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2024年5月のまとめ(法人)


令和六年五月。

早くも年度が始まって二ヶ月が終わろうとしています。
昨年度は苦しんだものの、今年に入ってから希望が持てる兆しが少しずつ増えました。

手ごたえは感じているものの、やはり昨年のダメージは大きかったといえます。今月は昨年度の決算締めを行いましたが、結果、赤字で決着しそうです。

昨年度、売り上げとしては過去最高を出しました。が、利益体質にはなっていません。業務を受ければ受けるほど赤字になってしまう苦しみ。
それを変えなければという切迫した思いで、業務のあり方を変えています。
開発会社から次のステップへ。安単価から高単価へ。

今月も引き合いを多数いただきました。そのたびに受託開発ではなく伴走開発の形での提案を励行しています。
それが功を奏しつつありますが、昨年の失敗を帳消しにするには、もう少しかかりそうです。

達成度5割。達成感5割。満足感5割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 五月度の売上は目標を下回りました。

また、今月は前年度決算の提出月です。
上にも書いた通り、昨年度の決算は、人件費過多により赤字が決定しています。
原因は、代表の私の経営能力の不足です。それ以外にありません。本当に反省しています。
新たな案件には事欠いていないので、いまのうちに利益体質に変えていくチャンスです。

うちのメンバーも頑張って学んでいますし、成長もしています。
ただ、各メンバーの力が足し算にしかなっておらず、掛け算の力を発揮できていないのが弊社の今です。

リモートワークの悪い影響が如実に出ています。リモートワークを支えるための社内体制もまだまだです。教育・研修資料も作成していますが、私の思う水準には達していません。
開発を行うための様々な仕組みもこれから整備していく必要があります。

私がお客様のもとに赴いて伴走開発で売り上げと利益を出し、kintone界隈での存在感も維持する。そして、その間に弊社メンバーのスキルアップや社内の仕組み作りを進める。こうした方針で進めています。

ただ、伴走開発はリソースを使います。伴走に携わっている間は、他の仕事はできません。
代表がそれまで持っていたタスクも少しずつ終わらせたり、譲ったりして減らしてきました。が、まだ五本の指では足りない量のタスクが残っています。これが終わるまでもう少しかかりそうです。
はやく私の作業を経営とトップセールスと研修と伴走開発のみにしてしまわなければ。

世の中もノーコードが広まり、受託開発は下火になりつつあります。
もう、開発にしがみつく事は将来にとってリスクになりつつあります。

それでも今も受託開発や伴走開発に弊社への引き合いや受注が途切れないことは、本当にありがたいと思っています。
今のうちに、弊社メンバーのスキルと体制を整備しないと。

伴走開発が盛んになりつつある今も、開発しきれない案件はあります。そこに弊社メンバーを投入し、両輪で進む。
今や、AIもコーディング補佐として使えるレベルに到達していますので、生産性は必ず上がるはずです。

そこも含めて、どうすれば会社と皆のために良いか、昨期の反省を生かしてじっくりと考えます。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。

・弊社代表およびメンバー二名で「AI研修」に参加しました。(5/11)。
・弊社役員および総務メンバーが「山梨活性化フォーラム」に参加しました(5/15)。
・弊社代表・役員および総務メンバーで「千葉ちいクラ」に参加しました(5/16)。
・弊社代表・役員および総務メンバーで「スナックジョイゾー」に参加しました(5/17)。
・弊社代表・役員および総務メンバーで「kintone Café 神奈川 Vol.17」に参加しました(5/18)。
・弊社が再来月に主催予定の「甲府ちいクラ」に甲府市の後援が決まりました(5/21)。
・弊社代表が「NAGOYA kintone Night」に参加しました(5/31)。

ここにはまだ載せられないトピックもあります。告知できる段階になれば記載します。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

ただ、今や弊社も開発案件の割合を下げると決めています。
伴走開発からこぼれ落ちた開発をうちのメンバーが担う運営に変えつつあります。

そうなると、パートナーに対してお願いすることも、ぐっと減ってくるでしょう。今は一度タスクを整理しなければと考えています。


§ 開発案件 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。

kintoneはますます盤石の地位を築いていくでしょう。
今月末になって、サイボウズ社より値上げのお知らせがありましたが、とうとう来るべき便りがきた、という感想を持ちました。
昨年秋ごろから、いずれ値上げはあるだろうと思っていました。今年に入ってからも他のSaaSやPaaSでも値上げのお知らせが相次いでいたので、その日は近いとさえ思っていました。

弊社も昨年から何度か値上げをしてきました。いくら弊社の単価が安かったからとはいえ、先に単価を上げておいてよかったと思ったのが正直なところです。
伴走開発に舵を切ったことで、単価をアップの効果が少しずつ経営に好影響をもたらしている今はなおさらそう思っています。

ただし、伴走開発はまだメンバーにはハードルが高いと判断しています。そのため、今の時点では代表のみが伴走開発に携わっています。
伴走開発以外でも、弊社は開発案件をたくさん抱えています。そして、そうした開発案件はメンバーに渡しています。ただ、複数の開発案件を並行で任せてしまうと、メンバーの心理的な負担が増すため、釣り合いをとりながら渡しています。
そうすると、渡しきれない案件は代表の私が拾うしかありません。が、これからはもう、そうした案件すら生じないようにしたいと考えています。
つまり、伴走で全ての要件を拾い集め、お客様に手を動かしてもらいながら、お客様にスキルをためてもあるのです。
もちろん、まだ私がもともと持っていたタスクも溜まっています。

昨年、以下のとおりに弊社の今後の業務の進め方を決めました。
・代表が伴走担当としてお客様に入る。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

少しずつ私が担当する伴走案件に関しては回るようになってきています。
それをもう少し押し進め、弊社が受ける開発案件の割合を減らし、かつ定期的な開発案件は常に持っている状態に何とか落ち着けようと思っています。
一昨季まで安すぎた単価設定も大幅に上げました。
上げた単価をベースに受注も取れるようになりました。それが自信にもつながっています。

昨年から携わっていた某伴走案件の発表会も行われ、弊社の担当していたお客様が当初の苦労を乗り越える大きな成果をお挙げてくださったのもよい思い出になりました。
それと、二年前に8回ほどセキュリティ講師を行っていたお客様に対し、久しぶりにセキュリティ講師を担当したのもの今月のトピックスです。

昨年に出したGO! DO! with-Uとアビットリンク、さらにk-Report帳票統合サービスも併せて、弊社の価値をより世間に訴えていく必要があると思っています。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

今年の一月、大きな荒療治を行って状況をリセットしました。
昨年度は赤字だったにもかかわらず、また持ち直し始める兆しはあります。

経営者としての未熟を痛感させられる毎日ですが、財務改善のためにまず取り掛からなければと考えた単価アップがうまくいきそうなので、もう少し耐え忍びます。
弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 三年前の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
この正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。

企業理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念
「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、代表の考え方の軸はぶれていません。たた、顧客のためにと思い単価が安すぎただけで。

弊社の活動内容に、地域活動やNPOやkintoneエコシステムへの関与と営業活動の両立を組み込みますが、それが元でメンバーに過度な負担をかけないように配慮しなければ。

昨年の4月より弊社に正式に加わってもらった代表の長女に人事・総務・経理の作業を任せました。
さらに、今月から名前のみの役員だった代表の妻にもチーム作りの担当として加わりはじめてもらっています。
6月末に予定している弊社が主催するちいクラ(地域クラウド交流会)も妻がやり切るようです。

今後とも、なにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約11回です。リアル伴走開発は三社様に対して6回、22時間。オンライン伴走開発は一社様に対して2回、4.5時間。オンライン商談はざっと数えたところ約41回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約30枚です。

今月も様々な場所で商談を行い、交流を深めました。
案件に関わる部分なので、ここにはすべて書きませんが、いろいろと楽しみなご縁ができました。


例えばお客様の下で行われたAI研修に弊社メンバー二名を連れて参加させてもらいました。夜は八人で日本橋で飲みました(5/11)。

freee TOGO Worldには大石さん以外誰にも会わなかったのですが、それがかえって新鮮でした(5/14)。


千葉ちいくらではあえて初対面の方だけのお店に行って皆さんと交流を深めました(5/16)。


スナックジョイゾーでも初々しい新入社員たちの語りと皆さんとの語りを楽しみました(5/17)。



kintone Café 神奈川 Vol.17では懇親会がいつにもまして楽しめました(5/18)。

末日には名古屋でNAGOYA kintone Nightに参加しました(5/31)。
また、真鶴町で商談した後はペペコーヒーに立ち寄って作業させてもらったのですが、小田原や平塚の方との交流の機会をいただきました(5/24)。

弊社が経営で苦戦していても次々と案件を頂けているのはこうした出会いがあるからです。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。「AI研修(5/11)。「山梨活性化フォーラム」(5/15)。「千葉ちいクラ」(5/16)。「スナックジョイゾー」(5/17)。「kintone Café 神奈川 Vol.17」(5/18)。「NAGOYA kintone Night」(5/31)。



こうした対外活動こそは経営者としてやるべきことであると同時に、弊社メンバーにこの方向性を理解してもらう必要があります。
今年の年始の抱負として、登壇回数を36回と定めました。5月の時点で15回の登壇が果たせています。

もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向とずれていきます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうようにつとめなければ。

外の皆様と交流を深めたいと思っています。
今月に行った活動からそのことを強く感じました。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは3本(
kintone Café 山梨 Vol.2に運営・参加しました
地域クラウド交流会 in 甲府を開催します
kintone Café 神奈川 Vol.17を主催しました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは1本(
事例:株式会社丸正田中様
)。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

4月30日 4月30日 kintone Caféに限らず、他のイベントにも
5月1日 5月1日 習い事ができる生活の余裕
5月2日 5月2日 連休を見直しても良いと思います。
5月7日 5月7日 電源が失われた時のITを想定する
5月8日 5月8日 ホープツーリズム
5月9日 5月9日 福島に行って感じた電力への迷い
5月10日 5月10日 正しく恐れることの大切さ
5月13日 5月13日 知ったつもりにならず、現地に行って確かめる
5月14日 5月14日 SaaSとPaaSの棲み分けをfreeeさんのイベントで再確認
5月15日 5月15日 福島の今に対する偏見を取り除く旅
5月16日 5月16日 組織とマニュアルの限界
5月17日 5月17日 共感できる地域クラウド交流会に
5月20日 5月20日 リアル交流の場に参加する技術者の増加
5月21日 5月21日 kintoneライトコースとアソシエイト資格
5月22日 5月22日 退職代行はありだと思います。多様性を重んじる時代ですから。
5月23日 5月23日 トラブルの際に自分をどこまで律する事が可能か
5月24日 5月24日 標準化がなぜシステム開発に必要か
5月27日 5月27日 休むことでそれまでを変えるアイデアが生まれる
5月28日 5月28日 日本国外からの有事対応にも心を配らなければ
5月29日 5月29日 伴走開発は言語力が求められる

§ 年表

 ・五月お仕事

横浜二俣川で作業・打ち合わせ×7、谷塚で商談、品川で商談、常陸野ブルーイング品川 Beer & Cafeでオンライン、北本で商談、アクアビット サテライトオフィス、和泉多摩川で商談、多摩センターStarbucksでオンライン、東府中で伴走開発×3、珈琲館 大岡山店でオンライン、浅草文化観光センターでオンライン、浅草で伴走開発×3、木場で研修、熟成魚場 福井県美浜町で懇親会、道の駅 清川で作業、清川村交流促進センター 清流の館で作業、横浜市中区で伴走開発、ジョナサンでオンライン、Starbucksでオンライン、ANAインターコンチネンタルホテル東京でfreee TOGO World、鶴川駅前図書館で作業、千葉商工会議所で千葉ちいクラ、無限鴨で懇親会、スナック・ジョイゾー、千里で懇談、あーすぷらざでkintone Café 神奈川、トムヤムくんで懇親会、喜びの里で懇親会、浅草文化観光センターでオンライン、EKITERIA PRONTOでオンライン、真鶴町で商談、ぺぺコーヒーでオンライン・懇談、ドコモショップ 町田店で作業、Colabo SpaceでNAGOYA kintone Night

§ ポストツイートまとめ
・五月ツイート
https://togetter.com/li/2375529


2022年5月のまとめ(法人)


令和四年五月。

コロナウイルスが収束へと向かいつつあります。来月からは海外からの観光客受け入れも再開されるそうです。
めでたいことですね。これを機会に、苦しんだ業界の方が救われることを願っています。

一方でウクライナへのロシア侵攻は泥沼化しており、胸が痛みます。

海外のニュースが報道される一方で、交流が断絶された現状。それは、私たちに国内の閉じた環境を意識させてくれました。そしてわが国のIT業界がまだ国内需要だけで案件が創出されていること。それはとても恵まれたことであり、引き続き国内で閉じた環境の中、システム構築を進めていけば生き残れるかもしれない、という期待を掻き立ててくれます。

ですが、その現状に安住するのは危険です。
それにはどうしなければならないのか。
まだまだ課題は山積みです。

昨年の反省を真摯に踏まえ、今年から心機一転してさまざまな活動に取り掛かっています。
それらが早くも成果を出してくれそうですが、逆に案件が積み重なっており、それが逆にリスクにもなりつつあります。

達成度6割。達成感6割。満足感6割。それが今月の代表自身の自己採点です。

幸先がよかったとはいえ、その状況に甘んじず、足元を固めて進みたいと思います。
弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 五月度の売上も目標額は超えました。
それよりも今月のトピックは、弊社の財務面の管理を強化したことです。
具体的には大量の領収書を毎月のタイミングでスキャナで取り込む運用を始めました。それをfreeeで簡単に仕訳計上できるようにしました。
具体的にはnoteに以下の記事を書いております。
5月25日 システムの粗利率を反省する|Yoshikazu Nagai(長井 祥和)|note

今までのどんぶり勘定を抜本的にやめるため、月単位できちんと費用(外注費・人件費)と売り上げのバランスをとりながら経営したいと思います。今までやっていなかったことがあり得なかったのですが。今後、きちんとした会社にするために欠かせないプロセスです。

お陰様で今月もいくつかの引き合いを頂きました。2,3月に比べると数は減りましたが、本当にありがたいことです。

三月から、SESの形態で、弊社メンバーに一人加わってもらっています。また、昨年の年初から加わってくれていたメンバーも今月から正社員として働いてくれています。二人とも新たな環境で頑張ってくれています。

私抜きでお客様への対応も行って頂いており、正社員になってくれたメンバーは某社にて週一、二度の常駐作業をこなしてくれています。別のお客様の案件にもほぼ一人で対応してくれるようになり、お客様から感謝の御言葉を頂けるまでになりました。

お陰で、kintoneの中だけで完結できるような案件については、うちのメンバーだけで回りつつあります。代表が打ち合わせで出られないときは、うちのメンバーだけでお客様と打ち合わせられる体制も作れるようになっています。

ただ、案件の量からすると、メンバーの開発速度がついていけていない状況は否めません。そのため、来月から増員を検討しています。

kintoneだけで回せるような案件はどちらかというと小規模です。弊社としては、大きな案件も引き受けていかなければなりません。
弊社の価値とはkintoneを他のPaaS/SaaSと連携させることにあります。その一つの到達点として、弊社独自のサービスを立ち上げる事を着想しました。

それが実り、先月はスマレジアプリコンテストで佳作を頂けました。佳作といっても全20アプリの中の3位ですから、自信をもってよいかもしれません。今月はその授賞式にも出席する栄誉をいただきました。
スマレジアプリコンテストで佳作をいただきました | Case Of Akvabit

そうした他のPaaSやPaaSとkintoneを連携するにあたっては、全体の設計や細部の構築が必要です。これらを担うための代表のリソースは足りていません。新たな案件を次々と頂いている今、その対応に追われてしまっています。
引き合いを次々と受けても、それに耐えられる様な開発スピードを確保しなければ。昨年、なかなかうまく行かずに苦しんだ経験を活かし、メンバーに対する教えを強化していきます。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・弊社が応募した「チェアサイドレジ」が第二回スマレジアプリコンテストで佳作を受賞し、授賞式に出席しました。
・経理処理や仕訳入力処理をfreeeとScanSnapを組み合わせた方式に変更しました。

実績を出しつつ、日常も充実させるための工夫。それらは全て、代表の求めるワークライフバランスの実現につながってゆくと信じています。


§ 業務パートナー 今年からサテライトオフィスにて弊社メンバーに対して対面開発をして教える。そう決めたことで、サテライトオフィスへの訪問頻度を増やすと決めました。
ただ、今月は新たなSES案件が始まり、私とメンバーがその常駐現場に行く機会が多かったため、サテライトオフィスに行く機会は減っています。
5月は最終週になってようやく初めて顔を合わせられたので、その場で今後の協業関係についての打ち合わせを行いました。

今、経理や財務諸表の見直しを行っていて、外注費についてはSES業界の割合で設定していた失敗がありました。それを含めてパートナーさんとの外注費も見直す件、その打ち合わせの場でも伝えました。その分、業務を単に丸投げしてしまうことは慎みます。丸投げは弊社のノウハウにならないばかりか、外注比率を挙げざる得なくなり、財務諸表への悪影響にも繋がります。
そのため、外注する場合も弊社がなるべく関わるような体制をとりたいと考えています。

昨年末に、代表が自分にかけていたいくつかの心理のブロックを外しました。例えばオフショア開発、常駐、サービス開発などです。引き続きこの方向に進んでいきます。
外したブロックの中には、業務パートナーとの関係性も含めています。また、助成金には頼らないというものもあります。ですが、弊社が先月IT導入支援事業者に採択されたことから、助成金を使いたいというお客様が増えています。その手続きや申請は、弊社が行うべき業務ではないと判断し、コンサルティング会社様と契約を締結し、第二次申請に間に合うような手続きを行って頂いています。

§ 開発案件 今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。
ありがたいことに2,3,4月に連日のように新たな案件のお引き合いをいただきました。今月はその実装作業や準備に注力しています。それでもまだ、週一、二件の割合で新たな案件のお話を頂いています。これも、今までの露出の効果でしょう。

先月から某士業様の案件での並走開発は次のフェーズに向けて受注を頂きました。また、4月から始まったSES案件も順調です。その他、某団体様のセキュリティ講師やコンサルティングの作業やその他諸作業にもめどがつきました。

今、動いている案件が30社様ほど。他にも二ダースほど案件が動いています。それらをどのようにこなしていくかが課題になっています。
取り扱うシステムはkintoneをベースにGmail、Google Calendar、Zoom、HubSpot、ChatWork、Slack、freee、freeeサイン、マネーフォワード、スマレジ、LINE、Benchmark、box、Stores、請求管理ロボ、各種CMS、
案件によってはパートナー社や技術者さんと一緒にしながら、私や弊社の技術顧問の方も実装に取り組みながら。

ただ、経営者がワーカーとしてに奔走していては社の発展は望めません。
代表が経営に時間を割けなくなると、大所が見えなくなり経営上のリスクとなります。
弊社の発展を進めるためにも、ここを早く何とかしないと。

来月も、弊社メンバーの教育も兼ねた案件に注力していく予定です。

§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

ようやく、昨年の夏のコロナ感染がきっかけに苦しんだ状況に解決の光が見えてきました。また、健全な経営は財務をきっちりしてこそです。今月から毎月の費用をきちんと把握できるように毎月の領収書をスキャナで取り込み、それをfreeeに渡すための仕組みに切り替えました。

また、東京都中小企業振興公社の人財アドバイザーの方に昨年末よりアドバイスを受けています。この方から五年後の弊社体制のありたい姿を作るように言われ、作成しています。また、五年間の財務諸表の推移を計画する作業も税理士の先生にも見てもらいながら取り組んでいます。弊社代表にとって苦手な作業ですが、これを機会に改めて取り組まなければと進めています。

§ 社内体制 昨年の師走の初めに、一年前に作成した社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。メンバーが離任した理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。そこで年始にあたり、三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、それらを練り直しました。以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

メンバーの募集を出した時と考え方の軸はぶれていません。

昨年の師走より、東京都中小企業振興公社の方に人財制度についてのアドバイスを受けています。
そのアドバイザーの方から作成するようにと指示された、5年後の弊社を見据えた改善案は、メンバーにも見せて説明もしています。今後の財務諸表の推移についても見せながら、全員が当事者意識を持つようにしています。

弊社メンバーは、まだ技術的なスキルの習得に目一杯で、なかなか経営的な視点に気を回すレベルには至れていません。少しずつ進歩はしているので、引き続き焦らずに教えていくつもりです。
まずはスキル面の評価と人事面の評価を別に行う体制を作りながら、弊社の体制を良いものに磨いていこうと思います。

3月の半ばよりメンバーに一人、SES形態で参加してもらっています。紹介予定派遣なので、いずれは正社員登用も視野においています。同じ会社からはまた別の技術者の提案ももらっており、来月に面談を行う予定です。
また、パートナー会社の方に専任で関与してもらうことも考えています。それを踏まえると、7月からは6名体制になるかもしれません。
そのためにも、毎週週明けに行っているオンラインの打ち合わせや、顔を合わせた打ち合わせは引き続き行っていくつもりです。
昨年に犯した失敗の反省を踏まえ、慎重に、かつ大胆に果断に経営していきたいと思います。

§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
リアル商談は13回、お客様との打ち合わせを行いました。オンライン商談はざっと数えたところ約25回ほどです。他にも半SESのお客様での打ち合わせもあります。
今月、頂戴した名刺は19枚です。

また、スマレジアプリコンテストの受賞を通じて、スマレジ業界にも知己の方を作れたことは大きいと思います。
来月もまた弊社代表が登壇する機会があります。楽しみにしています。
引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。LINE BIZ DAY 2022(5/18)。第二回スマレジアプリコンテスト授賞式(5/26)。Cybozu パートナーミーティング 2022 Spring(5/30)

今月は、作業に忙しく、オンラインイベントにもなかなか参加できませんでした。ただ、この二つは業務や案件にも関わることと、後者は弊社にとっても栄誉であり、参加させていただきました。

今年に入ってから、発信の機会を増やすため、noteの投稿を始めています。毎営業日に記事をアップしています。これは2年ほど前から弊社とパートナー会社向けのSlackに毎朝アップしていた「朝の雑感」を二日遅らせて外部向けに書き直したものです。

弊社の開発や記事執筆のお仕事はこうした対外活動から生まれています。代表自身による新たな交流を発信することは絶対に怠ってはならないと肝に銘じています。

きっと、必ずや、コロナは小康状態に落ち着くと信じ、また皆様と交流を深めたいと思っています。
まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。

§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」を弊社サイトにアップし直す作業ですが、今月は1本アップしました。
(「アクアビット航海記 vol.43〜航海記 その27」)
新たな会社に入るための準備で、ウイルスに荒らされ、管理がないがしろにされた環境で、情報機器管理の大切さを学んだことを書いています。

今月、書いた本のレビューは1本(
賊将

今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた物申すは1本(
鉄道の廃止に物申す
) 。
今月、書いた弊社の活動ブログは1本(
スマレジアプリコンテストで佳作をいただきました
) 。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、先月から毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

4月28日 経営は事故を常に想定する
4月29日 コロナに対する態度は未定。
5月2日  発信とは、長く継続的に地道に
5月3日  聞く力を養うと案件に繋がる
5月4日  真っ当な経営こそが繁盛の元
5月6日  個人に責任を負わせる事の弊害
5月7日  過去をモチベーションの源泉に
5月9日  情報技術の適切な使い道とは
5月10日 情報の取捨選択の訓練を行う
5月11日 一社に依存しないためにやる事
5月12日 自社の長所短所を把握する
5月13日 Googleイマーシブビュー!
5月16日 人工知能による政治の可能性
5月17日 軍用技術と民間技術の境目は
5月18日 契約先の実在確認の必要性
5月19日 電子書籍の普及が進みますが。
5月20日 目的を持つことは尊く困難
5月23日 自主的に学ぶ風潮を育てる事
5月24日 自社サービスの新たな挑戦。
5月25日 システムの粗利率を反省する
5月26日 古い技術を嗤うのではなく

§ 年表

・五月お仕事

安城市にて商談、お客様に丈山苑に連れて行っていただく、東山公園にて商談、美濃太田にて視察・商談、二俣川にて作業・打ち合わせ×6、JR秋葉原駅コンコースでリモート商談、御徒町で商談、御徒町のCreateaで作業、新小岩で作業・商談・会議×2、新小岩のジョナサンでリモート商談、町田税務署で手続き、町田市役所で手続き、鶴川駅前図書館で作業、bizstation新橋で打ち合わせ×2、和光市駅のスターバックスで作業、新座で視察・商談、Kitacos Cafe & Gardenで打ち合わせとオンライン商談と作業、武蔵小杉Starbucksでリモート商談と作業、二俣川EKITERIA PRONTOでリモート商談×2、スマレジ東京ショールームで授賞式、サテライトオフィスで作業と打ち合わせ×2

§ ツイートまとめ
・五月ツイート

https://togetter.com/li/1894624


2020年5月のまとめ(法人)


昨年度から、毎月ごとに個人と法人を分けてまとめを書きます。

令和二年五月。コロナウィルスに大きく揺さぶられた世界に徐々に落ち着きが見え始めています。
とはいえ、コロナの影響はまだまだ続くことでしょう。
ただ、リモートワークを普段から実践してきた弊社にとって、直接の影響はありません。
ですが、景気の悪化が確実に見込まれる今、発注が減ることは容易に予想できます。
発注元の原資に余裕がなくなるからです。

社会は今、急激にリモートワークの方向へと進みつつあります。そのような流れに沿って、弊社がお役に立てることはありそうです。実際、五月にも複数の案件のご発注をいただきました。
また、リモートワークの流れに沿ったオンライン・イベントでも司会進行やメンターの役目を務めました。

達成度6割。達成感6割。満足感6割。それが今月の代表自身の自己採点です。

パートナーさんへの発注も進めつつ、自社の案件を増やす。外注率は抑えつつ、代表の作業は生産性を高く維持し、売上につなげる。そんなビジョンで業務をこなしてゆきたいと思います。
弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 五月度の売上は、まだ確定していませんが、目標額にはかろうじて達することができました。
とはいえ、これで気を抜くわけにはいきません。
コロナの影響が効いてくるのはこれからでしょう。

来月以降も、世の中には不安と混迷が渦巻くはずです。
景況は悪化し、厳しい時代が続くことでしょう。
そんな中、弊社は今までの活動で得た複数のご縁を通し、さまざまな案件の引き合いをいただいています。

弊社が以前から取り組んできたリモートワークへの施策は、コロナから弊社の業務を守ってくれました。
そうした取り組みができるようになった背景には、kintoneのようなプラットフォームや情報技術の発展があったことはもちろんです。
それらを取り扱う弊社に、リモートワークを進めたいからkintoneについて話を聞かせてほしい、というオファーも届き、来月以降にも複数の案件が続いています。ありがたいことです。

いくつもの来月以降の案件をいただき、その開発や打ち合わせを連日複数のお客様と行わせて頂いていました。そのほとんどがウェブミーティングでした。zoom、ChatWork Live、Google Hangout、Skype、Whereby、BellFace、Microsoft Team、Google Meetのどれかを使わない日はないというぐらいに。珍しいところではSpatial.chatを使ったパーティーのトライアルも行ったり。

世界が未曽有の危機に襲われる中、弊社ができることの一つ。それは、わが国の会社にリモートワークの考えを根付かせる一助となることだと思っています。
その一環として、今月は初めてfreee Open Guild Online #1で司会進行だけを担当する役割に挑戦しました(5/13)。また、4月にfreee & kintone BizTech Hackでオンラインハンズオンの講師も担当しましたが、その中でハンズオンのサポート役であるメンターにも挑戦しました(5/22)。それらの実績はとても大きな気づきと自信を与えてくれました。

複数の案件を並行して進められるようになりつつありますが、これからも弊社の認知度をあげるためには外部での発信が欠かせません。そうした活動を通して、あらたなご縁からお仕事がつながるからです。今後に向けてよいスタートが切れたと思っています。
来月以降もリモートワークに絡んだ案件は続きます。一方で経営上のリスクを減らす上でも、少し安定の案件に取り組むことを検討しています。

実績を出しながら、日常も充実させる。それらは全て、代表の求めるワークライフバランスの実現につながってゆくはずです。

§ 業務パートナー 先月から業務パートナーさんとの協業を再開しています。
代表自身が行ったほうが作業のスピードを落とさず作業ができるのは確かでしょう。
ところが、代表自身のリソースがだんだん切迫しつつあります。そこにさらに案件の伝達やそもそもの開発の方法まで教えなければなりません。
でも、それを含めても業務の伝達は欠かせないと判断しています。まだ案件は増えると予想しているからです。

それもあって、弊社が主体となったリモートミーティングの機会も増やしています。また、自粛期間であるゆえに、顔を合わさずリモートでの取り組みに特化しましたが、これは引き続き続けたいです。

そのためにも少しでもツールを作り、外注部分を減らす取り組みを進めています。
外注先と共存しつつ、外注比率を抑えるにはどうすればよいか。
第5期はその部分にも気を配ったことで弊社の歴史でも最高の売上総利益を達成できました。ただ、外注費の抑制だけにこだわっていると、案件数が増やせません。そもそもの案件ごとの見積額を上げ、なおかつ教えつつ、フォローする時間だけ生産性が落ちることを踏まえた外注費をその都度算出することが重要だと考えています。

引き続き抜かりなく進めていく予定です。

§ 開発案件 今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。
kintoneとAWSやGoogle Apps Script、boxとの連動を行いながら、kintoneを基幹システムの一角として提案し、周辺システムと組み合わせての提案が受注につながっていると思われます。
ユーザー様には、引き続きインターフェースのわかりやすさをkintoneの魅力として訴求したいと思います。

今月もまた新規に複数のkintone案件をご依頼や見積もりのご依頼をいただいています。
また、今月はfreee社に関わるイベントの司会進行やfreee & kintone BizTech Hackでオンラインハンズオンのメンターを務めるなど、主要な認証の仕組みであるOAuthについて学びを深めました。また、そうした中でfreee社との関わりがさらに強められました。
また、kintoneと連携できるサービスを広げるため、いくつかのサービスの調査と勉強を続けています。スマレジ、Infomart、帳票Online、カラーミーショップ、freee、Money Forward、ヤマトビジネス、メールワイズ、Twilio、DocuSign、Apple Calendarなど。

20日に一件、納期があり、その前の3日、4日は連日深夜まで打ち合わせを行っていました。その時期は複数の案件も同時に動いており、なかなかに多忙な状態が続いていましたが、月末にはだいぶ落ち着きました。

今月はとくにスマレジとカラーミーショップとfreeeのAPIドキュメントを見る機会が多かったように思います。
今後もリモートでやる仕事は増えそうです。今の機会を活かして勉強に費やそうと思います。

§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
いつになればこの状態が落ち着くのか。財務基盤の弱さをいかにして克服するか。課題は山積みです。
この分野にはRPAを導入を考えるつもりです。そうしなければ、処理が回らなくなっています。オンラインの請求書を自動的に取り込み、税理士の先生に提出する書類として集めるか。
同時にコロナによる経済の悪化に備え、補助金も申請するなど準備を進めています。
この件は、引き続き最優先で取り組んでいきます。

§ 社内体制 こちらはまだ道半ばです。サテライトオフィスの開設はなりましたが、今、そこでは外注先の技術者に対しての活用しかできていません。
雇用自体は、懇意にしている社労士さんや税理士さんからも後押しをいただいています。ただ、そのためにも遅れている経営への考察(業務計画、SWOT分析、経営計画、就業規則、財務計画など)を深める作業を進めなければなりません。
正月の三日間で来季の経営計画の基本は作成したので、引き続き中期計画の策定に取り掛かりたいと思います。
ただ、正月が1年前に思えるほど、世の中は変わってしまいました。今やコロナを踏まえた景況の悪化と、社会がリモートワークに舵を切ったことによる案件の増加を加味しなければなりません。こちらは引き続き続けていきたいと思います。

§ 人脈の構築 コロナウィルスに世の中が翻弄され、緊急事態宣言や各自治体による外出自粛の影響もあり、ありとあらゆるイベントが中止となっています。今月も参加する予定だった複数のイベントが中止となりました。
そうしたイベントのいくつかはオンライン開催へと切り替わり、そこでは何回か参加できました。
ただ、オンラインイベントは、人脈の構築という意味ではリアルのイベントに比べて圧倒的に弱いです。そのため今月は、人脈の構築もはかばかしくありませんでした。
今月、頂いた名刺は1枚です。これはおそらく、ここ数年で間違いなく最も少ない枚数でしょう。
Sansan社ではオンライン名刺をサービスに打ち出しており、そうした価値観の変化についていく取り組みを始めました。
オンラインでも仕事をやり取りできる関係をどうやって築き上げてゆくか。
新たな人脈の構築手段を考えなければならない時期がきているようです。SNSの使い方も考えなおさねばならないかもしれません。

オンライン飲み会は複数回、開きました。オンラインイベントにも複数回参加しました。ですが、リアルなイベントに参加した時に比べると、参加の実感も弱く、余韻も続かないことが難点です。
リアルなイベントの開催が難しい以上、オンライン・イベントに切り替わることはやむをえません。そしてそこに参加するしかありません。
今後はオンラインのイベントが続いてゆくはずなので、オンラインでも人脈を構築し、ビジネスの新たな流れを創り出すため、引き続きオンラインは参加していくつもりです。SNSの関わり方も見直すつもりです。
コロナ禍が落ち着けば、また対外活動に乗り出すつもりには変わりないのですが。
引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月は以下のイベントに参加しました。ミニWeb討論会/何がテレワークを阻害しているのか?(5/7)。kintone Café Online Vol.1(5/9)。テレワーク時代のバックオフィス構築セミナー(5/13)。freee Open Guild オンライン #1(5/13)。フォームブリッジカフェ(5/15)。freee & kintone BizTech Hack(5/22)。バーチャル カチドキ パーティールーム vol.0 お試し編(5/24)。
本来ならそれ以外にも、いろいろなイベントがあったはずです。どれも3密を防ぎたい政府や自治体からの要請で中止を余儀なくされました。

ただし、そうした現状を打破しようと、人々はオンラインセミナーの実施に舵を切り始めています。弊社もその流れに乗り遅れまいと、4月にはkintone Café 神奈川 Vol.6を主催し、freee & kintone BizTech Hackではオンラインハンズオンの講師も務めました。今月もfreee Open Guild Online #1の司会進行を務め、freee & kintone BizTech Hackではハンズオン講師をサポートするメンターも務めました。ともに大きな挑戦となりました。
弊社にとってとても大きなステップだったと思います。

弊社の開発や記事執筆のお仕事はこうした対外活動から生まれています。代表自身による新たな交流を発信することは絶対に怠ってはならないと肝に銘じています。

きっと、必ずや、コロナは小康状態に落ち着くと信じ、また皆様と交流を深めたいと思っています。
まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。

§ 執筆活動 一昨年の春まで連載していたCarry Meさんの運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」を弊社サイトにアップする作業ですが、今月は1本アップしました。
(「アクアビット航海記 vol.21〜航海記 その9」)
代表の人生を大きく変えた決断は、朝礼の場でクビにされる屈辱から生まれました。起業にむけて大きなステップだったと思います。

今月、書いた本のレビューは12本(
教団X
球体の蛇
パソコン入門
夏の名残りの薔薇
蜩ノ記
七日間ブックカバーチャレンジ-FACTFULLNESS
七日間ブックカバーチャレンジ-成吉思汗の秘密」)。
七日間ブックカバーチャレンジ-占星術殺人事件」)。
七日間ブックカバーチャレンジ-ワーク・シフト」)。
七日間ブックカバーチャレンジ-かんたんプログラミング Excel VBA 基礎編」)。
七日間ブックカバーチャレンジ-チームのことだけ、考えた。」)。
七日間ブックカバーチャレンジ-天津飯の謎」)。

今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。

今月、書いた物申すは1本(
コロナをSDG’sの実現に活かすために。」) 。
今月、書いた弊社の活動ブログは1本(
freee Open Guild Online #1で司会進行を担当しました」)。

§ 年表

・五月お仕事

浅草で打ち合わせ・調査×3、サテライトオフィス×2

・五月ツイート

https://togetter.com/li/1529652