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2024年のまとめ(法人)


●弊社の業績
§ 総括 目次

今年度は売上だけで考えれば、過去最高です。
昨年も過去最高の売り上げを達成しましたが、同時に人件費がかさみ、赤字幅も膨らみました。その影響は今年の1月の時点でもまだ顕著でした。
昨年からとりかかった単価アップが好影響を見せ始めたのは4月頃からで、それまでは苦しい状況が続きました。

今年度はその前の年の傷跡を癒やすだけでなく、次のステップに向けて踏み出した一年でもありました。
おそらく今年度も残り三カ月で過去最高の売り上げを達成できそうです。それだけでなく、利益の点でも持続可能な経営のために努力します。

大きく分けて今年度は以下の点で特筆すべきかと思います。

・代表以外のメンバーが外に向けて活動を始める。
・共遊開発の方針を打ち出す。
・弊社自体としての外向けの活動

一つ目は、弊社メンバーがコミュニティ参加を積極的に進めるようになったことです。
それによって弊社主催の甲府地域クラウド交流会が成功し、弊社役員が地域クラウド交流会認定オーガナイザーとして認定されました。他にもメンバーがkintone若手交流会やkintone Café 東京のスタッフになるなど、代表に頼っていた印象が払拭され始めています。その結果、Cybozu Days 2024は代表は抜きで企画をメンバーが行い、会社のサイトから代表の個人的な活動を分離することができました。

二つ目は単価を上げたこととです。その一環として、生産性の向上を意図した共遊開発に舵を切った事が功を奏しつつあることです。
代表が手を動かさずにお客様に手を動かしてもらう手法を用いることで、いくつもの案件を実装に導けるようになっています。これによって案件の数が増えても対応ができるようになり、メンバーへの負担増が抑えられると同時に単価アップを果たすことができました。

三つ目は会社自体が代表に頼らずに自立し始めたことです。ちいクラの主催者としての弊社の名前が表に出始めたことで、山梨での存在感は増しました。役員が山梨に設立した会社を通じて弊社も露出を増やしています。
また、Cybozu Daysも5年連続の出展を経て、さらにノーコード推進協会への加入やチーム応援サポーターの登録などがあり、会社として自立する方向が実を結びつつあります。

今期はあと三カ月残っています。年始からは新事務所も立ち上げます。その中で開発体制の拡充や開発の生産性向上などの策をうち、体制の強化に努めます。

弊社にとって2024年度でトピックとなる出来事は以下の通りです。なお、代表個人の参加は全てここからは除外しています。
・1月
・弊社がやまなしDXエンジンに加入しました(1/24)。
・弊社総務人事経理担当が「kintone × 20~23新卒 交流会」に参加しました(1/25)。
・2月
・弊社代表が甲府市のタケダストリートベースで登壇したレポートがやまなしDXエンジンで記事として公開していただきました。(ページ)
・弊社役員と人事経理担当が甲府市の4Uで移住者Meetup!~移住者x先輩移住者xロコ・交流会~に参加しました(2/9)。
・弊社代表がトヨクモ社より受けたインタビューの記事がアップされました(ページ)(2/16)。
・弊社代表・役員・人事経理担当がスナックジョイゾーに参加し、役員が企画した内容で皆さんと楽しみました(2/16)。
・弊社役員と人事経理担当が甲府市の4Uで山梨活性化プロジェクトに参加しました(2/21)。
・弊社人事経理担当がkintone界隈の23新卒会に参加しました(2/27)。
・3月
 なし(代表の個人活動多数)
・4月
・弊社役員と総務経理担当代表が「山梨県活性化プロジェクト」に参加しました(4/25)。
・5月
・弊社役員および総務メンバーが「山梨活性化フォーラム」に参加しました(5/15)。
・弊社代表・役員および総務メンバーで「千葉ちいクラ」に参加しました(5/16)。
・弊社代表・役員および総務メンバーで「スナックジョイゾー」に参加しました(5/17)。
・弊社代表・役員および総務メンバーで「kintone Café 神奈川 Vol.17」に参加しました(5/18)。
・弊社が再来月に主催予定の「甲府ちいクラ」に甲府市の後援が決まりました(5/21)。
・6月
・弊社代表と役員がサイボウズの永岡さんと甲府市内を行脚し、地域クラウド交流会(ちいクラ)のご挨拶やパンフレットの配布、ちいクラのプレゼンターの勧誘を行いました(6/9)。
・弊社代表と役員が前日に続いて甲府市内を行脚し、挨拶周りやパンフレットの配布を行うとともに、拠点開設に向けた物件の内覧も行いました(6/10)。
・弊社役員および総務メンバーが山梨県活性化プロジェクトに参加しました(6/19)。
・弊社総務メンバーが「スナックジョイゾー」に参加しました(6/21)。
・弊社代表と役員が「第一回 甲府地域クラウド交流会」の開催に先立ち、甲府経済新聞の取材記事に登場しました(6/25)。
・弊社が主催する「第一回 甲府地域クラウド交流会」を開催しました(6/29)。
・弊社役員がサイボウズ社より正式に地域クラウド交流会オーガナイザーとして認定されました(6/29)。
・7月
・弊社代表をはじめ五名が「kintone hive 2024 Tokyo」に参加しました(7/9)。
・弊社役員が「札幌地域クラウド交流会」に参加しました(7/13)。
・弊社総務人事担当がトヨクモUCNightに参加しました(7/26)。
・8月
・弊社代表と役員が高校生のチャレンジハイスクールに参加しました(8/18)。
・弊社役員と総務人事経理担当が山梨活性化プロジェクトに参加しました(8/21)。
・9月
・Cybozu Days 2024のウェブサイトが公開され、今年も弊社が出展することが発表されました(9/2)。
・弊社代表・役員・総務人事経理担当が輝け!第五回地域クラウド交流会全国グランプリ 2024 in 郡山の前夜祭に参加しました(9/6)。
・弊社代表・役員・総務人事経理担当が輝け!第五回地域クラウド交流会全国グランプリ 204 in 郡山に参加しました(9/7)。
・弊社代表・役員・総務人事経理担当が輝け!第五回地域クラウド交流会全国グランプリ 204 in 郡山の遠足編に参加しました(9/8)。
・弊社代表・役員・総務人事経理担当が第五回山梨県活性化フォーラムに参加し、役員は司会進行の役割を全うしました(9/11)。
・弊社役員・総務人事経理担当が4Uに参加しました(9/18)。
・弊社代表・役員がスナックジョイゾーに参加しました(9/20)。
・10月
・弊社役員・総務人事経理担当が第4回つばさを広げる会に参加しました(ページ)(10/2)。
・弊社で新たな銀行口座を開設しました(10/11)。
・弊社代表と役員が農業WEEKとメディカルジャパンに参加しました(10/11)。
・弊社役員・総務人事経理担当が山梨県活性化フォーラムに参加しました(10/16)。
・弊社代表・総務人事経理担当がスナックジョイゾーに参加しました(10/18)。
・弊社総務人事経理担当がkintone Café Tokyo Vol.18に運営スタッフとして参加しました(10/18)。
・弊社が新たな法人用クレジットカードを取得いたしました(10/22)。
・弊社が新たな法人用クレジットカードを取得いたしました(10/23)。
・11月
・弊社代表と役員によるXのスペースを使った音声配信を始めました(11/1)。
・弊社が千葉県産業振興センター様の取り組み「千葉デジタル支援パートナー」に登録されました(11/5)。
・弊社がCybozu Days 2024に出展しました(11/7)(11/8)。
・12月
・弊社ウェブサイトから代表による個人的なコンテンツを全て非表示にし、代表の個人ウェブサイトに移設しました(12/1)。
・弊社が構築に携わった「やるじゃん横浜収穫体験パーク」が仮オープンしました(12\2)。
・弊社役員がPOTLUCK×ちいクラのスタッフとして参加し、代表と総務人事担当が参加しました(ページ)(12/4)。
・弊社総務人事担当がkintone若手交流会の運営スタッフとして参加しました(ページ)(12/6)。
・弊社がLegalOn Cloudとの契約を行いました(12/20)。
・弊社の狛江のサテライトオフィスから荷物を引き払いました(12/22)。
・弊社がノーコード推進協会の正会員に加入し、ノーコード推進協会の会員一覧に掲載していただきました(ページ)(12/24)。
・弊社がサイボウズ社のチーム応援サポーターの一覧として登録いただきました(ページ)(12/24)。
・弊社の新事務所の賃貸契約を行いました(12/27)。

こうした活動を通じ、少しずつ弊社として会社らしくなってきたのがの見えてきます。
代表はここに挙げた以外にも各地のコミュニティに参加していますが、それらは会社の活動から一線を画します。

§ 業務パートナー 目次

今年も新たな業務パートナー契約を結びました。
ただ、かつて行った失敗を繰り返さぬよう、弊社から業務を依頼する形式のパートナーはそこまで増やしていません。
ただ、案件増に対応するため、年末になってある会社様とパートナー契約に向けて一歩を踏み出しています。

失敗せぬよう、慎重に行います。

また、今年のCybozu Days 2024の出展もほぼ弊社メンバーで固め、外部からは一名だけをお願いしています(チラシ配りでもう一名もいましたが)。

来期は新事務所を構えたこともあり、会社と代表を切り分けたこともあり、山梨で役員が会社を立ち上げることもあり、新たな活動を展開していく予定です。

§ 開発案件 目次

今年はkintone案件が9割を占めるまでになりました。
浅く広く、さまざまな業務に手を出すことで、自らの首を絞めたかつての失敗は繰り返しません。
ただ、kintoneと言っても単に開発を請け負うだけではありません。様々な道があります。また、kintoneと連携するSaaS/PaaSにも目を配らなければなりません。
軸はkintoneにおきつつも、kintoneだけに自らを縛らぬようにしています。

今年も引き続きサイボウズ社オフィシャルパートナーとして認定いただけており、弊社代表がkintoneエバンジェリストとして引き続き活動しています。
kintoneエコシステムが押しも押されもせぬ認知度を得ている今、弊社もある程度の認知度が頂けるようになってきています。

今年度は増え続ける案件数をこなすための工夫として共遊開発を打ち出しました。世間でよくいう伴走支援の亜流ではありますが、レガシーな保守サービスを伴走というのではなく、
共に楽しみながらお客様にkintoneのコツを惜しまず伝えるやり方として、一定の成果が出始めています。来年もこのやり方を推し進めつつ、既存の開発案件は弊社メンバーが担う体制を採ります。
言語環境や開発環境に対する知識は常に学び、習得し続けることが求められます。

まだ開発手法や体制や標準化については改善の余地が多い弊社ですが、弊社メンバーがkintoneのアプリ連携については実装できるようになっており、より知識を得てもらうための教育体制を拡充します。来年早々からの新事務所開設はそれを意図しています。

§ 財務基盤の堅牢化 目次

ようやく少しずつ財務が回るようになってきました。
それは前の年の人事施策の失敗のダメージからの回復です。経理は弊社メンバーが税理士の先生と連携しつつ進めています。
今年の頭に膿を出し切る大手術をし、弊社単体では年末までになんとかなるようになりました。

ただ、まだ財務体制は盤石になっていません。案件の定期確保も重要ですが、まだ既存の単価設定のままの案件があり、これを早めに是正することが喫緊の課題です。
また、それだけでなく、共遊開発のようなより安定性の高い業務を手掛ける必要があると思っています。

§ 社内体制 目次

昨年はメンバーの増強に踏み切ったものの、失敗に終わりました。それによって弊社の財務は窮し、雇ったメンバーも根付きませんでした。
そこでこの一年は新たなメンバーは増やさない方針を堅持し、メンバー5人と専任の外注メンバー2人の体制でやり通しました。

ただ、固定メンバーになってもチーム力の錬磨にはつながっていません。
チーム・ビルディングを図るため、価値観の共有も図る施策を取り入れたのですが、うまくいっていません。
代表自身が個人事業主/一匹狼の資質が強く、それも影響しているのでしょうか、個人事業主の集まりのような状態が続いています。
これは、リモートワークの悪い点が出ているとみています。
今年一年、役員にも1on1を何度かメンバーに対して行ってもらうなど、改善に努めたのですが、チームとしての力を発揮してもらうにはどうすればよいか。
新事務所の設置はそれを是正することを目指しています。
おかげで個々のメンバーに任せられる案件も増えていて、個人の力は伸びています。後はそれをチームとして補い合うことができるかどうかです。

今年の頭には以下の企業理念と経営理念を刷新しました。

企業理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念
「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

上の理念はまだ手を入れることは考えていません。が、新事務所設置の効果が出ないようなら、さらに抜本的なやり方を考えなければなりません。年始にさまざまな検討を重ね、来年早々に新たな施策を打っていきます。

§ 人脈の構築 目次

今年は昨年にも増して登壇も含めた露出および交流を増やしました。
代表は個人的な立場で遠方にも顔を出していますが、それよりも弊社メンバーがそれぞれコミュニティに顔を出し、知己を増やしていることが素晴らしいです。

11月から代表個人の活動は会社の活動と別に分けることにしました。
非営利のコミュニティにも参加する中、会社の利益誘導になっているのではないかとの誤解を避けるためです。

そのため、以下の活動からも代表の活動は除きます。

ちいクラ(地域クラウド交流会)のオーガナイザーとして認定された役員の活動は山梨を中心に来年も続けていきます。
また総務経理人事メンバーは引き続き、kintone若手交流会のスタッフとして、kintone Café 東京のスタッフとして代表に成り代わってコミュニティでの認知度を増やしてくれています。
トヨクモ社やジョイゾー社のイベントにも一人で参加するまでになっています。

§ 対外活動 目次

2024年度は代表は様々な場所に登壇しましたが、それは本稿では書きません。

以下に活動に関する記事を挙げます。

2024年の抱負
RICOH kintone plusのRICOH 帳票作成プラグインの攻略ポイント
地域クラウド交流会 in 甲府を開催します
事例:株式会社丸正田中様
第1回甲府地域クラウド交流会を主催しました(準備編)。
第1回甲府地域クラウド交流会を主催しました(当日編)。
kintone hive 2024 Tokyoに参加してきました
輝け!!第5回地域クラウド交流会全国グランプリ in 郡山に参加してきました
SORACOM Fluxとkintoneをつないでみた
Cybozu Days 2024をきっかけに
事例:公益社団法人かながわ福祉サービス振興会様
ノーコード推進協会に加入しました
この度弊社はサイボウズ社のチーム応援サポーターとして登録されました
サイボウズデイズ2024の感想という名の一年の振り返り

§ 執筆活動 目次 三年前にCarry Meさんが運用する本音採用でブログ「アクアビット 航海記」の連載をさせていただきましたが、今年は一本もアップできていません。
また、以下に1月から12月のまとめ記事を挙げていますが、1月から10月にかけては代表と会社の活動を分けていません。しかし、そのまま挙げています。


2024年12月のまとめ(法人)


令和六年十二月。

早くも下半期も半ばを過ぎました。
今月は年末の締めなどがあり、複数の案件で検収があり、師走にふさわしくバタバタとしていました。

おかげさまで弊社の業績は伸びています。
一方、今のわが国の状況は悲観的な論調が多いです。私も今のままだとまずいと思っています。

SNS上ではイデオロギーの争いが起きていて、左右にふらふらと危なっかしく揺れています。
イデオロギーを揺らすのは、経済、国際関係、生成AIの浸透など、目まぐるしく動く私たちの環境です。
この複雑な世の中において、情報技術を適切に使いこなすスキルの持ち主が必要とされています。弊社にも研修の依頼や、共遊開発等の依頼をいただいており、課せられた期待を感じています。

達成度5割。達成感6割。満足感6割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。


●弊社の業績

§ 総括
十二月度の売上は目標を上回りました。

今月は複数案件の実装が佳境を迎えたり、無事に検収を終えられたりしました。

今月もまだ、Cybozu Daysをきっかけとしたご縁からの受注には至れていません。というのも、複数の既存の案件が多数の部署からの様々な依頼に次々と応えなければならず、新たなお客様案件があまり増やせないためです。
私の中では、1社あたり売り上げ高の10%。それを10社というのが理想です。その割合が偏らないように腐心しています。
案件の引き合いは相変わらずいただけていますが、単価を上げ、かつ請負開発ではなく、共遊開発の割合を増やしていくことで少しずつ絞り始めています。

先月のCybozu Daysの成果を受け、弊社の活動と代表の活動を分けました。ホームページの分離を行いました。
本稿も会社の活動に特化しています。

今後は本稿において、アクアビットという組織として価値を訴求します。
もちろん代表は引き続き代表社員として会社にはいますし、会社を責任を持って経営します。

経営者として、AIの活用、メンバーの雇用、事務所の開設、新規サービスの立ち上げ、開発体制の充実など、やるべきことが多く課題は山積みです。

ただ、それもkintoneが社会に受け入れられ、弊社にも引き合いが増えているからです。そのことに感謝します。
今がチャンスであるからこそ、次の一歩は踏み出すべきでしょう。来春からの新体制に向け、手を打ち始めています。
かつてと同じ轍を踏まぬよう焦らず着実に。

まずは、開発案件と共遊案件の使い分けです。
開発案件は弊社メンバーが主に対応します。メンバーに負荷をかけないため、業種をなるべく絞ります。
一方、共遊開発は業種を絞らず広く柔軟に代表が関わります。
業種を絞らない理由は、弊社のビジネス機会を損失させるからです。

この二つを使い分けようと思います。

そのためには、事務所開設も含め、体制を変革すべき時期に来ています。
そこで、来月から新事務所を設けます。今月は契約の締結を行いました。

今のメンバーとの距離感の取り方や自分の経営者としてのスタンスは見えてきました。また、少しずつ会社を経営するに当たって置くべき力点や、メリハリが掴めるようになってきたような気がしています。
それを踏まえて、新事務所で試行錯誤を重ねます。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。

・弊社ウェブサイトから代表による個人的なコンテンツを全て非表示にし、代表の個人ウェブサイトに移設しました(12/1)。
・弊社が構築に携わった「やるじゃん横浜収穫体験パーク」が仮オープンしました(12\2)。
・弊社役員がPOTLUCK×ちいクラのスタッフとして参加し、代表と総務人事担当が参加しました(ページ)(12/4)。
・弊社総務人事担当がkintone若手交流会の運営スタッフとして参加しました(ページ)(12/6)。
・弊社がLegalOn Cloudとの契約を行いました(12/20)。
・弊社の狛江のサテライトオフィスから荷物を引き払いました(12/22)。
・弊社がノーコード推進協会の正会員に加入し、ノーコード推進協会の会員一覧に掲載していただきました(ページ)(12/24)。
・弊社がサイボウズ社のチーム応援サポーターの一覧として登録いただきました(ページ)(12/24)。
・弊社の新事務所の賃貸契約を行いました(12/27)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。


§ 業務パートナー
今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

パートナー費用も含めて、次のやり方で開発を行い、より価値を思い出せるように弊社からも指導が欠かせないと思っています。


§ 開発案件
今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。

弊社は、共遊開発の割合を増やしています。それは、ノーコードツールとしてのkintoneならではの手法です。
カスタマイズ開発は引き続きこなせるだけの技術力は持っておくべき。
ただ、それ以上にkintone案件の数が増えている今、すべきは、お客様の求める品質と速度で実装を進めることです。
しかも、その方が弊社も手離れがよくなります。

弊社は手を動かさず、お客様に開発を行ってもらう開発手法を共遊開発と名付けました。今、新規案件についても積極的に共遊開発の提案を進めています。
今月も複数の案件が動いています。成果を挙げて完了したお客様もいます。新たな引き合いも複数いただいています。手ごたえを感じています。

昨年、以下のとおりに弊社の今後の業務の進め方を決めました。

・代表がお客様に入って共に実装に向けて努力する。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

私が担当する共遊案件に関しては私だけで完結できる事例が増えています。それをもう少し押し進めたいと思います。
弊社が受ける開発案件の割合を減らし、かつ定期的な開発案件は常に持っている状態にすれば、弊社メンバーにも負担を強いることなく、技術力を維持しながら、増える一方の案件をさばけるはず。
一昨年まで安すぎた単価設定も大幅に上げたことで、経営的にも少しずつ光が見えてきました。
共遊開発の単価は今はこれ以上の値上げは考えませんが、開発単価はもう少し上げました。

弊社メンバーからは、案件の種類が多すぎる、もう少し絞って案件に集中したいとの思いも感じられます。
ただ経営者の立場からは、案件を絞ることでリスクがあります。契約解除による売り上げ停止のリスクもさることながら、特定のお客様のみに頼ることで進歩が止まることの方が重いと思います。技術者としての進歩が止まると世の中の進歩についていけず、それ以外の案件を取れる可能性からも遠ざかります。むしろ、メンバーの成長という意味でも悪手だと考えます。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化
財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

今年の一月、大きな荒療治を行って状況をリセットしました。
昨年度は赤字だったにもかかわらず、それによって少しずつ持ち直しの兆しはあります。

また、今年度に入ってから何度かに分けて単価をアップしました。それによって、収支は少しずつ改善してきたように思います。
今月はまとまった入金があったため、財務的には一旦一息つけました。
後少し、油断せずに耐え忍びます。

そして、メンバーに出す給与も早く上げられるよう、努力します。

弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 三年前の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
2024年の正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。

企業理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念
「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、代表の考え方の軸はぶれていません。たた、顧客のためにと思って設定した単価が安すぎただけで。

弊社の活動内容に、地域活動やNPOやkintoneエコシステムへの関与と営業活動の両立を組み込みますが、それが元でメンバーに過度な負担をかけないように配慮しなければ。

昨年の4月より弊社に正式に加わってもらった代表の長女に人事・総務・経理の作業を任せました。
さらに、今年から、今まで名前のみの役員だった代表の妻にもチーム作りの担当として加わりはじめてもらっています。また、妻は6月末に弊社が主催したちいクラ(地域クラウド交流会)も準備をやり切り、当日も成功させてくれました。
山梨でもそれ以来、いろいろな話が動いています。すでに役員の妻は9月に借家を甲府に確保し、別会社(ハレ・プロモーション)設立に向けて来年早々に登記を終わらせるそうです。登記提出間近の段階です。
私も年末になってようやく甲府の借家を見てきました。甲府駅から歩いて数分で、広さもある程度確保できていて、とてもよいと感じました。
弊社の事務所は来年早々に町田に設けるため、甲府の事務所は登記しません。が、来年は甲府や山梨でも活動範囲を広げる予定です。その時に甲府のこの拠点はたまに使わせてもらう予定です。ハレ・プロモーションの事務所でもあるため。

今年は年末になって代表の長女がブログを書いてくれました。「サイボウズデイズ2024の感想という名の一年の振り返り」というタイトルで。音声入力で書いたという割には、きっちりと構成されていて、書いた当人の個性も出ているよい文章です。今年は弊社開発メンバーには振り返り文章は書かなくてよい代わりに、企画をになったメンバーに書いてほしいと依頼しましたが、年度末にきっちりと書きあげてくれました。こうしたブログが代表以外が書けるようになってくると、弊社としてもスケールアップできそうです。

来春でいろいろと変えようと考えています。
今後とも、なにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築
 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約9回です。リアル共遊開発は一社様に対して2回、11時間。オンライン商談はざっと数えたところ約29回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約27枚です。
今月後半に代表がインフルエンザに罹ってしまったため、忘年会のいくつかを断念しました。

今月は、オフラインの交流は以下のイベントの中で深められました。

・POTLUCK×ちいクラ


先月のCybozu Daysの出展の結果、弊社も新たなステージに進んだように思います。

その結果が「ノーコード推進協会」の正会員登録とサイボウズ社のチーム応援サポーターの登録です。

他にも、ここに書くにはまだ早い話も続々ときています。
もう少し固まれば、それらについてもお話ができると思いますが、まずは次のレベルに進みます。

今月は弊社の活動と代表の活動を分けました。ウェブサイトも分けましたし、この投稿も分けています。
その結果、個人としての活動と会社の活動が分たれ、会社として目指すべきと個人として追求すべき目標が明確になったように思います。
個人としてはほかにもいくつかのイベントで新たなご縁をいただきましたが、それは本稿からは割愛します。

今までの弊社のコミュニティ参加は代表のみ一人でしたが、役員や総務経理人事担当がそれぞれ独自にコミュニティに参加するようになってます。
総務経理人事担当も先月からkintone Café Tokyoとkintone若手交流会の運営スタッフにも名を連ね、おっかなびっくりながら活動を始めています。今月もkintone若手交流会があり、参加していたと聞いています。

これからもkintoneエコシステムの一員として、弊社も力を尽くし、盛り上げていきたいと思っています。
引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動
今月はこちらのイベントに参加しました。「POTLUCK×ちいクラ」(12/5)。kintone若手交流会(12/6)。

こちらは弊社メンバーも参加したイベントも含めています。また、会社として参加したものに限定し、代表個人の活動は割愛しています。

上にも書いた通り、この夏前あたりから、弊社の役員や総務人事経理担当が、代表が言わなくても積極的にこうしたイベントに参加するようになってくれています。とても心強いです。

もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向とずれていきます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうようにつとめなければ。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動
以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

ここにアップする記事も先月からは、弊社の活動に関する記事のみに分かちます。個人の活動については同様の記事を今後の書きますし、そちらにリンク一覧として載せます。

今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは3本(
ノーコード推進協会に加入しました
この度弊社はサイボウズ社のチーム応援サポーターとして登録されました
サイボウズデイズ2024の感想という名の一年の振り返り
) 。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

11月28日 11月28日 ハワイで学んだこと⑤
11月29日 11月29日 ハワイで学んだこと⑥
12月2日 12月2日 会社のウェブサイトから個人コンテンツを除きました
12月3日 12月3日 今月より体制構築をさらに進めます
12月4日 12月4日 意思統一の難しさ
12月5日 12月5日 話すスキルは練習しましょう。
12月6日 12月6日 kintoneの周辺サービスの知識も増やさなければ
12月9日 12月9日 地方でのコミュニティ立ち上げは誰かがやらねば
12月10日 12月10日 米内光政氏を偲んで
12月11日 12月11日 教育者として活動する方途を考えたい
12月12日 12月12日 肩書などない方が良い。少なくとも死後は。
12月13日 12月13日 DXという言葉はしばらく使うのを控えます。
12月16日 12月16日 kintoneに創造力発揮の場は残って欲しい。
12月17日 12月17日 mixi2がやって来た
12月18日 12月18日 休める余裕があり、規則の緩い会社を目指したい。
12月19日 12月19日 あるべきパフォーマンスの基準が難しい
12月20日 12月20日 弱気になっても安定思考に堕ちないために
12月23日 12月23日 収入が減るのが嫌なら、支出を減らすしかない
12月24日 12月24日 有事のためにさまざまな組織に属しておく
12月25日 12月25日 案件をこなせる体制にします。

§ 年表

 ・十二月お仕事

 先月から記載を割愛します。

§ Xポストまとめ
・十二月ポスト
https://togetter.com/li/2487278


2024年11月のまとめ(法人)


令和六年十一月。

早くも下半期に入って二月目を過ぎました。
今月はCybozu Daysです。今年も弊社は無事に出展を果たしました。

その最中にはアメリカ大統領選の投票が行われ、トランプ前大統領が再び返り咲くことが決まりました。

わが国でも国家の歳入支出と国民の生活について活発な意見が頻出しました。

今後のわが国の行く末について、このままではまずいと国民の多くが考え始めているように思います。

経済、国際関係、生成AIの浸透など、私たちの環境は目まぐるしく動いています。
その複雑な世の中において、情報技術を適切に使いこなすスキルの持ち主が必要です。弊社に課せられた期待を感じています。

達成度6割。達成感7割。満足感7割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。


●弊社の業績

§ 総括 十一月度の売上は目標を上回りました。

今月はCybozu Daysが催されました。弊社も五年連続五回目の出展を果たしました。
今年の弊社は医療とkintoneをテーマに出展しました。予想を遥かに超えた医療関係者の来訪を受けました。さらに嬉しかったのは、代表が準備にほぼ関らずにメンバーが企画や準備をやり遂げてくれたことです。

今月はまだ、Cybozu Daysをきっかけとしたご縁からの受注には至れていません。元々の案件の実装が多数あり、それにバタバタしていたのが実情です。
ただ、おかげでいくつかの案件はほぼ納品に漕ぎつけられました。
案件の引き合いは相変わらず途切れませんし、規模は大きくなっています。

Cybozu Daysの成果を受け、代表の個人事業主の延長だった弊社の体制を改める時期がやってきました。
まずは弊社ホームページから代表個人の活動の分離から着手しようと思います。
毎月のまとめについても、今までは代表の動きを中心に記載していました。が、末尾の動向の羅列を始め、今月から変えています。また代表個人の毎月のまとめについても、今月から別の個人サイトを作成し、そちらに移す準備を進めています。リンク先の記事の一覧についても法人サイトにアップされた記事や会社としての活動のみに限定します。

今後は長井のやっている会社ではなく、アクアビットという組織として価値を訴求します。
発信も会社の活動と、代表の活動を全て分離します。
もちろん代表は引き続き代表社員として責任を持って経営します。

経営者として、AIの活用、メンバーの雇用、事務所の開設、新規サービスの立ち上げ、開発体制の充実など、やるべきことが多く課題は山積みです。

ただ、それもkintoneが社会に受け入れられ、弊社にも引き合いが増えているからです。そのことに感謝します。
今がチャンスであるからこそ、次の一歩は踏み出すべきです。すでに来春からの新体制に向け、手を打ち始めています。
かつてと同じ轍を踏まぬよう焦らず着実に。

まずは、開発案件と共遊案件の使い分けです。
開発案件は弊社メンバーが主に対応します。メンバーに負荷をかけないためには、業種をなるべく絞らなければなりません。
ただし、業種を絞ることは弊社のビジネス機会の損失に繋がります。
それを補完するため、共遊開発については、業種・業態を問わずに取り組むつもりです。そのため、広く柔軟に対応できる代表が関わります。
この使い分けで経営しようと思います。

開発案件は、最初の営業フェーズと上流のヒアリングだけ代表が関われば、後はだいぶ弊社メンバーで回るようになってきました。

ただ、まだ個人個人のスキルに頼っています。チームとしての掛け算の力が出しきれていません。弊社は個人事業主の集まりではなく、チームによる力を発揮しなければならない時期に来ています。
そのためには、事務所開設も含め、体制を変革すべき時期に来ています。

今のメンバーとの距離感の取り方や自分の経営者としてのスタンスは見えてきました。また、少しずつ会社を経営するに当たって置くべき力点や、メリハリが掴めるようになってきたような気がしています。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。

・弊社代表と役員によるXのスペースを使った音声配信を始めました(11/1)。
・弊社が千葉県産業振興センター様の取り組み「千葉デジタル支援パートナー」に登録されました(11/5)。
・弊社がCybozu Days 2024に出展しました(11/7)(11/8)。

上に書いた以外にも、今月はホームページ分離作業と事務所探しを始めました。他にも、弊社にとって大きなトピックがいくつかあります。そのトピックの詳細については発表できる時期が来れば書きます。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。


§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

パートナー費用も含めて、次のやり方で開発を行い、より価値を思い出せるように弊社からも指導が欠かせないと思っています。


§ 開発案件 今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。

今月に開催されたCybozu Daysは、今までで最高の来場者数があったようです。敢えて医療とkintoneというテーマを据えた弊社ブースにも今までCybozu Daysの出展経験で最高人数にお越しいただきました。

これは、kintoneやノーコードの認知度がさらに上がったということでしょう。

弊社は共遊開発の割合を増やしています。それは、ノーコードツールとしての盤石の地位を築いたkintoneならではの手法です。
カスタマイズ開発は引き続きこなせるだけの技術力は持っておくべき。ただ、それ以上にプラグインやサービスを駆使してお客様が求める業務を迅速に実現することが優先です。その方がお客様の満足度が高くなり、弊社も手離れがよくなります。その手法を学びつつあります。
弊社は手を動かさず、お客様に開発を行ってもらう開発手法を共遊開発と名付けました。今、新規案件についても積極的に共遊開発の提案を進めています。
今月も複数の案件が動いています。成果を挙げて完了したお客様もいます。新たな引き合いも複数いただいています。手ごたえを感じています。

昨年、以下のとおりに弊社の今後の業務の進め方を決めました。
・代表がお客様に入って共に実装に向けて努力する。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

少しずつ私が担当する共遊案件に関しては私だけで完結するようになっています。それをもう少し押し進めたいと思います。
弊社が受ける開発案件の割合を減らし、かつ定期的な開発案件は常に持っている状態にすれば、弊社メンバーにも負担を強いることなく、増える一方の案件をさばけるはず。
一昨季まで安すぎた単価設定も大幅に上げたことで、経営的にも少しずつ光が見えてきました。
共遊開発の単価は今はこれ以上の値上げは考えませんが、開発単価は今月も少し上げました。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

今年の一月、大きな荒療治を行って状況をリセットしました。
昨年度は赤字だったにもかかわらず、それによって少しずつ持ち直しの兆しはあります。

また、今年度に入ってから何度かに分けて単価をアップしました。それによって、収支は少しずつ改善してきたように思います。
後少し、油断せずに耐え忍びます。

そして、メンバーに出す給与も早く上げられるよう、努力します。

弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 三年前の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
この正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。

企業理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念
「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、代表の考え方の軸はぶれていません。たた、顧客のためにと思って設定した単価が安すぎただけで。

弊社の活動内容に、地域活動やNPOやkintoneエコシステムへの関与と営業活動の両立を組み込みますが、それが元でメンバーに過度な負担をかけないように配慮しなければ。

昨年の4月より弊社に正式に加わってもらった代表の長女に人事・総務・経理の作業を任せました。
さらに、今年から、今まで名前のみの役員だった代表の妻にもチーム作りの担当として加わりはじめてもらっています。また、妻は6月末に弊社が主催したちいクラ(地域クラウド交流会)も準備をやり切り、当日も成功させてくれました。
山梨でもそれ以来、いろいろな話が動いています。すでに役員の妻は9月に借家を甲府に確保し、別会社設立に向けて登記提出間近の段階です。

分けても今月はCybozu Daysの準備や企画を代表の力なしでやり切ってくれました。
その手ごたえを受け、今まで代表の個人事業の延長だった弊社も、会社として組織としてチームとして自立させなければという決断に至りました。
ホームページの分離や本稿の書き方を改めたこともその一歩です。

来春までにさらにいろいろな個所に手を入れようと考えています。
今後とも、なにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。

§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約14回です。リアル共遊開発は一社様に対して2回、4時間。オンライン商談はざっと数えたところ約32回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約160枚です。

今月は、オフラインの交流は以下のイベントの中で深められました。

・Cybozu Days 2024























今月は交流という意味で素晴らしい成果があったと思います。
まずはCybozu Daysの出展です。今までで一番と言えるほど、弊社ブースへの来場者数がありました。

ここでのご縁はとっても大事なご縁です。全国からkintoneエコシステムに関わる皆さんが集う場ですから。
その出会いを通して、弊社のkintoneエコシステム内の認知度向上にもつながります。

また、冒頭に書いた通り、弊社の活動と代表の活動を分けなければ、と決めたのも、Cybozu Daysでお会いしたある方からの意見でした。
個人事業主の頃に作ってから、いつかは分けるべきと理解しながら延ばし延ばしにしていたホームページ。
その結果、個人としての活動が会社の情報に含まれています。または、営利目的でやるべきでない活動報告が営利組織である会社のホームページに載っています。これらの点を指摘されました。
この非はホームページを放置していた私の怠慢と取られても仕方ありません。そこで個人の活動を分離させる作業に着手しました。本業多忙につき、分離する作業はまだ道半ばです。が、本稿から分けて書くようにします。

今までの弊社のコミュニティ参加は代表のみ一人でしたが、役員や総務経理人事担当がそれぞれ独自にコミュニティに参加するようになってます。
役員は主に山梨県の大きなコミュニティも含めた参加が常態化しており、今度またキュレーターという立場でのイベント運営に関わるようです。
総務経理人事担当も今月からkintone Café Tokyoの運営スタッフとして加わることとなり、それとは別にkintone若手交流会の運営スタッフにも名を連ねることが決まったようです。

こうしたメンバーの動きは、代表が業務に追われてコミュニティに関わる余裕をなくしている今、歓迎すべき点です。
上に書いた通り、私の知名度は私が思う以上に広がっているようです。ただ、私の活動のうち、弊社の業務に直接関係せず、kintoneエコシステムの健全な発展に当たる部分は、弊社としての発信から分離します。それにあたり、コミュニティへの参加も少しずつ弊社メンバーに委ねていくつもりです。

これからもkintoneエコシステムの一員として、弊社も力を尽くし、盛り上げていきたいと思っています。弊社に余裕がある時は助け、苦しい時は助けをもらえるようなWin-Winの関係を目指して。弊社もはやくもう少し上のレベルに進まなければ。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。「Cybozu Days 2024」(11/7)(11/8)。

こうした対外活動こそは経営者としてやるべきことであると同時に、弊社メンバーにこの方向性を理解してもらう必要があります。

今後は代表の個人的な活動と会社としての活動を分けていきます。11月までに22回の登壇回数を数えていますが、その続きは個人的な目標として個人サイトに移します。
上にも書いた通り、この夏前あたりから、弊社の役員や総務人事経理担当が、代表が言わなくても積極的にこうしたイベントに参加するようになってくれています。とても心強いです。

もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向とずれていきます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうようにつとめなければ。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

これらの記事も今月からは、弊社のページに関する部分のみに分かちます。個人の活動については同様の記事を今後の書きますし、そちらにリンク一覧として載せます。

今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは0本(
Cybozu Days 2024をきっかけに
事例:公益社団法人かながわ福祉サービス振興会様
) 。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

10月30日 10月30日 特撮技術とは、人の培った工夫と叡智の結晶である
10月31日 10月31日 システム仕様の伝達の効率化こそが生産性
11月1日 11月1日 タスクリストの共有化
11月5日 11月5日 音声配信を始めました
11月6日 11月6日 Cybozu Days 2024にあたり
11月7日 11月7日 会えるから話せることがある
11月8日 11月8日 ブースはあえてテーマを絞る
11月11日 11月11日 kintoneワイドコースについて
11月12日 11月12日 選挙とSNS
11月13日 11月13日 Accessからkintone
11月14日 11月14日 時間の使い方の追求は果てしない
11月15日 11月15日 デバイス連携はコミュニケーション連携につながる
11月18日 11月18日 自らの言動で身を処すしか
11月19日 11月19日 国外に出て危機感を感じたい
11月20日 11月20日 時差や環境の違いを体感する
11月21日 11月21日 テキストかビジュアルか、脳が得意な情報処理を把握する
11月22日 11月22日 ハワイで学んだこと①
11月25日 11月25日 ハワイで学んだこと②
11月26日 11月26日 ハワイで学んだこと③
11月27日 11月27日 ハワイで学んだこと④

§ 年表

 ・十一月お仕事

 今月から記載を割愛します。

§ Xポストまとめ
・十一月ツイート
https://togetter.com/li/2472955


2024年10月のまとめ(法人)


令和六年十月。

早くも下半期が始まっています。
おかげさまで案件の引き合いは好調であり、共遊開発も順調に増えています。徐々に業態を移行し、負担が増える開発案件の割合を減らす方向にあります。
失注は覚悟の上で大幅に単価を上げたにもかかわらず、ご発注いただけるのはありがたいです。

月末には衆院選がありました。
今後のわが国について、このままではまずいと国民の多くが真面目に行く末を考え始めているように思います。
今までのやり方のままでは本当にダメになると人々が気づき始めたことは大きいです。
経済、国際関係、生成AIの浸透など、私たちの周りの動きは速く、ダイナミックです。
その複雑な世の中において、情報技術を適切に使いこなさなければ、生産性や成果物の質に大きな開きが生ずることも明らかになっています。
それを痛感したとして、どうすれば情報技術を扱うのか。
それを教えるために技術者が必要とされています。

弊社も昨年の苦しみからようやく脱しつつありますが、まだ油断はできません。この世界の中でどう生き抜くべきか。
AIの活用、メンバーの雇用、事務所の開設、新規サービスの立ち上げ、開発体制の充実など、やるべきことが多く課題は山積みです。

それにもかかわらず、kintoneが社会に受け入れられ、必要とされている今、引き合いが増加しています。
チャンスであるからこそ、次の一歩は踏み出すべきでしょう。来春からの新体制に向け、手を打ち始めています。
かつてと同じ轍を踏まぬよう焦らず着実に。

達成度5割。達成感6割。満足感6割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。


●弊社の業績

§ 総括 十月度の売上は目標をぎりぎり上回りました。

案件の引き合いは相変わらず途切れません。しかも、規模は大きくなっています。
弊社は今まで業種・業態によって案件を選んだ事はありません。ですが、そろそろ絞ろうと思っています。

開発案件はうちのメンバーが業務を理解できるよう業種をなるべく絞った形に。代表が携わる共遊開発は業種を絞らず広く柔軟に。
この使い分けで運営しようと思います。

なぜそうするかというと、弊社メンバーに対して、ありとあらゆる業界のビジネスフローを理解してもらい、その上でkintone開発に携わってもらうのは負荷になると判断したからです。
ただし、そうすることで業種を絞り、弊社のビジネス機会を失うリスクが生じます。そのため、共遊開発については、業種・業態を問わずに取り組むつもりです。

kintoneの値上げがサイボウズ社から発表されました。弊社も今月から開発単価については上げました。

うちのメンバーも頑張って学んでいますし、成長もしています。
早く、各メンバーの力を足し算から掛け算にするため、来春に向けて次の一手を踏み始めています。

メンバーはいったん定着しました。それぞれに割り当てられた仕事を頑張ってくれています。

ただ、まだ個人個人のスキルに頼っています。チームとしての掛け算の力が出しきれていません。弊社は個人事業主の集まりではなく、チームによる力を発揮しなければならない時期に来ています。
そのためには、事務所開設も含め、体制を変革すべき時期に来ています。

今のメンバーとの距離感の取り方や自分の経営者としてのスタンスは見えてきました。また、少しずつ会社を経営するに当たって置くべき力点や、メリハリが掴めるようになってきたような気がしています。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。

・弊社代表がお客様とDX総合EXPOに参加し、各社様のブースを見て回りました(10/2)。
・弊社役員・総務人事経理担当が第4回つばさを広げる会に参加しました(10/2)。https://www.yamanashi-doyukai.gr.jp/oshirase/26559/
・弊社代表が農業WEEKとメディカルジャパンに参加しました(10/10)。
・弊社で新たな銀行口座を開設しました(10/11)。
・弊社代表と役員が農業WEEKとメディカルジャパンに参加しました(10/11)。
・弊社役員・総務人事経理担当が山梨県活性化フォーラムに参加しました(10/16)。
・弊社代表・総務人事経理担当がスナックジョイゾーに参加しました(10/18)。
・弊社総務人事経理担当がkintone Café Tokyo Vol.18に運営スタッフとして参加しました(10/18)。
・弊社が新たな法人用クレジットカードを取得いたしました(10/22)。
・弊社が新たな法人用クレジットカードを取得いたしました(10/23)。
・弊社代表がBridge for Innovation 2024 GUMMAで登壇しました(10/24)。
・弊社代表がfukunomoオンライン飲み会にお手伝いで参加しました(10/26)。
・弊社代表がエフライフ社小笠原さんのpodcastに参加し、podcastでデビューを果たしました(10/26)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。


§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

パートナー費用も含めて、次のやり方で開発を行い、より価値を思い出せるように弊社からも指導が欠かせないと思っています。


§ 開発案件 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。

kintoneはますますノーコードツールとして、業務改善ツールとして盤石の地位を築いていくでしょう。
今月の発注分から、kintoneは値上げ額が適用されました。しかし、値上げに関して弊社には影響はありません。
元々、安すぎた弊社の単価を昨年のうちに挙げておいたからです。

弊社は、共遊開発の割合を増やしています。それは、ノーコードツールとしての盤石の地位を築いたkintoneならではの手法です。
カスタマイズ開発は引き続きこなせるだけの技術力は持っておくべき。ただ、それ以上にプラグインやサービスを駆使してお客様が求める業務を実現できる速度は上です。しかも、その方がお客様の満足度が高くなり、弊社も手離れがよくなります。その手法を学びつつあります。
弊社は手を動かさず、お客様に開発を行ってもらう開発手法を共遊開発と名付けました。今、新規案件についても積極的に共遊開発の提案を進めています。
今月も複数の案件が動いています。成果を挙げて完了したお客様もいます。新たな引き合いも複数いただいています。手ごたえを感じています。

昨年、以下のとおりに弊社の今後の業務の進め方を決めました。
・代表がお客様に入って共に実装に向けて努力する。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

少しずつ私が担当する共遊案件に関しては私だけで完結するようになっています。それをもう少し押し進めたいと思います。
弊社が受ける開発案件の割合を減らし、かつ定期的な開発案件は常に持っている状態にすれば、弊社メンバーにも負担を強いることなく、増える一方の案件をさばけるはず。
一昨季まで安すぎた単価設定も大幅に上げたことで、経営的にも少しずつ光が見えてきました。
共遊開発の単価は今はこれ以上の値上げは考えませんが、開発単価はもう少し上げることも考えます。

その一方で、先月初めに弊社史上最高額の受注が決まりました。それは共遊開発ではなく、従来の開発手法に則った開発です。それに向けて弊社の体制をまとめていかなければと考えています。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

今年の一月、大きな荒療治を行って状況をリセットしました。
昨年度は赤字だったにもかかわらず、それによって少しずつ持ち直しの兆しはあります。

経営者としての未熟を痛感させられる毎日ですが、財務改善のためにまず取り掛からなければと考えた単価アップがうまく行きつつあります。
もう少しで状況が完全に好転しそうです。後少し、油断せずに耐え忍びます。今月は銀行口座の開設を手続きしたところ、二つの口座が開設できました。クレジットカードも三つ増やすことができました。
早く給与も上げられるよう、努力します。

弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 三年前の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
この正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。

企業理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念
「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、代表の考え方の軸はぶれていません。たた、顧客のためにと思い単価が安すぎただけで。

弊社の活動内容に、地域活動やNPOやkintoneエコシステムへの関与と営業活動の両立を組み込みますが、それが元でメンバーに過度な負担をかけないように配慮しなければ。

昨年の4月より弊社に正式に加わってもらった代表の長女に人事・総務・経理の作業を任せました。
さらに、今年から、今まで名前のみの役員だった代表の妻にもチーム作りの担当として加わりはじめてもらっています。また、妻は6月末に弊社が主催したちいクラ(地域クラウド交流会)も準備をやり切り、当日も成功させてくれました。
山梨でもそれ以来、いろいろな話が動いています。すでに役員の妻は9月に借家を甲府に確保し、別会社設立に向けて登記提出間近の段階です。

来春でいろいろと変えようと考えています。その時には上に挙げた理念や方針にも手を入れようと思っています。
今後とも、なにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約5回です。リアル共遊開発は二社様に対して2回、9時間。オンライン共遊開発は二社様に対して2回、3時間。オンライン商談はざっと数えたところ約34回ほどです。
今月、頂戴した名刺は45枚です。

今月は、オフラインの交流は以下のイベントの中で深められました。

・スナックジョイゾー



・Bridge for Innovation 2024 GUMMA




・fukunomoオンライン飲み会




今月は交流という意味で素晴らしい成果があったと思います。

今までの弊社のコミュニティ参加は代表のみ一人でしたが、役員や総務経理人事担当がそれぞれ独自にコミュニティに参加するようになってます。
役員は主に山梨県の大きなコミュニティも含めた参加が常態化しており、今度またキュレーターという立場でのイベント運営に関わるようです。

総務経理人事担当も今月からkintone Café Tokyoの運営スタッフとして加わることとなり、それとは別にkintone若手交流会の運営スタッフにも名を連ねることが決まったようです。

代表が業務に追われてコミュニティに関わる余裕をなくしているので、助かります。

これからもkintoneエコシステムの一員として、弊社も力を尽くし、盛り上げていきたいと思っています。弊社に余裕がある時は助け、苦しい時は助けをもらえるようなWin-Winの関係を目指して。弊社もはやくもう少し上のレベルに進まなければ。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。「DX総合EXPO」(10/2)。「第4回つばさを広げる会」(10/2)。「農業WEEK」(10/10)(10/11)。「メディカルジャパン」(10/10)(10/11)。「山梨県活性化フォーラム」(10/16)。「スナックジョイゾーVol.32〜清掃員ナイト」(10/18)。「Bridge for Innovation 2024 GUMMA」(10/24)。「fukunomoオンライン飲み会」(10/26)。












こうした対外活動こそは経営者としてやるべきことであると同時に、弊社メンバーにこの方向性を理解してもらう必要があります。
今年の年始の抱負として、登壇回数を36回と定めました。10月の時点で22回の登壇が果たせています。

上にも書いた通り、この夏前あたりから、弊社の役員や総務人事経理担当が、代表が言わなくても積極的にこうしたイベントに参加するようになってくれています。とても心強いです。

もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向とずれていきます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうようにつとめなければ。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは3本(
暗夜行路 前編
暗夜行路 後編
起業と倒産の失敗学
)。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは0本() 。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

9月27日 9月27日 フリーランス・事業者間取引適正化等法
9月30日 9月30日 公私混同という言葉をポジティブに
10月1日 10月1日 DXの言葉を考える
10月2日 10月2日 kintoneはプラットホーム。SaaSとは棲み分ける。
10月3日 10月3日 国産ノーコードツールに期待
10月4日 10月4日 独立するなら契約書は必ず読み書きできるように。
10月7日 10月7日 野球の監督に学べること
10月8日 10月8日 弊社の値決め史と反省
10月9日 10月9日 kintoneとRPA
10月10日 10月10日 展示会を見る前に目的を設定する
10月11日 10月11日 業務やソフトウエアの隙間を埋めるノーコードツール
10月15日 10月15日 技術者が言語スキルを上げるためにできること
10月16日 10月16日 こだわりは大成を阻みますよ
10月17日 10月17日 論理学とプログラミング
10月18日 10月18日 ノーコードツールと SQL文
10月21日 10月21日 XからBlueskyに移るべきか
10月22日 10月22日 事務所は楽しめる場にしたい 
10月23日 10月23日 衆議院議員選挙には参加しましょう
10月24日 10月24日 少しずつビジネス寄りの方々にも危機感が
10月25日 10月25日 お客様のご要望通りを満たすのは良くないこともある
10月28日 10月28日 podcast配信に参加してみて
10月29日 10月29日 円谷幸吉メモリアルホールを訪れて

§ 年表

 ・十月お仕事

東京ビッグサイト (東京国際展示場)、二俣川で作業・打ち合わせ×7、EKITERIA PRONTOでオンライン、ららぽーと海老名、Tully’s Coffee ららぽーと海老名店でオンライン会議、Starbucks ペリエ海浜幕張店で商談、幕張メッセで農業WEEKとメディカルジャパン参加、Starbucks ペリエ海浜幕張店で商談、幕張メッセで農業WEEKとメディカルジャパン参加、ガスト プレナ幕張店でオンライン会議、鶴川駅前図書館で作業、アクアビット サテライトオフィスで作業、EXCELSIOR CAFFé 新宿損保ジャパンビル店でオンライン会議、新宿で商談、府中で共遊開発、スナックジョイゾー、町田新産業創造センター、AWS Startup Loft Tokyoで作業、マクドナルド 品川港南口店でオンライン、品川で懇親会、Gメッセ群馬でBridge For Innovation 2024 GUMMA、ホテルサンコー高崎で作業、GROTTA PICCOLAで歓送迎会、目利きの銀次 二俣川北口駅前店で歓送迎会二次会、カラオケの鉄人で歓送迎会三次会、エフライフ社でfukunomoオンライン飲み会、Starbucks 郡山駅店で作業

§ Xポストまとめ
・十月ツイート
https://togetter.com/li/2442113


2024年9月のまとめ(法人)


令和六年九月。

早くも年度が始まって半年が終わろうとしています。
おかげさまで案件の引き合いは好調であり、共遊開発も順調に増えています。徐々に業態を移行し、負担が増える開発案件の割合も減ってきています。
失注は覚悟の上で大幅に単価を上げたにもかかわらず、ご発注いただけるのはありがたいです。

月末には自民党の総裁選があり、今後の日本経済についての方向性が不透明になりました。国際社会でも宗教や文化の違いによる紛争が戦争に発展しています。
その一方でLLMや生成AIの世界では連日新たなニュースがリリースされています。

そのような忙しない世界の中で弊社はどう生き抜いていくべきか。
AIの活用、メンバーの雇用、事務所の開設、新規サービスの立ち上げ、開発体制の充実など、やるべきことが多く課題は山積みです。

今はむしろ、そうした世の中の流れに乗らねばならないあまたの企業や団体からの引き合いが増加しています。チャンスであるからこそ、次の一歩は踏み出すべきですが、それは来年の春に行う予定です。
ここで焦るとかつてと同じ轍を踏んでしまうので、着実に行こうと思っています。

達成度6割。達成感7割。満足感7割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。


●弊社の業績

§ 総括 九月度の売上は目標をぎりぎり上回りました。

案件の引き合いは相変わらず途切れません。しかも、規模は大きくなっています。
弊社は今まで業種・業態によって案件を選んだ事はありません。ですが、そろそろ絞っていく方向で考えています。
むしろ、弊社が絞るのではなく、持ち込まれる案件の傾向が定まりつつあります。
その流れに逆らわず、業界特有の強みを理解することで、業界に存在する微妙な商慣習の差異を弊社の得意分野として取り込めるような気がしています。

kintoneの値上げがサイボウズ社から発表されました。それにもかかわらず引き合いは途切れていません。弊社が値上げできる余地もまだあると思わせるほどです。
弊社のkintone界隈での存在感も定着し、私の認知度も増してきたのでしょう。ありがたいことだと思っています。

うちのメンバーも頑張って学んでいますし、成長もしています。
はやく、各メンバーの力を足し算から掛け算にするため、来春に向けて次の一手を踏み始めています。

メンバーはいったん定着しました。それぞれに割り当てられた仕事を頑張ってくれています。
ただ、弊社としての一体感についてはまだまだ課題が残ります。無理に一体感を強いるのは逆効果でしょうし、自然とそういう雰囲気が醸成されるのが理想です。ただ、今の状態では新しいメンバーが参画してもすぐに抜けてしまう可能性が高いとみています。そのジレンマをもう少し考えてみようと、月末の週末に来春までの方針を検討しました。

今、kintoneの認知度が上昇し、その中で弊社の認知度も上がっています。この機会に弊社を大きくすべきなのでしょう。今、弊社に参画してもらえればそのメンバーが伸びる可能性もありますが、今の体制や制度はそれが見込めません。

今のメンバーとの距離感の取り方や自分の経営者としてのスタンスは見えてきましたし、少しずつ会社を経営するに当たっての力点のメリハリが掴めるようになってきたような気がしています。

経営者の立場から見たメンバーは、改善をお願いしたい部分や伸ばしてほしい部分があるのは確かです。それと同時に会社としての組織の求心力を高めたいのも確か。
ただ、そこはぐっとこらえようと思います。なるべくメンバーの作業を安定させ、かつ負担を感じさせないようなやり方はどうするか。
ただし、その分、私がお客様の共遊開発や商流のやり取りに追われていて、本当に余裕がありません。今月も本当に疲れました。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。

・Cybozu Days 2024のウェブサイトが公開され、今年も弊社が出展することが発表されました(9/2)。
・弊社代表・役員・総務人事経理担当が輝け!第五回地域クラウド交流会全国グランプリ 2024 in 郡山の前夜祭に参加しました(9/6)。
・弊社代表・役員・総務人事経理担当が輝け!第五回地域クラウド交流会全国グランプリ 204 in 郡山に参加しました(9/7)。
・弊社代表・役員・総務人事経理担当が輝け!第五回地域クラウド交流会全国グランプリ 204 in 郡山の遠足編に参加しました(9/8)。
・弊社代表がkintone hackに観戦参加しました(9/9)。
・弊社代表・役員・総務人事経理担当が第五回山梨県活性化フォーラムに参加し、役員は司会進行の役割を全うしました(9/11)。
・弊社代表がソラコムSPSパートナー会にLT登壇しました(9/12)。
・弊社代表がソラコムSPSパートナー会懇親会に参加しました(9/12)。
・弊社代表がにいがた総おどりに参加しました(9/15)(9/16)。
・弊社役員・総務人事経理担当が4Uに参加しました(9/18)。
・弊社代表・役員がスナックジョイゾーに参加しました(9/20)。
・弊社代表がkintone Café 糸魚川 Vol.1に参加しました(9/23)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。


§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

ただ、今月はパートナーに対してお願いが必要となりました。面談もしました。

弊社のやり方は、いわゆる従来の仕事のやり方だと少しなじみが薄いかもしれません。
そのカルチャーギャップがあるとすれば、弊社としてどうするかを考えなければ。共遊開発の割合を増やすことで、弊社メインの運用に変えられるか。


§ 開発案件 今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。

kintoneはますます盤石の地位を築いていくでしょう。
先々々月末にサイボウズ社より値上げのお知らせがありました。が、値上げに関して弊社には影響はありません。
元々、安すぎた弊社の単価を昨年のうちに挙げておいたのが功を奏しました。
単価アップの効果が少しずつ経営に好影響をもたらしている今、なおさらそう思っています。

弊社も今、共遊開発の割合を増やしています。それは、ノーコードツールとしての盤石の地位を築いたkintoneならではの手法です。
カスタマイズ開発はできるだけの技術を持ちつつも、プラグインやサービスを駆使してお客様が求める業務を実現したほうが顧客満足度が高くなり、弊社も手離れがよくなる。それを学びつつあります。
弊社は手を動かさず、お客様に開発を行ってもらう開発手法を共遊開発と名付け、積極的に提案を進めています。今月も複数の案件が動いています。成果を挙げて完了したお客様もいます。新たな引き合いも複数いただいています。手ごたえを感じています。

昨年、以下のとおりに弊社の今後の業務の進め方を決めました。
・代表がお客様に入って共に実装に向けて努力する。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

少しずつ私が担当する共遊開発案件に関しては私だけで完結するようになっています。
それをもう少し押し進めたいと思います。弊社が受ける開発案件の割合を減らし、かつ定期的な開発案件は常に持っている状態にすれば、弊社メンバーにも負担を強いることなく、増える一方の案件をさばけるはず。
一昨季まで安すぎた単価設定も大幅に上げたことで、経営的にも少しずつ光が見えてきました。
共遊開発の単価はこれ以上の値上げはせず、開発単価はもう少し上げることも考えます。

その一方で、今月初めに弊社史上最高額の受注が決まりました。それは共遊開発ではなく、従来の開発手法に則った開発です。それに向けて弊社の体制を一丸としているところです。
そのため、引き合いのあったkintoneを使わない案件を断らざるをえなくなりました。長年取引のあるお客様からの要望で金額もある程度いただけるとのことだったので、心苦しかったのですがやむなく。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

今年の一月、大きな荒療治を行って状況をリセットしました。
昨年度は赤字だったにもかかわらず、また持ち直し始める兆しはあります。

経営者としての未熟を痛感させられる毎日ですが、財務改善のためにまず取り掛からなければと考えた単価アップがうまくいっており、もう少しで状況が完全に好転しそうです。後少し、油断せずに耐え忍びます。
弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 三年前の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
この正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。

企業理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念
「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、代表の考え方の軸はぶれていません。たた、顧客のためにと思い単価が安すぎただけで。

弊社の活動内容に、地域活動やNPOやkintoneエコシステムへの関与と営業活動の両立を組み込みますが、それが元でメンバーに過度な負担をかけないように配慮しなければ。

昨年の4月より弊社に正式に加わってもらった代表の長女に人事・総務・経理の作業を任せました。
さらに、今月から名前のみの役員だった代表の妻にもチーム作りの担当として加わりはじめてもらっています。
先々々月末、弊社が主催したちいクラ(地域クラウド交流会)も妻と娘で準備をやり切り、当日も成功させてくれました。
山梨でもそれ以来、いろいろな話が動いています。ここではまだ書きませんが、もう少しすれば山梨で次の大きな動きも発表できると思います。

来春でいろいろと変えようと考えています。
今後とも、なにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約11回です。リアル共遊開発は一社様に対して2回、12時間。オンライン商談はざっと数えたところ約23回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約70枚です。


今月は、オフラインの交流は以下のイベントの中で深められました。


・郡山での地域クラウド交流会 全国グランプリの前夜祭/本編/遠足編への参加



・山梨県活性化フォーラム



・SORACOM SPSパートナー会


・にいがた総おどりの運営元の皆さん



・スナックジョイゾー


・kintone Café 糸魚川 Vol.1



今月は交流という意味で素晴らしい成果があったと思います。
kintoneを主に取り扱ってのシステム開発を行う弊社にとって、サイボウズ社、ジョイゾー社、MOVED社は欠かせません。さらにIoTを扱う際に避けては通れないSORACOM社。こうした会社さんの皆さんと交流が深められたことは、今月の大きな成果だと思っています。

これからもkintoneエコシステムの一員として、弊社も力を尽くし、盛り上げていきたいと思っています。弊社に余裕がある時は助け、苦しい時は助けをもらえるようなWin-Winの関係を目指して。弊社もはやくもう少し上のレベルに進まなければ。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。「輝け!第五回地域クラウド交流会全国グランプリ 2024 in 郡山 前夜祭」(9/6)。「輝け!第五回地域クラウド交流会全国グランプリ 2024 in 郡山」(9/7)。「輝け!第五回地域クラウド交流会全国グランプリ 2024 in 郡山 大人の遠足編」(9/8)。「kintone hack」(9/9)。「第五回山梨県活性化フォーラム」(9/11)。「ソラコムSPSパートナー会」(9/12)。「ソラコムSPSパートナー会 懇親会」(9/12)。「にいがた総おどり」(9/15)(9/16)。「4U」(9/18)。「チーム応援サポーター説明会」(9/19)。「スナックジョイゾーVol.31〜コレクターズナイト」(9/20)。「kintone Café 糸魚川 Vol.1」(9/23)。




こうした対外活動こそは経営者としてやるべきことであると同時に、弊社メンバーにこの方向性を理解してもらう必要があります。
今年の年始の抱負として、登壇回数を36回と定めました。9月の時点で21回の登壇が果たせています。
先々々月あたりから、弊社の総務人事経理担当が代表がいなくても積極的にこうしたイベントに参加するようになってくれています。とても心強いです。今月は弊社役員のあづささんが山梨県活性化フォーラムの司会進行の役を担うことになったのもトピックです。

もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向とずれていきます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうようにつとめなければ。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは2本(
CASOミーティング@真鶴の運営・参加をしました
輝け!!第5回地域クラウド交流会全国グランプリ in 郡山に参加してきました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは1本(
SORACOM Fluxとkintoneをつないでみた
)。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

8月29日 8月29日 感染症による分断をSFから考える
8月30日 8月30日 AIが技術者の仕事を奪うのはもう少し先
9月2日 9月2日 月の替わり目には新たな言語を学ぶ
9月3日 9月3日 今年もCybozu Days 2024に出展します。
9月4日 9月4日 パラリンピックの競技は興味深い
9月5日 9月5日 SFから得られる事業へのヒント
9月6日 9月6日 アンチパターンで学ぶ「仕事の進め方」
9月9日 9月9日 ここぞという時にはテンションを上げましょう
9月10日 9月10日 一度だけでなく何回もイベントはやる、参加する。
9月11日 9月11日 私のおぼろげな仕事の目的
9月12日 9月12日 山梨に着実に二拠点目が
9月13日 9月13日 たくさんの場面で話す練習をお勧めします。
9月17日 9月17日 システム開発の前には現場を見ておきたい
9月18日 9月18日 雑談力と街歩き
9月19日 9月19日 リモートワークにはある程度のスキルが必要
9月20日 9月20日 大谷選手から学ぶべき事
9月24日 9月24日 日本海側でkintone Caféをやる意味
9月25日 9月25日 どう組織を作るか、雇用するか。
9月26日 9月26日 自責思考。だから経営者

§ 年表

 ・九月お仕事

二俣川で作業・打ち合わせ×5、府中で共遊開発×2、co-ba koriyamaで地域クラウド交流会全国グランプリ前夜祭、郡山市立中央公民館で地域クラウド交流会全国グランプリ、郡山ビューホテルでで地域クラウド交流会全国グランプリ懇親会、Tully’s Coffee 小田急マルシェ新百合ヶ丘店でオンライン複数、EXCELSIOR CAFFé 新宿損保ジャパンビル店でオンライン、新宿で商談、ガスト 新宿西口エルタワー店でオンライン、4Uで山梨県活性化フォーラム、ソラコム本社でSORACOM SPSパートナー会収録、36524でSORACOM SPSパートナー懇親会、Bubby’s New YorkでSORACOM SPSパートナー懇親会二次会、アクアビットサテライトオフィスで作業、長岡小嶋屋で懇談、万代シテイバスセンターで見届け・挨拶、ぽんしゅ館 新潟驛店で懇談、マクドナルド 川崎ソリッドスクエア店で作業、川崎で商談、ジョイゾー社でスナックジョイゾー、Starbucks 多摩境店で作業、マクドナルド 多摩ニュータウン通り店で作業、魚が一番うまい店 煌凛丸で懇談、星場荘で作業、クラブハウス美山でkintone Café 糸魚川 Vol.1、星場荘で懇談、居酒屋 源兵衛で懇談、Starbucks 鶴川店でオンライン、三ノ輪で商談、サンマルクカフェ 中野坂上店で作業、中野坂上で商談、モスバーガー 関内店で打ち合わせ、関内で商談、ジョナサン 志茂駅前店で作業、ガスト 成瀬駅北口店で作業

§ Xポストまとめ
・九月ツイート
https://togetter.com/li/2442113


2024年8月のまとめ(法人)


令和六年八月。

早くも年度が始まって五か月が終わろうとしています。
おかげさまで昨年被ったダメージをふっ切るように売り上げは順調です。案件の引き合いが順調といった方が正しいかもしれません。
失注は覚悟の上で大幅に単価を上げたにもかかわらず、ご発注をいただけるのはありがたいです。
今月は新たな案件の開始よりも、以前からやってきた案件の成果が出始めた月でした。

AIの活用、メンバーの雇用、事務所の開設、新規サービスの立ち上げ、開発体制の充実など、やるべきことが多く課題は山積みです。ただ、ここで焦るとかつてと同じ轍を踏んでしまうので、着実に行こうと思っています。

今月は、システム開発だけでなく、地域コミュニティの取り組みでも徐々に成果が出始めました。

達成度6割。達成感5割。満足感6割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。


●弊社の業績

§ 総括 八月度の売上は目標を上回りました。

案件の引き合いは相変わらず途切れません。しかも、規模は大きくなっています。

kintoneの値上げがサイボウズ社から発表されたにもかかわらず引き合いは途切れていません。弊社の値上げもまだまだ足りないのかもと思わせるほどです。弊社のkintone界隈での存在感も定着してきたのでしょう。本当にありがたいことです。
うちのメンバーも頑張って学んでいますし、成長もしています。
早く、各メンバーの力を足し算から掛け算にしていかなければなりません。
ただ、今月は暑さと大雨で、さまざまなイベントが中止になったりと、思うように行きませんでした。それが仕事の能率を上げたのかもしれませんが。

メンバーも定着し、仕事を頑張ってくれています。
ただ、弊社としての一体感は薄れているように思います。逆に無理にそういう価値観をしたりしないほうがいいのかもしれませんが、それだと新しいメンバーが入れません。そのジレンマがあります。
上に書いた通り、kintoneの認知度とそのエコシステムの中での弊社の認知度が上がっているのは確かでしょうし、今弊社に加入してもらえれば伸びてもらえるのは確かなのに、組織の力が発揮できない悩みです。
もちろん、各自が自分にせられた仕事を何とかこなそうと前向きになっているのはありがたいのですが。
試験を受けたり、積極的に集まりに出向いたり。地域クラウド交流会を成功させたり。

ただ、その辺も含めて、今のメンバーとの距離感の取り方や自分の経営者としてのスタンスは見えてきたように思います。少しずつ会社を経営するに当たっての力点のメリハリが掴めるようになってきたといいますか。

経営者の立場から見たメンバーは、改善をお願いしたい部分や伸ばしてほしい部分があるのは確かです。
会社としての組織の求心力を高めたいのは確か。ただ、そこはぐっとこらえたいと思います。なるべく安定させ、かつ負担を感じさせないように。
ただし、その分、私がお客様の育成、寄り添いなどに追われていて、余裕がありません。今月は本当に疲れました。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。

・弊社代表がSORACOM Flux サービス説明セミナーに参加しました(8/9)。
・弊社代表と役員が高校生のチャレンジハイスクールに参加しました(8/18)。
・弊社役員と総務人事経理担当が山梨活性化プロジェクトに参加しました(8/21)。
・弊社代表が「本読まなくても良いかも!?「その仕事、AIエージェントがやっておきました」著者が書籍の内容を徹底解説」に参加しました(8/22)。
・弊社代表がWAGRI Open Dayに参加しました(8/23)。
・弊社代表がCASOミーティング@真鶴の運営として参加しました(8/24)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

ただ、今や弊社も開発案件の割合を下げると決めています。
私がお客様のサポートに入った後、こぼれ落ちた開発をうちのメンバーが担う運営に変えつつあります。

パートナーに対してお願いすることも減るでしょう。今は一度、タスクを整理する時期だと思っています。


§ 開発案件 今月は九割の開発案件がkintoneがらみでした。

kintoneはますます盤石の地位を築いていくでしょう。
先々月末にサイボウズ社より値上げのお知らせがありました。が、値上げに関して弊社には影響はありません。
元々、安すぎた弊社の単価を昨年のうちに挙げておいたのが功を奏しました。
単価アップの効果が少しずつ経営に好影響をもたらしている今、なおさらそう思っています。

ノーコードツールとしての盤石の地位を築いたkintoneは、カスタマイズ開発の余地がまだ残されています。
が、プラグインやサービスを駆使してお客様が求める業務を実現したほうが顧客満足度が高くなることを学びつつあります。
手を動かさずに、お客様に開発を行ってもらう開発手法をここ数年「伴走開発」と呼ぶようになっていますが、先月、「伴走開発」という言葉は誤解を受ける可能性があるからやめた方がよいと助言されました。

上のnoteにも記載した通りです。
そこで、昨年秋にサービス開始した「Go! Do! WithU」を「共遊開発」と名付けて展開したいと考えています。「伴走開発」のように語呂がよく、言いやすい言葉なので、広めていきたいと思います。

昨年、以下のとおりに弊社の今後の業務の進め方を決めました。
・代表がお客様に入って共に実装に向けて努力する。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

少しずつ私が担当する案件に関しては回るようになってきています。
それをもう少し押し進め、弊社が受ける開発案件の割合を減らし、かつ定期的な開発案件は常に持っている状態に何とか落ち着けようと思っています。
一昨季まで安すぎた単価設定も大幅に上げました。
上げた単価をベースに受注も取れるようになりました。それが自信にもつながっています。

昨年に出したGO! DO! with-Uを共遊開発と名付けを変え、さらにアビットリンク、さらにk-Report帳票統合サービスも併せて、弊社の価値をより世間に訴えていく必要があると思っています。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

今年の一月、大きな荒療治を行って状況をリセットしました。
昨年度は赤字だったにもかかわらず、また持ち直し始める兆しはあります。

経営者としての未熟を痛感させられる毎日ですが、財務改善のためにまず取り掛からなければと考えた単価アップがうまくいきそうなので、もう少し耐え忍びます。
弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 三年前の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
この正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。

企業理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念
「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、代表の考え方の軸はぶれていません。たた、顧客のためにと思い単価が安すぎただけで。

弊社の活動内容に、地域活動やNPOやkintoneエコシステムへの関与と営業活動の両立を組み込みますが、それが元でメンバーに過度な負担をかけないように配慮しなければ。

昨年の4月より弊社に正式に加わってもらった代表の長女に人事・総務・経理の作業を任せました。
さらに、今月から名前のみの役員だった代表の妻にもチーム作りの担当として加わりはじめてもらっています。
先々月末、弊社が主催したちいクラ(地域クラウド交流会)も妻と娘で準備をやり切り、当日も成功させてくれました。
山梨でもそれ以来、いろいろな話が動いています。私も妻も山梨で実績を作っていきたいと思います。

今後とも、なにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約16回です。リアル共遊開発は三社様に対して3回、10時間。オンライン商談はざっと数えたところ約24回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約70枚です。


今月は、オフラインの交流は甲府でのチャレンジハイスクールへの参加と、WAGRI Open Dayへの参加、さらには数カ月前から準備を進めていたCASOミーティング@真鶴の三つのみでした。

もちろん。他の日も熱暑の街を歩いて共遊開発にいそしんでおりました。

先月は相当さまざまな交友を深めましたが、今月はそれを成果として出すことに専念していました。

弊社が経営で苦戦していても、次々と案件を頂けているのはこうした出会いがあるからです。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。「SORACOM Flux サービス説明セミナー」(8/9)。「チャレンジハイスクール」(8/18)。「山梨活性化プロジェクト」(8/19)。「「本読まなくても良いかも!?「その仕事、AIエージェントがやっておきました」著者が書籍の内容を徹底解説」」(8/22)。「WAGRI Open Day」(8/23)。「CASOミーティング@真鶴」(8/24)。





こうした対外活動こそは経営者としてやるべきことであると同時に、弊社メンバーにこの方向性を理解してもらう必要があります。
今年の年始の抱負として、登壇回数を36回と定めました。8月の時点で20回の登壇が果たせています。
先々月あたりから、弊社の総務人事経理担当が代表がいなくても積極的にこうしたイベントに参加するようになってくれています。とても心強いです。

もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向とずれていきます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうようにつとめなければ。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本(
関心領域
)。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは2本(
CLS三島らへん#1に参加してきました
CLS道東 海霧編 2024に参加してきました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

7月30日 7月30日 ワーケーションの能率をいかにしてあげるか。
7月31日 7月31日 IT環境への適応性とは
8月1日 8月1日 リアルの商談はなるべく続けていきます。
8月2日 8月2日 継続は力なりということ。
8月5日 8月5日 宣材写真を撮りました。
8月6日 8月6日 社会的な出来事に個人の立場から意味を与え、歴史に遺す
8月7日 8月7日 誤爆しないために認知バイアスに気をつける。
8月8日 8月8日 判断は最後はAIではなく人間に委ねられるべき
8月9日 8月9日 モノより概念のわが国において、モチベーションは難しい
8月13日 8月13日 備えあれば憂いなしの心で地震に臨む
8月14日 8月14日 オリンピックにいつeスポーツが採用されるか
8月15日 8月15日 過去を思い返す時間も必要
8月16日 8月16日 天災に備えて自由な出勤体系を
8月19日 8月19日 登壇や発表の機会を作っておく
8月20日 8月20日 即興アウトプットには良質なインプット。
8月21日 8月21日 LangChainはじめました
8月22日 8月22日 CASOというイベントを開催します。
8月23日 8月23日 AIエージェントにも取り組みます
8月26日 8月26日 地域コミュニティに参加する理由
8月27日 8月27日 共遊開発のやり方を伝えなければ
8月28日 8月28日 明朗会計なら派閥はあってもよいのでは?

§ 年表

 ・八月お仕事

神保町で商談、御茶ノ水で商談・作業、二俣川で作業・打ち合わせ×8、EKITERIA PRONTOでオンライン、中野坂上で商談、Segafredo Zanetti Espresso晴海トリトンスクエア店で作業、ドコモショップ 二俣川店で手続き、仲町台で商談、立場で商談、吉野家 立場店で、戸塚で商談、コメダ珈琲店湘南台店でオンライン、オープンカフェ まるごとやまなし館で懇談、Tully’s Coffee新百合ヶ丘店でオンライン、マクドナルド浅草店でオンライン、浅草で商談、ヨドバシカメラ マルチメディア町田で買い物、とんかつ稲 仲町台駅前店で商談、緑園都市で商談、ケンタッキーフライドチキン緑園都市駅店でオンライン、東府中で商談・作業×2、新宿で商談、東京都立産業貿易センター浜松町館でWAGRI Open Day、Tokyo Innovation Baseで作業、真鶴駅でCASOミーティング@真鶴第一部、真鶴町観光協会でCASOミーティング@真鶴第二部、スミマルシェでCASOミーティング@真鶴第三部、草柳商店でCASOミーティング@真鶴第三部、関内で商談、ヨドバシカメラ マルチメディア町田で買い物、戸塚で商談、瀬谷で商談、旭区で商談、大和市文化創造拠点シリウスで作業

§ ポストツイートまとめ
・八月ツイート
https://togetter.com/li/2426591


2024年7月のまとめ(法人)


令和六年七月。

早くも年度が始まって四ヶ月が終わろうとしています。
おかげさまで昨年被ったダメージをふっ切るように売り上げは順調です。案件の引き合いが順調といった方が正しいかもしれません。
失注は覚悟の上で大幅に単価を上げたにもかかわらず、ご発注いただけるのはありがたいです。

ただメンバーを雇おうと思っているところですが、まだそれは時期尚早かと思います。ここで雇ってしまうと、昨年と同じ轍を踏んでしまうので。

システム開発だけでなく、ちがう方面の取り組みにも精を出しています。

達成度6割。達成感6割。満足感7割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。


●弊社の業績

§ 総括 七月度の売上は目標を下回りました。

とはいえ、何とか赤字にはならないギリギリのところには達するようになっています。

案件の引き合いは相変わらず途切れません。しかも、規模は上がっています。

kintoneの値上げがサイボウズ社から発表されたにもかかわらず、ありがたいです。弊社のkintone界隈での存在感も定着してきたのでしょう。これも本当にありがたいことです。
うちのメンバーも頑張って学んでいますし、成長もしています。
はやく、各メンバーの力を足し算から掛け算にしていかなければなりません。

ただ、メンバーも弊社で定着し、この過酷な世を乗り切ろうという気になってくれています。上に書いた通り、kintoneの認知度とそのエコシステムの中でのj弊社の認知度が上がっているためだと思います。各自が自分にせられた仕事を何とかこなそうと前向きになっているのはありがたいです。
試験を受けたり、積極的に集まりに出向いたり。地域クラウド交流会を成功させたり。

少しずつ会社を経営するに当たっての力点のメリハリも自分なりにわかってきた気がします。
経営者の立場から見たメンバーは、改善をお願いしたい部分や伸ばしてほしい部分があるのは確かです。ただ、そこはぐっとこらえたいと思います。なるべく安定させ、かつ負担を感じさせないように。

ただし、その分私がお客様の育成、寄り添いなどに追われているのが今です。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。

・弊社代表が「はくばくスペシャルマッチ」で観戦しました(7/6)。
・弊社代表をはじめ五名が「kintone hive 2024 Tokyo」に参加しました(7/9)。
・弊社代表が「遠隔操作とDX 〜デジタル変革をリードするスタートアップ企業とのマッチングイベント〜」に参加しました(7/11)。
・弊社代表が「CLS三島らへん」に参加しました(7/13)。
・弊社役員が「札幌地域クラウド交流会」に参加しました(7/13)。
・弊社代表がSORACOM UGの皆さんとの懇親会に参加しました(7/16)。
・弊社代表が「立憲民主党若者組織りっけんユース研修会(探求コース)」の講師として登壇しました(7/17)。
・弊社代表が「スナックジョイゾー」に参加しました(7/19)。
・弊社代表が「あるっこ展」に参加しました(7/20)。
・弊社代表がイノベーションスナックみらぼに参加しました(7/24)。
・弊社総務人事担当がトヨクモUCNightに参加しました(7/26)。
・弊社代表がCLS道東前夜祭に参加しました(7/26)。
・弊社代表がCLS道東に参加しました(7/27)。
・弊社代表がCLS道東 大人の遠足編に参加しました(7/28)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

ただ、今や弊社も開発案件の割合を下げると決めています。
私がお客様のサポートに入った後、こぼれ落ちた開発をうちのメンバーが担う運営に変えつつあります。

パートナーに対してお願いすることも減るでしょう。今は一度、タスクを整理する時期だと思っています。


§ 開発案件 今月は九割八分の開発案件がkintoneがらみでした。

kintoneはますます盤石の地位を築いていくでしょう。
先月末にサイボウズ社より値上げのお知らせがありました。が、値上げに関して弊社には影響はありません。
元々、安すぎた弊社の単価を昨年のうちに挙げておいたのが功を奏しました。
単価アップの効果が少しずつ経営に好影響をもたらしている今、なおさらそう思っています。

ノーコードツールとしての盤石の地位を築いたkintoneは、カスタマイズ開発の余地がまだ残されています。
が、プラグインやサービスを駆使してお客様が求める業務を実現したほうが顧客満足度が高くなることを知りました。
弊社は手を動かさずにお客様に開発を行ってもらう開発手法をここ数年「伴走開発」と呼ぶようになっていますが、先月、「伴走開発」という言葉は誤解を受ける可能性があるからやめた方がよいと助言されました。
7月26日 「共遊開発」という言葉を提案します。

上のnoteにも記載した通りです。
昨年秋にサービス開始した「Go! Do! WithU」を「共遊開発」と名付けて展開したいと考えています。「伴走開発」のように語呂がよく、言いやすい言葉なので、広めていきたいと思います。

先月末、28日にジョイゾーさんのシステム39の十周年記念パーティーにご招待いただきました。
私と同じ頃にkintoneに着目し、見事に企業を育てあげた四宮ご夫妻は、弊社にとっても学ぶべき手本であり、目標でもあります。
そうそうたるメンバーが集まったパーティーの希望は盛大であり、我々もこのレベルにきっとたどり着けるはずと言う希望が持てました。
その翌日には、甲府で弊社主催の地域クラウド交流会があり、kintoneエコシステムの世界に加わってくれた妻が頑張って成功しました。
その中では妻がサイボウズ社から正式に地域クラウド交流会のオーガナイザーとして認定されました。
弊社もようやく少しずつ企業の体を成し始めています。

昨年、以下のとおりに弊社の今後の業務の進め方を決めました。
・代表がお客様に入って共に実装に向けて努力する。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

少しずつ私が担当する案件に関しては回るようになってきています。
それをもう少し押し進め、弊社が受ける開発案件の割合を減らし、かつ定期的な開発案件は常に持っている状態に何とか落ち着けようと思っています。
一昨季まで安すぎた単価設定も大幅に上げました。
上げた単価をベースに受注も取れるようになりました。それが自信にもつながっています。

昨年に出したGO! DO! with-Uを共遊開発と名付けを変え、さらにアビットリンク、さらにk-Report帳票統合サービスも併せて、弊社の価値をより世間に訴えていく必要があると思っています。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

今年の一月、大きな荒療治を行って状況をリセットしました。
昨年度は赤字だったにもかかわらず、また持ち直し始める兆しはあります。

経営者としての未熟を痛感させられる毎日ですが、財務改善のためにまず取り掛からなければと考えた単価アップがうまくいきそうなので、もう少し耐え忍びます。
弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 三年前の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
この正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。

企業理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念
「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、代表の考え方の軸はぶれていません。たた、顧客のためにと思い単価が安すぎただけで。

弊社の活動内容に、地域活動やNPOやkintoneエコシステムへの関与と営業活動の両立を組み込みますが、それが元でメンバーに過度な負担をかけないように配慮しなければ。

昨年の4月より弊社に正式に加わってもらった代表の長女に人事・総務・経理の作業を任せました。
さらに、今月から名前のみの役員だった代表の妻にもチーム作りの担当として加わりはじめてもらっています。
先月末、弊社が主催したちいクラ(地域クラウド交流会)も妻と娘で準備をやり切り、当日も成功させてくれました。弊社が雇用を始めた際に来てくれたメンバーもちいクラの中で役割を担ってくれました。

今後とも、なにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約12回です。リアル共遊開発は三社様に対して4回、19時間。オンライン商談はざっと数えたところ約38回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約70枚です。

今月も様々な場所で商談を行い、交流を深めました。
案件に関わる部分なので、ここには詳しく書きません。が、いろいろと楽しみなご縁ができました。

先月末のシステム39 十周年記念パーティー。甲府地域クラウド交流会。
特に後者の成功は、山梨県内における弊社と役員の長井あづさの名を高めました。



今月は、引き続き山梨県内でのイベントで人脈の交流を深めました。
「はくばくスペシャルマッチ」でははくばくさんにお招きいただき、ヴァンフォーレ甲府の試合をホームスタジアムで観戦しました(7/6)。
「遠隔操作とDX 〜デジタル変革をリードするスタートアップ企業とのマッチングイベント〜」に参加し、山梨県庁、山梨中央銀行の皆さんや山梨の経済界の要人と交流しました(7/11)。
山梨に近い三島で開催された「CLS三島らへん」に参加しました(7/13)。





また、kintoneに繋がるシステム界隈の方々との交流も。
弊社代表をはじめ五名で「kintone hive 2024 Tokyo」に参加し、交流を深めました(7/9)。
また、SORACOM UGの皆さんとの懇親会に参加し、kintoneとIoTのご縁を深めました(7/16)。
「スナックジョイゾー」に参加し、kintoneエコシステムの拡大に尽力しました(7/19)。
そして、私が北海道に行って出られなかったので、弊社総務人事担当がトヨクモUCNightに参加し、トヨクモさんのエコシステムで知見と認知度を上げてくれました(7/26)。
サイボウズさんが立ち上げた地域クラウド交流会も、弊社役員が「札幌地域クラウド交流会」に参加することで、ちいクラ界隈の認知度を上げてくれました(7/13)。






さらに、北海道の案件の発掘もかねて、北海道にも向かいました。
・弊社代表がCLS道東前夜祭に参加しました(7/26)。
・弊社代表がCLS道東に参加しました(7/27)。
・弊社代表がCLS道東 大人の遠足編に参加しました(7/28)。
これら3つはジョイゾーさんとのご縁の強化にもつながっています。こうして地方のイベントに参加することで、弊社が全国単位で案件を手掛けるよという意志表示にもなっています。
実際、CLSの後は札幌と倶知安で3件の商談をこなしています。



最後に、新たなコミュニティへの参加です。
・弊社代表が「立憲民主党若者組織りっけんユース研修会(探求コース)」の講師として登壇しました(7/17)。
・弊社代表が「あるっこ展」に参加しました(7/20)。
・弊社代表がイノベーションスナックみらぼに参加しました(7/24)。
これら三つは全く新しいご縁であり、こうしたつながりが案件にもつながっていくはずです。

弊社が経営で苦戦していても、次々と案件を頂けているのはこうした出会いがあるからです。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。「はくばくスペシャルマッチ」(7/6)。「kintone hive 2024 Tokyo」(7/9)。「遠隔操作とDX 〜デジタル変革をリードするスタートアップ企業とのマッチングイベント〜」(7/11)。「CLS三島らへん」(7/13)。「「札幌地域クラウド交流会」」(7/13)。「SORACOM UG融資の皆さんとの飲み会」(7/16)。「「立憲民主党若者組織りっけんユース研修会(探求コース)」」(7/17)。「スナックジョイゾー」(7/19)。「あるっこ展」(7/20)。「イノベーションスナックみらぼ」(7/24)。「トヨクモUCNight」(7/26)。「CLS道東前夜祭」(7/26)。「CLS道東」(7/27)。「CLS道東 大人の遠足編」(7/28)




こうした対外活動こそは経営者としてやるべきことであると同時に、弊社メンバーにこの方向性を理解してもらう必要があります。
今年の年始の抱負として、登壇回数を36回と定めました。6月の時点で19回の登壇が果たせています。
先々月あたりから、弊社の総務人事経理担当が代表がいなくても積極的にこうしたイベントに参加するようになってくれています。とても心強いです。

もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向とずれていきます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうようにつとめなければ。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは4本(
システム39 十周年記念パーティーに参加しました。
第1回甲府地域クラウド交流会を主催しました(準備編)。
第1回甲府地域クラウド交流会を主催しました(当日編)。
kintone hive 2024 Tokyoに参加してきました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

6月27日 6月27日 信念を持って自分の言葉で語らないと人は来ない
6月28日 6月28日 山梨でこれから何ができるか
7月1日 7月1日 システム39 十周年おめでとうございます。
7月2日 7月2日 ちいクラによって得た自信
7月3日 7月3日 ちいクラは夜の街を元気にする
7月4日 7月4日 老害とひとくくりにするのは難しい。
7月8日 7月8日 都知事選の結果を受けて山梨へ
7月9日 7月9日 kintone hive で学んでほしいこと。
7月10日 7月10日 kintone hiveに弊社メンバーを呼んだ理由
7月11日 7月11日 kintone hiveにお客様を呼んだ理由
7月12日 7月12日 敢えて目立つ格好でイベントに参加し、印象づける。
7月16日 7月16日 CLS三島らへんへの参加で得た気づき
7月17日 7月17日 書くアウトプットのため、文豪の記念館に
7月18日 7月18日 栄冠も栄誉も名も求めない終活
7月19日 7月19日 自治会・町内会の価値
7月22日 7月22日 街歩きの魅力を仲間と
7月23日 7月23日 エフェクチュエーションは私に合っている
7月24日 7月24日 有事対応に規定規約は必要。
7月25日 7月25日 受け身ではなく、街に出よう
7月26日 7月26日 「共遊開発」という言葉を提案します。
7月29日 7月29日 コミュニティで自分を変えた人々から得る刺激

§ 年表

 ・七月お仕事

中野坂上で商談×2、ジョナサン中野坂上店で作業、二俣川で作業・打ち合わせ×6、EKITERIA PRONTOでオンライン会議×2、大和市文化創造拠点シリウスで作業×2、府中で共遊開発×2、横浜で打ち合わせ、横浜で拠点視察、ドトールコーヒーショップ仲町台駅前店で作業、Zepp DiverCityでkintone hive Tokyo、長寿韓酒房 ダイバーシティ東京プラザで懇親会、山梨県立図書館 かいぶらりで作業、takeda street baseでセミナー、三島商工会議所でCLS三島らへん、Tully’s Coffeeで作業、36524で飲み会、HUBで飲み会、品川で商談、マクドナルド西葛西駅前店で作業、スナック・ジョイゾー、シブテナスペース代官山猿楽で展示会参加、Vegewestで打ち合わせ、ドコモショップ 池袋サンシャイン通り店で作業、浅草文化観光センターで作業、浅草で共遊開発、新宿で商談、イノベーションスナックみらぼ、府中市立 中央図書館で作業、炉ばた 煉瓦で前夜祭、スグレイスで前夜祭二次会、946banyaでCLS道東、釧路 霧のビール園で懇親会、かど屋で懇親会二次会、BAR 佐久間で懇親会三次会、そば処星ので懇親会四次会、ショッパーズ菱光で視察、あいちょう 芦野店で視察、激安スーパーヒロセ 睦店で視察、茶路めん羊牧場で社会勉強、海鮮料理の食事処 やまかんで懇親会、白糠漁港で学び、札幌で商談、上島珈琲店でオンライン、サイボウズ札幌オフィスで作業、トリフィート ホテル&ポッド ニセコで作業、ニセコ蒸留所で社会勉強、高橋牧場 ニセコミルク工房で交流、SANSUI NISEKOで打ち合わせ、大衆居酒屋 マルキュー商店で懇親会、小樽でオンライン、宮丘公園でプロフ撮影、宮の沢で商談

§ ポストツイートまとめ
・七月ツイート
https://togetter.com/li/2410641


2024年5月のまとめ(法人)


令和六年五月。

早くも年度が始まって二ヶ月が終わろうとしています。
昨年度は苦しんだものの、今年に入ってから希望が持てる兆しが少しずつ増えました。

手ごたえは感じているものの、やはり昨年のダメージは大きかったといえます。今月は昨年度の決算締めを行いましたが、結果、赤字で決着しそうです。

昨年度、売り上げとしては過去最高を出しました。が、利益体質にはなっていません。業務を受ければ受けるほど赤字になってしまう苦しみ。
それを変えなければという切迫した思いで、業務のあり方を変えています。
開発会社から次のステップへ。安単価から高単価へ。

今月も引き合いを多数いただきました。そのたびに受託開発ではなく伴走開発の形での提案を励行しています。
それが功を奏しつつありますが、昨年の失敗を帳消しにするには、もう少しかかりそうです。

達成度5割。達成感5割。満足感5割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 五月度の売上は目標を下回りました。

また、今月は前年度決算の提出月です。
上にも書いた通り、昨年度の決算は、人件費過多により赤字が決定しています。
原因は、代表の私の経営能力の不足です。それ以外にありません。本当に反省しています。
新たな案件には事欠いていないので、いまのうちに利益体質に変えていくチャンスです。

うちのメンバーも頑張って学んでいますし、成長もしています。
ただ、各メンバーの力が足し算にしかなっておらず、掛け算の力を発揮できていないのが弊社の今です。

リモートワークの悪い影響が如実に出ています。リモートワークを支えるための社内体制もまだまだです。教育・研修資料も作成していますが、私の思う水準には達していません。
開発を行うための様々な仕組みもこれから整備していく必要があります。

私がお客様のもとに赴いて伴走開発で売り上げと利益を出し、kintone界隈での存在感も維持する。そして、その間に弊社メンバーのスキルアップや社内の仕組み作りを進める。こうした方針で進めています。

ただ、伴走開発はリソースを使います。伴走に携わっている間は、他の仕事はできません。
代表がそれまで持っていたタスクも少しずつ終わらせたり、譲ったりして減らしてきました。が、まだ五本の指では足りない量のタスクが残っています。これが終わるまでもう少しかかりそうです。
はやく私の作業を経営とトップセールスと研修と伴走開発のみにしてしまわなければ。

世の中もノーコードが広まり、受託開発は下火になりつつあります。
もう、開発にしがみつく事は将来にとってリスクになりつつあります。

それでも今も受託開発や伴走開発に弊社への引き合いや受注が途切れないことは、本当にありがたいと思っています。
今のうちに、弊社メンバーのスキルと体制を整備しないと。

伴走開発が盛んになりつつある今も、開発しきれない案件はあります。そこに弊社メンバーを投入し、両輪で進む。
今や、AIもコーディング補佐として使えるレベルに到達していますので、生産性は必ず上がるはずです。

そこも含めて、どうすれば会社と皆のために良いか、昨期の反省を生かしてじっくりと考えます。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。

・弊社代表およびメンバー二名で「AI研修」に参加しました。(5/11)。
・弊社役員および総務メンバーが「山梨活性化フォーラム」に参加しました(5/15)。
・弊社代表・役員および総務メンバーで「千葉ちいクラ」に参加しました(5/16)。
・弊社代表・役員および総務メンバーで「スナックジョイゾー」に参加しました(5/17)。
・弊社代表・役員および総務メンバーで「kintone Café 神奈川 Vol.17」に参加しました(5/18)。
・弊社が再来月に主催予定の「甲府ちいクラ」に甲府市の後援が決まりました(5/21)。
・弊社代表が「NAGOYA kintone Night」に参加しました(5/31)。

ここにはまだ載せられないトピックもあります。告知できる段階になれば記載します。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

ただ、今や弊社も開発案件の割合を下げると決めています。
伴走開発からこぼれ落ちた開発をうちのメンバーが担う運営に変えつつあります。

そうなると、パートナーに対してお願いすることも、ぐっと減ってくるでしょう。今は一度タスクを整理しなければと考えています。


§ 開発案件 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。

kintoneはますます盤石の地位を築いていくでしょう。
今月末になって、サイボウズ社より値上げのお知らせがありましたが、とうとう来るべき便りがきた、という感想を持ちました。
昨年秋ごろから、いずれ値上げはあるだろうと思っていました。今年に入ってからも他のSaaSやPaaSでも値上げのお知らせが相次いでいたので、その日は近いとさえ思っていました。

弊社も昨年から何度か値上げをしてきました。いくら弊社の単価が安かったからとはいえ、先に単価を上げておいてよかったと思ったのが正直なところです。
伴走開発に舵を切ったことで、単価をアップの効果が少しずつ経営に好影響をもたらしている今はなおさらそう思っています。

ただし、伴走開発はまだメンバーにはハードルが高いと判断しています。そのため、今の時点では代表のみが伴走開発に携わっています。
伴走開発以外でも、弊社は開発案件をたくさん抱えています。そして、そうした開発案件はメンバーに渡しています。ただ、複数の開発案件を並行で任せてしまうと、メンバーの心理的な負担が増すため、釣り合いをとりながら渡しています。
そうすると、渡しきれない案件は代表の私が拾うしかありません。が、これからはもう、そうした案件すら生じないようにしたいと考えています。
つまり、伴走で全ての要件を拾い集め、お客様に手を動かしてもらいながら、お客様にスキルをためてもあるのです。
もちろん、まだ私がもともと持っていたタスクも溜まっています。

昨年、以下のとおりに弊社の今後の業務の進め方を決めました。
・代表が伴走担当としてお客様に入る。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

少しずつ私が担当する伴走案件に関しては回るようになってきています。
それをもう少し押し進め、弊社が受ける開発案件の割合を減らし、かつ定期的な開発案件は常に持っている状態に何とか落ち着けようと思っています。
一昨季まで安すぎた単価設定も大幅に上げました。
上げた単価をベースに受注も取れるようになりました。それが自信にもつながっています。

昨年から携わっていた某伴走案件の発表会も行われ、弊社の担当していたお客様が当初の苦労を乗り越える大きな成果をお挙げてくださったのもよい思い出になりました。
それと、二年前に8回ほどセキュリティ講師を行っていたお客様に対し、久しぶりにセキュリティ講師を担当したのもの今月のトピックスです。

昨年に出したGO! DO! with-Uとアビットリンク、さらにk-Report帳票統合サービスも併せて、弊社の価値をより世間に訴えていく必要があると思っています。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

今年の一月、大きな荒療治を行って状況をリセットしました。
昨年度は赤字だったにもかかわらず、また持ち直し始める兆しはあります。

経営者としての未熟を痛感させられる毎日ですが、財務改善のためにまず取り掛からなければと考えた単価アップがうまくいきそうなので、もう少し耐え忍びます。
弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 三年前の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
この正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。

企業理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念
「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、代表の考え方の軸はぶれていません。たた、顧客のためにと思い単価が安すぎただけで。

弊社の活動内容に、地域活動やNPOやkintoneエコシステムへの関与と営業活動の両立を組み込みますが、それが元でメンバーに過度な負担をかけないように配慮しなければ。

昨年の4月より弊社に正式に加わってもらった代表の長女に人事・総務・経理の作業を任せました。
さらに、今月から名前のみの役員だった代表の妻にもチーム作りの担当として加わりはじめてもらっています。
6月末に予定している弊社が主催するちいクラ(地域クラウド交流会)も妻がやり切るようです。

今後とも、なにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約11回です。リアル伴走開発は三社様に対して6回、22時間。オンライン伴走開発は一社様に対して2回、4.5時間。オンライン商談はざっと数えたところ約41回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約30枚です。

今月も様々な場所で商談を行い、交流を深めました。
案件に関わる部分なので、ここにはすべて書きませんが、いろいろと楽しみなご縁ができました。


例えばお客様の下で行われたAI研修に弊社メンバー二名を連れて参加させてもらいました。夜は八人で日本橋で飲みました(5/11)。

freee TOGO Worldには大石さん以外誰にも会わなかったのですが、それがかえって新鮮でした(5/14)。


千葉ちいくらではあえて初対面の方だけのお店に行って皆さんと交流を深めました(5/16)。


スナックジョイゾーでも初々しい新入社員たちの語りと皆さんとの語りを楽しみました(5/17)。



kintone Café 神奈川 Vol.17では懇親会がいつにもまして楽しめました(5/18)。

末日には名古屋でNAGOYA kintone Nightに参加しました(5/31)。
また、真鶴町で商談した後はペペコーヒーに立ち寄って作業させてもらったのですが、小田原や平塚の方との交流の機会をいただきました(5/24)。

弊社が経営で苦戦していても次々と案件を頂けているのはこうした出会いがあるからです。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。「AI研修(5/11)。「山梨活性化フォーラム」(5/15)。「千葉ちいクラ」(5/16)。「スナックジョイゾー」(5/17)。「kintone Café 神奈川 Vol.17」(5/18)。「NAGOYA kintone Night」(5/31)。



こうした対外活動こそは経営者としてやるべきことであると同時に、弊社メンバーにこの方向性を理解してもらう必要があります。
今年の年始の抱負として、登壇回数を36回と定めました。5月の時点で15回の登壇が果たせています。

もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向とずれていきます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうようにつとめなければ。

外の皆様と交流を深めたいと思っています。
今月に行った活動からそのことを強く感じました。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは3本(
kintone Café 山梨 Vol.2に運営・参加しました
地域クラウド交流会 in 甲府を開催します
kintone Café 神奈川 Vol.17を主催しました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは1本(
事例:株式会社丸正田中様
)。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

4月30日 4月30日 kintone Caféに限らず、他のイベントにも
5月1日 5月1日 習い事ができる生活の余裕
5月2日 5月2日 連休を見直しても良いと思います。
5月7日 5月7日 電源が失われた時のITを想定する
5月8日 5月8日 ホープツーリズム
5月9日 5月9日 福島に行って感じた電力への迷い
5月10日 5月10日 正しく恐れることの大切さ
5月13日 5月13日 知ったつもりにならず、現地に行って確かめる
5月14日 5月14日 SaaSとPaaSの棲み分けをfreeeさんのイベントで再確認
5月15日 5月15日 福島の今に対する偏見を取り除く旅
5月16日 5月16日 組織とマニュアルの限界
5月17日 5月17日 共感できる地域クラウド交流会に
5月20日 5月20日 リアル交流の場に参加する技術者の増加
5月21日 5月21日 kintoneライトコースとアソシエイト資格
5月22日 5月22日 退職代行はありだと思います。多様性を重んじる時代ですから。
5月23日 5月23日 トラブルの際に自分をどこまで律する事が可能か
5月24日 5月24日 標準化がなぜシステム開発に必要か
5月27日 5月27日 休むことでそれまでを変えるアイデアが生まれる
5月28日 5月28日 日本国外からの有事対応にも心を配らなければ
5月29日 5月29日 伴走開発は言語力が求められる

§ 年表

 ・五月お仕事

横浜二俣川で作業・打ち合わせ×7、谷塚で商談、品川で商談、常陸野ブルーイング品川 Beer & Cafeでオンライン、北本で商談、アクアビット サテライトオフィス、和泉多摩川で商談、多摩センターStarbucksでオンライン、東府中で伴走開発×3、珈琲館 大岡山店でオンライン、浅草文化観光センターでオンライン、浅草で伴走開発×3、木場で研修、熟成魚場 福井県美浜町で懇親会、道の駅 清川で作業、清川村交流促進センター 清流の館で作業、横浜市中区で伴走開発、ジョナサンでオンライン、Starbucksでオンライン、ANAインターコンチネンタルホテル東京でfreee TOGO World、鶴川駅前図書館で作業、千葉商工会議所で千葉ちいクラ、無限鴨で懇親会、スナック・ジョイゾー、千里で懇談、あーすぷらざでkintone Café 神奈川、トムヤムくんで懇親会、喜びの里で懇親会、浅草文化観光センターでオンライン、EKITERIA PRONTOでオンライン、真鶴町で商談、ぺぺコーヒーでオンライン・懇談、ドコモショップ 町田店で作業、Colabo SpaceでNAGOYA kintone Night

§ ポストツイートまとめ
・五月ツイート
https://togetter.com/li/2375529


2024年4月のまとめ(法人)


令和六年四月。

さて、新年度です。昨年度は苦しんだものの、今年に入ってから希望が持てる兆しが少しずつ増えました。

その兆しがますます形になってきたのが今月です。
昨年度、苦しんだ割には売り上げとしては過去最高を出しましたが、途中から新たな単価体系に切り替え、新たな単価での受注が増えはじめたからです。

そうした案件のいくつかが始まったのが今月でした。
そのため、今月に入ってから忙しくなってしまいました。例年の三月は、年度末で作業にひと段落ついていたのですが、今月は冒頭から始まった案件の対応でかなり忙しい毎日を過ごしました。

達成度5割。達成感5割。満足感6割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 四月度の売上は目標を下回りました。

というのも。今月から始まった案件が多かったからです。
伴走案件が増えてきたとはいえ、まだ月額でご請求できる契約になっていないものもあります。そのため、売り上げはそこまで好調ではありません。それは、経営上のリスクでもあります。

また、伴走開発が増えたことによる代表へのリソース集中が顕著なりつつあるのも、今後に向けた改善点です。

ただ、引き合いや受注が途切れないことは、本当にありがたいことです。

ありがたい状態であるうちに、弊社メンバーのスキルと体制を整備しないと。
今が弊社が私のみの会社から脱却するチャンスです。
実際、kintoneの伴走案件をこなしていると、お客様からのご要望に対してすらすら解法が答えられる私がいて、そういう私の価値が求められていることを感じます。
ただし、それをやっている限りいつまでたっても私一人の会社から脱却できないことも確かです。
私以外のメンバーが前に出て、存在感を発揮してもらうにはどうすれば良いか、試行錯誤しています。
コミュニティで露出してもらうのが最も効果的なのですが、それには消極的なメンバーが多いので。

そこも含めて、どうすれば会社と皆のために良いか、昨期の反省を生かしてじっくりと考えます。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・弊社代表が「八重桜を愛でる会」に参加しました(4/13)。
・弊社代表が「スナックジョイゾー」に参加しました(4/1)。
・弊社役員と総務経理担当代表が「山梨県活性化プロジェクト」に参加しました(4/25)。
・弊社代表が「kintone Café 山梨 Vol.2」に運営として参加しました(4/27)。

ここにはまだ載せられないトピックもあります。告知できる段階になれば記載します。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。

弊社が手がけるkintoneがらみの案件に占める伴走開発の割合を増やしています。
とはいえ、伴走開発はまだメンバーにはハードルが高いと判断しています。そのため、今の時点では代表のみが伴走開発に携わっています。
伴走開発以外でも、開発案件はたくさん抱えています。そうした案件はメンバーに渡しています。ただ、複数案件を並行で任せるとメンバーの心理的な負担が増すため、あまり案件は渡さぬようにしています。
すると、こぼれ落ちた開発案件は代表が担わざるを得ません。つまり、開発でも代表に負担がかかります。
その場合、代表のリソースがどこまで確保できるかと言う問題が付いて回ります。実際、四月からの私の予定はかなり逼迫しています。

そんな状況ですが、今月も今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

昨年の師走から、今までの開発のやり方について、抜本的に変える決断を下しました。

・代表が伴走担当としてお客様に入る。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

昨季まで安すぎた単価設定も大幅に上げました。
上げた単価をベースに受注も取れるようになりました。それが自信にもつながっています。

伴走開発による案件の獲得や実装も手ごたえを感じています。
既に今年に入ってから要件定義フェーズの形、今月に入ってから、伴走開発の形でも案件も始まっています。

ただし、伴走開発はかなりの集中力と労力が求められます。上に書いた通り、まだメンバーには任せられませんが。
そもそも、私自身が伴走開発への切磋琢磨もさらに求められます。
その上で、私以外にも伴走開発ができるよう、努力をメンバーにも求めていきたいと思います。

昨年に出したGO! DO! with-Uとアビットリンク、さらにk-Report帳票統合サービスも併せて、弊社の価値をより世間に訴えていく必要があると思っています。

代表のトーク力も連日の伴走案件や商談の中で磨きつつ、私自身がまず手本を見せます。
年齢が上がっても成長し続ける気概と手本を示したいと思います。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

今年の一月、大きな荒療治を行って状況をリセットしました。
おそらく来月あたりから、ようやく歪な状態が解消されるはずです。

まだまだ、経営者としての未熟を痛感させられることも多いです。財務改善には単価アップから。
まずはそこがうまくいきそうなので、その後にコストカットや生産性向上に舵を切ります。
弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 三年前の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
この正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。

企業理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念
「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、代表の考え方の軸はぶれていません。たた、顧客のためにと思い単価が安すぎただけで。

弊社の活動内容に、地域活動やNPOやkintoneエコシステムへの関与と営業活動の両立を組み込みますが、それが元でメンバーに過度な負担をかけないように配慮しなければ。

昨年の4月より弊社に正式に加わってもらった代表の長女に人事・総務・経理の作業を任せました。
さらに、今月から名前のみの役員だった代表の妻にもチーム作りの担当として加わりはじめてもらっています。

今後とも、なにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約25回です。オンライン商談はざっと数えたところ約42回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約37枚です。

今月は様々な場所で商談を行い、交流を深めました。
案件に関わる部分なので、ここにはすべて書きませんが、いろいろと楽しみなご縁ができました。


例えばコロナ禍以来、参加できていなかった「八重桜を愛でる会」に久々に参加しました(4/13)。
もともと、kintoneのβテスター同士のご縁からはじまった「あるじさん」とのご縁もkintoneのβテスターが始まった時期ですから、もう十三年ですか。
こういうご縁は大切にしたいし、お誘いがあったので、参加させていただきました。楽しい会話ができました。お酒もおいしかった。お花も動物も。

そして、スナックジョイゾーに参加しました(4/19)。今回も、楽しいひと時が過ごせました。美味しいお酒と会話にいつも感謝です。
今回は日本酒ナイトということで、お酒も楽しめました。
また、年間パスポートの申し込みもさせてもらいました。

また、別の日にはkintone Café 山梨 Vol.2を開催しました。今回は登壇も司会・進行もせず。運営のみに徹したkintone Café でしたが、参加された皆さんからとても喜んでもらいました。
今回も高知・大阪からの遠方のゲストお二人を筆頭に、長野や埼玉・神奈川・東京と多くの方のご参加と皆さんとの交流が楽しめました。

その翌日には、お仕事やkintone Caféでもお世話になっている方が所属するゴスペルグループのコンサートということで、家族で参加させてもらいました。
皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

弊社が経営で苦戦していても次々と案件を頂けているのはこうした出会いがあるからです。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。「お客様歓送迎会」(4/12)。「八重桜を愛でる会」(4/13)。「スナックジョイゾー」(4/19)。「山梨県活性化フォーラム」(4/25)。「kintone Café 山梨 Vol.2」(4/27)。


こうした対外活動こそは経営者としてやるべきことであると同時に、弊社メンバーにこの方向性を理解してもらう必要があります。
今年の年始の抱負として、登壇回数を36回と定めました。4月の時点で13回の登壇が果たせています。

もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向とずれていきます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうようにつとめなければ。

外の皆様と交流を深めたいと思っています。
今月に行った活動からそのことを強く感じました。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは1本(
オッペンハイマー
)。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは0本()。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

3月28日 3月28日 身を持ち崩さないように気をつけないと。
3月29日 3月29日 雑談力を噺家に学ぶ
4月1日 4月1日 絶望ではなく、希望に満ちた未来を歩むために
4月2日 4月2日 リニアは断念も、ちいクラは実現します。
4月3日 4月3日 期初に初心に戻るため、人形町へ
4月4日 4月4日 失言しないためには、自分の中の偏見を自覚する
4月5日 4月5日 オッペンハイマーの冷静さに学びたい
4月8日 4月8日 弊社にとってきっかけになる春吉兆その1
4月9日 4月9日 経営者目線という言葉の罠
4月10日 4月10日 技術者に必要な言葉を操る力
4月11日 4月11日 kintoneとAIの連携もデータ構造を理解してこそ
4月12日 4月12日 介護ロボットに慣れておく
4月15日 4月15日 kintoneを知らない方にも提案したできる力を。
4月16日 4月16日 自己暗示の効果
4月17日 4月17日 事故から学ぶ組織の維持
4月18日 4月18日 わたし商店から会社へと。
4月19日 4月19日 インプットの場として図書館は有能
4月22日 4月22日 ブリリアント・ジャークについて
4月23日 4月23日 たまり場と居場所作りの難しさ
4月24日 4月24日 伴走開発のための業務の可視化について
4月25日 4月25日 電車の定時運転は見直される時期なのかも。

§ 年表

 ・四月お仕事

末広町で商談、二俣川で商談・作業×5、府中で伴走開発×5,関内で伴走開発、横浜桜木町で商談、町田駅前ドトールコーヒーで作業、小田原ちゃんぽんミナカ小田原店で打ち合わせ、真鶴で商談×2、Tully’s Coffee茅ヶ崎駅前店で作業、北の味紀行と地酒 北海道横浜駅店で歓送迎会、くいもの屋わん 横浜西口駅前店で二次会懇親会、アクアビット サテライトオフィスで作業、寒川で商談、コメダ珈琲店寒川店でオンライン会議、呉服橋で商談、喫茶室ルノアール呉服橋店で商談、竹橋で商談、新宿で商談、マクドナルド東府中でオンライン会議、府中市立 中央図書館で作業、デニーズ湘南台店でオンライン会議、立場で商談、イトーヨーカドー立場店でオンライン会議、スナックジョイゾー、いなぎ発信基地ペアテラスで作業、カフェ・ベローチェ厚木店でオンライン会議、ミスタードーナツ小田原店で作業、Tully’s Coffee小田原店でオンライン会議、ぺぺコーヒーで商談・オンライン会議、CAFé KALDINO アコルデ代々木上原店でオンライン会議、品川で商談、Tully’s Coffee経堂店でオンライン会議、御茶ノ水で商談・作業、Tully’s Coffee星川店でオンライン会議、浅草で商談、山梨県ボランティアセンターでkintone Café 山梨 Vol.2、居酒屋友四郎で懇親会、麺処 火の車で二次会、戸塚で事前調査

§ ツイートまとめ
・四月ツイート
https://togetter.com/li/2358496


2024年3月のまとめ(法人)


令和六年三月。

年度末を迎えました。今年度も苦しみました。
まだ苦しい状況が続いています。

が、光が見え始めているのも確かです。

今までの個人事業のやり方を続けるのは難しくなっています。単価も体制もやり方も。
今までの経営の反省を真摯に考えるにつけ、やり方を抜本的に変えようとしました。そしてこの下半期は変革に取り組んできました。

むしろ、昨秋からの試練と苦しみは、来年以降の弊社や私にとってよかったと思います。

結果的に、年度としては過去最高額の売り上げを達成しています。
今後の受注も続きました。

達成度6割。達成感5割。満足感6割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社と関わりを持っていただいたすべての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 三月度の売上は目標をぎりぎり達成しました。

さらに、年間を通じては過去最高の売上を達成することができました。
ですが、利益の面ではぎりぎりもいいところだと思います。これから決算に向けて準備を始めるため、まだ未定ですが。

昨年の秋ごろ、このままでは会社が持続できないと予測しました。実際、ギリギリの綱渡り状態が数ヶ月続きました。

そこで痛感したのは、もう今までのやり方では難しいことです。単なる業務改善ではなく、抜本的に弊社の業務を切り替えなければ、人を雇う形での経営は続けられない。

対象とするお客様の規模を大きくすると同時に、単価も大幅に上げました。さらに、従来の請負型開発から伴走開発に全面的に舵を切りました。

今月から伴走開発が一段落した案件や、新たに始まる案件など、この切り替えは今のところ効果をあげています。

単価を上げたことで、失注も起こり得るかと思いましたが、単価そのものが高い事による失注はまだなく、ここは一安心です。

ただ伴走開発は私個人が引き受けてやらなければなりません。その場合、私のリソースがどこまで確保できるかと言う問題が付いて回ります。実際、四月からの私の予定はかなり逼迫しています。

ただ、引き合いや受注が途切れないことは、本当にありがたいことです。

実際、kintoneの伴走案件をこなしていると、お客様からのご要望に対してすらすら解法が答えられる私がいて、そういう私の価値が求められていることを感じます。
しかし、その作業を続けている限り、私一人の会社からの脱却は難しいのも事実です。
そうではなく、私以外のメンバーにも主役になってもらえる会社にしないと。

そのためにもメンバーには、成長し、視野を広げてもらう必要があります。

今期の反省を生かし、来期はより効率的なやり方を目指します。

今月、弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・弊社代表が「山梨ワーケーションツアー」に参加しました(2/28-3/1)。
・弊社代表が「よっちゃばれっ kintone 無尽 Vol.3」に参加しました(3/1)。
・弊社代表が「こどもの居場所大会 in 東京」に参加し、皆さんの前で挨拶しました(3/2)。
・弊社代表が「WAGRI ユーザー会」に参加し、皆さんの前でスピーチしました(3/5)。
・弊社代表が「餃子投資の会」に参加しました(3/13)。
・弊社代表が「NO-CODE SYMPOSIUM 2024」に参加しました(3/15)。
・弊社代表が「kintone × RPA 飲み会」に参加しました(3/17)。
・弊社代表が「リアル Cy-Musubi 2024」に参加・登壇しました(3/19)。
・弊社代表が「devkin meetup Vol.3」に参加しました(3/19)。
・弊社代表が「トヨクモNIGHT~プリントクリエイターNIGHT」に参加・登壇しました(3/22)。
・弊社代表が「スナックジョイゾー」に参加しました(3/22)。
・弊社代表が「kintone Café 栃木 Vol.1」に運営・参加・登壇しました(3/23)。
・弊社代表が「kintone Café METAVERSE Vol.7」に参加しました(3/26)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

開発案件の受注を減らし、その割合を下げることを決めた以上は、伴走開発からこぼれ落ちた開発をうちのメンバーが担う運営に変えます。
そうなると、パートナーに対してお願いすることもぐっと減ってしまいます。このあたりは今月も対面での打ち合わせをし、今後の方針を伝えています。


§ 開発案件 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。
今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

昨年の師走から、今までの開発のやり方について、抜本的に変える決断を下しました。

・代表が伴走担当としてお客様に入る。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

今まで安すぎた単価設定も大幅に上げました。
上げた単価をベースに受注も取れるようになり、それが自信にもつながっています。
引き合いも途切れていません。

伴走開発による案件の獲得や実装も手ごたえを感じています。
既に今年に入ってから要件定義フェーズの形で伴走を行っています。
また、今月から複数の案件で伴走開発が始まりました。

ただし、伴走開発はかなりの集中力と労力が求められます。
私自身の切磋琢磨もさらに求められます。切磋琢磨が欠かせません。
同じ努力をメンバーにも求めていきたいと思います。

昨年に出したGO! DO! with-Uとアビットリンク、さらにk-Report帳票統合サービスも併せて、弊社の価値をより世間に訴えていく必要があると思っています。

代表のトーク力も連日の伴走案件や商談の中で磨きつつ、私自身がまず手本を見せます。
年齢が上がっても成長し続ける気概と手本を示したいと思います。

弊社に期待してくださる方が多いようです。
皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。

そういえば、私がホームページ案件を受け始めた当時からお付き合いのあるバレエスタジオさんが看板を下ろすことになり、
ホームページ案件が一つ終わったのが今月です。約18年ほどやらせてもらいました。今までありがとうございます。
これでホームページ保守案件は残り一つだけとなりました。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

先々月、大きな荒療治を行い、リセットしました。
おそらく来月あたりから、ようやく歪な状態が解消されるはずです。

まだまだ、経営者としての未熟を痛感させられることも多いです。財務改善には単価アップから。
まずはそこがうまくいきそうなので、その後にコストカットや生産性向上に舵を切ります。
弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 三年前の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
この正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。

企業理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念
「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、代表の考え方の軸はぶれていません。たた、顧客のためにと思い単価が安すぎただけで。

地域活動やNPOやkintoneエコシステムへの関与と営業活動の両立を組み込みつつ、メンバーに過度な負担をかけないように作り替えています。

昨年の4月より弊社に正式に加わってもらった代表の長女に人事・総務・経理の作業を任せ、法人設立時から名のみの役員だった代表の妻にも来月からチーム作りの担当として本格的に加わってもらう予定です。
妻が関わってくれたら、続いては弊社のビジョン・ミッション・バリューの浸透や、弊社の事務所開設などにも携わってもらうつもりです。

今後とも、なにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約15回です。オンライン商談はざっと数えたところ約31回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約83枚です。


先月末から今月頭にかけてのやまなしワーケーションへの参加によって、山梨に拠点を結ぼうとする弊社の企てに大きな弾みがつきました。


また、今月は今までの人脈にない新たな集まりにも多数顔を出しました。
こども居場所大会 in 東京では、社会課題の解決に向けて努力する方々とのご縁ができました。
WAGRIユーザー会では、国際標準を決める人々やアグリテックの先進にいる人々とのご縁ができました。
餃子投資の会では、投資分野に強い人々とのご縁を再びあたためることができました。
NO-CODE SYMPOSIUM 2024では、kintone界隈だけでない他のNO-CODEツールの人々とのご縁を拡げることができました。
kintone × RPA飲み会では、RPA界隈の人々との知己を得ることができました。
そして、kintone Café 栃木やその翌日の栃木市での旅でも、栃木の方々との新たなご縁をつなぐことができました。






皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

弊社が経営で苦戦していても次々と案件を頂けているのはこうした出会いがあるからです。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。「山梨ワーケーションツアー」(2/28-3/1)。「よっちゃばれっ kintone 無尽 Vol.3」(3/1)。「こどもの居場所大会 in 東京」(3/2)。「WAGRI ユーザー会」(3/5)。「餃子投資の会」(3/13)。「NO-CODE SYMPOSIUM 2024」(3/15)。「kintone × RPA 飲み会」(3/17)。「リアル Cy-Musubi 2024」(3/19)。「devkin meetup Vol.3」(3/19)。「フミダセTV」(3/21)。「トヨクモNIGHT~プリントクリエイターNIGHT」(3/22)。「スナックジョイゾー お花見ナイト」(3/22)。「kintone Café 栃木 Vol.1」(3/23)。「kintone Café METAVERSE Vol.7」(3/26)


こうした対外活動こそは経営者としてやるべきことであると同時に、弊社メンバーにこの方向性を理解してもらう必要があります。
今年の年始の抱負として、登壇回数を36回と定めました。3月の時点で13回の登壇が果たせています。
今月は、WAGRIユーザー会の場で、自己紹介を希望する場があり、そこで意を決して手を挙げ、全く知らない人だらけの前で、大臣官房にいらっしゃるような方々の前で話しました。かつての自分では考えられない振る舞いに出られたことで、私自身のステージが少し上がれたのかもしれない、と自信になりました。

もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向と違ってしまいます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうようにつとめなければ。

外の皆様と交流を深めたいと思っています。
今月に行った活動からそのことを強く感じました。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは6本(
やまなしワーケーションに参加しました
よっちゃばれっ kintone 無尽 vol.3に参加しました
こどもの居場所大会 in 東京に参加しました
雲の上Talking〜プリントクリエイターNight〜に参加・登壇しました
kintone Café 栃木 Vol.1に運営・参加・登壇しました
kintone Café METAVERSE Vol.7に参加しました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

2月28日 2月28日 なぜコメントや仕様書が必要か。チーム内にも自分自身のためにも
2月29日 2月29日 山梨の可能性を感じるワーケーション
3月1日 3月1日 地方に行くとニーズが見える
3月4日 3月4日 品質追求の醸造所でもできるところはIT化。
3月5日 3月5日 社会課題に向き合って行きたい
3月6日 3月6日 WAGRIユーザー会で学ぶ標準化
3月7日 3月7日 株価に踊らされず、既存のやり方に頼らない地道な変革を
3月8日 3月8日 物流博物館で自分のシステムエンジニアとしての原点を知る
3月11日 3月11日 地震確率に右往左往せず、つねに備えておく。
3月12日 3月12日 漫画はもっと評価も立場も上げられるべき
3月13日 3月13日 生成AIの著作権問題は注視したい
3月14日 3月14日 管理体制の強化か、スピードの重視か。
3月15日 3月15日 売り上げは上がっても、利益体質はこれから。
3月18日 3月18日 NO-CODEツールの意義
3月19日 3月19日 ダイヤ改正の鉄道減便からの次。
3月20日 3月20日 kintoneエコシステムはビジネスもコミュニティも含めて
3月21日 3月21日 スキル伝達が不要になり、より抽象的な伝達に
3月22日 3月22日 都市開発の現場から感じたこと
3月25日 3月25日 オフィスを持つとコミュニティが開ける
3月26日 3月26日 コミュニティに積極的な理由。
3月27日 3月27日 メタバースにいることがAIエージェント時代が来ることの証し

§ 年表

 ・三月お仕事

小菅村中央公民館、anyplace.work 富士、焼き鳥 びんど、金蔵、サイボウズ 本社×2、日比谷国際ビルヂングでWAGRIユーザー会、二俣川で商談・作業×6、品川で商談×3、ドトールコーヒーショップ 神田中央通り店、神田で商談、ラムゴロー神田南口店、CEN CAFE、なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。、北綾瀬で商談、中国家庭料理 大連、Café PRONTO 品川シーズンテラス店、ベルサール六本木でNO-CODE SYMPOSIUM 2024、土佐しらす食堂二万匹、アクアビット サテライトオフィス、ココデンタルクリニックで作業、府中で打ち合わせ×2、Starbucks、関内で商談、ケンタッキーフライドチキン、雲の上Talking~プリントクリエイターNight(トヨクモ社)、スナックジョイゾー、HOTTAN、庄助、寧々家 宇都宮駅前店、モスバーガー、府中市立 中央図書館
§ ツイートまとめ
・三月ツイート
https://togetter.com/li/2340963


2024年2月のまとめ(法人)


令和六年二月。

まだ苦しい状況が続いていますが、光が見えてきました。

経営は難しい。そして厳しい。
雇われていた身では想像もつかないのが経営。

自分も成長したい。誤ったことはしたくない。ただ、今まで何とかやれてきた。とはいえ、それを上からメンバーに押し付けることは良くない。
そのことを理解しているつもりでも、メンバーに対して高圧的に受け取られかねないことを言ってしまったり、あいまいな指示を出したり。

色んなことを頭ではわかっているつもりでも、会社のために言うことは言わなければ。
経営者であり、私も元は従業員の立場だったからこそわかるメンバーの気持ち。その葛藤があります。

毎日、経営の難しさを感じています。
その一方で、そこから学び、成長する自分を実感しています。挫折や苦しみからしか人は学べないことを痛感もしています。
3年ほどそういう葛藤を続けてきて、少しずつ見えてきたものもあります。

悪い話ばかりでもありません。

むしろ、昨秋からの試練と苦しみは、来年以降の弊社や私にとってよかったと思います。

好材料もいくつもあります。
先々月に受注した単価を大幅に上げた提案は先々月から案件として始まっています。
他の単価を上げた案件もいくつか受注内示をいただいています。
苦しい中でも引き合いが途切れていません。ありがたいです。

経営状況に楽観はできないですが、弊社のこれからを悲観はしません。来期からは単価を変えた効果が出てくるはず。あと三ヶ月ほどを耐えて見せます。

達成度5割。達成感5割。満足感5割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 二月度の売上は目標を下回りました。

資金繰りが厳しい状態が続いていたため、弊社の良くない点、改善できる点をいろいろと昨夏から変えています。
その効果が出てきたことに加え、単価を上げたにもかかわらず、受注が続いていることが大きいです。

ただし、単価設定が低いままだった案件が残っていることで、まだ黒字化はできません。
が、何とか持ちこたえられているのも皆様のおかげです。感謝しています。

引き合いが続けていただけているのもありがたいです。
単価を大幅に上げても引き合いがきて、それが受注につながっていることもありがたいです。

実際、kintoneの伴走案件をこなしていると、お客様からのご要望に対してすらすら解法が答えられる私がいて、それによって私の価値が求められていることがよくわかります。
ただし、それをやってる限りいつまでたっても私一人の会社になってしまいます。そうではなく、私以外のメンバーに主役になってもらえる会社にしないと。
代表のネームバリューではなく、会社に対してバリューを感じてもらわないと、結局は代表のリソース次第になってしまいます。
そのためにもメンバーには、成長し、視野を広げてもらわないとだめてす。
そこがまだうまくいかず、人件費だけが出て行ってしまったのが今年でした。

この状況を打開するため、伴走開発に舵を切り、効果が出始めています。ゆくゆくはこれを私だけではなく、弊社のメンバーが全員にできるようにならなければ。
業務の根本的な部分から今までのやり方をすべて切り替えつつ。

もちろん、メンバーの力が上がっていることはもちろんです。成長を焦らずにまたなければと言う自制の気持ちもあります。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・弊社代表が甲府市のタケダストリートベースで登壇したレポートがやまなしDXエンジンで記事として公開していただきました。 https://yamanashi-dx.jp/event_repo/repo_2401/
・弊社代表がCLS道東 2024 極寒編に参加しました(2/3)。
・弊社代表がCLS道東 2024 極寒編の大人の遠足編に参加しました(2/4)。
・弊社役員と人事経理担当が甲府市の4Uで移住者Meetup!~移住者x先輩移住者xロコ・交流会~に参加しました(2/9)。
・弊社代表がkintone Café 帯広 Vol.4に参加・登壇しました(2/10)。
・弊社代表がトヨクモ社より受けたインタビューの記事がアップされました(2/16)。https://toyokumo-blog.kintoneapp.com/business-improvement-nagai/
・弊社代表・役員・人事経理担当がスナックジョイゾーに参加し、役員が企画した内容で皆さんと楽しみました(2/16)。
・弊社役員と人事経理担当が甲府市の4Uで山梨活性化プロジェクトに参加しました(2/21)。
・弊社人事経理担当がkintone界隈の23新卒会に参加しました(2/27)。
・弊社代表が山梨ワーケーションツアーに参加しました(2/28-3/1)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

昨年の4月から多くのメンバーに加わってもらった弊社ですが、まだまだチームビルディングができていません。さまざまな課題が出ました。
一旦先月でもう一度やり直そうとメンバーを固定し、やり直すことにしました。

外注費や人件費の負担が厳しい中、なんとか乗り切りたいと思います。


§ 開発案件 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。
今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

先々月から今までの開発のやり方について、変える決断を下しました。

・代表が伴走担当としてお客様に入る。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

今まで安すぎた単価設定もさらに上げました。
上げた単価をベースに受注も取れるようになり、自信にもなっています。
引き合いも途切れていません。

伴走開発による案件の獲得や実装も手ごたえを感じています。私自身の切磋琢磨もさらに必要ですし、同じ位、これをメンバーにも求めていきたいと思います。

昨年に出したGO! DO! with-Uとアビットリンク、さらにk-Report帳票統合サービスも併せて、弊社の価値をより世間に訴えていく必要があると思っています。

代表のトーク力も連日の伴走案件や商談の中で磨きつつ、私自身がまず手本を見せます。幾つになっても成長すると言う気概を示したいと思います。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

先月、大きな荒療治を行い、リセットしました。

まだまだ、経営者としての未熟を痛感させられることも多いです。財務改善には単価アップからまず取り掛からねばならないと痛感しています。
弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 三年前の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
この正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。

企業理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念
「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、代表の考え方の軸はぶれていません。たた、顧客のためにと思い単価が安すぎただけで。

地域活動やNPOやkintoneエコシステムへの関与と営業活動の両立を組み込みつつ、メンバーに過度な負担をかけないように作り替えています。

昨年の4月より弊社に正式に加わってもらった代表の長女に人事・総務・経理の作業を任せ、法人設立時から名のみの役員だった代表の妻にも再来月からチーム作りの担当として本格的に加わってもらう予定です。

今後とも、なにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約13回です。オンライン商談はざっと数えたところ約39回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約40枚です。


今月はCLS道東の参加と、その翌日の大人の遠足編において、コミュニティ界隈の人々との交流が深まったように思います。
厳寒のアレキナイ川をカヌーで下る厳粛かつ忘れられない体験。盛大に煙を吐くSLを皆で見送る雪の白さとSLの黒のコントラストの鮮やかさ。そして、厚岸でウイスキーを垂らしながら牡蠣を食う楽しみ。


また、十勝の人々とのCLS道東を介したつながりも印象に残ります。今回もさまざまなご縁が繋がり、旧交も温まった十勝の旅でした。
十勝滞在のクライマックスはkintone Café 帯広 Vol.4への参加とその懇親会でした。


月内にもいろいろな出会いがありました。スナックジョイゾーでは年パス企画を活用させてもらい、妻にフラインストラクターとしてのスキルを発揮してもらい、皆でフラを舞ってもらいらいました。

さらに、月末になって山梨ワーケーションへの参加によって、甲府に拠点を結ぼうとする弊社の企てに大きな弾みがつきました。

私が十勝に行っている間も、戻ってきた後も、役員と総務経理担当は甲府でイベントに二度参加し、地域クラウド交流会の開催に向けて交流をふかめてきました。

皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

弊社が経営で苦戦していても次々と案件を頂けているのはこうした出会いがあるからです。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。CLS道東 2024 極寒編(2/3)。CLS道東 2024 極寒編の大人の遠足編(2/4)。移住者Meetup!~移住者x先輩移住者xロコ・交流会~(2/9)。kintone Café 帯広 Vol.4(2/10)。スナックジョイゾー vol.24(2/16)。山梨活性化プロジェクト(2/21)。20-23新卒会(2/27)。山梨ワーケーションツアー(2/28)(2/29)。

来月もまたイベント登壇を控えています。記事のリリースなども複数あります。
こうした対外活動こそは経営者としてやるべきことであると同時に、弊社メンバーにこの方向性を理解してもらう必要があります。
今年の年始の抱負として、昨年は18回だった登壇回数を倍にすると決めています。実際、さまざまなルートからお話をいただけるようになっています。
先月は4回登壇し、今月はオンラインを含めると3回登壇しました。
スナックジョイゾーでは乾杯の発声までやらせてもらいました。

もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向と違ってしまいます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうようにつとめなければ。

外の皆様と交流を深めたいと思っています。
今月に行った活動からそのことを強く感じました。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは3本(
CLS道東 2024 極寒編に参加してきました
CLS道東 2024 極寒編 大人の遠足編に参加してきました
kintone Café 帯広 Vol.4に参加・登壇しました。
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは1本(
RICOH kintone plusのRICOH 帳票作成プラグインの攻略ポイント
)。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

1月30日 1月30日 ITと芸術の共存こそが城崎の魅力
1月31日 1月31日 神々の戯れ、ゲーム作りをkintoneで
2月1日 2月1日 Gmailのポリシー変更に思うこと
2月2日 2月2日 月初から心機一転。ただしこちらのペースを押し付けない。
2月5日 2月5日 まず動くこと。やってみること。発信すること。
2月6日 2月6日 地方で観光コンテンツを考えてみる
2月7日 2月7日 ワーケーションの効能を十勝で感じ中
2月8日 2月8日 地方にいて東京への偏向を感じた
2月9日 2月9日 地方の活性化は行政の力が欠かせない
2月13日 2月13日 ワーケーションするためにやるべきこと。
2月14日 2月14日 ワーケーションはコミュニケーションあってこそ
2月15日 2月15日 ゲームには技術の粋が詰まっている
2月16日 2月16日 大人になると裸の付き合いが必要
2月19日 2月19日 誰かの人生を好転させるコミュニティを作りたい
2月20日 2月20日 差別化しないと生き残れない時代に
2月21日 2月21日 GDPは高いが、生産性は低いことに反省。
2月22日 2月22日 kintoneのカスタマイズの手段、どれを選ぶか。
2月26日 2月26日 タモリさんのように好きなものを追求して生きたい
2月27日 2月27日 街を歩くと情報発信への改善案に気づく

§ 年表

 ・二月お仕事

Tully’s Coffeeでオンライン打ち合わせ、羽田空港搭乗口56で作業、946banyaでCLS道東、BUKU BUKU あわ家で懇親会、牡蠣場で懇親会、ホテルルートイン 釧路駅前で作業、十勝野フロマージュ、かつら旅館×4、道の駅 なかさつない、道の駅 コスモール大樹、晩成温泉、道の駅 ピア21しほろ、天然温泉HOTEL 鳳乃舞 音更、とかち帯広空港 (OBO)、道の駅 なかさつない、開拓村、LAND、相互電業でkintone Café 帯広 Vol.4、居酒屋とっくりで懇親会、トキオで二次会、COCKTAIL BAR PALで三次会、帯広競馬場で作業、品川で打ち合わせ×3、高倉町珈琲大井町駅前店、二俣川で作業・商談×5、kicspaceでオンライン会議、プティフ・ア・ラ・カンパーニュで商談、スナック・ジョイゾー、関内で商談、CAFé KALDINO アコルデ代々木上原店でオンライン、品川で打ち合わせ×3、北綾瀬で打ち合わせ、EKITERIA PRONTOでオンライン×3、山梨ワーケーション、Phil、城のホテル、アクアビット サテライトオフィス×2

§ ツイートまとめ
・二月ツイート
https://togetter.com/li/2323275


2024年1月のまとめ(法人)


令和六年一月。

今月も苦しい状況が続いています。資金繰りですが。

経営の難しさ、厳しさを日々感じています。その一方で、その痛みを乗り越えようとする自分の成長もかみしめています。挫折や苦しみからしか人は学べない。そんな手あかのついた言葉にすがっています。
今の苦しみから得た教訓は、単価設定や人件費についての根本的な過ちです。安すぎたとの反省の胸に刻み、前に進もうとしている自分を感じています。

ただ、悪い話ばかりでもありません。

むしろ、ここで試練と苦しみを味わったことは、来年以降の弊社や私にとってよかったと思います。
一人親方ではわからない経営の難しさ。人を雇い雇用する事がどれほど大変なのか、心の底から理解しました。

好材料もいくつもあります。
先々月に受注した単価を大幅に上げた提案は先月から案件として始まっています。
他の単価を上げた案件もいくつか受注内示をいただいています。
苦しい中でも引き合いが途切れていません。ありがたいです。

経営状況に楽観はできないですが、弊社のこれからを悲観はしません。来期からは単価を変えた効果が出てくるはず。あと三ヶ月ほどを耐えて見せます。

達成度5割。達成感4割。満足感4割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括 一月度の売上は目標を下回りました。

単価設定が低いままの案件が主である以上、まだ黒字化はできません。
が、何とか持ちこたえられているのも皆様のおかげです。感謝しています。

引き合いが続けていただけているのもありがたいです。
単価を大幅に上げても引き合いがきて、それが受注につながっていることもありがたいです。

それはまだ代表個人のネームバリュ―があるからです。
ただ、それに安住していては駄目で、代表のネームバリューに依存している間は大きな成長が難しい。
代表のネームバリューではなく、会社自身か会社が出すサービスにネームバリューを感じてもらわないと、代表のリソース次第になってしまいます。
そのためにもメンバーには、成長し、視野を広げてもらわないとだめてす。そこがまだうまくいかず、人件費だけが出て行ってしまったのが今年でした。

案件が増えても案件をこなすスピードが向上しない。代表のリソース次第になってしまう。
この状況を打開するため、考え方を切り替えてより効率的なプラグインやサービス使用を推進する方針に切り替えました。
業務の根本的な部分から今までのやり方をすべて切り替えつつあります。
その一方でメンバーの実装力は確実に上がっていて、私抜きでどんどん刺さめられようになりつつあります。来季は飛躍できそうな気がしています。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・弊社代表がスナックジョイゾー voll.23に参加しました(1/19)。
・弊社代表がkintone Café METAVERSE vol.6に参加しました(1/22)。
・弊社代表がdevkin MeetUp vol.2に参加しました(1/23)。
・代表が山梨DX推進支援コミュニティのDX悩み人の集いで講師・ハンズオン登壇を行いました(1/24)。
・弊社がやまなしDXエンジンに加入しました(1/24)。
・代表が真鶴で地元の複数事業者向けのkintone説明会に登壇しました(1/25)。
・弊社総務人事経理担当が「kintone × 20~23新卒 交流会」に参加しました(1/25)。
・代表がkintone Café HYOGO Vol.2の前夜祭と当日でそれぞれLT登壇をしました(1/27)(1/28)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

§ 業務パートナー 今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。
お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

4月から多くのメンバーに加わってもらった弊社ですが、まだまだチームビルディングができていません。さまざまな課題が出た月でした。
残念ながら、いくつかの会社との関係をいったん解消するしかなくなりました。
パートナー企業の技術者さんにも複数の案件に携わってもらっていますが、こちらは数カ月前からすでに案件を絞って関わってもらってます。
もう一度業務の再設計を行い、パートナー関係の整理も行います。

外注費や人件費の負担も厳しいですが、なんとか乗り切りたいと思います。


§ 開発案件 今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。
今までにいただいた多数の案件の実装作業が続いています。いくつかの案件では検収に至ることができました。本当に感謝します。

先々月から今までの開発のやり方について、変える決断を下しました。

・代表が伴走担当としてお客様に入る。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性が持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中できる、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

今まで安すぎた単価設定もさらに上げました。
上げた単価をベースに受注も取れるようになり、自信にもなっています。
引き合いも途切れていません。

既に先々月からはいくつかの案件で伴走型に切り替えています。代表が手を動かさないやり方で実装を進めるやり方も身を結びつつあります。
手ごたえを感じているので、それを引き続き推し進めていきたいと思います。

先々月はCybozu Days 2023の前日に二つのサービスをリリースしました。
GO! DO! with-Uとアビットリンクです。
また、先月もk-Report帳票統合サービスをリリースしました。
こうしたサービスをいくつか出していき、弊社の価値をより世間に訴えていく必要があると思っています。

うちのメンバーはよく頑張ってくれています。そしてこれを糧に成長してい欲しいと思います。
皆の頑張りに報いるためにも、これまでのやり方をあらため、持続可能な経営に変えていきます。

そのためにもまた、代表のトーク力も磨く必要があります。
すでにこの半年、代表は複数の場所で研修講師やグループワークの運営にもチャレンジしています。
また、日本各地のkintoneプレーヤーたちにもリアル/オンラインを問わず会いに行き、知見を交換し合っています。
今月もセッションを二回、LTを二回登壇しています。

弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃるようです。
皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。
弊社としては問題ないのに、家計が絡むととたんに脆弱になる。
この点は弊社の長年の課題でした。

今月はついに今まだの溜まった膿を出し切る荒療治に踏み切りました。
それが功を奏せば、状況は改善に向かいつつあります。

その流れを加速するため、昨年の4月より代表の長女に弊社に正式に加わってもらい、人事・総務・経理の作業を任せています。
少なくとも、これらの作業に代表のリソースを割かれることがなくなったのは助かっています。

ただ、経営者としての未熟を痛感させられることも多く、財務への能力は引き続き磨いていく必要があると考えています。
弊社への期待の高さを感じ、耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制 三年前の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に、肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
この正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。

企業理念
「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念
「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

2020年の暮れにメンバーの募集を出した時から、代表の考え方の軸はぶれていません。たた、顧客のためにと思い単価が安すぎただけで。

地域活動やNPOやkintoneエコシステムへの関与と営業活動の両立を組み込みつつ、メンバーに過度な負担をかけないように作り替えています。

今後ともなにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築 今月は外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約8回です。オンライン商談はざっと数えたところ約32回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約30枚です。

今月もさまざまなご縁をいただきました。

スナックジョイゾー voll.23でも新たなお客様を二人お連れし、皆さんと交流を図ってもらいました。devkin MeetUp vol.2度もオンライン上ですが交流が図れました。その前日のkintone Café METAVERSEではアバターでも。


また、今月は山梨でのご縁がさらに強まりました。代表が山梨DX推進支援コミュニティのDX悩み人の集いで講師・ハンズオン登壇を行位、その後の懇親会にも参加した事で、より認知度も高められたと思っています。ちょうどその5日前には私が登壇した同じ場所でサイボウズ社と山梨中央銀行がDX推進にかかる業務提携をしたばかりだったのでそれも追い風になりました。

その一方で昨夏にいただいた真鶴でのご縁、そこから冬にいただいた山北でのご縁も育てる必要があります。真鶴で地元の複数事業者向けのkintone説明会に登壇しました。また、別の日には山北町でご縁のあった方と商談しました。いずれも将来に繋がっています。


年始にも昨夏から取り組んでいるお客様との伴走開発がひと段落着いたことで、酒席にお誘いいただきました。とてもおいしかったです。



今月は兵庫県の城崎に赴いてのkintone Café HYOGOを外すことはできません。現地で一泊しての濃密な2日間は、刺激を受けると共に交流やkintoneエコシステムの絆を強める良い機会となりました。

私だけではなく、役員の妻も山梨でご縁をいただき、6月末に予定している地域クラウド交流会に向けて着々と準備を進め、人脈を広げています。今月も重要なトピックとなるべき出来事がありました。
また、人事経理を担当している代表の長女もサイボウズ社で行われた「kintone × 20~23新卒 交流会」に参加し、知己を増やしたようです。
他にも面白い話が持ち上がっています。

皆さんとの熱いつながりが次の案件につながり、お互いが望むビジネスと人生が広がる。それこそ、まさに弊社が望むあり方です。

弊社が経営で苦戦していても次々と案件を頂けているのはこうした出会いがあるからです。

引き続きよろしくお願いいたします。


§  対外活動 今月はこちらのイベントに参加しました。スナックジョイゾー voll.23(1/19)。kintone Café METAVERSE vol.6(1/22)。devkin MeetUp vol.2(1/23)。DX悩み人の集い(1/24)地元の複数事業者向けのkintone説明会(1/25)。「kintone × 20~23新卒 交流会」(1/25)。kintone Café HYOGO Vol.2の前夜祭と当日(1/27)(1/28)。



来月もまたイベント登壇を控えています。記事のリリースなども複数あります。
こうした対外活動こそは経営者としてやるべきことであると同時に、弊社メンバーにこの方向性を理解してもらう必要があります。
今年の年始の抱負として、昨年は18回だった登壇回数を倍にすると決めています。実際、さまざまなルートからお話をいただけるようになっています。
もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向と違ってしまいます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうようにつとめなければ。

外の皆様と交流を深めたいと思っています。
今月に行った活動からそのことを強く感じました。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動 以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

今月、書いた本のレビューは0本()。
今月、書いた観劇のレビューは0本()。
今月、書いた映画のレビューは0本()。
今月、書いた抱負は0本() 。
今月、書いた旅日記は0本() 。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは4本(
2024年の抱負
DX悩み人の集いで講師・ハンズオン登壇を行いました
「真鶴でチャレンジの総量を真鶴で」イベントでkintoneを説明しました
kintone Café HYOGO Vol.2に参加・登壇しました
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは1本(
RICOH kintone plusのRICOH 帳票作成プラグインの攻略ポイント
)。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

1月4日 1月4日 強くなって奉仕できるように
1月5日 1月5日 抱負は目に触れる場所に貼っておく
1月9日 1月9日 登壇回数を今年は増やします
1月10日 1月10日 初めての方とはなるべく直に会う
1月11日 1月11日 テキストによる発信内容や方法を改善します
1月12日 1月12日 動画や音声で発信する課題を考えた
1月15日 1月15日 自分の考え方などあらゆる面を見直す
1月16日 1月16日 社会インフラの変化に対応する
1月17日 1月17日 29年を振り返って思うこと
1月18日 1月18日 やるべき仕事が増えても個の人生は大切に
1月19日 1月19日 コミュニティとは派閥のことなのか?
1月22日 1月22日 マルシェで感じたDXの本質
1月23日 1月23日 メタバースの心を軽くする効果が見直されるかも
1月24日 1月24日 技術者としての研鑽が必要
1月25日 1月25日 開発・商談の際は確証バイアスに気を付けよう
1月26日 1月26日 kintoneと街づくりの試み
1月29日 1月29日 エゴに堕ちずエコに徹する

§ 年表

 ・一月お仕事

  BUSO AGORAで作業、二俣川で作業・うち合わせ×8、EKITERIA PRONTOでオンライン打ち合わせ×2、鶴川駅前図書館で作業×2、白金台で打ち合わせ、馳走 麹屋で会食、横浜関内で商談、ドトールコーヒーショップで作業、スナックジョイゾー、品川で商談×2、渋谷で商談、takeda street baseで登壇、うまい魚と酒の肴 まどかで会食、伊藤商店、真鶴町観光協会で登壇、スミマルシェで懇親会、青木商店 glideで懇親会、塩と檸檬で懇親会、お芋とカヌレ城崎足湯カフェで足湯、短編喫茶 Unで懇談、エルベで懇談、とみやで会食、きのいえで前夜祭、城崎国際アートセンターで登壇、おけしょう鮮魚の海中宛 駅前店で懇親会、鶴川郵便局で手続き、ドトールコーヒーショップでオンライン

§ ツイートまとめ
・一月ツイート
https://togetter.com/li/2301781


2024年の抱負


明けましておめでとうございます。

昨年末にアップした投稿にも書きましたが、昨年度は皆さま、本当にいろいろと有難うございました。
今年も引き続き、よろしくお願いいたします。

今年も抱負を書きます。
本稿の内容は年末にある程度まで考え、元旦に熟慮しました。

一年の計は元旦にあり、とはよく言ったもので、忙しくなってくるとこの言葉の意味がよくわかります。もう正月ぐらいしか計画をゆっくり考える時間がありませんから。
この抱負を仕上げた後は、詳細の内容についてより考えを深めます。そして、昨年末にアップした投稿にも書いた反省を生かし、改善する一年にします。

昨年は案件の増加に備えて3月に1人、4月に3人のメンバーを増やしました。また、既存の外注メンバーの二人には正社員になってもらいました。
ところが、増える一方の案件をこなす速度が釣り合わずにメンバーは疲弊し、増やしたメンバーのうち3人が去ってしまいました。研修計画や教育体制やその他の基盤が未整備なまま採用を急いだ焦りが招いた失敗です。

そうした経験を通して痛感したのは、弊社の企業としての基盤が未整備であることです。各自が個々に動いてしまいがちの弊社で、チームとしてのまとまりがとうとう持てませんでした。

その理由がフルリモートワークの弊害であることは確かです。また、フルリモートワークを遂行するにあたり、統一した事務手続きや研修資料、そして開発にあたっての各種のガイドラインがないことも致命的でした。

あと、もう一つ、うまく行かない理由として挙げられるのは、私の目指す会社の方向とメンバーのそれがずれていたことです。方向だけでなく、そこにいくための手段についても。

まず抱負として挙げるべき当面の目標。
それは、この正月にガイドライン(アクアビット蒸留書)のドラフト版を作り上げることです。
それと同時に、経営理念や企業理念を考え直し、業務計画を作り直すことです。

まずやるべき事を以下に書きます。

1.ガイドライン作成

昨年5月の連休に集中して作ったガイドラインを仕上げます。少なくともドラフト版として内部に出せるレベルには仕上げるつもりです。

昨年作った版は、案件の引き合いから商談、そして契約に至るまでは現状の運用の七割程度は盛り込めたはずです。ところが、開発ガイドラインに着手したところで連休が終わってしまい、そのあとは業務の多忙にかまけて全く進められずにいました。

そのあと、経営が苦しくなると、ますますガイドラインの整備に時間を使う余裕はなくなりました。
また、経営のやり方を変えなければと思うとともに通常の開発のやり方の限界を悟り、伴走開発やサービス提供に舵を切りました。それによって開発のやり方自体に変更が生じ、ガイドラインの必要性がはますます増しています。

今の弊社に足りないのは生産性です。
各自の作業を細かく見ていると、既存のロジックを再度作り直すか、既に作成したコードを構築しなおしているケースが散見されます。
各個人単位ではそうしたことはないはずです。が、別のメンバーが既に作っているコードを再発明したり、すでにある調査結果を再度読み直したり、といったことが起こっているようです。
そうした無駄や重複の部分を弊社内できちんと整理し、業務手順として作り上げる必要があります。それがガイドラインの目的です。

いうまでもなく、マニュアルは読むためにあるのではありません。各自が作り上げていくためのマニュアルです。その点については、昨年の師走に参加した「CHALLenGERS」の中で紹介されていた『無印良品は、仕組みが9割』の中に書かれていました。
作業そのものをまねるためにやり方が逐一書かれたマニュアルは必要ありません。
それよりも、誰がなんのために、いつやらなければならないのか。何故それをするのか。そうした作業の目的を明確にし、個人に視点が固定されないためのガイドラインが必要なのです。

そのガイドラインを(アクアビット蒸留書)と名付けます。

アクアビット蒸留書に盛り込むべき内容は、弊社のありとあらゆる作業です。引き合いから商談、契約に至る作業。経理の上で重要な記帳に関する作業。また、人事・労務に関する手続きや総務に属する作業。
そして、アクアビット蒸留書は永遠に未完成です。常にドラフト版でありながら、全員でこれを研修計画や教育体制が整っていない間に磨き続け、少しでも正規版に近づけるよう努力します。そして全員が遵守します。

そのため、アクアビット蒸留書は月一度、定期的に更新していきます。個人のノウハウややり方がアクアビット蒸留書に書かれているよりも優れているのなら、それを無理にやめさせるのではなく、むしろアクアビット蒸留書に取り込んで全員で共有します。
アクアビット蒸留書がその純度を増すごとに、余分な作業で時間を使うことが減り、案件の実装が円滑にいき、納品までの速度が増えるはずです。

2.弊社の業務の五分割

弊社の業務を大きく五つに分割し、担当者と目的を整理します。

昨年の反省として、代表の私の拡大・新規志向と、メンバーの会社や仕事に対するモチベーションの違いを埋められなかったことが挙げられます。
メンバーの立場からすると、既存の案件がまだ終わっていないのに、次々に新しい案件が飛び込んでくることで既存案件が積み残され、心理的にストレスになっていました。
また、あちこちを飛び回って新たな案件や考えや技術を持ち込んでくる代表についていけない事もストレスになっていたはずです。
新たな案件もいいけど、それよりも既存案件を単価を上げてしっかり維持する。そして案件の数は少なめにし、メンバーのフォローをしっかりすべき。そんなメンバーの不満を感じました。

それももっともで、一番ひどい時にはあるメンバーが十個強の案件を抱えていました。これは改善しなければ。

ただし、まず前提として考えておかなければならないのは、固定の案件ややり方を墨守していては会社の成長が見込めないことです。このAI時代にそんなやり方で会社が続くはずがありません。ましてや弊社のような零細企業が。
また、代表の性格的にも同じ案件ややり方を続けることはできません。そんな苦痛さえ感じるやり方では経営意欲にすら影響を与えます。

その相反する矛盾を解消するため、弊社の業務を五つに分けます。

一つ目は、既存の大型継続kintone案件です。
大口でかつ継続のお客様は単価を上げてもらいます。その上で、既存のカスタマイズ手法を踏襲したまま、引き続き開発にあたります。案件によっては伴走に近い形でやっているものもありますし、半常駐でがっつりやっている案件もあります。
これらのお客様は、弊社の経営の安定に欠かせません。が、それ以上にお客様から信頼をいただいていることが一番重要です。今年はこれらの案件を優先し、引き続きお客様のために力を尽くします。別紙に書いた案件が該当します。

二つ目は、既存のkintone開発案件です。
これらの案件は、伴走開発のやり方も取れないまま、既存のJavaScriptカスタマイズによるやり方で追加スポット保守や追加開発を続けています。別紙に書いた案件が該当します。
これらの案件は徐々にJavaScriptカスタマイズからプラグインやサービスを利用する形に変えていきますが、当面はJavaSctiptカスタマイズが必要になるでしょう。
また、この後に述べる三つ目の伴走開発の中で開発が必要になった作業も、随時この既存のkintone開発案件に加えていきます。

まず弊社メンバーにはこの一つ目と二つ目に集中してもらいます。
多くても一人当たり四つの案件に絞り、集中して当たってもらいます。

三つ目は、新規の伴走開発案件です。
これらは代表の私が主に携わります。
伴走案件の場合、アプリ構築やカスタマイズはお客様が行います。
カスタマイズを行う際はJavaScriptはなるべく使わず、既存のプラグインやサービスを積極的に活用します。
新たな案件が増えても、うちのメンバーには作業を振りません。一旦、代表の私の方で要件定義や伴走開発を行います。別紙に書いた案件が該当します。

四ッ目は地域活動やコミュニティーです。
代表の私は今年もまだkintoneエバンジェリストを続ける予定です。また、今年は弊社役員の妻が地域クラウド交流会のオーガナイザーとして本格的に活動を始めます。

代表はkintoneエバンジェリストとして、引き続きkintone Caféや各種のセミナーに積極的に登壇します。昨年の登壇回数は18回でした。そこで今年は登壇の回数を増やし、25回を目標にします。
そうした活動からは、地域活性化など、いくつかの案件の種も芽生えつつあります。今年も引き続きそうした活動に関わっていきます。
別紙に書いた案件が該当します。

また、オーガナイザーの妻も6/29に予定されている山梨での地域クラウド交流会を必ず成功させ、山梨県で弊社の基盤を構築します。

三つ目と四つ目に代表の私が当たることにより、私の持つ拡大・新規志向を満たすとともに、新規案件の創出も実現させます。

五つ目は新規サービスの開発です。
昨年、3つの新規サービスをリリースしました。
今年はそのサービスをより拡充していきます。そしてサービサーとしての認知度を上げていきます。

弊社の強みは、外部のSaaS/PaaSとの連携実績が多数あることです。そこに弊社の価値を打ち出し、アピールしていきます。

今年11月にはCybozu Daysが開催されることが発表されています。
そこに焦点を当て、当日は新規サービスをベースにブースを出展する事を目指します。
別紙に書いた案件が該当します。

3.評価制度・賃金テーブル・人事計画

弊社の業務を再構築した結果を基準にし、もう一度弊社の経営計画を作り直します。そこには評価制度・賃金テーブル・人事計画のそれぞれを改定し、盛り込みます。

すでに作成したビジョン・ミッション・バリューや人材育成や課題に加え、5年先の財務計画や人員構成計画や、評価制度・賃金テーブル・人事計画も全て作り直します。

弊社は、そもそもKPI(重要業績評価指標)設定が全くできていませんでした。評価制度以前の問題です。そのため、何を目標とし、個々のメンバーは何をすれば達成感や成長を感じられるのかがあいまいになっていました。
メンバーのモチベーションが極めて持ちにくい状態になっていた状態を改善します。

今年からは人事評価について、アクアビット蒸留書に書かれた内容をベースに考えていきます。
アクアビット蒸留書の中では、KPIの設定とその基準について詳しく決めていきます。

もちろん、決めていくにあたっては引き続き外部の力が必要です。ただし、自社で決めていくしかない事も分かっています。

4.コミュニティ・出展

コミュニティへの関与やCybozu Daysをはじめとした展示会への出展は弊社にとって大きなアピールの機会です。

今年のCybozu Daysの開催日は11月7-8に決まっています。今年も弊社は出展する予定です。
出展にあたっては、弊社の役員や経理人事担当が企画から当日まで積極的に関わります。また、代表の私も企画や出展までの準備を任せきりにせず、社運を賭けて準備にあたるつもりです。そのため、ここ数年のやり方を変え、自社のみで出展する事を念頭に準備にあたります。

出展にあたっては、上に書いた五つに分けた弊社業務のうち、新サービスをメインに打ち出します。また、代表の私のネームバリューは最大限に利用する予定です。

代表の私のネームバリューを有効に活かすためにも、代表のコミュニティへの関与の頻度を上げていきます。登壇回数は25回を目標にしますし、それも5分程度のLTではなく、より長尺(20-60分)の登壇についての回数で25回を目指します。
そのためにも、自ら積極的に登壇の機会を増やします。今までのように頼まれたり、依頼を受けたりした後に動き出す受け身の登壇ではなく、積極的に登壇機会を作ります。
また、地方でのセミナーや勉強会出席も引き続けます。

昨年の師走に弊社は山梨で独自イベント二つの創出に関わりました。そのうちの一つは弊社主催です。今年もすでに栃木でのkintone Café開設に関わっています。それだけにとどまらず、コミュニティの創出にさらに関わっていきます。

また、役員の妻が地域クラウド交流会(ちいクラ)のオーガナイザーとして山梨での開催を準備しています。
各地で開催されるちいクラにもなるべく代表の私も参加するようにします。それによってkintoneエコシステムの一員として貢献し、認知度も上げます。

また、各地の地域創生や活性化にも関わる予定です。
今までは単なる参加者でしたが、今年からは違う関わり方を模索します。

まずは一月の城崎と糸魚川から。
そして、一月の戸田市での新年会での展示から始めていきます。

5.ビジョン・ミッション・バリュー

代表の私の拡大・新規志向と、メンバーの会社や仕事に対するモチベーションの違いを埋めるため、もう一度弊社の目指す方向性を定めます。

企業理念

「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを
最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

・うそはつかず、でも失敗は認める会社であるべきです。

目標

「2027年3月までに
・正社員8名 外注パートナー10名に
・社員一人当たりの粗利を 150万円に
・サイボウズパートナーの賞を受賞
・他SaaS/PaaSでももう一つ今のkintone並みの知名度を得る」

価値

①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・家族の事を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

上記に書いた内容のうち、目標と価値はあまりいじりません。ただ、企業理念と経営理念はもう少し練り直します。
また、それらを基にしたより具体的な経営計画をこの正月に作り込む予定です。

6.ワークライフバランス

代表の私の拡大・新規志向と、メンバーの会社や仕事に対するモチベーションの違いを埋めるためにもう一つ必要なのはワークライフバランスへの考え方を整理することです。

公私の充実を両立させたいとする私の価値観はいささかも揺らぎません。
ただ、昨年は残念ながら私の日常は全て仕事にとられてしまいました。それは誰の責任でもなく、私の招いた因果です。

弊社のメンバーには無理な残業や休日の仕事はさせずに済んだはずです。ただ、それでもストレスを感じさせてしまったとすれば、それが今の働き方の標準なのでしょう。
昭和どころか、平成に若手だった私の働き方すら、今の若い人から見ると異次元であることを認めます。

ただ、私自身が仕事の苦しさや経営の辛さに負け、会社の統制を強化したり、ブラックな働き方をメンバーに強いたりすることは厳に慎まねばと自戒しています。
案件をどれだけ受けてもこなせるだけの仕組み作り。これが今までの弊社に欠けていました。仕組み作りをきちんと整備し、代表の私も含めてワークとライフのバランスがとれるようにします。
先ず隗より始めよ。その言葉通り、私から率先してワークライフバランスを整えます。

私のワークライフバランスが整うときは、弊社の経営も軌道に乗った証しです。

7.事業継続のためのその他の施策

経営を継続させるため、BCP計画(事業継続計画)も定めます。
ちょうど本稿を書いている最中、元旦に能登で震度七の地震が発生しました。
弊社も富士山噴火や首都圏直下型地震が起こった時に備えておかなければなりません。

事業を継続するための山梨に拠点を設ける計画も今年中にはめどがつくはずです。

もう一つ必要な施策は、発信を継続的に行うのが代表のみであることです。それは弊社の弱点だと認識しています。
個人商店ではなく、会社としてのアクアビットのためには、代表以外にも定期的に発信を行う必要があります。
弊社メンバーも思い立った時はイベントの時には発信をしてくれます。ですが、それをもっと自発的かつ随時やってもらうように働きかけます。

8.個人的な抱負

ここからは6.で触れたとおり、個人的な抱負を書きます。
私は遠方に出張することによって、旅への欲求を満たしてしまうきらいがあります。そして、ワークライフバランス目標への飢餓感が薄れてしまう可能性があります。そのため、プライベートの目標をこの場できちんと書こうと思います。
2023年は個人的な目標をどこにも書かなかったことが失敗の原因の一つでした。

以下に書くのは代表の私の個人的な抱負です。
・家族で宮崎と鹿児島に旅行します。これをもって全47都道府県を制覇します。
・今年は結婚25周年ですので、家族でハワイに行きます。
・次女の彼氏のご両親に挨拶するため、韓国にも行く予定です。
・私自身の個人としてのアピールポイントをkintoneエバンジェリスト以外にも打ち出します。
 ・ウイスキー検定二級合格です。三級に受かってから数年間、ほったらかしになっているので酒知識を貯めます。
 ・もう一つ、新たな趣味も作ります。そのためには苦手意識のある習い事に通って師匠に付くことも厭いません。
・共同著者でもよいので、今年は本の出版のための具体的な一歩を踏み出します。
・訪れる場所や読んだ本や観た映画の数は、昨年と同程度をめざします。

ただ、そのワークライフバランスの実現は、アクアビットの経営が継続できるための基盤を確立してこそです。
私のワークライフバランスが整うときは、弊社の経営も軌道に乗った証しです。
そのバロメーターとして個人的な抱負の達成を目指します。

上記、1ー8までが2024年の抱負です。
ガイドライン(アクアビット蒸留書)を整理し、そのためにも弊社の業務を五つに分割します。ビジョン・ミッション・バリューも定め、コミュニティや出展の目標も掲げました。これらを実現させるために今年一年、懸命に努力します。

これらが実現した暁には、弊社の経営は好転するはずです。

ただし、それまでにも決めるべき事、やるべきことはたくさんあります。

ですが、今はAIがあります。
弊社でも使っていますし、サービス運営者やAIの開発者とも密につながっています。
AI元年に遅れをとらないよう、抜かりなく準備を進めていきます。