3月が終わり、4月になりました。その切り替えは、弊社にとって三期目の締めと四期目のスタートに重なります。

第三期の売り上げを仮で締めましたが、売上で対前年比100.09%になりそうです。まさにぎりぎり。
でも、第三期の下半期は一切の常駐業務に頼らず、全て営業努力で売上を立てました。それを考えると上々だと思っています。

第三期の反省の一つは「リモートワークマネジメントの欠如」です。第三期は返金が1件、請求放棄が1件、未収案件が2件も発生してしまいました。
未収案件の1件を除く残りの3件は、全てリモートワークのトラブルでした。あまり報告を求めず、作業方法を縛らずに任せた案件がことごとく失敗したのです。

結論としてリモートワークのマネジメントの手法として自由参画をベースとした放任マネジメントは時期尚早だったと思っています。
一方で私がきちんとFace to Faceで外注先と協業した案件は、ほとんどを検収まで持ち込めています。なのでなおさらリモートワークマネジメントの失敗が響きます。
それらがきちんと検収できればもう少し売上達成度に余裕があったものを。これは大いに反省すべき点だと思っています。第四期はリモートワークによる外注を止めます。

もう一つの第三期の反省は、提案する案件の幅を広げすぎたことです。今後の展開に結び付かないような枯れつつあるソフトウエア案件を受注したことで、作業コストが増大してしまいました。これも大いに反省しなければ。新規技術の習得は投資となりえますが、レガシーソフトウエアに今更取り組むことは長い目でみるとリスクになりかねません。

今の技術者不足、案件過多の景況は、2020年までだと思っています。そして今、技術者に求められるスキルの質は人工知能やハードウエアとソフトウエアの融合など大きく変わろうとしています。私も去年はマネジメントに軸を移さねばと自分の技術者のあり方に迷いが生じていました。しかし、今年は新規まき直しです。私自身が開発に携わる割合を増やそうと思っています。そして提案する案件の幅を少し狭めることで私自身のスキルをパートナー企業にきちんと伝えられる体制を築きます。今、確実な案件を増やして足場を固めなければ未来はありません。

それを踏まえて、今年の私はマネージャーではなく、プレーイングコーチでありたいと思います。海の向こうでは私と同学年のイチロー選手が現役で雄姿を見せてくれています。しかも4/1から2安打と超美技で米国を感動させたニュースまで飛び込んできました。私はかねがねイチロー選手が現役でいる間は自分も現役であろうと思っています。私もまだ、プログラミングの速さやロジック構築の勘所は衰えていないと思っているので。

プレーイングコーチでありながら、全試合出場を行うように日に夜をついでのモーレツ作業ではなく、コーチングできるだけのゆとりを持ちながら、着実に売り上げを立てていかなければ。

第四期は全期間、常駐なしで売上を立てていかねばならないのですから。


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