2023年9月のまとめ(法人)


令和五年九月。

弊社は今月も前に進んでいます。前途には藪が茂り、坂道が続いていて向こう側はよく見えません。どのような素晴らしい未来が待っているのか。それとも期待と違った結末が待ち構えているのか。それはわかりません。
ただ、代表の経営に関する経験値だけは溜まっているのは実感しています。
経営者としての未熟と経営の難しさを感じながら、得難い経験と学びだけは得続けています。もがいて苦しみながらですが。

今月は、その苦しみの中で、小手先のやり方だけでなく、弊社の業務のやり方をがらりと変えねばならないという決意を固めました。
ただ、前向きにとらえるならば、もがいている分、成長できています。代表も今までのやり方を大いに反省しながら。
代表が個人でやっていた頃のやり方ではもうメンバーも代表も疲弊するばかりです。

業務スキルやスピードを向上する。そのための研修や教育を実施する。
以前はそう考えていました。
ですが、一人が同時に複数のお客様の案件をこなすことは、人間の処理能力を大きく疲弊させます。
代表自身も40ー50案件を同時にこなしていましたが、もう無理だと感じるようになりました。

今の弊社は案件の引き合いには全く困っていません。今月も新たな案件の引き合いをいくつもいただいています。
お客様からの口コミに加え、同業者からのご紹介も多々頂けるようになっています。

苦労はしていますが、弊社のこれからを悲観するにはまだ早い。むしろ、伸びしろしかないとみています。

達成度5割。達成感4割。満足感5割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 九月度の売上は目標を下回りました。

昨年までの体制では、十分に黒字の額です。ですが、今の体制ではまだ赤字です。
とはいえ、なんとか頑張って経営ができているのも皆様のおかげです。感謝しています。

弊社には継続的な売上が見込める案件が増え、引き合いは次々といただけている状態です。
が、まだそれらを次々とこなしていくには練度が足りていません。

案件をこなしながら、メンバーに過度な負担をかけず、なおかつ適切な案件数を維持するため、先月から改革を進めています。
今月も大きく改革への決断をしました。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・Cybozu Days 2023のサイトがオープンし、弊社が4年連続で出展することも公開されました。(9/4)
・弊社役員が第4回山梨県活性化フォーラムで登壇しました。人事・経理担当も参加しました。(9/6)
・弊社役員と人事・経理担当が第8回「札幌 地域クラウド交流会(ちいクラ)」に参加しました(9/7)。
・弊社代表が8月に受けたカイゼンマネジメントエキスパート試験に落ちました(9/14)。
・弊社代表がお客様先のIT研修会に登壇しました(9/15)。
・弊社代表がスナックジョイゾーに参加しました(9/15)。
・弊社代表が糸と魚と川 Vol.13に参加しました(9/20)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間で機密保持契約を締結しました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

4月から多くのメンバーに加わってもらった弊社ですが、まだまだチームビルディングができていません。さまざまな課題が出た月でした。
まず、メンバーが疲弊する状況をあらためます。
パートナー企業の技術者さんにも複数の案件に携わってもらっていますが、こちらは数カ月前からすでに案件を絞って関わってもらってます。

外注費や人件費の負担も厳しいですが、なんとか乗り切りたいと思います。


§ 開発案件 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。
今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

ただ、今月は今までの開発のやり方について、ついに変える決断を下した月です。

今までのやり方は、代表が何十年も培ってきたスキルに頼ったやり方に沿ったものでした。
つまり、弊社のメンバーにも代表の持つスキルに少しでも近づいてもらうことを主眼にしていました。
練度を上げるため、多くの案件を同時にこなしてもらい、なるべく幅広い経験を積んでもらうことで、スキルの上達を期待していました。
ところが、次々に始まる案件を並行してこなしてもらうことは、練度を上げるより前にメンバーの情報処理能力そのものを超えた過酷な要求だったようです。

ここに至り、やり方を変える決断を下しました。
単価を上げて案件の数を減らし、さまざまな業種、職種、案件と作業を同時にこなすのではなく、なるべく少ない案件と作業に絞る。
原則はこの手法です。

ただし、そのためには単価を上げることは必須です。おそらく今までの弊社の単価設定が安すぎたのでしょう。
ですが、単に案件を絞ってしまうやり方では、弊社の営業力は下がってしまいます。

そこで、決めたのは以下の方法です。
・代表が伴走担当としてお客様に入る。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

このためには単価設定も変えなければなりません。
すでにここ数カ月、毎月のように単価をあげてきました。今月でいったん単価の上昇はストップし、お客様には最終的に定まった単価でご案内を差し上げています。

また、代表のトーク力も磨く必要があります。
すでにこの数カ月、代表は複数の場所で研修講師やグループワークの運営にもチャレンジしています。
また、日本各地のkintoneプレーヤーたちにもリアル/オンラインを問わず会いに行き、知見を交換し合っています。

うちのメンバーはよく頑張ってくれています。そしてこれを糧に成長してい欲しいと思います。
皆の頑張りに報いるためにも、これまでのやり方をあらため、持続可能な経営に変えていきます。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
そうした皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

少しずつ状況は改善に向かいつつあります。
その流れを加速するため、先々月より代表の長女に弊社に正式に加わってもらい、人事・総務・経理の作業を任せています。
少なくとも、これらの作業に代表のリソースを割かれることがなくなったのは助かっています。

先々月末には衝撃の出来事がありました。今月も私が一人でやっていた時期の失念が発覚しました。
そうした出来事は代表から経営者としての自信を著しく奪いました。
それでも、弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 一昨年(2021年)の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。それを以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、考え方の軸はぶれていません。

ただし、上記の各種理念の内容を変えようとしています。すでにメンバーには意図は伝えました。9月から策定作業を開始し、11月のCybozu Daysにはお披露目できるようにします。
理由は弊社体制の増強や社会の変化などを踏まえていることと、開発体制の変更も踏まえてです。
そもそも理念は変わり続けなければなりません。常に同じ理念はありえません。

その反省も踏まえての理念の変更です。
今後ともなにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約14回です。オンライン商談はざっと数えたところ約48回ほどです。
今月、頂戴した名刺は31枚です。

今月もスナックジョイゾーにはkintone Café 神奈川で知り合った方をお連れしました。

また、甲府にも役員の妻を連れて訪問し、新たなご縁をいただきました。
役員の妻は山梨活性化フォーラムでライトニングトークの機会をもらって務めを果たし、また、その翌日は札幌に飛んで地域クラウド交流会にも参加して知見とご縁をためてきてくれました。

今月は私が作業などで追われていたため、なかなか外出ができていません。
仕事に没頭する毎日ですが、こうしたイベントがどれだけ癒やしになっているか。
皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。第4回山梨県活性化フォーラム(役員・人事担当参加)(9/6)。第8回「札幌 地域クラウド交流会(ちいクラ)」(役員・人事担当参加)(9/7)。スナックジョイゾー(9/15)。糸と魚と川 Vol.13(9/20)。

今月は作業などに忙しく、あまり多くのイベント参加はできませんでした。

が、その一方で今後の種まきはきちんとしました。3、4種類のイベント立ち上げの準備などをした月でした。
まだ詳細は明かせませんが、今から11、12月が楽しみです。もちろん、来月にも複数のイベントに登壇する予定です。

来月以降もいろいろな予定が控えています。
12月に開催を計画していた山梨県甲府市での地域クラウド交流会ですが、わけあって延期の決断を下しました。とはいえ、その日に別のイベントを甲府で計画し始めました。
そして、また皆様と交流を深めたいと思っています。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは1本(
「わがまま」がチームを強くする。
)。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは0本()。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

8月30日 8月30日 値決めこそが経営を痛感し
8月31日 8月31日 DX人材の育成が主になる
9月1日  9月1日 防災の日に弊社事業計画を
9月4日  9月4日 若いうちに出来ることをする。
9月5日  9月5日 一人ではなく皆で構築する。
9月6日  9月6日 ローコードツールはやり甲斐
9月7日  9月7日 Cybozu Days 2023出展。
9月8日  9月8日 会見や商談の場で演じきる力
9月11日 9月11日 数を揃えるだけではあかん
9月12日 9月12日 仕事以外に個を輝かせる技
9月13日 9月13日 個とチームのバランスとは。
9月14日 9月14日 試験に落ち、個の力不足を
9月15日 9月15日 役割を定め集中できる環境
9月19日 9月19日 組織化は即ちコストの増加
9月20日 9月20日 秋は働き方の変わる季節。
9月21日 9月21日 攻撃と守備の分担が経営に
9月22日 9月22日 伴走開発への理解を深める
9月25日 9月25日 店舗に学ぶ疲弊しない運用
9月26日 9月26日 祭りの発散はイベントに要
9月27日 9月27日 インボイス制への私的意見

§ 年表

・九月お仕事

二俣川で作業・商談×8、EKITERIA PRONTOで作業、Starbucksで作業、大和市立図書館で作業、Tully’s Coffeeで作業、Tully’s Coffeeで作業、新宿で商談、中野坂上で商談、キッチンオリジン 鶴川店で作業、Oasisコワーキングスペース町田で作業、アクアビット サテライトオフィスで作業×2、マクドナルドで作業、Starbucksで作業、横浜中区で商談、株式会社ジョイゾーでスナックジョイゾー、海女食堂で懇談打ち合わせ、真鶴町観光協会で商談、Tully’s Coffeeで作業、桜新町で商談、大和市文化創造拠点シリウスで作業、WOODSHEDで作業、京橋で手続き、西川口で商談

§ ツイートまとめ
・九月ツイート
https://togetter.com/li/2233032


2023年8月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括
8月。
今月も仕事が忙しく、旅は全て仕事やkintone仲間と会う際の移動手段のみです。
熱中症の危険を連日感じるほどの熱暑が外に出る気力を奪い、さらに妻がタカラヅカの公演期間で連日車を使っていたこともあって、滝や川などにあまり行けぬまま、八月が終わってしまいました。

とはいえ、仕事や出張を利用して方々へ出かけました。
今月は市川三郷、猿橋、甲府を二回、真鶴、多摩川、大阪市内、高砂、浅草を仕事やkintone仲間との交流で訪問しました。
山梨の一回は家族で甲府近辺のうまいもの巡りをしましたし、市川三郷では見事な神明の花火が夜空で華開くさまを堪能しました。真田丸に関する訪問したいと思っていた場所や裏天王寺という場所の存在とともに天王寺界隈の今を知ることもできました。
真鶴では街の人々とふれあい、高砂ではおいしい料理と仕事の気づきをいただきました。

仕事をしながら、旅をする。そのノウハウをいかに実現するかが私のテーマです。
私個人だけであれば、動き方についてはコツをつかめるようになりました。ですが、経営者と旅人を両立させるコツががまだ会得できていません。まだ努力が必要です。
私にとって、行きたい場所とやりたい事は無限にあるのですから。
ただ、今月はさらに仕事と旅を両立するための良いヒントを数回いただきました。これがうまくいけば、私はさらに旅をしながら仕事がこなせるようになるはずです。

まだ私の日常は仕事に偏っています。
その証しこそ、執筆活動や読書などの文化活動の低下です。顕著に現れています。

私に与えられた時間は有限で、ますます残り少なくなっています。
残された時間を少しでも有意義にしたいと思います。死を迎えるまでに。

生きていること、生かされていることのありがたみ。
それを常に忘れぬようにしながら、充実した日々を送りたい。
皆さんと私の思いは同じです。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちをフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

今月は家族とはゼロ回お出かけしました。妻とは一回、妻と長女とは一回、妻と次女とはゼロ回、長女とは一回、次女とは一回。


§  月表

 ・八月お出かけ
Cafe Impression、白髭食堂、大和市文化創造拠点シリウス、大和市立図書館、Tully’s Coffee、四川火鍋専門店みやま、QBハウス、一豚、大和市文化創造拠点シリウス、大和天満宮、釈迦堂PA (下り)市川三郷町役場三珠庁舎、歌舞伎文化公園、蹴裂神社(一条氏塁跡)、神明の花火 会場ローソン 市川三郷大塚店、Tully’s Coffee、下北沢駅、らぁ麺 貝屋の台所、Tully’s Coffee、ドトールコーヒーショップ、靖国神社、大戸屋、飛騰ラーメン、Starbucks、町田GIONスタジアムはま寿司、猿橋駅 (JC31)、三嶋大明神、猿橋、八ツ沢発電所施設 第1号水路橋、新猿橋、猿橋公園、大月市郷土資料館、澤田屋 本店café terroir甲州ワイン蔵TAIWAN TEA 台湾茶房、武田信玄公墓所、ベルマリンデイリーヤマザキ JA甲州勝沼店、薬師池公園 蓮園、野津田薬師堂、焼きあごラーメン 侍道、モスバーガームービルかにチャーハンの店、リカーズハセガワ、伊藤商店、真鶴町観光協会、スミマルシェ、草柳商店、真鶴駅、狛江市立 中央図書館、タイ料理 トムヤムクン、狛江エコルマホール、多摩川台公園、多摩川浅間神社、白糸の滝、Tully’s Coffee、CAFé de CRIE Plus、ローマ軒、Indueris様、The Tipplers Arms、新福菜館、くら寿司、大和市文化創造拠点シリウス、酒折駅、やみつきクレープヒロシ、ファミリーマート 甲府酒折店、かいてらす、WOODSHED、かごの屋甲子園店、マクドナルド、三光神社、真田幸村公之像、真田の抜穴跡、旧真田山陸軍墓地、お弓 おつる 銅像、どんどろ大師 石標、心眼寺、真田信繁之墓、興徳寺、真田山公園、生田花朝女生誕地碑、清水の舞台(大阪)、有栖山清光院 清水寺、玉出の滝、天神坂、安居神社、茶臼山、茶臼山古戦場(大坂夏の陣戦跡)、天王寺公園エントランスエリア てんしば、天王寺駅前停留場、姫松駅、秋吉 天王寺店、JR 天王寺駅、曽根駅、すし・かつめし 一平、パソコンのお医者さん、石焼地どり おじぎ屋 加古川本店、いわもとQ、浅草文化観光センター、二天門、浅草神社、池波正太郎記念文庫

・八月ツイート
https://togetter.com/li/2215137

§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かけたのは、今月はゼロ回です。

妻がずっとタカラヅカの代表の仕事で忙殺されており、家族ででかけることはありませんでした。

§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で一度でかけました。









お仕事でkintoneをともに、そして山梨でそれを盛り上げようとしているあかねさんにお招きいただき、神明の花火を特等席で観覧しました(8/7)。
目の前で次々と開いては落ちてゆく大輪の花。この見事な饗宴は、今月のクライマックスと呼べるかもしれません。
前月末に妻が私をとても失望させたため、出かけるときの車内は気まずい空気感でしたが、花火がそうしたわだかまりを溶かしてくれました。

§  妻と長女とのお出かけ 妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は一回ありました。





甲府にちいクラの準備で行かなければ、ということでCafé Terroirさんや澤田屋さんなどを訪問し、TAIWAN TEAを飲み、夜はベルマリンさんでおいしい甲州牛を堪能しました(8/14)。

§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女との三人で出かける機会は一回もありませんでした。

次女は昨年末で就職したお店を辞め、今はアルバイトで飲食の仕事を続けています。
ところが、そこも辞め、別の場所で働いています。

次女のことを本当に好いてくれている彼氏にも巡り合えたにもかかわらず、どこに向かうのか、何がしたいのかがわからず、悩んでいるようです。
22歳まではモラトリアムとして大目に見るつもりですが、、、

§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。

長女は4/1付けで雇用しました。
すでに2月から引継ぎもかねて打ち合わせにも同席してもらっていましたし、内部の定例会議にも出てもらっています。


ある日、地元の野津田競技場(町田GIONスタジアム)で町田ゼルビアとジュビロ磐田というJ2の1位と2位の戦いの地元優待チケットがあり、
長女を誘っていってきました(8/12)。
その帰りにもはま寿司に寄りました。最近長女とは仕事の話が多く、こうしたプライベートの交流ができていなかったので、とても貴重な一日となりました。

また、次女とはミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONEを横浜で待ち合わせて一緒に見にいきました。次女は見終わった後、都内の家に帰っていきました。
わざわざ横浜まで出てきてくれるのはありがたいです。

昨年末をもって私の中では子育ては終わったと思っています。娘たちにはそれぞれを一人の大人として対し、手助けができるところは私から手を差し伸べていこうと思います。

●私自身の八月(交友関係)

§  関西の交流関係 今月は実家に帰りました。

実は小学校からの親友二人からお盆に帰ってきてほしいといわれていたのですが、お盆は時間が取れず。

その前日にはこれまたkintone界隈でところが、月末に別の方から会えないか、というお誘いがありました。kintone界隈で教育研修の分野で知名度をメキメキと上げていらっしゃる方です。そこで最終の日曜日に高砂で会うことになりました。播州のおいしいものが食べられたのは無上の喜びでしたが、学びもすごかった。10時間ずっと仕事の話などをしていたのですから。
その前日にはこれまたkintone界隈で同じエバンジェリストとして盛り上げている方と大阪の天王寺でお会いしました。裏天王寺という新たな場所を知ったことが大きかったです。それにしても、天王寺界隈の変貌ぶりがすごかった。

なお、前月にもkintone界隈の方と三人がkintoneのイベントで同じ鳴尾高校を通じたご縁があって驚きました、
が、今月は真鶴のイベントでお会いした方が、幼少期を過ごしたマンションが私の実家から数百メートルしか離れていないことが発覚し、その場には鳴尾高校の後輩もkintoneイベントで来て下さっていて、またまたご縁を感じました。
その事をアップしたら、別の方からも甲子園口駅の写真を見て、住んでいる場所とご連絡が。すべてkintoneを通じて得たご縁というのがうれしいですね。
真鶴のイベントでお会いした方とはその後も別のイベントでばったりお会いしたり、そもそも弊社が拠点を構えようとしている山梨に今お住まいというのもご縁を感じます。

今回は小学校からの親友たちには会えず、別の友人たちにも声をかけずに帰りましたが、また関西には来たいです。

両親もだいぶん元気そうになっていたので、それも安心しました。

§  今月の交流 今月は、仕事が忙しく、飲みの交流は比較的抑えめでした。


特筆すべきは、数年ぶりに船橋の火鍋みやまの集まりにお招きいただいたことです(8/4)。
火鍋は相変わらず絶品でした。また新たなご縁ができたこともうれしかったです。

スナックジョイゾーの飲み会も楽しかったし(8/18)、kintone Café 神奈川に集ってくださった皆さんとの交流もとてもよいものでした。スミマルシェさんの離れをお借りしての一次会と地元の酒屋さんである草柳商店さんでの飲み会もとても充実していました。

今月は上にも書いた通り、関西での思わぬ交流があったことが大きいです。
他にも甲府でもいくつものご縁をいただきました。

今月も皆様ありがとうございました。

●私自身の八月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、四冊を書きました。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、今は書くための時間がありません。読んでからレビューをアップするまでの時間も二年を超えてしまいました。
今、私のプライベートの時間がほぼなくなってしまっています。仕事をからめた交流があるので精神的には困っていませんが、一人の時間がないことは見直さなければと考えています。
レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は、私にとってワークライフバランスのバロメーターです。ワークに偏っている今の状況を早く取り戻さねば、とかなりの危機感を持っています。

以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは4本(
経済成長は不可能なのか
神隠し
人魚の眠る家
焼跡の二十面相
)。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本(
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
)。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは2本(
事例:株式会社フラン様
kintone Café 神奈川 Vol.15を主催・登壇しました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

7月28日 7月28日 反面教師として襟を正そう
7月31日 7月31日 全政治家にIT知識を持って
8月1日 8月1日 今後の弊社には希望しかない
8月2日 8月2日 五年後に向けた各種の理念
8月3日 8月3日 引き合いを頂ける間は大丈夫
8月4日 8月4日 組織作りは道のプロも交えて
8月7日 8月7日 歴史だと長いが、人生は刹那
8月8日 8月8日 花火からも学べる事の多さよ
8月9日 8月9日 薬物頼りでは収支は赤字だよ
8月10日 8月10日 Excelとkintoneの共存法
8月14日 8月14日 暑さ対策は慣習の変更から
8月15日 8月15日 78年前に倣って復興する!
8月16日 8月16日 ご縁は急がず慌てずに育つ
8月17日 8月17日 イベント登壇and研修講師
8月18日 8月18日 kintone界隈で必要な技能
8月21日 8月21日 コミュニティで道を拓いて
8月22日 8月22日 続ければ何かにはなれます
8月23日 8月23日 同調圧力には負けない心で
8月24日 8月24日 基礎力は頭で考える訓練を
8月25日 8月25日 私コミュニティでこう転機
8月28日 8月28日 回る仕組み構築が必要です
8月29日 8月29日 技術者コミュニティに参加

§  今月の読書 今月は9冊の本を読みました。内訳は、ミステリ一冊、純文学三冊、歴史本一冊、ノンフィクション一冊、哲学書二冊。社会学一冊。

今月も本を読む時間が取れていません。が、無理やり本は読むようにしています。ところが読んでもそれをアウトプットできていないのは上に書いた通りです。
形式的にアウトプットするのなら、ChatGPTに頼るのもありですが、それは自分にとって衰退への道だと思っています。

私が一昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、まったくそれが進んでいません。
仕事にかまけてしまっています。このことにもとても強い危機感を抱いています。このまま何も生み出さずに老いてしまうのでは、と。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞は1本です。

次女とはここ数年、ミッション:インポッシブルの新作が封切られるたびに二人で見にいっています。
今回もトム・クルーズのスタントにしびれてきました。感想はミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONEに書いたとおりです。

なお、今年の大河ドラマ「どうする家康」も先々々月に入ってからほとんど見られていません。録画も溜まってしまっています。とにかく見る暇がないのです。


§  今月の舞台 舞台については、今月は見ていません。
妻が宝塚の公演が始まったことで、連日の猛暑の中、チケット出しで立番をし、疲弊しきっています。
歌劇団に、せめて屋内でのチケ出しをお願いしてみたそうですが、断られたそうです。
他にも劇団の代表制度には手痛いダメージを食らいまして、私の中では何度となく敵宣言をSNSで行いました。

もうだめです。
ただ、それではアンフェアなので、月末には戦争中のタカラジェンヌについての本を読みました。



§  今月の音楽 ココロナが始まってから’70’sから活躍したアーチストの全曲を聞く活動を続けています。今月はAlan Persons Projectの全アルバムを順に聴きおえ、好きな20曲にもまとめました。


§  今月の美術 

今月は、夜空に華開く大倫の花、つまり神明の花火を芸術として挙げてよいと思います。素晴らしかったです。

また、月末に台東区の池波正太郎記念文庫を少し観覧し、実は絵もよくしていた池波正太郎氏の画作も拝見しました。


§  今月のスポーツ 今月は、スポーツをする余裕がありませんでした。

ただ、大リーグの大谷選手の打棒の凄まじさは尊敬に値します。じん帯を損傷したということで少し心配です。



それと長女と二人で見にいった町田ゼルビアVSジュビロ磐田の試合は久々のJリーグの試合でした。
かつて長女も何度もチアを披露した場所がかなり豪華になっていて、しかも町田ゼルビアがJ2の1位を走っており、2位のジュビロ磐田を堂々と迎え撃ち、そして勝った試合という意味でも10数年の年月を感じました。
J1に上がれるように思います。


§  今月の滝 今月は二か所の滝を訪れられました。「白糸の滝(8/20)」「玉出の滝(8/26)」

白糸の滝は、多摩川浅間神社の境内にある小さな滝です。
場所的には人工滝に近いのではないだろうかと勘がが得ています。
ただ、このあたりは多摩川のかつての姿をとどめており、このような滝があってもおかしくないと思えました。


玉出の滝は、大阪にある清水寺の境内にあります。四天王寺の境内にある池からの水が流れてきているということで、水量はかなり控えめ。
でも、清水寺は鐘とあべのハルカスを共に収められたり、通天閣を眺められる清水の舞台があったりと良き場所でした。
ちょっとその滝で座っていた中年の方々の話す内容が後ろ向きの内容で、興を殺いだのが残念でした。


§  今月の駅鉄 今月は四駅を訪れました。「猿橋駅(8/13)」「酒折駅(8/24)」「天王寺駅前停留場(8/26)」「姫松停留所(8/26)」


猿橋駅は、ふとした休みの日に山梨の名所を少しでも見ておこうと思って訪れました。かつて長女が乳児の頃に家族できたことを覚えています。
ですが、駅自体は利用は初めてでした。
猿橋からは少し離れてはいるものの、秀麗富嶽十二景の山々の写真が掲示されていたり、観光客に向けたコンコースの掲示は流石に山梨の駅です。


酒折駅は、よっちゃばれkintone無尽 vol.0を行うにあたり、会場のかいてらすまでをあかねさんに送ってもらう際の待ち合わせ場所でした。
私も利用は初めて。
山梨学院大学を駅前に擁しているためか、学生がとにかくたくさんいました。駅前のロータリーや広場の設えや南北を地下で結ぶ通路の壁にも山梨学院大学の営業が濃く出ていました。おそらく助成もしているのでしょう。
駅の北口には葡萄園があり、収穫を迎えつつあるブドウが猛暑にも負けずタワワに実っていました。また、駅南口のロータリーの横には日星株式会社の社屋があり、接続されていると思しき線路や架線が構内に引かれていました。山梨県地盤の鉄道・電気工事会社のようです。
私が駅に着いた時、上り線路には長い編成の貨物列車が停車していました。全て石油。どうも海のない山梨の石油運送星全て貨物列車が担っているのでしょう。


天王寺駅前停留場は、kintone界隈の仲間と共に飲む前に寄りました。近畿の駅百選に選ばれており、阿部野橋駅や天王寺駅と言った大阪でも有数の大ターミナルに埋もれず、存在感を発揮していました。
面白いのは、ちょうど貸切電車がやってくる時刻であり、それを待っている団体客が二組、駅構内にいたる階段の途中でクーラーボックスを抱えて待っていました。
貸切列車を停めつつ、うまくもう一編成の到着と出発を捌いておられたのが印象的でした。
私もせっかくなので次に挙げる姫松駅まで乗り降りしてみました。


姫松停留所は、天王寺駅前から乗ってきて、適当に降りました。
簡素な形の盛り上がったブラットホームが道路の上にあり、そこにポールで駅名が書かれていました。
上りホーム脇の道路沿いにはバス停のそれを想像すれば良さそうな東屋のようなスペースがあり、単なる停留所としてだけではない存在感を醸していました。
この辺りは、帝塚山の北端にあたります。帝塚山といえば、関西の南側では名の知れた高級住宅街。並ぶお店も小綺麗なお店が目立ち、風格を出していました。
その一方で、この近くにはかつてこの辺りを震撼させた三菱銀行北畠支店の猟銃立てこもり事件の現場となった銀行が今も現役で営業していて、行けたら行きたかった。
残念ながら、急な雷鳴のその後の土砂降りのため、上り行きに乗って天王寺に戻りましたが。


§  今月の酒楽 今月も先月に続いてお酒体験については申し分なかったと思います。わずかな機会を生かしてお酒を楽しめました。

交流については上に書いた通りです。

上の交流を除いては、お酒自体をあまり飲んでいません。



ですが、白金台に行った帰り、麻布十番まで歩いて、そこで、The Tipplers Armsで志賀高原IPAとタリスカーのロックをいただきました。

スナックジョイゾーは毎回皆さんがおいしいお酒を持ち寄ってくださるので、私としても楽しみです。
この日の私は桜尾GINの新作をヤエチカのリカーハセガワで見つけたので、それを差し入れました。


§  今月の旅行 今月は上にも書いた通り、仕事をからめた出張の旅がほとんどでした。
市川三郷、猿橋、甲府を二回、真鶴、多摩川、大阪市内、高砂、浅草。
仕事とプライベートをうまく混ぜ込みながらの旅ができるようになってきました。

通常は夏休みなので遠方に行ってその地で長い間を過ごすのでしょうが、タカラヅカのため、それもできず。
とはいえ、細かくメリハリをつけた旅ができたように思います。今月は景色や風景を楽しむよりも人との交流に重点を置いた月となりました。


市川三郷では上に書いた通り妻と共に神明の花火を大いに楽しみました。早めに会場近くの駐車場に着いたのですが、シャトルバスに乗るまでの時間、トイレに行きたくなったのと、雨が少し止んだので近くの歌舞伎文化公園、蹴裂神社(一条氏塁跡)を散策しました。そこから車に戻る途中では、なかなか珍妙な光景にも出会いました。帰りの渋滞には閉口しましたが、甲府か山梨に住めばこれもなくなるはずです。

猿橋は、かつて長女が乳児の頃に来て以来。
橋自体はかつての記憶通りでしたが、猿に因んでの三皿のトーテムポールや、猿の像。さらに猿橋に並行してかかる古い橋が実は水力発電所の水路として今も供用されていることに気づきました。
この辺りの店々は閉まっていて、お目当てだったコワーキングスペースもしまっていましたが、近くの大月市郷土資料館では作業ができるのでは、とかつて家族で来た時の記憶を頼りに訪れたところ、無事に仕事ができました。

他にも二回甲府には行きました。甲府や山梨に訪れる度に、可能性を感じます。
真鶴ではkintone Café 神奈川としてもとても盛り上がりましたが、夜の懇親会も良かったです。二軒目の草柳商店さんでは、酒屋さんでのむ酒を楽しみました。何よりも真鶴町の皆さんと交流する感じがたまらなく素敵でした。


別のある日には、狛江のサテライトオフィスにいて、仕事が落ち着いてから、自転車で多摩川を下り、多摩川浅間神社まだ行きました。ここは鎌倉殿の13人の紀行にも登場した北条政子ゆかりの神社です。
多摩川の橋を渡る東急の各列車や沈みゆく夕陽にしばらく打たれました。


また、今月の旅としては、大阪に帰った翌日に玉造駅で下車し、そこから三光神社、真田山、安居神社、茶臼山と真田信繁ゆかりの地を巡ったことも忘れられません。
真田丸はとうとうすべてを見終わることなく今に至っていますが、あらためて見直したくなりました。

天王寺に着いてからも少しだけ駅鉄をからめて阪堺電車の旅を楽しみました。

その翌日に訪れた高砂ではほぼ仕事の話に終始し、観光はしていませんが、その替わりに美味しいカツメシや絶品の鳥料理のお店で播州のグルメを堪能しました。

今月、足跡を残した地は以下の通り。
神奈川県
 座間市、伊勢原市、秦野市、大和市、横浜市、川崎市、真鶴町
千葉県
 船橋市
山梨県
 笛吹市、市川三郷町、大月市、甲府市、甲州市、
東京都
 町田市、世田谷区、港区、千代田区、中央区、江東区、狛江市、大田区、台東区
兵庫県
 西宮市、高砂市、加古川市
大阪府
 大阪市天王寺区、大阪市阿倍野区


§  今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。
今、心身が動くうちに仕事もプライベートも充実させる。その考えには揺るぎがありません。

・公園は六カ所。「歌舞伎文化公園(8/7)」「猿橋公園(8/13)」「薬師池公園 蓮園(8/15)」「多摩川台公園(8/20)」「真田山公園(8/26)」「天王寺公園エントランスエリア てんしば(8/26)」

・美術館はゼロカ所。
・駅は四駅。
「猿橋駅(8/13)」「酒折駅(8/24)」「天王寺駅前停留場(8/26)」「姫松停留所(8/26)」

・滝は二カ所。「白糸の滝(8/20)」「玉出の滝(8/26)」
・温泉はゼロカ所。
・山は一山。「茶臼山(8/26)」
・酒蔵はゼロか所。
・神社は七カ所。
「大和天満宮(8/6)」「靖国神社(8/8)」「三嶋大明神(8/13)」「多摩川浅間神社(8/20)」「三光神社(8/26)」「安居神社(8/26)」「浅草神社(8/29)」

・寺は五寺。「野津田薬師堂(8/15)」「心眼寺(8/26)」「興徳寺(8/26)」「有栖山清光院 清水寺(8/26)」「二天門(8/29)」
・教会はゼロカ所。
・史跡は十三カ所。
「猿橋(8/13)」「八ツ沢発電所施設 第1号水路橋(8/13)」「武田信玄公墓所(8/14)」「真田幸村公之像(8/26)」「真田の抜穴跡(8/26)」「旧真田山陸軍墓地(8/26)」「お弓 おつる 銅像(8/26)」「どんどろ大師 石標(8/26)」「真田信繁之墓(8/26)」「生田花朝女生誕地碑(8/26)」「清水の舞台(大阪)(8/26)」「天神坂(8/26)」「茶臼山古戦場(大坂夏の陣戦跡)(8/26)」

・博物館は二か所。「大月市郷土資料館(8/13)」「池波正太郎記念文庫(8/29)」
・遺跡はゼロカ所。
・城は一城。「蹴裂神社(一条氏塁跡)(8/7)」
・灯台はゼロカ所。

・動物園はゼロか所。
・水族館はゼロか所。
・土木遺産はゼロか所。
・マンホールカードは二枚。「東京都狛江市(8/20)」「東京都台東区(8/29)」
・果物狩りはゼロか所。
・ダムはゼロカ所。
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。

私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月も仕事にからめてですが、バラエティ豊かな移動ができました。この地球にはまだまだ無限に行くべき場所があります。
少しでもこうした場所を訪れてから死にたい。私の人生の残り時間のなかでどこまでの旅ができるか。


加齢によって日々、気力は減退していきます。人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選びます。私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。一昨年の秋にはハイキングのつもりが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。


死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。そのためにもこうして書き残しておこうと思います。


今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す。だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもらず、一人でも旅を敢行したいと思います。
もちろん、一昨年の秋に遭難した経験は忘れてはなりません。命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もせず命を枯らすよりはましです。
家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。


そう思い、訪れた場所で心の赴くままに俳句を詠んでいます。今月は俳句を29句。いずれもツイートまとめに載せています。


一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月も自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。


2023年8月のまとめ(法人)


令和五年八月。

弊社は今月も前に進んでいます。
とはいうものの、苦戦の毎日です。私が望むスピードや品質にはまだ達していないにもかかわらず、案件の引き合いは次々に来ている状態。
経営者としての未熟と経営の難しさを感じながら毎日を過ごしています。もがきながら。

ただ、前向きにとらえるならば、もがいている分、成長できています。代表も今までのやり方を大いに反省しながら。

業務スキルやスピードの向上。そのための研修や教育。
今の弊社は案件の引き合いには全く困っていません。それについては自信が持てるような情報をいただきました。

苦労はしていますが、弊社のこれからを悲観するには早いとみています。
むしろ、可能性しかないと感じています。

達成度6割。達成感6割。満足感7割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 八月度の売上は目標を下回りました。

昨年までの体制では、十分に黒字の額ですが、今の体制ではまだ赤字です。
とはいえ、なんとか頑張って経営ができているのも皆様のおかげです。感謝しています。

弊社も継続的な売上が見込める案件は増え、引き合いは次々といただけている状態なのですが、まだそれらをスピーディにこなすには練度が足りていません。
とはいえ、私も営業や多くの打ち合わせに連日追われており、メンバーのフォローができていない状態です。
メンバー間では相互フォローする風土は醸成できているのですが、そこに私からのフォローができていないのが、弊社の課題です。つまりkintoneやJavaScript構築に関する知見がメンバーに浸透しきっていないと反省しています。

単価を上げて案件の数を減らし、さまざまな業種、職種、案件と作業を同時にこなすのではなく、なるべく少ない業種と案件と作業に絞ってほしい。
それがメンバーの意見であることはわかっています。人間の本能としてもそれが正しいこともわかっています。
が、単価をあげ、案件を絞ったとしても、業務をこなすスピードや、仕様の手戻りや障害を減らさないことには、結局のところ売り上げにつながりません。

さらに、案件を減らすことは経営上のリスクを増やすことにつながります。

そうした懸念を解消するため、弊社は少しずつ単価を上げています。また、単価を上げても問題ない案件やお客様が増えています。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・事例:株式会社フラン様をアップしました(8/10)(記事)。
・弊社代表がスナックジョイゾーに参加しました(8/18)。
・弊社代表がkintone Café 神奈川を真鶴で主催・登壇しました(8/19)。
・弊社代表がM-Solutions様のクローズドイベントに登壇しました(8/24)。
・弊社代表が山梨であらたなkintoneイベントのキックオフに参加しました(8/24)。
・弊社の紹介をオーサムジョブ様のk-Reportの記事内で掲載してただきました。https://www.k-report.work/
・弊社代表がkintone開発者コミュニティの立ち上げに参加し、コアメンバーとしてかかわることになりました(8/28)。
・末日をもって一名のメンバーが弊社を離任することになりました(8/31)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間で機密保持契約を締結しました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

4月から多くのメンバーに加わってもらった弊社ですが、まだまだチームビルディングができていません。さまざまな課題が出た月でした。
とはいえ、先月はkintone hive Tokyoの場に弊社メンバー八人が集結し、交流を深めました。
雇用と外注のバランスを取るのはとても難しいのですが、まず、弊社の仕組みを整えることが先決です。
外注費や人件費の負担も厳しいですが、なんとか乗り切りたいと思います。


§ 開発案件 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。
今月も今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

今月もまた新たな案件のキックオフがいくつもありました。体制を組み、作業を開始しています。

今、弊社が取り扱っているシステムはkintoneを中心とした無数のSaaS/PaaSです。それらをつなぎ、お客様に価値を提供しています。
今、動いている実装案件が50件弱。
経営リスクを抑えるため、かなりの数の案件を同時に進行させています。それらを遅れず品質を落とさずにどのようにこなしていくか。今の課題です。

ただ、なかなか私の思うようなスピードと品質が満たせていません。
障害対応、仕様変更対応などが入るたびに、それに追われているのが今の状態です。
メンバーに言わせると、弊社の体制に比較して案件が多すぎるため、負担を感じているようです。
実際、多すぎるのでしょう。そもそも、すべての案件を統括するべき私自身がオーバーフローしているので、無理もありません。
なんとかギリギリで作業を行っているのが実情です。

うちのメンバーはよく頑張ってくれています。そしてこれを糧に成長してい欲しいと思います。
まだうちのメンバーには伸びしろがあり、私も可能性を感じています。私がやっていた作業と同じレベルに達するまではまだ難しいでしょうが、少しずつ伸びて行きながら、案件のスピードを上げ、品質も上げてもらえれば、より高次の作業がこなせるようになるはずです。

難易度が高い案件、簡単な案件。それと常駐案件。
自社でサービスを作ることが早道なのか、メンバーのスキルの熟達を待つのが正しいのか。
経営の安定とリスク回避は、多案件を同時に進める今のやり方とは矛盾しているのではないか。

悩みは多いです。
今月はその悩みを解消するために、複数の研修講師やグループワークにもチャレンジしました。
また、在野で活躍するkintoneプレーヤーたちに会いに行き、オンラインでもお会いしました。

皆さんがどういう風にkintoneエコシステムの中で安定した経営を行っているか、または開発をこなしているか。
これからの弊社を導くためにも、学びが多かった今月の成果は取り入れていかなければ。

弊社に期待してくださっている方が多くいることも知ることができました。
そうした皆さんのご期待に応えるためにも、来月も、引き続き弊社メンバーの教育とスキルアップに注力していきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

少しずつ状況は改善に向かいつつあります。
その流れを加速するため、先々月より代表の長女に弊社に正式に加わってもらい、人事・総務・経理の作業を任せています。
少なくとも、これらの作業に代表のリソースを割かれることがなくなったのは助かっています。

先月末に起こった衝撃の出来事。それについて詳しくは語りませんが、絶望し経営を投げ出しかけました。それでも、弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 一昨年(2021年)の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。それを以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、考え方の軸はぶれていません。

ただし、上記の各種理念の内容を変えます。すでにメンバーには意図は伝えました。9月から策定作業を開始し、11月までにはお披露目できるようにします。
理由は弊社体制の増強や社会の変化などを踏まえてです。そもそも理念は変わり続けなければなりません。常に同じはありえません。

先月、今年の四月から新体制を組み始めてから初めて8人で集まりました。

ところが、今月末で一人が離任することになりました。これは経営の責任者である代表の力不足によるものです。
辞めていくメンバーの期待に応えられなかったことを大いに反省しつつ、それにも関わらず残って弊社の可能性を信じ続けているメンバーのため、引き続き努力したいと思います。

その反省も踏まえての理念の変更です。
今後ともなにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約14回です。オンライン商談はざっと数えたところ約32回ほどです。
今月、頂戴した名刺は31枚です。

今月もスナックジョイゾーにははCLS道東で知り合った方をお連れし、kintone Café 神奈川でも素敵なご縁に恵まれました。山梨でも新たな出会いに胸をときめかせました。
オンラインイベントでもkintoneの開発者コミュニティの立ち上げの場に立ち会うことができ、私の認知度を上げられたのではないかと思います。
kintone Café 神奈川に来てくださった現職の議員の方からは、議員に向いているといわれ、自分の気づかない新たな一面を教えてもらったように思います。

今回は月末になって大阪の天王寺では同じkintoneエバンジェリストとして活動する中尾さんとサシのみを敢行しました。

また、その翌日にはkintone研修・教育において知名度をメキメキと上げておられる高砂市の稲澤さんと交流を深めました。

仕事に没頭する毎日ですが、こうしたイベントがどれだけ癒やしになっているか。
皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

先月は甲子園に縁がある三人がトヨクモさんのイベントにおいてサイボウズ社で一堂に会する奇跡がありました。
今月は真鶴のkintone Café 神奈川の会場において、甲子園に縁がある三人が一堂に会する奇跡がありました。
こういうご縁がkintone界隈にいるとやってくるのがうれしいです。

引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。スナックジョイゾー(8/18)。kintone Café 神奈川 Vol.15(8/19)。M-Solutions様プラグインアップデート会(8/24)。よっちゃばれkintone無尽Vol.0(8/24)。kintone開発者コミュニティ(devkin meetup)(8/28)。。

今月は自分にとっての初めての活動がいくつかありました。kintone Café 神奈川ではグループワークを取り入れました。M-Solutions様のイベントでは錚々たる出席者を前にオンラインでお話をさせていただきました。また、kintone開発者コミュニティでも技術者としての新たなステップに挑戦しました。

今月はお客様の前で研修講師を務め、約90名弱の方々の前でkintoneを3時間ほどワークや事例紹介などを含めて語りました。
こうした対外活動を通し、人脈を増やすこととあわせ、弊社の認知度を広げられたように思います。
それによってさらに忙しくなったことも事実ですが、こうした活動を通した広がりが次に繋がるのも事実です。今後も続けていこうと思います。

来月以降もいろいろな予定が控えています。
今月も何度か弊社が山梨で開催を予定している地域クラウド交流会のため、何度か山梨県甲府市に伺いました。
このイベントを通して、弊社も次のステップに進めるのではないかと期待しています。
そして、また皆様と交流を深めたいと思っています。



まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは4本(
経済成長は不可能なのか
神隠し
人魚の眠る家
焼跡の二十面相
)。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本(
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
)。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは2本(
事例:株式会社フラン様
kintone Café 神奈川 Vol.15を主催・登壇しました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

7月28日 7月28日 反面教師として襟を正そう
7月31日 7月31日 全政治家にIT知識を持って
8月1日 8月1日 今後の弊社には希望しかない
8月2日 8月2日 五年後に向けた各種の理念
8月3日 8月3日 引き合いを頂ける間は大丈夫
8月4日 8月4日 組織作りは道のプロも交えて
8月7日 8月7日 歴史だと長いが、人生は刹那
8月8日 8月8日 花火からも学べる事の多さよ
8月9日 8月9日 薬物頼りでは収支は赤字だよ
8月10日 8月10日 Excelとkintoneの共存法
8月14日 8月14日 暑さ対策は慣習の変更から
8月15日 8月15日 78年前に倣って復興する!
8月16日 8月16日 ご縁は急がず慌てずに育つ
8月17日 8月17日 イベント登壇and研修講師
8月18日 8月18日 kintone界隈で必要な技能
8月21日 8月21日 コミュニティで道を拓いて
8月22日 8月22日 続ければ何かにはなれます
8月23日 8月23日 同調圧力には負けない心で
8月24日 8月24日 基礎力は頭で考える訓練を
8月25日 8月25日 私コミュニティでこう転機
8月28日 8月28日 回る仕組み構築が必要です
8月29日 8月29日 技術者コミュニティに参加

§ 年表

・八月お仕事

Cafe Impressionにて作業、鶴巻温泉にて立ち合い作業、二俣川で作業・打ち合わせ×8、大和市立図書館で作業、Tully’s Coffeeでオンライン打ち合わせ、大和市文化創造拠点シリウスで作業、Tully’s Coffeeでオンライン打ち合わせ、下北沢駅コンコースでオンライン打ち合わせ、Tully’s Coffeeでオンライン打ち合わせ、浜松町で商談、御茶ノ水で商談、ドトールコーヒーショップでオンライン打ち合わせ、Starbucksでオンライン打ち合わせ、大月市郷土資料館で作業、スナックジョイゾー、真鶴町観光協会でkintone Café 神奈川、スミマルシェで懇親会、草柳商店で懇親会、アクアビット サテライトオフィスで作業、Tully’s Coffeeでオンライン打ち合わせ、CAFé de CRIE Plusでオンライン打ち合わせ、浜松町で作業、白金台で商談、大和市文化創造拠点シリウスで作業、かいてらすでイベント、WOODSHEDで懇親会、マクドナルドで作業、秋吉 天王寺店で懇親会、すし・かつめし 一平で懇親会、パソコンのお医者さんで商談、石焼地どり おじぎ屋 加古川本店で懇親会、浅草で商談、九段下で商談

§ ツイートまとめ
・八月ツイート
https://togetter.com/li/2215134


kintone Café 神奈川 Vol.15を主催・登壇しました



8月19日にkintone Café 神奈川を真鶴で開催しました。
告知サイト

今回は株式会社あわえさんにもご協力いただき、現地での会場の確保や真鶴の皆さんへの声かけ等をお願いしました。

なぜ真鶴で開催することになったのか、その背景を説明します。
まず、今年の1月にさかのぼる必要があります。

私が自社でサテライトオフィスを開きたいと考え、その候補地の一つとして真鶴を訪れたのが発端です。その際に真鶴の街並みに惹かれ、また来たいなあと思っていました。

その後、5月にCLS高知があり、私も高知まで足を伸ばして参加しました。その中のセッションでとても心に刺さるキーワードが提示されました。
「公私混同」
この言葉を語った方こそ、登壇されておられた株式会社あわえの吉田代表です。
私はその言葉にとても印象を受け、あわえさんのページを訪れたところ、なんとあわえさんのサテライトオフィスの1つに真鶴があるではありませんか。
株式会社あわえ様


kintone Café 神奈川は、4月の頭に小田原で開催しました。小田原で会場として使わせてもらったコワーキングスペースも、一月に真鶴に訪れた後、小田原で使わせてもらった場所でした。
CLS高知で得た着想から、kintone Café 神奈川の次は真鶴で開催したいけどどうだろうか、kintone Café 神奈川を運営する皆さんに諮ったところ、いいねえ。という声をいただいたので、私からあわえさんにコンタクトを取り、今回のkintone Café 神奈川が実現しました。

まず最初のあわえさんとのオンラインミーティングでは、kintone Café 神奈川を一緒に進めてくださっている藤村さんとkintone Caféの理念やイベントの内容を説明し、協力し合える可能性をすり合わせました。
さらには私と藤村さんとで真鶴にお伺いし、あわえさんのスタッフとして現地で活動されている松木さんと会場の使い方や当日のテーマやスケジュールを打ち合わせました。

早い段階でテーマが地域創生と言う方向性は決めていました。あわえさんが手がけておられる地方創生の事業と、神奈川県唯一の過疎地である真鶴町の課題をkintoneで解決する。そのようなイベントスキームが早い段階から頭にあり、ブレることもありませんでした。

言うまでもなく、kintone Caféは企業セミナーではありません。理念でもそれは厳しく禁じています。
なので、私たちからもあわえさんとの最初のオンラインミーティングでそれは入念にお伝えし、ご理解いただきました。そして、あくまでもkintoneを使って真鶴町の課題の解決策を探る方針で臨みました。


8月19日。
真鶴町最大の祭りである貴船祭りも一段落し、真夏の海日和が続く真鶴町。
この日もとても暑く、駅から会場である真鶴町観光役場に向かうだけで一苦労でした。

でも、海を目の前にした会場はまさに開放的。
私はデビット伊東さんのいらっしゃる伊藤商店でラーメンを啜り、13時前に現地に着きました。すると、皆さんも開始時間である15時を待つのも惜しいかのように、14時過ぎにはかなりの人が集まってきました


今回は、ジョイゾーの根崎さんに司会進行を担ってもらうことにしました。

kintone Caféの理念や会場の諸注意など、ここでX(Twitter)でハッシュタグでつぶやいてもらうよう皆様にお願いせず、ホワイトボードに書いただけにしたのは失敗でした。おかげで今回のkintone Caféはつぶやきが控えめでした。

でも、その後の自己紹介は23、4人の全参加者に円滑に行ってもらい、根崎さんの進行も順調。目玉焼きをどのように食べるか、また、何をかけるかと言う質問を交えたことで、自己紹介の内容にバラエティが生まれたのは良かったです。
実際、皆さんの自己紹介を聞いていると、人によってそれぞれの目玉焼きがあるんだなぁと思いました。


さて、自己紹介の前にはあわえ社の三宅さんから真鶴について軽く触れていただきました。
その中では、皆さんに真鶴の置かれた状況や、今回の目的をインプットしてもらいました。

続いては、私からkintoneの紹介を行いました。
まず私から聞いたのは、皆さんの中にkintoneを初めて触る方がどれくらいいるか、ということです。すると10名ほどの方がkintoneを触ったことがないそうです。
実際、事前に聞いていた話でも、何人かはkintoneを初めて触ると聞いていました。そのため、私のスライドの内容もかなり初心者向けかつコンパクトにしました(ちなみに今回初めてcanvaをkintone Caféのスライドに使いました)。

今回の紹介では、kintoneの基本機能では、地域課題を解決するには足りないと判断し、外部との連携の可能性を理解してもらうことが地域創生の肝だと考えていたので、外からのさまざまな情報をkintoneに流入させる方法やkintoneから外の媒体に情報を出力させるやり方について話をしました。

まぁ皆さんうなずいてくださったり一生懸命聞いてくださっていたので、少しは役に立ったのかなと思います。
スライド(kintone Café 神奈川 Vol.15 (canva.com))

さて、私の登壇の次は、いよいよ今回のメインの一つである山口さんによるグループワークです。


実は、皆さんが参加者が入室される際、真鶴の良いところを付箋に書いてもらい、窓に貼って貰いました。

そして山口さんの登壇では、まず、アイスブレイクとして、改めて参加者の皆さんに個人のやりたいことや希望願望を付箋に書いてもらい、窓に貼り出してもらいました。

この猛暑の中、ダウンジャケットが欲しいとか、旅行したいとかマンホールカードを取得したいとかYSL展に行きたいとか、真面目な学術的なことや、技術的な目標を書いてくださる方もいたり、とてもバラエティー豊かな内容でした。
こうやってアイスブレイクを設けるだけで、研修とはよく回るっていうのは私も経験上知っています。まさにその生きた実例が見られました。

実は、こうした事は、全て山口さんの周到な準備の一つでした。
山口さんのグループワークの手法はワールドカフェを踏襲しておられましたが、その上に山口さん自身による準備や山口さん自身のファシリテーション能力によって、とても良い形で議論が進みました。

4人ずつ5テーブルに分かれた各グループではとても熱心に議論が進みました。私たち運営側でも議論が円滑に進められるように、真鶴の方や真鶴以外から参加した方をテーブルごとに分散させた形で分けました。
それもあって、本当に皆さんが真鶴のことをよく考え議論してくださったと思います。

私が山口さんにお会いするのは今回が初めてでしたが、その進め方にとても感銘を受けました。

実は私も先日研修講師を100人ほどの方の前で行いました。そのご縁で別の研修講師の方の手腕も拝見し、最近私の中では、研修講師と言うキーワードがとてもホットです。

今回の山口さんの手法も今後どこかで参考にさせてもらいたいと思いました。
ワールドカフェの手法自体は、
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ワールドカフェ
のリンクに書いてますので、ご参考にしていただければと思います。

このときの私の担当は、各テーブルから挙げられた解決策をホワイトボードに書き移す係。
それぞれが別々の課題と解決策を提示してくださっており、良い感じに散らばった結果となりました。真鶴の皆さんにも良いきっかけができたのではないでしょうか。

さて、ここで一度休憩をとり、水分補給や名刺交換等に時間を使ってもらいました。

続いては「真鶴の課題を語る」と題して、あわえ社の松木さんと、観光案内所の近くでhonohonoというお店を経営されておられる入江さんからそれぞれ10分ずつ真鶴の現状や課題を語ってもらいました。

今回のテーマは真鶴と言う神奈川県でも、唯一の過疎地域として認定されている町の課題をkintoneでどう解決するか、という事でした。
6700人を擁する街の人口も、年々減少しており、5000人を切る可能性も視野に入らなければならないそうです。
5000人といえば村から町になるための必要条件です。さすがに町になった後、再び村に格下げされることはあまりないそうですが、危機感も持たれている方が多いとの印象を受けました。
一方で、東京から見れば真鶴は熱海の手前であり、まだまだ可能性があるはず。今回も多くの真鶴の方が来ていただき、活発な議論が繰り広げられましたが、お二方の話も、まさにそうした議論をより裏付ける内容でした。

お二方の話の後は、藤村さんからkintoneを使った課題解決の提案と言うことで2つほど提案をしていただきました。

kintoneをよく存じ上げている藤村さんならではの提案は、これからの真鶴にとって参考になる情報のはずです。
その後、私も藤村さんとともにパネリストとして、皆さんの前に移動し、皆様からの質問やkintoneを使ってどのようにこの場で出た課題を実現していくかということをお答えしました。皆さんからも時間の許す限り、積極的に質問を行っていただき、私からもその場でお答えさせていただいたつもりです。

今回の反省点としては、ここをもう少しじっくりと掘り下げたかったところですが、ちょっと時間が足りなかったかなと言う感じです。

でも、私が皆さんからの質問に答える内容を真鶴町役場の中村さんが一生懸命ノートにメモしておられるのが印象的でした。きっとこの後、真鶴町でも地域課題の解決にあたっては、kintoneを使った仕組みを検討していただければ、私たちも本望です。期待したいと思います。

最後には恒例の全員写真。

さて、お楽しみの懇親会です。今回は観光案内所の目の前にあるお店の別部屋をお借りし、約七割ほどの方が残って歓談と懇親を楽しみました。

真鶴といえば魚です。真鶴の漁港で揚がったお魚のフライや刺身が美味しくて美味しくて。そこに真鶴みかんが添えられていたのが素晴らしい。

その他もきちんとお腹にたまるものもたくさんご用意していただき、我々も存分に食べて満足しました。

さて、一次会で何人かの方が帰られましたが、続いての二次会はなんと草柳商店と言うお酒屋さん。こちらはお店でお酒を買ってその辺で飲むことができます。このスタイルがとても新鮮で、かつ真鶴町に迎え入れられたと言う感触が得られました。それがとても嬉しかったです。
ここでも、皆さんの間では話が盛り上がりました。10人ほどの皆さんと楽しく会話ができました。もちろん、次のkintone Caféへのや仕事へのつながりもこの一次会と二次会で生まれました。
もちろん、そして真鶴の今後の事についても。

私としては、マンホールカードのことで盛り上がったり、私を指して現職の議員の方から議員に向いていると言われたことも印象に残りました。

そろそろ帰宅です。まだ夜の10時前だというのに暑い。汗が滝のように流れる中を駅まで歩きました。そして、おそらくはちゃんとそれぞれが家に帰れたはず。
真鶴も神奈川県の一部なのです。少し遠いけど。

それにしても今回は本当に楽しかったです。朝にお知らせを見てわざわざ遠くからきてくださった方もいれば、通り掛かって参加してくださった真鶴の方もいました。神奈川県の全域から様々な人が参加し、とても盛り上がりました。

毎回やる度にやって良かったと感動するkintone Caféですが、今回も100%以上の満足感が残りました。反省点もありましたが、kintone Caféの新しいあり方が作れたような手応えがありました。

まずは今回参加してくださった方、登壇してくださった方、ありがとうございました。また、企画段階から関わっていただき、場所を用意してくださったり、相談もしてくださった株式会社あわえのお二方や、素晴らしいグループワークを進めていただいた山口さん、お店の皆さんやその他真鶴の皆さん、本当にありがとうございました。

もう一度、いや、何度でも真鶴には来たいと思います。


事例:株式会社フラン様


基幹システムと店舗POSレジシステムの刷新にあたって、周辺システムにkintoneを選定

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株式会社フラン様は、40年以上前の創業時から女性向けランジェリーを扱っておられます。
当初は輸入ランジェリーの販売が主でした。その後、各地のショッピングモールにチェーン展開を始めると同時に商品ラインナップを大幅に見直し、今では豊富なデザイン・機能・サイズのランジェリーを展開しています。
本稿を執筆時点では全国にリアル店舗が19店舗。オンラインショッピングモールに11店舗を出店し、順調に成長しておられます。

フラン様を弊社にご紹介くださったのは株式会社スマレジ様及び大幸パートナーズ株式会社様です。
フラン様と弊社のご縁のきっかけとなったのは、フラン様が各店舗のPOSレジシステムの刷新を行うと決めた時点からです。
フラン様はまず、スマレジ社にお声掛けしました。
スマレジ社の運営するスマレジはPOSレジ機能に特化しています。POSレジ機能を補完するため、スマレジにはアプリストアが用意されています。多くのアプリ群がスマレジの機能を支えています。そのアプリ群の一つにスマレジから請求書を出す「セイキューン」があります。大幸パートナーズ様は、この「セイキューン」を開発・運営されておられます。
ところが、フラン様が望む請求書発行の運用は「セイキューン」で満たせたものの、他の店舗運用を満たすためのアプリがアプリストアにはなく、その解決策をフラン様より相談された大幸パートナーズの五十嵐社長が提案したのがkintoneでした。
そして、kintone側を担うシステム開発会社として弊社を推していただきました。

多種多様の品揃えを管理するための設計

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スマレジの標準機能では実現できない運用。フラン様の課題は最初から明確でした。

まず、商品管理です。
フラン様が展開するランジェリー商品のラインナップは、上に書いたとおり多種多様にわたります。そのラインアップを支える上で細かい商品管理が欠かせません。ところが、スマレジの備える商品管理機能はフラン様の要望を完全に満たしていませんでした。
例えば、フラン様のランジェリー品目はサイズごと色ごと品番ごとに設けています。それらの商品管理単位(SKU単位)の数はアクティブな点数だけを数えても五万点を超えています。その入力方法はどのように行うのか。データの関連性はどう設定するか。
さらに、SKUの一つ一つにJanCodeを発番する必要があります。スマレジのPOSレジ機能にはその機能がありませんでした。

次に商品物流管理です。
スマレジのリテールビジネスプランには入庫、入荷、出荷、出庫などの機能が備わっています。また、高度な在庫管理機能も備わっています。
ですが、それらの処理をスマレジに指示する際、一店舗ずつ処理を行う必要がありました。
つまり、多店舗×多品種で運用するフラン様の業務上、入力の手間が生じることが予想されていました。

続いて、売上分析機能です。
スマレジが擁する売り上げ分析機能では、経営のかじ取りを行うための分析ができず、分析をkintoneで代替させたいとのご要望もお持ちでした。

あと一つは、オンラインショップの売上データを変換し、そのデータをスマレジの売上データとして登録する機能です。
これもkintoneを経由させ、データを加工させればよいのではという構想をおもちでした。

最後に、ピッキングリストを発行する機能です。これが一番のフラン様のご要望でした。
ピッキングリストとは、倉庫の担当者が商品を棚から選ぶ際のリストの事です。
つまり出荷/出庫予定に対し、迅速に棚から商品を出すリストの出力が喫緊の課題でした。
スマレジはタブレットから簡単に出庫予定を出せます。が、紙のリストを出す機能はありません。SKU点数が多いフラン様の運用上、より運用に即したピッキングリストを出す必要に迫られていました。
望ましいピッキングリストとは、現在の在庫数に加え、入荷・入庫予定を算出してくれるものです。
店舗ごと、SKUごとに設定した在庫定数を下回るか、または指定した任意の期間の売上数に応じた数量を反映したピッキングリストを出すことは、フラン様の各店舗の在庫管理の肝でした。

スマレジはPOSシステムとして優れた機能を持っています。
ですが、それでも上記のようにフラン様のような多品種を扱う業種では補いきれない点がありました。
これらの機能をkintoneで補完し、スマレジのPOSレジ機能の良さを生かす。これが今回の案件のミッションでした。

SKUの多さを克服することが大変

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開発の期間は約半年。
約半年の間、kintoneのアプリ間の連携や、JanCodeの発番機能の実装など、kintone側で出来ることは順次仕上げていきました。
特に商品管理を実現するため、多くのアプリを組み合わせました。品番やSKU、カラーやサイズなど。そうしたアパレル系のお客様ならではの商品管理を実現することがまず最初の難関でした。
フラン様のご担当者と何度もオンラインで打ち合わせを重ね、kintone自体の癖や特徴もお伝えしながら、より良い商品管理につなげていきました。

また、フラン様が求めるSKU単位で商品管理を行うご要望では、多数のレコードが必要でした。
それは、kintoneのレコード数の増加と、レコード数が多いことによる処理時間の増加に直結します。
処理時間を工夫し、タイムアウトエラーを起こさずに処理を実現する。それが開発上でもっとも苦労した点でした。
どうすれば処理時間を短くし、業務に影響を与えぬように短時間で処理を終わらせられるか。

例えば、新たな商品を登録した場合の処理です。
kintoneには商品データの背後に多くのマスタアプリが連なっています。商品データを登録した際、多くのアプリにデータを連動することが求められました。
さらに、kintoneで作ったデータをスマレジに登録する際も大量データによる問題が発生しました。
そのため、当初はフラン様がCSVを取り込む運用を行う想定でしたがうまく行きませんでした。
そこで、当初は開発範囲外だったkintoneからスマレジへの商品登録の必要が生じました。

また、店舗ごとSKUごとに在庫の定数レコードを作成する処理も必要です。
頻繁に新商品が発生するフラン様の場合、細かいデータの連携が必要となります。
当初はデータを連携するためにkintoneの画面上にボタンを設置していました。ところがボタンを押した後に処理を待つ時間が生じ、さらには大量のデータを処理する間にタイムアウトエラーが生じてしまいました。
これは一件ずつ、追加と更新の判断をしながら、大量のレコードをkintoneで処理する必要があったためです。これをどのように制御するか。処理がタイムアウトしてエラーになる事象をどのようにして回避するか、ここでも開発に腐心しました。
こうした処理はkintone内でJavaScriptに担わせる実装をやめ、サーバー内においたphpプログラムに任せるように処理を変更しました。
その際も、夜間バッチや都度処理の併用を幾パターンも試しました。

大量データに関する課題は、ピッキングリストの発行処理でも生じました。商品データ、在庫定数データ、売り上げデータ、そして入荷/入庫予定データ。ピッキングデータを出すまでにはいくつものアプリで大量のデータを扱う必要がありました。
これらの処理も全てphpに移管しました。しかもkintone画面上でもタイムアウトを生じさせないよう、Ajax処理を時折挟んで制御を行い、タイムアウトが生じないような工夫を行いました。

あと、ご要望としてあったのが、スマレジの各種データをバッチでkintoneに取り込む処理の実装てす。これも何度も調整を重ねました。
バッチ処理を実行するのは一時間おきなのか、それとも一日一回なのか。
スマレジのAPIの条件設定も含めて、その実装にもかなりの創意工夫を凝らしました。

スマレジのデータを追加/更新する際、スマレジ側で処理時間のタイムアウトにならないような工夫も必要でした。
そのエラーを回避する検討にもかなりの時間を掛けました。
ブラウザで制御を行うため、一定期間ごとにAjaxで処理を更新する機構はまさにその一つです。
データ数が何万件にもなる場合、kintoneとスマレジの両方で考慮しなければならない点が多く、それらを満たすための処理にはかなりの時間を掛けました。

お客様にもkintoneに関わっていただきながら運用へ

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並行してフラン様にもkintoneの理解を深めていただきました。
フラン様のご担当者様は、kintoneのコマンドラインツールであるcli-kintoneの使い方を学び、自力で kintoneからの出力処理を実装するまでになりました。
弊社はこうした実装については助言をし、お客様自身で可能なように支援しました。
その助言をもとにkintoneを使いこなしていただけたのは、今回の開発において手応えを感じたことの一つです。

kintoneアプリの修正も双方で連携をとりながら、破綻させずに少しずつ運用開始に向けてkintoneとスマレジの双方で実装を進めていきました。
各店舗のスタッフ様への操作研修も順次実施していただき、無事に11月に運用が開始できました。

特筆すべきは、初めのご挨拶から運用開始まで、一度もフラン様とはオフラインの対面でお会いしていないことです。
全てをリモート(zoomとチャットワーク、たまに電話)の連絡だけでやり切りました。

これは弊社にとっても大きな自信となりました。フラン様の皆様には感謝です。

フラン様より

フラン社の奥村社長はこう語ってくださいました。

「ここまでクライアントの要望を何度もくみ取り対応頂ける開発会社は初めてです!」

弊社のPOSレジの切り替えに伴い、業界でも注目されているスマレジの利用を検討しておりました。機能を調べたところ弊社の運用において不足している機能が多々あり導入を半ば諦めていたころ、ご縁を頂いたのがアクアビット様になります。弊社ではKintoneの利用経験がなく実際の運用にあたり問題が発生しないか心配しておりましたが、アクアビット様の度重なるヒアリングをベースにした開発や問題発生時の素早い対応などにより、当初の心配が嘘のように無くなっていきました。これからも弊社のパートナーとしてサポート頂きたいと思ってます!

フラン社の小林様はこう語ってくださいました。

「kintoneについての知識がゼロの段階から、
毎回のミーティングを通して弊社側の要望や意図を汲み取り、
個別アプリの作成、アプリ間の連携、そしてスマレジとの連携に至るまで、次々と形にして頂けたこと、
またその後大きなトラブルもなく今日まで運用できているのは、
アクアビット様のお力無くしては出来なかったことだと改めて感じています。
運用開始後もエラー発生時の迅速な対応や、改善するために多くのサポート頂き、絶大な安心感を持って日々の運用が出来ていることにも本当に感謝しています。
引き続きどうぞよろしくお願いします。」

フラン様のご紹介

商号 株式会社フラン
本社 〒488-0044 愛知県尾張旭市南本地ヶ原町3-110
TEL 0561-54-6813
代表者 代表取締役 奥村 聡
設立 1981年1月23日
資本金 1000万円
ウェブサイト https://fran-de-lingerie.com/

2023年7月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括
7月。
今月も仕事が忙しく、旅をしても全て出張にかこつけています。
唯一のオフは、釧路でCLS道東に参加した夜、札幌まで戻り、翌朝の電車で9時に倶知安についてからレンタカーでニセコ、蘭越、黒松内町、島牧村を巡った旅です。
北海道の自然の魅力を存分に味わってきました。

今月も忙しかったですが、他にも出張を利用して方々へ出かけられました。
今月は山梨を三回、糸魚川、真鶴、田無を仕事で訪問しました。
山梨の一回は家族で甲府近辺のうまいもの巡りをしましたし、糸魚川ではMOVED社の皆さんや糸魚川の皆さんとウッドデッキ作りに汗を流し、良いリフレッシュになりました。

仕事をしながら、旅をする。そのノウハウをいかに実現するかが私のテーマです。
私個人だけであれば、動き方についてはコツをつかめるようになりました。ですが、経営者と旅人を両立させるコツががまだ会得できていません。まだ努力が必要です。
私にとって、行きたい場所とやりたい事は無限にあるのですから。

どうすれば仕事とやりたいことを両立させられるのか。
そうならないためのさらなる工夫が必要です。

まだ私の日常は仕事に偏っています。
その証しこそ、執筆活動や読書などの文化活動の低下です。顕著に現れています。

私に与えられた時間は有限で、ますます残り少なくなっています。
残された時間を少しでも有意義にしたいと思います。死を迎えるまでに。

生きていること、生かされていることのありがたみ。
それを常に忘れぬようにしながら、充実した日々を送りたい。
皆さんと私の思いは同じです。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちをフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

今月は家族とは一回お出かけしました。妻とは一回、妻と長女とは四回、妻と次女とはゼロ回、長女と次女とはゼロ回。長女とは一回、次女とはゼロ回。


§  月表

 ・七月お出かけ
まるひら、釧路埼灯台、厳島神社、米町公園、釧路フィッシャーマンズワーフ MOO、釧路駅、札幌駅、南北線 さっぽろ駅 (N06)、南北線 大通駅 (N07)、西11丁目駅 (T08)、GUESTHOUSE ON MY WAY、西18丁目駅 (T07)、地下鉄 琴似駅 (T03)、JR 琴似駅 (S03)、倶知安駅、トヨタレンタリース新札幌 ニセコ倶知安店、道の駅 ニセコビュープラザ、昆布駅、蘭越町交流促進センター 幽泉閣、道の駅 らんこし・ふるさとの丘、目名駅、セイコーマート 島牧店、道の駅 よってけ!島牧、賀老の滝、熱郛駅、道の駅 くろまつない、紅葉の滝、トリフィート ホテル&ポッド ニセコ、札幌らーめん大心 ニセコ店、レルヒ記念公園、グラウビュンデン、MOUNTAIN KIOSK coffee 倶知安店、2代目SAMURAI、トリフィート ホテル&ポッド ニセコ、hakko ginger、モリデアイ、マーキーカリー、SPROUT、倶知安駅、新千歳空港 (CTS)、成田国際空港 (NRT)、二俣川一丁目公園、鶴川駅前図書館、Zepp DiverCitySizzler、川崎駅、チャーハン王、麺屋 一楽、支那麺 はしご、北陸新幹線 糸魚川駅、星場荘、秋葉神社、セブンイレブン 糸魚川上刈店、美山キャンプ場、Kitchen Poco、Starbucks、TSUTAYA BOOKSTORE、大和市文化創造拠点シリウス、初狩PA (下り)甲州夢小路caf? terroir澤田屋 本店セブンイレブン 甲府伊勢1丁目店、甲府市立図書館、金手駅、来迎寺、誓願寺、オープンカフェ まるごとやまなし館炭・肉と旬野菜 kazanChami Sandwich甲府城石垣展示室コットンクラブモスバーガー 鶴川店4U、酒処 宵、真鶴港、真鶴町観光協会、月光堂、株式会社ジョイゾー、サイボウズ本社、炭とけむり、東京屋、籠屋たすく、サイゼリヤ、大和市文化創造拠点シリウス、大和市立図書館、奥藤本店、銀座 江戸屋

・七月ツイート
https://togetter.com/li/2197467
§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かけたのは、今月は一回です。

連休の真ん中の一日を使って山梨の甲府に行ってきました。




§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で一度でかけました。

家族で甲府に出かけた際、帰りにコットンクラブに二人であいさつにいきました(7/16)。今度の地域クラウド交流会はここで開こうと考えているのです。

§  妻と長女とのお出かけ 妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は四回ありました。

近所のモスバーガーに昼を食べに出かけ、私は二人が買い物に行った間も、引き続きそこで仕事をしていました(7/17)。
また、先に二人に行ってもらっていた甲府に私が後で合流し、山梨県活性化プロジェクトの交流会に参加しました(7/19)。
別の日にはスナックジョイゾーに三人で参加しました(7/21)。
また別の日には三人でサイゼリヤで食事をしました(7/22)。


§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女との三人で出かける機会は一回もありませんでした。

次女は昨年末で就職したお店を辞め、今はアルバイトで飲食の仕事を続けています。
次女のことを本当に好いてくれている彼氏にも巡り合え、今は未来のことで頭がいっぱいのようです。

先月のあまに今月は4月1日からずっと行っていた彼氏のいる韓国から10日に戻ってきました。
モラトリアムと考え、22歳までは大目にみるつもりです。
ただ、そこで彼氏に甘えてしまうのではなく、自分の力で何かを成し遂げてほしいと考えています。
家庭も大切にしつつ、何かに挑戦してほしいな、挑戦をやめないでほしいな、と思う父親です。

§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。

長女は4/1付けで雇用しました。
すでに2月から引継ぎもかねて打ち合わせにも同席してもらっていましたし、内部の定例会議にも出てもらっていました。

弊社メンバーが東京に集ったkintone hive Tokyoの際も、娘には来てもらいました(7/6)。

昨年末をもって私の中では子育ては終わったと思っています。娘たちにはそれぞれを一人の大人として対し、手助けができるところは私から手を差し伸べていこうと思います。

●私自身の七月(交友関係)

§  関西の交流関係 今月は実家に帰っていませんし、出張でも関西に行きませんでした。

ですが、今月も関西との思わぬご縁をいただきました。同じkintoneプレイヤーとして著名なトヨクモ社の中井さんは、私の高校の後輩にあたります。その中井さんも出られていたトヨクモkintoneユーザーフェス2023の後夜祭会場において、本編でも登壇されていた尼崎市役所の方と知己を得ることができました。

尼崎市役所は私の父が職員として全うした職場です。私にとっても外郭団体の就職を断った引け目のある場所。そのような尼崎市役所の方とまさかkintoneのイベントでお会いできるとは。
しかも、この方のお父様が西宮の学文殿町に住み、私と同じ中学、私や中井さんと同じ高校を卒業していたというから驚きです。そういうご縁にばったり出会えるから、コミュニティの参加はやめられません。
また、中高校大学のころの友人とは会いたいと考えています。

§  今月の交流 今月は、飲みの交流は充実していたように思います。


CLS道東は、月末の前夜祭(6/30)もとても楽しく過ごせましたが、本編の当日(7/1)も様々な方が私に声をかけてくださりました。コミュニティーに顔を出し続けることで何かが変わる意義を強く感じさせてくれた経験でした。
残念ながら、本編当日の夜の懇親会は、札幌に移動する必要があり出られなかったのですが、コミュニティや交流の本質が何か、少しだけつかめた釧路での滞在でした。
また、札幌から倶知安に移動したのは仕事でした。このご縁をいただいたのは、十年ほど前から横浜の方を通じてご縁のあった方です。この方からお仕事の引き合いをいただいたことが、今回の北海道行きの後押しになりました。
この方とのランチや夜の交流(7/3)もまた得るものの大きい体験でした。何しろ十年ほど前からご縁があったにもかかわらず、会うのは今回が初めて。実はすごい方だったということも交流することの喜びです。様々なお話やニセコのことなどで盛り上がりました。


北海道から戻った翌々日は、kintone hive Tokyoが催されました(7/6)。東京に弊社メンバーが集い、初めて会ったメンバー同士で相互に交流をしてくれました。もちろん私もなかなかお会いできない全国のkintoneプレイヤーとの交流を楽しみました。
その翌日も某所でのシークレットイベントで交流を楽しみました(7/7)し、そのまた翌日には、糸魚川を訪れ(7/8)、糸と魚と川 Vol.12(7/9)では、MOVEDの皆さんや糸魚川市の皆様と、とても充実した時間が過ごせました。ウッドデッキを作り、おいしい海と山の幸をほおばり、労働の後のビールに万感の満足を感じる。作る行為を共にすることのすばらしさと、それによって得られるご縁。素晴らしいものでした。

糸魚川から戻ったその夜も、トヨクモkintoneユーザーフェスでの皆さんとのご縁が嬉しかったです(7/10)。

また別の日には甲府で行われた交流会に参加し(7/19)、甲府に住む志のある皆さんとの交流を楽しみました。
真鶴に伺って打ち合わせをした際(7/20)も、真鶴の皆さんとの交流を楽しみました。
他にもkintone Café 東京への参加と夜の懇親会はめちゃめちゃ楽しかった(7/22)し、その前日のスナックジョイゾー(7/20)ではスペシャルゲストも来られ、とても贅沢な一夜が過ごせました。今月は交流についてはとても恵まれた月だったと思います。

今月も皆様ありがとうございました。

●私自身の七月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、一冊も書けませんでした。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、今は書くための時間がありません。読んでからレビューをアップするまでの時間も二年を超えてしまいました。
今、私のプライベートの時間がほぼなくなってしまっています。仕事をからめた交流があるので精神的には困っていませんが、一人の時間がないことは見直さなければと考えています。
レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は、私にとってワークライフバランスのバロメーターです。ワークに偏っている今の状況を早く取り戻さねば、とかなりの危機感を持っています。

以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは7本(
トヨクモkintoneユーザーフェス2023に登壇しました
コミュニティリーダーズサミット in 道東 2023 海霧編に参加しました
kintone hive Tokyoに会社で参加しました
糸と魚と川 Vol.12に参加しました。
2023 kintone hive TOKYO
kintone Café Tokyo Vol.13に参加しました
kintone Café Metaverse Vol.4に参加しました」)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

6月29日 6月29日 弊社をより良くするために
6月30日 6月30日 読み書き力は技術者に必須
7月3日 7月3日 継続は認知度に高く寄与する
7月4日 7月4日 のどかさから気づく業務改善
7月5日 7月5日 外への発信が観光客を呼ぶ
7月6日 7月6日 kintone hive観覧にあたり
7月7日 7月7日 kintone hive Tokyoの学び
7月10日 7月10日 MOVEDさんに学んだこと
7月11日 7月11日 地方は都会に劣らず魅力的
7月12日 7月12日 Threadsへの移行は待ち
7月13日 7月13日 体調管理にはお気をつけて
7月14日 7月14日 経営の奥深さと楽しさって
7月18日 7月18日 暑いからリモートワークを
7月19日 7月19日 ゲームにハマると後が怖い
7月20日 7月20日 願い叶えるには考え続ける
7月21日 7月21日 納期とノルマの違いを知る
7月24日 7月24日 コミュニティの新陳代謝を
7月25日 7月25日 Xにはもう少し付合います
7月26日 7月26日 iPaaS界にGoogleが進出
7月27日 7月27日 メタバースの今後の可能性

§  今月の読書 今月は8.5冊の本を読みました。内訳は、ミステリ2.5冊、純文学一冊、ビジネス本一冊、自伝二冊、スポーツ史一冊。社会学一冊。

今月も本を読む時間が取れていません。が、無理やり本は読むようにしています。ところが読んでもそれをアウトプットできていないのは上に書いた通りです。
形式的にアウトプットするのなら、ChatGPTに頼るのもありですが、それは自分にとって衰退への道だと思っています。

私が一昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、まったくそれが進んでいません。
仕事にかまけてしまっています。このことにもとても強い危機感を抱いています。このまま何も生み出さずに老いてしまうのでは、と。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞は0本です。

なお、今年の大河ドラマ「どうする家康」も先々月に入ってからほとんど見られていません。録画も溜まってしまっています。とにかく見る暇がないのです。


§  今月の舞台 舞台については、今月は見ていません。

妻が宝塚の公演が始まったことで、連日の猛暑の中、チケット出しで立番をし、疲弊しきっています。
歌劇団に、せめて屋内でのチケ出しをお願いしてみたそうですが、断られたそうです。
妻は数年前にもチケット出しで熱射病で倒れました。おそらく、次に倒れた時は生命の危機にも関わると思います。
あまりのことに、私もFacebookでいちど名指しで警告を出しました。改まらないようであれば、Twitterでもさんざん攻撃してやろうと思います。無償で働いている代表やスタッフなどのボランティアに対して、あまりにもやり方がひどい。



§  今月の音楽 コロナが始まってから’70’sから活躍したアーチストの全曲を聞く活動を続けています。今月はBostonの全アルバムを順に聴きおえ、好きな20曲にもまとめました。

また、先月に20曲にまとめたBruce Springsteenの自伝を図書館で借り、読破しました。本の中には私の知らないエピソードも多数載っており、生い立ちやさまざまな葛藤の中、彼のあの音楽が作られていった経緯が理解できます。改めて彼の音楽を聴きたくなりました。特に歌詞をじっくりと読みながら。


§  今月の美術 今月は、美術に触れる余裕がありませんでした。

真鶴を訪問した際、真鶴半島をご案内いただきましたが、その際に中川一政美術館の横を通りがかったぐらいです。

§  今月のスポーツ 今月は、スポーツをする余裕がありませんでした。

ただ、大リーグの大谷選手の打棒の凄まじさは尊敬に値します。
ダブルヘッダー第一試合で関東の完封を成し遂げ、その後すぐの試合で2打席連続のホームランなど普通はありえない。


§  今月の滝 今月は二か所の滝を訪れられました。「賀老の滝(7/2)」「紅葉の滝(7/2)」


賀老の滝は私にとって四十五か所目となった日本の滝百選に選ばれた滝です。
残念ながら、よく写真に取り上げられるアングルからは歩道が崩れて通行止めになっており、見られませんでした。その替わり第二展望台の少し上からのアングルで滝の全景を写真に収められました。歩道にはクマの糞と思しきものもところどころ見つかり、終始舌打ちと拍手をしながらでしたが、自然の中の歩行はやはりよいです。駐車場の近くではキタキツネも見かけましたし。
また、もう一度来たい滝です。


紅葉の滝は、かなりアクセスポイントまでの道で藪漕ぎを余儀なくされ、急いでいたこともあって、なんどか下に落ちそうになりました。
でも、苦労して訪れただけあって、なかなか良い滝でした。まさに秘境という感じの。
蘭越町もぜひこの滝の魅力を伝えるためにも、遊歩道整備はしてほしいと思いました。
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なお、私が訪れて数日後に、同じ蘭越町でくみ上げた地下水から高濃度のヒ素が検出されました。この紅葉の滝よりは下流で、別の水系だったため影響はないと思いますが、
この滝のためにも早く騒動が落ち着くことを願っています。


§  今月の駅鉄 今月は四駅を訪れました。「昆布駅(7/2)」「目名駅(7/2)」「熱郛駅(7/2)」「金手駅(7/16)」

昆布駅は、倶知安駅で降りた後、レンタカーを借りて賀老の滝へ向かう途中で寄りました。
北海道には昆布駅のほか、ユニークな名前の駅が残っています。アイヌ語起源のものも多く、本州にはない駅名が旅情を掻き立ててくれます。
ちょうどやってきた列車が花の咲く路線際からの光景を映えさせてくれました。
駅前には蘭越町交流促進センター 幽泉閣という大きな建物があり、温泉として営業しています。


目名駅も昆布駅の次に立ち寄りました。
駅前のロータリーには郵便局の建物がありますが、それ以外はひっそりとしています。
今、北海道新幹線が札幌まで開通したら、この付近の路線は廃止されるという報道もあります。
おそらくそうなれば目名駅も廃止されてしまうのかもしれません。近くの目名川のほとりからの景色もよく、また来たい光景です。


熱郛駅は、そもそも読めませんでした。「ねっぷ」と読みます。
難読駅として挙げてもよい駅です。
この駅もまた廃止されることが報道されています。駅前は完全に空虚であり、すでに輸送機関としては使命を終えたと判断しても仕方のない状態です。
熱郛駅から黒松内駅の間の風景も北海道を想起させてくれますし、そこから島牧村への道の景色も素晴らしかったです。


金手駅は甲府に家族で行った際、少しの合間を縫って訪れました。中央本線の線路に普通列車や優等列車が行き交う中、時折やってくる身延線の列車のために片ホームだけで運営されています。
近所には寺院が立ち並び、かつての甲州街道の要所でもあることから、この名前が付けられているそうです。
今後は甲府へ訪れる機会が増えそうなので、また立ち寄るかもしれません。


§  今月の酒楽 今月も先月に続いてお酒体験については申し分なかったと思います。わずかな機会を生かしてお酒を楽しめました。


交流については上に書いた通りです。釧路フィッシャーマンズワーフ MOOでは半年前の極寒編において私に日本酒と山椒のマリアージュを教えてくださった佐藤さんから二杯ほど福司をいただきました(7/1)。本当はもっとたくさん飲みたかったし、半年前は一番飲んだといわれるぐらい日本酒を飲んだのですが、作業が入っていたので残念でした。厚岸の牡蠣ともばっちり合いました。この前夜(6/30)も前夜祭の浜番屋さんでいただいた花咲ガニの甲羅になみなみと注いだ日本酒が絶品でした。


また、倶知安を訪れた二日目の夜(7/3)は私を倶知安にお招きいただいた方と、2代目SAMURAIにてお酒を酌み交わしました。ニセコには紅茶専門店で有名なルピシアさんがブルワリーを構えておられます。
そのO sole mioというItalian Pilsnerがおいしかったです。また、二世古という地元のお酒もいただきました。こちらのお店は540日間雪室貯蔵されたという五四〇ポテトフライが絶品でした。こんなにおいしくなるの?というぐらいおいしいポテトでした。ニセコでしか食べられないそうで、札幌にもわずかしかないそうです。

その際に教わったのですが、倶知安にはジンジャーを使った発酵酒を製造する会社があり、なんとそこではアクアビットとジンも作り始めたのだとか。
しかも私が賀老の滝に向かっている日にはフェスタを開いていたそうです。後にツイッターでも絡ませていただきました。


また、糸魚川を訪問した夜は星場荘にてMOVEDのお二人と夜中まで語っていました(7/8)が、その際にいただいたのが奴奈姫。これもとてもおいしかったし、もう一ついただいた蒸留酒もとても心を癒してくれました。


また、美山キャンプ場ではウッドデッキ作りに精を出しましたが、この時に飲んでいた私の顔が生涯でも出色の顔でした(7/9)。美味かった。

スナックジョイゾーは毎回皆さんがおいしいお酒を持ち寄ってくださるので、私としても楽しみですが、この日もおいしいお酒をたくさん飲ませてもらいました(7/21)。
今回は島根の銘菓を差し入れましたが、次はまたお酒を持っていこうかな。

炭とけむりや東京屋は、kintone Café 東京の懇親会です(7/22)。このお酒も会話が弾んだ会心のお酒でした。

その翌日は籠屋たすくで軽く一杯だけ一人のみを(7/23)。熱暑の中のビールはやはり格別です。出来立てのタップというだけでも。


§  今月の旅行 今月は上にも書いた通り、仕事をからめた出張の旅がほとんどでした。釧路と倶知安、後志地方。糸魚川、真鶴と甲府と高知。
ようやく仕事とプライベートをうまく混ぜ込みながらの旅ができるようになってきました。


釧路では、午前から前夜に清水さんに教わった夜は閉店しているラーメン「まるひら」さんで塩ラーメンを。まさに絶品の塩ラーメンは必ずまた食べたいと思わせる味でした。
釧路埼灯台や厳島神社、米町公園など昔ながらの石川啄木の時代からの釧路旧市街ともいうべきこのあたりの街並みに惹かれました。



CLS道東で作業しながら、学びも多かった後は19時発の特急おおぞらに乗るため、夜の懇親会は断念しました(7/1)。


札幌に着いてからの宿はおおぞらの車内で必死で探し、西14丁目にあるGUESTHOUSE ON MY WAYさんへ。翌朝は6時半に宿を出て、地下鉄琴似からJR琴似へと歩き、そこから小樽へ、さらに倶知安へと。車窓から見える利尻島の島影や日本海の広大さに惹かれ、余市から倶知安までの車窓に広がる緑萌える山々に目を奪われ続けました。




倶知安では事前に予約しておいたレンタカーで一路賀老の滝へ向かいました。道中、昆布駅や目名駅やいくつかの道の駅に寄りながら、羊蹄山の雄大な山容とニセコから蘭越町、黒松内町、島牧村へと。その道中、黒松内町のある場所で見た景色の美しさや、キタキツネの可愛さと危うさに惹かれ、島牧村のセイコーマートや海の眺めや道の駅に寄った後、賀老の滝へ。危うく迷いそうになりながら、熊の糞と思われるものをよけつつ、拍手とし舌打ちをしながら滝を探し、見つけた賀老の滝。

帰りにも熱郛駅やいくつかの道の駅、そして紅葉の滝によりつつ、ぎりぎりでレンタカーを返却し、歩いて倶知安の街をあるきながら、宿であるトリフィート ホテル&ポッド ニセコへ。味噌ラーメンもうまかった。

夜も役員と打ち合わせし、翌朝も弊社内で打ち合わせ。それが終わったら、今回私を倶知安へとお招きいただいた方が迎えに来て下さったので、車に乗せていただき、比羅夫のペンションエリアにあるグラウビュンデンでおいしいキッシュを頂きました、
さらに、車で倶知安市街へと戻り、お客様のもとで商談を。その後はMOUNTAIN KIOSK coffee 倶知安店で作業した後、夜は2代目SAMURAIで。おいしい酒と料理。倶知安でしか味わえないおいしさがありました。

翌日は当初は泊まらずに帰っている予定でしたが、Hafhを使ってもう一泊しました。そして、朝から倶知安の街をうろうろしながら、複数の場所で作業し、倶知安駅から列車に乗りました。ニセコスープカレーやパンがおいしかったですが、豪雪うどんが食べられなかったのが残念。
釧路の浜番屋で花咲ガニを家に送らなかったことを妻になじられたので、新千歳空港で花咲ガニを買って帰りました。

東京に戻って数日、お客様先常駐やkintone hive Tokyoを弊社メンバー八人で臨んだり、別のシークレットイベントや打ち合わせをこなした後は、対面開発を朝からやった後で最終の金沢行きはくたかにのって糸魚川へ。
糸魚川駅にはMOVEDの小林さんとコジロウさんがお迎えに来て下さり、そこから星場荘までの間を糸魚川の町並みを案内していただきました。
その日も3時まで酒を飲みながら様々な会話や議論などコミュニケーションをしました。
翌朝は美山キャンプ場においてウッドデッキ作りに参加。なれない作業ですが、とても楽しく、皆さんとの交流を深め、糸魚川の魅力をより知ることができました。
結局その日ももう一泊糸魚川にとまり。始発の北陸新幹線に乗って帰りました。道中にみた糸魚川の海に天使のはしごが落ちる様など、見どころのある旅でした。


また、別の日は真鶴へ。今度のkintone Café 神奈川の打ち合わせでしたが、神奈川県唯一の過疎地といわれる真鶴の街の魅力をいろいろと教わりました。

あと、今月は甲府に三回訪れました。どれも甲府駅近辺です。少しずつ、甲府の魅力を知ることができています。二回目は夜に交流会に参加するためだけに甲府に向かい、最後の一回はお招きいただいた河野デジタル大臣の講演会でした。

とにかく充実した旅ができた月だったと思います。

今月、足跡を残した地は以下の通り。
北海道
 釧路市、札幌市、小樽市、倶知安町、ニセコ町、蘭越町、黒松内町、島牧村、千歳市
千葉県
 成田市
東京都
 荒川区、町田市、江東区、港区、中央区、千代田区、多摩市、西東京市、昭島市、八王子市、新宿区、狛江市
神奈川県
 川崎市、横浜市、大和市、相模原市、藤沢市、真鶴町、小田原市
新潟県
 糸魚川市
山梨県
 大月市、甲府市


§  今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。
今、心身が動くうちに仕事もプライベートも全力で。その考えには揺るぎがありません。

・公園は五カ所。
「米町公園(7/1)」「レルヒ記念公園(7/2)」「二俣川一丁目公園(7/5)」「美山キャンプ場(7/9)」「薬師池公園(7/27)(7/29)」

・美術館はゼロカ所。
・駅は四駅。「昆布駅(7/2)」「目名駅(7/2)」「熱郛駅(7/2)」「金手駅(7/16)」

・滝は二カ所。「賀老の滝(7/2)」「紅葉の滝(7/2)」
・温泉はゼロカ所。
・山はゼロ山。
・酒蔵は一か所。「hakko ginger(7/4)」
・神社は二カ所。「厳島神社(7/1)」「秋葉神社(7/9)」

・寺は二寺。「来迎寺(7/16)」「誓願寺(7/16)」
・教会はゼロカ所。
・史跡は一カ所。「甲府城石垣展示室(7/16)」

・博物館はゼロカ所。
・遺跡はゼロカ所。
・城はゼロ城。
・灯台は一カ所。「釧路埼灯台(7/1)」

・動物園はゼロか所。
・水族館はゼロか所。
・土木遺産はゼロか所。
・マンホールカードは一枚。「山梨県甲府市(7/16)」
・果物狩りはゼロか所。
・ダムはゼロカ所。
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。

私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月も仕事にからめてですが、バラエティ豊かな移動ができました。この地球にはまだまだ無限に行くべき場所があります。
少しでもこうした場所を訪れてから死にたい。私の人生の残り時間のなかでどこまでの旅ができるか。


加齢によって日々、気力は減退していきます。人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選びます。私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。一昨年の秋にはハイキングのつもりが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。


死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。そのためにもこうして書き残しておこうと思います。


今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す。だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもらず、一人でも旅を敢行したいと思います。
もちろん、一昨年の秋に遭難した経験は忘れてはなりません。命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もせず命を枯らすよりはましです。
家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。


そう思い、訪れた場所で心の赴くままに俳句を詠んでいます。今月は俳句を27句。いずれもツイートまとめに載せています。

一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月も自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。


2023年7月のまとめ(法人)


令和五年七月。

弊社は今月も前に進んでいます。
とはいうものの、至るところに未熟さがあり、私が望むスピードや品質にはまだ達していません。前には進んでいますが、遅々としています。
これは経営者である代表の責任です。毎日、経営の難しさをこれでもかと痛感しながら、もがきながらも前に進んでいます。

どうすれば私と少しでも近しいような業務スキルやスピード出してもらえるのか。こればかりはChatGPTも教えてくれません。
営業は順調で新規引き合いも絶えないのに、なかなか業務がクローズしきれないため、それが複数の案件に波及し、滞っています。
そうした状況を強権的にやらせようとするのは下策です。それをやると巷の話題をかっさらっているビッグモーター社のような社風に堕ちてしまいます。
そうならないよう、メンバーのみんなを尊重し、それぞれのワークライフバランスに配慮しながらの経営が求められます。
私自身が、そういうものを強く重んずる人生観を持っています。そういうを大切に会社でありたいと思っています。ビッグモーター社のあり方を反面教師としなければなりません。
そう言うやり方をとっているため、弊社の基盤が固まるにはまだ時間がかかると覚悟しています。

そんな弊社には、今月も弊社は案件の引き合いをいくつもいただけました。ありがたいことです。
きちんとそれらの案件をこなしつつ、どうスピードをあげられるのか。
私の経営能力が問われ続けています。

継続的な案件が増えたのは良いのですが、経営が安定するには経営者の私に経験が不足しています。
経営を早く安定させつつ、特定のお客様に依存せず、しかも。多様な案件を少しでも速くこなしていけるよう、教育や研修の方法を模索したいと思います。

達成度5割。達成感5割。満足感7割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 七月度の売上は目標を下回りました。

昨年までの体制では、十分に黒字の額ですが、今の体制ではまだ赤字です。
とはいえ、なんとか頑張って経営ができているのも皆様のおかげです。感謝しています。

弊社も継続的な売上が見込める案件は増え、引き合いは次々といただけている状態なのですが、まだそれらをスピーディにこなすには練度が足りていません。
とはいえ、私も営業や多くの打ち合わせに連日追われており、なかなかフォローができていない状態です。

単価を上げて案件の数を減らし、さまざまな業種、職種、案件と作業を同時にこなすのではなく、なるべく少ない業種と案件と作業に絞ってほしい。
それがメンバーの意見であることはわかっています。人間の本能としてもそれが正しいこともわかっています。
が、単価をあげ、案件を絞ったとしても、業務をこなすスピードや、仕様の手戻りや障害を減らさないことには、結局のところ売り上げにつながりません。
案件を減らすことは、経営上のリスクを減らすことにつながりますから。

代表の思いをどうすれば、実装の速度や品質の向上やキャリアと未来へのモチベーションにつなげてもらうか。
人工知能やkintoneの様々なプラグインサービスを活用しつつ、自社としての存在価値を高めるにはどうすれば良いか。
悩み、考えた一カ月でした。

おかげさまで、営業的には安定して引き合いをいただけるようになりました。営業を安定させるためにも、様々な場所に伺い、認知度を高め、商談や交流を重ねました。
が、まだまだ技術、経営、組織、マーケティングなどやらなければならないことは山積みです。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・弊社代表がCLS道東に参加しました(7/1)。
・弊社メンバー8人がお台場に集結し、kintone hive Tokyo 2023を観覧し、懇親を深めました(7/6)。
・弊社代表がシークレットイベントに参加しました(7/7)。
・弊社代表が糸と魚と川 Vol.12に参加し、その前夜にはMOVEDさんとの交流を深めました(7/9)。
・この日をもって弊社役員からメンバーへの1 on 1ミーティングが全員終わりました(7/10)。
・弊社代表がトヨクモkintoneユーザーフェス 2023の後夜祭に参加しました(7/10)。
・弊社代表と役員の長井あづさと人事総務の担当者が山梨県活性化プロジェクトの55回目の月例会に出席し、地域クラウド交流会について語ってきました(7/19)。
・弊社代表と役員と総務人事担当がスナックジョイゾーに参加しました(7/21) 。
・弊社代表がkintone Café Tokyo Vol.13に参加しました(7/22)。
・弊社代表がkintone Café Metaverse Vol.4に参加しました(7/26)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間で機密保持契約を締結しました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

4月から多くのメンバーに加わってもらった弊社ですが、まだまだチームビルディングができていません。さまざまな課題が出た月でした。
とはいえ、今月はkintone hive Tokyoの場に弊社メンバー八人が集結し、交流を深めました。
雇用と外注のバランスを取るのはとても難しいのですが、まず、弊社の仕組みを整えることが先決です。

弊社だけではできない案件も増えている今、外注費の抑制にこだわるだけでは案件がこなせなくなっていることも事実です。
この点は引き続き、困難な経営のかじ取りを行っていきます。


§ 開発案件 今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。
今月も今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

今月もまた新たな案件のキックオフがいくつもありました。体制を組み、作業を開始しています。

今、弊社が取り扱っているシステムはkintoneを中心とした無数のSaaS/PaaSです。それらをつなぎ、お客様に価値を提供しています。
今、動いている実装案件が50件弱。
経営リスクを抑えるため、かなりの数の案件を同時に進行させています。それらを遅れず品質を落とさずにどのようにこなしていくか。今の課題です。

ただ、なかなか私の思うようなスピードと品質が満たせていません。
障害対応、仕様変更対応などが入るたびに、それに追われているのが今の状態です。
メンバーに言わせると、弊社の体制を考えると案件が多すぎ、負担を感じている。その声はすでに聴いていますし、実際多すぎるのでしょう。すべての案件に責任を持つ私自身もオーバーフローしているので。
なんとかギリギリで作業を行っているのが実情です。
うちのメンバーはよく頑張ってくれています。そしてこれを糧に成長してい欲しいと思います。まだうちのメンバーには伸びしろがあります。私がやっていた作業と同じレベルに達するまではまだ難しいでしょうが、少しずつ伸びて行ってくれれば、いずれは案件のスピードも上がるはず。皆がより速く確実に業務を担ってくれるはずと信じています。

難易度が高い案件、簡単な案件。それと常駐案件。
自社でサービスを作ることが早道なのか、メンバーのスキルの熟達を待つのが正しいのか。
経営の安定とリスク回避は、多案件を同時に進める今のやり方とは矛盾しているのではないか。

悩みは多いです。
まず、そのためには生産性の向上と開発のためのドキュメント・仕組み・体制の拡充が必要だと考えています。
さらには、開発ガイドラインの策定、教育体制の拡充、報告や仕様伝達の改善。
また、単価アップの交渉も同時に進めなければ。

まずは足元を固めます。

来月も、引き続き弊社メンバーの教育とスキルアップに注力していきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

少しずつ状況は改善に向かいつつあります。
その流れを加速するため、先々月より代表の長女に弊社に正式に加わってもらい、人事・総務・経理の作業を任せています。
少なくとも、これらの作業に代表のリソースを割かれることがなくなったのは助かっています。

と思っていたら、月末になって衝撃の出来事が。


§ 社内体制 一昨年(2021年)の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。それを以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、考え方の軸はぶれていません。

今月は、今年の四月から新体制を組み始めて、初めて8人で集まりました。
そして、皆でkintone hiveを観覧しながら、どうすればkintoneを使った業務改善がお客様に届けられるのかについて学びました。

各メンバーにはそれぞれの案件や役割を理解してもらい、案件で困った際は教え合い、助け合いながら実装を進められるような体制が少しは整えられたと考えています。

ただ、皆が案件をやり切るのに精いっぱいの状況は変わりません。

先月末から今月10日にかけ、会社設立時から役員として名を連ねている代表の妻が各メンバーとの1 on 1ミーティングを行ってもらいました。

そこでメンバーからの意見もヒアリングしました。
開発の効率化、リモートワークの効率化など、何かがまだうまく回っていないと感じています。まだまだやるべきことがあります。
メンバーからも弊社をよくしようとするさまざまな意見をもらいました。
それらをとりまとめ、より良くしていきたいと思います。

引き続き、よろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約9回です。オンライン商談はざっと数えたところ約28回ほどです。
今月、頂戴した名刺は71枚です。

今月はCLS道東の参加から始まりました(7/1)。会場でも作業しながらになってしまった私に皆さんから掛けていただいた暖かい言葉の数々。これこそがコミュニティに参加する意義なのだ、と感動しました。
その思いはブログにも書きました。https://www.akvabit.jp/%e3%82%b3%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%83%8b%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%80%e3%83%bc%e3%82%ba%e3%82%b5%e3%83%9f%e3%83%83%e3%83%88-in-%e9%81%93%e6%9d%b1-2023-%e6%b5%b7%e9%9c%a7%e7%b7%a8%e3%81%ab/
さらに、お台場で開催されたkintone hive Tokyoには弊社メンバー八人で参加し、弊社メンバーもさまざまなkintoneプレーヤーたちとの交流を深めました(7/6)。
その翌日もシークレットイベントに参加し、またまた交流を深めました(7/7)。
さらに新潟県糸魚川市に飛び、糸と魚と川に参加し、MOVEDの皆さんや糸魚川市の皆さんとの交流を深めました(7/8-10)。
糸魚川から戻ったその足で、6月末にオンラインで開催されたトヨクモkintoneユーザーフェスの後夜祭にも参加しました(7/10)。
山梨の有志との交流会に初参加し、山梨にも志をもったユニークな人々が大勢いることに山梨でのこれからを確信しました(7/19)。
スナックジョイゾーではプロレスナイトという異業種格闘に参加し、スペシャルゲストとの素晴らしい一夜を過ごすことができました(7/12)。
その翌日のkintone Café Tokyoには急遽参加し、とても楽しい時間と学びを得ました(7/22)。

仕事に没頭する毎日ですが、こうしたイベントがどれだけ癒やしになっているか。
皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。CLS道東(7/1)。kintone hive Tokyo 2023(7/6)。シークレットイベント(7/7)。糸と魚と川 Vol.12(7/9)。トヨクモkintoneユーザーフェス 2023(7/10)。山梨県活性化プロジェクト55回目月例会(7/19)。スナックジョイゾー(7/21)。kintone Café Tokyo Vol.13(7/22)。kintone Café Metaverse Vol.4(7/26)。

今月もこうした対外活動を通し、人脈を増やすこととあわせ、弊社の認知度を広げられたように思います。
それによってさらに忙しくなったことも事実ですが、こうした活動を通した広がりが次に繋がるのも事実です。今後も続けていこうと思います。

来月以降もいろいろな予定が控えています。



今月も何度か弊社が山梨で開催を予定している地域クラウド交流会のため、何度か山梨県甲府市に伺いました。
このイベントを通して、弊社も次のステップに進めるのではないかと期待しています。
そして、また皆様と交流を深めたいと思っています。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。

§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは7本(
トヨクモkintoneユーザーフェス2023に登壇しました
コミュニティリーダーズサミット in 道東 2023 海霧編に参加しました
kintone hive Tokyoに会社で参加しました
糸と魚と川 Vol.12に参加しました。
2023 kintone hive TOKYO
kintone Café Tokyo Vol.13に参加しました
kintone Café Metaverse Vol.4に参加しました」)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

6月29日 6月29日 弊社をより良くするために
6月30日 6月30日 読み書き力は技術者に必須
7月3日 7月3日 継続は認知度に高く寄与する
7月4日 7月4日 のどかさから気づく業務改善
7月5日 7月5日 外への発信が観光客を呼ぶ
7月6日 7月6日 kintone hive観覧にあたり
7月7日 7月7日 kintone hive Tokyoの学び
7月10日 7月10日 MOVEDさんに学んだこと
7月11日 7月11日 地方は都会に劣らず魅力的
7月12日 7月12日 Threadsへの移行は待ち
7月13日 7月13日 体調管理にはお気をつけて
7月14日 7月14日 経営の奥深さと楽しさって
7月18日 7月18日 暑いからリモートワークを
7月19日 7月19日 ゲームにハマると後が怖い
7月20日 7月20日 願い叶えるには考え続ける
7月21日 7月21日 納期とノルマの違いを知る
7月24日 7月24日 コミュニティの新陳代謝を
7月25日 7月25日 Xにはもう少し付合います
7月26日 7月26日 iPaaS界にGoogleが進出
7月27日 7月27日 メタバースの今後の可能性

§ 年表

・七月お仕事

釧路フィッシャーマンズワーフ MOO、946BANYA、ニセコでランチ、倶知安で商談、MOUNTAIN KIOSK coffee 倶知安店で作業、2代目SAMURAIで懇親会、モリデアイで作業、SPROUTで作業、二俣川一丁目公園で作業、二俣川で作業と打ち合わせ×9、Zepp DiverCityでkintone hive Tokyo、Sizzlerで弊社懇親会、川崎駅コンコースで打ち合わせ、銀座で商談×2、サイボウズ本社×3、星場荘、美山キャンプ場、田無で商談、EKITERIA PRONTOで作業と打ち合わせ×4、Starbucksで作業と打ち合わせ、大和市文化創造拠点シリウスで作業、モスバーガー 鶴川店で作業、4Uで交流会、酒処 宵、真鶴町観光協会で打ち合わせ、月光堂で作業、新宿で商談、株式会社ジョイゾーでスナックジョイゾー、炭とけむりで懇親会、東京屋で懇親会二次会、アクアビット サテライトオフィス、大和市立図書館で作業、甲府クロスビーで作業、ジットプラザ絆内で講演会拝聴

§ ツイートまとめ
・七月ツイート
https://togetter.com/li/2197441


kintone Café Metaverse Vol.4に参加しました


7/26に「kintone Café Metaverse Vol.4」に参加しました。
告知サイト

こちら、私も四回とも参加しています。
そのうちの二回はメタバース上で登壇も果たしています。皆勤です。

そんな私だから、日常でもVRゴーグルが欠かさず、しょっちゅうメタバース世界にのめり込んでいる?そう思われた方。答えは否、です。

日常で私はまったくVRゴーグルを使っていません。なんなら、私がVRゴーグルを掛けるのは、三カ月おきの「kintone Café Metaverse」だけかもしれません。

私がVRゴーグルを使わず、メタバースも利用しない理由は列挙できます。が、私の場合、デバイスの問題が大きいでしょう。メガネをかけ、コンタクトレンズをしない私は、裸眼でも使用可能な度付きのアタッチメントレンズを購入したのですが、それがいまいちしっくり来てません。頭のバンドが緩むため、しょっちゅう視界がぼやけるのです。

あと、もう一つの深刻な問題はキーボードと連携できないことです。

これは、若干の説明が必要でしょう。

私にとって、メタバースの可能性とは、自分の仕事環境を決定的に拡張してくれることです。目の前の広大な空間に無数のディスプレイを並べ、マルチタスクを文字通り実現する。これは現実世界ではまず無理です。

ところが、パソコンのモニターはいくらでも連動が可能だと思うのですが、肝心のキーボードが私のノートパソコンと連動しないため、仕事ができません。

となると、残るのはエンタメ系かコミュニティ系しかないのですが、これがまだ成熟に至っておらず、お粗末なのです。

今ここにあげた理由。おそらく私だけでなくメタバース経験者のうちかなりの方が感じていることだと思います。
だからこそ、あれほどもてはやされたメタバースがオワコンとして扱われているのです。

この辺りは以下の記事の中でも書いています。「kintone Café Metaverse Vol.1」と「kintone Café Metaverse Vol.3」の記事です。

kintone Café Metaverse Vol.1

kintone Café Metaverse Vol.3

私は上のVol.3の記事の中で書きました。
「新しい会社が発表する革新的な次世代のデバイス。

あと数年もすれば出てくると思うのです。いや、すでに出ています。

簡単にメガネのように装着するだけで、VRの世界が体験できるデバイスが。そのデバイスの値段をさらに下げ、人々が手に取りやすくする。」
と。

前回の「kintone Café Metaverse」のあと、革新的と称されるデバイスが発売されました。AppleのVision Proです。
製品サイト

私はまだ実際にそれを経験したことはなく、見たことすらありません。ただし、価格があまりにも高く、Oculus Quest、あらためMeta Questの見た目とあまり変わらないことから、重さや首の疲れ、そして近眼の方にとって同じ課題があるのではないかと考えました。また、キーボードの問題もあります。

ただ、こうしてApple社も出してきたということは、まだメタバース、つまり仮想空間の可能性はついえたわけではないのです。ただ、デバイスとコンテンツの問題だけです。
各社とも、革新的なデバイスが出たら、コンテンツを整備し、ユーザーを囲い込む。その機会を虎視眈々と狙っているように思います。

私が「kintone Café Metaverse」に関わり続けるのもその可能性を感じているためです。
インプットとアウトプットの可能性が根本的に変わるはず。その可能性がある限り、またメタバースをオワコンとするのは早いように思うのです。

今回の「kintone Café Metaverse」は、soracomugとの共催です。
soracomugの皆さんとは、昨年9月に鎌倉でkintone Café 神奈川 Vol.13を共催して以来です。IoTの雄として、kintoneとは親和性が高く、弊社も昨年秋のCybozu Daysのブースにおいて、kintoneと soracomと組み合わせでさまざまな展示を出しました。

今回はIoTとkintoneの組み合わせだけでなく、そこに仮想のメタバースが絡みます。私としても興味深い内容です。

今回の司会はなっちゃんこと、藤田なつみさん。soracomugではおなじみですし、最近はkintone界隈でも名を知られています。

そのなっちゃんから、kintone Caféやsoracomugのご紹介から。

続いては、藤村さんによる「IoTxkintone意外と相性が良い」です。
まずは、kinotneとsoracomの相性の良さをご紹介いただきました。
実際、昨年6月の高知から始まったkintone Caféとsoracomugのご縁は、鎌倉や福岡や広島、そしてこの夏に岡山でも開催を控えているそう。

私も引き続きsoracomさんとは関わりたいですし、そうなるでしょう。


続いては、古里さんによる「kintoneでIoTデータを収集してみた」です。
古里さんとはまだオフライン/オンラインも含めてお会いできていなかったように思います。とても活発に各種のコミュニティで活動しておられる様子。

めんツナかんかんエバンジェリストを名乗っておられるのもユニークだし、その個数をIoTと組み合わせておられるのも素晴らしい。
また、連携にあたってYoomを使っておられるところもポイントが高いです。また、Sens’itというデバイスも初めて教わったので、今度、試してみたいと思います。
8月末の「kintone Café 岡山」とsoracomugのコラボイベントにお誘いされたので、検討してみたいと思います。


続いてはなかじさんによる「ヒトとセカイをツナグもの」です。
視聴覚などの感覚とIoTやkintoneのデータを絡めた視点はとても興味深いです。

私の弱点は、感覚をシステム構築に持ち込まないことです。特に視覚効果はあまり重視していません。つまり見た目です。

ですが、メタバースを扱う際は、単なるデータだけで取り組むとその良さが生かせません。なかじさんの発表を聞いていて、私の弱点をあらためて感じました。


続いてはMaxによる「3D空間内にIoTデータをマッピングする方法」です。
ソラコム社は社内でニックネームで呼び合う文化があり、松下さんはMaxと名乗っておられます。以前、Maxさんはやめてほしいと言われたので、Maxと呼びますね。

さて、Maxの発表によるこれらの知見は私にはありません。3D空間のパースもモデリングも私にとっては未知の領域です。デジタルツインも最近よく聞くワードですが、私がそれを案件で実装したことはありません。
以前、リアルタイム3D制作ツールであるUnreal Engineもインストールしてみたことがありますが、私がマスターするには時間がなさすぎてモノになっていません。

ただ、IoTのデータを活かすには二次元ではだめです。最低でも奥行きを含めた三次元で確認できることが必要です。さらには時間も含めて四次元であればなおよいです。
kintoneは行列二次元による管理なので、IoTのデータを視覚的に確認するには限界があります。そこで、今回Maxが紹介してくれたAWS IoT TwinMakerやAzure Digital Twins、さらにはBabylon.jsやThree.jsのようなツールを習得しておくと、3Dバース上でIoTのデータを確認したいニーズも満たせるのです。

素晴らしい!

皆さんの発表の後は、ふりかえりセッションが挟まれていました。メタバースの良さである臨場感を感じながらの振り返りは、kintone Café メタバースの最大の魅力です。
Zoomで入ってくださったkintoneコミュニティ界では著名なはっしーさんや大野さんも。

コロナが落ち着いたことによって、リアルのkintone Caféは増えました。おそらくオンラインセミナ―は減っていくことでしょう。オンラインセミナーはどうしても没入度に劣りますし、そもそもその場で次の交流につながっていきません。

本稿の冒頭で触れたようなデバイスの問題が解消し、安価でかつメタバースに参加しやすい形になれば、遠方の方もオンラインで参加するしきいがぐっと減るはず。
今後もデバイスの進化には引き続き期待しつつ、私もkintoneの拡張できる余地について学びたいと思います。

今回登壇された皆様、ご参加してくださった皆様、ありがとうございました。


kintone Café Tokyo Vol.13に参加しました


7/22に、サイボウズ本社で開催されたkintone Café Tokyo Vol.13に参加しました。
告知ページ

今回のkintone Café、実は当初は参加の予定はありませんでした。だいぶ以前から登壇の話はいただいていたものの、具体的な登壇の話もないまま、私も相当な数の案件対応の作業がたまっていたので、もういいかと思っていました。

ところが前日にあったスナックジョイゾーにおいて、思わぬいただきもの(なかじさん、ありがとうございました。)と、預かっていただいていたケーブル(琴絵さん、ジョイゾーの皆さん、小渡さんありがとうございました)を受け取る必要が生じたため、急遽参加することになりました。

今回は、皆さんがkintoneの基本機能をベースにさまざまな工夫を披露してくださいました。それぞれの内容の紹介は、数も多いので割愛させていただきます。












皆さんの登壇からは、多くの気づきを受け取りました。私に欠けているのがデザイン目線や、顧客視点であることに改めて気づかされました。

もちろん私もお客様のために仕事しています。業務プロセスや業務フローを改善し、業務がきちんと動く事に力を注ぎます。
ですが、私の業務観点は、どうしてもデータのインプットとアウトプット、そしてデータ間の連携などの視点に偏りがちです。

弊社の場合、レイアウトに関してはお客様に全面的に委ねます。自由に変えて良いとお伝えしています。その分、弊社からの見積費用は安くしているのですが、それは逆に、細かい見た目の配慮に関するノウハウが弊社から欠けてしまうことを意味します。

私が経営者になってからは、その偏りがさらに著しくなってきているように思います。ますます時間がなくなり、細かいところまで目が届かなくなっていることを自覚しています。
また、私からのメンバーへの指導も、データの連携やインプットとアウトプットに偏っているのかもしれません。自分でも危機感を抱いています。

今回の皆さんの発表は、見た目や使いやすさの配慮が行き届いていて、とても勉強になりました。

自分もいろんな事例をやってきているつもりですが、まだまだkintoneには尽きぬ可能性があると改めて思いました。登壇者の皆様ありがとうございました。

また、今回のkintone Café、新たな方々の参加が嬉しいです。
初めて登壇された数人の方や、会場にも初めて参加された方が何人もいらっしゃいました。

どのコミュニティーにもある話だと思いますが、参加者が固定されていったり、新規参入者が入らずに年齢層があがるなどの課題はよく聞きます。

kintone Caféに関してはそれはかなり払拭されています。毎回、どのカフェでも初めて参加しましたとおっしゃる複数の方が必ずいます。また、社会人デビューして1、2年目の方が参加し、登壇する光景も最近は珍しくありません。

そうした方は、次々と新たな仲間を見つけ、お互いが切磋琢磨しあって、自分の会社や社会を良くしようとする。素晴らしいと思いました。

この、ノウハウの共有は、まさにkintoneと言う共通プラットフォームがあってこそ。

夜の交流会もとても楽しく飲めました。kintone Caféには、技術者もいますし、ユーザーも参加します。
技術者だけのコミュニティなら、オンライン、つまりネットワーク越しの会話で完結してしまう側面がままあります。ですが、ユーザーの皆さんはそうではありません。
そのため、リアルの懇親会がとても重要なのです。リアルで会うことでよりより一層の交流が深められます。これも他のIT系のコミュニティーにはないkintone Caféの魅力だと思います。

運営スタッフの皆さん、登壇者の皆さん、そして参加者の皆さんありがとうございました。またお会いしましょう。私もなるべく参加できるようにがんばります。
ツイートまとめ:https://togetter.com/li/2192148


2023 kintone hive TOKYO


2023 kintone hive TOKYO

kintonehiveでは
お久しぶりの方々や、はじめましての方々にお会いすることができました。

事例共有の場ですが、リアルに人と触れ合える場です。
去年は登壇者、今年は応援者と仙台でのイベントスタッフとして参加。
生が一番感情や熱量が伝わるのでやはりいいですね。

なるべくTwitterで発信しつつ、登壇者へ写真を送りつけるために写真撮りまくってました。
プロのカメラマンが取ってくれたものは登壇者へ共有はされるのですが、会場の様子などユーザーがとっている様子はまた別で感じるものがあることを知っているので。

登壇者の同期ができるってすごく良い刺激にもなるし、同じ体験をした仲間ができるってこれからの人生をより良いものにしてくれます。和気あいあい感がTOKYOでも感じられたのは良かった。
人数も圧巻でしたね。1000人て。仙台の3倍。首都圏の強みですね。
登壇者からは前列3列目までがギリギリ見えるのでなんかうじゃうじゃいるなーくらいの感じだったかもしれませんが。

登壇者のかのってぃさんに僕の登壇経験の話や身振り手振りは思った3倍大きく。歩くタイミング、資料切り替えタイミングなどお伝えしていたのを活かしてくれていたのも嬉しかったですね。

導入成功のポイントをそれぞれお話していただいてましたが、最も大事なのはなんのために。が最重要だと思っています。その後に色々付属してくるものだと。熱意もその一つですし、業務フローもその一つ。

社内での成功はそう。

社外からの支援は上記も大事ですが、言われたことをやるのではなく、+の提案や見直し。(付加価値)
コンサルのような形とクライアントがしっかりと向き合うこと。しっかりとは開発業者に任せるではなく、共にということです。
使うのはクライアント。良くするのもクライアント。
どのようなスタンスの企業かによってkintoneでもなんでも成功できるかどうかは変わってくると思います。

成長するには質の良い仕事しかない。質の良いクライアントしかない。と感じています。
質の悪い一方的なものは苦しい経験であり、再現性はありません。
再現性を高めることができれば型が出来てくるということであり、スピードも上がるということに繋がります。

どれだけクライアントとの目線をあわせられるか、業務を理解できるか。そして俯瞰して全体を見渡せるか。
改めて再認識したkintonehiveでございました。

ご挨拶の時間があまりありませんでしたが、登壇者3名と新たに直接の繋がりをつくることができました。
そのうち一名は長井さんへお繋ぎ済みです。

著:水沢光幸

Twitterでのkintonehive情報発信は下記










糸と魚と川 Vol.12に参加しました。


お誘いいただいていた「糸と魚と川」に参加してきました。
公式サイト

7月に入ってからの一週間は、私の疲労がかなり蓄積されていました。
北海道の釧路でのCLS道東から倶知安へ(6/30-7/4)。そして、お客様先常駐(7/5)から、弊社のメンバー8人で臨んだkintone hive Tokyo(7/6)から、翌日のシークレットイベントへの参加(7/7)まで。
普通なら参加を断念してもおかしくない状況でした。

ところが、私は自分で自分を行かねばならない状況に追い込んでいました。
4月のkintone Café 神奈川でテクネコの加藤さんからは、糸と魚と川についてかなりの熱を持ってお勧めいただきました。その流れで、六月のkintone hive Osakaでお会いしたMOVEDの渋谷さんには糸魚川に伺わせていただきます、と宣言していました。加えて、二日前のkintone hive Tokyoでお会いしたMOVEDの小林さんにも行きますと宣言しました。ここまで言った以上、もう後には引けません。

そんな中、訪問した「糸と魚と川」。とても素晴らしい訪問になりました。皆さま、ありがとうございました。


私が糸魚川に向かったのは上記のシークレットイベントの翌日の土曜日(7/8)でした。
その日は朝10時からずっと銀座のお客様のもとで対面開発をしていました。結局、私がお客様のもとを出たのが20時ごろ。
新橋駅から東京駅へ乗り継ぎ、最終の金沢行きのはくたかに乗れました。

はくたかの車中では、翌々日(7/10)に控えたトヨクモkintoneユーザーフェスの後夜祭のため、まだ見られていなかったトヨクモkintoneユーザーフェスの皆さんの登壇動画を一気に見ました。まだ見る暇が取れていなかったのです。

そんな強行軍の中、糸魚川に到着しました。
私にとって、長野より先の北陸新幹線に乗るのは初めてのことです。そもそも糸魚川は遠い学生時代に二十人ほどを連れて野尻湖畔で合宿した後、帰りに一人で福井の母方の実家を訪問する際に通っただけでした。降りたったことさえなく、つまり、糸魚川に訪問するのは初めてでした。

糸魚川駅に降り立ち、街の空気を吸うよりも早く、改札にはなんとMOVEDの小林さんが。さらにその奥にはMOVEDのコジロウさんこと小島さんが。
びっくりしました。糸魚川に着いて早々、わざわざ迎えに来てくださったお二人からのご好意と歓迎の気持ちをひしひしと受け取りました。

MOVEDさんは、私にとって気になる会社の一つです。kintone界隈で確たる立場を築いておられるにもかかわらず、コーディングをしないスタイルを貫いておられます。
さらに、ほとんどのメンバーは業務委託の形で関わり、正社員はほんのわずかしかいないと聞いています。
そのようなMOVEDさんの運営の秘訣や、業務を回すためのポリシーはどのようなものなのか。
kintoneに対してどういうスタンスで関わられ、今後はどういう経営の道筋を描いておられるのか。

弊社には今、多くのkintone案件の引き合いがきています。ですが、弊社は一部のプラグインは使うものの、JavaScriptやPHPを用いたコーディングがまだ多くを占めています。
そのやり方に明確な限界を感じている今、弊社がどういう方向に進むべきなのか。
私の抱える課題意識の上でも、MOVEDさんの運営にはとても興味を抱いていました。

今回、糸と魚と川に参加しようと思った理由の一つには、MOVEDさんからとある案件をご紹介いただいたお礼も含まれていました。
他にも、私として学ばねばならないのはMOVEDの皆さんが可能性を感じておられる糸魚川についてです。どのような街なのかも伺えればと思っていました。
皆さんから伺う限り、糸魚川にはとても可能性があり、それもあって熱心に関わっておられるとのことです。

糸魚川駅から約30分近く。街のさまざまな魅力を伺いながら歩きました。
糸魚川は地方衰退の風をもろに受ける中、町の中心部を灰に変えた2016年の大火によっていっそう傷つきました。
私は、糸魚川大火については、歩きながら教えてもらうまで、わずかしか覚えていませんでした。聞いて初めて、そういえばそういうことがあったなぁということを思い出したぐらいです。
それから7年。大火によって失われるまで、街の風情の一部を担っていた雁木と言う構築物の多くは今も残っています。雁木とは商店街のアーケードのようなものといえばよいでしょうか。巨大な絵馬が飾られる雁木は、商店街の軒先を思わせるようでいて、ほかの街や地方ではあまり見かけた記憶がありません。
令和になって、町はかなり復旧しましたが、一部の施主は復旧にあたって雁木を復元しなかったと聞きます。
それも含めて、糸魚川の街は令和の新しい姿から、平成、さらにさかのぼって昭和明治大正の街の歴史を残しています。
各時代の歴史を物語るバラエティに富んだ建物が並んでおり、街が時代の流れを語り継いでいます。また、これから街が再生されていく最中であることが夜の街を歩いていても感じられます。そんな街の魅力を解説してくださる小林さんとコジロウさんの言葉が私の脳にしみ込んでいきます。
糸魚川がかつて加賀藩主の参勤交代のルートにあたり、そうした歴史を擁する興味深い場所であることも知ることができました。

小林さんは糸魚川の街の人々がとにかく熱いのだと熱弁を奮っておられます。その魅力はどこにあるのか。興味は増すばかりです。

星場荘に着きました。MOVEDさんが借り上げておられるこちらは、かつてとある経営者が住んでおられた一軒家です。
昭和の家によくあった砂壁や、切り子模様で飾られたガラスや、天井から釣られた点灯と、ひもスイッチから継ぎ足されたひもが伸びる様子など、昭和の雰囲気が息づいていました。
応接間は王の間と呼ばれ、三方の壁には厚地の布で豪奢に織られた壁紙が、在りし日のこの家の暮らしをしのばせてくれています。

ちなみに、星場荘については、こちらの記事をご覧いただければ。

この家、至るところが私の心の琴線に触れてきます。阪神・淡路大地震で全壊した私の家を久々に思い出させてくれて。
私の家の窓はカラフルなステンドグラス。二階の部屋は砂壁が古き良き日本家屋の雰囲気を出し、応接間には凝った壁紙が飾られていました。
星場荘のあらゆる要素が、そんな私の育った家を思い出させてくれました。30年ぶりに今はなき自分の家の面影に触れられた気分です。

この後、王の間で小林さんとコジロウさんと3人で語り合いました。
この機会に私は今まで気になっていたMOVEDさんの運用や仕事のやり方などをいろいろと聞きました。それに応えるように、小林さんからも、業務改善や組織運営や地域創生についての熱い思いの数々を伺いました。
実は私は、小林さんとこうやってゆっくり話すのは初めてなのです。今までにもkintoneのさまざまなイベントでお会いしていますが、すれ違ってあいさつをする程度。コジロウさんに至っては、この1月に名古屋のコラボスペースで催されたkintone Café NAGOYAのイベントで初めてお会いしました。

でも、3人の間にはkintoneという共通言語があります。そして、地方を盛り上げたいという思いも一致しています。3時過ぎまで時間を忘れ、話し合うネタは尽きません。2時を過ぎてから、熱が入った小林さんがノートパソコンを開いて練り上げておられるフレームワークの図を説明いただくほどの白熱。
プロ雑用を名乗る小林さんの底の知れない博識と、名声や富に頓着しない無私の精神にとても感銘を受けました。そして、MOVEDさんの今後にも大いに可能性を感じました。
夜中までお付き合いくださいまして、本当にありがとうございました。

さて、翌朝です。あいにくの雨模様です。
まずは近くの神社に参拝しました。
糸魚川でのご縁に感謝し、これからのご縁のつながりについてもご加護を願います。


やがて迎えに来てくださったのが山崎さん。糸魚川市役所の商工観光課で町おこしを担当しておられます。
山崎さんの運転で向かった先は美山キャンプ場。今日のイベントは、ここの美山ゲストハウスでウッドデッキを作ることです。
美山ゲストハウスは、以前は長期間にわたって使われていなかったそうです。
そうは思えないほど、子供が遊べる絵本コーナーや、ちょっとしたコーヒーが飲めるカウンターなどが整っており、ワーケーションの場として過不足のない設備のようです。
また、許可の関係で飲食業が営めなくても、コーヒー豆を買えばその場で豆を挽いて、その場で飲めるスタイルがとても斬新です。

床にはすでに木材が並べられており、この後のウッドデッキ工作の準備には抜かりがないようです。
早速私たちはあいさつの後、いくつかの班に分かれてウッドデッキを作り始めました。

私、こういう工作やDIYの類がとても苦手です。また、若い頃までは見知らぬ人たちに混じっての作業やイベントに参加することさえも苦手でした。
そのため、子供の頃からこうしたイベントからは逃げ続けていました。東京に出て、社会人になってもそれは変わらずでした。
が、大人になり、結婚して子供を育てる立場になると逃げ続けることは不可能です。
私の娘たちが通う小学校の学童保育は、保護者の参加がとても活発なところでした。私もその仲間に入り、キャンプやソフトボールやその他子供たちと語らうためのさまざまな活動に駆り出されるようになりました。
その中で、私も少しずつ、こうしたイベントの中での動き方を学びました。どういう風に動けば自分が浮かず、足を引っ張らず、さらに仲間に貢献できるのかについて。
私にとって、学童での経験が得難かったのは、組織や集まりの中での身の処し方を学べたことです。
その学びは、ありとあらゆる交流会や勉強会やコミュニティに参加した際に、自分の立ち位置を見定め、その中に溶け込むコツの会得にもつながりました。もちろん、それが今の仕事につながっています。

この後で、実際にウッドデッキ作成を社員研修に取り入れたら、という声がどなたかからでました。
うちの若いメンバーもそうですが、こういう仲間と協力する経験をせずに大人になってしまう人がいかに多いことか。私自身がそうだったらよくわかります。
そういう人たちに達成感や、仕事の回し方やコミュニケーションの取り方を学んでもらうためにも、こういう社員教育の場が必要と言う意見には、とても強く賛同します。弊社のメンバーも連れてきたい位です。


皆さんと協力しながら、私もネジ穴を開け、ネジを締め、線引きなどのさまざまな作業に従事しました。
私の班は、押田さんとテクネコの加藤さん。3人で協力し合って作業は進みます。
それにしても、作業服に身を包んだ押田さんがとてもてきぱきとかっこよくて。3人で協力し合ってと書くとかっこいいのですが、実際は要所要所で押田さんに手伝ってもらいながらでした。
DIYや工作が苦手な私にとって、すべてが学びですべてが新鮮です。ニトリの家具を組み立てる際ですら、必ず一カ所は日光東照宮の故事にのっとって未完成の場所を残してしまう私ですから。


そうしている間に、少しずつウッドデッキも形になっていきます。
作業に没頭する私たちの横では、ダッチオーブンがおいしそうなカレーを煮込んでいます。
そして、その合間にもさまざまな方からの野菜や海の恵みが次々と持ち込まれます。


街の人たちが、庭先でとれた野菜や川や山でとれた産物を次々と持ち込んでくれる。この持ち込みは都会ではまず味わえないものです。
私も今までにいろんな土地や地方を旅してきましたし、地元の方がふいに取れたての物を庭先に置いていく光景は何度も目にしてきました。
ですが、今日のイベントに持ち込まれる物の種類や人の数は、糸魚川が最も活発なように感じました。

これこそが、昨日小林さんが熱弁されていた、糸魚川は人が魅力的という言葉の一つの証しなのでしょう。
また、昨夜の小林さんとの語らいの中で印象に残ったのは、糸魚川市、つまり行政の皆さんの敷居の低さです。
山崎さんもそうですが、私たちがウッドデッキを作っている間にふらりと訪れた方は糸魚川市の副市長さんでした。お連れの方もなく、まさに単身ふらりとやってきた感じが自然体でした。
どこの自治体さんも当然民間の取り組みやイベントに対しては積極的だし、人を出してきます。
一週間前に私が訪れていたCLS道東は、毎回釧路市長が来られます。私も夜の懇親会でも市長と会話をし、その場で釧路出身の町田市議の方をご紹介していただいたこともあります。
釧路市長も境目の低い方で、とても好きなのですが、さらに糸魚川市のほうが行政と民間の壁が低いように感じました。

昨晩の話でも感じ、私からも質問をしたことは、糸魚川の何がほかの地方と違うのか、ということでした。
私の中では、その理由は、行政が積極的にイベントに関わり、かつ行政と民間の垣根がないことだと合点がいきました。実際にウッドデッキを作る中で、私はそれを実感しました。


カレーをいただき、さまざまな食べ物に舌鼓を打ちつつ、飲むビールのうまかったこと!疲労と寝不足となれぬ作業に疲れた体にビールがとてもしみました。
この顔はまさに私の自然体そのもの。普段の私がこういう顔をさらしながら飲んでいるのかは自分ではわかりませんが、それをすかさずファインダーに収めたコジロウさんの撮影術が光ります。


さて、午後からは残り三つのウッドデッキを仕上げます。
ところが、午後の作業において、午前中は確かにできていたはずの作業が急にできなくなりました。細い穴を空けるドリルを二本立て続けに折ってしまったり、ネジ穴をつぶしてしまい、皆さんに引き抜かせる面倒を起こしたり。
こうなると本当に申し訳なさが募ります。かつての弱気な自分がDIYへの苦手意識と手を結び、私の意気を殺ぎはじめます。
ですが、この時に悪態をつかないのが糸魚川の皆さんのやさしさです。きちんと教えていただき、私も引き続き残りの作業をこなすことができました。

今回のイベントの参加を通し、自分の苦手な作業と無能さを今更ながらに痛感できたことは、自分の慢心を抑えるためにもよかったと思います。経営者だkintone エバンジェリストだとドヤ顔していても、しょせんお前はただの人。自分に謙虚になれました。

ですが、細いドリルは残り一本。私が何かしでかすと、ウッドデッキが作れなくなってしまいます。他のウッドデッキの進捗も佳境になったこともあり、私はウッドデッキを庭先に運んで設置する作業に移りました。
ここでは皆さんは水平器を駆使して足元の土や土台を調整し、ウッドチップをまきなおしたりしながら、複数のウッドデッキを組み合わせる作業に従事していました。
位置を調整するたびにウッドデッキを浮かせたりする作業。これなら私もドリルを折ったりネジ山をつぶすこともなく作業に貢献できます。かつて私が学童のキャンプなどで会得した身の処し方を生かしました。


さて、ウッドデッキが完成しました。午後からは晴れ間すらのぞく様になった天候の中、ビールや食べ物をいただきつつ、皆さんとともに作り上げた一体感に私も浸ることができました。この達成感。
これこそが若い時の私が知らなかったものです。この達成感を得るために、皆さんはDIYに汗を流し、仲間と一緒に作業に励むのです。
私も大きくなってからこの連帯感を学んだことが、今のキャリアにつながっています。先に書いた通り、このウッドデッキ工作は社員教育のコンテンツに間違いなくなります。ビットとバイトの組み合わせだけでは得られない現実の手触りのある達成感に。


さて、日差しは刻一刻と西へ落ちていきます。
実はこの日、私はどこかのタイミングで東京に帰るつもりでした。なぜなら翌日の月曜日の朝は相模大野で弊社の定例会を予定しており、夜は日本橋のサイボウズ本社でトヨクモkintoneユーザーフェスの後夜祭に出席する予定だったからです。
東京に帰るためには、19時台のはくたかに乗らなければ間に合いません。ところが、私が今滞在している美山ゲストハウスから糸魚川駅までは距離が離れています。しかも、お宿にトランクを預けっぱなしです。
この状態で宿まで送ってもらう選択肢はどうしても取れませんでした。
何よりも糸魚川の人たちとの絆をこの機会により深めたいという気持ちが勝ります。そこでもう一泊を決断しました。弊社のメンバーに定例会の開始時刻を遅らせてもらうように伝えた上で。

一度、吹っ切れたら後は交流を深めるのみ。夜になっても、糸魚川が誇る海の幸と山の幸が次々に繰り出されます。その豊かさが私の胃に次々と収まっていきます。

夕方には、出来上がったウッドデッキに座る皆さんの前で、1分間の自己紹介もこなしました。
今回は、私にとって完全なアウェイというだけでなく、私の苦手な工作イベントであり、しかも実際にご迷惑をかけてしまっています。普段の経営者やkintoneエバンジェリストといった肩書も通じません。そんな中、私にできるのは皆さんのご厚意に感謝し、ドリルを折ったことを謝るのみ。それに加えてこれからも糸魚川を応援する決意を語るのみ。
私の一分間スピーチが少しは皆さんの印象に残ってもらえばと願っています。

今回は、私は仕事を持ち込むつもりがあまりなく、名刺交換もしなくてもよいと思っていました。
が、夜になって山崎さんや五十嵐さんとは名刺交換をさせていただきました。ほかの方ともあらためてのごあいさつを。
今回はこれでよいのです。今後、私が何度も糸魚川に通えば、皆さんとの関係が強くなり、私も認知されていくはずですから。
先日のCLS道東のブログ記事でも書いた通りです。

やがてすっかり辺りは暗闇に包まれ、雨脚はイベントの終わりを待っていたかのように激しくなりました。
皆さんも三々五々、帰宅に向かいました。私も車で送っていただきました。
楽しかったです。皆さんには本当に感謝しかありません。


翌朝、7時7分発の始発のはくたかに乗るため、6時半に起きて出発しました。
まだ町は眠っています。が、前々日の夜には見えなかった糸魚川の街を存分に感じながら歩くことができました。
海の景色も眺め、天使のはしごが糸魚川のこれからを約束している光景も見ました。大火からよみがえろうとする街並みもよくわかりました。
人のいない街を歩きつつ、糸魚川の皆さんが一生懸命街を思い、街を盛り上げようとする思いをかみしめつつ、駅までの道を歩きました。

昨晩も、糸魚川の方が、糸魚川がつまらないから都会に出てみたいという話をされていました。私たちはその気持ちに理解を示しつつも、都会は都会のつらさとしんどさがあるんよ、という話をしました。
私はすでに都会に疲れています。だからこそ、こうして旅に出て皆さんとのご縁に癒やされるのです。
その視点からも、渋谷さん、小林さん、コジロウさんをはじめとしたMOVEDの皆さんがなぜ糸魚川のためにひと肌脱ごうとしたのか、少しは理解したつもりです。

数日前に伺った釧路ではジョイゾーさんが。糸魚川ではMOVEDさんが地域のために活動しておられます。
その活動は決して目の前の利益のためではありません。
会社経営の観点からは、こうした活動から得られるところは少ない。でも、今のわが国の現状と地方の現実を見るにつけ、何かをやらなければならないことは確か。
それは弊社のような零細企業を経営する私にとっても同じです。弊社の場合はまだ頻繁に地方に関われるゆとりがありません。案件に追われる毎日です。
が、地域の創生が地域のためになり、しかも社員やメンバーの福利厚生につながれば本望です。

そのあたりの思いは、
こちらのnote
にも書きました。

弊社も山梨や甲府で地域クラウド交流会「ちいクラ」のオーガナイザーとして活動することになり、山梨や甲府のために何とかしたいと動き始めています。
甲府からはスーパーあずさで南小谷まで来られます。糸魚川はすぐそこです。また、その途中にある白馬では今度kintone Caféの開催が予定されていて、私もかかわる予定です。
甲府からでなくとも、住んでいる町田からは東京駅まで出れば、そこから糸魚川までは2時間で行けます。


私も銀座から2時間で来れたことや、7時7分発のはくたかに乗ると、相模大野には10時半に着いたことで、糸魚川の近さを体感しました。
糸魚川は私が感じていたよりも、ずっと近い街なのです。ふっといける街であることも。
また必ず来ます。

今回お世話になったMOVEDの皆さん、糸魚川市の皆さん、本当にありがとうございました。
また、必ずや、家族または妻と来たいと思います。妻にとっては石の街であるだけで、必ず糸魚川を気に入ってくれるはずですし。


kintone hive Tokyoに会社で参加しました


7/5に行われたkintone hive Tokyoに参加しました。今回は弊社からは8名のメンバーで参加しました。

今年の4月に5名の新メンバーを加え、弊社は新生アクアビットとして次のステップを踏みました。そのうち2名はリモートワークで普段の業務にあたっています。
また、弊社は毎週定例会議を行っており、リモートメンバーもそこにはオンラインで参加しています。
つまり、まだ実際には会ったことがありません。そのため、今回のkintone hive Tokyoを顔合わせの機会にしたいと思いました。

通常は私一人であれば、早めにkintone hiveの会場に入り、全国から来られたkintoneプレイヤーの皆さんと交流をします。
ところが今回は、弊社内でのコミュニケーションの熟成を優先しました。会場のZepp DiverCity Tokyoでも私たちは二階席から観覧し、皆さんとの交流よりも自社内の交流に時間を割きました。

うちのメンバーのほとんどは、Cybozu Daysに参加したことがありません。また、kintone hiveに関しても私ともう1名を除いては初めての経験です。

今回は何よりも、独特の雰囲気で進行するkintone hiveの雰囲気に誰かが違和感を覚えないか、フォローが必要でした。
一昨年のCybozu Daysで私が犯した失敗を繰り返さないようにしなければなりません。

お台場のDiver Cityのフードコートで好きに話してもらい、Zepp DiverCity Tokyoの二階席でもまずメンバー間のコミュニケーションを図ることに注力しました。そして、互いの相性や会話のスキル、キャラクターを見極めることに専念しました。

今回、弊社のメンバーに事前に以下の内容を伝えておきました。

@channel

前にもお伝えしたと思いますが、
hiveはユーザーが自社にkintoneを導入した事でこう変わった、という発表の場です。

何をユーザーは求めているのか、という観点で見てもらえればと思います。

最先端の技術を入れたからすごいのではなく、
業務を改善し、業務プロセスとシステムを組み合わせて最適化したことに注目してほしいです。
お客様のユーザーからの目線です。

技術者はつい自分の技術の成果やスキルアップに目を向けがちです。ただし、それは個人的な時間の中で行うべきです。
仕事として業務を受ける際は、予算を考慮しながらあらゆる手段を組み合わせ、設計・実装・試験を最も早く確実な手段で行わねばなりません。しかも、保守も可能な限り、お客様に担っていただけるような形が望ましいです。

メンバーが私から伝えた内容とどう受け止め、hiveを観覧した内容から何を感じるか。
私はそれが楽しみでもあり、その反応に応じて、仕事の進め方も考えたいと思っていました。

さて、kintone hive Tokyoが始まりました。


まずは、社会福祉法人八越会 ちどり保育園 吉岡 敦志さんです。

まず、kintoneを知育玩具に例えたスライドのタイトルに惹かれます。

お子さんをお持ちの方ならご存じとは思いますが、保育園や幼稚園の先生と保護者のやりとりは、必要ではあるものの効率化が求められる業務の典型です。
先生方も大変であり、保護者にも忙しい出勤の合間に余裕がありません。誰もが満足していない状況です。

吉岡さんのセッションには、他にも共感を得やすい要素が満載でした。
既存のパッケージ化されたシステムだと、どうしても業務を変える必要に迫られます。kintoneを使えば実際の業務にシステムを合わせながら、同時に業務の効率化を達成できます。
吉岡さんはお互いが求める着地点をkintoneに見出しています。

吉岡さんから保育士さんにオペレーションを移管することで、20倍の効率化を実現し、さらにChobiit for kintoneを使うことで220倍の処理効率を達成しておられる。
冒頭から素晴らしいプレゼンテーションでした。

弊社メンバーには、現在お子さんを保育園に通わせている方がいて、とても共感していたようです。
吉岡さん、ありがとうございました。


続いては、株式会社エクソルの田中幹也さん

まず、利きちくわが多少できるというつかみに惹かれます。

kintoneと各種プラグインを使いこなし、売り上げ換算にして1億円以上の作業時間削減を達成した成果にもインパクトを受けました。その成果も大したものですが、情報システム部が成し遂げた成果の大きさが、社長室直属の部署配置換えにつながった点もアピール度が高いです。
情報システム部とは今や、単なるシステム屋ではありません。上手く使えば全社の業務を一気に変え、勝てる組織に変貌させるからです。
その導入効果と社内の浸透を認め、社長室の直属にしたエクソル社の社長様の慧眼にも賞賛です。


あと「期待通り」を少し超える方針も、共感を呼びます。
もともと営業(かまぼこ)から情シスへ転身した田中さんですが、営業で培ったノウハウをうまく社内へのkintone浸透と導入に活かしておられます。とても良い事例でした。

田中さんとは後日のトヨクモさんのイベントでもお会いしましたが、その時の私はかなり疲弊していたため、まともな会話になりませんでした。申し訳なかったですが、またお会いしたいです。特にかまぼこ営業についての話はゆっくりとお伺いしたいです。
田中さん、ありがとうございました。


続いては、弁護士法人宇都宮東法律事務所の伊藤一星さんです。

宇都宮には私は昨年の春に一週間ほど滞在していました。そのため、個人的には強い興味がありました。
弊社は今、2社の弁護士法人さんの案件を並行でやっています。さらに、hiveの後に別の1社の弁護士法人様から引き合いをいただきました。

おかげで、弊社には弁護士法人にとどまらず、法曹業界全体にわたった事務処理の知見が貯まっています。
その視点からも、伊藤さんの話される内容にはうなずける点が多々ありました。
法曹業界の場合、弁護士法人がいくら業務改善を行おうとも、周辺の関係機関のIT化の進展が芳しくない課題があります。
そして、その兼ね合いがとても大変だと言うのも理解しています。

そのため、まず利益相反チェックから始めるアプローチは、最初の一歩として分かりやすかったです。
伊藤さん、ありがとうございました。


さて、ここで最初の休憩が入りました。
メンバーの反応を見たところ、なかなか良さそうです。kintone hiveやkintoneエコシステムについて過剰に拒否反応を示すこともなさそう。むしろ、勉強になっていると前向きな反応を示しているようにも見えます。
私にとっては、8人で来て良かったと思う瞬間でした。
そんな休憩時間、ロビーに出て、何人かの方と交流を深めました。うちのメンバーも時間があれば紹介しました。


休憩の後は、株式会社モリビの植田剛士さん

とにかく植田さんは語りがとても上手で、観客の心をつかむ術に長けておられました。
また、伝えたい内容を伝えるための印象的なスライドの見せ方も上手で、それによって皆さんはの心に後々まで登壇内容が残っていました。それが結果につながったように思います。
人の心の掴み方と、人への伝え方の美味さには、同じスピーカーとして感心させられ通しでした。。

住職であることと、話が上手いことや声が通ることに相関関係があるのかはわかりません。ですが、その話し方は選ばれた理由の一つでしょう。
ただ、植田さんの発表内容は、単に話が上手いだけでなく、業務改善の内容にも注目するべきです。さらに、業務改善の効果がわかりやすい形で示されていたことも特筆しておきたいです。
業務改善の効果を紙の削減として示すのに、コルコバードのキリスト像の高さやスペースシャトルの長さに例えるスライドも秀逸でした。また、社内の動きの推移をイラストで見せるあたりなども、プレゼンの見本だというべきでした。
植田さん、ありがとうございました。


続いては、埼玉県鶴ヶ島市役所の中嶋英行さん

中嶋さんの発表も見事でした。
介護保険課の業務を改善する際に避けて通れないのが、年配の方が多くを占める審査会の改善です。
ところが、一度はkintone導入が流れてしまいます。ところがその逆境を乗り超え、中嶋さんは諦めずに不屈の精神で再度提案に持ち込みます。コミュニティの力も借りながら。
そして、運用にまで繋げます。その粘りとガッツは、kintone界隈でも屈指ではないかと瞠目しました。

市役所などの場合、一般企業よりも導入へのハードルが高く、根回しも大変であることはわかります。使う側への配慮やマニュアルの作成など、作りながら直すkintoneの良さを生かした方法がうまくはまらないもどかしさも感じました。

中嶋さんが苦労されたように、年配の方が大多数を占めているために、改革の進まない業務の多いこと。まだ全国に無数にあるはずです。
それを粘り強く進めれば、理解が得られ、改善も可能であることを中嶋さんは示してくださいました。
自治体の制約を打破して見事なアプリを作り上げた中嶋さんに拍手。

そして、それを全国向けに横展開しようとする志も素晴らしいと思います。
ぜひ、この志をkintoneをまだ知らない人々に広めるため、お力添えいただければと思います。

個人的には、鶴ヶ島という時点でkintone Café 埼玉とのご縁で親近感を持ちました。
中嶋さん、ありがとうございました。


続いて株式会社プロダクション・エース 鹿野内 春奈さん

かのってぃさんです。
昨秋のCybozu Daysでは弊社ブースのブランディング・飾り付けに多大なるご協力をいただきました。
今回、hiveに登壇することについても、春先にはすでにかのってぃさんから聞いていました。

私は今日のかのってぃさんの登壇内容についてはまったく関与していません。つまり、今日の発表が私にとってかのってぃさんの発表を聞く最初の機会です。

かのってぃさんの登壇内容は、会社の中での業務改善を推進する者ならば共感できる悩みに満ちていました。閉じた場である会社にいると得にくい業務改善についての情報。
そこでかのってぃさんはコミュニティに助けを求めました。kintoneエコシステムの一翼をなすコミュニティの力に。
この展開は、私やkintone界隈でコミュニティに関わっている人たちには大いに賛同できます。転職したり、私のように起業したり。kintoneとコミュニティによって人生が変わった人たちの事例は枚挙にいとまがありません。

が、会場の多くを占める方々にとっては、自社での改善事例が知りたいわけです。その解決のヒントがコミュニティにあるのは間違いない。ところがその救いをコミュニティに求める流れが、未体験の方にはピンとこないのでしょう。
私たちは、会社の外にまで効果を及ぼすコミュニティの力を外に知らせてあげたいと願っています。ところが、わが国の場合、コミュニティの力が軽んじられているため、なかなかその認知が進んでいません。
そもそも、弊社のメンバーからして、コミュニティの力をあまりよくわかっていないと思われるのですから。


社外との交流をkintoneを介して行う。
かのってぃさんの登壇は、孤独なkintone試用者が、社内と社外で仲間を増やしていくための貴重な知見にあふれていました。
コミュニティとは自分や自社の営業のためではありません。ましてや自己顕示のためでもありません。自分と周囲の意識改革のためにこそ、コミュニティは本領を発揮するのです。
かのってぃさんの登壇は動画にも残されています。コミュニティがなぜ重要なのか、と問われた時、かのってぃさんのこの姿を見せれば伝わるはず。
かのってぃさん、ありがとうございました。


続いては、株式会社ZOZO 三品 秀樹さん
最後を締める三品さんの登壇は、まさにラストにふさわしいノリの良さといでたちが、神としての勢いに満ちていました。

自らを神と位置付ける圧倒的な自信は、演出のためでしょう。とはいえ、圧倒的な実績に裏打ちされているがゆえの神であることも伝わってきました。
三品さんの登壇で印象に残ったのは、徹底的な業務理解の必要性です。


これは、当たり前と言えば当たり前すぎることなのです。が、私たちは頭の中の理屈だけで大切だとわかっていて、なかなか実践には至れません。
凄いと思ったのが、プロパーである三品さんが自社の業務を徹底理解することは当然として、それを外部のベンダーにも徹底してもらっている点です。

ベンダーの担当者はおそらくZOZO様専任なのでしょう。ほかの顧客の業務はほとんどしていないのではないでしょうか。
そうでなければ一社の業務を徹底的に理解することは難しいはずです。
少なくとも、今の私には一社の業務を徹底理解する時間はありません。

ですが、業務改善を行うには、業務を徹底的に理解する必要がある。そのプロセスをへて、ようやく圧倒的な実績が打ち立てられるのも事実です。
三品さん、ありがとうございました。

さて、kintone hive Tokyoが終わった後は、アフターhive交流会や参加者ごとの懇親会が定番です。
ところが、今回は冒頭に書いた通り、弊社内の交流を深めることに専念する千載一遇の機会です。


というわけで、アクアシティお台場のシズラーにて、夜までメンバー間の交流をしていました。
そして後日、全員からhiveの感想文を出してもらいました。
その感想文を読み、まずはあのkintone hiveの雰囲気に引いた人がいなかったことに安堵しました。そして、皆さんそれぞれにhiveから得るものを得たことにこれからの弊社の未来が見えました。

とはいえ、頭で考える以上にシステム開発と業務改善を組み合わせることは難しいことは知っておいてもらわないと。
単に受け取った仕様をコーディングして納品するシステムの在り方は終わりを迎えようとしているのですから。

そのためにも、メンバーには何度も何度もユーザーの業務課題を考え、それをシステムに落とし込む実践を繰り返してもらい、そのつながりを頭に叩き込んでもらにしなければ。
人工知能に問い合わせる間に自分の頭で答えが出せる程度には。

まずはkintone hive Tokyoの登壇者の皆さん、会場でお会いした皆さん、運営のサイボウズ社の皆さん、その他ご縁の会った皆さん、ありがとうございました。


コミュニティリーダーズサミット in 道東 2023 海霧編に参加しました


7/1にCLS道東が開催され、参加してきました。
https://clsdoto2023-jiri.peatix.com/

昨夏にCLS道東が始まってからというもの、極寒編を経て、今回で三回目の参加です。つまり皆勤です。

道東の景色や雰囲気や風物、そして人々をこよなく愛する私にとって、釧路に行けるだけでテンションは激しく上がります。
ところが今回も業務が輻輳しており、行けるかどうかは最後まで微妙でした。
一月ほど前、倶知安の知人の方に繋げていただき、商談と絡めて訪道できるきっかけができました。とはいえ、倶知安の方からすると釧路は別の国といわれるほどの遠距離。

結局、今回はCLS道東の前夜祭と本編にのみ参加し、夜の懇親会には出られませんでした。
でも、それでも行って良かったと思いました。
今回ご縁のあったみなさま、とてもありがとうございました。


今回は、10月にもう一度釧路にくる必要があり、その下見も兼ねていました。
また、弊社でも今、山梨の甲府でイベント開催の準備を進めています。それがうまく行った後は、CLS山梨を開催できないか、という思惑も胸に秘めていました。


そんな気持ちで降り立った釧路たんちょう空港からのバスでは、早速@beajourneymanさんと隣の席で。
ところが、私は会話を存分に楽しむ余裕もあまりなく、お客様対応のコーディングをしながらでした。
ホテルに着いてからも、そのお客様と少しオンラインで打ち合わせしながら、さらに若干の作業をこなす必要に駆られていました。

結局、私が前夜祭の会場である浜番屋さんへ向かったのは一時間後でした。


前夜祭では、花咲蟹の旨みとホッケの西京焼きに痺れながら、会話も楽しみました。
疲れているとはいえ、この間のCLS高知のように出だしで遅れることは避けたいと思っていました。
今回は釧路に滞在できる日程がつまっており、楽しめる時間はわずかですから。

ご一緒したテーブルにはジョイゾーの川岸さん、そしてアウェンダラプの清水さんともう一名がいらっしゃいました。川岸さんはスナックジョイゾーでもお馴染みですし、清水さんもお会いするのは三回目ですが、事前に参加お誘いのご連絡をいただくなど、私のことを気にかけてくださっていてありがたいです。
そしてもう一人、私の前に座っていた美女。最初は誰なのか気づきませんでした。
が、私のことは、しっかりと前回のCLS道東の極寒編の会場で一番日本酒を飲んでいた人として覚えていただいていました。
そう、この方は私に日本酒と山椒のマリアージュを教えてくださった佐藤さんでした。イメージががらりと変わっていて気づきませんでした。師匠に対して本当に申し訳ない。


浜番屋さんは、はじめて訪問しました。ここでは花咲蟹が旬であることを教えていただきました。その甲羅に注いだ酒の旨さといったら!!美味すぎる!

それにしても、私のことをこうやって覚えていてくださる方がいることはうれしいですね!


そして二次会は、冬の極寒編でも訪れたスグレイスさんに移動しました。
道中では、4歳の男の子を肩抱っこしながら、幣舞橋を渡るなど。

前回、スグレイスさんを訪れた際は、泊まっていた大喜湯さんから、門限のお知らせ連絡がお店にいる私宛にかかってくる失態をやらかしてしまいました。
でも、そのおかげか、ママさんも私のことをおぼえていてくださっていました。ありがたいです!

スグレイスさんでも会計クラウドについての熱い話や、川岸さんの将来の目標などいろいろな話を。
いやあ、楽しく過ごせました!皆さんに感謝です!

そして、翌朝。
この日はとても行きたい場所がありました。
それはまるひらさん。前の夜に清水さんに教わったこのお店。朝と日中しかやっていないけど美味しいラーメンが食べられると聞き、是非とも行きたくなったのです。

朝も実はオンライン打ち合わせの予定が入っていたのですが、その開始時間を10時半にしてもらい、釧路プリンスホテルからいそいそと歩く私。
そして、目当てのまるひらさんに到着しました。朝なのに店内はラーメンをすする人たちで席が埋まっています。私も着席して噂のラーメンを楽しみに待っていました。
すると、私の肩を叩く人が。なんと、前々回のCLS道東で知り合った札幌の斉藤さんです。
斉藤さんも私のことを覚えていてくださっていることがありがたい。


そしてやってきたラーメン。
今回、塩を頼みました。めちゃめちゃ美味かった。掛け値なしで生涯で食った塩ラーメンの中でベスト3に間違いなく入ります。
朝から盛況である理由も、清水さんがお勧めする理由も納得!

そして、私にはさらに行きたい場所がありました。
それは釧路埼灯台です。全国の灯台巡りをライフワークの一つにしている私ですが、まだ来られていませんでした。
CLSの前々回、前回も来る時間がなく、学生時代に北海道を車中泊で一周した友人との旅の中で春採湖畔で車中泊した際も、別の旅で一人で釧路駅前に寝袋敷いて寝た旅でも。


ようやく訪れられた釧路埼灯台の外観は、まるでおしゃれなオフィスビルのよう。広大な太平洋に向けて個性を顕示していました。





それにしても、啄木に関する史跡が集まるこのあたりの風景がまたいい。
道中の街並みは確かに若干寂れた感じが漂っています。ところが、米町界隈までくると、とても住みやすそうな佇まいに変化します。私は米町界隈の風景がとても気に入りました。
厳島神社の参道の七夕飾りも映えています。米町公園にそびえる展望台や、そこから一望できる釧路の街並みも釧路の街の栄枯盛衰を映し出していて、とても興味深い。
この辺りの旧釧路市街の活性化が課題になっていることは、前々回のCLS道東でもお話を伺いました。確かに賑わいの中心からは置いていかれているのかもしれませんが、私は釧路の中心街よりも、この辺りに釧路の可能性を感じました。
啄木は確かにこの辺りに足跡を残した偉大な文学者です。が、啄木の歌は釧路のイメージを貶める両刃の剣でもあります。
啄木を売りにすると、逆にさびれた感が増してしまう危険性もあるように思います。


逆に、釧路のこれからを強調するのに、この界隈の風光明媚な街並みを町おこしに使えないでしょうか。
また、釧路は夕陽を観光資源に打ち出してます。幣舞橋からの夕陽も確かに素晴らしいですし、極寒編でご案内いただいた際も、川面を覆う蓮の葉氷を照らす夕陽の色にとても感動させられました。
その感動を米町公園の展望台や釧路埼灯台からの眺めからみるとどうでしょうか。さらに心が動かされるはずだと思えるのです。

さて、お客様を待たせてしまいます。慌てて帰らなければ。
プリンスホテルでオンライン会議をこなし、汗だくになった体を清めます。

宿のチェックアウト時間を超えてまで打ち合わせを続け、コーディングを続け、CLS道東の会場であるMOOに移動しました。
MOOでは、大道東祭の賑わいを横目に、お客様の対応作業の続きです。
実は、この数日前にお客様がboxのルートフォルダーを消してしまう問題が起こり、新たなルートフォルダーを作る必要が生じていたのです。それに並行して別の課題も遅れていました。

そんな状態で黙々と作業する私でしたが、私を見つけて、何人もの方が声をかけてくださいました。今までのCLS道東で知り合った皆さんです。
本当にありがたいことです。


CLS本編が始まった後、可能な限り集中してみなさんのセッションを聴くようにしていました。
その一方で、boxの問題が頭の片隅に居座っています。わずかな隙を見つけながら、コーディングとテストを繰り返していました。
kintoneからAWS経由でboxのAPIを操作して、案件ごとに複数階層のboxを制御する。
新たに作ったフォルダでアクセス権を間違わずに同様の処理を実装する。難航しました。

ところが、CLS道東も中盤を過ぎた頃、ついにうまく動かせました。

それまでのCLS道東もコーディングしながら、頑張ってセッションを聴き、ツイートもしていました。
頭は冴え渡り、コミュニティ脳とエンジニア脳が私の脳内でぶつかり合って沸騰していました。

皆さんの道東を盛り上げたいとの思い。そして、その思いを旅が好きな本州の人がどう盛り上げていくかについての議論。
そうした言葉に私の脳内は熱く反応します。
そうした盛り上げ役を私が担うには、今よりもっと弊社の組織を強化し、私が旅先でコーディングする事態は避けなければなりません。
そのためには、私が行う実装や設計を教えるところまで会社をつよくしなければ。
今、まさに取り組んでいる弊社の改革を進めないことには、私も道東の皆さんに貢献できません。


CLS道東やCLS高知の常連さんの中には、そういう旅の達人がたくさんいます。
仕事を上手くプライベートに絡め、プライベートの楽しみを仕事につなげる達人たちです。
そういう人たちがいることでCLSは盛り上がり、私のような人が全国から参集します。
そう、先日のCLS高知で私の中に響いたキーワード「公私混同」ができる人たちです。
「公私混同」をより効率的に熱を持ってやりきること。


私もコーディングにめどを付けたことで、ようやく重い腰を上げてカウンターに向かいました。そして日本酒の師匠から日本酒をいただき、それに厚岸の牡蠣を合わせていただきました。美味い!
そんな私に、多くの人たちが声をかけてくださいました。
みなさん、CLS道東や高知を通して知り合った人たちです。

昨日から今日にかけ、あまりにもたくさんの人たちに声をかけられた私。

今までのCLS道東では私は登壇もしていません。また、気の利いたことも言っていません。
でも、なぜ皆さんがこれだけ私のことを覚えていてくれるのか。なぜ、声をかけてくださるのか。

これは、私に何か良いところを感じてもらえているのではないか。
実は旅の達人とはいかなくても、私のことを旅が好きな人として認めてもらえているのではないか。少なくとも、道東が好きな人として認知してもらえているのではないか。

繰り返しますが、私は今までのどのCLSでも登壇していません。セッションもLTも。
kintone界隈では多少は顔を知られている私ですが、他のコミュニティでは無名のはず。

確かに私は、イベントの当日はせっせとツイートに精を出します。そして、終わったら必ずまとめブログを書き、それを公開しています。
ですが、私の肌感覚では登壇に比べるとこうした文字による発信のインパクトは薄いはず。
それなのに、ここまで声をかけられる。
そのことが、私の中で仮説として気づきが生まれました。

それは、まず参加することの大切さです。
参加することで生まれる私という人間のブランディング。
気の利いた会話ができるわけでもない。得意な何かで人の注目を集めるわけでもない。ただ、何かしらいつもCLSの会場で見かける人。それが私です。
ですが、それだけでみなさんは私を旅が好きで、かつ、道東が気に入っている人と好意を抱いてくれているのではないでしょうか。

あるいはこの仮説は私の壮大な勘違いかもしれません。

でも、もしこの仮説が少しでも正解に近づいているとしたら、世の中にたくさんいるはずの、旅がしたいが、気の利いたことが言えないなどの理由でコミュニティに参加しない、できない人たちへのヒントになるのではないでしょうか。

これは、私の中で今回のCLS道東の最大の気づきでした。
コミュニケーションの達人でなくても、歓迎してもらえる場がある。
この気づきは、遠からず老境を迎える私に勇気を与えてくれました。
私だけではありません。私が属する第二次ベビーブームの申し子たちは、何年かの後に引退を迎えます。そして、老後の孤独に直面します。
コミュニティとは、その孤独を防ぐ処方箋になるのかもしれません。
引退してからではなく、今のうちから。

話せなくても構いません。まず参加し続けること。そして、リアルの場に顔を出し続けること。
この取り組みが大切なのではないかと思います。
ぜひ、何でもよいのでコミュニティには参加してみてください。


さて、冒頭に書いた理由で、懇親会の参加は諦めた私。19時発のおおぞらに乗らないと遥かなる倶知安までたどり着けません。


そのため、皆さんへの挨拶もそこそこに、MOOを出て釧路駅まで歩きました。
そして、夕食も釧路駅のパン屋さんで買い込んだパンをおおぞらの車内に持ち込みました。何とか発車に間に合いました。

その時点では、私は夜の宿すらも決めていませんでした。
理想は小樽の宿ですが、すでに宿は満室。そこで、おおぞらの車内で札幌市内のゲストハウスを予約しました。そして、翌朝の9時に倶知安にたどり着きました。

日月火曜の三日間を過ごした倶知安でもさまざまな出会いがありました。ですが、それは本稿では割愛します。

まずは、CLS道東で出会った皆さん、スタッフの皆さんありがとうございました!
また次のCLS道東も参加できるようにします。その前に、釧路には10月に再訪します。妻と一緒に。


トヨクモkintoneユーザーフェス2023に登壇しました


6/27と28の両日にオンラインで開催されたトヨクモkintoneユーザーフェス2023に登壇しました。


私の登壇は事前に収録したものです。
四月のある日、目黒のトヨクモ社に伺って、収録に臨みました。
本格的なスタジオでの収録は私にとってあまり経験がないもので、視線の使い方や振る舞いなどが完全に未知の領域でした。
全てが手探りの状態でした。

事前に資料は作っていましたが、それを事前に読み上げる練習をする時間がありませんでした。リハーサルは当日の収録直前の一度だけ行いました。

その後の座談会では、事前の控え室の会話では良い感じの話ができたような気がするのに、スタジオでは私の振る舞いは少し怪しかったようです。

そんな私でしたが、トヨクモkintoneユーザーフェス2023に登壇するにあたり、話す内容に困ることはありませんでした。
なぜなら、kintoneとその周囲のエコシステムを支持する私にとって、トヨクモさんは大切なパートナーであり、お客様に提案する際にはトヨクモさんの製品群は必ず検討するからです。

kintoneのエコシステムの中には、多くの会社様が多彩なプラグインやサービスを提供しています。
その中にはトヨクモさんのサービスと機能的には近いものもあります。
私たちはお客様の要望に基づき、それらのサービスを選び抜き、適したものを提案します。

サービスを選択する際には、機能面を重視することは当たり前です。
しかし、それだけではありません。
その背後には、kintoneとそのエコシステムの価値観や文化への深い共感が必要です。
つまり、サイボウズ社の掲げる「チームワークあふれる社会を創る」ことに役立つかどうか。kintoneの欠点を補う機能があるかどうかを考える必要があります。
サービスがこられの要件を満たしているなら、提案することにためらいはありません。

私と一緒に登壇した石井さんやなかじさんも、同じ考えを共有しているはず。だからこそ、ぶっつけ本番の座談会もうまくまとまったのだと思います。

まずは一緒に登壇した石井さん、なかじさん、ありがとうございました。これからも一緒にkintoneやトヨクモさんを盛り上げていきましょう。


続いて、二日間にわたるさまざまなセッションです。
私がトヨクモkintoneユーザーフェス2023のアーカイブ動画を見たのは、十日ほどたった後でした。

お一人お一人の登壇内容についてはここでは触れません。

一つだけ、印象に残った事を記しておきます。それは、皆さんが語りの中で既にkintone をインフラとして扱っていることです。
トヨクモさんの各サービスを使って業務改善を行う際、kintoneはもはやインフラとして不可欠な存在なのです。

私が普段関わるkintoneのイベントでは、kintoneはインフラとして扱われていません。あくまでも業務改善のプラットフォームやサービスとして扱われています。
他社が主催するkintoneプラグインや連携サービスのセミナーでも同様です。kintoneはサービスとして扱われます。各社のサービスはkintoneというサービスを補完するツールとしてのサービスなのです。

ところが、トヨクモkintoneユーザーフェス2023での皆さんの話を聞いていると、kintoneは完全にインフラとして扱われているように感じました。つまり、電話線やインターネット環境と同じくらい当たり前のものとして認識されていました。
もちろん、kintone上にはアプリがあり、何らかの業務改善が行われているでしょう。しかし、トヨクモさんのフェスでは、トヨクモさんのサービスに焦点を当てるためか、kintoneはあまり語られません。

kintoneはもはやインフラとして位置づけられている。この気づきは強い印象を私に与えました。
kintoneは基盤としてのインフラであり、トヨクモさんのサービスはその基盤の上で動くプラットホームまたはサービスなのです。
確かに、kintoneはプラットホームより上位のインフラとしての地位を築いてきたのかもしれません。少なくとも、トヨクモさんのサービスにとっては、kintoneは欠かせないインフラになっています。
これはkintoneの素晴らしさを示す証拠でもあります。


7/10には、登壇者を含めた後夜祭が開催されました。
トヨクモkintoneユーザーフェス2023はオンラインで開催されましたが、きちんと後夜祭という形でオフラインの場を設けていただいたことはとても良かったです。
それによって、登壇者と視聴者とのリアルのコミニケーションが取れました。また、登壇者としても自身の登壇内容について振り返ることができたように思います。
後夜祭がトヨクモさんの本社の暖簾の中ではなく、サイボウズさんで開催されたことも印象的でした。
kintoneは既にプラットホームではなく、インフラになり、トヨクモさんが主催するユーザーフェスもそのインフラの中で行われているのです。


まさに登壇内容から受けた印象が、後夜祭によって裏付けられました。

引き続き、kintoneというインフラの中で、kintoneの初期からよく知るトヨクモさんがより良いサービスを展開してくれることを願っています。
今回は登壇へのお誘いと開催準備、そして素敵な後夜祭まで、ありがとうございました。


2023年6月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括
6月。
今月も仕事が忙しく、旅をしても全て出張にかこつけています。
家族とのお出かけも地域クラウド交流化の名目で。

今月も忙しかったですが、出張を利用して方々へ出かけられました。
今月は山梨を三回、高知、竹の塚、田無、釧路を仕事で訪問しました。

仕事をしながら、旅をする。そのノウハウをいかに実現するかが私のテーマです。
少しずつやり方を理解しています。が、まだ努力が必要です。私にとって、行きたい場所とやりたい事は無限にあるのですから。
まだ私がオペレーションに当たらねばならない作業が多く、思ったような毎日は送れていません。

どうすれば仕事とやりたいことを両立させられるのか。
そうならないためのさらなる工夫が必要です。

仕事に偏っている証拠は、執筆活動や読書などの文化活動の低下として顕著に現れています。

私に与えられた時間は有限で、ますます残り少なくなっています。
残された時間を少しでも有意義にしたいと思います。死を迎えるまでに。

生きていること、生かされていることのありがたみ。
それを常に忘れぬようにしながら、充実した日々を送りたい。
皆さんと私の思いは同じです。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちをフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

韓国に4月中ずっと行っていた次女も先月の初めに日本に戻ってきました。
弊社に入ってくれた長女も登記やその他手続きで活躍してくれています。

今月は家族とは四回お出かけしました。妻とは二回、妻と長女とは二回、妻と次女とはゼロ回、長女と次女とはゼロ回。長女とは二回、次女とはゼロ回。


§  月表

 ・六月お出かけ
ラーメン大桜、豚仙人 大和駅前店、ドーミーイン甲府ファミリーマート 甲府中央店澤田屋 本店印傳屋コットンクラブ山梨県立図書館 かいぶらり九十九九州料理居酒屋 炙 -aburi- 甲府駅前店武田神社 (躑躅ヶ崎館趾)かぶとや甲州夢小路Pizzeria Ryucaf? terroirくるむ澤田屋 本店ドーミーイン甲府金櫻神社夫婦木神社和田峠 みはらし広場印傳屋、モニカ&アドリアーノ、ココデンタルクリニック、BUSO AGORA、くら寿司、鶴川駅前図書館、春日亭、ok西東京、西東京市中央図書館、東村山駅 (SS21/SK05)、ガスト、恵比寿、八丁堀駅、やまなし、松ちゃん、Cafe Nova、高知県立美術館、田辺島通電停、鹿児神社、東新木電停、ひろめ市場、さくら亭、模型ミュージアムSNAP、チョンマゲ、高知城歴史博物館、ひろめ市場、日産レンタカー 高知駅前店、桂浜、桂浜公園駐車場、坂本龍馬像、桂浜水族館、高知龍馬空港 (KCZ)、ビッグサン(空港ビル直営売店)、東京国際空港 (羽田空港) (HND)、羽田空港第1・第2ターミナル駅 (KK17)、PIER’S CAFE、Tokyo Whisky Library、BUSO AGORA、へぎそば清兵衛、EXCELSIOR CAFF?、星のうどん庵、らあめん花月嵐、株式会社ジョイゾー、The Sacca Cafe、藤野PA (下り)甲州台ヶ原金精軒 台ヶ原本店七賢 山梨銘醸天然氷のかき氷 はくしゅう道の駅店白州・尾白の森名水公園べるが勝沼醸造直営レストラン 風初狩PA (上り)談合坂SA (上り)T.G.I. Friday’s飲茶TERRACE 桃菜 鶴川店、麺屋こころ 八丁堀店、焼肉どうらく×上星商店 二俣川店、うどん処 らんまん、地獄の担々麺 天竜 トツカーナ店、入谷鬼子母神 (真源寺)、入谷朝顔発祥之地、西郷隆盛像、上野恩賜公園、東田公園、富士通スタジアム川崎、玉 赤備、ぐりーんうぉーく多摩武蔵野餃子房、マクドナルド、ミスタードーナツABC-MARTヤマダ電機 テックランドNew八王子別所店スポーツデポ相鉄ローゼン 薬師台店cafe and pasta jantic、DEAN & DELUCA Cafe、土佐しらす食堂二万匹、awabar、CoCo壱番屋、鶴川駅前図書館、ココデンタルクリニック、コナズ珈琲

・六月ツイート
https://togetter.com/li/2177038

§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かけたのは、今月は四回です。

今月はちいクラの関係で山梨を訪れ、それに家族との旅を絡めるパターンがほとんどでした。

あと、私が高知から帰ったその足で向かった表参道のTokyo Whisky Libraryでは、次女の彼氏も来日していて、日本のウィスキー文化を披露できました。


§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で二度でかけました。

kintone Café 山梨にからめて、妻と甲府で二泊し、甲府の街や山を重点的にめぐりました。


§  妻と長女とのお出かけ 妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は二回ありました。

ほとんどが山梨関連です。


§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女との三人で出かける機会は一回もありませんでした。

次女は昨年末で就職したお店を辞め、今はアルバイトで飲食の仕事を続けています。
次女のことを本当に好いてくれている彼氏にも巡り合え、今は未来のことで頭がいっぱいのようです。

先月のあまに今月は4月1日からずっと行っていた彼氏のいる韓国から10日に戻ってきました。
モラトリアムと考え、22歳までは大目にみるつもりです。
ただ、そこで彼氏に甘えてしまうのではなく、自分の力で何かを成し遂げてほしいと考えています。
家庭も大切にしつつ、何かに挑戦してほしいな、挑戦をやめないでほしいな、と思う父親です。

§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。

長女は4/1付けで雇用しました。
すでに2月から引継ぎもかねて打ち合わせにも同席してもらっていましたし、内部の定例会議にも出てもらっていました。

弊社の登記住所を変更する手続きや、社会保険関係の変更手続きも、無事に終わらせてくれました。
手こずっていたものの、まずは一人でやり切ったことは評価したいと思います。

昨年末をもって私の中では子育ては終わったと思っています。娘たちにはそれぞれを一人の大人として対し、手助けができるところは私から手を差し伸べていこうと思います。

●私自身の六月(交友関係)

§  関西の交流関係 今月は、関西に出張で行きませんでした。
高知に行った際も大阪はのぞみや飛行機で通り過ぎただけ。

先月にkintone Café Osakatや kintone hive OSAKAで訪れたばかりですし、また来月にでもうかがえれば。

また中高校大学のころの友人とは会いたいと考えています。

§  今月の交流 
今月は、飲みの交流は充実していたように思います。

kintone Café 山梨では、皆さんと楽しい時間を過ごしました(6/3)。
妻にも初めてのkintone Café参加で、ちいクラの下準備も兼ねてのものでした。
翌日も含めて、山梨の皆さんとの交流が今後への大きなステップとなりました。

kintone Café 高知での交流は久々にはっちゃけました。前日にも高知についてすぐ、一軒だけ参加しました(松ちゃん)。
kintone Café 高知の当日の懇親会には三軒とも参加し、めっちゃ飲みました。楽しかったです(6/9-10)。

スナックジョイゾーも楽しかった。でも今回は学びにもなった会でした(6/16)。
SORACOM UG二万匹支部の皆さんとの飲み会も楽しく飲めました(6/27)。

他の日もちょこちょこと交流はしましたが、ほとんどが仕事に追われた毎日だったように思います。

でも、今月も本当にありがとうございました。

●私自身の六月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、一冊も書けませんでした。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、今は書くための時間がありません。読んでからレビューをアップするまでの時間も二年を超えてしまいました。
今、私のプライベートの時間がほぼなくなってしまっています。仕事をからめた交流があるので精神的には困っていませんが、一人の時間がないことは見直さなければと考えています。
レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は、私にとってワークライフバランスのバロメーターです。ワークに偏っている今の状況を早く取り戻さねば、とかなりの危機感を持っています。

以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは2本(
kintone Café 山梨 Vol.1に運営参加しました
kintone Café 高知に参加・登壇しました
) 。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

5月30日 5月30日 商談では場作りを心がける
5月31日 5月31日 昨季は黒字決算。しかし、、、
6月1日 6月1日 決算を締めて新たな気分で!
6月2日 6月2日 禍福は糾える縄の如しの日々
6月5日 6月5日 違う考えに触れる為参加する
6月6日 6月6日 人生五十年。でも未熟な私。
6月7日 6月7日 給与の意味を教わりました。
6月8日 6月8日 記憶力は絶対ではない。メモ。
6月9日 6月9日 開発/デモ環境整備も急務
6月12日 6月12日 オンライン配信しない理由
6月13日 6月13日 旅で語らうと発想は広がる
6月14日 6月14日 仮想であれ、集う場は必要
6月15日 6月15日 打ち合わせの切替えに悩む
6月16日 6月16日 値上げには評価指標が要る
6月19日 6月19日 雑談力は必要だと思います
6月20日 6月20日 山梨をちいクラで盛んに!
6月21日 6月21日 見た目とデザインセンス。
6月22日 6月22日 山梨の人口減を防ぐには?
6月23日 6月23日 続けるには早めに始める事
6月26日 6月26日 一つの事に集中できる幸せ
6月27日 6月27日 目標にさせていただきます

§  今月の読書 今月は9冊の本を読みました。内訳は、伝記一冊、民族レポート本一冊、歴史書一冊、時代小説一冊、社会学ビジネス書一冊。宗教書新書一冊。

今月も本を読む時間が取れていません。が、無理やり本は読むようにしています。ところが読んでもそれをアウトプットできていないのは上に書いた通りです。
形式的にアウトプットするのなら、ChatGPTに頼るのもありですが、それは自分にとって衰退への道だと思っています。

私が一昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、まったくそれが進んでいません。
仕事にかまけてしまっています。このことにもとても強い危機感を抱いています。このまま何も生み出さずに老いてしまうのでは、と。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞は0本です。

なお、今年の大河ドラマ「どうする家康」も先月に入ってからほとんど見られていません。録画も溜まってしまっています。


§  今月の舞台 舞台については、今月は見ていません。



§  今月の音楽 コロナが始まってから’70’sから活躍したアーチストの全曲を聞く活動を続けています。今月はBruce Springsteenの全アルバムを順に聴きおえ、好きな20曲にもまとめました。

続いて聴き始めたのはBOSTON。デビュー作の輝きはやはり素晴らしい。
最近のアルバムはあまり聴いていなかったので、今回をきっかけに聞いてみます。


§  今月の美術 今月は、高知を訪れた際、高知県立美術館で開催されていたテオ・ヤンセン展で物理と美術の融合に触れてきました。

塩ビパイプを使って組み立てることで、あたかも生きているかのように動く巨大な造形物。
独自の生命樹の中で創造主として造形物を名付け、そのエコシステムを作成する営み。

素晴らしいと思いました。


§  今月のスポーツ なお、弊社のお客様である法政大学アメリカンフットボール部さまよりご招待いただきまして、対日本大学戦の試合を観戦してきました。スポーツ観戦はいいですね。燃えます。

また、大リーグの大谷選手の打棒の凄まじさは尊敬に値します。


§  今月の滝 今月は滝を一か所も訪れられませんでした。


§  今月の駅鉄 今月は二駅を訪れました。「田辺島通停留所(6/10)」「東新木停留所(6/10)」


§  今月の酒楽 今月も先月に続いてお酒体験については申し分なかったと思います。わずかな機会を生かしてお酒を楽しめました。

§  今月の旅行 今月は上にも書いた通り、仕事をからめた出張がほとんどです。甲府と高知と釧路。

今月は上にも書いた通り、仕事をからめた出張がほとんどです。甲府と高知と釧路。

今月、足跡を残した地は以下の通り。
東京都
 町田市、狛江市、多摩市、東村山市、府中市、西東京市、八王子市、渋谷区、中野区、新宿区、大田区、港区、中央区、江東区、文京区、足立区、台東区、港区
神奈川県
 相模原市、大和市、横浜市、川崎市
山梨県
 甲府市、北杜市、韮崎市、甲州市、上野原市
岡山県
 岡山市
高知県
 高知市、南国市
北海道
 釧路市


§  今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。
今、心身が動くうちに仕事もプライベートも全力で。その考えには揺るぎがありません。

・公園は五カ所。「和田峠 みはらし広場(6/4)」「桂浜公園駐車場(6/11)」「白州・尾白の森名水公園べるが(6/18)」「上野恩賜公園(6/23)」「東田公園(6/24)」

・美術館は一カ所。「高知県立美術館(6/10)」
・駅は二駅。「田辺島通停留所(6/10)」「東新木停留所(6/10)」

・滝はゼロカ所。
・温泉はゼロカ所。
・山はゼロ山。
・酒蔵は一か所。「七賢 山梨銘醸(6/18)」
・神社は四カ所。「武田神社 (躑躅ヶ崎館趾)(6/4)」「金櫻神社(6/4)」「夫婦木神社(6/4)」「鹿児神社(6/10)」

・寺は一寺。「入谷鬼子母神 (真源寺)(6/23)」
・教会はゼロカ所。
・史跡は三カ所。「坂本龍馬像(6/11)」「入谷朝顔発祥之地(6/23)」「西郷隆盛像(6/23)」

・博物館はゼロカ所。
・遺跡はゼロカ所。
・城はゼロ城。

・灯台はゼロカ所。
・動物園はゼロか所。
・水族館はゼロか所。
・土木遺産はゼロか所。
・マンホールカードはゼロ枚。
・果物狩りはゼロか所。
・ダムはゼロカ所。
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。

私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月も仕事にからめてですが、バラエティ豊かな移動ができました。この地球にはまだまだ無限に行くべき場所があります。
少しでもこうした場所を訪れてから死にたい。私の人生の残り時間のなかでどこまでの旅ができるか。

加齢によって日々、気力は減退していきます。人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選びます。私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。一昨年の秋にはハイキングのつもりが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。

死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。

今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す。だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもらず、一人でも旅を敢行したいと思います。
もちろん、一昨年の秋に遭難した経験は忘れてはなりません。命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もせず命を枯らすよりはましです。
家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。

そう思い、訪れた場所で心の赴くままに俳句を詠んでいます。今月は俳句を17句。いずれもツイートまとめに載せています。

一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月もコロナと共存しつつ、自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。


2023年6月のまとめ(法人)


令和五年六月。

弊社は前に進んでいます。
その道は決して平坦ではありませんが。
経営の難しさを存分に感じながら、足掻きつつ前に進んでいます。

経営ばかりは、ChatGPTの導き出した答えを丸ごとコピーできません。
判断には人の経験が求められます。

今月も弊社は案件の引き合いをいくつもいただけました。ありがたいことです。
きちんとそれらの案件をこなしつつ、新体制をどう導いていくか。
私の経営能力が問われ続けています。

先々月から体制を増強し、常駐案件でも新体制が始まりました。
出てきた課題を解決するには身近な存在、つまり家族に頼るべき。
という事で、妻にも経営に関わってもらっています。

継続的な案件が増えたのは良いのですが、経営が安定するには経営者の私に経験が不足しています。
経営を早く安定させつつ、特定のお客様に依存せず、しかも。多様な案件を少しでも速くこなしていけるよう、教育や研修の方法を模索したいと思います。

達成度5割。達成感4割。満足感6割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 六月度の売上は目標を下回りました。

新体制では、多くの案件をこなさねばなりません。
弊社も継続的な売上が見込める案件は増えてきましたが、まだそれをスピーディにこなすには練度が足りません。
とはいえ、なんとか頑張って経営ができているのも皆様のおかげです。感謝しています。

先々月より新メンバーも加入し、総務や人事や経理作業が大幅に増えました。

その中でブレずにいようと考えていること。それは、常に変化する組織であることです。
その一方で、さまざまなお客様、業種、職種に対応するのは大変です。業務をマニュアルにする事はあまり好きではなく、常に変わる組織でありたいのですが、メンバーの立場からすると、それは負担になっているようです。

代表の思いをどうすれば実装の速度や品質、そしてキャリアへの向上心に繋げてもらうか。

人工知能やkintoneの様々なプラグインサービスを活用しつつ、自社としての存在価値を作り上げるにはどうすれば良いか。
まだまだ技術、経営、組織、マーケティングなどやらなければならないことは山積みです。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・サイボウズ社と「Cybozu for Challengers(サイチャレ)プログラムの参加企業に対する伴走支援」の契約を締結しました(6/1)。
・弊社役員の長井あづさがサイボウズ社において地域クラウド交流会の認定オーガナイザー養成研修の第一回目(6/1)、第二回目(6/9)を受けました。
・弊社代表がkintone Café 山梨 Vol.1の運営スタッフとして参加しました(6/3)。
・地域クラウド交流会のオーガナイザーを山梨で任命されたことを受け、甲府の街をいろいろと歩きました(6/4)。
・新たな外部の技術者パートナーに作業を依頼し、一回目の打ち合わせを行いました(6/6)。
・弊社代表がkintone Café 高知 vol.18に参加・登壇しました(6/10)。
・弊社代表がスナックジョイゾーに参加しました(6/16)。
・弊社役員の長井あづさが山梨県活性化プロジェクトの54回目の月例会に出席し、地域クラウド交流会について語ってきました(6/22)。
・弊社全員が「【kintoneセミナー】 システム開発ってこんなに楽しい!ジョイゾーでしか味わえないkintone対面開発の魅力をご紹介」を拝聴しました(6/26)。 https://www.joyzo.co.jp/seminar/230626/
・弊社代表が事前収録していた「トヨクモ kintone フェス 2023」のイベントが催され、1日目の最後のセッションで弊社代表が登場しました(6/27、6/28)。 https://www.kintoneapp.com/lp/fes2023
・弊社代表がSORACOM UG 非公式 二万匹支部に参加しました(6/27)。
・弊社代表にようやくポケットWi-Fiが届き、出先でWi-Fi切れになることがなくなりました(6/29)。
・弊社代表がCLS道東の前夜祭に参加しました(6/30)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間で機密保持契約を締結しました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、Cybozu DaysやCybozu Circusなどのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いが依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげる。

4月から多くのメンバーに加わってもらった弊社ですが、まだまだチームビルディングができていません。さまざまな課題が出た月でした。
雇用と外注のバランスを取るのはとても難しいと考えています。試行錯誤の毎日です。これからもバランスをとった経営を行いたいと思います。

弊社だけではできない案件も増えている今、外注費の抑制にこだわるだけでは案件がこなせなくなっていることも事実です。
この点は引き続き、困難な経営のかじ取りを行っていきます。

昨年末から契約を結んだ会社様のコンサルティングも得て、先月に締結を終えた新たな外注先の技術者の方には稼働を始めてもらっています。


§ 開発案件 今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。
今月も今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

今月もまた新たな案件のキックオフがいくつもありました。体制を組み、作業を開始しています。

今、弊社が取り扱っているシステムはkintoneを中心とした無数のSaaS/PaaSです。それらをつなぎ、お客様に価値を提供しています。
今、動いている実装案件が50件弱。
経営リスクを抑えるため、かなりの数の案件を同時に進行させています。それらを遅れず品質を落とさずにどのようにこなしていくか。今の課題です。

正直、弊社の体制を考えると案件が多すぎることは確かです。
弊社の中でもその状況に負担を感じる声があるのも事実です。
なんとかギリギリで作業を行っているのが実情です。

難易度が高い案件、簡単な案件。それと常駐案件。
自社でサービスを作ることが早道なのか、メンバーのスキルの熟達を待つのが正しいのか。
経営の安定とリスク回避は、多案件を同時に進める今のやり方とは矛盾しているのではないか。

悩みは多いです。
まず、そのためには生産性の向上と開発のためのドキュメント・仕組み・体制の拡充が必要だと考えています。
さらには、開発ガイドラインの策定、教育体制の拡充、報告や仕様伝達の改善。
また、単価アップの交渉も同時に進めなければ。

まずは足元を固めます。

来月も、引き続き弊社メンバーの教育とスキルアップに注力していきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

少しずつ状況は改善に向かいつつあります。
その流れを加速するため、先々月より代表の長女に弊社に正式に加わってもらい、人事・総務・経理の作業を任せています。
少なくとも、これらの作業に代表のリソースを割かれることがなくなったのは助かっています。

経費もほぼ毎月計算できる体制とこうした作業を代表から引きはがすことで、少しずつ弊社も基盤が整いつつあります。


§ 社内体制 一昨年(2021年)の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。それを以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、考え方の軸はぶれていません。

2021年の師走より、東京都中小企業振興公社の方に人財制度についてのアドバイスを受けています。
そのアドバイザーの方から作成するようにと指示された、5年後の弊社を見据えたビジョンや課題の解決策は、上記の各理念をより細かく詰めたものです。文章や財務上の数値、目標の形で具体的に表しています。

その課題に基づき、人事方針、評価制度や給与テーブル、各種規約など、この正月から四月にかけて集中的に組み立てました。

各メンバーにはそれぞれの案件や役割を理解してもらい、案件で困った際は教え合い、助け合いながら実装を進められるような体制。

ただ、その浸透がなかなか思うように言っていません。
理由は皆が案件をやり切るのに精いっぱいだから、です。

それはわかるのですが、案件をただこなすだけの会社になってはいけません。

そこで、会社設立時から役員として名を連ねている代表の妻に経営に本格的に入ってもらうことにしました。
3月ごろからジョイゾーさんのスナックジョイゾーに来てもらい、代表が目指す会社の一つのケースを見てもらいました。
さらに、そのご縁でサイボウズさんが運営する地域クラウド交流会(ちいクラ)のオーガナイザーとして妻が研修を受け、今度山梨で活動することにもつながりました。
業務としてはブランディングに関わる部分であり、弊社の本業とは少し筋が違っています。
が、妻の活動はやがて案件となって帰ってくるはずです。弊社の認知度向上にもつながるはずです。

また、オーガナイザーとしての業務も担ってもらいながら、弊社の会社の組織づくりに協力してもらいます。
代表の私とは違う視点から。
私も今月の頭にメンバーとの1on1ミーティングを行いました。
が、妻の視点からも今月から来月にかけて1on1ミーティングを行ってもらうようにします。

新メンバーも入った今だからこそ、組織づくりへの取り組みを欠かさずにやってこうと思います。
開発の効率化、リモートワークの効率化など、まだまだやるべきことがあります。

引き続き、よろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約11回です。オンライン商談はざっと数えたところ約61回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約43枚です。

今月はkintone Caféで高知と山梨に向かいました(6/3)(6/10)。
また、スナックジョイゾー(6/16)や山梨の人々との交流(6/4)、さらにはSORACOM UG 非公式二万匹支部(6/27)にも参加し、多くの方との交流を楽しみました。
月末の30日にはCLS道東の前夜祭にも参加し、交流をさらに深めました。

仕事に没頭する毎日ですが、こうしたきっかけがどれだけ癒やしになっているか。
皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。kintone Café 山梨 vol.1(6/3)。kintone Café 高知 vol.18(6/10)。スナックジョイゾー(6/16)。【kintoneセミナー】 システム開発ってこんなに楽しい!ジョイゾーでしか味わえないkintone対面開発の魅力をご紹介(6/26)。トヨクモ kintone フェス 2023(6/27-28)。SORACOM UG 非公式 二万匹支部(6/27)。CLS道東 前夜祭(6/30)。

今月もこうした対外活動を通し、人脈を増やすこととあわせ、弊社の認知度を広げられたように思います。
それによってさらに忙しくなったことも事実ですが、こうした活動を通した広がりが次に繋がるのも事実です。今後も続けていこうと思います。

来月以降もいろいろな予定が控えています。

今月は弊社がサイボウズさんの運営する地域クラウド交流会の山梨県甲府市のオーガナイザーとして活動を開始しました。
このイベントを通して、弊社も次のステップに進めるのではないかと期待しています。
そして、また皆様と交流を深めたいと思っています。
まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。

§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは2本(
kintone Café 山梨 Vol.1に運営参加しました
kintone Café 高知に参加・登壇しました
) 。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

5月30日 5月30日 商談では場作りを心がける
5月31日 5月31日 昨季は黒字決算。しかし、、、
6月1日 6月1日 決算を締めて新たな気分で!
6月2日 6月2日 禍福は糾える縄の如しの日々
6月5日 6月5日 違う考えに触れる為参加する
6月6日 6月6日 人生五十年。でも未熟な私。
6月7日 6月7日 給与の意味を教わりました。
6月8日 6月8日 記憶力は絶対ではない。メモ。
6月9日 6月9日 開発/デモ環境整備も急務
6月12日 6月12日 オンライン配信しない理由
6月13日 6月13日 旅で語らうと発想は広がる
6月14日 6月14日 仮想であれ、集う場は必要
6月15日 6月15日 打ち合わせの切替えに悩む
6月16日 6月16日 値上げには評価指標が要る
6月19日 6月19日 雑談力は必要だと思います
6月20日 6月20日 山梨をちいクラで盛んに!
6月21日 6月21日 見た目とデザインセンス。
6月22日 6月22日 山梨の人口減を防ぐには?
6月23日 6月23日 続けるには早めに始める事
6月26日 6月26日 一つの事に集中できる幸せ
6月27日 6月27日 目標にさせていただきます
5月26日 5月26日 公私混同がキーワードです
5月29日 5月29日 スクラム開発と定義するよ

§ 年表

・六月お仕事

二俣川で作業・商談×9、山梨県立図書館 かいぶらり、モニカ&アドリアーノ、ココデンタルクリニック、BUSO AGORA、ファミリーマート 田無町三丁目店、田無で商談、ok西東京で作業、東村山駅で作業、八丁堀で商談、松っちゃん、Cafe Nova、ひろめ市場、さくら亭、模型ミュージアムSNAP、チョンマゲ、高知城歴史博物館、ひろめ市場、PIER’S CAFE、BUSO AGORA、へぎそば清兵衛、ドトールコーヒーショップ、横浜山下町で商談、EXCELSIOR CAFF?、スナックジョイゾー、アクアビット サテライトオフィス、T.G.I. Friday’s、水道橋で商談・作業、銀座で作業・商談、立場で商談、竹の塚でデモ、富士通スタジアム川崎、マクドナルド、ヤマダ電機 テックランドNew八王子別所店、田原町で商談、DEAN & DELUCA Cafe、土佐しらす食堂二万匹、awabar、中野坂上で商談、中野坂上OASISで作業・打ち合わせ

§ ツイートまとめ
・六月ツイート

https://togetter.com/li/2177026


kintone Café 高知に参加・登壇しました


6/10にkintone Café 高知 vol.18が開催され、参加してきました。
告知ページ

今回のkintone Café 高知は、主催者のじゅんちゃんこと片岡さんからの登壇要請がなかったら参加していなかったかもしれません。
理由は、20日前に高知に来たばかりだったからです。CLS高知で。

私としても弊社としても抱えている案件が輻輳しています。
そのような状況で、いくら土日だからとはいえ、何度も高知に来ることにためらいがありました。
高知に行く以上はなんらかの成果を出さなければ。

しかし、結果として、とても来てよかったと思える時間になりました。
まずは主催者のカミノバ社の皆さん、参加者の皆さん、さらに翌日に桂浜などをご一緒したお二方。ありがとうございました。

私が高知に入ったのは前日の夜23時前。16時過ぎまで東京の八丁堀のお客様のもとで商談に臨んでいました。その終了時間が未定で、飛行機の時間も取れずにいたため、空路で高知に入る可能性が消えました。
商談が終わり、営業の方と東京駅まで歩き、のぞみが発車する三分前にぎりぎり乗り込むことができました。こののぞみを逃していたら、岡山での特急南風との乗り継ぎの関係で、高知着は日をまたぐところでした。
のぞみと南風の車内ではもちろん寝落ち。

高知についてすぐ、宿に直行しました。その際、kintone Café参加で先に高知に到着していたかのってぃさんから連絡があり、松っちゃんに向かいました。そこにいたのはじゅんちゃんと細谷さん。四人で数杯のビールとラーメンとそして餃子を堪能しました。
その席でたまたま横に座っていらしたお二人連れの方がkintoneユーザーだったのも幸先がよいスタートでした。
これで、かろうじて初日にも高知への足跡が残せました。

翌朝。
8時から弊社の仙台のメンバーとオンラインで打ち合わせです。苦しんでいる案件の落とし所を探るため、二時間みっちりと打ち合わせに使いました。

さて、kintone Café 高知の開始時刻は14時半から。
そこで少しだけでも観光できるのでは、と街に出ました。

20日前に高知に来た時、CLS高知の翌日に打ち合わせが入っていたため、高知の観光ができませんでした。
そこで今回はkintone Café 高知の翌日の日曜日に高知を観光するつもりでした。
ところが、月曜は弊社内の打ち合わせの後、町田のお客様を訪問する予定が入ってしまいました。

まだ高知ではいきたい観光地や滝が無数にあります。ところが、帰りの飛行機にふさわしい時間の便がありません。夕方の飛行機で帰るしかなさそうなのです。
そこで、kintone Café 高知が始まる前の数時間を生かし、街を観光しようと思いました。

その前に宿替えを。
今回は高知に二泊しました。二泊とも違う宿です。
仕事との調整に手間取っているうちに、連泊ができなくなってしまいました。一泊目はアベスト高知。二泊目はホテルタウンセンターに泊まりました。

朝、打ち合わせを終えた後、急いでチェックアウトし、次の宿であるホテルタウンセンターさんに移動しました。
すると、タウンセンターさんではレンタサイクルの貸出サービスをしているではありませんか。

そこでレンタサイクルの旅に出ました。
高知県立美術館でテオ・ヤンセン展をみてから、後免方面まで自転車で走り、スープカレーのおいしい店で昼をいただきました。
その旅については本ブログの主旨から外れますので割愛します。

さて、私が高知市内に戻ってきたのは14時15分ごろ。開場の時間にギリギリだったので、ホテルに立ち寄って夜まで自転車を借りたいとお願いしたいところ、快く貸していただきました。
そこで、kintone Café 高知の会場である帯屋町チャコットさんに向かい、入り口に自転車を停めさせてもらいました。

さて、kintone Caféのスタートです。会場は心なしか細長い構造になっていて、後ろの人はスライドが若干、見にくかったかもしれませんね。


まずはカミノバ社の森田レオ社長から、開会のあいさつなどを。続いてカミノバ社の片岡じゅんちゃんから理念などを述べてもらいます。

それに続いて行われた自己紹介は、少人数(といっても21人ですが)ならではのイベント。全員が1分ほど、自己紹介を行いました。こういうのって大切ですよね。


さて、本編です。
まず、サイボウズ社からゆっきーさんです。
kintone概要/事例紹介ということで、サイボウズさんの新入社員が日報などを書いているkintoneを共有してくださいました。

サイボウズさんが自社の製品を新入社員研修に使っている事例は、見るたびに生きた実例として有効だと思います。
なぜなら、新入社員さんの入社時に必須の作業としてkintoneを使うことで、サイボウズ社のやり方も理解できると同時に自社の製品にも触れられるからです。

弊社でもお客様にこの方法をお勧めしたいと考えています。


続いて、株式会社カミノバ 松本さん。
松本さんからは、ここ最近のkintoneアップデートの中で厳選したベスト3を挙げていただきました。

kintoneのアップデートは、ここ二年ほど、毎月のように行われています。
それらのアップデートの中には、細かな使い勝手の改善が行われています。どれも私のような古くからのkintoneユーザーを歓喜させるものです。

松本さんのアップデート紹介のように、弊社内でもこうしたアップデート紹介や私のベスト3のようなものを発表し合えるとよいなと思いました。


続いて、株式会社メディアミックス研究所 杉本さん。

杉本さんの発表は、ウェブ作成者がkintoneを使いこなす事例として、とても興味深いものでした。
主に開発の進行管理の観点からkintoneを使う事例はなるほどと思わされました。

ウェブサイト制作の現場は、情報機器が欠かせない点でkintoneを使うビジネスの現場と近いように思えます。が、往々にして無縁の場合が多いのではないでしょうか。
ただ、無縁だからといってウェブサイト制作会社にとってkintoneが不要か。そんなことはありません。
むしろ、本格的な進行管理ツールを導入するまでもない制作会社の場合、kintoneはお勧めできるツールなのだと気づかさせてくれました。


続いて、アールスリーインスティテュート どりぃさん。
どりぃさんとは、高知でご一緒する10日ほど前に、アールスリーさんのashibinaaでお会いしたばかりです。
ところが、どりぃさんと同じ場所で登壇するのはずいぶんと久しぶりのような気がします。

会社や有志やサービサーによるそれぞれのコミュニティのあり方。
それは私にとってとても興味深い内容でした。

なぜなら弊社でもコミュニティが作れないか模索しているからです。
私はまだコミュニティに関しては他の人や会社が作ったプラットホームの上で活動しています。
そろそろ自分で何かを作り出さなければ、と思っていたところでした。とても参考になりました。


続いて、kintoneエバンジェリスト 細谷さん
細谷さんとイベントで会うのはとても久々のような気がします。
先日のkintone Café OSAKAでご一緒し、前日にも松っちゃんでお会いしたばかりですが。

そんな細谷さんとお会いする機会はなかなか巡ってきませんでした。
ところが、細谷さんの作ったWordPressとkintoneをつなぐプラグイン(Form data to kintone)とのご縁は何度もありました。
私が登壇したセッションの中でもう一方が細谷さんのプラグインを取り上げてくださったり。
そもそも私自身がこの先月にお客様に対して細谷さんのプラグインをお勧めしたばかり。

細谷さんのお話ししてくださったのは、Form data to kintoneのさまざまな活用方法。
私の知らない別プラグインと組み合わせる事例など、とても興味深い内容でした。

懇親会の際にも軽く立ち話で、今のWordPressプラグインの現状を教わりました。
弊社もお客様がサブスクリプション・サービスにおよび腰の場合など、FormBridgeが使えない場合は引き続きWordPressを提案するはずです。
WordPressを採用する際は、細谷さんのForm data to kintoneを採用しようと思いました。


続いて、kintoneエバンジェリスト 森田さん

森田さんは4月のkintone Café 神奈川にも登壇していただきました。
森田さんはPMOの業務をkintone界隈で実践しておられる方です。私がかつてどっぷりつかっていたPMOの業界こそ、kintoneが活用できる場です。
私にとってもなじみが深い上、私が今、開発者からPMへのキャリアチェンジを行っている最中です。

小田原で語ってくれた森田さんの話も素晴らしいものでしたが、今回も森田さんのPMとしての経験がさく裂です。
kintoneだけに頼った要件定義やPM業には死角がある。
私もそれらは常に肝に銘じているつもりです。が、折に触れてこうやって伺わないと忘れてしまうのです。

森田さんとは翌日にもkintone Café番外編として、実のある話をしました。

続いては私。
私からはサイボウズNEXTへの期待を語りました。
特にNo Emailワークスタイルはどうなったという問題提起とともに。

サイボウズNEXTを通して、そろそろメールから脱却しなければ。
メール文化からは決してDXは成し遂げられないように思うのです。
メール以前に、情報伝達を改善しようという気のない古い会社がまだまだ多いことは悩みなのです。


続いて、kintoneエバンジェリスト 沖さん
最後を飾ってくださったのは、沖さん。
沖さんの登壇は、LTとはセッションとはこうあるべき、という固定観念を崩してくれるから好きです。

私も知らぬ間にkintoneエバンジェリストとはこういうことを話すべき、というステレオタイプの罠にはまっているのではないか。
沖さんの登壇からは、私の話す内容について自省させられ、やられたと思わされました。

関係ない話を展開しているようでいて、kintoneネタはきちんと放り込み、主催者の焦りを鎮めてくれる。たまりません。
笑いのセンスも含めて、スピーカーとして常に気になる存在です。

最後を締めてくださったのは、片岡幸人さん。
kintone Café が始まる直前、幸人さんから受け継いだkintone エバンジェリストのタグ。私はこれを持っていませんでした。
幸人さんから何か大切な思いを受け取ったように思います。大切にしたいと思います。

さて、その夜の懇親会は、高知の夜の魅力をたっぷりと味わえるものでした。
昨年のkintone Café 高知でも20日前のCLS高知でも存分に知っていたつもりの高知の夜の深み。

さくら亭
模型ミュージアム SNAP
チョンマゲ
三つのお店で楽しく飲みました。



まだまだ私の知らない深みは濃密で、さらに奥がありそうです。
今回も大いに楽しませてもらいました。

皆さんには感謝です。

翌朝は、高知県歴史博物館から。
かのってぃさんからの連絡でここにいるよ、と連絡をいただきました。
そこは高知城を目の前に見るロケーション。梅雨が降りしきる中、森田さんとかのってぃさんがkintoneを熱く語り合っている場に遭遇しました。
実に熱い。昨日の森田さんのセッションで提起された問題を語るにはまだまだ時間が足らないのです。

高知城の歴史を興味深く学んだ私たちは、ひろめ市場で鰹のタタキや田舎寿司を楽しみました。この三人であればkintoneという共通の話題もあり、旅をしながらkintoneを語れるのではないか。
そこでkintoneお遍路第一回として、レンタカーを借りて高知観光を楽しむことに決まりました。
レンタカー屋さんを四軒めぐり、最後に巡り合った軽自動車が残り一台という引きの強さ。
ぎりぎりで得た旅の移動手段は、kintoneが縦横に横溢する要件定義と改善の世界。
旅をともにすることで、kintoneに関するアイデアが出るわ出るわ。

旅ってよいですね。

私が桂浜を訪れるのは30数年ぶり。kintoneやこれからの話に盛り上がりながらの再訪は、とても記憶に残るものでした。
今回も高知を一日使っての観光はできませんでした。が、それを補うに十分なほどの充実が得られました。


空港でにレンタカーを返した私たち。この日のわかりやすい目標設定に置いた、龍馬パスポートをGETするミッションもしっかりと達成。
次の高知旅を必ず期しつつ、無事に高知を離れられました。

旅はよいもの。
ストレスを癒やせます。が、それだけではありません。仕事のアイデアが次々と湧き出すのです。
それこそが旅であり、kintone Caféをリアルで参加する意味があるのです。

まずは主催者ののじゅんちゃん、レオさん、そしてカミノバ社の皆さん、参加者の皆さん、さらに翌日に桂浜などをご一緒した森田さん、かのってぃさん、ありがとうございました。


kintone Café 山梨 Vol.1に運営参加しました


6/3にkintone Café 山梨が初めて開催されました。
告知ページ

今回、私はkintone Café 山梨の運営スタッフとして参加し、登壇はしない予定でした。
あくまでも立ち上げの準備段階を手伝うだけで、イベントの本番では話さず、ツイートなどの黒子役に徹するつもりでいました。

ところが、前日の6/2に本州を横断した台風に押された前線が猛烈な雨をもたらし、交通機関が混乱しました。

それによってkintone Café 山梨の発起人であるあかねさんが大阪から戻って来られない問題が発生しました。

そこであかねさんは、早朝に出発する高速バスで甲府に戻るという選択をしました。
朝、あかねさんから甲府に来られるのが早くても16時過ぎという連絡をいただきました。

したがって、15時の開始にあかねさんが間に合わないことが確実になったので、私が司会進行を務めることが決まりました。
qlobaや当日のプレゼンテーション資料に記載されていた登壇順を変更し、会場設営にあたってのいくつかの事前準備や受付も妻にお願いし、妻の友人の方にも一部の準備作業を手伝ってもらいました。

当日のセッションの様子は、
kintone Café 山梨 Vol.1 – Togetter
をご覧いただければと思います。

皆さんのセッションをリアルで聞いていて学びになるのは、自分のやり方が正しいとは限らない、という気づきです。
頭では思っているのです。「自分のやり方が正しいと思うなかれ」と。
ですが、人の思考回路とは弱いものです。
ついつい自分にとって心地よい方向に考えてしまいます。自分にとって心地よい方向とは、今までやってきてなんとなくうまくいってきた自分のやり方をなぞる方向です。

頭では現状維持はいけない、と思っているのです。でも、ついつい現状維持に逃げようとする自分の弱い心。

オンラインミーティングツールを使ったセッションはディスプレイ越しです。残念ながら、没入度はリアル会場のそれよりも落ちます。
目の前で視線を合わせた形で話す識者の話が、自分のやり方と違っていると、自分のやり方が正しいと無意識に感じていたことを痛感します。

トップバッターを務めてくださったテクネコの加藤さんの「ネ申キントン」も、自分の数年前のやり方が、誤っていたことを気づかせてくれました。
実際、やれていたのです。また、それで開発を回せていたのです。自分が万全の体調で時間にゆとりがあった間は。
ところが今の私は経営にかなりのリソースを割かざるを得なくなり、加齢は進んでいます。そして、数年前までの私がやっていたメソッドやノウハウが完全に伝えきれていない。いつの間にか、ネ申キントンを生み出していたことに気づく今です。
案件によっては「ネ申エクセル」や「ネ申アクセス」からkintoneに移管する仕事を手掛けているというのに。

自分のやり方の誤りを再度点検しなければ。

また「カスタマイズ地獄、プラグイン貧乏」も、私も常に気を付けているつもりでも、どちらかに偏っていないか、危うさを常に感じています。
このバランスをどこにとればよいのか。お客様のご予算や、案件の難易度、納期までの期間によって使い分けているつもりです。
しかし、自分のやり方が正しいと思ってはなりません。常に試行錯誤していかなければ。正しいと思った瞬間から、誤る確率は上昇します。

「OA化は費用を減らすことが目的
DXは売り上げを増やすことが目的」
も、はき違えていないか。または、自分のやり方が間違っているのではないか、との振り返りを促されました。

加藤さん、ありがとうございました。

松田さんのセッションも同じく、私のやり方の危うさを教えてくれました。

とくに、kintoneの導入当初はなるべくスペースを使ってもらうように心がけるくだりなど。
私も、お客様にkintone導入する際は、kintoneに慣れてもらうためにスペースを使ったコミュニケーションをお勧めしますが、まだ徹底できていません。
既存でChatWorkやSlackでやりとりしていたお客様の場合、どうしてもそちらでコミュニケーションを行ってしまう傾向にあります。
私自身、今のkintoneのスペースやスレッドの使い勝手に満足していません。そのため、積極的にスペースを使おうとすることに二の足を踏んでしまいます。だが、これではいけないのですよね。

あと「業務プロセスのkintone化のコツ」についても、深く反省しました。
私自身、細かくプロセスを書いてしまう傾向があります。これは詳細設計などの開発現場に長く入っていた弊害が残っているのかもしれません。
kintoneに適した構造でシンプルなプロセス図を書かなければいけません。
kintoneは簡単に手早くアプリが作れるようになっています。それなのに、仕様書の作成に時間がかかるケースが多いのです。

「kintone業務改善は総合格闘技」の言葉もまさにそう。
システム開発の経験が長いと、システム開発のスキルで何とかしようとしてしまいます。そして、局地戦に持ち込んでしまうのです。ですが、kintone業務改善は総合格闘技なのです。

松田さん、ありがとうございました。

続いては、小竹さん。
わが家は星野リゾートの施設が好きで、リゾナーレ八ヶ岳は何度も利用しています。
うちの妻に小竹さんをご紹介したかったので、今回のご縁はよかった。

小竹さんの発表は、いかにグループ内の皆さんに気持ちよく使ってもらうか、に注力されていました。
「ユーザー目線でkintone環境をご案内ツアー」と名付けられたスライドには、私の至らなさを感じる工夫が随所に。

私はデザインや見た目に無頓着です。例えばkintoneのログイン画面など、ほとんど初期状態のままにしてしまっています。
さすがにポータルの左上のロゴはお客様にあわせて切り替えますが、ログインページの画像を毎月切り替えるなど、やったことさえありません。

それ以外にもポータルやスペースのトップなど、カスタマイズをしやすく、それでいて導線を工夫していらっしゃいます。
ポータルからアプリへの導線はもちろん作成します。ですが、まだまだ改善の余地はあります。

そもそも、弊社には昔から使っているkintone環境がありますが、使いこなしているとは言えない状態です。
頻繁に書き込みがあるのはSlackやBacklog。kintoneは本当に弊社で使い込んでいるとはいえません。

特に危機感をかきたてられたのは、サイボウズさんが提供してくださっている各種資料へのリンクをきっちりスペースやポータルに貼っているところです。
うちもまだ、こうしたところができていません。

また、社内向けにkintone39の仕組みを作り、社内でユーザー部署のアプリ開発に伴走する取り組みも参考に使えます。
質問をたくさん何度もして、kintoneを作りたい背景を聞き出す取り組みも、私自身が本当に基本のヒアリングができているのかを自問するきっかけになりました。

小竹さん、ありがとうございました。

ここで、時間が少しだけ余ってしまったので、質問タイムを挟みました。
二河さんや中村さんが質問や発言を行ってくださったことで、皆さんの理解が深まったように思います。

続いては、奥田さんの発表です。

このkintone Café 山梨 Vol.1の中でも、奥田さんの発表は、kintone活用ノウハウが多めだった登壇者の中でも異質でした。
でも、新卒の奥田さんがここまでkintoneを使いこなす、という意味において、とても刺激的な登壇でした。

今回、弊社メンバーも一人(もう一人は家族の事情でアーカイブ視聴)が奥田さんの発表を聞いていましたが、相当刺激を受けたのではないでしょうか。

立ち居振る舞いなども堂々としていて、しかも登壇の中身も技術者魂のツボを押しまくるもの。
Raspberry PiやM5Stackをkintoneと組み合わせた温度検知の仕組みなど、弊社がCybozu Daysで出展した内容を連想させてくれます。
さらに、Google Visions APIを使った仕組みなど、穀物管理をkintoneで管理するにあたってのベスト・プラクティスというべき構成を次々と披露してくれました。

私がもっとも奥田さんの発表において私の至らなさを感じたのは、奥田さんを発表へと促した上司の山田さんの存在です。
もともと、山田さんがkintoneを導入した功労者ですが、それをきちんと奥田さんに引き継ぎ、自らは背後で控える。実に素晴らしい態度です。
私も先日のkintone Café 神奈川において、入社日当日だった二人の弊社メンバーをLTにいきなり登壇させました。それによってコミュニティを重視する弊社の意図は少しだけ発信できたかもしれません。
でも、二人が語った内容はしょせんLTに過ぎません。
奥田さんのように筋の通ったセッションを話せるようになってもらわなければ意味がありません。
弊社メンバーに充実の内容で登壇してもらうためには、技術力と発信力の両方を上げてもらわねばなりません。

これは、私にとっても大きな課題です。まだまだ至らないですし、指導力を上げねば、と思わされました。
素晴らしい登壇でした。

奥田さん、ありがとうございました。

次の登壇者はキンスキ松井さんです。
「kintone コミュニティって何だろう?」
というタイトルで、今までのkintoneのコミュニティの発展を語ってくださっています。

今回のkintone Café 山梨 Vol.1は山梨県で初開催です。半分近くはkintone Café自体にも初参加の人たちでした。
だからこそ、松井さんの登壇は時宜を得た内容だったと思います。

kintoneはシステムが簡単に作れ、他のシステムとの連携も簡単にできます。
しかし、それだけではなく、kintoneがここまで支持を集めた理由の一つとして、kintone コミュニティの存在が挙げられます。

私が唯一、自慢できることがあるとすれば、kintoneにβテストの頃から関わっていたことです。
そのころはkintone自体もまだまだでした。が、製品機能の充実と軌を同じくするようにコミュニティが発展し、ユーザーさんがたくさん参入してこられました。
それがさらに製品の改善となってkintoneを魅力的にしてゆく好循環が生まれました。

そうしたいきさつを初めの頃から見てきた私にとって、松井さんの発表は胸中にいろんな思いを湧き立てさせました。
私のキャリアが、どれだけkintoneとの出会いによって豊かになったかは計り知れません。
とても言葉では言い表せられません。
会場で松井さんの発表を聞いていた私の妻にもその理由のいったんが伝わったのではないかと思います。
その点も含めて、とても感慨深かったです。

松井さん、ありがとうございました。

さて、この時点で、時刻はすでに17時半。あかねさんからはまだ須玉ICのあたりにいるという情報が来ています。

そこで事前にやり取りしていた手はずに沿って、あかねさんの同僚である山本さんに私のPCを使ってもらい、あかねさんが発表するはずだった登壇を代わりに山本さんに担ってもらうことになりました。

山本さんもさすがです。業務を知っているだけに、いきなり手渡されたあかねさんのプレゼンテーション資料をよどみなく読み進めていきます。

私も産業廃棄物業界のシステム開発は何回かkintoneで手掛けたことがあります。だからこそ、あかねさんが現場で苦労しながら改善を進めた苦労がよく理解できるのです。

改善を成し遂げるにあたり、gusuku Customineに助けられたあかねさんは、その製品愛が高じてアールスリーインスティテュートに転職しました。
そして、あかねさんが大阪での研修から荒天によって帰れなかったタイミングが、まさにkintone Café 山梨 Vol.1の当日に重なったことも偶然です。
そこでピンチヒッターとして登壇してくださった山本さんが、あかねさん残した資料や改善への思いをしっかり受け止め、kintoneやgusuku Customineの成果として受け継ぐ姿も素晴らしいものでした。
全てが、壮大なあかねさんを巡るドラマのようで、私はとても感動しました。

あかねさんの新天地での活躍とともに、あかねさんが残した資産を皆さんがしっかりと引き継いでいくこと。それが確信できました。

山本さん、ありがとうございました。

そして、発起から準備までを含め、あかねさん、ありがとうございました。

さて、山本さんの発表が終わった時点で時計の針は18時を指していました。
私としては山本さんとあかねさんの見事なリレーを見た以上、あかねさんが到着するまで待とうと決意しました。むしろ、絶対に待たなければならないと。
そこで私は、皆さんにあかねさんがもう少しで来るから、あと少しだけ待ってほしいとお願いしました。
その一方、私の拙い話術ではどれぐらいの時間を持ちこたえられるのか、心もとない気持ちにもなりました。

そんな私の思いを察して手を挙げてくださったのが、中村さんです。

中村さんとはつい十日ほど前にもkintone Café 大阪の場でお会いしたばかり。kintoneの利用促進の上で欠かせない方です。

登壇した中村さんは、即興でkintone資格試験のアソシエイトの学び方を皆さんに教えてくれました。

私はkintone資格試験のサイトがいつの間にか変更されていることを知りませんでした。
中村さんからの情報は、サイボウズさんがどのようにkintoneを使った業務改善をしてほしいか、どのようにkintoneを活用してほしいかなどの学びに満ちていました。
私も司会者としてコメントしたとおり、一年前にこうした情報を知っていたら、弊社のメンバーももっと円滑にアソシエイトに合格していたはずです。

それとともに、弊社のメンバーは全員がアソシエイトを保持し、さらにスペシャリストにも挑戦してほしい。そう強く思いました。

kintoneエバンジェリストを続けるためにkintone資格を取った私ですが、今や経営者としてメンバーの成長を図るだけでなく、その背後にあるメソッドや思想を知るためにもkintone資格は必要であると感じています。

中村さん、急な登壇をありがとうございました。

さて、まだあかねさんは見えません。そこで手を挙げてくださったのは、松田さんです。再登板の骨折りを買って出てくださいました。感謝です。

これこそがkintone エバンジェリストと呼べる引き出しを、こうした突発事態の中ですぐに出せるところが素晴らしい。
私も見習わねばなりません。

kintoneを長年の間、使っていれば避けては通れない棚卸し。この重要性を教えてくれました。
私も松田さんが発信しておられるブックマークレットを改良して使っています。

私も松田さんの発表を聞きつつも、19時に完全撤収せねばならないため、小林さんとそのあたりの相談をしていました。
すると18時35分。あかねさんがギリギリ間に合いました。

本当は司会をしてもらうはずだったのに、私が全部その役割を奪ってしまったので、最後に話してもらいます。
さらに集合写真を。

1名の方がご家庭の事情で帰ってしまったり、写真撮影に私の妻と妻がお願いして手伝ってくださった落合さんが遠慮して入らなかったりしたので、21名の写真となりました。
そこから懇親会に行くメンバーも含めて、原状回復の作業をし、音響機材を小林さんが進めたり、各自がやるべきことをやって懇親会も17名で。
懇親会も楽しく過ごせました。

参加者の皆さん、登壇した藤さん、松田さん、小竹さん、奥田さん、松井さん、中村さん、ノベルティ作成や音響機材などの準備、会場撮影などをお願いした小林さん、発起人であり、kintone Caféにスペクタクルの風味をつけてくださったあかねさん、急遽受付をお願いした妻や落合さん。
皆様、本当にありがとうございました。


2023年5月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括
5月。
今月も仕事が忙しく、連休も仕事をしていました。オフの日は3日ほどありましたが、完全オフの日は1日だけでした。
忙しかったですが、出張を利用して方々へ出かけられました。
今月は田無、高知、京丹波、大阪、甲府を仕事で訪問しました。また、近場では大磯や練馬、和光市や河口湖を旅しました。

仕事をしながら、旅をする。そのノウハウをいかに実現するかが私のテーマです。
少しずつやり方を理解しています。が、まだ努力が必要です。私にとって、行きたい場所とやりたい事は無限にあるのですから。
まだ私がオペレーションに当たらねばならない作業が多く、思ったような毎日は送れていません。

どうすれば仕事とやりたいことを両立させられるのか。
そうならないためのさらなる工夫が必要です。

仕事に偏っている証拠は、執筆活動や読書などの文化活動の低下として顕著に現れています。

私に与えられた時間は有限で、ますます残り少なくなっています。
残された時間を少しでも有意義にしたいと思います。死を迎えるまでに。

生きていること、生かされていることのありがたみ。
それを常に忘れぬようにしながら、充実した日々を送りたい。
皆さんと私の思いは同じです。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちをフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

先月に起こったアクシデント。無事に今月下旬に車が納車され、妻の後遺症がなかったのは幸いです。
韓国に4月中ずっと言っていた次女も初旬に日本に戻ってきました。
弊社に入ってくれた長女も登記やその他手続きで活躍してくれています。

今月は家族とは四回お出かけしました。妻とは一回、妻と長女とは四回、妻と次女とはゼロ回、長女と次女とはゼロ回。長女とは一回、次女とはゼロ回。


§  月表

 ・五月お出かけ
STRI山梨県立図書館 かいぶらりcaf? terroirくるむ甲州夢小路玉屋甲府城 山手御門内松陰門舞鶴城公園天守台甲斐府中城 鉄門KoKori ココリ山梨万年筆商会オープンカフェ まるごとやまなし館七賢山梨県産品センター 甲斐の味くらべ、前原塚古墳、猪方小川塚古墳、和泉多摩川河川敷、サイゼリヤ 鶴川駅北口店大磯迎賓館湘南発祥之地大磯 石碑鴫立庵肉と野菜の店 相模園こゆるぎの浜旧吉田茂邸大磯城山公園内門 (兜門)バラ園地場屋ほっこり果実園リーベル、175°DENO担担麺、島崎藤村旧居跡、豊島長崎の富士塚、白子の滝、七宝麻辣湯 町田東口店、肉匠の牛たん たん之助、薬師池公園、麺屋ジャイアン、ファミリーマート 田無町三丁目店、田無神社、CAFe de CRIe Plus、航海屋、町田市立中央図書館、STRI、イオンシネマ新百合ヶ丘Aeonliquor 新百合ヶ丘店STRI、らあめん花月嵐、啓文堂書店、薬師池公園 蓮園、空港第2ビル駅 (成田第2・第3ターミナル)、第3ターミナル、搭乗口 174、高知龍馬空港 (KCZ)、はりまや橋バス停、まるきちうどん 土佐本店、はりまや橋公園、はりまや橋、ドーミーイン高知、ドーミーイン高知、ローソン 高知追手筋1丁目店、個室四季料理くらり、ひろめ市場、コロンボ、武市瑞山先生殉節之地、高知大神宮、高知城、入明駅、搦手門跡、高知公園、グランド通電停、源水はりまや、はりまや橋デンテツターミナル前バス停、ちより街テラス、知寄町二丁目電停、追手筋宴舞堂、チョンマゲ、saga、バール・バッフォーネ、ボストンカフェ、馬場辰猪先生誕生之地、龍馬郵便局、龍馬の生まれたまち記念館、坂本龍馬先生誕生地、上町一丁目電停、麺 ほーほけきょ、高知中央郵便局、べろべろの神様、琴滝、道の駅 京丹波 味夢の里、塩谷古墳公園、京丹波マルシェ、胡麻駅、Tully’s Coffee、Zepp なんば、Tully’s Coffee、作ノ作 千日前本店、グランフロント大阪、ashibinaa、人類みな麺類 Premium、CoCo壱番屋、EKITERIA PRONTO、大和市文化創造拠点シリウス、薬師池公園、味の民芸 本町田店EXPASA談合坂 (下り)談合坂定食亭山梨県営 船津浜無料駐車場畳岩ふなつやみはらし亭河口湖チーズケーキガーデン、井出醸造店、道の駅 かつやま小海公園三七の広場談合坂SA (上り)、山下本気うどん、ドトールコーヒーショップ、町田合同庁舎ハローワーク町田01CAFE SURF DINER

・五月ツイート
https://togetter.com/li/2157554

§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かけたのは、今月は四回です。

4月の1日から韓国に行っていた次女が10日に帰ってきてから、一人で過ごしたくないと実家に帰ってくることが増えています。


まず、家族で映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を見に行き、その夜は町田のSTRIでちょっとおしゃれな夕食を楽しみました(5/14)。

別の日には家族で夕食を(5/26)。味の民芸本町田店で。私たちがご飯を食べているまさにその時間、町田駅前の喫茶店で暴力団員が刺殺される事件がおき、たまたま家族でそろっていた幸運をかみしめました。

唯一の旅は家族そろって河口湖へ(5/28)。湖畔ですこしぶらぶらと。さらに道の駅かつやまと目の前の小海公園でわんちゃんたちを放し飼いにしてゆっくりした時間を過ごしました。
夜は三七の広場でワインパミスをまぜた飲茶をいただきました。おいしかった。

その翌日にも家族で「01CAFE SURF DINER」でハワイアンな夕食を楽しみました(5/29)。


§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で一度でかけました。

連休中に二人で電車に乗って大磯へ(5/5)。大磯駅で降りて、町中や旧東海道を歩きました。
大磯迎賓館から、鴫立庵へ。俳諧の聖地に初めて訪れた後は、さらに東海道を東へと歩き、「肉と野菜の店 相模園」でおいしいお肉と野菜の料理を。

さらに東へ歩き、大磯城山公園へ。そこの旧吉田茂邸に入ってみたかったのです。が、火災から再建された旧吉田茂邸は閉園時間が来てしまったため、庭園をあるくだけに。

ただ、ここのバラ園が見事で、バラが好きだった吉田茂翁のバラ園を再現したものらしいのですが、まさに見事。その中でもコンラート・アデナウアーというバラの香りが素晴らしく、深く印象に残りました。
帰りは藤沢駅横の施設に入っていた果実園リーベルでパフェを。私もここでオンラインミーティングをしていました。


§  妻と長女とのお出かけ 妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は四回ありました。

まず、弊社メンバーとの定例対面開発の場で昼にSTRIで食事をした際、メンバーの一人が入社日だったので、歓迎会もかねて。妻も長女も同席しました(5/1)。

また連休のる一日、妻が今度弊社で手掛けるイベントの下見に行きたいというので、甲府まで行ってきました(5/3)。県立図書館で6/3のイベントを一緒にする方と合流し、まずは秋ごろのイベントの開催場所としての可能性を探りました。
その後はCafé terroirに移動し、おいしい果物のピザやパスタを。ここのオーナーの方とも今度のイベントの事で話が盛り上がり、たまたま卵を届けに来た方とも盛り上がりました。
そこは甲府駅のすぐ近く。甲州夢小路という一角で、いくつかのお店も見学しました。

さらに舞鶴城址の天守台に登って甲府盆地をぐるりと見渡しました。今後、この地で何ができるかを確かめるように。
その後は甲府の繁華街へ。このあたりはだいぶさびれてしまった感がぬぐえません。が、万年筆商会などのユニークなお店もあり、甲府の可能性を感じさせてくれます。

夜は七賢酒場で七賢を飲みつつ、甲府の夜を堪能し、帰りはスーパーあづさで新宿まで出てそこから町田に帰りました。

別の日は近所のサイゼリヤへ(5/4)。

また別の日は弊社メンバーとの定例対面開発の場の後、町田駅で「肉匠の牛たん たん之助」へ(5/8)。

今後もこういう風に私と長女が行動を共にすることが多そうなので、それに妻も絡むパターンが増えそうです。


§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女との三人で出かける機会は一回もありませんでした。

次女は昨年末で就職したお店を辞め、今はアルバイトで飲食の仕事を続けています。
次女のことを本当に好いてくれている彼氏にも巡り合え、今は未来のことで頭がいっぱいのようです。

今月は4月1日からずっと行っていた彼氏のいる韓国から10日に戻ってきました。
モラトリアムと考え、22歳までは大目にみるつもりです。
ただ、そこで彼氏に甘えてしまうのではなく、自分の力で何かを成し遂げてほしいと考えています。
家庭も大切にしつつ、何かに挑戦してほしいな、挑戦をやめないでほしいな、と思う父親です。


§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。

長女は4/1付けで雇用しました。
すでに2月から引継ぎもかねて打ち合わせにも同席してもらっていましたし、内部の定例会議にも出てもらっていました。

弊社の登記住所を変更する手続きや、社会保険関係の変更手続きも、無事に終わらせてくれました。
手こずっていたものの、まずは一人でやり切ったことは評価したいと思います。

月末になって残っている手続きを一緒に町田合同庁舎に行き、最初だけ一緒にいた後は、任せて帰ったらなんとか終わらせてくれました(5/29)。

昨年末をもって私の中では子育ては終わったと思っています。娘たちにはそれぞれを一人の大人として対し、手助けができるところは私から手を差し伸べていこうと思います。

●私自身の五月(交友関係)

§  関西の交流関係 今月は、関西に出張で伺いました。kintone hive osakaとkintone Café OSAKAに出席した後は仕事もあったので、
中高校大学時代の友人にはほぼ声をかけずに帰りました。
高校時代からの親友がFacebookをみて声をかけてくれたのですが、残念です。

ここ最近、私自身に余裕がなくなってきているので仕方ありません。
でも、今回でkintone界隈の関西の方々とのご縁は強まりましたし、また関西にこういうコミュニティ活動で来ることも増えそうです。

また中高校大学のころの友人とは会いたいと考えています。


§  今月の交流 
今月は、飲みの交流といえば、ほとんどがCLS高知での交流です(5/19-20)。
全国からの人々が集まった会は楽しかったです。

私自身、CLS高知 2023 (初鰹編)に参加しましたに書いた通り、前夜祭の一次会「個室四季料理くらり」では疲れがピークに達していたことと、会場の皆さんの話し声で会話ができず、苦しみました。
が、二次会以降の「ひろめ市場」と「コロンボ」では会話を楽しみました。

さらに、翌日のCLS高知本編の後、「追手筋宴舞堂」「チョンマゲ」「バール・バッフォーネ」「ボストンカフェ」と四次会まで高知の街を歩いた際の交流は忘れられません。

他の日は甲府や町田でちょこちょこと交流はしましたが、ほとんどが仕事に追われた毎日だったように思います。
大阪でもkintone hive osakaでもkintone Café OSAKAでも懇親会は欠席して仕事や打ち合わせをしていました。

でも、今月も本当にありがとうございました。

●私自身の五月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、一冊しか書けませんでした。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、今は書くための時間がありません。読んでからレビューをアップするまでの時間も二年を超えてしまいました。
今、私のプライベートの時間がほぼなくなってしまっています。仕事をからめた交流があるので精神的には困っていませんが、一人の時間がないことは見直さなければと考えています。
レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は、私にとってワークライフバランスのバロメーターです。ワークに偏っている今の状況を早く取り戻さねば、とかなりの危機感を持っています。

以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは1本(
大阪 - 大都市は国家を超えるか」)。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本(
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
)。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは3本(
CLS高知 2023 (初鰹編)に参加しました
kintone hive osakaに参加しました
kintone Café OSAKA Vol.23に参加しました
) 。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

4月27日 4月27日 統制すると面白くなくなる
4月28日 4月28日 フルリモートへの道は半ば
5月1日 5月1日 切り替えはきっかけに活かす
5月2日 5月2日 人工知能は人による意思こそ
5月3日 5月3日  アメフトから経営を学びたい
5月4日 5月4日 イベントの立ち上げ人になる
5月5日 5月5日 マルチタスクは弊害だそうで
5月8日 5月8日 コロナへの価値観は人ごとに
5月9日 5月9日 占い師はヒアリングが上手い
5月10日 5月10日 1on1からの学びを大切に
5月11日 5月11日 排他/同時制御は意識する事
5月12日 5月12日 その場で回答せねば勝てぬ
5月15日 5月15日 先入観という罠から逃れる
5月16日 5月16日 売上に慢心してはならぬぞ
5月17日 5月17日 ベーシックインカムが来る
5月18日 5月18日 フリーWi-Fiに気をつける
5月19日 5月19日 開発の決め事はとても大事
5月22日 5月22日 旗を自ら振り続けられる人
5月23日 5月23日 地方で案件を請ける理由は
5月24日 5月24日 kintone hiveに参加して
5月25日 5月25日 コミュニティの場を供する
5月26日 5月26日 公私混同がキーワードです
5月29日 5月29日 スクラム開発と定義するよ

§  今月の読書 今月は6冊の本を読みました。内訳は、伝記一冊、民族レポート本一冊、歴史書一冊、時代小説一冊、社会学ビジネス書一冊。宗教書新書一冊。

今月も本を読む時間が取れていません。が、無理やり本は読むようにしています。ところが読んでもそれをアウトプットできていないのは上に書いた通りです。
形式的にアウトプットするのなら、ChatGPTに頼るのもありですが、それは自分にとって衰退への道だと思っています。

私が一昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、まったくそれが進んでいません。
仕事にかまけてしまっています。このことにもとても強い危機感を抱いています。このまま何も生み出さずに老いてしまうのでは、と。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞は1本です。

次女の希望で家族で「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を見に行きました(5/14)。
小学生のころ、マリオブラザーズやスーパーマリオブラザーズで遊んだ私には、その世界が映画としてよみがえったことだけで充分です。
ブログはこちら

なお、今年の大河ドラマ「どうする家康」も今月に入ってからほとんど見られていません。録画も溜まってしまっています。


§  今月の舞台 舞台については、今月は見ていません。



§  今月の音楽 コロナが始まってから’70’sから活躍したアーチストの全曲を聞く活動を続けています。今月はBruce Springsteenの全アルバムを順に聴いています。
まだ聞き終えていません。あと残りアルバム一枚。


ある日のこと、商談の帰りに新宿のアルタ前の広場を通りがかったとき、路上で演奏していたバンドのリズムセクションが見事な変拍子を決めていて、つい立ち止まってしまいました。(5/12)。

また、今月はTina Turner氏がなくなりました。
83歳ということでしたが、もうそんな年齢になるのか、と驚きました。
ご冥福をお祈りいたします。


§  今月の美術 今月は、美術に触れる余裕がありませんでした。


§  今月のスポーツ 今月は、スポーツをする余裕がありませんでした。テレビ観戦すらほとんどできていません。


§  今月の滝 今月は滝を二か所訪れました。「白子の滝(5/6)」「琴滝(5/22)」
白子の滝は板橋区と和光市の境となる崖に落ちています。が、水量はわずか。駐車場の脇から入ってすぐの場所にあります。
あまり整備されているとはいいがたい場所で、水量もわずかです。が、かつてはここに水流がながれ、大きな崖が大地を穿っていたことの痕跡が感じられました。


京都の京丹波町に商談で訪れた際、午前中にオンライン打ち合わせがあり、早めに現地の道の駅について、そこからオンラインをつなごうとしました。
実家で車を借りて、早めに向かったところ、思ったより早く着いたので、道の駅の近くにあ琴滝を訪れました。
ここ、予想を超えてよかったです。

四季折々に豊かな色彩に飾られた姿が想像できるような。
京都の滝といえば金引の滝ですが、ほかにも見るべき滝があることを教えられました。


§  今月の駅鉄 今月は四駅を訪れました。「入明駅(5/20)」「グランド通停留所(5/20)」「上町一丁目停留所(5/21)」「胡麻駅(5/22)」


入明駅は、CLS高知の本編がある朝に少し散歩した際に立ち寄りました。
高架駅ですが、高架下には志の龍馬像が両手を広げた姿で立っていました。高架からは高知市街の北側に広がる山並みが一望できます。
志の龍馬駅という副駅名がつけられた駅は、一両編成の列車しか止まらないのですが、新しくて古びておらず、訪れてよかったと思いました。


グランド通停留所は、高知城からほど近い大通り上に設けられた停留所です。入明駅から高知城の西側を歩き、停留所までやってきました。
今回の高知出張でははじめてとさでんに乗りました。地元出身の漫画家の西原理恵子さんのイラストもユニークです。
高知の街を走る路面電車が町の見栄えを形作っています。こうした路面電車が残されていることにこそ、高知の街の良さがあります。


CLS高知の翌日、少し龍馬の生まれた街並みを歩いたのですが、その際に訪れました。
龍馬の生誕地のすぐそばにある停留所です。
こおkでも漫画家の西原理恵子さんのイラストが、何の変哲もない停留所であることをアピールしていました。でも、それがよかった。

胡麻駅は、京丹波町での商談の後、立ち寄りました。
停車する電車から多くの中学生か降りてきて、とても賑わっていました。
こう言う光景を見るたびに、乗降客数だけでその路線を過疎と決めつけてはならないと感じます。
駅前はさびれていましたが、近くにニュータウンがあるらしく、駅の様子や駅前の様子とは違った活気があったことは新たな発見でした。


あと、くまなくめぐってはいませんが、千川駅を訪れた際、駅構内のピアノ、いわゆるエキナカピアノを見かけました。皆さん、思い思いに弾かれていて、少し和めました。

§  今月の酒楽 今月も先月に続いてお酒体験については申し分なかったと思います。わずかな機会を生かしてお酒を楽しめました。


まずは妻と長女と訪れた甲府で、夜に訪れたのが七賢酒場(5/3)。先月にも次女や次女の彼氏を連れて台ケ原の七賢酒造を訪問しました。
そこで飲んだおいしい七賢が甲府の駅前で直営のお店を出していたので、立ち寄ってみました。おいしかったです。料理も。

家族で訪れたSTRI(5/14)。ここではカクテルをいただきました。おいしくいただけました。
ここ、料理もおいしく、昼に来た時もビュッフェスタイルで楽しめるのですが、夜もなかなか良かったです。

さて、そのあとは高知でいただいた料理やお酒がおいしかったです(5/19-20)。
中でも前夜祭の三次会で訪れたコロンボでいただいたワインは、私の酔いを一気に進めました。

後夜祭の三次会でいただいたバール・バッフォーネでいただいた白ワインも、絶品のジェノベーゼと合って最高でした。
また、四次会で訪れたボストンカフェは、ちょうど桜のカクテルがメニューにあったので、満足するまでいただきました。



他にも、次女が韓国から帰ってきた際、彼氏と一緒に私宛に買ってきてくれた韓国純米焼酎 火尭(ファヨ)はうれしかったです。おいしかったし。
後日、ビールと一緒に飲むとおいしいことも教えてもらいました。確かにおいしかったです。

§  今月の旅行 
今月は上にも書いた通り、仕事をからめた出張がほとんどです。甲府と高知と京丹波、大阪と難波、そして西東京を訪れました。プライベートで訪れたのは大磯と河口湖です。







今月、足跡を残した地は以下の通り。
東京都
 町田市、狛江市、多摩市、立川市、東大和市、西東京市、府中市、板橋区、練馬区、豊島区、渋谷区、新宿区、港区、目黒区、世田谷区、
神奈川県
 相模原市、大和市、横浜市、川崎市、藤沢市、大磯町
山梨県
 甲府市、上野原市、富士河口湖町、甲府市、
埼玉県
 和光市、朝霞市
大阪府
 大阪市
兵庫県
 西宮市
千葉県
 成田市
高知県
 南国市、高知市
京都府
 京丹波町、南丹市


§  今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。
今、心身が動くうちに仕事もプライベートも全力で。その考えには揺るぎがありません。

・公園は七カ所。「舞鶴城公園(5/3)」「大磯城山公園(5/5)」「バラ園(5/5)」「薬師池公園(5/9)(5/18)(5/26)」「はりまや橋公園(5/19)」「高知公園(5/20)」「塩谷古墳公園(5/22)」

・美術館はゼロカ所。
・駅は四駅。「入明駅(5/20)」「グランド通停留所(5/20)」「上町一丁目停留所(5/21)」「胡麻駅(5/22)」

・滝は二カ所。「白子の滝(5/6)」「琴滝(5/22)」
・温泉はゼロカ所。
・山はゼロ山。
・酒蔵は一か所。「井出醸造店(5/28)」
・神社は二カ所。「田無神社(5/11)」「高知大神宮(5/20)」

・寺はゼロ寺。
・教会はゼロカ所。
・史跡は十四カ所。「甲府城 山手御門(5/3)」「内松陰門(5/3)」「甲斐府中城 鉄門(5/3)」「湘南発祥之地大磯 石碑(5/5)」「鴫立庵(5/5)」「旧吉田茂邸(5/5)」「内門 (兜門)(5/5)」「島崎藤村旧居跡(5/6)」「豊島長崎の富士塚(5/6)」「はりまや橋(5/19)」「武市瑞山先生殉節之地(5/20)」「搦手門跡(5/20)」「馬場辰猪先生誕生之地(5/21)」「坂本龍馬先生誕生地(5/21)」

・博物館は一カ所。「龍馬の生まれたまち記念館(5/21)」
・遺跡は二カ所。「前原塚古墳(5/4)」「猪方小川塚古墳(5/4)」。
・城は二城。「舞鶴城址(5/3)」「高知城(5/20)」

・灯台はゼロカ所。
・動物園はゼロか所。
・水族館はゼロか所。
・土木遺産はゼロか所。
・マンホールカードは一枚。「神奈川県大和市(5/26)」
・果物狩りはゼロか所。
・ダムはゼロカ所。
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。

私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月も仕事にからめてですが、バラエティ豊かな移動ができました。この地球にはまだまだ無限に行くべき場所があります。
少しでもこうした場所を訪れてから死にたい。私の人生の残り時間のなかでどこまでの旅ができるか。


加齢によって日々、気力は減退していきます。人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選びます。私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。一昨年の秋にはハイキングのつもりが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。


死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。


今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す。だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもらず、一人でも旅を敢行したいと思います。
もちろん、一昨年の秋に遭難した経験は忘れてはなりません。命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もせず命を枯らすよりはましです。
家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。


そう思い、訪れた場所で心の赴くままに俳句を詠んでいます。今月は俳句を14句。いずれもツイートまとめに載せています。


一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月もコロナと共存しつつ、自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。


2023年5月のまとめ(法人)


令和五年五月。

ChatGPTはすっかりあたり前になりました。
竹林の筍のように毎日何かのサービスが登場し、解説記事がアップされています。
弊社も有料で契約し、色々と試しています。
その力はビジネスを間違いなく変革します。

弊社でも既にブログの文法チェックに活用しています。今春には規定の作成でも力を発揮してもらいました。
今後、人工知能を使った業務が仕事のあり方を一変させることはすでに定まりました。すでに職によっては深刻な影響が出ているといいます。

弊社の属するIT業界はまさにこの波の最前線にいます。
IT業界は人工知能が育った場所であり、業務の変革が真っ先に必要とされます。
うかうかしているとこの波に飲み込まれてしまうでしょう。逆にこの流れに乗ればチャンスに変えられます。

今月も弊社は案件の引き合いをいくつもいただけました。ありがたいことです。
きちんとそれらの案件をこなしつつ、新体制をどう導いていくか。

先月から体制を増強し、常駐案件でも新体制が始まりました。
そのため、代表は三月から五月にかけて疲弊していました。
人事労務系の手続きの他に、登記の変更や新メンバーのフォローなど諸作業に追われていたためです。

継続的な案件が増え、経営が安定する方向は固まってきました。安定させつつ、特定のお客様に依存しない。多様な案件を少しでも速くこなしていけるよう、教育や研修の方法を模索したいと思います。

達成度6割。達成感5割。満足感6割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 五月度の売上は目標を下回りました。

新体制では、多くの案件をこなさねばなりません。
弊社も安定的な売上を確保できるようにはなりました。
これも皆様のおかげです。感謝しています。

先月より新メンバーも加入し、総務や人事や経理作業が大幅に増えました。

とはいえ、やはりまだまだ足場は固まっていません。開発の速度や品質をもっと上げないと。

その中でブレずにいようと考えていること。それは、常に変化する組織であることです。
マニュアルにすると確かに楽です。が、今、マニュアルに頼って業務を固定すると、後々、硬直した組織になりかねません。
今月から定例会議は毎回オフラインで集まってもらい、打ち合わせを何度も積み重ねながらチームとしての一体感と柔軟さを両立させようと試行を重ねています。

その一方、代表が忙しかったため、評価制度については実際の評価運用に至れていません。

人工知能やkintoneの様々なプラグインサービスを活用しつつ、自社としての存在価値も作っていかなければなりません。
kintone開発だけを武器として世の中を渡っていくことはあまりにもリスキー。そのため、各種SaaS/PaaS連携は引き続き追及していく必要がありますし、ウェブシステムとの連携も努力が必要です。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・一日付で、新メンバーが一人参画しました。正社員です。
・週次定例ミーティングを町田市某所にてオフライン5名、オンライン3名で行いました(5/1)。
・週次定例ミーティングを町田市某所にてオフライン4名、オンライン4名で行いました(5/8)。
・登記住所の変更手続きは終わり(5/8)、税関係の変更手続きは終わり(5/15)、社会保険系の変更手続きも終わり(5/29)、残るは官公庁への移転手続きだけが残っています。
・週次定例ミーティングを町田市某所にてオフライン4名、オンライン3名で行いました(5/15)。
・代表がCLS高知の前夜祭に参加しました(5/19)。
・代表がCLS高知に参加しました(5/20)。
・代表がCLS高知の後夜祭に参加しました(5/20)。
・週次定例ミーティングを町田市某所にてオフライン3名、オンライン4名で行いました(5/22)。
・代表がkintone hive osakaに参加しました(5/23)。
・弊社がサイボウズ社が運営する地域クラウド交流会の山梨県甲斐市のオーガナイザーとして活動する事が発表されました(5/23)。
・代表がkintone Café 大阪に参加しました(5/24)。
・週次定例ミーティングを町田市某所にてオフライン3名、オンライン4名で行いました(5/29)。
・その他、まだ発表できないいくつかの参加やトピックがありました。また、時期をみて発表します。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間で機密保持契約を締結しました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、Cybozu DaysやCybozu Circusなどのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いが依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと思います。

先月と今月で五名のメンバーに加わってもらいました。
ところが、わが国の社会保険費用は高額です。単に雇用をしているだけでは、給与以外も含めた人件費がかさんで経営が傾いてしまいます。
雇用と外注のバランスを取るのはとても難しく、試行錯誤の毎日です。これからもバランスをとりながら経営を行います。

弊社だけを考えるのではなく、同時にパートナー企業様の経営の安定にも気を配る必要があります。その意味では今月から既存の案件に常駐で加わってもらったことで弊社とパートナー企業にとってはよい選択ができたと思っています。

昨年末から契約を結んだ会社様のコンサルティングも得て、今月は新たな外注先を一人増やしました。


§ 開発案件 今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。
今月も今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。
今月もまた新たな案件のキックオフがいくつもありました。作業を開始し、取り組んでいます。

今、弊社が取り扱っているシステムはkintoneを筆頭に無数のSaaS/PaaSです。それらをつなぎ、お客様に価値を提供しています。
今、動いている実装案件が40件強です。
経営リスクを抑えるため、かなりの数の案件を同時に実装しています。それらをどのようにこなしていくか。それが今の課題です。

既存システムからのkintoneへのデータ移管案件も始まるため、元のデータ、例えばAccessやExcelの分析を行っていただくための外注先の技術者にも入ってもらうことにしました。

正直、弊社の体制を考えると案件が多すぎることは確かです。なんとかギリギリでバランスを保ちながら作業を行っているのが実情です。
うちの新メンバーからも悲鳴が聞こえてきました。
難易度が高い案件、簡単な案件。それと常駐案件。経営の安定とリスク回避の合わせ技で、何とかやりくりを続けています。

そのためには生産性の向上と開発のためのドキュメント・仕組み・体制の拡充が必要です。
が、まだまだ弊社の開発環境やソース管理、教育や研修には課題があります。それらを点検した結果、弊社内の開発ガイドラインの不備が見えてきました。
そのため、ガイドラインの整備も連休中に着手しました。まだ、コーディング部分がかなり未完成で、引き続き整備を進めます。

まずは足元を固めなければ。

来月も、引き続き弊社メンバーの教育とスキルアップに注力していきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

少しずつ状況は改善に向かいつつあります。
その流れを加速するため、今月より弊社に代表の長女に正式に加わってもらい、人事・総務・経理の作業を任せています。
少なくとも、これらの作業に代表のリソースを割かれることがなくなったのは助かっています。

代表が経理作業に携わらずに済む体制にすることで、少しずつ弊社も基盤が整いつつあります。


§ 社内体制 一昨年(2021年)の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。それを以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、考え方の軸はぶれていません。

2021年の師走より、東京都中小企業振興公社の方に人財制度についてのアドバイスを受けています。
そのアドバイザーの方から作成するようにと指示された、5年後の弊社を見据えたビジョンや課題の解決策は、上記の各理念をより細かく詰めたものです。文章や財務上の数値、目標の形で具体的に表しています。

このビジョンを再度更新する取り組みも進めています。

その課題に基づき、人事方針、評価制度や給与テーブル、各種規約など、今年の正月から四月にかけて集中的に組み立てました。

各メンバーにはそれぞれの案件や役割を理解してもらい、案件で困った際は教え合い、助け合いながら実装を進められるような体制。

新メンバーも入った今だからこそ、こうした組織づくりへの取り組みを欠かさずにやってこうと思います。
開発の効率化、リモートワークの効率化など、まだまだやるべきことがあります。
チーム構築に舵を切った弊社が、協力しながら案件をこなし、この世の中を乗り切るために、協力すべき点は多いはず。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約9回です。オンライン商談はざっと数えたところ約57回ほどです。
今月、頂戴した名刺は40枚です。

今月は連休にほとんど仕事をしていたかわりに、高知→京都→なんば→大阪の出張を敢行しました(5/19-24)。

まずは CLS高知。疲れた状態で高知に入ったので、初日の前夜祭の一次会は精神的に乗れずにいました。しかし、二次会以降は楽しめました。さらに。翌日の本編では多数の学びを得られました。
後夜祭も存分に会話を楽しみました。今回は翌日に高知で商談をしていたため、観光もあまりしていません。でも、行ってよかったと思いました。

今月は、高知から帰った後に参加したはkintone hive osakaでは、いくつもの学びを得ました。
故郷のkintone hiveに参加できる喜びもそうですし、登壇される方の言葉の端々に混じる関西弁も私の心を和ませてくれました。

その翌日には、kintone café osakaにも参加しました。こちらも初めての参加です。
自分の故郷で開催されるkintone Café。私は東京に引っ越し、東京で活動しています。忙しさのあまり、kintoneに限らず、故郷のイベントに出ることはほとんどなく、一昨年のCybozu Daysが初の故郷のITイベント初参加です。

こうした場で、皆さんと盛んに名刺を交換したので、kintone Caféでは名刺を切らしてしまいました。名刺をお渡しできなかった方には失礼しました。

皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。CLS高知(5/20)。kintone hive osaka(5/23)。kintone Café Osaka(5/24)。

今月もこうした対外活動を通し、人脈を増やすこととあわせ、弊社の認知度を広げられたように思います。
それによってさらに忙しくなったことも事実ですが、こうした活動を通した広がりが次に繋がるのも事実です。今後も続けていこうと思います。

来月以降もいろいろな予定が控えています。


今月は弊社がサイボウズさんの運営する地域クラウド交流会の山梨県甲府市のオーガナイザーに就任することも決定・公表しました。
このイベントを通して、弊社も次のステップに進めるのではないかと期待しています。
そして、また皆様と交流を深めたいと思っています。
まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは1本(
大阪 - 大都市は国家を超えるか」)。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本(
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
)。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは3本(
CLS高知 2023 (初鰹編)に参加しました
kintone hive osakaに参加しました
kintone Café OSAKA Vol.23に参加しました
) 。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

4月27日 4月27日 統制すると面白くなくなる
4月28日 4月28日 フルリモートへの道は半ば
5月1日 5月1日 切り替えはきっかけに活かす
5月2日 5月2日 人工知能は人による意思こそ
5月3日 5月3日  アメフトから経営を学びたい
5月4日 5月4日 イベントの立ち上げ人になる
5月5日 5月5日 マルチタスクは弊害だそうで
5月8日 5月8日 コロナへの価値観は人ごとに
5月9日 5月9日 占い師はヒアリングが上手い
5月10日 5月10日 1on1からの学びを大切に
5月11日 5月11日 排他/同時制御は意識する事
5月12日 5月12日 その場で回答せねば勝てぬ
5月15日 5月15日 先入観という罠から逃れる
5月16日 5月16日 売上に慢心してはならぬぞ
5月17日 5月17日 ベーシックインカムが来る
5月18日 5月18日 フリーWi-Fiに気をつける
5月19日 5月19日 開発の決め事はとても大事
5月22日 5月22日 旗を自ら振り続けられる人
5月23日 5月23日 地方で案件を請ける理由は
5月24日 5月24日 kintone hiveに参加して
5月25日 5月25日 コミュニティの場を供する
5月26日 5月26日 公私混同がキーワードです
5月29日 5月29日 スクラム開発と定義するよ

§ 年表

・五月お仕事

STRI、山梨県立図書館 かいぶらり、果実園リーベル、七宝麻辣湯 町田東口店、二俣川で作業・打ち合わせ×6、ファミリーマート 田無町三丁目店、田無で商談、CAFé de CRIé Plus、浜松町で商談、個室四季料理くらり、ひろめ市場、コロンボ、ちより街テラス(CLS高知)、追手筋宴舞堂、チョンマゲ、バール・バッフォーネ、ボストンカフェ、Cafe Nova、道の駅 京丹波 味夢の里、Tully’s Coffee、Zepp なんば、Tully’s Coffee、ashibinaa、EKITERIA PRONTO、大和市文化創造拠点シリウス、談合坂SA (上り)、山下本気うどん、町田合同庁舎、ハローワーク町田、桜新町で商談、アクアビット サテライトオフィス×3

§ ツイートまとめ
・五月ツイート

https://togetter.com/li/2157549


kintone Café OSAKA Vol.23に参加しました


5/24にashibinaaで開かれたkintone Café OSAKA Vol.23に参加してきました。

普段、私がこのブログで取り上げるのは、自分が登壇し、主宰したイベントのみです。

今回のkintone Café OSAKAにおいて、私は主宰も運営も登壇もしていません。

ですが、私にとって今回のkintone Café OSAKAはある感慨を呼び起こすものでした。

その感慨とは、おそらく個人的な感傷にすぎません。しかし、ここに記しておこうと思います。


一つ目は、ようやく故郷で開催されるkintone Caféに参加できたことです。

私は乳児期から20数年間、西宮の甲子園で育ちました。
25歳のころに東京に出てからは、東京で結婚し、家庭を持ち、kintoneに出会い、kintoneで起業しました。
やがてサイボウズさんからkintoneエバンジェリストに、とお声がかかった後も、東京を拠点に活動していました。
しかし、私のkintoneエバンジェリストの活動のはじまりは、とても厳しいものでした。その理由は、当時の常駐先が忙しかったからです。

東京のkintone Caféどころか、常駐先のすぐ近くで開催されたCybozu Conferenceにも参加が難しい状況でした。
東京のイベントにすら参加が覚束ないのに、関西のイベントに参加できるわけがありません。
せっかく何かをつかみかけたのに、みすみす逃してしまうのか。私にとってkintoneエバンジェリストとしての初期は苦しみのほうが多かったです。

そんな時期を乗り越えてのkintone Café OSAKAです。
ようやく地元のkintone Caféに参加できたこともさることながら、あの時期を乗り越えて自分の差配で出張ができるようになった感慨がありました。

二つ目は、ashibinaaという場です。

今回、kintone Café OSAKA Vol.23は、アールスリーインスティテュートさんのご厚意でこちらのスペースにて開催されました。


ashibinaaとは、うちなーぐちでいう遊び場の意味だそうです。


広々としたスペース。真ん中にはバーカウンターに各種の泡盛が。砂場と名付けられたYogiboの間もあります。とはいえ、気が散らないようにゴテゴテした飾り付けは取り除かれていました。
こういうスペースの存在のありがたみを感じました。

最近、ジョイゾーさん、トヨクモさんとkintone界隈の雄といえる企業さんを訪問する機会が増えています。

アールスリーさんもそうですし、みなさんkintoneエコシステムの中で売り上げも伸ばしました。
忘れてはならないのは、オフィスにコミュニティスペースを設け、それをしっかりコミュニティに還元しておられることです。

弊社もkintoneエコシステムの恩恵を受けて売り上げを伸ばしています。とはいえ、まだまだこうした企業さんの足元には及ばないことを感じました。

弊社はリモート主体で、事務所設置については今年の頭にも検討しましたが、結局は断念しました。
が、やがてはこうしたスペースを構え、kintoneやその他のPaaS/SaaSにもコミュニティスペースとして開放したいと思いました。
もちろん、地元のイベントにも活用してもらうことも含めて。

三つ目は、kintoneという共通言語のありがたみです。

今回もkintone Caféの場において初めてお会いした方が何人もいらっしゃいました。

そうした方とすぐに共通の話題が見つけられるのがありがたいことです。


私も間もなく50歳の壁を越えなければなりません。その先には引退の可能性もちらついています。
そうなった後にどのコミュニティに自分を置くのか。または生涯現役を貫くのか。ただ、仕事で現役を貫くには、自分の気力・体力・能力が若い人たちと互角であることが最低条件です。
果たして私がいつまで仕事を第一線でできるか。すでにコーディング能力の衰えを自覚している今の私であれば、なおさらその思いが深いです。


では、趣味を共通にすればよい。そう思うことはもちろんです。私も趣味で加わっている集まりがあります。それはそれでありがたいのですが、自分が今仕事が面白くなっていることもあって、なかなかその活動に本腰を入れる時間がありません。人一倍趣味を大切にする性格だし人生観を持っているにもかかわらず。

仕事と趣味の中間として、kintone Caféはとても得難い存在だと感じました。前日のkintone hive osakaの参加や普段のkintone活用だけで、初めて会った人たちの間で会話が成立し、ディスカッションの輪が成り立つ。
今回、故郷のkintone Caféに出てみて、自分の仕事をあまり考えずに、一ユーザーとしてkintoneを話す場に出られるありがたみを感じました。


今回、登壇してくださったきったんさんやトーヤマンさん、中村さんや司会進行を担ってくださったyamaさん、中尾さん、その他スタッフの皆様、アールスリーインスティテュートの金春さん、どりぃさん。または会場でお会いした皆さん。
ありがとうございました。

持ち帰った内容を関東のkintone Caféで生かしたいと思います。


kintone hive osakaに参加しました


5/23にZeppなんばにて行われたkintone hive Osakaに参加しました。

先日、kintone hive sendaiに参加しましたが、その記憶も新しいうちに、また貴重な経験ができました。

Zeppなんばは私も初めての訪問です。学生時代に何度となく訪れたこのあたりも年月に応じて一新されました。しかし、裏通りに行くとかつての雰囲気が残されていて、少し郷愁に浸る事ができました。

そばのタリーズでギリギリまで打ち合わせしていたため、私が会場に入った時は、始まってから5分近く経過していました。

壇上ではサイボウズ関西支社の松森さんがkintone hive Osakaを楽しむためのお話をされていました。
各地のhiveでサイボウズの社員さんが登壇し、会場の盛り上げに貢献しておられます。背景にはサイボウズの各社員さんの準備もあって、いろいろ大変なんだろうなぁと想像します。ロビーでも社員のみなさんとお会いする事ができました。


一人目の登壇者は認定NPO法人おてらおやつクラブ 桂 浄薫さんと茶円 春希さん。
桂さんは奈良天理にある善福寺の住職を務めておられます。袈裟を着ての登壇はなかなか新鮮。

おてらおやつクラブさんは、お寺にお供えされる檀家さんからの食料などを貧困に苦しむ家庭におすそ分けする活動をしておられます。
https://otera-oyatsu.club

今回の登壇では、そのあたりについての貴重なお話を伺う事ができました。

ポイントは大きく二つに分けられます。
一つは、困っていらっしゃる方にどのようにして匿名で届けるか。
もう一つは、多数のkintoneへのリクエストをどうやってさばくか。
この点が聴きどころでした。


WordPressを絡めてウェブからデータを取り込む事例は弊社でも多くを手掛けております。
おてらおやつクラブさんの事例が秀逸なのは、kintoneの一日一万リクエストの制限を間にWordPressに備わっているデータベースを挟んでのバッチ処理で行っている事です。

桂さんの思いをkintone未経験だった茶円さんが形にした。
まさに技術者として望ましい形だと思いました。

「たすけて」のハードルを下げられる。
「たすけたい」をごく自然にできる。

私も去年、kintone Café 神奈川を鎌倉の安国論寺さんで開催させてもらいました。kintoneとお寺は相性がよいことは実証済みです。

桂さん、茶円さん、ありがとうございました!


続いては、八代製薬株式会社 喜田 晃大さん。
なんときったんさんではないですか!
私、登壇を促す声を聞くまできったんさんが登壇することを知りませんでした。事前にhiveの資料を見ていなかったので。

言うまでもなく、きったんさんはkintone エバンジェリストとしてともに活動する仲間であります。

きったんさんはこの度の登壇で、エバンジェリストであってもkintone hiveに参加できる、と言う新たな可能性を見せてくれました。
私の中に巣食っていた「kintoneエバンジェリストはkintone hiveに出られない」という思い込みに対して、きったんさんはNOを突きつけてくれました。

きったんさんの成功ストーリーは明確です。
コロナを機に、在宅勤務の仕組みを進めるためにkintoneを導入し、規定も含めて水面下で調査しました。
まずは目的を明確にするステップです。
続いて、どの業務からkintoneに置き換えるかの洗い出しをしました。
これも目的を明確にするステップです。
そして、やりがいと楽しさを伴った形で、業務改善の成果を出しました。
目的が明確になった事で、経営層や上司への説明も容易になり、モチベーションにもつながります。

見事なkintone導入の成功事例です。
実は八代製薬さんの事例は、krewDataを駆使した在庫管理の好事例であることも見逃せません。

今後もきったんさんとは各地のkintoneイベントでご一緒できそうです。
一緒に盛り上げていきましょう!

きったんさん、ありがとうございました!


続いては、関西電力株式会社 藤井 伸弥さんと中野 一高さんです。

関西電力さんといえば、日本のインフラを担う大企業です。関西で育った私の体の何割かは、関電成分からできています。

これほどまでの大企業で、しかも、社会のインフラを担っていらっしゃる関西電力さんが万が一にも停電などの事態を招こうものなら、社会に与える影響は必至です。

つまり、基幹システムは必須です。ですが、基幹システムだけだと小回りが効きません。硬直した仕組みになってしまいます。


そこで関電さんはRPAをうまく活用し、基幹システムに影響を与えず、基幹システムのデータをうまくkintoneに取り入れる仕組みを構築されています。

こうした企業でも、顧客との関係は欠かせません。
外部のウェブサービスからどのようにしてデータを持ってくるか。その活用方法において、kintoneと基幹システムを組み合わせることはできるはず。
そのモデルケースと言える取り組みを見せてもらえました。

お二人の掛け合いで進む登壇は、台本を読んでいるようなぎこちなさもありました。でも、それがまたこ愛嬌です。
私はまだkintone hiveに登壇した事がなく、多くの観客の前にkintoneの事例を話す緊張を知りません。その決断と勇気に敬意を表します。

インフラを担う大企業がここまでkintoneを使っている事例を見せてくれたことに、日本の変化を感じました。

藤井さん、中野さんありがとうございました!

続いては、神戸市役所 小阪 真吾さんと小寺 有美香さんです。

神戸市の方がkintoneのイベントに出るのは二回目です。
かつて、神戸市の教育委員会でAccessのフォームにデータを入れるオペレーターをやっていた私にとっては、特に感慨深いです。

コロナによる自治体の取りまとめ対応が大変だったことは、私たちの記憶にも新しいです。
神戸市でも同じ悩みがありました。

神戸市が有利だったのは、kintoneをコロナ前から導入していたことです。
そして、小阪さんの立場が企画調整局のデジタル戦略部だったことも有利に働きました。
混乱の極みにある西区保健福祉部に対し、お手伝いしましょうか?と申し出たやり方も良かったのでしょう。

小阪さんの上から目線でもなく、押し付けがましくない接し方が現場の抵抗感を和らげたことは間違いありません。
コミュニケーションを頻繁に取ることで保健福祉部の現場の皆さんからの信頼を勝ち得たそうですが、最初の入り方もコミュニケーションとしてこういるべき形だったのでしょう。

私としては、小阪さんがおっしゃっていたスクラム開発が印象に残りました。
弊社もそれに近いことをやっているのですが、なんちゃってスクラムになっているため、結果としてスクラムの可能性を活かしきれていません。
スクラムを深く理解し、実践することも必要なのでは、と言う気づきを得ました。

小阪さん、小寺さん、ありがとうございました!


続いては、有限会社アートワークス 宗政 伊織さんです。

「家具工房がkintoneを入れてみたハナシ」というタイトルです。

スライドにも登場する稲沢さんが伴走支援で入られているそうです。稲沢さんがおっしゃるには、タイトルのハナシがカタカナになっていることもポイントだとか。

スライドを紹介する宗政さんは新卒二年目。初々しさが際立っていました。話す間合いも壇上の動作も独特の間合い。その立ち居振る舞いが会場を癒やし、かつ共感を集めていました。

この宗政さんの間合いは、伴走支援をされた稲沢さんの柔らかい印象と合っていました。相性が合うとはこのことでしょうか。
稲沢さんは対面の打ち合わせの際に大量のお菓子をお持ちするそうです。頭を使うから甘いものを持ち込む配慮が素晴らしい。
とても和やかな対面開発の雰囲気が想像できます。私も参考にしたいと思いました。

宗政さんの壇上の振る舞いも、単に癒やされるだけではありません。やるべきところはやる。作ったアプリは正義と言い張る強気。押すべきところは職人さんに入力を指示する芯の強さも感じさせました。
私たち観客は、宗政さんの壇上からの癒やしと、稲沢さんの和やかな対面開発の雰囲気。それに対照となる業務改善を進める信念の強さのコントラストに強い印象を受けたのでしょう。
多くの支持を集めたのもわかります。

宗政さん、ありがとうございました!


続いては株式会社神戸製鋼所 今井 健太さんと田淵 裕子さんです。

神戸製鋼所さんも大企業です。

私もかつての常駐先で神戸製鋼所出身の方と数年間一緒に仕事をしていたので、その社風は少しだけ知っていたつもりでした。
日本の高度成長期を担った企業であるがために、最近のクラウドやノーコードの流れとは対極にある企業だと勝手に考えていました。
しかし、その考えは改めなければなりません。

むしろ、kintoneで商売をしている弊社にとっては、神戸製鋼所さんの事例から学ぶべき点が多くありました。

昔話の花咲か爺さんをモチーフにストーリー仕立てにした内容もわかりやすかったし、
業務部門と導入部門の思惑の乖離から、一度は挫折し、そこから復活を遂げるストーリーもわかりやすく、共感を呼びました。

現場にフィットさせることは、製造ラインが確立している神戸製鋼所のような会社では最優先事項のはずです。


そのために企画部門とシステム部門、そして現場に納得してもらうために、さまざまな手法をメソッドとして確立しておられます。

それらは理にかなっていると思いましたし、現場の方に共感を呼ぶための心配りが至る所に見られました。

神戸製鋼所さんの場合、取り組みにも秀でた点がありました。例えば、社内で独自に設けたkintone資格の制度などはその筆頭に挙げられます。

私は神戸製鋼所さんの発表を聞きながら、非常に感銘を受けました。
今、弊社がご協力させていただいているお客様にこの内容を一刻も早く聞いてほしい。そして、7月に行われるkintone hive Tokyoを聞いていただきたいとも。

今井さん、田淵さん、ありがとうございました!


さて、投票結果の集計中は、サイボウズのゆっきーさん、ぽえみーさんが関西でkintone Café を主宰するyamaさん、がっきーさん、中尾さんの3名をパネリストに迎え、関西のkintone コミュニティの現状を紹介する「kintone Caféってなんなん?」です。

私自身、関西で20数年を育ちながら、関西のリアルkintone Caféに参加した経験はありません。このkintone hive Osakaの翌日にkintone Café Osakaに参加したのが初めて。
なので、まだまだこれから何度も参加しなければ、という決意が募るセッションでした。

夜は、私がAfter hive 交流会に申し込んでいなかったことと、そもそもトラブルが勃発してしまい、22時半ごろまでなんば近辺にいました。

でも、それも含めてもよい関西kintoneの夜を過ごせました。
出会った皆様、本当にありがとうございました!


CLS高知 2023 (初鰹編)に参加しました


2023/5/20に催されたCLS高知に初めて参加しました。CLSとはコミュニティ・リーダーズ・サミットの事です。
告知ページ

姉妹編のCLS道東には初回と二回目に参加しています。
ですが、本家であるCLS高知に参加する機会はなかなか巡ってきません。参加したくてもチケット獲得競争が激しくて、いつも断念しています。

CLSといえば、本編が始まる前の数日間に行われる各地でのワーケーションが魅力的です。
今回はサブタイトルが~ 2023初鰹編 ~と銘打たれているのです。もう、参加する前からよだれが止まりません。カツオ!
ですが、今の私には前もって高知に滞在する時間の余裕はありません。今回も事前のワーケーション参加は見送り、開催前日に成田からのJetstarで高知への一歩を記しました。

空港につき、バスで市内に向かう間は、空の上に届いていた連絡の返信をこなしていました。せっかく南国土佐に着いたというのに、旅情を味わう時間もありません。
バスがはりまや橋バスターミナルについた後、近くのうどん屋さんであわただしく食べた「四万十のりうどん」でようやく土佐らしさを感じました。


これじゃあかん、と私の思考回路を仕事モードからそらすため、昨年六月に高知に来た際に見逃したはりまや橋を訪れました。
おそらく私がはりまや橋をまじまじと見学したのは30数年ぶりだったはずです。これで私の初日の観光は終了です。

ホテルドーミーインに着いたのは15時ごろでしたが、そこから前夜祭が始まるまでの間、部屋にこもってうちのメンバーのフォローや連絡に忙殺されました。
少しだけ言い訳すると、四月にメンバーを四人、五月にも一人追加したことによって、経営者として未熟な私にはさまざまな雑務が一気に降ってきています。それもあって疲れが溜まっています。

そんな状態で臨んだ前夜祭の一次会では私の調子はさっぱりでした。
前夜祭にもかかわらず、70人以上の人が一つの広間に集まり、大盛況の会。そのため、声が反響して全く話が聞こえません。隣の人との会話ですらも一割ぐらいしか聞こえないので、会話になりませんでした。心が折れかけました。


私は一次会の自分をまずいと思いました。そこで、二次会のひろめ市場に着いてからは自分の心に喝を入れ、積極的な会話を心がけました。
すると、一次会よりも話が聞こえてきます。会話が成り立ちます。
一次会で侵されたにわかコミュ障を克服したことによって、私はようやく会話できる喜びに浸ることができました。そしてCLS道東で知り合ったもののあまり話せていなかった方や、新たな交流を結んだ方との語らいに花を咲かせることができました。


ここではとにかくカツオ!カツオ!カツオ!
やいろ亭さんと吉照さんの料理はおいしかった。

ただ、体調は上向いてきません。三次会のコロンボでは、私の記憶も怪しくなってしまいました。
会話が楽しかったことは覚えているし、話題も弾んだはずなのですが、何を話したのか覚えていません……
酔っ払ったまま店を出てどう歩いたのか、ホテルに帰ったのがいつか。すべては闇です。

さて、翌日、13時から始まるCLS高知の本編の前に、せっかくなのでお散歩を楽しみました。
今回の旅程は二泊三日です。しかも、本編の翌日に高知のお客様との打ち合わせが入っていました。しかも、その翌日の月曜日には京都の京丹波町で対面商談の予定があります。ということは、高知を日曜の夕方に出なければなりません。今回は、高知の観光は無理だろうと諦めていました。
それでも、高知の文化や風土や産物を少しでも脳内に刻み込んでおきたい。その一心で歩き回りました。


新緑に包まれた高知城の天守を見上げつつ、城の周りを歩きました。さらに趣味の駅訪問の一環で近くの入明駅まで足を延ばしてみました。
すると、駅の入り口に龍馬の像がありました!志の龍馬像です。その両手を広げた姿は、今日のイベントで得られる成果の多さを予感させてくれました。
入明駅からまた城へ戻り、今度は反対側の城の西側から大通りまで歩きました。「源水はりまや」さんに立ち寄って量がたっぷりの腰が入ったおいしいうどんを楽しみました。
ドーミーインでは、夕べからの酒と汗をシャワーで洗い流し、CLS高知の本編に備えてkintoneエバポロシャツに着替えました。

さて、会場に向かった私。会場の場所を完全に間違ってしまいました。
私が向かった場所は、夜の懇親会会場。誰もいません。当たり前です。
道端で固まっていたカレーパンマンにたすけを求め、停留所からとさでんに乗りました。そして会場の知寄町テラスまで。けがの功名とはまさにこのことです。初めてのとさでん乗車を果たせました。

さて、ここから本編です。
私が会場に入った時、最初のセッションの途中でした。

パネルディスカッション1
「地域に風をもたらす旗の立て方」


会場では皆さんがローズピンクのTシャツを着ており、なかなかの壮観です。
スタッフの皆さんが着ているのならわかります。が、それにしては着ている人の数が多すぎるような気がします。
私はその後もずっとオレンジ色のkintone エバポロシャツを着ていました。最後のワークセッションの前にようやく無料でもらえることに気づいて、着ました。

登壇者の皆さんは、札幌や福島、そして徳島で活動しておられます。
まさに地域に風をもたらしている方々。札幌から来られた富山さんは、私が初めて訪れたCLS道東のセッションでも印象に残りました。私もその後、わざわざ斜里のお店を訪れてみようと思わせるほどの印象に残る活動をしておられました。

「求心力と遠心力」
「公私混同」

私は、この公私混同がとても刺さりました。
一見すると、今の風潮とあえて逆を張っているような語感です。ところが、私も経営者としての自分を顧みると、公私混同しているのです。そのことに気づかされました。
定時に上がった後は仕事を完全に忘れることは不可能です。一方で、私の立場は仕事時間中であっても、自分の意志で休息することも可能です。
ところがそれは経営者の立場が自由だから。その一方、従業員に対しては公私混同という言葉は、会社の労務管理やメンタルケア、生産性を考えると、大っぴらに言いづらい雰囲気があります。

でも、考えてみると、仕事のアイデアはリラックスしたプライベートな時間から湧いてきます。また、仕事が面白くてしょうがない時期は、プライベートの時間でも仕事のアイデアが浮かんでくるものです。
公私混同とは決してネガティブワードではないのです。

私はまだ会場の雰囲気になじめていません。でも。徐々に皆さんの話を聞くうちに、会場の雰囲気になじんでいきました。

ここで議題に上がっていた
「旗の立て方と巻き込み方」
もまさに根幹の部分です。

私はこの点について、後日noteの中で取り上げました。
どうすれば旗を立て続けられるのか。

まず、CLS高知からCLS道東の位置が重要です。日本の中心都市からは離れています。それにもかかわらず、参加者の皆さんはここで体験できる熱気を求めて日本各地から集まり、各地へと散らばります。
その行為そのものが、すでに自らの旗を掲げているに等しいのです。時間もお金もかけて、多忙な人々が集まる。その営みや思いこそがすなわち『旗』なのでしょう。
大漁旗を思わせるコミュニティの巨大な旗があります。それを参加者の各自がそれぞれのコミュニティ用の旗に持ち替え、その地で精いっぱい振り続ける。そのことが大切なのです。

この登壇者の皆さんも、地域それぞれの取り組みを語っておられます。
地域の持つ魅力に加え、パッションやアイディアや実行力が加わることで、地域からの発信は巨大な力を生む。登壇者の皆様は、その可能性を示してくださいました。
私も今、別のイベントを立ち上げる準備にかかわっています。CLS高知では運営者側の熱量が大切であることを教わりました。そもそも、何かをしようとするのであれば、旗は振り続けなければ。

次のセッションでは、私もより会場の雰囲気になじめました。そして、話に一層集中できるようになりました。
少しずつ内容についてのツイートを発信できるようになりました。そして、発信することで自分の精神がどんどん活性化し、コミュニティーの場に溶け込めるようになりました。

とはいえ、まだ休憩時間に周りに積極的に話しかけられる心境まで持ちあげられませんでした。
いつものイベント参加に比べて、私の積極性が疲れからか持ち上がりません。あかんなぁと自分でも歯がゆく感じていました。

プロンプト・Kさんのコミュニティ活動の充実にも刺激されました。私も負けていられないと思いました。

パネルディスカッション2「コミュニティの力でJTCは変わるのか? 【武闘派サラリーマン編】」

では、さらに私もツイートの数を増やしました。

そもそもJTCとは、Japan Traditional Companyのこと。つまり、日本の伝統的な会社です。
今、さまざまな方面でやり玉に挙げられている会社です。
ですが、会社が長く続いているから悪いのではありません。古いやり方を自ら変えずにいる会社に問題があるのです。

わが国には世界最古の企業をはじめ、世界でも長寿企業の多い国としてしられています。
そうした企業はその時代に合わせた変化を自らなしえてきたからこそ生き延びてきたのです。
であれば、JTCと呼ばれても変化すれば、生き延びられるはずです。

このセッションでは、「ちゃんとしないと怒られる会社」にいる皆さんからの生々しい実体験が語られました。どのようにして外のコミュニティ活動をこなしつつ、会社でも実績を上げ、さらにアピールにつなげるか。そうした貴重なお話がありました。

この話は、全国のサラリーマン諸氏にこそ聞いてほしいと思いました。したたかで、打たれ強くないと成果は上げられないと。

特に私にとってはDCAのくだりが受けました。『PDCA』ではなく『DCA』。
DCAとは、Do→Check→Ayamaruをつなげた言葉です。

他にも出張申請のやり方などが盛り込まれ、とても面白かった。

私も今や、好きなように自分が行けばよかっただけだったのが、うちのメンバーにもどこまで自由にさせるかのバランスを取らねばならない立場です。
決してJTCのような悪い意味の融通の利かない会社にはしたくないし、さりとて会社にとって長短期的になんの益もない活動であれば承認をためらいます。

個人的には最後の方でファシリテイタ―の友岡さんのおっしゃった「本を読む、旅に出る、人に会う」について首がもげるほどうなづける内容でした。
これ、個人で好きなように旅をするのはよいとして、これらの営みに仕事が絡んだとたん、拒否反応を示す技術者を多く見てきました。
こここそが公私混同の肝で、成長の要だというのに。

このころには私の心も随分と温まってきました。

続いてのKDDIアジャイル開発センター様やNextmode様のサポーターセッションも興味深い内容でした。
そういえば、前夜祭でもKDDIさんの方とお話しをしました。そして、その柔軟な社風に共感を覚えました。
また、この春に弊社のリモートワーク規定を作成する際に、Nextmodeさんが公開されているブログを参考にさせていただきました。
二社ともにワーケーションを強力に推進しておられます。
「公私混同が企業競争力となる会社」とは、素晴らしすぎるじゃないですか。

ここからしばらくは、LTタイムが続きます。
私も皆さんの発表を聞きながら、ツイートを行い、同時に明日の打ち合わせの準備作業も進めました。

道東や高知や福島など、LTで登壇された皆さんの取り組みはとても興味深いものでした。実はこれらの人々は、それぞれのコミュニティに帰ればコミュニティ・リーダーとしてばりばり活動している方々なのです。
こうした会社の広範な活動や、それぞれの背景を聞き、共感することは私にとってのよい刺激です。
私もゆくゆくはここでLTをしたいと決めました。
そして、私もこうした皆さんを自社のイベントにお呼びすることができるように頑張ります。

続いてのサポーターズセッションはジョイゾーさん。
スピーカーの木野宮さんには、なぜかさまざまな場所でお会いします。そもそも、初めにお会いしたのが大崎のイベント。ジョイゾーではなく別の会社さんのブースにおられたのが木野宮さんだったというご縁。
釧路でも東陽町でもお会いして、何やら不思議なご縁を感じていました。実は新入社員で、まだ入社して間もないことも東陽町で知りました。
ジョイゾー初のマーケターとして働く中、こうやって皆さんの前で登壇するまでの挫折や悔しさ。それも赤裸々に語ったLTからは覚悟や決意が感じられました。
自らを客観視することは難しい。ですが、それを克服して視野を広げることはもっと難しい。うちのメンバーにも聞いてほしいと思いました。

最後のセッションであるグループディスカッション powerd by スナックかすがい
「高知の人財流出を食い止めろ!酒とカツオに負けないアイデア創発激論会」
も見ごたえのある内容でした。


何よりもファシリテイターを務めた原さんの振り方とツッコミ方が素晴らしくて。
今回、大きなセッション三つのどれも、ファシリテイターの方が素晴らしく、私にとっての刺激になりました。
その前のセッションでファシリテイタ―を務めた武闘派CIOの友岡さんも見事でしたが、原さんも素晴らしい。
前夜の三次会では、原さんのお隣で話をしていました。それなのに、これほどまでにファシリテーションに長けた方だとは知りませんでした。もっとこの点について深い話をしておけば、と思いました。

私も最近、イベントで登壇や司会進行は担うことが多くなっています。が、ファシリテイターの経験はまだまだ足りていません。
多分、今の私がファシリテイターを担っても原さんや友岡さんのようにうまくやれないでしょう。きっとグダグダなセッションにしてしまうはずです。
単なる進行ではなく、それぞれのパネリストから次につながる話を引き出し、絶妙に突っ込んで笑いにつなげるテクニック。

お二人のファシリテーションは私の足りないところが何かを気づかせてくれました。

原さんの秀逸なツッコミ力は、本編の後、皆さんと『とさでん』に乗ってドーミーインまでの道中でも話した中でも再確認しました。面白い。


原さんからは、続いて各班で分かれて高知をよくするためのワークを仕切ってくださいました。私もその場で三人のチームに合流し、高知のためになにができるかを考えました。
最後になって、座学だけでなく、自分で参加できる機会をいただいたのもよかったです。


そして最後は集合写真家の武市さんが見事に仕切って大きな写真に収めてくださいました。いつもありがとうございます。

その夜の後夜祭は、昨日のお店のように騒がしい周囲の雰囲気とは違っていました。広々とした店の中は、三カ所に会場が分かれていて、とても話しやすかったです。
私は普段、酒席ではあまり移動しない人なのです。が、昨晩にあまり全力で楽しめなかった分も挽回しようと、あちこちを動き回りました。





そのまま、二次会はチョンマゲに移動しました。三次会はBuffoneを訪れ、絶品のジェノベーゼや白ワインをいただきました。四次会はBoston Cafeに流れて各種カクテルを楽しみました。
どのお店でも、前日の不調を克服して余りある会話を楽しんだ夜でした。


翌日は竜馬の生まれ育った町のあたりを訪れ、午後からはお仕事。そして、18時半発の特急南風に乗って大阪の実家に向かいました。
金曜日に来て、二泊しただけのあわただしい高知滞在でした。が、初めて参加したCLS高知では多くの気づきと学びを促すキーワードを聞くことができました。
短いなりに、私としては得るところの多い三日間でした。

皆様、本当にありがとうございました。

なお、CLS本編のスライドは、私のiPadでは不鮮明です。
当日の盛り上がりとともに、togetterのまとめサイトでご覧ください。


2023年4月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括
4月。
今月も仕事が忙しく、オフの日は1、2日程度でした。
が、出張を利用して方々へ出かけられました。
今月は小田原・郡山・米沢・仙台を仕事で訪問しました。また、近場では足立区の竹の塚や相模原の城山を旅しました。

仕事をしながら、旅をする。そのノウハウをいかに実現するかが私のテーマです。
少しずつやり方を理解しています。が、まだ努力が必要です。私にとって、行きたい場所とやりたい事は無限にあるのですから。

どうすれば仕事とやりたいことを両立させられるのか。
まだ、今の私は仕事に偏っています。
そうならないためのさらなる工夫が必要です。

仕事に偏っている証拠は、執筆活動に現れています。
今月は本のレビューを全くかけませんでした。アクアビット航海記は半年続けて書けていません。

人は同時に二つのことができない。私に与えられた時間は有限。そして、刻一刻と少なくなっています。
残された時間を少しでも有意義にしなければ、あっという間に死を迎えてしまう。

生きていること、生かされていることのありがたみ。
それを常に忘れぬようにしながら、充実した日々を送りたい。
皆さんと私の思いは同じです。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちをフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。


今月は家族(妻)にアクシデントが起こりました。重大な事案でしたが、支出が飛んだだけで済んだのが幸いでした。
次女はひと月まるまる韓国へ。

今月は家族とはゼロ回お出かけしました。妻とは一回、妻と長女とは四回、妻と次女とはゼロ回、長女と次女とはゼロ回。長女とは四回、次女とはゼロ回。


§  月表

 ・四月お出かけ
小田原城、小田原市郷土文化館、報徳二宮神社、Tully’s Coffee、旧三福コワーキング地酒とうまいもの 金時小田原城、らあめん花月嵐、ココデンタルクリニック、元祖台湾まぜそば はなび 二俣川店、01CAFE SURF DINER、ロイヤルホスト、デニーズ、足立竹の塚郵便局、中華料理 光龍、大師前駅、西新井大師ぼたん園、西新井大師 總持寺、ジロー’s テーブル、イオンスタイル板橋、イオンシネマ板橋、松月院、赤塚不動の滝、赤塚溜池公園、赤塚城本丸趾、マクドナルド、洋風居酒屋 寿、地下鉄成増駅 (Y02/F02)、津久井湖観光センター、太鼓曲輪、飯縄神社、宝ヶ池、鷹射場、大杉、月島もんじゃ もへじ 町田店、豆狸、安積国造神社、板前料理 膳、東横イン 福島駅東口1、曽根田駅、お休み処 ナナセン、曽根田駅ホーム、アクティブシニアセンター アオウゼ、ミスタードーナツ 福島駅前ショップ、東北新幹線 福島駅、山形新幹線 米沢駅、立ちそば処 鷹、居酒屋ゆあーず、東横イン米沢駅前、ホテル ルートイン 仙台長町インター、仙台郡山官衙遺跡群 郡山官衙遺跡 郡山廃寺、地下鉄 長町駅 (N15)、勾当台公園駅 (N08)、せんだいメディアテーク、C60 1 蒸気機関車、西公園、伊達政宗公胸像、林子平記念碑、仙台藩御用酒発祥の地、仙台城跡、伊達政宗公騎馬像、宮城縣護國神社、国際センター駅 (T04)、地下鉄 長町駅 (N15)、仙台PIT、長町駅前プラザ、長町駅、JR 仙台駅、東北新幹線 仙台駅、酉蔵 二俣川店、時代屋、鶴川駅前図書館、自家製麺つけそば 九六、明治神宮、杜のテラス 2nd、明治神宮ミュージアム、代々木公園、Starbucks、東急プラザ銀座尾崎牛焼肉 銀座ひむか、一蘭、やまよこ鮮魚店、横浜家系ラーメン 津田家、喜界、薬師池公園 蓮園、薬師池公園、らぁ麺 ばらや、やぶ広、町田市立中央図書館、守屋精肉店カラオケBanBan 町田金井店、ヒッコリーファーム、餃子の王将、dandan noodles、YI-CHANG イーチャン、Quattro Cuori ボーノ相模大野店、Honda Cars東京中央 鶴川店ティフィン・デ・ココ 鶴川平和台店富士通川崎スタジアム

・四月ツイート
https://togetter.com/li/2136193

§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かけたのは、今月はゼロ回です。

今月は1日から次女が彼氏のいる韓国にずっと滞在しており、家族は一度もそろっていません。


§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で一度でかけました。


妻と出かけた(4/16)の日のこと。
次女の家へ向かい、妻はそこで用事を済ませ、私はそこから明治神宮に向かいました。そして夜、日比谷で合流しました。
東急PLAZAの上にある尾崎牛焼肉 銀座ひむかでおいしいお肉を。美味かった!



§  妻と長女とのお出かけ 妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は四回ありました。

家の近くにある「01CAFE SURF DINER」で食事をしたのは(4/5)のこと。


別の日はそばが食べたいという妻のリクエストに応え、町田市内で今まで行ったことのなかった「やぶ広」を訪問しました(4/23)。そのあとは町田を訪れ、夜は三人でカラオケで歌いました。久々のカラオケ。

別の日はスナックジョイゾーにうちの若手メンバーと一緒に参加してくれました(4/21)。本人の限界までお酒を飲んでしまいましたが、その失敗も含めてよい経験ができたのではないかと思います。


さらに、妻が車で事故を起こしてしまったので、近所のHondaのディーラーへ。そこから近くのカレー屋さんでお昼を(4/29)。ここで仕事のことを巡って大激論。


その翌日はお客様でもある法政大学ORANGEさんがアサヒビール・シルバースターズと試合をするので川崎へ(4/30)。うちのメンバーも二人が来たので、帰りは車で送って帰りました。


§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女との三人で出かける機会は一回もありませんでした。

次女は昨年末で就職したお店を辞め、今はアルバイトで飲食の仕事を続けています。
次女のことを本当に好いてくれている彼氏にも巡り合え、今は未来のことで頭がいっぱいのようです。

今月は1日から彼氏のいる韓国へ。5月の上旬まで韓国にいっているようです。
モラトリアムと考え、22歳までは大目にみるつもりです。
ただ、そこで彼氏に甘えてしまうのではなく、自分の力で何かを成し遂げてほしいと考えています。
家庭も大切にしつつ、何かに挑戦してほしいな、挑戦をやめないでほしいな、と思う父親です。


§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。

長女は4/1付けで雇用しました。
すでに2月から引継ぎもかねて打ち合わせにも同席してもらっていましたし、内部の定例会議にも出てもらっていました。


入社初日からもう一人の入社メンバーとともにkintone Café 神奈川 Vol.14の場でLightning Talkをお願いしました(4/1)。
小田原の「旧三福コワーキング」にて。
コミュニケーションが苦手かと思いきや、その場で機転を利かせて対応したところなど、大いに褒めてやりたいと思います。
夜の懇親会「地酒とうまいもの 金時」でも楽しんでくれていたようでよかった。
夜、帰宅してから長女が飲みたいというので、二人で飲んだこのフルーツビールが入社記念。

登記申請の手続きも、私が前月に官公庁を巡って連れていき、あとは任せました。
手こずっていましたが、まずは転出までは頑張って自力でやってくれました。


メンバーが集まっての初めての週次定例会の日(4/10)。私はその日、夜まで別件があって出られませんでしたが、夜に合流しました。そこから、長女と二人で町田の「月島もんじゃ もへじ 町田店」でお酒を飲みながらもんじゃ焼きを。
まずは社会人デビューを果たしてくれたことをねぎらいつつ。おそらく二人で外で酒を飲むのは初めてのはず。まずはこういう日が来たことに深い感慨を覚えつつ。


その翌週も町田で週次定例会を行いました。その後も二人で「やまよこ鮮魚店」でお酒や海鮮料理を(4/17)。
こういう機会がこれからもちょくちょく持てればいいな、と願います。
その帰りに町田駅で見かけた鳩が象徴するように。

その翌週も登戸近くの週次定例会に来てもらいました。この時は途中で妻の歯科医院を手伝うために帰りましたが、うちのメンバーの対応などはだいぶ任せられるようになってきたのは心強い。

昨年末をもって私の中では子育ては終わったと思っています。娘たちにはそれぞれを一人の大人として対し、手助けができるところは私から手を差し伸べていこうと思います。

●私自身の四月(交友関係)

§  関西の交流関係 今月は、4/1に高校の同窓会があり、誘われていたのですが、その日は小田原でkintone Caféを主宰していたため、断念しました。

その高校の後輩であるkintoneプレーヤーで同じ鳴尾高校の中井さんとは、トヨクモさんとスナックジョイゾーにてお会いできました。
このご縁は今後も大切にしたいと思いました。


§  今月の交流 
今月は何といっても、小田原のkintone Café 神奈川 Vol.14の懇親会から始まりました(4/1)。会場から20名以上の方が「地酒とうまいもの 金時」に集っておいしいお酒を。名古屋から二名、高知からも一名。ほかにも神奈川や東京から多くの方が集ってくれた交流は、満足のいくものでした。
懇親会の第二部で訪れた夜の小田原城も、昼間の満開の桜の余韻も鮮やかに、夜桜の美しさを見せてくれました。

そして、今月の旅のハイライトとなった郡山、米沢、仙台の出張です。

郡山では商談の後、さしで「板前料理 膳」へ連れて行ってもらいました。ここ、料理もお酒もとても美味しかったです。とくに米ナスのみそ焼きは私のお気に入りに加わりました。このためだけに再訪したいと思えるほどに(4/11)。


その夜は福島まで移動して宿泊し、翌朝は米沢へ移動。ここでも商談を行ったのち、夜に「居酒屋ゆあーず」にて。唐揚げが名物のこのお店でも6人でとても楽しみました。私はそのあと、うちに参画してくれたリモートメンバーの車で仙台まで。
人のご縁がありがたいとおもえる一日でした(4/12)。


その翌日はkintone hive Sendaiでした。ここでも会場や夜の交流会で貴重なご縁をいただきました。人が同じ場を共有することは、さまざまな可能性を生み出してくれます。それをまさに感じたイベントでした。
帰りも一緒に案件に携わってくれている方と新幹線の中で語り合いながら帰途に尽きました(4/13)。

他にも昨春から参画しているお客様が歓送迎会を開いてくださり、胸襟を開いて語り合うことができました(4/14)。
また、トヨクモさんにて動画を撮影した後、お酒を囲んでお話しした機会もとてもうれしかったです(4/19)。本当にありがたいことです。


また、スナックジョイゾーでの語らいも素晴らしいものでした。うちの長女もkintone Café 神奈川に続いておおぜいと一緒にお酒を飲む楽しみを知ってくれたようですし。


もう一つ、今月の交流で欠かすことができないのは、かのってぃさんとのサシのみです(4/8)。私が板橋で映画「Winny」を見た後、その近くの城や滝や公園を放浪していたら、なんとそこがかのってぃさんのご自宅の近く、というご縁でした。
成増駅前の「洋風居酒屋 寿」でおいしい料理とお酒を楽しみました。とても愉快な会話と情報量に、とても素晴らしい時間を過ごすことができました。


うちのメンバーをねぎらうためにサシで飲んだり。

今月も本当にありがとうございました。

●私自身の四月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、一冊も書けませんでした。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、今は書くための時間がありません。読んでからレビューをアップするまでの時間も二年を超えてしまいました。
今、私のプライベートの時間がほぼなくなってしまっています。仕事をからめた交流があるので精神的には困っていません。
が、一人の時間がほぼないことは見直さなければと考えています。レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は、私にとってワークライフバランスのバロメーターです。ワークに偏っている今の状況を早く取り戻さねば、とかなりの危機感を持っています。

以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本(
Winny
)。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは4本(
登記住所及びロゴ変更のお知らせ
kintone Café 神奈川 Vol.14を開催・登壇しました
kintone hive sendaiに参加しました
kintone Café Metaverseに参加&登壇しました。
) 。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

3月30日 3月30日 シンギュラリティへの対応
3月31日 3月31日 第八期を終えて感じた感謝
4月3日 4月3日 今期はコミュニティがテーマ
4月4日 4月4日 入社日に登壇を指示した狙い
4月5日 4月5日  AI、DX、UXの時代も人が要
4月6日 4月6日 プログラム内の著作権に注意
4月7日 4月7日 著名人の訃報に自らの余命を
4月10日 4月10日 Winnyが残した教訓とは
4月11日 4月11日 政治を志す人関心を持つ人
4月12日 4月12日 地方とのご縁は長く続けて
4月13日 4月13日 要件定義のジレンマに悩む
4月14日 4月14日 業務改善の事例を学ぶには
4月17日 4月17日 観光業でも変わらなくては
4月18日 4月18日 日本的組織とデジタル相性
4月19日 4月19日 基礎力があってのAIの活用
4月20日 4月20日 技術者不足に甘えるなかれ
4月21日 4月21日 GitHub Copilotが来たよ
4月24日 4月24日 イベントの参加が即ち営業
4月25日 4月25日 メタバースはまだ来るはず
4月26日 4月26日 芦屋市は私の仕事の原点

§  今月の読書 今月は9冊の本を読みました。内訳は、技術本一冊、ビジネス書一冊、科学啓蒙書一冊、SF一冊、純文学二冊。ミステリ一冊、酒の歴史一冊、エッセイ一冊。

今月も本を読む時間が取れていません。が、無理やり本は読むようにしています。ところが読んでもそれをアウトプットできていないのは上に書いた通りです。
形式的にアウトプットするのなら、ChatGPTに頼るのもありですが、それは自分にとって衰退への道だと思っています。

私が一昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、まったくそれが進んでいません。
仕事にかまけてしまっています。このことにもとても強い危機感を抱いています。このまま何も生み出さずに老いてしまうのでは、と。

今月はムツゴロウこと、畑正憲さんがお亡くなりになりました。私はまだ著作を読んだことがなく、一度手に取ってみたいと考えています。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞は1本です。

なんとかWinnyを見に行くことができました(4/8)。素晴らしい内容でした。
感動しました。自らの技術者人生を顧み、技術の習得が楽しくて仕方なかったころを思い出させてくれる映画でした。
ブログはこちら

なお、今年の大河ドラマ「どうする家康」も今月に入ってから遅れています。録画が溜まってしまっています。


§  今月の舞台 舞台については、今月は見ていません。



§  今月の音楽 コロナが始まってから’70’sから活躍したアーチストの全曲を聞く活動を続けています。今月はBruce Springsteenの全アルバムを順に聴いています。
旅行が重なり、常駐先に頻繁に顔を出していたので、家で作業する時間が取れていないことが原因です。

また、今月はYMOや映画音楽やソロ作でおなじみの坂本龍一氏がお亡くなりになりました。
今年の初めになくなった高橋幸宏氏に続いて。私が小学生の頃に一世を風靡した彼らの音楽も40年がたとうとしていることに、自分の年齢とその残り時間を考えさせられました。

そういえば、妻と長女と三人でカラオケに行ったのも今月です(4/23)。


§  今月の美術 今月は「明治神宮ミュージアム」を訪れた際(4/16)、明治天皇や皇后が使っていた調度品に気品とはこのようなものか、という感銘を受けました。

華美でも派手でもなく、それでいて質素でもない。
こういう銘品が残された明治時代は、賛否はあるでしょうが、わが国が世界に向けて雄飛した時代だったことは間違いありません。
それを感じさせる美、がここにはありました。

そういえば、今は明治神宮外苑の再開発が議論にあがっています。明治神宮の鎮守の森には手は加わらないそうですが、ここは本当に大切にしてほしいと思っています。


§  今月のスポーツ 今月は津久井城址、つまり城山を登頂しました。
自分の体力の衰えを痛感するかと思ったのですが、案外疲れずに登りきれたのはよかったです。
が、そろそろ山には本格的に登りたいと思います。仕事の調整をしなければならないのですが。

あと、月末にはお仕事でお世話になっている法政大学ORANGEがアサヒビール・シルバースターズと試合をする際の物販のお手伝いで富士通川崎スタジアムに行ってきました。
アメフトのガツンというタックルの音など、ようやくアメフトの魅力がわかってきた最近です。

連れて行ったうちの若手二人も初めて見るそうで、そのうちの一人はNFLが見たくなったと言っていました。
私も二人が読んでいたという「アイシールド21」を読んでみたくなりました。


§  今月の滝 今月は滝を訪れる機会はありませんでした。

が、映画Winnyを見た後、赤塚城跡まで歩いた際に、赤塚不動の滝を通りがかりました。すでに夕闇が濃くなり始めていたので、木々に囲まれた滝身は見えず、チョロチョロと瀧音だけを聞きました。
今度、機会を見て再訪してみようと思います。

今月は永瀬嘉平氏の「滝ゆけば」を読みました。日本の滝百選の選考委員でもある氏の著作を読み、とてもつよく滝を訪れたくなりました。五月は必ずや。


§  今月の駅鉄 今月は三駅を訪れました。「大師前駅(4/7)」「曽根田駅(4/12)」「長町駅(4/13)」


大師前駅は、竹の塚で商談があった帰りに訪れました。少し空き時間ができたためです。西新井大師もまだ参拝したことがなかったことと、この駅は特徴のある駅と聞いていたためです。
西新井駅から一駅。盲腸線の終点であるこの駅は、広大で立派な高架駅であるにもかかわらず無人駅です。自動改札もなく、だれもが一階のコンコースに自由に出入りできます。改札業務は全てとなりの西新井駅で執り行っています。
駅はとても立派なもので、この駅が無人駅ということがにわかには信じられません。プラットホームも広々としていて、しかも列車が来ては出ていく頻度が高く、よく利用されていることもうかがえます。
竹の塚から歩いてやってきましたが、そこからは西新井駅まで一駅乗り、そこから家まで帰りました。


曽根田駅は、私が止まった東横イン福島駅前から至近にあり、朝、打ち合わせとチェックアウトの前に訪れました。
昭和初期の洋風建築の要素を色濃く残す駅舎はとても風情があり、駅舎内の待合室も天井が高くとられていて、ゆとりを感じさせてくれました。
この駅がよいのは、留置線に車両を永年解放していることです。お休み処ナナセンとして。東急で使われていたことが明白な車両は二両とも古びていません。片方の車両は少し改造され、コワーキングスペースとして使えるよう、電源も使用可能です。もう片方の車両は待合室として。
このアイデアはとてもよかった。

車両を出ると福島交通の車両が隣の福島駅へ入線し、または福島駅から発車した列車がこの駅を訪れます。そしてJRの東北本線の貨物列車や仙台行きの列車が行き交い、さらにその上には東北新幹線の長大な車両が行き交っています。
鉄道好きにはとてもよい駅だと思いました。とても気に入りました。なお、私が訪れた日はしまっていましたが、駅舎には喫茶店が併設されており、それもポイントが高かったです。
福島交通の駅は初めて訪れました。また、訪れたいと思います。


長町駅は、kintone hive Sendaiの会場である仙台PITの最寄り駅です。JRの立派な駅舎の横に、地下鉄の入り口が四か所設けられています。
私も仙台地下鉄の利用は初めてです。kintone hive Sendaiの開場まで時間があったので、この駅から市街の勾当台公園駅へと向かいました。せんだいメディアテークや青葉城などを訪れた後、この駅に戻ってきました。
駅そのものは、他都市の地下鉄の駅とそう変わりはなかったのですが、まずは仙台の地下鉄事情を知る入門となりました。

駅をじっくり見る時間はありませんでしたが、地下鉄の国際センター駅も広瀬川を地上で渡る様子や、駅前の広場に荒川静香さんや羽生結弦さんのモニュメントがあり、とても印象に残っています。
ここのホームで列車の待ち時間にkintone エバンジェリストポロシャツに手早く着替えました。


§  今月の酒楽 今月も先月に続いてお酒体験については申し分なかったと思います。お酒を楽しめました。

kintone Café 神奈川 Vol.14の懇親会で利用した「地酒とうまいもの 金時」では、たくさんの皆さんと飲めました(4/1)。kintone Café 神奈川の下見できた1月にもこのお店を利用しましたが、その時に飲んだ日本酒は今回はプランとしては飲めませんでした。

かのってぃさんとサシで飲んだ「洋風居酒屋 寿」さんは、ワインがとてもおいしかった(4/8)。何杯もお替りしてしまいました。自家製リキュールもよい感じでした。料理がお酒や店の雰囲気とあっていて、とても楽しめました。

長女とはじめてサシで飲んだ「月島もんじゃ もへじ 町田店」は、信号サワーというのを頼みました(4/10)。唐辛子や大葉やレモンが添えられていて、もんじゃに合っていました。記念すべき日でもあるので、後々まで覚えていると思います。


郡山でサシ飲みした「板前料理 膳」さんは米ナスの味噌焼きがとにかくおいしかったのですが、お酒も劣らずおいしかった。笹の川酒造のウイスキーもあわせ、男山のお酒とあわせて、とにかくお酒がおいしかったです(4/11)。

米沢で皆さんで飲んだ「居酒屋ゆあーず」は、料理がおいしく、お酒もかなり飲みました。相当に酔っ払ったことを覚えています(4/12)。

東北新幹線の仙台駅のホームで飲んだ、仙台のビールもおいしく、後日家で飲んだ日本酒も覚えています(4/13)。

その翌日のお客様側にお招きいただいた歓送迎会で飲んだ「酉蔵 二俣川店」も、一次会と二次会でとにかく楽しい酒でした(4/14)。


やまよこ鮮魚店も長女とサシのみ二回目で、じっくりとした日本酒が腹に沁みました(4/17)。


そして、スナックジョイゾーです。ここでは私も差し入れを持っていきました(4/21)。また前々回あたりに差し入れたアクアビットの封を開けてもらったのですが、皆さんに案外好評で、一瓶がすべて空いてしまいました。
うちの長女もアクアビットでよいが回ってしまいました。風の森も相変わらずおいしかった。

他にもトヨクモさん(4/19)やうちのメンバーとのサシ飲み(4/28)でもお酒にはお世話になりました。おいしかったです。感謝。


§  今月の旅行 
今月は上にも書いた通り、小田原と郡山と米沢と仙台の旅です。


繰り返しになるので、あまり多くは書きません。小田原城はとにかく、桜が満開で素晴らしい光景を堪能できました。夜の小田原城も併せてすばらしい景観であることを再確認しました。


また、仙台ではkintone hive Sendaiの開場時間を利用して、勾当台公園駅から歩いてせんだいメディアテークを訪れました。こちらは、東日本大震災の記憶と記録を後世に残すための取り組みが印象に残りました。
また、開架のレイアウトがとにかく洗練されていて、図書館の概念を一新させられました。


そこから西公園を歩き、青葉城へ。青葉城を訪れるのは10数年ぶりのはずです。伊達政宗騎馬像や胸像を愛で、改めて仙台の街の風景を目に焼き付けました。広瀬川の流れに沿った城下町。また仙台には来るはずです。


その前々日には郡山を訪れましたが、合間の1時間ほどを使って安積国造神社を参拝できました。私にとって、郡山の街はkintoneを携えて全国を旅する嚆矢となった地。この時に登壇した郡山商工会議所も懐かしい。また、郡山には来るつもりです。


他にも、竹の塚の商談の帰りによった西新井大師もボタン苑や境内の藤と伽藍と池の取り合わせがとても美しかった。


また、15時から登った津久井城址こと城山も、今まで何度もそばの道を車で通っていたのに、初めて訪れたことで印象に残ります。思っていたよりも山域が広く、広大な城跡のあちこちを飽きずにめぐることができました。

それと、映画Winnyを見た後に訪れた赤塚城址は、練馬や板橋区に対していだいていた東京郊外の面白みのない町との印象を覆してくれました。このような山も設けられていたとは。


もちろん、明治神宮やその帰りによった代々木公園も忘れてはなりません。明治神宮では作業していたらあられが降ってきたのですが、そのあとの青空が美しかった。

今月、足跡を残した地は以下の通り。
東京都
 町田市、狛江市、板橋区、練馬区、江東区、足立区、渋谷区、新宿区、目黒区
神奈川県
 相模原市、大和市、横浜市、小田原市、川崎市
福島県
 郡山市、福島市
山形県
 米沢市
宮城県
 仙台市


§  今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。
今、心身が動くうちに仕事もプライベートも全力で。その考えには揺るぎがありません。

・公園は四カ所。「赤塚溜池公園(4/8)」「西公園(4/13)」「代々木公園(4/16)」「薬師池公園(4/20)」

・美術館はゼロカ所。
・駅は三駅。「大師前駅(4/7)」「曽根田駅(4/12)」「長町駅(4/13)」

・滝は一カ所。「赤塚不動の滝(4/8)」
・温泉はゼロカ所。

・山は一山。「城山(4/9)」
・酒蔵はゼロか所。
・神社は五カ所。「報徳二宮神社(4/1)」「飯縄神社(4/9)」「安積国造神社(4/11)」「宮城縣護國神社(4/13)」「明治神宮(4/16)」

・寺は二寺。「西新井大師 總持寺(4/7)」「松月院(4/8)」

・教会はゼロカ所。
・史跡は五カ所。「C60 1 蒸気機関車(4/13)」「伊達政宗公胸像(4/13)」「林子平記念碑(4/13)」「仙台藩御用酒発祥の地(4/13)」「伊達政宗公騎馬像(4/13)」

・博物館は二カ所「小田原市郷土文化館(4/1)」「明治神宮ミュージアム(4/16)」。
・遺跡は一カ所。「仙台郡山官衙遺跡群 郡山官衙遺跡 郡山廃寺(4/13)」。
・城は四城。「小田原城(4/1)」「赤塚城本丸趾(4/8)」「津久井城址(4/9)」「仙台城跡(4/13)」

・灯台はゼロカ所。
・動物園はゼロか所。
・水族館はゼロか所。
・土木遺産はゼロか所。
・マンホールカードは二枚。「福島県福島市(4/12)」「宮城県仙台市(4/13)」
・果物狩りはゼロか所。
・ダムはゼロカ所。
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。


私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月も仕事にからめてですが、バラエティ豊かな移動ができました。この地球にはまだまだ無限に行くべき場所があります。
少しでもこうした場所を訪れてから死にたい。私の人生の残り時間のなかでどこまでの旅ができるか。


加齢によって日々、気力は減退していきます。人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選びます。私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。一昨年の秋にはハイキングのつもりが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。


死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。


今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す。だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもらず、一人でも旅を敢行したいと思います。
もちろん、一昨年の秋に遭難した経験は忘れてはなりません。命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もせず命を枯らすよりはましです。
家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。


そう思い、訪れた場所で心の赴くままに俳句を詠んでいます。今月は俳句を20句。短歌を1首。いずれもツイートまとめに載せています。


一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月もコロナと共存しつつ、自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。


2023年4月のまとめ(法人)


令和五年四月。

ChatGPTをはじめとした人工知能の勢いはとどまるところを見せません。竹林の筍のように毎日どこかでサービスが誕生し、告知記事がアップされています。
弊社も先月からGPT-4は有料で契約し、色々と試しています。
その可能性はビジネスを変革するでしょう。

先月の時点では、まだ人工知能の多くはプログラムそのものの実行までは行いませんでした。が、今月に登場したAuto-GPTは人工知能が判断して適切に処理を実行します。ついに実行の聖域すらも人工知能が浸食を始めました。
今後、ありとあらゆる業界が人工知能を使った業務に置き換わることはもう間違いないところです。

弊社の属するIT業界はまさにこの波の最前線にいます。
IT業界は人工知能が真っ先に変革すべき場所であり、業界に携わるものにとって業務の変革は必須です。うかうかしているとこの波に飲み込まれてしまいます。
既存のやり方にしがみつくことはあってはならないでしょう。むしろ、この流れをうまく乗りこなせばチャンスにもなります。

今月も弊社は案件の引き合いをいくつもいただけました。ありがたいことです。
きちんとそれらの案件をこなしつつ、4月からの新年度をどう経営してくか。今月は気合を入れて臨みました。

今まで想像もしていなかった売上高を達成した前期。
ですが、それはもう終わったことです。むしろ、前期に出た課題を体制や教育や研修にどう生かすか。そこが重要です。
売り上げに油断したら足をすくわれます。
特に今月からはメンバーを一気に増やしたのですから。

今月は常駐案件の体制が変わったこともあり、代表のリソースの多くをその案件につぎ込みました。ほかにも新メンバーのフォローなども。諸作業に追われた月でした。
継続的な案件が増え、経営が安定する方向は固まってきました。安定させつつ、特定のお客様に依存しない。多様な案件を少しでも速くこなしていけるよう、教育や研修の方法を模索したいと思います。

達成度6割。達成感7割。満足感5割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 四月度の売上は目標を上回りました。

今月は弊社にとって年度初めの月でもあります。
今年の初めから始まった大きな継続案件がいくつか。そして昨年春から関わらせていただいている案件も4月は体制を増強してもらいました。
それもあって、弊社は安定的な売上を確保できています。これも皆様のおかげです。感謝しています。

今月は新メンバーも加入し、総務や人事や経理作業が大幅に増えました。
また、今期から登記住所も変更しました。ですが、まだ登記手続きは完了していません。ようやく町田から転出する部分が終わったところ。この手続きが遅れたことに表れているとおり、まだまだ総務・経理の新メンバーは完全に独り立ちできていません。でも、頑張って業務を遂行しようとしてくれていることは確か。拙速に結果を求めず、見守りたいと思います。
今月からは弊社の仕組みや手続きにもいくつか手を加えました。勤怠報告など。
常に変化する組織に適した運営を追究していきたいと考えています。
今月から定例会議は毎回オフラインで集まってもらい、打ち合わせを何度も積み重ねながらチームとしての一体感を醸成させようと工夫を重ねています。

弊社メンバーも努力し、成長する姿を見せてくれています。メンバーもそれぞれ、会社や自分のこれからを考え、頑張って進めようとしている姿は頼もしい。
それぞれ自分なりのやり方で成長を見せてくれていることに安堵を覚えます。

勤怠管理、案件管理、進捗管理、就業規則、賃金規則、リモートワーク規則や副業規則も運用に乗せました。
その一方、代表が忙しかったため、評価制度については実際の評価にまで踏み込めていないのが残念です。

メンバーの開発スキルも確実に上がっています。が、それ以上に案件の量が急激に増えています。
人工知能やkintoneの様々なプラグインサービスを活用しつつ、自社としての存在価値も作っていかなければなりません。
kintone開発だけを武器として世の中を渡っていくことはあまりにもリスキーです。そのため、各種SaaS/PaaS連携の実装は引き続き追及していく必要がありますし、ウェブシステムとの連携も努力が必要です。

前期は売り上げの面では過去最高に達しました。今年の一月の売り上げは弊社として新たな地平に達しました。
が、その状況に甘えてはなりません。
弊社メンバーのそれぞれを必ず独り立ちできるレベルにまで引き上げたいと思います。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・一日付で、新メンバーが四人参画しました。内訳は正社員一名。有期雇用社員三名。有期雇用メンバーもゆくゆく正社員登用を想定しています(4/1)。
・登記住所を町田市から東京都中央区銀座に移しました(ただし登記手続きは町田市からの転出のみ受領)(4/1)。
・勤怠管理をGoogle CalendarからTimeCardに変更しました(4/1)
・代表がkintone Café 神奈川 Vol.14に参加・登壇しました。その場で弊社新メンバーが二人Lightning Talkを担当しました(4/1)。
・新メンバーも含めた週次定例ミーティングをオンライン(9名)で行いました(4/3)。
・代表が運営メンバーに入っているkintone Café 山梨のキックオフミーティングを行いました(4/7)。
・週次定例ミーティングをオフライン町田市某所(4名)、オンライン(5名)で行いました(4/10)。
・代表がkintone hive Sendaiに参加しました(4/13)。
・週次定例ミーティングをオフライン町田市某所(5名)、オンライン(3名)で行いました(4/17)。
・東京都中小企業振興公社様のヒアリングをサテライトオフィスで受けました(4/19)。
・トヨクモ様にて代表が動画収録に参加しました(4/19)。
・弊社新メンバーがGrapeCity様のイベント「Ship」に参加しました(4/21)。
・代表および新メンバー二名がジョイゾー様のスナックジョイゾーに参加しました。代表はスナックジョイゾーの年間パスポートを初利用です(4/21)。
・代表がkintone Café Metaverse vol.3に参加しました(4/22)。
・週次定例ミーティングをオフライン川崎市多摩区某所(6名)、オンライン(2名)で行いました(4/24)。
・サテライトオフィスにkintoneコミュニティ界隈でよく知られた二河様をお招きして懇談しました(4/24)。
・その他、まだ発表できないいくつかの参加やトピックが今月はありました。また、時期をみて発表します。


実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間で機密保持契約を締結しました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、Cybozu DaysやCybozu Circusなどのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いが依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげる。

パートナーとの関係性もいくつか見直すきっかけがありました。
そのきっかけは幸せな話もあれば、後ろ向きの話題からも生まれています。
パートナーとの関係にはリスクがあります。そのリスクを踏まえ、外注費をどこまで使うかは考えていかなければ。
外注先に依存することはせず、さりとて弊社内に人員を抱えては人件費がかさんで経営が傾いてしまう。
このバランスはとても難しく、試行錯誤の毎日です。これからもバランスをとりながら経営を行います。

弊社だけの考えるのではなく、同時にパートナー企業様の経営の安定にも気を配る必要があります。その意味では今月から既存の案件に常駐で加わってもらったことで弊社とパートナー企業にとってはよい選択ができたと思っています。


§ 開発案件 今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。
今月も今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。
今月もまた新たな案件のキックオフがいくつもありました。作業を開始し、取り組んでいます。

今、弊社が取り扱っているシステムはkintoneを筆頭に無数のSaaS/PaaSです。それらをつなぎ、お客様に価値を提供しています。
今、動いている実装案件が40件強。
経営リスクを抑えるため、かなりの数の案件を分散させています。それらをどのようにこなしていくか。それが今の課題です。

ただ、今月からメンバーが増えたとはいえ、常駐案件も一つ発生しました。昨年までは半常駐だったのですが、弊社の働きぶりをご評価いただいたこともあり、私からの人数増強の提案が通った形です。
そのお客様の新体制を軌道に乗せる必要があるので、代表が足しげく通いました。その結果、契約上は20日稼働ですが、32日稼働となりました。もっともそこも含めてお客様の会議室を借りてかなり外部の方と打ち合わせを行ったのですが。

正直、弊社の体制を考えると案件が多すぎることは認めます。なんとかギリギリでバランスを保ちながら作業を行っているのが実情です。
うちの新メンバーからも悲鳴や助けが聞こえてきました。
難易度が高い案件、簡単な案件。それと常駐案件。経営の安定とリスク回避の合わせ技で、何とかやりくりを続けています。

そのためには生産性の向上と開発のためのドキュメント・仕組み・体制の拡充です。
が、まだまだ弊社の開発環境やソース管理、教育や研修には課題が必要です。それらを点検すると、弊社内の開発ガイドラインの不備が見えてきました。
それらについては五月の連休中に取り組むつもりです。

まずは足元を固めなければ。

来月も、引き続き弊社メンバーの教育とスキルアップに注力していきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

少しずつ状況は改善に向かいつつあります。
その流れを加速するため、今月より弊社に代表の長女に正式に加わってもらい、人事・総務・経理の作業を任せています。

経費もほぼ毎月計算できる体制とこうした作業を代表から引きはがすことで、少しずつ弊社も基盤が整いつつあります。


§ 社内体制 一昨年(2021年)の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。それを以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、考え方の軸はぶれていません。

2021年の師走より、東京都中小企業振興公社の方に人財制度についてのアドバイスを受けています。
そのアドバイザーの方から作成するようにと指示された、5年後の弊社を見据えたビジョンや課題の解決策は、上記の各理念をより細かく詰めたものです。文章や財務上の数値、目標の形で具体的に表しています。

その課題に基づき、人事方針、評価制度や給与テーブルなど、この正月に集中的に組み立てました。
1月末から3月にかけ、四回ほど社労士の先生の下を代表と代表の長女と二人で訪問し、今月になって就業規則・賃金規定を改定し、リモートワーク規定・副業規定が定まりました。

各メンバーにはそれぞれの案件や役割を理解してもらい、案件で困った際は教え合い、助け合いながら実装を進められるような体制。
今月はこの文化醸成に力を注ぎました。助け合いの文化はできていますが、これをさらに推し進める必要があると感じています。
ゆくゆくのCybozu Daysのようなイベントでは役割を超えて協力するようなチームを目指します。
また、弊社独自のコミュニティイベントの構築も検討しています。今月もそうした案件が動き始めています。
その意味でも、4/1に行われたkintone Café 神奈川で弊社の新メンバー二人がいきなり初日にLightning Talkで登壇したことは、私の中でトピックでした。

リモートメンバーも二人参画し、新メンバーも入った今だからこそ、こうした組織づくりへの取り組みを欠かさずにやってこうと思います。
開発の効率化、リモートワークの効率化など、まだまだやるべきことがあります。
チーム構築に舵を切った弊社が、協力しながら案件をこなし、この世の中を乗り切るために、協力すべき点は多いはず。

連休中に構想を練ろうと思います。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約18回です。オンライン商談はざっと数えたところ約56回ほどです。
今月、頂戴した名刺は20枚です。

今月は初日からkintone Café 神奈川 Vol.14を小田原で開催し(4/1)、名古屋や高知など各地からの来場者や登壇者に恵まれました。
素晴らしい春の日和に恵まれ、桜で満開の小田原城がイベントを祝福しているかのようでした。スタッフにもめでたい話があり、弊社のメンバーも入社したその日に登壇してもらったことで、人脈を広げてくれたように思います。


今月のもう一つのメインはkintone hive Sendaiの参加です(4/13)。地方のkintone hiveには初めての参加です。
この時は郡山でもご縁と商談の機会をいただき、米沢でも商談してからの仙台入りでした。とても素晴らしい旅の最後はkintone hive Sendaiの熱気でした。
とても素晴らしいご縁をいただいた東北の旅でした。


また、スナックジョイゾーにも若手メンバー二人と参加しました(4/21)。私がいなくても二人でそれぞれ参加できるぐらいにはなじんでくれたようでよかったです。
そのうちの一人はその直前に行われたShipのイベントにも参加し、人脈を加えてくれていたようです。
代表以外に、そうした外とのつながりを構築できるメンバーが入ってくれたのは大きいです。

今月は昨年春から半常駐で参画しているお客様の役員や本部長やGMなどが主席を設けてくださいました(4/14)。
今年から新たな体制で増員のお願いも容れてくださり、酒席まで。ありがたいです。

皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。kintone Café 神奈川 Vol.14(4/1)。kintone hive Sendai(4/13)。Ship(4/21)。スナックジョイゾー(4/21)。kintone Café Metaverse Vol.3(4/22)。

今月もこうした対外活動を通し、人脈を増やすこととあわせ、弊社の認知度を広げられたように思います。
それによってさらに忙しくなったことも事実ですが、こうした活動を通して営業に繋がっていくため、今後も続けていこうと思います。

来月以降もいろいろな予定が控えています。

私も先月からマスクを外しています。コロナの脅威は去り、リアルのイベントも増えつつあります。
また皆様と交流を深めたいと思っています。
まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。



§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本(
Winny
)。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは4本(
登記住所及びロゴ変更のお知らせ
kintone Café 神奈川 Vol.14を開催・登壇しました
kintone hive sendaiに参加しました
kintone Café Metaverseに参加&登壇しました。
) 。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

3月30日 3月30日 シンギュラリティへの対応
3月31日 3月31日 第八期を終えて感じた感謝
4月3日 4月3日 今期はコミュニティがテーマ
4月4日 4月4日 入社日に登壇を指示した狙い
4月5日 4月5日  AI、DX、UXの時代も人が要
4月6日 4月6日 プログラム内の著作権に注意
4月7日 4月7日 著名人の訃報に自らの余命を
4月10日 4月10日 Winnyが残した教訓とは
4月11日 4月11日 政治を志す人関心を持つ人
4月12日 4月12日 地方とのご縁は長く続けて
4月13日 4月13日 要件定義のジレンマに悩む
4月14日 4月14日 業務改善の事例を学ぶには
4月17日 4月17日 観光業でも変わらなくては
4月18日 4月18日 日本的組織とデジタル相性
4月19日 4月19日 基礎力があってのAIの活用
4月20日 4月20日 技術者不足に甘えるなかれ
4月21日 4月21日 GitHub Copilotが来たよ
4月24日 4月24日 イベントの参加が即ち営業
4月25日 4月25日 メタバースはまだ来るはず
4月26日 4月26日 芦屋市は私の仕事の原点

§ 年表

・四月お仕事

Tully’s Coffee、旧三福コワーキング(kintone Café 神奈川)、地酒とうまいもの 金時、らあめん花月嵐、二俣川で商談・作業×13、ココデンタルクリニック、ロイヤルホスト、竹の塚で商談、デニーズ、マクドナルド、町田で集合作業×3郡山で商談、板前料理 膳、ミスタードーナツ 福島駅前ショップ、米沢で商談、居酒屋ゆあーず、ホテル ルートイン 仙台長町インター、仙台PIT、長町駅前プラザ、杜のテラス 2nd、Starbucks、EKITERIA PRONTOで打ち合わせ×3、トヨクモ、スナック・ジョイゾー、町田市立中央図書館、登戸で集合作業、ハマッ子直売所 メルカートかながわ店、Quattro Cuori ボーノ相模大野店、富士通川崎スタジアム、アクアビット サテライトオフィス×3

§ ツイートまとめ
・四月ツイート

https://togetter.com/li/2135749


kintone Café Metaverseに参加&登壇しました。


4/22に行われたkintone Café Metaverse Vol.3に参加と登壇を果たしました。
本稿ではそこで感じたことを書いています。

私はkintone Café Metaverseには準備の段階から参加しています。
Vol.1では登壇を、Vol.2にも参加しました。
告知サイト

今のメタバースは決して栄えてはいません。むしろ、一度もてはやされただけに、斜陽ワードに貶められてしまった感すらあります。
ですが、決してメタバースはオワコンではないと思うのです。

その理由は、私たちは仮想空間での活動にまだ慣れていないからです。そして、仮想空間内にあるはずの可能性のすべてに気づけていないからです。
まだ知らないものに対してオワコンのレッテルを貼り付けるのはいかがなものか。

可能性を知るためには、メタバースに没入する体験が必要です。ですが、そのためのゴーグル(Oculus Quest 2)が使いにくいのは確か。これは重大な課題です。
私はメガネを着用しています。そのため、別途購入したアタッチメントレンズをOculus Quest 2にはめた上で使用しています。ですが、このレンズの度が後頭部のバンドの調節となかなか合わず、それが私にストレスを与えています。
そのため、私は仕事でOculus Questを使う事がほぼありません。

私はそれでも、メタバースを始めとした仮想空間に今のうちに慣れておくべきと考えています。メタバースがその入門にふさわしいことも。

今回のkintone Café Metaverse Vol.3、私の登壇タイトルは「新入社員の提案ロープレ(仮」です。
ロープレ、つまりロールプレイングは提案や商談を事前に通して行っておく練習です。人と話す職種には欠かせません。
普通、ロープレは社内のどこかを使い、対面形式で実施します。メンターや上司を前にして。その際、関係性はあくまでも内輪にとどまります。実際の提案に即した形式をなぞったとしても、なれ 合いの感覚はどこかに残ってしまいます。
では、ZoomやGoogle meetやmeet-inなどのオンラインミーティングツールを使ったロープレはどうでしょう。それもしぐさや視点や振る舞いなどの言語にできない情報、しかもそれらの情報は商談の中で重要であるにもかかわらずオンラインツールでは取りこぼしてしまいます。つまり、ロープレの効果は失われます。
いうまでもありませんが、ただ台本を暗記して読むだけの営みはロープレではありません。

今回、kintone Café Metaverse Vol.3では、登壇席に移動し、そこから着席している皆さんに向けてkintoneの提案を行ってみました。そうやって話したことで、メタバース内でkintone提案を行う貴重な経験が私の中に蓄積されました。
そこでの学びとは、メタバースはリアルの場の内輪感を払拭し、なおかつ平板になりがちなオンラインミーティングツールの欠点を補うことができることです。
何よりも、臨場感こそがメタバースの最大の強みです。反応を受けつつ、その場で適した提案を行う練習ができました。

ただし、メタバースはアバターの表情がまだ未熟です。壇上からの距離があるように表現されるため、アバターの表情、つまり相手の反応がうまく見えません。
そうした欠点はありますが、それを踏まえても手ごたえはありました。それは私にメタバースの可能性を見せてくれました。

先日、今回の登壇を契機に「メタバースはまだ来るはず」というタイトルでnoteにも似たようなことを書きました。

今回は毛海さんに司会進行役を担っていただきました。

私の登壇の後は、
藤村さんによる「kintoneでマニュアルってどう実装する?」です。

kintoneのマニュアル実装は皆さん共通の悩みです。弊社でも同じ。
メタバースだからこその広々として空間を利用したマニュアルが作れれば、根本からの改善ができそうに思います。

ディスカッションの場でも、有意義なマニュアル作成のノウハウが出ていました。

渋屋さんの「左脳と右脳からの学び」は、まさに私の気性にあっていました。

なぜ私がkintoneにこれほどはまったか。
それは、設計をきっちりしてから実装する今までのシステム開発「知る→分かる→できる」に飽き足らないものを感じていたからです。
ですが、kintoneはまずアプリを作る「やる→できる」を実現できます。これに可能性を感じたのです。それを右脳と左脳の違いから語った渋屋さんの登壇は、まさにメタバースも考える前にやることを示しています。

続いての三浦さんの「どうやって進める?kintone開発!!」も、仕様書という意味で可能性を感じさせる内容でした。
藤村さんの登壇と同じく、メタバースの広々とした空間を使い、自在に仕様書を作成する。どれほど複雑なアプリ間の連携も、メタバースなら広く使えるはず。

ディスカッションの場でも、有意義な仕様書の作成ノウハウや統制・アプリ運用のノウハウが提案されていました。
私からもアプリ運用の実例をお伝えしました。

毛海さんの「メタバースはリモートワーク苦手マネージャを救えるか?」は、
Zoomなどの既存のリモートワークツールが抱える問題点がわかりやすく示され、
それを救う可能性としてのメタバースに触れておられました。

仕事とはコミュニケーションに尽きます。それをメタバースの臨場感が実現できれば、メタバースは広がるはずだと思います。

近い将来、仮想空間での商談やエンターテインメントは当たり前になるはずです。それは間違いないと思います。
それを担うのはあるいはメタ社のメタバースではないのかもしれません。新しい会社が発表する革新的な次世代のデバイス。
あと数年もすれば出てくると思うのです。いや、すでに出ています。
簡単にメガネのように装着するだけで、VRの世界が体験できるデバイスが。そのデバイスの値段をさらに下げ、人々が手に取りやすくする。
その時、メタバース内での商談や提案やセミナーはより一般的になるでしょう。まさに今回のkintone Café Metaverseのようなイベントも。

インターネットが世の中に広まり始めた当初、ブラウザーとはネットスケープ・ナビゲーターを指していました。が、今やそれは失われました。今やネットスケープ・ナビゲーターを追いやったインターネット・エクスプローラーでさえも消え去りました。
別の会社がより優れたブラウザーを出し、技術は進歩しました。そして今、インターネットは今や社会にとって当たり前のインフラに成長しました。

あるいはメタバースもネットスケープ・ナビゲーターと同じ道をたどるのかもしれません。
ですが、ネットスケープ・ナビゲーターの功績は否定されません。当時、ネットスケープ・ナビゲーターを通してインターネットの世界にいち早く触れた人々がインターネットを武器とし、商売として成功しました。私たちはその歴史をよく知っています。メタバースも同じ。仮にメタバースが廃れたとしても別の会社がより優れたデバイスと仮想空間のプラットフォームを作り上げるはずです。
ただ、そうなってもメタバースで培った経験は無駄にならないはずです。おそらくメタバースの世界データも引き継がれ、育っていくはずです。
今のOculus Quest 2から次のデバイスに変わった瞬間、何かとんでもないことが起きるような気がしてなりません。

私は仮想空間の入門としてメタバースは存在価値があるとみています。まだメタバースも捨てたものではないのです。
では、メタバースの可能性をもう一度世の中にアピールするためには何が必要なのでしょうか。

まず、今のメタバースはエンターテインメントに偏りすぎているように思えます。
確かにビデオデッキやパソコンやインターネットはアダルト業界から普及しました。メタバースでも同じ成功体験をなぞろうとしているのでしょう。
でも、もう世の中に似たような娯楽は掃いて捨てるほどあります。今はビデオやインターネットの黎明期ではありません。娯楽で訴求しようとしても無理だと思います。


それよりも仕事やビジネスユースに振った方が仮想空間はニーズがあるはず。
コロナをとおしてリモートワークの光と影、浸透と課題があらわになった今だからこそ。
あたかも、そこに人がいるかのような臨場感のもとで仕事ができる可能性。しかも、通勤の手間やストレスから皆が解放され、オンラインミーティングツールの平板な関係性で疎外感を覚えず仕事ができる環境。
その実現にはもう少しかかるでしょう。が、わざわざラッシュアワーに巻き込まれる必要がありません。しかも上司の承認欲求を満たしながら同じフロアで作業をする感覚をメタバースが与えてくれれば、いうことはありません。

その可能性を世の中の人々にあまねく広める。そのためにメタバースの体験の機会がもっとあればよいのに、と思います。
このままでは、メタバース勃興期のサービスの一つとして後世から振り返られるだけの存在になってしまいかねません。
私もkintone Café Metaverseにはなるべく出て、自分の中の可能性をより広めたいと思います。

そのためにはメタバース内で使えるキーボードや、メタバース内からツイートできるようなスキルを磨かなければ。
まずは今回ご参加してくださった皆様、ありがとうございました。


kintone hive sendaiに参加しました


4/13に仙台PITにて行われたkintone hive sendaiに参加しました。

私にとって、初めてのkintone hiveへの現地参戦。
それまで、私にとってのkintone hiveといえば、幕張メッセで行われるCybozu Daysの中で開かれるkintone AWARDでした。

各地のkintone hiveで選ばれた方によるえりすぐりの大会。毎年そのレベルの高さは知っていました。
ところが、ここ三年、私はkintone AWARDをよくみられていません。それは、Cybozu Daysでブースを出展するようになり、ブースの対応で見られなくなったからです。

そんな私が初めて予選であるkintone hiveを観戦したのは昨年。kintone hive tokyoでした。
今、ジョイゾー社にいらっしゃる根崎さんが感動的な登壇を成し遂げた日とした記憶にも鮮やかです。
他の登壇者のレベルも高い。
そこで気付かされたのは、幕張のkintone AWARDだけでなく、各地で行われるkintone hiveも見なければ、ということです。

そこで今年は、kintone hive sendaiに合わせて東北からの複数のご縁を調整しました。
前々日には郡山市で。そして前日は米沢市で商談。その流れで最終日には仙台市で。kintone hive sendaiに参加できることになったのです。
それまでの二日間、頭の中はkintoneにどっぷりつかっていました。そして、会場の仙台PITの熱気や雰囲気は、kintoneにまみれた頭をさらに活性化させてくれました。


プライベートでライブハウスには何度も行ったことがあります。が、kintone hiveのようなIT系イベントてライブハウスに来るのは初めて。
会場の雰囲気はまさにライブ。心は湧き立つ一方。
やはり来て良かったと思わされました。

冒頭に登場したサイボウズ東北支社の田澤さんの話もバッチリ。メリハリの利いた話は、盛り上げ方を指南しつつ、会場の気持ちを高め、ライブ感をさらに盛り上げる名MCです。


一人目の登壇者は株式会社グローバルフィールドの保坂 梨恵さん。インパクトのあるいでたちで登場。
少し緊張していらっしゃるようですが、それがまたライブ会場の良さです。緊張していらっしゃる様子は、ディスプレイを通して見ると気づきません。会場の肌感覚とでもいいましょうか。
慰謝料のかわりに会社を受けついだというくだりでは、聴衆の心も鮮やかにつかんでいらっしゃいました。

保坂さんの登壇は、kintoneの良いところ、つまり簡単にレポートが表示できる利点を活かしている点で分かりやすかったです。
kintoneに変えたことでご本人が出産された際も、数カ月の間、会社に一切出社せずに業務が回せたそうです。引き継いだ時は紙の山だった業務を解きほぐし。

その結果、社員の皆さんの仕事も週休2.5日で回せるようになったそうです。kintoneの導入効果をフルに享受していらっしゃいます。
同じ経営する身として、社長がいなくても会社が回る体制はまさに理想。

保坂さんの属しておられる業種は、弊社にとってもなじみのある業界です。
その観点から拝聴した保坂さんの登壇内容からは、お客様はどういうところをkintoneの価値として置かれているのかがわかり、とても参考になりました。

保坂さん、ありがとうございました!


続いては、旭川信用金庫 古田 真之さん。
なんとkintone hiveに信用金庫の方が登壇されるのは初めてだそう。
こちらも私にとってはとても興味深いお話でした。というのも、弊社でも今、まさに信用金庫さんに近しい案件を担当させていただいているからです。

どのようにセキュリティやコンプライアンス上の懸念を払拭し、未知のツールを導入するのか。
それをどのようにして稟議を通し、組織全体に広めていくのか。
私もその難しさを感じながら、日々の提案や作業を行っています。

実際、旭川信用金庫さんでも、一度は導入に挫折したそうです。
そこで終わらずに、再び細かいアプリの作成からやり直し、徐々に組織内部で認知度を高め、ついには、当初挫折したアプリの再構築に取り掛かってらっしゃる最中だそうです。
まさにkintoneの導入のお手本ともいうべき内容。
話の構成がきっちりしているところは信用金庫さんの堅確性を持たせつつ、合間に笑いを入れる構成も素晴らしい。


ここに書かれている通り、金融機関とクラウドデータの組み合わせは、今後、私たちとしてもさらに社会に向けて働きかけていかなければならない部分だと思っています。
今後、旭川信用金庫さんがどのように導入してゆくか。その行く末が楽しみでなりません。

古田さん、ありがとうございました!


続いては、株式会社ニイヤマハウス 長南 卓弥さんです。
こちら、今回の登壇された方の中では、もっとも技術者に寄った内容でした。何しろ、長南さんはもともとパチンコなどの遊技機のプログラミングを行っておられたそうです。

ゲーム業界出身である長南さんのプレゼンは、ドット絵をうまく取り入れつつ、動きがあってとてもわかりやすい内容でした。プレゼンの妙味を感じさせてくれました。
Google CalendarとExcelと紙と基幹システム。まさにkintoneに切り替えると効果が発揮しやすい取り合わせです。
長南さんが素晴らしいのは、プログラミングができるIT経験者でありながら、アナログでのコミュニケーションをおろそかにせず、根気よく導入に向けて努力されたところです。

その苦労が実り、kintoneの導入が軌道に乗り始めるとよくあること。それはポータルサイトが大渋滞する件です。
ポータルを整理してあげると、お客様の満足度があがる。私もそんな経験を何度もしてきています。
ところが、なかなかポータルサイトの整備に手が回らないのも事実。これは、デザインが苦手な私にとっても由々しき問題です。

長南さんのkintone portal desingerを使った改善は、このところkintone portal desingerを全然使っていなかった私にとって大いなる気づきを与えてくれました。
長南さん、ありがとうございました!


続いては、東北特殊鋼株式会社 桜井 利江さん/木田 司さんです。

kintone導入歴一年と一年半という二人の掛け合いは、先輩と後輩のほほえましい関係を思わせて楽しかったです。
私もまだ掛け合いプレゼンはやったことがありません。一度はやってみたいと思います。プレゼンに躍動感が出ますから。

さて、お二人の登壇の何が素晴らしかったって、こちらの会社様は社長様からの声掛けが絶妙だったことです。
トップが業務改善へのやる気を持ち、そこから社内にkintone喫茶を結成し、多様な立場で情報共有する体制を作った。


私の中で今回のkintone hiveで刺さった言葉は数多く挙げられます。その一つはこちらで紹介されていたkintone喫茶。もちろんkintone Caféを運営する身としては見逃せません。

kintone喫茶によって現場の中で情報共有の機運を高め、業務改善につなげる。
素晴らしいと感じたのは、kintoneから帳票を出せるようにした後、その内容をもとに現場からのフィードバックをもらい、リスクアセスメントの評価につなげたところです。
出した帳票をもとに、現場から安全性を高めるためのフィードバックを受け、それをアプリや帳票に反映する。まさにあるべき業務改善のスパイラルです。
安全は全てに優先される。この言葉はあらゆる業種に通じるはずです。kintoneは安全管理にも使えるよい事例でした。

社内をkintone 喫茶で改善した東北特殊鋼さんの事例は、kintone Café運営にとっても役立つことでしょう。

桜井さん、木田さん、ありがとうございました!


続いては、株式会社昇栄 山崎 梨英さんです。

プレゼンのタイトルを見た瞬間、私のボルテージは上がりました。
「ライトコースでどこまでできるか、基本機能の極限活用が生み出したものとは!?」
私が苦手意識を持っているのはライトコースです。苦手というより、手がけたことがない、というのが正解です。

何しろ、今まで自社や多くのお客様の環境でkintoneに触れてきましたが、ライトコースはまだ一度も使ったことがないのです。
先日に開催したkintone Café 神奈川でも懇親会でその話題が出て、次のお題はライトコースハックに決まりました。そのタイミングの良さもあって、山崎さんの登壇でボルテージが上がりました。

スタンダードコースに頼ってしまうのはシステム開発会社の弱み。
工夫次第では関数だけでやり切れる。

と言いつつ昇栄さんも、ついにスタンダードコースに舵を切られるそうです。
うーむ、私としては納得ができる結末。
ですが、ライトコースではやはり限界があるのか、という割り切れなさが残ります。

むしろライトコースを突き詰めて、そこからスタンダードコースに舵を切るのがkintoneを提案する身としては正しい在り方なのか。
そもそも、最初からスタンダードコースがありきで提案する弊社のやり方が正しいのか。
ライトコースを突き詰めたからこそ、スタンダードコースに上げる際に発生する費用を捻出するための不要な業務やサービスが抽出でき、社内の稟議も通りやすいのか。

私の中でもっとも考えさせられたのが山崎さんの登壇でした。
私もそうですから、山崎さんがkintoneを導入するにあたってのいきさつや苦労は皆さんにとって、興味津々のはず。

アンケートでもぜひkintone Café 神奈川で話してください、とむちゃぶりを書いてしまいました。
ぜひまた、お話を伺えればと思います。

山崎さん、ありがとうございました!


続いては有限会社光成工業 畠山 成光さんです。

それまでに五組の登壇を聞いて少々疲れ気味の観客に向かって、ハイテンションで登壇する畠山さん。「Let’s kinjoy!」の決めゼリフとポーズを武器に、会場の反応が薄くとも孤軍奮闘する姿に最初は若干の痛々しさを感じました。
が、それをものともせず、会場の空気を徐々に自分のものにしていく姿はまさにライブ!この会場の雰囲気が変わっていく熱が感じられるのがライブ会場の良さなのですね。これはオンラインでは体験できません。あらためて、来てよかったと思いました。
会場の聴衆を味方につけ、会場の雰囲気をライブで変えた畠山さんの打たれ強いメンタルとkintoneが大好きな熱量。
この熱さがあってこそ、光成工業さんは変わったのだと強く納得できました。そして、これは畠山さんが選ばれるのではないかと、登壇されている途中から感じました。

でも、聴衆の皆さんは決して畠山さんの「Let’s kinjoy!」の決めゼリフや熱量に幻惑されたわけではないのです。
実際、光成工業さんの取り組みは、参考になるべき点がとても多くありました。

まず、一部メンバーだけで動いて失敗した後、社長様から言われた「全員でやれ」の言葉。
早いうちから一部の方だけでやってしまい、実際に使う方に最後に伝えてしまうと、kintone導入は失敗はせずとも必ず苦労します。私も今までに何度か、失敗をやらかしたことがあります。

そして全員でやるようになってからの畠山さんの動きが素晴らしい。あさっての全体朝礼までに宣言するように、との指令を基に、告知動画を四人で作ってしまうのです。
しかもキックオフイベントではそれまで使っていた紙の日報の原本を現場のリーダーが破る姿を示す。その結果、日報のデジタルへの切り替えが一気に進んだそうです。


さらに、現場の年配の社員さんの声を生かした専用アプリ。これ、なかなかできるようでできないです。でも、それをやってしまったところが素晴らしい。
私たち導入側も、ここまで全ての社員さんを巻き込めた導入ができているのだろうか。すべての社員さんの声が聞けているのだろうか。プロジェクトメンバーだけで完結していないだろうか。
とても勉強になりました。

畠山さん、おめでとうございました!

東北・北海道地区代表には畠山さんが選ばれましたが、6組の皆さんの中で優劣があったのではなく、東北・北海道からの代表としてAWARDを勝ち取ってくれるのではないか、そんな期待があったからこその選出理由だったのでしょうね。


さて、投票結果の集計中は、サイボウズ東北支社の大越さんをファシリテーターとし、
社会保険労務士法人めぐみ事務所の原 和也さんと信幸プロテック株式会社村松 直子さんの鼎談です。
題して「スペシャルセッション「もっぺん、聞かせでけねが?おめほのきんとーん!」」

各お題が東北弁で書かれ、それを読み上げる大越さんの東北弁が流ちょうなのがよかった。

このマトリクスに出ているとおり、それぞれの導入経緯の違いが対比できているのがよかったです。

私も、こうと決めつけず、お客様の内部をよく把握し、お客様に適した提案をしていかなければ。学びが大きすぎます。

公平に。そして透明性をもって。
【kintoneは「楽しい」を大切に】 2023/4/13 kintone hive sendai2023 まとめ – Togetter


夜はアフターhive交流会。
今回、前日の米沢での商談に一緒にいった頼りになるパートナーさん二人と。


冒頭にすがわらさんと水沢さんによるhiveの振り返り。
この場で水沢さんからは弊社で副業も込みで働いていることをカミングアウトしていただきました。

今後とも東北を一緒に盛り上げていきましょう!

続いては、6班に分かれての業務改善ワーク。私もかつてこのワークはサイボウズさんのオフィスで取り組ませていただいたことがあります。それ以来、数年ぶりに模造紙と付箋とマーカーを駆使し、私の中で錆びついた学びを新たにしました。
私たちの班にいらっしゃった方がまさにkintone導入前。これからkintoneの社内提案に入られるそうです。同じ班の私たちにとってはkintone hiveで学んだ成果をお見せできる格好の場です。
学んですぐに実践。とても貴重な場となりました。

埼玉、東京、神奈川に帰らねばならない私たちは、二次会以降はご遠慮しました。
仙台駅から乗った新幹線では、今回のhiveでの学び。商談で出た課題やこれからの進め方など、存分に語り合えました。

商談をご一緒した郡山、米沢のみなさま。kintone hive sendaiの会場やアフターhive懇親会で出会った皆様、本当にありがとうございました!

そして充電器を託してしまった松井さん、次回どこかのhiveで必ずや!


kintone Café 神奈川 Vol.14を開催・登壇しました


4/1にkintone Café 神奈川を小田原で開催・登壇してきました。
告知ページ

今回もいつにも増して楽しいkintone Caféになりました。毎回開催するたびに、今回のkintone Caféは良かったと思えます。今回もそう。
参加してくださった皆さん、登壇者やスタッフの皆さんに感謝です。

年四回の開催を目標に、一昨年から心機一転したkintone café 神奈川。
一昨年は四回の開催を達成したものの、昨年の開催は三回に留まりました。案件などが重なり、年末に開催する余力が捻出できなかったのです。痛恨の極みでした。
そのため、今回の開催は、昨年九月に鎌倉で開催したSORACOM UGとの共催以来となりました。その際に次回は小田原でと決めていたので、初志貫徹できてよかったです。

今年に入ってからも開催に向けて弾みをつけようとしていた私。ただ、その思いだけが空回りしていました。
スプリングボードとなったのは、2/17にお招きいただいたスナックジョイゾーでした。
その場で、今回もスタッフとして大活躍して下さった藤村さんや、ジョイゾーにジョインされた根崎さんとお話ししたことで、まっさらな気持ちになり、開催に向けて一気にねじが巻かれました。

会場は、旧三福ビルヂング5階のイベントスペース(旧三福ビルヂングサイト)。小田原にあります。
このコワーキングスペースの存在を私が知ったのは1/15のこと。
弊社のサテライトオフィスを探しに真鶴を訪れた私は、その帰りに小田原で作業しようと場所を探しました。あわよくばkintone Café 神奈川の開催場所が見つかればよいな、と考えながら。

こちらのコワーキングスペースでは快調に仕事ができました。さらに、kintone Café 神奈川で使いたいことも話した上で5階のイベントスペースも見学させてもらいました。使える、と直感しました。
ビルの名前からも察せられるレトロな内装と外観も含め、小田原城に近いロケーションも含め、来場者の皆さんに気に入ってもらえるのでは、と。
実際に藤村さんにも事前に利用してもらい、私以外からのセカンドオピニオンもばっちり。

今回のテーマは「新年度」。当初は「新学期」でした。4/1開催なので。
私が3/11にkintone Café 帯広に参加した際、サイボウズのかんちゃんの登壇内容が新年度の準備をkintoneで準備するというものでした。
そこで、帰りの飛行機が羽田についてすぐ、スタッフの皆さんにテーマを募りました。そこで藤村さんからいただいた提案が「新学期」。まさに我が意を得た、とばかりに即決しました。
そのあと、皆さんの登壇内容から「新年度」の方がふさわしいと判断し、切り替えたのが経緯です。

さて、4/1の当日、開催を寿いでくれるかのように小田原は春麗らかでした。城は満開の桜で飾り付けられ、華やいでいます。まさにkintone Café日和。
今回のkintone Café 神奈川のために高知や名古屋、岐阜からも小田原まで足を運んでくださる方がいました。皆さんに旬の小田原がご披露できたのでは、と思います。

今回のお申し込みは、来場者が23人。オンライン参加は21人でした。スタッフによれば、オンライン参加者は一時30人に迫ったそうです。

会場は多少縦長なので、すでに会場のキャパシティとしては23人は限界です。
会場の設営をして、少しでも見やすくなるように皆さんであれこれと工夫しました。スクリーンに投影したプロジェクタの画像がよく映るよう、ガラスにヨガマットを貼り付けるなど。スタッフの皆さんの機転が光ります。

まずは山田さんからの発声でスタート。今回、山田さんは久しぶりに司会進行と動画編集を担ってくださいました。司会ぶりもだんだんとこなれてきていて頼もしい。
まずは藤村さんから「開会のご挨拶」を行っていただきました。
続いて山田さんによる「kintone Café について」を担ってもらいました。感謝です。
山田さんのブログ
山田さんと藤村さんが交互に導入部を担当してもらう形は、今後もkintone Café 神奈川のデフォルトになりそうな予感。

さて、スタートを飾ってくださるのはアントベアクリエイツの森田さんによる「ノーコードでシステムはつくれても、ノーコミュニケーションで作れるシステムはないよ!」です。森田さんは岐阜から来てもらいました。
今年の一月、私は名古屋のコラボスペースで催されたkintone Café 名古屋に参加しました。私とパートナー技術者とそして名古屋のお客様お二人もお招きして。
その時に運営側で携わっておられた森田さんの印象や今までのkintone エバンジェリスト同士の交流から、森田さんには私と似た匂いを感じ取っていました。

まさにそんな私の期待を裏切らない実のある内容でした。

コミュニケーション能力こそがこれからの技術者のキャリアを左右する。それは断言できます。
もう、コーディングやプログラムなどはノーコードツールや人工知能が代替してくれます。が、お客様の思いや実現したいビジネスフローを理解し、システムに落とし込む作業は、私たち技術者がまだ担えるはず。
その要点を理解しておられる森田さんが、私の意図をくみ取ってくださって話してくださったことに感嘆しました。さすがです。

Quality・・品質
Cost・・コスト
Delivery・・納期
これを重視することがシステム開発の三原則であることはもちろんです。それには技術力ではなく、コミュニケーション力が肝要なのです。

今回、弊社の新メンバーも二人参加してもらったのですが、何度も会場のメンバーを見てちゃんと森田さんの話を聞いているか確認したぐらいです。「ここ、テストにでるからね。ちゃんと聞いてね」というアレです。

森田さんありがとうございました!

続いては、私の番です。「新入社員の手続をkintoneで完結できるか妄想」。
今回、新年度というテーマが決まり、準備も進んでいました。が、私自身の登壇セッションの準備がまったく進んでいませんでした。

正直に言うと、前日の夜とkintone Café 当日の朝、そして会場についてからスライドの残りを仕上げました。
が、着想としては今回のテーマに即していたこと。そして、私自身が新メンバーの受け入れ準備に追われてスライドが準備できなかった、つまり、スライドに書くべき内容で忙殺されていたので、書くべき内容は明快でした。

そんな風に開き直って臨んだのがよかったのか、いつもの私の登壇に比べれば皆さんからの反応も良かったように思います。
私のスライドはこちらからご覧ください。

続いてはジョイゾー根崎さんによる「『新入社員は・・64歳のkintoneおばちゃん』64歳。孫2人。再雇用期間残り数か月。崖っぷちのおばちゃんが、kintoneに出会っての一発逆転劇。」です。

昨年のkintone hiveの関東大会で見事優勝し、幕張メッセで行われた本戦にも登場した根崎さん。そのあと、ジョイゾーさんにジョインされたいきさつは、最近の人材交流が盛んなkintone界を象徴するようです。
私は本選の根崎さんの登壇はブース対応で見られませんでした。が、関東大会の様子はネット上で拝見しており、とても深い感銘を受けました。
その中で話されていた77歳でも登壇したいという目標に私の77歳の母が連想しました。そして母にもっとkintoneを教えねばと思わされました。
根崎さんの登壇内容は、まさに感動を呼ぶ内容。私の登壇で若干緩んだタガを見事に締めなおしてくださりました。
会場の皆さんも聞き入っておられました。お見事!

上にも書いた通り、ジョイゾーにジョインした根崎さんとスナックジョイゾーで会話したことが今回のkintone Café 神奈川のきっかけです。
根崎さんとは事前に登壇内容を二回ほど打ち合わせました。大阪の天保山の真下からオンラインでつないだその直前、WBCのメキシコ戦で劇的な逆転があったこともあり、とても印象に残っています。
こういう人とのつながりこそがこれからの技術者のキャリアは重要なんです。もうディスプレイとにらめっこしていても、仕事は得られません。根崎さんの大逆転は、まさにその生きた事例です。

根崎さんには今後、神奈川のスタッフとしてもご活躍をお願いし、さらなるkintoneライフを送っていただければと考えています。

根崎さんありがとうございました!

さて、続いてはサティライズの石際さんによる「君はお化けkintoneを知っているか 知っておきたいアプリカスタマイズとのつきあいかた」。
石際さんとも1月のkintone Café 名古屋でお会いしました。その際、見事なkintoneハックを披露してくださり、私の度肝を抜いてくれました。
kintoneエバンジェリストの中でも屈指の技術強者だと思い、私淑しております。

今回も名古屋育ちの見事なお化けアプリをご披露くださいました。ひえー!alaSQL使ってらっしゃるのかな。作るのが大変そうです。
弊社の新メンバーにもお見せできたはず。こういうkintone山脈が遠方にはそびえているんやで、と。

石際さんの登壇内容で学ぶべきは、自分たちでそういうお化けを生み出さないために何をすべきか、ということです。
また、前任者(社)からそういうお化けkintoneを引き継いでしまった場合、どういう態度で臨めばよいかが示されていました。
kintoneはビジネス要件が複雑であれば、どうしてもカスタマイズが必要となります。
もちろん、お客様の業務を改善し、カスタマイズを減らしていくことが本来は理想です。
ですが、お客様の規模が大きい場合、業務を改善するための労力がカスタマイズの労力の数倍から十数倍になってしまうことも現実にありえます。
その時にいかにしてお化けを生み出さずに済むかではなく、お化けを可愛いと愛でつつ、うまく飼いならすすべを知っていれば、複雑なカスタマイズでも運用は可能なのです。

石際さんありがとうございました!

さて、続いては高知からの片岡幸人さんによる「新年度は地図を活用!?- kintone で Google Map -」です。
前回の鎌倉にも来てくださった幸人さんは、その時から次回が小田原であれば来ると言ってくださいました。
歴史好きで社会科教員の免許も持っておられる幸人さんであれば、北条五代の栄華から大久保氏の治世を経て今に伝わる小田原を愛でてくださるはず。
実際、前日から小田原にとまり、朝から桜満開の小田原城を散策されたそうです。

その通り、幸人さんの登壇内容は、歴史を愛好する私のハートを打ち抜いてくれました。
小田原攻めのあらゆる陣立ての座標をkintoneに登録し、それをgoogle mapに表示するという優れもの。
これは小田原で開催するkintone Caféならではの喜びですね。

各地でkintone Caféを開催するたびにその地の合戦場の情報をプロットし、日本中の合戦情報をkintoneで作り上げていく夢が広がります。
国土地理院の地図であれば等高線も見えますし、google mapの地形モードでも楽しめそう。

歴史とkintoneという新たな組み合わせの可能性が見えた内容でした。石垣山に行きたくなりました。私もこうした取り組みをしないと!

幸人さんありがとうございました!

さて、続いてはkintone Café 神奈川の重鎮であり、FACEBOOKグループ「kintone活用研究会」を主宰されている加藤さんによる「21世紀が来ました…アプリの新しい作り方」です。
加藤さんの登壇内容も楽しみにしていました。
必ずやChatGPTが登場するはず。一体、今のkintoneはどこまでChatGPTで構築できるのか。合間に試行している私にとっては興味津々の内容でした。

テーブル定義から適宜の修正を加え、データ型の指定まで。
その可能性を次々と見せてくださった加藤さんの登壇内容は、まさに現時点での最良のまとめです。
私にとって大いなる学びとなりました。
アプリビルダー助っ人君は欲しい!

新年度からkintoneに触る方にとっても、加藤さんの登壇内容はこういう構築手法が今後のkintoneでの主流になるよ、という良い学びになったのではないかと思います。
これはkintoneに限りません。テーブル定義はスクラッチ開発であっても必要です。モバイルアプリであっても。
そして、だからこそ、コミュニケーションが重要なんだよ、という冒頭の森田さんのセッションへと帰っていくわけです。PDCAサイクルここに完結。kintone Caféの一つの形として美しい終了でした。

加藤さんありがとうございました!

さて、ここからはLTタイム。

まずは田中さん。

田中さんは実はこの日が入社日。田中さんにはLTでよいから小田原に来て登壇してほしいとお願いしていました。
我ながら無茶ぶりだと思うし、主催者の権限を大幅に乱用していないかという懸念もありました。

ただ、それを承知できて登壇してほしいと思ったのは、田中さんのやる気も買ったうえで。
上にも書いた2/17のスナックジョイゾーに田中さんには来てもらいました。これから関わってもらうkintone界隈とは、ただプログラミングをして設計をすればよいのではないことを知ってほしかったので。こうしたコミュニティへの参加こそがこれからの技術者人生で肝なんだよ、と。
すると田中さんはその期待に応えてくれました。次にどこかでコミュニティがあれば参加して話すといってくれたのです。その場でスナックジョイゾーに参加されていた某社長様にお誘いされ、サイボウズの某執行役員の方と翌日の昼のみにも参加したそうです。期待できます。

それもあっての登壇です。緊張していたと思うし、ぎこちないことも承知です。が、ちゃんとLTをやり切ってくれました。うれしい!

田中さんありがとうございました!

続いてのLTは長井さん。

私の長女であり、田中さんと同じく本日が入社日。経理や総務や人事担当なので、本来ならばkintone Café に参加する義理も必要も薄い立場です。
ですが、入る会社がどんなことをやっているのか知ってもらうためにはぜひ登壇してほしかった。
本人にとっては、親であり経営者である私からの無茶ぶりに内心は「ええー?!」という感じだったでしょう。実際、前の晩まで資料が必要と伝えておらず、なおさら無茶ぶりの極致でした。
でもイラストレイターとして作っていたポートフォリオにはCybozu Days で弊社ブースのパネルを作ってくれた実績も載っていたし、テーマからは外れていないだろうと、そのポートフォリオで話してみ、と指示しました。

当日、うまく機器がつながらない危機にも見舞われました。が、機転を利かして参加者の方々が持ってきてくださったお菓子を食べて待っていてくださいと会場に呼びかけるなど、私の期待を大きく上回る発表だったと思います。

長井さんありがとうございました!

ここで司会進行の山田さんからは「これにてアクアビットの入社式を終わります」というナイスな合いの手が入りました。
私も二人に登壇をおねがいしておきながら、入社式という発想は全くなかったので、山田さんの機転に驚かされるとともに、今回が二人にとって社会人人生の門出やったんや、という重みを改めてかみしめました。責任は重い。

山田さんありがとうございました!

続いてのLTは、かのってぃさん。

kintone界隈に二年前、彗星のように現れ、コミュニティ強者としての名を高めつつあるかのってぃさん。
意外なことにLT登壇は初めてなのだとか。

リアルkintone Caféの参加も初めてという意外な事実。

でもそんなことを微塵も感じさせない緩急織り交ぜ、笑いとシリアスをちりばめた内容のLTはさすがとうならされました。
そうなんです。LTってこういう感じでいいんです。私も改めて学ばせていただいた気分です。

「kintoneも定期的に聞く話す学ぶ!」

これは、かのってぃさんの当日のまとめnote。
https://note.com/kano_tty/n/nbea1506db483

余談ですが、kintone Café 神奈川の翌週。ひょんな偶然で板橋区の成増でかのってぃさんと二人で主食を共にする機会がありました。
その時、kintone Caféのことも話題にでました。これがきっかけで今後もコミュニティ界隈でのかのってぃさんの活躍が見られそうです。とても喜ばしいですね。

かのってぃさんありがとうございました!

続いてのLTはなかじさん。

ご実家での農作業のお手伝いが早めに終わったそうで駆け付けてくださったなかじさん。
本来ならばkintoneエバンジェリストとしてセッションでお話しいただきたい方です。
短い準備時間の中で簡潔にkintone界隈に新たにかかわり始めた方が心得ておくとよいことをまとめてくださりました。

新しい『出会い』は
新しい『気づき』の
ボーナスタイム!

まさにこれです。こういうコミュニティの参加を義務と感じるのではなく、むしろ与えられたチャンス、ボーナスタイムとして取り組む心が重要なのです。

なかじさんはインターネットの接続が不安定で途切れた場合にも当意即妙に場をつなぐ技さえも披露してくださいました。
いろんな意味で学びになります。

なかじさんありがとうございました!

さて、LTの最後のトリを締めてくださるのは西舘さん。
「ノーコードが変えるエンジニアとビジネスの世界」
神奈川を拠点に配信や学生へのコミュニティ作り、イベントファシリテートなど多彩な活動をされている西舘さん。
私と出会ったのは2月の釧路です。CLS道東に登壇されていた西舘さんが神奈川を拠点とされていることを知り、いつかは登壇をお願いしようと思っていました。
まさかこんな早くにご縁が実現できるとは。
釧路のご縁を神奈川で開かせる。まさにコミュニティがつなぎ、広げるご縁の力です。

学生さんに対してのメンタリング的な活動もされている西舘さんにとって、新年度はまさに始まりの季節のはず。
幾多ものイベントに登壇されてきた西舘さんの喋りは、まさに新年度をテーマとしたkintone Café 神奈川 Vol.14のトリにふさわしい内容でした。

システム開発の民主化

AIやノーコードツールが広まった今でも、技術者として生き延びるための道筋を示してくださいました。
西舘さんありがとうございました!

実は今回の会場の参加者は西舘さんのほかにも道東でのご縁から参加してくださった方がいます。
釧路で初めて出会った原田さんや帯広で初めて出会った、はっしーさんなど。

こういう出会いやご縁がつながって、皆さんが楽しむ。そうありたいし、これからもそうなってほしいですね。

懇親会は先日、私が旧三福ビルヂングを訪れた後に一人で飲んだ金時さんの二階のお座敷にて。
みなさんとても楽しんで交流を深めていました。もちろん私も。
うちの新メンバーもかのってぃさんがいろんな方に紹介してくださいまして、こういう雰囲気を楽しんだようです。

二次会は夜の小田原城を散策し、夜桜の美しさに酔いしれました。
お店が閉まる時刻だったので、路上飲みしましたが、それもまた思い出。

これは当日の夜に森田さんが神速でまとめてくださったツイートまとめ
あまりにも楽しかったので帰りの新幹線の中かな?で作ってくださったそうです。

森田さんありがとうございました!

そしてスタッフとして機器設置や撮影などでとてもお世話になった渋屋さんからも、
早速ブログのアップが。

さらに数日後には山田さんから当日のZoomでの配信内容を編集し、早速YouTubeにアップしてくださいました。
山田さんありがとうございました!

皆さんの力添えがあっての今回のkintone Caféの成功です。
会場をお貸しくださった旧三福不動産の皆さんにも大いなる感謝を!

また、皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。

今回ご参加の皆様や、登壇された皆様、誠にありがとうございました!

次は箱根でお会いしましょう!


登記住所及びロゴ変更のお知らせ


この度弊社は、
新体制の発足にともない、
ロゴマークの刷新と登記住所の変更を行います。

まだまだ発展途上の弊社ゆえ、
至らないところもあります。

が、課題が山積みのわが国の中で、
弊社が少しでも社会に貢献できるよう、
努力してまいります。

引き続き皆様からの心のこもった厳しいご指導ならびにご支援を賜りたいと考えております。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。

変更期日:令和五年四月一日 2023/4/1
新登記住所:東京都中央区銀座6-6-1 銀座風月堂ビル5F (旧住所:町田市)
新ロゴ:


新体制:代表社員 長井 祥和
   :役員一名
   :正社員四名(五月より正社員雇用の方も含める)
   :契約社員二名
   :業務委託先数名および数社

法人番号:9012303000816
適格請求書発行事業者登録番号:T9012303000816
企業理念:
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

名刺も今後刷新してまいります。また既存の契約書についてもお手数ですが順次更新をお願いしていきます。
また、弊社は原則としてフルリモートワーク勤務を続けてまいります。

今後とも、ご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。


2023年3月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括
3月。
今月も仕事が忙しい月でした。が、合間に方々へ出かけました。
仕事で訪れたその一方で、今月は日光・千歳・帯広・南富良野・大樹に仕事で訪問しました。また、妻子や次女の彼氏も連れて大阪や山梨を旅しました。

仕事をしながら、旅をするノウハウが少しずつ私の中に溜まりつつあります。
ですが、それで満足はしません。私にとって、行きたい場所とやりたい事は無限にあるのですから。

どのようにすれば、仕事とやりたいことを両立させ、豊かな人生を送れるのか。
公私でさらなる努力が必要です。今の感じでは仕事に偏った人生になってしまう。
そうならないためにも工夫が必要です。

今月は北海道出張の中でメンバーのフォローとイベントの登壇、そしてお客様への訪問・ヒアリング・調査、さらに地元の方とのご縁を多数いただきつつ、旅も楽しむことができました。

ただし、順調に見えますが、執筆活動は低調にならざるを得ませんでした。
今月も先月に続いて本のレビューは一冊のみしか書けていません。アクアビット航海記は五ヶ月続けて書けていません。

何かをやると別の事ができなくなる。当たり前ですが、人に与えられた時間の少なさに身もだえします。
残された時間を少しでも有意義にしなければ、あっという間に死ぬ時を迎えてしまうでしょう。

今月はついにコロナが終息を迎え、マスクの着用が個人の判断にゆだねられたため、私は飛行機や電車やお客様先でも外しています。
とはいえ、国際関係のリスクや未知のパンデミックに襲われるかどうは分かりません。さらに、いつやってくるか分からぬ天災のリスクが私たちの生活を脅かし続けています。

生きていること、生かされていることのありがたみ。それを常に忘れぬようにしながら、充実した日々を送りたい。
皆さんと私の思いは同じです。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちの事をフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

今月は家族とは五回お出かけしました。妻とは一回、妻と長女とは八回、妻と次女とはゼロ回、長女と次女とはゼロ回。長女とは六回、次女とは一回。


§  月表

 ・三月お出かけ
サイゼリヤ、マクドナルド、EXCELSIOR CAFFé Barista、モスバーガー 鶴川店社労士様北海道どさんこプラザミスタードーナツ飲茶TERRACE 桃菜 鶴川店座間神社八景の棚Outback SteakhouseビナウォークStandard Products ビナウォーク海老名店、三省堂書店、上島珈琲店表門 (仁王門)日光東照宮御本社眠り猫坂下門奥宮御宝塔奥宮薬師堂 (鳴龍)日光二荒山神社日光山輪王寺 大猷院大猷院 皇嘉門(竜宮門)夜叉門大猷院 唐門二荒山神社 本殿日光二荒山神社道の駅 日光 日光街道ニコニコ本陣日光観光情報館、渡邊佐平商店、セブンイレブン 今市中央店ウエルシア日光今市店 (調剤薬局)麺屋 ようすけ、田島駅、Pasar蓮田Starbucks、長秀龍、青山霊園、斎藤茂吉の墓、大久保利通公墓、中村太郎の墓 大久保家・馬の墓、MILES Honda Cafe、薬師池公園 蓮園、CoCo壱番屋、EKITERIA PRONTO、空港第2ビル駅 (成田第2・第3ターミナル)、成田国際空港 (NRT)、第3ターミナル、第3ターミナル フードコート、新千歳空港 (CTS)、新千歳空港駅 (AP15)、ガスト 千歳店、千歳市水道局、南千歳駅 (H14)、十勝帯広 炉端の一心、煙陣、HOTEL & CAFE NUPKA、とかち観光情報センター、落合駅、幾寅駅、南ふらの物産センター、十勝平原SA (下り)、道の駅 おとふけ なつぞらのふる里、HOTEL & CAFE NUPKA、まさゆめ 駅前店、cafe &bar elf、どーも、HOTEL & CAFE NUPKA、帯広駅北多目的広場、セイコーマート 稲田南店、JA中札内村直売所、ジンギスカン白樺 帯広本店、ばんえい牧場十勝、とかち帯広空港 (OBO)、小麦の奴隷、道の駅 コスモール大樹、晩成温泉、HOTEL & CAFE NUPKA、ぶたどんのかしわ、HOTEL & CAFE NUPKA、インデアン まちなか店、LAND、帯広駅バスターミナル、とかち帯広空港 (OBO)、六花亭、東京国際空港 (羽田空港) (HND)、第1ターミナル、羽田空港第1・第2ターミナル駅 (KK17)、社労士様赤の広場広島ブランドショップ TAUおいしい山形プラザまるごと高知BARA cafe飲茶TERRACE 桃菜 鶴川店ケンタッキーフライドチキン相鉄ローゼン 薬師台店、アクアビット サテライトオフィス、築地ボンマルシェNEOPASA清水NEOPASA岡崎パンのトラENEOS宝塚ホテル、ヘアーサロンホープ、鶴橋風月キムチギャラリーコリアンタウン (御幸通商店街)御幸森第2公園韓国漬物専門店 山田商店LEE MART 大阪コリアタウン本店かごの屋甲子園店北港マリーナ御堂筋線 新大阪駅 (M13)、Tully’s Coffee、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン (USJ)ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッターディスカバリー・レストランバンデホテル天保山東、西宮神社、天保山大観覧車湾岸長島PA (上り)豊川信用金庫 いなり支店豊川稲荷 総門豊川稲荷 (妙厳寺) 本殿奥の院おきつね本舗おみやげのもりしたうな膳ENEOS 豊川インターTS遠州豊田PA (上り)つるとんたん Udon Noodle Brasserie、焼きあごラーメン 侍道、EKITERIA PRONTO、上野原駅EXPASA談合坂 (下り)いちご狩り園藤田大法師公園ローソン 富士川増穂インター店道の駅 富士川七賢 山梨銘醸甲州台ヶ原金精軒 台ヶ原本店サントリー白州蒸溜所道の駅 はくしゅうシャルマンワイン 江井ヶ嶋酒造山高神代ザクラ実相寺ほうとう不動 東恋路店、日高屋、ファーストキッチン・ウェンディーズ、東京法務局 町田出張所ハローワーク町田ボンヌール洋菓子店ルミネ町田ヴィレッジヴァンガードブックファーストPLAZA、法政大学アメリカンフットボール部様、青山霊園、薬師池公園蓮園、カレー饂飩 アツマル、AWS Loft Tokyo

・三月ツイート
https://togetter.com/li/2114009

§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かけたのは、今月は五回です。


まずは築地のボン・マルシェへ。妻の従兄が采配を振るっているこちらのお店で次女の彼氏と初めて対面しました(3/17)。
彼氏は航海士として世界の海をまたにかける韓国人です。今回は長い航海が終わったので、長期休暇を取り、愛する次女に会いに日本にやって来ました。
ボン・マルシェではお酒をたくさん振る舞っていただき、良い気分で娘の彼氏との時間を過ごしました。
家族のことや趣味の話で盛り上がりました。日本の酒文化がとても好きだという彼氏とはその部分で意気投合で来たように思います。
韓国と日本の関係などにも触れつつ、今後、ひょっとしたら次女と一生を添い遂げてくれるかもしれないと思って接しました。
私からは避けず、拒まず、ウェルカムの精神で接したつもりです。怪しげな英語と日本語を操りながら。
まずは順調かつ楽しいファースト・コンタクトとなりました。


翌日(3/18)、妻と長女と野乃花と凛とで関西までドライブをした私。


その翌日に鶴橋の風月で再び家族と次女の彼氏と合流。次女と彼氏は新幹線で遅れてやってきました(3/19)。
時間が少なくなったので、鶴橋を提案したところ、韓国人として日本のコリアタウンに興味があったのか、快諾してくれました。

ところがなぜか妻が選んだのが風月。なぜお好み焼き?と思ったのですが、彼氏は日本の粉もんも好きだったらしく、またまた楽しい時間が過ごせました。
さらにその近くにある生野コリアタウンへ。私も訪れたことがなかったここで、新大久保よりも賑やかに見える韓国の文化や文物に振れることができました。雑貨のお店や食品店や、キムチのお店など。

その日の夜は、西宮の実家に向かい、私の両親と弟にもうちの家族と彼氏を引き合わせました。
私の両親が孫、つまり私の娘たちに会うのは3年半ぶり。コロナがあって全然会えていなかったのですが、ようやく会えたことで私の両親もとても幸せそうでした。

今回の関西の旅は、両親と娘たちを合わせることが一番の目的だったので、まずはそれが果たせてよかったです。
コロナが世界を席巻している間に、母は二回ほど手術をし、父も。妻も手術をし、私は遭難して二回もコロナにかかって。娘たちも専門学校や高校を卒業し。
そういう日々を乗り越え、存命のまま会えたことに感謝です。

その日は次女と彼氏は北港マリーナのコテージで。妻と長女は新大阪のホテルで泊まるので、送っていきました。


その翌日は、ユニバーサルスタジオジャパンです(3/20)。ところが、ほぼ終日次女と彼氏は別行動でした。ま、それも当然なのですが。
家族が揃ったのはそろそろ帰ろうかという夜になってからのこと。
ユニバーサルスタジオジャパンから天保山近くのホテルに皆が泊まるので送っていきました。

ちなみに実家にはネコが二匹いて、うちの家族は私以外全員ネコアレルギーなので泊まれないのです。

さらに皆が東京に戻ってきたある日。私は仕事で疲れていましたが、夜になって、家族と彼氏とので銀座のつるとんたんでうどんを食べようという話になりました(3/23)。
私は疲れてぐったりしていたので、運転は妻に任せて。

銀座のつるとんたんでは美味しくてつい三玉うどんを平らげてしまいました。
帰りも次女の家によって帰ったのですが、私はその後ずっと寝てました。疲れて。

締めは山梨の旅です(3/26)。
この日は朝からあいにくの大雨でした。私と妻と長女は車で。そして次女と彼氏は家から。八王子で待ち合わせる予定でしたが、次女たちの出発が遅れ、上野原駅で待ち合わせることに。
いちご狩りを楽しもうと思い、大雨の中訪れたのが甲府市の藤田いちご園さん。予約せずにン向かったので、残念ながらいちご狩りは出来ませんでした。ところが、妻が藤田さんに掛け合って、予約無しでいちご狩りができる場所を聞いたところ、藤田さんも最近オープンしたいちご園を教えてくださいました。


向かったのが、富士川町の大法師公園です。ここのイチゴが大粒で、しかもとてもきれいでした。私は113粒を平らげ、お腹いっぱい。
そこから道の駅富士川町に立ち寄った後は、甲州台ケ原宿の七賢へ。日本酒も好きな次女の彼氏に飲ませてあげようと。妻や長女も美味しいと飲んでいて、彼氏のお父さんも日本酒が好きとのことでお土産に購入。わが家にも。

目の前に金精軒にも立ち寄ったあとは、ウイスキーが好きな彼氏のために白州蒸留所へ。あいにく、今は長期休暇のさなかで、見学はできませんでしたが、入り口に立つポットスチルや樽を見せてあげられました。
さらに、道の駅白州にも立ち寄った後、すぐそばにあるシャルマンワインのワイナリーへ。閉店間際だったためか、蔵やタンクなどの見学施設が入り放題で、色々と見て回ることができました。彼氏も喜んでくれました。ワインももちろん試飲。お土産も購入。


存分に楽しんだ最後は、家族がみんな大好きなほうとうを。しかも河口湖近くにあるほうとう不動東恋路店。20号線と中央道と137号線を越えて、白いドーム状の店舗がインパクトあるお店で山梨の誇る郷土料理であるほうとうを彼氏に体験させてあげました。

その後は中央道を新宿まで。次女の家に送り届けました。この日はずっとハンドルキーパ―に徹した私。もちろん、お土産のお酒はあとで楽しみます。これを書いている時点ではワインしか飲めていませんが。

なんにせよ、今月は家族で存分に旅を楽しめました。


§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で一度でかけました。

とはいえ、家の近所にあるケンタッキー・フライド・チキンでツイスターをかぶりつき、その後に家の近くのスーパーに寄った程度です(3/16)。
今月は家族とあちこちに出かけたので、妻と二人で出かける機会は逆にありませんでした。


§  妻と長女とのお出かけ 妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は八回ありました。

長女と二人で、社労士の先生の所にお話を伺いに行く際、妻も含めてモスバーガーでお昼を食べました(3/3)。
夜に帰ってきてから、家の近くに新しくできたすかいらーくグループの「桃菜」で飲茶を楽しみました。


その翌日は私のソウルメイトのご母堂が鎌倉彫の職人さんなのですが、座間神社で開催されたひな祭りの会場に展示物を出していたので、妻と娘を連れて伺いました(3/4)。
多分妻娘がお母さんにお会いするのは十数年ぶりのはず。
老いてますます矍鑠とされておられることに安心した一方で、職人の世界を生き抜いてきた母の厳しさを垣間見たひと時でした。


そのあと、近くの八景の棚に連れていき、夜はビナウォークのOutback Stakeでお肉を。おいしいお肉が食べられました。


さらにその次の日は、1月に家族で栃木を訪れた際に日光東照宮にぎりぎり入れずに妻を失望させたので、再び日光東照宮に向かいました(3/5)。
今回は入れました。日光東照宮はここしばらく工事中で入れずにいたので、奥宮まで行ったのは久しぶりのことです。
特に、鳴龍でガイドを務めていた僧の流暢な英語とスペイン語による解説にはしびれました。観光大国日本の可能性を見せてもらったような。


ところが、日光で妻と長女が花粉症の発作に見舞われてしまいました。
日光といえば杉並木。そしてこの日、スギ花粉が最盛期で、杉並木の葉の先にはまがまがしくさえ見える花が実っています。

そのあと花粉症の激烈な発作に悩まされながら、太猶院にはいって家光公のことをしのび、二荒山神社で参拝。
二荒山神社には長居できず、花粉症に追い立てられるように退散し、街中のドラッグストアで花粉症のアレルギー緩和薬を買い求めました。
それから、今市の道の駅で物産を買い求める間、私はすぐ近くにある渡邊佐平商店を訪問。日光誉などの銘柄を擁するこちらの酒蔵は、古き良き佇まいを残していて好感度もあがります。もちろんお土産も購入。

今市を出た私たちは、続いて佐野へ向かいました。麵屋ようすけさんで佐野ラーメンです。ここ、おいしかった!

さらに別のある日。また家族で桃菜で飲茶をいただきました(3/15)。

さて、関西への旅です。
上にも書いた通り、次女と彼氏は新幹線で関西に向かいますが、私たちは車で(3/18)。
出発が遅くなってしまったため、ほとんど一日を車の中かPA/SAで過ごす事態になりかねません。しかも道中は清水PAあたりまで強い雨に見舞われまして。
私としては、移動だけで一日が終わることに耐えられないので、清水から岡崎までは妻に運転してもらい、その前の週に行っていたkintone Café 帯広のレポートを書いてアップしました。
夜は宝塚ホテルで妻子を下ろし、私は実家へ。

その翌日(3/19)は、次女と彼氏を新大阪で迎える日。私はこの日は長女が看板のイラストを担当した園田のヘアーサロン ホープさんで頭をツーブロックに整えてもらっていました。
鶴橋で合流した後の動きは上に書いた通りです。夜、次女と彼氏をホテルまで送った後は、妻と長女を新大阪のホテルまで送りました

さらに皆でユニバーサルスタジオジャパンを訪れたのですが(3/20)、先に次女と彼氏は中に入り、私は正面入り口近くのタリーズコーヒーで弊社定例会議に参加していました。妻と長女も疲れからやってきたのは昼前。
ここから次女と彼氏に合流することなく、日中は妻と長女と三人で園内をくまなくめぐりました。5年ぶりの訪問だったので、見るものすべてが新しく、飽きません。
十分に楽しめました。

その翌日(3/21)、ホテル近くの海遊館に迎えに行った後、そこから東京に向かってドライブ開始。
途中、妻のたっての希望で豊川稲荷に立ち寄りました。
豊川稲荷は私にとっても思い出深く、妻と二人で訪れた福井の旅の帰りにとまった豊川のホテルでこのまま死んでしまうという想念に縛られてしまい、苦しんだ翌日に詣でた豊川稲荷で啓示をえて、経営に本腰を入れ始めた地です。
それ以来の訪問となる今回、境内を巡って狐の神様にお礼とこれからの飛躍を願いいました。

月末にも、長女と二人で官公庁を巡った後、町田で合流してビレッジヴァンガードの経営するハンバーガー屋さんで昼を一緒に食べ、買い物をしました(3/28)。

今月は妻と長女とも長い時間を過ごすことができました。


§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女との三人で出かける機会は一回もありませんでした。

次女は昨年末で就職したお店を辞め、今はアルバイトで飲食の仕事を続けています。
次女のことを本当に好いてくれている彼氏にも巡り合え、今は未来のことで頭がいっぱいのようです。

が、次女が持っている人間的魅力や能力は家庭に入ってしまってはもったいないと思っています。
家庭も大切にしつつ、何かに挑戦してほしいな、挑戦をやめないでほしいな、と思う父親です。


§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。


長女は4/1付けで雇用する予定で雇用契約書も渡しました。すでに社労士さんとの打ち合わせに四回出てもらっていますし、定例会議にも出席してもらっています。
今月末の入金処理も長女に引き継ぎました。その他、4月1日に向けたさまざまな作業をお願いしています。
コミュニケーションが苦手かと思いきや、定例会議の場でも発言するし、社労士さんとの打ち合わせの場でも発言するし、このところ急速にしっかりしてきたことに安心しています。
作業面でも頼りになりそうで安心しています。

社労士さんとの打ち合わせの帰り、有楽町の駅で降りて北海道どさんこプラザでコロッケを買って一緒に食べました(3/3)。最寄り駅でもミスタードーナツを一緒に。

別の社労士さとの打ち合わせの帰りは、銀座まで歩いていきました(3/15)。途中いくつかのアンテナショップに寄り、茨城のBARA Cafeで二人でしばしお茶を。

また、家族で向かった生野コリアタウンでは途中、二人だけで行動したり(3/19)。

月末には弊社の手続き系の作業を引き継ぐため、町田法務局、労働基準監督署、ハローワークに二人で訪問(3/28)。

次女とは彼氏も一緒に生野コリアタウンでキムチのお店で買い物を楽しみました。

次女もお金稼ぐために築地のボン・マルシェさんでアルバイトでキッチンやホールに立っているようです。
が、まだ昨年に無理をして体を壊した後遺症は残っているようで、親から見ても社会の厳しさを知り、学生時代の溌溂さを失ったように見えるのが気がかりです。
ユーモアや快活なコミュニケーションは失われていないので、いずれ本人の進む道を見つけてくれると信じていますが。

また、次女は私の判断でもう少し社会で仕事をしてもらうことが必要と思いました。本人もその意をも汲んでくれたのか、アルバイト先で一生懸命働いているようです。
彼氏とも今回初めて顔を合わせ、今までの彼氏の中では一番親としてはしっくり来ました。
どういう人生を選ぼうと、後悔はしないでほしいと願っています。

昨年末をもって私の中では子育ては終わったと思っています。娘たちにはそれぞれを一人の大人として対し、手助けができるところは私から手を差し伸べていこうと思います。

●私自身の三月(交友関係)

§  関西の交流関係 今月は、家族で三年数カ月ぶりに関西に帰りました。

上にも書いた通り、家族と次女の彼氏との行動でした。私の両親に娘たちを合わせてやれたのが今月のクライマックスの一つです。

本当は昨年秋に親友とカラオケを楽しんだお店に家族で連れて行ってやれれば良かったのですが、センバツが始まっていることから、西宮近辺の宿が軒並み取れませんでした。しかも、実家にはネコアレルギーで泊まれず。
さらにその友人もちょうど入れ替わるようにディズニーランドに来ていたため、会えずじまい。

その親友からは高校の同窓会が4/1にあるから来ないか、と誘われたのですが、4/1は私が小田原でイベントを主宰するため断念しました。
なかなかタイミングが合わないですが、また伺いたいと思っています。

その一方、2月のスナックジョイゾーで偶然一緒になったkintoneプレーヤーで同じ鳴尾高校の後輩から、イベントの登壇を頼まれました。6月に予定されているイベントですが、そういうご縁に恵まれたのも今月のトピックでした。


§  今月の交流 

今月は何といっても、帯広と大阪でしょうか。
昨年の秋に参加したCLS道東をきっかけにkintone Café 帯広をやろうと始まった今回のご縁。
紆余曲折はありましたが、十勝の大地の可能性を知ることができたのはとても収穫でした。
十勝の可能性を信じ、ここで活動される方々との交流。大樹町の晩成温泉にも伺ったのですが、ここはかの堀江氏が宇宙産業に賭けるため住民票を移し、街にはその影響下にあるお店がいくつかありました。
また、帯広ではkintone Café 帯広や懇親会で知り合った皆さんや、その数日後にとかちビジネスチャレンジ補助金の説明会でもご縁をいただいたり。kintone Café 帯広の会場となった相互電業様にお伺いしたり。

十勝もまた、その広さから可能性を秘めた土地です。

なお、kintone Café 帯広の前日は前嶋さんと高知から駆けつけてくださった片岡じゅんちゃんと三人で帯広の夜を楽しみました。
翌日は花畑牧場やジンギスカン白樺を訪れ、ばんえい牧場も訪れました。おじさん三人で巡る十勝の大地は、とてもうれしいひとときでした。

ご縁のあった皆さん、ありがとうございました。


あと、尼崎の園田のヘアーサロンホープで私の頭を刈ってくださったしんちゃんは、妻のヅカ仲間であり、うちの長女のイラストを看板に採用してくださった方です。
私と年も同じ。今回は私にとって数十年ぶりとなる違うカット(ツーブロック)で決めてくださいました。これもまた交流!感謝です!

●私自身の三月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、主に2020年に読んだ1冊分となりました。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、このところ、書く時間があまり取れていません。今月はかろうじて一冊だけレビューを書くことができたものの、私にとってこれは到底満足のいく冊数ではありません。読んでから原稿をアップするまでの時間も二年を超えてしまいました。
仕事でバタバタしている今、本当に物を書く時間がとれていません。このところプライベートの時間がほぼ仕事の時間になっています。
レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は、私にとってワークライフバランスのバロメーターです。ワークに傾いてしまっている今の状況を早く取り戻さねば、とかなりの危機感を持っています。

以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは1本(
今飲むべき最高のクラフトビール100


今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは2本(
kintone Café 帯広に登壇しました
【IT導入補助金】IT導入支援事業者に採択されました!
) 。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

2月27日 2月27日 高賃金高収入には努力しか
2月28日 2月28日 売上はなるべく分散させる
3月1日 3月1日 月の初めから危機感を感じて
3月2日 3月2日 ジェネラリスト/エキスパート
3月3日 3月3日 身内を呼び捨てる習慣って?
3月6日 3月6日 マルチリンガルは求められる
3月7日 3月7日 対面とリモートワークの判断
3月8日 3月8日 AIと本気で付き合わなければ
3月9日 3月9日 アフターコロナのための総括
3月10日 3月10日 鉄道需要を復活させる為に
3月13日 3月13日 ワーケーションの効用とは
3月14日 3月14日 地方案件を弊社は積極的に
3月15日 3月15日 移住だってできる時代が今
3月16日 3月16日 人の営み vs 人工知能の技
3月17日 3月17日 顧客目線の精進が足りない
3月20日 3月20日 技術者がAIと共存する未来
3月22日 3月22日 多様性こそ成長をもたらす
3月23日 3月23日 注目を浴びる経験を何度も
3月24日 3月24日 違う文化や価値観に謙虚を
3月27日 3月27日 AIに頼らずその先を考える
3月28日 3月28日 継続することが認知と力に
3月29日 3月29日 少子化対策は生産性向上

§  今月の読書 今月は7冊の本を読みました。内訳は、ホラー二冊、純文学一冊。歴史小説三冊。歴史本一冊。

今月も本を読む時間が取れず、無理やり本を読む機会を増やしたような月でした。本を読む間があれば連絡や調べ物をしている状態でした。

私が一昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、まったくそれが進んでいません。
仕事にかまけてしまっています。このことにもとても強い危機感を抱いています。このまま何も生み出さずに老いてしまうのでは、と。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞は0本です。

ユニバーサルスタジオジャパンにも行きましたし、北海道の鉄道員(ぽっぽや)のロケ地となった幾寅駅を再訪し、映画セットの数々を見て回りました。
こういう経験をするとまた映画が見たくなります。

ましてや今は、WinnyやRRRやエブエブがスクリーンで上映中です。見たいので、来月頑張って時間を作ります。

なお、今年の大河ドラマ「どうする家康」も今のところ遅れずに見ることができています。


§  今月の舞台 舞台については、今月は見ていません。



§  今月の音楽 コロナが始まってから’70’sから活躍したアーチストの全曲を聞く活動を続けています。今月はBruce Springsteenの全アルバムを順に聴いています。
旅行が重なったので、なかなか音楽を聴く時間がとれていません。

ユニバーサルスタジオジャパンの中で80’sのポップスを舞台で歌い踊っていましたが、気分が上がります。
そういえば月末に地下鉄の駅でボブ・ディランの来日公演のポスターを見かけ、行きたくなりました。そろそろライブで発散もしたいし。


§  今月の美術 今月は美術に触れる機会はありませんでした。

美術とは違うかもしれませんが、ユニバーサルスタジオジャパンのアトラクションの美術はすごいと思いました。五年ぶりに再訪したハリーポッターのセットも。
周囲に高速道路やビルが見える園内でありながら、その空間を使った世界観にはひきこまれます。まさにプロの仕事です。


§  今月のスポーツ 今月はWBCが圧倒的です。ワールドベースボールクラシック。日本が三回目の優勝を飾り、皆が熱狂しました。
私は開催期間中、帯広出張や、大阪への帰省があったのでほとんど見られませんでした。
決勝戦も打ち合わせがずっと入っていて、八回の攻防を少しテレビで見た程度。

野球史が好きな私としては、わが国の野球がアメリカを凌駕した時代を見届けられて感無量です。
私もそろそろ身体を動かしたいとの欲が頭をもたげてきました。


§  今月の滝 今月は滝を訪れる機会はありませんでした。

そろそろ滝めぐりもしたいと思う最近です。


§  今月の駅鉄 今月は三駅を訪れました。「南千歳駅(3/10)」「落合駅(3/11)」「幾寅駅(3/11)」

千歳のガストで弊社スタッフと3時間以上面談していました。そのあと、千歳の町中を少し歩いてから、隣駅の南千歳駅から帯広に向かう特急「おおぞら」に乗ろうとしたら、1時間半待たねばならないことを知りました。
そこで折角なので駅の中や駅前をうろうろと歩き回りました。

新千歳空港の敷地に隣接したこの駅は、駅前にアウトレットモールがありますが、それ以外は幹線道路が走っているだけで、何もありません。
それがかえってこの駅の特徴を出していました。
しかもホームにたたずんでいると思った以上に頻繁に列車がやってきます。首都圏の駅にもおとらぬぐらいに。しかも貨物列車は来るわ、特急が行き交うわ、一両編成のディーゼルカーがやってくるわと飽きさせない景色でした。


落合駅は幾寅駅を目指す途中で立ち寄りました。休止中ということを知らずに訪れました。
私が帯広に来る数日前の報道で富良野⇔新得間の鉄道が来年春をもって廃止されるとか。
私が訪れた時も待合室には入れましたが、ホームへ至る扉は固く閉ざされており、とうとうホームには立ち入ることができませんでした。
数十センチも積もった雪がホームや線路を埋めていました。こうやって駅は捨てられていくのだという現実を見せられたようで、なんだかしんみりした気持ちになりました。


幾寅駅は鉄道員(ぽっぽや)のロケ地として映画のセットや制服などの豊富な備品が飾られています。
が、この駅も落合駅と同じく来年の春には廃止されてしまうようです。
この駅はプラットホームには立ち入ることができたのですが、鉄路は数十センチの雪の下に埋もれ、そこに列車が走っていた気配などみじんも感じさせない状態でした。
映画に関する資料館が廃止後にどうなってしまうのか、とても気になります。劇中では幌舞駅として登場したこの駅は、幾寅駅の看板は控えめ。幌舞駅のほうが圧倒的に目立っています。これもまた思い出です。
20年ほど前にも家族で北海道を一周した際に来たこの駅ですが、廃止のニュースを知ってこようと思いました。きてよかったと思いました。


§  今月の酒楽 今月も先月に続いてお酒体験については申し分なかったと思います。貴重な経験ができました。

次女の彼氏が日本酒やウイスキーなど日本のお酒が大好きで、サケ・ツーリズムをしたい希望も抱きつつ日本に来ていました。



はじめて彼に会った築地のボン・マルシェでは、酒好きの二人を配慮してAMAHAGANやイチローズモルトや日本酒の銘酒などたくさん飲ませてくれました(3/17)。
その数日後、家族と彼氏を交えて山梨に向かった際も、彼の希望を叶えるべく「七賢」の酒蔵を訪問したり、サントリー白州蒸留所の入り口だけ立ち寄り、シャルマンワインのワイン蔵などを訪れることができました(3/26)。

韓国のお酒といえばマッコリが有名ですが、韓国にもウイスキーはあるそうです。生野コリアタウンでもウイスキーを探したり(3/19)、彼とは酒文化の愛好家という点で意気投合できそうです。

今月は十勝・帯広でもお酒をいただきました。
おいしい料理や会話とお酒。お酒についてはサッポロやハスカップサワーなど、北海道ならではの味を楽しみました。

特に、同行の前島さんが運転してくださったことで、私とジュンちゃんが飲めたジンギスカン白樺でのビールはおいしかった!

個人的には帯広最終の夜に一人で訪問した豚丼のかしわさんでいただいた雪の茅舎も味わい深かった。


あとは家族で日光を訪れた際に酒蔵訪問した際に購入した日光誉や山梨で買って帰ったワインなど、家飲みのお供にも事欠きませんでした。


§  今月の旅行 
今月は上にも書いた通り、日光と十勝と大阪の旅が充実しました。
その中で日光と大阪の旅については上にたくさん書きました。

ここでは十勝についてまとめておきます。
朝、小田急と山手線を乗り継いで日暮里駅に行き、そこからスカイライナーにのって成田空港へ。
AirDoに乗って新千歳へ。羽田を使わなかったのは、飛行機代が成田への交通費を差し引いても7000円安く済んだからです。

新千歳ではすぐに千歳駅に向かいました。ここでうちのメンバーにあって対面。2月から参画してくださっていますが、リモートワークなので初めての顔合わせ。
1時間ぐらいを考えていたのですが、なかなか会う機会もないので3時間ほど話しました。おかげでより関係も密になったかと思います。

駅で別れた後、私は千歳の町中を散歩。まだ雪がたくさん積もったままになっていて、千歳川も土手は一面の雪に覆われていました。
私はトランクを引きずって水道局へ。マンホールカードをもらい、町中の様子を散策しました。かつて千歳は車で通ったことがありますが、ほとんど記憶に残っていません。
今回、改めて訪れられてよかったと思います。


ところが、千歳駅で帯広までの切符を買い、隣駅の南千歳駅で乗り換えようとしたのはよいのですが、1時間半ほど待たねば帯広行きの特急が来ないことを知り、駅前を歩き回ったのは上に書いた通りです。

結局、帯広着は20時になってしまいました。それにもかかわらず、前嶋さんは食事を待っていてくださっていました。
申し訳ないと謝る間もなく二人で向かったのは「十勝帯広 炉端の一心」。まずは乾杯でのどを潤してから十勝のうまい料理を。さらに、先に帯広についていたじゅんちゃんも合流し、三人で楽しく飲みました。
その次に向かったのは「煙陣」。屋台が集まった通りがあり、じゅんちゃんが行きたいと目星をつけていたのがこちらでした。ここもとてもおいしかった。
ここで相席となった登別と帯広の二人の若者ともお話に花を咲かせることができました。これもまた旅のだいご味。
初日からとても充実した一日を送ることができました(3/10)。

今回の宿はNUPKAさん。Hafhのチケットを使い、実質無料で三泊しました。

そして翌朝(3/11)、じゅんちゃんや前嶋さんとは別行動で私が向かったのは、南富良野。数日前に富良野⇔新得間の根室本線が廃止になるという情報を知り、来てみようと思ったのです。
前夜の煙陣ではナイタイ高原をお勧めされいて、士幌のタウシュベツ橋梁跡にもひかれていて迷ったのですが。


そこで駅前のレンタカーを借り、高速を使いました。音更町の広大な畑が雪に覆われ、そこから日高山脈を望む景色は素晴らしいの一言。
高速をトマムで降り、そこからは左右に広がる雪道を運転して落合駅、そして幾寅駅。もう休止されていて、廃線を待つだけの二つの駅を訪れ、北海道を襲う鉄道の廃止の波を感じました。
私はそのあと、道の駅南富良野でじゃがバターを食べ、あわただしく帰途につきました。

レンタカーを返した後、NUPKAに向かってすぐにオンラインミーティング。急いでシャワーを浴び、kintone Café 帯広の会場である相互電業さんへと向かいました。
おかげでわたしの登壇の時はまだ髪の毛が濡れていました。


夜も三次会まで懇親会を楽しみ、帯広の夜の賑わいを堪能しました。
「まさゆめ 駅前店」と「cafe &bar elf」と「どーも」で。




翌日(3/12)は駅前で前嶋さんとじゅんちゃんと合流し、南へ。当初は大樹町の宇宙施設を見学したかったのですが、残念ながらこの日はお休み。
そこで花畑牧場に向かったものの、こちらもお休み。そこで近くのジンギスカン白樺に向かい、ジンギスカンをおいしくいただきました。上にも書きましたがここで飲んだビールがおいしかった。
さらに空港近くのばんえい牧場へ。実は昨日、時間があればばんえい競馬も見たかったのです。ここでのびのび育った馬たちがあのきつい坂をそりを引いて上る練習をするのかと思うと新鮮です。

帯広空港でジュンちゃんとお別れしました。

そのまま私は前嶋さんと晩成温泉へ。


まずは国内どころか世界でも屈指のヨード成分が豊富な湯に入り、旅の疲れをいやしました。
そしてkintone導入の打ち合わせをしました。私からはkintoneのデモを行い、その可能性についてお伝えしました。
夜ご飯を食べた後は専務と将棋を二局。久々に将棋を指しましたが、見事に二連敗。完敗でした。

今回、コテージをご用意いただき、二人で広々としたコテージの空気を吸い込みました。私は夜中まで作業しつつ。


翌日(3/13)、私は弊社内の定例会議にリモートで参加し、そのあとは運用のヒアリングや調査などを進めました。
夕方になり、帯広に戻る時間が迫ってきました。専務がわざわざ帯広まで送ってくださるというので、前嶋さんとともに乗せていただきまして。

わざわざ70キロの道を運転していただき、帯広まで送ってもらえました。恐縮しきりです。感謝です。

私はNUPKAでもう一泊することに決め、前嶋さんは空港まで。


私はその日、まだ食べていなかった豚丼を食べるため、20分ほど歩いて豚丼かしわさんへ。ここでは雪の茅舎をいただきましたが、肝心の豚丼はおいしかったのですが、脂が濃厚でちょっと胸焼けが・・・・
夜の帯広の街を歩いてふらつき、様子を把握しました。
その日は夜中までNUPKAさんでお仕事をしていました。


そして翌朝(3/14)。10時にNUPKAさんの近くにあるLANDさんへ。REALIZE CAFEと名付けたLANDさんはとかち財団さんが運営されておられます。
ここで先日のkintone Café 帯広に来てくださった小田さんと雑談を。私はそのあと数件のオンライン打ち合わせが連続して入ってしまったので、午前から午後にかけてLANDさんにずっといました。で、夕方になって、とかちビジネスチャレンジ補助金の説明会にもそのまま参加させていただきまして。この補助金の説明会にお誘いいただいたので、私は延泊を決断したのです。晩成温泉さんからも補助金の活用をお願いされたので。

私にしては珍しくで質問などもさせていただきまして、まずは地元の盛り上がりに参加しました。


ひと段落ついた後、私はLANDを辞去しました。というのも、今朝、相互電業の今野さんと会う約束をしていたからです。LAND前までお迎えに来てくださるというので、車に乗せてもらい、相互電業さんへ。kintone Café 帯広の数日前にインフルエンザにかかってしまい、なくなく参加を断念した今野さん。この日から人と会えるようになったとかで、私が延泊したことで会えることになりました。相互電業さんではkintone界隈では有名な茶々丸をだっこさせてもらったり。社長様とお話しさせてもらったり。延泊した甲斐があったというもの。

その日のバスの時間までお邪魔させていただき、私はバスで空港まで。去りがたいですが、帯広や十勝の思い出を胸に、羽田へと帰りました。
とにかくこの度は仕事でも以下のような成果がありました。
 ・リモートメンバーのフォロー
 ・kintone Café のリアル登壇
 ・新規案件の商談・ヒアリング
 ・その地のキーマンとご縁繋ぎ
 ・ビジネスの生まれる場へ参加
 ・地域密着企業とのご縁の創出
それらを実現しながら、旅が楽しめたことが最もうれしい出来事だったように思います。こういう旅をこれからもできれば、私の可能性は広がります。


§  今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。
今、心身が動くうちに仕事もプライベートも全力で。その考えには揺るぎがありません。

・公園は三カ所。「薬師池公園 蓮園(3/8)」「御幸森第2公園(3/19)」「大法師公園(3/26)」
・美術館はゼロカ所。
・駅は三駅。「南千歳駅(3/10)」「落合駅(3/11)」「幾寅駅(3/11)」
・滝はゼロカ所。
・温泉は一カ所。「晩成温泉(3/12)(3/13)」
・山はゼロ山。
・酒蔵は四か所。「渡邊佐平商店(3/5)」「七賢 山梨銘醸(3/26)」「サントリー白州蒸溜所(3/26)」「シャルマンワイン 江井ヶ嶋酒造(3/26)」

・神社は四カ所。「座間神社(3/4)」「日光東照宮(3/5)」「日光二荒山神社(3/5)」「西宮神社(3/21)」

・寺は四カ所。「日光山輪王寺 大猷院(3/5)」「豊川稲荷 (妙厳寺) 本殿(3/21)」「奥の院(3/21)」「実相寺(3/26)」
・教会はゼロカ所。
・史跡は十カ所。「表門 (仁王門)(3/5)」「眠り猫(3/5)」「大猷院 皇嘉門(竜宮門)(3/5)」「夜叉門(3/5)」「大猷院 唐門(3/5)」「斎藤茂吉の墓(3/7)」「大久保利通公墓(3/7)」「中村太郎の墓 大久保家・馬の墓(3/7)」「豊川稲荷 総門(3/21)」「山高神代ザクラ(3/26)」

・博物館はゼロカ所。
・遺跡はゼロカ所。
・城はゼロ城。
・灯台はゼロカ所。
・動物園はゼロか所。
・水族館はゼロか所。
・土木遺産はゼロか所。
・マンホールカードは三枚。「栃木県日光市(3/5)」「北海道千歳市(3/10)」「北海道帯広市(3/10)」
・果物狩りは一か所。「大法師公園 de イチゴ狩り(3/26)」
・ダムはゼロカ所。
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。

私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月は日光、佐野、千歳、帯広、南富良野、大樹、大阪、西宮、豊川とバラエティ豊かな移動ができました。この地球にはまだまだ無限に行くべき場所があります。
少しでもこうした場所を訪れてから死にたい。私の人生の残り時間のなかでどこまでの旅ができるか。


加齢によって日々、気力は減退していきます。人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選びます。私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。一昨年の秋にはハイキングのつもりが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。


死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。

今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す。だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもらず、一人でも旅を敢行したいと思います。
もちろん、一昨年の秋に遭難した経験は忘れてはなりません。命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もせず命を枯らすよりはましです。
家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。


そう思い、訪れた場所で心の赴くままに俳句を詠んでいます。今月は俳句を27句。いずれもツイートまとめに載せています。

一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月もコロナと共存しつつ、自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。