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2025年1月のまとめ(法人)


令和七年一月。

新たな年を迎えました。

正月から今年の抱負を定める中、メンバーに対してもう少し厳しく行くと決めた以外は、弊社として年末に考えた方からそう大きく変えていません。

今年の初めは開設予定の新事務所の準備等でバタバタする事は見えていたからです。 

おかげさまで弊社の業績は伸びています。
一方、今のわが国の状況は悲観的な論調が多いです。私も今のままだとまずいと思っています。

弊社の外部環境は変わらず不安定であり、特に先生以外の進展が弊社の今後にかなりの影響を及ぼすと予測しています。
今の時点ではまだニーズはあり、弊社もそれに向けて全力で取り組もうと思っています。研修の依頼や、共遊開発等の依頼をいただいており、課せられた期待を感じています。

達成度5割。達成感6割。満足感6割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。


●弊社の業績

§ 総括
一月度の売上は目標を上回りました。

今月も複数案件の実装が佳境を迎えたり、無事に検収を終えられたりしました。

ただ、新年早々、バックオフィスの体制がこのままだとまずいということで、バックオフィスを担うメンバーに対しては、かなりのきつい注文を投げました。
昨秋から代表の負担がかなり上がっており、そのまま今の体制で行くとまずいことになります。少なくとも代表が担っていた総務人事経理系の作業はすべて任せないと、どこかで潰れてしまいます。
バックオフィスメンバーが自分自身で判断し、処理できるようにならないとまずい。

単価を上げたにもかかわらず、新たな引き合いを頂けており、それらのリソースをどう確保するか。生産性を今よりもさらに上げるか、雇用に踏み切るか。
まずは1月中旬に開設した新事務所の効果を存分に発揮しなければならないところです。が、こちらも準備の遅れがあり、思うように進んでいません。

もちろんいくつかの進展や成果はありましたが、代表が思う速度には達していません。

経営者として、AIの活用、メンバーの雇用、事務所の開設、新規サービスの立ち上げ、開発体制の充実など、やるべきことが多く課題は山積みです。

急激に案件が増えたが故に、体制が未熟なまま拡大してしまった会社によくある話だとは思います。
ただ、今がチャンスであることは確かです。ラッシュや通勤が嫌だから独立し、人生一度きりだし、会社経営ぐらいしとこうか。一人だと経営者のうちに入らないから、雇ってみようか。
そんなふうに行き当たりばったりに進めた経営が、まだ生きながらえているし、法人化して10年も長らえた。だからこそ、次の一歩は踏み出すべきでしょう。そして、来春からの新体制に向け、手を打ち始めています。
かつてと同じ轍を踏まぬよう焦らず着実に。

まずは、開発案件と共遊案件の使い分けです。
この二つを使い分けようと思います。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。

・山梨の任意団体トップファンが運営するチャレンジハイスクールに弊社が協賛し、そのキックオフミーティングに代表と役員が参加しました(1/13)。
・新事務所のカギを受け取りました(1/14)。
・事例記事「事例:合同会社TOMONEEL様」をアップしました「事例:合同会社TOMONEEL様」(1/14)。
・事例記事「事例:株式会社エクステンド様」をアップしました「事例:合同会社TOMONEEL様」(1/16)。
・新事務所を開所し、業務も始めました(1/17)。
・弊社総務人事経理担当がkintone Café Tokyoの運営メンバーとして参加しました(1/18)。
・代表が戸田市新年名刺交換会に出席し、交流を深めました(1/23)。
・シードプラス社と共催するセミナーについての告知をアップしました(1/27)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。


§ 業務パートナー
そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

パートナーと統一したやり方で開発を行い、より高い価値を思い出せるように弊社からも指導が欠かせないと思っています。


§ 開発案件
今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。

弊社は、共遊開発の割合を増やしています。それは、ノーコードツールとしてのkintoneならではの手法です。
カスタマイズ開発は引き続きこなせるだけの技術力は持っておくべき。
ただ、それ以上にkintone案件の数が増えている今、すべきは、お客様の求める品質と速度で実装を進めることです。
しかも、その方が弊社も手離れがよくなります。

弊社は手を動かさず、お客様に開発を行ってもらう開発手法を共遊開発と名付けました。今、新規案件についても積極的に共遊開発の提案を進めています。
今月も複数の案件が動いています。成果を挙げて完了したお客様もいます。新たな引き合いも複数いただいています。手ごたえを感じています。

昨年、以下のとおりに弊社の今後の業務の進め方を決めました。
・代表がお客様に入って共に実装に向けて努力する。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

私が担当する共遊案件に関しては私だけで完結できる事例が増えています。それをもう少し押し進めたいと思います。
弊社が受ける開発案件の割合を減らし、かつ定期的な開発案件は常に持っている状態にすれば、弊社メンバーにも負担を強いることなく、技術力を維持しながら、増える一方の案件をさばけるはず。
一昨年まで安すぎた単価設定も大幅に上げたことで、経営的にも少しずつ光が見えてきました。
共遊開発の単価は今はこれ以上の値上げは考えませんが、開発単価はもう少し上げました。

弊社メンバーからは、案件の種類が多すぎる、もう少し絞って案件に集中したいとの思いも感じられます。
ただ経営者の立場からは、案件を絞ることはリスクです。契約解除による売り上げ停止のリスクもさることながら、特定のお客様のみに頼ることで進歩が止まることの方が切実なリスクです。技術者としての進歩が止まると世の中の進歩についていけず、それ以外の案件を取れる可能性からも遠ざかります。一つの会社のやり方や社風に染まることの危険性。あんけんを絞ることは、メンバーの成長という意味でも悪手だと考えます。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

今年の一月、大きな荒療治を行って状況をリセットしました。
昨年度は赤字だったにもかかわらず、それによって少しずつ持ち直しの兆しはあります。

また、今年度に入ってから何度かに分けて単価をアップしました。それによって、収支は少しずつ改善してきたように思います。
今月はまとまった入金があったため、財務的には一旦一息つけました。
後少し、油断せずに耐え忍びます。

そして、メンバーに出す給与も早く上げられるよう、努力します。

弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 三年前の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
2024年の正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。

企業理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念
「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、代表の考え方の軸はぶれていません。たた、顧客のためにと思って設定した単価が安すぎただけで。

弊社の活動内容に、地域活動やNPOやkintoneエコシステムへの関与と営業活動の両立を組み込みますが、それが元でメンバーに過度な負担をかけないように配慮しなければ。

一昨年の4月より弊社に正式に加わってもらった代表の長女に人事・総務・経理の作業を任せました。
さらに、昨年から、今まで名前のみの役員だった代表の妻にもチーム作りの担当として加わりはじめてもらっています。また、妻は昨年6月末に弊社が主催したちいクラ(地域クラウド交流会)も準備をやり切り、当日も成功させてくれました。
山梨でもそれ以来、いろいろな話が動いています。すでに役員の妻は9月に借家を甲府に確保し、別会社(ハレ・プロモーション)設立に向けて今月に登記を終わらせるそうです。私も昨年末になってようやく甲府の借家を見てきました。甲府駅から歩いて数分で、広さもある程度確保できていて、とてもよいと感じました。
弊社の事務所は今年早々に町田に設けたため、甲府の事務所は登記しません。が、今年は甲府や山梨でも活動範囲を広げる予定です。その時に甲府のこの拠点はたまに使わせてもらう予定です。ハレ・プロモーションの事務所でもあるため。

この春までにいろいろと変えようと考えています。
今後とも、なにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築
今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約10回です。リアル共遊開発は一社様に対して2回、10時間。オンライン商談はざっと数えたところ約29回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約25枚です。
昨年末に代表がインフルエンザに罹り、今月も咳が残っていたため、新年会のいくつかを断念しました。

今月は、オフラインの交流は以下のイベントの中で深められました。

・チャレンジハイスクール
弊社代表と役員とで参加しました。



・kintone Café Tokyo
弊社代表ではなく、弊社メンバーが運営メンバーとして参加しています。
・戸田市新年名刺交換会
弊社代表が参加し、貴重なご縁を頂きました。


先々月のCybozu Daysの出展の結果、弊社も新たなステージに進んだように思います。

その結果が「ノーコード推進協会」の正会員登録とサイボウズ社のチーム応援サポーターの登録です。今年も実は色々と話が進んでいます。ここにはまだ出せない話も着々と。
もう少し固まれば、それらについてもお話ができると思います。

昨年、個人と会社のけじめをつけたことで、結果的に弊社に新たな視点が備わりました。
個人として気兼ねなく活動できるようになったことも大きいです。

そして、コミュニティの一部はメンバーが出てくれるようになってきています。

これからもkintoneエコシステムの一員として、弊社も力を尽くし、盛り上げていきたいと思っています。
引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動
今月はこちらのイベントに参加しました。チャレンジハイスクール(1/13)。kintone Café Tokyo(1/18)。戸田市新年名刺交換会(1/23)。

こちらは弊社メンバーも参加したイベントも含めています。また、会社として参加したものに限定し、代表個人の活動は割愛しています。

上にも書いた通り、この夏前あたりから、弊社の役員や総務人事経理担当が、代表が言わなくても積極的にこうしたイベントに参加するようになってくれています。とても心強いです。

もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向とずれていきます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうようにつとめなければ。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動
以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは3本(
2025年の抱負
事例:合同会社TOMONEEL様
事例:株式会社エクステンド様
) 。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

12月26日 12月26日 コーディング規約はなぜ必要か
12月27日 12月27日 年末休みに入るにあたり。
1月6日 1月6日 仕事始めにあたって
1月7日 1月7日 年始のメールについて
1月8日 1月8日 まずは今のツールの機能を使いこなす
1月9日 1月9日 AIは少しずつ業務を担いつつある
1月10日 1月10日 AIがあるからと知識習得を怠るなかれ
1月14日 1月14日 防災と事業継続計画は常に考えておきたい。
1月15日 1月15日 有事の際の情報リテラシー
1月16日 1月16日 チャレンジハイスクールに協賛
1月17日 1月17日 地震から30年
1月20日 1月20日 弊社の新事務所に期待すること
1月21日 1月21日 環境保護への意識は持ち続けたい
1月22日 1月22日 情報科目が共通テストに加わる時代
1月23日 1月23日 完璧だと思った途端、人は成長を止める。
1月24日 1月24日 自社でセミナーを開くにあたって
1月27日 1月27日 コーディングが楽しい時期は尊い
1月28日 1月28日 孤独を防ぐために積極的にお誘いしましょう
1月29日 1月29日 プレーイングマネージャーから経営者へ。

§ 年表

§ Xポストまとめ
・一月ポスト
https://posfie.com/@akvabit_llc/p/WelNX0U


2024年1月のまとめ(法人)


令和六年一月。

今月も苦しい状況が続いています。資金繰りですが。

経営の難しさ、厳しさを日々感じています。その一方で、その痛みを乗り越えようとする自分の成長もかみしめています。挫折や苦しみからしか人は学べない。そんな手あかのついた言葉にすがっています。
今の苦しみから得た教訓は、単価設定や人件費についての根本的な過ちです。安すぎたとの反省の胸に刻み、前に進もうとしている自分を感じています。

ただ、悪い話ばかりでもありません。

むしろ、ここで試練と苦しみを味わったことは、来年以降の弊社や私にとってよかったと思います。
一人親方ではわからない経営の難しさ。人を雇い雇用する事がどれほど大変なのか、心の底から理解しました。

好材料もいくつもあります。
先々月に受注した単価を大幅に上げた提案は先月から案件として始まっています。
他の単価を上げた案件もいくつか受注内示をいただいています。
苦しい中でも引き合いが途切れていません。ありがたいです。

経営状況に楽観はできないですが、弊社のこれからを悲観はしません。来期からは単価を変えた効果が出てくるはず。あと三ヶ月ほどを耐えて見せます。

達成度5割。達成感4割。満足感4割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 一月度の売上は目標を下回りました。

単価設定が低いままの案件が主である以上、まだ黒字化はできません。
が、何とか持ちこたえられているのも皆様のおかげです。感謝しています。

引き合いが続けていただけているのもありがたいです。
単価を大幅に上げても引き合いがきて、それが受注につながっていることもありがたいです。

それはまだ代表個人のネームバリュ―があるからです。
ただ、それに安住していては駄目で、代表のネームバリューに依存している間は大きな成長が難しい。
代表のネームバリューではなく、会社自身か会社が出すサービスにネームバリューを感じてもらわないと、代表のリソース次第になってしまいます。
そのためにもメンバーには、成長し、視野を広げてもらわないとだめてす。そこがまだうまくいかず、人件費だけが出て行ってしまったのが今年でした。

案件が増えても案件をこなすスピードが向上しない。代表のリソース次第になってしまう。
この状況を打開するため、考え方を切り替えてより効率的なプラグインやサービス使用を推進する方針に切り替えました。
業務の根本的な部分から今までのやり方をすべて切り替えつつあります。
その一方でメンバーの実装力は確実に上がっていて、私抜きでどんどん刺さめられようになりつつあります。来季は飛躍できそうな気がしています。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・弊社代表がスナックジョイゾー voll.23に参加しました(1/19)。
・弊社代表がkintone Café METAVERSE vol.6に参加しました(1/22)。
・弊社代表がdevkin MeetUp vol.2に参加しました(1/23)。
・代表が山梨DX推進支援コミュニティのDX悩み人の集いで講師・ハンズオン登壇を行いました(1/24)。
・弊社がやまなしDXエンジンに加入しました(1/24)。
・代表が真鶴で地元の複数事業者向けのkintone説明会に登壇しました(1/25)。
・弊社総務人事経理担当が「kintone × 20~23新卒 交流会」に参加しました(1/25)。
・代表がkintone Café HYOGO Vol.2の前夜祭と当日でそれぞれLT登壇をしました(1/27)(1/28)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

4月から多くのメンバーに加わってもらった弊社ですが、まだまだチームビルディングができていません。さまざまな課題が出た月でした。
残念ながら、いくつかの会社との関係をいったん解消するしかなくなりました。
パートナー企業の技術者さんにも複数の案件に携わってもらっていますが、こちらは数カ月前からすでに案件を絞って関わってもらってます。
もう一度業務の再設計を行い、パートナー関係の整理も行います。

外注費や人件費の負担も厳しいですが、なんとか乗り切りたいと思います。


§ 開発案件 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。
今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

先々月から今までの開発のやり方について、変える決断を下しました。

・代表が伴走担当としてお客様に入る。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

今まで安すぎた単価設定もさらに上げました。
上げた単価をベースに受注も取れるようになり、自信にもなっています。
引き合いも途切れていません。

既に先々月からはいくつかの案件で伴走型に切り替えています。代表が手を動かさないやり方で実装を進めるやり方も身を結びつつあります。
手ごたえを感じているので、それを引き続き推し進めていきたいと思います。

先々月はCybozu Days 2023の前日に二つのサービスをリリースしました。
GO! DO! with-Uとアビットリンクです。
また、先月もk-Report帳票統合サービスをリリースしました。
こうしたサービスをいくつか出していき、弊社の価値をより世間に訴えていく必要があると思っています。

うちのメンバーはよく頑張ってくれています。そしてこれを糧に成長してい欲しいと思います。
皆の頑張りに報いるためにも、これまでのやり方をあらため、持続可能な経営に変えていきます。

そのためにもまた、代表のトーク力も磨く必要があります。
すでにこの半年、代表は複数の場所で研修講師やグループワークの運営にもチャレンジしています。
また、日本各地のkintoneプレーヤーたちにもリアル/オンラインを問わず会いに行き、知見を交換し合っています。
今月もセッションを二回、LTを二回登壇しています。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

今月はついに今まだの溜まった膿を出し切る荒療治に踏み切りました。
それが功を奏せば、状況は改善に向かいつつあります。

その流れを加速するため、昨年の4月より代表の長女に弊社に正式に加わってもらい、人事・総務・経理の作業を任せています。
少なくとも、これらの作業に代表のリソースを割かれることがなくなったのは助かっています。

ただ、経営者としての未熟を痛感させられることも多く、財務への能力は引き続き磨いていく必要があると考えています。
弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 三年前の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
この正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。

企業理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念
「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、代表の考え方の軸はぶれていません。たた、顧客のためにと思い単価が安すぎただけで。

地域活動やNPOやkintoneエコシステムへの関与と営業活動の両立を組み込みつつ、メンバーに過度な負担をかけないように作り替えています。

今後ともなにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約8回です。オンライン商談はざっと数えたところ約32回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約30枚です。

今月もさまざまなご縁をいただきました。

スナックジョイゾー voll.23でも新たなお客様を二人お連れし、皆さんと交流を図ってもらいました。devkin MeetUp vol.2度もオンライン上ですが交流が図れました。その前日のkintone Café METAVERSEではアバターでも。


また、今月は山梨でのご縁がさらに強まりました。代表が山梨DX推進支援コミュニティのDX悩み人の集いで講師・ハンズオン登壇を行位、その後の懇親会にも参加した事で、より認知度も高められたと思っています。ちょうどその5日前には私が登壇した同じ場所でサイボウズ社と山梨中央銀行がDX推進にかかる業務提携をしたばかりだったのでそれも追い風になりました。

その一方で昨夏にいただいた真鶴でのご縁、そこから冬にいただいた山北でのご縁も育てる必要があります。真鶴で地元の複数事業者向けのkintone説明会に登壇しました。また、別の日には山北町でご縁のあった方と商談しました。いずれも将来に繋がっています。


年始にも昨夏から取り組んでいるお客様との伴走開発がひと段落着いたことで、酒席にお誘いいただきました。とてもおいしかったです。



今月は兵庫県の城崎に赴いてのkintone Café HYOGOを外すことはできません。現地で一泊しての濃密な2日間は、刺激を受けると共に交流やkintoneエコシステムの絆を強める良い機会となりました。

私だけではなく、役員の妻も山梨でご縁をいただき、6月末に予定している地域クラウド交流会に向けて着々と準備を進め、人脈を広げています。今月も重要なトピックとなるべき出来事がありました。
また、人事経理を担当している代表の長女もサイボウズ社で行われた「kintone × 20~23新卒 交流会」に参加し、知己を増やしたようです。
他にも面白い話が持ち上がっています。

皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

弊社が経営で苦戦していても次々と案件を頂けているのはこうした出会いがあるからです。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。スナックジョイゾー voll.23(1/19)。kintone Café METAVERSE vol.6(1/22)。devkin MeetUp vol.2(1/23)。DX悩み人の集い(1/24)地元の複数事業者向けのkintone説明会(1/25)。「kintone × 20~23新卒 交流会」(1/25)。kintone Café HYOGO Vol.2の前夜祭と当日(1/27)(1/28)。



来月もまたイベント登壇を控えています。記事のリリースなども複数あります。
こうした対外活動こそは経営者としてやるべきことであると同時に、弊社メンバーにこの方向性を理解してもらう必要があります。
今年の年始の抱負として、昨年は18回だった登壇回数を倍にすると決めています。実際、さまざまなルートからお話をいただけるようになっています。
もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向と違ってしまいます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうようにつとめなければ。

外の皆様と交流を深めたいと思っています。
今月に行った活動からそのことを強く感じました。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは4本(
2024年の抱負
DX悩み人の集いで講師・ハンズオン登壇を行いました
「真鶴でチャレンジの総量を真鶴で」イベントでkintoneを説明しました
kintone Café HYOGO Vol.2に参加・登壇しました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは1本(
RICOH kintone plusのRICOH 帳票作成プラグインの攻略ポイント
)。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

1月4日 1月4日 強くなって奉仕できるように
1月5日 1月5日 抱負は目に触れる場所に貼っておく
1月9日 1月9日 登壇回数を今年は増やします
1月10日 1月10日 初めての方とはなるべく直に会う
1月11日 1月11日 テキストによる発信内容や方法を改善します
1月12日 1月12日 動画や音声で発信する課題を考えた
1月15日 1月15日 自分の考え方などあらゆる面を見直す
1月16日 1月16日 社会インフラの変化に対応する
1月17日 1月17日 29年を振り返って思うこと
1月18日 1月18日 やるべき仕事が増えても個の人生は大切に
1月19日 1月19日 コミュニティとは派閥のことなのか?
1月22日 1月22日 マルシェで感じたDXの本質
1月23日 1月23日 メタバースの心を軽くする効果が見直されるかも
1月24日 1月24日 技術者としての研鑽が必要
1月25日 1月25日 開発・商談の際は確証バイアスに気を付けよう
1月26日 1月26日 kintoneと街づくりの試み
1月29日 1月29日 エゴに堕ちずエコに徹する

§ 年表

 ・一月お仕事

  BUSO AGORAで作業、二俣川で作業・うち合わせ×8、EKITERIA PRONTOでオンライン打ち合わせ×2、鶴川駅前図書館で作業×2、白金台で打ち合わせ、馳走 麹屋で会食、横浜関内で商談、ドトールコーヒーショップで作業、スナックジョイゾー、品川で商談×2、渋谷で商談、takeda street baseで登壇、うまい魚と酒の肴 まどかで会食、伊藤商店、真鶴町観光協会で登壇、スミマルシェで懇親会、青木商店 glideで懇親会、塩と檸檬で懇親会、お芋とカヌレ城崎足湯カフェで足湯、短編喫茶 Unで懇談、エルベで懇談、とみやで会食、きのいえで前夜祭、城崎国際アートセンターで登壇、おけしょう鮮魚の海中宛 駅前店で懇親会、鶴川郵便局で手続き、ドトールコーヒーショップでオンライン

§ ツイートまとめ
・一月ツイート
https://togetter.com/li/2301781


2022年1月のまとめ(法人)


令和四年一月。
オミクロン株が今まで押し寄せた五度の感染増加の波をさらに上回り、未曽有の陽性者数を増やし続けています。
その一方で日本各地やトンガでは地が震え、地球のあちこちが不気味な兆候を示し続けています。
弊社も事業継続計画を考えねばと思いつつ、日々の業務を回しています。

コロナや地震に関係なく、わが国にはさまざまな課題があります。それを解決するには働き方の改革が欠かせません。既存の成功体験はとっくに古びてしまい、高度成長の成功に酔った過去は忘れ、新たな働き方に考え方をアップデートしていかなければ。つまり、リモートワークを前提とした働き方に対応していかねばなりません。

弊社でもそれは同じ。まだまだ課題は山積みです。昨年の反省を真摯に考えるため、今年から心機一転してさまざまな活動に取り掛かっています。
昨年末からは、持続可能な経営体質に変えようと自社サービスの開発も始めました。

達成度5割。達成感6割。満足感4割。それが今月の代表自身の自己採点です。

まずはもう一度足元を固め直します。
弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。


●弊社の業績

§ 総括 一月度の売上は、まだ確定していませんが、目標額には到達できない見込みです。


社会の働き方改革の流れは弊社にも多くの案件の引き合いとして及んでいます。ですが、弊社に完全なリモートワークはまだ早すぎたと昨年末に反省しました。
そこで今年からは最低でも週二日、サテライトオフィスにおいて対面で教えながらの開発を行っています。
なぜそうしたかというと、受注をいただいてから御検収の期間まで、一定の期間がどうしても必要だからです。一定の期間が必要なため、それぞれの作業フェーズを並行でこなしながら、少しずつその期間をずらす必要があります。そうすることで毎月継続的に御検収と御入金をいただけるサイクルが回転します。
ただ、昨年は案件の実装も遅れた上に、代表がコロナウイルスに感染してしまいました。それによってこのサイクルが完全に崩れてしまいました。そこにメンバーへの給与が入ってきたことが、弊社の経営にダメージを与えました。

もっとも、おかげさまで案件は次々といただけています。今月も新たな案件の開発を始めました。来月以降に向けても複数の新たな案件の引き合いをいただけています。しかも、継続的な有望な案件の引き合いが複数。これは来期の業績を考える上で好感触です。

Cybozu Days 2021で得たご縁やその他のチャネルから、新たな案件の引き合いはいくつもいただけています。
やはり、Cybozu Days 2021に出展したことで弊社の認知度はさらに上がったように思います。

ですが、それをこなすだけの開発スピードを確保しなければ、上に記したとおり、今のやり方はサイクルがいったん崩れると途端に経営にダメージが生じます。
そのためにも、メンバーに対する教えを強化していきます。私も、技術顧問の方にも案件に携わっていきながら。
私自身、正月の三日間はほぼ仕事に携わっていました。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・noteで毎朝代表が記事のアップを始めました。
・はたママプロジェクト様のサイトにて昨年末に代表が受けたインタビューを記事にアップいただきました。
・代表がkintoneエバンジェリストの年次更新を行いました。
・弊社がサイボウズ社オフィシャルパートナーの年次更新を申し込みました。

実績を出しつつ、日常も充実させるための工夫。それらは全て、代表の求めるワークライフバランスの実現につながってゆくと信じています。


§ 業務パートナー 今年からサテライトオフィスにて弊社メンバーに対して対面開発をして教える。そう決めたことで、サテライトオフィスへの訪問頻度を増やしています。

数年前から一緒にやっている有限会社シンボ技研様は、昨年のCybozu Days 2021でも出展やスタッフ協力でもお世話になりました。
弊社のサテライトオフィスは有限会社シンボ技研様のオフィスの一部をお借りしています。
そのご縁をこの春からさらに強化しようと思っています。

昨年末から今年にかけては、他の企業様からも複数の協業の提案をいただいています。
そうしたご提案をおこなってくださるのはとてもありがたいのですが、弊社にとっては発注元となります。現状で案件の引き合いを多数いただけている弊社が、これ以上の案件を請けることについては慎重に進めていかねばと自重しています。リソースの問題がありますので。
その時、よほどの信頼関係が構築で来ていない限りは、弊社の業務をお願いするパートナー企業は増やさないようにしようと思います。
たとえば信頼関係にあるシンボ技研様に案件をお願いする場合でも、かつてのように業務を投げっぱなしにする方法だと弊社の利益になりません。そもそもSESには手を出すつもりはありません。うまくバランスをとりながら、弊社にとってもプラスになるような案件をこなしていこうと思います。

すでにある案件については弊社は開発に従事せず、パートナー企業にお任せしています。今後も弊社であまりノウハウのない案件は、パートナー企業や技術者さんに振るつもりでいます。

昨年末から、自分にかけていたいくつかの心理のブロックは外しました。例えばオフショア開発、常駐、サービス開発も含めて。

外したブロックの中には、業務パートナーとの関係性も含めています。今後は柔軟に付き合っていこうと思います。

§ 開発案件 今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。
ありがたいことに複数の案件のお話をいただけています。これもCybozu Daysへの出展など、露出の効果だと思っています。

昨年の師走から、初心に戻ってうちのメンバーにもう一度kintoneを教えながら、じっくりと育てていく方向に舵を切りました。
私も焦っていたのかもしれません。能力以上の仕事を振ってしまっていたと思っています。いろいろとある反省点を踏まえ、難しい案件は私と技術顧問とで開発も含めて取り組む方向に舵を切りました。

新規案件の実装に私と技術顧問が携わることで開発速度を上げています。
しばらくは、経営者としての理想を追うだけの振る舞いをやめ、一作業者として原点に戻ります。

とはいえ、弊社の発展を諦めたわけではありません。そもそも経営者がワーカーになっては社の発展は望めません。
なので、来季に向けて手を打ってもいます。福岡の久米さんにお声がけいただいたkintone開発フレームワークのGAMENIにも参加しています。また、弊社内でもPHPのAPIの連携クラスは多数のSaaSに適用中です。
また、今月は反省を生かして複数の心理ブロックを外しました。そうして得た成果は、弊社の利益構造と売り上げ構造を変えていくはずです。今年の春には必ずや成果をあげて見せます。


kintoneはTVCMの効果もあったのでしょうが、認知度が飛躍的に上がっています。仕事の中でkintoneを知らないという方に出会うこともほぼなくなりました。
今月はサイボウズ社よりCybozu.com10周年のアメニティグッズもいただきました。βテスターから関わっていた弊社にとってもとても感慨深い出来事です。

実際、弊社にはさまざまにお声がけをいただけるようになりました。
来月以降にも、続々とお話をいただいています。それらをきちんとこなすためにも、準備と実装のための環境は作っていかねば。
弊社としてもまだkintoneを広めていきたいと考えているため、代表はkintoneエバンジェリストの年次更新を申し込みましたし、弊社としてもサイボウズ社のオフィシャルパートナーの更新を申し込みました。



§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
いつになればこの状態が落ち着くのか。財務基盤の弱さをいかにして克服するか。課題は山積みです。

とはいえ、この四ヶ月は家計のせいにできません。明らかに弊社のパフォーマンスが落ちていたからです。

少しずつ財務状況に希望は見えてきていますが、まだ気を緩めるわけにはいきません。
財務の件は、引き続き最優先で取り組んでいきます。

§ 社内体制 昨年の師走の初めに、一年前に作成した社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。メンバーが離任した理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。そこで三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、それらを練り直しました。以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

メンバーの募集を出した時と考え方の軸はぶれていません。

先月から、東京都中小企業振興公社の方に人財制度についてのアドバイスを受けることになりました。
アドバイザーの方からもビジョンや価値観を持つことは大切、とのお墨付きを頂きました。今月もZoom越しでアドバイスを行って頂きましたが、弊社の方向性に間違いはないようです。ただ日々の運用が間違っているだけで。
単なる金稼ぎのためのビジネスに堕す事がないよう、これからも理想を忘れない経営に励みたいと思います。

ただし、あくまでも継続的に経営が成り立つ前提です。業務基盤を疎かにしてはいけません。今年からは、昨年アドバイスを頂いたとおり、人事評価と技術スキル評価を混同しないように心がけています。
また、今年からはSlackのハドルミーティングの頻度を下げ、できるだけ顔の見えるZoomの打ち合わせに戻しています。またSlackでは朝夕に出退勤の連絡を入れてもらうように運用を変えました。

昨年の真摯な反省をもとに、まず経営の運用をきっちりすることを目指します。

§ 人脈の構築 先月頭のCybozu Days 2021からリアルのイベントが少しずつ増えてきました。
ですが、年始からのコロナ・オミクロン株のまん延は再びリアルでお会いする機会を奪いました。対面で行う予定がいくつかオンラインに切り替わり、技術者さんとの飲み会も中止になりました。
今月、頂戴した名刺は2枚ですが、実際は私用に近い場で頂いたので、仕事の商談で頂いた名刺は0枚です。リアルの商談すら三回だけしか行っていません。

とはいえ、オンラインでまだ緊密な関係を結べていなかった何人かの方と、より突っ込んだ商談を行いました。一度イベントで会っただけの関係から次の関係に進めたことは今後に向けてよい結果を生みそうです。実際、よいご縁につながりそうな気もしています。
はたママプロジェクトさんからも昨年末に受けたインタビューを記事にしていただきました。

もう少しオミクロン株のまん延はつづくでしょうから、こうしたご縁をこれからも大切にしたいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月は以下のイベントに参加しました。Re:Change User Conference(1/18)。スマレジ プラットフォームAPIを使ったアプリ開発方法を伝授!(1/18)。

今月、登壇する機会はなかったのですが、はたママプロジェクトのサイトにてインタビューを記事にアップしていただきました。このインタビューは昨年末に受けたものです。
https://www.hatarakumama-pj.com/posts/interview1061/

オミクロン株のまん延により、予定していた飲み会などもゼロになってしまいました。リアルの場の商談すら三回しか行っていません。

今年からnoteに毎日記事をアップしています。これは2年ほど前から弊社とパートナー会社向けのSlackに毎朝アップしていた「朝の雑感」です。内部に公開した後、二日遅らせてnoteに書いています。

弊社の開発や記事執筆のお仕事はこうした対外活動から生まれています。代表自身による新たな交流を発信することは絶対に怠ってはならないと肝に銘じています。

きっと、必ずや、コロナは小康状態に落ち着くと信じ、また皆様と交流を深めたいと思っています。
まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。

§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんの運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」を弊社サイトにアップする作業ですが、今月は1本アップしました。
(「アクアビット航海記 vol.39〜航海記 その24」)
家の処分に向けて動き始めたことや、初めて自分で契約文書を作ったことなどを振り返っています。

今月、書いた本のレビューは14本(
ウルフ・ホール 上
ウルフ・ホール 下
神去なあなあ日常
憂鬱な10か月
日本でいちばん大切にしたい会社 7
ベルカ、吠えないのか?
不思議な数列フィボナッチの秘密
タイガーズ・ワイフ
日本でいちばん大切にしたい会社
日本でいちばん大切にしたい会社 2
明日をどこまで計算できるか? 「予測する科学」の歴史と可能性
波形の声
夜更けのエントロピー
幻のオリンピック 戦争とアスリートの知られざる闘い

今月、書いた抱負は1本(
2022年の抱負
) 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた物申すは0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは0本()。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

§ 年表

・一月お仕事

町田市役所で手続き×2、ハローワーク町田で手続き、町田税務署で手続き、町田で商談、BUSO AGORAで作業×2、町田市立中央図書館で作業、江戸川区で商談、月島で商談、コーチャンフォー稲城若葉台店で調べもの、ドトールコーヒーで作業、アクアビットサテライトオフィス×9

§ ツイートまとめ
・一月ツイート

https://togetter.com/li/1838623


2020年1月のまとめ(法人)


今年から、毎月ごとに個人と法人を分けてまとめを書きます。

2020年1月は一年の初めの月でもあり、弊社の場合、決算までの残りクォーターの初めの月です。
総括すると、今月は両方の性格を色濃く映し出す月となりました。
具体的には、外部への発信や種まきを積極的に行いながら、スタートにふさわしく経営計画やサイト設定の刷新を行ないました。
そうした作業に手を動かしたこともあって、今月の実績は今年度では最低の額にとどまりました。
ですが、そうした活動が実を結びつつあり、来月以降、来年度以降に期待の持てるお話をいくつもいただいています。

複数の案件を並行して進められるようになりつつありますが、これからも弊社の認知度をあげるためには外部での発信が欠かせません。そうした活動を通して、あらたなご縁からお仕事がつながります。来年度に向けてよい感じの月になったと思います。
達成度5割。達成感6割。満足感7割というのが自己採点です。

パートナーさんへの発注も進めつつ、自社の案件を増やす。外注率は抑えつつ、代表の作業は生産性を高く維持し、売上につなげる。そんなビジョンで業務をこなしてゆきたいと思います。
弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 1月度の売上は、目標額の8割にとどまりました。
額が少なかった事に比例して、代表の稼働時間にもかなりのゆとりが生じました。そして、そのゆとりを活かし、各種イベントへの参加に精を出し、手ごたえを得た月でした。
11月に弊社がサイボウズ株式会社のオフィシャルパートナーになり、各種イベントへ参加させていただいた事でできたご縁は、弊社の認知度の向上に確かにつながっています。
そうした対外的な発信を行う合間に、複数の案件をご検収や中間締めにまで結びつけられました。また、弊社サイトのSSL化がようやくなりました。サーバー環境やサイトデータの移転も併せて行ったことで、名刺にもかなりの情報を盛り込めました。
実績を出しながら、日常も充実させる。それらは全て、代表の求めるワークライフバランスの実現につながってゆくはずです。
それをパートナーや家族や地域や日本全体に広めていきたい。
これからも将来に向けての布石は次々と打っていくので、そうした来年への準備も含めて今月は評価したいと思います。

§ 業務パートナー 今年度に入ってから、パートナー企業との協業をもう一度見直しています。外注先と共存しつつ、外注比率を抑えるにはどうすればよいか。そもそもの案件ごとの見積額を上げ、なおかつ、教え、フォローする時間だけ生産性が落ちることを踏まえた額を出さねばなりません。
今月はそうした活動はあまりおこなっていません。ほぼ弊社内だけで作業が完結したためです。
春以降、業務パートナーとの協業活動は活発にしていく予定です。

§ 開発案件 今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。kintoneとAWSやGoogle Apps Script、boxとの連動を行いながら、kintoneを基幹システムの一角として提案し、活用することが受注につながっています。
ユーザー様には、引き続きインターフェースのわかりやすさがkintoneの魅力として訴求したいと思います。
今月もまた新規に複数のkintone案件をご依頼や見積もりのご依頼をいただいています。

今月はkintone セールスアドバイザーの試験に受かり、講習の受講とそこで出された課題もクリアし、セールスアドバイザーの資格を名乗れるようになりました。
これで現時点で受けられるkintone関連の資格は全て取得でき、続いてはAWSの資格取得へと向かいます。

§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。いつになればこの状態が落ち着くのか。財務基盤の弱さをいかにして克服するか。課題は山積みです。引き続き最優先で取り組んでいきます。

§ 社内体制 こちらはまだ道半ばです。サテライトオフィスの開設はなりましたが、今、そこでは外注先の技術者に対しての活用しかできていません。
雇用自体は、懇意にしている社労士さんや税理士さんからも後押しをいただいています。ただ、そのためにも遅れている経営への考察(業務計画、SWOT分析、経営計画、就業規則、財務計画など)を深める作業を進めなければなりません。
正月の三日間で来季の経営計画の基本は作成したので、引き続き中期計画の策定に取り掛かりたいと思います。

§ 人脈の構築 今月はさまざまな会に出席しました。55枚のお名刺をいただきました。
また、福島県お試しテレワークツアーに参加して、新たな地平での繋がりも賜りました。デザイナー・リサーチャーLT新年会では技術者ではない方との出会いもありました。関西大学東京経済人倶楽部の総会・年賀会では先輩の方々にお目にかかりました。LivingAnywhere Commons遠野KickOffでは、地方に目を向ける志の人々と語らいました。
それらの場所では得がたい知己が増え、今後も互助できそうなつながりができました。こうした活動が今後の業績を左右すると信じています。引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月は以下のイベントに参加しました。kintone 認定セールスアドバイザー講習会(1/9)、福島県お試しテレワークツアー(1/16-18)、デザイナー・リサーチャーLT新年会(1/22)、関西大学東京経済人倶楽部の総会・年賀会(1/23)、LivingAnywhere Commons遠野KickOffパーティー(1/28)、クラウドの終焉とビジネスチャンス / 60分で深まる。ビジネスセミナー!(1/31)。
開発や記事執筆のお仕事はこうした対外活動から生まれています。代表自身による新たな交流を発信することは絶対に怠ってはならないと肝に銘じています。
あと、今年からfreee Open Guildの運営にも携わっており、2月末に予定されているfreee Open Guild #08の告知を完了しました。2月の末には開催レポートをアップする予定です。kintone Caféの準備も進めており、またあらためてご案内します。
その他にもパートナー企業(1/10)や技術者さん(1/8)、お客様(1/21)と合計三度、お酒を交わしてのコミュニケーションを実施しています。
毛色は違いますが、友人のご家族をサテライトオフィスにお招きし、高校生のお子さんにITの仕事とは何かについて1時間20分語るといったこともしました(1/26)。
皆様、ありがとうございました。

§ 執筆活動 昨年の春まで連載していたCarry Meさんの運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」ですが、今月は1本アップしました。
(「アクアビット航海記 リモートワークの効用」)
今回は連載の五回に一回はコラムを挟むと決めていたとおり、リモートワークについて語ってみました。福島県お試しテレワークツアーに行ったことも契機となりました。

今月書いた本のレビューは6本(「この国の空
僕が本当に若かった頃
ビジネスモデルの教科書 経営戦略を見る目と考える力を養う
この命、義に捧ぐ―台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡
坂の上の雲(一)
坂の上の雲(二)」。

今月書いた抱負は3本(「2020年の抱負
2020年上半期弊社の抱負(実践版)
2020年上半期個人の抱負(実践版)」。

今月書いた弊社の活動ブログは1本(「福島県お試しテレワークツアー」。

§ 年表

・1月お仕事

ららぽーと横浜Tully’s Coffee、四谷三丁目カフェ・ベローチェで作業、四谷三丁目で商談、パートナー技術者と呑み(荒木町まことや)、kintone 認定セールスアドバイザー講習会(サイボウズ 本社)、大崎で商談×3、パートナー企業と飲み(狛の家)、町田で雑務、鶴川駅前図書館で作業、co-ba koriyamaでランチミーティングと作業、LivingAnywhere Commons会津磐梯で懇親会、アスパラ邸見学、集まりいなで作業、集まりいなでお客様とZoomMTG、道の旅籠「椿」で懇親会×2、京橋SYNQAで作業×2、京橋で商談、新橋でお客様と飲み、デザイナー・リサーチャーLT新年会(サイボウズ 本社)、関西大学東京経済人倶楽部の総会・年賀会(JOB HUB SQUARE)、新御徒町で商談、ココデンタルクリニックで作業、オリジン弁当 鶴川店で作業、品川で商談、半蔵門で作業、LivingAnywhere Commons遠野KickOffパーティー、町田市民フォーラムで商談、五反田で商談、クラウドの終焉とビジネスチャンス / 60分で深まる。ビジネスセミナー!、サテライトオフィス×11

・1月ツイート

https://togetter.com/li/1462550