kintone Café 白馬 Vol.1に参加してきました


11/11にkintone Café 白馬 Vol.1が開催されました。
弊社の代表と役員二人で参加してきました。
告知ページ

スケジュール的にCybozu Daysが終わった翌々日の開催と言うことで、白馬への移動は時間的にかなりギリギリでしたが、とても楽しい時間を過ごせました。
まずは皆様に感謝します。

現地での移動の便を考え、私たちは町田から車で向かいました。

早朝に町田を出て、中央道と長野自動車道を経由して白馬に着いたのは12時少し前です。


少し早く着いたので、今回の主催企画を担ってくださった根崎さんにおすすめ頂いた蕎麦酒房 膳 ZENさんで新そばをいただきました。しかも十割そば。とてもおいしかったです。

こちらのお店からは遠くに白馬のジャンプ台が見えます。私が白馬を訪れるのは3年半ぶりでした。コロナ禍の最中、大町の星野リゾート界に泊まった翌日、家族で栂池高原を訪れて以来です。
その前となると、大学時代にシュプール号に乗って白馬にスキーに来ていた頃までさかのぼります。


その白馬のジャンプ台のふもとにあるのが、今回の会場である白馬ノルウェービレッジ。
名前からすでに旅情を感じさせますし、建物の佇まいも木の手作り感がとても風情を醸し出しています。
私たちが着いた時、入り口には今回ご一緒する長野の和尚こと植田さんがいらっしゃいました。幸先のいい到着です。

車の外にでると、冬到来を感じさせる寒さが肌を刺します。前々日までいた幕張メッセの陽気さに比べてこの寒暖差!これこそが旅です。
幕張では出番のなかったkintoneエバンジェリストの新たなノベルティジャンパーが活躍しました。


ところが建物の中にはいると一転。
暖房が旺盛に効いていて、即座にジャンパーを脱ぎました。すでに集っている皆さんの期待の熱気とあいまって室内は暑い暑い。


やがて皆さんがそろった時点で、kintone Café 白馬の開始です。
まずは根崎さんから開催の挨拶。

今回のkintone Café 白馬開催にあたっての根崎さんの並々ならぬ思いを知っているだけに、そして、どれほど苦労して開催調整に粉骨砕身されていたかを知っているだけに、私も今回の開催がとても喜ばしいのです。


【kintone説明】kintone って何?何ができるの?
トップバッターは小泊さん。多分私の記憶が確かなら小泊さんと一緒にイベントで登壇するのは始めてのはず。kintoneの動きや仕組みよりもプランに重点を置いて紹介する内容がとても新鮮でした。これから色んなところでご一緒できると嬉しいです。


続いて私。
【事例紹介】①日本一を目指すアメフト部の、強いチームを作るためのkintone活用術 ②誰も置き去りにしない自治会のデジタル化とは?

私にとって、この二つのテーマは過去に登壇して話した事があります。そのため、スライドもすんなり作れました。
二日前のCybozu Daysの会場では、サイボウズのNPO担当の方にもこのスライドを見てもらいました。問題ないこともチェック済み。


【事例紹介】すごくない事例発表
ハッシーさん

すごくないと言いながら、実はすごい内容がちりばめられているのがハッシーさんのすごいところ。そもそも行動力が凄すぎです。
この先、47都道府県の全てでハッシーさんと登壇する日もそう遠くない気がします。まずは今回で長野を一緒に制覇できましたね。


植田さん
【事例紹介】-神も仏も業務改善-「やらなくても良さそうなことはやめてみよう」「やらなきゃいけないことで手間のかかるものをkintoneでやろう」

今、kintone界隈で最も熱い男、植田さん。
さすがと言うべき話術は、ここ白馬でも健在でした。
そもそもスライドの冒頭に白馬に乗った何かを出してくる時点でひねりが効いています。植田さんとはDaysの懇親会でも辺りがやかましくてゆっくり話せなかったので、とても嬉しかったです。あとで書きますが、懇親会もとても楽しかった。


【カスタマイズ】ミウミウの究極KAWAIIカスタマイズ

個人的に、今回ミウミウさんのスライドが白馬で聴けたのがとても有り難かったです。
というのも私、Cybozu Daysのkintone show + case unlimitedでミウミウさんの登壇が聴けなかったのです。ブース対応で。
それが結構ショックで、ミウミウさんの登壇内容はどんなだろうととても楽しみにしていました。その内容が聞けたのがほんとによかった。

語り口や立ち居振る舞いなど堂々としたもので、もうミウミウさん、これからもどんどんkintone界隈で活躍してくれるんじゃないかと楽しみでなりません。


ここで中休み。皆さん名刺交換などされていました。
私は先ほど、ゆっくり見られなかったジャンプ台を見に行こうと斜面を駆け上がり、ジャンプ台の近くまで登りました。
ところがあまりにも寒い中にも関わらず、肺胞を全力で開いたものですから、戻ったあと咳き込んでしまいました。皆さん失礼しました。


【実演】kintoneでアプリを作ってみよう

続いての後半戦は根崎さんから。今回参加された中には、kintoneに詳しくない方もいらっしゃいました。その方々にもわかるようにkintoneを最初から作って見せてくださいました。
根崎さんの周到な配慮の跡が伺えます。kintoneの仕組みをしっかり説明してくださるのは良いことだと思います。これもあって、小泊さんの登壇内容がkintoneそのものを説明せず、プランの説明に重きを置いていたのも納得です。

【サイボウズさんから】cybozuDays2023の振り返り

ついでは、サイボウズから倉林さん。倉林さんの内容はCybozu Daysのブースを振り返りつつ、これからの新たな考え方のフレームワークも示してくださり、とても勉強になりました。

今、私にとっての課題はカイゼンマネジメントエキスパート資格を早く受かってしまうことです。ところが私がエキスパート試験を何度もしくじっている間に倉林さんを中心とした皆さんはもっと先へ進んだ考え方を取り入れているのでしょう。こういう考え方を学ぶ機会って刺激的で好きです。


白馬ってどんなとこ?

続いては渡邉さんによる白馬の紹介。
上に書いた通り、かつてはスキーで何度か来た白馬。
実は私が白馬に通っていた頃は、すでにスキーブームも冷め始めた頃だったのですね。
それでもインバウンド客の増加など、国内でも観光地として確固たる立場に甘んじず、現状維持をよしとしない姿にこれからの白馬を期待しました。


おかあさんの白馬自慢
ということで、根崎さんを白馬に導いた方だそうです。
スライドなしで話されてましたが、それも確固たる理由と信念を持って白馬に住んでいるから。
こういう方がいらっしゃる事が地域を盛り上げるのですよね。


教育現場でのDX布教活動
清水さんとは今回初めてお会いしたのですが、実は私住んでいる場所に濃いご縁のある方だったのですね。

清水さんの登壇内容から、私が実は教育にご縁のあることにも気づかされました。
そのことについては、
note
に書きました。

私がkintoneを使って教育の分野でも何かやれる事があるのではないか。そんな気付きを得られたのも清水さんのセッションからです。


そのあとは集合写真を撮ったのも、kintone Caféでは恒例ですよね。kintoneという共通のよすがで集まった皆さんが、今、この場所で集まった証し。
本当に、一期一会というだけではなく、この場で生じたご縁が今後もどこかで花開き、だれかがkintoneを使って幸せになる。
そんなご縁の出発の証しとして集合写真を撮るのはよいことです。


その後はいったん皆さんは宿に戻り、そして居酒屋「きっちょんちょん」集まって懇親会。

この懇親会がめちゃ面白かった!
あまりに面白くて料理やお酒を撮る暇がありませんでした。


妻が放った誘い水からジョイゾーの小渡さんやミウミウさんがこんなに乗ってくれるとは。スナックジョイゾーではついぞ知らぬ顔が。
そして倉林さんがこっちにも造詣の深い方だったとは。
宴はたけなわになり、話題は植田さんを中心にした仏教界へと。仏教界の宗派の違いや運営の違いなど、植田さんの豊かな知識と話術が時間のたつことを忘れさせてくれます。
実は弊社も宗教法人様にkintoneを入れた経験はありますが、どちらかというとStripe、freee、WordPress連携が主であり、kintoneを使ってがっつり業務に絡んだわけではありません。
kintoneを使って宗教界を変革できるのではないか。そんな壮大な気宇に満ちた懇親会でした。いやぁ楽しかった。

翌朝も私は早朝から白馬駅の周りを徘徊していました。
そしてsnow peak 白馬のスターバックスに皆で集まりました。そこでは、植田さんが開設したXのスペースにいつの間にか私も参加していて、朝から全国のkintoneファンと植田さんファンに私の寝ぼけた声を発信する羽目になったのはご愛敬です。

そしてsnow peakで皆さんと別れたあとは、妻と糸魚川へ。MOVEDさんに7月にお招きいただいた糸魚川に妻を連れて行きました。
白馬から糸魚川へ。
弊社は今、甲府や山梨に力を入れようとしています。町田から甲府。そして白馬から糸魚川へ。一つの線がつながりました。

おそらく、その線をたどり、白馬にも糸魚川にもまたいくことがあるでしょう。
次の訪問はkintone Café 白馬 Vol.2なのか、それとも別のイベントなのか。はたまた、プライベートで訪問するのか。

その際はまた白馬の皆さんとお会いしたいですね。本当にありがとうございました。


Cybozu Days 2023に出展しました(思い出編)


11月8日と9日に幕張メッセでCybozu Days 2023が催されました。
弊社はCybozu Days 2023で4年連続4回目のブースを出展しました。

Cybozu Daysといえば、全国からkintoneエコシステムに関わる方が集まるイベントです。

kintoneエコシステムに関わる方とは、kintoneをユーザーとして利用する方、システム開発の飯の種まして取り扱う方、業務改善の道具として活用する方、研修の対象として教える方する方を指します。
もちろん、kintoneを開発、運営するサイボウズの皆さんもそうです。

そうしたkintoneエコシステムに関わる方が一堂に集まる場。それがCybozu Daysです。

年一度、Cybozu Daysでしか会わないと言う方も何人もいます。今年も複数の方と三年連続でお会いできました。

今年も様々な出会いがありました。

ま、今年は弊社は新たな取り組みの一つとして、地域クラウド交流会のオーガナイザーとしての活動も始めています。そうした方ともお会いしたり、既知の仲間とお会いしたり。

本稿ではそれらの写真をアップします。
もっと多くの方と会っているのですが、写真撮る暇がなかなかなく。一部の方しか写真が残されていません。

来年もお会いできるとを期待しています。
まずは皆様、本当にありがとうございました。

本稿の最後には備忘も兼ねたnoteのCybozu Daysに関係するポストのリンクも載せています。

写真

前夜祭



当日




二日目






note

9月7日 Cybozu Days 2023出展。
10月13日 Cybozu Daysも間近に>
10月17日 CybozuDaysまで後少し
10月31日 Cybozu Days向けの資料
11月2日 自社のサービスを出します
11月7日 Cybozu Days出展にあたり
11月8日 Cybozu Days 2023の1日目
11月9日 Cybozu Days 2023の2日目
11月10日 Cybozu Days 2023!
11月14日 Cybozu Daysから飛躍


Cybozu Days 2023に出展しました(当日編)


11月8日と9日に幕張メッセでCybozu Days 2023が催されました。
弊社はCybozu Days 2023で4年連続4回目のブースを出展しました。


ブログの「準備編」に書いた通り、Cybozu Days 2023の当日までには多くの紆余曲折がありました。
しかし、結果として弊社のブースはCybozu Days 2023の両日にわたって多数のお客様を集めることに成功しました。

集客

集客成功の理由の一つとしては、前述の準備編で触れたように、奇抜なブースの見た目が注目を集めたことが挙げられます。
さらに、Cybozu Days 2023の他社のブースではIoTとkintoneの連携事例が少なかったことも、集客に貢献したと思われます。

今年は弊社とギボンズさんの双方で入手した名刺の数が昨年に比べて少なかったように思います。さらに、初日にはQRコードリーダーの使用をスタッフに周知できず、リードデータの収集もできませんでした。
それでも、今年はブースに来た方々との会話が昨年よりも充実していたと感じています。
昨年の弊社ブースは農業とIoTをテーマに打ち出していました。農家の恰好でブースに立っていたのですが、農業テーマに目が行ってしまい、農業系に興味のない方からはスルーされていたのかもしれません。IoTとkintoneの連携を多数用意していたにもかかわらず。


今年は弊社ブースの外観が謎めいていたため、これが訪問者の興味を引き、ブースにあるIoTとkintoneに関する話題につながった可能性があります。
あとは、kintoneがさらに知名度を増す中、IoTとの連携事例を求めている方が増えていたこともあるでしょう。最初からIoTとkintoneを繋ぎたい方が弊社ブースに訪れてくださったような印象があります。したがって、商談時間の長くなり、それが名刺の数の減少に影響したと考えられます。


名刺の数が減った分、話した時間も多かったように思います。初日から喉がかれてしまいました。
実際、私が対応して話している間にブースを去っていかれた方が数多くいたと聞いています。お話しできなかった方、すみませんでした。

セッション

今年は上に書いた通り、ブース対応に時間を使った分、各ステージのセッションに伺う時間がさらに減ってしまいました。


私が今年きちんと座って参加できたセッションは二日目のKeynoteのみです。あとは初日の夜のパートナー限定の「リアル Cy-Musubi in Cybozu Days」ぐらいです。
申し込んでいたセッションはもう少しあったのですが、kintone AWARDもブース対応でほとんど聞けませんでした。kintoneエバンジェリストの集合の時間が前もってアナウンスされていて、にコミュニティブースを訪れて皆さんと歓談したことが、今回のコミュニティの参加です。
kintone show+case unlimitedも必ず見るつもりでいましたが、途中から立ち見で参加しました。
優勝したチームKFCのハックを見ることができたのも途中からです。その後、さらにハックを披露する皆さんの雄姿を見続けようと思っていたら、旧知の方に話しかけられ、話し込んでいました。結局全編をきちんと聞けたハックは一番最後のエライアス・ベザニスさんのみでした。

多くのセッションに参加できなかったものの、少なくともKeynoteは必ず視聴するつもりでした。
特に、春先に発表されたCybozu NEXTの行方が気になっていました。

・ONE PLATFORM
・ECO SYSTEM
・COMPANYWIDE
・TECHNOLOGY
・AI
・GLOBAL

6つのキーワードを軸に発表されたKeynoteは、事前に記事で知っていたためか、そこまでの驚きはありませんでした。
が、kintoneエコシステムの末席を占める会社を経営する身としては、考えるべき点が多くありました。

特にCOMPANYWIDEについては、弊社のお客様の規模も大きくなってきたため、考えておかねばなりません。
AIについてもゲスト登壇されたM-Solutionsの植草さんのデモも興味深く、聞かせてもらいました。
AIはこれからのkintoneをさらに変えていくはずです。

また、GaroonやOffice、Mailwiseもkintone連携がと連携を深めていくはずです。今回もMailwiseのサービスが拡張されました。これからもそれらのサービスがより統合されていくように思いました。まだまだ大きな動きがありそうです。
いろんな意味で経営者として考えさせられました。

今年はセッションを聞く時間が昨年よりもさらに減ってしまったのは来年に向けた改善点の一つです。
来年はCybozu Daysでもより多くのセッションを聞けるように準備しなければ、と心に刻みました。

他社ブース

上に書いた通り、セッションすらろくに聞けない状態だったので、各社様のブース巡りについては今年も微々たるものでした。

始まる前からブース対応でなかなか伺えないことは分かっていました。そのため、ブースを巡るには午前中が勝負でした。そこで朝にいくつかのブースを巡ったのですが、まだ誰もいないブースが多く、一部のブースしか巡れませんでした。
あとは、弊社メンバーをご紹介するのに午後にいくつかのブースを訪問した程度。ただ、すでにブース対応が始まっていたので、紹介したらすぐ私は自社ブースへ戻っていました。

昨年までなら少しはあった、客足が完全に途絶えるスポット時間が今年はさらに減ってしまい、一人でふらりとブースを放浪する時間も機会もさらに削られてしまいました。

それでも、限られた時間の中で他社のブースを視察できたことは、来年に向けた貴重な経験となります。

四年続けてブースを出した経験から思うのは、ブースを出すにはその企業の組織力、企画力、商品力、発信力などが問われることです。つまり総合力です。
各社さんのブースからうかがえる総合力の素晴らしさとそこに至るまでの労力に思いを馳せ、誇らしい気分になりました。kintoneエコシステムの成長の成果ですね。


各社さんによるそれぞれに工夫と意匠を凝らしたブースを見るにつけ、私も自分と弊社の企業努力の至らなさを感じました。
同時に、成長の伸びしろが大きい弊社の潜在的な可能性をブース巡りで感じ取ることができました。
ご対応いただいた皆様、ありがとうございました。

総括

私は今、経営者としてより一層の奮起が求められる状況です。

今までのように個人事業主の延長のように経営し、Cybozu Daysでもまず目立つことを念頭に置いてきた立場から、次のステップに進む時期に来ています。

今までの私の立場は「コミュニティ」と「ビジネス」の両方に足を突っ込み、自由にkintoneエコシステムの中を泳ぐものでした。
が、kintone界隈でもいつの間にか私はベテラン扱いされはじめています。Cybozu Daysが始まったころはすでにkintoneエバンジェリストだったとはいえ、エバンジェリストとしてはレアキャラ扱いでした。その頃に比べると、今は認知度や知名度も段違いに上がっています。

そろそろ私もビジネス側の人として本腰を入れる時期に来ているのでしょう。
折よく、Cybozu Daysの期間を挟んで、より大きな規模(上場銘柄)のお客様と直契約を結べるようになりました。

そこで私の中では、準備の段階から今までのようなやり方は今回を最後にしようと決めていました。

Cybozu Daysはこれからもさらに大きくなっていくでしょう。
Cybozu Daysも私が参加し始めたころから集客も客層も変わりつつあります。そして私自身の立場もまだ変わるはずです。
弊社や私の関わり方も、より進歩させていく必要があるのです。

来年のCybozu Daysにも弊社は参加を予定しています。が、やり方をがらりと変えようと思っています。少なくとも私自身のかかわり方も含めて、いくつも変えていくはずです。

今までの独自の色を出したブース運営はとても貴重な経験を私と弊社にもたらしてくれました。おそらくその経験は来年以降のブース出展に生かせるはずです。
それとともに、次のステップに進んだ立場でCybozu Daysに関わりたいと思います。

私はCybozu Days 2023に臨むにあたり、こうした考えを念頭に置いてました。
その目線からみた幕張メッセの会場は、さまざまな発見と気づきに満ちていました。
そしてあっという間の2日間を過ごしました。

まだまだCybozu Daysにも弊社にも可能性が遺されています。
来年が早くも楽しみでなりません。
今年弊社ブースに来てくださった方、スタッフとしてメンバーとして携わってくださったみなさん、サイボウズさんやすべてのセッション登壇者、全てのブーススタッフの皆さん、本当にありがとうございました。



Cybozu Days 2023に出展しました(準備編)


11月8日と9日に幕張メッセでCybozu Days 2023が催されました。
弊社は今年、Cybozu Days 2023に4年連続4回目のブースを出展しました。

パンダスポンサー

今回の出展にあたって、弊社はまた新たな試みに挑みました。具体的には、パンダスポンサーとしての出展を行いました。

ここ数年、Cybozu Daysにスポンサーとしてブースを出展する際には「シマウマ」「パンダ」「マンドリル」という三つのプランから選択する必要があります。
これまでの三年間、弊社は出展料が最も安価なマンドリルスポンサーとして出展してきました。


今年は一つレベルを上げパンダスポンサーでエントリーしました。
さらに、スポンサーとしては弊社だけでなく株式会社ギボンズさんと共催しました。
株式会社ギボンズを経営する藤村さんとは、kintone Café 神奈川を一緒に運営しています。

藤村さんからは二月頃に共催の話をいただきました。
Slackチャネルも二月に開設し、四月頃から出展内容やテーマの打ち合わせを始めました。六月にはブースのテーマも大体決まり、七月の出展申し込みも無事に果たしました。これを受けて、7月からは本格的な出展準備に取り組みました。

今年は、Cybozu Days 2023のテーマが「マジカルDXツアー ーDXへの魔法を学ぶ2日間」だったので、
建設および農業をIoTにからめ、ブースのテーマを「マジカル建設・農業ツアー」に決めました。
前々回のCybozu Daysから、多くのブースの中でも異色を放っているとご評価いただいた弊社ブースに、今年もさらなる存在感をもたらすことと期待して。

また、今回のブースは出展物よりも「人」を表に出そうというコンセプトも決めていました。
kintoneエコシステムの特徴は「人」による個性やつながりにあります。私自身も、kintoneエコシステムにおいて「人」として頻繁に表に出る機会があります。
それを活かした展示にしよう、とのコンセンサスも定めていました。


ブースの場所も当日の成否を左右します。今年もブースの場所は意中の場所を確保できました。
毎年、弊社ブースはサイボウズさんのGaroon、Office、Mailwise、NPO展示などの近くです。小間位置選定会の時点から、この辺りを確保することを目標にしています。
それは代表がNPOに力を入れているということもありますが、やはりそれらのブースには人が集まります。自然と弊社ブースにも人が集まります。

出展準備と反省

上に書いた通り、突貫で出展に漕ぎ着けた昨年と違い、今年は早めに準備を進めていました。五月からは皆さんに集まってもらい、十月末までに11回の打ち合わせを行いました。
それにもかかわらず、当日までの道のりは紆余曲折に満ちていました。
理由としては、スタッフの皆さんの御身内の慶弔があったこと。弊社にも案件の引き合いが多数来て、その対応に追われてブース準備に時間が割けなかったこと。
ほかにもここには書きませんが、Cybozu Daysの翌々日に総括をしたところ、数多くの反省点が挙がりました。


出展物については、ギボンズさん側が建設系を、アクアビット側が農業系を、という二本立てでした。
建設系についてはギボンズさんが積極的に進めていたため、ほぼ当日まで問題なく進みました。
問題は農業系です。上に書いたような事情もあって、なかなか思うような進捗が出せませんでした。

とはいえ、私は農業系についてはギリギリでもなんとかできる目算をつけていました。
・事前にIoT系の展示が少ないという情報を得ていたこと
・昨年も手伝ってもらったSEEDPLUS社の前嶋さんが今年も出展物に関わってくださっていたこと
IoT展示に関しては、これを出展するだけで人々の注目を集めることは確信していました。
kintoneがますます世の中に広がる中、IoTとkintoneを組み合わせた事例は必ず求められるはずです。
「kintoneに入るデータを最初に打ちこむのはだれか?」
それにもかかわらず、kintoneとIoTの珍しい組み合わせにより、前年の展示物でも新規客を惹きつけることが可能だと確信していました。

実際の展示では、昨年や一昨年からは一新したIoTの各種デバイスとkintoneの連携を披露することができました。そのうちの一つは前々日の夜中まで連携を私と前嶋さんとで実装していました。
それにより、新たなお客様を引き寄せることができました。前嶋さん、ありがとうございました。


飾りつけに関して、弊社メンバーの水沢さんが素晴らしい動画コンテンツを制作し、かのってぃさんが料理の鉄人をテーマにした魅力的なコスチュームをデザインしました。それらは間違いなく会場の目を惹きました。
加えて、ブースのパネルは来場者に意外性を提供し、大きな注目を集めました。一切の出展内容を書かず、料理の鉄人をあしらったカラフルな衣装に身を包んだ四名の上半身の写真だけのパネル。そのパネルだけ弊社ブースに引き寄せられた方も実際にいらっしゃいました。
ギボンズさんからは昨年に続いてデジタルサイネージのコンテンツをご用意してくださいました。さらに、デジタルサイネージは通路沿いに設置され、会場で目立っていました。
本当にスタッフの皆さん、ありがとうございました。

準備段階では多くの反省点がありましたが、最終的にはブースの初期目標を達成できたと考えています。
まずはスタッフとしてかかわってくださったみなさん、本当にありがとうございました。


弊社の新サービス(アビットリンク)を開始します


アクアビットもついに新サービスを開始します。

その名も「アビットリンク」

お客様からご要望の多い、kintoneから会計freeeへのデータ連携を安価に機能を絞って提供します。
弊社もkintoneとPaaS/SaaSの連携については、これからも取り組んでいきます。

何卒よろしくお願い申し上げます。


2023年10月のまとめ(法人)


令和五年十月。

経営の難しさを日々感じながら、過渡期の痛みと受け止めて、今月も過ごしています。
おかげさまで弊社の認知度は今月もさらに上がり続けました。各地でのkintone Caféの登壇。トヨクモさんイベントの登壇。ソラコムさんイベントの登壇。ジョイゾーさんのイベントや地域クラウド交流会の参加とサイボウズさんの交流など。

ただ、それが経営の持続的な安定につながっていないのも事実。要するに案件が多すぎるし、案件を絞るにも単価設定が安いことが問題です。
そこで、数ヶ月前から業務のやり方そのものを変えようと改善を重ねています。今まで代表がやってきたやり方ではこのまま持続できない。そのために変革する覚悟と決意を固めました。

ただ、業務スキルやスピードを向上したり、人数を増やしたりといったやり方では、抜本的な解決は難しい。そのためには業務のやり方そのものを変えなければなりません。

今の弊社は案件の引き合いには全く困っていません。今月も新たな案件の引き合いをいくつもいただいています。
お客様からの口コミに加え、同業者からのご紹介も多々頂けるようになっています。
その状態に恵まれているうちに、システム開発会社としての抜本的な業務改善を行い、多くの案件をこなせるようにしようと思います。

苦労はしていますが、弊社のこれからを悲観するにはまだ早い。むしろ、伸びしろしかないとみています。

達成度4割。達成感4割。満足感6割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 十月度の売上は目標を下回りました。

昨年までの体制では、十分に黒字の額です。ですが、今の体制ではまだ赤字です。
とはいえ、なんとか頑張って経営が維持できているのも皆様のおかげです。感謝しています。

弊社には変わらず継続的な売上が見込める案件が増え、引き合いは次々といただけている状態です。
また、新たなご縁や認知度が高まるようなイベントがたくさんありました。上に書いた通りです。

ただ案件が増えても案件が溜まる一方で検収に至れない。これはスキル不足の解消や人数を増やしたとしてもどうなるもんじゃないと悟りました。
根本的にやり方をすべて切り替えないと。

案件をこなしながら、メンバーに過度な負担をかけず、なおかつ適切な案件数を維持するため、先月から改革を進めています。
今月も大きく改革への決断をしました。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・弊社代表がkintone Café 埼玉 Vol.6の運営として参加しました(10/8)。
・弊社代表がよっちゃばれっkintone無尽! Vol.1に運営・参加しました(10/13)。
・弊社代表がkintone Café 帯広 Vol.3に登壇・参加しました(10/19)
・弊社代表と役員がスナックジョイゾー&輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路前夜祭に参加しました。(10/20)
・弊社役員が輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路にオーガナイザーとして参加しました。代表も参加者として楽しみました(10/21)。
・弊社代表がSORACOM UG Explorer 2023にオンラインLT登壇しました(10/21)。
・弊社代表と役員が輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路のちいクラツーリズムに参加しました(10/22)。
・弊社がみらデジのデジタル化支援者に登録されました(10/23)。
・弊社代表が雲の上Talking~トヨクモNightに登壇・参加しました(10/26)。
・弊社代表がSORACOM UG Explorer 2023にオンラインLT登壇した内容がASCIIサイトに記事として、Yahoo!サイトに記事としてアップされました(10/30)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間で機密保持契約を締結しました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

4月から多くのメンバーに加わってもらった弊社ですが、まだまだチームビルディングができていません。さまざまな課題が出た月でした。
まず、メンバーが疲弊する状況をあらためます。
パートナー企業の技術者さんにも複数の案件に携わってもらっていますが、こちらは数カ月前からすでに案件を絞って関わってもらってます。

外注費や人件費の負担も厳しいですが、なんとか乗り切りたいと思います。


§ 開発案件 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。
今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

ただ、先月は今までの開発のやり方について、ついに変える決断を下しました。

・代表が伴走担当としてお客様に入る。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

そのため、単価設定もさらに変更を加えました。

また、代表のトーク力も磨く必要があります。
すでにこの数カ月、代表は複数の場所で研修講師やグループワークの運営にもチャレンジしています。
また、日本各地のkintoneプレーヤーたちにもリアル/オンラインを問わず会いに行き、知見を交換し合っています。

既に先月からいくつかの案件で伴走型に切り替え、一切代表が手を動かさないやり方で実装を進めています。
手ごたえを感じているので、それを引き続き推し進めていきたいと思います。

うちのメンバーはよく頑張ってくれています。そしてこれを糧に成長してい欲しいと思います。
皆の頑張りに報いるためにも、これまでのやり方をあらため、持続可能な経営に変えていきます。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
そうした皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

少しずつ状況は改善に向かいつつあります。
その流れを加速するため、先々月より代表の長女に弊社に正式に加わってもらい、人事・総務・経理の作業を任せています。
少なくとも、これらの作業に代表のリソースを割かれることがなくなったのは助かっています。

ただ、経営者としての未熟を痛感させられることも多く、財務への能力は引き続き磨いていく必要があると考えています。
弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 一昨年(2021年)の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。それを以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、考え方の軸はぶれていません。

ただし、上記の各種理念の内容を変えようとしています。すでにメンバーには意図は伝えました。9月から策定作業を開始していますが、11月のCybozu Daysにはお披露目が間に合いそうにありません。
ただ、必ず理念は変えます。理由は弊社体制の増強や社会の変化などを踏まえていることと、開発体制の変更も踏まえてです。
そもそも理念は変わり続けなければなりません。常に同じ理念はありえません。

その反省も踏まえての理念の変更です。
今後ともなにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約12回です。オンライン商談はざっと数えたところ約32回ほどです。
今月、頂戴した名刺は80枚です。


今月もさまざまなご縁をいただきました。
kintone Café 埼玉とkintone Café 帯広。よっちゃばれっkintone無尽、さらにはスナックジョイゾーと輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路前夜祭、輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路に懇親会に翌日のツーリズム。
東京に戻ってからもトヨクモNightなど。







皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

弊社が案件の実装に苦戦していても、次々と案件を頂けるのも、こうした出会いがあるからです。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。kintone Café 埼玉 Vol.6(10/8)。よっちゃばれっkintone無尽! Vol.1(10/13)。kintone Café 帯広 Vol.3(10/19)。スナックジョイゾー&輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路前夜祭(10/20)。輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路(10/21)。SORACOM UG Explorer 2023(10/21)。輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路のちいクラツーリズム(10/22)。雲の上Talking~トヨクモNight(10/26)






来月もCybozu Daysが控えていますし、kintone Caféも控えています。12月もkintone Caféやイベントが複数控えています。

そして、また皆様と交流を深めたいと思っています。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは7本(
kintone Café 埼玉 Vol.6に運営・参加しました
よっちゃばれっkintone無尽! Vol.1に運営・参加しました
kintone Café 帯広 Vol.3に登壇・参加しました
スナックジョイゾー&輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路前夜祭に参加してきました
輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路に参加してきました
SORACOM UG Explorer 2023にLT登壇しました
雲の上Talking~トヨクモNightに登壇・参加しました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

9月28日 9月28日 所有の実感とリアルの仕事
9月29日 9月29日 神宮外苑の再開発への私見
10月2日 10月2日 下期に向け、率直に変化を。
10月3日 10月3日 ぉ客様への姿勢を考える。
10月4日 10月4日 生成AIをより活用すること
10月5日 10月5日 生成AIと若手の対等に対し
10月6日 10月6日 accessからkintone移行
10月10日 10月10日 iPadでも経営は可能。
10月12日 10月12日 大規模システムの難しさ
10月13日 10月13日 Cybozu Daysも間近に
10月16日 10月16日 地方でイベントを立上げ
10月17日 10月17日 CybozuDaysまで後少し
10月18日 10月18日 北海道で得るべき成果は
10月19日 10月19日 伴走開発は聴く事が大切
10月20日 10月20日 個人と経営者の動の違い
10月23日 10月23日 地方に目を向ける理由は
10月24日 10月24日 釧路で感じた集まる力と
10月25日 10月25日 ChatGPTの深さを知る
10月26日 10月26日 リアルで会うことの意味
10月27日 10月27日 会社の象徴としての場所

§ 年表

 ・十月お仕事

 大和市文化創造拠点シリウス、大和市立図書館、二俣川で作業・打ち合わせ×8、田無で商談、TOKYOテレワークモデルオフィス 府中で打ち合わせ、EKITERIA PRONTO×2,コメダ和喫茶 おかげ庵でオンライン、原田篤史技術士事務所でkintone Café 埼玉、CEN CAFE、立場で立ち合い作業、中野坂上で打ち合わせ、Tully’s Coffee中野坂上店、anyplace.work 富士、魁 本店、神田で商談、品川で商談、晩成温泉で作業商談、中札内村で打ち合わせ・説明、相互電業様でkintone Café 帯広、まさゆめ 駅前店、なごみ白木屋 帯広広小路店、釧路フィッシャーマンズワーフ MOO、946banya、炉ばた 浜番屋、釧路市観光国際交流センター、946banya、digital station、くしろフィス、946banya、じぶんどき 品川駅前、ドトールコーヒー、御茶ノ水で商談、サイボウズ社で商談、トヨクモ様でトヨクモNight、大和市文化創造拠点シリウス

§ ツイートまとめ
・十月ツイート
https://togetter.com/li/2249908


雲の上Talking~トヨクモNightに登壇・参加しました


10/26にトヨクモ社本社で催された「雲の上Talking~トヨクモNight」に参加・登壇してきました。

私がトヨクモ社をお伺いするのは、トヨクモkintoneユーザーフェス2023の事前収録でお伺いして以来、約半年ぶりです。
ブログ

今回は「トヨクモ製品どういう業務で使うか」というお題が出されていました。

弊社は正直に言うと、二年前までトヨクモ製品をそこまで使っていませんでした。
FormBridgeはWordPressとContact Form 7またはMW WP FormやForm To kintoneでまかなえてしまいます。
kViewerはWordPressで表示可能です。
PrintCreatorはあまたあるkintone帳票プラグインが代替してくれます。
kMailerはSendGridやMailWiseが代わりに担ってくれます。
kBackupすら、AWS Lambda+AWS S3やcli-kintoneを使えば実装可能です。
DataCollectはJavaScriptカスタマイズだけでなんとかなります。gusuku Customineでも。

ところが、弊社の扱うお客様によっては、上記のような構成が取れないことが増えてきました。
特にウェブサーバーは気軽に立てて使うわけにはいかない事例が増えてきました。そうしたお客様の場合、AWSや他のプラグインなどの採用も含めて選択の自由度が下がります。

それにより、弊社は今までのやり方を見直す必要が生じました。
そしてトヨクモさんの製品を採用し始めたのがここ最近です。


今回は弊社の懺悔と反省も含めて、弊社がトヨクモ製品をどういうときに採用するかを語らせていただきました。

私の登壇スライド

おそらく今後は弊社でもエンタープライズな現場でのkintone案件を手掛ける機会も増えるでしょう。

その際、トヨクモ製品を組み合わせるだけで、さまざまな実装が容易に組み立てられる。
しかも、それがトヨクモ製品という共通言語で伝えられる。
この、共通言語で伝えられる利点は、これからのシステム開発において重要になるはずです。

もちろん、上に書いたような自社独自の実装を行うことは今後も可能です。
ですが、こうしたイベントで自社独自の実装を語るには前提から説明しなければなりません。
さらには、お客様への仕様の説明、要件定義の際も用語の統一から整理する必要があります。

kintoneやトヨクモという共通言語があれば、新たなお客様に導入する際も、同じ言語セットで説明が可能になります。
この視点は、伴走開発を今後の主軸に据えようとする弊社の場合、ますます重要になってくると思っています。





西山さんの登壇内容も、真鍋さんの登壇内容も、小林さんの登壇内容も、山田さんの登壇内容も、佐藤さんと服部さんの登壇内容も、そして最後の私の登壇内容も共通する点は同じ。
すべてがkintoneとトヨクモ製品という共通言語でつながります。インフラとしてのkintoneとそれに命を吹き込むトヨクモ製品という論旨で一致させることができます。
どれもが余計な前提説明が不要なのです。


終わった後、トヨクモさんのオフィスを見学させてもらいました。
実はこの日の日中にもサイボウズさんのオフィスを見学させてもらったばかりでした。しかもいつもの27階のおなじみの場所だけでなく、27階の奥のリニューアルされた新オフィスと、28階のオフィスエリアまで。


両社のようにオフィスを拡大できる成功は、kintoneやトヨクモ製品が支持されている証しであり、今後の可能性を示しています。

弊社もそれにあやかって、よりよい成長と安定を目指さなければ、と思いました。


まずは本日の参加者の皆さん、ありがとうございました。


SORACOM UG Explorer 2023にLT登壇しました



10/21に各地の会場及びオンラインで開かれた、SORACOM UG Explorer 2023にLT登壇しました。
公式サイト

この日は、実は全国規模のイベントが目白押しでした。
弊社ブログにも書いた通り、CLS高知が行われ、SORACOM UG Explorer 2023が行われ、さらに地域クラウド交流会全国グランプリが釧路で行われていました。
上のブログにも書いた通り、私はオーガナイザーとしての妻の応援と、弊社がちいクラ山梨を開催する準備も踏まえて釧路を選びました。

ただ、SORACOM UG Explorer 2023はオンライン会場もあるということで、藤田さん(なっちゃん)にはLTで登壇する旨をお伝えしていました。

上のブログにも書いた通り、朝の時点で釧路市観光国際交流センターのどこでつなげば、音声や画像共に問題なく接続できるかは確認し、昼前の接続テストにもきちんと参加して、SORACOM UG運営の皆さんへの心配は解消しておきました。

その後は、ちいクラ全国大会の終了時刻(16:30)から20分後(16:53)の登壇というタイムスケジュールに間に合うかどうかが問題でした。
ところが、ちいクラ全国大会の終了時刻が少し伸びてしまい、集合写真の撮影が始まったのが終了予定時刻でした。
ちいクラ全国大会の集合写真には必ず入りたかったので、私は皆さんと一緒にポーズを決めていましたが、にこやかに写真向きの笑顔をキメる私の内面はかなり焦っていました。

無事に写真撮影が終わったのが40分。そこから私の時間までは10分強。
前もって決めていた場所に走り、パソコンを設置し、接続音響マイクカメラもセットしました。
間に合った!

私が接続したちょうどその時、SORACOMのMaxによるSORACOM MVCの発表が行われていました。
私が入った時は、ちょうど大口さんが選ばれていました。SORACOM UG Explorer 2023も少しスケジュールが押していたとか。Maxの熱意がスケジュールをいつものように動かしてくれたようです。ありがたい。フォローに感謝です。

大口さんは、私が主催したkintone Café 神奈川とSORACOM UGのコラボイベントでも登壇してくださいました。

さらに、その前に選ばれた木村さんも、先日の六本木でのしらす2万匹のイベントで初めてお会いすることができました。

そして続いての片岡幸人さん。
先日までkintoneエバンジェリストとしてもご活躍いただいていた幸人さんには、高知、神奈川の両コラボイベントだけでなく、小田原で開催したkintone Café 神奈川でも多大なる貢献をしてもらいました。
今、私がいる釧路でもCLS道東でお会いするなど、全国をまたにかけた行動力は素晴らしい。
高知、神奈川の両イベントではSORACOMとkintoneの接続ハンズオンをオンラインとリアルで同時にやり遂げると言う偉業を成し遂げました。MVCに選ばれたのも納得ですね。

六月のkintone Café 高知の際に幸人さんから託されたkintoneエバンジェリストタグは、今回も釧路に持ってきています。

私が接続してすぐ見られたのが、kintone Caféにゆかりのある皆さんのMVCに選出された姿だったのは本当にすばらしいと思いました。また、私の登壇への弾みにもなりました。
MVC発表のスライド

続いては、SORACOM UGとコラボする各コミュニティーの紹介の第二部です。

私は、スケジュール上のご配慮で、トリを務めさせていただきました。

私の前に話された、
Nerves JPさん
公式サイト
Tech-onさん
公式サイト
の両コミュニティも、kintoneやkintone Café界隈とあまり接点がないだけに、かえって興味深かったです。
Tech-onをお話しいただいた須田さんとも、先日の六本木でのしらす二万匹でお会いできたので、また何か一緒にやれればと思います。

さて、私の出番です。
私の登壇資料は、結構ぎりぎりになって完成しました。

というのも、まずはkintone Café 事務局に登壇の連絡とお伺いを立てる必要があったからです。
SORACOM UGからの登壇のご要望があったからとはいえ、kintone Caféを盛り上げているのは私だけではありません。全国にいらっしゃるkintoneプレーヤーの皆さんの力によってkintone Caféは成り立っています。

私がお伺いを立てたのは、私が主催するkintone Café 神奈川や主催するイベントだけではなく、全体のkintone Caféについて私が紹介してよいか、ということです。
私がkintone CaféとSORACOM UGの三つのコラボイベントに関わったのは事実とは言え、私がkintone Caféを代表して登壇するにあたっての確認がしたかったのです。

事務局からのご回答をまって以下のスライドを作成しました。
スライド

私がスライドを作成したのは、釧路に来る前に一泊していた十勝の大樹町です。登壇まで猶予がなかったとはいえ、私の中に焦りはありませんでした。
というのも私が書く内容は明確だったからです。kintone CaféとSORACOM UGの間には間違いなく親和性があります。

kintoneのサービスを紹介し、kintone Caféのコミュニティを紹介し、さらにお互いのコラボ実績を書くだけで、SORACOM UG Explorer 2023に参加された皆さんにはその意図が伝わる。
そう思っていました。

もちろん、私もまだkintoneとSORACOMのコラボの可能性は探っているところです。
とくにSORACOM Lagoonとkintoneの使い分けについてはもう少し研究したいと思っています。

また、弊社のkintoneビジネスの中でどうすればSORACOMのIoTを活かせるのか。
それについては、昨年度のSORACOM MVCに選ばれたSEEDPLUSの前嶋さんと模索しています。Cybozu Daysにも出展のご協力をいただきましたし、その取り組みはもちろん案件にもつながっています。
SEEDPLUSさんの記事

まずは私もSORACOMのサービスを理解し、よりよい提案につなげられるようにすべきでしょう。
まずは今回、ほとんど参加できなかったSORACOM UG Explorer 2023の内容をおさらいするところから始めたいと思いました。

SORACOM UGおよびSOARCOM社の皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございました!


輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路に参加してきました


前夜祭の楽しさから一夜明け、本日はいよいよちいクラの全国大会です。
オーガナイザーは9時に集合という指示を受け、私も妻と共に9時前に会場に入りました。

私は立場上、9時に入る義務はありません。
とはいえ、弊社も甲府で開催する予定のちいクラ山梨を企画運営します。
もちろん、ちいクラ山梨の運営は妻の役割です。しかし、私も当日はサポートをする必要があると予想しています。
それもあって、雰囲気や準備などを見ておかねばと思いました。


釧路市観光国際交流センターは、いつも釧路を訪れる際に必ず立ち寄るMOOフィッシャーマンズワーフのすぐそばにあります。
広い会場では設営がほぼ終わり、次々とマルシェの店舗を出す方々がお店の飾り付けや設営準備に勤しんでいました。妻もオーガナイザーの一員として朝礼に出席し、朝礼の後もそれぞれの役割を果たして行きます。

私自身も、この日の夕方、ちいクラ全国大会が終わった直後に、別のイベントでオンラインでLT登壇する予定がありました。そのため、どの場所であれば接続ができるか、どの場所であれば音声がクリアになるのかを把握する必要がありました。そこで会場の中だけでなく、建物の外も歩きまわりながら、ロケーションハンティングに勤しんでいました。

場所のめどがつき、作業していたところに妻からの連絡があったので、会場に戻りました。

すると、妻はマルシェでお店番の役割を与えられていました。そして、何やら楽しそうにお店の店番をしていました。マリモデザインファクトリーさんのショップです。

こちらでは、オーガニックな素材や鮭が美味しく食べられるお皿などユニークな商品が展示されています。同じオーガナイザー仲間として妻とも仲良くしてくださっていると言うことで、私もいろいろなご縁を結ばさせていただきました。

他のショップもいくつか覗かせていただきました。

中でもCLS道東で私に日本酒と山椒のコラボレーションを教えてくださった佐藤さんのブースでは変わり種日本酒もいただきました。
さすがにこの日は夕方に登壇の予定があったので一杯だけにしましたが。


他にも会場にkintoneがいたことも書いておかないと。サイボウズ災害支援プログラムです。
サイボウズ災害支援プログラムサイト

ここ数年の日本は、明らかに災害が増えています。そうした災害の際にkintoneなどのツールを活用し、ボランティアの受け入れや指示、災害場所の迅速な把握などに使ってもらう取り組みです。

私もkintone Café 神奈川でスタッフがサイボウズ災害支援プログラムについて話しているのを聞いていました。そのため、内容についてはおおよそは知っていましたが、きちんと聞くのは今回が初めて。代表の柴田さんとも初めてきちんとご挨拶ができましたし、驚いたのはあっとクリエーションの黒木さんまでが釧路に駆けつけてくださっていたことです。だいぶ前に黒木さんとは、神戸でお会いしたことがありますが、まさか、こういう出会いに恵まれるのも、このちいクラの良さでしょうね。
そうしているうちにいよいよ本編のプログラムが始まりました。


まずは地元の釧路鳥取傘踊り保存会による傘踊りの演舞披露から始まりました。
私は釧路に鳥取という地名があることを知っていましたし、それが鳥取からの開拓者にちなんでいることも推測していましたが、この傘踊りについては知りませんでした。
開拓の志に燃えた当時の人々の思いを、今もこうやって受け継いていることは素晴らしい。


続いて、サイボウズの青野社長による講演です。
私は初めて大塚商会のセミナーで青野社長の講演を聞いてから、今までに何度も青野社長の講演は聞いてきました。ただ、地域をテーマにした講演は聞いた記憶がありません。

東京などの大都市と地方の格差は埋まるどころかますます開いています。
衰えていく一方の地方を活性化するにはどうするか。その地の産業の力を育てるしかない。
ただ、わが国の場合、地方どころか都市にすらIT人材が枯渇しており、諸外国に比べてもIT技術者の割合が少ない状況にあります。

kintoneのようなローコードツールを使えば、地方にもITの力を導入できるはず。

ちいクラの開始にあたっての思いも含め、あらためてサイボウズさんの理念は一貫していると思いました。

そして、最前列で青野社長の講演を聞いていた妻にもその理念は伝わったはず。
なぜ私が地方に肩入れするのか、という理由も含めて。


続いてはちいクラの本編がスタートです。
ちいクラといえばアイスブレイクに必ず設けられている大人の本気のラジオ体操。
会場に集った皆さんにラジオ体操の手本を示すため、壇上に五人のオーガナイザーが現れます。
ん?その中に見知った顔が。なんとうちの妻が混じっているではありませんか!

まだ一度もちいクラを開催していないにもかかわらず、いきなりオーガナイザーデビューを果たしてしまった妻。
まずはおめでとうです。

そしていつもの音楽に乗って体を動かす皆さん。ところが私はラジオ体操が久しぶりすぎて、周りの人と右左を逆に踊っていました。
あれ?さては壇上の妻を見つめすぎたかな?

さて、いよいよ本編が始まります。
ここからは全国各地の地域クラウド交流会で選ばれた方々が、それぞれの思いを発表する場です。
プレゼンターご本人と一緒に登壇するのは各地のオーガナイザーの皆さん。

さすがというべきか、皆さんの思いがそれぞれ熱い。
特筆すべきは、ほとんどのプレゼンターの方が個人の思いだけで登壇までされていることです。
何かの企業の後ろ盾や組織ぐるみでの登壇ではなく、個人の思いだけで発表までしてしまうこの熱量。

同じ時刻、はるか高知ではCLS高知が催されています。
そちらではさまざまなコミュニティのあり方や運営が議論されているはず。既存のコミュニティも含めて、多くは他の企業に所属されている方が運営しています。
その一方、ちいクラでは個人の方がそれぞれの思いを聴衆に問い、支援を求めています。

いうまでもなく、どちらにも優劣は付けられません。
ただ、ちいクラは個人の思いがダイレクトに表出されるので、私たちの感情に響くかもしれません。

実際、皆さんのプレゼンによって私も感情を揺り動かされました。
cocoスペースの今野さんの壇上で感情をあふれさせる姿。前夜祭でもお隣で話させてもらった釧路の秋田さんの苦しみを乗り越えた姿。秋田さんは見事に優勝しました。おめでとうございます。
甲賀で馬と人の居場所に取り組む稲増さんの内容には興味を持ちましたし、仙台で高校生向けのオンライン学習サービスを立ち上げた佐々木さんの取り組みはこれからのわが国に直結するはずです。
豊岡の守本さんの取り組みは同じ地元としてとても共感し、社会的処方という言葉も教わりました。豊岡の久保さんは懇親会でお話し、同じ阪神間にご縁があることと、私の次女のキャリア形成に参考になりそうな取り組みをされているのでとても共感しました。
郡山の相樂さんの助産師としての取り組みは、まさにこれから少子化と戦っていかなければならない希望そのものです。


さて、続いては、これまた地元釧路の昭和小学校の金管バンドによる演奏です。
これがまた、とても上手かった!
私の次女も中学校の頃、吹奏楽部でユーフォニアムを担当していたので、私も何度も演奏会を聴きに行きました。
なので、最初は小学生の演奏ということが信じられませんでした。お見事!


続いては、オーガナイザーの四宮琴絵さんによるファシリテーションのもと、サイボウズの青野社長、蝦名釧路市長、漫画家の最上うみみさんによるトークセッション。
なかなか意表を突く人選ですが、これが面白かったし、参考になりました。
青野社長は著書や講演、サイボウズさんの社風として私もなじんでいます。そして、蝦名市長は毎回CLS道東に必ず顔を出してくださるばかりか、懇親会にも登場し、私も何度かお話しさせていただいた方。その政治家らしからぬフランクでオープンな人当たりに好感を持っていました。そこに最上さんのアーチストとしての感性が入ることで、セッションの内容が予測できなくなりました。
まさにセッションの中に登場した通り、掛け算が生み出す予想できない変化が期待できそうです。アドベンチャーと地域の力と漫画が何かを生み出せるのではないか。そんな期待を持たせてくれるセッションでした。

私はまだ、ファシリテーターを行った経験はあまりありません。未経験者からの意見からではありますが、見事なコラボレーションを生み出した琴絵さんのファシリテーションには感心しました。春先のCLS高知でもかすがい製菓の原さんのファシリテーションに感心した時と同じ感覚です。
いつかは私や妻もこういう場でもファシリテーターとしてトークセッションを切り回せるようにならないと、と思わされました。


さて、これをもってちいクラ全国大会も終了です。
そして皆さんで集合写真の撮影。
この時の私の心は少し焦っていました。なぜならこの後、SORACOM UG ExplorerのLT登壇が控えていたからです。朝の時点で登壇する場所のめどはつけておいたので、接続や音声障害の懸念はなかったのですが、そもそも時間に間に合わなかったらどうしよう。

結論からいうと、登壇は無事に終わりました。登壇については別ブログで取り上げたいと思います。

さて、会場を移動し、946BANYAでの懇親会です。
この懇親会もとても楽しい時間を過ごすことができました。
いちいち皆さんとの会話は繰り返しません。

例えば、
サイボウズのソーシャルデザインラボの皆さんと会話ができました。
但馬信金の皆さんとも会話ができました。
蝦名釧路市長とは結構長い時間お話をさせていただきました。前後半の二部制に分かれ、後半は妻も交えて。
5月のkintone hive sendaiのアフターhiveの場で一緒に業務改善のワークショップに取り組んだ宮城第一信金の皆さんからは先方から気づいてお声がけいただきました。
久保さんとは同じ阪神間にご縁があったことで盛り上がりました。
札幌と和歌山を結ぶ活動をされているさとうさんともご縁がつながりました。ほかにも皆さんとの貴重な時間がとてもうれしかったです。

最後の挨拶でジョイゾーの小渡さんが男泣きを見せる姿に私ももらい泣きしてしまいました。地域のご縁から採用につながり、しかも今や八面六臂の活躍をなされている小渡さんと、小渡さんに活躍の場を与えられたジョイゾーさんにうらやましさを感じると同時に、弊社も同じような方に入ってもらうようにならなければ、という決意が沸きました。

妻もまた、皆さんとの交流のパイプを太くしていたようです。
そこで、その後の二次会は妻と私は別々の行動をしました。
私は、デジラポを見学させてもらえるというので、そちらの皆さんと行動を共にし、妻はオーガナイザー仲間と釧路の夜に繰り出しました。


デジラポは釧路市役所の目の前のビルに位置しています。
ここがすごい内容でした。コワーキングスペースとしての機能はもちろんですが、子供が情報技術に興味を持ってもらえるような設備が充実しています。
ロボット、IoT、メタバース、3Dプリンター、カッティングマシーン、ドローン。なんとこれらのツールがたくさん使えるとのこと。
まさに技術者にとっては垂涎の場所。釧路に高専があることは上にも書きましたが、釧路はジョイゾーさんの拠点でもあるし、今後はデジタルの街として名をはせるかもしれません。
デジラポサイト

さて、ここで三々五々、散会した私たち。
私もせっかくなので、ここ1年半で釧路を三回訪れていながら、まだいけていなかった場所を巡りました。
モシリヤチャシ跡と、Whisky Bar 高森さんです。
うーん、厚岸おいしかった!!! 見事に釧路の夜が締まりました。

本日も皆さん、ありがとうございました!

翌日もちいクラツーリズムで釧路湿原、鶴居村、摩周湖、硫黄山を巡りましたが、それはいずれ別ブログで取り上げたいと思います。


スナックジョイゾー&輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路前夜祭に参加してきました


本稿のタイトルは長いですが、それは二つのイベントが同時に開催されたからです。
以下は、妻と一緒にこの二つのイベントに参加してきたレポートです。

前夜は三次会まで帯広で飲み明かしていました。投宿していた北海道ホテルに着いたのは2時ごろだった気がします。

ところがこの日は平日。朝九時からオンラインで東京のお客様と打ち合わせがありました。
お客様と話す際、私の喉はかなりかれていたことでしょう。


打ち合わせが終わると、帯広で旅情を味わう間もなく、すぐに釧路へと向かいました。帯広で仕事をすることも考えましたが、天気はあいにくの雨でした。帯広の地を堪能する暇もなく、駅で食べた豚丼だけで釧路に向かいました。
そんな風に早めに釧路に移動する必要があったのは、夜のイベント前に妻と釧路で合流するためです。


そこで、11時39分発のおおぞらで釧路に向かいました。この便については、昨夜三次会まで一緒だった濱内さんに教えてもらいました。ありがとうございます。
別車両に乗ってらっしゃった濱内さんも同じく向かう先は釧路!いざ!ちいクラへ!


釧路に着いた私は、まっすぐ釧路フィッシャーマンズワーフ MOOにある「946BANYA」に向かいました。
946BANYAでは明日、第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路(ちいクラ全国大会)の懇親会が催されます。
そして、あとで訪れる夜のイベント会場(炉ばた浜番屋)とは川を挟んだ対岸にありました。妻と待ち合わせるには最適の場所です。
また、私もここでなら作業ができるとあたりをつけていました。

私の予想通り、946BANYAでは仕事が快適に進みました。オフラインの作業も、東京のお客様とのオンライン会議も、全てが円滑でした。
釧路でも仕事ができる今の情報環境には本当に感謝しています。この事は言葉に尽くせません。

さて、時間が来たので、私と妻は菅原さん原田さんと連れだって会場となる炉ばた浜番屋に移動しました。


今回はこちらの会場で本稿のタイトル通りの二つのイベントが開催されました。
とくにスナックジョイゾーは、釧路で初の出張開催。いつも催されている東陽町でも同時に開催され、窓と言われる縦長のデジタルサイネージを使って双方の会場で二元中継し、それぞれスナックジョイゾーを開催してしまう斬新な試み。さらに、それをちいクラの前夜祭と絡めてしまうあたりが、ジョイゾーさんの発想力を現しています。

中継だけならツールを使えば簡単にできてしまうでしょう。ですが、釧路と東陽町に同じ機材を導入し、それをお店に持ち込んでしまうまでの準備は大変だったはずです。
ジョイゾーさんに拍手ですね。



私は皆様のお膳立てに感謝しながら、美味しい料理を楽しみ、会話に花を咲かせていました。

思い起こせば七月のCLS道東でも、こちらの浜番屋で花咲蟹を食べたのでした。
別の方のSNS投稿でこのお店から蟹を自宅発送できることを知った妻から、なぜ家に送ってくれないのかとお叱りのメッセージがあったので、帰りの新千歳空港で蟹を買って送ったのも思い出です。
そんな過去の失敗も、今回浜番屋に妻を連れてきたことで帳消しになったのではないでしょうか。

今回、妻が釧路に来たのは、ちいクラ全国大会があるからです。そして、私にとってもこうした地方でのイベントに妻と同行するはじめての機会でした。
この夏、妻はちいクラのオーガナイザーとしての研修を受け、晴れてオーガナイザーとして認定されました。
そのため、妻は初めから釧路に来ることに積極的でした。はたから見れば、妻のイベントに私が従順についていったように見えるかもしれません。

ですが、ちいクラに妻を巻き込んだのは私の目論見でした。
発端から話すと、今年の春先にジョイゾーの四宮琴絵さんから連絡がありました。オーガナイザーになる人を募集しているので誰かいないか、と。
私はそれを聞いた途端、これは妻にやらせよう、やらせるべきだ、とひらめきました。

妻は結婚してから20数年の間、いろいろなコミュニティや集いに参加していました。そしていいように使われ、数年で疲弊してそのコミュニティを離れることを繰り返していました。
私よりも弁舌が立って頭も回るのに、お人好しでいいように使われてしまう。そして疲れ切って消耗する。それが毎回のパターンでした。まさに琴絵さんからお誘いいただいた時も某コミュニティの中で疲弊の極にありました。
私はそれをとてももどかしく見ていました。適所におけばいきいきと活躍できる妻なのに、なんともったいない、と。

今回のちいクラオーガナイザーの話を琴絵さんから受け、妻にやらせようと思った背景にはそういういきさつがありました。
ちいクラならば、サイボウズさんの事業なので、私もある程度は知っています。理念にも共感しています。アホはええけどウソはあかん、という社風を擁するサイボウズさんになら裏切られることはないでしょう。
また、私自身もちいクラには今まで墨田や郡山で三回ほど出たことがあり、なじみもあります。
また、会社としてオーガナイザーに登録する必要があるため、弊社にとっても必ずプラスの効果があらわれるはず。

そうした背景もあって私も初めから妻のオーガナイザー就任は後押ししてました。そして、ぜひ妻にはちいクラ全国大会に行くべきだと伝えていました。
今回のちいクラ全国大会の日程はCLS高知と重なっていましたが、私は最初から釧路を選んでいました。七月にCLS道東で訪釧した際も、10月21日にはCLS高知ではなくちいクラ全国大会に来るからよろしく、と皆さんに言っていたくらいです。

なぜ私がそこまで妻を連れてくることに積極的だったかについては、もう一つ理由があります。
それはCLS高知やCLS道東、または他の地域で行われるkintone Caféや糸と魚と川のようなイベントに、なぜ私が参加するのかということを妻に知って欲しかったからです。

ある地域に全国から人が集まり、そこで各地の文化やご縁を結び合う。
それによって地域は元気になると、東京や他の大都市に人が集中する問題にも解決の道が見える。私や弊社が首都圏で埋もれるつもりがなく、地域を応援しよう、外に向けて積極的に打って出ようとの意思を皆さんに伝えられる。
それによって地域から仕事が舞い込むこともあり、地域から登壇依頼が来ることもある。
私はそう思って地域のイベントに積極的に参加しています。

妻にとっては、私のこのような活動は、旅好きの道楽の一環に見えていたかもしれません。
が、実際にこうやって一緒にイベントに参加してもらうことで、各地域から来る人たちのご縁やつながりが道楽を超え、仕事にまでつながるんだよ。地域で得たご縁が首都圏での仕事にまでつながることもあるんだよ。
それを伝えたかったのです。それには百聞は一見に如かず。一緒に釧路に来てもらい、体験してもらえればいい。

今回のイベントは、kintone CaféやCLSとはまた違うメンバーが集っていました。私にとっても新鮮な顔ぶれでした。
中でも、サイボウズ社の青野社長を始め、旧社長室であるソーシャルデザインラボの皆さんが釧路に集結しておられました。
私は普段、サイボウズの多様な部署の方とやりとりをしています。が、ソーシャルデザインラボの皆さんとはまだお会いしたことのない方が多く、今回のイベントでは貴重なご縁をいただきました。


釧路に来て早々、素晴らしいご縁に恵まれました。
妻にとっても今後の活動に向けて弾みとなる出会いだったのではないでしょうか。
もはや明日の本番は楽しみでしかない。そんなふうに思えた一日でした。

まずはこの日、お会いした皆さん、ありがとうございました。そして妻へのきっかけを作ってくださった琴絵さん、今回の準備を行ってくださったジョイゾーの皆さん、本当にありがとうございました。サイボウズの皆さんもありがとうございました。


kintone Café 帯広 Vol.3に登壇・参加しました


10/19にkintone Café 帯広 Vol.3が開催されました。弊社の代表が登壇を兼ねて参加してきました。
https://kintonecafeobihiro.connpass.com/event/296630/

前回のkintone Café 帯広 Vol.2は、私からの働きかけが開催のきっかけになりました。
それに続いての今回。企画を一身にやっていただいたのは、相互電業の今野さんです。私も企画の段階から関わらせていただきましたが、ほぼ今野さんにお任せしました。

十勝は、私と弊社にとって大きな可能性のある場所の一つだと思っています。
kintone Café 帯広 Vol.3の前日には大樹町のお客様のところで作業や商談をしてきました。kintone Café 帯広 Vol.3の当日の昼は、中札内村でkintoneの説明や打ち合わせに勤しんでいました。
十勝には弊社のお客様がいらっしゃるのです。

今回も大樹町のお客様をお連れし、我々を含め総勢四人で参加しました。
お客様にkintoneの価値を感じてもらうには、kintoneのエコシステムのつながりと皆さんの思いを感じていただくのが早道です。

私一人が熱弁を振るうよりも、多様なkintoneプレイヤーが集まり、共にkintoneについて語り合い、盛り上がる様子こそが最大の説得力になると思います。


相互電業さんに伺うと、前回と同じようにウェルカムボードが!



今回は今野さんからのkintoneの軽い説明とkintone Caféの理念の説明から始まりました。


続いて、サイボウズの山本さんより、ご自身の経験を生かした実感のこもったお話がありました。
山本さんのお子様が保育園に入園する際に苦労された話です。その手続きは従来のアナログな手続きであり、これをkintoneの流れに変えるための必然性を丁寧に語っていただきました。
さすがサイボウズさん、実体験からくる実例を挙げてお話しされるのはとても良いと思います。


続いて、株式会社山忠ホールディングスの生田目さんです。
前回のkintone Café 帯広 Vol.2でも生田目さんとはいろんな話をさせていただきました。
今回も企画段階から一緒にやりとりをさせていただきました。

生田目さんはご自身でシステムエンジニアとしてkintoneを使った実装をされておられます。その改善する過程をわかりやすく説明してくださいました。
FAXや電話などの旧来の形からkintoneへ。さらにkintoneから次の連携へと。つまりRest APIの活用です。実際に会社の情報システムが進化していく様をみるのはうれしいですね。
各企業にこういう方が一人いるだけで、会社の情報環境は劇的に変わっていきます。
どの会社もそう願っているのでしょうが、今のわが国ではそれはなかなか贅沢な願いになっています。
まさにそのために弊社のような会社があるわけです。
生田目さんの登壇内容は、まさにこうすれば改善できる可能性を見せてくれたと同時に、それを開発する生田目さんのような人がいなければ、システム化は難しいと言う事例だったように思います。


続いて、登壇されたのは池田商店の川東さんです。

はじめての登壇と言うことで、とても緊張していらっしゃいました。が、その朴訥で素朴な語り口とともに、一生懸命自社の構築をしていた過程を説明していただきました。
まさにkintoneとはこうあるべき。初めてシステムを触った方でもここまで作れるのだと言う実例に溢れていました。
私にとっても初心に返る意味で、とても参考になる川東さんの登壇でした。


さて、次は私の登壇です。光栄にも最後のスピーカーとして登壇させていただくことになりました。
とはいえ、残り時間があまりありません。そこで私も巻いて喋ることにしました。
今回のテーマは、「すごくなくていい! 自社のkintone共有し合ってみよう!」だったので、弊社のkintone環境を、複数のサブドメインと連携しながらどのように使っているのかを事例としてお話ししました。
実はこのテーマは以前のkintone Café 神奈川でも取り上げたことがありますが、その時はオンラインだったことと、今回私が話すまでの数年の間に変わった点もありました。私が話した内容は、皆さんにとって良い参考になったのではないかと自負しています。

というわけで、コンパクトな時間設定の中、無事にすべての登壇が終わりました。
続いて、皆さんで次の場所へと移動しました。
kintone Caféといえば懇親会。
そして本日の懇親会は「旬菜 まさゆめ 駅前店」。こちらのお店は多人数でかつおいしい十勝の料理が食べられるとあって、私たちもとても盛り上がりました。

こういう場を通して、多様なご縁ができる喜び。そして。私にも弊社にも十勝での今後の展開について貴重な知見をいただきました。


一次会が終わったあとも、その熱は醒めず、有志だけで二次会、そして三次会へと繰り出しました。北海道の魅力を再認識できる一日でした。

参加された皆さん、登壇された皆さん、本当にありがとうございました。また会場をご提供してくださった相互電業の皆様にはいつも本当に感謝です。

次のkintone Café 帯広の開催の際は、私も企画段階から関わり、また皆さんと交流を深めたいと思います。

まとめサイト


よっちゃばれっkintone無尽! Vol.1に運営・参加しました


10月13日に富士吉田市で開催されたイベント「よっちゃばれっkintone無尽! Vol.1」に参加しました。

このイベントは、kintone Café 山梨 Vol.1(6/1)から派生しました。
私はkintone Café 山梨の運営メンバーの1人として、このイベントの企画段階から関与していました。

これまでのブログでは取り上げていませんでしたが、8月24日に「よっちゃばれっkintone無尽! Vol.0」を開催しました。そこで、これからどういう内容にするかの打ち合わせを行いました。

Vol.0の前に、kintone Café 山梨のメンバーの中では、「よっちゃばれっkintone無尽」の内容についてはかなり腹を割って話をしました。お互いの認識の違いと考えを明らかにするための議論と、立場や考え方についての合意を得た上で臨みました。

なぜ率直に話したかというと、最大の焦点は「kintone Café」と「よっちゃばれっkintone無尽」の違いを明確にすることだったからです。
両者の最大の違いは、山梨県に住んでいるメンバーだけで構成されているかどうかになります。

実は、私はその条件に当てはまらないため、本来は参加する資格がないのです。
私はkintone Café 山梨の運営メンバーで、現在山梨県に移住を検討しているため、例外的にメンバーとして参加させていただいています。

同じ山梨県の中で、kintoneというプラットフォームを軸に、志を一緒にする仲間が欲しい。それがこのイベントの存在意義となります。

山梨県にはkintoneユーザーもいるはずですが、それを結びつけるコミュニティーがなかったのです。そのため、山梨県のkintoneユーザーが生まれにくいし、生まれたとしても学び合う場がないのです。
そのため、もう少し地元密着型にしてkintoneの仲間を一緒に作っていくという思いが「よっちゃばれっkintone無尽」に結実しました。

前回は甲府でVol.0を開催しましたが、今回は富士吉田市で開催しました。それも山梨県の全体で盛り上げたいからです。
山梨県は複数の地域に分かれています。地域ごとに特色がありますが、kintoneの絆を通じていれば理解し合えるはずです。




今回は富士急行の富士山駅に直結したコワーキングスぺース「ドットワークPlus」で開催しました。屋上には富士山展望デッキがあり、そこから見る富士山は格別でした。

私は他の参加者より先に会場に入り、オンライン会議に参加しましたが、通信にも問題はなく、会場の雰囲気も良好でした。

今回の「よっちゃばれっkintone無尽! Vol.1」は、Vol.0で行った議論と運営側の議論を経て、ある程度の内容は考えていました。

自己紹介の後は、kintone SignPostを音読し、その内容に対して議論しました。初めなのでSTEP0の「kintone概念理解」から始めたのですが、これに思ったより時間がかかってしまい、その後のコンテンツの時間が押してしまいました。
押したとはいえ、参加者皆さんのkintoneのポータルサイトを見せ合う企画や、お歳暮管理アプリをどう作るかと言う参加者から出たお題など、kintoneユーザーにふさわしい多種多様なコンテンツが場を充実させてくれました。


初回にしては上々のスタートだったのではないかと思います。

今回の実績と、これからの実施内容があらたなkintone仲間の呼び込みと創出につながっていけばいいと思いました。そうなっていくと確信しています。


なお、写真はお互いの機密保持に関わるポータル画面などがあったため、今回は載せません。
会が終わった後に集合写真を撮ったのでそれだけは掲示します。後は夜の懇親会の様子も載せておきます。


なお、懇親会は会場に近い「魁 本店」さんで行いました。7名で楽しく飲みました。
こちらのお店、富士登山者のお世話をしていた御師が住んでおられた古民家をリノベーションした建物でした。
また、メニューはkintoneの多様性を体現するかのような豊富な品ぞろえでした。お酒のラインナップも含め、とても気に入りました。

そして、私にとっても山梨を理解するとても良い機会になりました。

最後になりますが、ご参加いただいた9名の皆さま、心からの感謝を申し上げます。


kintone Café 埼玉 Vol.6に運営・参加しました


10/8にkintone Café 埼玉 Vol.6が開催されました。弊社の代表が運営も兼ねて参加してきました。
告知サイト

前回のvol.5の開催から4年9ヶ月弱の期間が空いてしまったkintone Café 埼玉。どうやれば再始動できるか。再始動にあたってはどういう内容にするか。この数年、頭の片隅にはいつもこの悩みがありました。

その状況が一気に打開できたのは、3ヶ月近く前のことです。
kintone Café 東京 Vol.13が行われ(7/22)、その日の懇親会の場でたまたま集った埼玉に近い人たちにその場で一気に募り、再始動に持っていきました。

今回の会場は、原田さんが個人用として使っておられる鶴ヶ島のオフィス。
鶴ヶ島開催の話は、今春(4/1)に小田原で開催したkintone Café 神奈川 Vol.14の懇親会で原田さんとお話しした際に生まれました。オフィスがあるから使っていいよと言う原田さんのご好意をどうやって活かせるか。その構想をずっとあたためていました。

その後、7/6に催されたkintone hive 2023 tokyoにおいて颯爽とデビューされたのが中嶋さん。なんと鶴ヶ島市の職員でいらっしゃる。
ここで中嶋さんと原田さんを繋げる構想が一本の線としてピーンとつながりました。

そして、上に書いたkintone Café 東京の懇親会。その場で中嶋さんと話す機会があったのですが、偶然その周りには埼玉に近い方々が集っていたこともあって、なかじさん、大野さん、野田さんといった面々に集ってもらうことになりました。その場で中嶋さんにはサウザーという称号が与えられました。

初回のオンライン打ち合わせの場では原田さんと皆さんをつなぎました。そしてその交流が温まるよりも先に、皆さんからユニークかつ型破りなアイデアがいくつも提案されました。
実際に餃子を焼きながら開催するkintone Café。おそらくどこのkintone Caféのみならず、IT系のイベントでも前例はない気がします。

そこで私も覚悟を決めました。もし当日に何かあっても、その場で軌道修正すれば良いと。
今回、私はあくまで再始動のきっかけを作る役割に徹しようと決めていました。当日までの準備や当日の仕切りに至るまで、主導権を握らず、あくまでも運営の皆さんの手助けにとどまろうとしていました。

kintone界隈でも、最近は伴走開発の手法が注目を集めています。
それにならうなら、伴走イベント運営とでも言いましょうか。
イベント運営の伴走者として私がどこまでやれるのか。それを試す意味もありました。

各種の準備の場だけ準備し、皆さんにはFacebook Messenger上で活発にやりとりをしていただきました。着々と準備を進んでいく様が頼もしい。

特に、野田さんがイメージを沸かせやすくするためのラフ案を次々と書いてくださったので、我々も準備に向けてのイメージが共有できました。

さて、当日。

実際の進行に関する詳しい打ち合わせはほとんどせぬまま当日に臨みました。そのため、司会進行やオープニングで話す方も始まる30分前の時点で決まっていませんでした。
そこで開始30分前に私が急遽kintone Caféとはの理念のスライドを準備し、登壇することになりました。司会進行は私と原田さんが状況に合わせて分担しながら。

今回は、そうした不慮の事態に対応するのが私の役割だろうと備えていたので、それも含めて臨機応変に対応できました。各地のkintone Caféやその他のイベントに参加していた経験が生きました。

そもそも、事前に会場の準備などは原田さんがとても頑張ってくれました。特に今回は同時配信のオンラインもピンマイクやその他の機器のご用意で動いてくださいました。
そして肝心の餃子は、サウザーさん、なかじさん、大野さんが頑張って大量に焼いてくれました。野田さんも背後でいろいろとフォローのために動いてくださいました。

まずは全員が自己紹介。そして早速餃子の調理開始。

餃子を焼く間の時間は、間が空きそうになりました。が、結局は無為な時間を過ごすこともありませんでした。というのも、もともとLTを買って出てくださっていたはっしーさんが、予定を超えて3本のLTをこなしてくださったお陰です。
何よりもよかったのは、皆さんの間にkintoneという大きな共通の話題があったことです。kintoneの話題があることによって、間が空くまでもなく、皆さんがそれぞれkintoneの話題を持ち出してくださっただけで場の雰囲気が失われずにすみました。


ぎょうざの満州鶴ヶ島駅前店で買ってきた大量の餃子も見事に平らげてくださいました。20名の出席の皆さんにも満足していただけたのではないかと思います。
さらに、kintoneの話題でもサウザーさんが自治体の運営上の苦労や、だからこそkintoneが有用であることの話題をたくさん提供してくれました。
私、投票用紙をイチゴパックに収納するとよい、という自治体ハックはこの時初めて知りました。


kintoneを使えばあらゆる組織の非効率な業務は変えていける。それを感じたサウザーさんのセッションでした。

その前に、3本連続でLTを語ってくださったはっしーさんのkintoneの使い方にも言及しなければ。趣味のデザート食べ歩記をkintoneに格納するってよいですね。外部公開もできそう。
あと、興味があったのはUiPathとkintoneの連携プラグインについての紹介です。私もRPAについては、業務の使い道として有効な提案ができていないので、とても参考になりました。

今回は私、なかじさんに加えて、奈良から中尾さんも駆けつけてくださったので、kintoneの情報のフォローなどもバッチリで、しかも同時配信していたオンラインでも石井さんまで入ってフォローしてくださっていたので、情報量としてはたくさん提供できたのではないかと思います。

さて、サウザーさんのお話が盛り上がったところで、本編の時間は既に超過していました。
そこで一度中締めし、懇親会の中であらためて懇親を深めることに。


続いての懇親会ではあらたな新星がkintone界隈へのデビューを果たしました。村上さんです。
既存のシステムとkintoneの違いや、そうした違いをどのように社内に展開するか、という貴重なセッションでした。kintoneをさわりはじめてからまだ間もないとのことですが、これまでの社会での豊富な経験をもとにkintoneの特徴や使い方をよくとらえられていて、とても参考になりました。

その後も3、4グループに分かれ、kintoneの話題は尽きません。
ポストサイト

今回のkintone Café 埼玉 Vol.6の学びは、締めるポイントさえ間違えなければ、イベントとしては自走できるという自信でした。
そもそも参加される皆さんはkintoneについて学びたいこと、知りたいこと、語りたいことをたくさんお持ちです。そのため、事前にカリキュラムを定め、それにきちんと沿った形でなくてもイベントとしては成り立ちます。

今後は私たちのようにkintoneで仕事をする人も、kintone案件が増えていくにつれ、忙しくなることが予想されます。
その際、こうした形であってもkintone Caféが成り立つ実証ができたのはよかったと思います。

まずは今回参加された皆さん、そしてスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。


2023年9月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括
9月。
今月も仕事が忙しく、旅はほぼどこかで仕事につながっています。
仕事が忙しいまま、あっというまに月が終わってしまった印象です。

もちろん、少しは出かけました。
今月は市川、真鶴、三浦、横須賀、八王子、甲府、川口を訪れました。

仕事をしながら、旅をする。そのノウハウをいかに実現するかが私のテーマです。
が、私の理想にはほど遠い毎日です。

今月は私個人の力の限界を感じさせる出来事が相次ぎました。
kintoneの認定資格であと一つだけ取れていないカイゼンマネジメントエキスパートに落ちたことも一つ。
経営者としても個の力を押したてるやり方に限界が見えたのもその一つ。それでいながら、同級生が個の力を発揮し、輝いている舞台に目を奪われたことも一つ。

もう、いつのまにか私も50の齢を迎え、少しずつ人生も下り坂になっていること。次代を導かなければならない年代になっていること。
それはわかっているのに、自分はいったい何を成し遂げたのか、という焦り。
ただし、先々月から私の周りの同年代から刺激を受けています。
先月と今月にはさらに仕事での打開策となりうるヒントを数回いただきました。
これがうまくいけば、経営と個人。そして仕事と旅の両立がこなせるようになるはずです。

まだ私の日常は仕事に偏っています。
その証しこそ、執筆活動や読書などの文化活動の低下です。顕著に現れています。

私に与えられた時間は有限で、ますます残り少なくなっています。
残された時間を少しでも有意義にしたいと思います。死を迎えるまでに。

生きていること、生かされていることのありがたみ。
それを常に忘れぬようにしながら、充実した日々を送りたい。
皆さんと私の思いは同じです。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちをフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

今月は家族とは一回お出かけしました。妻とは二回、妻と長女とは一回、妻と次女とはゼロ回、長女とはゼロ回、次女とはゼロ回。


§  月表

 ・九月お出かけ
EKITERIA PRONTO、ラーメン四季福、Starbucks、大和市立図書館、多摩境天然温泉 森乃彩、薬師池公園、らあめん花月嵐、Tully’s Coffee、ぎょうざの満洲、Tully’s Coffee、情熱のすためし どんどん、キッチンオリジン 鶴川店、鶴川駅前図書館、吉野家 鶴川駅店、アンコール・トム、麺屋こころ 町田店、籠屋たすく、えきまえ広場、だるまのめ 狛江店、メキシコ酒場、不知八幡森、現代産業科学館、ニッケ鎮守の杜、ニッケコルトンプラザ、治水とやすらぎ 碑、坪井玄道生誕の地、鬼越駅 (KS17)、マクドナルド、原木中山駅 (T22)、目黒 THE LIVE STATION、ラクシスフロント、Starbucks、山下公園、相州蕎麦、スナックジョイゾー、小田原城、海女食堂、真鶴町観光協会、小田原駅観光案内所、ミナカ小田原、小田原城、二の丸広場、下布田遺跡、羽毛下橋、三浦海岸セブンイレブン 三浦海岸店、三浦市観光インフォメーションセンター、うらりマルシェMILITARY SHOP YOKOSUKA 三笠本店、豊川稲荷横須賀別院(豊川山 徳寿院)、Tully’s Coffeeスカジャン発祥の地ヨコスカドブイタステーションspec☆01、EVER GREEN、Tully’s Coffee、善養院、相州蕎麦、フォルクス 大和店、大和市文化創造拠点シリウス、八王子城跡自然公園、金子丸、八王子城本丸址、八王子神社、八王子城跡、八王子城山頂上、御主殿跡、御主殿の滝、八王子城ガイダンス施設、北条氏照墓、宗関寺、船田石器時代遺跡、WOODSHED澤田屋 本店甲州夢小路café terroir山梨県護国神社 (山梨縣護國神社)セブンイレブン 甲府武田店インキュベーションセンターオギノ 朝日店かつ玄 石和店サイゼリヤ、新富座跡、救世軍渡来記念の地、異味香、BANGKOK STORE、食彩雲南 西川口店、生鮮市場ワンワン

・九月ツイート
https://togetter.com/li/2233045
§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かけたのは、今月は一回です。

ある日、次女が家に帰ってきたタイミングで家族で近所のファミレスに言って食事をしました。笑いました(9/25)。

§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で二度でかけました。

三浦半島で海が見たいという妻の希望で、三浦海岸から。まだ夏の気配が濃厚な渚でのんびりとたたずむ時間を過ごしました(9/18)。
さらにそこから三崎港のうらりでマグロやら野菜をたくさん買い込み。さらに長井のすかなごっそにも立ち寄って野菜やお肉をたくさん。

さらにそこから横須賀の市街地に移動し、三笠ビルのミリタリーショップで廃止海図を使ったファイルフォルダを購入し、ドブイタ通りのSPEC☆01では妻が念願のスカジャンを購入しました。

また別の日は、甲府へ(9/24)。
今月は妻が12月に予定していた地域クラウド交流会の日程を延期する発表をしたのですが、延期したその日に別のイベkinントを甲府で開けないか、という可能性をさぐるために。
まずは先日のよっちゃばれkintone無尽の懇親会で訪れたWOODSHEDさんを妻に紹介。結構気に入ってくれたようで何より。


そこから澤田屋さんに移動してくり玉をいただきました。いつもおいしい。さらに甲州夢小路のCafé Terroirさんへ。もう甲府に来るたびに訪れているこちらは6,7回目の訪問でしょうか。
今日は訪れたタイミングが少し客足が落ち着いた時間帯だったので、オーナーの飯島さんとお話しする時間もあり、また次へとつながる新たなご縁を紹介していただきました。

その後は山梨県護国神社で開かれていた龍華祭を見学。江戸一番隊、またの名を切腹ピストルズという和楽器パンクバンドが境内でにぎやかな演奏を繰り広げる中、最後は宮入の神輿が勇壮に掲題を練り歩くさまを堪能しました。
かつ玄という20号沿いのお店もとんかつがおいしく、とても満足しました。


§  妻と長女とのお出かけ 妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は一回ありました。

タカラヅカの代表の仕事で疲れ切った妻を連れて行ったのは多摩境天然温泉 森乃彩(9/3)。夕食もこちらでいただき、私も妻もそれぞれマッサージやエステを受けました。



§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女との三人で出かける機会は一回もありませんでした。

次女は昨年末で就職したお店を辞め、今はアルバイトで飲食の仕事を続けています。
ところが、そこも辞め、別の場所で働いています。

次女のことを本当に好いてくれている彼氏にも巡り合えたにもかかわらず、どこに向かうのか、何がしたいのかがわからず、悩んでいるようです。
22歳まではモラトリアムとして大目に見るつもりですが、、、

§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。

長女は4/1付けで雇用しました。
すでに2月から引継ぎもかねて打ち合わせにも同席してもらっていましたし、内部の定例会議にも出てもらっています。

昨年末をもって私の中では子育ては終わったと思っています。娘たちにはそれぞれを一人の大人として対し、手助けができるところは私から手を差し伸べていこうと思います。

●私自身の九月(交友関係)

§  関西の交流関係 今月は関西とのご縁はあまりありませんでした。

ただし、高校の同級生が目黒THE LIVE STAIONでやり遂げた見事なパフォーマンスは別です。
昨年の同じ日にも観に行き、DREAM THEATERのトリビュートバンドユーグレナのキーボードとして凄まじい難易度の曲を演奏していることに驚愕しました。
今年も。こうやって同級生が素晴らしいパフォーマンスを示していることが誇りであり、私も負けてられないと思いました。


§  今月の交流 今月は、仕事が忙しく、飲みの交流は比較的抑えめでした。

スナックジョイゾーの飲み会も楽しかったのですが(9/15)、それ以外は仕事に没頭していて飲み会がほぼない月でした。
スナックジョイゾーでは真鶴で知り合った方をお連れしまして、また新たなご縁のきっかけになれたのではと思います。

真鶴での交流もとても楽しいものでした。なかなかお店のオペレーションのシミュレーションのお手伝いをする機会もありません。

月末に秋のイベントの打ち合わせで集まったのですが、昼と夜に西川口のディープな中華料理を食べ歩き、さらにイベントの打ち合わせでもとても愉快なひと時が送れました。

今月も皆様ありがとうございました。

●私自身の九月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、一冊を書きました。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、今は書くための時間がありません。読んでからレビューをアップするまでの時間も二年を超えてしまいました。
今、私のプライベートの時間がほぼなくなってしまっています。仕事をからめた交流があるので精神的には困っていませんが、一人の時間がないことは見直さなければと考えています。
レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は、私にとってワークライフバランスのバロメーターです。ワークに偏っている今の状況を早く取り戻さねば、とかなりの危機感を持っています。

以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは1本(
「わがまま」がチームを強くする。
)。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは0本()。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

8月30日 8月30日 値決めこそが経営を痛感し
8月31日 8月31日 DX人材の育成が主になる
9月1日  9月1日 防災の日に弊社事業計画を
9月4日  9月4日 若いうちに出来ることをする。
9月5日  9月5日 一人ではなく皆で構築する。
9月6日  9月6日 ローコードツールはやり甲斐
9月7日  9月7日 Cybozu Days 2023出展。
9月8日  9月8日 会見や商談の場で演じきる力
9月11日 9月11日 数を揃えるだけではあかん
9月12日 9月12日 仕事以外に個を輝かせる技
9月13日 9月13日 個とチームのバランスとは。
9月14日 9月14日 試験に落ち、個の力不足を
9月15日 9月15日 役割を定め集中できる環境
9月19日 9月19日 組織化は即ちコストの増加
9月20日 9月20日 秋は働き方の変わる季節。
9月21日 9月21日 攻撃と守備の分担が経営に
9月22日 9月22日 伴走開発への理解を深める
9月25日 9月25日 店舗に学ぶ疲弊しない運用
9月26日 9月26日 祭りの発散はイベントに要
9月27日 9月27日 インボイス制への私的意見

§  今月の読書 今月は6冊の本を読みました。内訳は、ミステリ二冊、純文学一冊、SF二冊、歴史書一冊。

今月も本を読む時間が取れていません。が、無理やり本は読むようにしています。ところが読んでもそれをアウトプットできていないのは上に書いた通りです。
形式的にアウトプットするのなら、ChatGPTに頼るのもありですが、それは自分にとって衰退への道だと思っています。

私が一昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、まったくそれが進んでいません。
仕事にかまけてしまっています。このことにもとても強い危機感を抱いています。このまま何も生み出さずに老いてしまうのでは、と。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞は0本です。

なお、今年の大河ドラマ「どうする家康」も先々々々月に入ってからほとんど見られていません。録画も溜まってしまっています。とにかく見る暇がないのです。


§  今月の舞台 舞台については、今月は見ていません。



§  今月の音楽 コロナが始まってから’70’sから活躍したアーチストの全曲を聞く活動を続けています。今月はEARTH , WIND & FIREの全アルバムを順に聴いています。

もう一つの音楽のトピックは、上にも書いた通り、高校の同級生が目黒THE LIVE STAIONでやり遂げた見事なパフォーマンスにとどめを指します。
昨年の同じ日にも観に行き、DREAM THEATERのトリビュートバンドユーグレナのキーボードとしてあの名盤『IMAGES AND WORDS』の完全コピーを成し遂げた友人。
心の底から感動しました。

同じメンバーで今年は『NEW MILLENIUM』『THE BEST OF TIMES』『A Season Of Change』を見事に演じ切りました。

機材トラブルがあったにもかかわらず冷静にその場をしのいだばかりか、複雑な曲の合間から復帰させるすばらしさ。
部隊がはけた後にゆっくり話せたのですが、練習もSyncRoomを使ってオンラインでセッションを重ねたとか。
全てに圧倒された幸せなライブ体験でした。

あと、月末に甲府を訪れた際に山梨県護国神社で催されていた龍華祭では、江戸一番隊、またの名を切腹ピストルズという和楽器操りながらの音楽性はハードコアパンクのグループがまさに祭りの混沌とした本質を象徴していました。
それをバックに宮入りする神輿も勇壮でよかったです。


§  今月の美術 今月は、特に美術に関するトピックはありません。

上にも書いた龍華祭は書道家が出展していて、境内の野性味のあるアートワークが印象に残りました。


§  今月のスポーツ 今月は、スポーツをする余裕がありませんでした。
ただ、運動不足が心配なので思い立って八王子山城をてっぺんまで登りました(9/23)。
思った以上に疲れなかったのは収穫ですが、この時に腰を痛め、一週間たった今もまだ後遺症が残っています。

ただ、大リーグの大谷選手の打棒の凄まじさは欠場してだいぶたつのにまだホームラン王のトップをキープし続けていることです。

それとバスケットボールのワールドカップとラグビーのワールドカップも仕事の合間に少しだけ見ることができました。
スポーツ観戦はもう少ししたいところです。

とりあえず、阪神タイガースの優勝決定戦の最後の方だけかろうじてテレビで見届けることができました。18年ぶりのセ・リーグ優勝の瞬間を。


§  今月の滝 今月は一か所の滝を訪れられました。「御主殿の滝(9/23)」

この滝を訪れるのは二回目です。
約二年半ぶりの再訪となりました。
雨の降る中でしたが、かつて八王子城落城の折ら、多くの武将や婦女子がこの滝上で自刃し、三日間その血が下流を紅く染めていたという滝は、涼しげに白い滝身を見せてくれていました。


§  今月の駅鉄 今月は一駅を訪れました。「鬼越駅(9/10)」

鬼越駅は、近くにある千葉県立現代産業科学館の帰りに寄りました。隣が本八幡駅であり、タワーマンションもかすかに見えますが、この駅はまだ素朴な風情を残していました。構内踏切を渡ってホームのなだらかなスロープを登ると、上下線の狭間にある駅ホームです。ホームから見える家々の佇まいも昭和30年代の風情を色濃く出していました。

この駅は『鬼越トマホーク』長い名の由来だそうです。


§  今月の酒楽 今月は飲む機会も限られていました。四回だけです。

スナックジョイゾーも停電があって遅れる見込みだったため、差し入れを買わずに伺いました。

それに対してなかじさんがもってきてくれたお酒が美味しくて。
とくに江井ヶ島酒造が醸した日本魂という水酛仕込みのお酒は紹興酒を思わせる味わいでとてもユニークでした。


上の交流を除いては、お酒自体をあまり飲んでいません。

唯一なのが、サテライトオフィスで飲んだ際、狛江駅前の広場で「KOMAE BEER FESTA」が行われていることを知り。ギリギリに立ち寄ってFAR EAST さんのIPAを一杯いただいた程度です。

あとは、上にも書いたライブハウスでらラムトニックをいただいたくらいかな。

それと以前山梨に行った際に買って妻と飲んでいた七賢の王戎を飲み干しました。開けてだいぶ経つのに劣化せずに美味しかったのは流石です。

それと月末に西川口を訪れた際、昼はチンタオビールのSTOUT。夜はラガーを楽しみました。


§  今月の旅行 今月は上にも書いた通り、仕事をからめた出張も含め、あまり遠出できていません。
市川、真鶴、三浦、横須賀、八王子、甲府、川口を訪れたくらいでしょうか。
今月は完全に仕事が忙しく、旅ができませんでした。

市川に行ったのは、スーパーコンピューターの京の一部が展示されていたのを千葉県立現代産業科学館に観に行くためです(9/10)。
途中、メキシコ酒場というお店で美味しいタコスをいただき、さらに昔から気になっていた「八幡の藪知らず」を実際にみに行きました。想像以上に再開発の波に洗われていました。
京の実物を見て、自分の開発者としてのプライドや誇り、個としての力を取り戻したいと思いました。経営の難しさに翻弄される毎日ですが。

ここは面白くて、放電実験室では大音量の放電の実例を複数種類デモしてくれ、自然の力の偉大さを見せつけられました。それと同時に、この電気の力を飼い慣らそうとした先人たちの努力に感銘をうけました。
さらに、この近くに国立研究開発法人情報通信研究機構があり、標準時についての説明を興味深く見ました。
私も仕事上でUTCやJSTといった時刻を扱いますが、とても勉強になりました。

そのあとは鬼越駅により、マクドで仕事をしたあと、原木中山まで歩いてから目黒に向かい、友人の出演するライブを見ました。道中では「信長の野望 出陣」をやりながら。

今月から位置ゲーとしてリリースされたばかりの「信長の野望 出陣」をやりながら移動しています。
なかなか面白い。

その帰り、夜の小田原城にもたちよりました。4月にkintone Café 神奈川をやった後にも夜の小田原城を楽しみました。
夜に白壁が映える様子がとても風情があってよかったです。

あと、サテライトオフィスで作業する合間に時点はで調布の方まで行ってみました。多摩川からの夕陽がとてもきれいでした。

別の日に三浦半島を訪れたのは、上に書いた通りです(9/18)。
まだこの日の三浦海岸は完全に夏真っ盛りでした。三浦市のような自然にあふれた場所で海産物・農産物を買うのは素晴らしい体験です。

夜にドブイタ通りを訪れた際にSPEC☆01さんでスカジャンの奥深さなどをさまざまにお伺いできたのは、仕事の上でもよい経験でした。


別の日に訪れた八王子は、私自身の個としての行き詰まりを打開するためにいきました(9/23)。
雨が降る中ですが、八王子城の頂上まで登りました。2年半前には相当疲弊したはずが、拍子抜けするほど順調に登ることができました。
ところがそこから一週間ほど腰痛に悩まされました。
でも、私の体力はそれほど落ちていないことが分かったのは収穫です。気力がまだ本調子ではないのですが。

妻と訪れた甲府は、上に書いた通りです(9/24)。甲府はかならず成果を挙げて見せます。

あと、月末に訪れた西川口は、パスポート無しで中国旅行の経験ができる稀有な場所です。日本人向けの観光地になってしまった東西の中華街よりもかなり現地に近い雰囲気が町にあります。
昼と夜に訪れたそれぞれのお店もとても異国情緒にあふれていて、また行きたい場所です。

今月、足跡を残した地は以下の通り。
神奈川県
 横浜市、大和市、小田原市、真鶴町、三浦市、横須賀市、川崎市
千葉県
 市川市、船橋市
山梨県
 甲府市
東京都
 町田市、狛江市、中央区、目黒区、江東区、調布市、世田谷区、八王子市、中央区、
埼玉県
 川口市


§  今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。
今、心身が動くうちに仕事もプライベートも全力で。その考えには揺るぎがありません。

・公園は五カ所。「薬師池公園(9/5)」「山下公園(9/12)」「二の丸広場(9/16)」「三浦海岸(9/18)」「八王子城跡自然公園(9/23)」

・美術館はゼロカ所。
・駅は一駅。「鬼越駅(9/10)」

・滝は一カ所。「御主殿の滝(9/23)」
・温泉は一カ所。「多摩境天然温泉 森乃彩(9/3)」
・山は一山。「八王子城山(9/23)」
・酒蔵はゼロか所。
・神社は三カ所。「ニッケ鎮守の杜(9/10)」「八王子神社(9/23)」「山梨県護国神社 (山梨縣護國神社)(9/24)」

・寺は三寺。「豊川稲荷横須賀別院(豊川山 徳寿院)(9/18)」「善養院(9/19)」「宗関寺(9/23)」
・教会はゼロカ所。
・史跡は七カ所。「不知八幡森(9/10)」「治水とやすらぎ 碑(9/10)」「坪井玄道生誕の地(9/10)」「御主殿跡(9/23)」「北条氏照墓(9/23)」「新富座跡(9/29)」「救世軍渡来記念の地(9/29)」

・博物館は二か所。「現代産業科学館(9/10)」「八王子城ガイダンス施設(9/23)」
・遺跡は二カ所。「布田遺跡(9/17)」「船田石器時代遺跡(9/23)」
・城は二城。「小田原城(9/16)」「八王子城(9/23)」

・灯台はゼロカ所。

・動物園はゼロか所。
・水族館はゼロか所。
・土木遺産はゼロか所。
・マンホールカードは二枚。「神奈川県小田原市(9/16)」「神奈川県三浦市(9/18)」

・ダムはゼロカ所。
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。

私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月も仕事にからめてですが、バラエティ豊かな移動ができました。この地球にはまだまだ無限に行くべき場所があります。
少しでもこうした場所を訪れてから死にたい。私の人生の残り時間のなかでどこまでの旅ができるか。

加齢によって日々、気力は減退していきます。人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選びます。私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。一昨年の秋にはハイキングのつもりが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。

死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。そのためにもこうして書き残しておこうと思います。

今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す。だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもらず、一人でも旅を敢行したいと思います。
もちろん、一昨年の秋に遭難した経験は忘れてはなりません。命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もせず命を枯らすよりはましです。
家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。


そう思い、訪れた場所で心の赴くままに俳句を詠んでいます。今月は俳句を18句。いずれもツイートまとめに載せています。


一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月も自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。


2023年9月のまとめ(法人)


令和五年九月。

弊社は今月も前に進んでいます。前途には藪が茂り、坂道が続いていて向こう側はよく見えません。どのような素晴らしい未来が待っているのか。それとも期待と違った結末が待ち構えているのか。それはわかりません。
ただ、代表の経営に関する経験値だけは溜まっているのは実感しています。
経営者としての未熟と経営の難しさを感じながら、得難い経験と学びだけは得続けています。もがいて苦しみながらですが。

今月は、その苦しみの中で、小手先のやり方だけでなく、弊社の業務のやり方をがらりと変えねばならないという決意を固めました。
ただ、前向きにとらえるならば、もがいている分、成長できています。代表も今までのやり方を大いに反省しながら。
代表が個人でやっていた頃のやり方ではもうメンバーも代表も疲弊するばかりです。

業務スキルやスピードを向上する。そのための研修や教育を実施する。
以前はそう考えていました。
ですが、一人が同時に複数のお客様の案件をこなすことは、人間の処理能力を大きく疲弊させます。
代表自身も40ー50案件を同時にこなしていましたが、もう無理だと感じるようになりました。

今の弊社は案件の引き合いには全く困っていません。今月も新たな案件の引き合いをいくつもいただいています。
お客様からの口コミに加え、同業者からのご紹介も多々頂けるようになっています。

苦労はしていますが、弊社のこれからを悲観するにはまだ早い。むしろ、伸びしろしかないとみています。

達成度5割。達成感4割。満足感5割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 九月度の売上は目標を下回りました。

昨年までの体制では、十分に黒字の額です。ですが、今の体制ではまだ赤字です。
とはいえ、なんとか頑張って経営ができているのも皆様のおかげです。感謝しています。

弊社には継続的な売上が見込める案件が増え、引き合いは次々といただけている状態です。
が、まだそれらを次々とこなしていくには練度が足りていません。

案件をこなしながら、メンバーに過度な負担をかけず、なおかつ適切な案件数を維持するため、先月から改革を進めています。
今月も大きく改革への決断をしました。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・Cybozu Days 2023のサイトがオープンし、弊社が4年連続で出展することも公開されました。(9/4)
・弊社役員が第4回山梨県活性化フォーラムで登壇しました。人事・経理担当も参加しました。(9/6)
・弊社役員と人事・経理担当が第8回「札幌 地域クラウド交流会(ちいクラ)」に参加しました(9/7)。
・弊社代表が8月に受けたカイゼンマネジメントエキスパート試験に落ちました(9/14)。
・弊社代表がお客様先のIT研修会に登壇しました(9/15)。
・弊社代表がスナックジョイゾーに参加しました(9/15)。
・弊社代表が糸と魚と川 Vol.13に参加しました(9/20)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間で機密保持契約を締結しました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

4月から多くのメンバーに加わってもらった弊社ですが、まだまだチームビルディングができていません。さまざまな課題が出た月でした。
まず、メンバーが疲弊する状況をあらためます。
パートナー企業の技術者さんにも複数の案件に携わってもらっていますが、こちらは数カ月前からすでに案件を絞って関わってもらってます。

外注費や人件費の負担も厳しいですが、なんとか乗り切りたいと思います。


§ 開発案件 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。
今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

ただ、今月は今までの開発のやり方について、ついに変える決断を下した月です。

今までのやり方は、代表が何十年も培ってきたスキルに頼ったやり方に沿ったものでした。
つまり、弊社のメンバーにも代表の持つスキルに少しでも近づいてもらうことを主眼にしていました。
練度を上げるため、多くの案件を同時にこなしてもらい、なるべく幅広い経験を積んでもらうことで、スキルの上達を期待していました。
ところが、次々に始まる案件を並行してこなしてもらうことは、練度を上げるより前にメンバーの情報処理能力そのものを超えた過酷な要求だったようです。

ここに至り、やり方を変える決断を下しました。
単価を上げて案件の数を減らし、さまざまな業種、職種、案件と作業を同時にこなすのではなく、なるべく少ない案件と作業に絞る。
原則はこの手法です。

ただし、そのためには単価を上げることは必須です。おそらく今までの弊社の単価設定が安すぎたのでしょう。
ですが、単に案件を絞ってしまうやり方では、弊社の営業力は下がってしまいます。

そこで、決めたのは以下の方法です。
・代表が伴走担当としてお客様に入る。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

このためには単価設定も変えなければなりません。
すでにここ数カ月、毎月のように単価をあげてきました。今月でいったん単価の上昇はストップし、お客様には最終的に定まった単価でご案内を差し上げています。

また、代表のトーク力も磨く必要があります。
すでにこの数カ月、代表は複数の場所で研修講師やグループワークの運営にもチャレンジしています。
また、日本各地のkintoneプレーヤーたちにもリアル/オンラインを問わず会いに行き、知見を交換し合っています。

うちのメンバーはよく頑張ってくれています。そしてこれを糧に成長してい欲しいと思います。
皆の頑張りに報いるためにも、これまでのやり方をあらため、持続可能な経営に変えていきます。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
そうした皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

少しずつ状況は改善に向かいつつあります。
その流れを加速するため、先々月より代表の長女に弊社に正式に加わってもらい、人事・総務・経理の作業を任せています。
少なくとも、これらの作業に代表のリソースを割かれることがなくなったのは助かっています。

先々月末には衝撃の出来事がありました。今月も私が一人でやっていた時期の失念が発覚しました。
そうした出来事は代表から経営者としての自信を著しく奪いました。
それでも、弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 一昨年(2021年)の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。それを以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、考え方の軸はぶれていません。

ただし、上記の各種理念の内容を変えようとしています。すでにメンバーには意図は伝えました。9月から策定作業を開始し、11月のCybozu Daysにはお披露目できるようにします。
理由は弊社体制の増強や社会の変化などを踏まえていることと、開発体制の変更も踏まえてです。
そもそも理念は変わり続けなければなりません。常に同じ理念はありえません。

その反省も踏まえての理念の変更です。
今後ともなにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約14回です。オンライン商談はざっと数えたところ約48回ほどです。
今月、頂戴した名刺は31枚です。

今月もスナックジョイゾーにはkintone Café 神奈川で知り合った方をお連れしました。

また、甲府にも役員の妻を連れて訪問し、新たなご縁をいただきました。
役員の妻は山梨活性化フォーラムでライトニングトークの機会をもらって務めを果たし、また、その翌日は札幌に飛んで地域クラウド交流会にも参加して知見とご縁をためてきてくれました。

今月は私が作業などで追われていたため、なかなか外出ができていません。
仕事に没頭する毎日ですが、こうしたイベントがどれだけ癒やしになっているか。
皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。第4回山梨県活性化フォーラム(役員・人事担当参加)(9/6)。第8回「札幌 地域クラウド交流会(ちいクラ)」(役員・人事担当参加)(9/7)。スナックジョイゾー(9/15)。糸と魚と川 Vol.13(9/20)。

今月は作業などに忙しく、あまり多くのイベント参加はできませんでした。

が、その一方で今後の種まきはきちんとしました。3、4種類のイベント立ち上げの準備などをした月でした。
まだ詳細は明かせませんが、今から11、12月が楽しみです。もちろん、来月にも複数のイベントに登壇する予定です。

来月以降もいろいろな予定が控えています。
12月に開催を計画していた山梨県甲府市での地域クラウド交流会ですが、わけあって延期の決断を下しました。とはいえ、その日に別のイベントを甲府で計画し始めました。
そして、また皆様と交流を深めたいと思っています。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは1本(
「わがまま」がチームを強くする。
)。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは0本()。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

8月30日 8月30日 値決めこそが経営を痛感し
8月31日 8月31日 DX人材の育成が主になる
9月1日  9月1日 防災の日に弊社事業計画を
9月4日  9月4日 若いうちに出来ることをする。
9月5日  9月5日 一人ではなく皆で構築する。
9月6日  9月6日 ローコードツールはやり甲斐
9月7日  9月7日 Cybozu Days 2023出展。
9月8日  9月8日 会見や商談の場で演じきる力
9月11日 9月11日 数を揃えるだけではあかん
9月12日 9月12日 仕事以外に個を輝かせる技
9月13日 9月13日 個とチームのバランスとは。
9月14日 9月14日 試験に落ち、個の力不足を
9月15日 9月15日 役割を定め集中できる環境
9月19日 9月19日 組織化は即ちコストの増加
9月20日 9月20日 秋は働き方の変わる季節。
9月21日 9月21日 攻撃と守備の分担が経営に
9月22日 9月22日 伴走開発への理解を深める
9月25日 9月25日 店舗に学ぶ疲弊しない運用
9月26日 9月26日 祭りの発散はイベントに要
9月27日 9月27日 インボイス制への私的意見

§ 年表

・九月お仕事

二俣川で作業・商談×8、EKITERIA PRONTOで作業、Starbucksで作業、大和市立図書館で作業、Tully’s Coffeeで作業、Tully’s Coffeeで作業、新宿で商談、中野坂上で商談、キッチンオリジン 鶴川店で作業、Oasisコワーキングスペース町田で作業、アクアビット サテライトオフィスで作業×2、マクドナルドで作業、Starbucksで作業、横浜中区で商談、株式会社ジョイゾーでスナックジョイゾー、海女食堂で懇談打ち合わせ、真鶴町観光協会で商談、Tully’s Coffeeで作業、桜新町で商談、大和市文化創造拠点シリウスで作業、WOODSHEDで作業、京橋で手続き、西川口で商談

§ ツイートまとめ
・九月ツイート
https://togetter.com/li/2233032


2023年8月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括
8月。
今月も仕事が忙しく、旅は全て仕事やkintone仲間と会う際の移動手段のみです。
熱中症の危険を連日感じるほどの熱暑が外に出る気力を奪い、さらに妻がタカラヅカの公演期間で連日車を使っていたこともあって、滝や川などにあまり行けぬまま、八月が終わってしまいました。

とはいえ、仕事や出張を利用して方々へ出かけました。
今月は市川三郷、猿橋、甲府を二回、真鶴、多摩川、大阪市内、高砂、浅草を仕事やkintone仲間との交流で訪問しました。
山梨の一回は家族で甲府近辺のうまいもの巡りをしましたし、市川三郷では見事な神明の花火が夜空で華開くさまを堪能しました。真田丸に関する訪問したいと思っていた場所や裏天王寺という場所の存在とともに天王寺界隈の今を知ることもできました。
真鶴では街の人々とふれあい、高砂ではおいしい料理と仕事の気づきをいただきました。

仕事をしながら、旅をする。そのノウハウをいかに実現するかが私のテーマです。
私個人だけであれば、動き方についてはコツをつかめるようになりました。ですが、経営者と旅人を両立させるコツががまだ会得できていません。まだ努力が必要です。
私にとって、行きたい場所とやりたい事は無限にあるのですから。
ただ、今月はさらに仕事と旅を両立するための良いヒントを数回いただきました。これがうまくいけば、私はさらに旅をしながら仕事がこなせるようになるはずです。

まだ私の日常は仕事に偏っています。
その証しこそ、執筆活動や読書などの文化活動の低下です。顕著に現れています。

私に与えられた時間は有限で、ますます残り少なくなっています。
残された時間を少しでも有意義にしたいと思います。死を迎えるまでに。

生きていること、生かされていることのありがたみ。
それを常に忘れぬようにしながら、充実した日々を送りたい。
皆さんと私の思いは同じです。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちをフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

今月は家族とはゼロ回お出かけしました。妻とは一回、妻と長女とは一回、妻と次女とはゼロ回、長女とは一回、次女とは一回。


§  月表

 ・八月お出かけ
Cafe Impression、白髭食堂、大和市文化創造拠点シリウス、大和市立図書館、Tully’s Coffee、四川火鍋専門店みやま、QBハウス、一豚、大和市文化創造拠点シリウス、大和天満宮、釈迦堂PA (下り)市川三郷町役場三珠庁舎、歌舞伎文化公園、蹴裂神社(一条氏塁跡)、神明の花火 会場ローソン 市川三郷大塚店、Tully’s Coffee、下北沢駅、らぁ麺 貝屋の台所、Tully’s Coffee、ドトールコーヒーショップ、靖国神社、大戸屋、飛騰ラーメン、Starbucks、町田GIONスタジアムはま寿司、猿橋駅 (JC31)、三嶋大明神、猿橋、八ツ沢発電所施設 第1号水路橋、新猿橋、猿橋公園、大月市郷土資料館、澤田屋 本店café terroir甲州ワイン蔵TAIWAN TEA 台湾茶房、武田信玄公墓所、ベルマリンデイリーヤマザキ JA甲州勝沼店、薬師池公園 蓮園、野津田薬師堂、焼きあごラーメン 侍道、モスバーガームービルかにチャーハンの店、リカーズハセガワ、伊藤商店、真鶴町観光協会、スミマルシェ、草柳商店、真鶴駅、狛江市立 中央図書館、タイ料理 トムヤムクン、狛江エコルマホール、多摩川台公園、多摩川浅間神社、白糸の滝、Tully’s Coffee、CAFé de CRIE Plus、ローマ軒、Indueris様、The Tipplers Arms、新福菜館、くら寿司、大和市文化創造拠点シリウス、酒折駅、やみつきクレープヒロシ、ファミリーマート 甲府酒折店、かいてらす、WOODSHED、かごの屋甲子園店、マクドナルド、三光神社、真田幸村公之像、真田の抜穴跡、旧真田山陸軍墓地、お弓 おつる 銅像、どんどろ大師 石標、心眼寺、真田信繁之墓、興徳寺、真田山公園、生田花朝女生誕地碑、清水の舞台(大阪)、有栖山清光院 清水寺、玉出の滝、天神坂、安居神社、茶臼山、茶臼山古戦場(大坂夏の陣戦跡)、天王寺公園エントランスエリア てんしば、天王寺駅前停留場、姫松駅、秋吉 天王寺店、JR 天王寺駅、曽根駅、すし・かつめし 一平、パソコンのお医者さん、石焼地どり おじぎ屋 加古川本店、いわもとQ、浅草文化観光センター、二天門、浅草神社、池波正太郎記念文庫

・八月ツイート
https://togetter.com/li/2215137

§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かけたのは、今月はゼロ回です。

妻がずっとタカラヅカの代表の仕事で忙殺されており、家族ででかけることはありませんでした。

§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で一度でかけました。









お仕事でkintoneをともに、そして山梨でそれを盛り上げようとしているあかねさんにお招きいただき、神明の花火を特等席で観覧しました(8/7)。
目の前で次々と開いては落ちてゆく大輪の花。この見事な饗宴は、今月のクライマックスと呼べるかもしれません。
前月末に妻が私をとても失望させたため、出かけるときの車内は気まずい空気感でしたが、花火がそうしたわだかまりを溶かしてくれました。

§  妻と長女とのお出かけ 妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は一回ありました。





甲府にちいクラの準備で行かなければ、ということでCafé Terroirさんや澤田屋さんなどを訪問し、TAIWAN TEAを飲み、夜はベルマリンさんでおいしい甲州牛を堪能しました(8/14)。

§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女との三人で出かける機会は一回もありませんでした。

次女は昨年末で就職したお店を辞め、今はアルバイトで飲食の仕事を続けています。
ところが、そこも辞め、別の場所で働いています。

次女のことを本当に好いてくれている彼氏にも巡り合えたにもかかわらず、どこに向かうのか、何がしたいのかがわからず、悩んでいるようです。
22歳まではモラトリアムとして大目に見るつもりですが、、、

§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。

長女は4/1付けで雇用しました。
すでに2月から引継ぎもかねて打ち合わせにも同席してもらっていましたし、内部の定例会議にも出てもらっています。


ある日、地元の野津田競技場(町田GIONスタジアム)で町田ゼルビアとジュビロ磐田というJ2の1位と2位の戦いの地元優待チケットがあり、
長女を誘っていってきました(8/12)。
その帰りにもはま寿司に寄りました。最近長女とは仕事の話が多く、こうしたプライベートの交流ができていなかったので、とても貴重な一日となりました。

また、次女とはミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONEを横浜で待ち合わせて一緒に見にいきました。次女は見終わった後、都内の家に帰っていきました。
わざわざ横浜まで出てきてくれるのはありがたいです。

昨年末をもって私の中では子育ては終わったと思っています。娘たちにはそれぞれを一人の大人として対し、手助けができるところは私から手を差し伸べていこうと思います。

●私自身の八月(交友関係)

§  関西の交流関係 今月は実家に帰りました。

実は小学校からの親友二人からお盆に帰ってきてほしいといわれていたのですが、お盆は時間が取れず。

その前日にはこれまたkintone界隈でところが、月末に別の方から会えないか、というお誘いがありました。kintone界隈で教育研修の分野で知名度をメキメキと上げていらっしゃる方です。そこで最終の日曜日に高砂で会うことになりました。播州のおいしいものが食べられたのは無上の喜びでしたが、学びもすごかった。10時間ずっと仕事の話などをしていたのですから。
その前日にはこれまたkintone界隈で同じエバンジェリストとして盛り上げている方と大阪の天王寺でお会いしました。裏天王寺という新たな場所を知ったことが大きかったです。それにしても、天王寺界隈の変貌ぶりがすごかった。

なお、前月にもkintone界隈の方と三人がkintoneのイベントで同じ鳴尾高校を通じたご縁があって驚きました、
が、今月は真鶴のイベントでお会いした方が、幼少期を過ごしたマンションが私の実家から数百メートルしか離れていないことが発覚し、その場には鳴尾高校の後輩もkintoneイベントで来て下さっていて、またまたご縁を感じました。
その事をアップしたら、別の方からも甲子園口駅の写真を見て、住んでいる場所とご連絡が。すべてkintoneを通じて得たご縁というのがうれしいですね。
真鶴のイベントでお会いした方とはその後も別のイベントでばったりお会いしたり、そもそも弊社が拠点を構えようとしている山梨に今お住まいというのもご縁を感じます。

今回は小学校からの親友たちには会えず、別の友人たちにも声をかけずに帰りましたが、また関西には来たいです。

両親もだいぶん元気そうになっていたので、それも安心しました。

§  今月の交流 今月は、仕事が忙しく、飲みの交流は比較的抑えめでした。


特筆すべきは、数年ぶりに船橋の火鍋みやまの集まりにお招きいただいたことです(8/4)。
火鍋は相変わらず絶品でした。また新たなご縁ができたこともうれしかったです。

スナックジョイゾーの飲み会も楽しかったし(8/18)、kintone Café 神奈川に集ってくださった皆さんとの交流もとてもよいものでした。スミマルシェさんの離れをお借りしての一次会と地元の酒屋さんである草柳商店さんでの飲み会もとても充実していました。

今月は上にも書いた通り、関西での思わぬ交流があったことが大きいです。
他にも甲府でもいくつものご縁をいただきました。

今月も皆様ありがとうございました。

●私自身の八月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、四冊を書きました。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、今は書くための時間がありません。読んでからレビューをアップするまでの時間も二年を超えてしまいました。
今、私のプライベートの時間がほぼなくなってしまっています。仕事をからめた交流があるので精神的には困っていませんが、一人の時間がないことは見直さなければと考えています。
レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は、私にとってワークライフバランスのバロメーターです。ワークに偏っている今の状況を早く取り戻さねば、とかなりの危機感を持っています。

以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは4本(
経済成長は不可能なのか
神隠し
人魚の眠る家
焼跡の二十面相
)。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本(
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
)。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは2本(
事例:株式会社フラン様
kintone Café 神奈川 Vol.15を主催・登壇しました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

7月28日 7月28日 反面教師として襟を正そう
7月31日 7月31日 全政治家にIT知識を持って
8月1日 8月1日 今後の弊社には希望しかない
8月2日 8月2日 五年後に向けた各種の理念
8月3日 8月3日 引き合いを頂ける間は大丈夫
8月4日 8月4日 組織作りは道のプロも交えて
8月7日 8月7日 歴史だと長いが、人生は刹那
8月8日 8月8日 花火からも学べる事の多さよ
8月9日 8月9日 薬物頼りでは収支は赤字だよ
8月10日 8月10日 Excelとkintoneの共存法
8月14日 8月14日 暑さ対策は慣習の変更から
8月15日 8月15日 78年前に倣って復興する!
8月16日 8月16日 ご縁は急がず慌てずに育つ
8月17日 8月17日 イベント登壇and研修講師
8月18日 8月18日 kintone界隈で必要な技能
8月21日 8月21日 コミュニティで道を拓いて
8月22日 8月22日 続ければ何かにはなれます
8月23日 8月23日 同調圧力には負けない心で
8月24日 8月24日 基礎力は頭で考える訓練を
8月25日 8月25日 私コミュニティでこう転機
8月28日 8月28日 回る仕組み構築が必要です
8月29日 8月29日 技術者コミュニティに参加

§  今月の読書 今月は9冊の本を読みました。内訳は、ミステリ一冊、純文学三冊、歴史本一冊、ノンフィクション一冊、哲学書二冊。社会学一冊。

今月も本を読む時間が取れていません。が、無理やり本は読むようにしています。ところが読んでもそれをアウトプットできていないのは上に書いた通りです。
形式的にアウトプットするのなら、ChatGPTに頼るのもありですが、それは自分にとって衰退への道だと思っています。

私が一昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、まったくそれが進んでいません。
仕事にかまけてしまっています。このことにもとても強い危機感を抱いています。このまま何も生み出さずに老いてしまうのでは、と。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞は1本です。

次女とはここ数年、ミッション:インポッシブルの新作が封切られるたびに二人で見にいっています。
今回もトム・クルーズのスタントにしびれてきました。感想はミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONEに書いたとおりです。

なお、今年の大河ドラマ「どうする家康」も先々々月に入ってからほとんど見られていません。録画も溜まってしまっています。とにかく見る暇がないのです。


§  今月の舞台 舞台については、今月は見ていません。
妻が宝塚の公演が始まったことで、連日の猛暑の中、チケット出しで立番をし、疲弊しきっています。
歌劇団に、せめて屋内でのチケ出しをお願いしてみたそうですが、断られたそうです。
他にも劇団の代表制度には手痛いダメージを食らいまして、私の中では何度となく敵宣言をSNSで行いました。

もうだめです。
ただ、それではアンフェアなので、月末には戦争中のタカラジェンヌについての本を読みました。



§  今月の音楽 ココロナが始まってから’70’sから活躍したアーチストの全曲を聞く活動を続けています。今月はAlan Persons Projectの全アルバムを順に聴きおえ、好きな20曲にもまとめました。


§  今月の美術 

今月は、夜空に華開く大倫の花、つまり神明の花火を芸術として挙げてよいと思います。素晴らしかったです。

また、月末に台東区の池波正太郎記念文庫を少し観覧し、実は絵もよくしていた池波正太郎氏の画作も拝見しました。


§  今月のスポーツ 今月は、スポーツをする余裕がありませんでした。

ただ、大リーグの大谷選手の打棒の凄まじさは尊敬に値します。じん帯を損傷したということで少し心配です。



それと長女と二人で見にいった町田ゼルビアVSジュビロ磐田の試合は久々のJリーグの試合でした。
かつて長女も何度もチアを披露した場所がかなり豪華になっていて、しかも町田ゼルビアがJ2の1位を走っており、2位のジュビロ磐田を堂々と迎え撃ち、そして勝った試合という意味でも10数年の年月を感じました。
J1に上がれるように思います。


§  今月の滝 今月は二か所の滝を訪れられました。「白糸の滝(8/20)」「玉出の滝(8/26)」

白糸の滝は、多摩川浅間神社の境内にある小さな滝です。
場所的には人工滝に近いのではないだろうかと勘がが得ています。
ただ、このあたりは多摩川のかつての姿をとどめており、このような滝があってもおかしくないと思えました。


玉出の滝は、大阪にある清水寺の境内にあります。四天王寺の境内にある池からの水が流れてきているということで、水量はかなり控えめ。
でも、清水寺は鐘とあべのハルカスを共に収められたり、通天閣を眺められる清水の舞台があったりと良き場所でした。
ちょっとその滝で座っていた中年の方々の話す内容が後ろ向きの内容で、興を殺いだのが残念でした。


§  今月の駅鉄 今月は四駅を訪れました。「猿橋駅(8/13)」「酒折駅(8/24)」「天王寺駅前停留場(8/26)」「姫松停留所(8/26)」


猿橋駅は、ふとした休みの日に山梨の名所を少しでも見ておこうと思って訪れました。かつて長女が乳児の頃に家族できたことを覚えています。
ですが、駅自体は利用は初めてでした。
猿橋からは少し離れてはいるものの、秀麗富嶽十二景の山々の写真が掲示されていたり、観光客に向けたコンコースの掲示は流石に山梨の駅です。


酒折駅は、よっちゃばれkintone無尽 vol.0を行うにあたり、会場のかいてらすまでをあかねさんに送ってもらう際の待ち合わせ場所でした。
私も利用は初めて。
山梨学院大学を駅前に擁しているためか、学生がとにかくたくさんいました。駅前のロータリーや広場の設えや南北を地下で結ぶ通路の壁にも山梨学院大学の営業が濃く出ていました。おそらく助成もしているのでしょう。
駅の北口には葡萄園があり、収穫を迎えつつあるブドウが猛暑にも負けずタワワに実っていました。また、駅南口のロータリーの横には日星株式会社の社屋があり、接続されていると思しき線路や架線が構内に引かれていました。山梨県地盤の鉄道・電気工事会社のようです。
私が駅に着いた時、上り線路には長い編成の貨物列車が停車していました。全て石油。どうも海のない山梨の石油運送星全て貨物列車が担っているのでしょう。


天王寺駅前停留場は、kintone界隈の仲間と共に飲む前に寄りました。近畿の駅百選に選ばれており、阿部野橋駅や天王寺駅と言った大阪でも有数の大ターミナルに埋もれず、存在感を発揮していました。
面白いのは、ちょうど貸切電車がやってくる時刻であり、それを待っている団体客が二組、駅構内にいたる階段の途中でクーラーボックスを抱えて待っていました。
貸切列車を停めつつ、うまくもう一編成の到着と出発を捌いておられたのが印象的でした。
私もせっかくなので次に挙げる姫松駅まで乗り降りしてみました。


姫松停留所は、天王寺駅前から乗ってきて、適当に降りました。
簡素な形の盛り上がったブラットホームが道路の上にあり、そこにポールで駅名が書かれていました。
上りホーム脇の道路沿いにはバス停のそれを想像すれば良さそうな東屋のようなスペースがあり、単なる停留所としてだけではない存在感を醸していました。
この辺りは、帝塚山の北端にあたります。帝塚山といえば、関西の南側では名の知れた高級住宅街。並ぶお店も小綺麗なお店が目立ち、風格を出していました。
その一方で、この近くにはかつてこの辺りを震撼させた三菱銀行北畠支店の猟銃立てこもり事件の現場となった銀行が今も現役で営業していて、行けたら行きたかった。
残念ながら、急な雷鳴のその後の土砂降りのため、上り行きに乗って天王寺に戻りましたが。


§  今月の酒楽 今月も先月に続いてお酒体験については申し分なかったと思います。わずかな機会を生かしてお酒を楽しめました。

交流については上に書いた通りです。

上の交流を除いては、お酒自体をあまり飲んでいません。



ですが、白金台に行った帰り、麻布十番まで歩いて、そこで、The Tipplers Armsで志賀高原IPAとタリスカーのロックをいただきました。

スナックジョイゾーは毎回皆さんがおいしいお酒を持ち寄ってくださるので、私としても楽しみです。
この日の私は桜尾GINの新作をヤエチカのリカーハセガワで見つけたので、それを差し入れました。


§  今月の旅行 今月は上にも書いた通り、仕事をからめた出張の旅がほとんどでした。
市川三郷、猿橋、甲府を二回、真鶴、多摩川、大阪市内、高砂、浅草。
仕事とプライベートをうまく混ぜ込みながらの旅ができるようになってきました。

通常は夏休みなので遠方に行ってその地で長い間を過ごすのでしょうが、タカラヅカのため、それもできず。
とはいえ、細かくメリハリをつけた旅ができたように思います。今月は景色や風景を楽しむよりも人との交流に重点を置いた月となりました。


市川三郷では上に書いた通り妻と共に神明の花火を大いに楽しみました。早めに会場近くの駐車場に着いたのですが、シャトルバスに乗るまでの時間、トイレに行きたくなったのと、雨が少し止んだので近くの歌舞伎文化公園、蹴裂神社(一条氏塁跡)を散策しました。そこから車に戻る途中では、なかなか珍妙な光景にも出会いました。帰りの渋滞には閉口しましたが、甲府か山梨に住めばこれもなくなるはずです。

猿橋は、かつて長女が乳児の頃に来て以来。
橋自体はかつての記憶通りでしたが、猿に因んでの三皿のトーテムポールや、猿の像。さらに猿橋に並行してかかる古い橋が実は水力発電所の水路として今も供用されていることに気づきました。
この辺りの店々は閉まっていて、お目当てだったコワーキングスペースもしまっていましたが、近くの大月市郷土資料館では作業ができるのでは、とかつて家族で来た時の記憶を頼りに訪れたところ、無事に仕事ができました。

他にも二回甲府には行きました。甲府や山梨に訪れる度に、可能性を感じます。
真鶴ではkintone Café 神奈川としてもとても盛り上がりましたが、夜の懇親会も良かったです。二軒目の草柳商店さんでは、酒屋さんでのむ酒を楽しみました。何よりも真鶴町の皆さんと交流する感じがたまらなく素敵でした。


別のある日には、狛江のサテライトオフィスにいて、仕事が落ち着いてから、自転車で多摩川を下り、多摩川浅間神社まだ行きました。ここは鎌倉殿の13人の紀行にも登場した北条政子ゆかりの神社です。
多摩川の橋を渡る東急の各列車や沈みゆく夕陽にしばらく打たれました。


また、今月の旅としては、大阪に帰った翌日に玉造駅で下車し、そこから三光神社、真田山、安居神社、茶臼山と真田信繁ゆかりの地を巡ったことも忘れられません。
真田丸はとうとうすべてを見終わることなく今に至っていますが、あらためて見直したくなりました。

天王寺に着いてからも少しだけ駅鉄をからめて阪堺電車の旅を楽しみました。

その翌日に訪れた高砂ではほぼ仕事の話に終始し、観光はしていませんが、その替わりに美味しいカツメシや絶品の鳥料理のお店で播州のグルメを堪能しました。

今月、足跡を残した地は以下の通り。
神奈川県
 座間市、伊勢原市、秦野市、大和市、横浜市、川崎市、真鶴町
千葉県
 船橋市
山梨県
 笛吹市、市川三郷町、大月市、甲府市、甲州市、
東京都
 町田市、世田谷区、港区、千代田区、中央区、江東区、狛江市、大田区、台東区
兵庫県
 西宮市、高砂市、加古川市
大阪府
 大阪市天王寺区、大阪市阿倍野区


§  今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。
今、心身が動くうちに仕事もプライベートも充実させる。その考えには揺るぎがありません。

・公園は六カ所。「歌舞伎文化公園(8/7)」「猿橋公園(8/13)」「薬師池公園 蓮園(8/15)」「多摩川台公園(8/20)」「真田山公園(8/26)」「天王寺公園エントランスエリア てんしば(8/26)」

・美術館はゼロカ所。
・駅は四駅。
「猿橋駅(8/13)」「酒折駅(8/24)」「天王寺駅前停留場(8/26)」「姫松停留所(8/26)」

・滝は二カ所。「白糸の滝(8/20)」「玉出の滝(8/26)」
・温泉はゼロカ所。
・山は一山。「茶臼山(8/26)」
・酒蔵はゼロか所。
・神社は七カ所。
「大和天満宮(8/6)」「靖国神社(8/8)」「三嶋大明神(8/13)」「多摩川浅間神社(8/20)」「三光神社(8/26)」「安居神社(8/26)」「浅草神社(8/29)」

・寺は五寺。「野津田薬師堂(8/15)」「心眼寺(8/26)」「興徳寺(8/26)」「有栖山清光院 清水寺(8/26)」「二天門(8/29)」
・教会はゼロカ所。
・史跡は十三カ所。
「猿橋(8/13)」「八ツ沢発電所施設 第1号水路橋(8/13)」「武田信玄公墓所(8/14)」「真田幸村公之像(8/26)」「真田の抜穴跡(8/26)」「旧真田山陸軍墓地(8/26)」「お弓 おつる 銅像(8/26)」「どんどろ大師 石標(8/26)」「真田信繁之墓(8/26)」「生田花朝女生誕地碑(8/26)」「清水の舞台(大阪)(8/26)」「天神坂(8/26)」「茶臼山古戦場(大坂夏の陣戦跡)(8/26)」

・博物館は二か所。「大月市郷土資料館(8/13)」「池波正太郎記念文庫(8/29)」
・遺跡はゼロカ所。
・城は一城。「蹴裂神社(一条氏塁跡)(8/7)」
・灯台はゼロカ所。

・動物園はゼロか所。
・水族館はゼロか所。
・土木遺産はゼロか所。
・マンホールカードは二枚。「東京都狛江市(8/20)」「東京都台東区(8/29)」
・果物狩りはゼロか所。
・ダムはゼロカ所。
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。

私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月も仕事にからめてですが、バラエティ豊かな移動ができました。この地球にはまだまだ無限に行くべき場所があります。
少しでもこうした場所を訪れてから死にたい。私の人生の残り時間のなかでどこまでの旅ができるか。


加齢によって日々、気力は減退していきます。人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選びます。私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。一昨年の秋にはハイキングのつもりが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。


死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。そのためにもこうして書き残しておこうと思います。


今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す。だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもらず、一人でも旅を敢行したいと思います。
もちろん、一昨年の秋に遭難した経験は忘れてはなりません。命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もせず命を枯らすよりはましです。
家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。


そう思い、訪れた場所で心の赴くままに俳句を詠んでいます。今月は俳句を29句。いずれもツイートまとめに載せています。


一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月も自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。


2023年8月のまとめ(法人)


令和五年八月。

弊社は今月も前に進んでいます。
とはいうものの、苦戦の毎日です。私が望むスピードや品質にはまだ達していないにもかかわらず、案件の引き合いは次々に来ている状態。
経営者としての未熟と経営の難しさを感じながら毎日を過ごしています。もがきながら。

ただ、前向きにとらえるならば、もがいている分、成長できています。代表も今までのやり方を大いに反省しながら。

業務スキルやスピードの向上。そのための研修や教育。
今の弊社は案件の引き合いには全く困っていません。それについては自信が持てるような情報をいただきました。

苦労はしていますが、弊社のこれからを悲観するには早いとみています。
むしろ、可能性しかないと感じています。

達成度6割。達成感6割。満足感7割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 八月度の売上は目標を下回りました。

昨年までの体制では、十分に黒字の額ですが、今の体制ではまだ赤字です。
とはいえ、なんとか頑張って経営ができているのも皆様のおかげです。感謝しています。

弊社も継続的な売上が見込める案件は増え、引き合いは次々といただけている状態なのですが、まだそれらをスピーディにこなすには練度が足りていません。
とはいえ、私も営業や多くの打ち合わせに連日追われており、メンバーのフォローができていない状態です。
メンバー間では相互フォローする風土は醸成できているのですが、そこに私からのフォローができていないのが、弊社の課題です。つまりkintoneやJavaScript構築に関する知見がメンバーに浸透しきっていないと反省しています。

単価を上げて案件の数を減らし、さまざまな業種、職種、案件と作業を同時にこなすのではなく、なるべく少ない業種と案件と作業に絞ってほしい。
それがメンバーの意見であることはわかっています。人間の本能としてもそれが正しいこともわかっています。
が、単価をあげ、案件を絞ったとしても、業務をこなすスピードや、仕様の手戻りや障害を減らさないことには、結局のところ売り上げにつながりません。

さらに、案件を減らすことは経営上のリスクを増やすことにつながります。

そうした懸念を解消するため、弊社は少しずつ単価を上げています。また、単価を上げても問題ない案件やお客様が増えています。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・事例:株式会社フラン様をアップしました(8/10)(記事)。
・弊社代表がスナックジョイゾーに参加しました(8/18)。
・弊社代表がkintone Café 神奈川を真鶴で主催・登壇しました(8/19)。
・弊社代表がM-Solutions様のクローズドイベントに登壇しました(8/24)。
・弊社代表が山梨であらたなkintoneイベントのキックオフに参加しました(8/24)。
・弊社の紹介をオーサムジョブ様のk-Reportの記事内で掲載してただきました。https://www.k-report.work/
・弊社代表がkintone開発者コミュニティの立ち上げに参加し、コアメンバーとしてかかわることになりました(8/28)。
・末日をもって一名のメンバーが弊社を離任することになりました(8/31)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間で機密保持契約を締結しました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

4月から多くのメンバーに加わってもらった弊社ですが、まだまだチームビルディングができていません。さまざまな課題が出た月でした。
とはいえ、先月はkintone hive Tokyoの場に弊社メンバー八人が集結し、交流を深めました。
雇用と外注のバランスを取るのはとても難しいのですが、まず、弊社の仕組みを整えることが先決です。
外注費や人件費の負担も厳しいですが、なんとか乗り切りたいと思います。


§ 開発案件 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。
今月も今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

今月もまた新たな案件のキックオフがいくつもありました。体制を組み、作業を開始しています。

今、弊社が取り扱っているシステムはkintoneを中心とした無数のSaaS/PaaSです。それらをつなぎ、お客様に価値を提供しています。
今、動いている実装案件が50件弱。
経営リスクを抑えるため、かなりの数の案件を同時に進行させています。それらを遅れず品質を落とさずにどのようにこなしていくか。今の課題です。

ただ、なかなか私の思うようなスピードと品質が満たせていません。
障害対応、仕様変更対応などが入るたびに、それに追われているのが今の状態です。
メンバーに言わせると、弊社の体制に比較して案件が多すぎるため、負担を感じているようです。
実際、多すぎるのでしょう。そもそも、すべての案件を統括するべき私自身がオーバーフローしているので、無理もありません。
なんとかギリギリで作業を行っているのが実情です。

うちのメンバーはよく頑張ってくれています。そしてこれを糧に成長してい欲しいと思います。
まだうちのメンバーには伸びしろがあり、私も可能性を感じています。私がやっていた作業と同じレベルに達するまではまだ難しいでしょうが、少しずつ伸びて行きながら、案件のスピードを上げ、品質も上げてもらえれば、より高次の作業がこなせるようになるはずです。

難易度が高い案件、簡単な案件。それと常駐案件。
自社でサービスを作ることが早道なのか、メンバーのスキルの熟達を待つのが正しいのか。
経営の安定とリスク回避は、多案件を同時に進める今のやり方とは矛盾しているのではないか。

悩みは多いです。
今月はその悩みを解消するために、複数の研修講師やグループワークにもチャレンジしました。
また、在野で活躍するkintoneプレーヤーたちに会いに行き、オンラインでもお会いしました。

皆さんがどういう風にkintoneエコシステムの中で安定した経営を行っているか、または開発をこなしているか。
これからの弊社を導くためにも、学びが多かった今月の成果は取り入れていかなければ。

弊社に期待してくださっている方が多くいることも知ることができました。
そうした皆さんのご期待に応えるためにも、来月も、引き続き弊社メンバーの教育とスキルアップに注力していきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

少しずつ状況は改善に向かいつつあります。
その流れを加速するため、先々月より代表の長女に弊社に正式に加わってもらい、人事・総務・経理の作業を任せています。
少なくとも、これらの作業に代表のリソースを割かれることがなくなったのは助かっています。

先月末に起こった衝撃の出来事。それについて詳しくは語りませんが、絶望し経営を投げ出しかけました。それでも、弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 一昨年(2021年)の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。それを以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、考え方の軸はぶれていません。

ただし、上記の各種理念の内容を変えます。すでにメンバーには意図は伝えました。9月から策定作業を開始し、11月までにはお披露目できるようにします。
理由は弊社体制の増強や社会の変化などを踏まえてです。そもそも理念は変わり続けなければなりません。常に同じはありえません。

先月、今年の四月から新体制を組み始めてから初めて8人で集まりました。

ところが、今月末で一人が離任することになりました。これは経営の責任者である代表の力不足によるものです。
辞めていくメンバーの期待に応えられなかったことを大いに反省しつつ、それにも関わらず残って弊社の可能性を信じ続けているメンバーのため、引き続き努力したいと思います。

その反省も踏まえての理念の変更です。
今後ともなにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約14回です。オンライン商談はざっと数えたところ約32回ほどです。
今月、頂戴した名刺は31枚です。

今月もスナックジョイゾーにははCLS道東で知り合った方をお連れし、kintone Café 神奈川でも素敵なご縁に恵まれました。山梨でも新たな出会いに胸をときめかせました。
オンラインイベントでもkintoneの開発者コミュニティの立ち上げの場に立ち会うことができ、私の認知度を上げられたのではないかと思います。
kintone Café 神奈川に来てくださった現職の議員の方からは、議員に向いているといわれ、自分の気づかない新たな一面を教えてもらったように思います。

今回は月末になって大阪の天王寺では同じkintoneエバンジェリストとして活動する中尾さんとサシのみを敢行しました。

また、その翌日にはkintone研修・教育において知名度をメキメキと上げておられる高砂市の稲澤さんと交流を深めました。

仕事に没頭する毎日ですが、こうしたイベントがどれだけ癒やしになっているか。
皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

先月は甲子園に縁がある三人がトヨクモさんのイベントにおいてサイボウズ社で一堂に会する奇跡がありました。
今月は真鶴のkintone Café 神奈川の会場において、甲子園に縁がある三人が一堂に会する奇跡がありました。
こういうご縁がkintone界隈にいるとやってくるのがうれしいです。

引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。スナックジョイゾー(8/18)。kintone Café 神奈川 Vol.15(8/19)。M-Solutions様プラグインアップデート会(8/24)。よっちゃばれkintone無尽Vol.0(8/24)。kintone開発者コミュニティ(devkin meetup)(8/28)。。

今月は自分にとっての初めての活動がいくつかありました。kintone Café 神奈川ではグループワークを取り入れました。M-Solutions様のイベントでは錚々たる出席者を前にオンラインでお話をさせていただきました。また、kintone開発者コミュニティでも技術者としての新たなステップに挑戦しました。

今月はお客様の前で研修講師を務め、約90名弱の方々の前でkintoneを3時間ほどワークや事例紹介などを含めて語りました。
こうした対外活動を通し、人脈を増やすこととあわせ、弊社の認知度を広げられたように思います。
それによってさらに忙しくなったことも事実ですが、こうした活動を通した広がりが次に繋がるのも事実です。今後も続けていこうと思います。

来月以降もいろいろな予定が控えています。
今月も何度か弊社が山梨で開催を予定している地域クラウド交流会のため、何度か山梨県甲府市に伺いました。
このイベントを通して、弊社も次のステップに進めるのではないかと期待しています。
そして、また皆様と交流を深めたいと思っています。



まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは4本(
経済成長は不可能なのか
神隠し
人魚の眠る家
焼跡の二十面相
)。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本(
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
)。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは2本(
事例:株式会社フラン様
kintone Café 神奈川 Vol.15を主催・登壇しました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

7月28日 7月28日 反面教師として襟を正そう
7月31日 7月31日 全政治家にIT知識を持って
8月1日 8月1日 今後の弊社には希望しかない
8月2日 8月2日 五年後に向けた各種の理念
8月3日 8月3日 引き合いを頂ける間は大丈夫
8月4日 8月4日 組織作りは道のプロも交えて
8月7日 8月7日 歴史だと長いが、人生は刹那
8月8日 8月8日 花火からも学べる事の多さよ
8月9日 8月9日 薬物頼りでは収支は赤字だよ
8月10日 8月10日 Excelとkintoneの共存法
8月14日 8月14日 暑さ対策は慣習の変更から
8月15日 8月15日 78年前に倣って復興する!
8月16日 8月16日 ご縁は急がず慌てずに育つ
8月17日 8月17日 イベント登壇and研修講師
8月18日 8月18日 kintone界隈で必要な技能
8月21日 8月21日 コミュニティで道を拓いて
8月22日 8月22日 続ければ何かにはなれます
8月23日 8月23日 同調圧力には負けない心で
8月24日 8月24日 基礎力は頭で考える訓練を
8月25日 8月25日 私コミュニティでこう転機
8月28日 8月28日 回る仕組み構築が必要です
8月29日 8月29日 技術者コミュニティに参加

§ 年表

・八月お仕事

Cafe Impressionにて作業、鶴巻温泉にて立ち合い作業、二俣川で作業・打ち合わせ×8、大和市立図書館で作業、Tully’s Coffeeでオンライン打ち合わせ、大和市文化創造拠点シリウスで作業、Tully’s Coffeeでオンライン打ち合わせ、下北沢駅コンコースでオンライン打ち合わせ、Tully’s Coffeeでオンライン打ち合わせ、浜松町で商談、御茶ノ水で商談、ドトールコーヒーショップでオンライン打ち合わせ、Starbucksでオンライン打ち合わせ、大月市郷土資料館で作業、スナックジョイゾー、真鶴町観光協会でkintone Café 神奈川、スミマルシェで懇親会、草柳商店で懇親会、アクアビット サテライトオフィスで作業、Tully’s Coffeeでオンライン打ち合わせ、CAFé de CRIE Plusでオンライン打ち合わせ、浜松町で作業、白金台で商談、大和市文化創造拠点シリウスで作業、かいてらすでイベント、WOODSHEDで懇親会、マクドナルドで作業、秋吉 天王寺店で懇親会、すし・かつめし 一平で懇親会、パソコンのお医者さんで商談、石焼地どり おじぎ屋 加古川本店で懇親会、浅草で商談、九段下で商談

§ ツイートまとめ
・八月ツイート
https://togetter.com/li/2215134


kintone Café 神奈川 Vol.15を主催・登壇しました



8月19日にkintone Café 神奈川を真鶴で開催しました。
告知サイト

今回は株式会社あわえさんにもご協力いただき、現地での会場の確保や真鶴の皆さんへの声かけ等をお願いしました。

なぜ真鶴で開催することになったのか、その背景を説明します。
まず、今年の1月にさかのぼる必要があります。

私が自社でサテライトオフィスを開きたいと考え、その候補地の一つとして真鶴を訪れたのが発端です。その際に真鶴の街並みに惹かれ、また来たいなあと思っていました。

その後、5月にCLS高知があり、私も高知まで足を伸ばして参加しました。その中のセッションでとても心に刺さるキーワードが提示されました。
「公私混同」
この言葉を語った方こそ、登壇されておられた株式会社あわえの吉田代表です。
私はその言葉にとても印象を受け、あわえさんのページを訪れたところ、なんとあわえさんのサテライトオフィスの1つに真鶴があるではありませんか。
株式会社あわえ様


kintone Café 神奈川は、4月の頭に小田原で開催しました。小田原で会場として使わせてもらったコワーキングスペースも、一月に真鶴に訪れた後、小田原で使わせてもらった場所でした。
CLS高知で得た着想から、kintone Café 神奈川の次は真鶴で開催したいけどどうだろうか、kintone Café 神奈川を運営する皆さんに諮ったところ、いいねえ。という声をいただいたので、私からあわえさんにコンタクトを取り、今回のkintone Café 神奈川が実現しました。

まず最初のあわえさんとのオンラインミーティングでは、kintone Café 神奈川を一緒に進めてくださっている藤村さんとkintone Caféの理念やイベントの内容を説明し、協力し合える可能性をすり合わせました。
さらには私と藤村さんとで真鶴にお伺いし、あわえさんのスタッフとして現地で活動されている松木さんと会場の使い方や当日のテーマやスケジュールを打ち合わせました。

早い段階でテーマが地域創生と言う方向性は決めていました。あわえさんが手がけておられる地方創生の事業と、神奈川県唯一の過疎地である真鶴町の課題をkintoneで解決する。そのようなイベントスキームが早い段階から頭にあり、ブレることもありませんでした。

言うまでもなく、kintone Caféは企業セミナーではありません。理念でもそれは厳しく禁じています。
なので、私たちからもあわえさんとの最初のオンラインミーティングでそれは入念にお伝えし、ご理解いただきました。そして、あくまでもkintoneを使って真鶴町の課題の解決策を探る方針で臨みました。


8月19日。
真鶴町最大の祭りである貴船祭りも一段落し、真夏の海日和が続く真鶴町。
この日もとても暑く、駅から会場である真鶴町観光役場に向かうだけで一苦労でした。

でも、海を目の前にした会場はまさに開放的。
私はデビット伊東さんのいらっしゃる伊藤商店でラーメンを啜り、13時前に現地に着きました。すると、皆さんも開始時間である15時を待つのも惜しいかのように、14時過ぎにはかなりの人が集まってきました


今回は、ジョイゾーの根崎さんに司会進行を担ってもらうことにしました。

kintone Caféの理念や会場の諸注意など、ここでX(Twitter)でハッシュタグでつぶやいてもらうよう皆様にお願いせず、ホワイトボードに書いただけにしたのは失敗でした。おかげで今回のkintone Caféはつぶやきが控えめでした。

でも、その後の自己紹介は23、4人の全参加者に円滑に行ってもらい、根崎さんの進行も順調。目玉焼きをどのように食べるか、また、何をかけるかと言う質問を交えたことで、自己紹介の内容にバラエティが生まれたのは良かったです。
実際、皆さんの自己紹介を聞いていると、人によってそれぞれの目玉焼きがあるんだなぁと思いました。


さて、自己紹介の前にはあわえ社の三宅さんから真鶴について軽く触れていただきました。
その中では、皆さんに真鶴の置かれた状況や、今回の目的をインプットしてもらいました。

続いては、私からkintoneの紹介を行いました。
まず私から聞いたのは、皆さんの中にkintoneを初めて触る方がどれくらいいるか、ということです。すると10名ほどの方がkintoneを触ったことがないそうです。
実際、事前に聞いていた話でも、何人かはkintoneを初めて触ると聞いていました。そのため、私のスライドの内容もかなり初心者向けかつコンパクトにしました(ちなみに今回初めてcanvaをkintone Caféのスライドに使いました)。

今回の紹介では、kintoneの基本機能では、地域課題を解決するには足りないと判断し、外部との連携の可能性を理解してもらうことが地域創生の肝だと考えていたので、外からのさまざまな情報をkintoneに流入させる方法やkintoneから外の媒体に情報を出力させるやり方について話をしました。

まぁ皆さんうなずいてくださったり一生懸命聞いてくださっていたので、少しは役に立ったのかなと思います。
スライド(kintone Café 神奈川 Vol.15 (canva.com))

さて、私の登壇の次は、いよいよ今回のメインの一つである山口さんによるグループワークです。


実は、皆さんが参加者が入室される際、真鶴の良いところを付箋に書いてもらい、窓に貼って貰いました。

そして山口さんの登壇では、まず、アイスブレイクとして、改めて参加者の皆さんに個人のやりたいことや希望願望を付箋に書いてもらい、窓に貼り出してもらいました。

この猛暑の中、ダウンジャケットが欲しいとか、旅行したいとかマンホールカードを取得したいとかYSL展に行きたいとか、真面目な学術的なことや、技術的な目標を書いてくださる方もいたり、とてもバラエティー豊かな内容でした。
こうやってアイスブレイクを設けるだけで、研修とはよく回るっていうのは私も経験上知っています。まさにその生きた実例が見られました。

実は、こうした事は、全て山口さんの周到な準備の一つでした。
山口さんのグループワークの手法はワールドカフェを踏襲しておられましたが、その上に山口さん自身による準備や山口さん自身のファシリテーション能力によって、とても良い形で議論が進みました。

4人ずつ5テーブルに分かれた各グループではとても熱心に議論が進みました。私たち運営側でも議論が円滑に進められるように、真鶴の方や真鶴以外から参加した方をテーブルごとに分散させた形で分けました。
それもあって、本当に皆さんが真鶴のことをよく考え議論してくださったと思います。

私が山口さんにお会いするのは今回が初めてでしたが、その進め方にとても感銘を受けました。

実は私も先日研修講師を100人ほどの方の前で行いました。そのご縁で別の研修講師の方の手腕も拝見し、最近私の中では、研修講師と言うキーワードがとてもホットです。

今回の山口さんの手法も今後どこかで参考にさせてもらいたいと思いました。
ワールドカフェの手法自体は、
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ワールドカフェ
のリンクに書いてますので、ご参考にしていただければと思います。

このときの私の担当は、各テーブルから挙げられた解決策をホワイトボードに書き移す係。
それぞれが別々の課題と解決策を提示してくださっており、良い感じに散らばった結果となりました。真鶴の皆さんにも良いきっかけができたのではないでしょうか。

さて、ここで一度休憩をとり、水分補給や名刺交換等に時間を使ってもらいました。

続いては「真鶴の課題を語る」と題して、あわえ社の松木さんと、観光案内所の近くでhonohonoというお店を経営されておられる入江さんからそれぞれ10分ずつ真鶴の現状や課題を語ってもらいました。

今回のテーマは真鶴と言う神奈川県でも、唯一の過疎地域として認定されている町の課題をkintoneでどう解決するか、という事でした。
6700人を擁する街の人口も、年々減少しており、5000人を切る可能性も視野に入らなければならないそうです。
5000人といえば村から町になるための必要条件です。さすがに町になった後、再び村に格下げされることはあまりないそうですが、危機感も持たれている方が多いとの印象を受けました。
一方で、東京から見れば真鶴は熱海の手前であり、まだまだ可能性があるはず。今回も多くの真鶴の方が来ていただき、活発な議論が繰り広げられましたが、お二方の話も、まさにそうした議論をより裏付ける内容でした。

お二方の話の後は、藤村さんからkintoneを使った課題解決の提案と言うことで2つほど提案をしていただきました。

kintoneをよく存じ上げている藤村さんならではの提案は、これからの真鶴にとって参考になる情報のはずです。
その後、私も藤村さんとともにパネリストとして、皆さんの前に移動し、皆様からの質問やkintoneを使ってどのようにこの場で出た課題を実現していくかということをお答えしました。皆さんからも時間の許す限り、積極的に質問を行っていただき、私からもその場でお答えさせていただいたつもりです。

今回の反省点としては、ここをもう少しじっくりと掘り下げたかったところですが、ちょっと時間が足りなかったかなと言う感じです。

でも、私が皆さんからの質問に答える内容を真鶴町役場の中村さんが一生懸命ノートにメモしておられるのが印象的でした。きっとこの後、真鶴町でも地域課題の解決にあたっては、kintoneを使った仕組みを検討していただければ、私たちも本望です。期待したいと思います。

最後には恒例の全員写真。

さて、お楽しみの懇親会です。今回は観光案内所の目の前にあるお店の別部屋をお借りし、約七割ほどの方が残って歓談と懇親を楽しみました。

真鶴といえば魚です。真鶴の漁港で揚がったお魚のフライや刺身が美味しくて美味しくて。そこに真鶴みかんが添えられていたのが素晴らしい。

その他もきちんとお腹にたまるものもたくさんご用意していただき、我々も存分に食べて満足しました。

さて、一次会で何人かの方が帰られましたが、続いての二次会はなんと草柳商店と言うお酒屋さん。こちらはお店でお酒を買ってその辺で飲むことができます。このスタイルがとても新鮮で、かつ真鶴町に迎え入れられたと言う感触が得られました。それがとても嬉しかったです。
ここでも、皆さんの間では話が盛り上がりました。10人ほどの皆さんと楽しく会話ができました。もちろん、次のkintone Caféへのや仕事へのつながりもこの一次会と二次会で生まれました。
もちろん、そして真鶴の今後の事についても。

私としては、マンホールカードのことで盛り上がったり、私を指して現職の議員の方から議員に向いていると言われたことも印象に残りました。

そろそろ帰宅です。まだ夜の10時前だというのに暑い。汗が滝のように流れる中を駅まで歩きました。そして、おそらくはちゃんとそれぞれが家に帰れたはず。
真鶴も神奈川県の一部なのです。少し遠いけど。

それにしても今回は本当に楽しかったです。朝にお知らせを見てわざわざ遠くからきてくださった方もいれば、通り掛かって参加してくださった真鶴の方もいました。神奈川県の全域から様々な人が参加し、とても盛り上がりました。

毎回やる度にやって良かったと感動するkintone Caféですが、今回も100%以上の満足感が残りました。反省点もありましたが、kintone Caféの新しいあり方が作れたような手応えがありました。

まずは今回参加してくださった方、登壇してくださった方、ありがとうございました。また、企画段階から関わっていただき、場所を用意してくださったり、相談もしてくださった株式会社あわえのお二方や、素晴らしいグループワークを進めていただいた山口さん、お店の皆さんやその他真鶴の皆さん、本当にありがとうございました。

もう一度、いや、何度でも真鶴には来たいと思います。


事例:株式会社フラン様


基幹システムと店舗POSレジシステムの刷新にあたって、周辺システムにkintoneを選定

  Topへ↓

株式会社フラン様は、40年以上前の創業時から女性向けランジェリーを扱っておられます。
当初は輸入ランジェリーの販売が主でした。その後、各地のショッピングモールにチェーン展開を始めると同時に商品ラインナップを大幅に見直し、今では豊富なデザイン・機能・サイズのランジェリーを展開しています。
本稿を執筆時点では全国にリアル店舗が19店舗。オンラインショッピングモールに11店舗を出店し、順調に成長しておられます。

フラン様を弊社にご紹介くださったのは株式会社スマレジ様及び大幸パートナーズ株式会社様です。
フラン様と弊社のご縁のきっかけとなったのは、フラン様が各店舗のPOSレジシステムの刷新を行うと決めた時点からです。
フラン様はまず、スマレジ社にお声掛けしました。
スマレジ社の運営するスマレジはPOSレジ機能に特化しています。POSレジ機能を補完するため、スマレジにはアプリストアが用意されています。多くのアプリ群がスマレジの機能を支えています。そのアプリ群の一つにスマレジから請求書を出す「セイキューン」があります。大幸パートナーズ様は、この「セイキューン」を開発・運営されておられます。
ところが、フラン様が望む請求書発行の運用は「セイキューン」で満たせたものの、他の店舗運用を満たすためのアプリがアプリストアにはなく、その解決策をフラン様より相談された大幸パートナーズの五十嵐社長が提案したのがkintoneでした。
そして、kintone側を担うシステム開発会社として弊社を推していただきました。

多種多様の品揃えを管理するための設計

  Topへ↑

スマレジの標準機能では実現できない運用。フラン様の課題は最初から明確でした。

まず、商品管理です。
フラン様が展開するランジェリー商品のラインナップは、上に書いたとおり多種多様にわたります。そのラインアップを支える上で細かい商品管理が欠かせません。ところが、スマレジの備える商品管理機能はフラン様の要望を完全に満たしていませんでした。
例えば、フラン様のランジェリー品目はサイズごと色ごと品番ごとに設けています。それらの商品管理単位(SKU単位)の数はアクティブな点数だけを数えても五万点を超えています。その入力方法はどのように行うのか。データの関連性はどう設定するか。
さらに、SKUの一つ一つにJanCodeを発番する必要があります。スマレジのPOSレジ機能にはその機能がありませんでした。

次に商品物流管理です。
スマレジのリテールビジネスプランには入庫、入荷、出荷、出庫などの機能が備わっています。また、高度な在庫管理機能も備わっています。
ですが、それらの処理をスマレジに指示する際、一店舗ずつ処理を行う必要がありました。
つまり、多店舗×多品種で運用するフラン様の業務上、入力の手間が生じることが予想されていました。

続いて、売上分析機能です。
スマレジが擁する売り上げ分析機能では、経営のかじ取りを行うための分析ができず、分析をkintoneで代替させたいとのご要望もお持ちでした。

あと一つは、オンラインショップの売上データを変換し、そのデータをスマレジの売上データとして登録する機能です。
これもkintoneを経由させ、データを加工させればよいのではという構想をおもちでした。

最後に、ピッキングリストを発行する機能です。これが一番のフラン様のご要望でした。
ピッキングリストとは、倉庫の担当者が商品を棚から選ぶ際のリストの事です。
つまり出荷/出庫予定に対し、迅速に棚から商品を出すリストの出力が喫緊の課題でした。
スマレジはタブレットから簡単に出庫予定を出せます。が、紙のリストを出す機能はありません。SKU点数が多いフラン様の運用上、より運用に即したピッキングリストを出す必要に迫られていました。
望ましいピッキングリストとは、現在の在庫数に加え、入荷・入庫予定を算出してくれるものです。
店舗ごと、SKUごとに設定した在庫定数を下回るか、または指定した任意の期間の売上数に応じた数量を反映したピッキングリストを出すことは、フラン様の各店舗の在庫管理の肝でした。

スマレジはPOSシステムとして優れた機能を持っています。
ですが、それでも上記のようにフラン様のような多品種を扱う業種では補いきれない点がありました。
これらの機能をkintoneで補完し、スマレジのPOSレジ機能の良さを生かす。これが今回の案件のミッションでした。

SKUの多さを克服することが大変

  Topへ↑

開発の期間は約半年。
約半年の間、kintoneのアプリ間の連携や、JanCodeの発番機能の実装など、kintone側で出来ることは順次仕上げていきました。
特に商品管理を実現するため、多くのアプリを組み合わせました。品番やSKU、カラーやサイズなど。そうしたアパレル系のお客様ならではの商品管理を実現することがまず最初の難関でした。
フラン様のご担当者と何度もオンラインで打ち合わせを重ね、kintone自体の癖や特徴もお伝えしながら、より良い商品管理につなげていきました。

また、フラン様が求めるSKU単位で商品管理を行うご要望では、多数のレコードが必要でした。
それは、kintoneのレコード数の増加と、レコード数が多いことによる処理時間の増加に直結します。
処理時間を工夫し、タイムアウトエラーを起こさずに処理を実現する。それが開発上でもっとも苦労した点でした。
どうすれば処理時間を短くし、業務に影響を与えぬように短時間で処理を終わらせられるか。

例えば、新たな商品を登録した場合の処理です。
kintoneには商品データの背後に多くのマスタアプリが連なっています。商品データを登録した際、多くのアプリにデータを連動することが求められました。
さらに、kintoneで作ったデータをスマレジに登録する際も大量データによる問題が発生しました。
そのため、当初はフラン様がCSVを取り込む運用を行う想定でしたがうまく行きませんでした。
そこで、当初は開発範囲外だったkintoneからスマレジへの商品登録の必要が生じました。

また、店舗ごとSKUごとに在庫の定数レコードを作成する処理も必要です。
頻繁に新商品が発生するフラン様の場合、細かいデータの連携が必要となります。
当初はデータを連携するためにkintoneの画面上にボタンを設置していました。ところがボタンを押した後に処理を待つ時間が生じ、さらには大量のデータを処理する間にタイムアウトエラーが生じてしまいました。
これは一件ずつ、追加と更新の判断をしながら、大量のレコードをkintoneで処理する必要があったためです。これをどのように制御するか。処理がタイムアウトしてエラーになる事象をどのようにして回避するか、ここでも開発に腐心しました。
こうした処理はkintone内でJavaScriptに担わせる実装をやめ、サーバー内においたphpプログラムに任せるように処理を変更しました。
その際も、夜間バッチや都度処理の併用を幾パターンも試しました。

大量データに関する課題は、ピッキングリストの発行処理でも生じました。商品データ、在庫定数データ、売り上げデータ、そして入荷/入庫予定データ。ピッキングデータを出すまでにはいくつものアプリで大量のデータを扱う必要がありました。
これらの処理も全てphpに移管しました。しかもkintone画面上でもタイムアウトを生じさせないよう、Ajax処理を時折挟んで制御を行い、タイムアウトが生じないような工夫を行いました。

あと、ご要望としてあったのが、スマレジの各種データをバッチでkintoneに取り込む処理の実装てす。これも何度も調整を重ねました。
バッチ処理を実行するのは一時間おきなのか、それとも一日一回なのか。
スマレジのAPIの条件設定も含めて、その実装にもかなりの創意工夫を凝らしました。

スマレジのデータを追加/更新する際、スマレジ側で処理時間のタイムアウトにならないような工夫も必要でした。
そのエラーを回避する検討にもかなりの時間を掛けました。
ブラウザで制御を行うため、一定期間ごとにAjaxで処理を更新する機構はまさにその一つです。
データ数が何万件にもなる場合、kintoneとスマレジの両方で考慮しなければならない点が多く、それらを満たすための処理にはかなりの時間を掛けました。

お客様にもkintoneに関わっていただきながら運用へ

  Topへ↑

並行してフラン様にもkintoneの理解を深めていただきました。
フラン様のご担当者様は、kintoneのコマンドラインツールであるcli-kintoneの使い方を学び、自力で kintoneからの出力処理を実装するまでになりました。
弊社はこうした実装については助言をし、お客様自身で可能なように支援しました。
その助言をもとにkintoneを使いこなしていただけたのは、今回の開発において手応えを感じたことの一つです。

kintoneアプリの修正も双方で連携をとりながら、破綻させずに少しずつ運用開始に向けてkintoneとスマレジの双方で実装を進めていきました。
各店舗のスタッフ様への操作研修も順次実施していただき、無事に11月に運用が開始できました。

特筆すべきは、初めのご挨拶から運用開始まで、一度もフラン様とはオフラインの対面でお会いしていないことです。
全てをリモート(zoomとチャットワーク、たまに電話)の連絡だけでやり切りました。

これは弊社にとっても大きな自信となりました。フラン様の皆様には感謝です。

フラン様より

フラン社の奥村社長はこう語ってくださいました。

「ここまでクライアントの要望を何度もくみ取り対応頂ける開発会社は初めてです!」

弊社のPOSレジの切り替えに伴い、業界でも注目されているスマレジの利用を検討しておりました。機能を調べたところ弊社の運用において不足している機能が多々あり導入を半ば諦めていたころ、ご縁を頂いたのがアクアビット様になります。弊社ではKintoneの利用経験がなく実際の運用にあたり問題が発生しないか心配しておりましたが、アクアビット様の度重なるヒアリングをベースにした開発や問題発生時の素早い対応などにより、当初の心配が嘘のように無くなっていきました。これからも弊社のパートナーとしてサポート頂きたいと思ってます!

フラン社の小林様はこう語ってくださいました。

「kintoneについての知識がゼロの段階から、
毎回のミーティングを通して弊社側の要望や意図を汲み取り、
個別アプリの作成、アプリ間の連携、そしてスマレジとの連携に至るまで、次々と形にして頂けたこと、
またその後大きなトラブルもなく今日まで運用できているのは、
アクアビット様のお力無くしては出来なかったことだと改めて感じています。
運用開始後もエラー発生時の迅速な対応や、改善するために多くのサポート頂き、絶大な安心感を持って日々の運用が出来ていることにも本当に感謝しています。
引き続きどうぞよろしくお願いします。」

フラン様のご紹介

商号 株式会社フラン
本社 〒488-0044 愛知県尾張旭市南本地ヶ原町3-110
TEL 0561-54-6813
代表者 代表取締役 奥村 聡
設立 1981年1月23日
資本金 1000万円
ウェブサイト https://fran-de-lingerie.com/

2023年7月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括
7月。
今月も仕事が忙しく、旅をしても全て出張にかこつけています。
唯一のオフは、釧路でCLS道東に参加した夜、札幌まで戻り、翌朝の電車で9時に倶知安についてからレンタカーでニセコ、蘭越、黒松内町、島牧村を巡った旅です。
北海道の自然の魅力を存分に味わってきました。

今月も忙しかったですが、他にも出張を利用して方々へ出かけられました。
今月は山梨を三回、糸魚川、真鶴、田無を仕事で訪問しました。
山梨の一回は家族で甲府近辺のうまいもの巡りをしましたし、糸魚川ではMOVED社の皆さんや糸魚川の皆さんとウッドデッキ作りに汗を流し、良いリフレッシュになりました。

仕事をしながら、旅をする。そのノウハウをいかに実現するかが私のテーマです。
私個人だけであれば、動き方についてはコツをつかめるようになりました。ですが、経営者と旅人を両立させるコツががまだ会得できていません。まだ努力が必要です。
私にとって、行きたい場所とやりたい事は無限にあるのですから。

どうすれば仕事とやりたいことを両立させられるのか。
そうならないためのさらなる工夫が必要です。

まだ私の日常は仕事に偏っています。
その証しこそ、執筆活動や読書などの文化活動の低下です。顕著に現れています。

私に与えられた時間は有限で、ますます残り少なくなっています。
残された時間を少しでも有意義にしたいと思います。死を迎えるまでに。

生きていること、生かされていることのありがたみ。
それを常に忘れぬようにしながら、充実した日々を送りたい。
皆さんと私の思いは同じです。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちをフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

今月は家族とは一回お出かけしました。妻とは一回、妻と長女とは四回、妻と次女とはゼロ回、長女と次女とはゼロ回。長女とは一回、次女とはゼロ回。


§  月表

 ・七月お出かけ
まるひら、釧路埼灯台、厳島神社、米町公園、釧路フィッシャーマンズワーフ MOO、釧路駅、札幌駅、南北線 さっぽろ駅 (N06)、南北線 大通駅 (N07)、西11丁目駅 (T08)、GUESTHOUSE ON MY WAY、西18丁目駅 (T07)、地下鉄 琴似駅 (T03)、JR 琴似駅 (S03)、倶知安駅、トヨタレンタリース新札幌 ニセコ倶知安店、道の駅 ニセコビュープラザ、昆布駅、蘭越町交流促進センター 幽泉閣、道の駅 らんこし・ふるさとの丘、目名駅、セイコーマート 島牧店、道の駅 よってけ!島牧、賀老の滝、熱郛駅、道の駅 くろまつない、紅葉の滝、トリフィート ホテル&ポッド ニセコ、札幌らーめん大心 ニセコ店、レルヒ記念公園、グラウビュンデン、MOUNTAIN KIOSK coffee 倶知安店、2代目SAMURAI、トリフィート ホテル&ポッド ニセコ、hakko ginger、モリデアイ、マーキーカリー、SPROUT、倶知安駅、新千歳空港 (CTS)、成田国際空港 (NRT)、二俣川一丁目公園、鶴川駅前図書館、Zepp DiverCitySizzler、川崎駅、チャーハン王、麺屋 一楽、支那麺 はしご、北陸新幹線 糸魚川駅、星場荘、秋葉神社、セブンイレブン 糸魚川上刈店、美山キャンプ場、Kitchen Poco、Starbucks、TSUTAYA BOOKSTORE、大和市文化創造拠点シリウス、初狩PA (下り)甲州夢小路caf? terroir澤田屋 本店セブンイレブン 甲府伊勢1丁目店、甲府市立図書館、金手駅、来迎寺、誓願寺、オープンカフェ まるごとやまなし館炭・肉と旬野菜 kazanChami Sandwich甲府城石垣展示室コットンクラブモスバーガー 鶴川店4U、酒処 宵、真鶴港、真鶴町観光協会、月光堂、株式会社ジョイゾー、サイボウズ本社、炭とけむり、東京屋、籠屋たすく、サイゼリヤ、大和市文化創造拠点シリウス、大和市立図書館、奥藤本店、銀座 江戸屋

・七月ツイート
https://togetter.com/li/2197467
§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かけたのは、今月は一回です。

連休の真ん中の一日を使って山梨の甲府に行ってきました。




§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で一度でかけました。

家族で甲府に出かけた際、帰りにコットンクラブに二人であいさつにいきました(7/16)。今度の地域クラウド交流会はここで開こうと考えているのです。

§  妻と長女とのお出かけ 妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は四回ありました。

近所のモスバーガーに昼を食べに出かけ、私は二人が買い物に行った間も、引き続きそこで仕事をしていました(7/17)。
また、先に二人に行ってもらっていた甲府に私が後で合流し、山梨県活性化プロジェクトの交流会に参加しました(7/19)。
別の日にはスナックジョイゾーに三人で参加しました(7/21)。
また別の日には三人でサイゼリヤで食事をしました(7/22)。


§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女との三人で出かける機会は一回もありませんでした。

次女は昨年末で就職したお店を辞め、今はアルバイトで飲食の仕事を続けています。
次女のことを本当に好いてくれている彼氏にも巡り合え、今は未来のことで頭がいっぱいのようです。

先月のあまに今月は4月1日からずっと行っていた彼氏のいる韓国から10日に戻ってきました。
モラトリアムと考え、22歳までは大目にみるつもりです。
ただ、そこで彼氏に甘えてしまうのではなく、自分の力で何かを成し遂げてほしいと考えています。
家庭も大切にしつつ、何かに挑戦してほしいな、挑戦をやめないでほしいな、と思う父親です。

§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。

長女は4/1付けで雇用しました。
すでに2月から引継ぎもかねて打ち合わせにも同席してもらっていましたし、内部の定例会議にも出てもらっていました。

弊社メンバーが東京に集ったkintone hive Tokyoの際も、娘には来てもらいました(7/6)。

昨年末をもって私の中では子育ては終わったと思っています。娘たちにはそれぞれを一人の大人として対し、手助けができるところは私から手を差し伸べていこうと思います。

●私自身の七月(交友関係)

§  関西の交流関係 今月は実家に帰っていませんし、出張でも関西に行きませんでした。

ですが、今月も関西との思わぬご縁をいただきました。同じkintoneプレイヤーとして著名なトヨクモ社の中井さんは、私の高校の後輩にあたります。その中井さんも出られていたトヨクモkintoneユーザーフェス2023の後夜祭会場において、本編でも登壇されていた尼崎市役所の方と知己を得ることができました。

尼崎市役所は私の父が職員として全うした職場です。私にとっても外郭団体の就職を断った引け目のある場所。そのような尼崎市役所の方とまさかkintoneのイベントでお会いできるとは。
しかも、この方のお父様が西宮の学文殿町に住み、私と同じ中学、私や中井さんと同じ高校を卒業していたというから驚きです。そういうご縁にばったり出会えるから、コミュニティの参加はやめられません。
また、中高校大学のころの友人とは会いたいと考えています。

§  今月の交流 今月は、飲みの交流は充実していたように思います。


CLS道東は、月末の前夜祭(6/30)もとても楽しく過ごせましたが、本編の当日(7/1)も様々な方が私に声をかけてくださりました。コミュニティーに顔を出し続けることで何かが変わる意義を強く感じさせてくれた経験でした。
残念ながら、本編当日の夜の懇親会は、札幌に移動する必要があり出られなかったのですが、コミュニティや交流の本質が何か、少しだけつかめた釧路での滞在でした。
また、札幌から倶知安に移動したのは仕事でした。このご縁をいただいたのは、十年ほど前から横浜の方を通じてご縁のあった方です。この方からお仕事の引き合いをいただいたことが、今回の北海道行きの後押しになりました。
この方とのランチや夜の交流(7/3)もまた得るものの大きい体験でした。何しろ十年ほど前からご縁があったにもかかわらず、会うのは今回が初めて。実はすごい方だったということも交流することの喜びです。様々なお話やニセコのことなどで盛り上がりました。


北海道から戻った翌々日は、kintone hive Tokyoが催されました(7/6)。東京に弊社メンバーが集い、初めて会ったメンバー同士で相互に交流をしてくれました。もちろん私もなかなかお会いできない全国のkintoneプレイヤーとの交流を楽しみました。
その翌日も某所でのシークレットイベントで交流を楽しみました(7/7)し、そのまた翌日には、糸魚川を訪れ(7/8)、糸と魚と川 Vol.12(7/9)では、MOVEDの皆さんや糸魚川市の皆様と、とても充実した時間が過ごせました。ウッドデッキを作り、おいしい海と山の幸をほおばり、労働の後のビールに万感の満足を感じる。作る行為を共にすることのすばらしさと、それによって得られるご縁。素晴らしいものでした。

糸魚川から戻ったその夜も、トヨクモkintoneユーザーフェスでの皆さんとのご縁が嬉しかったです(7/10)。

また別の日には甲府で行われた交流会に参加し(7/19)、甲府に住む志のある皆さんとの交流を楽しみました。
真鶴に伺って打ち合わせをした際(7/20)も、真鶴の皆さんとの交流を楽しみました。
他にもkintone Café 東京への参加と夜の懇親会はめちゃめちゃ楽しかった(7/22)し、その前日のスナックジョイゾー(7/20)ではスペシャルゲストも来られ、とても贅沢な一夜が過ごせました。今月は交流についてはとても恵まれた月だったと思います。

今月も皆様ありがとうございました。

●私自身の七月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、一冊も書けませんでした。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、今は書くための時間がありません。読んでからレビューをアップするまでの時間も二年を超えてしまいました。
今、私のプライベートの時間がほぼなくなってしまっています。仕事をからめた交流があるので精神的には困っていませんが、一人の時間がないことは見直さなければと考えています。
レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は、私にとってワークライフバランスのバロメーターです。ワークに偏っている今の状況を早く取り戻さねば、とかなりの危機感を持っています。

以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは7本(
トヨクモkintoneユーザーフェス2023に登壇しました
コミュニティリーダーズサミット in 道東 2023 海霧編に参加しました
kintone hive Tokyoに会社で参加しました
糸と魚と川 Vol.12に参加しました。
2023 kintone hive TOKYO
kintone Café Tokyo Vol.13に参加しました
kintone Café Metaverse Vol.4に参加しました」)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

6月29日 6月29日 弊社をより良くするために
6月30日 6月30日 読み書き力は技術者に必須
7月3日 7月3日 継続は認知度に高く寄与する
7月4日 7月4日 のどかさから気づく業務改善
7月5日 7月5日 外への発信が観光客を呼ぶ
7月6日 7月6日 kintone hive観覧にあたり
7月7日 7月7日 kintone hive Tokyoの学び
7月10日 7月10日 MOVEDさんに学んだこと
7月11日 7月11日 地方は都会に劣らず魅力的
7月12日 7月12日 Threadsへの移行は待ち
7月13日 7月13日 体調管理にはお気をつけて
7月14日 7月14日 経営の奥深さと楽しさって
7月18日 7月18日 暑いからリモートワークを
7月19日 7月19日 ゲームにハマると後が怖い
7月20日 7月20日 願い叶えるには考え続ける
7月21日 7月21日 納期とノルマの違いを知る
7月24日 7月24日 コミュニティの新陳代謝を
7月25日 7月25日 Xにはもう少し付合います
7月26日 7月26日 iPaaS界にGoogleが進出
7月27日 7月27日 メタバースの今後の可能性

§  今月の読書 今月は8.5冊の本を読みました。内訳は、ミステリ2.5冊、純文学一冊、ビジネス本一冊、自伝二冊、スポーツ史一冊。社会学一冊。

今月も本を読む時間が取れていません。が、無理やり本は読むようにしています。ところが読んでもそれをアウトプットできていないのは上に書いた通りです。
形式的にアウトプットするのなら、ChatGPTに頼るのもありですが、それは自分にとって衰退への道だと思っています。

私が一昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、まったくそれが進んでいません。
仕事にかまけてしまっています。このことにもとても強い危機感を抱いています。このまま何も生み出さずに老いてしまうのでは、と。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞は0本です。

なお、今年の大河ドラマ「どうする家康」も先々月に入ってからほとんど見られていません。録画も溜まってしまっています。とにかく見る暇がないのです。


§  今月の舞台 舞台については、今月は見ていません。

妻が宝塚の公演が始まったことで、連日の猛暑の中、チケット出しで立番をし、疲弊しきっています。
歌劇団に、せめて屋内でのチケ出しをお願いしてみたそうですが、断られたそうです。
妻は数年前にもチケット出しで熱射病で倒れました。おそらく、次に倒れた時は生命の危機にも関わると思います。
あまりのことに、私もFacebookでいちど名指しで警告を出しました。改まらないようであれば、Twitterでもさんざん攻撃してやろうと思います。無償で働いている代表やスタッフなどのボランティアに対して、あまりにもやり方がひどい。



§  今月の音楽 コロナが始まってから’70’sから活躍したアーチストの全曲を聞く活動を続けています。今月はBostonの全アルバムを順に聴きおえ、好きな20曲にもまとめました。

また、先月に20曲にまとめたBruce Springsteenの自伝を図書館で借り、読破しました。本の中には私の知らないエピソードも多数載っており、生い立ちやさまざまな葛藤の中、彼のあの音楽が作られていった経緯が理解できます。改めて彼の音楽を聴きたくなりました。特に歌詞をじっくりと読みながら。


§  今月の美術 今月は、美術に触れる余裕がありませんでした。

真鶴を訪問した際、真鶴半島をご案内いただきましたが、その際に中川一政美術館の横を通りがかったぐらいです。

§  今月のスポーツ 今月は、スポーツをする余裕がありませんでした。

ただ、大リーグの大谷選手の打棒の凄まじさは尊敬に値します。
ダブルヘッダー第一試合で関東の完封を成し遂げ、その後すぐの試合で2打席連続のホームランなど普通はありえない。


§  今月の滝 今月は二か所の滝を訪れられました。「賀老の滝(7/2)」「紅葉の滝(7/2)」


賀老の滝は私にとって四十五か所目となった日本の滝百選に選ばれた滝です。
残念ながら、よく写真に取り上げられるアングルからは歩道が崩れて通行止めになっており、見られませんでした。その替わり第二展望台の少し上からのアングルで滝の全景を写真に収められました。歩道にはクマの糞と思しきものもところどころ見つかり、終始舌打ちと拍手をしながらでしたが、自然の中の歩行はやはりよいです。駐車場の近くではキタキツネも見かけましたし。
また、もう一度来たい滝です。


紅葉の滝は、かなりアクセスポイントまでの道で藪漕ぎを余儀なくされ、急いでいたこともあって、なんどか下に落ちそうになりました。
でも、苦労して訪れただけあって、なかなか良い滝でした。まさに秘境という感じの。
蘭越町もぜひこの滝の魅力を伝えるためにも、遊歩道整備はしてほしいと思いました。
” style=”width:50%;float:left;”>

なお、私が訪れて数日後に、同じ蘭越町でくみ上げた地下水から高濃度のヒ素が検出されました。この紅葉の滝よりは下流で、別の水系だったため影響はないと思いますが、
この滝のためにも早く騒動が落ち着くことを願っています。


§  今月の駅鉄 今月は四駅を訪れました。「昆布駅(7/2)」「目名駅(7/2)」「熱郛駅(7/2)」「金手駅(7/16)」

昆布駅は、倶知安駅で降りた後、レンタカーを借りて賀老の滝へ向かう途中で寄りました。
北海道には昆布駅のほか、ユニークな名前の駅が残っています。アイヌ語起源のものも多く、本州にはない駅名が旅情を掻き立ててくれます。
ちょうどやってきた列車が花の咲く路線際からの光景を映えさせてくれました。
駅前には蘭越町交流促進センター 幽泉閣という大きな建物があり、温泉として営業しています。


目名駅も昆布駅の次に立ち寄りました。
駅前のロータリーには郵便局の建物がありますが、それ以外はひっそりとしています。
今、北海道新幹線が札幌まで開通したら、この付近の路線は廃止されるという報道もあります。
おそらくそうなれば目名駅も廃止されてしまうのかもしれません。近くの目名川のほとりからの景色もよく、また来たい光景です。


熱郛駅は、そもそも読めませんでした。「ねっぷ」と読みます。
難読駅として挙げてもよい駅です。
この駅もまた廃止されることが報道されています。駅前は完全に空虚であり、すでに輸送機関としては使命を終えたと判断しても仕方のない状態です。
熱郛駅から黒松内駅の間の風景も北海道を想起させてくれますし、そこから島牧村への道の景色も素晴らしかったです。


金手駅は甲府に家族で行った際、少しの合間を縫って訪れました。中央本線の線路に普通列車や優等列車が行き交う中、時折やってくる身延線の列車のために片ホームだけで運営されています。
近所には寺院が立ち並び、かつての甲州街道の要所でもあることから、この名前が付けられているそうです。
今後は甲府へ訪れる機会が増えそうなので、また立ち寄るかもしれません。


§  今月の酒楽 今月も先月に続いてお酒体験については申し分なかったと思います。わずかな機会を生かしてお酒を楽しめました。


交流については上に書いた通りです。釧路フィッシャーマンズワーフ MOOでは半年前の極寒編において私に日本酒と山椒のマリアージュを教えてくださった佐藤さんから二杯ほど福司をいただきました(7/1)。本当はもっとたくさん飲みたかったし、半年前は一番飲んだといわれるぐらい日本酒を飲んだのですが、作業が入っていたので残念でした。厚岸の牡蠣ともばっちり合いました。この前夜(6/30)も前夜祭の浜番屋さんでいただいた花咲ガニの甲羅になみなみと注いだ日本酒が絶品でした。


また、倶知安を訪れた二日目の夜(7/3)は私を倶知安にお招きいただいた方と、2代目SAMURAIにてお酒を酌み交わしました。ニセコには紅茶専門店で有名なルピシアさんがブルワリーを構えておられます。
そのO sole mioというItalian Pilsnerがおいしかったです。また、二世古という地元のお酒もいただきました。こちらのお店は540日間雪室貯蔵されたという五四〇ポテトフライが絶品でした。こんなにおいしくなるの?というぐらいおいしいポテトでした。ニセコでしか食べられないそうで、札幌にもわずかしかないそうです。

その際に教わったのですが、倶知安にはジンジャーを使った発酵酒を製造する会社があり、なんとそこではアクアビットとジンも作り始めたのだとか。
しかも私が賀老の滝に向かっている日にはフェスタを開いていたそうです。後にツイッターでも絡ませていただきました。


また、糸魚川を訪問した夜は星場荘にてMOVEDのお二人と夜中まで語っていました(7/8)が、その際にいただいたのが奴奈姫。これもとてもおいしかったし、もう一ついただいた蒸留酒もとても心を癒してくれました。


また、美山キャンプ場ではウッドデッキ作りに精を出しましたが、この時に飲んでいた私の顔が生涯でも出色の顔でした(7/9)。美味かった。

スナックジョイゾーは毎回皆さんがおいしいお酒を持ち寄ってくださるので、私としても楽しみですが、この日もおいしいお酒をたくさん飲ませてもらいました(7/21)。
今回は島根の銘菓を差し入れましたが、次はまたお酒を持っていこうかな。

炭とけむりや東京屋は、kintone Café 東京の懇親会です(7/22)。このお酒も会話が弾んだ会心のお酒でした。

その翌日は籠屋たすくで軽く一杯だけ一人のみを(7/23)。熱暑の中のビールはやはり格別です。出来立てのタップというだけでも。


§  今月の旅行 今月は上にも書いた通り、仕事をからめた出張の旅がほとんどでした。釧路と倶知安、後志地方。糸魚川、真鶴と甲府と高知。
ようやく仕事とプライベートをうまく混ぜ込みながらの旅ができるようになってきました。


釧路では、午前から前夜に清水さんに教わった夜は閉店しているラーメン「まるひら」さんで塩ラーメンを。まさに絶品の塩ラーメンは必ずまた食べたいと思わせる味でした。
釧路埼灯台や厳島神社、米町公園など昔ながらの石川啄木の時代からの釧路旧市街ともいうべきこのあたりの街並みに惹かれました。



CLS道東で作業しながら、学びも多かった後は19時発の特急おおぞらに乗るため、夜の懇親会は断念しました(7/1)。


札幌に着いてからの宿はおおぞらの車内で必死で探し、西14丁目にあるGUESTHOUSE ON MY WAYさんへ。翌朝は6時半に宿を出て、地下鉄琴似からJR琴似へと歩き、そこから小樽へ、さらに倶知安へと。車窓から見える利尻島の島影や日本海の広大さに惹かれ、余市から倶知安までの車窓に広がる緑萌える山々に目を奪われ続けました。




倶知安では事前に予約しておいたレンタカーで一路賀老の滝へ向かいました。道中、昆布駅や目名駅やいくつかの道の駅に寄りながら、羊蹄山の雄大な山容とニセコから蘭越町、黒松内町、島牧村へと。その道中、黒松内町のある場所で見た景色の美しさや、キタキツネの可愛さと危うさに惹かれ、島牧村のセイコーマートや海の眺めや道の駅に寄った後、賀老の滝へ。危うく迷いそうになりながら、熊の糞と思われるものをよけつつ、拍手とし舌打ちをしながら滝を探し、見つけた賀老の滝。

帰りにも熱郛駅やいくつかの道の駅、そして紅葉の滝によりつつ、ぎりぎりでレンタカーを返却し、歩いて倶知安の街をあるきながら、宿であるトリフィート ホテル&ポッド ニセコへ。味噌ラーメンもうまかった。

夜も役員と打ち合わせし、翌朝も弊社内で打ち合わせ。それが終わったら、今回私を倶知安へとお招きいただいた方が迎えに来て下さったので、車に乗せていただき、比羅夫のペンションエリアにあるグラウビュンデンでおいしいキッシュを頂きました、
さらに、車で倶知安市街へと戻り、お客様のもとで商談を。その後はMOUNTAIN KIOSK coffee 倶知安店で作業した後、夜は2代目SAMURAIで。おいしい酒と料理。倶知安でしか味わえないおいしさがありました。

翌日は当初は泊まらずに帰っている予定でしたが、Hafhを使ってもう一泊しました。そして、朝から倶知安の街をうろうろしながら、複数の場所で作業し、倶知安駅から列車に乗りました。ニセコスープカレーやパンがおいしかったですが、豪雪うどんが食べられなかったのが残念。
釧路の浜番屋で花咲ガニを家に送らなかったことを妻になじられたので、新千歳空港で花咲ガニを買って帰りました。

東京に戻って数日、お客様先常駐やkintone hive Tokyoを弊社メンバー八人で臨んだり、別のシークレットイベントや打ち合わせをこなした後は、対面開発を朝からやった後で最終の金沢行きはくたかにのって糸魚川へ。
糸魚川駅にはMOVEDの小林さんとコジロウさんがお迎えに来て下さり、そこから星場荘までの間を糸魚川の町並みを案内していただきました。
その日も3時まで酒を飲みながら様々な会話や議論などコミュニケーションをしました。
翌朝は美山キャンプ場においてウッドデッキ作りに参加。なれない作業ですが、とても楽しく、皆さんとの交流を深め、糸魚川の魅力をより知ることができました。
結局その日ももう一泊糸魚川にとまり。始発の北陸新幹線に乗って帰りました。道中にみた糸魚川の海に天使のはしごが落ちる様など、見どころのある旅でした。


また、別の日は真鶴へ。今度のkintone Café 神奈川の打ち合わせでしたが、神奈川県唯一の過疎地といわれる真鶴の街の魅力をいろいろと教わりました。

あと、今月は甲府に三回訪れました。どれも甲府駅近辺です。少しずつ、甲府の魅力を知ることができています。二回目は夜に交流会に参加するためだけに甲府に向かい、最後の一回はお招きいただいた河野デジタル大臣の講演会でした。

とにかく充実した旅ができた月だったと思います。

今月、足跡を残した地は以下の通り。
北海道
 釧路市、札幌市、小樽市、倶知安町、ニセコ町、蘭越町、黒松内町、島牧村、千歳市
千葉県
 成田市
東京都
 荒川区、町田市、江東区、港区、中央区、千代田区、多摩市、西東京市、昭島市、八王子市、新宿区、狛江市
神奈川県
 川崎市、横浜市、大和市、相模原市、藤沢市、真鶴町、小田原市
新潟県
 糸魚川市
山梨県
 大月市、甲府市


§  今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。
今、心身が動くうちに仕事もプライベートも全力で。その考えには揺るぎがありません。

・公園は五カ所。
「米町公園(7/1)」「レルヒ記念公園(7/2)」「二俣川一丁目公園(7/5)」「美山キャンプ場(7/9)」「薬師池公園(7/27)(7/29)」

・美術館はゼロカ所。
・駅は四駅。「昆布駅(7/2)」「目名駅(7/2)」「熱郛駅(7/2)」「金手駅(7/16)」

・滝は二カ所。「賀老の滝(7/2)」「紅葉の滝(7/2)」
・温泉はゼロカ所。
・山はゼロ山。
・酒蔵は一か所。「hakko ginger(7/4)」
・神社は二カ所。「厳島神社(7/1)」「秋葉神社(7/9)」

・寺は二寺。「来迎寺(7/16)」「誓願寺(7/16)」
・教会はゼロカ所。
・史跡は一カ所。「甲府城石垣展示室(7/16)」

・博物館はゼロカ所。
・遺跡はゼロカ所。
・城はゼロ城。
・灯台は一カ所。「釧路埼灯台(7/1)」

・動物園はゼロか所。
・水族館はゼロか所。
・土木遺産はゼロか所。
・マンホールカードは一枚。「山梨県甲府市(7/16)」
・果物狩りはゼロか所。
・ダムはゼロカ所。
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。

私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月も仕事にからめてですが、バラエティ豊かな移動ができました。この地球にはまだまだ無限に行くべき場所があります。
少しでもこうした場所を訪れてから死にたい。私の人生の残り時間のなかでどこまでの旅ができるか。


加齢によって日々、気力は減退していきます。人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選びます。私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。一昨年の秋にはハイキングのつもりが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。


死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。そのためにもこうして書き残しておこうと思います。


今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す。だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもらず、一人でも旅を敢行したいと思います。
もちろん、一昨年の秋に遭難した経験は忘れてはなりません。命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もせず命を枯らすよりはましです。
家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。


そう思い、訪れた場所で心の赴くままに俳句を詠んでいます。今月は俳句を27句。いずれもツイートまとめに載せています。

一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月も自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。


2023年7月のまとめ(法人)


令和五年七月。

弊社は今月も前に進んでいます。
とはいうものの、至るところに未熟さがあり、私が望むスピードや品質にはまだ達していません。前には進んでいますが、遅々としています。
これは経営者である代表の責任です。毎日、経営の難しさをこれでもかと痛感しながら、もがきながらも前に進んでいます。

どうすれば私と少しでも近しいような業務スキルやスピード出してもらえるのか。こればかりはChatGPTも教えてくれません。
営業は順調で新規引き合いも絶えないのに、なかなか業務がクローズしきれないため、それが複数の案件に波及し、滞っています。
そうした状況を強権的にやらせようとするのは下策です。それをやると巷の話題をかっさらっているビッグモーター社のような社風に堕ちてしまいます。
そうならないよう、メンバーのみんなを尊重し、それぞれのワークライフバランスに配慮しながらの経営が求められます。
私自身が、そういうものを強く重んずる人生観を持っています。そういうを大切に会社でありたいと思っています。ビッグモーター社のあり方を反面教師としなければなりません。
そう言うやり方をとっているため、弊社の基盤が固まるにはまだ時間がかかると覚悟しています。

そんな弊社には、今月も弊社は案件の引き合いをいくつもいただけました。ありがたいことです。
きちんとそれらの案件をこなしつつ、どうスピードをあげられるのか。
私の経営能力が問われ続けています。

継続的な案件が増えたのは良いのですが、経営が安定するには経営者の私に経験が不足しています。
経営を早く安定させつつ、特定のお客様に依存せず、しかも。多様な案件を少しでも速くこなしていけるよう、教育や研修の方法を模索したいと思います。

達成度5割。達成感5割。満足感7割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 七月度の売上は目標を下回りました。

昨年までの体制では、十分に黒字の額ですが、今の体制ではまだ赤字です。
とはいえ、なんとか頑張って経営ができているのも皆様のおかげです。感謝しています。

弊社も継続的な売上が見込める案件は増え、引き合いは次々といただけている状態なのですが、まだそれらをスピーディにこなすには練度が足りていません。
とはいえ、私も営業や多くの打ち合わせに連日追われており、なかなかフォローができていない状態です。

単価を上げて案件の数を減らし、さまざまな業種、職種、案件と作業を同時にこなすのではなく、なるべく少ない業種と案件と作業に絞ってほしい。
それがメンバーの意見であることはわかっています。人間の本能としてもそれが正しいこともわかっています。
が、単価をあげ、案件を絞ったとしても、業務をこなすスピードや、仕様の手戻りや障害を減らさないことには、結局のところ売り上げにつながりません。
案件を減らすことは、経営上のリスクを減らすことにつながりますから。

代表の思いをどうすれば、実装の速度や品質の向上やキャリアと未来へのモチベーションにつなげてもらうか。
人工知能やkintoneの様々なプラグインサービスを活用しつつ、自社としての存在価値を高めるにはどうすれば良いか。
悩み、考えた一カ月でした。

おかげさまで、営業的には安定して引き合いをいただけるようになりました。営業を安定させるためにも、様々な場所に伺い、認知度を高め、商談や交流を重ねました。
が、まだまだ技術、経営、組織、マーケティングなどやらなければならないことは山積みです。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・弊社代表がCLS道東に参加しました(7/1)。
・弊社メンバー8人がお台場に集結し、kintone hive Tokyo 2023を観覧し、懇親を深めました(7/6)。
・弊社代表がシークレットイベントに参加しました(7/7)。
・弊社代表が糸と魚と川 Vol.12に参加し、その前夜にはMOVEDさんとの交流を深めました(7/9)。
・この日をもって弊社役員からメンバーへの1 on 1ミーティングが全員終わりました(7/10)。
・弊社代表がトヨクモkintoneユーザーフェス 2023の後夜祭に参加しました(7/10)。
・弊社代表と役員の長井あづさと人事総務の担当者が山梨県活性化プロジェクトの55回目の月例会に出席し、地域クラウド交流会について語ってきました(7/19)。
・弊社代表と役員と総務人事担当がスナックジョイゾーに参加しました(7/21) 。
・弊社代表がkintone Café Tokyo Vol.13に参加しました(7/22)。
・弊社代表がkintone Café Metaverse Vol.4に参加しました(7/26)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間で機密保持契約を締結しました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

4月から多くのメンバーに加わってもらった弊社ですが、まだまだチームビルディングができていません。さまざまな課題が出た月でした。
とはいえ、今月はkintone hive Tokyoの場に弊社メンバー八人が集結し、交流を深めました。
雇用と外注のバランスを取るのはとても難しいのですが、まず、弊社の仕組みを整えることが先決です。

弊社だけではできない案件も増えている今、外注費の抑制にこだわるだけでは案件がこなせなくなっていることも事実です。
この点は引き続き、困難な経営のかじ取りを行っていきます。


§ 開発案件 今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。
今月も今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

今月もまた新たな案件のキックオフがいくつもありました。体制を組み、作業を開始しています。

今、弊社が取り扱っているシステムはkintoneを中心とした無数のSaaS/PaaSです。それらをつなぎ、お客様に価値を提供しています。
今、動いている実装案件が50件弱。
経営リスクを抑えるため、かなりの数の案件を同時に進行させています。それらを遅れず品質を落とさずにどのようにこなしていくか。今の課題です。

ただ、なかなか私の思うようなスピードと品質が満たせていません。
障害対応、仕様変更対応などが入るたびに、それに追われているのが今の状態です。
メンバーに言わせると、弊社の体制を考えると案件が多すぎ、負担を感じている。その声はすでに聴いていますし、実際多すぎるのでしょう。すべての案件に責任を持つ私自身もオーバーフローしているので。
なんとかギリギリで作業を行っているのが実情です。
うちのメンバーはよく頑張ってくれています。そしてこれを糧に成長してい欲しいと思います。まだうちのメンバーには伸びしろがあります。私がやっていた作業と同じレベルに達するまではまだ難しいでしょうが、少しずつ伸びて行ってくれれば、いずれは案件のスピードも上がるはず。皆がより速く確実に業務を担ってくれるはずと信じています。

難易度が高い案件、簡単な案件。それと常駐案件。
自社でサービスを作ることが早道なのか、メンバーのスキルの熟達を待つのが正しいのか。
経営の安定とリスク回避は、多案件を同時に進める今のやり方とは矛盾しているのではないか。

悩みは多いです。
まず、そのためには生産性の向上と開発のためのドキュメント・仕組み・体制の拡充が必要だと考えています。
さらには、開発ガイドラインの策定、教育体制の拡充、報告や仕様伝達の改善。
また、単価アップの交渉も同時に進めなければ。

まずは足元を固めます。

来月も、引き続き弊社メンバーの教育とスキルアップに注力していきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

少しずつ状況は改善に向かいつつあります。
その流れを加速するため、先々月より代表の長女に弊社に正式に加わってもらい、人事・総務・経理の作業を任せています。
少なくとも、これらの作業に代表のリソースを割かれることがなくなったのは助かっています。

と思っていたら、月末になって衝撃の出来事が。


§ 社内体制 一昨年(2021年)の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。それを以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、考え方の軸はぶれていません。

今月は、今年の四月から新体制を組み始めて、初めて8人で集まりました。
そして、皆でkintone hiveを観覧しながら、どうすればkintoneを使った業務改善がお客様に届けられるのかについて学びました。

各メンバーにはそれぞれの案件や役割を理解してもらい、案件で困った際は教え合い、助け合いながら実装を進められるような体制が少しは整えられたと考えています。

ただ、皆が案件をやり切るのに精いっぱいの状況は変わりません。

先月末から今月10日にかけ、会社設立時から役員として名を連ねている代表の妻が各メンバーとの1 on 1ミーティングを行ってもらいました。

そこでメンバーからの意見もヒアリングしました。
開発の効率化、リモートワークの効率化など、何かがまだうまく回っていないと感じています。まだまだやるべきことがあります。
メンバーからも弊社をよくしようとするさまざまな意見をもらいました。
それらをとりまとめ、より良くしていきたいと思います。

引き続き、よろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約9回です。オンライン商談はざっと数えたところ約28回ほどです。
今月、頂戴した名刺は71枚です。

今月はCLS道東の参加から始まりました(7/1)。会場でも作業しながらになってしまった私に皆さんから掛けていただいた暖かい言葉の数々。これこそがコミュニティに参加する意義なのだ、と感動しました。
その思いはブログにも書きました。https://www.akvabit.jp/%e3%82%b3%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%83%8b%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%80%e3%83%bc%e3%82%ba%e3%82%b5%e3%83%9f%e3%83%83%e3%83%88-in-%e9%81%93%e6%9d%b1-2023-%e6%b5%b7%e9%9c%a7%e7%b7%a8%e3%81%ab/
さらに、お台場で開催されたkintone hive Tokyoには弊社メンバー八人で参加し、弊社メンバーもさまざまなkintoneプレーヤーたちとの交流を深めました(7/6)。
その翌日もシークレットイベントに参加し、またまた交流を深めました(7/7)。
さらに新潟県糸魚川市に飛び、糸と魚と川に参加し、MOVEDの皆さんや糸魚川市の皆さんとの交流を深めました(7/8-10)。
糸魚川から戻ったその足で、6月末にオンラインで開催されたトヨクモkintoneユーザーフェスの後夜祭にも参加しました(7/10)。
山梨の有志との交流会に初参加し、山梨にも志をもったユニークな人々が大勢いることに山梨でのこれからを確信しました(7/19)。
スナックジョイゾーではプロレスナイトという異業種格闘に参加し、スペシャルゲストとの素晴らしい一夜を過ごすことができました(7/12)。
その翌日のkintone Café Tokyoには急遽参加し、とても楽しい時間と学びを得ました(7/22)。

仕事に没頭する毎日ですが、こうしたイベントがどれだけ癒やしになっているか。
皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。CLS道東(7/1)。kintone hive Tokyo 2023(7/6)。シークレットイベント(7/7)。糸と魚と川 Vol.12(7/9)。トヨクモkintoneユーザーフェス 2023(7/10)。山梨県活性化プロジェクト55回目月例会(7/19)。スナックジョイゾー(7/21)。kintone Café Tokyo Vol.13(7/22)。kintone Café Metaverse Vol.4(7/26)。

今月もこうした対外活動を通し、人脈を増やすこととあわせ、弊社の認知度を広げられたように思います。
それによってさらに忙しくなったことも事実ですが、こうした活動を通した広がりが次に繋がるのも事実です。今後も続けていこうと思います。

来月以降もいろいろな予定が控えています。



今月も何度か弊社が山梨で開催を予定している地域クラウド交流会のため、何度か山梨県甲府市に伺いました。
このイベントを通して、弊社も次のステップに進めるのではないかと期待しています。
そして、また皆様と交流を深めたいと思っています。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。

§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは7本(
トヨクモkintoneユーザーフェス2023に登壇しました
コミュニティリーダーズサミット in 道東 2023 海霧編に参加しました
kintone hive Tokyoに会社で参加しました
糸と魚と川 Vol.12に参加しました。
2023 kintone hive TOKYO
kintone Café Tokyo Vol.13に参加しました
kintone Café Metaverse Vol.4に参加しました」)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

6月29日 6月29日 弊社をより良くするために
6月30日 6月30日 読み書き力は技術者に必須
7月3日 7月3日 継続は認知度に高く寄与する
7月4日 7月4日 のどかさから気づく業務改善
7月5日 7月5日 外への発信が観光客を呼ぶ
7月6日 7月6日 kintone hive観覧にあたり
7月7日 7月7日 kintone hive Tokyoの学び
7月10日 7月10日 MOVEDさんに学んだこと
7月11日 7月11日 地方は都会に劣らず魅力的
7月12日 7月12日 Threadsへの移行は待ち
7月13日 7月13日 体調管理にはお気をつけて
7月14日 7月14日 経営の奥深さと楽しさって
7月18日 7月18日 暑いからリモートワークを
7月19日 7月19日 ゲームにハマると後が怖い
7月20日 7月20日 願い叶えるには考え続ける
7月21日 7月21日 納期とノルマの違いを知る
7月24日 7月24日 コミュニティの新陳代謝を
7月25日 7月25日 Xにはもう少し付合います
7月26日 7月26日 iPaaS界にGoogleが進出
7月27日 7月27日 メタバースの今後の可能性

§ 年表

・七月お仕事

釧路フィッシャーマンズワーフ MOO、946BANYA、ニセコでランチ、倶知安で商談、MOUNTAIN KIOSK coffee 倶知安店で作業、2代目SAMURAIで懇親会、モリデアイで作業、SPROUTで作業、二俣川一丁目公園で作業、二俣川で作業と打ち合わせ×9、Zepp DiverCityでkintone hive Tokyo、Sizzlerで弊社懇親会、川崎駅コンコースで打ち合わせ、銀座で商談×2、サイボウズ本社×3、星場荘、美山キャンプ場、田無で商談、EKITERIA PRONTOで作業と打ち合わせ×4、Starbucksで作業と打ち合わせ、大和市文化創造拠点シリウスで作業、モスバーガー 鶴川店で作業、4Uで交流会、酒処 宵、真鶴町観光協会で打ち合わせ、月光堂で作業、新宿で商談、株式会社ジョイゾーでスナックジョイゾー、炭とけむりで懇親会、東京屋で懇親会二次会、アクアビット サテライトオフィス、大和市立図書館で作業、甲府クロスビーで作業、ジットプラザ絆内で講演会拝聴

§ ツイートまとめ
・七月ツイート
https://togetter.com/li/2197441


kintone Café Metaverse Vol.4に参加しました


7/26に「kintone Café Metaverse Vol.4」に参加しました。
告知サイト

こちら、私も四回とも参加しています。
そのうちの二回はメタバース上で登壇も果たしています。皆勤です。

そんな私だから、日常でもVRゴーグルが欠かさず、しょっちゅうメタバース世界にのめり込んでいる?そう思われた方。答えは否、です。

日常で私はまったくVRゴーグルを使っていません。なんなら、私がVRゴーグルを掛けるのは、三カ月おきの「kintone Café Metaverse」だけかもしれません。

私がVRゴーグルを使わず、メタバースも利用しない理由は列挙できます。が、私の場合、デバイスの問題が大きいでしょう。メガネをかけ、コンタクトレンズをしない私は、裸眼でも使用可能な度付きのアタッチメントレンズを購入したのですが、それがいまいちしっくり来てません。頭のバンドが緩むため、しょっちゅう視界がぼやけるのです。

あと、もう一つの深刻な問題はキーボードと連携できないことです。

これは、若干の説明が必要でしょう。

私にとって、メタバースの可能性とは、自分の仕事環境を決定的に拡張してくれることです。目の前の広大な空間に無数のディスプレイを並べ、マルチタスクを文字通り実現する。これは現実世界ではまず無理です。

ところが、パソコンのモニターはいくらでも連動が可能だと思うのですが、肝心のキーボードが私のノートパソコンと連動しないため、仕事ができません。

となると、残るのはエンタメ系かコミュニティ系しかないのですが、これがまだ成熟に至っておらず、お粗末なのです。

今ここにあげた理由。おそらく私だけでなくメタバース経験者のうちかなりの方が感じていることだと思います。
だからこそ、あれほどもてはやされたメタバースがオワコンとして扱われているのです。

この辺りは以下の記事の中でも書いています。「kintone Café Metaverse Vol.1」と「kintone Café Metaverse Vol.3」の記事です。

kintone Café Metaverse Vol.1

kintone Café Metaverse Vol.3

私は上のVol.3の記事の中で書きました。
「新しい会社が発表する革新的な次世代のデバイス。

あと数年もすれば出てくると思うのです。いや、すでに出ています。

簡単にメガネのように装着するだけで、VRの世界が体験できるデバイスが。そのデバイスの値段をさらに下げ、人々が手に取りやすくする。」
と。

前回の「kintone Café Metaverse」のあと、革新的と称されるデバイスが発売されました。AppleのVision Proです。
製品サイト

私はまだ実際にそれを経験したことはなく、見たことすらありません。ただし、価格があまりにも高く、Oculus Quest、あらためMeta Questの見た目とあまり変わらないことから、重さや首の疲れ、そして近眼の方にとって同じ課題があるのではないかと考えました。また、キーボードの問題もあります。

ただ、こうしてApple社も出してきたということは、まだメタバース、つまり仮想空間の可能性はついえたわけではないのです。ただ、デバイスとコンテンツの問題だけです。
各社とも、革新的なデバイスが出たら、コンテンツを整備し、ユーザーを囲い込む。その機会を虎視眈々と狙っているように思います。

私が「kintone Café Metaverse」に関わり続けるのもその可能性を感じているためです。
インプットとアウトプットの可能性が根本的に変わるはず。その可能性がある限り、またメタバースをオワコンとするのは早いように思うのです。

今回の「kintone Café Metaverse」は、soracomugとの共催です。
soracomugの皆さんとは、昨年9月に鎌倉でkintone Café 神奈川 Vol.13を共催して以来です。IoTの雄として、kintoneとは親和性が高く、弊社も昨年秋のCybozu Daysのブースにおいて、kintoneと soracomと組み合わせでさまざまな展示を出しました。

今回はIoTとkintoneの組み合わせだけでなく、そこに仮想のメタバースが絡みます。私としても興味深い内容です。

今回の司会はなっちゃんこと、藤田なつみさん。soracomugではおなじみですし、最近はkintone界隈でも名を知られています。

そのなっちゃんから、kintone Caféやsoracomugのご紹介から。

続いては、藤村さんによる「IoTxkintone意外と相性が良い」です。
まずは、kinotneとsoracomの相性の良さをご紹介いただきました。
実際、昨年6月の高知から始まったkintone Caféとsoracomugのご縁は、鎌倉や福岡や広島、そしてこの夏に岡山でも開催を控えているそう。

私も引き続きsoracomさんとは関わりたいですし、そうなるでしょう。


続いては、古里さんによる「kintoneでIoTデータを収集してみた」です。
古里さんとはまだオフライン/オンラインも含めてお会いできていなかったように思います。とても活発に各種のコミュニティで活動しておられる様子。

めんツナかんかんエバンジェリストを名乗っておられるのもユニークだし、その個数をIoTと組み合わせておられるのも素晴らしい。
また、連携にあたってYoomを使っておられるところもポイントが高いです。また、Sens’itというデバイスも初めて教わったので、今度、試してみたいと思います。
8月末の「kintone Café 岡山」とsoracomugのコラボイベントにお誘いされたので、検討してみたいと思います。


続いてはなかじさんによる「ヒトとセカイをツナグもの」です。
視聴覚などの感覚とIoTやkintoneのデータを絡めた視点はとても興味深いです。

私の弱点は、感覚をシステム構築に持ち込まないことです。特に視覚効果はあまり重視していません。つまり見た目です。

ですが、メタバースを扱う際は、単なるデータだけで取り組むとその良さが生かせません。なかじさんの発表を聞いていて、私の弱点をあらためて感じました。


続いてはMaxによる「3D空間内にIoTデータをマッピングする方法」です。
ソラコム社は社内でニックネームで呼び合う文化があり、松下さんはMaxと名乗っておられます。以前、Maxさんはやめてほしいと言われたので、Maxと呼びますね。

さて、Maxの発表によるこれらの知見は私にはありません。3D空間のパースもモデリングも私にとっては未知の領域です。デジタルツインも最近よく聞くワードですが、私がそれを案件で実装したことはありません。
以前、リアルタイム3D制作ツールであるUnreal Engineもインストールしてみたことがありますが、私がマスターするには時間がなさすぎてモノになっていません。

ただ、IoTのデータを活かすには二次元ではだめです。最低でも奥行きを含めた三次元で確認できることが必要です。さらには時間も含めて四次元であればなおよいです。
kintoneは行列二次元による管理なので、IoTのデータを視覚的に確認するには限界があります。そこで、今回Maxが紹介してくれたAWS IoT TwinMakerやAzure Digital Twins、さらにはBabylon.jsやThree.jsのようなツールを習得しておくと、3Dバース上でIoTのデータを確認したいニーズも満たせるのです。

素晴らしい!

皆さんの発表の後は、ふりかえりセッションが挟まれていました。メタバースの良さである臨場感を感じながらの振り返りは、kintone Café メタバースの最大の魅力です。
Zoomで入ってくださったkintoneコミュニティ界では著名なはっしーさんや大野さんも。

コロナが落ち着いたことによって、リアルのkintone Caféは増えました。おそらくオンラインセミナ―は減っていくことでしょう。オンラインセミナーはどうしても没入度に劣りますし、そもそもその場で次の交流につながっていきません。

本稿の冒頭で触れたようなデバイスの問題が解消し、安価でかつメタバースに参加しやすい形になれば、遠方の方もオンラインで参加するしきいがぐっと減るはず。
今後もデバイスの進化には引き続き期待しつつ、私もkintoneの拡張できる余地について学びたいと思います。

今回登壇された皆様、ご参加してくださった皆様、ありがとうございました。


kintone Café Tokyo Vol.13に参加しました


7/22に、サイボウズ本社で開催されたkintone Café Tokyo Vol.13に参加しました。
告知ページ

今回のkintone Café、実は当初は参加の予定はありませんでした。だいぶ以前から登壇の話はいただいていたものの、具体的な登壇の話もないまま、私も相当な数の案件対応の作業がたまっていたので、もういいかと思っていました。

ところが前日にあったスナックジョイゾーにおいて、思わぬいただきもの(なかじさん、ありがとうございました。)と、預かっていただいていたケーブル(琴絵さん、ジョイゾーの皆さん、小渡さんありがとうございました)を受け取る必要が生じたため、急遽参加することになりました。

今回は、皆さんがkintoneの基本機能をベースにさまざまな工夫を披露してくださいました。それぞれの内容の紹介は、数も多いので割愛させていただきます。












皆さんの登壇からは、多くの気づきを受け取りました。私に欠けているのがデザイン目線や、顧客視点であることに改めて気づかされました。

もちろん私もお客様のために仕事しています。業務プロセスや業務フローを改善し、業務がきちんと動く事に力を注ぎます。
ですが、私の業務観点は、どうしてもデータのインプットとアウトプット、そしてデータ間の連携などの視点に偏りがちです。

弊社の場合、レイアウトに関してはお客様に全面的に委ねます。自由に変えて良いとお伝えしています。その分、弊社からの見積費用は安くしているのですが、それは逆に、細かい見た目の配慮に関するノウハウが弊社から欠けてしまうことを意味します。

私が経営者になってからは、その偏りがさらに著しくなってきているように思います。ますます時間がなくなり、細かいところまで目が届かなくなっていることを自覚しています。
また、私からのメンバーへの指導も、データの連携やインプットとアウトプットに偏っているのかもしれません。自分でも危機感を抱いています。

今回の皆さんの発表は、見た目や使いやすさの配慮が行き届いていて、とても勉強になりました。

自分もいろんな事例をやってきているつもりですが、まだまだkintoneには尽きぬ可能性があると改めて思いました。登壇者の皆様ありがとうございました。

また、今回のkintone Café、新たな方々の参加が嬉しいです。
初めて登壇された数人の方や、会場にも初めて参加された方が何人もいらっしゃいました。

どのコミュニティーにもある話だと思いますが、参加者が固定されていったり、新規参入者が入らずに年齢層があがるなどの課題はよく聞きます。

kintone Caféに関してはそれはかなり払拭されています。毎回、どのカフェでも初めて参加しましたとおっしゃる複数の方が必ずいます。また、社会人デビューして1、2年目の方が参加し、登壇する光景も最近は珍しくありません。

そうした方は、次々と新たな仲間を見つけ、お互いが切磋琢磨しあって、自分の会社や社会を良くしようとする。素晴らしいと思いました。

この、ノウハウの共有は、まさにkintoneと言う共通プラットフォームがあってこそ。

夜の交流会もとても楽しく飲めました。kintone Caféには、技術者もいますし、ユーザーも参加します。
技術者だけのコミュニティなら、オンライン、つまりネットワーク越しの会話で完結してしまう側面がままあります。ですが、ユーザーの皆さんはそうではありません。
そのため、リアルの懇親会がとても重要なのです。リアルで会うことでよりより一層の交流が深められます。これも他のIT系のコミュニティーにはないkintone Caféの魅力だと思います。

運営スタッフの皆さん、登壇者の皆さん、そして参加者の皆さんありがとうございました。またお会いしましょう。私もなるべく参加できるようにがんばります。
ツイートまとめ:https://togetter.com/li/2192148


2023 kintone hive TOKYO


2023 kintone hive TOKYO

kintonehiveでは
お久しぶりの方々や、はじめましての方々にお会いすることができました。

事例共有の場ですが、リアルに人と触れ合える場です。
去年は登壇者、今年は応援者と仙台でのイベントスタッフとして参加。
生が一番感情や熱量が伝わるのでやはりいいですね。

なるべくTwitterで発信しつつ、登壇者へ写真を送りつけるために写真撮りまくってました。
プロのカメラマンが取ってくれたものは登壇者へ共有はされるのですが、会場の様子などユーザーがとっている様子はまた別で感じるものがあることを知っているので。

登壇者の同期ができるってすごく良い刺激にもなるし、同じ体験をした仲間ができるってこれからの人生をより良いものにしてくれます。和気あいあい感がTOKYOでも感じられたのは良かった。
人数も圧巻でしたね。1000人て。仙台の3倍。首都圏の強みですね。
登壇者からは前列3列目までがギリギリ見えるのでなんかうじゃうじゃいるなーくらいの感じだったかもしれませんが。

登壇者のかのってぃさんに僕の登壇経験の話や身振り手振りは思った3倍大きく。歩くタイミング、資料切り替えタイミングなどお伝えしていたのを活かしてくれていたのも嬉しかったですね。

導入成功のポイントをそれぞれお話していただいてましたが、最も大事なのはなんのために。が最重要だと思っています。その後に色々付属してくるものだと。熱意もその一つですし、業務フローもその一つ。

社内での成功はそう。

社外からの支援は上記も大事ですが、言われたことをやるのではなく、+の提案や見直し。(付加価値)
コンサルのような形とクライアントがしっかりと向き合うこと。しっかりとは開発業者に任せるではなく、共にということです。
使うのはクライアント。良くするのもクライアント。
どのようなスタンスの企業かによってkintoneでもなんでも成功できるかどうかは変わってくると思います。

成長するには質の良い仕事しかない。質の良いクライアントしかない。と感じています。
質の悪い一方的なものは苦しい経験であり、再現性はありません。
再現性を高めることができれば型が出来てくるということであり、スピードも上がるということに繋がります。

どれだけクライアントとの目線をあわせられるか、業務を理解できるか。そして俯瞰して全体を見渡せるか。
改めて再認識したkintonehiveでございました。

ご挨拶の時間があまりありませんでしたが、登壇者3名と新たに直接の繋がりをつくることができました。
そのうち一名は長井さんへお繋ぎ済みです。

著:水沢光幸

Twitterでのkintonehive情報発信は下記










糸と魚と川 Vol.12に参加しました。


お誘いいただいていた「糸と魚と川」に参加してきました。
公式サイト

7月に入ってからの一週間は、私の疲労がかなり蓄積されていました。
北海道の釧路でのCLS道東から倶知安へ(6/30-7/4)。そして、お客様先常駐(7/5)から、弊社のメンバー8人で臨んだkintone hive Tokyo(7/6)から、翌日のシークレットイベントへの参加(7/7)まで。
普通なら参加を断念してもおかしくない状況でした。

ところが、私は自分で自分を行かねばならない状況に追い込んでいました。
4月のkintone Café 神奈川でテクネコの加藤さんからは、糸と魚と川についてかなりの熱を持ってお勧めいただきました。その流れで、六月のkintone hive Osakaでお会いしたMOVEDの渋谷さんには糸魚川に伺わせていただきます、と宣言していました。加えて、二日前のkintone hive Tokyoでお会いしたMOVEDの小林さんにも行きますと宣言しました。ここまで言った以上、もう後には引けません。

そんな中、訪問した「糸と魚と川」。とても素晴らしい訪問になりました。皆さま、ありがとうございました。


私が糸魚川に向かったのは上記のシークレットイベントの翌日の土曜日(7/8)でした。
その日は朝10時からずっと銀座のお客様のもとで対面開発をしていました。結局、私がお客様のもとを出たのが20時ごろ。
新橋駅から東京駅へ乗り継ぎ、最終の金沢行きのはくたかに乗れました。

はくたかの車中では、翌々日(7/10)に控えたトヨクモkintoneユーザーフェスの後夜祭のため、まだ見られていなかったトヨクモkintoneユーザーフェスの皆さんの登壇動画を一気に見ました。まだ見る暇が取れていなかったのです。

そんな強行軍の中、糸魚川に到着しました。
私にとって、長野より先の北陸新幹線に乗るのは初めてのことです。そもそも糸魚川は遠い学生時代に二十人ほどを連れて野尻湖畔で合宿した後、帰りに一人で福井の母方の実家を訪問する際に通っただけでした。降りたったことさえなく、つまり、糸魚川に訪問するのは初めてでした。

糸魚川駅に降り立ち、街の空気を吸うよりも早く、改札にはなんとMOVEDの小林さんが。さらにその奥にはMOVEDのコジロウさんこと小島さんが。
びっくりしました。糸魚川に着いて早々、わざわざ迎えに来てくださったお二人からのご好意と歓迎の気持ちをひしひしと受け取りました。

MOVEDさんは、私にとって気になる会社の一つです。kintone界隈で確たる立場を築いておられるにもかかわらず、コーディングをしないスタイルを貫いておられます。
さらに、ほとんどのメンバーは業務委託の形で関わり、正社員はほんのわずかしかいないと聞いています。
そのようなMOVEDさんの運営の秘訣や、業務を回すためのポリシーはどのようなものなのか。
kintoneに対してどういうスタンスで関わられ、今後はどういう経営の道筋を描いておられるのか。

弊社には今、多くのkintone案件の引き合いがきています。ですが、弊社は一部のプラグインは使うものの、JavaScriptやPHPを用いたコーディングがまだ多くを占めています。
そのやり方に明確な限界を感じている今、弊社がどういう方向に進むべきなのか。
私の抱える課題意識の上でも、MOVEDさんの運営にはとても興味を抱いていました。

今回、糸と魚と川に参加しようと思った理由の一つには、MOVEDさんからとある案件をご紹介いただいたお礼も含まれていました。
他にも、私として学ばねばならないのはMOVEDの皆さんが可能性を感じておられる糸魚川についてです。どのような街なのかも伺えればと思っていました。
皆さんから伺う限り、糸魚川にはとても可能性があり、それもあって熱心に関わっておられるとのことです。

糸魚川駅から約30分近く。街のさまざまな魅力を伺いながら歩きました。
糸魚川は地方衰退の風をもろに受ける中、町の中心部を灰に変えた2016年の大火によっていっそう傷つきました。
私は、糸魚川大火については、歩きながら教えてもらうまで、わずかしか覚えていませんでした。聞いて初めて、そういえばそういうことがあったなぁということを思い出したぐらいです。
それから7年。大火によって失われるまで、街の風情の一部を担っていた雁木と言う構築物の多くは今も残っています。雁木とは商店街のアーケードのようなものといえばよいでしょうか。巨大な絵馬が飾られる雁木は、商店街の軒先を思わせるようでいて、ほかの街や地方ではあまり見かけた記憶がありません。
令和になって、町はかなり復旧しましたが、一部の施主は復旧にあたって雁木を復元しなかったと聞きます。
それも含めて、糸魚川の街は令和の新しい姿から、平成、さらにさかのぼって昭和明治大正の街の歴史を残しています。
各時代の歴史を物語るバラエティに富んだ建物が並んでおり、街が時代の流れを語り継いでいます。また、これから街が再生されていく最中であることが夜の街を歩いていても感じられます。そんな街の魅力を解説してくださる小林さんとコジロウさんの言葉が私の脳にしみ込んでいきます。
糸魚川がかつて加賀藩主の参勤交代のルートにあたり、そうした歴史を擁する興味深い場所であることも知ることができました。

小林さんは糸魚川の街の人々がとにかく熱いのだと熱弁を奮っておられます。その魅力はどこにあるのか。興味は増すばかりです。

星場荘に着きました。MOVEDさんが借り上げておられるこちらは、かつてとある経営者が住んでおられた一軒家です。
昭和の家によくあった砂壁や、切り子模様で飾られたガラスや、天井から釣られた点灯と、ひもスイッチから継ぎ足されたひもが伸びる様子など、昭和の雰囲気が息づいていました。
応接間は王の間と呼ばれ、三方の壁には厚地の布で豪奢に織られた壁紙が、在りし日のこの家の暮らしをしのばせてくれています。

ちなみに、星場荘については、こちらの記事をご覧いただければ。

この家、至るところが私の心の琴線に触れてきます。阪神・淡路大地震で全壊した私の家を久々に思い出させてくれて。
私の家の窓はカラフルなステンドグラス。二階の部屋は砂壁が古き良き日本家屋の雰囲気を出し、応接間には凝った壁紙が飾られていました。
星場荘のあらゆる要素が、そんな私の育った家を思い出させてくれました。30年ぶりに今はなき自分の家の面影に触れられた気分です。

この後、王の間で小林さんとコジロウさんと3人で語り合いました。
この機会に私は今まで気になっていたMOVEDさんの運用や仕事のやり方などをいろいろと聞きました。それに応えるように、小林さんからも、業務改善や組織運営や地域創生についての熱い思いの数々を伺いました。
実は私は、小林さんとこうやってゆっくり話すのは初めてなのです。今までにもkintoneのさまざまなイベントでお会いしていますが、すれ違ってあいさつをする程度。コジロウさんに至っては、この1月に名古屋のコラボスペースで催されたkintone Café NAGOYAのイベントで初めてお会いしました。

でも、3人の間にはkintoneという共通言語があります。そして、地方を盛り上げたいという思いも一致しています。3時過ぎまで時間を忘れ、話し合うネタは尽きません。2時を過ぎてから、熱が入った小林さんがノートパソコンを開いて練り上げておられるフレームワークの図を説明いただくほどの白熱。
プロ雑用を名乗る小林さんの底の知れない博識と、名声や富に頓着しない無私の精神にとても感銘を受けました。そして、MOVEDさんの今後にも大いに可能性を感じました。
夜中までお付き合いくださいまして、本当にありがとうございました。

さて、翌朝です。あいにくの雨模様です。
まずは近くの神社に参拝しました。
糸魚川でのご縁に感謝し、これからのご縁のつながりについてもご加護を願います。


やがて迎えに来てくださったのが山崎さん。糸魚川市役所の商工観光課で町おこしを担当しておられます。
山崎さんの運転で向かった先は美山キャンプ場。今日のイベントは、ここの美山ゲストハウスでウッドデッキを作ることです。
美山ゲストハウスは、以前は長期間にわたって使われていなかったそうです。
そうは思えないほど、子供が遊べる絵本コーナーや、ちょっとしたコーヒーが飲めるカウンターなどが整っており、ワーケーションの場として過不足のない設備のようです。
また、許可の関係で飲食業が営めなくても、コーヒー豆を買えばその場で豆を挽いて、その場で飲めるスタイルがとても斬新です。

床にはすでに木材が並べられており、この後のウッドデッキ工作の準備には抜かりがないようです。
早速私たちはあいさつの後、いくつかの班に分かれてウッドデッキを作り始めました。

私、こういう工作やDIYの類がとても苦手です。また、若い頃までは見知らぬ人たちに混じっての作業やイベントに参加することさえも苦手でした。
そのため、子供の頃からこうしたイベントからは逃げ続けていました。東京に出て、社会人になってもそれは変わらずでした。
が、大人になり、結婚して子供を育てる立場になると逃げ続けることは不可能です。
私の娘たちが通う小学校の学童保育は、保護者の参加がとても活発なところでした。私もその仲間に入り、キャンプやソフトボールやその他子供たちと語らうためのさまざまな活動に駆り出されるようになりました。
その中で、私も少しずつ、こうしたイベントの中での動き方を学びました。どういう風に動けば自分が浮かず、足を引っ張らず、さらに仲間に貢献できるのかについて。
私にとって、学童での経験が得難かったのは、組織や集まりの中での身の処し方を学べたことです。
その学びは、ありとあらゆる交流会や勉強会やコミュニティに参加した際に、自分の立ち位置を見定め、その中に溶け込むコツの会得にもつながりました。もちろん、それが今の仕事につながっています。

この後で、実際にウッドデッキ作成を社員研修に取り入れたら、という声がどなたかからでました。
うちの若いメンバーもそうですが、こういう仲間と協力する経験をせずに大人になってしまう人がいかに多いことか。私自身がそうだったらよくわかります。
そういう人たちに達成感や、仕事の回し方やコミュニケーションの取り方を学んでもらうためにも、こういう社員教育の場が必要と言う意見には、とても強く賛同します。弊社のメンバーも連れてきたい位です。


皆さんと協力しながら、私もネジ穴を開け、ネジを締め、線引きなどのさまざまな作業に従事しました。
私の班は、押田さんとテクネコの加藤さん。3人で協力し合って作業は進みます。
それにしても、作業服に身を包んだ押田さんがとてもてきぱきとかっこよくて。3人で協力し合ってと書くとかっこいいのですが、実際は要所要所で押田さんに手伝ってもらいながらでした。
DIYや工作が苦手な私にとって、すべてが学びですべてが新鮮です。ニトリの家具を組み立てる際ですら、必ず一カ所は日光東照宮の故事にのっとって未完成の場所を残してしまう私ですから。


そうしている間に、少しずつウッドデッキも形になっていきます。
作業に没頭する私たちの横では、ダッチオーブンがおいしそうなカレーを煮込んでいます。
そして、その合間にもさまざまな方からの野菜や海の恵みが次々と持ち込まれます。


街の人たちが、庭先でとれた野菜や川や山でとれた産物を次々と持ち込んでくれる。この持ち込みは都会ではまず味わえないものです。
私も今までにいろんな土地や地方を旅してきましたし、地元の方がふいに取れたての物を庭先に置いていく光景は何度も目にしてきました。
ですが、今日のイベントに持ち込まれる物の種類や人の数は、糸魚川が最も活発なように感じました。

これこそが、昨日小林さんが熱弁されていた、糸魚川は人が魅力的という言葉の一つの証しなのでしょう。
また、昨夜の小林さんとの語らいの中で印象に残ったのは、糸魚川市、つまり行政の皆さんの敷居の低さです。
山崎さんもそうですが、私たちがウッドデッキを作っている間にふらりと訪れた方は糸魚川市の副市長さんでした。お連れの方もなく、まさに単身ふらりとやってきた感じが自然体でした。
どこの自治体さんも当然民間の取り組みやイベントに対しては積極的だし、人を出してきます。
一週間前に私が訪れていたCLS道東は、毎回釧路市長が来られます。私も夜の懇親会でも市長と会話をし、その場で釧路出身の町田市議の方をご紹介していただいたこともあります。
釧路市長も境目の低い方で、とても好きなのですが、さらに糸魚川市のほうが行政と民間の壁が低いように感じました。

昨晩の話でも感じ、私からも質問をしたことは、糸魚川の何がほかの地方と違うのか、ということでした。
私の中では、その理由は、行政が積極的にイベントに関わり、かつ行政と民間の垣根がないことだと合点がいきました。実際にウッドデッキを作る中で、私はそれを実感しました。


カレーをいただき、さまざまな食べ物に舌鼓を打ちつつ、飲むビールのうまかったこと!疲労と寝不足となれぬ作業に疲れた体にビールがとてもしみました。
この顔はまさに私の自然体そのもの。普段の私がこういう顔をさらしながら飲んでいるのかは自分ではわかりませんが、それをすかさずファインダーに収めたコジロウさんの撮影術が光ります。


さて、午後からは残り三つのウッドデッキを仕上げます。
ところが、午後の作業において、午前中は確かにできていたはずの作業が急にできなくなりました。細い穴を空けるドリルを二本立て続けに折ってしまったり、ネジ穴をつぶしてしまい、皆さんに引き抜かせる面倒を起こしたり。
こうなると本当に申し訳なさが募ります。かつての弱気な自分がDIYへの苦手意識と手を結び、私の意気を殺ぎはじめます。
ですが、この時に悪態をつかないのが糸魚川の皆さんのやさしさです。きちんと教えていただき、私も引き続き残りの作業をこなすことができました。

今回のイベントの参加を通し、自分の苦手な作業と無能さを今更ながらに痛感できたことは、自分の慢心を抑えるためにもよかったと思います。経営者だkintone エバンジェリストだとドヤ顔していても、しょせんお前はただの人。自分に謙虚になれました。

ですが、細いドリルは残り一本。私が何かしでかすと、ウッドデッキが作れなくなってしまいます。他のウッドデッキの進捗も佳境になったこともあり、私はウッドデッキを庭先に運んで設置する作業に移りました。
ここでは皆さんは水平器を駆使して足元の土や土台を調整し、ウッドチップをまきなおしたりしながら、複数のウッドデッキを組み合わせる作業に従事していました。
位置を調整するたびにウッドデッキを浮かせたりする作業。これなら私もドリルを折ったりネジ山をつぶすこともなく作業に貢献できます。かつて私が学童のキャンプなどで会得した身の処し方を生かしました。


さて、ウッドデッキが完成しました。午後からは晴れ間すらのぞく様になった天候の中、ビールや食べ物をいただきつつ、皆さんとともに作り上げた一体感に私も浸ることができました。この達成感。
これこそが若い時の私が知らなかったものです。この達成感を得るために、皆さんはDIYに汗を流し、仲間と一緒に作業に励むのです。
私も大きくなってからこの連帯感を学んだことが、今のキャリアにつながっています。先に書いた通り、このウッドデッキ工作は社員教育のコンテンツに間違いなくなります。ビットとバイトの組み合わせだけでは得られない現実の手触りのある達成感に。


さて、日差しは刻一刻と西へ落ちていきます。
実はこの日、私はどこかのタイミングで東京に帰るつもりでした。なぜなら翌日の月曜日の朝は相模大野で弊社の定例会を予定しており、夜は日本橋のサイボウズ本社でトヨクモkintoneユーザーフェスの後夜祭に出席する予定だったからです。
東京に帰るためには、19時台のはくたかに乗らなければ間に合いません。ところが、私が今滞在している美山ゲストハウスから糸魚川駅までは距離が離れています。しかも、お宿にトランクを預けっぱなしです。
この状態で宿まで送ってもらう選択肢はどうしても取れませんでした。
何よりも糸魚川の人たちとの絆をこの機会により深めたいという気持ちが勝ります。そこでもう一泊を決断しました。弊社のメンバーに定例会の開始時刻を遅らせてもらうように伝えた上で。

一度、吹っ切れたら後は交流を深めるのみ。夜になっても、糸魚川が誇る海の幸と山の幸が次々に繰り出されます。その豊かさが私の胃に次々と収まっていきます。

夕方には、出来上がったウッドデッキに座る皆さんの前で、1分間の自己紹介もこなしました。
今回は、私にとって完全なアウェイというだけでなく、私の苦手な工作イベントであり、しかも実際にご迷惑をかけてしまっています。普段の経営者やkintoneエバンジェリストといった肩書も通じません。そんな中、私にできるのは皆さんのご厚意に感謝し、ドリルを折ったことを謝るのみ。それに加えてこれからも糸魚川を応援する決意を語るのみ。
私の一分間スピーチが少しは皆さんの印象に残ってもらえばと願っています。

今回は、私は仕事を持ち込むつもりがあまりなく、名刺交換もしなくてもよいと思っていました。
が、夜になって山崎さんや五十嵐さんとは名刺交換をさせていただきました。ほかの方ともあらためてのごあいさつを。
今回はこれでよいのです。今後、私が何度も糸魚川に通えば、皆さんとの関係が強くなり、私も認知されていくはずですから。
先日のCLS道東のブログ記事でも書いた通りです。

やがてすっかり辺りは暗闇に包まれ、雨脚はイベントの終わりを待っていたかのように激しくなりました。
皆さんも三々五々、帰宅に向かいました。私も車で送っていただきました。
楽しかったです。皆さんには本当に感謝しかありません。


翌朝、7時7分発の始発のはくたかに乗るため、6時半に起きて出発しました。
まだ町は眠っています。が、前々日の夜には見えなかった糸魚川の街を存分に感じながら歩くことができました。
海の景色も眺め、天使のはしごが糸魚川のこれからを約束している光景も見ました。大火からよみがえろうとする街並みもよくわかりました。
人のいない街を歩きつつ、糸魚川の皆さんが一生懸命街を思い、街を盛り上げようとする思いをかみしめつつ、駅までの道を歩きました。

昨晩も、糸魚川の方が、糸魚川がつまらないから都会に出てみたいという話をされていました。私たちはその気持ちに理解を示しつつも、都会は都会のつらさとしんどさがあるんよ、という話をしました。
私はすでに都会に疲れています。だからこそ、こうして旅に出て皆さんとのご縁に癒やされるのです。
その視点からも、渋谷さん、小林さん、コジロウさんをはじめとしたMOVEDの皆さんがなぜ糸魚川のためにひと肌脱ごうとしたのか、少しは理解したつもりです。

数日前に伺った釧路ではジョイゾーさんが。糸魚川ではMOVEDさんが地域のために活動しておられます。
その活動は決して目の前の利益のためではありません。
会社経営の観点からは、こうした活動から得られるところは少ない。でも、今のわが国の現状と地方の現実を見るにつけ、何かをやらなければならないことは確か。
それは弊社のような零細企業を経営する私にとっても同じです。弊社の場合はまだ頻繁に地方に関われるゆとりがありません。案件に追われる毎日です。
が、地域の創生が地域のためになり、しかも社員やメンバーの福利厚生につながれば本望です。

そのあたりの思いは、
こちらのnote
にも書きました。

弊社も山梨や甲府で地域クラウド交流会「ちいクラ」のオーガナイザーとして活動することになり、山梨や甲府のために何とかしたいと動き始めています。
甲府からはスーパーあずさで南小谷まで来られます。糸魚川はすぐそこです。また、その途中にある白馬では今度kintone Caféの開催が予定されていて、私もかかわる予定です。
甲府からでなくとも、住んでいる町田からは東京駅まで出れば、そこから糸魚川までは2時間で行けます。


私も銀座から2時間で来れたことや、7時7分発のはくたかに乗ると、相模大野には10時半に着いたことで、糸魚川の近さを体感しました。
糸魚川は私が感じていたよりも、ずっと近い街なのです。ふっといける街であることも。
また必ず来ます。

今回お世話になったMOVEDの皆さん、糸魚川市の皆さん、本当にありがとうございました。
また、必ずや、家族または妻と来たいと思います。妻にとっては石の街であるだけで、必ず糸魚川を気に入ってくれるはずですし。


kintone hive Tokyoに会社で参加しました


7/5に行われたkintone hive Tokyoに参加しました。今回は弊社からは8名のメンバーで参加しました。

今年の4月に5名の新メンバーを加え、弊社は新生アクアビットとして次のステップを踏みました。そのうち2名はリモートワークで普段の業務にあたっています。
また、弊社は毎週定例会議を行っており、リモートメンバーもそこにはオンラインで参加しています。
つまり、まだ実際には会ったことがありません。そのため、今回のkintone hive Tokyoを顔合わせの機会にしたいと思いました。

通常は私一人であれば、早めにkintone hiveの会場に入り、全国から来られたkintoneプレイヤーの皆さんと交流をします。
ところが今回は、弊社内でのコミュニケーションの熟成を優先しました。会場のZepp DiverCity Tokyoでも私たちは二階席から観覧し、皆さんとの交流よりも自社内の交流に時間を割きました。

うちのメンバーのほとんどは、Cybozu Daysに参加したことがありません。また、kintone hiveに関しても私ともう1名を除いては初めての経験です。

今回は何よりも、独特の雰囲気で進行するkintone hiveの雰囲気に誰かが違和感を覚えないか、フォローが必要でした。
一昨年のCybozu Daysで私が犯した失敗を繰り返さないようにしなければなりません。

お台場のDiver Cityのフードコートで好きに話してもらい、Zepp DiverCity Tokyoの二階席でもまずメンバー間のコミュニケーションを図ることに注力しました。そして、互いの相性や会話のスキル、キャラクターを見極めることに専念しました。

今回、弊社のメンバーに事前に以下の内容を伝えておきました。

@channel

前にもお伝えしたと思いますが、
hiveはユーザーが自社にkintoneを導入した事でこう変わった、という発表の場です。

何をユーザーは求めているのか、という観点で見てもらえればと思います。

最先端の技術を入れたからすごいのではなく、
業務を改善し、業務プロセスとシステムを組み合わせて最適化したことに注目してほしいです。
お客様のユーザーからの目線です。

技術者はつい自分の技術の成果やスキルアップに目を向けがちです。ただし、それは個人的な時間の中で行うべきです。
仕事として業務を受ける際は、予算を考慮しながらあらゆる手段を組み合わせ、設計・実装・試験を最も早く確実な手段で行わねばなりません。しかも、保守も可能な限り、お客様に担っていただけるような形が望ましいです。

メンバーが私から伝えた内容とどう受け止め、hiveを観覧した内容から何を感じるか。
私はそれが楽しみでもあり、その反応に応じて、仕事の進め方も考えたいと思っていました。

さて、kintone hive Tokyoが始まりました。


まずは、社会福祉法人八越会 ちどり保育園 吉岡 敦志さんです。

まず、kintoneを知育玩具に例えたスライドのタイトルに惹かれます。

お子さんをお持ちの方ならご存じとは思いますが、保育園や幼稚園の先生と保護者のやりとりは、必要ではあるものの効率化が求められる業務の典型です。
先生方も大変であり、保護者にも忙しい出勤の合間に余裕がありません。誰もが満足していない状況です。

吉岡さんのセッションには、他にも共感を得やすい要素が満載でした。
既存のパッケージ化されたシステムだと、どうしても業務を変える必要に迫られます。kintoneを使えば実際の業務にシステムを合わせながら、同時に業務の効率化を達成できます。
吉岡さんはお互いが求める着地点をkintoneに見出しています。

吉岡さんから保育士さんにオペレーションを移管することで、20倍の効率化を実現し、さらにChobiit for kintoneを使うことで220倍の処理効率を達成しておられる。
冒頭から素晴らしいプレゼンテーションでした。

弊社メンバーには、現在お子さんを保育園に通わせている方がいて、とても共感していたようです。
吉岡さん、ありがとうございました。


続いては、株式会社エクソルの田中幹也さん

まず、利きちくわが多少できるというつかみに惹かれます。

kintoneと各種プラグインを使いこなし、売り上げ換算にして1億円以上の作業時間削減を達成した成果にもインパクトを受けました。その成果も大したものですが、情報システム部が成し遂げた成果の大きさが、社長室直属の部署配置換えにつながった点もアピール度が高いです。
情報システム部とは今や、単なるシステム屋ではありません。上手く使えば全社の業務を一気に変え、勝てる組織に変貌させるからです。
その導入効果と社内の浸透を認め、社長室の直属にしたエクソル社の社長様の慧眼にも賞賛です。


あと「期待通り」を少し超える方針も、共感を呼びます。
もともと営業(かまぼこ)から情シスへ転身した田中さんですが、営業で培ったノウハウをうまく社内へのkintone浸透と導入に活かしておられます。とても良い事例でした。

田中さんとは後日のトヨクモさんのイベントでもお会いしましたが、その時の私はかなり疲弊していたため、まともな会話になりませんでした。申し訳なかったですが、またお会いしたいです。特にかまぼこ営業についての話はゆっくりとお伺いしたいです。
田中さん、ありがとうございました。


続いては、弁護士法人宇都宮東法律事務所の伊藤一星さんです。

宇都宮には私は昨年の春に一週間ほど滞在していました。そのため、個人的には強い興味がありました。
弊社は今、2社の弁護士法人さんの案件を並行でやっています。さらに、hiveの後に別の1社の弁護士法人様から引き合いをいただきました。

おかげで、弊社には弁護士法人にとどまらず、法曹業界全体にわたった事務処理の知見が貯まっています。
その視点からも、伊藤さんの話される内容にはうなずける点が多々ありました。
法曹業界の場合、弁護士法人がいくら業務改善を行おうとも、周辺の関係機関のIT化の進展が芳しくない課題があります。
そして、その兼ね合いがとても大変だと言うのも理解しています。

そのため、まず利益相反チェックから始めるアプローチは、最初の一歩として分かりやすかったです。
伊藤さん、ありがとうございました。


さて、ここで最初の休憩が入りました。
メンバーの反応を見たところ、なかなか良さそうです。kintone hiveやkintoneエコシステムについて過剰に拒否反応を示すこともなさそう。むしろ、勉強になっていると前向きな反応を示しているようにも見えます。
私にとっては、8人で来て良かったと思う瞬間でした。
そんな休憩時間、ロビーに出て、何人かの方と交流を深めました。うちのメンバーも時間があれば紹介しました。


休憩の後は、株式会社モリビの植田剛士さん

とにかく植田さんは語りがとても上手で、観客の心をつかむ術に長けておられました。
また、伝えたい内容を伝えるための印象的なスライドの見せ方も上手で、それによって皆さんはの心に後々まで登壇内容が残っていました。それが結果につながったように思います。
人の心の掴み方と、人への伝え方の美味さには、同じスピーカーとして感心させられ通しでした。。

住職であることと、話が上手いことや声が通ることに相関関係があるのかはわかりません。ですが、その話し方は選ばれた理由の一つでしょう。
ただ、植田さんの発表内容は、単に話が上手いだけでなく、業務改善の内容にも注目するべきです。さらに、業務改善の効果がわかりやすい形で示されていたことも特筆しておきたいです。
業務改善の効果を紙の削減として示すのに、コルコバードのキリスト像の高さやスペースシャトルの長さに例えるスライドも秀逸でした。また、社内の動きの推移をイラストで見せるあたりなども、プレゼンの見本だというべきでした。
植田さん、ありがとうございました。


続いては、埼玉県鶴ヶ島市役所の中嶋英行さん

中嶋さんの発表も見事でした。
介護保険課の業務を改善する際に避けて通れないのが、年配の方が多くを占める審査会の改善です。
ところが、一度はkintone導入が流れてしまいます。ところがその逆境を乗り超え、中嶋さんは諦めずに不屈の精神で再度提案に持ち込みます。コミュニティの力も借りながら。
そして、運用にまで繋げます。その粘りとガッツは、kintone界隈でも屈指ではないかと瞠目しました。

市役所などの場合、一般企業よりも導入へのハードルが高く、根回しも大変であることはわかります。使う側への配慮やマニュアルの作成など、作りながら直すkintoneの良さを生かした方法がうまくはまらないもどかしさも感じました。

中嶋さんが苦労されたように、年配の方が大多数を占めているために、改革の進まない業務の多いこと。まだ全国に無数にあるはずです。
それを粘り強く進めれば、理解が得られ、改善も可能であることを中嶋さんは示してくださいました。
自治体の制約を打破して見事なアプリを作り上げた中嶋さんに拍手。

そして、それを全国向けに横展開しようとする志も素晴らしいと思います。
ぜひ、この志をkintoneをまだ知らない人々に広めるため、お力添えいただければと思います。

個人的には、鶴ヶ島という時点でkintone Café 埼玉とのご縁で親近感を持ちました。
中嶋さん、ありがとうございました。


続いて株式会社プロダクション・エース 鹿野内 春奈さん

かのってぃさんです。
昨秋のCybozu Daysでは弊社ブースのブランディング・飾り付けに多大なるご協力をいただきました。
今回、hiveに登壇することについても、春先にはすでにかのってぃさんから聞いていました。

私は今日のかのってぃさんの登壇内容についてはまったく関与していません。つまり、今日の発表が私にとってかのってぃさんの発表を聞く最初の機会です。

かのってぃさんの登壇内容は、会社の中での業務改善を推進する者ならば共感できる悩みに満ちていました。閉じた場である会社にいると得にくい業務改善についての情報。
そこでかのってぃさんはコミュニティに助けを求めました。kintoneエコシステムの一翼をなすコミュニティの力に。
この展開は、私やkintone界隈でコミュニティに関わっている人たちには大いに賛同できます。転職したり、私のように起業したり。kintoneとコミュニティによって人生が変わった人たちの事例は枚挙にいとまがありません。

が、会場の多くを占める方々にとっては、自社での改善事例が知りたいわけです。その解決のヒントがコミュニティにあるのは間違いない。ところがその救いをコミュニティに求める流れが、未体験の方にはピンとこないのでしょう。
私たちは、会社の外にまで効果を及ぼすコミュニティの力を外に知らせてあげたいと願っています。ところが、わが国の場合、コミュニティの力が軽んじられているため、なかなかその認知が進んでいません。
そもそも、弊社のメンバーからして、コミュニティの力をあまりよくわかっていないと思われるのですから。


社外との交流をkintoneを介して行う。
かのってぃさんの登壇は、孤独なkintone試用者が、社内と社外で仲間を増やしていくための貴重な知見にあふれていました。
コミュニティとは自分や自社の営業のためではありません。ましてや自己顕示のためでもありません。自分と周囲の意識改革のためにこそ、コミュニティは本領を発揮するのです。
かのってぃさんの登壇は動画にも残されています。コミュニティがなぜ重要なのか、と問われた時、かのってぃさんのこの姿を見せれば伝わるはず。
かのってぃさん、ありがとうございました。


続いては、株式会社ZOZO 三品 秀樹さん
最後を締める三品さんの登壇は、まさにラストにふさわしいノリの良さといでたちが、神としての勢いに満ちていました。

自らを神と位置付ける圧倒的な自信は、演出のためでしょう。とはいえ、圧倒的な実績に裏打ちされているがゆえの神であることも伝わってきました。
三品さんの登壇で印象に残ったのは、徹底的な業務理解の必要性です。


これは、当たり前と言えば当たり前すぎることなのです。が、私たちは頭の中の理屈だけで大切だとわかっていて、なかなか実践には至れません。
凄いと思ったのが、プロパーである三品さんが自社の業務を徹底理解することは当然として、それを外部のベンダーにも徹底してもらっている点です。

ベンダーの担当者はおそらくZOZO様専任なのでしょう。ほかの顧客の業務はほとんどしていないのではないでしょうか。
そうでなければ一社の業務を徹底的に理解することは難しいはずです。
少なくとも、今の私には一社の業務を徹底理解する時間はありません。

ですが、業務改善を行うには、業務を徹底的に理解する必要がある。そのプロセスをへて、ようやく圧倒的な実績が打ち立てられるのも事実です。
三品さん、ありがとうございました。

さて、kintone hive Tokyoが終わった後は、アフターhive交流会や参加者ごとの懇親会が定番です。
ところが、今回は冒頭に書いた通り、弊社内の交流を深めることに専念する千載一遇の機会です。


というわけで、アクアシティお台場のシズラーにて、夜までメンバー間の交流をしていました。
そして後日、全員からhiveの感想文を出してもらいました。
その感想文を読み、まずはあのkintone hiveの雰囲気に引いた人がいなかったことに安堵しました。そして、皆さんそれぞれにhiveから得るものを得たことにこれからの弊社の未来が見えました。

とはいえ、頭で考える以上にシステム開発と業務改善を組み合わせることは難しいことは知っておいてもらわないと。
単に受け取った仕様をコーディングして納品するシステムの在り方は終わりを迎えようとしているのですから。

そのためにも、メンバーには何度も何度もユーザーの業務課題を考え、それをシステムに落とし込む実践を繰り返してもらい、そのつながりを頭に叩き込んでもらにしなければ。
人工知能に問い合わせる間に自分の頭で答えが出せる程度には。

まずはkintone hive Tokyoの登壇者の皆さん、会場でお会いした皆さん、運営のサイボウズ社の皆さん、その他ご縁の会った皆さん、ありがとうございました。


コミュニティリーダーズサミット in 道東 2023 海霧編に参加しました


7/1にCLS道東が開催され、参加してきました。
https://clsdoto2023-jiri.peatix.com/

昨夏にCLS道東が始まってからというもの、極寒編を経て、今回で三回目の参加です。つまり皆勤です。

道東の景色や雰囲気や風物、そして人々をこよなく愛する私にとって、釧路に行けるだけでテンションは激しく上がります。
ところが今回も業務が輻輳しており、行けるかどうかは最後まで微妙でした。
一月ほど前、倶知安の知人の方に繋げていただき、商談と絡めて訪道できるきっかけができました。とはいえ、倶知安の方からすると釧路は別の国といわれるほどの遠距離。

結局、今回はCLS道東の前夜祭と本編にのみ参加し、夜の懇親会には出られませんでした。
でも、それでも行って良かったと思いました。
今回ご縁のあったみなさま、とてもありがとうございました。


今回は、10月にもう一度釧路にくる必要があり、その下見も兼ねていました。
また、弊社でも今、山梨の甲府でイベント開催の準備を進めています。それがうまく行った後は、CLS山梨を開催できないか、という思惑も胸に秘めていました。


そんな気持ちで降り立った釧路たんちょう空港からのバスでは、早速@beajourneymanさんと隣の席で。
ところが、私は会話を存分に楽しむ余裕もあまりなく、お客様対応のコーディングをしながらでした。
ホテルに着いてからも、そのお客様と少しオンラインで打ち合わせしながら、さらに若干の作業をこなす必要に駆られていました。

結局、私が前夜祭の会場である浜番屋さんへ向かったのは一時間後でした。


前夜祭では、花咲蟹の旨みとホッケの西京焼きに痺れながら、会話も楽しみました。
疲れているとはいえ、この間のCLS高知のように出だしで遅れることは避けたいと思っていました。
今回は釧路に滞在できる日程がつまっており、楽しめる時間はわずかですから。

ご一緒したテーブルにはジョイゾーの川岸さん、そしてアウェンダラプの清水さんともう一名がいらっしゃいました。川岸さんはスナックジョイゾーでもお馴染みですし、清水さんもお会いするのは三回目ですが、事前に参加お誘いのご連絡をいただくなど、私のことを気にかけてくださっていてありがたいです。
そしてもう一人、私の前に座っていた美女。最初は誰なのか気づきませんでした。
が、私のことは、しっかりと前回のCLS道東の極寒編の会場で一番日本酒を飲んでいた人として覚えていただいていました。
そう、この方は私に日本酒と山椒のマリアージュを教えてくださった佐藤さんでした。イメージががらりと変わっていて気づきませんでした。師匠に対して本当に申し訳ない。


浜番屋さんは、はじめて訪問しました。ここでは花咲蟹が旬であることを教えていただきました。その甲羅に注いだ酒の旨さといったら!!美味すぎる!

それにしても、私のことをこうやって覚えていてくださる方がいることはうれしいですね!


そして二次会は、冬の極寒編でも訪れたスグレイスさんに移動しました。
道中では、4歳の男の子を肩抱っこしながら、幣舞橋を渡るなど。

前回、スグレイスさんを訪れた際は、泊まっていた大喜湯さんから、門限のお知らせ連絡がお店にいる私宛にかかってくる失態をやらかしてしまいました。
でも、そのおかげか、ママさんも私のことをおぼえていてくださっていました。ありがたいです!

スグレイスさんでも会計クラウドについての熱い話や、川岸さんの将来の目標などいろいろな話を。
いやあ、楽しく過ごせました!皆さんに感謝です!

そして、翌朝。
この日はとても行きたい場所がありました。
それはまるひらさん。前の夜に清水さんに教わったこのお店。朝と日中しかやっていないけど美味しいラーメンが食べられると聞き、是非とも行きたくなったのです。

朝も実はオンライン打ち合わせの予定が入っていたのですが、その開始時間を10時半にしてもらい、釧路プリンスホテルからいそいそと歩く私。
そして、目当てのまるひらさんに到着しました。朝なのに店内はラーメンをすする人たちで席が埋まっています。私も着席して噂のラーメンを楽しみに待っていました。
すると、私の肩を叩く人が。なんと、前々回のCLS道東で知り合った札幌の斉藤さんです。
斉藤さんも私のことを覚えていてくださっていることがありがたい。


そしてやってきたラーメン。
今回、塩を頼みました。めちゃめちゃ美味かった。掛け値なしで生涯で食った塩ラーメンの中でベスト3に間違いなく入ります。
朝から盛況である理由も、清水さんがお勧めする理由も納得!

そして、私にはさらに行きたい場所がありました。
それは釧路埼灯台です。全国の灯台巡りをライフワークの一つにしている私ですが、まだ来られていませんでした。
CLSの前々回、前回も来る時間がなく、学生時代に北海道を車中泊で一周した友人との旅の中で春採湖畔で車中泊した際も、別の旅で一人で釧路駅前に寝袋敷いて寝た旅でも。


ようやく訪れられた釧路埼灯台の外観は、まるでおしゃれなオフィスビルのよう。広大な太平洋に向けて個性を顕示していました。





それにしても、啄木に関する史跡が集まるこのあたりの風景がまたいい。
道中の街並みは確かに若干寂れた感じが漂っています。ところが、米町界隈までくると、とても住みやすそうな佇まいに変化します。私は米町界隈の風景がとても気に入りました。
厳島神社の参道の七夕飾りも映えています。米町公園にそびえる展望台や、そこから一望できる釧路の街並みも釧路の街の栄枯盛衰を映し出していて、とても興味深い。
この辺りの旧釧路市街の活性化が課題になっていることは、前々回のCLS道東でもお話を伺いました。確かに賑わいの中心からは置いていかれているのかもしれませんが、私は釧路の中心街よりも、この辺りに釧路の可能性を感じました。
啄木は確かにこの辺りに足跡を残した偉大な文学者です。が、啄木の歌は釧路のイメージを貶める両刃の剣でもあります。
啄木を売りにすると、逆にさびれた感が増してしまう危険性もあるように思います。


逆に、釧路のこれからを強調するのに、この界隈の風光明媚な街並みを町おこしに使えないでしょうか。
また、釧路は夕陽を観光資源に打ち出してます。幣舞橋からの夕陽も確かに素晴らしいですし、極寒編でご案内いただいた際も、川面を覆う蓮の葉氷を照らす夕陽の色にとても感動させられました。
その感動を米町公園の展望台や釧路埼灯台からの眺めからみるとどうでしょうか。さらに心が動かされるはずだと思えるのです。

さて、お客様を待たせてしまいます。慌てて帰らなければ。
プリンスホテルでオンライン会議をこなし、汗だくになった体を清めます。

宿のチェックアウト時間を超えてまで打ち合わせを続け、コーディングを続け、CLS道東の会場であるMOOに移動しました。
MOOでは、大道東祭の賑わいを横目に、お客様の対応作業の続きです。
実は、この数日前にお客様がboxのルートフォルダーを消してしまう問題が起こり、新たなルートフォルダーを作る必要が生じていたのです。それに並行して別の課題も遅れていました。

そんな状態で黙々と作業する私でしたが、私を見つけて、何人もの方が声をかけてくださいました。今までのCLS道東で知り合った皆さんです。
本当にありがたいことです。


CLS本編が始まった後、可能な限り集中してみなさんのセッションを聴くようにしていました。
その一方で、boxの問題が頭の片隅に居座っています。わずかな隙を見つけながら、コーディングとテストを繰り返していました。
kintoneからAWS経由でboxのAPIを操作して、案件ごとに複数階層のboxを制御する。
新たに作ったフォルダでアクセス権を間違わずに同様の処理を実装する。難航しました。

ところが、CLS道東も中盤を過ぎた頃、ついにうまく動かせました。

それまでのCLS道東もコーディングしながら、頑張ってセッションを聴き、ツイートもしていました。
頭は冴え渡り、コミュニティ脳とエンジニア脳が私の脳内でぶつかり合って沸騰していました。

皆さんの道東を盛り上げたいとの思い。そして、その思いを旅が好きな本州の人がどう盛り上げていくかについての議論。
そうした言葉に私の脳内は熱く反応します。
そうした盛り上げ役を私が担うには、今よりもっと弊社の組織を強化し、私が旅先でコーディングする事態は避けなければなりません。
そのためには、私が行う実装や設計を教えるところまで会社をつよくしなければ。
今、まさに取り組んでいる弊社の改革を進めないことには、私も道東の皆さんに貢献できません。


CLS道東やCLS高知の常連さんの中には、そういう旅の達人がたくさんいます。
仕事を上手くプライベートに絡め、プライベートの楽しみを仕事につなげる達人たちです。
そういう人たちがいることでCLSは盛り上がり、私のような人が全国から参集します。
そう、先日のCLS高知で私の中に響いたキーワード「公私混同」ができる人たちです。
「公私混同」をより効率的に熱を持ってやりきること。


私もコーディングにめどを付けたことで、ようやく重い腰を上げてカウンターに向かいました。そして日本酒の師匠から日本酒をいただき、それに厚岸の牡蠣を合わせていただきました。美味い!
そんな私に、多くの人たちが声をかけてくださいました。
みなさん、CLS道東や高知を通して知り合った人たちです。

昨日から今日にかけ、あまりにもたくさんの人たちに声をかけられた私。

今までのCLS道東では私は登壇もしていません。また、気の利いたことも言っていません。
でも、なぜ皆さんがこれだけ私のことを覚えていてくれるのか。なぜ、声をかけてくださるのか。

これは、私に何か良いところを感じてもらえているのではないか。
実は旅の達人とはいかなくても、私のことを旅が好きな人として認めてもらえているのではないか。少なくとも、道東が好きな人として認知してもらえているのではないか。

繰り返しますが、私は今までのどのCLSでも登壇していません。セッションもLTも。
kintone界隈では多少は顔を知られている私ですが、他のコミュニティでは無名のはず。

確かに私は、イベントの当日はせっせとツイートに精を出します。そして、終わったら必ずまとめブログを書き、それを公開しています。
ですが、私の肌感覚では登壇に比べるとこうした文字による発信のインパクトは薄いはず。
それなのに、ここまで声をかけられる。
そのことが、私の中で仮説として気づきが生まれました。

それは、まず参加することの大切さです。
参加することで生まれる私という人間のブランディング。
気の利いた会話ができるわけでもない。得意な何かで人の注目を集めるわけでもない。ただ、何かしらいつもCLSの会場で見かける人。それが私です。
ですが、それだけでみなさんは私を旅が好きで、かつ、道東が気に入っている人と好意を抱いてくれているのではないでしょうか。

あるいはこの仮説は私の壮大な勘違いかもしれません。

でも、もしこの仮説が少しでも正解に近づいているとしたら、世の中にたくさんいるはずの、旅がしたいが、気の利いたことが言えないなどの理由でコミュニティに参加しない、できない人たちへのヒントになるのではないでしょうか。

これは、私の中で今回のCLS道東の最大の気づきでした。
コミュニケーションの達人でなくても、歓迎してもらえる場がある。
この気づきは、遠からず老境を迎える私に勇気を与えてくれました。
私だけではありません。私が属する第二次ベビーブームの申し子たちは、何年かの後に引退を迎えます。そして、老後の孤独に直面します。
コミュニティとは、その孤独を防ぐ処方箋になるのかもしれません。
引退してからではなく、今のうちから。

話せなくても構いません。まず参加し続けること。そして、リアルの場に顔を出し続けること。
この取り組みが大切なのではないかと思います。
ぜひ、何でもよいのでコミュニティには参加してみてください。


さて、冒頭に書いた理由で、懇親会の参加は諦めた私。19時発のおおぞらに乗らないと遥かなる倶知安までたどり着けません。


そのため、皆さんへの挨拶もそこそこに、MOOを出て釧路駅まで歩きました。
そして、夕食も釧路駅のパン屋さんで買い込んだパンをおおぞらの車内に持ち込みました。何とか発車に間に合いました。

その時点では、私は夜の宿すらも決めていませんでした。
理想は小樽の宿ですが、すでに宿は満室。そこで、おおぞらの車内で札幌市内のゲストハウスを予約しました。そして、翌朝の9時に倶知安にたどり着きました。

日月火曜の三日間を過ごした倶知安でもさまざまな出会いがありました。ですが、それは本稿では割愛します。

まずは、CLS道東で出会った皆さん、スタッフの皆さんありがとうございました!
また次のCLS道東も参加できるようにします。その前に、釧路には10月に再訪します。妻と一緒に。


トヨクモkintoneユーザーフェス2023に登壇しました


6/27と28の両日にオンラインで開催されたトヨクモkintoneユーザーフェス2023に登壇しました。


私の登壇は事前に収録したものです。
四月のある日、目黒のトヨクモ社に伺って、収録に臨みました。
本格的なスタジオでの収録は私にとってあまり経験がないもので、視線の使い方や振る舞いなどが完全に未知の領域でした。
全てが手探りの状態でした。

事前に資料は作っていましたが、それを事前に読み上げる練習をする時間がありませんでした。リハーサルは当日の収録直前の一度だけ行いました。

その後の座談会では、事前の控え室の会話では良い感じの話ができたような気がするのに、スタジオでは私の振る舞いは少し怪しかったようです。

そんな私でしたが、トヨクモkintoneユーザーフェス2023に登壇するにあたり、話す内容に困ることはありませんでした。
なぜなら、kintoneとその周囲のエコシステムを支持する私にとって、トヨクモさんは大切なパートナーであり、お客様に提案する際にはトヨクモさんの製品群は必ず検討するからです。

kintoneのエコシステムの中には、多くの会社様が多彩なプラグインやサービスを提供しています。
その中にはトヨクモさんのサービスと機能的には近いものもあります。
私たちはお客様の要望に基づき、それらのサービスを選び抜き、適したものを提案します。

サービスを選択する際には、機能面を重視することは当たり前です。
しかし、それだけではありません。
その背後には、kintoneとそのエコシステムの価値観や文化への深い共感が必要です。
つまり、サイボウズ社の掲げる「チームワークあふれる社会を創る」ことに役立つかどうか。kintoneの欠点を補う機能があるかどうかを考える必要があります。
サービスがこられの要件を満たしているなら、提案することにためらいはありません。

私と一緒に登壇した石井さんやなかじさんも、同じ考えを共有しているはず。だからこそ、ぶっつけ本番の座談会もうまくまとまったのだと思います。

まずは一緒に登壇した石井さん、なかじさん、ありがとうございました。これからも一緒にkintoneやトヨクモさんを盛り上げていきましょう。


続いて、二日間にわたるさまざまなセッションです。
私がトヨクモkintoneユーザーフェス2023のアーカイブ動画を見たのは、十日ほどたった後でした。

お一人お一人の登壇内容についてはここでは触れません。

一つだけ、印象に残った事を記しておきます。それは、皆さんが語りの中で既にkintone をインフラとして扱っていることです。
トヨクモさんの各サービスを使って業務改善を行う際、kintoneはもはやインフラとして不可欠な存在なのです。

私が普段関わるkintoneのイベントでは、kintoneはインフラとして扱われていません。あくまでも業務改善のプラットフォームやサービスとして扱われています。
他社が主催するkintoneプラグインや連携サービスのセミナーでも同様です。kintoneはサービスとして扱われます。各社のサービスはkintoneというサービスを補完するツールとしてのサービスなのです。

ところが、トヨクモkintoneユーザーフェス2023での皆さんの話を聞いていると、kintoneは完全にインフラとして扱われているように感じました。つまり、電話線やインターネット環境と同じくらい当たり前のものとして認識されていました。
もちろん、kintone上にはアプリがあり、何らかの業務改善が行われているでしょう。しかし、トヨクモさんのフェスでは、トヨクモさんのサービスに焦点を当てるためか、kintoneはあまり語られません。

kintoneはもはやインフラとして位置づけられている。この気づきは強い印象を私に与えました。
kintoneは基盤としてのインフラであり、トヨクモさんのサービスはその基盤の上で動くプラットホームまたはサービスなのです。
確かに、kintoneはプラットホームより上位のインフラとしての地位を築いてきたのかもしれません。少なくとも、トヨクモさんのサービスにとっては、kintoneは欠かせないインフラになっています。
これはkintoneの素晴らしさを示す証拠でもあります。


7/10には、登壇者を含めた後夜祭が開催されました。
トヨクモkintoneユーザーフェス2023はオンラインで開催されましたが、きちんと後夜祭という形でオフラインの場を設けていただいたことはとても良かったです。
それによって、登壇者と視聴者とのリアルのコミニケーションが取れました。また、登壇者としても自身の登壇内容について振り返ることができたように思います。
後夜祭がトヨクモさんの本社の暖簾の中ではなく、サイボウズさんで開催されたことも印象的でした。
kintoneは既にプラットホームではなく、インフラになり、トヨクモさんが主催するユーザーフェスもそのインフラの中で行われているのです。


まさに登壇内容から受けた印象が、後夜祭によって裏付けられました。

引き続き、kintoneというインフラの中で、kintoneの初期からよく知るトヨクモさんがより良いサービスを展開してくれることを願っています。
今回は登壇へのお誘いと開催準備、そして素敵な後夜祭まで、ありがとうございました。


2023年6月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括
6月。
今月も仕事が忙しく、旅をしても全て出張にかこつけています。
家族とのお出かけも地域クラウド交流化の名目で。

今月も忙しかったですが、出張を利用して方々へ出かけられました。
今月は山梨を三回、高知、竹の塚、田無、釧路を仕事で訪問しました。

仕事をしながら、旅をする。そのノウハウをいかに実現するかが私のテーマです。
少しずつやり方を理解しています。が、まだ努力が必要です。私にとって、行きたい場所とやりたい事は無限にあるのですから。
まだ私がオペレーションに当たらねばならない作業が多く、思ったような毎日は送れていません。

どうすれば仕事とやりたいことを両立させられるのか。
そうならないためのさらなる工夫が必要です。

仕事に偏っている証拠は、執筆活動や読書などの文化活動の低下として顕著に現れています。

私に与えられた時間は有限で、ますます残り少なくなっています。
残された時間を少しでも有意義にしたいと思います。死を迎えるまでに。

生きていること、生かされていることのありがたみ。
それを常に忘れぬようにしながら、充実した日々を送りたい。
皆さんと私の思いは同じです。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちをフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

韓国に4月中ずっと行っていた次女も先月の初めに日本に戻ってきました。
弊社に入ってくれた長女も登記やその他手続きで活躍してくれています。

今月は家族とは四回お出かけしました。妻とは二回、妻と長女とは二回、妻と次女とはゼロ回、長女と次女とはゼロ回。長女とは二回、次女とはゼロ回。


§  月表

 ・六月お出かけ
ラーメン大桜、豚仙人 大和駅前店、ドーミーイン甲府ファミリーマート 甲府中央店澤田屋 本店印傳屋コットンクラブ山梨県立図書館 かいぶらり九十九九州料理居酒屋 炙 -aburi- 甲府駅前店武田神社 (躑躅ヶ崎館趾)かぶとや甲州夢小路Pizzeria Ryucaf? terroirくるむ澤田屋 本店ドーミーイン甲府金櫻神社夫婦木神社和田峠 みはらし広場印傳屋、モニカ&アドリアーノ、ココデンタルクリニック、BUSO AGORA、くら寿司、鶴川駅前図書館、春日亭、ok西東京、西東京市中央図書館、東村山駅 (SS21/SK05)、ガスト、恵比寿、八丁堀駅、やまなし、松ちゃん、Cafe Nova、高知県立美術館、田辺島通電停、鹿児神社、東新木電停、ひろめ市場、さくら亭、模型ミュージアムSNAP、チョンマゲ、高知城歴史博物館、ひろめ市場、日産レンタカー 高知駅前店、桂浜、桂浜公園駐車場、坂本龍馬像、桂浜水族館、高知龍馬空港 (KCZ)、ビッグサン(空港ビル直営売店)、東京国際空港 (羽田空港) (HND)、羽田空港第1・第2ターミナル駅 (KK17)、PIER’S CAFE、Tokyo Whisky Library、BUSO AGORA、へぎそば清兵衛、EXCELSIOR CAFF?、星のうどん庵、らあめん花月嵐、株式会社ジョイゾー、The Sacca Cafe、藤野PA (下り)甲州台ヶ原金精軒 台ヶ原本店七賢 山梨銘醸天然氷のかき氷 はくしゅう道の駅店白州・尾白の森名水公園べるが勝沼醸造直営レストラン 風初狩PA (上り)談合坂SA (上り)T.G.I. Friday’s飲茶TERRACE 桃菜 鶴川店、麺屋こころ 八丁堀店、焼肉どうらく×上星商店 二俣川店、うどん処 らんまん、地獄の担々麺 天竜 トツカーナ店、入谷鬼子母神 (真源寺)、入谷朝顔発祥之地、西郷隆盛像、上野恩賜公園、東田公園、富士通スタジアム川崎、玉 赤備、ぐりーんうぉーく多摩武蔵野餃子房、マクドナルド、ミスタードーナツABC-MARTヤマダ電機 テックランドNew八王子別所店スポーツデポ相鉄ローゼン 薬師台店cafe and pasta jantic、DEAN & DELUCA Cafe、土佐しらす食堂二万匹、awabar、CoCo壱番屋、鶴川駅前図書館、ココデンタルクリニック、コナズ珈琲

・六月ツイート
https://togetter.com/li/2177038

§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かけたのは、今月は四回です。

今月はちいクラの関係で山梨を訪れ、それに家族との旅を絡めるパターンがほとんどでした。

あと、私が高知から帰ったその足で向かった表参道のTokyo Whisky Libraryでは、次女の彼氏も来日していて、日本のウィスキー文化を披露できました。


§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で二度でかけました。

kintone Café 山梨にからめて、妻と甲府で二泊し、甲府の街や山を重点的にめぐりました。


§  妻と長女とのお出かけ 妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は二回ありました。

ほとんどが山梨関連です。


§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女との三人で出かける機会は一回もありませんでした。

次女は昨年末で就職したお店を辞め、今はアルバイトで飲食の仕事を続けています。
次女のことを本当に好いてくれている彼氏にも巡り合え、今は未来のことで頭がいっぱいのようです。

先月のあまに今月は4月1日からずっと行っていた彼氏のいる韓国から10日に戻ってきました。
モラトリアムと考え、22歳までは大目にみるつもりです。
ただ、そこで彼氏に甘えてしまうのではなく、自分の力で何かを成し遂げてほしいと考えています。
家庭も大切にしつつ、何かに挑戦してほしいな、挑戦をやめないでほしいな、と思う父親です。

§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。

長女は4/1付けで雇用しました。
すでに2月から引継ぎもかねて打ち合わせにも同席してもらっていましたし、内部の定例会議にも出てもらっていました。

弊社の登記住所を変更する手続きや、社会保険関係の変更手続きも、無事に終わらせてくれました。
手こずっていたものの、まずは一人でやり切ったことは評価したいと思います。

昨年末をもって私の中では子育ては終わったと思っています。娘たちにはそれぞれを一人の大人として対し、手助けができるところは私から手を差し伸べていこうと思います。

●私自身の六月(交友関係)

§  関西の交流関係 今月は、関西に出張で行きませんでした。
高知に行った際も大阪はのぞみや飛行機で通り過ぎただけ。

先月にkintone Café Osakatや kintone hive OSAKAで訪れたばかりですし、また来月にでもうかがえれば。

また中高校大学のころの友人とは会いたいと考えています。

§  今月の交流 
今月は、飲みの交流は充実していたように思います。

kintone Café 山梨では、皆さんと楽しい時間を過ごしました(6/3)。
妻にも初めてのkintone Café参加で、ちいクラの下準備も兼ねてのものでした。
翌日も含めて、山梨の皆さんとの交流が今後への大きなステップとなりました。

kintone Café 高知での交流は久々にはっちゃけました。前日にも高知についてすぐ、一軒だけ参加しました(松ちゃん)。
kintone Café 高知の当日の懇親会には三軒とも参加し、めっちゃ飲みました。楽しかったです(6/9-10)。

スナックジョイゾーも楽しかった。でも今回は学びにもなった会でした(6/16)。
SORACOM UG二万匹支部の皆さんとの飲み会も楽しく飲めました(6/27)。

他の日もちょこちょこと交流はしましたが、ほとんどが仕事に追われた毎日だったように思います。

でも、今月も本当にありがとうございました。

●私自身の六月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、一冊も書けませんでした。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、今は書くための時間がありません。読んでからレビューをアップするまでの時間も二年を超えてしまいました。
今、私のプライベートの時間がほぼなくなってしまっています。仕事をからめた交流があるので精神的には困っていませんが、一人の時間がないことは見直さなければと考えています。
レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は、私にとってワークライフバランスのバロメーターです。ワークに偏っている今の状況を早く取り戻さねば、とかなりの危機感を持っています。

以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは2本(
kintone Café 山梨 Vol.1に運営参加しました
kintone Café 高知に参加・登壇しました
) 。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

5月30日 5月30日 商談では場作りを心がける
5月31日 5月31日 昨季は黒字決算。しかし、、、
6月1日 6月1日 決算を締めて新たな気分で!
6月2日 6月2日 禍福は糾える縄の如しの日々
6月5日 6月5日 違う考えに触れる為参加する
6月6日 6月6日 人生五十年。でも未熟な私。
6月7日 6月7日 給与の意味を教わりました。
6月8日 6月8日 記憶力は絶対ではない。メモ。
6月9日 6月9日 開発/デモ環境整備も急務
6月12日 6月12日 オンライン配信しない理由
6月13日 6月13日 旅で語らうと発想は広がる
6月14日 6月14日 仮想であれ、集う場は必要
6月15日 6月15日 打ち合わせの切替えに悩む
6月16日 6月16日 値上げには評価指標が要る
6月19日 6月19日 雑談力は必要だと思います
6月20日 6月20日 山梨をちいクラで盛んに!
6月21日 6月21日 見た目とデザインセンス。
6月22日 6月22日 山梨の人口減を防ぐには?
6月23日 6月23日 続けるには早めに始める事
6月26日 6月26日 一つの事に集中できる幸せ
6月27日 6月27日 目標にさせていただきます

§  今月の読書 今月は9冊の本を読みました。内訳は、伝記一冊、民族レポート本一冊、歴史書一冊、時代小説一冊、社会学ビジネス書一冊。宗教書新書一冊。

今月も本を読む時間が取れていません。が、無理やり本は読むようにしています。ところが読んでもそれをアウトプットできていないのは上に書いた通りです。
形式的にアウトプットするのなら、ChatGPTに頼るのもありですが、それは自分にとって衰退への道だと思っています。

私が一昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、まったくそれが進んでいません。
仕事にかまけてしまっています。このことにもとても強い危機感を抱いています。このまま何も生み出さずに老いてしまうのでは、と。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞は0本です。

なお、今年の大河ドラマ「どうする家康」も先月に入ってからほとんど見られていません。録画も溜まってしまっています。


§  今月の舞台 舞台については、今月は見ていません。



§  今月の音楽 コロナが始まってから’70’sから活躍したアーチストの全曲を聞く活動を続けています。今月はBruce Springsteenの全アルバムを順に聴きおえ、好きな20曲にもまとめました。

続いて聴き始めたのはBOSTON。デビュー作の輝きはやはり素晴らしい。
最近のアルバムはあまり聴いていなかったので、今回をきっかけに聞いてみます。


§  今月の美術 今月は、高知を訪れた際、高知県立美術館で開催されていたテオ・ヤンセン展で物理と美術の融合に触れてきました。

塩ビパイプを使って組み立てることで、あたかも生きているかのように動く巨大な造形物。
独自の生命樹の中で創造主として造形物を名付け、そのエコシステムを作成する営み。

素晴らしいと思いました。


§  今月のスポーツ なお、弊社のお客様である法政大学アメリカンフットボール部さまよりご招待いただきまして、対日本大学戦の試合を観戦してきました。スポーツ観戦はいいですね。燃えます。

また、大リーグの大谷選手の打棒の凄まじさは尊敬に値します。


§  今月の滝 今月は滝を一か所も訪れられませんでした。


§  今月の駅鉄 今月は二駅を訪れました。「田辺島通停留所(6/10)」「東新木停留所(6/10)」


§  今月の酒楽 今月も先月に続いてお酒体験については申し分なかったと思います。わずかな機会を生かしてお酒を楽しめました。

§  今月の旅行 今月は上にも書いた通り、仕事をからめた出張がほとんどです。甲府と高知と釧路。

今月は上にも書いた通り、仕事をからめた出張がほとんどです。甲府と高知と釧路。

今月、足跡を残した地は以下の通り。
東京都
 町田市、狛江市、多摩市、東村山市、府中市、西東京市、八王子市、渋谷区、中野区、新宿区、大田区、港区、中央区、江東区、文京区、足立区、台東区、港区
神奈川県
 相模原市、大和市、横浜市、川崎市
山梨県
 甲府市、北杜市、韮崎市、甲州市、上野原市
岡山県
 岡山市
高知県
 高知市、南国市
北海道
 釧路市


§  今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。
今、心身が動くうちに仕事もプライベートも全力で。その考えには揺るぎがありません。

・公園は五カ所。「和田峠 みはらし広場(6/4)」「桂浜公園駐車場(6/11)」「白州・尾白の森名水公園べるが(6/18)」「上野恩賜公園(6/23)」「東田公園(6/24)」

・美術館は一カ所。「高知県立美術館(6/10)」
・駅は二駅。「田辺島通停留所(6/10)」「東新木停留所(6/10)」

・滝はゼロカ所。
・温泉はゼロカ所。
・山はゼロ山。
・酒蔵は一か所。「七賢 山梨銘醸(6/18)」
・神社は四カ所。「武田神社 (躑躅ヶ崎館趾)(6/4)」「金櫻神社(6/4)」「夫婦木神社(6/4)」「鹿児神社(6/10)」

・寺は一寺。「入谷鬼子母神 (真源寺)(6/23)」
・教会はゼロカ所。
・史跡は三カ所。「坂本龍馬像(6/11)」「入谷朝顔発祥之地(6/23)」「西郷隆盛像(6/23)」

・博物館はゼロカ所。
・遺跡はゼロカ所。
・城はゼロ城。

・灯台はゼロカ所。
・動物園はゼロか所。
・水族館はゼロか所。
・土木遺産はゼロか所。
・マンホールカードはゼロ枚。
・果物狩りはゼロか所。
・ダムはゼロカ所。
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。

私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月も仕事にからめてですが、バラエティ豊かな移動ができました。この地球にはまだまだ無限に行くべき場所があります。
少しでもこうした場所を訪れてから死にたい。私の人生の残り時間のなかでどこまでの旅ができるか。

加齢によって日々、気力は減退していきます。人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選びます。私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。一昨年の秋にはハイキングのつもりが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。

死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。

今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す。だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもらず、一人でも旅を敢行したいと思います。
もちろん、一昨年の秋に遭難した経験は忘れてはなりません。命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もせず命を枯らすよりはましです。
家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。

そう思い、訪れた場所で心の赴くままに俳句を詠んでいます。今月は俳句を17句。いずれもツイートまとめに載せています。

一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月もコロナと共存しつつ、自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。