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kintone Café 東京 Vol.9を開催しました


11/15にkintone Café 東京 Vol.9を開催しました。

公式の開催報告はしかるべき場所に書かせていただきました。
こちら

関連するツイートのまとめサイトも作成させていただきました。
こちら

なので、ここでは代表である私が登壇の際に語った
kintone Caféとは?スライド
kintoneを簡単にご紹介スライド
Cybozu Days 2019のkintone周りをフィードバックスライド
をさらに補足するように、開催であらためて感じた思いを書かせていただきます。

3月末のkintone Café 広島に登壇した時、今までkintone Caféで話したことのなかった自治会を取り上げました。
今までは技術に即した内容を話すことが多かったのですが、技術に触れないkintone Caféの登壇が私に新鮮でした。

8月末に開催したkintone Café 東京 Vol.8 @多摩では、プロジェクト・アスノートの松田さんと共催しました。
それを機に私の話す内容を思い切って初期化し、kintoneを一から語ってみました。当然技術ネタは封印。

技術ネタだと、kintone Caféに来てくださった方がついて来れない可能性があります。当然、反応も薄くなります。
そもそもkintoneエバンジェリストとは、技術うんぬんではなく、kintoneの良さを広めることにあるのではないか。
私の中でkintone Café神奈川を何度か行う中で迷いが生じていましたが、直近の二回のkintone Caféで修正することができました。

今回のkintone Café 東京 Vol.9は開催要項にユーザー向けをうたっていました。
その一方で、今回の参加者の中には私の知る限り、かなりのスキルを持つ技術者も6,7名はいました。

そうした方々に対し、kintoneの初歩を語ることに意味はあるのか。
私はあると判断しました。
むしろ、技術者であるほど、kintoneが新鮮に映るはず。そうした意味でもユーザー向けの内容でよかったと思います。

今回、会場を提供してくださったのはクロス・ヘッド株式会社様。System Integrateの豊富な経験をお持ちです。
クロス・ヘッド様の会場をお借りしながら、技術に触れず、ユーザー向けの内容にすることに若干のためらいもありました。
ですが、kintone Caféを通しての皆様の反応は上々で、七割以上の方が懇親会に参加してくださいました。その事からも、ユーザー寄りで行く、との方向性は続けようと思いました。

私の登壇では、そもそもなぜkintoneをユーザーに勧めるのか、という観点で一生懸命語ってみたつもりです。
さらに、Cybozu Days 2019 in 東京で発表された内容を報告しました。

今回、一緒に登壇したkintone大好きキンスキ YouTuberの松井さんは、私のPCトラブルによる順番交代にも動じず、見事な登壇を務めてくださいました。そればかりかサイボウズさんならではの事例を提供してくださいました。

私に続いて登壇してくださった情報親方の東野さんは、Cybozu Days 2019で発表され、来場された方々に感心されたkintone導入ガイドブックの制作について、マニュアル制作のノウハウも惜しげなく披露してくださいました。

トリを務めてくださったTeruさんは、登壇を公開できないリスクを押してkintoneが最大に活きる業務改善の生の事例を語ってくださいました。kintoneの紹介から導入、そして業務改善効果に至るまで、今回のCaféを締めるにふさわしい内容でした。

あらためて、こうした地道な活動が、今後につながると確信できた1日でした。
12/7にはkintone Café JAPAN(サイト)が予定されています。そこでもきっと実のある内容が得られる事でしょう。
今回来てくださった35+αの皆様、登壇してくださった3名の仲間。会場を提供してくださったクロス・ヘッド株式会社様。皆さま本当にありがとうございました。


kintone Café 東京 Vol.8 @多摩を開催しました


8/30にkintone Café 東京 Vol.8 @多摩を開催しました。

公式の開催報告はしかるべき場所に書かせていただきました。(こちら

ツイートのまとめサイトも作成させていただきました。(こちら

なので、ここでは代表である私が登壇の際に語った「スライド」をさらに補足するように、開催であらためて感じた思いを書かせていただきます。

本稿を書こうとして、前回アクアビット長井として主催したkintone Caféを調べたところ、2017年3月のkintone Café 神奈川 Vol.5までさかのぼることがわかりました。つまり、前回の開催から2年半、kintone Caféを主催していませんでした。空きすぎです。間を空けすぎたことに忸怩たる思いです。

2年半の間、もちろん手をこまねいていたわけではありません。ツイートもたくさんつぶやきましたし、kintone Advent Calendarにも毎年書いています。DevRelにも参加し、弊社ブログ記事にもkintoneのことは書いています。他のkintone Caféでは登壇もしましたし、お客様の主催するセミナーでも登壇もしました。代表がエバンジェリストとして全く何もしていないとは思いません。kintone Café神奈川もなんどか話を持ち掛けては立ち消えを繰り返し、それなりの開催に向けての準備は進めました。

でも、結局は開催できなかったことに変わりありません。kintone Caféに限らず、セミナーは自らが行うべき。そう思っています。特にkintone開発が弊社の業務の主流になっている今では、一日のほとんどをkintoneの事を考えていたわけですから。これは怠慢と言われても仕方ありません。

何が原因だったか。結局、代表自身がkintone Caféのテーマについて、どう開催するか迷いが生じていたの正直なところです。技術寄りの内容で開催するのか、ユーザー寄りの内容にするのか。技術寄りにしたところで、どこまで伝わるのか。スキルは座学やハンズオンでどこまで伝えられるのか。そもそもkintoneエバンジェリストとは、技術うんぬんではなく、kintoneの良さを広めることにあるのではないか。私の中でコンセプトが右往左往していました。

今回、弊社のサテライトオフィスで開催したのは、オフィスの大家さんから開催要望があったからでした。そして要望の中で「そもそも論」を聞きたい、ということでした。つまりkintoneとはそもそも何か、という地点から話を起こす必要がありました。都合のよいことにkintone Café東京を今運営しているメンバーの松田さんはkintoneを軸とした業務改善を推進されておられます。そうした風もあり、私の登壇資料も技術のことは触れず、ユーザー向けの内容にしてみました。

今回のkintone Café 東京 Vol.8 @多摩は開催要項にユーザー向けをうたっていたこともあり、6,7名はkintoneについて触ったことがなく、そうした意味でもユーザー向けの内容でよかったと思います。私の登壇でもそもそもなぜkintoneをユーザーに勧めるのか、という観点で熱く語りました。他の方のスライドも、そうした点でテーマが絞られていたようです。

今回、久しぶりに主催してみて、ユーザー寄りで行く、との方向性は続けようと思いました。ただ、ハンズオンはやれればやりたい。一緒に登壇したエバンジェリストの新妻さんからも、「データ」「プロセス」「コミュニケーション」の三つの柱で語るのは、初期のkintoneのコンセプト。今や概念で語るのではなく、直接ハンズオンで魅力を伝えることの必要性を説かれました。仰る通りで、次回はハンズオンにも取り掛からねば、と思います。

今回、一緒に登壇した情報親方の東野さんも、これからkintoneが導入されていく中で必ず使われるであろう資料を軽く紹介してくださいました。やはりユーザー導入の推進こそが鍵なのでしょう。

お客様より恵比寿と武蔵小杉でもkintone Caféを開催して欲しいというご要望をいただいています。具体的に会場も確保できています。今年はあと二回、開催できればと思います。その時私が、どこまで技術を語りたいという誘惑に耐え、ユーザー目線の内容に踏みとどまれるか。肝に銘じたいと思います。まずはkintone Caféを主催できる自信を取り戻せたことが、今回、私の中で最も得難い収穫だったと思います。

今回来てくださった14名の皆様、登壇してくださった3名の仲間。皆様、本当にありがとうございました。