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SORACOM Fluxとkintoneをつないでみた


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今年(2024年)の7/17に開催されたSORACOM Discovery 2024でSORACOM社が新サービスのSORACOM Fluxを発表しました。(サービスサイト
SORACOM Discovery 2024サイト
本稿では、SORACOM Fluxとkintoneをつないだ事例を説明します。

私は用事があり、SORACOM Discovery 2024には参加できませんでした(前夜にはSORACOM UserGroupの皆さんと会場の近くで飲んでましたが)。
そのため、私はSORACOM Fluxについてよく知らずにいました。デバイスから得た情報をAIを用いて加工・チェックが可能。それが私のSORACOM Fluxについて持つあいまいな知識でした。

本稿をアップした9月中旬の時点では、kintoneの標準機能にはAIによる補助機能は備わっていません。
この11月に開催が予定されているCybozu Days 2024の中で、ひょっとしたらAIに関する何らかの発表がサイボウズ社からあるのかもしれません。が、今の時点ではkintoneの中でAIを使いたい場合は、サードパーティによるプラグインを選ぶか、自分でコーディングする必要があります。
一方で、SORACOM FluxはSORACOM Discovery 2024の発表によってSORACOMのサービスの一つとしてラインナップに加わりました。kintoneにないAIの標準機能をSORACOMは標準機能として持っている。となれば、一度SORACOM Fluxを使ってみるべきではないかと思いました。

ちょうど折良く、SORACOMのSPSパートナー会でSORACOM Fluxの説明会があると言う連絡をいただきました。私は瞬時に申し込みました。
8/9の説明会の場では、SORACOM Fluxの機能の大枠を学びました。それとともに、SORACOM FluxについてSPSパートナー会でLT登壇しないかというか応募のお誘いをいただきました。LT用に2000クレジットを使わせてもらえるというので、私は説明会が終わってすぐに申し込みました。

そのあと、お盆休暇の中の一日を使ってSORACOM Fluxの機能を理解し、LTの内容や方向性と資料を作成しました。後日、作業の合間に修正を加えたあと、SORACOMさんに対してLTの内容を説明したのが8/27です。

8/27の時点でほぼLTで話す内容は完成していて、画像の扱いだけが若干の課題でした。
画像の連携も無事にできるようになり、9/12にSORACOM社本社で行われたSPSパートナー会では、配信ルームからLT登壇いたしました。事前の録画収録ではなくリアルタイム配信なので、配信ルームに不慣れな私は少し緊張しましたが、無事に終了。
LTの資料の中で詳細はブログで発表しますと書きました。そのブログこそが本稿です。
LT資料はこちら

2.企画

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SORACOM Fluxとは、どういうサービスでしょうか。

説明会を受けての私の理解によれば、SORACOM Fluxの設定画面では複数のAIサービスに呼び出しをかけられます。その結果をつなぐことで、様々な画像やAIからのインプットをもとに、用途に応じたアウトプットが行えます。

最近、AIエージェントの世界ではLangChainがとても脚光を浴びており、私も少し触っています。
LangChainはCUI、つまりコードベースで動きます。一方のSORACOM Fluxは、各プロセスをGUIでつなぐことができます。かつ、SORACOMの多種多様なデバイスからの画像データなどが簡単に扱える点がSORACOM Fluxを使うメリットではないかと考えます。

であるならば、私がSORACOM FluxのLTで取り上げるべきは、本来はSORACOMの多様なデバイスを用いた画像分析でしょう。実際、SORACOMさんから提示いただいたサンプル事例でも、倉庫内で所定の規則に定められた装備を着用していない人を画像検出し、アラートを出すユースケースが想定されていました。

私も最初はソラカメから受け取った画像を分析し、アラートを出す実装を考えました。ですが、ここで私の天邪鬼の衝動がむくむくと牙をむきました。あえてkintone使ってみたら面白いんじゃねーかと。

AI機能が標準装備されていないkintoneのデータをSORACOM Fluxを使ってkintoneに書き戻すことで、よりkintoneのAI活用の可能性が拡がるのではないか。kintone界隈にもSORACOMのソリューションの紹介ができるのではないか。SORACOM界隈の人、特にデータの蓄積にSORACOM Lagoonだけを使う方にも、kintoneの世界を紹介できるのではないか。
それが私の着想でした。

早速、脳内で実装を始めてみました。考えてみたことろ、SORACOM側の認証などを突破する必要があるのと同時に、kintoneの添付ファイルの扱いを考える必要もあります。
そして今回は、JavaScriptを使わずノーコードで実装を完結することも私の中の制約として課していました。

そこでkintoneとSORACOMをつなぐ部分は全てzapierで実装しました。今回はzapierを採用しましたが、おそらく同じ事はmakeでも他のiPaaSでも可能ではないかと思います。よかったら試してみてください。

3.zapierの設定

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zapierとは、何でしょうか?
簡単に言うと複数のウェブサービスを簡単につなぐためのツールです。Integration Platform as a Service (iPaaS)の一種とも言われます。
複数のウェブサービスとは、kintoneとかSORACOM Fluxを指しています。今回の事例では画像をUrl化して扱うためにGoogle Driveも使っています。Google Driveもウェブサービスの一つと見做して良いでしょう。

zapierの使い方は解説サイトの説明を参考にして頂くとして、まずはzapierの設定結果をアップします。

上から順に説明します。最初のフローはkintoneのwebhook機能で出力した結果(JSON形式)を受け取るフローです。kintoneのウェブフックは、追加、更新、ステータス変更など、複数の処理の結果に応じてzapierのような外部サービスにデータとして出力できます。コードを書く必要がないので楽ですね。ここでフローを設定すると、自動的にzapierのUrlが生成されますので、そのURLをkintoneのWebhookの設定画面に登録します。


2番目は、kintoneのwebhookから、zapierなどの外部ウェブサービスに処理を投げる際に必ず行います。永久ループを防ぐために必要な処理です。
具体的には、kintoneのレコードが手動で更新されたか、それともこの一連のフローによって更新されたかを判断します。もしkintoneのレコードがzapierによって更新された場合は、ここで後続の処理をストップします。そうしないとzapier/SORACOM Fluxでkintoneを更新→kintoneは更新された結果をwebhook送信→/SORACOM Fluxでkintone更新と永久ループが発生してしまいます。
より詳しく説明すると、kintone側で手動更新した場合は、edit.submitなどkintone側で実装するJavaScript内の処理の中で、任意の項目の値を「手動」にセットします。zapierでは、この値(kintoneのwebhookの結果としてJSONで受け取っている値)が「手動」の場合、後続の処理を実行します。この判断を行うのが当フローです。Filter by zapierを使っています。
この後、SORACOM Fluxの中でkintoneに対して更新をかける際は、この任意の値は「手動」以外の値にセットします。この処理を怠ると永久ループが発生しますので注意してください。


3番目は、kintoneで出力した添付ファイルフィールドに格納されているFileKeyをもとにkintoneのファイルダウンロードAPIを実行し、ファイルの中身を取得する処理です。
kintoneは仕様として、kintoneのレコードに格納されている添付ファイルの値を外部から取得できません。URLも取れません。
ファイルを使いたければFileKeyをもとに、ファイルダウンロードAPIにリクエストを投げ、ファイルの実体をダウンロードし、受け取ったblob形式の値を扱うしかありません。これはセキュリティー上、必要な処理です。


4番目は、上で取得したファイルの実体をGoogle Driveにアップロードする処理です。アップロードした結果レスポンスには複数のキーと値のペアが含まれています。その中には複数のUrlも含まれていますが、その中でSORACOMが権限の制約を乗り越えて扱えるUrlはThumbnail Linkのみでした。


5番目は、SORACOMに対してアクセストークンを取得する処理です。
いうまてもありませんが、SORACOMはクラウドサービスですのでセキュリティーは堅牢です。認証なしでSORACOMにリクエストを投げても全て跳ね返されます。ここで取得したアクセストークンを含めて、次の処理でSORACOMにリクエストを投げないと、意図した結果が返ってきません。


6番目は、お待ちかねのSORACOM Fluxに対してリクエストを投げる処理です。ここで投げる先のURLはSORACOM Flux側で生成されたものを使います。後で生成された値の表示場所はお伝えします。

4.SORACOM Fluxの設定

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はい、まずはSORACOM Fluxのフローをペタっと貼っておきましょう。以下にフローの作り方を最初からご説明します。


まずはメニューからSORACOM Fluxを選択しましょう。


続いては「新しいFluxアプリを作成する」を選びます。既に作ったアプリは下に表示されていますね。


作成するFluxアプリの名前と適用を入力しましょう。


SOARCOM Flux Studioの画面が表示されるので、チャネルを作成するを選びましょう。


最初のチャネルの種類を選ぶ必要があります。ここではAPI/マニュアル実行を選びます。これを選ぶことによって、zapierからの値を受け取れます。


新しく作成するチャネルの名前と適用を入れましょう。kintoneから来たものなので、そのように名付けています。


作成したチャネルでAPI/マニュアル実行を選んだので、URLが表示されています。これをzapierの最後のフローに設定します。


続いてアクションを作成します。アクションを追加を押しましょう。


ここで何を選ぶかが肝です。今回はAIを選びました。もちろん他のアクションを選ぶと、よりSORACOM Fluxの世界が広がります。


ここからがこの記事の本丸です。AIに対する指示を設定する部分です。


AIに投げるプロンプトはここで設定します。


AIからの回答をどうつなげるかをここで設定します。


私はここで図のように設定しています。AIのモデルは複数が選べます。私はAzure OpenAI (GPT-4o)を選びましたが、他にも本稿執筆時点では、以下の候補が選べるようです。


ここでプロンプトを設定します。好みに応じて「あなたはプロの店舗運営者です〜」云々の呪文を唱えておくとより幸せになれるかもしれません。
また、ここでは画像を選択できます。zapierからとってきたjsonにはGoogle DriveでUrl変換したThumbnail LinkのUrlを設定します。
なお、ここでzapierの最後のフローで設定したjsonのキーを全て英語にしていました。本当なら日本語キーの方が可読性が高くなるのですが、日本語キーに設定して、例えばここで(${event.payload.お客様人数})と設定すると読んでくれません。これは、SORACOMさんには改善をお願いしています。それまではお手間をかけるかもしれませんが、英語のキー名でお願いします。
また、その後のアクションは、その結果をkintoneに飛ばす処理なので、Webhookを選んでください。


次のチャネルではWebhookを選びました。ここでkintoneへのリクエストを組み立てます。kintone側のREST APIについては、こちらをご覧ください。


ここで設定する際は、kintone側のフィールドコードとjsonのキーは一致させてくださいね。


5.kintoneのデータをもとにAIに改善提案してもらった

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私はこのようなkintoneアプリを作りました。


レコードを保存すると、zapierを経由してSORACOM FluxがAIに問い合わせた結果をkintoneを書き戻してくれます。

参考として、アプリのフィールド一覧も載せておきます。

6.他の運用上のご注意

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注意点として現時点で挙げるべきは、jsonのキーに日本語が使えないことです。
それまではzapier側で英語のキーに変換してあげましょう。kintone側のフィールドコードは日本語のままでよいです。

ここには書いていませんが、AIに改善画像を生成させることもできるはずです。その画像をkintoneのファイルアップロードAPIを用いて、kintoneの該当レコードにAIによる改善案としてアップロードすれば、より実用的なソリューションが実装できることでしょう。
もちろん、出力先をLINEやSlackにしてもよいです。それは皆様次第です。

本稿がSORACOM Fluxを試してみようと思う方。kintoneと組み合わせてみたいと思った方にとってご参考になれば幸いです。


2024年8月のまとめ(法人)


令和六年八月。

早くも年度が始まって五か月が終わろうとしています。
おかげさまで昨年被ったダメージをふっ切るように売り上げは順調です。案件の引き合いが順調といった方が正しいかもしれません。
失注は覚悟の上で大幅に単価を上げたにもかかわらず、ご発注をいただけるのはありがたいです。
今月は新たな案件の開始よりも、以前からやってきた案件の成果が出始めた月でした。

AIの活用、メンバーの雇用、事務所の開設、新規サービスの立ち上げ、開発体制の充実など、やるべきことが多く課題は山積みです。ただ、ここで焦るとかつてと同じ轍を踏んでしまうので、着実に行こうと思っています。

今月は、システム開発だけでなく、地域コミュニティの取り組みでも徐々に成果が出始めました。

達成度6割。達成感5割。満足感6割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。


●弊社の業績

§ 総括 八月度の売上は目標を上回りました。

案件の引き合いは相変わらず途切れません。しかも、規模は大きくなっています。

kintoneの値上げがサイボウズ社から発表されたにもかかわらず引き合いは途切れていません。弊社の値上げもまだまだ足りないのかもと思わせるほどです。弊社のkintone界隈での存在感も定着してきたのでしょう。本当にありがたいことです。
うちのメンバーも頑張って学んでいますし、成長もしています。
早く、各メンバーの力を足し算から掛け算にしていかなければなりません。
ただ、今月は暑さと大雨で、さまざまなイベントが中止になったりと、思うように行きませんでした。それが仕事の能率を上げたのかもしれませんが。

メンバーも定着し、仕事を頑張ってくれています。
ただ、弊社としての一体感は薄れているように思います。逆に無理にそういう価値観をしたりしないほうがいいのかもしれませんが、それだと新しいメンバーが入れません。そのジレンマがあります。
上に書いた通り、kintoneの認知度とそのエコシステムの中での弊社の認知度が上がっているのは確かでしょうし、今弊社に加入してもらえれば伸びてもらえるのは確かなのに、組織の力が発揮できない悩みです。
もちろん、各自が自分にせられた仕事を何とかこなそうと前向きになっているのはありがたいのですが。
試験を受けたり、積極的に集まりに出向いたり。地域クラウド交流会を成功させたり。

ただ、その辺も含めて、今のメンバーとの距離感の取り方や自分の経営者としてのスタンスは見えてきたように思います。少しずつ会社を経営するに当たっての力点のメリハリが掴めるようになってきたといいますか。

経営者の立場から見たメンバーは、改善をお願いしたい部分や伸ばしてほしい部分があるのは確かです。
会社としての組織の求心力を高めたいのは確か。ただ、そこはぐっとこらえたいと思います。なるべく安定させ、かつ負担を感じさせないように。
ただし、その分、私がお客様の育成、寄り添いなどに追われていて、余裕がありません。今月は本当に疲れました。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。

・弊社代表がSORACOM Flux サービス説明セミナーに参加しました(8/9)。
・弊社代表と役員が高校生のチャレンジハイスクールに参加しました(8/18)。
・弊社役員と総務人事経理担当が山梨活性化プロジェクトに参加しました(8/21)。
・弊社代表が「本読まなくても良いかも!?「その仕事、AIエージェントがやっておきました」著者が書籍の内容を徹底解説」に参加しました(8/22)。
・弊社代表がWAGRI Open Dayに参加しました(8/23)。
・弊社代表がCASOミーティング@真鶴の運営として参加しました(8/24)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

ただ、今や弊社も開発案件の割合を下げると決めています。
私がお客様のサポートに入った後、こぼれ落ちた開発をうちのメンバーが担う運営に変えつつあります。

パートナーに対してお願いすることも減るでしょう。今は一度、タスクを整理する時期だと思っています。


§ 開発案件 今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。

kintoneはますます盤石の地位を築いていくでしょう。
先々月末にサイボウズ社より値上げのお知らせがありました。が、値上げに関して弊社には影響はありません。
元々、安すぎた弊社の単価を昨年のうちに挙げておいたのが功を奏しました。
単価アップの効果が少しずつ経営に好影響をもたらしている今、なおさらそう思っています。

ノーコードツールとしての盤石の地位を築いたkintoneは、カスタマイズ開発の余地がまだ残されています。
が、プラグインやサービスを駆使してお客様が求める業務を実現したほうが顧客満足度が高くなることを学びつつあります。
手を動かさずに、お客様に開発を行ってもらう開発手法をここ数年「伴走開発」と呼ぶようになっていますが、先月、「伴走開発」という言葉は誤解を受ける可能性があるからやめた方がよいと助言されました。

上のnoteにも記載した通りです。
そこで、昨年秋にサービス開始した「Go! Do! WithU」を「共遊開発」と名付けて展開したいと考えています。「伴走開発」のように語呂がよく、言いやすい言葉なので、広めていきたいと思います。

昨年、以下のとおりに弊社の今後の業務の進め方を決めました。
・代表がお客様に入って共に実装に向けて努力する。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

少しずつ私が担当する案件に関しては回るようになってきています。
それをもう少し押し進め、弊社が受ける開発案件の割合を減らし、かつ定期的な開発案件は常に持っている状態に何とか落ち着けようと思っています。
一昨季まで安すぎた単価設定も大幅に上げました。
上げた単価をベースに受注も取れるようになりました。それが自信にもつながっています。

昨年に出したGO! DO! with-Uを共遊開発と名付けを変え、さらにアビットリンク、さらにk-Report帳票統合サービスも併せて、弊社の価値をより世間に訴えていく必要があると思っています。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

今年の一月、大きな荒療治を行って状況をリセットしました。
昨年度は赤字だったにもかかわらず、また持ち直し始める兆しはあります。

経営者としての未熟を痛感させられる毎日ですが、財務改善のためにまず取り掛からなければと考えた単価アップがうまくいきそうなので、もう少し耐え忍びます。
弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 三年前の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
この正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。

企業理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念
「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、代表の考え方の軸はぶれていません。たた、顧客のためにと思い単価が安すぎただけで。

弊社の活動内容に、地域活動やNPOやkintoneエコシステムへの関与と営業活動の両立を組み込みますが、それが元でメンバーに過度な負担をかけないように配慮しなければ。

昨年の4月より弊社に正式に加わってもらった代表の長女に人事・総務・経理の作業を任せました。
さらに、今月から名前のみの役員だった代表の妻にもチーム作りの担当として加わりはじめてもらっています。
先々月末、弊社が主催したちいクラ(地域クラウド交流会)も妻と娘で準備をやり切り、当日も成功させてくれました。
山梨でもそれ以来、いろいろな話が動いています。私も妻も山梨で実績を作っていきたいと思います。

今後とも、なにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約16回です。リアル共遊開発は三社様に対して3回、10時間。オンライン商談はざっと数えたところ約24回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約70枚です。


今月は、オフラインの交流は甲府でのチャレンジハイスクールへの参加と、WAGRI Open Dayへの参加、さらには数カ月前から準備を進めていたCASOミーティング@真鶴の三つのみでした。

もちろん。他の日も熱暑の街を歩いて共遊開発にいそしんでおりました。

先月は相当さまざまな交友を深めましたが、今月はそれを成果として出すことに専念していました。

弊社が経営で苦戦していても、次々と案件を頂けているのはこうした出会いがあるからです。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。「SORACOM Flux サービス説明セミナー」(8/9)。「チャレンジハイスクール」(8/18)。「山梨活性化プロジェクト」(8/19)。「「本読まなくても良いかも!?「その仕事、AIエージェントがやっておきました」著者が書籍の内容を徹底解説」」(8/22)。「WAGRI Open Day」(8/23)。「CASOミーティング@真鶴」(8/24)。





こうした対外活動こそは経営者としてやるべきことであると同時に、弊社メンバーにこの方向性を理解してもらう必要があります。
今年の年始の抱負として、登壇回数を36回と定めました。8月の時点で20回の登壇が果たせています。
先々月あたりから、弊社の総務人事経理担当が代表がいなくても積極的にこうしたイベントに参加するようになってくれています。とても心強いです。

もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向とずれていきます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうようにつとめなければ。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本(
関心領域
)。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは2本(
CLS三島らへん#1に参加してきました
CLS道東 海霧編 2024に参加してきました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

7月30日 7月30日 ワーケーションの能率をいかにしてあげるか。
7月31日 7月31日 IT環境への適応性とは
8月1日 8月1日 リアルの商談はなるべく続けていきます。
8月2日 8月2日 継続は力なりということ。
8月5日 8月5日 宣材写真を撮りました。
8月6日 8月6日 社会的な出来事に個人の立場から意味を与え、歴史に遺す
8月7日 8月7日 誤爆しないために認知バイアスに気をつける。
8月8日 8月8日 判断は最後はAIではなく人間に委ねられるべき
8月9日 8月9日 モノより概念のわが国において、モチベーションは難しい
8月13日 8月13日 備えあれば憂いなしの心で地震に臨む
8月14日 8月14日 オリンピックにいつeスポーツが採用されるか
8月15日 8月15日 過去を思い返す時間も必要
8月16日 8月16日 天災に備えて自由な出勤体系を
8月19日 8月19日 登壇や発表の機会を作っておく
8月20日 8月20日 即興アウトプットには良質なインプット。
8月21日 8月21日 LangChainはじめました
8月22日 8月22日 CASOというイベントを開催します。
8月23日 8月23日 AIエージェントにも取り組みます
8月26日 8月26日 地域コミュニティに参加する理由
8月27日 8月27日 共遊開発のやり方を伝えなければ
8月28日 8月28日 明朗会計なら派閥はあってもよいのでは?

§ 年表

 ・八月お仕事

神保町で商談、御茶ノ水で商談・作業、二俣川で作業・打ち合わせ×8、EKITERIA PRONTOでオンライン、中野坂上で商談、Segafredo Zanetti Espresso晴海トリトンスクエア店で作業、ドコモショップ 二俣川店で手続き、仲町台で商談、立場で商談、吉野家 立場店で、戸塚で商談、コメダ珈琲店湘南台店でオンライン、オープンカフェ まるごとやまなし館で懇談、Tully’s Coffee新百合ヶ丘店でオンライン、マクドナルド浅草店でオンライン、浅草で商談、ヨドバシカメラ マルチメディア町田で買い物、とんかつ稲 仲町台駅前店で商談、緑園都市で商談、ケンタッキーフライドチキン緑園都市駅店でオンライン、東府中で商談・作業×2、新宿で商談、東京都立産業貿易センター浜松町館でWAGRI Open Day、Tokyo Innovation Baseで作業、真鶴駅でCASOミーティング@真鶴第一部、真鶴町観光協会でCASOミーティング@真鶴第二部、スミマルシェでCASOミーティング@真鶴第三部、草柳商店でCASOミーティング@真鶴第三部、関内で商談、ヨドバシカメラ マルチメディア町田で買い物、戸塚で商談、瀬谷で商談、旭区で商談、大和市文化創造拠点シリウスで作業

§ ポストツイートまとめ
・八月ツイート
https://togetter.com/li/2426591


kintone hive 2024 Tokyoに参加してきました


7月9日に大阪のZepp DiverCityで行われたkintone hive 2024 Osakaに参加してきました。
https://kintone.cybozu.co.jp/jp/event/hive/

昨年も弊社はこのイベントにメンバーを連れて参加しました。
昨年と今年に比べ、私がメンバーをkintone hiveに呼んだ目的は同じです。
・今のkintone界隈の開発のあり方が従来のシステム開発のセオリーとは違っていることを感じて欲しい。
・kintone界隈のプレイヤーや開発者の知己を増やしてほしい。
・登壇される方々の成功事例を聞き、どういう方法であれば弊社としてkintoneを使ったシステム構築で価値が届けられるかを考えて欲しい。

特に最初に挙げたことは、kintone hiveに頻繁に参加されている方にとっては理解されていることと思います。
確かにkintone開発において、サービスやプラグインを使わずにカスタマイズして納品することは可能です。ただしそのやり方は、複数の案件が並行するにつれ、だんだん厳しくなってきます。私個人の感覚では、一人で並行できるのはせいぜい30案件が限界かと思います。
JavaScriptカスタマイズだけで、じっくり取り組めるような長期の開発案件は、弊社にはまだそれほど多くありません。もちろん、弊社でもいくつか安定的な継続案件は請けており、それらはJavaScriptでカスタマイズしています。
そうした案件は、弊社の経営の安定に寄与していますが、引き合いを頂くkintoneの案件の大半は、短納期でスポットの案件、つまり、金額的にも少なめな案件が多いです。
という事は、短いスパンで次々と実装を繰り返していく必要があります。複数の案件を同時並行でこなさねばなりません。その都度、JavaScriptでコーディングしていてはとてもこなしきれません。
そのトレンドを考えると、プラグインや各種のサービスを使いこなさないと経営の維持は難しいという結論に至ったのです。kintone開発をやっていくならば、ですが。
従来のシステム構築のやり方でキャリアを積み、実績を上げてきた方にとって、短納期で開発期間が短い案件を同時並行で複数行うことは考えにくいはずです。
ところがkintone開発ではそれが可能です。まさに価値観を変えるほどの違いです。

昨年にも増して、ローコード/ノーコードツールの定着が進んでいる昨今、技術者は複数の案件を同時にこなすことが求められるはずです。
今後もこの傾向は変わらないでしょう。もう後戻りはできません。一人がじっくりと開発に集中できる案件はそうそうありません。
であれば、新しいシステム構築のあり方を学ぶ機会は今しかありません。そうでないと、5年後には技術者としての生計が厳しくなっていきます。

そもそも、AIがコーディングのあり方を根本的に変革している今、技術者がいつまでコーディングしていられるのか。それすら心もとなくなりつつあります。

こうした技術者界隈の流れ、特にkintoneなどのノーコードツールに顕著なこの流れを、技術者ではない弊社役員の妻と総務・経理・人事を担当している長女にも理解してもらう必要があります。そこで、昨年から長女に、今年からは妻にもkintone hiveに参加してもらいました。
妻は、オーガナイザーとして甲府地域クラウド交流会(ちいクラ)を無事に成功させました。私が妻を地域クラウド交流会のオーガナイザーに推挙した理由は、kintoneエコシステムに本気で関わって欲しいという狙いがあったことは、先日のブログでも書きました。
そんな妻にとって、今回が初体験のkintone hiveがどのような効果を及ぼすのか。kintone Caféに初めて参加したのが昨年の春、Cybozu Daysも昨年秋が初めてだった妻は、そもそも技術者文化も知らず、kintone界隈の文化にも慣れていません。kintone hiveの雰囲気を体験したことを、今後の弊社の経営や活動にうまく生かしてほしいと考えました。
その成果を、どのように弊社メンバーのモチベーションの向上につなげていくか。

今年も弊社は集合時に全員が揃うことに失敗しました。
一名が集合時間に遅れたため、4名で会場に入りました。終わり間際に遅れてきたメンバーとは合流できましたが、途中で1人が家庭の事情で帰ったため、今年は5人揃っての写真撮影はできませんでした。その代わりに、4名が揃った飲み会の写真を後で掲示します。

さて、kintone hive 2024 Tokyoが始まります。
先日のkintone hive 2024 Osakaにも参加した私ですが、東京ではどのような方が事例を共有してくれるのか楽しみでした。


今は多様性の時代です。サイボウズ社もまた多様性を前面に打ち出しています。
つまり、東京であろうと地方であろうと差はありません。
全国各地の予選のkintone hiveはレベルが高く、東京が情報優位だった時代は昭和で終わった象徴のようです。
どの地域の代表者がCybozu Days 2024のkintone AWARDで勝つか、全く予想ができません。


今年、進行を担当されるのはサイボウズの沖さんです。
各地のkintone hiveでは、サイボウズのそれぞれの地域の方が見事に司会進行を務めてくださっています。
今回もありがとうございました。

そして、沖さんからのご説明の後、いよいよ登壇者が続きます。


株式会社アクタス 青松さん、小鎚さん


アクタスさんは、ヨーロッパを中心とした家具、テキスタイル、インテリア小物全般の輸入販売を行っており、中古家具の取引もされているそうです。
https://www.actus-interior.com/


案件ごとに15の工程が必要という複雑なフローをどうするか。
kintone兄弟と社内で並び称され、社内にkintoneを広めたお二人がタッグを組み、活躍するまでのお話です。


社内で孤独なkintoneのアーリーアダプターとして活動していると、仲間が欲しくなる瞬間があります。そんな一人で頑張る方を見て、周りの賛同者が次々増えていく。私たちはこんな光景をこれまでにもkintone hiveやkintone AWARDでたくさん見てきました。

まさにこのお二人もそうです。
孤独に戦っていた頃から、社内の業務システムの担当者が必要性を感じてkintoneに賭ける。そして二人の先駆者がタッグを組んで社内に新たなムーブメントを巻き起こす。まさにkintoneやサイボウズ社が掲げるチームワーク溢れる社会とは、こういう最強のつながりから広がっていくはずです。

冒頭の登壇なので、少々緊張していた様子が見えましたが、私たち観客には二人のチームワークの思いがしっかり伝わりました。


インデックス株式会社 牧さん


続いては面白い案件です。建設業のプロジェクトマネジメントを専業とする会社がkintoneを導入する事例です。
https://index-group.co.jp


建設現場では、工期が順調に進んでいるか。予算や工程管理が予定と実績で乖離していないか。プロジェクトマネジメントを行う上で、さまざまなツールがあります。一方で、そうした作業が定型化できるようでできないところが、プロジェクトマネージャーの悩みだと思います。
そんな悩みを自分たちでkintoneを用いて工夫することで、チームワークを社内に根付かせた事例です。
プロジェクトマネジメントの会社は、自社に知見がある分、さまざまなDXのためのシステムを導入します。
そのDXのためのシステムが投資した費用に比例する効果が出ていないと知るや、牧さんは現場が使いにくいという不満を汲み取り、社長に熱を込めて直談判し、社長からkintone導入の決済を勝ち取るのです。まさに熱意こそが会社を変える良い事例です。

私もお客様との商談の際、ここぞというときに熱を込めます。すると相手にも伝わるんですよね。牧さんの熱意も同じだと思います。社長にその熱意が伝わり、見事kintoneによって社内が変わったという好事例でした。


ケアパートナー株式会社 橋本さん


3番目は、はっしーさんです。

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私ははっしーさんから事前に登壇する旨の連絡をいただいていました。
あちこちのkintone Caféでは、はっしーさんとは遭遇しています。こういうkintone仲間が、一念発起して晴れの舞台に立つのは本当に嬉しいことです。
ましてや、はっしーさんはこの10日ほど前に弊社が主催した甲府地域クラウド交流会にも神奈川から名古屋経由で足を運んでいただいたありがたさがあります。当然、私の応援にも熱が入ります。

今回は自己紹介からスイーツ食べ歩きの趣味をあえて外し、勝負モードで来ていました。


壇上ではっしーさんがお話しされたのは、データを蓄積し、それを活用するkintoneの本質に立ち帰った内容です。
私たち開発側にとっては、まずどこにkintone導入の価値を置くべきかが重要です。
言うまでもなく、kintoneを導入すれば終わりではありません。むしろそこからどう社内に浸透させていくかが重要です。
kintoneのシステム導入に終わりはありません。


その意味でも、はっしーさんの登壇内容は私たちに伝わりました。社内でもマイスターという制度を作り、はっしーさんに続いて社内でアプリ開発者を育てていく取り組み。その取り組みを推進するためにも、はっしーさんがまずこの場に立ち、皆さんに取り組みをアピールする。その姿勢こそが、社内のkintone浸透において重要なのだということですね。胸を打たれました。

さて、はっしーさんの登壇を終えて、一旦休憩です。
私もその場でお客様とお会いするなど、休み時間を有効に使いました。
今回のkintone hive 2024 Tokyoでは、弊社のお客様が4社計6名の方が参戦してくださいました。

noteにも書きました(7月11日 kintone hiveにお客様を呼んだ理由)が、お客様に弊社がkintoneエコシステムの中できちんと情報収集をし続ける会社であると示すことに加え、最も大事なのは、お客様自身がkintone hiveの場において成功イメージを自分のものにしてほしいことです。
今回、私の思いはおそらく伝わったのではないかと思います。


株式会社小善本店 小林さん、松川さん



さて、休憩が明けて登壇は続きます。のり。海苔です。海苔で世界に勝負する小善本店さんです。
https://kozen.co.jp/
海苔をコアビジネスとする会社さんがkintoneを使った事例です。しかも、基幹システムからすべてkintoneに乗せ換えたというから見逃せません。


基幹システムがあり、その周辺のシステムでkintoneを使う事例はすぐに想像がつきます。しかし、基幹システム自体をkintoneで構築する方が難易度が高いのは当たり前です。
販売、仕入、顧客管理、商品管理、売上請求、入金消込など。しかも今回の事例では生産管理までkintoneを使っておられるとか。大したものです。私も生産管理までkintoneを使うという事例は手掛けたことがありません。


スライドにはクリーンルームと思しき場所で壁に設置されたディスプレイを見ながら、皆さんがkintoneの画面で生産管理を行っている様子が見えます。
生産管理にkintoneを使うのは、なかなかの難易度の高さだと思います。
その取り組みを見事に成し遂げ、しかも新入社員が入社後間もなくデータ入力の仕事に投入され、それにもかかわらずその方がkintoneに可能性を感じ、このような場に登壇してくださること自体が、まさにkintone導入が成功した証でしょう。

弊社のお客様もこちらの小善さんをよくご存じだとか。私も一度訪問してみようと思いました。


株式会社成田デンタル 吉原さん


続いては吉原さんです。
https://www.narita-d.co.jp/

吉原さんも私には知己の方です。ただし、私にとって吉原さんはサイボウズ Office推しの方として認知されていました。
あれ?吉原さんがサイボウズ Officeではなくkintone推しで登壇しているとは、結構意外でした。


ですが、吉原さんの登壇内容を聞いていると、なぜサイボウズ Officeからkintoneに乗り換えたのか得心しました。サイボウズ Officeパッケージ版が終了するとのアナウンスは私も知っていました。実際、お客様のサイボウズ Officeをパッケージ版からクラウドに移行する作業を手掛けたこともあります。
ところが、クラウド版のサイボウズ Officeは300アカウントしか使用できません。つまり、社内でシステムを利用するにはアカウント数が足りないのです。だからkintoneに変えるしかありません。
そこからの巻き返しの流れが素晴らしかったし、おそらく吉原さんが会社の中で苦労し、kintoneを理解しようと努力した信念の強さを感じました。


個人的には、吉原さんがトヨクモNightで語られたフォームブリッジの見事な活用事例に感銘を受けていましたが、今回は敢えてそれを封印し、それ以外の導入において説得力を持った社内の風土作りや、社内カルチャーの変革を成し遂げたことが、皆さんに支持されて見事にkintone AWARDへの選出につながったのでしょう。
本当に誇らしいと思います。


司法書士法人NCP 山下さん、酒井さん


続いては「kintoneで全国行脚の旅」というパワーワードで登場したお二人です。
https://www.ncp-law.com/shihoushoshi/index.html

この言葉を聞いて、俺のこと?と思わずXでポストしてしまったら、また別の方がそれに反応するという反響が巻き起こりました。

山下さんのテンポのよいトークと酒井さんの掛け合いは、それだけで社内の導入のノリが感じられました。
やはり印象に残ったのが、全国の事業所にkintoneを導入するにあたり、zoomやマニュアル配布でやろうとせず、全国の事業所に直接伺って、説明するやり方をとったところです。


私たちもkintone導入に当たって、お客様への説明は必須ですが、私は可能な限りお伺いするようにしています。
今、そういう案件が増えたため、私から余裕がなくなっていることも事実です。が、お伺いしてkintoneを説明することの大切さは今も感じています。今回のNCPさんの事例を聞いて、そのことをあらためて感じました。

ちなみにNCPさんのkintoneポータルの画面が出ていました。こちらのアイコンを見て、長女がお客様のkintoneポータルを見やすくし、好評をいただいているようです。


東京電力エナジーパートナー株式会社 久保さん、櫻井さん

続いてラストを飾っていただくのは、東京電力さん。いわゆる大手ユーザーの事例です。
https://www.tepco.co.jp/ep/index-j.html

大手ユーザーだからこそ、考えなければならないことが多々あるはずです。
東京電力エナジーパートナーさんでも、2人から500人までアプリ作成者を増やすにあたって、多くの工夫ポイントが紹介されました。
まず、皆さんに丁寧にアプリの作り方を説明することで、アプリ開発へのハードルを下げたことです。さらにポータルの使い方を工夫することで、皆さんがさらに使いやすくなるような工夫が印象に残りました。


kintone導入にあたって、管理やガバナンスの問題は必須です。
例えば削減時間算出アプリといった工夫で、kintone導入へのモチベーションを下げないような工夫があり、これは取り入れてみたいと思いました。


年間で30000時間もの作業時間を削減するのは並大抵のことではできません。
また、ガバナンスについては導入支援社として、今後は提案にあたって必須のスキルとなっていくことでしょう。
私も勉強し続けなければならないと感じています。

さて、皆さんの登壇が終わったところで、休憩時間です。

私はこの時間も生かし、お客様と弊社のメンバーを繋いだりといった活動をしていました。


休憩明けには、壇上にサイボウズのかんちゃんと石井さん、筋さんが上がっています。キンコミについてです。

先日のkintone hive 2024 Osakaの場においても、キンコミについての同じようなセッションがありました。その時は私もキンコミにログインをしなければと思ったのですが、それ以降、一度だけアクセスした程度で、全然ログインができていません。活用もできていません。まずいなぁと思いました。
ただ、今回はうちのメンバーがその登壇を見てくれています。うちのメンバーがキンコミを使ってくれるのではないかと思いました。


そしてその後は投票タイム。吉原さんが関東地区代表として選出されました。改めて、おめでとうございます。
もちろん帰る前に東京会場限定のプリクラシールで写真を撮る事は忘れません。今回もたくさんの方と一緒に写真を撮りました。


そして夜は、うちのメンバー4名に加えて、たくさんの外部からの仲間が加わってくれて、総勢9名ほどで韓国料理のお店で飲み食いしてました。そのお店にはkintone hiveで参加されていた皆さんも集まっていたので、そういった方々とも交流を取りながらです。

うちのメンバーには、kintone界隈やkintoneエコシステムの交流の実態が理解してもらえたのではないかと思っています。

これも同じくnoteに書きました(7月10日 kintone hiveに弊社メンバーを呼んだ理由
 https://note.com/akvabit/n/n7e5242a699d9)が、うちのメンバーにもそういう交流をもっと行って欲しかったので、まずは狙いは成功だったのかなと思います。

今回お会いしたすべての皆様に感謝です。


事例:株式会社丸正田中様


Excelのみで行っていた温泉旅館のバラバラのデータ管理運用をkintoneとfreeeとスマレジを組み合わせて効率化

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初回訪問時に撮影した晩成温泉から見える太平洋の景色

株式会社丸正田中様は、北海道十勝の南部を中心に様々な業務を行っています。
主な業務の一つとして、晩成温泉の運営管理があります。
大樹町にある晩成温泉は、太平洋に面しており、世界でも屈指のヨウ素濃度を誇っています。
太平洋を眺めながらの温泉体験は、全国の温泉ファンや地元の方に喜ばれています。


晩成温泉の指定管理者としての運営から得た経験を活かし、中札内村のかつら旅館の事業を譲り受けるなど、十勝での観光振興に一役かっています。

十勝は、日本の農業の中心です。
いくつかの観光施設は散在していますが、道外からの観光客需要は北海道全体が対象です。
十勝の場合は、拠点が帯広に集中してしまうため、帯広から少し離れた場所の宿泊施設はそう多くありません。ところが、広大な十勝では、帯広から離れた場所にも宿泊施設は求められています。
また、地元の方に向けた施設を運営する方も必要です。
丸正田中様の取り組みは、十勝南部の観光需要を満たすために重要なのです。

昔から丸正田中の田中社長とご縁のある株式会社シードプラスの前嶋様より、丸正田中さんの旅館運営業務を助成金を使ってシステム化したいとのご相談をいただき、弊社の方で設計と構築を担わせていただきました。
シードプラス社のホームページ

助成金の対象範囲の揺れ

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今回、この話をいただいてからも、どの助成金を利用するかについては紆余曲折がありました。
とかち財団の「とかちビジネスチャレンジ」に応募すると助成が取れそうに思えたので、弊社代表が説明会に参加した上で応募をお勧めしたのですが、残念ながら、最終審査で不採択となってしまいました。
が、前嶋様のご尽力によって、無事に北海道庁が運営する別の助成金に採択されました。

その際、新たな助成金の内容に即して、もう一度実装内容を検討する必要がありました。

当初ヒアリング時のラフ構成図案(クリックで拡大します。ブラウザの戻るで戻ってください)

検討した結果、kintoneを軸にし、スマレジで売店や受付のレジをスマレジに換え、freeeを使って全体の経理処理を任せることになりました。

ところが、実際は丸正田中様から経理業務を依頼されている税理士法人さんで使っているのは別のシステムであることが後日発覚したため、間にfreeeを無理矢理かませて実装するなど、後になるまで仕様の揺れが大きく影響しました。

また、今回の実装対象にはかつら旅館も含まれていましたが、助成金の準備期間とかつら旅館の事業譲渡の準備期間が重なったため、仕様が最終的に固まる前に、助成金の申請や実装のヒアリングを進めざるを得ませんでした。

また、晩成温泉の運営を軸に業務を設計しましたが、経理や指定管理者としての報告事務を担っていたスタッフがかつら旅館の運営準備に移ったため、十分なヒアリングができず、これが後に仕様の漏れにつながりました。
これらは、我々側のヒアリングが及ばなかった点として反省すべき点です。

晩成温泉側の業務フロー

詳細はこちら

かつら旅館側の業務フロー

詳細はこちら



kintoneの使用方法を伴走支援によって説明しつつ、スマレジについての実装を行う

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晩成温泉の既存のデータ管理はExcelのみをお使いでした。
そもそも晩成温泉には、大きく分けて三つの業務があります。列挙すると、入浴・宿泊者の受付と、その横の売店での販売、さらに施設の中にある「お食事処・MAMO」の運営です。

券売機

入浴・宿泊者の売上は券売機によって集計し、お食事処・MAMOの売上は別の券売機によって集計し、売店の売上はPOSレジで管理していました。それらは全てバラバラで、毎晩、締め処理を行う際に一つの日計表としてExcelにまとめていました。さらに日計表を月単位でまとめ、大樹町に指定管理者の業務報告として送付していました。

それらの複雑な業務を一つの処理として集約させるため、kintoneとfreeeとスマレジをデータ連動させる案を策定しました。

その実装を進めるため、弊社から提案した案はいくつかあります。
まずkintoneの使い方に慣れていただくため、伴走開発によってkintoneをご理解いただくことに努めました。

初回訪問時に田中専務と将棋を一局。負けました


弊社が伴走するのは、晩成温泉の中で様々な実務を行っておられた高田様です。
まず、高田様にkintoneの使い方をお伝えしながら、様々な業務改善のヒアリング、対象物などをまとめていきました。
その際、別の方が担当されていた一部の報告業務についてヒアリングが漏れていた事は上に書いた通りです。

ただし、高田様のkintoneへの理解がとても速く、次々とアプリを作ってくださった事は、今回の一連の実装においてとても助かりました。

初回訪問時にコテージで作業中の代表

弊社は東京にあります。前嶋様も埼玉に拠点があります。つまり、晩成温泉に頻繁に行かれません。
そのため、オンラインミーティングで何度か打ち合わせを重ねながら、kintone側の実装を進めました。それらが上手くいったのも、高田様のおかげだと思います。ありがとうございました。

我々としては、kintone以外の準備は以下のように進めました。
スマレジ側の機器(ドロワー、iPad、レシートプリンター等)の手配は前嶋様に行っていただくと同時に、スマレジの運用手順の周知やマスタ整備も前嶋様に進めていただきました。

それと並行して弊社側では、スマレジのデータを夜間にkintoneに連動するためのバッチ処理を実装しました。
ここで苦労したのは、売店売上とお食事処売上と入浴・宿泊者の売り上げを全てスマレジ内で統合して管理すると同時に、売上データを細かく分類するための商品設計です。
たとえば、指定管理者としての業務報告にあたっては、町民様の優待券、一括購入の回数券、さらにクーポンの使用などがあります。それに加えて入湯税に関しても別に徴収する必要がありました。それら全ては大樹町に対して報告する義務があるため、データをきちんと分類して設定する必要がありました。

kintoneから日計表を出すにあたっては、スマレジからkintoneにデータを連携する必要があり、その連携に当たっても、どのような形が最も望ましいのか、何度も検証およひ実装の調整を行いました。連携に当たっても、商品ごとの調整変更や部門の調整等が必要となり、ここが今回最も苦労した点です。

ただ、弊社はスマレジとkintoneの連携事例をいくつか手掛けていた経験があり、連携にあたっての仕様調査はほぼ不要でした。そのため、実際のデータ連携の設計についてのみ注力することができました。

freeeの連携方法を変更するとともに、かつら旅館の運用によって追加の実装が必要に

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ここで問題となったのは、freeeとの連携をどうするかです。上にも書いた通り、当初はfreeeとkintoneをAPIで連携させるつもりでしたが、実装の途中になって、税理士法人の方が別の経理システムを使っていることが発覚しました。
丸正田中様の別事業を含めた財務・経理仕訳は別の経理システムを使っておられたのです。

そのため、freeeへのAPI連携は行いませんでした。
その代わりに採用したのは、kintoneからfreeeに対してデータを渡す際は、kintoneの標準機能を使ったファイルで連携する方法です。
お渡ししたデータをfreeeに取り込む作業は税理士法人の方に行ってもらい、freeeから別の経理システムへの連携も税理士法人の方に行っていただく処理フローで落ち着きました。
もちろん、基幹システムとの連携もfreeeがかかわっています。

今回、難しかったのは、丸正田中様の別事業との兼ね合いです。
その兼ね合いは、何回にも及ぶ仕様の調整を必要としました。

かつら旅館にて説明を行う様子

上にも書いた通り、全体の仕様の調査と並行して、かつら旅館の事業譲渡の話を進めていただいていました。そのため、全体の仕様が曖昧なまま、設計と実装を進めるしかありませんでした。

晩成温泉とかつら旅館で大きく違ったのは以下の三点です。
1.
晩成温泉には売店やお食事処がありますが、かつら旅館にはそれらがありません。

2.
晩成温泉は大樹町からの指定管理者制度による受託運営だったため、町への報告が義務付けられていました。

3.
晩成温泉は、来店客に占める個人客の割合が高く、企業や団体の一括利用による売掛金の割合が低いことでした。一方、かつら旅館は企業や団体の一括利用による売掛金の割合が高いことでした。

三つの点で実装すべきアプリや機能が大きく違っていたため、売掛金を提供するための請求書発行の出し方をはじめ、晩成温泉とかつら旅館ではシステム構築上で大きく違いました。
それでいながら、スマレジとfreeeとkintoneを一つの仕組みとしてどう構築するかに工夫が求められました。

ただ、その際にアジャイル開発の手法をとったのが功を奏しました。今回の一連の開発にあたり、仮にウォータフォール型の開発手法をとっていたら、助成金の受給に失敗したか実装自体が破綻していたはずです。
これらが全て実装でき、運用に移行できたのも、kintoneの良さを存分に活かしたアジャイル開発の手法をとり、各機能ごとに分けて実装を行ったからだと考えています。

おかげで、かつら旅館の実装は、最後の方になって仕様のズレも含めて全て修正できました。

なお、今回kintoneはRICOH kintone Plusを導入しました。
そのため、帳票発行プログラムは、RICOH kintone Plusに標準で付いてくるRICOH 帳票作成プラグインを利用しました。その実装にあたってもかなり工夫が必要になりましたが、その工夫についてはこちらの記事に記載しています。

予約管理業務についても連携のための工夫を行う

初回訪問時に拝見した予約表

もう一つ、スマレジやfreeeのアプリ連携とは別で実装する必要があったのは、晩成温泉の予約管理の効率化です。

元々、晩成温泉では予約管理にRESERVAを使っていました。ですが、いくつか問題がありました。問題の一つは、RESERVAで管理される予約状況を各スタッフに連携することできませんでした。また、予約データに基づいた効率的なシフト管理が必要でした。そのため、kintone側で一括管理することが望まれました。
ところがRESERVAにはkintoneと連携するためのAPIが公開されておらず、Googleカレンダーとのみ連携されていました。

これらの予約管理の改善については、助成金の対象業務に当初から含まれていました。

そこで弊社からは、Googleカレンダーとkintoneをつなぐ合同会社ぱんだ商会様のプラグインを提案しました。さらに、kintone内では、カレンダーPlusの利用をお勧めしました。
これらの組み合わせによって、月額利用料を抑えた助成金の範囲内での実装が可能になりました。

まとめ

今回は、遠距離のお客様のフォローをどう進めるかについてと、現在進行形で仕様が変わる運用をどうとりまとめて仕様に落とし込むかが難点でした。

もともとkintoneはアジャイル開発に向いています。また、弊社が培ってきたノウハウもアジャイル型を志向してきました。
それがうまくはまった事例だと思います。

kintone Café 帯広 Vol.3に登壇する高田様

その成果は、kintone Café 帯広で高田様が登壇していただいた内容にすべて書かれています。
弊社代表及び前嶋様としても報われた瞬間でした(二人とも登壇をその場で拝聴していました)。

SEEDPLUS社ならびに弊社もご紹介いただきました

そして、弊社として伴走型のやり方に手ごたえを感じるとともに、どの点を重点的に開発すればうまく進むのか、一つの成功事例となりました。

引き続き、他の施設にも業務を拡張されると伺っています。
また十勝に伺える日を楽しみにしています。
丸正田中の皆様、ありがとうございました。

丸正田中様より

導入までの日々と現在を丸正田中社の田中社長はこう語ってくださいました。

kintoneを業務システムの中核に置いてから、複数の店舗の経営状況がどこにいても把握できるようになりました。
それだけでなく、決済や必要なコミュニケーションや意思決定がよりタイムリーに行えます。
社員の事務の負担を減らしつつこれらのことを達成できたことは、今後の経営にとって大きな一歩です。

丸正田中社の高田支配人はこう語ってくださいました。

スマレジと連携したkintoneのおかげで、業務完了と同時に日報が自動で作成可能になりました。
エクセルでデータを手入力していた大樹町に毎月提出する書類も、現在では日々の運営データから自動で作成されるようにり、業務時間が大幅に削減されました。
いまでは社内でもアプリの作成や改善が行われ、日々改善が続いています。

SEEDPLUS社の前嶋社長はこう語ってくださいました。

非常に複雑で多岐にわたった社内業務を kintone とスマレジ で 省力化できたことで、お客様に非常に 満足いただけたと感じております。

株式会社丸正田中様のご紹介

社名 株式会社丸正田中
所在地 〒089-2131 北海道広尾郡大樹町松山町8番地19
代表者 代表取締役社長 田中正一
URL https://www.bansei-onsen.jp/about-marusyo

2024年3月のまとめ(法人)


令和六年三月。

年度末を迎えました。今年度も苦しみました。
まだ苦しい状況が続いています。

が、光が見え始めているのも確かです。

今までの個人事業のやり方を続けるのは難しくなっています。単価も体制もやり方も。
今までの経営の反省を真摯に考えるにつけ、やり方を抜本的に変えようとしました。そしてこの下半期は変革に取り組んできました。

むしろ、昨秋からの試練と苦しみは、来年以降の弊社や私にとってよかったと思います。

結果的に、年度としては過去最高額の売り上げを達成しています。
今後の受注も続きました。

達成度6割。達成感5割。満足感6割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社と関わりを持っていただいたすべての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 三月度の売上は目標をぎりぎり達成しました。

さらに、年間を通じては過去最高の売上を達成することができました。
ですが、利益の面ではぎりぎりもいいところだと思います。これから決算に向けて準備を始めるため、まだ未定ですが。

昨年の秋ごろ、このままでは会社が持続できないと予測しました。実際、ギリギリの綱渡り状態が数ヶ月続きました。

そこで痛感したのは、もう今までのやり方では難しいことです。単なる業務改善ではなく、抜本的に弊社の業務を切り替えなければ、人を雇う形での経営は続けられない。

対象とするお客様の規模を大きくすると同時に、単価も大幅に上げました。さらに、従来の請負型開発から伴走開発に全面的に舵を切りました。

今月から伴走開発が一段落した案件や、新たに始まる案件など、この切り替えは今のところ効果をあげています。

単価を上げたことで、失注も起こり得るかと思いましたが、単価そのものが高い事による失注はまだなく、ここは一安心です。

ただ伴走開発は私個人が引き受けてやらなければなりません。その場合、私のリソースがどこまで確保できるかと言う問題が付いて回ります。実際、四月からの私の予定はかなり逼迫しています。

ただ、引き合いや受注が途切れないことは、本当にありがたいことです。

実際、kintoneの伴走案件をこなしていると、お客様からのご要望に対してすらすら解法が答えられる私がいて、そういう私の価値が求められていることを感じます。
しかし、その作業を続けている限り、私一人の会社からの脱却は難しいのも事実です。
そうではなく、私以外のメンバーにも主役になってもらえる会社にしないと。

そのためにもメンバーには、成長し、視野を広げてもらう必要があります。

今期の反省を生かし、来期はより効率的なやり方を目指します。

今月、弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・弊社代表が「山梨ワーケーションツアー」に参加しました(2/28-3/1)。
・弊社代表が「よっちゃばれっ kintone 無尽 Vol.3」に参加しました(3/1)。
・弊社代表が「こどもの居場所大会 in 東京」に参加し、皆さんの前で挨拶しました(3/2)。
・弊社代表が「WAGRI ユーザー会」に参加し、皆さんの前でスピーチしました(3/5)。
・弊社代表が「餃子投資の会」に参加しました(3/13)。
・弊社代表が「NO-CODE SYMPOSIUM 2024」に参加しました(3/15)。
・弊社代表が「kintone × RPA 飲み会」に参加しました(3/17)。
・弊社代表が「リアル Cy-Musubi 2024」に参加・登壇しました(3/19)。
・弊社代表が「devkin meetup Vol.3」に参加しました(3/19)。
・弊社代表が「トヨクモNIGHT~プリントクリエイターNIGHT」に参加・登壇しました(3/22)。
・弊社代表が「スナックジョイゾー」に参加しました(3/22)。
・弊社代表が「kintone Café 栃木 Vol.1」に運営・参加・登壇しました(3/23)。
・弊社代表が「kintone Café METAVERSE Vol.7」に参加しました(3/26)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

開発案件の受注を減らし、その割合を下げることを決めた以上は、伴走開発からこぼれ落ちた開発をうちのメンバーが担う運営に変えます。
そうなると、パートナーに対してお願いすることもぐっと減ってしまいます。このあたりは今月も対面での打ち合わせをし、今後の方針を伝えています。


§ 開発案件 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。
今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

昨年の師走から、今までの開発のやり方について、抜本的に変える決断を下しました。

・代表が伴走担当としてお客様に入る。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

今まで安すぎた単価設定も大幅に上げました。
上げた単価をベースに受注も取れるようになり、それが自信にもつながっています。
引き合いも途切れていません。

伴走開発による案件の獲得や実装も手ごたえを感じています。
既に今年に入ってから要件定義フェーズの形で伴走を行っています。
また、今月から複数の案件で伴走開発が始まりました。

ただし、伴走開発はかなりの集中力と労力が求められます。
私自身の切磋琢磨もさらに求められます。切磋琢磨が欠かせません。
同じ努力をメンバーにも求めていきたいと思います。

昨年に出したGO! DO! with-Uとアビットリンク、さらにk-Report帳票統合サービスも併せて、弊社の価値をより世間に訴えていく必要があると思っています。

代表のトーク力も連日の伴走案件や商談の中で磨きつつ、私自身がまず手本を見せます。
年齢が上がっても成長し続ける気概と手本を示したいと思います。

弊社に期待してくださる方が多いようです。
皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。

そういえば、私がホームページ案件を受け始めた当時からお付き合いのあるバレエスタジオさんが看板を下ろすことになり、
ホームページ案件が一つ終わったのが今月です。約18年ほどやらせてもらいました。今までありがとうございます。
これでホームページ保守案件は残り一つだけとなりました。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

先々月、大きな荒療治を行い、リセットしました。
おそらく来月あたりから、ようやく歪な状態が解消されるはずです。

まだまだ、経営者としての未熟を痛感させられることも多いです。財務改善には単価アップから。
まずはそこがうまくいきそうなので、その後にコストカットや生産性向上に舵を切ります。
弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 三年前の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
この正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。

企業理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念
「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、代表の考え方の軸はぶれていません。たた、顧客のためにと思い単価が安すぎただけで。

地域活動やNPOやkintoneエコシステムへの関与と営業活動の両立を組み込みつつ、メンバーに過度な負担をかけないように作り替えています。

昨年の4月より弊社に正式に加わってもらった代表の長女に人事・総務・経理の作業を任せ、法人設立時から名のみの役員だった代表の妻にも来月からチーム作りの担当として本格的に加わってもらう予定です。
妻が関わってくれたら、続いては弊社のビジョン・ミッション・バリューの浸透や、弊社の事務所開設などにも携わってもらうつもりです。

今後とも、なにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約15回です。オンライン商談はざっと数えたところ約31回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約83枚です。


先月末から今月頭にかけてのやまなしワーケーションへの参加によって、山梨に拠点を結ぼうとする弊社の企てに大きな弾みがつきました。


また、今月は今までの人脈にない新たな集まりにも多数顔を出しました。
こども居場所大会 in 東京では、社会課題の解決に向けて努力する方々とのご縁ができました。
WAGRIユーザー会では、国際標準を決める人々やアグリテックの先進にいる人々とのご縁ができました。
餃子投資の会では、投資分野に強い人々とのご縁を再びあたためることができました。
NO-CODE SYMPOSIUM 2024では、kintone界隈だけでない他のNO-CODEツールの人々とのご縁を拡げることができました。
kintone × RPA飲み会では、RPA界隈の人々との知己を得ることができました。
そして、kintone Café 栃木やその翌日の栃木市での旅でも、栃木の方々との新たなご縁をつなぐことができました。






皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

弊社が経営で苦戦していても次々と案件を頂けているのはこうした出会いがあるからです。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。「山梨ワーケーションツアー」(2/28-3/1)。「よっちゃばれっ kintone 無尽 Vol.3」(3/1)。「こどもの居場所大会 in 東京」(3/2)。「WAGRI ユーザー会」(3/5)。「餃子投資の会」(3/13)。「NO-CODE SYMPOSIUM 2024」(3/15)。「kintone × RPA 飲み会」(3/17)。「リアル Cy-Musubi 2024」(3/19)。「devkin meetup Vol.3」(3/19)。「フミダセTV」(3/21)。「トヨクモNIGHT~プリントクリエイターNIGHT」(3/22)。「スナックジョイゾー お花見ナイト」(3/22)。「kintone Café 栃木 Vol.1」(3/23)。「kintone Café METAVERSE Vol.7」(3/26)


こうした対外活動こそは経営者としてやるべきことであると同時に、弊社メンバーにこの方向性を理解してもらう必要があります。
今年の年始の抱負として、登壇回数を36回と定めました。3月の時点で13回の登壇が果たせています。
今月は、WAGRIユーザー会の場で、自己紹介を希望する場があり、そこで意を決して手を挙げ、全く知らない人だらけの前で、大臣官房にいらっしゃるような方々の前で話しました。かつての自分では考えられない振る舞いに出られたことで、私自身のステージが少し上がれたのかもしれない、と自信になりました。

もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向と違ってしまいます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうようにつとめなければ。

外の皆様と交流を深めたいと思っています。
今月に行った活動からそのことを強く感じました。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは6本(
やまなしワーケーションに参加しました
よっちゃばれっ kintone 無尽 vol.3に参加しました
こどもの居場所大会 in 東京に参加しました
雲の上Talking〜プリントクリエイターNight〜に参加・登壇しました
kintone Café 栃木 Vol.1に運営・参加・登壇しました
kintone Café METAVERSE Vol.7に参加しました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

2月28日 2月28日 なぜコメントや仕様書が必要か。チーム内にも自分自身のためにも
2月29日 2月29日 山梨の可能性を感じるワーケーション
3月1日 3月1日 地方に行くとニーズが見える
3月4日 3月4日 品質追求の醸造所でもできるところはIT化。
3月5日 3月5日 社会課題に向き合って行きたい
3月6日 3月6日 WAGRIユーザー会で学ぶ標準化
3月7日 3月7日 株価に踊らされず、既存のやり方に頼らない地道な変革を
3月8日 3月8日 物流博物館で自分のシステムエンジニアとしての原点を知る
3月11日 3月11日 地震確率に右往左往せず、つねに備えておく。
3月12日 3月12日 漫画はもっと評価も立場も上げられるべき
3月13日 3月13日 生成AIの著作権問題は注視したい
3月14日 3月14日 管理体制の強化か、スピードの重視か。
3月15日 3月15日 売り上げは上がっても、利益体質はこれから。
3月18日 3月18日 NO-CODEツールの意義
3月19日 3月19日 ダイヤ改正の鉄道減便からの次。
3月20日 3月20日 kintoneエコシステムはビジネスもコミュニティも含めて
3月21日 3月21日 スキル伝達が不要になり、より抽象的な伝達に
3月22日 3月22日 都市開発の現場から感じたこと
3月25日 3月25日 オフィスを持つとコミュニティが開ける
3月26日 3月26日 コミュニティに積極的な理由。
3月27日 3月27日 メタバースにいることがAIエージェント時代が来ることの証し

§ 年表

 ・三月お仕事

小菅村中央公民館、anyplace.work 富士、焼き鳥 びんど、金蔵、サイボウズ 本社×2、日比谷国際ビルヂングでWAGRIユーザー会、二俣川で商談・作業×6、品川で商談×3、ドトールコーヒーショップ 神田中央通り店、神田で商談、ラムゴロー神田南口店、CEN CAFE、なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。、北綾瀬で商談、中国家庭料理 大連、Café PRONTO 品川シーズンテラス店、ベルサール六本木でNO-CODE SYMPOSIUM 2024、土佐しらす食堂二万匹、アクアビット サテライトオフィス、ココデンタルクリニックで作業、府中で打ち合わせ×2、Starbucks、関内で商談、ケンタッキーフライドチキン、雲の上Talking~プリントクリエイターNight(トヨクモ社)、スナックジョイゾー、HOTTAN、庄助、寧々家 宇都宮駅前店、モスバーガー、府中市立 中央図書館
§ ツイートまとめ
・三月ツイート
https://togetter.com/li/2340963


DX悩み人の集いで講師・ハンズオン登壇を行いました


2024年1月24日(水)に『第5回 DX悩み人の集い -その悩み、コミュニティで解決しませんか-』に登壇し、ハンズオン講師も務めました。
詳細は告知サイトをご覧ください。

今回の開催場所は、甲府市にあるTakeda Street Baseです。
その5日前、2024年1月19日(金)にこの場所で山梨中央銀行とサイボウズ社が、地域企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するための連携協定を結びました。(記事はこちらをご覧ください。)
サイボウズ社がDX支援に関与する場合、その主要ツールとしてkintoneが使用される可能性が高いです。kintoneはクラウドを用いて業務アプリを作成できるため、DX支援に最適です。

提携の話題が沸騰している中、私が同じ場所でkintoneについてお話しできたのも何かのご縁でしょう。
今回の登壇の話は年末の12/27に山梨DX推進支援コミュニティの斉藤さんから頂きました。
斉藤さんはkintone Café 山梨から派生したコミュニティである「よっちゃばれっ kintone 無尽」にも参加されています。
もともとは役員の妻が「山梨県活性化プロジェクト」の集まりで知り合ったことがきっかけです。私が「よっちゃばれっ kintone 無尽」にお招きしました。一緒に山梨県にkintoneを根付かせようと活動してくださっています。

当初、1/24はお客様のところに行く予定があったため、オンライン登壇にさせていただく予定でした。ですが、今の山梨県へのkintone導入の機運が高まっていることを考えると、ぜひとも現地で登壇しなければ。そう判断した私が甲府まで足を延ばすことにしました。

Takeda Street Baseは初訪問でしたが、山梨DX推進支援コミュニティを主導していらっしゃる小林さんと初めてお会いしたオンラインミーティング(1/9)の前日にその前を散歩し、休日で閉まっていたとはいえ、Takeda Street Baseの場所を確かめておきました。

最近は頻繁に甲府に行っており、甲府の街に土地勘がついてきました。
それでも会場付近の様子はきちんと把握しておきたい。それが登壇者としての責任だと感じ、事前に会場付近の様子を確認しに行きました。

1/9のオンラインの後は、1/18に作った資料を見ていただくという作業の流れになっていたのですが、その2日ほど前に先に出ししておきました。
当日前に資料を1、2回修正し、1/18には登壇の打ち合わせを行いました。それで当日の資料はだいたい整った感じです。
あとは当日に行うハンズオンのため、事前にアカウントを会場に来られる分を用意していただくため、私がそのやり方をご説明しました。

あとは本番に臨むのみです。


当日、「かいじ」に乗った私が甲府に降り立ったのは開場の二時間半前。12時からオンラインの打ち合わせが予定されていたため、Takeda Street Baseに先に入って利用させていただく手筈でした。

Takeda Street Baseの内部
Takeda Street Baseは中に入ってみると広々としています。オンラインで打ち合わせをしていても全く問題なかったため、コワーキングスペースとして使わせていただけると良さそうですが、こちらは山梨中央銀行さんの持ち物であるため、許可を得た方でないと入れないということです。

参加者が集まる様子
打ち合わせなどをこなしているうちに、参加者やスタッフの皆さんも続々と集まってこられました。
山梨DX推進支援コミュニティは山梨県の中小企業が自社のDX推進を行うためのコミュニティです。各社の担当者がDX推進にあたって孤独に陥らぬよう、仲間で取り組むために作られました。
発起人の企業として山梨県下の錚々たる企業が名を連ねています。


そうしたコミュニティの中で私がkintoneを話すわけですから、軽々しい登壇内容にはできません。ましてや5日前に山梨県のkintoneにとって重要な記者会見が行われたとあってはなおさらです。
いつにも増して気合いが満ちた状態で登壇しました。

今回は、kintoneの機能の紹介は当然ですが、何に使えるのか、という具体的な例をたくさん盛り込んだ内容にしました。
蓄積できるデータの種類や、それらをどうやって活用し、共有するかについての具体的な例を挙げながら。
もちろん、エコシステムについても触れました。また、山梨でのコミュニティの流れについても触れました。コミュニティの紹介にあたっては会場にいらっしゃったあかねさんに話を振り、少しですが前に立って話してもらいました。


当日は会場に十数名、オンラインの皆さまが20名弱の方が参加されていたということです。
参加者にはslidoによる質問の場が提供されており、その場でもいくつもの質問をいただきました。私もその場で可能な限り答えました。

会場に来られていた方の多くに手を上げていただいたところ、kintoneが初めての方の割合が多く、私も途中から少し内容をやさしめにしました。
私は長年kintoneに携わっており、周りにkintoneユーザーや開発者が多く集まります。そして、kintoneが初めての方が多くの割合を占める場にいる機会が減りつつあります。その意味でも今回の登壇はよい機会でした。
私にとって、まだまだkintoneも知られていない、という新鮮な感じを受けました。


続いてはくばく社の奥田さんが登壇し、はくばく社内のkintone活用事例を話されておられました。
奥田さんは昨年の「kintone Café 山梨」でも登壇してくださったし、「よっちゃばれっ kintone 無尽」にも参加してもらっているため、その実力はよくわかっています。
私と奥田さんの間でも内容が被ることはほとんどなく、より具体的な事例として参加者の皆さんに伝わったのではないかと思います。

奥田さんの登壇の後は再び私が前に立って、ハンズオンです、事前に決めていたアンケートアプリをその場で作ってもらいました。
皆さん、順調にアプリ作成をこなしていただき、レコード一覧の扱い方やグラフ機能についてもさわりの部分がご理解いただけたのではないかと思います。


私もこうしたイベントの場でのハンズオン講師は久しぶりでしたが、普段やっていることなのでそう難しくなかったのですが、今回は操作するパソコンが私のノートPCではなく、お借りしたものだったので、マウスやキーボード操作で少し手間取りました。

ですが、大方は目的を達したといえましょう。
またその後の質問でも私がはくばくさんの事例をどう思うか、など、参加者の皆さんからも質問をたくさん頂きましたので、ある程度の成果はあったのではないかと考えます。

一週間ほど間をおいて、オンラインで質問を受け付ける機会を設けてくださるとのことで、私のその場では皆さんからのご質問にお答えしたいと思います。
集合写真を撮って、会場を出た私たち。
スタッフや登壇者の6名で甲府駅前のまどかで懇親会をしました。

山梨DX推進支援コミュニティを運営されている小林さんや笠原さんとは今回初めてお会いしました。
それぞれのお仕事上の立場や取り組みなど、お互いの親睦と理解を深める良い機会だったと思います。
まずはスタッフの皆様、登壇者、参加者の皆さんありがとうございました。

今回のイベントを通じ、皆さんが山梨にかける思いもよく理解しました。
山梨県庁も山梨県に住む人もすべてが人口減少に無策ではなく、むしろ積極的に施策を打とうとしています。

私もその中で力の及ぶ限り尽力したいと考えています。

詳細は山梨DX推進支援コミュニティのFacebookページでご確認ください。


RICOH kintone plusのRICOH 帳票作成プラグインの攻略ポイント


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とある案件でRICOH kintone plusを使ったkintoneの構築を行っています。
RICOH kintone plusといえば、RICOH社によるkinotneです。サイボウズ社が提供するkintoneとの違いは、RICOH社の複合機との連携機能が標準で搭載されていることに加え、いくつかのプラグインが無償でついてきます。(サービスサイト
RICOH kintone plusに付属するプラグイン一覧
本稿では、これらのプラグインのうち、RICOH 帳票作成プラグインに焦点を当てて説明します。

kintoneを取り巻くパートナー企業やサービス、プラグインの集合を意味する概念であるエコシステムには多くの帳票発行サービスがあります。弊社はこれまで、お客様のニーズに合わせて様々な帳票発行プラグインを導入し、帳票の出力を可能にしてきました。
ところが、RICOH 帳票作成プラグインは今まで培ったやり方が通用しないところがありました。
RICOH 帳票作成プラグインを使いこなすにあたり、苦戦したポイントとその攻略法を共有しておいた方がよいと思います。この先も苦労されるであろうユーザーさんのためにも。


2.認証の設定

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本稿はRICOH kintone plusの申し込みは既に終わっている想定です。
該当するサブドメインにアクセスし、kintoneシステム管理→プラグインに移動すると、RICOH kintone plusで提供されるプラグインがインストールされています。

この中のRICOH 帳票作成プラグインが本項で取り扱う対象のプラグインです。

RICOH kintone plusで各種のプラグインを使うには、EMPOWERING DIGITAL WORKPLACESにアカウントを作成する必要があります。EMPOWERING DIGITAL WORKPLACESとはRICOH社のクラウドサービスの総称といえばよいでしょうか。(サービスサイト)

これが少し厄介です。導入後、まず初めての一回だけ、上の画像を参考にアカウントを設定する必要があります。
出典元はこちらのサイトです。

さらに、RICOH kintone plusに必ずアプリとして入ってくるRICOH EDW認証アプリにRICOH EDW認証プラグインを設定します。

上の画像を参考にしてください。
出典元はこちらのサイトです。

ここで登録したユーザーは、kintoneのアカウントごとに認証が必要です。
帳票を出力する対象のアプリから出力する際、Aというアカウントで出力したあと、Bというアカウントで出力する際にRICOH EDW認証アプリを開いてユーザー認証を行う必要があります。その後Aというアカウントで出力する際にRICOH EDW認証アプリからユーザー認証をやり直す必要があります。
複数アカウントから同じアプリの帳票を出す際にはこのユーザー認証の手間が入りますので、ご注意ください。

3.ひな型の作成にあたっての問題

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RICOH 帳票作成プラグインはkintoneからExcelファイルが出力できるプラグインです。
事前にRICOH kintone plusに帳票ひな型管理アプリを作成し(マニュアル)、Excelファイルをテンプレートとして帳票ひな型管理アプリに登録する必要があります。
kintoneからExcel帳票を出せるプラグインとしては、RepotoneU ExcelやRepotoneU Proがよく知られています(製品サイト)。RepotoneUで帳票の設定方法はkintoneアプリのプラグイン設定画面より、画面上に再現されたセルにkintoneの項目をマッピングしていくやり方です。

一方、RICOH 帳票作成プラグインは事前にテンプレートとなるExcelのセルに疑似関数のような文字列(${フィールドコード})を埋め込んでおきます。
するとRICOH 帳票作成プラグインが出力のタイミングで動的にセルに値を埋め込んでくれる仕様です。
単純なセルのマッピングであれば、このやり方で困ることはそうありません。

が、テーブルを出力しようとした場合、途端に苦しくなります。

kintoneからExcelで出力できるいくつかのプラグインのうち、gusuku Customine(製品サイト)のExcel出力の設定方法も似たようなやり方を採用しています。Excelのセルに疑似関数のような文字列($(フィールドコード))を埋め込んでおくことで任意のフィールドの値を帳票に出力できます。

ただし、gusuku CustomineのExcel出力の場合、テーブルを出力する際にさまざまな関数が用意されています。あまり困りません。$FOREACH~$ENDを使ってもよいですし、SLICE関数を使えば途中の行も切り出すこともできます。$(テーブルのフィールドコード)(行番号)(テーブル内のフィールドコード)で行単位で出力もできます。(CustomineでExcel出力 / PDF出力を試してみよう)(リファレンスマニュアル)

ところが、RICOH 帳票作成プラグインでテーブルを出力する際は、工夫を加えないと途方にくれます。

RICOH 帳票作成プラグインはこの図のようにテーブルの先頭行のセルに${テーブルのフィールドコード.テーブル内のフィールドコード}を入力します。
その際、マニュアルを読む限りでは、一部の行だけを出すことができないようです。つまり、kintoneのテーブル側で行数に上限を設けておかないと、帳票側は最大で5000行が出力されてしまいます。

さらに、別の重要な問題が存在します。
それはRICOH 帳票作成プラグインがテーブルを出力する際、自動的に行を挿入する仕様になっていることです。しかもセル範囲の行だけを自動挿入するのではなく、行全体を自動する仕様になっています。

例を挙げると、kintone側のアプリのテーブルがこのようになっていたとします。



すると、仮に帳票側でV列とW列にテーブルの内容を出力しようとした場合、このようにテンプレートファイルを設定する必要があります。

ところが、これを帳票として該当するアプリから出力すると、このような結果になってしまいます。A列からT列に同じ情報が2行入っていますね。つまり、行ごとコピーしているため、関係のないA列からT列にも同じ情報がコピーされてしまうのです。

しかも、これが左右に別々のテーブルが並ぶとさらにまずい状態になってしまいます。例えば、この状態の複数のテーブルに3行と2行をそれぞれ入力し、テンプレートの左右にそれぞれのテーブルを並べるとします。


すると結果はこうなってしまいます。V列とW列は2倍になってしまいますし、Y列とZ列は2倍になってしまいます。A列からT列は6行コピーされます。つまり、3行×2行で6行がコピーされてしまうのです。
これをどうするか。私がこの問題に気づいたとき、お客様の帳票では左右に別々のテーブルの値を出す必要がありました。相互に掛け合って行数が増えてしまう状態ではとても本番運用に乗せられません。

あと一つの問題は、SUM関数をどうするかです。行数が動的に増えるということは、SUM関数で設定したセル範囲も変わってしまう可能性があります。この問題をどうすれば解消できるか。
また、もう一つ重要な問題があります。それはセルに設定した関数が動作しないことです。
関数をセルに設定した状態のテンプレートを登録し、その登録されたテンプレートを基に該当のアプリで帳票発行を行うと計算がされない。そのような問題が起きたのです。
通常であればExcelのセルに設定した関数を計算する場合、F9キーを押すかShift+F9キーを押せば再計算されるはず。ところが再計算がされません。
再計算させるにはF2キーでセルを編集し、Enterキーを押す必要がありました。でも、お客様に関数が設定されたすべてのセルを一つ一つ選択してもらい、F2キーを押してもらうことなどできるわけがありません。
再計算がされない問題を解消しないと運用に回せません。ここはかなり頭を悩ませました。再計算の問題だけではありません。テーブル行数や関数の範囲が変動する問題、左右に配置したテーブルが相互に掛けあってしまう問題など、実運用までは課題が山積みでした。

4.問題の解決にVBA

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結論から言うと、VBA(Visual Basic for Applications)を活用し、上記の問題を全て解決しました。

Excelはマクロなしのブック(拡張子がxlsx)とマクロありのブック(拡張子がxlsm)があります。
RICOH kintone plusに作成した帳票ひな型管理アプリにはどちらの拡張子のExcelブックも登録することができます(RepotoneU Excel/Proでも可能です)。

帳票ひな型管理アプリにマクロありのブックを登録します。ユーザーはkintoneの該当アプリからExcel帳票を発行し、発行されると添付ファイルフィールドに添付されます。ユーザーはそこからダウンロードし、Excelブックを開きます。その瞬間にマクロが動作するようなVBAマクロを事前に設定しておくのです。
つまり、帳票ひな型管理アプリに登録する時点でマクロ付きのブックとして登録することです。
そのマクロの中で上記の諸問題が解消するようにしておけばよいのです。

ただし、ここでもう二点、Excelマクロを動作させるために注意しておくべきことがあります。
・ユーザーには必ずダウンロードし、インストール版でかつ最新版(2016以降であれば安心)のExcelで開いていただく。Office 365やMicrosoft 365などのブラウザでは動かさないようにお伝えする。
・kintoneからダウンロードしたExcelブックは信頼できるサイトからのファイルではないため、kintoneを使っているブラウザ上で信頼できるサイトに登録していただく必要があります。
やり方は、インターネットからのマクロは、Office で既定でブロックされますの記事に詳細が載っています。下記画像もご確認ください。あと、すみません、Macでは同様の問題が起こるのかどうかは分かりません。

さて、準備が整いました。
それぞれの問題の解消方法をざっくり記します。

まずは再計算です。ExcelのVBAにはApplication.Calculateという再計算を行うメソッドがあります。ところがVBAの中でApplication.Calculateを実行しても再計算はされません。ということは他の方法を試す必要があります。
解決策として以下のようにFormula2R1C1で再度該当セルに関数を埋め込み、Application.Calculateで再計算させました(上の関数は10列左のセルの〇年〇月〇日をyyyy/mm/ddの形式に変えた上で曜日に切り替えています)。

.Sheets("test").Cells(3, 11).Formula2R1C1 = _
"=SWITCH(WEEKDAY(SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(RC[-10],""年"",""/""),""月"",""/""),""日"","""")),1,""日"",2,""月"",3,""火"",4,""水"",5,""木"",6,""金"",7,""土"")"
.Sheets("test").Cells(54, 22).Formula2R1C1 = _
"=IF(ISNUMBER(R[1]C[-13]),R[1]C[-13],0)"
Application.Calculate

続いてテーブル行数の問題です。
これはテーブルごとに別シートを用意することで解決しました。別シートごとであれば何千行になろうとも問題は生じません。RICOH 帳票作成プラグインで扱えるテンプレートは複数シートの対応が可能です。複数シートに任意の関数を設定すれば値が設定されます。
テーブルごとに別シートで設定することにより。左右に配置したテーブルが相互に掛けあって不要なコピーが行われる問題も解消できました。
また、セル内に設置する関数のセル範囲が不明な点については関数にする必要がなく、VBAで設定すれば大丈夫です。(挿入されることを見越してセル範囲を多めに設定しておくことで参照範囲の問題は早い時点で解消できていましたが、再計算がされないことには変わりなかったので)
例えばセルの下端行は以下のようにVBAで設定できます。

.Cells(.Cells.Rows.Count, 1).End(xlUp).Row

なお、該当のテンプレートブックに設定するVBAマクロは、

Private Sub Workbook_Open()

を利用しました。ただし、このサブルーチンはテンプレートブックを修正するたびに処理が走り、値が転記されてしまいます。その状態で帳票ひな型管理アプリにセットすると意図しない形になってしまいます。ここはお気を付けてください。

Private Sub Worksheet_Activate()
End Sub

のようにシート単位で処理が走るようにしても良いかもしれません。

5.他の運用上のご注意

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他にも、RICOH 帳票作成プラグインを活用する上ではいくつかの注意点があります。
上に書いた通り、帳票ひな型管理アプリに設定を追加する際、帳票を出力するアプリも指定します。
その結果、一つのアプリで複数種類の帳票を出す場合には帳票ひな型管理アプリに複数レコードを登録します。
ただし、その結果でもアプリにボタンは一つだけしか表示されません。そのボタンを押下することで複数の帳票を選べるダイアログが出る仕組みです。

ところが、出力された結果が格納される添付ファイルフィールドは一つしか選べない仕様です。
つまり、複数種類の帳票を一つのアプリから出すには帳票発行の運用上の工夫が必要です。そうしないと現場で混乱を招く恐れがあります。

本稿で書いたことは、RICOH 帳票作成プラグインの今後のバージョンアップで改善されていくはずです。RICOH kintone plusもまだまだ改善されていくことでしょう。
本稿で触れた制約をさしおいても、RICOH kintone plusを使うと複合機との連動以外にも複数のプラグインが追加費用無しで最初から使えることは魅力です。から。
ただし、現時点では本項に書いたような運用上の制約次項が発生することだけはご注意ください。特に、RICOH 帳票作成プラグインについてはVBAマクロによるカスタマイズが必須になるはずです。その点を注意してもらえればと思います。

本稿がRICOH 帳票作成プラグインを使う方々にとってご参考になれば幸いです。


2024年の抱負


明けましておめでとうございます。

昨年末にアップした投稿にも書きましたが、昨年度は皆さま、本当にいろいろと有難うございました。
今年も引き続き、よろしくお願いいたします。

今年も抱負を書きます。
本稿の内容は年末にある程度まで考え、元旦に熟慮しました。

一年の計は元旦にあり、とはよく言ったもので、忙しくなってくるとこの言葉の意味がよくわかります。もう正月ぐらいしか計画をゆっくり考える時間がありませんから。
この抱負を仕上げた後は、詳細の内容についてより考えを深めます。そして、昨年末にアップした投稿にも書いた反省を生かし、改善する一年にします。

昨年は案件の増加に備えて3月に1人、4月に3人のメンバーを増やしました。また、既存の外注メンバーの二人には正社員になってもらいました。
ところが、増える一方の案件をこなす速度が釣り合わずにメンバーは疲弊し、増やしたメンバーのうち3人が去ってしまいました。研修計画や教育体制やその他の基盤が未整備なまま採用を急いだ焦りが招いた失敗です。

そうした経験を通して痛感したのは、弊社の企業としての基盤が未整備であることです。各自が個々に動いてしまいがちの弊社で、チームとしてのまとまりがとうとう持てませんでした。

その理由がフルリモートワークの弊害であることは確かです。また、フルリモートワークを遂行するにあたり、統一した事務手続きや研修資料、そして開発にあたっての各種のガイドラインがないことも致命的でした。

あと、もう一つ、うまく行かない理由として挙げられるのは、私の目指す会社の方向とメンバーのそれがずれていたことです。方向だけでなく、そこにいくための手段についても。

まず抱負として挙げるべき当面の目標。
それは、この正月にガイドライン(アクアビット蒸留書)のドラフト版を作り上げることです。
それと同時に、経営理念や企業理念を考え直し、業務計画を作り直すことです。

まずやるべき事を以下に書きます。

1.ガイドライン作成

昨年5月の連休に集中して作ったガイドラインを仕上げます。少なくともドラフト版として内部に出せるレベルには仕上げるつもりです。

昨年作った版は、案件の引き合いから商談、そして契約に至るまでは現状の運用の七割程度は盛り込めたはずです。ところが、開発ガイドラインに着手したところで連休が終わってしまい、そのあとは業務の多忙にかまけて全く進められずにいました。

そのあと、経営が苦しくなると、ますますガイドラインの整備に時間を使う余裕はなくなりました。
また、経営のやり方を変えなければと思うとともに通常の開発のやり方の限界を悟り、伴走開発やサービス提供に舵を切りました。それによって開発のやり方自体に変更が生じ、ガイドラインの必要性がはますます増しています。

今の弊社に足りないのは生産性です。
各自の作業を細かく見ていると、既存のロジックを再度作り直すか、既に作成したコードを構築しなおしているケースが散見されます。
各個人単位ではそうしたことはないはずです。が、別のメンバーが既に作っているコードを再発明したり、すでにある調査結果を再度読み直したり、といったことが起こっているようです。
そうした無駄や重複の部分を弊社内できちんと整理し、業務手順として作り上げる必要があります。それがガイドラインの目的です。

いうまでもなく、マニュアルは読むためにあるのではありません。各自が作り上げていくためのマニュアルです。その点については、昨年の師走に参加した「CHALLenGERS」の中で紹介されていた『無印良品は、仕組みが9割』の中に書かれていました。
作業そのものをまねるためにやり方が逐一書かれたマニュアルは必要ありません。
それよりも、誰がなんのために、いつやらなければならないのか。何故それをするのか。そうした作業の目的を明確にし、個人に視点が固定されないためのガイドラインが必要なのです。

そのガイドラインを(アクアビット蒸留書)と名付けます。

アクアビット蒸留書に盛り込むべき内容は、弊社のありとあらゆる作業です。引き合いから商談、契約に至る作業。経理の上で重要な記帳に関する作業。また、人事・労務に関する手続きや総務に属する作業。
そして、アクアビット蒸留書は永遠に未完成です。常にドラフト版でありながら、全員でこれを研修計画や教育体制が整っていない間に磨き続け、少しでも正規版に近づけるよう努力します。そして全員が遵守します。

そのため、アクアビット蒸留書は月一度、定期的に更新していきます。個人のノウハウややり方がアクアビット蒸留書に書かれているよりも優れているのなら、それを無理にやめさせるのではなく、むしろアクアビット蒸留書に取り込んで全員で共有します。
アクアビット蒸留書がその純度を増すごとに、余分な作業で時間を使うことが減り、案件の実装が円滑にいき、納品までの速度が増えるはずです。

2.弊社の業務の五分割

弊社の業務を大きく五つに分割し、担当者と目的を整理します。

昨年の反省として、代表の私の拡大・新規志向と、メンバーの会社や仕事に対するモチベーションの違いを埋められなかったことが挙げられます。
メンバーの立場からすると、既存の案件がまだ終わっていないのに、次々に新しい案件が飛び込んでくることで既存案件が積み残され、心理的にストレスになっていました。
また、あちこちを飛び回って新たな案件や考えや技術を持ち込んでくる代表についていけない事もストレスになっていたはずです。
新たな案件もいいけど、それよりも既存案件を単価を上げてしっかり維持する。そして案件の数は少なめにし、メンバーのフォローをしっかりすべき。そんなメンバーの不満を感じました。

それももっともで、一番ひどい時にはあるメンバーが十個強の案件を抱えていました。これは改善しなければ。

ただし、まず前提として考えておかなければならないのは、固定の案件ややり方を墨守していては会社の成長が見込めないことです。このAI時代にそんなやり方で会社が続くはずがありません。ましてや弊社のような零細企業が。
また、代表の性格的にも同じ案件ややり方を続けることはできません。そんな苦痛さえ感じるやり方では経営意欲にすら影響を与えます。

その相反する矛盾を解消するため、弊社の業務を五つに分けます。

一つ目は、既存の大型継続kintone案件です。
大口でかつ継続のお客様は単価を上げてもらいます。その上で、既存のカスタマイズ手法を踏襲したまま、引き続き開発にあたります。案件によっては伴走に近い形でやっているものもありますし、半常駐でがっつりやっている案件もあります。
これらのお客様は、弊社の経営の安定に欠かせません。が、それ以上にお客様から信頼をいただいていることが一番重要です。今年はこれらの案件を優先し、引き続きお客様のために力を尽くします。別紙に書いた案件が該当します。

二つ目は、既存のkintone開発案件です。
これらの案件は、伴走開発のやり方も取れないまま、既存のJavaScriptカスタマイズによるやり方で追加スポット保守や追加開発を続けています。別紙に書いた案件が該当します。
これらの案件は徐々にJavaScriptカスタマイズからプラグインやサービスを利用する形に変えていきますが、当面はJavaSctiptカスタマイズが必要になるでしょう。
また、この後に述べる三つ目の伴走開発の中で開発が必要になった作業も、随時この既存のkintone開発案件に加えていきます。

まず弊社メンバーにはこの一つ目と二つ目に集中してもらいます。
多くても一人当たり四つの案件に絞り、集中して当たってもらいます。

三つ目は、新規の伴走開発案件です。
これらは代表の私が主に携わります。
伴走案件の場合、アプリ構築やカスタマイズはお客様が行います。
カスタマイズを行う際はJavaScriptはなるべく使わず、既存のプラグインやサービスを積極的に活用します。
新たな案件が増えても、うちのメンバーには作業を振りません。一旦、代表の私の方で要件定義や伴走開発を行います。別紙に書いた案件が該当します。

四ッ目は地域活動やコミュニティーです。
代表の私は今年もまだkintoneエバンジェリストを続ける予定です。また、今年は弊社役員の妻が地域クラウド交流会のオーガナイザーとして本格的に活動を始めます。

代表はkintoneエバンジェリストとして、引き続きkintone Caféや各種のセミナーに積極的に登壇します。昨年の登壇回数は18回でした。そこで今年は登壇の回数を増やし、25回を目標にします。
そうした活動からは、地域活性化など、いくつかの案件の種も芽生えつつあります。今年も引き続きそうした活動に関わっていきます。
別紙に書いた案件が該当します。

また、オーガナイザーの妻も6/29に予定されている山梨での地域クラウド交流会を必ず成功させ、山梨県で弊社の基盤を構築します。

三つ目と四つ目に代表の私が当たることにより、私の持つ拡大・新規志向を満たすとともに、新規案件の創出も実現させます。

五つ目は新規サービスの開発です。
昨年、3つの新規サービスをリリースしました。
今年はそのサービスをより拡充していきます。そしてサービサーとしての認知度を上げていきます。

弊社の強みは、外部のSaaS/PaaSとの連携実績が多数あることです。そこに弊社の価値を打ち出し、アピールしていきます。

今年11月にはCybozu Daysが開催されることが発表されています。
そこに焦点を当て、当日は新規サービスをベースにブースを出展する事を目指します。
別紙に書いた案件が該当します。

3.評価制度・賃金テーブル・人事計画

弊社の業務を再構築した結果を基準にし、もう一度弊社の経営計画を作り直します。そこには評価制度・賃金テーブル・人事計画のそれぞれを改定し、盛り込みます。

すでに作成したビジョン・ミッション・バリューや人材育成や課題に加え、5年先の財務計画や人員構成計画や、評価制度・賃金テーブル・人事計画も全て作り直します。

弊社は、そもそもKPI(重要業績評価指標)設定が全くできていませんでした。評価制度以前の問題です。そのため、何を目標とし、個々のメンバーは何をすれば達成感や成長を感じられるのかがあいまいになっていました。
メンバーのモチベーションが極めて持ちにくい状態になっていた状態を改善します。

今年からは人事評価について、アクアビット蒸留書に書かれた内容をベースに考えていきます。
アクアビット蒸留書の中では、KPIの設定とその基準について詳しく決めていきます。

もちろん、決めていくにあたっては引き続き外部の力が必要です。ただし、自社で決めていくしかない事も分かっています。

4.コミュニティ・出展

コミュニティへの関与やCybozu Daysをはじめとした展示会への出展は弊社にとって大きなアピールの機会です。

今年のCybozu Daysの開催日は11月7-8に決まっています。今年も弊社は出展する予定です。
出展にあたっては、弊社の役員や経理人事担当が企画から当日まで積極的に関わります。また、代表の私も企画や出展までの準備を任せきりにせず、社運を賭けて準備にあたるつもりです。そのため、ここ数年のやり方を変え、自社のみで出展する事を念頭に準備にあたります。

出展にあたっては、上に書いた五つに分けた弊社業務のうち、新サービスをメインに打ち出します。また、代表の私のネームバリューは最大限に利用する予定です。

代表の私のネームバリューを有効に活かすためにも、代表のコミュニティへの関与の頻度を上げていきます。登壇回数は25回を目標にしますし、それも5分程度のLTではなく、より長尺(20-60分)の登壇についての回数で25回を目指します。
そのためにも、自ら積極的に登壇の機会を増やします。今までのように頼まれたり、依頼を受けたりした後に動き出す受け身の登壇ではなく、積極的に登壇機会を作ります。
また、地方でのセミナーや勉強会出席も引き続けます。

昨年の師走に弊社は山梨で独自イベント二つの創出に関わりました。そのうちの一つは弊社主催です。今年もすでに栃木でのkintone Café開設に関わっています。それだけにとどまらず、コミュニティの創出にさらに関わっていきます。

また、役員の妻が地域クラウド交流会(ちいクラ)のオーガナイザーとして山梨での開催を準備しています。
各地で開催されるちいクラにもなるべく代表の私も参加するようにします。それによってkintoneエコシステムの一員として貢献し、認知度も上げます。

また、各地の地域創生や活性化にも関わる予定です。
今までは単なる参加者でしたが、今年からは違う関わり方を模索します。

まずは一月の城崎と糸魚川から。
そして、一月の戸田市での新年会での展示から始めていきます。

5.ビジョン・ミッション・バリュー

代表の私の拡大・新規志向と、メンバーの会社や仕事に対するモチベーションの違いを埋めるため、もう一度弊社の目指す方向性を定めます。

企業理念

「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを
最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

・うそはつかず、でも失敗は認める会社であるべきです。

目標

「2027年3月までに
・正社員8名 外注パートナー10名に
・社員一人当たりの粗利を 150万円に
・サイボウズパートナーの賞を受賞
・他SaaS/PaaSでももう一つ今のkintone並みの知名度を得る」

価値

①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

上記に書いた内容のうち、目標と価値はあまりいじりません。ただ、企業理念と経営理念はもう少し練り直します。
また、それらを基にしたより具体的な経営計画をこの正月に作り込む予定です。

6.ワークライフバランス

代表の私の拡大・新規志向と、メンバーの会社や仕事に対するモチベーションの違いを埋めるためにもう一つ必要なのはワークライフバランスへの考え方を整理することです。

公私の充実を両立させたいとする私の価値観はいささかも揺らぎません。
ただ、昨年は残念ながら私の日常は全て仕事にとられてしまいました。それは誰の責任でもなく、私の招いた因果です。

弊社のメンバーには無理な残業や休日の仕事はさせずに済んだはずです。ただ、それでもストレスを感じさせてしまったとすれば、それが今の働き方の標準なのでしょう。
昭和どころか、平成に若手だった私の働き方すら、今の若い人から見ると異次元であることを認めます。

ただ、私自身が仕事の苦しさや経営の辛さに負け、会社の統制を強化したり、ブラックな働き方をメンバーに強いたりすることは厳に慎まねばと自戒しています。
案件をどれだけ受けてもこなせるだけの仕組み作り。これが今までの弊社に欠けていました。仕組み作りをきちんと整備し、代表の私も含めてワークとライフのバランスがとれるようにします。
先ず隗より始めよ。その言葉通り、私から率先してワークライフバランスを整えます。

私のワークライフバランスが整うときは、弊社の経営も軌道に乗った証しです。

7.事業継続のためのその他の施策

経営を継続させるため、BCP計画(事業継続計画)も定めます。
ちょうど本稿を書いている最中、元旦に能登で震度七の地震が発生しました。
弊社も富士山噴火や首都圏直下型地震が起こった時に備えておかなければなりません。

事業を継続するための山梨に拠点を設ける計画も今年中にはめどがつくはずです。

もう一つ必要な施策は、発信を継続的に行うのが代表のみであることです。それは弊社の弱点だと認識しています。
個人商店ではなく、会社としてのアクアビットのためには、代表以外にも定期的に発信を行う必要があります。
弊社メンバーも思い立った時はイベントの時には発信をしてくれます。ですが、それをもっと自発的かつ随時やってもらうように働きかけます。

8.個人的な抱負

ここからは6.で触れたとおり、個人的な抱負を書きます。
私は遠方に出張することによって、旅への欲求を満たしてしまうきらいがあります。そして、ワークライフバランス目標への飢餓感が薄れてしまう可能性があります。そのため、プライベートの目標をこの場できちんと書こうと思います。
2023年は個人的な目標をどこにも書かなかったことが失敗の原因の一つでした。

以下に書くのは代表の私の個人的な抱負です。
・家族で宮崎と鹿児島に旅行します。これをもって全47都道府県を制覇します。
・今年は結婚25周年ですので、家族でハワイに行きます。
・次女の彼氏のご両親に挨拶するため、韓国にも行く予定です。
・私自身の個人としてのアピールポイントをkintoneエバンジェリスト以外にも打ち出します。
 ・ウイスキー検定二級合格です。三級に受かってから数年間、ほったらかしになっているので酒知識を貯めます。
 ・もう一つ、新たな趣味も作ります。そのためには苦手意識のある習い事に通って師匠に付くことも厭いません。
・共同著者でもよいので、今年は本の出版のための具体的な一歩を踏み出します。
・訪れる場所や読んだ本や観た映画の数は、昨年と同程度をめざします。

ただ、そのワークライフバランスの実現は、アクアビットの経営が継続できるための基盤を確立してこそです。
私のワークライフバランスが整うときは、弊社の経営も軌道に乗った証しです。
そのバロメーターとして個人的な抱負の達成を目指します。

上記、1ー8までが2024年の抱負です。
ガイドライン(アクアビット蒸留書)を整理し、そのためにも弊社の業務を五つに分割します。ビジョン・ミッション・バリューも定め、コミュニティや出展の目標も掲げました。これらを実現させるために今年一年、懸命に努力します。

これらが実現した暁には、弊社の経営は好転するはずです。

ただし、それまでにも決めるべき事、やるべきことはたくさんあります。

ですが、今はAIがあります。
弊社でも使っていますし、サービス運営者やAIの開発者とも密につながっています。
AI元年に遅れをとらないよう、抜かりなく準備を進めていきます。


2023年12月のまとめ(法人)


令和五年十二月。

今月も苦しい状況が続いています。資金繰りですが。

経営の難しさ、厳しさを日々感じています。その一方で、その痛みを乗り越えようとする自分の成長もかみしめています。挫折や苦しみからしか人は学べない。そんな手あかのついた言葉を感じています。
今の苦しみから得た教訓は、私の中の単価設定や人件費についての根本的な過ちです。
一人親方であれば、これからもおそらく既存の単価設定でやっていけるでしょう。が、人を雇う立場ではその単価設定ではだめであることを痛感しました。雇用する事がどれほど大変なのかもあわせて心の底から理解した気がします。

その反省のもと、成長している自分を感じています。
むしろ、ここで試練と苦しみを味わったことで、来年以降の弊社や私にとってとても良いきっかけになると思っています。

すでに悪い話ばかりでもなく、好材料もすでにそろいつつあります。
単価を大幅に上げた提案が先月に受注し、今月から案件として始まりました。
他の同様の案件も先月に受注内示があり、他の案件も軒並み単価を上げても問題なさそうな感じです。
何よりも、苦しい中でも引き合いが途切れないことがありがたいです。

経営状況に楽観はできないですが、弊社のこれからを悲観はしません。来春になれば単価を変えた効果が出てくるはず。あと三ヶ月強、耐えて見せます。

達成度6割。達成感7割。満足感4割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 十二月度の売上は目標を下回りました。

単価設定が低いままの案件が主である以上、まだ黒字化はできません。
が、何とか持ちこたえられているのも皆様のおかげです。感謝しています。

引き合いが続けていただけているのもありがたいです。
単価を大幅に上げても引き合いがきて、さらに受注につながっていることもありがたいです。

それはまだ代表個人のネームバリュ―があるからです。
ただ、それに安住していては駄目で、代表のネームバリューに依存している間は大きな成長が難しい。
代表のネームバリューではなく、会社自身か会社が出すサービスにネームバリューを感じてもらわないと、代表のリソース次第になってしまいます。
そのためにもメンバーには、成長し、視野を広げてもらわないとだめなのです。そこがまだうまくいかず、人件費だけが出て行ってしまったのが今年でした。

案件が増えても案件をこなすスピードが向上しない。代表のリソース次第になってしまう。
この状況を打開するため、考え方を切り替えてより効率的なプラグインやサービス使用を推進する方針に切り替えました。
業務の根本的な部分から今までのやり方をすべて切り替えつつあります。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・山梨の甲府で「おいでなって! ビルド山梨」を弊社にて運営・企画し、開催しました(12/2)。
・弊社代表がkintone Advent Calendar 2023に記事をアップしました(12/5)。
・弊社代表がMOVED MeetUpに参加しました(12/7)。
・弊社代表Ship Vol.2に参加しました(12/8)。
・弊社代表がkintone Café JAPAN 2023に参加しました(12/9)。
・弊社メンバー二人がそれぞれCybozu Days 2023のレポートをアップしてくれました(12/10)。
・弊社より新サービス(k-Report帳票統合サービス)を発表しました(12/13)。
・弊社代表が「kintone エバンジェリストの忘年会に参加しました(12/14)。
・弊社代表が「よっちゃばれっ kintone 無尽 Vol.2」に参加しました(12/15)。
・弊社代表が「kintone Café 神奈川 Vol.16」に登壇・参加しました(12/16)。
・弊社メンバーがCybozu Days 2023のレポートをアップしてくれました(12/16)。
・弊社代表が「CHALLenGERS」に参加しました(12/18)。
・弊社代表がkintone Advent Calendar 2023に記事をアップしました(12/20)。
・弊社役員と総務人事経理担当が山梨活性化プロジェクトに参加しました(12/20)。
・弊社の事例記事「事例:株式会社アップルボックス様」をアップしました(12/26)。
・弊社の事例記事「事例:株式会社ファンドレックス様」をアップしました(12/29)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

4月から多くのメンバーに加わってもらった弊社ですが、まだまだチームビルディングができていません。さまざまな課題が出た月でした。
残念ながら、いくつかの会社との関係をいったん解消するしかなくなりました。
パートナー企業の技術者さんにも複数の案件に携わってもらっていますが、こちらは数カ月前からすでに案件を絞って関わってもらってます。
もう一度業務の再設計を行い、パートナー関係の整理も行います。

外注費や人件費の負担も厳しいですが、なんとか乗り切りたいと思います。


§ 開発案件 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。
今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

苦しい状況を打開するため、今までの開発のやり方について、ついに変える決断を下し、実際のその方向で進めています。

・代表が伴走担当としてお客様に入る。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

そのため、単価設定もさらに変更を加えました。
変更した単価をベースに受注も取れるようになり、自信になりました。

また、代表のトーク力も磨く必要があります。
すでにこの数カ月、代表は複数の場所で研修講師やグループワークの運営にもチャレンジしています。
また、日本各地のkintoneプレーヤーたちにもリアル/オンラインを問わず会いに行き、知見を交換し合っています。

既に先月からいくつかの案件で伴走型に切り替え、一切代表が手を動かさないやり方で実装を進めています。
手ごたえを感じているので、それを引き続き推し進めていきたいと思います。

さらに先月はCybozu Days 2023の前日に二つのサービスをリリースしました。
GO! DO! with-Uとアビットリンクです。前者は伴走開発サービスです。こちらは既にいくつかのお客様で実践している伴走開発サービスに名前を付けた形です。
また後者はkintoneとfreeeの連携カスタマイズをより訴求しやすくしました。実は来月早々にももう一つサービスをリリースする予定です。

今月もk-Report帳票統合サービスをリリースしました。
こうしたサービスもいくつか出していき、弊社の価値をより世間に訴えていく必要があると思っています。

うちのメンバーはよく頑張ってくれています。そしてこれを糧に成長してい欲しいと思います。
皆の頑張りに報いるためにも、これまでのやり方をあらため、持続可能な経営に変えていきます。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
そうした皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

少しずつ状況は改善に向かいつつあります。
その流れを加速するため、今年の4月より代表の長女に弊社に正式に加わってもらい、人事・総務・経理の作業を任せています。
少なくとも、これらの作業に代表のリソースを割かれることがなくなったのは助かっています。

ただ、経営者としての未熟を痛感させられることも多く、財務への能力は引き続き磨いていく必要があると考えています。
弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 一昨年(2021年)の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。それを以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、考え方の軸はぶれていません。

ただし、上記の各種理念の内容を変えようとしています。すでにメンバーには意図は伝えました。9月から策定作業を開始していますが、Cybozu Daysには間に合いませんでした。
この正月休みにビジョン・ミッション・バリューに当たる部分を経営理念・人事理念の形で見直し、再度今の状況に合わせた理念やビジョンに作り替えようと思います。

今後ともなにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約12回です。オンライン商談はざっと数えたところ約45回ほどです。
今月、頂戴した名刺は33枚です。

今月もさまざまなご縁をいただきました。
おいでなって!ビルド山梨では甲府や山梨の皆さんとのご縁をつなぎ、来年6月29日に予定してる地域クラウド交流会のキックオフを兼ねて。
また、Moved MeetUpやShip Vol.2ではサイボウズ社本社に伺って、まだお会いしていなかったkintoneプレーヤーの皆さんと交流すするとともに、MOVED社、メシウス社の社風や考えについても触れることができました。
よっちゃばれっ kintone 無尽 Vol.2(でも再び甲府や山梨との皆さんのご縁を強めた後は、神奈川の山北町に移動してkintone Café 神奈川 Vol.16で大いに山北町の皆さんとの交流を深めました。
年末のCHALLenGERSではkintoneによる業務改善を軸に交流を深めました。また、役員も山梨活性化プロジェクトに積極的に参加し、甲府や山梨の皆さんとのご縁や信頼感を強化しました。

他にも忘年会を横浜の野毛で行い、来年以降に有望な話を行いました。
他にも面白い話が持ち上がっています。

皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

弊社が案件の実装に苦戦していても、次々と案件を頂けるのも、こうした出会いがあるからです。

引き続きよろしくお願いいたします。








§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。おいでなって!ビルド山梨(12/2)。Moved MeetUp(12/7)。Ship Vol.2(12/8)。kintone Café JAPAN 2023(12/9)。kintoneエバンジェリスト忘年会(12/14)、よっちゃばれっ kintone 無尽 Vol.2(12/15)。kintone Café 神奈川 Vol.16(12/16)。CHALLenGERS(12/18)。山梨活性化プロジェクト(12/20)。

来月もまだイベント登壇を控えています。記事のリリースなども複数あります。
こうした対外活動こそは経営者としてやるべきことであると同時に、弊社メンバーにこの方向性を理解してもらう必要があります。
もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向と違ってしまいます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうようにつとめなければ。

外の皆様と交流を深めたいと思っています。
今月に行った活動からそのことを強く感じました。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。





§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは1本(
VOICARION ⅩⅦ 〜スプーンの盾〜
)。
今月、書いた映画のレビューは2本(
翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて
ウォンカとチョコレート工場のはじまり
)。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは12本(
cybozu days 2023に行ってきました。
Cybozu Days 2023 に行ってみた
弊社の新サービス(k-Report帳票統合サービス)を開始します
Cybozu Days 2023
おいでなって! ビルド山梨に運営・参加してきました
MOVED MeetUpに参加してきました
Ship Vol.2に参加してきました
事例:株式会社アップルボックス様
よっちゃばれっ kintone 無尽 Vol.2に参加してきました
kintone Café 神奈川 Vol.16に参加・登壇してきました
CHALLenGERSに参加してきました
事例:株式会社ファンドレックス様
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは2本(
ChatGPTにkintone アドベントカレンダーのネタを聞いてみた
kintoneで詰まった時の問題解決
)。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

11月29日 11月29日 devkin meetupに出て,
11月30日 11月30日 客観的な視点を持ちたい,
12月1日 12月1日 師走が始まっての目標です
12月4日 12月4日 本屋に行ってビジネス書を
12月5日 12月5日 後継者選びも考えなければ
12月6日 12月6日 アドベントカレンダー書く
12月7日 12月7日 ブロックチェーンとPaaSは
12月8日 12月8日 Moved MeetUpに参加!
12月11日 12月11日 エコシステムを活用する
12月12日 12月12日 何により憶えられたいか
12月13日 12月13日 新サービスを出しました
12月14日 12月14日 エフェクチュエーション
12月15日 12月15日 AIが芸術に与える影響は
12月18日 12月18日 思考フレームワーク駆使
12月19日 12月19日 常に新しく挑戦をしたい
12月20日 12月20日 育つ組織には標準化あり
12月21日 12月21日 年末は自分を大事に労る
12月22日 12月22日 やっぱりラッシュは嫌や
12月25日 12月25日 クリスマスに休むも良き。
12月26日 12月26日 NFTバブルの終焉に思う
12月27日 12月27日 来年、AIに劣らぬ価値を提供するため、技術者として学ぶべきこと

§ 年表

 ・十二月お仕事

  二俣川で打ち合わせ・作業×8、EKITERIA PRONTOでオンライン・作業×4、コットンクラブでビルド山梨、常夏East Blueバルで懇親会、大和市文化創造拠点シリウスで作業、白金台で打ち合わせ、サイボウズ 本社でMOVED MeetUp、サイボウズ 本社でShip、隠れ家 焼肉BULLSで忘年会、珈琲館 イオンスタイル新百合ヶ丘で作業、ドトールコーヒーショップで作業、フレッシュネスバーガーで作業・打ち合わせ・オンライン、餃子の王将で懇親会、鶴川駅前図書館で作業、サンマルクカフェで作業、品川で打ち合わせ×2、ガストでオンライン打ち合わせ、WOODSHEDでよっちゃばれっ kintone 無尽、魚河岸組合 魚の仕事人で懇親会、山北町立生涯学習センターでkintone Café 神奈川、YAMAKITAバルで懇親会、エン・ジャパン株式会社 本社/東京オフィスでCHALLenGERS、土風炉で懇親会、味八で三次会、Tully’s Coffeeでオンライン、神田で商談、鍛冶屋 文蔵で懇親会、鶴川駅前図書館で作業、新倉PAで作業、アクアビット サテライトオフィス×1

§ ツイートまとめ
・十二月ツイート
https://togetter.com/li/2285423


事例:株式会社ファンドレックス様


SalesForceで運用していたリードから商談、受注処理、メール配信をkintoneに移行

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株式会社ファンドレックス様は、ソーシャルセクター(NPO・ソーシャルビジネス、財団、大学、行政、企業など社会にプラスの変化を生み出したいと願う人や組織)の支援を専門としておられます。
・調査・分析
・インパクトマネジメント
・戦略策定
・研修・人材育成
・ICTによる経営の高度化
・実行支援
を業務の軸として、ソーシャルセクターが持続的に活動していくための各種コンサルティング活動を行っておられます。

ソーシャルセクターは、利益だけを目的としていないために課題が多種多様です。ファンドレックス様の的確なコンサルティングによって事業が継続するお客様が、また別の組織や個人に利他の精神を伝達していきます。ファンドレックス様の活動は社会のあらゆる層に価値を届ける起点となるのです。

ファンドレックス様から顧客に対して情報を届けるため、顧客管理はとても大切です。
お問い合わせフォームからのリード(見込み顧客)獲得から、各種セミナー集客、商機をつかむための各種配信。ファンドレックス様の営業活動の肝となるのが顧客管理です。

使っておられたSalesForceからkintoneへ顧客管理を移管したい。弊社にご相談をいただいたのは、この点でした。

SalesForceからのデータ移行

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SalesForceの内容を拝見したところ、カスタマイズはそこまで行われていませんでした。
ただし、カスタマイズオブジェクトやカスタマイズ項目はたくさん追加されていました。

SalesForceからkintoneへのデータ移行については、弊社は何度も経験を積んでいました。
リード(見込み顧客)や商談、顧客情報や担当者情報の構造も理解していました。
そのため、データ移行については初期移行と差分移行を何回か行うことで苦戦せずに完了しました。

苦戦はしなかったのですが、注意を払った点があります。それは項目名です。
SalesForceは項目を区別するためnameプロパティがあります。kintoneでいうところのフィールドコードです。ただし、nameの文字列に使えるのはアンダースコアと英数字のみ。日本語は認められていません。日本語が使えるのは別のlabelプロパティです。kintoneでいうところのフィールド名です。

kintoneはフィールド名とフィールドコードの両方に日本語が使えるため、弊社の開発ポリシーではその二つは原則として合わせます。そうすることで後々のプログラミングの生産性は上げられます。
ですが、移行にあたっては差分取り込みを考慮すると、kintoneとSalesForceの情報を合わせておかねばなりません。そのため、しばらくはkintone上のフィールドラベルと名称をSalesForceの値に合わせておきます。

kintoneのフィールド名とフィールドコードをどの時点で日本語に切り替えるか。
今回はそのタイミングの調整に気を使いました。

外部からのウェブフォームからの取り込みはSalesForceのWeb-to-リードを使っておられました。
フォームについてもkintoneに移行した後も使えるようにする必要があります。
今回は、後々の保守性を考慮してトヨクモ社のFormBridgeを提案しました。

FormBridgeを利用することで、フィールド名とフィールドコードを日本語に切り替えるタイミングで影響が少ないようにしました。

ただ、この後述べるメール配信プログラムとの連携においてはタイミング毎にプログラムの修正が発生しました。

メール配信について各種サービスの検討を行う

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ファンドレックス様はメール配信をSalesForceの機能を使って頻繁に行っておられました。

つまり今回の移行の肝は、メール配信をどうやって円滑に移行させるかありそうです。
SalesForceからkintoneに移管した後も変わらずに、ファンドレックス様の多くの顧客やリードに対してメール配信を行う。それが必ず超えるべきミッションでした。

そこでkintoneのさまざまなメール配信サービスを検討しました。
その結果、Benchmarkを採用しました。kintoneとBenchmarkは双方が持つRest APIを使って連携させることに決まりました。

kintoneエコシステムの中には有名なメール配信サービスがあります。
その中でBenchmarkを採用したのは、ステップメールが送れることや、メール配信・開封状況が管理できることなどが理由です。

メール配信運用について、抱いておられる不安を払拭していただくことに注力

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Benchmarkとkintoneの連携開発は弊社でもすでに実績がありました。
ただ、kintoneに移行した後にもメールの配信が円滑に行えなければなりません。

そのため、メール配信については、運用担当者もまじえて何回か話し合いの機会を持ちながら進めました。
ファンドレックス様はかなり長い期間SalesForceのユーザーでいらっしゃいました。
そのため、弊社ではkintoneやBenchmarkの信頼性がSalesForceに劣らないことを説明し、信頼を抱いてもらうことに注力しました。

また、Benchmarkはメール配信サービスです。重複メールアドレスの扱いなど、メール配信サービス特有の仕様についてもご理解を深めていただきました。
もちろん、弊社でもさらにBenchmark自体の仕様を理解するとともにAPIの理解も深めました。

また、どの項目をメールに埋め込むのかについても様々な工夫を凝らしました。
Benchmarkは埋め込み設定ができる仕様ですが上限が定められています。配信するメールごとに埋め込む項目を考えると上限にぎりぎりになってしまうため、そのやりくりをどうするかはシステム側の課題でした。
そうした連携について、APIを駆使してkintoneからBenchmarkへの連携実装のめどを付けました。

その結果、メール配信の運用開始のテスト期間をへて、無事に移管が完了しました。

弊社がこの部分はまったく関与せず、ファンドレック様によりメールの配信は運用していただいています。

ファンドレックス様ありがとうございました。

ファンドレックス様より

導入までの日々と現在をファンドレックス社の長谷川様はこう語ってくださいました。

私はkintoneへの移管の担当ではありましたが、設計や作業のためのまとまった時間がなかなか取れず、アクアビットさんにはいつも五月雨な相談の仕方でした。それでも
しっかり寄り添ってご対応いただけたことが、大変ありがたかったです。

相談の最初では、kintoneを中心としたシステムでできることと実装としてオススメでないことを分けてお話してくださったので、導入のガイドになりました。
今まで私が経験していたシステム開発では、ウォーターフォール型で最初に要件整理業務設計そして開発と進むものでしたが、kintoneの特性として実装しながら修正していく方法に頭に切り替えるのが大変でした。その中で、色々と相談しながら進めることができたことが、とても良かったです。

kintoneは使いながら育てるシステムなので、今でも業務でやりたいことを考えたり社内の意見を取り入れながら修正しておりますが、行き詰ったらまたアクアビットさんに相談しようと思っております。どうぞ引続き、よろしくお願いいたします。

ファンドレックス様のご紹介

社名 株式会社ファンドレックス
所在地 〒108-0075 東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー762号室
連絡先 03-6894-2147
役員 シニアパートナー 井上 義雄
パートナー 平尾 千絵
パートナー 相澤 順也
創業 2008年7月1日
URL https://fundrex.co.jp/

事例:株式会社アップルボックス様


Excelで作り込まれた受発注システムの刷新にあたってkintoneを選定

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株式会社アップルボックス様は、設立以来30数年間、映像機器レンタルを始めとした映像関係の業務に携わっておられます。
メディア業界の進歩とともに映像機器の需要は増大しています。業界の進展と技術の進歩に対応しつつ、さまざまなプロダクションや映像関連企業からのご要望に応えておられます。

CMやPV等の映像制作は、さまざまな関係者の調整が必要になるため現場は多忙を極めます。
見積もりから受注に至った後も、お客様のご要望にあわせてスケジュールの突発的な変更もあります。臨機応変かつ迅速な映像機材の提供が求められます。

アップルボックス様ではそのような業界ならではの事情に合わせ、ご担当者様がExcelで全ての管理を行えるようなツールを作っていました。
そのExcelはブック間、シート間、セル間をまたいだ複雑な処理を制御し、受発注や機材、技術者、在庫管理など、会社の日常業務の大半で欠かせないものでした。実際、かなり作り込まれており、独自のノウハウが組み込まれていました。

ただ、管理すべきデータ量が膨大なため、どうしてもマクロの実行速度が遅くなり、Excelでは動作の安定性に不安があることからツールを開発した入来院様は頭を悩ませておりました。

そのような折、入来院様へ社長の金子様から「キントーンではどうか」とのご提案をいただいたとのこと、サイボウズ社からの紹介で弊社が担当させていただくことになりました。

マスタ整備、機材スケジュール管理および帳票開発が大変

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kintoneの開設から、運用開始までは約9カ月。
時間がかかったのは、マスタ整備が大変だったからです。アップルボックス様にはマスタ整備の作業でご苦労をおかけしました。

管理されている機材の種類が多いため、機材データの整備にも工夫が必要でした。
kintoneの<文字列一行>項目に重複不可の設定を行うと、文字数が64文字に制限されてしまいます。そのため、機材コードと機材名称を連結してユニークな値を作ろうとすると、機材によっては64文字を超えるケースもあります。
そうならないように機材名称を変更し、データとして扱えるようにしなければなりません。マスタ整備についてだけで何度も打ち合わせを行いました。

また、機材スケジュールを確認し、それを柔軟に修正するためのユーザーインターフェースの調整も苦労した部分です。
一つの撮影現場で使われる機材の数は何十種類にもわたります。さらに複数の案件が並行します。一つの案件でさえ、複数の現場が切り替わります。そうした状況でも機材を確実に現場に届けるため、アップルボックス社のご担当者様は、細心かつ迅速な機材スケジュールの調整を行っています。
kintoneの標準の一覧画面だけでは細かい制御ができません。時系列管理もできません。

そのため、ガントチャートを導入しました。Cybozu Developer Network上のサンプルプラグインであるガントチャートプラグインをベースに弊社がお客様向けにカスタマイズしました。

もっとも苦心した実装は帳票でした。
一つの見積書や請求書に載る明細行の多さや、事後見積書といった映像業界ならではの商慣習。
また、一つの案件の中でも複数の場所、日時が分かれます。それに応じて明細をページごとに分けて発行する必要もありました。

これを可能にする帳票ソフトウエアはそれほどありません。帳票にかなりのカスタマイズが求められたため、帳票Online for kintoneを提案しました。弊社は風神レポートという帳票Onlineの帳票を設計するためのソフトウエアも所持しています。それを用いて細かく帳票をカスタマイズしました。
鏡と明細ページを連結し、さらに明細行の表現もさまざまなパターンが実現できるように制御しました。




帳票については弊社メンバーが頑張って実装してくれました。

Excelから脱却した後は、手配についてさらなる改善を加えつつこれからへ

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kintoneによる運用を始めたことで、アップルボックス様の受発注や機材手配はExcel運用から脱却しました。
その後も、受発注や商流だけでなく、機材手配のための改善へのご要望に対応しつつ、今に至っています。



今回の成功の理由は、Excelツールを作ったご本人である入来院様が仕様をすべて把握しておられたことにつきます。
ただし、Excelとkintoneではユーザーインターフェースや操作性に大きな違いがあります。入来院様にはkintoneの操作性やインターフェースの違いを何度も説明し、相互の認識を深めていきました。
入来院様がkintoneならではの操作性やデータ構造を理解していくにつれ、構築に当たって仕様の調整が楽になり、実装速度も上がっていったように思います。

入来院様はExcelで複雑なツールを構築するほどデータの扱いに長けていらっしゃました。ということは、データの動きのイメージを一次元、二次元、三次元、四次元のレイヤーで理解していただけるはず。そのイメージをお互いが理解すれば、複雑なExcelツールであってもkintoneに理解できる。

アップルボックス様側の構築が軌道に乗り始めたのも、相互でもっているイメージが把握できたことが大きかったように思います。
そして、kintoneのテーブル活用やアプリ連携など、kintoneの特性や癖を存分に生かしつつ実装ができたのではないかと思います。

代表は初期構造の設計まで手掛け、その後はメンバーが打ち合わせや実装も含め、かなりの部分を担ってくれました。そして、がんばってやり切ってくれました。
その意味でも弊社にとって重要でかつ思い出深い実装でした。

アップルボックス社の皆様、ありがとうございました。

導入してから

着手から導入までの日々をアップルボックス社の入来院様はこう語ってくださいました。

アクアビットの代表様及び若い開発担当者の方々には大変ご苦労をおかけすることとなりましたが、おかげさまで稼働まで漕ぎつくことができ感謝しております。
よりよいシステムにしたく、今後ともお力をお借りすることになろうかと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。

アップルボックス様のご紹介

商号 株式会社アップルボックス
本社 〒224-0053 神奈川県横浜市都筑区池辺町4879
代表者 金子 直揮
設立 1989年12月22日
資本金 1000万円
事業内容 映像撮影用照明機材関連業務等
ウェブサイト https://www.applebox.co.jp/

おいでなって! ビルド山梨に運営・参加してきました



2023/12/2に甲府において『おいでなって! ビルド山梨』というイベントを開催しました。
運営メンバーは、私(代表)、妻(役員)、そして長女(総務・経理担当)でした。
告知ページ

1.総括


このイベントは弊社が催しました。企画から会場確保、さらに告知や当日の進行まで。
すべてが弊社の責任の下にありました。

『ビルド山梨』の開催目的は、最低限の目標を達成できたと考えています。
むしろ、10日前までほとんど動いていなかったことを考えると、上出来だったと思います。

ところが、うちの家族の中でこのイベントの総括が全くできていません。私もnoteでもブログでもこの総括は妻に任せようと思い、何も書かずにいました。
ところが、妻はFacebookに投稿した内容で満足し、総括は終わったと考えている節があります。あれでは総括になっていません。それはよくないので、本稿としてアップします。

『ビルド山梨』の開催目的とは、2024年6月29日に予定している地域クラウド交流会(ちいクラ)のキックオフです。

そもそも、この12月2日こそが、本来のちいクラの開催予定日でした。ところが妻の判断で延期し、新たに山梨県立図書館で予約し直しました。
ちいクラの参加予定人数から考えると、この日の会場であるコットンクラブさんがではキャパシティが足りないこと。そもそも妻のスケジュールから、12月開催が厳しいこと。

せっかく予約を取って押さえていたコットンクラブさんの場を活かすため、初めはkintone Café 山梨の開催も検討しました。
kintone Café 山梨は時期尚早という判断が運営メンバーの皆さんとの打ち合わせでなされました。であるなら、弊社主催でイベントを開催し、そこにちいクラに関わってほしいと思う方々に集ってもらい、交流を深めよう。それが今回の目的でした

前の日に突貫で資料を作り、当日、それを見事に説明しきったこと。
次のちいクラに向け必要となる方に来ていただき、その方々にきちんと説明ができたこと。今後の主要なメンバーの交流が図れ、信頼感も向上できたこと。
本当に上々な出来だったと思います。

が、ここでダメ出しをしておく必要があります。まず、上のような上出来の結果になったのは、妻の個の能力があったこと。参加者の皆さんの登壇協力とプレゼン能力があったことです。
これがなかったらかなりグダグダだったはず。ちいクラ山梨の開催にも悪影響を及ぼしかねないところでした。

2.悪かった点

最大の欠点は10日前まで事前の準備が全くできていなかったことです。

『ビルド山梨』は弊社で催したイベントなので、最終的な責任は代表である私にあります。
が、イベントの仕切りは全部妻に任せようと思ってました。なにしろ、ちいクラのオーガナイザーは妻ですから。

ところが11月になっても妻は動く気配がありません。たまりかねた私は、11月19日に家族で山梨の八ヶ岳に行く車中でその話を振りました。ところが芳しい反応がありません。娘たちとの話に興じている妻。おそらく、開催のイメージがつかめず、どうしたら良いかわからないので、イベント開催から逃避しているようにすら見えました。

これはまずい、このままでは間違いなく12月2日のイベントは失敗すると思いました。
そのため、その日から翌日にかけ、私から皆さんに登壇依頼を送りました。そして、相談内容をまとめ、当日のタイムスケジュールの素案も私の方で考えました。
信じられないことに開催の12日前まで誰になんの話をしてもらうのか、イベントの内容も含めて何も決まってなかったんです。


妻の個人的な能力はさすがです。前日から夜中までかけてちいクラの説明資料を突貫で作りました。そして、当日も見事にそれを話し、演じ切りました。参加された皆さんからも妻の話す能力の高さに印象を持ってもらえたと思います。

が、ちいクラは個人能力を出す場ではありません。全員で作り上げていくイベントのはずです。今回のやり方だと、当日に手伝ってくれるスタッフが準備不足で臨み、右往左往することになるのは必至。まず間違いなくやばいことになるでしょう。ここは猛省を促したい。

3.当日の様子

さて、当日の様子です。
私が登壇をお願いした方々の出番も含め、妻には開催の前日にスケジュールを再調整してもらいました。

会場のコットンクラブは80人は入れるキャバだったので、集まった15人は少し寂しい気もしましたが、それでもキーとなる皆さんが集って下さったと思います。
本当に皆さんには感謝です。


まずは妻から開催開始のご挨拶。


そして続いて藤野さんに一言ご挨拶をその場でお願いしました。
妻がちいクラ山梨を開催するにあたり、藤野さんと出会ったことから山梨での人脈つくりがスタートしました。藤野さんにはいろんな方を紹介してくださり、感謝しています。今後もちいクラ山梨には関わっていただきたいと願っています。

続いて会場にいらっしゃる方々に自己紹介をお願いしました。座っている場所の順番に。
山梨の大企業で活躍されている方、kintone Café 山梨の主催者、山梨の自治体にお勤めの方、サイボウズ社の社員、山梨に移住し起業されている方、山梨中央銀行に勤めつつ、地元の若手支援や山梨経済活性化をしている方、山梨に移住と会社移転を検討している方。山梨のこれからを担っていただく志のある方々です。


そして、妻によるちいクラの説明。
上にも書きましたが、話すことについては妻はさすがです。資料も前日に突貫で作ったにしては起承転結も備わっていました。


皆さんにもちいクラが何か、については伝わったのではないかと思います。
できる限り地域(山梨)の経済を回し、しかもそれを新たに起業したい、または起業して間もない方や企業が発展するための仕組み。
決して一企業(アクアビット)の利益のためではないもの。
妻からはなぜ町田に住むのに山梨で開催しようと思ったかについても話してもらいました。


続いて代表の私からは、kintone Café 山梨の開催から、よっちゃばれっ kintone 無尽の紹介に至るまで、この半年の山梨とkintoneコミュニティのかかわりを話しました。
ちいクラは主催は地域のオーガナイザー、つまり妻や弊社が主催するのイベントです。が、サイボウズ社がちいクラの仕組みを立ち上げ、協賛としても参加してくださっています。

そのkintoneのエコシステムについては会場に来られた方にも説明しておく必要があります。またどの程度山梨で活動を拡げているかについても。
ここで私からkintone Café 山梨の主催者であるあかねさんにバトンたっち。よっちゃばれっ kintone 無尽を立ちあげておられるあかねさんからそのあたりについて補足してもらいました。
続いて同じく主催者の小林さんにも。
お二人のお話から、山梨にkintoneエコシステムを拡げたい思いは伝わったのではないかと思います。あかねさん、小林さんありがとうございました。


続いては富士吉田市の小俣さんから「Cybozu Daysに登壇して」というタイトルで話していただきました。

私から登壇を依頼した狙いは、サイボウズさんの活動を知ってもらうことです。それにはそこに登壇した方に話してもらうのが一番。
皆さんにサイボウズ社が何をしている会社なのか、さらに情報を持ってもらえたのではないかと思います。

そして小俣さん自身が学んだ
アウトプットの大切さ
コミュニティの大切さ
は、ちいクラ山梨にも通ずる点があります。

小俣さんからは富士吉田市で行われる布の芸術祭のチケットを皆さんにご提供いただきました。私は残念ながらいかれませんでしたが、小俣さんありがとうございました。


続いては、富士吉田市に移住された西見さんから「山梨に移住してみて」というタイトルで語っていただきました。
夏の真鶴でのkintone Café 神奈川で初めてお会いしてから、Cybozu Days 2023の弊社ブースの懇親会にも来ていただいたり、他のkintone技術者コミュニティでもご一緒するなど、ご縁が深まっています。

私から登壇を依頼した狙いは、山梨の地域を活性化することがちいクラ山梨のミッションなら、外から流入する経済効果も考えておかねばなりません。それには実際に山梨に移住した方にその体験を話していただくのが一番です。実は弊社も我が家も山梨移住に向けて準備を進めています。
我が家の場合、甲府を念頭に置いていたのですが、西見さんには完全にロックオンされてしまいました。西見さんからはネタも交えて富士吉田への移住を何度も話中でいじっていただきました。甲府市役所の方もいる前というのに(笑)。
でも、西見さんの思いもわかるほど、富士吉田が住みよい場所だということは伝わってきました。本当に検討しています。実はこのイベントの二週間ほど後に実際に富士吉田に泊まりました。西見さんありがとうございました。


続いては、山口さんから。「外から見た山梨」というタイトルで語っていただきました。
山口さんと初めてお会いしたのも夏の真鶴のkintone Café 神奈川です。そこではワールドカフェのファシリテーターを務めていただきました。
その後、山口さんが山梨中央銀行にお招きされ、山梨でも何度も講師として招かれていることを知り、ぜひ外からの視点を話していただこうと思ったのでした。藤野さんともそこですでに知己であることも知っていたので、ここで話してもらうにふさわしいと。

ところが、私が想像する以上に山口さんは山梨にご縁がある方でした。藤野さんだけでなく、来ていただいていた甲府市役所のお二方ともすでに知己であったとは。
それもそのはず。山口さんは甲府市役所やCROSS BEでも講師を務められたとか。ほかにもさまざまな甲府の企業での研修ファシリテーターの経験をお持ちでした。私の期待以上に山口さんを今回お招きしたことがはまったことがとてもうれしかったです。

山梨の印象を「せまっ!」と一言でまとめ、その真意を「関係人口が多くてせまい → 「それ、やってみよう!」がたくさん生まれる」と覆して見せたあたりはさすが!

4.まとめと今後の交流


というわけで、無事にイベントも終わりました。ここで集合写真を一枚。

続いての、懇親会ですが、実は全く予定を決めていませんでした。
が、コットンクラブさんについてから急遽お店の方とお話をし、参加希望者を募ってある程度人数が集まるようでしたら、お店で簡単な懇親会の開催をお願いできないか聞いてみました。
すると、ご快諾していただいたので、皆さんに募ってみたところ、上の集合写真に登場した方は全員問題ないとのこと。

そこで13人で楽しくお話しさせていただきました。

コットンクラブさんには本当に急なお願いに対応していただき感謝です。素晴らしい音響と設備など、キックオフには十分すぎるほどの会場でした。
またライブでもお伺いさせていただきたいと考えています。

結果として、『おいでなって! ビルド山梨』は甲府市役所からこられたお二方が途中でご用事があるとのことで集合写真には写っていませんが、遅れてこられた方も含めて15名で楽しくやれました。

本日来られた皆さんは、ちいクラに何らかの形で関わっていただければと願っています。

そして、妻も4月の上旬が過ぎれば、縛られていたものから自由になるはずです。おそらく、ちいクラの準備にもまい進できることでしょう。
そうすれば、今回のように直前まで準備を全くやらない、といった状態からは改善されるはず。

そうすれば、きっとちいクラ山梨は成功するはずです。今日、妻が話している姿とそれを聞き入る皆さんの姿からそれを確信しました。

この先、kintone Café 山梨やよっちゃばれっ kintone 無尽などのイベントが予定されています。そして2024年6月29日は山梨県立図書館の1階交流スペースで地域クラウド交流会 in 山梨を開催予定です。
さっそくこのコットンクラブでのご縁をきっかけに次の展開につながったといううれしいお知らせもいただいております。この勢いで今後ともよろしくお願いいたします。


弊社の新サービス(k-Report帳票統合サービス)を開始します


アクアビットから帳票出力の新サービスを開始のお知らせです。

その名も「k-Report帳票統合サービス」

kintoneから出力可能な帳票発行プラグインの「k-Report」。
k-ReportのAPIを活用し、複数アプリから出力する帳票を一つのアプリから統合して出力することを可能にします。

弊社もkintoneをより便利にする各種サービスについて、これからも取り組んでいきます。

何卒よろしくお願い申し上げます。


Cybozu Days 2023 に行ってみた


■Cybozu Days 2023 全体について
一昨年は出展担当での初参加、昨年は不参加、今年は一般参加者目線での参加となった。

初参加時には会場のテーマパークのような雰囲気に驚いたが、さすがに2回目となると
慣れてきた。
ただ、各展示エリアから結構大きなボリュームでの展示説明は相変わらず、
もう少し他のエリアの迷惑にならない音量にできないものか。

トレンドとしては、伴走を強く推しているブースが多かった。
あと、全世界的に話題の、「ChatGPT」を取り上げたところ。
ChatGPTでkintoneのアプリ生成ができます、的な見せ方で。
ただ自分としては、まだ商用ベースには載ってきていないと見えた。
使用料をペイできるのかや、まず本当にkintoneに生かせるのかが正直疑問。
2年後くらいになれば、本当に有意義なものになる?可能性はあるはずだが。

■アクアビット出展内容について
2出展とも、引き続きIoTに関連した展示。
料理の鉄人を模したパネルもユニークで、目は引いたと思う。
半面、何を展示しているのかがはっきりしないと感じた。
次回は、奇をてらうような展示ではなく、正攻法でいくべきではないか。
これまでとの違いで、逆に話題性あるかも。
とにかく、パネルで一目で展示内容がわかるのが、必須であると感じた。

■あとがき
展示担当者と違って、今回は立ちっぱなしでなく、休憩しながら見れたので良かった。
それでも、歩き回るのも疲れた。
来年度は、担当になることが予想されるので、デイズ後にも生かせるものを考えたい。
(斉藤さん)


cybozu days 2023に行ってきました。


cybozu days、名前だけ知っていたのですが、今年初めて行かせていただきました。

以前IT関連のフォーラムに参加したことがあるのですが、内観から全く違ってどちらかというと、ピューロランドに
似ているなと思いました。威圧感が全く無くぱっと見てわくわくするような内観でした。

kintoneグッズやお弁当までいただけてサービス満点で、このcybozu daysにとても力を入れているのだなと思いました。
もちろん展示内容はcybozu製品に関連するサービスやシステムで、各企業パネルや実操作できるPCを置いて分かりやすく
表示されていました。

私はkintone関連のプラグインやサービスのブースを中心に回っていました。色々なカスタマイズや出来ることが色々あり、
ネットで調べるよりも実際に見て説明を聞く方が目に入りやすく理解が早かったです。kintoneを使用している方にとっては
ブースを回ることでkintoneで出来ることが広がると思います。

大手のところでは、芸人さんが来られてサービスの説明をされていました。
私は子供の迎えに行かないといけないため、4時間滞在して帰宅しましたが、まだまだ見るところが多く、kintoneに興味がある方は
一日中楽しめるものだと思いました。(前川さん)


2023年11月のまとめ(法人)


令和五年十一月。

おかげさまで弊社の認知度は今月もさらに上がりました。まずはCybozu Daysの4年連続4回目のブース出展が終わりました。

経営の難しさ、厳しさを日々感じています。その一方で、その痛みを乗り越えた自分が成長している実感もかみしめています。
また一つ上のステージに上がれたと思うのは言いすぎかもしれません。が、成長している自分を感じています。

今月は単価を大幅に上げた提案が大型案件の受注につながりました。
今年の出展をばねに、来期はさらに経営の持続的な安定につなげる必要があると手を打っています。
経営状況に楽観はできないですが、弊社のこれからを悲観はしません。むしろ、反省からの伸びしろしかないと上を向いています。

達成度6割。達成感7割。満足感7割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 十一月度の売上は目標を下回りました。

昨年までの体制では、十分に黒字の額です。ですが、今の体制ではまだ赤字です。
とはいえ、なんとか頑張って経営が維持できているのも皆様のおかげです。感謝しています。

弊社には変わらず継続的な売上が見込める案件が増え、引き合いは次々といただけている状態です。
特に今月はうれしいお知らせが二日連続で届きました。
Cybozu Daysの前から大幅に単価を上げて提案した案件の受注の内示がありました。

また、Cybozu Daysでも4年連続の出展を無事に果たし、多くのお客様に弊社ブースにお越しいただきました。

案件が増えても案件をこなすスピードが向上しない。この状況も考え方を切り替え、より効率的なプラグインやサービス使用に切り替えています。
根本的な部分から今までのやり方をすべて切り替えつつあります。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・今年のkintone Advent Calendarは弊社代表が作成しました(11/1)。
・弊社がオーガナイザーとして担当する地域クラウド交流会 in 山梨の会場を予約し、来年の6/29の開催が決定しました(11/3)。
・弊社代表が糸魚川物産展に顔を出し、MOVED社の方や糸魚川市の方と交流を深めました(11/5)。
・弊社より新サービス(GO! DO! with-U)を発表しました(11/7)。
・弊社より新サービス(アビットリンク)を発表しました(11/7)。
・弊社代表がCybozu Days 2023の前夜祭で皆さんと交流を深めました(11/7)。
・弊社がCybozu Days 2023にブース出展しました(11/8-9)。
・弊社代表と役員がkintone Café 白馬 Vol.1に参加し、代表は登壇も果たしました(11/11)。
・弊社代表と役員が糸魚川で第39回 全国削ろう会 糸魚川大会に参加しました(11/12)。
・弊社代表と役員と経理担当がスナックジョイゾーに参加しました(11/17)。
・弊社代表がdev kin meetup Vol.1に参加しました(11/28)。
・弊社代表と役員と経理担当がはくばくさんのお招きでAFCチャンピオンズリーグの試合を観戦しました。ヴァンフォーレ甲府 VS メルボルン・シティ(11/29)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間で機密保持契約を締結しました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

4月から多くのメンバーに加わってもらった弊社ですが、まだまだチームビルディングができていません。さまざまな課題が出た月でした。
まず、メンバーが疲弊する状況をあらためます。
パートナー企業の技術者さんにも複数の案件に携わってもらっていますが、こちらは数カ月前からすでに案件を絞って関わってもらってます。

外注費や人件費の負担も厳しいですが、なんとか乗り切りたいと思います。


§ 開発案件 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。
今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

ただ、先月は今までの開発のやり方について、ついに変える決断を下しました。

・代表が伴走担当としてお客様に入る。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

そのため、単価設定もさらに変更を加えました。
変更した単価をベースに受注も取れるようになり、自信になりました。

また、代表のトーク力も磨く必要があります。
すでにこの数カ月、代表は複数の場所で研修講師やグループワークの運営にもチャレンジしています。
また、日本各地のkintoneプレーヤーたちにもリアル/オンラインを問わず会いに行き、知見を交換し合っています。

既に先月からいくつかの案件で伴走型に切り替え、一切代表が手を動かさないやり方で実装を進めています。
手ごたえを感じているので、それを引き続き推し進めていきたいと思います。

さらに今月はCybozu Days 2023の前日に二つのサービスをリリースしました。
GO! DO! with-Uとアビットリンクです。前者は伴走開発サービスです。こちらは既にいくつかのお客様で実践している伴走開発サービスに名前を付けた形です。
また後者はkintoneとfreeeの連携カスタマイズをより訴求しやすくしました。実は来月早々にももう一つサービスをリリースする予定です。
こうしたサービスもより出していき、弊社の価値をより世間に訴えていく必要があると思っています。

うちのメンバーはよく頑張ってくれています。そしてこれを糧に成長してい欲しいと思います。
皆の頑張りに報いるためにも、これまでのやり方をあらため、持続可能な経営に変えていきます。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
そうした皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

少しずつ状況は改善に向かいつつあります。
その流れを加速するため、先々月より代表の長女に弊社に正式に加わってもらい、人事・総務・経理の作業を任せています。
少なくとも、これらの作業に代表のリソースを割かれることがなくなったのは助かっています。

ただ、経営者としての未熟を痛感させられることも多く、財務への能力は引き続き磨いていく必要があると考えています。
弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 一昨年(2021年)の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。それを以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、考え方の軸はぶれていません。

ただし、上記の各種理念の内容を変えようとしています。すでにメンバーには意図は伝えました。9月から策定作業を開始していますが、Cybozu Daysには間に合いませんでした。
ただ、必ず理念は変えます。理由は弊社体制の増強や社会の変化などを踏まえていることと、開発体制の変更も踏まえてです。
そもそも理念は変わり続けなければなりません。常に同じ理念はありえません。

その反省も踏まえての理念の変更です。

あと、トピックとしては4月から参画していただいていた方が一人、
Cybozu Daysを機に弊社を離れることになりました。

組織作り、企業理念、ビジョン・ミッション・バリューも適正な待遇を行ってこそ。
よりよい待遇で働いてもらえるよう、さらなる努力が必要と痛感しています。

今後ともなにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約6回です。オンライン商談はざっと数えたところ約32回ほどです。
今月、頂戴した名刺は93枚です。

今月もさまざまなご縁をいただきました。
糸魚川物産展、Cybozu Days 2023の前夜祭、Cybozu Days 2023と懇親会とCy-musubi。さらにkintone Café 白馬 Vol.1や糸魚川での全国削ろう会、スナックジョイゾーに、dev kin meetup Vol.1に。月末には山梨のヴァンフォーレ甲府の晴れ姿でも皆さんとお会いしました。











皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

弊社が案件の実装に苦戦していても、次々と案件を頂けるのも、こうした出会いがあるからです。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。甲府ん!横丁はしご酒ウィーク(11/3)。糸魚川物産展 in 下北沢(11/5)。Cybozu Days 2023(11/8-9)。kintone Café 白馬 Vol.1(11/11)。第39回 全国削ろう会 糸魚川大会(11/12)。スナックジョイゾー(11/17)。devkin meetup Vol.1(11/28)。AFCチャンピオンズリーグ(ヴァンフォーレ甲府 VS メルボルン・シティ)(11/29)。







来月もまだイベント登壇を控えています。記事のリリースなども複数あります。インタビューを受ける予定もあります。

そして、また皆様と交流を深めたいと思っています。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは6本(
弊社の新サービス(GO! DO! with-U)を開始します
弊社の新サービス(アビットリンク)を開始します
Cybozu Days 2023に出展しました(準備編)
Cybozu Days 2023に出展しました(当日編)
Cybozu Days 2023に出展しました(思い出編)
kintone Café 白馬 Vol.1に参加してきました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

10月30日 10月30日 文章と動画の使い分け方
10月31日 10月31日 Cybozu Days向けの資料
11月1日 11月1日 商いと道徳を両立させる!
11月2日 11月2日 自社のサービスを出します
11月6日 11月6日 名将とは経験を積んで成る
11月7日 11月7日 Cybozu Days出展にあたり
11月8日 11月8日 Cybozu Days 2023の1日目
11月9日 11月9日 Cybozu Days 2023の2日目
11月10日 11月10日 Cybozu Days 2023!
11月13日 11月13日 白馬で学んだ教育とDX
11月14日 11月14日 Cybozu Daysから飛躍
11月15日 11月15日 服を着て変わった私の事
11月16日 11月16日 kintoneエコシステムで
11月17日 11月17日 日本で一番大切な会社に
11月20日 11月20日 チーム力と個人の生き方
11月21日 11月21日 AIのスピード感たるや!!
11月22日 11月22日 いい夫婦の日を目指す今
11月24日 11月24日 ノーコードはやはり速い
11月27日 11月27日 チームビルディング手本
11月28日 11月28日 志持つオーナーの生き方

§ 年表

 ・十一月お仕事

 二俣川で作業・打ち合わせ×6、大和市文化創造拠点シリウスで作業、山梨県立図書館 かいぶらり、Jタワー低層棟、マクドナルド、小田急線路跡地で糸魚川物産展、アクアビット サテライトオフィス、蛇口からレモンサワー 焼肉ホルモンたけ田、HUB、アパホテル&リゾート東京ベイ幕張、八王子年金事務所、蕎麦酒房 膳 ZEN、白馬ノルウェービレッジ(旧ヤフー白馬ベース)、きっちょんちょん、Snow Peak LAND STATION HAKUBA、フォッサマグナミュージアム、スナックジョイゾー、EKITERIA PRONTO、大和市文化創造拠点シリウス、鶴川駅前図書館

§ ツイートまとめ
・十一月ツイート
https://togetter.com/li/2267636


Cybozu Days 2023に出展しました(思い出編)


11月8日と9日に幕張メッセでCybozu Days 2023が催されました。
弊社はCybozu Days 2023で4年連続4回目のブースを出展しました。

Cybozu Daysといえば、全国からkintoneエコシステムに関わる方が集まるイベントです。

kintoneエコシステムに関わる方とは、kintoneをユーザーとして利用する方、システム開発の飯の種として取り扱う方、業務改善の道具として活用する方、研修の対象として教える方する方を指します。
もちろん、kintoneを開発、運営するサイボウズの皆さんもそうです。

そうしたkintoneエコシステムに関わる方が一堂に集まる場。それがCybozu Daysです。

年一度、Cybozu Daysでしか会わないと言う方も何人もいます。今年も複数の方と三年連続でお会いできました。

今年も様々な出会いがありました。

また、今年は弊社は新たな取り組みの一つとして、地域クラウド交流会のオーガナイザーとしての活動も始めています。そうした方ともお会いしたり、既知の仲間とお会いしたり。

本稿ではそれらの写真をアップします。
もっと多くの方と会っているのですが、写真撮る暇がなかなかなく。一部の方しか写真が残されていません。

来年もお会いできることを期待しています。
まずは皆様、本当にありがとうございました。

本稿の最後には備忘も兼ね、noteのCybozu Daysに関係するポストのリンクも載せています。

写真

前夜祭



当日




二日目






note

9月7日 Cybozu Days 2023出展。
10月13日 Cybozu Daysも間近に>
10月17日 CybozuDaysまで後少し
10月31日 Cybozu Days向けの資料
11月2日 自社のサービスを出します
11月7日 Cybozu Days出展にあたり
11月8日 Cybozu Days 2023の1日目
11月9日 Cybozu Days 2023の2日目
11月10日 Cybozu Days 2023!
11月14日 Cybozu Daysから飛躍


Cybozu Days 2023に出展しました(当日編)


11月8日と9日に幕張メッセでCybozu Days 2023が催されました。
弊社はCybozu Days 2023で4年連続4回目のブースを出展しました。


ブログの「準備編」に書いた通り、Cybozu Days 2023の当日までには多くの紆余曲折がありました。
しかし、結果として弊社のブースはCybozu Days 2023の両日にわたって多数のお客様を集めることに成功しました。

集客

集客成功の理由の一つとしては、前述の準備編で触れたように、奇抜なブースの見た目が注目を集めたことが挙げられます。
さらに、Cybozu Days 2023の他社のブースではIoTとkintoneの連携事例が少なかったことも、集客に貢献したと思われます。

今年は弊社とギボンズさんの双方で入手した名刺の数が昨年に比べて少なかったように思います。さらに、初日にはQRコードリーダーの使用をスタッフに周知できず、リードデータの収集もできませんでした。
それでも、今年はブースに来た方々との会話が昨年よりも充実していたと感じています。
昨年の弊社ブースは農業とIoTをテーマに打ち出していました。農家の恰好でブースに立っていたのですが、農業テーマに目が行ってしまい、農業系に興味のない方からはスルーされていたのかもしれません。IoTとkintoneの連携を多数用意していたにもかかわらず。


今年は弊社ブースの外観が謎めいていたため、これが訪問者の興味を引き、ブースにあるIoTとkintoneに関する話題につながった可能性があります。
あとは、kintoneがさらに知名度を増す中、IoTとの連携事例を求めている方が増えていたこともあるでしょう。最初からIoTとkintoneを繋ぎたい方が弊社ブースに訪れてくださったような印象があります。したがって、商談時間の長くなり、それが名刺の数の減少に影響したと考えられます。


名刺の数が減った分、話した時間も多かったように思います。初日から喉がかれてしまいました。
実際、私が対応して話している間にブースを去っていかれた方が数多くいたと聞いています。お話しできなかった方、すみませんでした。

セッション

今年は上に書いた通り、ブース対応に時間を使った分、各ステージのセッションに伺う時間がさらに減ってしまいました。


私が今年きちんと座って参加できたセッションは二日目のKeynoteのみです。あとは初日の夜のパートナー限定の「リアル Cy-Musubi in Cybozu Days」ぐらいです。
申し込んでいたセッションはもう少しあったのですが、kintone AWARDもブース対応でほとんど聞けませんでした。kintoneエバンジェリストの集合の時間が前もってアナウンスされていて、にコミュニティブースを訪れて皆さんと歓談したことが、今回のコミュニティの参加です。
kintone show+case unlimitedも必ず見るつもりでいましたが、途中から立ち見で参加しました。
優勝したチームKFCのハックを見ることができたのも途中からです。その後、さらにハックを披露する皆さんの雄姿を見続けようと思っていたら、旧知の方に話しかけられ、話し込んでいました。結局全編をきちんと聞けたハックは一番最後のエライアス・ベザニスさんのみでした。

多くのセッションに参加できなかったものの、少なくともKeynoteは必ず視聴するつもりでした。
特に、春先に発表されたCybozu NEXTの行方が気になっていました。

・ONE PLATFORM
・ECO SYSTEM
・COMPANYWIDE
・TECHNOLOGY
・AI
・GLOBAL

6つのキーワードを軸に発表されたKeynoteは、事前に記事で知っていたためか、そこまでの驚きはありませんでした。
が、kintoneエコシステムの末席を占める会社を経営する身としては、考えるべき点が多くありました。

特にCOMPANYWIDEについては、弊社のお客様の規模も大きくなってきたため、考えておかねばなりません。
AIについてもゲスト登壇されたM-Solutionsの植草さんのデモも興味深く、聞かせてもらいました。
AIはこれからのkintoneをさらに変えていくはずです。

また、GaroonやOffice、Mailwiseもkintone連携がと連携を深めていくはずです。今回もMailwiseのサービスが拡張されました。これからもそれらのサービスがより統合されていくように思いました。まだまだ大きな動きがありそうです。
いろんな意味で経営者として考えさせられました。

今年はセッションを聞く時間が昨年よりもさらに減ってしまったのは来年に向けた改善点の一つです。
来年はCybozu Daysでもより多くのセッションを聞けるように準備しなければ、と心に刻みました。

他社ブース

上に書いた通り、セッションすらろくに聞けない状態だったので、各社様のブース巡りについては今年も微々たるものでした。

始まる前からブース対応でなかなか伺えないことは分かっていました。そのため、ブースを巡るには午前中が勝負でした。そこで朝にいくつかのブースを巡ったのですが、まだ誰もいないブースが多く、一部のブースしか巡れませんでした。
あとは、弊社メンバーをご紹介するのに午後にいくつかのブースを訪問した程度。ただ、すでにブース対応が始まっていたので、紹介したらすぐ私は自社ブースへ戻っていました。

昨年までなら少しはあった、客足が完全に途絶えるスポット時間が今年はさらに減ってしまい、一人でふらりとブースを放浪する時間も機会もさらに削られてしまいました。

それでも、限られた時間の中で他社のブースを視察できたことは、来年に向けた貴重な経験となります。

四年続けてブースを出した経験から思うのは、ブースを出すにはその企業の組織力、企画力、商品力、発信力などが問われることです。つまり総合力です。
各社さんのブースからうかがえる総合力の素晴らしさとそこに至るまでの労力に思いを馳せ、誇らしい気分になりました。kintoneエコシステムの成長の成果ですね。


各社さんによるそれぞれに工夫と意匠を凝らしたブースを見るにつけ、私も自分と弊社の企業努力の至らなさを感じました。
同時に、成長の伸びしろが大きい弊社の潜在的な可能性をブース巡りで感じ取ることができました。
ご対応いただいた皆様、ありがとうございました。

総括

私は今、経営者としてより一層の奮起が求められる状況です。

今までのように個人事業主の延長のように経営し、Cybozu Daysでもまず目立つことを念頭に置いてきた立場から、次のステップに進む時期に来ています。

今までの私の立場は「コミュニティ」と「ビジネス」の両方に足を突っ込み、自由にkintoneエコシステムの中を泳ぐものでした。
が、kintone界隈でもいつの間にか私はベテラン扱いされはじめています。Cybozu Daysが始まったころはすでにkintoneエバンジェリストだったとはいえ、エバンジェリストとしてはレアキャラ扱いでした。その頃に比べると、今は認知度や知名度も段違いに上がっています。

そろそろ私もビジネス側の人として本腰を入れる時期に来ているのでしょう。
折よく、Cybozu Daysの期間を挟んで、より大きな規模(上場銘柄)のお客様と直契約を結べるようになりました。

そこで私の中では、準備の段階から今までのようなやり方は今回を最後にしようと決めていました。

Cybozu Daysはこれからもさらに大きくなっていくでしょう。
Cybozu Daysも私が参加し始めたころから集客も客層も変わりつつあります。そして私自身の立場もまだ変わるはずです。
弊社や私の関わり方も、より進歩させていく必要があるのです。

来年のCybozu Daysにも弊社は参加を予定しています。が、やり方をがらりと変えようと思っています。少なくとも私自身のかかわり方も含めて、いくつも変えていくはずです。

今までの独自の色を出したブース運営はとても貴重な経験を私と弊社にもたらしてくれました。おそらくその経験は来年以降のブース出展に生かせるはずです。
それとともに、次のステップに進んだ立場でCybozu Daysに関わりたいと思います。

私はCybozu Days 2023に臨むにあたり、こうした考えを念頭に置いてました。
その目線からみた幕張メッセの会場は、さまざまな発見と気づきに満ちていました。
そしてあっという間の2日間を過ごしました。

まだまだCybozu Daysにも弊社にも可能性が遺されています。
来年が早くも楽しみでなりません。
今年弊社ブースに来てくださった方、スタッフとしてメンバーとして携わってくださったみなさん、サイボウズさんやすべてのセッション登壇者、全てのブーススタッフの皆さん、本当にありがとうございました。



Cybozu Days 2023に出展しました(準備編)


11月8日と9日に幕張メッセでCybozu Days 2023が催されました。
弊社は今年、Cybozu Days 2023に4年連続4回目のブースを出展しました。

パンダスポンサー

今回の出展にあたって、弊社はまた新たな試みに挑みました。具体的には、パンダスポンサーとしての出展を行いました。

ここ数年、Cybozu Daysにスポンサーとしてブースを出展する際には「シマウマ」「パンダ」「マンドリル」という三つのプランから選択する必要があります。
これまでの三年間、弊社は出展料が最も安価なマンドリルスポンサーとして出展してきました。


今年は一つレベルを上げパンダスポンサーでエントリーしました。
さらに、スポンサーとしては弊社だけでなく株式会社ギボンズさんと共催しました。
株式会社ギボンズを経営する藤村さんとは、kintone Café 神奈川を一緒に運営しています。

藤村さんからは二月頃に共催の話をいただきました。
Slackチャネルも二月に開設し、四月頃から出展内容やテーマの打ち合わせを始めました。六月にはブースのテーマも大体決まり、七月の出展申し込みも無事に果たしました。これを受けて、7月からは本格的な出展準備に取り組みました。

今年は、Cybozu Days 2023のテーマが「マジカルDXツアー ーDXへの魔法を学ぶ2日間」だったので、
建設および農業をIoTにからめ、ブースのテーマを「マジカル建設・農業ツアー」に決めました。
前々回のCybozu Daysから、多くのブースの中でも異色を放っているとご評価いただいた弊社ブースに、今年もさらなる存在感をもたらすことと期待して。

また、今回のブースは出展物よりも「人」を表に出そうというコンセプトも決めていました。
kintoneエコシステムの特徴は「人」による個性やつながりにあります。私自身も、kintoneエコシステムにおいて「人」として頻繁に表に出る機会があります。
それを活かした展示にしよう、とのコンセンサスも定めていました。


ブースの場所も当日の成否を左右します。今年もブースの場所は意中の場所を確保できました。
毎年、弊社ブースはサイボウズさんのGaroon、Office、Mailwise、NPO展示などの近くです。小間位置選定会の時点から、この辺りを確保することを目標にしています。
それは代表がNPOに力を入れているということもありますが、やはりそれらのブースには人が集まります。自然と弊社ブースにも人が集まります。

出展準備と反省

上に書いた通り、突貫で出展に漕ぎ着けた昨年と違い、今年は早めに準備を進めていました。五月からは皆さんに集まってもらい、十月末までに11回の打ち合わせを行いました。
それにもかかわらず、当日までの道のりは紆余曲折に満ちていました。
理由としては、スタッフの皆さんの御身内の慶弔があったこと。弊社にも案件の引き合いが多数来て、その対応に追われてブース準備に時間が割けなかったこと。
ほかにもここには書きませんが、Cybozu Daysの翌々日に総括をしたところ、数多くの反省点が挙がりました。


出展物については、ギボンズさん側が建設系を、アクアビット側が農業系を、という二本立てでした。
建設系についてはギボンズさんが積極的に進めていたため、ほぼ当日まで問題なく進みました。
問題は農業系です。上に書いたような事情もあって、なかなか思うような進捗が出せませんでした。

とはいえ、私は農業系についてはギリギリでもなんとかできる目算をつけていました。
・事前にIoT系の展示が少ないという情報を得ていたこと
・昨年も手伝ってもらったSEEDPLUS社の前嶋さんが今年も出展物に関わってくださっていたこと
IoT展示に関しては、これを出展するだけで人々の注目を集めることは確信していました。
kintoneがますます世の中に広がる中、IoTとkintoneを組み合わせた事例は必ず求められるはずです。
「kintoneに入るデータを最初に打ちこむのはだれか?」
それにもかかわらず、kintoneとIoTの珍しい組み合わせにより、前年の展示物でも新規客を惹きつけることが可能だと確信していました。

実際の展示では、昨年や一昨年からは一新したIoTの各種デバイスとkintoneの連携を披露することができました。そのうちの一つは前々日の夜中まで連携を私と前嶋さんとで実装していました。
それにより、新たなお客様を引き寄せることができました。前嶋さん、ありがとうございました。


飾りつけに関して、弊社メンバーの水沢さんが素晴らしい動画コンテンツを制作し、かのってぃさんが料理の鉄人をテーマにした魅力的なコスチュームをデザインしました。それらは間違いなく会場の目を惹きました。
加えて、ブースのパネルは来場者に意外性を提供し、大きな注目を集めました。一切の出展内容を書かず、料理の鉄人をあしらったカラフルな衣装に身を包んだ四名の上半身の写真だけのパネル。そのパネルだけ弊社ブースに引き寄せられた方も実際にいらっしゃいました。
ギボンズさんからは昨年に続いてデジタルサイネージのコンテンツをご用意してくださいました。さらに、デジタルサイネージは通路沿いに設置され、会場で目立っていました。
本当にスタッフの皆さん、ありがとうございました。

準備段階では多くの反省点がありましたが、最終的にはブースの初期目標を達成できたと考えています。
まずはスタッフとしてかかわってくださったみなさん、本当にありがとうございました。


弊社の新サービス(アビットリンク)を開始します


アクアビットもついに新サービスを開始します。

その名も「アビットリンク」

お客様からご要望の多い、kintoneから会計freeeへのデータ連携を安価に機能を絞って提供します。
弊社もkintoneとPaaS/SaaSの連携については、これからも取り組んでいきます。

何卒よろしくお願い申し上げます。


2023年10月のまとめ(法人)


令和五年十月。

経営の難しさを日々感じながら、過渡期の痛みと受け止めて、今月も過ごしています。
おかげさまで弊社の認知度は今月もさらに上がり続けました。各地でのkintone Caféの登壇。トヨクモさんイベントの登壇。ソラコムさんイベントの登壇。ジョイゾーさんのイベントや地域クラウド交流会の参加とサイボウズさんの交流など。

ただ、それが経営の持続的な安定につながっていないのも事実。要するに案件が多すぎるし、案件を絞るにも単価設定が安いことが問題です。
そこで、数ヶ月前から業務のやり方そのものを変えようと改善を重ねています。今まで代表がやってきたやり方ではこのまま持続できない。そのために変革する覚悟と決意を固めました。

ただ、業務スキルやスピードを向上したり、人数を増やしたりといったやり方では、抜本的な解決は難しい。そのためには業務のやり方そのものを変えなければなりません。

今の弊社は案件の引き合いには全く困っていません。今月も新たな案件の引き合いをいくつもいただいています。
お客様からの口コミに加え、同業者からのご紹介も多々頂けるようになっています。
その状態に恵まれているうちに、システム開発会社としての抜本的な業務改善を行い、多くの案件をこなせるようにしようと思います。

苦労はしていますが、弊社のこれからを悲観するにはまだ早い。むしろ、伸びしろしかないとみています。

達成度4割。達成感4割。満足感6割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 十月度の売上は目標を下回りました。

昨年までの体制では、十分に黒字の額です。ですが、今の体制ではまだ赤字です。
とはいえ、なんとか頑張って経営が維持できているのも皆様のおかげです。感謝しています。

弊社には変わらず継続的な売上が見込める案件が増え、引き合いは次々といただけている状態です。
また、新たなご縁や認知度が高まるようなイベントがたくさんありました。上に書いた通りです。

ただ案件が増えても案件が溜まる一方で検収に至れない。これはスキル不足の解消や人数を増やしたとしてもどうなるもんじゃないと悟りました。
根本的にやり方をすべて切り替えないと。

案件をこなしながら、メンバーに過度な負担をかけず、なおかつ適切な案件数を維持するため、先月から改革を進めています。
今月も大きく改革への決断をしました。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・弊社代表がkintone Café 埼玉 Vol.6の運営として参加しました(10/8)。
・弊社代表がよっちゃばれっkintone無尽! Vol.1に運営・参加しました(10/13)。
・弊社代表がkintone Café 帯広 Vol.3に登壇・参加しました(10/19)
・弊社代表と役員がスナックジョイゾー&輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路前夜祭に参加しました。(10/20)
・弊社役員が輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路にオーガナイザーとして参加しました。代表も参加者として楽しみました(10/21)。
・弊社代表がSORACOM UG Explorer 2023にオンラインLT登壇しました(10/21)。
・弊社代表と役員が輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路のちいクラツーリズムに参加しました(10/22)。
・弊社がみらデジのデジタル化支援者に登録されました(10/23)。
・弊社代表が雲の上Talking~トヨクモNightに登壇・参加しました(10/26)。
・弊社代表がSORACOM UG Explorer 2023にオンラインLT登壇した内容がASCIIサイトに記事として、Yahoo!サイトに記事としてアップされました(10/30)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間で機密保持契約を締結しました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

4月から多くのメンバーに加わってもらった弊社ですが、まだまだチームビルディングができていません。さまざまな課題が出た月でした。
まず、メンバーが疲弊する状況をあらためます。
パートナー企業の技術者さんにも複数の案件に携わってもらっていますが、こちらは数カ月前からすでに案件を絞って関わってもらってます。

外注費や人件費の負担も厳しいですが、なんとか乗り切りたいと思います。


§ 開発案件 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。
今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

ただ、先月は今までの開発のやり方について、ついに変える決断を下しました。

・代表が伴走担当としてお客様に入る。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

そのため、単価設定もさらに変更を加えました。

また、代表のトーク力も磨く必要があります。
すでにこの数カ月、代表は複数の場所で研修講師やグループワークの運営にもチャレンジしています。
また、日本各地のkintoneプレーヤーたちにもリアル/オンラインを問わず会いに行き、知見を交換し合っています。

既に先月からいくつかの案件で伴走型に切り替え、一切代表が手を動かさないやり方で実装を進めています。
手ごたえを感じているので、それを引き続き推し進めていきたいと思います。

うちのメンバーはよく頑張ってくれています。そしてこれを糧に成長してい欲しいと思います。
皆の頑張りに報いるためにも、これまでのやり方をあらため、持続可能な経営に変えていきます。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
そうした皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

少しずつ状況は改善に向かいつつあります。
その流れを加速するため、先々月より代表の長女に弊社に正式に加わってもらい、人事・総務・経理の作業を任せています。
少なくとも、これらの作業に代表のリソースを割かれることがなくなったのは助かっています。

ただ、経営者としての未熟を痛感させられることも多く、財務への能力は引き続き磨いていく必要があると考えています。
弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 一昨年(2021年)の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。それを以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、考え方の軸はぶれていません。

ただし、上記の各種理念の内容を変えようとしています。すでにメンバーには意図は伝えました。9月から策定作業を開始していますが、11月のCybozu Daysにはお披露目が間に合いそうにありません。
ただ、必ず理念は変えます。理由は弊社体制の増強や社会の変化などを踏まえていることと、開発体制の変更も踏まえてです。
そもそも理念は変わり続けなければなりません。常に同じ理念はありえません。

その反省も踏まえての理念の変更です。
今後ともなにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約12回です。オンライン商談はざっと数えたところ約32回ほどです。
今月、頂戴した名刺は80枚です。


今月もさまざまなご縁をいただきました。
kintone Café 埼玉とkintone Café 帯広。よっちゃばれっkintone無尽、さらにはスナックジョイゾーと輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路前夜祭、輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路に懇親会に翌日のツーリズム。
東京に戻ってからもトヨクモNightなど。







皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

弊社が案件の実装に苦戦していても、次々と案件を頂けるのも、こうした出会いがあるからです。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。kintone Café 埼玉 Vol.6(10/8)。よっちゃばれっkintone無尽! Vol.1(10/13)。kintone Café 帯広 Vol.3(10/19)。スナックジョイゾー&輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路前夜祭(10/20)。輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路(10/21)。SORACOM UG Explorer 2023(10/21)。輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路のちいクラツーリズム(10/22)。雲の上Talking~トヨクモNight(10/26)






来月もCybozu Daysが控えていますし、kintone Caféも控えています。12月もkintone Caféやイベントが複数控えています。

そして、また皆様と交流を深めたいと思っています。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは7本(
kintone Café 埼玉 Vol.6に運営・参加しました
よっちゃばれっkintone無尽! Vol.1に運営・参加しました
kintone Café 帯広 Vol.3に登壇・参加しました
スナックジョイゾー&輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路前夜祭に参加してきました
輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路に参加してきました
SORACOM UG Explorer 2023にLT登壇しました
雲の上Talking~トヨクモNightに登壇・参加しました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

9月28日 9月28日 所有の実感とリアルの仕事
9月29日 9月29日 神宮外苑の再開発への私見
10月2日 10月2日 下期に向け、率直に変化を。
10月3日 10月3日 ぉ客様への姿勢を考える。
10月4日 10月4日 生成AIをより活用すること
10月5日 10月5日 生成AIと若手の対等に対し
10月6日 10月6日 accessからkintone移行
10月10日 10月10日 iPadでも経営は可能。
10月12日 10月12日 大規模システムの難しさ
10月13日 10月13日 Cybozu Daysも間近に
10月16日 10月16日 地方でイベントを立上げ
10月17日 10月17日 CybozuDaysまで後少し
10月18日 10月18日 北海道で得るべき成果は
10月19日 10月19日 伴走開発は聴く事が大切
10月20日 10月20日 個人と経営者の動の違い
10月23日 10月23日 地方に目を向ける理由は
10月24日 10月24日 釧路で感じた集まる力と
10月25日 10月25日 ChatGPTの深さを知る
10月26日 10月26日 リアルで会うことの意味
10月27日 10月27日 会社の象徴としての場所

§ 年表

 ・十月お仕事

 大和市文化創造拠点シリウス、大和市立図書館、二俣川で作業・打ち合わせ×8、田無で商談、TOKYOテレワークモデルオフィス 府中で打ち合わせ、EKITERIA PRONTO×2,コメダ和喫茶 おかげ庵でオンライン、原田篤史技術士事務所でkintone Café 埼玉、CEN CAFE、立場で立ち合い作業、中野坂上で打ち合わせ、Tully’s Coffee中野坂上店、anyplace.work 富士、魁 本店、神田で商談、品川で商談、晩成温泉で作業商談、中札内村で打ち合わせ・説明、相互電業様でkintone Café 帯広、まさゆめ 駅前店、なごみ白木屋 帯広広小路店、釧路フィッシャーマンズワーフ MOO、946banya、炉ばた 浜番屋、釧路市観光国際交流センター、946banya、digital station、くしろフィス、946banya、じぶんどき 品川駅前、ドトールコーヒー、御茶ノ水で商談、サイボウズ社で商談、トヨクモ様でトヨクモNight、大和市文化創造拠点シリウス

§ ツイートまとめ
・十月ツイート
https://togetter.com/li/2249908


2023年9月のまとめ(法人)


令和五年九月。

弊社は今月も前に進んでいます。前途には藪が茂り、坂道が続いていて向こう側はよく見えません。どのような素晴らしい未来が待っているのか。それとも期待と違った結末が待ち構えているのか。それはわかりません。
ただ、代表の経営に関する経験値だけは溜まっているのは実感しています。
経営者としての未熟と経営の難しさを感じながら、得難い経験と学びだけは得続けています。もがいて苦しみながらですが。

今月は、その苦しみの中で、小手先のやり方だけでなく、弊社の業務のやり方をがらりと変えねばならないという決意を固めました。
ただ、前向きにとらえるならば、もがいている分、成長できています。代表も今までのやり方を大いに反省しながら。
代表が個人でやっていた頃のやり方ではもうメンバーも代表も疲弊するばかりです。

業務スキルやスピードを向上する。そのための研修や教育を実施する。
以前はそう考えていました。
ですが、一人が同時に複数のお客様の案件をこなすことは、人間の処理能力を大きく疲弊させます。
代表自身も40ー50案件を同時にこなしていましたが、もう無理だと感じるようになりました。

今の弊社は案件の引き合いには全く困っていません。今月も新たな案件の引き合いをいくつもいただいています。
お客様からの口コミに加え、同業者からのご紹介も多々頂けるようになっています。

苦労はしていますが、弊社のこれからを悲観するにはまだ早い。むしろ、伸びしろしかないとみています。

達成度5割。達成感4割。満足感5割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 九月度の売上は目標を下回りました。

昨年までの体制では、十分に黒字の額です。ですが、今の体制ではまだ赤字です。
とはいえ、なんとか頑張って経営ができているのも皆様のおかげです。感謝しています。

弊社には継続的な売上が見込める案件が増え、引き合いは次々といただけている状態です。
が、まだそれらを次々とこなしていくには練度が足りていません。

案件をこなしながら、メンバーに過度な負担をかけず、なおかつ適切な案件数を維持するため、先月から改革を進めています。
今月も大きく改革への決断をしました。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・Cybozu Days 2023のサイトがオープンし、弊社が4年連続で出展することも公開されました。(9/4)
・弊社役員が第4回山梨県活性化フォーラムで登壇しました。人事・経理担当も参加しました。(9/6)
・弊社役員と人事・経理担当が第8回「札幌 地域クラウド交流会(ちいクラ)」に参加しました(9/7)。
・弊社代表が8月に受けたカイゼンマネジメントエキスパート試験に落ちました(9/14)。
・弊社代表がお客様先のIT研修会に登壇しました(9/15)。
・弊社代表がスナックジョイゾーに参加しました(9/15)。
・弊社代表が糸と魚と川 Vol.13に参加しました(9/20)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間で機密保持契約を締結しました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

4月から多くのメンバーに加わってもらった弊社ですが、まだまだチームビルディングができていません。さまざまな課題が出た月でした。
まず、メンバーが疲弊する状況をあらためます。
パートナー企業の技術者さんにも複数の案件に携わってもらっていますが、こちらは数カ月前からすでに案件を絞って関わってもらってます。

外注費や人件費の負担も厳しいですが、なんとか乗り切りたいと思います。


§ 開発案件 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。
今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

ただ、今月は今までの開発のやり方について、ついに変える決断を下した月です。

今までのやり方は、代表が何十年も培ってきたスキルに頼ったやり方に沿ったものでした。
つまり、弊社のメンバーにも代表の持つスキルに少しでも近づいてもらうことを主眼にしていました。
練度を上げるため、多くの案件を同時にこなしてもらい、なるべく幅広い経験を積んでもらうことで、スキルの上達を期待していました。
ところが、次々に始まる案件を並行してこなしてもらうことは、練度を上げるより前にメンバーの情報処理能力そのものを超えた過酷な要求だったようです。

ここに至り、やり方を変える決断を下しました。
単価を上げて案件の数を減らし、さまざまな業種、職種、案件と作業を同時にこなすのではなく、なるべく少ない案件と作業に絞る。
原則はこの手法です。

ただし、そのためには単価を上げることは必須です。おそらく今までの弊社の単価設定が安すぎたのでしょう。
ですが、単に案件を絞ってしまうやり方では、弊社の営業力は下がってしまいます。

そこで、決めたのは以下の方法です。
・代表が伴走担当としてお客様に入る。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

このためには単価設定も変えなければなりません。
すでにここ数カ月、毎月のように単価をあげてきました。今月でいったん単価の上昇はストップし、お客様には最終的に定まった単価でご案内を差し上げています。

また、代表のトーク力も磨く必要があります。
すでにこの数カ月、代表は複数の場所で研修講師やグループワークの運営にもチャレンジしています。
また、日本各地のkintoneプレーヤーたちにもリアル/オンラインを問わず会いに行き、知見を交換し合っています。

うちのメンバーはよく頑張ってくれています。そしてこれを糧に成長してい欲しいと思います。
皆の頑張りに報いるためにも、これまでのやり方をあらため、持続可能な経営に変えていきます。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
そうした皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

少しずつ状況は改善に向かいつつあります。
その流れを加速するため、先々月より代表の長女に弊社に正式に加わってもらい、人事・総務・経理の作業を任せています。
少なくとも、これらの作業に代表のリソースを割かれることがなくなったのは助かっています。

先々月末には衝撃の出来事がありました。今月も私が一人でやっていた時期の失念が発覚しました。
そうした出来事は代表から経営者としての自信を著しく奪いました。
それでも、弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 一昨年(2021年)の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。それを以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、考え方の軸はぶれていません。

ただし、上記の各種理念の内容を変えようとしています。すでにメンバーには意図は伝えました。9月から策定作業を開始し、11月のCybozu Daysにはお披露目できるようにします。
理由は弊社体制の増強や社会の変化などを踏まえていることと、開発体制の変更も踏まえてです。
そもそも理念は変わり続けなければなりません。常に同じ理念はありえません。

その反省も踏まえての理念の変更です。
今後ともなにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約14回です。オンライン商談はざっと数えたところ約48回ほどです。
今月、頂戴した名刺は31枚です。

今月もスナックジョイゾーにはkintone Café 神奈川で知り合った方をお連れしました。

また、甲府にも役員の妻を連れて訪問し、新たなご縁をいただきました。
役員の妻は山梨活性化フォーラムでライトニングトークの機会をもらって務めを果たし、また、その翌日は札幌に飛んで地域クラウド交流会にも参加して知見とご縁をためてきてくれました。

今月は私が作業などで追われていたため、なかなか外出ができていません。
仕事に没頭する毎日ですが、こうしたイベントがどれだけ癒やしになっているか。
皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。第4回山梨県活性化フォーラム(役員・人事担当参加)(9/6)。第8回「札幌 地域クラウド交流会(ちいクラ)」(役員・人事担当参加)(9/7)。スナックジョイゾー(9/15)。糸と魚と川 Vol.13(9/20)。

今月は作業などに忙しく、あまり多くのイベント参加はできませんでした。

が、その一方で今後の種まきはきちんとしました。3、4種類のイベント立ち上げの準備などをした月でした。
まだ詳細は明かせませんが、今から11、12月が楽しみです。もちろん、来月にも複数のイベントに登壇する予定です。

来月以降もいろいろな予定が控えています。
12月に開催を計画していた山梨県甲府市での地域クラウド交流会ですが、わけあって延期の決断を下しました。とはいえ、その日に別のイベントを甲府で計画し始めました。
そして、また皆様と交流を深めたいと思っています。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは1本(
「わがまま」がチームを強くする。
)。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは0本()。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

8月30日 8月30日 値決めこそが経営を痛感し
8月31日 8月31日 DX人材の育成が主になる
9月1日  9月1日 防災の日に弊社事業計画を
9月4日  9月4日 若いうちに出来ることをする。
9月5日  9月5日 一人ではなく皆で構築する。
9月6日  9月6日 ローコードツールはやり甲斐
9月7日  9月7日 Cybozu Days 2023出展。
9月8日  9月8日 会見や商談の場で演じきる力
9月11日 9月11日 数を揃えるだけではあかん
9月12日 9月12日 仕事以外に個を輝かせる技
9月13日 9月13日 個とチームのバランスとは。
9月14日 9月14日 試験に落ち、個の力不足を
9月15日 9月15日 役割を定め集中できる環境
9月19日 9月19日 組織化は即ちコストの増加
9月20日 9月20日 秋は働き方の変わる季節。
9月21日 9月21日 攻撃と守備の分担が経営に
9月22日 9月22日 伴走開発への理解を深める
9月25日 9月25日 店舗に学ぶ疲弊しない運用
9月26日 9月26日 祭りの発散はイベントに要
9月27日 9月27日 インボイス制への私的意見

§ 年表

・九月お仕事

二俣川で作業・商談×8、EKITERIA PRONTOで作業、Starbucksで作業、大和市立図書館で作業、Tully’s Coffeeで作業、Tully’s Coffeeで作業、新宿で商談、中野坂上で商談、キッチンオリジン 鶴川店で作業、Oasisコワーキングスペース町田で作業、アクアビット サテライトオフィスで作業×2、マクドナルドで作業、Starbucksで作業、横浜中区で商談、株式会社ジョイゾーでスナックジョイゾー、海女食堂で懇談打ち合わせ、真鶴町観光協会で商談、Tully’s Coffeeで作業、桜新町で商談、大和市文化創造拠点シリウスで作業、WOODSHEDで作業、京橋で手続き、西川口で商談

§ ツイートまとめ
・九月ツイート
https://togetter.com/li/2233032


事例:株式会社フラン様


基幹システムと店舗POSレジシステムの刷新にあたって、周辺システムにkintoneを選定

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株式会社フラン様は、40年以上前の創業時から女性向けランジェリーを扱っておられます。
当初は輸入ランジェリーの販売が主でした。その後、各地のショッピングモールにチェーン展開を始めると同時に商品ラインナップを大幅に見直し、今では豊富なデザイン・機能・サイズのランジェリーを展開しています。
本稿を執筆時点では全国にリアル店舗が19店舗。オンラインショッピングモールに11店舗を出店し、順調に成長しておられます。

フラン様を弊社にご紹介くださったのは株式会社スマレジ様及び大幸パートナーズ株式会社様です。
フラン様と弊社のご縁のきっかけとなったのは、フラン様が各店舗のPOSレジシステムの刷新を行うと決めた時点からです。
フラン様はまず、スマレジ社にお声掛けしました。
スマレジ社の運営するスマレジはPOSレジ機能に特化しています。POSレジ機能を補完するため、スマレジにはアプリストアが用意されています。多くのアプリ群がスマレジの機能を支えています。そのアプリ群の一つにスマレジから請求書を出す「セイキューン」があります。大幸パートナーズ様は、この「セイキューン」を開発・運営されておられます。
ところが、フラン様が望む請求書発行の運用は「セイキューン」で満たせたものの、他の店舗運用を満たすためのアプリがアプリストアにはなく、その解決策をフラン様より相談された大幸パートナーズの五十嵐社長が提案したのがkintoneでした。
そして、kintone側を担うシステム開発会社として弊社を推していただきました。

多種多様の品揃えを管理するための設計

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スマレジの標準機能では実現できない運用。フラン様の課題は最初から明確でした。

まず、商品管理です。
フラン様が展開するランジェリー商品のラインナップは、上に書いたとおり多種多様にわたります。そのラインアップを支える上で細かい商品管理が欠かせません。ところが、スマレジの備える商品管理機能はフラン様の要望を完全に満たしていませんでした。
例えば、フラン様のランジェリー品目はサイズごと色ごと品番ごとに設けています。それらの商品管理単位(SKU単位)の数はアクティブな点数だけを数えても五万点を超えています。その入力方法はどのように行うのか。データの関連性はどう設定するか。
さらに、SKUの一つ一つにJanCodeを発番する必要があります。スマレジのPOSレジ機能にはその機能がありませんでした。

次に商品物流管理です。
スマレジのリテールビジネスプランには入庫、入荷、出荷、出庫などの機能が備わっています。また、高度な在庫管理機能も備わっています。
ですが、それらの処理をスマレジに指示する際、一店舗ずつ処理を行う必要がありました。
つまり、多店舗×多品種で運用するフラン様の業務上、入力の手間が生じることが予想されていました。

続いて、売上分析機能です。
スマレジが擁する売り上げ分析機能では、経営のかじ取りを行うための分析ができず、分析をkintoneで代替させたいとのご要望もお持ちでした。

あと一つは、オンラインショップの売上データを変換し、そのデータをスマレジの売上データとして登録する機能です。
これもkintoneを経由させ、データを加工させればよいのではという構想をおもちでした。

最後に、ピッキングリストを発行する機能です。これが一番のフラン様のご要望でした。
ピッキングリストとは、倉庫の担当者が商品を棚から選ぶ際のリストの事です。
つまり出荷/出庫予定に対し、迅速に棚から商品を出すリストの出力が喫緊の課題でした。
スマレジはタブレットから簡単に出庫予定を出せます。が、紙のリストを出す機能はありません。SKU点数が多いフラン様の運用上、より運用に即したピッキングリストを出す必要に迫られていました。
望ましいピッキングリストとは、現在の在庫数に加え、入荷・入庫予定を算出してくれるものです。
店舗ごと、SKUごとに設定した在庫定数を下回るか、または指定した任意の期間の売上数に応じた数量を反映したピッキングリストを出すことは、フラン様の各店舗の在庫管理の肝でした。

スマレジはPOSシステムとして優れた機能を持っています。
ですが、それでも上記のようにフラン様のような多品種を扱う業種では補いきれない点がありました。
これらの機能をkintoneで補完し、スマレジのPOSレジ機能の良さを生かす。これが今回の案件のミッションでした。

SKUの多さを克服することが大変

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開発の期間は約半年。
約半年の間、kintoneのアプリ間の連携や、JanCodeの発番機能の実装など、kintone側で出来ることは順次仕上げていきました。
特に商品管理を実現するため、多くのアプリを組み合わせました。品番やSKU、カラーやサイズなど。そうしたアパレル系のお客様ならではの商品管理を実現することがまず最初の難関でした。
フラン様のご担当者と何度もオンラインで打ち合わせを重ね、kintone自体の癖や特徴もお伝えしながら、より良い商品管理につなげていきました。

また、フラン様が求めるSKU単位で商品管理を行うご要望では、多数のレコードが必要でした。
それは、kintoneのレコード数の増加と、レコード数が多いことによる処理時間の増加に直結します。
処理時間を工夫し、タイムアウトエラーを起こさずに処理を実現する。それが開発上でもっとも苦労した点でした。
どうすれば処理時間を短くし、業務に影響を与えぬように短時間で処理を終わらせられるか。

例えば、新たな商品を登録した場合の処理です。
kintoneには商品データの背後に多くのマスタアプリが連なっています。商品データを登録した際、多くのアプリにデータを連動することが求められました。
さらに、kintoneで作ったデータをスマレジに登録する際も大量データによる問題が発生しました。
そのため、当初はフラン様がCSVを取り込む運用を行う想定でしたがうまく行きませんでした。
そこで、当初は開発範囲外だったkintoneからスマレジへの商品登録の必要が生じました。

また、店舗ごとSKUごとに在庫の定数レコードを作成する処理も必要です。
頻繁に新商品が発生するフラン様の場合、細かいデータの連携が必要となります。
当初はデータを連携するためにkintoneの画面上にボタンを設置していました。ところがボタンを押した後に処理を待つ時間が生じ、さらには大量のデータを処理する間にタイムアウトエラーが生じてしまいました。
これは一件ずつ、追加と更新の判断をしながら、大量のレコードをkintoneで処理する必要があったためです。これをどのように制御するか。処理がタイムアウトしてエラーになる事象をどのようにして回避するか、ここでも開発に腐心しました。
こうした処理はkintone内でJavaScriptに担わせる実装をやめ、サーバー内においたphpプログラムに任せるように処理を変更しました。
その際も、夜間バッチや都度処理の併用を幾パターンも試しました。

大量データに関する課題は、ピッキングリストの発行処理でも生じました。商品データ、在庫定数データ、売り上げデータ、そして入荷/入庫予定データ。ピッキングデータを出すまでにはいくつものアプリで大量のデータを扱う必要がありました。
これらの処理も全てphpに移管しました。しかもkintone画面上でもタイムアウトを生じさせないよう、Ajax処理を時折挟んで制御を行い、タイムアウトが生じないような工夫を行いました。

あと、ご要望としてあったのが、スマレジの各種データをバッチでkintoneに取り込む処理の実装てす。これも何度も調整を重ねました。
バッチ処理を実行するのは一時間おきなのか、それとも一日一回なのか。
スマレジのAPIの条件設定も含めて、その実装にもかなりの創意工夫を凝らしました。

スマレジのデータを追加/更新する際、スマレジ側で処理時間のタイムアウトにならないような工夫も必要でした。
そのエラーを回避する検討にもかなりの時間を掛けました。
ブラウザで制御を行うため、一定期間ごとにAjaxで処理を更新する機構はまさにその一つです。
データ数が何万件にもなる場合、kintoneとスマレジの両方で考慮しなければならない点が多く、それらを満たすための処理にはかなりの時間を掛けました。

お客様にもkintoneに関わっていただきながら運用へ

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並行してフラン様にもkintoneの理解を深めていただきました。
フラン様のご担当者様は、kintoneのコマンドラインツールであるcli-kintoneの使い方を学び、自力で kintoneからの出力処理を実装するまでになりました。
弊社はこうした実装については助言をし、お客様自身で可能なように支援しました。
その助言をもとにkintoneを使いこなしていただけたのは、今回の開発において手応えを感じたことの一つです。

kintoneアプリの修正も双方で連携をとりながら、破綻させずに少しずつ運用開始に向けてkintoneとスマレジの双方で実装を進めていきました。
各店舗のスタッフ様への操作研修も順次実施していただき、無事に11月に運用が開始できました。

特筆すべきは、初めのご挨拶から運用開始まで、一度もフラン様とはオフラインの対面でお会いしていないことです。
全てをリモート(zoomとチャットワーク、たまに電話)の連絡だけでやり切りました。

これは弊社にとっても大きな自信となりました。フラン様の皆様には感謝です。

フラン様より

フラン社の奥村社長はこう語ってくださいました。

「ここまでクライアントの要望を何度もくみ取り対応頂ける開発会社は初めてです!」

弊社のPOSレジの切り替えに伴い、業界でも注目されているスマレジの利用を検討しておりました。機能を調べたところ弊社の運用において不足している機能が多々あり導入を半ば諦めていたころ、ご縁を頂いたのがアクアビット様になります。弊社ではKintoneの利用経験がなく実際の運用にあたり問題が発生しないか心配しておりましたが、アクアビット様の度重なるヒアリングをベースにした開発や問題発生時の素早い対応などにより、当初の心配が嘘のように無くなっていきました。これからも弊社のパートナーとしてサポート頂きたいと思ってます!

フラン社の小林様はこう語ってくださいました。

「kintoneについての知識がゼロの段階から、
毎回のミーティングを通して弊社側の要望や意図を汲み取り、
個別アプリの作成、アプリ間の連携、そしてスマレジとの連携に至るまで、次々と形にして頂けたこと、
またその後大きなトラブルもなく今日まで運用できているのは、
アクアビット様のお力無くしては出来なかったことだと改めて感じています。
運用開始後もエラー発生時の迅速な対応や、改善するために多くのサポート頂き、絶大な安心感を持って日々の運用が出来ていることにも本当に感謝しています。
引き続きどうぞよろしくお願いします。」

フラン様のご紹介

商号 株式会社フラン
本社 〒488-0044 愛知県尾張旭市南本地ヶ原町3-110
TEL 0561-54-6813
代表者 代表取締役 奥村 聡
設立 1981年1月23日
資本金 1000万円
ウェブサイト https://fran-de-lingerie.com/

2023 kintone hive TOKYO


2023 kintone hive TOKYO

kintonehiveでは
お久しぶりの方々や、はじめましての方々にお会いすることができました。

事例共有の場ですが、リアルに人と触れ合える場です。
去年は登壇者、今年は応援者と仙台でのイベントスタッフとして参加。
生が一番感情や熱量が伝わるのでやはりいいですね。

なるべくTwitterで発信しつつ、登壇者へ写真を送りつけるために写真撮りまくってました。
プロのカメラマンが取ってくれたものは登壇者へ共有はされるのですが、会場の様子などユーザーがとっている様子はまた別で感じるものがあることを知っているので。

登壇者の同期ができるってすごく良い刺激にもなるし、同じ体験をした仲間ができるってこれからの人生をより良いものにしてくれます。和気あいあい感がTOKYOでも感じられたのは良かった。
人数も圧巻でしたね。1000人て。仙台の3倍。首都圏の強みですね。
登壇者からは前列3列目までがギリギリ見えるのでなんかうじゃうじゃいるなーくらいの感じだったかもしれませんが。

登壇者のかのってぃさんに僕の登壇経験の話や身振り手振りは思った3倍大きく。歩くタイミング、資料切り替えタイミングなどお伝えしていたのを活かしてくれていたのも嬉しかったですね。

導入成功のポイントをそれぞれお話していただいてましたが、最も大事なのはなんのために。が最重要だと思っています。その後に色々付属してくるものだと。熱意もその一つですし、業務フローもその一つ。

社内での成功はそう。

社外からの支援は上記も大事ですが、言われたことをやるのではなく、+の提案や見直し。(付加価値)
コンサルのような形とクライアントがしっかりと向き合うこと。しっかりとは開発業者に任せるではなく、共にということです。
使うのはクライアント。良くするのもクライアント。
どのようなスタンスの企業かによってkintoneでもなんでも成功できるかどうかは変わってくると思います。

成長するには質の良い仕事しかない。質の良いクライアントしかない。と感じています。
質の悪い一方的なものは苦しい経験であり、再現性はありません。
再現性を高めることができれば型が出来てくるということであり、スピードも上がるということに繋がります。

どれだけクライアントとの目線をあわせられるか、業務を理解できるか。そして俯瞰して全体を見渡せるか。
改めて再認識したkintonehiveでございました。

ご挨拶の時間があまりありませんでしたが、登壇者3名と新たに直接の繋がりをつくることができました。
そのうち一名は長井さんへお繋ぎ済みです。

著:水沢光幸

Twitterでのkintonehive情報発信は下記










kintone hive Tokyoに会社で参加しました


7/5に行われたkintone hive Tokyoに参加しました。今回は弊社からは8名のメンバーで参加しました。

今年の4月に5名の新メンバーを加え、弊社は新生アクアビットとして次のステップを踏みました。そのうち2名はリモートワークで普段の業務にあたっています。
また、弊社は毎週定例会議を行っており、リモートメンバーもそこにはオンラインで参加しています。
つまり、まだ実際には会ったことがありません。そのため、今回のkintone hive Tokyoを顔合わせの機会にしたいと思いました。

通常は私一人であれば、早めにkintone hiveの会場に入り、全国から来られたkintoneプレイヤーの皆さんと交流をします。
ところが今回は、弊社内でのコミュニケーションの熟成を優先しました。会場のZepp DiverCity Tokyoでも私たちは二階席から観覧し、皆さんとの交流よりも自社内の交流に時間を割きました。

うちのメンバーのほとんどは、Cybozu Daysに参加したことがありません。また、kintone hiveに関しても私ともう1名を除いては初めての経験です。

今回は何よりも、独特の雰囲気で進行するkintone hiveの雰囲気に誰かが違和感を覚えないか、フォローが必要でした。
一昨年のCybozu Daysで私が犯した失敗を繰り返さないようにしなければなりません。

お台場のDiver Cityのフードコートで好きに話してもらい、Zepp DiverCity Tokyoの二階席でもまずメンバー間のコミュニケーションを図ることに注力しました。そして、互いの相性や会話のスキル、キャラクターを見極めることに専念しました。

今回、弊社のメンバーに事前に以下の内容を伝えておきました。

@channel

前にもお伝えしたと思いますが、
hiveはユーザーが自社にkintoneを導入した事でこう変わった、という発表の場です。

何をユーザーは求めているのか、という観点で見てもらえればと思います。

最先端の技術を入れたからすごいのではなく、
業務を改善し、業務プロセスとシステムを組み合わせて最適化したことに注目してほしいです。
お客様のユーザーからの目線です。

技術者はつい自分の技術の成果やスキルアップに目を向けがちです。ただし、それは個人的な時間の中で行うべきです。
仕事として業務を受ける際は、予算を考慮しながらあらゆる手段を組み合わせ、設計・実装・試験を最も早く確実な手段で行わねばなりません。しかも、保守も可能な限り、お客様に担っていただけるような形が望ましいです。

メンバーが私から伝えた内容とどう受け止め、hiveを観覧した内容から何を感じるか。
私はそれが楽しみでもあり、その反応に応じて、仕事の進め方も考えたいと思っていました。

さて、kintone hive Tokyoが始まりました。


まずは、社会福祉法人八越会 ちどり保育園 吉岡 敦志さんです。

まず、kintoneを知育玩具に例えたスライドのタイトルに惹かれます。

お子さんをお持ちの方ならご存じとは思いますが、保育園や幼稚園の先生と保護者のやりとりは、必要ではあるものの効率化が求められる業務の典型です。
先生方も大変であり、保護者にも忙しい出勤の合間に余裕がありません。誰もが満足していない状況です。

吉岡さんのセッションには、他にも共感を得やすい要素が満載でした。
既存のパッケージ化されたシステムだと、どうしても業務を変える必要に迫られます。kintoneを使えば実際の業務にシステムを合わせながら、同時に業務の効率化を達成できます。
吉岡さんはお互いが求める着地点をkintoneに見出しています。

吉岡さんから保育士さんにオペレーションを移管することで、20倍の効率化を実現し、さらにChobiit for kintoneを使うことで220倍の処理効率を達成しておられる。
冒頭から素晴らしいプレゼンテーションでした。

弊社メンバーには、現在お子さんを保育園に通わせている方がいて、とても共感していたようです。
吉岡さん、ありがとうございました。


続いては、株式会社エクソルの田中幹也さん

まず、利きちくわが多少できるというつかみに惹かれます。

kintoneと各種プラグインを使いこなし、売り上げ換算にして1億円以上の作業時間削減を達成した成果にもインパクトを受けました。その成果も大したものですが、情報システム部が成し遂げた成果の大きさが、社長室直属の部署配置換えにつながった点もアピール度が高いです。
情報システム部とは今や、単なるシステム屋ではありません。上手く使えば全社の業務を一気に変え、勝てる組織に変貌させるからです。
その導入効果と社内の浸透を認め、社長室の直属にしたエクソル社の社長様の慧眼にも賞賛です。


あと「期待通り」を少し超える方針も、共感を呼びます。
もともと営業(かまぼこ)から情シスへ転身した田中さんですが、営業で培ったノウハウをうまく社内へのkintone浸透と導入に活かしておられます。とても良い事例でした。

田中さんとは後日のトヨクモさんのイベントでもお会いしましたが、その時の私はかなり疲弊していたため、まともな会話になりませんでした。申し訳なかったですが、またお会いしたいです。特にかまぼこ営業についての話はゆっくりとお伺いしたいです。
田中さん、ありがとうございました。


続いては、弁護士法人宇都宮東法律事務所の伊藤一星さんです。

宇都宮には私は昨年の春に一週間ほど滞在していました。そのため、個人的には強い興味がありました。
弊社は今、2社の弁護士法人さんの案件を並行でやっています。さらに、hiveの後に別の1社の弁護士法人様から引き合いをいただきました。

おかげで、弊社には弁護士法人にとどまらず、法曹業界全体にわたった事務処理の知見が貯まっています。
その視点からも、伊藤さんの話される内容にはうなずける点が多々ありました。
法曹業界の場合、弁護士法人がいくら業務改善を行おうとも、周辺の関係機関のIT化の進展が芳しくない課題があります。
そして、その兼ね合いがとても大変だと言うのも理解しています。

そのため、まず利益相反チェックから始めるアプローチは、最初の一歩として分かりやすかったです。
伊藤さん、ありがとうございました。


さて、ここで最初の休憩が入りました。
メンバーの反応を見たところ、なかなか良さそうです。kintone hiveやkintoneエコシステムについて過剰に拒否反応を示すこともなさそう。むしろ、勉強になっていると前向きな反応を示しているようにも見えます。
私にとっては、8人で来て良かったと思う瞬間でした。
そんな休憩時間、ロビーに出て、何人かの方と交流を深めました。うちのメンバーも時間があれば紹介しました。


休憩の後は、株式会社モリビの植田剛士さん

とにかく植田さんは語りがとても上手で、観客の心をつかむ術に長けておられました。
また、伝えたい内容を伝えるための印象的なスライドの見せ方も上手で、それによって皆さんはの心に後々まで登壇内容が残っていました。それが結果につながったように思います。
人の心の掴み方と、人への伝え方の美味さには、同じスピーカーとして感心させられ通しでした。。

住職であることと、話が上手いことや声が通ることに相関関係があるのかはわかりません。ですが、その話し方は選ばれた理由の一つでしょう。
ただ、植田さんの発表内容は、単に話が上手いだけでなく、業務改善の内容にも注目するべきです。さらに、業務改善の効果がわかりやすい形で示されていたことも特筆しておきたいです。
業務改善の効果を紙の削減として示すのに、コルコバードのキリスト像の高さやスペースシャトルの長さに例えるスライドも秀逸でした。また、社内の動きの推移をイラストで見せるあたりなども、プレゼンの見本だというべきでした。
植田さん、ありがとうございました。


続いては、埼玉県鶴ヶ島市役所の中嶋英行さん

中嶋さんの発表も見事でした。
介護保険課の業務を改善する際に避けて通れないのが、年配の方が多くを占める審査会の改善です。
ところが、一度はkintone導入が流れてしまいます。ところがその逆境を乗り超え、中嶋さんは諦めずに不屈の精神で再度提案に持ち込みます。コミュニティの力も借りながら。
そして、運用にまで繋げます。その粘りとガッツは、kintone界隈でも屈指ではないかと瞠目しました。

市役所などの場合、一般企業よりも導入へのハードルが高く、根回しも大変であることはわかります。使う側への配慮やマニュアルの作成など、作りながら直すkintoneの良さを生かした方法がうまくはまらないもどかしさも感じました。

中嶋さんが苦労されたように、年配の方が大多数を占めているために、改革の進まない業務の多いこと。まだ全国に無数にあるはずです。
それを粘り強く進めれば、理解が得られ、改善も可能であることを中嶋さんは示してくださいました。
自治体の制約を打破して見事なアプリを作り上げた中嶋さんに拍手。

そして、それを全国向けに横展開しようとする志も素晴らしいと思います。
ぜひ、この志をkintoneをまだ知らない人々に広めるため、お力添えいただければと思います。

個人的には、鶴ヶ島という時点でkintone Café 埼玉とのご縁で親近感を持ちました。
中嶋さん、ありがとうございました。


続いて株式会社プロダクション・エース 鹿野内 春奈さん

かのってぃさんです。
昨秋のCybozu Daysでは弊社ブースのブランディング・飾り付けに多大なるご協力をいただきました。
今回、hiveに登壇することについても、春先にはすでにかのってぃさんから聞いていました。

私は今日のかのってぃさんの登壇内容についてはまったく関与していません。つまり、今日の発表が私にとってかのってぃさんの発表を聞く最初の機会です。

かのってぃさんの登壇内容は、会社の中での業務改善を推進する者ならば共感できる悩みに満ちていました。閉じた場である会社にいると得にくい業務改善についての情報。
そこでかのってぃさんはコミュニティに助けを求めました。kintoneエコシステムの一翼をなすコミュニティの力に。
この展開は、私やkintone界隈でコミュニティに関わっている人たちには大いに賛同できます。転職したり、私のように起業したり。kintoneとコミュニティによって人生が変わった人たちの事例は枚挙にいとまがありません。

が、会場の多くを占める方々にとっては、自社での改善事例が知りたいわけです。その解決のヒントがコミュニティにあるのは間違いない。ところがその救いをコミュニティに求める流れが、未体験の方にはピンとこないのでしょう。
私たちは、会社の外にまで効果を及ぼすコミュニティの力を外に知らせてあげたいと願っています。ところが、わが国の場合、コミュニティの力が軽んじられているため、なかなかその認知が進んでいません。
そもそも、弊社のメンバーからして、コミュニティの力をあまりよくわかっていないと思われるのですから。


社外との交流をkintoneを介して行う。
かのってぃさんの登壇は、孤独なkintone試用者が、社内と社外で仲間を増やしていくための貴重な知見にあふれていました。
コミュニティとは自分や自社の営業のためではありません。ましてや自己顕示のためでもありません。自分と周囲の意識改革のためにこそ、コミュニティは本領を発揮するのです。
かのってぃさんの登壇は動画にも残されています。コミュニティがなぜ重要なのか、と問われた時、かのってぃさんのこの姿を見せれば伝わるはず。
かのってぃさん、ありがとうございました。


続いては、株式会社ZOZO 三品 秀樹さん
最後を締める三品さんの登壇は、まさにラストにふさわしいノリの良さといでたちが、神としての勢いに満ちていました。

自らを神と位置付ける圧倒的な自信は、演出のためでしょう。とはいえ、圧倒的な実績に裏打ちされているがゆえの神であることも伝わってきました。
三品さんの登壇で印象に残ったのは、徹底的な業務理解の必要性です。


これは、当たり前と言えば当たり前すぎることなのです。が、私たちは頭の中の理屈だけで大切だとわかっていて、なかなか実践には至れません。
凄いと思ったのが、プロパーである三品さんが自社の業務を徹底理解することは当然として、それを外部のベンダーにも徹底してもらっている点です。

ベンダーの担当者はおそらくZOZO様専任なのでしょう。ほかの顧客の業務はほとんどしていないのではないでしょうか。
そうでなければ一社の業務を徹底的に理解することは難しいはずです。
少なくとも、今の私には一社の業務を徹底理解する時間はありません。

ですが、業務改善を行うには、業務を徹底的に理解する必要がある。そのプロセスをへて、ようやく圧倒的な実績が打ち立てられるのも事実です。
三品さん、ありがとうございました。

さて、kintone hive Tokyoが終わった後は、アフターhive交流会や参加者ごとの懇親会が定番です。
ところが、今回は冒頭に書いた通り、弊社内の交流を深めることに専念する千載一遇の機会です。


というわけで、アクアシティお台場のシズラーにて、夜までメンバー間の交流をしていました。
そして後日、全員からhiveの感想文を出してもらいました。
その感想文を読み、まずはあのkintone hiveの雰囲気に引いた人がいなかったことに安堵しました。そして、皆さんそれぞれにhiveから得るものを得たことにこれからの弊社の未来が見えました。

とはいえ、頭で考える以上にシステム開発と業務改善を組み合わせることは難しいことは知っておいてもらわないと。
単に受け取った仕様をコーディングして納品するシステムの在り方は終わりを迎えようとしているのですから。

そのためにも、メンバーには何度も何度もユーザーの業務課題を考え、それをシステムに落とし込む実践を繰り返してもらい、そのつながりを頭に叩き込んでもらにしなければ。
人工知能に問い合わせる間に自分の頭で答えが出せる程度には。

まずはkintone hive Tokyoの登壇者の皆さん、会場でお会いした皆さん、運営のサイボウズ社の皆さん、その他ご縁の会った皆さん、ありがとうございました。


2023年2月のまとめ(法人)


令和五年二月。

世の中のきしむ音が聞こえるようです。AIがますます世の中を変えていっています。これからはAIによって焼け野原にされる業種や業態が増えるのではないか。そんな不安とやっかみの不協和音が聞こえるようです。
どうすればこれからの世を生き残っていけるのか。

それは弊社も同じ。
今月も弊社は案件をいくつもいただけました。ありがたいことです。
が、それがいつまで続くのか。

不安です。代表の私は、今のままではいけないと危機感を感じています。
が、まずは精一杯やってみようと思います。
お仕事のご依頼が途切れない今のうちに。

今の弊社には、まだまだ課題が山積みです。そうした課題を解消せずに拡大に走るのはよくありません。
それらの解消も進めつつ、一昨年・昨年の反省を真摯に踏まえ、山積みの課題を一つずつ解決します。
継続的な案件は増え、経営が安定する方向は見えてきました。安定もさせつつ、案件を少しでも多く解消するような方法をとらなければ。

達成度5割。達成感5割。満足感7割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。


●弊社の業績

§ 総括 二月度の売上は目標を少し下回りました。

先月の売上が大幅に目標を越えたため、それは想定していました。
むしろ、今月も新たな案件のお引き合いをいくつかいただいていることに感謝です。

そして、今月は来期に向けての準備に力を尽くしました。
来期以降、メンバーが増えます。という事は、弊社の仕組みや手続きにも変化が生じます。常に変化する組織に適した運営を追究していかないと。

弊社メンバーも努力し、成長する姿を見せてくれています。メンバー間の関係性の質も少しずつあがっている実感はあります。
が、今月から打ち合わせに三名が新たに参加しました。
それによってまた関係性に変化が生じました。。
その一方で、弊社の生産性はまだ私の望む域に達していません。それを改善しなければ。

売上も上がり、かつ、利益を確保できるような体制を作らねば。
残業に頼らず、勤務時間内に実現する必要があります。そのためには、スキルアップだけではなく、細かい部分の作業から改善していかなければ。
仕組みづくりも含め、まだまだ改善すべき課題がまだ残っています。
私も率先して範を示さねば。

メンバーの開発スキルも確実に上がっています。が、それ以上に案件の量が急激に増えています。
今期は売り上げの面では過去最高に達しました。先月の売上は新たな地平に達することもできました。が、その状況に甘えてはなりません。
弊社メンバーを必ずや独り立ちできるまでのレベルに引き上げたいと思います。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・代表がCLS道東に参加しました(2/4)。
・サイボウズ社東北支社に初訪問しました(2/9)。
・弊社の常勤メンバーがkintoneアソシエイト試験に合格し、アソシエイト合格者四名体制になりました(2/14)。
・代表がkintone カイゼンマネジメントエキスパートを受験しました(2/15)。
・スナックジョイゾーに代表の妻と四月から弊社に参加する代表の長女とで参加しました(2/17)。
・月曜日の定例会議を登戸の某所でリアル(6名)とオンライン(3名)の並行で行いました(2/20)。
・弊社のTwitterアカウントの運営担当を移管し、代表の手から離しました(2/20)。
・前週に続いて月曜日の定例会議を相模大野の某所でリアル(5名)とオンライン(4名)の並行で行いました(2/27)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間で機密保持契約を締結しました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、Cybozu Days 2022のブースを出したことで得たご縁であり、Cybozu Circus 2022 Osakaやその他のイベントに参加したことで得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まったのが今月でした。
お互いが依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげる。

昨夏、経理や財務諸表の見直しを行いました。そして五年間の売上や利益、人員にかかる長期計画を考えました。
その中で経費としての外注費をどう考えるかも検討しました。売上に対して、どこまでの外注比率に抑えるべきか。かつて外注費を払いすぎて失敗した同じ轍は踏まぬよう。
外注先に依存することはしません。が、弊社内だけでは案件がこなしきれない場合にはお願いしなければなりません。
このバランスはとても難しいのですが、これからもバランスをとりながら経営します。


§ 開発案件 今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。
今月も今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。それに並行して、今もなお、週一、二件の頻度で新たな案件のお話をいただけています。本当に感謝します。
今月もまた新たな案件のキックオフを行いました。作業を開始した案件もあれば、来月から開始する案件もあります。

今、弊社が取り扱っているシステムはkintoneをベースにGmail、Google Calendar、Zoom、HubSpot、ChatWork、Slack、freee、freeeサイン、マネーフォワード、スマレジ、LINE、Benchmark、box、Stripe、サブスクペイ、AWS、各種CMS、その他です。
今、動いている実装案件が35件強。それらをどのようにこなしていくか。それが今の課題です。

ただ正直、今の弊社には案件が多すぎるため、オーバーフローを起こしています。
そこで人数を増やし、開発リソースを増やします。
というのも、4月から代表がコーディングから離れる予定で準備を進めているからです。
代表がコーディングせずに、他のメンバーで回す。咋秋から徐々に。今年に入ってからもさらに加速を。代表抜きで実装を進め、営業や管理や経営に代表は回る。

そのように今年の春に社内の体制を再構築します。
再構築した後、一旦来期の一年間は、ブロックチェーンや機械学習といった今が旬の技術に手を出すことは控えます。弊社が扱っている技術の研鑽に努めようと思います。

今月の頭にお客様のシステム移行がありましたが、数日間、データ移行やバグなどが出てしまいました。それについてお詫びしたところ、信じているから、というお言葉をいただきました。感動しました。
早くメンバーだけで構築できるレベルに持ち上げて行かなければ。強く決意しました。

経営者がどの案件にも手を突っ込み、ワーカーとして奔走しているようでは社の発展は望めません。
弊社もそう。
次々と生まれる技術から目を背けることは将来の禍根を残します。が、今の弊社はあれこれと技術に手を出すにはスキルを含めて不足している点が多すぎます。
まずは足元を固めなければ。

来月も、引き続き弊社メンバーの教育とスキルアップに注力していきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

また、東京都中小企業振興公社の人財アドバイザーの方に昨年末よりアドバイスを受けています。
この方から五年後の弊社の目指すべき姿を作るように言われ、SWOT分析をはじめ、売上や経費の計画をきちんと作成しました。税理士の先生にも手伝っていただきながら。

経費もほぼ毎月計算しています。経理作業はすでに一部を長女に任せています。
それらも4月以降はすべて引き継ぎます。


§ 社内体制 一昨年の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。メンバーが離任した理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。そこで年始にあたり、三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、それらを練り直しました。以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

メンバーの募集を出した時と考え方の軸はぶれていません。

一昨年の師走より、東京都中小企業振興公社の方に人財制度についてのアドバイスを受けています。
そのアドバイザーの方から作成するようにと指示された、5年後の弊社を見据えたビジョンや課題の解決策は、上記の各理念をより細かく詰めたものです。文章や財務上の数値、目標の形で具体的に表しています。

その課題に基づき、人事方針、評価制度や給与テーブルなどをこの正月に集中的に組み立てました。
1月末には社労士の先生にもご意見をいただき、さらなる形にブラッシュアップしていきます。

代表は実装作業に縛られるのではなく、こうした作業に注力しなければ。代表にしかできない作業に。

今年の春からは、メンバー各自にさまざまな業務の役割を持ってもらいます。
毎週の内部定例会議は、約十カ月ぶりに今月からリアルで開催しました。4名の新メンバーを加え、オフライン6名、オンライン3名で。その翌週にもオフライン5名、オンライン4名で。
春の開設を検討していた事務所開設はコ、ストと費用対効果を鑑みた結果、断念しました。その代わり、リアルミーティングは行わなければ弊社の成長はない。そう考えての開催です。

各メンバーにはそれぞれの役割を理解してもらう。そして、案件については教え合い、助け合いながら実装を進められるような体制を目指す。そして、Cybozu Daysのようなイベントでは役割を超えて協力するようなチームを目指します。

打ち合わせ、リモートワークの効率化など、やるべきことは多い今ですが、なんとか乗り切りたいと思います。

§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約10回です。オンライン商談はざっと数えたところ約49回ほどです。
今月、頂戴した名刺は20枚です。

遠い北海道は釧路へ。CLS道東への参加です。正直、時期的にかなり苦しい状態での旅でした。が、行った甲斐はあり、多くの方との知己を得ました。
他にもスナックジョイゾーへの参加(2/17)も貴重なご縁でした。代表が実装から離れるためには、よりこうしたトップセールス的な動きが必要です。

今月もさまざまなご縁とそこからの新たなつながりができました。
昨年に続き、そうした御縁から、弊社も私も成長させてもらっています。
皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。CLS道東(2/4)。スナックジョイゾー vol.12(2/17)。

今月もこうした対外活動を通し、人脈を増やすこととあわせ、弊社の認知度を広げられたように思います。
それによってさらに忙しくなったことも事実ですが、こうした活動を通して営業に繋がっていくため、今後も続けていこうと思います。

ただ、案件をこなす時間と交流の時間をどうやって確保していくか。これから考えていかなければなりません。

来月以降もいろいろな予定が控えています。

コロナが小康状態になり、リアルのイベントも増えつつあります。また皆様と交流を深めたいと思っています。
まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは1本(
森の宿

今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本(
ヒトラーのための虐殺会議

)。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは1本(
CLS道東 2023 (極寒編)に参加しました

) 。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

1月30日 1月30日 経営者がやるべき仕事とは
1月31日 1月31日 車輪の再発明だけは避ける
2月1日 2月1日 組織とマニュアルと個人と
2月2日 2月2日 やるべき事やるべきでない事
2月3日 2月3日 検索エンジンとAIが拮抗する
2月6日 2月6日 世代間分断をどう解決するか
2月7日 2月7日 CLS道東の現地の熱を味わう
2月8日 2月8日 暮らしの中から改善点を探す
2月9日 2月9日 地方がより進み始めている
2月10日 2月10日 肌感覚を信じ、仕事に邁進
2月13日 2月13日 経営者としての陥穽と責任
2月14日 2月14日 情報共有は信頼と信用から
2月15日 2月15日 苦難に遭った方にできる事
2月16日 2月16日 情報の取捨選択リテラシー
2月17日 2月17日 ヘルス・ケアもしなければ。
2月20日 2月20日 技術は交流して育っていく
2月21日 2月21日 若者も年配者も共に学ぼう
2月22日 2月22日 失敗を恐れず工夫を続ける
2月24日 2月24日 AIと無縁でいる事は可能?

§ 年表

・二月お仕事

946banya×2、大喜湯 春採店×3、大喜湯 昭和店、炉ばた 八、from thirty、泉屋 本店、スグレイス、くしろフィス、神保町で作業、後楽園で作業、米沢で打ち合わせ、炭火焼 てんま、Starbucks仙台駅前店で作業、サイボウズ東北支社で打ち合わせ、二俣川で打ち合わせ・作業×3、Starbucks KITTE東京店で作業、神田で作業、新富町で打ち合わせ、スナックジョイゾー、ふれあい貸し会議室 登戸トーシン、鶴川駅前図書館で打ち合わせ、駅ちか会議室 リンクスペース相模大野、ガスト相模大野店、カフェ マウカメドウズで打ち合わせ、アクアビット サテライトオフィス×6

§ ツイートまとめ
・二月ツイート

https://togetter.com/li/2090690


事例:三宝興隆会様


会員管理の基盤をkintone中心とした構成に変更

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三宝興隆会様は、宗教法人・三宝禅に関わる、または三宝禅に直接管理される全ての活動を支援運営する任意団体です。
宗教法人三宝禅は70年以上前から活動を開始しており、禅の精神を世界に伝えるためにさまざまな活動を行っておられます。

日本を発祥とした団体であり、昨今の世界中への禅の広まりによって、世界各国に会員を抱えておられます。その広がりはアジアだけでなくヨーロッパ諸国にも。
今の人類の悩める状況を禅の精神をあまねく広め、人々の悩みに寄り添う。その意思に賛同した世界各国の会員に向け、会報や書籍などによる活動を展開されておられます。

三宝興隆会様は、三宝禅の会員との会費徴収や連絡などを主な業務としていますが、世界各国に散在する会員との会費徴収に課題を抱えていました。
年会費が原則の会費ですが、途中で入会された方や、退会された方に対する月割りの会費徴収業務の煩雑さ。それが改善を要する課題でした。
会員管理にはMicrosoft Accessで作成したデータベースをお使いでしたが、メンテナンス担当の方が年配になっていたことやクラウド連携の必要性など、今後の保守に不安が生じていました。そこでkintoneの導入を判断されました。

正直にいうと、構築までに難航し、予定よりも時間がかかってしまい、ご迷惑をかけてしまいました。
その反省も踏まえて弊社の事例として投稿したいと思います。

kintoneを中心とした構成

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最初にご連絡をいただいたのは2020年の12月です。代表がちょうどCybozu Days 2020 Osakaに登壇するため大阪に出張に行っていた時期だったので記憶に鮮やかです。

ご連絡いただいた時点で、御担当の山田様の脳裏には全体の構成についてのある程度明確な方針が定まっていました。
・kintoneで全世界の会員名簿を管理する。
・WordPressで会員向けページおよび、入金用のページを実装する。
・入金用のページにはStripeを使った決済処理を表示させ、Stripeに処理を任せることで堅固な決済処理を実現する。

あとは会計処理です。それについては弊社より会計freeeをご提案しました。
会員より会費の入金があった場合の仕訳はfreee側に自動的に登録するように実装すれば、会計処理も運用が回るはず。

freeeとStripeはSaaSです。PaaSのkintoneとはRest APIで手軽に連携できるはず。
特にkintoneと親和性の高いfreeeは弊社代表がオンラインハンズオンの講師も務めたことがあり、連携も簡単に実現できるはず。
そこまでできればあとはWordPress内にkintoneから値を表示させ、Stripeの入金画面を表示させるだけで実装は可能。
そう判断して着手しました。

MemberPressとStripeの仕様理解に苦しむ

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ところが、これがとても難航しました。

2020年の12月。初めにご連絡をいただいた際、弊社は翌年の1月に初めてのメンバー二人の雇用を控えていました。
二人のメンバーのうち一人がWordPressに明るいとのことだったので、実装を任せることにしました。

まず、つまずいたのはMemberPressの理解です。
WordPressはCMS(Contents Management System)です。
その拡張機能は多岐にわたりますが、MemberPressはその一つです。
会員管理や会費納入状況によるコンテンツの表示制御ができるため、海外では比較的導入実績があるようです。

ところが、MemberPressはあまり国内で使われていなかったのか、日本語のドキュメントが少なく、有用な情報が見つけられません。
そこでまず、そもそもの機能の理解に手間取ってしまいました。機能の説明を一生懸命理解しようと努めましたが、言葉の微妙なニュアンスがくみ取れず、この機能や処理の制御がどのようになっているのかあいまいなままでした。
機能の理解がおぼつかない上に、APIのレファレンスやサンプルもすべて英語です。その微妙な機能の制御の理解がまったく進まず、ただ時間だけが過ぎていきました。

Stripeも弊社にとっては初挑戦です。
Stripeもドキュメントの多くが英語です。レファレンスはまだわかりやすかったのですが、テスト用の環境と本番用の環境が別だったため、環境構築やテストの実施などに紆余曲折がありました。

初めに任せていたメンバーは、頑張って実装に向けた作業を行ってくれました。
WordPressのログイン制御など、MemberPressだけで実現できない部分も実装してくれました。

が、時間はあっという間に過ぎていきます。
そうこうしているうちに、そのメンバーはCybozu Days出展を巡る価値観の違いもあって退職してしまいました。

初めて雇用に踏み切った代表にとっても挫折に苦しんだ時期でした。

メンバー交代で実装が前進する

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メンバーの退職の少し前から、開発の遅れは顕著になっていました。
ところが当初の山田様のご要望では、2021年の年末にはリリースしたいとのことでした。その理由は、会費徴収の切り替わりのタイミングです。年末だと切りがよいので、この時までに実装したいとのことでした。

ところが、この時点で実装は間に合わないことが明らかでした。
そこで、弊社に専任で関わってもらっている技術顧問に実装に入ってもらいました。

そして、11月末でメンバーが退職してからは、弊社の技術顧問がバリバリと実装を進めてくれました。

引き継いだ時点で退職したメンバーががんばって仕様の理解を進めてくれていました。それもあって、MemberPressやStripeの仕様の理解も進み、実装のめどがみえました。

さらにはWordPressに表示する文字列もシステムによって切り替える部分を簡単に切り替えられるような仕組みも実装できました。

ただし、年末には間に合わず、運用は後回しをお願いしました。
ご迷惑をお掛けしてしまいました。

なお、kintoneについては早い時期に実装は終えており、
こちらについてはあまり修正の必要がありませんでした。
この時、WordPressのデータベースを使わずにkintoneを使う実装にしていたことが、
データベースを整備する手間を省いてくれました。

会費のほかにも寄付金の入金もできるように

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連携のほとんどはphpを使っています。
kintoneで処理が行われればWebhookでMemberPress(=WordPress)にユーザーを作成すると同時に、Stripeにもアカウントを作成し、さらにfreeeの取引先にもデータを追加します。
WordPress内で入金処理が行われれば、StripeのWebhookを通してfreeeに仕訳登録の処理を行い、kintoneにもその旨の情報を更新します。

それらの仕組みのほとんどは2021年の年末までに実装にめどをつけ、年明けからテストに入りました。
その結果、2月頭には本番環境にプログラムをリリースできました。
なお、山田様と弊社のやりとりは全てオンラインで完結しました。一度もお会いしていません。コロナの中だからこそ、このような複雑な実装がオンラインだけで実現できたことでも
印象に残っています。

結果、今回の一連の仕組みについては、
このような連携となっています。

その後、追加で機能の拡充のご要望もいただきました。
会費だけでなく、任意の金額の寄付金も入金できるようにする機能です。
そちらも無事に納品ができました。

とはいえ、反省点は無数にあります。
今回の遅れについてはメンバーのアサインや指導方法など、ありとあらゆるところで代表である私に非があります。
任せるべきところとフォローすべきところのツボがずれていたこと、英語のドキュメントを通した仕様理解についての見通しが甘かったことです。

あらためて、遅れてしまったことについては三宝興隆会様にはおわびします。
そして、それにもかかわらず事例記事のアップのご快諾をいただいたことに感謝を申しあげます。ありがとうございました。

今後の展開

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これからも会費徴収や税処理、経理処理にあたっての国の制度変更もあり、
改修は発生するとみています。

まずは、現時点で運用に乗っていることに油断せずに行きたいと思います。

そして、弊社にとっても貴重な経験値が得られた結果を無駄にせぬよう、
StripeやMemberPressとkintoneやfreeeとの連携に向けたご要望に対応できるようにしたいと思います。

まとめ

弊社にとって三宝興隆会様はkintoneとStripeやMemberPressの連携など、英語ドキュメントとの戦いでした。これはとても貴重な経験値となりました。それもあってとても印象に残っています。

まずは今後の運用も油断せずにいきたいと考えています。ありがとうございました。

三宝興隆会様のご紹介

名前 三宝興隆会
ウェブサイト http://www.sanbo-zen.org/

事例:法政大学アメリカンフットボール部様


チーム運営の情報基盤をkintone中心とする方法に変更

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法政大学アメリカンフットボール部様は、日本アメリカンフットボール史において屈指の強豪チームとして知られています。
甲子園ボウルに十八回の出場を果たし、五回の優勝を誇ります。幾多もの激闘と熱戦を繰り広げてきた名門チームです。
法政大学ORANGEの名で知られています。

部員は選手だけでなく、スタッフ、マネージャー、トレーナー、マーケティング、アナリストなど多くの方々を擁しています。その数は監督やコーチやチームドクターを含めると約180名ほど。
ほとんどが学生である以上、毎年、選手・スタッフ・マネージャー・トレーナーのかなりの人数が入れ替わります。
その入れ替わりに耐えられる柔軟な情報基盤の構築が課題でした。

もともと法政大学ORANGE様の内部の情報共有は、Google CalendarとSlackとONE TAP SPORTSとGoogle SpreadSheetを組み合わせて運用されていました。
それを今回、kintoneをベースに構築し直すことになりました。

きっかけは、チーム応援カフェに矢澤様が来られ、そこで相談されたことです。そのご縁からサイボウズ社の毛海さんを通して弊社をご紹介いただきました。
弊社の代表は社団法人様や自治会様などへの導入実績ももっています。それも含めて御推奨いただいたのだと思います。感謝申し上げます。

構築の最初のフェーズが一段落して半年。チーム応援カフェに矢澤様が登壇された際(9/21)、弊社代表も一緒に登壇しました。その中で法政大学ORANGE様の取り組みについて、あらためて皆さんにお伝えすることができました。
その時の登壇内容については、サイボウズ社から以下のリンク先に記事をアップしていただいています。
日本一を目指すアメフト部の、強いチームを作るためのキントーン活用術【法政大学体育会アメリカンフットボール部】
本稿の内容はその時の登壇内容やこの記事の内容に被っている部分もありますが、弊社の事例としてご紹介したいと思います。

短い期間で実装する難しさ

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今回のご要望は初めてお会いしてから実装完了までの期間が短く、大胆な伴走開発の提案と実践が必要でした。
記録をたどってみると、2022/1/28にメールでご連絡をいただき、2022/2/3に部室を訪問しています。

訪問し、まず現状の運用を伺いました。
上掲の記事にも書かれているとおり、その時点で法政大学ORANGE様が運用されていた機能を
以下に列挙します。
・Google Calendarでスケジュール管理。
・Slackで日々の連絡。
・ONE TAP SPORTSで体調管理。
・Google SpreadSheetで各種データ管理。

その際、4月から運営を開始したい機能としてご要望された機能を以下に列挙します。
・スケジュール管理
・出欠管理
・体調管理
・Slack連携
・ID管理

また、年度内に実現したい機能としていただいた機能を以下に列挙します。
・テーピング費用請求
・面談管理
・書類管理
・物品在庫管理
・テーピング在庫管理
・問い合わせ対応

この時点で4月の運用開始までに使える日数は57日。にもかかわらず、kintoneであればほとんどの機能は実装できると判断しました。

ただし、Slack連携だけは別です。
ご予算の上限も併せて考えると、全ての連携の実現は難しいと答えざるをえませんでした。
なぜならば、Slackのチャンネルの数が多岐にわたっていたからです。その数は30数個。それらのチャンネルに対し、kintoneアプリの特定の条件を満たした場合に通知を行う実装を全て弊社で行うことは難しいと判断しました。

短時間で実装するための柔軟な開発

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4月からの運用に向け、弊社が提案したのは以下の通りです。
・その時点で運営されていた仕組みをいったんkintoneに集約させることを優先。
・チーム応援ライセンスの利点を生かして全選手やスタッフのアカウントを作成する。
・ID管理はCybozu.comの中で行う。
・Cybozu.comにアカウントを作れば、スケジュール管理/出欠管理/体調管理はkintoneで実現可能。
・Slack文化が根付いていて、チャンネル数も多いため、kintoneと併用する。
・Slackとkintoneを連携させるサンプルプログラムを提供するので、学生さんに実装してもらえないか。

法政大学ORANGE様は、選手以外にもマーケティングやマネージャーなどのバックオフィスを担う方を数多く擁しておられます。しかも皆さんはデジタル・ネイティブの世代であり、ITツールに対して抵抗がありません。普段の連絡もSlackで行うことが定着しています。
そうした学生さんの力を使い、Slackとkintoneの連携をどこまで弊社の手を使わずに実装できるか。それが今回の肝でした。

Slack以外の実装は弊社の作業です。弊社側ではまず部員やスタッフなどのマスタを提供いただき、それを整備するところから着手しました。
情報基盤をkintoneに移すためには、アカウントとして完全な形で整備する必要があります。幸い、チーム応援ライセンスによって900アカウントが使えます。そこにデータを移管すれば、あとは体調管理や出欠管理やその他のkintoneのアプリを実装すれば機能としては実現できます。
その結果、今までサービスが分散していたことによる運用がkintoneに集約されたことで改善されるはず。
あとはkintoneの特徴をどう生かしていくか。
学生さんにもkintoneの説明をしましたし、学生さんも弊社の説明に加えて独学でkintoneを学んでいただきました。

弊社が担った作業は他にもあります。
Google CalendarのデータをkintoneのCalendar Plusのアプリに移行する作業は、
Calendar Plusでもほぼ同じようにスケジュールの運用が可能なことを早めに説明し、ご理解をいただきました。
もちろん、Calendar Plusの見た目はGoogle Calendarとは違います。いくつかの及ばぬ点もあります。が、一旦移行させてしまい、まず運用に乗せましょうと提案しました。

ONE TAP SPORTSもそのサービス内で管理している項目をkintoneで再現しました。
他にも、Google SpreadSheetで運用しているデータをkintoneでアプリとして実現する実例をお渡ししました。

Slack連携やkintoneの条件の肝をお伝えする

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あとはSlack連携です。

Cybozu.comのアカウントを使ってデータのアクセスや運用が回せる基盤はできました。あとはそこからどのようにSlackと連携するか。
この時、Slack連携の実装を自社でやることに固執せず、早めに学生さんの力を借りる提案をしたことが運用開始につながりました。

まず、弊社でサンプルのJavaScriptのファイルを作り、条件やアプリやフィールドの書き方について丁寧に説明をしました。プログラム内のこことここの値を変えれば、kintoneのアプリから任意のSlackチャンネルへ連携できますよ、といった風に。そのことを技術的な補足説明も加えながら説明し、ご理解いただきました。

弊社でコーディングする事は極力せず、学生さんにコーディングをしてもらう。その作業を担った法政大学ORANGE様のマネージャーの学生さんはとても優秀な方でした。
弊社が提供するJavaScriptのサンプルをもとにした説明。それに何回かの質疑を繰り返すことで、多くのチャンネルからkintoneへの通知が実装されていきました。その数は今ではかなりの数にのぼるはずです。
お客様が自立した実装を行っていただく。弊社は質疑を通してそれを支援する。まさに「ともに走る伴走」のあり方ではないでしょうか。

基盤を整えることによって、情報基盤としてのkintoneに命がやどりました。その結果、4月の時点で運用が開始できました。
もちろん、その時点で完全ではありません。そもそもkintoneで作成するシステムに完成はありません。永遠に未完成なのです。それを少しでも業務改善の必要に応じて継続的に改善を繰り返していくべきもの。それがkintoneのよりよい使い方だと思います。
法政大学ORANGE様も常に成長し、勝利を目指されています。それと同じようにkintoneアプリも常に成長していく。
そうした価値観をはじめから法政大学ORANGE様が持っていてくださったこと。それが、4月からの運用開始につながり、それ以降の継続的な修正につながりました。
5月の連休明けごろからは、弊社が何か手を動かすことはほぼなくなりました。

お客様が自立し、自走を始めていただいた後もご縁は続く

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5月以降に弊社が関わらなくなったとはいえ、2カ月に一度ぐらいはkintoneについてご質問をいただいています。そしてその都度、弊社からお応えしています。
開発をしなくなったからといって、ご縁が切れることはないのです。
むしろ、さまざまなイベントのお誘いをいただいています。

たとえば、弊社代表の出身校は関西大学です。
そのご縁を踏まえてか、法政大学ORANGE vs 関西大学カイザースの定期交流戦(6/26)にお招きいただきました。仕事関係の方もお誘いして快晴の中で応援しました。
また、今年の甲子園ボール出場をかけた大一番の試合である法政大学ORANGE vs 早稲田大学 BIG BEARSの試合(11/23)にもお招きいただきました。この時は荒天の中でしたが、家族や仕事関係の方々を連れて応援しました。
残念ながらその試合には敗れてしまい、今年の甲子園ボウルに出場する事は叶いませんでした。

今後の展開

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開発の第一フェーズを終えた後、弊社は法政大学ORANGE様の実装からは離れていました。
が、先日のチーム応援カフェの登壇や本稿のアップと時期を同じくして、次のフェーズに向けて再始動することが決まっています。

上述したとおり、法政大学ORANGE様として考えていらっしゃる機能は他にもあります。より詳しく書くとグッズ販売の管理やその他の備品管理や選手の保護者様への書類提出の管理などです。
まだまだチームを強くするためにやるべき事項は多岐にわたっています。

これからも弊社としては応援していきたいと思っています。また、その改善を通して、わが国のアメリカンフットボールの盛り上がりに少しでも貢献できれば本望です。

そしていつの日か。代表の母校である関西大学カイザースと法政大学ORANGEが甲子園ボウルで激突する日がくればいうことなしです。
その日、代表は実家そばにある甲子園球場に間違いなく応援にいくことでしょう。
その時、弊社代表がどちら側のスタンドに座って応援するのか。それを悩める時が来ることを楽しみにしています。

矢澤様より

導入からの日々について矢澤様はこのように語ってくださいました。

「早い(短期間)、うまい(高品質)、安い(低コスト)という請負泣かせの要求を見事に達成していただきました。特に大きな課題となる「コスト」については、我々ユーザー側が持つ人的資源を活用いただいたことが成功のポイントだったと思います。誠実に、丁寧に、我慢強く。長井代表をはじめとするアクアビット様の指導は本当に素晴らしく、我々も自立運用できるに至りました。
とはいえ、我々のKintone活用は始まったばかりです。引き続き、伴走いただければ幸甚です。」

まとめ

弊社にとって法政大学ORANGE様の案件は伴走の開発形態でもやっていける自信を持つきっかけとなりました。それもあってとても印象に残っています。

まずは次のフェーズを完成させていきたいと考えています。ありがとうございました。

法政大学ORANGE様のご紹介

名前 法政大学アメリカンフットボール部 ORANGE
創部 1935年
ウェブサイト https://www.hoseiorange.jp/football
Facebook https://www.facebook.com/HoseiFootball/
Instagram https://www.instagram.com/hoseifootball/
Twitter https://twitter.com/HoseiFootball
YouTube https://www.youtube.com/channel/UCCKmy0IBGOrQy6JCFbnJg7g

Cybozu Days 2022のブース出展でソラカメとkintoneの連携にチャレンジしました。


SORACOM Advent Calendar 2022の21日目の記事です。

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今年のCybozu Days 2022(幕張メッセ 11/10-11)で弊社は3年連続のブース出展をしました。

弊社ブースは、昨年に続いてIoTとkintoneの連携をテーマに打ち出しました。
しかも今年はSORACOMさんのデバイスを中心に据え、さらに業種を絞ってみました。あえて農業に特化した農夫/農婦ルックのわれらがブースは全くの異世界。
毎年、出展するごとに増すばかりの手応えを嬉しく思います。異彩・異色・尖っている・変態。どれもありがたいお言葉です。

今年のSORACOMさんにとって大きなトピックの一つはソラカメの発表でしょう。七月のSORACOM Discoveryでの発表も聞いていました。SORACOMさんのイベントにもいくつか参加し、その掲げる理念や風通しの良さに共感しました。SORACOMエバンジェリストであるMaxさんとも複数の場所でともに登壇しました。
そのご縁をきっかけとし、弊社もSORACOMとkintoneをつなげてみよう、と思ったのも今回の出展の原動力です。

会場ではこんなご縁も仲立ちできました!kintone界とSORACOM界の「会」がスパークして次のイベントへ!嬉しいですね~

今年の弊社ブースは全部で五つの出展物を出していました。他の四つは、SORACOM UGではおなじみの前嶋さん(@anysonica)にご協力をお願いしました。
前嶋さんはSORACOM UGの今年のMVPにも選ばれたすごい方です。前嶋さんにお手伝いいただいた四つの出展内容については前嶋さんのブログをご覧いただくのが良さげです。


2.前書きその2

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本稿ではソラカメの動画をkintoneの画面に出した方に絞って書いてみます。
実装はシンボ技研の山崎さん(@ryoyamazakiwork)にお願いしました!

実は、この出展で苦労したのは、ソラカメの動画を連携させる部分ではなく、動画をkintone内でストリーミング再生を行う実装です。そっちのほうが苦労しました。

kintone内で動画ストリーミングを再生する件については、kintone界隈が舌なめずりしそうなネタなので、このブログの前の日にkintone Advent Calendar 2022にアップしてしまいました(ブログ)。
すみません。
というわけで本稿ではソラカメとの連携についてを書きます。

ソラカメのAPIレファレンスはとても見やすく使いやすいと感じます。
弊社はkintoneがメインなので、kintoneとさまざまなSaaS/PaaSをつなぎます。APIの構造やドキュメントの見やすさはとても重視します。良いですね。


3.認証の実装

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コードも簡潔に実装できます。
まず、認証方法。
SORACOMダッシュボードにアクセスし、認証キーを生成します。
以下に五つの画像を連続で出します。




4.コードの説明(認証)

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ここからはコードの実装(kintoneなのでJavaScriptを例に挙げます)について説明します。kintoneからSORACOMに認証をおねがいする部分はたったこれだけです。

まず、SORACOMダッシュボードで得た
・認証キーID
・認証キーシークレット
の二つをまとめたJSONを作ります。
こんな風に。

authKeyIdが認証キーID。
authKeyが認証キーシークレット

この時、SORACOMから入手した認証キーIDと
認証キーシークレットの値はkintoneのレコードのフィールドに値として保存しておきましょう。JavaScriptに値を直書きしちゃだめですよ(^_^)。

このJSONやその他の情報をkintone.proxyの各パラメーターに渡してあげます。
こんな風に。

上で設定したauthdata(変数名はお好みで)は4番目のパラメータとして渡しましょう。
3番目のパラメーターにはヘッダ情報を作成します。前もってauthhdという名前の変数に格納しています。2番目のパラメーターはメソッドです。’POST’にしてあげましょう。
そして1番目のパラメーターはUrlです。これは SORACOMの認証エンドポイントである https://api.soracom.io/v1/authを指定すればばっちりです。

これで実行すれば、https://api.soracom.io/v1/authに対してkintoneからリクエストが渡せてしまいます。

認証のエンドポイントのリクエストについて、より詳しく知りたい方はレファレンスを見るとマスターへの道の第一歩です。

ここまでの流れをもう一回おさらい。

くれぐれも、認証キーIdと認証キーシークレットはJavaScript内に直書きしないでくださいね。
該当するkintoneアプリのフィールド「認証キーID」「認証キーシークレット」に入力した値を呼び出しています。
sessionStorageに入れるよりもkintoneのアプリに保存すると夜の寝つきがよくなります。

つづいて、kintone.proxyを使ったリクエストに対してSORACOMから返される値は、argsの中に入ってきます。
argsの中に入っている値については、
レファレンスのレスポンスの項に書かれています。これも読むとマスターへの道がなだらかになります。

この中から
・apiKey
・Token
を変数に保存しておきましょう。

5.コードの説明(動画)

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さて、次にするのは該当するソラカメ端末(デバイス)に対して、動画ファイルをくださいと懇願することです。
先ほどと同じくkintone.proxyを使ってソラカメ様にお願いしましょう。

kintone.proxyの各パラメーターに渡してあげます。
こんな風に。

4番目のパラメータはソラカメに対して何か追加するのではなく、単にデータをいただくだけなので、空のオブジェクトとして渡してあげてください。
3番目のパラメーターにはヘッダ情報を作成します。これもhdという名前の変数で作成しています。
この時、X-Soracom-API-Keyには上の処理で変数に格納したapiKeyを使います。
また、X-Soracom-tokenには上の処理で変数に格納したTokenを使います。
2番目のパラメーターはメソッドです。今回は取得するだけなので’GET’にしてあげましょう。
そして1番目のパラメーターはUrlです。これは ソラカメの動画データを扱うエンドポイントである ’https://api.soracom.io/v1/sora_cam/devices/{devicesID}/stream’ です。

これで実行すれば、https://api.soracom.io/v1/sora_cam/devices/{devicesID}/streamに対してkintoneからリクエストが成立します。
なお、もちろん{devicesID}にはデバイス番号を事前に取得しておきましょうね。上の例ではkintoneのアプリのフィールド「デバイスID」に事前に値を入力してあります。

このリクエストに必要な値は レファレンスを見るとより賢くなれます。

ちなみにデバイス番号を調べるには、
ダッシュボードのメニュー→ソラコムクラウドカメラサービス→デバイス管理


の右端に書かれていますよ。

さて、リクエストをすると、返ってきた値はargsの中に書かれています。

このargsはJSONですが、その中には複数のplayListというキーが配列で含まれています。
その0番目の値が最新なので、その中にあるurlキーの値こそが、ソラカメの動画を再生するためのUrlになるわけです。

どうですか?
ソラカメ様にお願いすれば、簡単に値が取れますよね。
ソラカメ様は時間単位でも切り出してくれます。先日実装されたイベントAPIを活用すれば、必要な部分だけの動画も切り出してくれるはずです(ブログ)。

あとは、そのurlをkintoneの任意フィールドの値として更新すればよいのです。

そのUrlの動画をkintoneで再生するには、最初に申し上げた kintone Advent Calendar 2022の記事をご覧いただければ!

すると、Cybozu Days 2022の弊社ブースのように、お子様が興味を持ってもらえます!

皆さんも、IoTとkintoneをつなげて遊んでみてくださいね!