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2023年11月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括

11月。
今月も仕事が忙しく、旅は仕事とセットです。
仕事の出張の合間に現地を少し旅する感じでしょうか。
仕事が忙しいまま、あっというまに月が終わる日々が続いています。

もちろん、少しは出かけました。
今月は甲府、千葉幕張、浦安、白馬、小谷、糸魚川、北杜を訪れました。

仕事をしながら、旅をする。そのノウハウをいかに実現するかが私のテーマです。
が、私の理想にはほど遠い毎日です。

先々月、私個人の力の限界を感じさせる出来事が相次ぎました。
経営者としても個のスキルだけでやっていくことに限界を感じました。
私の周りには個の力を発揮している方が何人もいますが、私が個人で何ができるのか、ということを考えるきっかけがありました。

私も今年で50の齢を迎えました。、少しずつ人生も下り坂になっています。体力も落ちています。
そして、次代を導かなければならない年代になってしまいました。
私自身、個のスキルを発揮する場面を切り替えていかなければならない時期が来ています。

私に与えられた時間は有限で、ますます残り少なくなっています。
残された時間を少しでも有意義にしたいと思います。死を迎えるまでに。

生きていること、生かされていることのありがたみ。
それを常に忘れぬようにしながら、充実した日々を送りたい。
皆さんと私の思いは同じです。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちをフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

今月は家族とは三回お出かけしました。妻とは一回、妻と長女とは二回、妻と次女とはゼロ回、長女とはゼロ回、次女とはゼロ回。


§  月表

 ・十一月お出かけ
大和市文化創造拠点シリウス、大和市立図書館、甲州夢小路café terroir葡萄屋kofu 甲州夢小路店武田神社 (躑躅ヶ崎館趾)、甲府市武田氏館歴史館(信玄ミュージアム)、旧堀田古城園、オギノ 朝日店山梨県立図書館 かいぶらりまねこやボンマルシェChami Sandwichデイリーヤマザキ JA甲州勝沼店、下河原線広場公園、大國魂神社 大鳥居、武蔵国府跡 国衙地区、武蔵國府八幡宮、マクドナルド、大國魂神社、小田急線路跡地、蛇口からレモンサワー 焼肉ホルモンたけ田、HUB、アパホテル&リゾート東京ベイ幕張、イクスピアリディズニーストアレッドロブスター、鯛八、鶴川駅前図書館、セブンイレブン 府中日新町2丁目店中央道原PA(下り)梓川SA (下り)蕎麦酒房 膳 ZEN白馬ノルウェービレッジ(旧ヤフー白馬ベース)、白馬ジャンプ競技場、ヴィラ八方きっちょんちょんローソン 信州白馬八方店、白馬駅、Snow Peak LAND STATION HAKUBAStarbucks道の駅 小谷フォッサマグナミュージアム糸魚川市民総合体育館、糸魚川市駅北広場「キターレ」、道の駅 マリンドリーム能生かにや横丁伝宝丸能水商店横川SA (上り)、餃子の王将、めとろ庵、スナックジョイゾー釈迦堂PA (下り)清泉寮ジャージーハット清泉の足湯、川俣渓谷、清里駅、萌木の村萌木の村オルゴール博物館 ホール・オブ・ホールズセブンイレブン 山梨清里店えさきセブンイレブン 甲斐大泉西井出店、かねすえ、薬師池公園01CAFE SURF DINER、マルダイラーメン、EKITERIA PRONTO、大和市文化創造拠点シリウス、大和市立図書館、新百合ヶ丘エルミロード、Cut Factory 新百合ヶ丘エルミロード店、上麻生公園、鶴川駅前図書館、ミスタードーナツ国立競技場Monmouth Tea

・十一月ツイート
https://togetter.com/li/2267639
§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かける機会は、今月は三回ありました。


11/8-9にかけて千葉の幕張メッセでCybozu Days 2023が催され、弊社が4回目の出展を行った際、妻と長女はメンバーとして、次女も見学に近い形で会場にきてくれました。
二日目は妻の誕生日に重なっていたので、会場撤収の後、イクスピアリのRed Robsterで誕生日パーティーをして妻を祝いました。




家族で結婚記念日を祝うため、山梨の北杜市まで足を延ばしました(11/9)。
清里の清泉寮でのんびりと時間を過ごし、清里駅前や萌木の村のオルゴール博物館などを訪れた後、「えさき」さんへ。一日に昼と夜の二組しかお客を撮らず、一つの建物の中でご主人の江崎さんの料理を作る様子を堪能できるこちらで家族水入らずの結婚記念日を過ごしました。とてもおいしく、また町田にもご縁があるとのことでいろんな意味で思い出に残る一日でした。





月末には山梨のはくばくさんからお招きいただき、AFCチャンピオンズリーグのヴァンフォーレ甲府 vs メルボルン・シティの試合観戦に家族で訪れました(11/29)。
前夜からは次女も家にやってきて泊まっていきましたが、試合の後も少し一緒に行動しました。




来年の11月は銀婚式。なかなか経営が安定せず、家族には苦労を掛けていますが、なんとか来年はきちんと結婚記念日を迎えたいと思っています。

§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で一度でかけました。


Cybozu Days 2023の翌々日に御呼ばれしていたkintone Café 白馬 Vol.1に妻も伴って参加しました(11/11)。



白馬につき、主宰の根崎さんにお勧め頂いた蕎麦酒房 膳 ZENさんで新そばを頂いた後は、kintone Café。夜はきっちょんちょんで懇親会。
翌朝もsnow peak 白馬でモーニングを皆さんと一緒にした後、妻と北上して糸魚川市へ(11/12)。
妻が行きたがっていたのは糸魚川といえばヒスイの名産地であるためです。
そこでまずフォッサマグナミュージアムへ。ここではヒスイをはじめ地球のスケールの大きな大地のうねりと悠久の歴史を学びました。
ここはかなりお勧めできる場所です。


ついで、MOVEDの小林さんから教わった第39回 全国削ろう会 糸魚川大会へ。木の加工についての協議会やいろんなイベントがあったので、妻と二人で木工工作にいそしみました。
7月にMOVEDさんのお招きで伺った際にも聞いていた「マリンドリーム能生」では新潟の産物やカニを。


せわしない毎日の中で、こうした時間がともに持てたことはよかったです。

§  妻と長女とのお出かけ 妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は二回ありました。




恒例の甲府への訪問に三人で向かいました(11/3)。
甲府夢小路でCafé terroirさん等にご挨拶をした後は武田神社へ参拝。
さらにオギノヤさんで買い物した後は、県立図書館に立ち寄って来年6月末の地域クラウド交流会の会場予約を無事に完了させました。
そして、夜はこの日の目的である甲府ん!横丁はしご酒ウィークに参加し、甲府の盛り場を歩き回っていました。「まねこや」「ボンマルシェ」さんなど。なかなかディープな場所もめぐり、日常ではありませんん。得られない経験を楽しみました。





別の日は薬師池公園で紅葉祭りが開催されていて、夜のライトアップを楽しみました(11/23)。
そして近所のお店でハワイアンの食事を楽しんだのですが、何度も訪れたこのお店も今月いっぱいで閉店してしまうのだとか。

経営上の問題で二人には苦労を掛けていますが、なんとかこの苦境を乗り切りたいと思います。
そして、甲府に拠点を移す計画を実行したいと思います。

§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女との三人で出かける機会は一回もありませんでした。


次女は少しずつ成長しはじめています。勤めている場所からも正社員登用の話も来ているらしく、仕事場でも楽しくやっていけているようなので、親として安心しています。

§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。

長女は4/1付けで雇用しました。
すでに2月から引継ぎもかねて打ち合わせにも同席してもらっていましたし、内部の定例会議にも出てもらっています。
今月からはとあるお客様の事務担当して週一度ほど訪問し、社会の風にあたってもらっています。

長女も次女もCybozu Daysに来てもらったり、親の仕事について関心を持ってくれ始めています。

昨年末をもって私の中では子育ては終わったと思っています。娘たちにはそれぞれを一人の大人として対し、手助けができるところは私から手を差し伸べていこうと思います。
私にできることは親の頑張る姿をみせることぐらいかな。

●私自身の十一月(交友関係)

§  関西の交流関係 今月は関西とのご縁はあまりありませんでした。

とはいうものの、Cybozu Days 2023では関西の方にもお越しいただいたり、関西の方ともお会いしたり。
私に余裕ができたら実家の方にも帰れればと思っています。

§  今月の交流 今月は、仕事に絡んだイベントが多かったので、飲みも含めた交流は比較的多めでした。

私の場合、公私混同の毎日なので、私的な付き合いか、仕事をからめた付き合いかはあまり重要ではありませんん。












皆さんとの交流は本当に楽しかったです。

今月も皆様ありがとうございました。

●私自身の十一月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、書く時間がありませんでした。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、今は書くための時間がありません。読んでからレビューをアップするまでの時間も二年を超えてしまいました。
今、私のプライベートの時間がほぼなくなってしまっています。仕事をからめた交流があるので精神的には困っていませんが、一人の時間がないことは見直さなければと考えています。
レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は、私にとってワークライフバランスのバロメーターです。ワークに偏っている今の状況を早く取り戻さねば、とかなりの危機感を持っています。

以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは6本(
弊社の新サービス(GO! DO! with-U)を開始します
弊社の新サービス(アビットリンク)を開始します
Cybozu Days 2023に出展しました(準備編)
Cybozu Days 2023に出展しました(当日編)
Cybozu Days 2023に出展しました(思い出編)
kintone Café 白馬 Vol.1に参加してきました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

10月30日 10月30日 文章と動画の使い分け方
10月31日 10月31日 Cybozu Days向けの資料
11月1日 11月1日 商いと道徳を両立させる!
11月2日 11月2日 自社のサービスを出します
11月6日 11月6日 名将とは経験を積んで成る
11月7日 11月7日 Cybozu Days出展にあたり
11月8日 11月8日 Cybozu Days 2023の1日目
11月9日 11月9日 Cybozu Days 2023の2日目
11月10日 11月10日 Cybozu Days 2023!
11月13日 11月13日 白馬で学んだ教育とDX
11月14日 11月14日 Cybozu Daysから飛躍
11月15日 11月15日 服を着て変わった私の事
11月16日 11月16日 kintoneエコシステムで
11月17日 11月17日 日本で一番大切な会社に
11月20日 11月20日 チーム力と個人の生き方
11月21日 11月21日 AIのスピード感たるや!!
11月22日 11月22日 いい夫婦の日を目指す今
11月24日 11月24日 ノーコードはやはり速い
11月27日 11月27日 チームビルディング手本
11月28日 11月28日 志持つオーナーの生き方

§  今月の読書 今月は8冊の本を読みました。内訳は、純文学三冊、酒文化一冊、社会学一冊。

今月も本を読む時間が取れていません。が、無理やり本は読むようにしています。ところが読んでもそれをアウトプットできていないのは上に書いた通りです。
形式的にアウトプットするのなら、ChatGPTに頼るのもありですが、それは自分にとって衰退への道だと思っています。

私が一昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、まったくそれが進んでいません。
仕事にかまけてしまっています。このことにもとても強い危機感を抱いています。このまま何も生み出さずに老いてしまうのでは、と。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞は0本です。

なお、今年の大河ドラマ「どうする家康」も放送終了が間近なのに、数カ月間見られていません。録画も溜まってしまっています。とにかく見る暇がないのです。
今月、休みの一日に仕事だけの一日に疲れ、家族もいなかったのでトム・クルーズの「コラテラル」を鑑賞しました。

あと、妻がはまったドラマVIVANTもだいぶ一緒にみました。面白かった。


§  今月の舞台 舞台については、今月は見ていません。

宝塚歌劇が生徒の自殺によって大揺れに揺れています。
私にも言いたいことはたくさんありますが、自分に余裕がないことと、そういう尻馬に乗ってドヤ顔しながら言論を振るうのはよそうと自重しています。
また、私が何も言わなくとも、代表制度についてはゆくゆく大きなメスが入るでしょうから静観しておきます。



§  今月の音楽 コロナが始まってから’70’sから活躍したアーチストの全曲を聞く活動を続けています。今月はEARTH , WIND & FIREの全アルバムを順に聴き、20曲にまとめました。
Earth,Wind & Fire

今月もまた音楽の才能に恵まれた方が天に召されました。
しかも私の世代に合致する方が。KANさんです。
こういう方々の訃報からは、自分もまた年を取ったとったという単純な事実が思い起こされます。
が、KANさんの場合、あまりにも若すぎます。


§  今月の美術 今月は、特に美術に関するトピックはありません。

Cybozu Daysのアートワークや各社さんのブースは参考になりますし、私もデザインセンスがないにも関わらず受ける刺激は多いです(11/8-9)。

あと、家族で訪れた清里の萌木の村のホール・オブ・ホールズでは、見事なオルゴールの芸術に触れました(11/19)。ここのショップで展示されていた写真家の吉村和敏氏の写真集はかなりの数の見本に見入ってしまいました。
私がやりたいことをしている人がいました。


§  今月のスポーツ 今月は、スポーツをする余裕がありませんでした。

kintone Café 白馬の会場のすぐ横が長野オリンピックでジャンプ競技に使われた大ジャンプ台で、私も休憩時間に見にいってみました。
とにかく規模が大きく、これをジャンプする選手たちのすごさをほんの少しだけ体感しました。


家族で訪れた清泉寮の脇から川俣川渓谷の滝を見に行こうと下って行った際、腰を痛めてしまいました(11.19)。
お陰でお誘いいただいていた山登りも断念することに。
仕事道具をそのままパソコンなども含めて背負い、野乃花を片手に持っていたのは無茶でした。


今月は阪神タイガースの38年ぶりの日本一のニュースで盛り上がりました。私も少しだけテレビニュースで観戦しました。


あと、月末にはくばくさんにご招待いただき、AFCチャンピオンズリーグのヴァンフォーレ甲府 VS メルボルン・シティの試合を家族で新国立競技場で見ることができました(11/29)。
とても面白い試合で三回の逆転と最後同点に追いつき、押せ押せムードでしたが、あと一点が取れず、3-3のドローに終わりましたが、サッカーの面白さを感じさせる好ゲームでした。


運動はしなければと真剣に考えているのですが、なかなかその時間がありません。


§  今月の滝 今月はどこも滝を訪れられませんでした。


家族で訪れた清泉寮の脇から川俣川渓谷に降りて、吐竜の滝の上流にある四滝を巡ろうと思ったのですが、
沢登りの用意がないと不可能であり、断念しました(11/19)。

§  今月の駅鉄 今月は二駅を訪れました。「白馬駅(11/12)」「清里駅(11/19)」
白馬駅は、kintone Café 白馬の翌朝、早朝に起きて訪れました。かつてシュプール号に駅に降りたったような気もしますが、もはやそれすら覚えていませんでした。


私が訪れた朝は寒気が強く、車のフロントグラスは凍っていたほどでした。
白馬の駅から見える山々もまだ雪は頂いていませんでしたが、いつ白くなってもおかしくないような雰囲気でした。私たちが訪れた翌週、山は雪化粧で一新したそうです。

駅前には訪日観光客向けのお店もあり、英語表記も散見されます。
駅のベンチなども頑張って白馬の歓迎ムードに寄与しようとしているのでしょう。

白馬駅は大糸線が廃止の可能性も含めて議論されている区間に含まれます。
訪れた数時間後、妻と糸魚川まで来るまで向かった際も大糸線と並走しました。この区間もこのままだと廃止になってしまうでしょう。
なんとか維持してほしいと思う気持ちはあります。今度再訪したいと思いました。


清里駅はかつても訪問したことがあります。小海線を全線乗車した際に通り過ぎもしました。が、駅鉄としては初めて。
駅前はかつておしゃれなペンションが林立し、一世を風靡していました。が、ここ最近復活しつつあるとはいえ、やはり寂れた感じはどうしようも拭えません。

それでも駅前にはSLが静置され、あちこちにかつての栄華をしのばせるオブジェが置かれています。
駅の建物も立派であり、がらんとしているにもかかわらず広々と椅子やロッカーや売店が設置されています。かつてはにぎわっていたのでしょう。
せっかくなので切符とともに小海線の企画で切符を挟み込むキャンペーンの台帳を購入しました。

ホームにも入れてもらいましたが、小海線の駅はどこも景色がよく、私の旅情を刺激してくれます。
小海線もJR東日本によると赤字線区だそうです。いつまで存続できるのかわかりませんが、また旅で訪れたいと思います。


§  今月の酒楽 今月は飲む機会がまあまあありました。五回、4日です。



まず、仕事の合間に少し訪れた下北沢の小田急線路跡地で催された糸魚川物産展。ここで糸魚川の地酒がふるまわれていました(11/5)。
私も軽く試飲程度に一杯だけいただきました。謙信を。
軽いほろ酔いになるまでも満たない量でしたが、それでも酒を飲んだ気分になりました。その前にいただいたMOVEDの小林さんに勧めていただいた焼き鳥もとてもおいしかったです。


Cybozu Daysではまず前夜祭としてDUNKSOFTの幸人さんや中さんと蛇口からレモンサワーでたくさんのレモンサワーを頂きました。とてもおいしかった(11/7)。
ここではその後皆さんがあつまって最後は住人ぐらいで楽しく飲みました。

そしてCybozu Days 2023の第一日目として弊社とギボンズ社の共催ブースの主催で懇親会を。
かなりの人数に集まってもらい、楽しく飲めました。この後二次会でも近くのHUBに移ったのですが、ここではあまりにも人が多くてうるさかったので、私は這う這うの体で退散しました。


Cybozu Days 2023が終わって間もないkintone Café 白馬の懇親会ではきっちょんちょんさんへ。ここのお店、料理がとてもおいしく、食べきれないほどでした。白馬錦をかなり頂きました。
ここのお店ではとにかく会話が楽しく、盛り上がりました。写真を撮りわすれるぐらいに。


また、スナックジョイゾーでは、さまざまなお酒をいただきました(11/17)。我が家からも甲府で購入した山梨ヌーボーの白と赤を差し入れましたが、
他の皆さんからのお酒もとてもおいしかった。焼酎やワインで覚えておきたいものもありました。

実は今月はほかにもお酒を楽しめるお店に行ったのですが、私がドライバー役だったこともあり、妻にその権利を譲りました。

甲府ん!横丁はしご酒ウィークで訪れた「まねこや」さん(11/3)。
妻の誕生日に訪れたイクスピアリの「Red Robster」(11/9)。
糸魚川のかにや横丁さん(11/12)。
家族の結婚記念日に訪れた「えさき」さん(11/19)。


今月も楽しくお酒を飲めましたが、その一方で体の調子があまりよくなかったため、あえて飲まなかった日も多く設けました。
身体は少しずつアルコール分を受け付けないようになっているのかもしれません。

とはいうものの、こうして家で飲むお酒もまたおいしいものです。


§  今月の旅行 今月は、旅はある程度したと思っています。

まずは、妻と長女と訪れた甲府です(11/3)。甲州夢小路を訪れ、武田神社を参拝するのはこのところのお決まりのコース。
その後の県立図書館までは上に書いた通り。その後の甲府ん!横丁はしご酒ウィークで訪れた甲府の繁華街でもディープな場所場所はまさに旅のだいご味を感じさせてくれるものでした。
こんな場所もまだまだ残されているのが甲府の歓楽街なのですね。


次の旅は妻と訪れた白馬、そして糸魚川です。
白馬ではkintone Caféに参加し、皆さんと貴重な学びの時間を共にしました。夜の懇親会や翌朝のスターバックスでの語らいなど、とても印象に残る旅でした。
中央道で安曇野インターを降り、白馬まで向かう道中も、運転しているだけで旅の旅情を感じます。
妻がこの辺りは匂いからして南信の飯田や甲府盆地とは違うと話していましたが、まさにそう感じさせるのが旅の良さ。
今後は大王わさび農場にも訪れたいです。

翌朝も小谷村の道の駅で熊避け鈴や土産物を買い、さらに糸魚川ではフォッサマグナミュージアムと私立体育館で行われていた第39回 全国削ろう会 糸魚川大会で様々な体験を楽しみました。
糸魚川についてからは雨に降られましたが、予定していた道中が屋内だったのでなんの問題もありませんでした。道の駅 マリンドリーム能生で訪れたかにや横丁や能水商店でいただいたフィッシュアンドチップスも仕事の悩みを忘れさせてくれるものでした。
帰りは能生インターチェンジから北陸自動車道、上信越自動車道、関越自動車道を経由して長距離のドライブを。途中、横川SAにも立ち寄りました。

もう一つの旅は家族で結婚記念日を祝うために訪れた清里です(11/19)。
清泉寮に家族で訪れるのは数年ぶり。あの時はまだ次女が原っぱで側転を飽きずにし続けていました。少女だった次女も今では成人しています。
ここのジャージーハットの足湯では地元の7歳と5歳の女の子たちと妻次女が話しており、そこでうまく会話を進める次女の姿に、かつて年下を相手にするのが苦手だったと言っていた次女の成長を感じました。
私はその前に川俣川渓谷の谷底に降りて腰を痛め、疲れ切っていましたが、やはり親として娘の成長はうれしいものです。

今月、足跡を残した地は以下の通り。

東京都
 町田市、府中市、世田谷区、狛江市、八王子市、中央区、江東区、新宿区
神奈川県
 横浜市旭区、大和市、川崎市麻生区
山梨県
 甲府市、甲州市、北杜市
千葉県
 千葉市、浦安市
長野県
 安曇野市、白馬村、小谷村
新潟県
 糸魚川市
群馬県
 安中市


§  今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。
今、心身が動くうちに仕事もプライベートも全力で。その考えには揺るぎがありません。

・公園は四か所。「下河原線広場公園(11/4)」「美山公園(11/12)」「薬師池公園(11/23)」「上麻生公園(11/28)」

・美術館はゼロカ所。

・駅は二駅。「白馬駅(11/12)」「清里駅(11/19)」

・滝はゼロカ所。

・温泉はゼロカ所。

・山はゼロ山。

・酒蔵はゼロか所。

・神社は三か所。「武田神社 (躑躅ヶ崎館趾(11/3)」「大國魂神社(11/4)」「武蔵國府八幡宮(11/4)」

・寺はゼロ寺。

・教会はゼロカ所。

・史跡は二カ所。「旧堀田古城園(11/3)」「武蔵国府跡 国衙地区(11/4)」

・博物館は二か所。「甲府市武田氏館歴史館(信玄ミュージアム)(11/3)」「フォッサマグナミュージアム(11/12)」

・遺跡はゼロカ所。

・城は一城。「武田神社 (躑躅ヶ崎館趾(11/3)」

・灯台はゼロカ所。

・動物園はゼロか所。

・水族館はゼロか所。

・土木遺産はゼロか所。

・マンホールカードは三枚。「山梨県甲府市(11/3)」「東京都八王子市(11/10)」「新潟県糸魚川市(11/12)」

・ダムはゼロカ所。
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。


私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月も仕事にからめてですが、バラエティ豊かな移動ができました。この地球にはまだまだ無限に行くべき場所があります。
少しでもこうした場所を訪れてから死にたい。私の人生の残り時間のなかでどこまでの旅ができるか。


加齢によって日々、気力は減退していきます。人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選びます。私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。一昨年の秋にはハイキングのつもりが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。


死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。そのためにもこうして書き残しておこうと思います。


今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す。だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもらず、一人でも旅を敢行したいと思います。
もちろん、一昨年の秋に遭難した経験は忘れてはなりません。命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もせず命を枯らすよりはましです。
家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。

そう思い、訪れた場所で心の赴くままに俳句を詠んでいます。今月は俳句を17句。いずれもツイートまとめに載せています。


一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月も自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。
頼りない経営者であり父であり夫であるにもかかわらず、家族が常に一緒に行動してくれることに感謝します。


2023年11月のまとめ(法人)


令和五年十一月。

おかげさまで弊社の認知度は今月もさらに上がりました。まずはCybozu Daysの4年連続4回目のブース出展が終わりました。

経営の難しさ、厳しさを日々感じています。その一方で、その痛みを乗り越えた自分が成長している実感もかみしめています。
また一つ上のステージに上がれたと思うのは言いすぎかもしれません。が、成長している自分を感じています。

今月は単価を大幅に上げた提案が大型案件の受注につながりました。
今年の出展をばねに、来期はさらに経営の持続的な安定につなげる必要があると手を打っています。
経営状況に楽観はできないですが、弊社のこれからを悲観はしません。むしろ、反省からの伸びしろしかないと上を向いています。

達成度6割。達成感7割。満足感7割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 十一月度の売上は目標を下回りました。

昨年までの体制では、十分に黒字の額です。ですが、今の体制ではまだ赤字です。
とはいえ、なんとか頑張って経営が維持できているのも皆様のおかげです。感謝しています。

弊社には変わらず継続的な売上が見込める案件が増え、引き合いは次々といただけている状態です。
特に今月はうれしいお知らせが二日連続で届きました。
Cybozu Daysの前から大幅に単価を上げて提案した案件の受注の内示がありました。

また、Cybozu Daysでも4年連続の出展を無事に果たし、多くのお客様に弊社ブースにお越しいただきました。

案件が増えても案件をこなすスピードが向上しない。この状況も考え方を切り替え、より効率的なプラグインやサービス使用に切り替えています。
根本的な部分から今までのやり方をすべて切り替えつつあります。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・今年のkintone Advent Calendarは弊社代表が作成しました(11/1)。
・弊社がオーガナイザーとして担当する地域クラウド交流会 in 山梨の会場を予約し、来年の6/29の開催が決定しました(11/3)。
・弊社代表が糸魚川物産展に顔を出し、MOVED社の方や糸魚川市の方と交流を深めました(11/5)。
・弊社より新サービス(GO! DO! with-U)を発表しました(11/7)。
・弊社より新サービス(アビットリンク)を発表しました(11/7)。
・弊社代表がCybozu Days 2023の前夜祭で皆さんと交流を深めました(11/7)。
・弊社がCybozu Days 2023にブース出展しました(11/8-9)。
・弊社代表と役員がkintone Café 白馬 Vol.1に参加し、代表は登壇も果たしました(11/11)。
・弊社代表と役員が糸魚川で第39回 全国削ろう会 糸魚川大会に参加しました(11/12)。
・弊社代表と役員と経理担当がスナックジョイゾーに参加しました(11/17)。
・弊社代表がdev kin meetup Vol.1に参加しました(11/28)。
・弊社代表と役員と経理担当がはくばくさんのお招きでAFCチャンピオンズリーグの試合を観戦しました。ヴァンフォーレ甲府 VS メルボルン・シティ(11/29)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間で機密保持契約を締結しました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

4月から多くのメンバーに加わってもらった弊社ですが、まだまだチームビルディングができていません。さまざまな課題が出た月でした。
まず、メンバーが疲弊する状況をあらためます。
パートナー企業の技術者さんにも複数の案件に携わってもらっていますが、こちらは数カ月前からすでに案件を絞って関わってもらってます。

外注費や人件費の負担も厳しいですが、なんとか乗り切りたいと思います。


§ 開発案件 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。
今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

ただ、先月は今までの開発のやり方について、ついに変える決断を下しました。

・代表が伴走担当としてお客様に入る。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

そのため、単価設定もさらに変更を加えました。
変更した単価をベースに受注も取れるようになり、自信になりました。

また、代表のトーク力も磨く必要があります。
すでにこの数カ月、代表は複数の場所で研修講師やグループワークの運営にもチャレンジしています。
また、日本各地のkintoneプレーヤーたちにもリアル/オンラインを問わず会いに行き、知見を交換し合っています。

既に先月からいくつかの案件で伴走型に切り替え、一切代表が手を動かさないやり方で実装を進めています。
手ごたえを感じているので、それを引き続き推し進めていきたいと思います。

さらに今月はCybozu Days 2023の前日に二つのサービスをリリースしました。
GO! DO! with-Uとアビットリンクです。前者は伴走開発サービスです。こちらは既にいくつかのお客様で実践している伴走開発サービスに名前を付けた形です。
また後者はkintoneとfreeeの連携カスタマイズをより訴求しやすくしました。実は来月早々にももう一つサービスをリリースする予定です。
こうしたサービスもより出していき、弊社の価値をより世間に訴えていく必要があると思っています。

うちのメンバーはよく頑張ってくれています。そしてこれを糧に成長してい欲しいと思います。
皆の頑張りに報いるためにも、これまでのやり方をあらため、持続可能な経営に変えていきます。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
そうした皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

少しずつ状況は改善に向かいつつあります。
その流れを加速するため、先々月より代表の長女に弊社に正式に加わってもらい、人事・総務・経理の作業を任せています。
少なくとも、これらの作業に代表のリソースを割かれることがなくなったのは助かっています。

ただ、経営者としての未熟を痛感させられることも多く、財務への能力は引き続き磨いていく必要があると考えています。
弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 一昨年(2021年)の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。それを以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、考え方の軸はぶれていません。

ただし、上記の各種理念の内容を変えようとしています。すでにメンバーには意図は伝えました。9月から策定作業を開始していますが、Cybozu Daysには間に合いませんでした。
ただ、必ず理念は変えます。理由は弊社体制の増強や社会の変化などを踏まえていることと、開発体制の変更も踏まえてです。
そもそも理念は変わり続けなければなりません。常に同じ理念はありえません。

その反省も踏まえての理念の変更です。

あと、トピックとしては4月から参画していただいていた方が一人、
Cybozu Daysを機に弊社を離れることになりました。

組織作り、企業理念、ビジョン・ミッション・バリューも適正な待遇を行ってこそ。
よりよい待遇で働いてもらえるよう、さらなる努力が必要と痛感しています。

今後ともなにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約6回です。オンライン商談はざっと数えたところ約32回ほどです。
今月、頂戴した名刺は93枚です。

今月もさまざまなご縁をいただきました。
糸魚川物産展、Cybozu Days 2023の前夜祭、Cybozu Days 2023と懇親会とCy-musubi。さらにkintone Café 白馬 Vol.1や糸魚川での全国削ろう会、スナックジョイゾーに、dev kin meetup Vol.1に。月末には山梨のヴァンフォーレ甲府の晴れ姿でも皆さんとお会いしました。











皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

弊社が案件の実装に苦戦していても、次々と案件を頂けるのも、こうした出会いがあるからです。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。甲府ん!横丁はしご酒ウィーク(11/3)。糸魚川物産展 in 下北沢(11/5)。Cybozu Days 2023(11/8-9)。kintone Café 白馬 Vol.1(11/11)。第39回 全国削ろう会 糸魚川大会(11/12)。スナックジョイゾー(11/17)。devkin meetup Vol.1(11/28)。AFCチャンピオンズリーグ(ヴァンフォーレ甲府 VS メルボルン・シティ)(11/29)。







来月もまだイベント登壇を控えています。記事のリリースなども複数あります。インタビューを受ける予定もあります。

そして、また皆様と交流を深めたいと思っています。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは6本(
弊社の新サービス(GO! DO! with-U)を開始します
弊社の新サービス(アビットリンク)を開始します
Cybozu Days 2023に出展しました(準備編)
Cybozu Days 2023に出展しました(当日編)
Cybozu Days 2023に出展しました(思い出編)
kintone Café 白馬 Vol.1に参加してきました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

10月30日 10月30日 文章と動画の使い分け方
10月31日 10月31日 Cybozu Days向けの資料
11月1日 11月1日 商いと道徳を両立させる!
11月2日 11月2日 自社のサービスを出します
11月6日 11月6日 名将とは経験を積んで成る
11月7日 11月7日 Cybozu Days出展にあたり
11月8日 11月8日 Cybozu Days 2023の1日目
11月9日 11月9日 Cybozu Days 2023の2日目
11月10日 11月10日 Cybozu Days 2023!
11月13日 11月13日 白馬で学んだ教育とDX
11月14日 11月14日 Cybozu Daysから飛躍
11月15日 11月15日 服を着て変わった私の事
11月16日 11月16日 kintoneエコシステムで
11月17日 11月17日 日本で一番大切な会社に
11月20日 11月20日 チーム力と個人の生き方
11月21日 11月21日 AIのスピード感たるや!!
11月22日 11月22日 いい夫婦の日を目指す今
11月24日 11月24日 ノーコードはやはり速い
11月27日 11月27日 チームビルディング手本
11月28日 11月28日 志持つオーナーの生き方

§ 年表

 ・十一月お仕事

 二俣川で作業・打ち合わせ×6、大和市文化創造拠点シリウスで作業、山梨県立図書館 かいぶらり、Jタワー低層棟、マクドナルド、小田急線路跡地で糸魚川物産展、アクアビット サテライトオフィス、蛇口からレモンサワー 焼肉ホルモンたけ田、HUB、アパホテル&リゾート東京ベイ幕張、八王子年金事務所、蕎麦酒房 膳 ZEN、白馬ノルウェービレッジ(旧ヤフー白馬ベース)、きっちょんちょん、Snow Peak LAND STATION HAKUBA、フォッサマグナミュージアム、スナックジョイゾー、EKITERIA PRONTO、大和市文化創造拠点シリウス、鶴川駅前図書館

§ ツイートまとめ
・十一月ツイート
https://togetter.com/li/2267636


2023年7月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括
7月。
今月も仕事が忙しく、旅をしても全て出張にかこつけています。
唯一のオフは、釧路でCLS道東に参加した夜、札幌まで戻り、翌朝の電車で9時に倶知安についてからレンタカーでニセコ、蘭越、黒松内町、島牧村を巡った旅です。
北海道の自然の魅力を存分に味わってきました。

今月も忙しかったですが、他にも出張を利用して方々へ出かけられました。
今月は山梨を三回、糸魚川、真鶴、田無を仕事で訪問しました。
山梨の一回は家族で甲府近辺のうまいもの巡りをしましたし、糸魚川ではMOVED社の皆さんや糸魚川の皆さんとウッドデッキ作りに汗を流し、良いリフレッシュになりました。

仕事をしながら、旅をする。そのノウハウをいかに実現するかが私のテーマです。
私個人だけであれば、動き方についてはコツをつかめるようになりました。ですが、経営者と旅人を両立させるコツががまだ会得できていません。まだ努力が必要です。
私にとって、行きたい場所とやりたい事は無限にあるのですから。

どうすれば仕事とやりたいことを両立させられるのか。
そうならないためのさらなる工夫が必要です。

まだ私の日常は仕事に偏っています。
その証しこそ、執筆活動や読書などの文化活動の低下です。顕著に現れています。

私に与えられた時間は有限で、ますます残り少なくなっています。
残された時間を少しでも有意義にしたいと思います。死を迎えるまでに。

生きていること、生かされていることのありがたみ。
それを常に忘れぬようにしながら、充実した日々を送りたい。
皆さんと私の思いは同じです。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちをフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

今月は家族とは一回お出かけしました。妻とは一回、妻と長女とは四回、妻と次女とはゼロ回、長女と次女とはゼロ回。長女とは一回、次女とはゼロ回。


§  月表

 ・七月お出かけ
まるひら、釧路埼灯台、厳島神社、米町公園、釧路フィッシャーマンズワーフ MOO、釧路駅、札幌駅、南北線 さっぽろ駅 (N06)、南北線 大通駅 (N07)、西11丁目駅 (T08)、GUESTHOUSE ON MY WAY、西18丁目駅 (T07)、地下鉄 琴似駅 (T03)、JR 琴似駅 (S03)、倶知安駅、トヨタレンタリース新札幌 ニセコ倶知安店、道の駅 ニセコビュープラザ、昆布駅、蘭越町交流促進センター 幽泉閣、道の駅 らんこし・ふるさとの丘、目名駅、セイコーマート 島牧店、道の駅 よってけ!島牧、賀老の滝、熱郛駅、道の駅 くろまつない、紅葉の滝、トリフィート ホテル&ポッド ニセコ、札幌らーめん大心 ニセコ店、レルヒ記念公園、グラウビュンデン、MOUNTAIN KIOSK coffee 倶知安店、2代目SAMURAI、トリフィート ホテル&ポッド ニセコ、hakko ginger、モリデアイ、マーキーカリー、SPROUT、倶知安駅、新千歳空港 (CTS)、成田国際空港 (NRT)、二俣川一丁目公園、鶴川駅前図書館、Zepp DiverCitySizzler、川崎駅、チャーハン王、麺屋 一楽、支那麺 はしご、北陸新幹線 糸魚川駅、星場荘、秋葉神社、セブンイレブン 糸魚川上刈店、美山キャンプ場、Kitchen Poco、Starbucks、TSUTAYA BOOKSTORE、大和市文化創造拠点シリウス、初狩PA (下り)甲州夢小路caf? terroir澤田屋 本店セブンイレブン 甲府伊勢1丁目店、甲府市立図書館、金手駅、来迎寺、誓願寺、オープンカフェ まるごとやまなし館炭・肉と旬野菜 kazanChami Sandwich甲府城石垣展示室コットンクラブモスバーガー 鶴川店4U、酒処 宵、真鶴港、真鶴町観光協会、月光堂、株式会社ジョイゾー、サイボウズ本社、炭とけむり、東京屋、籠屋たすく、サイゼリヤ、大和市文化創造拠点シリウス、大和市立図書館、奥藤本店、銀座 江戸屋

・七月ツイート
https://togetter.com/li/2197467
§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かけたのは、今月は一回です。

連休の真ん中の一日を使って山梨の甲府に行ってきました。




§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で一度でかけました。

家族で甲府に出かけた際、帰りにコットンクラブに二人であいさつにいきました(7/16)。今度の地域クラウド交流会はここで開こうと考えているのです。

§  妻と長女とのお出かけ 妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は四回ありました。

近所のモスバーガーに昼を食べに出かけ、私は二人が買い物に行った間も、引き続きそこで仕事をしていました(7/17)。
また、先に二人に行ってもらっていた甲府に私が後で合流し、山梨県活性化プロジェクトの交流会に参加しました(7/19)。
別の日にはスナックジョイゾーに三人で参加しました(7/21)。
また別の日には三人でサイゼリヤで食事をしました(7/22)。


§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女との三人で出かける機会は一回もありませんでした。

次女は昨年末で就職したお店を辞め、今はアルバイトで飲食の仕事を続けています。
次女のことを本当に好いてくれている彼氏にも巡り合え、今は未来のことで頭がいっぱいのようです。

先月のあまに今月は4月1日からずっと行っていた彼氏のいる韓国から10日に戻ってきました。
モラトリアムと考え、22歳までは大目にみるつもりです。
ただ、そこで彼氏に甘えてしまうのではなく、自分の力で何かを成し遂げてほしいと考えています。
家庭も大切にしつつ、何かに挑戦してほしいな、挑戦をやめないでほしいな、と思う父親です。

§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。

長女は4/1付けで雇用しました。
すでに2月から引継ぎもかねて打ち合わせにも同席してもらっていましたし、内部の定例会議にも出てもらっていました。

弊社メンバーが東京に集ったkintone hive Tokyoの際も、娘には来てもらいました(7/6)。

昨年末をもって私の中では子育ては終わったと思っています。娘たちにはそれぞれを一人の大人として対し、手助けができるところは私から手を差し伸べていこうと思います。

●私自身の七月(交友関係)

§  関西の交流関係 今月は実家に帰っていませんし、出張でも関西に行きませんでした。

ですが、今月も関西との思わぬご縁をいただきました。同じkintoneプレイヤーとして著名なトヨクモ社の中井さんは、私の高校の後輩にあたります。その中井さんも出られていたトヨクモkintoneユーザーフェス2023の後夜祭会場において、本編でも登壇されていた尼崎市役所の方と知己を得ることができました。

尼崎市役所は私の父が職員として全うした職場です。私にとっても外郭団体の就職を断った引け目のある場所。そのような尼崎市役所の方とまさかkintoneのイベントでお会いできるとは。
しかも、この方のお父様が西宮の学文殿町に住み、私と同じ中学、私や中井さんと同じ高校を卒業していたというから驚きです。そういうご縁にばったり出会えるから、コミュニティの参加はやめられません。
また、中高校大学のころの友人とは会いたいと考えています。

§  今月の交流 今月は、飲みの交流は充実していたように思います。


CLS道東は、月末の前夜祭(6/30)もとても楽しく過ごせましたが、本編の当日(7/1)も様々な方が私に声をかけてくださりました。コミュニティーに顔を出し続けることで何かが変わる意義を強く感じさせてくれた経験でした。
残念ながら、本編当日の夜の懇親会は、札幌に移動する必要があり出られなかったのですが、コミュニティや交流の本質が何か、少しだけつかめた釧路での滞在でした。
また、札幌から倶知安に移動したのは仕事でした。このご縁をいただいたのは、十年ほど前から横浜の方を通じてご縁のあった方です。この方からお仕事の引き合いをいただいたことが、今回の北海道行きの後押しになりました。
この方とのランチや夜の交流(7/3)もまた得るものの大きい体験でした。何しろ十年ほど前からご縁があったにもかかわらず、会うのは今回が初めて。実はすごい方だったということも交流することの喜びです。様々なお話やニセコのことなどで盛り上がりました。


北海道から戻った翌々日は、kintone hive Tokyoが催されました(7/6)。東京に弊社メンバーが集い、初めて会ったメンバー同士で相互に交流をしてくれました。もちろん私もなかなかお会いできない全国のkintoneプレイヤーとの交流を楽しみました。
その翌日も某所でのシークレットイベントで交流を楽しみました(7/7)し、そのまた翌日には、糸魚川を訪れ(7/8)、糸と魚と川 Vol.12(7/9)では、MOVEDの皆さんや糸魚川市の皆様と、とても充実した時間が過ごせました。ウッドデッキを作り、おいしい海と山の幸をほおばり、労働の後のビールに万感の満足を感じる。作る行為を共にすることのすばらしさと、それによって得られるご縁。素晴らしいものでした。

糸魚川から戻ったその夜も、トヨクモkintoneユーザーフェスでの皆さんとのご縁が嬉しかったです(7/10)。

また別の日には甲府で行われた交流会に参加し(7/19)、甲府に住む志のある皆さんとの交流を楽しみました。
真鶴に伺って打ち合わせをした際(7/20)も、真鶴の皆さんとの交流を楽しみました。
他にもkintone Café 東京への参加と夜の懇親会はめちゃめちゃ楽しかった(7/22)し、その前日のスナックジョイゾー(7/20)ではスペシャルゲストも来られ、とても贅沢な一夜が過ごせました。今月は交流についてはとても恵まれた月だったと思います。

今月も皆様ありがとうございました。

●私自身の七月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、一冊も書けませんでした。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、今は書くための時間がありません。読んでからレビューをアップするまでの時間も二年を超えてしまいました。
今、私のプライベートの時間がほぼなくなってしまっています。仕事をからめた交流があるので精神的には困っていませんが、一人の時間がないことは見直さなければと考えています。
レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は、私にとってワークライフバランスのバロメーターです。ワークに偏っている今の状況を早く取り戻さねば、とかなりの危機感を持っています。

以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは7本(
トヨクモkintoneユーザーフェス2023に登壇しました
コミュニティリーダーズサミット in 道東 2023 海霧編に参加しました
kintone hive Tokyoに会社で参加しました
糸と魚と川 Vol.12に参加しました。
2023 kintone hive TOKYO
kintone Café Tokyo Vol.13に参加しました
kintone Café Metaverse Vol.4に参加しました」)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

6月29日 6月29日 弊社をより良くするために
6月30日 6月30日 読み書き力は技術者に必須
7月3日 7月3日 継続は認知度に高く寄与する
7月4日 7月4日 のどかさから気づく業務改善
7月5日 7月5日 外への発信が観光客を呼ぶ
7月6日 7月6日 kintone hive観覧にあたり
7月7日 7月7日 kintone hive Tokyoの学び
7月10日 7月10日 MOVEDさんに学んだこと
7月11日 7月11日 地方は都会に劣らず魅力的
7月12日 7月12日 Threadsへの移行は待ち
7月13日 7月13日 体調管理にはお気をつけて
7月14日 7月14日 経営の奥深さと楽しさって
7月18日 7月18日 暑いからリモートワークを
7月19日 7月19日 ゲームにハマると後が怖い
7月20日 7月20日 願い叶えるには考え続ける
7月21日 7月21日 納期とノルマの違いを知る
7月24日 7月24日 コミュニティの新陳代謝を
7月25日 7月25日 Xにはもう少し付合います
7月26日 7月26日 iPaaS界にGoogleが進出
7月27日 7月27日 メタバースの今後の可能性

§  今月の読書 今月は8.5冊の本を読みました。内訳は、ミステリ2.5冊、純文学一冊、ビジネス本一冊、自伝二冊、スポーツ史一冊。社会学一冊。

今月も本を読む時間が取れていません。が、無理やり本は読むようにしています。ところが読んでもそれをアウトプットできていないのは上に書いた通りです。
形式的にアウトプットするのなら、ChatGPTに頼るのもありですが、それは自分にとって衰退への道だと思っています。

私が一昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、まったくそれが進んでいません。
仕事にかまけてしまっています。このことにもとても強い危機感を抱いています。このまま何も生み出さずに老いてしまうのでは、と。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞は0本です。

なお、今年の大河ドラマ「どうする家康」も先々月に入ってからほとんど見られていません。録画も溜まってしまっています。とにかく見る暇がないのです。


§  今月の舞台 舞台については、今月は見ていません。

妻が宝塚の公演が始まったことで、連日の猛暑の中、チケット出しで立番をし、疲弊しきっています。
歌劇団に、せめて屋内でのチケ出しをお願いしてみたそうですが、断られたそうです。
妻は数年前にもチケット出しで熱射病で倒れました。おそらく、次に倒れた時は生命の危機にも関わると思います。
あまりのことに、私もFacebookでいちど名指しで警告を出しました。改まらないようであれば、Twitterでもさんざん攻撃してやろうと思います。無償で働いている代表やスタッフなどのボランティアに対して、あまりにもやり方がひどい。



§  今月の音楽 コロナが始まってから’70’sから活躍したアーチストの全曲を聞く活動を続けています。今月はBostonの全アルバムを順に聴きおえ、好きな20曲にもまとめました。

また、先月に20曲にまとめたBruce Springsteenの自伝を図書館で借り、読破しました。本の中には私の知らないエピソードも多数載っており、生い立ちやさまざまな葛藤の中、彼のあの音楽が作られていった経緯が理解できます。改めて彼の音楽を聴きたくなりました。特に歌詞をじっくりと読みながら。


§  今月の美術 今月は、美術に触れる余裕がありませんでした。

真鶴を訪問した際、真鶴半島をご案内いただきましたが、その際に中川一政美術館の横を通りがかったぐらいです。

§  今月のスポーツ 今月は、スポーツをする余裕がありませんでした。

ただ、大リーグの大谷選手の打棒の凄まじさは尊敬に値します。
ダブルヘッダー第一試合で関東の完封を成し遂げ、その後すぐの試合で2打席連続のホームランなど普通はありえない。


§  今月の滝 今月は二か所の滝を訪れられました。「賀老の滝(7/2)」「紅葉の滝(7/2)」


賀老の滝は私にとって四十五か所目となった日本の滝百選に選ばれた滝です。
残念ながら、よく写真に取り上げられるアングルからは歩道が崩れて通行止めになっており、見られませんでした。その替わり第二展望台の少し上からのアングルで滝の全景を写真に収められました。歩道にはクマの糞と思しきものもところどころ見つかり、終始舌打ちと拍手をしながらでしたが、自然の中の歩行はやはりよいです。駐車場の近くではキタキツネも見かけましたし。
また、もう一度来たい滝です。


紅葉の滝は、かなりアクセスポイントまでの道で藪漕ぎを余儀なくされ、急いでいたこともあって、なんどか下に落ちそうになりました。
でも、苦労して訪れただけあって、なかなか良い滝でした。まさに秘境という感じの。
蘭越町もぜひこの滝の魅力を伝えるためにも、遊歩道整備はしてほしいと思いました。
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なお、私が訪れて数日後に、同じ蘭越町でくみ上げた地下水から高濃度のヒ素が検出されました。この紅葉の滝よりは下流で、別の水系だったため影響はないと思いますが、
この滝のためにも早く騒動が落ち着くことを願っています。


§  今月の駅鉄 今月は四駅を訪れました。「昆布駅(7/2)」「目名駅(7/2)」「熱郛駅(7/2)」「金手駅(7/16)」

昆布駅は、倶知安駅で降りた後、レンタカーを借りて賀老の滝へ向かう途中で寄りました。
北海道には昆布駅のほか、ユニークな名前の駅が残っています。アイヌ語起源のものも多く、本州にはない駅名が旅情を掻き立ててくれます。
ちょうどやってきた列車が花の咲く路線際からの光景を映えさせてくれました。
駅前には蘭越町交流促進センター 幽泉閣という大きな建物があり、温泉として営業しています。


目名駅も昆布駅の次に立ち寄りました。
駅前のロータリーには郵便局の建物がありますが、それ以外はひっそりとしています。
今、北海道新幹線が札幌まで開通したら、この付近の路線は廃止されるという報道もあります。
おそらくそうなれば目名駅も廃止されてしまうのかもしれません。近くの目名川のほとりからの景色もよく、また来たい光景です。


熱郛駅は、そもそも読めませんでした。「ねっぷ」と読みます。
難読駅として挙げてもよい駅です。
この駅もまた廃止されることが報道されています。駅前は完全に空虚であり、すでに輸送機関としては使命を終えたと判断しても仕方のない状態です。
熱郛駅から黒松内駅の間の風景も北海道を想起させてくれますし、そこから島牧村への道の景色も素晴らしかったです。


金手駅は甲府に家族で行った際、少しの合間を縫って訪れました。中央本線の線路に普通列車や優等列車が行き交う中、時折やってくる身延線の列車のために片ホームだけで運営されています。
近所には寺院が立ち並び、かつての甲州街道の要所でもあることから、この名前が付けられているそうです。
今後は甲府へ訪れる機会が増えそうなので、また立ち寄るかもしれません。


§  今月の酒楽 今月も先月に続いてお酒体験については申し分なかったと思います。わずかな機会を生かしてお酒を楽しめました。


交流については上に書いた通りです。釧路フィッシャーマンズワーフ MOOでは半年前の極寒編において私に日本酒と山椒のマリアージュを教えてくださった佐藤さんから二杯ほど福司をいただきました(7/1)。本当はもっとたくさん飲みたかったし、半年前は一番飲んだといわれるぐらい日本酒を飲んだのですが、作業が入っていたので残念でした。厚岸の牡蠣ともばっちり合いました。この前夜(6/30)も前夜祭の浜番屋さんでいただいた花咲ガニの甲羅になみなみと注いだ日本酒が絶品でした。


また、倶知安を訪れた二日目の夜(7/3)は私を倶知安にお招きいただいた方と、2代目SAMURAIにてお酒を酌み交わしました。ニセコには紅茶専門店で有名なルピシアさんがブルワリーを構えておられます。
そのO sole mioというItalian Pilsnerがおいしかったです。また、二世古という地元のお酒もいただきました。こちらのお店は540日間雪室貯蔵されたという五四〇ポテトフライが絶品でした。こんなにおいしくなるの?というぐらいおいしいポテトでした。ニセコでしか食べられないそうで、札幌にもわずかしかないそうです。

その際に教わったのですが、倶知安にはジンジャーを使った発酵酒を製造する会社があり、なんとそこではアクアビットとジンも作り始めたのだとか。
しかも私が賀老の滝に向かっている日にはフェスタを開いていたそうです。後にツイッターでも絡ませていただきました。


また、糸魚川を訪問した夜は星場荘にてMOVEDのお二人と夜中まで語っていました(7/8)が、その際にいただいたのが奴奈姫。これもとてもおいしかったし、もう一ついただいた蒸留酒もとても心を癒してくれました。


また、美山キャンプ場ではウッドデッキ作りに精を出しましたが、この時に飲んでいた私の顔が生涯でも出色の顔でした(7/9)。美味かった。

スナックジョイゾーは毎回皆さんがおいしいお酒を持ち寄ってくださるので、私としても楽しみですが、この日もおいしいお酒をたくさん飲ませてもらいました(7/21)。
今回は島根の銘菓を差し入れましたが、次はまたお酒を持っていこうかな。

炭とけむりや東京屋は、kintone Café 東京の懇親会です(7/22)。このお酒も会話が弾んだ会心のお酒でした。

その翌日は籠屋たすくで軽く一杯だけ一人のみを(7/23)。熱暑の中のビールはやはり格別です。出来立てのタップというだけでも。


§  今月の旅行 今月は上にも書いた通り、仕事をからめた出張の旅がほとんどでした。釧路と倶知安、後志地方。糸魚川、真鶴と甲府と高知。
ようやく仕事とプライベートをうまく混ぜ込みながらの旅ができるようになってきました。


釧路では、午前から前夜に清水さんに教わった夜は閉店しているラーメン「まるひら」さんで塩ラーメンを。まさに絶品の塩ラーメンは必ずまた食べたいと思わせる味でした。
釧路埼灯台や厳島神社、米町公園など昔ながらの石川啄木の時代からの釧路旧市街ともいうべきこのあたりの街並みに惹かれました。



CLS道東で作業しながら、学びも多かった後は19時発の特急おおぞらに乗るため、夜の懇親会は断念しました(7/1)。


札幌に着いてからの宿はおおぞらの車内で必死で探し、西14丁目にあるGUESTHOUSE ON MY WAYさんへ。翌朝は6時半に宿を出て、地下鉄琴似からJR琴似へと歩き、そこから小樽へ、さらに倶知安へと。車窓から見える利尻島の島影や日本海の広大さに惹かれ、余市から倶知安までの車窓に広がる緑萌える山々に目を奪われ続けました。




倶知安では事前に予約しておいたレンタカーで一路賀老の滝へ向かいました。道中、昆布駅や目名駅やいくつかの道の駅に寄りながら、羊蹄山の雄大な山容とニセコから蘭越町、黒松内町、島牧村へと。その道中、黒松内町のある場所で見た景色の美しさや、キタキツネの可愛さと危うさに惹かれ、島牧村のセイコーマートや海の眺めや道の駅に寄った後、賀老の滝へ。危うく迷いそうになりながら、熊の糞と思われるものをよけつつ、拍手とし舌打ちをしながら滝を探し、見つけた賀老の滝。

帰りにも熱郛駅やいくつかの道の駅、そして紅葉の滝によりつつ、ぎりぎりでレンタカーを返却し、歩いて倶知安の街をあるきながら、宿であるトリフィート ホテル&ポッド ニセコへ。味噌ラーメンもうまかった。

夜も役員と打ち合わせし、翌朝も弊社内で打ち合わせ。それが終わったら、今回私を倶知安へとお招きいただいた方が迎えに来て下さったので、車に乗せていただき、比羅夫のペンションエリアにあるグラウビュンデンでおいしいキッシュを頂きました、
さらに、車で倶知安市街へと戻り、お客様のもとで商談を。その後はMOUNTAIN KIOSK coffee 倶知安店で作業した後、夜は2代目SAMURAIで。おいしい酒と料理。倶知安でしか味わえないおいしさがありました。

翌日は当初は泊まらずに帰っている予定でしたが、Hafhを使ってもう一泊しました。そして、朝から倶知安の街をうろうろしながら、複数の場所で作業し、倶知安駅から列車に乗りました。ニセコスープカレーやパンがおいしかったですが、豪雪うどんが食べられなかったのが残念。
釧路の浜番屋で花咲ガニを家に送らなかったことを妻になじられたので、新千歳空港で花咲ガニを買って帰りました。

東京に戻って数日、お客様先常駐やkintone hive Tokyoを弊社メンバー八人で臨んだり、別のシークレットイベントや打ち合わせをこなした後は、対面開発を朝からやった後で最終の金沢行きはくたかにのって糸魚川へ。
糸魚川駅にはMOVEDの小林さんとコジロウさんがお迎えに来て下さり、そこから星場荘までの間を糸魚川の町並みを案内していただきました。
その日も3時まで酒を飲みながら様々な会話や議論などコミュニケーションをしました。
翌朝は美山キャンプ場においてウッドデッキ作りに参加。なれない作業ですが、とても楽しく、皆さんとの交流を深め、糸魚川の魅力をより知ることができました。
結局その日ももう一泊糸魚川にとまり。始発の北陸新幹線に乗って帰りました。道中にみた糸魚川の海に天使のはしごが落ちる様など、見どころのある旅でした。


また、別の日は真鶴へ。今度のkintone Café 神奈川の打ち合わせでしたが、神奈川県唯一の過疎地といわれる真鶴の街の魅力をいろいろと教わりました。

あと、今月は甲府に三回訪れました。どれも甲府駅近辺です。少しずつ、甲府の魅力を知ることができています。二回目は夜に交流会に参加するためだけに甲府に向かい、最後の一回はお招きいただいた河野デジタル大臣の講演会でした。

とにかく充実した旅ができた月だったと思います。

今月、足跡を残した地は以下の通り。
北海道
 釧路市、札幌市、小樽市、倶知安町、ニセコ町、蘭越町、黒松内町、島牧村、千歳市
千葉県
 成田市
東京都
 荒川区、町田市、江東区、港区、中央区、千代田区、多摩市、西東京市、昭島市、八王子市、新宿区、狛江市
神奈川県
 川崎市、横浜市、大和市、相模原市、藤沢市、真鶴町、小田原市
新潟県
 糸魚川市
山梨県
 大月市、甲府市


§  今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。
今、心身が動くうちに仕事もプライベートも全力で。その考えには揺るぎがありません。

・公園は五カ所。
「米町公園(7/1)」「レルヒ記念公園(7/2)」「二俣川一丁目公園(7/5)」「美山キャンプ場(7/9)」「薬師池公園(7/27)(7/29)」

・美術館はゼロカ所。
・駅は四駅。「昆布駅(7/2)」「目名駅(7/2)」「熱郛駅(7/2)」「金手駅(7/16)」

・滝は二カ所。「賀老の滝(7/2)」「紅葉の滝(7/2)」
・温泉はゼロカ所。
・山はゼロ山。
・酒蔵は一か所。「hakko ginger(7/4)」
・神社は二カ所。「厳島神社(7/1)」「秋葉神社(7/9)」

・寺は二寺。「来迎寺(7/16)」「誓願寺(7/16)」
・教会はゼロカ所。
・史跡は一カ所。「甲府城石垣展示室(7/16)」

・博物館はゼロカ所。
・遺跡はゼロカ所。
・城はゼロ城。
・灯台は一カ所。「釧路埼灯台(7/1)」

・動物園はゼロか所。
・水族館はゼロか所。
・土木遺産はゼロか所。
・マンホールカードは一枚。「山梨県甲府市(7/16)」
・果物狩りはゼロか所。
・ダムはゼロカ所。
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。

私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月も仕事にからめてですが、バラエティ豊かな移動ができました。この地球にはまだまだ無限に行くべき場所があります。
少しでもこうした場所を訪れてから死にたい。私の人生の残り時間のなかでどこまでの旅ができるか。


加齢によって日々、気力は減退していきます。人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選びます。私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。一昨年の秋にはハイキングのつもりが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。


死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。そのためにもこうして書き残しておこうと思います。


今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す。だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもらず、一人でも旅を敢行したいと思います。
もちろん、一昨年の秋に遭難した経験は忘れてはなりません。命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もせず命を枯らすよりはましです。
家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。


そう思い、訪れた場所で心の赴くままに俳句を詠んでいます。今月は俳句を27句。いずれもツイートまとめに載せています。

一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月も自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。


2023年7月のまとめ(法人)


令和五年七月。

弊社は今月も前に進んでいます。
とはいうものの、至るところに未熟さがあり、私が望むスピードや品質にはまだ達していません。前には進んでいますが、遅々としています。
これは経営者である代表の責任です。毎日、経営の難しさをこれでもかと痛感しながら、もがきながらも前に進んでいます。

どうすれば私と少しでも近しいような業務スキルやスピード出してもらえるのか。こればかりはChatGPTも教えてくれません。
営業は順調で新規引き合いも絶えないのに、なかなか業務がクローズしきれないため、それが複数の案件に波及し、滞っています。
そうした状況を強権的にやらせようとするのは下策です。それをやると巷の話題をかっさらっているビッグモーター社のような社風に堕ちてしまいます。
そうならないよう、メンバーのみんなを尊重し、それぞれのワークライフバランスに配慮しながらの経営が求められます。
私自身が、そういうものを強く重んずる人生観を持っています。そういうを大切に会社でありたいと思っています。ビッグモーター社のあり方を反面教師としなければなりません。
そう言うやり方をとっているため、弊社の基盤が固まるにはまだ時間がかかると覚悟しています。

そんな弊社には、今月も弊社は案件の引き合いをいくつもいただけました。ありがたいことです。
きちんとそれらの案件をこなしつつ、どうスピードをあげられるのか。
私の経営能力が問われ続けています。

継続的な案件が増えたのは良いのですが、経営が安定するには経営者の私に経験が不足しています。
経営を早く安定させつつ、特定のお客様に依存せず、しかも。多様な案件を少しでも速くこなしていけるよう、教育や研修の方法を模索したいと思います。

達成度5割。達成感5割。満足感7割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 七月度の売上は目標を下回りました。

昨年までの体制では、十分に黒字の額ですが、今の体制ではまだ赤字です。
とはいえ、なんとか頑張って経営ができているのも皆様のおかげです。感謝しています。

弊社も継続的な売上が見込める案件は増え、引き合いは次々といただけている状態なのですが、まだそれらをスピーディにこなすには練度が足りていません。
とはいえ、私も営業や多くの打ち合わせに連日追われており、なかなかフォローができていない状態です。

単価を上げて案件の数を減らし、さまざまな業種、職種、案件と作業を同時にこなすのではなく、なるべく少ない業種と案件と作業に絞ってほしい。
それがメンバーの意見であることはわかっています。人間の本能としてもそれが正しいこともわかっています。
が、単価をあげ、案件を絞ったとしても、業務をこなすスピードや、仕様の手戻りや障害を減らさないことには、結局のところ売り上げにつながりません。
案件を減らすことは、経営上のリスクを減らすことにつながりますから。

代表の思いをどうすれば、実装の速度や品質の向上やキャリアと未来へのモチベーションにつなげてもらうか。
人工知能やkintoneの様々なプラグインサービスを活用しつつ、自社としての存在価値を高めるにはどうすれば良いか。
悩み、考えた一カ月でした。

おかげさまで、営業的には安定して引き合いをいただけるようになりました。営業を安定させるためにも、様々な場所に伺い、認知度を高め、商談や交流を重ねました。
が、まだまだ技術、経営、組織、マーケティングなどやらなければならないことは山積みです。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・弊社代表がCLS道東に参加しました(7/1)。
・弊社メンバー8人がお台場に集結し、kintone hive Tokyo 2023を観覧し、懇親を深めました(7/6)。
・弊社代表がシークレットイベントに参加しました(7/7)。
・弊社代表が糸と魚と川 Vol.12に参加し、その前夜にはMOVEDさんとの交流を深めました(7/9)。
・この日をもって弊社役員からメンバーへの1 on 1ミーティングが全員終わりました(7/10)。
・弊社代表がトヨクモkintoneユーザーフェス 2023の後夜祭に参加しました(7/10)。
・弊社代表と役員の長井あづさと人事総務の担当者が山梨県活性化プロジェクトの55回目の月例会に出席し、地域クラウド交流会について語ってきました(7/19)。
・弊社代表と役員と総務人事担当がスナックジョイゾーに参加しました(7/21) 。
・弊社代表がkintone Café Tokyo Vol.13に参加しました(7/22)。
・弊社代表がkintone Café Metaverse Vol.4に参加しました(7/26)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間で機密保持契約を締結しました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

4月から多くのメンバーに加わってもらった弊社ですが、まだまだチームビルディングができていません。さまざまな課題が出た月でした。
とはいえ、今月はkintone hive Tokyoの場に弊社メンバー八人が集結し、交流を深めました。
雇用と外注のバランスを取るのはとても難しいのですが、まず、弊社の仕組みを整えることが先決です。

弊社だけではできない案件も増えている今、外注費の抑制にこだわるだけでは案件がこなせなくなっていることも事実です。
この点は引き続き、困難な経営のかじ取りを行っていきます。


§ 開発案件 今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。
今月も今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

今月もまた新たな案件のキックオフがいくつもありました。体制を組み、作業を開始しています。

今、弊社が取り扱っているシステムはkintoneを中心とした無数のSaaS/PaaSです。それらをつなぎ、お客様に価値を提供しています。
今、動いている実装案件が50件弱。
経営リスクを抑えるため、かなりの数の案件を同時に進行させています。それらを遅れず品質を落とさずにどのようにこなしていくか。今の課題です。

ただ、なかなか私の思うようなスピードと品質が満たせていません。
障害対応、仕様変更対応などが入るたびに、それに追われているのが今の状態です。
メンバーに言わせると、弊社の体制を考えると案件が多すぎ、負担を感じている。その声はすでに聴いていますし、実際多すぎるのでしょう。すべての案件に責任を持つ私自身もオーバーフローしているので。
なんとかギリギリで作業を行っているのが実情です。
うちのメンバーはよく頑張ってくれています。そしてこれを糧に成長してい欲しいと思います。まだうちのメンバーには伸びしろがあります。私がやっていた作業と同じレベルに達するまではまだ難しいでしょうが、少しずつ伸びて行ってくれれば、いずれは案件のスピードも上がるはず。皆がより速く確実に業務を担ってくれるはずと信じています。

難易度が高い案件、簡単な案件。それと常駐案件。
自社でサービスを作ることが早道なのか、メンバーのスキルの熟達を待つのが正しいのか。
経営の安定とリスク回避は、多案件を同時に進める今のやり方とは矛盾しているのではないか。

悩みは多いです。
まず、そのためには生産性の向上と開発のためのドキュメント・仕組み・体制の拡充が必要だと考えています。
さらには、開発ガイドラインの策定、教育体制の拡充、報告や仕様伝達の改善。
また、単価アップの交渉も同時に進めなければ。

まずは足元を固めます。

来月も、引き続き弊社メンバーの教育とスキルアップに注力していきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

少しずつ状況は改善に向かいつつあります。
その流れを加速するため、先々月より代表の長女に弊社に正式に加わってもらい、人事・総務・経理の作業を任せています。
少なくとも、これらの作業に代表のリソースを割かれることがなくなったのは助かっています。

と思っていたら、月末になって衝撃の出来事が。


§ 社内体制 一昨年(2021年)の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。それを以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、考え方の軸はぶれていません。

今月は、今年の四月から新体制を組み始めて、初めて8人で集まりました。
そして、皆でkintone hiveを観覧しながら、どうすればkintoneを使った業務改善がお客様に届けられるのかについて学びました。

各メンバーにはそれぞれの案件や役割を理解してもらい、案件で困った際は教え合い、助け合いながら実装を進められるような体制が少しは整えられたと考えています。

ただ、皆が案件をやり切るのに精いっぱいの状況は変わりません。

先月末から今月10日にかけ、会社設立時から役員として名を連ねている代表の妻が各メンバーとの1 on 1ミーティングを行ってもらいました。

そこでメンバーからの意見もヒアリングしました。
開発の効率化、リモートワークの効率化など、何かがまだうまく回っていないと感じています。まだまだやるべきことがあります。
メンバーからも弊社をよくしようとするさまざまな意見をもらいました。
それらをとりまとめ、より良くしていきたいと思います。

引き続き、よろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約9回です。オンライン商談はざっと数えたところ約28回ほどです。
今月、頂戴した名刺は71枚です。

今月はCLS道東の参加から始まりました(7/1)。会場でも作業しながらになってしまった私に皆さんから掛けていただいた暖かい言葉の数々。これこそがコミュニティに参加する意義なのだ、と感動しました。
その思いはブログにも書きました。https://www.akvabit.jp/%e3%82%b3%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%83%8b%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%80%e3%83%bc%e3%82%ba%e3%82%b5%e3%83%9f%e3%83%83%e3%83%88-in-%e9%81%93%e6%9d%b1-2023-%e6%b5%b7%e9%9c%a7%e7%b7%a8%e3%81%ab/
さらに、お台場で開催されたkintone hive Tokyoには弊社メンバー八人で参加し、弊社メンバーもさまざまなkintoneプレーヤーたちとの交流を深めました(7/6)。
その翌日もシークレットイベントに参加し、またまた交流を深めました(7/7)。
さらに新潟県糸魚川市に飛び、糸と魚と川に参加し、MOVEDの皆さんや糸魚川市の皆さんとの交流を深めました(7/8-10)。
糸魚川から戻ったその足で、6月末にオンラインで開催されたトヨクモkintoneユーザーフェスの後夜祭にも参加しました(7/10)。
山梨の有志との交流会に初参加し、山梨にも志をもったユニークな人々が大勢いることに山梨でのこれからを確信しました(7/19)。
スナックジョイゾーではプロレスナイトという異業種格闘に参加し、スペシャルゲストとの素晴らしい一夜を過ごすことができました(7/12)。
その翌日のkintone Café Tokyoには急遽参加し、とても楽しい時間と学びを得ました(7/22)。

仕事に没頭する毎日ですが、こうしたイベントがどれだけ癒やしになっているか。
皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。CLS道東(7/1)。kintone hive Tokyo 2023(7/6)。シークレットイベント(7/7)。糸と魚と川 Vol.12(7/9)。トヨクモkintoneユーザーフェス 2023(7/10)。山梨県活性化プロジェクト55回目月例会(7/19)。スナックジョイゾー(7/21)。kintone Café Tokyo Vol.13(7/22)。kintone Café Metaverse Vol.4(7/26)。

今月もこうした対外活動を通し、人脈を増やすこととあわせ、弊社の認知度を広げられたように思います。
それによってさらに忙しくなったことも事実ですが、こうした活動を通した広がりが次に繋がるのも事実です。今後も続けていこうと思います。

来月以降もいろいろな予定が控えています。



今月も何度か弊社が山梨で開催を予定している地域クラウド交流会のため、何度か山梨県甲府市に伺いました。
このイベントを通して、弊社も次のステップに進めるのではないかと期待しています。
そして、また皆様と交流を深めたいと思っています。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。

§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは7本(
トヨクモkintoneユーザーフェス2023に登壇しました
コミュニティリーダーズサミット in 道東 2023 海霧編に参加しました
kintone hive Tokyoに会社で参加しました
糸と魚と川 Vol.12に参加しました。
2023 kintone hive TOKYO
kintone Café Tokyo Vol.13に参加しました
kintone Café Metaverse Vol.4に参加しました」)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

6月29日 6月29日 弊社をより良くするために
6月30日 6月30日 読み書き力は技術者に必須
7月3日 7月3日 継続は認知度に高く寄与する
7月4日 7月4日 のどかさから気づく業務改善
7月5日 7月5日 外への発信が観光客を呼ぶ
7月6日 7月6日 kintone hive観覧にあたり
7月7日 7月7日 kintone hive Tokyoの学び
7月10日 7月10日 MOVEDさんに学んだこと
7月11日 7月11日 地方は都会に劣らず魅力的
7月12日 7月12日 Threadsへの移行は待ち
7月13日 7月13日 体調管理にはお気をつけて
7月14日 7月14日 経営の奥深さと楽しさって
7月18日 7月18日 暑いからリモートワークを
7月19日 7月19日 ゲームにハマると後が怖い
7月20日 7月20日 願い叶えるには考え続ける
7月21日 7月21日 納期とノルマの違いを知る
7月24日 7月24日 コミュニティの新陳代謝を
7月25日 7月25日 Xにはもう少し付合います
7月26日 7月26日 iPaaS界にGoogleが進出
7月27日 7月27日 メタバースの今後の可能性

§ 年表

・七月お仕事

釧路フィッシャーマンズワーフ MOO、946BANYA、ニセコでランチ、倶知安で商談、MOUNTAIN KIOSK coffee 倶知安店で作業、2代目SAMURAIで懇親会、モリデアイで作業、SPROUTで作業、二俣川一丁目公園で作業、二俣川で作業と打ち合わせ×9、Zepp DiverCityでkintone hive Tokyo、Sizzlerで弊社懇親会、川崎駅コンコースで打ち合わせ、銀座で商談×2、サイボウズ本社×3、星場荘、美山キャンプ場、田無で商談、EKITERIA PRONTOで作業と打ち合わせ×4、Starbucksで作業と打ち合わせ、大和市文化創造拠点シリウスで作業、モスバーガー 鶴川店で作業、4Uで交流会、酒処 宵、真鶴町観光協会で打ち合わせ、月光堂で作業、新宿で商談、株式会社ジョイゾーでスナックジョイゾー、炭とけむりで懇親会、東京屋で懇親会二次会、アクアビット サテライトオフィス、大和市立図書館で作業、甲府クロスビーで作業、ジットプラザ絆内で講演会拝聴

§ ツイートまとめ
・七月ツイート
https://togetter.com/li/2197441


糸と魚と川 Vol.12に参加しました。


お誘いいただいていた「糸と魚と川」に参加してきました。
公式サイト

7月に入ってからの一週間は、私の疲労がかなり蓄積されていました。
北海道の釧路でのCLS道東から倶知安へ(6/30-7/4)。そして、お客様先常駐(7/5)から、弊社のメンバー8人で臨んだkintone hive Tokyo(7/6)から、翌日のシークレットイベントへの参加(7/7)まで。
普通なら参加を断念してもおかしくない状況でした。

ところが、私は自分で自分を行かねばならない状況に追い込んでいました。
4月のkintone Café 神奈川でテクネコの加藤さんからは、糸と魚と川についてかなりの熱を持ってお勧めいただきました。その流れで、六月のkintone hive Osakaでお会いしたMOVEDの渋谷さんには糸魚川に伺わせていただきます、と宣言していました。加えて、二日前のkintone hive Tokyoでお会いしたMOVEDの小林さんにも行きますと宣言しました。ここまで言った以上、もう後には引けません。

そんな中、訪問した「糸と魚と川」。とても素晴らしい訪問になりました。皆さま、ありがとうございました。


私が糸魚川に向かったのは上記のシークレットイベントの翌日の土曜日(7/8)でした。
その日は朝10時からずっと銀座のお客様のもとで対面開発をしていました。結局、私がお客様のもとを出たのが20時ごろ。
新橋駅から東京駅へ乗り継ぎ、最終の金沢行きのはくたかに乗れました。

はくたかの車中では、翌々日(7/10)に控えたトヨクモkintoneユーザーフェスの後夜祭のため、まだ見られていなかったトヨクモkintoneユーザーフェスの皆さんの登壇動画を一気に見ました。まだ見る暇が取れていなかったのです。

そんな強行軍の中、糸魚川に到着しました。
私にとって、長野より先の北陸新幹線に乗るのは初めてのことです。そもそも糸魚川は遠い学生時代に二十人ほどを連れて野尻湖畔で合宿した後、帰りに一人で福井の母方の実家を訪問する際に通っただけでした。降りたったことさえなく、つまり、糸魚川に訪問するのは初めてでした。

糸魚川駅に降り立ち、街の空気を吸うよりも早く、改札にはなんとMOVEDの小林さんが。さらにその奥にはMOVEDのコジロウさんこと小島さんが。
びっくりしました。糸魚川に着いて早々、わざわざ迎えに来てくださったお二人からのご好意と歓迎の気持ちをひしひしと受け取りました。

MOVEDさんは、私にとって気になる会社の一つです。kintone界隈で確たる立場を築いておられるにもかかわらず、コーディングをしないスタイルを貫いておられます。
さらに、ほとんどのメンバーは業務委託の形で関わり、正社員はほんのわずかしかいないと聞いています。
そのようなMOVEDさんの運営の秘訣や、業務を回すためのポリシーはどのようなものなのか。
kintoneに対してどういうスタンスで関わられ、今後はどういう経営の道筋を描いておられるのか。

弊社には今、多くのkintone案件の引き合いがきています。ですが、弊社は一部のプラグインは使うものの、JavaScriptやPHPを用いたコーディングがまだ多くを占めています。
そのやり方に明確な限界を感じている今、弊社がどういう方向に進むべきなのか。
私の抱える課題意識の上でも、MOVEDさんの運営にはとても興味を抱いていました。

今回、糸と魚と川に参加しようと思った理由の一つには、MOVEDさんからとある案件をご紹介いただいたお礼も含まれていました。
他にも、私として学ばねばならないのはMOVEDの皆さんが可能性を感じておられる糸魚川についてです。どのような街なのかも伺えればと思っていました。
皆さんから伺う限り、糸魚川にはとても可能性があり、それもあって熱心に関わっておられるとのことです。

糸魚川駅から約30分近く。街のさまざまな魅力を伺いながら歩きました。
糸魚川は地方衰退の風をもろに受ける中、町の中心部を灰に変えた2016年の大火によっていっそう傷つきました。
私は、糸魚川大火については、歩きながら教えてもらうまで、わずかしか覚えていませんでした。聞いて初めて、そういえばそういうことがあったなぁということを思い出したぐらいです。
それから7年。大火によって失われるまで、街の風情の一部を担っていた雁木と言う構築物の多くは今も残っています。雁木とは商店街のアーケードのようなものといえばよいでしょうか。巨大な絵馬が飾られる雁木は、商店街の軒先を思わせるようでいて、ほかの街や地方ではあまり見かけた記憶がありません。
令和になって、町はかなり復旧しましたが、一部の施主は復旧にあたって雁木を復元しなかったと聞きます。
それも含めて、糸魚川の街は令和の新しい姿から、平成、さらにさかのぼって昭和明治大正の街の歴史を残しています。
各時代の歴史を物語るバラエティに富んだ建物が並んでおり、街が時代の流れを語り継いでいます。また、これから街が再生されていく最中であることが夜の街を歩いていても感じられます。そんな街の魅力を解説してくださる小林さんとコジロウさんの言葉が私の脳にしみ込んでいきます。
糸魚川がかつて加賀藩主の参勤交代のルートにあたり、そうした歴史を擁する興味深い場所であることも知ることができました。

小林さんは糸魚川の街の人々がとにかく熱いのだと熱弁を奮っておられます。その魅力はどこにあるのか。興味は増すばかりです。

星場荘に着きました。MOVEDさんが借り上げておられるこちらは、かつてとある経営者が住んでおられた一軒家です。
昭和の家によくあった砂壁や、切り子模様で飾られたガラスや、天井から釣られた点灯と、ひもスイッチから継ぎ足されたひもが伸びる様子など、昭和の雰囲気が息づいていました。
応接間は王の間と呼ばれ、三方の壁には厚地の布で豪奢に織られた壁紙が、在りし日のこの家の暮らしをしのばせてくれています。

ちなみに、星場荘については、こちらの記事をご覧いただければ。

この家、至るところが私の心の琴線に触れてきます。阪神・淡路大地震で全壊した私の家を久々に思い出させてくれて。
私の家の窓はカラフルなステンドグラス。二階の部屋は砂壁が古き良き日本家屋の雰囲気を出し、応接間には凝った壁紙が飾られていました。
星場荘のあらゆる要素が、そんな私の育った家を思い出させてくれました。30年ぶりに今はなき自分の家の面影に触れられた気分です。

この後、王の間で小林さんとコジロウさんと3人で語り合いました。
この機会に私は今まで気になっていたMOVEDさんの運用や仕事のやり方などをいろいろと聞きました。それに応えるように、小林さんからも、業務改善や組織運営や地域創生についての熱い思いの数々を伺いました。
実は私は、小林さんとこうやってゆっくり話すのは初めてなのです。今までにもkintoneのさまざまなイベントでお会いしていますが、すれ違ってあいさつをする程度。コジロウさんに至っては、この1月に名古屋のコラボスペースで催されたkintone Café NAGOYAのイベントで初めてお会いしました。

でも、3人の間にはkintoneという共通言語があります。そして、地方を盛り上げたいという思いも一致しています。3時過ぎまで時間を忘れ、話し合うネタは尽きません。2時を過ぎてから、熱が入った小林さんがノートパソコンを開いて練り上げておられるフレームワークの図を説明いただくほどの白熱。
プロ雑用を名乗る小林さんの底の知れない博識と、名声や富に頓着しない無私の精神にとても感銘を受けました。そして、MOVEDさんの今後にも大いに可能性を感じました。
夜中までお付き合いくださいまして、本当にありがとうございました。

さて、翌朝です。あいにくの雨模様です。
まずは近くの神社に参拝しました。
糸魚川でのご縁に感謝し、これからのご縁のつながりについてもご加護を願います。


やがて迎えに来てくださったのが山崎さん。糸魚川市役所の商工観光課で町おこしを担当しておられます。
山崎さんの運転で向かった先は美山キャンプ場。今日のイベントは、ここの美山ゲストハウスでウッドデッキを作ることです。
美山ゲストハウスは、以前は長期間にわたって使われていなかったそうです。
そうは思えないほど、子供が遊べる絵本コーナーや、ちょっとしたコーヒーが飲めるカウンターなどが整っており、ワーケーションの場として過不足のない設備のようです。
また、許可の関係で飲食業が営めなくても、コーヒー豆を買えばその場で豆を挽いて、その場で飲めるスタイルがとても斬新です。

床にはすでに木材が並べられており、この後のウッドデッキ工作の準備には抜かりがないようです。
早速私たちはあいさつの後、いくつかの班に分かれてウッドデッキを作り始めました。

私、こういう工作やDIYの類がとても苦手です。また、若い頃までは見知らぬ人たちに混じっての作業やイベントに参加することさえも苦手でした。
そのため、子供の頃からこうしたイベントからは逃げ続けていました。東京に出て、社会人になってもそれは変わらずでした。
が、大人になり、結婚して子供を育てる立場になると逃げ続けることは不可能です。
私の娘たちが通う小学校の学童保育は、保護者の参加がとても活発なところでした。私もその仲間に入り、キャンプやソフトボールやその他子供たちと語らうためのさまざまな活動に駆り出されるようになりました。
その中で、私も少しずつ、こうしたイベントの中での動き方を学びました。どういう風に動けば自分が浮かず、足を引っ張らず、さらに仲間に貢献できるのかについて。
私にとって、学童での経験が得難かったのは、組織や集まりの中での身の処し方を学べたことです。
その学びは、ありとあらゆる交流会や勉強会やコミュニティに参加した際に、自分の立ち位置を見定め、その中に溶け込むコツの会得にもつながりました。もちろん、それが今の仕事につながっています。

この後で、実際にウッドデッキ作成を社員研修に取り入れたら、という声がどなたかからでました。
うちの若いメンバーもそうですが、こういう仲間と協力する経験をせずに大人になってしまう人がいかに多いことか。私自身がそうだったらよくわかります。
そういう人たちに達成感や、仕事の回し方やコミュニケーションの取り方を学んでもらうためにも、こういう社員教育の場が必要と言う意見には、とても強く賛同します。弊社のメンバーも連れてきたい位です。


皆さんと協力しながら、私もネジ穴を開け、ネジを締め、線引きなどのさまざまな作業に従事しました。
私の班は、押田さんとテクネコの加藤さん。3人で協力し合って作業は進みます。
それにしても、作業服に身を包んだ押田さんがとてもてきぱきとかっこよくて。3人で協力し合ってと書くとかっこいいのですが、実際は要所要所で押田さんに手伝ってもらいながらでした。
DIYや工作が苦手な私にとって、すべてが学びですべてが新鮮です。ニトリの家具を組み立てる際ですら、必ず一カ所は日光東照宮の故事にのっとって未完成の場所を残してしまう私ですから。


そうしている間に、少しずつウッドデッキも形になっていきます。
作業に没頭する私たちの横では、ダッチオーブンがおいしそうなカレーを煮込んでいます。
そして、その合間にもさまざまな方からの野菜や海の恵みが次々と持ち込まれます。


街の人たちが、庭先でとれた野菜や川や山でとれた産物を次々と持ち込んでくれる。この持ち込みは都会ではまず味わえないものです。
私も今までにいろんな土地や地方を旅してきましたし、地元の方がふいに取れたての物を庭先に置いていく光景は何度も目にしてきました。
ですが、今日のイベントに持ち込まれる物の種類や人の数は、糸魚川が最も活発なように感じました。

これこそが、昨日小林さんが熱弁されていた、糸魚川は人が魅力的という言葉の一つの証しなのでしょう。
また、昨夜の小林さんとの語らいの中で印象に残ったのは、糸魚川市、つまり行政の皆さんの敷居の低さです。
山崎さんもそうですが、私たちがウッドデッキを作っている間にふらりと訪れた方は糸魚川市の副市長さんでした。お連れの方もなく、まさに単身ふらりとやってきた感じが自然体でした。
どこの自治体さんも当然民間の取り組みやイベントに対しては積極的だし、人を出してきます。
一週間前に私が訪れていたCLS道東は、毎回釧路市長が来られます。私も夜の懇親会でも市長と会話をし、その場で釧路出身の町田市議の方をご紹介していただいたこともあります。
釧路市長も境目の低い方で、とても好きなのですが、さらに糸魚川市のほうが行政と民間の壁が低いように感じました。

昨晩の話でも感じ、私からも質問をしたことは、糸魚川の何がほかの地方と違うのか、ということでした。
私の中では、その理由は、行政が積極的にイベントに関わり、かつ行政と民間の垣根がないことだと合点がいきました。実際にウッドデッキを作る中で、私はそれを実感しました。


カレーをいただき、さまざまな食べ物に舌鼓を打ちつつ、飲むビールのうまかったこと!疲労と寝不足となれぬ作業に疲れた体にビールがとてもしみました。
この顔はまさに私の自然体そのもの。普段の私がこういう顔をさらしながら飲んでいるのかは自分ではわかりませんが、それをすかさずファインダーに収めたコジロウさんの撮影術が光ります。


さて、午後からは残り三つのウッドデッキを仕上げます。
ところが、午後の作業において、午前中は確かにできていたはずの作業が急にできなくなりました。細い穴を空けるドリルを二本立て続けに折ってしまったり、ネジ穴をつぶしてしまい、皆さんに引き抜かせる面倒を起こしたり。
こうなると本当に申し訳なさが募ります。かつての弱気な自分がDIYへの苦手意識と手を結び、私の意気を殺ぎはじめます。
ですが、この時に悪態をつかないのが糸魚川の皆さんのやさしさです。きちんと教えていただき、私も引き続き残りの作業をこなすことができました。

今回のイベントの参加を通し、自分の苦手な作業と無能さを今更ながらに痛感できたことは、自分の慢心を抑えるためにもよかったと思います。経営者だkintone エバンジェリストだとドヤ顔していても、しょせんお前はただの人。自分に謙虚になれました。

ですが、細いドリルは残り一本。私が何かしでかすと、ウッドデッキが作れなくなってしまいます。他のウッドデッキの進捗も佳境になったこともあり、私はウッドデッキを庭先に運んで設置する作業に移りました。
ここでは皆さんは水平器を駆使して足元の土や土台を調整し、ウッドチップをまきなおしたりしながら、複数のウッドデッキを組み合わせる作業に従事していました。
位置を調整するたびにウッドデッキを浮かせたりする作業。これなら私もドリルを折ったりネジ山をつぶすこともなく作業に貢献できます。かつて私が学童のキャンプなどで会得した身の処し方を生かしました。


さて、ウッドデッキが完成しました。午後からは晴れ間すらのぞく様になった天候の中、ビールや食べ物をいただきつつ、皆さんとともに作り上げた一体感に私も浸ることができました。この達成感。
これこそが若い時の私が知らなかったものです。この達成感を得るために、皆さんはDIYに汗を流し、仲間と一緒に作業に励むのです。
私も大きくなってからこの連帯感を学んだことが、今のキャリアにつながっています。先に書いた通り、このウッドデッキ工作は社員教育のコンテンツに間違いなくなります。ビットとバイトの組み合わせだけでは得られない現実の手触りのある達成感に。


さて、日差しは刻一刻と西へ落ちていきます。
実はこの日、私はどこかのタイミングで東京に帰るつもりでした。なぜなら翌日の月曜日の朝は相模大野で弊社の定例会を予定しており、夜は日本橋のサイボウズ本社でトヨクモkintoneユーザーフェスの後夜祭に出席する予定だったからです。
東京に帰るためには、19時台のはくたかに乗らなければ間に合いません。ところが、私が今滞在している美山ゲストハウスから糸魚川駅までは距離が離れています。しかも、お宿にトランクを預けっぱなしです。
この状態で宿まで送ってもらう選択肢はどうしても取れませんでした。
何よりも糸魚川の人たちとの絆をこの機会により深めたいという気持ちが勝ります。そこでもう一泊を決断しました。弊社のメンバーに定例会の開始時刻を遅らせてもらうように伝えた上で。

一度、吹っ切れたら後は交流を深めるのみ。夜になっても、糸魚川が誇る海の幸と山の幸が次々に繰り出されます。その豊かさが私の胃に次々と収まっていきます。

夕方には、出来上がったウッドデッキに座る皆さんの前で、1分間の自己紹介もこなしました。
今回は、私にとって完全なアウェイというだけでなく、私の苦手な工作イベントであり、しかも実際にご迷惑をかけてしまっています。普段の経営者やkintoneエバンジェリストといった肩書も通じません。そんな中、私にできるのは皆さんのご厚意に感謝し、ドリルを折ったことを謝るのみ。それに加えてこれからも糸魚川を応援する決意を語るのみ。
私の一分間スピーチが少しは皆さんの印象に残ってもらえばと願っています。

今回は、私は仕事を持ち込むつもりがあまりなく、名刺交換もしなくてもよいと思っていました。
が、夜になって山崎さんや五十嵐さんとは名刺交換をさせていただきました。ほかの方ともあらためてのごあいさつを。
今回はこれでよいのです。今後、私が何度も糸魚川に通えば、皆さんとの関係が強くなり、私も認知されていくはずですから。
先日のCLS道東のブログ記事でも書いた通りです。

やがてすっかり辺りは暗闇に包まれ、雨脚はイベントの終わりを待っていたかのように激しくなりました。
皆さんも三々五々、帰宅に向かいました。私も車で送っていただきました。
楽しかったです。皆さんには本当に感謝しかありません。


翌朝、7時7分発の始発のはくたかに乗るため、6時半に起きて出発しました。
まだ町は眠っています。が、前々日の夜には見えなかった糸魚川の街を存分に感じながら歩くことができました。
海の景色も眺め、天使のはしごが糸魚川のこれからを約束している光景も見ました。大火からよみがえろうとする街並みもよくわかりました。
人のいない街を歩きつつ、糸魚川の皆さんが一生懸命街を思い、街を盛り上げようとする思いをかみしめつつ、駅までの道を歩きました。

昨晩も、糸魚川の方が、糸魚川がつまらないから都会に出てみたいという話をされていました。私たちはその気持ちに理解を示しつつも、都会は都会のつらさとしんどさがあるんよ、という話をしました。
私はすでに都会に疲れています。だからこそ、こうして旅に出て皆さんとのご縁に癒やされるのです。
その視点からも、渋谷さん、小林さん、コジロウさんをはじめとしたMOVEDの皆さんがなぜ糸魚川のためにひと肌脱ごうとしたのか、少しは理解したつもりです。

数日前に伺った釧路ではジョイゾーさんが。糸魚川ではMOVEDさんが地域のために活動しておられます。
その活動は決して目の前の利益のためではありません。
会社経営の観点からは、こうした活動から得られるところは少ない。でも、今のわが国の現状と地方の現実を見るにつけ、何かをやらなければならないことは確か。
それは弊社のような零細企業を経営する私にとっても同じです。弊社の場合はまだ頻繁に地方に関われるゆとりがありません。案件に追われる毎日です。
が、地域の創生が地域のためになり、しかも社員やメンバーの福利厚生につながれば本望です。

そのあたりの思いは、
こちらのnote
にも書きました。

弊社も山梨や甲府で地域クラウド交流会「ちいクラ」のオーガナイザーとして活動することになり、山梨や甲府のために何とかしたいと動き始めています。
甲府からはスーパーあずさで南小谷まで来られます。糸魚川はすぐそこです。また、その途中にある白馬では今度kintone Caféの開催が予定されていて、私もかかわる予定です。
甲府からでなくとも、住んでいる町田からは東京駅まで出れば、そこから糸魚川までは2時間で行けます。


私も銀座から2時間で来れたことや、7時7分発のはくたかに乗ると、相模大野には10時半に着いたことで、糸魚川の近さを体感しました。
糸魚川は私が感じていたよりも、ずっと近い街なのです。ふっといける街であることも。
また必ず来ます。

今回お世話になったMOVEDの皆さん、糸魚川市の皆さん、本当にありがとうございました。
また、必ずや、家族または妻と来たいと思います。妻にとっては石の街であるだけで、必ず糸魚川を気に入ってくれるはずですし。