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2026年の抱負(長井)


明けましておめでとうございます。旧代表の長井です。

昨年末にアップした投稿にも書きましたが、昨年度は皆さま、本当にいろいろと有難うございました。
今年も引き続き、よろしくお願いいたします。

今年も抱負を書きます。
本稿の内容は昨年末から年始にあらためて考えたものです。

「一年の計は元旦にあり」とはよく言ったものです。連絡も来ず、何にも急かされることのない正月だからこそ熟慮できます。
昨年末にまとめをアップする際に反省した内容を生かし、今年一年、軸をぶらさないための指針とします。

反省と対策


まずは反省です。
昨年初にアップした抱負には以下のような反省を述べました。
「単価を上げたことで、メンバーを維持できるだけの経営基盤はできました。
ですが、雇用しているにも関わらず、今の弊社はバラバラの個人事業主の集まりのようになっています。
肝心の開発の手順や規則の遵守がまったくできていません。また、開発に関するコードレビューもデプロイもコード管理も自己流のままです。
これでは弊社メンバーが他の会社に万が一行くことになっても通用しません。何よりも生産性が低いままです。

昨年の正月に作成した「アクアビット蒸留書」で定めた内容もまだ7割もできていません。その後のメンテナンスも滞っています。」

この反省点ですが、昨年も全くできていません。あまりにできなかったので、代表を交代する決断をしました。

これらの施策を私一人でやりきるのはもう時間的にもスキル的にも無理だと判断しました。新代表曰く、内部向けのブランディングができていない、という指摘をもらいました。
であれば内部向けに内部向けブランディングを担ってもらい、私は案件担当や外向けの広告塔的な動きを行い、技術研鑽に専念しようと決めました。

昨年も単価を上げましたが、単価をあるレベル以上に設定するなら、私も含めたメンバー全員のレベルアップが欠かせません。

抱負


一方で、今後の方針ですが、あえて数値目標は設定しません。

昨年の抱負には、六つの柱を書きました。
一つ目は、既存の大型継続kintone案件です。
二つ目は、既存のkintone開発案件です。
三つ目は、共遊開発案件です。
四つ目は、地域活動やコミュニティです。
五つ目は、新規サービスの開発です。
最後に六つ目として、今年度から追加したいことは教育です。

ところが、代表の交代によってさらに柱は増えました。また、昨年は一気に生成AIの業務利用が爆発しました。それによって開発のあり方にも大幅な見直しが求められ、私もいくつかの軌道修正を行いました。

今年は、開発系においては、以下の六つの柱を据えたいと思います。
一つ目は、既存の大型継続kintone案件です。
二つ目は、既存のkintone開発案件です。
三つ目は、共遊開発案件です。
四つ目は、コミュニティです。
五つ目は、地域活性化のためのシステム案件です。
六つ目は、特定業務特化のシステム案件です。

一つ目は、既存の大型継続kintone案件です
大口でかつ継続のお客様は、引き続き単価のアップを交渉して、少しずつ上げていただいています。
こちらは、引き続き単価の向上をしますが、とはいえ、稼働時間が多いことから、単価が上がるとお客様の支出も増えます。

そこで、こうした案件はメンバーの支援の割合を増やし、私は研修講師としての関与に留めようと思います。

もちろん、こうした継続かつ大口のお客様は、弊社の経営の安定に欠かせません。が、それ以上にお客様にとっての負担にならないことが必要です。継続も考慮に入れつつ、弊社のリソースが流出することにならぬよう、バランスをとっていきます。

また、下にも出てくる特定業務特化のシステム案件として考えたいと思います。

二つ目は、既存のkintone開発案件です。
今後もこれらの案件はご相談をいただき続けることでしょう。なるべく共遊開発にしたいところですが、まだお客様のご要望は開発であることが多いです。
こうした案件は、メンバーも望んでいる節があることもあるため、私は最初の上流工程だけに携わり、完全にメンバーに任せます。私がこうした案件で実装に携わると、他の案件が滞ります。

また、こうした案件の仕様書はすべてAIに任せて作成し、メンバーは開発やお客様の要件をヒアリングし、実装することに集中します。また、積極的に弊社に蓄積されているテンプレートやフレームワークで解決し、可能な限り実装時間を最小限にします。
さらに、原則としてカスタマイズはノーコードかスタマイツールを提案し、JavaScriptによるカスタマイズは極力避けます。

三つ目は、共遊開発案件です。
これらは旧代表の私が主に携わります。
共遊開発案件の場合、アプリ構築やカスタマイズはお客様が行います。
カスタマイズを行う際はJavaScriptはなるべく使わず、既存のプラグインやサービスを積極的に提案します。
新たな案件が増えても、うちのメンバーには作業を振りません。一旦、私の方で要件定義や共遊開発を行います。

昨年は共遊開発で複数の実績を作りました。実績もできました。弊社の経営状況の向上に寄与します。今年も積極的に共遊開発を提案していきます。
それには、共遊開発を担当できるメンバーを育成します。ただ、ここまで到達するには容易ではないことも分かっています。弊社メンバーには、お客様のもとで一人で共遊開発が完結できることをスキルの到達点として伝えます。
もちろん、その過程でkintoneスペシャリスト資格やその上の資格が取れているはずです。

四つ目はコミュニティです。
ここは、私と新代表で担当します。まだ未定ですが、もう一人コミュニティ担当を雇用するかもしれません。この辺りは新代表と相談しながら決めます。コミュニティと地域創生は、新代表が主に担っていく業務と認識しています。

また、kintone界隈でのコミュニティ醸成は、kintoneや弊社だけでなく、国内の生産性の底上げのための裾野を広げるためにも必要と考えています。
そして、ほとんどのkintone界隈のパートナーはコミュニティ運営に割ける要員はいないはず。うちの会社も同じです。つまり、コミュニティ系は私や新代表が担うべきと考えています。

また、今年はkintoneだけではなく、別のSaaS/PaaSや地域活動のコミュニティにも積極的に関与します。後述する通り山梨ではすでに地域コミュニティの運営も行っています。もう一つ別のSaaS/PaaSでも存在感を出していきたいと思っています。これらは下で詳述します。

五つ目は地域活性化のためのシステム案件です。
すでに昨年から山梨での実績を積み重ねています。コミュニティ運営、コミュニティ登壇、コミュニティ司会進行、研修講師、案件提案、案件受注、自治体、民間。

都内から山梨に進出することで、システム会社としての在り方を訴求したいと思います。昨年の師走にもこのテーマで登壇させてもらいました。この1月にもおなじテーマによる対談セミナーの収録が控えています。たぶん今後もこうしたテーマでの登壇依頼をいただくことでしょう。
引き続き、山梨での活動の幅と深みを追求し、システム会社としての展開の可能性を示したいと思います。そして、このような形で地方創生に貢献したいと考えます。

また、今年は山梨だけでなく、昨年から取り組んでいる別の地方への展開も考えています。
一か所は昨年に訪れた島根です。あともう一か所、考えています。まだ未定です。

六つ目は特定業務特化のシステム案件です。
ここ数年のCybozu Daysの弊社のブーステーマは業種特化に振っています。たとえば農業。たとえば医療。
このうち医療については、新代表が歯科医であることから、他の会社様にはないアクアビットの利点だと考えています。

この利点に加え、もともと7、8年前から弊社ではある大医療チェーンのお客様に対し、kintoneを用いたご支援を続けています。このお客様は、上にも書いた一つ目の既存の大型継続kintone案件に属します。

ですが、業種特化に焦点をおき、より深く協力する体制をとるため、昨夏からより上のレベルで協業できないか模索を進めています。
また、業種特化に加え、上に書いた地域特化も絡めることで、弊社として別の提供しうる価値を届けたいと考えます。

この業種特化と地域特化は、二つのリスクーkintone頼りとAIの席巻ーに対する私が導き出した現時点での道筋です。

もちろん、これらが正しいとは限りません。また、仮に現時点で最適解だとしても、すぐに陳腐化してしまう可能性が高いです。
状況の変化に対し、臨機応変に対応し、柔軟に路線を変更します。

もう一つのSaaS/PaaS


弊社はサイボウズさんが展開するkintoneを早い時期(αテスト)から推しています。
「チームワークあふれる社会を創る」とは、サイボウズさんの掲げる存在意義です。

サイボウズさんはこの理念にのっとり、100人100通りの働き方から100人100通りのマッチングへと常に新たな組織の在り方を模索しておられます。また、理念や考え方についても、従来のレガシーなシステム会社の在り方を打ち破る試みをされています。
SESの現場で末端のSEとして既存のシステム開発の在り方に疑問を抱き続けていた私にとって、サイボウズ社はお手本となる会社です。また、kintoneは旧態の非合理なやり方が求められるシステム開発を脱却する可能性のあるツールでした。

私にとって単なる商材やシステムツール以上の存在として長らく応援していました。私がkintoneエバンジェリストとして11年もの間活動しているのも、この可能性に賭けたからです。そして、私もその成長の波に乗せてもらい、個人事業主から法人へ。そして今やプロパーと外注先を含めて9人の組織にまで成長できました。

さて、kintoneはテレビCMの効果もあって認知度を上げています。kintoneのことを知らないという人には出会うことも少なくなりました。が、まだまだ国内でも国外でも無名です。kintoneを名前しか知らず、使ったことがないという人にはまだたまに会うことがあります。特にIT業界の技術者にその傾向が強い印象を受けています。

技術者によっては、レガシーなシステム開発の世界から、RPAやSaaS/PaaS(Software as a Service/Platform as a Service)ではなく、一足飛びにAIによる業務改善に進んでいる方も多いようです。その結果、SaaS/PaaSやノーコードツールの価値に重きを置かない技術者も見受けられます。そして、kintoneが属するSaaS/PaaSの世界に賭けている弊社の今後を危ぶむ方もいらっしゃるようです。巨大PaaSはAIを取り込んでおり、AIに代替されることはなさそうですが、SaaSはAIによって代替されてしまうとの悲観的な見方も散見されます。

こうした風潮を受け、弊社として、kintoneの価値やあり方をもう一度考え直す時期にきたようです。

とはいえ、kintoneが弊社の軸であることは変わりません。
ただ、もう一つ軸となるSaaSは持っておこうと思います。PaaSやノーコードツールについても一つずつ。具体的な対象はまだ選定中です。

対象は、できるだけ国産のSaaS/PaaSベンダーであることが望ましいです。いくつかのコミュニティやユーザーイベントに参加し、それらのツールへの解像度を高めたうえで、関与を高めたいと思います。が、まだこれといった出会いに恵まれていません。ユーザーコミュニティに力を入れているツールであることも選定においては大きな条件にしたいです。
コミュニティ文脈からは、国外のSaaS/PaaSですが決済系のStripeやデザイン系のCanvaには惹かれるものがあります。特に後者はkintoneとは補完しあえる存在ではないかと考えています。

それとノーコードでWebサイトが作れるサービス。例えば、ClickやPlatioなどはノーコード推進協会の関係で比較的身近なこともあって検討しています。それとオンプレミスでノーコードツールが作れるPleasanterの動向は追っておきたいと思います。
あらためて、各SaaS/PaaSのもう一つの軸を何に置くかは、もう少し検討したいと思います。

まとめ


これらの施策はAIの台頭に対する私の今の考えを反映しています。

仮にAIを既存の技術にとっての脅威とみなすなら、その脅威から身を守る術を経営者として考えるべき。それは確かですが、まず私たちは顧客への価値提供を最優先にしたいと考えます。これは、決して建前ではありません。旧来のシステム開発の在り方は、国自体の活力を失わせると考えています。ここでいう顧客価値とは、ユーザー自身がシステム構築を行うことを指します。最近の言葉では市民開発がそれを指します(まだこの言葉に違和感を感じているのですが)。
ユーザー自身がシステムに積極的に関与し、自分事として構築できるツールであることが、私にとっての選定の最優先事項です。また、前述のとおり、ベンダーやメーカーがすべてを握ってしまう経済圏ではなく、ユーザーコミュニティが盛んで、ベンダーやメーカーの周囲をパートナーが固めつつ、ユーザーの自主性を後押しするエコシステムの考えが望ましいと考えています。

アクアビットの売り上げ向上や持続は確かに大切です。でも、その前にIT赤字や我が国の生産性をあげていくことも考えなければ、私たちが拠って立つ土台から崩れてしまいます。

そのあたりも踏まえたツールをもう一つの軸に据えたいと考えます。


2025年のまとめ(法人)


【総括】法人化10年を経て、変革の年

2025年は合同会社アクアビットにとって大きな転換点となる年でした。2015年4月の法人設立から10年目を迎え、11月21日には創業者から新代表への代表交代を実現。組織体制の刷新と成長への基盤固めを進めた一年となりました。

【業績ハイライト】

売上と財務

  • 目標達成月: 1~5月、12月は目標を上回る売上を達成
  • 黒字決算: 5月に第10期の決算が確定し、久しぶりの黒字を達成
  • 単価改定: 継続的な単価アップにより収支が改善傾向
  • 課題: 7~11月は検収遅れによりキャッシュフロー難局面も

主な成果

  • 90%: kintone案件の割合
  • 7名: kintone資格のべ取得者数
  • 187名: 甲府ちいクラ(第2回、第3回)参加者
  • 6年連続: Cybozu Days出展
  •   

  • 共遊開発の確立: お客様自身に開発してもらう「共遊開発」が順調に展開
  • 研修事業の開始: 11月から正式にビジネスとしての研修事業をスタート
  • 自治体案件の拡大: 寒川町、日野市、富士吉田市など複数自治体との取引開始

【主要トピックス】

1月〜3月: 新事務所開設と体制強化

  • 1月14日: 町田に新事務所の鍵を受け取り、1月17日より業務開始
  • 続的な取り組み: 共遊開発の推進: 代表が手を動かさず、顧客主導で開発を進める手法を本格化
  • 3月: 第10期決算月、法人化10年目の節目
  • 3月22日: 第2回甲府地域クラウド交流会を主催
  •  

4月〜6月: 新年度と山梨進出本格化

  • 4月17日: 富士吉田市のノーコード宣言シティ宣言式に参加
  • 6月19日: サイボウズパートナーミーティングにリアルで初参加
  • 6月23日: Cybozu Days 2025のスポンサーブース出展が決定
  •  

7月〜9月: 夏の試練と組織課題の顕在化

  • 7月: バックオフィスメンバーが1名増員
  • 8月: 夏の暑さで生産性低下、創業者の疲労がピークに
  • 8月29-31日: 松江で開催された地域クラウド交流会全国グランプリに参加
  • 9月: AI活用の本格化、実装スピードが体感1/5に向上
  •  

10月〜12月: 代表交代と新体制へ


  • 10月1日: 開発メンバーが1名増員
  • 10月4日: 第3回甲府地域クラウド交流会を主催、103名が参加、満足度95.2%
    ・樋口甲府市長も来臨
    ・役員がプラチナオーガナイザーに認定
  • 10月10日: 代表交代を役員あづささんに打診、基本合意
  • 10月20日: 社内外に代表交代を発表
  • 10月27-28日: Cybozu Days 2025に6年連続出展
  • 11月21日: 正式に代表交代を実施
    ・創業者・長井啓友が役員に退く
    ・新代表・長井あづさが就任
  • 12月19日: メンバーがkintoneアソシエイト資格に合格、延べ資格取得者7名に
  •  

【事業展開】

共遊開発の定着

弊社独自の開発手法「共遊開発」が年間を通じて順調に展開。お客様自身にアプリ構築を行ってもらい、弊社はアドバイスに徹する手法により、タスクの持ち帰りがなく、代表の負担が大幅に軽減。

AI活用の本格化

  • 5種類のAIサービスを契約して活用
  • 9月には実装にAIを本格投入し、体感1/5のスピードで実装完了
  • 提案書、仕様書、コーディングでAI活用が定着

山梨での存在感拡大

  • 富士吉田市、甲府市での研修講師業務
  • 甲府地域クラウド交流会の成功
  • 山梨県活性化フォーラムへの参加
  • チャレンジハイスクールへの協賛

新事業の立ち上げ

  • 11月より「ハレ・プロモーション事業」を事業部として統合
  • 朗読劇「クリスマスケーキ・キャロル」を主催

【組織・体制の変革】

メンバー構成の変化

  • 7月: バックオフィスメンバー1名増員
  • 10月: 開発メンバー1名増員
  • 11月: 代表交代により経営と技術を分離

理念と方針

企業理念: 「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念: 「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

※2026年3月までに新代表のもとで理念の刷新を予定

代表交代の理由(創業者の言葉より)

  1. 技術と経営の両立の限界
  2. AIやノーコードツールの急速な進化への対応
  3. バックオフィス体制の脆弱さ
  4. チームとしての成長の必要性

【対外活動・コミュニティ】

主要イベント参加

  • ノーコード シンポジウム 2025(2月)
  • Smart at Conference(3月)
  • kintone hive Tokyo(7月)
  • 日本ノーコード大賞授賞式(7月)
  • Cybozu Days 2025(10月)
  • Generative AI Conference 2025(12月)

地域活動

  • 地域クラウド交流会(ちいクラ)への積極参加
    • 釧路、八街、松江、沼田などに参加
    • 甲府での主催で成功
  • チャレンジハイスクールへの協賛継続
  • 山梨県活性化プロジェクトへの参加

kintone Caféへの貢献

メンバーが運営メンバーとして継続的に参加し、エコシステムへの貢献を継続

【技術・スキル】

資格取得

  • kintone資格: 延べ7名が取得
  • メンバーの継続的なスキルアップを推進

技術トレンド対応

  • JavaScript開発からノーコードカスタマイズツールへの移行
  • krewシリーズ、gusuku Customineなどのプラグイン活用
  • 生成AIとの共存による開発効率化

【課題と展望】

継続課題

  1. バックオフィスの強化: マニュアル「アクアビット蒸留書」の整備
  2. 財務基盤の安定化: キャッシュフロー管理の改善
  3. メンバーのスキル向上: 共遊開発を担えるメンバーの育成
  4. 検収の迅速化: 案件回転率の向上

2026年への展望

  • 中期経営計画の策定: 外部コンサルタントを交えて3月末までに完成予定
  • 多角化の推進: システム事業に加え、イベント事業、医療事業、物販事業を展開
  • 特定業界への注力: 医療業界への特化を継続
  • 山梨での地盤強化: 地域に根ざした活動の継続

【感謝の言葉】

一年間を通じて、多くのお客様、パートナー企業、コミュニティメンバーの皆様に支えられました。法人化10年を経て、新たな体制での第一歩を踏み出せたのは、皆様のご支援があってこそです。

2026年も引き続き、ワークライフバランスを堅持しつつ、成長を続けてまいります。


2025年12月のまとめ(法人)


令和七年十二月。

先月、代表交代を果たしました。それによって、メンバーの心持ちも少し変わったように思います。
10月から入ったメンバーもさっそくkintoneの入門資格に合格し、複数の案件を同時にこなしてくれるなど、早くも戦力になってくれています。

ただ、まだ安心はできません。世の中のAIへの傾斜はますます強まっているからです。

うちの会社が拠って立つSaaS/PaaS(Software as a Service/Platform as a Service)の存在意義は、AIの台頭によってどう変わるのか。この判断を誤ると、会社の存続すら危ぶまれます。

会社として、kintoneの他にもう一つの武器を保つ必要があります。
この点を真剣に追求すべきと考えています。
わが国の国民性、AIの進歩、そして産業構造、マクロなビジネスの現場の趨勢。

世の中の動きや潮目を読み、新代表の判断に誤りのないように導くべきと考えています。また、お客様に対しても、的確な判断と助言を怠らぬようにしたいと思います。

今のところ、代表交代にあたっての影響は見られません。むしろ、引き合いと受注は相変わらず来ています。

達成度6割。達成感7割。満足感7割。それが今月の私=創業者(旧代表)自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。


●弊社の業績

§ 総括
十二月度の売上は目標を若干上回りました。

とはいえ、まだ会社としては売り上げをもう少し確保しなければ成長がありません。

先月の21日からは代表を交代しました。

交代の理由はnoteにて私から10箇条に分けて書いています。おそらくここに全て書き尽くしたと思っています。
10月30日 10月30日 私が代表を離れる理由の前説
10月31日 10月31日 代表を退く理由の前説2
11月04日 11月4日 私が代表を離れる理由(1/10)
11月05日 11月5日 私が代表を離れる理由(2/10)
11月06日 11月6日 私が代表を離れる理由(3/10)
11月07日 11月7日 私が代表を離れる理由(4/10)
11月10日 11月10日 私が代表を離れる理由(5/10)
11月11日 11月11日 私が代表を離れる理由(6/10)
11月12日 11月12日 私が代表を離れる理由(7/10)
11月13日 11月13日 私が代表を離れる理由(8/10)
11月14日 11月14日 私が代表を離れる理由(9/10)
11月17日 11月17日 私が代表を離れる理由(10/10)
11月18日 11月18日 プラグインを売らず、エコシステムに貢献します

代表交代は、私の中では充分納得しています。悔いも未練もありません。
この代表交代のタイミングにあわせて弊社の業務を変更した定款も変更し、法務局に提出しました。

今、うちの会社は、特定業界「医療」に特化し、山梨進出で知名度を増やしています。もちろんkintone界隈の中でも。
おかげさまで案件は途切れずにいただいています。ただし、この状況がいつまでも続くとは考えていません。
来年以降、どの方向に力を入れるか、何を打ち出していくか。この後の正月休みで考えたいと思います。

また引き合いもいただけています。今月には大きめな案件の検収および受注にも至りました。
そして、10月から新たに加わってくれたメンバーがkintoneアソシエイト資格を一発合格してくれました。そのメンバーも複数の案件を並行でこなしてくれるようになりました。

あと、7月に入ってくれたバックオフィスメンバーも活躍を始めてくれています。
バックオフィスについては、少しずつ滞っていた作業が動き始めているようです。まだまだ私の求めるレベルには達していませんが、少しずつレベルが向上しているのは楽しみです。引き続き、マニュアルの整備も頑張ってほしいです。AIの力を借りながら、進めてほしいです。

私の担当ではありませんが、先月からは新代表が個人で営んでいたハレ・プロモーション事業も弊社の事業部として活動することになりました。先月末には朗読劇の主催を無事に行いました。収支はまだこれから集計するのでしょうが、赤字にはならなかったと聞いています。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・弊社代表がサイボウズ社において登壇し、kintone界隈の方に失敗談を披露しました(12/2)。
・日本電信電話ユーザー協会様の依頼で、役員の長井が研修講師として山梨県流通センターでkintoneの講師を務めました(12/6)。
・新代表と旧代表が第2回 沼田地域クラウド交流会に参加しました(12/14)。
・新代表と旧代表が山梨県活性化プロジェクトの忘年会に参加しました(12/17)。
・ジョイゾー社の事例記事に弊社を載せていただきました(https://service.joyzo.co.jp/case/category/ici/p9927/)(12/18)。
・弊社メンバーがkintone アソシエイト資格に合格し、延べ資格取得者が7名となりました(12/19)。
・新代表と旧代表とメンバーがSEEDPLUS社の前嶋さんとみことりさんと5人でCybozu Days 2025の打ち上げを楽しみました(12/22)。
・旧代表とメンバーの家族がお客様との忘年会を楽しみました(12/23)。
・弊社の忘年会を行いました(12/26)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。


§ 開発案件
今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。

生成AIの進歩は驚異的です。専ら最近は、AI活用の研究をいろいろ進めています。提案書や仕様書あたりはだいぶAIに任せられるようになってきました。もちろんコーディングも。

弊社は今、複数のAIサービスを契約して使っています。5種類ほどです。

AI関連の進歩の速さはもはや否定するのは愚かなレベルです。
一方で、世の中にあまねく広まってきたことで、ビジネスの現場でできる部分も見えてきました。
今月、生成AIカンファレンスに参加しましたが、大企業での利用の広がりはもう無視できません。わが国の生産性の低さとは、ガバナンスの強さとトレードオフの関係にありました。大企業がまさにそうです。ところが、大企業は、ガバナンスを効かせつつ、AIを積極的に活用しはじめています。つまり、統制をとりつつ、AIの生産性の高さを生かしつつあるのです。つまり日本の生産性はAIによって劇的に変わるかもしれません。

その中で、弊社が取り組んでいるkintoneを始めとしたノーコードツールやSaaS/PaaSがAIの進化に合わせてどう変わるのか。AIによってどのような影響が及ぶのか。
未来がどうなるかは誰にもわかりません。AIの進化と影響も。

一つだけ確かなのは、従来のやり方をよしとした瞬間、システム会社としての将来は絶たれることです。
ここだけは忘れぬよう、改善を加えます。

代表を降りたことによって、そうした技術革新の波に乗り遅れないための準備はできました。言い訳はしません。、案件をこなしながら、技術革新の波に乗っていこうと思います。

弊社では引き続き請負開発と共遊開発の二本立てで望みます。

共遊開発とは、弊社は手を動かさず、お客様に開発を行ってもらう開発手法です。
・代表がお客様に入って共に経営権を手放し、に向けて努力する。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。

2023年の秋に、以下のとおり弊社の今後の業務の進め方を決めました。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性を持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。 ・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中でき、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

ここに挙げたとおり、手法としては最近注目を浴びている伴走支援とそう変わりません。

先月から始まった研修事業、請負開発、共遊開発の三本立てでシステム構築は進めます。

皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 業務パートナー
今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。

今の弊社は共遊案件に舵を切っているとは言え、開発案件も多数引き合いをいただいており、その資源の捻出が喫緊の課題です。それを外注先を活用することで生かそうとしています。

お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

パートナー費用も含めて、新たなやり方で開発を行い、より価値を生み出せるように弊社からも指導が欠かせないと思っています。


§ 財務基盤の堅牢化
財務をきっちりすること。前からの課題です。

2024年の一月、大きな荒療治を行って状況をリセットしました。
この11月に代表を交代したことにより、よりシビアに、会社存続のためだけ、IT業界の実情や忖度など一切抜きに、新代表には経営のために判断してもらいます。私も既にいくつか単価の修正指示を受けています。
昨年度は何度かに分けて単価をアップしました。今回の代表交代で単価はもう一度あげました。
それによって、収支は少しずつ改善していくはずです。

この春、今回の単価見直しの前に、すでに失注率が上がっていました。しかし、それは単価の見直しとは別の理由です。その理由は、私に様々な作業が集中しすぎたため、提案が雑になったからだと認識しています。今回、私の職掌から経営を分離したことで、案件に対する準備も入念に進められそうです。

他の財務改善も、7月から参画してくれたバックオフィスメンバーが本格的に稼働してくれ始めたため、代表交代に関する手続きが終われば、より効率的になると思います。この辺りの指揮は新代表に期待します。

弊社への期待の高さを感じ、また耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。

§ 社内体制
先月、代表を変わったことにより、大きな変化が生じました。

それによって、会社の空気感が若干変わったように思いました。

2021年の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
2024年の正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。5月にも一項目を追加しています。

また、以下に掲げる社是や経営理念や企業理念、人事理念についても新代表が手を入れると聞いています。私としても全く異論はありません。

企業理念

「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念

「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・その家族を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

行動指針
〇公私を両立し、360度可能性を見出す目をもつこと
〇社会人として人に迷惑を与えない言動を心掛けること
〇情報のプロとして機密保持、品質、速度を意識すること
〇お互いを理解し尊重する心を持つこと
〇すべての物事に対して好奇心を持つことを忘れないこと
〇常に進歩、前進を忘れず、人生を楽しむこと
〇身内にも常に敬称で呼び合うこと

今、これらも含めて私と新代表に加え、外部のコンサルタントさんに入ってもらい、中期経営計画の見直しに着手しています。その期間は3月末までを予定していて。その中にビジョン・ミッション・バリューの刷新も含んでいます。

代表があづささんになったことで、業務の多角化を進めます。「ハレ・プロモーション」が担うイベント開催事業、ココデンタルクリニックを管轄する医療事業、ほかにも物販事業も控えています。
もともと、弊社の活動内容は、代表を交代する前から、地域創生活動やNPO支援、kintoneエコシステムへの関与など多岐にわたっていました。これに加えて、リソースが分散しないようにしながら、よりよい方向に進めていきたいと思います。

弊社はチームとしての力が弱いと思っています。これは全て旧代表である私の責任です。
新代表に変わった後も、新代表の意思を優先しつつ、チーム作りに協力したいと思います。

まずはメンバーが公私ともに充実するよう、無理も残業もさせず、会社の成長と個人の生活向上を両立させたいと思います。

今後とも、なにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築
今月も外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は13回です。リアル共遊開発は2社様に対して3回、6時間。オンライン共遊開発は3社様に対して3回、4.5時間。
オンライン商談はざっと数えたところ34回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約15枚です。

今月は、オフラインの交流は会社としては、以下の通りです。





・サイボウズ社でのイベント登壇(12/2)
弊社役員(私)が登壇者として参加し、失敗談を皆さんの前で披露しました。
おかげさまでインパクトを残せたようでよかったです。



・kintoneの講師(12/6)。
こちらでは会場に数名の知己の方もお越しいただき、交流を深められました。FormBridgeとkViewerとkintoneの活用方法について語りました。




・第2回 沼田地域クラウド交流会(12/14)。
こちらは私と代表で参加しました。皆さんで今後の沼田ちいクラについて熱い会話が繰り広げられたのが印象に残っています。


・新代表と旧代表が山梨県活性化プロジェクトの忘年会に参加しました(12/17)。
またまた山梨でいろいろなご縁ができました。今回もとても刺激を受けました。山梨との皆様のご縁は来年も広がっていきそうです。



・Cybozu Days 2025打ち上げ
10/27-28に行われたCybozu Days 2025の運営メンバーと一緒に打ち上げを行いました。
今年の反省はすでに済ませていたので、来季に向けた話もできました。


・お客様との飲み会
昨年も、この春にもこの三家族で懇親会を行いました。こうやってお客様やメンバーの家族と飲み会ができることが素晴らしいです。


・Generative AI Conference 2025
いろいろと刺激を受けたカンファレンスでした。受けた刺激は仕事の成果に昇華させたいと思います。

なお、ほかにも私が参加したイベントは、
・Canva Voyager Marina 2026
・スナックジョイゾー
・よっちゃばれっkintone無尽
がありますが、これらは個人のまとめに譲ります。

また弊社の総務人事経理担当や役員もそれぞれ個人で複数のイベントに参加しています。

これからもkintoneエコシステムの一員として、弊社も力を尽くし、盛り上げていきたいと思っています。
引き続きよろしくお願いいたします。


§ 対外活動
今月はこちらのイベントに参加しました。サイボウズ社での登壇イベント(12/2)。第2回 沼田地域クラウド交流会(12/14)。山梨県活性化プロジェクト忘年会(12/17)。Cybozu Days 2025打ち上げ(12/22)。

こちらは弊社メンバーも参加したイベントも含めています。また、代表の活動については会社として参加したものに限定し、代表個人の活動はここでは割愛しています。

上にも書いたとおり、この春あたりから、弊社の役員や総務人事経理担当が、代表が言わなくても積極的にこうしたイベントに参加するようになってくれています。とても心強いです。
新代表はこうした活動に積極的です。今後は私と違って技術以外のイベントや山梨のイベントにも顔を出してくれるはずです。この辺りの価値観があっていたからこそ、私は新代表に譲る決断を下せました。

もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向とずれていきます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうように務めなければ。

奉仕活動だけでは続きませんが、営利だけを目指す企業になってはあまりにも殺伐とします。
このバランスは難しいし、その時々の社会状況や弊社の状況も含めて理想の形は見えないでしょう。ですが、追い求めたいと思います。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動
以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

ここにアップする記事も先月からは、弊社の活動に関する記事のみに分かちます。個人の活動については同様の記事を今後書きますし、そちらにリンク一覧として載せます。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは1本(
事例:株式会社八洲様
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

11月27日 11月27日 AIと共存するコーディングについて
11月28日 11月28日 中期計画の策定を始めています。
12月1日 12月1日 システム開発会社が演劇を手掛ける訳
12月2日 12月2日 渋沢栄一翁の生涯から学んだこと
12月3日 12月3日 流行語とは、首相のもどかしさ。
12月4日 12月4日 アドベントカレンダーは技術者のコミュニケーションスキルに良い
12月5日 12月5日 中途半端な都会の辺縁より、地方に進出した方が良い
12月8日 12月8日 Canvaとkintoneのコラボにワクワク
12月9日 12月9日 災害時にはオールドメディアも有効
12月10日 12月10日 AIによるスキルの勘違いと、人に対する期待値の混同に注意
12月11日 12月11日 Excelファイル分析はAIを用いても困難
12月15日 12月15日 地域を活かす活動をしたい
12月16日 12月16日 リモートとリアルの情報伝達の違い
12月17日 12月17日 AIの適切な利活用等に向けた知的財産の保護及び透明性に関する云々
12月18日 12月18日 手で生み出す発想力でAIにない価値を作る
12月19日 12月19日 お金のリテラシー
12月22日 12月22日 組織とは適材適所
12月23日 12月23日 イデオロギーに引きずられず、冷静にいきましょう
12月24日 12月24日 共遊開発と助成金/補助金は相性が良い
12月25日 12月25日 この冬に作る経営計画は重要
12月26日 12月26日 一年間ありがとうございました。

§ 年表

§ Xポストまとめ
2025年12月Xポストまとめ


2025年11月のまとめ(法人)


令和七年十一月。

先月末のCybozu Days 2025の余韻も鮮やか今月ですが、弊社には続けて大きなイベントがありました。代表の交代です。
正式に11月21日に新代表が就任し、私は役員に退きました。

この代表交代のタイミングにあわせて弊社の業務を変更した定款も変更し、法務局に提出しました。

本来ならば、この法人の月まとめを記す業務も、新代表に委ねるべきなのかもしれません。
が、おそらく新代表はそれどころではありません。おそらく書けないでしょう。そのため、私が引き続き書こうと思います。
営業日毎に書いているnoteについても同じく、私が書き続けます。

そのため、本稿でもnoteでも、弊社の経営面について触れる頻度は減るでしょう。
しかし、技術的な趨勢や、案件の状況については引き続き私が統括します。私が書く内容は、主に技術やシステム案件の趨勢になろうかと思います。

今のところ、代表交代にあたっての影響は見られません。むしろ、引き合いと受注は相変わらず来ています。

達成度6割。達成感7割。満足感7割。それが今月の創業者自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。


●弊社の業績

§ 総括
十一月度の売上は目標を若干下回りました。

下回った原因は、今月も大きめの検収がなかったことです。

上に書いた通り、今月からは代表を交代しました。
理由はnoteにて私から10箇条に分けて書いています。おそらくここに全て書き尽くしたと思っています。
・10月30日 10月30日 私が代表を離れる理由の前説
・10月31日 10月31日 代表を退く理由の前説2
・11月04日 11月4日 私が代表を離れる理由(1/10)
・11月05日 11月5日 私が代表を離れる理由(2/10)
・11月06日 11月6日 私が代表を離れる理由(3/10)
・11月07日 11月7日 私が代表を離れる理由(4/10)
・11月10日 11月10日 私が代表を離れる理由(5/10)
・11月11日 11月11日 私が代表を離れる理由(6/10)
・11月12日 11月12日 私が代表を離れる理由(7/10)
・11月13日 11月13日 私が代表を離れる理由(8/10)
・11月14日 11月14日 私が代表を離れる理由(9/10)
・11月17日 11月17日 私が代表を離れる理由(10/10)
・11月18日 11月18日 プラグインを売らず、エコシステムに貢献します

代表交代は、私の中では充分納得しています。悔いも未練もありません。
むしろ、重荷がなくなった上に、これからの会社の成長が楽しみです。

また引き合いも続いているし、今月には大きめな案件の受注にも至りました。それだけでなく、会社が代表の交代イベントを経てより引き締まったようにも思います。

私が9、10、11月と3ヶ月連続して訪れた味の素うまみ体験館には、味の素の創業者2人の肖像画が掲げられています。技術を担った池田菊苗博士と、経営者として辣腕を奮った鈴木三郎助氏。
私が会社のこれからを考える上で、このお二人に出会った事は、代表交代への大きな後押しとなりました。一人で技術と経営の両方を見ることはできない。一人が二足の草鞋を真剣に履き遂げることはできない。一人のままでは会社は成長できない。それを強く感じた結果です。

私は今後も案件を担当します。しかし、私にすべて頼るようではダメです。メンバーにさらにスキルを上げてもらい、案件単位でもっと深く委譲できるようにならねばと思っています。

私の担当ではありませんが、今月からは新代表が個人で営んでいたハレ・プロモーション事業も弊社の事業部として活動することになりました。月末には朗読劇の主催を無事に行いました。収支はまだこれから集計するのでしょうが、赤字にはならなかったと聞いています。

やるべきは引き続きマニュアルの整備です。こちらは引き続きAIの力を借りながら、進めていきます。
私も整備に携わりながら、新代表の元でメンバーに対してマニュアル作りを厳しく指導してもらいます。
バックオフィス側の強化は喫緊の課題です。代表交代はそれを強く意図しています。

また、開発側でも先月から一人のメンバーに加わってもらいました。
今月そのメンバーはある案件のバグ修正や変更対応を無事に実装、リリースまで持ち込んでくれました。
まずは無事に離陸できそうで安心しています。開発案件の回転率を良くし、検収の遅れが発生しないようにすべきです。
併せて、資格の取得も促進し、さらなる成長を促す体制を整備すべきと考えています。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・日本電信電話ユーザー協会様の依頼で、私が研修講師として山梨県流通センターでkintoneの講師を務めました(11/6)。
・寒川町役場で代表が研修講師として登壇しました(11/10)(11/17)。
・富士吉田市役所で代表が研修講師として登壇しました(11/12)。
・新代表と人事総務経理担当が山梨県活性化プロジェクトに参加しました(11/19)。
・弊社の代表交代を行いました(11/21)。
・弊社の定款や代表を11/21付けで変更する旨が書かれた登記変更を手続きしました(11/27)。
・新たなコンサルタントさんにこの日から加わってもらい、新代表と私で今後の方向性についての打ち合わせを始めました(11/28)。
・HALE PROMOTION企画朗読劇「クリスマスケーキ・キャロル」を会場「中野シアター かざあな」で催しました(11/30)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。


§ 開発案件
今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。

生成AIの進歩は驚異的です。専ら最近は、AI活用の研究をいろいろ進めています。提案書や仕様書あたりはだいぶAIに任せられるようになってきました。もちろんコーディングや仕様書も。

弊社は今、複数のAIサービスを契約して使っています。5種類ほどです。

AI関連の進歩の速さはもはや恐るべきレベルです。
その中でkintoneを始めとしたノーコードツールや諸SaaSもAIの進化に合わせた改善を加えています。
未来がどうなるかは誰にもわかりません。これらの進化の結果、どのような勢力図になるのか、システム開発の未来はどこに進むのか。

一つだけ確かなのは、従来のやり方をよしとした瞬間、システム会社としての将来は絶たれらことです。
システムを知らないシステム会社に誰が頼むでしょうか。ツールを使いこなせないシステム会社に共遊開発はできますか?AIを使わずに他のシステム会社より速度も品質も上げられますか?その知識で研修講師はできますか?
そうした危機感がますます募る一方です。

代表を降りたことによって、そうした技術革新の波に乗り遅れないための準備はできました。言い訳はせず、案件をこなしながら、技術革新の波に乗っていこうと思います。

弊社では引き続き請負開発と共遊開発の二本立てで望みます。

共遊開発とは、弊社は手を動かさず、お客様に開発を行ってもらう開発手法です。
・代表がお客様に入って共に経営権を手放し、に向けて努力する。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。

2023年の秋に、以下のとおり弊社の今後の業務の進め方を決めました。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性を持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。 ・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中でき、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

ここに挙げたとおり、手法としては最近注目を浴びている伴走支援とそう変わりません。

今月からは開発メンバーも一人増えました。kintoneについて検証を行った結果、今月からある案件の実装を任せ、無事に修正及び変更対応を完結させてくれました。理解が聡いため、これからも期待しています。

さらに今月からは研修事業も始まりました。実施を山梨県流通センターにおいておこないました(11/6)。概ね好評でした。今まではコミュニティの一環でやっていた研修も、ビジネスとして取り扱い始めています。

皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 業務パートナー
今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。

今の弊社は共遊案件に舵を切っているとは言え、開発案件も多数引き合いをいただいており、その資源の捻出が喫緊の課題です。それを外注先を活用することで生かそうとしています。

先月のCybozu Days 2025も、弊社の数年来のパートナーであるSeedplus社と共同出展しました。また、ブースの展示物についても2社のご協力を得ました。そもそも出展企画から手続き周りに至るまで、みことりさんに支援してもらっています。そうしたご縁もまだまだ続きます。

お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

パートナー費用も含めて、新たなやり方で開発を行い、より価値を生み出せるように弊社からも指導が欠かせないと思っています。

§ 財務基盤の堅牢化
財務をきっちりすること。前からの課題です。

昨年の一月、大きな荒療治を行って状況をリセットしました。
この11月に代表を交代したことにより、よりシビアに、会社存続のためだけ、IT業界の実情や忖度など一切抜きに、新代表には経営のために判断してもらいます。私も既にいくつか単価の修正指示を受けています。
昨年度は何度かに分けて単価をアップしました。今回の代表交代で単価はもう一度あげました。
それによって、収支は少しずつ改善していくはずです。

この春、今回の単価見直しの前に、すでに失注率が上がっていました。しかし、それは単価の見直しとは別の理由です。その理由は、私に様々な作業が集中しすぎたため、提案が雑になったからだと認識しています。今回、私の職掌から経営を分離したことで、案件に対する準備も入念に進められそうです。

他の財務改善も、7月から参画してくれたバックオフィスメンバーが本格的に稼働してくれ始めたため、代表交代に関する手続きが終われば、より効率的になると思います。この辺りの指揮は新代表に期待します。

弊社への期待の高さを感じ、また耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。

§ 社内体制
今月は何といっても新代表の交代が最大のトピックです。
2015年の4月に法人として船出してから10年半の間、ずっと創業者である私が代表の役目を担って来ました。

今月の21日より新代表が弊社を率います。

七月よりバックオフィスのメンバーが一人増えました。
十月より開発担当のメンバーが一人増えました。

当面、来年3月末までの間は、メンバーの入れ替えはせずに会社を運営し、4月以降、第12期に入ってから人員の追加に向けた検討を始めるそうです。

2021年の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
2024年の正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。5月にも一項目を追加しています。

また、以下に掲げる社是や経営理念や企業理念、人事理念についても新代表が手を入れると聞いています。私としても全く異論はありません。

企業理念

「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念

「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・その家族を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

行動指針
〇公私を両立し、360度可能性を見出す目をもつこと
〇社会人として人に迷惑を与えない言動を心掛けること
〇情報のプロとして機密保持、品質、速度を意識すること
〇お互いを理解し尊重する心を持つこと
〇すべての物事に対して好奇心を持つことを忘れないこと
〇常に進歩、前進を忘れず、人生を楽しむこと
〇身内にも常に敬称で呼び合うこと

ただし、変えるとはいえ、私が大切に思っている部分は堅持します。代表が考える理念を盛り込みつつ、わかりやすく伝わりやすく納得できる理念に変えてもらおうと思います。

代表があづささんになったことで、業務の多角化を進めます。
しかし、今の弊社の活動内容は、代表を交代する前から、地域創生活動やNPO支援、kintoneエコシステムへの関与など多岐にわたっていました。それらは長い目で見たときに弊社の存在感や認知度には貢献しているのは確かです。
この先、多角化によってどのように組織を作るかについては、今月からコンサルタントさんに入ってもらいましたので、じっくりと考えていきます。

弊社はチームとしての力が弱いと思っています。これは全て旧代表である私の責任です。
新代表に変わった後も、新代表の意思を優先しつつ、チーム作りに協力したいと思います。

まずはメンバーが公私ともに充実するよう、無理も残業もさせず、会社の成長と個人の生活向上を両立させたいと思います。

今後とも、なにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築
今月も外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は5回です。リアル共遊開発は5社様に対して7回、14時間。オンライン共遊開発は2社様に対して2回、2時間。
オンライン商談はざっと数えたところ35回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約30枚です。

今月は、オフラインの交流は会社としては山梨県活性化プロジェクトのみです。
新代表と総務人事経理担当が参加したため、ここには載せません。

上記に挙げた以外にも私は個人的な資格で複数のイベントに参加しています。
また弊社の総務人事経理担当や役員もそれぞれ個人で複数のイベントに参加しています。

これからもkintoneエコシステムの一員として、弊社も力を尽くし、盛り上げていきたいと思っています。
引き続きよろしくお願いいたします。


§ 対外活動
今月はこちらのイベントに参加しました。山梨県活性化プロジェクト(11/19)。朗読劇「クリスマスケーキ・キャロル」(11/30)。

こちらは弊社メンバーも参加したイベントも含めています。また、代表の活動については会社として参加したものに限定し、代表個人の活動はここでは割愛しています。

上にも書いたとおり、この春あたりから、弊社の役員や総務人事経理担当が、代表が言わなくても積極的にこうしたイベントに参加するようになってくれています。とても心強いです。
新代表はこうした活動に積極的です。今後は私と違って技術以外のイベントに顔を出してくれるはずです。

もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向とずれていきます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうように務めなければ。

奉仕活動だけでは続きませんが、営利だけを目指す企業になってはあまりにも殺伐とします。
このバランスは難しいし、その時々の社会状況や弊社の状況も含めて理想の形は見えないでしょう。ですが、追い求めたいと思います。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動
以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

ここにアップする記事も先月からは、弊社の活動に関する記事のみに分かちます。個人の活動については同様の記事を今後書きますし、そちらにリンク一覧として載せます。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは1本(
Cybozu Days 2025
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

10月30日 10月30日 私が代表を離れる理由の前説
10月31日 10月31日 代表を退く理由の前説2
11月04日 11月4日 私が代表を離れる理由(1/10)
11月05日 11月5日 私が代表を離れる理由(2/10)
11月06日 11月6日 私が代表を離れる理由(3/10)
11月07日 11月7日 私が代表を離れる理由(4/10)
11月10日 11月10日 私が代表を離れる理由(5/10)
11月11日 11月11日 私が代表を離れる理由(6/10)
11月12日 11月12日 私が代表を離れる理由(7/10)
11月13日 11月13日 私が代表を離れる理由(8/10)
11月14日 11月14日 私が代表を離れる理由(9/10)
11月17日 11月17日 私が代表を離れる理由(10/10)
11月18日 11月18日 プラグインを売らず、エコシステムに貢献します
11月19日 11月19日 無頼派とは何物にも頼らない新たな価値を示すこと
11月20日 11月20日 代表最後の日にあたって悔いなし
11月21日 11月21日 テキスト伝達だけを諦め、音声伝達に重きを置きます。
11月25日 11月25日 未知のコミュニティこそ出るべき
11月26日 11月26日 志あるイラストレーターは生き残れるはず

§ 年表

§ Xポストまとめ
2025年11月Xポストまとめ


2025年10月のまとめ(法人)


令和七年十月。

長袖ワイシャツでも肌寒く感じるほど、秋の陽気を感じる暇もなく、秋の深まりを実感しています。つい先日まで猛暑に苦しんでいたというのに、この温度の変化には戸惑うばかりです。

この夏の猛暑によって様々な限界が見えてきました。その限界とは、代表の私自身の体力、持ち時間、能力です。8月に起こした個人的な不祥事もあり、もうここらが潮時かと思い定めました。

弊社にたくさんの引き合いが来ている今のうちなら、まだうちの会社は伸ばせます。大規模なお客様も一部上場企業も、さまざまな業種も。地方もさまざまです。特に山梨に関する案件が増えてきました。

それを後押ししたのが、10月4日に弊社が主催した第三回甲府地域クラウド交流会です。樋口甲府市長も含めた103人の参加者にお越しいただき、成功裏に終えることができました。その成功にあたっては、役員であるあづささんの力が大きかったと思います。

今を逃すと、弊社が変わるチャンスはない。そう思ってあづささんに代表の交代を打診したのは10月10日。その日にあづささんと基本線は合意し、その後も何度も打ち合わせを重ねました。その結果、10/20には弊社内部に発表し、合意を取りました。その夜には対外的な発表も始めました。

正式な交替予定日である11月21日まで、数々の引き継ぎを進めます。また対外的にお披露目も進めています。
その格好の機会が月末の10/27-28に開催されたCybozu Days 2025です。6年連続の出展となる今回も、弊社は無事に出展を成し遂げました。また、その前には、一週間連続でXのスペースで配信を続け、連日Cybozu Daysの出展についてや、代表交代についても話しました。

達成度5割。達成感6割。満足感7割。それが今月の代表自身の自己採点です。

弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

●弊社の業績

§ 総括
十月度の売上は目標を下回りました。

下回った原因は、今月も大きめの検収がなかったことです。
先月、先々月とキャッシュフローが厳しくなったので、今月は代表がある案件を一つこなし、形にすることでなんとか凌ぎました。
が、代表が案件に携わらないと回らないようでは駄目です。
もしそうせざるを得ないのであれば、代表を返上しなければならないでしょう。それも代表交代の理由の一つです。

代表を変え、もっと収支を厳密に管理し、内部の仕組みから変え、内部のモチベーションを持ってもらわなければならないでしょう。それが上に述べた代表交代の大きな理由です。

山梨でも楽しみな引き合いが増えています。来月からは案件も始まります。
今月早々には甲府ちいクラも成功し、月末にはCybozu Daysへの出展を果たしました。
苦しい中でも良いニュースはいくつもいただいています。

そのためには、会社の仕組みをきちんと標準化し、マニュアルを整備する必要があります。
私も整備に携わりながら、新代表の元でメンバーに対してマニュアル作りを厳しく指導してもらいます。
バックオフィス側の強化は喫緊の課題です。代表交代はそれを強く意図しています。

また、開発側でも今月から一人のメンバーに加わってもらいました。
開発体制も強化すべきで、もっと回転率を良くして検収の遅れが発生しないようにすべきです。
併せて、資格の取得も促進し、さらなる成長を促す体制を整備すべきと考えています。

今月は弊社にとって以下のようなトピックがありました。
・弊社に新たなメンバーが加わりました(10/1)。
・弊社役員が甲府市100人カイギの登壇者として発表し、新たなメンバーにも参加してもらいました(10/1)。
・第三回甲府地域クラウド交流会は103名の参加者と95.2%の満足度評価を得て成功しました(10/4)。
・弊社役員が甲府ちいクラの成功を受けてサイボウズ社公認のプラチナオーガナイザーとして認定され、甲府だけでなく山梨県全体で地域クラウド交流会の開催資格を得ました(10/4)。
・前日の甲府ちいクラの中で参加者を募り、甲州盆地をめぐるバスツアーを企画実行しました(10/5)。
・弊社役員がTRY YAMANASHI Sparkに参加しました(10/6)。
・弊社代表がPOTLUCK AWARD 25に参加しました(10/7)。
・代表より役員に代表交代の打診を行い、基本合意しました(10/10)。
・富士吉田市役所で代表が研修講師として登壇し、弊社役員及び10月から参画したメンバーにも参加してもらいました(10/15)。
・弊社人事総務経理担当がkintone Café TOKYOに運営メンバーとして参加しました(10/18)。
・弊社定例会議において代表交代を諮り、合意しました(10/20)。
・Cybozu Days 2025までの間、一週間連続のX配信を始め、その場で代表交代を発表しました(10/20)。
・弊社役員が千葉ちいクラに参加しました(10/24)。
・Cybozu Days 2025が千葉の幕張メッセで開催され、6年連続で出展を果たしました(10/27-28)。
・Cybozu Days 2025の弊社ブースへの来場者に対し、メール配信を行いました(10/31)。

実績を出しつつ、日常も充実させる。ワークライフバランスの軸は堅持しつつ、成長もさせていきます。引き続きよろしくお願いいたします。


§ 開発案件
今月は九割五分の開発案件がkintoneがらみでした。

生成AIの進歩は驚異的です。
このところ、様々な集まりやイベントにおいて、AI関係者にお会いする確率が格段に増えました。その流れはすでに一昨年あたりから顕著になっていました。そうしたご縁はますます強まっています。

弊社も今、複数のAIサービスを契約して使っています。5種類ほどです。

AI関連の進歩の速さはもはや恐るべきレベルです。
AIの速度に加え、kintoneをはじめとしたノーコードツールも、SaaS/PaaSのバージョンアップの頻度ももはやついていけなくなりつつあります。この状況は非常にまずいと考えています。
システムを知らないシステム会社に誰が頼むでしょうか。ツールを使いこなせないシステム会社に共遊開発はできますか?研修講師はできますか?
そうした危機感がますます募る一方です。
代表の私が技術と案件対応に専念しないとまずいことになる。その危機感が経営権を手放すべきと決断させました。今回の代表交代の大きな理由です。

先月末、とある案件において私も本腰を入れました。数日間、夜中までAIと本気で取っ組み合いし、実装にこぎつけました。おそらくは体感で1/5ほどのスピードで実装できました。
しばらくは私がこのような対応をする必要があると感じています。この一年、案件対応はメンバーに任せるようにしていましたが、残念ながら検収の速度が経営の持続が厳しくなっています。

すぐに可能な簡単な実装ではなくて、本格的なものを作り、それをAIとがっぷり四つに組み、実装しきれたことは、私の中で達成感となり、資金繰りにも一息つきました。
経営から手を引き、案件対応と技術追求に集中することで、この辺のフォローは私ができるようになるはずです。

AIを本格的に活用しつつ、細かい技術的な要件や仕様の差異は私が現場に入って迅速に終わらせていきます。また共遊開発も引き続き進め、それに関しては私だけで全て対応を終わらせます。

一方、あと数年はノーコードツールに対する期待と浸透は伸びていくでしょう。
共遊開発も請負開発も両様に進めていき、どちらでもお客様のニーズに合った形で進めていくべきだと考えています。

共遊開発とは、弊社は手を動かさず、お客様に開発を行ってもらう開発手法です。

2023年の秋に、以下のとおり弊社の今後の業務の進め方を決めました。
・代表がお客様に入って共に経営権を手放し、に向けて努力する。代表が行う作業は、お客様にアプリ構築の実装作業を行ってもらうためのアドバイス。手は動かさない。
・その作業を通じて要件についての理解を双方で深め合うことができる。お客様自身にとってもkintoneの手法を習得することで、よりシステムへの主体性を持て、かつ、要件の揺れが最小限に収められる。
・お客様がアプリを構築する作業と並行して、kintoneの標準機能では難しい機能を可能な限りプラグインや連携サービスを推奨し、カスタマイズ作業が最低限で済むように導く。
・お客様によるアプリ構築が終わった時点で、どうしてもカスタマイズが必要な場合のみ、弊社メンバーにカスタマイズを割り振る。弊社メンバーのカスタマイズ難易度は少し高くなるが、複数の案件を同時にこなす必要が減る。
・同時に他のSaaS/PaaSとの連携作業は、弊社メンバーが専任して実装を行う。
・上記作業により、代表は様々な場所を訪れて商談をこなし、手は動かさずに済む。営業力も維持できる。メンバーは要件が絞られた状態でのカスタマイズに集中でき、メンバーのスキル上達と同時に、複数の業務を円滑にこなすことが可能となる。

ここに挙げたとおり、手法としては最近注目を浴びている伴走支援とそう変わりません。

今月からは開発メンバーも一人増えました。kintoneについて研修を行っていますが、比較的理解が聡そうで期待しています。来月から実装に入ってもらおうと思っています。
なんと言っても弊社に期待してくださっている方は多くいらっしゃる今、私1人が経営と技術の両輪を担う体制は改めます。
皆さんのご期待に応えるためにも、弊社としての体制をきちんと整えていきます。


§ 業務パートナー
今月もまた、複数の企業様との間でさまざまなご縁が結ばれました。

そのご縁は既存の案件を通じて得たご縁であり、たくさんのイベント参加によって得たご縁でもあります。
そうしたイベントで得たご縁から新たな取り組みがいくつも始まっています。

今の弊社は共遊案件に舵を切っているとは言え、開発案件も多数引き合いをいただいており、その資源の捻出が喫緊の課題です。それを外注先を活用することで生かそうとしています。

今回のCybozu Days 2025も、弊社の数年来のパートナーであるSeedplus社と共同出展しています。また、ブースの展示物についても2社のご協力を得ました。そもそも出展企画から手続き周りに至るまで、みことりさんに支援してもらっています。

お互いがお互いに依存するのではなく、互いに高め合うための良い関係を構築し、次につなげたいと願っています。

パートナー費用も含めて、新たなやり方で開発を行い、より価値を生み出せるように弊社からも指導が欠かせないと思っています。


§ 財務基盤の堅牢化
財務をきっちりすること。前からの課題です。

昨年の一月、大きな荒療治を行って状況をリセットしました。

昨年度は赤字だったにもかかわらず、それによって少しずつ持ち直しの兆しが増しました。

また、昨年度は何度かに分けて単価をアップしました。それによって、収支は少しずつ改善してきたように思います。 ただ、まだ不安定です。先々月、先月もそれが顕在化しました。やらねばならないことはとても多いと感じています。

まだ、油断せずに耐え忍びます。

そして、メンバーに出す給与も早く上げられるよう、努力します。

弊社への期待の高さを感じ、また耳にするにつけ、頑張らなければと思っています。


§ 社内体制
七月よりバックオフィスのメンバーが一人増えました。一人に担わせていたバックオフィス業務が回っていないためのテコ入れと、標準化のためのマニュアル「アクアビット蒸留書」の完成を急ぐためです。

この改善の進み具合が私の期待した速度に至っておらず、その苛立ちが8月の個人的な不祥事につながりました。その結果、この路線をさらに進めて耐え忍ぶより、もっと抜本的な改善に臨むことにしました。それが代表の交代です。

2021年の師走に、社是、企業理念、経営理念やスローガンを見直しました。その直前に弊社のメンバーが一人、弊社を離れた理由に肝心な部分の価値観のずれがあったためです。
そこで2022年の年始にあたり、その時に属していた三人でもう一度忌憚のない意見を交わしながら、各種理念を練り直しました。
2024年の正月にあらためて内容を見直し、細部を作り込みました。5月にも一項目を追加しています。
おそらく来月、社是や経営理念や企業理念、人事理念は新しい代表のあづささんが手を入れると聞いています。私としても全く異論はありません。
むしろ、こうした理念がメンバーの中では単なるお題目になっていたのであれば、抜本的に変えないとパフォーマンスは上がりません。うちのメンバー全員にこうした理念が落としこまれないと意味がありません。会社がただ金を稼ぐためのATM機関になっていたのなら、根本的に変えなければ。より高い意識を持って仕事をしてもらうためには、ビジョン・ミッション・バリューはさらに練り込まないとダメだと痛感しています。
以下に掲げる理念はおそらく変えます。

企業理念

「一期一会の儲けよりお互いが継続して協業できる幸せを」

経営理念

「最新技術をお客様、地域に提供し、メンバー、家族、パートナーと輪になって幸せになる」

経営方針
①システムを継続してもらえる品質と対応を行います
②技術に偏らず、お客様ビジネスの現場を尊重します
③経営を継続するための自社サービスを生み出します
④社員・協力社・技術者・その家族を大切に考えます
⑤顧客とともに一期一会でない継続の関係を築きます
⑥技術の進化に先手を打ちながら、自社も進化します
⑦世の中の働き方改革に貢献する手本となり続けます
⑧地域の非営利組織・団体のために技術で貢献します

行動指針
〇公私を両立し、360度可能性を見出す目をもつこと
〇社会人として人に迷惑を与えない言動を心掛けること
〇情報のプロとして機密保持、品質、速度を意識すること
〇お互いを理解し尊重する心を持つこと
〇すべての物事に対して好奇心を持つことを忘れないこと
〇常に進歩、前進を忘れず、人生を楽しむこと
〇身内にも常に敬称で呼び合うこと

ただし、変えるとはいえ、私が大切に思っている部分は堅持します。代表が考える理念を盛り込みつつ、わかりやすく伝わりやすく納得できる理念に変えてもらおうと思います。

今の弊社の活動内容は、地域創生活動やNPO支援、kintoneエコシステムへの関与など多岐にわたっています。それらは長い目で見たときに弊社の存在感や認知度には貢献しているのは確かです。が、もしただ開発をすれば良いだけの感じになれているとすれば、これはまずいことになります。

一方で、地方創生やコミュニティー活動は、あくまで個人的な理念の話で、それをメンバーに強制するのも違っていると思うので、それらの活動はメンバーに負担とならないよう、そうした案件は代表や役員の個人的な活動として分けています。

とにかくまだ、弊社はチームとしての力が弱いと思っています。これは全て代表である私の責任です。そろそろ投資や前のめりモードから、組織を固めるフェーズに移行しなければ。だからこその代表交代です。

まずはメンバーが公私ともに充実するよう、生産性の向上と本人の成長のためには、同じやり方の継続は良くないとしっかり指導したいと思います。

今後とも、なにとぞ弊社をよろしくお願いいたします。


§ 人脈の構築
今月も外出や打ち合わせを何度も行い、リアル商談を数多く行いました。
お客様とのリアル商談は約五回です。リアル共遊開発は3社様に対して6回、12時間。オンライン共遊開発は2社様に対して2回、3時間。
オンライン商談はざっと数えたところ約40回ほどです。
今月、頂戴した名刺は約130枚です。

今月は、オフラインの交流は以下のイベントの中で深められました。



・甲府市100人カイギ(10/1)
弊社役員が登壇者として参加し、山梨の皆様の前で自己紹介を行う様子を見届けてきました。
100人カイギは初めての参加でしたが、こういうものかと知ることができました。








・第三回 甲府地域クラウド交流会(10/4)
弊社代表と役員、そして総務人事経理担当が参加しました。
樋口甲府市長の来臨およびご挨拶もいただきました。その結果、103人の参加者にお越しいただきました。
また、その結果、弊社役員がサイボウズ社よりプラチナオーガナイザーとして認定されました。今月の弊社にとっての大きなトピックの一つであり、代表交代を決意させるきっかけとなりました。
翌日に参加者を募ってのバスツアーも10数名の参加者とともに楽しく甲州の旅が楽しめました。
第3回 甲府地域クラウド交流会を主催しました



・POTLUCK AWARD 25(10/4)
弊社代表が参加しました。
地方創生イベントとしては国内でも有数のイベントであり、全国から多数の地域創生プレイヤーが集まっており、弊社として今後どのように地方創生に関わっていくかについて学びを得ることができました。









・Cybozu Days 2025(10/27-28)
六年連続六回目となる出展を行い、会場にも過去最大の来場者を迎え、弊社ブースにも過去最大の来場者を迎えることができました。
その中で代表がサイボウズビジネスチャンネルへの出展も果たし、ハッピークリヤマでは弊社代表と役員が登壇し、共催したSEEDPLUS社の前島さんとともにブースの紹介を行いました。
YouTube

また、ブースにはRPACommunityチャンネルの取材も入り、弊社役員が動画に登場しました。
YouTube
また、10月から弊社に参画したメンバーが初参加のブログ記事をアップしてくれました。「CybozuDays2025 参加レポート

上記に挙げた以外にも代表は個人的な資格で複数のイベントに参加しています。
また弊社の総務人事経理担当や役員もそれぞれ個人で複数のイベントに参加しています。

これからもkintoneエコシステムの一員として、弊社も力を尽くし、盛り上げていきたいと思っています。
引き続きよろしくお願いいたします。


§ 対外活動
今月はこちらのイベントに参加しました。甲府市100人カイギ(10/1)。第三回 甲府地域クラウド交流会(10/4)。ちいクラバスツアー(10/5)。TRY YAMANASHI Spark(10/6)。POTLUCK AWARD 25(10/7)。kintone Café TOKYO(10/18)。第六回 千葉地域クラウド交流会(10/24)。Cybozu Days 2025(10/27-28)。

こちらは弊社メンバーも参加したイベントも含めています。また、代表の活動については会社として参加したものに限定し、代表個人の活動はここでは割愛しています。

上にも書いたとおり、この春あたりから、弊社の役員や総務人事経理担当が、代表が言わなくても積極的にこうしたイベントに参加するようになってくれています。とても心強いです。

もくもくと開発するだけの会社では、今後の展開が見込めません。さらには私自身のやりたい方向とずれていきます。
そのための対外活動であることを弊社内部にも理解してもらうように務めなければ。

奉仕活動だけでは続きませんが、営利だけを目指す企業になってはあまりにも殺伐とします。
このバランスは難しいし、その時々の社会状況や弊社の状況も含めて理想の形は見えないでしょう。ですが、追い求めたいと思います。

まずは今月の弊社と関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。


§ 執筆活動
以前に連載していたCarry Meさんが運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」の続きを弊社サイトにアップする作業ですが、今月はアップできませんでした。

ここにアップする記事も先月からは、弊社の活動に関する記事のみに分かちます。個人の活動については同様の記事を今後書きますし、そちらにリンク一覧として載せます。
今月、書いた「物申す」は0本() 。
今月、書いた弊社の活動ブログは2本(
第3回 甲府地域クラウド交流会を主催しました
CybozuDays2025 参加レポート
)。
今月、書いた弊社の技術ブログは0本()。

なお、一昨年のはじめから毎営業日にnoteに書き始めた記事ですが、今月は以下の内容をアップしました。

9月29日 今度の甲府ちいクラは、ライブ感でやり切ります。
9月30日 甲府ちいクラをはずみに山梨で存在感を高めたい
10月1日 下半期の始まりにあたって
10月2日 山梨は暮らしやすく、働きやすい。
10月3日 ちいクラで得られるメリットは長期的に
10月6日 第三回甲府ちいクラの御礼
10月7日 始めた人しか始まらないし、始めない人は始まらない。
10月8日 本編もいいけど、その後のくつろいだ場から得られるものは多い
10月9日 地方にもkintoneなどのノーコードツールは必要
10月10日 展示会にももっと出展しなければ
10月14日 万博で感じた技術の停滞
10月15日 研修講師は終わらない修行
10月16日 ノーコードツールとAIの関係
10月17日 Cybozu Daysに向けてのシステム会社の立ち位置
10月20日 Cybozu Daysでは、来場者からの意見も頂きたいです
10月21日 今が変わる/変えるチャンス
10月22日 自分にとって価値を出せる部分に集中します
10月23日 政治も変わる。弊社も変わる。
10月24日 音声によるうちの会社の紹介を続けます。
10月27日 Cybozu Days 2025のDay1にあたり
10月28日 Cybozu Days 2025では、露出しました
10月29日 Cybozu Days 2025の成果と展望と

§ 年表

§ Xポストまとめ
2025年10月Xポストまとめ


CybozuDays2025 参加レポート


 まず2日間参加した全体的な感想としては、セッションや展示ブースの雰囲気が他の技術系の展示会と違うと感じました。セッションはいわゆる講演会のような「業界のキーマンが未来を語る」のような雲の上の話のようなものではなく、利用者の立場に寄り添った、共感しながら聞けるものが多かった印象があります。共感しながら聞けるので自分の業務に活用するイメージが湧き、結果的にkintone が社会に浸透する仕組みができているのではないかと思いました。展示ブースについても、他の展示会よりもやわらかい雰囲気で、展示者と来場者の距離感が近いように感じました。展示ブースで一番驚いたのは、ミニセッションで他社プラグインの活用も含めた形でのデモをしているところでした。他の技術系展示会では自社完結の形での紹介がほとんどで、無理矢理自社完結しているようなものも多い中、堂々と他社プラグインを組み込んでいるところにkintone 界隈の「協力して界隈全体を盛り上げる」雰囲気を感じました。

 次に参加したセッションの中で印象に残っているものについて、まず「Product Keynote」ですが、いくつかアップデートに関する話がありましたが、複数ポータルやupsert実装などはかなり便利だなと思いながら聞いていました。製品本体が高頻度で便利にアップデートしていくことに、ユーザの声を吸収して成長していく将来性を感じました。「エンジニアのためのkintone×AI の最新技術解説」セッションではProduct Keynote
のAIセッションのより詳細な内容を聞きました。MCPサーバ自体の知見がなかったため理解が難しかったのですが、claudeでの自然言語による指示でkintone やgaroon を操作するデモに感動しました。「みんなで育てるAIとkintone」のセッションは、kintoneでの匠の知識の蓄積・業務継承と属人化防止へのAI活用の可能性を考えるきっかけとなりました。「kintone のプラグイン・連携サービス」セッションでは、帳票や表示のカスタマイズの定番プラグインについて聞きました。それぞれ個性があり、どんな違いがあるかをしっかり把握しなければ提案できないなと思いました。「kintone 展開を成功に導く”社内説得の技術”」セッションについては、以前自分がDX推進の立場でありながらうまく進まなかった記憶を踏まえて受講しました。メリットの説明だけでなく、決定権のある人たちに共通の危機感を持ってもらい、導入への緊急度を上げることが重要と聞き、これはkintone の話だけでなくどんな内容の社内説得でも必要な考え方だなと感じました。

 kintone hackについては、ほとんどが実用向けの中、宇宙を作る発表があったことに衝撃を受けました。実用向けに関しては、正規表現検索の有用性が高く、実際にほしいと思いました。また、Authenticatorを作ってみた発表については、ここまでできるのかと驚きました。宇宙については見た目のインパクトに加えてアプリ関係図を視覚的にわかりやすくしていたこともあり、納得の優勝でした。もともとkintone は簡単に業務アプリが作れるもの+αくらいの認識だったため、ここまで自由でいいのかと考えを改めさせられました。

 kintone hiveではいくつかの実例を聞きましたが、成功している会社は基本的に「スモールスタート」「すべてをkintone で網羅しようとしない」「全員を巻き込む」という共通点がある気がしました。逆にトップが固い会社の「一気に置き換えてコストカット」「情シスがすべて管理」のやり方ではうまくいきづらいのかもしれないとも思いました。発表としてはプロサス、アースセキュリティ、ニコニコ観光のアナログ→kintone の事例が印象に残っています。高齢の従業員がいると進まない印象がありましたが、工夫して業務改善を行った事例を見てとても素晴らしいと思ったのと同時に、前職であったバス交番表のシステム化がちょうどこの事例と合うなと思い、kintone で解決できたかもしれないと考えていました。

 まとめとして、CybozuDays に参加して、kintone でできることを目の当たりにし、単なるクラウド業務システムでは終わらないkintone の可能性を知ることができました。より視野を広げて業務に携わっていきたいと思いました。


第3回 甲府地域クラウド交流会を主催しました



2025年10月4日に山梨県立図書館イベントスペースで開かれた甲府地域クラウド交流会(甲府ちいクラ)を主催しました。
今回もオーガナイザーである役員(あづささん)が全体を仕切り、弊社の総務人事経理担当および代表の私が参加しました。本稿は代表の視点からの参加レポートです。

昨年、2024/6/29に第一回甲府ちいクラを開催し、98名の参加者を迎え、まずまずの滑り出しを見せました。その勢いに乗って、2025年3月22日に第二回を開催しましたが、集客に著しく苦戦しました。参加人数も84名にとどまりました。

今回、第三回を開催するにあたり、前回の落ち込みから挽回しなければ。
あづささんもワンオペ体制の弊害を反省し、前回プレゼンターとして登壇してくださった福原千晶さん、高松陽子さんにスタッフとして全面的に関わってもらう体制に改めました。また、私も甲府に足しげく通い、側面からバックアップするようにしました。

会社としても今回のちいクラは成功させる必要があります。三回目では最低でも参加人数100人超えを果たしたい。
となれば、役員に任せっぱなしではうまくいくはずがありません。代表の私も9月は頻繁に甲府に行きました。猛暑で生産性が落ち、本業も苦しかった中ですが。

前回も書いた通り、そもそも甲府を含む山梨は集客がとても難しい地だそうです。様々な山梨の方からそのようなお話を伺います。イベントで100人を集めるのは至難の業だと。

でも、それは決して無理な数字ではありません。山梨でもいくつか、それぐらいの人数を集めているイベントも知っています。また、二年ほど前に河野太郎氏が甲府に講演に来た際、私は講演会に参加しました。その時も300人ぐらいは集っていました。

そもそも、甲府市の人口は182,944人(10\3時点)。
甲府市ウェブサイト
甲府市、甲斐市、中央市、昭和町を含む甲府地区広域行政事務組合の範囲では2020年時点で300,294人です。
甲府地区広域行政事務組合ウェブサイト
つまり、100人集めようと思えば、可能な母数を抱えています。
後は熱意だけ。
今回、その熱意がようやく1つ叶いました。山梨県庁からの後援を獲得しました。

ただ、それでも8月の時点では、人数がまだ停滞していました。さすがにまずいと思い、私も集客に本腰を入れました。

既に7月あたりから、私もイベントで片っ端から声をかけ始めていました。しかし、今回は今までの二回に来てくださった方が来られないと連絡ももらうなど、なかなか人数が伸びません。
ちいクラは、Facebook上のイベントページの参加表明人数が一つのバロメーターです。その数字は当日の集客にも反映されるベンチマークでもあります。

そうこうしているうちに9月になりました。開催前一か月を切った9/9の時点でFacebook上のイベントページの参加表明人数は52人。8月末の地域クラウド交流会全国グランプリ大会を経ても、参加人数は予断を許さない状況でした。

そんな中、あづささんは着実に活動や発信を進め、スタッフのお二人も頑張って発信を進めています。五名のプレゼンター、大人のラジオ体操、投票所などで関わってくださる方の紹介もFacebookのイベントページで投稿されます。あづささんはFM八ヶ岳の番組にも出て、ちいクラ(地域クラウド交流会)とは何かを視聴者の方にお話しする機会もありました。甲府で開かれる様々な経済系、地域創生系のイベントにも顔を出し、司会進行の役も担ったりしながら、ことあるごとに甲府ちいクラの宣伝をしています。そうした活動のいくつかは、Facebookだけでなく、Instagramでも。私もことあるごとにXでも発信を行いました。
そうした努力が少しずつ人数の伸びとなって参加人数は増えていきます。開催の18日前(9/16)にはようやくFacebook上のイベントページの参加表明人数が80人に到達しました。

そして開催の約一週間前、9/28にFacebook上のイベントページの参加表明人数が100名を超えました。さらに、裏で打診していた樋口甲府市長の来臨が決まり、そのことも10/1の発表につながりました。

八面六臂の活動とは、まさに今回のあづささんの動きです。素晴らしかったと思います。
側から見ていても、動きに無駄がなくなりました。過去二回の開催前は、甲府になんのために来たんやったっけ?という無為な時間もあり、側から見ていても歯痒く思っていましたが、それも減り、効率的な動きになったように思います。

私はあづささんの山梨での活動に時期を合わせるように、山梨で主にIT系のコミュニティに参加・運営を始めていました。が、私の動きだけでは、ここまでの人脈は築けなかったと思います。この二年のあづささんの動きには、私も脱帽です。

何よりも甲府に二拠点目の家を構えたのが大きかったと思います。一回目は通いで。二回目は甲府の家を拠点としましたが、まだそれが十分に機能しなかった。甲府の家に拠点を構えたことで、甲府や山梨の人にもあづささんの本気は伝わり、それも今回成果となって現れたのだと思います。

前日はその甲府の家に籠もり、プレゼンターさんからの投影スライドの取りまとめを私が担当し、あづささんはシナリオのチェックなどに精を出していました。


当日の朝、代表とあづささんとで武田神社に参拝に行きました。もう、あとは人事を尽くして天命を待つ心境でした。

当日、実は山梨では他のイベントが行われていました。山梨の旬は葡萄の旬。近くの甲州市では「甲州市かつぬまぶどうまつり」が行われる予定でした。ウェブサイト
また、近くの幼稚園、小中学校では運動会が予定されていました。そのため、当日の参加人数は読めずにいました。 ところが、天気はあいにくの雨模様。本来ならちいクラ日和とは違い、少し湿っています。でも、それがかえって参加者を増やしてくれたのかもしれません。


実は、準備段階で一つ大きなミスがありました。会場の予約時間を間違えていたのです。慌てて二人で予約変更をしに行ったのは、開催二週間前の9/23。
そうした冷や冷やするミスも挽回し、当日は朝から会場設営ができました。

そして、勉強会がスタートしました。


今回の勉強会の講師は株式会社ジブラボの桐山祐輔さん。甲府駅前の目立つ場所にコワーキングスペースCROSSBEを運営されており、他にも山梨全域で多彩な活動をされております。
桐山さんからは『“思いつき”の始め方。 始めた人しか始まらないし、始めない人は始まらない。』と題してお話をしていただきました。

桐山さんの登壇内容、まさにおっしゃる通りです。全面的に賛同できる内容でした。

そこで感じた思いは、こちらのノートにも書きました。やらないと見えない世界はあります。
10月7日 始めた人しか始まらないし、始めない人は始まらない。


もちろん、失敗のリスクはあります。失敗した人には見えず、成功した人にしか見えない世界なら、結局結果論に過ぎないじゃないか、そんな理由で挑戦しない人はいるのはわかります。
でも、それらをひっくるめて受け入れ、覚悟を決めてやらないと前には進めませんし見えません。

桐山さんのタイトルが全てを物語っています。
今回の甲府ちいクラだってそうです。始めなければそもそもちいクラとは袖擦り合う程度の人生だったことでしょう。開催にあたっては苦労もしましたが、その分、得たものは大きかったと思います。

私の人生がずっと飛び込んで挑戦し続けて形作られてきたものですから。
私の人生哲学を桐山さんが代わりに語ってくれたとさえ思っています。

甲府や山梨からもっと外に出て盛り上げる人がいても良いはずです。今回の桐山さんの話が、少しでも皆さんの心に火をつけたのなら、主催側としては本望です。桐山さんありがとうございました。

さて、樋口甲府市長の臨席ですが、桐山さんの講演中から少し遅れるという情報が入っていました。その遅れ具合によっては、その後に予定されているあづささんからのちいクラの説明や、その次の大人の本気のラジオ体操にも影響があります。その調整に少しやきもきしていましたが、樋口甲府市長は、休憩時間が終わってすぐに到着されました。



甲府市長も含めた会場の皆さんに、あづささんから地域クラウド交流会の説明をし、その次に樋口甲府市長からのご挨拶をいただきました。
はじめに甲府でちいクラを開催すると決めてから約二年。前の二回は全く来ていただく気配すらありませんでしたが、第三回にして、ようやく市長に来ていただけるまでになりました。
全国で開催されているちいクラのブランド力にも与った部分もありますが、二年前までは全く甲府に縁もゆかりもなかったアクアビットが、イベントに市長を呼べるようにまでなった。これはやはり感慨深いことです。
上にも書きましたが、ここまでの事は私の独力ではできなかったかもしれません。自信がありません。すべてはあづささんの努力でしょうし、その熱意に心打たれた周辺の方のご尽力を引き出したあづささんの人徳によるものでしょう。特に今回、甲府市長の招聘と山梨県からの後援獲得にあたっては、田中さんからの絶大なご尽力があったと聞いています。そしておそらく私ではここまでのご尽力を田中さんから引き出せなかったと思います。田中さんありがとうございました。また樋口市長を始め、甲府市役所の皆さんには本当にありがとうございました。

さて、続いては、大人の本気のラジオ体操。ちいクラ恒例のアイスブレイクです。今回も会場はイベントスペースの東西をとっていました。なので会場は広く、余裕を持ったラジオ体操ができました。


今回お手本に立っていただいたのは、地元で走る活動をされておられる三枝さん。ランナーらしくシュッとした体型で皆さんを導いてくださいました。もちろん今回も「とりもっちゃん」にも登場していただき、皆さんの前で一緒に踊っていただきました。あ、踊るじゃなくて運動でしたね。







そして、続いてはプレゼンター五名によるプレゼンテーションタイムです。
1. 渡部 拓夢さん
2. 多田 啓紀さん
3. 中島 実美さん
4. 渡邊 悠斗さん
5. 小川 拓人さん
の皆さんでした。今回またさらにプレゼンテーションのレベルが上がりました。甲府は本当に年齢が若いです。5人中3人が20代。1人は高校生。

前回も書きましたが、この若さこそは山梨と甲府の可能性だと思います。
甲府ちいクラを開催するにあたって、甲府に通い始めたあづささんが、はじめに懇意になったのが、大人が多数を占める経済界の中枢でなく、若い学生団体(トップファン)だった事は、甲府ちいクラの成功要因だと思います。


続いては懇親会と投票タイムです。 今回、投票所で投票のアシストを行ってくださるのは以下の六名です。
1. 高松 陽子さん ( 甲斐縁隊 )
2. 安井 洋雲さん ( プロ家庭教師「洋ちゃん」)
3. 田中 康弘さん ( 山梨県後期高齢者医療広域連合 )
4. 矢嶋 泉人さん (Bi-Ai)
5. 原 朋伽さん (September Lab)
6. 高村 大夢さん (NPO 法人トップファンやまなし )

私からは、皆さんに事前にkintoneの入力方法などをお伝えしました。

今回は、受付も伴野さんと花愛さんが担当しました。お二人とも、第一回から第三回に来てくださっており、特に困難もなく受付をこなしてくださいました。


前回の懇親会は、広い会場を取った反動で、まばらな感じが悪い印象に残りましたが、今回は前回に比べて多少は改善されたような気がしました。交流会らしくなったといいますか。
ただそれでもまだまだスペースの余裕はありそうなので、もう少し人数は集められそうだと思います。
私も、前回と同じく会場を巡り、新たなご縁の繋ぎ役に徹しました。

前回は懇親会の途中で投票経過をうまく映せずに課題が残りましたが、前回の経験を経て、うちのメンバー井上さんが無事にやり通してくれました。
井上さんは会の全体を通して、危なげなく投影担当の役目をやり遂げてくれました。
貴重な経験値が溜まった気がしています。


続いては、応援し隊の皆さんの紹介です。今回も新たなメンバーが加わってくださいました。ちいクラはこのつながりが次のプレゼンターや次の会へのつながりを呼びます。
今回もまたユニークな活動をされている山梨の方々が加わってくださり、次回は何とカンボジアにもちいクラの輸出がありそう!山梨からの流れが本当に楽しみです。

また、今回は千葉から新田さん、沼田から六本木さんにオーガナイザーとして参加していただきました。
少しずつ自社で運営のやりくりができるようになってきたとはいえ、こうやってオーガナイザーの方が各地から参加してくださるのはありがたい限りです。

そうした皆さんの動きや交流の一部始終は、マイセンド社の飯窪さんとステップフォワード社の小林さんとやまなし大使の零青さんも撮影してくださいました。
後日、素敵な動画にしてくださいました。
Facebook上のページの動画

そして、優勝は渡邊さん。高校生のチャンピオン誕生です。
高校生でありながらの前向きな気持ちが、皆さんの共感を集めたのでしょうか?
他の方も皆さんお見事でした。


私から渡邊さんに賞状を授与させていただきました。
また、講評ということで、私からも一言述べさせていただきました。


さらに、全体の講評を前回勉強会の講師を務めてくださったグッドウェイ社の藤野さんに締めていただきました。


今回は、なんと最終的に103名の方に来場いただきました。また満足度も95.2%の「満足」以上を獲得しました。ここで来てくださっていたオーガナイザーの新田さんから、サプライズでサイボウズの永岡さんからの言づけとして預かっていたプラチナオーガナイザー就任の授与がありました。三回ちいクラを成功すると、プラチナオーガナイザーに昇格できるのです。
授与は藤野さんから行っていただきました。


そして、集合写真。第二回目の集合写真は今見返してもやはり寂しいもの。でも今回は様になっています。来場された方本当にありがとうございます。


そして、撤収後の夜の懇親会です。

今回は、
やまなし里山商店さん
サイアムカフェさん
Four Hearts Caféさんの三か所で分かれて実施しました。





私も三か所全てを巡りました。そして最後まで残ってくださった方々、私が他の活動でもよくお会いする方々と4人で夜の街に繰り出しました。甲府の繁華街をぐるりと巡った後、「大衆酒場 けろすけ 甲府店」で夜中まで呑みました。
私と高知から来てくださった片岡さん、東京から来てくださった小林さん、最近山梨の北斗市に二拠点目を構えてらっしゃる千葉の山下さん。
この皆さんにとても感心されたのがこのお店に集まる客層の若さと女性率の高さです。若い女性グループがたくさん集まり、大いに気勢を上げている様子は、他の都市ではなかなか見られないとのことです。それは甲府の安全さと甲府のこれからの可能性として強く印象を持ってもらったようです。

今回もやり切りました。
前回、第二回の集客に苦しんだ結果を見事に成功に導けました。
前回の懇親会では、四次会と五次会まで残ってくださっていた皆さんからも、これからの甲府ちいクラについて真剣な議論をしました。ここで可能性を見出し、続けたことが今回の結果につながったと思っています。

次回第四回は、日が空きますが、来年の6/26に予定しています。
また、皆さんのお越しをお待ちしております。
今回お越しくださった全ての方、ありがとうございました!

さて、その第四回の甲府ちいクラは、合同会社アクアビットが主催します。そして、その時の合同会社アクアビットを率いるのはあづささんの予定です。
つまり、代表の座を私からあづささんに交代します。
理由はたくさんありますが、譲る先としてあづささんを選んだ理由は、この記事を読んでくださった方なら理解いただけると思います。
ただ単に現代表の妻だから、あづささんを選んだわけではありません。
今回の甲府でちいクラを開くと決めた時から、第三回の成功に至るまでの道のりと努力は代表にふさわしいと考えました。

これからのIT会社は経営環境が変動するでしょう。
AIはますます世の中を席巻し、何が最新の技術になり得るのか予測すらつきません。
技術と経営を分離する必要があると思います。
アクアビットの主な業務がシステム構築であることに変わりはありませんが、ただシステムを構築するだけでなく、別の営業分野を持っておく必要があると思います。私はそれを山梨を中心とした地域活動だと考えています。

技術面や案件対応は引き続き今の代表が担い、経営面はあづささんが管轄すると同時に、山梨での地域活動を広げていく。
今回のあづささんの活動が維持できれば、それができるはずです。その構想を進めます。

今後の合同会社アクアビットにもご期待ください。

繰り返しですが、今回お越しくださった方、誠にありがとうございました。


第6回地域クラウド交流会全国グランプリ大会に参加してきました。


第6回地域クラウド交流会全国グランプリ大会(ちいクラ全国大会)に参加してきました。

告知ページ
ダイジェスト動画

ちいクラ全国大会に参加するのは、一昨年の釧路、昨年の郡山に続いて3回目です。
昨年の郡山での全国大会には、今回主催される島根銀行の皆様をはじめとした島根から大勢の方がお越しになられていました。

島根の皆さんとお話しする中で、皆さんのちいクラへ賭ける思いに感銘を受けました。と同時に、これだけの大人数で来る理由が、翌年の全国大会の開催地に立候補するためだと聞き、その場で来年の全国大会には必ずお伺いします、と約束しました。
郡山の本編が終わったあとの懇親会でも、一際異彩を放っていた島根の皆さんのノリと勢いを目にするにつけ、これは来年も成功するだろうな、と思っていました。

さて今年。

ちいくら全国大会では、各地で開催されたちいクラのオーガナイザーとプレゼンターが一堂に集まって事業プレゼンを行います。そのため、本編に出場できる人数には限りがありました。

正直、3月に甲府で開催した甲府ちいクラは集客に苦戦しました。そのため、全国大会に進めるかどうかは微妙でした。
が、私は甲府ちいクラとして参加できなかったとしても、島根で行われるちいクラ全国大会には行くつもりでした。

なぜなら、私は島根が好きだからです。
もともと西日本に生まれ育った私。島根を訪れるのは今回で7、8回目位でしょうか。いうほど頻繁には行けていないのです。

が、島根は国引き神話の息づく地。日本人として行くたびに何か原点を思い出すというか、私がなぜ日本の各地を訪れるかを気づかせてくれます。
そういう魅力が島根にはあります。

それから一年、幸いなことに、甲府ちいクラとして、全国大会に出場できることが決まりました。

今回は甲府ちいクラのオーガナイザーである役員の妻と、3月に開催した第二回甲府ちいクラで見事グランプリに輝いた高松陽子さんの3人で参加しました.


島根と言えば、10月になれば神在月として全国から神々が集います。私たちも十月には少し早いですが、全国から島根に集いました。そして、それぞれの地を紹介するとともに、わが国をどう盛り上げるかについて、貴重な話ができたように思います。
このブログでも何回か書いていますが、なぜ弊社のようなIT会社がこうした地域創生活動に従事するのか。

これは、なかなか理解がいただけない点です。

IT会社はそもそもあらゆるビジネスを効率化し、最適化し、その上で新たな価値を提供し、お客様自身も新たな価値創出に目を向けるための余裕を作ることがミッションです。
ところが今のわが国は、効率化を図り、生産性をあげる名目で都会に人が集まる、または集める構造が戦後からまかり通っています。
昭和の高度成長期にそのようにして都会に集まった人々は、地方に帰ることなく都会に留まってしまいました。
ところが昭和の成功は、人口増と技術革新と生産性の向上が重なったことによる生産力の飛躍的な発展が原動力となりました。
もう人口増も見込めない今、かつての世界史上でも稀有な経済成長は今後は見込めません。再現がほぼ不可能な成功の余韻を未だに追い続け、人々は都会にとどまっています。
昨今の情報技術の進展は、都会に人が集まらなければならない必然を薄めつつあります。報告、連絡、相談などはオンラインツールの発達によって顔を合わせずに可能になりつつあります。通信手段やクラウドツールは格段の進化を遂げました。

ところが未だに人々が都会に集っているのはなぜか?
それは都会に構えた不動産の縛りによって動けなくなったこともあるでしょう。また、地方の効率化やIT化が遅れ、求人に影響が生じているからでしょう。
だからこそIT会社は地方に目を向けて行き、地方のIT化を進めていかなければならないと思っています。地方にいながら都会並みの収入が得られるのであれば、都会に出る意味はありません。かつて中央に集まった人たちが、また地方に戻る流れにすべきだと考えます。

では、私や弊社は地方を盛り上げるために何をすれば良いのでしょうか?
飲食業を営んだり、名物を創り上げたり、地域創生のマスタープランを描いたりすることはできません。でも、IT技術者の端くれとして、知見を活かした業務改善や効率化を図る手助けはできます。
さらに、ちいクラを主催し、スモールビジネスのスタートを後押しすることもできるはずです。

ちいクラのような地方創生のイベントに積極的に関与することで、地方での認知度を上げ、その地での売り上げを確保し、都市への一極集中を改善する。
弊社がちいクラに関与する理由は、そこにあります。

前日、私は島根に入りました。
そして、松江のIT会社様を訪問しました。そこでkintoneを用いたシステム開発協業に向けた打ち合わせをしました。
その場では、地域の課題と地域のIT会社の課題や、その中で私や弊社が協力できることが合致しました。良い方向に進めそうです。
東京を中心に活動する私や弊社が、松江で商談する出会いと協業は、弊社が地方に本気で関わろうとしているからこそ生まれているはず。

上に書いた通り、わが国の都市への一極集中を正すには、ITの力を用いて都会と地方の格差を縮める事から始めるのがよいと考えます。


今回のちいクラ全国大会の本編では、上定松江市長とサイボウズ社青野社長との対談がありました。
その中では、地方をまるごとDXで変革し、地方が海外への窓口を担う未来図が構想されました。
松江市も本気です。私たちも本気にならなければ。一極集中を改善するために。
オンラインでも要件を誤解なく伝えられるようになれれば、仕事を回せれば、都会に集う必要はなくなります。地方にいたままでも都会と同じ生活水準が維持できます。むしろ、豊かになれます。


前夜祭は、日本各地から集まったオーガナイザーとプレゼンターで盛り上がりました。




地元の食材を使った料理や、この秋から始まる朝の連続テレビ小説「ばけばけ」のモデルとなる小泉八雲・セツ夫妻のイラストも鮮やかなクラフトビール。メインのカレーもとてもおいしかった。
こうしたおもてなしをプロデュースしてくださったのは、島根銀行の皆さんに加え、前年の郡山でのちいクラ全国大会で島根代表として登壇された上田まり子さんによる素晴らしい献立です。
アレルギー料理研究家であり、株式会社FoodMarico代表としての本領発揮です。


とても愉快な時間でした。前夜祭では様々な方と交流が持てました。また、私たちをもてなそうとする島根の皆さんも素敵でした。
みなさんと翌日のちいクラ全国大会に向けて団結を強めた後は、3階にある地元のコワーキングスペースやアントレプレナーシップが生まれる場を見学しました。

翌朝。ホテルでゆっくりと目覚めました。
妻は一足先に会場に向かいました。オーガナイザーとしての準備作業があるとやらで。

会場がホテルのすぐ近くで、前日に松江城や堀川ビール館などは巡ったので、私は松江駅の駅ビルにある「そば庄たまき」で出雲そばを食してから会場に入りました。

会場に行くと、島根の産物を扱う様々な店が出ていました。賑やかです。
どれもが島根で活動している企業や組織によるものでしょう。地元の名物が地元で活動される方々によって披露され、他の地域から来られた方々をもてなす。その姿が好きです。

私は東京に住んでいます。東京の有楽町には日比谷しまね館があります。そこには多種多様な島根の産物が売られています。それらは見ているだけで楽しい。
ところが、あまりの品揃えの多さにたじろぎます。店員さんに根掘り葉掘り聞こうにも、他のお客様の対応もあり、時間を割いてもらうわけにはいきません。
会場では、出店の品数もそこまで多くありません。何を食べればいいか、何をがお勧めか、判断材料がそこまで大きくありません。そのかわり直に出店のスタッフと会話できるのが利点です。が 

島根の方々と会話を交わし、島根を味わう。それこそがコミュニケーションです。その姿が嬉しいです。
私は会場にいる人々や、はるばる遠くから来てくださった人々と挨拶をし、旧交を温めました。
ただし、私には若干の悔いがあります。それは、ブースを味わう時間がなかった事です。前年の郡山のちいクラ全国大会の時は、いろんなブースの方と会話したのですが、今回はその時間がなく、塩焼きそばをいただくのみにとどまりました。
よく考えたら、出雲そばを食べなくてもよかったのか、もうちょっと早く会場入りすればよかったとか。

しばらくして、会場に入りました。



舞台が暗転し、雅楽の演者が上手に並びます。楽器は詳しくは分かりませんが。調べたところ、大太鼓、小太鼓、手打鉦、笛だと思われます。
中央にヤマタノオロチをモチーフにしたと思われる長い胴体の蛇の迫力ある演舞が繰り広げられます。蛇腹で長大なヤマタノオロチの長さを表現し、その蛇腹を生かした複雑な動きが、他の地域の民俗芸能とは一線を画した迫力を生み出しています。

石見神楽の演目「大蛇(おろち)」です。


古事記、日本書紀における出雲の存在感は誰もが知るところです。
私たちがどこかで聞いたことのある日本書紀の神話を語る上で出雲は欠かせません。

ヤマタノオロチを退治した素盞嗚尊(スサノヲノミコト)の勇壮な姿。素盞嗚尊の乱暴狼藉によって高天原を追放される話。
私たち日本人は、心のどこかに日本神話の影響を受けています。日本人とは何で、私たちはどこから来たのか。日本人の心は何で、どういう風になって生きれば良いのか。
石見神楽の勇壮な大蛇の動きと、躍動する素盞嗚尊の演武を見ていると、私たちの心性に島根の影響が染みている事を感じます。
日本神話や素盞嗚尊の神話が史実を反映しているかを問うよりも、私たちは何か複雑な、顔も知らない神々の歴史の果てに生きている事だけわかれば良いのです。
日本中から人々が集まるでちいクラ全国大会にふさわしい演目だと思います。
東京に人を集めて繁栄した次は、もう一度地方に戻ってこの国を復活させなければ。そのためにも私たちのルーツが島根をはじめとした各地にある事を実感する上で、この演目は象徴的でした。素晴らしい演出だったと思います。


その興奮もさめやらぬ中、司会を務める島根銀行の米原さんと地元の山陰中央テレビのアナウンサーさん(お名前を失念してしまいました。失礼しました。)によって開幕です。
なお、客席にはろうあ者の方もおられ、同時進行で手話による通訳もされていました。


最初に島根銀行の長岡頭取から、挨拶がありました。観光地として知られる松江市ですが、実はシャッター商店街がいくつも生まれているそうです。地方を襲う衰退の波は、観光資源を持つこの地にも確実に及んでいます。
このまま衰退を座して待つのではなく、打てる手は打っていかなければ。地方銀行は地方とともに生きる宿命にあり、地方が衰えたら共に沈むしかない。それを避けなければとの切実な危機感を感じました。
地方銀行にとって地方支援とは他人事ではありません。自分ごとなのだと改めて感じます。
ちいクラに各地の金融機関が積極的に関わっておられる理由も分かります。

続いては上定松江市長とサイボウズ社の青野社長の対談です。モデレーターはワークアット社の林さん。


IT業界に住まうものにとって、松江とはRubyで有名な街です。世界的に使われているプログラム言語Rubyを作ったまつもとゆきひろ氏は、今も松江に住んでらっしゃると聞いています。

松江市は、その利点が活かせます。それもあって、積極的にITを用いた街づくりを行なっているようです。
東京を経由しなければシリコンバレーに行けないのではなく、松江から直接シリコンバレーへのゲートウェイを担う。まさにその気概や良しです。

そうはいうものの、日本のIT企業の多くは東京に本社を置いています。サイボウズさんもそうですし、うちの会社も銀座に移しました。
うちの会社の場合、銀座に移したのは社労士さんからのお勧めです。それに従ったのですが、実際に名刺に銀座と書いてあるのをみ書くと、ほお!と言われます。ブランド力は強いのです。
私も銀座に頼らなくても良い会社にしなければと思っています。

サイボウズさんは、地域まるごとDXを提唱しておられます。一つの企業だけがDXを進めても地方は変わりません。社会の全体そのものの仕組み変えなければ効果は限定的なものとなり、地域は本当の意味で活性化できない。まさにその通りだと思います。
様々な活動をしている松江市のこれからに注目です。

そういえば昨日も訪れたコワーキングスペースでは、夜も遅いのに打ち合わせをされていました。
今や東京にいなければ、案件が取れない事はありません。うちの会社ですら、東京にいながら地方の案件を複数抱えています。

松江の現状を憂う危機感と、松江のこれからに希望を持ったところで、大人の本気のラジオ体操です。

そして、12組のオーガナイザー×プレゼンターによる各地域のプレゼンタイムです。

私は甲府ちいクラに関しては、ほぼオーガナイザーである役員の妻に任せています。なので、どういう内容で発表するつもりか、どういう格好で臨むのかについても知りませんでした。まさか、桃の被り物を被って現れるとは。
二人の登壇の様子を動画で撮り、写真もXにアップするつもりでした。
ただ他の地域の皆さんも写真に撮り、Xに投稿することを目指しました。そのため、慌ただしくしていました。

12組は北から順に南へと繋がります。












・北海道釧路市代表 private nurseかなえーる946 川嶋 真希子さん(オーガナイザー:小渡さん)
・北海道南幌町代表 一般社団法人エイチプラスラボ 小野島 香織さん(オーガナイザー:外間さん)
・北海道札幌市代表 株式会社コトリドリ 田中 恭子さん(オーガナイザー:濱内さん)
・北海道千歳市代表 ごえんらぼ 宮内 大さん(オーガナイザー:根本さん)
・宮城県仙台市代表 会いに来る七夕飾り 高橋 さやかさん(オーガナイザー:冨田さん)
・福島県郡山市代表 Axel Posse 赤澤 遼太さん(オーガナイザー:三部さん)
・群馬県沼田市代表 心音☆音楽教室 柳 由美子さん(オーガナイザー:六本木さん)
・千葉県船橋市代表 アリコフード株式会社 金子 あきこさん(オーガナイザー:千葉さん)
・千葉県千葉市代表 株式会社カムカム 小林 由美さん(オーガナイザー:新田さん)
・山梨県甲府市代表 山梨大学4年 高松 陽子さん(オーガナイザー:あづささん)
・三重県鳥羽市代表 齋藤 勇太さん(オーガナイザー:山本さん)
・島根県松江市代表 株式会社ストラテジーAI 中尾 香達さん(オーガナイザー:三島さん)

最後、地元島根の三島さん×中尾さんまで12組。甲府は10番目でした。12組で10番目が甲府。つまり、明らかにちいクラの開催地は東高西低なのです。もっともっと西日本でちいクラの波を広げていかねば。

ここでは、一組ずつの発表内容について書くことは割愛します。皆さん素晴らしかった。ただし、甲府と開催地の松江だけは書かせてください。
甲府のプレゼンター高松陽子さんは、フードロスの取り組みで第二回甲府ちいクラでグランプリに輝きました。そんな高松さんは、今回のちいクラ全国大会のプレゼンターの中で最年少だったそうです。甲府は若い力がとても盛んで、甲府や山梨が誇る点です。
今回も若さの勢いに加え、実現性のあるプランで会場の参加者に印象を残してくれたのではないかと思います。実際、投票でも全国で3位に食い込みました。立派です。
高松さんは今、山梨大学でワインを学んでおられます。その該博な知識は、翌日の遠足で訪れた島根ワイナリーでも遺憾なく発揮されました。今回のご縁をきっかけに、島根でも何かで貢献してもらうことを期待します。

後はグランプリに輝いた島根の中尾さんが見事というしかありません。地元票の利点に関係なく、その立ち居振る舞いは熟達のプレゼンターのそれでした。もう納得のグランプリでした。
ご自身がグランプリ受賞の挨拶で「胡散臭いと言われた」と自分で笑いをとっていましたが、客席のどこかにインフルエンサーのメンターがいたのではないかと思えるほど、完成されたプレゼンテーションでした。私と比べるのがおこがましいぐらい、何倍もうまい。
中尾さんは、今回登壇したプレゼンターの中でも高松さんの次に若かったそうです。本当にすごいと思います。AIを用いた業務改善がITの地である松江から生まれる必然性もあります。期待出来ます。島根発のAIサービスが全国に広がってほしいですね。
余談ですが、翌日の遠足で中尾さんと行動を共にしました。出雲大社のすぐ近くにご実家があるそうですが、出雲大社には数えるほどしか参拝したことがないそうです。それでもマッチングアプリの開発をしたり、AIのサービスを始めるなど、神の住まう地から素養を受け取っていたのでしょうか。

さて、この後は投票タイム。その際、完全に観客の一人になりきって油断していた私にも、少し関わる場面が生じました。

参加者の人数が予想より上回ったためか、kintoneとFormBridgeの制限値の上限をを変える必要が出たのです。そこで急遽、永岡さんから私の名前が呼ばれました。妻ではなく私?と自分で指をさすと、私が呼ばれています。その場で設定値を修正し、事なきをえました。私も何かで貢献できてよかったです。


続いては立候補した各地のオーガナイザーによるお国自慢です。
・北海道釧路市 小渡さん
・北海道千歳市 根本さん
・宮城県仙台市 齊さん森田さん
・千葉県千葉市 新田さん
・山梨県甲府市 あづささん
・兵庫県豊岡市 川上さん
・島根県松江市 三島さん
・総括 琴絵さん









さすがは百戦錬磨のオーガナイザーの皆さん。それぞれ個性にあふれ、それでいて十分に地元をアピールされておられました。素晴らしい。

もちろん甲府も負けてられません。あづささんが登壇し、甲府は若さを打ち出しました。

実際、甲府ちいクラは本当に若いと思います。第二回までのプレゼンでも、高校生や大学生が何人も登壇しています。

10/4に予定されている第三回甲府ちいクラでも、5人中3人が高校生か大学生です。楽しみですね。
第三回甲府地域クラウド交流会告知・申し込みぺージ




さて、その後はいよいよ発表です。
島根銀行頭取賞は、釧路の川嶋さんに!登壇が一つのドラマとしてストーリーになっていて、私に印象を残しました。
松江市長賞は、船橋の金子さんに!言葉がしっかりとしていて元気がありました。かならず実行するという強さを感じました。
そしてグランプリは、松江の中尾さんに!もう納得のグランプリでした。

その後の得票数では、甲府の高松さんも3位に食い込んでいて、高評価がうれしかったです。



まずは閉幕も余韻を残し、会場で皆さんとお話しし、連れだって会場の外へ。
続いては懇親会です。私たちは事前に懇親会を申し込んでいたため、懇親会は島根県立美術館でした。

一緒に連れ立って会場までの道をご一緒したのは斉藤さん。石見銀山地方経営研究所にお勤めです。

実は斉藤さんとは、この9日前に知りあったばかり。糸魚川で開催されたMOVEDさんのビジネス共創拠点「Catalo」のオープニングイベントで知り合いました。島根の方だからとお誘いしたら、実はお住まいは神奈川だったと言うオチがつきました。が、それでもわざわざ松江まで足を運んでくださいました。

Cataloでは話しきれなかったことなど、散々話しながら、連れ立って会場まで歩きました。


さて、島根県立美術館です。こちら、訪れるまで知らなかったのですが、2398点にも上る葛飾北斎の作品を中心とした永田コレクションが県外不出の展示として収蔵されています。今回、その特別展の期間に合致したため、学芸員の方にご説明いただきました。そして、私たちは葛飾北斎の残した絵画の数々を堪能しました。 https://dl.dropboxusercontent.com/scl/fi/fqrj380ac8iolk3x0e7u0/2025-08-30-18-01-40.jpg?rlkey=7404pyre74ql9h9mfkxa0lm2u 葛飾北斎は、わが国が誇る偉人です。日本のサブカルチャーの源流は葛飾北斎といわれるほどの画家で、漫画やアニメなどあらゆる画業に影響を与えました。わが国だけではなく、世界各国の名だたる画家にも影響を及ぼしたことでも知られています。
その偉人が描いた膨大な画業の成果の一部が島根県でしか見られない。これは素晴らしいことです。なんでもかんでも東京に行かねば、東京に行けばではなく、島根にそうした財産を留め置き、皆さんに島根に来てもらう。

島根と言えば足立美術館も有名です。世界に誇る日本庭園が有名で、島根に来なければ実物が見られません。私もまだ訪れられていません。まさにこういう取り組みこそ、これからの地方に必要だと思います。もう何でもかんでも東京に集中させるのはやめましょう。


じっくり展示を堪能した後は、懇親会の会場に移動しました。
贅沢なことに、島根県立美術館は宍道湖に面しています。広大な庭には彫刻が点在し、その背景には宍道湖に沈みゆく夕日が楽しめます。この日の私たちは、幸運なことに宍道湖に沈む美しい夕日を目撃することができました。

そして、刻一刻と変化する光景を目にしながら懇親会に臨みました。宍道湖の夕日といえば、日本でも有数の夕日の名所として知られています。もう、目に移るすべてが偉大な自然の織りなす絵画であり、しかも少し目を離すと、その絵画はさらに艶やかさを増すのです。これぞ美術館。感動しました。



その中で私たちは皆さんと会話を楽しみ、おいしいお酒や料理を食べながら、それぞれの地域の取り組みや自己紹介やちいクラの感想などに花を咲かせました。
余興も吉本興業の住みます芸人の奥村さんと島根銀行の皆さんが司会進行をつとめ、島根銀行で今回メインで企画をされた原田さん、米原さん、三島さん、佐藤さん、高橋さんを始めとした皆さんからの挨拶も感動的でした。

島根銀行頭取の長岡さん、上定松江市長、サイボウズ青野さん、その他のそうそうたる方々がこの懇親会におられ、思い思いに懇親を深めておられました。素晴らしい。

余興には松江やちいクラに関するクイズもありました。私は仙台の冨田さんと沼田の井上さんとチームを組みました。

私たちも惜しいところまで行きました。7問中、5問正解。難しい問題もありました。


ところが、全問正解が。なんとうちのあづささんのグループです。また、時点の一問間違いのグループもいて、その中でじゃんけんで勝ち残ったのは高松さんがいるグループ。なんと、甲府でワンツーフィニッシュ。
クイズも楽しみ、お酒もいただき、料理も食べて、かなり堪能しました。

あたりはすでに真っ暗となり、対岸の松江市街の明かりがきらめいています。

会場はお開きになり、続いては次の会場へ。ここでバスで送ってもらえました。こうしたバスの手配も含め、本当に運営の皆さんの気配りがきちんとされているなと思いました。島根銀行の皆さん、本当にお疲れ様です。


続いて伺ったのは、駅前近くの繁華街にある「Mario」さんです。店内には立派なステージがあり、客席も広めにとられています。ここでは、多くの席がちいクラ関係者で占められていました。
そこで行われたのはカラオケ大会。カラオケ大会については、私も月の初旬あたりから話を聞いていました。そこで、妻と2、3回は練習に付き合いました。共に私は1曲も歌わず、妻が曲を決めるのに付き合い、妻が決めた曲を練習するのに付き合いました。

妻がここで歌ったのは竹内まりやさんの「真夜中のナイチンゲール」。この曲、実は私から提案しました。島根なら竹内まりやさんの故郷。あづささんも昔からこの曲を歌っていたし。これでいいじゃない、と。


全国各地のオーガナイザーやプレゼンターの皆さんも思い思いに歌を歌いあげています。皆さんお上手。 あづささんも負けずに歌い上げました。ただ、練習では90点を超えていたのに、本番では緊張したらしく、90点に届かなかったのは残念。

一方の高松さんも見事に歌い上げました。彼女の歌のうまさは、甲府でもすでに体験済み。見事にセリーヌ・ディオンの「My Heart Will Go On」で最高得点をいただきました。お見事。
最後、時間が少しお店のご厚意で延長してもらったそうなので、各自で歌わせてもらうことになりました。私たち甲府の3人も「Top Of The World」を歌いました。楽しかったですね。

さて、時間も迫ってきたので、お店を出て、三々五々に各自のねぐらに帰りました。私も誰とだったかは思い出せないですが、ホテルまで帰りました。まずは皆さん、本当にお疲れ様でした。

その翌日。皆さんと一緒に遠足に参加しました。

私、この遠足にあたっては失敗をしでかしました。前夜のカラオケまで一緒にいた斉藤さんに、朝の集合時間と場所を伝えてなかったのです。

そのため、斉藤さんだけぐるっと松江堀川めぐりの乗船場まで直接来てもらうことになりました。私たちバスは、そこまで向かい、そこで船の時間を待ちます。幸いにも斉藤さんは船の時間に間に合い、四隻の船に分かれ、松江城の掘をぐるりと船で巡る旅に出航しました。


全国でも掘めぐりができ、かつ、江戸以前の天守閣が揃っている場所はここ松江だけだと思います。
そもそも、天守閣が残っている城すら珍しいのです。現存12天守と呼ばれるように、全国でも12城しかありません。さらに、堀は埋め立てや近代化によってかなりの城の掘がその姿を失いました。ところが松江城はその両方ともが残されています。全国でも稀有な土地んあのです。

特に、堀がほぼ往時のままの姿を残しているのは素晴らしい。緑が青々と茂り、鴨が優雅に泳いでいます。船頭さんの案内によると、堀ではヌートリアなども見かけることがあるとか。


天守閣や武家屋敷が松江の往時の姿を彷彿とさせます。また、この船巡りは橋や暗渠をくぐる箇所があります。これがまた楽しい。暗渠や橋に近づくたびに、船頭さんの合図で私たち乗客は一斉に身をかがめます。限界まで。
そうすることで近代の橋と江戸以前からある掘を共存させ、観光客にとっても興趣を掻き立てられます。これもまた松江でしか味わえない体験です。随所にある蔵や灯篭を構成する石の豆知識や花々など、とてもゆとりのあった1時間弱でした。

私もこうした堀の船巡りは30年ほど前に柳川で経験して以来だったので、とても良い経験となりました。

バスに戻った私たちは、宍道湖の北岸と一畑電鉄の路線に沿って出雲大社に向かいます。道中も「仁多観光」のガイドさん(お名前を失念してしまいました)がとても愉快なトークを繰り広げてくださいました。また、島根銀行の原田さんからも、地元の百年煤竹箸の紹介があるなど、全く飽きる時間がありませんでした。

バスは出雲大社の駐車場に着きました。

ここからバスに降りた方々で適当にグループを作り、そのグループごとに一人のボランティアのガイドさんについてもらいます。



私たちのグループは、ガイドさんの案内に沿って境内を歩いて回りました。


私が出雲大社に来るのはおそらく4回目か5回目のはず。前回は妻と2人で来ました。4、5年前のことです。
私は古事記や日本書紀に描かれる古代日本についても関心があります。出雲、高千穂、熊野、糸魚川から諏訪に至るぬながわひめの伝説。鹿島神宮、香取神宮、息栖神社の関係。

出雲大社は何度参拝しても興味深いところです。

拝殿、そして御本殿、さらには宝物殿。巡りました。



その後、またべつの皆さんと、勢瑠の大鳥居の前にある「そば庄たまき」さんで出雲そばをいただき、さらに「Izumo Brewing Co. TAISHA」のビールを。
美味しかった!


バスに戻り、次の目的地へ。
次は島根ワイナリー。私はこちらには多分4回目の訪問。毎回来るたびに試飲コーナーに捕まってしまいます。

しかも今回は甲府のワイン姫こと高松さんもご一緒なので、デラウェアを使ったオレンジワインの珍しさなど、いろいろと魅力が増しまして。

ここは、来るたびに様々な誘惑があります。

そうした後ろ髪を引かれるあれこれを残しつつ、私たちは出雲縁結び空港へ。そして私たちだけ遅い便だったので、数時間ほど空港で過ごした後羽田へ。

今回ご縁のあったすべての皆さんに感謝です!


Cataloオープニングイベントに参加しました


8月23日にCataloオープニングイベントがあり、お呼びいただきました。

Cataloとは、こちらの告知ページにも書かれている通り、MOVEDさんが糸魚川に開設したビジネス共創拠点です。

MOVEDさんは東京のIT企業であり研修や教育を主に活動しておられます。弊社とはkintoneを共に盛り上げるべく活動する仲間です。


地場で育ったのではない、東京から来たMOVEDさんのような一企業が、糸魚川のような地方都市で新たな拠点を作る。
それがどれだけ大変で時間がかかり、しかも苦労と熱意が問われるのか。うちの会社も山梨で色々と基盤作りを行っているので、かけた苦労と熱意のほどがわかります。

その一つの達成が、今回のCataloの開設だと思います。
うちの会社としても、山梨のどこかでCataloのような施設を運営したいと思います。
その源となる想いは、地域のためになり、かつ、自社の認知度を増やすためでもあります。そのような施設を作り、運用を行いたい。もちろん自社の認知度が上がれば良いし、売上になるとより良い。

売上よりも、という話をすると、それは建前だと言われます。
地域のことよりも売上や自社の認知度を上げたいのが本音でしょう、と受け取られがちです。

ですが、私の場合、1年単位の決算のことよりも、それよりも30年40年先の次の世代が、きちんと住まえる世界と国にしたいとの思いが強いです。
その活動のためには、会社が継続できるだけの利益が出せることは前提ですが、その継続も社会や地域が健全であってこそ。
そのことは、この場でもブログでもSNSでも口が酸っぱくなるほど書いてます。
東名阪だけが栄えるのではなく、人口50,000人に満たない規模の糸魚川市のような地方都市が今後も末永く維持できる社会を望みます。

それは私が混雑が大嫌いだから、旅が好きだからと言う理由ももちろんあります。
ですが、それよりも遠い将来に、東名阪は何とか栄えてるけど、糸魚川市のような地方都市が完全に消滅しているような国の未来は見たくないのです。

そうなった未来では、うちの会社のような企業は完全に消えているはずです。集中の論理のもとに一部の大手企業だけが生き残り、我々のような企業は吸収されるか、下請け構造の中に生きながら得るしかないと想像しています。
その世界からは多様性が失われ、いくつかの特定の論理だけが大手を振って歩くしかないかもしれません。それが嫌です。

私が見たいのは、東名阪はもちろん適切な規模で栄え続けるけど、地方都市、例えば糸魚川市のような街が元気な未来です。
地元のうまい日本酒やもずくを食べながら、日々を幸せに暮らしている未来の方を私は望みたい。そして、そのような未来の方が、うちのような企業が生き残れるはずです。
なぜなら、多様性が尊重された価値観の中、各自が責任と協調を担い合う社会の方が、うちのような零細企業でも生き残れる可能性はあるからです。
これは、地方への郷愁とかノスタルジーだけに寄りかからず、私や弊社自身がAIが存在感を増すコロナ後の時代を生き残るための生存戦略でもあります。

それを踏まえ、どうすればそのような未来が作れるのか。どのように地方に貢献するのか。それを考える必要があります。

今はまだ、弊社は発展途上です。まだ地方に貢献できるだけの力は持っていません。
地方の組織をデジタルを用いて効率化することはできます。空いた人を違う仕事に振り分けましょうと提案もできます。新たな価値を作ることこそDXです、と謳うこともできます。
今の時点でもこれからも、弊社は技術で貢献できるでしょう。さらに、今の時点でも弊社は山梨で100人ほど集めるイベントを催せるだけの経験は持っています。
でも、その会社にとって新たな価値とは何で、何に振り向けるべきかについて、地場の産業や経済まで見据えて提案し、実現までを伴走できるノウハウや知見はまだ持ちあわせていません。

山梨でのコミュニティ作りが軌道にのれば、弊社でもただの主催者やイベンターではなく、産業や経済や文化まで見据えた提案ができるでしょう。ただ、その力はこれから貯めていきます。


ただ今回、MOVEDさんがCataloと言う施設を作ってくださったことで、もともと山梨と地縁のない弊社でも、ゆくゆくは山梨で何かを成し遂げられるのではないかと言う励みをもらえました。

私がこの2年ほどで糸魚川に来るのは4回目です。毎回、MOVEDさんからお誘いいただいています。そしてその都度、糸魚川の人々の親しみやすさや、行政と民間が親密に交わる様を見てきました。
その光景と可能性を見てきたからこそ、今回もお誘いに応じて参加しました。

どこかバランスが歪で掛け声倒れに終わってしまう地方創生ではなく、担当者や市長が異動のたびに方針が変わる地域活性ではなく、糸魚川の場合は地域を良くしようとの思いが根付いていることを感じます。糸魚川市役所の山崎さんなどは、その熱意にほだされてか、10年同じ部署にいらっしゃるそうです。
そうした市としての姿勢が、上に述べた諦めずに復活できるとの逞しさにつながっていると思います。


Cataloの場所がまた良いのです。
Cataloのある辺りは、大火の際に焼けてしまった雁木が並ぶ中心部です。Cataloの目の前には、これもやはり火事で焼けた加賀の井酒造さんが復活を遂げつつあります。
確かに、あたりはまだ寂しいです。今回、私が訪れたのが熱暑の中だったからか、前の年に来た時よりも、さらに人通りが減ってしまっている印象を受けました。
ですが、私が知らない糸魚川の賑わいはおそらくこんなものではないはずです。
そのために、まだ盛り上げていくべきなのでしょう。そして、挽回するための課題も山積みなのだろうと思います。
そこにMOVEDさんのような東京の企業がその土地に根付き、Cataloのような施設を立ち上げることで、その挽回の速度はさらに増してゆくはずです。

うちの会社が根付こうと努力している山梨県も「人口減少危機突破宣言」を発しました。にもかかわらず、今後の富士山の噴火が予想される今、そのお膝元にある山梨県を忌避するのか、人口減少の危機はまだ去っていません。
そうした未来を招かないためにも、行政との協力体制は必須です。

糸魚川市の皆さんと関わっていて、何に印象を受けたのか。
それは、こちらが庁舎に行って何かを依頼するのではなく、むしろこちらのイベントに進んで参加してくださる職員が目立つことです。
今回も副市長が来られていました。スーパー公務員の山崎さんも来られていました。このお二方は、私が初めて糸魚川を訪れ、ウッドデッキ作りに汗をかいた際にもおられて、遅くまでご一緒した記憶があります。
さらに今回のオープニングイベントでは、市役所の若手の有志四人がピッチを披露していました。それぞれが糸魚川への熱い思いを表明していました。
諦めない姿勢。その姿勢こそが、これからの地方都市には大事なんだろうと思っています。
私はいくつもの都市を訪れ、地方創生の現場を見てきました。が、糸魚川市はほんとに全国でも屈指の熱意を持つ都市だと感じています。

東京などの首都圏に住んでいると、地方の苦しみは実感しにくいです。
ところが、私も先日訪れた網走の寂れた様子に衝撃を受けました。それは、都会で暮らす人には決してわからない衰退だと思いました。

私は最近、そうしたイベントの参加レポートは個人のブログに書きます。

でも、今回は、会社としてきちんと向き合い、支援したいと思いました。だから、クラウドファンディングでご支援もしました。その考えに沿って、このブログも会社のページに書きます。

さて、前書きが長くなりましたが、当日の模様です。

東京から着いてすぐ、私はCataloに直行し、受付を済ませました。新幹線が大幅に遅れたものの、間に合ってよかった。
でも、何も食べていなかったので、駅前の麺屋なりたさんでヒスイラーメンを美味しく食べました。さらには、海岸に行って日本海を撮りました。

そうして汗だくになった私が会場に着いたのは開会の一、二分前。先ほどは空いていた椅子がほぼ埋まっていて、申し訳ないので最後列で立って聴きました。結局最後まで立っていました。


まずは、渋谷さんからのオープニングトーク。渋谷さんのお顔がやり切った感で満ちています。
それもそのはず。渋谷さんが少しずつ縁を築き、信頼を築き上げ、少しずつ少しずつ糸魚川市さんとのご縁を増していったのですから。その姿のほんの少しだけ、私も目撃しました。
渋谷さんも緊張していらっしゃるようですが、そこはプレゼンの達人。うまくお話をまとめておられました。


続いてサイボウズの青野社長からリモートで「地域DX〜未来の働き方へ」と題して基調講演。

青野社長の講演は今までに何度も聞いていますが、何度、聞いても組織作りの面で本当に勉強になります。うちの会社もサイボウズさんを手本に組織作りを進めているつもりが、自分の思う通りにならないもどかしさ。
私よりも、はるかに青野社長は、そうした苦労や苦しみや挫折を味わってきたことでしょう。

そうした感慨を含め、何度聴いても青野社長の講演は参考になります。


続いては、特別対談「越境によるビジネス連携とワーケーションの可能性」。豪華なセッションです。
一般社団法人日本ワーケーション協会 代表理事の入江さん、あまねキャリア株式会社 代表取締役CEO 沢渡さん、糸魚川市 商工観光課 課長 山﨑さん。そして渋谷さん。

渋谷さんによるトークセッション。

入江さんや沢渡さんは、今回のオープニングイベントで、初めてお会いしました。
もちろん、さまざまな地域創生系のイベント等でお名前も存じ上げていました。オンライン上でもお見かけしたこともあります。

上に書いた通り、弊社はまだまだ技術系の色が強く、地域創生のノウハウは学ぶ側です。ただ、山梨ではだいぶ認知度は上がってきました。山梨での活動はイベンター的な色が強いです。演者と観客とプロモーターの3社ではなく、それ以外にも広がる関係性を作らなければならないと感じています。
その意味でも、皆さんの対談からは得るものも多かったです。
私も登壇の機会を増やさないとダメでしょうし、地方創生の事例を語れるようにならないとダメです。もちろん本が書ければ言う事はありません。





続いての「糸魚川のチャレンジャーによる事例セッション」も得るものが多かったです。

私が今まで糸魚川に来た四回で、行政との距離の近さは感じていても、市民としての取り組みはあまり聞く機会がありませんでした。
今回、LTに登壇された伊吹さんや、若手の糸魚川市役所職員としてもっと市政に提案させて欲しいと訴えた香取さんと3人の仲間たち。

また、冒頭に登壇されたカネタ建設さんのオレンジフェアは素晴らしいとしか言いようがありません。首都圏でもなかなかない、でかいプール施設を作り、しかも若い社員さんが運営。そして1日で撤収してしまう潔さ。こうした企業さんが糸魚川にもいらっしゃる喜び。
またジン作りにもチャレンジしたということですが、そのSANKAという名前のジン、懇親会で美味しくて何杯も飲んでしまいました。

またラストで登壇された横井さんはお米が主役の薪焼きレストラン、つまり新潟のお米だけで勝負されておられます。こちらは一度行ってみたいと思わせてくれました。

若い方は頑張ってます。山梨でもそうです。
問題は上の方です。今回、多くのセッションで登壇された皆さんや、参加者の皆さんのように心意気がある40代50代の方もたくさんいます。ですが、それ以外に諦めている40代50代の方があまりにも多い。

地域で活動する若い方達と一緒に、どうすれば40代50代の諦めた方々の心に火をつけるか。
私も諦めた方々と同じ年齢の1人として、頑張らなければならないと思っています。


さて、皆さんで集合写真を撮った後、懇親会へ。


まず柏崎から来た「la Boratorio」さんのケータリングがとてもおいしかったです。ズッキーニも鴨肉もメロンも絶品でした。

三次会はazuというThird Placeを名乗る場所。
沢渡さんがセッションの中でサードプレイスとしての糸魚川の価値を力説しておられましたが、家でも職場でもない三番目の場所として、糸魚川は一つの候補です。
3と言う数字には安定があります。三人寄れば文殊の知恵。鼎という漢字も三点で支えます。建物を支えるすじかいも三角形。三方良し。などなど。
こうした三にまつわる数字は先日プロ雑用の小林さんと語った通りです。

実は私も町田から糸魚川にやってきて、翌日関西に向かい、関西からまた東京に帰りました。三角形を描いて。
糸魚川が私にとっての三角形の1つの頂点として、いつまでもご縁があることを願っています。


四次会は締めラーメン。「ホームラン」というお店にお連れいただきました。そして、MOVEDの皆さんと宿まで歩き、私は今回はルートインを確保いただきました。

他にもこう言うnoteを書きました。
山梨ともこう言うご縁があります。
8月25日 糸魚川市を訪れて感じたこと
8月26日 糸魚川と甲斐のご縁

まずは今回、会場でご挨拶した皆様、ありがとうございました。
MOVEDの皆さんとCataloにもますますの発展を!


第2回 甲府地域クラウド交流会を主催しました



2025年3月22日に山梨県立図書館イベントスペースで開かれた甲府地域クラウド交流会(甲府ちいクラ)を主催しました。
今回もオーガナイザーである役員(あづささん)が全体を仕切り、弊社の総務人事経理担当および代表の私が参加しました。本稿は代表の視点からの参加レポートです。

昨年、2024/6/29に第一回 甲府ちいクラを開催しました。98名の参加者を迎え、成功裏に終わったため、その勢いに乗っての第二回でした。
しかし、集客に著しく苦戦しました。

3/22は土曜日です。そして卒業式などのイベントが重なる日。それは予約した時から分かっていたことでした。
にもかかわらず、会場の広さを倍にしました。つまり、第一回は山梨県立図書館のイベントスペースの東で行ったのを、第二回はイベントスペースの東西で予約しました。
その日しか山梨県立図書館のイベントスペースが空いていなかったとはいえ、それはこちらの選択。日付もこちらの選択。言い訳の余地はありません。

言い訳は不要です。
ただ、苦戦した原因は書いておかねばなりません。教訓として以下に挙げておきます。

・卒業シーズンの土曜日の予約が無茶だった。
・一回目は多くの方のサポートがあったため、第二回で実力が露呈した。
・山梨県の県民性としてリピーターがつきにくい。
・第一回の参加者を元にした参加者数想定の不足。
・運営組織である弊社が年度末で本業が疲弊し、フォローができなかった。
・集客の努力不足。

おそらく、こんなところだろうと思います。


結果、84名と言う人数に終わってしまいました。前回より14人も少ない人数。また、途中で帰った方なども含めて、集合写真は明らかに80名を割っています。それにもかかわらず、前回よりも倍の広さのスペースだったため、閑散感は否めません。


反省を書くのはこれくらいにしておきます。
前を向いて、10月4日に予定している第三回に向けて準備を進めるべきでしょう。

むしろ、今後に向けて好材料が揃いつつあることは書いておかねばなりません。

例えば、第一回では取材が甲府経済新聞さんだけだったのが、今回は山梨日日新聞の記者さんも取材に来てくださいました。また、第二回の開催報告を甲府市に話したところ、第二回を行ったことで見直され始めたそうです。
さらに、第一回に来なかった方で、甲府のコミュニティーに深くコミットされている方が第二回に参加して、甲府ちいクラに興味を持ってくれました。

山梨県はイベントの集客が難しいとされています。その甲府において、第二回で80人を超えた人数をほぼ山梨の方だけで集めたのは凄いことだそうです。何人かにそう言われたことで、自信になりました。
ほぼ弊社で大部分をやり切ったことで、ノウハウが溜まったこと。
また、第二回でプレゼンターを担ってくださったお二人が、次回以降、運営メンバーとして入ってくれるそうです。

そうした好材料が今回、揃いました。反省点だけでなく、第二回で良かったこともたくさんあったのです。

もし第二回の人数が前回を凌駕していたら、私たちは教訓から学ばぬまま、第三回で失敗していたかもしれません。
つまり、今回は苦戦して良かったとさえ思っています。
その意味でも今後に向けてより良い手ごたえが掴めた開催だったと思っています。

ここからは、当日の様子について書きます。
第二回において、私は、事前準備にはほぼ関わっていません。第一回の際は私からもかなりの数のDMを送りましたが、今回はそれもしていません。

ただ、私は当日になり、あまりの集客の悪さに、図書館の外に立って集客を試みました。
そのため、私は今回の講師を務めてくださった藤野さんの講演をほぼ聞けていません。


とはいえ、皆さんが藤野さんのお話をきちんと聞いておられる様子はガラス越しに確認しました。


藤野さんは、山梨県の経済・金融系の様々なコミュニティーを主催し、今の山梨県を語る上でも要となる方です。藤野さんをお迎えしたことで、第二回のちいクラが締まったように思います。
今後のちいクラにとってもより良い影響があることでしょう。


また藤野さんの話の中では若い力の台頭を取り上げてくださっていました。

第一回の準備段階から今回に至るまで、私や弊社は山梨県の若い人たちのコミュニティーのいくつかに関与しています。そして、山梨の若い力を存分に感じています。
そこで感じたのは、山梨県の若い人たちの動きは、他の県に決して劣らないことです。劣らないどころか、より活発なのではと思います。

中堅どころの層に甲府ちいクラを訴求するよりも、山梨の若い層にもっとアピールし、参加を呼びかければ、第三回以降の甲府ちいクラに対して悲観する要素はないとさえ思っています。

何よりも、山梨は、東京に近い地の利があります。
交通の便が良くなった事によって、簡単に東京に出られるようになりました。その結果、都会への人口流出が起きているのが、ここ数十年の我が国です。その結果、今の首都圏は人口が飽和し、住みにくくなっています。
山梨は東京や神奈川に隣接し、近い地の利があります。普段は山梨で暮らし、刺激が欲しくなった時だけ、都会の風を浴びる選択も可能です。甲府から新宿まで一時間半で出られるのですから。

そうした点を踏まえ、私は依然として山梨にポテンシャルがあると感じています。若い方の台頭が著しいことも含めて。
藤野さんの話は、そうした背景もあっての話ではないかと推察しています。藤野さん、ありがとうございました。

さて、オーガナイザーのあづささんの司会進行や場の切り回しは私は関与していません。心配せずともやり切ってくれるでしょう。
今回はあづささんの関与する山梨の他のイベントが多数重なりました。それを全部一人で引き受け、やり切ろうとする悪い癖が出てしまいました。そのため、疲弊と息切れが生じていました。
つまり、あづささんの手足となってサポートできるメンバーが絶対に必要です。
そのためにも今回で何名かの方が今後のスタッフとして手を挙げてくださった事は、次回に向けて大きな改善点となりそうです。

続いては、ちいクラ本編です。

あづささんから、ちいクラについての説明があった後、大人の本気のラジオ体操が始まりました。今回は第一回で応援し隊として携わってくださった、伴野嶺さんにお手本を示してもらいました。


日本百名山だけにとどまらず、海外の山、各大陸の最高峰も視野に入れている嶺さんは、山梨だけでなく、おそらく日本国内でも有名になっていくことでしょう。そういう方ががっちりと協力してもらえる体制ができたのは、第一回と第二回の成果だと思います。
全く山梨に知己がいなかった二年前から、ここまで人のつながりを作ってこれたのはあづささんの努力の賜物。素晴らしいと思います。

大人の本気のラジオ体操の際は、私も部屋の中に入って一緒に運動しました。
今回は会場が広いため、体操をしていて自在に手を動かすことができました。






そして、続いてはプレゼンター五組六名によるプレゼンテーションタイム。
福原千晶さん
藤原ちはるさん
高村大夢さん
渡辺慶奈さん
深田莉央さん
高松陽子さん
の皆さんでした。今回はプレゼンのレベルが全体的に底上げされたような気もしています。それでいて、個性豊かな内容でした。
また、年齢層もぐっと下がりました。高校生二人に、二十代が三人。
この若さも山梨の可能性を表しています。おそらく、次回以降の甲府ちいクラも、若い層が続々と登場することでしょう。これからの甲府ちいクラが楽しみな理由の一つがここにあります。


続いては懇親会と投票タイムです。
今回、投票所で投票のアシストを行ってくださるのは、
斉藤 修さん
田名網 俊宏さん
小森 直斗さん
中嶋 雄士さん
田中 康弘さん
河西 和奈さん

私からは、皆さんに事前にkintoneの入力方法などをお伝えしました。

今回は、受付としても頼りになるメンバーが揃いました。第一回で投票所を受け持ってくださった武内あかねさん。弊社メンバーの花愛さん。そしてオーガナイザーのあづささんの同期として千葉から駆けつけてくださった新田さん。皆さんが受付を固めてくださいました。



正直、今回は会場が広かったため、懇親会もまばらな印象を受けました。それも反省点です。ですが、皆さんがそれぞれの方々と挨拶し、交流が順調に育まれる様子を見ているのは良いものです。
私も、お越しくださった方々に新たなご縁をつなぐべく繋ぎ役に徹しました。例えば、ジョイゾーの四宮さんご夫妻には、山梨中央銀行の方や富士吉田市から来られた小俣さんを繋いだり。小俣さんや、あかねさんにも、山梨中央銀行やその他の方々を繋いだり。

一方で、反省点としては、懇親会の途中から、投票の途中経過を映さず、別画面にすべきところ、中継機がうまく動かず、人体でプロジェクターからの投影を塞ぎ、切り替えを待つことを余儀なくされました。
ただ、弊社メンバーも投影に当たってやり遂げてくれたことで、貴重な経験値が溜まった気がしています。
第一回では失敗した、優勝者の発表時のドラムロールは今回は無事に成功しました。


続いては、応援し隊の皆さんの紹介です。今回も新たなメンバーが加わってくださいました。茅ヶ崎からお越しくださった縁造さんは、会場設営の時点から手伝ってくださっていたので、私が応援し隊にスカウトし、茅ヶ崎での活動もアピールしてくださいとお願いしました。夜も遅くまでいてくださいましたし。
また、今回も四宮琴絵さんや新田瞳さんにオーガナイザーとして参加していただきました。まだ独り立ちできていない弊社主催ですが、今回も皆さんがいてくださったことがどれほど励みになったか。琴絵さんに至っては、ご家族までも連れてきていただきまして感謝です。

そうした皆さんの動きや交流の一部始終は、飯窪さんが撮影してくださいました。後日、素敵な動画にしてくださいました。
Facebook上のページの動画


そして、優勝は高松さん。
フードロスを憂い、その改善を訴えたことが皆さんの支持を集めたのでしょうか。まずはおめでとうございます。
他の方も皆さんお見事でした。

私から高松さんに賞状を授与させていただきました。私はその時、たまたま会場にいたお子さんと遊んでいて、その子を抱っこしたままの授与になりました。ご容赦を。
また、講評ということで、私からも一言述べさせていただきました。

また、後日、プレゼンターの一組である高校生二人がカフェの実店舗で実践した際には、私とあづささんで訪問したことも申し添えておきます。


そして、撤収後の夜の懇親会です。





今回は、
やまなし里山商店さん
サイアムカフェさん
フォーハーツさんの三箇所で分かれて実施しました。

私も参加者全てを巡り、そして最後まで残ってくださった方々とは、「ぎり舎」「すぐ呂」さんにて計五次会まで。

やり切りました。
上にも書いた通り、今回が苦しんだ末にやり切ったことで、第三回は行けそうな気がします。
四次会の後半と五次会では、その場にいた皆さんもこれから甲府ちいクラを続けるためにどうするかを考えてくださいました。
その結果、まずは続けるべし、と再認識ができました。

つまり、10/4に同じ山梨県立図書館のイベントスペースにて、第三回は行わせていただきます。
また、皆さんのお越しをお待ちしております。

今回お越しくださった全ての方、ありがとうございました!


第14回 釧路地域クラウド交流会に応援し隊として参加しました



2月11日に946BANYAで行われた釧路地域クラウド交流会(釧路ちいクラ)に参加しました。

今回は代表の私が参加しました。本稿は代表の視点からの参加レポートです。

私は今まで、各地のちいクラには何度も参加してきました。甲府ちいクラには主催者として、運営側の立場で携わりました。釧路ちいクラでは、応援し隊という形で関わりました。

そもそも、地域クラウド交流会は何か。応援し隊とは何か。そこから説明したほうがよいでしょうか。
誤解を避けるため、公式サイトの記載をそのまま引用します。

地域クラウド交流会とは

地域クラウド交流会は、地域住民が起業家の応援を通して、地域活性化を目指す交流会形式のイベントです。起業家だけでなく、地域の人たちが参加することで、地域全体のビジネスの活性化につながることを目的としています。

プレゼンターだけでなく、地域の人たちが「投票所」や「応援し隊」といった役割を持ち運営に参加することができます。

つまり、応援し隊とは、いわゆる有志のボランティアを指します。当日、早めに集まって、チラシ封入や会場設営に従事します。さらにちいクラの開催中は円滑な進行のためのタイムキーパーや投票所での入力作業など、様々な役割を担います。

朝、雪道を歩いて、東釧路駅でSL撮影と泉屋さんでスパカツを楽しんだ私。
会場である946banyaには早めに着きました。先に机の運搬などを手伝っていたら、やがてスタッフの方々が集まりました。
しばらくしてスタッフ打ち合わせが始まりました。そこで私に割り振られた役割は懇親会の呼び出し係でした。


ちいクラには1時間弱の懇親会があります。懇親会の場には、事前に皆さんから集めた名刺や皆さんが記載した交流会カードがホワイトボードに貼られ、設置されます。
懇親会に参加した皆さんは、貼られた名刺や交流会カードの中につながりたい方がいれば、呼び出し係にその旨を伝えます。
呼び出し係は、マイクでその方を呼び出し、その場でご縁をお繋ぎします。
つまり、呼び出し係は、応援し隊としてちいクラを盛り上げる重要な仕事の一つです。積極的に参加者に声をかけたり、場を盛り上げたり、一人で手持ち無沙汰にしている人がいたら積極的に誰かと繋ぎ、皆さんに何らかのご縁を持ち帰ってもらうのが呼び出し係の役目です。

私に割り振られたのは呼び出し係だったので、それ以外のことをする必要はないはずです。ですが、私はたまたま入り口に立っていたことで、受付を済ませた参加者の方々にコートのハンガーへの誘導や、交流会カードの書き机への誘導をしていました。
こういう時、手持ち無沙汰感が苦手でつい動いてしまいます。

そうしている間に、勉強会の椅子は埋まっていきます。机を移動したり、椅子を運んだり。さすがと言うべきか、本当にたくさんの参加者が集まってきます。
1ヵ月半後には弊社が主催する甲府ちいクラも控えています。そして、参加表明の数が芳しくありません。集客に苦労するのではと考えていた私にとって、釧路ちいクラの集客力は本当に感服します。


今回の勉強会の講師は佐久間さん。佐久間さんは、釧路で観光船「シークレイン」を運行する有限会社アイコムを経営しておられます。
挫折と失敗続きの経験を乗り越え、シークレインの事業でようやく軌道に乗りかかっているとか。谷谷谷の人生行路はまさに笑いあり学びあり。でも、苦労してきたからこその山登りの妙味を感じられた講演でした。
世界三大夕陽に数えられる釧路の夕日を見るコンテンツ。それに頼らないプラスアルファを考えていらっしゃる姿勢は経営者としてとても学びになりました。

そんな佐久間さんの講演を聞いていた私のところに、ススッと近づいてきたのはオーガナイザーの小渡さん。
「タイムキーパーもやってもらえませんか?」
講演中だったため、よく話が聞き取れなかったのですが、私としては断る理由はありません。はい、Yes、喜んで!の精神で引き受けました。

ただ、私が応援し隊の作業自体をあまりよく把握していないのが正直なところです。

もちろん、昨年6月に弊社主催で甲府ちいクラで行った際は、その事前に千葉ちいクラの動きを逐一確認し、甲府ちいクラでも全体の動きを見ていました.そのため、大体何をすることかはわかっていましたが、ただ単に眺めているのと、実際にやるのでは違います。

そもそもタイムキーパーとは言え、何を持ってタイムキーパーするのかが明確でなく、その場で即、持っていたiPadを充電し始めました。

そして、ちいクラのメインイベントである一人3分間のプレゼンテーションタイムが始まるのに合わせ、ステージの前あたりに陣取りました。と、実は大人の本気のラジオ体操があるのを忘れていて、私も慌てて脇に退きました。
そして、本気のラジオ体操で体を温めた後は、タイムキーパーとしての活動開始です。

iPadのストップウォッチ機能を使い、プレゼンターの皆さんにiPadを提示しつつ、2分になったら「チん」3分たったら「チンチンチンチン」とコングを鳴らす。まぁこれは言ってみれば簡単な作業です。
ただ、今までの人生で私はタイムキーパーの作業をほとんどした記憶がありません。実はこの日に実績解除を果たしたのではと思いつつ。

それにしても、一番前のかぶりつき席で、皆さんのセッションを聞けるのは応援し隊の役得と言うべきでしょう。
プレゼンターの熱気がより感じられますから。

ちいクラのプレゼンターになれるのは、創業5年以内と言う制限があります。つまり、起業にあたっての熱と興奮が冷めない時期。
これ、なかなか貴重な機会なんです。
弊社の場合、kintoneを用いまたシステム構築が主な業務です.そして、スタートアップ企業様からのご依頼もあります。
ただ、ご依頼のほとんどは、ある程度年数のたった企業様によるものです。つまり、私自身にとってちいクラとは、こうした起業し立ての熱と興奮を聞ける良い機会なのです。

今回の6名の方は多彩な業種にわたり、バラエティーに富んでいました。
そして、優勝して釧路からの代表に選ばれたのは稲沢さんです。
仕掛け箱を用いたプレゼンテーションはお見事でした。釧路代表として、また全国大会でお会いする日を楽しみにしたいと思います。

続いて投票所の説明がありました。懇親会に参加した皆さんは共感したプレゼンターに対し投票します。その投票にはkintoneが用いられます。kintoneへの入力は、投票所の方、つまり応援し隊の方々が入力します。
それに先立ち、投票所の方々も応援し隊として、一分間のPRタイムが与えられます。そのタイムキーパーも私の仕事でした。
私はその時、バックヤードで咳止めの薬を飲み、うまく鳴らなくなったベルを直していました。
慌てて呼び出されて投票所の前に飛び出した私。

皆さんの一分間のPRも鳴らないベルに苦戦しながらなんとかやり切りました。

続いては懇親会です。私は上に書いた通り呼び出し係の役目を担っていました。
呼び出し係の役割とは上に書いた通りです。前に出たどこかのちいクラではDJみたいに喋りまくる方がいて印象に残っています。が、私にはそこまでの才覚はありません。なるべく多くの方に話しかけ、縁をつなぐように努めました。七、八組くらいは媒酌したでしょうか?

私が見たところ、ここで縁ができるかどうかで、参加者によるアンケート評価に影響を与える気がします.
こういう場で誰かに自分の話を聞いてもらい、縁ができれば人は満足します。が、もしずっと一人ぼっちで会場をさまよっているだけだと、必然的に不満の原因になります。アンケート結果にもそれが反映します。
皆さん、こういう場にはあまり慣れていらっしゃらないのでしょう。人に話をかけるのが苦手な方を各地のちいクラでお見かけします。私も苦手なので、同類としてよく理解できます。
甲府ちいクラでも、一人ぼっちになる方をなるべくなくすため、ご縁繋ぎに徹してもらうことを前もって呼び出し係に伝えておきます。


さて、一時間弱の懇親会も終わり、優勝者の発表までの間、応援し隊の方による一分間のスピーチがありました。
私もここで1分間の時間をいただきました。私が話したのは、一ヵ月半後に迫った甲府ちいクラの宣伝です。仕事については一切触れません。
前もって釧路から甲府までの乗り換えルートを調べてみました。すると「おおぞら」「北斗」「はやぶさ」そして「あずさ」。南千歳、新函館北斗、東京で乗り換えるだけ。空にちなんだ、縁起の良い特急を乗り継げば、なんと三回の乗り換えで甲府に来られます。この後、「あづさに乗ってあづさに会いにきてください」のオチを言う前に三回の乗り換えの部分がなぜか会場で笑いをとりました。


発表があり、優勝者は前述した通り稲沢さんです。仕掛け箱を使ったプレゼンは素晴らしい印象を皆さんに与えたようです。


その後、会場で集合写真の撮影を行い、そしてお開きとなりました。皆さんはそれぞれの仲間と夜の釧路へ繰り出していきました。


私は事前にお誘いをいただいていて、スタッフや応援し隊の皆さんとの懇親会に参加しました。会場は釧路ちいクラに続いて946BANYAで。

皆さんとはたくさんのお話をしました。さらに、好意的な反応をいただきました。
この釧路ちいクラの数日前に同じ会場でCLS道東にも参加しました。これまで六回行われてきたCLS道東に私は皆勤で参加しました。懇親会でしゃべったり、遠足に参加したりと、皆さんから認知されている実感は持っていたものの、仲間として受け入れられた印象はまだ得られていませんでした。

ところが、今回は皆さんからの反応が違ったように思えたのです。
その理由を考えてみました。それは釧路ちいクラで短い時間であったものの、初めて人前で話したからではないかと推測しました。
これまでのCLS道東では、一度も人前で登壇したことがありませんでした。それまでは、ただの観客の一人でしかなかったのです。ところが、応援し隊の特典で一分間PRタイムをいただき、人前で話したことで、私という人間が皆様の中で認知されたのではないかと思います。


登壇の効果は漠然と理解していたものの、私の中では顕著な効果としてはっきりとは認識していませんでした。皆さんからの認知度の上昇が顕著だったので、自分の中で学びとして記憶し、今後に活かしたいと思います。登壇という営みの重要性について。


それは、二次会に訪れたカラオケでも感じられました。夜の末広町を八人ほどで歩き、訪れた「萌芽」さんでカラオケを楽しみました。いやあ、羽目を外しました。楽しかったです。ちなみにご一緒した方々は、一人だけ以前のCLS道東で顔を見知っていましたが、あとの方々は全員この日が初めて出会った方々でした。LINEを交換するまでに仲良くなりました。
これはまさに登壇した意義だと感じました。

最後に、参加してくださった皆さん、登壇してくださった皆さん、プレゼンターの皆さん、運営スタッフの946BANYAの皆さんありがとうございました。
そして私が946BANYAに忘れてしまったライトダウンジャケットを届けていただいたジョイゾーの皆さん、心から感謝しています。


ノーコード シンポジウム 2025に参加しました



2月7日のノーコードシンポジウムに参加してきました。
https://ledgeai.zohobackstage.com/nocodesymposium2025

今回のノーコードシンポジウムは、弊社がノーコード推進協会の正会員として加入してから初めて行われたシンポジウムです。

今回は代表の私が参加しました。本稿は代表の視点からの参加レポートです。

私は当初からノーコードシンポジウムには参加する予定でした。
ただ、平日の開催ということもあり、当日は打ち合わせが多数入っていました。
さらに、翌日から釧路に向かい、数泊する予定もありました。

ぎりぎりの調整の中、早朝の羽田発の便を予約しました。その移動を踏まえ、五反田で行われるノーコードシンポジウムの後、川崎の宿を確保しました。
そのため、当日の朝、ラッシュの中でトランクを持っていく必要が生じました。それが嫌で、打ち合わせに入るタイミングを少し遅らせてもらい、シンポジウムの会場の近くのスターバックスに入って打ち合わせを済ませました。すると開会のオープニングセッションに間に合いそうになく、そのままオンラインで参加しました。
ノーコードシンポジウムの会場に着いてからも数件のオンライン会議が予定に入っており、会場内に設えられた商談ブースでオンライン会議に集中していました。


その結果、私が会場でリアルで拝聴できたセッションは、ノーコードツール(Click)のセッション、サイボウズの栗山さんのセッション、神戸市の宇都宮さんとトヨクモのトッティさんのトークセッションのみでした。
それらは、とてもためになりました。

現時点でユーザー側の立場に立って考えた最適の選択肢が何かを考えた時、私はノーコードツールを用いた伴走支援(弊社でいう共遊開発)を筆頭に挙げます。
なぜなら、組織はデジタル化を自ら行うべきだからです。
リソースがないからといって、組織内でデジタルスキルを実装できる体制を備えておかねば、長期的には不利になると考えます。今後の社会情勢を生き抜くにあたっては、たとえユーザー側に開発するだけのスキルがなくても、そのスキルを持つ必要があります。
では、スキルを持たないユーザーでも扱えるツールとは?
それがノーコードツール。

今回のノーコードシンポジウムでは、ノーコードツールの進展と盛り上がりと世の中における必要性を確信しました。

私は、冒頭にオンラインで聞いた博報堂DYホールディングス執行役員の森さんの講演が印象に残りました。

マーケティング分野は私も詳しくありません。ただ、素人ながらに母集団をあれこれ変えて、さまざまなペルソナ設定でシミュレーションすることの重要性は分かります。

人が思い付けないサンプルパターンをAIが数多く生成し、自由自在にシミュレーションする。それこそAIのポテンシャルを活かす最適な利用なのでしょう。活用例の一つとしてとても勉強になりました。

私が考えるこれからのノーコードツールとは、AIの無限のポテンシャルから出されたデータを人間がより扱いやすい形式に変換し、人の知覚しやすい形に加工するツールだとみなしています。
今回のノーコードシンポジウムでは、AIとの相性の良さも確信できました。

弊社もこれからノーコード推進協会の会員として様々な活動に従事していきたいと思います。

参加された皆様、登壇された皆様、そしてノーコード推進協会の運営担当の皆様、ありがとうございました。

ノーコード推進協会によるノーコードシンポジウム2025 開催レポート


Cybozu Days 2024をきっかけに


Cybozu Days 2024が無事に終わりました。

アクアビットは5年連続5回目のブース出展を果たしました。今は余韻をかみしめているところです。

事前に掲げたミッションと振り返り

今年はnoteにも書いた通り、私の中でミッションを掲げていました。

・アクアビットが私の個人商店から、次のステップに進む良い機会にしてほしい。特にバックオフィスを担うメンバー兼家族が、これからどう会社を歩むかを考えるきっかけにしてほしい。
・私自身がkintone界隈では技術寄りの人として知られていますが、伴走支援、弊社で言う共遊開発ができる能力を示すこと。
・売り上げやリードのKPIはとらない。
・案件獲得よりも、求職者へのアピールを。

今回の出展にあたっての成果を、一つ一つ振り返りながら、私自身の感想も含めて書きます。

・アクアビットが私の個人商店から、次のステップに進む良い機会にしてほしい。特にバックオフィスを担うメンバー兼家族が、これからどう会社を歩むかを考えるきっかけにしてほしい。

個人事業主だった私がその延長で立ち上げたアクアビットがこれからどうなるのか。私の個人商店のまま終わるのか、それともチームとして次のステップに進めるのか。

その施策の一つとして、昨年の春から役員である妻に深くコミットしてもらうため、様々な場所に参加してもらうようにしました。また、長女にも昨年の4月から経理総務人事として関わってもらうようにしました。

昨年は私が未熟だったため、一時期は本当に会社をたたむかと思い詰めるまでになりました。
約半年、私も含めた家族に給与を払えず、苦しい時期が続きました。
なんとかしのげましたが、時には喧嘩もしながら歯を食いしばってついてきてくれました。
今年になって、妻も娘もそれぞれにコミュニティーに顔を出して人との交流を増やしてくれるようになりました。今では私抜きでも多様なイベントに積極的に出るようになっています。

そして今年。私はほぼCybozu Daysの準備に関わっていません。

弊社の場合、まだ規模が小さいので、家族に経理や人事、外向けの広報やマーケティングなどの事務方を担ってもらっています。
今年の出展テーマを決める際にも、2012年から歯科診療所を経営する妻が医療とkintoneのテーマを推しました。そして、それに向けてブースの企画や当日の準備を進めてくれました。娘もそれを手伝ってくれました。
私は二人に対して、失敗してもいいから全部任せると伝えていました。
開発を担ってくれているメンバーも事前の出展物の準備や二日間のスタッフに進んで協力してもらいました。
また、Cybozu Daysの合間には、妻がうちのメンバーに対して自主的に1on1を行ってくれました。

今回のCybozu Daysの出展によってどういう反響がいただけるか。私はそれによって今後の弊社のあり方を判断しようと思っていました。
結果、企画や準備は私抜きでやれることを示せたと思っています。

私の個人商店から次に進めるかどうかは、私が経営者として表に立つべきところとそうでないところを分ける判断にも関わります。
今はまだ、経営者と言いながら、一部の案件に関わっています。私が案件に入らずに回せるほど、弊社の体制はまだ固まっていません。

妻や娘がコミュニティーにより深く関与できるようになり、弊社が組織として体を成してきた今、「私がいないと回らない会社」から抜け出せる手応えはつかめたと思っています。
アクアビットは次のステップに進むべきだと考えます。

・私自身がkintone界隈では技術寄りの人として知られていますが、伴走支援、弊社で言う共遊開発ができる能力を示すこと。

弊社のブースはここ三年、特定の業種とkintoneのペアをテーマにしています。今年は医療とkintoneでした。

弊社は医療だけではありません。むしろ、医療も含めたほぼ全業種に対してkintoneの提案や構築を行っています。
ですが、Cybozu Daysであえて業種を絞る理由は、並み居るブースの中でアクアビットの存在感を出すためです。
アクアビットのメンバーは、全員白衣を着用。私は患者の格好をして応対していました。それによって、今年も何人かの方に弊社ブースを尖っているという評価をいただきました。ありがたいことです。

実は、それだけやっても医療関係者が弊社ブースに来ることはほぼないのではと思っていました。
アクアビットが何年も前から業務支援しているお客様は別として、せいぜい、1、2社くらいだろうと。ところが実際は、20数社の医療関係者にお越しいただきました。

では、私は医療関係者の来訪を期待しないかわりに何を期待していたか。
それがまさにDX推進のための共遊開発です。いわゆる伴走支援。
共遊開発に関して、新たなご縁ができることを期待していました。

実情を話すと、実は初日にこうしたご依頼をかなりいただけました。
各出展者からのご紹介なども含めてです。その意味では、初日の時点で私の狙いは満たされました。また、私自身が共遊開発もできる人と認識していただけた証しなのかなと思っています。

・売り上げやリードのKPIはとらない。

アクアビットのブースは、例年リードや売り上げ数、案件数などのKPI(重要目標)を設けていません。

今年は、上に書いた通り、まずは私を除いた弊社メンバーだけでブース立ち上げから運営まで完結できるかどうかが一つの指標でした。
結果としてはそれはクリアできたと思っています。
さらに、予想もしていなかった多くの医療関係者に来訪いただけた成果もありました。

また、弊社はもともと5年前からある医療法人のバックオフィスのkintone開発支援を続けています。
また、弊社役員である妻は、13年前から歯科医院を経営しています。私自身も診療所運営の管理すべき点や、医療システムに必要な内容は把握しています。

今回はそれをお披露目できる機会として位置づけていたので、目標は達せられました。

私自身がCybozu Daysに期待することは、kintoneに関わるエコシステムの一員として、kintone界隈の盛り上がりにあります。kintoneエコシステムが衰退すれば、弊社はそもそも存続できなくなりますから。
そのため、二日間のCybozu Daysの来場者数やブースの数が今までより大幅に増えたことで、弊社としては目標数値を満たせたと考えています。

・案件獲得よりも、求職者へのアピールを。

私が他に考えておきたかったのは、案件獲得よりも、案件が増えたときに業務を担ってくれる、未来の弊社メンバーへのアピールです。

独特の存在感を発揮しているアクアビットにはどんな人がいるのか。
今年はうちのブースのスタッフは約8割が弊社メンバーでした。8分の6。この割合はアクアビット史上最高です。
今後も弊社のメンバーだけでブース出展ができる日を目指し、少しずつ採用活動を進めたいと思います。
Cybozu Daysが終われば、次は事務所開設に向けての準備です。

そうした活動を進める上で、私自身が経営者として未熟なのは、私が一番わかっています。
ただ、それを補ってくれるメンバーが揃ってきたことに、私は手ごたえを感じています。今回の出展によって、それが確信へと変わりました。

そして、アクアビットや私自身の知名度も、私が思っていた以上に大きいことに気づきました。

そろそろ私も経営者としての自覚を持つべき時期にきたようです。
もう、個人事業主のノリでやっていられる会社ではなくなってきたことも感じています。

そこで以下の施策を打ちたいと考えています。

今後の取り組み

1. 来年に向けてCybozu Days出展の準備を開始します。

来年も私は準備に関わらないつもりです。うちのメンバーが好きなようにやってくれればいいと思っています。私は引き続き弊社ブースに関する全責任を負いますし、それでいて、来年の会場でも目を惹く奇妙な格好で商談していることでしょう。

2. 弊社として共遊開発、いわゆる伴走支援の業務を追求していきます。

これからも引き続きお客様専用のプラグインやJavaScriptをたくさん作成し、お客様に提案します。それとともに、今回のCybozu Daysの会場でもたくさん出展されていた他社さんのプラグインやサービスを提案します。
お客様に対して示すべき最終的な価値はなにか。それを突き詰めていきたいと思っています。

うちのメンバーには限定された業界での開発を担ってもらい、私自身は、業界を問わずに共遊開発の担当として、お客様に価値を届けるべく切磋琢磨したいと思います。

3. 弊社Webサイトを改修します。

今のWebサイトは十数年前に私が作ったWordPressベースのものをずっと使っています。コンテンツの中には、私の趣味に等しい旅行記や、読書ブログ、映画ブログ、演劇鑑賞ブログが存在しています。
そろそろ、私の個人活動と会社活動が混在する状況を見直すべき時に来ました。

コンテンツが混在していることは、メンバーを雇い始めた数年前から私自身でも意識していました。いずれ誰かに突っ込まれるだろうと覚悟をしていました。
今年のCybozu Daysでは、とある方よりまさにその点を強く指摘され、お説教もいただきました。これで決断がつきました。

具体的には私の個人活動は別にWebサイトを立ち上げ、そちらで管理します。
新たに作るWebサイトに含まれるのは、私の個人的な趣味に加え、kintoneエバンジェリストとしての活動もです。各地のkintone Café登壇や主催についても、私個人が関わるレポートや告知については、全てを新たなWebサイトに移します。

弊社Webサイトはデザインを一新した上で、弊社の活動にのみ焦点を当てる予定です。
事例記事や技術記事はそのまま残します。

そう決断できたのも、上に書いてきた通り、今回のCybozu Daysの出展を通じて、私の個人商店から次のステップに進めると判断できたからです。

私自身、アクアビットのWebサイトに技術ブログや事例記事の寄稿は今後も続けるでしょう。

4. kintoneエヴァンジェリストとしては、引き続き続けます。

実は2年前、50歳を機会に引退するつもりでいました。
ですが、弊社メンバーからの意見も募った結果、今の弊社の組織基盤が弱いことも踏まえて引退を先延ばしにしています。

企業を存続させるためには、企業の存続のために利益や売り上げに意識を割かねばならないのが現実です。
その一方で、私自身の人生を変えてくれたkintoneエコシステムのこれからを見届けたい、貢献したいという思いも強くあります。そこに利益や売り上げは不要です。

以前にもnoteに書きましたが、ユーザー向けのコミュニティー活動が企業の利益に直結してはならないと強く思っています。それをすればエコシステムが壊れてしまうからです。
この思いは今も変わりません。

そのように考えながらも、会社経営の現実と個人の思いに引き裂かれている最近です。

願わくば、将来的には私が会社から引退し、地方を行脚しながら、地縁団体やNPOに対してkintoneの使い方を教える活動に従事できればと思います。
もう趣味と言えるほど楽しいのですよね。コミュニティー活動って。お金なんて全然いらないんですよ。個人として生きていくだけであれば。

その将来目標に向け、私自身、どういう活動にしていくかはもう一度考えたいと思います。その時の肩書がkintoneエバンジェリストでなくても構わないと判断したら、潔く引退しようと思っています。
もちろん、それも他の方からのご了承あってのことです。辞めてほしいといわれれば、その時点で引退に向けて動き出すことでしょう。

実際、今年の出展の手ごたえもあります。おかげさまで多くの企業様からも案件をご依頼いただけるようになったこともあります。アクアビットとしては、私がいなくても回り始めたのではないかとの実感もあります。

まずはその一歩として、上に書いた通り、弊社の活動と私個人の活動を別ホームページに分けます。
また、私自身、個人事業主の延長の意識がまだ残っていたのを改めます。利益誘導を目的とした活動と誤解を受けないよう、厳しく区別しようと思っています。

Cybozu Days当日について

今年は速報値で7500人を超えた来場者数の増加率がアクアビットブースにも及びました。その結果、私はほぼブースから動けませんでした。
セッションで聞けたのは、初日のProduct Keynoteとkintone show+case unlimitedのTEAM K.F.C.の登壇シーンのみ。

本当にたくさんの方がブースに足を運んでくださいました。
今までであれば、弊社ブースに訪問して下さらなかった方が何人も。これは嬉しかったですね。本当に皆さんには感謝です。

他社さんのブースを訪問できたのは、2日目の夕方の15分ほど娘とうろついた時と、閉場ギリギリにうちのブースの方とふらりと会場を回った時くらいです。
ブースに伺えなかった皆様、本当に申し訳ございません。

最後に今回来てくださったたくさんの方との弊社ブース内での写真を挙げさせていただきます。

写真に対して特にコメントは書きませんが、本当に多くの方にお越しいただきました。とてもとても感謝しています。ありがとうございました。
運営のサイボウズ社の皆さんやイベンター会社の皆さん、登壇者の皆さん、ブースを出展したパートナーの皆さん、来場者の皆さん、本当にありがとうございました。























輝け!!第5回地域クラウド交流会全国グランプリ in 郡山に参加してきました



9/7に郡山で開かれた「輝け!! 第5回 地域クラウド交流会  全国グランプリ大会2024」に参加しました。
告知サイトはこちら

弊社は地域クラウド交流会(以下ちいクラ)のオーガナイザーを擁しています。オーガナイザーとは、弊社の役員である代表の妻のことです。

昨年の釧路で開かれた「輝け!! 第4回 地域クラウド交流会  全国グランプリ大会2023」にも夫婦で参加しました。
ただし、その時の妻はオーガナイザーと言っても見習いでした。
なぜなら、その時の弊社はちいクラの開催は未経験だったからです。

実は昨年も、年末の12/2に甲府ちいクラを予定していました。
ところが、釧路のちいクラ全国グランプリに参加した時点で、開催を断念し、6/29に延ばす判断を下していました。つまり、約八ヶ月先までちいクラをやる予定がない状態で釧路にいたのです。
予定していた12/2に何をすれば良いか分からず、迷走状態にありました。ですが、ちいクラをやるからには、ちいクラ全国グランプリは見ておかなければならない。特に全国大会は!そんな想いで参加しました。

それから約一年。今年の6/29に甲府ちいクラは無事に開催できました。そして98名の参加者を集めました。その成功を受け、妻もちいクラ認定オーガナイザーとしてようやく仲間になれました。
第1回甲府地域クラウド交流会を主催しました(準備編)。
第1回甲府地域クラウド交流会を主催しました(当日編)。

今年は昨年と違い、認定のお墨付きと開催実績、そしてプレゼンターを引っ提げての参加です。甲府ちいクラでグランプリになったプレゼンター「とび.chan」こと飛田さんをお連れし、郡山に参加しました。

今回、「輝け!! 第5回 地域クラウド交流会  全国グランプリ大会2024」(以下ちいクラ全国大会)が開催される郡山は、私にとって思い出深い場所です。
私がkintoneエバンジェリストとして首都圏から初めて外に出て登壇したのが郡山でした。kintone Café 福島 vol.1に登壇。その前日には郡山市商工会議所でもkintoneセミナーを開く機会をいただき、郡山市や県庁やそのほか福島県の各地から来られた皆さんの前でkintoneについてお話をしました。その数ヶ月あとにも、Connect in Koriyamaというハッカソンイベントにkintone技術講師としてお招きされました。
それから約8年。私も全国のあちこちでkintoneについて登壇の機会を重ねてきました。が、まだ未熟だった自分の語りも含め、この時に訪れた郡山の思い出はいまだに鮮烈です。
弊社は、福島を応援します。(まとめ版)
弊社は、福島を応援します。(9/30版)
kintoneセミナーで気をつけるべき点
弊社は、福島を応援します。(10/1版)
kintone Café 福島 Vol.1 ではkintone愛を語りました
弊社は、福島を応援します。(10/2版)

上に掲げたブログの中でも書いている通り、郡山で受けた人の暖かさは、訪れた私を感動させました。そんな出会いが多くありました。すっかり私は郡山が好きになりました。
いつか妻を連れてこようと思っていましたが、今回、ようやくそれが叶いました。

前夜祭が開かれたのはco-ba koriyama。この場所こそ、私がkintone Café 福島 vol.1で登壇した場所です。時計を見ずに30分きっかりで話を終わらせた思い出の場所。
私はその後も一度、co-ba koriyamaには訪問したことがあります。コロナが世の中をかき乱す直前に催された猪苗代町と磐梯町のワーケーションイベントの中で。

その2回のco-ba koriyamaへの訪問の際にお会いしたのは、今回ちいクラ全国大会を主催する一般社団法人グロウイングクラウドの三部さんです。三部さんは先日の甲府ちいクラにも駆けつけてくださいました。
初めて郡山でお会いした時から、三部さんの行動力には一目も二目も置いていました。
三部さんはコロナ禍でちいクラが思うように開催できなかった苦しい時期にも、zoomやメタバースを用いたちいクラ開催を実現しました。私もそれらに参加し、こんなことができてしまうんだと驚いた覚えがあります。

今回、郡山のオーガナイザーとして、新たに郡山市役所の深谷さんが就任されました。前夜祭と本編は三部さんと深谷さんとスタッフの皆さんが協力して作り上げたと伺っております。

私にとってとてもなじみのある場所での前夜祭は、とても楽しい時間でした。

米どころ酒どころ福島の様々な銘酒が振る舞われ、ここでしか飲めないお酒もいただきました。まさに福島のお酒の粋が集められた垂涎のラインナップです。

また、並べられた料理も数々がとてもおいしかったことも印象に残っています。郡山の豊かな農産物や名物が選りすぐって並べられ、これだけでもう私の中で郡山に来た目的が達成できたと思えたほどです。

前夜祭で印象に残った事は2つあります。
一つ目は島根から来ている人たちの多さです。
それもそのはず。島根は来年度のちいクラ全国大会の開催地に名乗りを挙げているからです。
その視察もかねて、島根からは10名の方が来られていました。島根銀行さんを始め、登壇者の方や島根の企業の方々など、まさにオールスターのごとく。

皆さんからは、島根の産業事情や県勢を伺いました。私からも、来年の全国グランプリにはぜひ伺わせてくださいと参加を確約しました。

島根の皆さんから私が伺ったのは、ちいクラを一年間で三回開催したその行動力です。
そして、一回目は周りからの評価もいまいちだったのが、三回目のちいクラでは周りからの評価も見る目も全く違ったと言う言葉です。

弊社も私たちもまだ甲府ちいクラは一度しかできていません。ようやくこれからというところでしょうか。これからが楽しみです。
これからが楽しみと思えた理由は、この前夜祭でとび.chanが覚醒したからです。これが二つ目の印象的な出来事。

前夜祭では各地のオーガナイザーとグランプリを獲ったプレゼンターが、それぞれ皆さんの前で自己紹介と明日への抱負を聞かせてくれました。
そこでなんと、甲府からの飛び道具こととび.chanは即席ラップを披露してくれたのです。さらに人前では初披露だと言うボイスパーカッションもぶちかましてくれました。



最初、皆の前で登壇したときのとび.chanは、ちょっとダウナーな雰囲気を漂わせて、見守る私も大丈夫かと思いました。
しかし、その後に披露したラップで、場の空気を一気に引き寄せたのがお見事でした。場の空気を一瞬でつかむとは、まさにこの時のとび.chanのことを指すのでしょう。
持ってる人の力を感じさせた一瞬でした。


他の多くの方ともこの場でお知り合いになれました。私としてもとても楽しい前夜祭になりました。改めて三部さんや深谷さんを始め、スタッフの皆さんには感謝です。



実はこの日、夫婦共に体調が良くありませんでした。奮発して新幹線はグランクラスを使いましたが、正直なところ、前夜祭にも行けるかどうかと言う状態でした。
駅に着いてからすぐホテルに歩いて向かい、そこから近くの会場まで歩いて向かった私たち。会場の場所を完全に勘違いしていました。そこからタクシーを拾って慌ててco-ba koriyamaに向かい、ぎりぎり乾杯に間に合った出来事などを経て、夫婦のテンションが少しずつ復活しました。

私は妻とco-ba koriyamaから駅前のホテルまで歩いて帰りました。
ホテル近くのコンビニエンスストアでさまざまな物資を買い込み、私は部屋で仕事をこなしていましたが、そう遅くならない時間に寝ました。

翌朝、妻はオーガナイザーとして早めに会場に入る必要があり、別々に出ました。私は少しだけ作業をし、そこから歩いて会場に向かいました。
私の記憶が定かであれば、郡山に来るのは今回が6回目のはず。レンタサイクルやレンタカーを駆使して、郡山の街中はかなり動き回りました。しかし、如宝寺は訪れた事がなく、麗山公園は少しだけしか訪れていません。今回は良い機会なのでそれらをじっくりと歩き回りました。ただし、お目当てだった麓山の滝の水がたまたま止まっていたのは残念。


さらに私は会場近くにある郡山市中央図書館にも訪れました。
ここの図書館、福島や原発、郡山を取り上げた本が充実していたこと。郡山出身の作家である古川日出男さんのコーナーがあり、首都圏の図書館で私が探していた「13」と言う小説も置いてあったことで、私の印象に残りました。つい立ち読みしてしまいました。

さて、しばらくして会場に行きました。


今回会場となる、郡山市立中央公民館もきちんと訪れるのは初めてのはずです。
明らかに趣きのある洋風建築が立っています。郡山市公会堂です。最初そちらが会場かと思いましたが、中央公民館は、その横にある新しい建物です。


建物の前には10店舗ほどの屋台が並んでいます。なかなかコンパクトな立地にちょうどいい感じにお店が並んでいて、とても良いと感じました。


妻やとび.chanにはすぐお会いできました。他にも、ちいクラ全国大会でよく会う方々、前夜祭でお会いできなかった方々、サイボウズの青野社長と息子さんにもご挨拶ができました。


ちいクラ全国大会が始まるまでの間、私はお腹が空いていたこともあって、屋台に立ち寄って空腹を満たしていました。
郡山と言えばクリームボックス。初めて郡山に来た時、わざわざ買いに行った大友パンさんの屋台はありませんが、別のお店がクリームボックスを売っていました。私も最後の一つをゲットし、さっそく食らいつきました。
さらにその横では巨大マッシュルームが売られていました。私はそれが面白そうなので、妻を呼んでみて、お買い上げを打診してみました。すると、マッシュルームが好物の妻は即決で購入。さらに売られていたきのこセットまでもその場でお買い上げです。

とび.chanとはマッシュルーム屋台の横で立ち話をしました。私なりの激励の言葉を送りました。


さて、そうこうしている間に、いよいよ本編が始まりました。
まずは総勢100名以上の方々が舞台狭しと歌い踊るど迫力のオープニング。
いきなり、度肝を抜く演出が炸裂しましたよ。すごいなぁ。皆さん。


そして、郡山市長からの挨拶に続いては、サイボウズの青野社長からの基調講演です。

昨年の釧路でも、青野社長の基調講演は拝見しました。
ただ、今年は私の中での意味合いが違っています。サイボウズさんがこれからも変わらずに地域や地方に目を向けてもらえるのか、社会貢献的な活動を続けてもらえるのか。それが知りたかったのです。
というのも、サイボウズ様の規模が大きくなるとともに、よりエンタープライズな顧客、より大規模顧客志向に移っています。この秋にはkintoneの値上げや最低契約数の変更もありました。それだけに、私の中では青野社長が地域を盛り上げるちいクラに対してどういう話をされるのかに関心がありました。結論としては安心しました。


さて、その後はアイスブレイク。大人の本気のラジオ体操です。私も皆さんとともに疲れた体をほぐしました。
そして、いよいよ各地域からのプレゼンターによる発表です。今回は、11の地域からの登壇がありました。多士済々です。
私もなるべくXで各組ごとにポストするように努めました。ただ、何組かは写真も撮れませんでした。なぜかというと、今回はとび.chanが登壇する様子を動画で撮影するよう妻から厳命されていたためです。
そのため、本稿でも一組一組に詳しく触れることはしていません。

皆さんからの地域色は意外なことにあまり感じませんでした。むしろ、登壇する方々が独自に趣向を凝らして着ぐるみを着たり、頭に被り物をかぶったりして地域色を出していたのが印象に残ったほどです。皆さんが話す内容はそれぞれの方が抱えている事業課題でありながら、全国に共通するものが多かったように思います。そこがかえって面白かったです。
それを日本が均一化していると負の側面で捉えるよりも、むしろ、日本中に起業家たちが広がったことの表れだと考えるべきでしょう。都会や地方に関係なく、起業の形が各地でも活発に行われるようになってきた証しではないかと。

その中でも目を惹いたのは、エネルギー問題に着目した二組です。お一人は「地中熱」というあまり耳になじみのない概念を引っ提げて地元郡山から登壇された田村さんです。
地熱ではなく、地中熱。地中熱というエネルギーの可能性に着目し、その事業化に携わっておられる田村さんのお話しする内容はとても新鮮でした。
実は、私が屋台で見かけた巨大なマッシュルームこそ、この地中熱を活かして育成したものだというから驚きです。
持ち帰った後、妻に料理してもらいましたが、実に肉厚でおいしかったです。
プレゼンター紹介①【福島県郡山市】リンクエフ株式会社の田村 慎太朗さん!


もう一組は、手前みそですが、甲府からの刺客こと、とび.chanです。前夜祭でも即席ボイスパーカッションで皆さんに強烈な印象を残しました。とび.chanのフィーチャーするエネルギーとは水素。水素のエバンジェリスト。水素のお兄さんの本領発揮です。
プレゼンター紹介⑧【山梨県甲府市】飛田サイエンスクリエーション 飛田 仰喜さん!
そして本番。妻の紹介が若干緊張で固いかなと思いましたが、きちんとまとめるあたりはさすがです。
そしてとび.chanのラップ。あとで妻から聞いたところでは、リハーサルの時点で音響がうまくいかず、スタッフの方々が尽力してくださったと聞いています。スタッフの皆さん、ありがとうございました。

妻からはとび.chanのラップ完成までの苦労のよもやま話も聞いています。
スタッフの皆心の尽力や本番直前のハプニング、そしてオーガナイザーのからのダメ出しもバネにして、とび.chanのラップが郡山で華開きました。見事な出来栄えでした。
準備段階で何があろうとも、やり遂げるあたりが素晴らしい。持っている人は、本番でもやり遂げるのです。大したものです。

とび.chanの登壇の直後、観客席の近くの方々の会話が聞こえてきました。それによると、何を伝えているのかメッセージがよくわからなかった。でも、グルーヴはあったということです。とび.chanの伝えたい水素をもっと世の中に認知させたいという課題意識とメッセージは完全に理解されていなかったかもしれませんが、それでもエンタメ性では強烈なインパクトを与えていたようです。

他の9組の皆さんも見事でした。上にも書いた通り、全国にこういう起業家の皆さんがいらっしゃること。課題を解決するために日夜の努力をされていること。皆さんの登壇からはそうしたメッセージを存分に感じました。
プレゼンター紹介②【北海道札幌市・東代表】NPO法人あえりあ 高橋 亜由美さん!
プレゼンター紹介③【北海道函館市】SMALLFIELD小野 和貴さん!
プレゼンター紹介④【北海道 千歳市】あいのごはん・あいの味噌 板垣 愛さん!
プレゼンター紹介⑤【滋賀県 甲賀市】マイベリーファーム 勝井 麻有美さん!
プレゼンター紹介⑥【北海道釧路市】英会話教室 Dee’s English デイビス みなこさん!
プレゼンター紹介⑦【島根県松江市】株式会社FoodMarico上田 まり子さん!
プレゼンター紹介⑨【兵庫県 豊岡市】キミボク 杉本絵里奈さん!
プレゼンター紹介⑩【北海道 札幌市】Cafe SHE鷹田 唯依さん!
プレゼンター紹介⑪【千葉県千葉市】米粉のお菓子工房 CHAINON(シェノン)牧野 千絵さん!

投票が集計されている間、舞台上では過去の郡山ちいクラでグランプリに輝いた方々とサイボウズの青野社長と三部さんを交えたパネルディスカッションがありました。
皆さん、個人の抱える事業課題や地域課題を解決するため、起業や登壇に踏み切った方々です。そして、ちいクラをきっかけに事業を大きくし、成果を挙げておられます。
皆さんから学ぶのは、まず行動することの大切さです。まず行動した方々が、この場で登壇できるのです。「商圏が」とか「資金が」とか考えるのは二の次。まずは行動することです。「時期が」「資金が」とかは論外。まず行動しなければ。行動さえすれば商圏や資金の問題にはすぐぶち当たります。ですが、それから解決していけばよいのです。まず行動してから課題に向き合う姿勢こそが大切だと思います。
行動し、地域や自分を変える。それは上にも書いた通り、地域性など関係ありません。起業する方にとって共通の志のはずです。


投票の結果、グランプリに選ばれたのは田村さん。購入したマッシュルームがよりおいしく食べられそうです。実際に美味しくいただきました。おめでとうございます!




驚いたのは、講評の場のあとにとび.chanがステージに呼ばれて皆さんの前でラップとボイスパーカッションを披露する機会をもらえたことです。
あらためて大きなインパクトを皆さんに与えたのだなあと感じ入りました。司会の方や青野社長からのコメントでもとび.chanへの言及があったり。大したものです。
その後もとび.chanは皆さんからインタビュー攻め、名刺交換攻めに遭って、手ごたえを感じていたようです。
来てもらってよかったと思いました。実は郡山や福島は水素研究で山梨と国内では双璧を成す地だとか。そうしたご縁をつかんだとび.chanの運のつかみ方をまざまざと見せてもらいました。





夜の懇親会はホテルの宴会場でした。そこでも各組のオーガナイザーとプレゼンターがあらためて紹介をする機会がありました。そこでもとび.chanは妻と二人で皆さんの前でインパクトを与えてくれました。


ここでも様々な見せ場がありました。各地からの皆さんも場を大きく盛り上げていただき、おいしい料理が出ました。さらにはサプライズとしてこの日が誕生日だった四宮琴絵さんのお祝いまで。おめでとうございます!

さて、興奮も覚めやらぬ中、会場もお開きに。奇遇にも懇親会場と同じホテルに泊まっていた私たち夫婦の部屋にとび.chanの荷物を預かっていたので、まずは部屋でとび.chanを労いつつ、ホテルの前までとび.chanをお見送り。
その後も妻は興奮醒めやらなかったようで、私が二人に渡した動画を何度も見返していました。とび.chanに至っては、その晩に早速YouTubeとSNSに動画をアップしていたようです。

私たち夫婦にとっても、会社として初めて認定オーガナイザーを擁したちいクラ全国大会に参加できました。そして、そこで輩出したプレゼンターが皆さんに印象を残してもらえたことで、面目が立ちました。
弊社としても、今後の山梨で楽しみなご縁と展開が拓けました。

翌日は遠足です。郡山駅に行くとすでに皆さんが待っていました。本番前日は寝なかったというとび.chanもしっかり寝られたようで、遅れずに参加です。

今日は私にとって楽しみにしていた遠足。まだまだ安積地域には私の行ったことのない場所があります。
バスに乗って初めて今日のツアーのテーマを知りましたが、早速胸がワクワクしました。
安積疏水を巡り、ぶどう農園でぶどう狩りを楽しみ、美味しい地元の料理を楽しむのがテーマです。

今まで五回、郡山に訪れ、そのうちの三回は猪苗代にも訪れている私。ところが今回の場所は私にとってどこも初訪問。素晴らしい。
「Roots猪苗代 Lake Area グランピング&サウナリゾート」
「上戸浜」
「上戸頭首工」
「安積疏水大谷一号水路橋」
「橋本農園」
「BestTable」

今回も、そして八年前も、豊穣な稲穂に囲まれた印象が残る安積の地。ところが明治政府による安積開拓が始まる前は、安積の地は荒地が広がっていたそうです。今となっては想像できませんが。
安積の地が豊穣な地に変わったのも、こうした先人たちの慧眼と苦労があったからこそ。
今回、「孫の手トラベル」のガイドの方と、日本遺産「一本の水路」を紹介する活動をされておられる「がんばっぺチャリンコ」の鈴木さんからは、疎水について様々なことを教わりました。
安積開拓にあたって全国のあちこちから志を持った開拓者が集まったため、郡山固有の方言に加えて、多様な地方の方言が混ざっているのが郡山弁の特徴だそうです。そんなにたくさんの人が来ていた事は私も忘れてました。初めて来たときに郡山市開成館で学んだはずなのに。

安積開拓と疎水の物語を学ぶだけで、郡山の街への理解がぐっと進みます。
郡山とは開拓され、地方から志ある方々の集まった地です。そのため、外からきた人に親切にする文化が自然と培われていったのでしょうね。
あらためて私が初めて郡山を訪れた時に感じた感動がよみがえるとともに、その秘密が肚落ちしました。

他にも郡山は合唱が有名です。それは、以前に来た時にも知っていました。ただ、私の中ではあまりピンと来ていませんでした。
今回、合唱部の活動がとても盛んで、あちこちの公民館や学校からも、合唱が絶えず聞こえてくる事情もお伺いしたことで、少しは理解できました。
遠からず郡山に訪問する機会がありそうです。その時は、楽都郡山の秘密も探ってみたいと思いました。
こういうバスツアーもいいものですね。

橋本農園さんでいただいたぶどう「あづましずく」は大粒で、しかも種がなくて、とてもおいしかったです。
橋本農園さんサイト
孫の手トラベルさんが営むBestTableも美味しい料理が次々と。
孫の手トラベルさんサイト

今回の遠足で訪れたありとあらゆる場所で良い思い出と体験と学びができました。また、三日間の行程の中で様々な方と会話することもできました。
サイボウズの青野社長、永岡さんをはじめとした皆さん、孫の手トラベルの山口社長を始めとした皆さん、三部さんご夫妻、深谷さんや前夜祭でお酒をふるまってくださった小笠原さんや大泉さん、疎水について教えてくださった鈴木さん。登壇者や参加者の皆さん。

私も妻もまた郡山に来る機会があるはずです。
その時も、郡山の思い出を積み重ねるためにも、あちこちを回ってみたいと思います。

今回ご縁のあった皆様、本当にありがとうございました。














第1回甲府地域クラウド交流会を主催しました(当日編)。


2024/6/29に甲府駅北口の山梨県立図書館にて、第1回 甲府地域クラウド交流会(ちいクラ)を主催しました。

さて、準備編に続いて、ちいクラの当日編の記事です。

前日、私はジョイゾーさん主催のシステム39 十周年記念パーティーにお招きされ、白金の八芳園にいました。(記事:システム39 十周年記念パーティーに参加しました。)。

私たち夫婦の部屋は前日から甲府のドーミーインで予約していました。
そのため、パーティから甲府に直行するつもりでした。朝から横浜、そして浜松町のお客様を大雨の中トランクをガラガラと引きずって巡礼し、最後に八芳園に向かいました。
八芳園さんではたくさんのお酒をいただき、良い気分で新宿駅に向かおうとした時です、まだ町田の家にいるから一緒に行かないか、と妻から連絡がありました。

お酒をかなり飲んでいるから運転できないけど、と言ったところ、それでもいいと言うのです。そこで、今日の相棒であるずぶ濡れトランクを小田急に乗せ、家まで一度戻りました。最初から家においておけばよかったのにというツッコミは不要です。
そして、妻の運転で出発しました。すでに午前0時近かったと思います。

かなりお酒を飲んでいたので、私はナビゲーターとして全く役に立ちませんでした。そもそも、妻は甲府へのドライブについては私よりも慣れています。
つまり、私はちいクラを控えた妻の不安を和らげるための話し相手として助手席に座りました。

今となっては妻の気持ちもわかります。
果たしてこの猛烈な雨は止むのか。本当に80人が来てくれるのか。予期せぬトラブルがあって、ちいクラ自身が中止にならないか。そしてもっとも肝心な皆さんからの評価は及第点をもらえるのだろうか?
そうした不安を和らげるために助手席に座った私の受け答えはかなり怪しかったと思います。何せ、へべれけ状態だったので。

それでも無事に夜中の2時頃に甲府に着きました。


そして翌朝、甲府の空は完全に晴れ上がっていました。
地面も空気も前夜の雨の湿気をふんだんに含み、武田神社のお堀の水は濁っていましたが、梅雨時期とは思えないほどの軽やかな晴天でした。

妻はサイボウズの永岡さんから『天気を晴れさせるのもオーガナイザーの仕事だからね』と釘を刺されていたようです。つまり、ちいクラの成功不成功を天候のせいにするなということです。
その通り。そこも含めて責任を取るのがオーガナイザーの心得です。オーガナイザーに限らずイベント主催者の全般に言えることですが。

ただし、当日晴れたからよいものの、前日のような土砂降りだと大変なことになっていたかもしれません。


私たちはまず、朝の武田神社に参拝に行きました。
もうここまで来たら、後は人事を尽くして天命を待つというお馴染みのフレーズで乗り切るしかありません。
参拝の結果、「中止!」という信玄公の天の声は聞こえてきませんでした。

空は晴れ、会場は予約済み。
ついでに書くと、2回目の会場もすでに予約済みでした。準備編の記事には書きませんでしたが、6月21日に開催された「よっちゃばれっ kintone 無尽」に参加する前、私は山梨県立図書館に立ち寄って2回目の甲府ちいクラの会場を予約していたのです。(この日はスケジュールを空けておいてください。2025/3/22)
準備編に書いた通り、来場者が80人を下回り、参加者からの評価が80%を切ると、2回目の開催は許可されないのです。つまり、今日はそもそも成功して、2回目を開催する以外の選択肢はあり得ません。
あとは人が集まり、評価をいただける内容にするだけです。

12時過ぎから会場の部屋で設営の準備を行う予定でしたが、山梨県立図書館内に併設されているカフェに先に入って準備を始めました。

私たちがカフェに入った時、既にジョイゾー社の小渡さんがいました。
小渡さんは前日のシステム39 十周年記念パーティーの仕事を終え、休む間もなく甲府にまで駆けつけてくださっています。本当に頭が下がります。
それだけではなく、今回のちいクラ開催にあたっては頼れるオーガナイザーの先輩として本当にいろいろとお世話になっています。もちろんスナックジョイゾーでも。
私は前々日の夜に、当日に投影するスライドの大部分は作り上げ、小渡さんに渡していました。

サイボウズの永岡さん(同じく昨晩のパーティー仲間)もやってきたところで、お二人(永岡さんと小渡さん)に対してスライドの内容を説明し、チェックしてもらいました。結果はオッケー。

そうしているうちに勉強会の講師として登壇してくださるサイボウズの中村龍太さんや、今回協賛として活躍してくださるGoodway社の藤野さんも到着。さらには妻の同期のオーガナイザーとしてお手伝いしてくださる新田さんが千葉から到着。さらに私の長女も町田から到着。
役者が揃ってきました。


会場設営はすでに始まっていました。もう応援し隊の方やスタッフの方もいつの間にかカフェを通り過ぎて会場に行っています。


かつてホテルの配膳の仕事をやっていたことがある私ですが、正直に言うと、こういう会場設営のような仕切力が必要とされる仕事は不得手です。
それでも、私もその中で可能な限り指示を出したり、質問に答えたりしました。もちろん、永岡さんや妻や先輩/同期オーガナイザーがいるから私が指示する場面はそうはありません。会場は順調に設営されていきました。


ここで身内ながら特記しておきたいのは娘です。ちいクラでは参加者や応援し隊の皆さんが配布したいチラシやパンフレットを参加者の皆さんに配ります。その紙媒体をビニール袋に封入する作業が当日の準備の段階で必要です。この仕切りを娘がやりました。
少し前まで、若者ならではの悩みに苦しんでいた娘の活躍に、親としては胸が熱くなった瞬間でした。


また、今回応援に来てくれた弊社メンバーも、ジョイゾー社の小渡さんから、ちいクラの配信投影担当としての心構えを教わっています。登壇される方の横で投影や配信の行う重要な役割です。
次回以降はこうした作業も弊社だけでやり切ることが必要です。普段はkintone開発が本業のメンバーですが、動いてくれてありがたい。


椅子が並び、チラシが封入され、受付も設営されました。

私は、投票所の設営を行うとともに、投票所担当の皆さんに投票で使うkintoneの使い方を説明しました。今回はあかねさんに投票所の仕切りを担っていただきます。


ここで特筆しておかなければならないのはジョイゾー社の矢地さんです。
なにしろ、今回のちいクラのために演奏をお願いしていたのですが、自分が弾き慣れている電子ピアノが良いと、わざわざレンタカーを借りてまで馳せ参じてくださったのですから。しかも矢地さんも昨日のジョイゾーさんのイベントでスタッフとして活躍されているにもかかわらずです。
本当にそのご好意には感謝です。会場が設営されている間に、ピアノの位置も設営し、小渡さんと2人で音響周りの設定を一生懸命されていました。
お二人には本当に頭が下がります。界隈のピアノマンと呼ばせてください。ありがとうございました。


会場設営も順調に進むうちに、徐々に参加者の方も来場してきてくださいました。
そして、勉強会が始まりました。サイボウズの中村龍太さんによる「エフェクチュエーションという考え方を学ぼう」というタイトルです。
私は龍太さんが共著者として名を連ねておられるエフェクシュエーションの本を持ち、すでに読了済みです。龍太さんがエフェクチュエーションを題材に登壇されている様子も拝見したことがあります。



ただ、この言葉を知らない会場の方にとっては少し難しく思われたかもしれません。
エフェクチュエーションとは、要するに事前に計画を立てて、予測に沿って事業を行うのではなく、臨機応変に着想やご縁を活かしながら事業を行うことが起業の成功には適しているよ、という考えです。
実はこの考えは、私にとってとても受け入れやすい考えです。私が好きな旅でも、事前に綿密に予定をたてて行動するより、その場のひらめきと直感に従って動く方を好みます。
あらためてエフェクチュエーションは好きな考え方だなあと思いました。龍太さん、ありがとうございました。

龍太さんが話している間にも着々と人数が増えていき、既に参加者の数は70人を超えました。80人を越えるのは間近です。

今回、第1回甲府ちいクラにあたっては、たくさんの方が多くの地域から来てくださいました。私が把握している範囲では、北海道、福島、千葉、東京、神奈川、埼玉、長野、静岡。もちろん山梨も。ある神奈川在住の方は、前日の名古屋のイベントに参加した後、塩尻経由で甲府に駆けつけてくださいました。湘南からスーパーカブに二人乗りで来られた猛者もいます。たまたま、アメリカから数日間、山梨に来られていた方にも参加してもらいました。その方は甲府ちいクラの翌々日にはアメリカに帰られたとか。

本当に皆様には感謝です。

さて、中村龍太さんによる45分間の講演の後は、15分の休憩を挟んでいよいよちいクラ本編が始まります。


まずは、ちいクラ本編にあたってオーガナイザーの妻からの挨拶。
今までに全国のちいクラは(25都道府県・70市町村)で185回開催されたそうです。累計参加者数24,983名様!
ということで、今回の甲府ちいクラをもって、参加者が25,000名を突破しました。パチパチパチ。


妻からの開会の挨拶とちいクラの説明に続いては、今回の山梨でのちいクラ開催にあたり、多大な貢献をしてくださった共催の株式会社Goodwayの藤野さんからの応援メッセージです。
金融機関に長年勤めておられ、新興企業が融資を受ける必要性とその審査の厳しさを知る藤野さんだからこそ、お話しくださる内容に重みがあります。

その後は、アイスブレイクとして、ちいクラ恒例の大人の本気のラジオ体操が始まります。



ここで登場したのは、山梨県のゆるキャラとして人気の「とりもっちゃん」です。さらに皆さんの前に立って、ラジオ体操はこう舞え!という見本を見せてくださるのは、先日まで星組のタカラジェンヌで活躍されていた大輝真琴さんです。そして、ラジオ体操の音源は、なんと矢地さんによる電子ピアノの生演奏。私、今まで生きてきて、ラジオ体操をあの音源以外で踊るのは初めてです。もちろんタカラヅカ仕込み(?)のラジオ体操を見るのも。
何と言う素晴らしい布陣でしょう。手前味噌ながら、この取り合わせは他のイベントでもなかなか見られない組み合わせですよ、と自画自賛してしまいます。


そして、いよいよ、5名の登壇者によるプレゼンタイムが始まりました。
準備編にも書いた通り、6月9日になってようやく最後の1人のプレゼンターが決まりました。今回も出場する順番は登壇が決まった順になります。


MIZUNONEプロジェクトを主宰する「水素のお兄さん とびchan.」こと飛田仰喜さん、

一般社団法人「ヒトナリ」代表の上田潤さん、

家守家山梨代表家守の酒井大介さん、

任意団体トップファンの山口泰暉さん、

NPO法人「まちづくり法人山梨タンク」代表理事の河西和奈さん

皆さん、山梨で志をもって活動していらっしゃる方です。
それぞれの思いをこの3分間にぶつけ、来場者からの共感の声をいかにして集めるか。
ちいクラの3分間は短いという声も受けました。が、逆に言うと、この3分間で来場者に印象を残せるような事業計画やプレゼンであることが重要なのです。

こういう場を活かし、どんどんと登壇の回数を重ねていくと、より魅力的なプレゼンが届けられるようになるはずです。
ちいクラはそうした意味でも、どんどん地域の方がステップアップするための登竜門としての役割も担っているはずです。そうなることを願っています。
ちなみに偉そうにいっていますが、私はちいクラをはじめ、事業計画のプレゼンテーションは未経験です。成り行きで今までやってきましたので。

そして、プレゼンターの方々の熱意に、参加者による投票で応えるのがちいクラのしきたりです。その投票にはkintoneを使います。皆さんからの清き一票を確実に結果に反映するためには、kintoneの操作に熟達している方が必要です。


妻から依頼した方はこちらの六名です。


皆さん、本当にありがとうございました。

続いては交流&投票タイムです。
投票所で投票したり、来られている方同士で交流や名刺交換を行ったりの時間です。
私はあつかましくも、この時間のBGMも矢地さんにお願いしてしまいました。すると快く引き受けてくださった矢地さんは、即興でジブリなどの曲で会場内を快適にしてくださいました。
本当に感謝しきれないほど感謝しています。

私はこの時、独りぼっちで所在なさげに立っている方を見つけては、積極的に挨拶しに行きました。が、それでも何人か、独りぼっちだったと思われる方がアンケートにもっと交流したかったと書いているのをみて反省しました。これは弊社内でも作ったGood & Badという振り返りにも書きました。

そして、プレゼンターからの登壇時点で、会場の人数は100名にほぼ近づいていました。もう集計外の人を含めれば100名超えができたかもしれません!

皆さんもまちまちに交流を深めてくれているようで何よりです。









続いては応援し隊の皆さんによる一人1分の自己紹介です。








こうやって、甲府の方々がたくさん応援し隊に手を挙げてくださった様子をみると、本当にありがたいなと思います。山梨の今後は大丈夫ではないかと。

応援し隊の皆さんは、応援のためだけに来てくださった方々で、当日の参加も可能です。そのため、こちらには名前は挙げません。でも、皆さん、本当にありがたいです。
さらに妻が何度も通って仲良くさせてもらっているcafé terroirの飯島さんやそしてトップファンの高村さんも応援し隊に名を連ねていただきました。併せて大感謝です。

続いて挨拶してくださったオーガナイザーの皆さんにも本当に感謝です。
三部さんは、私がkintone エバンジェリストとして初めて首都圏の外で登壇した時から郡山でお世話になっています。私のkintone エバンジェリストの節目に現れる方です。今回もまさに。また9月には郡山で全国グランプリを開催されるとか。お伺いします。
そして琴絵さんは準備編でも書いた通り、妻をオーガナイザーに導いてくださった立役者です。超多忙な日々の中、甲府にまで駆けつけてくださったことに感謝です。今後もジョイゾーさんとともにいろいろとお世話になります。よろしくお願します。
瀬川さんは札幌から来てくださった妻のオーガナイザー同期。私も釧路と千葉でお会いしましたが、これからのオーガナイザーを背負って立つ好青年。本稿をアップする直前に札幌ちいクラでオーガナイザーの大役を担って見事に成功させました。素晴らしい。
新田さんは、先日の千葉ちいクラで頑張っている姿を拝見しました。妻のオーガナイザーとしての同期でもあり、すでにもう二回もちいクラを実現されているすごい方です。妻にとってよい仲間になってくださるようです。今後ともよろしくお願いいたします。また千葉も行きます。
小渡さんは、釧路、東陽町、高知、鎌倉と今までお世話になりすぎた方。もう頭が上がりません。今回のちいクラにおいても、矢地さんが持参したピアノのセッティングから、プレゼン資料投影の制御、そして弊社メンバーへのご教授など、八面六臂の活躍でした。もう本当に大感謝です。

そして、いよいよ結果発表です。若干、発表のタイミングがずれてしまいましたが、飛田さんに決定しました。


飛田さんには水素のお兄さんというキャラづくりに磨きをかけ、9月に郡山で行われる全国グランプリにも飛田さんに出場してもらいます。おめでとうございます。ほかのプレゼンターの皆さんもありがとうございました。


そして、そのまま大輝真琴さんから副賞として1年分のkintoneの利用ライセンスをプレゼント。
いやぁ、ほんまにおめでとうございます。

あれ?事前の準備では、これって俺が渡す役ではなかったっけ?そしてそのまま講評をやるって話では?
頭の中に?が並び、あれ?俺、喋らなくてもよいのかな?と私の中でスピーカーモードが解けていきました。

そして、そのまま飛田さんの挨拶とプレゼンターの皆さんからの一言ずつ挨拶があり、ちいクラは大団円に向かいつつあります。
いやぁ、よかった。
これで集合写真を撮って、撤収したら夜の街に繰り出すんや!と私の脳内は早くも愉快な時間へと跳躍。
と思っていましたが、まだちいクラにはやることがありました。


アンケートです。来場者からのアンケートで8割を超えないと、ちいクラオーガナイザーとしては一人前ではないのでした。
そして出されたアンケートの結果は、見事に98%超え。


すると、そこで、サイボウズの永岡さんからサプライズが。なんと、妻がサイボウズ社から地域クラウド交流会の認定オーガナイザーとして認定されることが。この結果を受けて決まり、その証明書授与が行われたのです。


思わぬタイミングで重圧から解き放たれ、涙する妻。感動ですね。
準備編に書いた通り、私にとっては、今までの妻がもやもやから解かれ、ようやく妻が認められた瞬間だったのですから。


妻の挨拶をカメラに収めようと撮影していた私。すると急に不穏な空気が。
永岡さんのマイクがこうささやくのです。「そしてあづささんを二人三脚で・・・」
ン?俺?みんな俺見てるの?


ということで私も壇上に。


完全にスピーカーモードが解けていた私。油断していました。
あまつさえ、私に話せとおっしゃるのです。いやいや、もう頭は飲み会モードが発動してるから。

請われれば、ということで即興で話しましたが、プレゼンターへの講評なのか、山梨県へのエールなのかよくわからない内容を話したような気がします。

でも、こうやって最後にオーガナイザーの妻を立ててくださり、ついでに相方の私までも立ててくださるのが永岡さんの素晴らしさ。
本当に今回、最後まで導いてくださってありがとうございました!

さて、そんなわけでちいクラも終わりました。
最後に全員で集合写真の撮影です。


後で集計した結果、おしくも98人でした。確実に超えられると思っていた100名には届きませんでした。
あの方が来ていたら。うちの娘がシフトを入れてしまわなければ・・と届かなかった100名を悔いても申し方ありません。これは次回への反省です。

ですが、私がスピーチで話したとおり、うちの会社主催のイベントでここまでの人数を集めたのは初めてなのです。しかもkintoneを題材としたイベントではないにも関わらず。
私にも弊社にも一つのマイルストーンになったイベントになりました。何よりも妻がいろんなブロックや呪縛から解き放たれた記念すべき一日になったように思います。
本当に皆さま、お集まりいただきましてありがとうございました。

続いて撤収作業です。
開催地にお金を落としてもらうこともちいクラの内容の一つです。なので、各自でグループを引率していただき、皆さんには夜の甲府に繰り出してもらいました。
私達は撤収作業の後、車に荷物を詰め込み、それを宿に持ち帰らねばなりません。さらにうちのメンバーにも宿をとっていて、彼も送りつつチェックインしてもらい、どこかで合流する必要がありました。





そのため、皆さんにはだいぶ合流が遅れました。それでも、café terroir、FOUR HEARTS CAFE、炙と顔を出すことができました。炙の皆さんが九十九に移動するというので、café terroirに向かった妻とは別にメンバーを連れてそこでがっつりと飲んで語って。さらには河西さんからお誘いが来たので、そこにいたメンバーを誘って味魅へと移動し、そこでも夜中まで。

楽しい夜の時間を過ごしました。

これで準備編、当日編と二つに分けた第1回甲府地域クラウド交流会のレポートは終わりです。

まずは皆さん、本当にありがとうございました。

なお、参加された皆さんからのブログを以下に列挙しておきます。
甲府経済新聞様:県立図書館で「地域クラウド交流会」 起業家応援で地域活性化
甲府経済新聞様:県立図書館で「甲府地域クラウド交流会」 とりもっちゃんも起業家を応援
ノベルワークス社上村様:【イベント参加レポ】第1回甲府『地域クラウド交流会』
まちづくり法人山梨タンク様:「第1回 甲府 地域クラウド交流会」に代表河西が登壇いたします
サイボウズ様:第1回 甲府 地域クラウド交流会 開催報告


第1回甲府地域クラウド交流会を主催しました(準備編)。


2024/6/29に甲府駅北口の山梨県立図書館にて、第1回甲府地域クラウド交流会(ちいクラ)を主催しました。

満を持してという表現がふさわしいほどの時間をかけましたが、ようやく実現できました。
まずは皆様に感謝です。なお、レポートを書き始めたら長くなってしまいましたので、準備編と当日編に分けます。準備編だけでも長い内容になったので、先に謝っておきます。

地域クラウド交流会オーガナイザー研修

思えば1年2カ月前、ジョイゾー社の四宮琴絵さんから頂いた以下のメッセージがちいクラへの道の第一歩でした。

私はこの時点でちいクラに3回参加していました。
 ・2018/10/19に「第5回墨田区地域クラウド交流会」にリアルで。
 ・2021/6/26に「第3回郡山地域クラウド交流会@オンライン」にZoomで。
 ・2022/9/17に「第4回 郡山 地域クラウド交流会@メタバース」にOculus Questで。

これらは全て一参加者としての関わりでした。そのため、ちいクラの準備から当日の運営全般を仕切るオーガナイザーの制度についてはほとんど知りませんでした。
<ドS研修>というそれはそれは辛い試練があることも。

「オーガナイザー何するものぞ?」とよく知らなかった私ですが、琴絵さんからのお誘いを受け、私はすぐにオーガナイザーの候補が思い浮かびました。琴絵さんが誰を念頭に置いてお誘いいただいたのかも。
それは弊社の役員である妻でした。
琴絵さんからのメッセージにあった44万という金額も、私のひらめきと着想の実現には何の妨げにもなりませんでした。

そのひらめきと着想とは、「妻をkintoneエコシステムの世界に巻き込むチャンス」でした。

先日のブログ(リンク)にも書きましたが、ジョイゾーさんにおける琴絵さんの役割を妻が担ってくれれば、弊社は壁を越えられるはずです。

私には、今まで様々なコミュニティに関わりながら、とうとう報われなかった妻の能力を活かしたいとの思いがありました。もう、黒子として鬱々とする姿は見たくありません。

ちいクラであれば、私よりはるかに高いコミュニケーション能力を活かせるはず。やり遂げて、しかもより成長してくれるはずとの期待がありました。
それに加えてサイボウズさんが協賛するちいクラであれば、妻の活動がすなわち弊社の成長と認知度に直結するとの目論見もありました。

このひらめきを実現させるため、まず妻に働きかけ、説得しました。論破するのは厳禁です。無理強いもしてはなりません。逆ギレして意固地になってしますから。そうせず、ちいクラに興味を持ってもらえるように良き夫を演じつつ。
首尾よく、琴絵さんからサイボウズの永岡さんへ。さらに私を交えて永岡さんとの三者ミーティング(2023/5/23)へ。そこまで行けば、私の役目は一旦終わりです。あとは妻の自走を永岡さんが伴走して下さいます。

妻も上に書いたようなモヤモヤを何年も抱えていたはずです。
参加費や商品代だけとられて、いいように使われるコミュニティ。妻がその当時務めていたタカラヅカ歌劇団のジェンヌさんのファンクラブ代表(付き人)では、無償労働で相当の負担を強いられたばかりか、その活動自体を外に公言できませんでした。

そうした背景があったからか、妻は私の期待以上にちいクラの理念に共感し、やりがいを感じるようになりました。いやあ、めっちゃよかった!

2023/6/8-9の研修を経て、妻にはオーガナイザーとしての同期もできました(お二人とも北海道と千葉から甲府ちいクラの当日に駆けつけてくださいました。感謝!)。
さらに妻は宇治(2023/7/15)や札幌(2023/9/7)でのちいクラにも参加し、着々とちいクラ執行人としてのスキルを貯めていきます。
私は研修や他のちいクラには参加できませんでしたが、妻からの報告を聞いていると、妻は新たに舞い込んできたちいクラオーガナイザーとしての活動に本気で取り組んでいる様子が見え、とてもうれしかったです。
それらは全て、サイボウズ社の永岡さんのメンターコーチとしての導きによるものです。とても私には務まらないと思いました。素晴らしいです。

山梨でちいクラを開いた理由

妻はちいクラオーガナイザーとしてどこで開催したいかを問われ、研修を受ける前から山梨の甲府でやると決めていました。
それと同時に妻の中では、山梨に弊社の拠点を拡張したい。また、住居も山梨に構えたいという希望が芽生えました。目指せ!セカンドライフ!

なぜ山梨でやるのか。縁があったのか。当日も準備段階でも終わった後でも、何人もの方にそのことを聞かれました。
理由は、私と妻が結婚当初から休日に山梨に出かける頻度が多かったからです。私はウイスキーが好き。また滝や山が好き。妻はウイスキーだけでなく、山梨のワインやぶどう、中でも石の街と言う点が個人嗜好にハマっていました。
次のセカンドライフを山梨で選ぶとしても、おそらく東京や神奈川にはお客様も歯科診療所も仕事も残されています。山梨であれば中央線を使っての交通の便が良いです。すぐに東京に帰れる事は必須でした。
先日、リニアの開通時期は延期が決定してしまいましたが、中央道も小仏トンネルの拡幅が控えています。休日の悩みであった帰りの大渋滞もまもなく解消されることでしょう。山梨であれば首都圏にいながらの二拠点生活は可能だと考えました。
それに加えて富士山が噴火した際にも、偏西風の影響で甲府は火山灰の影響を多摩や神奈川に比べて受けにくいということも想定しています。これが私たちが山梨を選んだ理由です。

私による山梨つながり創出への取り組み

それを受け、私も山梨で人脈を作らなければと思いました。
以下の画像は、私が琴絵さんからオーガナイザーの話をいただく少し前、家族で山梨のいちご農園で胃拡張の訓練をしていた中、akaneさんから頂いたメンションから始まったX上のやりとりです。


このやりとりの中にも出ていますが、妻からのkintone Café 山梨やらないの?という問いかけが二ヶ月後の2023/6/3のkintone Café 山梨に結実しました(補足するとすでにakaneさんと小林さんがkintone Café開催の企画を始めていたところに、私が乗っかった感じです)。
kintone Café 山梨 Vol.1に運営参加しました

さらに、kintone Café 山梨からは、山梨県内のkintoneユーザーだけが参加できる「よっちゃばれっ kintone 無尽」というコミュニティが派生しました。(甲府ちいクラ開催までの間にkintone Café 山梨は二回。よっちゃばれっ kintone 無尽は五回実施しました)。
それらの活動は全てakaneさんと小林さんが中心となって活動してくださっています(akaneさんには甲府ちいクラ当日の投票所の仕切りをお願いしました。また、小林さんは、甲府ちいクラ当日にカメラマンとして活動してくださいました。「よっちゃばれっ kintone 無尽」の皆さんには投票所の3箇所をお願いしたり、富士吉田市からのプレゼンターのご紹介もいただきました。みなさん愛してる!)。



他にも私は「よっちゃばれっ kintone 無尽」のご縁から山梨DXエンジンと言う山梨県内の企業向けのDXコミュニティーでkintoneを題材にした登壇も行っています(2024/1/24)。斉藤さん、ありがとうございます。

他にもやまなしワーケーションツアーにも2024/2/28-3/1にかけて参加し、山梨県庁や山梨県内の有力プレーヤーの皆さんと綱がることもできました。

日時と場所決定までのバタバタ

それらが全て相乗効果を生んで、一気に甲府ちいクラまで至った、わけではありません。


実は当初の甲府ちいクラの開催予定日は、2024/6/29ではなく、その半年前の2023/12/2でした。会場は甲府の繁華街にある歴史を感じさせるジャズライブハウス「コットンクラブ」さん。


ジャズライブハウスでちいクラ開催とは、手前味噌ながらユニークな着想でした。
手元の記録によると、初めてこちらを訪れたのは妻とでした。日付は2023/6/23。つまりkintone Café 山梨 Vol.1の当日です。コットンクラブのすぐそばにある澤田屋さんは、くろ玉で知られる菓子の銘店です。澤田屋さんにも今回の準備で足繁く通い、季節ごとの限定玉を食べに来る食いしん坊家族として顔馴染みとなりましたが、この時も澤田屋さんを訪れた後、ランチを食べないか、とふらりと立ち寄りました(スイーツの後にランチを食するあたりが食いしん坊です)。
次にコットンクラブを訪れたのは2023/7/16。多分この日にちいクラの予約をしたはずです。12月2日には、たくさん人を呼ぶからねぇと。

今から思えば、妻も少し勇み足だったのでしょう。結論から言うと、2023/12/2のイベントはちいクラではなく「おいでなって! ビルド山梨」という名前のちいクラプレイベントとして行いました。この時に集まってくださった人数は15名。
そして、この時来てくださった方のほとんどが、甲府ちいクラの当日にも駆けつけてくださいました。

ではなぜ12月2日に甲府ちいクラができなかったのでしょうか。それには複数の理由があります。

一つ目は、妻が当時務めていた宝塚のファンクラブ代表の状況です。
妻は一度引き受けたからには、妻が担当するジェンヌさんの退団まではやり遂げると決めていました。そのジェンヌさんの退団時期が決まらぬままに何年も過ぎていたのですが、ようやく退団日が決まりました。2024年4月上旬。
宝塚の世界を知らない人にはわからない話ですが、ジェンヌさんが退団するにあたってはたくさんの準備が要ります。挨拶用封筒や当日のグッズ、フェアウェルパーティー、etc.。それらの準備は、全て代表の妻の仕事です。無償の。
その影響はあまりにも甚大なので、12月2日のちいクラの準備は不可能という結論が出ました。退団公演の一つ前の公演が夏にあり、その準備で忙殺されます。それも含めて、12月2日にちいクラを実施するのは無理だろうと。

2つ目は、コットンクラブの広さです。各地のちいクラに出るにつれ、妻の中ではコットンクラブでは80人の入場が厳しいかもしれないと思うようになりました。
大人の本気のラジオ体操と言うアイスブレイクのコンテンツがあります。80人がラジオ体操するにはコットンクラブの会場ではちょっと厳しい。他にも投票所の設置や演壇、甲府のゆるキャラの着替え場所は?などなど。


妻が当初の希望通りである山梨県立図書館の申し込みを済ませ、6月29日に開催日時をを決めたたのは、2023/11/3に訪れた際でした。

その時点で12月2日のコットンクラブの予約が完全に宙に浮いてしまいました。が、予約は取り消さず、何かで活かそうと考えました。それが「おいでなって! ビルド山梨」です。
ところが、妻がまったく準備をしている様子が見えません。さすがに十日前に何も準備できていない状況にたまりかね、私が声をかけて登壇者を募り、皆さんにいろいろ喋ってもらう体裁をとりました。
そのため、「おいでなって! ビルド山梨」も何とかイベントとしては最低限成り立ちましたが、ちいクラ本編に向けて、私の中には不安が残りました。このペースでちいクラの準備は大丈夫か?このままいけばまずいかも、という不安が。それとも、タカラヅカが終わればすべてはうまくいくのだろうか、と。結果として私の不安は的中します。
「おいでなって! ビルド山梨」についての詳細は以下の記事に書いています。「おいでなって! ビルド山梨」に運営・参加してきました

妻による山梨つながり創出への取り組み

さて、いかにして全くご縁のない場所で、妻が新たなつながりを作り上げたのかについて書きます。読んでくださっているみなさんも気になることでしょう。
今回、私から見て妻が最もよくやり切ったと思えるのはここです。
今までのちいクラの歴史でも、縁もゆかりもない地域で開催したオーガナイザーはいなかったと聞いています。

山梨県は周囲を山に囲まれた盆地であり、大規模イベントの開催が難しい土地である事は、今回の準備の中でいろんな方から聞きました。30人集められたらイベントとして成功だとも。

上にも書いた通り、私にはkintoneと言う共通言語と武器がありました。
ところが妻にはそれすらありません。
全く知り合いのいない中から、いかにして甲府ちいクラに98人の参加者を呼べるまでに人脈を広げていったのか。

私の方ではkintoneコミュニティを軸に山梨での人脈を増やしていきましたが、それだけでは到底、甲府ちいクラの開催には足りません。


妻が山梨県活性化プロジェクトの54回目の月例会に参加したのは2023/6/21のことです。
今回、共催として甲府ちいクラの当日にも応援メッセージをくださった株式会社Goodwayの藤野さんよりお招きいただいてです。
翌月の55回目の月例会には私も遅れてですが参加しました。
ここでは、大学生や大学を卒業して数年以内の若い人たちが山梨をよりよくしようと取り組んでおられました。この熱気こそがちいクラには必要です。
そして、妻がいくら外からちいクラの主催を言ったとしても、地元に住む人がの賛同を得られないと、イベント自体が成り立たないはずです。妻が熱意を込めて、皆さんにちいクラのプレゼンをし、それがちいクラの成功につながったのではないかと思っています。
もちろん、それまでに妻がちいクラの理念に共感し、研修の成果を頭に叩き込んでおいたことも良かったのでしょう


妻が藤野さんとどのようにして縁をつなぎ、当初はちいクラの理念に若干懐疑的だった藤野さんの心をいかにして動かしたのか。
まず、ちいクラオーガナイザーとして先輩の福井瞳さんから、もと日銀にお勤めされていた山口省蔵さんを紹介いただきました。そして、山口さんから金融関連のつながりで藤野さんを紹介していただきました。
各地のちいクラの参加者や主催者も金融機関の割合が高いです。ところが、妻や私には金融機関への伝手がありませんでした。ここで福井さんからとっかかりをいただいたことが助かりました。ありがとうございました。

ちいくらは、5名のプレゼンターなしでは成り立ちません。藤野さんにお招きいただいた山梨県活性化プロジェクトからは、三名のプレゼンターが妻からの声掛けによって登壇を快諾していただきました。
また、甲府ちいクラ本編では全部で六名の投票所の方に活躍していただきましたが、三名はこの山梨県活性化プロジェクトからのご参加です。感謝です。
4Uというスペースの良さは、妻にとっての山梨県内の拠点となったことです。山梨県活性化プロジェクトが開かれる4Uを拠点に、妻が足掛かりを作っていきました。それがすばらしかった。


そして山梨県活性化プロジェクトの例会は毎月一度、夜の18時半からです。そして終わるのは22時過ぎ。22時をだいぶ過ぎてから、甲府を車で出発し、夜中に町田に到着する。
タカラヅカの代表や歯科医としての勤務の合間を縫って、妻は足しげく山梨に通いました。
山梨の皆さんが妻のやるちいクラに協力しようと思ってくださったのは、そうした妻の一生懸命さに心を打たれたからと、何人もの方から聞きました。
オンライン越しだけのやりとりだけでは決して人の心は動きません。
私が素晴らしいと思ったのは、このリアルでの妻の努力です。これこそが甲府ちいクラの成功の最大の理由だと思います。

福井さん、山口さん、藤野さんにはご縁を繋いでいただき感謝です。

また、妻は甲府で足掛かりを作ろうとまずお馴染みのお店を作りました。
甲州夢小路にあるCafé terroirさん、澤田屋さんです。武田神社も併せて、この3か所はほぼ毎回甲府を訪れるたびに足を延ばしていました。(20号沿いのかつ玄さんが最近の妻のヘビロテです。)

人のサガとして、何度も足を運んでくれる方には心を許します。
そして、何かと便宜を図ってくださいます。
妻もその大切さを知っているからこそ、まずコミュニティとなじみのお店を作ったのです。これは新たな場所でイベントを行う上で大切なことだと思います。

参加表明者を増やさないと!

2023/10/21の時点では、ちいクラの開催時期は延期せざるを得ないと考えていました。
それでも、私と妻で「第4回地域クラウド交流会全国グランプリ in 釧路」に参加しました(2023/10/21)。
参加レポート

私にとっては、ちいクラ本編とは別の全国グランプリは初参加です。
妻もオーガナイザーとしてはちいクラ開催未経験ながら、一緒に大人の本気のラジオ体操のお手本役として壇上に立ちました。




ただ、私にとっては、全国グランプリは普段のちいクラとはやり方が違うと思っていました。
そこで、私も参加者として通常のちいクラに参加するつもりでした。それが第四回千葉地域クラウド交流会です(2024/5/19)。

そこで私は受付やその他の準備も手伝いましたが、主に全体の動きをよく見るようにしていました。
その結果、甲府ちいクラの本番でも準備不足を補うだけの臨機応変な対応ができるかな、という希望を持つことができました。

ところが、肝心の準備は補っても足りないほど、全く進んでいませんでした。
私は5/31〜6/6まで名古屋から西日本に出張に行っていました。そして、戻ってきた時点でやばそうなら、本格的に手伝おうと思っていました。「ビルド山梨」の時と同じ轍を踏むわけにはいきませんから。
6/6に東京に戻ってきた時点で、Facebook上での参加表明者は50数名。しかも、プレゼンターは4名しか決まっていません。
山梨県活性化プロジェクトのご縁で地元のゆるキャラ「とりもっちゃん」の参戦は早い時期からご参加の確約をいただいていたものの、甲府市からの後援は2024/2/9に申請した後、甲府市役所内で妻が通い詰めて仲良くなっていた方が春の人事異動で別部署に異動したことなどもあって、2024/5/21になるまで決まりませんでした。当然、市長のご登壇も断念しました。
山梨県庁には私が掛け合い、後援の申請を直接県庁にまで提出しに行きましたが、ちいクラが公益性に欠けるとの判断でいただけませんでした。

上に書いた通り、ちいクラオーガナイザーには身の毛もよだつ<ドS研修>というものがあるそうです。
妻はタカラヅカの代表の仕事に比べたら<ドS研修>も楽、と楽観視していました。ところが、準備の遅れに加え、デジタル難民ぎりぎりの妻のkintone操作のもたつきが永岡さんをいらだたせたのでしょうか。お叱りを受けてしまいました。「今なら開催も辞められますよ?」という沸点ギリギリの言葉を添えて。
ちいクラは、開催時に最低80名の参加者を集め、しかもその参加者からのアンケート結果で満足度が80%を下回れば、再研修を受ける必要があります。オーガナイザー界隈では「おしおき部屋」と呼ばれる恐怖の再研修が。もちろん、その研修を受けなければ次回以降のちいクラ開催はできません。弊社にとって44万円は決して安くない金額。再研修?なにそれ?です。

妻にも言い分はあって、4/6のタカラヅカの退団公演の後も残務処理が相当あり、しかも疲弊しきっている心身を癒やし、潔斎して禊を済ませるには1カ月半ほどかかりました。
ようやくまともにちいクラの準備に取り掛かれたのは5月末ごろだったのです。でも、そんなものはなんの免罪符にもなりません。やるか、やられるか?

果たして残り3週間で50数名の参加表明者から、確実に80名来てもらうだけの人数に増やせるのか?
また、残り1人のプレゼンターは決められるのか?

タイミングが悪かったのが、2024/6/29は前日から当日に掛けて名古屋でイベントが相次いでいたことです。
CHALLenGERS、CMC_Central、kintone Café 名古屋。
私は5月末に名古屋で参加した「kintone NIGHT NAGOYA」でちいクラを宣伝しましたが、ものの見事に空振りしました。それもバッターボックスで尻もちをつくほどの大空振りです。なぜなら私が宣伝した後で上の諸イベントの告知がなされたから。
そこで、そのイベントに参加するであろう界隈の方々はあきらめ、他のFacebook上の知り合いに声をかけまくりました。当日来れなくなることも見込んでも参加表明をお願いします!と。参加依頼の乱射です。普段あまりFacebookにログインせず、他の方の投稿に反応することもない私の依頼に、どれだけの方がご快諾いただけるか。


その結果、以下のように参加表明者が増えました。
 2024/6/6・・・50前半
 2024/6/7・・・62
 2024/6/9・・・78
 2024/6/18・・・99
その後も徐々に参加表明者は増え、ちいクラ当日の時点では参加表明者は119名に増えました。興味ありは71名に。皆さん本当にありがとうございました。

当日まで参加表明者が倍近くに増えたのには理由があります。一つは、妻がオーガナイザーとしてイベントサイトから定期的に発信を始めたためです。プレゼンターや勉強会の登壇者の紹介なども含め、当日のイベントの予定を徐々に紹介していったから増えたのです。また、当日に大人の本気のラジオ体操のお手本として妻が代表としてついていた大輝真琴さんが来てくださることもアップしました。
これらの発信は、オーガナイザーの運営マニュアルにも書かれているそうですが、大切なことです。

頑張ったラストスパート

ただ、この発信もかなりの綱渡りを強いられました。
というのも、肝心のプレゼンターが5人そろわないと、5人のプレゼンターから一日一人ずつ発信してもらえないからです。それができるのは5人そろってから。
5人そろわないとそもそもイベントが成り立ちません。2024/6/9の昼の時点では、まだ4人のプレゼンターしか決まっていませんでした。

ここで2024/6/9-10にかけ、妻とサイボウズの永岡さんと私で甲府に滞在し、集中的にあいさつ回りをしました。
そして、ここで巻き返すことに成功しました。

特に初日。私たち夫婦は早朝に町田を出発し、武田神社で成功祈願の参拝を。その後、永岡さんと甲府駅で落ちあい行動開始。



この日だけで何件の場所に立ち寄ったか。
Starbucks/山梨県立図書館/Cross Be/生涯学習推進センター/ファミリーマート/澤田屋 本店/印傳屋/山梨県ボランティアセンター/丸十山梨製パン 本店/Chami Sandwich/九十九/Cafe&Dining Cu-Suke/ワインズ 新富屋/甲府市観光案内所/café terroir/葡萄屋kofu 甲州夢小路店/WOODSHED
これらのお店のすべてでチラシを置かせてもらうようにお願いし、一軒一軒でちいクラの説明をしていきます。
妻も必死ですが、永岡さんも全て付き添ってくださっていました。まさにメンターコーチとしてこうあるべき鑑です。
そして私はそんな二人をパパラッチしていました。まさに足を棒にして歩くとはこの日のお二人のことでしょう。

そして、最後に訪れたWOODSHEDにおいて、この日のクライマックスが待っていました。

実はこの日の朝、甲府までの中央道の車内で、私から提案しました。甲府経済新聞にアポ取ったほうがいいよって。
甲府経済新聞が入っているWOODSHEDは、よっちゃばれっ kintone 無尽で2回ほど訪れたことがあります。そして雰囲気がよかったので、妻も連れてきていました(2023/9/24)。その後、まさか甲府経済新聞が立ち上がり、しかもWOODSHEDを拠点にされるとは想像もしていませんでした。
甲府経済新聞さんとは夕方に訪問するアポが取れました。私の中ではひょっとしたら甲府経済新聞さんにはちいクラの取材や5人目のプレゼンターのご紹介もお願いできるかもしれないと思って妻に提案しました。
そんな思いで最後に訪れたWOODSHED。この時、紹介ではなく、甲府経済新聞さんご自身にプレゼンターとして登壇してもらえないかとの妻と永岡さんからの熱いお願いが通じ、5人目をご快諾いただきました。
この瞬間、ようやく甲府ちいクラが開催できることが確定しました。

それだけではありません。ここでは、もう一つ妻にとって運命的な出会いがありました。

妻は毎回、甲府に来るたびに武田神社に参拝に行っていました。そして何度目かの参拝の中で、富士山をかたどり、20個限定のCrossfor NewYorkとコラボした目標達成お守り(10,000円)を購入していました。そして、WOODSHEDに訪れた時、襟元にそれをつけていました。たまたま。

すると、後からやってきた親子連れとお話をする中で、そのお子さんが妻が襟元につけていたそのお守りを見つけました。
なんと、そのお守りはそのお子さんが武田神社に奉納したものだったのです。キリマンジャロに登頂した記念に。
そのお子さんはあちこちの山を登るすごい人でした。伴野嶺さん。日本の山だけではなく、キリマンジャロまで登ってしまうような。そして、そのお守りこそ、キリマンジャロに登った記念で奉納したものだったそうなのです。
なんと言うご縁。嶺さんには甲府ちいクラの「応援し隊」に参加してもらいました。本番で、嶺さんからの1分間の発表でキリマンジャロを登頂したと話をした時の皆さんからの反響と言ったら!

それにしても、土壇場になってなんという引きの強さか。この時の訪問によって、甲府経済新聞さんからはちいクラ紹介の取材も行っていただき、その記事がアップされたことで参加予定者の人数がさらに増えました。

Yahoo!ニュースの記事
甲府経済新聞の記事

翌日の6/10にも夫婦でいろんなお店を回り、甲府市役所や山梨県庁にもあいさつ回りをしました。



最大の危機を乗り越えられたので、残りは準備だけです。初めてのちいクラ開催なので、当日使用するさまざまの切り物・貼り物・ラミネート加工が必要です。SNSの発信や当日投票で使用するkintoneの準備や招待。それ以外にもスタッフが動くためのタイムラインの作成や、オーガナイザーが進行するためのトークスクリプトの作成、それらのすべてを永岡さんにチェックしてもらう時間。ほんとうにたくさんの準備が必要でした。そんな合間には妻がスタッフが着用するTシャツのデザインから発注を山梨県活性化プロジェクトの皆さんと決めて行うなど。

さらには、当日投影するスライドの資料は前々日から作り始め、当日に間に合わせました。
また、当日の投票で使用するkintoneは、アプリの構成としてはシンプルなので、当日教えれば間に合うと判断し、ゲストスペースへの招待だけ、10日ほど前から行いました。

この状態で、前日を迎えました。あとはもう、当日に乗り切るのみ。

さて、これが地域クラウド交流会の準備のあらましです。

これからちいクラのオーガナイザーになろうと言う方にも、そして、これから新たな地域でコミュニティーを立ち上げたいと言う方にも、この記事が役に立てば幸いです。


スナックジョイゾーにて妻が覚醒~


11月18日にジョイゾーさんにて行われた「スナックジョイゾー@オフライン vol.9 〜デイズナイト〜」に参加し、LTの機会をいただきました。
本稿ではそこで話した内容に加え、スナックジョイゾーに参加して感じた弊社変革への予感も書いています。

https://note.com/joyzojp/n/n568b8c4daa83

開催の日程や詳細は以前から伺っていたのですが、私がスナックジョイゾーの申し込みを済ませたのは、Cybozu Daysが終わった11月13日のこと。その時は、ただの参加者のつもりでいました。すると、前々日になって「エバンジェリストが教えるDaysのまわり方」というテーマでお話ししてほしいと言う依頼がジョイゾーさんからありました。
おおう!ちょうどその時、いくつもの立て込んだ案件を抱えていた私の時間は相当差迫っていました。
ですが、前々回のスナックジョイゾーにもお招きいただきましたし、高知や鎌倉、そして釧路でいただいたご縁とご恩の深さは、1度や2度話したところで到底返しきれるものではありません。即決でよろこんで、と返事しました。

とは言え、プレゼン資料を作る時間が枯渇しているのも事実。正直にいうと、プレゼン資料は突貫で作りました。
いただいたテーマの趣旨を満たすため、私が選んだのは選択式のプレゼン。最近あまり見ないですよね。来場者の属性を選んでいくと、託宣が表示されるアレです。

私は会場に来るまで、話すのは私だけだと思っていました。ところが、会場に来ると石井さんとなかじさんがおられました。常連さんだから当たり前ですよね。エバンジェリスト三人がそれぞれCybozu Daysを巡るためのテーマを話す。それが今回のスナックジョイゾーのメインコンテンツでした。事前に示し合わせたわけでもないのに、私たちが話したLTの内容は三者三様でした。まさにkintoneエバンジェリストの多様性の現れですね。それは自画自賛してよいかもしれません。

さらに驚いたのは参加者の顔ぶれです。サイボウズ社の方々が三人もいらっしゃいました。元副社長の山田さんのお顔も見えます。ほかにもM-SOLUTIONSの植草さんや、トヨクモの皆さんも。うわ~!なんという豪華なメンバー。
今回はスナックジョイゾー史上でも最高の参加者数だそうです。そのような中でお話できる機会のありがたみを感じました。
突貫で作った割には、私の託宣式のLTが皆さんから受けたのは良かったです。ダイレクトに反応をもらえるのはリアル会場の良さですね。しかも偶然にも私の資料の託宣にM-SOLUTIONSさんやトヨクモさんを載せていました。それこそが自分の引きの強さなのかもしれません。

私たちの登壇が終わった後は、皆さんと楽しくお話ししました。これぞ交流の醍醐味ですね。9月のスナックジョイゾー vol.7で感じた雰囲気の良さを存分に堪能しました。ジョイゾーの皆さんには感謝です。

今回、私はスナックジョイゾーに妻を連れて参加しました。妻もジョイゾーさんの雰囲気には共感してくれたようです。
なぜ私が妻を連れて行ったのか。それは妻にジョイゾーさんの様子を見せたかったからです。私はスナックジョイゾーvol.7に参加したことで、ジョイゾーさんを弊社の目標に定めました。弊社の目標を妻に示すには、スナックジョイゾーに来てもらうのが一番と思ったのです。

ここにきて、私とジョイゾーさんとのご縁が生まれたのは、6月のkintone Café 高知 Vol.16 & SORACOM UG SHIKOKUがきっかけです。私もお招きいただき、高知まで駆け付けました。その時、同じく登壇されていたのがジョイゾーの四宮さんでした。
その場でSORACOM UGの皆さんと御縁ができたことで、9月のkintone Café 神奈川 Vol.13もSIORACOM UG 東京との共催イベントへの道が開けました。鎌倉の安国論寺で開催したそのイベントは、高知のイベントの再現を目指しました。オフラインのみの開催だった高知の内容をオンラインで参加できなかった方にお届けしたい。それが私の動機でした。そこで四宮さんをお呼びし、登壇してもらいました。
私が主宰しているkintone Café 神奈川には今まで、kintone界隈の巨頭といえる方をお招きしてきました。ラジカルブリッジの斎藤さんやアールスリーインスティテュートの金春さんを。ですが、四宮さんにはまだ登壇してもらったことがありませんでした。鎌倉のイベントはそれを実現する良い機会でした。
鎌倉のイベントの前には、SORACOMさんのイベントで大崎に訪れました。そこで偶然にお会いしたのがジョイゾーの小渡さんや木野宮さんや松田さんです。小渡さんには鎌倉にもお越しくださいました。
そうしたご縁が積み重なった結果を受けての鎌倉のkintone Caféです。その後の懇親会では四宮さんといろいろとお話出来ました。私がスナックジョイゾーやCLS道東のお誘いを受けたのもこの時です。

スナックジョイゾー vol.7で初めてジョイゾーさんのオフィスに伺って感じたのは、ジョイゾー社内の雰囲気の良さです。また、規模感とビジョンが私の目的とするところに近く、その点にも親近感を覚えました。
その日のスナックジョイゾーのテーマはジョイゾー新入社員の皆さんが入社して半年の体験を語るものでした。新入社員の皆さんの話を聞いて感じたのは、四宮琴絵さんの存在の大きさです。ジョイゾーさんがここまで成長し、社風を育ててきた中で、琴絵さんの貢献は相当大きいはずだと感じました。この日、琴絵さんはいらっしゃいませんでした。が、私は琴絵さんと妻を会わせたいと思いました。そして妻にジョイゾー社内の雰囲気を知ってもらい、弊社の飛躍を手伝ってほしいと強く思いました。
琴絵さんのすごさは、スナックジョイゾーvol.7からほどなくして行われたCLS道東でも存分に感じました。釧路で行われたイベントで中心になっていたのは琴絵さんでした。

琴絵さんの姿をみて、私は妻のことを思いだしました。
私より数段も高いコミュニケーション能力を持っているにもかかわらず、妻は今までさまざまなコミュニティで挫折を味わってきました。妻がその能力を生かしきれず、空回りしていることに私はもどかしい思いを味わってきました。おそらく妻も自分で忸怩たる思いを抱いていたはずです。
妻は設立当初から弊社の役員です。が、今までは名のみの役員でした。それは私の責任でもあります。ですが、そろそろ弊社のために妻の力を尽くしてもらう時期がきたのです。

今回、スナックジョイゾーに妻を連れて行ったのは、琴絵さんとなら共鳴し合い、妻が何かを得られるのではないかという期待です。そして、ジョイゾーさんの様子から感じたことを弊社に還元してほしい、ということです。
四宮さんは言うまでもなくMr.kintoneの異名を持つすごい方です。経営能力や技術力など、私とは段違いのレベルです。ですが、四宮さんだけでは、ジョイゾーさんのこの雰囲気は作り出せなかったはず。夫婦で協力することが弊社には必要だったのです。
弊社がこれから大きくなるため、私に足りないのはチームビルディングの能力です。弊社がジョイゾーさんを目標にするうえで、妻の力は絶対必要になるはず。

ジョイゾーさんを目標とするのは、以下の理由で親近感を覚えているからです。
・四宮さんが単身で始められたこと。
・kintoneに賭けていること。
・四宮夫婦の関係性が、私と妻の可能性を感じさせてくれたこと。
・同じ東京にあること。
・高知や鎌倉や釧路といった地方を何とかしようとする視点があること。
・現時点のジョイゾーさんの規模が私の思う姿に近いこと。
・kintoneの将来性と両社の理念を考えると、同じ東京に拠点を構えていても競業の可能性が薄いこと。

実際、妻はジョイゾーさんの雰囲気にとても感銘を受け、共感もしてくれたようです。
妻も自分がワンオペで経営している歯科医院の今後に限界を感じているようです。そこで曲がりなりにも拡大している弊社への関与に可能性を感じてくれているようです。

このご縁を生かして、弊社がより規模を拡大し、kintoneのエコシステムに貢献できるようになること。
今回のジョイゾーさんとのご縁で妻が覚醒してくれたことで、私もより一層経営の可能性に手応えが感じられました。
私もジョイゾーさんを目標に、チームビルディングに努力しようと思います。弊社が成長してもジョイゾーさんはさらにその先を走っているでしょうが。

まずは四宮さんご夫妻とジョイゾー社の皆様、そして上に書いたご縁で関わってくださった皆様に感謝を申し上げます。特にじゅんちゃんこと片岡さん。高知でのご縁がきっかけとなり、さまざまな動きにつながりました。本当にありがとうございます。