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2020年7月のまとめ(法人)


昨年度から、毎月ごとに個人と法人を分けてまとめを書きます。

令和二年七月。コロナウィルスに大きく揺さぶられた世界は、まだまだ落ち着く様子が見えません。
わが国においても一度は落ち着いたように見えたのですが、大都市を中心に患者数が増えています。
とはいえ、緊急事態宣言というカードを一たび切ってしまった今、もう一度同じカードを出すことはないでしょう。出せばそれは経済の死につながるでしょうから。

感染者の抑制と経済の継続を両立するには、夜の街に加えて、満員電車の解消がキーとなるはず。今までの働き方を大幅に見直さねばならないことは今や明白です。

働き方を変えるには仕事で使うツールを変えるのが早道。なのですが、まだまだ周知されているとは言いがたいのが現状です。
だからこそ、弊社がお役に立てることはありそうです。実際、五月から複数の案件のご発注、お引き合いをいただいており、六、七月はほとんど作業に終始していました。

達成度5割。達成感5割。満足感5割。それが今月の代表自身の自己採点です。

パートナーさんへの発注も進めつつ、自社の案件を増やす。外注率は抑えつつ、代表の作業は生産性を高く維持し、売上につなげる。そんなビジョンで業務をこなしてゆきたいと思います。
弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 七月度の売上は、まだ確定していませんが、少しだけ目標額を割る見込みです。

ですがあまり悲観していません。
というのも引き合いを多くいただいているからです。
普段電話で引き合いを頂くことはほとんどないのですが、四日連続で電話での引き合いが合ったのには驚きました。他にもFacebook Messengerでも数件いただきました。
それに合わせて提案書も三つほど力を尽くして作りました。

引き合いをいただいているとはいえ、弊社にも苦しい時期がやって来るはずです。
実際、お客様の動きは総じて鈍っています。着手開始が遅れている複数の案件もあります。
弊社は以前から取り組んできたフルリモートワークを行っているとはいえ、弊社の場合は開発体制にもまだ工夫の余地が多くあると思っています。

今月は、四、五、六月にいただいたいくつもの案件の開発や打ち合わせを行っていました。
五月よりはかなり頻度は減りましたが、今月も各種のウェブミーティングツールを駆使しての打ち合わせが多かったです。
また、六月に続いて今月も出張で大阪に行き、お客様と打ち合わせてまいりました。

世界が未曽有の危機に襲われる中、弊社ができることの一つ。それは、わが国の会社にリモートワークの考えを根付かせる一助となることだと思っています。

複数の案件を並行して進められるようになりつつありますが、これからも弊社の認知度をあげるためには外部での発信が欠かせません。そうした活動を通して、あらたなご縁からお仕事がつながるからです。
今月は作業や商談と並行して、イベント出展に関する作業も複数行なっていました。
この出展が実を結べば、弊社にとってはとてつもない資産になることでしょう。
来月以降もリモートワークに絡んだ案件は続きます。一方で経営上のリスクを減らす上でも、少し安定の案件に取り組むことを検討しています。

実績を出しながら、日常も充実させる。それらは全て、代表の求めるワークライフバランスの実現につながってゆくはずです。

§ 業務パートナー 四月から業務パートナーさんとの協業を再開しています。

五月末に読んだ「リモートチームでうまくいく」を参考に、内部向けへのSlackで発信する試みを始めています。果たして効果が生まれるのかはこれからの試行錯誤です。
私にしては珍しく仕事よりの内容なので、むしろ私自身の意識改革になっているのかもしれません。

サテライトオフィスに再び週一回のペースで通いつめています。
そして、リモートでの打ち合わせの頻度も増やしています。これによって考えを共有し、よい協業ができるように取り組みを始めています。
また、技術者さんを雇用ではなく、専任の外注でお願いするための準備を進めています。早ければ来月から。

外注費の抑制は大切ですが、それにのみこだわると業務の規模は増えません。
うまくバランスを取ろうと考えています。
引き続き抜かりなく進めていく予定です。

§ 開発案件 今月は八割の開発案件がkintoneがらみでした。
ユーザー様には、引き続きインターフェースのわかりやすさをkintoneの魅力として訴求したいと思います。

今月もまた新規に複数のkintone案件をご依頼や見積もりのご依頼をいただいています。
また、今月はkintoneのphpの仕組み作りをしていました。主要な認証の仕組みであるOAuth認証を行いながら、SaaS同士を連携させる仕組み作りです。
そこで定期的なバッチ実行環境を作ることで、弊社が提案するkintoneの可能性はさらに広がると確信しています。

今月はカンブリア宮殿でサイボウズさんがとり上げられました。私も後日、TVerで見ることができました。また、サイボウズさんのTVCMの放映も今月でした。
ともに、そのサービスにかかわっている一人としてはうれしい出来事でしたし、そのサービスを広める喜びと使命は、月末のサイボウズさんからのインタビューでも熱弁しました。
開発する仕事がそのまま社会貢献につなげられるのですから、こんなに素晴らしいことはありません。

またその一環で今月は、スマレジとkintoneと連携の実装にかなりの時間を使いました。
同様にGoogle Calendarとkintone、Twilioとkintone、カラーミーショップとkintone。
そうした連携を多数手がける中、開発の効率化についてもさらなる工夫が求められます。
他にも秋の出展も含めて連携の準備を進めています。

kintoneの開発ツールも弊社内で独自に作っていますが、その速度も上げていきたいと思います。

来月以降にも、続々とお話をいただいています。お客様の運用の調査のため、先月に続いて今月も大阪、名古屋に出張しました。福岡や大分のお客様ともウェブミーティングを何度も行いました。
そうした準備や実装に余念のない月でした。

§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
いつになればこの状態が落ち着くのか。財務基盤の弱さをいかにして克服するか。課題は山積みです。

財務の件は、引き続き最優先で取り組んでいきます。

§ 社内体制 雇用ではないですが、常時専任の技術者さんに手伝ってもらうことで話を進めています。具体的な仕事の進め方も話し合っています。
来月から具体的になります。雇用ではないため、弊社の負担が抑えられるのが利点です。

今月は、初旬に代表の中学時代からの親友の会社(姫路)を訪問しました。
そこで感じたのは、一人で会社を運営することの限界です。
統制の効く適性の人数(30人)で仕事している彼の会社では、雇用して人を育てることの強みを私に教えてくれました。
弊社も新たなステップに進まねば、という決意を持ちました。それもあって常時専任の技術者さんをお願いすることにしました。

雇用も、懇意にしている社労士さんや税理士さんからも後押しをいただいています。
ただ、そのためにも遅れている経営への考察(業務計画、SWOT分析、経営計画、就業規則、財務計画など)を深める作業を進めなければなりません。

正月に作った経営計画は、完全に古びてしまいました。
なので、コロナを踏まえた景況の悪化と、社会がリモートワークに舵を切ったことによる案件の増加を加味したものをベースに体制を充実したいと思います。

§ 人脈の構築 コロナウィルスに世の中が翻弄され、緊急事態宣言や各自治体による外出自粛の影響もあり、ありとあらゆるイベントが中止となっています。三月以降、いくつのイベントが開催中止になったかもう覚えていません。
ただ、オンラインイベントからは、まだ新たな人脈にも仕事にも結び付けられずにいます。リアルでの出会いの復活ももちろんですが、オンラインイベントからどうやってご縁を繋ぐかが今後の鍵を握ります。
今月、頂戴した名刺は16枚です。
今、開発パートナーさん向けに書いているSlackの書き込みは、代表がSNSにアップする内容とも、弊社ブログに書く内容とも違う意味合いを持たせています。
なので、これをnoteやmediumなどのビジネスブログメディアにアップするかもしれません。

とはいえ、今後もオンラインのイベントが続いてゆくはずです。
オンラインでも人脈を構築し、ビジネスの新たな流れを創り出すため、引き続きオンラインは参加していくつもりです。コロナ禍が落ち着くことは当分なさそうなので。
もちろん、対外活動は怠らずに。
引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月は以下のイベントに参加しました。Cybozu Tech Meetup(7/14)。

ほとんどがオンラインセミナーです。リアルのイベントが開催できる状況までは、まだ時間が必要でしょう。
弊社も代表も、そして日本の各社もオンラインイベントには工夫を重ねています。
弊社もその流れに乗り遅れまいと、4月からkintone Café、freee & kintone BizTech Hack、freee Open Guildの運営側に参加しています。
今月は、夏秋のイベントの出展について複数の検討と申し込みを行いました。これが実を結ぶと、弊社にとっては巨大な資産となることでしょう。

弊社の開発や記事執筆のお仕事はこうした対外活動から生まれています。代表自身による新たな交流を発信することは絶対に怠ってはならないと肝に銘じています。

また、月末にサイボウズさんからインタビューを受ける機会がありました。
そこで自らの中でのエバンジェリストにかける思いや自分の中での今後を見つめなおす機会が持てたのはよかったです。

きっと、必ずや、コロナは小康状態に落ち着くと信じ、また皆様と交流を深めたいと思っています。
まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。

§ 執筆活動 一昨年の春まで連載していたCarry Meさんの運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」を弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。
余裕がなかったためです。その分、来月に2本アップしようと思っています。

今月、書いた本のレビューは6本(
掏摸
ミステリークロック
メデューサの嵐 上
メデューサの嵐 下
天国でまた会おう 上
天国でまた会おう 下」)
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は5本(
神戸三宮・北野・梅田 2019/4/29-4/30
鳥取・由良・北栄の旅 2019/5/1
蒜山・長浜神社・出雲大社・日御碕の旅 2019/5/2
高速道路・沼津の旅 2019/5/3
名古屋出張・桑名・養老・大垣の旅 2019/6/4-5」) 。
今月、書いた物申すは0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは0本()。

§ 年表

・七月お仕事

蔵前でお祝い酒、浅草で商談×3、酒のフタバ(蔵前)でお客様と飲み×2、四十八漁場 町田店で飲み、姫路の親友の会社訪問、高槻で商談×2、さふらん(高槻)でお客様と飲み、まいどおいど(高槻)でお客様と飲み、I’ll Be Takatsuki、栄のミーティングスペースで打ち合わせ、新栄町で商談、名古屋でお客様とのみ、新宿御苑前で商談、青山一丁目で商談、蔵前で商談、みなとみらいで商談、神保町で商談、アクアビット サテライトオフィス×8

・七月ツイート

https://togetter.com/li/1567941


2020年6月のまとめ(個人)


昨年から、毎月ごとに個人と法人を分けてまとめを書きます。

公私の「私」

●家族とのふれあい

§ 総括 コロナウィルスに翻弄されたこの数カ月。
六月になってようやく、わが国においてはコロナは落ち着きを見せはじめています。

とはいえ、今年に入ってから通院することになった妻の状態は不安定なままです。コロナによって手術の日程が定まらないからです。
だからこそ、団結しなければなりません。そうした逆風に耐えようと、わが家は自粛の中でもなんとか発散させようと工夫に工夫を重ねています。

その工夫が実り、今月は家族で大町、栂池へ旅をしました。
県をまたいでの移動の自粛要請が解除されるタイミングを読み、直前に宿を予約して。
星野リゾートさんの界 アルプスの施設やサービスには、皆が満足してくれました。本当に行ってよかったです。サービスに感動したあまり、次女が大泣きしたのも良い思い出になりそうです。

そんな幸せな出来事があった一方で、長女の抜歯の際に発覚した予想外の症状が、長女の頬が腫れさせたトラブルも起きました。ようやく腫れが引き始めたとはいえ、まだ気の毒な患部の腫れが続いています。
さらに次女もコロナによる逼塞が原因で、少し情緒を不安定にさせています。
こんな時こそ、家族のフォローををきちんとしなければ。
末尾に次女の話を夫婦でよく聞いてやりました。
引き続き工夫を重ねて、自粛の中でも生きる喜びを謳歌したいと思います。

家族とは四回、妻とは五回、妻と長女とは三回、妻と次女とは二回、お出かけしました。

娘たちが大きくなるとともに、家族で出かける機会が減っている中、こうやって旅をする機会は貴重です。
まだまだこれからもさまざまな出来事はあるでしょうし、まだまだ苦しい時期も続くでしょう。コロナをはじめとした自然の猛威は、私の生活を今後も脅かすに違いないです。
娘たちが妻を支えてくれるようになってきているのは嬉しいですが、そもそも実りの時期を楽しめるように、さらに努力をしなければ。
おかげさまで今月で長女の学費は全て支払いが完了しました。まずは一つ目のマイルストーンを通過しました。

いずれにせよ娘たちは巣立ちます。私は仕事以外にやりたいことが盛りだくさんな人間なので、子離れや引退をきっかけに老け込まなさそうですが、限られた人生でも家族との時間を大切にしたいと思っています。

§ 月表

・六月お出かけ

多摩川緑地公園、コーチャンフォー 若葉台店ジョイフル、俺流塩らーめん、恵比寿神社、ミスタードーナツ、モスバーガー 鶴川店ココデンタルクリニックコーチャンフォー 若葉台店相鉄ローゼン 薬師台店、東海道新幹線 名古屋駅、近鉄 津駅、伊勢中川駅、東青山駅、名張駅、三本松駅、道の駅 宇陀路 室生、鳴海橋、海神社、鎌倉の滝、くさ地蔵?山の神(三本松)、青葉の滝(深野)、青葉寺、道の駅 宇陀路 室生、三本松駅、タコとハイボール、難波神社、芭蕉翁句碑「旅に病で ゆめは枯野を かけまはる」、南御堂 (真宗大谷派 難波別院)、海鮮料理 まどもあぜる、梶平、ブロンコビリー 枚方招提店、トリップカフェ 高槻、村山実 銅像、あまがさき観光案内所(阪神尼崎駅前)、尼崎城 天守閣、Starbucks和食麺処サがミ 町田金井店ココデンタルクリニック、町田市立中央図書館、リカーポート 蔵家オールドヒッコリー 町田境川南町田グランベリーパーク、BIZcomfort南町田(グランベリーパーク)、タリーズコーヒー、Picard 南町田グランベリーパーク、だるまのめ 狛江店、町田市立さるびあ図書館、ジーニーズ 町田店44Apartment 薬師池店、薬師池、秘佛薬師如来、相鉄ローゼン 薬師台店、薬師池公園 蓮園、薬師池公園、江川亭 小金井本店、府中運転免許試験場、多磨霊園、武蔵野台駅、双葉SA (下り)星野リゾート界アルプス、信濃大町駅、清音の滝、八坂大滝、清音の滝、信濃木崎駅、森城跡、仁科神社、稲尾駅、森城跡仁科神社栂池ゴンドラリフト 栂池高原駅栂池ゴンドラリフト 栂の森駅栂池ロープウェイ 栂大門駅栂池ロープウェイ 自然園駅栂池ロープウェイ 自然園駅栂池ビジターセンター栂池自然園、展望湿原、浮島湿原、栂池ロープウェイ 自然園駅道の駅 白馬道の駅 安曇野松川 寄って停まつかわ民宿・そば処 ごほーでん梓川SA (上り)、大庄水産、聖龍、サイゼリヤ、中華そば 七面、薬師池公園 蓮園、薬師池公園、町田市役所ココデンタルクリニックコーチャンフォー 若葉台店

・六月ツイート
https://togetter.com/li/1551551

§ 家族のお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かけたのは、今月は四回です。
自粛の嵐の中、家族ではほぼ毎日顔を合わせている我が家。

家族でも何度か、出かけましたが、大町温泉郷にある星野リゾート 界 アルプスに泊まったのが今月の特記すべき出来事です。
その翌日は木崎湖、栂池高原へと足を伸ばし、信州の自然を堪能しました。
落ち着いた宿のたたずまい。そして見事な料理。
料理人を志す次女は、そのプロ意識に感動してガチ泣きしました。
お風呂が目当てだった家族は、存分に温泉を満喫していたようです(6/20)。

その翌日は私が妻に連れて行きたいと思った場所へ。
ロープウェイを二本乗り継ぎ、訪れた栂池自然園は、私のもくろみ通り、本州最後に旬を迎えるという水芭蕉の大群落が。しばし、言葉が出ませんでした。
いい旅になったと思います(6/21)。

今回のコロナは、自粛を強いられたからこそ、家族の意味を考えさせられる良い機会にもなっています。
生きる意味とは何か、死ぬと人は無に消えるのか。コロナは私たちに生きる意味を問いかけています。悪いことだけではありません。
働き方と生き方に思いを馳せる機会として活かさないと。

ちなみにこちらがボス猿です。彼らに取り囲まれ、辛くも逃げ出した興奮は私の中でおさまらず、帰りの高速でついついレンタカーの返却も急いでいたため、覆面パトカーに御用となってしまいました。二日前に免許の更新をしたばかりだったのに。。



§ 妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で五回お出かけしました。
近所に整備されたばかりの公園で素晴らしい景色を堪能したり、町田を散歩したり。
今月から妻の歯科医院にkintoneを導入する準備を進めており、ココデンタルクリニックに詰める日も二日ほどありました。
他の日は、近隣のお店に訪れることが多かったです。

§ 妻と長女とのお出かけ 上の年表で緑地に太字にしているイベントです。
長女は親知らずを抜歯する際に、歯科医の祖父に抜歯してもらったのですが、歯が骨に癒着していたため、骨にまで影響が生じてしまいました。
頬が腫れた長女の姿はとても気の毒で、腫れ物に触るような日々が続きましたが、ようやく少し腫れが引き始めたのはよかったです。

長女は学校から多数の課題を出されていますが、オンライン授業が始まった影響からか、自室に閉じこもる傾向が増えたのは若干心配でした。
長女にとっても信州の旅は良い影響を与えてくれたと信じています。

§ 妻と次女とのお出かけ 上の年表で緑地に太字にしているイベントです。
この三人で出かける機会はありませんでしたが、末日になって悩める次女の話を私と妻とでじっくりと聞いてあげる機会を作りました。
進路のこと、バイトのこと。コロナによって世の中が不透明になる今、次女の将来も不透明になり、本人なりに不安を覚えているようです。

次女については学校からのメール連絡を全て家族lineに転送する設定を行ったため、次女の学業の様子は全て把握しており、次女は次女なりに頑張っているようですが、次女の彼氏の存在がうちの家族にも若干の波風を立てています。特に長女にとって。
でも、そういう変化があってこその家族であり、家族で話し合ってより良い人生を皆が歩めるようにしたいと思っています。

§ 娘たちとのお出かけ 上の年表で青地に太字にしているイベントです。
今月はコロナの影響もあり、私が家にいることも多く、娘たちとはかなりの時間、顔を合わせています。
ただ、次女の心も長女の心も日によって不安定になることもあります。
大人になる直前に、コロナに襲われた日々。将来を不安に思う娘たちに、どうやって親として接してゆくのか。
私にも親としての器が求められています。

●私自身の六月(交友関係)

§ 関西の交流関係 今月は関西へ仕事で訪れられました。
4月に手術をしたばかりの母に私が無自覚にコロナを移してしまわないか。
それが心配でしたが、まずはディスプレイ越しではく、面と向かって両親の息災を知ることができたのはよかったです。

帰省の道中は三重と奈良を少し散策し、その翌日はサイボウズさんの大阪支社でお仕事をした後、夜は船場センタービルで高校からの親友と再会を含めてお酒を飲む機会もありました。
翌日とその次の日も、高槻を中心にした何カ所かで、お客様の現在の業務を拝見させていただきました。
四日間で、関西の空気を存分に味わえたのが良かったです(6/7-10)。

特に梅田のサイボウズ大阪支社から北大阪の景色を一望にできた事で、私自身のルーツが大阪にあることを強く意識しました。

§ 今月の交流 コロナウィルスによるイベント自粛の嵐は、私から飲み会の機会を何度も奪いました。飲んだ日数は3日。延べ3軒。
コロナによる自粛の嵐は、飲食業界を直撃しており、私もお店の応援がしたいのですが、そもそもやっていない店があり、テイクアウトで弁当を買ったり、酒屋やネットで遠距離の生産者支援をすることが精いっぱいです。数回、遠方の産物を注文しておいしい料理を堪能しました。
また、お酒も栂池高原や、町田の蔵屋さんで5,6本購入しました。
そうしたお酒はオンライン呑み会でいただくか、妻との晩酌でいただきました。おいしかったです。

そして今、リアルで飲める機会が激減しているだけに、リアルの場で飲む喜びは大きいです。
それも高校時代からの親友となるとなおさら。
船場センタービルの地下にある「海鮮料理 まどもあぜる」での時間は幸せでした(6/8)。
その翌日も高槻の「梶平」というお店でお客様と一緒に美味しい酒と料理を楽しみました(6/9)。おそらく高槻で飲んだのは生まれてはじめてだったかもしれません。親戚が住んでいて昔からなじみの深い地だというのに。
最後はパートナー企業の方と狛江の「大庄水産」でこれまた美味しい魚とお酒を(6/23)。相当酔っぱらってしまいました。

今月の私とご縁を結んでくださった皆様、本当にありがとうございました!

●私自身の五月(文化活動)

§ 読書・観劇レビュー 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、主に2019年に読んだ18冊分となりました。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。このところ、書く時間があまり取れていませんでしたが、今月はもともと書いていた原稿に手を入れただけで済んだため、遅れを少しだけ取り戻すことができました。一年と20日遅れです。。この期間を質を落とさずに縮めたい。それが去年に引き続いての課題です。書く行為への熱意は衰えていませんので、引き続き続けたいです。

一昨年の春まで連載していたCarry Meさんの運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」を弊社サイトにアップする作業ですが、今月は1本アップしました。
(「アクアビット航海記 vol.22〜航海記 その10」)
代表の前半生をまとめました。何が起業にとって良かったのか。それを振り返ることは、今の弊社の社風を形作る上で、参考になると思います。

今月、書いた本のレビューは18本(
ジンの歴史
さくら
時生
チームのことだけ、考えた。
盤上の夜
愚者の夜
魔法の種
楽園のカンヴァス
任務の終わり 上
任務の終わり 下
魔法のラーメン発明物語―私の履歴書
世界史を創ったビジネスモデル
スコッチウィスキー紀行
心霊電流 上
心霊電流 下
世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか グーグルの個人・チームで成果を上げる方法
追憶の球団 阪急ブレーブス 光を超えた影法師
奥のほそ道」)。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。

今月、書いた物申すは1本(
47歳。若いとみるか、老いとみるか。」) 。

今月、書いた弊社の活動ブログは1本(
2020年も気がつけば半ばに(法人)」)。

§ 今月の読書 今月は7冊の本を読みました。内訳は自己啓発書一冊、音楽評論一冊、ビジネス実務書一冊、SF小説一冊、娯楽小説一冊、歴史小説二冊。
私の今年の目標の一つは本を出版することですが、まだまだ道は遠いです。
今月はコロナ自粛もあったため、本屋に何度も足を運びました。
そして何冊も本を買いました。今月の読書の多くはかなり手ごたえがある分量でした。前月にブックカバーチャレンジに参加したことで、読書の魅力を見直したことも多いです。

§ 今月の映画 今月の映画鑑賞は0本です。
今月もキングダムは見られずじまい。これで3カ月見られていません。

§ 今月の舞台 舞台については、今月は0本です。
今月ついに宝塚の公演再開が発表されました。それに応じて妻がまた代表としてのさまざまな準備に追われつつあります。
それが目下の切実な悩みです。

§ 今月の音楽 今月は生演奏を聴く機会がありませんでした。ただ、相変わらずGoogle Musicには活躍してもらっています。YouTube Musicにも移行してみましたが、機能にバグが目立つため、またGoogle Musicに戻っています。
今月はyes、Genesis、Led Zepperin、The Whoしか聴いていません。聴きまくってました。

§ 今月の美術 今月は美術の展覧会を見る機会がありませんでした。

§ 今月のスポーツ 今月は相変わらずコロナが自粛を強いており、スポーツはできていません。
散歩は良く行いましたが、それはスポーツとはいえません。
プロ野球やサッカーも無観客で開幕しましたが、あまり見られていません。
なお、観戦とは意味合いが違いますが、炎のザトペック投法で知られる阪神の名投手、故村山実さんの銅像をようやく母校の跡地で拝見することができました(6/10)。

§ 今月の滝 今月、訪れた滝は4滝です。
「鎌倉の滝(6/7)」「青葉の滝(6/7)」「清音の滝(6/20)」「八坂の大滝(6/20)」
鎌倉の滝は道が崩れていたため、落ち口からしか見られませんでした。また、青葉の滝は見事な自然の造形が石段を形作っており、心を正してくれました。
大町の清音の滝は、道のすぐ脇にある滝で、そばの崖には石仏も彫られた歴史を感じさせる端正な滝でした。
そして八坂の大滝は五十メートルともされる落差にもかかわらず、水量が滝つぼを穿たない程度に抑えられ、風によってあちらこちらに散っていることで、音がとても優雅でした。
もちろん落下する水の下で水を感じることもでき、裏側からものぞくことができる滝で、私に感動を与えてくれました。生涯でも十本の指にいれてもよいぐらいの。

§ 今月の旅行 今月は、大阪出張に行く道中に関西の水を存分に味わいました。
行きに新幹線を名古屋で下車し、そこから近鉄に乗り換える際は間違えてデビューしたばかりのヒノトリに乗ってしまい、偶然にも新型特急の旅を楽しみました(6/7)。
さらに乗り継ぎを間違えたことが功を奏し、東青山駅で電車待ちの間に周囲を散策ができました。
また、それによって赤目四十八滝への訪問を諦めたため、代わりに下車した三本松駅の周辺では、宇多川の清流を見ながら、佇まいも見事な海神社に参拝し、近隣の山に分け入って鎌倉の滝と青葉の滝を求めて歩き回りました(6/7)。
平家ゆかりの青葉の笛が生まれたとされる青葉の滝の姿は見事でした。さらにはかつて伊勢へ参る旅人で賑わったという三本松の旧旅籠町を歩けたのも良い思い出となりました。
その翌日は夕方に松尾芭蕉が死没した難波別院で芭蕉の辞世の句碑を見て、人生の短さをかみしめてきました(6/8)。
コロナが私の人生を不自由にしている今だからこそ、心は常に外の世界に向けなければ。
その想いを新たにしました。

家族で訪れた大町でも、妻子を界 アルプスに送り届けたあと、一人で大町の市街や、駅、そして滝めぐりを楽しみました。特に八坂の大滝の50メートルの滝姿には身惚れました(6/20)。
翌朝も7時前に一人宿を出て、木崎湖畔へ。仁科氏が本拠として構えていた森城址やその後にできた仁科神社。そして美しい木崎湖の姿には時間も忘れて惚れぼれとしていました(6/21)。
あとで妻子を連れて再訪したほどに。
栂池自然園も、雪で塞がっていた先まで一人で登り、雄大な展望湿原から白馬の山を間近にし、その帰りには二十匹ほどのニホンザルの群れに囲まれる経験も。
旅を満喫した二日間でした(6/20-21)。



§ 今月の駅鉄 趣味の駅訪問は五駅です。「東青山駅(6/7)」「三本松駅(6/7)」「信濃大町駅(6/20)」「信濃木崎駅(6/21)」「稲尾駅(6/21)」。
東青山駅は意図せず意図せず訪れ、公園以外に何もない様子が新鮮でした。三本松駅も偶然の産物で訪れることになり、印象に残ります。最後に三つはどれも大糸線の駅です。思えば駅の魅力にはまったのは大糸線の梓橋駅でしたから、原点回帰ができたと思います。

§ 今月の酒楽 コロナウィルスによるイベント自粛の嵐は、私から飲み会の機会を何度も奪いました。飲んだ日数は3日。延べ3軒。
そんな中、WOLFBURN蒸溜所のオンラインセミナーに試飲付きで参加できた経験は売れしかったです。新たなオンラインセミナーの形が見られました(6/28)。
また栂池高原で購入した「栂の森」と「北安大國」のしぼりたて生原酒は美味しかったです。
あとはgin  Festivalが中止になってしまった代替としてgin festival  TVも楽しむことが出来ました。
蔵家で購入した玉泉洞酒造のnew Bornはまだ開けていませんが、楽しみでなりません。
今月は仕事に精魂を傾けていたので、上に書いた大庄水産の飲み(6/23)の後、かなり酔っ払ってしまいましたが。



§ 今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。健康なのに外出できない。コロナが私たちの行動に制限を掛けています。悔しくてなりません。

・公園は三カ所。「多摩川緑地公園(6/3)」「薬師池(6/16)(6/17)(6/29)」「栂池自然園(6/21)」

・博物館はゼロカ所。
・駅は五駅。「東青山駅(6/7)」「三本松駅(6/7)」「信濃大町駅(6/20)」「信濃木崎駅(6/21)」「稲尾駅(6/21)」
・入手したマンホールカードは二枚。「兵庫県尼崎市(6/10)」「長野県大町市(6/20)」
・滝は四滝。「鎌倉の滝(6/7)」「青葉の滝(6/7)」「清音の滝(6/20)」「八坂の大滝(6/20)」


・温泉は一カ所。「大町温泉(星野リゾート 界 アルプス)(6/20)」

・山はゼロ山。
・酒蔵は0カ所。
・神社は四カ所。「恵比寿神社(6/4)」「海神社(6/7)」「難波神社(6/8)」「仁科神社(6/21)」

・寺は三カ所。「青葉寺(6/7)」「南御堂 (真宗大谷派 難波別院)(6/8)」「秘佛薬師如来(6/16)」
・教会はゼロカ所。
・史跡は三カ所。「芭蕉翁句碑(6/8)」「村山実 銅像(6/10)」「多磨霊園(6/19)」
・遺跡はゼロカ所。
・城は二カ所。「尼崎城 天守閣(6/10)」「森城跡(6/21)」

・名水百選はゼロカ所。
・灯台はゼロカ所。

私がまだ訪れていない場所の多さにめまいがします。他の活動もまだまだやりたいことがいっぱいあります。
一番怖いのは年齢から来るあきらめと気力の減退です。これだけは防ぎたい。
家族との縁もこれから姿を変えていくことでしょう。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなったときにやることがない、とよくある老残にならぬよう。
人はいつかは死ぬ。コロナウィルスの蔓延はそのことを教えてくれました。これから、健康であっても時間があっても出られない。そんな事態にも見舞われそうです。
だからこそ、後悔だけはしないように全力で生きなければ!
仕事だけでなく、いまのうちに時間の合間を見つけ、行けるところに入っておこうと思います。

一方で、将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめには書いた通り、コロナにもかかわらず、法人としての売り上げは確保できています。ただ、私個人としては投資もしなければ賭け事もせず、不労所得のタネも持っていません。
つまり、一人で私自身の体だけが頼りです。
なので、体に何かがあれば収入は尽きます。そろそろ貯蓄のことも考えていかなければ。

それぞれの場所で俳句も読みました。今月は16句。いずれもツイートまとめに載せています。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月もコロナと共存しつつ、自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。


2020年6月のまとめ(法人)


昨年度から、毎月ごとに個人と法人を分けてまとめを書きます。

令和二年六月。コロナウィルスに大きく揺さぶられた世界に徐々に落ち着きが見え始めています。
とはいえ、コロナの影響はまだまだ続くことでしょう。
ただ、リモートワークを普段から実践してきた弊社にとって、直接の影響はありません。
ですが、景気の悪化が確実に見込まれる今、発注が減ることは容易に予想できます。

社会は今、急激にリモートワークの方向へと進みつつあります。そのような流れに沿って、弊社がお役に立てることはありそうです。実際、五月にも複数の案件のご発注をいただき、六月はほとんど作業に終始していました。

達成度5割。達成感5割。満足感5割。それが今月の代表自身の自己採点です。

パートナーさんへの発注も進めつつ、自社の案件を増やす。外注率は抑えつつ、代表の作業は生産性を高く維持し、売上につなげる。そんなビジョンで業務をこなしてゆきたいと思います。
弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 六月度の売上は、まだ確定していませんが、目標額にはかろうじて達することができました。
とはいえ、これで気を抜くわけにはいきません。
コロナの影響が効いてくるのはこれからでしょう。

また、今月は三月末で締めた決算の結果がでました。結果はわずかに赤字となりました。三月の売り上げ減が響いたといえます。

来月以降も、世の中には不安と混迷が渦巻くはずです。
景況は悪化し、厳しい時代が続くことでしょう。
そんな中、弊社は今までの活動で得た複数のご縁を通し、さまざまな案件の引き合いをいただいています。とはいえ、弊社も等しく苦しい時期がやって来るはずです。
実際、お客様の動きは総じて鈍っています。着手開始が遅れている複数の案件があります。

ただ、弊社が以前から取り組んできたリモートワークへの施策は、コロナから弊社の業務を守ってくれました。
そうした取り組みができるようになった背景には、kintoneのようなプラットフォームや情報技術の発展があったことはもちろんです。

四、五月にいただいたいくつもの案件の開発や打ち合わせを連日複数のお客様と行わせて頂いていました。
五月よりは多少は頻度は減ったとはいえ、今月も各種のウェブミーティングツールを駆使して打ち合わせが多かったです。
また、三月以来、久々に出張で大阪に行き、お客様の業務をつぶさに学んできました。

世界が未曽有の危機に襲われる中、弊社ができることの一つ。それは、わが国の会社にリモートワークの考えを根付かせる一助となることだと思っています。
その一環として、今月は初めてfreee Open Guild Online #2で運営側として参加しましたし、イベントの打ち合わせなども行いました。作業が被っていたため、四、五月よりはイベントの参加は抑えましたが、今後に向けたチャレンジは必要だと思っています。

複数の案件を並行して進められるようになりつつありますが、これからも弊社の認知度をあげるためには外部での発信が欠かせません。そうした活動を通して、あらたなご縁からお仕事がつながるからです。
来月以降もリモートワークに絡んだ案件は続きます。一方で経営上のリスクを減らす上でも、少し安定の案件に取り組むことを検討しています。

実績を出しながら、日常も充実させる。それらは全て、代表の求めるワークライフバランスの実現につながってゆくはずです。

§ 業務パートナー 四月から業務パートナーさんとの協業を再開しています。

五月末に「リモートチームでうまくいく」を読みました。弊社でもまだまだ遅れている部分があることなど痛感しました。
なので、今月から、週三回ほど、Slackで思ったことを書き流す運用を始めています。著者の倉貫氏が「社長ラジオ」として5分ほどの談話を社員向けに流している取り組みに感化されてのことです。効果は出ているように思います。この内容はSNSやブログには挙げておらず、いずれブログにも過去分を載せることを考えています。

今月は自粛が明けたこともあって、サテライトオフィスに再び週一回のペースで通うようにしています。
そして、リモートでの打ち合わせの頻度も増やしています。これによって考えを共有し、よい協業ができるように取り組みを始めています。「リモートチームでうまくいく」を回し読んでもらいながら。

外注費の抑制は大切ですが、それにのみこだわると業務の規模は増えません。
なので、うまくバランスを取ろうと考えています。
引き続き抜かりなく進めていく予定です。

§ 開発案件 今月は八割の開発案件がkintoneがらみでした。
ユーザー様には、引き続きインターフェースのわかりやすさをkintoneの魅力として訴求したいと思います。

今月もまた新規に複数のkintone案件をご依頼や見積もりのご依頼をいただいています。
また、今月はfreee社に関わるイベントの司会進行やfreee & kintone BizTech Hackでオンラインハンズオンのメンターを務めるなど、主要な認証の仕組みであるOAuthについて学びを深めました。また、そうした中でfreee社との関わりがさらに強められました。
また、今月は、スマレジとkintoneと連携の実装にかなりの時間を使いました。
実際、スマレジさんのショールームにも訪問もしましたし。

珍しいところでは、スマレジの仕様上の制限で、16000件のデータを一件ずつ登録する必要に迫られ、十年ぶりに即席RPAを自作し、動かしました。
こちらは即席の割には動いてくれているのでよかったです。

来月以降にも、続々とお話をいただいており、お客様の運用の調査のため、大阪出張をしたのも今月ですし、福岡や大分のお客様ともウェブミーティングを何度も行いました。
そうした準備や実装に余念のない月でした。
そうした連携や今後の弊社の重点を整理するためにも、サイボウズ社大阪支店を訪問できたのもよかったと思っています。

§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
いつになればこの状態が落ち着くのか。財務基盤の弱さをいかにして克服するか。課題は山積みです。

同時にコロナによる経済の悪化に備え、持続化助成金は無事採択され、今月初めに入金が済んでいます。
財務の脆弱性を指摘され、日本政策金融公庫の融資は受けられませんでした。これは反省しかないです。まあ、見方を変えれば無借金経営を貫くことができた、ともいえますが。

財務の件は、引き続き最優先で取り組んでいきます。

§ 社内体制 こちらは少し話を進めました。具体的な話を技術者さんと行い、採用も含めたお話まで踏み込みました。具体的な話に進むにはまだかかるでしょうが、引き続き進めていきたいと思います。
雇用自体は、懇意にしている社労士さんや税理士さんからも後押しをいただいています。ただ、そのためにも遅れている経営への考察(業務計画、SWOT分析、経営計画、就業規則、財務計画など)を深める作業を進めなければなりません。

正月に作った経営計画は、完全に古びてしまいました。
なので、コロナを踏まえた景況の悪化と、社会がリモートワークに舵を切ったことによる案件の増加を加味したものをベースに体制を充実したいと思います。

§ 人脈の構築 コロナウィルスに世の中が翻弄され、緊急事態宣言や各自治体による外出自粛の影響もあり、ありとあらゆるイベントが中止となっています。三月以降、いくつのイベントが開催中止になったかもう覚えていません。
ただ、オンラインイベントからは、まだ新たな人脈にも仕事にも結び付けられていません。リアルでの出会いの復活ももちろんですが、オンラインイベントからどうやってご縁を繋ぐかが今後の鍵を握ります。
今月、頂戴した名刺は8枚です。
今、開発パートナーさん向けに書いているSlackの書き込みは、代表がSNSにアップする内容とも、弊社ブログに書く内容とも違う意味合いを持たせています。
なので、これをnoteやmediumなどのビジネスブログメディアにアップするかもしれません。

とはいえ、今後もオンラインのイベントが続いてゆくはずです。
オンラインでも人脈を構築し、ビジネスの新たな流れを創り出すため、引き続きオンラインは参加していくつもりです。コロナ禍が落ち着くことは、まだなさそうなので。
もちろん、対外活動は怠らずに。
引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月は以下のイベントに参加しました。Strap β版 オンライン説明会(6/2)。freee Open Guild Online #2(6/17)。kintone ソリューションフェス ONLINE(6/24)。みんなの移住フェス 2020 オンライン(6/26、6/27)。WOLFBURN ONLINE SEMINAR(6/28)。

ほとんどがオンラインセミナーです。リアルのイベントが開催できる状況までは、まだ時間が必要でしょう。
弊社も代表も、そして日本の各社もオンラインイベントには工夫を重ねています。
弊社もその流れに乗り遅れまいと、4月からkintone Café、freee & kintone BizTech Hack、freee Open Guildの運営側に参加しています。
来月以降も何かやりたいと思います。

弊社の開発や記事執筆のお仕事はこうした対外活動から生まれています。代表自身による新たな交流を発信することは絶対に怠ってはならないと肝に銘じています。

きっと、必ずや、コロナは小康状態に落ち着くと信じ、また皆様と交流を深めたいと思っています。
まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。

§ 執筆活動 一昨年の春まで連載していたCarry Meさんの運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」を弊社サイトにアップする作業ですが、今月は1本アップしました。
(「アクアビット航海記 vol.22〜航海記 その10」)
代表の前半生をまとめました。何が起業にとって良かったのか。それを振り返ることは、今の弊社の社風を形作る上で、参考になると思います。

今月、書いた本のレビューは18本(
ジンの歴史
さくら
時生
チームのことだけ、考えた。
盤上の夜
愚者の夜
魔法の種
楽園のカンヴァス
任務の終わり 上
任務の終わり 下
魔法のラーメン発明物語―私の履歴書
世界史を創ったビジネスモデル
スコッチウィスキー紀行
心霊電流 上
心霊電流 下
世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか グーグルの個人・チームで成果を上げる方法
追憶の球団 阪急ブレーブス 光を超えた影法師
奥のほそ道」)。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。

今月、書いた物申すは1本(
47歳。若いとみるか、老いとみるか。」) 。

今月、書いた弊社の活動ブログは0本(
2020年も気がつけば半ばに(法人)」)。

§ 年表

・六月お仕事

スマレジ東京ショールーム、ココデンタルクリニック、サイボウズ 大阪オフィス、タコとハイボール、高槻お客様オフィス、梶平、お客様事業所(柱本)、お客様子会社(八幡市)、お客様開発センター(摂津富田)、トリップカフェ 高槻、タリーズコーヒー(南町田グランベリーパーク)、大庄水産、ココデンタルクリニック、町田市役所、アクアビットサテライトオフィス×4

・六月ツイート

https://togetter.com/li/1551242


2020年5月のまとめ(個人)


昨年から、毎月ごとに個人と法人を分けてまとめを書きます。

公私の「私」

●家族とのふれあい

§ 総括 コロナウィルスが猖獗を極めている五月。
今年に入ってから、妻が通院することになりました。それに伴う不調も生じています。わが家には少し波風が立っています。
だからこそ、団結しなければなりません。そうした逆風に耐えようと、わが家は何とかまとまっています。
今月は月末になってようやく緊急事態宣言が解除されました。とはいえ、月の大半を自粛する要請が私たちの行動をしばり、閉塞感に拍車をかけています。
家でじっとするのが苦手な私には逆風が吹く毎日。コロナが憎いのは私も一緒です。いや、残り余生が短い私にとって、その想いはより一層強いです。やりたいことが山積みなのに、逼塞させられた気分に苛まれます。
ですが、私は読書も好きです。また、仕事のご依頼も多くいただいています。そのため、なんとかストレスを溜めずに過ごせています。ご近所にもある程度散歩に出かけていますし。

コロナの中、娘たちの学校はGoogle Classroomを使った授業に舵を切りました。
娘たちはGoogle Classroomを通して課題に精を出していたようです。

家族で出かけることが顰蹙を買う今、外出が糾弾される今、お出かけする機会も限られます。そんな中でも近所を中心に、人がいない場所を選び、方々を訪れました。
家族とは四回、妻とは九回お出かけしました。妻と長女とは一回。

娘たちが大きくなるとともに、妻も私もおいていかれることが増えています。一方で、娘たちが妻を支えてくれるようになってきているのは嬉しいです。
いずれにせよ娘たちは巣立ちます。私は仕事以外にやりたいことが盛りだくさんな人間なので、子離れや引退をきっかけに老け込まなさそうですが、限られた人生でも家族との時間を大切にしたいと思っています。

§ 月表

・五月お出かけ

鶴川郵便局、青戸酒店、中華料理 福永、沢谷戸自然公園、白坂横穴古墳群、高蔵寺、熊野神社、啓文堂書店、高蔵寺沢山城熊野神社はま寿司、薬師池公園 蓮園、華厳院、野津田公園、鎌倉古道、農村伝道神学校、町田GIONスタジアム、小野路一里塚、薬師池公園 蓮園、福室庵、豪徳寺、世田谷城阯公園、世田谷城跡、宮の坂駅 (SG07)、世田谷八幡宮、羽根木公園、北沢川緑道、豪徳寺駅 (OH10)、山下駅 (SG08)、讃岐うどん かいとコメダ珈琲店菅原神社、井出の沢古戦場、蔵家 SAKE LABO出世稲荷町田天満宮cafe gres カフェ・グレ、薬師池、薬師池公園 蓮園、ココデンタルクリニック鶴川郵便局、餃子の王国、舟和 本店 売店、松屋浅草、浅草駅、おいもやさん 興伸、舟和 本店 売店、薬師池公園 蓮園、町田薬師池公園四季彩の杜 ウェルカムゲート、多摩川、綾部不動尊、薬師池公園、薬師池公園 蓮園、コーチャンフォー 若葉台店コメダ珈琲店大國魂神社Base.s Cafe & Diner – Fuchu Terrace –高安寺弁慶硯の井戸味の民芸 本町田店ロイヤルモーター、BOOKOFF PLUS 古淵駅前 (本・ソフト館)、イオン 相模原店、イトーヨーカドー 古淵店、ニイミ洋食器店、嬉嬉豚とんかつ『君に、揚げる。』(極)、天海僧正毛髪塔、上野恩賜公園、博士王仁副碑、清水観音堂、彰義隊の墓、西郷隆盛像、不忍池、薬師池公園 蓮園、薬師池公園、さんじ、正ちゃん、Paitan × Paitan、山中湖忍野八海湧池中池鏡池菖蒲池忍野八海 浅間神社、鐘山の滝、ほうとう不動道の駅 富士吉田

・五月ツイート
https://togetter.com/li/1530710

§ 家族のお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かけたのは、今月は三回です。
自粛の嵐の中、家族ではほぼ毎日顔を合わせている我が家。
そのため、家族でそろって出かけたのは近場だけでした。
私の母が4/2 に手術を受けたのですが、今月もzoomで実家のパソコンと繋ぎ、うちの家族も揃って歓談できました。
今回のコロナは、家族の意味を考えさせられる良い機会にもなっています。
生きる意味とは何か、死ぬと人は無に消えるのか。コロナは私たちに生きる意味を問いかけています。悪いことだけでもないのです。
働き方と生き方に思いを馳せる機会が増えています。

§ 妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で九回お出かけしました。
前日に私が一人で訪れた近所の高蔵寺のシャクナゲがお見事だったので、妻を連れて再訪(5/3)。近所の沢山城にも登り、熊野神社にも参拝しました。
また、今の家に住んで十数年、妻が一度も町田の市街地まで歩いて行ったことがないので、二人で5キロの道のりを歩いてきました(5/10)。途中、菅原神社や蔵家SAKE LABOにより、町田天満宮やカフェ・グレに寄りながら。
また、これもご近所ですが妻が神社に行きたいと望んでいたので府中の大國魂神社に参拝し、帰りは近くの高安寺にも参拝してきました(5/24)。
他の日は、近隣のお店に訪れることが多かったです。


§ 妻と長女とのお出かけ 上の年表で緑地に太字にしているイベントです。
今月は末日に、三人で忍野八海へと行きました(5/31)。自粛明けですが、海外の観光客もおらず、とても美しい湧き水に癒された一日でした。その前には山中湖畔で風に吹かれて過ごしました。
長女は学校から多数の課題を出されていたことと、オンライン授業が始まった影響からか、自室に閉じこもる傾向が増えたのは若干心配でしたが、最後にこうやって一緒に行動できたのは良かったです。

§ 妻と次女とのお出かけ 上の年表で緑地に太字にしているイベントです。
この三人で出かける機会はありませんでしたが、次女は料理やデザートを頻繁に作ってくれました。特にタルゴナコーヒーは何度も作ってもらいました。
次女については学校からのメール連絡を全て家族lineに転送する設定を行ったため、次女の学業の様子が見られたのはよかったです。課題でも百点を連発していたようです。また、月末になって登校を再開したのですが、そこでもらってきた学校の入学案内に次女のインタビューが登場していたのは嬉しかったです。
また、娘の彼氏が来て、庭にドッグランの柵を立ててもらったのもうれしい出来事でした。

§ 娘たちとのお出かけ 上の年表で青地に太字にしているイベントです。
今月はどこにも出かけていません。
とはいえ、コロナの影響もあって私が家にいることも多く、娘たちとはかなりの時間、顔を合わせています。
お互いの沸点と融点が理解しあえたからか、比較的平穏な日々が過ごせました。

●私自身の五月(交友関係)

§ 関西の交流関係 今月も関西に行かれずじまいでした。そもそも移動できる状況にないので仕方がありません。
仕事では他にも高槻の会社の方と数回お話しする機会がありました。
また、実家の両親とはzoomで語る機会がありました。
また中学からの親友が7月に鳥取でのイカ釣りに誘ってくれました。昨年、鳥取でのイカ釣りは断念しただけに楽しみにしています。
その前に出張で大阪に仕事に行く予定があり、高齢の両親に帰省してきます。コロナを意図せず移してしまわないか心配ですが。

§ 今月の交流 コロナウィルスによるイベント自粛の嵐は、私から飲み会の機会を何度も奪いました。飲んだ日数は2日。延べ2軒。
コロナによる自粛の嵐は、飲食業界を直撃しており、私もお店の応援がしたいのですが、そもそもやっていない店があり、テイクアウトで弁当を買ったり、酒屋やネットで遠距離の生産者支援をすることが精いっぱいです。
今月も一度も外で飲めないまま一月が終わるのか、と思っていましたがお仕事でひと段落着いた後に訪れた浅草の正ちゃんで飲めました(5/29)。六区界隈で飲んだことがなかったので、すごく新鮮でした。自粛が明けたばかりで浅草の人通りは栄華とはほど遠い状態でしたが。
そうした状況をオンライン飲み会が支えてくれていましたが、今月は仕事が相当に忙しく、オンライン飲み会すら二回しか参加できていません(5/13)(5/22)。
面白いところでは、Spatial Chatというツールを使ってバーチャルパーティーに参加したことです。まだトライアルでしたが、世の中にはまだまだ知らないツールがあることを教えられました。
籠っていた日々が多かった割には、仕事では連日オンラインで打ち合わせをしていたので、あまり人と疎外されていた感じは受けていません。
今月の私とご縁を結んでくださった皆様、本当にありがとうございました!

●私自身の五月(文化活動)

§ 読書・観劇レビュー 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、主に2019年に読んだ5冊分となりました。あとは7日間ブックカバーチャレンジの7冊です。レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。このところ書く時間があまり取れず、一年と二カ月遅れになってしまいました。この期間を質を落とさずに縮めたい。それが去年に引き続いての課題です。書く行為への熱意は衰えていませんので、引き続き続けたいです。

一昨年の春まで連載していたCarry Meさんの運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」を弊社サイトに転載しなおす作業ですが、今月は1本アップしました。
(「アクアビット航海記 vol.21〜航海記 その9」)
代表の人生を大きく変えた決断は、朝礼の場でクビにされる屈辱から生まれました。起業にむけて大きなステップだったと思います。

今月、書いた本のレビューは12本(
教団X
球体の蛇
パソコン入門
夏の名残りの薔薇
蜩ノ記
七日間ブックカバーチャレンジ-FACTFULLNESS
七日間ブックカバーチャレンジ-成吉思汗の秘密」)。
七日間ブックカバーチャレンジ-占星術殺人事件」)。
七日間ブックカバーチャレンジ-ワーク・シフト」)。
七日間ブックカバーチャレンジ-かんたんプログラミング Excel VBA 基礎編」)。
七日間ブックカバーチャレンジ-チームのことだけ、考えた。」)。
七日間ブックカバーチャレンジ-天津飯の謎」)。

今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた物申すは1本(
コロナをSDG’sの実現に活かすために。」) 。
今月、書いた弊社の活動ブログは1本(
freee Open Guild Online #1で司会進行を担当しました」)。

§ 今月の読書 今月は9冊の本を読みました。内訳はスポーツ選手自伝一冊、経済啓蒙書一冊、SF小説二冊、スピリチュアル書一冊、未来予測書一冊、スポーツ選手評伝一冊、アフリカ文学一冊、ビジネス書一冊。
私の今年の目標の一つは本を出版することですが、まだまだ道は遠いです。
ですが、Facebookで7日間ブックカバーチャレンジに参加し、無事に七日間を完走しました。そこからはFacebookでつながっている友人五人にバトンを渡しました。
この経験から得られたのは、読書の魅力です。私が渡したバトンが私にとって未知の書物や、マイナーであっても魅力的な書物に渡った時の喜びは格別でした!
引き続きブログでも本のレビューを書いていこうと思いました。
これらはFacebookへの投稿だと埋もれてしまうため、弊社サイト内のブログとして転載しなおしました。

§ 今月の映画 今月の映画鑑賞は0本です。
一月にわが家のケーブルテレビがアップデートして、ハードディスク録画ができるようになりました(1/28)。
こうした設備が備わったことで家族は映画を家で見る機会を増やしているようです。
ところが三月はキングダムを視聴する時間がとれたのに、先月も今月もほぼ映像作品を見られずじまい。娘が見ていたワイルドスピードを一緒にみたぐらい。

§ 今月の舞台 舞台については、今月は0本です。

§ 今月の音楽 今月は生演奏を聴く機会がありませんでした。ただ、相変わらずGoogle Musicには活躍してもらっています。
先月の時点でThe Beatles、David Bowie、Eagles、Billy Joelについては全アルバムを聞き込み、好きな20曲をプレイリストとして作成しましたが、今月もThe Police、queen、Stevie Wonder、SuperTramp、U2、The Doors、Deep Purpleのアルバムを聞き込み、好きな20曲のリストを作成しました。現在はyesのアルバムを聞き込んでいます。
こうして振り返ってみると、私は70年代の音楽に惹かれているようです。

§ 今月の美術 今月は美術の展覧会を見る機会がありませんでした。

§ 今月のスポーツ 今月は相変わらずコロナが自粛を強いており、スポーツはできていません。
散歩は良く行いましたが、それはスポーツとはいえません。

§ 今月の滝 今月、訪れた滝は1滝です。月末に忍野八海をみた後、忍野八海に湧いた水が滝となって落ちる鐘山の滝を再訪できました。二カ月半ぶりの滝にしばし見惚れてしまいました(5/31)。

§ 今月の旅行 今月はかろうじて、緊急事態宣言が解除された月末に妻と長女とで忍野八海にいきました(5/31)。清浄な水をみているとコロナなどどこかに消えていくようです。
一人では野乃花をつれて近所の公園を8-9キロほど歩きました(5/4)。また、豪徳寺と世田谷八幡宮などを散策しました(5/5)。浅草への商談の帰りに上野恩寵公園の周囲(5/26)や浅草界隈(5/14)(5/29)を巡ったりしました。
妻と二人で高蔵寺にしゃくなげを見に行ったり(5/3)、町田までを歩いて向かったり(5/10)、府中の大國魂神社と高安寺を訪れたり(5/24)、コロナが吹き荒れる中、折に触れてあちこち訪れられたと思っています。

§ 今月の駅鉄 趣味の駅訪問は四駅です。「豪徳寺駅(5/5)」「宮の坂駅(5/5)」「山下駅(5/5)」「浅草駅(5/14)」。
東急世田谷線ののどかな感じにとても癒されました。またコロナ禍で人影が絶えていたので普段はとても訪れて写真を撮ることが難しい東武浅草駅もゆっくりと訪れられました。

§ 今月の酒楽 コロナウィルスによるイベント自粛の嵐は、私から飲み会の機会を何度も奪いました。飲んだ日数は2日。延べ2軒。
蔵家 SAKE LABOに伺ったのは妻と町田まで歩いて5キロ強の道を行った途中でした。会津娘を一杯頂き、帰りには二本ほど焼酎とウイスキーを買って駆って帰りました。
また、オンライン飲み会や夜中の晩酌によって、ストックしている数十本のお酒のうち、3,4本は空きました。

§ 今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。
健康なのに外出できない。コロナが私たちの行動に制限を掛けています。悔しくてなりません。

・公園は七カ所。 「沢谷戸自然公園(5/2)」「薬師池公園(5/4)(5/11)(5/16)(5/18)(5/27)」「野津田公園(5/4)」「世田谷城阯公園(5/5)」「羽根木公園(5/5)」「上野恩寵公園(5/26)」「不忍池(5/26)」

・博物館はゼロカ所。
・駅は四駅。「豪徳寺駅(5/5)」「宮の坂駅(5/5)」「山下駅(5/5)」「浅草駅(5/14)」
・滝は一滝。「鐘山の滝(5/31)」
・温泉はゼロカ所。
・山はゼロ山。
・酒蔵は0カ所。
・神社は七カ所。「熊野神社(5/2)(5/3)」「世田谷八幡宮(5/5)」「菅原神社'(5/10)」「町田天満宮(5/10)」「出世稲荷(5/10)」「大國魂神社(5/24)」「忍野八海 浅間神社(5/31)」

・寺は六カ所。「高蔵寺(5/2)(5/3)」「華厳院(5/4)」「豪徳寺(5/5)」「綾部不動尊(5/18)」「高安寺(5/24)」「清水観音堂(5/26)」
・教会はゼロカ所。
・史跡は八カ所。「鎌倉古道(5/4)」「小野路一里塚(5/4)」「井出の沢古戦場(5/10)」「弁慶硯の井戸(5/24)」「天海僧正毛髪塔(5/26)」「博士王仁副碑(5/26)」「彰義隊の墓(5/26)」「西郷隆盛像(5/26)」
・遺跡は一カ所。「白坂横穴古墳群(5/2)」
・城は二カ所。 「沢山城(5/3)」「世田谷城跡(5/5)」

・名水百選は一カ所。「忍野八海(5/31)」
・灯台はゼロカ所。

私がまだ訪れていない場所の多さにめまいがします。他の活動もまだまだやりたいことがいっぱいあります。
一番怖いのは年齢から来るあきらめと気力の減退です。これだけは防ぎたい。
家族との縁もこれから姿を変えていくことでしょう。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなったときにやることがない、とよくある老残にならぬよう。
人はいつかは死ぬ。コロナウィルスの蔓延はそのことを教えてくれました。これから、健康であっても時間があっても出られない。そんな事態にも見舞われそうです。
だからこそ、後悔だけはしないように全力で生きなければ!
仕事だけでなく、いまのうちに時間の合間を見つけ、行けるところに入っておこうと思います。

一方で、将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめには書いた通り、法人としての売り上げは伸びています。ただ、個人としては投資もしなければ賭け事もせず、不労所得のタネも持っていません。
つまり、一人で私自身の体だけが頼りなので、体に何かがあれば収入は尽きます。そろそろ貯蓄のことも考えていかなければ。

それぞれの場所で俳句も読みました。今月は11句。いずれもツイートまとめに載せています。

あらためて「私」を振り返ってみました。
来月はより一層、コロナが収束に向かっていることを信じて。


2020年5月のまとめ(法人)


昨年度から、毎月ごとに個人と法人を分けてまとめを書きます。

令和二年五月。コロナウィルスに大きく揺さぶられた世界に徐々に落ち着きが見え始めています。
とはいえ、コロナの影響はまだまだ続くことでしょう。
ただ、リモートワークを普段から実践してきた弊社にとって、直接の影響はありません。
ですが、景気の悪化が確実に見込まれる今、発注が減ることは容易に予想できます。
発注元の原資に余裕がなくなるからです。

社会は今、急激にリモートワークの方向へと進みつつあります。そのような流れに沿って、弊社がお役に立てることはありそうです。実際、五月にも複数の案件のご発注をいただきました。
また、リモートワークの流れに沿ったオンライン・イベントでも司会進行やメンターの役目を務めました。

達成度6割。達成感6割。満足感6割。それが今月の代表自身の自己採点です。

パートナーさんへの発注も進めつつ、自社の案件を増やす。外注率は抑えつつ、代表の作業は生産性を高く維持し、売上につなげる。そんなビジョンで業務をこなしてゆきたいと思います。
弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 五月度の売上は、まだ確定していませんが、目標額にはかろうじて達することができました。
とはいえ、これで気を抜くわけにはいきません。
コロナの影響が効いてくるのはこれからでしょう。

来月以降も、世の中には不安と混迷が渦巻くはずです。
景況は悪化し、厳しい時代が続くことでしょう。
そんな中、弊社は今までの活動で得た複数のご縁を通し、さまざまな案件の引き合いをいただいています。

弊社が以前から取り組んできたリモートワークへの施策は、コロナから弊社の業務を守ってくれました。
そうした取り組みができるようになった背景には、kintoneのようなプラットフォームや情報技術の発展があったことはもちろんです。
それらを取り扱う弊社に、リモートワークを進めたいからkintoneについて話を聞かせてほしい、というオファーも届き、来月以降にも複数の案件が続いています。ありがたいことです。

いくつもの来月以降の案件をいただき、その開発や打ち合わせを連日複数のお客様と行わせて頂いていました。そのほとんどがウェブミーティングでした。zoom、ChatWork Live、Google Hangout、Skype、Whereby、BellFace、Microsoft Team、Google Meetのどれかを使わない日はないというぐらいに。珍しいところではSpatial.chatを使ったパーティーのトライアルも行ったり。

世界が未曽有の危機に襲われる中、弊社ができることの一つ。それは、わが国の会社にリモートワークの考えを根付かせる一助となることだと思っています。
その一環として、今月は初めてfreee Open Guild Online #1で司会進行だけを担当する役割に挑戦しました(5/13)。また、4月にfreee & kintone BizTech Hackでオンラインハンズオンの講師も担当しましたが、その中でハンズオンのサポート役であるメンターにも挑戦しました(5/22)。それらの実績はとても大きな気づきと自信を与えてくれました。

複数の案件を並行して進められるようになりつつありますが、これからも弊社の認知度をあげるためには外部での発信が欠かせません。そうした活動を通して、あらたなご縁からお仕事がつながるからです。今後に向けてよいスタートが切れたと思っています。
来月以降もリモートワークに絡んだ案件は続きます。一方で経営上のリスクを減らす上でも、少し安定の案件に取り組むことを検討しています。

実績を出しながら、日常も充実させる。それらは全て、代表の求めるワークライフバランスの実現につながってゆくはずです。

§ 業務パートナー 先月から業務パートナーさんとの協業を再開しています。
代表自身が行ったほうが作業のスピードを落とさず作業ができるのは確かでしょう。
ところが、代表自身のリソースがだんだん切迫しつつあります。そこにさらに案件の伝達やそもそもの開発の方法まで教えなければなりません。
でも、それを含めても業務の伝達は欠かせないと判断しています。まだ案件は増えると予想しているからです。

それもあって、弊社が主体となったリモートミーティングの機会も増やしています。また、自粛期間であるゆえに、顔を合わさずリモートでの取り組みに特化しましたが、これは引き続き続けたいです。

そのためにも少しでもツールを作り、外注部分を減らす取り組みを進めています。
外注先と共存しつつ、外注比率を抑えるにはどうすればよいか。
第5期はその部分にも気を配ったことで弊社の歴史でも最高の売上総利益を達成できました。ただ、外注費の抑制だけにこだわっていると、案件数が増やせません。そもそもの案件ごとの見積額を上げ、なおかつ教えつつ、フォローする時間だけ生産性が落ちることを踏まえた外注費をその都度算出することが重要だと考えています。

引き続き抜かりなく進めていく予定です。

§ 開発案件 今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。
kintoneとAWSやGoogle Apps Script、boxとの連動を行いながら、kintoneを基幹システムの一角として提案し、周辺システムと組み合わせての提案が受注につながっていると思われます。
ユーザー様には、引き続きインターフェースのわかりやすさをkintoneの魅力として訴求したいと思います。

今月もまた新規に複数のkintone案件をご依頼や見積もりのご依頼をいただいています。
また、今月はfreee社に関わるイベントの司会進行やfreee & kintone BizTech Hackでオンラインハンズオンのメンターを務めるなど、主要な認証の仕組みであるOAuthについて学びを深めました。また、そうした中でfreee社との関わりがさらに強められました。
また、kintoneと連携できるサービスを広げるため、いくつかのサービスの調査と勉強を続けています。スマレジ、Infomart、帳票Online、カラーミーショップ、freee、Money Forward、ヤマトビジネス、メールワイズ、Twilio、DocuSign、Apple Calendarなど。

20日に一件、納期があり、その前の3日、4日は連日深夜まで打ち合わせを行っていました。その時期は複数の案件も同時に動いており、なかなかに多忙な状態が続いていましたが、月末にはだいぶ落ち着きました。

今月はとくにスマレジとカラーミーショップとfreeeのAPIドキュメントを見る機会が多かったように思います。
今後もリモートでやる仕事は増えそうです。今の機会を活かして勉強に費やそうと思います。

§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
いつになればこの状態が落ち着くのか。財務基盤の弱さをいかにして克服するか。課題は山積みです。
この分野にはRPAを導入を考えるつもりです。そうしなければ、処理が回らなくなっています。オンラインの請求書を自動的に取り込み、税理士の先生に提出する書類として集めるか。
同時にコロナによる経済の悪化に備え、補助金も申請するなど準備を進めています。
この件は、引き続き最優先で取り組んでいきます。

§ 社内体制 こちらはまだ道半ばです。サテライトオフィスの開設はなりましたが、今、そこでは外注先の技術者に対しての活用しかできていません。
雇用自体は、懇意にしている社労士さんや税理士さんからも後押しをいただいています。ただ、そのためにも遅れている経営への考察(業務計画、SWOT分析、経営計画、就業規則、財務計画など)を深める作業を進めなければなりません。
正月の三日間で来季の経営計画の基本は作成したので、引き続き中期計画の策定に取り掛かりたいと思います。
ただ、正月が1年前に思えるほど、世の中は変わってしまいました。今やコロナを踏まえた景況の悪化と、社会がリモートワークに舵を切ったことによる案件の増加を加味しなければなりません。こちらは引き続き続けていきたいと思います。

§ 人脈の構築 コロナウィルスに世の中が翻弄され、緊急事態宣言や各自治体による外出自粛の影響もあり、ありとあらゆるイベントが中止となっています。今月も参加する予定だった複数のイベントが中止となりました。
そうしたイベントのいくつかはオンライン開催へと切り替わり、そこでは何回か参加できました。
ただ、オンラインイベントは、人脈の構築という意味ではリアルのイベントに比べて圧倒的に弱いです。そのため今月は、人脈の構築もはかばかしくありませんでした。
今月、頂いた名刺は1枚です。これはおそらく、ここ数年で間違いなく最も少ない枚数でしょう。
Sansan社ではオンライン名刺をサービスに打ち出しており、そうした価値観の変化についていく取り組みを始めました。
オンラインでも仕事をやり取りできる関係をどうやって築き上げてゆくか。
新たな人脈の構築手段を考えなければならない時期がきているようです。SNSの使い方も考えなおさねばならないかもしれません。

オンライン飲み会は複数回、開きました。オンラインイベントにも複数回参加しました。ですが、リアルなイベントに参加した時に比べると、参加の実感も弱く、余韻も続かないことが難点です。
リアルなイベントの開催が難しい以上、オンライン・イベントに切り替わることはやむをえません。そしてそこに参加するしかありません。
今後はオンラインのイベントが続いてゆくはずなので、オンラインでも人脈を構築し、ビジネスの新たな流れを創り出すため、引き続きオンラインは参加していくつもりです。SNSの関わり方も見直すつもりです。
コロナ禍が落ち着けば、また対外活動に乗り出すつもりには変わりないのですが。
引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月は以下のイベントに参加しました。ミニWeb討論会/何がテレワークを阻害しているのか?(5/7)。kintone Café Online Vol.1(5/9)。テレワーク時代のバックオフィス構築セミナー(5/13)。freee Open Guild オンライン #1(5/13)。フォームブリッジカフェ(5/15)。freee & kintone BizTech Hack(5/22)。バーチャル カチドキ パーティールーム vol.0 お試し編(5/24)。
本来ならそれ以外にも、いろいろなイベントがあったはずです。どれも3密を防ぎたい政府や自治体からの要請で中止を余儀なくされました。

ただし、そうした現状を打破しようと、人々はオンラインセミナーの実施に舵を切り始めています。弊社もその流れに乗り遅れまいと、4月にはkintone Café 神奈川 Vol.6を主催し、freee & kintone BizTech Hackではオンラインハンズオンの講師も務めました。今月もfreee Open Guild Online #1の司会進行を務め、freee & kintone BizTech Hackではハンズオン講師をサポートするメンターも務めました。ともに大きな挑戦となりました。
弊社にとってとても大きなステップだったと思います。

弊社の開発や記事執筆のお仕事はこうした対外活動から生まれています。代表自身による新たな交流を発信することは絶対に怠ってはならないと肝に銘じています。

きっと、必ずや、コロナは小康状態に落ち着くと信じ、また皆様と交流を深めたいと思っています。
まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。

§ 執筆活動 一昨年の春まで連載していたCarry Meさんの運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」を弊社サイトにアップする作業ですが、今月は1本アップしました。
(「アクアビット航海記 vol.21〜航海記 その9」)
代表の人生を大きく変えた決断は、朝礼の場でクビにされる屈辱から生まれました。起業にむけて大きなステップだったと思います。

今月、書いた本のレビューは12本(
教団X
球体の蛇
パソコン入門
夏の名残りの薔薇
蜩ノ記
七日間ブックカバーチャレンジ-FACTFULLNESS
七日間ブックカバーチャレンジ-成吉思汗の秘密」)。
七日間ブックカバーチャレンジ-占星術殺人事件」)。
七日間ブックカバーチャレンジ-ワーク・シフト」)。
七日間ブックカバーチャレンジ-かんたんプログラミング Excel VBA 基礎編」)。
七日間ブックカバーチャレンジ-チームのことだけ、考えた。」)。
七日間ブックカバーチャレンジ-天津飯の謎」)。

今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。

今月、書いた物申すは1本(
コロナをSDG’sの実現に活かすために。」) 。
今月、書いた弊社の活動ブログは1本(
freee Open Guild Online #1で司会進行を担当しました」)。

§ 年表

・五月お仕事

浅草で打ち合わせ・調査×3、サテライトオフィス×2

・五月ツイート

https://togetter.com/li/1529652


世界が音楽で熱くなった頃-The Beatles


中国の武漢から発生したコロナウィルスが世界を止めてほぼ一カ月。
私たちは今、人類の歴史の中でも有数の事件のまっただなかにあります。

コロナウィルスに翻弄される今を、第二次世界大戦以来の危機とたとえる人もいます。
ここまで世界中に影響を与えた事件が他に思い浮かばないことを考えると、この例えもあながち間違っていないと思います。

私は家で過ごす時間が増えたため、その時間を生かし、二十世紀を振り返る年表に目を通しました。
年表の中には、数え切れないほどの事件が載っており、激動の時代を如実に表しています。

私は年表を眺めるうちに、世界中に影響を与えた事件の多くが、良くない出来事で占められていることに気づきました。
良いとされる出来事も、実は苦しみからの復活に過ぎないことがほとんどのようです。既存の差別からの解放や災害や戦災からの回復という意味で。

世界的に明るさをもたらした出来事を数えると、万博、五輪、W杯などの定期的に催されるイベントが目立ちます。それらを除けば、アポロ11号による月面着陸ぐらいでしょうか。

そんな中、目についたのはビートルマニアの存在です。
彼女、彼たちが熱狂した対象。それはThe Beatles。言わずと知れた世界を熱狂させた四人組のロック・バンドです。
その熱狂は全世界を席巻し、20世期の年表の中にはまず間違いなく掲載されています。
悲劇で塗りつぶされた世界の歴史の中にあってまぶしく光りつづけている、それがThe Beatles。

今、止まってしまっている世界。
それに比べ、かつて世界を熱くさせた彼らの実績は色あせていません。
1969年のウッドストックまで、ロックとは人々にとって自由と希望の象徴でした。その流れに乗ったのがThe Beatlesでした。時代の空気が彼らの絶大な人気の源泉だったことは言うまでもありません。

私はこの二日間、The Beatlesが残した全てのアルバムを聴き直しました。そして、あらためて彼らの残した音楽の素晴らしさに聞き惚れました。

彼らが巻き起こした旋風のすさまじさは、今さら振り返るまでもないでしょう。
それよりも、私が全てのアルバムを聴き直して思ったのは、彼らの音楽から感じられるエナジーです。
50年前に解散したグループとは思えない創意工夫とエネルギー。
初期の音源こそ、古びて聴こえるのは否めません。ですが、後期の作品からは今なお新鮮さすら感じられます。
何よりも、メロディーが普遍的なメッセージとなり、英語のわからぬ私の耳になじんできます。

音楽が世界をつなぐ、との使い古されたスローガン。
彼らの音楽からは、そうしたスローガンを具現する力がまだ放たれているようです。
そして、世界が動きを止めた今こそ、そうした音楽の力が求められている。そう思うのは私だけでしょうか。

ロックン・ロールが生まれて65年。以来、あらゆるジャンルの音楽が生まれ、消費されてきました。
さらに、LP盤からCD、そしてストリーミングへ。音楽の消費も形を変えてきました。
そうした変化の波は、あまたの曲を生み出してきました。
その結果、残されたメロディーも枯渇しつつあるように思えます。
私は最近の曲もなるべく聴くようにしています。ですが、斬新かつ耳になじむメロディーにはなかなか出会えません。
それは、俗説にある通り、私の耳が老化しているからなのでしょうか。

とはいえ、今の音楽が50年前とは変わってしまっており、それらの変革がThe Beatlesから始まったことに異論はありますまい。

そんな今だからこそ、彼らの残した音楽を味わってみるべきだと思ったのです。
世界的な出来事に不慣れな1973年生まれの世代として。
彼らが解散して50年が過ぎた節目の年にこうした奇禍に襲われたことをきっかけとして。

The Beatlesが活動した1962年から1970年までの年月とは、世界中で学生運動など、変革を求める嵐が吹き荒れた時期と重なっています。
そうした嵐の象徴として彼らがいた。

今、世界は動きを止めています。
ですが、いずれ世界は再び動き出すことでしょう。
その時、何か巨大で革新的なムーヴメントが世界を席巻し始めるような気がしてなりません。60年近く前にThe Beatlesが巻き起こしたような何かが。

今回のコロナにより、政治、社会、経済、文化などが大きく揺さぶられています。コロナウィルスが地球史の年表の中で大きくページを占めることは間違いないでしょう。
ただ、おそらくコロナが明けた世界からは、CO2の濃度が減って大気がクリアになったように、既存の価値観も除去されてクリアになっているはずです。
働き方、移民、科学技術、経済体制。リモートワークが市民権を得、通勤という習慣が廃れるばかりか、さらに大きな変革にさらされることは間違いないと思った方が良さそうです。
さしずめ、二十世紀の年表の中で苦難からの回復が重要な出来事として刻まれているように。

何がどう変わろうとしているのか。
何が生まれようとしているのか。
私にはまだ見えていません。

ですが、彼らの音楽には、50年前に世界を動かしたうねりの余韻が感じられるのです。私は、彼らの音楽をききながら、ばく然とした未来への期待に身を委ねていました。
再び彼らが起こしたのと同じぐらいの規模で、人類が熱狂するような何かが起こる期待に。

もちろん、私も弊社もその何かが起こった際には、微力でも協力したいと思っています。

最後に213曲あると言われる彼らの曲の中から、私が好きな20曲を選んで以下に載せています。上から順に好きな曲を並べましたが、私の好みなど、時が過ぎれば違ってゆくはず。このリストも違う順番に変わっているでしょう。

ですが、リストに挙げたうちの一曲「Here Comes The Sun」の歌詞が示すメッセージは変わらないはず。

Here comes the sun
Here comes the sun, and I say
It’s all right

きっと世界はコロナを克服し、太陽がまた昇るに違いないと信じてこの曲を口ずさもうと思います。

20曲のリストです。
Here, There And Everywhere
Strawberry Fields Forever
Come Together
Please Please Me
All My Loving
Let It Be
Here Comes The Sun
Hey Jude
Good Day Sunshine
Yesterday
When I’m Sixty-Four
While My Guitar Gentry Weeps
Michelle
If I Fell
Girl
Helter Skelter
A Day In The Life
Octopus’s Garden
Two Of Us
In My Life