Articles tagged with: 沼田ちいクラ

2025年12月のまとめ(法人)


令和七年十二月。

先月、代表交代を果たしました。それによって、メンバーの心持ちも少し変わったように思います。
10月から入ったメンバーもさっそくkintoneの入門資格に合格し、複数の案件を同時にこなしてくれるなど、早くも戦力になってくれています。

ただ、まだ安心はできません。世の中のAIへの傾斜はますます強まっているからです。

うちの会社が拠って立つSaaS/PaaS(Software as a Service/Platform as a Service)の存在意義は、AIの台頭によってどう変わるのか。この判断を誤ると、会社の存続すら危ぶまれます。

会社として、kintoneの他にもう一つの武器を保つ必要があります。
この点を真剣に追求すべきと考えています。
わが国の国民性、AIの進歩、そして産業構造、マクロなビジネスの現場の趨勢。

世の中の動きや潮目を読み、新代表の判断に誤りのないように導くべきと考えています。また、お客様に対しても、的確な判断と助言を怠らぬようにしたいと思います。

今のところ、代表交代にあたっての影響は見られません。むしろ、引き合いと受注は相変わらず来ています。

達成度6割。達成感7割。満足感7割。それが今月の私=創業者(旧代表)自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。


●弊社の業績

§ 総括
十二月度の売上は目標を若干上回りました。

とはいえ、まだ会社としては売り上げをもう少し確保しなければ成長がありません。

先月の21日からは代表を交代しました。

交代の理由はnoteにて私から10箇条に分けて書いています。おそらくここに全て書き尽くしたと思っています。
10月30日 10月30日 私が代表を離れる理由の前説
10月31日 10月31日 代表を退く理由の前説2
11月04日 11月4日 私が代表を離れる理由(1/10)
11月05日 11月5日 私が代表を離れる理由(2/10)
11月06日 11月6日 私が代表を離れる理由(3/10)
11月07日 11月7日 私が代表を離れる理由(4/10)
11月10日 11月10日 私が代表を離れる理由(5/10)
11月11日 11月11日 私が代表を離れる理由(6/10)
11月12日 11月12日 私が代表を離れる理由(7/10)
11月13日 11月13日 私が代表を離れる理由(8/10)
11月14日 11月14日 私が代表を離れる理由(9/10)
11月17日 11月17日 私が代表を離れる理由(10/10)
11月18日 11月18日 プラグインを売らず、エコシステムに貢献します

代表交代は、私の中では充分納得しています。悔いも未練もありません。
この代表交代のタイミングにあわせて弊社の業務を変更した定款も変更し、法務局に提出しました。

今、うちの会社は、特定業界「医療」に特化し、山梨進出で知名度を増やしています。もちろんkintone界隈の中でも。
おかげさまで案件は途切れずにいただいています。ただし、この状況がいつまでも続くとは考えていません。
来年以降、どの方向に力を入れるか、何を打ち出していくか。この後の正月休みで考えたいと思います。

また引き合いもいただけています。今月には大きめな案件の検収および受注にも至りました。
そして、10月から新たに加わってくれたメンバーがkintoneアソシエイト資格を一発合格してくれました。そのメンバーも複数の案件を並行でこなしてくれるようになりました。

あと、7月に入ってくれたバックオフィスメンバーも活躍を始めてくれています。
バックオフィスについては、少しずつ滞っていた作業が動き始めているようです。まだまだ私の求めるレベルには達していませんが、少しずつレベルが向上しているのは楽しみです。引き続き、マニュアルの整備も頑張ってほしいです。AIの力を借りながら、進めてほしいです。

私の担当ではありませんが、先月からは新代表が個人で営んでいたハレ・プロモーション事業も弊社の事業部として活動することになりました。先月末には朗読劇の主催を無事に行いました。収支はまだこれから集計するのでしょうが、赤字にはならなかったと聞いています。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・弊社代表がサイボウズ社において登壇し、kintone界隈の方に失敗談を披露しました(12/2)。
・日本電信電話ユーザー協会様の依頼で、役員の長井が研修講師として山梨県流通センターでkintoneの講師を務めました(12/6)。
・新代表と旧代表が第2回 沼田地域クラウド交流会に参加しました(12/14)。
・新代表と旧代表が山梨県活性化プロジェクトの忘年会に参加しました(12/17)。
・ジョイゾー社の事例記事に弊社を載せていただきました(https://service.joyzo.co.jp/case/category/ici/p9927/)(12/18)。
・弊社メンバーがkintone アソシエイト資格に合格し、延べ資格取得者が7名となりました(12/19)。
・新代表と旧代表とメンバーがSEEDPLUS社の前嶋さんとみことりさんと5人でCybozu Days 2025の打ち上げを楽しみました(12/22)。
・旧代表とメンバーの家族がお客様との忘年会を楽しみました(12/23)。
・弊社の忘年会を行いました(12/26)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。


§ 開発案件
今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。

生成AIの進歩は驚異的です。専ら最近は、AI活用の研究をいろいろ進めています。提案書や仕様書あたりはだいぶAIに任せられるようになってきました。もちろんコーディングも。

弊社は今、複数のAIサービスを契約して使っています。5種類ほどです。

AI関連の進歩の速さはもはや否定するのは愚かなレベルです。
一方で、世の中にあまねく広まってきたことで、ビジネスの現場でできる部分も見えてきました。
今月、生成AIカンファレンスに参加しましたが、大企業での利用の広がりはもう無視できません。わが国の生産性の低さとは、ガバナンスの強さとトレードオフの関係にありました。大企業がまさにそうです。ところが、大企業は、ガバナンスを効かせつつ、AIを積極的に活用しはじめています。つまり、統制をとりつつ、AIの生産性の高さを生かしつつあるのです。つまり日本の生産性はAIによって劇的に変わるかもしれません。

その中で、弊社が取り組んでいるkintoneを始めとしたノーコードツールやSaaS/PaaSがAIの進化に合わせてどう変わるのか。AIによってどのような影響が及ぶのか。
未来がどうなるかは誰にもわかりません。AIの進化と影響も。

一つだけ確かなのは、従来のやり方をよしとした瞬間、システム会社としての将来は絶たれることです。
ここだけは忘れぬよう、改善を加えます。

代表を降りたことによって、そうした技術革新の波に乗り遅れないための準備はできました。言い訳はしません。、案件をこなしながら、技術革新の波に乗っていこうと思います。

弊社では引き続き請負開発と共遊開発の二本立てで望みます。

共遊開発とは、弊社は手を動かさず、お客様に開発を行ってもらう開発手法です。
・代表がお客様に入って共に経営権を手放し、に向けて努力する。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。

2023年の秋に、以下のとおり弊社の今後の業務の進め方を決めました。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性を持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。 ・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中でき、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

ここに挙げたとおり、手法としては最近注目を浴びている伴走支援とそう変わりません。

先月から始まった研修事業、請負開発、共遊開発の三本立てでシステム構築は進めます。

皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 業務パートナー
今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。

今の弊社は共遊案件に舵を切っているとは言え、開発案件も多数引き合いをいただいており、その資源の捻出が喫緊の課題です。それを外注先を活用することで生かそうとしています。

お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

パートナー費用も含めて、新たなやり方で開発を行い、より価値を生み出せるように弊社からも指導が欠かせないと思っています。


§ 財務基盤の堅牢化
財務をきっちりすること。前からの課題です。

2024年の一月、大きな荒療治を行って状況をリセットしました。
この11月に代表を交代したことにより、よりシビアに、会社存続のためだけ、IT業界の実情や忖度など一切抜きに、新代表には経営のために判断してもらいます。私も既にいくつか単価の修正指示を受けています。
昨年度は何度かに分けて単価をアップしました。今回の代表交代で単価はもう一度あげました。
それによって、収支は少しずつ改善していくはずです。

この春、今回の単価見直しの前に、すでに失注率が上がっていました。しかし、それは単価の見直しとは別の理由です。その理由は、私に様々な作業が集中しすぎたため、提案が雑になったからだと認識しています。今回、私の職掌から経営を分離したことで、案件に対する準備も入念に進められそうです。

他の財務改善も、7月から参画してくれたバックオフィスメンバーが本格的に稼働してくれ始めたため、代表交代に関する手続きが終われば、より効率的になると思います。この辺りの指揮は新代表に期待します。

弊社への期待の高さを感じ、また耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。

§ 社内体制
先月、代表を変わったことにより、大きな変化が生じました。

それによって、会社の空気感が若干変わったように思いました。

2021年の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
2024年の正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。5月にも一項目を追加しています。

また、以下に掲げる社是や経営理念や企業理念、人事理念についても新代表が手を入れると聞いています。私としても全く異論はありません。

企業理念

「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念

「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・その家族を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

行動指針
〇公私を両立し、360度可能性を見出す目をもつこと
〇社会人として人に迷惑を与えない言動を心掛けること
〇情報のプロとして機密保持、品質、速度を意識すること
〇お互いを理解し尊重する心を持つこと
〇すべての物事に対して好奇心を持つことを忘れないこと
〇常に進歩、前進を忘れず、人生を楽しむこと
〇身内にも常に敬称で呼び合うこと

今、これらも含めて私と新代表に加え、外部のコンサルタントさんに入ってもらい、中期経営計画の見直しに着手しています。その期間は3月末までを予定していて。その中にビジョン・ミッション・バリューの刷新も含んでいます。

代表があづささんになったことで、業務の多角化を進めます。「ハレ・プロモーション」が担うイベント開催事業、ココデンタルクリニックを管轄する医療事業、ほかにも物販事業も控えています。
もともと、弊社の活動内容は、代表を交代する前から、地域創生活動やNPO支援、kintoneエコシステムへの関与など多岐にわたっていました。これに加えて、リソースが分散しないようにしながら、よりよい方向に進めていきたいと思います。

弊社はチームとしての力が弱いと思っています。これは全て旧代表である私の責任です。
新代表に変わった後も、新代表の意思を優先しつつ、チーム作りに協力したいと思います。

まずはメンバーが公私ともに充実するよう、無理も残業もさせず、会社の成長と個人の生活向上を両立させたいと思います。

今後とも、なにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築
今月も外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は13回です。リアル共遊開発は2社様に対して3回、6時間。オンライン共遊開発は3社様に対して3回、4.5時間。
オンライン商談はざっと数えたところ34回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約15枚です。

今月は、オフラインの交流は会社としては、以下の通りです。





・サイボウズ社でのイベント登壇(12/2)
弊社役員(私)が登壇者として参加し、失敗談を皆さんの前で披露しました。
おかげさまでインパクトを残せたようでよかったです。



・kintoneの講師(12/6)。
こちらでは会場に数名の知己の方もお越しいただき、交流を深められました。FormBridgeとkViewerとkintoneの活用方法について語りました。




・第2回 沼田地域クラウド交流会(12/14)。
こちらは私と代表で参加しました。皆さんで今後の沼田ちいクラについて熱い会話が繰り広げられたのが印象に残っています。


・新代表と旧代表が山梨県活性化プロジェクトの忘年会に参加しました(12/17)。
またまた山梨でいろいろなご縁ができました。今回もとても刺激を受けました。山梨との皆様のご縁は来年も広がっていきそうです。



・Cybozu Days 2025打ち上げ
10/27-28に行われたCybozu Days 2025の運営メンバーと一緒に打ち上げを行いました。
今年の反省はすでに済ませていたので、来季に向けた話もできました。


・お客様との飲み会
昨年も、この春にもこの三家族で懇親会を行いました。こうやってお客様やメンバーの家族と飲み会ができることが素晴らしいです。


・Generative AI Conference 2025
いろいろと刺激を受けたカンファレンスでした。受けた刺激は仕事の成果に昇華させたいと思います。

なお、ほかにも私が参加したイベントは、
・Canva Voyager Marina 2026
・スナックジョイゾー
・よっちゃばれっkintone無尽
がありますが、これらは個人のまとめに譲ります。

また弊社の総務人事経理担当や役員もそれぞれ個人で複数のイベントに参加しています。

これからもkintoneエコシステムの一員として、弊社も力を尽くし、盛り上げていきたいと思っています。
引き続きよろしくお願いいたします。


§ 対外活動
今月はこちらのイベントに参加しました。サイボウズ社での登壇イベント(12/2)。第2回 沼田地域クラウド交流会(12/14)。山梨県活性化プロジェクト忘年会(12/17)。Cybozu Days 2025打ち上げ(12/22)。

こちらは弊社メンバーも参加したイベントも含めています。また、代表の活動については会社として参加したものに限定し、代表個人の活動はここでは割愛しています。

上にも書いたとおり、この春あたりから、弊社の役員や総務人事経理担当が、代表が言わなくても積極的にこうしたイベントに参加するようになってくれています。とても心強いです。
新代表はこうした活動に積極的です。今後は私と違って技術以外のイベントや山梨のイベントにも顔を出してくれるはずです。この辺りの価値観があっていたからこそ、私は新代表に譲る決断を下せました。

もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向とずれていきます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうように務めなければ。

奉仕活動だけでは続きませんが、営利だけを目指す企業になってはあまりにも殺伐とします。
このバランスは難しいし、その時々の社会状況や弊社の状況も含めて理想の形は見えないでしょう。ですが、追い求めたいと思います。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動
以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

ここにアップする記事も先月からは、弊社の活動に関する記事のみに分かちます。個人の活動については同様の記事を今後書きますし、そちらにリンク一覧として載せます。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは1本(
事例:株式会社八洲様
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

11月27日 11月27日 AIと共存するコーディングについて
11月28日 11月28日 中期計画の策定を始めています。
12月1日 12月1日 システム開発会社が演劇を手掛ける訳
12月2日 12月2日 渋沢栄一翁の生涯から学んだこと
12月3日 12月3日 流行語とは、首相のもどかしさ。
12月4日 12月4日 アドベントカレンダーは技術者のコミュニケーションスキルに良い
12月5日 12月5日 中途半端な都会の辺縁より、地方に進出した方が良い
12月8日 12月8日 Canvaとkintoneのコラボにワクワク
12月9日 12月9日 災害時にはオールドメディアも有効
12月10日 12月10日 AIによるスキルの勘違いと、人に対する期待値の混同に注意
12月11日 12月11日 Excelファイル分析はAIを用いても困難
12月15日 12月15日 地域を活かす活動をしたい
12月16日 12月16日 リモートとリアルの情報伝達の違い
12月17日 12月17日 AIの適切な利活用等に向けた知的財産の保護及び透明性に関する云々
12月18日 12月18日 手で生み出す発想力でAIにない価値を作る
12月19日 12月19日 お金のリテラシー
12月22日 12月22日 組織とは適材適所
12月23日 12月23日 イデオロギーに引きずられず、冷静にいきましょう
12月24日 12月24日 共遊開発と助成金/補助金は相性が良い
12月25日 12月25日 この冬に作る経営計画は重要
12月26日 12月26日 一年間ありがとうございました。

§ 年表

§ Xポストまとめ
2025年12月Xポストまとめ