夏の関ヶ原探訪の後追い読書その2。島津の有名な退却行は以前から興味を持っていて、今回も石田三成公がメインの旅だったが、義弘公の陣地あとにも足を伸ばしてみた。

この本はその興味を満たすに十分な内容で、戦前からの国内政治やしがらみの複雑さや、何ゆえに義弘公が西軍につかねばならなかったかも詳細に説いてくれている。

もちろん戦後の逃避行の詳細も説明は欠かさず、戦国通史や関ヶ原概略を読むだけではわからない、その偉業ぶりに具に触れることができる。これもよかった。

’11/9/3-’11/9/4


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