2024年10月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括
10月。

今月は仕事の出張にからめて、6都道府県を尋ねました。

今月も公私混同の一月でした。完全に仕事を忘れてオフになる日はありません。
が、合間合間でその場所その時間を楽しめるような趣味嗜好を持っているので、心が折れずにやっていけています。

体が動くうちに、どこまで旅ができるか、新しい体験ができるか。新しい光景が見られるか。
気力のあるうちに、新しい自分の道を切り開きたいと思います。

旅は仕事とセットです。仕事をしながら、旅をする。そのノウハウをいかに実現するかが私の人生のテーマです。まだ私の理想にはほど遠い毎日ですが、旅の積み重ねが自分にとって糧となるはずです。
今月も仕事に追われる状況には変わりがありません。ただ、共遊開発の割合を増やすことによって、少しずつ仕事に終われる時間を減らしています。

年齢による疲れを感じています。もう、昔みたいに自在に動き回れず、やるべき仕事は山積みになっていて、私の自由はますます狭められています。
昨年でついに50の齢を迎えた私の人生が、少しずつ下り坂を迎えていることをひしひしと感じています。
私に与えられた時間は有限です。ますます残り少なくなっています。
残された時間を少しでも有意義にしなければ。
これからも台風、水害、熱暑、地震、噴火などの天災が私たちの時間を奪っていくでしょう。
もう誰と比較するとかではなく、自分自身の残り時間との戦いです。人がどうではなく、自分自身が納得できるように生きるにはどうすればいいか?

生きていること、生かされていることのありがたみ。
それを常に忘れぬようにしながら、充実した日々を送りたい。
皆さんと私の思いは同じです。
加齢に抗うようにして、今月も動き回っていました。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちをフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

今月は家族とは三回お出かけしました。妻とは三回、妻と長女とは三回、妻と次女とはゼロ回、長女とは二回、次女とはゼロ回。


§  月表

 ・十月お出かけ
、東京ビッグサイト (東京国際展示場)、ローソン 東京ビッグサイト南棟店、らあめん花月嵐、EKITERIA PRONTO、大和市立図書館、はま寿司 海老名ビナウォーク店 、相模国分寺跡、市立郷土資料館 海老名市温故館、相模国分寺、ららぽーと海老名、Tully’s Coffee ららぽーと海老名店、NEW OLD STYLE 肉そばけいすけ、フードコート EVVIVA、ジョリーパスタ町田モディ町田ロフトディズニーストアハノイマチ、BOOKOFF SUPER BAZAAR 多摩永山店、餃子の王将、Starbucks ペリエ海浜幕張店、幕張メッセ、みそ屋 田所商店、幕張豊砂駅、Starbucks ペリエ海浜幕張店、SCHMATZ BEER STAND ペリエ海浜幕張店、TOKYO豚骨BASE MADE by 博多一風堂、タコベル幕張メッセガスト プレナ幕張店サイゼリヤ 鶴川駅北口店、鶴川駅前図書館、祥雲寺、信濃屋 六本木ヒルズ店、BrewDog Roppongi、African Home Touchアボットチョイス、和泉多摩川河川敷、金谷美術館鋸山山頂地獄のぞき百尺観音ベイサイド金谷、浜金谷駅、ベイサイド金谷KANAYA STATION地魚回転寿司 船主総本店セブンイレブン 富津浜金谷店ベイサイド金谷、浜金谷駅、木更津駅、NewDaysミニ 木更津1号、ロイヤルホスト 府中店、松屋 二俣川店、sagamix、麺処うたり 相模大野店、タイ料理研究所、セブンイレブン 府中本町駅北店、Odakyu OX 鶴川店、大黒家 東陽町店、株式会社ジョイゾー、薬師池公園 蓮園、町田新産業創造センター、AWS Startup Loft Tokyo、九州黒太鼓 品川、土蔵相模跡、ファミリーマート 北品川三丁目店、大戸屋、高崎ワシントンホテルプラザ、ごはんとお酒 西口18番、ファミリーマート 高崎駅西口店、Gメッセ群馬、はらっぱ 本店、ホテルサンコー高崎、高崎ワシントンホテルプラザ、ふじみ野駅 (TJ18)びっくりドンキー、GROTTA PICCOLA、目利きの銀次 二俣川北口駅前店、カラオケの鉄人、和光大学ポプリホール鶴川、鶴川駅前図書館、エフライフ、阿邪訶根神社、大町道標、郡山駅、須賀川駅、円谷幸吉メモリアルアリーナ(須賀川アリーナ)、円谷幸吉メモリアルホール、かまや食堂、井桁屋本舗 大黒亭、須賀川市役所、須賀川町道路元標、円谷幸吉メモリアルパーク、結の辻、須賀川市民交流センターtette、ローソンS須賀川市民交流センター店、須賀川市中央図書館、円谷英二ミュージアム、須賀川市風流のはじめ館、すかがわ観光物産館flatto、焼き鳥専門店 かぎや、ファミリーマート 郡山中町店、Bar NEIGHBOR、Beer Hop、BAR FOLIAGE、来夢 郡山横塚店、かつや 郡山富久山店、東北餃子酒場 郡山店、郡山駅おみやげ館 柏屋、鶴川駅前図書館、小川流 多摩貝取店、松屋 二俣川店

・十月ツイート
https://togetter.com/li/2458090

§  家族とのお出かけ 家族で出かける機会は、今月は三回ありました。

今月は、次女の誕生日が4日だったので、家族で集まる機会も多く持ちました。


最初は、その誕生日(10/4)。
次女の家に迎えに行き、町田まで帰る途中で、246沿いのジョリーパスタによって食事を楽しみました。四人でたらふくいただきました。




その翌日は、夜に家族で町田に買い物に(10/5)。町田モディやロフト、ディズニーストアなどさまざまな場所に立ち寄った後、最後に食事に行ったのは東急の上にあるハノイマチ。ここでもたくさんいただきました。




三度めは、その翌週に次女がアフリカ料理が食べたいというので向かった六本木の「African Home Touch(10/12)。
フフをはじめとした、本格的なアフリカ料理の数々を楽しむことができました。
その後に立ち寄ったのが、六本木交差点の近くにある「アボットチョイス」です。ここではお酒を飲んで四人で盛り上がりました。

§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で三回でかけました。


まずは、二人で参加したメディカルジャパンと農業WEEKです。仕事上の視察です(10/11)。
妻は最近甲府に家を借り、甲府で新会社立ち上げの準備に奔走しています。山梨の様々なコミュニティでも運営スタッフとして呼ばれるようにもなっています。
それとともに弊社の役員でもあります。メディカルジャパンに現役歯科医師としてITとつなげるソリューションを出すために。農業WEEKは妻は甲府の中の良い会社の出展に。私はそれも含め、弊社のメインのお客様の業務である農業を。

別の日には、町田まで一緒に向かいました。そこでついでに町田新産業創造センターに寄ってみる?と誘ったところ、二人で新オフィスの視察をすることに(10/22)。

最後は、私が群馬で登壇した日です。帰りにふと連絡したらふじみ野の義弟の診療中というのです。そこで私が大宮と川越で乗り換えてふじみ野駅前で待ち合わせました(10/24)。そして、帰りに東村山のびっくりドンキーで夕食を。

§  妻と長女とのお出かけ  妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は三回ありました。

最初は、私と妻が幕張メッセで農業WEEKやメディカルジャパンに参加していた夜です(10/11)。私はオンライン会議が続いたため、ガストで昼を食べていたのですが、診療がある妻が先に帰宅。
私はその後、夜まで幕張にいてから、乗ってきた車のカギを私が持っていることが発覚したので、妻と娘の待つ最寄り駅へ行って一緒にサイゼリヤで食事を楽しみました。





そして、続いては千葉の浜金谷への旅です(10/14)。そもそも妻が疲れをいやすためにBAYSIDE KANAYAに長女と泊まるというので、連休の最終日の月曜日に一緒に行きました。私は泊まらず、夜の電車で帰りました。

それまでの間、鋸山美術館を鑑賞し、鋸山の上まで向かいました。
さらにBAYSIDE KANAYAからは見事な夕日を堪能し、近くの地魚回転寿司 船主総本店でお寿司を。良き時間でした。

その翌日も私が新宿で打ち合わせがあり、その帰りに府中で待ち合わせてロイヤルホストで食事をして帰りました(10/15)。


§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女との三人で出かける機会はゼロ回ありました。

次女は少しずつ成長しはじめています。今年から正社員となって働いています。仕事は楽しいようです。
とても楽しく、人生と若さを謳歌しているようなので、親として安心しています。
家族とのイベントにも次女と参加してくれ、次女の彼氏も含めた家族との会話ができているのはありがたいです。


§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。

長女は昨年の4/1付けで雇用しました。
今年の春から、とあるお客様の事務担当として週一度訪問し、社会の風にあたってもらっています。
最近は一人でいろんなイベントに顔を出してくれていますし、仕事で人の役に立てている手応えも感じているのでしょうか。
私と二人で参加したスナックジョイゾーでは、私がいなくても様々な方とお話をし、その翌日のkintone Café Tokyoのスタッフとしてその場で呼ばれていました。
もちろん。翌日は懇親会まで楽しんできたようです。
別の日にはkintone若手交流会の運営スタッフとしての依頼があり、受けることにしたようです。

それもあってか、本人もすこしずつ社会の風に慣れてきたようです。

ある日、二人で様々な業務の話をした後、車で近くのらーめん小川流にいきました(10/29)。その際、助手席に率先して乗ってきたばかりか、その後も様々な話を。
少しずつ、不安定だった情緒も落ち着きつつあるようです。自社に雇い、さらにコミュニティに連れて行ったことが功を奏していて、うれしいです。

昨年末をもって私の中では子育ては終わったと思っています。娘たちにはそれぞれを一人の大人として対し、手助けができるところは私から手を差し伸べていこうと思います。
私にできることは親の頑張る姿をみせることぐらいかな。

●私自身の十月(交友関係)

§  関西の交流関係 今月もまた、関西には帰れませんでした。
ただ、高校時代からの友人から、ライブ出演のお知らせが届きました。
昨年も一昨年も参加し、大きな刺激を受けたので、またライブに行こうかと思います。来月の頭なのですぐです。


§  今月の交流 今月は、仕事に絡んだイベントではあるものの、大勢の方と交流を深めました。
私の場合、公私混同の毎日です。私的な付き合いなのか、仕事をからめた付き合いなのか、区別はしないしできません。
皆さんとの交流は本当に楽しかったです。










今月も皆様ありがとうございました。

●私自身の十月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、久しぶりに三冊について書きました。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、今は書くための時間がありません。今月書いた3冊は2020年の年末のものですから、もう四年近い間掛けていないことになります。
今、私のプライベートの時間がほぼなくなってしまっています。仕事をからめた交流があるので精神的には困っていませんが、一人の時間がないことは見直さなければと考えています。
レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は、私にとってワークライフバランスのバロメーターです。ワークに偏っている今の状況を早く取り戻さねば、とかなりの危機感を持っています。

以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。これも長い間アップできていないので、なんとかして時間を作らないと。

今月、書いた本のレビューは3本(
暗夜行路 前編
暗夜行路 後編
起業と倒産の失敗学
)。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは0本()。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

9月27日 9月27日 フリーランス・事業者間取引適正化等法
9月30日 9月30日 公私混同という言葉をポジティブに
10月1日 10月1日 DXの言葉を考える
10月2日 10月2日 kintoneはプラットホーム。SaaSとは棲み分ける。
10月3日 10月3日 国産ノーコードツールに期待
10月4日 10月4日 独立するなら契約書は必ず読み書きできるように。
10月7日 10月7日 野球の監督に学べること
10月8日 10月8日 弊社の値決め史と反省
10月9日 10月9日 kintoneとRPA
10月10日 10月10日 展示会を見る前に目的を設定する
10月11日 10月11日 業務やソフトウエアの隙間を埋めるノーコードツール
10月15日 10月15日 技術者が言語スキルを上げるためにできること
10月16日 10月16日 こだわりは大成を阻みますよ
10月17日 10月17日 論理学とプログラミング
10月18日 10月18日 ノーコードツールと SQL文
10月21日 10月21日 XからBlueskyに移るべきか
10月22日 10月22日 事務所は楽しめる場にしたい 
10月23日 10月23日 衆議院議員選挙には参加しましょう
10月24日 10月24日 少しずつビジネス寄りの方々にも危機感が
10月25日 10月25日 お客様のご要望通りを満たすのは良くないこともある
10月28日 10月28日 podcast配信に参加してみて
10月29日 10月29日 円谷幸吉メモリアルホールを訪れて

§  今月の読書 今月は8冊の本を読みました。内訳は、SF一冊(「STORIES OF YOUR LIFE AND OTHERS」)。ミステリ一冊(「MONKEY PUZZLE」)。スラップスティック一冊(「原始人」)。歴史小説二冊(「天地人(上)」「天地人(下)」)。新書二冊(「入門!論理学」「円谷英二の言葉」)。ビジネス書一冊(「Think Like a Freak」)。

私が一昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、まったくそれが進んでいません。
仕事にかまけてしまっています。このことにもとても強い危機感を抱いています。このまま何も生み出さずに老いてしまうのでは、と。

須賀川で訪れた円谷英二ミュージアムは、図書館の機能がミュージアムとくっついた画期的な施設で、
とても知的刺激にあふれた場所でした。須賀川市民がうらやましいとすら思いました。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞はゼロ本です。

映画を見るどころか、テレビすらほとんど見ていません。


§  今月の舞台 舞台については、今月は一本も観ていません。



§  今月の音楽 コロナが始まってから’70’sから活躍したアーチストの全曲を聞く活動を続けています。サンタナの全アルバムを順に聴いています。

他にもいろいろな音楽を聴いた月でした。


参加したスナックジョイゾーでは、BiSHの清掃員ナイトということで、BiSHを愛する皆さんのプレゼンを聞きました(10/18)。
BiSHとは、面白い存在です。
私もプレゼンの中で公衆では聞けないといわれたNON-TiE-UPという曲に触発されて、翌朝、赤痢の曲を探しました。
放送禁止局としてはより究極の曲を久々に聞きました。時代は90年代。


あと、お客様との飲み会に参加し、カラオケを楽しみました(10/25)。


それと月末に訪れた郡山にて、お客様が毎夜練習しているギターの弾き語りを鑑賞する機会がありました。(10/26)
楽器が弾けるって本当に人生を豊かにするなぁと思いました。


§  今月の美術 今月は美術については鋸山美術館と円谷英二ミュージアムに尽きます。



妻と娘と訪れた鋸山美術館はとても素晴らしい内容でした。
妖怪画家と妖怪造形家の様々な作品が展示されていたのですが、まさに妖怪とはこんな感じではないかと思わせるようなリアルな展示でした。。

これが例えば幽霊画であれば、本当に幽霊が出ると噂される絵は人の心を寒からしめます。ところが、展示されていた妖怪はリアルでありながら、どこかユーモラス。私たちの心の中に昔から共に住んできた動物の仲間だと勘違いさせるような愛嬌すらありました。

妖怪と言うものに対して改めて関心を抱きましたし、本当にこの絵は縁の価値で、どこかの展示会があればぜひお勧めしたいです

円谷英二ミュージアムはゴジラやウルトラマンで知られる特撮映画の父と称されています。須賀川の町中にたくさんのウルトラ一族や怪獣が立っていました。
特撮にかける円谷英二の執念や研究の姿勢は見習わなければと思いました。
この図書館はまた来る価値があります。


§  今月のスポーツ 今月は、スポーツはしていません。
トピックスとしては、町田ゼルビアが絶好調で、J1デビュー初年度にもかかわらず、まだ上位に居続けていることでしょうか。
ところが、月末に行われた大一番のサンフレッチェ広島戦で敗れてしまい三位に。
あと数節ほど残っているようですが、どうなるでしょうか。
ただ、もし優勝を逃したとしても、驚くほどの躍進です。寿ぐべきでしょう。

それよりも、アメリカ大リーグの大谷選手の見事な活躍です。大リーグ史上初の50本塁打50盗塁を成し遂げたばかりか、あと数厘で三冠王が取れるまでの打棒を爆発させました。本当に凄いと言うしかないです。
そして月末にはついにワールドシリーズも制してチャンピオンに。すごいとしか言いようがありません。

私自身、最近体力がとみに落ちていることを感じています。
寝不足その他の原因でしょうか。仕事が忙しい中、どうやって体力を維持するか。
そろそろ体力作りに取り掛からないと、老年になってとんでもないことになりそうな気がしてきました。危機感を覚えています。


§  今月の滝 今月は滝を訪れる機会がありませんでした。

郡山に行った際に行きたかったのですが、自転車が確保できず、須賀川近くの滝をあきらめました。
かつて来た時は30キロの往復をものともせずに乙字ケ滝まで往復したのですが。

滝にまた行きたいと思っていますので、来月は時間を見つけて訪れたいですね。


§  今月の駅鉄 今月は駅を三駅訪れました。「浜金谷駅(10/14)」「高崎駅(10/24)」「須賀川駅(10/27)」


浜金谷駅自体には二度目の訪問です。前回は少し散歩して、駅前の広場から駅舎を眺めました。確かワンちゃんを連れていたので、駅の中には入れなかった記憶があります。
今回は、近くのBAYSIDE KANAYAに宿泊したため、の妻と娘がのんびりしている間に、駅に行っていろいろと写真を撮ってきました。
この辺りは妻がお気に入りの場所なので、何度も来ています。


この駅は鋸山を望むことができます。駅から見える鋸山の景色はこの駅の景観に風情を与えています。また、跨線橋からは、港の方にもヤシの木が並んでいるのが見えます。鋸山とヤシの木のコントラストがこの駅の景観に少しの日本離れの風味を付け加えていて、それがとても面白いです。


高崎駅は、仕事で高崎に行った時に立ち寄りました。JRの駅はかなり大きい駅ですが、上信電鉄の始発駅である高崎駅はその駅の隅で申し訳なさそうに場所を借りていて、それがかえってこの駅に面白さを付け加えていました。この駅、昔のJRや国鉄のホームを歩いた奥にあります。随所に国鉄時代の名残が残っていて面白いです。実際、JRから駅の敷地を借りて営業しているのだとか。


ホームの先は線路の両側に車両基地が広がっています。そこには古い車両がいくつも停まっていました。さらに構内の端にも旧客車を待合室と改造して解放されたスペースが。私も少し立ち寄ってみました。残念ながらコロナの影響で少ししか空間が確保されていませんでしたが、福島交通の曾根田駅を思い出しました。


またこのホームからはJRの広大な駅ホームも見れますが、SLがシュシュと煙を吐いているのも見れます。なかなか面白い駅です。

富岡製糸場や上毛三碑など沿線に観光地もあり、上信電鉄には引き続き頑張ってほしいと思いました。


須賀川駅は8年ぶりの訪問です。かつてkintone Café 福島の登壇を控えているにもかかわらず、郡山から乙字ケ滝まで自転車で往復した帰りに寄りました。時間がなくて、駅舎と少しだけステンドグラスを撮影し、駅前のウルトラマンのモニュメントだけを撮って立ち去った記憶があります。今回は電車で郡山からやってきたので時間もありました。ホームで様々な写真を撮り、駅舎も案内所も駅前もいろんな場所を見て参りました。


須賀川駅は今工事中です。新しい連絡通路の建物はほぼできていました。なので、古い跨線橋もいずれはなくなるでしょうし、この東北の駅百選に選ばれたユニークな駅舎もいずれはなくなってしまうかもしれません。

なお、先々月末に購入したiPhoneにエキタグを入れました。今までの端末はNFC非対応だったので、エキタグができませんでしたが、先々月から使ってみています。先月は9駅、今月は22駅を訪れています。
「山手線原宿駅(10/1)」「りんかい線国際展示場駅(10/1)」「相模線海老名駅(10/3)」「中央線・総武線各駅停車千駄ヶ谷駅(10/4)」「京葉線八丁堀駅(10/10)」「京葉線海浜幕張駅(10/10)」「京葉線幕張豊砂駅(10/10)」「京葉線新木場駅(10/10)」「りんかい線新木場駅(10/10)」「中央線・総武線各駅停車・武蔵野線西船橋駅(10/11)」「埼京線・山手線・湘南新宿ライン渋谷駅(10/12)」「埼京線・山手線・湘南新宿ライン恵比寿駅(10/12)」「内房線浜金谷駅(10/14)」「久留里線・内房線木更津駅(10/14)」「山手線高田馬場駅(10/18)」「山手線目黒駅(10/22)」「山手線大崎駅(10/22)」「山手線品川駅(10/22)」「山手線池袋駅(10/23)」「高崎線高崎駅(10/23)」「川越線川越駅(10/24)」「山手線東京駅(10/26)」



§  今月の酒楽 今月は飲む機会がまあありました。延べ七日日、十一軒。

まず、1人で幕張メッセに訪れた帰り、夜の打ち合わせも終わった後でふらっと行きのショッピングモール内にある「SCHMATZ BEER STAND ペリエ海浜幕張店」でIPAを一杯飲みました(10/10)。結構歩いたことと、充実していた商談の後だったので、景気付けに。おいしかったです。


また、家族でAfrican Home Touchで食事をする前恵比寿から広尾経由で歩いて散策をしましたが、六本木の「BrewDog Roppongi」へ(10/12)。この店は2回目。場所柄、店員のほとんどは日本人ではなくアングロサクソンの方です。私もそこでIPAを一杯だけいただき、家族との合流までの時間で少し酔いを回しました。


Abbot’s Choice(10/12)は、家族でAfrican Home Touchの帰りに立ち寄った2次会です。ここではかルーティーンをいただきました。カルバドスのように30数種類のりんごと銀の取り合わせはとてもユニークでかつおいしかったです。あとこのお店では話題になっているニッカフロンティアもいただきました。とてもおいしかった。




スナックジョイゾーでは、いつものようにおいしいお酒をいただきました(10/18)。


お客様とあるフェイズの終わりを祝っての「九州鬼太鼓 品川」の飲み会では、少し酔っ払ってしまいました(10/22)。帰りの電車で結構目の前が白くなり、かなり危険水域まで。安心したのか日ごろの疲れが分かりませんが。



その翌週には、横浜のお客様と歓送迎会も兼ねた飲み会にお呼ばれし、三次会まで楽しみました(10/25)。一次会のおしゃれなイタリア料理のお店では、女性に囲まれた華やかなテーブルだったので、私もおしゃれなカクテルを頂きました。二次会三次会ではもう何を飲んだか全く覚えていません。




その翌日、郡山でfukunomoのオンライン飲み会に参加させていただきました(10/26)。私も一緒に放映の収録の場にいました。また、いっそhに佐藤酒造店のHOEIをいただきました。その時に来られたゲストは佐藤酒造店のお二人。まさか酒造店の方のトークを目の前で聞けて、さらにその方に大吟醸を注いでいただけるとは。とても贅沢な時間でした。もちろんHOEIや大吟醸はめちゃくちゃ美味しくて、私もすっかりほろ酔い気分でした。





その翌日、須賀川に行った夜も、別の方と郡山の夜を楽しみました(10/27)。最初に訪れた「焼き鳥専門店 かぎや」は焼き鳥がとても美味しく、ビールと合わせて最高でした。一緒に飲んだ方は、蒸留酒の資格をいくつも持っていて、将来お酒の世界で活躍したい思いを持っている方です。

その方に連れて行っていただいた「BAR FOLIAGE」はGINの品揃えが郡山でも随一と言われるお店。実際とても面白いGINを何倍も飲ませてもらいました。私の中でGINの新たな可能性が開けた一夜でした。また、オーナーのバーテンの方がとても話が上手く、それと同時に盛り上げ方も一流でした。こちらのお店はまた訪れたいなと思いました。

ただその前に、別のお店に連れて行ってもらう予定でしたが、その二店とも閉まっていました。なので、次に郡山に来た時は、そちらの二軒も優先して訪れたいと思います。

他にも鋸山の船主でいただいた地元の地ビールもおいしかったです。


§  今月の旅行 今月は、6都道府県を訪れました。
仕事ではさまざまな場所を訪れました。いつもの通りです。

今月はIT系の展示会でも各地を訪れました。

まず1日は東京ビッグサイトでのDX総合EXPOへ。この時は会場に終日いましたので、観光は特にしていません。



その数日後、仕事終わりに雨の中を海老名へ。相模国分寺にはまだ一度も来たことがありません。そこで、食事の後少し散歩して回っていました。
かつての奈良平安初期の様子が偲ばれるような広大な場所に、確かに広壮な伽藍がそびえていたんだろうなぁと思わせてくれた場所でした。
海老名はビナウォークやららぽーとなどで何度も来ています。上京したばかりの頃は通勤の乗り換え駅でした。しかし、今までこの相模国分寺跡には1度も来られておらず、ようやくと言う気分です。

また2日続けて町田と幕張メッセを往復しました。初日は一人で行き、前後には海浜幕張駅で商談もこなしました。その合間にはお隣の幕張豊砂駅にもふらりと立ち寄ってみました。

その翌日は妻と来ました。そして妻が途中で帰ったので、私は帰りに西船橋から東西線経由で帰ってみました。


その翌週は広尾を少し散策しました。家族で六本木で会う前、恵比寿から広尾を散策し、祥雲寺も参拝しました。
広尾のあたりは港区と言う都会の響から感じるイメージとは違い、とても落ち着いた町並みです。これであれば私も住みたいなぁと思ってしまいました。


そして上にも書いた妻子との鋸山や浜金谷の旅です。

美術の欄にも書きましたが、訪れた鋸山美術館はとても面白かったです。また、鋸山がそもそも石切場であったことも今まで知らずにいました。今回の訪問において、ようやくそれを知ることができました。



別の日には品川でお客様と飲みましたが、その帰りに少し酔いが回ったので、酔い覚ましに北品川から大崎まで歩いて帰りました。
この辺も江戸時代の由緒ある寺社が残っています。もう今や完全に都市の中に飲み込まれています。ご縁のある沢庵和尚の墓の近くでしたが、またゆっくりと対話したいと思いました。


そして高崎です。夜、パスタを食べたかったのですが、横浜のお客様に19時半までいました。そのため、帰りはかなり時間がかかり、高崎の駅に着いたのは23時を回っていました。ところが、チェックインしたワシントンホテルのすぐ横にある西口18番と言うお店で、高崎名物のパスタをいただくことができました。これがまたとても美味しく、また食べたいと思わせてくれました。

翌日も高崎駅を少し訪問した後、Gメッセ群馬のイベントに終日いました。その合間に、はらっぱ本店まで足を伸ばしてパスタをいただいてきました。
高崎のパスタの実力は前夜とこの日の二店で充分分かりました。また、他のお店のパスタも食べに行きたいと思います。

高崎からの帰りは妻がふじみ野にいると言うので、大宮と川越で乗り換えてふじみ野に向かいました。変則のルートで帰りましたが、後で調べてみると、八高線経由でも同じ時間で帰れたようです。また機会があれば同じルートをたどってみたいです。


最後に、月末の郡山と須賀川の旅です。もともと先月のちいクラ全国大会のご縁で、郡山のお客様にお呼ばれしました。fukunomoというイベントのお手伝いもやらせてもらい、参加もさせていただきました。
その翌日、もともと須賀川を見に行きたいと伝えていたので、一人で電車で向かいました。この日の郡山では大きな秋祭りがあり、郡山に集まる人で駅は大混雑していました。
大混雑を尻目に私二駅先の須賀川駅で下車しました。


そして街を歩き、まず最初に円谷幸吉メモリアルホールへ。思わず泣いてしまうほど感動しました。これについてはノートにも書いています。
10月29日 円谷幸吉メモリアルホールを訪れて

そしてそこから歩いて円谷幸吉の生家近くにある円谷幸吉メモリアルパークへ。須賀川市役所など町の目抜き通りを歩きますが、街が本当に風情があり良い感じです。

私あまり知りませんでしたが、須賀川はかつて宿場町として奥州への旅の宿として栄えていたそうです。かの松尾芭蕉も八日間滞在し、俳諧の友と時間を楽しんだとか。
街中には松尾芭蕉にちなんだ遺跡が残っており、町自体がとても風情がありました。
その中で立ち寄った市役所のそばにある井桁屋本店で食べたかっぱ麺はとても美味しく、しかも色合いがとても鮮やかでした。私の中ではとても印象に残る麺となりました。


街中には他にも面白い風情のある場所が残されています。須賀川市風流のはじめ館では和傘がたくさん並べられ、とてもよい景色を演出していました。
須賀川とは実は二人の円谷氏だけでなく、松尾芭蕉にちなんだ俳句の街でもあったのですね。8年前には気づかなかった印象が強まりました。


また、円谷英二ミュージアムはとても素晴らしい内容でした。
図書館の一角にしつらえられているため、展示物の横にたくさん借りられる本が並んでいます。そうやって円谷英二氏が培った博学知識の子供は育っていくのでしょう。私も須賀川に住んでこの図書館に通いたいと思ったほどです。



8年前に来た時も、街にはたくさんのウルトラ兄弟や父母、ウルトラシリーズの怪獣たちがモニュメントとして並んでいます。今回は時間があったので、たくさんのモニュメントを写真に収めました。郡山の影に隠れてしまっていますが、須賀川はとても面白い街だと思いました。またきたいと思います。

そして翌日。ほとんどお客様の下にて仕事をしていました。が、帰りに東北餃子酒場に立ち寄って、餃子を美味しくいただきました。
郡山ですが、まだまだ面白い街だと思っていて、あと何回も来ることになると思います。

来月もまた旅ができるようにがんばります。

今月、足跡を残した地は以下の通り。
東京都
 町田市、渋谷区、江東区、新宿区、世田谷区、多摩市、港区、府中市、目黒区、港区、東村山市
神奈川県
 横浜市旭区、大和市、海老名市、相模原市南区
千葉県
 千葉市美浜区、船橋市、富津市、鋸南町、木更津市
群馬県
 高崎市
埼玉県
 川越市、ふじみ野市
福島県
 郡山市、須賀川市


§  今月のその他活動 
人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。
今、心身が動くうちに仕事もプライベートも充実させる。その考えには揺るぎがありません。

・公園は三か所。「和泉多摩川河川敷(10/13)」「薬師池公園 蓮園(10/20)」「円谷幸吉メモリアルパーク(10/27)」

・美術館は一カ所。「鋸山美術館(10/14)」「須賀川市風流のはじめ館(10/27)」

・駅は三駅。「浜金谷駅(10/14)」「高崎駅(10/24)」「須賀川駅(10/27)」

・滝はゼロカ所。

・温泉はゼロか所。

・山は一山。「鋸山(10/14)」

・酒蔵はゼロか所。

・神社は一か所。「阿邪訶根神社(10/27)」

・寺は二寺。「相模国分寺(10/3)」「祥雲寺(10/12)」

・教会はゼロカ所。

・史跡は五カ所。「相模国分寺跡(10/3)」「土蔵相模跡(10/22)」「大町道標(10/27)」「須賀川町道路元標(10/27)」「結の辻(10/27)」

・博物館は三か所。「市立郷土資料館 海老名市温故館(10/3)」「円谷幸吉メモリアルホール(10/27)」「円谷英二ミュージアム(10/27)」

・遺跡はゼロカ所。

・城はゼロ城。

・灯台はゼロカ所。

・動物園はゼロか所。

・水族館はゼロか所。

・土木遺産ゼロか所。

・マンホールカードは四枚。「神奈川県海老名市(10/3)」「神奈川県相模原市(10/16)」「福島県須賀川市(10/27)(10/27)」

・果物狩りはゼロカ所。

・浜はゼロか所。

・ダムはゼロカ所。
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。

なお、昨年の夏ごろから信長の野望 出陣でアカウントを作り、様々な場所を巡っています。市区町村ごとに完全に訪れると制覇ができます。
遠征という機能を使って制覇したのではなく、実際に訪れた場所で制覇した市町村について、ここに記しておきます。
・長野県北安曇郡白馬村 2023/11/12
・長野県北安曇郡小谷村 2023/11/12
・山梨県南都留郡山中湖村 2023/12/16
・神奈川県足柄下郡真鶴町 2024/1/25
・福島県双葉郡富岡町 2024/5/5
・福島県双葉郡広野町 2024/5/5
・東京都狛江市 2024/5/6
・神奈川県愛甲郡清川村 2024/5/12
・東京都稲城市 2024/5/25
・山梨県南都留郡忍野村 2024/7/6
・長野県南佐久郡川上村 2024/7/7
・長野県南佐久郡南牧村 2024/7/7
・山梨県南都留郡道志村 2024/7/7


私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月も仕事にからめてですが、バラエティ豊かな移動ができました。この地球にはまだまだ無限に行くべき場所があります。
少しでもこうした場所を訪れてから死にたい。私の人生の残り時間のなかでどこまでの旅ができるか。

加齢によって日々、気力は減退していきます。人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選びます。私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。一昨年の秋にはハイキングのつもりが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。

死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。そのためにもこうして書き残しておこうと思います。

今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す。だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもらず、一人でも旅を敢行したいと思います。
もちろん、さんねんまえ一昨年の秋に遭難した経験は忘れてはなりません。命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もせず命を枯らすよりはましです。
家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。

そう思い、訪れた場所で心の赴くままに俳句を詠んでいます。今月は俳句を18句。いずれもツイートまとめに載せています。

一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。


あらためて「私」を振り返ってみました。来月も自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。
頼りない経営者であり父であり夫であるにもかかわらず、家族が常に一緒に行動してくれることに感謝します。


2024年10月のまとめ(法人)


令和六年十月。

早くも下半期が始まっています。
おかげさまで案件の引き合いは好調であり、共遊開発も順調に増えています。徐々に業態を移行し、負担が増える開発案件の割合を減らす方向にあります。
失注は覚悟の上で大幅に単価を上げたにもかかわらず、ご発注いただけるのはありがたいです。

月末には衆院選がありました。
今後のわが国について、このままではまずいと国民の多くが真面目に行く末を考え始めているように思います。
今までのやり方のままでは本当にダメになると人々が気づき始めたことは大きいです。
経済、国際関係、生成AIの浸透など、私たちの周りの動きは速く、ダイナミックです。
その複雑な世の中において、情報技術を適切に使いこなさなければ、生産性や成果物の質に大きな開きが生ずることも明らかになっています。
それを痛感したとして、どうすれば情報技術を扱うのか。
それを教えるために技術者が必要とされています。

弊社も昨年の苦しみからようやく脱しつつありますが、まだ油断はできません。この世界の中でどう生き抜くべきか。
AIの活用、メンバーの雇用、事務所の開設、新規サービスの立ち上げ、開発体制の充実など、やるべきことが多く課題は山積みです。

それにもかかわらず、kintoneが社会に受け入れられ、必要とされている今、引き合いが増加しています。
チャンスであるからこそ、次の一歩は踏み出すべきでしょう。来春からの新体制に向け、手を打ち始めています。
かつてと同じ轍を踏まぬよう焦らず着実に。

達成度5割。達成感6割。満足感6割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。


●弊社の業績

§ 総括 十月度の売上は目標をぎりぎり上回りました。

案件の引き合いは相変わらず途切れません。しかも、規模は大きくなっています。
弊社は今まで業種・業態によって案件を選んだ事はありません。ですが、そろそろ絞ろうと思っています。

開発案件はうちのメンバーが業務を理解できるよう業種をなるべく絞った形に。代表が携わる共遊開発は業種を絞らず広く柔軟に。
この使い分けで運営しようと思います。

なぜそうするかというと、弊社メンバーに対して、ありとあらゆる業界のビジネスフローを理解してもらい、その上でkintone開発に携わってもらうのは負荷になると判断したからです。
ただし、そうすることで業種を絞り、弊社のビジネス機会を失うリスクが生じます。そのため、共遊開発については、業種・業態を問わずに取り組むつもりです。

kintoneの値上げがサイボウズ社から発表されました。弊社も今月から開発単価については上げました。

うちのメンバーも頑張って学んでいますし、成長もしています。
早く、各メンバーの力を足し算から掛け算にするため、来春に向けて次の一手を踏み始めています。

メンバーはいったん定着しました。それぞれに割り当てられた仕事を頑張ってくれています。

ただ、まだ個人個人のスキルに頼っています。チームとしての掛け算の力が出しきれていません。弊社は個人事業主の集まりではなく、チームによる力を発揮しなければならない時期に来ています。
そのためには、事務所開設も含め、体制を変革すべき時期に来ています。

今のメンバーとの距離感の取り方や自分の経営者としてのスタンスは見えてきました。また、少しずつ会社を経営するに当たって置くべき力点や、メリハリが掴めるようになってきたような気がしています。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。

・弊社代表がお客様とDX総合EXPOに参加し、各社様のブースを見て回りました(10/2)。
・弊社役員・総務人事経理担当が第4回つばさを広げる会に参加しました(10/2)。https://www.yamanashi-doyukai.gr.jp/oshirase/26559/
・弊社代表が農業WEEKとメディカルジャパンに参加しました(10/10)。
・弊社で新たな銀行口座を開設しました(10/11)。
・弊社代表と役員が農業WEEKとメディカルジャパンに参加しました(10/11)。
・弊社役員・総務人事経理担当が山梨県活性化フォーラムに参加しました(10/16)。
・弊社代表・総務人事経理担当がスナックジョイゾーに参加しました(10/18)。
・弊社総務人事経理担当がkintone Café Tokyo Vol.18に運営スタッフとして参加しました(10/18)。
・弊社が新たな法人用クレジットカードを取得いたしました(10/22)。
・弊社が新たな法人用クレジットカードを取得いたしました(10/23)。
・弊社代表がBridge for Innovation 2024 GUMMAで登壇しました(10/24)。
・弊社代表がfukunomoオンライン飲み会にお手伝いで参加しました(10/26)。
・弊社代表がエフライフ社小笠原さんのpodcastに参加し、podcastでデビューを果たしました(10/26)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。


§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

パートナー費用も含めて、次のやり方で開発を行い、より価値を思い出せるように弊社からも指導が欠かせないと思っています。


§ 開発案件 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。

kintoneはますますノーコードツールとして、業務改善ツールとして盤石の地位を築いていくでしょう。
今月の発注分から、kintoneは値上げ額が適用されました。しかし、値上げに関して弊社には影響はありません。
元々、安すぎた弊社の単価を昨年のうちに挙げておいたからです。

弊社は、共遊開発の割合を増やしています。それは、ノーコードツールとしての盤石の地位を築いたkintoneならではの手法です。
カスタマイズ開発は引き続きこなせるだけの技術力は持っておくべき。ただ、それ以上にプラグインやサービスを駆使してお客様が求める業務を実現できる速度は上です。しかも、その方がお客様の満足度が高くなり、弊社も手離れがよくなります。その手法を学びつつあります。
弊社は手を動かさず、お客様に開発を行ってもらう開発手法を共遊開発と名付けました。今、新規案件についても積極的に共遊開発の提案を進めています。
今月も複数の案件が動いています。成果を挙げて完了したお客様もいます。新たな引き合いも複数いただいています。手ごたえを感じています。

昨年、以下のとおりに弊社の今後の業務の進め方を決めました。
・代表がお客様に入って共に実装に向けて努力する。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

少しずつ私が担当する共遊案件に関しては私だけで完結するようになっています。それをもう少し押し進めたいと思います。
弊社が受ける開発案件の割合を減らし、かつ定期的な開発案件は常に持っている状態にすれば、弊社メンバーにも負担を強いることなく、増える一方の案件をさばけるはず。
一昨季まで安すぎた単価設定も大幅に上げたことで、経営的にも少しずつ光が見えてきました。
共遊開発の単価は今はこれ以上の値上げは考えませんが、開発単価はもう少し上げることも考えます。

その一方で、先月初めに弊社史上最高額の受注が決まりました。それは共遊開発ではなく、従来の開発手法に則った開発です。それに向けて弊社の体制をまとめていかなければと考えています。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

今年の一月、大きな荒療治を行って状況をリセットしました。
昨年度は赤字だったにもかかわらず、それによって少しずつ持ち直しの兆しはあります。

経営者としての未熟を痛感させられる毎日ですが、財務改善のためにまず取り掛からなければと考えた単価アップがうまく行きつつあります。
もう少しで状況が完全に好転しそうです。後少し、油断せずに耐え忍びます。今月は銀行口座の開設を手続きしたところ、二つの口座が開設できました。クレジットカードも三つ増やすことができました。
早く給与も上げられるよう、努力します。

弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 三年前の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
この正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。

企業理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念
「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、代表の考え方の軸はぶれていません。たた、顧客のためにと思い単価が安すぎただけで。

弊社の活動内容に、地域活動やNPOやkintoneエコシステムへの関与と営業活動の両立を組み込みますが、それが元でメンバーに過度な負担をかけないように配慮しなければ。

昨年の4月より弊社に正式に加わってもらった代表の長女に人事・総務・経理の作業を任せました。
さらに、今年から、今まで名前のみの役員だった代表の妻にもチーム作りの担当として加わりはじめてもらっています。また、妻は6月末に弊社が主催したちいクラ(地域クラウド交流会)も準備をやり切り、当日も成功させてくれました。
山梨でもそれ以来、いろいろな話が動いています。すでに役員の妻は9月に借家を甲府に確保し、別会社設立に向けて登記提出間近の段階です。

来春でいろいろと変えようと考えています。その時には上に挙げた理念や方針にも手を入れようと思っています。
今後とも、なにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約5回です。リアル共遊開発は二社様に対して2回、9時間。オンライン共遊開発は二社様に対して2回、3時間。オンライン商談はざっと数えたところ約34回ほどです。
今月、頂戴した名刺は45枚です。

今月は、オフラインの交流は以下のイベントの中で深められました。

・スナックジョイゾー



・Bridge for Innovation 2024 GUMMA




・fukunomoオンライン飲み会




今月は交流という意味で素晴らしい成果があったと思います。

今までの弊社のコミュニティ参加は代表のみ一人でしたが、役員や総務経理人事担当がそれぞれ独自にコミュニティに参加するようになってます。
役員は主に山梨県の大きなコミュニティも含めた参加が常態化しており、今度またキュレーターという立場でのイベント運営に関わるようです。

総務経理人事担当も今月からkintone Café Tokyoの運営スタッフとして加わることとなり、それとは別にkintone若手交流会の運営スタッフにも名を連ねることが決まったようです。

代表が業務に追われてコミュニティに関わる余裕をなくしているので、助かります。

これからもkintoneエコシステムの一員として、弊社も力を尽くし、盛り上げていきたいと思っています。弊社に余裕がある時は助け、苦しい時は助けをもらえるようなWin-Winの関係を目指して。弊社もはやくもう少し上のレベルに進まなければ。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。「DX総合EXPO」(10/2)。「第4回つばさを広げる会」(10/2)。「農業WEEK」(10/10)(10/11)。「メディカルジャパン」(10/10)(10/11)。「山梨県活性化フォーラム」(10/16)。「スナックジョイゾーVol.32〜清掃員ナイト」(10/18)。「Bridge for Innovation 2024 GUMMA」(10/24)。「fukunomoオンライン飲み会」(10/26)。












こうした対外活動こそは経営者としてやるべきことであると同時に、弊社メンバーにこの方向性を理解してもらう必要があります。
今年の年始の抱負として、登壇回数を36回と定めました。10月の時点で22回の登壇が果たせています。

上にも書いた通り、この夏前あたりから、弊社の役員や総務人事経理担当が、代表が言わなくても積極的にこうしたイベントに参加するようになってくれています。とても心強いです。

もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向とずれていきます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうようにつとめなければ。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは3本(
暗夜行路 前編
暗夜行路 後編
起業と倒産の失敗学
)。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは0本() 。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

9月27日 9月27日 フリーランス・事業者間取引適正化等法
9月30日 9月30日 公私混同という言葉をポジティブに
10月1日 10月1日 DXの言葉を考える
10月2日 10月2日 kintoneはプラットホーム。SaaSとは棲み分ける。
10月3日 10月3日 国産ノーコードツールに期待
10月4日 10月4日 独立するなら契約書は必ず読み書きできるように。
10月7日 10月7日 野球の監督に学べること
10月8日 10月8日 弊社の値決め史と反省
10月9日 10月9日 kintoneとRPA
10月10日 10月10日 展示会を見る前に目的を設定する
10月11日 10月11日 業務やソフトウエアの隙間を埋めるノーコードツール
10月15日 10月15日 技術者が言語スキルを上げるためにできること
10月16日 10月16日 こだわりは大成を阻みますよ
10月17日 10月17日 論理学とプログラミング
10月18日 10月18日 ノーコードツールと SQL文
10月21日 10月21日 XからBlueskyに移るべきか
10月22日 10月22日 事務所は楽しめる場にしたい 
10月23日 10月23日 衆議院議員選挙には参加しましょう
10月24日 10月24日 少しずつビジネス寄りの方々にも危機感が
10月25日 10月25日 お客様のご要望通りを満たすのは良くないこともある
10月28日 10月28日 podcast配信に参加してみて
10月29日 10月29日 円谷幸吉メモリアルホールを訪れて

§ 年表

 ・十月お仕事

東京ビッグサイト (東京国際展示場)、二俣川で作業・打ち合わせ×7、EKITERIA PRONTOでオンライン、ららぽーと海老名、Tully’s Coffee ららぽーと海老名店でオンライン会議、Starbucks ペリエ海浜幕張店で商談、幕張メッセで農業WEEKとメディカルジャパン参加、Starbucks ペリエ海浜幕張店で商談、幕張メッセで農業WEEKとメディカルジャパン参加、ガスト プレナ幕張店でオンライン会議、鶴川駅前図書館で作業、アクアビット サテライトオフィスで作業、EXCELSIOR CAFFé 新宿損保ジャパンビル店でオンライン会議、新宿で商談、府中で共遊開発、スナックジョイゾー、町田新産業創造センター、AWS Startup Loft Tokyoで作業、マクドナルド 品川港南口店でオンライン、品川で懇親会、Gメッセ群馬でBridge For Innovation 2024 GUMMA、ホテルサンコー高崎で作業、GROTTA PICCOLAで歓送迎会、目利きの銀次 二俣川北口駅前店で歓送迎会二次会、カラオケの鉄人で歓送迎会三次会、エフライフ社でfukunomoオンライン飲み会、Starbucks 郡山駅店で作業

§ Xポストまとめ
・十月ツイート
https://togetter.com/li/2442113


2024年9月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括
9月。

今月は仕事の出張にからめて、6都道府県を動きました。

今月も公私混同の一月でした。完全に仕事を忘れてオフになる日はありません。
が、合間合間でその場所その時間を楽しめるようになってきています。

体が動くうちに、どこまで旅ができるか、新しい体験ができるか。新しい光景が見られるか。
気力のあるうちに、新しい自分の道を切り開きたいと思います。

旅は仕事とセットです。仕事をしながら、旅をする。そのノウハウをいかに実現するかが私の人生のテーマです。まだ私の理想にはほど遠い毎日ですが、旅の積み重ねが自分にとって糧となるはずです。
今月も仕事に追われる状況には変わりがありません。ただ、共遊開発の割合を増やすことによって、少しずつ仕事に終われる時間を減らしています。

年齢による疲れを感じています。もう、昔みたいに存分に縦横に動けなくなりつつあります。今月はますますそれを感じました。
昨年でついに50の齢を迎えた私の人生が、少しずつ下り坂を迎えていることをひしひしと感じています。
私に与えられた時間は有限です。ますます残り少なくなっています。
残された時間を少しでも有意義にしなければ。
これからも台風、水害、熱暑、地震、噴火などの天災が私たちの時間を奪っていくでしょう。
もう誰と比較するとかではなく、自分自身の残り時間との戦いです。人がどうではなく、自分自身が納得できるように生きるにはどうすればいいか?

生きていること、生かされていることのありがたみ。
それを常に忘れぬようにしながら、充実した日々を送りたい。
皆さんと私の思いは同じです。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちをフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

今月は家族とはゼロ回お出かけしました。妻とは三回、妻と長女とは二回、妻と次女とはゼロ回、長女とはゼロ回、次女とはゼロ回。


§  月表

 ・九月お出かけ
ニトリモール相模原ニトリニトリモール相模原 フードコート、トイザらス・ベビーザらス、ダイソー、CoCo壱番屋、刑務所作業製品常設展示場、北府中駅、グランスタ東京東北新幹線 郡山駅郡山ビューホテルファミリーマート 郡山中町店co-ba koriyama郡山ビューホテル、如宝寺、麓山公園、郡山中央図書館、郡山市立中央公民館郡山ビューホテルRoots猪苗代 Lake Area上戸浜駐車場上戸頭首工安積疎水大谷1号水路橋(逆サイフォン式)橋本農園BestTable、JR 新宿駅、麺屋 翔 みなと、ブックファースト、#新宿地下ラーメン、甲府駅、4U甲府駅古淵駅イエローハット 町田鶴川店、四ツ谷駅、hiroshima tsukemen じゃけん、36524、Bubby’s New York、くら寿司、鶴川駅前図書館、宿河原駅、ArmoniA、JR 大宮駅、新潟駅、長岡小嶋屋、アートホテル新潟駅前、万代シテイバスセンター、ぽんしゅBar 角打ち、アートホテル新潟駅前、万代シテイバスセンター、萬代橋、行形亭、旧齋藤家別邸、新潟大神宮、坂口安吾生誕碑、新潟駅、麺屋しゃがら新潟駅前店、新潟古町まちみなと情報館、砂丘館 (旧日本銀行新潟支店長役宅)、ドン山、西海岸公園、竹内式部の墓、日和山展望台、日和浜、入船みなとタワー、新潟県流域下水道事務所、新潟せんべい王国、石宮公園地下自転車駐輪場、万代シテイバスセンター、越後番屋酒場、ビックカメラ 新潟店、アートホテル新潟駅前、ぽんしゅBar 角打ち、らあめん花月嵐、大和市立図書館、いなば和幸、府中市立 中央図書館、馬場大門のケヤキ並木、ヤオコー、川崎駅、ソリッドスクエア アトリウム、丸善、すき家、株式会社ジョイゾー、矢部駅、箭幹八幡宮、ブロンコビリー、JR 神田駅、上越妙高駅、山崎屋、NewDays 上越妙高、春日山駅、糸魚川駅、魚が一番うまい店 煌凛丸、星場荘、塩の道広場、ヒスイ王国館、糸魚川駅、糸魚川市駅北広場「キターレ」、ヒスイ王国館、美山キャンプ場、ヒスイ海岸、居酒屋 源兵衛、糸魚川駅、JR 秋葉原駅、吉原公園、泪橋バス停、松屋 南千住店、南千住駅、東中野駅、中野氷川神社、鶴川駅前図書館、関内駅、スープカレー KIFUKU、モスバーガー、薬師池公園、カクヤス 神谷店、駒込家 本店、染井吉野桜記念公園、駒込駅、東雲寺

・九月ツイート
https://togetter.com/li/2442449

§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かける機会は、今月はゼロ回ありました。

今月は、私が新潟にいる間に次女が家に来たらしいのですが、家族ではそろう時間はありませんでした。
再来月に家族での大きなイベントが予定されているので、それまでは仕事に時間を割きたいと思います。

§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で三回でかけました。

今月は大きなイベントとして、「輝け!!第5回 地域クラウド交流会 全国グランプリ in 郡山」がありました。
三日間の行程を妻と共にしました(9/6-8)。


今回、直前まで私も妻も体調が良くなく、前夜祭から参加したものの、初日はどうなることかという感じでした。

東北新幹線のグランクラスを取り、休息に充てましたが、郡山までは一時間と少しでついてしまいます。
宿にチェックインした後も、前夜祭の会場を間違えてしまい、慌ててタクシーを呼んで会場へ。
そうした行動によって夫婦2人とも少しはしゃきっとなったのでしょう。前夜祭の会場ではとても楽しい時間が過ごせました。

私は新たな方々とお酒や食事や会話を楽しんでいました。
妻はちいクラオーガナイザーとしての晴れ舞台。ですから、様々な方と交流を深めたのはもちろん、甲府からお連れしたとび.chanと言う飛び道具を、皆さんの前で披露し、ものすごい反響を巻き起こしました。

帰りも駅まで約3キロほどを歩きました。

さて、翌日の本番では、会場までは別に移動しました。妻はオーガナイザーとしてやることが多いからです。
会場では見事なセンセーションをとび.chanと巻き起こしました。妻も若干緊張したのか、とび.chanちゃんを紹介するセリフが前夜の見事な紹介に比べると若干固かったように思いましたが、それでも見事でした。

夜の懇親会でも2人のペアで見事なインパクトを皆さんに与えることができました。本当にこれからのとび.chanが楽しみです。













その翌日の大人の遠足編では、皆さんとともに様々な場所を巡りました。
「Roots猪苗代 Lake Area グランピング&サウナリゾート」
「上戸浜」
「上戸頭首工」
「安積疏水大谷一号水路橋」
「橋本農園」
「BestTable」

それぞれの場所でとても楽しい時間が過ごせました。

こうした機会では、どんどんお互いの仕事の話をしたほうがいいと思います。
妻もオーガナイザーとして皆さんとの会話を楽しみ、とても楽しんでいたようです。私も同じでした。
輝け!!第5回地域クラウド交流会全国グランプリ in 郡山に参加してきました

仕事用のまとめでも触れていませんが、今山梨ではいろいろな動きが同時並行で動いています。妻がようやく持ち味を発揮できる時期と機会がやってきたのだと思っています。
私も弊社の動きと並行して、山梨での活動に対しても援助は惜しみません。

もう一度は、妻と娘たちが乗っている車が急にパンクした事件がありました(9/10)。パンクによって事故や怪我が起きなかったのが不幸中の幸いでした。
その翌々日、近所のイエローハットにパンクを直しに行く際、私も家から荷物を持って駆けつけました。そこで合流し、駅まで送ってもらいました(9/12)。


あと一度は、二人でスナックジョイゾーに参加しました(9/20)。その時も郡山に一緒に連れて行ったとび.chanをお連れし、ラップを披露してもらいました。
妻もそこで、コレクションナイトのテーマにふさわしく、とっておきのテディベアを二体、皆さんの前で披露していました。

ただ、しばらく何を潜めていたタカラヅカの後始末がまだ尾を引いています。
月末に妻の両親や祖父母の墓参りにお彼岸の墓参りに行く予定でしたが、タカラヅカの予定がぶり返して御破算に。そこで私一人でお彼岸の墓参りに行ってきました(9/29)。

もちろん妻の実家の皆さんには、山梨の事がうまくいくようにと言う願いも含めて報告しました。

§  妻と長女とのお出かけ  妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は二回ありました。

一度目は相模原のニトリに寝具を買いに行った際です(9/1)。
我が家の四女のワンちゃん、私に対して夜、寝床に行くと妻を守ろうとものすごく吠える癖に、一度私が寝ると今度は夜通しぺろぺろ舐めてくるのです。さらに早朝からは三女の老犬がメシよこせと吠えまくる。
私はワンチャンによってだいぶ寝不足です。私の最近の疲れは仕事疲れや夏バテではなく、間違いなく犬疲れです。

それもあって寝室を分けようとおもって見に来たニトリ。結局、寝具を買うのは見送って、私は相変わらず寝不足です。


もう一度は、第五回山梨県活性化フォーラムです(9/11)。先に妻と長女が先行して現地に入り、私はお客様によってから甲府入りしました。
今回の活性化フォーラムから、妻が司会進行を任せられることになりました。それはそれで妻の努力が報われた瞬間です。
私も長女も、そして同行してもらった妻の義妹も、それを見届けました。

家族が団結して何かを目指すのは、家族平和のあり方として1番望ましいと思います。


§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女との三人で出かける機会はゼロ回ありました。

次女は少しずつ成長しはじめています。今年から正社員となって働いています。仕事は楽しいようです。
とても楽しく、人生と若さを謳歌しているようなので、親として安心しています。
家族とのイベントにも次女と参加してくれ、次女の彼氏も含めた家族との会話ができているのはありがたいです。


§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。

長女は昨年の4/1付けで雇用しました。
先々月からはとあるお客様の事務担当として週一度訪問し、社会の風にあたってもらっています。
最近は一人でいろんなイベントに顔を出してくれていますし、仕事で人の役に立てている手応えも感じているのでしょうか。
まだまだ気分にムラがあるのが難点ですが、早く落ち着いてほしいと思います。

長女も次女も折を見て家族との時間を大切にしてくれています。
私への反発もエネルギーに変えてくれれば、親としては本望です。

昨年末をもって私の中では子育ては終わったと思っています。娘たちにはそれぞれを一人の大人として対し、手助けができるところは私から手を差し伸べていこうと思います。
私にできることは親の頑張る姿をみせることぐらいかな。

●私自身の九月(交友関係)

§  関西の交流関係 今月は長女が関西の舞台を一人で見に行くにあたり、実家にも立ち寄る予定にしていました。
ところがその前々日に私の須磨の叔母が亡くなり、通夜と告別式に重なった関係で、長女も実家には寄らないことになりました。実家の両親も楽しみにしていたであろうに残念です。

私もその日は新潟でにいがた総おどりの本番の日かあり、関西に行くのを断念しました。
やがて49日がありますが、Cybozu Daysの準備に影響がなければ、関西に帰ろうと思っています。

また、家族を連れて。

§  今月の交流 今月は、仕事に絡んだイベントではあるものの、大勢の方と交流を深めました。





私の場合、公私混同の毎日です。私的な付き合いなのか、仕事をからめた付き合いなのか、区別はしないしできません。
皆さんとの交流は本当に楽しかったです。

今月も皆様ありがとうございました。

●私自身の九月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、またしても書く時間が取れませんでした。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、今は書くための時間がありません。読んでからレビューをアップするまでの時間も二年数カ月に達しようとしています。
今、私のプライベートの時間がほぼなくなってしまっています。仕事をからめた交流があるので精神的には困っていませんが、一人の時間がないことは見直さなければと考えています。
レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は、私にとってワークライフバランスのバロメーターです。ワークに偏っている今の状況を早く取り戻さねば、とかなりの危機感を持っています。

以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。これも長い間アップできていないので、なんとかして時間を作らないと。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは2本(
CASOミーティング@真鶴の運営・参加をしました
輝け!!第5回地域クラウド交流会全国グランプリ in 郡山に参加してきました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは1本(
SORACOM Fluxとkintoneをつないでみた
)。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

8月29日 8月29日 感染症による分断をSFから考える
8月30日 8月30日 AIが技術者の仕事を奪うのはもう少し先
9月2日 9月2日 月の替わり目には新たな言語を学ぶ
9月3日 9月3日 今年もCybozu Days 2024に出展します。
9月4日 9月4日 パラリンピックの競技は興味深い
9月5日 9月5日 SFから得られる事業へのヒント
9月6日 9月6日 アンチパターンで学ぶ「仕事の進め方」
9月9日 9月9日 ここぞという時にはテンションを上げましょう
9月10日 9月10日 一度だけでなく何回もイベントはやる、参加する。
9月11日 9月11日 私のおぼろげな仕事の目的
9月12日 9月12日 山梨に着実に二拠点目が
9月13日 9月13日 たくさんの場面で話す練習をお勧めします。
9月17日 9月17日 システム開発の前には現場を見ておきたい
9月18日 9月18日 雑談力と街歩き
9月19日 9月19日 リモートワークにはある程度のスキルが必要
9月20日 9月20日 大谷選手から学ぶべき事
9月24日 9月24日 日本海側でkintone Caféをやる意味
9月25日 9月25日 どう組織を作るか、雇用するか。
9月26日 9月26日 自責思考。だから経営者

§  今月の読書 今月は10冊の本を読みました。内訳は、SF三冊(「スノウ・クラッシュ(上)」「スノウ・クラッシュ(下)」「宇宙船ビーグル号」)。ミステリ二冊(「晩夏の墜落(上)」「晩夏の墜落(下)」)。ホラー一冊(「ジュリエット」)。小説二冊(「美しき愚かものたちのタブロー」「テスカトリポカ」)。新書スポーツ一冊(「ツール・ド・フランス」)。ビジネス書一冊(「イシューからはじめよ」)。

私が一昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、まったくそれが進んでいません。
仕事にかまけてしまっています。このことにもとても強い危機感を抱いています。このまま何も生み出さずに老いてしまうのでは、と。

そういえば、郡山市中央図書館に寄った際に、古川日出男氏の「13」を見かけました。首都圏の様々な図書館では見つけたことのない一冊。
この中に私が知る方がモデルとして登場しているのですよね。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞はゼロ本です。

映画を見るどころか、テレビすらほとんど見ていません。


§  今月の舞台 舞台については、今月は一本も観ていません。

妻が宝塚の代表を辞めてから三カ月が経ちましたが、また、代表の経験者としていろいろお呼びがかかっているようです。
妻は代表に復帰するつもりはないとの事ですが、一度でもこの世界に入ったらなかなか断れないのでしょう。因果なものです。



§  今月の音楽 コロナが始まってから’70’sから活躍したアーチストの全曲を聞く活動を続けています。サンタナの全アルバムを順に聴いています。

他にもいろいろな音楽を聴いた月でした。
CHON、Eric Johnson、Dream Theater、Intervals、Banco del Mutuo Soccorsoなど。

あと、訪問した新潟市はJazzの街でもあるようです。このような壁画が町中に飾ってありました。


§  今月の美術 今月は美術についてはご縁が薄い月でした。

にいがた総おどりを初めて見ましたが、各踊り手が着用する衣装がとてもバラエティーに飛んでおり、印象に残りました。

その翌日、砂丘館と言う旧日銀新潟支店長の居宅を訪問しました。その邸内に飾られた様々な展示や家屋の設えそのものが興味深く、美術でした。
しかも奥の蔵には、数日前に行われたバザーの余り品がたくさん置いてありました。無償で持ってくださいと、特に食器がたくさん置いてあり、もし余裕があれば持って帰りたいと思った次第です。
私が持って帰ったのはモケケの柿の種バージョンでした。

新潟の町並みはとても風情があり、まだゆっくり来てみたいと思わせてくれました。美術的な観点でも興味深い街です。


§  今月のスポーツ 今月は、スポーツはしていません。
トピックスとしては、町田ゼルビアが絶好調で、J1デビュー初年度にもかかわらず、まだ上位に居続けていることでしょうか。
ところが、月末に行われた大一番のサンフレッチェ広島戦で敗れてしまい三位に。
あと数節ほど残っているようですが、どうなるでしょうか。
ただ、もし優勝を逃したとしても、驚くほどの躍進です。寿ぐべきでしょう。

それよりも、アメリカ大リーグの大谷選手の見事な活躍です。大リーグ史上初の50本塁打50盗塁を成し遂げたばかりか、あと数厘で三冠王が取れるまでの打棒を爆発させました。本当に凄いと言うしかないです。

私自身、最近体力がとみに落ちていることを感じています。
寝不足その他の原因でしょうか。仕事が忙しい中、どうやって体力を維持するか。
そろそろ体力作りに取り掛からないと、老年になってとんでもないことになりそうな気がしてきました。危機感を覚えています。


実は、そんな私の置いた体をとは、間逆の若い力を感じました。にいがた総おどりです。
自由なフリースタイルの踊りがあちこちでこれでもかと繰り広げられています。その踊りのパワーに私は圧倒され、魅入られたように見つめてしまいました。まさにこれこそが体を動かす原点なのでしょう。また来年もきたいと思っています。

新潟を30数キロ自転車で走破したことは、私にもまだ体力が残されている証しなのでしょう。安心しましたが、仕事で座っている生活が長いので、とてもよくないと思っています。
運動しないと。
そう思って図書館を立ち寄り、目についたのが「ツール・ド・フランス」。この本を借りて読んでいたら、糸魚川でコジロウさんからSea To Summitに出ないか?と声を掛けられました。
本当にチャレンジしようかなという気になりました。体力面で老け込む年齢には早いはず。台湾一週自転車旅行ももう一度したいし・・・


§  今月の滝 今月は暑い時期にもかかわらず、滝を訪れる機会がありませんでした。

こういう時こそ、滝に行くべき時期なのは分かっていますが。来月は時間を見つけて訪れたいですね。

郡山で麓山公園内にある麓山の滝を訪問しましたが、折り悪しくこの日は工事で止まってしまっていました。残念です。


§  今月の駅鉄 今月は駅を三駅訪れました。「新崎駅(9/16)」「春日山駅(9/22)」「糸魚川駅(9/22)」


新崎駅は、新潟市内を自転車で旅する中で立ち寄りました。

全くあてもない旅で、思うがままに動きました。その結果、日本海へ出た後、信濃川を潜り、新潟空港から阿賀野川を渡り、新潟せんべい王国へ。新座駅は新潟せんべい王国の近くにある駅です。白新線自体が、私になじみのない線区であります。
駅前が新興住宅街の佇まいを見せているとともに、ピンク色のLINEからがとても新鮮でした。行き交う電車の行き先も、私にはあまりなじみのないわけですが、連休最終日の午後、おそらく新潟に向かうであろう、しかも、にいがた総おどりに今から向かうであろう客の姿もちらほらと。
これが平日の場合、新潟から新興住宅地の家に帰るであろう勤め人の姿が多数見られそうです。



春日山駅は、あいにくの雨の中の訪問でした。

前の週に続いて新潟に来た私は、上越妙高駅で降りた後、直江津経由で糸魚川までの切符を買いました。その途中、春日山駅で降りていました。
ただ、持っていた切符だと途中下車が許されなかったので、駅ホームと駅舎と入り口の部分だけ出て撮影しました。
ホームからは謙信公が居城としていた春日山城の山影が見えます。私も雨煙の向こうに確認しました。
駅前をアンダーパスで、直角に潜る四車線の通りは謙信公大通りと名前がつけられ、多くの車が行き交っていました。が、駅自体は単線で片面の単純な構造。
また、次回は晴天の時に来て、駅周辺から春日山城までの道をじっくり歩いてみたいと思いました。


糸魚川駅は、在来線の方です。直江津から一両の列車に乗って降り立ちました。
前回、糸魚川に来た時は車または新幹線だったので、在来線での訪問は新鮮でした。
かつては、ここも多くの列車が行き交う交通の要衝だったのでしょう。ですが、今は一両列車のみが行き交う状態であり、ホームが安全に手持ち無沙汰になっています。

また、越後トキめき鉄道とともに飛び地状態になっているJR西日本の大糸線の列車も一両列車として、駅でずっと待っていました。

大戸線については、廃止の話もちらほらと出ており、いつまで見られるか分かりません。私も次回機会があれば、大糸線の旅はしたいと思います。

また、上越や糸魚川には機会があれば来ることもあるでしょう。確かに北陸新幹線で来るとあっという間に東京から来れます。楽です。
ですが、あえて不便な在来線を使った旅がしてみたいと思いました。

なお、先々月末に購入したiPhoneにエキタグを入れました。今までの端末はNFC非対応だったので、エキタグができませんでしたが、先月から使ってみています。先月は9駅、今月は21駅を訪れています。
「武蔵野線北府中駅(9/5)」「東北本線・東北新幹線・磐越西線郡山駅(9/6)」「埼京線・中央線・総武線各駅停車・中央線快速・山手線・湘南新宿ライン新宿駅(9/10)」「中央線快速・横浜線・八高線八王子駅(9/11)」「中央線(中央東線)甲府駅(9/11)」「横浜線古淵駅(9/11)」「中央線・総武線各駅停車・中央線快速四ツ谷駅(9/12)」「南武線宿河原駅(9/14)」「川越線・北陸新幹線・埼京線・宇都宮線・京浜東北線・高崎線・東北新幹線・湘南新宿ライン・上越新幹線大宮駅(9/15)」「白新線・越後線・信越本線・上越新幹線新潟駅(9/15)」「京浜東北線・東海道線・南武線川崎駅(9/20)」「横浜線矢部駅(9/21)」「横浜線相模原駅(9/21)」「相模線南橋本駅(9/21)」「北陸新幹線上越妙高駅(9/22)」「京浜東北線・中央線・総武線各駅停車・山手線秋葉原駅(9/24)」「常磐線南千住駅(9/24)」「中央線・総武線各駅停車東中野駅(9/24)」「根岸線関内駅(9/27)」「山手線駒込駅(9/28)」「横浜線成瀬駅(9/29)」


§  今月の酒楽 今月は飲む機会がまあありました。延べ八日、十二軒。


co-ba koriyama(9/6)は、地域クラウド交流会全国グランプリの前夜祭が行われた場所です。ここでは米どころ酒どころ福島の銘酒がずらりと並べられ、とてもおいしいお酒体験をしました。まさに壮観。主催者のおもてなしの心が感じられました。その割にお酒を飲む人がそこまでいなかったのが残念。私、いいのかなと思う位かなりいろんな酒を飲み回りました。

郡山ビューホテル(9/7)は、地域クラウド交流会全国グランプリの本編の懇親会の場です。ここは、お酒と言う意味では、珍しいものは出なかったので、ただ単に舌の滑りを良くするため、皆さんとの会話を楽しむためのお酒を楽しみました。皆さんの盛り上がりが、とにかく嬉しい時間でした。

36524(9/12)は、SORACOM SPSパートナー会の懇親会の会場で、私はとにかくビールを飲んでました。ここも、料理がたくさん食べれておいしかったのと、皆さんとの会話に夢中になった時間でした。



Bubby’s New York(9/12)は、SORACOM SPSパートナー会の懇親会の二次会の会場です。常陸野ネストのビールを飲んだことや、ブランデーがあったので呑んでいました。



長岡小嶋屋(9/15)は、新潟についてすぐにお客様である方と2人で語り、飲んだ場です。へぎそばが有名な名店ですが、サッポロビールが新潟限定で出している銘柄を楽しく飲みました。何度もオンラインでは打ち合わせをしているのに、初めてお会いした方だったのですが、それも忘れる位あっという間に時間が過ぎました。


ぽんしゅBar 角打ち(9/15)は、その方とにいがた総おどりをたくさん堪能し、最後に新潟駅の中にある日本酒がたくさん置かれたこちらで、会話を楽しみながらの利用でした。
角打ちではありますが、ラウンジのように広々とした空間で日本酒を数杯いただきました。まさに、新潟と言えば、日本酒。それを感じさせるお店でした。


越後番屋酒場(9/16)は、一人で新潟中を自転車で回り、最後に自転車を返した後に立ち寄ったお店です。最初の日から、新潟の郷土料理が食べれる店として見かけて興味を持っていました。
汗だくで疲れていましたが、期待に違わず、たくさんの美味しい料理をいただきました。
お酒は、あまり飲まないつもりでしたが、珈琲焼酎と言うものに興味があり、水割りでいただきました。美味しくて。


上越妙高佐渡 地酒と肴 雪國商店(9/16)は、最後に、荷物をホテルで受け取り、後は列車に乗るだけと言う状態で立ち寄ったお店です。
新潟駅の駅ビルが新装でオープンし、COCOLOと言うモールになっています。中には、このお店の他にも日本酒が飲める店が数件ありましたが、こちらのお店はまさにザ角打ちと言う感じのお店で、お酒と良い雰囲気と良い、新潟を猿にあたっては、とても良い経験のができました。


株式会社ジョイゾー(9/20)は、いつもお世話になっています。今回も、栗のリキュールや枇男枇女という枇杷葉の焼酎がとてもおいしかったです。
うちも、郡山で購入したウルトラマンが知られた日本酒を買って行ったのですが、これは飲まれず。また、次回ですね。


山崎屋(9/22)は、上越妙高駅で降り立った私が、駅構内にあるこれまた地酒が味わえる。架空内みたいなお店として立ち寄ったお店です。ふらりといっぱいだけ地元のよしかわ杜氏をいただきました。飲んで染みるよいお酒でした。すっかり私も日本酒が好きになっていることを感じた一杯です。


魚が一番うまい店 煌凛丸(9/22)は、糸魚川に着いた後、小林さんとサシで飲んだお店です。お勧めと言うだけあって、とても料理やお酒が美味しかったです。ビールや日本酒などとても美味しくいただきました。こちらはまた再訪したいと思えるお店です。ここで小林さんにお勧めされたモズクのあまりのおいしさに、買って帰りましたからね。


居酒屋 源兵衛(9/23)は、糸魚川をさる前に皆さんと飲んだお店です。
気取らない感じがとても良くて、皆さんとの気のおけない会話もあいまって、とても良い余韻を私に与えてくれました。念願のブラック焼きそばも美味しかったです。

§  今月の旅行 今月は、6都道府県を訪れました。
仕事ではさまざまな場所を訪れました。いつもの通りです。

まずは二泊三日の郡山の旅です。
上にも書いた妻との旅です。そこに書いてない事は、このブログにも書いていますので、そちらをご参照ください。
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そして、その翌週は、新潟です。
弊社が3年前から裏側の仕組みに関わらせてもらっているにいがた総おどりと言う大きなイベント。今までまだ一度も見たことがなかったのですが、今回ようやくシステムの動きも安定したこともあり、新潟まで足を伸ばしてきました。

そもそも私は新潟駅の外に出るのは初めてです。つまり新潟市を全く知りませんでした。日本海側で最大の都市と言われ、その居住面積は日本一とも言われています。




今回、間に入ってくださっている会社の社長様と2人で酒を飲み、へぎそばを食べ、にいがた総おどりを何箇所かで見ました。
にいがた総おどりの迫力や規模には本当に驚きました。弊社として今まで一度も見ていなかった自らの不明をじました。
万代橋や万代バスセンターは今まで名前だけは聞いたことがありました。
今回初めて訪れてみて、その規模の大きさに驚きましたし、その街の中心とも言える場所を完全に通行止めにし、全国から踊り手をたくさん集めて開催されるにいがた総おどり。三日間にわたって、市内の九ヶ所で踊りが降り広げられ、その様子はまさに圧巻でした。

踊っている方々の顔もとても楽しそうで、本当に踊りの好きな若者が集まっていることを感じました。そして、こうしたイベントにありがちなマンネリ感や地元の老後の楽しみと言う印象は皆無で、本当に踊りが好きな若い方々が目立ちました。それが最も衝撃を受けました。


その日の夜、私は一人で街を歩き、にいがた総おどりの二日目のフィナーレを目に焼き付けてから、万代橋を渡って古町の方まで足を伸ばしました。



かつて新潟は港町として栄え、北前船の寄港地としての地位を築きました。
つまり城下町ではないのにかかわらず、ここまでの規模の街として栄えたのです。古町はその時の中心地であり、今では街の中心を万代に奪われています。もちろんまだまだ街としては現役であり、100回建ての高層ビルも立ち、その一方では昔の花街の風情を残し、私にはこちらの方が逆に好感を持ちました。
今もまだ残されている風情は、私を強く魅了しました。



その翌日、駅前のレンタサイクルを借りた私は、万代橋をもう一度渡り、古町をさらに越えて、日本海へと向かいました。
途中かつての砂丘が、今も急坂として残っている場所を超え、かつて日本銀行新潟支店長の居宅だった砂丘館の中に入りました。
この辺とても風情があっていいです。


そして日本海です。佐渡島が遠くに見えます。実は私、生まれて初めて肉眼で佐渡島を見たはずです。そこから私は海沿いに沿って東へと向かいました。
途中、ドン山にも登りました。ここはかつて時報を知らせる空砲が打たれていた場所です。さらに足を伸ばして、信濃川を海底トンネルでくぐりました。その前に両岸に建てられている入船みなとタワーにも登りました。私にとって生まれて初めて見る信濃川の夏方です。日本一長い川として知られる信濃川も、長い旅路を経て、ここで海に帰ります。



私はその信濃川を海底トンネルでくぐり、反対側へ。せっかくなので、新潟空港近くにあるマンホールカード配布場所に訪れ、そこでカードをもらい、さらに足を伸ばして阿賀野川を渡りました。
さて、ここからどこに行こうかとしたときに、ふと新潟せんべい王国に生きれば行きたいと思ったことを思い出し、そちらまで向かいました。これ妻に頼まれていたお土産も無事ゲットでき、私は重い荷物をカゴに入れ、後、普段仕事で移動するときの意識を背負って自転車でこぎます。その距離は総勢で30数キロ。
最後、新潟総踊りを再度見届けた。私は無事に自転車を返し、お店で越後料理をいただいた後駅で日本酒をいただいて新幹線に乗りました。充実の二日間でした。

その翌週、私は再び新潟県に来ました。今度は糸魚川です。
kintone Café 糸魚川 vol.1にぜひ来てほしいとお誘いされ、やってきました。
糸魚川は昨年の夏と秋にも一度ずつ来ています。大火から復興する途中の街は、一生懸命で、応援したくなります。糸魚川に対してとても支援している MOVEDさんのお招きです。

私はせっかくなので、上越妙高で下車し、越後トキめき鉄道に乗り、春日山駅へ途中下車しました。さらに、糸魚川駅に行き、 MOVEDの小林さんと2人で差し飲みをしました。おいしかったです。
今回は MOVEDさんの事業所に泊めていただき、翌日は、関東からやってきてくださった根崎さんとはっしーさんと合流し、3人でキターレでカレーをいただきました。


そしてタクシーが捕まらず難儀しましたが、少し遅れて会場となるクラブハウス美山へ。ここでkintone Café 糸魚川 vol.1に参加し、その後も皆さんとMOVEDさんの事業所で懇談し、さらには駅前の源兵衛でも懇談。皆さんとの会話が本当に楽しく美味しく、そして勉強になりました。糸魚川に来てよかったです。

来月もまた旅ができるようにがんばります。

今月、足跡を残した地は以下の通り。
東京都
 町田市、府中市、中央区、新宿区、八王子市、港区、狛江市、多摩市、江東区、台東区、荒川区、中野区、北区、豊島区
神奈川県
 相模原市南区、横浜市旭区、川崎市麻生区、川崎市多摩区、大和市、川崎市幸区、相模原市中央区、相模原市緑区、横浜市中区、
福島県
 郡山市、猪苗代町
山梨県
 甲府市
埼玉県
 さいたま市大宮区
新潟県
 新潟市中央区、新潟市東区、新潟市北区、上越市、糸魚川市


§  今月のその他活動 
人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。
今、心身が動くうちに仕事もプライベートも充実させる。その考えには揺るぎがありません。

・公園は七か所。「麓山公園(9/7)」「西海岸公園(9/16)」「日和山展望台(9/16)」「入船みなとタワー(9/6)」「吉原公園(9/24)」「薬師池公園(9/27)」「染井吉野桜記念公園(9/28)」

・美術館はゼロカ所。

・駅は三駅。「新崎駅(9/16)」「春日山駅(9/22)」「糸魚川駅(9/22)」

・滝はゼロカ所。

・温泉はゼロか所。

・山は一山。「ドン山(9/16)」

・酒蔵はゼロか所。

・神社は三か所。「新潟大神宮(9/15)」「箭幹八幡宮(9/21)」「中野氷川神社(9/24)」

・寺は一寺。「如宝寺(9/7)」

・教会はゼロカ所。

・史跡は九カ所。「上戸頭首工(9/8)」「安積疎水大谷1号水路橋(逆サイフォン式)(9/8)」「萬代橋(9/15)」「旧齋藤家別邸(9/15)」「坂口安吾生誕碑(9/15)」「砂丘館 (旧日本銀行新潟支店長役宅)(9/16)」「竹内式部の墓(9/16)」「馬場大門のケヤキ並木(9/19)」「塩の道広場(9/23)」

・博物館は一か所。「新潟せんべい王国(9/16)」

・遺跡はゼロカ所。

・城はゼロ城。

・灯台はゼロカ所。

・動物園はゼロか所。

・水族館はゼロか所。

・土木遺産ゼロか所。

・マンホールカードは二枚。「新潟県新潟市(9/16)」「新潟県新潟市(9/16)」

・果物狩りは一カ所。「橋本農園(9/8)」

・浜は三か所。「大戸浜(9/8)」「日和浜(9/16)」「ヒスイ海岸(9/23)」

・ダムはゼロカ所。
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。

なお、昨年の夏ごろから信長の野望 出陣でアカウントを作り、様々な場所を巡っています。市区町村ごとに完全に訪れると制覇ができます。
遠征という機能を使って制覇したのではなく、実際に訪れた場所で制覇した市町村について、ここに記しておきます。
・長野県北安曇郡白馬村 2023/11/12
・長野県北安曇郡小谷村 2023/11/12
・山梨県南都留郡山中湖村 2023/12/16
・神奈川県足柄下郡真鶴町 2024/1/25
・福島県双葉郡富岡町 2024/5/5
・福島県双葉郡広野町 2024/5/5
・東京都狛江市 2024/5/6
・神奈川県愛甲郡清川村 2024/5/12
・東京都稲城市 2024/5/25
・山梨県南都留郡忍野村 2024/7/6
・長野県南佐久郡川上村 2024/7/7
・長野県南佐久郡南牧村 2024/7/7
・山梨県南都留郡道志村 2024/7/7


私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月も仕事にからめてですが、バラエティ豊かな移動ができました。この地球にはまだまだ無限に行くべき場所があります。
少しでもこうした場所を訪れてから死にたい。私の人生の残り時間のなかでどこまでの旅ができるか。


加齢によって日々、気力は減退していきます。人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選びます。私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。一昨年の秋にはハイキングのつもりが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。


今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す。だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもらず、一人でも旅を敢行したいと思います。
もちろん、さんねんまえ一昨年の秋に遭難した経験は忘れてはなりません。命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もせず命を枯らすよりはましです。
家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。


そう思い、訪れた場所で心の赴くままに俳句を詠んでいます。今月は俳句を16句。いずれもツイートまとめに載せています。

一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月も自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。
頼りない経営者であり父であり夫であるにもかかわらず、家族が常に一緒に行動してくれることに感謝します。


2024年9月のまとめ(法人)


令和六年九月。

早くも年度が始まって半年が終わろうとしています。
おかげさまで案件の引き合いは好調であり、共遊開発も順調に増えています。徐々に業態を移行し、負担が増える開発案件の割合も減ってきています。
失注は覚悟の上で大幅に単価を上げたにもかかわらず、ご発注いただけるのはありがたいです。

月末には自民党の総裁選があり、今後の日本経済についての方向性が不透明になりました。国際社会でも宗教や文化の違いによる紛争が戦争に発展しています。
その一方でLLMや生成AIの世界では連日新たなニュースがリリースされています。

そのような忙しない世界の中で弊社はどう生き抜いていくべきか。
AIの活用、メンバーの雇用、事務所の開設、新規サービスの立ち上げ、開発体制の充実など、やるべきことが多く課題は山積みです。

今はむしろ、そうした世の中の流れに乗らねばならないあまたの企業や団体からの引き合いが増加しています。チャンスであるからこそ、次の一歩は踏み出すべきですが、それは来年の春に行う予定です。
ここで焦るとかつてと同じ轍を踏んでしまうので、着実に行こうと思っています。

達成度6割。達成感7割。満足感7割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。


●弊社の業績

§ 総括 九月度の売上は目標をぎりぎり上回りました。

案件の引き合いは相変わらず途切れません。しかも、規模は大きくなっています。
弊社は今まで業種・業態によって案件を選んだ事はありません。ですが、そろそろ絞っていく方向で考えています。
むしろ、弊社が絞るのではなく、持ち込まれる案件の傾向が定まりつつあります。
その流れに逆らわず、業界特有の強みを理解することで、業界に存在する微妙な商慣習の差異を弊社の得意分野として取り込めるような気がしています。

kintoneの値上げがサイボウズ社から発表されました。それにもかかわらず引き合いは途切れていません。弊社が値上げできる余地もまだあると思わせるほどです。
弊社のkintone界隈での存在感も定着し、私の認知度も増してきたのでしょう。ありがたいことだと思っています。

うちのメンバーも頑張って学んでいますし、成長もしています。
はやく、各メンバーの力を足し算から掛け算にするため、来春に向けて次の一手を踏み始めています。

メンバーはいったん定着しました。それぞれに割り当てられた仕事を頑張ってくれています。
ただ、弊社としての一体感についてはまだまだ課題が残ります。無理に一体感を強いるのは逆効果でしょうし、自然とそういう雰囲気が醸成されるのが理想です。ただ、今の状態では新しいメンバーが参画してもすぐに抜けてしまう可能性が高いとみています。そのジレンマをもう少し考えてみようと、月末の週末に来春までの方針を検討しました。

今、kintoneの認知度が上昇し、その中で弊社の認知度も上がっています。この機会に弊社を大きくすべきなのでしょう。今、弊社に参画してもらえればそのメンバーが伸びる可能性もありますが、今の体制や制度はそれが見込めません。

今のメンバーとの距離感の取り方や自分の経営者としてのスタンスは見えてきましたし、少しずつ会社を経営するに当たっての力点のメリハリが掴めるようになってきたような気がしています。

経営者の立場から見たメンバーは、改善をお願いしたい部分や伸ばしてほしい部分があるのは確かです。それと同時に会社としての組織の求心力を高めたいのも確か。
ただ、そこはぐっとこらえようと思います。なるべくメンバーの作業を安定させ、かつ負担を感じさせないようなやり方はどうするか。
ただし、その分、私がお客様の共遊開発や商流のやり取りに追われていて、本当に余裕がありません。今月も本当に疲れました。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。

・Cybozu Days 2024のウェブサイトが公開され、今年も弊社が出展することが発表されました(9/2)。
・弊社代表・役員・総務人事経理担当が輝け!第五回地域クラウド交流会全国グランプリ 2024 in 郡山の前夜祭に参加しました(9/6)。
・弊社代表・役員・総務人事経理担当が輝け!第五回地域クラウド交流会全国グランプリ 204 in 郡山に参加しました(9/7)。
・弊社代表・役員・総務人事経理担当が輝け!第五回地域クラウド交流会全国グランプリ 204 in 郡山の遠足編に参加しました(9/8)。
・弊社代表がkintone hackに観戦参加しました(9/9)。
・弊社代表・役員・総務人事経理担当が第五回山梨県活性化フォーラムに参加し、役員は司会進行の役割を全うしました(9/11)。
・弊社代表がソラコムSPSパートナー会にLT登壇しました(9/12)。
・弊社代表がソラコムSPSパートナー会懇親会に参加しました(9/12)。
・弊社代表がにいがた総おどりに参加しました(9/15)(9/16)。
・弊社役員・総務人事経理担当が4Uに参加しました(9/18)。
・弊社代表・役員がスナックジョイゾーに参加しました(9/20)。
・弊社代表がkintone Café 糸魚川 Vol.1に参加しました(9/23)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。


§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

ただ、今月はパートナーに対してお願いが必要となりました。面談もしました。

弊社のやり方は、いわゆる従来の仕事のやり方だと少しなじみが薄いかもしれません。
そのカルチャーギャップがあるとすれば、弊社としてどうするかを考えなければ。共遊開発の割合を増やすことで、弊社メインの運用に変えられるか。


§ 開発案件 今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。

kintoneはますます盤石の地位を築いていくでしょう。
先々々月末にサイボウズ社より値上げのお知らせがありました。が、値上げに関して弊社には影響はありません。
元々、安すぎた弊社の単価を昨年のうちに挙げておいたのが功を奏しました。
単価アップの効果が少しずつ経営に好影響をもたらしている今、なおさらそう思っています。

弊社も今、共遊開発の割合を増やしています。それは、ノーコードツールとしての盤石の地位を築いたkintoneならではの手法です。
カスタマイズ開発はできるだけの技術を持ちつつも、プラグインやサービスを駆使してお客様が求める業務を実現したほうが顧客満足度が高くなり、弊社も手離れがよくなる。それを学びつつあります。
弊社は手を動かさず、お客様に開発を行ってもらう開発手法を共遊開発と名付け、積極的に提案を進めています。今月も複数の案件が動いています。成果を挙げて完了したお客様もいます。新たな引き合いも複数いただいています。手ごたえを感じています。

昨年、以下のとおりに弊社の今後の業務の進め方を決めました。
・代表がお客様に入って共に実装に向けて努力する。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

少しずつ私が担当する共遊開発案件に関しては私だけで完結するようになっています。
それをもう少し押し進めたいと思います。弊社が受ける開発案件の割合を減らし、かつ定期的な開発案件は常に持っている状態にすれば、弊社メンバーにも負担を強いることなく、増える一方の案件をさばけるはず。
一昨季まで安すぎた単価設定も大幅に上げたことで、経営的にも少しずつ光が見えてきました。
共遊開発の単価はこれ以上の値上げはせず、開発単価はもう少し上げることも考えます。

その一方で、今月初めに弊社史上最高額の受注が決まりました。それは共遊開発ではなく、従来の開発手法に則った開発です。それに向けて弊社の体制を一丸としているところです。
そのため、引き合いのあったkintoneを使わない案件を断らざるをえなくなりました。長年取引のあるお客様からの要望で金額もある程度いただけるとのことだったので、心苦しかったのですがやむなく。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

今年の一月、大きな荒療治を行って状況をリセットしました。
昨年度は赤字だったにもかかわらず、また持ち直し始める兆しはあります。

経営者としての未熟を痛感させられる毎日ですが、財務改善のためにまず取り掛からなければと考えた単価アップがうまくいっており、もう少しで状況が完全に好転しそうです。後少し、油断せずに耐え忍びます。
弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 三年前の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
この正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。

企業理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念
「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、代表の考え方の軸はぶれていません。たた、顧客のためにと思い単価が安すぎただけで。

弊社の活動内容に、地域活動やNPOやkintoneエコシステムへの関与と営業活動の両立を組み込みますが、それが元でメンバーに過度な負担をかけないように配慮しなければ。

昨年の4月より弊社に正式に加わってもらった代表の長女に人事・総務・経理の作業を任せました。
さらに、今月から名前のみの役員だった代表の妻にもチーム作りの担当として加わりはじめてもらっています。
先々々月末、弊社が主催したちいクラ(地域クラウド交流会)も妻と娘で準備をやり切り、当日も成功させてくれました。
山梨でもそれ以来、いろいろな話が動いています。ここではまだ書きませんが、もう少しすれば山梨で次の大きな動きも発表できると思います。

来春でいろいろと変えようと考えています。
今後とも、なにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約11回です。リアル共遊開発は一社様に対して2回、12時間。オンライン商談はざっと数えたところ約23回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約70枚です。


今月は、オフラインの交流は以下のイベントの中で深められました。


・郡山での地域クラウド交流会 全国グランプリの前夜祭/本編/遠足編への参加



・山梨県活性化フォーラム



・SORACOM SPSパートナー会


・にいがた総おどりの運営元の皆さん



・スナックジョイゾー


・kintone Café 糸魚川 Vol.1



今月は交流という意味で素晴らしい成果があったと思います。
kintoneを主に取り扱ってのシステム開発を行う弊社にとって、サイボウズ社、ジョイゾー社、MOVED社は欠かせません。さらにIoTを扱う際に避けては通れないSORACOM社。こうした会社さんの皆さんと交流が深められたことは、今月の大きな成果だと思っています。

これからもkintoneエコシステムの一員として、弊社も力を尽くし、盛り上げていきたいと思っています。弊社に余裕がある時は助け、苦しい時は助けをもらえるようなWin-Winの関係を目指して。弊社もはやくもう少し上のレベルに進まなければ。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。「輝け!第五回地域クラウド交流会全国グランプリ 2024 in 郡山 前夜祭」(9/6)。「輝け!第五回地域クラウド交流会全国グランプリ 2024 in 郡山」(9/7)。「輝け!第五回地域クラウド交流会全国グランプリ 2024 in 郡山 大人の遠足編」(9/8)。「kintone hack」(9/9)。「第五回山梨県活性化フォーラム」(9/11)。「ソラコムSPSパートナー会」(9/12)。「ソラコムSPSパートナー会 懇親会」(9/12)。「にいがた総おどり」(9/15)(9/16)。「4U」(9/18)。「チーム応援サポーター説明会」(9/19)。「スナックジョイゾーVol.31〜コレクターズナイト」(9/20)。「kintone Café 糸魚川 Vol.1」(9/23)。




こうした対外活動こそは経営者としてやるべきことであると同時に、弊社メンバーにこの方向性を理解してもらう必要があります。
今年の年始の抱負として、登壇回数を36回と定めました。9月の時点で21回の登壇が果たせています。
先々々月あたりから、弊社の総務人事経理担当が代表がいなくても積極的にこうしたイベントに参加するようになってくれています。とても心強いです。今月は弊社役員のあづささんが山梨県活性化フォーラムの司会進行の役を担うことになったのもトピックです。

もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向とずれていきます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうようにつとめなければ。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは2本(
CASOミーティング@真鶴の運営・参加をしました
輝け!!第5回地域クラウド交流会全国グランプリ in 郡山に参加してきました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは1本(
SORACOM Fluxとkintoneをつないでみた
)。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

8月29日 8月29日 感染症による分断をSFから考える
8月30日 8月30日 AIが技術者の仕事を奪うのはもう少し先
9月2日 9月2日 月の替わり目には新たな言語を学ぶ
9月3日 9月3日 今年もCybozu Days 2024に出展します。
9月4日 9月4日 パラリンピックの競技は興味深い
9月5日 9月5日 SFから得られる事業へのヒント
9月6日 9月6日 アンチパターンで学ぶ「仕事の進め方」
9月9日 9月9日 ここぞという時にはテンションを上げましょう
9月10日 9月10日 一度だけでなく何回もイベントはやる、参加する。
9月11日 9月11日 私のおぼろげな仕事の目的
9月12日 9月12日 山梨に着実に二拠点目が
9月13日 9月13日 たくさんの場面で話す練習をお勧めします。
9月17日 9月17日 システム開発の前には現場を見ておきたい
9月18日 9月18日 雑談力と街歩き
9月19日 9月19日 リモートワークにはある程度のスキルが必要
9月20日 9月20日 大谷選手から学ぶべき事
9月24日 9月24日 日本海側でkintone Caféをやる意味
9月25日 9月25日 どう組織を作るか、雇用するか。
9月26日 9月26日 自責思考。だから経営者

§ 年表

 ・九月お仕事

二俣川で作業・打ち合わせ×5、府中で共遊開発×2、co-ba koriyamaで地域クラウド交流会全国グランプリ前夜祭、郡山市立中央公民館で地域クラウド交流会全国グランプリ、郡山ビューホテルでで地域クラウド交流会全国グランプリ懇親会、Tully’s Coffee 小田急マルシェ新百合ヶ丘店でオンライン複数、EXCELSIOR CAFFé 新宿損保ジャパンビル店でオンライン、新宿で商談、ガスト 新宿西口エルタワー店でオンライン、4Uで山梨県活性化フォーラム、ソラコム本社でSORACOM SPSパートナー会収録、36524でSORACOM SPSパートナー懇親会、Bubby’s New YorkでSORACOM SPSパートナー懇親会二次会、アクアビットサテライトオフィスで作業、長岡小嶋屋で懇談、万代シテイバスセンターで見届け・挨拶、ぽんしゅ館 新潟驛店で懇談、マクドナルド 川崎ソリッドスクエア店で作業、川崎で商談、ジョイゾー社でスナックジョイゾー、Starbucks 多摩境店で作業、マクドナルド 多摩ニュータウン通り店で作業、魚が一番うまい店 煌凛丸で懇談、星場荘で作業、クラブハウス美山でkintone Café 糸魚川 Vol.1、星場荘で懇談、居酒屋 源兵衛で懇談、Starbucks 鶴川店でオンライン、三ノ輪で商談、サンマルクカフェ 中野坂上店で作業、中野坂上で商談、モスバーガー 関内店で打ち合わせ、関内で商談、ジョナサン 志茂駅前店で作業、ガスト 成瀬駅北口店で作業

§ Xポストまとめ
・九月ツイート
https://togetter.com/li/2442113


輝け!!第5回地域クラウド交流会全国グランプリ in 郡山に参加してきました



9/7に郡山で開かれた「輝け!! 第5回 地域クラウド交流会  全国グランプリ大会2024」に参加しました。
告知サイトはこちら

弊社は地域クラウド交流会(以下ちいクラ)のオーガナイザーを擁しています。オーガナイザーとは、弊社の役員である代表の妻のことです。

昨年の釧路で開かれた「輝け!! 第4回 地域クラウド交流会  全国グランプリ大会2023」にも夫婦で参加しました。
ただし、その時の妻はオーガナイザーと言っても見習いでした。
なぜなら、その時の弊社はちいクラの開催は未経験だったからです。

実は昨年も、年末の12/2に甲府ちいクラを予定していました。
ところが、釧路のちいクラ全国グランプリに参加した時点で、開催を断念し、6/29に延ばす判断を下していました。つまり、約八ヶ月先までちいクラをやる予定がない状態で釧路にいたのです。
予定していた12/2に何をすれば良いか分からず、迷走状態にありました。ですが、ちいクラをやるからには、ちいクラ全国グランプリは見ておかなければならない。特に全国大会は!そんな想いで参加しました。

それから約一年。今年の6/29に甲府ちいクラは無事に開催できました。そして98名の参加者を集めました。その成功を受け、妻もちいクラ認定オーガナイザーとしてようやく仲間になれました。
第1回甲府地域クラウド交流会を主催しました(準備編)。
第1回甲府地域クラウド交流会を主催しました(当日編)。

今年は昨年と違い、認定のお墨付きと開催実績、そしてプレゼンターを引っ提げての参加です。甲府ちいクラでグランプリになったプレゼンター「とび.chan」こと飛田さんをお連れし、郡山に参加しました。

今回、「輝け!! 第5回 地域クラウド交流会  全国グランプリ大会2024」(以下ちいクラ全国大会)が開催される郡山は、私にとって思い出深い場所です。
私がkintoneエバンジェリストとして首都圏から初めて外に出て登壇したのが郡山でした。kintone Café 福島 vol.1に登壇。その前日には郡山市商工会議所でもkintoneセミナーを開く機会をいただき、郡山市や県庁やそのほか福島県の各地から来られた皆さんの前でkintoneについてお話をしました。その数ヶ月あとにも、Connect in Koriyamaというハッカソンイベントにkintone技術講師としてお招きされました。
それから約8年。私も全国のあちこちでkintoneについて登壇の機会を重ねてきました。が、まだ未熟だった自分の語りも含め、この時に訪れた郡山の思い出はいまだに鮮烈です。
弊社は、福島を応援します。(まとめ版)
弊社は、福島を応援します。(9/30版)
kintoneセミナーで気をつけるべき点
弊社は、福島を応援します。(10/1版)
kintone Café 福島 Vol.1 ではkintone愛を語りました
弊社は、福島を応援します。(10/2版)

上に掲げたブログの中でも書いている通り、郡山で受けた人の暖かさは、訪れた私を感動させました。そんな出会いが多くありました。すっかり私は郡山が好きになりました。
いつか妻を連れてこようと思っていましたが、今回、ようやくそれが叶いました。

前夜祭が開かれたのはco-ba koriyama。この場所こそ、私がkintone Café 福島 vol.1で登壇した場所です。時計を見ずに30分きっかりで話を終わらせた思い出の場所。
私はその後も一度、co-ba koriyamaには訪問したことがあります。コロナが世の中をかき乱す直前に催された猪苗代町と磐梯町のワーケーションイベントの中で。

その2回のco-ba koriyamaへの訪問の際にお会いしたのは、今回ちいクラ全国大会を主催する一般社団法人グロウイングクラウドの三部さんです。三部さんは先日の甲府ちいクラにも駆けつけてくださいました。
初めて郡山でお会いした時から、三部さんの行動力には一目も二目も置いていました。
三部さんはコロナ禍でちいクラが思うように開催できなかった苦しい時期にも、zoomやメタバースを用いたちいクラ開催を実現しました。私もそれらに参加し、こんなことができてしまうんだと驚いた覚えがあります。

今回、郡山のオーガナイザーとして、新たに郡山市役所の深谷さんが就任されました。前夜祭と本編は三部さんと深谷さんとスタッフの皆さんが協力して作り上げたと伺っております。

私にとってとてもなじみのある場所での前夜祭は、とても楽しい時間でした。

米どころ酒どころ福島の様々な銘酒が振る舞われ、ここでしか飲めないお酒もいただきました。まさに福島のお酒の粋が集められた垂涎のラインナップです。

また、並べられた料理も数々がとてもおいしかったことも印象に残っています。郡山の豊かな農産物や名物が選りすぐって並べられ、これだけでもう私の中で郡山に来た目的が達成できたと思えたほどです。

前夜祭で印象に残った事は2つあります。
一つ目は島根から来ている人たちの多さです。
それもそのはず。島根は来年度のちいクラ全国大会の開催地に名乗りを挙げているからです。
その視察もかねて、島根からは10名の方が来られていました。島根銀行さんを始め、登壇者の方や島根の企業の方々など、まさにオールスターのごとく。

皆さんからは、島根の産業事情や県勢を伺いました。私からも、来年の全国グランプリにはぜひ伺わせてくださいと参加を確約しました。

島根の皆さんから私が伺ったのは、ちいクラを一年間で三回開催したその行動力です。
そして、一回目は周りからの評価もいまいちだったのが、三回目のちいクラでは周りからの評価も見る目も全く違ったと言う言葉です。

弊社も私たちもまだ甲府ちいクラは一度しかできていません。ようやくこれからというところでしょうか。これからが楽しみです。
これからが楽しみと思えた理由は、この前夜祭でとび.chanが覚醒したからです。これが二つ目の印象的な出来事。

前夜祭では各地のオーガナイザーとグランプリを獲ったプレゼンターが、それぞれ皆さんの前で自己紹介と明日への抱負を聞かせてくれました。
そこでなんと、甲府からの飛び道具こととび.chanは即席ラップを披露してくれたのです。さらに人前では初披露だと言うボイスパーカッションもぶちかましてくれました。



最初、皆の前で登壇したときのとび.chanは、ちょっとダウナーな雰囲気を漂わせて、見守る私も大丈夫かと思いました。
しかし、その後に披露したラップで、場の空気を一気に引き寄せたのがお見事でした。場の空気を一瞬でつかむとは、まさにこの時のとび.chanのことを指すのでしょう。
持ってる人の力を感じさせた一瞬でした。


他の多くの方ともこの場でお知り合いになれました。私としてもとても楽しい前夜祭になりました。改めて三部さんや深谷さんを始め、スタッフの皆さんには感謝です。



実はこの日、夫婦共に体調が良くありませんでした。奮発して新幹線はグランクラスを使いましたが、正直なところ、前夜祭にも行けるかどうかと言う状態でした。
駅に着いてからすぐホテルに歩いて向かい、そこから近くの会場まで歩いて向かった私たち。会場の場所を完全に勘違いしていました。そこからタクシーを拾って慌ててco-ba koriyamaに向かい、ぎりぎり乾杯に間に合った出来事などを経て、夫婦のテンションが少しずつ復活しました。

私は妻とco-ba koriyamaから駅前のホテルまで歩いて帰りました。
ホテル近くのコンビニエンスストアでさまざまな物資を買い込み、私は部屋で仕事をこなしていましたが、そう遅くならない時間に寝ました。

翌朝、妻はオーガナイザーとして早めに会場に入る必要があり、別々に出ました。私は少しだけ作業をし、そこから歩いて会場に向かいました。
私の記憶が定かであれば、郡山に来るのは今回が6回目のはず。レンタサイクルやレンタカーを駆使して、郡山の街中はかなり動き回りました。しかし、如宝寺は訪れた事がなく、麗山公園は少しだけしか訪れていません。今回は良い機会なのでそれらをじっくりと歩き回りました。ただし、お目当てだった麓山の滝の水がたまたま止まっていたのは残念。


さらに私は会場近くにある郡山市中央図書館にも訪れました。
ここの図書館、福島や原発、郡山を取り上げた本が充実していたこと。郡山出身の作家である古川日出男さんのコーナーがあり、首都圏の図書館で私が探していた「13」と言う小説も置いてあったことで、私の印象に残りました。つい立ち読みしてしまいました。

さて、しばらくして会場に行きました。


今回会場となる、郡山市立中央公民館もきちんと訪れるのは初めてのはずです。
明らかに趣きのある洋風建築が立っています。郡山市公会堂です。最初そちらが会場かと思いましたが、中央公民館は、その横にある新しい建物です。


建物の前には10店舗ほどの屋台が並んでいます。なかなかコンパクトな立地にちょうどいい感じにお店が並んでいて、とても良いと感じました。


妻やとび.chanにはすぐお会いできました。他にも、ちいクラ全国大会でよく会う方々、前夜祭でお会いできなかった方々、サイボウズの青野社長と息子さんにもご挨拶ができました。


ちいクラ全国大会が始まるまでの間、私はお腹が空いていたこともあって、屋台に立ち寄って空腹を満たしていました。
郡山と言えばクリームボックス。初めて郡山に来た時、わざわざ買いに行った大友パンさんの屋台はありませんが、別のお店がクリームボックスを売っていました。私も最後の一つをゲットし、さっそく食らいつきました。
さらにその横では巨大マッシュルームが売られていました。私はそれが面白そうなので、妻を呼んでみて、お買い上げを打診してみました。すると、マッシュルームが好物の妻は即決で購入。さらに売られていたきのこセットまでもその場でお買い上げです。

とび.chanとはマッシュルーム屋台の横で立ち話をしました。私なりの激励の言葉を送りました。


さて、そうこうしている間に、いよいよ本編が始まりました。
まずは総勢100名以上の方々が舞台狭しと歌い踊るど迫力のオープニング。
いきなり、度肝を抜く演出が炸裂しましたよ。すごいなぁ。皆さん。


そして、郡山市長からの挨拶に続いては、サイボウズの青野社長からの基調講演です。

昨年の釧路でも、青野社長の基調講演は拝見しました。
ただ、今年は私の中での意味合いが違っています。サイボウズさんがこれからも変わらずに地域や地方に目を向けてもらえるのか、社会貢献的な活動を続けてもらえるのか。それが知りたかったのです。
というのも、サイボウズ様の規模が大きくなるとともに、よりエンタープライズな顧客、より大規模顧客志向に移っています。この秋にはkintoneの値上げや最低契約数の変更もありました。それだけに、私の中では青野社長が地域を盛り上げるちいクラに対してどういう話をされるのかに関心がありました。結論としては安心しました。


さて、その後はアイスブレイク。大人の本気のラジオ体操です。私も皆さんとともに疲れた体をほぐしました。
そして、いよいよ各地域からのプレゼンターによる発表です。今回は、11の地域からの登壇がありました。多士済々です。
私もなるべくXで各組ごとにポストするように努めました。ただ、何組かは写真も撮れませんでした。なぜかというと、今回はとび.chanが登壇する様子を動画で撮影するよう妻から厳命されていたためです。
そのため、本稿でも一組一組に詳しく触れることはしていません。

皆さんからの地域色は意外なことにあまり感じませんでした。むしろ、登壇する方々が独自に趣向を凝らして着ぐるみを着たり、頭に被り物をかぶったりして地域色を出していたのが印象に残ったほどです。皆さんが話す内容はそれぞれの方が抱えている事業課題でありながら、全国に共通するものが多かったように思います。そこがかえって面白かったです。
それを日本が均一化していると負の側面で捉えるよりも、むしろ、日本中に起業家たちが広がったことの表れだと考えるべきでしょう。都会や地方に関係なく、起業の形が各地でも活発に行われるようになってきた証しではないかと。

その中でも目を惹いたのは、エネルギー問題に着目した二組です。お一人は「地中熱」というあまり耳になじみのない概念を引っ提げて地元郡山から登壇された田村さんです。
地熱ではなく、地中熱。地中熱というエネルギーの可能性に着目し、その事業化に携わっておられる田村さんのお話しする内容はとても新鮮でした。
実は、私が屋台で見かけた巨大なマッシュルームこそ、この地中熱を活かして育成したものだというから驚きです。
持ち帰った後、妻に料理してもらいましたが、実に肉厚でおいしかったです。
プレゼンター紹介①【福島県郡山市】リンクエフ株式会社の田村 慎太朗さん!


もう一組は、手前みそですが、甲府からの刺客こと、とび.chanです。前夜祭でも即席ボイスパーカッションで皆さんに強烈な印象を残しました。とび.chanのフィーチャーするエネルギーとは水素。水素のエバンジェリスト。水素のお兄さんの本領発揮です。
プレゼンター紹介⑧【山梨県甲府市】飛田サイエンスクリエーション 飛田 仰喜さん!
そして本番。妻の紹介が若干緊張で固いかなと思いましたが、きちんとまとめるあたりはさすがです。
そしてとび.chanのラップ。あとで妻から聞いたところでは、リハーサルの時点で音響がうまくいかず、スタッフの方々が尽力してくださったと聞いています。スタッフの皆さん、ありがとうございました。

妻からはとび.chanのラップ完成までの苦労のよもやま話も聞いています。
スタッフの皆心の尽力や本番直前のハプニング、そしてオーガナイザーのからのダメ出しもバネにして、とび.chanのラップが郡山で華開きました。見事な出来栄えでした。
準備段階で何があろうとも、やり遂げるあたりが素晴らしい。持っている人は、本番でもやり遂げるのです。大したものです。

とび.chanの登壇の直後、観客席の近くの方々の会話が聞こえてきました。それによると、何を伝えているのかメッセージがよくわからなかった。でも、グルーヴはあったということです。とび.chanの伝えたい水素をもっと世の中に認知させたいという課題意識とメッセージは完全に理解されていなかったかもしれませんが、それでもエンタメ性では強烈なインパクトを与えていたようです。

他の9組の皆さんも見事でした。上にも書いた通り、全国にこういう起業家の皆さんがいらっしゃること。課題を解決するために日夜の努力をされていること。皆さんの登壇からはそうしたメッセージを存分に感じました。
プレゼンター紹介②【北海道札幌市・東代表】NPO法人あえりあ 高橋 亜由美さん!
プレゼンター紹介③【北海道函館市】SMALLFIELD小野 和貴さん!
プレゼンター紹介④【北海道 千歳市】あいのごはん・あいの味噌 板垣 愛さん!
プレゼンター紹介⑤【滋賀県 甲賀市】マイベリーファーム 勝井 麻有美さん!
プレゼンター紹介⑥【北海道釧路市】英会話教室 Dee’s English デイビス みなこさん!
プレゼンター紹介⑦【島根県松江市】株式会社FoodMarico上田 まり子さん!
プレゼンター紹介⑨【兵庫県 豊岡市】キミボク 杉本絵里奈さん!
プレゼンター紹介⑩【北海道 札幌市】Cafe SHE鷹田 唯依さん!
プレゼンター紹介⑪【千葉県千葉市】米粉のお菓子工房 CHAINON(シェノン)牧野 千絵さん!

投票が集計されている間、舞台上では過去の郡山ちいクラでグランプリに輝いた方々とサイボウズの青野社長と三部さんを交えたパネルディスカッションがありました。
皆さん、個人の抱える事業課題や地域課題を解決するため、起業や登壇に踏み切った方々です。そして、ちいクラをきっかけに事業を大きくし、成果を挙げておられます。
皆さんから学ぶのは、まず行動することの大切さです。まず行動した方々が、この場で登壇できるのです。「商圏が」とか「資金が」とか考えるのは二の次。まずは行動することです。「時期が」「資金が」とかは論外。まず行動しなければ。行動さえすれば商圏や資金の問題にはすぐぶち当たります。ですが、それから解決していけばよいのです。まず行動してから課題に向き合う姿勢こそが大切だと思います。
行動し、地域や自分を変える。それは上にも書いた通り、地域性など関係ありません。起業する方にとって共通の志のはずです。


投票の結果、グランプリに選ばれたのは田村さん。購入したマッシュルームがよりおいしく食べられそうです。実際に美味しくいただきました。おめでとうございます!




驚いたのは、講評の場のあとにとび.chanがステージに呼ばれて皆さんの前でラップとボイスパーカッションを披露する機会をもらえたことです。
あらためて大きなインパクトを皆さんに与えたのだなあと感じ入りました。司会の方や青野社長からのコメントでもとび.chanへの言及があったり。大したものです。
その後もとび.chanは皆さんからインタビュー攻め、名刺交換攻めに遭って、手ごたえを感じていたようです。
来てもらってよかったと思いました。実は郡山や福島は水素研究で山梨と国内では双璧を成す地だとか。そうしたご縁をつかんだとび.chanの運のつかみ方をまざまざと見せてもらいました。





夜の懇親会はホテルの宴会場でした。そこでも各組のオーガナイザーとプレゼンターがあらためて紹介をする機会がありました。そこでもとび.chanは妻と二人で皆さんの前でインパクトを与えてくれました。


ここでも様々な見せ場がありました。各地からの皆さんも場を大きく盛り上げていただき、おいしい料理が出ました。さらにはサプライズとしてこの日が誕生日だった四宮琴絵さんのお祝いまで。おめでとうございます!

さて、興奮も覚めやらぬ中、会場もお開きに。奇遇にも懇親会場と同じホテルに泊まっていた私たち夫婦の部屋にとび.chanの荷物を預かっていたので、まずは部屋でとび.chanを労いつつ、ホテルの前までとび.chanをお見送り。
その後も妻は興奮醒めやらなかったようで、私が二人に渡した動画を何度も見返していました。とび.chanに至っては、その晩に早速YouTubeとSNSに動画をアップしていたようです。

私たち夫婦にとっても、会社として初めて認定オーガナイザーを擁したちいクラ全国大会に参加できました。そして、そこで輩出したプレゼンターが皆さんに印象を残してもらえたことで、面目が立ちました。
弊社としても、今後の山梨で楽しみなご縁と展開が拓けました。

翌日は遠足です。郡山駅に行くとすでに皆さんが待っていました。本番前日は寝なかったというとび.chanもしっかり寝られたようで、遅れずに参加です。

今日は私にとって楽しみにしていた遠足。まだまだ安積地域には私の行ったことのない場所があります。
バスに乗って初めて今日のツアーのテーマを知りましたが、早速胸がワクワクしました。
安積疏水を巡り、ぶどう農園でぶどう狩りを楽しみ、美味しい地元の料理を楽しむのがテーマです。

今まで五回、郡山に訪れ、そのうちの三回は猪苗代にも訪れている私。ところが今回の場所は私にとってどこも初訪問。素晴らしい。
「Roots猪苗代 Lake Area グランピング&サウナリゾート」
「上戸浜」
「上戸頭首工」
「安積疏水大谷一号水路橋」
「橋本農園」
「BestTable」

今回も、そして八年前も、豊穣な稲穂に囲まれた印象が残る安積の地。ところが明治政府による安積開拓が始まる前は、安積の地は荒地が広がっていたそうです。今となっては想像できませんが。
安積の地が豊穣な地に変わったのも、こうした先人たちの慧眼と苦労があったからこそ。
今回、「孫の手トラベル」のガイドの方と、日本遺産「一本の水路」を紹介する活動をされておられる「がんばっぺチャリンコ」の鈴木さんからは、疎水について様々なことを教わりました。
安積開拓にあたって全国のあちこちから志を持った開拓者が集まったため、郡山固有の方言に加えて、多様な地方の方言が混ざっているのが郡山弁の特徴だそうです。そんなにたくさんの人が来ていた事は私も忘れてました。初めて来たときに郡山市開成館で学んだはずなのに。

安積開拓と疎水の物語を学ぶだけで、郡山の街への理解がぐっと進みます。
郡山とは開拓され、地方から志ある方々の集まった地です。そのため、外からきた人に親切にする文化が自然と培われていったのでしょうね。
あらためて私が初めて郡山を訪れた時に感じた感動がよみがえるとともに、その秘密が肚落ちしました。

他にも郡山は合唱が有名です。それは、以前に来た時にも知っていました。ただ、私の中ではあまりピンと来ていませんでした。
今回、合唱部の活動がとても盛んで、あちこちの公民館や学校からも、合唱が絶えず聞こえてくる事情もお伺いしたことで、少しは理解できました。
遠からず郡山に訪問する機会がありそうです。その時は、楽都郡山の秘密も探ってみたいと思いました。
こういうバスツアーもいいものですね。

橋本農園さんでいただいたぶどう「あづましずく」は大粒で、しかも種がなくて、とてもおいしかったです。
橋本農園さんサイト
孫の手トラベルさんが営むBestTableも美味しい料理が次々と。
孫の手トラベルさんサイト

今回の遠足で訪れたありとあらゆる場所で良い思い出と体験と学びができました。また、三日間の行程の中で様々な方と会話することもできました。
サイボウズの青野社長、永岡さんをはじめとした皆さん、孫の手トラベルの山口社長を始めとした皆さん、三部さんご夫妻、深谷さんや前夜祭でお酒をふるまってくださった小笠原さんや大泉さん、疎水について教えてくださった鈴木さん。登壇者や参加者の皆さん。

私も妻もまた郡山に来る機会があるはずです。
その時も、郡山の思い出を積み重ねるためにも、あちこちを回ってみたいと思います。

今回ご縁のあった皆様、本当にありがとうございました。














SORACOM Fluxとkintoneをつないでみた


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今年(2024年)の7/17に開催されたSORACOM Discovery 2024でSORACOM社が新サービスのSORACOM Fluxを発表しました。(サービスサイト
SORACOM Discovery 2024サイト
本稿では、SORACOM Fluxとkintoneをつないだ事例を説明します。

私は用事があり、SORACOM Discovery 2024には参加できませんでした(前夜にはSORACOM UserGroupの皆さんと会場の近くで飲んでましたが)。
そのため、私はSORACOM Fluxについてよく知らずにいました。デバイスから得た情報をAIを用いて加工・チェックが可能。それが私のSORACOM Fluxについて持つあいまいな知識でした。

本稿をアップした9月中旬の時点では、kintoneの標準機能にはAIによる補助機能は備わっていません。
この11月に開催が予定されているCybozu Days 2024の中で、ひょっとしたらAIに関する何らかの発表がサイボウズ社からあるのかもしれません。が、今の時点ではkintoneの中でAIを使いたい場合は、サードパーティによるプラグインを選ぶか、自分でコーディングする必要があります。
一方で、SORACOM FluxはSORACOM Discovery 2024の発表によってSORACOMのサービスの一つとしてラインナップに加わりました。kintoneにないAIの標準機能をSORACOMは標準機能として持っている。となれば、一度SORACOM Fluxを使ってみるべきではないかと思いました。

ちょうど折良く、SORACOMのSPSパートナー会でSORACOM Fluxの説明会があると言う連絡をいただきました。私は瞬時に申し込みました。
8/9の説明会の場では、SORACOM Fluxの機能の大枠を学びました。それとともに、SORACOM FluxについてSPSパートナー会でLT登壇しないかというか応募のお誘いをいただきました。LT用に2000クレジットを使わせてもらえるというので、私は説明会が終わってすぐに申し込みました。

そのあと、お盆休暇の中の一日を使ってSORACOM Fluxの機能を理解し、LTの内容や方向性と資料を作成しました。後日、作業の合間に修正を加えたあと、SORACOMさんに対してLTの内容を説明したのが8/27です。

8/27の時点でほぼLTで話す内容は完成していて、画像の扱いだけが若干の課題でした。
画像の連携も無事にできるようになり、9/12にSORACOM社本社で行われたSPSパートナー会では、配信ルームからLT登壇いたしました。事前の録画収録ではなくリアルタイム配信なので、配信ルームに不慣れな私は少し緊張しましたが、無事に終了。
LTの資料の中で詳細はブログで発表しますと書きました。そのブログこそが本稿です。
LT資料はこちら

2.企画

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SORACOM Fluxとは、どういうサービスでしょうか。

説明会を受けての私の理解によれば、SORACOM Fluxの設定画面では複数のAIサービスに呼び出しをかけられます。その結果をつなぐことで、様々な画像やAIからのインプットをもとに、用途に応じたアウトプットが行えます。

最近、AIエージェントの世界ではLangChainがとても脚光を浴びており、私も少し触っています。
LangChainはCUI、つまりコードベースで動きます。一方のSORACOM Fluxは、各プロセスをGUIでつなぐことができます。かつ、SORACOMの多種多様なデバイスからの画像データなどが簡単に扱える点がSORACOM Fluxを使うメリットではないかと考えます。

であるならば、私がSORACOM FluxのLTで取り上げるべきは、本来はSORACOMの多様なデバイスを用いた画像分析でしょう。実際、SORACOMさんから提示いただいたサンプル事例でも、倉庫内で所定の規則に定められた装備を着用していない人を画像検出し、アラートを出すユースケースが想定されていました。

私も最初はソラカメから受け取った画像を分析し、アラートを出す実装を考えました。ですが、ここで私の天邪鬼の衝動がむくむくと牙をむきました。あえてkintone使ってみたら面白いんじゃねーかと。

AI機能が標準装備されていないkintoneのデータをSORACOM Fluxを使ってkintoneに書き戻すことで、よりkintoneのAI活用の可能性が拡がるのではないか。kintone界隈にもSORACOMのソリューションの紹介ができるのではないか。SORACOM界隈の人、特にデータの蓄積にSORACOM Lagoonだけを使う方にも、kintoneの世界を紹介できるのではないか。
それが私の着想でした。

早速、脳内で実装を始めてみました。考えてみたことろ、SORACOM側の認証などを突破する必要があるのと同時に、kintoneの添付ファイルの扱いを考える必要もあります。
そして今回は、JavaScriptを使わずノーコードで実装を完結することも私の中の制約として課していました。

そこでkintoneとSORACOMをつなぐ部分は全てzapierで実装しました。今回はzapierを採用しましたが、おそらく同じ事はmakeでも他のiPaaSでも可能ではないかと思います。よかったら試してみてください。

3.zapierの設定

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zapierとは、何でしょうか?
簡単に言うと複数のウェブサービスを簡単につなぐためのツールです。Integration Platform as a Service (iPaaS)の一種とも言われます。
複数のウェブサービスとは、kintoneとかSORACOM Fluxを指しています。今回の事例では画像をUrl化して扱うためにGoogle Driveも使っています。Google Driveもウェブサービスの一つと見做して良いでしょう。

zapierの使い方は解説サイトの説明を参考にして頂くとして、まずはzapierの設定結果をアップします。

上から順に説明します。最初のフローはkintoneのwebhook機能で出力した結果(JSON形式)を受け取るフローです。kintoneのウェブフックは、追加、更新、ステータス変更など、複数の処理の結果に応じてzapierのような外部サービスにデータとして出力できます。コードを書く必要がないので楽ですね。ここでフローを設定すると、自動的にzapierのUrlが生成されますので、そのURLをkintoneのWebhookの設定画面に登録します。


2番目は、kintoneのwebhookから、zapierなどの外部ウェブサービスに処理を投げる際に必ず行います。永久ループを防ぐために必要な処理です。
具体的には、kintoneのレコードが手動で更新されたか、それともこの一連のフローによって更新されたかを判断します。もしkintoneのレコードがzapierによって更新された場合は、ここで後続の処理をストップします。そうしないとzapier/SORACOM Fluxでkintoneを更新→kintoneは更新された結果をwebhook送信→/SORACOM Fluxでkintone更新と永久ループが発生してしまいます。
より詳しく説明すると、kintone側で手動更新した場合は、edit.submitなどkintone側で実装するJavaScript内の処理の中で、任意の項目の値を「手動」にセットします。zapierでは、この値(kintoneのwebhookの結果としてJSONで受け取っている値)が「手動」の場合、後続の処理を実行します。この判断を行うのが当フローです。Filter by zapierを使っています。
この後、SORACOM Fluxの中でkintoneに対して更新をかける際は、この任意の値は「手動」以外の値にセットします。この処理を怠ると永久ループが発生しますので注意してください。


3番目は、kintoneで出力した添付ファイルフィールドに格納されているFileKeyをもとにkintoneのファイルダウンロードAPIを実行し、ファイルの中身を取得する処理です。
kintoneは仕様として、kintoneのレコードに格納されている添付ファイルの値を外部から取得できません。URLも取れません。
ファイルを使いたければFileKeyをもとに、ファイルダウンロードAPIにリクエストを投げ、ファイルの実体をダウンロードし、受け取ったblob形式の値を扱うしかありません。これはセキュリティー上、必要な処理です。


4番目は、上で取得したファイルの実体をGoogle Driveにアップロードする処理です。アップロードした結果レスポンスには複数のキーと値のペアが含まれています。その中には複数のUrlも含まれていますが、その中でSORACOMが権限の制約を乗り越えて扱えるUrlはThumbnail Linkのみでした。


5番目は、SORACOMに対してアクセストークンを取得する処理です。
いうまてもありませんが、SORACOMはクラウドサービスですのでセキュリティーは堅牢です。認証なしでSORACOMにリクエストを投げても全て跳ね返されます。ここで取得したアクセストークンを含めて、次の処理でSORACOMにリクエストを投げないと、意図した結果が返ってきません。


6番目は、お待ちかねのSORACOM Fluxに対してリクエストを投げる処理です。ここで投げる先のURLはSORACOM Flux側で生成されたものを使います。後で生成された値の表示場所はお伝えします。

4.SORACOM Fluxの設定

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はい、まずはSORACOM Fluxのフローをペタっと貼っておきましょう。以下にフローの作り方を最初からご説明します。


まずはメニューからSORACOM Fluxを選択しましょう。


続いては「新しいFluxアプリを作成する」を選びます。既に作ったアプリは下に表示されていますね。


作成するFluxアプリの名前と適用を入力しましょう。


SOARCOM Flux Studioの画面が表示されるので、チャネルを作成するを選びましょう。


最初のチャネルの種類を選ぶ必要があります。ここではAPI/マニュアル実行を選びます。これを選ぶことによって、zapierからの値を受け取れます。


新しく作成するチャネルの名前と適用を入れましょう。kintoneから来たものなので、そのように名付けています。


作成したチャネルでAPI/マニュアル実行を選んだので、URLが表示されています。これをzapierの最後のフローに設定します。


続いてアクションを作成します。アクションを追加を押しましょう。


ここで何を選ぶかが肝です。今回はAIを選びました。もちろん他のアクションを選ぶと、よりSORACOM Fluxの世界が広がります。


ここからがこの記事の本丸です。AIに対する指示を設定する部分です。


AIに投げるプロンプトはここで設定します。


AIからの回答をどうつなげるかをここで設定します。


私はここで図のように設定しています。AIのモデルは複数が選べます。私はAzure OpenAI (GPT-4o)を選びましたが、他にも本稿執筆時点では、以下の候補が選べるようです。


ここでプロンプトを設定します。好みに応じて「あなたはプロの店舗運営者です〜」云々の呪文を唱えておくとより幸せになれるかもしれません。
また、ここでは画像を選択できます。zapierからとってきたjsonにはGoogle DriveでUrl変換したThumbnail LinkのUrlを設定します。
なお、ここでzapierの最後のフローで設定したjsonのキーを全て英語にしていました。本当なら日本語キーの方が可読性が高くなるのですが、日本語キーに設定して、例えばここで(${event.payload.お客様人数})と設定すると読んでくれません。これは、SORACOMさんには改善をお願いしています。それまではお手間をかけるかもしれませんが、英語のキー名でお願いします。
また、その後のアクションは、その結果をkintoneに飛ばす処理なので、Webhookを選んでください。


次のチャネルではWebhookを選びました。ここでkintoneへのリクエストを組み立てます。kintone側のREST APIについては、こちらをご覧ください。


ここで設定する際は、kintone側のフィールドコードとjsonのキーは一致させてくださいね。


5.kintoneのデータをもとにAIに改善提案してもらった

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私はこのようなkintoneアプリを作りました。


レコードを保存すると、zapierを経由してSORACOM FluxがAIに問い合わせた結果をkintoneを書き戻してくれます。

参考として、アプリのフィールド一覧も載せておきます。

6.他の運用上のご注意

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注意点として現時点で挙げるべきは、jsonのキーに日本語が使えないことです。
それまではzapier側で英語のキーに変換してあげましょう。kintone側のフィールドコードは日本語のままでよいです。

ここには書いていませんが、AIに改善画像を生成させることもできるはずです。その画像をkintoneのファイルアップロードAPIを用いて、kintoneの該当レコードにAIによる改善案としてアップロードすれば、より実用的なソリューションが実装できることでしょう。
もちろん、出力先をLINEやSlackにしてもよいです。それは皆様次第です。

本稿がSORACOM Fluxを試してみようと思う方。kintoneと組み合わせてみたいと思った方にとってご参考になれば幸いです。


CASOミーティング@真鶴の運営・参加をしました



8月24日にCASOミーティング@真鶴を開催しました。
告知ページ

今回のイベントは、ちょうど一年前、真鶴町で開催したkintone Café 神奈川 Vol.15が発端です。
kintone Café 神奈川 Vol.15を主催・登壇しました
あわえ社による開催記事
ギボンズ社による開催記事
その時のテーマが、地域創生とkintoneでした。真鶴町、真鶴町の人や真鶴町に拠点を置いて活動する会社さんも巻き込み、大変盛り上がりました。

今回はそのテーマを踏襲しつつ、kintoneはあえて出していません。過疎地を盛り上げる事に焦点を置き、趣旨も新たに別のコミュニティとして準備を進めてきました。

神奈川県唯一の過疎地である真鶴町でどういった化学反応を起こせるか。過疎をテーマにしたイベントを行う意味やイベントから期待できる効果は何か。
それらを議論するため、この一年の間に何度も打ち合わせを重ねました。私も何回も真鶴に行きました。

過疎地の実情を解決する。
そのようなミッションをイベントに設定しても、イベントまでには多くの課題が待ち受けています。コンセプト、目的やゴール設定、登壇者や当日のスケジュール等、決め事もたくさんあります。
その過程では、考え方の違いや進め方の相違、認識のズレなどが何度も生じました。壁にもぶつかりました。そのたびに運営メンバーの四名でその壁を乗り越え、今回の開催に至りました。
まずはスタッフとして一緒に活動してくださったあわえ社の三宅さん、松木さん、ギボンズ社の藤村さん、ありがとうございます。


CASOとは「Chaos」「Adaptability」「Sustainability」「Organics」の頭文字をつなげた言葉です。混沌としながらも、適用性を保ち、持続可能であり、それらが有機的に結合する。
もちろんCASOには「過疎」の意味も含めていますし、「仮想」空間を用いたイベント運営も視野においています。それらすべてを表現する言葉がCASOでした。

わが国の過疎地の状況は、皆さんが考えている以上に深刻です。私も調べるにつれ、この問題の深刻さを感じています。
都会にいては決して知ることのない知識です。
仮に知ったとしても、過疎地で暮らしてみないとその深刻さはわかりません。私もまだわかっていません。

過疎の実情を把握し、それを課題として皆で考えるにあたっては、過疎地のプレイヤーをお招きし、登壇してもらうことが重要でした。
今回の「CASOミーティング@真鶴」の登壇者の皆さんは、過疎地で生活し、過疎地で少しでも地域の課題を解決するために取り組んでおられます。
令和4年4月 過疎関係市町村都道府県別分布図

都会に住み、朝夕の列車に乗ると遭遇する異常な混雑。そこに理不尽さを感じます。
満員電車の人口密度は、あるサイトの情報によると、「1平方メートル」あたり2.52人ということです。その一方で、著しく過疎が進んだ地では、「1平方キロ」あたり5人を下回っているそうです。

既に人口密度がキロ当たり10人を切るような過疎地が地方では増えているといいます。それなのに都会は過密しているのです。
私もたまに首都圏のラッシュアワーに遭遇しますが、この極端な差には不条理すら感じます。
特に、見渡す限り誰も人のいない過疎の平原を訪れた直後に東京でラッシュアワーの電車に遭遇すると、このような状態に耐えておられる通勤者の皆さんに本気で畏敬の念を覚えます。

もちろん過疎と集中には理由があります。要は稼げるかどうかです。 
仕事を求めて人は集まります。人が集まることでさらに仕事が増え、それがさらに人を呼びます。一方で、仕事のない土地からは人がどんどん去っていきます。それが過疎地と異常なラッシュアワーを呼びます。単純な話です。

両極端。0と1 。ビット単位。
今の世の中を設計しているデジタルの基本的な単位です。
今は0か1ですが、将来は量子コンピューターの考えが主流になるはずです。量子コンピューターの考えとは、0と1のどちらかの値しか持ち得ないのではなく、0から1に至るありとあらゆる値を持ち得ると言う考えです。
そうすることで、データの可能性は格段に増えます。

もちろん、私がいう0か1とは極端な過疎地と東京などの大都会を対象としています。
量子コンピューターのように、その中間の値を取る対象ももちろんあり、それは例えば地方都市です。
ただ、中間の値をとってほしいのは過疎地と大都会も同じです。ともに0か1ではなく、中間の値を持ちうる存在に変わってほしいです。
これからは0か1かではなく、都会であっても程よい混雑まで瞬時に柔軟に移行できるような社会にしたいものです。
特に東京や大阪などの大都市の状況はもう少しなんとかしなければならないでしょう。

過疎地こそは都会の過密の受け皿としてもう少し繫栄してもよいのではないでしょうか。都会から地方に人を分散させ、均衡に国土は発展すべき。そう思いませんか。

農業の観点からも、人の心理的なストレスの解放からも、社会制度からも、過疎地には可能性が満ちています。
過疎地の可能性を企業誘致、自治体、支援団体、産業、コミュニティーなどの観点から考え、参加者で学び合うのがCASOの趣旨です。


過疎地を知るにはまず街を知ることです。
今回、一般社団法人あるっこで代表理事を務めておられる並木さんに街歩きの企画を考えてもらいました。六月には並木さんを招き、運営メンバーで真鶴を散策しました。
私も約一年半ほど真鶴に通っています。約八回ほど訪れたでしょうか。何回も訪れる中で、私なりに真鶴の魅力は感じています。ただし、私は一人で歩くことが多かったです。
それに比べて、今回のように大勢で街を歩くと、一人では気づかなかった街の景色が見えます。
並木さんのおっしゃる虫・鳥・魚の視点から見た街の魅力の味わい方。それを皆さんで共有しそれぞれの考え方を生かし、取り入れ尊重する姿勢。
七月のある日には開催されていた「あるっこ展」に顔を出し、あるっこ流街の歩き方を学びました。
あるっこ展


運営メンバーにとって、企画時から心配だったのは当日の天気です。荒天よりも、むしろ晴天になる方がリスクでした。理由は言うまでもなく熱中症です。
事前の天気予報は曇りだったのですが、当日はまぶしいばかりの晴天でした。
体調不良者が出ることも可能性としては考えていましたが、幸い、体調不良を訴える方や遅刻者はおらず、無事に街歩きを完遂しました。


6月に真鶴町を歩いた際は、もっと広い範囲を高低差も顧みずに歩きました。しかし、今回は皆さんの体力も考慮し、真鶴のメインルートを中心に歩きました。
今回歩いたルート以外にも、真鶴には見るべき場所が多くあります。岩地区や真鶴岬にも。
私も真鶴岬にはまだきちんと訪れたことがないため、機会があればまた訪れたいと思います。


登壇者のどなたかもおっしゃっていた通り、街に対する興味や魅力が薄れていくことが、過疎への第一歩です。住んでいる人がその街に魅力がないと思ってしまえば、その街は死んでいきます。
ところが多くの方は、ネット上にある様々なコンテンツを眺めただけで満足してしまい、街の様々な場所に散在する面白いコンテンツには興味を持ちません。誰かが面白おかしく取り上げてはじめて、それに興味を持ちます。
でも、それよりも先に自らの目で街を歩き、自らの目でコンテンツを見つけ出す方が面白いと思いませんか?
インターネットはたかだか十数年の歴史しか持っていません。それに対して街には数百年の歴史が積み重なっています。それぞれの時代ごとに、名の知れぬ多くの人々が街に何かを残してくれているのです。
そうした古人の残した何かを偲び、同じ空間を体験することはインターネットではできません。


上にも紹介した「あるっこ展」に参加して思ったこと。
それは、こうした街歩きの活動を一人で黙々と営むのではなく、仲間と語らいながら楽しむことの可能性です。それがとても新鮮でした。
私自身、街はだいぶ前から一人でさまよっていましたが、それを組織で行う発想には至りませんでした。
今回、皆さんで真鶴の街並みを歩いたことで、それぞれが違った対象に関心を向け、楽しみを見つけられることを知りました。それがとても新鮮でした。
人によって違う関心の対象を知り、その関心を頭の片隅に留める。そして、それを意識して街を歩いてみる。すると、今まで歩き慣れた街であっても新たな気づきが得られます。



真鶴町観光協会に戻ってきた私たちは、開設したLINEオープンチャットのノートに投稿した写真を元に、それぞれが得た気づきを発表してもらいました。
私はあえて、真鶴港と空の青さの写真をアップしました。特に変哲もない写真ですが、この日ばかりは、この夏真っ盛りの天候にも関わらず、誰も脱落しなかった安堵感からです。


皆さんがそれぞれの感性から面白いと思った写真をアップしていて、とても興味深かったです。
こういう共有ができるのがあるっこさんの街歩きを楽しむイベントの良さですね。


第二部が始まるまでには時間があったので、皆さんでお昼を。私も皆さんについていき、魚座の近くのお店(地魚 まるみ)さんで食事をいただきました。海鮮を食べると真鶴にいる幸せが味わえます。


さて、真鶴町観光協会の二階会議室に戻り、第二部の開始です。
実は食事をとっている間に東海道線が事故で止まっていると言う情報が入りました。そこで私は、遅れて来られる方々の連絡に追われていました。
事故にもかかわらず、第二部がはじまってしばらく後ら皆さんが集いました。今回は運営スタッフを合わせて、26名の方に集っていただきました。会場のキャパシティを考えると、もうギリギリの人数です。なので、集客としてはまぁまぁの結果ではないかと思います。


今回のCASOにあたっては、私も数人は勧誘しました。SNS等での発信もしました。ですが、それ以外は直接の勧誘はしていません。
理由は、告知ページにアップした登壇者だけで、興味を持つ方は来てくれるだろうと読んでいたからです。
その結果、今回は新潟、山梨、真鶴の各地で過疎地で取り組みをされている方に登壇していただきました。


第二部はあわえ社の三宅さんによる司会進行で開始です。

私は、今回のイベントは裏方で関わろうと決めていました。登壇するつもりも最初からありませんでした。LTもせず、司会進行も可能であれば他の方にお願いするつもりでした。
三宅さんであれば司会進行は大丈夫だろうと思っていたので、私は完全にお任せモードです。 三宅さん、ありがとうございました。


最初の登壇者は真鶴町役場の石川さんです。今回は役場の中村さんとともに参加してくださいました。
参加者の皆さんにとって、開催地の自治体の方が来てくださると過疎をテーマにしたイベントに箔がつきます。
私たち民間が旗を振ることは大切ですが、自治体がきちんとバックアップしてくださることは安心感に繋がります。

石川さんからは、真鶴町の現状や神奈川県唯一の過疎地としての立ち位置や魅力などが紹介されました。自治体からあらためて真鶴の魅力や町勢を伺うと、真鶴町は決して劣っているわけではなく、むしろ可能性がある街だと言う思いが募ります。


続いては中島さんからです。
たくさんの肩書の中に内閣官房地域活性化伝道師もお持ちである中島さんは、全国の様々な過疎地を訪問しておられます。そして、過疎の実情をよく存じ上げています。
総務省に登録の中嶋さんの情報

中島さんの話は、真鶴の過疎の状況を客観的に参加者に伝える意味でとても素晴らしいものでした。まさに出だしにふさわしいセッションです。
真鶴町の町勢データを駆使しながら、他の過疎地に比べて真鶴は恵まれ、光っている過疎地だと鼓舞する中島さん。
過疎地に希望を与える意味でも、とても良かったと思います。
来てくださっていた真鶴町の皆さんも一生懸命ノートを取っておられました。


私も中島さんを見習い、まずはデータと実情の把握から始めたいと思いました。
過疎から脱却を目指すため、私からも指針が示せるようにしたい。そのためにも、私自身により多くの知見が必要と思いました。中島さんありがとうございました。


続いては第一部で真鶴の街歩きを導いてくださった、あるっこの並木さんです。
並木さんからは少し柔らかい内容で、何をすれば街の魅力が感じられるかについて話していただきました。
街歩きによって街がどう変われるのか。街歩きが町おこしにどう役立つのか。街歩きが何の効果をもたらすのかと言う点についてお話しくださいました。
あるっこウェブサイト


街歩きは個人の趣味なのでしょうか。確かにその側面もあります。が、街歩きも街にとって大きな力になること。その街にとって大きな経済効果を生むことを、長崎さるくの事例を挙げて教えてくださいました。
どうすれば過疎に苦しむ街に人を呼べるのか。その魅力とはどう伝えればよいのか。
まずは外から人に来てもらい、街の魅力を知ってもらうことです。そして、街の人が外からの旅人にその街の魅力を教えてもらうことです。さらに、それを外に発信してもらうことが第一歩でしょう。

私にとってもあるっこさんの活動は興味深いものです。プライベートで機会があれば、あるっこの街歩きにまた参加してみようと思っています。並木さん、朝から夜までありがとうございました。


引き続き、語ってくださるのは藤田さんです。藤田さんは、全くの素人の状態からグランピング施設を立ち上げ、山北で一度挫折した後、見事に真鶴でグランピング施設を人気施設に成功させた実績を持っておられます。
クスクスグランピング真鶴ウェブサイト


購入した真鶴の地も全くの荒れ地だったそうです。そのような土地を地図から見つけて売却の交渉を行い、銀行の融資も通しきった行動力がお見事です。
行動力に意志の力が伴っていると強いと思わされました。意志さえ貫けば、成果は何らかの形で必ず得られる。それを教えてもらいました。

私の理解では、グランピング施設とはいわゆるキャンプサイトのより豪華なものです。
キャンプとは都会に疲れた心身を癒やす営みです。つまり、都会とは真逆の何もない空間と環境そのものが価値になります。つまり、過疎地とはキャンプにとっては望ましい環境なのです。
過疎地の現状をグランピング施設として見事に再生し、逆手に取り、そこを生かすことで可能性を切り開いた藤田さんの取り組みは素晴らしい。
藤田さんありがとうございました。

さて休憩です。私も休憩の時間を生かしてさまざまな方とご挨拶しました。


さて、休憩が明けて登壇してくださったのは、株式会社下田村の今井さんです。
今回は新潟から駆けつけてくださいました。
今井さんのX

新潟と言えば、米どころ雪どころのイメージが強く、過疎地のイメージはあまりありません。
今井さんがユニークなのは、肩書が「代表取締役村長」であることです。
なぜ村長か。
それは、下田村がかつて村として独立していたからです。たが、今は三条市に合併され、行政区分としての下田村は消えました。
幼い頃から村長になると決めていた今井さんの夢は12歳の頃に潰えてしまいました。
そのかわり、今井さんは株式会社下田村を立ち上げ、代表取締役村長と名乗り、夢を現実のものにするべく、今は宿泊施設などを複数運営されているとのことです。


その行動力と実行力はやはり素晴らしい。
そして売上10億と言う明確な目標を立て、それに向かって努力しているところも素晴らしい。
一番面白かったのは、クラウドファンディングのやり方を知らず、通帳を晒して投資を募ったエピソードです。まさに型破り。
ですが、今井さんのように既存のやり方にとらわれず突き進むパワーこそ、過疎地をよみがえらせる原動力になるはずです。
こういうプレイヤーが過疎地を盛り上げていくことで、その地に何かの雇用が生まれ、その雇用をもとに次なる産業が生まれる。その繰り返しが地域を強くして行くはずです。

今井さんも新潟まで帰らなければならないにもかかわらず、かなり遅い時間まで真鶴にいてくださいました。感謝です。ありがとうございました。


続いて登壇してくださったのは松木さん。
真鶴でペペコーヒーを営んでおられる松木さんは、真鶴出身ですが、地元の状況を見かねてUターンし、今や観光協会をはじめとして真鶴のあちこちで活躍しておられます。
私も一番最初、kintone Café 神奈川を開く際にご連絡したのも松木さんだったように覚えています。
松木さんのスライドの中にはたまたま私が映り込んでいますが、このペペコーヒーはとても居心地の良い場所で、私も打ち合わせの度にお伺いしています。
ペペコーヒーのInstagram


松木さんのスライドの中には、かつての真鶴の繫栄を示す写真も載っていました。
この写真、私もクイズとして出題された後はすぐに場所が分かりませんでした。真鶴のメインストリートであるおおみち通りが答えですが、今のおおみち通りしか知らない私には、信じられないほどの変わりようです。

今、過疎に苦しむ各地も、かつてはこのような賑わいと誇れる日常があったはずです。
この写真こそは、この日のCASOを象徴する一枚ではないかと思いました。

真鶴が過去の繁栄を取り戻したとき、そのノウハウは全国の過疎地に展開できるはずです。
CASOの目的もそこにあります。

MMK(真鶴盛り上げよう会)の活動など、松木さんのこれからの活動が楽しみです。
松木さん、ありがとうございました。


続いて、登壇者としてトリを勤めていただくのは。山梨県の小菅村でFar Yeast Brewingを経営されておられる山田さんです。
Far Yeast Brewing社のウェブサイト

山田さんとは今年の3月にやまなしワーケーションツアーで訪問した際にお会いしました。
工場を見学させていただき、昼食の席もご一緒し、いろいろとお話を聞かせていただきました。
今回、そのご縁を生かして登壇をお願いしたいところ、心快く快諾していただきました。本当に感謝しています。


小菅村の人口は山田さんのスライドによると618人。真鶴の10分の1の規模です。今回ご参加頂いた方の中では、最も人口の小さい地域からのご参加です。
その小さな山村から産まれたビールが山梨や東京をはじめ、世界27カ国に出荷されています。
私が工場を見学させていただいた際、入り口に掲げられた無数の賞状やトロフィーの数に圧倒されました。中に入ると、今まで発表されたすべての商品のラベルが貼られた壁に目を瞠りました。
品質へのこだわりも並ではなく、それにもかかわらず、ホスピタリティにあふれた山田さんに惹かれました。とても良い印象を受けたのを覚えています。

小菅村に工場を作った後も、村に溶け込むための取り組みには手を抜かずにいたそうです。それが高じて、今では本社機能も登記も含め、村にすっかり根付いているそうです。

特筆すべきは、フルリモートワークを止め、週に数日は社員に小菅村に通ってもらうようにしたことです。
私が三月におとずれた際、まさにこのフルリモートワークの廃止のタイミングでした。
その時に感じたのは、リアル出社に回帰?と言う複雑な気持ちでした。
でも、村に根付くためにはリモートワークでは無理なのです。そこには、経営者として統制がしやすいという都合だけではなく、村に根を下ろす覚悟が必要。だからこそ、リモートワークではなく、リアルで村に通う覚悟が必要だったのでしょう。CASOの場において、山田さんの真意を理解できたように思います。

東京や他の大都会であれば、リアル出社は能率の悪化につながります。しかし、過疎地であればラッシュアワーとは無縁です。リアル出社に切り替えることで、また違った価値が生まれる良い例です。
私にとっても勉強になりました。

私の将来の夢は、自分で酒を作ることです。ビールを始めとした酒作りには夢とロマンがあります。もちろん夢とロマンだけではお酒は作れません。基盤が必要なのは当たり前です。その上で、生産を行う地に根付く方法も考えなければ。
地方の「地」は、地味・地道の「地」です。
これは、前回も今回も山田さんのスライドに出てきた印象的なフレーズです。まさにこうあるべきでしょう。

過疎地を変えるには特効薬はありません。ファインプレーもいりません。まさに地道な努力こそが過疎地を変えていくはずです。
持続可能な基盤を作り、それをもとに進めてこそ、過疎地が再び過去の繁栄を取り戻せるのかもしれません。

ただし、過疎地であっても、最寄り駅から徒歩6時間の場所であっても、真鶴の10分の1の人口しかなくても、世界に通用する場所は作れる。
そのような希望が見えたのではないでしょうか。
山田さん、ありがとうございました。

最初に中島さんからは「輝く過疎地」と言う希望を語っていただき、最後に山田さんからは人口が少ない場所でも経営できる展望をもらいました。
今回のCASOの趣旨としてはまずまず十分な成果を得られたと思います。
登壇してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

懇親会は真鶴町観光協会の横のスミマルシェさんの別ルームで。
昨年のkintone Café 神奈川 Vol.15の懇親会でもその場所を使わせていただきました。

スミマルシェさんは、私も今までに何度も利用させてもらっています。平日の昼下がりから、誰かが誰かと真鶴時間を楽しんでおられる光景がいつも見られます。スミマルシェこそ、真鶴の魅力を表現する際に必須の場所ではないでしょうか。


ここでは、新潟の今井さんや山梨の山田さんなど、遠方へ帰宅する方が時間の許す限り、皆さんとの懇親を楽しんでくださいました。感謝です。
山田さんからはFar Yeast Brewingの6本のビールを差し入れしていただいたので、皆さんでじゃんけん大会を。勝った方、うらやましい!


盛り上がった後は二次会です。角打ちの草柳商店さんへ。
こちらも私が真鶴に訪れる際の定番コースです。地元の方も立ち寄った方も交わり、前からの知己のように語れるのがよいですね。
草柳商店さんも私にとっては真鶴時間を象徴するお店です。あーちゃん最高です!

さて、夜は更け、無事に体調不良者もなく、脱落者もなく、無事にCASOミーティング@真鶴は幕を閉じました。
神奈川、新潟、山梨からの登壇者の皆さん、東京、神奈川、静岡からの参加者の皆さん、本当にありがとうございました。
そしてスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

これが最初のステップとなり、CASOミーティングが次につながればと思います。
もちろん、今回は運営側の不手際やミスもありました。それらは次回に向けて反省点とし、これから改善します。
過疎に苦しむ方、過疎を少しでも食い止めたい方、過疎をばねに違う取り組みをしたい方、過疎地に都会にない可能性を見出している方。
皆さんにとってCASOが次につながりますように。


2024年8月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括

8月。

今月は個人的にもあまり出歩いていません。仕事が立て込んでいたので。そもそも夏休みを取っていません。

出かけたとしても、全ては仕事に絡めています。
ただ、合間に夏らしいことは少ししました。
家族とも花火の帰りに豪雨に降られて帰れなくなる経験もしました。

体が動くうちに、どこまで旅ができるか、新しい体験ができるか、新しい光景が見られるか。
気力のあるうちに、新しい自分の道を切り開きたいと思います。

旅は仕事とセットです。仕事をしながら、旅をする。そのノウハウをいかに実現するかが私の人生のテーマです。
が、まだ私の理想にはほど遠い毎日です。
今月も仕事に追われる状況には変わりがありません。ただ、共遊開発の割合を増やすことによって、少しずつ仕事に終われる時間を減らそうとしています。

年齢による疲れを感じています。もう、昔みたいに存分に縦横無尽に動けなくなりつつあります。
昨年でついに50の齢を迎えた私の人生が、少しずつ下り坂を迎えていることをひしひしと感じています。
私に与えられた時間は有限です。ますます残り少なくなっています。
残された時間を少しでも有意義にしなければ。
これからも台風、水害、熱暑、地震、噴火などの天災が私たちの時間を奪っていくでしょう。
もう誰と比較するとかではなく、自分自身の残り時間との戦いです。人がどうではなく、自分自身が納得できるように生きるにはどうすればいいか?

生きていること、生かされていることのありがたみ。
それを常に忘れぬようにしながら、充実した日々を送りたい。
皆さんと私の思いは同じです。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちをフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

今月は家族とは一回お出かけしました。妻とは三回、妻と長女とは四回、妻と次女とは一回、長女とは一回、次女とはゼロ回。


§  月表

 ・八月お出かけ
肉の万世ロッテリアガラムガラム、EKITERIA PRONTO、薬師池公園 蓮園、薬師池公園、市川大門総合グラウンド?神明の花火 会場、市川大門駅、境川PA (上り)、萬福本舗、讃岐うどん かいと、TOHOシネマズシャンテ、真鯛らーめん 麺魚、Segafredo Zanetti Espresso、キッチンオリジン 鶴川店、北海道どさんこプラザ、T.G.I. Friday’s、ドコモショップ 二俣川店、松屋 二俣川店、吉野家 立場店、戸塚大踏切デッキ、コメダ珈琲店、松屋、rpaap brewery、ローソン 国立インター店天然温泉 勝運の湯 ドーミーイン甲府丸の内手作り厨房 じゃがいもオープンカフェ まるごとやまなし館澤田屋 本店旅の駅 kawaguchiko baseEngawa1441談合坂SA (上り)石川PA (上り)、Tully’s Coffee、レストラン じゅらく、マクドナルド、下谷神社、上野恩賜公園、ヨドバシカメラ マルチメディア町田町田東急ツインズ、北海道どさんこプラザ、ローカルインディア多摩境天然温泉 森乃彩、とんかつ稲 仲町台駅前店、ケンタッキーフライドチキン、バーミヤン、ルミエール府中、馬場大門のケヤキ並木、大國魂神社、一竜、JR 浜松町駅、Tokyo Innovation Base、リンガーハット TOKYO PREMIUM、真鶴駅、真鶴町観光協会、地魚 まるみ、スミマルシェ、草柳商店、薬師池公園 蓮園、野津田薬師堂(高野山真言宗 普光山 福王寺)、一石屋酒店、元町河岸通り、朱雀門、ヨドバシカメラ マルチメディア町田ハノイマチ、横浜ベイブルーイング戸塚店、瀬谷そば、大和市文化創造拠点シリウス、ファミリーマート グリナード永山店、らあめん花月嵐、KONA’s COFFEE

・八月ツイート
https://togetter.com/li/2426916

§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かける機会は、今月は一回ありました。



市川大門の神明の花火大会です(8/7)。
昨年は妻と二人でしたが、今回は家族+1名で向かいました。そして、後年まで記憶に残るであろう経験をしました。
豪雨と雷雨です。
花火自体は、とても素晴らしかったです。日本産大花火の一つにも数えられる神明の花火。昨年に続いて、今年の花火からも大変な感銘を受けました。ただ今年は、日中から雨に見舞われていました。
上空を覆う雲からはひっきりなしに雷光が光り、一度は八ヶ岳の方角で見事な稲妻も観ました。つまり、花火に加えて空が壮大な天候の音と光のショーを演出してくれたのです。


いつ中止になるか、いつ近くで落雷があるか。スリルに満ちた花火大会でしたが、本当のクライマックスは、大会が終わって直後でした。終了のアナウンスが告げられてすぐ、降り始めた雨は本降りになり、容赦ない土砂降りへと変わりました。
駅に向かうまでの道で、すでに傘が役に立たないほどの土砂降りに。さらに、帰りの電車はそもそも大混雑で、駅前も人が入り乱れて訳の分からない状態になっていました。


駅前では私以外とはぐれてしまい、20ー30分ほどたってから合流ができたものの、駅に向かう列に並んでいると、豪雨で身延線の電車が止まってしまい、駅前でどうしようもない状態に。


近くの体育館を貸してくれるというので、多くの人たちはそちらに誘導されていきましたが、
私達は市川大門の駅舎内になんとか入り込みました。そして、身延線の運行再開を待ちました。

結局、運行が再開したのは日が変わってから。そこから甲府に向かう下り列車は途中の行き違いの駅で、上り列車を待ち合わせるなどして、かなり長い時間をかけて甲府へ。そこから駅北の駐車場に乗り込んだのは、すでに2時近い時刻でした。
そこから、中央道で永福で降り、連れの大輝さんを下ろし、さらに次女を都内で下ろし、家に帰ったのは朝の5時。

散々な目にあいましたが、その分、記憶に残る夏となりました。


§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で三回でかけました。


まずは初日です。妻と弊社のお客様の下を訪問しました(8/1)。
こちらは、今後のとあるイベントでのご協力の依頼です。無事に首尾よくいったので、その後、御茶ノ水駅前で次女と合流するまで一緒に移動しました。

続いて、甲府で行われるチャレンジハイスクールに参加するためです(8/17-18)。
前の夜は互いの仕事が終わった後、車で中央道を使って山梨へ。甲府では普段行ったことのないお店に行こうと、ドーミーインにチェックインした後、「手作り厨房 じゃがいも」で美味しいじゃがいも料理を楽しみました。こちらのお店、素敵なステンドガラスが店内を飾っており、肝心のじゃがいも料理もとてもおいしかったです。

翌日は、私がホテルで打ち合わせを行い、先に会場に入っていた妻とチャレンジハイスクールの会場で合流しました。このイベントは、高校生が大学生や社会人のメンターの力をかりながら、企画や実践までそれぞれで設定した課題とその解消のために動くものです。私も若い人たちの活躍に感銘を受けました。
さらにその後、懇親会の途中で、目の前の「オープンカフェ まるごとやまなし館」で中嶋さんのご家族に妻を紹介しました。妻が山梨で活動するにあたり、中嶋さんご夫妻とのご縁は双方にメリットになると思ったので。
案の定、その翌週にも妻は甲府に訪れた際、中嶋さんの奥様にお会いしていたようです。


私達夫婦は、その後も「澤田屋 本店」で季節限定のあんみつを美味しくいただきました。
さらに、河口湖の旅の駅に向かい、近くの「Engawa1441」でおいしいお肉料理を楽しみました。




また別の日には、夫婦で「多摩境天然温泉 森乃彩」へ(8/20)。
妻はマッサージを頼み、私はあかすりを。20年ぶりぐらいのあかすりでしたが、猛暑で疲弊していた私の体にはよい休息と清潔になりました。

§  妻と長女とのお出かけ  妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は四回ありました。

月初です。この日は家族と行動をしたのですが、一度も家族四人がそろうことはありませんでした。
私が北海道から夜に戻ってきた翌日、妻とお客様を訪問しました。その後、次女と待ち合わせて御茶ノ水の肉の万世でお肉を食べ、長女に入ってもらっているお客様へ向かいました。そこで妻にも挨拶だけしてもらいました。
さらに、次女と妻は別行動し、私と長女は御茶ノ水駅前のロッテリアに移動しました。そして夜、新宿で「ガラムガラム」で夕食のカレーを一緒に三人で一緒に食べました(8/1)。

別の日には町田で合流し、「T.G.I. Friday’s」で食事を楽しみました(8/12)。


また別の日には町田のヨドバシカメラで合流し、私が7月末に購入したまま、ケースも保護シートもをつけずに使っていたモバイル端末のケースや保護シートを買いに行きました。その後、近くの東急の「ローカルインディア」でカレーを(8/19)。


さらに別の日にはまた町田のヨドバシカメラで合流し、弊社メンバーの使用するPC端末を購入し、近くの東急の「ハノイマチ」で夕食を(8/26)。

家族が団結して何かを目指すのは、家族平和のあり方として1番望ましいと思います。


§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女との三人で出かける機会は一回ありました。

上にも書きましたが、8月1日に私と妻で御茶ノ水に行き、次女と合流して三人で「肉の万世」で美味しいお肉料理を楽しみました。私はそのお店で二人と別れましたが、妻と長女は池袋で買い物を楽しんでいたようでs。

次女は少しずつ成長しはじめています。今年から正社員となって働いています。仕事は楽しいようです。
とても楽しく、人生と若さを謳歌しているようなので、親として安心しています。
家族とのイベントにも次女と参加してくれ、次女の彼氏も含めた家族との会話ができているのはありがたいです。


§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。

長女は昨年の4/1付けで雇用しました。
先々月からはとあるお客様の事務担当として週一度訪問し、社会の風にあたってもらっています。
最近は一人でいろんなイベントに顔を出してくれていますし、仕事で人の役に立てている手応えも感じているのでしょうか。
まだまだ気分にムラがあるのが難点ですが、早く落ち着いてほしいと思います。

今月は上にも書いた通り、8月1日に長女に週一度ほど入ってもらっているお客様に私も訪問し、二人でいろいろと課題を片付けた後、
御茶ノ水駅前のロッテリアでしばし作業をしていました(8/1)。

長女も次女も折を見て家族との時間を大切にしてくれています。
私への反発もエネルギーに変えてくれれば、親としては本望です。

昨年末をもって私の中では子育ては終わったと思っています。娘たちにはそれぞれを一人の大人として対し、手助けができるところは私から手を差し伸べていこうと思います。
私にできることは親の頑張る姿をみせることぐらいかな。

●私自身の八月(交友関係)

§  関西の交流関係 今月は先々月たくさん関西を楽しんだ分、特にご縁はありません。でも、いつも心は関西に飛んでいます。


§  今月の交流 今月は、仕事に絡んだイベントで交流がありました。飲みも含めた交流は数度程度でしょうか。

私の場合、公私混同の毎日です。私的な付き合いなのか、仕事をからめた付き合いなか、もうあまり区別できません。また、区別もしないようにしています。
皆さんとの交流は本当に楽しかったです。







今月も皆様ありがとうございました。

●私自身の八月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、またしても書く時間が取れませんでした。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、今は書くための時間がありません。読んでからレビューをアップするまでの時間も二年数カ月に達しようとしています。
今、私のプライベートの時間がほぼなくなってしまっています。仕事をからめた交流があるので精神的には困っていませんが、一人の時間がないことは見直さなければと考えています。
レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は、私にとってワークライフバランスのバロメーターです。ワークに偏っている今の状況を早く取り戻さねば、とかなりの危機感を持っています。

以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。これも長い間アップできていないので、なんとかして時間を作らないと。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本(
関心領域
)。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは2本(
CLS三島らへん#1に参加してきました
CLS道東 海霧編 2024に参加してきました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

7月30日 7月30日 ワーケーションの能率をいかにしてあげるか。
7月31日 7月31日 IT環境への適応性とは
8月1日 8月1日 リアルの商談はなるべく続けていきます。
8月2日 8月2日 継続は力なりということ。
8月5日 8月5日 宣材写真を撮りました。
8月6日 8月6日 社会的な出来事に個人の立場から意味を与え、歴史に遺す
8月7日 8月7日 誤爆しないために認知バイアスに気をつける。
8月8日 8月8日 判断は最後はAIではなく人間に委ねられるべき
8月9日 8月9日 モノより概念のわが国において、モチベーションは難しい
8月13日 8月13日 備えあれば憂いなしの心で地震に臨む
8月14日 8月14日 オリンピックにいつeスポーツが採用されるか
8月15日 8月15日 過去を思い返す時間も必要
8月16日 8月16日 天災に備えて自由な出勤体系を
8月19日 8月19日 登壇や発表の機会を作っておく
8月20日 8月20日 即興アウトプットには良質なインプット。
8月21日 8月21日 LangChainはじめました
8月22日 8月22日 CASOというイベントを開催します。
8月23日 8月23日 AIエージェントにも取り組みます
8月26日 8月26日 地域コミュニティに参加する理由
8月27日 8月27日 共遊開発のやり方を伝えなければ
8月28日 8月28日 明朗会計なら派閥はあってもよいのでは?

§  今月の読書 今月は10冊の本を読みました。内訳は、ミステリ二冊(「此の世の果ての殺人」「変な家」)。技術書二冊(「DX人材の教科書」「システムを作らせる技術」)、対談本一冊(「脳ミソを哲学する」)、新書ビジネス一冊(「変わる消費者、変わる商品」)、SF四冊(「ON THE BEACH-渚にて」「A SONG FOR A NEW DAY-新しい時代への歌」「OUT OF CONTROL」「宇宙のあいさつ」)。

上に書いた本のうち、変な家は次女にもらいました。次女から本をもらえることに感慨を覚えました。

私が一昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、まったくそれが進んでいません。
仕事にかまけてしまっています。このことにもとても強い危機感を抱いています。このまま何も生み出さずに老いてしまうのでは、と。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞は一本です。

「関心領域」は公開期間が追わる数日前にようやく見ることができました。
無関心という現象を通し、人間の心の限界が見えた作品でした。
私も忙しい今、他社の事に注意を払う余裕がなくなっています。
私自身も関心領域の壁によって認知が妨げられています。
関心領域


§  今月の舞台 舞台については、今月は一本も観ていません。

妻が宝塚の代表を辞めてから三カ月が経ちましたが、その時についていた大輝真琴さんを甲府ちいクラにお呼びしたのは先々月末です。
上にも書きましたが、神明の花火にもご一緒しました。



§  今月の音楽 コロナが始まってから’70’sから活躍したアーチストの全曲を聞く活動を続けています。サンタナの全アルバムを順に聴いています。

他にもいろいろな音楽を聴いた月でした。
読んだ本の中の『新しい時代への歌』は音楽好きな方にはお勧めの一冊です。


§  今月の美術 今月は美術についてはご縁が薄い月でした。
あえていうと、下旬に運営として参加した「CASOミーティング@真鶴」では、真鶴の町を歩きました。
真鶴といえば美の基準。皆さんと街を歩きながら、そうしたふとある町中の何かに目を留めることの大切さは十分に知っているつもりです。その大切さはこれからも意識したいと思います。
美術館だけが美術の現場ではありません。

あと、上でも触れましたが、妻と訪れた甲府の「手作り厨房 じゃがいも」の店内に飾られていたステンドグラスには印象を受けました。余裕があればああいう趣味も持ちたいですね。


§  今月のスポーツ 今月は、スポーツはしていません。
トピックスとしては、町田ゼルビアが絶好調で、J1デビュー初年度にもかかわらず、まだ上位に居続けていることでしょうか。
あとは先月末から行われていたパリ・オリンピックです。ところが、今回は私に余裕がなく、テレビ観戦も数えるほどの時間しか見られていません。ブレイキンとか柔道とか、いくつかは観ましたが。

この夏は、とにかく忙しさと暑さにやられ、運動しようというきっかけもやる気もおきませんでした。
私自身、最近体力がとみに落ちていることを感じています。
寝不足その他の原因でしょうか。仕事が忙しい中、どうやって体力を維持するか。
そろそろ体力作りに取り掛からないと、老年になってとんでもないことになりそうな気がしてきました。危機感を覚えています。


§  今月の滝 今月は暑い時期にもかかわらず、滝を訪れる機会がありませんでした。

こういう時こそ、滝に行くべき時期なのは分かっていますが。来月は時間を見つけて訪れたいですね。


§  今月の駅鉄 今月は駅を訪れる機会がありませんでした。


前月に多くの駅を訪れた反動もあったし、余裕もなかったので。
初めて利用した駅としては身延線の市川大門駅が挙げられるのですが、下車したタイミングは大量の花火観覧車に紛れ、
しかも混雑のひどい車内だったうえに、次々と後続に列車が来たため、駅をじっくり見る暇がありませんでした。

帰りは逆にひどい豪雨にずぶぬれになり、さらに帰宅する客の列に並んだ挙句、駅舎にようやく入ったと思ったら、人が多く待っていて、ホームにはいつ運行再開するとも不明な列車が二台止まっている状態で、駅をのんびり見てまわる余裕がありませんでした。

なお、先月末に購入したiPhoneにエキタグを入れました。今までの端末はNFC非対応だったので、エキタグができませんでしたが、今月から使ってみています。今月は9駅訪れています。
「武蔵野線・南武線府中本町駅(8/22)」「南武線登戸駅(8/22)」「東海道線・湘南新宿ライン小田原駅(8/24)」「東海道線真鶴駅(8/24)」「伊豆箱根鉄道小田原駅(8/24)」「東海道線・湘南新宿ライン藤沢駅(8/24)」「根岸線石川町駅(8/26)」「横浜線町田駅(8/26)」「横須賀線・湘南新宿ライン戸塚駅(8/27)」

§  今月の酒楽 今月は飲む機会があまりありませんでした。

手作り厨房 じゃがいも(8/17)
スミマルシェ(8/24)
草柳商店(8/24)
横浜ベイブルーイング戸塚店(8/27)

ここ数カ月の間では一番飲んでいない月ですね。

最初のじゃがいもさんは妻と訪れた際に、ビールを一杯だけ頂きました。

またその後のスミマルシェと草柳商店さんは真鶴のお店です。CASOの後で皆さんと楽しい時間を持ちました。


最後に横浜べりブルーイング戸塚店は、仕事の帰りに戸塚駅前でビールが飲みたくなり、訪問しました。出航IPA 2024を頂きましたが、十分においしかったです。

他にも、先月や先々月に購入した蒸留酒や、新たに今月も購入した蒸留書を楽しみました。




§  今月の旅行 今月は、3都道府県しか訪れていません。
仕事ではさまざまな場所を訪れましたし、横浜の農家さん巡りをしたので、訪れた箇所は多いです。
ただ、遠出はしていません。山梨の神明の花火の顛末と、妻と訪れた甲府の一泊二日の旅は上に書いたので割愛します。





他には真鶴でのCASOミーティング@真鶴でも真鶴の良さを再体感しましたね。
街歩きからミーティング、そして夜の飲み会。
合間には、中野坂上から荻窪へ歩いた散歩旅もありました(8/8)。
また、豊洲から月島へと歩いた散歩もありました(8/11)。
浅草から上野への歩いた散歩もありました(8/19)。
中華街や元町を歩き回った日もありました(8/26)。
全て仕事の帰りです。

来月もまた旅ができるようにがんばります。

今月、足跡を残した地は以下の通り。
東京都
 町田市、千代田区、新宿区、中野区、杉並区、中央区、八王子市、台東区、新宿区、港区、府中市、多摩市
神奈川県
 横浜市旭区、横浜市都筑区、横浜市泉区、横浜市戸塚区、藤沢市、川崎市麻生区、横浜市港北区、真鶴町、横浜市中区、横浜市瀬谷区、大和市
山梨県
 市川三郷町、甲府市、富士河口湖町、上野原市


§  今月のその他活動 
・公園は二か所。「薬師池公園 蓮園(8/4)(8/25)」「薬師池公園(8/4)」「上野恩賜公園(8/19)」

・美術館はゼロカ所。

・駅はゼロ駅。

・滝はゼロカ所。

・温泉は二か所。「天然温泉 勝運の湯 ドーミーイン甲府丸の内(8/17)」「多摩境天然温泉 森乃彩(8/20)」

・山はゼロ山。

・酒蔵はゼロか所。

・神社は二か所。「下谷神社(8/19)」「大國魂神社(8/22)」

・寺は一寺。「野津田薬師堂(高野山真言宗 普光山 福王寺)(8/25)」

・教会はゼロカ所。

・史跡は二カ所。「馬場大門のケヤキ並木(8/22)」「朱雀門(8/26)」

・博物館はゼロか所。

・遺跡はゼロカ所。

・城はゼロ城。

・灯台はゼロカ所。

・動物園はゼロか所。

・水族館はゼロか所。

・土木遺産ゼロか所。

・マンホールカードはゼロ枚。

・ダムはゼロカ所。
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。

なお、昨年の夏ごろから信長の野望 出陣でアカウントを作り、様々な場所を巡っています。市区町村ごとに完全に訪れると制覇ができます。
遠征という機能を使って制覇したのではなく、実際に訪れた場所で制覇した市町村について、ここに記しておきます。
・長野県北安曇郡白馬村 2023/11/12
・長野県北安曇郡小谷村 2023/11/12
・山梨県南都留郡山中湖村 2023/12/16
・神奈川県足柄下郡真鶴町 2024/1/25
・福島県双葉郡富岡町 2024/5/5
・福島県双葉郡広野町 2024/5/5
・東京都狛江市 2024/5/6
・神奈川県愛甲郡清川村 2024/5/12
・東京都稲城市 2024/5/25
・山梨県南都留郡忍野村 2024/7/6
・長野県南佐久郡川上村 2024/7/7
・長野県南佐久郡南牧村 2024/7/7
・山梨県南都留郡道志村 2024/7/7

私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月も仕事にからめてですが、バラエティ豊かな移動ができました。この地球にはまだまだ無限に行くべき場所があります。
少しでもこうした場所を訪れてから死にたい。私の人生の残り時間のなかでどこまでの旅ができるか。

加齢によって日々、気力は減退していきます。人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選びます。私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。一昨年の秋にはハイキングのつもりが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。



死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。そのためにもこうして書き残しておこうと思います。




今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す。だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもらず、一人でも旅を敢行したいと思います。
もちろん、一昨年の秋に遭難した経験は忘れてはなりません。命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もせず命を枯らすよりはましです。
家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。


そう思い、訪れた場所で心の赴くままに俳句を詠んでいます。今月は俳句を8句。いずれもツイートまとめに載せています。

一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月も自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。
頼りない経営者であり父であり夫であるにもかかわらず、家族が常に一緒に行動してくれることに感謝します。


2024年8月のまとめ(法人)


令和六年八月。

早くも年度が始まって五か月が終わろうとしています。
おかげさまで昨年被ったダメージをふっ切るように売り上げは順調です。案件の引き合いが順調といった方が正しいかもしれません。
失注は覚悟の上で大幅に単価を上げたにもかかわらず、ご発注をいただけるのはありがたいです。
今月は新たな案件の開始よりも、以前からやってきた案件の成果が出始めた月でした。

AIの活用、メンバーの雇用、事務所の開設、新規サービスの立ち上げ、開発体制の充実など、やるべきことが多く課題は山積みです。ただ、ここで焦るとかつてと同じ轍を踏んでしまうので、着実に行こうと思っています。

今月は、システム開発だけでなく、地域コミュニティの取り組みでも徐々に成果が出始めました。

達成度6割。達成感5割。満足感6割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。


●弊社の業績

§ 総括 八月度の売上は目標を上回りました。

案件の引き合いは相変わらず途切れません。しかも、規模は大きくなっています。

kintoneの値上げがサイボウズ社から発表されたにもかかわらず引き合いは途切れていません。弊社の値上げもまだまだ足りないのかもと思わせるほどです。弊社のkintone界隈での存在感も定着してきたのでしょう。本当にありがたいことです。
うちのメンバーも頑張って学んでいますし、成長もしています。
早く、各メンバーの力を足し算から掛け算にしていかなければなりません。
ただ、今月は暑さと大雨で、さまざまなイベントが中止になったりと、思うように行きませんでした。それが仕事の能率を上げたのかもしれませんが。

メンバーも定着し、仕事を頑張ってくれています。
ただ、弊社としての一体感は薄れているように思います。逆に無理にそういう価値観をしたりしないほうがいいのかもしれませんが、それだと新しいメンバーが入れません。そのジレンマがあります。
上に書いた通り、kintoneの認知度とそのエコシステムの中での弊社の認知度が上がっているのは確かでしょうし、今弊社に加入してもらえれば伸びてもらえるのは確かなのに、組織の力が発揮できない悩みです。
もちろん、各自が自分にせられた仕事を何とかこなそうと前向きになっているのはありがたいのですが。
試験を受けたり、積極的に集まりに出向いたり。地域クラウド交流会を成功させたり。

ただ、その辺も含めて、今のメンバーとの距離感の取り方や自分の経営者としてのスタンスは見えてきたように思います。少しずつ会社を経営するに当たっての力点のメリハリが掴めるようになってきたといいますか。

経営者の立場から見たメンバーは、改善をお願いしたい部分や伸ばしてほしい部分があるのは確かです。
会社としての組織の求心力を高めたいのは確か。ただ、そこはぐっとこらえたいと思います。なるべく安定させ、かつ負担を感じさせないように。
ただし、その分、私がお客様の育成、寄り添いなどに追われていて、余裕がありません。今月は本当に疲れました。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。

・弊社代表がSORACOM Flux サービス説明セミナーに参加しました(8/9)。
・弊社代表と役員が高校生のチャレンジハイスクールに参加しました(8/18)。
・弊社役員と総務人事経理担当が山梨活性化プロジェクトに参加しました(8/21)。
・弊社代表が「本読まなくても良いかも!?「その仕事、AIエージェントがやっておきました」著者が書籍の内容を徹底解説」に参加しました(8/22)。
・弊社代表がWAGRI Open Dayに参加しました(8/23)。
・弊社代表がCASOミーティング@真鶴の運営として参加しました(8/24)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

ただ、今や弊社も開発案件の割合を下げると決めています。
私がお客様のサポートに入った後、こぼれ落ちた開発をうちのメンバーが担う運営に変えつつあります。

パートナーに対してお願いすることも減るでしょう。今は一度、タスクを整理する時期だと思っています。


§ 開発案件 今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。

kintoneはますます盤石の地位を築いていくでしょう。
先々月末にサイボウズ社より値上げのお知らせがありました。が、値上げに関して弊社には影響はありません。
元々、安すぎた弊社の単価を昨年のうちに挙げておいたのが功を奏しました。
単価アップの効果が少しずつ経営に好影響をもたらしている今、なおさらそう思っています。

ノーコードツールとしての盤石の地位を築いたkintoneは、カスタマイズ開発の余地がまだ残されています。
が、プラグインやサービスを駆使してお客様が求める業務を実現したほうが顧客満足度が高くなることを学びつつあります。
手を動かさずに、お客様に開発を行ってもらう開発手法をここ数年「伴走開発」と呼ぶようになっていますが、先月、「伴走開発」という言葉は誤解を受ける可能性があるからやめた方がよいと助言されました。

上のnoteにも記載した通りです。
そこで、昨年秋にサービス開始した「Go! Do! WithU」を「共遊開発」と名付けて展開したいと考えています。「伴走開発」のように語呂がよく、言いやすい言葉なので、広めていきたいと思います。

昨年、以下のとおりに弊社の今後の業務の進め方を決めました。
・代表がお客様に入って共に実装に向けて努力する。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

少しずつ私が担当する案件に関しては回るようになってきています。
それをもう少し押し進め、弊社が受ける開発案件の割合を減らし、かつ定期的な開発案件は常に持っている状態に何とか落ち着けようと思っています。
一昨季まで安すぎた単価設定も大幅に上げました。
上げた単価をベースに受注も取れるようになりました。それが自信にもつながっています。

昨年に出したGO! DO! with-Uを共遊開発と名付けを変え、さらにアビットリンク、さらにk-Report帳票統合サービスも併せて、弊社の価値をより世間に訴えていく必要があると思っています。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

今年の一月、大きな荒療治を行って状況をリセットしました。
昨年度は赤字だったにもかかわらず、また持ち直し始める兆しはあります。

経営者としての未熟を痛感させられる毎日ですが、財務改善のためにまず取り掛からなければと考えた単価アップがうまくいきそうなので、もう少し耐え忍びます。
弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 三年前の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
この正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。

企業理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念
「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、代表の考え方の軸はぶれていません。たた、顧客のためにと思い単価が安すぎただけで。

弊社の活動内容に、地域活動やNPOやkintoneエコシステムへの関与と営業活動の両立を組み込みますが、それが元でメンバーに過度な負担をかけないように配慮しなければ。

昨年の4月より弊社に正式に加わってもらった代表の長女に人事・総務・経理の作業を任せました。
さらに、今月から名前のみの役員だった代表の妻にもチーム作りの担当として加わりはじめてもらっています。
先々月末、弊社が主催したちいクラ(地域クラウド交流会)も妻と娘で準備をやり切り、当日も成功させてくれました。
山梨でもそれ以来、いろいろな話が動いています。私も妻も山梨で実績を作っていきたいと思います。

今後とも、なにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約16回です。リアル共遊開発は三社様に対して3回、10時間。オンライン商談はざっと数えたところ約24回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約70枚です。


今月は、オフラインの交流は甲府でのチャレンジハイスクールへの参加と、WAGRI Open Dayへの参加、さらには数カ月前から準備を進めていたCASOミーティング@真鶴の三つのみでした。

もちろん。他の日も熱暑の街を歩いて共遊開発にいそしんでおりました。

先月は相当さまざまな交友を深めましたが、今月はそれを成果として出すことに専念していました。

弊社が経営で苦戦していても、次々と案件を頂けているのはこうした出会いがあるからです。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。「SORACOM Flux サービス説明セミナー」(8/9)。「チャレンジハイスクール」(8/18)。「山梨活性化プロジェクト」(8/19)。「「本読まなくても良いかも!?「その仕事、AIエージェントがやっておきました」著者が書籍の内容を徹底解説」」(8/22)。「WAGRI Open Day」(8/23)。「CASOミーティング@真鶴」(8/24)。





こうした対外活動こそは経営者としてやるべきことであると同時に、弊社メンバーにこの方向性を理解してもらう必要があります。
今年の年始の抱負として、登壇回数を36回と定めました。8月の時点で20回の登壇が果たせています。
先々月あたりから、弊社の総務人事経理担当が代表がいなくても積極的にこうしたイベントに参加するようになってくれています。とても心強いです。

もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向とずれていきます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうようにつとめなければ。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本(
関心領域
)。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは2本(
CLS三島らへん#1に参加してきました
CLS道東 海霧編 2024に参加してきました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

7月30日 7月30日 ワーケーションの能率をいかにしてあげるか。
7月31日 7月31日 IT環境への適応性とは
8月1日 8月1日 リアルの商談はなるべく続けていきます。
8月2日 8月2日 継続は力なりということ。
8月5日 8月5日 宣材写真を撮りました。
8月6日 8月6日 社会的な出来事に個人の立場から意味を与え、歴史に遺す
8月7日 8月7日 誤爆しないために認知バイアスに気をつける。
8月8日 8月8日 判断は最後はAIではなく人間に委ねられるべき
8月9日 8月9日 モノより概念のわが国において、モチベーションは難しい
8月13日 8月13日 備えあれば憂いなしの心で地震に臨む
8月14日 8月14日 オリンピックにいつeスポーツが採用されるか
8月15日 8月15日 過去を思い返す時間も必要
8月16日 8月16日 天災に備えて自由な出勤体系を
8月19日 8月19日 登壇や発表の機会を作っておく
8月20日 8月20日 即興アウトプットには良質なインプット。
8月21日 8月21日 LangChainはじめました
8月22日 8月22日 CASOというイベントを開催します。
8月23日 8月23日 AIエージェントにも取り組みます
8月26日 8月26日 地域コミュニティに参加する理由
8月27日 8月27日 共遊開発のやり方を伝えなければ
8月28日 8月28日 明朗会計なら派閥はあってもよいのでは?

§ 年表

 ・八月お仕事

神保町で商談、御茶ノ水で商談・作業、二俣川で作業・打ち合わせ×8、EKITERIA PRONTOでオンライン、中野坂上で商談、Segafredo Zanetti Espresso晴海トリトンスクエア店で作業、ドコモショップ 二俣川店で手続き、仲町台で商談、立場で商談、吉野家 立場店で、戸塚で商談、コメダ珈琲店湘南台店でオンライン、オープンカフェ まるごとやまなし館で懇談、Tully’s Coffee新百合ヶ丘店でオンライン、マクドナルド浅草店でオンライン、浅草で商談、ヨドバシカメラ マルチメディア町田で買い物、とんかつ稲 仲町台駅前店で商談、緑園都市で商談、ケンタッキーフライドチキン緑園都市駅店でオンライン、東府中で商談・作業×2、新宿で商談、東京都立産業貿易センター浜松町館でWAGRI Open Day、Tokyo Innovation Baseで作業、真鶴駅でCASOミーティング@真鶴第一部、真鶴町観光協会でCASOミーティング@真鶴第二部、スミマルシェでCASOミーティング@真鶴第三部、草柳商店でCASOミーティング@真鶴第三部、関内で商談、ヨドバシカメラ マルチメディア町田で買い物、戸塚で商談、瀬谷で商談、旭区で商談、大和市文化創造拠点シリウスで作業

§ ポストツイートまとめ
・八月ツイート
https://togetter.com/li/2426591


CLS道東 海霧編 2024に参加してきました



7月27日に釧路市で行われた「CLS道東 海霧編 2024」に参加しました。
告知サイト

「CLS道東」には今回で5回目の参加となり、本編は皆勤で参加しています。懇親会は欠席した回もありますが、本編では毎回学びを得ています。


なぜ毎回参加するのかとよく問われますが、理由は二つあります。
一つは道東を好きだからです。
もう一つは「CLS道東」に深く関わっているジョイゾーさんの理念や体制に共感しているからです。

一つ目の理由については、この場でも何回か書いてきました。
私が旅の楽しみを知ったのは、大学時代に友人と2人で北海道を車で一周してからです。
すべての行程を車中泊しながら北海道を回り、道東では春採湖のそばと知床のウトロ港の近くで車中泊した記憶があります。
果てしなく続く水平線と樹々が並ぶ道東の景色は、私を完全に旅の魅力に誘い込みました。

「CLS道東」の第一回にお誘いいただいた際、仕事が忙しく釧路に行く余裕がないと思っていましたが、参加してみると案外簡単に来られることに驚きました。
そして、久々に訪れた釧路や道東の景色に心の底から感動しました。それ以来、「CLS道東」には可能な限り参加しようと決めています。
今は、時間もある程度融通が利きます。
かつて友人と一周した時のように費用を節約するため、敦賀から小樽まで船を利用したり、寝台特急で青森を経由する必要もありません。時間のゆとりはない分、羽田や成田から飛行機で手軽に来られます。

二つ目の理由は、「CLS道東」に深くかかわっておられるジョイゾーさんの存在です。
kintoneを担いでシステム構築をしている弊社ですが、kintone界隈の会社でもジョイゾーさんほど会社ぐるみで地域コミュニティーに関して積極的な会社を知りません。あとはMOVEDさんくらいでしょうか?
地域コミュニティに積極的になれない会社が多いことは理解できます。そもそも、旅や地域コミュニティに興味がないか、kintone案件をこなすので精一杯なのでしょう。
弊社もkintone案件をこなすのに精一杯の状態です。ようやく昨秋から役員である妻が山梨で地域コミュニティの活動を始め、少しずつ成果が出始めています。ただ、案件が増えている状況なので、私も若干無理をして参加しています。

そのため、私も前々回の「CLS道東」からは、道東に来る際に北海道の案件の打ち合わせや商談を組み込んでいます。
北海道のお客様の打ち合わせや訪問や商談を「CLS道東」のタイミングと組み合わせることで、時間の節約を図るようにしました。
昨夏の「CLS道東 海霧編 2023」では、本編後の懇親会を欠席して19時の釧路発のおおぞらで札幌に向かい、翌日は倶知安に向かいました。今冬の「CLS道東 極寒編 2024」でも本編翌日の遠足編の後、約一週間強、十勝に滞在して仕事にあたっていました。

今回の「CLS道東 海霧編 2024」でも、土曜日の本編の翌々日から札幌→倶知安→札幌と回って商談をこなしてきました。

なぜ、案件を組み込んでまで「CLS道東」に参加するのか。
一つは、道東が旅に目覚めたきっかけの地だからです。道東の広さは、私自身の精神を限りなく癒してくれます。
もう一つは、弊社業務をIT開発だけに限り、東京にのみ軸足を置くことのリスクを回避するためです。
今はIT景気が盛んです。このまま増える一方のkintone案件をこなしていれば経営は維持できるのかもしれません。
ですが、将来はAIの動向によっては、システム開発案件が減ることも想定すべきでしょう。少なくとも、DXのキーワードがわが国の会社を一巡する頃にはkintone需要も落ち着くでしょう。その時、数多のIT会社がひしめく東京で埋もれてしまうリスクが顕在化しないか。そのリスクを回避するためにも今のうちに他の活動分野にも足を拡げておきたいと考えています。
それには、地方に目を向け、地方で地に足をつけた方が経営の可能性が広がり、代表の精神の安定も図れるのではないか。

今回の「CLS道東 海霧編 2024」のテーマは、「ド・ローカル宣言!」「大河のコミュニティも1人から」が掲げられていました。
CLSに参加することで、その土地に来なければ味わえない体験がついてきます。それがCLSの魅力の一つです。
ド・ローカルの宣言は、私にとって道東の魅力がより体験できるのではと感じました。




とは言え、今回もワーケーションからの参加は叶わず、前夜祭からの参加になりました。しかも18時前に釧路空港に着く便だったので、バスの都合で前夜祭の開催時刻に少し遅れて到着しました。
会場の「炉ばた 煉瓦」では、早速、釧路の海産物が味わえました。これだけでも、道東に来た実感が湧いてきます。食と酒はどれだけ流通が整備され、鮮度を落とさずに運べるようになっても、載せられる費用を考えると地元が有利です。
満腹になった後も二次会のスグレイスでも楽しみました。


翌日、仕事をこなす必要があった私は、釧路プリンスホテルの部屋で作業していました。「CLS道東」の会場であるMOOの946 BANYAの方に向かったのは12時少し前。
今回、「CLS道東」の日はKUSHIRO KIRI FESTIVAL 2024が催されていました。会場はMOOに隣接した幸町緑地です。その横の釧路港旅客船ターミナルには、海上自衛隊の補給艦ましゅうが停泊していました。
前夜の懇親会でも、ましゅうの存在は皆さんから聞いていました。私も一目だけでも見ようと願いました。内部も見学できるとのことですが、私が訪れた時間はちょうど昼休みで中に入れない時間。そう思っていたら、実はその時間も中に入れるようになっていました。
この機会を逃すわけはありません。私もCLS道東の開場時間が迫る中、20分強、中を見学しました。ましゅうのような補給艦は全国に五艦しかないそうです。中は物資を詰めるための巨大な空間があります。いざ災害が起きたときに頼りになりそうです。
いつの日か、関東が大地震の被害に見舞われた際、北の大地の恵みを大量に首都圏に運んでくれるましゅうの未来が見えました。

横のKUSHIRO KIRI FESTIVAL 2024では、どこかの時間にZIGGYがステージに上がると言う話を前の夜に聞いていました。
ただ、私たちが「CLS道東」を熱心に聞いている間に、いつの間にかその出番は終わってしまった様子。
ZIGGYを忘れてしまうほど、今回の「CLS道東」も実に聞き応えのある内容でした。

まずは地域コミュニティーの部分です。今回の「CLS道東」は、私にとって今まで他のイベントでお会いしていなかった方や、お会いしたいと思っていた方、さらにじっくり話してたいと思っていた方と話せる良い機会になりました。


例えば、最初のトークセッション1「新しい仕組みづくり〜地域×ビジネス×コミュニティ〜」でお話しされていた倉貫さん。『「納品」をなくせばうまくいく』や『リモートチームでうまくいく』などの書籍でも著名です。私も書籍を持っています。
わたしは事前に倉貫さんの来られることを把握していなかったので、書籍を持ってきてサインしてもらえばよかったと思いました。

そのセッションでは、倉貫さんの他、林さん、山上さん、ファシリテイターに佐藤さんが登壇し、個人がこの複雑な世の中でどう価値を発揮していくかと言うテーマが語られました。
パルコのITを推進してきた林さんは、巻き込むのではなく、巻き込まれるスキルによってさまざまなご縁や体験を作ってきたそうです。
また、跡継ぎとして、木工所経営を引き継いだ山上さんは、世代間の価値観の違いに直面しながらも、上の世代の厳しさや、それを今の時代にどうモデルチェンジして伝えるかという経営者としての取り組みを紹介してくださいました。
倉貫さんは、自立を果たすためには、まず実力を蓄えることが前提という趣旨のもと、リモートワークで主に運営しているとはいえ、自立がまだできていない若手にはリアルでの研修や出社をさせる姿勢も見せてくれました。また上記の書籍をより直接届けるため、出版会社を設立する取り組みも紹介してくださいました。

皆さんのお話は、私個人に対してよりも、私の経営者としてのあり方にとても参考になりました。
経営者として、メンバーをどう巻き込んでいくか。メンバーそれぞれも経験そのものは望んでいるはず。だけど、自分に興味ないものには巻き込まれたくない。人は自分の好む分野には巻き込まれたくても、そうでないものは遠ざける。それによって新たな分野への可能性は閉ざされてしまう。センスを持っているかもしれないとしても。
そして厳しさです。うちの会社には残念ながら厳しさが足りないと思ってます。ある程度、自立して仕事がこなせるようになってきたメンバーがほとんどであり、コーディングや実装の仕事は回りはじめてはいるものの、今の状態で新たなメンバーを入れると、昨年のように失敗するでしょう。
仕事の厳しさを教えつつ、圧迫や圧力を感じさせずにどうすれば成長してもらうか。その一方で、自立できないのに仕事は任せられません。仕事のやり方を覚えてもらうまでは研修は必須であり、そのタイミングを間違えたままリモートワークを許してしまうと、昨年私が失敗したようにメンバーは離れていきます。

私としても得るところが多いセッションでした。経営者として自分がどういう風にメンバーを育て、巻き込み、厳しさも伝えながら育てていくか。そのエッセンスが詰まったセッションでした。皆さんありがとうございました。


続いてのトークセッション2「こどもたちの未来にド・コミットする人たち」は、これからの地域課題の本質でもある次世代をどう育てるかと言うテーマです。
大都市圏ならともかく、釧路を始めとした地方都市は、少子化の影響をもろにこうむります。少子化の現実をどう向き合うかは、喫緊どころか緊急の課題です。

子供たちが大人になると都市部に出て行ってしまう。その悩みは地方都市に共通でしょう。そもそも、子供たちが育つ時点から地域がどう子どもたちに接しているのか。それが重要であることをこのセッションでは教わりました。

特に、印象に残ったのが、大人の目線で子供たちに体験を与えるのではなく、子供たちはもっと簡単で平易な体験を求めていると言う指摘です。大人として、子供の視点からのニーズを勘違いしているのではないか。難しい理論や考えは大人だからこそ思いつく視点。でもそれは子どもには関係ない。その提議は、とても学びになりました。
これも自分事に置き換えると、経営者としての目線をメンバーとしての目線で履き違えていないかという自分への問いかけに繋がります。私も履き違えていましたし、まだはき違える危険があります。
メンバーにこの点をどう伝えるかは、目下の悩みでもあります。
子供と大人の関係性は、私の今の経営や地域活動にとっては接点のない観点です。ただ、私自身がこの関係性から得られる気づきを経営に活かしたいと思いました。皆さんありがとうございました。



これらのトークセッションの合間には、いつものように道東の産物の販売がありました。
佐藤さんがまたも厳選の道東の地酒をお持ちくださったので、私はもちろん全種類をいただきました。雪川醸造の山平さんもカウンターに立ち、美味しいワインを振舞ってくださいました。とてもおいしかったです。これらのお酒や料理は私にとって毎回の楽しみです。


次のセッションは、10名の方によるLTセッションです。今回も北海道や全国から多くの方が登壇し、お話しくださいました。
そういえば前回か前々回のCLS道東では、私もLT枠に申し込もうとし、僅差で先に埋められてしまった経験があります。ところが今回は、そもそもLT枠に申し込む余裕が私になく、最初から検討すらしていません。これはいけませんね。


続いてのセッションは、トークセッション&ワークショップ「えぞトーーーク!ド・ローカルスーパー釧路編」です。

釧路に地盤を置き、営業されているスーパー四店の経営者によるセッションです。
このセッションはとても楽しみでした。私は大学時代、商学部でも流通系の専攻科目を多くとっていました。小売流通がその頃の最大の関心事でした。
今でも旅先で、その地域のスーパーに行き、珍しい食材を漁るのが私の恒例行事です。

今回は菱光ショッパーズの北村さんが来られなかったのですが、他の3人の方からは、他のお店とどう差別化を図るかなどなど、興味深い観点でのお話がたくさん聞けました。
どうすれば大量発注、大量仕入れができる大手スーパーに対抗できるのか。同じやり方で戦っても負ける事は明白です。違うところで買い物客にそのスーパーの良い点を訴求し、商機を見出す。
IT業界の場合、値段は大手の方が高く、中堅零細の方が安いのが定説です。小売業に関してはそれが逆転しています。

でも、私が学んだ時期とは違い、今はITが社会の隅々に浸透しています。小売業界に定説を当てはめても経営はうまくいかないでしょう。
例えば、従業員の福利厚生のために日曜日は休むさとうさんの取り組みは面白いです。敢えてかき入れ時であるはずの日曜日に店を開けないことで、多くの小売店との差別化に成功しています。その取り組みは当然、従業員満足度も上げるはずです。
さとうさんはお店が閉まっているため、この翌日の遠足編でお店にお伺いできなかったのです。でも私たちにとってそれも納得できる良い取り組みだと思いました。
また。コストコの商品を販売することで、釧路にいながらコストコの商品を購入できるあいちょう釧路さんの取り組みも、とても有意義ではないかと思います。コストコは北海道には札幌や石狩にしかないようです。海外の商品を扱うことで、お店の品揃えの差別化と割安感を出すことに成功しているのではないでしょうか。
スーパーヒロセさんの場合、鮮魚に強みを持ち、釧路ならではの品揃えに強みを発揮していることが素晴らしいですね。実は私は、このセッションを聞いた時はぴんと来ていませんでした。ですが、翌日の遠足編で実際スーパーヒロセさんにお伺いし、その圧倒的な鮮魚の品揃えに衝撃を受けました。まさに皆さんがおっしゃる通り、鮮魚に関しては、スーパーヒロセさんの取り組みが群を抜いています。
こうしたスーパー毎の取り組みは、まさに経営の面白さでもあるでしょう。また、真剣勝負の場でもあると言う思いを新たにしました。

弊社としても、ただ単にkintoneを顧客に導入するだけでなく、そことは違う会社としての特徴を打ち出していかないと、遠からず埋もれてしまいます。それは、上にも書いた通りです。
各社の工夫の一端が聞け、とても勉強になりました。

翌日の遠足編では、各スーパーさんを巡る企画があると伺っていました。私も本編が始まる時点では、遠足の申し込みをしておらず、本編を聞きながら申し込みました。
それも。セッションの内容を実際に学べる遠足のメリットを感じたからです。

さて、スーパーを経営する皆さんによるセッションの後は、それら各スーパーチェーンの課題を参加者の皆さんで解決するワークショップです。釧路のスーパーのそれぞれの課題を聞き、改善案を皆でワークグループの中で提案する主旨です。
私は席が近かったこともあり、コストコを導入すると言う取り組みに興味をひかれたあいちょう釧路さんのワークグループに入りました。
直近で目指すべき課題としては、ECサイトの構築を挙げておられたので、私でも何かお手伝いができることがあるかと思ったのも理由の一つです。

とは言うものの、ECサイトの仕組み自体は、さほど投資額を投入せずに作れます。
むしろ、その前に商品のストーリーをどう顧客に訴求するかについてや、物が手に取って見られないため、ECサイトの場合は商品にストーリーがないと、埋もれてしまいます。商品そのものの背景の設定です。それらの整備が先決ではないかという意見が結論になりました。

こうした取り組みが、実は釧路だけにとどまりません。日本の各地に地場で頑張るスーパーはあります。そうした小規模スーパーであっても日本全国を網羅しようとする大規模チェーンに対抗できる策は必ずあるはず。

私個人としても、全国チェーンが来てもよいと思いますが、そのチェーンしかない地方はつまらなさを感じます。どこにでもあるスーパーしかなく、地元のスーパーがない地方と言うのは魅力が少し下がります。
実際、北海道でも帯広や函館からはそうした地場のチェーンがなくなったと言う話も聞きました。それはその地域にとっても損失だと思います。そうならないよう、どうすれば釧路の四チェーンにとって知恵を絞れるか。

弊社も今、山梨を元気にするための取り組みを始めています。地場のスーパーの企画はぜひ持っていてやりたいなぁと思いました。皆さん、ありがとうございました。





この後、私たちは懇親会へ。「釧路 霧のビール園」でジンギスカンを食べながら様々な話をしました。
さらに、私たちは「つぶ焼 かど屋」から「BAR佐久間」「そば処 星の」と移動を重ね、話しながら、釧路の夜の楽しみを堪能しました。つぶ焼きの後は、JourneyManさん(あえて苗字は書かない)とJTC変人会の中西さんと行動を共にしていました。ともに今までじっくり話していなかった方々。とても有意義な時間でした。








翌日の遠足編では、本編でも登場したスーパー三店を巡り、それぞれの店舗の違いや取り組みを実際に見聞きしました。
私もそこで様々な買い物をしました。
実際、お店を訪れてみて衝撃を受けました。これは本編を聞いていただけでは決して得られなかった経験です。
今回の遠足は、CLS本編のセッションの実践という意味でもとても有意義なものでした。もちろん、仕事だらけの毎日をリフレッシュするための遠足もありがたいのですが、私は今は学べる方がありがたいです。
これぞ学び。社会科見学という言葉では到底言い表せないほどの気づきを得ました。
あいちょう釧路の社長様からはその場でお寿司の振る舞いもあり、これもまたCLSに参加したメリットですね。





さらに白糠町へ行き、茶路めん羊牧場で、実際の牧羊の現場を見学しました。
茶路めん羊牧場サイト

武藤社長からの羊にまつわるさまざまなウンチクがとても面白かったです。羊って、思った以上に漢字を通してわが国にも影響を与えているのですね。そういう気づきも、遠足の楽しみ。武藤社長、ありがとうございました。


さらに、白糠町で漁獲されたブリを、本州に高単価で近づけるために価値を上げる取り組みをされている株式会社イミューさんのもとで、貴重な学びをいただきました。
イミュー社サイト

漁業にはまったく関与していない弊社。とはいえ、周囲を海に囲まれたわが国において、漁業が産業としてこれから欠かせないことは明確です。漁業にこういうアプローチで関与できる余地があることを教えていただいたのは収穫でした。
貴重なラボの中身を見せていただいたことも見事ですし、地方に東京の会社がどのようにして価値を提供し、利益を出していくのか、というよいヒントを頂きました。黒田社長、ありがとうございました。



合間には「やまかん」さんでおいしい白糠の料理をいただきました。
その合間にはたまたまタイミングがあった厳島神社の例大祭の神輿渡御を見に行き、さらに海に入っていく神輿の勇壮な姿も見ることができました。なんというタイミングのよさでしょうか。
担ぎ手は道東各地から集まってきたのかもしれませんが、これだけの観衆の中、祭りが続いていることも素晴らしいと思いました。祭りこそは、過疎地域にとっても最後の砦かもしれません。祭りが絶えたら、その地域は死ぬ。
そのバロメーターが祭りであることを教わりました。こういう突発的な出会いも学びに変えられるのが遠足の良さですね。


釧路空港経由で釧路駅に行き、私はそこでバスを降りました。
そして19時釧路駅発のおおぞらへ。偶然にも札幌へ移動する渡辺さんとご一緒しました。私は寝不足で寝たり起きたりでしたが、札幌駅に着くころに少しお話しできました。札幌駅でお別れし、私は宿へ。
この後も札幌→倶知安→札幌と旅と商談は続きますが、本稿では割愛します。

いつも遠足編では堪能させてもらってますが、今回も素晴らしい学びがありました。
CLS道東のスタッフの皆さん、HOKKAIDO DESIGN CODEの皆さん、946 BANYAの皆さん、ジョイゾーの皆さん、そしてご参加者の皆さん、全てのご縁のあった方に感謝です。いつも本当にありがとうございます!


CLS三島らへん#1に参加してきました



7月13日に三島市で行われた「CLS三島らへん」に参加しました。
告知サイト

CLS三島らへんの構想が発表されたのは、CLS道東の場においてです。私はそのCLS道東に参加していました。その発表があったとき、CLS山梨の構想を温めていた私は『ああ、先を越された!』と思いました。
CLS山梨というのは、私がCLS高知やCLS道東に参加する中で、おぼろげながら考えていた構想です。弊社主催で開催する甲府地域クラウド交流会(ちいクラ)が成功すれば、その勢いでCLS山梨も開催できるのではないかと考えました。
ところが、妻が別件で忙しく、オーガナイザーとして主導するちいクラの準備に影響が出ることは確実でした。そのため、ちいクラの開催時期を妻が落ち着いた後に延期せざるを得ませんでした。
結局、甲府地域クラウド交流会は6月29日(今回のCLS三島らへんの2週間前)に無事に成功しましたが、私の中ではCLS山梨の構想は断念せざるを得ませんでした。

なにしろ、CLS三島らへんは、「らへん」という秀逸なキーワードで三島だけでなく周囲の街も巻き込むことに成功しています。
スライドによると「三島らへん」の範囲は東は小田原から、西は焼津あたり。北は御殿場、南は下田辺りまでを含むそうです。
山梨はその範囲にぎりぎり入っていないとはいえ、CLS三島らへんをさしおいてCLS山梨を立ち上げるのはさすがにためらわれる状況でした。

もう一つ、CLS三島らへんの開催が、私が運営側の一員として企画に関わっていた「CASOミーティング in 真鶴」のコンセプトに大きな影響を与える可能性があると考えました。
昨年の夏、kintone Café 神奈川を開催した真鶴のイベントの勢いを活かし、その時のメンバーで真鶴で次なるイベントを立ち上げようと準備していました。そのイベントは「CASOミーティング in 真鶴」と名付けて、8月24日の開催に向けて準備を進めています。
CASOミーティング in 真鶴
「三島らへん」に含まれる真鶴で「CASOミーティング in 真鶴」を立ち上げるにあたり、どういう立ち位置を確立するか。CLS三島らへんとはどう差別化をするか。CLS三島らへんの内容によっては、コンセプトを練り直す必要があると考えました。

そうした事情があったので、今回のCLS三島らへんはぜひ参加したいと思っていました。また、参加する必要があると感じていました。

もう一つの理由は、個人的な感傷です。かつて妻の祖父母が持っていた山の家が函南にあり、よく三島にはよく来ていました。
その山の家は15年ほど前に売却しました。そのため、三島らへんによく来ていた私も、売却後は訪れる頻度がめっきり減ってしまいました。
さらに、私はひょっとしたら三島らへんの住民になっていたかもしれません。山の家を売るさらに以前、私は家を探す必要に駆られていました。ある日、裾野に住んでいた妻の親友の下に遊びに行った際、偶然出会ったその地の不動産屋さんにかなり熱心に裾野への移住を勧められました。この時、私も心が揺れ動きました。
この時、何かの拍子で私も三島らへんの住民だったかもしれません。そして今頃はコミュニティにがっつり入っていたかもしれません。

函南や三島に頻繁に来ていた当時の私は、コミュニティーというものにそれほど興味を持っておらず、そもそもkintoneにも出会っていません。
三島のうなぎがおいしかったことや、柿田川湧水の水が綺麗だったことは印象に残っていますが、今の三島の街やコミュニティーがどんな状況なのかは知りません。
上に書いたようなご縁もあったため、今の三島は実際に見聞したかったのです。それも今回CLS三島らへんに来ようと思った理由です。

CLSは、数日前から始まるワーケーションが名物であり、恒例行事です。しかし、今回は都合がつかず、前夜祭にも参加できませんでした。さらに、二次会も仕事の都合で辞退せざるを得ませんでした。
泊まりを前提にしないと、前夜祭の参加は難しいかも。


ただ、CLS道東やCLS高知と違い、CLS三島らへんは、自宅から電車1本で気軽に来られるのがありがたいです。


三島には少し早めに着いたので、まだ訪れたことのなかった菰池公園から水辺のルートを歩いて白滝公園へ。
三島は水が綺麗なことが他の街にない利点です。東京にも国分寺と言う水の美しい場所がありますが、三島はそれよりも数段水に恵まれていると感じました。富士の恵みは偉大です。


さて、会場に向かいます。
会場の三島市商工会議所はかなりオープンな感じ。夏祭りのような雰囲気でふらっと入りやすい雰囲気なのがよかったです。
早めに受付を済ませ、暑いので横のスペースで涼んでいました。そこを通りがかる方の何人かは、CLSやその他のイベントで出会った知人です。その度に挨拶をしました。CLS人脈というやつでしょうか。


今回、私はCLS三島らへんには、あわえ社の三宅さんと二人で参加しました。
三宅さんは、上に書いた真鶴のイベントを一緒に運営する方です。元と言えば、あわえさんとのご縁もCLS高知から始まっています。そのため、CLS三島らへんとCLS高知のご縁がここで繋がった感じですね。
三宅さんと合流した後は、入り口に設けられていた試飲ブースで三島のジンが振る舞われていたので、私も早速一杯いただきました。これは美味しいですね!


ジンの試飲の列に並んでいる間にCLS三島らへんが開会しました。私たちは、スタッフの皆さんがお揃いのTシャツや提灯で盛り上げる後ろから、するりと中に入場しました。会場は既に満席です。


まずは、「What is “CLS”?」というタイトルのセッションから。CLSのことをあまり知らない三島の方々に自己紹介も含めてのセッションです。

私もCLS道東こそ皆勤で参加していますが、発祥の地であるCLS高知には一度しか行ったことがありません。そのため、CLSについては語れるほどの知見は持っていません。
ただ、私にも分かるのが、コミュニティ・マーケティングの実践と交流の場としてCLSの内容が練り上げられて来たことです。
イベントを企画する際に、CLSで得た知見がどれだけ参考になったことか、私にとっても計り知れません。
三島の人たちにもCLSの趣旨が伝われば良いと願います。
登壇した川村さん、藤田さん、琴絵さん、ありがとうございました。


続いてのセッションは、「行動の連鎖を作る、コミュニティデザイン術」と言うタイトルで、CLSを創始した小島さんから。
点と点がつながり、それが線になり面になり、地域を巻き込んでいく。そういうコミュニティ・マーケティングの世界のトップランナーである小島さんからは、分かりやすい事例を含めて教えていただきました。
自分が普段考えていることを、伝わりやすく言語化していただく。私が普段、kintoneの導入支援の中で行っていることです。
ただ、私はコミュニティ・マーケティングについては言語化できていないことに気づきました。これは言語化が必要だと感じました。

もう一つ考えさせられたのは、本を出すことの強さです。その界隈で第一人者となるためには、書籍という形で世の批判の洗礼を浴びなければならない。
洗礼を浴び、批判を覚悟で登壇する方は本当に強いと感じました。

小島さん、ありがとうございました。


続いてのセッションは「CLSビフォーアフター #きっかけはCLS ぶっちゃけCLSに参加してみてどうだった?」です。
私の場合、参加してみてどうだった?は、以下の通りです。
・CLSに参加したことで、自分にとって旅好きの原点である道東がますます好きになった。
・旅をしながら仕事をするための知見を多く得られた。
・コミュニティ運営や立ち上げの事例は、先日弊社で主催した地域クラウド交流会の企画に活かせた。
・各地のkintone Café 参加とCLSへの参加は、地方に関心のある私と弊社としての認知に繋がった。

パネリストの皆さんもCLS道東やCLS高知をきっかけに人脈を作り、今回の登壇につなげておられます。
仕事しながら旅がしたい。人とつながりたい。そのような価値観で一致する皆さんが、その価値観を受け入れられ、さらにコミュニティで活躍できる場が提供される。それによって新たな自分の可能性に気づき、活動範囲を広げる。素晴らしいことです。

旅をしながら仕事をするワークスタイルは、私にとっては必要に駆られてのことでした。
毎日、同じ職場に出勤し、同じ職種の方たちとのつながりに終始する日々。旅がしたくても、土日に地方に向かえば渋滞に苦しむ。その苦しみからどうしても逃れたかったのです。
旅をしながら仕事をするノウハウを会得し、旅を通じて地方にきちんと還元するマインドを持つ。そうすれば、仕事と旅は両立できます。その実践者がたくさんCLSには集まっています。
私もCLSに参加する中で、自分にとって望ましい人生が目の前にある、と刺激を受けました。

この場には、同じ価値観の人が揃います。そのような同じ価値観の方が集まる場にひょいと入ることに抵抗がある。同調圧力を感じる。そういう人がいるのはわかります。
かつての私も同じでしたから。
20代30代までの私は、こういうコミュニティーへの参加が苦手でした。もともと躁鬱の揺れがあったので、躁状態の時はイケイケでコミュニティに入れるのですが、そうでない時は無理でした。
娘たちが生まれ、学童保育のパパ達との交流によって、徐々に情操が落ち着いた私。
当時は仕事が猛烈に忙しく、精神的には低空飛行の時期でしたが、コミュニティに救われました。
ただ、娘たちの成長につれそのコミュニティーも解体してしまいました。

私も鬱状態の時はコミュニティーが苦手と感じていたので、こうしたコミュニティーから距離を置きたがる人たちの気持ちも理解できます。
ですが、上に書いた通り、私の望む人生を送るためには、躁鬱だろうが関係なくコミュニティに足掛かりを作るしかありません。
私のような望みを抱く人は他にもいることでしょう。コミュニティのような場に出たがらない人たちの気持ちもよくわかりますが、一歩踏み出すことで人生は変わります。
私の今後はこういうコミュニティーに少しでも興味を持ち、人生を変える人を増やすためにあると思っています。
パネリストの藤田さん、中西さん、グラント愛さん、モデレーターの大橋さん、ありがとうございました。


続いては、三島市観光協会の西原会長からのご挨拶。
CLSのような新しいコミュニティーの取り組みと、既存の自治体、自治会、観光協会の取り組みは果たして対立するものでしょうか。
私は違うと思います。
新旧の仕組みを取り混ぜるのが本筋だと思ってます。
今回、こうして観光協会の方に登壇してもらったのは素晴らしいと思います。他の地域のコミュニティでも、地元の観光協会は積極的に巻き込み、参加を歓迎すべきだと思います。
西原会長ありがとうございました。


続いてのパネルディスカッション「越境がもたらす個人化とコミュニティへの効能
~依存と固定化からの脱却の為のヒント~」
は、今回のCLS三島らへんのメインコンテンツと言えるかもしれません。少なくとも私にはそうでした。

越境と言うキーワードは、私も今まで何度も目にしてきています。
今まで作り上げてきた自分の枠。その境目の外に超えることが越境です。自分の枠の外に活動範囲を広げることで、自分の知見とスキル、人脈は広がります。

私も越境によって人生が変わったと思います。
私自身の経験からも、越境をするかどうかによってその人の人生が変わるといってよいと思います。
一方、越境せよと言われてもそのやり方がよくわからず、勤め人の立場のまま悶々としている方も多いはずです。


越境の実践方法が各パネラーの皆様によって披露されました。
法政大学の石山教授は、社会人大学院の授業の最中に、リモートでつないでお話ししていただきました。
お話しされている以外の時間もリモートで接続していたようです。つまり、社会人大学院の授業にCLSのセッションを見聞するのふさわしいということです。

上でも書きましたが、本を書く人は本当に強いです。
研究成果を世に問い、世の批判に晒されながら、自らの論をブラッシュアップし続ける。研究者も本を出して世に問うてようやく一人前なのでしょう。私にとっても刺激になりました。

石山教授のお話しするスライドの内容もとても勉強になりました。
私自身が無意識にやってきたことが、このように言葉として表されると、より一層知識として定着します。
逆を言うと、コミュニティーに対する拒否感を示す方の言い分もより腹に落ちました。
コミュニティへの参加は決して無理強いするものではありません。それぞれの方が、自分の最も生きやすいやり方を選べば良いのです。ただ、残念なことにこうした方法で世に出られることを知らない方、またはコミュニティに対して偏見を持つ方もいます。もったいないことです。

先のセッションでも中西さんという実践者による越境を日本の伝統的な大企業(JTC)から試みる努力が紹介されました。ただ、既存の企業には企業の外に越境する動きについていまだに懐疑的、消極的であるようです。
コロナはリモートワークに市民権を与えました。そして、JTCであってもリモートワークを許容する流れが通じました。かつては異端児として肩身の狭かった働き方が珍しくなくなってきました。
このセッションの中でも、各地を自在に飛び回ったり、官民を超えて転籍し、三島へ移住して都内の企業で働く事例が紹介されました。多分、私も外から見ればそういう一人にみなされているのでしょう。


私が個人的に刺激を受けたのは、三島に蒸留所を作って活動するWhiskey&Co.株式会社を率いる大森さんのお話です。弊社は社名にアクアビットというお酒の名前を冠しています。私自身、蒸留所で働くことは若い頃からの夢でした。そして今、クラフトディスティラリーが各地にできていて、私も旅をした際には訪れ、自分の夢がさらに蒸留所設立にまで実現できるかもしれないとの希望を持っています。
大森さんによると、越境によってその地のインサイダーとして入れたとしても、あくまでアウトサイダーとしての視点を忘れない立ち居振る舞いとのこと。感銘を受けました。
もともとの越境のきっかけは人によってさまざまでしょうし、越境の実践方法もまちまちです。刺激となりました。
私も、個人としては越境してきたことで今があります。次は、私が構築した会社が、組織全体で越境するにはどうすればいいかを考えたいと思います。この先の生成AIの進歩の方向によっては開発会社というあり方では生きていけない可能性も考えておかないと。

前述のように、もしかしたら三島らへんに住んでいたかもしれない私。
町田に住む今、いろんなコミュニティに参加するようになりましたが、それはこの数年です。三島らへんに住んでいたら、もっと早く越境できていたかもしれない、という感慨を持ちながら、このパネルディスカッションを聞いていました。
今からでも、社会人大学院という越境も選択肢の一つとして認識できたのは収穫でした。
パネリストとインプットトークの石山教授、パネリストの大森さん、宇野さん、古地さん、小嶋さん、モデレーターの高嶋さん、ありがとうございました。


続いてのライトニングトークは、6名の方によるもの。三島らへんと名付けた狙いがビシバシと刺さりました。
CLS三島と名付ければ、三島の持つ街の課題に焦点が当たり、解像度も上がったでしょう。ただ、三島らへんと名付けたことにより、三島への解像度が落ちた一方で、周辺の街で様々な取り組みをされている方からの刺激や流入が三島をよりバージョンアップさせるかもしれない。そんな可能性に満ちていました。あらためて「らへん」とは秀逸なネーミングだと思いました。

三島、沼津、熱海、焼津、小田原、富士宮。どの土地も私は訪れたことがあります。ですが、LTの皆さんより紹介された取り組みは全く知りませんでした。あえて言えば熱海の復活を多少は知っていた程度でしょうか。

CLS三島らへんと、らへんを付けた意味がここに生きてきます。
もし、CLS三島という名前だったとすればどうでしょう。開催によって、確かに三島の魅力は向上するでしょう。ただし、三島だけ突出して魅力が増える結果になってしまいます。それも不自然です。
三島も含めた駿東地域、西湘や伊豆が盛り上がり、三島もそれに底上げされて盛り上がるのが理想です。だからこそ三島らへんなのでしょう。
よく考えてみると、CLS高知の高知とは、高知市ではなく高知県を指しているでしょうし、CLS道東は道東全体が対象で釧路市のみを対象にはしていません。そもそも、CLS三島では相応しくないのです。ただ、CLS駿東かCLS静岡というネーミングの場合、浜松は?小田原は?となってしまいます。だからこそ、三島らへんという言葉が効いてくるのです。素晴らしいですね。
ライトニングトークで話していただいた市来さん、土肥さん、小松さん、神田さん、宇田川さん、寺田さん、ありがとうございました。

ここに来て、私にとっても真鶴でイベントをやる意味が見えてきました。CLSよりも広い範囲ではなく、市区町村の範囲にあえて境を設けてみる。境を設けることで、越境の意味もより明確になる。

ここで、休憩の後、本来は大議論会に参加するはずでした。
が、その前の休憩で、私と三宅さんとで、真鶴のイベントに対する意見交換に熱が入ってしまいました。議論の間に、会場内では班決めがされ、議論が始まっていました。
なので、私も三宅さんと引き続き真鶴のイベントについて議論していました。
CLS三島らへんのスタッフの皆さんの熱気や一体感は本当に見習うべきものです。ここまでの組織を作り上げるのに、何回リアルで議論を続けてきたのでしょうか。真鶴のイベントでも負けないようにしなければ、と励みになります。


さて、集合写真を撮ってCLS本編は終了。
今回も学びになりました。



また、懇親会は同じ会場に料理がケータリングされまして。これがまた豪華!お酒も料理も!おいしくいただきました!
また、懇親会では本編では会話できなかった方々ともお話しすることができました。

残念ながら、私は二次会はパスして帰りました。というのも、数日前に登壇のご依頼をいただきまして、その登壇のタイミングがCLS三島らへんの三日後だったのです。登壇資料が全くできておらず、帰ってからかなりの割合を仕上げました。

その代わり、翌日の日曜日はアウトプットの必要を、それも本という形で世に問うことの重要性を感じたので、文京区の森鴎外記念館を訪れ、いろいろとインプットの続きをしてきました。

また、来年のCLS三島らへんには可能な限り参加したいと思います。
皆様、ありがとうございました。


2024年7月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括

7月。

今月は、山梨全域を巡り、山梨の皆さんとのご縁を深めた後、長野に避暑に行き、車中泊を敢行した月です。
そして、三島を散策。
さらに、都内の荒川、文京、千代田、中央と歩いた旅。
またまた、都内の豊島、文京と歩いた旅。
最後に月末の北海道の旅。この五つに尽きます。

全ては仕事に絡めた旅ですが、熱暑の東京を少しでも逃れられたことでは有意義な旅となりました。

体が動くうちに、どこまで旅ができるか、新しい体験ができるか。新しい光景が見られるか。
気力のあるうちに、新しい自分の道を切り開きたいと思います。

旅は仕事とセットです。仕事をしながら、旅をする。そのノウハウをいかに実現するかが私の人生のテーマです。
が、まだ私の理想にはほど遠い毎日です。
今月も仕事に追われる状況には変わりがありません。ただ、伴走開発の案件西することによって、作業の割合が少しずつ減っています。
それらは、旅ではなく出張ですが、その中でどのようにするかをより開拓していきたいと思います

年齢による疲れを感じています。もう、昔みたいに存分に縦横に動けなくなりつつあります。
昨年でついに50の齢を迎えた私の人生が、少しずつ下り坂を迎えていることをひしひしと感じています。
私に与えられた時間は有限です。ますます残り少なくなっています。
残された時間を少しでも有意義にしなければ。
もう誰と比較するとかではなく、自分自身の残り時間との戦いです。人がどうではなく、自分自身が納得できるように生きるにはどうすればいいか?

生きていること、生かされていることのありがたみ。
それを常に忘れぬようにしながら、充実した日々を送りたい。
皆さんと私の思いは同じです。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちをフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

今月は家族とは一回お出かけしました。妻とは二回、妻と長女とは四回、妻と次女とはゼロ回、長女とはゼロ回、次女とはゼロ回。


§  月表

 ・七月お出かけ
リンガーハット、宝仙寺、ジョナサン、ゆで太郎 もつ次郎 中野坂上店、多摩境天然温泉 森乃彩、EKITERIA PRONTO、大和市文化創造拠点シリウス、ロイヤルホスト、EKITERIA PRONTO、QBハウス bono相模大野店、町田市役所、道の駅 どうし、セブンイレブン 山梨山中湖平野店、平野の浜、車屋うどん、田原の滝、田原神社、十日市場駅、富士河口湖町生涯学習館、道の駅 かつやま、セブンイレブン 笛吹八代南店、小瀬スポーツ公園、JIT リサイクルインク スタジアム、ローソン 甲府上今井町南店、ビッグボーイ、セブンイレブン 韮崎円野店、JR鉄道最高地点、鉄道神社、幸せの鐘、喜峯ヶ丘公園、野辺山駅、千ヶ滝、山梨の木、信濃川上駅、森の駅 マルシェかわかみ、川上村役場、ふじもと、佐久広瀬駅、海尻駅、諏訪神社、医王院、海尻城跡、北国の春歌碑、松原湖駅、佐久海ノ口駅、湯元ホテル 和泉館、CoCo壱番屋、いちご畑、ドトールコーヒーショップ仲町台駅前店、実物大ユニコーンガンダム立像、torikai express、Zepp DiverCity長寿韓酒房 ダイバーシティ東京プラザ、ナチュラルグレース 県庁食堂、山梨県立図書館 かいぶらり、takeda street base、千成、三島市総合観光案内所、貝出汁らぁ麺 燈や 三島南口店、菰池公園、白滝公園、浅間神社、愛染の滝、三島商工会議所、道灌山遺跡、森鴎外記念館、森鴎外観潮楼跡、養源寺、安井息軒の墓、稲葉正勝の墓、東京大学 本郷キャンパス、正門、赤門、春日局之像、湯島天満宮、講談高座発祥の地、「新派」碑、努力 王貞治、都々逸之碑、イオシス アキバ中央通店、じゃんぱら 秋葉原 5号店、秋葉原カリガリ、Tully’s Coffee、デニーズ、鶴川駅 (OH25)、乃木坂駅 (C05)、36524、HUB、薬師池公園 蓮園、ちゃんぽん由丸、品川シーズンテラス、つるとんたん Udon Noodle Brasserie、麺や 天鳳 東中野店、マクドナルド西葛西駅前店、株式会社ジョイゾー、カラオケ BanBan 経堂店、セリア、シブテナスペース代官山猿楽、Vegewest、としま区民センター、ドコモショップ 池袋サンシャイン通り店、札幌軒、モスバーガー 鶴川店、香港亭 浅草店、浅草文化観光センター、ハラス屋、BOOKOFF 新宿駅西口店、くら寿司、大和市文化創造拠点シリウス、イノベーションスナックみらぼ、府中市立 中央図書館、セブンイレブン 多摩永山2丁目店、東京国際空港 (羽田空港) (HND)、たんちょう釧路空港 (KUH)、釧路フィッシャーマンズワーフ MOO、炉ばた 煉瓦、BUKU BUKU あわ家、スグレイス、釧路プリンスホテル、釧路港耐震旅客ターミナル、釧路フィッシャーマンズワーフ MOO、946banya、釧路 霧のビール園、かど屋、BAR 佐久間、そば処星の、釧路プリンスホテル、釧路市観光国際交流センター、ショッパーズ菱光、あいちょう 芦野店、激安スーパーヒロセ 睦店、茶路めん羊牧場、海鮮料理の食事処 やまかん、白糠漁港、たんちょう釧路空港 (KUH)、釧路駅、札幌駅、フェアフィールド・バイ・マリオット 札幌、上島珈琲店、大通公園、サイボウズ札幌オフィス、セイコーマート 倶知安南8条店、トリフィート ホテル&ポッド ニセコ、ようよう亭、レルヒ記念公園、ニセコ蒸留所、高橋牧場 ニセコミルク工房、sansui、大衆居酒屋 マルキュー商店、マックスバリュ 倶知安店、トリフィート ホテル&ポッド ニセコ、コメダ珈琲小樽運河店、小樽市水道局、バーガーキング小樽駅店、宮丘公園、白い恋人パーク、新千歳空港、成田空港

・七月ツイート
https://togetter.com/li/2410645

§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かける機会は、今月は一回ありました。



家族で有楽町のつるとんたんへ(7/18)。
私が品川に商談に行った際、家族に呼ばれて参加しました。

こうした家族と集まる時間の貴重さを最近実感しています。


§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で二回でかけました。

都内から帰ってきて、妻と家の近所のデニーズで夕食をともにしました(7/15)。
また、府中で待ち合わせて車で拾ってもらいました(7/25)。

今月はそれ以上に仕事を手伝ってくれるようになってくれていて、頼りになりそうです。

§  妻と長女とのお出かけ  妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は四回ありました。




まず多摩境天然温泉 森乃彩では、ちいクラオーガナイザーの大役を終えた妻を労りに(7/2)。
別の日にはロイヤルホスト府中店まで来てもらって。(7/4)
さらには、弊社メンバーで参加したkintone hive 2024 TokyoのかいじょうであるZepp DiverCityと懇親会の長寿韓酒房 ダイバーシティ東京プラザへ(7/9)。
また別の日には、モスバーガー 鶴川店で食事を楽しみました。(7/22)

家族が団結して何かを目指すのは、家族平和のあり方として1番望ましいと思います。


§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女との三人で出かける機会は一回もありませんでした。

次女は少しずつ成長しはじめています。今月から正社員となって働いています。仕事は楽しいようです。


私が北海道に行っている間に熱中症をおこして家に帰宅したそうですが、ちょうどその時、弊社のお客様がイカを送ってくださったらしく、次女がその場でさばいてくれたようです。調理師免許を持っている利点を生かしてくれたようです。

とても楽しく、人生と若さを謳歌しているようなので、親として安心しています。
読書もはじめ、いろんな本を読み始めているようです。私も東野圭吾さんの赤い指を勧めました。
家族とのイベントにも次女と参加してくれ、次女の彼氏も含めた家族との会話ができているのはありがたいです。


§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。

長女は昨年の4/1付けで雇用しました。
先々月からはとあるお客様の事務担当として週一度訪問し、社会の風にあたってもらっています。
最近は一人でいろんなイベントに顔を出してくれていますし、仕事で人の役に立てている手応えも感じているのでしょうか。積極的になってくれている頼もしい。

長女も次女も折を見て家族との時間を大切にしてくれています。
私への反発もエネルギーに変えてくれれば、親としては本望です。

昨年末をもって私の中では子育ては終わったと思っています。娘たちにはそれぞれを一人の大人として対し、手助けができるところは私から手を差し伸べていこうと思います。
私にできることは親の頑張る姿をみせることぐらいかな。

●私自身の五月(交友関係)

§  関西の交流関係 今月は先月たくさん関西を楽しんだ分、特にご縁はありません。でも、いつも心は関西に飛んでいます。


§  今月の交流 今月は、仕事に絡んだイベントが多かったので、飲みも含めた交流は比較的多めでした。

私の場合、公私混同の毎日です。私的な付き合いなのか、仕事をからめた付き合いなか、もうあまり区別できません。また、区別もしないようにしています。
皆さんとの交流は本当に楽しかったです。
















今月も皆様ありがとうございました。

●私自身の七月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、またしても書く時間が取れませんでした。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、今は書くための時間がありません。読んでからレビューをアップするまでの時間も二年数カ月に達しようとしています。
今、私のプライベートの時間がほぼなくなってしまっています。仕事をからめた交流があるので精神的には困っていませんが、一人の時間がないことは見直さなければと考えています。
レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は、私にとってワークライフバランスのバロメーターです。ワークに偏っている今の状況を早く取り戻さねば、とかなりの危機感を持っています。

以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。これも長い間アップできていないので、なんとかして時間を作らないと。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは4本(
システム39 十周年記念パーティーに参加しました。
第1回甲府地域クラウド交流会を主催しました(準備編)。
第1回甲府地域クラウド交流会を主催しました(当日編)。
kintone hive 2024 Tokyoに参加してきました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

6月27日 6月27日 信念を持って自分の言葉で語らないと人は来ない
6月28日 6月28日 山梨でこれから何ができるか
7月1日 7月1日 システム39 十周年おめでとうございます。
7月2日 7月2日 ちいクラによって得た自信
7月3日 7月3日 ちいクラは夜の街を元気にする
7月4日 7月4日 老害とひとくくりにするのは難しい。
7月8日 7月8日 都知事選の結果を受けて山梨へ
7月9日 7月9日 kintone hive で学んでほしいこと。
7月10日 7月10日 kintone hiveに弊社メンバーを呼んだ理由
7月11日 7月11日 kintone hiveにお客様を呼んだ理由
7月12日 7月12日 敢えて目立つ格好でイベントに参加し、印象づける。
7月16日 7月16日 CLS三島らへんへの参加で得た気づき
7月17日 7月17日 書くアウトプットのため、文豪の記念館に
7月18日 7月18日 栄冠も栄誉も名も求めない終活
7月19日 7月19日 自治会・町内会の価値
7月22日 7月22日 街歩きの魅力を仲間と
7月23日 7月23日 エフェクチュエーションは私に合っている
7月24日 7月24日 有事対応に規定規約は必要。
7月25日 7月25日 受け身ではなく、街に出よう
7月26日 7月26日 「共遊開発」という言葉を提案します。
7月29日 7月29日 コミュニティで自分を変えた人々から得る刺激

§  今月の読書 今月は10.5冊の本を読みました。内訳は、ミステリ0.5冊。ホラー二冊、SF四冊、エッセイ一冊、エンタメ二冊、スポーツ系一冊。

今月は、旅をすると言う点では満足ができましたが、それ以外の時間はかなり仕事に追われていました。お客様の元に行って開発すると言う仕事の割合が増えたため、です。移動時間も様々な作業が入ったため、読書の速度は芳しくありませんでした。
おはようLS同等であった皆さんも、CS三島であった皆さんも本を出したことで、世間に認知されています。私もリアルの本を出す必要があると強く感じました。

上にも書きましたが、次女が最近本を読み始めてくれているようです。
まずは東野圭吾さんのミステリー作品群から。本から得られるものは多いので、どんどんと本を読んでいってほしいです。

私が一昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、まったくそれが進んでいません。
仕事にかまけてしまっています。このことにもとても強い危機感を抱いています。このまま何も生み出さずに老いてしまうのでは、と。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞はゼロ本です。

「関心領域」は見にいきたいと思っています。行こうと思っていたうちに、あっという間に六月と七月が終わってしまいました。


§  今月の舞台 舞台については、今月は一本も観ていません。

妻が宝塚の代表を辞めてから三カ月が経ちましたが、その時についていた大輝真琴さんを甲府ちいクラにお呼びしたのは先月末です。
そちらでも動きがあったそうです。私はあまり関知していませんが。



§  今月の音楽 コロナが始まってから’70’sから活躍したアーチストの全曲を聞く活動を続けています。サンタナの全アルバムを順に聴いています。

他にもいろいろな音楽を聴いた月でした。


スナックジョイゾーに出た後、帰るのに失敗して、一人カラオケをしていました。採点モードにしたら90点台がたくさん出せたのは良かったです。
歌うってよいなぁ。

§  今月の美術 今月は美術については何かの進展があったわけではありません。


§  今月のスポーツ 今月は、スポーツはしていません。
トピックスとしては、町田ゼルビアが絶好調で、J1デビュー初年度にもかかわらず、まだ上位に居続けていることでしょうか。
また、お誘いいただいて、ヴァンフォーレ甲府の本拠地である小瀬のスタジアムに観戦に行ってきました(7/6)。サッカーの生観戦はやはり良いですね。

私自身、なかなか運動しようと思っていてもできていません。
私自身、最近体力がとみに落ちていることを感じています。
寝不足その他の原因でしょうか。仕事が忙しい中、どうやって体力を維持するか。
そろそろ体力作りに取り掛からないと、老年になってとんでもないことになりそうな気がしてきました。危機感を覚えています。


§  今月の滝 今月は三か所の滝を訪れました。「田原の滝(7/6)」「千ケ滝(7/7)」「愛染の滝(7/13)」


田原の滝は、都留市にあります。滝のそばには、松尾芭蕉の銅像や句碑も設置されていました。
かつては富士山からの溶岩によって川に段差ができ、それが侵食された滝として、知られていたようです。

ですが、関東大震災などの崩落と侵食が滝姿をかなり変えてしまったそうです。
今は、かつてのような景観は失われていますが、それでもだいぶ持ち直したようです。


千ケ滝は、野辺山高原の中にひっそりとある滝です。この辺は大規模なレタス畑が広がっていますが、八ヶ岳から流れる川の流れはいくつもの滝を形成しており、こちらの滝もその一つです。

世間では猛暑で騒がれている中、私も車中泊をした後で訪れましたが、この滝の涼しさは格別でした。


最後の愛染の滝は、枯れていました。そもそも人工滝のようですが、この周辺の水の豊かさから考えると、滝があったとしてもおかしくはないでしょうね。


§  今月の駅鉄 今月は八駅を訪れました。「十日市場駅(7/6)」「野辺山駅(7/7)」「信濃川上駅(7/7)」「佐久広瀬駅(7/7)」「海尻駅(7/7)」「松原湖駅(7/7)」「佐久海ノ口駅(7/7)」「倶知安駅(7/31)」



十日市場駅は、田原の滝を訪れた後に訪れました。田原の滝の滝の上を渡るように富士急行線の線路があります。その線路を渡った先が十日市場駅。
十日市場駅のからは線路の先に、今にも滝に落ちそうになっている川の流れが見えます。

この池はまた都留文科大学のキャンバスの最寄り駅でもあり、学生さん達が普段利用しているようです。

駅の風情も旅情をそられる小規模なものであり、私にとっても、思い出に残る駅の1つとなりそうです。



野辺山駅は10数年ぶりの再訪です。かつて友人と小海線から長岡、そして新潟と回った旅の途中で寄ったのを思い出します。
野辺山駅は言うまでもなく、日本で最も高い場所にある駅として著名です。

今回久々に訪れましたが、前回訪れた記憶があまり残っておりませんでした。そこで、今回はじっくりと駅の周辺を巡りました。
広さや駅の装いなど、隣の清里駅と同じく、1980年代にこの辺りを席捲したリゾートブームの栄華が残っていました。今は落ち着いたたたずまいになっています。


信濃川上駅はからの6駅は全て小海線。どの駅も日本有数の標高を誇る駅です。
川上村への入り口にあたるこちらの駅は、立派な待合室の駅舎が設えられてましたが、私が訪れた際、駅自体がお休みでした。つまり無人駅。
駅は夏の避暑地にふさわしい雰囲気をたたえていました。この駅が所属する川上村は町田市自然休暇村があり、娘たちもかつて修学旅行で訪れたはずです。
私もそのことを想いながら、村の中を訪問し、避暑地を訪れた気分に浸りました。


佐久広瀬駅は、信濃川上駅の隣にあります。五番目に標高の高い駅です。周りには畑しかなく、いわゆる秘境駅に数えらえるのでしょう。
駅舎もこじんまりとしているだけでなく、隣接して流れる川を向いているため、地図に記されていなければ駅であることすら気づきません。
旅情とはこういう駅を訪問して得られるものだと感じさせました。


海尻駅は、近くに海尻城を擁していて、かつての宿場町です。この駅も八番目に標高の高い駅です。
この辺りはレタス栽培が有名です。この駅の前にもレタスが栽培されていました。収穫の後なので、土壌を保護する白いマルチが目立ちます。川上村ではこの光景が村中に広がっています。
自動で音響で驚かせる機器が設置されていて、結構騒がしい駅として印象に残っています。


松原湖駅は、九番目に標高の高い駅です。小海町の避暑地として知られている場所ですが、駅はその賑わいからは外れてひっそりとしていました。
駅には路盤整理のためなのか、側線が敷かれ、白い路盤が目立っていました。
駅舎は八角形の形で小さいなりにおしゃれな雰囲気。リゾート地にふさわしいものでした。

丁度、訪れた時にハイランドトレインが通過していきました。


佐久海ノ口駅は佐久広瀬駅と海尻駅の間にありますが、当初通り過ぎてしまったため、帰りに立ち寄った駅です。六番目に標高の高い駅です。
駅のすぐそばに南牧村の庁舎やセブンイレブン、そして老人向けホームがあり、中心的な駅なのでしょうが、営巣中の燕が飛び交っている姿の方が目立ちました。
私はこちらの駅に立ち寄った後、すぐ近くの海ノ口温泉でお湯に浸かりました。気持ちよかったです。


倶知安駅は昨年も訪れました。前回は朝早い時間に到着しましたが、到着してすぐに駅前でレンタカーを借り、蘭越から島牧村の方に向かってしまいました。帰りも少し時間があったはずが、駅前のカフェで仕事をしていたため、じっくり写真を撮っていませんでした。
今回は夜に到着し、しかも直前まで雨だったので、昨年とは違う装いの駅が撮れました。
そして、じっくりと写真を撮ったのは一日を挟んで小樽への移動の前です。6時55分発の列車に乗るため、宿を早朝に出立し、駅には40分ごろに訪れました。
慌ただしい中でしたが、新幹線駅の建設は去年と比べて進んでいないように見受けられました。2031年に開業予定もすでに遅れることが決定的な状況です。あと何回か訪れて、近隣の駅は巡ってみたいと思います。


§  今月の酒楽 今月は飲む機会がまあまあありました。とはいえ、のべ十日間、十八軒のお店で飲みました。

長寿韓酒房 ダイバーシティ東京プラザ(7/9)
takeda street base(7/11)
三島商工会議所(7/13)
36524(7/16)
HUB(7/16)
株式会社ジョイゾー(7/19)
ハラス屋(7/23)
イノベーションスナックみらぼ(7/24)
炉ばた 煉瓦(7/26)
BUKU BUKU あわ家(7/26)
スグレイス(7/26)
946banya(7/27)
釧路 霧のビール園(7/27)
かど屋(7/27)
BAR 佐久間(7/27)
そば処星の(7/28)
ニセコ蒸留所(7/30)
大衆居酒屋 マルキュー商店(7/30)

酒の味や文化をこよなく愛する私としては、いくつかのお店をピックアップしておきます。
まずは「946BANYA」。こちらは、CLS道東の本編が開催され、日本酒やワインがふるまわれました。





続いてその夜の「BAR 佐久間」

ラフロイグがおいしかった。ご一緒した方もよかったです。

また、その後の「そば処星の」

この釧路海霧レモンサワーがおいしくて、翌日の大人の遠足でスーパーマーケット巡りをした後、一本買い求めました。

そしてその後に訪れたニセコのニセコ蒸留所で飲んだジンが最高でした。





§  今月の旅行 今月は、旅をした実感があります。
そもそもあまりにも暑いため、避暑しなければやってられなくなっています。
感動的な人とのご縁のありがたみもたくさん味わいました。

もう、その中で今月は八つの都道府県に足跡を残しました。
旅ができた点で満足の月でした。

まずは、山梨から長野への旅。

都知事選の投票日を翌日に迎えていたので、町田市役所で投票を済ませてから、道志村経由で山梨に入りました。



道志村から山中湖をぐるりと忍野村へ。そこから吉田うどんを食べ、田原の滝と十日市場駅。そして河口湖に立ち寄って御坂峠から小瀬スポーツ公園のヴァンフォーレ甲府の試合へ。
駐車場がいっぱいで車が停められず、少し離れた造成地で車を止めて競技場へ。ようやくここでサッカーが見られました。
中嶋さんご一家と観戦の後は、車で私が停めた場所まで送っていただいたのですが、なんと車が見つからない事件が。あまりに間抜けで汗顔の至りでした。

そこで車に乗った後、別の席で試合を観戦していたあかねさんから連絡があり、近くのコンビニで2時間ほど立ち話を。同じkintoneのユーザーへの提供側の物として、山梨のkintoneコミュニティを共に運営する仲間として、話す内容は尽きません。


さて、その後、甲府近辺のホテルはどこも満室。であれば車中泊を決行しよう。場所は野辺山辺りなら涼しいし、可能なはず。韮崎のビッグボーイでサラダをたらふく食べた後、夜の道を野辺山まで。


そして翌朝。小海線の踏切と列車の音で起こされました。

そこからは上に書いた通り、小海線の誇る全国屈指の標高駅を歴訪。合間に千ケ滝で涼み、川上村では村役場の横に併設された観光案内所でお話を。川上村が誇るレタス栽培の様子をつぶさに見て回りました。この辺り、とにかく景色が素晴らしい。




やまなしの木も訪れました。

ついでに甲武信ヶ岳の登山口も見つけましたが、駐車場で断念しました。
帰りはせっかくなので地元の焼肉店でランチを。
さらに医王院を参拝してから、その横の海尻城跡にも登頂しました。きのこが潤沢に生えていたのが印象に残ります。


さらに夕方は海ノ口温泉でお湯に浸かって汗を流しまして。涼しいとはいえ、今年の熱暑は汗ばみます。


帰り、小仏トンネルの渋滞の知らせを得たので、一宮御坂で高速を降りて、山中湖と道志村を通って帰りました。行きにも観た富士山が今度は夕闇濃く見えてくれました。

続いて、三島散策の旅。





三島はとにかく水の街ですね。かつて私も函南に妻の実家が山の家を持っていて、何度も三島を訪れました。

当時はコミュニティにも関心がなかったので、当時私が抱いていた三島への印象が、今回の三島訪問によってがらりと変わりました。
面白い蒸留所さんとも知り合えたし、三島にはまた来たいと思わせられました。

CLSの内容などは別の記事にアップします。

さらに、都内の荒川、文京、千代田、中央と歩いた旅です。

これは、前日のCLS三島らへんの影響を受けています。CLS三島らへんは夜のお泊りを断念しました。議員さんに依頼された勉強会の登壇資料を作る必要があったためです。
その分、翌日は少し時間がとれました。
さらに、喫緊の課題であるiPadの買い替えを行いたかったので、秋葉原に行こうと考えました。


千代田線で西日暮里駅で下車し、荒川区から台東区へ。さらに千駄木界隈から森鴎外記念館へ。
森鴎外記念館は、インプットとは、アウトプットとは、という前日のCLS三島らへんで受けた刺激もあって訪問しました。インプットとアウトプットのやり方を抜本的に見直さないと。
ここでは終活に関する森鴎外の覚悟も知ることができ、私としても違う方面からも影響を受けました。

さらに養運寺へ。ここでは蚊に悩まされながらも、歴史上の偉人たちの墓を詣でました。


その後は東大の横を歩いて湯島天満宮へ。
そして秋葉原へ訪れたのですが、私が望むiPadは中古にしては私の想定より高く、購入を断念しました。
カリガリでカレーを食せたのがよかったです。

つづいては、都内の渋谷、豊島、文京を歩いた旅です。
前日のスナックジョイゾーの帰り、代々木上原で腹痛に襲われ、トイレに籠っている間に電車が次々に行ってしまい、最後に乗れたのが経堂止まりの最終。
経堂駅で降りた後、泊まる場所もないのでカラオケボックスで朝まで過ごそうと思いました。寝てもよかったのですが、興がのって朝まで歌ってしまいました。上に書いた通りです。



カラオケボックスからは5時に出されてしまいました。この日、午前に代官山のあるっこ展に行かなくてはならず、一度家に帰りました。そして、少し仮眠を。ところが、仮眠のつもりが寝坊してしまいました。慌てて家を出て一時間遅れであるっこ展へ。散歩を通して街を楽しむコンセプトの一般社団法人さんですが、私自身が昔から行っていることを一人の楽しみにとどめず、組織化していることがすごいと感銘を受けました。


その後、さきにあるっこ展を見に来ていた藤村さんと食事をとり、よもやま話を。



藤村さんとはkintone Café Tokyoに参加するため、渋谷で別れました。で、私はそのまま家にかえって睡眠の続きを撮るつもりでいましたが、せっかく渋谷に来ているので、どこかに行こうと考えました。
副都心線からそのまま乗り続け、池袋で思い立って下車。
駅前をぶらついた後、ドコモショップを見かけて立ち寄りました。iPadのスピーカーが前の日に繋がらなくなり、いよいよiPadの寿命が近づいています。そこでイヤホンジャックの掃除とバッテリの入れ替えをお願いしようと思ったのです。ところが、iPadの修理は駅の反対側の池袋サンシャイン通り店でないと受けていないと。
そこで反対側のサンシャインシティに向かいました。

そこでは修理がもうできないといわれたのですが、その替わりに新品のiPad mini 6があるといわれ、即決しました。
そこで数時間、手続きなどをしました。そのついでにすぐに充電が切れてしまうため役に立たなかったAndroid端末も新調しました。



懸案が解決したことで踊るように池袋を出て、都電荒川線から新大塚、そして茗荷谷へ。ここで飯を食って帰ろうと思ったときに目についたのが札幌軒。ここ、入ってみて知ったのですが、丼の世界では有名なお店で賞状がたくさん。食べた「男の肉丼」のニンニクががっつり効いていてめちゃくちゃおいしかったです

最後に月末の北海道の旅。



羽田から空路へ釧路へ。
そしてバスに乗って到着したのが煉瓦亭。今までMOOのそばにあるこちらのお店は気になっていましたが、今回初めてお店の中に入りました。
いきなり北海道の海山の幸がたくさん。たまらないですね。
その後も二次会まで。


翌日、作業があったのでホテルでこもっていました。が、13時からのCLS道東の前に、外観だけでも釧路港の岸壁に泊まっている「ましゅう」を見ておこうと思ったのです。昨晩きいていた情報によると、12時から13時までは館内見学の対象外だと。ところが、私がいくとその時間も入れるというではありませんか。そこで、中を見学して回りました。

広いし、今後はわが国の状況から補給艦の活躍する場は増えるはずです。覚えておこうと思いました。

その後のCLS道東については別のブログにアップします。
懇親会は四次会まで釧路の夜を堪能しました。


その状態で参加した翌日の大人の遠足もとても素晴らしかったです。


まずはCLS道東のセッションでも登壇いただいた釧路の地場スーパーの訪問です。「ショッパーズ菱光」「あいちょう 芦野店」「激安スーパーヒロセ 睦店」です。3件ともに店舗の内装や雰囲気、品そろえがそれぞれで、とても面白かったです。海鮮物の安さや酒類は強烈です。
この企画はとても素晴らしいと思いました。



さらに私たちはバスで白糠町へ。「茶路めん羊牧場」へ。武藤代表直々に羊のことをさまざまなに教えてくださいました。

続いては白糠町の「やまかん」さんへ。ここもおいしかった。料理もキャンセルが出たため、少し余りましたが全員でもりもりと完食。普段は目の前に広がる太平洋がとても美しいようですが、大広間の壁に様々な言葉の額が掲げられていたのが印象的でした。


食事の後、近所の白糠町の中心部にある厳島神社の例大祭の神輿が担がれているというので歩いて見にいきました。
人手不足とはいいながらも、道東の各地の担ぎ手でしょうか、集まって神輿を担いで街を練り歩いています。人も大勢集まってきていて、過疎地に指定されている街がまだ復活できるのではないかとの希望が湧いてきます。


その希望を実現するため、白糠町で新たな漁業に挑んでいるのがimmueさん。黒田社長直々に港の施設に案内いただきました。
ここでは寒ブリを水揚げ後、本州のブランドブリに負けないような品質維持の仕掛けをしている現場を見せてもらいました。



すると、ちょうどその時、町からやってきた神輿が海に向かってザブリと入水する現場に遭遇しました。

なんという偶然のタイミング。


さらに私たちはimmue社の本社オフィスにご案内いただきました。
ここではブリの加工の現場です。私も弊社のお客様のジビエの加工場を拝見したことがあったので、とても興味深く見ることができました。

ここで遠足は終わり。途中、釧路たんちょう空港によって、何人かはおりました。私は続いての釧路駅前で下ろしてもらいました。


夜、19時発の「おおぞら」に乗って札幌へ。すると通路を挟んで反対側には遠足まで一緒だった小田原の渡邉さんが。
札幌で降りる間際、会話して次につなげられました。

帰り、スーパーで買い求めた食品たちおなかを満たしました。

面白いのが、私たちがスーパーを巡っている時、家からlineで連絡がきました。弊社の十勝のお客様からイカが届いたというのです。
スーパーで何か買って帰ろうか迷っていた時だったので、とてもタイミングが良かったです。ちょうどその時、次女がたまたま帰ってきていて、慣れた手つきでイカをさばいてくれたり。




さて、札幌で一泊した私。翌日は雨の札幌の街を巡ります。雨でしたが、もともと仕事の予定なので苦になりません。
朝から商談をこなし、その後はカフェで弊社の定例会議などを。さらに午後からはサイボウズ札幌オフィスで夜まで作業させてもらいました。大通公園や狸小路など、札幌に不慣れな身としてはこれだけで十分に観光になりました。

夜は倶知安に向けて出発しました。


一日目、午前はオンラインで商談をこなした後、午後からお客様と倶知安からニセコをご案内いただきました。

朝は羊蹄山が曇っていましたが、午後は見事な晴れ間が。羊蹄山が美しい。



連れて行っていただたニセコ蒸留所ではジンの味に感動しました。
ここは上に書いた通りですが、今後が楽しみな蒸留所です。


さらには高橋牧場でも見事なひまわりと羊蹄山の取り合わせに感動しました。
その後はホテルでうち合わせを行い、さらに夜は酒席を一緒にさせていただきました。




翌朝、午後から札幌で宣材写真の撮影のスケジュールが入った私は、9時と11時からのオンラインミーティングをこなすため、6時55分の倶知安発の列車に乗り込みます。
そして、小樽のコメダ珈琲で1件目のオンラインミーティングをこなした後は、山手の水道局でマンホールカードをもらい、さらに小樽駅のバーガーキングで2件目のオンラインミーティングに臨みます。



そして小樽から発寒へ。発寒からタクシーで宮丘公園へ。ここで宣材写真の撮影です。すでに汗でずぶぬれでしたが、カメラマンさんにたくさんの写真を撮ってもらいました。
そして、16時から宮の沢で商談があったので、それまでの時間を白い恋人パークのカフェで過ごしました。


そして無事に商談を終えた後、ぎりぎり新札幌経由でぎりぎり新千歳空港の搭乗手続きに間に合いました。慌ただしい時間でしたが、翌日のお客様へのお土産と家族への土産だけ購入し、成田に帰れました。そこからスカイライナーで夜中に帰宅。

来月もまた旅ができるようにがんばります。

今月、足跡を残した地は以下の通り。
東京都
 町田市、多摩市、中野区、府中市、江東区、荒川区、文京区、台東区、千代田区、中央区、港区、新宿区、江戸川区、世田谷区、渋谷区、豊島区、大田区
神奈川県
 横浜市旭区、大和市、相模原市南区、相模原市緑区、横浜市都筑区、藤沢市、川崎市川崎区
山梨県
 道志村、山中湖村、富士吉田市、都留市、富士河口湖町、笛吹市、甲府市、甲斐市、韮崎市
長野県
 南牧村、川上村、小海町
静岡県
 三島市
北海道
 釧路市、釧路町、白糠町、札幌市中央区、札幌市北区、小樽市、倶知安町、ニセコ町、札幌市西区、千歳市
千葉県
 成田市


§  今月のその他活動 
・公園は七か所。「小瀬スポーツ公園(7/6)」「喜峯ヶ丘公園(7/7)」「菰池公園(7/13)」「白滝公園(7/13)」「薬師池公園 蓮園(7/17)」「大通公園(7/29)」「レルヒ記念公園(7/30)」

・美術館はゼロカ所。

・駅は八駅。「十日市場駅(7/6)」「野辺山駅(7/7)」「信濃川上駅(7/7)」「佐久広瀬駅(7/7)」「海尻駅(7/7)」「松原湖駅(7/7)」「佐久海ノ口駅(7/7)」「倶知安駅(7/31)」

・滝は三カ所。「田原の滝(7/6)」「千ケ滝(7/7)」「愛染の滝(7/13)」

・温泉はニカ所。「多摩境天然温泉 森乃彩(7/2)」「信州・海ノ口温泉 湯元ホテル 和泉館(7/7)」

・山は一山。「愛宕山(7/7)」

・酒蔵は一か所。「ニセコ蒸留所(7/30)」

・神社は五か所。「田原神社(7/6)」「鉄道神社(7/7)」「諏訪神社(7/7)」「浅間神社(7/13)」「湯島天満宮(7/14)」

・寺は三寺。「宝仙寺(7/2)」「医王院(7/7)」「養源寺(7/14)」

・教会はゼロカ所。

・史跡は十一カ所。「JR鉄道最高地点(7/7)」「山梨の木(7/7)」「北国の春歌碑(7/7)」「森鴎外観潮楼跡(7/14)」「安井息軒の墓(7/14)」「稲葉正勝の墓(7/14)」「春日局之像(7/14)」「講談高座発祥の地(7/14)」「「新派」碑(7/14)」「努力 王貞治(7/14)」「都々逸之碑(7/14)」

・博物館は一か所。「森鴎外記念館(7/14)」

・遺跡は一カ所。「道灌山遺跡(7/14)」

・城は一城。「海尻城跡(7/7)」

・灯台はゼロカ所。

・動物園はゼロか所。

・水族館はゼロか所。

・土木遺産一か所。「佐伯橋(7/6)」

・マンホールカードは五枚。「山梨県富士河口湖町(7/6)」「山梨県富士河口湖町(7/6)」「静岡県三島市(7/13)」「北海道札幌市(7/29)」「北海道小樽市(7/31)」

・ダムはゼロカ所。
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。

なお、昨年の夏ごろから信長の野望 出陣でアカウントを作り、様々な場所を巡っています。市区町村ごとに完全に訪れると制覇ができます。
遠征という機能を使って制覇したのではなく、実際に訪れた場所で制覇した市町村について、ここに記しておきます。
・長野県北安曇郡白馬村 2023/11/12
・長野県北安曇郡小谷村 2023/11/12
・山梨県南都留郡山中湖村 2023/12/16
・神奈川県足柄下郡真鶴町 2024/1/25
・福島県双葉郡富岡町 2024/5/5
・福島県双葉郡広野町 2024/5/5
・東京都狛江市 2024/5/6
・神奈川県愛甲郡清川村 2024/5/12
・東京都稲城市 2024/5/25
・山梨県南都留郡忍野村 2024/7/6
・長野県南佐久郡川上村 2024/7/7
・長野県南佐久郡南牧村 2024/7/7
・山梨県南都留郡道志村 2024/7/7

私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月も仕事にからめてですが、バラエティ豊かな移動ができました。この地球にはまだまだ無限に行くべき場所があります。
少しでもこうした場所を訪れてから死にたい。私の人生の残り時間のなかでどこまでの旅ができるか。

加齢によって日々、気力は減退していきます。人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選びます。私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。一昨年の秋にはハイキングのつもりが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。

死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。そのためにもこうして書き残しておこうと思います。

今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す。だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもらず、一人でも旅を敢行したいと思います。
もちろん、一昨年の秋に遭難した経験は忘れてはなりません。命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もせず命を枯らすよりはましです。
家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。

そう思い、訪れた場所で心の赴くままに俳句を詠んでいます。今月は俳句を20句。いずれもツイートまとめに載せています。

一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月も自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。
頼りない経営者であり父であり夫であるにもかかわらず、家族が常に一緒に行動してくれることに感謝します。


2024年7月のまとめ(法人)


令和六年七月。

早くも年度が始まって四ヶ月が終わろうとしています。
おかげさまで昨年被ったダメージをふっ切るように売り上げは順調です。案件の引き合いが順調といった方が正しいかもしれません。
失注は覚悟の上で大幅に単価を上げたにもかかわらず、ご発注いただけるのはありがたいです。

ただメンバーを雇おうと思っているところですが、まだそれは時期尚早かと思います。ここで雇ってしまうと、昨年と同じ轍を踏んでしまうので。

システム開発だけでなく、ちがう方面の取り組みにも精を出しています。

達成度6割。達成感6割。満足感7割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。


●弊社の業績

§ 総括 七月度の売上は目標を下回りました。

とはいえ、何とか赤字にはならないギリギリのところには達するようになっています。

案件の引き合いは相変わらず途切れません。しかも、規模は上がっています。

kintoneの値上げがサイボウズ社から発表されたにもかかわらず、ありがたいです。弊社のkintone界隈での存在感も定着してきたのでしょう。これも本当にありがたいことです。
うちのメンバーも頑張って学んでいますし、成長もしています。
はやく、各メンバーの力を足し算から掛け算にしていかなければなりません。

ただ、メンバーも弊社で定着し、この過酷な世を乗り切ろうという気になってくれています。上に書いた通り、kintoneの認知度とそのエコシステムの中でのj弊社の認知度が上がっているためだと思います。各自が自分にせられた仕事を何とかこなそうと前向きになっているのはありがたいです。
試験を受けたり、積極的に集まりに出向いたり。地域クラウド交流会を成功させたり。

少しずつ会社を経営するに当たっての力点のメリハリも自分なりにわかってきた気がします。
経営者の立場から見たメンバーは、改善をお願いしたい部分や伸ばしてほしい部分があるのは確かです。ただ、そこはぐっとこらえたいと思います。なるべく安定させ、かつ負担を感じさせないように。

ただし、その分私がお客様の育成、寄り添いなどに追われているのが今です。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。

・弊社代表が「はくばくスペシャルマッチ」で観戦しました(7/6)。
・弊社代表をはじめ五名が「kintone hive 2024 Tokyo」に参加しました(7/9)。
・弊社代表が「遠隔操作とDX 〜デジタル変革をリードするスタートアップ企業とのマッチングイベント〜」に参加しました(7/11)。
・弊社代表が「CLS三島らへん」に参加しました(7/13)。
・弊社役員が「札幌地域クラウド交流会」に参加しました(7/13)。
・弊社代表がSORACOM UGの皆さんとの懇親会に参加しました(7/16)。
・弊社代表が「立憲民主党若者組織りっけんユース研修会(探求コース)」の講師として登壇しました(7/17)。
・弊社代表が「スナックジョイゾー」に参加しました(7/19)。
・弊社代表が「あるっこ展」に参加しました(7/20)。
・弊社代表がイノベーションスナックみらぼに参加しました(7/24)。
・弊社総務人事担当がトヨクモUCNightに参加しました(7/26)。
・弊社代表がCLS道東前夜祭に参加しました(7/26)。
・弊社代表がCLS道東に参加しました(7/27)。
・弊社代表がCLS道東 大人の遠足編に参加しました(7/28)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

ただ、今や弊社も開発案件の割合を下げると決めています。
私がお客様のサポートに入った後、こぼれ落ちた開発をうちのメンバーが担う運営に変えつつあります。

パートナーに対してお願いすることも減るでしょう。今は一度、タスクを整理する時期だと思っています。


§ 開発案件 今月は九割八分の開発案件がkintoneがらみでした。

kintoneはますます盤石の地位を築いていくでしょう。
先月末にサイボウズ社より値上げのお知らせがありました。が、値上げに関して弊社には影響はありません。
元々、安すぎた弊社の単価を昨年のうちに挙げておいたのが功を奏しました。
単価アップの効果が少しずつ経営に好影響をもたらしている今、なおさらそう思っています。

ノーコードツールとしての盤石の地位を築いたkintoneは、カスタマイズ開発の余地がまだ残されています。
が、プラグインやサービスを駆使してお客様が求める業務を実現したほうが顧客満足度が高くなることを知りました。
弊社は手を動かさずにお客様に開発を行ってもらう開発手法をここ数年「伴走開発」と呼ぶようになっていますが、先月、「伴走開発」という言葉は誤解を受ける可能性があるからやめた方がよいと助言されました。
7月26日 「共遊開発」という言葉を提案します。

上のnoteにも記載した通りです。
昨年秋にサービス開始した「Go! Do! WithU」を「共遊開発」と名付けて展開したいと考えています。「伴走開発」のように語呂がよく、言いやすい言葉なので、広めていきたいと思います。

先月末、28日にジョイゾーさんのシステム39の十周年記念パーティーにご招待いただきました。
私と同じ頃にkintoneに着目し、見事に企業を育てあげた四宮ご夫妻は、弊社にとっても学ぶべき手本であり、目標でもあります。
そうそうたるメンバーが集まったパーティーの希望は盛大であり、我々もこのレベルにきっとたどり着けるはずと言う希望が持てました。
その翌日には、甲府で弊社主催の地域クラウド交流会があり、kintoneエコシステムの世界に加わってくれた妻が頑張って成功しました。
その中では妻がサイボウズ社から正式に地域クラウド交流会のオーガナイザーとして認定されました。
弊社もようやく少しずつ企業の体を成し始めています。

昨年、以下のとおりに弊社の今後の業務の進め方を決めました。
・代表がお客様に入って共に実装に向けて努力する。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

少しずつ私が担当する案件に関しては回るようになってきています。
それをもう少し押し進め、弊社が受ける開発案件の割合を減らし、かつ定期的な開発案件は常に持っている状態に何とか落ち着けようと思っています。
一昨季まで安すぎた単価設定も大幅に上げました。
上げた単価をベースに受注も取れるようになりました。それが自信にもつながっています。

昨年に出したGO! DO! with-Uを共遊開発と名付けを変え、さらにアビットリンク、さらにk-Report帳票統合サービスも併せて、弊社の価値をより世間に訴えていく必要があると思っています。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

今年の一月、大きな荒療治を行って状況をリセットしました。
昨年度は赤字だったにもかかわらず、また持ち直し始める兆しはあります。

経営者としての未熟を痛感させられる毎日ですが、財務改善のためにまず取り掛からなければと考えた単価アップがうまくいきそうなので、もう少し耐え忍びます。
弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 三年前の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
この正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。

企業理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念
「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、代表の考え方の軸はぶれていません。たた、顧客のためにと思い単価が安すぎただけで。

弊社の活動内容に、地域活動やNPOやkintoneエコシステムへの関与と営業活動の両立を組み込みますが、それが元でメンバーに過度な負担をかけないように配慮しなければ。

昨年の4月より弊社に正式に加わってもらった代表の長女に人事・総務・経理の作業を任せました。
さらに、今月から名前のみの役員だった代表の妻にもチーム作りの担当として加わりはじめてもらっています。
先月末、弊社が主催したちいクラ(地域クラウド交流会)も妻と娘で準備をやり切り、当日も成功させてくれました。弊社が雇用を始めた際に来てくれたメンバーもちいクラの中で役割を担ってくれました。

今後とも、なにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約12回です。リアル共遊開発は三社様に対して4回、19時間。オンライン商談はざっと数えたところ約38回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約70枚です。

今月も様々な場所で商談を行い、交流を深めました。
案件に関わる部分なので、ここには詳しく書きません。が、いろいろと楽しみなご縁ができました。

先月末のシステム39 十周年記念パーティー。甲府地域クラウド交流会。
特に後者の成功は、山梨県内における弊社と役員の長井あづさの名を高めました。



今月は、引き続き山梨県内でのイベントで人脈の交流を深めました。
「はくばくスペシャルマッチ」でははくばくさんにお招きいただき、ヴァンフォーレ甲府の試合をホームスタジアムで観戦しました(7/6)。
「遠隔操作とDX 〜デジタル変革をリードするスタートアップ企業とのマッチングイベント〜」に参加し、山梨県庁、山梨中央銀行の皆さんや山梨の経済界の要人と交流しました(7/11)。
山梨に近い三島で開催された「CLS三島らへん」に参加しました(7/13)。





また、kintoneに繋がるシステム界隈の方々との交流も。
弊社代表をはじめ五名で「kintone hive 2024 Tokyo」に参加し、交流を深めました(7/9)。
また、SORACOM UGの皆さんとの懇親会に参加し、kintoneとIoTのご縁を深めました(7/16)。
「スナックジョイゾー」に参加し、kintoneエコシステムの拡大に尽力しました(7/19)。
そして、私が北海道に行って出られなかったので、弊社総務人事担当がトヨクモUCNightに参加し、トヨクモさんのエコシステムで知見と認知度を上げてくれました(7/26)。
サイボウズさんが立ち上げた地域クラウド交流会も、弊社役員が「札幌地域クラウド交流会」に参加することで、ちいクラ界隈の認知度を上げてくれました(7/13)。






さらに、北海道の案件の発掘もかねて、北海道にも向かいました。
・弊社代表がCLS道東前夜祭に参加しました(7/26)。
・弊社代表がCLS道東に参加しました(7/27)。
・弊社代表がCLS道東 大人の遠足編に参加しました(7/28)。
これら3つはジョイゾーさんとのご縁の強化にもつながっています。こうして地方のイベントに参加することで、弊社が全国単位で案件を手掛けるよという意志表示にもなっています。
実際、CLSの後は札幌と倶知安で3件の商談をこなしています。



最後に、新たなコミュニティへの参加です。
・弊社代表が「立憲民主党若者組織りっけんユース研修会(探求コース)」の講師として登壇しました(7/17)。
・弊社代表が「あるっこ展」に参加しました(7/20)。
・弊社代表がイノベーションスナックみらぼに参加しました(7/24)。
これら三つは全く新しいご縁であり、こうしたつながりが案件にもつながっていくはずです。

弊社が経営で苦戦していても、次々と案件を頂けているのはこうした出会いがあるからです。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。「はくばくスペシャルマッチ」(7/6)。「kintone hive 2024 Tokyo」(7/9)。「遠隔操作とDX 〜デジタル変革をリードするスタートアップ企業とのマッチングイベント〜」(7/11)。「CLS三島らへん」(7/13)。「「札幌地域クラウド交流会」」(7/13)。「SORACOM UG融資の皆さんとの飲み会」(7/16)。「「立憲民主党若者組織りっけんユース研修会(探求コース)」」(7/17)。「スナックジョイゾー」(7/19)。「あるっこ展」(7/20)。「イノベーションスナックみらぼ」(7/24)。「トヨクモUCNight」(7/26)。「CLS道東前夜祭」(7/26)。「CLS道東」(7/27)。「CLS道東 大人の遠足編」(7/28)




こうした対外活動こそは経営者としてやるべきことであると同時に、弊社メンバーにこの方向性を理解してもらう必要があります。
今年の年始の抱負として、登壇回数を36回と定めました。6月の時点で19回の登壇が果たせています。
先々月あたりから、弊社の総務人事経理担当が代表がいなくても積極的にこうしたイベントに参加するようになってくれています。とても心強いです。

もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向とずれていきます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうようにつとめなければ。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは4本(
システム39 十周年記念パーティーに参加しました。
第1回甲府地域クラウド交流会を主催しました(準備編)。
第1回甲府地域クラウド交流会を主催しました(当日編)。
kintone hive 2024 Tokyoに参加してきました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

6月27日 6月27日 信念を持って自分の言葉で語らないと人は来ない
6月28日 6月28日 山梨でこれから何ができるか
7月1日 7月1日 システム39 十周年おめでとうございます。
7月2日 7月2日 ちいクラによって得た自信
7月3日 7月3日 ちいクラは夜の街を元気にする
7月4日 7月4日 老害とひとくくりにするのは難しい。
7月8日 7月8日 都知事選の結果を受けて山梨へ
7月9日 7月9日 kintone hive で学んでほしいこと。
7月10日 7月10日 kintone hiveに弊社メンバーを呼んだ理由
7月11日 7月11日 kintone hiveにお客様を呼んだ理由
7月12日 7月12日 敢えて目立つ格好でイベントに参加し、印象づける。
7月16日 7月16日 CLS三島らへんへの参加で得た気づき
7月17日 7月17日 書くアウトプットのため、文豪の記念館に
7月18日 7月18日 栄冠も栄誉も名も求めない終活
7月19日 7月19日 自治会・町内会の価値
7月22日 7月22日 街歩きの魅力を仲間と
7月23日 7月23日 エフェクチュエーションは私に合っている
7月24日 7月24日 有事対応に規定規約は必要。
7月25日 7月25日 受け身ではなく、街に出よう
7月26日 7月26日 「共遊開発」という言葉を提案します。
7月29日 7月29日 コミュニティで自分を変えた人々から得る刺激

§ 年表

 ・七月お仕事

中野坂上で商談×2、ジョナサン中野坂上店で作業、二俣川で作業・打ち合わせ×6、EKITERIA PRONTOでオンライン会議×2、大和市文化創造拠点シリウスで作業×2、府中で共遊開発×2、横浜で打ち合わせ、横浜で拠点視察、ドトールコーヒーショップ仲町台駅前店で作業、Zepp DiverCityでkintone hive Tokyo、長寿韓酒房 ダイバーシティ東京プラザで懇親会、山梨県立図書館 かいぶらりで作業、takeda street baseでセミナー、三島商工会議所でCLS三島らへん、Tully’s Coffeeで作業、36524で飲み会、HUBで飲み会、品川で商談、マクドナルド西葛西駅前店で作業、スナック・ジョイゾー、シブテナスペース代官山猿楽で展示会参加、Vegewestで打ち合わせ、ドコモショップ 池袋サンシャイン通り店で作業、浅草文化観光センターで作業、浅草で共遊開発、新宿で商談、イノベーションスナックみらぼ、府中市立 中央図書館で作業、炉ばた 煉瓦で前夜祭、スグレイスで前夜祭二次会、946banyaでCLS道東、釧路 霧のビール園で懇親会、かど屋で懇親会二次会、BAR 佐久間で懇親会三次会、そば処星ので懇親会四次会、ショッパーズ菱光で視察、あいちょう 芦野店で視察、激安スーパーヒロセ 睦店で視察、茶路めん羊牧場で社会勉強、海鮮料理の食事処 やまかんで懇親会、白糠漁港で学び、札幌で商談、上島珈琲店でオンライン、サイボウズ札幌オフィスで作業、トリフィート ホテル&ポッド ニセコで作業、ニセコ蒸留所で社会勉強、高橋牧場 ニセコミルク工房で交流、SANSUI NISEKOで打ち合わせ、大衆居酒屋 マルキュー商店で懇親会、小樽でオンライン、宮丘公園でプロフ撮影、宮の沢で商談

§ ポストツイートまとめ
・七月ツイート
https://togetter.com/li/2410641


kintone hive 2024 Tokyoに参加してきました


7月9日に大阪のZepp DiverCityで行われたkintone hive 2024 Osakaに参加してきました。
https://kintone.cybozu.co.jp/jp/event/hive/

昨年も弊社はこのイベントにメンバーを連れて参加しました。
昨年と今年に比べ、私がメンバーをkintone hiveに呼んだ目的は同じです。
・今のkintone界隈の開発のあり方が従来のシステム開発のセオリーとは違っていることを感じて欲しい。
・kintone界隈のプレイヤーや開発者の知己を増やしてほしい。
・登壇される方々の成功事例を聞き、どういう方法であれば弊社としてkintoneを使ったシステム構築で価値が届けられるかを考えて欲しい。

特に最初に挙げたことは、kintone hiveに頻繁に参加されている方にとっては理解されていることと思います。
確かにkintone開発において、サービスやプラグインを使わずにカスタマイズして納品することは可能です。ただしそのやり方は、複数の案件が並行するにつれ、だんだん厳しくなってきます。私個人の感覚では、一人で並行できるのはせいぜい30案件が限界かと思います。
JavaScriptカスタマイズだけで、じっくり取り組めるような長期の開発案件は、弊社にはまだそれほど多くありません。もちろん、弊社でもいくつか安定的な継続案件は請けており、それらはJavaScriptでカスタマイズしています。
そうした案件は、弊社の経営の安定に寄与していますが、引き合いを頂くkintoneの案件の大半は、短納期でスポットの案件、つまり、金額的にも少なめな案件が多いです。
という事は、短いスパンで次々と実装を繰り返していく必要があります。複数の案件を同時並行でこなさねばなりません。その都度、JavaScriptでコーディングしていてはとてもこなしきれません。
そのトレンドを考えると、プラグインや各種のサービスを使いこなさないと経営の維持は難しいという結論に至ったのです。kintone開発をやっていくならば、ですが。
従来のシステム構築のやり方でキャリアを積み、実績を上げてきた方にとって、短納期で開発期間が短い案件を同時並行で複数行うことは考えにくいはずです。
ところがkintone開発ではそれが可能です。まさに価値観を変えるほどの違いです。

昨年にも増して、ローコード/ノーコードツールの定着が進んでいる昨今、技術者は複数の案件を同時にこなすことが求められるはずです。
今後もこの傾向は変わらないでしょう。もう後戻りはできません。一人がじっくりと開発に集中できる案件はそうそうありません。
であれば、新しいシステム構築のあり方を学ぶ機会は今しかありません。そうでないと、5年後には技術者としての生計が厳しくなっていきます。

そもそも、AIがコーディングのあり方を根本的に変革している今、技術者がいつまでコーディングしていられるのか。それすら心もとなくなりつつあります。

こうした技術者界隈の流れ、特にkintoneなどのノーコードツールに顕著なこの流れを、技術者ではない弊社役員の妻と総務・経理・人事を担当している長女にも理解してもらう必要があります。そこで、昨年から長女に、今年からは妻にもkintone hiveに参加してもらいました。
妻は、オーガナイザーとして甲府地域クラウド交流会(ちいクラ)を無事に成功させました。私が妻を地域クラウド交流会のオーガナイザーに推挙した理由は、kintoneエコシステムに本気で関わって欲しいという狙いがあったことは、先日のブログでも書きました。
そんな妻にとって、今回が初体験のkintone hiveがどのような効果を及ぼすのか。kintone Caféに初めて参加したのが昨年の春、Cybozu Daysも昨年秋が初めてだった妻は、そもそも技術者文化も知らず、kintone界隈の文化にも慣れていません。kintone hiveの雰囲気を体験したことを、今後の弊社の経営や活動にうまく生かしてほしいと考えました。
その成果を、どのように弊社メンバーのモチベーションの向上につなげていくか。

今年も弊社は集合時に全員が揃うことに失敗しました。
一名が集合時間に遅れたため、4名で会場に入りました。終わり間際に遅れてきたメンバーとは合流できましたが、途中で1人が家庭の事情で帰ったため、今年は5人揃っての写真撮影はできませんでした。その代わりに、4名が揃った飲み会の写真を後で掲示します。

さて、kintone hive 2024 Tokyoが始まります。
先日のkintone hive 2024 Osakaにも参加した私ですが、東京ではどのような方が事例を共有してくれるのか楽しみでした。


今は多様性の時代です。サイボウズ社もまた多様性を前面に打ち出しています。
つまり、東京であろうと地方であろうと差はありません。
全国各地の予選のkintone hiveはレベルが高く、東京が情報優位だった時代は昭和で終わった象徴のようです。
どの地域の代表者がCybozu Days 2024のkintone AWARDで勝つか、全く予想ができません。


今年、進行を担当されるのはサイボウズの沖さんです。
各地のkintone hiveでは、サイボウズのそれぞれの地域の方が見事に司会進行を務めてくださっています。
今回もありがとうございました。

そして、沖さんからのご説明の後、いよいよ登壇者が続きます。


株式会社アクタス 青松さん、小鎚さん


アクタスさんは、ヨーロッパを中心とした家具、テキスタイル、インテリア小物全般の輸入販売を行っており、中古家具の取引もされているそうです。
https://www.actus-interior.com/


案件ごとに15の工程が必要という複雑なフローをどうするか。
kintone兄弟と社内で並び称され、社内にkintoneを広めたお二人がタッグを組み、活躍するまでのお話です。


社内で孤独なkintoneのアーリーアダプターとして活動していると、仲間が欲しくなる瞬間があります。そんな一人で頑張る方を見て、周りの賛同者が次々増えていく。私たちはこんな光景をこれまでにもkintone hiveやkintone AWARDでたくさん見てきました。

まさにこのお二人もそうです。
孤独に戦っていた頃から、社内の業務システムの担当者が必要性を感じてkintoneに賭ける。そして二人の先駆者がタッグを組んで社内に新たなムーブメントを巻き起こす。まさにkintoneやサイボウズ社が掲げるチームワーク溢れる社会とは、こういう最強のつながりから広がっていくはずです。

冒頭の登壇なので、少々緊張していた様子が見えましたが、私たち観客には二人のチームワークの思いがしっかり伝わりました。


インデックス株式会社 牧さん


続いては面白い案件です。建設業のプロジェクトマネジメントを専業とする会社がkintoneを導入する事例です。
https://index-group.co.jp


建設現場では、工期が順調に進んでいるか。予算や工程管理が予定と実績で乖離していないか。プロジェクトマネジメントを行う上で、さまざまなツールがあります。一方で、そうした作業が定型化できるようでできないところが、プロジェクトマネージャーの悩みだと思います。
そんな悩みを自分たちでkintoneを用いて工夫することで、チームワークを社内に根付かせた事例です。
プロジェクトマネジメントの会社は、自社に知見がある分、さまざまなDXのためのシステムを導入します。
そのDXのためのシステムが投資した費用に比例する効果が出ていないと知るや、牧さんは現場が使いにくいという不満を汲み取り、社長に熱を込めて直談判し、社長からkintone導入の決済を勝ち取るのです。まさに熱意こそが会社を変える良い事例です。

私もお客様との商談の際、ここぞというときに熱を込めます。すると相手にも伝わるんですよね。牧さんの熱意も同じだと思います。社長にその熱意が伝わり、見事kintoneによって社内が変わったという好事例でした。


ケアパートナー株式会社 橋本さん


3番目は、はっしーさんです。

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私ははっしーさんから事前に登壇する旨の連絡をいただいていました。
あちこちのkintone Caféでは、はっしーさんとは遭遇しています。こういうkintone仲間が、一念発起して晴れの舞台に立つのは本当に嬉しいことです。
ましてや、はっしーさんはこの10日ほど前に弊社が主催した甲府地域クラウド交流会にも神奈川から名古屋経由で足を運んでいただいたありがたさがあります。当然、私の応援にも熱が入ります。

今回は自己紹介からスイーツ食べ歩きの趣味をあえて外し、勝負モードで来ていました。


壇上ではっしーさんがお話しされたのは、データを蓄積し、それを活用するkintoneの本質に立ち帰った内容です。
私たち開発側にとっては、まずどこにkintone導入の価値を置くべきかが重要です。
言うまでもなく、kintoneを導入すれば終わりではありません。むしろそこからどう社内に浸透させていくかが重要です。
kintoneのシステム導入に終わりはありません。


その意味でも、はっしーさんの登壇内容は私たちに伝わりました。社内でもマイスターという制度を作り、はっしーさんに続いて社内でアプリ開発者を育てていく取り組み。その取り組みを推進するためにも、はっしーさんがまずこの場に立ち、皆さんに取り組みをアピールする。その姿勢こそが、社内のkintone浸透において重要なのだということですね。胸を打たれました。

さて、はっしーさんの登壇を終えて、一旦休憩です。
私もその場でお客様とお会いするなど、休み時間を有効に使いました。
今回のkintone hive 2024 Tokyoでは、弊社のお客様が4社計6名の方が参戦してくださいました。

noteにも書きました(7月11日 kintone hiveにお客様を呼んだ理由)が、お客様に弊社がkintoneエコシステムの中できちんと情報収集をし続ける会社であると示すことに加え、最も大事なのは、お客様自身がkintone hiveの場において成功イメージを自分のものにしてほしいことです。
今回、私の思いはおそらく伝わったのではないかと思います。


株式会社小善本店 小林さん、松川さん



さて、休憩が明けて登壇は続きます。のり。海苔です。海苔で世界に勝負する小善本店さんです。
https://kozen.co.jp/
海苔をコアビジネスとする会社さんがkintoneを使った事例です。しかも、基幹システムからすべてkintoneに乗せ換えたというから見逃せません。


基幹システムがあり、その周辺のシステムでkintoneを使う事例はすぐに想像がつきます。しかし、基幹システム自体をkintoneで構築する方が難易度が高いのは当たり前です。
販売、仕入、顧客管理、商品管理、売上請求、入金消込など。しかも今回の事例では生産管理までkintoneを使っておられるとか。大したものです。私も生産管理までkintoneを使うという事例は手掛けたことがありません。


スライドにはクリーンルームと思しき場所で壁に設置されたディスプレイを見ながら、皆さんがkintoneの画面で生産管理を行っている様子が見えます。
生産管理にkintoneを使うのは、なかなかの難易度の高さだと思います。
その取り組みを見事に成し遂げ、しかも新入社員が入社後間もなくデータ入力の仕事に投入され、それにもかかわらずその方がkintoneに可能性を感じ、このような場に登壇してくださること自体が、まさにkintone導入が成功した証でしょう。

弊社のお客様もこちらの小善さんをよくご存じだとか。私も一度訪問してみようと思いました。


株式会社成田デンタル 吉原さん


続いては吉原さんです。
https://www.narita-d.co.jp/

吉原さんも私には知己の方です。ただし、私にとって吉原さんはサイボウズ Office推しの方として認知されていました。
あれ?吉原さんがサイボウズ Officeではなくkintone推しで登壇しているとは、結構意外でした。


ですが、吉原さんの登壇内容を聞いていると、なぜサイボウズ Officeからkintoneに乗り換えたのか得心しました。サイボウズ Officeパッケージ版が終了するとのアナウンスは私も知っていました。実際、お客様のサイボウズ Officeをパッケージ版からクラウドに移行する作業を手掛けたこともあります。
ところが、クラウド版のサイボウズ Officeは300アカウントしか使用できません。つまり、社内でシステムを利用するにはアカウント数が足りないのです。だからkintoneに変えるしかありません。
そこからの巻き返しの流れが素晴らしかったし、おそらく吉原さんが会社の中で苦労し、kintoneを理解しようと努力した信念の強さを感じました。


個人的には、吉原さんがトヨクモNightで語られたフォームブリッジの見事な活用事例に感銘を受けていましたが、今回は敢えてそれを封印し、それ以外の導入において説得力を持った社内の風土作りや、社内カルチャーの変革を成し遂げたことが、皆さんに支持されて見事にkintone AWARDへの選出につながったのでしょう。
本当に誇らしいと思います。


司法書士法人NCP 山下さん、酒井さん


続いては「kintoneで全国行脚の旅」というパワーワードで登場したお二人です。
https://www.ncp-law.com/shihoushoshi/index.html

この言葉を聞いて、俺のこと?と思わずXでポストしてしまったら、また別の方がそれに反応するという反響が巻き起こりました。

山下さんのテンポのよいトークと酒井さんの掛け合いは、それだけで社内の導入のノリが感じられました。
やはり印象に残ったのが、全国の事業所にkintoneを導入するにあたり、zoomやマニュアル配布でやろうとせず、全国の事業所に直接伺って、説明するやり方をとったところです。


私たちもkintone導入に当たって、お客様への説明は必須ですが、私は可能な限りお伺いするようにしています。
今、そういう案件が増えたため、私から余裕がなくなっていることも事実です。が、お伺いしてkintoneを説明することの大切さは今も感じています。今回のNCPさんの事例を聞いて、そのことをあらためて感じました。

ちなみにNCPさんのkintoneポータルの画面が出ていました。こちらのアイコンを見て、長女がお客様のkintoneポータルを見やすくし、好評をいただいているようです。


東京電力エナジーパートナー株式会社 久保さん、櫻井さん

続いてラストを飾っていただくのは、東京電力さん。いわゆる大手ユーザーの事例です。
https://www.tepco.co.jp/ep/index-j.html

大手ユーザーだからこそ、考えなければならないことが多々あるはずです。
東京電力エナジーパートナーさんでも、2人から500人までアプリ作成者を増やすにあたって、多くの工夫ポイントが紹介されました。
まず、皆さんに丁寧にアプリの作り方を説明することで、アプリ開発へのハードルを下げたことです。さらにポータルの使い方を工夫することで、皆さんがさらに使いやすくなるような工夫が印象に残りました。


kintone導入にあたって、管理やガバナンスの問題は必須です。
例えば削減時間算出アプリといった工夫で、kintone導入へのモチベーションを下げないような工夫があり、これは取り入れてみたいと思いました。


年間で30000時間もの作業時間を削減するのは並大抵のことではできません。
また、ガバナンスについては導入支援社として、今後は提案にあたって必須のスキルとなっていくことでしょう。
私も勉強し続けなければならないと感じています。

さて、皆さんの登壇が終わったところで、休憩時間です。

私はこの時間も生かし、お客様と弊社のメンバーを繋いだりといった活動をしていました。


休憩明けには、壇上にサイボウズのかんちゃんと石井さん、筋さんが上がっています。キンコミについてです。

先日のkintone hive 2024 Osakaの場においても、キンコミについての同じようなセッションがありました。その時は私もキンコミにログインをしなければと思ったのですが、それ以降、一度だけアクセスした程度で、全然ログインができていません。活用もできていません。まずいなぁと思いました。
ただ、今回はうちのメンバーがその登壇を見てくれています。うちのメンバーがキンコミを使ってくれるのではないかと思いました。


そしてその後は投票タイム。吉原さんが関東地区代表として選出されました。改めて、おめでとうございます。
もちろん帰る前に東京会場限定のプリクラシールで写真を撮る事は忘れません。今回もたくさんの方と一緒に写真を撮りました。


そして夜は、うちのメンバー4名に加えて、たくさんの外部からの仲間が加わってくれて、総勢9名ほどで韓国料理のお店で飲み食いしてました。そのお店にはkintone hiveで参加されていた皆さんも集まっていたので、そういった方々とも交流を取りながらです。

うちのメンバーには、kintone界隈やkintoneエコシステムの交流の実態が理解してもらえたのではないかと思っています。

これも同じくnoteに書きました(7月10日 kintone hiveに弊社メンバーを呼んだ理由
 https://note.com/akvabit/n/n7e5242a699d9)が、うちのメンバーにもそういう交流をもっと行って欲しかったので、まずは狙いは成功だったのかなと思います。

今回お会いしたすべての皆様に感謝です。


第1回甲府地域クラウド交流会を主催しました(当日編)。


2024/6/29に甲府駅北口の山梨県立図書館にて、第1回 甲府地域クラウド交流会(ちいクラ)を主催しました。

さて、準備編に続いて、ちいクラの当日編の記事です。

前日、私はジョイゾーさん主催のシステム39 十周年記念パーティーにお招きされ、白金の八芳園にいました。(記事:システム39 十周年記念パーティーに参加しました。)。

私たち夫婦の部屋は前日から甲府のドーミーインで予約していました。
そのため、パーティから甲府に直行するつもりでした。朝から横浜、そして浜松町のお客様を大雨の中トランクをガラガラと引きずって巡礼し、最後に八芳園に向かいました。
八芳園さんではたくさんのお酒をいただき、良い気分で新宿駅に向かおうとした時です、まだ町田の家にいるから一緒に行かないか、と妻から連絡がありました。

お酒をかなり飲んでいるから運転できないけど、と言ったところ、それでもいいと言うのです。そこで、今日の相棒であるずぶ濡れトランクを小田急に乗せ、家まで一度戻りました。最初から家においておけばよかったのにというツッコミは不要です。
そして、妻の運転で出発しました。すでに午前0時近かったと思います。

かなりお酒を飲んでいたので、私はナビゲーターとして全く役に立ちませんでした。そもそも、妻は甲府へのドライブについては私よりも慣れています。
つまり、私はちいクラを控えた妻の不安を和らげるための話し相手として助手席に座りました。

今となっては妻の気持ちもわかります。
果たしてこの猛烈な雨は止むのか。本当に80人が来てくれるのか。予期せぬトラブルがあって、ちいクラ自身が中止にならないか。そしてもっとも肝心な皆さんからの評価は及第点をもらえるのだろうか?
そうした不安を和らげるために助手席に座った私の受け答えはかなり怪しかったと思います。何せ、へべれけ状態だったので。

それでも無事に夜中の2時頃に甲府に着きました。


そして翌朝、甲府の空は完全に晴れ上がっていました。
地面も空気も前夜の雨の湿気をふんだんに含み、武田神社のお堀の水は濁っていましたが、梅雨時期とは思えないほどの軽やかな晴天でした。

妻はサイボウズの永岡さんから『天気を晴れさせるのもオーガナイザーの仕事だからね』と釘を刺されていたようです。つまり、ちいクラの成功不成功を天候のせいにするなということです。
その通り。そこも含めて責任を取るのがオーガナイザーの心得です。オーガナイザーに限らずイベント主催者の全般に言えることですが。

ただし、当日晴れたからよいものの、前日のような土砂降りだと大変なことになっていたかもしれません。


私たちはまず、朝の武田神社に参拝に行きました。
もうここまで来たら、後は人事を尽くして天命を待つというお馴染みのフレーズで乗り切るしかありません。
参拝の結果、「中止!」という信玄公の天の声は聞こえてきませんでした。

空は晴れ、会場は予約済み。
ついでに書くと、2回目の会場もすでに予約済みでした。準備編の記事には書きませんでしたが、6月21日に開催された「よっちゃばれっ kintone 無尽」に参加する前、私は山梨県立図書館に立ち寄って2回目の甲府ちいクラの会場を予約していたのです。(この日はスケジュールを空けておいてください。2025/3/22)
準備編に書いた通り、来場者が80人を下回り、参加者からの評価が80%を切ると、2回目の開催は許可されないのです。つまり、今日はそもそも成功して、2回目を開催する以外の選択肢はあり得ません。
あとは人が集まり、評価をいただける内容にするだけです。

12時過ぎから会場の部屋で設営の準備を行う予定でしたが、山梨県立図書館内に併設されているカフェに先に入って準備を始めました。

私たちがカフェに入った時、既にジョイゾー社の小渡さんがいました。
小渡さんは前日のシステム39 十周年記念パーティーの仕事を終え、休む間もなく甲府にまで駆けつけてくださっています。本当に頭が下がります。
それだけではなく、今回のちいクラ開催にあたっては頼れるオーガナイザーの先輩として本当にいろいろとお世話になっています。もちろんスナックジョイゾーでも。
私は前々日の夜に、当日に投影するスライドの大部分は作り上げ、小渡さんに渡していました。

サイボウズの永岡さん(同じく昨晩のパーティー仲間)もやってきたところで、お二人(永岡さんと小渡さん)に対してスライドの内容を説明し、チェックしてもらいました。結果はオッケー。

そうしているうちに勉強会の講師として登壇してくださるサイボウズの中村龍太さんや、今回協賛として活躍してくださるGoodway社の藤野さんも到着。さらには妻の同期のオーガナイザーとしてお手伝いしてくださる新田さんが千葉から到着。さらに私の長女も町田から到着。
役者が揃ってきました。


会場設営はすでに始まっていました。もう応援し隊の方やスタッフの方もいつの間にかカフェを通り過ぎて会場に行っています。


かつてホテルの配膳の仕事をやっていたことがある私ですが、正直に言うと、こういう会場設営のような仕切力が必要とされる仕事は不得手です。
それでも、私もその中で可能な限り指示を出したり、質問に答えたりしました。もちろん、永岡さんや妻や先輩/同期オーガナイザーがいるから私が指示する場面はそうはありません。会場は順調に設営されていきました。


ここで身内ながら特記しておきたいのは娘です。ちいクラでは参加者や応援し隊の皆さんが配布したいチラシやパンフレットを参加者の皆さんに配ります。その紙媒体をビニール袋に封入する作業が当日の準備の段階で必要です。この仕切りを娘がやりました。
少し前まで、若者ならではの悩みに苦しんでいた娘の活躍に、親としては胸が熱くなった瞬間でした。


また、今回応援に来てくれた弊社メンバーも、ジョイゾー社の小渡さんから、ちいクラの配信投影担当としての心構えを教わっています。登壇される方の横で投影や配信の行う重要な役割です。
次回以降はこうした作業も弊社だけでやり切ることが必要です。普段はkintone開発が本業のメンバーですが、動いてくれてありがたい。


椅子が並び、チラシが封入され、受付も設営されました。

私は、投票所の設営を行うとともに、投票所担当の皆さんに投票で使うkintoneの使い方を説明しました。今回はあかねさんに投票所の仕切りを担っていただきます。


ここで特筆しておかなければならないのはジョイゾー社の矢地さんです。
なにしろ、今回のちいクラのために演奏をお願いしていたのですが、自分が弾き慣れている電子ピアノが良いと、わざわざレンタカーを借りてまで馳せ参じてくださったのですから。しかも矢地さんも昨日のジョイゾーさんのイベントでスタッフとして活躍されているにもかかわらずです。
本当にそのご好意には感謝です。会場が設営されている間に、ピアノの位置も設営し、小渡さんと2人で音響周りの設定を一生懸命されていました。
お二人には本当に頭が下がります。界隈のピアノマンと呼ばせてください。ありがとうございました。


会場設営も順調に進むうちに、徐々に参加者の方も来場してきてくださいました。
そして、勉強会が始まりました。サイボウズの中村龍太さんによる「エフェクチュエーションという考え方を学ぼう」というタイトルです。
私は龍太さんが共著者として名を連ねておられるエフェクシュエーションの本を持ち、すでに読了済みです。龍太さんがエフェクチュエーションを題材に登壇されている様子も拝見したことがあります。



ただ、この言葉を知らない会場の方にとっては少し難しく思われたかもしれません。
エフェクチュエーションとは、要するに事前に計画を立てて、予測に沿って事業を行うのではなく、臨機応変に着想やご縁を活かしながら事業を行うことが起業の成功には適しているよ、という考えです。
実はこの考えは、私にとってとても受け入れやすい考えです。私が好きな旅でも、事前に綿密に予定をたてて行動するより、その場のひらめきと直感に従って動く方を好みます。
あらためてエフェクチュエーションは好きな考え方だなあと思いました。龍太さん、ありがとうございました。

龍太さんが話している間にも着々と人数が増えていき、既に参加者の数は70人を超えました。80人を越えるのは間近です。

今回、第1回甲府ちいクラにあたっては、たくさんの方が多くの地域から来てくださいました。私が把握している範囲では、北海道、福島、千葉、東京、神奈川、埼玉、長野、静岡。もちろん山梨も。ある神奈川在住の方は、前日の名古屋のイベントに参加した後、塩尻経由で甲府に駆けつけてくださいました。湘南からスーパーカブに二人乗りで来られた猛者もいます。たまたま、アメリカから数日間、山梨に来られていた方にも参加してもらいました。その方は甲府ちいクラの翌々日にはアメリカに帰られたとか。

本当に皆様には感謝です。

さて、中村龍太さんによる45分間の講演の後は、15分の休憩を挟んでいよいよちいクラ本編が始まります。


まずは、ちいクラ本編にあたってオーガナイザーの妻からの挨拶。
今までに全国のちいクラは(25都道府県・70市町村)で185回開催されたそうです。累計参加者数24,983名様!
ということで、今回の甲府ちいクラをもって、参加者が25,000名を突破しました。パチパチパチ。


妻からの開会の挨拶とちいクラの説明に続いては、今回の山梨でのちいクラ開催にあたり、多大な貢献をしてくださった共催の株式会社Goodwayの藤野さんからの応援メッセージです。
金融機関に長年勤めておられ、新興企業が融資を受ける必要性とその審査の厳しさを知る藤野さんだからこそ、お話しくださる内容に重みがあります。

その後は、アイスブレイクとして、ちいクラ恒例の大人の本気のラジオ体操が始まります。



ここで登場したのは、山梨県のゆるキャラとして人気の「とりもっちゃん」です。さらに皆さんの前に立って、ラジオ体操はこう舞え!という見本を見せてくださるのは、先日まで星組のタカラジェンヌで活躍されていた大輝真琴さんです。そして、ラジオ体操の音源は、なんと矢地さんによる電子ピアノの生演奏。私、今まで生きてきて、ラジオ体操をあの音源以外で踊るのは初めてです。もちろんタカラヅカ仕込み(?)のラジオ体操を見るのも。
何と言う素晴らしい布陣でしょう。手前味噌ながら、この取り合わせは他のイベントでもなかなか見られない組み合わせですよ、と自画自賛してしまいます。


そして、いよいよ、5名の登壇者によるプレゼンタイムが始まりました。
準備編にも書いた通り、6月9日になってようやく最後の1人のプレゼンターが決まりました。今回も出場する順番は登壇が決まった順になります。


MIZUNONEプロジェクトを主宰する「水素のお兄さん とびchan.」こと飛田仰喜さん、

一般社団法人「ヒトナリ」代表の上田潤さん、

家守家山梨代表家守の酒井大介さん、

任意団体トップファンの山口泰暉さん、

NPO法人「まちづくり法人山梨タンク」代表理事の河西和奈さん

皆さん、山梨で志をもって活動していらっしゃる方です。
それぞれの思いをこの3分間にぶつけ、来場者からの共感の声をいかにして集めるか。
ちいクラの3分間は短いという声も受けました。が、逆に言うと、この3分間で来場者に印象を残せるような事業計画やプレゼンであることが重要なのです。

こういう場を活かし、どんどんと登壇の回数を重ねていくと、より魅力的なプレゼンが届けられるようになるはずです。
ちいクラはそうした意味でも、どんどん地域の方がステップアップするための登竜門としての役割も担っているはずです。そうなることを願っています。
ちなみに偉そうにいっていますが、私はちいクラをはじめ、事業計画のプレゼンテーションは未経験です。成り行きで今までやってきましたので。

そして、プレゼンターの方々の熱意に、参加者による投票で応えるのがちいクラのしきたりです。その投票にはkintoneを使います。皆さんからの清き一票を確実に結果に反映するためには、kintoneの操作に熟達している方が必要です。


妻から依頼した方はこちらの六名です。


皆さん、本当にありがとうございました。

続いては交流&投票タイムです。
投票所で投票したり、来られている方同士で交流や名刺交換を行ったりの時間です。
私はあつかましくも、この時間のBGMも矢地さんにお願いしてしまいました。すると快く引き受けてくださった矢地さんは、即興でジブリなどの曲で会場内を快適にしてくださいました。
本当に感謝しきれないほど感謝しています。

私はこの時、独りぼっちで所在なさげに立っている方を見つけては、積極的に挨拶しに行きました。が、それでも何人か、独りぼっちだったと思われる方がアンケートにもっと交流したかったと書いているのをみて反省しました。これは弊社内でも作ったGood & Badという振り返りにも書きました。

そして、プレゼンターからの登壇時点で、会場の人数は100名にほぼ近づいていました。もう集計外の人を含めれば100名超えができたかもしれません!

皆さんもまちまちに交流を深めてくれているようで何よりです。









続いては応援し隊の皆さんによる一人1分の自己紹介です。








こうやって、甲府の方々がたくさん応援し隊に手を挙げてくださった様子をみると、本当にありがたいなと思います。山梨の今後は大丈夫ではないかと。

応援し隊の皆さんは、応援のためだけに来てくださった方々で、当日の参加も可能です。そのため、こちらには名前は挙げません。でも、皆さん、本当にありがたいです。
さらに妻が何度も通って仲良くさせてもらっているcafé terroirの飯島さんやそしてトップファンの高村さんも応援し隊に名を連ねていただきました。併せて大感謝です。

続いて挨拶してくださったオーガナイザーの皆さんにも本当に感謝です。
三部さんは、私がkintone エバンジェリストとして初めて首都圏の外で登壇した時から郡山でお世話になっています。私のkintone エバンジェリストの節目に現れる方です。今回もまさに。また9月には郡山で全国グランプリを開催されるとか。お伺いします。
そして琴絵さんは準備編でも書いた通り、妻をオーガナイザーに導いてくださった立役者です。超多忙な日々の中、甲府にまで駆けつけてくださったことに感謝です。今後もジョイゾーさんとともにいろいろとお世話になります。よろしくお願します。
瀬川さんは札幌から来てくださった妻のオーガナイザー同期。私も釧路と千葉でお会いしましたが、これからのオーガナイザーを背負って立つ好青年。本稿をアップする直前に札幌ちいクラでオーガナイザーの大役を担って見事に成功させました。素晴らしい。
新田さんは、先日の千葉ちいクラで頑張っている姿を拝見しました。妻のオーガナイザーとしての同期でもあり、すでにもう二回もちいクラを実現されているすごい方です。妻にとってよい仲間になってくださるようです。今後ともよろしくお願いいたします。また千葉も行きます。
小渡さんは、釧路、東陽町、高知、鎌倉と今までお世話になりすぎた方。もう頭が上がりません。今回のちいクラにおいても、矢地さんが持参したピアノのセッティングから、プレゼン資料投影の制御、そして弊社メンバーへのご教授など、八面六臂の活躍でした。もう本当に大感謝です。

そして、いよいよ結果発表です。若干、発表のタイミングがずれてしまいましたが、飛田さんに決定しました。


飛田さんには水素のお兄さんというキャラづくりに磨きをかけ、9月に郡山で行われる全国グランプリにも飛田さんに出場してもらいます。おめでとうございます。ほかのプレゼンターの皆さんもありがとうございました。


そして、そのまま大輝真琴さんから副賞として1年分のkintoneの利用ライセンスをプレゼント。
いやぁ、ほんまにおめでとうございます。

あれ?事前の準備では、これって俺が渡す役ではなかったっけ?そしてそのまま講評をやるって話では?
頭の中に?が並び、あれ?俺、喋らなくてもよいのかな?と私の中でスピーカーモードが解けていきました。

そして、そのまま飛田さんの挨拶とプレゼンターの皆さんからの一言ずつ挨拶があり、ちいクラは大団円に向かいつつあります。
いやぁ、よかった。
これで集合写真を撮って、撤収したら夜の街に繰り出すんや!と私の脳内は早くも愉快な時間へと跳躍。
と思っていましたが、まだちいクラにはやることがありました。


アンケートです。来場者からのアンケートで8割を超えないと、ちいクラオーガナイザーとしては一人前ではないのでした。
そして出されたアンケートの結果は、見事に98%超え。


すると、そこで、サイボウズの永岡さんからサプライズが。なんと、妻がサイボウズ社から地域クラウド交流会の認定オーガナイザーとして認定されることが。この結果を受けて決まり、その証明書授与が行われたのです。


思わぬタイミングで重圧から解き放たれ、涙する妻。感動ですね。
準備編に書いた通り、私にとっては、今までの妻がもやもやから解かれ、ようやく妻が認められた瞬間だったのですから。


妻の挨拶をカメラに収めようと撮影していた私。すると急に不穏な空気が。
永岡さんのマイクがこうささやくのです。「そしてあづささんを二人三脚で・・・」
ン?俺?みんな俺見てるの?


ということで私も壇上に。


完全にスピーカーモードが解けていた私。油断していました。
あまつさえ、私に話せとおっしゃるのです。いやいや、もう頭は飲み会モードが発動してるから。

請われれば、ということで即興で話しましたが、プレゼンターへの講評なのか、山梨県へのエールなのかよくわからない内容を話したような気がします。

でも、こうやって最後にオーガナイザーの妻を立ててくださり、ついでに相方の私までも立ててくださるのが永岡さんの素晴らしさ。
本当に今回、最後まで導いてくださってありがとうございました!

さて、そんなわけでちいクラも終わりました。
最後に全員で集合写真の撮影です。


後で集計した結果、おしくも98人でした。確実に超えられると思っていた100名には届きませんでした。
あの方が来ていたら。うちの娘がシフトを入れてしまわなければ・・と届かなかった100名を悔いても申し方ありません。これは次回への反省です。

ですが、私がスピーチで話したとおり、うちの会社主催のイベントでここまでの人数を集めたのは初めてなのです。しかもkintoneを題材としたイベントではないにも関わらず。
私にも弊社にも一つのマイルストーンになったイベントになりました。何よりも妻がいろんなブロックや呪縛から解き放たれた記念すべき一日になったように思います。
本当に皆さま、お集まりいただきましてありがとうございました。

続いて撤収作業です。
開催地にお金を落としてもらうこともちいクラの内容の一つです。なので、各自でグループを引率していただき、皆さんには夜の甲府に繰り出してもらいました。
私達は撤収作業の後、車に荷物を詰め込み、それを宿に持ち帰らねばなりません。さらにうちのメンバーにも宿をとっていて、彼も送りつつチェックインしてもらい、どこかで合流する必要がありました。





そのため、皆さんにはだいぶ合流が遅れました。それでも、café terroir、FOUR HEARTS CAFE、炙と顔を出すことができました。炙の皆さんが九十九に移動するというので、café terroirに向かった妻とは別にメンバーを連れてそこでがっつりと飲んで語って。さらには河西さんからお誘いが来たので、そこにいたメンバーを誘って味魅へと移動し、そこでも夜中まで。

楽しい夜の時間を過ごしました。

これで準備編、当日編と二つに分けた第1回甲府地域クラウド交流会のレポートは終わりです。

まずは皆さん、本当にありがとうございました。

なお、参加された皆さんからのブログを以下に列挙しておきます。
甲府経済新聞様:県立図書館で「地域クラウド交流会」 起業家応援で地域活性化
甲府経済新聞様:県立図書館で「甲府地域クラウド交流会」 とりもっちゃんも起業家を応援
ノベルワークス社上村様:【イベント参加レポ】第1回甲府『地域クラウド交流会』
まちづくり法人山梨タンク様:「第1回 甲府 地域クラウド交流会」に代表河西が登壇いたします
サイボウズ様:第1回 甲府 地域クラウド交流会 開催報告


第1回甲府地域クラウド交流会を主催しました(準備編)。


2024/6/29に甲府駅北口の山梨県立図書館にて、第1回甲府地域クラウド交流会(ちいクラ)を主催しました。

満を持してという表現がふさわしいほどの時間をかけましたが、ようやく実現できました。
まずは皆様に感謝です。なお、レポートを書き始めたら長くなってしまいましたので、準備編と当日編に分けます。準備編だけでも長い内容になったので、先に謝っておきます。

地域クラウド交流会オーガナイザー研修

思えば1年2カ月前、ジョイゾー社の四宮琴絵さんから頂いた以下のメッセージがちいクラへの道の第一歩でした。

私はこの時点でちいクラに3回参加していました。
 ・2018/10/19に「第5回墨田区地域クラウド交流会」にリアルで。
 ・2021/6/26に「第3回郡山地域クラウド交流会@オンライン」にZoomで。
 ・2022/9/17に「第4回 郡山 地域クラウド交流会@メタバース」にOculus Questで。

これらは全て一参加者としての関わりでした。そのため、ちいクラの準備から当日の運営全般を仕切るオーガナイザーの制度についてはほとんど知りませんでした。
<ドS研修>というそれはそれは辛い試練があることも。

「オーガナイザー何するものぞ?」とよく知らなかった私ですが、琴絵さんからのお誘いを受け、私はすぐにオーガナイザーの候補が思い浮かびました。琴絵さんが誰を念頭に置いてお誘いいただいたのかも。
それは弊社の役員である妻でした。
琴絵さんからのメッセージにあった44万という金額も、私のひらめきと着想の実現には何の妨げにもなりませんでした。

そのひらめきと着想とは、「妻をkintoneエコシステムの世界に巻き込むチャンス」でした。

先日のブログ(リンク)にも書きましたが、ジョイゾーさんにおける琴絵さんの役割を妻が担ってくれれば、弊社は壁を越えられるはずです。

私には、今まで様々なコミュニティに関わりながら、とうとう報われなかった妻の能力を活かしたいとの思いがありました。もう、黒子として鬱々とする姿は見たくありません。

ちいクラであれば、私よりはるかに高いコミュニケーション能力を活かせるはず。やり遂げて、しかもより成長してくれるはずとの期待がありました。
それに加えてサイボウズさんが協賛するちいクラであれば、妻の活動がすなわち弊社の成長と認知度に直結するとの目論見もありました。

このひらめきを実現させるため、まず妻に働きかけ、説得しました。論破するのは厳禁です。無理強いもしてはなりません。逆ギレして意固地になってしますから。そうせず、ちいクラに興味を持ってもらえるように良き夫を演じつつ。
首尾よく、琴絵さんからサイボウズの永岡さんへ。さらに私を交えて永岡さんとの三者ミーティング(2023/5/23)へ。そこまで行けば、私の役目は一旦終わりです。あとは妻の自走を永岡さんが伴走して下さいます。

妻も上に書いたようなモヤモヤを何年も抱えていたはずです。
参加費や商品代だけとられて、いいように使われるコミュニティ。妻がその当時務めていたタカラヅカ歌劇団のジェンヌさんのファンクラブ代表(付き人)では、無償労働で相当の負担を強いられたばかりか、その活動自体を外に公言できませんでした。

そうした背景があったからか、妻は私の期待以上にちいクラの理念に共感し、やりがいを感じるようになりました。いやあ、めっちゃよかった!

2023/6/8-9の研修を経て、妻にはオーガナイザーとしての同期もできました(お二人とも北海道と千葉から甲府ちいクラの当日に駆けつけてくださいました。感謝!)。
さらに妻は宇治(2023/7/15)や札幌(2023/9/7)でのちいクラにも参加し、着々とちいクラ執行人としてのスキルを貯めていきます。
私は研修や他のちいクラには参加できませんでしたが、妻からの報告を聞いていると、妻は新たに舞い込んできたちいクラオーガナイザーとしての活動に本気で取り組んでいる様子が見え、とてもうれしかったです。
それらは全て、サイボウズ社の永岡さんのメンターコーチとしての導きによるものです。とても私には務まらないと思いました。素晴らしいです。

山梨でちいクラを開いた理由

妻はちいクラオーガナイザーとしてどこで開催したいかを問われ、研修を受ける前から山梨の甲府でやると決めていました。
それと同時に妻の中では、山梨に弊社の拠点を拡張したい。また、住居も山梨に構えたいという希望が芽生えました。目指せ!セカンドライフ!

なぜ山梨でやるのか。縁があったのか。当日も準備段階でも終わった後でも、何人もの方にそのことを聞かれました。
理由は、私と妻が結婚当初から休日に山梨に出かける頻度が多かったからです。私はウイスキーが好き。また滝や山が好き。妻はウイスキーだけでなく、山梨のワインやぶどう、中でも石の街と言う点が個人嗜好にハマっていました。
次のセカンドライフを山梨で選ぶとしても、おそらく東京や神奈川にはお客様も歯科診療所も仕事も残されています。山梨であれば中央線を使っての交通の便が良いです。すぐに東京に帰れる事は必須でした。
先日、リニアの開通時期は延期が決定してしまいましたが、中央道も小仏トンネルの拡幅が控えています。休日の悩みであった帰りの大渋滞もまもなく解消されることでしょう。山梨であれば首都圏にいながらの二拠点生活は可能だと考えました。
それに加えて富士山が噴火した際にも、偏西風の影響で甲府は火山灰の影響を多摩や神奈川に比べて受けにくいということも想定しています。これが私たちが山梨を選んだ理由です。

私による山梨つながり創出への取り組み

それを受け、私も山梨で人脈を作らなければと思いました。
以下の画像は、私が琴絵さんからオーガナイザーの話をいただく少し前、家族で山梨のいちご農園で胃拡張の訓練をしていた中、akaneさんから頂いたメンションから始まったX上のやりとりです。


このやりとりの中にも出ていますが、妻からのkintone Café 山梨やらないの?という問いかけが二ヶ月後の2023/6/3のkintone Café 山梨に結実しました(補足するとすでにakaneさんと小林さんがkintone Café開催の企画を始めていたところに、私が乗っかった感じです)。
kintone Café 山梨 Vol.1に運営参加しました

さらに、kintone Café 山梨からは、山梨県内のkintoneユーザーだけが参加できる「よっちゃばれっ kintone 無尽」というコミュニティが派生しました。(甲府ちいクラ開催までの間にkintone Café 山梨は二回。よっちゃばれっ kintone 無尽は五回実施しました)。
それらの活動は全てakaneさんと小林さんが中心となって活動してくださっています(akaneさんには甲府ちいクラ当日の投票所の仕切りをお願いしました。また、小林さんは、甲府ちいクラ当日にカメラマンとして活動してくださいました。「よっちゃばれっ kintone 無尽」の皆さんには投票所の3箇所をお願いしたり、富士吉田市からのプレゼンターのご紹介もいただきました。みなさん愛してる!)。



他にも私は「よっちゃばれっ kintone 無尽」のご縁から山梨DXエンジンと言う山梨県内の企業向けのDXコミュニティーでkintoneを題材にした登壇も行っています(2024/1/24)。斉藤さん、ありがとうございます。

他にもやまなしワーケーションツアーにも2024/2/28-3/1にかけて参加し、山梨県庁や山梨県内の有力プレーヤーの皆さんと綱がることもできました。

日時と場所決定までのバタバタ

それらが全て相乗効果を生んで、一気に甲府ちいクラまで至った、わけではありません。


実は当初の甲府ちいクラの開催予定日は、2024/6/29ではなく、その半年前の2023/12/2でした。会場は甲府の繁華街にある歴史を感じさせるジャズライブハウス「コットンクラブ」さん。


ジャズライブハウスでちいクラ開催とは、手前味噌ながらユニークな着想でした。
手元の記録によると、初めてこちらを訪れたのは妻とでした。日付は2023/6/23。つまりkintone Café 山梨 Vol.1の当日です。コットンクラブのすぐそばにある澤田屋さんは、くろ玉で知られる菓子の銘店です。澤田屋さんにも今回の準備で足繁く通い、季節ごとの限定玉を食べに来る食いしん坊家族として顔馴染みとなりましたが、この時も澤田屋さんを訪れた後、ランチを食べないか、とふらりと立ち寄りました(スイーツの後にランチを食するあたりが食いしん坊です)。
次にコットンクラブを訪れたのは2023/7/16。多分この日にちいクラの予約をしたはずです。12月2日には、たくさん人を呼ぶからねぇと。

今から思えば、妻も少し勇み足だったのでしょう。結論から言うと、2023/12/2のイベントはちいクラではなく「おいでなって! ビルド山梨」という名前のちいクラプレイベントとして行いました。この時に集まってくださった人数は15名。
そして、この時来てくださった方のほとんどが、甲府ちいクラの当日にも駆けつけてくださいました。

ではなぜ12月2日に甲府ちいクラができなかったのでしょうか。それには複数の理由があります。

一つ目は、妻が当時務めていた宝塚のファンクラブ代表の状況です。
妻は一度引き受けたからには、妻が担当するジェンヌさんの退団まではやり遂げると決めていました。そのジェンヌさんの退団時期が決まらぬままに何年も過ぎていたのですが、ようやく退団日が決まりました。2024年4月上旬。
宝塚の世界を知らない人にはわからない話ですが、ジェンヌさんが退団するにあたってはたくさんの準備が要ります。挨拶用封筒や当日のグッズ、フェアウェルパーティー、etc.。それらの準備は、全て代表の妻の仕事です。無償の。
その影響はあまりにも甚大なので、12月2日のちいクラの準備は不可能という結論が出ました。退団公演の一つ前の公演が夏にあり、その準備で忙殺されます。それも含めて、12月2日にちいクラを実施するのは無理だろうと。

2つ目は、コットンクラブの広さです。各地のちいクラに出るにつれ、妻の中ではコットンクラブでは80人の入場が厳しいかもしれないと思うようになりました。
大人の本気のラジオ体操と言うアイスブレイクのコンテンツがあります。80人がラジオ体操するにはコットンクラブの会場ではちょっと厳しい。他にも投票所の設置や演壇、甲府のゆるキャラの着替え場所は?などなど。


妻が当初の希望通りである山梨県立図書館の申し込みを済ませ、6月29日に開催日時をを決めたたのは、2023/11/3に訪れた際でした。

その時点で12月2日のコットンクラブの予約が完全に宙に浮いてしまいました。が、予約は取り消さず、何かで活かそうと考えました。それが「おいでなって! ビルド山梨」です。
ところが、妻がまったく準備をしている様子が見えません。さすがに十日前に何も準備できていない状況にたまりかね、私が声をかけて登壇者を募り、皆さんにいろいろ喋ってもらう体裁をとりました。
そのため、「おいでなって! ビルド山梨」も何とかイベントとしては最低限成り立ちましたが、ちいクラ本編に向けて、私の中には不安が残りました。このペースでちいクラの準備は大丈夫か?このままいけばまずいかも、という不安が。それとも、タカラヅカが終わればすべてはうまくいくのだろうか、と。結果として私の不安は的中します。
「おいでなって! ビルド山梨」についての詳細は以下の記事に書いています。「おいでなって! ビルド山梨」に運営・参加してきました

妻による山梨つながり創出への取り組み

さて、いかにして全くご縁のない場所で、妻が新たなつながりを作り上げたのかについて書きます。読んでくださっているみなさんも気になることでしょう。
今回、私から見て妻が最もよくやり切ったと思えるのはここです。
今までのちいクラの歴史でも、縁もゆかりもない地域で開催したオーガナイザーはいなかったと聞いています。

山梨県は周囲を山に囲まれた盆地であり、大規模イベントの開催が難しい土地である事は、今回の準備の中でいろんな方から聞きました。30人集められたらイベントとして成功だとも。

上にも書いた通り、私にはkintoneと言う共通言語と武器がありました。
ところが妻にはそれすらありません。
全く知り合いのいない中から、いかにして甲府ちいクラに98人の参加者を呼べるまでに人脈を広げていったのか。

私の方ではkintoneコミュニティを軸に山梨での人脈を増やしていきましたが、それだけでは到底、甲府ちいクラの開催には足りません。


妻が山梨県活性化プロジェクトの54回目の月例会に参加したのは2023/6/21のことです。
今回、共催として甲府ちいクラの当日にも応援メッセージをくださった株式会社Goodwayの藤野さんよりお招きいただいてです。
翌月の55回目の月例会には私も遅れてですが参加しました。
ここでは、大学生や大学を卒業して数年以内の若い人たちが山梨をよりよくしようと取り組んでおられました。この熱気こそがちいクラには必要です。
そして、妻がいくら外からちいクラの主催を言ったとしても、地元に住む人がの賛同を得られないと、イベント自体が成り立たないはずです。妻が熱意を込めて、皆さんにちいクラのプレゼンをし、それがちいクラの成功につながったのではないかと思っています。
もちろん、それまでに妻がちいクラの理念に共感し、研修の成果を頭に叩き込んでおいたことも良かったのでしょう


妻が藤野さんとどのようにして縁をつなぎ、当初はちいクラの理念に若干懐疑的だった藤野さんの心をいかにして動かしたのか。
まず、ちいクラオーガナイザーとして先輩の福井瞳さんから、もと日銀にお勤めされていた山口省蔵さんを紹介いただきました。そして、山口さんから金融関連のつながりで藤野さんを紹介していただきました。
各地のちいクラの参加者や主催者も金融機関の割合が高いです。ところが、妻や私には金融機関への伝手がありませんでした。ここで福井さんからとっかかりをいただいたことが助かりました。ありがとうございました。

ちいくらは、5名のプレゼンターなしでは成り立ちません。藤野さんにお招きいただいた山梨県活性化プロジェクトからは、三名のプレゼンターが妻からの声掛けによって登壇を快諾していただきました。
また、甲府ちいクラ本編では全部で六名の投票所の方に活躍していただきましたが、三名はこの山梨県活性化プロジェクトからのご参加です。感謝です。
4Uというスペースの良さは、妻にとっての山梨県内の拠点となったことです。山梨県活性化プロジェクトが開かれる4Uを拠点に、妻が足掛かりを作っていきました。それがすばらしかった。


そして山梨県活性化プロジェクトの例会は毎月一度、夜の18時半からです。そして終わるのは22時過ぎ。22時をだいぶ過ぎてから、甲府を車で出発し、夜中に町田に到着する。
タカラヅカの代表や歯科医としての勤務の合間を縫って、妻は足しげく山梨に通いました。
山梨の皆さんが妻のやるちいクラに協力しようと思ってくださったのは、そうした妻の一生懸命さに心を打たれたからと、何人もの方から聞きました。
オンライン越しだけのやりとりだけでは決して人の心は動きません。
私が素晴らしいと思ったのは、このリアルでの妻の努力です。これこそが甲府ちいクラの成功の最大の理由だと思います。

福井さん、山口さん、藤野さんにはご縁を繋いでいただき感謝です。

また、妻は甲府で足掛かりを作ろうとまずお馴染みのお店を作りました。
甲州夢小路にあるCafé terroirさん、澤田屋さんです。武田神社も併せて、この3か所はほぼ毎回甲府を訪れるたびに足を延ばしていました。(20号沿いのかつ玄さんが最近の妻のヘビロテです。)

人のサガとして、何度も足を運んでくれる方には心を許します。
そして、何かと便宜を図ってくださいます。
妻もその大切さを知っているからこそ、まずコミュニティとなじみのお店を作ったのです。これは新たな場所でイベントを行う上で大切なことだと思います。

参加表明者を増やさないと!

2023/10/21の時点では、ちいクラの開催時期は延期せざるを得ないと考えていました。
それでも、私と妻で「第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路」に参加しました(2023/10/21)。
参加レポート

私にとっては、ちいクラ本編とは別の全国グランプリは初参加です。
妻もオーガナイザーとしてはちいクラ開催未経験ながら、一緒に大人の本気のラジオ体操のお手本役として壇上に立ちました。




ただ、私にとっては、全国グランプリは普段のちいクラとはやり方が違うと思っていました。
そこで、私も参加者として通常のちいクラに参加するつもりでした。それが第四回千葉地域クラウド交流会です(2024/5/19)。

そこで私は受付やその他の準備も手伝いましたが、主に全体の動きをよく見るようにしていました。
その結果、甲府ちいクラの本番でも準備不足を補うだけの臨機応変な対応ができるかな、という希望を持つことができました。

ところが、肝心の準備は補っても足りないほど、全く進んでいませんでした。
私は5/31〜6/6まで名古屋から西日本に出張に行っていました。そして、戻ってきた時点でやばそうなら、本格的に手伝おうと思っていました。「ビルド山梨」の時と同じ轍を踏むわけにはいきませんから。
6/6に東京に戻ってきた時点で、Facebook上での参加表明者は50数名。しかも、プレゼンターは4名しか決まっていません。
山梨県活性化プロジェクトのご縁で地元のゆるキャラ「とりもっちゃん」の参戦は早い時期からご参加の確約をいただいていたものの、甲府市からの後援は2024/2/9に申請した後、甲府市役所内で妻が通い詰めて仲良くなっていた方が春の人事異動で別部署に異動したことなどもあって、2024/5/21になるまで決まりませんでした。当然、市長のご登壇も断念しました。
山梨県庁には私が掛け合い、後援の申請を直接県庁にまで提出しに行きましたが、ちいクラが公益性に欠けるとの判断でいただけませんでした。

上に書いた通り、ちいクラオーガナイザーには身の毛もよだつ<ドS研修>というものがあるそうです。
妻はタカラヅカの代表の仕事に比べたら<ドS研修>も楽、と楽観視していました。ところが、準備の遅れに加え、デジタル難民ぎりぎりの妻のkintone操作のもたつきが永岡さんをいらだたせたのでしょうか。お叱りを受けてしまいました。「今なら開催も辞められますよ?」という沸点ギリギリの言葉を添えて。
ちいクラは、開催時に最低80名の参加者を集め、しかもその参加者からのアンケート結果で満足度が80%を下回れば、再研修を受ける必要があります。オーガナイザー界隈では「おしおき部屋」と呼ばれる恐怖の再研修が。もちろん、その研修を受けなければ次回以降のちいクラ開催はできません。弊社にとって44万円は決して安くない金額。再研修?なにそれ?です。

妻にも言い分はあって、4/6のタカラヅカの退団公演の後も残務処理が相当あり、しかも疲弊しきっている心身を癒やし、潔斎して禊を済ませるには1カ月半ほどかかりました。
ようやくまともにちいクラの準備に取り掛かれたのは5月末ごろだったのです。でも、そんなものはなんの免罪符にもなりません。やるか、やられるか?

果たして残り3週間で50数名の参加表明者から、確実に80名来てもらうだけの人数に増やせるのか?
また、残り1人のプレゼンターは決められるのか?

タイミングが悪かったのが、2024/6/29は前日から当日に掛けて名古屋でイベントが相次いでいたことです。
CHALLenGERS、CMC_Central、kintone Café 名古屋。
私は5月末に名古屋で参加した「kintone NIGHT NAGOYA」でちいクラを宣伝しましたが、ものの見事に空振りしました。それもバッターボックスで尻もちをつくほどの大空振りです。なぜなら私が宣伝した後で上の諸イベントの告知がなされたから。
そこで、そのイベントに参加するであろう界隈の方々はあきらめ、他のFacebook上の知り合いに声をかけまくりました。当日来れなくなることも見込んでも参加表明をお願いします!と。参加依頼の乱射です。普段あまりFacebookにログインせず、他の方の投稿に反応することもない私の依頼に、どれだけの方がご快諾いただけるか。


その結果、以下のように参加表明者が増えました。
 2024/6/6・・・50前半
 2024/6/7・・・62
 2024/6/9・・・78
 2024/6/18・・・99
その後も徐々に参加表明者は増え、ちいクラ当日の時点では参加表明者は119名に増えました。興味ありは71名に。皆さん本当にありがとうございました。

当日まで参加表明者が倍近くに増えたのには理由があります。一つは、妻がオーガナイザーとしてイベントサイトから定期的に発信を始めたためです。プレゼンターや勉強会の登壇者の紹介なども含め、当日のイベントの予定を徐々に紹介していったから増えたのです。また、当日に大人の本気のラジオ体操のお手本として妻が代表としてついていた大輝真琴さんが来てくださることもアップしました。
これらの発信は、オーガナイザーの運営マニュアルにも書かれているそうですが、大切なことです。

頑張ったラストスパート

ただ、この発信もかなりの綱渡りを強いられました。
というのも、肝心のプレゼンターが5人そろわないと、5人のプレゼンターから一日一人ずつ発信してもらえないからです。それができるのは5人そろってから。
5人そろわないとそもそもイベントが成り立ちません。2024/6/9の昼の時点では、まだ4人のプレゼンターしか決まっていませんでした。

ここで2024/6/9-10にかけ、妻とサイボウズの永岡さんと私で甲府に滞在し、集中的にあいさつ回りをしました。
そして、ここで巻き返すことに成功しました。

特に初日。私たち夫婦は早朝に町田を出発し、武田神社で成功祈願の参拝を。その後、永岡さんと甲府駅で落ちあい行動開始。



この日だけで何件の場所に立ち寄ったか。
Starbucks/山梨県立図書館/Cross Be/生涯学習推進センター/ファミリーマート/澤田屋 本店/印傳屋/山梨県ボランティアセンター/丸十山梨製パン 本店/Chami Sandwich/九十九/Cafe&Dining Cu-Suke/ワインズ 新富屋/甲府市観光案内所/café terroir/葡萄屋kofu 甲州夢小路店/WOODSHED
これらのお店のすべてでチラシを置かせてもらうようにお願いし、一軒一軒でちいクラの説明をしていきます。
妻も必死ですが、永岡さんも全て付き添ってくださっていました。まさにメンターコーチとしてこうあるべき鑑です。
そして私はそんな二人をパパラッチしていました。まさに足を棒にして歩くとはこの日のお二人のことでしょう。

そして、最後に訪れたWOODSHEDにおいて、この日のクライマックスが待っていました。

実はこの日の朝、甲府までの中央道の車内で、私から提案しました。甲府経済新聞にアポ取ったほうがいいよって。
甲府経済新聞が入っているWOODSHEDは、よっちゃばれっ kintone 無尽で2回ほど訪れたことがあります。そして雰囲気がよかったので、妻も連れてきていました(2023/9/24)。その後、まさか甲府経済新聞が立ち上がり、しかもWOODSHEDを拠点にされるとは想像もしていませんでした。
甲府経済新聞さんとは夕方に訪問するアポが取れました。私の中ではひょっとしたら甲府経済新聞さんにはちいクラの取材や5人目のプレゼンターのご紹介もお願いできるかもしれないと思って妻に提案しました。
そんな思いで最後に訪れたWOODSHED。この時、紹介ではなく、甲府経済新聞さんご自身にプレゼンターとして登壇してもらえないかとの妻と永岡さんからの熱いお願いが通じ、5人目をご快諾いただきました。
この瞬間、ようやく甲府ちいクラが開催できることが確定しました。

それだけではありません。ここでは、もう一つ妻にとって運命的な出会いがありました。

妻は毎回、甲府に来るたびに武田神社に参拝に行っていました。そして何度目かの参拝の中で、富士山をかたどり、20個限定のCrossfor NewYorkとコラボした目標達成お守り(10,000円)を購入していました。そして、WOODSHEDに訪れた時、襟元にそれをつけていました。たまたま。

すると、後からやってきた親子連れとお話をする中で、そのお子さんが妻が襟元につけていたそのお守りを見つけました。
なんと、そのお守りはそのお子さんが武田神社に奉納したものだったのです。キリマンジャロに登頂した記念に。
そのお子さんはあちこちの山を登るすごい人でした。伴野嶺さん。日本の山だけではなく、キリマンジャロまで登ってしまうような。そして、そのお守りこそ、キリマンジャロに登った記念で奉納したものだったそうなのです。
なんと言うご縁。嶺さんには甲府ちいクラの「応援し隊」に参加してもらいました。本番で、嶺さんからの1分間の発表でキリマンジャロを登頂したと話をした時の皆さんからの反響と言ったら!

それにしても、土壇場になってなんという引きの強さか。この時の訪問によって、甲府経済新聞さんからはちいクラ紹介の取材も行っていただき、その記事がアップされたことで参加予定者の人数がさらに増えました。

Yahoo!ニュースの記事
甲府経済新聞の記事

翌日の6/10にも夫婦でいろんなお店を回り、甲府市役所や山梨県庁にもあいさつ回りをしました。



最大の危機を乗り越えられたので、残りは準備だけです。初めてのちいクラ開催なので、当日使用するさまざまの切り物・貼り物・ラミネート加工が必要です。SNSの発信や当日投票で使用するkintoneの準備や招待。それ以外にもスタッフが動くためのタイムラインの作成や、オーガナイザーが進行するためのトークスクリプトの作成、それらのすべてを永岡さんにチェックしてもらう時間。ほんとうにたくさんの準備が必要でした。そんな合間には妻がスタッフが着用するTシャツのデザインから発注を山梨県活性化プロジェクトの皆さんと決めて行うなど。

さらには、当日投影するスライドの資料は前々日から作り始め、当日に間に合わせました。
また、当日の投票で使用するkintoneは、アプリの構成としてはシンプルなので、当日教えれば間に合うと判断し、ゲストスペースへの招待だけ、10日ほど前から行いました。

この状態で、前日を迎えました。あとはもう、当日に乗り切るのみ。

さて、これが地域クラウド交流会の準備のあらましです。

これからちいクラのオーガナイザーになろうと言う方にも、そして、これから新たな地域でコミュニティーを立ち上げたいと言う方にも、この記事が役に立てば幸いです。


システム39 十周年記念パーティーに参加しました。



6/28に白金の八芳園で開催された、ジョイゾーさん主催のシステム39 十周年記念パーティーにお招きいただきました。

以下に書いた内容は、既存の<note>に書いた内容と一部重複しています。
が、とても印象的なパーティー体験だったので、重複を恐れずに記したいと思います。


私は八芳園さんに来るのは初めてでした。
とても広い会場。おいしい料理と酒、そしてジャズの生バンドによる演奏。
ステージでは、ジョイゾーさんとジョイゾーさんのSIサービスを初期の頃から利用してくださっているユーザーさんによる座談会などが催されています。
自社で企画をされたと思いますが、本当に大変だったと思います。もちろん、お金もかかったでしょう。
それよりも、こうしたパーティーの趣旨を理解してくださり、それを言おうとする方々が、これだけ多く集まったということが、ジョイゾーさんが十年間やってきた積み重ねであり、実績を表しています。


今回のパーティーでは、私自身もkintoneが世に出る前から関わった10年以上の日々を振り返る機会になりました。
会場では四宮さんと斉藤栄さんと私の三人で話す機会もあり、感慨深い瞬間でした。


弊社とkintoneの関わりは、私が個人事業主だった当時、kintoneのβテスターの募集に申し込んだのが発端です。2011/4/19。それ以来13年、kintoneにはずっと関わり続けています。

そして今、弊社はkintone開発をほぼ専業に近い形で請けています。
現在、弊社の案件の中でkintoneが全く絡まない案件は残り一つだけになりました。

ただ、当時の私は個人事業主でした。しかも某大規模プロジェクトのPMOとして現場に常駐していました。PMOはプロジェクト全体の進捗管理などを担う部署です。そのため、とても忙しく、帰宅するのは毎晩終電間近でした。
そのような状態だったので、せっかくβテスターとして参加したkintoneにはなかなか手を付けられずにいました。2012年の春にkintoneを用いた案件を一つ納品しましたが、その後の3、4年は、年に一つぐらいしかkintone案件に携われていませんでした。
もちろん、サイボウズ社が開催するCybozu Conferenceにも出るための調整を苦心して行う必要があり、それすら出られたり出られなかったり。
要するに、kintoneにはかろうじて縁が繋がっていたのが当時の私でした。

私がモタモタしてるうちに、kintoneでシステム開発をする有力なプレイヤーが少しずつ活動を始め、徐々にkintoneエコシステムが芽生え始めていました。
ジョイゾーさんも、そのうちの有力な一社です。特に、対面開発を謳うシステム39には私も衝撃を受けました。

私はkintoneエコシステムが徐々に育っていく状況を、常駐作業の忙しさの中、指を咥えて見ているしかありませんでした。

そんな状態にも関わらず、サイボウズさんからkintoneエヴァンジェリストにならないか、というお誘いをいただきました。2014年のことです。

ところが、kintoneエヴァンジェリストとして名乗るようになった後も、私の活動は乏しく、エヴァンジェリストとしては名ばかりの存在でした。「レアキャラ」と言われたこともあります。サイボウズさんから苦言を呈されたこともあります。

ですが、数年経つうちに、自分のキャリアプランを真剣に考えなくてはまずいと危機感を抱き、常駐業務の合間に少しずつkintone案件を増やし、逆に、当時手掛けていたホームページ作成業務はどんどん縮小していきました。
2015年には法人化を果たし、私が完全に常駐作業から抜けたのが2017年。
ところが、私はようやくkintone開発で自社の経営を回していくと覚悟を決めたときには、ジョイゾーさんをはじめとした有力プレイヤーは、どんどんと新たなサービスを打ち出し、私は相当遅れていました。
もう、その差は私がライバルとか対抗心を燃やしたところでどうしようもないほどありました。


むしろ、遅れを取った私がkintoneを扱って独立に踏み切れたのは、ジョイゾーさんのような先達がkintone界隈を盛り上げてくれたからだと思っています。
特にシステム39と言う新規軸を打ち出したことによって、従来のシステム開発と差別化を図ってくださった功績は大きいと思っています。

kintoneエコシステムとは、ユーザーや開発者、プレイヤーなどのビジネスを成立させるつながりを生態系に準えた言葉です。
もちろん、私も弊社もその生態系の恩恵を受け、共生しながらビジネスを継続させています。
ただし、kintoneの生態系は最初から今のような広がりを見せていたわけではありません。生態系を拡張するための個人や会社の不断の努力がありました。例えばジョイゾーさんのような諸社の貢献が。
私は当初、貢献できませんでした。そこで、当時できなかった分の穴埋めをしようと、遅ればせながらkintoneエヴァンジェリストとしての活動に精を出し、生態系を拡げる活動を行っているのがこの数年です。

βテスター当時の私がkintoneにどのような期待を抱いていたのか、もう記憶は曖昧です。
kintoneで生計が立てられるかもしれない、と自分のキャリアをkintoneに賭けようとしたことは覚えています。
ただ、その到達点としては、あまり意識していなかったように思います。
独立したい。常駐に頼らず、朝夕のラッシュアワーから逃れたい。せいぜいそんなところでしょう。
パーティを開きたいとか、お客様をそのパーティにたくさん呼びたいといった具体的な思いは持っていなかったように思います。


今回ジョイゾーさんにお招きいただいたパーティーは、当時の私の思い描いていた未来予想図をはるかに超えていました。
曖昧だった私のビジョンが、ジョイゾーさんによって具現されたのが今回のパーティーでした。

ここで問うてみます。
モタモタしていた当時の私にジョイゾーの四宮さんのような才覚があれば、私もひょっとしたら、同じようなパーティーが開けたのだろうか、と。
おそらく無理だったと思います。
私には新たなビジネスを作り出すスキルが欠けています。所詮はフォロワーに過ぎないと思っています。ジョイゾーさんのような会社が切り開いて来た功績は大きいと思います。

また、私には組織の構築能力も欠けています。
自分にその能力が欠けていると自覚し、策を打つ際にもジョイゾーさんからヒントをいただきました。


そのヒントは四宮さんご夫妻の存在にありました。

今から2年前。メンバーを雇い始めた私ですが、どう会社を大きくすれば良いのか、頭を悩ませていました。
そんな時、私はkintone Café 高知に登壇して欲しいと呼ばれました。そして、そこで同じく登壇されていたのが四宮さんです。その夜の懇親会で、CLS道東にお誘いいただきました。
そこで参加したCLS道東では、四宮さんの奥さんである琴絵さんが場を仕切っておられました。

その姿に大きな印象を受けた私は、妻を使いこなしていなかったことに気付きました。
私よりもコミュニケーション能力に優れた妻を活かせば、弊社を大きくできるかもしれない。

その後、私が主催するkintone Café 神奈川に四宮さんに登壇してもらい、その懇親会では、ジョイゾーさんが主催するコミュニティ「スナックジョイゾー」にお誘いいただきました。私はスナックジョイゾーに参加し、ここに妻を連れて行き、琴絵さんと会わせようと思いました。
妻も歯科医としての将来性や、その他のコミュニティでも能力を生かし切れていないモヤモヤを抱えていたので、琴絵さんから刺激を受けてくれるのではないか。そんな着想が浮かびました。
結果は、見事に私の思惑が当たりました。
奇しくも、琴絵さんからお声がけいただいたことで、私が妻を推挙した「地域クラウド交流会」のオーガナイザーとして、妻が努力し、私の妻が本格的にkintoneエコシステムの世界に飛躍することができました。

その前日にジョイゾーさんのこのパーティーがあり、私がお招きされたことも一つのご縁なのでしょう。


私の妻がkintoneエコシステムの世界に身を投じてくれたことは、弊社にとって大きな飛躍の機会になりそうです。
そこには上に書いたとおり、ジョイゾーさんとのご縁が大きく影響しました。
ただ、ジョイゾーさんの場合、会社の成長にあたっては四宮ご夫妻のほかにも深井さんという外部の優秀なブレーンがいて、三人の力で大きくしたと聞いています。
弊社にはまだ外部のアドバイザーはいません。ただ、私一人だけで何でもやろうとしていた状況から、妻がちいクラのオーガナイザー認定され、kintoneエコシステムの世界に参加してくれるようになっただけでも大きな進歩だと思っています。
まずは弊社も今回のジョイゾーさんが行ったようなパーティーが開催できるようになるまで、努力したいと思っています。


ただし、弊社がこの写真のように、会場の様子をその場で動画にまとめ、即座に会場で流せるぐらいの組織力と発信力を持つ必要があります。
こういう対応の一つ一つが、これまでジョイゾーさんが培っていた力であり、弊社にはまだ足りない部分です。
言うまでもなく、パーティーを開いても、それがすなわち成果の証しにはなりません。が、一つのマイルストーンにはなるはずです。
そして、こうした動画編集の一つをとっても、経験値となるはずです。

そうしたことも含め、今回パーティーにご招待いただいたことが、どれだけ私の励みになったか。

ジョイゾーさんの皆さんには本当に感謝です。


2024年6月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括

6月。

今月は、月初に出かけた名古屋から山口の移動と、kintone Café 山口では皆さんとのご縁を結びました。さらには、山口市や岩国市の訪問。さらには岩国城や錦帯橋、そして寂地峡五龍の滝の旅。

実家に寄った後、ひさびさと幼馴染とのカラオケを楽しみ、両親の結婚記念日や私自身の誕生日を一緒に祝うことができました。

kintone hive Osakaでは大阪の皆さんと交流を深め、ひさびさに天王寺界隈を歩いてカレー屋巡りを。

さらに真鶴でのイベント準備の歩きや、月末には、ちいクラの本番とその翌日の甲府や伊那への旅を楽しみました。

体が動くうちに、どこまで旅ができるか、新しい体験ができるか。新しい光景が見られるか。
気力を貯めて、新しい自分の道を切り開いていきたいと思います

今月だけで十都道府県を訪問しました。
kintone Night Nagoyaからkintone Café 山口、さらに甲子園の実家を拠点に、kintone hive Osakaへと参加し、
その旅の途中では広島と島根にも立ち寄りました。
他にも真鶴、甲府、長野の伊那など。

旅は仕事とセットです。仕事をしながら、旅をする。そのノウハウをいかに実現するかが私の人生のテーマです。
が、まだ私の理想にはほど遠い毎日です。
今月も仕事に追われる状況には変わりがありません。ただ、伴走開発の案件西することによって、作業の割合が少しずつ減っています。
それらは、旅ではなく出張ですが、その中でどのようにするかをより開拓していきたいと思います

年齢による疲れを感じています。もう、昔みたいに存分に縦横に動けなくなりつつあります。
昨年でついに50の齢を迎えた私の人生が、少しずつ下り坂を迎えていることをひしひしと感じています。
私に与えられた時間は有限です。ますます残り少なくなっています。
残された時間を少しでも有意義にしなければ。
もう誰と比較するとかではなく、自分自身の残り時間との戦いです。人がどうではなく、自分自身が納得できるように生きるにはどうすればいいか?

生きていること、生かされていることのありがたみ。
それを常に忘れぬようにしながら、充実した日々を送りたい。
皆さんと私の思いは同じです。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちをフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

今月は家族とは一回お出かけしました。妻とは五回、妻と長女とは六回、妻と次女とはゼロ回、長女とは一回、次女とは一回。


§  月表

 ・六月お出かけ
ホテルルートイン名古屋栄、東山線 栄駅 (H10)、東山線 名古屋駅、ナナちゃん人形、東海道新幹線 名古屋駅、山陽新幹線 広島駅、山陽新幹線 新山口駅、北口観光案内所、三代目網元 魚鮮水産、俳人種田山頭火之像、「長州五傑」顕彰碑、産業交流スペース Megriba、コンフォートホテル新山口、磯べえ、とり心、三代目網元 魚鮮水産、山陽新幹線 新山口駅、新岩国駅、デイリーヤマザキ 岩国インター店、吉川家墓所、吉香神社、吉香公園、岩国城ロープウェイ、岩国城、天守閣、剣豪 佐々木小次郎の像、剣豪 佐々木小次郎の像、錦帯橋、むさし、浅原郵便局、道の駅 スパ羅漢、寂地峡 案内所、寂地峡五竜の滝、竜尾の滝、登龍の滝、白竜の滝、龍門の滝、竜頭の滝、寂地峡五竜の滝、寂地峡、犬戻しの滝、名の知れぬ滝、宇佐の大滝、むいかいち温泉 ゆ・ら・ら、道の駅 むいかいち温泉、南桑駅、道の駅 ピュアラインにしき、錦町駅、錦川鉄道清流新岩国駅、新岩国駅、東海道・山陽新幹線 新大阪駅、どうとんぼり神座、カラオケ 珈琲&スタジオ るーむ、鳴尾北小学校、鳴尾・武庫川女子大前駅 (HS13)、Zepp Namba、大国町駅、虹の仏、四天王寺前夕陽ヶ丘駅、天王寺駅、ポンガラカレー、bar s and k、鳴尾八幡神社、西宮神社、百太夫神社、宮水発祥の地、白鹿宮水井、大関宮水井、西宮若草郵便局、くら寿司 甲子園店、JA横浜 本店、らあめん花月嵐、コーチャンフォー 若葉台店ドトールコーヒーショップティフィン・デ・ココ 鶴川平和台店、釈迦堂PA (下り)、武田神社 (躑躅ヶ崎館趾)、StarbucksCross Be生涯学習推進センター澤田屋 本店印傳屋山梨県ボランティアセンター丸十山梨製パン 本店Chami Sandwich九十九Cafe&Dining Cu-Sukeワインズ 新富屋caf? terroir葡萄屋kofu 甲州夢小路店シャトレーゼテラス 甲府丸の内店天然温泉 勝運の湯 ドーミーイン甲府丸の内じゃじゃまる 甲府中央店セブンイレブン 甲府中央店天然温泉 勝運の湯 ドーミーイン甲府丸の内Cross Be三ツ星マート 甲府駅前店山梨県庁山梨近代人物館、信玄ワイン、アパマンショップ甲府大里店、荒川 河川敷、かつ玄 石和店談合坂SA (上り)、中華そば 獅、八洲様、ルミエール府中、カフェ&レストラン ロータスガーデン、府中市立 中央図書館、塩ラーメン 仁屋、大國魂神社 大鳥居、JA横浜 本店、マルダイラーメン、鶴川駅前図書館、サイゼリヤ、八洲様、Hot Spoon、ドトールコーヒーショップ、損害保険ジャパン株式会社、初台駅 (KO02)、オオゼキ 府中店、ロイヤルホスト、Starbucks、サイアム セラドン、町田新産業創造センター、ハローワーク町田、ローソンストア100 町田森野二丁目店ボンヌール洋菓子店JAアグリハウスまちだ鈴木歯科医院SUN’S CAFEコーチャンフォー 若葉台店ドトールコーヒーショップヨドバシカメラ マルチメディア町田ABC-MART プレミアステージヨドバシカメラ マルチメディア町田びっくりドンキー、真鶴駅、ぺぺコーヒー、しとどの窟、honohono、真鶴町観光協会、草柳商店、真鶴駅、鶏そば 風神軒、マクドナルド、カリカチュア・ジャパン様、浅草文化観光センター 展望テラス、浅草文化観光センター、キッチンオリジン 鶴川店、相州蕎麦、JA横浜 本店、かながわ福祉協議会様、中国食堂 山下分店、JA横浜 本店、JA横浜 本店、八王子駅、一風堂、山梨県立図書館 かいぶらり、カフェ リベル、4-5番線ホーム、善光寺駅、セブンイレブン 甲府砂田町店、WOODSHED、ぽんぽこ、城のホテル、鶴川駅前図書館、北海道どさんこプラザ、三省堂書店、多摩境天然温泉 森乃彩、桜保険事務所様、BOOKOFF 田無駅北口店、BEER CAFE GAMBRINUS、武蔵国分寺公園、東京都立 多摩図書館、JA横浜 本店、八洲様、府中市立 中央図書館、だるま一家 府中店、JA横浜 本店、MENクライ、アジア技術交流協同組合様、芝一郵便局、八芳園、釈迦堂PA (下り)、天然温泉 勝運の湯 ドーミーイン甲府丸の内武田神社 (躑躅ヶ崎館趾)山梨県立図書館 かいぶらりcafé terroirフォーハーツカフェ、九十九、味魅、café terroir諏訪湖SA (下り)本坊酒造 マルス駒ヶ岳蒸溜所ルビーの里 駒ヶ岳ガーデン小黒川PA (上り)双葉SA(上り) フードコートかつ玄 石和店

・六月ツイート
https://togetter.com/li/2393073

§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かける機会は、今月は一回ありました。

月末最終の日曜日に、次女と次女の彼氏が甲府にまで足を伸ばしてくれたので、合流してまずは前日もちいクラの懇親会で会場の一つとしてお世話になったcafé terroirへ。五人でお昼を一緒に食べました(6/30)。

本当は前日のちいクラにも二人で参加してもらう予定だったのですが、次女の仕事の都合で断念。もし来ていたらちいクラの参加者が100名に達していたのですが、仕方ありません。
この日、次女の彼氏が行きたがっていた白州蒸留所を案内する予定でしたが、当日の予約が難しいことがcafé terroirの飯嶋さんに教わりました。
そのため、急遽目的地を変えました。
向かったのは長野県の宮田村にあるマルス駒ヶ岳蒸留所です。私にとっても前から行きたいと思っていた蒸留所だったので、とてもうれしかったです。

次女の彼氏もとても喜んでくれていたし、家族でたくさんお酒を飲み、蒸留棟の見学を楽しみました。

帰りにもPAやSAにより、家族での会話を楽しみました。

こうした時間の貴重さを最近実感しています。


§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で五回でかけました。

6月28日に行われたちいクラ(地域クラウド交流会)の準備で、2人で甲府に2回行きました。1回目はサイボウズの永岡さんも一緒に甲府の街を歩きました。上に可能な限り書いているたくさんのお店を訪問してチラシを置かせてもらうなど、精力的にちいクラの宣伝に励む二人の姿は素晴らしいと思いました(6/9)。
この時点で決まっていなかった最後の登壇者も、まさかのご縁が「WOODSHED」でつながり、登壇を快諾していただきました。

その翌日も2人で甲府の町並みを挨拶に訪問し、最後は「かつ玄 石和店」でお食事を楽しみました。
県庁を訪れた際も、見事な庁内の様子を楽しみましたし、甲府に拠点を移す計画の中、はじめて内見をさせてもらったのもこの時です。

ちいクラに向かう甲府への移動は妻が行いました。私は直前まで都内で開かれていた別のイベントでお酒を飲んでいたためです。ちいクラを翌日に控え、期待と不安を二人で分けあいながら、甲府に向かいました(6/28)。
ちいクラの当日の朝も武田神社に参拝し、成功を願いました。
そして、成功しました。これはサイボウズ社より認定地域クラウド交流会オーガナイザーに認定された後、壇上で二人で立った際に撮ってもらったものです。

夜も二人で懇親会を巡り、参加された皆さんにお礼をお伝えしました。「café terroror」「フォーハーツカフェ」など(6/29)

他は妻が埼玉への仕事の帰りに府中のロイヤルホストで落ち合ったときでしょうか(6/13)。
その翌日は娘も合流して、義父のもとへ(6/14)。老いた姿にショックは私も衝撃を受けましたが、ここ数年、訪問できていなかった不義理を詫びるとともに、娘や孫に合わせる機会をもっと増やしてあげたいと思いました。

さらにその翌日は町田の買い物をお付き合い(6/15)。

§  妻と長女とのお出かけ  妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は六回ありました。

今回は様々な場所を一緒に訪れましたが、やはりちいクラがもっとも大きなイベントでした。本番で私も妻も娘も会場の運営にいろいろ動き回り、見事にイベントを成功させたのは大きいです(6/29)。

家族が団結して何かを目指すのは、家族平和のあり方としてもっとも望ましいと思いました。

他の日は、一緒に「コーチャンフォー 若葉台店」へ(6/8)。ここで買い物をした後、夜は「ティフィン・デ・ココ 鶴川平和台店」でカレーをたくさんいただきました。

また別の日は家の近くの「サイゼリヤ」へ(6/12)。

さらに別の日は妻の義父を訪問しました(6/14)。「JAアグリハウスまちだ」ではかつてから手元に残っていた全農の商品券をようやく使えました。

その翌日は一緒に「ヨドバシカメラ マルチメディア町田」へ買い物に行った後、「びっくりドンキー」で夕食を(6/15)。

さらにちいクラの準備がたけなわのある日は「多摩境天然温泉 森乃彩」で英気を養いました(6/24)。


§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女との三人で出かける機会は一回もありませんでした。

次女は少しずつ成長しはじめています。先月から正社員となって働いています。
とても楽しく、人生と若さを謳歌しているようなので、親として安心しています。
家族とのイベントにも次女と参加してくれ、次女の彼氏も含めた家族との会話ができているのはありがたいです。


§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。


長女は昨年の4/1付けで雇用しました。
先々月からはとあるお客様の事務担当として週一度訪問し、社会の風にあたってもらっています。
最近は一人でいろんなイベントに顔を出してくれていますし、仕事で人の役に立てている手応えも感じているのでしょうか。積極的になってくれていて頼もしいです。
ちいクラの際はチラシ封入作業を仕切ってくれました(6/29)。
また、駒ヶ根の帰り、次女を送り届けた後は二人でドライブの車中で仕事のことなどを語り合いました。

次女とは駒ヶ根蒸留所の帰りに「ルビーの里 駒ヶ岳ガーデン」に立ち寄りました。ピンク色の蕎麦の花がとても美しく、韓国から来た彼も喜んでいました。

長女も次女も折を見て家族との時間を大切にしてくれています。
「かつ玄 石和店」では、長女と次女と次女の彼氏と一緒に夕食を楽しみました。

昨年末をもって私の中では子育ては終わったと思っています。娘たちにはそれぞれを一人の大人として対し、手助けができるところは私から手を差し伸べていこうと思います。
私にできることは親の頑張る姿をみせることぐらいかな。

●私自身の五月(交友関係)

§  関西の交流関係 今月は名古屋で迎え、そこから山口へ移動しました。初日から関西にいました。
kintone Café 山口に登壇し、交流しました。
その翌日は岩国城や錦帯橋や寂地峡を訪問し、夜は甲子園に戻って友人とカラオケスナックで熱唱。

幼稚園の頃からの付き合いであるこの友人とは、高校も同じクラスになり、その後も数年おきに会っています。
こうした幼馴染がいてくれることがどれだけありがたいか。今回も声をかけてくれたので、夜も遅かったのですが、二人で歌いながら旧交を温めました。

実家では四泊五日泊めてもらいました。その間も仕事をしたり、kintone hive Osakaに参加のため難波を訪れたり。
両親の結婚記念日と私の誕生日は一緒なのですが、一緒に祝えてよかったです。


§  今月の交流 今月は、仕事に絡んだイベントが多かったので、飲みも含めた交流は比較的多めでした。

私の場合、公私混同の毎日です。私的な付き合いなのか、仕事をからめた付き合いなか、もうあまり区別できません。また、区別もしないようにしています。
皆さんとの交流は本当に楽しかったです。









今月も皆様ありがとうございました。

●私自身の六月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、またしても書く時間が取れませんでした。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、今は書くための時間がありません。読んでからレビューをアップするまでの時間も二年数カ月に達しようとしています。
今、私のプライベートの時間がほぼなくなってしまっています。仕事をからめた交流があるので精神的には困っていませんが、一人の時間がないことは見直さなければと考えています。
レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は、私にとってワークライフバランスのバロメーターです。ワークに偏っている今の状況を早く取り戻さねば、とかなりの危機感を持っています。

以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。これも長い間アップできていないので、なんとかして時間を作らないと。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは4本(
kintone Night Nagoya vol.13に参加しました
kintone Café 山口 Vol.8に参加・登壇しました
kintone hive 2024 Osakaに参加してきました
よっちゃばれっ kintone 無尽 Vol.4に参加しました。
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

5月30日 5月30日 多様性の流れをシステム設計に取り入れる備えを
5月31日 5月31日 値決めは経営である。クラウドの価格も。
6月3日 6月3日 コミュニティでしか得られない情報
6月4日 6月4日 リモートワークは社風や意向の取りまとめがしにくい
6月5日 6月5日 システムの目的は人を幸せにすることにあります
6月6日 6月6日 出生率がまた一つ減った今、歳を重ねた私が考えたこと。
6月7日 6月7日 「システムの目的は人を幸せにすることにあります」の深掘り
6月10日 6月10日 オンライン媒体でなく、紙媒体の大切さ
6月11日 6月11日 人前での登壇から得られる経験
6月12日 6月12日 新たな事業はリアルに会ってじっくりと。
6月13日 6月13日 各種規定、運用整備の必要性
6月14日 6月14日 都民の方は都知事選には投票を
6月17日 6月17日 人は老いる。私も老いる。
6月18日 6月18日 インフラをどう維持するのか。
6月19日 6月19日 kintone資格を持つと自信に加えて実装能力が上がる
6月20日 6月20日 コミュニティで宣伝効果を求めることについて
6月21日 6月21日 選挙運動の過渡期にITでできそうなこと
6月24日 6月24日 地域クラウド交流会(ちいクラ)まであと数日
6月25日 6月25日 マッサージをAIは代替できるか
6月26日 6月26日 ちいクラをきっかけに弊社役員も飛躍

§  今月の読書 今月は8.5冊の本を読みました。内訳は、技術書二冊、新書(リーダーシップ)一冊、純文学二冊、ミステリ2.5冊、新書(政治哲学)一冊。

今月も本が読めました。
先月に訪問した福島第一原発事故に関する本など。

ここしばらく、本がほとんど読めていませんでした。先月は満足のいく冊数が読めたように思いますが、今月はまた落ち着いています。
ところが、読んでもそれをアウトプットできていないのは上に書いた通りです。
アウトプットもしつつ、本を読んでインプットにも努める。こうありたいものです。

私が一昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、まったくそれが進んでいません。
仕事にかまけてしまっています。このことにもとても強い危機感を抱いています。このまま何も生み出さずに老いてしまうのでは、と。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞はゼロ本です。

「関心領域」は見にいきたいと思っています。行こうと思っていたうちに、あっという間に六月が終わってしまいました。


§  今月の舞台 舞台については、今月は一本も観ていません。

妻が宝塚の代表を辞めてから二ヶ月が経ちましたが、その時についていた大輝真琴さんを甲府ちいクラにお呼びし、大人の本気のラジオ体操のお手本を務めてもらいました。



§  今月の音楽 コロナが始まってから’70’sから活躍したアーチストの全曲を聞く活動を続けています。サンタナの全アルバムを順に聴いています。

他にもいろいろな音楽を聴いた月でした。


関西では幼稚園の頃からの幼馴染とカラオケを楽しみました。
歌うってよいなぁ。

§  今月の美術 美術については、月初に岩国城で見た銘刀や鎧の数々と、城の入り口に飾ってあった見事な書が印象に残っています。


武将に関する展示に心を躍らせてしまうのは、誰もが同じ。


§  今月のスポーツ 今月は、スポーツはしていません。
トピックスとしては、町田ゼルビアが絶好調で、J1デビュー初年度にもかかわらず、まだ上位に居続けていることでしょうか。
勝利への執念はチームを変えるということですね。私もあやからなければ。

私自身、最近体力がとみに落ちていることを感じています。
寝不足その他の原因でしょうか。仕事が忙しい中、どうやって体力を維持するか。
そろそろ体力作りに取り掛からないと、老年になってとんでもないことになりそうな気がしてきました。危機感を覚えています。


§  今月の滝 今月は十か所の滝を訪れました。「龍尾の滝(6/2)」「登龍の滝(6/2)」「白龍の滝(6/2)」「名もなき滝(6/2)」「名もなき滝(6/2)」「龍門の滝(6/2)」「龍頭の滝(6/2)」「犬戻しの滝(6/2)」「名もなき滝(6/2)」「宇佐の大滝(6/2)」
どれも全て岩国市にあります。
最初の七つの滝は、寂地峡五竜の滝の家、何もなき滝以外の5つにはそれぞれ名前がついています。すべてが龍の体になぞらえ、まるで生き物の歴史のように変書きが流れているのが印象的でした。

犬戻しの滝はその近くの別の沢にある滝で、これまた見応えがありました。

岩国のこの辺りは滝を観光資源にしようと陶板パネルが多く並べられ、滝好きには良い場所でした。
近くにあった名もなき滝も良い感じでした。

帰りには宇佐の大滝も。
道に沿った川が大きな滝として落下しているため、上からのみしか見られませんが、下から見るとかなり良さそうに思いました。

久々にぎっしりと滝巡りを堪能した一日になりました。


§  今月の駅鉄 今月は四駅を訪れました。「錦町駅(6/2)」「南桑駅(6/2)」「清流新岩国駅(6/2)」「善光寺駅(6/21)」。


錦町駅は、岩国駅から伸びる錦川鉄道錦川清流線の終着駅です。
かつて岩国駅から山口線の日原駅までが計画されていた岩日線。
それが民営化され、しかも線路は錦町駅で開発は停滞し、今では参観にする駅としてのんびりと毎日を過ごしています。

車両がとてもカラフルで、かつ字幕も自然を生かした良い雰囲気を醸し出していました。私も発車する電車を動画で撮ったり、構内に留置されている電車を撮影したりしました。駅には売店があり併設され、しかも鉄道資料館もあり、鉄道好きにはオススメの駅でしょう。

錦町駅から先にその後の計画未成線を利用して、観光列車として走っているようです。
今回はトコトコ電車には乗りませんでしたが、山口の人曰くオススメだそうです。


その後に訪れた南桑駅は、錦川清流線と錦川の両岸に走る道路と線路があり、橋を渡って、対岸にある反対側にある駅に行く必要があります。駅と線路しかありません。たまにこういう形式の駅は見かけますが、旅情があっていいですね。
ちょうど駅にいる時、列車がやってきたので、列車と自分を重ね合わせて撮影しました。

清流新岩国駅は、新幹線の新岩国駅に乗り換えが可能です。
ただ、高架下を数百メートル歩く必要があり、駅の落差が大きいように思いました。
かつては駅の名前も全く違うものでした。その駅名が残った旧国鉄の客車の一部を使った待合室が印象的でした。

善光寺駅は、ここ一年の甲府との往復の際に、駅の真下をくぐるガード下は何度も通りました。
今回、よっちゃばれっ kintone 無尽 Vol.4の会場に向かう際、山梨県立図書館で用事を済ませてから来たので、ついでに善光寺駅まで二駅乗車していみました。
朝は横浜でざあざあと降っていた雨も、私が電車を降りた時にはかなり小降りになっていて、富士山も姿を見せる晴れ間になっていました。富士に向かって走る富士行きの列車は撮影者としてうってつけの被写体でした。

§  今月の酒楽 今月は飲む機会がまあまあありました。とはいえ、九日間、十三軒のお店で飲みました。

まずは、kintone Café 山口の懇親会で三次会まで(6/1)。「磯べえ」「とり心」「三代目網元 魚鮮水産」です。お酒がというより皆さんとの会話に夢中でした。
そして翌日、岩国から帰った後、地元の幼馴染とハイボールやレモンサワーを(6/2)楽しみました。歌を歌いながら気の置けない友人と飲むお酒は美味しかった。

さらに、kintone hive Osakaの後は、皆さんとカレー巡りの集まりを(6/4)。四天王寺の近くにある虹の仏では残念ながらカレーが食べられませんでしたが、天王寺mioの上にある「ボンガラカレー」ではビールを。美味かった。
そしてその夜はせっかく大阪にいるので、かつて自分があまり訪れられなかった場所に行ってみようと西九条へ。「bar s and k」さんではウイスキーなどを楽しみました(6/4)。

別の日には妻と甲府のちいクラの準備で甲府に泊まった際、夜二人で食事を。「じゃじゃまる 甲府中央店」で食べ物とお酒を楽しみました(6/9)。

さらに別の日には真鶴へイベントの打ち合わせとコース下見で。夜、角打ちの集いの場として地元の方が多数集まる「草柳商店」へ(6/16)。

またよっちゃばれっ kintone 無尽 Vol.4の懇親会では「ぽんぽこ」でビールなどをおいしく(6/21)。

また別の日には西東京の商談の帰りに国分寺駅の近くにある「BEER CAFE GAMBRINUS」でIPAとサイダーをいただきました(6/25)。

システム39十周年記念パーティーでは会場のワインやビールなどを多数(6/28)。

そして甲府地域クラウド交流会の懇親会ではかなりの方が甲府の街で夜を楽しみましたが、私も「九十九」「味魅」で皆さんとの会話を楽しみました(6/29)。
かなりお酒を楽しみましたが、それ以上に、皆さんとの会話が楽しくて楽しくて。


§  今月の旅行 今月は、上でたくさん書きました。仲間と。滝。城。清流。駅。様々な場所を訪れました。
感動的な人とのご縁のありがたみもたくさん味わいました。
はじめてほぼ100人のイベントの主催を成功させました。

もう、その中で今月は十都道府県を巡りました。
以下に書いた通りの場所へと。旅をした意味では満足の月でした。

来月もまた旅ができるようにがんばります。

今月、足跡を残した地は以下の通り。
愛知県
 名古屋市中区、名古屋市中村区
山口県
 山口市、岩国市、
広島県
 廿日市市
島根県
 吉賀町
大阪府
 大阪市東淀川区、大阪市浪速区、大阪市天王寺区、大阪市此花区
兵庫県
 西宮市
東京都
 町田市、稲城市、多摩市、府中市、新宿区、渋谷区、台東区、八王子市、中央区、西東京市、国分寺市
神奈川県
 横浜市旭区、真鶴町、藤沢市、横浜市中区、
山梨県
 笛吹市、甲府市、上野原市、甲斐市
長野県
 岡谷市、宮田村、伊那市


§  今月のその他活動 
・公園は二か所。「吉香公園(6/2)」「武蔵国分寺公園(6/25)」

・美術館はゼロカ所。

・駅は四駅。「錦町駅(6/2)」「南桑駅(6/2)」「清流新岩国駅(6/2)」「善光寺駅(6/21)」

・滝は十カ所。「龍尾の滝(6/2)」「登龍の滝(6/2)」「白龍の滝(6/2)」「名もなき滝(6/2)」「名もなき滝(6/2)」「龍門の滝(6/2)」「龍頭の滝(6/2)」「犬戻しの滝(6/2)」「名もなき滝(6/2)」「宇佐の大滝(6/2)」

・温泉は三カ所。「城のホテル(6/22)」「多摩境天然温泉 森乃彩(6/24)」「天然温泉 勝運の湯 ドーミーイン甲府丸の内(6/9)(6/29)」

・山は一山。「城山(6/2)」

・酒蔵は二か所。「信玄ワイン(6/10)」「マルス駒ヶ根蒸留所(6/30)」

・神社は七か所。「吉香神社(6/2)」「鳴尾八幡神社(6/5)」「西宮神社(6/6)」「百太夫神社(6/6)」「武田神社 (躑躅ヶ崎館趾)(6/9)(6/29)」「大國魂神社 大鳥居(6/16)」「武田神社 (躑躅ヶ崎館趾)」

・寺はゼロ寺。

・教会はゼロカ所。

・史跡は九カ所。「俳人種田山頭火之像(6/1)」「「長州五傑」顕彰碑(6/1)」「吉川家墓所(6/2)」「剣豪 佐々木小次郎の像(6/2)」「錦帯橋(6/2)」「宮水発祥の地(6/6)」「白鹿宮水井(6/6)」「大関宮水井(6/6)」「しとどの窟(6/16)」

・博物館は一か所。「岩国城博物館(6/2)」

・遺跡はゼロカ所。

・城は一城。「岩国城(6/2)」

・灯台はゼロカ所。

・動物園はゼロか所。

・水族館はゼロか所。

・土木遺産はゼロか所。

・マンホールカードは二枚。「山口県山口市(6/1)」「島根県吉賀町(6/2)」

・ダムはゼロカ所。
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。

なお、昨年の夏ごろから信長の野望 出陣でアカウントを作り、様々な場所を巡っています。市区町村ごとに完全に訪れると制覇ができます。
遠征という機能を使って制覇したのではなく、実際に訪れた場所で制覇した市町村について、ここに記しておきます。
・長野県北安曇郡白馬村 2023/11/12
・長野県北安曇郡小谷村 2023/11/12
・山梨県南都留郡山中湖村 2023/12/16
・神奈川県足柄下郡真鶴町 2024/1/25
・福島県双葉郡富岡町 2024/5/5
・福島県双葉郡広野町 2024/5/5
・東京都狛江市 2024/5/6
・神奈川県愛甲郡清川村 2024/5/12
・東京都稲城市 2024/5/25

私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月も仕事にからめてですが、バラエティ豊かな移動ができました。この地球にはまだまだ無限に行くべき場所があります。
少しでもこうした場所を訪れてから死にたい。私の人生の残り時間のなかでどこまでの旅ができるか。

加齢によって日々、気力は減退していきます。人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選びます。私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。一昨年の秋にはハイキングのつもりが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。

死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。そのためにもこうして書き残しておこうと思います。

今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す。だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもらず、一人でも旅を敢行したいと思います。
もちろん、一昨年の秋に遭難した経験は忘れてはなりません。命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もせず命を枯らすよりはましです。
家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。

そう思い、訪れた場所で心の赴くままに俳句を詠んでいます。今月は俳句を26句。いずれもツイートまとめに載せています。

一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月も自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。
頼りない経営者であり父であり夫であるにもかかわらず、家族が常に一緒に行動してくれることに感謝します。


2024年6月のまとめ(法人)


令和六年六月。

早くも年度が始まって三ヶ月が終わろうとしています。
おかげさまで昨年被ったダメージをふっ切るように売り上げは順調です。案件の引き合いが順調といった方が正しいかもしれません。
失注は覚悟の上で大幅に単価を上げたにもかかわらず、ご発注いただけるのはありがたいです。

ただメンバーを雇おうと思っているところですが、まだそれは時期尚早かと思います。ここで雇ってしまうと、昨年と同じ轍を踏んでしまうので。

システム開発だけでなく、ちがう方面の取り組みにも精を出しています。

達成度6割。達成感6割。満足感7割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。


●弊社の業績

§ 総括 六月度の売上は目標を下回りました。

上にも書いた通り、何とか赤字にはならないギリギリのところには達するようになっています。

上にも書いた通り、何とか赤字にはならないギリギリのところには達するようになっています。

案件の引き合いは相変わらず引きも切らず、しかも規模も上がっています。引き合いは途切れず、その規模も大きくなってきています。

kintoneの好調に加え、弊社のkintone界隈での存在感も定着してきたということでしょうか。本当にありがたいことです。
うちのメンバーも頑張って学んでいますし、成長もしています。
ただ、まだ各メンバーの力が足し算にしかなっておらず、掛け算の力を発揮できていないのが弊社の今です。

ただ、メンバーも弊社で何とか頑張ろうと言う方向にはなってきています。各自が自分にせられた仕事を何とかこなそうと前向きになっているのはありがたいですし、試験を受けたり、積極的に集まりに出向いたり。

少しずつ会社を経営するに当たっての力点のメリハリも自分なりにわかってきた気がします。経営者の立場から見るとメンバーに対しては、注文したい部分はありますが、そこをぐっとこらえ、安定的でかつ負担を感じさせないような作業をしてもらうようにしています。

ただし、その分私がお客様の育成、寄り添いなどに追われているのが今です。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。

・弊社代表が「kintone Café 山口 Vol.8」に参加・登壇しました(6/1)。
・弊社代表が「kintone hive 2024 Osaka」に参加しました(6/4)。
・弊社代表と役員がサイボウズの永岡さんと甲府市内を行脚し、地域クラウド交流会(ちいクラ)のご挨拶やパンフレットの配布、ちいクラのプレゼンターの勧誘を行いました(6/9)。
・弊社代表と役員が前日に続いて甲府市内を行脚し、挨拶周りやパンフレットの配布を行うとともに、拠点開設に向けた物件の内覧も行いました(6/10)。
・弊社代表が真鶴で予定している「CASOミーティング@真鶴」の下見を行いました(6/16)。
・弊社代表がkintoneエバンジェリスト活動共有会に参加しました(6/19)。
・弊社役員および総務メンバーが山梨県活性化プロジェクトに参加しました(6/19)。
・弊社代表が「よっちゃばれっ kintone 無尽 Vol.4」に参加しました(6/21)。
・弊社総務メンバーが「スナックジョイゾー」に参加しました(6/21)。
・弊社代表が立ち上げメンバーとして関わる「CASOミーティング@真鶴」の告知サイトをオープンしました(6/24)。
・弊社代表と役員が「第一回 甲府地域クラウド交流会」の開催に先立ち、甲府経済新聞の取材記事に登場しました(6/25)。
・弊社代表が「システム39 十周年記念パーティー」に参加しました(6/28)。
・弊社が主催する「第一回 甲府地域クラウド交流会」を開催しました(6/29)。
・弊社役員がサイボウズ社より正式に地域クラウド交流会オーガナイザーとして認定されました(6/29)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

ただ、今や弊社も開発案件の割合を下げると決めています。
私がお客様のサポートに入った後、こぼれ落ちた開発をうちのメンバーが担う運営に変えつつあります。

そうなると、パートナーに対してお願いすることも、ぐっと減ってくるでしょう。今は一度タスクを整理しなければと考えています。


§ 開発案件 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。

kintoneはますます盤石の地位を築いていくでしょう。
先月末にサイボウズ社より値上げのお知らせがありました。が、値上げに関して弊社には影響はありません。
元々、安すぎた弊社の単価を昨年のうちに挙げておいたのが功を奏しました。
単価アップの効果が少しずつ経営に好影響をもたらしている今、なおさらそう思っています。

ノーコードツールとしての盤石の地位を築いたkintoneは、カスタマイズ開発の余地がまだ残されています。
が、プラグインやサービスを駆使してお客様が求める業務を実現したほうが顧客満足度が高くなることを知りました。
弊社は手を動かさずにお客様に開発を行ってもらう開発手法をここ数年「伴走開発」と呼ぶようになっていますが、今月の頭に参加したkintone Café 山口 Vol.8の懇親会の席上で、伴走開発という言葉は誤解を受ける可能性があるからやめた方がよいと助言されました。

要は既存のSIerが従来のシステム開発のやり方を伴走開発と呼んでいて、同じやり方だと誤解されないか、と言うことです。
それ以来、協働開発や共創や協調開発や同行開発や寄り添い開発や協力開発やサポートドリブンやDX推進サポートなど、様々な言葉を探し求めています。
一旦、昨年秋にサービス開始した「Go! Do! WithU」にならって昂動開発と名付けておきます。か、伴走開発のようにしっくりとした言葉になっていませんので、この言葉はまだ自分の中で引き続き探し求めます。

今月は、28日にジョイゾーさんのシステム39の十周年記念パーティーにご招待いただきました。
私と同じ頃にkintoneに着目し、見事に企業を育てあげた四宮ご夫妻は、弊社にとっても学ぶべき手本であり、目標でもあります。
そうそうたるメンバーが集まったパーティーの希望は盛大であり、我々もこのレベルにきっとたどり着けるはずと言う希望が持てました。
その翌日には、甲府で弊社主催の地域クラウド交流会があり、kintoneエコシステムの世界に加わってくれた妻が頑張って成功しました。
その中では妻がサイボウズ社から正式に地域クラウド交流会のオーガナイザーとして認定されました。
弊社もようやく少しずつ企業の体を成し始めています。

昨年、以下のとおりに弊社の今後の業務の進め方を決めました。
・代表がお客様に入って共に実装に向けて努力する。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

少しずつ私が担当する案件に関しては回るようになってきています。
それをもう少し押し進め、弊社が受ける開発案件の割合を減らし、かつ定期的な開発案件は常に持っている状態に何とか落ち着けようと思っています。
一昨季まで安すぎた単価設定も大幅に上げました。
上げた単価をベースに受注も取れるようになりました。それが自信にもつながっています。

昨年に出したGO! DO! with-Uとアビットリンク、さらにk-Report帳票統合サービスも併せて、弊社の価値をより世間に訴えていく必要があると思っています。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

今年の一月、大きな荒療治を行って状況をリセットしました。
昨年度は赤字だったにもかかわらず、また持ち直し始める兆しはあります。

経営者としての未熟を痛感させられる毎日ですが、財務改善のためにまず取り掛からなければと考えた単価アップがうまくいきそうなので、もう少し耐え忍びます。
弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 三年前の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
この正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。

企業理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念
「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、代表の考え方の軸はぶれていません。たた、顧客のためにと思い単価が安すぎただけで。

弊社の活動内容に、地域活動やNPOやkintoneエコシステムへの関与と営業活動の両立を組み込みますが、それが元でメンバーに過度な負担をかけないように配慮しなければ。

昨年の4月より弊社に正式に加わってもらった代表の長女に人事・総務・経理の作業を任せました。
さらに、今年のはじめから代表の妻にもチーム作りの担当として加わりはじめてもらっています。
今までは名前のみの役員だった妻に関わってもらったことで、弊社として飛躍できる希望が見えてきました。
今月末、弊社が主催したちいクラ(地域クラウド交流会)も妻と娘で準備をやり切り、当日も成功させてくれました。
その結果、サイボウズ社より正式に地域クラウド交流会オーガナイザーとして認定され、サイボウズ社のソーシャルデザインラボ所長であり執行役員の中村さんから盾をもらいました。

今後とも、なにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約11回です。リアル昂動開発は三社様に対して5回、18時間。オンライン商談はざっと数えたところ約30回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約40枚です。

今月も様々な場所で商談を行い、交流を深めました。
案件に関わる部分なので、ここにはすべて書きませんが、いろいろと楽しみなご縁ができました。

先月末のkintone Night Nagoyaでは親の皆さんと。kintone Café 山口では山口の皆さんと。kintone hive Osakaでは、大阪の皆さんと。
28日にはシステム39 十周年記念パーティーにお招きいただき、kintoneエコシステムを構成する皆さんと感慨に満ちた一夜を過ごしました。
そしてその翌日は、甲府地域クラウド交流会で、山梨県の人たちのとのご縁を作り続けたイベントを無事に行いました。






弊社が経営で苦戦していても次々と案件を頂けているのはこうした出会いがあるからです。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。「kintone Café 山口 Vol.8」(6/1)。「kintone hive 2024 Osaka」(6/4)。「kintoneエバンジェリスト活動共有会」(6/19)。「山梨県活性化プロジェクト」(6/19)。「よっちゃばれっ kintone 無尽 Vol.4」(6/21)。「スナックジョイゾー」(6/21)。「システム39 十周年記念パーティー」(6/28)。「第一回 甲府地域クラウド交流会」(6/29)



こうした対外活動こそは経営者としてやるべきことであると同時に、弊社メンバーにこの方向性を理解してもらう必要があります。
今年の年始の抱負として、登壇回数を36回と定めました。6月の時点で18回の登壇が果たせています。

もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向とずれていきます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうようにつとめなければ。

外の皆様と交流を深めたいと思っています。
今月に行った活動からそのことを強く感じました。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは4本(
kintone Night Nagoya vol.13に参加しました
kintone Café 山口 Vol.8に参加・登壇しました
kintone hive 2024 Osakaに参加してきました
よっちゃばれっ kintone 無尽 Vol.4に参加しました。
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

5月30日 5月30日 多様性の流れをシステム設計に取り入れる備えを
5月31日 5月31日 値決めは経営である。クラウドの価格も。
6月3日 6月3日 コミュニティでしか得られない情報
6月4日 6月4日 リモートワークは社風や意向の取りまとめがしにくい
6月5日 6月5日 システムの目的は人を幸せにすることにあります
6月6日 6月6日 出生率がまた一つ減った今、歳を重ねた私が考えたこと。
6月7日 6月7日 「システムの目的は人を幸せにすることにあります」の深掘り
6月10日 6月10日 オンライン媒体でなく、紙媒体の大切さ
6月11日 6月11日 人前での登壇から得られる経験
6月12日 6月12日 新たな事業はリアルに会ってじっくりと。
6月13日 6月13日 各種規定、運用整備の必要性
6月14日 6月14日 都民の方は都知事選には投票を
6月17日 6月17日 人は老いる。私も老いる。
6月18日 6月18日 インフラをどう維持するのか。
6月19日 6月19日 kintone資格を持つと自信に加えて実装能力が上がる
6月20日 6月20日 コミュニティで宣伝効果を求めることについて
6月21日 6月21日 選挙運動の過渡期にITでできそうなこと
6月24日 6月24日 地域クラウド交流会(ちいクラ)まであと数日
6月25日 6月25日 マッサージをAIは代替できるか
6月26日 6月26日 ちいクラをきっかけに弊社役員も飛躍

§ 年表

 ・六月お仕事

産業交流スペース Megriba、磯べえ、とり心、三代目網元 魚鮮水産、Zepp Namba、二俣川で作業・打ち合わせ×7、Starbucks、Cross Be、生涯学習推進センター、澤田屋 本店、印傳屋、山梨県ボランティアセンター、丸十山梨製パン 本店、Chami Sandwich、九十九、Cafe&Dining Cu-Suke、ワインズ 新富屋、café terroir、葡萄屋kofu 甲州夢小路店、Cross Be、山梨県庁、山梨近代人物館、府中で打ち合わせ×3、カフェ&レストラン ロータスガーデン、新宿で打ち合わせ、ロイヤルホスト、Starbucks、サイアム セラドン、町田新産業創造センター、ハローワーク町田、ぺぺコーヒー、真鶴町観光協会、草柳商店、マクドナルド、浅草で打ち合わせ、浅草文化観光センター 展望テラス、キッチンオリジン 鶴川店、石川町で打ち合わせ、山梨県立図書館 かいぶらり、カフェ リベル、WOODSHED、鶴川駅前図書館、西東京で打ち合わせ、府中市立 中央図書館、浜松町で商談、八芳園、山梨県立図書館 かいぶらり、café terroir、フォーハーツカフェ、九十九、味魅

§ ポストツイートまとめ
・六月ツイート
https://togetter.com/li/2393066


よっちゃばれっ kintone 無尽 Vol.4に参加しました。


6/21に甲府市のWOODSHEDにて「よっちゃばれっ kintone 無尽 Vol.4」が開催され、参加してきました。

この場所で開催するのはVol.2以来です。
実は、今回のVol.4はもっと早く、4/26に開催する予定でした。

ところが、その日はkintone Café 山梨 Vol.2の前日でした。
前日ということもあって、少々意気込みが削がれたのでしょう。人数も思うように集まらず、延期の決断を下しました。

満を持して仕切り直した今回、9名の山梨のkintoneプレイヤーが集まりました。
今回の「よっちゃばれっ kintone 無尽 Vol.4」は、大きく2つの内容からなっていました。
kintone SIGNPOSTの読み合わせと、kintone導入にあたっての課題がSIGNPOSTのどの章かを考えるセッションです。

1つは、kintone SIGNPOSTの読み合わせです。STEP 4の4項目を皆で読み合わせ、意見を交換しました。

私にとって貴重なのは、kintone SIGNPOSTを読み合わせる会が、この「よっちゃばれっ kintone 無尽」だけということです。
kintone SIGNPOSTはkintoneを用いた業務改善のフレームワークです。ただし、kintoneだけでなく、むしろ、kintone以外の業務改善にも役立ちます。
kintone SIGNPOSTサイト

ということは、kintone SIGNPOSTとは座右の書として毎日読んでもよいくらいです。般若心経を読むように。
ですが、なかなか日常の忙しさにかまけて読めていません。今回も皆さんとSTEP 4を読み合わせましたが、私自身の記憶から薄れていました。こんなことでは、残されているカイゼンマネジメントエキスパート試験に受かりません。反省しました。

ただし、kintone SIGNPOSTを読みさえすれば、業務改善ができるわけはありません。それぞれの会社が抱える案件によってkintone SIGNPOSTの活用の仕方は違います。あくまでkintone SIGNPOSTはフレームワークであり、kintone SIGNPOSTをべ―スに、アレンジしていくべきです。
今回も9名の皆さんで導入の方法や考えの違いがあり、kintone SIGNPOSTの解釈もさまざまでした。とても興味深かったです。

私自身、4-33「現場代表」は案件の提案の際にも実践しておらず、忸怩たる思いを感じました。
kintone SIGNPOSTサイト4-33「現場代表」
4-33「現場代表」で言っているのは、導入の説明会にあたり、開発社側やお客様側のプロジェクトマネージャーや推進役が説明するのではなく、現場のオペレーションの代表者にその説明をしてもらうアプローチです。

実践しないと書きましたが、導入の説明会では、私が説明するか、もしくはお客様側のプロジェクトリーダーに行ってもらうことが多かったです。
案件に日々追われているとどうしても癖が発生してしまいます。お客様の現場のオペレーションの責任者に説明してもらう可能性を抜かしてしまうというか。違うやり方が抜け落ちてしまうのです。
もちろん、既存のやり方でもうまくはまる場合もあるでしょう。ですが、はまらない場合もあります。その際、違うやり方として現場のオペレーションの責任者にお願いするやり方を思いつかないと、導入に苦労する可能性があります。

もう一つは、kintone Café 山梨 Vol.2でどりぃさんがセッションで予定していたものの、時間切れでできなかったお題を行いました。
そのお題とは「ある部署はkintone導入が進んだ。それを全社に広めるために何を取り組むべきか。それが示されたkintone SIGNPOSTの項目はどれか」です。
kintone Café 山梨でできなかった分、9名で考えました。

この2つをやってみて、私がカイゼンマネジメントエキスパートに3回も落ちた理由が分かった気がします。要は、きちんとkintone SIGNPOSTを読み込めていないということです。
今年の頭のカイゼンマネジメントエキスパート試験は北海道出張で受けませんでした。次回はきちんと勉強しようと思いました。


最後に皆さんで集合写真を。


そして近くの居酒屋「ぽんぽこ」で懇親会をしつつ、よっちゃばれっの続きを。
楽しくて去りがたく、私は甲府に急遽泊まることにしたほどです。

次もまたよっちゃばれっ kintone 無尽は行われることでしょう。
ちいクラ(地域クラウド交流会)も無事に成功するならば、山梨でのkintone 界隈のプレーヤーも増えるかもしれません。
kintone Caféではない新たなコミュニティの育成にむけ、やれることはしたいと考えます。

まずはご参加の皆さん、ありがとうございました。


kintone hive 2024 Osakaに参加してきました


6月4日に大阪のZepp 難波で行われたkintone hive 2024 Osakaに参加・登壇してきました。

https://kintone.cybozu.co.jp/jp/event/hive/

昨年に続いての参加です。ところが、昨年は開演の直前まで商談していて、終わってからもすぐにトラブル対応が舞い込み、てんてこ舞いでした。

今年は直前の商談もなしにし、午前中に甲子園の実家で済ませていました。
夜もトラブルさえなければ、どこかの飲み会に参加できそう。楽しみです。

さて、楽しみと書いている私ですが、実はkintone hiveについては経験がそこまでありません。
一昨年までは地方で行われるhiveには一度も参加していませんでした。11月に幕張で行われるkintone AWARDを参加するだけで満足していました。
昨年のブログにも書いたと思いますが、開発会社としては、kintone AWARDだけ観覧すればそれで良いという気持ちがどこかにあったのでしょう。

ところが昨年、仙台/大阪/東京と参加してみたことで、各地域でのhiveのレベルの高さに舌を巻きました。そして、今までの自らの不明を恥じました。そこで、なるべく地方のhiveにも参加しようと決めました。

ところが今年は、仕事のスタイルが変わりました。それによって、私の時間の使い方にも変化が生じ、参加したくてもできていません。当初は、kintone hive 2024 Osakaへの参加も難しいと考えていました。
ところがスケジュールを確認すると、名古屋(kintone Night Nagoya)、山口(kintone Café 山口)と移動した後、数日を実家に泊まらせてもらい、その間の打ち合わせを全てオンラインに調整すれば、kintone hive 2024 Osakaへの参加ができるかもしれない。そこでスケジュールを調整しました。

11月に行われるCybozu Daysはkintone界隈のプレーヤーが全国から集う一大イベントです。
が、kintone hiveもその地域並びに近隣地域からプレーヤーが集います。普段は首都圏にいる私にとっても、関西のプレーヤーと旧交をあたためる良い機会です。今回も会場の入り口付近でいろんな方にお会いして旧交を温めました。
皆さん、これから会場で目撃する内容にワクワクしています。

ここで念の為、kintone hiveについて説明しておきます。
kintone hiveとは、kintoneを使って社内の業務改善に取り組む各企業様が、自社の取り組みを登壇し、発表するイベントです。今年は全国の六カ所で催されています。書類審査の上、登壇される各企業様の取り組みは、ユーザーとしても導入に参考になりますし、kintoneを用いたビジネスを展開する各企業にとっても参考になります。

ただ、それだけの説明では、なぜそこまで皆を惹きつけるのか、わからないかもしれません。

kintone hiveで登壇されるのは、業務改善を切実に必要とする企業や個人が、kintoneを使ってチームを構成し、そして会社の業務を変えていくストーリーです。
各社さんは登壇する今も現在進行形で業務改善を進めておられます。そして、会場で参加する方々は自社または他社に対して業務改善を行っている真っ最中。つまり、同じ時間軸でkintoneを用いた業務改善の同士です。
同士が試みた業務改善のありように私たちは共感し、応援します。そして、成功に至るまでのプロセスを自分たちの会社の参考にし、生かそうとします。

kintone hiveとは、ある種のエンターテインメントです。
エンターテイメントとは人々を楽しませる娯楽のことです。
人々は、共感や応援など、喜怒哀楽の感情も含めて心が動かされることも娯楽としてとらえます。
登壇者がうまくいかない経験を語る時、観客の多くも自らの苦労に思いを馳せ、心を痛めます。そして、成功体験が語られる時、登壇者の語る喜びを観客は追体験します。
kintone hiveとは、登壇者と観客が場で一体となって感情を共有する場です。
会場がライブハウスであるのも、場の一体感を醸成するためには必須の装置です。だからこそ、kintone hiveはある種のエンターテインメントであるといえます。


さて、サイボウズの山田さんによるkintone hive 2024 Osaka大阪の開会宣言に続いては、登壇者の皆さんによる熱いセッションの開始です。


おのえメモリアル株式会社/森垣さん

まずはおのえメモリアル株式会社/森垣さんから。

いきなり私の知っている方の登壇です。
森垣さんとは今年の1月に城崎で行われたkintone Café HYOGO Vol.2にてお会いしました。しかもお隣の席同士でした。
その際に聞いた森垣さんのセッションは、私の中で鮮やかですが、今回その内容をさらにバージョンアップさせておられました。
人の目を見て話すことが、大切な人を亡くされた葬祭業の打ち合わせでは必須。そのため、パソコンに目を落とす頻度は減らさなければならない。つまり、kintoneの操作をなるべく簡単にする。
その思想は変わらず。今回は冒頭に合掌があり、新しい掴みの要素も加えておられました。そして、随所には森さんの人柄を感じさせる素晴らしい登壇でした。

無趣味な人に出来た趣味がkintoneと言う自己紹介も良かったです。
そして、登壇の背後に通底する思想、つまり本来は業務に紙もシステムもいらない、人との触れ合いに時間を割きたいというその姿勢が会場にしみわたりました。
システムとは人のためにあるものです。


BABYJOB株式会社/長野さん塩澤さん


BABYJOB株式会社/長野さん塩澤さん
私の娘たちも、もう2人とも20歳を超えました。娘たちが小さい頃、私が妻と同じぐらい育児をこなしていたというつもりはありませんが、育児の大変さは私もよく知っていました。

その大変さを少しでも楽にするためのサービス、そしてそこにkintone使う組み合わせは、まさに多くの人の共感を呼んだのではないでしょうか。

すごいと思ったのは、入社してわずか一週間でkintone hiveへの登壇を会社に相談したそのエネルギーです。
わずか一週間で登壇を決断した事例は私も今まで聞いたことがなく、すばらしいと思いました。

お二人の話を聞いていると、システム開発の従来のやり方は本当に変わってしまっていることに気づかされます。
4ヶ月かかるシステムがわずか1週間で担当者によって実装されてしまう。この脅威を技術者は真摯に受け止めねばなりません。この流れはkintone界隈の人には当たり前でも、まだまだその変化に気づいていないシステム開発業者や技術者がたくさんいるのです。


株式会社オーシン/藤田さん


株式会社オーシン/藤田さん

いわゆる職人芸と言われるものは、暗黙知の集合です。
一子相伝や徒弟制度は、確かに言語化できない暗黙知を伝えるためには有効な制度だったのでしょう。
ですが、今のスピードが優先される世の中にあって、背中で語って伝えるやり方はもう難しいでしょう。残念ながら。
もちろん暗黙知が必要な部分はまだ多いと思います。が、それとて、内情を良く調べてみると、ただ単にテキストや言葉の伝達のプロセスの問題だったりします。暗黙知でなければ伝えられない部分はより深い部分にあり、それ以外はkintoneで代替可能です。
藤田さんの登壇はまさにその辺の伝達の課題をkintoneの特性を持ちいて解決した好事例です。マスタ整備をきちんとするだけで情報の伝達は改善できるのです。
タグ付けプラグインの活用など、私にとっても参考になる点が多々ありました。kintoneの使い方に工夫の種は尽きないなぁと思いました。

藤田さんの登壇を聞いていて、知識の伝達と蓄積こそがシステムの本質なのだとあらためて腹落ちしました。


株式会社ワイドループ/川咲さん


株式会社ワイドループ/川咲さん

冒頭の自己紹介から紆余曲折、七転び八起きの人生模様が展開され、インパクトは抜群。
その後の導入の経緯もスピーディーで、観客は一気に川咲さんワールドへと引き込まれていきました。

ただ、その話術とテンポに幻惑されていては本質を見失います。語っている内容にこそ、川咲さんの業務改善の本質が詰まっています。
それは、業務改善をする側にも本気度がないと成功しない真実です。


自社の業務を徹底的に理解し、そこから業務改善の糸口を見出す熱量。
業務改善を進めるにあたって、計画やプロセスにおざなりな点はないか。
一度は川咲さんから相談を受けたアールスリーさんが断り、そこから再度計画を作り直した上で、アールスリーさんの支援を受けるに至る流れは、私たちシステム開発業者にとっても襟を正すケースです。安易に相談を受けてはならず、まず、本気で改善する気がなければ、システム業者にとってもあとあと苦しむことになりますから。
それには、業務改善をする当事者こそ、もっとも本気で取り組む姿勢を見せなければなりません。

社内への周知方法や仲間づくりなど、テンポの速いスライドとトークの中で内容も濃い目に詰め込んでおられました。また、効果検証をやる暇があれば、kintoneアプリを一つ作る方がよいとの割り切りも印象に残りました。
今回のkintone hive 2024 Osakaで優勝したのは川咲さんです。kintone AWARDでもご活躍を願っています。


株式会社パトライト/三井さん


株式会社パトライト/三井さん

私の中で、印象を受けた一人が三井さんです。
仕事に魅力を感じられず、転職を考えていた三井さんがkintoneに出会い、kintoneで改善を実現することによって自分の力を役立て、人から頼られる喜びに目覚めてゆくストーリー。

実際、こうなることが望ましい姿です。ただ、人によっては理想論として捉えるかもしれません。なぜなら、そういう機会をもらえることはそうそうないからです。
ですが、三井さんが語った「頼られる歓びが仕事への活力になる経験」は、私にも覚えがあります。むしろ、私自身がそうやって次のステップに進んでいきました。なので、我が事のように三井さんのストーリーが私の中に吸収されていきました。
三井さんが目覚めていったいきさつは、私が経営者として、どうすればメンバーに味わってもらえるかを常に考えている課題でもあります。経営者としてメンバーのモチベーションアップは切実な課題です。特に2023年にそれで失敗した私としては。
どうすればやりがいを感じてもらえるのか。仕事に対してやりがいや実感を持てることが都市伝説でも幻想ではなく実感なのだ、三井さんの経験が実際に起こったストーリーなのだと教えられれば、従業員はやる気を持ってもらえます。
絶対的な安定や高給を保証できない零細企業の経営者としてはなおさらです。まずは、経営者としては従業員への何よりの福利厚生こそ、やりがいの提示だと思ってます。


ですが、それが難しいこともよくわかっています。やはり仕事は仕事。現実には苦難も試練も待っています。
楽しいことばかりが仕事ではないから。三井さんはそれらを乗り越えるための工夫も含めて話されておられました。だからこそ、私は共感しました。


阪急阪神不動産株式会社/川本さん。


阪急阪神不動産株式会社/川本さん。

西宮市で20年以上を過ごした私にとって、阪急阪神はいろんな意味で郷愁を与えてくれる存在です。
ここ数年では阪急側の某歌劇団ともいろいろとご縁がありました。
実は昨年秋にも六本木でソラコムの皆さんと飲んだ後も、阪急阪神不動産の方と数名お会いしました。

なんだかんだとご縁がある会社がkintoneを使っている。そして、kintone hiveに登壇する。これだけで私のテンションはあがります。


その構築内容は、参考になるところが多かったです。
何よりも、弊社が今目指さなければならない、JavaScriptを使わない構築をポリシーとして謳っておられましたから。
同様のポリシーはエン・ジャパンさんが謳われておられます。


私も今後のkintone開発とはかくあるべき、と切り替えるのに努力しています。
が、なかなか完全にJavaScriptを100%根絶した提案を当初からできるまでには至っていません。
それはおそらく私の努力と知識が足りないのでしょう。

そうした意味でもまだまだの精進が必要なのだ、ということを胸に刻めたのはよかったです。


特別セッション


さて、そこで六社の登壇が終わり、私は諸連絡のためパソコンに向かっていました。
すると、いつの間にか壇上にはゆっきーときったんさんと中尾和尚のお姿が。

そこで話されている内容は、私があまりログインしていないキンコミ。
キンコミを通じた情報が数年たって別の方の悩みを解消させる事例や、ブックマーク機能がいつの間に出来ていたことなど、私不覚にも自分が使っていなかったことへの不明を恥じました。

さっきのJavaScriptを無くす前提の見積を行うためにも、私もまずキンコミを見なければと思った次第です。
と思いつつ、kintone hive から本ブログをアップするまでの二十日間の中でまだ見られていません。まずいので、まずはこの後必ずログインは果たします。


さて、私がログインを果たす前に、別のミッションは終えてしまいました。
kintone hiveの会場に設置されていたプリクラで、きったんさんと中尾師匠との3ショットを撮ってもらったのです。
私だけ、いかにもプリクラに慣れていないことがまるばれで、全く違う場所を見つめているのはご愛敬。

今回、こんなアトラクションが用意されていたのですね。その時に聴いた情報では、kintone hive Tokyoでも用意されているとか。楽しみです。


懇親会

さて、優勝者が川咲さんであると発表された後、私が座っていた席の近くにトーヤマンさんがおられ、ご一緒に夕飯と懇親会にお誘いいただきました。数日前にもkintone Night Nagoyaでもご一緒していたこともあって。

ところが、私がきったんさんと中尾和尚とプリクラを撮っている間に迷子になってしまい、一緒に会場に出た一群と一緒に歩いていたら、実は登壇者の皆さんの飲み会に合流していたことに気づきました。

これはいかんと、あわててトーヤマンに連絡をとり、大国町駅で合流。さらに動物園駅、天王寺駅と二回降りて、合流した皆さんはなかなかのレアメンバー。
少なくとも私はこのメンバーでの集合は初めてです。


しかも私、この中でイビサさんとは初めてお会いしたので、とても貴重な機会になりました。
前からもちろん一方的に片思いだったわけですが、まさかここまでホスピタリティ溢れるカレーの求道者だったとは・・・。まさに仏でした。
四天王寺まで足を運んで訪れた「虹の仏」は残念ながらカレーが品切れだったそうですが、私には十分な仏の恵みでした。

もちろん、皆さんで訪れたカンデグランデのカレーのとってもおいしかったです。
このメンバーであれば、また目黒辺りでお会いできる機会もあるかも。
kintoneはカレー色。またカレーでも誘ってください。街をカレーとkintoneで染めていきましょう。

私はそこから田村さんと大阪までご一緒しました。
思ったより早く解散になってしまったので(昨年はなんばウォークの公衆電話機の上にパソコン広げてトラブル収束の指示を出していました。しかももっと遅い時間に)、さすがにもう一軒行こうかと。


いつも行く梅田のHarbour Innでもよかったけど、たまには違う街を歩いてみたいと思い、来るときに通って少し気になった西九条駅へ。環状線をもう15分角度を伸ばして、駅前を少し散策。
ふらっと訪れたBar SandKさんでバーテンダーさんとの会話を楽しみ、夜をしめました。

kintone hive Osakaなどの機会にふるさとに帰れるのはありがたい。ふるさとの風を感じ、若い時には訪れられなかったさまざまな街を訪れるのもありがたい。

また来年もkintone hive Osakaには来られるようがんばります。

今回お会いしたすべての皆様に感謝です。


kintone Café 山口 Vol.8に参加・登壇しました


6月1日に山口のメグリバで行われたkintone Café 山口 Vol.8に参加・登壇してきました。
告知ページはこちらです。

会場は新山口駅から徒歩すぐの立地にあるメグリバです。
メグリバのページはこちらです。

私にとって初めてのメグリバ。そして新山口。

そもそも山口県に一歩を踏み入れること自体が、20数年ぶりです。記憶が定かなら、かつて福岡の帰りに厚狭駅前でテントを立てて野宿したのが最後のはず。
名古屋で参加したkintone Night Nagoyaの翌朝、のぞみを乗り継いで新山口に着いたのは11時過ぎでした。

新山口駅の新幹線からJRに乗り換えるまでの連絡通路の柱ごとには、山口の観光地が紹介されています。観光客にとって魅力的な場所がたくさんあるのが山口です。


新山口駅の周辺をぐるりと巡り、まずは挨拶がわりの瓦そばを食してから会場に向かいました。


会場となるメグリバは、KDDI維新ホールと名付けられた大きなホールの一隅に設けられたコワーキングスペースです。
この日、KDDI維新ホールでは「パンと珈琲のフェスティバル2024」が開催されていました。そのため、すごい人だかりでした。
メグリバに行くまでに、多くの人の列を潜り抜けて通らなければなりません。かき分けていると、私の着ていたポロシャツを見た方からは、「あ、kintoneも出てる」と言われました。


私と片岡幸人さんをメインの登壇者とし、吉富さんが運営として準備を進めておられたこのkintone Café 山口 Vol.8ですが、当初はkintone Caféの集客に苦労されていたそうです。
私もその集客に苦戦していらっしゃる様子を拝見していたので、「パンと珈琲のフェスティバル2024」に来ている人たち全員をkintone Caféに呼びたいと思った位です。



結果としては、当日に飛び込み参加してくださった方も含め、高知、大阪、神奈川、東京、岡山、山口の各地から最大で19名の方にご参加いただきました。
メグリバの交流スペースをほぼすべて使い切り、椅子を他のスペースから持ってくる必要がありました。
結果的には成功だったと言えます。


さて、kintone Café 山口は、まず吉富さんからの開会宣言とkintone Caféについての説明から始まりました。


まず、冒頭にサイボウズ広島オフィスの鐘尾さんから、kintoneについてのご説明がありました。
サイボウズさんからの事例紹介は、色々と学べるところが多いです。今回もkintone自体が初めてと言う方も何人かいらっしゃって、私たち登壇する身としても気合が入りました。
kintoneをよく知らない方に必要な基礎知識を鐘尾さんから語ってもらうことで、後に続く私たちもより話しやすくなったように思いました。


鐘尾さんのお話のあとは、会場にたくさん並ぶ各地からのお土産を食べながら会話に花を咲かせました。こうしたお土産を見ているだけで旅をした気分に浸れます。


さて、続いては私の番です。
今回は連携事例をご依頼されていたので、私の方からはサイボウズのパートナーサイトに出ている弊社の事例から8件をピックアップして紹介しました。

私の前にサイボウズの鐘尾さんがkintoneを説明してくださり、私の後には幸人さんも控えています。
話す内容が重複することのないよう、前もって幸人さんや吉富さんとの間で打ち合わせは済ませていました。
その結果、私が話す事例は、kintoneの基本的な説明や地図連携やIoT連携の部分は省き、弊社が実際に出かけたデータの連携事例、帳票やSaaS/PaaS連携に焦点をあてて組み立てました。

組み立てた一連の事例を話すにあたっては、複数の事例を貫く太い芯を通しておく必要があります。私はその芯をデータの入出力に置きました。
kintoneを含めたシステムは、データの入出力の連なりである。そう初めに語り、各事例もデータの入出力を軸に語ります、と宣言しました。

そして、最初の頃の単純な連携例から徐々に複雑な形へと連携のレベルを上げるような構成にしました。
弊社の事例はパートナーサイトに出しているもの以外にもたくさんあり、もっと複雑な事例もあります。むしろ、複雑な方が多いのですが、事例記事として出しているものは、お客様からも許可をいただいています。今回は調整の時間がなかったので、8件にしておきました。

質疑の際は、WordPressとkintoneの連携事例についていろいろなご指摘が入りました。
なるほど、今のkintone開発のトレンドからすると、WordPressを用いる構成は主流から外れているのかもしれません。というのも、kViewerやFormBridge、しぶんページやChobiit for kintoneを使う構成が主流のはずなので。
サブスクリプションの課金を減らすためにWordPressを使う事例は、kintone Caféで取り扱う内容としてふさわしかったかどうか、私ももう少し検討してみたいと思います。


さて、私の後に少しの休憩を挟んだ後は、幸人さんによる事例紹介です。
私の記憶が正しければ、私と幸人さんが同じkintone Caféで共演するのは、高知、小田原、甲府に続いて四箇所目のはず。

それにもかかわらず、いつ聞いても興味深いと思えるのは、やはり豊富な事例をお持ちの幸人さんだからでしょう。
私は各地で行われた合戦の陣地の座標をkintoneで管理し、それをマッピングして地図サイトにプロットする事例が好きです。


今回はそうした事例の他にも、kintoneアプリの作り方をどういうやり方を作っているか、参加者に尋ねているのが印象的でした。

幸人さんにしても自在にカスタマイズできる技術を持ちながら、kintone案件についてはプラグインやサービスを活用を推し進めていただいているようです。どんどん効率的に案件を実装していくやり方をとっておられるのでしょう。

AWSを組み合わせれば、複雑でクリティカルな案件はいくらでもこなせるのでしょう。ですが、あえてそういう構成に踏み込まず、サービスやプラグインに任せるところは任せるやり方。
やはり私のやり方は間違っていないと思えました。


私が内心で大いに受けたのは、弊社で失注になった案件の事例が出ていたことです。
「あー、幸人さんが手がけて下さったのなら安心や」と、娘を嫁に出した父の心境になりました。

続いては、LTタイム。


まずは、加藤さんから。
ChatGPTに作成したいkintoneアプリを投げる事で、ChatGPTがアプリ生成APIへのリクエストも含めたJavaScriptを生成します。そのJavaScriptを既存の別アプリに登録すれば、一覧画面上に生成されたボタンを押すだけでアプリができてしまう。
そのような実例を見せてもらいました。

加藤さんのサンプルでは、フィールドのレイアウトの整備は割愛しておられました。ですが、layout.jsonを使えば、それらも実装できるはずです。ChatGPTに「レイアウトもよしなに」と指示できれば、実用的なアプリがすぐに作成できそうです。

なお、私がこのところずっと求めているのは、サブドメイン内の全てのアプリの設計情報をAPIで取得し、そこからER図やアプリ構成図を一発で作ってくれるプロンプトです。
Mermaid.jsで近いところまではできるのですが、私はdraw.ioのUIが好みなのです。なんとかdraw.ioと連携して自動でER図が構成したいのです。
この分野でのAI活用は引き続き追い求めていきたいです。


続いて登壇してくださったのはどりぃさん。どりぃさんに会うのは、先日のkintone Café 山梨 Vol.2以来ですね。
その際、壇上で踊っていたどりぃさんの姿がとても印象的でした。
今回、どりぃさんが取り上げたのは、なんと複数の著名な応答AIにkintoneとは何とお伺いを立て、そこから帰ってきたkintoneの説明で間違っている点を探すと言うユニークな企画。

私はChatGPTやOpenAIは使っていますが、GeminiやClaudeはまだ使っていません。これらも含めたAIの状況は追い切れていません。
それらAI勢がkintoneをどの程度認識しているのかは興味津々でした。

どりぃさんのデモの結果、どのAIかは伏せますが、「kintoneには初期費用がいる」なんてでたらめな回答を返してきたAIもありました。AIもまだ、人間の手によるチェックは欠かせないなぁと思った次第です。
いい加減なAIからの回答をお客様に流すような真似は厳に慎まなければと思いました。


最後ははっしーさんから。
加藤さんとはっしーさんと私は、kintone Night Nagoyaから直接kintone Café 山口に参加した勢です。

はっしーさんの登壇内容は、UiPathの可能性とkintoneを組み合わせる内容。
これ、とても勉強になりました。
私にとって苦手な分野というか、使いこなせていない分野の一つであるRPA。
どのように業務に組み込めばよいのか、まだ私の中で確とした回答が見い出せていません。
APIが使えないオンプレシステムやウェブサービスの画面の操作をRPAにさせ、それをkintoneに取り込むことができればいろいろ便利になる。それはわかっているのですが、なかなか習得する時間がとれていません。

はっしーさんの登壇内容は、私が取り組めてない点を補ってくださるものであり、今後の使い分けの活用例として参考になりました。

結局のところ、誰がkintoneにデータを入れるのか。IoTもそうですし、RPAもその候補です。特に、既存のシステムやサービスには、kintoneとの連携が不便なシステムもまだあります。そうした場合、RPAは有力な選択肢になることは確かであり、学んでいかなければ。


さて、最後に皆さんで写真撮影を行い、まずはkintone Café 山口 Vol.8の本編はお開きです。

そういえば、このメグリバの壁には、名刺を貼って交流に使うための模造紙が貼られていました。
そこには、私にとってつい数ヶ月前に山梨でお世話になった方の名刺が貼られていて、さすが「山」つながりとその方の名刺の横に自分の名刺を貼っておきました。


しばし時間を空けて、各自がホテルにチェックインなどの雑務を終わらせた後は、大切な懇親会の時間。
まずは、「磯べえ 新山口店」で懇親会の一次会を楽しみました。


今回は、山口県内の多くの場所や隣県の広島、岡山から来て下さっていた方もいて、そうした方々は帰宅の都合で帰られてしまいました。それは仕方がないことですが、泊まられる方やご近所の方は参加してくださいました。全員で八名。

何度も言っていますが、kintone Café は懇親会まで含めて参加しないともったいないです。
なぜなら、本編ではなく、ここでしか聞けない話があるからです。
それは参加者だけでなく、登壇者にとっても同じです。
私はこの懇親会の場でどりぃさんから貴重なアドバイスをもらえました。
それは、ある言葉を使わないほうがよい、ということです。私のさきほどの登壇でも、その言葉を1、2回ほど使ったはずです。
その言葉を使うと、今後のkintone界隈でのビジネスの上で誤解を受けるかもよ、と。

私もその言葉については、無自覚に使っていたところがありました。とてもありがたかったです。
こうした会場ではなかなか話せないようなことも、懇親会の場では話せるのです。
kintone Caféに限らず、イベントに参加される方は、懇親会は参加したほうがいいですよ。


続いて私たちは、二次会の「とり心」へ。ここでも皆さんとより気の置けない会話を楽しみました。
思わぬ趣味の一致など、山口にまた来たくなる時間でした。


二次会が終わった時点でかなり遅い時間でしたが、三次会は高知から来てくださった幸人さんと登壇者同士で「三代目網元 魚鮮水産」でサシのみを楽しみました。
山口の地で、兵庫出身で東京在住の私が、高知出身で岐阜に在住経験のある幸人さんと杯を重ねる。
幸人さんとはこの先もいろんなところでご一緒できそうです。またの再会を約しました。そして、山口の夜は更けていきました。

翌朝、私は岩国に移動し、岩国城や錦帯橋を訪れました。実は岩国城の天守閣でも加藤さんにばったり出会うご縁がありました。その地を訪れ、その地の風物を愛で、そして交流を深める。よい旅でした。
この旅については、また別の機会にブログでご紹介できればと思います。

まずは今回、ご参加いただいた皆さん、登壇してくださった皆さん、そして運営の労を取ってくださった吉富さんに本当に感謝です。ありがとうございました。


kintone Night Nagoya vol.13に参加しました


5月31日に名古屋で行われたkintone Night Nagoya vol.13に参加してきました。
会場はサイボウズ社の名古屋オフィス。今回が初めての訪問です。
告知ページはこちら


私のサイボウズ オフィスラリーも、東京オフィス、大阪オフィス、仙台オフィスに続いてこれで4カ所目です。昔の水道橋のオフィスも含めると5カ所目かもしれません。
どのオフィスも、サイボウズ社ならではのウェルカム精神にあふれています。来る人が身構えずにふらっと訪れたくなる場所です。
今回訪れた名古屋オフィスもまた、コジロウさんのこだわりが随所に感じられて、とても興味深かったです。


kintone Night Nagoyaは、そもそも主催がサイボウズさんという時点で、全国で行われているkintone Caféとは一線を画しています。
私もあちこちで参加・登壇してきたkintone Caféは、ユーザー有志による勉強会です。サイボウズさんも依頼すれば参加してくれますし、ノベルティも提供してくれます。ですが、あくまでもユーザーが主体という点がポイントです。
ユーザーが主体の姿勢に徹するため、企業セミナーにありがちな営業色は排除しています。というのも、企業のセールストークの色合いが濃くなると、ユーザーにとっては押し付けられたと取られてしまい、イベントの、ひいてはkintoneのユーザー満足度に悪影響が生じるからです。
kintone Caféのこの理念は、ユーザーが主体となって情報を取得し、積極的に発信する風潮を醸成し、kintoneエコシステムの確立に貢献しました。

一方、kintone Night Nagoyaでは、サービス提供者による自社サービスのPRも許容されているそうです。
いうまでもなく、どちらの運営方針が正しいとか優れているとかの比較は無意味です。どちらもコミュニティのあり方としては正しいと思います。
ただ、私にとってはkintone Night Nagoyaのあり方は新鮮に映りました。これはこれでkintone Caféのあり方と並行して行われるべき形であると感じました。
冒頭に掲げたバナーも、多様性を表しています。


そして、それを可能にしているのも、コジロウさんの絶妙なバランス感覚によるものなのでしょう。きっちりと手綱を握っているからこそ、この運営がなりたつのかもしれません。

昨夏、糸魚川市で開かれた「糸と魚と川」でコジロウさんの人物に触れてからというもの、コジロウさんのサイボウズの枠を軽々と越える活躍ぶりには常々着目していました。
今回、テクネコの加藤さんから山口のkintone Caféに行くついでに、kintone Night Nagoya参加しようとお誘いを受けた時点で、私には「はい」「Yes」「喜んで」の三択以外ありませんでした。

そもそも、いつも私が西に跳ぶたびに通過する名古屋には後ろ髪を引かれ続けていました。今回は立ち寄るに絶好のタイミングでもありました。
もっとも髪を引っ張ってくる森田さんがkintone Night Nagoyaにいなかったのは誤算でしたが、普段からSNS経由で感じる名古屋界隈の妙な盛り上がりぶりは、昨年の一月に初参加したkintone Café 名古屋の経験を思い出すまでもなく、興味の対象でした。

今回のkintone Night Nagoya vol.13でも、他の地域には見られないガヤ勢の異常な盛り上がりが異彩を放っていました。
うーむ。羨ましいぞ。
こういうお囃子勢が揃うコミュニティって。

今回のメインコンテンツは、kintone hiveの振り返り放映会。2024年度のkintone hiveは、広島、札幌、福岡が終わっています。それらの地区で優勝した方の動画をのぞき、残りの方の登壇を皆で鑑賞しようとの主旨です。


実は今年、私はkintone hiveを全く見る余裕がありません。アーカイブ動画も全く見ていないどころか、XのPostによる情報すら追っかけていなかったので、誰が地区代表なのかも知りませんでした。なので、この動画の放映はかなりありがたかったです。
私、そもそも名古屋に来るまでもかなりの疲労が溜まっていたのですが、それでも学びの機会は最大限生かさないと。


さて、続いてLTタイムです。
ここはトーヤマンさんが立ち上がってくださいました。そしてJCSさんの提供する「コメント欄非表示プラグイン」の機能である、コメント数の表示についてのトーヤマンさんからのアピールポイントを示してくださいました。トーヤマンさんがJCSさんに対してどういう要望を出し、それにJCSさんがどう対応したか。そんな問いが投げかけられました。
そして、あろうことかその場にいたkintoneエバンジェリストは私と石際さんのみ。ということで、いきなりのエバンジェリストの知識が問われる事態に。もちろん私はそのプラグインを使ったこともなく、トーヤマンさんの当該ポストも知りません。見事に面目をうしないました。
でも、そこでトーヤマンさんが教えてくれた答えは、kintoneビジネスに関わるものとしてとても感銘を受けました。こうでなくては。


今回のイベントにあたって、どこかでせっかく名古屋に来たからには私も機会があれば話そうと思っていました。
図らずも、トーヤマンさんから当てられたことで、私の中で話す気分が沸き上がりました。
続いてLTに立ったのは、はっしーさんです。今度の7月に行われるkintone Café 東京の告知をやってくださいました。最後に、翌日にはkintone Café 山口に参加するという若干の前振りもしてくださいました。
そこで、私もということで、翌日のkintone Café 山口の宣伝を皆さんの前でしました。
さらに、返す刀でせっかくなので、山梨で6月末に行うちいクラ(地域クラウド交流会)の宣伝もしました。


ところが後者の宣伝は残念ながら空回りしました。その後のコジロウさんからの告知で、6月28日に様々なイベントがサイボウズの名古屋オフィスで行われ、翌日はCMC_Centralと言う大きなコミュニティー関係の大会も開かれることが判明したからです。

ただ、ちいクラの告知は空回りしたとはいえ、私も名古屋に何かの爪痕を残すことができたのはよかったと思います。


皆さんと集合写真を撮り、そして懇親会です。
近所にある「我楽多文庫 昭和ビル店」で楽しく飲みました。そして、会話しました。名古屋の皆さんの独特のノリを楽しみながら。そして名古屋の食文化の豊かさを舌で味わいながら。

kintone Night Nagoya、よいですね。また参加する機会を見つけて参加させてもらおうと思います。
運営のコジロウさん、スタッフの皆さん、誘ってくださった加藤さん、そして参加者の皆さん、ありがとうございました。

まとめサイトはこちらです。