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kintoneアソシエイト試験合格ロードマップ


弊社メンバーが先ごろ、kintone アソシエイト試験に合格しました。
IT業界が未経験で面談時にkintoneの名前すら知らなかった状態で弊社にジョインしたメンバーが、何度も不合格になりながら、頑張ってkintoneアソシエイト試験の合格を勝ち取ってくれたロードマップを書いてくれました。

kintoneアソシエイト試験合格ロードマップ

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kintoneの知識ゼロからアソシエイト試験取得までのロードマップを自分なりにまとめました。

まず試験の全体像を理解する必要があります。(テスト範囲)
問題の構成は9ヶのポイントに分かれているので、一つづつ点で覚えていき、最終的に線で理解する必要が出てきます。
覚える項目がおおすぎるので、必要最低限合格に必要な箇所のみに絞り込みます。

ステップ1

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ではまず、全体像の把握のためのステップ1です。

ステップ1
まずは公式サンプル問題に挑戦します。
どのような問題がどんな風に出題されるかを把握します。

こちら(https://cybozu.co.jp/kintone-certification/aa_practice/questions.html)から3パターンで挑戦できます。

おそらくある程度kintoneを触ったことがある方でも半分も取れないと思います。
ステップ1で足りない知識をステップ2で補います。

ステップ2

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ステップ2は基本的に暗記です。
大きく分けると9ケに分かれています。

ステップ2
1、kintoneの契約プランの特徴
2、Cybozu.com
3、kintoneシステム管理
4、ポータル
5、スペース
6、ゲストスペース
7、通知
8、アプリ
9、モバイル版での挙動

基本的にCybozu.com共通管理者、kintoneシステム管理者、アプリ管理者、スペース管理者、一般ユーザー、ゲストの目線で考えます。

Cybozu.com共通管理者は何ができて何ができないか、
kintoneシステム管理者は何ができて何ができないか、
といった目線で覚えていきます。

1、kintoneの契約プランの特徴

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1、kintoneの契約プランの特徴
スタンダードコースとライトコースの違い。
ゲストユーザーの料金などを全て覚えます。
こちらのページ(https://kintone.cybozu.co.jp/price/)を丸暗記します。

2、Cybozu.com

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2、Cybozu.com
ここは覚えることが多いですが、要点をまとめておきます。
最低限下記の5つのやり方は覚えます。
①、ユーザーの登録方法(表示名、ログイン名は必須)
②、一括操作(一括操作でできること、できないこと)
③、アクセス制限(有料なアクセス制限と無料のアクセス制限の種類)
④、監査ログ(監査ログで確認できる内容)
⑤、カスタマイズ(カスタマイズできる範囲)

参考ページ(https://jp.cybozu.help/general/ja/)

3、kintoneシステム管理

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3、kintoneシステム管理
ここも必ず出題されますので、全て覚えます

①アプリ
アプリ管理、アプリテンプレート
②スペース
スペース管理、スペーステンプレート、スレッドのアクション
③ゲストユーザー
ゲストユーザーの管理、ゲストユーザーの認証
④権限
アクセス権、アプリグループ
⑤カスタマイズ
JavaScript / CSSでカスタマイズ
ヘッダーの色
⑥その他
アップデートアプション
利用する機能の選択
プラグイン
スマートフォンでの表示

参考ページ(https://jp.cybozu.help/k/ja/admin/permission_admin/permissions/set_admin.html)

4、ポータル

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4、ポータル
ここではポータルでできる機能が重要になります。
お気に入り機能、検索機能、モバイルでの挙動。
この3つは確実に出題されます。
特にkintoneの検索機能はクセがあります。
添付ファイルの内容まで検索対象に入っているなど、
細かい箇所まで出題されますので、しっかり把握しておきます。

参考ページ(https://jp.cybozu.help/k/ja/user/portal.html)

5、スペース

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5、スペース
スペースも問題数が多いのでしっかり覚えておきます。
スペースの作り方、スペースペンプレート、スレッドアクション、スレッドのフォロー
特にスペースの参加/退会、スレッドのフォロー/フォロー解除を禁止する箇所は確実に覚えます。

参考ページ(https://jp.cybozu.help/k/ja/admin/space_admin.html)

6、ゲストスペース

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6、ゲストスペース
ゲストスペースの招待の仕方、ユーザーがゲストスペースでできる操作、ゲストができる操作
kintoneアカウントと共通化する箇所は応用問題でよく出題されます。

参考ページ(https://jp.cybozu.help/k/ja/user/guest.html)

7、通知

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7、通知
どのタイミングで誰に通知されるか、通知の特徴
自分宛の通知と全ての通知の違いを把握しておけばここはそこまで重くはありません。

参考ページ(https://jp.cybozu.help/k/ja/user/notifications.html)

8、アプリ

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8、アプリ
ここが一番覚えることが多いです
出題箇所も多いので、実際に操作して体で覚えることをお勧めします。

①アプリの作り方
ファイルを読み込んで作る方法(CSVやExcel)
拡張子まで覚えておきます。
②フォーム
フィールドの種類と特性
特にルックアップ、関連レコード、リンク、ラベル、はよく出題されます。
CSVに書き出したときのデータの動きなど、実際に見ておいた方が良いです。
③一覧
アプリ管理者と一般ユーザーで操作の違い
④グラフ
アプリ管理者と一般ユーザーで操作の違い
⑤設定
ここも項目が多いので、よく出る箇所をまとめます。
・プロセス管理
・通知
・アクセス権
・カテゴリー
・高度な設定
・アクション

カスタマイズ・サービス連携は深いところまでは出題されません。
カスタマイズ・サービス連携がアプリの設定でできて、プラグイン、JavaScript/CSSでカスタマイズ、APIトークン、Webhookで何ができるかだけ把握しておけば大丈夫です。

参考ページ(https://jp.cybozu.help/k/ja/user/app_settings.html)

9、モバイル版での挙動

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9、モバイル版での挙動
モバイル版を使わない方もいらっしゃると思いますが、必ず出題されますので
モバイル版ではできないこと、できることを把握しておきます。
モバイル版に関する出題は項目も少ないので覚えやすいと思います。

参考ページ(https://jp.cybozu.help/k/ja/user/mobile_access/smartphone.html)

繰り返す

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ステップ2が終わりましたら、ステップ1に戻りサンプル問題を受けます。
この流れを何度か繰り返し頭に定着させます。

何回か繰り返し、自信がついてきたら本番に挑戦することをお勧めします。
受験料金も安くはないので自信を持った状態で受けたいですね。
幸いにもサンプル問題の再現度はかなり高いので、実際の試験とのギャップに苦しむことはないと思います。