アクアビット航海記-リモートワークの効用


「アクアビット航海記」の冒頭では十回分の連載を使い、起業の長所と短所を述べました。
本稿ではその長所となる自由な働き方を実現する上で欠かせない基盤となるリモートワークについて語りたいと思います。

そもそも、私自身の「起業」に最大のモチベーションとなったのは、ラッシュアワーが嫌だったためです。
ラッシュアワーに巻き込まれたくない。巻き込まれないためにはどうするか。嫌なことから逃れる方法だけを考え続けて今のスタイルに落ち着いた、というのが実際です。

では、ラッシュアワーはなぜ起きるのでしょう。
それは周辺都市に住んでいる労働者が、首都に集まった職場に通うためです。
リモートワークやテレワークなどという言葉がなかった時期、人々は一つ所に通い、そこで顔を突き合わせながら働くしかありませんでした。
そうしなければ仕事の資料もありません。指示すら受けられません。そして雇う側も管理するすべがないのです。
そのため、一カ所に集まって仕事をするのが通念となっていました。

今、情報技術の進化によって、リモートワークが当たり前になりつつあります。リモートワークによって、ラッシュアワーからはおさらばできるのです!

ただし、それには条件があります。その条件とは、置かれた立場の違いによって変わります。
大きく分けて、雇われているか、そうでないか、の違いです。

まず、あなたが雇われているか、契約によってどこかに通う条件に縛られているとします。
雇用契約を結んでいる場合は、雇い主の人事発令に応じた部署で働くことが前提です。
その企業の人事制度が自由な働き方を認めている場合は、喜び勇んでその制度の恩恵にあずかればよいでしょう。
そうでない場合は、まずリモートワークを認めてもらうための運動を始めなければなりません。

おそらく、その企業にはそれまでの慣習があるでしょうから、リモートワークを見越した業務の設計がなされていません。
リモートワークを申請しようにも、体制が整っていないから無理、と却下されるの関の山でしょう。
その体制を上司や別の部署を巻き込んで変えてもらう必要が生じます。おそらくは大変で面倒な作業となることでしょう。
それをやりぬくには、あなたの日ごろの業務への姿勢と、あなたが扱う情報の性質にかかっています。
上司の理解と信頼、という二つの味方が支えてくれていれば、決して不可能ではないはずです。

もう一つの立場とは、個人事業主か経営者の場合です。この場合、上司はいません。あなたの意思が組織の意思です。リモートワークまでの障壁は低いはずです。
ただし、顧客先との契約によってはリモートワークが無理なこともあります。契約に特定の場所で作業することが定められている場合、リモートワークはできません。
そうしたケースは情報処理業界の場合によく見られます。
常駐でなければならない理由は、情報漏洩のリスクです。ハッキングのリスクもさることながら、監視がゆるいため、モラルがない故意に情報をさせてしまうのです。
また、情報処理業界といってもまだまだ対面による打ち合わせが主流です。そして、進捗管理や仕様の伝達に手間がかかります。そうした手間がリモートワークの普及を妨げています。

しかし、それらもリモートワークのためのツールは多く存在しています。実際は、組織や企業の考え方次第で、リモートワークの導入は進むはずです。
また、労働者の側でも意識を変える必要があることは、言うまでもありません。

ここでは、労働者として、私自身がどういうことに心がけてきたかを述べたいと思います。

・連絡をこまめに。
リモートワークは、相手の顔が見えません。だから発注側はお願いした仕事がきちんと納品されるのか不安です。だからこそ、こまめな連絡は必須です。
初めて出会った方は、こちらの人物をまだよく知りません。私の場合、さまざまなイベントで出会った方にはメールで丁寧なメールを返すことを心がけています。
最初はメールで、そのうちに徐々にチャットツールでの連絡に導きます。その方がメールよりも簡略に連絡ができるからです。電話もよいのですが、やりとりが後に残りません。また、電話は相手に準備の時間を与えないため、チャットツールをお薦めします。
ただし、連絡をもらったら返信は即座に。原則として受け取ったボールは相手に預けるようにしましょう。

・コンプライアンス意識
リモートワークは信頼がなければ成り立ちません。
情報を意図して漏洩させることは論外ですし、ミスも起こさないように気をつけたいものです。
その意味でもメールではなくチャットツールは有用です。添付ファイルは後でも取り消せますし、暗号化通信が基本です。堅牢な防御体制をクラウド事業者に任せてしまうのです。もし、印刷して紙の情報に頼ってしまう癖があるのなら、あらためた方が良いです。

・リモート端末の操作に通じる
リモートワークである以上、ノートパソコンは欠かせません。タブレットやスマートフォンは連絡程度であれば可能ですが、業務や作業にはまだまだ不向きです。
また、最近は有線LANが張りめぐらされている光景もあまり見なくなりました。ほとんどがWi-Fi接続による無線LANです。だから、お使いの端末にWi-Fiアダプタがあるか、また、出先でもWi-Fiのアクセスポイントをうまく拾う方法をチェックしておきましょう。
キャリアや鉄道会社、コワーキングスペースが提供しているWi-Fiが安全です。コンビニのものも連絡程度ならよいでしょう。
また、電源の確保も重要なので、どう言った場所に電源があるのか、チェーン別に把握しておくことは大事です。モバイルバッテリーの準備も検討してよいですね。
また、ブラインドタッチに慣れてしまうと、タブレットやスマホで文字入力がやりにくく能率が落ちます。フリック入力などもマスターしておくべきでしょうね。

・移動中はスマホやタブレットの操作に十分注意する。
これは最近、鉄道会社のマナー啓発キャンペーンでも良く登場します。実際に操作しながら移動するあなたは動く凶器です。
なので操作と移動はきっちりメリハリをつけた方が良いです。
そもそも、せっかくリモートワークを行なっているのですから、もっと外の景色を楽しみましょうよ。外の景色から刺激を受けることは、あなたの生産性の向上にもきっと寄与してくれるはずです。


2020年上半期個人の抱負(実践版)


 ウイスキー検定二級の取得、唎酒師に向けて勉強開始

昨年、二級に向けて勉強するはずが、仕事が忙しくて全く手が回りませんでした。
昨年は仕事で複数の資格を取得したので、個人的な資格にも再度チャレンジしたいと思います。

 トランクルームの棚設置

こちらも仕事の忙しさの中ですっかり後手に回っていました。
本が大量にたまっているので、読んだ本から順次移せるよう、棚を作成したいと思います。

 東京オリンピック・パラリンピック

今のところチケットは取れていません。
ですが、パラリンピックも見たい試合が多々あります。
チケット取得へあきらめずに努力したいと思います。

 海外1国、国内12都道府県の旅行

ここでいう旅行とは、その地を足で歩くことです。
日本の滝百選の滝は8カ所を目指します。
近畿/中部/関東/東北の駅百選は20カ所を目指します。
日本の城百選、続日本の城百選の城は10カ所を目指します。
酒蔵は3カ所、ウイスキー蒸留所は3カ所訪問します。
日本百名山、続日本百名山の登頂は三座は目指したいです。
去年はほとんど未達だったので、今年は時間の配分を考えて。

 毎月一度の一人のみの実施

これは昨年、実現できました。
酒の種類、場所は問いません。毎月一度は一人で反省する時間を作ります。

 毎月一度の一人旅の実施

上に書いた12都道府県の旅は、この一人旅で実現していきたいです。
仕事で地方を訪問する機会を増やすことで実現できるはずだと思っています。
ワーケーションが実現できる自信もつきましたし。
三泊は車中泊をしながらの遠距離の旅がしたいですね。

 SNS

SNSは毎日のFacebookへの投稿は続けます。人生360度を表現するため、投稿内容をなるべく雑多にする方針は変えるつもりはありません。
また、Twitterも同様に不定期で続けます。俳句や雑感や仕事も交えながら。
さらにInstagramも同様に不定期で続けます。よく撮れた写真の公開場所として。

ここ二年、私自身の投稿へのいいねやメンションが減ることは承知で、あえて他人様のSNSには無反応でした。昨年後半から、仕事をこなしながらの余裕が出てきたので、今年はまた他人様の投稿に反応する時間を増やすつもりです。ただし自分からフレンドリクエスト申請をしないポリシーは変えませんが。

 レビュー執筆にあたっての音声入力の勉強

読書量が少し減ってきているのが昨年の反省です。
また、読書レビューをアップするスピードも落ちてきています。
これを両立するために引き続き音声入力の可能性を追求します。

 娘たちのフォロー

家族との融和を大切に、締めるところはきっちりと。

 両親と関西の友人への感謝

昨年は関西の友人に数度しか会えていません。
今年はその機会を増やします。
また、両親に会いに帰る機会も増やします。
今年は私の人生に強烈なインパクトを残した阪神・淡路大震災から25年たった年なので。

 体のケア

いくつか、私の肉体に衰えが出てきています。
早いタイミングで基本健診を受けに行きます。
仕事と個人と地域の三方よしの両立はまず体から。

 人に会って感謝する

SNSでできないこと。それは、対面で会っての感謝です。
忙しい毎日で、すべての人にお会いすることが次第に難しくなってきています。
が、折を見て伺ったりしながら、交流と感謝の基礎は対面にあり、を実践したいと思います。

 家計をきっちり

だいぶ家計には統制が効いてきたように思います。
ですが、まだまだです。引き続き長女と協力していきたいと思います。

 当抱負のアラート表示

昨年は下半期の抱負をアップし忘れたので、この抱負が書きっぱなしにならぬようにします。
毎月末に通知やアラートで自分にリマインドを投げます。
なおかつ、毎月末に書くまとめでは、計画の進捗も含めて書きます。
また、下半期に入る前に、下半期用の抱負(実践版)を書きます。


2020年上半期弊社の抱負(実践版)


 弊社サイトのSSL対応

現レンタルサーバーは引き続き最低限のプランで継続する予定です。
継続した上でレンタルサーバー内のプランでSSL化に対応するサーバーに移管する作業を行います。
WordPressの移転作業はすでに経験済みなので大丈夫でしょう。
1月中に必達でやってしまいます。
3月には非SSLサイトが軒並み遮断される見込みが高いので。

 売上額

2019年度の1.25倍を目指します。粗利は今年度の実績を維持します。

 事業計画

すでに正月の三が日に4月以降の第6期の経営計画は作成しました。(公開はしない予定です)
あとは五年後の中期計画を4月までに立てます。

 新規のkintone案件

新たに10本の受注・検収を目指します。
それによってサイボウズ社とのオフィシャルパートナー契約をさらに継続します。
あわせてkintone エバンジェリストとしても来期につなげる成果を示します。

 モバイルアプリ

MONACAを使った案件を一本受注・検収します。

 自治会・町内会・PTAなど地縁団体のIT化へ尽力する

昨年の冬になって成果が出始めました。
今年はさらに深くかかわっていきます。
年間で5団体の案件を納品したいと思っています。

 交流会への参加とそこでの受注率向上

昨年は技術系のイベントで生まれた交流からはほぼ受注がつながりました。
一方で他業種や経営者の交流会では全く受注につながりませんでした。
その原因もほぼ分かっているので、今年は他業種や経営者の交流会での受注を目指します

 そのほかのお客様案件

ここには詳しくは書きませんが、納期を守るよう最大限の努力を払います。

 技術者の雇用

3月までに4月以降の雇用を行うかを判断したいと思います。
昨年、サテライトオフィスを開設したことから、今年はパートナー企業との協業に向けてかなりの力を割こうと思っています。
なので、雇用については行わない可能性が高いです。

 kintone Café の実施

昨年は神奈川ではなくkintone Café 東京を二回主催しました。
今年もkintone Café 東京は多摩地区を拠点に開催しようと思っています。町田、府中あたりを念頭においています。
町田ではすでに候補をいくつか挙げていて、あとは実行するだけです。
kintone Café 神奈川は去年、準備を進めていましたが、とうとう実施できませんでした。
ですが、昨年、武蔵小杉、鎌倉で開催場所につながるご縁ができました。
人数は最低限でもよく、体裁は問いません。まずは実績を作ります。

 freee Open Guildの運営

今年から運営側で関わることになりました。
freee Open Guildは地方開催も含め、6回は行われると思います。
そのすべてに運営で関わることを目指します。
また、そこで生まれたご縁を生かし、freee案件を二本は納品にまでもっていきたいと考えています。

 英語の睡眠学習開始

昨年、早々に挫折してしまった英語学習に再チャレンジしようと思います。
まず、Devrel Conference Tokyoで英語漬けの一日を送る予定です。
そこでモチベーションを満たして勉強に振り向けようと思います。
海外のカンファレンスにいつ行くことになってもよいように。

 LinkedIn、Eightの活用

仕事関係のSNSはFacebook、Twitterの二本を軸とします。
Twitterについては、代表が書くこともあれば、中の人が書くこともあります。
Facebookは今と同じ頻度にし、主に自社、他社の記事をシェアするのに使います。
その他、LinkedInとEightにも弊社および代表の仕事上の活動報告をアップします。

 AWSの資格試験の合格

まずはクラウドプラクティショナーとソリューションアーキテクトアソシエイトの合格を目指します。

 関西大学東京経済人倶楽部の参加率を増やす

昨年早々に加入したこちらの倶楽部ですが、イベント参加は1度にとどまりました。
こちらへの参加頻度を増やします。具体的には年間で3回。

 当抱負のアラート表示

昨年は下半期の抱負をアップし忘れたので、この抱負が書きっぱなしにならぬようにします。
毎月末に通知やアラートで自分にリマインドを投げます。
なおかつ、毎月末に書くまとめでは、計画の進捗も含めて書きます。
また、下半期に入る前に、下半期用の抱負(実践版)を書きます。


2020年の抱負


新年明けましておめでとうございます。

大晦日にアップした投稿にも書きましたが、昨年度は皆さま、いろいろと有難うございました。
今年も引き続き、よろしくお願いいたします。昨年の流れをさらに加速し、なおかつ、あらわになった課題を解決する努力を惜しまず進みたいと思っております。

自分を追い込むためにも、自分という器の容積を広げるためにも、目標は高く持ちたいと考えております。

1.法人化6年目にあたって
 あ)総括・・
 5年目の決算は、前年度を上回ることができそうです。弊社の認知度が上がってきていることが実感できました。

 い)kintoneを軸にする・・
 ようやくkintoneが弊社の売上の軸になってきました。年間売上の7割がkintone案件から生まれています。昨年はそれまでは手がけたことのなかった大手企業様からのご依頼も増え、金額でも社会の認知でもkintoneが案件として認められるようになりました。kintoneの大きな案件に上流工程から参画することも増えてきました。
 そのためには弊社代表がkintoneエバンジェリストである点は打ち出させていただこうと思います。引き続きエバンジェリストとしての発信が求められるでしょう。そしてkintone単体ではなく、kintoneと他の言語やソリューションの組み合わせで新たな価値をお客様に提供する。その心意気が大切です。
 新たな分野に飛び込むことを自重した昨年ですが、いくつかの開発言語の新たな習得にチャレンジしました。ソリューションについてもさらなる勉強が求められることはもちろんです。
 ノンコーディングだけであらゆる業務をこなすことができるようになるには、二、三年の時間がかかるでしょう。それまではコーディングスキルをベースに、使えるところはためらわずにどんどんノンコーディングツールを提案していきたいと思います。
 そうあり続けるには、ブログによる発信や登壇はもちろん、イベントの主宰などを通じた弊社および代表の認知の拡大が重要だと思っています。お呼ばれいただければ各地のセミナーにも顔を出したいと思います。

 う)体制の変革・・
 そのためには弊社にとっての弱点を克服しなければ。一つは個人事業主時代から続く財務の脆弱さ、もう一つは経営と作業を代表が兼任している現状です。
 財務の脆弱さは昨年、いろいろと施策を打ちました。それが実を結ぶまでは、まだまだ時間が必要です。そうしたことに煩われずに業務に邁進できるよう、重くみて進めていきたいと思います。
 昨年、サテライトオフィスを開設し、技術者と対面で教えられる場所は確保しました。昨年、数人の技術者を面談しましたが、残念ながら雇用にはつながりませんでした。具体的に3月までに雇用するかを決めたいと思います。

 え)外注パートナー・・
 外注パートナーは昨年に引き続き、限られた企業様と続けていくつもりです。数年前、むやみにパートナーを増やし、自由意思に任せた失敗は繰り返しません。
 サテライトオフィスをパートナー企業様と共有している環境をどう活用するか。どれだけの外注費を支払い、そのためにはお客様にはどれだけの売上が必要か。お客様と弊社、弊社内、そして弊社とパートナー。その間で工数をかけず、なおかつ確実に仕様情報を伝達する。
 クラウドサービスを活用し、飛び回る代表の私が技術者に対して要件やスキルをどうやって円滑に伝えるか。そのためのドキュメントツールやコミュニケーションツールは引き続き模索していかなければ。この工夫に時間を掛けるつもりです。

 お)自治会との関わり・・
 自治会やPTAなど非営利活動の団体様からのご要望は積極的にご協力したいと考えています。昨年末にもPTA様、自治会様からご相談をいただきました。そうした地域活動のお手伝いを行う上でとてもよいご縁をいただきました。
 今年も登壇による認知度拡大を図っていくつもりです。「自治会 IT」で検索すると代表がトップに登場する。そんなアドバンテージは得ようにも得られません。今のうちに自治会の業務は形にしたいと考えています。
 その結果が各地の訪問につながれば良いと思います。代表の個人的なライフワークである地方訪問と地方創生への何らかの貢献へと。

 か)事業計画・・
 もう一つやるべきこと。それは経営の軸がぶれないような事業計画の策定です。
 この三年で、弊社が目指すべき方向性がかなり定まってきました。それはこの先の日本が直面する大きな課題にも関わっています。具体的には地方創生、少子高齢化、一極集中の弊害です。その中でPTAや自治会などの地縁団体様のIT化が喫緊の課題であり、弊社にはそれができるノウハウが溜まってきています。これを軸に据えていこうと思っています。
 いよいよ2020年です。かねてから言っていた、2020年が過ぎればシステム案件は減っていくとの予測はおそらくエンタープライズ開発の現場で顕著に実現するでしょう。つまり技術者が大量に余るのです。それを見据えた計画が求められます。
 具体的には今年の売上額は、2019年度の1.25倍を目指します。事業計画は3月までに今年分を、4月までには5年後の計画が書かれたものを作りたいと思います。これは確実に履行するために、太字にしました。
 新規のkintone案件は10本受注することを目指します。そのためにはkintoneの案件で実績を作り、それをブログなどでアピールするしかないでしょう。ここ三年であちこちにまいた種が育っています。これらを実のある実績にすることが今年前半のミッションだと思っています。実績を作って行けば、自然と年末のkintone Advent Calendarや登壇の場でご披露できるネタはたまるはずなので。

 き)主催するイベント・・
 昨年は8回の登壇と2回の主宰イベントを行いました。多数の人を巻き込む発信力は、代表にまだまだ足りない課題だと思っています。引き続き、身に着けていきたいです。

2.話す技術、書く技術、システムの技術
 あ)話す技術、書く技術・・
 昨年に引き続き、この2つは精進しなければと思っています。去年、書くほうは量的には残念な結果に終わりました。書くための時間が取れない分を、音声認識でしゃべって補おうと思ったのですが。
 書くほうは、昨年、二人の著者の方から著書うけとりました。私も出版という形で私の人生の一部でも形に残したいと思っています。
 今年の読読ブログは100本アップすることを目標とします。また、技術Blogは去年の二倍の量を目指します。
 弊社代表が独立して法人を立ち上げるまでを描く「アクアビット航海記」も月2本の連載を行います。

 い)システムの技術・・
 システムの技術ですが、AWSの中身についてさらに勉強を行うつもりです。2つは資格を取りたいと思います。
 また、kintoneのエキスパート試験があらたに設置されると聞いています。これも受かりたいですね。苦労するでしょうが。

 う)弊社サイトの刷新・・
 それにあたって弊社サイトのhttps化は必須です。もう、これは一刻の猶予もありません。1月にhttps化を行う予定です。

 え)リモートワーク・・
 一昨年知り合った弁護士の方は海外をあちこち訪問しながら仕事をこなし、成果を上げています。弁護士の業務と同じレベルを開発で行うのは難しい。それは分かっていますが、少しでも近づきたいと思っています。
 昨年はワーケーションも試し、実践できるだけの目途がたちました。
 今年は各地でワーケーションを実施し、個人としての思いと仕事の両立をさらに図っていきたいと思います。

3.ブログ
 あ)全体・・
 昨年に続いてInstagram、Facebook(法人/個人)、Twitter(法人/個人)の使い分けを行います。
 SNSについては、一昨年末にライフログについての考えをまとめました。今年も引き続きSNSは発信のみを中心にし、多分、SNS巡回作業には時間を割かないと思います。
 書評、劇評、映画評、時評や旅行紀、技術ブログは2019年並みの量を維持します。それと同時に、技術的な記事はもう少し増やしたいです。昨年に引き続いて、私にしか書けないブログにしていきたいと思っています。ブログのスタンスは昨年と変わりません。実名で責任から逃げない。押し付けにならぬよう私から友だち申請をしない。仕事もプライベートも三六〇度カバーする。これらを成し遂げつつ、質を落とさずに仕事でも成果を上げる。それはかなりの難関です。どこまで生産性を上げられるかにかかっています。

4.体力と魅力増強
 あ)滝と山・・
 痛めた腰は、だいぶ良くなってきました。今年も山や滝めぐりはしたいと思っています。日本の滝百選に選ばれた滝は8カ所を目指します。具体的には、去年この抱負で挙げた滝はどこも行けなかったので引き続き。ニッカ宮城峡蒸留所に行きたいので、秋保大滝と三階の滝を。岡山蒸留所に行きたいので、神庭の滝を。尾瀬に行って三条の滝を。維新152年の山口を旅したいので寂地峡五竜の滝を。阿波の土柱をみに行きたいので雨乞の滝と大釜の滝を。下北山村に再訪したいので中の滝や双門の滝、七ツ釜滝を。それと娘たちから家族で長野のカムループスさんに伺いたいとのリクエストをもらっており、近くの惣滝を。他はどこか一カ所、九州の滝には行きたいですね。それと、昨年は至仏山を登りました。今年もどこか一峰は登りたいです。燧ケ岳とかいいですね。

 い)訪問・・
 海外は一カ所、国内は12都道府県の訪問を目指します。私の人生で日本の滝百選、近畿/関東/中部/東北の駅百選、名水百選、日本100名城、続日本100名城のコンプリートは最低限の目標です。それらが実現できるよう、引き続き旅に旅を重ねていきます。

私は、まとめについてはほとんど読み返しませんが、自分の目標は何度も読み返しています。これを黙読だけでなく、音読することで一層実現に近づけたいと思います。

引き続き本年度もよろしくお願いいたします。


2019年のまとめ(個人)


今年も一年のまとめを書きます。
今年から各月を法人と個人に分けていますが、年のまとめも同様に法人と個人に分けます。

公私の「私」

●家族との一年
§ 総括 目次 今年は娘たちが二人とも進学を果たしました。長女はイラスト系のクリエイターの専門学校へ。次女は高卒資格と調理師資格が取れる調理師専門学校へ。

二人とも専門性を学ぶ道へ進んでくれました。四年生の大学に行って、取り敢えずの世のルールに乗り、そこからやりたい道を進むこともありなのでしょうが、やりたい道があってそれに向かってくれる方が親としては心強いです。

もっとも、次女についてはお金がかかってしまうのが悩みのタネです。が、頑張ってくれたせいか、来年の学校の入学案内のパンフレットに次女が大きく登場することになりました。

また、今年は結婚20周年の記念すべき年です。妻と二人でリゾナーレ八ヶ岳に泊まってお祝いしました。

妻とは鳥取に行った翌日にもう一度出雲に行ってお参りし(5月)、11月の結婚20周年には、二人でリゾナーレ八ヶ岳に泊りました。大晦日には伊勢神宮 外宮、伊勢神宮 内宮、猿田彦神社、おかげ横丁にも行きました(12月)。京都では賀茂別雷神社や祇園花月で吉本新喜劇を観たり(8月)、葉山(11月)や下田(12月)を巡ったことも忘れられません。Whisky Festival 2019 Tokyoに行ったのも良い思い出です。

§ 娘たちに何ができたか 目次 今年は二人の娘がともに進学を果たしました。
長女は首尾よく昨年末にAO推薦をもらい、イラストの勉強に励んでいます。課題が相当に大変で、私と朝まで作業することもしばしば。
次女も年明けに学校から推薦入学をもらいました。学校ではとても存在感を見せてくれているらしく、年末には翌年の入学案内に抜擢されました。
娘たちが進路を決めるにあたり、私も妻も意向を押し付けていません。本人たちの人生なので、本人たちがやりたいことを学ぶ道を選んでくれたのは嬉しいできごとでした。助言者としての親でありたいとの思いは貫けたと思います。これからも娘たちの進む道を示すガイドでありたいと思います。

§ 長女の一年 目次 長女は絵を描くことが好きで、イラストレーターになるべく専門学校に進学しました。
中学生の頃から個人事業主としてイラストレーターの活動をしている長女ですが、今も複数の仕事を請けているようです。私ももう少ししたら何かの仕事を振ってやりたいと思っています。
長女とサシで出かけることは一、二回しかありませんでした。九月には一か月間口をきかない大ケンカもしました。
年ごろのため不安定なところもありますが、引き続き長女には期待しています。

§ 次女の一年 目次 次女は高卒資格も取れる調理師専門学校に進みました。
学力的に進路が限られていたためですが、好きな料理の道で生きていくため、朝練やバイトを頑張っているようです。学校の次年度の入学案内に抜擢されたことはその証でしょう。
次女には昨年から彼氏ができましたが、そうした出来事もあわせて何とか落ち着いてくれているようです。
愛嬌もあり、人付き合いもうまい次女なので、必ずや道を踏み外さず、人生の旅路で成果を挙げてくれるはずと信じています。

§ 家族の一年 目次 今年は家族そろっての海外旅行を10数年ぶりにできたことがトピックです。
台湾の二泊三日の旅はとても楽しめました(7月)。ゴールデンウィークにも鳥取を旅しました(5月)。次女と長女の誕生日も、クリスマス・イブも家族で過ごせました。千葉では酪農、チーズやサル園やおいしいパン屋さんを巡り(2月)、神戸の山手を散策し、私がおなじみの梅田のBar Hourbour Innへ家族で(4月)。昭和記念公園の紅葉のライトアップにも訪れました(11月)。
一方で長女とのバトルが勃発したように、まだまだ盤石の状態とはいえません。仕事、収入、家計など、不安定要素は多いと思っています。
来年はそれをもう少しいい方向にもっていきたいと思っています。

§ 年表 目次
 各月の詳しい内容は各月のページで紹介しています。
 

●私自身の一年(文化活動)
§ 読書・観劇レビュー 目次 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、主に2018年に読んだ77冊分となりました。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ただ、仕事を優先する関係上、どうしてもアップは後回しになっています。読んでからアップするまでの日数は1年1カ月に伸びてしまいました。この期間を質を落とさずにさらに早めるのが去年に引き続いての課題です。
舞台観劇と映画鑑賞のレビューについては、遅れずに書けているのですが。
書くという行為への熱意は衰えていませんので、引き続き続けていくつもりです。

§ 今年の読書 目次 読書については、今年は105冊読みました。
ジャンルを問わずの乱読傾向は相変わらずです。105冊についてそれぞれに思い入れは深く、その中のベストを選ぶといったおこがましいことはしません。
また、今年は一人の文人の展示会を訪問しました。「世田谷文学館(小松左京展)」。とても刺激を受けました。
今年は本の著者とのご縁があった年です。
「最軽量のマネジメント」の山田理さんはCybozu Days 2019 in Tokyoのサイボウズ商店でお会いし、手渡しで本を購入しました。
「天津飯の謎」の早川貴正さんは私の人生の師匠でもありますが、献本していただきました。早速読ませていただき、年末に関西に帰った際は天津丼を。

§ 今年の映画 目次 映画鑑賞については、今年は4本観劇しました。
アラジン」「DINER」「少女は夜明けに夢を見る」「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」。
観たかったのに見れなかった映画もたくさんあります。ですが、私の持ち時間の少なさからみて、よく見たほうだと思います。
「少女は夜明けに夢を見る」はとても硬派なドキュメンタリーで私の視野を広げてくれました。
「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」は42年にわたって語り継がれた壮大なサーガの最終章で、感慨もひとしおでした。

§ 今年の舞台 目次 舞台については、今年度は3本を鑑賞しました。
二人静 第四回 金春流能楽師中村昌弘の会」「エビータ」「あさあさ新喜劇 「しみけんのミッションインポジティブ」
このどの作品もが多彩な経験を与えてくれました。
私にとって宝塚はただいま忌避の対象なので、一本も見に行っていません。
来年は寄席も観たいと思っています。

§ 今年の音楽 目次 今年はコンサートは何度かイベントで生演奏を楽しんでいます。
劇団四季の主役を張れる方のプライベートな歌唱を聞いたり。一人で男声と女声を出せる方の超絶技巧に聞きほれたり。
次女が中学校を卒業する際、在籍していた吹奏楽部の演奏会もクライマックスでした。
カラオケは二回。1月に家族で、12月に秘密基地で大いに歌いました。
あと、ジョアン・ジルベルトがなくなったことが印象に残っています。

§ 今年の美術 目次 今年は美術にも様々な機会で触れられました。
2月には、長女の高校の卒業制作展で素晴らしい作品の数々を観させて頂きました。
3月には、東京都美術館で「奇想の系譜展(3/30)」を観覧しました。江戸時代の奇想絵師が一同にそろっており、見ごたえある絵の数々にうならされました。「伊藤若冲」「曽我蕭白」「長沢芦雪」「岩佐又兵衛」「狩野山雪」「白隠慧鶴」「鈴木其一」「歌川国芳」 の諸作品。
どれもが私の想像力の枠を揺さぶってくれましたし、とても絵が描きたくなりました。
図録も購入したのでじっくり見てみたいと思っています。
4月には、原田マハさんの『楽園のカンヴァス』を読み、アンリ・ルソーと言う作家に興味を持ちました。
まだ美術に関しては知らない作家が多い私。無知を恥じるとともに、少しでも無知を無くすためにも、引き続き美術には興味を持っていきたいと思っています。
5月には、仕事かえりに立ち寄った板橋区の日本書道美術館を訪問しました(5/22)。
平成に書かれた書を振り返る展示会でありながら、平安を思わせる流麗なくずし字の数々は、私に新鮮で不思議な感覚を与えてくれました。
また、この日は昭和初期に作られた常盤台近辺の街並みや建物をじっくりと見る事ができました。とても良い経験がある得られました。
あとは「名探偵コナン」で知られる青山剛昌氏の貴重な資料が展示された青山剛昌ふるさと館は忘れてはなりません。幼少時のスケッチや街中に見られるコナンのキャラクターたちの像。地域貢献の生きた実例が見られました(5/1)。
6月には、大垣市で「奥の細道むすびの地記念館」では、俳句の世界を詳しく紹介する展示に興味津々でした。
旅と芸術が結びついた見事な実例が見られました(6/5)。
7月には、中正紀念堂で催されていた「幾可亂真 | 超寫實人體雕塑展」は、リアルな人体の塑像が展示されており、図録やポスターを見ただけですが、とても印象に残りました(7/22)。
また、薹湾国鉄の瑞芳駅の連絡通路には現地の小学生の絵画が飾られていて、それも印象に残りました。
長女が夏休みの課題で、優れた広告を探し求めており、私もそれに付き合って、台湾の広告に目を凝らしていたため、美術鑑賞においては満腹の気分です。
9月には、国立博物館の「三国志展」に行きました(9/1)。
小説やゲームで親しんできた三国志の世界が、実際の文物で遺されているのを見た事は、とても良い経験でした。
三国志が創造の物語ではなく、史実に基づいていることを実感した一時でした。また三国志が読みたくなりました。
11月には、東京の国立劇場の横にある伝統芸能情報館で、歌川豊国 ―歌川派の役者絵―を観覧しました(11/19)。
江戸時代の絵画の魅力に触/れたのは3月の東京都美術館での「奇想の系譜展」でしたが、またその時の興奮が思い出されます。
また、自然の織り成す奇跡的な美しさそのものが美術作品だといえます。今月は感動する景色に何度も出会えました。
一色海岸で見た夕日の美しさは生涯で見た夕日でも屈指のものでした(11/4)。
夕日を背後にした富士山の美しさと足元のZOZOマリンスタジアムの明かりの取り合わせも目に焼き付きました(11/6)。
家族で訪れた昭和記念公園のイチョウや池に映った借景のすばらしさも忘れれらません(11/17)。
また、下北山村は紅葉が最盛期を迎えていて、素晴らしい色彩を身にまとった木々は一幅の絵のようでした(11/25-27)。明神池の美しさにも目を奪われました(11/25-27)。
また見事なチョークアートにも出会えました。妻と訪れた川崎市麻生区のON THE HILL COFFEE様です(11/3)。
妻と結婚二十周年で訪れたリゾナーレ八ヶ岳ではワインのボトルでできたツリーが無数に並び、私たちを祝福してくれました(11/21-22)。
そうした美しい景色にたくさん出会えたのは芸術の秋にふさわしく、私の目を養ってくれました。

§ 今年のスポーツ 目次 今年のスポーツにはやる方も見る方も思い出に残ることが多かったです。
1月には、サッカーのアジアカップの活躍、大坂なおみ選手の全豪オープン優勝など、テレビ観戦で盛り上がりました。
また、昨年に続いて伊勢ヶ濱部屋の初場所打ち上げ式にも参加させていただきました。
大山に登ったのもいい思い出です。
3月には、千葉の鋸山に登る予定でしたが雨で中止になってしまいました。なのでその前日に三次の尾関山と、前々日に鞆城跡に登った程度です。あと小野路城跡もかなり巡りました。
また、イチロー選手の引退はやはりショックでした。
引退から二日ほど私もイチローロスに追いやられました。そもそもドームのチケット入手にも失敗しましたし。
同学年の偉大な選手が第一線を去ることは、私自身にも同じ日が来ることを意識させられます。
各種のスポーツが開幕しましたが、イチロー選手の抜けた穴はしばらく埋まらないことでしょう。
4月には、二カ所の山登りを行いました。
最初は高松山へ(4/7)。12名のパーティーの一人として。一緒に登りました。最明寺史跡公園では満開の花を楽しみました。すばらしい体験だったと思います。その後もとてもおいしい料理を召し上がることができました。あのタケノコの味は生涯でもベストに入ることでしょう。
二つ目の山のぼりは石老山へ1人で登ってきました(4/28)。皇太子殿下が登られた山であり、令和の時代がすぐそこに来ているタイミングにはピッタリでした。
その直前には牧馬小滝と大滝にも行きましたが、なかなかの難コースでした。
また、霧降の滝から霧降隠れ三滝のコースも長めの道を歩きました(4/21)
5月には、連休中にビリヤードを楽しみました。数年ぶりのビリヤードはかつての熱中を思い出させる貴重な経験でした。また復活したくなりました。
6月には、雨中の山登りを初体験しました(6/9)。高尾山泊まりで景信山や陣馬山には訪れたことがなかったのですが、ようやくの訪問ができました。
雨中の登山は初めてでしたが、その分、初心者向けコースだったため安心して登れました。
雨なのにけっこうな数の登山者がいたのが印象的でした。
7月には、至仏山を登ったことに尽きます。私にとって日本百名山の二峰目です。19名で登った思い出はいつまでも残ることでしょう(7/21)。
ほんの少しだけ「高山病かな」と思える頭の重さも初体験。
山の天気の変わりやすさを如実に感じたのも新鮮な体験でした。
また、達成こそできませんでしたが、雨の中、厚木の七沢温泉の奥、谷太郎川渓谷から不動尻を歩き、ヒルにも負けず雨の中を歩き回ったのはよい思い出となりました。
また、ウインブルドンの季節です。仕事しながら夜中までフェデラーとジョコビッチの熱戦にこぶしを握ったのもよい思い出です。
8月には、帰省の際に甲山と六甲山には訪れました
が、7月に登った至仏山に比べればスポーツとは呼べません。六甲山も最高峰のすぐそばまで車で訪れたので。もちろん、旅の中であれこれと山を歩いたりはしましたが。
9月には、乗鞍高原で滝巡りをするなかで、ずいぶんと歩き回りました。日々のサテライトオフィスへの往き帰りも歩きを励行しました。運動量は確保できたと思います。
また、なんと言ってもラグビーワールドカップに尽きます。中でも日本が世界ランキング一位のアイルランドを破ったジャイアントキリングは、前回大会に続いて鳥肌が立ちました。
10月には、守屋山(10/5)と御前山(10/27)の二つの山に登りました。
前者は1600メートル超、後者は1400メートル超。登り甲斐のある山でした。
御前山への道中にはサス沢山と惣岳山にも登りました。山はいいですね。
それと、ラグビーワールドカップで盛り上がりました。中でも日本がスコットランドを破って決勝トーナメントに進んだ偉業は今月のトピックです。
11月には、いくつかの滝へアタックした際に山道は歩きました。
特にアタックに失敗した双門の滝、三重の滝への道はなかなか大変でした。前者では両手に傷を負いましたし。
スポーツ観戦でも相撲や野球やボクシングやサッカーなどテレビ画面上ではあるものの楽しめました。
12月には、ブラインドサッカーのチャレンジカップの試合が町田市立体育館で開催され、観に行ってきました(12/8)。
モロッコ代表を迎えての日本代表の試合でしたが、世界ランキングの差よりも大きなレベルの違いを感じました。モロッコ代表のドリブルやシュートのすばらしさが印象に残りました。
ブラインドサッカーは8年前に初めて観て以来、一度はきちんと試合を見に行きたいと思っていました。見られて満足です。

§ 今年の滝 目次 今年は日本の滝百選の滝を8カ所訪れる目標を立てていました。
結果、再訪を含めると7か所を訪れる事ができました。
「常清滝」「霧降の滝」「養老の滝」「三本滝」「不動七重の滝」「笹の滝」「箕面大滝」。どれもが百選にふさわしい名瀑です。
「常清滝」は広島県で唯一日本の滝百選に選ばれた名瀑。もちろん初訪問です。落差も十分にある三段瀑は見応えがあり、去りがたく思いました。近くの稲滝も道なき道を歩き、木々を乗り越えた行った先にあり、私の印象に残っています。

もちろん、それ以外の滝でも印象に残る滝はたくさんありました。
「高座の滝(1/3)」「元瀧(1/14)」「二重滝(1/14)」「地蔵堂の滝(2/11)」「常清滝(3/2)」「稲滝(3/2)」「髭僧の滝(4/14)」「霧降の滝(4/21)」「丁字滝(4/21)」「玉簾の滝(4/21)」「マックラ滝(4/21)」「牧馬小滝(4/28)」「牧馬大滝(4/28)」「亀の尾の滝(5/2)」「不動尻渓谷の滝(7/13)」「眼鏡洞瀑布(7/24)」「十分瀑布(7/24)」「盤滝(8/3)」「そうせいの滝(8/18)」「頼光対面の滝(8/25)」「銚子ヶ渕(8/25)」「三本滝(9/15)」「善五郎の滝(9/15)」「番所大滝(9/15)」「番所小滝(9/15)」「ゴハンギョウの滝(10/27)」「栃寄の名もなき滝(10/27)」「栃寄の名もなき滝(10/27)」「栃寄の名もなき滝(10/27)」「噴井の滝(11/4)」「黒瀬滝(11/25)」「不動七重の滝(11/26)」「前鬼川沿いの滝(11/26)」「前鬼川沿いの滝(11/26)」「大泰の滝(11/27)」「清納の滝(11/27)」「不動滝(11/27)」「笹の滝(11/27)」。
マックラ滝と牧馬大滝には印象を受けました。
4月には「マツコの知らない世界」で日本の滝が取り上げられ、三名の滝トリオが春こそ滝を訪れるべき、とおっしゃっていたのに感化されました。
7月に訪れた二つの瀑布は、初めて訪れた海外の滝です。ともに見応えのある滝で、じっくりと堪能しました。平渓線の車窓からは他にも数滝を見かけましたが、このあたりは他にも名瀑があるようなので、またじっくり巡ってみたいと思います。
そうせいの滝は、ビジネスバックとノートPCをもって人のあまり通らぬけものみちをかき分け、滝の前でしばらく仕事をしました。それまでの苦労を報いるように、一心に集中できました。記憶に残ります。
9月におとずれた四ヶ所の滝は、いずれも乗鞍岳から流れた溶岩流にある滝です。三本滝は私にとって32カ所目となる日本の滝百選に選ばれた滝。
一度に種類の違う三種類の滝を見ることができる、滝好きにとっては劇場のような場所です。善五郎の滝や番所大滝も堂々たる滝姿で、百選の滝にもまさるとも劣らない滝でした。
10月に訪れた四ヶ所の滝は、大雨の影響で一時的な滝も含んでいます。
とくに落差数百メートルにもなると思われる段瀑を見たときは感動しました。この大雨が東日本に多大な損害を与えたことを考えると複雑な思いに囚われましたが。
11月には、九ヶ所の滝を訪れました。この中で不動七重の滝は私にとって日本の滝百選のうち33カ所目の滝です。そして笹の滝は34カ所目となりました。ようやく百選の3分の1を訪れられました。
まだまだ訪れるべき滝は多く、百選に選ばれていなくても滝には滝の魅力があります。今月は名瀑が多数ある奈良県の滝々を初めて訪れられました。アタックに失敗した双門の滝や三重の滝にもまた再チャレンジしたいと思います。

§ 今年の旅行 目次 今年は、今までの人生でも納得できる旅行ができました。
1月には、年始に関西をかなり縦横に動き回りました。東京に帰ってからも大山に登ったり、狭山湖を訪れたり。
2月には、仕事で移動しつつ、キン肉マンスタンプラリーでかなりの駅を訪問しました。
3月には、笠岡、鞆の浦、福山、三次への旅が印象に残っています。
この時、島根にも足を踏み入れ、年間を通しても思い出に残る旅となりました。
そのあと仕事がハードな状況に陥りましたが、耐え抜けたのもこの旅行のおかげです。
4月には、高松山のハイキングと日光、さらに牧馬の二滝と石老山の訪問が印象に残っています。
最終日の二日は家族で関西に帰省しました。どれも忘れられない思い出です。
5月には、連休でかなり旅をしました。
関西の実家から鳥取と出雲を二日続けて往復し、学生時代ですらやったことのない弾丸ツアーを完遂しました。
東京に帰る途中には沼津港に寄り、美味い魚を食べました。
6月には、名古屋に訪れた翌日に桑名、養老の滝、大垣を訪れました。
大垣市で訪れた「奥の細道むすびの地記念館」で旅に生きた芭蕉翁の生きざまに触れたにも関わらず、仕事に終始してしまった月だったので、6/12と6/13は連続して日本橋や銀座界隈の各地のアンテナショップを訪れ、かろうじて旅の渇きを癒やしました。
7月には、尾瀬~至仏山の旅と、その翌日から家族で3泊四日の台湾旅行を行うなど、充実できました。
前者は壮大な尾瀬の景色に魂を洗われ、後者は14年ぶりに家族そろっての国外旅行を満喫できました。
今まで国外に連れて行ってやれず、心残りでしたが、少しは娘たちに何かしてやれたと思っています。
8月には、帰省の旅で京都を巡りました(8/4)。六甲山地も巡りました(8/3)。
高尾山に訪れた事と、愛川町を巡り、総火演の帰りに小山町を巡るなどもしました。
9月には、乗鞍高原を訪れた旅(9/15)と、夕方からではありますが、茅ヶ崎を歩いた小さな旅(9/28)の二回の旅を敢行しました。
あと、月末(9/30)に鎌倉を訪れたことも印象に残っています。
10月には、諏訪の旅(10/5)と長井散策(10/14)の奥多摩登山(10/27)と三回の旅を楽しんでいます。
大雨や台風の合間を縫って訪れただけあって、あるがままの自然に印象を受けました。
11月には、葉山散策(11/4)と幕張訪問(11/6-8)と鎌倉訪問(11/14)と昭和記念公園散策(11/17)とリゾナーレ八ヶ岳泊(11/21-22)と下北山村泊(11/25-27)の六回の旅で充実しました。
多くは仕事も交えながらの訪問でしたが、逆にそれが仕事の成果にもつながるなど、ワーケーションのコツをつかみつつあるように思えました。
12月には、下田への旅(12/21)と大みそかの伊勢神宮の旅(12/31)の二回の旅で締めました。

§ 今年の駅鉄 目次 趣味の駅巡りは25駅。昨年の倍以上に行きました。
「武庫川駅(1/1)」「水間観音駅(1/2)」「尾関山駅(3/2)」「江平駅(3/2)」「宇都井駅(3/2)」「八王子みなみ野駅」「有明駅(4/19)」「日光駅(4/21)」「上今市駅(4/21)」「由良駅(5/1)」「出雲大社前駅(5/2)」「恩田駅(5/19)」「ときわ台駅(5/22/)」「養老鉄道桑名駅(6/5)」「養老駅(6/5)」「入谷駅(7/13)」「瑞芳駅(7/23,7/24)」「十分駅(7/24)」「足柄駅(8/25)」「新島々駅(9/15)」「渕東駅(9/15)」「極楽寺駅(9/30)」「鎌倉高校前駅(9/30)」「西武立川(10/26)」「掖上駅(11/25)」
三江線の廃止された駅や台湾の駅など、個性的な駅にも訪問できました。
。それぞれに周囲の光景と共に興味深い駅たちでした。ただ、これらの駅で撮った写真をまとめてブログにアップするにはまだ時間がかかりそうです。

§ 今年の酒楽 目次 今年は私の酒履歴に欠かせない一年となりました。
相当な回数を飲んだのですが、酒関連で欠かせないイベントとなると、Gin Festival in Tokyo、Rum Connection in Tokyo、Whisky Festival in Tokyoの三つでしょうか。あまりにも多いので、詳細は月ごとのページをご参照ください。

§ 今年のその他活動 目次 人生も半分を過ぎ、まだ焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えは見えません。
・三年前に二枚、一昨年に五枚、昨年に九枚入手したマンホールカードの収集。今年は十五枚入手しました。
「大阪府泉佐野市(1/2)」「岡山県笠岡市(3/1)」「兵庫県芦屋市(3/3)」「神奈川県中井町(4/14)」「千葉県船橋市(5/17)」「神奈川県相模原市(5/23)」「三重県桑名市(6/5)」「岐阜県大垣市(6/5)」「大阪府高槻市(8/2)」「神奈川県愛川町(8/18)」「静岡県御殿場市(8/25)」「静岡県小山町(8/25)」「東京都町田市(9/18)」「東京都多摩市(10/26)」「東京都多摩市(10/26)」「三重県伊勢市(12/31)」
来年も折を見て各地でゲットしようと思っています。
・ダムカードも二枚いただきました。池原ダム(11/25)と七色ダム(11/25)です。
・風景印も二つ。「鞆郵便局(3/1)」「下北山郵便局(11/27)」。
・灯台も四カ所回っています。「今津灯台(1/1)」「常夜燈(3/1)」「日御碕灯台(5/2)」「住吉燈台(6/5)」。
・旅先で訪れた資料館・博物館・美術館では勉強しました。「カブトガニ博物館(3/1)「鞆の浦歴史民俗資料館(3/1)」「いろは丸資料館(3/1)」「親孝行のふるさと会館(6/5)」「奥の細道むすびの地記念館(6/5)」「中正紀念堂(7/22)」「高槻市立しろあと歴史館(8/2)」「東京国立博物館(9/1)」「世田谷文学館(10/13)」「井上成美記念館(10/14)」「東京理科大学 秋山仁の数学体験館(11/1)」「葉山しおさい博物館(11/4)」「伝統芸能情報館(11/19)」「お肉の情報館(12/3)」。
・城もあちこち訪れました。「鷹尾山城(1/3)」「鞆城跡(3/1)」「尾関山城(3/2)」「小野路城跡(3/16)」「大垣城(6/5)」「高槻城(8/2)」「田代城(8/18)」「松本城(9/15)」「有賀城(10/5)」「長井城(10/14)」。
・訪れた神社は以下の通り。「楠霊神社(1/1)」「西宮神社(1/2)」「春日神社(1/6) 」「大山阿夫利神社(下社)(1/14) 」「 大山阿夫利神社(上社)(1/14) 」「水天宮平沼神社(1/28) 」「水天宮平沼神社(2/18)」「春日神社(3/20)」「靖国神社(4/3)」「山王日枝神社(4/5)」「瀧尾神社(4/21)」「恵比寿神社(4/22)」「西宮神社(4/30)」「長浜神社(5/2)」「出雲大社(5/2)」「北原国造館(5/2)」「日御碕神社(5/2)」「野津田神社(5/5)」「雉子神社(5/15)」「稲荷神社(5/17)」「平河天満宮(5/21)」「板橋天祖神社(5/22)」「山王稲荷神社(6/23)」「八坂神社(6/23)」「猿田彦神社(6/23)」「山王日枝神社(6/23)」「野見神社(8/2)」「永井神社(8/2)」「厳島神社(8/3)」「観亀稲荷神社(8/4)」「賀茂別雷神社(8/4)」「伊勢山皇大神宮(8/6)」「白鳥神社(8/19)」「成子天神社(8/23)」「嶽之下宮奥宮(8/25)」「乃木神社(9/23)」「御霊神社(9/30)」「守屋神社 奥宮(10/5)」「住吉神社(10/14)」「岡上神社(10/22)」「神楽坂 若宮八幡神社(11/1)」「池神社(11/25)」「龍王社(12/21)」「豊受大神宮(12/31)」「猿田彦神社(12/31)」「佐瑠女神社(12/31)」「皇大神宮(12/31)」。
今年から神社でお参りする度、口で願いを述べ、「努力します」を三回繰り返しています。
ただ漠然と願うだけでは自分の思い描く未来は送れないからです。
・訪れた寺は以下の通り。「高尾山 薬王寺(6/9)」「大圓寺(7/5)」「清正公堂(7/12)」「龍山寺(7/22)」「神呪寺(8/3)」「高尾山薬王院(8/12)」「極楽寺(9/30)」「虚空蔵堂(9/30)」「江音寺(10/5)」「勧明寺(10/14)」「善国寺(11/1)」「宝福寺(12/21)」。
・登った山は十つ。「鷹尾山(1/3)」「城山(1/3)」「大山(1/10)」「陣馬山(6/9)」「景信山(6/9)」「高尾山(6/9)」「至仏山(7/21)」「小至仏山(7/21)」「甲山(8/3)」「六甲山(8/3)」
・訪れた公園は以下の通り。「鳴尾浜臨海公園(1/1)」「相模原麻溝公園(1/20)」「所沢航空記念公園(2/2)」「薬師池公園(2/17)」「恐竜公園(3/1)」「尾関山公園(3/2)」「鍋島松濤公園(3/13)」「薬師池公園(3/17)(3/21)(3/27)」「上野恩寵公園(3/30)」「東郷元帥記念公園(4/3)」「最明寺史跡公園(4/7)」「こどもの国(4/12)」「田原ふるさと公園(4/14)」「薬師池公園(5/8)(5/25)」「山陽新幹線記念公園(8/3)」「薬師池公園 蓮園(8/5)」「掃部山公園(8/6)」「広袴公園(8/19)」「桜公園(8/25)」「富士山樹空の森(8/25)」「清水谷公園(9/23)」「荒崎公園(10/14)」「萬葉草花苑(10/19)」「城南島海浜公園(10/30)」「薬師池公園(10/31)」「若宮公園(11/1)」「葉山しおさい公園(11/4)」「昭和記念公園(11/17)」「池の平公園(11/25、26、27)」「竜宮公園(12/21)」「箕面公園(12/30)」
・訪れた温泉は以下の通り。「鶴巻温泉 弘法の里湯(4/7)」「ゆめみ処 お風呂の王様町田店(4/17)」「京王高尾山温泉 極楽湯(6/9)」「わたすげの湯(7/21)」「宮の湯(10/5)」「梅の湯(10/27)」「きなりの湯(11/25)(11/27)」「おくとろ温泉(11/26)」
・訪れた史跡・遺跡は以下の通り。「今津六角堂(1/1)」「旧新橋停車場 鉄道歴史展示室(2/5)」「枡屋清右衛門宅跡(3/1)」「大正天皇 多摩陵(3/8)」「貞明皇后 多摩東陵(3/8)」「 昭和天皇 武蔵野陵(3/8) 」「香淳皇后 武蔵野東陵(3/8)」「最明寺史跡公園(4/7)」「源実朝公首塚(4/14)」「船町道標(6/5)」「中正紀念堂(7/22)」「前原塚古墳(8/17)」「三増合戦場跡(8/18)」「武田信玄旗立松(8/18)」「前原塚古墳(9/21)」「猪方小川塚古墳(9/21)」
・訪れた砲台は以下の通り。「今津砲台(1/1)」
・訪れた果樹園は以下の通り。「アクアファーム(2/11)」
・訪れた動物園は二カ所。「高宕山自然動物園(2/11)」「上野動物園(2/16)」
・訪れた水族館は一か所。「葛西臨海水族園(9/16)」
・訪れた能楽堂は一か所。「矢来能楽堂(11/1)」
・訪れたダムは三カ所。「狭山湖(1/13)」「小河内ダム(10/27)」「川迫ダム(11/25)」「池原ダム(11/25)」

私がまだ訪れていない場所の多さにめまいがします。他の活動もまだまだやりたいことがいっぱいあったのですがとても時間がありませんでした。
それぞれの場所で俳句も読みました。数年前から興が乗るたびに読んでいましたが、振り返ってみると今年も結構な数を詠んでいます。

あらためて「公」「私」を振り返ってみました。今年は冒頭に書いた通り、満足度は高いです。良い一年だったと思います。あとはムラを生じさせる原因を来年どう防いでいくかですね。特にムラ、が重要になりそうです。後1日、今年を無事に締めくくり、来年へと繋げようと思います。


2019年のまとめ(法人)


今年も一年のまとめを書きます。
今年から各月を法人と個人に分けていますが、年のまとめも同様に法人と個人に分けます。

公私の「公」

●弊社の業績
§ 総括 目次

 

今年度は売上だけで考えれば、過去最高の実績を上げられそうです。今期はあと三ヶ月残っていますが、売上見込みも粗利見込みもたっています。何とか黒字も達成できそうです。
が、一概に喜ぶわけにはいきません。
まず反省しなければならないのは、上半期の抱負はまとめたのに、下半期の抱負を忘れていたことです。
その時、バグを出してしまい、その後始末で大変だったことは理由になりません。これは怠慢としかいいようがないです。
あと、上半期は人を雇う予定がとうとう実現なりませんでした。経営計画の策定もとうとうやらずじまいでした。この二点は完全に計画倒れでした。
一方で、少しずつ弊社の認知度が上がってきたのはよいニュースだといえます。
代表が複数の集まりに参加し、かなりの数のイベントに参加しました。そうした活動によってお話をいただく案件の質が変わってきたように思います。

§ 業務パートナー 目次

 

一昨年度に業務パートナーを増やし、ある程度の自由と自発に委ね、失敗した経験から、少しそうした活動に臆病になっていました。が、今年は改善に動きました。

6月にサテライトオフィスを開設し、そこにパートナー企業様と同じオフィスを構えることで、少しずつ案件を受けられる可能性を増やそうとしたのです。

ところが、技術者の育成の手間が増えることには変わり有りません。それはまだ道半ばだといえましょう。
そうした施策の一方、お客様から期待される弊社の代表の役割が技術者の統括や技術の伝達や、さらに案件の進捗管理や顧客との折衝に移りつつあります。
代表が一か所で作業するのが不得手であり、そうした外部でのご依頼も増えてきたため、サテライトオフィスでパートナー企業と一緒になる機会は週一度であり、サテライトオフィスで作業するのは休日と夜間が主となっています。
この点は来年の課題だと思っています。

§ 開発案件 目次

 

 今年はkintone案件が7、8割を占めるまでになったので、浅く広く手を出すことで自らの首を絞める愚は犯さずにすみました。
これも弊社の発信がようやく効き始めてきた成果だといえます。

弊社代表がkintoneエバンジェリストとして引き続き活躍するためには、kintoneの資格取得者であることも有効です。なので、9、10、12月にkintoneアソシエイト(9月)、kintoneアプリデザインスペシャリスト(10月)、kintoneアプリカスタマイズスペシャリスト(12月)、kintoneセールスアドバイザー(12月)の試験を受け、合格しました。
カスタマイズスペシャリストだけは一度落ちてしまい、再挑戦を余儀なくされましたが。

さらに弊社はサイボウズ社のオフィシャルパートナーとしても認定していただきました(11月)。
こうした施策が効果を上げ、開発案件を選んで受けられるようになっています。
年末にはタイからのご依頼までいただき、そうした意味でもkintoneはさらに面白くなりそうです。

また、開発案件を絞ったとはいえ、新たな挑戦や勉強にも取り組んでいます。
今年の前半はAWS上でLambda、API Gateway、Route53、ロードバランサー、Elastic IP、ECS、EC2、Aurora、Batch、CloudWatch、ECRなどのサービス化注力しました。またSalesForceとkintone、boxとkintone、Google Cloud Platformとkintone、freeeとkintoneなどの連携にも注力しました。
言語環境や開発環境については日進月歩の業界なので、勉強し続けなければなりません。停滞は許されませんので。

§ 業務基盤の堅牢化 目次

 

昨年度から取り組んでいるこの課題こそ弊社の一番の悩みです。
家計と法人の財布の混在を完全に分け、資産表や収支表はきっちり顧問税理士の先生に管理していただいています。が、まだ改善すべき点が山積みです。
その課題は、12月に入って家計のトラブルがビジネス側に波及することで顕在化しました。
財務の正常化が弊社の今後を大きく左右すると認識しています。同時に、経営計画や事業計画書の策定にも取り掛かっています。しかしこれらの計画は結局ものにできていません。
今年はIT導入補助金導入支援事業者にも選定されました。そこで得た信用をより厚くしなければ。

§ 社内体制 目次

 

弊社の弱点は財務のほかに、私一人が実質的な経営者と作業者を兼ねていることです。
この壁は、個人事業主が企業経営者として突破すべき壁でもあります。
この壁を破るため、最初の3カ月で雇用に向けて動いたのですが、結局、その壁はまだ乗り越えられていません。

§ 2019年度売上見込み 目次

 

上記の通り、売上を確保しつつ、粗利も確保できるようになりつつあります。
今のペースを続けられれば、決算でも2018年度の実績より上回れることでしょう。
ただ、残り三カ月の努力が重要なのは言うまでもありません。

§ 人脈の構築 目次

 

今年は登壇も含めて露出および交流を増やしました。
名刺コレクターに堕することなく、有効な人脈の構築に専念することで、重要なステークホルダーの方とのご縁が多く作れました。
Facebookを見る時間は一日に5分程度ですが、Twitterでの露出も増やし、焦点を定めた交流を心がけることで有効な営業チャネルがたくさん作れました。それが今年の充実した活動に繋がったと思っています。
来年度も今年のノウハウを活かしつつ、引き続き新たなご縁をいただければと思っています。
単なる仕事上のつながり、SNS上のみつながりだけでなく双方に良い関係を。
ただ、代表個人の時間には限りがあり、お誘いしてもらったイベントの多くに参加できていません。この点は申し訳ないと思っています。

§ 対外活動 目次

 

2019年度は登壇の機会を多くいただきました。合計8回。
まず3月は「kintone Café 広島 Vol.12@福山」「EBISU Tech Night Vol.7」で登壇。
8月は「EBISU Tech Night」「kintone Café 東京 Vol.8 @多摩」で登壇。
11月は「「雇われない働き方」」「kintone Café 東京 Vol.9」で登壇。
12月は「freee Open Guild #07」「EBISU Tech Night Vol.8」で登壇。kintone Café 東京は主催も担っています。
機会を与えて下さった運営の方々には感謝しかありません。

他にもさまざまなサービスのエバンジェリストの方が集まるDevRel Conference Tokyo、DevRelCon Tokyoにも。前者は全て英語だったので、とても刺激になりました。
英語で会話ができないことに危機感を感じ、en_jp_meetupに参加して英語を話す勉強をしたことも今年の努力です。
また、cybozu Days 2019の前日に行われた「kintone evaCamp」でもkintone仲間とご縁をいただきました。他社サービスのエバンジェリストの方とご縁をもらい、とてもよい刺激を吸収しました。昨年に続いてCybozu Days 2019に初めて両日とも全て参加しました。1月にはkintone Café 埼玉、3月にはkintone Café 広島にも参加できましたし。
また、freeeさんとのご縁もできました。「クラウド × APIで実現!次世代バックオフィス構築セミナー」で得たご縁はさまざまなお仕事につながり、12月にfreeeさんで登壇するご縁にもつながっています。来年以降のお仕事にもつながっていきそうです。
「Tegakiセミナー」「RPAセミナー」「フォルケ・ホイスコーレキックオフ」「AWS Summit Tokyo」「サービスインテリジェンス研究会」「AI勉強会」などの違う分野の勉強を行ったのも今年です。
ワーケーションにいよいよ本腰を入れはじめました。家族で訪れた台湾でも仕事をし、11月には紀伊半島はたらく・くらすプロジェクトに参加し、報告会でも素晴らしい時間を過ごしました。このご縁も今後の弊社にとって一つの武器となりそうです。
社会にも貢献したいと思い、「少女は夜明けに夢を見る」の試写会にも参加し、新たな見聞を広めました。

他にもイベントや勉強会、セミナーなどあれこれと参加させていただきました。以下に列挙しています。
「パートナー企業新年会(1/11)」「非営利団体新年会(1/12)」「山登りグル―プ 道具選びの会(1/16)」「kintone Café 埼玉 Vol.5(1/19)」「とり吉新年会(1/23)」「伊勢ヶ濱部屋初場所打上式(1/27)」「NECネッツエスアイ様Customer’s Fair 2019(2/14)」「社団法人様セミナー(2/14)」「以前の常駐先のメンバーとサバ(2/15)」「ビジネス交流会(2/21)」「お客様キックオフパーティー(2/27)」「kintone Café 広島 Vol.12@福山(3/1)」「関西大学東京経済人倶楽部 第四回カイザーオープンセミナー(3/7)」「フォルケ・ホイ・スコーレキックオフ(3/7)」「DevRelCon Tokyo 2019(3/9)」「EBISU Tech Night Vol.7(3/22)」「お客様の秘密基地開設パーティー(3/26)」「en_jp meetup(4/3)」「怪獣酒場で交流会(4/4)」「ニコマコス交流会(4/11)」「八重桜を愛でる会(4/13)」「クラウド × APIで実現!次世代バックオフィス構築セミナー(5/15)」「技術者交流会(5/24)」「産業技術総合研究所のサービスインテリジェンス研究会(5/28)」「BNIゲスト参加(5/29)」「AWS  Summit Tokyo 2019(6/14)」「kintone DevCamp(7/26)」「EBISU Tech Night(8/23)」「kintone Café 東京 Vol.8 @多摩(8/30)」「Tegakiセミナー(9/5)」「我慢しないで働ける社会を作る(RPAセミナー)(9/6)」「DevRel Conference(9/7)」「kintone エバンジェリスト説明会(9/12)」「kintoneアソシエイト試験(9/13)」「kintone アプリカスタマイズスペシャリスト試験(9/27)」「Node-RED UG #9(9/27)」「fablab鎌倉見学(9/30)」「RPAセミナー(10/15)」「kintone エバンジェリストフィードバック会(10/15)」「AI勉強会(10/15)」「少女は夜明けに夢をみる試写会(10/17)」「kintoneアプリデザインスペシャリスト試験(10/18)」「AI・自動認識総合展(10/24)」「kintone EvaCamp 2019(11/6)」「Cybozu Days 2019 in 東京(11/7-8)」「「雇われない働き方」(11/14)」「kintone Café 東京 Vol.9(11/15)」「Cybozu社オフィシャルパートナー面談(11/19)」「AI勉強会(11/20)」「紀伊半島はたらく・くらすプロジェクト(11/25-27)」「kintone アプリカスタマイズスペシャリスト試験(12/10)」「freee Open Guild #07(12/18)」「紀伊半島はたらく・くらすプロジェクト報告会(12/20)」「EBISU Tech Night Vol.9(12/20)」

上記のうち、登壇したイベントや、強い印象を受けたイベントについては記事に以下の記事にアップしています。また弊社としてのトピックについても記事としてアップしています。
 ・kintone Café 広島 vol.12 @福山に登壇しました
 ・DevRelConに参加して思った技術者のこれから
 ・【IT導入補助金】IT導入支援事業者に採択されました。
 ・kintone Café 東京 Vol.8 @多摩を開催しました
 ・kintone EvaCamp 2019に参加しました
 ・Cybozu Days 2019 in 東京に行きました
 ・弊社はサイボウズ株式会社のオフィシャルパートナーとなりました
 ・「雇われない働き方」についてお話してきました
 ・kintone Café 東京 Vol.9を開催しました
 ・コーチングのグラフってkintoneで出せるんやって!
 ・freee Open Guild #07でお話してきました
 ・ワーキングツリーにはkintoneとboxをお飾り!
 ・クラウド時代のセキュリティと題して登壇してきました

こうした場に参加することは、自分の知見を高めるだけでなく、そこで得たご縁が次の仕事につながるため重要です。あらためて今年はそのことを感じました。
来年はkintone Caféを町田で開き、神奈川で開くほかに、freee Open Guildの運営側としても関わることになりました。

§ 執筆活動 目次 一昨年にCarry Meさんの運用する本音採用でブログ「アクアビット 航海記」の連載をさせていただきましたが、これを今年から弊社サイトで連載し直することにしました。12月まで計16回分をアップしています。
今後は、五回に一度はコラムを挟みつつ、さらに書き継ぎたいと思っています。

本のレビューは78本、映画のレビューは4本、観劇のレビューは3本アップできました。
また、12月には上に書いた通りkintone Advent Calendarに2本で参加しています。
その他、物申すブログは5本。旅日記ブログは13本。その他の仕事に関したブログは21本。まとめ・抱負ブログは26本をアップしました。
2019年も書くことへの情熱が尽きることなく可能な限り書けた一年となりました。ただし、書いた内容はまとまった形にできていません。
11月になって代表が人生の師匠と目する方から出版した本を献本をしていただきました。そのことにとても刺激を受けました。
来年、何らかの成果として世に問いたいと思っています。

§ 妻のココデンタルクリニック 目次 妻のココデンタルクリニックは、新患さんも増えてはいるようです。が、2019年度は妻自身が別のお仕事に忙殺されてしまい、傍から見ていてもとても診療室経営に専念できているとはいえませんでした。
それは、昨年と同じく私の気分を大きく乱しています。
11月になり、新たな動きを促したところ、妻もそれに応えて動き出してくれているようです。
収入とやりがいの両立した状態に私はようやく足掛かりをつかみつつあるので、妻にもその状態まで登って欲しいと思っています。

§ 年表 目次
 各月の詳しい内容は各月のページで紹介しています。
 

あらためて「公」を振り返ってみました。今年は冒頭に書いた通り、満足度は高いです。良い一年だったと思います。あとはムラを生じさせる原因を来年どう防いでいくかですね。
あらためて、今年弊社と関りをもってくださった皆様、まことにありがとうございます。
後1日、今年を無事に締めくくり、来年へと繋げようと思います。


2019年12月のまとめ(個人)


今年から、毎月ごとに個人と法人を分けてまとめを書きます。

公私の「私」

●家族とのふれあい

§ 総括 先月は家族との時間が多く取れました。なんといっても結婚二十周年を迎えた月ですから。
今月は少し小休止。私が作業している日が多かったので。でも妻とは二回お出かけし、家族とも二回お出かけできました。長女が19歳になり、刻一刻と子離れの時期は近づいてきました。9月に吹き荒れた娘との反目はどこ吹く風で、おかげさまで平穏です。
次女は学校の来年の入学案内に登場する生徒に抜擢され、活躍している様子がうかがえます。
いずれにせよ娘たちは巣立ちます。私は仕事以外にやりたいことが盛りだくさんな人間なので、子離れや引退をきっかけに老け込まなさそうですが、限られた人生でも家族との時間を大切にしたいと思っています。

§ 月表 

 ・12月お出かけ

お肉の情報館,753 Cafe&Bar,まるはば,町田市立総合体育館,町田ITテストセンター,蔵家 SAKE LABO,IRISH PUB CELTS,某所でカラオケ,Starbucks,南町田グランベリーパーク,紀伊半島はたらく・くらすプロジェクト報告会,権八,龍宮窟,龍王社,竜宮公園,道の駅 開国下田みなと,Ra-maru,宝福寺,下田の街並み,地魚 回転寿司 魚どんや,狛の家,イオンシネマ新百合ヶ丘,洋麺屋 五右衛門,osteria deco,海鮮や港,Bar Kansui,イクスピアリ,OUTBACK STEAK HOUSE,BON VOYAGE,伊勢市観光案内所,伊勢神宮 外宮(豊受大神宮),多賀宮,土宮,風宮,猿田彦神社,佐瑠女神社,おかげ横丁,豚捨 おかげ横丁店,伊勢神宮 内宮(皇大神宮)佐瑠女神社,荒祭宮,ゑびや大食堂,岩座,伊勢萬,赤福 本店,おかげ横丁,宮忠,神路屋,くつろぎや

 ・12月ツイート

https://togetter.com/li/1448695

§ 家族のお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。
長女の誕生日にイクスピアリのOUTBACK STEAK HOUSEまで足を延ばし、BON VOYAGEで買い物を楽しみました(12/28)。1日でしたが楽しい時間を過ごしました。
あとは家族で年末年始の帰省で関西へ。あと何度こうやって一緒に実家に帰ってくれるかわかりませんが、今も付いて来てくれるだけありがたいと思っています。
クリスマス・イブも家族で家で食事をともにしました。七面鳥ももちろん。そうした機会が持てたのもうれしかったです。

§ 妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。
今月は二人で二回お出かけしました。
まず妻が小耳に入れてきた龍宮窟を見るために下田まで。かの「紅の豚」でポルコが根城にしていた場所によく似ていて、伊豆の島々が海に浮かぶ姿も良かったです。サンドスキー場の砂が液体のように流動していたことと、浜の石が粗くて波の引く音がカラコロと鳴っていたのが印象に残りました。下田バーガーや寿司も美味しくいただきました(12/21)。
年末には伊勢神宮を二人で参拝(12/31)。

§ 妻と長女とのお出かけ 上の年表で緑地に太字にしているイベントです。
新しくなった南町田クランベリーパークを訪れました(12/19)。私は作業があったのでスターバックスで作業しており、まだよくわかっていません。また再訪します。

§ 娘たちとのお出かけ 上の年表で青地に太字にしているイベントです。
今月は娘たちの時間はありませんでした。

●私自身の十二月(交友関係)

§ 関西の交流関係 今月は紀伊半島はたらくくらすプロジェクトの報告会に参加しました(12/19)。三重県、和歌山県、奈良県の皆さんと交流を深め、あらためて素晴らしい時間が過ごせたことを実感しました。来年は必ず再訪したいと思っています。
年末のぎりぎりになって、先輩のご実家に1年9カ月ぶりにお伺いできました(12/30)。本来ならばCybozu Days 2019 in 大阪に行った時にお伺いしたかったのですが。
まずは毎年一度は行きたかったので、良かったです。

§ 今月の交流 今月は登壇や記事執筆があった関係で、積極的にイベントに参加しなかったこともあり、今月は交流の機会はそれほどありませんでした。とはいえ、発信したり外部イベントに出かけたので、さまざまな出会いがありました。
まずは、お仕事のご縁からはじまった技術者の飲み仲間と外苑前の「753 Café & Bar」へ(12/3)。シュラスコがお替り無制限で、相当に飲み食いしました。続いては地元のパパ友と鶴川駅前の「まるはば」で飲み食いを(12/7)。技術者として仕事上の共通点もありながら、ジャンルが違うため補完しあえる稀有な関係です。本好きという共通点もあるのがうれしい。この時トラブルでかなり落ち込んでいたので助かりました。
旅と鉄と山と城と湯を愛する友人たちとはカラオケを某所で(12/15)。今月はお出かけはしなかったものの、これまた気の置けない友人関係が長く続いており、私にとっては得難い友人です。
11月末に参加した紀伊半島はたらく・くらすプロジェクトはとても素晴らしい体験でしたが、その報告会が神泉で開かれました(12/19)。二次会の権八も併せてとても濃く有益な時間が過ごせました。
その前後は登壇の機会をいただき、きっちりとご縁を結ばせてもらいました。これも来年以降に仕事としてつながっていくでしょうし、プライベートでも良いご縁につながる気がします。
クリスマス当日はサテライトオフィスで一緒に仕事をしているパートナー企業の皆さんと美味しい日本酒を(12/25)。今年はサテライトオフィスを設け、引っ越しをはじめ、一緒に働く機会が増えたので良かったです。
また、地元町田のランチ会をきっかけに、お仕事のご縁をつないでいただいたのですが、打ち合わせの後にランチ会を楽しみました(12/27)。とてもおいしいお店でした。安くて。
その日の夜は水道橋でお仕事のご縁をつなぎ、有益な時間を過ごした後、神楽坂のBar KANSUIを教えていただくなど(12/27)。このご縁も仕事を通じてプライベートにもつながるはずだと確信しています。
今月の私とご縁を結んでくださった皆様、本当にありがとうございました!

●私自身の十二月(文化活動)

§ 読書・観劇レビュー 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、主に2018年に読んだ6冊分となりました。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。先月はほとんど書く時間がなく、一年と一カ月遅れになってしまいました。この期間を質を落とさずに縮めたい。それが去年に引き続いての課題です。
書く営みへの熱意は衰えていませんので、引き続き続けたいです。

昨年の春まで連載していたCarry Meさんの運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」ですが、今月は1本アップしました。
(「アクアビット航海記 vol.16〜航海記 その5」)
2年の空白期間を挟み、内容を読み返してみても代表の人生観・仕事観にブレがないことを確認する意味では、意義がある連載再開になっています。なお、本音採用サイトでは元記事が削除されたため、転載ではなく弊社サイトのみの連載扱いとさせていただきます。

今月書いた本のレビューは5本(
密会
古道具 中野商店
日本列島七曲り
戦国大名北条氏--合戦・外交・領国支配の実像
地方消滅-東京一極集中が招く人口急減」)。
今月書いた映画のレビューは1本(
スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」)。
今月書いた旅日記は2本(
上山の旅 2018/12/27
上山の旅 2018/12/28」。
今月書いた弊社の活動ブログは4本(
コーチングのグラフってkintoneで出せるんやって!
freee Open Guild #07でお話してきました
ワーキングツリーにはkintoneとboxをお飾り!
クラウド時代のセキュリティと題して登壇してきました」)。

§ 今月の読書 今月は14冊の本を読みました。内訳はSF小説一冊、ミステリ四冊、純文学四冊、ビジネス書一冊、料理史一冊、エンターテインメント一冊、戯曲一冊、自伝一冊。
そのうちの料理史の本は私の人生の師匠が著した本であり、御献本いただいた一冊です。また、ビジネス書はサイボウズ社の副社長が書かれた本です。両方ともとても刺激になりました。
私の来年の目標の一つは本を出版することです。

§ 今月の映画 今月の映画鑑賞は1本です。
42年にわたったスターウォーズサーガの完結を見届けてきました。ひょっとすると映画史の一つのエポックを目撃したのかもしれません。

§ 今月の舞台 舞台については、今月は0本です。

§ 今月の音楽 Google musicを中心に作業中の音楽には事欠きませんでした。
旅と鉄と山と城と湯を愛する友人たちとカラオケを数時間歌ったのが、唯一の音楽イベントだったかもしれません。声が出なくなっていたのが残念。

§ 今月の美術 今月は美術の展覧会を見る機会がありませんでした。

§ 今月のスポーツ 今月はブラインドサッカーのチャレンジカップの試合が町田市立体育館で開催され、観に行ってきました(12/8)。
モロッコ代表を迎えての日本代表の試合でしたが、世界ランキングの差よりも大きなレベルの違いを感じました。モロッコ代表のドリブルやシュートのすばらしさが印象に残りました。
ブラインドサッカーは8年前に初めて観て以来、一度はきちんと試合を見に行きたいと思っていました。見られて満足です。

§ 今月の滝 今月に訪れた滝は箕面大滝(12/30)のみです。20数年ぶりに訪れられました。

§ 今月の旅行 今月は、下田への旅(12/21)と大みそかの伊勢神宮の旅(12/31)の二回ですね。登壇や記事執筆の仕事がうまくやりくりできず、旅がそれほどできなかったのが残念です。
結果として駅にも訪れられませんでした。
限られた時間の中、開発、商談、記事執筆、登壇をこなしながら、いかにして旅の時間を捻出するか。
来年も私の人生を賭けて工夫を凝らしたいと考えています。
来年早々、ワーケーションに参加することになりました。なので、移動時間でも作業するコツを会得したり、モバイル環境を整えるなどしたいと思っています。

§ 今月の駅鉄 趣味の駅巡りは0駅です。

§ 今月の酒楽 今月もかなり飲みました。飲んだ日数は10日。延べ11軒。
ただ、今月はお酒がメインよりも交流がメインの飲み会が多く、とくにこだわりの店と言われれば数は絞られます。一般的なビールを飲むことが多かったように思います。なお、交流については先に書いています。
狛の家では日本酒のおいしい銘柄を数種類いただきました。日本酒にこだわりのあるお店でした(12/25)。
神楽坂のBar KANSUIではSTRATHISLAをいただきましたが、内装も含めてとてもおいしいお店でした。また行きたいです(12/27)。
もちろん、他にも上の交流に書いたイベントで、会話と料理と酒と楽しいイベントが楽しめました。
また、今月の一人のみは二回だけでした。町田の「蔵家 SAKE LABO」ではkintoneの試験に受かったお祝いに一人で白瀧山本をいただきながら、酒粕みそもつ煮に舌鼓を打ちました(12/10)。大崎の「IRISH PUB CELTS」では案件の成功をイメージしながらLAPHROAIGのハイボールで鋭気を養いました。

§ 今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。
少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。

公園は二カ所。「竜宮公園(12/21)」「箕面公園(12/30)」

博物館は一カ所。「お肉の情報館(12/3)」

神社は三カ所。「龍王社(12/21)」「豊受大神宮(12/31)」「皇大神宮(12/31)」

寺は一カ所。「宝福寺(12/21)」

入手したマンホールカードは一枚。「三重県伊勢市(12/31)」

私がまだ訪れていない場所の多さにめまいがします。
他の活動もまだまだやりたいことがいっぱいあります。
一番怖いのは年齢から来るあきらめと気力の減退。これだけは防ぎたい。
家族との縁もこれから姿を変えていくことでしょう。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。
そうなったときにやることがない、とよくある老残にならぬよう。

一方で、将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめには書いた通り、法人としての売り上げは伸びています。ただ、個人としては投資もしなければ賭け事もせず、不労所得のタネも持っていません。つまり、一人で私自身の体だけが頼りなので、体に何かがあれば収入は尽きます。
そろそろ貯蓄のことも考えていかなければ。

それぞれの場所で俳句も読みました。今月は9句。いずれもツイートまとめに載せています。

あらためて「私」を振り返ってみました。
今月も素晴らしい月となり、年の締めくくりができました。来月も来年も充実した日々となることを信じて。


2019年12月のまとめ(法人)


今年から、毎月ごとに個人と法人を分けてまとめを書きます。

総括すると、2019年12月は一年の締めにふさわしい結果となりました。今年度は外部への発信に力を注ぎましたが、その締めにふさわしく複数の場所で登壇と記事発信を行いました。
複数の案件を並行して進められるようになりつつありますが、これからも弊社の認知度をあげるためには外部での発信が欠かせません。そうした活動を通して、あらたなご縁からお仕事がつながります。来年度に向けてよい感じの月になったと思います。
売上高では今年度で2番目の額になりました。達成度7割。達成感7割。満足感7割というのが自己採点です。

パートナーさんへの発注も進めつつ、自社の案件を増やす。外注率は抑えつつ、代表の作業は生産性を高く維持し、売上につなげる。そんなビジョンで業務をこなしてゆきたいと思います。
弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 12月度の売上は、目標額の1.6倍に達しました。
一方で、代表の稼働時間は登壇や記事執筆にかなり割かれたため、余裕ができるまでには至っていません。
そのかいがあって、各種イベントへの参加や主催、登壇など、手ごたえを得た月でした。
11月に弊社がサイボウズ株式会社のオフィシャルパートナーになり、各種イベントへ参加させていただいた事でできたご縁は、弊社の認知度の向上に確かにつながったようです。
そうした対外的な発信を行う合間に、さまざまな案件をご検収や中間締めまで結びつけられました。それらは全て代表の求めるワークライフバランスの実現につながってゆくはずです。
これからも将来に向けての布石は次々と打っていくので、そうした来年への準備も含めて今月は評価したいと思います。

§ 業務パートナー 今年度に入ってから、パートナー企業との協業をもう一度見直しています。
外注先と共存しつつ、外注比率を抑えるにはどうすればよいか。そもそもの案件ごとの見積額を上げ、なおかつ、教え、フォローする時間だけ生産性が落ちることを踏まえた額を出さねばなりません。
案件によって難易度も内容も千差万別なのがシステム開発。効率的な外注はどうすれば可能なのか。お互いが不公平にならず、必要な利益を得るにはどうすればよいのか。効率的な仕様とスキルの伝達をどうやればよいのか。試行錯誤です。
サテライトオフィスの開設を機に、スキルの伝達についてはやりやすくなっていますが、まだ難しい。
ありがたいことに、お仕事のご依頼は尽きてはいません。
案件が来ている好況のうちに今後の業務を見越し、パートナーの技術者さんとの協業に相当労力を割かなければ、と覚悟しています。売上も下がるし、利益も落ちるでしょうが。
今月からは弊社代表がシステム・インテグレーター様の開発リーダーの役割で打ち合わせや顧客との折衝に入る業務も担わせていただいています。
この動きによって、弊社としては外注費をかけずに、売り上げだけ確保できるようになりました。しかも継続的に。
ただし、この手法は弊社の代表が持つノウハウの提供にすぎず、システム・インテグレーター様には利益となりえますが、パートナー企業にとっては何も利益がありません。
そうした課題の改善も含め、来年度も取り組んでいきたいと思います。

§ 開発案件 今月は八割の開発案件がkintoneがらみでした。
kintoneとAWSやGoogle Apps Script、box、SalesForceとの連動を行いながら、kintoneを基幹システムの一角として提案し、活用することが受注につながっています。
ユーザー様には、引き続きインターフェースのわかりやすさがkintoneの魅力として訴求したいと思います。
今月もまた新規に複数のkintone案件が開始しました。印象的なのはタイのお客様からのご依頼があったことや、一般社団法人や自治会といったお客様からのご依頼があったことです。

同時に、他のサービスについても視野は広く持たねばなりません。
2015年に始まったQiita上でのkintone Advent Calendarには5年連続で参加しました。しかも今年は二本の記事をアップしました。一本目はkintoneとchart.jsの連携。二本目はkintoneとboxとAWS API GatewayとAWS Lambdaの連携です。また、freee様にお招きいただき、freee Open Guild #07で「kintone エバンジェリストがfreee APIを触って見た!」と題して喋りました。登壇にあたってはfreee APIのドキュメントを読み込み、理解を深めました。
こうした連携は、ノンコーディングの連携サービスが担ってくれる。そうした意見もわかります。ですが、そもそも連携サービスができることへの本質的な理解やひらめきは、APIの理解があってこそ、とも思っています。
kintoneとつなぐサービスのAPIドキュメントの読み込みは、引き続き行っていきます。情報収集は抜かりなく進めなければ。

旧来のシステム開発の考えでは将来は厳しくなることは確実ですし、kintoneを軸にさまざまなサービスを連携させられれば、引き続き弊社の武器になるはず。
なお、今月は九月末に受けて落ちたkintone アプリカスタマイズスペシャリストに受かりました。あと、パートナー企業であれば資格者が必要なkintone セールスアドバイザーの試験にも受かりました。これで現時点で受けられるkintone関連の資格は全て取得できたので、これに慢心せず、これからも学びを怠らないようにします。
年末のEBISU Tech Nightではセキュリティについて語りました。そこでAWSの資格についても教わりましたので、来年はAWSの資格もいくつか取るつもりです。

§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社の収支としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。いつになればこの状態が落ち着くのか。財務基盤の弱さをいかにして克服するか。課題は山積みです。
今月はとうとう家計のトラブルに巻き込まれ、ビジネスの財務にも影響が生じてしまいました。結局、そのリカバリー作業に20日ごろまで追われていました。全く情けない。

§ 社内体制 こちらはまだ道半ばです。サテライトオフィスの開設はなりましたが、今、そこでは外注先の技術者に対しての活用しかできていません。雇用自体は、懇意にしている社労士さんや税理士さんからも後押しをいただいています。
ただ、そのためにも遅れている経営への考察(業務計画、SWOT分析、経営計画、就業規則、財務計画など)を深める作業を進めなければなりますまい。ここはまだ手付かずです。

§ 人脈の構築 今月は先月に比べると交流会にはあまり出ていません。とはいえ、2回の登壇をはじめ、さまざまな場所で新たなご縁ができました。
下の対外活動にも記載していますが、それらの場所では得がたい知己が増え、今後も互助できそうなつながりができました。こうした活動が今後の業績を左右すると信じています。引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月は以下のイベントに参加しました。freee Open Guild #07(12/18)、紀伊半島はたらく・くらすプロジェクト報告会(12/19)、EBISU Tech Night Vol.9(12/20)。
開発や記事執筆のお仕事はこうした対外活動から生まれています。代表自身による新たな交流を発信することは絶対に怠ってはならないと肝に銘じています。今月はCybozu Days 2019 in 大阪に参加する予定だったのですが、直前で事情によって断念しました。これは無念でした。
あと、来年からkintone Caféのほかにfreee Open Guildの運営にも携わることになりました。次回は2月の末に開催予定です。またあらためてご案内します。
数年前から地方を活性化したいと思い、各所からお声がけいただくと出かけてお話していました。先月の紀伊半島はたらく・くらすプロジェクトの参加と報告会は、今後の弊社と代表の私が注力すべき社会貢献の方向性をあらためて教えてくれたように思います。
自治会などの地縁団体とのご縁も、先々月から地元の町田でお話をいただいているのですが、年末になってまた新たなご縁を結んでいただきました。
また、来年早々には郡山でワーケーションを実施することになりました。
皆様、ありがとうございました。

§ 執筆活動 昨年の春まで連載していたCarry Meさんの運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」ですが、今月は1本アップしました。
(「アクアビット航海記 vol.16〜航海記 その5」)
2年の空白期間を挟み、内容を読み返してみても代表の人生観・仕事観にブレがないことを確認する意味では、意義がある連載再開になっています。なお、本音採用サイトでは元記事が削除されたため、転載ではなく弊社サイトのみの連載扱いとさせていただきます。

今月書いた本のレビューは5本(
密会
古道具 中野商店
日本列島七曲り
戦国大名北条氏--合戦・外交・領国支配の実像
地方消滅-東京一極集中が招く人口急減」)。
今月書いた映画のレビューは1本(
スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」)。
今月書いた旅日記は2本(
上山の旅 2018/12/27
上山の旅 2018/12/28」。
今月書いた弊社の活動ブログは4本(
コーチングのグラフってkintoneで出せるんやって!
freee Open Guild #07でお話してきました
ワーキングツリーにはkintoneとboxをお飾り!
クラウド時代のセキュリティと題して登壇してきました」)。

§ 年表 

 ・12月お仕事

  品川で商談、外苑前ドトールコーヒーで作業、外苑前753 Café&バーで技術者飲み会、新宿御苑前で商談、新宿御苑前コメダ珈琲で商談、大崎で商談&作業×4、鶴川で技術者飲み会、町田市民フォーラムで商談×2、町田ITテストセンターで受験、BUSO AGORAで作業、ヨドバシカメラ町田でPC修理持ち込み、大崎ファミマ!で作業×2、大崎StarBucksで作業×2、五反田freee社で登壇、神泉で紀伊半島はたらく・くらすプロジェクトイベント参加、渋谷でプロジェクト参加者飲み会、恵比寿で登壇、鶴川で総務作業×2、鶴川ポプリホールで作業、ココデンタルクリニックで作業、狛江でパートナー企業と飲み会、町田でランチミーティング、町田で総務作業×3、水道橋で商談&飲み会、神楽坂でお客様と飲み会、サテライトオフィスからZoom打ち合わせ、サテライトオフィス×12

 ・12月ツイート

https://togetter.com/li/1448566


アクアビット航海記 vol.16〜航海記 その5


あらためまして、合同会社アクアビットの長井です。前回にも書きましたが、弊社の起業物語をこちらに転載させていただくことになりました。前々回からタイトルにそって弊社の航海記を書いていきます。以下の文は2017/11/23にアップした当時の文章が喪われたので、一部修正しています。

芦屋市役所でデータ入力の仕事に

阪神・淡路大震災から1年9カ月後、地震で全壊した家を親が建て直し、一家で西宮に戻ることになりました。
時に1996年の10月。そんなタイミングで、先輩が声をかけてくださいました。データ入力の仕事をしないか、と。
その先輩は本連載の第十三回でも少し登場いただいた政治学研究部の方で、私が卒業する一年前に卒業して社会に出ていました。
その先輩が勤めていたのは、日本で知らない人はいない大手情報企業です。その企業が当時手掛けていたのが、兵庫県の芦屋市役所の人事システムの刷新案件でした(システム名は今まで完全に忘れていましたが、今調べて思い出しました。が、20年前のこととはいえ、念のため企業名とともにも伏せておきます)。
その案件の営業担当だった先輩が、ブラインドタッチができた私にオペレーターとして白羽の矢を立てたのです。今の私には先輩のお気持ちがよくわかります。ブラブラしている知り合いの若者がいれば、私もきっと声をかけるはずですから。
でも、当時の私にはそういう事情はさっぱりわかりません。その話を受けた時の情景や私の気持ちは忘れてしまいました。でも、私はお話をためらわずにお受けしたはずです。そして、これが私の転機となりました

上では刷新案件などとわかったようなことを書いていますが、当時の私は何も知りませんでした。
そもそもまともにパソコンを使うのは初めて。連載第十四回で取り上げたダブルスクールで触ったことと、大学の課外講習で一太郎の文書を作って5インチディスク(!)に保存したくらい。
あとは、シャープX68000でゲームやパソコン通信を少しかじっていたことでしょうか。このシャープX68000を譲ってくださったのが当時在学中の先輩でした。当時は先輩もまさか数年後にパソコンの仕事を世話するなんて思っていなかったはずです。人生どういうご縁があるかわかりませんよね。
ちなみにこの先輩は地震で全壊した我が家にまっ先に駆けつけ、差し入れを持ってきてくださった方でもあります。

このように、先輩から話を受けた当時の私は、全くのずぶの素人です。果たして私にパソコンを使った仕事ができるのか、というレベル。
なので、引っ越しのタイミングでうちの親がパソコンを買ってくれました。家用の。確かWindows 95だったはず。
とにかくよくわからぬまま、プレインストールされていたLotus1-2-3をおっかなびっくり触っていただけの。
今やSEでござい、と名乗っている私ですが、本当に何も知らない状態でした

SEの仕事に触れる

私が社会に出て最初の仕事。それが芦屋市役所でのデータ入力の仕事です。1996年の11月。
当初は二人の女の子と一緒に過去の職員の人事経歴を一生懸命パソコンに打ち込んでいました。
当初、私はIMEの変換方法を全く知りませんでした。変換方法もわからないまま、半角カタカナで一生懸命打ちこんだ結果を「ニイタカヤマノボレじゃないから!」とSEの方に怒られたのもこの時です。
後年、ITで身を立てていけるめどがついたあとも、このエピソードは何度も使わせてもらいました。要するに、当時の私はそのくらいパソコン音痴だったのです。そんなヤツがよく金融機関の常駐SEになりおおせ、”起業”にまで踏み切ったなぁ、というネタを語る時のエピソードとして。
私は今もなお、ユーザー側の立場でシステムを考えてしまいがちですが、それは初っ端のこの経験が尾を引いていると思います。

そんなオペレータの仕事ですが、ほどなく女の子たちは退場することになり、私一人でデータ入力の仕事を任されるようになりました。多分ブラインドタッチの腕が認められたのでしょう。
とはいえ、責任や束縛が増したわけではなく、自由でした。広い部屋で好きな時間に昼食を食べ、好きな時間に持参のマグカップに紅茶を淹れて。当時は紅茶に凝っていたのも懐かしい。海外から茶葉を取り寄せたりして。優雅ですよね。
今思えば、この頃は仕事にプレッシャーも何も一切感じていませんでした。

でも、SEの方は大変だったと思います。大阪だけでなく東京からもいろんなSEの方が入れ替わり立ち代わり来られていたくらいですし。素人の私にもシステム導入がうまくいっていない雰囲気が察せられました。
私が人生で初めてSEという人種に会ったのはこの時です。特にその中のトップSEの方にはお世話になりました。
私はこの方からエクセル・マクロの初歩の初歩を盗み、また教わりました。ニイタカヤマノボレで叱ってくださったのもこの方です。また、この方からは人生を楽しむ秘訣も教わったように思います。
この方とお昼を食べに行くたびに、街中のあらゆるものに興味を示す姿はいまでも記憶に鮮やかです。
あらゆるものに興味を示す、という姿勢は、今考えると、人生を生きていく上で最大の味方だと思っています。私はこの方から好奇心というものの大切さを深く教わりました。
20代の私がお世話になり、もう一度お会いしたいと思う方は何人もいるのですが、この方もその一人です。S藤さん、私のことをおぼえていたら連絡ください。心からお礼が言いたいです。

実務で使うプログラムなどそれまでの人生でまったく経験のなかった私ですが、この時にはじめて実務で使うプログラムに手を染めました。
そして、この経験が私にITへの道を踏み出させる一歩となりました。
今も私は、プログラミングを学ぶには実務が一番と思っています。それは、この時の自分の経験によるものです。

鬱に陥る

翌1997年の4月。私は正式に芦屋市役所の人事課のアルバイトとして、それまでいた広い部屋から人事課の部屋に移って仕事をすることになりました。
ここでは人事システムのオペレーションだけではなく、人事課の諸作業もお手伝いすることになりました。
諸作業とは、例えば人事考課の資料のチェックをしたり、稟議書のひな形などを作成したり。基幹システムのGUIの画面でカチカチとデータを打ちこんでひな形となる書類を印刷したり。
どれも懐かしい思い出です。他にもおおげさな帳合機で大量の書類を印刷して資料にまとめたり。

そんな風に社会への一歩を踏み出し始めた私ですが、実は芦屋市役所に入った少し後から1997年の夏ごろまでの約9カ月が、今までの40年少しの人生で一番の暗黒期でした。
暗黒というのは、精神が、です。多分、前年の地震遭遇から就職活動、旅三昧と続いた日々の反動でしょう。当時お付き合いしていた方から愛想をつかされたことも理由の一つです。
当時、読み漁っていた純文学の毒にあてられたことも鬱を亢進させたはずです。
躁に踊らされた時期から、一転、鬱に沈まされる。
つらかったです。生きていく自信を失い、死を思い、状況から抜け出そうとする気力すら湧かない日々。
尾崎豊の「シェリー」を一日中聞いていたのもこの時期。ゲーテの「若きウェルテルの悩み」で自殺する主人公に衝撃を受けたのもこの時期。
毎日、かろうじて芦屋市役所には通っていたものの、自分がいつになるか這い上がれるのか、どこに行けばたどり着けるのか、完全に見失っていました

そんなつらい日々でしたが、徐々に最悪の時期を抜け出すことができました。
正直、この時期の思い出は断片的にしか残っていません。でも、いくつかの楽しいことだってありました。それは人事課の方々との交流の中で得られました。
レクリエーションとして部課対抗のPK合戦に駆り出されたこともあるのですが、この時に私が決めたシュートの鮮やかさは、いまだに私の成功体験の一つに刻まれています。
また、飲みにもよく連れて行っていただきました。そしてその度につぶれていたのもこの頃。神戸の山手の坂や芦屋駅前の路上で朝まで転がっていたことなど、きりがありません。
有馬温泉の保養所に泊りがけで連れていってもらったこともあります。
そんな日々が私を暗闇から徐々に浮き上がらせてくれました。

1997年の秋だったか、芦屋市役所の方からの勧めもあり、市役所の試験に受験しました。
もしこの時に受かっていたら私は1998年の4月から芦屋市役所職員になっていたはずです。ひょっとすると今もまだ市役所職員で頑張っていたかもしれません。
ですが、落ちました。多分、成績うんぬんより、私の状況や資質を見たうえの判断だったのかもしれません。酒にも弱いし。
でも、この時の人事課の皆さまには今も感謝しています
私が辞める際、一介のアルバイトの私のために会議室を確保し、人事部の皆さまから送迎会を開いていただきました。ねぎらいの言葉をかけていただき、花束の贈呈までも。
この時のことは忘れないでしょう。今も、この当時にお世話になった職員の方とは年賀状のやりとりが続いています。

芦屋市役所での約1年の日々。ここで私はコンピューターの初歩と社会で仕事をすることを学びました
一見、公務員と起業は正反対のベクトルを向いています。でも、目の前にあるタスクを解決しようとする時、そこには組織も個人もありません。起業の冒険も公務員の安定も関係ないのです。
休日にも出勤されている人事課の方の姿(私が何のために休日出勤していたのか覚えていませんが、皆さん私服で執務されていました)。日々の会話から感じる私の今後を案ずる思いやり。
今までの連載で何度も書きながら、当時のことを思い出していますが、”起業”した今でも、組織に勤める方を貶めたり、下に見たりする気はありません。
それはこの時に人事課で働いた経験が大きいと思います。
上に書いた私に好奇心を教えてくださったSEの方も、見るからにひどいインフルエンザで息も絶え絶えになりながら、東京から出て来て作業されていました。
当時の私は、皆さんが何を作業しているのか、何が彼らをそうさせるのか、全く理解できませんでした。が、人々が懸命にタスクをこなし、責任を全うしようとする姿勢は目にやきつきました
それは23才の若造にとても強い印象を残しました。その印象は私の人生の、とくに”起業”したあとのつらい時期に何度もフラッシュバックして私を鼓舞し続けています。
それ以来、24年がたとうとしていますが、実家に帰省したタイミングで機会があれば芦屋市役所を訪れ、外からみつめています。ここが私にとって「仕事」の原点だからです。

“起業”する前に、まず社会を知る。仕事を知る。これはとても重要なことだと思います。
もし本連載を読んでいる学生の方が起業を志していたとしても、起業の心は大切に温めつつ、一度はどこかの組織で揉まれてから”起業”した方がええよ、と言いたいです。
ま、私が言っても説得力はないかもしれませんが。

次回も、引き続き私の日々を書きます。


クラウド時代のセキュリティと題して登壇してきました


師走の二十日にEBISU Tech Nightが開催され、そこでお話しする機会をいただきました。
こちらにはもう八回ほどお呼びいただいています。そのうち四回では登壇の誉を得まして。今回は五回目の登壇です。

さて、今回のEBISU Tech Nightはセキュリティがテーマとのことなので、私もそのテーマに合わせたスライドをご用意しました。
題して「クラウド時代のセキュリティ 一人SIerの場合」(スライドへのリンク)。
一人SIerとして長い私が、さまざまな案件をこなす中でセキュリティ・インシデントの対象となるような事故を起こさず、しかもセキュリティを意識するあまり、本業がおろそかにならないようにし、それでいて自由に動き回るワークスタイルを実現するために励行していることをお伝えしました。

おそらく、今のように毎日同じ開発センターに技術者が集うスタイルは、より流動的なスタイルへと変化してゆくでしょう。
仮に通勤が求められる現場が残ったとしてもそれは一部にとどまるはず。他の業界でワークスタイルの変革が進む中、肝心の情報処理業界だけが遅れを取るわけにもいきますまい。

ですが、例えリモートワークが情報業界で主流になったとしても、外回りの際にiPadやノートpcを持ち歩くことがセキュリティのリスクを増やすことは事実です。だからといってリスク軽減のために情報端末の持ち歩きをやめるのは本末転倒でしょう。

今回のスライドにはワークスタイルが変われば、との思いも込めたつもりです。

なお、登壇の際の資料には載せていませんでしたが、語った後にもう一つセキュリティを死守するためのTipsを思い出し、スライドに追加しました。

それは、必ずiPadを手に持つ習慣を身につけることです。
私の場合、ライフログを取るためにfoursquareを利用して訪問場所の記録をつけています。なのでチェックインのたびに必ずiPadの有無が意識できるのです。
実際、今年はiPadをトイレとお店に忘れかけましたが、すぐに不在に気づき、取りに戻って事なきを得ました。

もちろん、忘れても他人が見えないようにロックをかけるなどの対策は当然です。(これも当たり前すぎてスライドでは触れていません)。

ただし、私も二度ほどそうしたうっかりを起こしかけたので、あまり大きなことは言えません。
今後は私自身も老化に向けてラストスパートする予定なので万が一を起こさないための対策に意識を向けたいと思います。

最後になりましたが、EBISU Tech Nightの関係者様、ありがとうございます。


ワーキングツリーにはkintoneとboxをお飾り!


kintone Advent Calendar 2019の24日目の記事です。

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ん?この著者、この間もAdvent Calendarでみたで? はい。二度目の登場です。

kintoneは優れたツールですが完全ではない?
なーんてディスられても動じず、欠点を正直に認めるのもkintoneの憎めないところ。そう思ってやまない著者です。

kintoneの欠点のいくつかはすぐに挙げられます。
例えばブラウザーベースで動いているので、ファイルアップロードの作業が面倒、とか。
添付ファイルフィールドに画像データを放り込みまくると、一ユーザーあたり5GBの容量の制限が足かせになってくる、とか。

そんな限界を解消するためのささやかなクリスマスプレゼントを皆様にお届けしたいと思います。
なに、ちょっとした贈り物です。クリスマスツリーによくぶら下がっている箱のような。
箱・・・つまりboxです。
今回の記事では私の2019年の失敗事例も公開しているので、ひょっとしたら皆さまのご参考になるかもしれません。

box for kintoneのご紹介

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世の中にオンラインストレージ製品はたくさんありますよね。その中でもboxが存在感を出しているのはご存じでしょうか。

kintoneとboxの連携はbox for kintoneというプラグインとして公開されています。
それを使えばブラウザー上でアップロードなどせず、ドラッグ&ドロップでブラウザー上から操作できちゃうのです。

クライアントツールのbox Driveをインストールすれば、Windowsのエクスプローラと同じ操作でbox上にファイルをアップロードできてしまう。なんて優れもの。

boxを使うと無尽蔵(契約プランによる)を誇る容量にファイルを置きまくり。
それをkintoneの画面上からに自由に呼び出せる。素晴らしい!
上に書いたkintoneの弱点を周囲のツールが補ってくれるいい例です。
本稿もそうしたkintoneを補ってくれる一つの例としてお役に立てれば幸いです。お日柄もよいので。

box for kintoneの使い方は、Cybozu developer networkにも出ています。
https://developer.cybozu.io/hc/ja/articles/205070124-Box-for-kintone その記事に従えば、簡単にbox for kintoneを導入できるはずです。

ところが、この記事で書かれているのは、一つのレコードに一つのフォルダーを対応させるところまで。
kintoneでちょっとしたシステムを作ろうとすれば複数アプリにまたがった構成が必要です。それに応じてboxのフォルダー構成も複数の階層にまたがってしまいます。

合同会社アクアビットダム設計なる会社

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たとえば、大阪と東京に支店がある合同会社アクアビットダム設計があったとします。
この会社はダムを独自の技術で製造し、お客様にお納めしている設定です。

受注システムをkintoneで構築するにあたり、
大阪支店[組織]の
長井何某[個人]が担当する
担当案件[案件]の
施行状況[施工]と
湛水状況[湛水]を管理すると仮にしましょう(工程はしょりすぎ。ちなみに最後の工程は水を貯める工程です)。

他に顧客マスタがあるでしょうがここは割愛。また、[組織]と[個人]はアプリではなく、kintoneのアカウントを使用する想定です。
この場合3アプリですね。

ここでご注文からの流れをkintoneで管理したとしましょう。
各アプリの連動はkintoneのアクション機能を使ったとします。

ダム完成までにはさまざまな状況を報告していかねばなりません。するとダムの進捗に合わせて写真が大量に溜まっていきます。
kintoneの添付ファイルフィールドにファイルをアップしていると、すぐに容量が危うくなりかねません。
ここでboxの出番です。

ここでboxで写真を管理しようとした場合、box内のフォルダー構成はこのようになると思います。

さて、先ほどご紹介したbox for kintoneを思い出してみましょう。
プラグイン設定画面にルートフォルダーのIDを設定していましたね。

つまり、アプリ自体にルートフォルダーのみを作る仕様。
それって、どのレコードであろうと共通で1つのフォルダーだけ、、、
いやいや多層boxと多層アプリでは対応できないのはちょっと、、、
結論! box for kintoneだとちょっとキツイかも。

合同会社アクアビットダム設計にboxを

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ということで、本稿では多段階にわたるboxの連動例をお伝えしたいと思います。また、その時にしでかしてしまった失敗と、そのリカバリ例もお伝えしたいと思います。

まず、話を簡単にするため、合同会社アクアビットダム設計としてのルートフォルダーを設定しておきましょう。

さらに、支店ごとにフォルダーを設定し、支店の配下に担当ごとのフォルダーも生成しておくと話が早いですね。

実際のboxのフォルダー構成はこんな感じ。

ここでルートフォルダーのフォルダーIDを取得しておきます。boxの画面から取れます。

その状態で、案件アプリに新規レコードを登録します。
案件アプリの項目には案件の主管支店と、案件の主担当を指定するフィールドも忘れずに。もちろん必須項目として。

なぜ必須項目にするのでしょう。
その理由は、レコードが保存成功後、案件フォルダーを作る際にどこのフォルダーの配下に作成するか決めなければならないためです。

boxのフォルダー生成APIについて

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ここでboxの仕様を押さえておきましょうか。
サービスの仕様を確認するには、APIから逆引きしたほうが理解しやすい。いわゆる技術者あるあるです。
boxのAPIはこちらのサイトをご覧になると良いでしょう。
https://ja.developer.box.com ・・developerサイトトップ
https://ja.developer.box.com/reference ・・APIレファレンス

boxのフォルダー作成の項を読むと、親であるフォルダーのIDがパラメーターとして必須のようです。
編集時には親フォルダーのIDは必須ではなくなりますが、もしフォルダーの場所を移動する際は親フォルダーのIDは指定しなければなりません。

案件フォルダーを作る際は、親となる担当者フォルダーのIDを把握しておかねばなりません。
そしてその上の支店フォルダーも。

つまり、案件レコードの保存のタイミングで行うべきことは、まず、そのレコードの支店フィールドの値に等しい支店フォルダーを検索することです。
その際、基準となるのはルートフォルダーです。

ルートフォルダーの下にある支店フォルダーを検索し、そのIDを特定します。
間髪入れずに支店フォルダーの配下にある担当者フォルダーを検索します。
これは同一担当者が複数支店にフォルダーを持っている場合など、運用も考慮していますが、支店フォルダーのIDを内部で保持できるのであれば、いきなり担当者フォルダーから検索してもよいです。
重要なのは案件フォルダーを作成するにはその親フォルダーのIDを事前に必ず保持しておくことです。

先ほど、kintoneの案件アプリの支店と担当者の両フィールドは必須でなければならないとしたのには、そういう理由があったのです。
これら二つのフィールドの値がないと、案件を保存する際に生成されるべき案件フォルダーの保存先が迷子になってしまうので。

JavaScriptで実装してみた

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続いてはいよいよboxの操作を行います。

その前に本稿ではboxの権限周りには踏み込まないことを言っておきます。
OAuthについては、もともとbox  for  kintoneで用意されていたclient IDを使用します。本当はbox内でアプリを作成し、そのアプリ内で設定した権限を認証しなければならないのですが。
box for kintoneに甘えてしまいましょう。

ついでにpromise処理が考慮されたAPI実行部分もbox for kintoneの処理を流用させていただきましょう。

処理の大まかな順序としては以下の通りです。
ただ、のちに述べますが、このコードは動きません。なのでコードは画像として参考程度に載せます。

まず、イベントが動くタイミングはapp.record.create.submit.successです。新規作成処理成功後ですね。

処理の都合上、この中で別のアプリに更新を行い、その結果が成功した場合にboxフォルダー生成処理を呼び出しています。

boxフォルダー生成処理では、まずルートフォルダーから支店フォルダーを検索します。
続いて支店フォルダーから担当者フォルダーを検索します。

ここでboxの検索の仕様が立ちふさがってきます。
boxの検索仕様として、対象の種類、生成時刻、オーナーIDや親フォルダーIDなどは指定できるのですが、肝心の文字列を完全一致で検索できないのです。queryというパラメータがあるにもかかわらず、そこに指定した文字列は曖昧検索として処理されてしまうのです。
APIレファレンス

つまり、親フォルダーに属する検索対象が複数ありうる場合、検索文字列に工夫が必要です。例えば姓名の間にスペースが入る場合など。
「長井 権兵衛」と「長井 主水」が対象のフォルダー配下にあって「長井 権兵衛」を検索したい場合、queryに「長井 権兵衛」を設定してもマッチしません。
ではどうやればよいか。
スペースの前後の文字列で検索するのです。
この場合、「長井」または「権兵衛」で検索します。すると前者は二件がヒットし、後者は一件がヒットします。
その結果を再度ループして回し、一件ごとにname属性の値が検索文字列に一致するかを確認する。
そのような面倒な処理がboxの検索には必要です。

このコードも実際は使っていませんが、軽く提示します。

これで、担当者フォルダーIDまで求められました。

boxのフォルダー生成と検索にまつわる問題

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続いてはフォルダーの生成に移りましょう!
APIレファレンス

生成にあたっては、名前と親フォルダーのIDを指定するだけです。

これで、案件レコードが保存されたら案件フォルダーを作成するところまでができました。

ここで当初想定していたboxの構成を見てみましょう。
案件フォルダーの配下に「提案状況」「施工状況」「湛水状況」の三フォルダーがあります。
このフォルダーの生成にも実は厄介な問題が潜んでいます。

例えば、案件のレコードが保存されました。そして案件フォルダーが生成されました。
そしたら、アクション機能によって施工状況アプリにレコードをコピーし、施工状況アプリでもレコードが保存された瞬間、案件レコードの時と同じように施工状況フォルダーを生成すればええんちゃうの?と思ったでしょう。

ところが、フォルダーを生成するには親のフォルダーの指定が必須です。
親フォルダー、つまり案件フォルダーをフォルダー生成処理の直前で検索してフォルダーIDを取得しなければなりません。
ところがこの親フォルダーの検索取得にはひとつハードルが控えています。そのハードルとは、コンテンツが生成されてから検索可能となるまでに時間がかかる、というものです。
boxはなんらかのコンテンツが作成されてから、それが検索可能となるまでにbox内部でindexを構築しており、それに時間が掛かるのです。
boxの APIレファレンスには以下のように書かれています。

つまり、案件フォルダーの生成からすぐ、施工状況アプリのレコードを保存した場合、親となるべきフォルダーが検索できないため、親フォルダーの指定ができないのです。

boxを多層構造でkintoneと連動させる場合、この仕様上の制限は現状では避けられません。

この制限を回避するため、発想を切り替えました。
つまり、案件フォルダーが生成された後、同時に配下のフォルダーも作ってしまうのです。

box APIでは、フォルダー生成が成功した時点で返り値として生成されたフォルダーのIDが得られます。このIDを使えば配下のフォルダーも即時に生成できます。

このコードも実際は使っていませんが、軽く提示します。

この下の処理ではさらに生成した案件フォルダーのURLを取得し、そのURLやフォルダーIDをkintoneの2アプリに更新して設定しています。

ここまででkintoneのapp.record.create.submit.successイベントを見てきました。その結果、実装ができそうです。
テストでもフォルダーが意図通りに生成されました。開発用のPCでも、お客様のご担当者様のPCでも。

バグ大魔王降臨!

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ところが! やったと思った安心のかげに潜むのが落とし穴。バグが出てしまったのです。
テストではうまく動いていたのに、いざ本番になるとうまくいかない。なんということでしょう!

実は、その根本的な原因は今もなお究明できていません。
事象としてはboxにAPIリクエストを投げた後、何も戻ってこないのにプログラムが終了してしまいます。httpレスポンスすら帰ってこずに。
それも終了する場所がまちまちなのが始末が悪い。複雑なPromiseの構造に加え、referredを混在させたことにも問題があったのかもしれません。
この不具合がやっかいなのは、boxからのレスポンスを待つ間、app.record.create.submit.successの結果が完了できないことにあります。その間、ブラウザーは固まってしまい、kintoneを利用されている皆様にはただ困惑が。

そして、この不具合の原因がブラウザーにあるのか、box側にあるのか、kintone内部にあるのか、それともPCのスペックにあるのか。はたまたネットワーク環境によるものなのか。いまだに分っていません。
ただ、ブラウザー上でレスポンスを待つ運用はまずい、という悔いだけは骨身に沁みました。
私はその原因を追究するよりもお客様の運用を円滑に進めることを優先しました。
その決断として、ブラウザーに依存する実装を止めました。

AWSへ処理を移管

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では、どうすればよいか。

幸いなことにkintoneにはWebhookという機能が備わっています。Webhookには、レコード保存時にWebhookのリクエストを受け付けてくれるWebhook URLを設定できます。

私がWebhook URLとして設定したのはAWSのAPI Gatewayで設定したURLでした。
API Gatewayについての説明は割愛しますが、kintoneから受け取ったWebhookのリクエストに含まれるJSONを読み取り、それを後続の処理に渡すことができます。
後続の処理にはAWS Lambdaを選びましたので、同じAWS上で処理が連携できます。

AWS LambdaではNode.jsを使い、ほぼkintoneのkintone.app.create.submit.successで実装したのに近いコーディングを行いました。
box Node SDKがAWS Lambdaから簡単に使用できるので、それを使えば似たような実装ができるのです。
ただし、boxのアプリは一から作る必要があります。設定もあれこれ行う必要が生じました。
最初、こちらのブログの力も借りました。ありがとうございました。
Lambda関数のコードを以下に掲示します。なお、このコードは動いているものを基にいろいろといじっているので参考になると思います。

/**
 * This sample demonstrates how to call Box APIs from a Lambda function using the Box Node SDK.
 *
 * For step-by-step instructions on how to create and authorize a Box application,
 * see https://github.com/box/samples/tree/master/box-node-lambda-sample.
 */
const BoxSDK = require('box-node-sdk');                                                // Node.jsのbox-node-sdkモジュールを呼び出す
const request = require('request');                                                    // Node.jsのrequestモジュールを呼び出す
const boxConfig = JSON.parse(process.env.BOX_CONFIG);                                  // AWS Lambdaの環境変数のBOX_CONFIGの値をJSONで扱えるように

boxConfig.boxAppSettings.appAuth.keyID = boxConfig.boxAppSettings.appAuth.publicKeyID; // 9行目で取り出したkeyIDにpublicKeyIDを代入

const sdk = new BoxSDK(boxConfig.boxAppSettings);                                      // 9行目で取り出したboxAppSettingsをsdkに代入

/**
 * Create a service account client that performs actions in the context of the specified
 * enterprise.  The app has a unique service account in each enterprise that authorizes the app.
 * The service account contains any app-specific content for that enterprise.
 * Depending on the scopes selected, it can also create and manage app users or managed users
 * in that enterprise.
 *
 * The client will automatically create and refresh the service account access token, as needed.
 */
const client = sdk.getAppAuthClient('enterprise', boxConfig.enterpriseID);             // boxアプリが適用できるアカウントのグローバル設定を管理

var DOMAIN = '*********.cybozu.com'; //kintone環境のドメイン                            // *****はご使用のkintoneのサブドメインを
var APP_ID_1287 = 1287;   //案件管理アプリのアプリID
var BASE_URL = "https://" + DOMAIN + '/k/v1/';
var APITOKEN_1287 =  "kintoonkaramottekitatookunwokokoniiretene";                      // kintoneの案件アプリのAPIトークン
var headers_1287 = {'X-Cybozu-API-Token': APITOKEN_1287};                              // リクエストで使用するヘッダ
var FolderId;
var updaterecordid_1287;

exports.handler = (event, context, callback) => {                                      // eventはkintoneのWebhookからAPI Gatewayを経由したレコード情報
                                                                                       // contextはLambda関数に関する情報
    const API_BASE_PATH = 'https://api.box.com/2.0';                                   // box Node SDKの文法に準拠

    // targetnameはコンテンツの文字列
    // typeはコンテンツの対象。本稿の場合はfolder
    // content_typesは検索対象とするプロパティ。本稿の場合はname
    // limitは検索結果として戻す件数。
    // idsは親フォルダーのフォルダーID
    // methodは本稿では全てGETなので使用していない
    // dataは本稿の場合検索対象(支店,担当者,案件No)のうち、担当者の場合["担当名"]で渡ってくる。
    function searchFolder(targetname, type, content_types, limit, ids, method, data, success, error) {  //157,159,161行目から呼び出されて検索処理を実施
        if (data !== undefined) {                                 // dataが指定されている場合
            if (data[0] === "担当名") {                            // dataの配列の最初の要素が"担当名"の場合
                targetname = targetname.split(' ')[0];           // 受け取るtargetnameは「長井 権兵衛」の様に全角スペースで区切られた姓名なので姓を取得
            }
        }

        return new Promise(function (resolve, reject) {           // Promiseを設定
            client.search.query(                                  // 24行目でclientとして承認されたbox Node SDKのsearchクラスのquery関数を呼び出し
                "\"" + targetname + "\"",                         // 最初のパラメーターは検索対象文字列。文字列なのでエスケープした""で囲む。でも曖昧検索
                {                                                 
                    fields: 'id,name,modified_at,extension,permissions,collections',  //検索結果として返すコンテンツのプロパティ
                    type: type,                                                       //folder
                    content_types: content_types,                                     //検索対象はnameプロパティ
                    limit: limit,                                                     //結果として返す件数
                    ancestor_folder_ids: ids,                                         //親フォルダーID 
                    offset: 0                                                         //オフセットしないので0
                })
                .then(function(results){                                              //結果が取得されたのでこのPromiseチェーンへ
                    if (data !== undefined) {                                         //dataが指定されている場合
                        if (data[0] === "担当名") {                                   //dataの配列の最初の要素が"担当名"の場合
                            for (var i = 0; i < results.entries.length; i++) {        //戻り値の件数分(limitで指定した件数分)
                                if (results.entries[i].name === data[1]) {            //戻り値のnameプロパティがdataの2番目の要素(担当名)か
                                    resolve(results.entries[i].id);                   //Promiseは完了したと戻り値のidプロパティ(フォルダーID)を返す
                                }
                            }
                        }
                    } else {
                        resolve(results.entries[0].id);                               //Promiseは完了したと戻り値のidプロパティ(フォルダーID)を返す
                    }
                })
                .catch(function(error){ // エラーの場合
                    reject(error);
                });
        });
    }

    // createParamは生成フォルダー名と親フォルダーIDが含まれたJSONオブジェクト
    function postFolder(createParam) {                     //176行目から呼び出されてフォルダー生成処理を実施
        return new Promise(function (resolve, reject) {    // Promiseを設定
            client.folders.create(createParam.parent.id, createParam.name)  //24行目でclientとして承認されたbox Node SDKのfolderクラスのcreate関数を呼出
                                                                            //1つ目は親フォルダーID、2つ目は生成するフォルダーの名称 
                .then(function(results){                                    //85行目の処理が成功したのでこのPromiseチェーンへ
                    var ankenid = results.id;                               //生成したフォルダーIDを以下のforeach内で使うためにankenidに代入 
                    var subfolders = [                                      //生成した案件フォルダーの配下に作成する三つのフォルダー名を配列にしています
                        "提案資料",
                        "施工状況",
                        "湛水状況"
                    ];

                    var promiseset = [];                                    //三つのフォルダーの生成が終わるまで待つPromiseを三つ作るので配列を設定
                    subfolders.forEach(function(val,index,ar){              //89行目で生成した配列の各要素をループします
                        promiseset[index] = new Promise( function( resolve, reject ) {  //95行目で生成した配列にPromiseを設定します。
                            client.folders.create(ankenid, val)             //24行目でclientとして承認されたbox Node SDKのfolderクラスのcreate関数を呼出 
                                                                            //1つ目は親フォルダーID(案件フォルダー)、2つ目は生成するサブフォルダーの名称
                                .then(function(results){                    //98行目の処理が成功したのでこのPromiseチェーンへ
                                    resolve(results.id);                    //97行目のPromiseは完了したと戻り値のidプロパティ(フォルダーID)を返す
                                }).catch(function(error){                   //98行目の処理が失敗したのでこのPromiseチェーンへ
                                    reject(error);                          //97行目のPromiseは失敗したとエラーオブジェクトを返す
                                });
                        });
                    });
                    Promise.all( promiseset )                               //97行目で設定した三つのPromiseが全て完了したらここに来る
                        .then( function ( message ) {
                        resolve(ankenid);                                   //84行目のPromiseは完了したと戻り値のidプロパティ(フォルダーID)を返す
                    })
                        .catch( function ( reason ) {                       //97行目で設定した三つのPromiseのどれかが失敗したらここに来る
                            console.log( reason ) ; // "失敗!!"
                        reject(false);                                      //84行目のPromiseは失敗したとエラーオブジェクトを返す
                    });
                })
                .catch(function(error){                                     //85行目の処理は失敗したらここに来る
                    reject(error);                                          //84行目のPromiseは失敗したとエラーオブジェクトを返す
                });
        });
    }

    // boxフォルダーIDは更新対象となるフォルダーID
    // createParamは更新フォルダー名と親フォルダーIDが含まれたJSONオブジェクト
    function putFolder(boxフォルダーID, updateParam) {             //165行目から呼び出されてフォルダー更新処理を実施
        return new Promise(function (resolve, reject) {         // Promiseを設定
            client.folders.update(boxフォルダーID, updateParam)    //24行目でclientとして承認されたbox Node SDKのfolderクラスのupdate関数を呼出
                                                                //1つ目は対象となるフォルダーID、2つ目は更新するフォルダー情報の含まれたJSONオブジェクト 
                .then(function(results){                        //126行目の処理が成功したのでこのPromiseチェーンへ
                    resolve(results.id);                        //125行目のPromiseは完了したと戻り値のidプロパティ(フォルダーID)を返す
                })
                .catch(function(error){                         //126行目の処理が失敗したのでこのPromiseチェーンへ
                    reject(error);                              //125行目のPromiseは失敗したとエラーオブジェクトを返す
                });
        });
    }

    function getFolderURL(createdid) {                          //178行目から呼び出されてフォルダーの共有処理を実施
        return new Promise(function (resolve, reject) {         // Promiseを設定
            client.folders.update(createdid, {shared_link: client.accessLevels.OPEN}) 
                                                                //24行目でclientとして承認されたbox Node SDKのfolderクラスのupdate関数を呼出
                                                                //1つ目は対象となるフォルダーID、2つ目は更新するフォルダーのプロパティ(共有設定)
                .then(function(results){                        //139行目の処理が成功したのでこのPromiseチェーンへ
                    resolve(results.shared_link.url);           //138行目のPromiseは完了したと戻り値の共有URLプロパティ(リンクURL)を返す
                })
                .catch(function(error){                         //139行目の処理が失敗したのでこのPromiseチェーンへ
                    reject(error);                              //138行目のPromiseは失敗したとエラーオブジェクトを返す
                });
        });
    }
    function createBoxFolder(支店, 担当者, 案件No, boxフォルダーID) {  //212行目から呼び出されてフォルダーの共有処理を実施
        return new Promise(function (resolve,reject) {             // Promiseを設定
            var rootfolder = "12345678910";                        //boxのフォルダー制御のルートとなるフォルダーのフォルダーIDを静的に代入
            var ownerbranchfolder;                                 //支店フォルダーのフォルダーID
            var personinchargefolder;                              //担当者フォルダーのフォルダーID
            var createParam;                                       //searchFolder関数へはダミーオブジェクト。putfolderとpostfolderへはJSONオブジェクト

            searchFolder(支店, "folder", "name", 10, rootfolder, 'GET', createParam).then(function (branchfolderid) {  //45行目へ
                ownerbranchfolder = branchfolderid;                           //searchFolderからの返り値を上位スコープのownerbranchfolderへ代入
                searchFolder(担当者, "folder", "name", 10, ownerbranchfolder, 'GET', ["担当名",担当者]).then(function (personfolderid) {  //45行目へ
                    personinchargefolder = personfolderid;                    //searchFolderからの返り値を上位スコープのpersoninchargefolderへ代入
                    searchFolder(案件No, "folder", "name", 10, personinchargefolder, 'GET', createParam).then(function (projectfolderid) {  //45行目へ
                        var name = "案件No" + " " + 案件No;                    //生成/更新する案件フォルダーの名称を設定する
                        createParam = {name: name, parent: {id: personinchargefolder}};  //案件フォルダーの設定情報をJSONオブジェクトに組み立てる
                        if (projectfolderid.length > 0) {                     //161行目で案件フォルダーが存在した場合(フォルダー情報更新)
                            putFolder(projectfolderid, createParam).then(function (updatedid) {  //124行目へ
                                FolderId = updatedid;                         //161行目の処理で得た更新したフォルダーIDをスコープ外の168行で使うため
                                getFolderURL(updatedid).then(function (updatedurl) {             //137行目へ
                                    resolve(FolderId+"****"+updatedurl);      //151行目のPromise完了をフォルダーIDと共有URLプロパティ(リンクURL)で返す
                                }).catch(function(error){                     //167行目の処理が失敗したのでこのPromiseチェーンへ
                                    reject(error);                            //151行目のPromiseは失敗したとエラーオブジェクトを返す
                                });
                            }).catch(function(error){                         //165行目の処理が失敗したのでこのPromiseチェーンへ
                                reject(error);                                //151行目のPromiseは失敗したとエラーオブジェクトを返す
                            });
                        } else {
                            postFolder(createParam).then(function (createdid) {       //83行目へ
                                FolderId = createdid;                                 //生成したフォルダーIDを以下の179行目で使うためにFolderIdに代入
                                getFolderURL(createdid).then(function (createdurl) {  //137行目へ
                                    resolve(FolderId+"****"+createdurl);      //151行目のPromise完了をフォルダーIDと共有URLプロパティ(リンクURL)で返す
                                }).catch(function(error){                             //178行目の処理が失敗したのでこのPromiseチェーンへ
                                    reject(error);                                    //151行目のPromiseは失敗したとエラーオブジェクトを返す
                                });
                            }, function(res) {                                        //176行目のフォルダー生成処理でrejectレスポンスが返った場合
                                if (res.status && res.status === 409) {               //176行目のフォルダー生成処理でrejectレスポンスが409返った場合
                                    if (res.context_info                              //176行目のフォルダー生成処理でrejectレスポンスが競合を示した場合
                                        && res.context_info.conflicts
                                        && res.context_info.conflicts.length > 0) {
                                        return;                                       //150行目のcreateBoxFolder関数を終える
                                    }
                                }
                            }).catch(function(error){                                 //176行目のフォルダー生成処理でエラーが帰った場合
                                reject(error);                                        //151行目のPromiseは失敗したとエラーオブジェクトを返す
                            });
                        }
                    }).catch(function (error) {                                       //161行目のフォルダー検索処理でエラーが帰った場合
                        // 非同期処理失敗。呼ばれない
                        console.log(error);
                    });
                }).catch(function (error) {                                           //159行目のフォルダー検索処理でエラーが帰った場合
                    // 非同期処理失敗。呼ばれない
                    console.log(error);
                });
            }).catch(function (error) {                                               //157行目のフォルダー検索処理でエラーが帰った場合
                // 非同期処理失敗。呼ばれない
                console.log(error);
            });
        });
    }

    var recordjson = JSON.parse(event.body);                                 //34行目で受け取ったkintoneのWebhookのレコード情報をJSON形式で扱えるように
    updaterecordid_1287 = recordjson.record.レコード番号.value;               //210行目のレコードデータの「レコード番号」フィールドの値を代入
    createBoxFolder(recordjson.record.支店.value[0].code,                    //150行目へ
                    recordjson.record.担当者.value, 
                    recordjson.record.案件No.value, 
                    recordjson.record.boxフォルダーID.value).then(function(idurl) {
        if (idurl) {                               //212行目のcreateBoxFolderの戻り値(168、179行目で値設定)
            var targetrecordids = [updaterecordid_1287+"**"+APP_ID_1287];   //211行目で設定したレコード番号と27行目で設定したアプリID
            var kintonepromiseset = [];                                     //kintoneのレコードアップデートが終わるまで待つPromiseの配列を設定
            targetrecordids.forEach(function(val,index,ar){                 //217行目で生成した配列の各要素(本稿では1つ)をループします
                kintonepromiseset[index] = new Promise( function( resolve, reject ) {  //218行目で生成した配列にPromiseを設定します。
                    var body_post = {                                                  //kintoneの既存案件アプリを更新するレコードを組み立てます。
                        app: val.split("**")[1],                                       //217行目で設定した配列の**で区切られた右側(アプリID)
                        id: val.split("**")[0],                                        //217行目で設定した配列の**で区切られた左側(レコード番号)
                        record: {
                            boxフォルダーID: {
                                value: idurl.split("****")[0]                       //212行目のcreateBoxFolderの戻り値の****で区切られた左のフォルダーID
                            },
                            表示: {
                                value: idurl.split("****")[1].replace("*******.box.com","app.box.com")
                                         //212行目のcreateBoxFolderの戻り値の****で区切られた右のURL(契約のboxのサブドメインをapp.box.comに置換の必要あり)
                            }
                        }
                    };
                    var options_getsalesamount = {                            //リクエストのbody部分を組み立てます。
                        url: BASE_URL + 'record.json',                        //28行目で設定したURLのルートと一行レコードの更新なのでrecord.jsonを連結
                        method: 'PUT',                                        //更新なのでPUT
                        headers: headers_1287,                                //30行目で設定したAPIトークン
                        'Content-Type': 'application/json',                   //リクエストのボディ部分のタイプ
                        json: body_post                                       //221行目で設定したボディ部分
                    }
                    //レコードを取得
                    request(options_getsalesamount, function (error, response, body) {    //Node.jsのrequestモジュールで234行のリクエストを送信
                        if (error) {                                                      //242行目の値がerrorだったら
                            console.log('Error: ' + error.message);
                            reject();                                                     //220行目のPromiseは失敗したとエラーオブジェクトを返す
                        }
                        console.log("kintone recordput:succcess"+val);
                        resolve();                                                        //220行目のPromise完了を返す
                    });
                });
            });
            Promise.all( kintonepromiseset )                                              //220行目で設定したPromiseが全て完了したらここに来る(本稿は1つ)
                .then( function ( message ) {                                             //252行目の処理が成功したのでこのPromiseチェーンへ
                    context.done(null, {text: "kintone POST and Box Folder Create success!"});  //Lambdaの処理結果をログとして残す
            })
                .catch( function ( reason ) {
                    context.done(null, {text: "Box Folder Create failed!"});              //Lambdaの処理結果としてエラーログ
                return;
            });
        } else {
            context.done(null, {text: "Box Folder Create failed!"});                      //Lambdaの処理結果としてエラーログ
        }
    }, function(res) {                                                                    //212行目の返り値がrejectで戻ってきた場合
        context.done(null, {text: "Box Folder Create failed!"});                          //Lambdaの処理結果としてエラーログ
        return false;                                                                     //212行目の結果としてfalseを返す
    });
};

 

なんとか実装

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いずれにせよ、私が2019年に出した唯一の大きなバグがこれでした。
結局、バグが出てから実運用にこぎつけるまでにさらに二カ月ほどの時間をいただきました。お客様にも多大なご迷惑をおかけしてしまいました。

これが実装できたことで、案件アプリにレコードを登録した時点で、Webhookが発動し、AWS API GatewayからAWS Lambdaを介してboxへのフォルダー生成と、レコードに対応するboxのURLとフォルダー番号をkintoneの該当レコードに登録することができました。

kintoneの画面上にboxのフォルダーを出す部分はbox for kintoneの内部にも書かれている通りです。
実際それを使わせていただいています。ありがとうございます。
以下にコードを載せていますが、疲れてきたのでコード内のコメントは割愛します。ごめんなさい。

(function() {
    'use strict';

    var BOX_CLIENT_ID = 'wkgp4k64whsha8mwvg7k5k63cim82mmv';   //sample_plugin_default
    // localStorage
    var LOCAL_STORAGE_PREFIX = 'kintone.plugin.' + BOX_CLIENT_ID;
    var LOCAL_STORAGE_JUDGED_ALLOW_ACCESS = LOCAL_STORAGE_PREFIX + '.judgedAllowAccess';

    var config = [];

    var BOX_EMBED_WIDTH = 840;
    var BOX_EMBED_HEIGHT = 420;

    var getUrl = function(path) {
        var matchedGuestSpacePath = location.pathname.match(/^\/k\/(guest\/\d+\/)/);
        var guestSpacePath = '';
        if (matchedGuestSpacePath !== null && matchedGuestSpacePath.length === 2) {
            guestSpacePath = matchedGuestSpacePath[1]; // "guest//"
        }
        var apiPath = '/k/' + guestSpacePath + path;
        return apiPath;
    };

    var boxApi = {
        clientInfo: {'provider': 'box', 'client': BOX_CLIENT_ID},

        getAccessToken: function() {
            // add a hash parameter for distinguishing OAuth redirect
            var delimiter = (location.hash.indexOf('#') === 0) ? '&' : '#';
            location.hash += delimiter + BOX_CLIENT_ID + '.oauth_redirect=true';
            kintone.oauth.redirectToAuthenticate(this.clientInfo, location.href);
        },
        hasAccessToken: function() {
            return kintone.oauth.hasAccessToken(boxApi.clientInfo);
        }
    };

    var validateConfig = function(record) {
        config['folderId'] = '0';//Box親フォルダーID
        config['keyFld'] = '顧客名';//kintoneキーフィールド
        config['boxUrl'] = '表示';//Box共有リンクの格納先
        config['boxFolderId'] = "boxフォルダーID";
        config['access'] = 'Open';//Box共有リンクのアクセス権[Collaborator/Company/Open]
        config['prohibitToDownload'] = 'false';//コラボレータにのみダウンロードを許可する

        if (!config) {return false; }
        return true;
    };

    var decorateBoxLinkField = function(boxUrl) {

        var boxLinkPattern = /^https:\/\/([a-zA-Z0-9]+).box.(com|net)(\/s\/[a-z0-9]+)$/;
        var match = boxUrl.match(boxLinkPattern);
        if (!match) {
            return;
        }
        var iframeSrc =
            'https://app.box.com/embed_widget/000000000000' +
            match[3] +
            '?theme=gray' +
            '&show_parent_path=no' +
            '&show_item_feed_actions=no' +
            '&partner_id=233';

        var elEmbed = kintone.app.record.getFieldElement(config.boxUrl);
        if (elEmbed === null) {return; }
        $(elEmbed).empty();

        var width = BOX_EMBED_WIDTH;
        var height = BOX_EMBED_HEIGHT;

        $(elEmbed).parent().css({
            'width': (width + 100) + 'px',
            'height': 'auto',
            'background-color': 'rgba( 255, 255, 255, 0 )'
        });
        var embedIframe = $('', {
            src: iframeSrc,
            width: width,
            height: height,
            frameborder: '0',
            allowfullscreen: 'true',
            allowscriptaccess: 'always'
        });
        $(elEmbed).append(embedIframe);
    };

    var judgedAllowAccessFlag = {
        isSet: function() {
            return (localStorage.getItem(LOCAL_STORAGE_JUDGED_ALLOW_ACCESS) !== null);
        },

        set: function() {
            localStorage.setItem(LOCAL_STORAGE_JUDGED_ALLOW_ACCESS, 'true');
        },

        remove: function() {
            localStorage.removeItem(LOCAL_STORAGE_JUDGED_ALLOW_ACCESS);
        }
    };

    kintone.events.on('app.record.detail.show', function(e) {
        if (validateConfig(e.record)) {
            var boxUrl = e.record[config.boxUrl].value;
            if (!e.record[config.boxUrl].value) {

                var elEmbed = kintone.app.record.getFieldElement(config.boxUrl);
                if (elEmbed === null) {return null; }
                $(elEmbed).empty();

            } else {
                decorateBoxLinkField(boxUrl);
            }
        }

        return e;
    });

    var checkAccessToken = function() {
        var oauth_redirect_param = BOX_CLIENT_ID + '.oauth_redirect=true';
        if (location.hash.indexOf(oauth_redirect_param) !== -1) {
            judgedAllowAccessFlag.set();

            // remove a hash parameter
            location.hash = location.hash.replace(oauth_redirect_param, '');

            var t = setInterval(function() {
                if (location.hash.indexOf(oauth_redirect_param) !== -1) {
                    // cancel button was clicked
                    clearInterval(t);
                    location.href = getUrl(kintone.app.getId() + '/');
                }
            }, 500);
        } else if (!judgedAllowAccessFlag.isSet() || !boxApi.hasAccessToken()) {
            kintone.oauth.clearAccessToken(boxApi.clientInfo, function(body, status, headers) {
                boxApi.getAccessToken();
                return null;
            });
        }
    };

    kintone.events.on('app.record.create.show', function(e) {
        if (validateConfig(e.record)) {
            checkAccessToken();
            e.record[config.boxUrl]['disabled'] = true;
            e.record[config.boxFolderId]['disabled'] = true;
        }

        return e;
    });

    kintone.events.on('app.record.edit.show', function(e) {
        if (validateConfig(e.record)) {
            if (!e.record[config.boxUrl].value) {
                checkAccessToken();
            } else {
//                e.record[config.keyFld]['disabled'] = true;
                e.record[config.boxFolderId]['disabled'] = true;
            }
            e.record[config.boxUrl]['disabled'] = true;
        }
        return e;
    });

    kintone.events.on('app.record.index.edit.show', function(e) {
        if (validateConfig(e.record)) {
            e.record[config.boxUrl]['disabled'] = true;
            e.record[config.keyFld]['disabled'] = true;
            e.record[config.boxFolderId]['disabled'] = true;
        }
        return e;
    });
})();

 

 

まとめ

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実案件ではさらに凝った実装(フォルダー数も階層も本稿の例よりさらに多い)が施されています。
そして、古くboxが設定されていないレコードには手作業がたまに発生しているものの、実運用に乗っています。
この記事ではそれ以上の情報を出すことはお客様の業務に関わるのでここまでにしとうございます。

本稿がkintoneを運用している皆様にとって少しの手助けになれば幸せです。

kintone上で大量の添付ファイルに困っていらっしゃる方や、社内ファイルサーバーからの移行でお困りの方。他のPaaSからkintoneへ移行する作業があって、添付ファイルの扱いにお困りの方。
弊社では本稿のようなboxとkintoneの連動事例を何例も手掛けております。お困りの際はおっしゃってくださいませ。

最後に蛇足ですが、boxの案件で例に挙げた三つのダムは、私が実際に訪れてダムカードを入手した場所です。


当エントリーの参考にさせていただいたブログ

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最後になりましたが、このエントリー作成にあたり、以下の2サイトからの情報を参考にさせていただきました。ありがとうございました。

 box APIレファレンス
 AWS Lambda上でBox Node SDKを利用する-九龍堂雑録


freee Open Guild #07でお話してきました


師走の五反田は冷え込み、私の喉も少し違和感を覚えていました。が、前日に東証マザーズ上場をなしたfreee株式会社の社内は熱かった!
この度「freee Open Guild #07」に登壇する機会をいただき、「kintone エバンジェリストがfreee APIを触って見た!」と題してお話ししてきました。

今回、私が登壇のご依頼を受けたのは9月の終わりのことです。
DevRelのイベントの縁から、今回のご依頼につながったのですが、私にとって会計や財務はあまり得意ではありません。私に何ができるのか不安もありました。
ですが、これはユーザーとしてだけではなく、開発者としてもfreeeにきちんと向き合える絶好のチャンスです。なのでお受けさせていただきました。
結果として、私にとってとても勉強になりました。得るものも多かった!登壇してよかった!ありがとうございました!

食事やお酒もご用意くださいまして、とてもいい感じの会場。そこに三々五々、人々が集ってきます。
開催時間になり、ファシリテーターの長内さんからはfreee Open Guild #07の趣旨やfreeeについてのご説明が。

まずはAuth屋さんによる「30分で『OAuth2.0完全に理解した!』」から。
私は業務ではOAuthを使っています。ですが、Auth屋さんが説明くださったような体系的なレベルできちんと理解できていなかったようです。そのことを痛感させられました。とても勉強になりました。
技術書展で販売されてらっしゃる書籍を何部かお持ちくださっていたのに、いつの間にか売り切れてしまっていたのが残念。今度の技術書展で購入しなければ。

続いては私の出番。9月の終わりにお話をいただいたにも関わらず、私が資料作りに着手したのは11月上旬のサイボウズ週間が終わってから。
幕張メッセのCybozu Daysでは、のこのことfreee様のブースに立ち寄り、freee for kintoneについて学んでいたぐらい、心細い立ち上がりでした。初動が遅いです。あきません。
でも、スライドにも書いた通り、freee APIのスタートガイドが分かりやすく、一度取りかかった後はスイスイと進められました。
私がfreee Developerのサイトに登録してから、最初のAPIリクエストを投げるところまでは1時間もかかっていません。
それぐらい、分かりやすいスタートガイドに仕上がっています。今まで読んできた多くのAPI ドキュメントの中でもダントツです。FourSquareやboxよりも。そしてkintoneよりも(!)

私の準備作業にあたって時間をかけたのは、APIを理解することより、むしろスタートガイドの魅力をスライドで表現することです。
このスタートガイドがfreee APIの初学者のみならず、APIについて学ぶ技術者にとってどれだけ分かりやすいかを伝えることに。
結果として私のスライドがfreee社の皆様よりご評価いただけたのはうれしかったです。

ここで余談を。
当初、私の資料ではOAuthにも触れていました。kintoneからfreeeにリクエストを投げるための認証について触れなければ、と考えていたためです。ですが、登壇者がAuth屋さんであることを知ってカットしました。
Auth屋さんも、私が触れたfreee APIの基礎的な部分に触れる予定だったのをばっさりカットされたのだとか。
偶然にも登壇者同士で補完しあえたことも印象に残った事の一つです。
しかも、ほぼ資料を書き上げたところでkintone エバンジェリストの安藤さんがアップした「freeeとkintoneの連携を作りながら、OAuthについて考えてみた!」の記事を読みまして、ますますOAuthの部分をカットした判断に自信が持てました。

ただし反省点もあります。まず、今回はあまり笑いが取れませんでした。
技術的な勉強会に笑いなど不要なのかもしれません。ですが、お酒も料理もご用意いただいた会では、集まってくださった皆さまには肩の力を抜いてもらわないと。
さらに、私の喉が不調だったからか、あまり滑らかに口が動いてくれません。
さらに、壇上までイカじろうを持って行ったのに、肩に乗せるタイミングを逸してしまったのがイカかった。笑いの突破口すら自分で逸してしまうという。
うーん、さらなる精進が必要ですね。

セミナー全体の内容はfreee様のサイトに(アップ)してくださっています。
当日のツイートまとめも早くも(アップ)してくださっています。
私のスライドはこちらです。

続いてはLT(Lightning Talk)が三名様から。freee APIから広がる活用の可能性を教わりました。

まずは前述の安藤さん。私、恥ずかしい話ですが安藤さんが今回来られることを前日まで把握していませんでした。間抜けなことに前日、安藤さんのAdvent Calendarの記事を私の資料で紹介してもよいか?と確認してしまい、その場で安藤さんの登壇を知った次第。
それにしても、私のような会計知識のとぼしいものにとって安藤さんのLTの内容はとても分かりやすかったです。kintoneとfreeeが相性の良い組み合わせであることを確信しました。さすがです。

続いてはAuthleteの川崎さんから、OAuthにかわりうる認証基盤としてのCIBAをご紹介くださいました。
私、川崎さんの登壇までCIBAのことは全くしりませんでした。技術の世界がドッグ・イヤーで進んでいることをあらためて思い知らされました。絶えざる勉強が欠かせないことも。

最後は羽毛田さんによるfreee APIをTypeScriptで使うためのラッパーのご紹介。
公認会計士でありながらすごいです。会計士でありながらプログラミングを極めようとする羽毛田さんの発表を拝聴し、私も会計に疎いなどと言ってられない気になりました。

こうやって登壇することで、新たな気づきが得られるのが登壇のメリット。
オープンプラットフォームという価値観はkintoneにも通じるし、常にオープンでありたい私の生き方とも親しいはず。
今後もfreee様や皆さまのご依頼に、なるべく力を尽くしたいと考えています。

皆さま、本当にありがとうございました。


コーチングのグラフってkintoneで出せるんやって!


kintone2 Advent Calendar 2019の5日目の記事です。

  Topへ↓

突然ですが皆さん、コーチングって聞いたことがありますか?
あっ! そこのあなた、ページはそのままに!
これは間違いなくkintone Advent Calendarの記事ですから。
ほら!

きとみちゃん楽しいですよね!
https://kintone.cybozu.co.jp/jp/kitomi/

日々、お仕事に励むきとみちゃん。
きとみちゃんとお仕事をする仲間はとっても個性が豊か。

ちょっぴりあわてんぼうでドジっ子のきとみちゃんがkintoneに救われる姿は微笑ましいです。
ちなみに私は巻物で見積書を出してくださる麻呂な方が好きです。この方のお名前はなんでおじゃる?

さて、きとみちゃんがお仕事をする上で助けになる手法はkintoneの他にもさまざまなものがあります。

その中の一つが冒頭に書いたコーチングなのです。

コーチングを一言で言い表すなら、
・相手の学習や成長、変化を促し、相手の潜在能力を解放させ、最大限に力を発揮させる。
でしょうか。

詳しくはWikipediaの「コーチング」
をご覧くださいませ。

ビジネスにフォーカスを当てたコーチングの歴史はまだまだ浅いです。
ここでお伝えしておかなければならないのは、自己啓発セミナーとは違う、ということです。

と、偉そうにウンチクを述べる私ですが、コーチングを受けた経験は人生で1,2回だけ。
では、そんな私がkintone Advent Calendarで何を語るというのでしょうか。

結論を先に書いちゃうと、kintoneでこんなグラフを作ってみましょう!
ということなんですね。

グラフとデータのご説明

  Topへ↑

上に登場したのは四つの傾向を円グラフにしたものです。
それぞれの傾向の文字列にマウスを合わせると、事前に登録しておいたキーワードが出てくる。
これ、実は以前、お客様に依頼されて作ったkintoneにChart.jsを組み込んだグラフ生成の仕掛けです。

私はコーチングには無知です。
ですから、kintoneに入力画面を作り、その結果を集計することで、設問に応じた四つの傾向が算出できる、ということを知ったときは新鮮でした。

お客様によれば、
相手をほめる場合の、個人に響くキーワードは4つの傾向に分けられる
だそうです。

それに合わせて、こんな入力画面を作ってみました。

仮に20問の設問としています。それぞれの4つの傾向ごとに5問を設問しました。
それぞれの問いごとに
・よく当てはまる
・当てはまる
・当てはまらない
・まったく当てはまらない
の4種類の答えをラジオボタンで設定しています。

もちろん、さらに設問数を増やすことも可能ですし、設問数を自在に増減させたい、というご要望もあるでしょうね。
その場合はサブテーブルを使えばよさそうです。
この記事ではサブテーブルではなく、20問に固定したバージョンでお届けしてみます!

実際の内容

  Topへ↑

はい。ではアプリの設定画面です。フォームはこんな感じ。

一番左の文字列フィールドは設問の文字列を入力します。
フィールドコードは上から順にquestion_1からquestion_20としています。

真ん中のドロップダウンフィールドは4つの傾向を選びます。
フィールドコードは上から順にtrend_1からtrend_20としています。

右のラジオボタンフィールドはそれぞれの答えを入力する欄です。
フィールドコードは上から順にanswer_1からanswer_20としています。

で、続いてはグラフを表示するカスタマイズビューを設定してみましょう。

こんな感じですね。

続いてはロジックです。
実は、このグラフを作るには以下の二つのJavaScriptファイルを設定するだけ。

上に設定したのは、Chart.jsです。
Cybozu Developer Network
からCDNのページに移動してもらえれば。

そこのChart.jsに書かれているURLをコピーし、上の画面の
から

に貼って保存するだけ! きとみちゃんでもできますよね?
htttps://がダブらないようにだけ気を付けて!

続いてグラフ表示のロジックです

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では続いてきとみちゃんとグラフ.jsの内容を。
ここからはVisual Studio Codeの画面にコメントを入れています。




ちょっと見にくいので、直に貼ったコードも提供します。右にスクロールしてくださいね。

(function () {
  "use strict";

  // 一覧ページ
  kintone.events.on('app.record.index.show', function(event) {                       //一覧画面表示時の定型文です
    var record = event.records[0];
    var itemcount = 20;
    var 1_Score = 0;
    var 2_Score = 0;
    var 3_Score = 0;
    var 4_Score = 0;
    var selectedScore = 0;
    var dataLabelPlugin = {                                                          //ここは以下の162行目で呼び出されるチャートのプラグインコンフィグで呼び出される部分です。
      afterDatasetsDraw: function (Chart, easing) {                                  //afterDatasetsDrawとはプラグインコアAPIとして呼び出されるChart.js内部のフックです。要は描画後です。
        var ctx = Chart.ctx;                                                         //チャートが描画されている対象のDOM要素です。157行目で定義され、159行目でChartオブジェクトに渡されます。
        Chart.data.datasets.forEach(function (dataset, i) {                          //対象チャートをループしています。データは77行目で一種類で指定していますのでループは一回のみです。               
          var meta = Chart.getDatasetMeta(i);                                        //チャートのメタデータを取得しています。データやラベルも含まれています。
          if (!meta.hidden) {                                                        //チャートのhiddenプロパティがTrueの場合そもそもチャートが描画されません。
            meta.data.forEach(function (element, index) {                            //メタ要素のデータをループします。今回は4種類ですね。
              ctx.fillStyle = 'rgb(0, 0, 0)';                                        //円グラフの中の文字の色です。rgb(0, 0, 0)は黒を表しています。
              var fontSize = 16;                                                    //36-37行目で文字の場所を設定するためのフォントサイズを16pxで設定しています。表示フォントのサイズとは別に。
              ctx.font = "24px \"Helvetica Neue\", Helvetica, Arial, sans-serif";    //これが実際に描画される文字のフォント情報です

              var sum  = function(arr) {                                             //ここでは対象となるデータの合計値を返します。4種類のデータの合計です。
                  return arr.reduce(function(prev, current, i, arr) {
                      return prev+current;
                  });
              };
              var percentString = ((dataset.data[index] / sum(dataset.data))*100).toFixed(1) + "%";  //それぞれのデータの値を全体の合計で割り、パーセントの文字列を構築します。
              var dataString = Chart.data.labels[index];                                             //それぞれのデータのラベルです。79行目で定義した4つの傾向のラベルですね。 
              ctx.textAlign = 'center';
              ctx.textBaseline = 'middle';

              var padding = 5;
              var position = element.tooltipPosition();
              ctx.fillText(dataString, position.x, position.y - (fontSize / 2) - padding);           //30行目で設定したラベルの値を計算した位置に表示します。
              ctx.fillText(percentString, position.x, position.y - (fontSize / 2) - padding + 35);   //29行目で設定した値のパーセントの文字列を計算した位置に表示します。
            });
          }
        });
      }
    };
    for (var i=1 ; i<=itemcount ; i++){                                                              //ここから76行目までは大人の事情でいろいろとあいまいですがお許しを
      switch( record['answer_' + i]['value'] ) {                                                     //要するに20レコードの設問の答えを基に四つの傾向に加算しているのです
        case 'よく当てはまる':
          selectedScore = 係数は内緒よ♪;
          break;
        case '当てはまる':
          selectedScore = 係数は内緒よ♪;
          break;
        case '当てはまらない':
          selectedScore = 係数は内緒よ♪;
          break;
        case 'まったく当てはまらない':
          selectedScore = 係数は内緒よ♪;
          break;
      }
      switch( record['trend_' + i]['value'] ) {
        case '一つ目の傾向':
          1_Score = 1_Score + selectedScore + 山藤ゆりさんに教えてもらった魔法の値を加えるの♪;           //要するに20レコードの設問の答えを基に四つの傾向に重みづけしているのです
          break;
        case '二つ目の傾向':
          2_Score = 2_Score + selectedScore + 山藤ゆりさんに教えてもらった魔法の値を加えるの♪;
          break;
        case '三つ目の傾向':
          3_Score = 3_Score + selectedScore + 山藤ゆりさんに教えてもらった魔法の値を加えるの♪;
          break;
        case '四つ目の傾向':
          4_Score = 4_Score + selectedScore + 山藤ゆりさんに教えてもらった魔法の値を加えるの♪;
          break;
      }
    }
    1_Score = ロジック関数は内緒よ♪(1_Score);
    2_Score = ロジック関数は内緒よ♪(2_Score);
    3_Score = ロジック関数は内緒よ♪(3_Score);
    4_Score = ロジック関数は内緒よ♪(4_Score);                                          //さらに四つの傾向に値を秘密ロジックで精緻化しています。この辺も大人の事情が絡んでいます。
    var pieChartData = {                                                             //161行目でChartオブジェクトに渡されるデータとラベルと背景色のホバー色や枠の組み合わせです。四要素です。   
      labels : ["リーダー合理系","アイディア活動系","ヘルプ支援系","クール分析系"],       //ラベルですね。四つの要素に分かれています。
      datasets : [                                                                   //四つの要素のそれぞれの色の指定です。
        {
          backgroundColor: [
            '#ff6384',
            '#36a2eb',
            '#cc65fe',
            '#ffce56'
          ],
          hoverBackgroundColor: [
              "#FF2384",
              "#3662EB",
              "#cc25fe",
              "#FF8E56"
          ],
          hoverBorderColor: [
              "#000000",
              "#000000",
              "#000000",
              "#000000"
          ],
          hoverBorderWidth: [
              2,
              2,
              2,
              2
          ],
          data : [1_Score,2_Score,3_Score,4_Score]                                   //四つの要素の値です。大人の事情で実際の回答から複雑に計算された結果が格納されます。
        }
      ]
    }
    var tooltipkeyword = {                                                           //ここは四つの傾向ごとに176行目で乱数を設定し、任意のキーワードを表示するようにしています。
      type : [
        {
          word : [
            '同業者もあの人を噂している',
            '他の部署でも話題になっている',
            '○○さんしかできない',
            '自分で判断し、動ける人',
            '部署のメンバーに信頼されている',
            'あのひとには任せられる'
          ],
          title : "任せる、難題、未知の分野、他に頼めない、誰にもできない"
        },
        {
          word : [
            '発想がおもしろい!!',
            '一緒にいるだけで楽しい!!',
            'さすがアイデアマン!!',
            'すばらしいサービス精神!!',
            'うちの部署のムードメーカー!!',
            'その自由な発想がうらやましい!!'
          ],
          title : "自由にして、思いっきり、楽しく、面白く、みんなでいっしょ"
        },
        {
          word : [
            'みんなが働きに感謝している',
            '縁の下の力持ち',
            '一緒にいて落ち着く',
            '丁寧で親切で信頼できる',
            '細かいところによく気が付く',
            '相手の気持ちを分かってくれる'
          ],
          title : "感謝、ありがとう、仲良く、話し合い、相手の気持ち"
        },
        {
          word : [
            '詳しく業務を理解している',
            '商品のことをよく知っている',
            'わが社のことになんでも詳しい',
            'うちの課の歩く辞書',
            'あの人に聞けば間違いない',
            'このデータ量は大したもの'
          ],
          title : "情報、正確、正しく分析、予定通り、計画通り"
        }
      ]
    }
    var canvas = document.getElementById('canvas').getContext("2d");                 //Chartが描画されるDOM要素を指定するChart.jsの定型文です。id="canvas"はカスタマイズビューで指定しました。
    canvas.canvas.height = 256;                                                      //描画される領域の高さを指定しています。
    var test_chart = new Chart(canvas, {                                             //ここでChartオブジェクトをインスタンスとして実体化させています。
      type: 'pie',                                                                   //type: 'pie'はグラフの種類ですね。円グラフです。
      data: pieChartData,                                                            //77行目で定義したデータの実態です。
      plugins: [dataLabelPlugin],                                                    //プラグインコンフィグで関数を呼び出すことができます。その関数は13行目をご参照ください。
      options: {                                                                     //ここからはオプション情報です。
        animation: {
          animateRotate: true,
          animateScale: true
        },
        tooltips: {
          titleFontSize: 48,
          bodyFontSize: 36,
          callbacks: {
            label: function (tooltipItem, data){                                     //ここは描画後にマウスカーソルが乗った時の事前に内部でtooltipItemに定義された情報を基に値を返します。
                return pieChartData["datasets"][0]['data'][tooltipItem['index']] + "ポイント"       //77行目で定義されたデータから該当するデータを表示し
                  + "  キーワード → " + tooltipkeyword["type"][tooltipItem['index']]["title"];      //さらにキーワードとして109行目で定義された四つの傾向のタイトルを表示します。
            },
            afterLabel: function (tooltipItem, data){                                //172行目のラベルの後に別の情報を表示させるにはafterLabelツールチップコールバックが呼び出せます。
                  return "「" + tooltipkeyword["type"][tooltipItem['index']]["word"][Math.floor(Math.random()*(6-0)+0)] + "」";
            }                                                                        //さらにテキストとして109行目で定義された四つの傾向の文言のオブジェクトから乱数で選ばれた文言を表示します。
          }
        },
      }
    });
  });
})();

あとはこのJavaScriptファイルを

にのようにアップロードしていただければ。

どうでしょう。kintoneのデータにChart.jsを組み合わせるだけで、
kintoneのデータを分析することができてしまうのです。

Chart.jsにはさまざまなグラフが用意されているので、
kintoneの標準グラフでは表現できないことも可能です。

コーチング用の分析ツールとしても使えてしまうkintoneの奥深さを楽しんでいただけたらきとみちゃんも喜ぶはずです!
よかったら以下にChart.jsの公式サイトのリンクも貼っているのでご参考になさってくださいね。

当エントリの参考にさせていただいたブログ

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最後になりましたが、このエントリ作成にあたり、以下の2サイトおよび、コーチングについて教えて頂いたお客様からの情報を参考にさせていただきました。ありがとうございました。

 Chart.jsドキュメント翻訳
 Chart.js公式サイト


2019年11月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§ 総括 今月は家族との時間が多く取れました。なんといっても結婚二十周年を迎えた月ですから。
妻とは三回お出かけし、家族とも二回お出かけできました。それも妻の宝塚の仕事が落ち着いたからでしょう。ということはまたその仕事が忙しくなると不穏な空気になる気がしてなりません。
いずれにせよ娘たちは巣立ちます。私は仕事以外にやりたいことが盛りだくさんな人間なので、子離れや引退をきっかけに老け込まなさそうですが、限られた人生でも家族との時間を大切にしたいと思っています。

§ 月表 

 ・11月お出かけ

神楽坂,ASIAN TAWAN 神楽坂,矢来能楽堂,泉鏡花旧居跡 北原白秋旧居跡,善国寺,熱海湯,神楽坂 若宮八幡神社,若宮公園,東京理科大学 秋山仁の数学体験館,ドトールコーヒーショップ,パーティールーム,モスバーガー 鶴川店,ON THE HILL COFFEE,町田マルイ,町田東急ツインズ,小田急百貨店 町田店,葉山しおさい公園,葉山しおさい博物館,噴井の滝,一色海岸,横浜くりこ庵,和食麺処サがミ 町田金井店,QBハウス 新宿南口店,アパホテル&リゾート東京ベイ幕張,ラ・ジュエ・ド・シエル 幕張,缶詰バー mr.kanso 東京ベイ幕張店,幕張メッセ,築地食堂 源ちゃん,幕張メッセ,和味庵,FANCY,築地ボンマルシェ,日比谷シャンテ,調理師専門学校,SHARE GREEN MINAMI AOYAMA,しゃぶしゃぶ温野菜,Starbucks Reserve Bar,町田市庁舎食堂,BUSO AGORA,香園,鎌倉商工会議所,鎌倉山下飯店,マクドナルド鎌倉駅前店,Starbucks,鶴岡八幡宮 二の鳥居,鎌倉まめや,Rudy Brew,恵比寿ガーデンプレイス,kintone Cafe 東京 Vol.9,炉端酒屋 しげぞう,Caffe CIELO,ベルサール高田馬場,ユニクロ,BIGBOX高田馬場,築地ボンマルシェ,コーチャンフォー 若葉台店,らーめん 立川や,昭和記念公園 西立川口,スエヒロ館 新百合ヶ丘店,ジョニーヌードル,伝統芸能情報館,都道府県会館,LODGE,恵比寿ガーデンプレイスタワー,釈迦,コメダ珈琲店,選書する書店フォルケ,おにやんま,恵比寿ガーデンプレイス,恵比寿ガーデンプレイスタワー,ファミマ!!,星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳,Epicerie Fine Alpilles,Books & Cafe,YYグリル,丸山珈琲,八ヶ岳ファーマーズケーキ,甲州ほうとう 小作 清里高原店,石川PA (上り),箱根そば,掖上駅,道の駅 吉野路 黒滝,黒瀬滝,道の駅 吉野路 上北山,池原ダム,明神池,池神社,池原発電所,Shimokitayama Biyori,きなりの湯,カーブの店,ゲストハウス天籟,不動七重の滝,Shimokitayama Biyori,花川,おくとろ温泉,ゲストハウス天籟,きなりの湯,Shimokitayama Biyori,下北山郵便局,大泰の滝,清納の滝,不動滝,笹の滝,八十一番,町田市立中央図書館,しゃぶ葉 町田木曽店,極鶏Bar 下北沢店,多摩川河川敷

 ・11月ツイート

https://togetter.com/li/1436979

§ 家族のお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。
家族で出かけたのは、今月は5回です。そのうち、3回は食事をともにしただけですが(11/3)(11/14)(11/28)。
妻が誕生日を迎えた日は、家族で築地ボン・マルシェへ(11/9)。ここの支配人は妻のいとこ。私も約二十年ぶりにお会いしました。素晴らしい誕生日会が開けたように思います。日比谷まで歩いた帰りの景色が楽しかったです。

もう一回は家族で昭和記念公園の「秋の夜散歩」を訪れまして(11/17)。うちのワンちゃんたちも連れて。イチョウ並木のライトアップや日本庭園の池にうつった庭園が素晴らしく、素晴らしい秋の贈り物を受け取れました。

§ 妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。
妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は二人で四回お出かけしました。まずわが家からほど近い川崎市麻生区のON THE HILL  COFFEEで穏やかなひと時を(11/3)。ラグビーワールドカップの余韻も鮮やかですが、実際に有名選手の弟さんにばったり出会ったり。コーヒーも美味しくチョークアートも見事でした。その翌日には海が見たいというので葉山へ。葉山しおさい公園と葉山しおさい博物館を巡った後、一色海岸に美しく沈む夕日を見守りまして。この素晴らしい世界に祝福を送りたくなる瞬間!
さらに妻とはWhisky Festival 2019 in Tokyoへと(11/16)。ここで妻はウイスキーをしこたま飲みまして。もちろん私も思う存分頂きました。そしてその後は妻を介抱しつつ築地へ。妻のお誕生日会でもお世話になった築地ボン・マルシェで催されたディナークラシックライブを聞きながらの秋の夜長を満喫しました(11/16)。
11月は結婚記念日の月でもあり、今月は結婚二十周年です(11/21-22)。なので妻と二人でリゾナーレ八ヶ岳に泊まりまして。本当は長崎で行われた矯正歯科学会に行くついでに夫婦旅行もする予定でしたが、妻の気が乗らず、急遽山梨でのんびりすることにしました。その目的通り、二日間、リゾナーレ八ヶ岳の中だけでほとんど過ごしました。私にしては珍しい過ごし方でしたが、妻にとっては至極満足のいく時間だったようです。

§ 妻と次女とのお出かけ 上の年表で緑地に太字にしているイベントです。
娘の調理師学校の文化祭にご招待いただきました(11/10)。娘が頑張っているところでさすがというべき美味しい料理を堪能しました。

§ 娘たちとのお出かけ 上の年表で青地に太字にしているイベントです。
今月は娘たちの時間はありませんでした。

●私自身の十一月(交友関係)

§ 関西の交流関係 今月は紀伊半島はたらくくらすプロジェクトに参加しました(11/25-27)。9年前に妻とは熊野本宮から吉野までドライブして以来の熊野訪問は、豊かな森の景観とともにわたしを憩わせてくれました。下北山村の人々の素朴さに心が打たれました。これを書いている今もまだ下北山ロスが続いています。
また、下北山村へ向かう車は実家の車を借りました。そのため、訪問の前後は実家に泊まりました。両親ともゆっくりと話すことができたのが良かった。それこそ両親の終活に関することまで。
ただ先輩のご実家にまだ今年行けていません。今回の問でもその時間が取れませんでした。12月にもCybozu Days 2019 in 大阪で関西に行くつもりなので、その機会に必ず訪問しようと思っています。

§ 今月の交流 今月は仕事でも積極的に発信したり外部イベントに出かけたこともあり、様々な出会いがありました。
まずは夫婦が親しくしているご夫婦が結婚二十周年を迎えるというので勝どきでのパーティにお招き頂きまして(11/2)。なんとそのご夫婦が入籍したのがうちの夫婦が披露宴を行った1999/11/21の翌日というから驚きです。
続いてはkintone エバンジェリストを続ける方で集まったkintone EvaCamp 2019です(11/6)。カクテルや背負うビールサーバーも交えてのパーティーは素晴らしい一夜でした。二次会で訪れたmr.kansoも初めての缶詰バー訪問で楽しく飲めました。その翌日から二日間にわたって開催されたCybozu Days 2019 in 東京は実に刺激的な場でしたが、一日目も二日目も終わった後に打ち上げの海鮮丼や料理などをつつきながら、会話に花を咲かせました(11/7-8)。
また、若い二人と訪れたJAPAN RUM CONNECTION TOKYO 2019の場と二次会、三次会と熱く語った一日など、今月のハイライトの一つです(11/10)。
また、鎌倉商工会議所で働き方について登壇した後、鎌倉山下飯店で開かれたラウンドテーブルを囲んでのランチ会(11/14)も、鎌倉の皆さんと交流を深める絶好の機会でした。
その次の日にはkintone Café 東京 Vol.9を恵比寿で主催し(11/15)、その後の炉端酒屋 しげぞうで行われた懇親会には23人もの方に来ていただき、私にとっても久しぶりに大所帯の飲み会を主催できたことが感無量です。
その翌日には妻とWhsky Festival 2019 in Tokyoに参加し、かなりの量の美酒を飲みましたが、その後は11/9の妻の誕生日祝いに訪れた築地ボン・マルシェの支配人からディナークラシックライブにお誘いを受け、妻はウイスキーーを飲みすぎてグロッキーだったのですが、夫婦がお世話になっている方もお誘いしていたので、なんとか駆け付けまして。おかげで美酒に美食に美しい女性たちに美しい音楽を楽しむことができました。
先月にも訪れた選書する書店フォルケさんでのAI勉強会では、また新たな出会いもあり、クラフトビールを頂きながらの和気あいあいとした勉強ができました(11/20)。その後五反田駅前のおにやんまに一緒に食べに行ったのは、上に書いた結婚二十周年を迎えたもの同士。翌日は私が披露宴を、その翌日はその方が入籍をされたのですが、そのタイミングで一緒に食事ができたのも思い出です。
そして今月を語るには紀伊半島はたらくくらすプロジェクトで知り合った皆様との交流を欠かすわけにはいきません。コワーキングスペースShimokitayama Biyori、そしてゲストハウス天籟。二つのお風呂。ゲストハウス天籟で同室になった方とはお風呂で合計3時間近く語り合ったと思います。まさに旅が結び付けたご縁のすばらしさを感じました。Shimokitayama Biyoriの皆さん、カヤックLivingの皆さん、ゲストハウス天籟のオーナーとのご縁も今後、確かなものにしたいと思います。最終日にそれぞれの場所を離れる際には離れがたい、という気持ちに強く襲われましたので。
11月の締めくくりには極鶏Bar下北沢店で「令和初のいい肉の会」にもお招きいただきまして。うまい鶏肉やおでんが絶品でした。同じお店に通うことのあまりない私にとって、下北沢のこちらと梅田のBar Harbour Innは二大常連店といえるのかもしれません。
今月の私とご縁を結んでくださった皆様、本当にありがとうございました!

●私自身の十一月(文化活動)

§ 読書・観劇レビュー 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、主に2018年に読んだ6冊分となりました。レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。先月はほとんど書く時間がなく、一年と一か月遅れになってしまいました。この期間を質を落とさずに縮めたい。それが去年に引き続いての課題です。書く行為への熱意は衰えていませんので、引き続き続けたいです。

昨年の春まで連載していたCarry Meさんの運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」ですが、今月は2本アップしました。
(「アクアビット航海記 vol.14〜航海記 その3
アクアビット航海記 vol.15〜航海記 その4」)
2年の空白期間を挟み、内容を読み返してみても代表の人生観・仕事観にブレがないことを確認する意味では、意義がある連載再開になっています。なお、本音採用サイトでは元記事が削除されたため、転載ではなく弊社サイトのみの連載扱いとさせていただきます。

今月書いた本のレビューは6本
(「劇団四季と浅利慶太
平の将門
イマドキ古事記 スサノオはヤンキー、アマテラスは引きこもり
鉄道と国家 「我田引鉄」の近現代史
日本ふーど記
声の狩人 開高健ルポルタージュ選集」)。
今月書いた物申すブログは1本
(「ラグビーワールドカップがくれたもの」)。
今月書いた弊社の活動ブログは5本
(「kintone EvaCamp 2019に参加しました
Cybozu Days 2019 in 東京に行きました」。
弊社はサイボウズ株式会社のオフィシャルパートナーとなりました」。
「雇われない働き方」についてお話してきました」。
kintone Café 東京 Vol.9を開催しました」)。

§ 今月の読書 先月は15冊の本を読みましたが、今月は大物が続いたためか4冊にとどまりました。内訳はSF小説一冊、純文学三冊。その代わりに早く読みたいと思える本を数冊入手しました。サイボウズ社の副社長が書いた組織論は、実際に著者本人の前で購入し、一緒にお写真も撮っていただきました。また、私が人生の師匠と20数年前から慕っている方が初めての著書を出され、本を送ってくださいました。結婚二十年の記念になりました。私も生きた証として出版を本格的に考えたいと思っています。

§ 今月の映画 今月の映画鑑賞は0本です。見たい映画はあったのですが、結局行くことができませんでした。

§ 今月の舞台 舞台については、今月は0本です。ただし、神楽坂への商談の後、矢来能楽堂の無料見学日だったので能舞台を見てきました。6月に国立能楽堂で見た能舞台の印象が強く、あの現実のせわしなさを超越した時間の進みの遅さは、今の世の中を支配するビジネスの流れとはあまりに対照的です。今、ビジネスの常識だったモーレツな時間軸がワークライフバランスといったスローライフへの見直しに傾いているように。それを思わせるような矢来能楽堂での時間でした。

§ 今月の音楽 Cybozu Days 2019 in 東京のDay2の冒頭でバイオリンをフィーチャーしたバンドの演奏に聞きほれました(11/8)。それと築地ボン・マルシェで催されたディナークラシックコンサートでは、妻と夫婦でお世話になっている先生との三人で聞きほれました。美しい女性二人によるバイオリンとピアノの調べが心に沁みました(11/16)。
それと下北山村ではゲストハウス天籟のオーナー様が弾くピアノの音色にも癒されました(11/26)。

§ 今月の美術 今月は東京の国立劇場の横にある伝統芸能情報館で、歌川豊国 ―歌川派の役者絵―を観覧しました(11/19)。江戸時代の絵画の魅力に触/れたのは3月の東京都美術館での「奇想の系譜展」でしたが、またその時の興奮が思い出されます。
また、自然の織り成す奇跡的な美しさそのものが美術作品だといえます。今月は感動する景色に何度も出会えました。
一色海岸で見た夕日の美しさは生涯で見た夕日でも屈指のものでした(11/4)。

夕日を背後にした富士山の美しさと足元のZOZOマリンスタジアムの明かりの取り合わせも目に焼き付きました(11/6)。家族で訪れた昭和記念公園のイチョウや池に映った借景のすばらしさも忘れれらません(11/17)。

また、下北山村は紅葉が最盛期を迎えていて、素晴らしい色彩を身にまとった木々は一幅の絵のようでした(11/25-27)。明神池の美しさにも目を奪われました(11/25-27)。

また見事なチョークアートにも出会えました。妻と訪れた川崎市麻生区のON THE HILL COFFEE様です(11/3)。妻と結婚二十周年で訪れたリゾナーレ八ヶ岳ではワインのボトルでできたツリーが無数に並び、私たちを祝福してくれました(11/21-22)。そうした美しい景色にたくさん出会えたのは芸術の秋にふさわしく、私の目を養ってくれました。

§ 今月のスポーツ 今月は山には登っていません。ですが、いくつかの滝へアタックした際に山道は歩きました。特にアタックに失敗した双門の滝、三重の滝への道はなかなか大変でした。前者では両手に傷を負いましたし。
スポーツ観戦でも相撲や野球やボクシングやサッカーなどテレビ画面上ではあるものの楽しめました。

§ 今月の滝 今月は九ヶ所の滝を訪れています。「噴井の滝(11/4)」「黒瀬滝(11/25)」「不動七重の滝(11/26)」「前鬼川沿いの滝(11/26)」「前鬼川沿いの滝(11/26)」「大泰の滝(11/27)」「清納の滝(11/27)」「不動滝(11/27)」「笹の滝(11/27)」。この中で不動七重の滝は私にとって日本の滝百選のうち33カ所目の滝です。そして笹の滝は34カ所目となりました。ようやく百選の3分の1を訪れられました。まだまだ訪れるべき滝は多く、百選に選ばれていなくても滝には滝の魅力があります。今月は名瀑が多数ある奈良県の滝々を初めて訪れられました。アタックに失敗した双門の滝や三重の滝にもまた再チャレンジしたいと思います。

§ 今月の旅行 今月は、葉山散策(11/4)と幕張訪問(11/6-8)と鎌倉訪問(11/14)と昭和記念公園散策(11/17)とリゾナーレ八ヶ岳泊(11/21-22)と下北山村泊(11/25-27)の六回ですね。多くは仕事も交えながらの訪問でしたが、逆にそれが仕事の成果にもつながるなど、ワーケーションのコツをつかみつつあるように思えます。ワーケーションのイベントには今後も参加したいと思っています。

§ 今月の駅鉄 趣味の駅巡りは1駅です。「掖上駅(11/25)」。この駅ヘは下北山村へ向かう途中で寄りました。近くには近畿の駅百選にも選ばれている北宇智駅と福神駅があり、本来はそちらの駅によるべきでした。ですが、掖上駅もなかなか風情のある無人駅でした。訪れられて満足です。

§ 今月の酒楽 今月もかなり飲みました。飲んだ日数は10日。延べ13軒。11月はお酒のイベントが多い月です。まずはJAPAN RUM CONNECTION TOKYO 2019です(11/10)。若い二人の友人と訪れたのですが、ラムの銘酒が飲み放題とあって私が相当酔っぱらってしまいました。そのあとも二件ほどお店をめぐり、とても熱く語ったように思います。続いてはWhisky Festival 2019 in Tokyo(11/16)です。妻と訪れたのですが、妻が相当酔っぱらってしまい、グロッキー状態に。前年にも訪れていた私がやばいと事前に伝えていたにも関わらず。でも、妻も楽しく飲んでくれたようでよかったです。
他にも上の交流に書いたイベントで、会話と料理と美味しいイベントが楽しめました。
また、今月の一人のみは一回だけでした。鎌倉で登壇した後、Rudy Brewさんでクラフトビールを。また、妻と結婚記念日に訪れたリゾナーレ八ヶ岳ではÉpicerie Fine ALPILLESさんで買い求めたロゼワインの美味しさに存分に酔いしれました。

§ 今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。

ダムは二カ所。「川迫ダム(11/25)」「池原ダム(11/25)」

公園は四か所。「若宮公園(11/1)」「葉山しおさい公園(11/4)」「昭和記念公園(11/17)」「池の平公園(11/25、26、27)」

博物館は三か所。「東京理科大学 秋山仁の数学体験館(11/1)」「葉山しおさい博物館(11/4)」「伝統芸能情報館(11/19)」

能楽堂は一か所。「矢来能楽堂(11/1)」

温泉は二か所。「きなりの湯(11/25)(11/27)」「おくとろ温泉(11/26)」

神社は二か所。「神楽坂 若宮八幡神社(11/1)」「池神社(11/25)」

寺は一カ所。「善国寺(11/1)」

入手したダムカードは二枚。「池原ダム(11/25)」「七色ダム(11/25)」

入手した風景印は一枚。「下北山郵便局(11/27)」

私がまだ訪れていない場所の多さにめまいがします。他の活動もまだまだやりたいことがいっぱいあります。一番怖いのは年齢から来るあきらめと気力の減退。これだけは防ぎたい。家族との縁もこれから姿を変えていくことでしょう。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなったときにやることがない、というよくある老境になってはなりません。

一方で、将来のこともそろそろ考えねばなりません。法人のまとめには書いた通り、法人としての売り上げは伸びています。ただ、個人としては投資もしなければ賭け事もせず、不労所得のタネも持っていません。つまり、一人で私自身の体だけが頼りなので、体に何かがあれば収入は尽きます。そろそろ貯蓄のことも考えていかなければ。

それぞれの場所で俳句も読みました。今月は9句。いずれもツイートまとめに載せています。

あらためて「私」を振り返ってみました。今月も素晴らしい月となりました。来月も充実した日々となることを信じて。


2019年11月のまとめ(法人)


今年から、毎月ごとに個人と法人を分けてまとめを書きます。

総括すると、2019年11月は外部への発信に力を注ぎました。複数の案件を並行して進められるようになりつつありますが、弊社の認知度をあげるためには外部での発信が欠かせません。外部のイベントに数多く参加し、代表自身が登壇も行いました。露出が増えた月といえましょう。
売上高では先月と先々月を上回る額を得られ、目標額も達成することができました。達成度7割。達成感7割。満足感8割というのが自己採点です。

パートナーさんへの発注も進めつつ、自社の案件を増やす。外注率は抑えつつ、代表の作業は生産性を高く維持し、売上につなげる。そんなビジョンで業務をこなしてゆきたいと思います。
弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 11月度の売上は、目標額にわずかに超えることができました。一方で、代表の稼働時間はかなり多種多様なものへと変化しました。11月はCybozuさんのイベントが目白押しの月。各種イベントへの参加や主催、登壇など、手ごたえを得た月でした。
中でも特筆すべきは弊社がサイボウズ株式会社のオフィシャルパートナーになったことです。これによって弊社の認知度はさらに上がると思われます。
また、働き方改革への取り組みの一環として、紀伊半島はたらくくらすプロジェクトにも参加し、ワーケーションを目的とした2泊3日の滞在を行いました。
そうした対外的なイベントの合間にさまざまな案件をこなし、ご検収まで結びつけられました。それによって代表の求めるワークライフバランスの実現に一歩だけ近づけたように思います。これからも将来に向けての布石は次々と打っていくので、そうした準備も含めて今月は評価したいと思います。

§ 業務パートナー 今年度に入ってから、パートナー企業との協業をもう一度見直しています。
外注先と共存しつつ、外注比率を抑えるにはどうすればよいか。そもそもの案件ごとの見積額を上げ、なおかつ、教え、フォローする時間だけ生産性が落ちることを踏まえた額を出さねばなりません。
案件によって難易度も内容も千差万別なのがシステム開発。効率的な外注はどうすれば可能なのか。お互いが不公平にならず、必要な利益を得るにはどうすればよいのか。効率的な仕様とスキルの伝達をどうやればよいのか。試行錯誤です。

サテライトオフィスの開設を機に、スキルの伝達についてはやりやすくなっていますが、まだ難しい。
ありがたいことに、お仕事のご依頼は尽きてはいません。案件が来ている好況のうちに今後の業務を見越し、パートナー技術者さんとの協業に相当労力を割かなければ、と覚悟しています。売上も下がるし、利益も落ちるでしょうが。

§ 開発案件 今月は八割の開発案件がkintoneがらみでした。kintoneとAWSやGoogle Apps Script、boxとの連動を行いながら、kintoneを基幹システムの一角として提案し、活用することが受注につながっています。ユーザー様には、引き続きインターフェースのわかりやすさがkintoneの魅力として訴求したいと思います。今月もまた新規に複数のkintone案件が開始しました。
同時に、自社で開発して納品するのではなく、既存のkintoneのサードパーティ製品を活用した短納期案件への対応にも着手しました。

同時に、他のサービスについても視野は広く持たねばなりません。AIの勉強会に出ました(10/15)。幕張メッセで開催されたCybozu Days 2019 in 東京ではサードパーティ各社のソリューションに触れました。オンラインでのセミナーもAWSome Day Online Conference(11/25)、freee for kintoneセミナー(11/29)の二回受講しました。引き続き情報収集は抜かりないよう勧めます。
旧来のシステム開発の考えでは将来は厳しくなることは確実ですし、kintoneを軸にさまざまなサービスを連携させられれば、引き続き弊社の武器になるはずと信じて。先月と先々月は続けてkintoneの資格試験に受かり、今月も受ける予定でしたが、時間がなく断念。来月早々に受ける予定です。

§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社だけの財務状態は問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。いつになればこの状態が落ち着くのか。財務基盤の弱さをいかにして克服するか。課題は山積みです。

§ 社内体制 こちらはまだ道半ばです。サテライトオフィスの開設はなりましたが、今、そこでは外注先の技術者に対しての活用しかできていません。雇用自体は、懇意にしている社労士さんや税理士さんからも後押しをいただいています。
ただ、そのためにも遅れている経営への考察(業務計画、SWOT分析、経営計画、就業規則、財務計画など)を深める作業を進めなければなりますまい。ここはまだ手付かずです。

§ 人脈の構築 今月はCybozu関連のイベントを含め、対外的な活動が多い月でした。そのおかげでさまざまな場所で新たなご縁ができました。
下の対外活動にも記載していますが、それらの場所では得がたい知己が増え、今後も互助できそうなつながりができました。こうした活動が今後の業績を左右すると信じています。引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月は以下のイベントに参加しました。kintone EvaCamp 2019(11/6)、Cybozu Days 2019 in 東京(11/7、8)、第4回女性のセカンドキャリアステップセミナー(11/14)、kintone Café 東京 Vol.9(11/15)、AI勉強会(11/20)、紀伊半島はたらくくらすプロジェクト(11/25、26、27)。
来月もfreee社で登壇が控えています。記事執筆のお仕事も複数いただいています。そうしたご縁は対外活動から生まれています。代表自身による新たな交流を発信することは絶対に怠ってはならないと肝に銘じています。皆様、ありがとうございました。

§ 執筆活動 昨年の春まで連載していたCarry Meさんの運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」ですが、今月は2本アップしました。
(「アクアビット航海記 vol.14〜航海記 その3
アクアビット航海記 vol.15〜航海記 その4」)
2年の空白期間を挟み、内容を読み返してみても代表の人生観・仕事観にブレがないことを確認する意味では、意義がある連載再開になっています。なお、本音採用サイトでは元記事が削除されたため、転載ではなく弊社サイトのみの連載扱いとさせていただきます。

今月書いた本のレビューは6本(「劇団四季と浅利慶太
平の将門
イマドキ古事記 スサノオはヤンキー、アマテラスは引きこもり
鉄道と国家 「我田引鉄」の近現代史
日本ふーど記
声の狩人 開高健ルポルタージュ選集」。
今月書いた物申すブログは1本(「ラグビーワールドカップがくれたもの」。
今月書いた弊社の活動ブログは5本(「kintone EvaCamp 2019に参加しました
Cybozu Days 2019 in 東京に行きました」。
弊社はサイボウズ株式会社のオフィシャルパートナーとなりました」。
「雇われない働き方」についてお話してきました」。
kintone Café 東京 Vol.9を開催しました」。

§ 年表 

 ・11月お仕事

  神楽坂で商談、飯田橋ドトールコーヒーで作業、幕張でEvaCamp 2019参加、エバンジェリストで飲み会、Cybozu Days 2019 in 東京参加×2、幕張で打ち上げ飲み会、BUSO Agoraで作業、鎌倉商工会議所で登壇、参加者の皆様とランチ会、マクドナルド鎌倉駅前店で作業、鎌倉市役所前StarBucksで懇談、恵比寿で商談、kintone Café 東京 Vol.9を主催、kintone Café 東京 Vol.9懇親会、サイボウズ社役員様と会見、Yahoo! LODGEで作業、恵比寿で打ち合わせ、新宿御苑で作業、新宿御苑で商談×2、五反田選書する書店フォルケでAI勉強会、恵比寿で商談、Shimokitayama Biyoriで作業、Shimokitayama BiyoriからAWSome Day Online Conference参加、Shimokitayama Biyoriから恵比寿での打ち合わせにリモート参加、町田で商談、町田市立図書館で作業、サテライトオフィスからZoom打ち合わせ、サテライトオフィス×9

 ・11月ツイート

https://togetter.com/li/1436948


アクアビット航海記 vol.15〜航海記 その4


あらためまして、合同会社アクアビットの長井です。前回にも書きましたが、弊社の起業物語をこちらに転載させて頂くことになりました。前々回からタイトルにそって弊社の航海記を書いていきます。以下の文は2017/11/16にアップした当時の文章が喪われたので、一部修正しています。

大学は出たけれど

さて、1996年の4月です。大学は出たけれど、という昭和初期に封切られた映画があります。この時の私はまさにその状態でした。この時から約3年。私にとっての低迷期、いや雌伏の時が続きます。この3年間についての私の記憶は曖昧です。日記もつけていなければ、当時はSNSもありませんでしたから。なので、私の3年間をきちんと時系列に沿って書くことはできないでしょう。多分記憶違いもあるはず。ともあれ、なるべく再構築して紹介したいと思っています。

妙に開き直った、それでいてせいせいするほどでもない気持ち。世の中の流れに取り残されたほんの少しの不安、それでいて焦りや諦めとも無縁な境地。あの頃の私の心中をおもんばかるとすればこんな感じでしょうか。新卒というレールから外れた私は具体的な将来への展望もない中、まだどうにかなるわという楽観と、自由さを味わっていました

大学を出たとはいえ、私の心はまだ大学に留まったままでした。なぜかというと家が大学のすぐ近くだったからです。アクアビット航海記 vol.12〜航海記 その1にも書きましたが、わが家は阪神・淡路大地震で全壊しました。そこで家族で住む家を探したのが私でした。家は大学の友人たちに手分けして探してもらいました。そしてほどなく、私の一家は関西大学の近くに引っ越しました。この時家を見つけてくれた友人には20年以上会えていません。N原君、覚えていたら連絡をください。
さて、家の近くに大学があったので、卒業したはずの私は在学生のようにぬけぬけと政治学研究部や大学の図書館に入り浸っていました。

その時の私は多分、光画部における鳥坂先輩のような迷惑至極な先輩だったことでしょう。鳥坂先輩と同じく大義名分として公務員試験を受ける、という御旗を立てて。それは、私自身でも本当に信じていたのか定かではない御旗でした。ちなみに鳥坂先輩が何者かはネットで検索してください。

1996年の10月。西宮に新しい家が完成し、西宮に戻ることになりました。引っ越す前には幾度も西宮に赴き、引っ越し作業に勤しんでいた記憶があります。なにせ、時間はたっぷりありますから。

孤独な日々

そう、時間だけは自由。何にも責任を負わず、親のスネをかじるだけの日々。この半年、逆の意味で時間の貴重さを噛みしめられたように思います。なぜなら、何も覚えていないから。インプットばかりでアウトプットがないと、時間は早く過ぎ去ってゆく。責任がないと、ストレスがないと、何も記憶に残らない。私が得た教訓です。

ですが、1996年の4月から1999年の3月までの3年間はとてもかけがえのない日々でした。なぜならこの3年間も大学の4年間に劣らず私の起業に影響を与えているからです。この3年間に起こったさまざまなこと、例えば読書の習慣の定着、パソコンとの出会い、妻との出会い、ブラック企業での試練は、起業に至るまでの私の人生を語る上で欠かせません。

この三年で、私が得たもの。それは人生の多様性です。小中高大と順調に過ごしてきた私が、会社に入社せず宙ぶらりんになる。それもまた、人生という価値観。その価値観を得たことはとても大きかった。大学を卒業しそのまま社会に出てしまうと宙ぶらりんの状態は味わえません。そして、それが長ければ長いほど、組織から飛び出して“起業“する時のハードルは上がっていきます。人によってそれぞれでしょうが、組織にいる時間が続けば、それだけ組織の中で勤めるという価値観が心の中で重みを増していきます。
誤解のないように何度も言い添えますが、その価値観を否定するつもりは毛頭ありません。なのに私は23の時、すでに宙ぶらりんの気持ちをいやというほど味わってしまいました。そして、宙ぶらりんの状態もまた人生、という免疫を得ることができました。それは後年、私の起業へのハードルを下げてくれました。
起業とは、既存の組織からの脱却です。つまりどこにも属しません。起業とは多様性を認め、孤独を自分のものにし、それを引き受けることでもあります。卒業してからの半年、私の内面はとても孤独でした。表面上はお付き合いの相手がいて、政治学研究部の後輩たちがいて、家族がいました。でも、当時の私は、あっけらかんとした外面とは裏腹に、とても孤独感を抱えていたと思います。

本に救いをもとめる

その孤独感は、私を読書に向かわせました。本に救いを求めたのです。その頃から今に至るまで、読んだ本のリストを記録する習慣をはじめました。
当時の記録によると、私の読む本の傾向がわが国、そして海外の純文学の名作などに変わったことが読み取れます。
それまでの私はそれなりに本を読んでいました。推理小説を主に、時代小説、SF小説など、いわゆるエンタメ系の本をたくさん。ですが、私の孤独感を癒やすにはエンタメでは物足りませんでした。純文学の内面的な描写、人と人の関係の綾が描かれ、人生の酸いも甘いも含まれた小説世界。そこに私は引き寄せられていきました。私はそれらの本から人生とはなんぞや、という問題に折り合いをつけようとし始めました。

もちろん、それを人は現実逃避と呼びます。当時の私が本に逃げていた。それは間違いありません。でも、この時期に読書の習慣を身に着けたことは、その後の私の人生にとても大切な潤いを与えてくれました。おそらく、これからも与えて続けてくれることでしょう。

この時、私が孤独感を競馬、パチンコなどのギャンブル、またはテレビゲームなどで紛らわそうとしていたら、おそらく私がここで連載を持つ機会はなかったはずです。
とはいえ、私はギャンブルやゲームを一概に否定するつもりはありません。きちんと社会で働く方が、レクリエーションの一環で楽しむのなら有益だと思います。ですが、時間を持て余す若者-当時の私のような-がこういった一過性のインプットにハマったら、後に残るものは極めて少ないと言わざるをえません。
私の中の何が一過性の娯楽に流れることを留めたのか、今となっては思い出せません。自分の将来を諦めないため、私なりに本からのインプットに将来を賭けたのでしょうか。いずれにせよ、本から得られたものはとても大きかった。私もこういうクリエイティブな方向に進みたいと思わせるほどに。

次回も、引き続き私の日々を書きます。


kintone Café 東京 Vol.9を開催しました


11/15にkintone Café 東京 Vol.9を開催しました。

公式の開催報告はしかるべき場所に書かせていただきました。
こちら

関連するツイートのまとめサイトも作成させていただきました。
こちら

なので、ここでは代表である私が登壇の際に語った
kintone Caféとは?スライド
kintoneを簡単にご紹介スライド
Cybozu Days 2019のkintone周りをフィードバックスライド
をさらに補足するように、開催であらためて感じた思いを書かせていただきます。

3月末のkintone Café 広島に登壇した時、今までkintone Caféで話したことのなかった自治会を取り上げました。
今までは技術に即した内容を話すことが多かったのですが、技術に触れないkintone Caféの登壇が私に新鮮でした。

8月末に開催したkintone Café 東京 Vol.8 @多摩では、プロジェクト・アスノートの松田さんと共催しました。
それを機に私の話す内容を思い切って初期化し、kintoneを一から語ってみました。当然技術ネタは封印。

技術ネタだと、kintone Caféに来てくださった方がついて来れない可能性があります。当然、反応も薄くなります。
そもそもkintoneエバンジェリストとは、技術うんぬんではなく、kintoneの良さを広めることにあるのではないか。
私の中でkintone Café神奈川を何度か行う中で迷いが生じていましたが、直近の二回のkintone Caféで修正することができました。

今回のkintone Café 東京 Vol.9は開催要項にユーザー向けをうたっていました。
その一方で、今回の参加者の中には私の知る限り、かなりのスキルを持つ技術者も6,7名はいました。

そうした方々に対し、kintoneの初歩を語ることに意味はあるのか。
私はあると判断しました。
むしろ、技術者であるほど、kintoneが新鮮に映るはず。そうした意味でもユーザー向けの内容でよかったと思います。

今回、会場を提供してくださったのはクロス・ヘッド株式会社様。System Integrateの豊富な経験をお持ちです。
クロス・ヘッド様の会場をお借りしながら、技術に触れず、ユーザー向けの内容にすることに若干のためらいもありました。
ですが、kintone Caféを通しての皆様の反応は上々で、七割以上の方が懇親会に参加してくださいました。その事からも、ユーザー寄りで行く、との方向性は続けようと思いました。

私の登壇では、そもそもなぜkintoneをユーザーに勧めるのか、という観点で一生懸命語ってみたつもりです。
さらに、Cybozu Days 2019 in 東京で発表された内容を報告しました。

今回、一緒に登壇したkintone大好きキンスキ YouTuberの松井さんは、私のPCトラブルによる順番交代にも動じず、見事な登壇を務めてくださいました。そればかりかサイボウズさんならではの事例を提供してくださいました。

私に続いて登壇してくださった情報親方の東野さんは、Cybozu Days 2019で発表され、来場された方々に感心されたkintone導入ガイドブックの制作について、マニュアル制作のノウハウも惜しげなく披露してくださいました。

トリを務めてくださったTeruさんは、登壇を公開できないリスクを押してkintoneが最大に活きる業務改善の生の事例を語ってくださいました。kintoneの紹介から導入、そして業務改善効果に至るまで、今回のCaféを締めるにふさわしい内容でした。

あらためて、こうした地道な活動が、今後につながると確信できた1日でした。
12/7にはkintone Café JAPAN(サイト)が予定されています。そこでもきっと実のある内容が得られる事でしょう。
今回来てくださった35+αの皆様、登壇してくださった3名の仲間。会場を提供してくださったクロス・ヘッド株式会社様。皆さま本当にありがとうございました。


「雇われない働き方」についてお話してきました


秋の鎌倉で「雇われない働き方」についてお話ししてきました。

主催はかまくら主婦’sネットワーク様と鎌倉市様との協働事業です。(サイト)

今回、参加してくださったのは、九名+乳児を含めたお子様五名です。
セミナーの間「かまくら病児保育」で活動されている病児保育士の佐藤まゆ子さんがお子様の子守をくださったので、お母様方もセミナーに集中できました。感謝です。こういう取り組みは素晴らしいですね。
そのほかにも主婦’sネットワークの福田さん、鎌倉市の方、第一部で登壇される渡辺みさきさんなど、会議室はいい感じで埋まっていました。

第一部で渡辺みさきさんが正社員と非正規社員の違いなど、人事経験者ならではのお話をしてくださいまして。
しかも、合間にワークショップを挟むのが絶妙。それによって、参加されたみなさんもお話の内容が腑に落ちたのではないかと思います。

続いては私の出番。
ところがパソコンにHDMIを繋いでもプロジェクターに映らず。数分ほどあたふたと焦りました。

ですが、プロジェクターになんとか私のプレゼンテーション資料が投影されてからは、私の舌は徐々になめらかに。
大学を出てからの私の紆余曲折の歴史を述べ、その中でアルバイト、派遣社員、クビ、正社員への登用、個人事業主、業務請負、法人経営など、さまざまな就業形態を経験してきたことを語りました。
そこから起業するにあたって気をつけるべきよしなし事をつらつらと述べました。

うれしかったのは、何人もの方から質問があったことです。
しょせんは成功者(のように見える)の結果論に過ぎない。といった醒めた反応ではなく、出席された方の意欲が見えたからです。
実際、今の私はたまたま結果的に法人経営者を続けられていますが、数え切れないほど挫折の危機がありました。
そこから得た気づきは、こうやって登壇しないと自分でも気づかないほどに常識と化し、普段は浮上してきません。
そうした私の中の気づきを言語化する事で、私自身にもノウハウとして意識できましたし、これから独立を考えられている方に気づきとなってくれれば。
と思って9分ほどオーバーして話してしまいました。

セミナー全体の内容はかまくら主婦’sネットワーク様のサイトでもアップされています。

終わった後は場所を変え、若宮大路沿いの中華料理店でラウンドテーブルを囲み、和気あいあいとランチ会を。

セミナーとランチ会で気づいたこと。
起業とよく言われます。
独立に昔ほどの抵抗感は無くなってきています。
ところが、そうした体験談やノウハウは、思ったよりも世に流れていないのかもしれません。

今回の登壇に先立ち、打ち合わせで鎌倉を訪れました。前回と今回、仕事で鎌倉を訪れたことで、私の中の鎌倉に違う印象が刻まれました。
今まで私にとって、鎌倉とは妻の親戚が住む街である以上に、古い都を擁した観光地でした。
一方、仕事の立場で訪れてみた鎌倉は、新しい風が吹く街でした。

面白法人カヤックという、今の鎌倉を引っ張る企業も活躍しています。
前回の打ち合わせでも「まちの社員食堂」という鎌倉在勤者のみが利用できる場所に連れて行ってもらいました。
また、fablab鎌倉という、3Dプリンターを駆使した取り組みで全国に先駆ける場所もお連れいただきました。
かと思えば、今回のような催しに、子育てが最も忙しい最中でもお子様を連れて集う志のある方がいます。

今回の登壇まで私の中のどこかに、鎌倉を単なる観光資源にあぐらをかいた街とみる意識が潜んでいたように思います。
ところがこうやって訪れてみると、古い街並みを保ちつつも、新しい風を受け入れる街であることが分かりました。

前回と今回、多くの鎌倉の方とお会いできたことは、私にとって素晴らしい経験となりました。
皆さま、本当にありがとうございました。


弊社はサイボウズ株式会社のオフィシャルパートナーとなりました


令和元年11月20日。
弊社はサイボウズ株式会社のオフィシャルパートナーとして認定されました。

その翌日、サイボウズさんからオフィシャルパートナーの証として盾が届きました。
11/21はまさに、代表である私の結婚二十周年の記念日。
そのような日に盾を届けていただいたのも何かのご縁だと思います。ありがとうございます。

初めて代表の私がサイボウズ社とご縁ができたのが2011/2/5のこと。
大塚商会のセミナーのセッションの一つで青野社長による「No-E メールワークスタイル」を聴講した時にさかのぼります。
セミナーの最後に紹介されたサイボウズLiveにTwitter上で反応した私に、間髪入れず青野社長からのメンションが。

それでサイボウズ社に興味を持った私は、Twitterでkintoneのβテスターの募集に応募します。

それから八年半。八年半もたってしまいました。
代表の私がkintoneのエバンジェリストとして任命いただいたのが2014年7月。
2015年4月には法人化を完了させ、そこからさらに4年半。

その間、サイボウズ社は働き方改革など、社会の矛盾に物申す企業として名をはせ、私はそんなサイボウズ社の取り組みを一貫して支持し続けていました。

弊社や私の力などまだまだ微々たるものです。
ですが、私が登壇やブログをアップすることで、少しでもサイボウズ社の理念に共感し、いまのわが国の状況を業務改善しようとする人が出てくれば本望です。

今回、オフィシャルパートナーとして認定いただいた事で、弊社の知名度も増すことでしょう。同時にそれは、弊社の責任が増すことでもあります。

でも弊社のミッションは変わりません。
代表である私と家族や親族。
弊社と弊社をご支援してくださるパートナー様。
さらにさまざまな地域や日本、世界の課題。
それらを少しでも良くしてゆくことが弊社と代表の私の務めだと思います。

スキルの向上に余念なく、あらゆるものに好奇心を持って接する営みを愚直に追求することで、きっとオフィシャルパートナーに認定していただいた価値に見合う活動ができる、と確信しています。

今後とも弊社及び、サイボウズ社とサイボウズ社が展開しようとするエコシステムや理念へご協力いただければ幸いです。
応援のほど、よろしくお願い申し上げます。


Cybozu Days 2019 in 東京に行きました


2019/11/7、11/8の幕張はある気配に包まれていました。
そこではCybozu Days 2019 in 東京が催されていたのです。
ただし、幕張に満ちていた気配とは、熱気ではなく禍々しい気でした。

今年のテーマは「モンスターへの挑戦状」
そのテーマ通り、モンスターたちに占拠されたパビリオン。会場全体が禍々しく彩られています。
その中にはちらほらと勇者のイラストも見受けられます。ですが、空間の大部分はモンスターに占められたまま。

そんな会場にも、参加者が増えていくにつれモンスターに立ち向かう機運が満ちていきます。
勇者とはすべての参加者のこと。皆でモンスターに立ち向かうのが今年のCybozu Daysのミッションなのです。

では、私たちが立ち向かうモンスターとは何でしょうか。
そのヒントは既にサイトにも動画で流されていました。そして、二日目のメインセッションでも青野社長から語られました。
モンスターとは目に見えません。そもそも存在すらしません。
モンスターとは私たち自身が作り上げてしまった存在なのです。

戦後の高度経済成長の結果、成功体験として日本中に刷り込まれてしまった観念。その代表が年功序列や終身雇用です。
そうした観念から派生したモンスターたち。
毎日決まった場所に通勤し、背広とネクタイの着用が正しいとする「通念」が蔓延り、その背後には一度きりの人生を「カイシャ」に捧げさせようと蠢くモンスターの闇が見え隠れします。

そうしたもろもろのモンスターたちと一緒に戦う私たちのために、七カ所に分かれたセッション会場のあちこちで、二日間にわたっていろいろなセッションが行われました。

初日のProduct Keynoteでは、GAROON、kintoneを軸に、これまでのアップデートと今後のアップデート予定が披露されました。
チーム応援ライセンスは対象アカウントが三倍に増え、危うく私の口から歓声が飛び出そうに。
LGWAN対応やアメリカでのkintone状況など、今後に期待が持てそうな発表が続きます。

keynoteの前には「俺キン」のセッションがありました。
俺はこんな風にモンスターと戦ってきた、と発表する勇者たちの姿は尊いです。私も場外から戦いの軌跡に聞き惚れました。
モンスターとの戦い方は勇者によってまちまち。あえてKINTONEに乗って登場する掟破りの登場もまたよし。

Keynoteの次は、kintone hiveです。
毎年聞いていますが、全国で知らぬうちに育ってしまったモンスターたちと戦う姿には、共感と感動があります。
例えるなら上出来のRPGのプレイ動画を大勢の勇者とともに観戦する臨場感のような。

私はhiveの前、各社のブースをダッシュで巡りました。
中でもfreee社のブースに長居していました。freee社で今度kintoneとfreeeのAPI連携についてお話しするためです。
その情報を入手し、freee社のみなさんと会話をして勉強。今後にもつなげていくためにも。

hiveの後は、kintone Café in Cybozu Daysにも参加しました。
Cybozu Daysが終わってすぐ、お膝元でのkintone Café 東京 Vol.9を主宰する私としては、全国各地にある勇者の集うギルドのあり方から学べるもの多かったこと。
kintone Café開催の意義や目的を考えるきっかけにもなりました。

このセッションと同じ時間には開発者向けのセッションがありました。
私はとても行きたかったけれど、kintone Caféのセッションを選びました。
まだまだ私もか弱い勇者なので、分身の術が会得できておらず悔しい。いずれ公開される動画を待ってみます。
なお、このセッションから冒険仲間に情報親方が加わってくれました。以後は行動をともに。

続いてはkintone hack Nightです。このセッションも見逃せません。
勇者として最前線に出てモンスターと戦うには、スキルを磨かねば。それを披露する場こそhack Night。
勇者の出で立ちに身を包んだ六名の勇者がおのおのの磨き上げたスキルを披露します。そして採点。
採点の間、魔の司会者ウッシーが召喚したモンスターが登場し、勇者にさらなる試練を与えます。あるモンスターは18世紀二ポーンの「コウメダユウ」に姿をかえ、華麗なる滑り芸を駆使して勇者に襲いかかります。あるいは21世紀の「ワタナベケン」がレスラーの出で立ちで絶叫して勇者の行く手を遮るのです。
勇者、危うし!
奮闘もむなしく、魔法に魅入られ笑わされた勇者には激烈なゴムパッチンが顔面に炸裂。容赦なくHPを削っていきます。

毎年、勇者の激闘から学ぶところは多いです。
私的には、AR世界の振る舞いをkintoneに結びつけた勇者「ウィル」さんのセッションがインパクト大でした。
が、優勝はヲタ芸とkintoneの組み合わせで満場の笑いをさらった勇者「つっきー」さんの逆転勝利。いや、楽しかった!

一日目『最軽量のマネジメント』を出版されたばかりのサイボウズ社副社長の山田さんがサイボウズ商店の店頭に立たれていたので、著書を購入し一緒に写真を撮っていただきました。
そして、情報親方と飯を食って締め。
ルーラを唱え、二時間以上かけて町田の宿屋に戻りまして。

さて、二日目。
いきなりの「SEKAI NO OWARI」の曲にバイオリンをフィーチャーしたバンドが登場し、素晴らしい二日目を予感させます。

二日目は、働き方をメインに据えたセッションが主です。
メインセッションでは青野社長の書籍「会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。」を編集したphp研究所の方と青野社長の対談から始まりました。
今回のCybozu Days 2019のテーマ「モンスターへの挑戦状」のもとになったというこの書を、私はまだ読めていません。ですが、この対談を聞くと、早く読まねば、という気にさせられます。
私が常々感じていた日本を覆う思い込みの数々。

タカマツナナさんとの対談も参考になりました。
お笑い芸人として活動する中、活動を若年層への政治参加を促すものに変えるなど、自在に活動を行うタカマツさんの意気込みが面白かったです。
タカマツさんもまた、芸人の立場から世の中のモンスターと戦っているのでしょう。

そのタカマツナナさんの後に登場したのが麹町中学校の工藤校長との対談です。
工藤校長は、宿題や委員会など学校生活につき物のさまざまな制度に抜本的な改革を加えたことでよく知られています。
一人一人の生徒のことを考えた結果、そうした制度や行事で必要のないものは廃止も辞さない。そうした伝統的に伝わる制度の多くは、実は前例主義に基づいた思い込みのモンスターの生み出した幻想にすぎない。そう力強く言い切る工藤校長こそ、教育界にさっそうと現れた勇者の中の勇者なのかもしれません。

この日の私は、作業もしなければならず、昨日以上にブース巡りができませんでした。用意してくださった電源席で、作業に没頭。

続いてのセッションはサイボウズ社に中途入社した社員が語る、サイボウズ社内の情報共有のあり方です。
私もお客様とともにモンスター退治の旅に出る時、早い時期にこのモンスターと戦います。
そもそも、情報共有に妙なブロックがあると、kintoneという武器もうまく機能しません。
どこまでの情報をkintoneにアップしてもらえるのかによって導入の成否も分かれるのではないか。そう思います。

その視点でみたこのセッションはまさに驚きです。
社内経営会議の生の声まで含めて全社員に公開するというのですからすごい。
ですが、私も妙な秘密主義は面倒なので、この点はとても勇気づけられます。
また、経営者の方にもサイボウズさんはここまでやってますよ、という根拠を得られたことも大きかった。

続いてのセッションは医療介護業界の四天王がパネリストとなって、kintone導入のあれこれを語ってくださるセッションです。
四天王の内、三人はCybozu Days 2019の前日にkintone エバンジェリストに就任した方で、まさに豪華な陣容です。
実際、医療業界へのクラウド導入は、クラウドの認知のバロメーターです。
妻が歯科診療所を経営している私にとっても、とても興味深いセッションでした。

その次のセッションも、クラウドの認知のバロメーターの一つです。
自治体への導入にあたっては、LGWANとの連携がセットでないと情報の流通が滞ります。
神戸市と市川市の事例ですが、かつて神戸市役所と芦屋市役所で入力オペレーターをした経験がある私にとって、神戸市の事例には興奮しました。神戸市が主宰するワークショップには芦屋市の方も参加されているとか。
私の来し方を考えると感慨が湧きます。この分野でも今後は協力をしていければうれしいと思いました。
「来なくてもいい市役所」の実現に向けて。

そしてすでに最終セッションへ。
その前に、アーセスさんのブースに立ち寄りました。
お客様がチーム応援ライセンスに申請していて、申請が通ればアーセスさんのプラグインを使う提案もお客様にしていました。なので、KOUTEIやKOYOMIについてあらためてお話を聞きに伺ったのです。

最終セッションは『五体不満足』で知られる乙武氏の講演。そして青野社長との対談です。
乙武氏もまた、世に跋扈するモンスターと戦い続けてきた勇者です。とにかく目の力が強く、意思のみなぎった面構え。表情は豊かに、雄弁に語ってくださいます。不満足な五体で表現できない分を言葉と顔と喉だけで。
私も話者の端くれとしてとても刺激を受けました。スピーカーたるものこうありたいものです。
美しいものは、と問われた乙武氏が「覚悟」と答えた姿が、まさに美しい。モンスターと戦い続けるには覚悟がいります。その覚悟こそ、勇者のまとうべき究極の鎧なのかもしれません。
著書『四肢奮迅』を出されたばかりだというので、私も手に取ってみようと思いました。

冒険の旅に終わりはありません。
とはいえ、四人の勇者と幕張で飲みかわし、いったん私にとってのCybozu Days 2019 in 東京は幕を閉じました。
三日続けて幕張と町田を往復したのでHPとMPはすっからかん。でも、その替わりKP(気力)は満タンに充填されました。

初日の禍々しい気配からは一変、幕張の夜にはさわやかな風が吹いていました。ここ、幕張の地からモンスターは退けられたのです。

ただし、RPGの世界ではラスボスを倒してもゲームは永遠に続いていきます。私たちの人生もそうであるように。
まだまだモンスターは世に棲んでいるのです。

そうしたモンスターを退治する冒険の旅路では、仲間との交流が欠かせません。
今回、こうした英雄たちの交流の場を作っていただいたサイボウズさんには感謝です。
スタッフの皆様、登壇者の皆様、参加者の皆様、ありがとうございました。
これからもモンスターと戦い続けていきましょう!


アクアビット航海記 vol.14〜航海記 その3


あらためまして、合同会社アクアビットの長井です。前回にも書きましたが、弊社の起業物語をこちらに転載させて頂くことになりました。前々回からタイトルにそって弊社の航海記を書いていきます。以下の文は2017/11/9にアップした当時の文章が喪われたので、一部修正しています。

違う環境に身を置くこと

もう一つ。起業にとって大きな糧となったこと。その糧は、大学のキャンバス内ではなく、大学の外で得ました。当時、ダブルスクールという言葉がありました。ダブルスクールとは、大学以外の別の学校でも学ぶことを指します。そこに入るきっかけはどうだったか覚えていません。多分、電話セールスだったはず。

世間知らずの私は言葉巧みに会う約束を交わされ、そして契約してしまったのです。正直、その金額は覚えていませんが、80万くらいだったのではないかと思います。しかもあろうことか、私はこの学校の名前を忘れていました。この連載までずっと。トリニティー・アカデミーという学校です。今、調べたところ、名前が変わったみたいですね。しかも当時の勧誘方法に問題があったことまでWikipediaに書かれています。営業の方のお名前や顔も覚えていないし、どういう営業トークだったかも覚えていません。ですが、言葉巧みな営業トークで契約まで追い込まれたのでしょうね。親に払ってもらったことにとても感謝しています。

学校の名前すら憶えていなかったくらいなので、そこでの交流関係は当時も今も全くありません。友人は一人も作れなかったし。ところが、そこで得たスキルが今なお役に立っているのだから、何事もやってみるものです

確かこの学校のカリキュラムはワープロとパソコン、英会話の三コースから成り立っていました。パソコンの授業内容は今から思えばベーシック言語で丸や図形を描くといった、ビジネスではまったく使えない類の授業。英会話も当時ならったスキルが自分にどう身に付いたのか心もとないです(第十二回で書いた台湾一周旅行には役立ったのかもしれませんが)。ですが、ワープロコースだけは違いました。なぜなら、私はブラインドタッチをこのコースでマスターしたためです。私はワープロ検定の3級と2級を持っているのですが、その試験もこの学校で受けました。ブラインドタッチこそ、私が後年、パソコンで身を立てる素地となったのです。

もともと中学の頃から家にあったワープロ(確かSANYO製SWP-330だったはず)で、大名家の家系図作りや、アドベンチャー・ゲームを作っていました(うーん、インドアやなぁ)。ところがキータッチは完全に自己流。とても仕事で使えるレベルではありませんでした。でも、この学校で覚えたブラインドタッチが、私にとって重要な武器となったのです。

これだから人生どうなるか分からない。もちろん、私がプログラミングやシステムエンジニアで食っていくなど、当時は想像すらしません。ましてや起業するなど。

もし本連載を読んでいる学生の方がいらっしゃったら、違う環境に身を置いてみること、と忠告しておきたいです。

アルバイトも社会経験の一つです

最後に糧になったこと。それはアルバイト経験です。

建前をいえば、大学生は学ぶことが本分です。アルバイトにうつつを抜かすなどもってのほか、という声があることも理解できます。その上で敢えて言います。社会経験としてアルバイトは必要だと思います。今、せっかく新卒で入った会社を性に合わないとすぐやめてしまう方が多いといいます。ま、私もあまり人のことはいえませんが。それでも私があえて言うとすれば、大学時代になるべく大変なアルバイトを、しかもいろんな職種を経験しておくべきだと思うのです。そうすれば社会人になってもある程度応用は効くはず。ま、入った会社によってまちまちな環境であることは承知の上ですけどね。

私自身のバイト経験ですが、高校の頃は甲子園球場の売り子、年末年始の年賀状配達ぐらいでした。大学に入ってからはダイエー塚口店で日配食品売り場の整理。プランタン甲子園店で自転車整理。プランタン甲子園店の電機売り場でワープロの販売員。そして都ホテル甲子園を拠点とした配膳スタッフを順にこなしました。特に最後の二つは後年の起業を語る上で欠かせません。

ワープロの販売などやったこともない中で、自転車整理から電機売り場にスカウトされまして。もちろん販売ノウハウなどあるわけありません。私はカシオ計算機の販売スタッフとして、カシオのワープロを売っていました。当時のワープロ市場でもカシオ社製はメジャーではありませんでした。ただ、上に書いた通り中学のころからワープロには親しんでいた私。販売員として店頭に立ちながら、自分なりに工夫して売っていたのです。そして私のセールストークで何台も売り上げることもできました。これは自信になりましたね。商談して提案して販売する快感を得たのはこの時だったと思います。実際、カシオ社からは辞める際に引き留められたくらいなので。

また、最後の配膳スタッフは大学3,4回生の2年間を捧げました。配膳スタッフとは結婚式の料理を配膳するホールスタッフと思ってもらえればよいです。これがまた大変なお仕事。表向きの優雅な給仕とは違い、裏側は体育会系の怒号乱れる現場なのです。時間単価は高かったので大学卒業まで勤め上げましたが、よくぞ自分でも続けたものだと思います。もちろん私は、落ちこぼれの配膳スタッフだったと思います。ミスもヘマも何度もしでかしましたし。

こういうチームワークや協力関係が求められる現場は、私はとても向いていないと思いました。自分の仕事のやりかたや向き不向きを知ったことだけでもとてもよい経験だったと思います。ワープロ販売員と配膳スタッフの経験は、私に社会に出る前に自分の素養を教えてくれました。とても得難い経験です。アルバイト関係の交流は、ダイエー塚口店のアルバイト仲間との交流を除いて、今や消滅してしまいました。残念です。

もし本連載を読んでいる学生の方がいらっしゃったら、社会経験を積め、と忠告しておきたいです。

大学時代のまとめ

大きく四つ、大学時代の私を振り返ってみました。こうやって書いていても、当時の私からは、”起業”して社会に活躍するイメージが全くわいてきません。自分のことなのに。いや、当時は当時なりに頑張って生きていたのでしょう。

キャンバスライフをステレオタイプに分けたとして、体育会系で上下関係を叩き込まれる、サークルでぶいぶい言わせる、学術に没頭して学問の世界にのめりこむ、の三つがあります。でも、私のキャンバスライフは三つのどれにも当てはまりません

でも、当時こそ全く気づいていなかったのですが、今から思えば”起業”するための素養は大学のキャンバスライフで養われていたのですね。起業には直接関係ないので触れませんでしたが、他にも大学生活では今から考えると貴重な経験を積まさせていただきました。本当に関わった皆様には感謝です。遊んでばかりいたように思っていましたが、人生で過ごす時間に無駄なものは一つもない、と逆説を言っておきたいです。

次回は、漂流を始めた私の日々を書きます。


kintone EvaCamp 2019に参加しました


令和元年11月6日。
幕張の某ホテルに代表の私はいました。
翌日から二日間にわたって開催されたCybozu Days 2019 東京を控え、kintone エバンジェリストが集うパーティーに参加するためです。

会場の窓からは、美しい光景が広がっていました。
夕日の色合いを背後に黒くそびえる富士山。
足元にはZOZOマリンスタジアムがまばゆく輝いています。
マリンスタジアムのそばには、明日からの祝祭に備え、ひっそりとうずくまる幕張メッセが。
素晴らしく印象に刻まれる光景でした。

その日の様子は
こちら
の記事にアップされています。
まさに、Cybozu Days の前日にふさわしく、意気みなぎる時間でした。
すばらしい場所と時間をご用意くださったサイボウズ社の皆様には感謝です。

サイボウズさんは、今までもCybozu Daysの前日にはこうした場をご用意してくださっていました。
そして、私も時間の許す限り参加してきました。
ところが、今回のEvaCampはその中でも特に意義あるものです。
今までは、サイボウズ公認 kintone エバンジェリストといっても、お墨付きサイトがありませんでした。
なので、私たちエバンジェリストは自分で発信するしかエバンジェリストを認知してもらうすべがなかったのです。

今回、公式サイトが設けられ、エバンジェリストが名実ともに認められたことは大きな変化といえましょう。
こちらに一覧が

2014年8月よりkintone エバンジェリストに任命された私。
すでに5年の月日が経過しました。
ところが、最初の二年間の私のエバンジェリストとしての活動は、自他ともに満足のいくものではありませんでした。

Cybozu Daysですらかろうじて一日、しかも数時間参加できる程度。
他のあらゆる展示会には参加すらできませんでした。
もちろん、新規kintone案件も数える程度。
cybozu developer networkに記事を書き、毎年年末のkintone advent calendarに書き、たまにkintone Café を開き、登壇する程度。

そんな私は、2017年の秋に常駐現場を卒業し、すでに2015年の春に果たしていた法人化もあいまって、ようやく活動できる時間を手に入れられました。

おかげさまで昨年の秋辺りからkintone案件が増え、今では社業の6~7割を占めるまでになっています。そして毎日、kintoneのことを考えています。

今回、kintone エバンジェリストとして継続するかどうか。決断を求められましたが迷う余地はありません。速攻で継続を決意しました。
出だしの二年の空白を埋めるためにも。
その間、活動の鈍い私に業を煮やしながらも見放さないでいてくれたサイボウズ社の担当者様のご厚意に報いるためにも。
そして、私自身が望むワークライフバランスのためにも。

世にいろいろなサービスはありますが、私にとってサービスの背景にある哲学に最も共感できるサービスがkintoneなのです。
このサービスを提案し、使ってもらうことで社会になにがしかの貢献ができていると思える。
それって働き方を考える上でとても大切だと思えます。特に技術者には。

まだまだ世の中には固定観念という目に見えないモンスターが跋扈しています。
それを一つ一つなくしていくために、私は求められる限り、kintoneを薦め、広めていこうと思います。


2019年10月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§ 総括 先月、大きなバトルをした私と長女。1ヵ月の間ほとんど口をききませんでした。ですが、今月の初めの次女のお誕生日会(10/9)をきっかけに会話が復活しました。私としても家族での諍いに割く時間はありません。まずは仲直りできてよかったです。ただ、そもそもの発端である妻の仕事についてはまだ何も解決できていません。ひと段落したとはいえ、いつ同じようなバトルが勃発するかわかりません。いずれにせよ娘たちは巣立ちます。私は仕事以外にやりたいことが盛りだくさんな人間なので、子離れや引退をきっかけに老け込まなさそうですが、私も子離れしなければ。

§ 月表 

 ・10月お出かけ

柳麺 かいと,麺亭しま田,EXPASA談合坂 (下り),リトルマーメイド,八ヶ岳PA (下り),杖突峠,守屋山山頂,守屋山東峰,守屋神社 奥宮,杖突峠,やまさや,江音寺,有賀城跡,宮の湯,舞姫酒造,中央道原PA (上り),ラーメン大桜 町田・野津田店,ラグビーワールドカップ メガストア,Sizzler,ラグビーワールドカップ メガストア,パパパパパイン,七福亭,らーめん むつみ屋 登戸店,English Pub Best,世田谷文学館,秋刀鮪だし 宣久,丸美ストアー商店街,世田谷文学館,はま寿司,横須賀PA (下り),荒崎公園,荒崎海岸,長井城,長井,住吉神社,井上成美記念館,勧明寺,きゃべとんラーメン 横須賀長坂店,MARINE & WALK YOKOHAMA,MIGUEL y JUANI / ミゲルフアニ 横浜店,選書する書店フォルケ,麺屋ふうふう亭,Craft Beer Server Land,町田東急ツインズ,丸善,東京日本橋タワー,サイボウズ 本社,舎鈴,はねあげ,町田市民フォーラム,ランバリオン,萬葉草花苑,味の民芸 本町田店,ららぽーと横浜,包包點心 ららぽーと横浜店,Forever 21,Starbucks,Hollister,40番,岡上神社,喜多見家,東京ビッグサイト (東京国際展示場),schmatz,永山北公園,永山公民館,西武立川駅 (SS35),奥多摩駅,小河内ダム,奥多摩湖停留所(西東京バス),城南島海浜公園

 ・10月ツイート

https://togetter.com/li/1424053

§ 家族のお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かけたのは、今月は3回です。まずは夕食を一緒に。その数日後、次女の誕生日パーティーを新宿のSizzlerで(10/9)。さらに家族でららぽーと横浜へ(10/20)。天気がよくなく、仕事をする日が続いたので致し方ありませんが、こうやって家族で出かけられただけでもよしとします。

§ 妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は二人でのお出かけはなしでした。

§ 妻と長女とのお出かけ 上の年表で緑地に太字にしているイベントです。一二度食事に行った程度です。

§ 娘たちとのお出かけ 上の年表で青地に太字にしているイベントです。今月は娘たちと3人で一度だけ回転すしを食べに行きました。こういう機会も貴重になっていくことでしょう。噛みしめます。

●私自身の十月(交友関係)

§ 関西の交流関係 今月は関西に帰るつもりでしたが、とうとう帰れませんでした。ですが来月は間違いなく向かう予定です。数日ほど。

§ 今月の交流 今月は比較的、一人の時間が多かった気がします。とはいえ、普段の月と同じぐらい交流は深めています。まずは旅・鉄道・歴史を愛好する仲間と諏訪の旅を。山、城、温泉、酒を堪能しました(10/5)。また、気の置けない技術者さんと登戸で飲みかわしたのも思い出します(10/11)。お仕事のお客様と秋晴れの下、みなとみらいでのランチ懇親会でビールやパエリアを食べたのも楽しいひと時でした(10/15)。その夜は五反田の選書する書店フォルケでAI勉強会でもお酒と会話と勉強に花を咲かせました(10/15)。また、いつもとは違い三人の少人数で三つの山を登った奥多摩の時間も、山と滝とビールと温泉と町中華が幸せな時間でした。

●私自身の十月(文化活動)

§ 読書・観劇レビュー 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、主に2018年に読んだ6冊分となりました。レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。先月と先々月はほとんど書く時間がなく、一年遅れになってしまいました。なので今月は少し書く量を増やしました。読んでからアップするまでの日数は369日となり、また一年を上回ってしまいました。この期間を質を落とさずに縮めたい。それが去年に引き続いての課題です。書く行為への熱意は衰えていませんので、引き続き続けたいです。

昨年の春まで連載していたCarry Meさんの運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」ですが、今月は1本アップしました。(「アクアビット航海記 vol.13〜航海記 その2」)2年の空白期間を挟み、内容を読み返してみても代表の人生観・仕事観にブレがないことを確認する意味では、意義がある連載再開になっています。なお、本音採用サイトでは元記事が削除されたため、転載ではなく弊社サイトのみの連載扱いとさせていただきます。

今月書いた本のレビューは6本(「なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか 不景気も吹き飛ばすタカラヅカの魅力
真田信繁 幸村と呼ばれた男の真実
宇宙衞生博覽會
ベーシック・インカム入門 無条件給付の基本所得を考える
我、六道を懼れず[立国篇] 真田昌幸 連戦記
時をかける少女」。
今月書いた映画のレビューは1本(「少女は夜明けに夢をみる」。
今月書いた旅日記は2本(「台湾の旅 2018/10/28
台湾の旅 2018/10/29」。

§ 今月の読書 先々月の1.5冊しか本を読まなかった結果に奮起した私は、先月の13.5冊をさらに上回る15冊を読みました。内訳は時代小説三冊、伝記二冊、自伝一冊、雑学本一冊、純文学三冊、童話一冊、ビジネス書一冊、地方創生論二冊、紀行本一冊。世田谷文学館では小松左京展を観覧し、日本SF界の巨大さや博覧強記のすさまじさに圧倒されました。小松左京さんの本を三冊ほど購入したので読む予定です。選書する書店のフォルケさ
んにも伺ったので、読書への熱がますます燃え盛っています。

§ 今月の映画 今月の映画鑑賞は1本です。レビューにも書きましたが、「少女は夜明けに夢をみる」(10/17)の硬質な内容に胸が締め付けられました。イランの現実を十分に知らしめてくれたと同時に、その現実が日本でも起きている事実にとても目を覚まされました。社会貢献について本格的に考えなければと思った一作でした。

§ 今月の舞台 舞台については、今月は0本です。

§ 今月の音楽 Google musicを中心に作業中の音楽には事欠きませんでした。色々と聞いたなあ。

§ 今月の美術 今月は美術に触れる機会がありませんでした。

§ 今月のスポーツ 今月は守屋山(10/5)と御前山(10/27)の二つの山に登りました。前者は1600メートル超、後者は1400メートル超。登り甲斐のある山でした。御前山への道中にはサス沢山と惣岳山にも登りました。山はいいですね。それと、今月はなんと言ってもラグビーワールドカップに尽きます。中でも日本がスコットランドを破って決勝トーナメントに進んだ偉業は今月のトピックです。

§ 今月の滝 今月は四ヶ所の滝を訪れています。「ゴハンギョウの滝(10/27)」「栃寄の名もなき滝(10/27)」「栃寄の名もなき滝(10/27)」「栃寄の名もなき滝(10/27)」。大雨の影響からか、名もなき滝は一時的に出来た滝だと思います。とくに落差数百メートルにもなると思われる段瀑を見たときは感動しました。この大雨が東日本に多大な損害を与えたことを考えると複雑な思いに囚われましたが。

§ 今月の旅行 今月は、諏訪の旅(10/5)と長井散策(10/14)の奥多摩登山(10/27)と三回ですね。大雨や台風の合間を縫って訪れただけあって、あるがままの自然に印象を受けました。

§ 今月の駅鉄 趣味の駅巡りは1駅です。「西武立川(10/26)」。ここは雨の合間に当ての無いドライブの果てに訪れました。橋上駅舎の窓から見た夕日に浮かぶ富士山がとても美しく、印象に残りました。

§ 今月の酒楽 今月もかなり飲みました。飲んだ日数は6日。延べ9軒。お酒に特化したイベントには一度も行きませんでしたが、上の交流に書いたイベントで、会話と料理と美味しいイベントが楽しめた今月でした。また、今月は一人のみをなんと三回も。ビールがうまい季節なので。七福亭(10/11)、English Pub BEST(10/11)、MIGUEL y JUANI(10/15)、選書する書店フォルケ(10/15)、Craft Beer Server Land(10/16)、Rubbillion(10/18)、schmatz(10/24)、Beer Cafe VERTERE(10/27)、はちのこ食堂(10/27)。現地で飲まなかったですが、10/5の諏訪の旅では舞姫酒造に立ち寄り、二本お土産に買って帰りました。五月の連休で購入した百黙も開けて美味しい日本酒も頂きました。日本酒もビールも美味しい季節です。

§ 今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。

ダムは一カ所。「小河内ダム(10/27)」

公園は四か所。「荒崎公園(10/14)」「萬葉草花苑(10/19)」「城南島海浜公園(10/30)」「薬師池公園(10/31)」

博物館は二か所。「世田谷文学館(10/13)」「井上成美記念館(10/14)」

温泉は二か所。「宮の湯(10/5)」「梅の湯(10/27)」

城は二カ所。「有賀城(10/5)」「長井城(10/14)」

神社は三か所。「守屋神社 奥宮(10/5)」「住吉神社(10/14)」「岡上神社(10/22)」

寺は二カ所。「江音寺(10/5)」「勧明寺(10/14)」

入手したマンホールカードは二枚。「東京都多摩市(10/26)」

私がまだ訪れていない場所の多さにめまいがします。他の活動もまだまだやりたいことがいっぱいあります。一番怖いのは年齢から来るあきらめと気力の減退。これだけは防ぎたい。家族との縁もこれから姿を変えていくことでしょう。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなったときにやることがない、というよくある老境になってはなりません。それぞれの場所で俳句も読みました。今月は9句。いずれもツイートまとめに載せています。

それぞれの場所で俳句も読みました。今月は9句。いずれもツイートまとめに載せています。

あらためて「私」を振り返ってみました。今月も素晴らしい月となりました。来月も充実した日々となることを信じて。


2019年10月のまとめ(法人)


今年から、毎月ごとに個人と法人を分けてまとめを書きます。

総括すると、2019年10月は作業と技術者へのスキルトランスファーに力を注ぎました。複数の案件を並行して進められるようになりつつありますが、スキルトランスファーの完結にはまだまだ時間がかかります。売上高では先月と先々月を上回る額を得られましたが、目標額にはわずかに届きませんでした。達成度5割。達成感4割。満足感5割というのが自己採点です。

パートナーさんへの発注も進めつつ、自社の案件を増やす。外注率は抑えつつ、代表の作業は生産性を高く維持し、売上につなげる。そんなビジョンで業務をこなしてゆきたいと思います。弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 10月度の売上は、目標額にわずかに届きませんでした。そして、代表の稼働時間は少し落ち着きました。先月から教えるミッションを増やし、作業の負担を分散しようとしていますが、チェックやフォローなどの負担がまだ減りそうにありません。代表の求めるワークライフバランスの実現まで道は遠いです。将来に向けての布石は次々と打っているので、それの準備も含めて今月は評価したいと思います。

§ 業務パートナー 今年度に入ってから、パートナー企業との協業をもう一度見直しています。外注先と共存しつつ、外注比率を抑えるにはどうすればよいか。そもそもの案件ごとの見積額を上げ、なおかつ、教え、フォローする時間だけ生産性が落ちることを踏まえた額を出さねばなりません。案件によって難易度も内容も千差万別なのがシステム開発。効率的な外注はどうすれば可能なのか。お互いが不公平にならず、必要な利益を得るにはどうすればよいのか。効率的な仕様とスキルの伝達をどうやればよいのか。試行錯誤の毎日です。

サテライトオフィスの開設を機に、スキルの伝達についてはやりやすくなっていますが、まだ難しい。ありがたいことに、お仕事のご依頼は尽きてはいません。案件が来ている好況のうちに今後の業務を見越し、パートナー技術者さんとの協業に相当労力を割かなければ、と覚悟しています。売上も下がるし、利益も落ちるでしょうが。

§ 開発案件 今月は六割の開発案件がkintoneがらみでした。kintoneとAWSやGoogle Apps Script、boxとの連動を行いながら、kintoneを基幹システムの一角として提案し、活用することが受注につながっています。ユーザー様には、引き続きインターフェースのわかりやすさがkintoneの魅力として訴求したいと思います。今月もまた新規に複数のkintone案件が開始しました。

同時に、他のサービスについても視野は広く持たねばなりません。RPAの勉強会(10/15)、AIの勉強会に出ました(10/15)。幕張メッセで開催されたAI・自動認識総合展でそれらの盛り上がりとRPAの本質を探りました(10/24)。引き続き情報収集は抜かりないよう勧めます。旧来のシステム開発の考えでは将来は厳しくなるから。kintoneを軸にさまざまなサービスを連携させられれば、引き続き弊社の武器になるはずです。先月、kintoneのアソシエイト試験には受かり、kintoneアプリカスタマイズスペシャリストは落ちました。今月はkintoneアプリデザインスペシャリストに受かりました(10/18)。あらゆる局面で対応できるよう、たえざる精進が必要です。来月はkintoneアプリカスタマイズスペシャリストに再チャレンジする予定です。

§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。いつになればこの状態が落ち着くのか。財務基盤の弱さをいかにして克服するか。課題は山積みです。

§ 社内体制 こちらはまだ道半ばです。サテライトオフィスの開設はなりましたが、今、そこでは外注先の技術者に対しての活用しかできていません。雇用自体は、懇意にしている社労士さんや税理士さんからも後押しをいただいています。ただ、そのためにも遅れている経営への考察(業務計画、SWOT分析、経営計画、就業規則、財務計画など)を深める作業を進めなければなりますまい。ここはまだ手付かずです。

§ 人脈の構築 今月もさまざまな場所で新たなご縁ができました。下の対外活動にも記載していますが、それらの場所では貴いつながりができました。こうした活動が今後の業績を左右します。引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月は以下のイベントに参加しました。RPAセミナー(10/15)、AI勉強会(10/15)、AI・自動認識総合展(10/24)。また、サイボウズ社で映画の試写会に出て、社会貢献への意識も養いました(10/17)。大雨や台風など、天変地異が起こった月であるがゆえに考えさせられました。そうした方面でも新たなお話が始まりましたし。来月はkintone Café東京を主催します。また、鎌倉で働き方についてのセミナーに登壇します。12月にもfreee社で登壇もします。そうしたご縁は対外活動から生まれています。今月は対外活動は抑えめでした。代表自身による新たな交流を発信することは絶対に怠ってはならないと肝に銘じています。皆様、ありがとうございました。

§ 執筆活動 昨年の春まで連載していたCarry Meさんの運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」ですが、今月は1本アップしました。(「アクアビット航海記 vol.13〜航海記 その2」)2年の空白期間を挟み、内容を読み返してみても代表の人生観・仕事観にブレがないことを確認する意味では、意義がある連載再開になっています。なお、本音採用サイトでは元記事が削除されたため、転載ではなく弊社サイトのみの連載扱いとさせていただきます。

今月書いた本のレビューは6本(「なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか 不景気も吹き飛ばすタカラヅカの魅力
真田信繁 幸村と呼ばれた男の真実
宇宙衞生博覽會
ベーシック・インカム入門 無条件給付の基本所得を考える
我、六道を懼れず[立国篇] 真田昌幸 連戦記
時をかける少女」。
今月書いた映画のレビューは1本(「少女は夜明けに夢をみる」。
今月書いた旅日記は2本(「台湾の旅 2018/10/28
台湾の旅 2018/10/29」。

§ 年表 

 ・10月お仕事

  恵比寿で作業、町田市中央図書館で作業、登戸で技術者さんと飲み、みなとみらいでお客様とランチ飲み、関内Mass×Massで作業、関内Mass×MassでRPAセミナー、五反田選書する書店フォルケでAI勉強会、神楽坂で商談、サイボウズ社で作業、サイボウズ社で映画試写会、町田BUSO AGORAで作業、町田ITテストセンターでテスト受験、町田市民フォーラムで商談、新宿御苑で商談×2、幕張メッセでJAPAN IT Week、太田ふ頭で作業と打ち合わせ×2、サテライトオフィス×11

 ・10月ツイート

https://togetter.com/li/1424050


アクアビット航海記 vol.13〜航海記 その2


あらためまして、合同会社アクアビットの長井です。前回にも書きましたが、弊社の起業物語をこちらに転載させて頂くことになりました。前回からタイトルにそって弊社の航海記を書いていきます。以下の文は2017/11/2にアップした当時の文章そのままです。

大学に入るまで

1996年の3月。私は大学を卒業します。4年制の大学を無事に4年間で。単位も取得し、卒論も提出した上で。その時の私に唯一足りなかったこと。それが4月からの就職先です。

なぜ、そういう事態になったのか。それは本連載の第12回で書いた通りです。私の自業自得。身から出た錆。それ以外の何ものでもありません。私自身に社会に出るだけの準備が整っていなかっただけの話です。モラトリアム(猶予期間)への願望もあったけれど、それは理由にはなりません。誰の責任でもなく、私自身の甘えが招いただけの話です。

では私は大学の4年間、何をしていたのでしょう。単に親のすねをかじって遊び惚けていただけなのか。それとも何かを目指していたのか。たとえば起業を志すとか、学問の世界で身を立てるとか。内定もとれず、大学を過ごした私に志はなかったのでしょうか。いえいえ、そんなことはありません。

高校卒業後、私は関西大学の商学部に現役で入学しました。他にも甲南大学にも受かったのですが、そちらは辞退しました。では当初から商学部に入学したい強烈な動機があったのか。そう聞かれると答えに窮します。正直なところ、商学部にしか受からなかったから商学部に入った。それだけの話です。浪人も面倒だったし。

高校生の私は環境問題に関心がありました。未熟で世間知らずであっても社会のために役に立ちたいと志す気概は持っていたのです。ところが、環境問題を専攻するには理系の学部に入るしかなかったのです。そして私の成績は完全に文高理低に偏っていました。国語と社会は上位、ところが数学や理科は落ちこぼれ。とても将来プログラミングで身を立てるとは思えない体たらく。高校時代の私にはPCやプログラミングの気配など全くなく、スーパーファミコンやPCエンジンでゲームしていたのがせいぜいでした。そんなわけで、私の志とは違って文系の学部にしか進学できませんでした。

商学部で学んだ起業への素地

でも、商学部で学んだ経験は無駄にはなりませんでした。入った当初はまったく興味がなく、必修の語学については苦痛でしかありませんでした。ところが商学部の専門コースに進んでから、少しずつ興味を惹かれ始めたのです。特に、マーケティング論。興味をもって勉強もしたし、優良可の優をとるぐらいには理解していました。いまでも、地方に旅行すると地元のコンビニやスーパー、道の駅巡りは欠かせません。いろんな商品を見て歩き、パッケージに感動する。それはこの時にマーケティング論を学んだ影響が尾を引いています。簿記の初歩も大学の授業で学び、簿記三級の合格が単位取得条件だったのでそれも取りました。こうやって振り返ってみると、勉強も結構していたのですよね。連載の第12回では、私の大学時代は遊びまくっていたように書きましたが。多分、興味を持った授業はそれなりに出ていたということでしょう。ただ、当時の私を振り返ると、将来起業に役立つと考えて授業に臨んだことは一瞬たりともありませんでした。当時はそこでの授業が自分の人生にどう役立つのかまったくわからないまま。でも、商学部での学びは起業の糧となっているのです。

もし本連載を読んでいる学生の方がいらっしゃったら、大学の授業はおろそかにするなかれ、と忠告しておきたいです。

部活動を率いて学んだ起業への素地

あと3つ、大学生活で得た起業の糧があります。一つは部活動です。商学部の私が、なぜか政治学研究部に所属することになりまして。理由は、高校の同級生が関大の法学部に入り、その彼に誘われただけのことです。3回生になった私は政治学研究部の部長を務めます。いまから考えると部活動内容も学生の戯れに過ぎませんでした。が、なんであれ組織を率いるという経験は貴重です。私は高校時代にもホームルーム長(級長)を2回務めたことがあります。ですが、高校のホームルーム長は担任の先生の指導の下、高校の枠の中の役職でしかありません。ところが、大学の部活動における部長にはとても強い自治権が与えられます。その経験は、後年、私が“起業”する上で良い経験となりました。大学時代の私は今よりも人見知りの気質が強かったと思います。今のように積極的にいろんな集まりに飛び込んでいく度胸もありません。そんな未熟な私でしたが、政治学研究部で培った交流関係や、一緒に実行した数々の無謀なイベントはとても得難いものでした。そういうへんな度胸を発揮したり、枠をはみ出たりする楽しさ。私に大学のキャンバスライフを楽しませてくれたのが、この部での体験でした。政治学を専攻する部なのに。生まれて初めて検便を提出したのも学祭のやきとり屋。生まれて初めて貧血で倒れたのも学祭のプロレス観戦中。生まれて初めて胴上げされたのも学祭の後。学祭も政治学研究部で参加しました。いまだにこの部の仲間とは交流が続いていますし、この時に過ごした皆には感謝しかありません。あと、私が社会に出るにあたり大変お世話になった先輩と出会ったのもこの部でした。この方については私の起業人生に関わってくるのでまた触れたいと思います。

話はそれますが、大学の入学時には馬術部にも勧誘されました。新歓コンパまで出ながら、結局入部することはありませんでした。この時、私が馬術部に入っていたらいったいどういう人生を歩んでいただろう、と思うことがたまにあります。内定なしで卒業したことも含め、私は自分の大学時代に後悔は何一つありません。が、この時、馬術部に入らなかったことはいまだに心残りです。朝早いのがいや、という理由で断ったことなど特に。

もし本連載を読んでいる学生の方がいらっしゃったら、どんな仲間でもいいから、とにかく楽しめ、そしてどんな形でもいいから上にたて、と忠告しておきたいです。

次回は、私のキャンバスライフで得た残り2つの起業への糧を述べてみます。


2019年9月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§ 総括 今月は、家族のあり方に変化がありました。先々月の台湾旅行で一区切りがついたのかもしれません。その変化をある人は娘を持つ父の宿命というでしょうし、ある人は中年の危機とも呼ぶでしょう。そもそも子というものは親とどこかでぶつからねば成長を遂げない、とも言います。以前から覚悟していた段階を私もとうとう迎えた。それに過ぎないと思っています。子が巣立ち、仕事も定年を迎えたとたん、やることが見つからず一気に老け込む。よく聞く話です。私はやりたいことが無数にあるので、幸いそういう孤独にさいなまれることはなさそうです。が、事前にそうした事態をシミュレーションできたのは良かったと思っています。

§ 月表 

 ・9月お出かけ

東京国立博物館,三国志展,ラーメン豚山 上野店,Craft Beer Moon Light 本店,中華そば みやざき,アルファクロス 登戸店,和食と立ち喰い寿司 NATURA,とり鉄 武蔵小杉店,ShotBar Moga,AWS Loft Tokyo,目黒のさんま 菜の花,泉ガーデンタワー,六本木ヒルズ,SUZUSAKE,蒼龍唐玉堂,選書する書店フォルケ,サイボウズ 本社,HUB,サイゼリヤ 町田野津田店,BUSO AGORA,BEER HOUSE ALNILAM,フランスカレー,日本橋 長崎館,日本橋,室壱羅麺,THE SPICE,BUSO AGORA,八ヶ岳PA (下り),乗鞍観光センター,三本滝レストハウス,三本滝,三本滝レストハウス,善五郎の滝,番所大滝,番所小滝,新島々駅,渕東駅,松本城 二の丸御殿跡,松本城,みどり湖PA (上り),諏訪湖SA (上り),双葉SA (上り),釈迦堂PA (上り),葛西臨海公園駅,葛西臨海公園,葛西臨海水族園,シーウインド,ボン ヴォヤージュ,カフェ・カイラ 舞浜店,イクスピアリ,ディズニーストア,来来亭 川崎菅生店,町田市役所,森野家,町田新産業創造センター,ペダラーダ,前原塚古墳,猪方小川塚古墳,亜細亜食堂 リバーサイゴン(SAIGON),焼鳥バルAtelu,伊勢丹 新宿店,新宿 末廣亭,たいやき わかば,清水谷公園,東京ガーデンテラス紀尾井町,LODGE,赤い鯨,旧乃木邸,乃木神社,まさきち,汐留住友ビル,芝公園,ザ・プリンス パークタワー東京,東京タワー,海老麺総本家 JIMOTOYA,ヨコヤマサイクル,タッチイズラブジーンズ,らーめん 達,1983,旅する仕事場 御成オフィス,ファブラボ鎌倉,鎌倉商工会議所,極楽寺駅,極楽寺,御霊神社,ブレッドコード,星井寺,鎌倉高校前駅,スエヒロ町田根岸店

 ・9月ツイート

https://togetter.com/li/1410974

§ 家族のお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かけたのは、今月は1回です。九月の最終日に家族で食事をしにいっただけの。私も忙しく、妻は宝塚の代表としてボランティア活動が続いたので。冒頭にも書いた通り、老年を迎える前の事前シミュレーションといえます。

§ 妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。葛西臨海公園駅で待ち合わせ、葛西臨海水族館へ。お魚さんやペンギンたちに癒やされた後は、お隣の舞浜駅でヴォンヴォヤージュやイクスピアリを冷やかしました。

§ 妻と長女とのお出かけ この組み合わせでは数度行動しています。上の年表で緑地に太字にしているイベントです。一二度食事に行った程度です。長女との関係に変化があった以上、仕方がありませんが。

§ 娘たちとのお出かけ 上の年表で青地に太字にしているイベントです。今月は娘たちと3人で出かけませんでした。長女との関係に変化があった以上、仕方のないことでしょうが。

●私自身の九月(交友関係)

§ 関西の交流関係 今月は関西とのご縁はありませんでした。私に余裕がなかったためでもあります。ですが来月は一度、帰るつもりでいます。数日ほど。

§ 七月の交流 今月は比較的、一人の時間が多かった気がします。とはいえ、何度となく人と会い、交流や会話はしています。主に仕事やビジネスに関する会話が多かったのですが。9/3に商談も兼ねてじっくり武蔵小杉を案内して頂いた際、3軒の名店(「和食と立ち喰い寿司 NATURA」「とり鉄 武蔵小杉店」「ShotBar Moga」)をご案内して頂きました。そこで堪能した酒と寿司のおいしさ!おいしさといえば、9/6に五反田の選書する書店フォルケでRPAのセミナーにお呼び頂き、そこで須賀のSHO Farm(https://www.sho-farm.sunnyday.jp)の野菜を絶妙に料理して頂き、さらに島根県の宮内舎の玄米麺を頂いたのですが、その美味しさが鮮烈に印象に残りました。玄米麺のイベントは9/12にも東大前のフランスカレーでも開かれ、そこでも美味しいお酒や料理を楽しみました。また、町田の地元のランチ会(9/19)は、忙しい中行けてよかったです。いじめ問題や働き方改善などの話題が印象的です。また、月末には以前からお世話になっているジーンズショップ「タッチイズラブジーンズ」のほつれが出たので直してもらいに茅ケ崎まで。そこでも一時間半ほど会話を楽しみました。月末にも鎌倉でFabLabにお伺いし、刺激に満ちた時間を頂きました。交流会やセミナーの懇親会で出会った新たなご縁にも感謝が絶えない今月です。

●私自身の九月(文化活動)

§ 読書・観劇レビュー 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、主に2018年に読んだ15冊分となりました。レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。先月と先々月はほとんど書く時間がなく、一年遅れになってしまいました。なので今月は少し書く量を増やしました。読んでからアップするまでの日数は361日となり、一年を割れました。この期間を質を落とさずに縮めたい。それが去年に引き続いての課題です。書く行為への熱意は衰えていませんので、引き続き続けたいです。

昨年の春まで連載していたCarry Meさんの運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」ですが、今月は2本アップしました。(「アクアビット航海記 vol.11〜起業のデメリットを考える その5」、「アクアビット航海記 vol.12〜航海記 その1」)2年の空白期間を挟み、内容を読み返してみても代表の人生観・仕事観にブレがないことを確認する意味では、意義がある連載再開になっています。なお、本音採用サイトでは元記事が削除されたため、転載ではなく弊社サイトのみの連載扱いとさせていただきます。

今月書いた本のレビューは15本(「ヘンな論文
長崎原爆記 被爆医師の証言
イカの心を探る 知の世界に生きる海の霊長類
カエルの楽園
手術がわかる本
星籠の海 上
星籠の海 下
バベル九朔
ふくわらい
水の女
時が滲む朝
珠玉
小栗上野介 忘れられた悲劇の幕臣
戦国姫物語 城を支えた女たち
社会的な身体~振る舞い・運動・お笑い・ゲーム」。

今月書いた物申すブログは1本(「74回目の終戦記念日に思う」。

§ 今月の読書 先月は1.5冊しか本を読まなかったという、とてもショッキングな結果に終わりました。かなり危機感を覚えた私は、今月は13.5冊を読みました。内訳は技術啓蒙書一冊、昭和史三冊、野球史一冊、ブランデー史一冊、山関係一冊、エンタメ一冊、古代史一冊、建築史二冊、メディア論一冊、人生啓蒙書二冊です。また、下にも書きましたが「三国志展」を見に行き、30年ぶりに読みたいと意識が高まっています。

§ 今月の映画 今月の映画鑑賞は0本です。

§ 今月の舞台 舞台については、今月は0本です。

§ 今月の音楽 Google musicを中心に作業中の音楽には事欠きませんでした。Progressive Metalを中心に。

§ 今月の美術 今月は国立博物館の「三国志展」に行きました(9/1)。小説やゲームで親しんできた三国志の世界が、実際の文物で遺されているのを見た事は、とても良い経験でした。三国志が創造の物語ではなく、史実に基づいていることを実感した一時でした。また三国志が読みたくなりました。

§ 今月のスポーツ 今月はこれといってスポーツは行っていません。ただ、乗鞍高原で滝巡りをするなかで、ずいぶんと歩き回りました。日々のサテライトオフィスへの往き帰りも歩きを励行しました。運動量は確保できたと思います。今月はなんと言ってもラグビーワールドカップに尽きます。中でも日本が世界ランキング一位のアイルランドを破ったジャイアントキリングは、前回大会に続いて鳥肌が立ちました。

§ 今月の滝 今月は四ヶ所の滝を訪れています。「三本滝(9/15)」「善五郎の滝(9/15)」「番所大滝(9/15)」「番所小滝(9/15)」。いずれも乗鞍岳から流れた溶岩流にある滝です。三本滝は私にとって32カ所目となる日本の滝百選に選ばれた滝。一度に種類の違う三種類の滝を見ることができる、滝好きにとっては劇場のような場所です。善五郎の滝や番所大滝も堂々たる滝姿で、百選の滝にもまさるとも劣らない滝でした。

§ 今月の旅行 今月は、乗鞍高原を訪れた旅(9/15)と、夕方からではありますが、茅ヶ崎を歩いた小さな旅(9/28)の二回です。あと月末(9/30)に鎌倉を訪れたことも印象に残っています。旅の良さは乗鞍高原で存分に味わいましたが、そうした大きな旅が仕事の関係で月一回しかできていないのは、忸怩たる思いです。本当はあと数回はしたいのですが。

§ 今月の駅鉄 趣味の駅巡りは4駅です。「新島々駅(9/15)」「渕東駅(9/15)」「極楽寺駅(9/30)」「鎌倉高校前駅(9/30)」。最初の二駅は、乗鞍高原まで旅した帰りに立ち寄りました。ここはいわゆる萌えキャラがフィーチャーされています。登山客が大勢いる中、キャラの可愛さが印象的でした。末日の二駅は鎌倉で打ち合わせた帰りに訪れました。ともに関東の駅百選に選ばれていて、後者は観光客でごった返していたのが印象に残りました。

§ 今月の酒楽 今月もかなり飲みました。飲んだ日数は13日。延べ16件。お酒に特化したイベントには一度も行きませんでしたが、上の交流に書いたイベントで、会話と料理と美味しいイベントが楽しめた今月でした。また、今月は一人のみをなんと四回も!今までの最高記録です。家族とのいざこざが私を酒場に誘いました。今月は主にビールを頂きました。アルファクロス 登戸店(9/2)、BEER HOUSE ALNILAM(9/10)、海老麺総本家 JIMOTOYA(9/27)、1983(9/28)。日本酒も美味しく頂きました。パートナー企業さんと飲んだまさきち(9/26)では、雪中梅をはじめ。また、松本への旅の帰りにも「大雪渓」を駆って帰りました。

§ 今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。

史跡・遺跡は二カ所。「前原塚古墳(9/21)」「猪方小川塚古墳(9/21)」

公園は一か所。「清水谷公園(9/23)」

博物館は一か所。「東京国立博物館(9/1)」

水族館は一か所。「葛西臨海水族園(9/16)」

城は一カ所。「松本城(9/15)」

寺は二カ所。「極楽寺(9/30)」「虚空蔵堂(9/30)」

神社は二か所。「乃木神社(9/23)」「御霊神社(9/30)」

入手したマンホールカードは一枚。「東京都町田市(9/18)」

私がまだ訪れていない場所の多さにめまいがします。他の活動もまだまだやりたいことがいっぱいあります。一番怖いのは年齢から来るあきらめと気力の減退。これだけは防ぎたい。家族との縁がこれから薄れていくことでしょう。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなったときにやることがない、というよくある老人になってはなりません。

それぞれの場所で俳句も読みました。今月は12句。いずれもツイートまとめに載せています。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月も充実した日々となることを信じて。


2019年9月のまとめ(法人)


今年から、毎月ごとに個人と法人を分けてまとめを書きます。

総括すると、2019年9月は今後の代表のキャリアプランや、弊社のこれからを占う上で転機となりました。売り上げは今年度に入ってからは先月をわずかに超えたものの、損益はギリギリでした。でもそれは、案件の開始や検収がお客様の都合で遅れたためでもあります。また弊社の業務のあり方を変えたためでもあります。なので売上高の多寡は気にしていません。むしろ、業務の方法をかなり変えたことで、今後の発展が見込める。そう確信しています。達成度4割。達成感5割。満足感7割というのが自己採点です。

パートナーさんへの発注も進めつつ、自社の案件を増やす。外注率は抑えつつ、代表の作業は生産性を高く維持し、売上につなげる。そんなビジョンで業務をこなしてゆきたいと思います。弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 9月度の売上は、目標額に一割届きませんでした。そして、代表の稼働時間の抑制はまだまだ出来ていません。今月から教える、というミッションが増えたため、さらに負担が増しています。代表の求めるワークライフバランスの実現にはまだまだです。ですが、将来に向けての布石は色々打ちました。そうした布石が将来どう効いてくるか。楽しみでもあります。

§ 業務パートナー 今年度に入ってから、パートナー企業との協業をもう一度見直しています。どうやればうまく外注先と共存しつつ、外注額比率を抑えるのか。そう考えると、案件のそもそもの見積額を上げるしかありません。稼働の大変な部分をうまく抽出し、外注先にも作業を効率的に担っていただく。つまり、お互いが不公平にならないように調整するすべが求められているのです。サテライトオフィスの開設を機に、今月からほぼ常駐に近い形をとり、スキルの伝達を行っています。ありがたいことに、お仕事のご依頼は尽きてはいません。案件が来ているうちに今後の業務を見越し、パートナー技術者さんとの協業に相当労力を割きました。売上も下がるし、利益も落ちるでしょうが、好況の今のうちに手を打っておかなければ。

今までは代表が独力で作業をやってこれたのですが、そろそろ体力的にもキツくなってきました。今月はほぼ毎営業日、パートナー企業に赴き、対面で教えながら作業を進めています。独立してからの私が十数年遠ざけてきたスタイルですが、将来のリモートワークの実現のためにはやむをえません。リモートワークで任せられるのは、互いに信頼関係ができ、指示に対して成果が見込める場合です。まだ成果の面ではこれからなので、すぐに質問が受けられるように側にいるようにしています。サテライトオフィスも自宅からほど近く、ラッシュの影響とは無縁なのでなんとか続きそうです。来月もその方向にいっそう邁進したいと思います。

§ 開発案件 今月は七割の開発案件がkintoneがらみでした。kintoneとAWSやGoogle Apps Script、boxとの連動を行いながら、kintoneを基幹システムの一角として提案し、活用する。ユーザー様には、インターフェースのわかりやすさとしてkintoneが訴求できる。8月末に開催したkintone Caféでkintoneについて語ることで、弊社の方向性により一層の自信が持てました。kintoneについてはCafé開催や登壇、サイボウズ社との関係など、今後の弊社の業務にとって影響がある提案をいくつか頂いたのも今月の特徴です。

同時に、他のサービスについても視野は広く持たねばなりません。RPAの勉強会にも出ましたし、AI-OCRのセミナーにも出ました。DevRel Conferenceにも出て、Node-RED UGにも出ました。間違いなく旧来のシステム開発の考えでは将来は厳しくなるでしょう。kintoneを軸にさまざまなサービスを連携させられれば、引き続き弊社の武器になるはずです。そう思ってkintoneの資格試験を受けてみようと思い、Associate資格は合格したのですが、アプリカスタマイズスペシャリストも同じように受けたら不合格。あらゆる局面で対応できるよう、勉強が必要であることを痛感しました。

§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。いつになればこの状態が落ち着くのか。財務基盤の弱さをいかにして克服するか。課題は山積みです。

§ 社内体制 こちらはまだ道半ばです。サテライトオフィスの開設はなりましたが、今、そこでは外注先の技術者に対しての活用しかできていません。雇用自体は、懇意にしている社労士さんや税理士さんからも後押しをいただいています。ただ、そのためにも遅れている経営への考察(業務計画、SWOT分析、経営計画、就業規則、財務計画など)を深める作業を進めなければなりますまい。ここはまだ手付かずです。

§ 人脈の構築 今月もさまざまな場所で新たなご縁ができました。下の対外活動にも記載していますが、それらの場所では貴いつながりができました。こうした活動が今後の業績を左右します。引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月は合間を縫って、各所に代表が出没しました。その中では、あらたなご縁を繋いでいただきました。RPAセミナー、Tegakiセミナー、DevRel Conferece、 Node-RED UG、鎌倉FabLab見学など、どれもが貴重な経験でした。先月末に開催したkintone Café東京から、次のkintone Caféの予定も立ち上げました。引き続き、kintone Caféの予定を立ち上げました。他の場所でも登壇のオファーを複数いただきました。そうした技術者イベントを通し、新たなつながりを構築したいと思います。代表自身が新たな交流を発信する。それは絶対に怠ってはならないと肝に銘じています。皆様、ありがとうございました。

§ 執筆活動 昨年の春まで連載していたCarry Meさんの運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」ですが、今月は2本アップしました。(「アクアビット航海記 vol.11〜起業のデメリットを考える その5」、「アクアビット航海記 vol.12〜航海記 その1」)2年の空白期間を挟み、内容を読み返してみても代表の人生観・仕事観にブレがないことを確認する意味では、意義がある連載再開になっています。なお、本音採用サイトでは元記事が削除されたため、転載ではなく弊社サイトのみの連載扱いとさせていただきます。

今月書いた本のレビューは15本(「ヘンな論文
長崎原爆記 被爆医師の証言
イカの心を探る 知の世界に生きる海の霊長類
カエルの楽園
手術がわかる本
星籠の海 上
星籠の海 下
バベル九朔
ふくわらい
水の女
時が滲む朝
珠玉
小栗上野介 忘れられた悲劇の幕臣
戦国姫物語 城を支えた女たち
社会的な身体~振る舞い・運動・お笑い・ゲーム」。
」。

今月書いた弊社の活動のブログは1本(「kintone Café 東京 Vol.8 @多摩を開催しました」。

§ 年表 

 ・9月お仕事

  蔵小杉で飲みながら打ち合わせ、AWS Loft Tokyoで作業、鶴川駅前図書館で作業×2、六本木でセミナーと懇親会、六本木のマクドナルドで作業、五反田のファミリーマートで作業、五反田の選書する書店フォルケでRPAセミナーと懇親会、サイボウズ本社でDevRel Conference、BUSO AGORAで作業×2、サイボウズ本社で作業と打ち合わせ、日本橋Tully’sで作業、日本橋ファミリーマートで作業、新木場駅で作業、和泉多摩川で技術者と飲み、Yahoo! LODGEで作業、登戸でパートナー企業と飲み、汐留でNode-RED UG #9、鎌倉で商談、鎌倉FabLab見学、面白法人カヤック社員食堂、サテライトオフィス×18

 ・9月ツイート

https://togetter.com/li/1410869


アクアビット航海記 vol.12〜航海記 その1


あらためまして、合同会社アクアビットの長井です。前回にも書きましたが、弊社の起業物語をこちらに転載させて頂くことになりました。第二回~第十一回までは起業のメリット/デメリットを述べました。今回からタイトルにそって航海記を書いていきます。以下の文は2017/10/26にアップした当時の文章そのままです。ただ、今回参照しようとしたところ、すでに元サイトはキャッシュにしか残っていない模様です。それも踏まえ、今回の連載再開にあたっては、5回に一度ほど、起業についてのコラムを書いていこうと思います。

私の起業への歩みは、ノウハウでもコツでもありません

なぜ、私が“起業”したか。なぜノウハウも人脈もない中、起業に踏み切れたのか。それを説明するのは困難です。なぜならなりゆきだったからです。なりゆきに導かれるように起業にたどり着いた。それが私の起業の経緯でした。よくあるように、たった一度の機会を生かし、清水の舞台からえいやと飛び降りた起業ではないのです。もちろん、強固な目的意識もなければ、明確なスケジュールに沿った起業でもありませんでした。ですから、本連載では起業のノウハウは記しません。起業へのわかりやすいステップも示しません。また、皆様に独立のコツやタイミングの指南もしません。いや、“しない”のではなく“できない”のです。私は起業コンサルタントではなく、今後なるつもりもありませんので。

そうなると、本連載って何やねん。というツッコミが入りそうです。こういう場をいただいている以上、何かしらの気づきや手応えをつかんでもらわなくては連載の意味がありません。たぶん、私が本連載で伝えるべきは起業のコツやノウハウなのでしょう。成り行き任せで“起業”したのに10年以上も事業を続けられているのもどこかで起業のコツを実践していたのでしょうし、適したタイミングで手を打ったのもノウハウと言えるかもしれません。私自身が、決して起業の奥義やツボを会得しているわけではないのですが、書き連ねた内容の中からヒントをつかみ取っていただければうれしいです。

大学時代の就職活動で挫折を味わいました。

私には三親等以内の親族が30名強います(妻側の親族は除く)。その中で私の知る限り、自営業や経営者はいなかったように思います。みなさん、公務員や教師や会社員、主婦など堅実な道を歩む方がほとんどです。つまり私は一族の異端児。そういう一族に生まれた私は、世が世なら“起業”せずに勤め人として平穏に過ごしていたと思います。しかも、東京に出ることなく関西にずっと住んでいたはずです。では、何が私を起業に向かわせたのか。それを解くには大学時代にまでさかのぼる必要があります。

浪人もせず現役で大学に入るまでの私は、親の保護下で順調に成長して来ました。が、大学の自由な風は私のリズムを崩したようです。今思えば無軌道なキャンバスライフだったと思います。いや、楽しみました。それに悔いはありません。無軌道で無鉄砲な学生時代でしたが、それでも留年もせず四年で大学も卒業できたのです。ですが、卒業した時の私は、一つも内定を持っていませんでした。これが私の転機でした。小中高大と浪人も留年もなく過ごしてきた私にとって初めての蹉跌。それが就職活動だったと思っています。いまさら振り返っても仕方ないのですが、もしここで普通に就職していたら私の人生行路もずいぶん違っていたことでしょう。

なぜ内定がとれなかったのか。それは私の実力が不足していたことに尽きます。が、それ以前に就職活動をナメていたのですね。いま思えばずいぶんと横紙破りな就職活動だったと思います。リクルートスーツこそかろうじて着ていました。ですが、自転車や車で面接会場まで行ったり、営業ではなく商品企画を希望したり。就職氷河期と呼ばれた真っ只中にありながら、よくぞ甘えていたものです。現在の私が当時の私を面接しても多分落としていたと思います。それでも、いくつかは最終面接まで行きました。そして、最終面接で内定をもらったと勘違いし、それ以降の就職活動をやめてしまうほどに私は若かった。

一つだけ当時の私を擁護させてください。それは、阪神・淡路大震災です。就職活動の年の一月に起きた地震。この地震は私の家を全壊させました。その経緯はブログにも書いたのでここでは繰り返しません。そして、この経験は私の人生観に多大な影響を与えました。人の命のはかなさ。人生は一回きりであるとの達観。そこに、地震を体験したことによる高揚感が加わりました。そんな精神状態で私は就職活動に臨んだのです。そして、あまり断られず順調に最終面接まで行ったのです。そこで就職をナメてしまった。若かったですね〜。

就職活動を辞めた私は、その夏休みを遊び倒します。若狭、広島、福岡、長崎、柳川、厚狭、台湾一周、沖縄。無論後悔はありません。いまでもこの夏の思い出は鮮烈です。そして、この夏の充実は今にいたるまで私の理想の日々です。それ以降、どうすればこの夏のような生活が送れるか、を模索する基準にもなりました。昔はよかったな~、ではなく、この時のような生活を送るために前向きな気持ちで。

1995年は奇しくもITにとってエポックな年でもありました。

この年に起こった出来事は阪神・淡路大震災だけではありません。オウム真理教による地下鉄サリン事件も起きました。当時の私は、大学や駅で宗教に勧誘された経験があったので、宗教からは距離を置いていました。これは現在もかわりません。あと一つ、この年はWindows95が発売された年でもあります。当時の私はパソコンを職業にするなどまったく視野の外。それどころかWindowsにもほとんど興味がありませんでした。先輩から譲ってもらったX68000というパソコンでネット通信を楽しみ、ゲームを楽しむ程度にはパソコンを使っていましたが、仕事でパソコンを使うなど、想像すらしていませんでした。

そんな1995年。新卒で採用される大学生の進路ルートからそれた日々。この年、私の人生に就職活動の失敗という一つの転機が生じたのです。


アクアビット航海記 vol.11〜起業のデメリットを考える その5


あらためまして、合同会社アクアビットの長井です。前回にも書きましたが、弊社の起業物語をこちらに転載させて頂くことになりました。第二回~第六回までは起業をポジティブにとらえた視点での利点を述べました。第七回から今回まで、起業のデメリットを語っています。なお、以下の文は2017/10/19にアップした当時の文章そのままです。

「守られなくなること」

ここまで、起業をつれづれなるがままに語ってきました。何度も書いたように起業のやり方など千差万別。それぞれのやり方があっていいと思うのです。ただ、やり方によっては成功も失敗も両方あり得るのが起業の怖さでもあります。ですから、私は本連載でいう起業を、お花畑に囲まれたハッピーライフとして描くつもりも、イバラの道が続くデス・ロードだけで埋めるつもりもありません。利点も欠点も両方とも書かなくては。そう思いませんか?
ここまでで利点を5回。欠点を5回。ちょうど同じ回数を費やしました。そんなわけで起業の欠点を述べるのは今回でひと段落とします。

ここまで取り上げてきた起業の欠点。それを一言でまとめるなら、「守られなくなること」と言えるのではないでしょうか。学生時代は保護者に守られます。社会人になってからは所属する組織、つまり会社やバイト先から守られます。しかし起業するとそれらがなくなります。守られなくなる、ということは自由の証でもありますが、見方を変えれば失敗が許されなくなることでもあります。

「守られなくなる」とは、例えば

例えば、第7回で書いた時間が不規則になる件です。学生時代は時間割が学校から提示されます。学校が定めた時間割に従っていれば生活のリズムは作れました。社会人になってからもそう。始業時間と就業時間があり、そこに沿っていれば、タスクも割り当てられ、タスクに充てる時間配分も上司の指導のもと行えました。ところが起業すると、時間枠は自分で作っていかねばなりません。指導してくれる上司もいなければ、規範となるルールもありません。あなたがあなた自身の上司を兼ね、あなたがルールを作っていかねばなりません。そうなのです。守ってくれるのは己の力だけ。

例えば第8回で書いた収入が不規則になる件です。学生時代は親の扶養のもとで生活の心配をせずに済みます。就職してもアルバイトしていても一定の収入は約束されます。社会保険や税金の支払いもそう。会社が払ってくれるので、あなたはあまり意識せずに済んでいたのです。ところが、起業するとお金の確保は己の腕一本にかかってきます。定期収入は自分の営業努力で確保せねばなりません。税金の支払いもそう。経理担当を雇う、税理士の先生にお願いする。お願いすれば支払手続きは行って頂けるでしょうが、最終的な支払い責任があなた自身にかかってくるのは同じです。そうなのです。守ってくれるのは己の力だけ。

そして、第9回10回で書いた人付き合いが変わる件です。学生時代は学校の割り振ったクラス分けで人間関係がお膳立てされていました。社会人になったら配属先がそうです。そこを基準に人間関係を作り上げていけばよかったのです。ところが起業すると人脈は自らが構築していかねばなりません。しかも己が信頼に値する人間であると示しながら、です。そして相手が信頼できる人間であると見極めながら、です。信頼を勝ち得られず、仕事が取れない。信頼した相手に裏切られる。そういったことも、すべては自分の責任です。組織にいる間は、組織に守ってもらっていることは意識しません。独立して初めて、組織に庇護されていた境遇を感じるのです。そうなのです。守ってくれるのは己の力だけ。

他にも守られなくなることはあります。それは、あなたご自身の健康です。会社にいると定期健康診断はかならず受けねばなりません。労働安全衛生法にもそう定義されています。ところが、これは正社員、アルバイト、パートなど常時雇用する従業員に対しての義務です。あなた自身は常時雇用されているわけではありませんから、あなた自身の健康診断の義務はないのです。そして、あなた自身の健康診断を受ける義務はありません。ということは、あなたの健康は誰も守ってくれないのです。激務の末に倒れたとしてもそれはあなたの健康管理が悪かったから。という末路が待っているのです。気をつけねばなりませんね。気をつけねば。こう書いている私が一番そう思っています。間違っても倒れてはならないのです。くわばらくわばら。

他にも守られなくなることはあります。それは、あなたご自身の法的な保護です。会社であれば、従業員の監督義務があるため、そうおかしなことはできません。でも従業員もおらず、自分自身で行なう事業であれば、その行為が法的に正しいかどうかは、誰にも注意されません。軽い気持ちでやった行為が実は商法や民法に違反していることだってあるのです。もしそれが摘発されたら、あなたには前科がついてしまう!  それは避けたいですよね。起業はあくまでも正々堂々と。なんの恥じらいも罪の意識もなく、まっとうに活動していきたいものです。また起業すると立場も弱くなりがち。取引相手から違反すれすれの行為を受けることだってあります。請求した金額が入金されないことだってあるでしょう。ですから、そのあたりの知識は持っておかねばならないのです。もちろん法的な書類の取り交わしなど、身を守るべき契約書類はきちんとしておくのが当たり前です。そうしないと仕事をしてもお金が入ってこないことだってありえます。くわばらくわばら。

まだ他にも守られなくなることはあります。それはあなたの老後です。連載の第4回でも書きましたが、生涯を仕事に打ち込むためには起業は有効な選択肢です。でもそれは逆をいえば、退職後の生活保障もされないことでもあります。つまり、老後の貯えは自分で作っていかねばなりません。つまり、起業すると自分の老後を守ってくれるのは自分以外いなくなるのです。年金?  現在、もしあなたが引退後の生活資金を国民年金に見込んでいるのであれば、それは即刻改めるべきだと思います。年金制度が破綻しているとまではいいませんが、この少子化の現状では、どこかで年金改革の波がやってくることは避けられません。その時に年金をあてにしていると、どうにもならない日がやってくる。くわばらくわばら。

それでも私は起業を選びます。

さて、ここまで起業のデメリットを書いてきました。最初にも書いた通り、起業の良い面ばかり持ち上げるつもりはありません。でも、起業の悪い面ばかり煽るつもりもありません。でも、それでも、私は生まれ変わったとして、もう一度起業する人生を選ぶか、と問われれば迷わず「はいっ!」と手を挙げます。ここまで起業のデメリットを知った上でもなお、私は起業を選ぶと思います。それは起業の利点を享受しているからです。

そして、組織に頼り切ってばかりいると、今後起こるAIの波に呑まれたときに何もできなくなります。ですから、この連載を読んでくださっている方の中で、起業のデメリットを知ったうえで、なおかつ起業したい、という方がいれば、私は応援したいです。

次回からは、本連載のタイトルに立ち返り、私自身の歩みを少々語ってみたいと思います。ゆるく永くお願いします。


kintone Café 東京 Vol.8 @多摩を開催しました


8/30にkintone Café 東京 Vol.8 @多摩を開催しました。

公式の開催報告はしかるべき場所に書かせていただきました。(こちら

ツイートのまとめサイトも作成させていただきました。(こちら

なので、ここでは代表である私が登壇の際に語った「スライド」をさらに補足するように、開催であらためて感じた思いを書かせていただきます。

本稿を書こうとして、前回アクアビット長井として主催したkintone Caféを調べたところ、2017年3月のkintone Café 神奈川 Vol.5までさかのぼることがわかりました。つまり、前回の開催から2年半、kintone Caféを主催していませんでした。空きすぎです。間を空けすぎたことに忸怩たる思いです。

2年半の間、もちろん手をこまねいていたわけではありません。ツイートもたくさんつぶやきましたし、kintone Advent Calendarにも毎年書いています。DevRelにも参加し、弊社ブログ記事にもkintoneのことは書いています。他のkintone Caféでは登壇もしましたし、お客様の主催するセミナーでも登壇もしました。代表がエバンジェリストとして全く何もしていないとは思いません。kintone Café神奈川もなんどか話を持ち掛けては立ち消えを繰り返し、それなりの開催に向けての準備は進めました。

でも、結局は開催できなかったことに変わりありません。kintone Caféに限らず、セミナーは自らが行うべき。そう思っています。特にkintone開発が弊社の業務の主流になっている今では、一日のほとんどをkintoneの事を考えていたわけですから。これは怠慢と言われても仕方ありません。

何が原因だったか。結局、代表自身がkintone Caféのテーマについて、どう開催するか迷いが生じていたの正直なところです。技術寄りの内容で開催するのか、ユーザー寄りの内容にするのか。技術寄りにしたところで、どこまで伝わるのか。スキルは座学やハンズオンでどこまで伝えられるのか。そもそもkintoneエバンジェリストとは、技術うんぬんではなく、kintoneの良さを広めることにあるのではないか。私の中でコンセプトが右往左往していました。

今回、弊社のサテライトオフィスで開催したのは、オフィスの大家さんから開催要望があったからでした。そして要望の中で「そもそも論」を聞きたい、ということでした。つまりkintoneとはそもそも何か、という地点から話を起こす必要がありました。都合のよいことにkintone Café東京を今運営しているメンバーの松田さんはkintoneを軸とした業務改善を推進されておられます。そうした風もあり、私の登壇資料も技術のことは触れず、ユーザー向けの内容にしてみました。

今回のkintone Café 東京 Vol.8 @多摩は開催要項にユーザー向けをうたっていたこともあり、6,7名はkintoneについて触ったことがなく、そうした意味でもユーザー向けの内容でよかったと思います。私の登壇でもそもそもなぜkintoneをユーザーに勧めるのか、という観点で熱く語りました。他の方のスライドも、そうした点でテーマが絞られていたようです。

今回、久しぶりに主催してみて、ユーザー寄りで行く、との方向性は続けようと思いました。ただ、ハンズオンはやれればやりたい。一緒に登壇したエバンジェリストの新妻さんからも、「データ」「プロセス」「コミュニケーション」の三つの柱で語るのは、初期のkintoneのコンセプト。今や概念で語るのではなく、直接ハンズオンで魅力を伝えることの必要性を説かれました。仰る通りで、次回はハンズオンにも取り掛からねば、と思います。

今回、一緒に登壇した情報親方の東野さんも、これからkintoneが導入されていく中で必ず使われるであろう資料を軽く紹介してくださいました。やはりユーザー導入の推進こそが鍵なのでしょう。

お客様より恵比寿と武蔵小杉でもkintone Caféを開催して欲しいというご要望をいただいています。具体的に会場も確保できています。今年はあと二回、開催できればと思います。その時私が、どこまで技術を語りたいという誘惑に耐え、ユーザー目線の内容に踏みとどまれるか。肝に銘じたいと思います。まずはkintone Caféを主催できる自信を取り戻せたことが、今回、私の中で最も得難い収穫だったと思います。

今回来てくださった14名の皆様、登壇してくださった3名の仲間。皆様、本当にありがとうございました。