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2022年のまとめ(個人)


今年も一年のまとめを書きます。
年のまとめも同様に法人と個人に分けて書きます。

公私の「私」

●家族との一年
§ 総括 目次 今年は次女の卒業と就職、そしてハードな職場で体調を壊し、退職したことがトピックです。また、私の二度目のコロナ感染も加えてもよいでしょう。

一昨年に手術した妻は、自分で経営する歯医者に加え、弟さんの診療所も手伝うようになり、忙しくしています。
さらには、相変わらず宝塚の代表がやめられず、余計にバタバタしているようです。

私は売り上げが倍増し、忙しくなったため、娘たちに会社を手伝ってもらう方向で動いています。
娘たちも社会にうまく入る方法を見つけられればよいのですが、子育てとしては一段落し、社会人としてのサポートを親としてどうするかでしょう。しっかりしてくれているようなので、安心しています。

§ 娘たちに何ができたか 目次
妻とは以下のような場所を訪れました。(主な場所)
2月 カフェCreatea、摩利支天 徳大寺
3月 KAAT 神奈川芸術劇場、上海小龍包専門店 鵬天閣 新館、海の公園、横浜・八景島シーパラダイス、アクアミュージアム
4月 サニーサイドキッチン、森戸神社、農産物直売所 すかなごっそ、リバイバルカフェ
6月 Q CAFE by Royal Garden Cafe、ニクバル CARNIVOR
7月 ふぐだし潮 八代目けいすけ
8月 鬼太郎茶屋、深大寺、元祖 嶋田家、東伏見稲荷神社、大國魂神社
11月 スナックジョイゾー、厳島神社、野島埼灯台、絶景 朝日と夕陽が見える岬、波除稲荷神社
12月 PORTA INN 谷町九丁目、近鉄百貨店 上本町店、エディオン 近鉄上本町店、新歌舞伎座、レム新大阪、華林、青山ブックセンター、FICO & POMUM JUICE CAFE


妻とは遠方の旅は大阪で観劇をともにしたくらいでしょうか。他にも三浦半島、都内や首都圏のあちこちなど。
後は弊社の事業に関心を持つようになったことでしょうか。妻もいろいろな事に手を出してきてうまく行かず、ようやく本筋を考えるようになったということでしょう。

§ 娘たちに何ができたか 目次
妻と長女とは以下のような場所を訪れました。(主な場所)
2月 La Ohana、ホテルJALシティ関内横浜、町田調理師専門学校
3月 薬師池公園、野津田薬師堂、薬師池公園 梅園、鶴岡八幡宮、丸山稲荷社、旗上弁財天社
5月 山梨宝石博物館、河口湖オルゴールの森美術館、ほうとう不動 東恋路店、道の駅 かつやま、小海公園
7月 グリルフクヨシ 町田店
8月 THE CITY BAKERY NEW YORK GRILL、Sizzler、ミライ 南インド料理、美ヶ原高原、おおぎやラーメン 丸子店、道の駅 美ヶ原高原、グランサイファーキッチン、ぎょうざの満州、アリオ橋本、角上魚類、とりバックス、沖縄宝島、モニカ&アドリアーノ
11月 BALLPARK BURGER &9、薬師池公園、薬師池公園 水車小屋、町田薬師池公園四季彩の杜 ウェルカムゲート

妻と次女とは以下のような場所を訪れました。(主な場所)
1月 蕎麦いまゐ、青山通り不動産、Royal Garden Cafe
2月 ファーストハウジング代々木店

長女とは以下のような場所を訪れました。(主な場所)
5月 BigBoy 黒川店

次女とは以下のような場所を訪れました。(主な場所)
6月 サンシャインシティ、グランドシネマサンシャイン
8月 Monmouth Tea
12月 株式会社ジョイゾー、新潟発祥 なおじ 東陽町店

長女と次女とは以下のような場所を訪れました。(主な場所)
12月 pop mart、グランドシネマサンシャイン、サンシャインシティアネックス


今年は次女が卒業し、就職したもののミシュラン一つ星のハードな職場に体調を崩してしまいました。世の中の苦しさを実感してくれたようです。
長女もイラストレーターとして活動しながら、その後は就職せずに宝塚のグッズ作成などのイラスト作成の仕事をこなしています。
娘たちが進路を決めるにあたり、私も妻も意向を押し付けていません。本人たちの人生なので、本人たちがやりたいことを学ぶ道を選んでくれたのは嬉しいできごとでした。助言者としての親でありたいとの思いは貫けたと思います。これからも娘たちの進む道を示すガイドでありたいと思いますが、今年は残念ながら反面教師だったかもしれません。

§ 長女の一年 目次
長女は、中学生の頃から個人事業主として営んでいるイラストの仕事もぽつぽつと頂けているようです。
妻が不在がちだったわが家において、実質、家を仕切ってくれているのは長女です。年ごろのため不安定だったところもだいぶ改善されてきました。
だ、まだ自立できているとはいえません。11月に開催されたCybozu Days 2022では、昨年に続いて弊社ブースのパネルを作ってくれましたし、少しずつ大人の社会に慣れていってもらおうとしています。飲み会にも二度呼びました。
引き続き長女には期待しています。来年からは弊社に参加してくれることになりました。

§ 次女の一年 目次
次女は在学中はとても頑張っていました。アルバイトも。
ところが卒業して就職した職場は、娘の想像以上にハードであり、朝までの仕事が連続する中、半年後に倒れてしまいました。泣かされたりもしょっちゅうだったといいます。
2カ月、療養した結果、独りで退職の意思とあいさつにうかがってきたようです。
私も次女の利点を生かせるようにするため、Cybozu Daysに来てもらったり、飲み会にも二回参加してもらったり、スナックジョイゾーにも呼んでみました。その長所が、いい方向に本人の人生を導いてくれることを確信しています。

§ 家族の一年 目次
家族とは以下のような場所を訪れました。(主な場所)
1月 春日神社、ぐりーんうぉーく多摩、ギョウザの萬金
2月 アリオ橋本、
3月 よこはま動物園 ズーラシア、新宿御苑
4月 KABOCHA
5月 オールドヒッコリー
8月 御殿場プレミアム・アウトレット、木の花の湯、ボン・マルシェ
9月 カラオケまねきねこ、南町田グランベリーパーク
10月 箱根ガラスの森美術館、現代ガラス美術館 Modern Glass Museum、とりバックス
11月 ボン ヴォヤージュ、Glocal Food Bazaar、Rainforest Cafe、幕張メッセ、山傳丸、グランブッフェ、ベイサイド金谷、木村ピーナッツ、野島崎公園、房総半島最南端の地、道の駅 保田小学校、金谷海浜公園、地魚回転寿司 船主総本店
12月 ハノイマチベトナムレストラン、Café & Rotisserie La Cocorico、日本百貨店 あかれんが、ローカルインディア、田奈恵みの里 四季菜館、ららぽーと横浜、特選ダイニング FOURSYUN、こまり、Cheese & Doria.sweets、グランドシネマサンシャイン、ドン・キホーテ 新宿明治通り店


次女が就職したこともあり、半年間は家族での行動はできませんでした。
その前後には次女の希望もあって家族であちこち行きました。来年はどういう行動が一緒にできるか。考えていきたいと思います。

§ 年表 目次
私の個人の活動については、各月のページに書いた通りです。
以下は訪れた場所を列挙しています。

訪れた都道府県を挙げると、東京都、神奈川県、大阪府、千葉県、兵庫県、栃木県、北海道、高知県、岐阜県、埼玉県、群馬県、静岡県、愛知県、長野県、奈良県、岡山県、山梨県です。計十七都道府県。

訪れた公園は五三園
「薬師池公園(1/24)(3/2)(3/12)(3/14)(7/11)(7/13)(7/16)(7/30)(8/2)(8/22)(9/11)(11/27)」「都立八国山緑地(1/29)」「海の公園(2/18)(3/19)(3/20)」「泉の森(2/20)」「世田谷区立 喜多見農業公園(2/26)」「薬師池公園 梅園(3/2)(3/12)(3/24)」「宇都宮城址公園(3/5)」「大谷公園(3/6)」「大谷景観公園(3/6)」「横浜・八景島シーパラダイス(3/20)」「小松川境川親水公園(3/30)」「小松川千本桜(3/30)」「幸ヶ谷公園(4/9)」「佐倉城址公園(4/12)」「薬師池公園 蓮園(4/17)(5/15)(10/18)(12/14)」「札場河岸公園(4/20)」「おせん茶屋公園(4/20)」「安城城址公園(4/30)」「丈山苑(5/1)」「太田宿 渡しの広場(5/2)」「小海公園(5/8)」「上野恩賜公園(5/9)」「狛江水辺の楽校(5/14)」「金井遊歩公園(5/16)」「震生湖公園(5/22)」「千鳥ヶ淵公園(5/22)」「鶴亀松公園(5/28)」「十二所果樹園(6/5)」「高知公園(6/10)」「岡豊山歴史公園(6/12)」「奈良公園(6/13)」「名主の滝公園(7/2)」「音無親水公園(7/2)」「飛鳥山公園(7/2)」「数寄屋橋公園(7/10)」「日比谷公園(7/10)」「等々力渓谷公園(7/17)」「山下公園(7/18)」「懐徳館庭園(7/26)」「野津田公園(7/30)」「桐生が丘公園(8/7)」「銅親水公園(8/7)」「当麻山公園(8/28)」「三段の滝展望公園(8/28)」「磯部頭首工公園(8/28)」「町田ダリア園(9/11)」「啄木ゆめ公園(9/23)」「武庫川パークロード(10/1)」「甲子園浜海浜公園(10/2)」「西武庫公園 (交通公園)(10/4)」「西宮震災記念碑公園(10/5)」「野島崎公園(11/21)」「金谷海浜公園(11/21)」「サザエさん公園 (桜新町一丁目緑地)(11/25)」「町田薬師池公園四季彩の杜 ウェルカムゲート(11/27)」「町田ぼたん園(12/14)」「和泉多摩川河川敷(12/29)」

訪れた滝は十八滝
「対島の滝(1/9)」「泉の滝(2/20)」「阿弥陀ヶ滝(5/3)」「五稜滝(5/3)」「霧ケ滝(5/3)」「魚返橋の滝(5/3)」「朝夷奈ノ滝 / 三郎の滝(6/5)」「大樽の滝(6/12)」「小樽の滝(6/12)」「轟の滝(6/12)」「名主の滝(7/2)」「不動の滝(7/17)」「喜多見不動堂の滝(7/24)」「名もなき滝(8/7)」「小中大滝(8/7)」「オシンコシンの滝(9/25)」「三段の滝(9/25)」「カムイワッカ湯の滝(9/25」

訪れた駅は三三駅
「城ヶ崎海岸駅(1/9)」「伊豆高原駅(1/9)」「八景島駅(2/18)」「相模大塚駅(2/20)」「宇都宮駅(3/5)」「南宇都宮駅(3/5)」「鶴田駅(3/6)」「神奈川駅(4/9)」「八街駅(4/12)」「碧海古井駅(4/30)」「美濃太田駅(5/1)」「美濃太田駅(5/2)」「北濃駅(5/3)」「甲陽園駅(5/4)」「岡山駅前電停(6/9)」「堀詰停留場(6/12」「日下駅(6/12)」「高知駅前停留場(6/12)」「飛鳥山停留所(7/2)」「等々力駅(7/17)」「西桐生駅(8/7)」「水沼駅(8/7)」「足尾駅(8/7)」「間藤駅(8/7)」「通洞駅(8/7)」「釧路駅(9/24)」「知床斜里駅(9/25)」「網走駅(9/25)」「原生花園駅(9/25)」「止別駅(9/25)」「道場駅(10/8)」「甲子園駅(10/9)」「榎戸駅(10/29)」

参拝した神社は五一社
「春日神社(1/1)(4/11)(12/29)」「大室山 浅間神社(1/9)」「揚辻稲荷神社(2/17)」「八雲神社(2/20)」「喜多見 氷川神社(2/26)」「宇都宮二荒山神社(3/4)」「鶴岡八幡宮(3/19)」「丸山稲荷社(3/19)」「旗上弁財天社(3/19)」「小野神社(3/27)」「大國魂神社(3/28)(8/12)(10/12)(11/17)」「麻賀多神社(4/12)」「東小松川 香取神社(4/15)」「神明宮(4/20)」「森戸神社(4/24)」「畜霊社(4/24)」「水天宮(4/24)」「おせき稲荷社(4/24)」「和田八雲神社(4/24)」「前谷白山神社(5/3)」「日吉神社(5/6)」「七面社(5/7)」「小野神社(5/22)」「出雲大社 相模分祠(5/22)」「祖霊社(5/22)」「白笹稲荷神社(5/22)」「熊野神社(6/5)」「轟神社(6/12)」「耳の神様(6/12)」「麻賀多神社(6/25)」「王子稲荷神社(7/2)」「八幡八雲神社(7/8)」「横山神社(7/8)」「明治神宮(7/28)」「織姫神社(8/7)」「桐生西宮神社(8/7)」「東伏見稲荷神社(8/12)」「下磯部御嶽神社(8/28)」「栄徳稲荷大神(9/7)」「西宮神社(9/29)」「鳴尾八幡神社(10/2)」「素盞嗚神社(10/2)」「岡太神社(10/3)」「塞神社(10/5)」「有鹿神社(10/23)」「有鹿天神社(10/23)」「三王三柱神社(10/23)」「一之宮天満宮(10/23)」「厳島神社(11/21)」「神田明神(11/26)」「波除稲荷神社(11/27)」

参拝した寺は二六寺
「安全寺(1/3)」「摩利支天 徳大寺(2/1)」「泉龍禅寺(2/4)(4/6)」「慶元寺(2/26)(7/9)」「大谷観音 (大谷寺)(3/6)」「弁天堂の白へび(3/6)」「多氣山不動尊(3/6)」「清巌寺(3/10)」「野津田薬師堂(3/12)(9/11)(10/18)」「東福寺(4/20)」「龍興山 祐泉寺 (美濃三十三観音第27番)(5/2)」「悲願寺(5/3)」「阿弥陀堂(5/3)」「正玄寺(5/5)」「洞昌院(5/22)」「常林寺(6/5)」「滝不動尊(7/17)」「等々力不動尊(7/17)」「湯島聖堂(7/20)」「喜多見不動堂(7/24)」「光明寺(8/7)」「深大寺(8/12)」「時宗 当麻山 無量光寺(8/28)」「能徳寺(8/28)」「安国論寺(9/3)」「高野山真言宗 海老山満蔵寺総持院(10/23)」

参拝した教会は二箇所
「カトリック松が峰教会(3/6)」「夙川カトリック教会(9/29)」

登った山は六山
「大室山(1/9)」「御止山(3/6)」「多氣山(3/6)」「岡豊山(6/12)」「美ヶ原 王ケ頭(8/11)」「七国山(9/11)」

攻城した城は十四城
「深見城跡(2/20)」「宇都宮城(3/5)」「多気城跡(3/6)」「佐倉城跡(4/12)」「安祥城跡(4/30)」「富松城跡(5/5)」「塚口城跡(5/5)」「成瀬城跡(5/29)」「高知城(6/10)」「岡豊城(6/12)」「磯部城跡(8/28)」「海老名氏霊堂(海老名城跡)(10/23)」「梶原景時館跡(10/23)」「有岡城跡(12/4)」

訪れた史跡は七〇カ所
「伊東祐親の墓(1/9)」「久米川古戦場跡(1/29)」「将軍塚(1/29)」「白旗塚(1/29)」「小手指ヶ原古戦場(1/29)」「誓詞橋(1/29)」「安宅家の人々(2/20)」「深見歴史の森(2/20)」「佐倉市武家屋敷(4/12)」「旧武居家住宅(4/12)」「児玉源太郎旧宅跡(4/12)」「旧但馬家住宅(4/12)」「旧河原家住宅(4/12)」「修静居 跡(4/12)」「大手門跡(4/12)」「空堀(4/12)」「畠山重忠公遺烈碑(4/14)」「松尾芭蕉文学碑(4/20)」「草加宿芭蕉庵(4/20)」「草加せんべい発祥の地碑(4/20)」「草加宿 清水本陣跡(4/20)」「千貫松(4/24)」「和田義盛旧里碑跡(4/24)」「七ツ井(4/30)」「丈山苑(5/1)」「太田宿 渡しの広場(5/2)」「旧太田宿本陣門(5/2)」「中山道 太田宿(5/2)」「前谷村定次郎顕彰碑(5/3)」「JR福知山線脱線事故追悼施設 祈りの社(5/5)」「西郷隆盛像(5/9)」「サトウハチロー旧居跡 (文京区弥生)(5/9)」「太田道灌の墓(5/22)」「上総介塔(6/5)」「朝夷奈切り通し (横浜側) 入口(6/5)」「朝夷奈切通し(6/5)」「梶原太刀洗水(6/5)」「板垣退助先生像(6/10)」「山内一豊妻の銅像(6/10)」「山内一豊公之像(6/10)」「旧JR奈良駅舎(6/13)」「畠山重忠古戦場跡(6/24)」「佐倉市武家屋敷(6/25)」「ひよどり坂(6/25)」「洋紙発祥の碑(7/2)」「多摩川決壊の碑(7/3)」「横山党根拠地(7/8)」「姫之橋(7/17)」「孔子銅像(7/20)」「鎮魂の碑(7/20)」「立松和平顕彰碑(8/7)」「間藤水力発電所跡(8/7)」「美しの塔(8/11)」「一遍上人像(8/28)」「上磯部の土塁(8/28)」「西国街道 髭の渡し(10/1)」「西国街道 髭茶屋(10/4)」「小説火垂るの墓 誕生の地(10/5)」「鳴尾球場跡地(10/9)」「国司館と家康御殿史跡広場(10/12)」「海老名氏記念碑(10/23)」「海老名氏霊堂(10/23)」「有鹿之池(10/23)」「有鹿井(10/23)」「八角広場 (旧国鉄西寒川駅跡地)(10/23)」「梶原氏一族郎党 (七士) の墓(10/23)」「梶原景時館跡(10/23)」「旧相模川橋脚(10/23)」「薬師池公園 水車小屋(11/27)」「伊丹郷町館 旧岡田家住宅(12/4)」

訪れた遺跡は一カ所
「猪方小川塚古墳(8/25)」

訪れた博物館は十九館
「狭山市立博物館(1/29)」「宇都宮城ものしり館(3/5)」「まちあるき情報館(3/5)」「清明館(3/5)」「大谷資料館(3/6)」「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム(3/19)」「佐倉城址公園センター(4/12)」「安城市歴史博物館(4/30)」「山梨宝石博物館(5/8)」「日本サッカーミュージアム(7/20)」「相模原市立博物館(8/28)」「大丸ミュージアム・梅田(9/9)」「港文館(9/23)」「釧路湿原野生生物保護センター(9/24)」「知床世界遺産センター(9/25)」「甲子園歴史館(10/9)」「明治大学博物館(11/26)」「明治大学阿久悠記念館(11/26)」「I/M 市立伊丹ミュージアム(12/4)」

訪れた美術館は八館
「河口湖オルゴールの森美術館(5/8)」「佐倉市立美術館(6/25)」「美ヶ原高原美術館(8/11)」「笹倉鉄平版画ミュージアム(9/4)」「ぎゃらりー桜株(9/4)」「箱根ガラスの森美術館(10/16)」「現代ガラス美術館 Modern Glass Museum(10/16)」「長谷川町子美術館(11/25)」

訪れた水族館は二館
「アクアミュージアム(3/20)」「桐生が岡公園水族館(8/7)」

訪れた動物園は一園
「桐生が岡動物園(8/7)」

訪れた土木遺産はゼロカ所

訪れた酒蔵は三蔵
「御代桜醸造(5/2)」「浜福鶴吟醸工房(5/5)」「老松酒造(12/4)」

訪問した灯台は二基
「今津灯台(10/2)」「野島埼灯台(11/26)」

浸かった温泉は五湯
「多摩境天然温泉 森乃彩(1/31)」「天然温泉 紺碧の湯 ドーミーイン高知(6/9)(6/10)(6/11)」「水沼駅温泉センター(8/7)」「木の花の湯(8/18)」「天然温泉 幣舞の湯(9/23)」

入手したマンホールカードは二一枚
「埼玉県狭山市(1/29)」「栃木県宇都宮市(3/3)」「栃木県宇都宮市(3/5)」「埼玉県草加市(4/20)」「埼玉県草加市(4/20)」「岐阜県美濃加茂市(5/2)」「岡山県岡山市(6/9)」「奈良県奈良市(6/13)」「神奈川県横浜市(6/24)」「千葉県佐倉市(6/25)」「神奈川県川崎市(6/26)」「群馬県桐生市(8/7)(8/7)」「群馬県みどり市(8/7)」「神奈川県相模原市(8/28)」「北海道釧路市(9/23)」「北海道斜里町(9/25)」「東京都府中市(10/12)」「千葉県千葉市(10/29)」「千葉県千葉市(11/9)」「兵庫県伊丹市(12/4)」

訪問したダムは一カ所
「足尾砂防堰堤(8/7)」

入手した御城印は二枚
「宇都宮城(3/5)」「佐倉城(4/12)」

入手した御宿印は一枚
「草加宿(4/20)」


2022年9月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括

8月はコロナが猛威を奮い、今月はまた今までのように世の中が沈んでしまうのか。閉ざされてしまうのか。戦々恐々としていました。
ですが、コロナが少し落ち着いてくれたのはありがたいです。
まだまだ世の中には悲観論が蔓延し、いろいろな国論が紛糾しています。安倍元首相の国葬やコロナワクチンやマスク着用について。

そんな中、おかげさまで仕事は順調です。今月は仕事上で出張が入り、さまざまな面白い体験ができました。
特に28年ぶりに訪れた道東は、私の心を癒してくれました。
他にも今月は芸術の秋にふさわしいイベントがありました。まさに長月(長井の月)だったように思います。

とはいえ、私は全く満足していません。まだまだ行きたい場所ややりたい事はあります。どうすればそれを両立できるのか。公私で努力が必要です。

人生は有限であり、残された時間はわずかです。無数の生がそれぞれの運命のもと、懸命に毎日を生きようとしています。私も仕事に一日の大半の時間をとられています。
私の人生もいつどこで突然の幕引きを迎えるかもしれません。今、生きていることのありがたみを公私ともに忘れぬようにしながら充実した日々を送ろうと思います。

娘たちもそれぞれの道を迷いながら歩んでいます。
私も娘たちの事をフォローしながら、これからの人生を有意義なものに過ごしてほしいと思っています。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

今月は家族とは三回お出かけしました。妻とはゼロ回、妻と長女とはゼロ回、妻と次女とはゼロ回、長女とはゼロ回、次女とはゼロ回。

§  月表

・九月お出かけ

町田市役所、安国論寺、くいもの屋わん 鎌倉小町通り店、焼き鳥ホームラン、麺や 植原、笹倉鉄平 版画ミュージアム、ぎゃらりー桜株、大和市文化創造拠点シリウス、一風堂、町田駅前pcr検査センター、沖縄宝島、笑卵、ライオンカレー 高槻店、お好み焼きは ここやねん 高槻駅前店、栄徳稲荷大神、つけ麺 四代目 みさわ、ジョリーパスタ 尼崎浜田店、大丸ミュージアム・梅田、大丸 梅田店、Columbia8、Starbucks、目黒 THE LIVE STATION、こんぴら茶屋、薬師池公園 蓮園、七国山、町田ダリア園、野津田薬師堂、鶴川駅前図書館、CoCo壱番屋、和泉多摩川河川敷、01CAFE SURF DINER、肉のハナマサ 鶴川店、CoCo壱番屋、魚とワイン Hanatare、福ちゃん、スシローカラオケまねきねこ南町田グランベリーパークThe City BakeryPicard、BUKU BUKU あわ家、居酒屋 藤、鳥松、つぶ焼 かど屋、天然温泉 幣舞の湯、ぬさまい広場、啄木ゆめ公園、釧路市上下水道部庁舎、港文館、釧路フィッシャーマンズワーフ MOO、岸壁炉ばた、隠れ家ダイニング カンティーナ、釧路湿原野生生物保護センター、釧路町役場 遠矢支所・遠矢コミュニティセンター、釧ちゃん食堂、釧之助 本店、釧路フィッシャーマンズワーフ MOO、釧路駅、知床斜里駅、しれとこくらぶ、知床斜里駅、網走駅、ビューポイントパーキング 流氷街道・鱒浦、原生花園駅、濤沸湖木道、止別駅、天に続く道、オシンコシンの滝、オシンコシン舘、知床世界遺産センター、カムイワッカ湯の滝、知床峠、道の駅 流氷街道網走、ヴィクトリアステーション 網走駅前店、しれとこくらぶ、原田自動車工業、シレトコラボ、ウトロ港、サツドラ 斜里店、原田自動車工業、女満別空港 (MMB)、奥芝商店 女満飛行、村一番、東京国際空港 (羽田空港) (HND)、らあめん力丸、西宮神社、夙川カトリック教会、夙川、武庫大橋

・九月ツイート
https://togetter.com/li/1951938

§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かけたのは、今月は三回です。

次女が週末に帰ってくる度、家族で出かけています。
9/12に近所の「01CAFE SURF DINER」でハワイアンな気分で美味しい料理たちを。次女がかなり落ち込んでいたので、元気づける意味でも。

続いて、家族でぐりーんうぉーく多摩に買い物に行き、スシローで一緒にご飯を。さらにその帰りにカラオケを楽しみました。家族でカラオケに行くのも久しぶりです(9/18)。

その翌日は家族で南町田グランベリーパークへ。家族で買い物の間、私は仕事をしていました。The City Bakeryで軽食を食べ、Picardで買い物をする間だけは一緒に動き。

今月は妻がタカラヅカの代表の奉仕活動があり、私も大阪二回と北海道一回の出張があったため、他の時間は家族と過ごせていません。
ですが、実は今家族で揃ってある一つのことを考えています。まだこれからの話なのですが、楽しみになってきました。


§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人でゼロ回出かけました。

今月は妻もタカラヅカの公演があり、私も三回の出張があったため、どこにも行けていません。
上に書いた通り、いろいろとワクワクするような計画は練っているのですが。


§  妻と長女とのお出かけ 妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会はゼロ回ありました。

今月は妻もタカラヅカの公演があり、私も三回の出張があったため、どこにも行けていません。
上に書いた通り、いろいろとワクワクするような計画は練っています。長女には弊社のCybozu Days 2022でのブースのパネルを昨年に続いてお願いしました。


§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女の三人で出かける機会はありませんでした。

今月は妻もタカラヅカの公演があり、私も三回の出張があったため、どこにも行けていません。
上に書いた通り、いろいろとワクワクするような計画は練っています。次女にも絡んでもらう予定です。

このホイル焼きは家族で過ごしているある日に次女が作ってくれたものです。


§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。

今月は妻もタカラヅカの公演があり、私も三回の出張があったため、どこにも行けていません。
上に書いた通り、いろいろとワクワクするような計画は練っています。次女にも長女にも絡んでもらう予定です。

次女はとにかく、理不尽で過酷な毎日を過ごしています。怒られ、怒鳴られ。土下座させられ。
ですが、今のうちに怒られなれておくと、後の人生がグッと楽になります。
なんとか耐え忍び、人生を生き抜く強さと耐性を備えてほしい。親からはそれだけです。

この経験を先ほどから何回か書いてきた計画に活かしてほしいと思います。次女も私に一生懸命アピールをしてきます。

コロナウイルス。ウクライナ。元首相の銃撃。宗教の問題。成人年齢の引き下げ。娘たちは変化の時代に生まれついてしまいました。
気の毒とは思いますが、そこで何をするかで人生は変わってきます。そもそも安定など、幻想でしかありません。
不満だらけの日々だと思いますが、そこから歯を食いしばって生きていってほしいと思います。

●私自身の九月(交友関係)

§  関西の交流関係 七月末に関西に帰って高校時代の同級生たちと同窓会をしていたはずでした。が、コロナでなくなりました。今月末も実は同じく飲み会の話がありました。が、予定が合わず延期になりました。

今月は二回関西に仕事で帰ったのですが、誰にも会えていません。

一方で、東京にいる高校時代の同級生たちとは来月に合おうという話が出ていて、こちらは実現しそう。楽しみにしたいと思います。

むしろ今月のハイライトの一つは、高校時代からずっとつながりのある友人が「目黒 THE LIVE STATION」でDream Theaterの超名盤「Images And Words」のアルバム全曲を完全コピーしたことです(9/10)。
私も誘われたのですが、素晴らしい演奏でした。あんな難解な曲をよくぞ弾きこなした他のメンバーもすさまじいと思いました。
高校で同じ机を並べ、遊んだ友人。大学も意思をもって手に職のつけられるところに進学し、今では独立しています。そんな友人がさらに素晴らしい演奏を繰り広げたことに、私は心の底から感動しました。

§  今月の交流 今月は、結構飲み会がありました。七回。十三軒。多くは仕事上のイベントにからんでのものでした。

「くいもの屋わん 鎌倉小町通り店」はkintone Café 神奈川 Vol.13 & SORACOM UG 東京の合同イベント(9/3)の懇親会一次会でした。
おそらく私がCLS道東への参加を誘われたのはこの時だったと思います。イベントも成功し、飲み会も楽しかった。
「焼き鳥ホームラン」はその日の懇親会二次会です(9/3)。藤沢駅に隣接した雑居ビルにあるなかなかユニークなお店です。ここでも楽しい時間を過ごせたように思います。
参加者でICQやめっちゃディープなインターネット黎明期のネットワーク技術者ならではの苦労話に花を咲かせていました。

「お好み焼きは ここやねん 高槻駅前店」はお客様の事前テストの立ち合いを終え、二人で入ったお店です(9/7)。
私もこのところ、高槻の面白いお店を教えてもらっています。高槻は粉もん系が面白い。

「アークヒルズカフェ」と「Bubby’s New York」はビジネスマッチング会で利用し、飲みました(9/9)。

「目黒 THE LIVE STATION」はワンドリンクで一杯だけ飲みました(9/10)。こちらはとにかくライブが最高でした。

「魚とワイン Hanatare」は個人的にお世話になっている人を含め、四人でビジネスの話をしました。お店や会話が美味しいひと時でした(9/15)。

「スナックジョイゾー」は、kintone関連でお世話になっているジョイゾーさんが自社のフリースペースで催しているイベントです(9/16)。
高知で一緒に代表の四宮さんと登壇し、鎌倉にお誘いして一緒に登壇してもらったことへの御礼を込めて伺ったのですが、雰囲気や規模感などがとても心地よかったです。このうちの何人かとは釧路でもお会いしました。

実はスナックジョイゾーに参加したこの日、東陽町から最寄り駅に帰りついたのは終電だったのですが、少し小腹がすいたのでお店に入りました。そこにいたのは学童で一緒に何度も遊んだり笑ったりしたパパでした。
このお店はかつて学童のパパママたちと夜通し飲み明かしていた時期に最後に訪れるお店としておなじみでした。ここで30代の仕事が苦しく、学童のパパママたちのさまざまな日々に救われていた頃を思い出しました。まだ地元に呑める友人たちが多く住んでいることに感謝です。

「BUKU BUKU あわ家」「居酒屋 藤」「つぶ焼 かど屋」は釧路に飛んで参加したCLS道東の前夜祭です(9/22)。ジョイゾーさんのメンバー数人やkintone Café 高知と神奈川で一緒に参加したSORACOMの皆さんも参加しておられたのですが、とにかく楽しく、私は最後のお店にタブレットを忘れてしまったほどでした。
「岸壁炉ばた」「隠れ家ダイニング カンティーナ」は、CLS道東(9/23)の懇親会で使った場所でした。こちらも釧路の豪快な料理と会話がとても面白かったです。

CLS道東の翌日は有志で釧路近郊を大人の遠足として巡りました(9/24)。プロのバスガイドとして活動されている方や昨日と一昨日に楽しんだ方々と。釧路湿原野生生物保護センターやAIとアート展、釧ちゃんでの焼肉など。楽しかったです。
その日は釧路から知床斜里駅まで釧網本線に乗って移動したのですが、途中の標茶まで一緒に乗った方と、この三日間の思い出を語りながらの旅ができました。旅はいいですよね。


知床の一日目(9/25)は一人で思う存分あちこちを観光しました。そして最終日。この日(9/26)も一人で当初は観光するつもりでした。が、主催者の方につないでいただいたご縁からお誘いいただいたので、前日に続いてウトロ漁港へ再訪しました。
ここで再会したのがCLS道東で隣の席に座っていた方。大人の遠足でもお隣でした。この方がお連れされていたお子さんたちが遠足の時とは違い、私にとってもなついてくれました。
今までの私ならば折角道東に来た貴重な時間だからとお誘いを断っていたかもしれません。それだけにウトロ港での出会いと会話は、鮮烈な印象を与えました。この親子には帰りにも知床斜里から女満別空港まで送ってもらいました。道中はあっという間の旅でした。屈託なくゲラゲラと笑うお子さんたちと過ごしていると、自分の悩みを忘れます。多分、私はこの車内の楽しさを決して忘れないことでしょう。

今月の私と交流して下さった皆さんに感謝です。


●私自身の九月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、主に2020年に読んだ2冊分となりました。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、このところ、書く時間があまり取れていません。読んでから原稿をアップするまでの時間も一年十一カ月以上になろうとしています。今は本当に物を書く時間がとれていません。
はやく遅れを取り戻したいと危機感を持っています。質を落とさずにこの期間を縮めたい。それが去年に引き続いての課題です。書く行為への熱意は衰えていませんので、引き続き続けたいです。このところプライベートの時間が仕事によって犠牲になっています。レビューをアップする冊数と本を読んだ冊数は私の中のワークライフバランスのバロメーターです。

「アクアビット 航海記」を弊社サイトにアップする作業ですが、今月は1本アップしました。
(「アクアビット航海記-エンジニアによる発信」)
私がキャリアを構築する上で、発信が大きく身を助けてくれました。発信についてあれこれをつづっています。

今月、書いた本のレビューは2本(
本格小説 上
本格小説 下

今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは1本(
kintone Café 神奈川 Vol.13を開催しました
) 。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、今年の頭から毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

8月30日 8月30日 技術説明動画の改善点とは
8月31日 8月31日 kintoneとIoTの可能性を探る
9月1日  9月1日 心理的安全性は容易く成せない
9月2日  9月2日 災害は今、私達の未来を脅かして
9月5日  9月5日 アウトプットは自分のためにやる
9月6日  9月6日 クリエイティブな仕事のリスクが
9月7日  9月7日 エンジニアにとって必要なスキル
9月8日  9月8日 kintone導入に際しての道標
9月9日  9月9日 長寿の余生を生き残るために
9月12日 9月12日 何かに全力燃焼する季節です
9月13日 9月13日 名刺を交換して終わりではなく
9月14日 9月14日 日本語以外を扱えない危機
9月15日 9月15日 過疎化をITの可能性の場に
9月16日 9月16日 人前で話す前にはリハーサル!
9月20日 9月20日 リアルの場とサポーターの必要
9月21日 9月21日 いくつであろうと挑戦は気付き
9月26日 9月26日 何かを変えたい熱意は通じる
9月27日 9月27日 伸び代は伸び代のある場で
9月28日 9月28日 ワーケーションは人が必要

§  今月の読書 今月は7.5冊の本を読みました。内訳は、歴史本二冊、農業本二冊、純文学一冊、SF二冊。伝記0.5冊。

今月は旅の移動があったはずなのですが、そこでも仕事の連絡や資料造りに追われ、読める本が減っています。

私が昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、一昨年の11月に一緒に飲んだ方がそうした伝や知識を持っている方であり、必ず本を出版したいとの思いは増すばかりです。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞は0本です。

今年は大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を全て見ようと決意しています。今のところ第三十六回まで全て見ることができています。何とか録画を駆使しながら。面白いですし、俳優さんの演技が素晴らしいです。
なお、観に行きたい映画はいくつかあるのですが、なかなか行く暇が取れません。


§  今月の舞台 舞台については、今月は0本です。

§  今月の音楽 今月は芸術の秋にふさわしく、音楽に関するイベントが複数ありました。


まず、大丸梅田店で催されていた尾崎豊展に行ってきました(9/9)。9月には二回大阪へ出張で行きました。その一回目は仕事に終始していたため、せめて最後にと訪れてきたのです。開催している事すら知らず、私の母に教えてもらいました。
直筆の歌詞カードや私物の数々、手紙など本人の息吹が伝わるものの数々。それらは、偶像化してしまった本人を再び私の手元に感じさせてくれました。
一人の人間として思いを歌に託していたら、予想を超えて巨大な成功をつかんでしまったことで戸惑う彼は、私たちと同じです。ただ少し曲を作る才能が人より秀でていただけの青年の苦悩と栄光を感じられた良い展示会でした。

その翌日、友人から誘われて向かったのは「目黒 THE LIVE STATION」(9/10)。ここで友人たちのバンド「EUGLENA」があのDream Theaterの超名盤「Images And Words」の全曲を完全コピーし、再現するというので楽しみにしていました。
私にこの名盤を教えてくれたのがその本人。
それはかつて私が別の友人とスキー場のはしごをしていた時のことです。私たちも若かったので冬季の諏訪湖畔で車中泊をし、翌日は横浜経由で帰ろうとしました。二人とも関西在住なのに何を考えていたのでしょう。
宿に泊まる金などある筈がないのに、横浜の日吉でご両親と住んでいた彼の家に押しかけ、泊めてもらうという今では考えられない暴挙をしでかしました。このアルバムはその翌朝、友人がお勧めとしてその場でカセットテープにダビングしてくれたものです。宮沢りえの「ドリーム・ラッシュ」が完全に消しきれず、アンニュイな彼女のボーカルの上に激しくプログレッシブなメタルサウンドが流れるこの音源はまだどこかに残っているはずです。そのテープこそまさにプログレッシブの極致。
私はこの時からDream Theaterが好きになり、来日公演も二回聴きに行きました。しかも一人で。私にとってここまではまったアーチストは他にありません。

アルバムの歌詞もある程度は諳んじられます。この素晴らしい名盤を五名のバンドが再現する。私もワクワクしていました。その一方でいくらなんでも完全はむりでしょう、と軽んじる気持ちもありました。
ところが、彼らはやり遂げてしまったのです。感動しました。あの変拍子。超絶ソロ。素晴らしい。もう私は感動してしまいました。人間、練習すればなんでもできてしまうのですね。

コロナが始まってから’70’sを中心に活躍したアーチストの全曲を聞く活動を続けています。今月は先月から聴き続けてきたDiana Rossを聞き終え、私が好きな20曲を選曲しました。この中では私が知らなかった名曲もありました。

あと、今月は久しぶりに家族でカラオケに行きました。


§  今月の美術 今月は、いくつか芸術の秋にふさわしい出来事がありました。

まず、鎌倉の安国論寺さんにてkintone Café 神奈川 Vol.13 & SORACOM UG 東京の合同イベントを主宰しました(9/3)。境内の観音堂という建物で行ったのですが、ここに安置されていたのが南無幸福観世音菩薩。菩薩様の見守る中で登壇し、話をするのは新鮮でした。

その翌日、私は大和の笹倉鉄平版画ミュージアムへ行ってきました(9/4)。

この方の絵が私は以前から好きで、近くにミュージアムがあるのなら一度は行っておきたいと思っていました。
小規模なミュージアムではありますが、20点ほどの作品が飾られ、それのどれもが笹倉鉄平氏の魅力を伝えてくれていました。
美術館を出た後、小さな庭とテーブルが設えられていたので私はそこを借りて仕事をしていました。すると併設のCaféの方からお声がけを頂き、コーヒーを御馳走になりました。その際、お店には館長さんがおられました。しばらく会話をするうちにお仕事の話に繋がりました。

さらに、館長さんからは近くの「ギャラリー桜株」をお勧めされました。
そこで訪ねてみると、ここは画家の九十九伸一氏の作品が掲げられていました。五感を感じられるような九十九氏のタッチは笹倉氏のそれとは違います。
が、絵から感じられるプリミティブな勢いが何か私に訴えかけてきました。
そもそも画廊に一人で訪れたことのある経験があまりない私でしたが、それが却って貴重な時間につながりました。


§  今月のスポーツ 今月はスポーツに関しては特筆すべき点はありません。

大リーグの大谷選手やヤクルトの村上選手の活躍は今さら言うまでもなく、私もワクワクしています。


§  今月の滝 今月は三つの滝を見ることが出来ました。「オシンコシンの滝(9/25)」「三段の滝(9/25)」「カムイワッカ湯の滝(9/25」

かつて28年前に友人と北海道を一周しました。その旅の中で、カムイワッカ湯の滝を訪れました。訪れただけでなく、その場でトランクス一丁になって一の滝の滝壺で温泉気分を味わいました。今回、知床に来るのはその時以来。
当時は今のように滝に嗜好を持っていませんでした。それでも上川町の流星の滝やカムイワッカ湯の滝を訪れたのですから、少しは滝に興味を持っていたのでしょう。

今回は知床のメインの目的はオシンコシンの滝でした。国道334号、知床国道からすぐの場所にあるこの滝は、日本の滝百選に選ばれています。
左右に分かれた滝身は右側が多くの水を落とし、左側は少し控えめ。それでも水が落ちるさまが粉雪が降りかかるようなような印象を与えたこの滝は私を魅了しました。
私は自分が訪れたことのある四十三カ所の日本の滝百選の滝にオシンコシンの滝を含めていました。かつては知床遊覧船の船の上から見たと勘違いしていましたが、おそらく私は見ておらず、今回初めて見たかもしれません。これで名実ともに訪れたと誇れる気がします。

三段の滝は、オシンコシンの滝から少し行った先にあります。
この滝はかつて見た記憶が全くありません。今回初めて訪れたのでしょう。この滝も国道334号の脇からすぐの場所にあります。こうした滝が道路のすぐそばでみられるのは知床の魅力の一つだと思います。
半島全体で90ほどの川があるとか。それぞれの川が合流しないのは急峻な地形にあると学びました。

カムイワッカ湯の滝は上に書いた通りです。今回、裸足になって一の滝からさらに上に向かいました。前回は一の滝の滝つぼで満足してしまい、それより上に行くことはありませんでした。
今回はその上の二の滝まで写真に収めてきました。本来は四の滝まであるそうですが、二の滝の手前から上は落石で閉鎖されていました。ガイドの方がいずれ復活予定があるとおっしゃっていたのでまた来たいと思います。
それにしても今回は水が温かったものの、お湯というには少し冷めていました。かつての記憶ではもう少しあったかかったはず。9月下旬だからでしょうか。
かつては無鉄砲だったので、人前で気にせず服を脱ぎましたが、今回はそこまではしませんでした。腹も出てきているし。

§  今月の駅鉄  趣味の駅訪問は五駅です。「釧路駅(9/24)」「知床斜里駅(9/25)」「網走駅(9/25)」「原生花園駅(9/25)」「止別駅(9/25)」

釧路駅はかつて26年前、駅前に寝袋を敷いて寝た思い出の場所です。ただ、私の中で寝袋を敷いた場所や駅前の様子の記憶があいまいになっていました。駅本屋の建物のすぐ脇だった事は覚えていましたが、今回久々に訪れて当時の私が寝袋を敷いた大体の場所を思い出せました。
釧路駅は道内屈指の大ターミナルであるはずです。が、釧路の経済の落ち込みと共に鉄道需要の落ち込みの激しさも感じずにはいられませんでした。
特に駅の北側のさびれ方が激しく、今回出席したCLS道東の余韻もあって釧路駅を応援したくなりました。
今回、私は釧路駅から知床斜里まで釧網本線を乗車しました。28年前にはノロッコ号に乗って塘路駅までを往復しただけでしたが、塘路駅から先は自分にとっても新たな旅路。
しかも標茶駅までは一緒に同行者もいました。釧路でのイベントの前夜祭から翌日の大人の遠足までの三日間を過ごした方と。この方は標茶に実家があるらしく、学生時代は釧路と標茶の間を毎日乗っていたそうです。沿線の事をさまざまに教わりました。
私たちが乗ったルパン三世のラッピング列車は途中、シカ追いの警笛を4回も鳴らしていました。そのうちの一回は林の中へ駆け去っていく鹿の後姿も見られました。この後、摩周駅の手前でついに列車が鹿に衝突しました。激しい衝撃と共に。10分以上現場に停車しましたが、北海道の自然の豊かさを実感した瞬間です。


翌朝、網走までレンタカーを借りに行かなければならず、早朝の列車に乗るため知床斜里駅に向かいました。
そこにはYOKOHAMAとかIZUKYUSHIMODAとかかれた車両がノロッコ号の機関車に引かれてやってきました。ツイートしたところ、何人かの鉄の方には刺さったようです。私が見たのは貴重な列車だったようです。
前夜到着したときは駅の事はあまりよく分かりませんでしたが、曙の中でみた知床斜里駅の駅舎はとても立派で、駅舎には観光案内所も入っていました。来月から新たなお店も駅舎内にオープンするようです。
駅前にはオジロワシの巨大なオブジェも立ち、知床の入り口として好感の持てる佇まいでした。

列車は止別駅や原生花園駅に停車しながら、私が下りる網走駅へ。網走の街に来たのは28年ぶり。その時はただ通過しただけで、駅に対しての記憶はありません。
ちょうど札幌からの特急オホーツクが入線してきたので、駅の中を巡りました。
入口には網走刑務所を模した看板やレンガ造りの塀も立っており、網走市の玄関口に相応しい魅力をかもしだしています。

さて、網走の駅から3キロを歩いてレンタカー屋さんで車を借りた後、私は知床へ向かいました。
その途中、原生花園駅に寄りました。ここも28年前に友人との一周旅行の際に訪れた場所です。
原生花園の広大な広がりとオホーツク海のただ真一文字に結ばれた水平線の尊さ。そして知床連山がはるかに見える景観の素晴らしさ。反対側には涛沸湖が日の光をきらめかせ、原野には馬が悠然と草を食んでいました。
かつて訪れた時の印象は忘れてしまいましたが、今回、鮮烈な印象でまた刻み付けることができたように思います。北海道の駅百選を選ばせてもらえるなら、ぜひとも含めたい駅です。この駅からの景色は素晴らしすぎます。

止別駅は、知床斜里から乗ってきた列車の中で印象に残ったので寄りました。
車窓を通して、ちょうど高校の部活に向かうと思われるジャージ姿の高校生の女の子が乗ってくるのを見かけました。その時、駅舎を通らずに脇の道を抜けてホームに入ってきたのです。ホームも荒れた土のような感じで、それがホームの存在を私から消しました。
つまり海外の鉄道のように地面から直接列車に乗り込むように見えたのです。しかもその女の子がとても整った顔をしていて、それがこの駅の印象を強めました。
そこで車で戻る途中で立ち寄ってみたのです。ホームはきちんと設けられていて、さすがに地面から直接列車に乗り込む構造ではなかったけど、駅舎は実は「えきばしゃ」というラーメン店を兼ねており、私が訪れたときはまだ開店準備中でしたが、実に美味しそうなメニューも備わっていました。
また、釧網本選の駅はどの駅も駅舎が木造で味わいがありました。この止別駅もそう。いつまでも残って欲しい駅と路線です。

ちなみに件の女の子は網走の一つ手前の桂台駅で降りていきました。網走南が丘高校のジャージを着た高校生がたくさんおりていきました。同じ学校の子たちなのでしょう。桂台に到着する時点で、列車の中はほぼ満員でした。こういう様子を見るたびに、廃線を拙速に決めてしまってよいのか、と思ってしまいます。なんとか自治体も含めた存続に努力してほしいものです。


§  今月の酒楽 今月は上にも書いた通り、何度か酒席に御呼ばれしました。

が、今月は凝ったお酒についてはあまり飲んでいません。楽しくビールやハイボールやサワー系に終始していました。会話と料理に十分満足していたからです。

ただ、レンタカーを返しに帰る途中で道の駅あばしりで購入したジャガイモ焼酎「清里」は、今月の一本として取り上げられるはずです。
弊社のアクアビットはジャガイモを原料とした蒸留酒の名前からとっています。
今回の釧路と知床の旅を通して感じた、弊社アクアビットのこれから。その変化の象徴としてジャガイモ焼酎の形で示してくれた「清里」を購入しました。


§  今月の旅行 
今月は、大阪出張が二回と、北海道出張がありました。

二回の大阪出張のうち一回目は、仕事に終始し、帰りに寄った尾崎豊展しか旅らしいことしていません。
二回目の大阪出張は、9月の末に来たばかりなので、まだ旅が出来るかも分かっていません。


北海道出張は、仕事も含めてとても充実しました。その詳細は駅や滝、交流の欄ですでに触れているので、ここでは繰り返しません。

ここ数年、私もワーケーションに取り組んでいます。どうすれば自分の人生をより豊かにできるか。仕事と絡められないか。

北海道出張のメインはCLS道東です。参加された方々の多くは釧路を中心とした道東の活性化を考えておられましたが、そのキーワードとなるのは旅行です。道東の経済を活性化させるには、まず道外の人との交流からどうすれば人々に道東に来てもらえるか。今月はその大いなるヒントを頂けたように思います。
9月28日 ワーケーションは人が必要



§  今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。
今、心身が動くうちに仕事もプライベートも全力で。その考えには揺るぎがありません。

・公園は三カ所。「薬師池公園(9/11)」「町田ダリア園(9/11)」「啄木ゆめ公園(9/23)」
・美術館は二カ所。「笹倉鉄平版画ミュージアム(9/4)」「ぎゃらりー桜株(9/4)」

・駅は五駅。「釧路駅(9/24)」「知床斜里駅(9/25)」「網走駅(9/25)」「原生花園駅(9/25)」「止別駅(9/25)」
・滝は三カ所。「オシンコシンの滝(9/25)」「三段の滝(9/25)」「カムイワッカ湯の滝(9/25」

・温泉は一カ所。「天然温泉 幣舞の湯(9/23)」
・山は一山。「七国山(9/11)」
・酒蔵はゼロカ所。
・神社は二カ所。「栄徳稲荷大神(9/7)」「西宮神社(9/29)」

・寺は二カ所。「安国論寺(9/3)」「野津田薬師堂(9/11)」

・教会は一カ所。「夙川カトリック教会(9/29)」

・史跡はゼロカ所。
・博物館は四カ所。「大丸ミュージアム・梅田(9/9)」「港文館(9/23)」「釧路湿原野生生物保護センター(9/24)」「知床世界遺産センター(9/25)」
・遺跡はゼロカ所。
・城はゼロ城。
・灯台はゼロカ所。
・動物園はゼロか所。
・水族館はゼロか所。
・土木遺産はゼロか所。
・マンホールカードは二枚。「北海道釧路市(9/23)」「北海道斜里町(9/25)」
・ダムはゼロカ所。
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。


私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月もある程度訪れることはできたとはいえ、高知ですらまだ百カ所以上は行きたい場所があります。
加齢によって日々、気力は減退していきます。月末の熱暑はお出かけの気力を奪います。そのまま、あきらめを自らの自然な感情と勘違いしたまま、かつての欲求を忘れ老いてゆく。これだけは防ぎたいと思っています。


人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選び、私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。ハイキングが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。

死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。その経過もこうやって記事にまとめます。

今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す。
だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもっている場合ではないのです。
コロナに人生を台無しにされるぐらいなら、一人でも旅を敢行したいと思います。会話は控え、マスクに口と鼻を隠した黙旅を。
咋秋に遭難したように、命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もしないままなら命は枯れてしまいます。

家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。
人はいつか死ぬ。コロナウィルスの蔓延はそのことを教えてくれました。何をしても最後には死にます。一昨年の九月に読んだ「「死」とは何か」という本には死生観を持つことの大切さが書かれていました。昨年の九月にはそれに加えて沢庵和尚の生涯から権力にこびず、わが道を行く生き方を学びました。

一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。

それぞれの場所で俳句も読みました。今月は俳句を17句、川柳を1句。いずれもツイートまとめに載せています。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月もコロナと共存しつつ、自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。


日本の地形・地質―見てみたい大地の風景116


人に作れないものはない、と言いたげに人工物が身の回りにあふれている昨今。もはや、何が人工物で何が自然の造形物かの区別がつかなくなりつつある。そこにきて、人工知能の進展がその懸念に拍車をかけている。

私が数年前から滝や山登りに魅せられているのは、その現実からの逃避だ。人工物の少ない場所へと。自然が与えてくれる安らぎへと。私はそうした風景に魅せられ、山へ分け入る。

とはいえ、人跡未踏の自然など、もはや望みようもないのは先刻承知だ。だが、滝は違う。滝にはまだ自然の姿が保たれているのではないだろうか。たとえ、滝の近くに観瀑台が設置されたとしても、滝の上流にダムが水をふさぎ水量が減ったとしても、滝そのものに人工の改変が及ぶことは余りない。自然が作り上げた造形が今も保たれている。

そんな滝の無垢なあり方。それが私が滝に興味を持った理由の一つだ。そして、滝をみるということは、自然の地層や地質を眺める事に等しい。なぜなら、川の流れが自然の段差によって分断されたのが滝だから。

ある日生まれた段差に水が浸食を加える。水の力によって岩が転がり、岩がせり出し、岩が崩落し、岩が滑らかになる。滝の前に立つと、自然の摂理と時間の尺度を感じる。そこにはこざかしい人間の営みを超越した厳かな大地の力が息づいている。人のなんと小さなことか。

本書で紹介されている各地の地層や地質は、自然の摂理のあり方そのものを今に伝える。どの地層も人工のせせこまさなど皆無。人の手を借りず、ありのままの自らをさらけ出している。その大きさに惹かれるのだ。

本書は日本各地に顕れている地形や地質を網羅的に紹介している。日本各地に残された大地の大きな力の痕跡。地球の歴史の悠久な流れが刻まれた印。本書は、私のまだ見ぬ地質の魅力に満ちている。

それだけでなく本書が良い点。それは滝に偏っていないことだ。むしろ滝は少ない。本書に紹介される116カ所の地形・地質の中で、滝は10カ所ほど。挙げてみると、知床半島の一部としてカムイワッカ湯の滝、袋田の滝、華厳の滝、吹割の滝、常布の滝、称名滝、赤目四十八滝、神庭の滝、関之尾滝、高千穂峡の一部として真名井の滝、曾木の滝、屋久島の一部として千尋の滝だ。

むしろ本書は、滝以外の地形、それも私が知らなかった魅力的な地形がたくさん出てくるのがうれしい。山や渓谷、奇岩や砂丘。油田やガス田、島や海岸など。

本書で採り上げられた116の地で私が訪れたことがあるのは、本稿をアップした2018年10月末時点で、知床半島、十二湖・日本キャニオン、きのこ岩、袋田の滝、華厳の滝、瀬林の漣痕と恐竜の足跡、吹割の滝、山の手崖線地形・武蔵野台地、三浦半島、東尋坊海岸、木曽駒ヶ岳千畳敷、二見浦の夫婦岩、熊野鬼ヶ城と獅子岩、橋杭岩、六甲山、天橋立、琴引浜、玄武洞、山陰海岸、鳥取砂丘、神庭の滝、秋吉台、屋島、阿波の土柱、大歩危・小歩危、室戸岬の二十六カ所だけだ。そう、私が訪れるべき場所は多い。また、本書には日本の地質百選に選ばれた地もいくつか出てくる。しかし、全ては網羅されていない。日本の地質百選に選ばれ、私が2017年のはじめに訪れた秩父の「ようばけ」も、本書には登場していない。

つまり、私が訪れるべき場所はまだまだあるということなのだ。

それと同時に私が知らねばならないことも多い。例えば地形や地質を構成する岩石の種類。岩石の種類はとても多い。そして、岩石の種類の違いによって、風化や浸食の速度に差が出る。それが壮大かつ多彩な地形を産み出してきたのだ。本書には地形に応じた成り立ちの説明が載っている。

私が行ったことのある場所でいえば、郡山の近郊で連れて行っていただいたきのこ岩がまさにそれだ。岩の上と下で岩石の種類が違うため、下だけ風化が進行し、きのこ形の岩が林立している。まさにわかりやすい例だ。

岩石の種類を見分けられれば、より一層地形の妙味が楽しめる。ところがなかなか岩石を覚えられない。私がすぐにわかるのは花崗岩ぐらいだ。というのも、私の故郷西宮は背後に六甲山地を擁しており、至る所で脆い花崗岩が露呈しているからだ。ところが花崗岩だけが岩石ではなく、他にも種類がたくさんある。本書は岩石の種類を覚える良い機会となった。

火成岩、堆積岩、変成岩。火成岩は冷え方や化学成分、密度や色で、粒度で分かれる。玄武岩、安山岩、流紋岩、デイサイト、斑れい岩、閃緑岩、花崗閃緑岩、花崗岩。堆積岩は、粒度によって変わる。れきがん、砂岩、泥岩、シルト、火砕岩、石灰岩、チャートなど。変成岩は熱や圧力によって分かれる。ホルンフェルス、結晶片岩、片麻岩、マイロナイト。うむ、なかなか覚えられない。

他にも覚えておくとよいのは、地球の歴史だ。デボン紀とかジュラ紀とかいうあれ。本書に登場する116カ所の地形の中には、五億年前のカンブリア紀にできたという小滝ヒスイ峡、立神峡が含まれている。そこから現代の地質学的な区分である新生代の第四紀まで、時代によってさまざまな地形が生まれた。今、進行中の新生代の第四紀で顕著な地質現象もいくつか取り上げられている。例えば富士山とか。

覚えるべきこと、行くべき場所は多い。本書は本来ならば折々に開くべき本なのだろう。ぜひ手元に持っておきたいと思う。

‘2017/12/27-2017/12/29