Articles tagged with: 釧路ちいクラ

第14回 釧路地域クラウド交流会に応援し隊として参加しました



2月11日に946BANYAで行われた釧路地域クラウド交流会(釧路ちいクラ)に参加しました。

今回は代表の私が参加しました。本稿は代表の視点からの参加レポートです。

私は今まで、各地のちいクラには何度も参加してきました。甲府ちいクラには主催者として、運営側の立場で携わりました。釧路ちいクラでは、応援し隊という形で関わりました。

そもそも、地域クラウド交流会は何か。応援し隊とは何か。そこから説明したほうがよいでしょうか。
誤解を避けるため、公式サイトの記載をそのまま引用します。

地域クラウド交流会とは

地域クラウド交流会は、地域住民が起業家の応援を通して、地域活性化を目指す交流会形式のイベントです。起業家だけでなく、地域の人たちが参加することで、地域全体のビジネスの活性化につながることを目的としています。

プレゼンターだけでなく、地域の人たちが「投票所」や「応援し隊」といった役割を持ち運営に参加することができます。

つまり、応援し隊とは、いわゆる有志のボランティアを指します。当日、早めに集まって、チラシ封入や会場設営に従事します。さらにちいクラの開催中は円滑な進行のためのタイムキーパーや投票所での入力作業など、様々な役割を担います。

朝、雪道を歩いて、東釧路駅でSL撮影と泉屋さんでスパカツを楽しんだ私。
会場である946banyaには早めに着きました。先に机の運搬などを手伝っていたら、やがてスタッフの方々が集まりました。
しばらくしてスタッフ打ち合わせが始まりました。そこで私に割り振られた役割は懇親会の呼び出し係でした。


ちいクラには1時間弱の懇親会があります。懇親会の場には、事前に皆さんから集めた名刺や皆さんが記載した交流会カードがホワイトボードに貼られ、設置されます。
懇親会に参加した皆さんは、貼られた名刺や交流会カードの中につながりたい方がいれば、呼び出し係にその旨を伝えます。
呼び出し係は、マイクでその方を呼び出し、その場でご縁をお繋ぎします。
つまり、呼び出し係は、応援し隊としてちいクラを盛り上げる重要な仕事の一つです。積極的に参加者に声をかけたり、場を盛り上げたり、一人で手持ち無沙汰にしている人がいたら積極的に誰かと繋ぎ、皆さんに何らかのご縁を持ち帰ってもらうのが呼び出し係の役目です。

私に割り振られたのは呼び出し係だったので、それ以外のことをする必要はないはずです。ですが、私はたまたま入り口に立っていたことで、受付を済ませた参加者の方々にコートのハンガーへの誘導や、交流会カードの書き机への誘導をしていました。
こういう時、手持ち無沙汰感が苦手でつい動いてしまいます。

そうしている間に、勉強会の椅子は埋まっていきます。机を移動したり、椅子を運んだり。さすがと言うべきか、本当にたくさんの参加者が集まってきます。
1ヵ月半後には弊社が主催する甲府ちいクラも控えています。そして、参加表明の数が芳しくありません。集客に苦労するのではと考えていた私にとって、釧路ちいクラの集客力は本当に感服します。


今回の勉強会の講師は佐久間さん。佐久間さんは、釧路で観光船「シークレイン」を運行する有限会社アイコムを経営しておられます。
挫折と失敗続きの経験を乗り越え、シークレインの事業でようやく軌道に乗りかかっているとか。谷谷谷の人生行路はまさに笑いあり学びあり。でも、苦労してきたからこその山登りの妙味を感じられた講演でした。
世界三大夕陽に数えられる釧路の夕日を見るコンテンツ。それに頼らないプラスアルファを考えていらっしゃる姿勢は経営者としてとても学びになりました。

そんな佐久間さんの講演を聞いていた私のところに、ススッと近づいてきたのはオーガナイザーの小渡さん。
「タイムキーパーもやってもらえませんか?」
講演中だったため、よく話が聞き取れなかったのですが、私としては断る理由はありません。はい、Yes、喜んで!の精神で引き受けました。

ただ、私が応援し隊の作業自体をあまりよく把握していないのが正直なところです。

もちろん、昨年6月に弊社主催で甲府ちいクラで行った際は、その事前に千葉ちいクラの動きを逐一確認し、甲府ちいクラでも全体の動きを見ていました.そのため、大体何をすることかはわかっていましたが、ただ単に眺めているのと、実際にやるのでは違います。

そもそもタイムキーパーとは言え、何を持ってタイムキーパーするのかが明確でなく、その場で即、持っていたiPadを充電し始めました。

そして、ちいクラのメインイベントである一人3分間のプレゼンテーションタイムが始まるのに合わせ、ステージの前あたりに陣取りました。と、実は大人の本気のラジオ体操があるのを忘れていて、私も慌てて脇に退きました。
そして、本気のラジオ体操で体を温めた後は、タイムキーパーとしての活動開始です。

iPadのストップウォッチ機能を使い、プレゼンターの皆さんにiPadを提示しつつ、2分になったら「チん」3分たったら「チンチンチンチン」とコングを鳴らす。まぁこれは言ってみれば簡単な作業です。
ただ、今までの人生で私はタイムキーパーの作業をほとんどした記憶がありません。実はこの日に実績解除を果たしたのではと思いつつ。

それにしても、一番前のかぶりつき席で、皆さんのセッションを聞けるのは応援し隊の役得と言うべきでしょう。
プレゼンターの熱気がより感じられますから。

ちいクラのプレゼンターになれるのは、創業5年以内と言う制限があります。つまり、起業にあたっての熱と興奮が冷めない時期。
これ、なかなか貴重な機会なんです。
弊社の場合、kintoneを用いまたシステム構築が主な業務です.そして、スタートアップ企業様からのご依頼もあります。
ただ、ご依頼のほとんどは、ある程度年数のたった企業様によるものです。つまり、私自身にとってちいクラとは、こうした起業し立ての熱と興奮を聞ける良い機会なのです。

今回の6名の方は多彩な業種にわたり、バラエティーに富んでいました。
そして、優勝して釧路からの代表に選ばれたのは稲沢さんです。
仕掛け箱を用いたプレゼンテーションはお見事でした。釧路代表として、また全国大会でお会いする日を楽しみにしたいと思います。

続いて投票所の説明がありました。懇親会に参加した皆さんは共感したプレゼンターに対し投票します。その投票にはkintoneが用いられます。kintoneへの入力は、投票所の方、つまり応援し隊の方々が入力します。
それに先立ち、投票所の方々も応援し隊として、一分間のPRタイムが与えられます。そのタイムキーパーも私の仕事でした。
私はその時、バックヤードで咳止めの薬を飲み、うまく鳴らなくなったベルを直していました。
慌てて呼び出されて投票所の前に飛び出した私。

皆さんの一分間のPRも鳴らないベルに苦戦しながらなんとかやり切りました。

続いては懇親会です。私は上に書いた通り呼び出し係の役目を担っていました。
呼び出し係の役割とは上に書いた通りです。前に出たどこかのちいクラではDJみたいに喋りまくる方がいて印象に残っています。が、私にはそこまでの才覚はありません。なるべく多くの方に話しかけ、縁をつなぐように努めました。七、八組くらいは媒酌したでしょうか?

私が見たところ、ここで縁ができるかどうかで、参加者によるアンケート評価に影響を与える気がします.
こういう場で誰かに自分の話を聞いてもらい、縁ができれば人は満足します。が、もしずっと一人ぼっちで会場をさまよっているだけだと、必然的に不満の原因になります。アンケート結果にもそれが反映します。
皆さん、こういう場にはあまり慣れていらっしゃらないのでしょう。人に話をかけるのが苦手な方を各地のちいクラでお見かけします。私も苦手なので、同類としてよく理解できます。
甲府ちいクラでも、一人ぼっちになる方をなるべくなくすため、ご縁繋ぎに徹してもらうことを前もって呼び出し係に伝えておきます。


さて、一時間弱の懇親会も終わり、優勝者の発表までの間、応援し隊の方による一分間のスピーチがありました。
私もここで1分間の時間をいただきました。私が話したのは、一ヵ月半後に迫った甲府ちいクラの宣伝です。仕事については一切触れません。
前もって釧路から甲府までの乗り換えルートを調べてみました。すると「おおぞら」「北斗」「はやぶさ」そして「あずさ」。南千歳、新函館北斗、東京で乗り換えるだけ。空にちなんだ、縁起の良い特急を乗り継げば、なんと三回の乗り換えで甲府に来られます。この後、「あづさに乗ってあづさに会いにきてください」のオチを言う前に三回の乗り換えの部分がなぜか会場で笑いをとりました。


発表があり、優勝者は前述した通り稲沢さんです。仕掛け箱を使ったプレゼンは素晴らしい印象を皆さんに与えたようです。


その後、会場で集合写真の撮影を行い、そしてお開きとなりました。皆さんはそれぞれの仲間と夜の釧路へ繰り出していきました。


私は事前にお誘いをいただいていて、スタッフや応援し隊の皆さんとの懇親会に参加しました。会場は釧路ちいクラに続いて946BANYAで。

皆さんとはたくさんのお話をしました。さらに、好意的な反応をいただきました。
この釧路ちいクラの数日前に同じ会場でCLS道東にも参加しました。これまで六回行われてきたCLS道東に私は皆勤で参加しました。懇親会でしゃべったり、遠足に参加したりと、皆さんから認知されている実感は持っていたものの、仲間として受け入れられた印象はまだ得られていませんでした。

ところが、今回は皆さんからの反応が違ったように思えたのです。
その理由を考えてみました。それは釧路ちいクラで短い時間であったものの、初めて人前で話したからではないかと推測しました。
これまでのCLS道東では、一度も人前で登壇したことがありませんでした。それまでは、ただの観客の一人でしかなかったのです。ところが、応援し隊の特典で一分間PRタイムをいただき、人前で話したことで、私という人間が皆様の中で認知されたのではないかと思います。


登壇の効果は漠然と理解していたものの、私の中では顕著な効果としてはっきりとは認識していませんでした。皆さんからの認知度の上昇が顕著だったので、自分の中で学びとして記憶し、今後に活かしたいと思います。登壇という営みの重要性について。


それは、二次会に訪れたカラオケでも感じられました。夜の末広町を八人ほどで歩き、訪れた「萌芽」さんでカラオケを楽しみました。いやあ、羽目を外しました。楽しかったです。ちなみにご一緒した方々は、一人だけ以前のCLS道東で顔を見知っていましたが、あとの方々は全員この日が初めて出会った方々でした。LINEを交換するまでに仲良くなりました。
これはまさに登壇した意義だと感じました。

最後に、参加してくださった皆さん、登壇してくださった皆さん、プレゼンターの皆さん、運営スタッフの946BANYAの皆さんありがとうございました。
そして私が946BANYAに忘れてしまったライトダウンジャケットを届けていただいたジョイゾーの皆さん、心から感謝しています。


2025年2月のまとめ(法人)


令和七年二月。

早くも年明けから二か月がたちました。

世の中がざわめいています。もちろん、今までの人類の歴史も常にざわめき続けてきたのですが、AIは今までのざわめきとは違う不穏さを私たちに与えています。
世の中がこの先どのような方向に進むのか、ますます不透明になっています。

天災、国際関係、パンデミック、少子高齢化などが私たちの環境を取り巻く中、それらの不安要素を快刀乱麻を断つごとくに解決してくれるのがAIに期待された役割のはずです。が、AIはまだ個別の疑問や課題を解決するだけの存在にとどまっています。

ただ、これからはAIエージェントがより広く普及するでしょう。弊社もそうしたエージェントの実装に手を染める日が来るかもしれません。
世の中に存在するマクロな問題を解決するより、人々は目の前のミクロな課題を解決するのに必死です。
弊社も同じ。
先月に事務所開きをした弊社ですが、まだ事務所の設営がバタバタしています。おそらく、来月中旬まで落ち着きそうにありません。

おかげさまで弊社への案件の引き合いは途切れず、ゆとりのない毎日を過ごしています。
弊社にニーズがある今の状況のうちに、周辺の環境には目を向けず、まずは目の前のことに全力で取り組もうと思っています。
研修の依頼や、開発のご要望、共遊開発のご希望を多数いただいており、弊社に課せられた期待を感じています。

達成度5割。達成感6割。満足感6割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。


●弊社の業績

§ 総括
二月度の売上は目標を上回りました。

今月も複数案件の実装が佳境を迎え、無事に検収を終えたものもありました。

ただ、一部案件で遅れが出ていています。また、他の案件でも、綱渡りのようにこなしつつある状況に陥りつつあります。
理由としては、代表自身が案件の引き合いのたびに対応しているため、案件に対して代表自身の関与が足りていないことにあるようです。
仕様の伝達やスキルの伝達において課題がありそうに思います。

一方で代表が担当する共遊開発に関してはどれも順調です。
請負開発と共遊開発の差があまりにも顕著に結果として出ているため、弊社のあり方として共遊開発をベースに組み直したいと考えています。

今月、とある場所で示唆をいただいたのが「会社として理想のユーザプロファイルを作るべし」とのアドバイスです。それに従い、メンバーにも望ましい案件とは何かをヒアリングしています。

というのも、昨秋から代表の負担がかなり上がっており、このまま今の体制で行くとまずいことになりそうだからです。
少なくとも代表が担っていた総務人事経理系の作業と、請負開発系の作業は完全に引き剥がさないと、代表の身に何かあってからでは遅いはず。弊社の存続に関わります。

そうならないために採れるもう一つの選択肢は、そもそも様々な案件に対する引き合いがあったとしても、ある業種やある顧客だけに集中する考えです。
そのやり方の利点は、代表がさまざまな場所に顔を出してトップセールスをする必要もなくなるため、仕様の伝達も順調に行き、スキルアップも図れるはず。

ですが、そのやり方はそもそも一つの案件に集中する以上、あまり意味をなしません。そもそも代表自身のスキルアップも図れません。遠からず世の中に遅れをとることでしょう。

そもそも、このやり方は代表として最もやりたくない考えであり、会社の持続性の上でもリスクしかありません。

単価を上げたにもかかわらず、新たな引き合いを頂けており、それらのリソースをどう確保するか。生産性を今よりもさらに上げるか、雇用に踏み切るか。

もう雇用に踏み切るしかないと思っていて、雇用に向けて準備を始めています。

まずは1月中旬に開設した新事務所の効果を存分に発揮しなければならないところです。が、こちらも準備の遅れがあり、思うように進んでいません。また、机が五つしかないため、六人以上で同時に仕事ができない問題もあります。

経営者として、AIの活用、メンバーの雇用、事務所の有効活用、新規サービスの立ち上げ、開発体制の充実など、やるべきことが多く課題は山積みです。


急激に案件が増えたが故に、体制が未熟なまま拡大してしまった会社によくある話だとは思います。

かつてと同じ轍を踏まぬよう焦らず着実に。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。

・新事務所のWi-Fiがようやく設置されました(2/3)。
・ノーコード シンポジウム 2025に弊社代表が参加しました(2/7)。
・甲府市の4Uで開催されたチャレンジハイスクールに弊社役員が参加しました(2/9)。
・釧路ちいクラに弊社代表が応援し隊として参加しました(2/11)。
・弊社とSEEDPLUS株式会社の共催セミナー「最短距離で改善!DXツールの選びかた・始めかたセミナー」を川口市のフレンディアで開催しました(2/13)。
https://www.seedplus-jp.com/seminar-2025-02-13
・弊社メンバーが若手交流会のスタッフとしてイベントに参加しました(2/25)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー
そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

パートナーと統一したやり方で開発を行い、より高い価値を思い出せるように弊社からも指導が欠かせないと思っています。


§ 開発案件
今月は濃厚のシンポジウムへの参加も含め、濃厚度推進協会の一員としての活動も進めていますkintoneのカスタマイズもJavaScript頼りから脱却し、ノーコードカスタマイズツールを活用する方向に変わらなければ。以前からもこの考えでしたが、さらにこの方向を確定的にするためにも、弊社メンバーにもその旨を伝えています。

弊社は手を動かさず、お客様に開発を行ってもらう開発手法を共遊開発と名付けました。今、新規案件についても積極的に共遊開発の提案を進めています。
今月も複数の案件が動いています。成果を挙げて完了したお客様もいます。新たな引き合いも複数いただいています。手ごたえを感じています。

昨年、以下のとおりに弊社の今後の業務の進め方を決めました。
・代表がお客様に入って共に実装に向けて努力する。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

私が担当する共遊案件に関しては私だけで完結できる事例が増えています。それをもう少し押し進めたいと思います。

弊社としてどういう方向性に進むのか。案件の依頼が次々来る状況で、なるべく共遊開発に軸足を移し、そこから溢れた請負案件だけ行う。この姿勢を今月はっきりと打ち出しています。
何よりも代表の私自身が、共遊開発のほうに手ごたえを感じています。タスクを持ち帰らずに、お客様に満足いただける共遊開発の利点を存分に謳歌しつつあります。

ただし、それにはkintoneをはじめとしたノーコードツールへの理解が欠かせません。
まだ囲い込んでカスタマイズすることで開発してしまおうと言う考えが多いのも事実なので、間違いのないよう、メンバーを指導していき必要があると思っています。

月末には、別の場所でアドバイスをいただき、顧客の基準となるプロファイルについてメンバーから意見を募りました。もちろん私も望ましい案件とはと言う要望を書きました。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

昨年の一月、大きな荒療治を行って状況をリセットしました。
昨年度は赤字だったにもかかわらず、それによって少しずつ持ち直しの兆しが増しました。

また、昨年度は何度かに分けて単価をアップしました。それによって、収支は少しずつ改善してきたように思います。
後少し、油断せずに耐え忍びます。

そして、メンバーに出す給与も早く上げられるよう、努力します。

弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 三年前の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
2024年の正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。

企業理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念
「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、代表の考え方の軸はぶれていません。たた、顧客のためにと思って設定した単価が安すぎただけで。

弊社の活動内容に、地域活動やNPOやkintoneエコシステムへの関与と営業活動の両立を組み込みますが、それが元でメンバーに過度な負担をかけないように配慮しなければ。

一昨年の4月より弊社に正式に加わってもらった代表の長女に人事・総務・経理の作業を任せました。
今年の正月にバックオフィスの取り組みの薄さに叱りましたが、事務所ができたことで動きに変化が生まれ、少しずつ意欲が芽生え始めたように思います。
もちろん、本人としてどういう仕事・職種が望ましいのか。自分を輝かせられるのか。
そこは判断を委ねつつ、本人の人生にとって最も良いやり方を追求しようと思います。
弊社メンバー全員に対しても同じ。

まだ事務所は完全に運用に乗ったとは言えません。
今月、Wi-Fiや机などは設備されましたし、私もおかげさまで今月だけで7、8回は訪問しました。
事務所を設けると決めた時点で定めた週2回は訪問する目標は何とか達成できそうです。また事務のメンバーは週1、2度の頻度で通ってくれていて、少しずつ会社としての効果は出ていると感じています。

この春までにいろいろと変えようと考えています。
今後とも、なにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築
お客様とのリアル商談は約5回です。リアル共遊開発は二社様に対して3回、12時間。オンライン商談はざっと数えたところ約44回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約25枚です。

今月は、オフラインの交流は以下のイベントの中で深められました。



・ノーコード シンポジウム 2025(2/7)
昨年末に、弊社はノーコード推進協会に正会員として加入しました。加入した後、さまざまな活動を推進していますが、その一環として今回のシンポジウムにも出席しました。
この中では、皆さんと知見を深めるとともに、ノーコードツールであるClickにも着目しました。弊社としてもkintoneに加えてもう一つのツールとして取り組みたいと考えています。

・チャレンジハイスクール、中間報告会(2/9)
弊社がイベントに協賛しており、弊社役員が中間報告会に参加してきました。
高校生たちがどのような事業を企画していくのか楽しみです。最終報告会には代表も行く予定です。



・釧路ちいクラ(2/11)
代表が、CLS道東の参加の延長で参加し、応援し隊の一人として様々なお手伝いに協力しました。
ちいクラの応援し隊の特典として一分間のPRタイムがいただけます。そこでは来月に予定されている甲府ちいクラの宣伝をしました。釧路から果たして何人が来てくれるか。楽しみです。



・弊社とSEEDPLUS株式会社の共催セミナー「最短距離で改善!DXツールの選びかた・始めかたセミナー」(2/13)

こちらは、弊社にとって初となるコミュニティーではないセミナー開催です。シードプラス社の前嶋さんとともに相談しました。
ビジネスセミナーとは言いながら、銀行も宣伝するとは、結果的に電車の売り上げにつながると言うポリシーは崩さず、弊社の宣伝よりももっぱらkintoneのPRに力を注ぎました。

・kintone 若手交流会(2/25)
こちらは弊社総務人事経理担当がスタッフとして携わり、かつ参加しました。


代表は、コミュニティーに出る頻度を減らし、より新たな勉強会やコミュニティーに顔を出すことで、試験を広め、経営者としてふさわしいやり方を模索しようと考えています。
これからもkintoneエコシステムの一員として、弊社も力を尽くし、盛り上げていきたいと思っています。
引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動
今月はこちらのイベントに参加しました。ノーコード シンポジウム 2025(2/7)。チャレンジハイスクール(2/9)。釧路ちいクラ(2/11)。弊社とSEEDPLUS株式会社の共催セミナー「最短距離で改善!DXツールの選びかた・始めかたセミナー」(2/13)。kintone 若手交流会(2/25)。

こちらは弊社メンバーも参加したイベントも含めています。また、会社として参加したものに限定し、代表個人の活動は割愛しています。

上にも書いた通り、この夏前あたりから、弊社の役員や総務人事経理担当が、代表が言わなくても積極的にこうしたイベントに参加するようになってくれています。とても心強いです。

もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向とずれていきます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうようにつとめなければ。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動
以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは0本(
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

1月30日 1月30日 技術コミュニティーではモチベーションを得るためが吉です
1月31日 1月31日 今ならまだ年始の抱負を見直せます。
2月3日 2月3日 リアル店舗vsネット通販
2月4日 2月4日 ノーコードツールが求められる理由
2月5日 2月5日 AIについては正しく向き合いたい
2月6日 2月6日 目の前の要望を片付けようとするのがアジャイルではない
2月7日 2月7日 リモートワークはドキュメントを作り運用しないと難しい
2月10日 2月10日 とにかく発信することです。
2月12日 2月12日 参加すれば認知され、仲間になれる。
2月13日 2月13日 遠隔地ではその地の事が聞きたい
2月14日 2月14日 イベント準備で立ち回る方法
2月17日 2月17日 情報の山を眺めて取捨選択する。
2月18日 2月18日 要件定義と要求定義は肝
2月19日 2月19日 契約で身を守り、かつ柔軟に
2月20日 2月20日 メンションで呼び捨てるか否か
2月21日 2月21日 共遊開発に軸足を移します。
2月25日 2月25日 働き方の行方
2月26日 2月26日 資格を取得する意味

§ 年表

§ Xポストまとめ
・一月ポスト
https://posfie.com/@akvabit_llc/p/QuLiY19