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kintone Café 神奈川 Vol.11を開催しました


三月二十五日にkintone Café 神奈川 Vol.11を開催しました。

qloba上の公式サイトでの開催報告。
https://kintonecafe-kanagawa.qloba.com/activities/12153

昨年の春先より、これからはkintone Café 神奈川は3カ月おきに開催すると宣言し、達成することができました。
今年もそれを継続したいと思います。まず、ご参加者の皆様やスタッフの皆様に感謝いたします。

今回のVol.11は、コロナが始まってから味わう機会が激減していたリアルイベントの醍醐味を感じさせる内容でした。
オンライン参加者数と会場の参加者数が拮抗するkintone Caféも久々。そうしたリアルの会場からは、参加した皆さんからの反応が直接感じられ、運営側としてもとてもやりがいを感じました。それはまさにコミュニケーションの相乗効果。

今回のkintone Caféは、リアル開催の復活を宣言するように「kintoneで何ができるの?」をテーマとしました。
まさに原点回帰です。

今回の司会はけいんさんに担っていただきました。
そして、お約束のkintone Caféの理念を述べる前口上は代表の長井が担当しました。

さて、最初のセッション「kintoneで何ができるの?入門編」は藤村さん。
今回のkintone Caféは、藤村さんを抜きにして考えられません。場所の選定からリアル参加者の集客、そして会場にkintoneベースのデジタルサイネージを設置し、ウェルカムボードの代わりとしてくださったのも藤村さん。さらに「イベントチャット」というツイートを集約するツールを作っていただいたのも藤村さん。

セッションの内容も、今回のkintone Caféへの藤村さんの熱い思い、チガラボの皆さんにkintoneの魅力を伝えたいという思いがあふれていました。冒頭のアイスブレイクで皆さんのkintoneへの理解度や知識などを把握し、その上で会場の雰囲気をつかみます。

kintoneを知らない方にkintoneに興味を持ってもらえるように組み立てられた内容は、冒頭のセッションとして素晴らしいものでした。「ゆるい」というキーワードは、まさにkintoneの敷居の低さを表した言葉。
ありがとうございました。

さて、続いてのセッションはけいんさんによる「Excelから顧客リストを作ってみよう」。
藤村さんによってkintoneへの興味を掻き立てられた皆さん。kintoneの実際の画面が見たい。そんな皆さんの思いをくみ取るために実際のデモをお見せする。藤村さんからけいんさんへの見事なバトンリレーです。

けいんさんはExcelで用意した顧客データをもとに、kintoneの標準機能であるアプリをExcelから作成する機能を使い、一瞬でアプリにしてしまいました。この素早い動きには会場の皆さんも心が動かされていました。目の前でこのような反応が返ってくると嬉しくてしょうがありません。これこそがリアルイベントのうれしさです。やってよかったと思える瞬間です。

さらにけいんさんは、そのように作ったアプリを参加者の皆さんにスマホでログインしてもらえるようQRコードとログイン情報を用意してくださいました。それにより、会場の皆さんが一斉にスマホを取り出し、ログインを試す姿はこれぞリアルイベントのダイレクトな反応。けいんさんのたくらみが見事にチガラボさんで炸裂しました。素晴らしい。ありがとうございました。

続いては、代表の長井によるアプリのライブ作成です。
正直、業務が忙しいため、今回のkintone Caféでは当初登壇する予定はありませんでした。十日前にLTやりましょうか、といったものの、20分のセッションは考えておらず。一週間前になって私の枠が20分とられていることにきづき、おや?と。

その後も準備する時間が取れず、当日も13時にチガラボさんにはいったものの、打ち合わせが四つ続き、ようやく17時になって冒頭の「kintone Caféとは」を作った次第。結局、事前にkintone環境に入ってRepotone Uをインストールするのが精いっぱいでした。しかも藤村さんとけいんさんのセッションでは、私の端末をディスプレイにつなぎ、Zoomの画面共有で皆さんにお見せする形態をとったため、お二方のセッションの裏で準備する時間もなく。

その分、正真正銘のガチライブ感は出せたかもしれません。Webから適当に持ってきた問診票をアプリにf実装しようとしたところで、その問診票のチェックボックスの項目が多く、とても時間内に実現できませんでした。ですが、repotone uを使ってその場で入力した内容を帳票にアップできたことは、皆さんにkintoneのリアルなゆるさとスピード感が伝えられたのではないかと思っています。

今回の開催にあたっては、私と藤村さんがそれぞれkintone関連のパンフレットを多数持ち込み、それを皆さんの机に置いておきました。けいんさんと私のセッションの間の休憩では、皆さんがそれらを興味深そうにめくり、それぞれが意見交換を交わしていました。そこに藤村さんが適宜からんで補足を加えていました。
まさにこれはコワーキングの実例。こうした場の雰囲気はkintone Caféやコミュニティでもファシリテーターさんの手腕によっては見られることもよく見られます。が、チガラボさんの場合、その協働のあり方がファシリテーターの手を借りずとも皆さんの中で自然と出来上がっていました。これぞコワーキングスペースの正しいあり方でしょうね。そしてリアルイベントのあるべき姿。

そうした雰囲気にとても感銘を受けた私たちは、夜の懇親会へ。蕎麦厨房水火さんで美味しい料理を頂きつつ、そうした茅ケ崎の街やチガラボの雰囲気について意見を交換しました。
私にとって今まで茅ケ崎といえば、サザン・オールスターズや開高健、そして懇意にしているTouch is Loveジーンズストアさん、そして浜降祭ぐらいでした。
ですがチガラボさんで感じた自然と協働やたくらみが成り立つ様子は、新たな茅ケ崎の魅力を教えてくれました。
皆さんありがとうございました。