東京に住み始めたのが1999年の4月1日なので、もう12年の月日が経ちます。一世代に相当する年数を東京で過ごしてしまった訳ですが、未だに混雑には慣れることができません。

通勤ラッシュや日常の交通渋滞、繁華街の人混み。こういったものが本当に大嫌いな私ですが、嫌や嫌やとゆうてるだけやと、何も変わらん、と思い、以前から都市交通の問題やら防災に関する本を読むようにしていました。

結論として思ったのが、東京に人が集中しすぎることは、デメリットのほうが大きい、ということです。公平にみて、東京に人の集まることで生まれるメリットも沢山あります。コミュニケーションが円滑にいくことや人の生み出す活気などいくつも挙げられます。にもかかわらず、集中の短所のほうが大きいと思わざるを得ません。今までにも上に述べたようなことを日記やブログやパブリックコメントでことあるごとに書いてきました。

今回の地震で東京の抱える弱点が現実のものとして露呈してしまった気がします。弱点は報道やネット上で真偽混じりに報道されている放射能のことだけではありません。放射能についてはむしろ騒ぎすぎと思えますし、私は町田在住ですが普通に水道水を利用しています。こういったサイトhttp://microsievert.net/をチェックしておけば大丈夫かと思います。ではなにが問題かというと社会インフラです。それは電気でありガスであり水であり、交通網です。また今回の地震で通信網も東北ではかなりのダメージを受けました。おそらく東京近辺で地震が起これば通信網も今回のように無事とはとても思えません。370キロも離れた場所で起こった地震でこうも混乱してしまうわけですから、仮に都市直下型地震が起こったら、その被害や混乱は想像もつきません。ちなみに関東大震災の時は東京から震央まで約100キロぐらいと聞いています。

私が東京に出てきてから幾人もの友人や仕事のパートナーとご縁が出来ましたが、その中にはもともと関西に住んでいた方も多くいらっしゃいます。ここ数日、関西に生活の拠点を戻すという行動を示す方が出てきています。

世論に煽られて移動するというのもいかがなものかと思いますが、今回の混乱で東京の集中ぶりに見切りをつけて地方に戻るというのは悪くない選択だと思います。いづれにせよ東京に人が集まりすぎるという状態をどこかで是正しなければなりません。

東京と同じ活力をもった都市が、札幌近辺、仙台近辺、名古屋近辺、新潟近辺、大阪近辺、広島近辺、福岡近辺に散らばるように発展していけば、もし今回のようなことが起きてもリスク分散できます。東京は規模は縮小したほうがよいですが、それでも活力を維持したまま発展していける方法があればそれに越したことはなく。

そうなるためには、今の与党が首都機能移転という発想にいたるかどうかも重要ですが、今度の都知事選も何かのターニングポイントになるのではないかと思います。首都の首長でありながら分散の発想をもつ方が出てくれば、一層議論が活発になるのに、という思いを持ちつつ筆をおきます。


カテゴリ: 物申す.
最終更新日: 6月 14, 2014

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