今年から、毎月ごとに個人と法人を分けてまとめを書きます。

総括すると、2019年4月は期の初めとしては十分な成果をあげられたように思います。この4月は新規案件も始まり、新たな案件の引き合いもいただき、なおかつ前から取り掛かっていただき案件でも売上が上げられました。作業と営業と検収が良い具合に釣り合ったのは今までにない成果です。3月は中旬以降のタスクが重く、かなり苦しみました。なので、4月の動きは少し控えめにしました。むしろ、ある特定のお客様との打ち合わせが多かったように思います。ですが、新しい勉強もできました。達成度8割。達成感6割。満足感7割というのが自己採点です。

技術者を雇用する話も結果的にはうまく進んでいませんが、その分、パートナーさんとの絆を見直し、再度そちらでやり方を改善しているところです。外注率をあげつつ、売上を上げる。それには見積の値付けを変えるしかありません。その観点でも自分に自信が持てる経験があったのも大きいです。弊社とご縁をいただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

公私の「公」

●弊社の業績

§ 総括 4月度の売上は、4月度としては今までで最高の売り上げを出すことができました。常駐先で固定給をいただいていた頃とは違い、例年、4月は前月が期末月だったため、駆け込み需要の反動で低調な売り上げでした。ところが、うまい具合に前に受注した案件の検収がタイミングよくとれました。実績が上がった割には、代表の稼働時間は抑えられました。良い具合にスキルアップの成果が出たと思っています。

§ 業務パートナー 今年度に入ってから、パートナー企業との協業をもう一度見直しています。どうやればうまく外注先と共存しつつ、外注額比率を抑えるのか。となるとそもそもの案件の見積もり額を上げるしかありません。稼働の大変な部分をうまく集中してお願いすることで外注先にも不公平にならないよう、調整するすべ。今年はそれを自分に言い聞かせています。協業の申し出もいただいていますし、業界が技術者不足という昨今の事情は弊社にとって上げ潮です。引き続き、その方向性でやっていきたいです。

パートナーと信頼かつ安定的な関係を結ぶには、今年度が最後のチャンスかもしれません。来年になればオリンピック需要でそれどころではないかもしれません。オリンピックが終われば業界が冷え込むでしょう。だから、今年が最後のチャンスだと思っています。もちろん、技術者を弊社で雇用する可能性も引き続き考えねばりません。検討を進めたいと思います。

§ 開発案件 kintoneがシステムのプラットホームとして認知されつつあります。また、弊社がkintoneの専業を目指していることも認知されつつあります。今月は作業のかなりをkintoneに費やしました。また、kintoneの新規案件が複数始まり、さらに新たなkintone案件の引き合いもいただきました。今年は1月からkintoneの案件の引き合いが好調です。プラグイン開発のご依頼も増えています。ありがたいことですし、チャンスです。kintoneが広く使われるにつれ、サードパーティ製のプラグインでは業務にマッチしない。そのような事例は尽きそうになく、それが弊社への引き合いとなって現れているのででょう。

一方で、技術者目線にとらわれることなく、ユーザー目線を維持するためにも、ノンコーディングでkintoneを使いこなす工夫が必要だと考えています。今月はkintoneに関してモバイルの機能増強という素晴らしいトピックがありました。また、サイボウズ社にてエバンジェリストとして会議に参加し、今後の開発ロードマップについて有益な情報交換の機会をいただきました。

また、開発案件を絞った一方で、AWS BatchやECS、ECRなどDockerに関する技術、ロードバランサー、Route53、SSL化も学ぶ必要がありました。さらにSalesForceやgoogle code platformとkintoneを連携するご要望も多数あります。クラウドがこれからの技術者に不可欠であることは間違いありません。これらへの学びは引き続き進めたいと思います。また、お客様がクラウドファンディングにチャレンジされるというので、SNS周りの設定と発信の方法などをコンサルティングしたところ、いい感じでスタートを切れたことも今月のトピックです。

§ 財務基盤の堅牢化 財務をきっちりすること。前からの課題です。昨年度までの売上額を活用し、かなり財務の改善は進みました。あとは五月の確定申告に向けての作業が待っています。

§ 社内体制 こちらはまだ道半ばです。年始に定めた3月に人を雇う目標がとん挫しました。経営者は作業に没頭してはならないという戒めは、今も私にとって重くのしかかっています。経営計画上では今期、一人雇える状態にあります。四月の売り上げも順調です。それなのに、まだ少しためらいがあります。まだ一人でやりくりできるのではないか、という思い。代表のスキルが上がったことで代表だけで開発ができ、それに外注先を加えればなんとかなるのでは、という願い。ですが、それも今後を考えれば避けるべき決断です。そういう迷いが生じないようにするため、経営への考察(業務計画、SWOT分析、経営計画、就業規則、財務計画など)を深めねばなりません。そのタスクの期限は5月です。連休中に少し進めたいと思います。なお、新たな拠点を増やす予定は、連休明けの予定から5月末、または6月にずれ込みそうです。

§ 人脈の構築 今月もさまざまな場所で新たなご縁ができました。下の対外活動にも記載していますが、それらの場所では貴いつながりができました。引き続きよろしくお願い致します。

§  対外活動 今月は進行中案件の商談が多く、新規の交流は頻繁に結べていません。とはいえ、いくつか重要な活動は行っています。まずはen_jp meetup。会場内の言葉はすべて英語のみというチャレンジングな会に単身で参加し、つたない英語でコミュニケーションを図りました (4/3) 。川崎の怪獣酒場で企画した異業種の飲み会は、バラエティに富んだ異業種の個性的な五名によるディープな仕事の情報交換も含めた良い会になりました(4/4)。町田では新たなる案件の打ち合わせの後、お酒でしっかりと交流を図りました(4/8)。飯田橋での二コママス交流会ではイタリアンとワインに酔いしれつつも、きっちりと弊社紹介とご縁の広がりに励みました(4/11)。毎年恒例の八重桜を愛でる会でも、プライベートな楽しみがほとんどですが、普段、仕事でお付き合いのある方ともフランクな触れあいができる良い機会です(4/13)。神楽坂での飲み会は私が懇意にしている技術者さんを新たな案件にご紹介するための飲み会でした。今後につながることを願っています(4/19)。神楽坂に行くまで参加していた東京ビッグサイトでのWind & フードフェアでは、英語で話しかけることにチャレンジしました(4/19)。築地でまぐろの中トロを食べながらの打ち合わせも有意義な内容となりました(4/24)。他にも仕事の要素は薄いですが、地元のランチ会で吸収したことは、仕事にも活かせているように思います(4/18)。皆様に感謝です。

§ 執筆活動 昨年の春まで連載していたCarry Meさんの運用する本音採用サイトの「アクアビット 航海記」ですが、今月は2本アップしました。(「アクアビット航海記 vol.5〜起業のメリットを考える その4」「 アクアビット航海記 vol.6〜起業のメリットを考える その5」)。2年の空白期間を挟み、内容を読み返してみても代表の人生観・仕事観にブレがないことを確認する意味では、意義がある連載再開になっています。

今月書いた本のレビューは7本(「境川を歩こう
テトリス・エフェクト―世界を惑わせたゲーム」「山女日記
くらやみの速さはどれぐらい」「ブンとフン
日本の思想
経営センスの論理」)。
今月書いたブログは1本( 「平成から令和へ思うこと」)

§ 年表 

 ・4月お仕事

  狛江で商談×4、Yahoo!LODGEで作業、 渋谷でen_jpに参加、川崎の怪獣酒場で交流呑み、Yahoo!LODGEで打ち合わせ、桜木町で打ち合わせ×5、町田SturBacksで商談、町田で打ち合わせ兼呑み、八重洲で商談×2、京橋で作業×2、飯田橋で交流会に参加、関内で商談、サイボウズ社でkintone開発打ち合わせ、町田の武相庵で作業、豊洲Tully’sで作業、神楽坂で技術者紹介兼情報交換呑み、渋谷で商談、桜木町Prontoで作業、新宿で商談、AWS Loft Tokyoで作業、築地で打ち合わせ、築地で昼飯兼情報交換、新橋で商談、パートナー企業で打ち合わせと作業×3

 ・4月ツイート

https://togetter.com/li/1343372


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