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第14回 釧路地域クラウド交流会に応援し隊として参加しました



2月11日に946BANYAで行われた釧路地域クラウド交流会(釧路ちいクラ)に参加しました。

今回は代表の私が参加しました。本稿は代表の視点からの参加レポートです。

私は今まで、各地のちいクラには何度も参加してきました。甲府ちいクラには主催者として、運営側の立場で携わりました。釧路ちいクラでは、応援し隊という形で関わりました。

そもそも、地域クラウド交流会は何か。応援し隊とは何か。そこから説明したほうがよいでしょうか。
誤解を避けるため、公式サイトの記載をそのまま引用します。

地域クラウド交流会とは

地域クラウド交流会は、地域住民が起業家の応援を通して、地域活性化を目指す交流会形式のイベントです。起業家だけでなく、地域の人たちが参加することで、地域全体のビジネスの活性化につながることを目的としています。

プレゼンターだけでなく、地域の人たちが「投票所」や「応援し隊」といった役割を持ち運営に参加することができます。

つまり、応援し隊とは、いわゆる有志のボランティアを指します。当日、早めに集まって、チラシ封入や会場設営に従事します。さらにちいクラの開催中は円滑な進行のためのタイムキーパーや投票所での入力作業など、様々な役割を担います。

朝、雪道を歩いて、東釧路駅でSL撮影と泉屋さんでスパカツを楽しんだ私。
会場である946banyaには早めに着きました。先に机の運搬などを手伝っていたら、やがてスタッフの方々が集まりました。
しばらくしてスタッフ打ち合わせが始まりました。そこで私に割り振られた役割は懇親会の呼び出し係でした。


ちいクラには1時間弱の懇親会があります。懇親会の場には、事前に皆さんから集めた名刺や皆さんが記載した交流会カードがホワイトボードに貼られ、設置されます。
懇親会に参加した皆さんは、貼られた名刺や交流会カードの中につながりたい方がいれば、呼び出し係にその旨を伝えます。
呼び出し係は、マイクでその方を呼び出し、その場でご縁をお繋ぎします。
つまり、呼び出し係は、応援し隊としてちいクラを盛り上げる重要な仕事の一つです。積極的に参加者に声をかけたり、場を盛り上げたり、一人で手持ち無沙汰にしている人がいたら積極的に誰かと繋ぎ、皆さんに何らかのご縁を持ち帰ってもらうのが呼び出し係の役目です。

私に割り振られたのは呼び出し係だったので、それ以外のことをする必要はないはずです。ですが、私はたまたま入り口に立っていたことで、受付を済ませた参加者の方々にコートのハンガーへの誘導や、交流会カードの書き机への誘導をしていました。
こういう時、手持ち無沙汰感が苦手でつい動いてしまいます。

そうしている間に、勉強会の椅子は埋まっていきます。机を移動したり、椅子を運んだり。さすがと言うべきか、本当にたくさんの参加者が集まってきます。
1ヵ月半後には弊社が主催する甲府ちいクラも控えています。そして、参加表明の数が芳しくありません。集客に苦労するのではと考えていた私にとって、釧路ちいクラの集客力は本当に感服します。


今回の勉強会の講師は佐久間さん。佐久間さんは、釧路で観光船「シークレイン」を運行する有限会社アイコムを経営しておられます。
挫折と失敗続きの経験を乗り越え、シークレインの事業でようやく軌道に乗りかかっているとか。谷谷谷の人生行路はまさに笑いあり学びあり。でも、苦労してきたからこその山登りの妙味を感じられた講演でした。
世界三大夕陽に数えられる釧路の夕日を見るコンテンツ。それに頼らないプラスアルファを考えていらっしゃる姿勢は経営者としてとても学びになりました。

そんな佐久間さんの講演を聞いていた私のところに、ススッと近づいてきたのはオーガナイザーの小渡さん。
「タイムキーパーもやってもらえませんか?」
講演中だったため、よく話が聞き取れなかったのですが、私としては断る理由はありません。はい、Yes、喜んで!の精神で引き受けました。

ただ、私が応援し隊の作業自体をあまりよく把握していないのが正直なところです。

もちろん、昨年6月に弊社主催で甲府ちいクラで行った際は、その事前に千葉ちいクラの動きを逐一確認し、甲府ちいクラでも全体の動きを見ていました.そのため、大体何をすることかはわかっていましたが、ただ単に眺めているのと、実際にやるのでは違います。

そもそもタイムキーパーとは言え、何を持ってタイムキーパーするのかが明確でなく、その場で即、持っていたiPadを充電し始めました。

そして、ちいクラのメインイベントである一人3分間のプレゼンテーションタイムが始まるのに合わせ、ステージの前あたりに陣取りました。と、実は大人の本気のラジオ体操があるのを忘れていて、私も慌てて脇に退きました。
そして、本気のラジオ体操で体を温めた後は、タイムキーパーとしての活動開始です。

iPadのストップウォッチ機能を使い、プレゼンターの皆さんにiPadを提示しつつ、2分になったら「チん」3分たったら「チンチンチンチン」とコングを鳴らす。まぁこれは言ってみれば簡単な作業です。
ただ、今までの人生で私はタイムキーパーの作業をほとんどした記憶がありません。実はこの日に実績解除を果たしたのではと思いつつ。

それにしても、一番前のかぶりつき席で、皆さんのセッションを聞けるのは応援し隊の役得と言うべきでしょう。
プレゼンターの熱気がより感じられますから。

ちいクラのプレゼンターになれるのは、創業5年以内と言う制限があります。つまり、起業にあたっての熱と興奮が冷めない時期。
これ、なかなか貴重な機会なんです。
弊社の場合、kintoneを用いまたシステム構築が主な業務です.そして、スタートアップ企業様からのご依頼もあります。
ただ、ご依頼のほとんどは、ある程度年数のたった企業様によるものです。つまり、私自身にとってちいクラとは、こうした起業し立ての熱と興奮を聞ける良い機会なのです。

今回の6名の方は多彩な業種にわたり、バラエティーに富んでいました。
そして、優勝して釧路からの代表に選ばれたのは稲沢さんです。
仕掛け箱を用いたプレゼンテーションはお見事でした。釧路代表として、また全国大会でお会いする日を楽しみにしたいと思います。

続いて投票所の説明がありました。懇親会に参加した皆さんは共感したプレゼンターに対し投票します。その投票にはkintoneが用いられます。kintoneへの入力は、投票所の方、つまり応援し隊の方々が入力します。
それに先立ち、投票所の方々も応援し隊として、一分間のPRタイムが与えられます。そのタイムキーパーも私の仕事でした。
私はその時、バックヤードで咳止めの薬を飲み、うまく鳴らなくなったベルを直していました。
慌てて呼び出されて投票所の前に飛び出した私。

皆さんの一分間のPRも鳴らないベルに苦戦しながらなんとかやり切りました。

続いては懇親会です。私は上に書いた通り呼び出し係の役目を担っていました。
呼び出し係の役割とは上に書いた通りです。前に出たどこかのちいクラではDJみたいに喋りまくる方がいて印象に残っています。が、私にはそこまでの才覚はありません。なるべく多くの方に話しかけ、縁をつなぐように努めました。七、八組くらいは媒酌したでしょうか?

私が見たところ、ここで縁ができるかどうかで、参加者によるアンケート評価に影響を与える気がします.
こういう場で誰かに自分の話を聞いてもらい、縁ができれば人は満足します。が、もしずっと一人ぼっちで会場をさまよっているだけだと、必然的に不満の原因になります。アンケート結果にもそれが反映します。
皆さん、こういう場にはあまり慣れていらっしゃらないのでしょう。人に話をかけるのが苦手な方を各地のちいクラでお見かけします。私も苦手なので、同類としてよく理解できます。
甲府ちいクラでも、一人ぼっちになる方をなるべくなくすため、ご縁繋ぎに徹してもらうことを前もって呼び出し係に伝えておきます。


さて、一時間弱の懇親会も終わり、優勝者の発表までの間、応援し隊の方による一分間のスピーチがありました。
私もここで1分間の時間をいただきました。私が話したのは、一ヵ月半後に迫った甲府ちいクラの宣伝です。仕事については一切触れません。
前もって釧路から甲府までの乗り換えルートを調べてみました。すると「おおぞら」「北斗」「はやぶさ」そして「あずさ」。南千歳、新函館北斗、東京で乗り換えるだけ。空にちなんだ、縁起の良い特急を乗り継げば、なんと三回の乗り換えで甲府に来られます。この後、「あづさに乗ってあづさに会いにきてください」のオチを言う前に三回の乗り換えの部分がなぜか会場で笑いをとりました。


発表があり、優勝者は前述した通り稲沢さんです。仕掛け箱を使ったプレゼンは素晴らしい印象を皆さんに与えたようです。


その後、会場で集合写真の撮影を行い、そしてお開きとなりました。皆さんはそれぞれの仲間と夜の釧路へ繰り出していきました。


私は事前にお誘いをいただいていて、スタッフや応援し隊の皆さんとの懇親会に参加しました。会場は釧路ちいクラに続いて946BANYAで。

皆さんとはたくさんのお話をしました。さらに、好意的な反応をいただきました。
この釧路ちいクラの数日前に同じ会場でCLS道東にも参加しました。これまで六回行われてきたCLS道東に私は皆勤で参加しました。懇親会でしゃべったり、遠足に参加したりと、皆さんから認知されている実感は持っていたものの、仲間として受け入れられた印象はまだ得られていませんでした。

ところが、今回は皆さんからの反応が違ったように思えたのです。
その理由を考えてみました。それは釧路ちいクラで短い時間であったものの、初めて人前で話したからではないかと推測しました。
これまでのCLS道東では、一度も人前で登壇したことがありませんでした。それまでは、ただの観客の一人でしかなかったのです。ところが、応援し隊の特典で一分間PRタイムをいただき、人前で話したことで、私という人間が皆様の中で認知されたのではないかと思います。


登壇の効果は漠然と理解していたものの、私の中では顕著な効果としてはっきりとは認識していませんでした。皆さんからの認知度の上昇が顕著だったので、自分の中で学びとして記憶し、今後に活かしたいと思います。登壇という営みの重要性について。


それは、二次会に訪れたカラオケでも感じられました。夜の末広町を八人ほどで歩き、訪れた「萌芽」さんでカラオケを楽しみました。いやあ、羽目を外しました。楽しかったです。ちなみにご一緒した方々は、一人だけ以前のCLS道東で顔を見知っていましたが、あとの方々は全員この日が初めて出会った方々でした。LINEを交換するまでに仲良くなりました。
これはまさに登壇した意義だと感じました。

最後に、参加してくださった皆さん、登壇してくださった皆さん、プレゼンターの皆さん、運営スタッフの946BANYAの皆さんありがとうございました。
そして私が946BANYAに忘れてしまったライトダウンジャケットを届けていただいたジョイゾーの皆さん、心から感謝しています。


輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路に参加してきました


前夜祭の楽しさから一夜明け、本日はいよいよちいクラの全国大会です。
オーガナイザーは9時に集合という指示を受け、私も妻と共に9時前に会場に入りました。

私は立場上、9時に入る義務はありません。
とはいえ、弊社も甲府で開催する予定のちいクラ山梨を企画運営します。
もちろん、ちいクラ山梨の運営は妻の役割です。しかし、私も当日はサポートをする必要があると予想しています。
それもあって、雰囲気や準備などを見ておかねばと思いました。


釧路市観光国際交流センターは、いつも釧路を訪れる際に必ず立ち寄るMOOフィッシャーマンズワーフのすぐそばにあります。
広い会場では設営がほぼ終わり、次々とマルシェの店舗を出す方々がお店の飾り付けや設営準備に勤しんでいました。妻もオーガナイザーの一員として朝礼に出席し、朝礼の後もそれぞれの役割を果たして行きます。

私自身も、この日の夕方、ちいクラ全国大会が終わった直後に、別のイベントでオンラインでLT登壇する予定がありました。そのため、どの場所であれば接続ができるか、どの場所であれば音声がクリアになるのかを把握する必要がありました。そこで会場の中だけでなく、建物の外も歩きまわりながら、ロケーションハンティングに勤しんでいました。

場所のめどがつき、作業していたところに妻からの連絡があったので、会場に戻りました。

すると、妻はマルシェでお店番の役割を与えられていました。そして、何やら楽しそうにお店の店番をしていました。マリモデザインファクトリーさんのショップです。

こちらでは、オーガニックな素材や鮭が美味しく食べられるお皿などユニークな商品が展示されています。同じオーガナイザー仲間として妻とも仲良くしてくださっていると言うことで、私もいろいろなご縁を結ばさせていただきました。

他のショップもいくつか覗かせていただきました。

中でもCLS道東で私に日本酒と山椒のコラボレーションを教えてくださった佐藤さんのブースでは変わり種日本酒もいただきました。
さすがにこの日は夕方に登壇の予定があったので一杯だけにしましたが。


他にも会場にkintoneがいたことも書いておかないと。サイボウズ災害支援プログラムです。
サイボウズ災害支援プログラムサイト

ここ数年の日本は、明らかに災害が増えています。そうした災害の際にkintoneなどのツールを活用し、ボランティアの受け入れや指示、災害場所の迅速な把握などに使ってもらう取り組みです。

私もkintone Café 神奈川でスタッフがサイボウズ災害支援プログラムについて話しているのを聞いていました。そのため、内容についてはおおよそは知っていましたが、きちんと聞くのは今回が初めて。代表の柴田さんとも初めてきちんとご挨拶ができましたし、驚いたのはあっとクリエーションの黒木さんまでが釧路に駆けつけてくださっていたことです。だいぶ前に黒木さんとは、神戸でお会いしたことがありますが、まさか、こういう出会いに恵まれるのも、このちいクラの良さでしょうね。
そうしているうちにいよいよ本編のプログラムが始まりました。


まずは地元の釧路鳥取傘踊り保存会による傘踊りの演舞披露から始まりました。
私は釧路に鳥取という地名があることを知っていましたし、それが鳥取からの開拓者にちなんでいることも推測していましたが、この傘踊りについては知りませんでした。
開拓の志に燃えた当時の人々の思いを、今もこうやって受け継いていることは素晴らしい。


続いて、サイボウズの青野社長による講演です。
私は初めて大塚商会のセミナーで青野社長の講演を聞いてから、今までに何度も青野社長の講演は聞いてきました。ただ、地域をテーマにした講演は聞いた記憶がありません。

東京などの大都市と地方の格差は埋まるどころかますます開いています。
衰えていく一方の地方を活性化するにはどうするか。その地の産業の力を育てるしかない。
ただ、わが国の場合、地方どころか都市にすらIT人材が枯渇しており、諸外国に比べてもIT技術者の割合が少ない状況にあります。

kintoneのようなローコードツールを使えば、地方にもITの力を導入できるはず。

ちいクラの開始にあたっての思いも含め、あらためてサイボウズさんの理念は一貫していると思いました。

そして、最前列で青野社長の講演を聞いていた妻にもその理念は伝わったはず。
なぜ私が地方に肩入れするのか、という理由も含めて。


続いてはちいクラの本編がスタートです。
ちいクラといえばアイスブレイクに必ず設けられている大人の本気のラジオ体操。
会場に集った皆さんにラジオ体操の手本を示すため、壇上に五人のオーガナイザーが現れます。
ん?その中に見知った顔が。なんとうちの妻が混じっているではありませんか!

まだ一度もちいクラを開催していないにもかかわらず、いきなりオーガナイザーデビューを果たしてしまった妻。
まずはおめでとうです。

そしていつもの音楽に乗って体を動かす皆さん。ところが私はラジオ体操が久しぶりすぎて、周りの人と右左を逆に踊っていました。
あれ?さては壇上の妻を見つめすぎたかな?

さて、いよいよ本編が始まります。
ここからは全国各地の地域クラウド交流会で選ばれた方々が、それぞれの思いを発表する場です。
プレゼンターご本人と一緒に登壇するのは各地のオーガナイザーの皆さん。

さすがというべきか、皆さんの思いがそれぞれ熱い。
特筆すべきは、ほとんどのプレゼンターの方が個人の思いだけで登壇までされていることです。
何かの企業の後ろ盾や組織ぐるみでの登壇ではなく、個人の思いだけで発表までしてしまうこの熱量。

同じ時刻、はるか高知ではCLS高知が催されています。
そちらではさまざまなコミュニティのあり方や運営が議論されているはず。既存のコミュニティも含めて、多くは他の企業に所属されている方が運営しています。
その一方、ちいクラでは個人の方がそれぞれの思いを聴衆に問い、支援を求めています。

いうまでもなく、どちらにも優劣は付けられません。
ただ、ちいクラは個人の思いがダイレクトに表出されるので、私たちの感情に響くかもしれません。

実際、皆さんのプレゼンによって私も感情を揺り動かされました。
cocoスペースの今野さんの壇上で感情をあふれさせる姿。前夜祭でもお隣で話させてもらった釧路の秋田さんの苦しみを乗り越えた姿。秋田さんは見事に優勝しました。おめでとうございます。
甲賀で馬と人の居場所に取り組む稲増さんの内容には興味を持ちましたし、仙台で高校生向けのオンライン学習サービスを立ち上げた佐々木さんの取り組みはこれからのわが国に直結するはずです。
豊岡の守本さんの取り組みは同じ地元としてとても共感し、社会的処方という言葉も教わりました。豊岡の久保さんは懇親会でお話し、同じ阪神間にご縁があることと、私の次女のキャリア形成に参考になりそうな取り組みをされているのでとても共感しました。
郡山の相樂さんの助産師としての取り組みは、まさにこれから少子化と戦っていかなければならない希望そのものです。


さて、続いては、これまた地元釧路の昭和小学校の金管バンドによる演奏です。
これがまた、とても上手かった!
私の次女も中学校の頃、吹奏楽部でユーフォニアムを担当していたので、私も何度も演奏会を聴きに行きました。
なので、最初は小学生の演奏ということが信じられませんでした。お見事!


続いては、オーガナイザーの四宮琴絵さんによるファシリテーションのもと、サイボウズの青野社長、蝦名釧路市長、漫画家の最上うみみさんによるトークセッション。
なかなか意表を突く人選ですが、これが面白かったし、参考になりました。
青野社長は著書や講演、サイボウズさんの社風として私もなじんでいます。そして、蝦名市長は毎回CLS道東に必ず顔を出してくださるばかりか、懇親会にも登場し、私も何度かお話しさせていただいた方。その政治家らしからぬフランクでオープンな人当たりに好感を持っていました。そこに最上さんのアーチストとしての感性が入ることで、セッションの内容が予測できなくなりました。
まさにセッションの中に登場した通り、掛け算が生み出す予想できない変化が期待できそうです。アドベンチャーと地域の力と漫画が何かを生み出せるのではないか。そんな期待を持たせてくれるセッションでした。

私はまだ、ファシリテーターを行った経験はあまりありません。未経験者からの意見からではありますが、見事なコラボレーションを生み出した琴絵さんのファシリテーションには感心しました。春先のCLS高知でもかすがい製菓の原さんのファシリテーションに感心した時と同じ感覚です。
いつかは私や妻もこういう場でもファシリテーターとしてトークセッションを切り回せるようにならないと、と思わされました。


さて、これをもってちいクラ全国大会も終了です。
そして皆さんで集合写真の撮影。
この時の私の心は少し焦っていました。なぜならこの後、SORACOM UG ExplorerのLT登壇が控えていたからです。朝の時点で登壇する場所のめどはつけておいたので、接続や音声障害の懸念はなかったのですが、そもそも時間に間に合わなかったらどうしよう。

結論からいうと、登壇は無事に終わりました。登壇については別ブログで取り上げたいと思います。

さて、会場を移動し、946BANYAでの懇親会です。
この懇親会もとても楽しい時間を過ごすことができました。
いちいち皆さんとの会話は繰り返しません。

例えば、
サイボウズのソーシャルデザインラボの皆さんと会話ができました。
但馬信金の皆さんとも会話ができました。
蝦名釧路市長とは結構長い時間お話をさせていただきました。前後半の二部制に分かれ、後半は妻も交えて。
5月のkintone hive sendaiのアフターhiveの場で一緒に業務改善のワークショップに取り組んだ宮城第一信金の皆さんからは先方から気づいてお声がけいただきました。
久保さんとは同じ阪神間にご縁があったことで盛り上がりました。
札幌と和歌山を結ぶ活動をされているさとうさんともご縁がつながりました。ほかにも皆さんとの貴重な時間がとてもうれしかったです。

最後の挨拶でジョイゾーの小渡さんが男泣きを見せる姿に私ももらい泣きしてしまいました。地域のご縁から採用につながり、しかも今や八面六臂の活躍をなされている小渡さんと、小渡さんに活躍の場を与えられたジョイゾーさんにうらやましさを感じると同時に、弊社も同じような方に入ってもらうようにならなければ、という決意が沸きました。

妻もまた、皆さんとの交流のパイプを太くしていたようです。
そこで、その後の二次会は妻と私は別々の行動をしました。
私は、デジラポを見学させてもらえるというので、そちらの皆さんと行動を共にし、妻はオーガナイザー仲間と釧路の夜に繰り出しました。


デジラポは釧路市役所の目の前のビルに位置しています。
ここがすごい内容でした。コワーキングスペースとしての機能はもちろんですが、子供が情報技術に興味を持ってもらえるような設備が充実しています。
ロボット、IoT、メタバース、3Dプリンター、カッティングマシーン、ドローン。なんとこれらのツールがたくさん使えるとのこと。
まさに技術者にとっては垂涎の場所。釧路に高専があることは上にも書きましたが、釧路はジョイゾーさんの拠点でもあるし、今後はデジタルの街として名をはせるかもしれません。
デジラポサイト

さて、ここで三々五々、散会した私たち。
私もせっかくなので、ここ1年半で釧路を三回訪れていながら、まだいけていなかった場所を巡りました。
モシリヤチャシ跡と、Whisky Bar 高森さんです。
うーん、厚岸おいしかった!!! 見事に釧路の夜が締まりました。

本日も皆さん、ありがとうございました!

翌日もちいクラツーリズムで釧路湿原、鶴居村、摩周湖、硫黄山を巡りましたが、それはいずれ別ブログで取り上げたいと思います。


スナックジョイゾー&輝け!!第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路前夜祭に参加してきました


本稿のタイトルは長いですが、それは二つのイベントが同時に開催されたからです。
以下は、妻と一緒にこの二つのイベントに参加してきたレポートです。

前夜は三次会まで帯広で飲み明かしていました。投宿していた北海道ホテルに着いたのは2時ごろだった気がします。

ところがこの日は平日。朝九時からオンラインで東京のお客様と打ち合わせがありました。
お客様と話す際、私の喉はかなりかれていたことでしょう。


打ち合わせが終わると、帯広で旅情を味わう間もなく、すぐに釧路へと向かいました。帯広で仕事をすることも考えましたが、天気はあいにくの雨でした。帯広の地を堪能する暇もなく、駅で食べた豚丼だけで釧路に向かいました。
そんな風に早めに釧路に移動する必要があったのは、夜のイベント前に妻と釧路で合流するためです。


そこで、11時39分発のおおぞらで釧路に向かいました。この便については、昨夜三次会まで一緒だった濱内さんに教えてもらいました。ありがとうございます。
別車両に乗ってらっしゃった濱内さんも同じく向かう先は釧路!いざ!ちいクラへ!


釧路に着いた私は、まっすぐ釧路フィッシャーマンズワーフ MOOにある「946BANYA」に向かいました。
946BANYAでは明日、第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路(ちいクラ全国大会)の懇親会が催されます。
そして、あとで訪れる夜のイベント会場(炉ばた浜番屋)とは川を挟んだ対岸にありました。妻と待ち合わせるには最適の場所です。
また、私もここでなら作業ができるとあたりをつけていました。

私の予想通り、946BANYAでは仕事が快適に進みました。オフラインの作業も、東京のお客様とのオンライン会議も、全てが円滑でした。
釧路でも仕事ができる今の情報環境には本当に感謝しています。この事は言葉に尽くせません。

さて、時間が来たので、私と妻は菅原さん原田さんと連れだって会場となる炉ばた浜番屋に移動しました。


今回はこちらの会場で本稿のタイトル通りの二つのイベントが開催されました。
とくにスナックジョイゾーは、釧路で初の出張開催。いつも催されている東陽町でも同時に開催され、窓と言われる縦長のデジタルサイネージを使って双方の会場で二元中継し、それぞれスナックジョイゾーを開催してしまう斬新な試み。さらに、それをちいクラの前夜祭と絡めてしまうあたりが、ジョイゾーさんの発想力を現しています。

中継だけならツールを使えば簡単にできてしまうでしょう。ですが、釧路と東陽町に同じ機材を導入し、それをお店に持ち込んでしまうまでの準備は大変だったはずです。
ジョイゾーさんに拍手ですね。



私は皆様のお膳立てに感謝しながら、美味しい料理を楽しみ、会話に花を咲かせていました。

思い起こせば七月のCLS道東でも、こちらの浜番屋で花咲蟹を食べたのでした。
別の方のSNS投稿でこのお店から蟹を自宅発送できることを知った妻から、なぜ家に送ってくれないのかとお叱りのメッセージがあったので、帰りの新千歳空港で蟹を買って送ったのも思い出です。
そんな過去の失敗も、今回浜番屋に妻を連れてきたことで帳消しになったのではないでしょうか。

今回、妻が釧路に来たのは、ちいクラ全国大会があるからです。そして、私にとってもこうした地方でのイベントに妻と同行するはじめての機会でした。
この夏、妻はちいクラのオーガナイザーとしての研修を受け、晴れてオーガナイザーとして認定されました。
そのため、妻は初めから釧路に来ることに積極的でした。はたから見れば、妻のイベントに私が従順についていったように見えるかもしれません。

ですが、ちいクラに妻を巻き込んだのは私の目論見でした。
発端から話すと、今年の春先にジョイゾーの四宮琴絵さんから連絡がありました。オーガナイザーになる人を募集しているので誰かいないか、と。
私はそれを聞いた途端、これは妻にやらせよう、やらせるべきだ、とひらめきました。

妻は結婚してから20数年の間、いろいろなコミュニティや集いに参加していました。そしていいように使われ、数年で疲弊してそのコミュニティを離れることを繰り返していました。
私よりも弁舌が立って頭も回るのに、お人好しでいいように使われてしまう。そして疲れ切って消耗する。それが毎回のパターンでした。まさに琴絵さんからお誘いいただいた時も某コミュニティの中で疲弊の極にありました。
私はそれをとてももどかしく見ていました。適所におけばいきいきと活躍できる妻なのに、なんともったいない、と。

今回のちいクラオーガナイザーの話を琴絵さんから受け、妻にやらせようと思った背景にはそういういきさつがありました。
ちいクラならば、サイボウズさんの事業なので、私もある程度は知っています。理念にも共感しています。アホはええけどウソはあかん、という社風を擁するサイボウズさんになら裏切られることはないでしょう。
また、私自身もちいクラには今まで墨田や郡山で三回ほど出たことがあり、なじみもあります。
また、会社としてオーガナイザーに登録する必要があるため、弊社にとっても必ずプラスの効果があらわれるはず。

そうした背景もあって私も初めから妻のオーガナイザー就任は後押ししてました。そして、ぜひ妻にはちいクラ全国大会に行くべきだと伝えていました。
今回のちいクラ全国大会の日程はCLS高知と重なっていましたが、私は最初から釧路を選んでいました。七月にCLS道東で訪釧した際も、10月21日にはCLS高知ではなくちいクラ全国大会に来るからよろしく、と皆さんに言っていたくらいです。

なぜ私がそこまで妻を連れてくることに積極的だったかについては、もう一つ理由があります。
それはCLS高知やCLS道東、または他の地域で行われるkintone Caféや糸と魚と川のようなイベントに、なぜ私が参加するのかということを妻に知って欲しかったからです。

ある地域に全国から人が集まり、そこで各地の文化やご縁を結び合う。
それによって地域は元気になると、東京や他の大都市に人が集中する問題にも解決の道が見える。私や弊社が首都圏で埋もれるつもりがなく、地域を応援しよう、外に向けて積極的に打って出ようとの意思を皆さんに伝えられる。
それによって地域から仕事が舞い込むこともあり、地域から登壇依頼が来ることもある。
私はそう思って地域のイベントに積極的に参加しています。

妻にとっては、私のこのような活動は、旅好きの道楽の一環に見えていたかもしれません。
が、実際にこうやって一緒にイベントに参加してもらうことで、各地域から来る人たちのご縁やつながりが道楽を超え、仕事にまでつながるんだよ。地域で得たご縁が首都圏での仕事にまでつながることもあるんだよ。
それを伝えたかったのです。それには百聞は一見に如かず。一緒に釧路に来てもらい、体験してもらえればいい。

今回のイベントは、kintone CaféやCLSとはまた違うメンバーが集っていました。私にとっても新鮮な顔ぶれでした。
中でも、サイボウズ社の青野社長を始め、旧社長室であるソーシャルデザインラボの皆さんが釧路に集結しておられました。
私は普段、サイボウズの多様な部署の方とやりとりをしています。が、ソーシャルデザインラボの皆さんとはまだお会いしたことのない方が多く、今回のイベントでは貴重なご縁をいただきました。


釧路に来て早々、素晴らしいご縁に恵まれました。
妻にとっても今後の活動に向けて弾みとなる出会いだったのではないでしょうか。
もはや明日の本番は楽しみでしかない。そんなふうに思えた一日でした。

まずはこの日、お会いした皆さん、ありがとうございました。そして妻へのきっかけを作ってくださった琴絵さん、今回の準備を行ってくださったジョイゾーの皆さん、本当にありがとうございました。サイボウズの皆さんもありがとうございました。


2023年2月のまとめ(法人)


令和五年二月。

世の中のきしむ音が聞こえるようです。AIがますます世の中を変えていっています。これからはAIによって焼け野原にされる業種や業態が増えるのではないか。そんな不安とやっかみの不協和音が聞こえるようです。
どうすればこれからの世を生き残っていけるのか。

それは弊社も同じ。
今月も弊社は案件をいくつもいただけました。ありがたいことです。
が、それがいつまで続くのか。

不安です。代表の私は、今のままではいけないと危機感を感じています。
が、まずは精一杯やってみようと思います。
お仕事のご依頼が途切れない今のうちに。

今の弊社には、まだまだ課題が山積みです。そうした課題を解消せずに拡大に走るのはよくありません。
それらの解消も進めつつ、一昨年・昨年の反省を真摯に踏まえ、山積みの課題を一つずつ解決します。
継続的な案件は増え、経営が安定する方向は見えてきました。安定もさせつつ、案件を少しでも多く解消するような方法をとらなければ。

達成度5割。達成感5割。満足感7割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。


●弊社の業績

§ 総括 二月度の売上は目標を少し下回りました。

先月の売上が大幅に目標を越えたため、それは想定していました。
むしろ、今月も新たな案件のお引き合いをいくつかいただいていることに感謝です。

そして、今月は来期に向けての準備に力を尽くしました。
来期以降、メンバーが増えます。という事は、弊社の仕組みや手続きにも変化が生じます。常に変化する組織に適した運営を追究していかないと。

弊社メンバーも努力し、成長する姿を見せてくれています。メンバー間の関係性の質も少しずつあがっている実感はあります。
が、今月から打ち合わせに三名が新たに参加しました。
それによってまた関係性に変化が生じました。。
その一方で、弊社の生産性はまだ私の望む域に達していません。それを改善しなければ。

売上も上がり、かつ、利益を確保できるような体制を作らねば。
残業に頼らず、勤務時間内に実現する必要があります。そのためには、スキルアップだけではなく、細かい部分の作業から改善していかなければ。
仕組みづくりも含め、まだまだ改善すべき課題がまだ残っています。
私も率先して範を示さねば。

メンバーの開発スキルも確実に上がっています。が、それ以上に案件の量が急激に増えています。
今期は売り上げの面では過去最高に達しました。先月の売上は新たな地平に達することもできました。が、その状況に甘えてはなりません。
弊社メンバーを必ずや独り立ちできるまでのレベルに引き上げたいと思います。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・代表がCLS道東に参加しました(2/4)。
・サイボウズ社東北支社に初訪問しました(2/9)。
・弊社の常勤メンバーがkintoneアソシエイト試験に合格し、アソシエイト合格者四名体制になりました(2/14)。
・代表がkintone カイゼンマネジメントエキスパートを受験しました(2/15)。
・スナックジョイゾーに代表の妻と四月から弊社に参加する代表の長女とで参加しました(2/17)。
・月曜日の定例会議を登戸の某所でリアル(6名)とオンライン(3名)の並行で行いました(2/20)。
・弊社のTwitterアカウントの運営担当を移管し、代表の手から離しました(2/20)。
・前週に続いて月曜日の定例会議を相模大野の某所でリアル(5名)とオンライン(4名)の並行で行いました(2/27)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間で機密保持契約を締結しました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、Cybozu Days 2022のブースを出したことで得たご縁であり、Cybozu Circus 2022 Osakaやその他のイベントに参加したことで得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まったのが今月でした。
お互いが依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげる。

昨夏、経理や財務諸表の見直しを行いました。そして五年間の売上や利益、人員にかかる長期計画を考えました。
その中で経費としての外注費をどう考えるかも検討しました。売上に対して、どこまでの外注比率に抑えるべきか。かつて外注費を払いすぎて失敗した同じ轍は踏まぬよう。
外注先に依存することはしません。が、弊社内だけでは案件がこなしきれない場合にはお願いしなければなりません。
このバランスはとても難しいのですが、これからもバランスをとりながら経営します。


§ 開発案件 今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。
今月も今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。それに並行して、今もなお、週一、二件の頻度で新たな案件のお話をいただけています。本当に感謝します。
今月もまた新たな案件のキックオフを行いました。作業を開始した案件もあれば、来月から開始する案件もあります。

今、弊社が取り扱っているシステムはkintoneをベースにGmail、Google Calendar、Zoom、HubSpot、ChatWork、Slack、freee、freeeサイン、マネーフォワード、スマレジ、LINE、Benchmark、box、Stripe、サブスクペイ、AWS、各種CMS、その他です。
今、動いている実装案件が35件強。それらをどのようにこなしていくか。それが今の課題です。

ただ正直、今の弊社には案件が多すぎるため、オーバーフローを起こしています。
そこで人数を増やし、開発リソースを増やします。
というのも、4月から代表がコーディングから離れる予定で準備を進めているからです。
代表がコーディングせずに、他のメンバーで回す。咋秋から徐々に。今年に入ってからもさらに加速を。代表抜きで実装を進め、営業や管理や経営に代表は回る。

そのように今年の春に社内の体制を再構築します。
再構築した後、一旦来期の一年間は、ブロックチェーンや機械学習といった今が旬の技術に手を出すことは控えます。弊社が扱っている技術の研鑽に努めようと思います。

今月の頭にお客様のシステム移行がありましたが、数日間、データ移行やバグなどが出てしまいました。それについてお詫びしたところ、信じているから、というお言葉をいただきました。感動しました。
早くメンバーだけで構築できるレベルに持ち上げて行かなければ。強く決意しました。

経営者がどの案件にも手を突っ込み、ワーカーとして奔走しているようでは社の発展は望めません。
弊社もそう。
次々と生まれる技術から目を背けることは将来の禍根を残します。が、今の弊社はあれこれと技術に手を出すにはスキルを含めて不足している点が多すぎます。
まずは足元を固めなければ。

来月も、引き続き弊社メンバーの教育とスキルアップに注力していきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

また、東京都中小企業振興公社の人財アドバイザーの方に昨年末よりアドバイスを受けています。
この方から五年後の弊社の目指すべき姿を作るように言われ、SWOT分析をはじめ、売上や経費の計画をきちんと作成しました。税理士の先生にも手伝っていただきながら。

経費もほぼ毎月計算しています。経理作業はすでに一部を長女に任せています。
それらも4月以降はすべて引き継ぎます。


§ 社内体制 一昨年の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。メンバーが離任した理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。そこで年始にあたり、三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、それらを練り直しました。以下に掲示します。

企業理念
「情報技術を生かして、
正直に、飾らずに、自分、家族、パートナー、お客様、地域に寄り添う」

経営理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

9つ(ナイン)の「ない」
「組織図はない」
「タイムカードない」
「ノルマは設けない」
「多数決で決めない」
「社長室は作らない」
「肩書きもいらない」
「皆が経営者の行い」
「定年は強制しない」
「雑談は惜しみない」

アクアビットに合う方
「家族を大切にする気持ちのある方」
「仲間を大切にできる方」
「笑顔のある方」
「まず肯定から入る方」
「夢を持ち続ける方」
「人の話を聴ける方」
「人間が好きな方」
「可能性を信じる方」
「自分が好きな方」
「自分で仕事を見つける方」
「会社に滅私奉公せず公私を大切にする方」

メンバーの募集を出した時と考え方の軸はぶれていません。

一昨年の師走より、東京都中小企業振興公社の方に人財制度についてのアドバイスを受けています。
そのアドバイザーの方から作成するようにと指示された、5年後の弊社を見据えたビジョンや課題の解決策は、上記の各理念をより細かく詰めたものです。文章や財務上の数値、目標の形で具体的に表しています。

その課題に基づき、人事方針、評価制度や給与テーブルなどをこの正月に集中的に組み立てました。
1月末には社労士の先生にもご意見をいただき、さらなる形にブラッシュアップしていきます。

代表は実装作業に縛られるのではなく、こうした作業に注力しなければ。代表にしかできない作業に。

今年の春からは、メンバー各自にさまざまな業務の役割を持ってもらいます。
毎週の内部定例会議は、約十カ月ぶりに今月からリアルで開催しました。4名の新メンバーを加え、オフライン6名、オンライン3名で。その翌週にもオフライン5名、オンライン4名で。
春の開設を検討していた事務所開設はコ、ストと費用対効果を鑑みた結果、断念しました。その代わり、リアルミーティングは行わなければ弊社の成長はない。そう考えての開催です。

各メンバーにはそれぞれの役割を理解してもらう。そして、案件については教え合い、助け合いながら実装を進められるような体制を目指す。そして、Cybozu Daysのようなイベントでは役割を超えて協力するようなチームを目指します。

打ち合わせ、リモートワークの効率化など、やるべきことは多い今ですが、なんとか乗り切りたいと思います。

§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約10回です。オンライン商談はざっと数えたところ約49回ほどです。
今月、頂戴した名刺は20枚です。

遠い北海道は釧路へ。CLS道東への参加です。正直、時期的にかなり苦しい状態での旅でした。が、行った甲斐はあり、多くの方との知己を得ました。
他にもスナックジョイゾーへの参加(2/17)も貴重なご縁でした。代表が実装から離れるためには、よりこうしたトップセールス的な動きが必要です。

今月もさまざまなご縁とそこからの新たなつながりができました。
昨年に続き、そうした御縁から、弊社も私も成長させてもらっています。
皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

引き続きよろしくお願いいたします。

§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。CLS道東(2/4)。スナックジョイゾー vol.12(2/17)。

今月もこうした対外活動を通し、人脈を増やすこととあわせ、弊社の認知度を広げられたように思います。
それによってさらに忙しくなったことも事実ですが、こうした活動を通して営業に繋がっていくため、今後も続けていこうと思います。

ただ、案件をこなす時間と交流の時間をどうやって確保していくか。これから考えていかなければなりません。

来月以降もいろいろな予定が控えています。

コロナが小康状態になり、リアルのイベントも増えつつあります。また皆様と交流を深めたいと思っています。
まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは1本(
森の宿

今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本(
ヒトラーのための虐殺会議

)。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは1本(
CLS道東 2023 (極寒編)に参加しました

) 。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

1月30日 1月30日 経営者がやるべき仕事とは
1月31日 1月31日 車輪の再発明だけは避ける
2月1日 2月1日 組織とマニュアルと個人と
2月2日 2月2日 やるべき事やるべきでない事
2月3日 2月3日 検索エンジンとAIが拮抗する
2月6日 2月6日 世代間分断をどう解決するか
2月7日 2月7日 CLS道東の現地の熱を味わう
2月8日 2月8日 暮らしの中から改善点を探す
2月9日 2月9日 地方がより進み始めている
2月10日 2月10日 肌感覚を信じ、仕事に邁進
2月13日 2月13日 経営者としての陥穽と責任
2月14日 2月14日 情報共有は信頼と信用から
2月15日 2月15日 苦難に遭った方にできる事
2月16日 2月16日 情報の取捨選択リテラシー
2月17日 2月17日 ヘルス・ケアもしなければ。
2月20日 2月20日 技術は交流して育っていく
2月21日 2月21日 若者も年配者も共に学ぼう
2月22日 2月22日 失敗を恐れず工夫を続ける
2月24日 2月24日 AIと無縁でいる事は可能?

§ 年表

・二月お仕事

946banya×2、大喜湯 春採店×3、大喜湯 昭和店、炉ばた 八、from thirty、泉屋 本店、スグレイス、くしろフィス、神保町で作業、後楽園で作業、米沢で打ち合わせ、炭火焼 てんま、Starbucks仙台駅前店で作業、サイボウズ東北支社で打ち合わせ、二俣川で打ち合わせ・作業×3、Starbucks KITTE東京店で作業、神田で作業、新富町で打ち合わせ、スナックジョイゾー、ふれあい貸し会議室 登戸トーシン、鶴川駅前図書館で打ち合わせ、駅ちか会議室 リンクスペース相模大野、ガスト相模大野店、カフェ マウカメドウズで打ち合わせ、アクアビット サテライトオフィス×6

§ ツイートまとめ
・二月ツイート

https://togetter.com/li/2090690