私はそこから真鶴の半島を歩き、港へ。ここでお店をいくつか巡ってみたのですが、海鮮料理のお値段に恐れをなし、途中で見かけた伊藤商店へ。ここ、知らずに入ったのですがデビッド伊東さんがご夫妻で営んでおられ、ご本人もいらっしゃいました。味もとても美味しかった。
私はさらに荒井城跡や真鶴の街並みを巡りながら、この地に住まいを構え、サテライトオフィスとして利用してもらう可能性にも思いを巡らせていました。
駅に戻ってから今度は小田原へ。小田原では年末に開催を検討しながら果たせなかったkintone Café 神奈川の開催候補を探しました。訪れたのが旧三福不動産という名前の付いたコワーキングスペース。まだ現役の不動産業務も営んでおられるそうですが、ここ、なかなか良かった。
私も今まで訪れたことのなかった小田原の場所を巡り、最後は裏路地にある「地酒とうまいもの 金時」で料理やらお酒をいただきました。


西尾・名古屋の旅は今月のハイライトです(1/20)(1/21)。安城のお客様の下を訪れ、二日間にわたって説明会を催しました。2月の第二週にリリースを控え、皆さんに説明を果たせたのは良かったです。
初日の昼は安城でも美味しい海鮮のお店へお連れ頂き、夜は名古屋までお客様の車に乗せてもらい、kintone Café 名古屋に参加しました。そして山本屋の味噌煮込みうどんを。夜は刈谷駅前の名鉄インに泊り、仕事の後に夜の仮や駅前を少し歩きました。

翌日の説明会の後、西尾の街にご案内いただきました。三水亭のうなぎを。ひつまぶしがとても美味しかったです。さらに西尾城址公園へ。ここの旧近衛邸の茶室で金の茶碗で喫するお茶も美味しく。この辺りは、民度が高いのか、こうした場所が多いことに驚きます。昨年も安城の丈山苑でも同じような体験をさせていただきました。


西尾城も素朴でとてもよかったです。西尾はほぼ初訪問に近かったですが、なかなか住みよい街だという印象を受けました。最後にお連れ頂いた晴月園でいただいたイチゴ大福は私が今まで食べたものでも筆頭のおいしさでした。

道中も三河の土地柄や文化など、さまざまな事を教えてくださいました。楽しい旅ができたことに感謝です。

お客様に刈谷駅まで送っていただいた後は、二人で名古屋へ。名古屋駅で別れ、私はそこから東山公園のお客様で商談を。
夜は名古屋駅のうまいもん通りにあるあんかけスパゲッティのチャオで。この二日間、名古屋の食い倒れになりそうになりつつ、素晴らしい旅が過ごせました。お客様をはじめ、名古屋の皆さんとのご縁が感じられた二日間でした。感謝です!


§  今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。
今、心身が動くうちに仕事もプライベートも全力で。その考えには揺るぎがありません。

・公園は五カ所。「稲村ヶ崎公園(1/3)」「和田堀公園(1/8)」「岩ビーチ(1/15)」「西尾市歴史公園(1/21)」「世田谷区立 喜多見農業公園(1/22)」

・美術館はゼロカ所。

・駅は四駅。「腰越駅(1/2)」「和田塚駅(1/3)」「真鶴駅(1/15)」「立場駅(1/27)」

・滝はゼロカ所。
・温泉はゼロカ所。
・山はゼロ山。
・酒蔵はゼロカ所。
・神社は八カ所。「小動神社(1/2)」「船玉神社(1/3)」「白旗大明神(1/3)」「荏柄天神社(1/3)」「大宮八幡宮 表参道(1/8)」「大宮八幡宮(1/8)」「日光東照宮(1/9)」「津島神社(1/15)」「喜多見 氷川神社(1/22)」

・寺は十カ所。「龍口寺(1/2)」「五重塔(1/2)」「仏舎利塔(1/2)」「日蓮宗 本龍寺(1/2)」「妙本寺(1/3)」「妙隆寺(1/3)」「覚園寺 地蔵堂(1/3)」「覚園寺(1/3)」「大谷観音 (大谷寺)(1/9)」「慶元寺(1/22)」

・教会はゼロカ所。
・史跡は二六カ所。「和田塚(1/3)」「石造宝篋印塔 (伝畠山重保墓塔)(1/3)」「鶴岡八幡宮 大鳥居 (一の鳥居)(1/3)」「比企能員一族之墓(1/3)」「日蓮上人辻説法跡(1/3)」「土佐坊昌俊邸址(1/3)」「北條執権邸舊蹟(1/3)」「大蔵幕府舊蹟(1/3)」「法華堂跡 – 源頼朝墓・北条義時墓(1/3)」「源頼朝墓(1/3)」「三浦泰村一族墓所(1/3)」「島津忠久墓(1/3)」「大江広元墓(1/3)」「毛利季光墓(1/3)」「永福寺跡(1/3)」「鞍掛けの松(1/8)」「天狗の投石(1/9)」「平和観音(1/9)」「大谷石採石場跡(1/9)」「石工先祖の碑(1/15)」「謡坂(うたい坂)(1/15)」「源頼朝船出の浜(1/15)」「品川台場礎石乃碑(1/15)」「しとどの窟(1/15)」「北条氏政・氏照の墓所(1/15)」「旧近衛邸(1/21)」

・博物館は二カ所。「大谷資料館(1/9)」「真鶴町民俗資料館(1/15)」

・遺跡はゼロカ所。
・城は二城。「荒井城址公園(1/15)」「西尾城址(1/21)」

・灯台はゼロカ所。

・動物園はゼロか所。
・水族館はゼロか所。
・土木遺産はゼロか所。
・マンホールカードは二枚。「神奈川県小田原市(1/15)(1/15)」
・ダムはゼロカ所。
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。

私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
ところが、今月は訪れた場所の数はとぼしく、上に書いた通りほとんどが伊丹です。こうしている間にまた一つ私の人生の残り月が減ってしまいました。

加齢によって日々、気力は減退していきます。人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選びます。私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。咋秋にはハイキングのつもりが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。

死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。

今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す。だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもらず、一人でも旅を敢行したいと思います。
もちろん、一昨年の秋に遭難した経験は忘れてはなりません。命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もせず命を枯らすよりはましです。
家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。

そう思い、訪れた場所で心の赴くままに俳句を詠んでいます。今月は俳句を15句。いずれもツイートまとめに載せています。

一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月もコロナと共存しつつ、自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。


kintoneの機能をコミュニティに例えてみた


kintoneがリリースされて11年。
kintoneは今もまだ支持を拡大し続け、伸び盛っています。

成長の理由の一つにユーザーコミュニティの存在があります。ユーザーにとどまらず、技術者も巻き込んだコミュニティの成長。kintoneの成長に比例して発達したコミュニティがkintone本体にも影響を与えたことは間違いないでしょう。

コミュニティこそがサイボウズ社の掲げる「チームワークあふれる社会を創る」理念の体現し証しだとも言えます。
私がkintoneと関わるようになった理由の一つは、サイボウズ社の掲げる理念に共感したためです。こうした自由さや多様性を認める会社が提供するシステムだからだから可能性があるはず。そう思ってまだ始まったばかりのkintoneに関わろうと思いました。

kintoneの成長の軌跡と今のkintone。見回してみると、あちこちにチームワークやコミュニティファーストの思想が見いだせます。

そこで本稿では、kintoneを構成する各パーツや機能をコミュニティに例えてみたいと思います。
初期の頃から、kintoneにはさまざまな機能が搭載されてきました。今でもまだ細かいバージョンアップが加えられています。
kintoneを囲むエコシステムを簡単に図示してみるとこんな感じでしょうか。雑すぎますが。

「インターネット」

cybozu.com

サブドメイン

ポータル

スペース

アプリ

フィールド

ここでいう「インターネット」は人類が住むこの地球または社会全体を指すとしましょう。

すると、cybozu.com は何に例えられるでしょうか。大陸?民族?
私は最初、.com という言葉が含まれるので、リアルに対するネットを指すとしても良いかな、と思いました。
ですが、思い返しました。kintoneのエコシステムやコミュニティはリアルの文化も包めた概念のはずです。

そう考えると、cybozu.comとは、多様性やダイバーシティやSDG’sを含め、「チームワークあふれる社会を創る」価値観に賛同する人々を包含するすべての方々やコミュニティの総体とするのがよさそうです。

その下におかれるのがサブドメイン。これは、kintoneの中では、kintoneを契約する組織を示す単位になります。
これをコミュニティに例えるなら、「チームワークあふれる社会を創る」価値観に賛同するコミュニティの種類というのはいかがでしょう。
コミュニティの種類とは、kintone Caféやキンコミやkintone hive、Cybozu Developer NetWorkや、kintone SIGNPOST ランチ会、その他無数の勉強会やYouTubeチャンネルのこと。それぞれが一つのサブドメインを成すとしましょう。

となると、サブドメインの入り口であるポータルはなんでしょう。
ポータルは、そのまま各々のコミュニティの入り口となるポータルサイトであるとして良いでしょう。kintone Caféを例に挙げるなら、https://www.kintonecafe.com のがそうです。

では、通知は?
これは皆さんから発せられるありとあらゆる発信にあたります。ブログやSNSなど。

するとアプリは?
これはそのサブドメイン、つまりコミュニティを構成する要素を示すと仮定できるのではないでしょうか。

例えばkintone Caféを表すサブドメイン。その中のアプリとはどういう粒度の単位でしょうか。
まず思いつくのは、各支部ごとにアプリが分かれるはずです。アプリに表せそうな情報単位は他にもあります。例えば開催履歴、理念、支援依頼、告知サイトに書いた情報、kintone caféで発表した資料。チャットのコメント、議事録や質疑、参加者や登壇者、会場情報。これらはそれぞれのアプリで管理できますね。

ではサプドメインのアカウント(ピープル)は何に擬せられるでしょう。
私はそれを運営側の人々になぞらえたいと思います。参加者だけでなく運営にコミットした人は、アプリで管理されるだけの境遇に甘んじず、アカウントとして改善を担うための権限を持ちます。
運営者のそれぞれの属性に応じて組織やグループ(ロール)としてまとめられますし。

となると、スペースは?
これも運営のためのヴァーチャル会議室とみなせば違和感はありません。

では続いてアプリの中を見てみましょう。
先程、コミュニティに関するあらゆる情報の集まりがそれぞれのアプリを構成していると提案しました。
例えばコミュニティの応援者や参加者など、関わりのある方々をまとめるアプリを俎上に乗せてみます。
この時、各レコードはそれぞれのコミュニティに関わりのある方々を表し、フィールドは性別や年齢、趣味や興味関心の属性を指すとすればいかがでしょうか。

kintoneはアプリ間を連携するため、以下の機能を備えています。
・ルックアップ
・関連レコード
・アクション
・REST API

ルックアップは、アプリから他のアプリの情報を呼ぶための機能です。
主キーである項目を定めれば、その項目に値を指定すると、その値に紐づいた他アプリの情報を取り込むことができます。
これをコミュニティの機能に見たてるなら、コミュニティの参加者の知見を取り込む営みとすればどうでしょう。皆さんの知見を取り込んでコミュニティの成長に活かす。コミュニティには欠かせない行いですよね。
取り込む項目は自由です。コミュニティが必要とする知見の範囲を属性として、関わる方から有意な情報を取り込むのです。
参加者のわずかな情報をもとに話を膨らませ、例えばスタッフとしてお誘いするとか。

関連レコードはレコードを見た時、ある項目で紐付けた他アプリの情報を表示する機能です。
ルックアップのように値を選ぶ必要がなく、今見ているレコード(関わる方の情報)の特定の項目の値に紐づいた情報が見られます。たとえば、ある方の他コミュニティの関わりとか。登壇履歴とか。参加履歴とか。職種や業種などの属性とか。
それが見えると、コミュニティ運営にとって有益です。
今までにこの方は何度も参加してくれている、とか。今度、登壇依頼してみようかな、とか。
思わぬ属性に気づくことが、コミュニティの発展につながります。

アクションは、元となるアプリの情報をコピーしつつ、他のアプリに新しいレコードとして加えるためのkintoneの機能です。
これは参加者の属性をもとに次のテーマへと発展させたり、次のイベントのネタへとつなぐ能動的な営みです。
懇親会で話が盛り上がり、次の展開がひらめくことはよくありますよね。あれもアクション機能として考えると合点がいきます。
ありとあらゆるコミュニティの発展はアクションから始まります。まさに名は体を表す、です。

REST APIは、背後でさまざまな連携を行うためのシステムの機能です。
これをコミュニティに比喩するのは難しいですが、あえていうならば、自動的な自走のことでしょうか。バッチ処理やなんらかのイベントによって作動するREST APIは、kintoneの効率を上げてくれます。
それがコミュニティで実現できた時。その時はコミュニティが自走し始めた時です。コミュニティとは、創立者の手を離れて自走できたらしめたもの。
そうありたいものです。

他にもkintoneにはプロセス管理があります。
ワークフローは、参加者やスタッフの間での相互連絡のプラットフォームと考えると良さそうです。

あとは、一覧やグラフの機能です。これらはレコードが貯まれば貯まるほどやりがいとして返ってきます。回数を重ねるごとにコミュニティーの中身はみなぎります。それを実感として表せるのが、一覧でありグラフです。

こう考えるとkintoneとは実は、、コミュニティー自体を助けるためのツールになっていることに気づきます。また、そうあるべきなのかもしれません。

私もただ単に書き散らすだけではなく、そういうアプリ群をいちど作ってみようかと思います。

kintoneコミュニティのますますの発展を願って、良いお年をお迎えください!