kintoneのPromiseを説明できるスキル


以前よりお付き合いさせていただいている株式会社アディエム様(https://adiem.jp/)より、
先日ご依頼を受けたたkintone開発案件は、何重にも入れ子になった多重Promise処理が必要でした。

弊社にてコーディングと単体テストを行い、無事納品にこぎつけられたのですが、
アディエム社の技術者様にもコードの説明を行う必要が生じました。

弊社の代表もPromiseの習得にはかなり手を焼いたのですが、そのスキルを習得できたかの判断基準は、その内容を人に説明できるかどうかです。つまり今回、うまく説明できたかどうかは、弊社代表がPromiseを理解できているかのベンチマークにもなりました。

説明を行った結果、アディエム社の技術者様にPromise処理をご理解していただけたようです。追加の処理を実装し、さらにテストまでも行えるまでになったとか。その結果を以下のようなメッセージでいただきましたのでご紹介します。

先日はコードのレクチャーをありがとうござました。
本日、検索部分のエラーハンドリングを追加し、本番環境にリリース致しました。
負荷テストとして4001件のデータを使用して、正常に更新されることも確認しました。

kintone APIのノーマル呼び出しパターン、kintone promise を使ったパターン、promiseでも thenにresolve, rejectを引き渡すパターン、thenとcatchを書くパターンと、かなりケースの整理が できました。また返値の扱いもデバックすることで理解が進みました。
まだうまく関数化して可読性の良いソースを書く自信はありませんが、長井さんソースを参考にさせて 頂きたいと思います。

以上、ご報告まで。

弊社代表は以前より、kintoneのエバンジェリストとしてサイボウズ社より任命されております。
最近はこうしたマンツーマンに近い形で、技術をお伝えする案件も増えつつあります。
その中でこうしたご評価を頂戴したことは、弊社代表にとっても自信になりました。もちろん、スキルの習得に終わりはありません。新たな技術も次々と世の中に生まれています。まだまだ切磋琢磨していかねば。精進します。

今後もアディエム社とはkintone案件のご提案からコーディング・テストまでを協業できる関係を築いていければと思います。
kintoneでのシステム開発のご相談、アディエム社、および弊社にお気軽にお寄せ下さいませ。

また、もし御社の技術者に対し、こうしたマンツーマン形式でのレクチャーをご要望の際は、
ご連絡をください! ご相談に乗らせていただきます。


box for kintoneでERR_CONNECTION_REFUSEDが出てしまった場合


kintoneをカスタマイズする際は、デバッグが欠かせません。
ブラウザーのコンソールに出るエラーメッセージはデバッグを行う上で重要なメッセージですよね。

とくに複数のカスタマイズやプラグインを入れたアプリでは、どのエラーがどのJavaScriptによって出力されるのか把握しておかねばなりません。そうしないと私のように脳のフラッシュメモリー容量が少ない人はすぐにCPU100%に達してしまうのです。

今回、弊社で別のプラグインを作るにあたり、box for kintoneで謎のエラーが出ていました。
エラーが出ているのにbox for kintoneのプラグイン自体はきちんと動作しているという。おやまあ。
謎です。全くの謎です。

と、そんな混乱は、以下にご紹介する方法で解消されました。
ウェブ上でもあまりこの件についての記事がなかったので、ニッチですが皆様のご参考になればとアップしました。

同様にファイアウォール系拡張機能とオンラインストレージの組み合わせだと出るかも。

0.box for kintoneとは

 オンラインストレージとkintoneを連動するプラグインです。こちらは「box for kintone」で検索していただければいくつも見つかると思います。使用上の注意をよく読み、用法 用量を守って正しくお使い下さい。
 こちらとか

1.謎のエラー

 ところが、一見すると想定通りに動いているように見えるbox for kintoneですが、コンソールには
 謎のエラーがうごめいています。

 な、なんやこれ?
 上図では見えませんが、エラーに「その心は?」と聞いてみると「ERR_CONNECTION_REFUSED!」と叫んでいます

 他のカスタマイズを進める都合上、こういうエラーは先につぶしておかないと。

 普通、ERR_CONNECTION_REFUSEDはウェブサイトにアクセスできないときに出るエラー。
 なのにkintoneの画面上にあるboxの窓には接続できていて、ドラッグするとファイルのアップロードもできる。謎です。

 何かが起これば、ファイアウォールを疑う。これは某氏(誰?)の金言です。

 と、そこで、ブラウザー(Google Chrome)に拡張機能として入れているマカフィーの存在に思い至ります。

2.拡張機能を探す。

 拡張機能については、下図のようにたどれば設定画面にたどりつけるはずです。
 

 ここでマカフィーウェブアドバイザーなる拡張機能が登場。これかな。
 

3.拡張機能の「ファイルのURLへのアクセスを許可する」機能をオフにする。

 詳細を押すと、こんな画面が。うむ。OFFになっている模様。これをOnにするといかがかな?
 


 
 こんな風にぽちっと。青くなりましたね。

4.念のためキャッシュやクッキーも消しておきましょうね。

 やってみたらうまくいかないので、ブラウザーがクッキーの消化不良を起こしているに違いない。ここは胃を空っぽにしてあげましょう。

 ここでは閲覧履歴データの消去を選びます。

 ここで閲覧履歴にチェックをいれて消去してしまうと、いろんなサイトで再アクセスが必要になるのでご用心ください。

 すると、謎のboxエラーはいなくなりました。めでたしめでたし。

5.終わりに

これは、2018/9/5時点の情報です。
もちろん、折角ファイアウォールさんがファイルへのURLを許可しないようにしてくれているのに、それを許可するということは、セキュリティ上リスクも増します。
そのあたりをご理解の上、参考にしていただければ。もちろん何かあっても弊社では責任はとれませんので。

なお、弊社はこれから、box for kintoneを拡張し、サブテーブルの行ごとにBOX上でサブフォルダーも作れるようにする予定です。


平成30年8月のまとめ


先々々月から毎月のまとめを弊社ホームページ上でアップしています。

粗利率の向上がテーマのここ二、三カ月のテーマです。粗利率をどうやって向上させるか。

先月、税理士の先生の下で財務計画を検討したときにいただいたアドバイスは二つ。売上を増やすか外注率を下げるかのどちらかです。実は売上については今年の上半期の状況が続けば、最終的には前年度をかなり上回れそうな見込みです。今月も水準は超えています。ところがそこには外注率の高い案件が含まれています。粗利率を向上させるには、外注率を下げるしかありません。ということは、外注率の低い案件を増やすしかありません。そして、外注率を下げれば、現時点の弊社の体制では自動的に私に負担がかかることを意味します。

今までの私の反省。それは、あれこれの技術に面白がって手を出してしまったことです。そのため、スキル取得のコストが生産性の足かせになっていました。生産性を上げれば、外注費を掛けずに私一人でこなせる案件も増やせます。では、私一人でいくつも案件をこなすためには何をすればよいか。私にとっての得意分野をやっていくしかありません。新規スキル習得を後回しにしても、既存のスキルで回せる案件を増やしていく。私にとって既存のスキルで回せる案件とは、デザインスキルがさほど要らず、基盤構築が不要なクラウド上での開発案件です。特にkintone。

7月のまとめでいくつかkintone案件で受注が採れたと書きました。実は今月も新たなkintone案件の受注をいただきました。しかも名の通った会社様からのkintone案件が増えています。おかげで営業をせずに次の案件を請けられるようになりつつあります。これはとても嬉しいことです。今まで、弊社が口コミ以外で新規に受注できた案件の多くは、マッチングサイトからのものでした。ところがマッチングサイト経由だとクラウド案件はあまりなかったのです。それどころか、新たたスキルを求められる案件が多く、それが新規スキルの習得コストに跳ね返っていたのです。それがkintoneだけを極めていけば、次々と案件が来るような兆しができたのは大きい。ようやく弊社にとって望ましい状況が見えてきたのが今月だといえます。

8月はkintoneの多重Promise処理が求められる案件もこなし、だいぶスキルがあがりました。でも、まだまだです。そのためにも勉強は欠かせません。そのため、kintone dev camp 2018にも参加しました。その時のご縁でTwilioビジネスセミナーにもお呼ばれし、kintone Café 東京にも参加しました。kintone連携のサービスの営業パートナーにもなり、今もお客様のもとでkintoneソリューションを組み合わせた案件の仕様策定に関わっています。ようやくkintoneエバンジェリストとしてお役が立てそうな気がしています。これを機にTwitterの弊社アカウント(@akvabit_llc)でもkintoneネタをつぶやいていきますので、フォローをお願いします。

ただ、まだまだ弊社の売上の中でkintone案件の割合は3割ぐらい。これをもっともっと上げていかねば。弊社も願わくはkintone専業をうたってみたいもの。そのためにもやるべきことはまだまだ多い。

九月は新たなkintone案件に注力しつつ、売上よりも粗利率を考慮しながら経営したいと思います。少しでもkintone率をあげられるように。もちろん、プライベートの生活も大切にしながら、体も大切にしつつ。読書ブログもたくさん書いて。

慢心することなかれ、安住することなかれ、変化を恐れることなかれ、今に満足することなかれ。


平成30年7月のまとめ


先々月から毎月のまとめを弊社ホームページ上でアップしています。

先月は売上だけなら弊社最高額は達成しました。ところが、外注費を増やしたため、粗利率から見るとあまりよくありません。

今月は目標の売上額は大台は超えたものの、粗利率はさらに良くない状態です。理由としては、外注費がない開発案件が今月
の売り上げに載らなかったからです。今月は外注率を下げるべく自らの開発する割合を増やしました。ところが1カ月で結果
が出せるほど小規模な案件ではないので売上は次月以降に計上されます。なので、今月は粗利率の改善には至りませんでした。

粗利率を改善するためとはいえ、自分ですべてを担う体制になってしまっては個人事業と変わりません。
売上も向上させつつ、外注費を一定水準に抑えなければ。売上の向上策については効果が上がっています。今月も新たな案件
をいくつか頂きました。しかもその多くはkintone案件。ここしばらくの目標がkintone案件を増やすことだったので、その
観点では達成できつつあります。

とはいえ、そのためには私自身がkintoneで円滑に開発できるよう精進が求められます。たとえば多重Promise処理がからむ
ような機能。これを、デバッグを行わずに机上だけで骨格が完成できるようにならないと、生産性の向上は見込めません。と
ころが私はまだデバッグのお世話になっています。これではだめです。私自身、Promise処理についてはより高度な習得を目
指しています。八月も入ってすぐにkintone Dev Campに参加しますので、そこで知識を深めたいと思います。

また、ハードウエアとの連携の取り組みも引き続き行っています。これについては面白い取り組みをされている方と知己をえ
ました。この方向でも私自身が何らかの関わりができるよう、引き続き取り組んでいきます。また、前月かなり取り組んだ
Drupalは、今月は手を動かしませんでした。が、引き続き取り組んで行く予定です。

また、前月の反省で書くことがおろそかになっている、と書きました。それを踏まえて今月はかなりの読読レビューのブログ
をアップしました。また、今月には記事の掲載が間に合いませんでしたが、とあるメディア向けへの記事はすでに入稿を済ま
せました。いずれ、掲載の際にはアップいたします。また、読書履歴のレビューについてもまだまだ私の読んだ本の記録から
一年少し遅れています。これは自らのライフワークとして引き続きアップする予定です。

自分をメディア化する、という点についても今月は複数の方から面白い活動事例を教えて頂きました。まだまだ私にも弊社に
もやれることはたくさんある。そのことを教えて頂きました。

八月は反省を生かし、売上よりも粗利率を考慮しながら経営したいと思います。もちろん、プライベートの生活も大切にしな
がら、体も大切にしつつ。プライベートではちょっとむちゃをしたり、暑さや虫に痛めつけられので。

慢心することなかれ、安住することなかれ、変化を恐れることなかれ、今に満足することなかれ。


【IT導入補助金】プラスIT研修の受講票が届きました


先日、弊社が経済産業省が運営する「平成29年度補正サービス等生産性向上IT導入支援事業」において、
【IT導入補助金】IT導入支援事業者に採択されたお知らせを記載しました。

それにともない、プラスIT研修を先日代表が受講してまいりました。その受講票が到着いたしましたので、
こちらに掲載いたします。

以下に採択通知を掲載いたします。

おかげさまで受注は活発に頂けるようになっております。が、IT導入支援事業者
としてはまだまだ活躍の余地はあると思っています。

引き続きご指導ならびにご支援を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。


平成30年6月のまとめ


先月から毎月のまとめを弊社ホームページ上でアップしています。

前回、5月は歴代で二番目の売り上げを達成しました、と書きました。先月の時点で最大の売上を達成したのは平成29年1月でした。
そして今月。今月の売上高は平成29年1月のそれを上回りました。つまり売上高だけを取りあげれば、今月は今までで最高の売上を達成したわけです。

ところが、単純に喜ぶわけにはいきません。というのも粗利額だけを考えれば今までの月とそう変わっていないからです。今月は外注費も使いました。外注費を使えば当然粗利は下がります。そして、このままのペースで外注費を使うと、決算での経常利益も赤字になりかねないとのご指摘を税理士の先生より頂きました。売上だけで考えると今期は前年比でかなりの増加が見込めるにもかかわらずです。

このことはおそらく、弊社が売上の確保だけを考える段階から脱しつつあることを表わすのでしょう。四期目にしてようやく。常駐作業を脱し、どうやって売上を確保していくか。法人化から2期半、徐々に常駐比率を下げていった弊社の代表。ついに常駐作業を完全になくしたのが昨年9月。そこから下半期を迎えるにあたり、どう売上を確保するかが弊社の喫緊の課題でした。そして今、常駐に頼らなくても売上の確保についてはめどがついてきました。では次に考えるべきは利益をどう確保するかです。今、弊社はその段階まで来たと受け止めています。

昨年度のもっとも大きな反省として、さまざまな種類の案件を請けすぎたことがあります。その都度、技術習得が案件ごとに必要となり、弊社代表のリソースも分散されてしまいました。その反省を生かし、今年はもう一度kintoneを軸としてやっていこうと思いました。実際、5月の中旬にはサイボウズ社においてチーム応援ライセンス開始記念セミナーに登壇しました。また、今月も6/20にEBISU Tech Night Vol.2で話してきました。前者はkintoneをからめ、後者についてはkintoneそのものについてを題材にしています。話すだけでなく、今月はkintone案件の提案も複数行いました。いくつ4月から提案してきたうちのいくつかは案件着手にも至っています。その意味でkintoneを軸に据えなおす方向性は一定の成功を収めているのかもしれません。

いまやkintoneは広がりを見せています。様々な業種の様々な職種でkintoneを使った提案が可能になりつつあります。kintoneが基幹システムとして必要になれば、その周辺の業務を含めての提案が求められます。つまり、kintoneだけでなくその周囲の技術もセットで構築しなければなりません。たとえばMonacaやAWSなど。他にもハードウエアの知識もセットで求められつつあります。そういった技術の習得にもリソースは必要です。

また、2020年以降を考えると、kintone以外にも軸は必要だと考えています。その一環として、以前にも取り組んだDrupal案件を久々に請けることになりました。ただ今回は、弊社の代表が手掛けるだけではなく、技術伝達も含めたいと思いました。Drupalは日本ではあまり技術者がおらず、Drupalをスキルセットに加えておけば継続的な売上につながるとの思惑もあります。その技術伝達に今月はかなりのリソースを費やしてしまいました。リモートではなくFace To Faceで伝えてはいるものの、やはり短期では難しいと感じています。それが今月の外注費増の原因でもあります。

もう一つ、軸にしたい技術があります。それはIoTなどハードウェアとの連携です。IoTについてはすでに案件として請けていますが、それ以外のハードウェアとの連携について、有望なお話を今月いただきました。あと、基盤であるAWSやNifty Mobile Backendについては、中のご担当者様とパイプがつながりました。なので、今後はそれらとkintoneを統合していき、案件として提案していきたいと考えています。

今月はコーディングや構築、提案、そして人前で話をする事については自分の中で成長を感じました。ただ、書くことがおろそかになっています。本音採用様のCarry Meで連載していた「アクアビット航海記」が39回を最後に中座してしまっています。別の場での連載再開も持ちかけられていますがまだ未定です。以前読んだ本のレビューをアップすることも今月はなかなかできませんでした。定期的に書く作業を行わねば、メールや提案書の文章などの質が落ちてしまうというのに。書くアウトプットが少なかったことも今月の反省点です。

七月は反省を生かし、売上よりも粗利率を考慮しながら経営したいと思います。もちろん、プライベートの生活も大切にしながら。

慢心することなかれ、安住することなかれ、変化を恐れることなかれ、今に満足することなかれ。


EBISU Tech Night Vol.2で登壇してきました


先日、恵比寿ガーデンプレイスで開かれた「EBISU Tech Night Vol.2」で登壇してきました。Vol.1に参加したその場でVol.2への登壇依頼をいただいたのです。

ご依頼主は「EBISU Tech Night」を主催されているシステム・インテグレーター様。大規模案件も多く請け負われ、若手の優秀な技術者を多く擁しています。そのオープンな社風と技術社さん達の感度の高さは「EBISU Tech Night Vol.1」に参加してビシビシと感じました。

事前にお題を伺ったところ、複数頂きました。その中から二つを選び、題材にしました。
 ・kintoneエバンジェリストとして小規模のお客様にkintoneを円滑に導入する秘訣
 ・kintoneをIoT案件に導入する勘所

確かにエンタープライズ案件でのやり方と、私がkintoneを提案し導入するお客様に対するやり方では方法論が違います。
また、IoT案件での導入は、今年の2月にQiitaに投稿したブログの内容が今も有効です。これらについて私の経験を語ることでお客様のお役に立てそうです。

「EBISU Tech Night」はお酒も入りながらのフランクな場です。なので私も途中から少し話す内容をやわらかくし、笑いを取ることにも気を配りました。

結果として、今まで私が登壇した中では一番笑いをいただけたように思います。また、話している間、スライドの内容を写真で撮ってくださる技術者さんが何人もいらっしゃいました。話の途中でkintoneを使ったことがある人が何人いるかを聞いたところ、7-8割ほどの方に挙手して頂きました。それもあって、私のお話は好意的に受け止めて頂けたのではないかと思います。実際、アンケートの結果でも好意的な結果が多く、励みになりました。また、終わった後の懇談でもお誉めの言葉を何人かの方から頂き、翌日もその会社様の中で私のスライドを参加できなかった方に共有いただくシーンが見られたとのことです。これはとても嬉しいことです。

こちらがスライドのURLです。
https://slides.com/yoshikazunagai/ebisutechnightvol2

私としては、意識して笑いを取ることを試み、それが功を奏したのは評価したいと思います。とはいえ、まだ自分の話術には向上すべき点が多いと思っています。今回は50-60名ほどの方の前で話しましたが、ゆくゆくは千人以上の方の前でも話せるだけの度胸をつけたいと思っています。

また、「EBISU Tech Night」での登壇依頼を数名の方からメールで頂けました。次回も前向きに登壇を考え、引き続き話すスキルを上げていこうと思います。併せてkintone Caféも開催し、エバンジェリストとして草の根で活動していきたいと思いました。


平成30年5月のまとめ


今月から毎月のまとめも弊社ホームページ上でアップすることにします。

前月の売り上げは少し低調でした。それも準備のためと割り切っていましたが。

その分、今月は歴代二番目の売り上げを達成できました。今年度はリモートによる外注をやめ、自ら開発にたち、会社の基盤を強固にすると年度初めの方針に定めました。そして今月もその方針に沿って私自身が開発に携わっています。なので今月の粗利はかなり確保できました。

その方針で成果を出していくためには、私自身の時間の使い方を見直さなければなりません。それにあたり選択と集中をテーマとしました。それは時間ごとにタスクを限定することです。開発の時間、連絡の時間、打ち合わせの時間。そしてプライベートの時間はプライベートに徹して楽しむ。それによって仕事も成果を出せましたし、プライベートも充実できました。

また、飲み会や会合にも選択と集中を取り入れています。つまり技術者と、そしてなるべく新たな方と校友を得られるような場に集中し、積極的に出席することです。それが功を奏したのか、今年に入って直受け、または一次請け案件が増えています。しかも名の通った企業様と。それは成果として見えてきたのがうれしいです。今年に入ってから提案書も気合を入れて作っているからということもあるでしょうし。

とはいえ、今の好調は好景気だからこそ。今が好景気だからこそ余計に東京五輪後の落ち込みが怖い。それに備えなければ、と自らを戒めています。売り上げを一、二社に依存するのではなく分散させねばならないとの信念で経営してきましたが、引き続きこの調子でやって行きたいと思います。そして、景気落ち込み後にも生き残れるような体制を作りたいと思っています。

それには今のやり方が正しいわけではなく、私にもいつかはプログラミング能力の衰えを自覚する日がくるはず。その時までに技術継承は行っておかないと。今月と先月は新たな技術の勉強もあまりできていません。本もあまり読めませんでした。SNSもほとんどアクセスせず、情報収集はたぶん足りていないはず。まだまだやるべきことは多いのです。

慢心することなかれ、安住することなかれ、変化を恐れることなかれ、今に満足することなかれ。


チーム応援ライセンス開始記念セミナーに登壇しました


5月16日にサイボウズ社27階で開かれた
「チーム応援ライセンス開始記念セミナー」(https://npo.cybozu.co.jp/blog/post/53/)
に弊社代表が登壇者として参加させて頂きました。

今回は、どちらかといえば自治会の元総務部長としての肩書きが主です。

直前に開かれた自治会の役員会で自治会名の実名を出すことが否決されました。
なので、実際の活用事例を写真や具体例で示しませんでした。
そのかわり、サイボウズLiveをサイボウズOfficeに切り替えるにあたり、
どういういきさつで選考を行い、どういう基準で採用したかの観点でお話ししました。
また、予算の限られた任意団体において、どれだけチーム応援ライセンスが重要かということも。

もちろん、最後にはkintoneエバンジェリストとして、
kintoneが自治会や他の組織にこれだけ効きますよ、ということも交え。
スライドはこちら(http://slides.com/yoshikazunagai/for_residents_association)

私は話し終わった後には、隣に座っていた方からお褒めの言葉も頂き、
懇親会でも様々な方からご挨拶や好意的な反応も戴きました。
サイボウズOfficeとkintoneのどちらを採用すればよいか、
との質問も数名の方から頂きました。
また、参加されていた当の自治会の方からも好意的なコメントを頂きました。

逆に反省点もあります。

・スライドに一切具体例を出せず、聞き手の皆様に抽象的な印象を与えたかもしれないこと。
・話の途中で質問してみたところ、自治会の役員経験者が聞き手の1割もいらっしゃらず、
 自治会を経験していない方には、私の話の意図が伝わらなかった可能性があること。
・質問の時間を取れなかったこと。
・kintoneを勧めておきながら、アプリのデモの時間をとらなかったこと。

実際、サイボウズ社より聞き手の皆様から頂いたアンケート結果(個人情報は省いたもの)を見せて頂きましたが、
反応がわかれています。
他の講演者より私の講演に高評価をつけて下さったかたもいれば、逆の評価をした方もいました。
サイボウズLiveの代替をOfficeにする決意がついたと仰って下さった方もいましたし、
懇親会でもそのような評価も頂きました。

そこも含め、どうすればうまく伝えられるか、私の方でも自治会や町内会、任意団体の方々に提案を行う上で、
とてもよい勉強になりました。

最後になりますが、ご出席くださったかた、サイボウズ社のみなさま、ありがとうございました。


弁論の力


先日、一人で相模原の旧津久井町にある尾崎咢堂記念館に行ってきました。

尾崎咢堂翁は、またの名を尾崎行雄ともいい、明治から昭和にかけ政界で重きをなした方です。「憲政の神様」の異名も持ち、憲政記念館の中庭には銅像も立っています。憲政記念館自体、もともと尾崎咢堂を記念して建てられた建物。国家議事堂のそばに建つ憲政記念館を訪れるとすぐに翁の銅像に出会えます。私は昨年、二度ほどセミナーで憲政記念館を訪れました。そして中庭に立つ咢堂翁の銅像と対峙し、手前にある碑に刻まれた翁の言葉を心に刻みました。その言葉とは、
「人生の本舞台は常に将来にあり」
これは、私が常々思っていることです。



尾崎咢堂記念館は、私が結婚して町田に住みはじめてすぐの頃に一度行ったことがあります。自転車で寄り道しながら十数キロ走って記念館にたどり着いたのは夕方。すでに記念館は閉まっていました。以来、18年の月日が流れました。記念館の付近は橋本から相模湖や道志へ向かう交通の要です。18年の間には何度も通りかかる機会もありました。それなのに行く機会を逸し続けていました。しかし、憲政記念館で尾崎翁のまなざしに接したことがきっかけで、私の中で記念館を一度訪れなければとの思いが再燃。この度、良い機会があったので訪れました。

翁の生涯については近代史が好きな私はある程度知っていました。憲政記念館の展示でも振り返りましたし。少しの知識を持っていても、翁の生誕地でもある記念館に訪れて良かったです。なぜなら、生涯をたどったビデオと、展示室で館長さんから説明いただきながら振り返った翁の生涯は、私い新しい知識を教えてくれたからです。翁の生涯には幾度もの起伏があり、その度に翁はそれらを乗り越えました。その中で学んだことは、翁が憲政の神様と呼ばれるようになった理由です。その理由とは、弁論の力。

尾崎咢堂翁の生涯を追うと、幾度かのターニングポイントと呼べる時期があります。そこで翁の人生を変えたのは、文章の力です。若き日に慶應義塾で学んだ翁が福沢諭吉に認められたのも論文なら、福沢諭吉の紹介で入社した新潟新報でも論説の力で台頭します。

ただ、そこからが違う。翁が神様と呼ばれるまでになったゆえん。そこには弁論の力がありました。まず、翁が認められ、新潟から東京に官僚に取り立てられたきっかけは講演です。政治の世界に入ってからも、桂首相弾劾演説や、普通選挙法の決議を訴える翁の遊説は全国に尾崎行雄の名を轟かせました。国が右傾化する中、翁は議会の壇上で弁論によって軍に反抗し、議会制民主主義の良心を訴え続けます。


世界に類をみない63年もの議員生活。それを支えたのは文章力に加え、弁論の力だった。特に後者の力が翁を世界的な影響力を持たせた。その影響力は、戦争中に米軍が巻いたビラの中で翁は日本における自由人の代表として挙げられています。私は、記念館でそのことを教えられました。そしてその気づきを心にしっかりと刻みました。

ひるがえって今、です。

いまは誰もがライター、誰もがジャーナリスト、誰もがインフルエンサーの時代です。しかもほとんどが志望者。バズれば当たるが、ライバルは無数。いつでもどこでも誰もが世界に向けて文章を発信でき、匿名と実名を問わず意見を問えます。ですが、誰もが意見を発信するため、情報の奔流の中に埋もれてしまうのがオチ。あまりの情報量の多さに、私はSNSからの情報収集をやめてしまいました。最近は論壇メディア(左右を問わず)や書籍から情報を絞って取り込むようにしています。

そんな今、無数の発信者の中で一頭地を抜く方々がいます。それらの方々に共通するのは、弁論の力、です。

例えば、経営者がプレゼンの達人である会社。いわゆるトップ営業を得意とする企業には活気が漲っている印象を受けます。代表的な人物は米アップル社の故スティーヴ・ジョブズ氏でしょう。また、いわゆるインフルエンサーと呼ばれる方々は、ブログやツイートだけでなく、イベントでのトークがもてはやされます。また、文章での表現に秀でた方は、講演にも秀でている方が多い。そんな印象を受けます。

実際、彼らのトークを聞くと、何かしら心が高揚します。そして、高揚した気持ちとトーク内容が積極的に記憶されます。正直なところ、トーク自体に含まれる情報量は、文章よりも少ないことがほとんどです。しかし、記憶に残っているのは文章よりもトークの内容。そんな経験をされた方もいるのではないでしょうか。

なぜか。考えてみました。

多分、感情と理性がうまく脳内で混ざり合った時にこそ、情報は記憶されるから、というのが私の素人なりの考えです。文章を読む時、人の脳は理性が勝る。そこには感情の関わりが薄い。その一方、手練れの講演者は間に笑いを挟み、聴衆の注意を引きつける。笑うことは感情を刺激し、聞いた内容を脳内に刻む。そのため、講演内容が記憶され、肚に落ちる。私はそんな風に考えています。また、講演をじかに聞く時、私たちは視覚と聴覚を使います。文章を読むときは視覚だけ。その差もあると思います。

つまり、今や文章をアップするだけではだめなのです。もちろん発信することは大切です。ただそれだけでは無数のネット上の文章に埋もれます。文章に加え、人前で弁論をふるい、視覚と聴覚で訴えるスキルが求められると思うのです。それは私のように普段から商談に臨む者にとってみればスキルの延長です。もちろん、提案書だけで一度も会わずに受注いただくこともあります。でもそれはレアケース。一対一の商談に加え、一対多でも表現して、発信するスキル。人前でしゃべる機会を持ち、スキルを磨くことで受注ばかりか、引き合いの機会も増えてゆく。その取り組みが大切なのだと思います。それは私のように経営者だけに限りません。勤め人の方だって同じです。日々の業務とは自己発信のよい機会なのですから。

私は三年前に法人化しました。それからというもの、文章でアピールするだけでは今の時代、生き延びられないと考えていました。それでおととしはしゃべる機会を増やしました。人前でしゃべる技術。それは一朝一夕には得られません。とくに私のようにプログラミングをしていたらプログラマーに、システムの構成を考えていたらシステムエンジニアに、文章を書いていたらライターになってしまう要領の悪い脳を持っている人にとっては切実に欲しいスキルです。

ところが昨年の私は年末に総括した通り、開発やブログを書くことに集中してしまいました。人前で発信する機会は一、二度とほど。サッパリでした。失敗しました。売り上げこそかろうじて前年比増を達成したとはいえ、それでは今後、生き残れません。去年の失敗を挽回するため、今年は人前で話す機会を増やしています。ここ数日も人前で二、三度しゃべりました。その一度目の成果として、明日5/16にサイボウズ社本社で行われるセミナーに登壇します。リンク

明日に向けてリハーサルも何回か行い、内容は練りつつあります。が、まだまだ私のトークスキルには向上の余地があるはず。少なくとも尾崎咢堂翁のように人に影響を与えるには、さらなる研鑽が必要です。そのためにも今回に限らず、今年は積極的にお話しする機会に手を挙げるつもりです。私の知己にも、紙芝居形式のプレゼンを行う方や人前で話すことに長けた方がいます。そういった方の教えを請いつつ、少しでも尾崎翁に追いつきたいと決意を新たにしました。

弁論の力こそ、ポストA.I.時代を生きるすべではないか。そんな風に思った尾崎咢堂記念館でのひと時でした。


【IT導入補助金】IT導入支援事業者に採択されました。


この度弊社は、

経済産業省が運営する「平成29年度補正サービス等生産性向上IT導入支援事業」において、

【IT導入補助金】IT導入支援事業者に採択されました。

以下に採択通知を掲載いたします。

また、IT導入支援事業者一覧のページにも弊社の情報を掲載して頂けました。

これを励みに適正な企業活動・社会活動を行っていきます。
採択はあくまでも入り口。これからが大切なのですから。

引き続きご指導ならびにご支援を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。


第三期を終えて


3月が終わり、4月になりました。その切り替えは、弊社にとって三期目の締めと四期目のスタートに重なります。

第三期の売り上げを仮で締めましたが、売上で対前年比100.09%になりそうです。まさにぎりぎり。
でも、第三期の下半期は一切の常駐業務に頼らず、全て営業努力で売上を立てました。それを考えると上々だと思っています。

第三期の反省の一つは「リモートワークマネジメントの欠如」です。第三期は返金が1件、請求放棄が1件、未収案件が2件も発生してしまいました。
未収案件の1件を除く残りの3件は、全てリモートワークのトラブルでした。あまり報告を求めず、作業方法を縛らずに任せた案件がことごとく失敗したのです。

結論としてリモートワークのマネジメントの手法として自由参画をベースとした放任マネジメントは時期尚早だったと思っています。
一方で私がきちんとFace to Faceで外注先と協業した案件は、ほとんどを検収まで持ち込めています。なのでなおさらリモートワークマネジメントの失敗が響きます。
それらがきちんと検収できればもう少し売上達成度に余裕があったものを。これは大いに反省すべき点だと思っています。第四期はリモートワークによる外注を止めます。

もう一つの第三期の反省は、提案する案件の幅を広げすぎたことです。今後の展開に結び付かないような枯れつつあるソフトウエア案件を受注したことで、作業コストが増大してしまいました。これも大いに反省しなければ。新規技術の習得は投資となりえますが、レガシーソフトウエアに今更取り組むことは長い目でみるとリスクになりかねません。

今の技術者不足、案件過多の景況は、2020年までだと思っています。そして今、技術者に求められるスキルの質は人工知能やハードウエアとソフトウエアの融合など大きく変わろうとしています。私も去年はマネジメントに軸を移さねばと自分の技術者のあり方に迷いが生じていました。しかし、今年は新規まき直しです。私自身が開発に携わる割合を増やそうと思っています。そして提案する案件の幅を少し狭めることで私自身のスキルをパートナー企業にきちんと伝えられる体制を築きます。今、確実な案件を増やして足場を固めなければ未来はありません。

それを踏まえて、今年の私はマネージャーではなく、プレーイングコーチでありたいと思います。海の向こうでは私と同学年のイチロー選手が現役で雄姿を見せてくれています。しかも4/1から2安打と超美技で米国を感動させたニュースまで飛び込んできました。私はかねがねイチロー選手が現役でいる間は自分も現役であろうと思っています。私もまだ、プログラミングの速さやロジック構築の勘所は衰えていないと思っているので。

プレーイングコーチでありながら、全試合出場を行うように日に夜をついでのモーレツ作業ではなく、コーチングできるだけのゆとりを持ちながら、着実に売り上げを立てていかなければ。

第四期は全期間、常駐なしで売上を立てていかねばならないのですから。


サイボウズのクラウドサービスが2018年6月10日より一部利用できなくなる件の対応


このような案内をサイボウズ社から頂きました。

さて、本稿はこのような案内をサイボウズ社からいただいたけれど、どうすればよいかお困りの方へ向けて書いています。

実は弊社にも数カ月前、同様の内容が書かれたメールがサイボウズ社から届いていました。
その時は私はまだ先のことと思い、後回しにしました。
ところが今回、このような内容の案内を郵送で受け取るに至り、さすがにまずいと思って調べてみました。

この案内の中で対処法として書かれている通り、ウェブブラウザーやOSが古い場合は簡単です。
サイボウズのサービスを、新しいパソコンでしか使わないようにすればよいのです。

ところが問題は、ウェブブラウザーやOSが最新版なのにこのような案内が来る場合です。
それはリンクに記載されているチェックツールで問題なしと出る場合です。
問題なしと表示されるのに、なぜこのような案内が来るのか不安になりませんか。
もしかしたら、どうすればよいのか分からない方がいらっしゃるのではないでしょうか。
本稿はそういう方のために書かせていただきます。

実は私は最初にメールを受け取った時点でほぼ見当はついていました。
それはウェブブラウザー以外の場所から、サイボウズのクラウドサービスに接続している場合です。
ウェブブラウザー以外の場所とは、たとえばExcel、Word、Access、PowerPointなどのソフトウエアのことです。

弊社の場合、Excelからkintoneへデータを参照しているプログラムが問題でした。

    Set objweb = CreateObject("MSXML2.ServerXMLHTTP.6.0")
    If Err.Number = 0 Then
        Set CreateHttpObject = objweb
        Exit Function
    Else
        MsgBox "MSXML2.ServerXMLHTTP.6.0エラー"
    End If

    Err.Clear
        
    Set objweb = CreateObject("MSXML2.ServerXMLHTTP")
    If Err.Number = 0 Then
        Set CreateHttpObject = objweb
        Exit Function
    Else
        MsgBox "MSXML2.ServerXMLHTTPエラー"
    End If

上のプログラムは、Excelのマクロからkintoneに接続するライブラリの設定箇所を抜粋しています。
上で設定したライブラリを、以下のコードでkintoneに接続していました。

    Set objweb = CreateHttpObject()
    
    If objweb Is Nothing Then
        GetData = ""
        Exit Function
    End If
    
    Call objweb.Open("GET", "kintoneのURL", , "basic認証ID", "basic認証PW")

ここで最初に挙げた、

    Set objweb = CreateObject("MSXML2.ServerXMLHTTP.6.0")

または

    Set objweb = CreateObject("MSXML2.ServerXMLHTTP")

が問題です。

要するにこの二つのライブラリが古いのです。古いライブラリですがWindows 10でもサポートされているため、
エラーは特に起きません。

ところがこのライブラリは、kintoneへの接続の際にTLS 1.0という通信プロトコルを使うのです。
これがサイボウズ社のクラウド基盤側で検知されたため、メールや郵送でご案内を出されたのでしょう。
いつもながら、早め早めを見越したサイボウズ社の対応には感謝です。

弊社の場合、上記の処理を2社様にのみ使っていました。
とくに最初のお客様への導入が2012年の春でした。
それはkintoneがリリースされる前、つまりプレリリースの段階でした。
その時点でMSXML2.ServerXMLHTTP.6.0を採用したことが誤りでした。

それを受けて、

    Set objweb = CreateObject("WinHTTP.WinHTTPRequest.5.1")
    If Err.Number = 0 Then
        Set CreateHttpObject = objweb
        Exit Function
    Else
        MsgBox "WinHTTP.WinHTTPRequest.5.1エラー"
    End If

と改修しました。WinHTTP.WinHTTPRequest.5.1であればTLS1.0は使いません。
3月の初めに改修を行いましたが、今のところエラーもなく動いています。
(サイボウズ社側でまだTLS1.0として検知されていたら問題ですが)

なお、

    Set objweb = CreateObject("MSXML2.ServerXMLHTTP.6.0")

を使っている場合は、

    Call objweb.Open("GET", "kintoneのURL", , "basic認証ID", "basic認証PW")

でエラーなく通ります。
ですが、

    Set objweb = CreateObject("WinHTTP.WinHTTPRequest.5.1")

に変えた場合、

    Call objweb.Open("GET", "kintoneのURL", , "basic認証ID", "basic認証PW")

ではエラーが発生します。

    objweb.Open "GET", "kintoneのURL", False

と変えるとよいでしょう。
ちなみにベーシック認証の指定は、

    Call objweb.setrequestheader("Authorization", "Basic " & encode64("basic認証ID:basic認証PW"))

とopenの後のコードで行っているので、その変更はありません。

というわけで、同様の案内をサイボウズ社からいただいていて、ウェブブラウザーやOSのチェックでは問題ないと表示される方、
は本稿を参考にしてもらえれば幸いです。

もし必要であれば弊社宛にご連絡を頂戴できれば、ご相談にものらせていただきますよ。


本音採用にブログを連載しています


なんどかFacebookやTwitterでは告知していますが、
昨年八月よりCarry Meさんの運用されている「本音採用」というWebメディアにおいて、ブログを連載しています。

「アクアビット航海記「ある起業物語」」と題して。

連載も長期にわたると、そろそろ一覧で記事を管理したいと思います。

本日4/19、第三十七回をアップしました。

第三十九回 新しい会社で技術力が向上する
第三十八回 転職と新たな会社での洗礼
第三十七回 新たな会社からのお誘い
第三十六回 仕事のピークとその後の反動
第三十五回 正社員として得た経験
第三十四回 家の処分に本腰を入れ始める
第三十三回 途方に暮れる家の処分
第三十二回 家の重荷
第三十一回 はじめて作ったホームぺージ
第三十回 子を持つ責任の芽生え
第二十九回 流れにまかせ正社員へ
第二十八回 Excelマクロ使いから正社員へ
第二十七回 僕が僕であるために
第二十六回 機会を逃さず飛び込む
第二十五回 自立の願いに暗雲が
第二十四回 自立した自分を悟る
第二十三回 スーパーバイザーとして働く
第二十二回 上京してまもなく
第二十一回 前半生のまとめ
第二十回 単身上京に踏み切る
第十九回 ブラック企業でしごかれる
第十八回 社会に出るために足掛かりをつかもうとする
第十七回 社会に出て自らの無力さを感じる
第十六回 社会に出て、プログラミングに触れる
第十五回 大学を出た後
第十四回 大学での生活が私の起業に与えた影響(後編)
第十三回 大学での生活が私の起業に与えた影響(前編)
第十二回 航海記
第十一回 起業のデメリットを考える その5
第十回 起業のデメリットを考える その4
第九回 起業のデメリットを考える その3
第八回 起業のデメリットを考える その2
第七回 起業のデメリットを考える その1
第六回 起業のメリットを考える その5
第五回 起業のメリットを考える その4
第四回 起業のメリットを考える その3
第三回 起業のメリットを考える その2
第二回 起業のメリットを考える その1
第一回 まずはじめのご挨拶

これからも連載はつづく予定ですが、連載の度に追加していきます。


今年はエバンジェリスト活動を活発に


年始の抱負にも書きましたが、

今年はkintoneエバンジェリスト活動に力を入れます。

 

まずは、今年度もkintoneエバンジェリストとして無事に更新頂きました。

こちらはバレンタインデーに合わせてサイボウズさんよりいただいたプレゼントです。
ハッピーエバレンタイン♫ ありがとうございます!
ハッピーエバレンタイン

昨年はほとんどエバンジェリスト活動が出来ませんでした。今年はその反省を踏まえなければ。

サイボウズさんからも昨年の弊社代表のエバンジェリスト活動の低調さには、苦言をいただきました。

少なくとも一昨年並みの活動レベルに戻し、その上に行くことが求められます。

 

その反省から、今年はkintone案件を複数提案し、準備に動いています。その中にはkintoneを使った新規サービスも含んでいます。

先日は久し振りにプラグイン開発も行いました。お客様専用のプラグインなので、公開の予定はありませんが。

また、来週にはkintoneに関するインタビューも受ける予定です。

 

去年の反省を踏まえた上で、弊社代表が何を武器とするか。技術力がある程度あるのは前提で、そこに何を加えられるか。何を武器としてエバンジェリストとしての存在感を出して行くか。弊社代表が至った結論。それは書く力です。文章力。そこに活路を見出そうと思います。そして、去年に比べて一味違った活動を展開できればと思っています。


2018年の抱負


新年明けましておめでとうございます。

大晦日にアップした投稿にも書きましたが、昨年度は皆さま、いろいろと有難うございました。
今年も引き続き、よろしくお願いいたします。昨年の流れをさらに加速し、なおかつ、あらわになった課題を解決する努力を惜しまず進みたいと思っております。

今年の抱負としては、今までは胸の中で徐々に温めたり、個人的な抱負は家族の前のみに披露していました。ですが、今年はこの場で具体的に書いてしまおうと思います。自分を追い込むためにも、自分という器の容積を広げるためにも、目標は高く持ちたいと考えております。

1.法人化4年目にあたって
3年目の決算は、下半期に常駐収入がなくなったにも関わらず、前年度と同じぐらいの収入が実現できそう。しかし、常駐という安定収入のない中、売り上げ確保を成し遂げるには、私の余裕を犠牲としました。今年1年、常駐に戻る予定はありません。安定収入のない中、継続的に新規案件の受注と検収を繰り返していかねばなりません。今年1年は法人化した弊社にとって正念場だと思っています。

1年を乗り越えるには、昨年度の課題として挙がったパートナー企業や技術者との業務分担が鍵です。協業の基盤となる契約回りの整備は昨年めどをつけました。続いてはお客様の要件をどこまで定型化できるかです。今まではお客様からの多少の仕様変更も、私自身が作業に当たっていれば即座に対応できましたし、その柔軟性が弊社の売りでもありました。しかし今後の協業にあたってはそれだとうまくいかないでしょう。実際、昨年はスキルトランスファーの工数によって生産性が低下する壁にぶち当たっています。それをいかに防ぐか。また、お客様と弊社、弊社とパートナー。その間でどこまで工数をかけず、なおかつ確実に仕様情報を伝達するか。そして仕様変更の際にどうやって工数をかけずにお客様のご要望を実現するか。この工夫に時間を掛けるつもりです。

もう一つやるべきこと。それは経営の軸がぶれないような事業計画の策定です。こちらも昨年、ヒントをもらっています。しかも、2020年という壁が待っています。私が再三口にしているように、2020年が過ぎればシステム案件は減っていくはずです。それは人工知能の進展や大型開発案件の終了による技術者の余剰によって確実だと思います。それを見据えた体制作りが必要です。

具体的には売上額は、2017年度の1.25倍を目指します。事業計画は自己流であってもよいので、3月までに今年と5年後の計画が書かれたものを一本。あと、新規のkintone案件を8本受注することを目指します。そのためにはkintoneの案件で実績を作り、それをブログなどでアピールするしかないです。実は昨年、四つ五つほど、種を撒いています。これらを実のある実績にすることが前半のミッションだと思っています。これらのうち、どれかの成果を年末のkintone Advent Calendarの場でご披露できれば。

2.主催するイベントを作る
昨年は結局kintone Café 神奈川の主催、そしてたかなみ乗艦会の共催(?)しかイベントを企画していません。それらのイベントは今年もやりたいですね。それ以外になにか。カラオケイベントもやりたいところですが、読書会などよいのではないかと思っています。
全てあわせて3回は催したいですね。あと発起人としても、いくつか中断したままのイベントがあるので、それらの口火を切るのはいいかも。玉川上水歩きの残り半分と、飯田線秘境駅ツアーの残り下半分とか。

あと、昨年の後半は交流がさっぱりでした。さすがにあれもこれも参加というのは不可能なのですが、なるべくFacebookでの反応はしたいと思います。

3.話す技術、書く技術、システムの技術
昨年に引き続き、この3つは精進していきたいです。去年、書くほうは成果を挙げられたのですが、しゃべる方はさっぱりでした。今年は上記のイベントなどもからめて、しゃべる機会を増やしたいと思っています。私、どうもしゃべらないとしゃべるスキルが衰えてしまうのですよね。ただ、書くほうも、そろそろ目に見える成果として世に問わねば。ブログは読む読ブログだけで100本アップすることを目標とします。また、昨年は普通のBlogがほとんど書けませんでした。こちらも書いていかないと。

またシステムの技術ですが、去年は目標としていたpythonの勉強が全くできませんでした。それも含めて、今年はgoにもチャレンジしつつ、kintoneと他アプリの連携を複数行ってみようと思います。cybozu Liveとkintoneの連携にもめどがついたことですし、すでに案件としてcybozu Liveのデータを移行させるミッションがあるので。

4.ブログ
去年、実はInstagramを結構投稿していました。投稿によってはFacebookの何倍もの反応があったり。まだ私の中ではInstagramとFacebookの使い分けがうまくできません。今年はもう少し使い分けを続けようと思っています。またTwitterも140文字が撤廃されるという話もきいています。それらを使い分けつつ、個人的な日記に近い形の投稿を毎日欠かさず続けるつもりです。一年のまとめを書くにあたっては、Facebookで毎日書いたこと、Dropboxに格納する写真、FourSquareの投稿が役に立ちました。それらも含めて2018年の締めにあたり、書評、劇評、映画評、時評や旅行紀、そしてもう少しパブリックな内容のブログを増やしていきたいと思います。もちろん、かつてのプライベートの私を描く本音採用のブログも続けつつ。それと同時に、技術的な記事はもう少し増やしていかねば、と考えています。昨年に引き続いて、私にしか書けないブログにしていきたいと思っています。ブログのスタンスは昨年と変わりません。実名で責任から逃げないもの。また、押し付けにならぬよう私から友だち申請をしないことも同じです。
これらを成し遂げつつ、質を落とさずに仕事でも成果を上げる。かなりの難関です。どこまで生産性を上げられるかにかかっています。去年、実は音声入力にも何度もチャレンジしていました。これらを駆使してブログ執筆の生産性を上げていこうと思います。

5.体力と魅力増強
昨年は山や滝めぐり、自転車での遠距離旅などで体力維持に努めました。ただ、下半期はイベントに参加できなくなりました。でも、多分娘たちも受験を控え、家族で出かけるタイミングは減るはず。私だけで動けるタイミングは増えるはずです。まず、日本の滝百選に選ばれた滝は8カ所を目指します。具体的には、ニッカ宮城峡蒸留所に行きたいので、秋保大滝と三階の滝を。岡山蒸留所に行きたいので、神庭の滝を。維新150年の山口を旅したいので寂地峡五竜の滝を。阿波の土柱をみに行きたいので雨乞の滝と大釜の滝を。JR三江線が3/31で廃止になるので常清の滝を。それと娘たちから家族で長野のカムループスさんに伺いたいとのリクエストをもらっており、近くの惣滝を。他はどこか一カ所、九州の滝には行きたいですね。無理そうなら阿寺の七滝か養老の滝、または吹割の滝か霧降の滝、早戸大滝のどれかを。それと、去年は日本百名山に一峰も登れませんでした。どこか一峰は登りたいと思っています。まず2月の山登りですかね。

私は結構自分の目標は何度も読み返していますが、これを黙読だけでなく、音読することで一層実現に近づけたいと思います。

引き続き本年度もよろしくお願いいたします。


2017年のまとめ


一昨年、昨年に続き、今年もevernoteで下書きをこしらえ、弊社ページにて一年のまとめを書きます。

総括すると、2017年は仕事の面で成長を成し遂げました。ですが、それに伴う課題があらわになりました。プライベートな面でも充実と反省があります。公私ともにムラのある一年になったと反省しています。達成度3割。達成感6割。満足感6割というのが自己採点です。2017年の私とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

公私の「公」

●弊社の業績
§ 総括 2015年4月に法人化し、2016年4月からは常駐業務を月半分に減らしたのですが、今年の9月をもって5年半に渡るプロジェクトから離任しました。その意味では2006年2月に個人事業主となってから11年7カ月目にしてようやく自立できたと評価できます。ただ、常駐がなくなったため、全てを営業努力で稼がねばなりません。安定収入がなくなった分、かなりの余裕が喪われました。もちろん、常駐先からの離任を予感していた年明けから、いつ常駐先がなくなってもよいように精力的に動いていました。そのため、私が大きな軸としていた方策は二つ。一つは信頼して業務を任せられるパートナーを作ること。もう一つは業務基盤を堅めることです。

§ 業務パートナー 前者については、二つのパターンを試しました。一つは、パートナー各社にかなりの自由裁量で参画してもらい、私がそれを緩く取りまとめるパターン。もう一つは私がそのパートナー会社に入り込み、システム開発のスキル伝授から関与するパターンです。ところが、自由裁量のパターンはものの見事に失敗しました。自由裁量のパターンで取り組んだ案件は3つ。そのうち1つは着手金を頂いたにも関わらず返金、つまり失注という無念の事態に陥りました。もう1つの案件も、責任の所在をきめていなかったため、最後は私自身が10日ほどろくに寝られないほど実装にあたらざるを得なくなりました。3つ目の案件はお客様とのフロントエンドの役割が混乱しかけたため、プロジェクトを進めるためにも私自身がプロジェクトから離脱する決断を下しました。結局、自由意思でゆるいプロジェクト体を構築する手法は、契約を含めた最初から見直す必要があると見切りを付けました。もう一つ、私がパートナー会社に入り込むパターンは、複数の案件で無事検収をいただけました。ただ、スキル伝授への時間も含めて納品までの時間がかなりかかってしまいました。パートナー会社さんに完全常駐するには私自身のリソースも食われるので避けたい。ところがそうしないと生産性が悪くなる。そういった生産性を向上させるための工夫が求められています。結局、私個人が全て一人で切り回した案件が、利益率も生産性も最も高いという結果に終わってしまいました。これでは個人事業主とそう変わりません。しかし、私自身が実装に携わればその分余裕がなくなります。これは引き続き大きな2018年の課題です。結局この壁を超えるのは来年に持ち越しとなりました。

§ 業務基盤の堅牢化 後者については、個人事業主時代からずるずると続けていた家計と法人の財布の混在を完全に分けました。具体的には法人側の金銭管理は私一人が完全に担うことにしたのです。これによって法人側の財務管理はまだ課題が残っているとはいえ、だいぶまともになりました。今年は税理士の先生のご協力も頂き、経営計画や事業計画書の策定にも取り掛かっています。同様に 中小企業管理士兼弁護士の先生からセミナーとコンサルティングを受ける機会を頂き、同様に経営計画や事業計画の大切さを学んでいます。

§ 2017年度売上見込み 上記の通り、複数の課題が明らかになったにも関わらず、今のペースを続けられれば来年3月末が締めの2017年度の決算は、2016年と同じ、または上回れる見込みがつきました。下半期の売上をまるまる非常駐のみで立てねばならない割にはまずまずだと思います。ただ、残り三カ月の努力が重要なのは言うまでもありません。

§ 人脈の構築 今年はこういう状態だったので、人脈作りにはとてもムラがありました。交流会もポツポツと参加した程度。Facebookに至っては、下半期は一日に5分も見ていれば多いくらい。限られた時間の中でどの時間を削らなければならないかを考えたとき、私に残された選択肢はSNSをみる時間を削ることのみでした。そのため、この秋以降、他の人の投稿はほぼ見ていません。すみません。来年もSNSについては付き合い方も含めて見直そうと思っています。また、いくつか散発で参加した交流会では、ある程度人脈は広がりました。ただ、新規案件については2016年以前の人脈から頂くことがほとんど。来期は既存のお客様も大切にしつつ、新たなお客様とのご縁もどうつくるか。引き続き模索を続けます。そのためには、先に書いた通り業務上の生産性向上が求められるわけですが。

§ 対外活動 2016年度は各地にセミナー講師で呼ばれたりしたのですが、今年は逆です。上に書いたとおり自社の業務に集中せねばならず、講師を務める暇など取れません。不発でした。3月に主催したkintone Café 神奈川 Vol.5でしゃべったくらいです。他にも勉強会はいろいろと出席しましたが、私が壇上に上がることはついにありませんでした。kintone Café 埼玉や経済セミナー、gusuku Meetup、G Suiteユーザー会、IoT分科会やRESAS勉強会勉強会、事業計画書セミナー、JTBアクセラレータ、Eiffle MeetUp、kintone DevCamp、 eBay Connect Japan 2017 、Questetraセミナー、などなど様々な勉強会に顔を出していたにも関わらず。来年は売り上げと生産性を確保しつつ、壇上にも立てるようにしなければと思っています。また、今年は横須賀の海上自衛隊でたかなみを観る会で今までお仕事でお世話になった横浜周りの方にお声がけさせて頂きました。思ったより来てくださってありがとうございます。私が今年、kintone Café以外に何か幹事めいたことをしたとすればこれくらいでしょうか。

§ 開発案件 今年も色々とバラエティに富んだ開発案件を頂きました。新たにアイミツのサービスに加入し、そこからの案件が結構大きかったのです。一方、kintoneが絡む案件については完全にスランプの一年でした。正直、今年のkintoneがらみの案件の総失注額は、1千万を超えています。なぜなのか。かなり力をいれて見積もりを作ったのに、とかなり悩みました。kintoneエバンジェリストはまだ続けさせてもらっていますが、その自信を失わせるほどに。ですが、11月のcybozu Days 2017と続いて行われたkintone Café Japanに出たことで気を取り直しました。年末にはkintone Advent Calendarに三年続けて参加し、cybozu Liveからkintoneへのデータ移行の記事を書きました。来年、kintoneの新規受注を少しでも増やし、安定的な案件を増やすこと。これは必ず達成すべき課題だと思っています。

§ 執筆活動 しゃべる方はさっぱりだった今年ですが、書くほうではある程度の成果は挙げられたと思っています。特筆すべきはCarry Meさんの運用する本音採用でブログを連載したことです。8月から初めて年末までで21回。自らの起業への考えと、自らの起業までの経緯を書くことは、自分自身が何になりたいのか、どういうワークスタイルで仕事し、どういうライフスタイルで悔いなく生きたいのかを再確認するのに役立ちました。とくに、忘れかけていた20台前半の出来事を思い出せたこと。これは、これからの生き方にとって必ずやプラスになると思います。あと、本や観劇のレビューは110本アップできました。また、12月には上に書いた通りkintone Advent Calendarに参加しています。2017年は書くことへの情熱が尽きることなく可能な限り書けた一年となりました。こちらは来年、何らかの成果として世に問いたいと思っています。

§ 妻のココデンタルクリニック 妻のココデンタルクリニックは、新患さんも増えてはいるようです。が、2017年度は妻自身が別のお仕事に忙殺されてしまい、傍から見ていてもとても診療室経営に専念できているとはいえませんでした。それは、2017年度の私の気分を大きく乱しました。残念ながら2018年もその状態は続くでしょう。妻には妻の人生があるので、やりたいことはさせてやりたいとは思っているのですが・・・私が患者さんを紹介するなどして、診療所経営に専念させるようにしなければ、と思っています。

§ 年表

  ・1月お仕事
  パートナー企業で新年会、四谷図書館でお仕事、両国の国際ファッションセンター入居者の新年会、山王日枝神社に参拝
  Yahoo Lodgeで仕事、夜遅くまでお客様の家で打ち合わせ、gusuku Meetup Vol.1、kintone Café 埼玉 Vol.4
  新神戸オリエンタルホテルで打ち合わせ、明石海峡大橋でシステム実証実験
 ・2月お仕事
  半常駐先新年会、IoT分科会、両国のお客様へ、新宿の交流会で学生の起業家さんとご縁を結ぶ、月島で商談
 ・3月お仕事
  kintone DevCamp、kintone Café 神奈川 Vol.5、確定申告、平塚で商談、憲政記念館で経済セミナー参加
 ・4月お仕事
  鷺沼さくらパソコン教室へ3度訪問、都庁で仕事、バーチャル花見交流会、IoT分科会、下谷、与野、川崎、関内で商談
  アトリエMさんへ打ち合わせ
 ・5月お仕事
  大井ふ頭、渋谷、目黒、与野、浜松町で商談、パートナー企業同士を結び付ける、Twitter Japan活用セミナー参加
  gusuku Meetup Vol.2参加、IoT分科会、明大前で打ち合わせ、Yahoo Lodge、神保町で商談、SYNQAで仕事
  横浜で商談、デザイナーさんと数年ぶりに再会
 ・6月お仕事
  六本木で商談、半常駐先の皆さんで飲み、パートナー企業さんと下北沢で飲み、お客様と伊豆視察、渋谷商談
  渋谷打ち合わせ、学生起業家さんたちと飲み、新川で商談、渋谷で打ち合わせ、hanare ひばりが丘5周年に駆け付け
  両国で商談、ココデンタルクリニック5週年、お客様と伊豆視察2回目、湘南台で商談×2、渋谷で商談/打ち合わせ
  王子で商談、渋谷でパートナー企業さんたちと飲み会、半常駐先で送別会
 ・7月お仕事
  餃子投資の会、高知からのお客差を迎えて打ち合わせ&飲み会、大井ふ頭で商談、渋谷で商談、半蔵門で商談
  Yahoo Lodgeで仕事、下北沢でパートナー企業さんと打ち合わせ、パートナー技術者さんと新宿で打ち合わせ
  下北沢で打ち合わせ、東松原で打ち合わせ、IoT分科会、渋谷で商談、ホルモン投資の会
  渋谷でパートナー企業さんと打ち合わせ/飲み会、半常駐先送別会、株式投資セミナー参加、
 ・8月お仕事
  工学院大学で打ち合わせ、工学院大学で仕事、下北沢でパートナー企業と打ち合わせ/飲み会、経営事業計画セミナー
  RESAS勉強会、本音採用連載開始、
 ・9月お仕事
  明大前でパートナー企業と打ち合わせ、妻と一緒にコンサルティング受講、虎ノ門で商談、Yahoo Lodgeで仕事、関内で商談
  パートナーさんたちをお誘いして三笠/たかなみ見学、新宿で商談、四谷三丁目で商談
  G Siuteユーザー会/ユーザー同士飲み会、eBay Connect Japan 2017、四谷三丁目で商談、最後の技術者ランチ
  私の送別会、さしのみ
 ・10月お仕事
  東戸塚で打ち合わせ、岩本町で商談、両国で商談、CoBa墨田亀沢でEiffle Meetup、代々木商談、Questetraセミナー
  Co-ba隅田亀沢で商談、大森で商談
 ・11月お仕事
  関内で商談、cybozu Days 2017、新橋で商談、新横浜で商談、kintone Café Japan/二次会/三次会
  渋谷のお客様で作業、技術者交流会/二次会下北沢で
 ・12月お仕事
  新横浜で商談、関内で商談、弊社サテライトオフィス初利用、G Suiteユーザー会、ガラケーをスマホに切り替え
  プリンタ買い替え、JTBアクセラレーター説明会/交流会、半常駐先の忘年会、紀尾井町で商談、Yahoo Lodgeで仕事
  四谷三丁目で商談、PC液晶破壊、PC液晶修理、kintone Advent Calendar投稿、パートナー企業の忘年会

 

公私の「私」

●家族との一年
§ 総括 昨年にもまして、家族で行動する頻度は減りました。それぞれの生活があり、それぞれのタスクがある以上は仕方ありません。何度かバトルが勃発しては、その度に家族のきずなを見直した一年でした。今年は夫婦間だけでなく、父と娘、母と娘でもバトルが勃発しました。少しずつ大人になってゆく娘たちとの関係をどうするか。甘いだけでは親として失格なのはもちろんです。娘たちにとって親とは壁であるべきです。守る壁でもありつつ、乗り越えさせる壁にもならなければ。とはいえ、私もまだ娘たちとは幾度か外出しました。サシで外出できるだけ世間の同世代の娘を持つ親よりもましなのでしょう。そんな日々にあって、17歳の風花が老衰でなくなってしまいました。

§ 娘たちにしてやれたこと ここ2,3年、私が仕事でお世話になっている方のもとへ、娘を連れて行ってなにがしか体験させてもらっていました。今までもとても感謝しています。今年は4月、アトリエmさんに次女を連れて伺わせて頂きました。そこにあったギターに触らせてもらったこと。それは吹奏楽部で楽器演奏に興味を持つ娘には貴重な機会だったようです。室井さん本当にありがとうございました。

§ 長女の一年 長女は絵が好きで芸術系の学科に進学したのですが、周りの人々の絵の巧さに自信を失った時期もあったようです。4月にクラス替えがあったことで友達関係にも悩みが生じたようです。それもあって順風満帆なだけの高校生活ではなかったようです。ただ、私が幾度か見に行った展示会では、絵はかなり上達しているようです。高校生活は無駄にはなっていないと思っています。個人事業主としても複数の仕事を頂けていたようで、私も少しずつ仕事を振っていきたいと思っています。また、上にも書いたとおり長女とは何度もバトルが勃発しました。親としては甘やかすだけでは能がありません。緊張と緩和を切り替えしながら、これからの厳しい未来へむけ、どうやって自立に導いていくか。引き続き来年もケンカと仲直りを繰り返していきながらの日々が続くことでしょう。勝気なところは独立に向いているので、私は長女にはかなり期待しています。

§ 次女の一年 三年前と昨年、長女が獲ったチアコンペティションのグランプリ。次女にもチアを続けさせ、グランプリを獲らせたかった。ところが、中学の吹奏楽部との両立が次女にはかなりの負担になったようで、泣きながらチアを辞めてしまいました。そしたら次女がいたチームがチアコンペティションでグランプリを獲りまして。次女にとって絶好の機会だったのに残念でなりません。バレエの発表会については娘たち二人とも演技を頑張っていましたが、次女にとって達成感を何で得られるのか。これからの人生にとって悩み多い一年だったようです。年末になって学校での友人関係はようやく安定したようですが。引き続き娘たちの人生をどう切り開かせるか。スマホ以外にもある、人生の可能性をどう気付かせるか。少しずつ自立の意向を漏らしているので、親の操り人形ではなく、自分自身で生きるための意識を確立して欲しいとおもっています。この年末、私の実家への帰省には次女だけがついて来たのですが、色々と話すいい機会だと思っています。

§ 家族の一年 ケンカもあったり、浮き沈みの多い一年でしたが、家族とはなんだかんだと色んな場所に出かけています。詳しくは書きませんが、それぞれの場所で良い想い出作りができました。ただ、1月と8月の帰省を除けば、とうとう目標としていた家族との泊り旅行ができませんでした。これが残念です。私も妻も仕事で余裕のある時間が取れず、娘たちにも部活や学業の用事が続いたので。あと、2000年から家族の一員だった風花との忘れがたいお別れがありました。風花がなくなって少し後には、数年ぶりにツバメを保護しました。前回は無事巣立てさせたのですが、今回は数日のちに亡くしてしまいました。残念でしたが、実は風花にしてもツバメにしても、その死が我が家のケンカを収めてくれたのです。不思議というほかありません。

§ 年表

 ・1月帰省(泊まり)
  ノボテル甲子園えべっさん初詣大阪南港ATC嵐山渡月橋
 ・1月お出かけ
  明治記念館で新年会海賊と呼ばれた男観劇クランベリーモール、ラ・タベルナ、自転車で狛江へ
  山王日枝神社参拝、三宮のBar Alcohol
 ・2月お出かけ
  芹が谷公園、地元友人たちと飲み、みなとみらいへ町田駅前散歩憲政記念館、八景の棚、Bar Hermit
  乃木坂で倒れた妻を助けに江間いちご狩り
 ・3月お出かけ
  鶴見川源流の泉、尾崎豊歌碑、次女吹奏楽部定期演奏会Brass Festa多摩SING観劇、Bar Scotch Cat、玉川上水歩き
  観音崎/三崎港、バタープレッツェル、ちゃんこ霧島で飲み会
 ・4月お出かけ
  北翔海莉・宇崎竜童さんコンサートららぽーとお彼岸墓参り、東郷元帥記念公園、井之頭公園花見、みなとみらい
  モアナ観劇、蒙古ラーメン中本、高尾山ハイキング、Stardust Revueコンサート、ねぎし三平堂、鶯谷散策
  自転車で府中競馬場へ、アトリエMさんへ横浜へ
 ・5月お出かけ
  東京・埼玉西部を一人旅(瑞穂町散策、宿谷の滝、明覚駅)、高校定期演奏会
  箱根散策(富士屋ホテル、大涌谷、星の王子さまミュージアム)、府中、ディズニーランドへ買い物、明治記念館など東京周遊
  パートナーさん宅へプライベート訪問、自動車免許更新、方南町街歩き、クール&ハート、四谷荒木町
 ・6月お出かけ
  奥静岡を一人旅(藤代の滝、相渕橋、安倍の大滝)、Brewdog Pub 六本木、スカーレット・ピンパーネル観劇
  STINGコンサート、妻子にカミナリ風花死す、小学校からの友人とサシ飲み、二子玉ライズ
  沖縄を一人旅(那覇空港、安次嶺の御嶽、くぅーすの杜 忠孝蔵、名嘉地そば、旧海軍司令部壕、平和祈念資料館、国際通り
  ヘリオスパブ、斎場御嶽、知念岬、ひめゆりの塔、道の駅、那覇空港)
 ・7月お出かけ
  沼津港ツバメを保護宮ケ瀬へ星を観に、江戸東京博物館、両国界隈散策、神保町散策、自転車購入小田原城見学
  多摩水道橋、東松原WAHBで飲み、よみうりランドWAOでビアガーデンららぽーと、同い年三人で飲み、薬師池公園
  靖国神社、懐食みちば沖縄わしたショップ深大寺
 ・8月帰省(泊まり)
  清水寺Bar Harbour inn北野異人館街布引の滝新神戸オリエンタルホテルエクシブ有馬離宮USJ大和郡山散策
 ・8月お出かけ
  吉乃家、八王子へ一人旅(金剛の滝、湯の花とんねる)、ウクレレ、バレエ発表会、栗木御嶽神社、bar beige
 ・9月(泊まり)
  関ケ原観劇長女とサシで寿司赤坂散策keyaki beer festival、珍獣屋、軍艦三笠乗艦たかなみ乗艦高校文化祭
  十字架は眩しく笑う観劇画狂人北斎観劇恵林寺笛吹川フルーツパークほうとう不動、銀座へ妻に車の鍵を渡しに
  小樽食堂、地元友人とワインバーへ、Rum Bar K24、地元飲み会
 ・10月お出かけ
  いこいの湯、日本橋で火事目撃、次女誕生日、カズオ・イシグロ氏ノーベル賞受賞、多摩聖蹟記念館入籍記念日
  最強のバターコーヒー、小足立八幡神社例大祭の神輿担ぎ、中学校音楽祭、免許再交付で府中へ
  北海道旅行(余市蒸留所、小樽運河散策、すすきの散策、滝野すずらん丘陵公園、アシリベツの滝、白帆の滝、鱒見の滝
  由仁駅、居酒屋日本一別邸)、馬込文士村、多摩川
 ・11月お出かけ
  クラフトビールパブムーンライト、早戸大滝偵察、開高健記念館、Touch is Loveジーンズストア、富岡製糸場
  こんにゃくパーク、横浜スタジアム、愛宕神社参拝、鯨の胃袋、柏屋シズラー妻誕生日、バリーシール観劇
  中学からの友人と東京駅で飲み、Bar Origin、ディズニーシー結婚記念日にNikka Blenders Bar
  ブレードランナー 2049観劇、東京外国語大学学祭訪問、多摩川で乗馬撮影シーン見学
 ・12月お出かけ
  驚異の超絶技巧展鑑賞、Bar The Gintonicx、薬師池公園、湘南平、Touch is Loveジーンズストア
  クール&ハートのサヴァラン、極上コントLIVE観劇新大久保で韓国料理、高校学外展、しもまゆ会、小山田緑地散策
  バーミヤンへ牛角でクリスマス長女の誕生日、阪急西宮ガーデンズ

§ 家族のお出かけ 家族で出かけたのは、上の年表で黄地に太字にしているイベントです。遠出こそしませんでしたが、それなりにバラエティに富んでいますね。でも、どうもうちの皆はアウトドアのイベントが好きじゃないらしく、それが残念です。家族で一度ぐらい富士山に登るぐらいのことはしたいのですが。

§ 妻とのお出かけ 妻と出かけたのは、上の年表で桃地に太字にしているイベントです。なんかかんだといって、結構節目節目には二人で過ごせているようです。北海道に一緒に行ったのも思い出深いし。あとは音楽と舞台と映画は結構一緒に観て体験していますね。夫婦ともにこれだけ忙しくても、時間をやりくりしてこれだけ出来ていれば、来年もやれそうな気がします。

§ 娘たちとのお出かけ 娘たちと3人で出かけたのは、上の年表で緑字に太字にしているイベントです。娘たちもそれぞれ友達と出かけたり家にこもったり、昔に比べると正直私と出かけることに億劫さを感じる年ごろ。でも、私としてはワンパターンなお出かけよりも、めずらしい経験をさせてやりたい、と。来年も断られることを覚悟で、誘ってみようと思います。

§ 妻とどちらか娘とのお出かけ 妻とどちらかの娘の3人で出かけたのは、上の年表で水色地に太字にしているイベントです。娘たちのどちらかが用事だったりで、家族がそろわないことも何度もありました。こういう形でもどこかに行けるのはありがたいですね。

§ 長女とのお出かけ 長女と二人で出かけたのは、上の年表で紫地で太字にしているイベントです。こうやって見ると何度か訪れていたようです。二人で寿司を食いに行ったり、たかなみ乗艦の際にも一人で来てくれました。はやく一緒にBarに行ってみたいと思っています。

§ 次女とのお出かけ 次女と二人で出かけたのは、上の年表で橙地に太字にしているイベントです。部活に忙しく、なかなか一緒にはいかれませんでしたが、それでもいくつかの場所を父娘二人で訪れています。小田原城も、今回の帰省もそうですが、実はそれ以外にも結構次女とは二人で会話を持ちました。年末の帰省では娘から私の腕をつかんでくれたのもうれしい。

●私自身の一年(交友関係)
§ 関西の交流関係 今年は、1月に仕事で明石海峡大橋を訪れ、8月の帰省以外には関西にはいきませんでした。8月の帰省では高校時代の友人を訪ねて彼の職場(エクシブ有馬離宮)で語らいました。妻も連れて行ったのですが、格の高い場所で、友人が仕事を指揮している姿を観て受けた刺激は大きかったです。11月には30年来の姫路の友人が上京してくれたので二人で飲んでいました。億単位のプロジェクトを切り回している彼との話は、一千万単位のプロジェクトにも届いていない私にとって目標です。他にも夏には高校時代の同窓会のお誘いがあり、懐かしい人とlineで会話したのも懐かしい。僅かのタイミングの差で参加できませんでしたが、機会があれば参加したいものです。それと小学校の同窓生とのお付き合いを密にすることができたのはうれしいです。サシ飲みも含めて三度ほど飲みました。年末になって年賀状を書きながら、SNSをやっていない友人たちとのご縁をまた復活させたいと思いました。

§ YKGの交流 今年もまた、鉄道や城巡りといった旅を愛する友人二人と、両国界隈をめぐりました。あと、玉川上水の取水口から19キロ歩いて下るというイベントも。今年はとても悲しいこともありましたが、来年はともに旅ができればうれしいです。

§ 一年の交流 今年は、山登りのイベントにもお誘い頂きました。まずはガイドさんと一緒に高尾山へ登るイベントへ。たくさんの草花を知ることができました。さらにゴールデンウィークには大岳山に登り、奥多摩でクラフトビールを飲み、青梅でお風呂に入った濃い一日が楽しかった。井之頭公園での花見も思い出深い会でした。この後、バーチャル花見なるイベントにも御呼ばれしましたね。それと珍獣屋でサソリやオオグソクムシ、ヤモリなどを食べた経験も今年屈指の後年に残る経験です。素晴らしかった。秋になって狛江の小足立八幡神社の例大祭で神輿を担がせてもらったのも思い出に残ります。わざわざ小学校の友人を誘ったら来てくれましたし。また、仕事関係の方々をお呼びした「たかなみ」と「三笠」の乗船体験は、去年に引き続きでしたが、皆さんに喜んでもらえてよかった。それと餃子投資の会とホルモン投資の会に御呼ばれし、素晴らしい料理を楽しませてもらいました。私とは畑違いの業界の方々と語らえたのも糧となった出来事でした。

§ 地元の交流 一方、今住んでいる地元の友人との時間はほとんどなかったのですが、2月と10月に地元の飲み会にお誘いして頂きまして。仕事を完全に離れ、地元なので気兼ねなく。かなり飲みまくってめちゃくちゃ楽しい飲み会ができました。それと今年は自治会からご縁があり、少しは地元に貢献できたかもしれません。まだこれからいろいろとありますが。12月には1月に参加させて頂いた両国での新年会が、地元町田で実りましたし。

●私自身の一年(文化活動)
§ 読書・観劇レビュー 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、主に2016年に読んだ97冊分となりました。レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとして位置付けています。ただ、仕事を優先する関係上、どうしてもアップは後回しになっています。読んでからアップにいたるまでの日数も1年かかっており、この期間を質を落とさずに早めるのが去年に引き続いての課題です。舞台観劇と映画鑑賞のレビューについては、遅れずに書けているのですが。書くという行為への熱意は衰えていませんので、引き続き続けていくつもりです。

§ 今年の読書 読書については、今年は93冊読みました。また、ジャンルを問わずの乱読傾向は相変わらずです。93冊についてそれぞれに思い入れは深く、その中のベストを選ぶといったおこがましいことはしません。

§ 今年の映画 映画鑑賞については、今年は6本しか見られていません。「海賊とよばれた男」「SING シング」「モアナと伝説の海」「関ケ原」「バリー・シール アメリカをはめた男」「ブレードランナー 2049」。観たかったのに見れなかった映画もたくさんあります。この年末もスターウォーズをまだ観られていません。過去の名画も見逃している作品がかなりあります。時間があれば観たいのですが。

§ 今年の舞台 舞台については、今年度は5本の鑑賞でした。「ベルリン、わが愛/Bouquet de TAKARAZUKA」「極上コントLIVE」「画狂人 北斎」「十字架は眩しく笑う」「THE SCARLET PIMPERNEL」。詳細は当ページの「目下の舞台鑑賞」を観て頂きたいと思います。5本いずれも素晴らしい内容でした。今年は宝塚歌劇以外にも良い舞台が観られました。観劇も来年以降回数を重ねたいと思っています。

§ 今年の音楽 音楽については、今年は妻と北翔海莉さんと宇崎竜童さんのコンサート(4月)、そしてスターダスト・レビューのコンサートに行きました(4月)。さらには、友人と武道館でのSTINGのコンサートに行きました(6月)。どれも素晴らしく、今も余韻に浸れます。昨年、次女が中学で吹奏楽部に入部し、ユーフォニアムを担当しています。それもあって次女の発表会や演奏の機会は何度か訪れました。また合唱を主体とした中学校の音楽祭にも行きました。Brass Festa多摩というイベントでも吹奏楽の素晴らしい演奏を堪能しました。また、長女が入っている高校の吹奏楽部は全国屈指の実力を持っていることから、長女と次女を連れて府中の芸術の森に定期演奏会を聴きに行きました。なお、私自身も日々にアクセントをつけようとウクレレを久々に引っ張り出しました。が、すぐ仕事に忙殺されてしまい。一度きりに終わったのは反省です。来年はもう少し弾けるようになりたい。そういえば今年は一度もカラオケに行かなかったかも。

§ 今年の美術 美術については、昨年盛り上がったはずが今年はさっぱりでした。でも、長女の学外展や文化祭などデザインや美術には触れる機会が多数ありました。また、12月に訪れた驚異の超絶技巧展には感銘を受けました。にもかかわらず、私自身が絵やイラストに手を染めることは今年もありませんでした。時間があればそちらにも手を出したいところですが。

§ 今年のスポーツ スポーツについては、正直なところ低調でした。スキーもソフトボールもテニスもマラソンもやらないまま一年をおえてしまいました。ただ、上にも書いたとおり、玉川上水の徒歩下り、大岳山への登頂、高尾山への登頂はよいスポーツとなりました。神輿担ぎも強烈な運動になりましたし。でも目標だった日本百名山登頂ができなかったのは無念です。それ以外には、登戸経由で府中まで自転車で競馬を見に行ったことや、免許を更新しに府中まで自転車で行ったのも懐かしい思い出です。

§ 今年の滝 日本百名山登山とあわせてもう一つ達成できなかったのは日本の滝百選の滝に6カ所訪れる目標です。これは結局4カ所「丸神の滝」「安倍の大滝」「布引の滝」「アシリベツの滝」しか行かれませんでした。もちろん、それ以外の滝でも落ち口に手が触れられる「金剛の滝」、舞台の前にいるような感覚に陥った「藤代の滝」、雄大な「赤水の滝」、美しい曲線が印象的な「鱒見の滝」もよかった。

§ 今年の旅行 今年は自分の時間を確保したいと思っていましたが、途中から仕事が多忙となり小規模な活動しかできませんでした。ですが、そんな中、沖縄(6月)と北海道(10月)に行けたのはよかった。妻からのお詫びを兼ねたプレゼントでしたが、やはり嬉しかった。念願の泡盛の蒸留所「くぅーすの杜 忠孝蔵」に行けたのはうれしかったし、北海道では15年ぶりに余市蒸留所に行けました。また、沖縄ではひめゆりの塔、平和祈念資料館、旧海軍司令部壕を訪れ、平和な本土に住む私を、揺れる沖縄の現状に少しでも置くことができました。また、沖縄でも北海道でも嬉しい再会がありました。那覇空港でお会いした方は東京でお会いして以来、16,7年ぶりの再会。仕事の面でもとても刺激を受けました。札幌でお会いした方は2か月振りの再会でしたが、私のFacebookの投稿をみて北海道に今いると連絡してくださり、急遽お会いできたのは嬉しいひと時でした。

§ 今年の駅鉄 趣味の駅巡りは16駅「舞子駅(1月)」「東吾野駅(2月)」「三峰口駅(2月)」「鶯谷駅(4月)」「明覚駅(5月)」「競艇場前駅(5月)」「流通センター前駅(5月)」「岳南江尾駅(6月)」「大森海岸駅(7月)」「八王子みなみ野駅(8月)」「北浦和駅(8月)」「近鉄郡山駅(8月)」「東松原駅(9月)」「由仁駅(10月)」「宮山駅(11月)」「上州富岡駅(11月)」「上州福島駅(11月)」それぞれに周囲の光景と共に興味深い駅たちでした。これらの写真をまとめてブログにアップするにはまだ時間がかかりそうです。

§ 今年の酒楽 沖縄で泡盛蒸留所を訪れ、北海道で余市蒸留所を訪れたのがクライマックスです。また、今年はほうぼうに商談に赴いたこともあって、毎月の独りのみは出来たと思っています。「Bar Alcohol(1月・神戸元町)」「Bar hermit(2月・新宿西口)」「bar scotch cat (3月・平塚)」「brewdog Pub Roppongi(6月・六本木)」「Helios Pub(6月・那覇国際通り)」「bar beige(8月・川崎新百合ヶ丘)」「K24(9月・狛江和泉多摩川)」「クラフトビールパブ ムーンライト(11月・川崎登戸)」「Bar Origin(11月・銀座)」「Bar The Gintonicx(12月・横浜西口)」。それ以外にも帝国ホテルの「Old Imperial Bar」(4月)と「NIKKA Blenders Bar」(11月)を妻と訪れました。さいたまスーパーアリーナの「keyaki beer festival」を妻と長女と訪れてかなり出来上がり(10月)、仕事上でも数えきれないほど居酒屋やBarを訪れた一年でした。特に下北沢は極鶏Barを中心に、のべ10数軒は巡りました。

§ 今年のその他活動 人生も半分を過ぎ、焦りが募っています。少しでも日々に変化をつけたいとの気持ちは衰えを知りません。昨年に郡山で二枚ゲットしたマンホールカードの収集も少しだけ。5月に東京都瑞穂町、埼玉県さいたま市で。11月に神奈川県横浜市、群馬県富岡市で。12月に東京都狛江市で。来年も折を見て各地でゲットしようと思っています。それと、狛江のSaigonというお店で感銘を受けたラー油を自分でも作ってみました(11月)。来年も機会があれば他の活動にも手を染めたいと思っています。まだやりたいことはたくさんあるので。

あらためて「公」「私」を振り返ってみました。ムラがあったように思っていましたが、振り返ってみるとそれなりに充実はしていましたね。良い一年だったと思います。あとはムラを生じさせる原因を来年どう防いでいくかですね。特にムラ、が重要になりそうです。後1日、今年を無事に締めくくり、来年へと繋げようと思います。


Save The Live!~サイボウズLiveを救え~


1.読まなくてもいい前書き

2017年の秋晴れを引き裂くように、そのお知らせは降ってきました。そう、サイボウズLive終了のお知らせです。
その直後、お客様から早速ご連絡が。「Liveが終わる。代替案を検討してほしい」と。「はいっ!承知でございます」。

直後に開催されたCybozu Days 2017の基調講演でサイボウズ青野社長からLive終了の事情説明やお詫びをいただき、ようやく事態の深刻さを悟った私。Daysで仕入れた情報では、移行ツールが提供されるとかされないとか。でもそれはあくまでも未確定情報。リサーチして弊社でも移行できるようにしておかないと。

そう思っていたところにkintone Advent Calendarの枠が残り少ないというご連絡を頂きまして。最後の一枠に滑り込めました。Advent Calendarへの参加は3度目なのですが、今回はサイボウズLiveをからめればネタとして旬ではなかろうか。そんなことを、サイボウズのUっ氏~にお伺いを立てたところ、歓迎いただけまして。では取り掛かってみよう、と考え始めたとたん、Advent Calendarの4日目にアップされたのが「kintoneサイボウズLive化作戦」。正直やられた、と思いましたね。けど松田さんの記事を拝見するとkintoneへのデータ移行までは触れていない様子。これは私がやるしかないでしょう。まだ出番まで3週間はあるし、案件の合間でも何とかなるはず。2019年の4月までしか賞味期限のない記事ですが、どなたかのお役に立てれば。せめてもの長井サンタの贈り物です。

目次

1.読まなくてもいい前書き

2.サイボウズLiveのデベロッパー登録を行い、APIキーを入手する。

3.APIリファレンスを読む。理解する。

4.類似の参考サイトを探す。

5.グループと個人の違いを理解する。

6.取り込み方法のインターフェース検討と実装。

7.サイボウズLive APIの制限事項と、kintoneの対応機能の検討。

8.実装。

2.サイボウズLiveのデベロッパー登録を行い、APIキーを入手する。

実は今まで、サイボウズLiveのAPIは存在こそ知っていましたが、完全スルーしていました。
なので今回はデベロッパー登録から始めました。まずはここからやってみましょう。

 ・https://developer.cybozulive.com/apps/top にアクセスします。

・APIの対象を選びます。グループZを選ばないと全データが取得できないのでグループZを選びます。アプリケーションの種類はクライアントにします。

・Consumer KeyとConsumer Secretを入手します。大切に保管しておきましょう。

・上で入手したConsumer KeyとConsumer Secretを使います。

3.APIリファレンスを読む。理解する。

続いてAPIリファレンスです。これを読まねば話になりません。
 https://developer.cybozulive.com/doc/current/

なるほどサイボウズLiveは、認証にOauthを使っているのですね。
JavaScriptだけでの実装だとちょっと面倒かな。oauth.ioとか試してみればできそうな気もするけど後回しにします。
PHPだとOauthの実装したこともあるし多分いけるでしょう。
そんなわけで、まずPHPで実装し、時間があればJavaScriptでやってみよう、と決めました。

4.類似の参考サイトを探す。

ところが、サイボウズLiveってAPIがあまり活用されていなかったのか、情報があまりウェブ上にないのです。
そんなわけで私が公式のサイボウズLive APIドキュメントページ以外で
参考にさせて頂いたのは、まだプログラマーですが何か?さんのページのみです。ありがとうございました。

こちらの情報によると、pearで Net_URL2、HTTP_Request2、HTTP_OAuthを使うのが良さげな感じ。私もそれにのっかりました。
サーバーはさくらインターネットさんのスタンダードプランが手元にあったので使ってみようとおもいます。
と思ったら、ちょっとだけ手間取りました。以下は読み飛ばしてよいです。
 ・Oauthの実装に手間取りまして。
 ・そもそもpear自体がさくらインターネットのサーバーにインストールされていなかったり。
 ・なのでgo-pear.phpを使ってインストールしようとして。
 ・そしたら、ファイルだけでなくディレクトリのパーミッションも755にしないと動かない、とか。
 ・で、pearのインストールができたと思ったら、go-pearのインストーラーからNet_URL2パッケージを入れる際、なぜか古いバージョンしか入れられず。
 ・するとHTTP_Request2、HTTP_OAuthが要求するNet_URL2のバージョンを満たさずさあ困った。
 ・仕方ないのでSSH接続でコマンドからインストールする羽目になりました。
 ・しかも後ほどftpやsocketでもはまってしまい、仕方なくあとでphpのバージョンを7.1.11に上げました。これらの処理に影響はありませんでしたが。

・というわけで、本記事の前提となるバージョンです。
  kintone :::2017/11月アップデート版
  php:::7.1.11
  jQuery:::3.2.1

5.グループと個人の違いを理解する。

さて、Oauthのライブラリをインストールしたことで、サイボウズLiveへの接続はすんなり成功しました。
ところが、上記のサイトでご提供されている情報は認証の部分とXMLのダウンロードまでです。取得したサイボウズLiveのデータをkintoneへ登録する部分はこちらで実装せねばなりません。
実装としてはphpでXMLを解析し、要素や値をkintoneにアップすればよいはず。

ここでサイボウズLiveのデータ構造をどのようにkintoneに移行するか考えないと。
つまり、個人データとグループのデータをどう関連づけ、kintoneに持ってくるか、という問題です。
例えばスケジュールのデータ。グループごとに分かれています。でも、データ構造は同一のはず。
実は個人スケジュールのデータには各グループのスケジュールも全部含まれるので、それを持ってくればよいのですが、グループ単位のスケジュールで取り込めるようにしておかねばあとで困るでしょう。

つまり考えねばならないのは以下の通り。
kintoneで、グループごとにスケジュールアプリを分けてつくるのか、それとも一つのスケジュールアプリに複数のcybozu Liveグループのデータをマージさせるのか。
言い換えれば、kintoneのアプリ単位にユーザーの権限を制御させるのがよいか、それとも同じアプリの中のレコード単位で権限を制御させるのがよいか、ということになります。

考えた結果、kintoneのグループスケジュールアプリは一つにし、グループのデータを別々に登録するようにしました。
個人スケジュールはグループスケジュールと別々にしなければ、あとでデータが混在して困るので、別にしました。ToDoも同じく個人とグループを分けています。

6.取り込み方法のインターフェース検討と実装。

個別にダウンロードするにあたっては、インターフェースを考えたほうがよいですね。
kintoneアプリの一覧画面にダウンロードリンクを貼ることにしました。ヘッダー下のスペースにセレクトボックスを二つ配置し、それに応じてphpへのリンクを切り替えるようにしています。

 取り込み部分のインターフェースはこんな感じで

・初期状態はこんな感じ。

・左側のドロップダウンがグループです。サイボウズのアカウントが属するグループをリストアップし、先頭は個人データとしています。

これらのグループは私が実際に使っている/いたものです。kintoneやcybozu界隈のグループも昔cybozu Liveにあったのですよ。懐かしい\(^o^)/

・右側のドロップダウンが対象となるデータです。左側が個人データなので、5種類のデータを取り込み対象として出しています。
 (「全て」と「テーマチャット」と「ダイレクトチャット」と「コネクション」は本記事では実装していません。)

・左側のドロップダウンをグループにすると、右側のドロップダウンの内容もかわります。4種類のデータを取り込み対象として出しています。
 (「全て」と「メンバーリスト」は本記事では実装していません)

・両方のドロップダウンの選択の値に応じて、すぐ下のリンクの文字列とurlが切り替わります。

ちなみに、各kintoneアプリはこの部分に同じJavaScriptファイルを読ませることで共通化しています。
なお、リンクをクリックした際も、それぞれ定められたアプリにデータを放り込む仕様にしています。そのため、各アプリのリンクから違うアプリの取り込み処理が可能にしています。とはいうものの、混乱はないはずです。

 この部分の実装について説明します。まずはJavaScriptの部分を。

・まず、アプリに対してJavaScriptを登録します。上にcybozu CDNからjQueryを。下にこの後説明するgetGroupList.jsを登録します。

・getGroupList.jsの先頭から。

ここはkintoneではお約束の記述ですね。
4行目のjQuery.support.cors = true;は jQueryのAjaxで他のドメインの値をとるときの呪文です。昔作ったコードを持ってきたので、今ならkintone.proxyのほうが良いと思います。kintone.proxyについてはこちらを。
その下のescapeHtml関数は、サニタイズ用です。まあ今回の案件についてはそういう心配は無用なのですが。ちなみにこのJavaScriptファイルはjswatchdogでチェックすると、三か所XSS Warningが出てしまいます。optionの部品オブジェクトを代入する際に「ちょっと自分危ないんとちゃう!?」と怒られてしまいます。放置しています。ごめんなさい。

・13行もkintoneのJavascriptではおなじみです。一覧の表示時に呼び出されるイベントです。

14-16行は、複数のドロップダウンを出さないようにするためのステップです。すでにドロップダウンがあれば処理を終了します。
19行から下は、jQueryのAjaxのお約束です。上に書いたようにkintone.proxyのほうがよいかも。
ここで、https://dummydesse.sakura.ne.jp/kintonefromcybozulive/cbl_grouplist.php を呼んでいるわけですね。このphpについては下で解説しますので、少々おまちを。

・26行から下は、データがきちんと取れた際の処理です。ここでselect部品やリンク部品を生成しています。
27行がphpから取得した値をこちらで用意した変数に代入しています。

36-37行は、初期値としてリンクに表示させる個人データ「全て」のリンクを表示しています。

・ここではphpが貢いでくれたグループのデータをselect部品のoptionに代入しています。
datalistは処理対象となるデータの種類です。初期値が個人データなので、個人データに対応するデータを配列に登録しています。

・ここでは配列のデータ種別をselecgt部品のoptionに代入しています。

さらに kintone.app.getHeaderMenuSpaceElement メソッドを使い、上で生成したselect部品やリンク部品をkintone画面に表示しています。

・66行目以下は、データ種別のselect値が変わった際に、リンクの表示文字列とurlを変更する処理です。

・78行目以下は、グループのselect値が変わった際に、リンクの表示文字列とurlを変更する処理です。個人とグループではデータの種別も変わるため、リンクの文字列やurlもあわせて変動させねばなりません。いやはや、大変ですね。

・以下は失敗した場合の処理です。ここはエラーメッセージなので、解説は割愛させてください。要するに疲れてきました・・・

 続いてphpでcybozu Liveで認証する部分です。

・といっても、この部分はまだプログラマーですが何か?さんのページを参考させてもらい、それをかなりの部分で使わせて頂きました。改めて感謝です。
とはいえ、私の実装ではcybozu Liveの認証部分は別phpファイルに切り出すなどの改良を加えています。それが5行目ですね。cbl_oauth.phpにお任せしているのです。3,4行目は上に書いたようにさくらインターネットのスタンダードプランに入れたhttp_Request2とhttp_oauthを呼び出しています。あまりサーバーに詳しくない方にとっては、この二つのインストールは厄介かもしれません。 

続いて、認証情報を格納する変数を三つ用意します。この三つの変数は以下の処理でも使うため、すぐ下のgetAccessTokenへは参照渡しをして、getAccessTokenの中で代入された値を使えるようにします。
そして、getAccessTokenを呼び出した結果をaccess_token_infoに格納します。getAccessTokenの戻り値は配列なので悪しからず。
さらに、10行に書いているとおりヘッダーでおまじないをとなえます。これはphpの中で違うドメイン(cybozu Live)のデータをとってくるときに、このおまじないを忘れると、11行目に書かれているような反撃を食らうためです。いわば白魔法の防御呪文のような感じです。

・12行目のtryで処理を開始します。
13行目のHTTP_Request2は上で読み込んだRequest2ファイルの中のクラスをインスタンスとして使いまっせ、ということです。 
14行目はssl_verify_peerをFalseにしています。つまりSSL証明書の検証を要求しませーん、という意味です。
17行目のHTTP_OAuth_Consumer_Requestは上で読み込んだOauthファイルの中のクラスをインスタンスとして使いまっせ、ということです。
18行目は、HTTP_Request2の設定に基づいて一旦つながしてーや、という意味です。まあ斥候みたいなもんです。

20行目は斥候がまず様子見した接続を、本体が認証情報を掲げて大手を振って入場するための準備です。上でとってきたcybozu Liveの認証キーをHTTP_OAuth_Consumerに渡してあげるのです。通行許可証ですな。厳重に4種類の通行許可証を渡してあげるわけです。
21行目は、上で準備した通行許可証を、18行目で斥候が先に接続のお伺いを立てて問題ないよーという情報を御旗にたてて、cybozu Live城にアクセスします。
26行目は、個人フォルダのパスです。cybozu Liveの個人Idはメールアドレスなのです。
27行目はフル許可設定で個人フォルダのパスをなければ生成します。

・34行目はcybozu LiveのAPIのエンドポイントと定められたURLあてにリクエストを送ります。
arrayの中にパラメーターを含めればいろいろとリクエストができますが、ここではグループ一覧をとりたいだけなので、パラメーターはなしで。なお、apiの仕様はこちらに載っています。

36行目でリクエストの結果が $xml0 に代入され、エラーがなければ40行に処理がいきます。
40行は、ここでcybozu Live apiに進呈されたグループ情報の配列に個人を加えるための初期値です。先に説明したインターフェースでは最初に「個人データ」がありました。
45行目では先頭に「個人データ」が入った配列がグループデータに従って生成されます。
47行目では、グループidに従って並び替えます。その際「個人データ」キーは0を指定しているので、かならず先頭です。
48行目は、JavaScriptが読めるようなjson形式でデータを返してあげています。echoで返してあげるとJavaScriptはデータとして喜ぶのです。
49行目以下はエラー処理。疲れたので割愛させてください・・・

 続いてphpでcybozu Liveで認証するコア部分です。

・ここに各種認証キーを記載します。

$consumer_keyには、cybozu Live apiのデベロッパー登録してきたキーを書き込みます。
$consumer_secretには、cybozu Live apiのデベロッパー登録してきたシークレット値を書き込みます。
$xauth_access_token_urlには、cybozu Live apiがトークン取得用としてご用意しているurlを指定します。
$authusernameには、あなたのcybozu Liveのログインアカウントを書きます。
$authpasswordには、あなたのcybozu Liveのログインパスワードを書きます。

・続いて認証リクエストの部分です。先ほどの説明と重複する部分もあるので、21-28行までの処理は説明を割愛しますね。 

30行目では、OauthのsendRequestのメソッドに対して、urlや認証情報のつまったパラメータを渡してあげます。
するとレスポンスにアクセストークンが戻ってくるのですね。あとは、phpのparse_str関数で$access_token_infoにトークン文字列を代入してあげるだけ。簡潔です。

・エラーハンドリングの部分は、割愛でお願いします。

ちなみに今回はkintoneのアプリ一覧画面上に実装しましたが、本当ならばポータルからダウンロードさせるのが親切な気がします。
多分、同じように実装すればいけるはずです。
お時間のあるかた、おもちとみかん食べながら、いかがでしょうか?

7.サイボウズLive APIの制限事項と、kintoneの対応機能の検討。

ところが、こうやって移行の検討を深めてみると、いくつか問題が出てきます。

Q1.サイボウズLiveのユーザーをそっくりkintoneのユーザーとして移行できない。なぜなら開発者ライセンスは5ユーザーしか作れないから。無料だからとたくさんアカウントを作ったはよいが、kintoneアカウントは有料ですから。
     ↓
 A1.kintoneのユーザーやグループの利用はあきらめ、ドロップダウンか文字列(一行)にデータを入れるしかない。またはユーザー一覧のアプリを作ってルックアップや関連レコードで連携させるとか。今回の記事ではドロップダウンか文字列(一行)か複数選択でお茶を濁しています。

Q2.サイボウズLiveのAPIに用意されているファイルダウンロードがそもそも画像のみ。
     ↓
 A2.画像しかとりこまないようにする。
 (ところが、今回は画像のアップロードの実装はしていません。以下は言い訳です。
  ・さくらインターネットのphpがftpサポート外だということをうかつにも忘れていまして。
  ・sshでログインし、コマンドからphpのconfigureやmakeを行ってftpやsocketを有効化した。参考サイト参考サイト
  ・ところがそれにも関わらずダウンロードができない。調べてみたらさくらのftpサーバーがRETR未対応ということで、サーバー自体がphpのftpを頑として受け付けないということに気がつき万策尽きる。
  ・curlだとローカル経由でアップロードした場合はfilekeyの取得ができるが、リモートURL経由ではresponseがNullになってしまう。
  ・処理の一貫性の観点では、ファイルがローカルに自動的にダウンロードされる実装を加えないと、ダウンロードの時点で一度別処理を挟み、それ以降のkintoneアプリに添付ファイルを登録するためのfilekey取得をあらためて行う必要が・・・・

Q3.サイボウズLiveのコメントをkintoneに移したい。ところが、APIトークン利用でのコメント追加だとコメント追加者がAdministrator扱いになってしまう。コメントの記載を各ユーザーで書かせるには、毎回認証ユーザーを切り替えねばならず、実装が面倒。
     ↓
 A3.コメントについてはサブテーブルで実装しました。松田さんのご提供アプリでも一部サブテーブルでしたし。

Q4.マイカレンダーにグループスケジュールへのリンクを実装するのが面倒。
     ↓
 A4.アプリ間の連携を円滑にするには、リンクの設定が不可欠ですが、今回の記事では実装していません。いずれやります。

Q5.スケジュールの日付範囲の取得がサイボウズLiveのAPIの仕様だと制限がある。(FromからToが365日以内でなければならないとか)
     ↓
 A5.他にも、cybozu Liveのスケジュールには通常予定と期間予定、繰り返し予定があります。その実装がちょっとひと手間必要なので、今回の記事では実装していません。いずれやります。

Q6.cybozu LiveのAPIの仕様では、一回当たりのデータ取得件数が最大100件になっている。
     ↓
 A6.これは再帰処理などで、実装可能だと思います。が、今回の記事では実装していません。いずれやります。

8.実装。

あとは、個別のプログラムごとに移行をわけ、それぞれのアプリごとに取り込むだけです。
せっかくなのでアプリは松田さんのご提供いただいたテンプレートをベースに使わせて頂き、適宜修正するようにします。

・今回ここで呼び出すurlとは、右下のリンクのUrlのことです。
 

 まずはxmlを配列に読み込むためのphpの中身です。

・では個人スケジュールから始めてみましょう。cbl_schedule.phpというファイルです。
20行目までは、グループ一覧を取得する処理とほぼ同じなので、割愛します。

・続いて認証処理からの流れです。こちらも32行目まではグループ一覧の取得時の処理と同じなので、割愛しますね。

重要なのは33行目です。ここではcybozu Live apiの個人スケジュールのエンドポイントurlを呼び出しています。
個人スケジュール情報のapiの仕様はこちらに載っています。
ここで、array内に取得する情報の条件をパラメーターで渡します。パラメーターのうち、個人スケジュールについては必須なのはありません。が、期間を指定しないと、思ったデータがとれません。条件の指定方法については、上のapi仕様に載っています。
とくにterm-startとterm-endの設定が重要です。
またmax-resultsは100が基本でしょうね。
embed-commentもコメント情報を取得するためには必要なパラメータです。
cybozu Live apiの一回当たりの取得件数は max-resultの最大値が100なので100件が限度です。
そこで全データを取得するためには、start-indexの値を毎回変動させつつリクエストを投げる必要があります。
38-39行目の置換の意味ですが、cybozu Liveから帰ってくるxmlのデータに名前空間付のタグがあります。名前空間付きのタグとは、
 

<cbl:group valueString="長井家予定" id="2:65107" />
    <cbl:comments>
      <cbl:feedLink>
 

のようなコロン付きのタグですね。このタグの内容はchildren(“cbl”,true)->group といった方法でパースすればデータの取得は可能です。ただ、コメントタグの中で、各コメントごとにある <entry cbl:sequence=”2″> がうまく配列として読みないのです。なので仕方なくコロンを _ に置換する方法を採りました。
45行目の simplexml_load_string で、取得したXMLデータをオブジェクトとして扱えるようにします。
46行目は $authoremail に投稿者のemailを代入します。$list0->author->email が 下記のようなxmlのデータを取得する際の命令文です。この$list0がsimplexml_load_stringで取得してきた全体のオブジェクトにあたります。その中の author タグのさらに下にある emailを取得する際にこの命令を投げればいいのですね。
 

   <author>
     <name>長井 祥和</name>
     <uri>2:39920</uri>
     <email>kakakakaka@dummy.jp</email>
   </author>
 

48行目は 取得したデータをkintoneに放り込むためのphpを呼び出しています。

・続けて、エントリごとの中身を取得に行きます。

49行目の foreach($list0->entry as $entry0) { はエントリータグを上から順にループ(フェッチ)させる命令です。
50-51行目は、entry毎のidを取得します。cybozu Liveのデータはカンマ区切りで四つ目の値がエントリidなので、それを採りに行きます。
52行目から57行目まで、取得時に(string)という文字があります。これは強制的にオブジェクトの型を文字列として変換する処理となります。
55行目と56行目にある cbl_when->attributes()->startTime というのは、XMLでいうと

<cbl_when startTime="2011-04-06T14:55:00Z" />

 のようなstartTimeの属性の値を取得するための命令です。 
59行目はXMLでいうとcbl:facility というタグを取得する際、タグの有無を判別するための文です。
タグがあれば、その中をループします。

・続いてxmlの中身を取得していきます。このあたりのxmlの構成は、apiの仕様を確認するか、もしくは後で紹介するサーバーに保存したxmlファイルの中身を確認するとよいでしょう。

・81行目から下は、エントリ本文に添付ファイルがあった場合の処理です。
添付ファイルの有無は if ($entry0->cbl_attachment) { で判別可能です。

fileDownload の関数は以下に説明しますが、サーバーにxmlファイルを置くための関数です。
93-94行目にある get_filekey_from_kintoneはkintoneにファイルをアップロードし、その添付ファイルをレコードを紐づけるためのfilekeyを取得するための関数です。ただ、言い訳にも書いた通り、ローカルへのダウンロードがうまくいきませんでした。そのため、今回は関数の中身は恥ずかしくてお見せできません。ですが、94行目のようにローカルファイルを指定するとfilekeyの取得はできることは確認済みです。

・98行目以下は、コメントのデータ取得です。
104行目の foreach( $cbl_entry as $entry2 ){ は複数コメントを順繰りに参照するための命令です。
なお、cybozu Liveのapiが提供するXMLファイルのコメントの一つ一つには番号が振られています。それが105行目の $entry2->attributes()->cbl_sequence で取得できます。
つまり、106-110行目の処理は、コメント一つ一つの番号をキーに設定し、連想配列としてコメントのそれぞれの値を格納しているのです。

なお、132-133行目の処理も、実際はうまく動かないため、コメントアウトしています。

・ここからは上の方法のおさらいですね。

・152行目から下は、配列に、取得してきた各値を代入していく作業です。

なお、179行目でheaderを指定してます。これは、呼び出し元に戻す命令です。ここでいう呼び出し元とはkintoneの一覧画面のことですね。これでkintoneにデータを登録した後、もとの画面に何事もなかったかのように涼しい顔で戻れるのです。

・で、こちらはfileDownload関数です。
cybozu Live apiはそもそも画像ファイルしかダウンロードができず、excelやwordファイルだとエラーになってしまいます。
エラーを回避するために拡張子が画像のものしかダウンロードさせないようにしています。ここではサーバー内の場所にファイルを保存するようにしています。

 続いて取得した配列データをkintoneに投げ込むphpの中身です。

・この辺りはデータを登録するためのトークン周りの処理ですね。
念のためですが、トークンの発行時には権限にレコード追加も含めておいてくださいね。

・ここでは、コメントのデータをkintoneのサブテーブルのjsonデータに整形しています。

・ここではkintoneに投げるデータの整形部分です。上でサブテーブル用に整形したコメントのデータも登録しています。

・取り込んだデータをcurlでリクエストとしてkintoneに投げています。

・カレンダービューに取り込んだデータが表示されます。

・レコード詳細もこの通りです。
コメントの内容もサブテーブルに入っていますよね。

とまあ、今日はここまでにしておきましょう。こちらでは個人スケジュール、グループスケジュール、個人ToDo、グループToDo、グループ掲示板まではデータの取得スクリプトを作成済みです。
 実は一つ取り込みのコツがわかれば、あとはデータ形式の差だけなのです。返す返すも添付ファイルの登録ができなかったのは残念ですすが、おいおい実装してこちらのブログをアップデートする予定です。

もしcybozu Liveからデータ移行をしたいというお客様がいらっしゃいましたら、お手伝いできますのでご相談ください。お安くさせて頂きますよ。


開発事例の追加ご報告


3月上旬になりますが、株式会社レコモット様の
トップページが更改されました。

http://www.recomot.co.jp

弊社は、トップページのコーディング部分やスライド動作の部分でご協力さ
せていただきました。

こちらにて作業実績として報告させて頂きます。

引き続き、今後ともよろしくお願いいたします。


2017年の抱負


新年明けましておめでとうございます。

晦日にアップした投稿にも書かせて頂きましたが、昨年度は皆さま色々と有難うございました。
今年も引き続き、よろしくお願いいたします。昨年の流れをさらに加速するべく、努力を惜しまず進みたいと思っております。

今年の抱負としては、胸の中で様々に温めているところです。自分という器の容積を広げるためにも、目標は高く持ちたいと考えております。私的な抱負については、家族とともに考え、家族の前で披露するつもりですが、こちらでは、公的な抱負を書きます。

1.法人化3年目にあたって
2年目は、半分に減らした常駐分の収入をカバーできそうです。が、定期安定収入という意味では不安定でした。これを、安定分+変動分で今年の総収入分をまかなえるだけにしたいと思っています。

それにあたっては作業者を増やさねばなりません。一人で作業者と営業者を兼任するのは正直きつくなってきました。営業を行うにあたっては移動や酒席がつきもの。移動中は作業できないし、酒が入れば作業になりません。なので、作業してくださる技術者への作業移管を進めたいと思っています。これについては昨年秋ごろからすでに取り掛かっています。また、総務・経理面で手伝ってくださる方もお願いしようと思っています。まだ専任者を雇用できる体力はないので、複数社で共同で外注をお願いするなどの方策を検討しています。

2.主催するイベントを作る
昨年立ち上げたkintone Café 神奈川では支部の主催者という立場です。が、今年はさらに違うイベントの主催を行ってみたいと思います。公私を問わず。まずはプライベートの会を立ち上げてみようかと思っています。ヒントは、昨年、多数が亡くなられた洋楽アーティストの方々です。交流会運営で収益を上げるつもりはありませんが、イベント主催ノウハウは今後のためにも蓄えておいて損はないです。

3.話す技術、書く技術、システムの技術
昨年に引き続き、この3つは精進していきたいです。去年、スキルを磨く機会は大分ありました。が、まだまだスキルを伸ばす余地があると思っています。たぶん喋る機会は引き続き同じぐらい頂けそうです。あとは書く方についてです。電子・紙媒体問わず、一度は出版にもチャレンジしたいと思っています。

またシステムの技術ですが、今年はPHP、JavaScript、VB、VBAだけではなく、次なる言語も習得しないと、と思います。Pythonがよいかな、と私の中で考えています。

4.ブログ
去年と変わらず、Facebookでは、個人的な日記に近い形の投稿を日々欠かさず続けるつもりです。一年のまとめを書くにあたり、Facebookで毎日書いたことが役に立ちました。また、ブログについては、昨年も書きたいことがあったにも関わらず、時間がなく書けませんでした。書評、劇評、映画評、時評や旅行紀、とくに地方創生に役立つようなことを書くようにしたいです。また、技術的な記事はもう少し増やしていかねば、と考えています。

昨年と引き続き、私にしか書けないブログにしていきたいと思っています。

ブログのスタンスは昨年と変わりません。実名で責任から逃げないもの。また、押し付けにならぬよう私から友だち申請をしないことも同じです。

5.体力と魅力増強
昨年は山や滝めぐり、自転車での遠距離旅などで体力維持に努めました。多分ジムでもくもくと運動することは私には出来ないので、私のやりたいことと組み合わせた運動を続けて行きたいです。

引き続き本年度もよろしくお願いいたします。


2016年のまとめ


昨年に続き、今年もこちらで年のまとめを書きます。

総括すると、2016年は、節目となった昨年に続き、充実した一年になったと思います。行動したという意味では当初考えた以上の動きが出来ました。ただ、仕事の面では進歩も充実も得られましたが、私的な部分で反省点が多々あります。達成度4割。達成感7割。満足感8割というのが自己採点です。2016年の私とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

公私の「公」

●弊社事業の概況
§ 2015年に法人成りを果たした弊社ですが、今年は4月から常駐業務を月の半分に減らしました。つまり、残りの月半分は自分で仕事を取って来て、全責任を担うことになります。その範囲は、受注から納品、お客様によるご検収、最後にご入金までの全過程に及びます。今までは個人事業主や法人を名乗っていたとはいえ、常駐先に入っての請負が主な業態でした。つまり、真の意味で独立していなかったといえます。そして、常駐での請負業務を今後続けていったところで、営業チャネルも視野も広がりません。それは、遠からず確実に訪れる年齢リスクを鑑みると甚だ危険な状態といえます。常駐業務を離れるにはむしろ遅すぎたくらいかもしれません。この4月からは半分だけ自立を達成したことになります。営業や仕様策定、開発から回収、そして総務までやらねばなりません。開発の遅れは検収の遅れにつながり、入金の遅延にもつながります。正直大変な時期もありました。また、より一層不規則な睡眠、不規則な生活を余儀なくされました。しかし、後悔はしません。私自身の心構えにも張りとやり甲斐がみなぎった一年でした。重ね重ねお仕事でご縁を頂いた皆さまに感謝いたします。
§ 2015年から交流会への参加を始めました。最初のうちは、同じタイプの交流会に繰り返し出席することが多かったです。今年は同じ交流会への参加をなるべくせず、様々な交流会に出るよう心がけました。一つの集りだけに参加することは、居心地はよいのですが、交流範囲が限定されがちになります。そうではなく、今年は様々な集りにどんどん顔を出すべきと思いました。弊社として個人として、様々な団体や集まりに顔を出し、顔を露出し、顔を売り込む時期だと。一人でも知り合いがいれば、初対面の方ばかりであっても臆することなくイベントに参加しました。数十人の参加イベントで知人が1~2名しかいないといった経験はしょっちゅうでした。でも、おかげさまで人脈もビジネスも広がりました。
§ 講師として呼ばれることが増えました。2016年は講師として三度登壇させていただきました。 郡山商工会議所でのkintoneセミナーと、Connect in Koriyama 2016でのkintone技術セミナー、IoT分科会でのIoTと自治会という題の勉強会など。さらに、講師以外でも登壇者としての立場で五回喋る機会をもらえました。kintone Café 神奈川 Vol.2~4の3回、kintone Café 埼玉 Vol.1kintone Café福島 Vol.1。また、Lightning Talkという位置づけではkintone Café埼玉 Vol.2~3、kintone Café Japanのエバンジェリストプレミアムパーティーでも人前に立ちました。まだまだトークも未熟ではありますが、引き続き上っ面でなく、心からほとばしるような話を、抑揚と起伏と笑いを添えてお届けできるよう努力します。また、今年はイベントを主催するまでには至りませんでしたが、妻も一度ココデンタルで開催しましたし、来年は挑戦できればと思っています。
§   昨年、某社の関西営業所長のお話を頂いていました。ところが、年の瀬になってから急に先方からの申し出が変わりました。請負契約ではなく社員雇用の契約形態へと。社員雇用ということは、せっかく法人化した会社を畳まねばなりません。それは受け入れられるものではありませんでした。そんなわけで正月明け、年賀はがきの当選番号が発表される頃に、先方にお断りを入れました。四月から常駐を半分に減らすにあたり、私の収入の算段は大きく狂いましたが、初志貫徹で四月からは半分独立に突き進んでいます。
§   四月から半分独立を果たすに当たっては、今まで常駐業務のため商談申込を諦めていた規模の案件にも積極的に応募するようにしています。その結果、kintoneでも1人月程度の案件を6案件受注できました。他にもdrupalやwordpressといったCMS案件も数個、laravelによるCMS保守案件など、手放した失った月半分の常駐作業を埋める以上のお仕事が受注できています。ありがたいことですが、営業と作業者を兼務することが難しくなってきたのも事実です。とくに交流会などで酒を飲む場が今年はかなり多かったのですが、酒を飲むとその後の作業能率が顕著に低下するのが辛かったです。来年は総務経理系のお手伝いの方の雇用と技術者の外注比率を上げようかと思っています。
§   今年は書くというお仕事では引き続き自分なりに努力しました。ただ、四月から半分独立によって余裕がなくなってしまい、トイロハさんへの連載がストップしてしまったのは悔いが残ります。もっとも、秋になってHTMLの書き方や、boxやone driveについての記事をトイロハさんへ書かせていただいたのですが。また、12月には昨年に続きkintone Advent Calendarに参加させて頂きました。今年は書く決心をしてから割当日まで5日もなかったので、wordpressとkintone連携ネタ三題噺というタイトルで開発時のネタを基に書かせて頂きました。あと、ブログについては多数書いたのですが、その中でも特筆できる記事としては、地方の応援記事が印象に残っています。春に淡路島でのパソナさんでの地方振興事業を見学させて頂きました。その記事を書かせていただきました。また、秋に福島県郡山市に二度にわたってお呼びいただきました。その1回目の訪問で郡山市に好印象を持ったこともあり、福島県を応援する意図の記事(まとめその1その2その3)を書きました。2016年は書くことへの情熱が尽きることない一年となりました。これについては来年も引き続き切磋琢磨していこうと思っています。
§   今年は地方との繋がりも大きく育った一年でした。上に書いた淡路島への視察訪問は、後日お二方と仕事の提案にまで結びつきました。そのうち一人の方とは実際のお仕事にも発展しました。また、埼玉でお会いした福島県の皆様とのご縁は二度の福島訪問にも繋がりました。それは、私自身が地震以来数年におよんでもっていた福島への思いが多少成りとも満たせた瞬間です。また、山口の方々とは何度か酒席をご一緒させていただき、山口や東京の会場とつないだ勉強会では発表までさせて頂きました。こちらも次なるお仕事に繋がっているのがありがたい限りです。
§ 妻のココデンタルクリニックは、思い切って大幅にWEBサイトをリニューアルしました。それもあってか、一時は新規患者さんが多数来院するなど、ようやく軌道に乗ったように見えます。ただ秋以降、ブログ執筆が息切れとなってしまい、それが残念です。そういえば春先には名高達郎氏をクリニックにお招きし、妻と私でインタビューを受けるという経験もしました。いわゆるインタビュー商法に敢えて乗っかってみた感じです。また、ココデンタル主催のイベントも一回開催し、行田市で救急救命医をしていらっしゃる小山先生をお呼びしてのセミナーを開きました。妻自身は引き続き人脈を増やしたり、AGEという新たな目標を見つけたりと、他の歯科診療室とは差別化を図っています。クレジット決済も導入しました。この前向きな感じで来年も続けてもらえれば。
§ 常駐先での仕事は半分に減らしたこともあり、私の中での重みがだいぶ落ちてしまいました。でも、なんとか引き継ぐ後任の方と協力しながらやって行きます。パフォーマンスが落ちてしまったのは申し訳ないですが、こういう形態でやらせてもらっていることは感謝です。

公私の「私」

●家族との一年
§ 長女は高校に、次女は中学に。環境が変わり、娘たちそれぞれに新たな人生の幕が開けました。少しずつ子離れするように努めていますが、やはり寂しさもあります。ただ、私の場合、娘たちそれぞれとさしで会話ができるので、まだ恵まれているのかもしれません。
§ 我が家も御多分にもれず、スマホのもつ魔力に振り回された一年でもありました。特に次女にはその悪い面が出てしまい、悩まされました。私は仕事に忙殺され、妻もごひいきのヅカスターの退団にぶつかってしまったのも間が悪かった。吹奏楽の楽しさを通じて前向きに生きて行って欲しいと思いますが、来年以降、生きていくための道筋をどうやってつけて行ってやれるか、正念場だと思っています。道筋を付けるというより、道筋を切り拓くためのスキルをどうやって身に付けさせるかです。どうにか時間を作らないと、というのが課題です。
§ 長女は無事に希望する高校、それも普通科ではなく芸術系の学科に合格出来ました。友達もたくさん出来、高校生活を心底満喫しているようです。多様な世界観の持ち主が集まった学科だけのことはあり、それぞれの世界観の違いを尊重しあえている様子。理想的な交流ですよね。我が娘ながら羨ましいと思います。個人事業主として初めて仕事がいただけたのも今年でした。その仕事とは、タカラヅカの某スターさんのイラストでした。納入時にはイラスト独自の納入方法に従わねばならず、私も手伝いました。でも、価格や仕様交渉は自分でやりました。しかも、私や妻が紹介した仕事ではなかったことは言っておかねば。妻が以前Facebookにアップしたタカラヅカトップスターのイラストがたまたま目にとまり、そこから発注が来たのです。その後、私の会社からもロゴを発注しました。引き続き高校生活を満喫してもらえるよう応援したいと思います。
§ 次女は、中学校に入って壁にぶつかった一年です。悩んだ末、吹奏楽を選び、そこで一生懸命活動しているようです。でも習い事との両立が難しくなりました。吹奏楽では何度も人前で演奏し、チアコンペティションでの頑張り、カポエイラでも昇段試験に合格しました。学業では今イチですが、なんとか本人がしたいことを探している姿が印象に残りました。ただ、スマホでは本人も痛い目をあったらしく、来年は依存度を高めないための競り合いがあるでしょうね。
§ 昨年よりはかなり減りましたが、家族とはなんだかんだと出かけた一年でした。ここ二年続けていた私の両親を含めての夏旅行は学校の部活とも重なって行かれませんでした。でも、正月は難波駅にラピート。そして北野天満宮、平野神社、嵐山へ。靖国神社へも家族で訪れました(1月)。小山のいちごの里や谷中遊水地、佐野厄除大師に行ったあと、佐野ラーメンを食べたのは春(3月)。長女のチア卒団式を見届けたのも3月です。家族で温泉に行き、写真館で写真を撮り、カラオケに行ったのも春爛漫の4月です。5月には鳴沢氷穴にくぐってもみじ台に登り、締めをほうとう不動で締めたのも楽しい思い出です。妻のココデンタルが主催のセミナーは5月。6月は体育祭を観にいき、7月は座間にひまわりを観にいきました。そうそう、海上自衛隊横須賀基地で「たかなみ」に乗せて頂いたのも7月のことでした。8月はバレエ発表会やチアコンペティションで頑張った姿を家族で応援しました。実家にも帰省し、時間のない中ですが宝塚大劇場へも家族で観にいきました。9月は長女の高校の文化祭に家族で訪れ、品川アクアパークでも見事なショーも見てきました。10月は次女の誕生日のお祝いで始まり、10月末には帰省を除けば今年唯一の家族旅行だった長崎へ。ハウステンボスへようやく連れて行くことができ、長崎原爆資料館や浦上天主堂にも連れて行けました。11月にはDiamond☆Dogsのコンサートへ家族で出かけました。12月もクリスマスや長女の誕生日を一緒にお祝いできました。こうやって見ると、なんだかんだと家族で揃って行動できていたのかもしれません。
§ あと、娘と2人で行った場所も想い出深いです。長女と二人では、イラスト買い出しに町田に行ったり(1月)、高円寺のふくろうカフェバロンに友人親子に連れて行って頂き(4月)、高校入学式(4月)、ランチを一緒に(9月)。次女と二人ではカポエイラレッスンを何度も送迎し、中学授業参観(4月)、ステーキを一緒に(5月)、カウンター鮨を一緒に(5月)、吹奏楽演奏会(9月2回)、芹が谷公園でのチアイベント(10月)、吹奏楽アンサンブルコンサート(12月)、年末の帰省(12月)が一緒でした。長女と次女と三人では、次女のお台場でのカポエイラ昇段試験(5月)、町田リス園(7月)でした。
§ 他にも、妻と長女の組み合わせでは大妖怪展(8月)、日光金谷ホテル(9月)、日光東照宮(9月)、丸沼、湯滝、竜頭の滝(9月)など。妻と次女の組み合わせは、茅ヶ崎のTouch is Loveジーンズストアさんへ(1月)、チアや吹奏楽やカポエイラのイベントや、ゼルビア開幕戦vsセレッソ大阪(3月)、高滝湖、養老渓谷(8月)。家族とのイベントが減ったと思っていたけれど、なんだかんだと出かけてますね。

●私自身の一年(交友関係)
§ 今年は元々は関西で月の半分の時間を過ごす予定だったのですが、それが無くなってしまいました。でも、少ない機会を縫って関西の友人たちとの交流ができました。恩人である先輩のご霊前へのお参りもできました。また、高校時代の親友には大阪で酒飲みに付き合ってもらい、大学の同輩後輩とは4月と8月の二度にわたって飲み会を開いてもらいました。関西の30年来の友人が東京に出てきた際におでんを共に突いたのも思い出です。また、それ以外にも上に書いたとおり、淡路島を取り持つご縁で何人かの知己が兵庫に出来ました。それは大きいです。また、福島県や山口県の方とも何度か飲む機会があり、私自身の地方への目が広がりました。あと千葉の市川や船橋といった場所では、火鍋会やkintone Caféでも多数のつながりを頂きました。同じ大学の交友が船橋で同時に四人めぐり合うという偶然もうれしい年でした。
§ 今年もまた、鉄道や城巡りといった旅を愛する友人二人と、茨城の逆井城跡公園を観にいったり、秋には山梨の勝沼巡りでもお世話になりました。このような旅を共に出来る友人がいることに感謝です。今後とも旅を愛する人生にお付き合い頂ければ嬉しいです。
§ 今年は寺社仏閣への訪問でも印象深い年となりました。1月には靖国神社の本殿に参拝するという経験も出来ました。また、6月には戸隠五社参拝のツアーに参加させて頂き、お神楽や護摩焚き、奉納太鼓を目の前で見るという幸運や、公明院での写経体験も思い出深いです。長崎では浦上天主堂も初めて訪れました。これもまた宗教的な荘厳さに打たれたよい経験です。自社仏閣とは少し違いますが、日本民族学の泰斗である柳田國男氏の故郷を求めて福崎を訪れたのも良い思い出です。

●私自身の一年(文化活動)
§ 読んだ本のレビューを記す読ん読ブログの執筆は、主に2015年に読んだ87冊分となりました。レビュー執筆は、私の中では大切なライフワークとなりつつあります。自分が何を読み、何をインプットし、どういうアウトプットを行うか。ただ、仕事を優先する関係上、どうしてもアップは後回しになっています。読んでからアップするまでの日数も1ヶ月まで縮めることを目標にしていましたが、11ヶ月かかっています。この期間を質を落とさずに早めることが課題です。舞台観劇と映画鑑賞のレビューについては、遅れずに書けているので何とか縮めて行きたいと思っています。ただ、書くことへの熱意は衰えていませんので、引き続き続けていくつもりです。
§ 読書については、今年は103冊読みました。また、ジャンルを問わずの乱読傾向は相変わらずです。その中でジャンル分けするとすれば、ビジネス書、歴史、ミステリ、時代小説、文化論が多いでしょうか。戦後70年に関する書籍が目立った一年でもありました。いずれも今年の私の知的関心の方向性を示しています。103冊についてそれぞれに思い入れは深く、その中のベストを選ぶといったおこがましいことはしません。今のところそのうち7割についてレビューは書けているので、徐々にアップする読書レビュー(読ん読く)をご覧頂ければと思います。なお、今年度話題となった本についてはあまりよく知りません。ゆくゆくゆっくり読むつもりです。
§ 映画鑑賞については、今年はたったの3本しか見られませんでした。「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」。それぞれが映像や演技など観るべきところがあり、レビューにも書きました。それ以外でもAmazon Primeで数本ほど映画を観ましたが、今年はやはり映画を観られない年でしたそれがとても残念でした。
§ 舞台については、今年度は3本の鑑賞でした。3本いずれも素晴らしい内容でした。「桜華に舞え/ロマンス‼︎」は宝塚星組トップスターの北翔海莉さんと妃海風さんの退団公演。薩摩の桐野利秋の散りざまに宝塚人生の散りざまを重ね、全編薩摩弁で通したものです。「噂 ルーマーズ」は喜劇の巨匠ニール・サイモン作ということで、良きアメリカの喜劇が堪能できました。「双頭の鷲」はジャン・コクトー作であり、宝塚のスター達がミュージカルとして演じていましたが、「エリザベート」と表裏をなすような戯曲としての確かな骨格に、宝塚流の演出がうまく噛みあっており、素晴らしい体験でした。
今年は仕事上でお客様のサービス紹介のためのドラマにエキストラ出演させて頂きました。演ずる側としてドラマに携われたことは貴重な体験でした。

§ 音楽については、今年は友人とスターダスト・レビューのコンサートに行きました(9月)。さらには、家族で赤坂BlitzでのDIAMOND⭐️DOGSのコンサートに行きました(11月)。映画を観る時間が取れなかったのと同じく、コンサートを観る時間もなかった一年でした。ただ、今年の我が家は吹奏楽の年でした。中学生になった次女が吹奏楽部に入部し、ユーフォニアムを担当するようになったからです。吹奏楽部の発表会や演奏会には時間を作っては聴きにいきました。4回ほど。その内の一回は合唱を主とした中学校の音楽祭で、審査員を務める娘の姿をしかと焼き付けました。
また、今年は音楽を聴きながら仕事をする機会が増えました。Google Play Musicの恩恵です。かなり頻繁に利用しました。様々なアーティストやジャンルの曲が聴き放題なので、仕事の能率も向上しました。特に、2016年は洋楽の大物アーティストの訃報が相次いだため、その度にGoogle Play Musicにはお世話になりました。David Bowie(1/10)、Glenn Frey(1/18)、Maurice White(2/3)、Keith Emerson(3/10)、Prince(4/21)、Pete Burns(10/23)、Leon Russel(11/13)、Greg Lake(12/7)、George Michael(12/25)といった亡くなられたミュージシャンは高校時代から良く聴く方々です。彼らの死去に際しては三本ほどブログ(その1その2その3)として書かせて頂いたりもしました。
他にもジョージ・マーティン、パパ・ウェンバ、ロッド・テンパートン、ポール・カントナー、レナード・コーエン、富田勲といった方々が亡くなられた一年でした。
そんな訃報も多かった一年ですが、ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞は正直うれしいニュースでしたね。ブログにもアップしました。
ですが、私自身は流行の音楽からますます遠ざかってしまい、仕事に没頭すればするほど世の中の流行に触れる暇ガない矛盾に直面する一年でもありました。

§ 美術については、昨年の私は盛り上がったのですが今年は少し低調でした。写真ではなく絵で私の日々をアップすることは去年に引き続き全く手がつかず。鑑賞活動としては、5月に富士フォトクラブ新宿での「第7回 TKフォトクラブ作品展 四季の彩景」を観にいき、山への想いを描きたてられました。さらに6月には妻と東京都庭園美術館へ「メディチ家の至宝 ルネサンスのジュエリーと名画」で昔の写実絵画や工芸の粋に酔いしれました。7月には市ヶ谷の山脇学園で催されていた「カーモビルアート連盟作品展」で機械フォルムの美しさに見入ってました。8月には妻と長女とで江戸東京博物館の「大妖怪展」へ。日本の美意識の中に潜む妖怪の役割について考察を深めました。
§ スポーツについては、正直なところ低調でした。スキーもソフトボールもテニスもマラソンもやらないまま一年をおえてしまいました。ただ、あとで触れますが、滝巡りの一年だったので、山歩きは何度も行いました。中でもパーティーに参加して大菩薩嶺へ登頂したのは良い思い出です。私にとっては生まれて初めての日本百名山登頂です。また、衝動的に町田の家から所沢へ自転車で往復したのも今年です。妻とは西澤渓谷の山歩きや、家族での富士山麓のもみじ台登頂も果たしました。それと私もお仕事でお世話になっている方に卓球に連れて行って頂き、何十年振りかにラケットを握りました。あと2016年はオリンピックイヤーでした。私も中継はあまりみられませんでしたが、ニュースその他で熱戦の感動を共に体験しました。広島東洋カープの25ぶりの優勝や、大谷選手の二刀流といった記憶に残る出来事もありましたが、イチロー選手が大リーグ通算3000本安打を達成したことは、同い年としてとても勇気をもらいました。2月には清原元選手の覚せい剤騒動もあって水道橋の野球体育博物館に行き、私の野球史好きの血を鎮めてきました。サッカー観戦も何度か行きましたが、町田ゼルビアのJ2開幕戦にセレッソ大阪を迎えて善戦し、しばらくは首位を走っていたのも印象に深い一年でした。それと久しぶりに味の素スタジアムにFC東京VS横浜Fマリノスの試合もご招待頂いたのも思い出深いです。

§ 今年はお酒文化へ親しんだ一年でもあります。2月に妻とウィスキー検定3級を受検に行きました。妻は残念でしたが、私は合格できました。こうやって勉強するのはとても大切なこと。そのためにも、月一度恒例としている一人飲みで勉強したいものです。仕事を冷静に振り返り、じっくりとした一人の時間が持てるのがとても貴重です。行かれなかった月もありましたが、大体は一人で飲めました。それと、9月に妻と参加させて頂いたほっこりバスツアーで山梨のメルシャンワイナリーと
養老酒造の見学をさせていただいたのもよい勉強の機会です。バスの中でもずっと酒盛りで、私は寝落ちしてしまったのですが・・・。あと、六本木で催されたベルギービールウィークエンドとウィスキーフライトに続けて参加し、世界の酒文化の芳醇さに酔いしれました。もう一つ。秋になって日本のクラフトビール文化の発信地として著名な両国のポパイでのビールセミナーを受講し、ビール文化の深みを覗くことができました。

§ 今年は生涯のプライベートの目標を定めました。それは、全ての日本の滝百選の滝訪問。全ての関東・関西・東北の駅百選の駅訪問。そしてなるべく多くの日本百名山の登頂です。その結果、今年訪れた滝は23箇所を数えます。そのうち6か所は日本の滝百選に選ばれています。西から順に「原不動滝」「龍双ヶ滝」「七ツ釜五段の滝」「払沢の滝」「銚子ヶ滝」「乙字ヶ滝」です。いずれも素晴らしい経験でした。駅も20箇所以上は訪れ、それぞれで写真を撮りました。そのうち東北の駅百選は「磐梯熱海駅」、関東の駅百選は「横須賀駅」、中部の駅百選は「越前大野駅」、近畿の駅百選は「嵐電嵐山駅」「平福駅」とどれも1箇所以上訪れることができました。あと、日本百名山はスポーツの欄にも書いたとおり大菩薩嶺への登頂を果たし、まずは第一歩を記しています。

あらためて「公」「私」を振り返ってみて、良い一年だったと思います。ですが、来年はさらに私の時間を確保しつつ、公も成果を出さねばならないでしょう。引き続き努力を重ね、皆様のご助言を受け入れ、良い年にしたいと思っています。

以下は今年の公私イベントを全て表にしています。

こちらをクリックすると表示切替


Contact Form 7でCheckboxが効かなくなる場合の対応法


WordPressにプラグインContact Form 7をインストールし、チェックボックスをコントロールに追加したところ、チェックが全く出来なくなるケースの解消方法です。

なお、バージョンは以下の通りです。

WordPress
Contact Form 7
FireFox
Google Chrome
・・・4.6.1
・・・4.5.1
・・・50.0
・・・54.0.2840.99 m

contact_form_7_checkbox_1
起きる事象はこちらの図の通りです。正常にチェックボックスは表示されるのですが、なぜかクリックしてもチェックがつきません。


contact_form_7_checkbox_2
ちなみに、Contact Form 7の設定画面では、この場所はこのように指定しています。


contact_form_7_checkbox_3
なお、対象となるコントロールをdivタグでくくっています。divタグを使っているのは、制作状況のように縦にチェックボックス項目を配置した項目が複数あり、それらの項目同士を横に並べるためです。従ってチェックボックスのチェックがうまく出来ないのはdivタグが原因ではありません。念のためid=”yoursituation”が示すスタイルを示しておきます。


contact_form_7_checkbox_4
これは、図のように<span class=”wpcf7-form-control-wrap”>でposition:relative;が指定されているためです。なので、解消するにはposition:inherit;とすると良いでしょう。


contact_form_7_checkbox_5これでチェックができるようになりました。



Connect 2016 in Koriyamaに参加します


お知らせです。

11/12-13に福島県郡山市でConnect 2016 in Koriyama, with UDC (ハッカソン)が開催されます。
http://www.techno-media.net6.or.jp/newmedia/human/1371

そこに弊社も参加させて頂くことになりました。ただし、参加といいましても、皆さんと一緒にアーバンデータチャレンジ(UDC)2016の応募を目指してアプリを作る側ではありません。アプリを作るための技術セミナーの講師として参加させて頂きます。弊社代表が担当する技術セミナーはkintone。

当日は、福島に対する想いを沢山お持ちの皆様のアイデアが、アプリ開発を通じて実現されてゆくプロセスを目の当たりに出来るはずです。熱気溢れる場となることでしょう。奇想やビジネス感覚に溢れたアイデアにも出会えることでしょう。弊社代表もハッカソンには今まで誘われていながら、一度も参加できていませんでした。今回はとても刺激を受けることになるはずで、今から楽しみにしています。

残念ながら応募者多数により、新規受付は締め切られてしまったそうです。が、当日の模様については可能な限りブログにてレポートさせて頂きたいと思っています。乞うご期待!


kintone Café 福島 Vol.1 ではkintone愛を語りました


%e5%86%99%e7%9c%9f-2016-10-01-14-57-489/30の郡山商工会議所でのセミナーについては、こちらのブログで反省点も含めて報告させて頂きました。こちらは、その翌日10/1に行われたkintone Café 福島 Vol.1についてのエントリーとなります。

セミナーを終えてホテルに投宿した私は、反省と手応えの両方を握り締めていました。今日のセミナーで得た反応を明日のkintone Café 福島 Vol.1にどう活かすか。反省点を改善して臨むのか、それとも手応えをより伸ばして臨むのか。

私が選んだのは、手応えをより伸ばす方でした。もちろん、セミナーで得た反省点は反省点として真摯に受け止める必要があります。しかし、私は元々減点評価でなく加点評価で物事を捉えがち。それにkintone Café 福島 Vol.1を翌日に控え、今さら付け焼刃の修正もないだろうと。それよりも、今日のセミナーで得た手応えを元に、長所をより出していこうと判断しました。

もともと主催者の方に事前にお伝えしていた私の演目のタイトルは「開発者から見たkintone」。であれば、タイトル通り、開発者から見たkintoneの良さをとことん語ってやろうではないか。そう前向きに考えました。kintoneと出会って感じた衝撃や、そこから私が得た技術者としての手応え、管理部門として埋没し掛かっていた自分が再び技術者としての可能性に目覚めるまで。そんな自分のkintone愛を書きまくってやろうではないか、と。しかも、kintone Café 福島 Vol.1には、私をkintoneに誘い、その後エバンジェリストにまで推挙して下さった方がサイボウズ社からいらっしゃるとか。であれば、その方への御礼もしたいではないですか。そしてそういった私の思いを話すことで、福島や郡山の技術者の皆さんにkintoneの良さが伝われば、開発プラットホームとして選ぶに値するとに思って頂ければ本望ではないか。そう思いました。

それからは、月末締めの準備と並行しつつ、喋る内容を再度練り直す作業に没頭しました。そして、練り直すと同時にスライド原稿にも手を入れました。結果、書き上げた私の演目内容は、今までmixiでもTwitterでもFacebookでもブログでも書いたことのない、個人的な技術者としての想いが詰まったものになりました。

その夜は郡山のThe Bar Watanabeでお酒を心行くまで楽しみ、翌朝も月初の仕事をこなした後、気合を入れて往復40キロの自転車旅を敢行しました。おかげでkintone Café 福島 vol.1の会場であるCO-BA KORIYAMAに到着したのは開始ぎりぎりの15:00でしたが。

%e5%86%99%e7%9c%9f-2016-10-01-15-06-35会場となるCO-BA KORIYAMAはとても広く、しかもスツールやカウンターテーブルが置かれたり、ソファに絨毯のスペースがあったりと、とても居心地のよい空間となっていました。なぜか中央に鎮座する卓球台兼テーブルもポイント高いです。そして、人数が前日のセミナー並みに集っています。しかも、年齢層がぐっと下がり、いかにも技術者が集った感が醸し出されてまして。これは多分、セミナーに比べて技術者率がぐっと上がったということでしょう。期待度をひしひしと感じました。そして、サイクリングの疲れでフラフラでしたが、私が昨夜書き直したトーク内容が通ずる、という予感がしました。

私の話した内容はこんな感じです。

%e5%86%99%e7%9c%9f-2016-10-01-23-19-36初めてのサイボウズ社との出会いから、kintoneβテスターとしての申込み、ユーザー会でサイボウズ社の社風に触れたこと、kintone発売開始と私自身kintone案件受注。この辺りのエピソードを当時のTwitterの画面ハードコピーをお見せしながら紹介しました。次いで、私が常駐先の多忙により全くkintoneから離れてしまったこと。その間、技術者としてkintoneの進化に全く付いていけない焦り。技術者として袋小路に入ってしまったという危機感と絶望。最後に、エバンジェリストとしての推挙から法人化を経、ジェネラリストよりもエキスパートたれ、という言葉に開眼し、kintoneエキスパートを目指すことに社業のこれからを賭けようと思ったこと。そういった私の変遷を語りながら、一人親方の技術者としてなぜkintoneがふさわしいかを述べました。商談の場で要件定義と実装とテストが済んでしまうkintoneが、要件定義書や内部設計書やテスト仕様書、エビデンスの作成工数を省ける。それがなんでも一人でやらねばならない一人親方にとってどれだけ現状打破のツールとして魅力的か。そんなことを述べました。

CO-BA KORIYAMAは、演台と聴衆の皆様との距離が近い!私の前に喋られたお二方(サイボウズ社の後迫さん、テクネコ社の加藤さん)はどう思われたのか知りませんが、私にとっては聴衆との間合いがとても喋りやすかったです。前日のセミナーと差別するため、敢えてクダけた雰囲気で喋るつもりでしたが、会場の雰囲気もそれを手助けしてくれました。また、距離の近いことで、うなづきながら聞いて下さる方、笑って下さる方の反応もしっかり受け止められましたし。しかも、全く時計を見ずに喋ったにも拘らず、喋り終えたのは丁度30分きっかり。自分の持ち時間ぴったりでした。これには本気で驚きましたし、自分でも凄え!と思いました。

でも、良かったのはここまで。その後の質疑コーナーでは、まだまだ自らの知識不足を反省しました。トークでも触れたとおり、私が本格的にkintoneとの取り組みを再開したのは昨年秋。それまでの4年分の空白を埋めようと10ヶ月間追いつこうと努力してきました。しかし、まだまだ追いつけていないことが露呈しましたね。こなした案件数としてもまだまだ少ないと思わされました。

例えば、ユーザーが大量のアプリを作った際のアプリ管理はどうするか、というご質問。私自身が関わり納入したお客様は、こちらが提供したアプリ以外は自ら作らない方がほとんど。大量にアプリが存在する際のノウハウについて全く蓄積がなくお手上げでした。また、もう一つ抜かったと思ったのは、バッチ実行をどうするか、という質問でした。ここで私はkintoneのコマンドラインツールのことをすっかり失念してしまっておりました。また、スペース機能の活用についても、経験不足を反省しました。その辺りは、後迫さんと加藤さんにしっかりとフォローして頂きました。ありがとうございました。

こういった反省は、今後沢山の案件をこなして行くことで身につけるしかないでしょうね。kintone Café 福島 Vol.1で得た私の課題は、アプリのカスタマイズよりもむしろ運用面。この課題をどう埋めていくか。そこに努力を集中すべきという気付きが得られました。様々な業種、そして職種のお客様とkintoneを使ったシステムを組み上げて行く。そして運用面のノウハウを少しずつ積み上げて行く。これしかないと思います。

kintone Café 福島 Vol.1では、kintoneのβ版から関わったけれど、そのあと4年のブランクがあったことについて率直に述べました。任命を頂いてしばらくは肩書だけのエバンジェリストでしかなかったことも正直に言いました。しかし、昨秋から活動を再開し、今は伸びしろあるエバンジェリストになろうと努力していることも述べました。今さら経験を飾ろうとも思いませんし、運用ノウハウ不足をハッタリで補おうとも思いません。運用面の経験はこれからも引き続き積み上げ、そのためにもこれから頑張りで沢山のkintone案件を受注できるように頑張るしかないです。そして、その通りに郡山から帰ってからの二週間で、複数のkintone案件の引き合いを頂けています。ありがたいことです。

そういう意味でも、9/30の「脱Excel! 「kintone(キントーン)」で業務改善セミナー」とkintone Café 福島 Vol.1が地元の新聞で記事として頂いたことは、励みとなりました。両記事共に写真に私が登場しています。また、前者の記事には社名や私の名前までも載せて頂いています。仕事に関して新聞に名前が載ったのは初めてなので、正直嬉しいです。

あとは、今回のセミナーとkintone Caféで私が喋った内容が福島県の技術者や会社経営者の皆様にとって何らかの助けになったのであれば、これに勝る喜びはありません。そもそも私が何ゆえ郡山からの御招聘にお応えしたか。それは福島県の人々に何か貢献したいという思いです。これまで阪神・淡路大震災の被災者として、福島県の皆さんには何も出来ていませんでした。そういった私の心情についてはまたブログに書くつもりです。これからも今回のようなお誘いはなるべくお受けしたいと思っています。

その夜の懇親会は、とても初訪問の地とは思えぬほど、気持ちよく飲ませて頂きました。テーブルの下で足が攣るぐらいに。なのにうたた寝してしまうくらいに。

改めまして、kintone Café 福島 Vol.1の主催者の皆様、参加者の皆様、ありがとうございました!


kintoneセミナーで気をつけるべき点


先週末、セミナーの講師としてお招き頂き、郡山に行って参りました。
今回は、郡山地域ニューメディア・コミュニティ事業推進協議会様からのご依頼でした。題して、
「脱Excel! 「kintone(キントーン)」で業務改善セミナー」
http://www.techno-media.net6.or.jp/newmedia/advanced/1362

実は、首都圏を離れた場所でセミナーの講師としてお招き頂くのは始めてです。
今まで弊社の本拠である町田やkintone Café 神奈川、埼玉で話させて頂きましたが、今回は初めて首都圏を離れた場所でお話をする機会を頂きました。弊社にとっても代表の私にとっても初めての試みとなります。

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こちらのエントリーでは、今回のセミナーを通じて得たことを書きます。一般の方向けにkintoneをプレゼンする際の反省。それが主な内容となります。また、今回はスライドとしてオンラインプレゼンサービスのslides.comを使いました。そういったオンラインプレゼンサービスでセミナーを行う際に気を付けるべき点も盛り込みました。ご参考になれば幸いです。

そもそも郡山市に訪問するのは、プライベートも含めて初めてです。福島県の皆様の県民性についても知らなければ、kintoneの普及率も知りませんでした。

事前に主宰者のご担当者からは、以下のような方向性を頂いておりました。
 ・社会人一般 ※IT系に限らず(業務改善・効率化・専門知識不要)
 ・中小企業の経営者・管理職(経営の効率化・コストダウン)
 ・ベンダー企業(顧客にkintoneを勧める立場の方)

つまり、技術者よりもユーザー様や導入決定に関わるご担当者向けの内容をご希望でした。

それを受け、どういうセミナー内容が相応しいか。考えました。

kintoneの特徴として真っ先に挙げられるのは、ドラッグ&ドロップによるフォーム作成の容易さと全体に通ずるシンプルな設計です。

それをフォーム設計の容易さ=工数削減の視点で話すか。
それとも、簡単にアプリが作れる楽しさに焦点を当てて語るか。

私が選んだのは両者のいいとこ取りです。

カリキュラムは以下の通り。
  ・excelとkintoneの比較
  ・アンケートアプリの作成実演
  ・アンケート結果の取り込み実演
  ・グラフの作成実演
  ・権限・通知・アクションの説明
  ・休憩
  ・Amazon連携・Google マップ連携の実装例の説明
  ・価格プラン・セキュリティについて
  ・Cybozu Developer Networkについて
  ・kintone Caféについて
  ・質疑応答

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カリキュラムの冒頭では自己紹介をさせて頂き、その中で郡山の好印象を語りました。
続いてはExcelとkintoneの比較。kintoneを語る上で両者の比較は欠かせません。
その流れで、実際のアプリ開発の模様をアンケートアプリを例として取り上げました。アンケートアプリが出来た後は事前にアンケートアプリ用に用意しておいたデータの取り込み実演と、グラフ作成の実演。今回はハンズオンは行わず、私のデモをプロジェクタを通して皆様に披露しています。
休憩を挟んでからは、これまた事前に用意しておいたアプリで、住所を入力するとGoogle マップが反映する様子をごらん頂き、さらに書籍アプリとしてISBNを入力するとAmazonから取得した画像データなどが表示される実例の紹介。
その後は、価格の説明、セキュリティ、動作環境から、技術者向けのサポート体制についての説明を行い、質疑応答で幕を閉じました。

定員ぎりぎり、30名弱の方にご参加頂きました。主催者の皆様の努力には感謝です。また、終了後にはアンケートもご回答頂きました。

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アンケートの内容からは、皆様の率直なご意見が伺え、とても参考になりました。30代の年齢の方々からは概ね高評価を頂きました。それはとても嬉しかったです。ですが、50代の方からは低評価でした。これには残念な思いでした。でも、高評価よりも低評価こそが自分を成長させてくれる原動力となります。率直にご意見が伺えたことにも感謝ですね。次回に向けてそこをどう活かすか。

以下に、私が受け止めた反省点と今後の改善点を書いてみます。

今回のセミナーでは、kintoneを紹介するのにExcelとの比較から入るのがよいと判断しました。実務に携わることの少ないであろう経営者の皆様にどうやってkintoneの利点を説き明かすか。パッケージシステムや基幹システムの替わりとしてkintoneを持ち出すのはよい選択とは思えません。それでは特定のシステムや業種に偏らざるを得ず、セミナーを聞きに来てくださっている皆様全てにとって相応しくありません。なのでセミナーで取り上げるとすればExcelを取り上げるのが相応しいと思いました。

では、Excelとkintoneはどう違うのか。何がkintoneの長所なのか。この点について、私は同時編集というキーワードに焦点を当てて話しました。

しかし、この点が経営者の方には分かりにくかったかもしれません。同時編集が出来ないことで困るのは、実務の方。そのあたりの不便さは経営者にとってはどうでもよいこと。kintoneの優位性を経営者の方に訴えるには、Excelとの比較には限界があるのかもしれません。30代の実務経験者にとっては理解頂けた点も、実務から離れて久しい経営者の方には利点と映らない。これは反省点ですね。

また、経営者は財務諸表で経営判断することに長けていらっしゃいます。ですが、kintoneのコスト削減効果を財務諸表でお見せすることに意味があるとは思えません。敢えて出すとすれば人件費の削減効果でしょうか。でも、それはアプリ開発のスピード感をデモすれば、容易にご納得いただける気がします。それもあって、今回のセミナーではその点には触れませんでした。ですが、コスト削減効果の見せ方は、今後の課題として考える必要があります。

また、もう一つの反省点は、画面が見えにくかった点です。なるべく文字を大きめに、一ページあたりの情報量も少なく抑えたつもりでした。事前に主催者のご担当者からはそれでもまだ一ページあたりの情報量を少なく、文字を大き目にというご指摘を頂いていました。また、文章の途中で単語が分割されてしまっている箇所についてもご指摘を頂きました。

ここで、冒頭に挙げたslides.comが登場します。ここのところ、私はセミナーや勉強会ではslides.comを使っています。パワーポイントに近い長方形のスライドがオンラインで簡単に出来るので重宝しています。

ですが、私が使っているプランは無料版なのです。無料版はCSS編集ができません。つまり画像のサイズが固定となります。ブラウザの機能でズームさせようにも、一旦貼り付けた画像はズームできません。一方、kintoneの画面を固定した画像はどうしても情報がつまっているため字も小さくなります。年配の方で、なおかつ会場の後ろに座っている方のためには拡大してお見せする必要があります。多分、年配の方からの不評の原因はこれが多かったと思われます。また、CSSが使えないことでもう一つ問題があります。それはテキスト自身の折り返し設定が、パソコンの画面解像度によって変動することです。つまり、セミナー資料を執筆し、改行箇所を調整しても、他のPCで確認すると違った箇所で改行されている可能性があるということです。特にテキスト要素自身の余白を多めに取っておかないと、変な改行が入るようです。これは今後注意したいところです。

CSSによる表示制御。それを実現するには、slides.comの場合Proプランにアップグレードする必要があります。今回は、改めてslides.comの無料版を使い続けることの限界を感じさせられました。
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もちろん、オンラインプレゼンツールは他にもあります。Preziがよく知られていますよね。私も昨年、地元で始めてセミナーを行わせて頂いた際、Preziを使って資料作成しました。Preziはズームもできますし、各スライドを別々に管理するのではなく、一枚の大きな用紙の中を自由に移動させるという設計思想の下に作られています。これだとズームや改行の問題もうまく解消できそうです。ですが、私が使っているPreziのプランもまた、無料版です。Preziの無料版は、無条件に公開されてしまう制限があります。つまり、試作段階ですでに公開されてしまうのです。それもあって、Preziは使いませんでした。
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でも、Preziはズームが柔軟に出来るという点があり、やはり捨てがたい。

結局のところ、オンラインプレゼンツールにも一長一短があります。そして、セミナーの資料の質を上げるには有料版を使わざるをえないな、というのが今回の教訓の一つです。kintoneを説明する上で、画像のキャプチャは欠かせません。また、画像はズームして表示させないと、後ろのほうの席の方には見えづらい。ここの考慮をないがしろにすると、折角出席してくださった方のセミナーへの興味を殺ぐことになります。

これを解決するには、素直にパワーポイントをインストールするか、OpenOfficeのImpressを導入すれば済むのかもしれません。が、プレゼンソフト間でも相互の表示がきっちり同一になりません。それもまた、頭の痛いところです。プレゼン環境は早急に定めなければならないと思いました。

今回のセミナーで得た成果は多数ありました。そして、それと同じだけの反省点もありました。
それをまとめるとすれば、以下の三つです。

・Excelとの比較は実務担当者にしか有効でない。
・コスト削減効果を謳うには、 アプリの開発スピード以外に、実際の人件費削減効果を実際に試算したほうがよいかもしれない。
・プレゼンツールを厳選し、細かい画像もズームして表示させるような配慮が必要。

私にとって、今回の郡山商工会議所でのセミナーは、私自身にとってもすごく勉強になるものでした。セミナーの翌日は、kintone Café 福島 vol.1があったのですが、ホテルに帰ってからも資料の改訂作業にも熱がこもりました。

主催者の皆様、ご参加の皆様、今回は誠にありがとうございました!


地震に備える仕事と生活


熊本で大きな地震がありました。

奇しくも兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)と同じマグニチュードだったそうですね。
断層を震源とした都市直下型としても同じ構造のように思えます。

当時、兵庫県南部地震で被災した者としては、今回の地震には思うところが多々あります。

その思いは、どうしても目前に迫っているといわれる首都圏直下型地震にたどり着きます。2020年のオリンピックも近づいている東京ですが、耐震対策については依然として改善の兆しが見えません。

私はこの4月からワークスタイルを変えました。3月までは月~金は都心で客先に常駐するスタイル。4月からは週の半分を弊社事務所や町田近辺で仕事するスタイル。ワークスタイル切り替えの理由の一つは、地震に対するリスク回避です。

2011/3/11。東日本大震災が起きた日の私はたまたま家で仕事をしていました。当時、私は日本橋の某金融機関本店で勤務していました。しかし、この日は個人で請けていたお仕事を進めたくて、家で仕事をしていたのです。一方、妻は地震発生の瞬間、仕事で錦糸町にいました。結局妻が帰って来たのは翌朝のこと。小学校に通っていた娘たちを迎えに行ったのは私でした。

もしそのとき、私が普段どおり日本橋に向かっていたら、娘たちは父や母の迎えもないまま、心細い思いを抱えて学校で一夜を過ごすことになったことでしょう。

その経験は、私に都心常駐の仕事が抱えるリスクを否応なしに意識させました。個人事業主となってから5年。ゆくゆくは常駐に頼らぬ仕事を目指そうと漠然とは思っていました。でも、都心常駐から町田近辺での仕事へ、という切り替えを真剣に模索するようになったのは3.11の後です。そして昨年は1.17の阪神・淡路大震災が発生して20年の節目でした。自分の被災者としての思い出を振り返るにつれ、ワークスタイル切り替えの思いはさらに強まりました。

私が個人事業を法人化したのはその余韻もさめない4/1のことです。法人化にあたって、どこにビジネスの基盤を置けばよいか、かなり考えました。個人事業主であれば身軽です。仮に首都圏直下型地震が起き、都心で受託していた仕事が継続できなくなったとしても、別の場所で仕事を頂くことができたかもしれません。でも法人化を成した後ではそうも身軽ではいられません。いざ都心が地震で甚大な被害を蒙ったとして、ビジネスの重心が都心に偏っていると、経営基盤にも深刻なダメージが及ぶでしょう。弊社のような創立間もない零細会社としてはなおさらです。そのようなリスクを軽視することはできませんでした。

法人化当初から描いていたワークスタイルの変更は、1年を経てこの4月から一部ではありますが成し遂げることができました。しかしまだまだです。私の目標は日本全国にあります。人を雇って支店を置くのもよいですが、できれば私自身が日本を巡り、巡った各地域の人々と交流できるような仕事がしたいと思っています。いわば旅の趣味と仕事を両立できるようなワークスタイル。

実際、私が大阪で非常にお世話になり、東京でも度々お世話になった方は、堅実な士業に従事しながらも、全国から引き合いを受けては地方を度々訪れているそうです。この方のワークスタイルやライフスタイルは、昔から私の目標とするところです。

私がそういったワークスタイルを実現できたあかつきには、各地を訪れてみたいと思います。地震の被害から復興され、ますます名城としての風格を備えた熊本城を見つつ、地域振興の仕事をお手伝いできているかもしれません。東北の沿岸部では活発な市場の掛け声の中、IT化のお手伝いができるかもしれません。雪深い新潟の山里では、うまい日本酒を頂きながら地元の人々と日本酒文化を世界に発信するための戦略を肴に歓談しているかもしれません。実家に帰った際には、30年前の阪神・淡路大震災からの歴史をかみ締めながら、地元の友人たちと飲んでいるかもしれません。

でも、まずは足元です。足元を固めないと。そのためにはワークスタイルの変革をぜひとも成功させるために努力することが必要です。町田にビジネスの拠点を置いたとして、首都圏直下型地震のリスクは少しは軽減されますが、立川断層を震源とした地震が起きた場合は甚大な被害を受けるでしょう。富士山が仮に噴火した場合もそうです。火山灰による被害は都心よりもさらにひどいものになるでしょう。結局、問題とすべきでは場所ではなく、一箇所に長く留まるようなライフスタイルといえるのかもしれません。

また、どこにいても災害が起こりうるのであれば、いつも災害に関して備えておく必要があります。昨年の秋、東京都民には充実した防災手帳が配布されました。内容はすばらしいの一言です。これを再び読むことを怠ってはならないでしょうね。また、普段から「いつも」地震に備えるためには、以前にも読ん読ブログでも紹介しました以下の本が参考になります。
地震イツモノート―阪神・淡路大震災の被災者167人にきいたキモチの防災マニュアル

なお、こちらの内容はWebでも無料で公開されています。是非お読み頂くことをお勧めします。

最後になりますが、熊本で被災された方々に平穏の日々がなるべくはやく訪れますように。私個人の体験から、被災された方にとって外部でどういった報道がされようが、どういったブログが書かれようが、何のイベントが自粛されようが、全く関係ないことはよくわかっているつもりです。私が書いたこのブログにしても、ほとんどの被災者の方には届かないことでしょう。

でも、私自身にとって熊本の地震には何かのご縁を感じるのです。それは冒頭に挙げたような阪神・淡路大震災の類似もあるでしょう。さらには、ここ2週間私が開発で使っているCodeIgniterというフレームワークを介したご縁もあります。3.11が起きた日、私が自宅で作業していたのが、まさにCodeIgniterを使った開発でした。それ以来数年ぶりに使っていたら今回の地震に遭遇しました。

そんな訳で、熊本の地震には何かの縁を感じます。その縁を私がどういう行動で太くするか、それはこの後考えてみようと思います。まずは先に紹介した地震イツモノートを紹介して、これからの地震への備えについて注意喚起しようと思います。


2期目を迎え、2週間を経ての所感


4月に入ってから、ワークスタイルを少しだけ私の理想に近付けています。

Facebook静かな自宅では開発を集中して好きなだけ行い、一方では営業に商談に交流会にセミナーに自由に動き回る。といったような。もちろん、それにはリスクも覚悟も伴います。バランス感覚がより一層求められることは言うまでもなく。そんなわけで、今日から外回りの際はネクタイを締めることにしました。身だしなみ云々よりも自分のけじめのために。

今日は練馬のお客様の下へ訪問させて頂きました。社長様より経営哲学をじっくり聞かせて頂き、会社内も存分に見学させていただきました。実に見事な運営ぶりや、社員様やパート様との関係を実に上手に築いておられる姿に、感銘しました。アナログとITの長所が実にがっちりとかみ合っている運営を見るにつけ、非常に刺激になりました。ありがとうございました。

弊社も今後は人を雇って作業を分担していかねばなりません。すでに4月から一部の作業についてはお手伝いをお願いし始めています。でも人を自在に使いこなし、適材適所に相乗効果を発揮してもらうレベルに達するにはまだまだ私自身の精進が必要です。努力すべきと思っています。

4月に入ってからは、私自身の開発者としてのスキルをもう一度磨き直すべく、あえてタイトな納期のLAMP案件を請け、CUIでの操作も含めた開発・テストに没頭しています。一方ではkintoneエバンジェリストとしての動きを活発にしています。kintone Café 埼玉 vol.1の事務局を担当し、さらには別のkintone Caféの準備メンバーとしても動いています。そういった動きを重ねることで、人前でしゃべる技術を磨くという私自身の課題も少しずつ前に進んでいるように思います。今後もそのような場で登壇の場数を重ねるようにして、少しずつ経営者としての実践を身に付けて行きたいと思っています。

kintone案件のコンサル兼開発担当も2月から請けさせて頂いているのですが、そちらでも追加開発のご用命を頂きました。さらには今日、ありがたいことに別のお客様からもkintone案件をご用命頂きました。何とかkintoneエバンジェリストとしての顔でも、少しだけ見せられるようになってきたかな、と思っています。

ただ、私自身のマンパワーも限られています。開発とテストと営業と商談に加え、常駐先での作業もまだ続きます。トイロハさんへの記事アップは2週間ほど出稿出来ていません。トイロハさんは今後も続けていきたいと思っております。そんなわけで、交流会の出席はかなり厳選しなければ、と思っています。今日お話を聞かせて頂いた経営者の方も、交流会は厳選して参加されておられるとか。私も少し見直す時期が来ているのかもしれません。

でも、お蔭さまでなんとか4月からのワークスタイル変更もいい滑り出しを見せています。これも皆さまのお力添えの賜物と感謝しております。その場限りの儲け目当てではなく、お互いが永きにわたって良い関係を得られるよう、引き続き努力していきたいと思っております。

今後ともよろしくお願い申し上げます。


kintone Café 埼玉 vol.1を終えて


4/2にkintone Café 埼玉 vol.1が開催されました。
写真 2016-04-02 15 00 18

15名の参加者をお迎えし、なかなかに盛り上がりを見せたCaféとなりました。初回にしては上々の出来ではなかったかと思います。

vol.1の開催概要はdoorkeeperに記載の通りです。

内容については発起人の新妻さんによるこちらがすばらしく簡潔でよいです。

本当に皆様、よい発表だったと思います。私自身もとても参考になるところがありました。改めて発表者の皆様、参加者の皆様、ありがとうございました。

私自身は、ハンズオンを担当させて頂きました。そして、自分の知識不足を痛感しました。ただ、ハンズオンを担当して嬉しいこともありました。それは、とある参加者の方から私のハンズオンの分かり易さを評価して頂いたことです。これは私にとってはハンズオンそのものを評価されただけでなく、別の意味でも嬉しいことでした。

昨夏、私はエバンジェリストとして伸び悩んでいました。今後の活動について、どうすればいいのか、と。常駐先の仕事は忙しく、バージョンアップの度に新機能が実装されても検証の時間すら取れない焦り。ユーザー会やkintone Caféにもほとんど出る暇のない日々。それはただ、ひたすらに悶々とする日々でした。技術者としての自らのキャリアパスにとって、kintoneが最適解の一つであることは確信を持っていました。では自分のkintoneエバンジェリストとしての価値はどうすれば打ちだせるのか。

そんな葛藤の中、私が選んだのは最新の技術を追うのではなく、まずkintoneの本質を伝える道でした。kintoneに初めて出会った時の感動を愚直に伝えるのも、伝道師-エバンジェリストの役目なのではないかと。

もくもく会やkintone Caféで出会うエバンジェリストの皆さんは本当に優秀です。多分今の私よりもずっと。kintoneの可能性を限りなく拡げて行って下さる方があってこそ、kintoneの裾野は広がっていきます。無くてはならない方々だと思います。であれば、技術の追求は他のエバンジェリストの方にお任せして、私は愚直に初心者の方に、ユーザーの方に業務目線でアプローチしてみればよいのではないか? 元々私自身、ユーザー出身者として、ユーザー目線のシステム構築を売りにしていたのではなかったか、と。

そんな中、ご縁があってトイロハさんで初心者向け記事を書かせて頂く機会を頂きました。
https://toiroha.jp/media/detail/185
連載を読んで頂いている方はお分かりのとおり、こちらの連載はかなり異質です。見方によっては、IT女子二人の試行錯誤がだらだらと続いているだけ、とも読めます。最短距離をゆき、効率的合理的に説明を果たすアプローチとは一線を画しているのがこの連載です。でも、私は本連載の中で、敢えてユーザーの立場からの試行錯誤の跡を隠すことなく書いてみようと思いました。

まだ、このやり方が正しいかどうかはわかりません。私自身もこのアプローチでよいのか迷うこともあります。でも、少しずつ評価を頂くことが増えています。なので、今回のハンズオンも同じアプローチを採りました。トイロハさん連載に登場するIT女子だけでなく、著者自身もまた試行錯誤の中にあることを隠さないのと同じように、ハンズオンのスピーカーもまた、修行中であることを隠さぬアプローチ。だから、今回のハンズオンがある参加者の方から評価されたことは、私にとって特別な嬉しさがあった訳です。

今、kintoneは追い風にあります。最近、特にそう思う出来事が増えてきています。

電車に乗っていてサラリーマン同志の交わす会話から「kintone」の言葉が聞こえます。システムの提案要件に当初から「kintone」の含められる案件が増えています。今日も、とある案件の応募先のご担当者様とお話しする機会を頂きました。その中で、弊社以外にも「kintone」による提案が多々あったと教えて頂きました。何よりもお客様の下に伺って「kintone」の提案をすると反応が上々であるケースが増えています。間違いなくシステム構築案件の選択肢の一つとして、kintoneの地位は上がっています。

そういった波に乗るにあたり、私も技術者の端くれですからJavaScriptを駆使したカスタマイズや他システムとのAPI連携に挑みたい気持ちはあります。意図した動作が実現できた時の高揚感は、技術者冥利に尽きますし。

でも、私自身のエバンジェリストとしての存在意義は、きっとそこにはないのだと思っています。少なくとも現時点では。初心者目線を保ったままのアプローチ。まずは業務より始めよ、です。業務とkintoneの互いを活かして相乗効果を産むアプローチ。業務をシステムに合わせるのではなく、システムを業務にカスタマイズするのでもなく、両者の良いところを組み合わせるアプローチ。このアプローチでもう少しやってみようと思っています。

次回のkintone Café埼玉 vol.2。または準備中のkintone Café某所。スピーカーとしての腕前はまだまだこれから磨かねばならない私です。が、引き続き初心者目線でのアプローチは崩すことなく、kintone Caféに臨んで行きたいと思っています。まだkintoneを知らない方に、kintoneの良さを少しでも伝える。これもまたエバンジェリストのあり方の一つだと信じて。

昨夏から試行錯誤してきたエバンジェリストとして行くべき道がようやく少し見えてきた気がします。

これからも、弊社のブログなどでkintone Café埼玉やkintone Café某所のご案内は流して行きたいと思います。そして、その場でまだ見ぬ皆様とお会いできることを楽しみにしています。既存の業務要件を入口に、納品を出口としたシステムでは拾いきれなかったニーズを持ったユーザー様は、あちこちにいらっしゃるはずですから。


4月以降の弊社業務について


3月に入りました。春が来た、と言いたいところですが、春は近付いたり遠ざかったり中々落ち着く様子を見せません。

日々、気温が乱高下する様は弊社代表社員の人生のようです。ただ、お陰様で何とか社業の方は堅実路線を維持して来ました。間も無く法人化して最初の決算を迎えようとしています。

堅実路線と申し上げましたが、4月からは少し状況に変化を起こそうかと思っています。今後の具体的な業務についてはまだお話はできません。しかし、4月から状況が変わるのは本当です。

ただ、当初予定していた4月からの業務は、少し状況が変わってしまいました。

実は本当ならば、今年4月以降の弊社は月の半分を関西に拠点を置き、半分を首都圏に拠点を置くはずでした。この件については、昨年、関西の友人達や、セミナーなどでお知り合いになった方にはお話ししており、知っている方も多かろうと思います。ところが、昨年末にこの話は無しになってしまいました。関西行きの件については結構な人数の方にお話ししましたので、そのことがおじゃんになった顛末をこの場をお借りして報告させて頂きます。

発端は、某IT企業様の関西進出に当たって、関西事業所長に就いて欲しいとのお話でした。昨年の6月の事です。その企業の社長様とも二度ほどお話しさせて頂き、月の半分を業務請負の形態で関西事業所長としてやらせて頂く事で話は進んでいました。実際に事務所内も詳細に見て回り、案も出しました。私自身、関西進出のつもりで関西の友人達とは旧交を温め、関西のセミナーに出てはビジネスの繋がりも作りました。

宿泊代は甲子園の実家を使うことで両親に話もつけていました。両親も大分老いてきたこともあり、さっさと東京に出てしまった親不孝の長男として、一緒に親と過ごす時間を取ろうと考えていました。私自身、故郷で自分の力を試したいという思いもありましたし。当然、妻や娘達からの了解はもらってましたよ。

ところが、12月頭のお打ち合わせで状況が一変します。請負だったはずが、社員として関西事業所長に着任して欲しいと言われてしまいました。しかもその企業様は社内規定で副業禁止を謳ってらっしゃいます。つまり、私が会社を経営しながら、関西事業所長になるのは無理ということです。私の既存のお客様の業務はその企業様に引き継ぎ、より厚くサポートもできるだろうというのが、その企業様の言い分でした。

しかし、その条件について、私は容易にうなづけませんでした。

法人化してまだ最初の決算も経ていないのに、作った会社を畳まねばなりません。私個人で作ってきたビジネスのお得意様との関係も引き続き主担当として携わって良いとの言質を頂きましたが、不安定になることは避けられないでしょう。また、半月という関西事業所長としての業務も、社員であるなら関西に行きっぱなしになる可能性があります。業務命令なら社員としてそうそうは拒絶はできないはずです。そうなると妻や娘との関係にも悪影響が生じかねません、実際、今から9年ほど前、毎週関西に出張し続けた時期がありました。この時に妻を襲った変調は、いまに至っても忘れられるものではありません。

せめて待遇面をお聞かせ頂いてからお断りするつもりでしたが、間に入って頂いた方からは断るのなら早めにと言われました。そんなこともあり、折角の関西事業所長のお話しをお断りしたのが一月の中旬のことです。

結論として、4月から弊社は関東で活動を継続することになりそうです。ただ、それに当たって従来と同じワークスタイルでは進歩がありません。ここ数年お世話になっている常駐先のままでは、私にとって法人化したメリットが乏しいです。そのため、木金だけ出勤する形態に替える予定です。後の土日月火水はフルに活動させて頂くつもりです。

今までのようにセミナーや勉強会や交流会になかなか出られず、営業活動すらままならない、といった状況は劇的に改善されます。

今まで皆様のご期待にお応えできていなかった部分が多々ありますが、4月以降は木金以外は誠心誠意お仕事にあたらせていただきます。kintoneエバンジェリストとしての活動や、業務コンサルティング、業務システム、ウェブサイト作成など弊社代表が培ってきた経験で、皆様のサポートをさせていただければと思います。

また、4月以降、関西でのお仕事ををお約束していた方とのお約束も私は忘れておりません。間違いなくお伺いさせて頂きます。すでに昨年末から関西でスタートアップされる方のお手伝いもさせて頂いております。ご安心ください。4月にもお伺いさせて頂くつもりです。

最後に、関西事業所長のお話を頂いた企業様にも感謝を申し上げねばなりません。結果としてお役には立てませんでしたが、頂いたお話が元で私自身も4月以降のワークスタイルの変革に弾みがつけられました。感謝です。

今年は背水の陣のつもりでやりきります!


処方箋の電子化はクラウドの追い風となるのか


本日、このようなニュースが報道されました。

「処方箋電子化解禁へ…医療機関と薬局で情報共有」YOMIURI ONLINE
リンク

電子データ化の波は、ついにここまで来ました。とはいえ、実は調剤薬局内に限定された部分では、すでにデータ化は進んでいます。今回のニュースの主旨は、薬局と医療機関の間のデータ共有が主となります。

なので、患者側にとってのメリットはそれほどないのではないかと思っています。

むしろ、薬事日報のサイトの記事によると、レセコンの処理待ちによる処理時間の増加すら懸念されています。レセコンとはレセプトコンピューターのことです。

妻が歯科医であることから、レセプト(医療報酬の明細書)処理の実態については私も話を聞いています。また、最近介護関係の方と話す機会も増えています。皆さま、レセプト処理の改善については思うところが強いようです。

結局のところ、レセプトとは、健康保険の加入者が負担する医療費の算出に必要なものです。つまり、診療行為ごとに診療報酬点数が決められているため、その点数を算出し、そこから医療機関と患者の負担額を導出するのです。この点数算出の方法が頻繁に切り替わるため、医療事務方の負担となっています。

では、IT化すればよいじゃないか、という意見がありそうです。ですが、上に書いた理由から、レセプト処理についてはあまりにも仕様が煩雑で頻繁に変わるため、汎用化や共通化が遅れています。そのため、専門のソフトやハードが未だに残されています。レセプト処理専門のキーボードすらあるほどです。106キーボードやJISキーボードとは似てもつかない様々なレセプト処理に特化したキーボードです。そういった事情から、レセプト処理を専門とするIT業者も存在します。

オープン化の波がIT業界を席巻してかなりの年月が経ちました。汎用機という名のメーカー専門機はどんどん脇に追いやられています。しかし、医療業界ではまだレセプト専門機や専用ソフトが幅を利かせています。クラウド化やオープンソース化はまだまだ先の話でしょう。

今回の処方箋の電子化は調剤薬局にとってはゆくゆくは事務作業の軽減化になりえるでしょう。しかし、患者にとってはその恩恵を顕著に感じられるまではまだ掛かると思ったほうがよいでしょう。弊社を含めた一般のIT業者にとっても今回の電子共有化にあたっては、特に利点はないと思っておいたほうがよさそうです。

ただし、少しずつ、医療業界においてもIT化の影響は及びつつあります。クラウド化の流れはこの分野においても避けることはできないでしょう。すでに医療分野でも着々とクラウド化は進んでいます。その時に備え、弊社でも対応できるよう、この流れは注視したいと思っています。