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2022年6月のまとめ(個人)


公私の「私」

●家族とのふれあい

§  総括 

コロナウイルスは終息に向かっているようです。街を歩いていても、マスクをしている人の割合が急速に減りつつあります。私も今月の下旬からは外ではマスクを外すようにしています。
観光地にも海外の方の姿が戻ってきました。人出も戻りつつあるようです。まずは祝いたいと思います。

ただし、不穏な出来事も起きています。ウクライナへ侵攻したロシアは相変わらず攻撃を続けています。また、わが国も円安が進行し、海外との競争力を弱めています。

そんな中、おかげさまで仕事は順調です。今月は仕事を名目に各地を訪れることができました。旅人の放浪癖を存分に満たすことができました。
こうした機会を頂けていることには感謝しかありません。

仕事をこなしながら、合間に自分のしたいことができる状況。私が求める理想まではまだまだです。が、少しずつ前に進んでいます。
その反面、体力と気力、知力にわずかずつですが衰えが生じてはじめています。先月辺りから急に白髪が増えてきました。
私は仕事以外にもやりたいことをたくさん持っています。自分に残された時間の中で、それらがどれぐらいできるのだろうと考える日々です。
今月は誕生日でした。49才。ついに織田信長の年齢を超えました。「人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり」と敦盛を舞った信長。化天に比べれば一瞬のうちに過ぎる年月。それが五十年。その間、私は何を成し遂げたのかと反省する年月です。

一昨年の九月に読んだ「DEATH」に書かれた人生の意味。私自身にとって切実な生と死は何をもってすれば明確に理解できるのか。何度も考える毎日です。今月も哲学に関する本を読みました。
人生は有限であり、残された時間はわずかです。無数の生がそれぞれの運命のもと、懸命に毎日を生きようとしています。私も仕事に一日の大半の時間をとられています。
知床岬の遊覧船の沈没事故やウクライナへのロシアの侵略では、将来が有為な方が巻き込まれ、命を落としました。世の無情と人の生の儚さを感じます。

私の人生もいつどこで突然の幕引きを迎えるかもしれません。昨年の下半期に切実に感じた生死に関する危機感。
命のありがたみを公私ともに忘れぬようにしながら、日々を充実させようと思います。

今月の誕生日は家族が祝ってくれました。父の日も三回に分けてプレゼントをもらいました。

次女はミシュランの星付きのお店に入って連日しごかれています。夜中に帰宅し、誰もいない家で一人で過ごす経験を通し、家族のありがたみを感じてくれているようです。
私たち家族も娘の家に行ってがんばる娘の支えになろうとしています。今月は長女とも多くの会話を交わしました。長女も次の道へ進もうと努力をしています。
私も娘たちの事をフォローします。これからの人生を有意義なものにしてもらうために。

娘たちの葛藤や悩みはこれからを生きる上で大きな糧になるはず。私も悩める人として若い頃を過ごしたので分かります。
残りの限られた人生の中で家族との時間を大切にしながら、自分に与えられた可能性と時間を精一杯使い切りたいと思います。

今月は家族とは三回お出かけしました。妻とは二回、妻と長女とは二回、妻と次女とはゼロ回、長女とは二回、次女とは一回。

§  月表

・六月お出かけ

しゃぶしゃぶ・すき焼き 美山、紀伊國屋書店、バーミヤンQ CAFE by Royal Garden Cafeニクバル CARNIVORJSレネップ Hanare日比谷OKUROJI東海道新幹線 新横浜駅、京都北白川ラーメン 魁力屋 朝比奈店、上総介塔、朝夷奈切り通し (横浜側) 入口、熊野神社、朝夷奈ノ滝 / 三郎の滝、朝夷奈切通し、梶原太刀洗水、十二所果樹園、常林寺、千駄ケ谷駅YOI 新大久保店Cafe du Richeサンシャインシティグランドシネマサンシャインダイソー ラグーン池袋店千駄ケ谷駅千駄ケ谷駅、威風 大和店、岡山駅 岡電バス1番のりば、ももたろう観光センター、高知駅、ドーミーイン高知、ひろめ市場、酒國 長宗我部、ドーミーイン高知、片田舎、高知公園、板垣退助先生像、山内一豊妻の銅像、高知城 二ノ丸、高知城 懐徳館、高知城 詰門、高知城 鉄門跡、高知城、高知城 追手門、山内一豊公之像、ドーミーイン高知、ひろめ市場、やいろ亭、いまどき安兵衛、チョンマゲ、ひろめ市場、葉牡丹、オーテピア、ガッティーナ、松ちゃん、ファンキーベイビー ‘86、堀詰電停、ドーミーイン高知、土佐魚菜市場 ひろめ市場店、日下駅、ローソン 佐川町西店、大樽の滝、浅尾沈下橋、鎌井田バス停、轟の滝、轟神社、耳の神様、道の駅 美良布、岡豊城跡、ハングリーベア、土佐黒潮水産、ひろめ市場、高知駅前電停、高知駅、麺屋 匠、山陽新幹線 岡山駅、新大阪駅、甲子園駅 (HS14)、近鉄 鶴橋駅 (A04/D04)、近鉄奈良駅 (A28)、猿沢池、奈良市総合観光案内所、旧JR奈良駅舎、とりっこ、和食さと 高槻真上店、mango tree kitchen、ミトチャ インドネパール料理、二子玉川 蔦屋家電、二子玉川郵便局、外苑出入口、麺家 鶏豚大将 横浜東戸塚店、炭火焼鳥 とり吉、旭区役所、畠山重忠古戦場跡、らぁ麺 半七、BOOKOFF SUPER BAZAAR 町田中央通り (本・ソフト館)、とん膳 八街店、佐倉駅、佐倉市武家屋敷、ひよどり坂、麻賀多神社、佐倉市立美術館、ローソン 佐倉新町店、和み食 風流、とりのごん助、牛たん 杉作、ダイソー、ファミリーマート 川崎貝塚一丁目店、富士通スタジアム川崎、ドトールコーヒーショップ、PLATINUM BEER MARCHE、かわさき きたテラス、ふるまいや、IKEAまるきんラーメンローソン 町田金井三丁目店

・六月ツイート
https://togetter.com/li/1909165

§  家族とのお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。家族で出かけたのは、今月は三回です。

私の誕生日に家族が集まってくれました。どこに行きたいかを聞かれたので、皆が楽しめそうな新大久保はどうかと聞いたところ、次女がよく行くお店に連れて行ってくれました(6/6)。昼からお酒を少々いただきました。次女とトップガンを観劇した後は、夜は次女の家に集まって語りました。

続いて、次女を家まで車で送る道中も家族で向かいました(6/21)。
その次の週にも次女の家へ送るついでに港北のIKEAで買い物をしました。近くの丸金ラーメンで夕食を食べましたが、このお店はかつて家族で何回か来ました。お気に入りのお店ですが、六年ぶりの訪問でした(6/27)。
どれも思い出に残る出来事でした。

§  妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。今月は妻と二人で二回出かけました。

私が銀座で商談の予定を控えていた日、妻も日比谷でヅカの用事がありました。そこで、一緒に都心に向かいました。
お互いの用事が終わった時間がほぼ一緒だったため、日比谷OKUROJIにある「ニクバル CARNIVOR」で美味なるワインやサワー、そして美味しいお肉を堪能しました(6/4)。

その翌日、大阪に向かう妻に頼まれて新横浜まで車で送りました(6/5)。私はその後、鎌倉へと足を伸ばしました。


§  妻と長女とのお出かけ 妻と長女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と長女との三人で出かける機会は二回ありました。

そのうち一回は、近所のバーミヤンへ三人で食事に行きました(6/3)。

あと、私の誕生日を新大久保で祝ってもらった時は、千駄ヶ谷の駅まで長女と二人で向かいました。そこで妻と待合せました。ほどなく次女も集合(6/6)。

§  妻と次女とのお出かけ  妻と次女と出かけたのは、上の年表で緑地に太字にしているイベントです。今月は妻と次女の三人で出かける機会はありませんでした。

今後も、次女の忙しさから考えると、この三人で出かけられる機会はなかなかなさそうです。

§  娘たちとのお出かけ  娘たちと出かけたのは、上の年表で青地に太字にしているイベントです。

今月は長女と多くの会話を交わしました。
私の誕生日に家族と千駄ヶ谷駅で待ち合わせた際は家から一緒に向かいました(6/6)。
また、別の日は近所のコンビニまで散歩をしました(6/28)。
個人事業主を営んでいるイラストレーターの長女は、そろそろ一度は就職しておくべきと考えているらしく、就職に関する相談を何度も受けました。
また、何夜かは一緒にYouTubeを見て過ごしました。

イラストレーターの仕事で将来食っていけるのか。長女も試行錯誤をしています。本人も危機感を覚えてくれているので、そのうち進む道を見つけてくれると信じています。

次女とは私の誕生日の夜に二人で池袋のサンシャインの近くの映画館で「トップガン マーベリック」を観劇しました(6/6)。この時、次女とも会話の絶えない一日でした。
次女はとにかく、理不尽で過酷な毎日を過ごしています。怒られ、怒鳴られ。ですが、今のうちに怒られ慣れておくと後の人生がグッと楽になります。
なんとか耐え忍び、人生を生き抜く強さと耐性を身に付けてほしい。親として願うのはそれだけです。

コロナウイルス。ウクライナ。成人年齢の引き下げ。娘たちは変化の時代に生まれついてしまいました。
気の毒とは思いますが、そこで何をするかで人生は変わってきます。そもそも、安定などは幻想でしかありません。
不満だらけの日々だと思いますが、そこから歯を食いしばって生きていってほしいと思います。

●私自身の六月(交友関係)

§  関西の交流関係 今月は高知出張の帰りに関西の実家に泊りました。

今月の関西とのご縁で特筆すべきは、中学からの親友に会った事です。しかも高知駅前で。
岡山から特急「南風」に乗って高知に向かう途中、高松に住んでいる友人にLINEを送りました。すると、彼から返事が返ってきました。そこには「今、高知の伊野にいる」と書かれていました。そこで、私の到着予定時刻を教え、高知駅前で会う約束をしました。
おそらく彼と会うのは七年前にあべのハルカスを一緒に登って以来。この彼とは、かつて北海道旅行の際にも函館の居酒屋で会ったことがあります。私の友人の中でもご縁の引きの強さでは随一です。
私が高知の宿でオンラインの打ち合わせの予定が入っていたのと、彼も高松まで運転して帰らなければならず、あまり長い時間一緒にいられませんでした。が、とてもうれしい再会になりました(6/9)。

高知から戻った翌日、奈良の大和西大寺で一緒に飲んだのは、大学の後輩二人です。そのうちの一人から、個人的な相談を受けた事がきっかけでした。多分、彼と会うのは十年ぶり。後で遅れて合流したもう一人と会うのも五年ぶり位。とても懐かしく、楽しい飲み会になりました(6/13)。

あと、東京に戻ってしばらく経ったある日、LINE通話で高校時代の友人から連絡をもらいました。三宮で酔っ払った二人の陽気な姿に私も朗らかになりました。その電話の中で来月の末に関西で同窓会をやることになりました。ちょうど私も来月末に関西に出張で向かうので。

他にも別の高校時代の友人からは山登りに誘われました。また、那須川天心vs武尊戦の観戦も教えてもらいました。

私の誕生日の際にも様々なメッセージをいただきました。
コロナによって断絶していた旧交が、コロナの収束によって復活しようとしています。とてもありがたいことです。

奈良で飲んだ帰り、久しぶりに阪神の武庫川駅で降りました。そこから歩いて実家まで帰りました。かつて友達とたむろしていたお店の跡地など、懐かしい場所を歩きながら、30年以上の時の経過を感じました。
また来月末にも関西に帰ります。


§  今月の交流 今月は、ここ数年、少なくともコロナになってからはもっとも飲んだ月でした。
高知に三泊しましたが、そのうちの三日は飲んでいました。初日は投宿して打ち合わせも終えた後、夕食を兼ねて一人で飲みました。その翌日は三次会まで、その次の日は四次会まで。高知の酒のうまさとカツオのたたきがあまりにも美味しくて。
高知の皆さんが連れて行ってくださるお店のおいしさ!三次会まで飲んだ日は、飲み過ぎてどうやって帰ったかも覚えていない位でした。

とても高知が気に入りました。あまり細かいことは気にせず、マスクなど一切無視して飲みに楽しむ姿。匂いなど気にせずにニンニクを頬張り、人生の楽しみを謳歌する姿勢。そうした豪快でおおらかなところも私の琴線に触れました。また、高知で酒食を楽しめる日がくればと思います。楽しみます。

また、別の日にはアメフトの試合を見に行きました。お客様からのご招待でした。なので、仕事関係でよくしてくださっているアメフト好きの方を誘って観戦しました。
その前の川崎の「牛タン 杉作」でうまい牛タンを食べながら、グレープフルーツサワーをゴクリ。さらにアメフトの試合会場では、3~4本のお酒を飲んで応援しました。暑い中選手たちは一生懸命戦っていましたが、私は酩酊していました。
これもまたコロナが去ったことによっていただけたありがたい機会です。

●私自身の六月(文化活動)

§  今月のブログ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、主に2020年に読んだ1冊分となりました。
レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ですが、このところ、書く時間があまり取れていません。読んでから原稿をアップするまでの時間も一年八カ月以上がたっています。今は本当に物を書く時間がとれず、今月も1冊のみの惨状です。
はやく遅れを取り戻したいと危機感を持っています。質を落とさずにこの期間を縮めたい。それが去年に引き続いての課題です。書く行為への熱意は衰えていませんので、引き続き続けたいです。このところプライベートの時間は仕事によって犠牲になっています。この冊数はまさに私の中のワークライフバランスのバロメーターです。

以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」を弊社サイトにアップし直す作業ですが、今月は1本アップしました。
(「アクアビット航海記 vol.44〜航海記 その28」)
上京以来お世話になった会社や現場に別れを告げ、次の世界に足を踏み入れたのですが、早速洗礼を浴びたことを書いています。

今月、書いた本のレビューは1本(
日本史の内幕

今月、書いた映画のレビューは1本(
トップガン マーヴェリック

今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた物申すは0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは2本(
kintone café 高知 Vol.16 & SORACOM UG SHIKOKUで登壇しました
kintone Café 神奈川 Vol.12を開催しました
) 。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、先月から毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

5月30日 今の若者は、という論に思う事
5月31日 厳しい現場には相応の理由が
6月1日  地方創生の取組みを応援します
6月2日  助成金の正しい向き合い方は
6月3日  リモートワークを辞める命令
6月6日  流通革命の一端を担いたい
6月7日  誕生日に体力の大切さを知る
6月8日  守りの国内と攻めの国外が肝
6月9日  ロックな生き方と経営者の狭間
6月10日 移動中でもリモートワークが吉
6月13日 高知で得られた気づきを次に
6月14日 ネットとメディア報道の落差。
6月15日 リアル/オンラインの縁に感謝
6月16日 リアルイベントに出る価値
6月17日 技術速度の進化の速さに思う
6月20日 企業の役割と技術の釣合い
6月21日 自己発散したい欲求に駆られ
6月22日 無償のイベント開催をなぜやるか
6月23日 プログラムの命名規則とは
6月24日 セキュリティ意識の徹底を
6月27日 わが国の若者が担うべき仕事
6月28日 アメフトから経営のコツを掴む

§  今月の読書 今月は5冊の本を読みました。内訳は、評伝一冊、ミステリ一冊。ビジネス書一冊。科学啓蒙書一冊、哲学書一冊。

今月は移動中も連絡をこなすことが多く、仕事に追われていたため、あまり本は読めていません。

私が昨年の年始に掲げた目標の一つは本を出版することですが、一昨年の11月に一緒に飲んだ方がそうした伝や知識を持っている方であり、必ず本を出版するとの思いは増すばかりです。
今年は、その準備も進めています。


§  今月の映画 今月の映画鑑賞は1本です。
なかなか映画を見る時間がない最近ですが、「トップガン マーベリック」は必ず見ようと思ってました。次女がトム・クルーズのファンだったこともあり、誕生日に二人で映画に誘ってみたところ快諾してくれました。

池袋の巨大なスクリーンを誇るIMAXシアターの大迫力の映像と音響で体験したトップガンの世界は、単なる続編と片付けるにはもったいないほどの傑作でした。思わず泣いてしまいました。次女もとても満足していたようです。

今年は大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を全て見ようと決意しています。今のところ第二十四回まで全て見ることができています。面白いですし、俳優さんの演技が素晴らしいです。


§  今月の舞台 舞台については、今月は0本です。

§  今月の音楽 今月も生演奏を聴く機会がありませんでした。
コロナが始まってから、70年代の洋楽を聴きまくっています。今月はBee Geesのアルバムを全て聴きおえました。
続いて私が手を伸ばしたのは、Kate Bushの一連の作品です。実は私は彼女のほとんどのアルバムをCDで持っています。今、海外のドラマでKate Bushの曲が取り上げられ、30数年ぶりにヒットチャートを席巻しています。その記事にインスパイアされ、すべてのアルバムを聴き直すことにしました。
前衛とポピュラリティーが絶妙にブレンドされている彼女の音楽は唯一無二。あらためてその魅力にはまっています。

ちなみに、高知でのkintone Café 高知 Vol.16 & SORACOM UG SHIKOKUの夜の懇親会の四次会でカラオケライブパブに行き、久々にステージの上で叫びました。何を歌ったのかは忘れてしまいましたが、80’s J-POPを歌ったような気が。様々な被り物をかぶらせてもらったので、かなりアゲアゲな気分を楽しみました。

§  今月の美術 今月は、佐倉市立美術館を訪問しました。かつての銀行の建物をリノベーションしたこちらでやっていた展覧会は「人間国宝・香取正彦の仏具と佐倉の工芸」「宝金剛寺七条袈裟・横被修復記念『文化財が紡ぐ佐倉の歴史-宝金剛寺と北条氏勝―』」です。
仏具の世界はいわゆる工芸とは違います。機能を満たしつつ、作家独自の解釈が許されます。寺に安置されているような様式に染まったモノとは一線を画し、作家本人の個性が色濃く現れた展示でした。
もう一つの展示は、北条家に関するもの。実は佐倉には北条家の一族が小田原戦の後に移封されていたそうです。私はこの展示をみるまで知りませんでした。その事績を含めて紹介するのが展示の主旨でした。自分の無知を思い知らされました。
こちらの美術館の入り口には、キューブ形の吊り下げられたオブジェがいくつも並んでおり、美術の香りを存分に味わわせてくれました。

あと、高知に行った時にアンパンマンミュージアムを訪れました。作者のやなせたかし氏の出身であるこの地に建てられていたのは場違いなまでに大きくメルヘンチックな建物。かつて次女が幼い頃、家族で連れてきてやろうと思っていながら、ついに来られなかったこのミュージアム。
中には入りませんでした。もし、家族で高知に来る機会があれば、ぜひこの場所に連れてきてやりたいと思ったので。20歳前の娘が果たして喜んでくれるかどうかは分かりませんが。


§  今月のスポーツ 今月は高知で滝を巡り、山道歩きを楽しみました。

それ以外のスポーツ体験としては、アメフト観戦がクライマックスです。アメフトの試合を見るのは三、四年ぶりです。
富士通川崎スタジアムでの、法政大学ORANGE vs 関西大学カイザース。
弊社は法政大学アメフト部のシステム構築をお手伝いしています。その関係でご招待いただきました。お誘いいただいたのが試合の数日前だったため、私の周りでアメフトに詳しい方と二人で一緒に見に行きました。
試合の前にも飲みました。また、試合中も三、四本は酒を飲みました。熱署の中でしたがとても幸せでした。
それ以上に久しぶりに見たアメフトの複雑さや迫力が私を掴んで放しませんでした。私は経営者として日々試行錯誤しています。アメフトからは組織論やチームワークについてのヒントが得られそうです。

あと、もう一つのスポーツ体験とはテレビ観戦です。那須川天心選手と武尊選手の戦いをABEMAの再放送で拝聴しました。無料て放送されることを知らなかった私に放映のことを教えてくれたのは高校の同級生。その時、ちょうど作業が一段落したこともあり、観戦を楽しみました。
格闘技の世界は私がとうとう経験せぬままになりそうです。私の代わりに魂を燃やし尽くすかのような二人の戦う姿をみて、胸が熱くなりました。


§  今月の滝 今月は四つの滝を見ることが出来ました。「朝夷奈ノ滝 / 三郎の滝(6/5)」「大樽の滝(6/12)」「小樽の滝(6/12)」「轟の滝(6/12)」

三郎の滝は朝夷奈切通しを横浜側から鎌倉に向かって坂を下りたところにあります。その近くには梶原太刀洗水もあり、古くから人々を癒していた由緒を感じさせる滝でした。この滝は、十二所果樹園の方から流れてくる川の流れが落ちる場所にあります。その十二所果樹園にも登りましたが、帰りにリスを数匹、さらにタヌキを間近で見かけました。私の人生で野生のタヌキにこれほど近くで遭遇したことはありませんでした。木の上に逃げたタヌキに小便をひっかけられそうになったほどの近さ。
鎌倉にあるとは思えないほど、自然の豊かな滝です。また来たいと思いました。


大樽の滝は私にとって四十二カ所目となる日本の滝百選に選ばれた滝です。朝に訪れる滝はやはり格別です。
この滝は直瀑ですが、陽光と滝の水がともに降り注ぐ様子は素晴らしい。滝は本来は朝に訪れるべきなのでしょう。
あと、この滝の付近の渓流に多くの沢蟹をみかけました。トンボも何匹も飛んでおり。水と自然が豊かな証しを感じました。

この日、残念ながら仁淀ブルーの本場まで行くことはできませんでした。ですが、この滝の帰りに浅尾沈下橋まで足を伸ばしたところ、この橋の上から見た景色があまりにも美しく、忘れられない光景を目撃しました。高知は水の国。そのことを、感じた旅でした。
なお、小樽の滝は大樽の滝へ通じる渓流沿いにある小ぶりの渓流滝です。案内板がないと気づかないくらいの滝です。が、大樽の滝を引き立てていました。


続いて訪れた轟の滝は、私にとって四十三カ所目となる日本の滝百選に選ばれた滝です。私が望んでいた美しいブルー。この滝壺の深みのある青は、私の求める色合いを無限に体現してくれていました。滝つぼの色の美しさは、仁淀ブルーを見られなかった無念を吹き飛ばして余りあるもの。どこまでも吸い込まれそうな碧くゆらめく水。これぞ高知です。時間の過ぎるのを忘れて見入ってしまいました。

滝身は流れのあちこちに滝つぼをうがちながら落ちています。滝姿はよく見かけるタイプの滝であり、それ自体には格別の感動を覚えませんでした。ただ、この滝の水の色の美しさは私を圧倒しました。この滝の滝身は、私の中の五選には漏れるでしょう。ですが、水の美しさでは私の中の筆頭に挙げられるかもしれません。遠方ではありますが、この滝には必ず再訪したいと誓いました。

§  今月の駅鉄 趣味の駅訪問は四駅です。「岡山駅前電停(6/9)」「堀詰停留場(6/12」「日下駅(6/12)」「高知駅前停留場(6/12)」

岡山駅前電停は「のぞみ」を降りた後、次の高知行きの特急「南風」の発車時間まで間があったので立ち寄ってみました。この駅をまともに訪れるのは、四十年近くさかのぼった過去のどこかにあったかどうか。多分両親と訪れた岡山旅行以来ではないかと思います。小学校二年生の頃だったような気がします。
岡山駅前は何回か来たことがあります。が、私が訪れたのは駅前の盛り場や大元方面、それとバスで直接後楽園に乗り付けていたため、おそらく四十年ぶりです。
岡山と言えば路面電車が残る数少ない都市です。そしてこの駅前電停は、駅との関係性や幅広くとられた道幅の真ん中に位置しており、今後も生き残る気がします。また、生き残ってほしい駅と風景です。

堀詰電停は、岡山に続いて訪れた路面電車の町、高知の目抜き通り近くにあります。今回、高知の西と東を訪れるにあたり、とさでんの東西の終点までも車で並走しました.市街地から離れると、道路の脇に柵のない路盤が伸び、そこを走る車両が、線路と一体でローカル色を醸し出していました。
この堀詰電停は、主要な官庁街に位置するだけあって広い道路の真ん中にあります。
ですが、何かこの電停もローカルな感じを受けます。新しい車両も走っていたのですが、おそらくは古い車両がちらほらと走っているからでしょう。私が知る広島や堺、都電のようにエコで脚光を浴びるような路面電車は停留所も車両も今風です。が、とさでんは何か昭和の雰囲気を引きずっていて、それがとても旅情となって私の印象に残りました。


日下駅は、大樽の滝へ行く途中で立ち寄りました。よく田舎で見かけるような、交通の主役を奪われて久しい駅。私の好きなタイプの駅です。単線がこの駅で行き違うことができる二面二線の駅で、ホームに咲くタチアオイが駅のアクセントになっていました。
鉄道が開通した大正十三年に地元の篤志家が記念の樹として寄付した大きな銀杏が駅前広場に屹立していたのも好印象です。


高知駅前停留所は、町の玄関口にふさわしく、垢抜けた感じのとさでんの駅です。高知を去る直前にきちんと寄りました。私が高知に着いたときもこの駅の前で友人との七年ぶりの再会を祝っていました。この駅は、上にも書いたようなエコで脚光を浴びた路面電車の今のイメージを体現していました。
ローカル色と今の路面電車が持つトレンドの両面を備えた感じ。それがとさでんの良さのように思います。今回は残念ながら、とさでんに乗る機会がありませんでした。次回は乗りたいな、と思いました。



§  今月の酒楽 今月は酒の楽しみについては十分に満足できました。
まず妻と訪れた「ニクバル CARNIVOR」では、自家製の果実を漬け込んだサワーを楽しみました(6/4)。うまいお肉にお酒がぐいぐいと進みました。

また、誕生日に家族で行った際、新大久保の「YOI 新大久保店」では、韓国のチャミスルを昼から飲ませていただきました(6/6)。その後に酒が入った状態で見た「トップガン マーベリック」がさらに楽しめました。



さて、高知です。まず、着いたその日の夜は「酒國 長宗我部」にて豪快なカツオの藁焼きを楽しみました(6/9)。そして酒も「船中八策」を。まずは酒どころ高知にふさわしい出だしです。



さらにその翌日が圧巻でした。ひろめ市場の中にある「やいろ亭」で飲むこと11本(6/10)。全て違う銘柄の高知の地酒を飲みまくりました。6人で11本を空けた後も、二次会「いまどき安兵衛」と三次会「チョンマゲ」でさらに飲みました。
飲んだ11本は、初めに呑んだ「久礼」とラベルがはがせなかった一本以外は全てその場でラベルをはがし、私のクリアファイルに貼り付けています。ラベルをはがせなかった一本も瓶ごと東京まで持ち帰りました。どれもうまかった。

ちなみに西宮出身の私は、小学校の社会科見学で灘五郷の酒蔵を訪れています。それなのに成人してからも長らく日本酒が嫌いでした。
その私が初めて美味しいと思った日本酒が司牡丹です。梅田のバー「Harbour Inn」で飲ませてもらったのがきっかけです。
今回の旅では、私が日本酒に目覚めたのが高知だったことを思い出させてくれました。

その翌日のkintone Café 高知 Vol.16 & SORACOM UG SHIKOKUの懇親会では、一次会の「葉牡丹」を皮切りに、二次会「ガッティーナ」、三次会「松ちゃん」、四次会「ファンキーベイビー ‘86」までお酒と料理を楽しみました(6/11)。この時に参加された方が「どなん」と「宮古島」の泡盛を持ち込んでくださり、二次会でかなり飲ませてもらいました。とても美味しかった。

三次会と四次会ではビールやハイボールを飲んだように思いますが、もう記憶も定かではないぐらいに呑みました。高知の酒のうまさはただただ至福あるのみです。

実家に帰った翌日、大学の後輩たちと奈良の大和西大寺の「とりっこ」で飲んだのは知多ハイボールや翆のハイボールです。久々の再会の喜びも相まって楽しい酒となりました(6/13)。

また、その翌日は仕事が長引いて帰れなくなり、実家にもう一泊しました。その時に5月の帰省で両親に買って帰った浜福鶴のゆずリキュールを両親と飲みました。それも今月の良い思い出です(6/14)。

あと、kintone Café 神奈川 Vol.12の懇親会は東戸塚の「炭火焼鳥 とり吉」でした。ここでは会話を楽しむことに集中し、特に変わった酒を飲みませんでした。が、これまたうまい酒が飲めました。

今月は一人でも二回飲みました。まずは仕事で訪れた佐倉です。夕方に少し街を散歩した後、せっかくなので佐倉の地元のお店に行こうと「とりのごん助 京成佐倉店」へ。ここはつくねが美味しかったです。また「流輝DRY」のすっきりした味が濃厚なつくねとベストマッチでした。

最後の締めはアメリカンフットボール観戦です。「牛タン 杉作」でサワーを飲み、観戦中もコンビニで購入した檸檬堂などのアルコールを何本か(6/26)。やはりスポーツ観戦といえばお酒がつきものです。
今月はとてもアルコールに恵まれた月となりました。

実はほかにも、狛江の秋元酒店で「香魚」の2合瓶を買い求めました(6/19)。高知ロスを少しでも癒やすために。
それと、アメフト観戦の帰りに、川崎駅にある「ふるまいや」でこれまたおいしそうな試飲に誘われて2合瓶を買い求めてしまいました(6/26)。佐渡島のお酒です。

§  今月の旅行 今月は、出張をからめた旅が楽しめました。
まずはミニ旅として鎌倉を(6/5)。妻を新横浜まで送った後、せっかくなのでどこかを訪れようと向かったのが鎌倉です。まずは上総塔を。ここは「鎌倉殿の13人」で佐藤浩市さんが好演した上総広常を祀っている地です。
上総塔から少し歩けば朝夷奈の切通しです。ここは未訪問でした。鎌倉の頃からの古道の雰囲気を濃厚に残す道は、山歩きの妙味にあふれていました。三郎の滝の訪問も合わせて鎌倉の自然を楽しみました。熊野神社もとてもよい雰囲気をたたえており、未知の生物の気配を感じたのもここでした。三郎の滝からさらに山を登った先にある十二所果樹園ではノートパソコンで持ち込んで仕事をし、無事にタスクを終わらせられました。

ここでは、野生のリスを数匹みかけました。野生のタヌキがすぐ近くの木の幹にしがみついていたことでも忘れられません。私を警戒して上にスルスルと登って行ったかと思えば小便をジャバ―と。鎌倉の自然の豊かさを感じさせてくれました。さまざまなトンボや正体不明の動物にも遭遇し、とても楽しめました。







そして高知出張です。新横浜からのぞみで岡山へ。高知への特急「南風」に乗り換えるまでに時間があったので、久々に岡山の駅前を散策しました。といっても、岡山市電の駅や観光案内所に寄った程度ですが、また今度岡山に来たいと思うには十分でした。

岡山駅からは特急「南風」に乗って高知へ。瀬戸大橋をわたるのも二十数年ぶり。橋を渡りながら眺める瀬戸内海の輝きが豊かなこと!旅の期待は高まるばかりでした。阿波池田や大歩危など、電車で訪れるのが初めての場所ばかりなのも旅の気分を盛り上げてくれました。

道中、ふと思い立って高松に住んでいる中学時代からの友人に連絡したところ、偶然高知に商談に来ていると返事があり、急遽高知駅前で会えたのはまさに旅の醍醐味。
そこから三日間、高知の酒と料理を堪能しつくしました。皆さんと仕事、イベント、酒食を楽しみ。
本当はkintone Café 高知の前の日も仕事をせずに観光するつもりでした。ですが、今回招待してくれたじゅんちゃんとの友情と交流を優先しました。一緒に作業をしたり、昼を食べたり、商談をしたり、勉強会に出たり。それが正解だったことは、その夜のあまりにも濃く楽しい飲み会が証明してくれました。
ただ、日中に高知城まで足を延ばし、少しだけ観光も忘れませんでした。この城に来るのも32年ぶりのはず。すっかり忘れてしまっていました。博物館や天守にいく時間まではとれなかったので、また高知市内には来たいと思います。

さらにその翌々日(6/12)は数時間しか寝ていない中、ホテルにこもっていてはもったいないと、朝からレンタカーで越知町の大樽の滝まで。とさでんの線路の路盤も素朴さが出ていましたし、立ち寄った日下駅も旅情を満たしてくれました。さらに大樽の滝の帰りにふと寄ってみた浅尾沈下橋が素晴らしかった。偶然訪れてみたのですが、自分の判断に感謝です。山と川と空の織り成す光景は旅ならでは。感動しました。この沈下橋は「竜とそばかすの姫」の舞台にもなったそうです。もう、私はこの時点で高知の自然の豊かさに感動するあまり、ここでずっと過ごそうとおもったぐらいです。

ただ、今回はもう一カ所、日本の滝百選を訪れるつもりでした。そこで仁淀ブルーの本場である安居渓谷ではなく、高知市を挟んで反対の香美町の轟の滝まで向かいました。ここがまた素晴らしかった。上の滝の紹介でも書きましたが、絶対にもう一度来ようと思いました。水の色が称える無限の可能性。色とはここまで人の心を動かすのか。それがこの滝で得た忘れられない経験です。
私の人生で水に感動したのは北海道のオンネトーと青森の青池、それとこの轟の滝です。近くにはhかつて娘を連れてこようと思っていたアンパンマンミュージアムもあり、また必ず来ようと思いました。



また、今回は必ず長宗我部元親に関する史跡を訪れようと思っていました。轟の滝からの帰路に岡豊城跡を訪れ、私の願いは叶いました。さらにレンタカーを返す直前の時間を活かし、前日の懇親会で盛り上がったハングリーベアーに訪れました。神奈川のハングリータイガーとどう違うのかを味わうためです。わずかな時間でしたが、ハンバーグがとても美味しかった。

高知はまだまだ行きたい場所があります。寺田寅彦記念館や龍王の滝、桂浜、龍河洞、さらに竜馬関連の史跡、スイッチバックの新改駅や四万十川の安居渓谷など、訪れたい場所は無数にあります。これは次回の高知の旅で訪れようと思います。


さて、高知を離れ、甲子園の実家に泊った翌日、奈良で後輩と夜に飲む予定があったので、阪神から近鉄へと乗り継いで向かいました。しかし、打ち合わせ時間までに奈良に着けないことが分かったので、鶴橋で下車しました。その際、久々に鶴橋のコリアンタウンの様子を体験できました(6/13)。完全に観光地になっている新大久保よりもこちらのほうが猥雑なエネルギーが渦巻いていて私は好きです。次女を連れてきたいと思いました。
二件の打ち合わせの後、近鉄で奈良まで移動し、久々に猿沢池に足を延ばしました。鹿と対面しながら行う仕事は新鮮でした。パソコンを咬まれそうになりましたし。

JR奈良を通って新大宮の駅まで歩きましたが、その途中に見かけた奈良はとても久しぶり。またゆっくりと訪れたいものです。

あと、横浜のお客様先の現場を出た後に打ち合わせで鶴ヶ峰まで歩きました(6/24)。この時、数年前に訪れた畠山重忠古戦場や首塚を再訪しました。今まさに「鎌倉殿の13人」が放映されており、間もなくこの地が舞台になるはずです。

さらに別の日はお客様の元へ訪問する必要があったので佐倉まで。仕事の終えた後、再び佐倉駅まで送っていただいたのが4時半。そこから武家屋敷やひよどり坂を散策しました。また、二カ月前に来たときは訪れられなかった旧市街地のあたりや市立美術館を歩きました。夜は佐倉の地元の味を求めて居酒屋へ。

今月は私の中でもとても満足のいく月となりました。


§  今月のその他活動 人生も半分を過ぎ、一層焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけようとする気持ちに衰えはありません。
今、心身が動くうちに仕事もプライベートも全力で。その考えには揺るぎがありません。

・公園は四カ所。「十二所果樹園(6/5)」「高知公園(6/10)」「岡豊山歴史公園(6/12)」「奈良公園(6/13)」
・美術館は一カ所。「佐倉市立美術館(6/25)」
・駅は四駅。「岡山駅前電停(6/9)」「堀詰停留場(6/12」「日下駅(6/12)」「高知駅前停留場(6/12)」
・滝は四カ所。「朝夷奈ノ滝 / 三郎の滝(6/5)」「大樽の滝(6/12)」「小樽の滝(6/12)」「轟の滝(6/12)」
・温泉は一カ所。「天然温泉 紺碧の湯 ドーミーイン高知(6/9)(6/10)(6/11)」
・山は一山。「岡豊山(6/12)」
・酒蔵はゼロカ所。
・神社は四カ所。「熊野神社(6/5)」「轟神社(6/12)」「耳の神様(6/12)」「麻賀多神社(6/25)」

・寺は一カ所。「常林寺(6/5)」
・教会はゼロカ所。
・史跡は十一カ所。
「上総介塔(6/5)」「朝夷奈切り通し (横浜側) 入口(6/5)」「朝夷奈切通し(6/5)」「梶原太刀洗水(6/5)」「板垣退助先生像(6/10)」「山内一豊妻の銅像(6/10)」「山内一豊公之像(6/10)」「旧JR奈良駅舎(6/13)」「畠山重忠古戦場跡(6/24)」「佐倉市武家屋敷(6/25)」「ひよどり坂(6/25)」

・遺跡はゼロカ所。
・城は二城。「高知城(6/10)」「岡豊城(6/12)」

・灯台はゼロカ所。
・水族館はゼロか所。
・土木遺産はゼロか所。
・マンホールカードは五枚。「岡山県岡山市(6/9)」「奈良県奈良市(6/13)」「神奈川県横浜市(6/24)」「千葉県佐倉市(6/25)」「神奈川県川崎市(6/26)」
・風景印はゼロ枚。
・御城印はゼロ枚。
・御宿印はゼロ枚。

私がまだ訪れていない場所の多さは無限です。やりたいこと、行きたい場所の多さにめまいがします。
今月もある程度訪れることはできたとはいえ、高知ですらまだ百カ所以上は行きたい場所があります。
加齢によって日々、気力は減退していきます。月末の熱暑はお出かけの気力を奪います。そのまま、あきらめを自らの自然な感情と勘違いしたまま、かつての欲求を忘れ老いてゆく。これだけは防ぎたいと思っています。

人の明日はわかりません。人気俳優や女優も自死を選び、私も不意の体調不良に襲われ、コロナに感染します。ハイキングが一晩の遭難と化し、人里のすぐそばで死ぬ可能性も体験しました。
いつかやろう、引退してからやろうという姿勢を根本的に見直さねばなりません。もう、未来の社会や環境がどうなっているかわからないからです。そこに老いつつある自らの衰えがかぶさってきます。
生きている今。今を生きているのですから、今、やるべきことをしなければ。後悔だけはしないように。
その姿勢のまま、仕事をこなしながらも、今のうちに時間の合間を見つけ、行けるところに行っておこうと思います。

死ねば全ては無に消えます。
私の経験をいくらブログにアップしても、膨大なデジタルの海の中に溶けて消えます。
それが分かっていても、自分に与えられた生を全力で全うしたいと思います。仕事もプライベートも全力で過ごそうと日々励んでいます。

今は仕事に集中し、好きなことは引退後に。そんな悠長な考えが通用しないことをコロナウィルスは教えてくれました。人生はあっという間に終わってしまう。老いたときに平穏で好きなことができる世の中があるかどうかは誰にも保証されません。一方で、仕事の難しさや面白さも強く感じています。プライベートだけど充実させるのでもなく、仕事だけに人生を捧げるでもなく、その両立を目指す
だからこそ、今のうちから毎日を公私とも全力で生きる、という決意で日々を過ごしています。
コロナだからと閉じこもっている場合ではないのです。
コロナに人生を台無しにされるぐらいなら、一人でも旅を敢行したいと思います。会話は控え、マスクに口と鼻を隠した黙旅を。
咋秋に遭難したように、命をなくしては元も子もないのは当たり前。ですが、何もしないままなら命は枯れてしまいます。

家族との縁も毎月、姿を変えています。仕事もいつかは引退を求められるでしょう。そうなった時にやることがない、とよく話に聞く老残にだけはなりたくないと思っています。
人はいつか死ぬ。コロナウィルスの蔓延はそのことを教えてくれました。何をしても最後には死にます。一昨年の九月に読んだ「「死」とは何か」という本には死生観を持つことの大切さが書かれていました。昨年の九月にはそれに加えて沢庵和尚の生涯から権力にこびず、わが道を行く生き方を学びました。

一方で、具体的に将来のこともそろそろ考えねばなりません。
法人のまとめに書いた通り、コロナに席巻された世の中ですが、弊社の売り上げはなんとか確保できています。
ただ、私個人としては投資もしておらず、賭け事もしていません。不労所得のタネも持っていません。
私が倒れた時、うちのメンバーが稼げるところまでは頑張らねば。

それぞれの場所で俳句も読みました。今月は俳句を20句。いずれもツイートまとめに載せています。

あらためて「私」を振り返ってみました。来月もコロナと共存しつつ、自らの生に後悔のないような日々となることを信じて。