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アクアビット航海記-エンジニアによる発信


「アクアビット航海記」では、個人事業主から法人を設立するまでの歩みを振り返っています。
その中で、私のキャリア上の転機となってきたのは発信ではないかと思います。

技術者の方はアドボケイターやエバンジェリストという言葉を聞いたことがあるでしょうか。かくいう私もkintoneエバンジェリストという肩書をサイボウズさんからいただいています。

なお、余談ですが私はその時までエバンジェリストの言葉すらよく知りませんでした。引き受けたのはよいのですが、何をすればよいのか全く分かりませんでしたので。

しかも当時私がいた常駐先(某大手信販会社基幹刷新プロジェクトのPMO)は猛烈に忙しく、エバンジェリストの事を何もできずにいました。よく私がクビにならなかったと思います。正直、レアキャラと呼ばれていました。クビ候補筆頭だったはずです。お声がけくださった後、辛抱強く育ててくださったサイボウズ社のうっし~さんには感謝しかありません。

さて、そうしたエバンジェリストやアドボケイターという方が行う発信は確かに発信の見本だと思います。スティーブ・ジョブズが鮮やかに行っていたようなプレゼンテーションなんてできるはずがない。発信なんてしょせん雲の上の人たちがやるもの。そう思っていませんか。全くその必要はありません。

それを以下に書いていこうと思います。

意思を伝えることが発信

まず、発信とは技術者であるあなた自身の意思表明です。例えば、到底一人ではやれるはずのない実装を任されたとします。そこで何も意思を示さず、言われるがままにやらされてしまっていては、自分の心身はむしばまれるばかりです。

きっとあなたはこういうはずです。それは無理です。間に合いません、と。多分大丈夫だと思います。これらも立派な発信です。

もしくはエージェントやチームリーダーからこの案件ができるか、という問い合わせがきた際、あなたは自分のスキルを顧みて、こう答えるはずです。「できます」「楽勝です」「無理です」「鬼畜ですか?」「寝ながらできます」。これも立派な発信です。

まずは自分自身のスキルや状況をはっきりと相手に伝える。発信とはまずここから始まるはずです。

仕事している間はしょせん金を稼ぐ手段と割り切り、ポーカーフェイスで羊の皮をかぶって仕事をする人もいるでしょう。そうした方も、プライベートでは自分を友人や親や配偶者にさらけ出しているはずです。発信とはまず意思の伝達から始まります。

私のキャリアでいうと、まずは学生や若い頃の芦屋市でのアルバイト、派遣社員の日々が相当します。

状況をよくしたいと働きかける発信

自分自身の意思を表示するための発信はほとんどの人にとって当たり前の行為です。ですが、次のステップになると少しだけハードルが上がります。

例えば同じチームで気の合うAさんがやっている作業、見ていてとても非効率的。なんとかしたい。

そのような作業を見かねてアドバイスをしたとします。そしてAさんの業務効率は改善されました。これは立派な発信です。

では、特定のAさんにだけアドバイスをするのではなく、チームのミーティングの場で皆に対して発信することはどうでしょう。チームのメンバーは全員がAさんのように気の合うひとだけではありません。同じようにアドバイスしたつもりが、自分の仕事をけなされたと不快に思う人がでてくるかもしれません。ここから難易度が少しずつ上がっていきます。

この時、気を付けるべきは、相手を否定しないことです。否定せず、相手を認めた上で提案します。自分を振り返ってみてください。自分も完璧ではないですよね。未来も予測できないし、Wikipediaをそらんじて相手を驚かすこともできないはずです。人は完璧ではないのに、相手より絶対に正しいことはないはずです。それを踏まえ、相手を立てながら、改善点を伝えます。これも発信です。

むしろ、上に書いたエバンジェリストやアドボケイターとは、こうした発信をより多くの人にしているだけだともいえます。こうしたほうがよいですよ、楽になりますよ、という。

私のキャリアでいうと、スカパーのカスタマーセンターで働いていた頃、Excelの登録件数を集計する仕組みを改善しようと、マクロを使って効率を上げたことが挙げられます。この時、私はチーム内に自ら提案したように記憶しています。

自分の範囲外に働きかける発信

自分の周りの環境を変えられたら、今度はその範囲を少しずつ広げていきましょう。今の世の中にはありがたいことに発信する手段が無数にあります。ブログやSNSといった。こうした手段を使わないのはもったいない話です。

よく炎上を恐れて発信しないという人がいます。ですが、炎上するには理由があります。火のない所に煙は立たぬ、といいますが、やましくなければ炎上しないのです。

もちろん、著名人や芸能人となると別です。その立場を享受しているだけでうらやましがられ、やっかみの対象に選ばれます。そしていわれのない非難と炎上を招きます。ですが、あなたはまだ著名人でもなければ、有名税を払う必要もありません。

世の中には無数のツイートがあり、無数の動画が流れています。その中であなたが炎上するとしたら、よほど運が悪いか、誰かにちょっかいをかけてしまったかのどちらかだと思います。または明らかに世の中の大多数の動きに逆らった発信をするか。

あなたがどれだけ陰謀論を信じているところで、それは大多数ではありません。コロナワクチンや国葬に反対していても同じ。それはあなたの信条や意見として尊重されるべきですが、それを他人に強制すべきではありません。

もし、大多数の意見ではなくても、状況をよくしたいと働きかける発信をしたい場合は、やり方を考えましょう。その場合も上に書いた通り他人を否定しないことです。まず相手の立場と信条を受け入れ、理解した上で具体的な代案を出すとよいでしょう。

コロナワクチンや国葬に反対していても、それを認めさせたいがために相手を否定すると、炎上の当事者に祭り上げられます。ようはそうした悪目立ちをせずに発信すればよいのです。

私のキャリアにとっては、インターネット黎明期にBBSやメールマガジン、またはICQなどで見知らぬ人と会話していた時期にあたります。私も相手をけなしてしまう失敗をしましたし、自分のされて嫌な思いを味わいました。

人々を巻き込む発信

プレゼンの達人と呼ばれる人々は、プレゼンの結果に拍手をもらえたり、学びになりましたと言ってもらえたりすることをゴールとしていません。

エバンジェリストやアドボケイターも含め、そうした方々は相手が実際に行動に移った時をもってゴールとします。つまり、相手を巻き込んだ時です。

これはなかなか難しい問題です。そもそもプレゼンの成果を知る由はありません。無表情で反応の薄い人があとで行動を起こすこともあれば、コクコクとうなづいていた方が夜の懇親会で昼間の記憶を飛ばすこともあるからです。

どうすれば人を巻き込めるか。それは私にも答えがありません。熱意をこめ、抑揚をつけ、相手の目を見る。そうした技術はいくらでもネットや本にのっています。私も自分のプレゼンがどこまで人を巻き込めているか、まったく手探りのまま登壇しています。

ただ、言えるのは、自分がこうなりたい、こういうあり方が望ましいという信念を誰も傷つけず、それでいて確信を込めて語ることです。

当然、語るにあたっては裏付けとなる実績が要ります。その実績は結果を積み重ねていくしかありません。私も商談で依頼されたことをやった経験がなくてもやれますとハッタリを利かせることもあります。ですが、それらはネットを調べればわかることです。苦しんでも、寝ずに不休でも、やり遂げねば実績はたまりません。

私のキャリアにとっては、kintoneでいくつかの案件をこなし、エバンジェリストに任命され、法人成りを果たしたあたりまで私が人を巻き込むことはできていなかったはずです。

発信すると自分が楽になれます

自分がそうだからわかるのですが、このように順をおって発信することは、かならずあなたのキャリアを助けます。

別にエバンジェリストになる必要はありません。例えば会社勤めであっても、自分の意思を伝え、チーム・会社をよくしたいと発信することは重要です。そしてそれが社外にまで広まった時、転職やヘッドハンティングの対象に選ばれることもあるでしょう。または副業で人を巻き込む仕事をする際に、もしくは近所付き合いの際にイベントを誘う際にも役に立つことでしょう。

結局、発信とは自分を楽にするためにあるのです。発信をためらい、発信を億劫がると、受け身の人生になってしまいます。発信とは自分の人生を能動的に生きるための営みなのですから。

発信すれば、結果はあとからついてきます。結果とは例えば会社内の地位であったり、良き配偶者との出会いだったり。または私のように運よくエバンジェリストとしてお声がかかるかもしれません。もちろん収入にも跳ね返ってきます。

発信とは、誰のためでもありません。自分のためにやるのです。

最初のうちは、発信しても何の反応もないでしょう。でも、反応など気にしてはいけません。いいねがつかなくても、誰かの目に触れる。恥ずかしがらずに発信することは、あなた自身の知見を高め、より熱の入った洗練された内容に磨き上げられていくはずです。3年ぐらい、地道に発信しましょう。やがて、少しずつ反応が増えてゆくはずです。

そうなればこっちのものです。

発信しても否定されないコミュニティがあります

いかがでしょうか。もし、発信という営みに興味が出てきたら、全国津々浦々、どこかでやっている勉強会に出てみることをお勧めします。手練れのエバンジェリストもいれば、まだ発信をし始めた方もいます。

私たちもそうした方を決してけなしません。否定しません。それはもっともやってはいけないことです。私たちはまず誰の発言でも受け入れます。そしてもし改善が必要なら穏やかにそれを伝えます。

実際、私も何度もダメ出しを穏やかに頂いてきましたし、それを受けて自分なりに改善を重ねてきました。もちろん、私などまだまだです。すごい発信者は何人もいますから。私はただ、それを目指して努力するだけです。自分の望む人生に。自分にとって心地よい生き方のために。

まとめ

ここで書いたことがどなたかのご参考になれば幸いです。


2022年1月のまとめ(法人)


令和四年一月。
オミクロン株が今まで押し寄せた五度の感染増加の波をさらに上回り、未曽有の陽性者数を増やし続けています。
その一方で日本各地やトンガでは地が震え、地球のあちこちが不気味な兆候を示し続けています。
弊社も事業継続計画を考えねばと思いつつ、日々の業務を回しています。

コロナや地震に関係なく、わが国にはさまざまな課題があります。それを解決するには働き方の改革が欠かせません。既存の成功体験はとっくに古びてしまい、高度成長の成功に酔った過去は忘れ、新たな働き方に考え方をアップデートしていかなければ。つまり、リモートワークを前提とした働き方に対応していかねばなりません。

弊社でもそれは同じ。まだまだ課題は山積みです。昨年の反省を真摯に考えるため、今年から心機一転してさまざまな活動に取り掛かっています。
昨年末からは、持続可能な経営体質に変えようと自社サービスの開発も始めました。

達成度5割。達成感6割。満足感4割。それが今月の代表自身の自己採点です。

まずはもう一度足元を固め直します。
弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。


●弊社の業績

§ 総括 一月度の売上は、まだ確定していませんが、目標額には到達できない見込みです。


社会の働き方改革の流れは弊社にも多くの案件の引き合いとして及んでいます。ですが、弊社に完全なリモートワークはまだ早すぎたと昨年末に反省しました。
そこで今年からは最低でも週二日、サテライトオフィスにおいて対面で教えながらの開発を行っています。
なぜそうしたかというと、受注をいただいてから御検収の期間まで、一定の期間がどうしても必要だからです。一定の期間が必要なため、それぞれの作業フェーズを並行でこなしながら、少しずつその期間をずらす必要があります。そうすることで毎月継続的に御検収と御入金をいただけるサイクルが回転します。
ただ、昨年は案件の実装も遅れた上に、代表がコロナウイルスに感染してしまいました。それによってこのサイクルが完全に崩れてしまいました。そこにメンバーへの給与が入ってきたことが、弊社の経営にダメージを与えました。

もっとも、おかげさまで案件は次々といただけています。今月も新たな案件の開発を始めました。来月以降に向けても複数の新たな案件の引き合いをいただけています。しかも、継続的な有望な案件の引き合いが複数。これは来期の業績を考える上で好感触です。

Cybozu Days 2021で得たご縁やその他のチャネルから、新たな案件の引き合いはいくつもいただけています。
やはり、Cybozu Days 2021に出展したことで弊社の認知度はさらに上がったように思います。

ですが、それをこなすだけの開発スピードを確保しなければ、上に記したとおり、今のやり方はサイクルがいったん崩れると途端に経営にダメージが生じます。
そのためにも、メンバーに対する教えを強化していきます。私も、技術顧問の方にも案件に携わっていきながら。
私自身、正月の三日間はほぼ仕事に携わっていました。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・noteで毎朝代表が記事のアップを始めました。
・はたママプロジェクト様のサイトにて昨年末に代表が受けたインタビューを記事にアップいただきました。
・代表がkintoneエバンジェリストの年次更新を行いました。
・弊社がサイボウズ社オフィシャルパートナーの年次更新を申し込みました。

実績を出しつつ、日常も充実させるための工夫。それらは全て、代表の求めるワークライフバランスの実現につながってゆくと信じています。


§ 業務パートナー 今年からサテライトオフィスにて弊社メンバーに対して対面開発をして教える。そう決めたことで、サテライトオフィスへの訪問頻度を増やしています。

数年前から一緒にやっている有限会社シンボ技研様は、昨年のCybozu Days 2021でも出展やスタッフ協力でもお世話になりました。
弊社のサテライトオフィスは有限会社シンボ技研様のオフィスの一部をお借りしています。
そのご縁をこの春からさらに強化しようと思っています。

昨年末から今年にかけては、他の企業様からも複数の協業の提案をいただいています。
そうしたご提案をおこなってくださるのはとてもありがたいのですが、弊社にとっては発注元となります。現状で案件の引き合いを多数いただけている弊社が、これ以上の案件を請けることについては慎重に進めていかねばと自重しています。リソースの問題がありますので。
その時、よほどの信頼関係が構築で来ていない限りは、弊社の業務をお願いするパートナー企業は増やさないようにしようと思います。
たとえば信頼関係にあるシンボ技研様に案件をお願いする場合でも、かつてのように業務を投げっぱなしにする方法だと弊社の利益になりません。そもそもSESには手を出すつもりはありません。うまくバランスをとりながら、弊社にとってもプラスになるような案件をこなしていこうと思います。

すでにある案件については弊社は開発に従事せず、パートナー企業にお任せしています。今後も弊社であまりノウハウのない案件は、パートナー企業や技術者さんに振るつもりでいます。

昨年末から、自分にかけていたいくつかの心理のブロックは外しました。例えばオフショア開発、常駐、サービス開発も含めて。

外したブロックの中には、業務パートナーとの関係性も含めています。今後は柔軟に付き合っていこうと思います。

§ 開発案件 今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。
ありがたいことに複数の案件のお話をいただけています。これもCybozu Daysへの出展など、露出の効果だと思っています。

昨年の師走から、初心に戻ってうちのメンバーにもう一度kintoneを教えながら、じっくりと育てていく方向に舵を切りました。
私も焦っていたのかもしれません。能力以上の仕事を振ってしまっていたと思っています。いろいろとある反省点を踏まえ、難しい案件は私と技術顧問とで開発も含めて取り組む方向に舵を切りました。

新規案件の実装に私と技術顧問が携わることで開発速度を上げています。
しばらくは、経営者としての理想を追うだけの振る舞いをやめ、一作業者として原点に戻ります。

とはいえ、弊社の発展を諦めたわけではありません。そもそも経営者がワーカーになっては社の発展は望めません。
なので、来季に向けて手を打ってもいます。福岡の久米さんにお声がけいただいたkintone開発フレームワークのGAMENIにも参加しています。また、弊社内でもPHPのAPIの連携クラスは多数のSaaSに適用中です。
また、今月は反省を生かして複数の心理ブロックを外しました。そうして得た成果は、弊社の利益構造と売り上げ構造を変えていくはずです。今年の春には必ずや成果をあげて見せます。


kintoneはTVCMの効果もあったのでしょうが、認知度が飛躍的に上がっています。仕事の中でkintoneを知らないという方に出会うこともほぼなくなりました。
今月はサイボウズ社よりCybozu.com10周年のアメニティグッズもいただきました。βテスターから関わっていた弊社にとってもとても感慨深い出来事です。

実際、弊社にはさまざまにお声がけをいただけるようになりました。
来月以降にも、続々とお話をいただいています。それらをきちんとこなすためにも、準備と実装のための環境は作っていかねば。
弊社としてもまだkintoneを広めていきたいと考えているため、代表はkintoneエバンジェリストの年次更新を申し込みましたし、弊社としてもサイボウズ社のオフィシャルパートナーの更新を申し込みました。



§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
いつになればこの状態が落ち着くのか。財務基盤の弱さをいかにして克服するか。課題は山積みです。

とはいえ、この四ヶ月は家計のせいにできません。明らかに弊社のパフォーマンスが落ちていたからです。

少しずつ財務状況に希望は見えてきていますが、まだ気を緩めるわけにはいきません。
財務の件は、引き続き最優先で取り組んでいきます。

§ 社内体制 昨年の師走の初めに、一年前に作成した社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。メンバーが離任した理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。そこで三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、それらを練り直しました。以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

メンバーの募集を出した時と考え方の軸はぶれていません。

先月から、東京都中小企業振興公社の方に人財制度についてのアドバイスを受けることになりました。
アドバイザーの方からもビジョンや価値観を持つことは大切、とのお墨付きを頂きました。今月もZoom越しでアドバイスを行って頂きましたが、弊社の方向性に間違いはないようです。ただ日々の運用が間違っているだけで。
単なる金稼ぎのためのビジネスに堕す事がないよう、これからも理想を忘れない経営に励みたいと思います。

ただし、あくまでも継続的に経営が成り立つ前提です。業務基盤を疎かにしてはいけません。今年からは、昨年アドバイスを頂いたとおり、人事評価と技術スキル評価を混同しないように心がけています。
また、今年からはSlackのハドルミーティングの頻度を下げ、できるだけ顔の見えるZoomの打ち合わせに戻しています。またSlackでは朝夕に出退勤の連絡を入れてもらうように運用を変えました。

昨年の真摯な反省をもとに、まず経営の運用をきっちりすることを目指します。

§ 人脈の構築 先月頭のCybozu Days 2021からリアルのイベントが少しずつ増えてきました。
ですが、年始からのコロナ・オミクロン株のまん延は再びリアルでお会いする機会を奪いました。対面で行う予定がいくつかオンラインに切り替わり、技術者さんとの飲み会も中止になりました。
今月、頂戴した名刺は2枚ですが、実際は私用に近い場で頂いたので、仕事の商談で頂いた名刺は0枚です。リアルの商談すら三回だけしか行っていません。

とはいえ、オンラインでまだ緊密な関係を結べていなかった何人かの方と、より突っ込んだ商談を行いました。一度イベントで会っただけの関係から次の関係に進めたことは今後に向けてよい結果を生みそうです。実際、よいご縁につながりそうな気もしています。
はたママプロジェクトさんからも昨年末に受けたインタビューを記事にしていただきました。

もう少しオミクロン株のまん延はつづくでしょうから、こうしたご縁をこれからも大切にしたいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月は以下のイベントに参加しました。Re:Change User Conference(1/18)。スマレジ プラットフォームAPIを使ったアプリ開発方法を伝授!(1/18)。

今月、登壇する機会はなかったのですが、はたママプロジェクトのサイトにてインタビューを記事にアップしていただきました。このインタビューは昨年末に受けたものです。
https://www.hatarakumama-pj.com/posts/interview1061/

オミクロン株のまん延により、予定していた飲み会などもゼロになってしまいました。リアルの場の商談すら三回しか行っていません。

今年からnoteに毎日記事をアップしています。これは2年ほど前から弊社とパートナー会社向けのSlackに毎朝アップしていた「朝の雑感」です。内部に公開した後、二日遅らせてnoteに書いています。

弊社の開発や記事執筆のお仕事はこうした対外活動から生まれています。代表自身による新たな交流を発信することは絶対に怠ってはならないと肝に銘じています。

きっと、必ずや、コロナは小康状態に落ち着くと信じ、また皆様と交流を深めたいと思っています。
まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。

§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんの運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」を弊社サイトにアップする作業ですが、今月は1本アップしました。
(「アクアビット航海記 vol.39〜航海記 その24」)
家の処分に向けて動き始めたことや、初めて自分で契約文書を作ったことなどを振り返っています。

今月、書いた本のレビューは14本(
ウルフ・ホール 上
ウルフ・ホール 下
神去なあなあ日常
憂鬱な10か月
日本でいちばん大切にしたい会社 7
ベルカ、吠えないのか?
不思議な数列フィボナッチの秘密
タイガーズ・ワイフ
日本でいちばん大切にしたい会社
日本でいちばん大切にしたい会社 2
明日をどこまで計算できるか? 「予測する科学」の歴史と可能性
波形の声
夜更けのエントロピー
幻のオリンピック 戦争とアスリートの知られざる闘い

今月、書いた抱負は1本(
2022年の抱負
) 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた物申すは0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは0本()。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

§ 年表

・一月お仕事

町田市役所で手続き×2、ハローワーク町田で手続き、町田税務署で手続き、町田で商談、BUSO AGORAで作業×2、町田市立中央図書館で作業、江戸川区で商談、月島で商談、コーチャンフォー稲城若葉台店で調べもの、ドトールコーヒーで作業、アクアビットサテライトオフィス×9

§ ツイートまとめ
・一月ツイート

https://togetter.com/li/1838623