いろんな結末を想像していたつもりが、様々な意味で納得のいく終わりかた。

罪を、偏に、紋切的に断罪される行為として描いていない。人が人として人の世に生きていく限り、裁きや過ちの裏表を繰り返しつつ或るのが罪。人間がこの世にあることの意味を、罪の意味を問うことで探っていきたいという作者の意思を感じた。

力作です。

’11/9/13-’11/9/15


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