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2019年の抱負


新年明けましておめでとうございます。

大晦日にアップした投稿にも書きましたが、昨年度は皆さま、いろいろと有難うございました。
今年も引き続き、よろしくお願いいたします。昨年の流れをさらに加速し、なおかつ、あらわになった課題を解決する努力を惜しまず進みたいと思っております。

今までは新年の抱負を胸の中で徐々に温め、個人的な抱負は家族のみに披露していました。ですが、昨年からこの場で具体的に書いてしまおうと思います。自分を追い込むためにも、自分という器の容積を広げるためにも、目標は高く持ちたいと考えております。

1.法人化5年目にあたって
 あ)総括・・
 4年目の決算は、前年度を上回ることができそうです。その中にはSES業務が含まれていますが、それを除いても平年と変わらぬ額を確保できそうです。

 い)SES業務はなるべく請けない・・
 SES業務に頼るのは経営上よろしくありません。SES業務がはらむ問題は昨年末にアップしたまとめにも書きました。自社の要員をSES業務の要員に派遣するならまだしも、弊社の場合は自社の要員がおりません。つまりSESで得た業務のノウハウが弊社にたまりません。それはSES業務が「人貸し業務」と揶揄されるゆえんでもあります。かといって弊社代表がSES業務の現場に入る訳にもいきません。代表は他の業務にも目を配らねばなりません。管理する時間も削られます。そもそも、代表自身の単価がSESの一般的な相場単価では賄えません。代表の技術についてはそうした評価もいただくようになりました。

 う) SES業務に頼らない・・
 SES業務に頼らない場合、業務の軸として考えられるのは業務請負か自社サービスの展開です。前者はお客様から業務を請け負い、弊社リソースで足りない部分は外注する形態です。その際、外注費はなるべく下げねばなりません。そして外注費比率を下げつつ、同時に外注パートナーの労力に見合った外注費を支払うことが肝要です。そうするには売上の単価を上げるしかありません。今まで弊社代表が個人事業主として独立してから犯しつづけていた過ち。それは、単価を低く設定しすぎたことです。ユーザー側からIT業界に入ったため、ユーザー側の立場での単価設定を心掛けていました。ですが、それは継続したサービスの提供を行う上で逆効果だったようです。

 え)kintoneを軸にする・・
 粗利率をあげるため、弊社代表が関わる作業はなるべくなじみのスキルで賄えるようにしました。今年もその路線を突き詰めていこうと思います。kintoneは大手会社でも開発基盤に採用されつつあります。そこからも多数の案件を請けられるようになってきました。弊社の今後の軸になり得るソリューションだと思います。そのためには弊社代表がkintoneエバンジェリストである点は活用するのが吉です。もちろん、引き続きエバンジェリストとしての発信が求められるでしょう。そしてkintone単体ではなく、kintoneと他の言語やソリューションの組み合わせで新たな価値をお客様に提供する。その心意気が大切です。新たな分野に飛び込むことを自重した昨年ですが、いくつかの開発言語の新たな習得にチャレンジしました。ソリューションについてもさらなる勉強が求められることはもちろんです。業務効率の追求と新たな勉強を両立する。そしてコーディングだけではなく設計からの上流工程にも絡めるような一年でありたいと思います。そうあり続けるには、ブログによる発信や登壇はもちろん、イベントの主宰などを通じた弊社および代表の認知の拡大が重要だと思っています。お呼ばれいただければ各地のセミナーにも顔を出したいと思います。

 お)体制の変革・・
 そのためには弊社にとっての弱点を克服しなければ。一つは個人事業主時代から続く財務の脆弱さ、もう一つは経営と作業を代表が兼任している現状です。それらを克服するため、今年は4月に二つの変革を行うつもりです。一つは出先の事務所を増やすこと。本拠は変えませんが、出先の事務所を設けます。出先の事務所には常駐しませんが、打ち合わせに活用します。これはすでに場所もほぼ確定しています。これによって家庭と事務所の分離を促進します。もう一つは人の雇用です。昨年末、お世話になっている会社様の忘年会に呼ばれました。弊社と同時期に法人化したのに、すでに5名の優秀な技術者を雇用し、売上を拡大しています。とても刺激を受けました。弊社も昨年末、とあるご縁から技術者の面談を行いました。その方とどういう形で仕事をしていくのかは年明けから決めていきますが、技術者さんの希望に寄り添いながら慎重に決めていこうと思います。

 か)外注パートナー・・
 外注パートナーは昨年に引き続き、限られた企業様と続けていくつもりです。おととし、むやみにパートナーを増やし、自由意思に任せた失敗は繰り返しません。お客様と弊社、弊社内、そして弊社とパートナー。その間で工数をかけず、なおかつ確実に仕様情報を伝達する。どうやればあちこち飛び回る代表の時間を割いてスキルが円滑に伝達できるのか。どうやればお客様の業務要件を開発に落とし込めるのか。そのためのドキュメントツールやコミュニケーションツールは引き続き模索していかなければ。この工夫に時間を掛けるつもりです。

 き)自治会との関わり・・
 弊社が関わる業務に制限は設けないつもりですが、自治会関係の案件は積極的に取っていこうと思っています。コーディングや設計にも携わりますが、主には登壇による認知度拡大を図っていくつもりです。「自治会 IT」で検索すると代表がトップに登場する。そんなアドバンテージは得ようにも得られません。今のうちに自治会の業務は形にしたいと考えています。その結果が各地の訪問につながれば良いと思います。代表の個人的なライフワークである地方訪問と地方創生への何らかの貢献へと。

 く)事業計画・・
 もう一つやるべきこと。それは経営の軸がぶれないような事業計画の策定です。その方法はこの二年でヒントをいただきました。2020年はすぐにやってきます。そして2020年が過ぎればシステム案件は減っていくでしょう。それを見据えた計画が求められます。具体的には今年の売上額は、2018年度の1.25倍を目指します。事業計画は3月までに今年分を、4月までには5年後の計画が書かれたものを作りたいと思います。あと、新規のkintone案件を8本受注することを目指します。そのためにはkintoneの案件で実績を作り、それをブログなどでアピールするしかないでしょう。実は一昨年、昨年とあちこちにまいた種が育っています。これらを実のある実績にすることが今年前半のミッションだと思っています。実績を作って行けば、自然と年末のkintone Advent Calendarや登壇の場でご披露できるネタはたまるはずなので。

 け)主催するイベント・・
 昨年の反省の一つとして、主催イベントが公私ともにゼロだったことが挙げられます。これは今年最低限解消しないと。最低でも三回は行うつもりです。多数の人を巻き込む発信力は代表に足りない課題なので身に着けていきたいです。

2.話す技術、書く技術、システムの技術
 あ)話す技術、書く技術・・
 昨年に引き続き、この2つは精進しなければと思っています。去年、書くほうは量的には目標を達成できました。しゃべる方も自信がつきました。今年は主宰イベントもからめ、しゃべる機会を増やしたいと思っています。代表の脳の回路の癖ですが、話さないとすぐにスキルが衰えてしまいます。ただ、書くほうもそろそろ目に見える成果として世に問いたいと思っています。今年も読読ブログは100本アップすることを目標とします。また、技術Blogは去年の二倍の量を目指します。弊社代表が独立して法人を立ち上げるまでを描く「アクアビット航海記」が案外読まれています。続きを望まれることさえもあります。発表媒体がないのは言い訳に過ぎません。まずは、今まで連載していたメディアの担当者に弊社内での転載の許可を得、続きを弊社内サイトで書いていくことも考えています。

 い)システムの技術・・
 システムの技術ですが、言語はGoを。さらに、AWSの中身についてさらに勉強を行うつもりです。AWS Loft Tokyoという格好の場ができたことですし。また、MONACAを活用したモバイルアプリを一本、形にしたいです。

 う)弊社サイトの刷新・・
 それにあたって弊社サイトのhttps化は必須です。松の内が明けてすぐ、弊社サイトを載せているレンタルサーバーの更改が迫っています。当面は今のレンタルサーバー上で動かしますが、それだとhttps化ができません。なのでなるべく早いタイミングでkusanagiを使い、AWS上に乗せ換える予定です。

 え)リモートワーク・・
 昨年知り合った弁護士の方は海外をあちこち訪問しながら仕事をこなし、成果を上げています。弁護士の業務と同じレベルを開発で行うのは難しい。それは分かっていますが、少しでも近づきたいと思っています。リモートワークしながら開発するスキルと設備を増強する予定です。

3.ブログ
 あ)全体・・
 昨年に続いてInstagram、Facebook(法人/個人)、Twitter(法人/個人)の使い分けを行います。それに関して昨年末にライフログについての考えをまとめました。今年も引き続きSNSは発信のみを中心に、あまりSNS巡回作業には時間を使わずに運用する予定です。また、ライフログでいうと、Google Mapへの投稿でGoogle本社のイベントに招待されました。昨年は英語動画がアップできず、Google本社には行けませんでしたが、今年は逃さぬようにしたいです。
 書評、劇評、映画評、時評や旅行紀、技術ブログは2018年並みの量を維持します。それと同時に、技術的な記事はもう少し増やしたいです。昨年に引き続いて、私にしか書けないブログにしていきたいと思っています。ブログのスタンスは昨年と変わりません。実名で責任から逃げないもの。また、押し付けにならぬよう私から友だち申請をしないことも同じです。これらを成し遂げつつ、質を落とさずに仕事でも成果を上げる。それはかなりの難関です。どこまで生産性を上げられるかにかかっています。

 い)音声入力・・
 すでに書くスピードをこれ以上上げるのは難しい。今の自分に無駄な時間はまだあります。どうやって無駄な時間をインプットの時間として活用するか。引き続きそのための情報収集をするつもりです。公共の場でスマホにしゃべりかけず、なおかつ正常にインプットできる方法を求めて。

5.体力と魅力増強
 あ)滝と山・・
 昨年の春に痛めた腰は、結局一年近く治らないままです。今年も山や滝めぐりはしたいと思っています。日本の滝百選に選ばれた滝は8カ所を目指します。具体的には、去年この抱負で挙げた滝はどこも行けなかったので引き続き。ニッカ宮城峡蒸留所に行きたいので、秋保大滝と三階の滝を。岡山蒸留所に行きたいので、神庭の滝を。維新151年の山口を旅したいので寂地峡五竜の滝を。阿波の土柱をみに行きたいので雨乞の滝と大釜の滝を。JR三江線が3/31で廃止になったので常清の滝を。それと娘たちから家族で長野のカムループスさんに伺いたいとのリクエストをもらっており、近くの惣滝を。他はどこか一カ所、九州の滝には行きたいですね。無理そうなら阿寺の七滝か養老の滝、または霧降の滝、常布の滝か早戸大滝のどれかを。それと、ここ二年、日本百名山に一峰も登れていません。どこか一峰は登りたいです。そのためにはまず腰を直さないと。

 い)訪問・・
 海外は一か所、国内は12都道府県の訪問を目指します。私の人生で日本の滝百選、近畿/関東/中部/東北の駅百選、名水百選、日本100名城、続日本100名城のコンプリートは最低限の目標です。それらが実現できるよう、引き続き旅に旅を重ねていきます。

私は、まとめについてはほとんど読み返しませんが、自分の目標は何度も読み返しています。これを黙読だけでなく、音読することで一層実現に近づけたいと思います。

引き続き本年度もよろしくお願いいたします。


ウィスキー・ドリーム─アイラ島のシングルモルトに賭けた男たち


夢を追う楽しみ。夢に向かって進む喜び。

本書はウイスキー造りの夢を追う人々の物語だ。

ここ10数年ほど、世界的にウイスキーが盛り上がりを見せている。だが、20年ほど前はウイスキーの消費が落ち込み、スコットランドのあちこちで蒸溜所が閉鎖を余儀なくされた。本書の舞台であるBruichladdichもそう。

スコットランド 、アイラ島。そこはモルト好きにとって憧れの地だ。大西洋に面し、荒々しく陰鬱な天気にも翻弄されるこの地は、ウイスキー作りに最適とされている。アイラ島のウイスキーといえば、地の利を生かした個性的な味が世界のウイスキーの中でも異彩を放っている。ボウモア、ラフロイグ、ラガヴーリン、アードベッグ、ブナハーヴン、キルホーマン、カリラなど、世界的に有名なブランドも擁している。Bruichladdichもその一つ。

ウイスキーの製造工程の中で麦を糖化させるため麦芽にする作業がある。麦の発芽を促すことで、でんぷんを糖に変える作業だ。しかしそこから芽が出てしまうと、今度は逆に麦芽の中の糖分が減ってしまう。そのため、ピートを焚いて麦芽をいぶし、発芽を止める。その時に使うピートとは、ヘザー(ヒース)が枯れて堆積し、長い年月をへて泥炭となったものだ。ピートをいぶすことで麦芽にピートの香りがつく。そしてピート自体が、長年大西洋の潮の香りを吸い込んでいる。そのため、ピート自体が独特な香味をウイスキーに与えるのだ。アイラ島のウイスキーにはそのヨード臭とも呼ばれる薬品のような香りが特徴だ。(あえてピートを焚かない蒸留所もあるが。)

80年代のウイスキー不況によって、Bruichladdichは閉じられてしまい、操業再開のめどもないまま大資本の間を転々としていた。それに目をつけたのがロンドンでワインを商っていたMark Reynier。彼はワインで培ったノウハウはウイスキーでも生かせるはずと買収に乗り出す。そしてBruichladdichの所有者に何年ものあいだ働きかけ続ける。難航していた資金調達も劇的なほどに土壇場でめどがつき、蒸留所の買取に成功する。まさに夢を追い、それを努力によって成就させた幸せな人だ。

夢とは単に願うだけでは叶わない。本書は夢を実現するにあたって、全ての人が覚悟しておかねばならない苦難と苦労がつづられた本だ。そして実現したら何物にも勝る喜びが待っていることも記されている。

アイラ島の様子はGoogle マップやストリートビューを使えば、日本にいながら確認できる。私も何度もディスプレイ上で憧れの地を探索している。そこでわかるのはアイラ島が純然たる田舎であることだ。だがMarkはそこも含めて惚れ込んだのだろう。ロンドンの渋滞や都会生活に心底辟易していたMarkが何度も漏らす言葉が本書には紹介されている。その言葉はMarkと同じく都会に疲れている私には同感できるものだ。

本書を読んでいると、人生を何かに賭けることの意味やその尊さが理解できる。都会でしか得られないものは確かにある。だが、都会で失うものの多さもかなりのダメージを人生に与える。

Bruichladdichの場合、幸運もあった。それはJim McEwanをボウモア蒸留所から迎えたことだ。伝説のブレンダーとして知られるJimは15才からボウモア蒸留所で経験を積んでいた。ボウモア蒸留所はサントリーが所有している。Jimはサントリーの下で世界中をマーケティング活動で回る役目もこなさねばならず疲れを感じていた。そんなJimとMarkの夢が交わりあい、JimはBruichladdichでウイスキー造りの陣頭指揮を取る立場に就く。閉鎖前に蒸留所長だった人物や他のメンバーも参加し、蒸留を再開することになる。

本書には、Bruichladdichで蒸留が始まる様子や、最初のテスト蒸留の苦心などウイスキーが好きな読者には感動できる所が多い。Bruichladdichの蒸留工程で使われる施設にはビクトリア時代から使われているというマッシュタン(糖化槽)やウォッシュバック(発酵槽)など。それを使いながら、人力で蒸留してゆくのがウイスキー作りのだいご味。それらの描写はウイスキー党にとっては耐えがたいまでに魅力的だ。

本書で面白いのは、本場のウイスキー造りの野卑な側面も臆せず書いていることだ。日本の蒸留所を訪れるとウイスキー造りに洗練され統制された印象を受ける。だが、ひと昔前のスコットランドのウイスキーの現場は本書で書かれるように荒削りだったのだろう。これは日本の蒸溜所を描いた書籍には見られない。また、何度も日本の蒸留所を訪れた私にもわからない雰囲気だ。本書からは本場のウイスキー造りのライブ感が伺えるのがとてもうれしい。

ここまで苦心して作られたウイスキー。それがアクアマリン色の目立つボトルでバーに置かれれば、呑助にとって飲まずにはいられない。あえてアクアマリン色のボトルにするなどの、マーケティング面の努力が功を奏し、Bruichladdich三年目ぐらいで黒字を達成する。

Markの想いは尽きない。彼の想いは全ての原料をアイラ島で供給したウイスキー造りにも向く。その製品は私も以前バーで見かけたことがある。まだ飲んだことはないが、こだわりの逸品と呼んでよいだろう。さらにはフェノール値(ピートを燻して得られる煙香の成分)が200PPMを超えたというOCTOMOREへの挑戦も本書にかかれている。また、Bruichladdichの近所にありながら1983年に閉鎖されたままとなっているポート・エレン蒸溜所の復活にまでMarkの想いは向かう。さらにはジンの蒸留に乗り出したりと、その展開は留まるところを知らない。

本書はポート・エレン蒸溜所を復活させる夢に向けて奔走する描写で本書はおわる。

だが、本書が刊行された後のBruichladdichにはいくつか状況の変化があったようだ。それは大手資本の導入。Markとその仲間による買収は全くの自己資本によるものだった。それは彼らの理想が大手資本の論理から独立した真のウイスキー造りにこだわることにあったからだ。その熱き想いは本書のあちこちに引用される。だが、これを書いている今、Bruichladdichの所有者はフランスのレミー・コアントローだ。本書には、彼らの理想に反し、レミー社の資本を受け入れるに至った経緯は書かれていない。それはぜひ知りたかったのだが。それともう一つの出来事はポート・エレン蒸溜所の復活を断念したニュースだ。これもまた残念なニュースだ。ポート・エレン蒸留所については、本書を読んで半年ほどたった頃、ウイスキー業界の大手であるディアジオ社が復活させるニュースが飛び込んできた。それはそれで喜ばしいニュースだが、私としては個人の力の限界を思い知らされるようで複雑な気分だ。

だが、Bruichladdichのウイスキー造りの夢は潰えたわけではない。それを確かめるために本書を読んだ数日後、新宿のバーhermitを訪れた。そこで飲んだのがアクアマリン色のボトルでおなじみのBruichladdich12年と、OCTOMOREだ。実は両者を飲むのは私にとっては初めてかもしれない。特にOCTOMOREは全くの初めて。ともにおいしかったのはもちろんだがOCTOMOREには強烈な衝撃を受けた。これは癖になりそう。そして、これだからウイスキー飲みはやめられないのだ。

20年ほど前、私は本場でウイスキーを知りたいとMcCallan蒸溜所に手紙を送ったことがある。雇ってほしいと。また、私が大阪の梅田でよく訪れるBar Harbour Innのオーナーさんや常連客の皆さんで催すボウモア蒸溜所訪問ツアーに誘われたこともある。しかし、私はともに実現できていない。本書を読み、Bruichladdichを味わった事でますます行きたくなった。それは今や私の夢となって膨らんでいる。

もちろん、私の夢など本書で紹介された夢よりはずいぶんと小粒だ。だが、まずは夢を願うだけでなく、実現させなければ。スコットランドに行きたいという思い、アイラ島やスカイ島の蒸留所を巡りたいとの思いが、本書を読んで燃え盛っている。かならずや実現させる。

‘2017/02/18-2017/02/20


2016年の抱負


晦日にアップした投稿にも書かせて頂きましたが、昨年度は皆さま色々と有難うございました。
今年も引き続き、よろしくお願いいたします。昨年の流れをさらに加速するべく、努力を惜しまず進みたいと思っております。

今年の抱負としては、胸の中で様々に温めているところです。自分という器の容積を広げるためにも、目標は高く持ちたいと考えております。私的な抱負については、家族とともに考え、家族の前で披露するつもりですが、こちらでは、公的な抱負を書きます。

1.法人化2年目にあたって
昨年は法人化を達成しましたが、あえて背伸びせずに基盤作りの一年としました。今年も実現不可能な目標は立てません。しかし現状維持に落ち着くつもりもありません。今年は常駐に頼らずに前年と同じ収入を得ることに注力しようと思います。個人事業主時代、最高収入を得た2010年度すらも、日中は常駐現場に縛られていました。常駐をこなしながら、深夜まで仕事することには限界があります。昨年も平日の睡眠時間は3〜5時間しか取れていませんでした。しかし、そろそろ脳への負担も考えながら仕事を進めなければなりません。また、日中に営業に回れないことがどれだけ商機を逃していたか考えると、改めるべきなのは明らかです。

と言うわけで、4月以降、常駐作業からの収入は多くとも今年の半分に抑える予定です。大口の安定収入を半分にしても、小口の不定収入だけで昨年と同じだけの収入を得られるか。困難ではありますが無茶な目標ではありません。やるしかありません。昨年末に楽天ビジネスがサービスを終了しました。楽天ビジネス経由でかなりのご縁も収入も頂いていただけにダメージはあります。また、CloudWorksやLancersには登録しているものの、そちら経由での受注には至れていません。まずはこの二つのサービスからの受注を目指します。

さらには昨年、かなりの数参加させて頂いた交流会。それぞれの交流会経由でも直接間接に受注に結び付けられています。交流会経由でのご縁をいかにしてさらに増やすか。こちらも参加頻度を去年並みにするか、検討の上正式加入するなどして重視したいと思います。
そして既存のお客様からのご紹介も疎かにしてはなりません。実はこの大晦日間際になって、ご紹介経由でお見積りのお話を頂きました。ありがたいことです。私の提供したサービスの質を評価していただいたと自負しています。しかし、一方では常駐で多忙になる前と後では私の提供するサービスの質が落ちたとの苦言も頂きました。頂いた言葉を肝に銘じ、常駐の仕事量を減らしたからには、その分お客様にもご納得頂けるサービスを心掛けねばなりません。

2.エキスパート化
昨年読んだいくつかの本からはジェネラリストよりもエキスパートたれ、という示唆を受け取りました。仕事上ではこのことを念頭において自己研鑽やブログに反映させていくつもりです。例えばハードウェア手配、凝ったデザインや動画編集、ネットワーク設定や私の不慣れな言語については積極的に協力会社に協力をお願いしていくつもりです。

一方では、私の価格設定が安すぎるという忠告も何度か頂いていました。それは常駐作業が足かせとなってお客様に100%向き合えないための価格設定でした。しかしこれは改めようと思います。そのためにはジェネラリストとして接するのではなくエキスパートとして振る舞わねばなりません。エキスパートとしてどうやって売り込むか。これについてはすでに腹案があります。昨年12月からkintoneのエバンジェリストとして、ようやく活動を活発化させ始めています。トイロハさんへの連載やAdventカレンダーへの参加など。今年はこの流れをより太くすることが大切です。また、Excel、Access、WordのVBAについてはかなりのレベルに達しているとの自負があります。これをOffice 365やGoogle Appsなどと絡めて究めて行こうと考えています。また、CMSについては各種の開発運用実績も持っていますし、一からCMSを作ったこともあります。これらは引き続き大切なノウハウとして活かします。

3.話す技術
昨年は妻のココデンタルクリニックで二回にわたってセミナーを開催しました。そのうちの一回は私もプロジェクターを使って話す機会を頂きました。その直後にアンケートを通して皆さまの意見を募りましたが、辛い意見も頂きました。まさに私自身が求めていたのが辛い意見でして、自分でも話した内容に満足がいきませんでした。おそらく今のようにブログが氾濫している状態では、文字を通しての自己表現は、よほどの内容でないと埋もれてしまうことでしょう。

では何をもって自己表現をするか。それは喋ることです。各種交流会やセミナーにも出させて頂きましたが、必ず1分程度出席者の前でしゃべることが求められます。しかし今の私の話術では10分以上のプレゼンテーションを行えるだけのレベルに達していないと考えています。そのための訓練は欠かせません。今年早々に口にとある処置をしますので、滑舌もそれに合わせてよくなるようにしたいと考えています。

4.ブログ
活動のベースは今まではFacebookを主とし、Twitter、Tumblr、ホームページのブログを従として進めていました。昨年はブログ経由での情報発信をかなり増やしました。今年はその流れをさらに強め、全面に公的な色を濃くしたいと思っています。
Facebookでは、個人的な日記に近い形の投稿を日々欠かさず続けてきました。これは引き続き行う予定です。仕事とプライベートの割合を適度に混ぜながら。しかし、仕事用のFacebookページもより前面に出す予定です。しかし昨年、仕事用のFacebookページやブログの宣伝効果はまだまだだったと反省しています。実は今までは私が積極的にブログの内容を宣伝することはしていませんでした。今年は書いたブログの内容がより流布されるように、私自身のブロックを外すつもりです。具体的にはマルチポストだからといって他の媒体への投稿を避けるということを止めます。リンクによるシェアでよいので、あちこちにブログの内容を書き込んでいこうと考えています。エキスパートに徹する仕事上の技術系のブログは対象を絞って。ジェネラリストとしての自分を書評や時事ブログで表現していきたいのであればふさわしい掲示板に。人間的に狭くなることは避けたいので、仕事だけでなく、書評、劇評、映画評をはじめとし、視野を広く、折々に様々なことについて興味を持ち、世間にも自分の考えを積極的に問うていこうと考えています。

昨年の12月からは対価を頂いた上でトイロハさんへの文章アップも初めています。これら技術エキスパートとしてのブログはAdvent Calendarも含めて引き続きエキスパートとして執筆していくつもりです。しかし技術系ブログ以外のブログも、機会があればどんどん対価を頂いてもなお読まれるような文章を中心に、他のブログとは一線を画したようなブログとして育てて行きたいと意気込んでいます。

なお、私が私的な内容の日記を書く際のスタンスは、小説家の筒井康隆さんのそれに影響を受けています。実名で、個人的な内容を書きつつ、その内容が商売ベースとしても成り立つだけの質の高い日記。実名でも批判を恐れずに書き、匿名に逃げることは避け、同じ内容のものは書かず、日々違う内容の出来事を紹介できるようなもの。それを目指したいと思っています。そのためには私自身の生活も単調にならぬように気を付けねばなりません。また、家族や友人、取引先のプライバシーを侵害するような内容は避けなければなりません。これらのことは引き続き気を付けるつもりです。無断タグ付けを避けることはもちろん、文章に登場させることも極力避ける。などなど。

5.体力と魅力増強
仕事と家庭と自分の夢の三つを両立させることは当然です。また、それらの両立は困難です。ただ、今年は常駐という足かせもなくなる予定ですから、少しは時間的な制約が外れるはずです。それでもこれらを両立させるためには体力の増強は昨年に引き続いて必須でしょう。昨年も親子マラソンや自転車での中距離旅行、フットサルやテニス、ローラースケートに参加させてもらいましたが、今年も引き続きそういった機会を頂ければ参加していこうと思っています。とくに自転車で遠距離に行き、名所旧跡に訪れることは体力的にも精神的にも知識的にも私を成長させてくれるはずです。そういう機会を増やそうと考えています。

引き続き本年度もよろしくお願いいたします。


2015年の抱負


昨日アップした投稿にも書かせて頂きましたが、昨年度は皆さま色々と有難うございました。
今年も引き続き、よろしくお願いいたします。昨年の流れをさらに加速するべく、努力を惜しまず進みたいと思っております。

今年の抱負としては、胸の中で様々に温めているところです。自分という器の容積を広げるためにも、目標は高く持ちたいと考えております。私的な抱負については、家族とともに考え、家族の前で披露するつもりですが、こちらでは、公的な抱負を書きます。

1.法人化
ここに書くべきか迷いましたが、自分を叱咤激励するため、自分を鼓舞するために、あえてこの場で目標表明したいと思います。
8年にわたって個人事業主として活動して来ましたが、個人事業主の利点も欠点もわかってきました。そろそろ法人化のタイミングだろうと思います。常駐先を渡り歩く仕事のやり方を否定するつもりはありませんが、私のワーク・ライフスタイルには相入れないやり方です。個人でも請負仕事だけでやっていける見込みは、2010年度の実績で経験済みです。しかし、未知なる領域に踏み込むには今を逃すわけにはいきません。実はすでに師走に入り、定款や登記についての調査を始めているところです。といっても最初から分不相応な規模の法人を立ち上げる訳ではありません。それが元で身を滅ぼす事になっては元も子もありません。規模は抑えつつ、堅実に行きますが、法人化という軸はぶれることなく、準備を怠らずに進めたいと思います。

2.ブログ
活動のベースは今まではFacebookを主とし、Twitter、Tumblr、ホームページのブログを従として進めていました。これをブログを主とし、全面に公的な色を濃くしたいと思っています。
Facebookでは、個人的な日記に近い形の投稿を日々欠かさず続けてきました。しかし、仕事用のFacebookページはあまり全面に出していませんでした。しかし、それだと法人化を進める流れにふさわしくありません。この正月からは、仕事用のFacebookページの流れを加速させるため、積極的に宣伝しようと考えています。そちらでは仕事・人生・社会・家族など、考えていることに対する意見具申を強めて行こうと考えています。もちろん、個人的なFacebookの投稿は続ける予定です。
私が日記を書く際のスタンスは、小説家の筒井康隆さんのそれに影響を受けています。実名で、個人的な内容を書きつつ、その内容が商売ベースとしても成り立つだけの質の高い日記。実名でも批判を恐れずに書き、匿名に逃げることは避け、同じ内容のものは書かず、日々違う内容の出来事を紹介できるようなもの。それを目指したいと思っています。マルチポストも引き続き行わず、存在意義が希薄な媒体はlineも含めてなるべく避ける。すでにTumblrで書いている駅鉄や蓋鉄以外にも、さまざまな事物について、関心を持っていることは多々あります。それらを紹介できるようなページを引き続き目指したいと思っています。

3.連絡手段
昨年のまとめにも書きましたが、常駐先における外部連絡体制、とくにメールの送受信環境がかなり貧弱でした。これについては、昨年末に改善するためのPC導入を許可頂きました。このPCを使い法人化、個人受け業務についての体制を整えたいと考えています。もちろん、今の常駐先の業務について疎かにするわけにはいきません。私が必要とされる限りは頑張ろうと思っています。

4.体力と魅力増強
仕事と家庭と両立させることはもちろんです。ただ、それに没頭することで、別の問題が持ち上がります。それは私という人間の幅、魅力の減退です。すでに私の中でも一昨年ごろから、自分という人間の幅が狭まり、器が小さくなりつつある弊害は自覚していました。これを防ぐためには、仕事上のスキルだけではだめです。人間的な幅を広げる機会はあちこちに転がっています。なので、今年は、今までやっていなかったこと、やりたかったけどやれていなかったことに挑戦していきたいと考えています。そのためには、体力があってこそです。今年は意識して体力増強の機会をたくさん作りたいと考えています。
すでに元旦の今日、スケッチを描き、5キロ走り、書初めを済ませました。それ以外にもやれることはたくさんあります。これを頑張っていきたいと思っています。