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2024年3月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括

2024年3月です。

今月は都留市で迎えました。
やまなしワーケーションツアーに参加しながら、現地で作業や商談をしていました。最終日に泊まったのが都留市のより道の湯だったのです。

旅は仕事とセットです。
今月は都留、小菅、大月、富士吉田、川口、佐野、宇都宮。栃木の各地を訪れました。

仕事をしながら、旅をする。そのノウハウをいかに実現するかが私の人生のテーマです。
ところが、私の理想の状態にはまだ遠いのが現状です。
今月も仕事に追われ、新たな伴走開発の案件などでは私が先頭に立つ必要があるため、動きまわっていました。
それらは、旅ではなく出張です。

昨年秋から、私個人の力の限界を感じさせる出来事が相次ぎました。
そのため、経営の苦境も個人の力で乗り切るしかないかな、と覚悟を決めています。

昨年でついに50の齢を迎えた私の人生も少しずつ下り坂になっていることは承知です。
同時に次の世代を導かなければならない責任も感じています。

まだ老いこむには早いと考え、もうひと頑張りしようと思っています

私に与えられた時間は有限で、ますます残り少なくなっているから、
残された時間を少しでも有意義にしたい。そう思います。

生きていること、生かされていることのありがたみ。
それを常に忘れぬようにしながら、充実した日々を送りたい。
皆さんと私の思いは同じです。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちをフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

今月は家族とは一回お出かけしました。妻とは一回、妻と長女とは二回、妻と次女とはゼロ回、長女とはゼロ回、次女とは二回。


§  月表

 ・三月お出かけ
都留市駅、Far Yeast Brewing 源流醸造所、廣瀬屋旅館、小菅村中央公民館、富士急行 大月駅(FJ01)、富士山駅 (FJ16)、anyplace.work 富士、富士山展望デッキ、焼き鳥 びんど、西裏、金蔵、ホステル 富士山・結、東京日本橋タワー、サイボウズ 本社、おいでませ山口館、薬師池公園 蓮園、七国山、薬師池公園、なんくるないさー、物流博物館、Far Yeast Tokyo Brewery & Grill、いと井 横浜西口店、ドトールコーヒーショップ 神田中央通り店、ラムゴロー神田南口店、書泉ブックタワー、ミルクスタンド、新宿観光案内所、CEN CAFE、なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。、丸亀製麺、大龍飯店、中国家庭料理 大連、慶應義塾大学 三田キャンパス、? PRONTO 品川シーズンテラス店、ベルサール六本木、土佐しらす食堂二万匹、あだち産業センター、千住 街の駅、うまいものや いいあんばい、プエドバル、ココデンタルクリニックドトールコーヒーショップ相鉄ローゼン 薬師台店、日本橋、てけてけ、郵便発祥の地、サイボウズ 本社、ここ滋賀、金井関山川島緑地、ファミリーマート サンズ東府中駅前店、れんげ食堂 toshu 東府中店、品川シーズンテラス、芝浦中央公園、高輪大木戸址 几号水準点、Starbucks、高輪ゲートウェイ駅、TOUCH TO GO、田園調布駅 旧駅舎、ケンタッキーフライドチキン、らぁ麺まる鈴、佐野SA (下り)、宇都宮天然温泉 ゆらら、たまる食堂、HOTTAN、庄助、寧々家 宇都宮駅前店、パークプラザ宇都宮、味一番、三平食堂、嘉右衛門町伝建地区拠点施設ガイダンスセンター、栃木市観光総合案内所、まちの駅 コエド市場、栃木市郷土参考館、岩下の新生姜ミュージアム、栃木城址公園、豚キチ combo MOMO、モスバーガー、らあめん花月嵐、ローソン 若葉台駅前店、府中の森公園、ルミエール府中、府中市立 中央図書館、くら寿司

・三月ツイート
https://togetter.com/li/2341015

§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。今月は家族と一度だけ出かけました。


ただし次女が帰ってきて泊まっていた際に家族で近所のスーパーで買い物をし、家で夕食を食べた程度です。
その間は家族で夕食を一緒に食べるなど、家族団らんの時間を持つことができました。


§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で一回でかけました。

とはいえ、それは妻がタカラヅカの日参で有楽町に向かう途中、若葉台の駅まで乗せてもらった時だけです。
今月は妻がタカラヅカの公演、しかも妻が代表を務めるジェンヌさんの退団公演を兼ねていたため、猛烈に忙しい毎日を送っていました。妻とは朝夕に一瞬顔を合わせる程度です。

§  妻と長女とのお出かけ 妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は二回ありました。

一度は近所に夕食を食べに行ったとき。
もう一度は妻のココデンタルで会った時です。

§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女との三人で出かける機会は一回もありませんでした。

次女は少しずつ成長しています。今月から正社員となって働いています。正月の三日間も仕事に行きながら、家にも毎日来てくれました。楽しくやっているようなので、親として安心しています。


§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。

長女は昨年の4/1付けで雇用しました。
先々月からはとあるお客様の事務担当として週一度訪問し、社会の風にあたってもらっています。

長女も次女も折を見て家族との時間を大切にしてくれています。
今月は妻のタカラヅカのヘルパーとしていろいろと大変だったようです。


次女とは、私が新宿で打ち合わせをした際、静かで落ち着ける場所が必要だったので、次女の勤め先のCaféを使わせてもらいました。打ち合わせ中、次女の働く姿もみていました。頑張って働いているようでよかった(3/10)。

家族で食事をした日に、妻と長女が洗車している間、同じガソリンスタンドに併設されたドトールコーヒーで一緒にコーヒーを飲みながら会話をしました(3/18)。

昨年末をもって私の中では子育ては終わったと思っています。娘たちにはそれぞれを一人の大人として対し、手助けができるところは私から手を差し伸べていこうと思います。
私にできることは親の頑張る姿をみせることぐらいかな。

●私自身の三月(交友関係)

§  関西の交流関係 今月は関西に行く日がありませんでした。

とはいえ、西日本のあるイベントからお誘いをいただいており、遠からず伺うことになると思います。
遠からずまた関西に行くはずです。


§  今月の交流 今月も仕事に絡んだイベントが多かったので、飲みも含めた交流が何度もありました。

私の場合、公私混同の毎日です。私的な付き合いなのか、仕事をからめた付き合いなか、もうあまり区別できません。また、区別もしないようにしています。
皆さんとの交流は本当に楽しかったです。










今月も皆様ありがとうございました。

●私自身の三月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、またしても書く時間が取れませんでした。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ただし、今は書くための時間がありません。読んでからレビューをアップするまでの時間も二年数カ月に達しようとしています。
今、私のプライベートの時間がほぼなくなってしまっています。仕事をからめた交流があるので精神的には困っていません。でも、一人の時間がないことは見直さなければと考えています。
レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は、私にとってワークライフバランスのバロメーターです。ワークに偏っている今の状況を早く取り戻さねば、とかなりの危機感を持っています。

以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月もアップできませんでした。これも長い間アップできていないので、来年から時間を作らないと。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは6本(
やまなしワーケーションに参加しました
よっちゃばれっ kintone 無尽 vol.3に参加しました
こどもの居場所大会 in 東京に参加しました
雲の上Talking〜プリントクリエイターNight〜に参加・登壇しました
kintone Café 栃木 Vol.1に運営・参加・登壇しました
kintone Café METAVERSE Vol.7に参加しました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事については、今月は以下の内容をアップしました。

2月28日 2月28日 なぜコメントや仕様書が必要か。チーム内にも自分自身のためにも
2月29日 2月29日 山梨の可能性を感じるワーケーション
3月1日 3月1日 地方に行くとニーズが見える
3月4日 3月4日 品質追求の醸造所でもできるところはIT化。
3月5日 3月5日 社会課題に向き合って行きたい
3月6日 3月6日 WAGRIユーザー会で学ぶ標準化
3月7日 3月7日 株価に踊らされず、既存のやり方に頼らない地道な変革を
3月8日 3月8日 物流博物館で自分のシステムエンジニアとしての原点を知る
3月11日 3月11日 地震確率に右往左往せず、つねに備えておく。
3月12日 3月12日 漫画はもっと評価も立場も上げられるべき
3月13日 3月13日 生成AIの著作権問題は注視したい
3月14日 3月14日 管理体制の強化か、スピードの重視か。
3月15日 3月15日 売り上げは上がっても、利益体質はこれから。
3月18日 3月18日 NO-CODEツールの意義
3月19日 3月19日 ダイヤ改正の鉄道減便からの次。
3月20日 3月20日 kintoneエコシステムはビジネスもコミュニティも含めて
3月21日 3月21日 スキル伝達が不要になり、より抽象的な伝達に
3月22日 3月22日 都市開発の現場から感じたこと
3月25日 3月25日 オフィスを持つとコミュニティが開ける
3月26日 3月26日 コミュニティに積極的な理由。
3月27日 3月27日 メタバースにいることがAIエージェント時代が来ることの証し

§  今月の読書 今月は7冊の本を読みました。内訳は、エッセイ一冊、ビジネス書二冊、歴史書一冊、ミステリ二冊、純文学一冊。

今月も本を読む時間が取れていません。そんな中ではありますが、無理やり本は読むようにしています。ところが読んでもそれをアウトプットできていないのは上に書いた通りです。
形式的にアウトプットするのなら、ChatGPTに頼るのもありでしょう。でも、それは自分にとって衰退への道だと思っています。

私が一昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することです。ところが、まったくそれが進んでいません。
仕事にかまけてしまっています。このことにもとても強い危機感を抱いています。このまま何も生み出さずに老いてしまうのでは、と。


なお、この写真は岩下の新生姜ミュージアムで撮ったものです。笑ってしまいました。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞はゼロ本です。

正月に映画を一本は見られればと思っていました。ところが、結局は見る時間がとれていません。
オッペンハイマーはぜひ見るつもりです。

なお、月末の日曜日の午後に時間を作り、これではいけないと二本の映画を観ました。
「BLINDNESS」「七人の侍」です。

前者はつい最近読んだジョゼ・サラマーゴの原作に感銘を受け、後者はまだ見ていなかったので、この機会に、と。

§  今月の舞台 舞台については、今月は一本も観ていません。

妻が最後の公演に代表として動いています。私からは何も言いません。

タカラヅカの生徒が自死を選んだ悲劇はまだ尾を引いています。
多分、タカラヅカも無事ではすまないでしょうね。



§  今月の音楽 コロナが始まってから’70’sから活躍したアーチストの全曲を聞く活動を続けています。STYXの全アルバムを順に聴き、好きな20曲にまとめました。
今はサンタナの全アルバムを聴き直しています。

§  今月の美術 美術とは違うかもしれませんが、今月に訪問した岩下の新生姜ミュージアムには度肝を抜かれました。
商品パッケージを含め、館内をピンクに染めつくすブランディングの嵐。
あれはすごいと思いました。いや、やはりあれは美術です。


§  今月のスポーツ 今月は、スポーツはしていません。
トピックスとしては、町田ゼルビアが絶好調で、J1デビューからまだ首位に居続けていることでしょうか。

それと、大谷選手の騒動も記憶に新しいところです。

月末の日曜は、山登りにお誘いいただいていました。
行きたかったので、前日の土曜日にがんばって仕事していたにもかかわらず、間に合わず行かれませんでした。残念。


§  今月の滝 今月は滝を訪れる機会はありませんでした。

§  今月の駅鉄 今月は二駅を訪れました。「都留市駅(3/1)」「大月駅(3/1)」

都留市駅は一面の雪景色でした。
ピンク色に塗られた駅舎の外観はかなり独特です。
ところが、駅舎に入ると、そこは古き良き駅の風情が漂っています。モダンな外観とは裏腹のキャップに印象を受けました。


私が伺った日は平日だったので、壁の中にもかかわらず、大月方面、富士吉田方面に向かう学生たちがたくさんいました。ら地元の足として立派に役立っています。

駅を見た後、私は皆さんと小菅村を訪問し、大月駅で皆さんと別れました。そこから富士山駅を往復しました。

その際、大月駅もあらためてじっくりと巡りました。

JRからの乗り換え口が大きくとられていて、そちらが主なのでしょう。ロータリー側からの駅入り口はとてもこじんまりとしていました。
駅のホームの形も二等辺三角形で、JRからの直通を考慮した形になっていたのが印象的でした。

大月駅は関東の駅百選に選ばれています。それなのに、富士山麓電気鉄道の大月駅には選定対象には含まれていないそうです。

私はそこから富士山駅までを乗り通し、翌朝も東京に向かうため、富士山駅から大月駅までを乗りとおしました。
その際は都留市駅も通過しました。

まだまだ富士山麓電気鉄道には地元の足として活躍してほしいです。

他には、高輪ゲートウェイ駅に初めて訪れ、そこのテラスのスターバックスで数時間仕事をしていました。
くまなくめぐったわけではないので、駅鉄として取り上げるほどではありません。
ただ、ここの駅改札内にある無人コンビニエンスストアは行ってみる価値はあると思います。おすすめです。駅自体も最新鋭の設備がそろっていて、来てみてよかったです。

別の日にはオンライン打ち合わせの都合で田園調布駅で下車しました。モニュメントとして残されている旧駅舎もじっくりと見ました。


§  今月の酒楽 今月は飲む機会がまあまあありました。十軒、七日です。

まずはやまなしワーケーションの皆さんと別れ、富士吉田でよっちゃばれっ kintone 無尽に参加した夜ですね(3/1)。
お酒というよりも、お酒を飲む場所を楽しんだ夜でした。
富士吉田の飲み屋街として真っ先上がる西裏。前から行きたいと思っていたこの界隈を案内していただきました。



一軒目の「焼き鳥 びんど」は、お店の佇まいや内装まで含めて素晴らしく、料理も名前にたがわず、鳥料理の数々を堪能しました。

次のお店「金蔵」に向かう道中も、初見では絶対に迷う事が確実な路地を巡りました。味のある外観のお店が密集していて、織工業の街として栄えた往時の姿を今に残す様子がとても印象に残りました。

「金蔵」は沖縄料理が主で、富士吉田で沖縄という取り合わせが意表をついて楽しめました。
私はゆず酒が気に入って二杯頼みました。

西裏にはまた来る機会がある気がします。たくさんのお店を巡りたいと思いました。


この日の日中は、やまなしワーケーションの皆さんとともに小菅村のFAR YEAST BREWINGさんの見学をさせていただきました。


そこでいただいた説明がとても印象深く、その後参加者の皆さんと訪れた、廣瀬家旅館さんの酒販店でたくさんFAR YEAST BREWINGのお酒を買い込みました。

月の前半は、毎晩晩酌にFAR YEAST BREWINGの多様なビールを飲んでいました。
 


その思いが高じて品川での商談の夜に五反田まで歩いて「Far Yeast Tokyo Brewery & Grill」に伺いました(3/7)。


小菅村の蒸留所を訪れた際も、入り口に置かれた大量のラベルをすべて持って帰って良いと言うおもてなしに印象を受けました。
この五反田の店でもラベルがロール状になって置かれていて、たくさん持って帰りました。

そもそも、ビール自体がとても美味しくて、最初は一杯だけのつもりだったにもかかわらず、気がつけば三杯も飲んでしまいました。
また、こちらのお店には来るでしょうね。


その翌日は神田で商談がありました。笑旦那と私と一緒に提案行った方と2人で神田駅前の「ラムゴロー神田南口店」でラム料理に舌鼓を打ちました。です。またラム肉にパクチーサワーやスパイスサワーが合って美味しかったです。

別の日に投資関係の皆さんとお伺いしたのは、田町にある「中国家庭料理 大連」です(3/13)。
「餃子投資の会」という名前で美味しい餃子を食べ歩く会で、私は確か3回目の参加のはず。
とにかくビールと餃子の取り合わせのおいしさに尽きます。餃子のほかにも、出される料理の数々がとても美味しくて、食べ切れないぐらい食べました。この集まりに出るのはコロナの前以来だったので久々でした。にもかかわらず、皆さんが私の事を覚えていてくださったのもありがたかったです。


その翌々日は、NO-CODE SYMPOSIUM 2024に出席しました。その懇親会の二次会で「土佐しらす食堂二万匹」にお伺いしました。(3/15)。
私にとっては三回目の訪問です。高知の人たちやSORACOM界隈の人たちと来ました。今回もkintone エバンジェリスト経験者であり、SORACOMとも関係の深いお二人、さらに二人とも四国から来てくださいました。



また別の日には北千住の飲み屋街を巡るツアーへ。この時はkintone × RPA飲み会と銘打たれていました(3/17)。
「うまいものや いいあんばい」では0次会と称して、四人でお酒や簡単な料理をつまんでいました。私が頼んだのは唐辛子入りのパンチの利いたサワー。
そして一次会。「プエドバル」では、スペースを貸し切りにして、飲み放題のお酒をたっぷりと頂きました。飲みすぎました。オンラインの方ともつなぎながらで、その接続は私のPCとZoomのアカウントだったので、つぶれるわけにはいかなかったのですが。


そして、kintone Café 栃木 Vol.1の懇親会です(3/23)。
懇親会で訪れた「庄助」は孤独のグルメにも登場した宇都宮の名店と言える場所。とにかく料理がおいしかったです。私もあまり飲みすぎないように、ビールなどに集中していました。後の方ではいいちこのホッピー割りやらウーロン茶割りも飲んでいました。
そして数名で訪れた二次会の「寧々家 宇都宮駅前店」では、閉店間近ということもあってビールだけにしておきました。


§  今月の旅行 

今月は、2月末から参加していた「やまなし ワーケーションツアー」で3月を迎えました。都留市の「より道の湯」で朝を迎え、都留市駅を駅鉄で訪問しました。
そして、ツアースケジュールにも含まれていて、私も楽しみにしていたのです。
訪問した「FAR YEAST BREWING」の山田社長のご説明が素晴らしく、私にとってワクワクする見学ツアーだったことが月初にしてのクライマックスでした。

小菅村を訪れるのが初めてだったこと以上に、よく考えるとクラフトビールの醸造所の見学ツアーは初めてだったように思います。
大手ビール工場の見学ツアーには何度も参加させてもらったことがあります。ところが、あらかじめ定められていた見学コースに沿っての見学でした。
昨年の10月には鶴居村の「Brasserie Knot」も見学させてもらったのですが、見学ツアーのコースが短く、しかもご案内付きではありませんでした。

それに比べると、今回は山田社長自らがあちこちを丁寧に案内してくださったばかりか、おそらく普通の見学客では入れないであろう場所もくまなくご案内いただいたことが私の感動をさらに増幅させてくれました。

上にも書いた通り、ラベルを持って帰り放題というのもコレクター気質をくすぐってくれます。
どれだけ気に入ったかというと、これも上に書いた通り、数日間はずっとFAR YEAST BREWING社のビールを飲み続けていたことが証明しています。

その後は、皆さんと小菅村公民館でワークショップを行い、大月までのバス旅をご一緒しました。
私は大月駅から富士急行線にのって富士山駅へ。夜の「よっちゃばれっ kintone 無尽 Vol.3」のあとは、西裏デビューして飲み屋街の雰囲気を存分に楽しみました。

翌朝は早朝の電車にのって東京日本橋のサイボウズ本社に行き、イベントに出席したことは書いた通りです。

その数日後、品川の商談の後、品川駅の北側にあって、まだ訪れたことのなかった物流博物館を訪れ、物流の歴史を学んだあとは、歩いて五反田へ。
「Far Yeast Tokyo Brewery & Grill」で都会のクラフトビールの味をしっかりと味わいました(3/7)。
品川から物流博物館のあたりをとおって五反田に向かうルートは初めて歩いたのですが。

さらに別の日には新宿で待ち合わせました(3/10)。次女が務めるCaféまで歩き、その後、二人でしばらく新大久保の人込みを縫い、おじさん二人が入る店がなさそうなので「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか 西武新宿店」でうまいそばを食いました。
私はその後、地下鉄を乗り継いで北綾瀬に向かったのですが、それは旅とは呼べません。

その翌週、北千住で飲み会をした際、早めについて街を少し歩いたのが旅と言えるでしょう(3/17)。飲み屋を探す際も路地を歩いて、愉快な時間を過ごしました。こういう時間は私は大好きです。

また別の日には、品川で商談の後、高輪中央公園を歩いてかつてのお化けトンネルこと、高輪橋架道橋を通って高輪ゲートウェイ駅へ。ここでしばらく仕事をしていました。

さて、月の締めは横浜から栃木への一連の旅です(3/22-24)。
朝、山下町で商談をこなした後は、東横線に乗って田園調布へ。ここの駅前のケンタッキーで数時間オンライン打ち合わせを複数した後は、目黒へ。トヨクモさんにてイベント参加と登壇を行った後、急いで東陽町のスナックジョイゾーに参加しました。
そして、夜はSEEDPLUS社の前嶋さんとともに、西川口へ移動し、らぁ麺まる鈴を食べた後は事務所で寝させていただきました。

さて翌日。前嶋さんに運転してもらい、栃木へ。途中佐野SAに寄り、「宇都宮天然温泉 ゆらら」で温泉を楽しみました。たまたまこの日はあひる風呂。黄色く染まった浴槽は楽しかった。そしてお昼は餃子を。
kintone Café 栃木 Vol.1の懇親会は料理のおいしさをとことんまで堪能した夜でした。

その翌日は、地元の人がおいしいというので訪れたお店が閉まっていたので「三平食堂」で餃子定食を頼んで、宇都宮に別れを告げました。
そして、東武宇都宮線にのって新栃木で下車し、嘉右衛門伝統建物地区を歩きました。ガイダンス施設の方にいろいろと栃木の街の事を伺って、街をくまなく歩きました。かつての蔵を資料館に活用した場所もよかったし、巴波川の河岸跡の景色もよかった。
街を歩き回った後、新生姜ミュージアムへ。ここもまた、素晴らしい場所で、あまりにも圧倒されたので、一度心を落ち着けるために、近くの栃木城跡に行き、再度訪問しました。

ブランディングの極みともいうべき場所ですね。一度は来ておこうと思っていました。とはいうものの、おじさん一人で行くにはちょっと勇気がいるかも。妻に頼まれた土産のうち、一部が買えなかったので、また妻を連れてくる予定です。







今月、足跡を残した地は以下の通り。

山梨県
 都留市、小菅村、大月市、
東京都
 中央区、千代田区、町田市、港区、品川区、新宿区、足立区、狛江市、稲城市、府中市、大田区、目黒区、江東区
神奈川県
 横浜市旭区、横浜市中区、
埼玉県
 川口市、蕨市、
栃木県
 佐野市、宇都宮市、栃木市


§  今月のその他活動 
人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。
今、心身が動くうちに仕事もプライベートも充実させる。その考えには揺るぎがありません。

・公園は五か所。「薬師池公園(3/3)」「金井関山川島緑地(3/20)」「芝浦中央公園(3/21)」「栃木城址公園(3/24)」「府中の森公園(3/28)」

・美術館はゼロカ所。

・駅は二駅。「都留市駅(3/1)」「大月駅(3/1)」

・滝はゼロカ所。

・温泉は二カ所。「より道の湯(3/1)」「宇都宮天然温泉 ゆらら(3/23)」

・山は一山。「七国山(3/3)」

・酒蔵は二か所。「FAR YEAST BREWING(3/1)」「FAR YEAST Tokyo Brewery & Grill(3/7)」

・神社はゼロか所。

・寺はゼロ寺。

・教会はゼロカ所。

・史跡は三カ所。「七国山 鎌倉街道の碑(3/3)」「高輪大木戸址 几号水準点(3/21)」「嘉右衛門町伝建地区拠点施設ガイダンスセンター(3/24)」

・博物館は三か所。「物流博物館(3/7)」「栃木市郷土参考館(3/24)」「岩下の新生姜ミュージアム(3/24)」

・遺跡はゼロカ所。

・城は一城。「栃木城跡(3/24)」

・灯台はゼロカ所。

・動物園はゼロか所。

・水族館はゼロか所。

・土木遺産はゼロか所。

・マンホールカードは四枚。「東京都新宿区(3/10)」「東京都足立区(3/17)(3/17)」「栃木県栃木市(3/24)」

・ダムはゼロカ所。
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。

なお、昨年の夏ごろから信長の野望 出陣でアカウントを作り、様々な場所を巡っています。市区町村ごとに完全に訪れると制覇ができます。
遠征という機能を使って制覇したのではなく、実際に訪れた場所で制覇した市町村について、ここに記しておきます。
・長野県北安曇郡白馬村 2023/11/12
・長野県北安曇郡小谷村 2023/11/12
・山梨県南都留郡山中湖村 2023/12/16
・神奈川県足柄下郡真鶴町 2024/1/25


私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月も仕事にからめてですが、バラエティ豊かな移動ができました。この地球にはまだまだ無限に行くべき場所があります。
少しでもこうした場所を訪れてから死にたい。私の人生の残り時間のなかでどこまでの旅ができるか。


加齢によって日々、気力は減退していきます。人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選びます。私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。一昨年の秋にはハイキングのつもりが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。


死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。そのためにもこうして書き残しておこうと思います。



今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す。だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもらず、一人でも旅を敢行したいと思います。
もちろん、一昨年の秋に遭難した経験は忘れてはなりません。命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もせず命を枯らすよりはましです。
家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。


そう思い、訪れた場所で心の赴くままに俳句を詠んでいます。今月は俳句を13句。いずれもツイートまとめに載せています。


一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。


あらためて「私」を振り返ってみました。来月も自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。
頼りない経営者であり父であり夫であるにもかかわらず、家族が常に一緒に行動してくれることに感謝します。


やまなしワーケーションに参加しました


2月28日から3月1日にかけて「やまなしワーケーション」に参加してきました。


この事業主催は山梨県二拠点居住推進センター。事業運営は株式会社パソナ JOB HUBです。

今回、このイベントのご縁をいただいたのは、合同会社エムシースクエアの山口さん。
山口さんは普段から山梨でも活発に活動されておられます。
昨夏のITコミュニティのイベントを真鶴町で開催した際にワークショップのファシリテーターをお願いしたのが山口さんとのご縁の始まりです。その後、山梨にもご縁をお持ちということを知り、年末に弊社が主催した「ビルド山梨」でも山梨について話してもらいました。

私は普段からワーケーションをよく行っています。ですが、今回のように主催を自治体で行い、運営の方の引率を伴ったワーケーションツアーへの参加は久しぶりです。私が前回、こうしたツアーに参加するのはコロナが始まる直前でした。

今回は、場所が山梨ということもあり、話をいただいてすぐに参加を即決しました。
ただし、初日はお客さんに訪問しての定例会議や作業予定があり、日中の行程は参加せず、夜の懇親会から合流しました。

・初日の夜

甲府駅を降り立った私が向かったのは「Phil」です。創作フレンチ・ダイニングバーのお店です。
この界隈のお店は私も数回利用したことがあります。ですが「Phil」はまだ来たことがありませんでした。


私が入った時はまた前菜が来ただけだったので、遅れてきた私も通常通りのメニューをお願いしました。
こちらの飲み放題のメニューがとても豊富で、カルバドスやブランデーなども飲み放題。飲み放題にカルバドスがある店はあまり見かけないので、嬉しくなって何杯も飲んでしまいました。

今回の参加者は全員が初対面でした。事前にオンラインで打ち合わせたパソナ Job Hubの方や山梨県のお二方を除いて。
もっとも、私は全員が初対面のイベントにしばしば参加します。そういう時、私はテーブルを周遊して名刺を交換して回ることはしません。
まず、自分のテーブルを離れないこと。そして、そこで聞き役に徹します。こういう時、とにかく聞く姿勢に徹することです。そうすれば、すんなり場に入っていけます。

おかげで、同じテーブルだった皆さんのパーソナリティーやどういう目的で参加しているか、といった情報を知ることができました。また、今回のワーケーションに山梨県としてどういう効果を期待しているかについてもより深く理解できました。
結果として、中途参加であってもあまり違和感なくツアーに合流できたのではないかと思います。

お店の閉店時間が来たので、皆さんは二次会に繰り出しておられました。が、私は今日の宿である「城のホテル」へ向かいました。
明日は月末です。明日も移動が続くので、いわゆる月末処理が何もできなくなることが予想されました。そのため、私はホテルに帰って作業に集中する必要がありました。

こちらの「城のホテル」は、今までも甲府城のすぐ横で目立つ姿が気になっていました。今回の機会で初めて泊まる機会を得ました
ロビーにはワークスペースが設えられており、無料のドリンクバーや有償のワインサーバーが用意されていて、甲府気分を盛り上げてくれます。しかも歴史関係の本が多く並べられ、漫画もいろいろなものが置かれています。
私も「宝石商のメイド」「美味しんぼ80巻 日本全県味巡り 山梨編」を借りて部屋に持ち込み、作業の合間に読みました。もちろん、山梨への理解を深めるためです。
作業の時間をとった甲斐もあって、翌日の移動にあたって事前にしておくべきことは終わりました。3時半に寝ました。

・2日目「勝沼ぶどうの丘」

さて、翌朝。
前夜の「Phil」でのお話の中で、モスバーガーの話が出ました。それに則り、私の朝食はモスバーガー。
山梨は全国でもっともモスバーガーの店舗数が多い都道府県だそうです。以前、妻からも聞いていました。

モスで腹ごしらえをし、皆さんと合流してバスに乗りました。ここからが私にとってのツアー開始です。
とはいえ、バスの中で交流を深めたわけではありません。私もバスの中でパソコンを拡げて作業しました。私だけでなく、皆さんもそれぞれの仕事をバスの中でされていました。
今回のツアーの参加者の皆さんはほぼ経営者です。バスの中で仕事がこなせる方が多く、交流タイムのようなものがなかったのはかえってありがたかったです。


バスが向かった先は「勝沼ぶどうの丘」。
ここには家族で5、6回は来ています。ですが、前回来てからもう8年半も経っていました。
前回来た時は、将来の自分が山梨でイベントを行ったり、拠点や住居を探し始めるなど毛頭も考えていません。ですが、今の私は立場を変え、山梨へのコミットを深めています。その視点から眺めた甲府盆地は、私に違う印象と決意を与えてくれました。

テラス席で仕事をしていると、何人かがテラスに集まってきました。その機会を生かして昨晩話せなかった方と、じっくりとお互いのビジネスや取り組み、そして山梨への関わり方について話しました。
勝沼ぶどうの丘に着いてから、昼の食事前までの時間をたっぷりとってもらえたのはよかったです。この時間の中で、ほとんどの方とコミュニケーションを取り終えることができました。

上の「ぶどうの丘 展望ワインレストラン」では、美味しいカレーに舌鼓を打ちました。
ここからの甲府盆地の景色は、これからの私や弊社や参加者の山梨での可能性を感じさせてくれます。


久々に訪れた地下のワインカーヴも相変わらずの壮観です。ワインどころ甲州のワインが一堂に集う景観はすばらしい。
ただ、ツアーの道中のどこかで聞いた話ですが、ここのワインカーヴに甲州市の全てのワイナリーが集まっているわけではないそうです。甲州ワインは全国区になりましたが、産地呼称の問題や各地域のワイナリーさんの思惑などが入り乱れ、なかなか難しいようです。

・2日目「MGVsワイナリー」

そんなワイナリー運営ですが、可能性はあります。そう思わせてくれたのは、私たちが次に訪れた「MGVsワイナリー」です。


私は「MGVsワイナリー」には初訪問です。敷地に建てられているのは、できて間もないと思われる清潔そうな建物です。

それもそのはずで、こちらはもともと半導体の工場だったそうです。
2階の会議室で、私たちは「MGVsワイナリー」を運営する塩山製作所の松坂社長より直にお話を伺う機会を得ました。
もともと、物流エンジニアだったという松坂社長。奥様のご実家が塩山製作所だったそうです。
今もまだ塩山製作所は半導体事業を営んでおられますが、国内の半導体産業が海外勢に押され、需要が減ってきたこともあって、ワイナリーへの進出を決意されたそうです。

半導体は市場を読むのが難しく、それに伴い売り上げに応じた在庫調整も難しい。それも半導体が負けた理由の一つだそうです。
今は需給の波に影響を受けづらい携帯基地局の機器に特化した業務を展開されているそうです。

松坂社長からは、ワイナリーへの転換を後押しした理由として山梨の可能性も踏まえて以下の点を挙げてくださいました。
・景観を生かした事業が展開できる。
・物流量の増加は見込めないかわりに、インターチェンジが近いので物流拠点がある。
・もともと、ご実家が葡萄農家であり、ワインを醸造する権利を持っていた。そしてワインが好きだった。

さらに、半導体事業を営みながらワイナリーを営むメリットとして、以下のように挙げて下さいました。
・ワイナリーはマーケティングが大切。それは、商品開発と販売からなる。
・半導体事業は下請けなので一極集中できる利点があり、しかも市場の動きを読むことが求められる。そこで培ったスキルがワイナリーを営む上で役に立った。
・ワイナリーは半導体事業で培った技術優位性を活かせる。
・さらにマーケットへの販売力もワイナリーを営む上で活かせた。

お話を伺っていると、松坂社長のお言葉から届く波長は完全に技術者としてのもの。私は技術者とはいえ、半導体分野には明るくないのですが、同じ技術者として通じるものを感じました。
先日のCLS道東でお会いした方も技術者からワイン醸造家に転身を果たされておられました。技術とワイン作りは相性が良いのかもしれません。

質問タイムでは、私を含めた三人から質問が出ました。真空を用いた鮮度保持技術や、ガラスビーズを会社の主力商品として取り扱われている方がいて、みなさん熱心です。
松坂社長曰く、すでに真空技術は試されたそうです。また、ガラスビーズは半導体を高品質にする上で欠かせないらしく、すでに宇宙に飛び立って活躍しているそうです。

私も何か質問したいなと思いました。
そこで私が質問したのは、山梨で雇用を考えているが、山梨の人がどういうマインド持っているか。技術を扱う会社として、雇用にあたってのアドバイスがあれば、という趣旨の内容でした。
それに対して松坂社長よりいただいたのは、やはり山梨には少し閉鎖的なところがある。そのため、却ってオープンに運営した方が良いと言うアドバイスでした。
他にアドバイスいただいたのは、教育はシステム化した方が良いという点です。
ここの点については、まさに今取り組んでいることです。我が意を得た想いです。山梨で雇用する際には見せられる研修資料を作り上げなければ、と決意を新たにしました。

あと、雇用する際に気を付けた方が良いこととして、「やっちょし」という甲州弁の言葉は、「やれ」の意味ではなく、「やっちゃだめ」ということです。「やれし」は「やれ」を意味するそうです。つまり語感が逆になってしまうことがコミュニケーションの妨げになるから気をつけた方が良いということでした。

松坂社長、ありがとうございました。


階下に降りて、醸造ルームも見学させてもらいました。
半導体製造には、塵が禁物です。そのため、クリーンルームが欠かせません。そのクリーンルームがそのまま醸造施設に生まれ変わっています。つまり、品質管理にはこれ以上ない環境です。ガラス越しに見るタンクには、半導体を扱う会社ならではの技術を流用したセンサーも稼働しています。そのタンクも松坂社長のこだわりでイタリアから取り寄せたというステンレスのもの。作業の効率性を考えたサイズにされているそうです。至る所に松坂社長のこだわりが感じられる醸造施設でした。
赤、白、スパークリングのタンクには、それぞれチェスの駒やスカルをモチーフにしたマークが印字されていて、それがまた醸造ルームに彩りを与えていました。

敷地内にある畑にもご案内いただきました。この畑もまた面白い。例えば、葡萄の樹の上にあるはずの棚がありません。

私は勝沼でぶどう狩りを何度も体験したことがあります。その時は、頭上の棚から垂れ下がるブドウの房を切り取りました。
ところが、こちらのワイナリーではその棚がありません。「棚づくり」に対して「垣根づくり」と呼ぶそうです。その二つでは葡萄の味に変化があるそうです。そうしたあらゆる可能性を考えた葡萄栽培にチャレンジしておられるのが「MGVsワイナリー」です。
しかもSDG’sの一環として、剪定したぶどうの枝をきちんと乾燥させ、野焼きして得られた炭を施肥しておられるとか。
https://www.jacom.or.jp/nousei/news/2021/03/210305-49850.php
こちらのリンク先にもその取り組みが書かれていました。


さて、いよいよ試飲です。今回は3種類(白×2、赤×1)を飲ませてもらいました。私の感想では赤がとても美味しく、圧倒的な香味と樽由来と思われる味わいが気に入りました。
ただ、荷物の問題や、妻があまりお酒を飲めなくなっている今の状況を考え、購入は一旦見送りました。とはいえ、また妻と家族と来た時に買って帰ろうと思います。


環境に配慮し、品質にもこだわりをもっておられる「MVGsワイナリー」。とても感銘を受けました。技術と醸造の融合が大手資本でなくてもできることを知りました。また来ます。ありがとうございました。

・2日目「より道の湯」

さて、バスに乗った私たち。バスが向かうのは都留市。「より道の湯」が目的地です。

「より道の湯」で宿泊や館内の説明を受け、各々の部屋に入ったのが15時過ぎ。そして夕食は19時。
その間の4時間は自由です。
今回のワーケーションプランは全般的に行程に余裕がありました。それがとても助かりました。
今までに参加した企業運営のワーケーションは移動の合間が続き、すぐにイベントが入って作業が集中できないこともありました。私の働き方が洗練されてきて、効率よく動けるようになったのでそのように思ったのかもしれませんが。

部屋で打ち合わせやら作業をこなしました。その後、まだ外は明るく、夕食までの時間もあります。そこで、散歩しに外に出ました。
都留市は何回か通過したことがあります。が、リニア見学センターをだいぶ前に訪問したくらいで街を歩いたことはほぼありません。
今回、せっかくの機会なので都留市の街中をちょっと歩いてみたいと思いました。


少し調べてみると、都留市は実は谷村城址を中心に城下町としての歴史があるらしいのです。
そこで、都留市役所への方へと歩いてみました。
目指す谷村城址は、小学校のグラウンドの端に石碑が建てられていました。城跡の雰囲気は感じられませんでしたが、塀が黒塗りの板塀仕立てになっていました。
それだけでなく、街を歩いてみると、随所にかつての城下町としての面影を感じます。鍵状になった道や水路などに。

少し雨が降ってきたし、作業の続きもあったので、宿に戻りました。そして、作業を行い、せっかくなのでお風呂を浸かりに行きました。
風呂に浸かっていると夕食の時間が迫ってきたので館内着のまま、ふらりと宴会場に現れました。すると、館内着を着ているのが私ともう一人だけでした。

この飲み会、とても楽しく飲めました。宴会場に大きく二つの島が分かれ、お互いが、とても楽しく和気あいあいとしていました。ツアーも2日目の夜を迎え、皆さんがお互いの人となりを知りつつあったからだと思います。
飲み会には都留市の方々も参加されていました。私も先ほど都留市役所を訪れたばかり。街についての関心もあります。
そこで都留市のアピールポイントを伺いました。それによって、さらに都留市への理解が深まりました。都留市の名産の一つが布団だったこともここで初めて知りました。豊富な名水を使って布団を洗う!


こういう宿での飲み会はいいですね。皆さんお酒を召し上がっても乱れず、私もおいしいお酒が飲めました。
盛り上がったあまり、お店の営業時間が終わって何度も催促を受けるまで皆さんと名残惜しげに会話をしていました。

・3日目「FAR YEAST BREWING」



翌日。最終日です。
都留市は一面の雪景色でした。部屋の窓から見た光景が美しい。私は朝食までの時間を使ってすぐそばの都留市駅を訪問しました。昨日の夕方にも通りがかった際、特徴のある門構えのピンク色の駅舎は風情すら感じます。かつての都留市の玄関口の面影を残しています。
もちろん、今も都留市の玄関口です。雪に覆われた駅で写真を撮っていると、たくさんの高校生たちがホームに向かっていきます。ホームに向かうと、やってきた河口湖行きと大月の電車が行き違いをし、たくさんの高校生たちはどちらかの車両に乗って通学していきます。
こういう光景を見ると、鉄道は地方の学生にとって、なくてはならない生活の足であることを感じます。
山梨県で唯一の私鉄として、富士急行さんには頑張って欲しいなと思いました。

部屋に戻って朝食をいただき、ロビーへ集まりました。
そこでパソナさんに酔い止めを勧められました。
小菅村への道中で乗り物酔いする方がいるからだそうです。

最終日の今日、向かうのは小菅村。 「FAR YEAST BREWING」への訪問が目的です。

私は、山梨はほとんどの場所を訪れています。が、早川町と丹波山村と小菅村だけはまだ足を踏み入れたことがありません。今回、ついに小菅村に訪問できることが楽しみでした。しかも訪問先が「FAR YEAST BREWING」であるからなおさらです。
道中は快晴で、しかも前夜の雪がまだ山肌を彩り、とても美しい景色が車窓の向こうに広がっています。乗り物酔いなどする余裕もなく、ひたすら外の景色に見惚れていました。


小菅村につき、早速「FAR YEAST BREWING」へ。
山田社長がみずからお出迎えしてくださいました。


以前はカーナビの部品を作る工場だったこの建物。その建物を利用して山梨小菅・源流醸造所は運営されています。
入ってすぐ、壁に掲げられた膨大な数の賞状にまず圧倒されます。これらの膨大な賞状もほんの一部であり、古いものは掲げていないとのこと。それもそのはずで、昨年一年間だけでも23もの賞を獲得したそうです。
さらに面白いことに、「FAR YEAST BREWING」の瓶に貼られるラベルが置いてあります。自由に持っていってくださいとのことです。私も今までにさまざまなブルワリーを訪れましたが、ラベルが取り放題のブルワリーは初めてだと思います。
そこに置いてあるラベルは本当にさまざまです。カラフルなもの、お洒落なもの、洗練されたもの。
それだけ豊富なラベルの数、つまり、ビールの種類を擁しているからこそ、こうしたことができるのでしょう。
後日、五反田の直営店にも伺いましたが、そこでもラベルの取り放題はより種類を増やして用意されていました。このサービス、とてもよいです。
ラベルの祭典は、さらにドアを開けて醸造施設に入ってすぐの壁でクライマックスを迎えました。今まで発売されたすべての銘柄のラベルなのでしょう。壮観です。

私たちは、山田社長にご案内いただき、工場の中をあちこち見学させていただきました。
この見学ツアーがとても貴重かつ、学びにあふれる内容でした。
ご案内いただいた場所の中には、おそらく普段はご案内いただけないような場所も含まれていたはずです。
例えば大麦の原料置き場。こちらの置き場には、実際に大麦の原材料が入っている袋がそのまま置かれています。
そこで麦芽を実際に食べさせてもらいました。麦芽を食べた経験は、他のブルワリーさんでもあります。が、今回は山田社長がそこらへんの袋を開け、そこから手で受け取ったことに意味があります。まさに原材料そのもの。そこに作為や飾りは一切ありません。
もう、完全に手の内を見せてくださっています。

手の内を見せてくださるのはそれだけではありません。
元は、食品工場ではない建物を改築・改修していることで、少しずつビール工場として理想の姿を作る途中であることも教えてくださいました。
例えば、入れてもらった粉砕室の床には虫を捕獲するトラップがありました。そこに入ってきた虫の数をきちんと計数管理し、衛生管理に生かしておられるそうです。
普通、こうした虫はブルワリーにとってほもっとも都合が悪く、隠すべき対象です。そうしたところも堂々と見せてくださる山田社長の器の広さを感じるとともに、それだけFAR YEAST BREWINGは人間がやれる最大級の衛生管理に向けて努力されていることを意味します。
人間のやることに100%はありません。ですが、限りなく100%に近づく努力ができるのも人間。そんな姿勢を見せてもらいました。
私が普段扱うサイボウズさんのkintoneも、人間のやることに100%は無いと言う前提のもと、セキュリティー対策をとられています。お互いの姿勢に通ずるところを感じました。

「FAR YEAST BREWING」の取り組みはそれだけではありません。ITの力もきちんと使っています。
人の手は絶対に必要ですが、人の手間をより効率化できる仕組みは取り入れるべきでしょう。
例えば、酵母の生育状況を示す状況を計数管理するための機械を見せてもらいました。この機会でやっていることも、顕微鏡で人が見ても、機械を通してみても、見る対象に変わりはありません。しかも人が目で見て数える事と、機械に計上を任せることは、何の品質上の違いもないはずです。だからこそ、数を数える仕事は機械に任せてしまうのです。
それはまさに、作業の本質を見極めておられるからできる判断です。作業の本質を見極めた上で、必要なところに必要なIT化を導入しているということが感じられました。
そうした工夫はタンクの清浄でも見られました。ビールのみならず、食品を扱う上で清浄は必須のはずです。タンクの清浄状況をチェックするための指標となるのが、ATP(アデノシン三リン酸)の検出量です。生物残さに含まれるこの成分が検出されるということは、清浄が不完全であることの証しです。ATPを可能な限り少なくする。実際、山田社長のお話によると、他社に比べてかなり低い数値を維持されているそうです。ATP残存量のチェックにあたっては機械の力を使っておられるそうで、キッコーマンのロゴが入ったセンサー機器をみせていただきました。

他にもブルワリーとしての工夫点を教わりました。それは二次発酵です。通常のビール醸造プロセスでは、発酵タンクで発酵させた後、加熱して発酵を止めてしまいます。ところが「FAR YEAST BREWING」では、発酵後に瓶に詰めた後、瓶の中でも発酵プロセスを継続させます。その効果として、発酵の際に酸素を使うため、瓶内の残存酸素量が0になります。酸素の残存量がなくなるということは、ビールの品質を悪化させる酸化のリスクがなくなることです。残存酸素量が0というのは通常はあり得ないそうですが、それを達成していることは誇るべきでしょう。

今回の見学ツアーの一連の流れは、全て山田社長が説明してくださいました。
その口調はとても丁寧で、私たちのような醸造の素人にも真摯に対応してくださいました。
私は山田社長のご説明から、上に書いたようなさまざまな品質上の配慮や努力、そして本質を見極める目を合わせて謙虚な人柄に惹かれました。
そしてその中にはただの謙虚だけでなく、自社製品についての絶対的な自信も感じました。

ここまでで、私はすでに「FAR YEAST BREWING」のファンになっていたと言っても過言ではありません。
今までにも「FAR YEAST BREWING」の製品は「馨和 KAGUA」や「東京BLONDE」を飲んだことがあります。が、私にとっては数多あるクラフトビールの一社としてしか認識していませんでした。
今回の訪問によって、「FAR YEAST BREWING」は本物のブルワリーであるとの認識を持ちました。さらには、山梨から世界に発信できるブルワリーではないかと。

2階の会議室に場を移し、そこであらためてスライドをベースにして、山田社長より設立までの経緯や設立にあたって大切にすることなど、さまざまなお話を伺いました。

世界から原材料を集めて作るビールも良いが、なるべく地元の原材料を使ったビール作りがしたいと言う姿勢や、その取り組みにも惹かれました。
下の見学ツアーの中でも、ペレット状にして真空パックにしたヤキマチーフ社のホップを見せてもらいました。大麦も海外製のものがほとんどでした。
ですが、それに飽き足らない山田社長は、地元産、つまり山梨の農産物を原材料にしたビールが作れないか、という取り組みをされているそうです。北杜市の小林ホップ農園さんのホップを使ったり、桃やぶどうを使ったビール、さらに米を使ったビールなどとても面白い取り組みをされているようです。
これからの農業は大量生産・収穫と高品質の少量生産の二極に分かれる。その後者に着目したことで、山梨の可能性を世界に問う。まさに素晴らしい。

印象に残ったのは、最初は地域活性のことは考えずに小菅村に移住したという点です。それが、小菅に移住して生産を行ううちに、山梨や小菅村のコミュニティにコミットするようになったそうです。そうなった理由は、地元のコミュニティに参加する中で、小菅村に愛着を持つようになったということもあるでしょうし、主要マーケットを東京や海外に向けて考えていたら、得意先売上の二位と三位に山梨県の企業が入っていて、実は地元こそが大きなマーケットだと気づいた、といういきさつもありそうです。
結局、真っ当にビール作りを突き詰めていたら、今の状態になったということでしょう。
山田社長からは、
『地方の「地」は地味・地道の「地」』という言葉もいただきました。まさに「FAR YEAST BREWING」の姿勢が今の形に繋がっていることを感じました。

一つ、山田社長の言葉で考えさせられたことがあります。それは、リモートワークを廃止するというご決断です。
「FAR YEAST BREWING」は国内と海外に直営店を持ち、モノを作る業種です。そのため、弊社とはそもそも業種も業務プロセスも違います。一概に比較はできません。私としては、どうこういう話ではないことは理解しています。

ですが、山田社長がその理由として挙げた「リモート中心の業務設計になると、生産性が低下する。現場力が弱くなる。」という点はどの業界でも一緒です。そして、私にも思い当たる節があります。それだけに考えさせられました。
「FAR YEAST BREWING」はすでに東京から小菅村に本社を移されたということですから、リモートワークの廃止は東京一極集中を促進させるご決断ではありません。なおさら、リモートワーク廃止のご決断に異議を唱えるつもりは毛頭ありません。
ただ、これがもし東京で会社を経営する方のお言葉であれば、私はさらに深刻に考えていたかもしれません。

リモートワークをどう考えるかについては、山梨だけでなく地方が維持されるかどうかを考える上で欠かせない視点だと思います。
山梨で地産地消の仕事が生み出せればよいのですが、今はそうではありません。山梨から人が出ていく一方の現状が山梨県知事による「人口減少危機突破宣言」につながったはずです。
それを打開する一つのやり方こそ、都会の人手不足を山梨で担いながら、山梨から都会への人口流出を食い止めることです。つまり、山梨に住みながら、都会の仕事をこなすリモートワークではないかと思います。
それは、昨晩、都留市の皆さんと話した内容にも通じます。

まずは、私として「FAR YEAST BREWING」が今後とも小菅村で経営できるよう、応援したいと思います。

山梨小菅・源流醸造所を出た後、近くの廣瀬屋旅館さんの直営する酒販店を訪問し、そこで私たちは思い思いに「FAR YEAST BREWING」のビールを購入しました。
こちらのお店にはかなりの種類の「FAR YEAST BREWING」の製品が常備されています。これだけで心が騒ぎます。私も四本を買いました。


そして四本のお酒を持ち、廣瀬屋旅館の広間へ移動しました。そこで山田社長や広報の若月さんも交えて懇親のランチ会です。地元の川魚を使ったと思われる料理がおいしかった。
ここでは、上記のリモートワークの話など突っ込んでお伺いしたかったです。が、横一列の配置だったので、なかなかお話ができにくかったです。これはまた、次の機会を待ちたいと思います。

山田社長、若月さん、ありがとうございました。

・3日目「まとめのワークショップ」


さて、私たち一行は、そこから歩いてすぐの小菅村公民館へ移動しました。そこで、山梨県庁のお二方を交え、ワーケーション全体を振り返るワークショップを行いました。
印象深いキーワードや、山梨に対してこの先できることは何か。そうしたそれぞれの思いを付せんに記し、発表とともに模造紙に貼っていく内容です。

皆さん、それぞれ3日間で感じたことを発表しておられました。
私は以下のようなことを書き、発表しました。
・一日目の日中に参加していないため、内容が薄いこと。
・都留市には布団があること。
・山梨は実力があるにもかかわらず、下請けに甘んじてアピールの機会を失っていたこと。
・その分、品質へのこだわりは高く、今すぐ世界で勝負できる可能性を秘めていること。
・山梨はキャラクタービジネスの発祥でもあり、今後そうした方向でも可能性があること。
・実は山梨のあちこちの都市には、志と発信力のある有力プレーヤーがいらっしゃること。
・都会に人を流出させず、リモートワークを活用した地元に定住した働き方ができること。
・私が山梨でITコミュニティをすでに七回運営しており、今後はその中に地元の企業にも入ってもらい、紹介の場を設ければ、技術者に地元の産業を知ってもらえること。
・山梨に拠点を移したあかつきには、このようなイベントの開催頻度をより上げたいこと。

山梨の可能性はこの三日間で存分に感じました。
私として忸怩たる思いなのは、初日の日中に参加できなかったことでした。ヴィジョナリーパワーの戸田社長やアトリエいろは(アメリカヤ)の千葉社長にもお会いできていません。
これは今後、訪問してキャッチアップしたいと思います(CROSS-BEは昨秋に作業で使わせていただきました)。

さて、バスはここで大月に向かって戻ります。そして大月駅前で皆さんとはお別れしました。ここで電車に乗り換えて東京に帰る方もいれば、そのままバスに乗って東京に帰る方も。
私だけは皆さんと別方向、すなわち富士吉田に向かいました。

私が富士吉田で参加した「よっちゃばれっ kintone 無尽」や西裏での懇親会、さらに翌朝は日本橋のサイボウズさんで「みんなの居場所大会 in 東京」に参加したことは本稿からは割愛します。

なお、参加の中でもnoteの記事は別に挙げています。
・「2月29日 山梨の可能性を感じるワーケーション https://note.com/akvabit/n/n4b9a4b8e458d
・「3月1日 地方に行くとニーズが見える https://note.com/akvabit/n/ne68e09202afa
・「3月4日 品質追求の醸造所でもできるところはIT化。 https://note.com/akvabit/n/n4066aea608cc

まずは今回のやまなしワーケーションでご縁のあったすべての皆さん、本当にありがとうございました。