kintone Café JAPAN 2021でミッションに挑みました


11/13に催されたkintone Café JAPAN 2021は、全国のkintoneユーザーや技術者有志が集まるイベントです。有志によって運営されています。
毎回、さまざまな趣向をこらしたイベントが行われ、kintoneを愛する人々の知見と刺激と交流を生んでいます。

今回のJAPANでも複数のセッションが企画されていました。私は冒頭のセッション
Excelインポートミッション!君はこのトラップに気付けるか!?
のミッションに挑戦者として指名されました。技術者代表として。

このミッションの具体的な進行を私が運営者に教えてもらったのは、JAPANイベントが始まる30分前。
指令されたのは、Excelとkintoneを画面共有で皆さんに見せながら、その場でExcelに仕込まれた不正データを見抜き、データを整えた上でkintoneにインポートするミッション。

私にとって幸いだったことは、初っ端が私ではなかったことです。
最初の挑戦者であるキンスキ松井さんに課された10分間のミッション。これはまさにスリルに満ちていました。
頻発するエラーに四苦八苦される松井さんの姿を見ながら、私はミッションの雰囲気を把握することができました。


さて、私の出番です。私に割り当てられた時間は15分。技術者枠なのでさらに難易度はアップしています。
スタートの合図とともに、割り振られたスペース上のアプリとインポート対象のExcelを開きます。
すると、松井さんのミッションにはなかったルックアップやチェックボックスフィールドが加わっていました。さらには、Excel上での住所連結、氏名分割までも。
結局15分ではミッションをクリアできず、二回の延長をお願いして約20分を要してしまいました。
ただ、皆さんにはとても盛り上がってもらえたようです。Twitter上でたくさんの応援や感動したとのお褒めもいただきました。ありがとうございました。


このセッション、出た本人がいうのもなんですが、神企画だったと思います。
観覧されている皆さんにとっては、手に汗を握るスリルがあり、データをインポートする方法の知見がたまります。ミッションで使われるExcelのデータも一見それほど複雑ではないため、kintoneに触れて間もない方でも理解できる配慮がなされています。
さらに、ミッションを課された私にとっても、奔放なExcelデータをkintoneに取り込む経験がたまります。

実際、システム開発を営んでいると、今回のミッションで提供されたようなExcelに遭遇することはしばしばあります。
都道府県の列に見知らぬ県が混ざっていたり、誤字やスペースが混ざっていたりのデータはザラにあります。選択肢にない値や異体字、さらには違う文字コードのデータが混ざっていて文字化けする場合もあります。厄介なことに目には見えない改行コードが混ざっていることもあります。

普通、そうしたデータのインポートには時間をかけて対応します。入念に移行のデータを検証し、準備する時間を確保するのがセオリーです。
そうした移行に関する手続きは、昨年のkintone Advent Calendarで以下の記事としてアップしたのでご参考にしていただければ。
kintoneにシステム移したいんや

ただしこの記事に書いたような、移行の作業にじっくりと専念ができるかどうかは何ともいえません。そうはお客様が許してくれない場合があるからです。
例えばお客様先で利用を始める段になって、システムにバグが出ることもあります。それがプログラムのミスならまだいいのです。kintoneは修正が比較的容易にできるのですから。
問題はデータに不備があったり、アプリの設計と食い違っていたりした場合です。しかも、こちらの移行設計のミスならまだしも、お客様が直前で項目を修正したり、今までに発生していなかったデータがCSVに紛れ込んでいたりするからタチが悪い。
訪問したお客様先のその場で設計変更が必要になり、その場でデータを旧システムからもらい、その場でデータを加工して取り込む状況に追い込まれることだってありえます。

さすがに、お客様先で今回のミッションのように15分の制限時間を課されることはないでしょう。
ですが、技術者としては現場での応急対応が求められることは想定しておかないと。
アウェイの場での孤独な作業。お客様からの無言の期待と圧力を感じつつ、その場でExcelのデータとkintoneアプリの構成を比較して正しいデータに直す。それには臨機応変な対応が必要ですし、さまざまなエラーのパターンを同時に考えながら手を動かすことも必要です。こうした場数を経験しておくと後で技術者のキャリアの上で役に立ちます。
私も何回か、現場で加工したデータを取り込みなおしたことがあります。

こうしたやり方は従来のウォーターフォール型の開発では許されません。アジャイル開発やスクラム開発でもあまり推奨されないはずです。ですが、kintoneは症状の度合いによってこうしたLive感に満ちた開発・修正が可能です。むしろ、そこに真価を発揮します。
今回のミッションは、その経験を思い起こさせてくれました。また、出た当初のkintoneに惹かれた気持ちも思い出させてくれました。
このミッションにチャレンジすることは、kintone技術者としてのスキルを鍛えてくれるはずです。

Twitter上でもこのミッションを自社の研修に使ってみたいというつぶやきを見かけました。弊社でも同様にミッションを課してみようと思います。

司会の「けいん」さん
@soulxoxo

サポートの「よしみ」さん
@yoshiminxkay

一人目の挑戦者の「松井」さん
@kinsukicom

ガヤりの「とうげ」さん
@touge_moved

の皆様、ありがとうございました。あと、観覧者の皆様、声援ともどもありがとうございました。

時間が取れるかどうかはわかりませんが、今回のミッションの中で行った処理については、ゆくゆくは記事にしたいと思います。
なの、ケインさんがnoteでミッションに必要なアプリやExcel一式をダウンロードして使えるようにしてくださっています。

続いてのセッション『それkintoneで作って下さい!駄菓子屋さんの棚卸システムを1時間で仕上げちゃおう!
は、まさにkintoneのファストシステムの良い例です。
ファストシステム。最近ではこの言葉は使われていませんが、kintoneが出た当時はファストシステムと銘打たれていました。迅速に構築のできるシステムであることを訴えて。
今回のセッションでは、要件定義をもとに基本設計とアプリ構築を同時に行いながら、棚卸しシステムのプロトタイプを一時間で作り上げてしまいました。
このセッションは弊社のメンバーにぜひ見てもらいたいと思いました。従来のシステム開発なら、持ち帰って検討して要件定義した後に実装するため、早くても三週間はかかっていたでしょう。それが一時間でできてしまうkintoneの性能と機能をフルに活用した良い例です。

続いてのセッション『教えて!みんながkintoneから学んだこと』も良かったです。
先日のcybozu daysでは、kintone SIGNPOSTが正式にお披露目されました。現場の課題をどのようにシステム要件にし、それをシステムとして組み上げるか。その際はシステム開発に留まらず、コンセプトや社内のビジネスフローの再構築にまで話を広げる必要があります。その中では体制やコンセプトの整理も求められるでしょう。
現場の声としてあがった本セッションの内容は、kintone SIGNPOSTの生きた事例として参考になりました。

続いてのセッション『チャレンジ!きんとん関数ドリル』は、
ここ二年間でkintoneに追加された機能として特筆される関数を取り上げていました。このセッションではkintoneの関数の奥深さを味わうことができました。
私は出題された10問のうち6問しか合わず、関数についての理解の浅さを露見させてしまいました。
なんでもJavaScriptで解決してしまおうとする考えから切り替えていかなければ。
それにしても、松田さんによる関数の分析はお見事としか言いようがありません。ここまで理解してこそkintoneエバンジェリスト。私も精進しなければ。

この後もkintone SIGNPOSTの紹介や懇親会などがありました。が、実家にいた私は両親と食事に出かけたため、この後の懇親会には参加していません。さぞや盛り上がったことでしょう。

また来年も開催されると思うので、楽しみにしたいと思います。

重ねて皆様、ありがとうございました。

当日のTwitterまとめはこちらです。


Cybozu Daysに初参加、初出展してみた


■Cybozu Days 全体について
会場の雰囲気は、暖色系のカラーリングで、どちらかというと
ゆるい?感じがしました。
一見テーマパークのような、そんなイメージでしたね。
私は昔、ビジネスショウやデータショウ、エレクトロニクスショウなど
今ならCEATEC(シーテック)か、
大きな展示を何回も見たことがありますが、それとはだいぶ違う景色でした。
一社で開催していることで、テーマとか、方向性とかがはっきりしていて、
盛り上がっていたのではないかと思いました。

■初出展内容について
3出展のうちの1出展を担当したわけですが、
ともにIoT関連の出展ということで、ユニーク性を出せて、それなりに
注目されたようで、よかったです。
私の得意分野に近い内容だったので、楽しさもありましたし。
展示内容に、もっと人を引き付ける工夫があればいいかな?
具体的なアイデアはまだないですが。

■あとがき
それにしても、立ちっぱなしは疲れた。
一見すると立っているように見えて、実は何かに寄りかかってる
みたいな道具はないですかね。
今回は、展示の説明員ということで、あまりブースを離れていませんでしたので
次回は、できればブースをいろいろまわってみたいと思っています。


kintone Café 神奈川 Vol.8を開催しました


六月二十二日にkintone Café神奈川を開催しました。

qloba上の公式サイト。
https://kintonecafe-kanagawa.qloba.com/activities/10622

前回のVol.7の中で、これからはkintone Café 神奈川は3カ月おきに開催する、と申し上げました。
なんとかその約束を守れました。まず、ご参加者の皆様やスタッフの皆様に感謝いたします。

今回は、上のサイトにも書いた通り、リアルとオンラインのハイブリッド開催を目指しました。
コロナが世を騒がし始めてからというもの、リアルで人と会う機会は極めて限られてきました。そのため、そろそろリアルでも開催したい。そう思っていました。
もちろん、コロナのワクチンが行き渡った後も、人々がリモートを手放すことはないはずです。ということは、リアルとリモートの両方を兼ねたイベントが主流になるに違いない。
今回ハイブリッドでやりたいというスタッフの山田さんの提案に私も乗らせていただきました。

今回のテーマは「kintoneとSalesforceを比較して、データの持ち方を考える」とさせていただきました。
kintoneの良さは、同じ分野で競う他のシステムと比べてみることでより一層際立つことでしょう。
むしろ、お互いの得意分野や長所を生かしつつ、適材適所で利用していけばよいのですから。

その意味でも、Salesforceを活用してのSIer活動をされていらっしゃる植本さんの発表は興味深いものがありました。
特に、Salesforceはその名前からしてもSalesに強いことは明らかです。SFA(Sales Force Automation)とは、まさにSalesforceの代名詞。
それらの強みを発表いただいたことで、なるほど、という反応がありました。
やはり、成り立ちや強みを生かして使えるところは使っていけばよいのです。
植本さん、ありがとうございました。


続いて、弊社代表長井より、「kintoneを活用するためのデータの持ち方」の発表でした。
kintoneもSalesforceもを導入するためには、データの持ち方の知識が欠かせません。
そこでkintoneのアプリがどのようなデータ構造から成り立っているかを話させていただきました。

https://slides.com/yoshikazunagai/kintone-cafe-kanagawa-vol-8-2

技術者であればデータベースを扱う機会は多いはずです。中でもSQLを使っての構築は多くの現場でいまだに現役だと思います。
ですが、kintoneを扱っていると、kintoneを意識することなくデータが扱えてしまいます。ですが、最適なデータの構造でアプリを構築するには、SQLの構造を理解していることが望ましいです。

その観点から発表させていただきました。ありがたいことに、皆様からの反応を頂けたのは良かったです。ちょっとマスクとマイクがこすれて異音を生じていたのは私の不覚です。もうしわけございませんでした。

さて、今日は緊急事態宣言が明けたとはいえ、神奈川県ではまん延防止法が適用されていました。そのため、会場に入るなり、20時までしか会場が使えないことが発覚しました。時間内に終わらせるため、私のセッションはかなり速足で語りました。
さらに続けてLTは二名の方に語ってもらいました。
一人目は弊社の武塙さんです。今年の春先にSalesforceからkintoneへの移管案件を手掛けた弊社。武塙さんはその時の経験からフィールド名の移管ルールについて実務経験者としての苦労を語ってくださいました。こうやって発表し、登壇する経験は今後もやっていってほしいですね。確実に自信につながりますから。
二人目はkintoneエバンジェリストでもあるkintone Café 浜松を主催されている吉田さんからです。シェルスクリプトも交えながらのSalesforceからkintoneの移管事例を語ってくださいました。特に添付ファイルの扱いについては、皆さん苦労されているようです。(弊社も一昨年に手掛けたSalesforceからkintoneの移管案件ではboxを組み合わせてURLでkintoneに移管しました)
お二人のご参加によって、今回のテーマがより定まったと思います。

20時で一旦会場を締めた後は、リアルの場からオンライン上の懇親会につなげるための場所探しを。ですが、武蔵小杉近辺の店はほとんどしまっており、残念ながらつなげられそうな場所は見つかりませんでした。そこで、主催の長井のみ現場に残り、某ビルの中からつながせて参加しました。
懇親会でもkintoneの深イィ話で盛り上がり、kintone Café の醍醐味である懇親会を存分に楽しみました。

いやぁ、ご参加の皆様、スタッフの皆様、ありがとうございました。会場を手配し、司会進行を務めてくださった山田さん、会場にお越しいただいた松尾さん、原田さん。オンラインの場で参加してくださった加藤さん、渋屋さん(植本さんのご紹介やテーマのご提案ありがとうございます)、鈴木さん(スタッフへようこそ)。また3カ月後にお会いできればと思います!


2021年3月のまとめ(法人)


令和三年三月。
コロナウィルスのワクチン接種が世界各国で始まった時期に合わせたかのように、変異ウィルスが世界で蔓延し始めました。それによってワクチンの効果やこの先の見通しがきかなくなってしまいました。
人々の自粛疲れもピークに達したこともあり、感染者数も再び増加に転じています。緊急事態宣言が解除されたばかりというのに。

大変な状況の中、尽力してくださっている医療関係者の皆様。そして、自粛の風潮の中、経済的な苦境に陥った特定の業界の方。そうした方々が早く以前の生活に戻れることを願いたいです。

いつになればあらゆる物事が落ち着くのか、誰にも分らなくなっています。こうした苦しい時期があと数年は続くような気がします。
苦しいのはわが国の状況にも言えます。
先月に代表が読んだ『シン・ニホン』にも載っていた通り、わが国の生産性の悪化や社会リソースの不均衡は、悪夢といってもよい状況です。かつて日本の高度成長を支えたメソッドや制度は、世界の流れに全くついていけていないことは明らかで、一刻も早く手を打たねばなりません。

リモートワークを前提とした動きが当たり前となるよう、弊社は引き続き推進していきます。

今年に入ってから、二人の新たな仲間を迎え入れた弊社。二人とも頑張ってくれていますし、弊社もその頑張りにこたえられるようにしなければ、と思っています。
自社の案件を増やす。代表の作業は生産性を高く維持し、ワーカーからディレクターや営業担当へと進化する。
そんなビジョンで業務をこなしてゆきたいと思います。

達成度4割。達成感4割。満足感5割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたあらゆる方々に感謝します。ありがとうございました。


●弊社の業績

§ 総括 三月度の売上は、まだ確定していませんが、少しだけ目標額を割りました。
今月は納品に至る案件がなかったからです。そのような状況でありながら、売上が積み上げられていることは励みにしたいです。一社に依存せず、複数のお客様に分散するように気を付けているためです。

今年に入ってから仲間になってくれたお二人も作業も頑張ってくれていますし、タスク単位では成果を上げてくれ始めています。
とはいえ、それ以上に新規案件が来ている状況で、代表のリソースが枯渇し、自らコーディングやプログラミングなどの作業に当たる時間が取れなくなりつつあります。
昨年の九、十月に作業に追われ、体調を崩しましたが、それが再発しかねない状態です。

その轍を再び踏むことのないよう、新たに加わった二人の仲間に教えつつ、すみやかに軌道に乗せていかねば。
ツールや教材を作成しながら、教えている状態です。
四人で案件をこなすことによって、代表の業務を軽減させるようにしたいと思います。引き続き努力します。

そして、今月も新たな案件が始動しました。また、新たな案件の引き合いもいただけています。このコロナの中でありがたいことです。
昨年のCybozu Days 2020の出展、freee アプリアワードのIBM賞を受賞したことで弊社の認知度が上がったためでしょう。

ただ、知名度を上げたとはいっても、受注の増加とともに品質が落ちるようでは話になりません。
土壇場になって仕様の変更が発生しないような体制を作ることも含め、新たな仲間とともに生産性と品質を上げていきたいと思います。ヒアリングシートの運用も始めています。
また、開発に関する手順書も作っています。各種プロジェクト管理ツールや情報共有ツールも先月から刷新しました。
それなのに、今月はある案件で認識の相違が発覚しました。その案件も納品に向けて進め、並行する案件数を減らさねばなりません。

実績を出しながら、日常も充実させる。それらは全て、代表の求めるワークライフバランスの実現につながってゆくはずです。


§ 業務パートナー 昨年の八月から専任の技術者さんと協業を始めました。
さらに、昨年の十一月には某SIerさんとともに某案件の見積に取り組みました。
さらに求人にも踏み切り、今年からは二名の仲間をお迎えしました。

体制を増やしたこともあって、今月も業務パートナーよりも自社の仲間を育て、体制を築くことに意を砕きました。つまり、体制の強化です。

弊社のコミュニケーションや体質を改善するには自社の体制を強化しなければなりません。
パートナー企業様との協業も大切ですが、自社で雇用できる体制づくりに踏み切るべきと判断し、業務パートナーさんとの協業からは一歩退きました。

Slackでの内部発信は毎営業日に着実に行っています。それは社内だけではなく、業務パートナーさんにも配信しています。
どうやって考えや哲学や思いを共有し、円滑に実のある協業を成し遂げてゆくか。その終わりは見えませんが、やるしかないと思っています。まずは前に歩まねば。

体制を強めることで、業務パートナーさんとの協業には今後より一層の効果が望めるはずと信じて。

§ 開発案件 今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。
ユーザー様には、引き続きインターフェースのわかりやすさをkintoneの魅力として訴求したいと思います。

今月もまた新規に複数のkintone案件のご依頼をいただいています。ありがたいことです。
ただ、昨年の九、十月はヒアリングの甘さによって、業務許容量を超える変更案件が発生してしまいました。それも含めて、開発体制の刷新を進めています。
また、今月になって、とある案件で作業範囲の認識相違が発覚しました。これには大いに反省しました。Backlogやその他のツールを駆使しているのですが、まだまだ連絡の密度と粒度が足りず、うまく回らないケースが発生しています。こうした認識の違いは撲滅しないと。

ヒアリングシートのひな形を作り、運用も初めています。開発の仕様書やツールの共有は内部で進め、二度同じ作業はしないようにする決意を基に運用していきます。今月から四人で打ち合わせを週一回の頻度で行っています。その中で出た課題として、乱立していた各種ツールの整理を行い、プロジェクト管理ツールのBacklogとSlack、GitHubを主体にした仕組みづくりに切り替えました。
早い時期にこの運用を起動に乗せ、なおかつ代表のタスクを減らさないと。

おかげ様で新たな案件の引き合いは途切れずにいただけています。来月以降に続くお話も。それらをきちんとこなすためにも、準備と実装のための環境は作っていかねば。

二人の仲間が参加してくれたことで、こうした案件を自由自在にこなせるような体制を構築する。今月もその作業を進めました。少しずつ代表の抱えていた作業を切り離していきたいと思います。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
いつになればこの状態が落ち着くのか。財務基盤の弱さをいかにして克服するか。課題は山積みです。

少しずつ財務状況に希望は見えてきていますが、まだ気を緩めてはなりません。
財務の件は、引き続き最優先で取り組んでいきます。

§ 社内体制 昨年の八月より、常時専任の技術者さんに顧問として手伝ってもらい始めました。

また、昨年の九月には、
社是
企業理念
経営理念
9つ(ナイン)の「ない」
アクアビットに合わない方
を作成しました。

さらに、今年からは新たに二人の仲間に参加してもらっています。

前月には雇用契約書、労働基準監督署やハローワークにも雇用保険を成立させました。
今月は就業規則の読み合わせを社労士の先生と行いました。順次まとまっていきそうです。
これらの作業は、長らく一人親方だった代表にとっては慣れない作業で手間取りましたが、体制の効果を出すためには避けて通れない作業だと思っています。

また、長年の間、感じていた違和感を解消するため、
弊社では身内への呼び捨てをやめます
を宣言しました。

また、今年に入ってから全員での顔合わせをしたことがなかったのですが、ようやく懇親会を開くことができました(3/19)。オンラインで打ち合わせるだけではなく、こうしたリアルな顔合わせが必要なことはいうまでもありません。それを実践できたのは良かったと思います。

規模拡大が目的の全てだとは思いません。が、弊社の定めた企業理念

企業理念
公明正大な情報技術をあらゆる生き物のために
正直に、飾らずに、パートナー、お客様、地域、自分、家族のために

の実現のためにも、体制の効果を発揮したいと思っています。

§ 人脈の構築 コロナウィルスは、さまざまなオフラインイベントを中止に追いやりました。
ところが、弊社には毎月、新たな引き合いをいただけています。本当にありがたいことです。
おそらく、オンラインイベントだけに集客を頼らず、複数のチャネルを持っていたからでしょう。
今までに書き継いできたさまざまなブログ群からの引き合い、SNSの書き込み、既存のお客様からのご紹介。など。

リアルのイベントが復活するにはまだまだ時間が必要です。
引き続き複数のチャネルによる新規案件の確保には注力していくつもりです。
今月、頂戴した名刺は2枚で、リアルで新たな人とご縁をいただくことはほぼありませんでした。

が、ブログ発信、SNSの書き込みは今後も必要と思います。
今後もオンラインのイベントが続いてゆくはずです。
オンラインでも人脈を構築し、ビジネスの新たな流れを創り出すため、引き続きオンラインイベントには参加していくつもりです。コロナ禍が落ち着くことは当分なさそうなので。
もちろん、対外活動は怠らずに。
引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 
今月は以下のイベントに参加しました。kintone Café 神奈川 Vol.7(3/26)。

今月は仕事が忙しく、対外活動といえば、kintone Café 神奈川 Vol.7の司会と進行をこなしたぐらいです。
kintone Café 神奈川 Vol.7を開催しました
にも内容は書いていますが、とても実のあるイベントになったのではないかと思います。
今回はスタッフの方にも登壇していただき、私は司会進行のみの役割に徹しました。次回以降のより頻度を増やした開催につながるのではないかと思います。

また、リアルなタイミングでは視聴できませんでしたが、サイボウズ社のオンライン株主総会を拝聴しました(3/28)。
社内公募による取締役の選任など、新たな試みを常に行い続ける姿勢には共感と感銘を受けました。

なお、緊急事態宣言を受け、今月はお酒や会食の席は一回のみでした。自社内の飲み会ですね。

弊社の開発や記事執筆のお仕事は対外活動から生まれることが多く、このような会食のない状態が続くのはあまりよろしくないと考えています。そんな中でも既存のSNSを通したつながりからの案件など、いろいろとお話をいただけていることは感謝です。
今後とも、代表自身による新たな交流を発信していこうと思っています。

きっと、必ずや、コロナは小康状態に落ち着くと信じ、また皆様と交流を深めたいと思っています。
まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。

§ 執筆活動 一昨年の春まで連載していたCarry Meさんが運用している本音採用サイトの「アクアビット 航海記」を弊社サイトにアップする作業ですが、今月は1本アップしました。
(「アクアビット航海記 vol.30〜航海記 その16」)
集計担当としての業務を書きました。代表が初めて自分の業務を改善しようとした瞬間です。

今月、書いた本のレビューは4本(
マウンドドレイゴ卿/パーティの前に
パル判事-インド・ナショナルリズムと東京裁判
丹下健三 一本の鉛筆から
地域を豊かにする働き方 被災地復興から見えてきたこと
)。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた物申すは2本(
弊社では身内への呼び捨てをやめます
あの日から10年
) 。
今月、書いた弊社の活動ブログは1本(
kintone Café 神奈川 Vol.7を開催しました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

§ 年表

・三月お仕事

鶴川駅前図書館で作業、セブンイレブン 川崎片平7丁目店で作業、カラオケの鉄人登戸店で商談、鐵の家で社内の親睦会、ココデンタルクリニックで商談、町田税務署へ訪問、アクアビットサテライトオフィス×9

・三月ツイート

https://togetter.com/li/1690257


2020年10月のまとめ(法人)


昨年度から、毎月ごとに個人と法人を分けてまとめを書きます。

令和二年十月。
世界は米大統領選挙を控え、コロナウィルスの猛威にも不安定な状態が続いています。
わが国はウィズコロナの風潮が当たり前になりつつあり、コロナに免疫があるためか、経済を復興するための動きが盛んになりつつあります。

コロナによって変化を強いられた働き方が元に戻ることはないでしょう。
リモートワークを前提とした動きが当たり前となり、弊社にも多様な引き合いをいただいております。

そんな中、弊社にもいくつかトピックとなる出来事がありました。
また、来月にはCybozu  Days 2020が控え、出展する弊社にとっても準備が大詰めを迎えています。

その一方で、複数の案件が輻輳し、作業にかかりっきりになった月でした。
弊社代表の人的リソースにも限界が訪れたため、喫緊の対策を迫られています。

達成度6割。達成感5割。満足感4割。それが今月の代表自身の自己採点です。

パートナーさんへの発注も進めつつ、自社の案件を増やす。外注率は抑えつつ、代表の作業は生産性を高く維持し、売上につなげる。そんなビジョンで業務をこなしてゆきたいと思います。
弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 十月度の売上は、まだ確定していませんが、少しだけ目標額を超えました。

今月は、過去の怠慢がたたり、膨大な作業としてのし掛かられたため、作業に追われるだけの毎日になってしまいました。
それはツールで効率化をしても追えないほどの量でした。その結果、月も大詰めを迎えようという日になって午後から寝込むはめになりました。

これはすべて代表である私自身が招いた失敗。
それによってお客様の業務を止めるといったご迷惑をおかけしたわけではないのですが、こういうことがまたあると弊社にとって命とりになりかねません。

そうした事態に至った理由を分析すると、それらの案件に共通するのは、ヒアリングの甘さと、実務を担当する方とのコネクションの不足でした。

今月も案件の引き合いを多数頂いております。だからこそ、同じ轍を踏むわけにはいきません。来月も早々から複数の案件が始まります。
上記の失敗を痛切に反省し、今、ヒアリングシートを作っています。

一方で、これからも弊社の認知度をあげるための外部への発信が欠かせません。そうした活動を通して、あらたなご縁からお仕事がつながっていることは間違いないからです。
今月は作業や商談と並行して、イベント出展に関する作業も複数行なっていました。
来月はいよいよCybozu Days 2020です。シルバースポンサーとして弊社は初めて出展します。
この出展が実を結べば、弊社にとってはとてつもない資産になることでしょう。

今月は代表が個人として独立したころからお付き合いのある会社様から、ホームぺージの保守の話を再びご依頼頂きました。12年という長きにわたってのお付き合いが復活したことは嬉しいことです。
また、今月は弊社代表が手掛けた町田市のイベントサイトが立ち上がり、同時に代表の社会貢献活動の一環が市の広報誌にとり上げられました。

そうした活動で知名度を上げているとはいえ、本業が受注の増加とともに品質が落ちるようでは話になりません。今月に多発した変更案件の発生も含め、言い訳している場合ではありません。変更案件が土壇場になって頻出することを抑止できるような体制を作らないと。

実績を出しながら、日常も充実させる。それらは全て、代表の求めるワークライフバランスの実現につながってゆくはずですが、今月は残念ながら代表自身にとって痛い教訓を残しました。

§ 業務パートナー 四月から業務パートナーさんとの協業を再開しています。
また、八月から専任の技術者さんと協業を始めました。
さらに、先月はある程度の規模の案件に備え、某SIerさんと機密保持契約を新たに締結しました。

今月も、パートナーさん向けに今まで貯めてきたツールの開放を行いました。もはや、私が抱えているだけでは間に合わないからです。
技術者を使い、なおかつ、その分の人件費も含めた提案ができるようにしなければ、代表の体がもちません。

Slackでの内部発信は毎営業日に着実に行っています。
どうやって考えや哲学や思いを共有し、円滑に実のある協業を成し遂げてゆくか。その終わりは見えませんが、やるしかないと思っています。まずは前に歩まねば。

外注費の抑制は大切ですが、抑制にのみこだわると業務の規模は増えません。
バランスがぐらついている今だからこそ、見直していこうと考えています。

§ 開発案件 今月は八割五分の開発案件がkintoneがらみでした。
ユーザー様には、引き続きインターフェースのわかりやすさをkintoneの魅力として訴求したいと思います。

今月もまた新規に複数のkintone案件のご依頼をいただいています。ありがたいことです。
ただ、先に書いたとおり、ヒアリングの甘さによって、業務許容量を超える変更案件が発生してしまいました。
ヒアリングをしていた、またはヒアリングを監督していたはずなのに、お客様から次々と仕様変更がくる。
変更量の多さと、場合によっては今までの打ち合わせを完全に否定するような仕様変更があったりして、とても対応できませんでした。
それに迅速に対応できるのが弊社が推すkintoneですが、それにも限界が来ます。
お客様の契約の相対者ではなく、業務を回す実務者と早めにコネクションを作り、早めに業務要件を出してもらうようにしなければ。
それは当然、弊社及び代表の私が受け止めるべき教訓です。

その結論として、今さらながらですが、今までのような代表の勘と経験と記憶に頼るのではなく、お客様自身にも確認してもらえるようなヒアリングシートを作らなければなりません。そうしないとまた過ちを犯してしまうことでしょう。
今月末に間に合わないのですが、来月早々から始まる案件に使えるよう、ヒアリングシートは急いで作成中です。

今月もさまざまな案件の連動を開発してきましたが、それらも引き続き、内部で共有し、二度同じ作業はしないように内部で公開します。
開発ツールも同様です。

来月以降にも、続々とお話をいただいています。それらをきちんとこなすためにも、準備と実装のための環境は作っていかねば。

今月は長期案件の視察で関西からのお客様とともにお客様の事業所をめぐりました。こうした案件でもヒアリングシートを作っていかないと。

§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
いつになればこの状態が落ち着くのか。財務基盤の弱さをいかにして克服するか。課題は山積みです。

財務の件は、引き続き最優先で取り組んでいきます。

§ 社内体制 先月より、常時専任の技術者さんに手伝ってもらい始めました。具体的な仕事の進め方も詰めたうえで。
雇用ではないため、弊社の負担が抑えられるのが利点です。
また、それにあたって
社是
企業理念
経営理念
9つ(ナイン)の「ない」
アクアビットに合わない方
を先々月に作成しました。

七月に、代表の中学時代からの親友の会社(姫路)を訪問した経験。それと福岡と大分で案件の締にしくじり、変更案件を招いた経験は、代表にすべて一人で会社を運営することの限界を知らしめました。
人を使わないとこれ以上の規模拡大は難しいということ。
今月はついに午前だけで仕事を断念する日が発生してしまいました。今の体制に無理が生じていることをの証です。

規模拡大が目的の全てだとは思いません。が、弊社の定めた企業理念

企業理念
公明正大な情報技術をあらゆる生き物のために
正直に、飾らずに、パートナー、お客様、地域、自分、家族のために

の実現には体制の強化は欠かせません。
代表が倒れれば、理念も何もありませんから。

§ 人脈の構築 コロナウィルスは、さまざまなオフラインイベントを中止に追いやりました。
それに代わるオンラインイベントから、どうやって新たな人脈や仕事を結び付けていくか。
リアルでの出会いの復活ももちろんですが、オンラインイベントからどうやってご縁を繋ぐかが今後の業務の鍵を握ります。

そうした状況にもかかわらず、今年に入ってからウェブ経由での問い合わせを種々いただけるようになってきています。弊社サイトを通して。
これは、今までに書き溜めてきたさまざまなブログ群がようやく効果を表してきたと評価したいです。

今月、頂戴した名刺は10枚です。
今、開発パートナーさん向けに書いているSlackの書き込みは、代表がSNSにアップする内容とも、弊社ブログに書く内容とも違う意味合いを持たせています。
なので、いずれはこれをnoteやmediumなどのビジネスブログメディアにアップするかもしれません。

今後もオンラインのイベントが続いてゆくはずです。
オンラインでも人脈を構築し、ビジネスの新たな流れを創り出すため、引き続きオンラインは参加していくつもりです。コロナ禍が落ち着くことは当分なさそうなので。
もちろん、対外活動は怠らずに。
引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月は以下のイベントに参加しました。RPA HACK フリーランスセミナー(10/21)。

今月は登壇は一つだけでした。
そもそも今月は上に書いた通り、作業に追われたため、仕事がらみですらも一度も飲みに行っていません。交流という意味ではとても低調な月でした。

ただし、前月からの仕込みが実を結び、今月配布された町田市の広報誌に私が登場しています。また、月末にはkintoneエバンジェリストの意見交換会にも顔を出しています。

こちらのブログ(RPA界の技術者の皆様にお話しをしました)にも書いた通り、今月唯一登壇したイベントでは、あえてエバンジェリストを意識して話してみました。
参加者の皆様の反応が嬉しかったです。
エバンジェリストとして何を伝えるか。それについては、昨年の初めあたりからいろいろと考えていました。今、少しずつ見えてきた気がします。

弊社の開発や記事執筆のお仕事はこうした対外活動から生まれています。代表自身による新たな交流を発信することは絶対に怠ってはならないと肝に銘じています。

きっと、必ずや、コロナは小康状態に落ち着くと信じ、また皆様と交流を深めたいと思っています。
まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。

§ 執筆活動 一昨年の春まで連載していたCarry Meさんの運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」を弊社サイトにアップする作業ですが、今月は1本アップしました。
(「アクアビット航海記 vol.25〜航海記 その12」)
上京した私が仕事をはじめ、そこで技術者としての最初の足掛かりをつかむ様子を振り返っています。

今月、書いた本のレビューは6本(
島津は屈せず
八日目の蝉」「動物農場
<インターネット>の次に来るもの
昭和史のかたち
原爆 広島を復興させた人びと
背番号なし戦闘帽の野球 戦時下の日本野球史 1936-1946

今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた物申すは0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは1本(
RPA界の技術者の皆様にお話しをしました
)。

§ 年表

・十月お仕事

浅草で打ち合わせと作業×6、船堀でお客様の現場視察、昭和島でお客様の現場視察、横浜で打ち合わせと作業、横浜で打ち合わせ、京橋で打ち合わせ、アクアビット サテライトオフィス×13

・十月ツイート

https://togetter.com/li/1615976


kintone Café 神奈川 Vol.6を開催して得た気づき


4/2にkintone Café 神奈川 Vol.6を開催しました。

公式の開催報告はしかるべき場所に書かせていただきました。
こちら

関連するツイートのまとめサイトも作成させていただきました。
Twitterはこちら
zoomグループチャットはこちら

代表である私が登壇の際に語った
kintoneの導入はお客様にファンになってもらいながら!
サイボウズ社のチーム応援ライセンスについて
については、上に挙げた開催報告の中で補足させていただいております。

ここでは、完全オンラインで開催することで気づいたことを書きたいと思います。

まず、開催にあたって大変お世話になったkintone大好きYouTuberこと、サイボウズ社の松井さんにはお礼を申し上げなければ。
松井さんからは、zoomでの運用のノウハウや、YouTube Live配信のノウハウを教えていただきました。当日も開催の間、さまざまなフォローを行ってくださいました。
最終的に、リアル開催からオンライン開催に切り替える決断をしたのも松井さんの一言がダメ押しとなりました。色々とありがとうございました。

あと、当日はYouTube Liveで同時配信を行いました。
配信された結果の動画は、松田さんが編集を買って出て下さいました。助かりました。ありがとうございます。
その動画リストはこちらに載せてくださっているようです。

さて、今回は私にとってはじめてのオンライン・イベントの主催でした。
リアルのイベントでは何度か主催を経験してきましたが、オンライン・イベントは初めての経験。同じ技術イベントとはいえ、やるべき作業は違います。

一言でいうと、事前と最中の忙しさの違い、でしょうか。
リアルのイベントでは事前の準備が大変ですが、開催の間はそれほどやることはありません。
一方、オンラインのイベントは事前の準備より、開催中のほうが大変です。
その部分をお知らせできれば。

オンライン・イベントの場合、事前にやるべき事は大きく分けて三つあります。
一つ目はzoomのミーティングの準備です。今回のzoomのミーティングはウェビナーではなく、ミーティングを選びました。ウェビナーだと観覧者の皆さまがギャラリービューに出ないからです。
ミーティングは「新しいミーティングをスケジュールする」で日時指定で予約すれば大丈夫です。
二つ目は、YouTube Liveの配信の許可です。その方法をご理解いただくには、キンスキ松井さんのブログをご覧いただくのが早いです。
なお、YouTubeアカウントに対してLive配信をを行う場合、24時間ほどの準備が必要だそうです。その許可を行うため、アカウントへLive配信の許可を申請する作業は前もって行っておきましょう。
その後の配信枠の予約などの処理は、キンスキ松井さんのブログに書かれているので、そちらをご覧ください。
三つめは、イベントの告知と招待です。それはリアルのイベントでも同じです。なので、qloba、connpass、peatix、doorkeeperなどとSNSを組み合わせて利用されるとよいでしょう。

続いて、本番中に行う作業です。これがオンライン・イベントでは大変なのです。私は今回、その事に気づきました。
まず、zoom内で司会と進行を行わねばなりません。恰好よく言うとファシリテーションです。
ただ、それはまだいいのです。たとえ今回、私が登壇のセッションを二つ受け持っていたとしても。

本当に大変なのは、皆さんがオンライン上でみるzoomの画面を制御する作業です。それは大きく分けるとギャラリービューにするか、スピーカービューにするか、という二つです。
zoomは喋っている人を自動的に判別し、その人にフォーカスを当ててくれます。
ギャラリービューは喋っている人にフォーカスを当てても、パネルの大きさは他の人と一緒です。例えば16名が参加している場合も4×4のままです。
ところがスピーカービューは話している人の枠が大きくとられ、その他の人は上部に4枠ほど出るだけです。

ここを適切に切り替えておかないと、話している人の表情が見えにくいのです。とくに、話者が画面共有をすると、その間は切り替えることができないので要注意。YouTube Liveは、ホストが設定するビューによって見え方が大きく変わってしまいます。
それにはzoomのスポットライトビデオの機能を使い、話者をロックオンしておく必要があります。この機能はキンスキの松井さんのブログをご参考になさってください。

また、こうしたイベント中の細かい制御は、zoomのホストか共同ホストでないとできないため、事前に複数の運営スタッフ間で権限を委譲しておくことをお勧めします。
ちなみに、zoomからYouTube Liveの配信制御は共同ホストではできません。ホストしかできないので注意しましょう。
もう一つ、本番中にやるべきこと。それは、画面と音声の制御です。参加者の誰かがミュートし忘れ、そのせいでセッション中に大きな物音が響いた場合、スピーカーの話が邪魔されてしまいます。その時にもホストか共同ホストが該当の方のミュートをOnにすることでつつがなく進められます。これも複数人でやり方を共有しておくべきですね。
なお、zoomでは、参加者によるミュート制御の可/不可を設定できます。ただ、不可にしてしまうと話者以外の方が喋りたい時に喋れなません。そのため、可にしておいた方がよさそうです。

やるべきことはまだあります。イベント中のTweetの盛り上げです。リアルのイベントでは、実況も含めたTweetが欠かせません。だからハッシュタグを冒頭に掲示するのです。
ですが、zoomにはミーティング内チャットという機能があります。
参加者にどちらで呟いてもらうか。これは難しいところです。
ミーティング内チャットの場合、同じユーザーインターフェースにチャットボタンがあり、そこから呟けます。そしてその内容はミーティングの参加者に限定されます。だから参加者の皆さんにとってはつぶやくためのハードルは低いです。
ただ、主催者の立場に立ってみると、ミーティング内チャットは、zoomの内に閉じてしまいます。
イベントの発信力を考えるとTwitterのほうが外へのアピールとなりやすく、Twitterで発信して欲しいという気になります。
実際、今回のkintone Café 神奈川 Vol.6ではzoomのミーティング内チャットは451件も呟かれ、43人の最大同時参加者があったのに、38人の方に呟いてもらえました。一方のTwitterは250件と、約1.8倍の差が出ました。
もちろん、zoomでもミーティング内チャットを無効にすることができます。ただ、それを禁止すると、肝心のイベントの盛り上がりに逆効果となりかねません。本末転倒もいいところです。
zoom APIを使い、ミーティング内チャットをTwitterに流せないか、調べてみましたが、どうも難しいように思えます。そもそもzoom内のチャットを外に公開してもよいか、事前に参加者の許可を取っておくべきだともいえます。
ここは、事前にTwitterやミーティング内チャットの盛り上げ役を何人かにお願いしておいたほうが良いと思います。また、ミーティング内チャットは手動で外部に保存できますので、それを定期的にTweetしてもらうのも一つの方法でしょう。
あと、今回はYouTube Liveも同時で配信しました。ですが、YouTube Liveのは双方向の関係が薄くなるため、開始直前まで配信URLを告知しませんでした。これも、本番が始まると忘れてしまいますので、拡散して下さる方を事前に決めておいた方がよいです。今回はキンスキの松井さんにフォローしてもらえました。

主催者がやるべきことはまだあります。それは、間が空いた時の埋め方です。
kintone Café 神奈川 Vol.6でも30分ほど最後にフリートークの時間ができました。
この時に質疑を行うよう促したのですが、まだまだオンライン・イベントには皆さん慣れていないのか、そこで質問を投げて下さる方は少ないようです。
他のオンライン・イベントにも何度か参加したのですが、リアルのイベントに比べると、主催者からの懇願の視線にさらされないためか、積極的に発言する方がなかなか現れないようです。
今回は冒頭でzoomの挙手機能や、はい/いいえでアンケートを取る機能を試してみたのですが、運営側スタッフでその集計や挙手へ反応する運営を打ち合わせ損ねていました。ここはぜひ、事前にコンセンサスを取っておくべきです。

結局、今回は5/9のイベントやkintone Caféの開催場所などのネタで間は持たせました。
決して皆様、話さないわけでは、ないのです。お酒が入った懇親会では、比較的に話が盛り上がりました。そのため、先にアルコールを許可しておくのも方法の一つかもしれません。
事前に質問を受け付けておき、それをネタにするというのも一つでしょう。
この部分は、これからノウハウを貯めてゆくしかないと思われます。
また、何人かに質問を投げて下さるように頼んでおくのも一つの手です。いわゆるサクラのように。

イベントの終了後にやるべきこともあります。
まず、YouTube Liveの配信停止です。今回もキンスキの松井さんにフォローしてもらわなければ、懇親会までLive配信を続けてしまったかもしれません。
そしてもう一つは、開催レポートの執筆です。
YouTubeを見直せば、内容については文章に起こすことはさほど難しくありません。
ですが、その記事に出す写真。これは案外見落としがちになると思います。
イベントの全体を表す画像をどう撮るのか。私は、ギャラリービューをスクリーンショットを撮る以外の写真が思いつきませんでした。

そんな形で、イベントの開催中は、かなり集中する仕事が多いのです。
さらにいうと、ディスプレイという狭い視野の中で作業が複数発生するため、マルチタスクに慣れていないと厳しいです。代表の私の場合、ノートパソコン一台と、Facebook messengerやイベントに関係ないお客様とのやり取りをiPad miniでこなしていました。おそらくイベント用には複数のディスプレイを併用して使いこなすしかないのでしょう。
オンラインのイベント主催とは、このようになれないうちは難しいかもしれません。

ですが、新型コロナ・ウィルスの猛威が衰えを知らない以上、オンラインのイベントはこれからも催されるはずです。ファシリテーションのスキルも求められるに違いありません。そのためには、運営上の工夫の余地はまだあるはず。
弊社も私も、引き続きノウハウの獲得に努力していきたいと思います。

最後に今回、zoomで参加して下さった皆様、YouTubeで参加して下さった皆様、事前と最中と事後にご協力くださった皆さま、本当にありがとうございました。
次回は5/9にkintone Café Online Vol.1が開催されます。
告知サイト
そこでまたお会いできればと思います。

代表の私はfreee株式会社とサイボウズ株式会社の共催イベント
freee & kintone BizTech hackでオンラインのハンズオン講師というさらに難易度の高いイベントに挑戦します。(※すでに満席なのです)
そうした挑戦を通して得たノウハウは、皆様にも還元していきたいと考えております。
今後ともよろしくお願いいたします。


freee Open Guild トライアルに登壇しました


3/26にfreee Open Guildトライアルを開催しました。

今、世間は新型コロナウィルスの猛威に直面しています。
感染の機会を防ぐため、リアルイベントが中止となることなど珍しくありません。
2/27に予定されていたfreee Open Guild #09も中止を余儀なくされました。それもまた仕方のないことです。
ただ、そこで手をこまねいているのではなく、情報技術の進歩を活かし、オンラインでのセミナー開催を考えるのは必然の流れでしょう。

freee Open Guild #09は、私にとって初めてfreee Open Guildに運営側として参加する機会でした。
そんな私にfreee Open Guildのトライアルをやらないか、と声をかけてくださったのがfreee株式会社でDevRelを推進してらっしゃる長内さんでした。
ただ、お声をかけていただいたのは3/5です。開催まで三週間しかありません。
なので、セッションの内容は前回freee Open Guildで登壇した内容を再演することに決まりました。
私の場合、昨年12/18に登壇した「kintone エバンジェリストがfreee APIを触って見た!
を再び使うことにしました。
そしてこちらが今回の登壇内容です。

kintone エバンジェリストがfreee APIを触って見た!
アプリ作成から連携まで

前回から3カ月がたち、その間にfreeeさんによるBiz Tech Frontierが開催され、freee APIにも見積書APIが備わりました。私の肩書にもkintone Sales Advisorが加わりました。そうしたアップデートを今回の資料には盛り込みました。

とはいえ、登壇で語った内容自体は、freee Open Guild #07と変わりありません。

今回はトライアルと銘打っただけあって、完全オンラインで開催ができるか、という検証に重きをおいていました。
そのため、トライアルのトライアルということで、トライアルの十日前にも事前にリハーサルを行いました。
私と長内さん、そして一緒に登壇するビットリバー株式会社の安藤さんとともに。
事前トライアルと本番トライアルを行ったことで、オンライン・セミナーの開催にはさまざまなノウハウが必要なことが理解できました。

今回のfreee Open Guild トライアルで得た知見は、いくつも挙げられます。

まず、zoomにはミーティングとウェビナーの二種類があります。
zoom社の当該サイト
私も普段、打ち合わせにはzoomミーティングを使っていました。
自分でもミーティングを開催したことも何度もありますし、ある程度はやり方を分かっていたつもりでした。
ですが、ウェビナーについては今回が初めてでした。
上のリンクにも出ている通り、ウェビナーにはいくつかの違いがあります。
例えば今回のトライアルでは、ウェビナーで開催したのですが、ギャラリービューに私たちパネリストの3人しか登場しません。10数人の参加者がギャラリービューに表示されないのです。

なので、スピーカーである私からは皆さんの反応が見えません。ただ、長内さんと安藤さんのうなづく姿が見えるだけ。

トライアルでは最後に8名ほどでオンライン懇親会を開催しました。
その際、参加者の皆さんにもパネリストに昇格してもらいました。すると、ギャラリービューにも私たち三人以外の顔が載りました。
ところが、それまでは三人しか参加者がいないと錯覚してしまいます。とにかく、登壇しているという実感が湧きにくかったです。

結論として、人数にも左右されますが、ウェビナーにするかミーティングにするかは、事前に考えたほうがよさそうです。

それとはまた別にスピーカーとして感じたことがあります。
それは、リアルの登壇との違いです。これは、実際にオンラインで登壇してみないと、理解は難しいと思います。
リアルの場で話すこと。それは、スピーカーの想像以上に会場の空気に左右されています。
会場の参加者の皆さまの反応とは、質問や笑い声だけではありません。一人一人の視線が、スピーカーに向けて目に見えない圧力となって迫ってきます。
この圧力は場のエネルギーと呼びましょうか、それともオーラとでも呼べばよいでしょうか。
このオーラはオンライン・セミナーでは決して受け取ることができません。
そしてこの違いは、オンライン・セミナーに聴衆として参加するだけでは、決して気づかないと思います。

スピーカーとして、普段は身の回りにあるはずの場の空気を味方に付けられない。そのため、喋っていても、上滑りしている感じに常に襲われました。
もちろん、zoomにも挙手の機能があります。
ですが、リアルの場の雰囲気は挙手機能をもってしても再現できません。
今後、zoomがどれだけリアルの場の雰囲気を醸成できるかは、将来の改修を待つしかなさそうです。オーディエンスの反応を救いとるような仕組みづくりの重要さは、当然認識されているでしょうから。

結論として、今回のようなオンライン・セミナーの特性に慣れるためには、引き続きオンライン上での登壇経験が欠かせない。私はそう思いました。

まだまだ新型コロナウィルスによる影響は尾を引くでしょう。コロナだけでなく、わが国にとってまだなじみのない病原菌は無数に存在します。間違いなく、それらの病原菌は地球の温暖化にあわせて北上してくるはずです。
そもそも、未知のリスクは、地震や火山の噴火、温暖化、宇宙からの予期せぬ来襲など枚挙にいとまがありません。
そうしたリスク以外にも、わが国の通勤という慣習が生産性の向上に寄与するどころか、阻害していたともいえるフシがある現状では、オンラインのイベントは必須だといえます。
もちろん、そうしたイベントを運営する側としても経験を積んでおかねばなりますまい。

今回、来てくださった15+αの皆様、登壇してくださった長内さん、安藤さん。会場を提供してくださったzoom様。皆さま、本当にありがとうございました。


ワーキング夫婦について


 最近、女性の仕事環境についての話題に事欠きません。

 サイボウズさんのワーキングママを応援するCM「大丈夫」の反響や、フリーアナウンサーの長谷川豊さんのブログ「保育環境を整えれば子供を産む、という大ウソ」への反論など。安部内閣も少子化問題に取り組む姿勢を見せていますし、株式会社ワーク・ライフバランスさんの活躍も目覚ましいものがあります。つい最近は、マララ・ユスフザイさんがノーベル平和賞を受賞し、講演の感動も記憶に新しいです。

 私は、色々な会社の様々な組織に身を置いてきました。その中には、私より遥か上の能力と意欲を持つ女性も少なくありませんでした。そしてそれらの方々が、結婚で退職し、一番脂の乗った時期を子育てに費やすのを
目の当たりにしてきました。また、職場が一緒だった訳ではありませんが、私の母も、妻の母も、そして妻も結婚出産を機に研究者という立場を諦めねばなりませんでした。彼女たちの心中には、男の私からは想い及ばぬ悩みや苦みがあったことでしょう。そんなこともあり、私はだいぶ以前から女性の仕事環境については関心を抱いてきました。

 上に挙げたこのところのトピック。これらは、いずれも人口問題と関わりを持っています。日本においては、切実な少子化の危機が叫ばれています。識者の意見も手段こそ違えど、少子化対策の必要性を訴えています。マララさんが訴えるイスラム文化圏に顕著な女性蔑視も、武闘勢力の視点からは、軍人増加の為の正当な理由なのでしょう。女性が社会進出すると出産や子育てに従事する母数が少なくなりますから。軍隊は軍人で成り立っています。軍人の数が少なくなることは、軍隊を組織として維持する上で危機となります。

 日本の少子化問題も実は同じような構造を持っています。このまま出生率が悪化すると、上の世代を支える下の世代が負担に耐え切れず、社会の仕組みが崩壊しかねません。戦闘にこそ従事しないとはいえ、社会基盤を支える戦士の維持という意味では、イスラム文化圏のそれとあまり違わないのかもしれません。つまり、少子化問題とは、突き詰めて考えると、組織の中の年齢層のバランスが歪なことに問題があるのではないでしょうか。子供が少ないこと自体が問題ではないようです。

 とはいえ、女性の立場に身を置いて考えてみると、今の状況の理不尽さを改善したい思いも分かります。組織の維持と、なりたい自分への思いを両立させることは困難です。

 どうやれば、女性が社会に進出でき、しかも出生率を向上させられるのか。育児施設や助成金によって、出産できるだけの基盤を国が整備することも必要でしょう。職場復帰に向けての職場の取組も大切でしょう。

 でも、私が思うにはは、一緒に育児するパートナーの理解と存在が不可欠だと思います。上に挙げたサイボウズさんのCM「大丈夫」には、それが如実に出ていると思います。最後までここにはパートナーである夫が登場しません。全ての負担が母である妻に掛かっているかのような演出になっています。ムラ社会も消滅し、近隣同士での育児助け合いが出来にくくなっている今、この演出は、実感として迫ります。

 最近は、サイボウズの青野社長を始め、イクメンと呼ばれている人々が増えつつあります。全休・半休などの育休を一定期間取り、家事・育児に協力するパパ。素晴らしいことです。しかし、一般の組織は、まだイクメンに対して意識が希薄です。積み重なる決裁書類、連続する会議、会議の前には資料をそろえ、会議の後には次の施策への準備。次々と迫りくるタスクを捌くのはその方の自己責任です。とはいえ、育休を取って、それらの業務リスクを増やすことに理解ある会社がどれほどあることでしょうか。体制を厚くし、タスクを分担して行える組織はまだよいです。しかし、実際は予算の問題で人員を増やすことは難しい組織がほとんどではないでしょうか。

 しかし、これらを克服しないと、その組織の生存すら危うくなっていることに気が付かねばなりません。組織が相手とする市場・社会が少子化によって崩壊してしまえば、その組織も生きてはいられません。今の自分が充実していれば、あとの世代は知ったこっちゃない、と吼えてみたところで、自分の一生を賭けて叩き出した成果が消滅することになっても尚、今の仕事に邁進できるでしょうか。

日本人は勤勉で、与えられた仕事に対しての責任感も高いと思います。これは素晴らしい美徳ですし、後世につなげていかねばなりません。しかし、この勤勉さが、パパさんの育休取得の妨げとなっているように思えます。それには、組織のトップや管理職の人々が垂範して、組織の考え方を変えていかねばならないと思います。

 働くママさんの社会進出と同じぐらい、働くパパさんの家庭大切が必要。そう思います。

 上に挙げた長谷川さんのブログではどちらかが専業主婦/主夫になることを提唱されていました。そこまでやる前に、まずはパパとママの二人が毎日定時に上がれ、必要な時に休みが取得できる。まずはここから始めてみないと。