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この度弊社はサイボウズ社のチーム応援サポーターとして登録されました


この度、合同会社アクアビットは、
2024/12/24付けでサイボウズ社のチーム応援サポーターに登録されましたことをお知らせします。
チーム応援サポーターページ

■ご挨拶

弊社はサイボウズ社の「チームワークあふれる社会を創る」理念に共感しています。
弊社がサイボウズオフィシャルパートナーとして登録されるよりも前から、代表がチーム応援ライセンス開始記念セミナーに登壇するなど、
非営利団体向けの支援を行ってきました。

この度のチーム応援サポーター登録にあたり、
非営利団体向けにチーム応援ライセンスの提供を続けておられるサイボウズ社の取り組みに敬意を表します。

先進的な企業だけでなく、地域を支える非営利団体もチームワークあふれる社会の一員です。
弊社としてもサイボウズ社の提供サービスを用いて、少しでも社会のために貢献できればと考えております。

引き続き皆様からの心のこもった厳しいご指導ならびにご支援を賜りたいと考えております。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。

■チーム応援ライセンス

・概要

NPOや任意団体にサイボウズ社のクラウドサービスを特別価格で提供するライセンスです

・対象サービス

kintone/Cybozu Office/Garoon/Mailwise

・価格

ウェブサイト:https://npo.cybozu.co.jp/team/の記載をご覧ください

・対象団体

ウェブサイト:https://npo.cybozu.co.jp/team/の記載をご覧ください

■合同会社アクアビットについて

社名:合同会社アクアビット
代表社員:長井 祥和
登記所在地:東京都中央区銀座6-6-1 風月堂ビル5F
設立:2015年4月(創業2006年月)
ウェブサイト:https://www.akvabit.jp
法人番号:9012303000816
適格請求書発行事業者登録番号:T9012303000816


2023年10月のまとめ(法人)


令和五年十月。

経営の難しさを日々感じながら、過渡期の痛みと受け止めて、今月も過ごしています。
おかげさまで弊社の認知度は今月もさらに上がり続けました。各地でのkintone Caféの登壇。トヨクモさんイベントの登壇。ソラコムさんイベントの登壇。ジョイゾーさんのイベントや地域クラウド交流会の参加とサイボウズさんの交流など。

ただ、それが経営の持続的な安定につながっていないのも事実。要するに案件が多すぎるし、案件を絞るにも単価設定が安いことが問題です。
そこで、数ヶ月前から業務のやり方そのものを変えようと改善を重ねています。今まで代表がやってきたやり方ではこのまま持続できない。そのために変革する覚悟と決意を固めました。

ただ、業務スキルやスピードを向上したり、人数を増やしたりといったやり方では、抜本的な解決は難しい。そのためには業務のやり方そのものを変えなければなりません。

今の弊社は案件の引き合いには全く困っていません。今月も新たな案件の引き合いをいくつもいただいています。
お客様からの口コミに加え、同業者からのご紹介も多々頂けるようになっています。
その状態に恵まれているうちに、システム開発会社としての抜本的な業務改善を行い、多くの案件をこなせるようにしようと思います。

苦労はしていますが、弊社のこれからを悲観するにはまだ早い。むしろ、伸びしろしかないとみています。

達成度4割。達成感4割。満足感6割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 十月度の売上は目標を下回りました。

昨年までの体制では、十分に黒字の額です。ですが、今の体制ではまだ赤字です。
とはいえ、なんとか頑張って経営が維持できているのも皆様のおかげです。感謝しています。

弊社には変わらず継続的な売上が見込める案件が増え、引き合いは次々といただけている状態です。
また、新たなご縁や認知度が高まるようなイベントがたくさんありました。上に書いた通りです。

ただ案件が増えても案件が溜まる一方で検収に至れない。これはスキル不足の解消や人数を増やしたとしてもどうなるもんじゃないと悟りました。
根本的にやり方をすべて切り替えないと。

案件をこなしながら、メンバーに過度な負担をかけず、なおかつ適切な案件数を維持するため、先月から改革を進めています。
今月も大きく改革への決断をしました。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・弊社代表がkintone Café 埼玉 Vol.6の運営として参加しました(10/8)。
・弊社代表がよっちゃばれっkintone無尽! Vol.1に運営・参加しました(10/13)。
・弊社代表がkintone Café 帯広 Vol.3に登壇・参加しました(10/19)
・弊社代表と役員がスナックジョイゾー&輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路前夜祭に参加しました。(10/20)
・弊社役員が輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路にオーガナイザーとして参加しました。代表も参加者として楽しみました(10/21)。
・弊社代表がSORACOM UG Explorer 2023にオンラインLT登壇しました(10/21)。
・弊社代表と役員が輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路のちいクラツーリズムに参加しました(10/22)。
・弊社がみらデジのデジタル化支援者に登録されました(10/23)。
・弊社代表が雲の上Talking~トヨクモNightに登壇・参加しました(10/26)。
・弊社代表がSORACOM UG Explorer 2023にオンラインLT登壇した内容がASCIIサイトに記事として、Yahoo!サイトに記事としてアップされました(10/30)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間で機密保持契約を締結しました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

4月から多くのメンバーに加わってもらった弊社ですが、まだまだチームビルディングができていません。さまざまな課題が出た月でした。
まず、メンバーが疲弊する状況をあらためます。
パートナー企業の技術者さんにも複数の案件に携わってもらっていますが、こちらは数カ月前からすでに案件を絞って関わってもらってます。

外注費や人件費の負担も厳しいですが、なんとか乗り切りたいと思います。


§ 開発案件 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。
今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

ただ、先月は今までの開発のやり方について、ついに変える決断を下しました。

・代表が伴走担当としてお客様に入る。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

そのため、単価設定もさらに変更を加えました。

また、代表のトーク力も磨く必要があります。
すでにこの数カ月、代表は複数の場所で研修講師やグループワークの運営にもチャレンジしています。
また、日本各地のkintoneプレーヤーたちにもリアル/オンラインを問わず会いに行き、知見を交換し合っています。

既に先月からいくつかの案件で伴走型に切り替え、一切代表が手を動かさないやり方で実装を進めています。
手ごたえを感じているので、それを引き続き推し進めていきたいと思います。

うちのメンバーはよく頑張ってくれています。そしてこれを糧に成長してい欲しいと思います。
皆の頑張りに報いるためにも、これまでのやり方をあらため、持続可能な経営に変えていきます。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
そうした皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

少しずつ状況は改善に向かいつつあります。
その流れを加速するため、先々月より代表の長女に弊社に正式に加わってもらい、人事・総務・経理の作業を任せています。
少なくとも、これらの作業に代表のリソースを割かれることがなくなったのは助かっています。

ただ、経営者としての未熟を痛感させられることも多く、財務への能力は引き続き磨いていく必要があると考えています。
弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 一昨年(2021年)の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。それを以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、考え方の軸はぶれていません。

ただし、上記の各種理念の内容を変えようとしています。すでにメンバーには意図は伝えました。9月から策定作業を開始していますが、11月のCybozu Daysにはお披露目が間に合いそうにありません。
ただ、必ず理念は変えます。理由は弊社体制の増強や社会の変化などを踏まえていることと、開発体制の変更も踏まえてです。
そもそも理念は変わり続けなければなりません。常に同じ理念はありえません。

その反省も踏まえての理念の変更です。
今後ともなにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約12回です。オンライン商談はざっと数えたところ約32回ほどです。
今月、頂戴した名刺は80枚です。


今月もさまざまなご縁をいただきました。
kintone Café 埼玉とkintone Café 帯広。よっちゃばれっkintone無尽、さらにはスナックジョイゾーと輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路前夜祭、輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路に懇親会に翌日のツーリズム。
東京に戻ってからもトヨクモNightなど。







皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

弊社が案件の実装に苦戦していても、次々と案件を頂けるのも、こうした出会いがあるからです。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。kintone Café 埼玉 Vol.6(10/8)。よっちゃばれっkintone無尽! Vol.1(10/13)。kintone Café 帯広 Vol.3(10/19)。スナックジョイゾー&輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路前夜祭(10/20)。輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路(10/21)。SORACOM UG Explorer 2023(10/21)。輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路のちいクラツーリズム(10/22)。雲の上Talking~トヨクモNight(10/26)






来月もCybozu Daysが控えていますし、kintone Caféも控えています。12月もkintone Caféやイベントが複数控えています。

そして、また皆様と交流を深めたいと思っています。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは7本(
kintone Café 埼玉 Vol.6に運営・参加しました
よっちゃばれっkintone無尽! Vol.1に運営・参加しました
kintone Café 帯広 Vol.3に登壇・参加しました
スナックジョイゾー&輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路前夜祭に参加してきました
輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路に参加してきました
SORACOM UG Explorer 2023にLT登壇しました
雲の上Talking~トヨクモNightに登壇・参加しました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

9月28日 9月28日 所有の実感とリアルの仕事
9月29日 9月29日 神宮外苑の再開発への私見
10月2日 10月2日 下期に向け、率直に変化を。
10月3日 10月3日 ぉ客様への姿勢を考える。
10月4日 10月4日 生成AIをより活用すること
10月5日 10月5日 生成AIと若手の対等に対し
10月6日 10月6日 accessからkintone移行
10月10日 10月10日 iPadでも経営は可能。
10月12日 10月12日 大規模システムの難しさ
10月13日 10月13日 Cybozu Daysも間近に
10月16日 10月16日 地方でイベントを立上げ
10月17日 10月17日 CybozuDaysまで後少し
10月18日 10月18日 北海道で得るべき成果は
10月19日 10月19日 伴走開発は聴く事が大切
10月20日 10月20日 個人と経営者の動の違い
10月23日 10月23日 地方に目を向ける理由は
10月24日 10月24日 釧路で感じた集まる力と
10月25日 10月25日 ChatGPTの深さを知る
10月26日 10月26日 リアルで会うことの意味
10月27日 10月27日 会社の象徴としての場所

§ 年表

 ・十月お仕事

 大和市文化創造拠点シリウス、大和市立図書館、二俣川で作業・打ち合わせ×8、田無で商談、TOKYOテレワークモデルオフィス 府中で打ち合わせ、EKITERIA PRONTO×2,コメダ和喫茶 おかげ庵でオンライン、原田篤史技術士事務所でkintone Café 埼玉、CEN CAFE、立場で立ち合い作業、中野坂上で打ち合わせ、Tully’s Coffee中野坂上店、anyplace.work 富士、魁 本店、神田で商談、品川で商談、晩成温泉で作業商談、中札内村で打ち合わせ・説明、相互電業様でkintone Café 帯広、まさゆめ 駅前店、なごみ白木屋 帯広広小路店、釧路フィッシャーマンズワーフ MOO、946banya、炉ばた 浜番屋、釧路市観光国際交流センター、946banya、digital station、くしろフィス、946banya、じぶんどき 品川駅前、ドトールコーヒー、御茶ノ水で商談、サイボウズ社で商談、トヨクモ様でトヨクモNight、大和市文化創造拠点シリウス

§ ツイートまとめ
・十月ツイート
https://togetter.com/li/2249908


2022年2月のまとめ(法人)


令和四年二月。
北京五輪が終わりました。ですが、オミクロン株の患者数は高止まりしたままです。
高揚と混乱が依然として世界を覆う最中、ウクライナにロシア軍が侵攻をはじめました。国際関係に起こった混乱は、平穏無事な日々から私たちをさらに遠ざけていきます。

戦後から今まで、成長を遂げてきたわが国。バブルが弾けてからの30年、長期停滞が叫ばれていた間も、わが国の文明水準は諸国に比べて高いレベルを享受してきました。
ですが、その状態に慣れてしまったわが国を尻目に、新興国がぐんぐんと成長を遂げ、わが国を抜き去っていきます。

ウクライナがロシア軍に攻め込まれたことは、いくら日本国内が安定していても、諸外国が何を起こすかわからないリスクの前では無力な事を私たちに教えてくれました。
ただでさえわが国にはさまざまな課題があります。諸外国のリスクや自然災害のリスクも考えると、生産性を阻害するような商慣習ぐらいは改めておかないと。今のままではいざ有事が起こった際に対応できません。
それには働き方の改革が欠かせません。既存の成功体験はとっくに古びてしまいました。高度成長の成功に酔った過去は忘れた方が良さそうです。
新たな働き方に考え方をアップデートしていかなければ。つまり、リモートワークを前提とした働き方に対応していかねばなりません。常に前向きに、未来を見て考える。その癖をつけておかなければ。

弊社でもそれは同じ。まだまだ課題は山積みです。昨年の反省を真摯に考えるため、今年から心機一転してさまざまな活動に取り掛かっています。
昨年末からは、持続可能な経営体質に変えようと自社サービスの開発も始めました。避けていたSESも、メンバーの成長を考え、受けることにしました。

達成度6割。達成感6割。満足感5割。それが今月の代表自身の自己採点です。

まずはもう一度足元を固め直します。
弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。


●弊社の業績

§ 総括 二月度の売上は、まだ確定していませんが、目標額には到達できました。ただ、年間を通してみると最低ラインに届かない見込みです。昨年の10月の落ち込みが響いています。
あと一か月、がんばって積み上げなければ。

お陰様で今月は多数の引き合いを頂きました。ほぼ毎日といってもよいほど、新たなお話を頂きました。土日祝ですら新たなご相談を何件も頂きました。

そうした案件に対応できる体制を構築するため、今年に入ってからは最低でも週二日、サテライトオフィスにおいて対面で教えながらの開発を行っています。
お陰で、kintoneの中だけで完結できるようなご要望については、うちのメンバーだけで回りつつあります。
ただ、kintoneだけで回せるような案件は小規模です。売上の中では小規模であり、大きな案件も引き受けて行かなければ。弊社の価値とは他のPaaS/SaaSとkintoneを連携させることにあると置いているので。

そうした他のPaaSやPaaSとkintoneを連携するにあたっては、全体の設計や細部の構築が必要です。これらを担うための代表のリソースは、新たな案件を次々と頂いていることもあって不足しています。

Cybozu Days 2021で得たご縁やその他のチャネルから、新たな案件の引き合いはいくつもいただけています。
やはり、Cybozu Days 2021に出展したことで弊社の認知度はさらに上がったように思います。

ですが、それをこなすだけの開発スピードを確保しなければ。スピードが落ちると、昨年のコロナ感染の後の弊社が経験したようにサイクルが崩れます。そうなった途端、経営にダメージを受けます。
そのためにも、メンバーに対する教えを強化していきます。私も、技術顧問の方にも案件に携わっていきながら。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・代表が分報を始めました。
・サイボウズ社よりバレンタインデーのチョコをいただきました。
・弊社ではブロックしていたSES的な半常駐の案件をお請けすることにしました
・弊社契約としては約11年ぶりに新たなkintone環境を契約しました。

実績を出しつつ、日常も充実させるための工夫。それらは全て、代表の求めるワークライフバランスの実現につながってゆくと信じています。


§ 業務パートナー 今年からサテライトオフィスにて弊社メンバーに対して対面開発をして教える。そう決めたことで、サテライトオフィスへの訪問頻度を増やしています。

数年前から一緒にやっている有限会社シンボ技研様は、昨年のCybozu Days 2021でも出展やスタッフ協力でもお世話になりました。
弊社のサテライトオフィスは有限会社シンボ技研様のオフィスの一部をお借りしています。
そのご縁をこの春からさらに強化しようと思っています。来月早々より作業をお願いするつもりで考えています。

昨年末から今年にかけては、他の企業様からも複数の協業の提案をいただいています。
そうしたご提案をおこなってくださるのはとてもありがたいのですが、協業のご提案の多くは弊社にとっての発注元としてのお申し出です。現状で案件の引き合いを多数いただけている弊社が、これ以上の案件を請けることについては慎重に進めていかねばと自重しています。リソースの問題がありますので。

また、業務を単に丸投げしてしまうことも慎むつもりです。外注は弊社のノウハウにならないばかりか、外注費が増加による財務諸表への悪影響にも繋がります。
そのため、なるべく外注費を抑え、弊社が直に実装する体制をとりたいと考えています。

とはいうものの、昨年末から、代表が自分にかけていたいくつかの心理のブロックを外しました。例えばオフショア開発、常駐、サービス開発も含めて。

外したブロックの中には、業務パートナーとの関係性も含めています。今後は柔軟に付き合っていこうと思います。

§ 開発案件 今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。
ありがたいことに複数の案件のお話を連日のようにいただいています。これもCybozu Daysへの出展など、露出してきた効果だと思っています。

昨年の師走から、初心に戻ってうちのメンバーにもう一度kintoneを教えながら、じっくりと育てていく方向に舵を切りました。
私も焦っていたのかもしれません。能力以上の仕事を振ってしまっていたと思っています。いろいろとある反省点を踏まえ、難しい案件は私と技術顧問とで開発も含めて取り組む方向に舵を切りました。

ただ、それ以上に案件のお話をいただけている今、じっくりと育てる悠長なやり方が厳しくなってきました。

新規案件の実装に私と技術顧問が携わることで開発速度を上げています。
しばらくは、経営者としての理想を追うだけの振る舞いをやめ、一作業者として原点に戻ります。おそらくしばらくは休みも取れないでしょう。
ただし、経営者がワーカーに奔走していては社の発展は望めません。
代表が経営に時間を割けなくなると、大所が見えなくなり経営上のリスクとなります。
弊社の発展を進めるためにも、ここを早く何とかしないと。

今月は3DCADソフトウエアや、3Dプリンターでも新たな勉強をさせてもらいました。



§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
いつになればこの状態が落ち着くのか。財務基盤の弱さをいかにして克服するか。課題は山積みです。

少しずつ財務状況に希望は見えてきていますが、まだ気を緩めるわけにはいきません。
財務の件は、引き続き最優先で取り組んでいきます。

§ 社内体制 昨年の師走の初めに、一年前に作成した社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。メンバーが離任した理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。そこで年始にあたり、三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、それらを練り直しました。以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

メンバーの募集を出した時と考え方の軸はぶれていません。

先々月から、東京都中小企業振興公社の方に人財制度についてのアドバイスを受けることになりました。
アドバイザーの方からもビジョンや価値観を持つことは大切、とのお墨付きを頂きました。今月もZoom越しでアドバイスを行って頂きましたが、弊社の方向性に間違いはないようです。
単なる金稼ぎのためのビジネスに堕す事がないよう、これからも理想を忘れない経営に励みたいと思います。

ただし、理想とはあくまでも継続的に経営が成り立つ体制があってこそ。業務基盤を疎かにしてはいけません。
そのためにも、弊社では継続的な案件やサービスの構築に力を入れ、それが今月は成果を上げています。

今年からは、昨年アドバイスを頂いたとおり、人事評価と技術スキル評価を混同しないように心がけています。
また、今年からはSlackのハドルミーティングの頻度を下げ、できるだけ顔の見えるZoomの打ち合わせに戻しています。またSlackでは朝夕に出退勤の連絡を入れてもらうように運用を変えました。

昨年の真摯な反省をもとに、まず経営の運用をきっちりすることを目指します。

§ 人脈の構築 年始からのコロナ・オミクロン株のまん延によってまん延防止法が発令され、リアルでお会いする機会がますます減りました。
リアル対面で行う商談がいくつかオンラインに切り替わりましたが、リアルでも三回ほどお客様との打ち合わせを行いました。また、世の中がオンライン商談を前提で動き始めており、新たなオンライン商談も含め、多数のオンライン上のご要望をいただきました。岡山、福島、愛知、佐賀など場所にとどまらないお話をいただいています。
今月、頂戴した名刺は8枚です。

もう少しオミクロン株のまん延はつづくでしょうから、こうしたご縁をこれからも大切にしたいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。freee受発注✖️NINJA SIGN連携リリースセミナー(2/3)。

今月、登壇する機会はありませんでしたが、来月はkintone Café 神奈川 Vol.11を開催する予定です。オミクロンはまだ猛威をふるっているでしょうけれど、オンラインとリアルの併催を実現させます。

オミクロン株のまん延により、予定していた飲み会などもゼロになってしまいました。リアルの場の商談すら三回しか行っていません。

そうした状況を基に弊社の認知度を上げる施策の一環として、今年からnoteに毎営業日に記事をアップしています。これは2年ほど前から弊社とパートナー会社向けのSlackに毎朝アップしていた「朝の雑感」を外部向けに公開するものです。内部に公開した後、二日遅らせてnoteに書いています。

弊社の開発や記事執筆のお仕事はこうした対外活動から生まれています。代表自身による新たな交流を発信することは絶対に怠ってはならないと肝に銘じています。

きっと、必ずや、コロナは小康状態に落ち着くと信じ、また皆様と交流を深めたいと思っています。
まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。

§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんの運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」を弊社サイトにアップする作業ですが、今月は1本アップしました。
(「アクアビット航海記 vol.40〜航海記 その25」)
正社員になったことで担うことになった作業と、それが私を鍛えてくれたことを振り返っています。

今月、書いた本のレビューは3本(
R帝国
人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?
黄金峡

今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた物申すは0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは0本()。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、先月から毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。
2月 1日 限界鉄道が復活した喜び
2月 2日 リーダーシップについて
2月 3日 節分の日の心構え
2月 4日 3D造形はSFでなく現実だった
2月 7日 人工雪の北京冬季五輪
2月 8日 ワーケーションの熱が再び
2月 9日 メタバースにどう付き合うか
2月10日 データを扱う教育が必要
2月11日 建国記念の日に祖先に感謝
2月14日 ルールを決めることの限界
2月15日 音楽ビジネスの変革の波
2月16日 技術者の初心を思い出す
2月17日 分報を始めて得た気づき
2月18日 リモート不可の仕事すら…
2月21日 選挙に限らず自己発信力を
2月22日 ウクライナ情勢がいよいよ
2月23日 スポーツ観戦からの気づき
2月24日 Web3.0に乗り遅れの自分

§ 年表

・二月お仕事

御徒町SeaForce様で商談、カフェCreateaで作業、武蔵小杉で商談、中原図書館で作業、稲城Starbucksで作業、ファミリーマート 町田鶴川駅北店で作業、江戸川区で商談、ミニストップ 二俣川店で作業、倉式珈琲店二俣川で商談、ドトールコーヒー二俣川で打ち合わせ、相模大野駅コンコースで作業、コーチャンフォー 若葉台店で本を購入、ホテルJALシティ関内横浜で作業、アクアビットサテライトオフィス×9

§ ツイートまとめ
・二月ツイート

https://togetter.com/li/1852148


Cybozu Days 2021の弊社関連ブログまとめ


先日のCybozu Days 2021の結果、弊社の出展は無事に終わりました。

開催前日までは弊社の出展内容そのものよりも、弊社メンバーにkintoneとkintoneの周辺のエコシステムの雰囲気に慣れてもらうことに主眼を置いていました。

なぜkintoneへの支持が増えているのか。サイボウズ社が掲げる「チームワークあふれる社会を創る」理念とkintoneはどうつながるのか。システムはシステム開発会社が作る、という従来の観念をkintoneはどう覆しつつあるのか。
なぜシステムの展示会なのに、その概念を打ち破るようなノリと意匠とデザインで、宗教!?と思わせるような一体感が必要なのか。

今後、システム業界で仕事を続けていく上でこれらの視点を欠いたままだと、技術者としての将来のキャリアはどこかで暗礁に乗り上げてしまう可能性が高いとみています。

その熱や危機感が弊社メンバーにどこまで伝わったかは、これからの結果が教えてくれるでしょう。

それよりも、当日までは営業や売上につながると期待しておらず、来場者に経路の変わった展示として異彩を放つことだけ考えていた弊社ブースの出展内容に対して、来場された多くのお客様から関心を寄せていただきました。

改めて皆様に感謝いたします。
弊社ブースに関連したブログやつぶやきを以下にまとめておきます。(投稿日時順)

10/13-11/13
アクアビットのCybozu Days 2021まとめ
https://togetter.com/li/1802257

11/4
Cybozu Daysに行ってみた

Cybozu Daysに行ってみた

11/5
Cybozu Days 2021を終えて(セッション聴講編)

Cybozu Days 2021を終えて(セッション聴講編)

11/6
Cybozu Days 2021を終えて(ブース出展編)

Cybozu Days 2021を終えて(ブース出展編)

11/7
Cybozu Days 2021へ参加しました
https://note.com/m_otake/n/nbe5e7b002c51

11/8
Cybozu Daysに初参加、初出展してみた

Cybozu Daysに初参加、初出展してみた

11/9
Cybozu Days2021に参加してみての感想
https://note.com/ryoyamazaki/n/n7c394eb85405


Cybozu Days 2021を終えて(ブース出展編)


先日のCybozu Days 2021。弊社は昨年に続いてブースを出展しました。
弊社の出展テーマは「機械とkintoneの連携」にしました。

なぜそのテーマを選んだのか。それは昨年初めて出展した際、同様のテーマで出展されているブースがほぼ見当たらず、これなら弊社でも存在感を出せると思ったからです。
ほとんどの会社は、連携や自社のサービスを出展していました。
それは当たり前のことです。サービスメーカーにとっての展示会とは自社のサービスを皆さんに知ってもらい、売り上げにつなげるためにあるのですから。Cybozu Daysも例外ではありません。

一方、弊社は自社のサービスと呼べるようなものを持っていません。昨年も今年も。
自社でサービスを持たずに展示会に出展することは徒手空拳で試合するようなもの。普通はなかなか踏み出せません。
私も昨年、内心ではそのことに引け目を感じていました。自社のサービスを持っていない弊社が出展しても良いのだろうかと。ですが、思ったよりブースに反響がありました。その結果、引け目は私の中から消えました。
自社のサービスを持たないこと。それは実は、Cybozu Daysに出展する上では弱みではなく、むしろチャンスなのかもしれません。自社のサービスがないことは、それを逆手にとれば、なんだってやれるのですから。

LOVE YOUR CHAOS。今年のCybozu Days 2021のテーマです。
テーマにカオスが打ち出されているのなら、一つぐらい連携やコンサルティングや自社のサービスを主張しない、全く違う色合いのブースがあってもいいじゃないか。そういう気持ちで出展しました。
思った以上に弊社の展示が異色だったためか、皆様からもさまざまなお言葉をいただきました。尖っているとか、目立っているとか、カオスとか。

今年は弊社も雇用に踏み切り、人数も増やしました。そのため、早い段階から自社単独での出展を考えていました。そしてテーマも。

今年の展示は三つの柱からなっています。
・テレメーターとkintone
・現金つり銭機とkintone
・カーナビゲーションとkintone

自社単独で、とはいうものの、弊社メンバーもまだまだ発展途上。案件をこなすだけで精一杯です。そのため、それぞれの出展は協力会社や技術者にもご協力を仰ぎました。

テレメーターとkintoneの組み合わせは、弊社とは数年前からパートナーとして密に協業している有限会社シンボ技研様に協力をお願いしました。
テレメーターとは、ダムや河川の水などを継続し警告するための機械関係の総称です。シンボ技研様は、日本全国のさまざまな場所に設置されているテレメーターを設計しています。
その豊富な経験と知識をkintoneに活用していただく発想は、数年前から温めていました。

今回の展示にあたっては、会場に雨水量を計測するセンサーと水を受ける容器を持ち込みました。

仕掛けはこんな感じ。
・水を受ける容器に雨水量を計測するセンサーを置きます。
・来場されたお客様にペットボトルの水を雨水量センサーに注いでいただきます。
・センサーを経由したデータはRaspberry Piで処理されます。
・Raspberry Piから座標情報とともに雨量データをkintoneに飛ばします。
単純ですが、それだけにお客様にとっては全体の構成が分かりやすかったようです。効果と使い道、その実装の可能性も含めて。
その結果、さまざまな会社様に興味を持っていただきました。それこそ沖縄から北海道まで。

次の現金つり銭機の出展は、最後に決めました。当初はテレメーターとカーナビゲーションとの連携に加え、何らかのセンサーとkintoneの出展を考えていました。ですが、お客様の案件で現金つり銭機とkintoneの連動を実現したことをきっかけに、それを発展させ、より深く追求してみることにしました。
現金つり銭機を扱われているグローリー株式会社様にご協力を仰ぎ、会場に現金つり銭機の実物を持ち込みました。

現金つり銭機とkintoneを直に接続することは難しいため、両者を介するWindowsアプリケーションが必要です。
そのアプリケーションは、グローリー様よりいただいた仕様書に沿って、弊社で作成しました。
アプリケーションは、現金つり銭機に対して金種がいくらあるかを問い合わせます。さらに出金・入金の指示も行うことが可能です。

Windowsアプリケーションのインターフェースは、ブラウザ上で動作するクラウドの世界ではあまり出番がありません。そのため、Cybozu Daysの会場内ではレガシーな香りを醸し出していました。
レガシーですが、実際に入金や出金の指示によってお金がジャラジャラと出入りする様子は異色。それもあってか皆様に興味深く見て頂けたようです。

続いてはカーナビゲーションとkintoneの連携です。
こちらは株式会社マップル様のご協力を仰ぎました。さらに、実装についてはフリーランス技術者の大竹さんに全面的に携わってもらいました。

カーナビゲーションは普通、一つのマップに一台の車のルートを表示します。
今回、私たちは複数台の車とルートを一つのマップに同時に表示させる荒業を実現しました。
その出発地と目的地は、kintoneのレコードに保存しておきます。ウェブ側に仕込んだスクリプトはkintoneからの情報を読み、それをマップル社のAPIに対して指示します。マップル社のAPIは、現在位置に応じて地図を再描画します。到着予測時刻等も含めて。

今回は複数台の車から同一の目的地を指定し、その動きをデモで示しました。
例えば複数の出発地と目的地もバラバラの車の動きを同時に表示できれば可能性は広がります。バス、タクシー、レンタカー、レンタサイクル、救急車、ゴミ収集車、消防車、人。
それらの動きを一つのマップ上で同時に表示できれば、配車担当者様にとって必要な情報が一目で見られます。

カーナビゲーションの展示もお客様からのお問い合わせと引き合いを複数いただきました。
皆様からの熱のこもったご質問は、弊社が目指すべき目標や次の一手をより明確にしてくれました。


今年は、去年はなかったブースツアーのコースに弊社を通っていただきました。弊社ブースについて説明するkintoneエバンジェリストの前田さんのお話を大勢の方が興味深く聴いておられました。

今年は昨年の反省を生かし、展示ブースに貼るパネルもシンプルかつ見やすい形にしました。
代表のラフ案をもとにデザインしてくれたのは代表の娘です。
娘は中学生の頃に個人事業主として登録し、小遣いは自分で稼いでいました。今年の春にイラストレーターの専門学校を卒業した後、個人事業主として活動しています。
今回の弊社のパネルもなかなか好評を博しました。娘にとっても自信につながったのではないかと思います。

今回の展示を通し、さまざまな方とさまざまな会話ができました。そうした会話を通し、来年度の展示内容や共同で出展するパートナーなどのアイディアが泉のように湧いてきました。
これはリアルの開催だからこそ実現できたことだと思っています。リアルの交流から生まれる発想や着想。私たちがコロナによってどれだけその機会を奪われてきたか。今回のCybozu Days 2021はそれを私に教えてくれました。そうした発想や着想は全て弊社の財産になるはずです。

自社のサービスを持たなくてもいい。いや、逆に持たない方が自由な発想の展示ができる。来年も、展示内容や展示パートナーも含めて尖ったブースにしたいと今から意気盛んです。

去年に続いて今年のCybozu Daysも、新型コロナウィルスが完全に収束していない中での開催でした。そんな中、この困難なミッションを無事に成し遂げたCybozu社の皆様には感謝しかありません。

各社さんのブースで対応してくださった方や、催された多くのセミナーに登壇してくださった方もありがとうございます。
そして、来場してくださった全ての方にも大きな感謝を申し上げたいと思います。
本当にありがとうございました。


Cybozu Days 2021を終えて(セッション聴講編)


先日のCybozu Days 2021。弊社は昨年に続いてブースを出展しました。
そのため、今年もあまりセッションを見ることが叶いませんでした。

本稿では私が見ることのできたセッションのうちの一つ、二日目のKeynoteセッションで感じたことを書いてみたいと思います。

LOVE YOUR CHAOS。今年のCybozu Days 2021のスローガンです。とても良いキーワードではないかと思います。Cybozu社はIT企業として知られています。ITシステムとは、一般的には整然と処理が行われ、カオスとは対極にあると思われがちです。ところがそれとは真逆のキーワードであるカオス、混沌を打ち出すあたり、Cybozu社の真骨頂ですよね。

このCHAOSという言葉はとても深い広がりを持っていると思います。多様性とはCybozu社を語る上で外せません。カオスとは雑多な物事が混在しているさま。つまり多様性です。

Cybozu社が多様性を打ち出すまでに至ったいきさつは、青野社長の書籍をはじめ、たくさん紹介されています。

ですが多様性とは、Cybozu社内だけに当てはまる言葉ではありません。世の中の全ては多様性であり、カオスに満ちています。世の中には多くの人がいて、無数の会社があり、各々のビジネスを多彩に営んでいます。

今までの社会は、その多様な世間を束ねるため、社会や組織や会社という仕組みが必要でした。ともすればバラバラになろうとするカオスを一律でくくる必要があったのです。総員前向け前、右に倣えの精神です。
もちろんその仕組みを否定するのは間違っています。その時代に応じたやり方があるからです。そもそも今まではカオスを束ねる技術がなかったのですから仕方がありません。

今、技術の進歩はクラウドシステムを生み出しました。kintoneのような。
さらに、人がそれぞれに持っている価値観を尊重し合おうという機運も満ちつつあります。

Keynoteに最初に登場した「社会福祉法人浦河べてるの家」さんは、ホームページに掲げられた理念からしてカオスです。むしろ世の中がカオスまみれであることを逆手に取り、カオスの中に徹底して生きていこうとされていました。清々しいまでに。
システマティックなIT屋の理想とは対極の存在です。べてるさんを冒頭に登場してもらうあたりがさすがです。


続いて登場したジーンクエスト社の高橋祥子氏は、生命科学者の観点からカオスが何かを教えてくれました。人もしょせんは生物の輪を構成する一つであり、カオスを構成する一片に過ぎないこと。
私が思うに現代文明の歪みとは、カオスに満ちた世界をシステムや制度で縛ろうとした結果ではないか。
ありとあらゆる制度や仕組みなど、宇宙の尺度に置き換えれば塵にも及ばぬささいなことです。それを金科玉条に奉ることの虚しさ。

そのようなカオスな環境に置かれているからこそ、人はそれを課題として捉え、改善に向かう。
秩序のある環境では人はその環境になじんでしまい、その状況から動こうとしない。まさにわが意を得た思いでした。
ヤクザさんの家に売り込みをかけて掌底で殴られ監禁されそうになったり、朝礼で成績の不振を理由にベランダで丸刈りにされたりした私の経験も、カオスな世の中のほんの一例でしかありません。
むしろ、それをきっかけに変われたことが、カオスな環境の中で私自身を活かそうとした私の生物としての本能にほかならない。

語られる言葉の端々に知恵が満ちており、私は夢中でツイートしていました。

最後に登壇された小国士朗さんも、カオスな環境を受け入れ、そこから新たな発想を作り出す方です。
温泉プロジェクトや注文を間違える料理店、C.C.LemonのCを消してガン根絶を願うプロジェクトなど、面白い発想にワクワクさせられました。

近代は、カオスな世の中を整然とさせようと躍起になっていました。その中で世の中からこぼれてしまったカオスを拾い集め、それを世の中にネタとして提供する小国氏の姿勢は、まさに私たちがカオスに向き合う一つの方法だと思いました。

では、カオスな世の中にありながら、システム開発を営む会社はどのように世の中を泳げばよいのでしょう。
私はまず、人のあり方や思考がカオスであることを認めることから始めなければ、と考えています。

その上で、人が担うべきでない部分を受け持つのがシステムであると考えています。システムやビジネスのオペレーションなど、本来は人が担うべきではなく、そのような作業に人の可能性を費やすべきではないと思っています。
それぞれの人が抱えるカオスは、無限の可能性でもあります。些末なルーティンワークなどシステムに任せ、人はそれぞれが抱えるカオスの中から斬新な発想をくみ上げるべきではないでしょうか。それこそがkintoneの使命ではないかと思っています。

ただし、ルーティン作業も組織や起業によってさまざまです。そこにはそれぞれのカオスをはらんでいます。それをシステムに置き換えるには、システム会社に丸投げする従来のやり方ではとても無理でしょう。それこそカオスを縛って無理やり束ねる旧来のやり方になってしまいますから。
そうではなく、それぞれの担当者の抱えるカオスの一握りをシステムに反映させる仕組みが必要です。そのためには担当者がまずシステムに関われる仕組みが必要。それこそがkintoneの存在する意味ではないかとすら思うのです。

その意味でも、今回のLOVE YOUR CHAOSとはまさに適したキーワードだったと思います。


Cybozu Days 2020 Osakaに登壇して


12/3にグランフロント大阪で行われたCybozu Days 2020 Osakaに参加してきました。
https://cybozuconf.com/

今年のCybozu Days 2020は弊社および私にとって、記憶に残るイベントとなりました。初物尽くしだったからです。

まず、11月に幕張メッセで行われたCybozu Days 2020 Tokyoでは、初めて展示ブースにスポンサーとして出展する経験ができましたブログ
さらに、今回のOsakaでは初めてイベントに登壇することができました。

昨年までの私は、そのどちらも未経験でした。
エバンジェリストなのだから登壇の一、二度はあってもよさそう。にもかかわらず、今までCybozu Daysでは登壇したことがありませんでした。
そのことに忸怩たる思いを抱いていたので、今回、EvaCamp 2020のエバンジェリストの一人として登壇できたことはよかったです。
2015〜2017年頃の私は、常駐先がとても忙しく、Cybozu Daysに行くことすらもままなりませんでした。いつエバンジェリストを契約解除になってもおかしくない状態。
その頃に比べると、こうやってCybozu Daysに参加できることがうれしく、感慨もひとしおでした。

しかもEvaCamp 2020の当日にはキンスキ松井さんがお送りするkintoneマニアへお招きいただき、同じエバンジェリストの矢内さんと一緒に出演までできました。数日前にお話をいただき、トントン拍子に。

私は松井さんがYouTubeで展開するキンスキラジオにも出たことがありません。松井さんとはkintone Caféで一緒に登壇した程度。
それが今回、こうやって場をご一緒できたことが喜ばしい。松井さんありがとうございます。

kintoneマニアのTogetterまとめはこちら

それにしても、今回のような大掛かりのイベントに出たことは、多くの学びにつながりました。
映像・音声・演出・進行・テロップ・美術・ナレーター・司会とスタッフが隙もなく配置された現場。
サイボウズの社員さんですら出演者であり、あとの一切は百戦錬磨の演出のプロが仕切っています。

おそらくテレビの現場も、同じような緊張感に満ちているのでしょう。その緊張感とは、私たちがモニター越しで見ていても決してわからないものだと思います。
ただ、その緊張感は、イベントを成功させねばならない運営スタッフの方々の醸し出すもの。出演者の立場としては、ピリピリした胃の痛くなる雰囲気はありませんでした。むしろ程よい緊張感だったと思います。すべてが委ねられており、セミナーやイベントを実施するよりも楽でした。
こうした雰囲気は、今までの視聴者や観覧者の立場では知り得なかった気づきでした。

ただ、よい緊張感とはいえ、私自身の未熟さは否めません。
私は前日のリハーサルにも参加しました。その時には、もっと声を張らなければと思ったのです。
にもかかわらず、本番ではすっかりそれが頭から飛んでしまいました。不慣れと未熟さの証しですね。正直、怖くて本番の動画は見られそうにありません。
ただ、こうした失敗を数多く経験することで人は成長します。おそらく、場数を踏んでいけば多少はましになるはずです。私も最初の頃は悲惨でしたから。
引き続き、こうした登壇の機会をいただけれるよう、精進したいと思います。

EvaCamp 2020のTogetterまとめはこちら

また、今回のCybozu Days 2020 Osakaは、私が初めて参加した大阪のCybozu Daysです。
兵庫で育ち、大阪の大学に通っていた私にとって、故郷で開催されるCybozu Daysに参加するのは悲願でした。
そんな私が今年は夏前にサイボウズ大阪支社に初訪問できました。そして秋にはCybozu Days Osakaに参加し、登壇までできました。これらは間違いなく私の思い出に残ることでしょう。

来年、果たしてコロナがどうなっているか、そしてCybozu Daysが開催されるのか。誰にもわかりません。
でも、もし開催されるとすれば参加したいですね。
その時は、ブースに出展するネタは新機軸で、しかも異質な感じで打ち出したいです。
また、登壇の際には、壇上で頭の中が真っ白になっても、即座に何かを捻りだせるくらいのkintoneへの絶えざる関心を持ち続けたいです。
kintoneへの関心と愛着を持ち続けていけば、来年も良い時期を迎えられるような気がします。

最後になりましたが、皆様に御礼を申し上げたいです。
コロナで急遽オンライン開催になってしまったにもかかわらず、見事なイベント運営はさすがです。
会場設営の皆様、サイボウズ社の皆様、一緒に登壇したエバンジェリストやパートナーの皆様、よい経験をありがとうございました。


Cybozu Days 2020に三日間出展しました


2020年11月11日から11月13日まで幕張メッセで催されたCybozu Days 2020に弊社も出展いたしました。https://cybozuconf.com/

今まで、弊社はCybozu Daysも含め、あらゆる展示会に出展した経験がありませんでした。
そうした経験の不足に加え、今回は世の中がコロナウィルスに振り回されています。そんな世相の中、そもそもCybozu  Days開催されるかすら定かではありません。
さらに、多数のkintone案件を受注し、開発に従事していた弊社にとって、並行してCybozu Daysの出展準備などとても無理。そう思っていました。

そう思っていた一方で、昨年のDaysの後、サイボウズオフィシャルパートナーとして任命いただきました。また、長らくエバンジェリストとして任命されていながら、ステージにも立ったことがなければブース出展の経験もなかった私。いつもオーディエンスのままだったことに自分でも飽きたらないものを感じていました。
パートナーになってブース出展の資格を得たところで、一つブース出展をやってみようか。
ところが弊社は、kintone連携ソリューションを持っていません。ブースに出展しても、出せるのはパートナーとしての開発実績か、エバンジェリストとしての立場のみ。そんな手持ちの札が少ない状態でブースを出展したところで、会場の隙間を埋めるだけに終わってしまうのでは、と懸念していました。

そんな私に心強い助っ人が。
Polaris Infotech社の情報親方こと東野さんです。
https://www.polarit.co/

kintone界隈の方々には、サイボウズ社が発行しているkintone導入ガイドブックはおなじみですが、そのコンテンツは東野さんによって作られています。
さらに東野さんは、新規技術やガジェットを導入するのが好きで、その進取の気性は、私をはるかに上回っています。
弊社はサイボウズオフィシャルパートナーであり、出展資格を持っていますが、Polaris Infotech社はパートナーでないため出展できません。

二社が共同出展することにより、互いに足りないところを補い合い、なおかつ二社にとってWin-Winの結果が見込まれる。
そんなわけで、共同出展に踏み込みました。

二社で共同出展することにしたとはいえ、来場者の目を引くにはもう一つ決め手が薄いことは否めません。なにしろ、kintone界隈で著名な連携サービスを持っていないのですから。そのような状態で出展するには決め手が足りない。もう一つ柱が欲しい。

そこで東野さんが提案したのが、アバターによる音声応答のソリューションです。
名古屋のRAKUDOさんが運営するAI Interfaceというサービスがあります。
https://www.ai-interface.com/
http://rakudo.io/homepage/
AI Interfaceが備える音声応答のソリューションの背後にkintoneを組み合わせれば、音声による応答を実現しつつ、背後のデータベースも備えられる。しかもkintoneの場合、簡単にデータベースが構築できる。より良いソリューションになるはず!

そんなわけで、他の案件との並行に疲弊しながらでしたが、アプリの連携に成功しました。

あとはブースの展示パネルやちらしや名刺の手配です。ここは出展経験を持つPolaris Infotechさんの経験に全面に依存しながら、無事に当日に間に合わせることができました。東野さんには感謝です。
スタッフも両社の関係会社やビジネスパートナーさんにご協力を仰ぎ、三日間で延べ11名のスタッフに手伝っていただきました。皆さんにも感謝です。
また、二日目の最後のほうにこうした素敵な動画を撮影し、すぐにYouTubeにアップしてくださったキンスキの松井さんにも感謝です。

こうして三日間の出展を無事終え、感じることは来場者の皆さんへの感謝です。
沢山の方が訪れてくださいました。埋め草ブースどころか、私たちの思った以上に。
二社の知己の方はもちろん。弊社が過去に手掛けさせていただいたお客様や、私が前月に登壇したセミナーで私に興味を持ってく出さった方や、サイボウズ社員の方など。
もちろん、初めてお会いする方も多くが私たちのブースに立ち寄ってくださいました。

もちろん、無名の私たちのブースは、ほとんどの方にとっては興味を引く対象になりえず、一瞥して通り過ぎてしまう方も多かったです。
それでも、私たちのブースに目を止めて下さった方がいたことは、とてもありがたく思いました。

なぜ目にとめてくださったのか。kintone連携ツールのパネルが掲げられてもおらず、ノベルティで客引きできるほど資金力もない我々のブースに。
それはおそらく、アバターの画面がブースの中で異彩を放っていたからでしょう。
アバターの女の子にならんで検索の応答結果として東野さんの顔が大きく映し出されたディスプレイ。それはなかなかのインパクトでした。東野さんの打った手が見事に功を奏しました。

今回のCybozu Days 2020は、EGO & PEACEというテーマでした。
わがままと平和。
その一見すると相反する二つのテーマは、今の多様化が求められる社会において、誰もが両立に悩んでいます。

私にとっても同じです。今までの私の生涯は、まさにEGOを追い求めてきたものでした。
ラッシュがいやだ、毎朝毎夕の通勤の繰り返しがいやだ。それは間違いなくEGOです。
では、そのEGOをどうやって実現し、人に迷惑をかけずに自分にとって平和な毎日を呼び入れるか。

そもそも私がなぜkintoneのエバンジェリストになっているか。
その主な理由は、こうしたサイボウズ社の理念に共感していることです。
毎年のCybozu Days で打ち出されるテーマが、私にとって刺さります。
今年もそれは変わりませんでした。

ただ、今年はブースに三日間のほとんどを立つことに決めており、セッション聴講はあきらめていました。
ですが、三日目のセッションが聞けたのはうれしかったです。(初日のkintone Hackもほぼ見ることができました)

まさにそこで展開されていた議論は、私と弊社の抱えるテーマに即しており、そうした場に出展社として参加できたことがとても誇らしかったし、得るものが多かったです。

弊社は大阪のCybozu Days 2020には出展しませんが、私は登壇のために初めて参加する予定です。今から楽しみでなりません。

最後になりましたが、来場者の皆さん・サイボウズの皆さん・弊社ブースのスタッフの皆さん・東野さん。ありがとうございました!


弊社はCYBOZU DAYS 2020に出展いたします。


9月が始まった今日、
弊社にとって三つのニュースを発表できる機会が到来しました。

一つ目は、
CYBOZU DAYS 2020への出展です。
2020年11月に千葉の幕張メッセで開催されるCYBOZU DAYS 2020のシルバースポンサーとしてブースを出展いたします。
弊社とPolaris Infotech株式会社(https://www.polarit.co/)との共同出展の形をとらせて頂きます。

URL:
https://cybozuconf.com/
日時:
2020/11/11-2020/11/13
場所:
幕張メッセ 国際展示場1-3ホール
(弊社の出展ブースの場所はすでに決まっていますが、詳細は当日お越しになられた際に配布される地図をご覧くださいませ)

来場方法:
JR京葉線 – 海浜幕張駅 (東京駅から約30分、蘇我駅から約12分)から徒歩約5分
JR総武線・京成線 – 幕張本郷駅(秋葉原駅から約40分)から「幕張メッセ中央」行きバスで、約17分
出展内容:
お楽しみに

Cybozu Daysは、毎年大勢のお客様がお越しになります。今年はコロナ禍のため、感染対策の中で開催されます。
若干の制約事項もあるでしょうが、来場された方は必ず楽しめますし、持ち帰って糧としていただけるだけの内容になっています。これは毎年参加している代表が心から実感していることです。
是非、来場のお申込みをお待ちしております。

二つ目は、
弊社の代表がインタビューを受けた記事がkintone エバンジェリストのサイトで公開されました。
https://www.kintone-eva.com/
代表は今までも何度かインタビューされた経験や、記事に登場したことがあります。
ですが、今回のインタビューは、kintoneを通した代表自身の生き方にまで踏み込みましたので、とても思い入れがあります。

こちらもお読みいただければと思います。

最後は、
弊社のロゴの刷新です。
akbを組み合わせた従来のロゴの色合いをkintoneに近づけたものです。
このデザインは弊社代表の妻と長女によるものです。

長女も現在、デザイン専門学校生ですが、弊社の社名のakbの文字を組み合わせつつ、同時に弊社の代表の頭文字「N」を表したデザインは、デザインやプレゼンテーションのプロの方からもおほめ頂きました。

よりkintoneにデザインを近づけたことで、kintoneに賭けようとする弊社の意気込みを感じて頂ければと思います。

まだ発表していませんが、この夏には
・社是
・企業理念
・経営理念
・9つ(ナイン)のない
・アクアビットに合わない方
という五つの指針も作成しています。

また機会があればご紹介したいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。


弊社はサイボウズ株式会社のオフィシャルパートナーとなりました


令和元年11月20日。
弊社はサイボウズ株式会社のオフィシャルパートナーとして認定されました。

その翌日、サイボウズさんからオフィシャルパートナーの証として盾が届きました。
11/21はまさに、代表である私の結婚二十周年の記念日。
そのような日に盾を届けていただいたのも何かのご縁だと思います。ありがとうございます。

初めて代表の私がサイボウズ社とご縁ができたのが2011/2/5のこと。
大塚商会のセミナーのセッションの一つで青野社長による「No-E メールワークスタイル」を聴講した時にさかのぼります。
セミナーの最後に紹介されたサイボウズLiveにTwitter上で反応した私に、間髪入れず青野社長からのメンションが。

それでサイボウズ社に興味を持った私は、Twitterでkintoneのβテスターの募集に応募します。

それから八年半。八年半もたってしまいました。
代表の私がkintoneのエバンジェリストとして任命いただいたのが2014年7月。
2015年4月には法人化を完了させ、そこからさらに4年半。

その間、サイボウズ社は働き方改革など、社会の矛盾に物申す企業として名をはせ、私はそんなサイボウズ社の取り組みを一貫して支持し続けていました。

弊社や私の力などまだまだ微々たるものです。
ですが、私が登壇やブログをアップすることで、少しでもサイボウズ社の理念に共感し、いまのわが国の状況を業務改善しようとする人が出てくれば本望です。

今回、オフィシャルパートナーとして認定いただいた事で、弊社の知名度も増すことでしょう。同時にそれは、弊社の責任が増すことでもあります。

でも弊社のミッションは変わりません。
代表である私と家族や親族。
弊社と弊社をご支援してくださるパートナー様。
さらにさまざまな地域や日本、世界の課題。
それらを少しでも良くしてゆくことが弊社と代表の私の務めだと思います。

スキルの向上に余念なく、あらゆるものに好奇心を持って接する営みを愚直に追求することで、きっとオフィシャルパートナーに認定していただいた価値に見合う活動ができる、と確信しています。

今後とも弊社及び、サイボウズ社とサイボウズ社が展開しようとするエコシステムや理念へご協力いただければ幸いです。
応援のほど、よろしくお願い申し上げます。


cybozu.com conference 2015に参加して


先日、cybozu.com conference 2015 Tokyoに行ってまいりました。https://cybozuconf.com/
私にとってcybozu.com conferenceは3年半前に参加して以来となります。

その時のcybozu.com conference 2012では「世界に通用する日本の企業クラウドを作る」という青野社長の基調講演から、各種セミナーにいたるまでじっくりと参加できました。その少し前に行われたcybozu.comのプレス発表会にも参加させて頂いた私は、海外製品が幅を利かせる現状にサイボウズさんが風穴を開けてくれることに期待し、心地良い期待感と昂揚感に胸躍らせたことを覚えています。

以来、cybozu.comの成長は素晴らしいものがあります。まさに日本発のソフトウェア企業として、有数の会社になっていると思います。私もその波に乗りたかったのですが、cybozu.com conference 2012の直後から参画したプロジェクトに忙殺され、まったくユーザー会にもカンファレンスにもお伺いできずじまい。忸怩たる思いをずっと抱えていました。Kintoneの正式リリース前からkintoneβ版で開発し、正式リリースとほぼ変わらぬ時期にお客様に販売管理システムを無事納品し、以来ずっと運用している自負を持つだけになおさら。

でも、現状をどうこう言っていても仕方ありません。現状をいかにして将来に役立てるかが重要です。今回のサイボウズカンファレンス2015ではセミナー2つのみの参加でした。しかし、その2つのセミナーこそが、今私が参画しているプロジェクトでの経験を将来に役立てるにあたり、ためになると思ったので参加しました。

「サイボウズで実現するNotesマイグレーション~事例に学ぶーNotesマイグレーション成功の鍵~」
「ただしく恐れるクラウドのセキュリティ」

最初のNotesセミナーですが、私にとって現状を活かすには最適なセミナーでした。今のプロジェクト行っている諸作業のうち、Notes Designerを使ってのNotesDB作成があります。正直なところクラウド全盛の今にあって、クライアント/サーバー(クラサバ型)システムによるNotesグループウェアが通用するかは微妙です。しかし、NotesはNotesで今まで広く使われていただけに、慣れた人には使いやすいのでしょう。私にしてもNotes Designerを使い始めたのはこの1、2年ですが、拡張性や機能自体は悪くないと思います。ただ、Lotus Scriptのデバッグやエディタなどがイライラするほどユーザーに優しくないことを除けば、やれないことはあまりないといってもよいと思います。しかし、それにはスキルがいります。NotesはNotesでクラウド化を推進していると聞きますが、多くの現場では依然としてクラサバ型の構成が主流でしょう。特定のNotes技術者を育成せねばならぬところ、開発者向けの環境充実にあまり力を入れていないところからすると、衰退も致し方ないのかもしれません。

しかも、Notes Designerを触って思ったのが、テーブルいらずの発想が、クラウド製品に似通っていること。普通はテーブル設計から入り、Create文を作ってストアド・プロシージャ―などを流してDBを作り込みます。しかし、Notesはいきなりフォーム設計から入ります。フォーム設計でフィールドとして項目を埋め込んでいくことで、それがテーブルとなっていく。この構成は実は、kintoneやSalesForce.comといったクラウドの代表的なアプリにも見えます。ここらに、両者に共通する点を見つけることができました。セミナーでうかがったのですが、青野社長がサイボウズ社を創業するにあたり、Notesの管理者をされていたことがベースにあったとか。これは知らなかった。

サイボウズさんでは、Notesマイグレーション事業を行うにあたり、ターゲットとなる製品をGaroonとkintoneで想定していらっしゃるようです。そして私はkintoneユーザーかつエバンジェリストの端くれでもあります。Notes Designerの現役開発者であり、かつ、kintoneの開発者。ここに私には現状を将来に向けて活かせる突破口を見出したのです。

また、私はkintoneには慣れていますが、Garoonはまだ触ったこともない状態。今回はGaroonに取り組むきっかけになるのでは、とも思いました。例えばNotes上の文書に貼り付ける添付ファイルの位置、これもGaroon上でほぼ再現できるそうです。これは大きいセールスポイントです。

ここ3年ほど、私の人生にとって、技術力の成長面では停滞していたといわれても仕方ありません。エバンジェリストにして頂いたり、法人化を成し遂げたり、診療所を開設したり、自治会で総務部長を完遂したりと個人的にはかなりの成長を遂げることができた3年ですが、最新技術の吸収ではかなり遅れを取っています。危機感も相当持っています。今回のセミナーは、そういった意味でも勉強になりましたし、今後の自分のスキルとして営業に加えていこうと考えています。

また続いてのセキュリティセミナー。これもまた重要です。実は今までもサイボウズさんのセキュリティに関するセミナーには参加させてもらっています。しかしやはり現役の運用本部長からのお話は、紙やディスプレイで読むのと違い、頭に入ります。クラウドに興味を持っていただくお客様の第一の要件は、業務を遂行することができるか、ということです。ただ、お客様自身、あまり口には出しませんが、クラウドのセキュリティへの不安はお持ちではないかと思うことがあります。それはまた、2016年1月からのマイナンバー導入を目前にした今、ますます注視されていることでしょう。私にとって、改めてサイボウズさんの施している万全のセキュリティに対する体制を伺わせて頂いたことは、良かったと思います。今参画しているプロジェクトでも、セキュリティ遵守に関する話は統括部門だけに当然耳に入ってきます。また、運用本部長の山本氏のセキュリティについての謙虚な姿勢も良かったです。100%安全ですというセキュリティに対する態度程危ないものはないと思っています。常に努力と改善しかないのだろうな、と思います。

今回のセキュリティセミナーの受講で新たになった私の知識は、今後のクラウド提案に活かせると思っています。会場でも配布していましたが、セキュリティ&運用基盤というパンフレットは常に最新版を持ち歩いていたいと思いました。説明を求められた際には対応できるように。

現場の作業の都合もあり、青野社長をはじめとした豪華ゲストの方々による基調講演は行かれず。また、夜の池上彰氏による特別講演も聞かれませんでした。しかし、たとえわずかな時間であっても、昨年は参加すら出来なかったことに比べたら状況は回復の途中にあるといえます。私も、このまま回復基調を維持し、次なるキャリアステップに役立てたいと思います。