今朝のプリンス死去の報にはやはり驚きました。

このところ、デヴィッド・ボウイにはじまり、グレン・フライ、モーリス・ホワイト、キース・エマーソンと、70-80年代の洋楽好きにとっては残念なお知らせが続いています。

人はいつかは死ぬ。という事がわかっていても、プリンスの死は早すぎた、と言えます。

私のようなプリンスの全盛期を知らぬ者にとってはなおさら。一般的な売上だけでなく、批評家受けもし、マルチプレイヤーであり、俳優であり。発表された作品からも、才能の豊かさに圧倒されます。

洋楽を聴き始めてすぐ、プリンスのbatdanceに衝撃を受けました。洋楽に対する知識もほのかにしかなく、プログレッシブ・ロックも未知の私。そんな私にとって、batdanceの変幻自在な構成はまさに驚愕でした。PVではプリンス自身が様々な楽器を自在にあやつる様が映し出され、音楽の才能とはこういう事を指すのか、と思いました。

私にとってプリンスの好きな曲は、little red corvetteや、when doves cryにとってかわられましたが、batdanceの衝撃は今なお色褪せないですね。プログレッシブ・ポップというジャンルは聞いたことがありませんが、もしそのようなジャンルがあるとしたら、batdanceこそは金字塔の一曲として挙げても良いのではと思います。

私の友人の歌うlet’s get crazyは絶品なのですが、今度洋楽カラオケに行ったら、プリンス祭りでも催して、その偉大な才能に酔い痴れたいと思います。


2 thoughts on “プログレッシブ・ポップの偉大さ

  1. 水谷 学

    プリンス程多くのアーティストに影響を与えた天才は、いないのではないでしょうか?
    マイケル・ジャクソンマドンナ、プリンスが同い年だということも初めて知りました。
    マドンナにはマイケル・ジャクソンやプリンスの分まで頑張ってもらいたいです。
    マイケル・ジャクソン=King Of Pop
    マドンナ=Queen Of Pop
    とされますが、プリンスは、ロック、ファンク、ソウル、ブルース、ゴスペル、ジャズ、ハード・ロック、ヒップホップ、ディスコ、サイケデリック・ロックを取り入れ、27種類の楽器を操り、特にギタリストとしても秀逸な腕前で、独創的なダンスセンスにも恵まれたGenius Of Popとも呼べる存在かと思う。
    曲のタイトル、歌詞にto=2、for=4、are=R、I=eyeなどいう独特な表現は、彼ならではのセンスが光ります。
    日本では殿下という名前で親しまれていましたが、個人的には紫の貴公子という呼び名がふさわしいと思う。
    80年代末から90年代半ばまで『Glam Slam Yokohama』というディスコを経営し、マドンナとは一時恋仲を取り沙汰されていたのが記憶に新しい。
    洋楽に深く傾倒するようになったきっかけになったアーティストは数多いが、プリンスほど強烈なインパクトを与え続けたアーティストは先にも後にも表れないだろうというのが正直な感想だ。
    プリンスの楽曲で一番カラオケ向けなのは、「When Doves Cry」だと思うが、「Let's Go Crazy」の冒頭の疾走感がたまらなくいいんです。
    実際にプリンスの楽曲をカラオケで歌ったことは数えるほどしかないが、しばらくはトレーニングして来るべき「プリンス祭り」に備えようと思います。

     

     

    1. 長井祥和 Post author

      水谷さん、こんにちは。

      GENIUS of popとは言い得て妙ですね。

      たしかに曲名や歌詞に2とか4とか。歌詞も独特ですよね。

      あの奇妙なマーク。。the artist formaly known as princeでしたっけ? を芸名としてしまうセンスも唯一無二でしたし。

      是非プリンス祭りで歌いましょう〜

      私もほとんど歌ってませんけど。私は水谷さんのlet’s go crazyが聞ければそれで良いです。

       

       

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